議事ロックス -地方議会議事録検索-


広島県 福山市

平成25年11月 決算特別委員会 11月15日−05号




平成25年11月 決算特別委員会 − 11月15日−05号







平成25年11月 決算特別委員会



       平成25年福山市議会一般・特別会計決算特別委員会記録

       ──────────────────────────



2013年(平成25年)11月15日(金)

 ──────────────────

 本日の会議に付した事件

平成24年度福山市一般会計歳入歳出決算認定についてから平成24年度福山市財産区特別会計歳入歳出決算認定についてまで

 ──────────────────

 出席委員

    委員    河 村 晃 子

    委員    木 村 秀 樹

    委員    連 石 武 則

    委員    藤 田 仁 志

    委員    今 川 享 治

    委員    和 田 芳 明

    副委員長  藤 原   平

    委員    岡 崎 正 淳

    委員    今 岡 芳 徳

    委員    高 橋 輝 幸

    委員長   中 安 加代子

    委員    千 葉 荘太郎

    委員    塚 本 裕 三

    委員    熊 谷 寿 人

    委員    池 上 文 夫

    委員    高 木 武 志

    委員    神 原 孝 已

    委員    川 崎 卓 志

 ──────────────────

 欠席委員

    委員    佐 藤 和 也

 ──────────────────

 説明のため出席した者の職氏名

  市長      羽 田   皓

  副市長     堀   径 扇

  副市長     廣 田   要

  参事兼市長公室長小 川 智 弘

  企画総務局長  杉 野 昌 平

  企画政策部長  中 島 智 治

  企画政策部参与 植 村 恭 則

  福山市立大学事務局長

          寺 岡 千佳雄

  総務部長    佐 藤 元 彦

  総務部参与   坂 本 正 文

  財政局長    佐 藤 彰 三

  財政部長    小 林 巧 平

  競馬対策室長  杉 原 郁 充

  経済環境局長  松 浦 良 彦

  経済部長兼企業誘致推進担当部長

          小 畑 和 正

  農林水産部長  石 岡   徹

  環境部長    渡 辺   毅

  保健福祉局長兼長寿社会応援部長事務取扱

          岸 田 清 人

  福祉部長兼福祉事務所長

          高 村 明 雄

  保健部長    亀 澤 浩 一

  保健所長兼保健部参与

          村 尾 正 治

  児童部長    神 原 大 造

  市民局長    近 藤 洋 児

  市民部長    林   浩 二

  松永支所長   内 田 広 己

  北部支所長   三 好 郁 展

  東部支所長   松 浦 律 子

  神辺支所長兼川南まちづくり担当部長

          岡 森   稔

  建設局長    橋 本 哲 之

  建設管理部長  渡 邉 清 文

  土木部長    土 肥 一 夫

  農林土木部長  佐々木 敏 文

  都市部長    松 枝 正 己

  建築部長    三 好 豊 彦

  会計管理者   浜 岡 文 雄

  教育長     吉 川 信 政

  教育次長    石 井 康 夫

  管理部長    道 廣 修 二

  学校教育部長  宇 根 一 成

  学校教育部参与 石 口 智 志

  文化スポーツ振興部長

          山 口 善 弘

  代表監査委員  勝 岡 慎 治

  監査事務局参与 吉 岡 利 典

  選挙管理委員会事務局参与

          前 田 修 嗣

  消防担当局長  牧 平 健 児

  消防担当部長  岡 本 浩 男

  消防担当部長  大 畠 功 之

  消防担当部長  横 山 宏 道

  消防担当部長  芝 吹 和 英

 ──────────────────

            午前10時開会



○委員長(中安加代子) ただいまから一般・特別会計決算特別委員会を開きます。

 ──────────────────



○委員長(中安加代子) 本日欠席の届け出のありました委員は,佐藤和也委員であります。

 ──────────────────



△議第100号 平成24年度福山市一般会計歳入歳出決算認定について



○委員長(中安加代子) これより議第100号平成24年度福山市一般会計歳入歳出決算認定についてを議題とし,討論に入ります。高木武志委員。



◆(高木武志委員) 議第100号平成24年度福山市一般会計歳入歳出決算認定について,日本共産党の討論を行います。

 2012年度における国家予算の特徴は,民主党の野田内閣が税と社会保障の一体改悪を先取りし,消費税増税を前提として,その一部を先食いしながら八ツ場ダム建設再開,原発推進予算維持,軍事費増額など浪費をさらに拡大させるものでした。

 国の社会保障予算については,戦後初めてマイナス予算となった年度でもあります。高齢者への年金支給額が1.2%削減され,子育て世帯へは子ども手当の引き下げ,所得制限の導入のほか,年少扶養控除の廃止による増税が押しつけられました。

 このような負担増,給付削減で市民生活が逼迫しているとき,福山市は住民福祉の増進という地方自治体の本旨にのっとり,福祉,暮らし,教育施策の充実を最優先し,国の悪政の防波堤の役割を果たさなくてはなりません。

 本会計の決算規模は,歳入決算額1721億1928万4000円に対し,歳出決算額は1676億7631万3000円であり,差し引き額は44億4297万1000円でありました。実質収支の黒字額は33億8607万4000円にもなりました。また,5億509万円の財政調整基金が積み立てられ,当年度末の基金残高は141億264万3000円にも達しています。

 本市の財政力指数は,前年度比0.015ポイント低下したとはいえ,0.806と中核市平均の0.757より高い状況を示し,さらに経常収支比率は87.9%と優位な財政力となっています。

 福山市の優位な財政力を発揮し,黒字財源を福祉,暮らしに振り向けることは十分可能であったにもかかわらず,市民や市職員に対する圧迫や税金の無駄遣いなど数々の問題があります。

 税収について,年少扶養控除の廃止で新たに10億8200万円,特定扶養控除の減額で8100万円,合計11億6300万円の負担増となっています。一方,法人税,法人住民税と合わせて実効税率5%の引き下げが取り決められました。国に対して,大企業優遇税制を是正することを求めるとともに,地方自治体の課税自主権を発動し,担税能力のある大企業に応分の税負担を求めるべきであります。

 当年度,市職員に対しては人事評価制度の対象が拡大され,一致団結して住民の福祉増進に取り組むべき職員集団を分断し,ストレスの増加など,職場環境を悪化させていることは問題です。

 福祉の切り縮めも重大であります。当年度途中から重度心身障害者の入院療養援護費を半減し,あんま,マッサージ,はり,きゅう等施術費助成の対象年齢を70歳から75歳に引き上げ,予算の削減を行っております。ひとり親家庭への経済的支援制度である遺児年金制度を削減しました。冷たい福祉削りが進められたことは認められません。

 また,発達に課題のある子どもの人数を把握していないことは重大です。児童発達支援センターの利用調整会議に法人の職員も出席していますが,無報酬であります。公務労働には必要な報酬,手当を保障するべきであります。

 当年度も公立保育所の民営化を進め,公的保育制度をますます後退させています。

 汚泥再生処理施設にかかわり,住民が反対しているにもかかわらず,新浜中継施設建設計画を押しつけています。新浜町では,悪臭や搬入車の振動,騒音などに苦しんできた新浜浄化センター直近の町内会から強い反対の声が上がりました。新浜浄化センターを設置する当時,当該地区住民と行政が公式文書として撤去を約束しておきながら,新たな貯蔵施設の建設は認められません。箕沖の汚泥再生処理施設まで7.5キロしか離れていない場所への中継貯蔵施設の建設は,時間や財政の無駄であります。新浜中継施設建設は中止すべきであります。

 ごみ処理問題に関して,市内焼却3施設の管理運営費の合計は約7億8500万円に対し,RDF工場は18億2200万円余に達しています。さらに,RDF工場では,年間10件の機械の故障が起き,3000万円余で修理していたことも明らかになりました。また,大量のCO2を排出し,地球温暖化にも負の影響を与えています。莫大な予算を投入し,大量焼却を前提としたごみ処理方式を改め,徹底した分別収集,再資源化で,焼却や埋め立てを最小限に抑えるあり方に改めるべきであります。

 動物愛護行政について,広島県は犬,猫の殺処分数全国ワーストワンであり,そのうちの2割を福山市が占めています。動物愛護センターの機能と体制を強化し,譲渡数を抜本的にふやし,他市の先進事例に倣い,不妊去勢手術助成制度の創設やNPO法人などとの連携と助成を行うことが強く求められます。

 企業立地奨励金は,本来自力で進出できる大企業や中堅企業など,一握りの企業が対象となっており,中小業者が当制度を使えないことは不平等であります。圧倒的多数の中小業者の支援制度を抜本的に強めるべきであります。

 福山道路や福山沼隈道路等,大型幹線道路の予算が執行されていますが,住民の反対が強く,税金の無駄遣いとなる大型幹線道路の建設は中止し,生活道路の整備や老朽化した橋梁の補強など,安心・安全の道路政策に転換するべきであります。

 また,いまだ水路転落危険箇所が市内に散在し,通学路の安全対策もおくれています。市民からの情報に迅速に対応し,抜本的に予算をふやし,あらゆる手だてを講じるべきであります。

 教育問題では,小中一貫教育推進事業は現場の教職員や保護者の意見も聞かず,教育委員会がトップダウン式で導入するもので,既に導入している自治体でも否定的意見が圧倒的に多く,教職員の一層の多忙化や児童生徒の困惑を引き起こすものです。

 中学生の逮捕が続いていますが,生徒の問題行動を安易に警察力で対応するべきではありません。また,厳罰主義とも言える生徒指導規程に基づく生徒指導で,多くの児童生徒を傷つけています。

 習熟度別の少人数学習は,ランクづけにより生徒の心を傷つけます。教職員の多忙化解消や学校内で生徒の心に寄り添った生徒指導を行うためには,第一義的に市長公約の35人学級を早期に実現するべきであります。

 鞆のまちづくりは住民合意で進め,おくれている生活環境整備を急ぐべきであります。重要伝統的建造物群保存地区選定の作業が遅延し,歴史的建造物の老朽化が進んでいることは問題であります。

 人権問題について,いまだに同和問題を重要な問題として取り扱い,部落解放同盟への団体補助金230万円を執行し,特別扱いを継続していることは市民理解を得ることはできません。直ちに廃止するべきであります。

 当然のことながら,当会計は市民生活全般にかかわり,必要な執行が行われているものでありますが,以上に述べた諸点による政治的比重から,決算認定に反対を表明して討論といたします。



○委員長(中安加代子) 木村秀樹委員。



◆(木村秀樹委員) 議第100号平成24年度福山市一般会計歳入歳出決算認定について,水曜会の討論を行います。

 歳入総額1721億1928万4000円,歳出総額1676億7631万3000円となり,実質収支として33億8607万4000円を確保された財政運営を評価するものであります。

 歳入では,市税は固定資産税が評価がえの影響により減少したものの,年少扶養控除の廃止や一部業種の収益改善などにより,個人市民税や法人市民税などが増加し,全体ではおおむね前年度並みの水準を維持されました。

 歳出では,障害福祉サービス事業費や介護保険特別会計への繰出金など,社会保障関係費が増加しました。福山駅前広場の事業など大規模事業の完了や,年度末に実施した国の経済対策にかかわる補正予算の大部分が繰越事業となったことから,歳出全体では対前年度比1.4%の減となっている。

 今後も,公債費,扶助費などは高い水準で推移するものと予想され,行財政改革の着実な実施により,厳しい地方財政が続く中で健全な財政運営に努めることを求め,次の要望意見を付して本会計決算認定に賛成。

 1.各税収入未済の縮減に努めること。

 1.不納欠損処理は十分な分析の後,執行すること。

 1.税・料等の収納率の向上策を全庁体制で取り組むこと。

 1.臨時財政対策債は,国の動向を注視しながら抑制に努めること。

 1.負担の公平性を担保できる説明責任と納税意識の高揚に努めること。

 1.中高一貫教育のさらなる発展に努めること。

 1.教職員間の連携を強め,小中一貫教育の実効ある施策に努めること。

 1.児童生徒の生活規範の向上と学力向上に努めること。

 1.職員,教職員の綱紀粛正に努め,資質の向上に努めること。

 以上です。



○委員長(中安加代子) 和田芳明委員。



◆(和田芳明委員) 議第100号平成24年度福山市一般会計歳入歳出決算認定について,公明党の討論を行います。

 本市においては,市制施行100周年に向け,厳しい財政状況の中,財政規律を踏まえつつ,将来都市像の実現に向け持続可能なまちづくりを進めるため,100万本のばらのまちづくり推進事業,土曜チャレンジ教室などを実施したほか,こども発達支援センターの開設,夜間成人診療所の整備など,少子高齢社会に対応した事業を実施した。

 その結果,歳入決算額は1721億1928万4000円,歳出決算額は1676億7631万3000円で,歳入歳出差し引き額は44億4297万1000円となり,実質収支額は33億8607万4000円の黒字決算となった。

 経常収支比率は1.0ポイント改善し87.9%,市債残高は1575億7484万4000円で,前年度に比べ8億4842万円の減で一定の評価をするものであるが,うち臨時財政対策債が549億258万3000円で63億6885万4000円の増となっており,懸念するものである。

 本市を取り巻く経済・雇用情勢は,依然として明るい兆しは見えにくく,一般財源の確保が厳しくなる一方で,社会保障費が増加傾向にあることから,一層の財源確保と効率的な財政運営に努めるとともに,景気回復と市民の生活支援に努めることを求め,次の要望意見を付して本会計決算認定に賛成。

 1.収納率向上と収入未済額の解消は,行財政改革の重点事項である。また,負担の公平性と健全財政の確保は,行財政運営における基本であり,厳しい財政状況を踏まえ,目標収納率を達成するため,これまで以上に収納対策に取り組むこと。

 1.決算書とは,本市の主権者たる市民に対する説明責任を果たすため,また行政の透明性を高める観点から,わかりやすい財政情報を市民に公開するものである。そのためにも,単式簿記,現金主義による公会計の決算書の欠点を補完する意味で,主要な施策の成果等説明書等に内訳なり明細を丁寧に明記すること。

 1.総務省方式改訂モデルによる財務書類4表についても,可能な限り早期に作成し公表すること。

 1.電子計算システム開発や改造においては,専門性が高く高額な投資が予想されるため,社会環境の変化や法令,制度の変化に対応しつつ,将来にわたって計画的に実施すること。

 1.南海トラフ巨大地震等の災害に対し,市民がこの地域でどのような災害被害が起こるか,そのときどう行動するかを日常生活の中で防災意識を持つことが,最大の減災につながる。自治会,町内会等と防災講演会や出前講座,防災訓練等あらゆる機会を通じて連携をとりながら,粘り強い意識啓発に努めること。

 1.ごみの最終処分場の延命化には,引き続き鋭意取り組むこと。

 1.知的財産権取得事業費において,共願にして特許料収入を得ることはできないか検討して,本市独自のブランドにしていくよう努めること。

 1.学校校舎の耐震化においては,Is値0.3未満の校舎を優先し,このスケジュールの具体を示すこと。

 以上であります。



○委員長(中安加代子) 今川享治委員。



◆(今川享治委員) 議第100号平成24年度福山市一般会計歳入歳出決算認定について,誠勇会の討論を行います。

 平成24年度において,年度当初は依然と続くデフレ経済のもとで厳しい社会状況が陰のきわみにあったが,安倍自民党総裁が誕生し,アベノミクスと呼ばれる経済施策が打ち出され,また年末に実施された総選挙で自公政権が誕生するや,円安による輸出増,株高等で年度後半はさま変わりを見せた一年であった。

 こうした中にあって,平成24年度福山市一般会計は,歳入においては,市税,地方交付税,繰入金などは増加したものの,地方譲与税,交付金,国庫支出金の減により,歳入総額は前年度を下回る1721億1928万4000円であった。

 歳出においては,総務費,公債費が増加し,社会保障費を中心とする民生費も依然として増嵩傾向にある反面,土木費,教育費が減少した結果,歳出総額は1676億7631万3000円となり,歳入歳出差し引き額44億4297万1000円である。これから翌年度に繰り越すべき財源10億5689万7000円を差し引くと,実質収支は33億8607万4000円の黒字となった。

 普通会計における経常収支比率が87.9%,実質公債費比率6.6%,財政力指数は0.806%であり,経常収支比率で1.0ポイント,実質公債費比率で0.6ポイント改善されていることは大いに評価するものである。

 今後は,さらなる少子高齢社会の進行,防災への備え等で財政負担も増嵩が予想される。また,社会経済,日本経済,国の財政変調等で本市の財政状況にもいろいろな影響が予想される。このためにも,さらなる行財政改革を一層推進することが求められるもので,次の要望意見を付して本会計決算認定に賛成。

 1.税・料の収納率向上に向けて,効果的啓発に取り組むとともに,収入未済額の減少に努めること。

 1.普通財産,行政財産を最大限に生かせて収益を上げる方策を探ること。

 1.地震,津波等に対するさらなる方策を模索すること。

 1.来る社会保障改革に対応すべく,研究,準備を急ぐこと。

 1.老朽化する社会インフラ再整備についての計画的推進を急ぐこと。

 以上です。



○委員長(中安加代子) 池上文夫委員。



◆(池上文夫委員) 議第100号2012年度福山市一般会計歳入歳出決算認定について,市民連合の討論を行います。

 昨年度は,長引く景気低迷が続く中,国においては政権が民主党から再び自民党へかわるなど不安定な政治が継続され,国民生活もまた非正規労働者の増加による低所得者の拡大など,厳しい生活実態からの脱却はほど遠いものとなった。

 こうした中にあって,当年度は本市財政や雇用の場として地域経済に貢献してきた歴史を持つ福山市営競馬の廃止を決断し,一方で,中心市街地の活性化策として福山の未来づくりワークショップを立ち上げ,さらにこども発達支援センターを開設したほか,市民病院の増床に伴い新病棟の整備をするなど,安心・安全に暮らせ,活力と成長力のある元気なまちづくりや景気回復に積極的に取り組んだ。

 一般会計では,歳入総額は1721億1928万4000円,歳出総額は1676億7631万3000円で,翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は33億8607万4000円の黒字となった。

 歳入においては,市税は固定資産税が評価がえの影響により減少したものの,年少扶養控除の廃止や一部業種の収益改善などにより,個人市民税や法人市民税などが増加し,全体ではおおむね前年度並みの水準を維持した。このほか,臨時財政対策債の増加などから市債が増加したが,子どものための手当費負担金など,対象事業の減少による国県支出金の減少などにより,歳入全体では前年度並みであるが,法人市民税を初め市税など一般財源の確保について,景気・経済情勢は引き続き厳しいことが予測される。

 歳出では,福山駅前広場整備事業などの大規模事業の完了や年度末に実施した国の経済対策に係る補正予算の大部分が繰越事業となったことなどから,歳出全体では対前年度比0.9%の減少となったが,障害福祉サービス事業費や介護保険特別会計への繰出金など,社会保障関係費が増加した。今後,人口減少,少子高齢社会の進展等により,社会保障関係費は確実に増加されることになる。一方で,市制100周年を展望した諸施策の実施など,財政需要はますます増大することが予測される。

 普通会計ベースによる主な財政指標では,財政力指数は0.806で,前年度と比較すると0.015ポイント低下し,経常収支比率は87.9%で,前年度と比較すると1.0ポイント改善している。

 地方公共団体の財政状況を見ると,見きわめる健全化判断の指標として4指標の公表が定められているが,当年度のいずれの指標も健全化計画の策定を義務づけられている基準を大きく下回っており,中核市では上位に位置し,また市民1人当たりの市債現在高についてもやや上位に位置し,本市の財政状況はおおむね健全な状況にあり,一定の評価を行うものである。

 本市を取り巻く財政環境は引き続き非常に厳しい状況にあるが,市民にとって必要性の高いサービスを効率的,効果的に提供し続けることが求められている。住民自治の確立に向け,市民と行政の役割分担を明確にする中で,市民から信頼される市政運営を図ることも重要である。

 これらの基本認識に立って,全ての市民が安心・安全で豊かさを実感でき,健康で生き生きと暮らせるにぎわいのあるまちづくりを推進されるよう求め,次の要望意見を付して本会計決算認定に賛成。

 1.歳入の根幹をなす税・料などは,極力市民への負担転嫁を行わないこと。また,自主財源の確保,収納率の向上へ引き続き万全の対策を講じること。

 1.次代を担う青少年の育成に向けて,積極的な施策展開を行うこと。

 1.高齢者の地域における交流拠点であるふれあいプラザについては,引き続き充実に向けて取り組むこと。

 1.神島橋西詰交差点については,S字型カーブによる交差点ゆえに,これまで大型自動車などによる事故が後を絶たない現状にあり,以前から交差点改良の要望も出ている。また,アンダーパスと芦田川右岸と合流する交差点についても改良が求められている。したがって,これらの交差点の改良に向け,早急に国を初め関係機関と連携をとりながら取り組むこと。

 1.通学路の安全対策については,子どもたちの安心・安全の確保の視点から,地域要望を踏まえて抜本的な対策を講じること。

 1.市立小中学校の洋式トイレの整備については,現状は整備率に課題がある。したがって,今後トイレの洋式化に計画的に取り組むこと。

 以上です。



○委員長(中安加代子) 高橋輝幸委員。



◆(高橋輝幸委員) 議第100号平成24年度福山市一般会計歳入歳出決算認定について,新政クラブの討論を行います。

 当年度の経済情勢は,東日本大震災からの復興需要や国を中心とした経済対策の取り組みもあり,景気回復の兆しも見受けられた。しかしながら,デフレ経済により,企業収益や雇用情勢の低迷は依然として厳しい状況であった。

 そうした中で,本市においては,市制施行95周年を終え,100周年に向けたスタートの年でもあった。また,第四次福山市総合計画後期基本計画の取り組みもスタートした年となった。

 平成24年度の一般会計の決算額は,障害福祉サービス事業費等の増加はあったものの,翌年度に繰り越すべき財源10億5689万7000円を差し引いた実質収支は33億8607万4000円を確保した。これは,前年度の実質収支額の21%増となり,財政運営の努力がうかがえる。

 今後,消費税率の引き上げ等不透明な状況が予測され,市税を中心とした一般財源の伸びは期待できない中,次の要望意見を付して本会計決算認定に賛成。

 1.市税収納率については,市税総額で95.8%となり,対前年度比で0.5ポイント改善された。今後,市税総額の減が予想され,さらなる収納率向上に努めること。

 1.当年度内に競馬事業の廃止が行われ,現在その跡地利活用が検討されている。活用策については,本市の発展に資することはもちろんのこと,市民の皆さんがいつまでも住み続けたいと思える未来志向のまちづくりの拠点となるよう検討を進めること。

 1.市制施行100周年に向けた具体の取り組みも開始された。2016年7月には,市民全員が,にぎわいしあわせあふれる躍動都市ばらのまち福山の実感ができるよう,継続的な取り組みを行っていくこと。

 1.市税の増収を図るため,企業誘致や新産業団地の早期着工,また中小企業の活性化に向けた施策を推進すること。

 以上です。



○委員長(中安加代子) 岡崎正淳委員。



◆(岡崎正淳委員) 議第100号平成24年度福山市一般会計歳入歳出決算認定について討論を行います。

 当年度は,羽田市長が3期目の市政を担うことになった年度であり,また議会においても4月に市議会議員選挙が行われ,新たな構成により市政が進められた年度でもある。

 また,第四次福山市総合計画後期基本計画の初年度に当たり,市制施行100周年に向けての実質的な施策が始められた。

 歳入歳出ともに前年度の決算額を下回っているが,その内容は,福山駅前広場整備事業など大型の整備事業が終わり,市民との協働事業や不安定な景気情勢に対する経済対策を充実させるなど持続可能なまちづくりの質を高め,将来に向けた備えを意図した執行となっていることは評価できる。

 本決算の内容を踏まえ,今後しばらくはふえ続ける社会保障関係費の財源確保のためにも,引き続き行財政改革を進めるとともに,当年度当初に示された「再(Re)」の4つの方向性に基づくまちづくりがより具体的に進められることを求め,次の要望意見を付して本会計決算認定に賛成の討論といたします。

 1.地上デジタル放送の難視聴対策について,これまでの取り組みを評価している。今後,衛星放送による暫定対応となっている世帯に対して,引き続き細やかな対策に努められること。

 1.支所機能については,平成20年度から取り組まれてきた拠点支所の成果を踏まえ,協働のまちづくりの拠点機能を高めるとともに,高齢化に備えた健康づくりの支援など保健福祉分野の後方支援機能の充実に取り組むこと。また,南部地域については,分散型配置の利点を生かした地域振興に引き続き取り組むこと。

 1.商工会への助成事業について,合併町がかつて担っていた産業振興を商工会が担っている現状を踏まえ,適切な財政的支援に努めるとともに,今後の連携のあり方を検討されること。

 1.地域支援推進事業について,学校地域支援本部など,これまでの事業の結果を踏まえ,本市が取り組む小中一貫教育においても望ましい地域支援のモデルを示されること。

 以上です。



○委員長(中安加代子) 藤田仁志委員。



◆(藤田仁志委員) 議第100号一般会計決算認定に賛成の討論を行います。

 政権が交代し,我が国の経済状況は一部では明るい兆しも見られますが,福山市を取り巻く状況は引き続き厳しいと認識しています。

 その中で,平成24年度の一般会計歳入では,固定資産税や市民税から成る市税が3年連続して微増し,歳出では,人件費や扶助費から成る義務的経費を抑制しました。ただ,投資的経費が平成22年度をピークに確実に減少しているのは気になるところです。格差が広がる中,扶助費がそれほど増大していないことも必要なサービスを提供できているのか心配です。

 個々の項目では,競馬事業廃止が重い決断でした。今まで競馬事業に携わってきた人,それを支えてきた人に感謝するとともに,まだ解決していない諸問題に誠意を持って取り組んでいただきたいと思います。

 井笠バスの事業廃止も突然のことで,多くの住民に不安を抱かせました。関係市町と連携し,できる限り最少の混乱に抑えられ,地域によってはデマンド交通を構築されたことは大いに評価できます。

 食のブランド化事業においては,うずみをいろいろな形で取り上げ,また味も初期に比べ格段によくなり,地道な取り組みが実を結びつつあると感じます。

 こども発達支援センターの開設は,今後当地区での発達障害児の療育に大いに役立つものであります。開設時のスタッフ数は少なく,これではやりたい仕事の半分もできないでしょうから,今後さらに充実させる必要があります。

 市民病院の増床は,この地区で三次救急を初め医療のあらゆる面で基幹病院としての不動の地位を確立するものと思います。健全な病院経営はますます困難になると思いますが,市民病院だけでなく周辺医療機関も含めて充実させていただきたく思います。

 以上をもって賛成討論といたします。



○委員長(中安加代子) これをもちまして討論を終了いたします。

 これより採決いたします。

 本決算を認定することに賛成の委員の起立を求めます。

 (賛成者起立)



○委員長(中安加代子) 起立多数。したがって,本決算は認定すべきものと決定いたしました。

 ──────────────────



△議第101号 平成24年度福山市都市開発事業特別会計歳入歳出決算認定について



○委員長(中安加代子) 次に,議第101号平成24年度福山市都市開発事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし,討論に入ります。河村晃子委員。



◆(河村晃子委員) 議第101号平成24年度福山市都市開発事業特別会計歳入歳出決算認定について,日本共産党の討論を行います。

 本会計には,水呑三新田土地区画整理事業として,用地取得のための移転補償費を計上していますが執行できず,1億7922万2000円の不用額を出しています。これは,地権者との移転補償が合意できなかったものですが,当事業について我が党は,事業開始当初から地権者の反対が強かったこと,地盤が軟弱で住居地域に不向きなため保留地処分の困難が想定されるとして反対をしてきました。

 また,川南土地区画整理事業について,当初予算では仮換地指定,家屋移転計画作成費が計上されています。しかし,当事業は旧神辺町時代から関係地権者と住民らの根強い反対があり,仮換地指定に必要な土地の測量もできない状況で,2482万円が減額となっています。長年にわたり合意が得られない計画は,白紙撤回するべきです。

 さらに,産業団地造成として,福山北産業団地2期工事のための費用も計上しています。長引く不況のもと,県内では,主要企業の倒産や事業からの撤退が相次いでいる時期に,公金投入による新たな産業団地の造成は行うべきではありません。

 また,都市開発基金は5億9603万7000円に達しています。市民生活が逼迫する中,不要不急の基金のため込みや大型公共事業は中止し,財源は福祉,暮らしを充実する施策に振り向けるべきであります。

 以上述べた理由により,本会計決算認定に反対を表明して,討論といたします。



○委員長(中安加代子) 木村秀樹委員。



◆(木村秀樹委員) 議第101号平成24年度福山市都市開発事業特別会計歳入歳出決算認定について,水曜会の討論を行います。

 当会計は,都市基盤整備を推進し健全な都市発展と有効な土地利用を図ることを目的として,土地区画整理事業や宅地造成事業,公共用地の先行取得事業などを実施している。

 歳入は9億885万1000円で,収入の主なものは一般会計からの繰入金である。歳出は7億2244万3000円で,水呑三新田土地区画整理事業や宅地造成事業などで,差し引き1億8640万8000円の黒字となっている。特に,水呑三新田土地区画整理事業については,事業施行期間を3年延長し,平成26年度までとしている。残された課題解決に努め,事業の早期完了を図ることを求めて,本会計決算認定に賛成。



○委員長(中安加代子) これをもちまして討論を終了いたします。

 これより採決いたします。

 本決算を認定することに賛成の委員の起立を求めます。

 (賛成者起立)



○委員長(中安加代子) 起立多数。したがって,本決算は認定すべきものと決定いたしました。

 ──────────────────



△議第102号 平成24年度福山市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について



○委員長(中安加代子) 次に,議第102号平成24年度福山市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし,討論に入ります。討論はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○委員長(中安加代子) 討論もないようでありますので,これをもちまして討論を終了いたします。

 これより採決いたします。

 本決算を認定することに賛成の委員の起立を求めます。

 (賛成者起立)



○委員長(中安加代子) 起立全員であります。したがって,本決算は認定すべきものと決定いたしました。

 ──────────────────



△議第103号 平成24年度福山市競馬事業特別会計歳入歳出決算認定について



○委員長(中安加代子) 次に,議第103号平成24年度福山市競馬事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし,討論に入ります。高木武志委員。



◆(高木武志委員) 議第103号平成24年度福山市競馬事業特別会計歳入歳出決算認定について,日本共産党の討論を行います。

 本会計は,福山市競馬事業最後の会計であります。

 我が党は,近年赤字続きの事業経営となり,賞典奨励費や人員・賃金削減などで従事員や関係者にしわ寄せをしながら継続してきたことに対し,速やかな廃止を求めてきました。

 当事業が戦後の福山市の復興に財政面で貢献してきたことは労を多とするものでありますが,ファン増大策として年々かけ式を変更し,一層射幸心をあおってきたことは,健全なレジャー,スポーツのあり方をゆがめるものと指摘してきました。

 18億円余の赤字に対しては一般会計からの繰り入れで解消することとなり,市民の大切な税金を公営とはいえギャンブルの後始末に注ぎ込むことは,市民理解を得られないものであります。

 これまでの経緯と以上に述べた諸点から,本会計決算認定に反対を表明して,討論といたします。



○委員長(中安加代子) 連石武則委員。



◆(連石武則委員) 議第103号平成24年度福山市競馬事業特別会計歳入歳出決算認定について,水曜会の討論を行います。

 焼夷弾攻撃により焦土と化した戦災復興について,福山市民,為政者,競馬事業関係者こぞって取り組みを進め,闇市,バラック住宅から一日も早い復興に向けて,先人たちは御苦労を初めいろいろな困難を克服し,都市基盤整備に努力し,順次周辺町と合併を重ね,大企業の誘致,大規模住宅団地造成など近代都市として着実に発展し,中核市さらには市制100周年を迎えようとしています。

 福山市の歴史で,戦災復興事業としての福山競馬は大きな事業であり,筆舌に尽くしがたい困難と御苦労の中で大きく貢献をし,一般会計繰り入れ総額は実に411億円強を上げており,時代の流れとともに,娯楽の多様化,交通網の充実等,競馬事業の経営環境は厳しさを増し,この事業の存廃について検討委員会などの意見を参酌し検討の結果,勇断をもって廃止を打ち出されました。福山市の発展の歴史に記された功績は偉大なものがある事業をここで決断されたことは,まさに時宜を得た英断であると高く評価するところであります。同時に,その廃止の事業整理について順次進められておることも,その関係者の努力を多とするとともに,関係各位の御理解ある御協力に敬意を表するところであります。

 いずれにいたしましても,今後も遺漏のないよう取り組みを進めるとともに,福山市行政にありましても大きな課題である跡地利用につきましても,福山市の将来のため展望の持てる方策に集約されることを願い,本会計決算認定の賛成討論といたします。

 以上です。



○委員長(中安加代子) 池上文夫委員。



◆(池上文夫委員) 議第103号2012年度福山市競馬事業特別会計歳入歳出決算認定について,市民連合の討論を行います。

 2012年度をもって廃止した競馬事業は,これまで本市財政や雇用の場として地域経済に貢献してきた歴史を持っており,事業者として競馬関係者の再就職等残された諸課題の解決に引き続き万全な対応を図られるよう求めるとともに,今後の跡地の利活用についても市民要望に応え市勢発展に資するものとなるよう検討することを求めて,本会計決算認定に賛成。

 以上です。



○委員長(中安加代子) これをもちまして討論を終了いたします。

 これより採決いたします。

 本決算を認定することに賛成の委員の起立を求めます。

 (賛成者起立)



○委員長(中安加代子) 起立多数であります。したがって,本決算は認定すべきものと決定いたしました。

 ──────────────────



△議第104号 平成24年度福山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について



○委員長(中安加代子) 次に,議第104号平成24年度福山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし,討論に入ります。高木武志委員。



◆(高木武志委員) 議第104号平成24年度福山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について,日本共産党の討論を行います。

 当年度の国民健康保険税は,基礎課税分は引き下げ,介護支援分は引き上げ,昨年と同様の課税額としています。

 しかし,国民の暮らしは,年金の引き下げや年少扶養控除廃止など社会保障を切り捨てで大変になっています。加入者の所得も年々減少しているため,一般会計からの繰り入れや財政調整基金を国保税の引き下げに充当することが必要です。福山市が求める国保行政の広域化では,国保税の大幅な引き上げにもつながります。

 当年度医療費は低い方から3番目にもかかわらず,国民健康保険税は1人当たり9万1748円で,県内14市中,高い方から9番目となっています。資格証明書は,2012年10月1日現在で1064世帯に発行されており,757件の不動産,給与,預貯金など2億4192万2000円の差し押さえが行われていることは許されません。

 当制度は,社会保障の一環として市民の命や健康を守る重要な役割を果たしている会計であり,医療を受ける権利を侵害することは許されません。

 以上のことから,本会計決算認定に反対し,討論といたします。



○委員長(中安加代子) 連石武則委員。



◆(連石武則委員) 議第104号平成24年度福山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について,水曜会の討論を行います。

 本会計は,歳入481億7936万1000円,歳出470億7951万4000円であり,差し引き10億9984万7000円の黒字となっている。当年度は,前年度と比較して保険給付費は減少しているものの,後期高齢者支援金や共同事業拠出金,介護納付金,保健事業費,基金積立金が増加している。一般会計からの繰り入れは30億1737万円,基金からは6726万4000円を繰り入れている。1人当たりの保険税額は,前年度に比べて337円値下げの9万1748円としたものである。

 保険者においては,保険事業の継続性を考慮する中で健全な事業運営に努力をしており,評価するものである。社会保障と税の一体改革の一環として議論されていた社会保障制度改革について,今後の動向にも十分留意し,市民の健康を守る事業として良質なサービスの提供と健全な事業運営に努めることを求め,本会計決算認定に賛成。

 以上です。



○委員長(中安加代子) 塚本裕三委員。



◆(塚本裕三委員) 議第104号平成24年度福山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について,公明党の討論を行います。

 本会計は,歳入が481億7936万1000円,歳出が470億7951万4000円,歳入歳出差し引きは10億9984万7000円であり,翌年度繰越額1001万3000円を差し引いた実質収支額は10億8983万4000円の黒字となっている。

 歳入は前年度に比べ11億1052万円増加し,歳出も前年度に比べ18億4496万4000円増加している。結果,歳入歳出差し引き額は前年度に比べ7億3444万4000円減少しており,収支としては前年度より悪化している。

 なお,繰入金のうち一般会計繰入金は30億1737万円,基金繰入金は6726万4000円で,前年度に比べ,それぞれ2億7126万円の増,6726万4000円の皆増となっている。

 その中で,厳しい社会経済状況を踏まえ,平成23年度国民健康保険特別会計における剰余金の一部を充当し,平成24年度本市国民健康保険税の税率を据え置きしたこと,さらには基金9億円を積み立て12億5700万円とし,継続的安定運営に努められたことは評価するものである。

 保険税の収納率は,前年度より0.2ポイント低下しており,負担の公平と自主財源の確保に向け,一層の収納率の向上対策に取り組むこと。

 また,被保険者の健康管理と医療費の適正化に向け,特定健康診査及び特定保健指導の向上に努めること。

 さらには,8月閣議決定された社会保障制度改革プログラム法案骨子の動向に留意し,遺漏なき対応をされることを求め,本会計決算認定に賛成。



○委員長(中安加代子) これをもちまして討論を終了いたします。

 これより採決いたします。

 本決算を認定することに賛成の委員の起立を求めます。

 (賛成者起立)



○委員長(中安加代子) 起立多数。したがって,本決算は認定すべきものと決定いたしました。

 ──────────────────



△議第105号 平成24年度福山市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について



○委員長(中安加代子) 次に,議第105号平成24年度福山市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし,討論に入ります。河村晃子委員。



◆(河村晃子委員) 議第105号平成24年度福山市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について,日本共産党の討論を行います。

 当該年度は,第5期福山市介護保険事業にかかわる最初の予算編成の年であります。

 その内容は,被保険者の保険料の基準額が6万6000円となり,前年度と比較すると1万4900円も増加し,多くの高齢者に負担が課せられました。高齢者の生活は極めて深刻で,介護保険料の引き上げは,もはや受忍限度を大きく超えており,断じて認められません。

 また,滞納した介護保険料を生活保護受給者に支払わせることは,最低生活費にも割り込み,厳しい生活を強いることになります。憲法25条に基づく最低限の生活を保障するため,行政配慮で滞納金を支払わせることはやめるべきです。

 さらに,当該年度から,介護職員処遇改善交付金が廃止され処遇改善加算となりましたが,それは保険料の引き上げにはね返り,自治体と市民に負担を負わせるものです。従前の交付金の制度に戻すべきであります。

 以上,述べた理由により,本会計決算認定に反対を表明して,討論といたします。



○委員長(中安加代子) これをもちまして討論を終了いたします。

 これより採決いたします。

 本決算を認定することに賛成の委員の起立を求めます。

 (賛成者起立)



○委員長(中安加代子) 起立多数。したがって,本決算は認定すべきものと決定いたしました。

 ──────────────────



△議第106号 平成24年度福山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について



○委員長(中安加代子) 次に,議第106号平成24年度福山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし,討論に入ります。河村晃子委員。



◆(河村晃子委員) 議第106号平成24年度福山市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について,日本共産党の討論を行います。

 後期高齢者医療制度は,75歳以上の高齢者をそれまで加入していた国民健康保険や健康保険の制度から切り離し,独立した医療制度に囲い込む差別的な仕組みで,いまだ批判の強い制度です。

 本市において,5万5232人が加入しており,その約6割の高齢者が非課税,所得ゼロとのことです。当該年度の保険料は1人当たり6万6320円と4559円もの引き上げが強行されましたが,低所得の多い高齢者への負担増は認められません。

 また,決算要求資料によると,短期被保険者証の発行数は266人,保険料の滞納者数は582人で,前年度と比べるとそれぞれ17人と48人が増加しています。質疑の中で,12人の高齢者が預貯金と不動産の差し押さえを受けたことが明らかになりましたが,このような冷たい仕打ちを行うべきではありません。

 介護保険も増額,年金支給は段階的に引き下げられている中,高齢者を二重三重に苦しめることは認められません。

 以上,述べた理由により,本会計決算認定に反対を表明して,討論といたします。



○委員長(中安加代子) これをもちまして討論を終了いたします。

 これより採決いたします。

 本決算を認定することに賛成の委員の起立を求めます。

 (賛成者起立)



○委員長(中安加代子) 起立多数。したがって,本決算は認定すべきものと決定いたしました。

 ──────────────────



△議第107号 平成24年度福山市食肉センター特別会計歳入歳出決算認定について



○委員長(中安加代子) 次に,議第107号平成24年度福山市食肉センター特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし,討論に入ります。高木武志委員。



◆(高木武志委員) 議第107号平成24年度福山市食肉センター特別会計歳入歳出決算認定について,日本共産党の討論を行います。

 当年度まで,福山市食肉センターは福山市直営で運営してきました。本会計は,直営最後の会計となります。

 本センターは,安全で安価な食肉を安定的に供給する使命を持っております。O157やBSE,口蹄疫などが全国的な問題となったときも,直営方式で運営することにより,厳重な衛生管理のもと適切な対応がなされ,市民の食の安全・安心を担保することができていました。

 直営方式をやめることは,委託業者の収入を確保する必要があり,利用料金の引き上げにつながります。また,自民党政府がTPPへ参加しようとしている中,BSEの検査月齢を緩和するなど,食肉の供給に市民の不安や不信を広げます。当年度に食肉センター検討委員会の答申を受け,指定管理者制度が導入されましたが,本来,センターは直営方式を堅持するべきであります。

 以上に述べた政治的比重に鑑み,本会計決算認定に反対して,討論といたします。



○委員長(中安加代子) これをもちまして討論を終了いたします。

 これより採決いたします。

 本決算を認定することに賛成の委員の起立を求めます。

 (賛成者起立)



○委員長(中安加代子) 起立多数。したがって,本決算は認定すべきものと決定いたしました。

 ──────────────────



△議第108号 平成24年度福山市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について



○委員長(中安加代子) 次に,議第108号平成24年度福山市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし,討論に入ります。討論はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○委員長(中安加代子) 討論もないようでありますので,これをもちまして討論を終了いたします。

 これより採決いたします。

 本決算を認定することに賛成の委員の起立を求めます。

 (賛成者起立)



○委員長(中安加代子) 起立全員。したがって,本決算は認定すべきものと決定いたしました。

 ──────────────────



△議第109号 平成24年度福山市商業施設特別会計歳入歳出決算認定について



○委員長(中安加代子) 次に,議第109号平成24年度福山市商業施設特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし,討論に入ります。河村晃子委員。



◆(河村晃子委員) 議第109号平成24年度福山市商業施設特別会計歳入歳出決算認定について,日本共産党の討論を行います。

 当会計は,福山市が旧そごうの破綻処理に伴い当施設を26億円余りで買い取り,5億円余で改修を行い,天満屋の関連会社に貸し付けるための会計であります。当施設は,2003年4月から専門店街施設として使用し,2013年4月に賃貸借契約期間が満了しました。

 当年度は,商業施設内のふくやま書道美術館には1964万1618円,男女共同参画センターは1697万8017円もの借り上げ料金が天満屋の関連会社に支給されており,事実上,行政が特定企業を支援するものとなっています。そのため,商業施設の運営が,結果的に市民負担を増大させています。

 本市が当施設を購入する際には,1万5000人を超える市民からの反対署名が提出されており,これらの経緯も踏まえ,本会計決算認定に反対を表明して,討論といたします。



○委員長(中安加代子) これをもちまして討論を終了いたします。

 これより採決いたします。

 本決算を認定することに賛成の委員の起立を求めます。

 (賛成者起立)



○委員長(中安加代子) 起立多数。したがって,本決算は認定すべきものと決定いたしました。

 ──────────────────



△議第110号 平成24年度福山市母子寡婦福祉資金貸付特別会計歳入歳出決算認定について



○委員長(中安加代子) 次に,議第110号平成24年度福山市母子寡婦福祉資金貸付特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし,討論に入ります。討論はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○委員長(中安加代子) 討論もないようでありますので,これをもちまして討論を終了いたします。

 これより採決いたします。

 本決算を認定することに賛成の委員の起立を求めます。

 (賛成者起立)



○委員長(中安加代子) 起立全員であります。したがって,本決算は認定すべきものと決定いたしました。

 ──────────────────



△議第111号 平成24年度福山市誠之奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について



○委員長(中安加代子) 次に,議第111号平成24年度福山市誠之奨学資金特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし,討論に入ります。討論はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○委員長(中安加代子) 討論もないようでありますので,これをもちまして討論を終了いたします。

 これより採決いたします。

 本決算を認定することに賛成の委員の起立を求めます。

 (賛成者起立)



○委員長(中安加代子) 起立全員。したがって,本決算は認定すべきものと決定いたしました。

 ──────────────────



△議第112号 平成24年度福山市財産区特別会計歳入歳出決算認定について



○委員長(中安加代子) 次に,議第112号平成24年度福山市財産区特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし,討論に入ります。討論はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○委員長(中安加代子) 討論もないようでありますので,これをもちまして討論を終了いたします。

 これより採決いたします。

 本決算を認定することに賛成の委員の起立を求めます。

 (賛成者起立)



○委員長(中安加代子) 起立全員であります。したがって,本決算は認定すべきものと決定いたしました。

 ──────────────────



○委員長(中安加代子) これをもちまして,本委員会に付託されました議案の審査を終了いたします。

 お諮りいたします。

 委員長報告案の作成につきましては,正副委員長に御一任願いたいと思います。御異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○委員長(中安加代子) 御異議なしと認め,委員長報告案の作成は正副委員長に御一任いただきました。

 ──────────────────



○委員長(中安加代子) 本日は,これをもちまして散会いたします。

          午前11時1分散会

 ──────────────────

 委員会条例第65条の規定により,ここに署名する。



 一般・特別会計決算特別委員会委員長