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広島県 福山市

平成25年 9月 決算特別委員会 09月24日−02号




平成25年 9月 決算特別委員会 − 09月24日−02号







平成25年 9月 決算特別委員会



          平成25年福山市議会企業会計決算特別委員会記録

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2013年(平成25年)9月24日(火)

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 本日の会議に付した事件

書類審査

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 出席委員

    委員    生 田 政 代

    委員    田 中 光 洋

    副委員長  門 田 雅 彦

    委員    大 塚 忠 司

    委員    榊 原 則 男

    委員    土 屋 知 紀

    委員    大 田 祐 介

    委員    西 本   章

    委員長   高 田 健 司

    委員    五阿彌 寛 之

    委員    宮 地 徹 三

    委員    瀬 良 和 彦

    委員    法 木 昭 一

    委員    稲 葉 誠一郎

    委員    須 藤   猛

    委員    黒 瀬 隆 志

    委員    村 井 明 美

    委員    小 川 眞 和

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 説明のため出席した者の職氏名

  市民病院参事  若 井 久 夫

  市民病院事務部長占 部 秀 喜

  経営企画課長  花 村 祥 之

  上下水道事業管理者

          内 田   亮

  上下水道局長  岡 本 秀 夫

  経営管理部長  川 上 浩 治

  経理課長    脊 尾 謙 二

  工務部長    ? 田 卓 弥

  施設部長    小 出 純 二

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            午前10時開会



○委員長(高田健司) ただいまから企業会計決算特別委員会を開きます。

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△議第72号 平成24年度福山市病院事業会計決算認定についてから議第75号 平成24年度福山市下水道事業会計決算認定についてまで



○委員長(高田健司) これより議第72号平成24年度福山市病院事業会計決算認定についてから議第75号平成24年度福山市下水道事業会計決算認定についてまでの4件を一括議題といたします。

 決算の概要について,理事者から説明を願います。



◎市民病院参事(若井久夫) 委員の皆様方には,平成24年度病院事業会計の決算につきまして,審査をお願いいたしております。どうぞよろしくお願いをいたします。

 106床の増床に向けまして,2011年度平成23年度より取り組んでまいりました西館の増築工事が完成し,本年5月から506床を擁するいわゆる大規模病院として新たなスタートを切ったところでございます。また,駐車スペースを確保するため整備を進めております立体駐車場につきましても,3月より一部供用を開始いたしました。さらに,腫瘍診断にすぐれた効果を発揮するPET−CTを福山・府中二次保健医療圏で初めて導入するなど,引き続き高度先進の医療機器整備にも努めてきたところでございます。このほか,附属加茂診療所につきましては,医師確保の課題などから,2012年度平成24年度末をもって廃止いたしましたけれども,加茂地域北部の3診療所につきましては,市民病院からの出張診療を継続いたしております。

 こうした中,平成24年度決算につきましては,入院患者数,外来患者数の増加や高度医療の提供などに伴う診療単価の増などによりまして,5年連続での純利益を計上することができました。

 今後におきましては,増築事業のかかわりから,病院の運営経費は増加し,大変厳しい経営状況が続くものと予測をいたしております。引き続き,経営の効率化,健全化に取り組むとともに,市民の皆様の医療ニーズに応え得る地域の中核病院として,継続的かつ安定的に高度で良質な医療を提供してまいりたいと考えております。

 決算の詳細につきましては,経営企画課長より説明させていただきますので,どうぞよろしくお願いをいたします。



◎経営企画課長(花村祥之) それでは,議第72号平成24年度福山市病院事業会計決算認定につきまして,決算書をもとに御説明申し上げます。

 病院事業会計決算書の10ページをお願いいたします。

 平成24年度福山市病院事業報告書についてでございます。

 先ほど参事が申し上げましたことと重複する部分もあるかと思いますが,よろしくお願いいたします。

 まず,1の概況の(1)総括事項といたしましては,平成24年度は,前年度より取り組んでまいりました西館の増築工事が完成いたしました。また,診療科の新設や再編を行うなど,医療提供体制の充実と診療内容の一層の向上に努めました。さらに,地域の医療機関との機能分担の推進などを目指し,非紹介患者加算初診料を新設したところであります。

 建設改良事業といたしましては,増築事業のほか,駐車スペースを確保するため立体駐車場を整備し,一部供用を開始いたしました。また,PET−CTを二次医療圏で初めて導入するなど,引き続き高度先進の医療機器整備に努めたところであります。

 収支状況は,5年連続して純利益を計上することができましたが,増築後の経営は今まで以上に厳しくなることが想定されることから,引き続き経営の効率化,健全化に取り組むとともに,高度で良質な医療を継続的に提供してまいりたいと考えております。

 次に,アの診療状況であります。

 入院患者数は,延べ13万3606人で,前年度との比較では,344人,0.3%の増加となっております。

 次に,市民病院の外来患者数は延べ17万6501人で,前年度より6575人,3.9%の増となっております。附属加茂診療所の延べ患者数は,加茂,広瀬,田原,山野の各診療所を合わせまして8519人で,前年度に比べ1895人,18.2%減少しております。また,附属神辺診療所の延べ患者数は1万7342人で,前年度に比べ770人,4.3%減少しております。

 公衆衛生活動,医療相談につきましては,予防接種と一般健診は減少しておりますが,妊婦健診を初め全体的には増加しております。

 11ページをお願いいたします。

 次に,イの建設改良についてであります。

 改築工事は,高度がん治療及び救急医療の機能向上のため,新棟の建設に取り組み,2月に竣工いたしました。また,立体駐車場増築工事に取り組み,3月には1期工事が完成をいたしました。

 有形固定資産の購入は,白内障・硝子体手術器械のほか,98品目の器械備品を取得いたしまして,医療機器等の充実を図りました。

 次に,ウの財政状況であります。

 病院事業収益は,154億2905万5000円で,入院患者数,外来患者数の増加や患者1人当たりの診療単価の増などによりまして,入院・外来収益がそれぞれ増加をいたしまして,前年度に比べ約5億5000万円の増となっております。

 病院事業費用は,149億3200万9000円であります。退職給与引当金に2億5000万円を計上したほか,診療体制の充実に伴い職員給与費が増加し,消費税処理に伴う雑損失が増加するなど,費用全体では約6億3000万円の増となり,収益から費用を差し引きました当年度の純利益は,4億9704万6000円を計上することとなりました。この結果,当年度未処理欠損金は15億1830万9000円となりました。

 次に,エの附帯事項といたしましては,市内の養成施設を中心に,看護学生など325人,前年度との比較では56人増の実習生を受け入れたところであります。

 以上が本年度の事業の概況であります。

 次に,13ページをお願いいたします。

 (4)職員に関する事項,アの職員数であります。

 本年度末の職員数は699人となっており,前年度と比較いたしまして48人の増加となっております。内訳といたしましては,医師が2人,医療技術部門が12人,看護部門が32人,事務部門が2人のそれぞれ増加となっております。摘要欄には,診療科,職名ごとの職員数を記載しております。

 次に,14ページをお願いいたします。

 2,工事,(1)建設工事の概況といたしまして,増築事業や立体駐車場工事にかかわります建設工事の契約期間,契約の相手方等について掲載をいたしております。

 次に,17ページをお願いいたします。

 4,会計,(1)重要契約の要旨でありますが,ア,重要な資産の取得として,予定価格が4500万円以上の資産を記載することとしており,平成24年度はPET−CTや循環器系エックス線診断装置などを取得いたしました。

 次に,20ページをお願いいたします。

 (2)企業債及び一時借入金の概況,ア,企業債の概況であります。

 平成24年度の企業債は,増築事業や立体駐車場整備,システム整備などの財源といたしまして,新たに52億5730万円の借り入れを行い,この年度末の企業債残高は,約144億2174万円となっております。

 なお,収益,費用の明細につきましては,23ページ以降に記載をいたしておりますが,若干の説明を加えさせていただきます。

 24ページをお願いいたします。

 費用の部,節,退職給与金の備考欄であります。実支出額は3億2567万3316円で,前年度との比較で約1億8400万円程度の増加となっておりますが,退職給与引当金は,前年度に比べ2億8000万円減の2億5000万円を計上いたしております。その結果,引当金の額につきましては,16億5000万円から19億円となりました。

 次に,25ページの下,特別損失であります。立体駐車場の新築に伴いまして,医師宿舎を解体撤去いたしました。その残存価格と解体撤去費につきまして,固定資産除却費として費用計上したものであります。

 また,電気供給設備工事費負担金に係る精算金につきまして,その他特別損失と23ページのその他特別利益に整理をいたしております。

 次に,ページが前後いたしますが,前に戻っていただきまして,4ページをお願いいたします。

 4ページは,平成24年度の病院事業損益計算書であります。

 1の医業収益から2の医業費用を差し引きいたしますと,ページ中段になりますが,医業利益,こちらが8億6413万9902円となりました。これに3の医業外収益を加えまして,右の5ページになりますが,医業外費用,こちらを差し引きしますと,経常利益でございますが,こちらが5億5818万76円となりました。次に,5の特別利益と6の特別損失をそれぞれ加え,差し引きいたしますと,当年度純利益,こちらが4億9704万5476円となりました。

 この結果,前年度繰越欠損金20億1535万4820円から純利益を差し引きいたしまして,当年度の未処理欠損金が15億1830万9344円となっております。

 次の6ページをお願いいたします。

 6ページは,剰余金計算書並びに欠損金処理計算書であります。これは,年度中の剰余金の増減変動についての報告書であります。

 上の剰余金計算書の資本剰余金につきましては,受贈財産評価額並びに他会計負担金が増加をいたしております。

 次の8ページをお願いいたします。

 8ページは,平成25年3月31日現在における資産,負債,資本の状況を9ページにかけまして貸借対照表として記載をいたしております。

 なお,9ページ上段にあります負債の部,4,固定負債,(1)引当金の19億円は退職給与引当金で,前年度より2億5000万円の増額となっております。

 以上で平成24年度病院事業会計の決算の概要についての御説明とさせていただきます。

 どうぞよろしくお願いいたします。



◎上下水道事業管理者(内田亮) 平成24年度の水道事業会計,工業用水道事業会計及び下水道事業会計の決算審査に当たり,各会計決算の総括的なことにつきまして御報告を申し上げます。

 水道事業会計におきましては,安全で良質な水道水の安定供給や災害に強い水道づくりのため,基幹管路等の取りかえや水道施設の基盤整備に努めるとともに,財政面では給水収益は減少したものの,職員給与費など経費の節減により,約4億9000万円の純利益を計上することができました。

 工業用水道事業会計におきましては,安定した供給確保のため,配水管複線化工事や浄水場の耐震化工事等を実施するとともに,諸経費の節減に努め,約4億4000万円の純利益を確保したところでございます。

 また,下水道事業におきましては,効率的な組織のもとで長期的に安定した経営を維持するため,水道局と建設局下水道部の組織統合をするとともに,地方公営企業法を全部適用したところでございます。

 公共下水道の普及拡大に向けた汚水整備,雨水幹線やポンプ場整備等の浸水対策,下水道施設の耐震対策及び施設の長寿命化対策等に努めてまいりましたが,財政面において一般会計からの繰入金に頼らざるを得ないという厳しい経営環境となっており,一般会計からの基準外繰入金により収支均衡を図りました。

 引き続き,水道事業,工業用水道事業及び下水道事業とも,中長期的視点に立った健全で効率的,効果的な事業運営を行い,経済性の発揮と公共の福祉の増進に努めてまいります。

 決算の詳細につきましては,経理課長より説明させますので,どうぞよろしくお願いいたします。



◎経理課長(脊尾謙二) 議第73号平成24年度福山市水道事業会計利益処分及び決算認定について,議第74号平成24年度福山市工業用水道事業会計利益処分及び決算認定について並びに議第75号平成24年度福山市下水道事業会計決算認定についてにかかわりまして,3会計の決算の概要につきまして,決算書をもとに御説明を申し上げます。

 初めに,水道事業会計についてです。

 決算書の10ページをお願いいたします。

 平成24年度福山市水道事業報告書です。

 1,概況の(1)の総括事項です。

 水事業につきましては,市民の節水意識の向上や事業所などの経費節減に伴い,年間配水量は減少となりました。

 こうした中,安全で良質な水道水の安定供給,利用者サービスの向上と災害に強い水道づくりのため,基幹管路及び重要管路の耐震管への取りかえや水道施設の基盤整備を行いました。また,財政面では,収入の確保と諸経費の節減に努めた結果,健全財政を維持することができました。

 なお,経費の効率化,市民サービスの向上を図るため,平成24年度から水道局と建設局下水道部を組織統合いたしました。

 次に,(ア)の業務の状況についてです。給水戸数は19万7352戸,給水人口は45万1190人で,それぞれ前年度と比較して1.0%,0.1%の増加となりました。普及率は,対前年度0.1ポイント増の95.7%となりました。年間配水量は,5327万6514立方メートルで,前年度と比較して0.7%減少いたしました。

 次に,(イ)の建設改良工事の概況です。主要な建設事業は,第六期拡張事業として出原浄水場の更新事業を,配水管整備事業として基幹管路及び重要管路の耐震管への取りかえや配水管網の整備を行いました。また,改良工事として,配水管の新設,取りかえや浄水場の取水施設,浄水施設の改良を行いました。

 次に,(ウ)の財政状況についてです。事業収益は,料金収入の減少により,前年度と比較して2.7%減の84億6284万円となりました。一方,事業費用は,職員給与費や支払い利息などの減少により,前年度と比較して2.8%減の79億7395万9000円となり,差し引き4億8888万1000円の当年度純利益を計上することができました。

 12ページから13ページに工事の概況を載せております。

 それから,14ページには,業務の概況を記載しております。

 次に,15ページの中段の表をお願いいたします。

 (2)企業債及び一時借入金の概況です。

 当年度末の企業債残高ですが,前年度より約5億2800万円減少し,表の右下,当年度末残高は,419億2719万2435円となりました。

 次に,前に返っていただき,4ページをお願いいたします。

 平成24年度福山市水道事業損益計算書についてです。

 1の営業収益から2の営業費用を差し引きますと,4ページの下から5行目ですが,営業利益は15億2303万6140円となりました。これに3の営業外収益と5ページの一番上の4の営業外費用をそれぞれ加えて差し引きしますと,5ページの上段,上から4行目ですが,経常利益は5億3061万1031円となりました。この経常利益に5の特別損失を加え,差し引きしますと,下から3行目の当年度純利益は4億8888万898円となり,前年度に比べ約500万円の減少となっております。さらに,前年度繰越利益剰余金を加えまして,一番下の行の当年度未処分利益剰余金は,10億3929万3482円となります。

 では,6ページをお願いいたします。

 下段に記載をしております平成24年度福山市水道事業剰余金処分計算書(案)についてです。

 表の右端の上ですが,先ほど申し上げました平成24年度の未処分利益剰余金10億3929万3482円のうち,5億円を企業債の元金償還の財源に充てるため,減債積立金として処分し,残り5億3929万3482円を翌年度への繰越利益剰余金とする予定としております。なお,この利益処分については,議会の議決をお願いすることとなります。

 それから,年度末における資産,負債,資本の状況につきましては,8ページ,9ページの平成24年度福山市水道事業貸借対照表に記載してあるとおりでございます。

 次に,工業用水道事業会計についてです。

 決算書の37ページをお願いいたします。

 平成24年度福山市工業用水道事業報告書でございます。

 1,概況の(1)の総括事項についてです。

 当年度の事業を取り巻く環境は,景気の回復が足踏み状態の中,工業用水道事業の使命である産業基盤の確立と健全な発展に向け,安定した供給体制を確立するため,効率的な事業運営による健全経営に努めてまいりました。

 次に,(ア)の業務状況につきましては,給水事業所数は28カ所で,前年度と比較して1カ所増となりました。年間配水量は7959万5387立方メートルで,前年度に比べ1.2%減少し,1日平均配水量は21万8070立方メートルとなりました。

 次に,(イ)の建設改良工事の概況についてです。主な建設事業は,工業用水道事業第二期改築事業として,安定供給確保のため,箕島浄水場高圧受変電設備取りかえ工事,箕沖町工業団地内の配水管の複線化工事,改良工事として沈砂池耐震補強工事,箕島浄水場の着水井更新工事などを行いました。

 次に,(ウ)の財政状況についてです。事業収益は,前年度がうるう年であったことに伴い,給水収益の減などにより,前年度と比較して0.3%の減の27億2513万4000円となりました。事業費用は,職員給与費,委託料,負担金,支払い利息の減少により,前年度と比較して1.3%減の22億8675万9000円となり,差し引き4億3837万5000円の純利益を計上することができました。

 39ページに工事の概況を載せております。

 40ページに業務の概況を記載しております。

 41ページの中段の表をごらんください。

 (2)企業債及び一時借入金の概況です。

 当年度末の企業債残高ですが,前年度末より約4億2600万円減少し,36億9726万6591円となりました。

 次に,前に返っていただきまして,31ページをお願いいたします。

 平成24年度福山市工業用水道事業損益計算書についてです。

 1の営業収益から2の営業費用を差し引きますと,中ほどに記載してあります営業利益は,5億4989万1821円となりました。これに3の営業外収益と4の営業外費用をそれぞれ加え,差し引きしますと,32ページの一番上の経常利益は4億3837万4773円となり,そのまま1行下の当年度純利益となります。これに前年度繰越利益剰余金を加えますと,当年度未処分利益剰余金は6億7105万1218円となります。

 では,33ページの下段をお願いいたします。

 平成24年度福山市工業用水道事業剰余金処分計算書(案)についてです。

 表の右端ですが,先ほど申し上げました平成24年度未処分利益剰余金6億7105万1218円のうち,4億円を企業債の元金償還財源に充てるための減債積立金として処分し,2億7105万1218円を翌年度繰越利益剰余金とする予定としております。なお,この利益処分につきましては,議会の議決をお願いしているところでございます。

 それから,年度末における資産,負債,資本の状況につきましては,35ページ,36ページの平成24年度福山市工業用水道事業貸借対照表に記載しているとおりでございます。

 次に,下水道事業会計についてです。

 決算書の56ページをお願いいたします。

 平成24年度福山市下水道事業報告書です。

 1の概況の(1)の総括事項です。

 下水道事業は,効率的な組織や経営を実現するため,2012年平成24年4月から,水道局と建設局下水道部を組織統合するとともに,会計方式は公営企業会計に移行しております。公共下水道の普及拡大に向けた汚水整備,雨水幹線やポンプ場整備等の浸水対策,下水道施設の耐震対策及び施設の長寿命化対策を進めてまいりましたが,財政面において一般会計からの繰り入れに頼らざるを得ないという厳しい経営状況となっております。

 次に,(ア)の業務状況についてです。排水戸数は13万7772戸,処理区域内人口は32万1304人,水洗化人口は29万4056人で,水洗化率は91.5%となりました。処理水量は4213万5261立方メートルで,1日平均処理水量は11万5439立方メートルとなりました。

 次に,(イ)の建設改良工事の概況です。主な建設事業として,公共施設整備事業は41億8772万5000円を持って,中央雨水滞水池築造工事,大津野ポンプ場築造工事を行ったほか,下水道管渠耐震化・長寿命化工事,円形管埋設工事などを実施しました。単独施設整備事業として4億7003万3000円を持って,下水道管渠改築工事,円形管埋設工事,取りつけ管埋設工事などを実施しました。また,広島県に対し,芦田川流域下水道建設負担金として流域下水道整備費2億8862万6000円を負担をいたしました。

 次に,(ウ)の財政状況についてです。財源確保に向け,水洗化率の向上や収納率の向上に取り組みつつ,一般会計から基準外の繰入金3億5815万8000円を繰り入れることにより,事業収益,事業費用とも91億2556万3000円と収支の均衡を図りました。

 58ページから59ページにかけまして,工事の概況を記載しております。

 60ページには業務の概況を記載しております。

 次に,61ページの中段の表をお願いいたします。

 (2)企業債及び一時借入金の概況です。

 当年度末の企業債残高ですが,前年度末より約24億8000万円減少し,表の右下,当年度末残高は1056億7188万6356円となりました。

 また,その下の(イ)は,一時借入金の概況です。年度途中において各種の支払いができない,資金が底をついたため,工業用水道事業会計から3回にわたり合計で20億円借り入れました。3月の一般会計からの繰入金により,年度内で返済はしております。

 次に,前に返っていただき,50ページをお願いいたします。

 平成24年度福山市下水道事業損益計算書についてです。

 1の営業収益から2の営業費用を差し引きますと,中段にあります営業利益は6789万1097円の損失となります。これに3の営業外収益と4の営業外費用をそれぞれ加え,差し引きしますと,50ページの最下段になりますが,経常利益は736万9111円となります。この経常利益に,51ページとなりますが,5の特別損失を加え,差し引きしますと,下から2行目の当年度純利益,さらには一番下の当年度未処分利益剰余金は517円となります。これは先ほど御説明しましたように,一般会計から基準外の繰入金により収支の均衡を図ったためでございます。

 では,52ページをお願いいたします。

 下段に記載しております平成24年度福山市下水道事業剰余金処分計算書についてです。

 先ほど御説明しましたが,水道事業,工業用水道事業におきましては,この剰余金処分計算書(案)により利益を処分して,それぞれ企業債償還に充てるための議決をお願いすることとしておりますけれども,下水道事業は,利益が517円のため処分できず,そのまま翌年度への繰越利益剰余金とする予定としております。したがいまして,剰余金処分計算書の題の横に(案)はございません。議会の議決も必要はございませんということになります。

 それから,年度末における資産,負債,資本の状況につきましては,54ページ,55ページの平成24年度福山市下水道事業貸借対照表に記載してあるとおりでございます。

 なお,55ページの中ほどに5番の資本金というのがあります。その下の(2)借入資本金の中のア,企業債956億8773万9261円とありますが,これは建設改良に充てるために,建設投資のために発行した企業債の残高でございます。

 同じく55ページの一番上の3,固定負債の中にも(1)企業債がございますが,これは水道事業,工業用水道事業にはないもので,企業債の償還をするにおいて資金が不足した場合に発行した企業債であり,資本費平準化債というものでございます。借金を返済するために借金をした企業債ということになります。この残高が99億8414万7095円となります。この2つの企業債を合計すると,先ほど御説明しました61ページの当年度末起債残高1056億7188万6356円となります。

 以上で平成24年度福山市水道事業,工業用水道事業及び下水道事業会計の決算の概要についての御説明とさせていただきます。

 どうぞよろしくお願いいたします。

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○委員長(高田健司) それでは,書類審査に入ります。

 御自由に書類審査をお願いいたします。

 (書類審査)

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○委員長(高田健司) この際,休憩いたします。

         午前11時37分休憩

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             午後1時再開



○委員長(高田健司) 休憩前に引き続き,委員会を開きます。

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○委員長(高田健司) 引き続き,御自由に書類審査をお願いいたします。

 (書類審査)

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○委員長(高田健司) それでは,委員の皆様,書類審査はいかがでしょうか。

 よろしいですか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○委員長(高田健司) それでは,これをもちまして書類審査を終了いたします。

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○委員長(高田健司) 次の委員会は,明9月25日午前10時から全員協議会室で行います。

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○委員長(高田健司) 本日は,これをもちまして散会いたします。

          午後2時46分散会

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 委員会条例第65条の規定により,ここに署名する。



 企業会計決算特別委員会委員長