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広島県 福山市

平成 6年第4回(11月)臨時会 11月14日−01号




平成 6年第4回(11月)臨時会 − 11月14日−01号







平成 6年第4回(11月)臨時会



          平成6年第4回福山市議会臨時会会議録

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  平成6年11月14日(月曜日)

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 議 事 日 程

平成6年11月14日 午前10時開議

第 1        会議録署名議員の指名

第 2        会期の決定

第 3        委員長報告について

    議第 91号 平成5年度福山市病院事業会計決算認定について

    議第 92号 平成5年度福山市水道事業会計決算認定について

    議第 93号 平成5年度福山市工業用水道事業会計決算認定について

第 4 報第 22号 損害賠償の額を定める専決処分の報告について

第 5 報第 23号 損害賠償の額を定める専決処分の報告について

第 6 報第 24号 平成5年度福山市一般会計継続費精算の報告について

第 7 議第127号 平成5年度福山市一般会計歳入歳出決算認定について

第 8 議第128号 平成5年度福山市都市開発事業特別会計歳入歳出決算認定について

第 9 議第129号 平成5年度福山市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について

第10 議第130号 平成5年度福山市競馬事業特別会計歳入歳出決算認定について

第11 議第131号 平成5年度福山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について

第12 議第132号 平成5年度福山市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について

第13 議第133号 平成5年度福山市食肉センター特別会計歳入歳出決算認定について

第14 議第134号 平成5年度福山市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について

第15 議第135号 平成5年度福山市住宅資金貸付特別会計歳入歳出決算認定について

第16 議第136号 平成5年度福山市誠之奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について

第17 議第137号 平成5年度福山市財産区特別会計歳入歳出決算認定について

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 本日の会議に付した事件

議事日程のとおり

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 出 席 議 員

      1番  森 田 泰 元

      2番  小土井 敏 隆

      3番  小 川 勝 己

      4番  藤 井 真 弓

      5番  川 崎 卓 志

      6番  河 相 博 子

      7番  小 林 茂 裕

      8番  岡 田 照 弘

      9番  桑 原 正 和

     10番  村 井 明 美

     11番  辻   恒 雄

     12番  藤 井   昇

     13番  徳 山 威 雄

     14番  北 川 康 夫

     15番  大 垣   修

     16番  竹 野   武

     17番  来 山 晋 二

     18番  小 川 真 和

     19番  安 原 一二郎

     20番  瀬 尾   惇

     21番  新 谷   勇

     22番  川 崎 一 郎

     23番  東     稔

     24番  浅 野 洋 二

     25番  宮 本 隆 一

     26番  上 野 健 二

     27番  前 田 亘 章

     28番  来 山 嘉 弘

     29番  佐 藤 昭 治

     31番  村 上   登

     32番  蔵 本   久

     33番  宮 里 俊 光

     34番  大 村 博 生

     36番  今 川   博

     37番  小 川 順 三

     38番  浅 利 友 吉

     39番  稲 葉 勘 一

     40番  三 谷   積

 欠 席 議 員

     30番  世 良 弘 造

     35番  背 尾 博 人

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 説明のため出席した者の職氏名

  市長      三 好   章

  助役      徳 重   照

  助役      杉 原   潔

  収入役     桑 原 輝 久

  市長室長    鎌 刈 拓 也

  同和対策部長  高 橋 信 行

  総務部長    三 藤 州 央

  総務課長    佐 道 修 二

  財政部長    平 田 宏 二

  財政課長    田 村   勇

  税務部長    下   和 成

  農林部長    岩 本 忠 雄

  競馬事務局長  杉 原 金 治

  商工部長    佐々木 重 綱

  民生部長    村 上 宜 嗣

  児童部長    羽 田   皓

  市民部長    有 岡   亨

  松永支所長   野 島 秋 人

  駅家支所長   田 口 清 登

  福祉事務所長  上 野 博 之

  衛生部長    中 山   弘

  市民病院事務部長梅 本 紘 久

  環境事務部長  森 島 正 弘

  環境事業部長  桜 田 卓 司

  環境事業部次長 佐 藤 渥 美

  建設管理部長  岡 崎   ?

  土木部長    那 須   剛

  下水道部長   河 原 隆 司

  都市部長    橋 本 義 房

  建築部長    寺 地 卓 夫

  短大事務局長  竹 政 義 明

  水道企業管理者水道局長

          塔 本 敏 忠

  業務部長    坂 口 偉 英

  工務部長    片 山 幸 人

  教育長     池 口 義 人

  管理部長    岡 野 勝 成

  学校教育部長  藤 井 春 勝

  社会教育部長  藤 本 靖 昌

  社会教育部次長 岩 崎 彌壽弘

  代表監査委員  皿 谷 照 彦

  監査事務局長  児 玉 保 男

  消防担当部長  上 中 俊 治

  消防担当部長  瀬 嵜 芳 正

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 事務局出席職員

  事務局長    山 本 光 明

  事務局次長兼議事調査課長

          藤 井   兆

  庶務課長    枝 広 昭 司

  議事係長    藤 村 博 実

  書記      北 川 光 明

  書記      佐 藤 康 弘

  書記      藤 井 裕 美

  書記      掛 谷 義 和

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         午前10時10分開会



○議長(森田泰元) ただいまから平成6年第4回福山市議会臨時会を開会いたします。

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○議長(森田泰元) 直ちに本日の会議を開きます。

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○議長(森田泰元) ただいまの出席議員38人,欠席の届け出のあった議員は30番世良弘造君,35番背尾博人君であります。

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○議長(森田泰元) この際,理事者から発言の申し出がありますので,これを許可いたします。



◎水道企業管理者水道局長(塔本敏忠) 失礼いたします。貴重な時間をいただきまして,水事情につきまして御報告させていただきたいと思います。

 資料を御配付さしていただいておりますので,資料を見ていただきたいと思います。

 渇水の現況でございますが,今回の異常渇水に伴います給水制限につきましては,7月17日から10%の上水道の給水制限に始まりまして,8月16日から9月29日までの45日間の時間断水を含めまして,今日まで121日間にわたる長期間の給水制限を行っております。また,工業用水につきましても132日間という異例の事態になっております。市民の皆様を初め関係各位に多大な御迷惑をおかけいたしております。

 この間,台風26号がもたらしました雨によりまして時間断水を解除いたし,また秋雨前線による降雨もありましたものの,11月11日現在,芦田川水系の各ダムの貯水量につきましては,三川ダムが436万トン,御調ダムが34万2000トン,これは治水のダムでございますが,八田原ダムが実は10月21日から湛水試験に入っておりますが,これは底水だけを今ためておりますが,58万6000トンためております。これによりまして,三川から流れた水は八田原ダムをそのまま通過して下流に流れるような仕組みになっております。合計いたしますと,528万8000トンの水が現在上流にあります。なお,貯水の抜本的な回復はまだ至っておらんという状況でございます。

 今後の長期予報を見ましても,多くの雨は望めませんので,冬季の渇水のおそれが依然として残っておると思います。当面,現行体制で行っております上水道25%,工業用水道85%の制限を継続しつつ,今後の降水量や配水量の状況を考慮してまいりたいと思っております。

 なお,上水道25%といいましても,バルブでの制限でございますので,どの地域でも水は出るわけでございますので,25%制限をしているということで自主的な節水をお願いするという形をとっております。現状はやはり若干の制限といいますか,節水をいただいているという状況でございます。

 なお,工業用水につきましても85%,これは取水制限でございまして,中津原から送っております水も,表流水がありますときはその状況に応じて水量を変動さしておりますのが現状でございます。

 見通しといたしましては,三川ダムの貯水率が50%程度,約600万トンにまで回復しますと,現行制限をすべて解除できるんではないかと思っております。今後とも皆様の御協力と御理解をお願いしたいと思っております。

 経過につきまして,下の表に書いておりますが,下から3行目にあります9月28日台風26号によりまして三川で67ミリ降ったということで,時間給水を29日から解除したということでございます。10月21日に八田原ダムの湛水試験を開始したということです。

 2ページ目でございますが,これは三川ダム及び芦田川河口堰の貯水量と,それから三川ダムの地点の降雨量等についてあらわしております。上のグラフは今年度初めから現在までのカーブを書いております。前にも資料を提出したことがございますが,一番下に書いてます点線が河口堰でございます。これは現在このままいきまして,現状が11日現在441万9000トンで96%ということでございます。それから,実線の濃いのが今年度の三川ダムの貯水量でございます。4月ぐらいまでは何とかよかったんですが,急に下がりまして8月末で一番低い状態が続き,現状徐々に回復いたしておりまして436万トン,11日現在でございます。けさ現在見てみますと443万5000トンで,11日からいいますと7万5000トンふえておりまして,36.2%の貯水率になっております。

 現状を申しますと,三川ダムは放流いたしておりません。1万9000トンか8000トン程度は,実は下流の農業用の義務放流がございますが,これは放流しておりますが,下流に甲山に発電所があります。農協の発電所ですが,これはとめさしていただいて,これに対する補償を払いながら,1日4万トン程度の放流ですが,これをとめておりますので,全面的にダムをとめているというふうに理解いただきたいと思います。

 下の表でございますが,平成4年度,5年度,6年度と平均降雨量を書いておりますが,下から2行目が平均降雨量,それから4行目が平均,6年度の降雨量を書いております。これを見ていただきますと,5月ぐらいからちょっと見ますと,平均が123ミリが三川地点で70ミリしか降っておりませんが46%。それから,6月が247が94ですから38%,いうふうな状況できまして,11月を見てみますと,平年でございますと63ミリですが,きょう現在で7ミリしか降っておりません。11%でございます。それから,10月末までを一番最後,備考欄に書いておりますが610ミリ降っております。平年でございますと1200ミリ程度降ることになっております。約50%,今年度になってからの10月末までの降雨量は50%程度だというふうに思っております。これは過去10カ年間の平均でございます。

 次のページでございますが,これは配水量の推移を書いております。上水道の配水量の推移でございます。8月16日以降でございますが,こういうふうな形で13万1000トンぐらい出ておりまして,現在が13万3500トンぐらい出ております。下に書いておりますのが応急水源の量でございます。これも,ボーリングは雨が降らない段階で自流がなくなったときに回すということでございます。一番多いときで4万7500トンぐらい上げておりますが,現状では若干落としております。一番下に書いておりますのが降雨量,三川での降雨量を書いております。

 4ページ目でございますが,これは工業用水道の配水量の推移でございます。工業用水道につきましては中津原系が18万トン,それから箕島系が7万8500トンということになっております,1日の配水量でございます。これは契約水量です。合計で25万8500トンが工業用水の配水量でございます。8月16日から9月29日までは濃い線で書いておりますが,これは河口堰だけで工業用水を送って,一番少ないときが2万3247立米送ったと,これが一番苦しいときでございまして,これから若干いきまして29日に降雨がありまして,実線で見ていただきますとトータルでは18万6000トンぐらい送ったり,大分波がありますが,これはやはりさっき言いましたように表流水の状況を見ながら,オーバーするような水があるときには送らせていただいて,ないときには制限さしていただくと。ですから,現況では11月8日,9日現在は2万6500トンぐらいのものを送っておりますが,箕島浄水場の水をちょっと多い目に送っております。9万トンから8万9000トン程度送っておりますので,トータルでは11万6000トンの水を送っておるというグラフでございます。

 これは先ほど言いました85%制限といいますのは,取水制限でございまして,利水者,建設省を中心として会議をした結果,最悪の場合はこれだけ制限ということで,自流のあるときは取らしていただくという了解をいただいておりますので,こういう運用をさしていただいております。

 最後のページ,5ページ,6ページは中国地方1カ月間の予報をつけております。5ページのところの真ん中辺にあります中国地方のこのあたりの降雨量ですが,降水量山陽地方が,上旬が平年並みということになっておりますが,平年並みですと28.1ミリ降らにゃいかんわけです。それから,中旬が少ない目ですが,これで2.7ミリ。下旬が多いと書いておりますが,これが19.2ミリということでございます。ですから,まだそれだけの雨は降っていないという状況が続いております。

 以上,御報告を申し上げて,現況を申し上げたんですが,現在対策本部といたしまして特に水道局で対応しておりますのは,先ほど申しましたように三川ダムをためることに主眼を置きまして,放流をできるだけ抑えるということを中心に行っております。きょう現在まだ放流をいたしておりません。水が少なくなるとボーリングを運転したり,ちょっと多いとボーリングを休ましてというようなことの運用をやりながら,一日も早い全面回復を待っておる状況でございます。

 ちなみに,近郊の都市を見ますと,時間断水はほぼ終わっておるようでございますが,きょうのニュース等で見ますと,高松がなんか解除されたというふうに聞いておりますが,松山が12時間,きのうまでは高松も7時間,福岡が8時間の断水を行っておられるのが現状でございます。まだ降雨がはっきりしませんので安心はできないんですが,今のままでもう少し続けさしていただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(森田泰元) 以上で,報告を終わります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(森田泰元) これより日程に入ります。

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第78条の規定により議長において,4番藤井真弓君及び38番浅利友吉君を指名いたします。

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△日程第2 会期の決定



○議長(森田泰元) 次に,日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 本臨時会の会期を本日1日間と定めたいと思います。これに御異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(森田泰元) 御異議なしと認めます。よって,会期は本日1日間と決定いたしました。

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△日程第3 委員長報告について

 議第91号 平成5年度福山市病院事業会計決算認定についてから議第93号 平成5年度福山市工業用水道事業会計決算認定についてまで



○議長(森田泰元) 次に,日程第3 委員長報告について,議第91号平成5年度福山市病院事業会計決算認定についてから議第93号平成5年度福山市工業用水道事業会計決算認定についてまでの3件を一括議題といたします。

 ただいま議題となっております案件につきましては,企業会計決算特別委員会において審査いただいておりますので,委員長の報告を求めます。

 企業会計決算特別委員長 29番佐藤昭治君。

 (29番佐藤昭治君登壇)



◆企業会計決算特別委員長(佐藤昭治) 企業会計決算特別委員会の委員長報告をいたします。

 去る9月8日の会議において企業会計決算特別委員会が設置され,その審査を付託されました議第91号平成5年度福山市病院事業会計決算認定についてを初めとする3件の企業会計決算議案について,本特別委員会が審査いたしました経過並びに結果について御報告を申し上げます。

 企業会計決算特別委員会は,同日招集され,正副委員長の互選を行い,私佐藤昭治が委員長に,竹野 武君が副委員長に選任されました。委員会は,9月19日に理事者の説明を求めた後,書類審査を行い,20日に質疑応答を重ね,21日各会計ごとに討論,採決に付したところ,次のとおり結論を得た次第であります。

 まず,議第91号平成5年度福山市病院事業会計決算認定について,誠友会は,次の要望意見を付して本会計決算認定に賛成。

 1.市民病院について,決算状況によると人件費や材料費などの医業費用の伸びが入院や外来収益の伸びを上回り,損失額が年々増加している。国の医療費抑制策による薬価基準の引き下げなどもあり,今後も厳しい状況が続くと思われるが,全職員がさらに経営感覚を養い,人件費削減などの方途を早急に立て,効率的な運営に努めること。

 1.加茂市民病院について,我が会派は毎年,運営や職員配置の見直しについて意見を述べてきたが,一向にその兆しが見られない。財政状況は悪化の一途をたどっている状況から,今年度に策定される基本構想には,このことを踏まえ,無医地区の診療や地域の医療を考慮して,診療部門のみを残し入院部門を廃止し,特別養護老人ホームや中間施設としての活用をするなど,抜本的な改革を盛り込むこと。さらに,中国中央病院の広大御幸農場跡地移転計画についても,北部の医療体制の充実を図る意味から,本市として積極的に関係者の理解が得られるよう努めること。

 日本社会党は,本会計は,市民の生命と健康を守る大切な事業であり,次の要望意見を付して本会計決算認定に賛成。

 1.市民の中心的な医療機関として,500床への増床に向けて可能な方途を検討し,早期に実現するよう努力すること。

 1.引き続き,待ち時間短縮のため,医師の増員を図るとともに,施設の整備,窓口の機械化及び予約制度の拡大などを検討すること。

 1.基本構想の策定に当たっては,現状分析を的確に行い,市民の意見を幅広く取り入れること。

 1.加茂市民病院については,過疎地域における公的医療機関としてのあり方を検討し,市民病院との連携による有効利用を図ること。

 水曜会市民クラブ連合は,福山市民病院は,近年,外来患者数の減少傾向の中で,総収益も前年より低下しているが,高度医療機器の導入や診療科目の充実などにより,今日の地域医療ニーズに対応した努力をされていることに一定の評価をするものである。

 しかし,当年度5111万2000円の純損失となり,今後とも事務・業務の改善を図り,効率的な事業運営に努めること。

 また,加茂市民病院については,当年度1億2235万9000円と大幅な純損失となり,今後,病院運営の基本的なあり方を検討され,早急に対策を講じる必要がある。そのためには両病院経営についての基本構想を早急に策定され,市民に信頼される公的医療機関としての使命と役割を果たすべく,病院事業の健全化に一層努められるよう,次の要望意見を付して本会計決算認定に賛成。

 市民病院について,

 1.今後とも公的医療機関として市民の医療ニーズにこたえるよう,最新医療機器の整備と診療体制の充実を図ること。

 1.病院事業の健全化と効率的運営のため,経費の節減,人員配置及び事務事業の見直し,改善に努めること。

 1.待ち時間の短縮に向け,より一層の工夫と改善を行うこと。

 1.外来患者の利便性に配慮した公共交通の確保に向け,さらなる改善に努めること。

 加茂市民病院について,

 1.今後とも収益の悪化が憂慮されており,地域医療ニーズに配慮した病院事業の健全化のための抜本的な対策を早急に検討すること。

 公明党は,当年度,市民病院は診療体制の整備や心臓超音波診断装置等高度医療機器の導入により,地域住民に信頼される整備を図ったところであるが,医業収支比率は年々低下の傾向にある。これは,昭和59年度を初年度とする経営健全化計画の推進により,不良債務が解消された後の明確な経営指標がないまま,今日を迎えたものと思考されるが,今年度中に今後の指標となる基本構想を策定するとのことであり,次の要望意見を付して本会計決算認定に賛成。

 1.職員の高齢化が進み,年々人件費が増加するとのことであるが,将来的に市民病院の健全経営を考えたならば,看護部門の職員の高齢化はある意味では患者サービスの低下や職員の負担増を招くことにもなり,適正配置等対応策を講じること。

 1.病院内外の修繕に当たっては,きめ細かに行うとともに,建物内外の緑をふやすなどアメニティーを考慮した整備を図ること。

 1.外来患者の増加を図るため,あらゆる方途を講ずること。また,増加策の一つとして検診活動の強化を図ること。

 1.基本構想の策定に当たっては,類似病院比較表や病院事業分析比率表等も参考にし,あらゆる面で市民に安心していただける経営指標になるよう努力すること。

 新風クラブは,病院経営は,高齢化社会の到来や医療費抑制,負担の公平等の観点から,大きな曲がり角に来ていると考えられ,全国的にも公営,民営を問わず,その経営は非常に厳しさを増すものと思われる。したがって,従来からの患者の数さえふえればよいといった発想では解決は困難である。特に,公営の病院では公共性と経済性を両立させていく必要があり,事務部門の近代化や効率化,給食業務の民間委託など,経営努力が目に見えて初めて市民のコンセンサスが得られるものである。そのことを十分留意され,経営の効率化に努めること。

 また,現在策定中の基本構想の中では加茂市民病院の存廃を含め,公的病院の役割分担とあるべき姿を早急に明確にすること。

 以上の諸点を要望し,本会計決算認定に賛成。

 日本共産党は,国の医療費抑制政策のもとで,医療機関を取り巻く環境は年々厳しさを増している。そうした中で,福山市民病院,加茂市民病院ともに,市民の信頼を得る地域の公的基幹病院としての役割を果たすべく努力されていること,さらに当年度,心臓超音波診断装置などの導入を初め,高度医療機器MRIの稼働,輪番制の小児夜間救急体制など評価できるものである。加茂市民病院は,山野町田原,加茂町広瀬への出張診療を初め,地域に密着した病院として経営努力をしていることは十分理解できるものである。しかし,その経営実態は,我が党がこれまでたびたび指摘,提言してきたにもかかわらず,経営改善に見るべき成果が上がっていない。現状のまま推移すれば,存立問題にもかかわる重大事態を迎えるのは時間の問題であると指摘せざるを得ない。その責任は,ひとえに加茂市民病院だけにあるのではなく,市長,助役を初めとする政策立案,決定者にも及ぶものであり,経営改善に向けて抜本的対策を早急に講ずること。

 現在,市民病院の今後のあり方について基本構想の策定作業に着手されているが,基本構想はコンサルタント任せにせず,院内プロジェクトを編成し,医師,看護婦を初め職員の意見,提言など十分反映されたものにすること。その際,病院利用者や市民の意見にも十分配慮し,素案の段階で所管の委員会に報告し意見集約を行うことを要望するものである。

 さらに,次に述べる要望意見を基本構想に取り入れられることを要望して,本会計決算認定に賛成。

 市民病院について,

 1.第3次救急医療体制へのビジョンと500床増床への展望を明らかにすること。特に,循環器センター,リハビリ病床,精神病床及びがん末期緩和ケア病棟などの特定病床について十分検討,研究を行い,その実現を図ること。

 1.今後,一層の需要が高まってくる寝たきり老人や障害者の訪問歯科診療科の開設,訪問看護,障害児(者)や老人のリハビリテーションを実施すること。

 1.夜間救急センターの開設を図ること。小児夜間救急に対応できるよう小児科医の増員と夜間配置を図ること。また,小児神経科医の配置も行うこと。

 1.がん治療機リニアックの導入を図ること。

 1.医師の研修機能を高め,医学,技術の進歩のための体制を整え,地域の医師,医療従事者の研修の場としての役割を果たすこと。そのために,研究研修費の増額を図り,人事交流や国内留学も行うこと。

 1.病院内での各種医療・保健相談機能を強化すること。特に,アトピー性皮膚炎やアレルギー疾患の相談窓口を開設し,治療,研究体制を確立すること。

 1.基準看護が名実ともに行われるよう看護体制の強化を行うこと。

 加茂市民病院について,

 1.医師については,現行の2名体制から3ないし4名に増員し,治療機器の更新を初め,一定の手術ができるよう改善を図ること。

 1.市民病院との連携により,特診日などを設定し,診療科目をふやすこと。

 1.加茂,山野地域への出張診療,休日や夜間の診療,往診など,地域特性を生かした医療サービスの強化を図ること。

 1.リハビリ,訓練施設も開設すること。

 政正会は,質疑でも明らかなように,市民病院の経営改善は緊急課題となっている。今年度,基本構想策定に取り組まれていることは時宜を得たものであり,新年度に反映できるよう院内の総力を挙げて取り組むとともに,加茂市民病院の今後のあり方については今年度中に方向性を明らかにすること。また,公的病院としての使命と企業会計としての経済性の兼ね合いの中で,市民に信頼される病院づくりに積極的に取り組まれるよう要望して本会計決算認定に賛成。

 との意見がそれぞれ述べられ,採決の結果,委員全員をもって,本決算を認定すべきものと決しました。

 次に,議第92号平成5年度福山市水道事業会計決算認定について,誠友会は,安定給水体制の確立と給水サービスの向上を図るため,八田原ダム建設への投資を初め諸施設の新設や整備が進められている。また,業務オンラインシステム導入により,事務の効率化も図られ,意欲的に業務の遂行に努められていることに一定の評価をするものであり,次の要望意見を付して本会計決算認定に賛成。

 1.総収支比率は当年度98.9%となり,前年度に比較して2.4ポイント低下している。これは料金改定を当決算年度まで持続したこと,また冷夏,長雨により水需要が伸びなかったことも要因として考えられるが,経済環境は一段と厳しいものが予測されており,財政の健全運営に向け一層の努力をすること。

 1.当年度,有収率は87.0%となり,対前年度比0.4ポイント上昇しており努力の跡はうかがえるが,他都市と比較してもまだ努力の余地があると考えられる。有収率の向上に相関関係のある配水管の整備と改良,また引き続き漏水調査の強化により,漏水の未然防止と早期発見に努めること。

 日本社会党は,安く,安全で安定的に水の供給を行うことが水道事業の使命であり,その努力に敬意を表し,次の要望意見を付して本会計決算認定に賛成。

 1.当年度は6863万円余の純損失を生じているが,できるだけ市民負担を抑え,良質な水の供給に努めること。

 1.老朽管及び石綿管の布設がえはできるだけ短い年次で行い,有収率を高めること。

 1.今回の渇水対策の経験を生かし,今後,水の安定供給に万全を期すること。

 水曜会市民クラブ連合は,当年度会計は,冷夏,長雨という異常気象,有収水量の減少さらに給水原価の上昇などにより,6863万9000円の純損失を生じ,厳しい経営状況となっている。今後とも,事業の効率的運営と水の安定供給に向け,より一層市民に信頼される経営に努めるよう,次の要望意見を付して本会計決算認定に賛成。

 1.近年,河川の水質悪化が進んでいる中,安全でおいしい水の安定供給に一層努めること。

 1.有収率の向上に努めること。

 1.本市の給水人口に対応した第6期拡張事業の計画的執行をすること。

 公明党は,安定した給水体制確保のため,八田原ダム建設への投資,配水池の増設及び神辺町との共同浄水場の建設等の取り組みに対してはその労を多とするものであり,次の要望意見を付して本会計決算認定に賛成。

 1.石綿管の取りかえは,できるだけ早期に行うこと。

 1.平成5年度の決算審査に当たり,本年度の渇水により水資源の有限性が明らかになったと考える。また,高松市の例に見られるように,ダム建設は根本的な渇水対策とはならないことも明らかとなっている。このことは,やがて稼働する八田原ダムを含む既存施設等に依存することへの限界をあらわしていると考えられる。水道事業は,良質で安全な水を安定して要望に応じて給水することが当然であるが,文化のバロメーターとして水道使用量が増加すればいいという本年9月議会の我が党の質問に対する市長の発言は,平時から節水を心がけるという視点が欠けており,改めるべきである。むしろ,このたびの渇水を教訓として,市民参加による節水型都市づくりに考え方を変えなければならないのではないかと思考する。質疑の中で明らかなように,本市も循環型都市づくりを考えられているようであるが,その際,福岡市の節水型水利用等に関する措置要綱等を研究され,計画的,積極的に節水型都市づくりを進めること。

 日本共産党は,本事業は,市民の生活と生命維持に欠くことのできない事業である。当年度も老朽管の布設がえや漏水調査などによる有収率の向上,未給水地域の解消,給水人口の増加,配水池の増設など,市民奉仕と水の安定供給に努力されたことを評価するものである。しかし,上水道会計の経営を圧迫しているのは,当初の約1.8倍に膨れ上がった八田原ダム建設負担金であることをこれまでにも明らかにしてきたところであり,黙過することはできない。今後の財政運営に当たり,建設改良工事などに対し過剰投資にならないよう十分留意して健全経営を図られることを要望するものである。

 また,中津原浄水場取水口近くにあるゴルフ場の使用農薬の種類とその使用量を明らかにしなかったことは遺憾である。国の法律に頼ることなく,芦田川の水質保全を図るために関係市町と協議して,水源保護条例の制定に着手すること。また,今回の渇水対応で明らかなように,臨海工業用水の供給をやめ,河口堰工業用水から最高9万6000トンの工業用水が供給されたところである。このことは,我が党がかねてから主張したように,平時の場合でも臨海工業用水の供給を絞り,その分都市用水として市内水路に供給し得ることが可能であることを示したものである。関係省庁と協議して市内の川に清流を取り戻し,潤いのある町づくりを求める市民要望にこたえるよう対策を練ること。また,雨水や下水処理水等の利用などを含めた循環型水利用都市づくりを進めること。

 以上の諸点を指摘し,良質で安価,安全な水を供給するという本来の使命を貫かれることを要望して本会計決算認定に賛成。

 との意見がそれぞれ述べられ,採決の結果,委員全員をもって,本決算を認定すべきものと決しました。

 次に,議第93号平成5年度福山市工業用水道事業会計決算認定について,日本共産党は,当年度の工業用水道の総配水量は8776万9521立方メートルであり,上水道の約1.68倍となっている。福山市における水源開発は,大企業による工業用水道の大量使用によって新たな水源の確保が必要となり進められてきたものであり,それは芦田川河口堰や八田原ダム建設などの経緯を見れば明らかである。したがって,八田原ダム建設負担金は本来工業用水道会計とりわけ大口使用者の大企業が負担すべきであり,上水道と工業用水道の負担割合が2対1となっていることも納得できない。

 また,河口堰工業用水道は日量15万8000トンの供給能力を持ちながら水利権は9万6000トンであり,平時においてもその有効活用が図られる方途も探求すべきである。

 さらに,今回の渇水の教訓を生かし,企業に対して大量消費型のあり方から循環型の水利用システムを採用するよう指導すること。

 以上の諸点を指摘して本会計決算認定に反対。

 日本社会党は,次の要望意見を付して本会計決算認定に賛成。

 1.本市発展のため,新たな企業誘致が予想される中,中小事業者の事業活動に支障を来さないよう,渇水時の対策に万全を期すること。

 との意見がそれぞれ述べられ,採決の結果,委員多数をもって,本決算を認定すべきものと決しました。

 以上をもって,企業会計決算特別委員会の委員長報告といたします。



○議長(森田泰元) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(森田泰元) 質疑もないようでありますので,これにて質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。討論はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(森田泰元) 討論もないようでありますので,これにて討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

 (賛成者起立)



○議長(森田泰元) 起立多数。よって,委員長報告のとおり決しました。

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△日程第4 報第22号 損害賠償の額を定める専決処分の報告について及び日程第5 報第23号 損害賠償の額を定める専決処分の報告について



○議長(森田泰元) 次に,日程第4 報第22号損害賠償の額を定める専決処分の報告について及び日程第5 報第23号損害賠償の額を定める専決処分の報告についての2件を一括し,説明を求めます。



◎総務課長(佐道修二) 報第22号及び報第23号の損害賠償の額を定める専決処分の報告について御説明申し上げます。

 これら2件の専決処分は,平成4年9月及び平成6年3月に,市内霞町三丁目及び芦田町において発生いたしました自動車によります交通事故につきまして,その相手方に対する損害賠償の額を市長において専決処分によりそれぞれ決定いたしましたので,地方自治法第180条第2項の規定により,議会に御報告するものでございます。

 賠償金額,賠償の相手方,専決年月日,事故の概況等につきましては,それぞれここに掲げているとおりでございます。

 どうかよろしくお願い申し上げます。



○議長(森田泰元) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(森田泰元) 質疑もないようでありますので,これにて報第22号及び報第23号の2件を終わります。

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△日程第6 報第24号 平成5年度福山市一般会計継続費精算の報告について



○議長(森田泰元) 次に,日程第6 報第24号平成5年度福山市一般会計継続費精算の報告について説明を求めます。



◎財政課長(田村勇) 報第24号平成5年度福山市一般会計継続費精算の報告についてを御説明申し上げます。

 平成5年度福山市一般会計継続費精算報告書を次のとおり調製いたしましたので,地方自治法施行令第145条第2項の規定により議会へ御報告するものでございます。

 第10款教育費中社会体育費の水上スポーツセンター建設事業につきましては,平成4年度から5年度の2カ年計画で実施したものでございます。全体計画といたしましては6億5422万6000円でございましたが,実績は6億5030万5984円となりました。各年度の年割額,支出済額並びに財源内訳などにつきましては,ここに記載したとおりでございます。

 事業の概要ですが,管理棟は鉄骨づくり2階建て,延べ1097.18平米,艇庫は鉄骨づくり平家建て540平米,それにコースの整備等でございます。

 以上,どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(森田泰元) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(森田泰元) 質疑もないようでありますので,これにて報第24号を終わります。

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△日程第7 議第127号 平成5年度福山市一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第17 議第137号 平成5年度福山市財産区特別会計歳入歳出決算認定についてまで



○議長(森田泰元) 次に,日程第7 議第127号平成5年度福山市一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第17 議第137号平成5年度福山市財産区特別会計歳入歳出決算認定についてまでの11件を一括議題といたします。

 提案者から提案理由の説明を求めます。

 (市長三好 章君登壇)



◎市長(三好章) 本日は,臨時市議会を招集いたしましたところ,議員各位には,御多忙の中を御参集いただきまして,まことにありがとうございます。

 今回,提出しております平成5年度福山市一般会計ほか10特別会計の決算の御審議をお願いをするに当たり,市政の報告と議案の大要について御説明申し上げます。

 まず,ことし夏のかつて例を見ない異常渇水により,上水につきましては,8月16日から9月29日までの45日間,12時間断水の実施など,市制施行以来希有の事態に直面し,市民の皆様には日常生活に非常な御不便をおかけいたしました。

 工業用水につきましても,中津原での取水の全面取りやめなど85%の給水カット,農業用水の90%給水カットなど,産業活動にも大きな支障を生じましたが,芦田川河口湖からの工業用水の取水や関係者の御尽力により,操業停止などの最悪の事態は何とか回避することができました。

 これまでの市民の皆様方,農業団体を初めとする関係各位の御理解と御協力に対しまして,厚くお礼を申し上げます。

 最低9.6%にまでに落ち込んだ三川ダムの貯水量は,台風がもたらした雨などにより,11日現在,貯水量436万トン,35.6%の水準にまで回復しており,芦田川河口湖につきましても満水の状況となっております。しかしながら,十分な貯水量ではないことに加え,これから雨量の少ない季節を迎えることから,決して安心できる状況ではありません。引き続き給水制限を継続せざるを得ませんので,市民の皆様の御協力をお願いを申し上げます。

 10月21日から,八田原ダムにおいては試験湛水が開始されております。本市といたしましても,引き続き水資源の確保に努めてまいります。

 次に,アジア競技大会は,10月2日から10月16日の間開催をされ,福山市におきましてはサッカー女子,漕艇の2種目が開催されましたが,懸念されました観客動員も,サッカー女子で延べ約1万5000人,漕艇競技は4日間で延べ約5万4000人とこれまで例を見ない観客が会場を埋めるなど,大成功裏に大会を終えることができました。

 漕艇競技につきましては,渇水により開催が危ぶまれましたが,幸いにして,開催直前の台風による降雨にも恵まれ,施設,運営面とも快適な条件のもとで開催でき,アジア競技大会組織委員会の古橋会長が,世界選手権も開けるすばらしいコースと絶賛されました。

 13の国,地域から約300人の選手,役員を,花いっぱい運動や清掃活動など温かいもてなしの心で迎えていただいた多くの市民やボランティアの方々,漕艇会場の整備に格段の御配慮をいただいた建設省や農業団体の関係者に,改めてお礼を申し上げます。

 本市で初めて開く国際大会に,市民が連帯感を持って一体的に取り組んだ今回の貴重な経験は,2年後の第51回国民体育大会や町づくりを進める上で,大いに生かされるものと確信いたしております。

 さて,市民が待望したふくやま芸術文化ホール・リーデンローズは,ほぼ3年の歳月を費やし建設してまいりましたが,去る11月2日落成,開館いたしました。開館記念行事として実施した広島交響楽団演奏会などには多くの聴衆が高度な演奏に魅了され,また,11月5日,6日両日の一般公開には,1万1000人を超える市民が訪れ,ホールに対する関心の高さが示されました。今後,多様な文化活動の場として,多くの市民に気軽に利用していただくとともに,運営に当たるふくやま芸術文化振興財団の自主事業を含め,文化の薫り高い世界の芸術に触れる機会を提供し,備後地域の芸術文化の発信拠点としてまいりたいと考えております。リーデンローズの建設に御協力をいただいた広範な市民の皆様にお礼を申し上げますとともに,今後ともリーデンローズが市民に愛され,芸術文化の発展に役割を果たしてまいりますよう御協力をお願い申し上げます。

 10月の第1週から実施いたしております,燃やせないごみを資源ごみと埋め立てごみに分けて収集する分別収集の取り組みにつきましては,これまでのところ,市民の間に大きな混乱もなく順調にスタートを切ることができました。各家庭から出されるごみの分別状況も,当初の予想を上回り,おおむね8割がきちんと分別されており,ごみ排出量の抑制と資源の再利用の促進に向け大きな一歩を踏み出すことができたものと考えております。ごみ問題に対する市民の認識の高まりと,町内会を初め各家庭など多くの市民の熱心な御協力によるものと感謝いたしております。近く分別収集の状況につきまして中間的な集約をし,改めて御報告を申し上げたいと考えております。引き続き,市民の皆様の一層の御理解と御協力をお願いいたします。

 次に,平成5年度の決算の概要を申し上げます。まず,一般会計では,歳入総額1314億4648万円に対し歳出総額は1285億974万9000円となり,歳入歳出差し引き額は29億3673万1000円で,平成6年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は,6億2734万7000円の黒字となっております。特別会計も,都市開発事業会計ほか9会計がそれぞれ黒字決算となっており,特別会計全体では,歳入総額982億9224万2000円に対し歳出総額964億4770万3000円となり,平成6年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は,17億4308万円の黒字となっております。

 平成5年度の財政運営につきましては,極めて厳しい状況の中で,経費の節減を図るなど行財政の健全化に努める一方,福祉,教育の充実への取り組み,アジア競技大会,国民体育大会に向けた諸準備や大規模事業を計画的に推進するとともに,3次にわたる国の総合的な経済対策に呼応し,市単独事業を中心に道路や公園など生活関連公共投資や下水道など都市基盤の整備に積極的に取り組みました。

 普通会計における決算状況を見ますと,財政構造の弾力性を判断する主要な指標である経常収支比率は77.9%で前年度より3.4ポイント上昇し,また公債費比率も13.8%と前年度に比べ0.1ポイントの上昇で,財政の硬直化が進んでおります。本年度につきましても,歳入の根幹をなす市税が前年度を下回る反面,義務的経費の増高が見込まれることなどから,財政環境は一段と厳しくなるものと予測いたしております。引き続き,事務事業の見直しや財源の重点的かつ効率的な配分により柔軟な財政対応力の確保に努め,既定計画に基づく諸事業の着実な推進や多様化する市民ニーズに的確にこたえ,活力と魅力にあふれた都市づくりを目指してまいりたいと考えております。

 平成5年度における主要施策につきましては,主要な施設の成果等説明書で御報告を申し上げているとおりでございます。

 なお,決算についての監査委員の指摘要望事項につきましては,その対応策を講じ,事務事業のより適正かつ効率的な執行に努めてまいります。

 提出いたしております議案につきましては,慎重なる審議の上,認定いただきますようお願いを申し上げ,提案理由の説明とさせていただきます。

 よろしくお願いをいたします。



○議長(森田泰元) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(森田泰元) 質疑もないようでありますので,これにて質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議第127号平成5年度福山市一般会計歳入歳出決算認定についてから議第137号平成5年度福山市財産区特別会計歳入歳出決算認定についてまでの11件につきましては,20人の委員をもって構成する一般・特別会計決算特別委員会を設置し,これに付託の上,閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(森田泰元) 御異議なしと認めます。よって,議第127号議案から議第137号議案までの11件については,20人の委員をもって構成する一般・特別会計決算特別委員会を設置し,これに付託の上,閉会中の継続審査とすることに決しました。

 ………………………………………………



○議長(森田泰元) ただいま設置されました一般・特別会計決算特別委員会の委員の選任については,委員会条例第6条第1項の規定により,議長が会議に諮って指名することになっております。

 その指名は,局長をして報告いたさせます。



◎事務局長(山本光明) 御報告申し上げます。

 一般・特別会計決算特別委員会委員

  小土井敏隆議員  小川勝己議員

  川崎卓志議員   小林茂裕議員

  岡田照弘議員   村井明美議員

  藤井 昇議員   小川真和議員

  安原一二郎議員  瀬尾 惇議員

  東  稔議員   浅野洋二議員

  上野健二議員   村上 登議員

  蔵本 久議員   背尾博人議員

  小川順三議員   浅利友吉議員

  稲葉勘一議員   三谷 積議員

 以上,20人でございます。



○議長(森田泰元) お諮りいたします。

 ただいまの報告のとおり指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(森田泰元) 御異議なしと認めます。よって,ただいま指名の議員を一般・特別会計決算特別委員会の委員に選任することに決しました。

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○議長(森田泰元) 以上で,本臨時会に付議されました案件は,すべて議了いたしました。

 これにて,平成6年第4回福山市議会臨時会を閉会いたします。

          午前11時6分閉会

 ──────────────────

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。





 福山市議会議長





 福山市議会議員





 福山市議会議員