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広島県 福山市

平成24年12月 予算特別委員会 12月17日−02号




平成24年12月 予算特別委員会 − 12月17日−02号







平成24年12月 予算特別委員会



           平成24年12月福山市議会予算特別委員会記録

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2012年(平成24年)12月17日(月)

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 本日の会議に付した事件

平成24年度補正予算

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 出席委員

    委員    河 村 晃 子

    委員    木 村 秀 樹

    委員    生 田 政 代

    委員    連 石 武 則

    委員    藤 田 仁 志

    委員    今 川 享 治

    委員    田 中 光 洋

    委員    門 田 雅 彦

    副委員長  和 田 芳 明

    委員    藤 原   平

    委員    大 塚 忠 司

    委員    榊 原 則 男

    委員    岡 崎 正 淳

    委員    土 屋 知 紀

    委員    大 田 祐 介

    委員    今 岡 芳 徳

    委員    西 本   章

    委員    高 橋 輝 幸

    委員    中 安 加代子

    委員    高 田 健 司

    委員    五阿彌 寛 之

    委員    千 葉 荘太郎

    委員    塚 本 裕 三

    委員    熊 谷 寿 人

    委員    池 上 文 夫

    委員    高 木 武 志

    委員    宮 地 徹 三

    委員    瀬 良 和 彦

    委員    神 原 孝 已

    委員    法 木 昭 一

    委員    稲 葉 誠一郎

    委員    早 川 佳 行

    委員    佐 藤 和 也

    委員長   須 藤   猛

    委員    黒 瀬 隆 志

    委員    川 崎 卓 志

    委員    村 井 明 美

    委員    徳 山 威 雄

    委員    小 川 眞 和

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 説明のため出席した者の職氏名

  市長      羽 田   皓

  副市長     開 原 算 彦

  副市長     堀   径 扇

  参事兼市長公室長小 川 智 弘

  企画総務局長  内 田   亮

  企画政策部長  中 島 智 治

  福山市立大学事務局長

          寺 岡 千佳雄

  総務部長    道 廣 修 二

  財政局長    佐 藤 彰 三

  財政部長    小 林 巧 平

  財政課長    三 谷 正 道

  税務部長    亀 田 繁 樹

  経済環境局長  松 浦 良 彦

  経済部長兼企業誘致推進担当部長

          小 畑 和 正

  商工課長    佐 伯 隆 司

  農林水産部長  石 岡   徹

  環境部長    杉 野 昌 平

  保健福祉局長  廣 田   要

  福祉部長兼福祉事務所長

          桑 田 正 國

  長寿社会応援部長岸 田 清 人

  保健部長兼保健部次長

          亀 澤 浩 一

  保健所長兼保健部参与

          村 尾 正 治

  児童部長    神 原 大 造

  市民局長    近 藤 洋 児

  市民部長    藤 原 時 晴

  国保年金課長  矢 吹 泰 三

  まちづくり推進部長

          金 尾 和 彦

  松永支所長   林   浩 二

  北部支所長   三 好 郁 展

  東部支所長   松 浦 律 子

  神辺支所長兼川南まちづくり担当部長

          岡 森   稔

  市民病院参事  若 井 久 夫

  市民病院事務部長下 江 正 文

  市民病院庶務課長藤 本 ヒロコ

  建設局長    橋 本 哲 之

  建設局参事   石 崎 隆 弘

  建設管理部長  渡 邉 清 文

  土木部長    松 浦 昭 夫

  農林土木部長  佐々木 敏 文

  都市部長    松 枝 正 己

  都市整備課長  神 田 量 三

  建築部長    三 好 豊 彦

  会計管理者   藤 井 睦 雄

  教育長     吉 川 信 政

  管理部長    石 井 康 夫

  施設課長    地 割 唯 雄

  学校教育部長  三 好 雅 章

  学校教育部参与 石 口 智 志

  指導課長    伊 原 秀 夫

  社会教育部長  山 口 善 弘

  文化課長    村 上 寿 広

  選挙管理委員会事務局参与

          前 田 修 嗣

  上下水道事業管理者上下水道局長

          赤 澤   收

  経営管理部長  平 上 和 彦

  経営管理部参与 川 上 浩 治

  工務部長    岡 本 秀 夫

  工務部参与   ? 田 卓 弥

  施設部長    小 出 純 二

  消防担当局長  田 中 一 士

  消防担当部長  牧 平 健 児

  消防担当部長  大 畠 功 之

  消防担当部長  横 山 宏 道

  消防担当部長  高 橋 日出四

  代表監査委員  勝 岡 慎 治

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            午前10時開会



○委員長(須藤猛) ただいまから予算特別委員会を開きます。

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△議第164号 平成24年度福山市一般会計補正予算から議第167号 平成24年度福山市商業施設特別会計補正予算まで及び議第192号 平成24年度福山市一般会計補正予算から議第199号 平成24年度福山市下水道事業会計補正予算まで



○委員長(須藤猛) これより議第164号平成24年度福山市一般会計補正予算から議第167号平成24年度福山市商業施設特別会計補正予算まで及び議第192号平成24年度福山市一般会計補正予算から議第199号平成24年度福山市下水道事業会計補正予算までの12件を一括議題といたします。

 議第192号平成24年度福山市一般会計補正予算から議第199号平成24年度福山市下水道事業会計補正予算までの8件について,理事者から説明を求めます。



◎財政課長(三谷正道) 議第192号平成24年度福山市一般会計補正予算から議第199号平成24年度福山市下水道事業会計補正予算までの8件について,一括して御説明申し上げます。

 今回配付させていただいております平成24年第6回福山市議会定例会補正予算2次分議案説明資料で説明をさせていただきたいと思います。

 1ページをお願いいたします。

 1ページは補正予算現況調べで,一般会計の歳入でございます。表の区分欄の補正予算額2次分の欄の一番下の歳入合計欄でございますが,今回の歳入予算の補正は1492万5000円を追加するものでございます。内訳の第20款諸収入は,派遣職員給与費負担金の増額でございます。

 2ページをお願いいたします。

 一般会計の歳出であります。歳入と同じく表の区分欄の補正予算額2次分の欄でありますが,今回の歳出予算の補正は,第1款議会費147万2000円の減額から第10款教育費の1億2486万3000円の減額まで,それぞれの款で予算の調製を行い,その上で歳入との差額につきまして第14款の予備費を増額するものでございます。補正額は,歳入と同額の1492万5000円を追加するものでございます。

 3ページをお願いいたします。

 3ページは特別・企業会計で,表の左側の欄外に丸印をつけてございますが,この会計が今回補正いたします会計でございます。特別会計は,都市開発事業会計から介護保険会計までの3会計,補正額は合計で1786万3000円の減額でございます。また,企業会計は,病院事業会計を初め4会計で3億2942万6000円の減額であり,一般会計,特別会計,企業会計の全8会計の合計で3億3236万4000円の減額となるものでございます。

 4ページは,一般会計の歳出補正予算の性質別内訳でございます。

 5ページをお願いいたします。

 補正予算の概要でございます。中段の補正予算の内容でございますが,1の人件費等の調整では,職員給与費にかかわるものといたしまして,特別職3%の給料額引き下げ期間の延長のほか,職員の中途退職や人事異動等の変動に伴う減額などの調整といたしまして,一般会計を初め,特別会計,企業会計の合計で,10億2149万9000円を減額するものでございます。その他の臨時職員賃金・共済費は,先ほどの職員の中途退職などに対応するもので,3860万9000円の増額,このほか一般会計から下水道事業会計負担金や特別会計3会計に対する繰出金の調整などで692万5000円を増額するものでございます。

 2の競馬事業協力金は,競馬事業の廃止に伴い,これまでの長年にわたる競馬事業への貢献にかんがみ,調教師などの競馬関係者に対する協力金の一部を早期離職者への対応などに備え2億円計上するものでございます。

 3のその他は一般会計で,会計の規模の調整のために予備費を4億4360万1000円増額するものでございます。

 以上で,議第192号から議第199号までの説明とさせていただきます。

 どうぞよろしくお願いいたします。



○委員長(須藤猛) これより補正予算12件を一括して質疑に入ります。

 委員の皆様にお願いをいたします。質疑に当たっては,議案番号,会計名,ページ名,項目等,具体的に示し,質疑を行っていただくようお願いをいたします。

 なお,理事者に申し上げておきます。答弁は,質問の意を的確にとらえ,簡潔明瞭にお答えを願います。また,発言を求める際は,挙手と同時に自分の職名をはっきりと名乗るようお願いします。

 質疑はありませんか。黒瀬隆志委員。



◆(黒瀬隆志委員) 議第164号平成24年度福山市一般会計補正予算をお願いいたします。

 29ページ,社会教育費,施設整備費,芸術文化ホール舞台音響設備改修の内容,1億8800万円についてお知らせください。



◎文化課長(村上寿広) 今回の補正の案件です。

 リーデンローズにおきましては,1994年平成6年の開館から18年を経過しております。その間,設備関係の老朽化が進んでおり,また経年劣化に伴います補修部品の確保も困難な状況となっております。そうした中で,今回の補正では大ホールにおきますアンプやスピーカー,音響調整卓等の舞台音響設備について改修を行うものでございます。

 以上です。



◆(黒瀬隆志委員) 今お話がありましたように,当文化ホールは,たしか平成6年に落成したと記憶しておりますが,18年経過するということなんですけれども,こうしたいわゆる更新というもの,音響の改修が通常どれぐらいで更新されるものでしょうか。



◎文化課長(村上寿広) それぞれの利用形態にもよるかと思いますが,同時期に建設されております同規模のホールでは,岡山のシンフォニーホールが19年で改修となっております。それから,富山市の芸術文化ホールでは15年くらいで改修をされておるようです。他の施設につきましても,およそ15年から20年が設備の更新のめどとなっているようです。福山市におきましては,リーデンローズ,それから神辺文化会館がちょうどその時期になっております。これまでも年次的に改修を図ってきたところでございます。

 以上です。



◆(黒瀬隆志委員) そうした意味では,ちょうどそういう年限に当たっているということですが,こうした施設更新をされる中で,ただ機械が新しくなるということだけではなくて,何か新たな取り組み等もし考えがあればお示しください。



◎文化課長(村上寿広) これまでリーデンローズにつきましては,2010年度平成22年度から舞台機構,それから23年度につきましては中央監視盤,それから今年度は大ホールの照明設備の更新を予定しております。今後につきましても,小ホールの音響や照明の更新等,年次的な更新を図っていく予定にしております。そうした中で,市民の皆さん,利用者の皆さんに喜んでもらえる施設になるよう整備に努めてまいりたいと考えております。

 以上です。



◆(黒瀬隆志委員) こうした同規模のホールの,いわゆる音響というよりも稼働率で関連することなんですけども,もしそういう中核市中で同ホール等の稼働率を把握されておりましたら,お教えいただきたいと思います。



◎文化課長(村上寿広) 申しわけございません。中核市の方の情報は持ち合わせておらないんですけど,全国の公共ホールの利用実態調査におきましては,およそ60%の稼働率となっておるような状況でございます。その中で,リーデンローズにつきましては,休館日でも御利用の希望があれば臨時開館するなど,市民サービスに努めております。そうした結果,大ホール,小ホールともに常時70%台は確保しておりまして,稼働率としては高い水準を維持しているような状況となっております。

 よろしくお願いします。



◆(黒瀬隆志委員) 私どもさきの本会議でも質問させていただいて,本市のこの大ホールの稼働率が71.4%ということで,今ありましたような全国的にもすばらしい状況であろうかと思いますが,今回こうした機器が更新されるということで,さらに何かお考えになっていることがありましたらお知らせください。



◎文化課長(村上寿広) 先ほど申しました臨時開館の取り組み,それから市長答弁申し上げましたけど,リーデンローズにおきましては,音楽宅配便やロビーコンサート,それから,これは館長にやっていただいておりますけど「音楽定食五百円也」など,いろんな事業展開をしております。

 今回,多額のお金をかけまして施設の改修をするわけですけど,今後ともに多くの市民の皆さんが喜んでもらえるような施設となるように努力をしてまいりたいと考えております。

 どうぞよろしくお願いいたします。



◆(黒瀬隆志委員) 最後になります。

 当芸術文化ホールは,横の方向に勾配のついた客席等もあり,これは国内では例のない,いわゆる施設だそうでございますが,いわゆるこのホール自体が非常に芸術性の高いホールと聞いております。今回の音響施設のこうしたリニューアルが多彩な事業展開の一助になるように,また市民文化向上につながることを要望して終わります。



○委員長(須藤猛) 土屋知紀委員。



◆(土屋知紀委員) 2点伺います。

 1点目は議第164号の一般会計補正予算,2点目は議第165号の都市開発事業特別会計補正予算です。

 1点ずつ伺います。まず1点は,議第164号一般会計補正予算の芸術文化ホール整備についてでございます。

 先ほど他の委員さんからも質問がありましたけれども,私がお伺いしたいのは,このホールでの利用についての安全対策について伺いたいと思います。

 2011年度の決算要求資料278ページなんですけれども,リーデンローズのホール内での転倒事故の件数が掲載されております。毎年度のように転倒される方がおられます。それについて,まずどのような本年度の事故の状況になっておるのか,現況についてお示しいただきたいと思います。

 2点目ですけれども,転倒事故を防止するさまざまな施策がされておると思います。それについては評価できると思うんですけれども,どういった改善策といいますか,転倒防止対策を講じてきたのか。

 3点目なんですけれども,先ほど来ありましたように,この施設は全国でも有数の音響の非常にすぐれた傾斜勾配のかかった階段を持つ音響ホールなんですね。そういった意味で,それと安全対策を講じることについて伺いたいと思うんですけれども,特に大ホールの1階部分から2階部分に当たる客席からの階段部分が,勾配がついているために階段が非常に段差が不均一均衡になっておるということを伺っております。そのことが転倒を発生させる一つの要因かなと私は思うんですけれども,そういう改善工事と音響との関係はどのようになるのか。

 3点お答えいただきたいと思います。



◎文化課長(村上寿広) リーデンローズにおける転倒事故でありますが,ちょっと今手元に資料がないんですけど,階段部分での転倒事故が多いような状況であるということは把握しております。そうした中で,改善策といたしまして,昨年度,転倒するところが多いホワイエ,小ホールを出たところなんですけど,そこからロビー,出入り口へ通ずるところへ手すりを設置をいたしました。それから,これは興行中なんですけど,アナウンスの中で,転倒等に注意するようにという呼びかけ等も行っております。それから,現場に近いところでは,係員の者が階段に注意してくださいというふうに直接お願いをしているところでございます。

 設備につきまして,どうしても劇場ホールというような形で,階段のような形になっていますので,その部分についてできる対応を,これまでどおりいろんなアナウンスをしたり,声かけをしたりという対応で事故防止を図ってまいりたいと考えております。

 以上です。



◆(土屋知紀委員) 先ほど私がお話ししました決算要求資料の資料では,改善状況として大ホールの1階客席階段のノンスリップビニールシートを交換するという改修工事を2012年3月にやっておるんですね。あと,また,入り口のインターロッキングの復旧工事などをやっております。これは会場の外ですので音響には余り支障はないんじゃないかなと思うんですけども,こういったビニールシート,ノンスリップの交換等の工事が音響に何か支障がくると,要するに工事をする前と工事をする後で変化があったのでしょうか,なかったのでしょうか。



◎文化課長(村上寿広) 階段部分のビニールシートでございますので,音響についての影響は,はっきりちょっと私からは申し上げにくいんですけど,それほど大きな影響はなかったものと考えております。

 以上です。



◆(土屋知紀委員) 音響に支障はそれほどないということだったと思います。

 私も何度もこの施設は利用させていただいておりますけれども,確かに改善が目で見てよく確認ができるんですね。先ほど答弁ではなかったですけれども,2012年度の転倒状況がもしわかれば,もう一度答えていただきたいと思うんですけれども。

 毎年ここでは芸術文化を楽しんで来られる方が,階段がやはり傾斜配分になっておるがために転倒されるという痛ましい事故が起こっております。こういったことがないようにすることが本市の責任,責務だと思います。そういった意味で,特に階段部分の注意の喚起とか,滑りどめとか,あわせてより一層の転倒防止策が必要ではないかと思うんですけれども,いかがでしょうか。2012年度の転倒件数,報告件数もあわせてお答えいただきたいと思います。



○委員長(須藤猛) 件数わかるんな。



◎文化課長(村上寿広) 資料があると思うんで,ちょっと時間をいただければわかると思うんですけど。



○委員長(須藤猛) 対策は,その転倒防止。



◎文化課長(村上寿広) あわせて。



○委員長(須藤猛) 土屋委員,今資料がないので,ちょっと時間をいただければということなんですが。



◆(土屋知紀委員) じゃあ,対策の方。



○委員長(須藤猛) 対策だけ言うて,対策,転倒防止対策。



◎文化課長(村上寿広) 確かに事故がゼロにならないような状況,我々十分認識をしております。そうした中で,できるだけのことをやっていく,財団の職員含めまして,ハード整備含めまして,できるだけのことはやっていきたいと考えております。

 よろしくお願いします。



◆(土屋知紀委員) 安全対策について,ハード整備を含めてできるだけのことをやっていくということですので,音響に支障がない範囲で,特に先ほども,認識があると思いますけれど,階段部分での転倒が多いですので,そこを改善できるような方向で検討していただきたいということ,これ要望しておきます。

 次に,都市開発事業について,議第165号を伺います。

 水呑三新田土地区画整理事業の債務負担行為が計上されておりますけれども,この詳細の中身について報告してください。



◎都市整備課長(神田量三) 債務負担行為で1億2300万円の内訳についてでございます。

 都市計画道路の築造工事で6000万円,あと区画道路3路線につきまして6300万円という内容になっております。

 以上です。



◆(土屋知紀委員) この水呑三新田の区画整理事業は,これまでも我が党はいろいろな議会の場で質問をさせていただいておるんですけれども,特に財政的な観点から伺いたいと思うんです。

 中国新聞の11月28日付の記事にも掲載されておりますけれども,今回土地の売却が一定進んだということなんですけれども,ところが売却価格と土地開発公社からの先行取得価格に差があり,端的に言えば本市にとって売却損が3億円以上生まれるということなんですね。これについての認識はどういうふうに受けとめておられるのか。

 それとあわせて,土地区画整理事業そのものについて我が党は,区画整理を行ったら,区画整理事業を行う大前提として土地の価格が上がると,だから先行取得をして先行投資を行って,土地の価値を上げて売ったら利益になるからいいんだよというのがこれまでの事業者の皆さんの説明だったんですけれども,今回,売却価格そのものが実価が下がっておるわけなんですね。つまり投入した税金に対して売って得られる利益が少ないという現象が起きてます。だから,こういうリスクが非常に大きい区画整理事業は非常に慎重にするべきだというふうな指摘を我が党はしてきたと思うんです。今回3億4200万円余り損失を出すことについての我が党も含めて指摘,リスクについてどう総括しているのか,2点お答えください。



◎都市整備課長(神田量三) このたび県立福山若草園に売り払う土地についてでありますけれども,42億円の売り払いで,新聞報道もありますように大きく取得価格と処分価格に差がありました。これについては,水呑三新田土地区画整理事業の事業そのものに関連がないものであります。事業費的には個別の対応ということであります。

 まず,大きな差があるということでありますけれども,こうした差額については市の財源と申しますか,市民の税金で賄われるものでありますので,大変重く受けとめている状況であります。

 そして,土地区画整理事業そのものにつきましては,委員おっしゃられますように,土地の先行取得ということではありません。事業の仕組みとすれば,事業前の土地を減歩という形で地権者の方にお返しするものであります。事業そのものにつきましては,補助金でありますとか,保留地の売り払いによって事業が賄われるものでありまして,今回の先行取得そのものには特に関連はございません。

 区画整理事業全体で申しますと,地価の下落傾向というのはあるんですけれども,こうした状況も踏まえて,事業計画に沿って事業推進して早期完了を目指してまいりたいと考えております。

 以上です。



◆(土屋知紀委員) 結果的に損失を生んだことについては重く受けとめるということで,そのとおりなんですね,重く受けとめてください。特に3億4200万円という多額の公金で穴埋めしなければならないということになってるわけでしょう。これは,まず振り返ってみて,水呑三新田区画整理事業が18年以上の長きにわたる事業だと思うんですけれども,長い間ここは土地が売却ができずに塩漬けになっていたという経緯もあると思うんですね。そういった意味で,重く受けとめることは必要だけれどもね,何が問題だったのかというのをきっちりと総括しなければならないと思うんですね。どう総括をしているんでしょうか。

 それと2点目,これ財産の取得はことしの3月の議会で審議されているわけなんですけれども,要するに土地開発公社からの購入価格と売却価格の差額について私聞きたいんですね。3月の時点では1平米当たり5万9174円で取得してるわけなんですね。今回12月では3万円何がし,たったこの9カ月程度で1平米当たりの価格が2万円以上も下がるものなんですか。どういう計算で,地価が下がったからこんなに損失を生むといいますけれども,1年もたってないわけなんですね。これはどういうふうに理解すればいいのか,説明いただきたいと思います。



◎都市整備課長(神田量三) 水呑三新田の土地区画整理事業ですけれども,着手から18年が経過しております。工事の進捗で申しますと,今回の売り払いの42ブロックにつきましては,芦田川大橋に隣接することもありまして,区画道路の築造でありますとか土地の整地でありますとか,そういったことで工事自体は平成15年あたりに概成したものであります。それから,土地の処分に向けて,せっかくの一団地の土地でありますので,できれば公共的な,公益的な利用ができるようということで処分を検討してまいったところであります。

 一方,42ブロックの取得価格と処分価格の差があるんですけれども,今回土地を買収した時点は平成5年度になります。それから,土地の取得価格と銀行からの借り入れ,それと事務費ということで,土地開発公社から再取得したものであります。処分価格につきましては,平成24年度に専門家の意見を聞きながら,いわゆる時価と申しますか実勢価格で価格を決定したものであります。

 以上です。



◆(土屋知紀委員) 歴史的な経緯についてはわかったんですけれども,結局福山市が大損してるわけなんですよね。この穴埋めというのはどう処理するんですか,そうしましたら。その財政的な処理の方法はどうなるのか,説明いただきたいと思います。



◎都市整備課長(神田量三) 差額につきましては,市の財源で補てんをするという形になります。処分価格と取得価格のその差については,市の税金で賄われるものと認識しております。

 以上です。



◆(土屋知紀委員) 結局,これは特別会計ですので,今のお話では一般会計から公金を投入して繰り入れるというふうな理解なんでしょうかね。結局,市民負担にかぶってくると,我々市民の税金が後年度,借金として残ってくるというふうな説明だったと思うんですね。やはり,こういうふうになるから,区画整理事業というのは非常にリスキーだと,危険性が高いということを再三再四にわたって述べてきたわけです。最初の方で,そういう実態,指摘も認識しておきながら,これからも区画整理事業を行っていくというのはいかがなものかと思いますよ。この失敗,損失からきちっと総括して学ぶべきものはたくさんあるのではないでしょうか,改めて認識をお答えください。

 具体的に言いましたら,都市開発事業,ほかにも,例えば神辺の区画整理事業などメニューが用意されてますでしょう。同じようなことを繰り返すのではないかということが懸念されるわけなんですよ。そういった意味で,どう考えておられるのかということが質問の趣旨です。



◎都市整備課長(神田量三) 42ブロックの売り払いの事業収支と土地区画整理事業の事業収支というのは個別のものでありまして,区画整理事業上の関連はございません。

 以上です。



◆(土屋知紀委員) 関連がないとおっしゃいましても,この都市開発事業の特別会計の中で,トータルとしてプラスかマイナスかって見ないといけないんじゃないですか。プロットを見たら,一つ一つを見れば関連ないかもしれんけれど,財政的には,結果的に理事者の皆さんおっしゃったように,税金で3億4000万円余り赤字を補てんしないといけないのは厳然たる事実でしょう。そうですよね。私の理解が間違ってますか。なのでね,赤字を生んでるんですよ。それを何の関係もない一般市民の税金をここに投入しようとしているあり方について,非常におかしいですよということを述べてるわけなんですよね。やはり,重ねて申し上げたいと思いますが,まず今回のこの赤字の損失の経過をもうちょっと丁寧に,市民理解が得られるような方法で,明らかに,つまびらかに説明してください。

 これ3億円余りの,全くこの土地区画整理と関係ない方たちの市民負担をふやすあり方は,決して認められるものではありません。

 それとあわせて,区画整理事業というのが減歩ということで,大前提として将来土地が上がるっていう根拠のない前提のもとに組み立てられるようなあり方っていうのは,もう金輪際やめるべきだと思います。福山市は区画整理事業,これ神辺で用意されてますけど撤回すべきです。そういうことを強く要望しておきます。



◎財政局長(佐藤彰三) 水呑三新田の土地の売買につきましては,事業とは直接関係はなく,その地域内に都市整備をするための用地を取得していたもの,これをこのたび県に売り払うことによっての差額が生じたものであります。

 それと,区画整理事業につきましては,御承知のように,その土地の地価の増進というようなことを目的としてやるわけでありまして,広い地域の中がかつての雑種地から今のような整備をされ,ここでの税等,市税等については相当の貢献があったものと考えております。

 以上です。



◆(土屋知紀委員) 最後に述べておきたいと思いますけれども,今,理事者の方が説明あったように,区画整理事業を行うことによって土地の価格が,要するに価値が上がって事業費に見合うだけの収入が得られるんであれば,このように3億円以上も穴があいたのを穴埋めしなければならないということにはならないですね。結果的に,やはり土地が下がったから,思ったように土地の売却が進まなかったから過剰投資と言えるような状況にもなっているわけなんです。ですので,こういったあり方は慎むべきだということを再三再四にわたって申し上げておるわけです。この3億円以上の赤字損失を一体誰が責任とるんですか。



◎副市長(開原算彦) 土地区画整理事業というのは,いわゆる3億円の一般財源の再取得の,その一時的なものを見るべきではないと思うんです。いわゆるあそこの土地が以前どういう状況だったかということは,十分に委員は御存じのとおりだと思います。優良な住宅地になっております。中長期的な視点で,単発的にはマイナス分も,固定資産税の年々の増加によって,これは必ずペイできる中身ですから,まちづくりというのはそもそもそういう問題だろうというふうに思いますので,いわゆるその土地だけをもって単年度の状況で見るべきではないと,そういうふうに私は思っております。



◆(土屋知紀委員) 認識の違いですから。



○委員長(須藤猛) それから,あと土屋委員からのリーデンローズの階段の事故状況。



◎文化課長(村上寿広) 時間をとらせて大変申しわけございませんでした。

 昨年度のリーデンローズにおけます転倒事故の状況です。これはクラシックコンサートの開演中だったんですけど,曲間に入場をされる方がおられました。1階席の座席の方へ着かれようとしたときに階段部分でつまずいて,手の方を打撲したものでございます。

 それから,こうしたことにつきまして,どうしてもホール部分であります階段部分が危ないということで,これまでもアナウンスによる足元注意の呼びかけを行ってまいりました。また,職員や警備員によります誘導等で声かけをしているところでございます。

 委員,先ほど言われました,できる限り,ハード面につきましてもビニールシートを張ったり,これは屋外なんですけどインターロッキング部分がかなりでこぼこになっておりました,その辺の復旧工事をしております。ハード,ソフト両面で,できる限りのことを努めて,なるべく転倒事故のないように努めてまいります。

 ちなみに,今年度12月現在なんですけど,今のところ事故の状況は入ってきておりません。

 以上です。



○委員長(須藤猛) いいですか,土屋委員。



◆(土屋知紀委員) はい。



○委員長(須藤猛) 西本 章委員。



◆(西本章委員) それでは,議第164号一般会計補正予算の29ページ,教育費,学校建設費の中の耐震補強の,この中では設計という形で今回計上されております。

 改めてお聞きしますが,今年度こういった1年間を通しまして耐震率といいますか,年間に何%のアップをしてるのか,その辺ちょっと数値についてお聞かせを願いたいと思います。



◎施設課長(地割唯雄) 学校施設の耐震化率についてのお尋ねであります。

 これ,木造を含んだ数字を発表させていただきます。2012年平成24年4月1日現在で,耐震化率は44.2%です。それから,今年度の屋内運動場6棟と校舎4棟を完了したものとしまして,2013年平成25年3月末見込みとしまして,耐震化率は46.7%で,2.5%の増となっております。

 以上です。



◆(西本章委員) 遅々としてといいますか,進んではおるものの,なかなか全体から見れば進み方というのも非常に厳しいような気がします。

 そうした中で,国,県の方と一体となりまして,2015年度までに耐震化を完了していこうではないかという形での動きがあるようです。そして,国及び県からのいわゆる指導というのが何回か入っているようにもお聞きするのですが,その具体について少しお聞かせください。



◎施設課長(地割唯雄) 国からは2015年度平成27年度までのできるだけ早い時期に耐震化の完了に向けて積極的な取り組みをするようにというふうな指導が参っております。

 現在,災害時の避難場所となります小中学校の屋内運動場につきましては,先ほど申し上げました体育館の6棟と今年度6校の耐震化を実施して,危険性が高いとされますIs値0.3未満については,2012年度平成24年度末には完了することとしております。校舎につきましても,今年度4棟の改修を実施しております。さらに,耐震化を計画的に実施するため,今年度中に2次診断を完了することとしております。

 今後は,工事方法,総事業費等を総合的に検討する中で耐震化計画を作成し,危険性が高いとされる施設などから順次改修に着手して取り組んでまいりたいと考えております。

 以上です。



◆(西本章委員) ですから,国とか県の方は,とにかく早くしなさいということの指導があるだけで,というふうに把握すればいいわけですかね。はい。

 課題は大きいと思いますけども,いわゆる今も説明されたように,災害時の避難場所となります学校ですので,なるべくといいますか,もう一刻の猶予もないと思いますけども,早期の実現になるようにという形で取り組みを進めていただきたいと思います。これは,もうこれ以上この場で今お願いしてもと思いますので,この程度にします。

 そして,学校の施設の関係でもう一点お尋ねするんですけども,今,災害時の避難場所ということでありましたけども,学校のバリアフリー化という形で,バリアフリー化推進指針が文科省から出されておりますけども,それに関連しまして,福山市内の小中学校における取り組みについてお聞かせを願いたいと思います。



◎施設課長(地割唯雄) バリアフリー化につきましては,現在,屋内運動場の耐震化工事の際に,老朽化などの改修の際に実施をしているところであります。このほかにも,学校などの要望の中で,その中で実態を見る中で,必要に応じて実施しているところであります。今後とも,引き続き教育環境の整備に努めてまいりたいと考えております。

 以上であります。



◆(西本章委員) 少し具体的なことになりますけども,これはお聞かせ願いたいんですけども,今,小学校,中学校におきまして車椅子で通学といいますか,している子どもたちの実態というのをもし把握しておればお聞かせ願いたいんですが。



◎指導課長(伊原秀夫) 車椅子の児童生徒の状況でありますが,今年度小学校で10人,中学校で5人でございます。



◆(西本章委員) 福山市では余り聞かないんですけど,他の市町によりますと,車椅子の子がそういった条件のために学校へ行かれずに,地域の学校からほかの学校へ行ってるというような実態もあるようで,今,福山市では15人ということなんで,多分,皆校区の学校へ行かれてると思いますので,よりそういう子どもたちがもし,今度新年度になりますけども,そういう子どもたちが入ってくる場合には早目の取り組みをしていただきたいと思いますし,県の方もこの前ちょっとお聞きしますと文科省の通知,方針に従って市町の方にそういったことを要請をしていくということになっておりますので,耐震化の取り組み,そしてバリアフリー化の取り組み,そういったものをあわせて取り組みを強化していっていただくことを要望しまして,質問を終わります。



○委員長(須藤猛) 村井明美委員。



◆(村井明美委員) 一般会計につきまして,財政調整基金への積み立てが14億円ということになっておりますが,これによって財政調整基金の総額が幾らになるのか,お示しください。

 次に,国民健康保険特別会計につきましても,財政調整基金の積み立てが9億円計上されております。それで,現在高,総額幾らになるのか。それから,予備費の現在状況についてお示しください。

 3点目に,商業施設特別会計ですが,2億4800万円改修事業費が組まれております。これにつきましては,昇降機等の内容が説明されたと思うんですけど,いま一度具体的な内容についてお示しください。



◎財政課長(三谷正道) このたびの補正予算におきまして,一般会計財政調整基金積立金を14億円お願いしておるところでございます。23年度末で財政調整基金は約136億円でございました。当初予算額あるいはこのたびの補正予算額積立額を含めますと,24年度末で約138億円でございます。



◎国保年金課長(矢吹泰三) 国民健康保険におきます基金の状況でございます。

 本年度平成24年度におきまして約8500万円程度の取り崩しを予定しており,今年度末の状況は3億4000万円程度となる見込みでございました。平成23年度決算におきまして,一定の決算剰余金が確保できたことから,このたびの補正におきまして9億円の積み立てを計上しております。これを加えますと,本年度末の保有額は約12億4000万円程度になるものと思っております。

 それともう一点,予備費の状況でございますが,今年度予備費の計上額につきましては3億7238万9000円を計上しております。

 以上です。よろしくお願いいたします。



◎商工課長(佐伯隆司) 商業施設の改修工事につきまして,債務負担行為を2億4800万円計上させていただいております。

 この補正予算の債務負担行為につきましては,商業施設の新規の開店に向け,安全に考慮した設備等の改修工事について,あらかじめ部品等準備するためのものであり,エレベーターやエスカレーター,防災等の工事を行うものであります。

 以上です。



◆(村井明美委員) 財政調整基金の約138億円,これについて今後,短期的な見通しの中で何に使おうという計画をされているのか,それをお示しいただきたいと思います。

 それから,国民健康保険特別会計の方ですけれども,伺いますと,結局,財政調整基金と予備費等の総額で16億円余りのお金があるということになります。特に,平成23年度国保の税を引き上げましたので,大幅な黒字も出たのかなというふうに思いますけれども,被保険者の方の財政状況が非常に悪くなる中で,財政調整基金を取り崩しながら引き下げをしたり,それから引き上げないという措置をされたと思うんですね。23年度の引き上げがあって大幅な歳入歳出決算額も出ておりますので,ぜひこれを次年度国保会計組み立てる際に,直接,国保税の引き下げに回る方向へというふうなお考えがあるのかどうか,その辺についてお示しください。

 それと,商業施設特別会計の方ですけれども,新しく貸し付けをするということで,リニューアルオープンに向けての改修ということですが,相当この商業施設そのものが老朽化もしてきているのではないかというふうに思うわけです。水道であるとか電気の配線であるとか,そういった維持補修,必要な経費の見通しについてはどのように把握しておられるのか,あるいは老朽化に対する診断等はどのように行っておられるのか,お示しください。



◎財政課長(三谷正道) ただいま新年度予算編成に取り組んでおるところでございます。新年度予算編成におきましては,主要な歳入の減少の一方で,扶助費,公債費などの増加というような厳しい財政環境下にございます。こういった中で新年度予算を編成しておるところでございます。

 財政調整基金,24年度末での約138億円につきましては,新年度予算における予算編成を組む中で有効な財源,自主財源といたしまして有効な活用というようなことに考えておるところでございます。新年度の予算編成におきましては,24年度の予算を上回る財政調整基金の繰り入れが余儀なくされるようなただいまの状況でございますので,こういった新年度予算に向けて,この財政調整基金というのは有効に活用していきたいと考えております。



◎国保年金課長(矢吹泰三) 平成23年度決算におきまして一定の黒字額が確保できました。これにつきましては,本会議で市長御答弁申し上げましたように,対象となる医療費の執行残,それと歳入におきましては国からの特別調整交付金,いわゆる特々調,こういったものの確保ができたことが主な要因でございます。23年度の保険税につきましては,後期高齢支援金,介護納付金,この拠出額に対応するための引き上げを行ったものでございます。そうした中で,今年度確保できた基金,このたび基金に積ませていただきますけれど,この基金につきましては,今現在やっております保険税の減免制度,これを今後も,これに対して対応していく必要がある,また今年度から特定健康診査の無料化,これ等を実施しております。これを今後,また次期の5年間の事業計画の中で継続をしていきたいと,またそういったことでこのたび基金の方へ積み立てをお願いするところでございます。

 新年度の状況につきまして,これにつきましては,現在国の予算編成の段階での概算要求でございますけれど,国保会計において医療費の次に大きな比重を占めております後期高齢者の支援金,介護納付金,こちらの拠出額というのがかなりの増額というのが見込まれております。これにつきまして,今後,国の方から新年度予算編成に向けた基礎数値等が示されます。こういった国の動向を見る中で,また被保険者の経済状況,こういったものも慎重に考慮しながら,今後検討してまいりたいと考えております。

 以上であります。



◎商工課長(佐伯隆司) 福山市商業施設につきましては,建設から年数がたっております。今後,新規の貸し付けに向けてリニューアルをしていくということで,エレベーター,エスカレーター等のオーバーホール等もするということで,今後貸し付けに対応できるような改修をしていきたいということでお願いしているものであります。

 以上です。



◆(村井明美委員) 財政調整基金の新年度予算の編成に対しては,歳入の減等が予測されるので,取り崩し等も視野に入っているということでございます。ぜひ,有効な活用という点では,教育委員会の方が,中学校給食をしなさいという質問をしたときに,非常に困難でありますと,困難でありますのその内容の一つが財政難ということを挙げております。ぜひ,この点では財政調整基金を取り崩してでもやるべき事業であるというふうに思いますが,市長はどのようにお考えでしょうか。

 それから,国民健康保険特別会計の方です。

 保険税の減免であるとか,それから一部負担金の減免制度,特定健診の無料化等に予算を使うという点は,これは低所得の被保険者を支えるものでもあり,その点は評価をするものです。

 それで,後期高齢者あるいは介護保険等への支援金の問題ですが,昨日の総選挙の結果で政権がかわりました。新しく政権がかわるわけであります。それで,こういった高齢化社会に当たっては,必要な社会保障予算をしっかり確保するということも必要であるというふうに思うわけです。新しい政府が組まれました折には,そういった要望をしっかり上げていくということ,この点を要望いたしておきます。

 それから,商業施設特別会計におきましてのリニューアルについての説明は受けたところですが,建物全体が老朽化していると思うんですね。そういったことに対する診断や維持補修,こういったことに必要な経費についてどのように見通しておられるのか,もう一度お答えください。



◎財政部長(小林巧平) 最初の新年度の財源見通しということの中でのお尋ねでございますけども,財政調整基金の目的といたしましては,これは年度中の財政需要の変化に対応したり,あるいは年度間の財源調整といったものが目的でございます。したがいまして,今申しましたけども,新年度は今年度を上回るような取り崩しが見込まれるという状況でございます。そうした中で,財政調整基金で今,新年度の財源を手当てをしていこうということでございますので,これを特に何かの事業に使ってということではございませんので,よろしくお願いをいたします。



◎商工課長(佐伯隆司) 福山市商業施設につきましての老朽化の御質問であります。

 現在,この老朽化といいますか,安全点検を実施する中で適切に対応しているところであります。

 維持補修の考え方でありますけれども,今年度実施しているような形で来年度もそういう形で維持補修を予算化し,維持補修に努めてまいりたいと思っております。



◎国保年金課長(矢吹泰三) 国民健康保険会計におけます財政調整基金についてでございます。

 国の基準といたしまして,過去3年間における保険給付費の年平均の5%に相当する額を積み立てるようにという指導もございます。本市の場合,これに当てはめますと約15億円程度が必要な額とされております。国民健康保険の事業運営,これを将来にわたって安定的に行っていくためには,一定程度の基金の保有というのは必要と考えております。

 また,国の制度等踏まえる中で,被保険者の負担にも配慮しながら今後の事業運営について当たっていきたいと思っております。

 以上であります。



◆(村井明美委員) 財政調整基金の問題ですけれども,新しい事業を起こす場合に,起債をしていくとかそういうこともありますが,財政調整という形で財政調整基金を取り崩すということも考えられるわけです。財政調整基金というのはそういうことにも使える財源でありますので,ぜひ今後,中学校給食の効果等について研究をされ,早い時期に着手されるよう,この点は要望いたしておきます。

 それから,国保会計の問題ですが,国の5%財政調整基金の積み立ては,その後の経済的な不振であるとか,被保険者の所得の減少等で,全国的に事実上崩れてしまっています。財政調整基金を持っていない自治体の方がむしろ多いんではないかという状況になっております。いろいろ国保そのものの基盤が非常に不安定といいますか,そういう状況ですので大変だとは思いますけれども,被保険者の方々の国保税引き下げ,そのほか一部負担金軽減制度の減免制度の拡充等々,予算を使って市民をしっかり支えていただくことを要望いたしておきます。

 それから,商業施設につきましての維持補修は,年間数千万円,2000万円程度でしたかね,組んでいると思うんですけれども,この施設を持ち続ける以上,こういった経費が今後ふえていくというふうにも考えられます。それと,実際にこれを貸し付けることができるかどうかということにかかわるわけですけれども,借りた方が不振であった場合には撤退ということもあるということで,今後商業施設そのもののあり方については,長期的な見通しというものをしっかり考えていただくということ,これは非常に雑駁でありますけれども,このまま保有するかどうかということも含めた長期的な検討も一方ではしていただくということ,それを要望いたしておきます。

 以上です。



○委員長(須藤猛) 池上文夫委員。



◆(池上文夫委員) 病院事業会計で1点質問します。

 今,来年の2013年の増床稼働に向けて鋭意取り組みがされているわけでありますが,1点,視覚障害を持ってる方が入院をされて,テレビは備えつけてありますから,カード,見られる条件はありますけど,視覚障害があったらテレビがあっても余り意味がないというか,そういう持ってる方はラジオということで,いろんな情報を自分が知る機械があるということで,ラジオに対して非常に期待が高いようでありますが,これらについては条件整備というのは現在できているのかどうか。現在の入院,病棟の中で,電波の受信っていうのはできているのかどうか。

 私が最近伺ったら,ラジオを聞こうと思っても電波が入らないと,これ病室によってかどうか知りませんが。それらについてはどういう実態なのかということについて教えてください。



◎市民病院庶務課長(藤本ヒロコ) 視覚障害者の方についてのラジオについてのお尋ねでございますが,ラジオにつきましても,御希望があれば使っていただけるような形で,今対応しているところでございます。



◆(池上文夫委員) 恐らく私のところに尋ねられた方は,その辺の周知というのが恐らく十分でなかったということではないかというふうに思うんです。現状として,どういう課題があるかということで,希望があればということでありますから,システムがあればちょっと教えてください。



◎市民病院庶務課長(藤本ヒロコ) パソコンでありますとか,それからラジオでありますとか,電気ポットでありますとか,そういう電化製品のものにつきましては,患者様から御希望がある場合,担当看護師あるいは病棟師長にお申し出をいただきまして,主治医に確認をした上で許可をさせていただいているというシステムにしております。



◆(池上文夫委員) わかりました。要するに,特別にそういう要望があれば主治医の許可を得て対応できるという,そういうことになっているということでありますので,よくわかりました,はい。

 まあ,視覚障害に限らず,障害を持って病院で闘病生活を送られるという方もいらっしゃるというふうに思いますので,引き続きそういう条件整備ができれば積極的な対応というのをお願いをして,私の方からの質問を終わります。

 以上です。



○委員長(須藤猛) ほかに質疑はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○委員長(須藤猛) ほかに質疑もないようでありますので,これをもちまして議第164号平成24年度福山市一般会計補正予算から議第167号平成24年度福山市商業施設特別会計補正予算まで及び議第192号平成24年度福山市一般会計補正予算から議第199号平成24年度福山市下水道事業会計補正予算までの12件の質疑を終了いたします。

 本日の委員会はこの程度にとどめさせていただきます。

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○委員長(須藤猛) 明12月18日の委員会は,討論,表決を行いたいと思います。

 次の委員会は,12月18日10時から開きます。

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○委員長(須藤猛) 本日は,これをもちまして散会いたします。

          午前11時5分散会

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 委員会条例第65条の規定により,ここに署名する。



 予算特別委員会委員長