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広島県 福山市

平成24年第6回(12月)定例会 12月13日−05号




平成24年第6回(12月)定例会 − 12月13日−05号







平成24年第6回(12月)定例会



          平成24年第6回福山市議会定例会会議録(第5号)

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2012年(平成24年)12月13日(木)

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 議 事 日 程 (第5号)

2012年(平成24年)12月13日

           午前10時開議

第 1        会議録署名議員の指名

第 2 議第164号 平成24年度福山市一般会計補正予算

    議第165号 平成24年度福山市都市開発事業特別会計補正予算

    議第166号 平成24年度福山市国民健康保険特別会計補正予算

    議第167号 平成24年度福山市商業施設特別会計補正予算

    議第168号 福山市防災会議条例及び福山市災害対策本部条例の一部改正について

    議第170号 福山市特別職報酬等審議会条例の一部改正について

    議第171号 福山市手数料条例の一部改正について

    議第172号 福山市立保育所条例の一部改正について

    議第173号 福山市光寿園条例の廃止について

    議第174号 福山市食品衛生法に基づく営業の管理運営の基準に関する条例の一部改正について

    議第175号 福山市食肉センター条例の一部改正について

    議第176号 福山市風致地区内における建築等の規制に関する条例の制定について

    議第177号 (仮称)新浜中継施設建設工事請負契約締結について

    議第178号 (仮称)内海西部地区浄化センター整備工事(プラント設備工事)請負契約締結について

    議第179号 福山市深津住宅2号棟(24・高耐)建設工事請負契約締結について

    議第180号 福山市深津住宅2号棟(24・高耐)建設電気設備工事請負契約締結について

    議第181号 福山市深津住宅2号棟(24・高耐)建設給排水衛生設備工事請負契約締結について

    議第182号 財産の処分について

    議第183号 新たに生じた土地の確認及び字の区域の変更について

    議第184号 土地改良事業(風呂地区)による字の区域の変更について

    議第185号 公の施設(福山夜間成人診療所)の指定管理者の指定について

    議第186号 土地改良事業の計画(新池)を変更することについて

    議第187号 土地改良事業の計画の概要(夜打ヶ谷池)を定めることについて

    議第188号 福山市・内海町合併建設計画の変更について

    議第189号 福山市・新市町合併建設計画の変更について

    議第190号 福山市・沼隈町合併建設計画の変更について

    議第191号 福山市・神辺町合併建設計画の変更について

第 3 一般質問

第 4 議第192号 平成24年度福山市一般会計補正予算

第 5 議第193号 平成24年度福山市都市開発事業特別会計補正予算

第 6 議第194号 平成24年度福山市国民健康保険特別会計補正予算

第 7 議第195号 平成24年度福山市介護保険特別会計補正予算

第 8 議第196号 平成24年度福山市病院事業会計補正予算

第 9 議第197号 平成24年度福山市水道事業会計補正予算

第10 議第198号 平成24年度福山市工業用水道事業会計補正予算

第11 議第199号 平成24年度福山市下水道事業会計補正予算

第12 議第200号 福山市競馬事業廃止に係る協力金支給条例の制定について

第13 議第201号 福山市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について

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 本日の会議に付した事件

議事日程のとおり

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 出 席 議 員

      1番  河 村 晃 子

      2番  木 村 秀 樹

      3番  生 田 政 代

      4番  連 石 武 則

      5番  藤 田 仁 志

      6番  今 川 享 治

      7番  田 中 光 洋

      8番  門 田 雅 彦

      9番  和 田 芳 明

     10番  藤 原   平

     11番  大 塚 忠 司

     12番  榊 原 則 男

     13番  岡 崎 正 淳

     14番  土 屋 知 紀

     15番  大 田 祐 介

     16番  今 岡 芳 徳

     17番  西 本   章

     18番  高 橋 輝 幸

     19番  中 安 加代子

     20番  高 田 健 司

     21番  五阿彌 寛 之

     22番  千 葉 荘太郎

     23番  塚 本 裕 三

     24番  熊 谷 寿 人

     25番  池 上 文 夫

     26番  高 木 武 志

     27番  宮 地 徹 三

     28番  瀬 良 和 彦

     29番  神 原 孝 已

     30番  法 木 昭 一

     31番  稲 葉 誠一郎

     32番  早 川 佳 行

     33番  佐 藤 和 也

     34番  須 藤   猛

     35番  黒 瀬 隆 志

     36番  小 林 茂 裕

     37番  川 崎 卓 志

     38番  村 井 明 美

     39番  徳 山 威 雄

     40番  小 川 眞 和

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 説明のため出席した者の職氏名

  市長      羽 田   皓

  副市長     開 原 算 彦

  副市長     堀   径 扇

  参事兼市長公室長小 川 智 弘

  企画総務局長  内 田   亮

  企画政策部長  中 島 智 治

  福山市立大学事務局長

          寺 岡 千佳雄

  総務部長    道 廣 修 二

  財政局長    佐 藤 彰 三

  財政部長    小 林 巧 平

  税務部長    亀 田 繁 樹

  競馬事務局長  杉 原 郁 充

  経済環境局長  松 浦 良 彦

  経済部長兼企業誘致推進担当部長

          小 畑 和 正

  農林水産部長  石 岡   徹

  環境部長    杉 野 昌 平

  保健福祉局長  廣 田   要

  福祉部長兼福祉事務所長

          桑 田 正 國

  長寿社会応援部長岸 田 清 人

  保健部長兼保健所次長

          亀 澤 浩 一

  保健所長兼保健部参与

          村 尾 正 治

  児童部長    神 原 大 造

  市民局長    近 藤 洋 児

  市民部長    藤 原 時 晴

  まちづくり推進部長

          金 尾 和 彦

  松永支所長   林   浩 二

  北部支所長   三 好 郁 展

  東部支所長   松 浦 律 子

  神辺支所長兼川南まちづくり担当部長

          岡 森   稔

  市民病院参事  若 井 久 夫

  市民病院事務部長下 江 正 文

  建設局長    橋 本 哲 之

  建設局参事   石 崎 隆 弘

  建設管理部長  渡 邉 清 文

  土木部長    松 浦 昭 夫

  農林土木部長  佐々木 敏 文

  都市部長    松 枝 正 己

  建築部長    三 好 豊 彦

  会計管理者   藤 井 睦 雄

  教育長     吉 川 信 政

  管理部長    石 井 康 夫

  学校教育部長  三 好 雅 章

  学校教育部参与 石 口 智 志

  社会教育部長  山 口 善 弘

  選挙管理委員会事務局参与

          前 田 修 嗣

  上下水道事業管理者上下水道局長

          赤 澤   收

  経営管理部長  平 上 和 彦

  経営管理部参与 川 上 浩 治

  工務部長    岡 本 秀 夫

  工務部参与   ? 田 卓 弥

  施設部長    小 出 純 二

  消防担当局長  田 中 一 士

  消防担当部長  牧 平 健 児

  消防担当部長  大 畠 功 之

  消防担当部長  横 山 宏 道

  消防担当部長  高 橋 日出四

  代表監査委員  勝 岡 慎 治

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 事務局出席職員

  事務局長    池 田 幸 博

  庶務課長    佐 藤 卓 也

  議事調査課長  村 上 博 章

  議事調査課長補佐兼議事担当次長

          北 川 光 明

  議事調査課長補佐兼調査担当次長

          高 橋 弘 人

  書記      岡 田 弘 美

  書記      平 川 真二郎

  書記      門 田 恭 司

  書記      渡 邉 美 佳

  書記      鈴 鹿 誠 治

  書記      木 村 仁 美

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            午前10時開議



○議長(小林茂裕) これより本日の会議を開きます。

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○議長(小林茂裕) ただいまの出席議員40人であります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(小林茂裕) これより日程に入ります。

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第76条の規定により議長において,1番河村晃子議員及び40番小川眞和議員を指名いたします。

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△日程第2 議第164号 平成24年度福山市一般会計補正予算から議第191号 福山市・神辺町合併建設計画の変更についてまで及び日程第3 一般質問



○議長(小林茂裕) 次に,日程第2 議第164号平成24年度福山市一般会計補正予算から議第191号福山市・神辺町合併建設計画の変更についてまでの27件を一括議題とし,これに対する質疑及び日程第3 一般質問を行います。

 11番大塚忠司議員。

 (11番大塚忠司議員登壇)(拍手)



◆11番(大塚忠司) 新政クラブの大塚です。質問に入らせていただきます。

 まず,福山市営競馬廃止に伴う今後の対応について伺います。

 11月27日,市長は競馬事業を来年3月末で廃止すると正式に表明しました。1949年の開設から63年の歴史があり,収益から一般会計に繰り入れた総額は411億円に上り,福山市政に多大な貢献をしてきたことは言うまでもありません。しかし,レジャーの多様化や長期にわたる景気の低迷により,競馬事業は次第に厳しさを増し,競馬事業の存廃問題について議論した市営競馬検討委員会は,速やかな廃止を前提に,実質単年度収支の黒字を事業継続の条件とした答申を提示しました。

 単年度収支の確保を目標に,賞典奨励費の削減や各種振興策などを実施してきましたが,昨年度で累積赤字は18億6900万円,当年度の収支は上半期で約2100万円の赤字となり,これを下半期で黒字にするのは極めて困難で,加えて新年度予算編成では1億6000万円の財源不足が生じ,人件費や無料バスの廃止など,どんなに切り詰めても財源不足を補えないと,さきの競馬事業特別委員会で市長より説明があったところです。

 答申に沿って事業廃止はやむを得ないととらえていますが,今後の取り組みについて3点質問します。

 1点目に,事業廃止となれば累積赤字の清算も必要になりますが,お考えをお示しください。

 2点目に,競馬場の跡地利用について,総合的なスポーツ施設などへの利用はどうかと思います。特に,隣接している市民体育館については,その改善について要望も大変多くあることから,体育館を含めた一体的なスポーツ施設の整備がよいのではと思っているところですが,跡地利用について本市のお考えをお示しください。

 3点目に,関係者の再就職や生活支援についてです。先月30日に福山市営競馬連絡調整会議を発足させ,全庁体制で対応すると,今議会で市長説明もありましたが,労働,雇用相談を初め,キャリア教育などの要望もあるかもしれません。どのような対応をするのか,お考えをお示しください。

 次に,鞆地区のまちづくりについて伺います。

 6月25日に,湯崎知事が鞆港埋め立て架橋計画について撤回し,鞆地区中心部を迂回し,山側にトンネルを整備する方針を示しました。7月9日に県による住民説明会が開かれましたが,以降,住民説明会は開催されず,約6カ月が経過をしました。地元においては,大半の住民が長年待ち望んでいた計画が覆され,今でも気持ちの整理がつかない状況だと言われています。知事が方針を転換するまで,県と市,そして地域がともに考え,取り組んできた長きにわたる経過を思うとき,市長が示された容認しがたい思い,県が最後まで責任を持って行うべきとの考えに理解をするところです。

 まちづくりや事業の計画は,将来的なビジョンを持って計画を立て,地域住民の協力なくしてかなうものではありません。県による住民説明会は現在まで1度のみであり,多数の住民が欠席する中での開催で,計画どころか知事の方針でさえ,直接住民へ伝わっていない状況にあります。この件に関し,県は現在までどのような取り組みをしてきたのか,住民への説明はどのようにするつもりなのか,全くわかりません。このような状況を本市はどのように考えられているのか,お示しください。

 また,県が示している鞆地区の地域振興に関する方針案は,鞆のまちづくりにおける総合的な対策案とする埋め立て架橋計画に変わり,山側トンネルと港湾整備,駐車場の整備から成る分散型の整備方針と見てとれます。このような知事の方針に基づく計画の内容について,本市はどのように思われているのか,お考えをお示しください。

 次に,生活バス交通利用促進計画について2点伺います。

 まず,中長期施策の実施及び検討状況について質問します。バス交通網は,地域における大切な社会基盤との視点から,地域特性に応じた多様な運行形態や市民に利用しやすい路線の構築など,市民生活を支える移動手段の確保を図ることを目的に,2006年に策定がされました。

 路線体系の基本をゾーンバスシステムとしながら,効率的なバス運行を目指すとともに,乗り継ぎターミナルの整備を初め,バス停上屋の設置などの改善,ICカードや低床バスの導入など,利用促進に努力してきています。

 計画では,策定からおおむね4年以降に実施や検討を予定している中長期施策がありますが,その実現の可能性から実施予定施策と検討施策に分類がされています。実施予定施策ではサイクル・アンド・バスライドの整備やバス・ロケーション・システムなどが上げられ,検討施策では公共交通優先信号システムやパーク・アンド・バスライドの整備,デマンドバスや乗り合いタクシーなどが上げられています。

 昨年,本市の北部,北東部における大型商業施設や鉄道駅,病院などを結ぶ,地域特性に応じた交通体系の整備について質問をしていますが,バス路線の維持や公共交通の空白地域解消を目的に,コミュニティーバスやデマンドバスあるいはデマンドタクシーなどを導入している自治体も多くあり,本市においても実践的に検討するべきだと思います。生活バス交通利用促進計画にある中長期施策の現在までの実施状況や検討状況についてお示しください。

 2点目に,井笠バス廃止に伴う4月以降の運行形態について伺います。10月12日に井笠鉄道株式会社が10月31日をもってバス事業を終了すると発表し,直ちに関係自治体から成るバス路線廃止対策会議を設置され,以降,地域住民への影響が最小限となるよう配慮しながら,必要な支援策を協議し,現在,来年3月までのバス路線の代替運行を行っています。

 このたびの緊急事態に,市民生活に混乱を招かないように,できる限りの路線の確保や市民への周知に短期間で対応され,その努力を高く評価するところです。

 先般,多くの市民の意見を伺ったところ,代替運行という特異な状況から廃止された路線や減便も多く,不便さを感じる市民がおられる一方で,大半の方が抱かれた感情は,バスが通らなくなったことに対する不安で,それもこの状況ではいたし方ないという意見が大半でした。しかし,今後においても高齢化の進展などの影響から,地域においては輸送人員の減少が予想され,バス事業者の収益悪化と,それに伴う路線の休廃止の増加を招く懸念があります。

 現在,27路線あったバス路線のうち17路線を他社で暫定的な運行をしていますが,来年4月以降の運行形態は定まっていません。バスの運行を維持するために,バス路線の認可などの事務手続は約3カ月かかると思いますが,路線の見直しや住民への説明などを考えると期間がないと思います。どのようなスケジュールでおられるのか,今後の取り組みについてお考えをお示しください。

 また,市の財政状況が非常に厳しい中で,バス路線の維持に本市の補助のあり方も含め検討が必要になったと思うところですが,お考えをお示しください。

 次に,いじめの問題について伺います。

 滋賀県大津市のいじめによる自殺事件を契機に,いじめの問題についてさまざまな角度から議論になっています。文部科学省の緊急調査で,本年4月から9月までの半年間で,全国の小中高校が把握したいじめの件数は14万4054件で,昨年度の1年間の件数の2倍を超えたと報道もありました。また,このたびの緊急調査の集計では,小学校が8万8132件,中学校が4万2751件となっており,小学校が昨年度より約5万5000件もふえています。しかし,県によって件数に大きな差があり,いじめの捉え方や取り組みの差異が問題になっています。

 広島県の認知件数は759件で,昨年度1年間より210件増加しており,本市も増加傾向にあります。9月議会では,4月以降のいじめの件数を8月23日時点で35件と報告がありましたが,以降の調査や発見により現在まで把握しているいじめの件数は何件であるのか,昨年度と比較してどのような状況か,お示しください。

 このたび,県教育委員会は,いじめの把握件数が他県に比べ少なく,差が大きいことから,アンケートのひな形を作成し,11月26日に各市町へ配付していますが,どのようなアンケートになっているのか,その取り扱いについて本市はどのように活用するのか,お考えをお示しください。

 また,アンケートや面接により得た調査内容は,教職員間で共有が図られているのか,その取り組みについてお示しください。

 次に,ふくやまマラソンについて伺います。

 ふくやまマラソンは,1982年に第1回目が開催され,来年は第32回目の開催となります。種目も多彩で,ふれあいウオーキングからハーフマラソン,競技用車椅子の部もあり,子どもから大人,御家族での参加もあり,参加者数は年々増加し,2011年の第30回は6546人,2012年の第31回は7236人となりました。日本全国から大変多くの参加者が集う,まさに福山の知名度を上げる一大イベントと呼べるまで成長してきています。会場では,商店や市民の協力も得ながら,うまいもの市なども開催し,走らずとも来て楽しい大会になっています。

 このようなふくやまマラソンに毎年参加するリピーターも大変多くおられます。そのような方々に,ふくやまマラソンについて話を伺うと,毎回,芦田川周辺のコースで変化が乏しいと言われます。ランナーにしてみれば,走りながらその土地の景色を見ることも楽しみの一つと言われ,さらに遠方から参加する方は,沿道からの声援や触れ合いも,その地を知るきっかけになるとお話を伺ったことがあります。

 現在まで,他の会派から,鞆までのマラソンコースなどの提案もありましたが,ランナーの安全確保や緊急時の対応などから困難との答弁がされています。事情もわかりますが,しかし,参加者もふえてきた現状の中で,さきに述べた参加者の意見もあり,そのうちリピーターランナーに飽きられるのではないかと危惧するところです。

 そこで,提案ですが,迎える市制施行100周年のふくやまマラソンは,市街地コースなどを加え,沿道周辺の方々にも声援をしていただき,給水所の運営も市民やボランティアに任せながら,福山市を挙げた大イベントに進化をさせてはどうかと思うところです。本市のお考えをお聞かせください。

 1回目の質問は以上です。ありがとうございました。

 (羽田 皓市長登壇)



◎市長(羽田皓) 大塚議員の御質問にお答えいたします。

 初めに,福山市営競馬廃止に伴う今後の対応についてであります。

 まず,累積赤字の処理につきましては,赤字のまま会計を閉鎖することはできないため,年度末に収支を確定させた上で,不足部分について一般会計からの補てんにより収支不足を解消し,会計を閉鎖することといたします。

 次に,競馬場の跡地利用につきましては,現時点では未定でありますが,本市の将来の発展に生かせるよう,今後検討してまいります。

 次に,競馬関係者の再就職や生活支援につきましては,事業主として円滑な再就職と生活支援の推進に取り組むため,庁内組織競馬連絡調整会議を設置し,その第1回会議を去る11月30日に開催したところであります。

 また,競馬関係者のさまざまな相談に応じるため,競馬事務局内に総合相談窓口を設置し,再就職や生活の支援に取り組むとともに,職業訓練についても,競馬関係者の意向を十分に伺う中で,適切に対応してまいります。

 次に,鞆のまちづくりについてであります。

 6月25日の方針転換後,広島県による住民説明会は,7月9日に住民の大半が参加されない中で1度開催されたにとどまっており,その後住民への説明の場は持たれておりません。

 現在,次の場の持ち方などについて,地元代表者等との協議が行われていると聞いておりますが,知事の方針を説明し,理解を得たいとする広島県に対し,地元住民は突然の方針転換に戸惑い,納得できない中で,切実な思いを訴えられている状況であると事務方を通じ報告を受けております。

 知事の方針決定に際し,私からは再三にわたり,まず一番に地元に説明をし,住民に理解を求めるべきである,しかしこれまでの経過を踏まえると,住民の理解は到底得られないなどの指摘をしていたにもかかわらず,方針転換されたものであります。

 こうしたことから,私はすべてが凍結という最悪の事態を危惧し,早急に住民理解を得た上で,不退転の覚悟を持って,最後までなし遂げるよう強く求め,知事との共通認識としたところであります。

 鞆のまちづくりにおいては,問題の原点である生活道路の確保や高潮対策などの防災対策など,喫緊の課題が山積しており,早急な対策が必要であることは言うに及びません。このたびの県の方針は,地元の民意がないがしろにされている上に,考え方のベースが,鞆に暮らす生活者の目線に立ったものではないと受けとめております。

 広島県におかれては,地元とともに取り組んできたこれまでの方針を突然撤回したという事実を重く受けとめ,みずからの責任において主体的かつ速やかに地元に対して説明責任を果たし,地元の意向を踏まえた対応をしていただくことを強く望むものであります。

 こうした状況下ではありますが,本市といたしましては,公共施設の再整備や下水道整備,重伝建の選定など,市としてでき得ることは,住民の皆さん方の意見を十二分に伺い,理解を得る中で順次,計画的に取り組んでまいります。

 次に,生活バス交通利用促進計画についてであります。

 まず,中長期施策の実施及び検討状況についてであります。実施予定施策につきましては,これまで行き先や発車時刻などがわかるバス総合案内システムやバスの運行状況がリアルタイムで確認できるバス・ロケーション・システムを整備するとともに,低床バスの導入について計画的に実施をし,利便性の向上が図られているところであります。

 また,交通結節点の改善事業であるサイクル・アンド・バスライド自転車駐車場等の整備につきましては,本年度設置可能場所等について調査を行っているところであります。

 検討施策では,交差点の改良やICバスカードの導入などを実施してきたところでありますが,デマンドバスや乗り合いタクシーにつきましては,今後,地域ニーズを踏まえる中で,運行方法の一つとして検討する必要があると考えております。

 次に,井笠バス廃止に伴う4月以降の運行形態についてであります。本格運行を行うためには,通常2カ月から3カ月の申請期間が必要であることから,来年1月中旬ごろには運行形態や運行内容を決定する必要があり,国,県,関係市町による井笠鉄道バス路線廃止対策会議と調整しながら,福山市生活バス交通利用促進計画推進委員会などの意見を踏まえ,検討してまいりたいと考えております。

 次に,バス路線維持のための補助のあり方についてであります。本市では,現在,生活交通路線の運行を確保するため,国,県との役割分担を図りながら補助要綱を定め,乗り合いバス事業者に助成措置を講じております。バス路線の維持につきましては,市民,事業者,行政が連携して取り組む必要があり,補助のあり方も含め,福山市生活バス交通利用促進計画に基づき検討してまいりたいと考えております。

 以上で,大塚議員の質問に対する答弁といたします。

 教育行政につきましては,教育長から答弁をいたします。

 (吉川信政教育長登壇)



◎教育長(吉川信政) 教育行政についてお答えいたします。

 初めに,いじめの問題についてであります。

 本年度10月末までのいじめの認知件数は,小学校88件,中学校92件となっており,昨年度の同時期よりそれぞれ60件,84件の増となっております。このことは,各学校がいじめは見えないところで起きている,いじめの丁寧な把握,対応をすることで報告件数がふえることもあり得るとの認識に立ち,いじめを許さない取り組みを進めている結果であると捉えております。

 県教育委員会のアンケート様式につきましては,私はいじめを受けている,私はいじめられている人を見たことがあるなど,いじめに特化した内容で,児童生徒が回答しやすいように質問を10項目程度に絞るとともに,ある,ない等の選択方式になっております。

 本市では,各学校が県教育委員会の様式を参考にして,自校のアンケートを修正することを通して,改めていじめの未然防止及び早期発見,早期対応について見直すよう通知し,見直したいじめの取り組み計画,内容等を12月中に把握することとしております。

 アンケートや面談後の情報の共有につきましては,各担任がいじめを把握した場合,いじめの状況等を管理職,生徒指導主事等に報告するとともに,職員研修で全体交流を図るなど,学校全体で指導の方針,方法を協議し,取り組んでおります。

 引き続き,いじめを許さない取り組みを継続してまいります。

 次に,ふくやまマラソンについてであります。

 ふくやまマラソンは,市制施行65周年を記念して,全国健康マラソン福山大会として開催されたものであり,以後,市民マラソンとして定着するとともに,現在行われている10キロとハーフマラソンのコースは,日本陸上競技連盟の公認コースとして全国からランナーが集まり,年々参加者がふえているところです。

 2016年平成28年の第35回大会を市制施行100周年記念大会にふさわしいものとするため,福山市体育協会,福山市陸上競技協会など,ふくやまマラソン実行委員会を構成する関係団体が特別委員会を立ち上げ,コースや記念イベント,運営体制等のあり方について検討を始めているところです。

 ランナーとして気持ちよく走り,記録に挑戦し,多くの市民がボランティアとして運営に参加し声援を送ることで,福山市を挙げて盛り上げ,かかわるすべての人にとって魅力ある大会として全国に発信してまいりたいと考えております。

 以上,教育行政の答弁とさせていただきます。



◆11番(大塚忠司) 多くの質問をさせていただきましたが,昨日までの質疑で同様の質問もありまして,議論を伺っております。重複するところは省きながら,質問あるいは要望させていただきたいと思います。

 まず最初に,競馬事業でございます。

 これについては要望にしておきますが,私も今議会で質問されたほかの議員と同じ思いであります。関係者の生活支援,しっかりと取り組んでいただきますよう,よろしくお願いします。

 それから,跡地利用についてでございます。3月まで競馬事業を行うわけですから,このタイミングで跡地の利用をどうかという,こんな質問をするのも少し心苦しい気がします。しかしながら,事業ですからあらゆることを並行して考える必要もありますので,あえて質問をしました。これについては,時期が来ましたら,市勢発展に寄与する活用の検討をぜひよろしくお願いします。

 それと,競馬事業を来年3月末まで開催されますが,事業廃止の表明,幕をおろすぞと,そんな表明の中で,集客がこれから落ちていかないかと,そんな心配もしているところでございます。競馬事業については,他都市の競馬場との関係もありますから,可能な限りPRもしながら,正月競馬も控えておりますんで,事業は事業として最後までしっかりと取り組むことが必要に感じておりますので,よろしくお願いします。

 競馬事業については,以上です。

 次に,鞆のまちづくりについてです。

 これについては,少し質問させていただこうと思いますが,まず最初に,福山市内で計画をされている県事業については,本市としても事業の将来的なビジョンや計画内容を把握しながら,特に市民の安心・安全を守るために落ち度がないかと,そんなチェックをする必要があると思っております。今回,知事が示した方針の段階から,本市としてしっかりとチェックして意見をすることが必要に感じておりますが,これについてのお考えをお示しください。



◎都市部長(松枝正己) 知事が示した方針の段階から本市の意見をという御質問でございます。

 本市は,これまで広島県とさまざまな協議を重ねてまいりました。本市といたしましては,この問題の原点でございます生活道路をいかに確保するかという視点をベースに,さまざまな意見を申し上げてまいりました。

 特に,高潮など災害からまちを守る護岸の整備,また緊急時の避難路,避難場所の確保などにつきまして,これまで再三にわたって申し上げてきたところでございますが,本市の意見に対しまして,受け入れられないまま6月25日に県の方で方針を大きく変えたものであります。

 以上です。



◆11番(大塚忠司) はい,わかりました。

 もう一点質問させていただきますが,鞆のまちづくりは待ったなしだというふうに言われております。住民の気持ちというのは,知事に対する落胆と本市に対する期待が入りまじっていると,そのように感じております。

 答弁にもありましたけども,本市は本市としてやれることをやっていこうと,積極的に取り組むと,そういうお考えを示されておりますが,早期に住民の意見を取り入れながら,新年度予算もかんがみて,地域住民の期待にこたえる計画を立てる必要があると思います。今後の見通し,スケジュール等,お示しをいただきたいと思います。



◎都市部長(松枝正己) 県の方が突然方針を転換いたしました。地元の方には大きな戸惑い,また落胆,混乱が生じてきたところでございます。地元自治体として,地元の方々の思いを酌みながら,市としてでき得る環境整備に努めてまいりたいと考えております。

 また,特に鞆の公共施設につきましては,老朽化の進展が著しいということで,早急に具体化をしてまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



◆11番(大塚忠司) はい,ありがとうございます。

 生活道路の整備,高潮に対する護岸の整備と,そういうお話も伺ったところであります。

 私も,県の方針を見て,山側トンネル案,これでは単なる通過交通の排除にしかならないんじゃないかと,鞆の住民の生活の利便性というのは何ら変わらないんじゃないかと,そんな認識を私は持っております。

 また,県の方針案,これを見ますと,海岸保全施設というのがありますが,海岸保全施設について,できるだけ景観に配慮した高潮対策の実施とあります。鞆の港,鞆の湾内を見てみますと,防潮堤があるところ,そしてないところ,あったとしても高さですらばらばらだと,果たしてこれをどのように整備していくのか。湾内すべての防潮堤を整備するとするならば,それは知事が言う,景観を壊すことになるんじゃないかと,そのような疑問も抱いております。配布された資料では全く中身がわかりませんし,景観と市民の安全というのはどっちが優先するのかと,そのような疑問も湧いてきます。

 この12月10日ですけども,県議会でこの鞆の議論もありました。このときの県側の答弁なんですけども,7月9日に住民説明会を開いたと,あわせて住民説明会で使用した資料を鞆地区の全戸に配布するなど,地元に対して十分な説明をしていくよう努めていると言われてまして,これ資料配布で終わらせてはもう絶対だめなんで。さらに答弁では,駐車場や港湾機能の確保,防災対策などについて,できるところから速やかに着手したいとありまして,最後に,福山市にも協力を求めながら進めたいと言われております。いや,それよりも地元の住民に対する説明が先だろうというふうに私は思っとります。つきましては,知事に対して,答弁でもしっかりと進言をされてるようですけども,知事に対して速やかに地元に誠意を持って対応するように強く要請していただきたい,このことをお願いして,鞆の質問は終わりたいと思います。

 それから次に,生活バス利用促進でございます。

 利用促進ということでは,群馬県の前橋市ではバス路線が廃止になりました。この廃止になったバス路線,代替バス事業者が運行してますけども,この発案で自転車を積載すると,そのようなバスを運行してたりします。つまり,バス停まで自転車で行って,自転車をバスに積んで,目的地に着いたら自転車で通勤,通学,そういったことで利用者がふえたと,そのようなお話を聞いております。また,地元商店街との連携で,バス利用者に割引サービス,商店での割引サービスなどの取り組みを検討している地方もありまして,いずれもバス利用に付加価値をつけるという,そういったことで利用促進につながる事例でございます。こういったことも参考にしながら,利用促進を進めていただくことを要望しておきます。

 それと,井笠バスでございますが,これも今までいろんな議論がありまして,お聞きしているところでございます。市民の移動手段の確保という視点をしっかり持っていただいて,路線の維持に御努力いただきますように,これも要望しておきます。

 次に,いじめの問題でございますが,これについては少し質問をさせていただきます。

 いじめの認知件数が大変増加をしておりますが,これは緊急調査や,あるいは7月には県教委から,8月には市教委からいじめ問題に対する緊急メッセージも発せられておりますから,恐らく現場での取り組み自体が何か変わったところがあるんじゃないかと思うわけですけども,どのような変化があったのか,お尋ねをいたします。



◎学校教育部長(三好雅章) いじめの認知件数が増加していることにかかわり,学校の取り組みの変化についてでありますが,校長初め教職員は,先ほど教育長答弁いたしましたが,いじめは見えないところで起きている,いじめの報告件数がふえることは丁寧な把握,対応ができているという認識に立って,校長は2学期の始業式で,担任は学級において,あなたたちを絶対に守り切りますというメッセージを伝えてスタートしております。そして,日ごろからの行動の観察であるとか個別面談,生活ノートの内容など,小さなサインも見逃さないような取り組みをしてきております。その結果ふえたものと捉えております。

 以上です。



◆11番(大塚忠司) いじめの認知件数を答弁いただきましたけど,10月までで小学校が88,中学校92,トータルで180件と。少しこの件数についても伺いたいと思います。

 いじめの認知件数ですけども,この件数なんですが,現在発生しているいじめの件数ではなくて,4月からの累計だと私は認識をしているところなんですが,一般には,これ報道なんかで流れてるこの件数,数値ですね,数値について少し誤解をされてる方がたくさんおられますので,あえて質問しますけども,いじめを認知し,問題解決に取り組んでいる,いじめが解決に向かっているという,そういった数値も中には入ってるんだという認識を持ってますが,これはどのような状況になっているのか,お示しください。



◎学校教育部長(三好雅章) 議員おっしゃいましたように,いじめの認知件数については,累計です。4月からの累計で10月末現在でこの件数であるということです。ですので,その間,取り組みの中で解消されたもの,また解消されたと思ってみても再びまたいじめが起こっているというような状況も含めての件数であるということであります。

 現在,教育委員会が直接学校へ指導に入ったり,支援に入ったりしているような状況はありません。しかし,一定の解消が図られたと思っても,再発する可能性があるということを十分認識を持って取り組むことが必要であるというふうに考えておりますので,引き続きそのことを学校へもしっかりと伝えながら取り組みをしてまいりたいと考えております。



◆11番(大塚忠司) この数字ですね,何件というのが,これが出ると,えっそんなに今いじめが起こってるのという,そういうふうに思われる方が非常に多いので,このいじめの認知件数については,少し公表のあり方など一考していただければというふうに思います。

 もう一点お聞かせいただきたいと思うんですが,11月27日付で文部科学省がいじめの未然防止や問題を隠さずに適切に対応した教員や学校を評価するよう県教育委員会などへ通知をしております。いじめに対する取り組み姿勢について指摘をしているように思いますけども,これを受けて今後どのように取り組むのか,お考えをお示しください。



◎学校教育部長(三好雅章) 11月27日付,国の通知を受けまして,本市では12月12日付で各学校に,いじめの取り組みの徹底について,いじめの認知件数が多いとか少ないとかではなくって,丁寧な把握と迅速な対応をするということが必要であると,いじめに遭っている児童生徒の立場に立って指導することが大切であるということを改めて通知をしております。引き続いて,いじめを許さない学校づくりを進めるために,日ごろからいじめの未然防止につながる授業づくり,集団づくりを進めていくとともに,早期発見,早期対応に努めてまいります。

 以上です。



◆11番(大塚忠司) はい,わかりました。

 いじめの問題に対しては適切に,そして速やかな,そういった対応ができるかどうかというのが問われてるんだと思います。解決に向けたさらなる努力をお願いします。

 最後になりますが,ふくやまマラソンです。

 ふくやまマラソンですけども,これ会場を1つにする必要もどうだろうかというふうに思いまして,スタートとゴールが別の場所でも別に構やしないんじゃないかと。いろんなケースが考えられるというふうに思います。町なかのコースであるならば,車の迂回も容易だろうというふうに思いますし,緑町公園や中央公園,こういったところを利用しながらのマラソンというのもよいのではというふうに思います。確かに,人の配置や駐車場,あるいはアクセスの問題,考えなきゃいけないことはたくさんあるというふうに思います。けども,不可能ではないだろうというふうに思ってます。

 御答弁ありましたけども,特別委員会ですか,検討を始めたところという御答弁がありました。できないとか,難しいとか,そっから議論を始めると前に進みませんから,いろんな意見を出し合って検討を進めていただきますように,要望をしておきます。

 以上で,すべての質問を終わります。ありがとうございました。(拍手)

 (11番大塚忠司議員質問席を退席)



○議長(小林茂裕) 次に,5番藤田仁志議員。

 (5番藤田仁志登壇)(拍手)



◆5番(藤田仁志) 有隣会の藤田です。一般質問を始めます。

 まず,こども発達支援センターの運営についてです。

 待ち望まれたこども発達支援センターが11月1日に開設し,医療相談が始まりました。予定どおり,一月の患者数は50人を超え,これから再診の方が重なると現場は大変だろうと思います。

 運営方針として,1,予約は保護者が入れる,2,幼稚園,保育園の紹介がないと受け付けない,3,直接医療機関からの紹介は受け付けない,4,検査だけが目的の依頼は受けないことになっています。診察後の情報は園に返すことで連携を図り,センターで療育するというより,園での療育をしっかりサポートする姿勢で臨んでいます。

 今のスタッフ,施設規模で6市2町の就学前の児童全員の発達相談をこなすには,よく考えられたやり方であると理解しています。ただ,医療機関で気になる子に検査が必要となっても,今のシステムでは診てもらえません。幼稚園に行ってない子もいます。クローバーが就学後の児童しか扱わなくなり,せめて医療機関からの紹介は受けた方がよいと思いますが,いかがですか。

 また,センターでかかわった子どもは,就学後もフォロー続ける方針です。これも大変すばらしい方向だと高く評価しています。現在のセンターが幼稚園としっかりした連携がとれるのは,1歳半,3歳健診からのフォローを通し,保育課と保育士さんの顔が見えるつき合いをしていたからだと思います。ところが,小学校との接点はありません。センターが小学校との連携を図るには,教育委員会から出向するか,支援教育に携わってきた退職教員がセンターで働き,連携を図るのが必要だと考えますが,それ以上によい案があるならお示しください。また,現時点では誰が連携の責任者ですか。

 次に,小児二次救急についてお伺いいたします。

 関係者の努力により,現在福山市内における小児二次救急の空白日は,月に3回程度に縮小しています。とはいえ,本格的なインフルエンザシーズンを迎え,残りの空白日についてはどのような対応をとられていますか,お示しください。

 続いて,就学前健診についてお伺いいたします。

 今年度,市内10校で昨年に引き続き就学前健診が行われました。今年度もすべて教育委員会が幼稚園への質問票をまとめ,わかりやすい一覧表を学校医に配付し,大きな混乱なく終了したと聞いております。

 この質問票の回答をまとめてくださることで,発達障害の見逃しが減少し,全体の健診時間の短縮が図れます。ところが,この大事な質問票に回答のないケースが数件あるようです。今後,すべての受診者の情報が得られるように,幼稚園に対し,どのように指導されますか。

 また,この健診で指摘された発達障害の疑いのある子どもは,4月の就学前にどのように対応していかれるのか,お示しください。幼稚園では発達障害の疑いを持っており,就学前健診では判定不能のケースはどのようにされますか。いずれも,こども発達支援センターで対応がするのが一番よいと考えますが,いかがでしょうか。

 以上で,第1回の質問を終わります。

 (羽田 皓市長登壇)



◎市長(羽田皓) 藤田議員の御質問にお答えいたします。

 まず,こども発達支援センターの運営についてであります。

 センターの利用に当たっては,保育所,幼稚園だけではなく,地域担当の保健師や療育機関,医療機関からの紹介も受けております。

 発達障害のある児童の支援に当たっては,家庭や集団の中など,さまざまな場面において環境を調整する必要があることから,医療機関から紹介があった場合においても,当該児童にかかわる保健師や保育所,幼稚園等と連携する中で,総合的な支援に努めているところであります。

 また,センターの利用対象者は,原則として就学前の児童としておりますが,センターを受診した児童のその後の状況によっては,就学後も支援会議への対応等のフォローが必要と考えております。

 なお,教育委員会との具体的な連携方法につきましては,今後,センターと教育委員会の間で調整してまいります。

 次に,小児二次救急についてであります。

 小児救急を担当する医師の減少などにより,小児二次救急の空白日が今年度は月3日から7日発生しておりましたが,各病院の医師確保等の努力により,12月は2日に縮小したところであります。残る空白日の対応につきましては,福山・府中二次保健医療圏域内で対応できない場合は,尾道市の小児救急医療拠点病院等に受け入れを依頼しているところであります。

 なお,小児二次救急は,入院を必要とする患者を対象としており,症状の軽い場合は,福山夜間小児診療所や小児救急医療電話相談を利用いただくよう,啓発にも努めているところであります。

 引き続き,県や関係機関等と連携をし,空白日の解消に向けて取り組んでまいります。

 以上で,藤田議員の御質問に対する答弁といたします。

 教育行政につきましては,教育長から答弁をいたします。

 (吉川信政教育長登壇)



◎教育長(吉川信政) 教育行政についてお答えいたします。

 就学時健診についてであります。本年度は,市内10校で小学校を会場として,1100人余りの児童を対象に,就学前の健康診断を実施いたしました。

 問診票の記入につきましては,公立及び私立の幼稚園長会,保育所長会で説明し,協力をお願いしておりますが,より一層発達障害への理解を深め,問診の精度が高まるよう,丁寧な説明に努めてまいります。

 発達障害の疑いがある場合や判断が難しい場合には,幼稚園等が経過観察を行いながら,保護者への丁寧な対応に努め,必要に応じてこども発達支援センター等への相談を勧めるなど,小学校へのスムーズな就学ができるよう指導してまいります。

 以上,教育行政の答弁とさせていただきます。



◆5番(藤田仁志) こども発達支援センターの運営について,まずお伺いいたします。

 現時点でも業務が忙しくなり,今後,幼稚園,保育園との連携をしっかりやっていくためには,センターの人員をふやす必要があると思います。まず最初に増員しないといけないと予想されている職種は,どの職種でしょうか。



◎保健部長兼保健所次長(亀澤浩一) センターの今後の運営に当たりまして,まず初めにふやすべき職種ということでございますが,現状,今これまで御答弁等で申し上げたように,1カ月程度の待ち時間ということになっておりますが,これが現状のペースではそんなに大きな待ち時間にはならないというふうには考えてございますが,今後の利用実態を踏まえる中で,必要な専門職の配置については,これは検討していくべきというふうには考えてございます。特にどの職種ということにつきましては,今後の利用実態によるというふうに考えてございます。



◆5番(藤田仁志) よくわからない答弁でしたが,今後を見てからでないと全くわからないと,そういうことをおっしゃったんだと理解いたします。

 ただ,どちらにせよ,早々に増員しないと回らなくなっていくことはもう目に見えているというふうに私自身は理解しておりますので,関係者の方と本当よく話し合って,見通しをとにかくつけていただきたいなというふうには思っております。

 それから,センターで様子観察されるんですけども,その様子と園での様子っていうのは必ずしも一致しないと思います。それで,今後,園の方に出向いていって直接指導とかということを考えてられますでしょうか,いかがでしょうか。



◎保健部長兼保健所次長(亀澤浩一) 御質問にありましたように,子どもさんの状況というのは,家庭あるいはセンターへ来られたとき,集団の場である保育所,幼稚園等で様子が違うということは,我々も承知をしております。したがいまして,センターで受診をしていただく際には,そういうさまざまな情報を御提供いただいた上で,総合的に判断をして,方向性をつけていくということにしてございます。

 保育所や幼稚園等へ出向いていって支援をするということについては,今後そういうことをしていく予定でございます。



◆5番(藤田仁志) センターが本当始まったばっかりで,いろいろの質問をするのは,ちょっと酷な部分もあるとは思ってるんですが,あえてやってますのは,やはりできたセンターが何とかうまく運営してほしいし,6市2町でやってることですから,福山市だけの話でもありません。それで,少しでもいい形,予想される問題点はあらかじめ考えておくことで,少しでもいい形のものができるようにという願いを持って質問しておりますので,誤解のないようによろしくお願いいたします。

 続いて,ちょっと質問させていただきますが,教育委員会を入れる気持ちはまだ今のところないと,センターの中に入れる気はないということだったのですが,例えば就学前健診で見つかったケース,あるいは灰色のケース,これは幼稚園に戻して,必要とあれば受けますよというような御回答でしたけども,就学前健診もモデルケースとして昨年からやってるわけですよね。そうすると,どういう問題があるかっていうのは,もうあらかじめわかってるわけです。それと,センターができるということもあらかじめわかってることです。それが,まだどういうふうな形で教育委員会とセンターが協力していくか検討していくっていうのは,やっぱしちょっと遅過ぎるんではないかなという気がすごくいたします。

 それで,私としては,何度も教育委員会の方がセンターの中に設置していただきたいというふうにお願いしているわけなんですけども,特に支援教育に携わってこられたベテランの先生が入ることで,すごくメリットが多いというふうに僕は考えてるんですが,そういう先生が入ることのメリットとデメリットはどのようにお考えでしょうか。



◎保健部長兼保健所次長(亀澤浩一) 特別支援教育に携わった経験のある方がセンターへ配置することについてのメリット,デメリットということでございますが,メリットとすれば連携がスムーズになるということ,デメリットについては今のところ大きなデメリットはないようには思いますが,先ほど議員の御質問の中で,教育委員会の人をセンターへ入れる気は全くないというような,そういう受けとめをされておるようでございますが,これはまだ,市長の答弁にもございましたように,私どもセンターと教育委員会との間で今後連携の具体的な方法について調整をしている段階でございますので,今の段階で入れる気はないと,連携が必要ないというようなことを考えてるわけではございません。連携は必要というふうに考えているところでございます。



◆5番(藤田仁志) 私自身が考えるメリットといたしましては,まず困っているケースを直接指導してもらえるために,現場の教員のレベルがアップする,2番目,学級崩壊を来す可能性がそのために減少する,3番目,各学校に補助の教員をつけなくても済むケースがふえるため,経費の削減になる,4番,担任の仕事の負担が軽減する,5番,担任の精神的負担が軽減し,教師の精神科疾患発症率が減少する,6番目,幼稚園,保育園との連携もスムーズに運ぶことになる,以上のことがメリットとして考えられるなと思います。

 ベテラン教員がセンター内に入ることで必要なものというと,机1つと電話1本ではないかというふうに思ってるんですが,デメリットは僕も考えてみて特に思いつかなかったんです。ですから,本当に連携というのは,人と人の顔が見えることが連携であって,なかなか知らない職種の人が,例えば仕事の,どういう時間配分で仕事されているかも職種が違うとわからなくて,今の時間に電話してもいいもんかどうかとか悩むことがあるんですけども,同じ教員同士でしたら時間の流れもわかりますし,月日の行事,学校行事なんかもよく理解されてると思うんですね。そういうことから考えても,非常にメリットの方が大きいんじゃないかなというふうに思っていますので,今後,考えてないわけではないという答弁をいただきましたので,それを信じて実現を願っております。

 続きまして,小児の二次救急について若干質問させていただきますが,空白日が減少したことは大変喜ばしいと思っております。しかし,その実現が小児科医の増員ではなく,同業の後輩たちがさらなる使役を強いられていることに関しては心苦しく思っています。

 現在も含め,関係者の皆さんがいろいろ努力しているのにもかかわらず,福山での小児科医の充足が及ばない現実を考えますと,中長期の戦略として,福山市で小児夜間二次救急を賄う発想をやめ,尾道の二次救急と共同で運営するということを考えたらいかがでしょうか。それとも,多額のお金がかかることを覚悟で,あくまで福山市独自で運営することを目指されるのか,お答えください。



◎保健部長兼保健所次長(亀澤浩一) 小児救急につきまして,尾道,三原の2次医療圏域と合同でやったらどうかという御質問でありますが,2次医療の圏域といいますのは,そのエリアの中で二次救急を賄うべきエリアということでございますので,基本的にはその二次救急の医療圏,私どもで言えば福山・府中の医療圏で二次救急を賄わなければならないというようなことでございます。

 もちろん医療というのは広域的なものでございますから,市長から御答弁いたしましたように,私どもとして協力を願ったり,あるいは私どもの方でお受けをするようなこともあるわけでございますが,基本的には福山・府中医療圏で小児二次救急について体制をとっていくということは必要というふうに考えているところでございます。



◆5番(藤田仁志) 現実問題として,小児科医が全国的に減少していると,若干数としてはふえてるんですが,勤務医が減少してるという状況は,これから先も続くだろうというふうに思います。その中で,福山市で独自に二次救急をやっていく覚悟をお聞きしまして,安心いたしました。

 以上で,質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)

 (5番藤田仁志議員質問席を退席)



○議長(小林茂裕) これをもちまして,議第164号平成24年度福山市一般会計補正予算から議第191号福山市・神辺町合併建設計画の変更についてまでの27件に対する質疑及び一般質問を終了いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております27件のうち,議第164号平成24年度福山市一般会計補正予算から議第167号平成24年度福山市商業施設特別会計補正予算までの4件については,議長を除く全議員をもって構成する予算特別委員会を設置し,これに付託の上,審査することにいたしたいと思います。御異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小林茂裕) 御異議なしと認めます。したがって,議第164号議案から議第167号議案までの4件については,議長を除く全議員をもって構成する予算特別委員会を設置し,これに付託の上,審査することに決定いたしました。

 次に,議第168号福山市防災会議条例及び福山市災害対策本部条例の一部改正についてから議第191号福山市・神辺町合併建設計画の変更についてまでの23件については,お手元に配付いたしております議案付託表のとおり,それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

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△日程第4 議第192号 平成24年度福山市一般会計補正予算から日程第13 議第201号 福山市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について



○議長(小林茂裕) 次に,日程第4 議第192号平成24年度福山市一般会計補正予算から日程第13 議第201号福山市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてまでの10件を一括議題といたします。

 提案者から提案理由の説明を求めます。

 (羽田 皓市長登壇)



◎市長(羽田皓) ただいま御上程になりました議案につきまして御説明を申し上げます。

 このたびの議案のうち,初めに,一般会計を初めとする補正予算案各件について御説明をいたします。

 一般会計の補正につきましては,特別職等の給料月額引き下げ期間の延長,職員の中途退職,人事異動等の変動に伴う減額などを調整することといたしております。また,競馬事業廃止に伴い,長年にわたり御貢献いただいた競馬関係者に対する協力金の一部を計上いたしております。

 このほか,特別会計及び企業会計につきましても,職員の中途退職,人事異動等の変動に伴う減額など,所要の措置を講じております。

 以上の結果,今回の補正予算額は,一般会計で1492万5000円の増となり,全会計では3億3236万4000円の減となっております。

 予算以外の議案といたしましては,条例案として,福山市競馬事業廃止にかかわる協力金支給条例の制定についてと,福山市民病院附属加茂診療所の廃止に伴い所要の改正を行う福山市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についての2件を提出いたしております。

 加茂診療所につきましては,医師確保の課題や地域の医療環境の変化に伴う患者数の減少などを踏まえ,本年度末をもって廃止することといたしたものであります。なお,加茂診療所が担ってきました田原,広瀬,山野診療所への出張診療につきましては,引き続き福山市民病院において実施してまいります。

 何とぞ,慎重なる御審議の上,御可決いただきますようお願いを申し上げ,提案理由の説明といたします。



○議長(小林茂裕) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小林茂裕) これをもちまして質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております10件のうち,議第192号平成24年度福山市一般会計補正予算から議第199号平成24年度福山市下水道事業会計補正予算までの8件については,予算特別委員会に付託の上,審査することにいたしたいと思います。御異議はありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小林茂裕) 御異議なしと認めます。したがって,議第192号議案から議第199号議案までの8件については,予算特別委員会に付託の上,審査することに決定いたしました。

 次に,議第200号福山市競馬事業廃止に係る協力金支給条例の制定について及び議第201号福山市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についての2件については,お手元に配付いたしております議案付託表のとおり,それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

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○議長(小林茂裕) お諮りいたします。

 議案審査等のため,明12月14日及び12月17日から12月20日までを休会いたしたいと思います。御異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小林茂裕) 御異議なしと認めます。したがって,議案審査等のため,明12月14日及び12月17日から12月20日まで休会することに決定いたしました。

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○議長(小林茂裕) 次の本会議は,12月21日午後1時から開きます。

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○議長(小林茂裕) 本日は,これをもちまして散会いたします。

         午前11時12分散会

 ──────────────────

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。





 福山市議会議長





 福山市議会議員





 福山市議会議員