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広島県 福山市

平成24年 9月 決算特別委員会 10月05日−04号




平成24年 9月 決算特別委員会 − 10月05日−04号







平成24年 9月 決算特別委員会



          平成24年福山市議会企業会計決算特別委員会記録

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2012年(平成24年)10月5日(金)

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 本日の会議に付した事件

平成23年度福山市病院事業会計決算認定について,水道事業会計利益処分及び決算認定について並びに工業用水道事業会計利益処分及び決算認定について

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 出席委員

    委員    木 村 秀 樹

    委員    連 石 武 則

    委員    藤 田 仁 志

    委員    今 川 享 治

    副委員長  和 田 芳 明

    委員    大 塚 忠 司

    委員    岡 崎 正 淳

    委員    今 岡 芳 徳

    委員    中 安 加代子

    委員長   千 葉 荘太郎

    委員    塚 本 裕 三

    委員    熊 谷 寿 人

    委員    池 上 文 夫

    委員    高 木 武 志

    委員    神 原 孝 已

    委員    法 木 昭 一

    委員    村 井 明 美

    委員    徳 山 威 雄

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 説明のため出席した者の職氏名

  市長      羽 田   皓

  副市長     開 原 算 彦

  副市長     堀   径 扇

  市民病院参事  若 井 久 夫

  市民病院事務部長下 江 正 文

  上下水道事業管理者上下水道局長

          赤 澤   收

  経営管理部長  平 上 和 彦

  経営管理部参与 川 上 浩 治

  工務部長    岡 本 秀 夫

  工務部参与   ? 田 卓 也

  施設部長    小 出 純 二

  代表監査委員  勝 岡 慎 治

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            午前10時開会



○委員長(千葉荘太郎) ただいまから企業会計決算特別委員会を開きます。

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△議第99号 平成23年度福山市病院事業会計決算認定について



○委員長(千葉荘太郎) これより議第99号平成23年度福山市病院事業会計決算認定についてを議題とし,討論に入ります。木村秀樹委員。



◆(木村秀樹委員) 議第99号平成23年度福山市病院事業会計決算認定について,水曜会の討論を行います。

 当年度の病院事業は,救急医療,がん診療を中心とした専門的な医療の提供を行うべく,高性能のMRIの増設,内視鏡室エックス線診断装置の購入などの充実整備,さらには地域住民のニーズにこたえる地域中核病院としての関係者の努力は多とするところである。

 また,地域がん連携拠点病院としての種々の取り組みも進め,さらには神石高原町立病院,井原市民病院の外来支援などに強化を図った。加えて,106床の増床工事,各種増築工事など,平成25年の完成を目指していることは市民も待望しているところであります。

 事業経営については,外来,入院,病床利用率も大きく伸びが認められ,関係者一同の取り組みと努力の証左である。

 当年度においては,厳しい環境のもとでの事業経営にある中で,5億7000万円強の純利益を計上したことは評価するところであります。

 効率的な事業経営により,着実な取り組みを求め,次の要望意見を付して本決算認定に賛成。

 1.地域医療を取り巻く環境は厳しいが,国の動向を踏まえながら,中長期的な視野に立って,地域拠点病院としての期待にこたえること。

 1.506床体制の全体像をシミュレーションし,遺漏のない取り組みを進めること。

 1.医業未収金の取り組みを強化し,圧縮に努めること。

 1.できる限り進入路の渋滞解消と駐車場の効率アップを図ること。

 1.地方公営企業法の全部適用に向けて,体制づくりを整えること。

 1.医療の進化に努めるとともに,医師,医療技術者の確保に不断の努力をすること。

 以上です。



○委員長(千葉荘太郎) 今川享治委員。



◆(今川享治委員) 議第99号平成23年度福山市病院事業会計決算認定について,誠友会の討論を行います。

 近年,病院事業の経営環境が厳しさを増している中で,市民病院においては,高性能のMRIの増設や内視鏡室エックス線診断装置などの高度先進医療機器の整備とともに,産婦人科の産科診療の再開など診療体制の充実を図ったことなどにより,平成23年度の入院延べ患者数は13万3262人で,前年度に比べて1655人の1.3%増となっており,病床利用率も92.4%で前年度比0.9ポイント上昇している。また,外来延べ患者数も19万8452人の1.5%の増となっている。

 こうした患者数の増加と高度医療の提供に伴い平均診療単価が上昇した結果,医業収益は142億8379万6000円となっており,その内訳は,入院収益が91億2845万6000円,外来収益が43億3193万円で,前年度に比べ,それぞれ5億5512万7000円,3億5417万円の合計9億5444万円が増収となっている。

 一方,医業費用は昨年度に比べ9億3246万6000円の増加による136億8527万4000円で,これは医師や看護師の増員など医療体制整備に係る給与費,材料費などの管理・運営経費が増加したものである。

 医業費用が増加したものの,これを上回る医業収益を確保できたことにより総収益は148億7148万7000円で,総費用は142億9802万3000円となり,結果5億7346万4000円の純利益を計上できたことは評価するものであり,次の要望意見を付して本会計決算認定に賛成。

 1.106床の増床に向けて,医師や看護師を初めとする医療スタッフの確保を図り,医療体制の充実に努められること。

 1.広域での医療関係連携をさらに強化し,地域中核病院としての機能分担の役割を果たすべく努められること。

 1.立体駐車場の整備や増床に伴う医療スタッフの増員などの経費増加が予測されることから,的確な財政計画を樹立して,より効率的な経営に努められること。

 1.公立病院改革プランの今後の取り組みについて,これら課題となる収支計画について,後年度負担が重くならないように努められること。

 1.今,さらに高度医療を担う中で,重篤患者の治療経費をめぐって,病院側との認識の違いが生じるケースがふえると想定されることから,その対応については,より細かな説明と対応に努められること。

 以上です。



○委員長(千葉荘太郎) 中安加代子委員。



◆(中安加代子委員) 議第99号平成23年度福山市病院事業会計決算認定について,公明党の討論を行います。

 当年度は,高性能のMRIの増設などの医療機器の充実や医療情報システムの整備などを行うとともに,4年半ぶりに産科診療を再開するなど診療体制の充実に取り組まれました。また,地域がん診療連携拠点病院として地域がん診療の質の向上を図るため,地域連携クリティカルパスを導入し,地域との連携強化を図られ,施設整備としては106床の増床などに向け増築工事に着手し,新たな立体駐車場を整備するための地質調査も実施されました。

 その結果,入院患者数は13万3262人で,病床利用率は90%を超え,外来患者数は19万8452人で,全体で前年度比4602人の増となりました。病院事業収益は148億7148万7000円で,病院事業費用は142億9802万3000円となり,差し引き5億7346万4000円の純利益を計上したことは評価するものであります。

 平成21年度から5年間の福山市民病院改革プランに取り組まれておりますが,引き続き,急性期医療の役割を担う中核病院として,市民の医療に対する安心・安全の確保を基本に,医療環境の整備と医療提供体制のさらなる充実に向けた一層の努力を求め,以下の要望意見を付して賛成の討論といたします。

 1.医業未収金のうち窓口分については,委託弁護士とより連携を図るとともに,未納者に対し早期のきめ細かな対応に努め,未収金の減少に取り組むこと。

 1.女性専用外来については,市民のニーズが高いことから,地域医療を担う公立病院として,引き続き早期の設置に向け体制を整えること。

 1.今後もPET導入なども含め,計画的な医療機器の充実に取り組むこと。

 以上です。



○委員長(千葉荘太郎) 村井明美委員。



◆(村井明美委員) 議第99号平成23年度福山市病院事業会計決算認定について,日本共産党の討論を行います。

 本会計は,憲法25条の生存権保障のため,いつでもどこでもだれでも必要な医療を提供し,住民の命,健康を守る防波堤としての役割を果たすとともに,自治体病院として,その地域に不足している医療の確保,規範的な医療の推進と医療水準の向上,保健・福祉・医療を一体とした自治体行政の中心を担うなどの使命を持つ重要な会計であります。

 当年度は,高度医療機器のさらなる充実や106床の増床への取り組みなどが進展しています。経営状況は,総収益148億7148万7000円,前年度比10億6734万3000円,7.7%の増加,純利益5億7346万4000円など,努力が決算にあらわれています。

 病院関係職員の努力を評価し,以下の要望意見を付して決算認定に賛成をいたします。

 1.病院経営を圧迫する消費税の増税は行わないよう,国に要望を上げること。

 1.小児科,産科,救命救急を初め,医療圏と連携地域の医師を積極的に確保すること。そのために,医療奨学金制度を創設すること。

 1.経営の効率化を優先した運営に偏重することなく,引き続き過疎地医療や不採算といわれる医療分野を担う役割を果たすこと。

 1.クリティカルパスは,あくまでも患者の状況を最優先で運用すること。

 1.今後の運営形態については,地方公営企業法の全部適用,独立法人化の先行例について,特にデメリット,リスクの調査を十分に行い,現状を堅持すること。

 1.今後,地域周産期母子医療センターの設置を視野に入れた計画を立てること。

 1.医療研修などの実施を一層努力するとともに,同和問題に特化した職員研修は行わないこと。

 1.駐車場整備,駐車場エレベーター整備を進めること。

 1.患者,見舞い客の駐車場使用は無料とすること。

 以上であります。



○委員長(千葉荘太郎) 法木昭一委員。



◆(法木昭一委員) 議第99号2011年度福山市病院事業会計決算認定について,市民連合の討論を行います。

 福山市民病院は,全国的な医師・看護師不足を克服しながら,今日の急速な少子化,高齢化の進展や医療技術の進歩,医療需要の多様化など医療を取り巻く環境変化に対応しなければならないと同時に,広島県東部はもとより,井笠圏域を含む地域の中核病院として,高度医療や急性期医療を安定的に供給するなどの役割を果たしながら,市民の福祉,医療ニーズに応えるための体制整備を行うことが求められている。

 こうした中にあって,当年度は,高性能のMRI超電導磁石式MR装置の増設や内視鏡室エックス線診断装置の購入など医療機器の充実,産婦人科医師の確保に取り組み産科診療の再開など診療体制の充実,106床増床を含む増築工事への着手,新たな立体駐車場整備のための地質調査などに取り組まれたことには,一定の評価を行うものである。

 これら取り組みを通じて,年間入院・外来延べ患者数は,それぞれ対前年度比1.3%,1.5%の伸びを示しており,病床利用率も0.9ポイント上昇するなどの成果も上げている。

 収支については,当年度純利益5億7346万4000円を上げており,医療を取り巻く環境が決して楽観できない状況にあるにもかかわらず,一定の経営努力を行っているもので,評価できるものである。

 今後も,医療を取り巻く環境が飛躍的に好転するとは考えられない中にあって,増改築後の収支状況をあわせ見通したとき,福山市民病院の経営も引き続き厳しいと想定されるが,中長期的展望に立った財政見通しを立て,医療の質の向上,医療機器の整備,医師や看護師の確保と適正配置などに努力し,市民の医療ニーズに的確にこたえることを強く求め,次の要望意見を付して本会計決算認定に賛成。

 1.2013年度からの106床増床に向け,医師,看護師,医療スタッフなどの確保に鋭意取り組むこと。また,増床により収支見通しは当面厳しくなることが予測されるが,たとえ赤字であっても,公的病院の果たす役割を常に追求し,医療における安心を市民に提供すること。

 1.市民の医療ニーズに対応した診療科の増や人間ドックの再開など,医療提供体制を拡充すること。

 1.これまでも指摘してきたが,市民病院の診療圏域にはなお偏りが見受けられる。47万市民の医療を担うとの基本を踏まえ,その解消策を検討すること。

 1.医業未収金のうち窓口分が当年度1億8896万5000円となっており,対前年度比で1951万2000円増加しているが,患者個々に合ったきめ細かな対応を検討し,未収金の減少に努めること。

 1.医薬品の導入に当たっては,引き続き安価,適正を基本にするとともに,患者の経済的負担や安全面にも配慮しつつ,後発医薬品の活用を検討すること。

 1.聴覚障害者とのコミュニケーションを十分なものとするため,手話研修の継続と充実を図ること。

 以上です。



○委員長(千葉荘太郎) 大塚忠司委員。



◆(大塚忠司委員) 議第99号平成23年度福山市病院事業会計決算認定について,新政クラブの討論を行います。

 本事業の当年度は,産科診療の再開,高性能MRIや内視鏡室エックス線診断装置の設置,医療情報システム整備などを行うとともに,広域的な医療連携の推進を図るため外来診療の支援に医師の派遣も行っている。

 さらに,平成25年度からの106床の増床に向けた施設整備として増築工事に着手するとともに,新たな立体駐車場を整備するための地質調査も実施している。

 このような事業を行いながら,医療水準や医療サービスの向上とともに経営の効率化に努められ,5億7346万4000円の純利益を計上し,4年連続の黒字化を果たしていることを高く評価する。今後も,市民の期待と信頼にこたえ得る中核病院として,良質な高度医療サービスを提供することを求め,本決算認定に賛成。

 以上です。



○委員長(千葉荘太郎) これをもちまして討論を終了いたします。

 これより採決いたします。

 本決算を認定することに賛成の委員の起立を求めます。

 (賛成者起立)



○委員長(千葉荘太郎) 起立全員。したがって,本決算は認定すべきものと決定いたしました。

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△議第100号 平成23年度福山市水道事業会計利益処分及び決算認定について



○委員長(千葉荘太郎) 次に,議第100号平成23年度福山市水道事業会計利益処分及び決算認定についてを議題とし,討論に入ります。連石武則委員。



◆(連石武則委員) 議第100号平成23年度福山市水道事業会計利益処分及び決算認定について,水曜会の討論を行います。

 当年度は,出原浄水場に急速ろ過池築造工事,管理棟築造工事に取り組み,耐震対策として,木之庄配水池耐震補強工事のほか,耐震管による経年管の取りかえや配水管網の整備を行うとともに,未普及地域解消事業として,神辺町三谷地区配水管布設工事,加圧施設築造工事及び電気設備設置工事などに取り組んでいる。

 経営状況については,事業収益86億9403万6000円に対し,事業費用は82億20万円で,4億9383万6000円の純利益を計上したことは評価できるものである。

 今後も,計画的な施設整備,業務体制の簡素・効率化,職員定数の適正化,コスト削減意識の徹底などをさらに推進し,良質で安全な水道水の安定供給への取り組みに努力すること。さらに,中長期的視点に立った健全な財政運営を要望し,利益処分及び本決算認定に賛成。

 以上です。



○委員長(千葉荘太郎) 今川享治委員。



◆(今川享治委員) 議第100号平成23年度福山市水道事業会計利益処分及び決算認定について,誠友会の討論を行います。

 平成23年度は,出原浄水場更新事業として急速ろ過池築造工事や管理棟築造工事に取り組むとともに,耐震対策として,木之庄配水池耐震補強工事を初め,経年管の耐震管への取りかえ工事や配水管網などの整備を計画に行っている。

 経営状況については,事業収益86億9403万6000円に対し,事業費用は82億20万円で,4億9383万6000円の純利益を計上している。

 利益剰余金は,前年度に比べ1億5616万4000円減少の14億2578万5000円となり,企業債残高は3450万7000円に増加し,424億5529万3000円となっているが,事業運営については一定の評価をするものであります。

 今後は給水収益の増加が見込まれない状況下で,経年管の取りかえや老朽化した浄水施設の整備,耐震対策など課題も多く,当面,厳しい経営状況が継続するものと予測される。

 中長期的に的確な施設整備計画を立て,業務体制の効率化,コスト削減を推進して堅実なる財政運営を行い,市民に安全で良質な水の安定供給できる事業体制の構築に努められることを求め,次の要望意見を付して本会計決算認定に賛成。

 1.合併地域の水道台帳については,特に沼隈町の配水管に関する情報が不完全であるので,今年度から3年間で進める調査を確実に行うこと。その調査結果がマッピングシステムへ正確に反映されるよう努められること。

 1.市長部局で進めている全庁型GISへ水道台帳の情報が登載されるよう努められること。

 以上です。



○委員長(千葉荘太郎) 塚本裕三委員。



◆(塚本裕三委員) 議第100号平成23年度福山市水道事業会計利益処分及び決算認定について,公明党の討論を行います。

 当年度は,良質で安全な水道水の安定供給を図るため,出原浄水場更新事業や耐震対策として,木之庄配水池耐震補強工事を初め,経年管の耐震管への取りかえや配水管網の整備,また未普及地域解消事業として,神辺町三谷地区の配水管布設工事,加圧施設機械及び電気設備設置工事などに取り組まれた。

 経営状況については,総収入86億9403万6000円,総費用82億20万円で,当年度純利益は4億9383万6000円で一定の評価をするものです。

 しかしながら,市民の節水意識の高まりや節水型機器の性能向上や普及などにより,今後の給水収益の伸びは見込めない状況の中,継続的に経年管の取りかえや老朽施設の整備,地震等の災害対策など,当面する課題も多く,今後も厳しい経営環境が続くことが予想されます。

 今後も,事業運営に当たっては,業務体制の簡素・効率化,コスト意識の徹底に取り組まれ,企業債残高に注視しつつ中長期的での財政運営が一段と望まれ,より一層の健全経営と市民に良質で安全な水道水の安定供給に取り組まれることとともに,福山市中長期ビジョンに沿った着実な事業運営に努めることを求め,賛成の討論といたします。

 以上。



○委員長(千葉荘太郎) 高木武志委員。



◆(高木武志委員) 議第100号平成23年度福山市水道事業会計利益処分及び決算認定について,日本共産党の討論を行います。

 本会計は,市民の生命維持に欠くことのできない大切な事業であり,市民に安価でおいしい水を供給する使命を持っています。安全で良質な水道水の安定した供給体制の確立,利用者サービスの向上と災害に強い水道づくりのための基幹管路等の取りかえや水道施設の基盤整備を進めています。また,出原浄水場の施設更新,基幹管路などの耐震化,木之庄配水池耐震補強工事を行っていることを評価するものです。

 当事業は,市民生活に欠かすことのできない事業であり,計画的な設備の更新,市民負担をふやさない効率的な運営を行うことが重要です。

 次の要望意見を付して賛成討論といたします。

 1.システム改造などについて,企画総務課にITに精通した職員を配置するとしている。日進月歩の技術を身につけることができる体制をつくること。

 1.企業債残高引き下げのため,国に対し国庫補助率の引き上げや低利への借りかえ,繰上償還ができるよう求めること。

 1.基本使用料,家庭利用使用料の引き下げを行うこと。低所得者への水道料金の減免制度をつくること。

 1.浄水場,配水池,配水管などの耐震化を着実に行うこと。国に対し,耐震化補助制度の拡充を求めること。

 1.水利権の更新時には,適切に見直しを行うこと。

 1.放射能測定を今後も継続すること。

 以上であります。



○委員長(千葉荘太郎) 池上文夫委員。



◆(池上文夫委員) 議第100号2011年度福山市水道事業会計利益処分及び決算認定について,市民連合の討論を行います。

 安全で,安く,おいしく,安定して市民に水を供給することが水道事業の使命である。昨年3月11日の東日本大震災によって,東日本を中心に甚大な被害をもたらす中,当水道事業は昨年1月以降の少雨の影響により八田原ダム及び三川ダムの貯水量が低下し,3月から5月上旬までの間,農業用水と工業用水の自主節水という状況に至ったが,5月中旬の降雨により取水制限は解除され,その後は順調な降雨に恵まれ,安定した貯水量が確保できた。

 当年度の主要な建設事業については,第六期拡張事業として,急速ろ過池築造工事や管理棟築造工事など計画的に出原浄水場更新事業に取り組むとともに,未普及地域解消事業として,神辺町三谷地区の配水管布設工事,加圧施設機械及び電気設備設置工事などに取り組んだ。改良工事は,引き続き耐震対策として,木之庄配水池耐震補強工事を初め,耐震管による経年管の取りかえや配水管網の整備を行った。

 当年度の経営状況は,事業収益は,給水収益や加入金などの減少により,86億9403万6000円となり,一方,事業費用は,職員給与費や補修費,支払い利息などの減少により,82億20万円となり,差し引き4億9383万6000円の当年度純利益を計上した。

 今日の景気,経済の低迷,人口減少,生活様式の変化や企業の水利用の合理化,市民の節水意識の高まり,節水型機器の性能向上や普及などにより,今後の給水収益の伸びは見込めない状況にある。一方で,経年管の取りかえや老朽化した浄水施設の整備,地震等の災害対策など当面する課題も多く,引き続き厳しい経営環境が続くものと予測される。

 こうした状況下,本事業は今後とも市民生活に欠くことのできない公的事業であるとの認識に立ち,事業の安全確保に万全を期すとともに,芦田川,高屋川の水質浄化など水環境を守り,市民の安心・安全,市民生活の安定に引き続き取り組むことや,適正な事務事業体制の構築と上下水道料金の維持に努めることを求め,次の要望意見を付して本会計利益処分及び決算認定に賛成。

 1.近年の異常気象は,本市の水がめである三川ダム,八田原ダムの貯水量にも影響を与えている。市民に不安を与えないよう,長期的視点に立ち水源確保に向け検討を行うこと。

 1.芦田川の水質浄化へ,国,県を初め流域関係機関・団体との連携を密にして,総合的・抜本的対策を講じるとともに,弾力的な放流についてはその運用の効果を確認し,より有効な対策を講じること。

 1.基幹管路や配水池などの施設の耐震化に積極的に取り組むこと。

 1.未給水地区の解消に向け,引き続き積極的に対応すること。また,低水圧地区の解消を検討すること。

 以上です。



○委員長(千葉荘太郎) 大塚忠司委員。



◆(大塚忠司委員) 議第100号平成23年度福山市水道事業会計利益処分及び決算認定について,新政クラブの討論を行います。

 本事業は,安全で良質な水道水を安定して供給を図るためのものであり,市民生活にとって不可欠なものである。

 当年度は,計画的な出原浄水場の更新事業,木之庄配水池の耐震補強工事,神辺町の未普及地域解消事業のほか,経年管の取りかえや配水管網の整備に取り組んでいる。

 財政面では,業務体制の効率化や職員定数の適正化,コスト削減に努められ,当年度は4億9383万6000円の純利益を計上しており,その努力を評価するものである。

 引き続き,地震などの災害に備えた施設整備を進め,安全で良質な水の安定供給に努めることを求め,本決算認定に賛成。

 以上です。



○委員長(千葉荘太郎) これをもちまして討論を終了いたします。

 これより採決いたします。

 本案は利益処分について原案のとおり可決すること及び決算について認定することに賛成の委員の起立を求めます。

 (賛成者起立)



○委員長(千葉荘太郎) 起立全員。したがって,本案は原案のとおり可決及び認定すべきものと決定いたしました。

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△議第101号 平成23年度福山市工業用水道事業会計利益処分及び決算認定について



○委員長(千葉荘太郎) 次に,議第101号平成23年度福山市工業用水道事業会計利益処分及び決算認定についてを議題とし,討論に入ります。村井明美委員。



◆(村井明美委員) 議第101号平成23年度福山市工業用水道事業会計利益処分及び決算認定について,日本共産党の討論を行います。

 本会計は,企業に工業用水を提供する事業であります。

 本来,大企業はみずから水源確保を行わなければならないにもかかわらず,福山市に新たな水源確保を余儀なくさせてきました。そのため,建設費用や維持管理費が増嵩し,結果として,市民の水道料金を押し上げているものであります。

 工業用水の年間総配水量8053万3060立方メートルに対し,上水は年間総配水量5364万5892立方メートルです。しかし,事業収益は,工業用水27億3315万6000円に対し,上水86億9403万6000円と大きく逆転しています。これは,上水は高度処理を行い,人件費も多くかかるという理由で解消できるものではありません。政策的判断を行うべきであります。

 また,当時の日本鋼管の誘致で,工業用水が不足するとして芦田川河口堰が建設されましたが,そのため上流から海への流入や芦田川の水質などに問題を引き起こしています。これら大企業優先のあり方は問題であります。

 以上に述べた政治的比重から,反対を表明して,討論といたします。



○委員長(千葉荘太郎) これをもちまして討論を終了いたします。

 これより採決いたします。

 本案は利益処分について原案のとおり可決すること及び決算について認定することに賛成の委員の起立を求めます。

 (賛成者起立)



○委員長(千葉荘太郎) 起立多数。したがって,本案は原案のとおり可決及び認定すべきものと決定いたしました。

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○委員長(千葉荘太郎) これをもちまして,本委員会に付託されました議案審査を終了いたします。

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○委員長(千葉荘太郎) お諮りいたします。

 委員長報告案の作成につきましては,正副委員長に御一任いただきたいと思います。御異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○委員長(千葉荘太郎) 御異議なしと認め,委員長報告案の作成は正副委員長に御一任いただきました。

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○委員長(千葉荘太郎) 本日は,これをもちまして散会いたします。

         午前10時35分散会

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 委員会条例第65条の規定により,ここに署名する。



 企業会計決算特別委員会委員長