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広島県 福山市

平成24年第4回( 9月)定例会 09月05日−01号




平成24年第4回( 9月)定例会 − 09月05日−01号







平成24年第4回( 9月)定例会



          平成24年第4回福山市議会定例会会議録(第1号)

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2012年(平成24年)9月5日(水)

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 議 事 日 程 (第1号)

2012年(平成24年)9月5日

           午前10時開議

第 1        会議録署名議員の指名

第 2        会期の決定

第 3 報第 22号 損害賠償の額を定めること及び和解の専決処分の報告について

第 4 報第 23号 平成23年度健全化判断比率の報告について

第 5 報第 24号 平成23年度資金不足比率の報告について

第 6 議第 99号 平成23年度福山市病院事業会計決算認定について

第 7 議第100号 平成23年度福山市水道事業会計利益処分及び決算認定について

第 8 議第101号 平成23年度福山市工業用水道事業会計利益処分及び決算認定について

第 9 議第102号 平成24年度福山市一般会計補正予算

第10 議第103号 平成24年度福山市介護保険特別会計補正予算

第11 議第104号 福山市生活保護法に基づく保護施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について

第12 議第105号 福山市婦人保護施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について

第13 議第106号 福山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について

第14 議第107号 福山市立保育所条例の一部改正について

第15 議第108号 福山市養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について

第16 議第109号 福山市特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について

第17 議第110号 福山市軽費老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について

第18 議第111号 福山市老人デイサービスセンター条例及び福山市生活支援ハウス条例の一部改正について

第19 議第112号 福山市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の制定について

第20 議第113号 福山市指定障害者支援施設等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の制定について

第21 議第114号 福山市障害福祉サービス事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について

第22 議第115号 福山市地域活動支援センターの設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について

第23 議第116号 福山市福祉ホームの設備及び運営に関する基準等を定める条例の制定について

第24 議第117号 福山市障害者支援施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について

第25 議第118号 福山市指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の制定について

第26 議第119号 福山市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の制定について

第27 議第120号 福山市指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の制定について

第28 議第121号 福山市介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例の制定について

第29 議第122号 福山市指定介護療養型医療施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について

第30 議第123号 福山市指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並びに指定介護予防サービス等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の制定について

第31 議第124号 福山市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の制定について

第32 議第125号 福山市暴力団排除条例の一部改正について

第33 議第126号 福山市食品衛生検査施設の設備及び職員の配置に関する基準を定める条例の制定について

第34 議第127号 福山市理容師法施行条例の制定について

第35 議第128号 福山市興行場法施行条例の制定について

第36 議第129号 福山市旅館業法施行条例の制定について

第37 議第130号 福山市公衆浴場法施行条例の制定について

第38 議第131号 福山市クリーニング業法施行条例の制定について

第39 議第132号 福山市美容師法施行条例の制定について

第40 議第133号 福山市廃棄物の処理及び再生利用等に関する条例の一部改正について

第41 議第134号 福山市医療法施行条例の制定について

第42 議第135号 福山夜間成人診療所条例の制定について

第43 議第136号 福山市道路の構造に関する技術的基準を定める条例の制定について

第44 議第137号 福山市道路標識の寸法を定める条例の制定について

第45 議第138号 福山市高齢者、障害者等の移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の制定について

第46 議第139号 福山市準用河川管理施設等の構造に関する技術的基準を定める条例の制定について

第47 議第140号 福山市都市公園法に基づく都市公園の配置及び規模に関する技術的基準を定める条例の制定について

第48 議第141号 福山市高齢者、障害者等の移動等円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める条例の制定について

第49 議第142号 福山市水道事業における布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の制定について

第50 議第143号 福山市下水道条例の一部改正について

第51 議第144号 山手橋床版工事(都市計画道路3・5・614号津之郷奈良津線)請負契約締結の変更について

第52 議第145号 損害賠償の額を定めること及び和解について

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 本日の会議に付した事件

諸般の報告

以下議事日程のとおり

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 出 席 議 員

      1番  河 村 晃 子

      2番  木 村 秀 樹

      3番  生 田 政 代

      4番  連 石 武 則

      5番  藤 田 仁 志

      6番  今 川 享 治

      7番  田 中 光 洋

      8番  門 田 雅 彦

      9番  和 田 芳 明

     10番  藤 原   平

     11番  大 塚 忠 司

     12番  榊 原 則 男

     13番  岡 崎 正 淳

     14番  土 屋 知 紀

     15番  大 田 祐 介

     16番  今 岡 芳 徳

     17番  西 本   章

     18番  高 橋 輝 幸

     19番  中 安 加代子

     20番  高 田 健 司

     21番  五阿彌 寛 之

     22番  千 葉 荘太郎

     23番  塚 本 裕 三

     24番  熊 谷 寿 人

     25番  池 上 文 夫

     26番  高 木 武 志

     27番  宮 地 徹 三

     28番  瀬 良 和 彦

     29番  神 原 孝 已

     30番  法 木 昭 一

     31番  稲 葉 誠一郎

     32番  早 川 佳 行

     33番  佐 藤 和 也

     34番  須 藤   猛

     35番  黒 瀬 隆 志

     36番  小 林 茂 裕

     37番  川 崎 卓 志

     38番  村 井 明 美

     39番  徳 山 威 雄

     40番  小 川 眞 和

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 説明のため出席した者の職氏名

  市長      羽 田   皓

  副市長     開 原 算 彦

  副市長     堀   径 扇

  参事兼市長公室長小 川 智 弘

  企画総務局長  内 田   亮

  企画政策部長  中 島 智 治

  福山市立大学事務局長

          寺 岡 千佳雄

  総務部長    道 廣 修 二

  財政局長    佐 藤 彰 三

  財政部長    小 林 巧 平

  税務部長    亀 田 繁 樹

  競馬事務局長  杉 原 郁 充

  経済環境局長  松 浦 良 彦

  経済部長兼企業誘致推進担当部長

          小 畑 和 正

  農林水産部長  石 岡   徹

  環境部長    杉 野 昌 平

  保健福祉局長  廣 田   要

  福祉部長兼福祉事務所長

          桑 田 正 國

  長寿社会応援部長岸 田 清 人

  保健部長兼保健所次長

          亀 澤 浩 一

  保健所長兼保健部参与

          村 尾 正 治

  児童部長    神 原 大 造

  市民局長    近 藤 洋 児

  市民部長    藤 原 時 晴

  まちづくり推進部長

          金 尾 和 彦

  松永支所長   林   浩 二

  北部支所長   三 好 郁 展

  東部支所長   松 浦 律 子

  神辺支所長兼川南まちづくり担当部長

          岡 森   稔

  市民病院参事  若 井 久 夫

  市民病院事務部長下 江 正 文

  建設局長    橋 本 哲 之

  建設局参事   石 崎 隆 弘

  建設管理部長  渡 邉 清 文

  土木部長    松 浦 昭 夫

  農林土木部長  佐々木 敏 文

  都市部長    松 枝 正 己

  建築部長    三 好 豊 彦

  会計管理者   藤 井 睦 雄

  教育長     吉 川 信 政

  管理部長    石 井 康 夫

  学校教育部長  三 好 雅 章

  学校教育部参与 石 口 智 志

  社会教育部長  山 口 善 弘

  選挙管理委員会事務局参与

          前 田 修 嗣

  上下水道事業管理者上下水道局長

          赤 澤   收

  経営管理部長  平 上 和 彦

  経営管理部参与 川 上 浩 治

  工務部長    岡 本 秀 夫

  工務部参与   ? 田 卓 弥

  施設部長    小 出 純 二

  消防担当局長  田 中 一 士

  消防担当部長  牧 平 健 児

  消防担当部長  大 畠 功 之

  消防担当部長  横 山 宏 道

  消防担当部長  高 橋 日出四

  代表監査委員  勝 岡 慎 治

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 事務局出席職員

  事務局長    池 田 幸 博

  庶務課長    佐 藤 卓 也

  議事調査課長  村 上 博 章

  議事調査課長補佐兼議事担当次長

          北 川 光 明

  議事調査課長補佐兼調査担当次長

          高 橋 弘 人

  書記      岡 田 弘 美

  書記      平 川 真二郎

  書記      門 田 恭 司

  書記      渡 邉 美 佳

  書記      鈴 鹿 誠 治

  書記      木 村 仁 美

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            午前10時開会



○議長(小林茂裕) ただいまから平成24年第4回福山市議会定例会を開会いたします。

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○議長(小林茂裕) これより本日の会議を開きます。

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○議長(小林茂裕) ただいまの出席議員40人であります。

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○議長(小林茂裕) この際,市長から発言の申し出がありますので,これを許可いたします。

 (羽田 皓市長登壇)



◎市長(羽田皓) 9月定例市議会の開会の場をおかりいたしまして,一言御あいさつを申し上げます。

 私は,去る8月5日の市長選挙におきまして,市民の皆様方の負託を受け,引き続き4年間市政を担っていくこととなりました。多くの方々から温かい御支持をいただきましたことに,心から感謝をいたします。市民の皆様方から寄せられた大きな期待と信頼を思うとき,改めて市長としての責任とその重さを痛感し,身の引き締まる思いがいたしております。

 私は,この選挙戦を通じ,市民の皆様方に,行政は最大のサービス産業である,市民の皆様が安心・安全に暮らしていくことのできる行政運営を行っていくと強く訴えてまいりました。少子化,高齢化や人口減少,最近の経済情勢など,私たちを取り巻く状況は,これまで経験したことのない非常に厳しい状況にあります。こういった不安を市民の皆様とともに克服してまいりたいと考えております。

 夢と希望のあるまちへ,活力と成長力を感じられるまちへ,財政規律を踏まえながら,真に必要なサービスを提供し続けていくことのできるまちづくりを行ってまいる決意であります。

 議員各位を初め,市民の皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げまして,御あいさつとさせていただきます。

 どうかよろしくお願いをいたします。(拍手)

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△諸般の報告



○議長(小林茂裕) 次に,諸般の報告をいたします。

 監査委員から,2012年平成24年5月分,6月分及び7月分の例月出納検査結果の報告がありましたので,写しをお手元に配付いたしております。

 以上の報告について質疑はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小林茂裕) これをもちまして,諸般の報告を終了いたします。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(小林茂裕) これより日程に入ります。

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第76条の規定により議長において,9番和田芳明議員及び30番法木昭一議員を指名いたします。

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△日程第2 会期の決定



○議長(小林茂裕) 次に,日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 本定例会の会期は本日から9月25日までの21日間といたしたいと思います。御異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小林茂裕) 御異議なしと認めます。したがって,会期は21日間と決定いたしました。

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△日程第3 報第22号 損害賠償の額を定めること及び和解の専決処分の報告について



○議長(小林茂裕) 次に,日程第3 報第22号損害賠償の額を定めること及び和解の専決処分の報告について説明を求めます。



◎総務課長(佐藤元彦) 報第22号損害賠償の額を定めること及び和解の専決処分の報告についてを御説明申し上げます。

 この専決処分は,昨年6月から本年5月までに発生いたしました道路の管理瑕疵による事故,職員の公用自動車による交通事故並びに本庄南公園,福山市立日吉台小学校及び坪生小学校における事故各1件につきまして,その相手方に対する損害賠償の額を定めること及び和解について,地方自治法第180条第1項の規定により市長において専決処分をいたしましたので,同条第2項の規定により御報告するものでございます。

 賠償金額,賠償及び和解の相手方,専決年月日,事故の概況等につきましては,議案に掲げているとおりでございます。

 どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(小林茂裕) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小林茂裕) これをもちまして,報第22号を終了いたします。

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△日程第4 報第23号 平成23年度健全化判断比率の報告について



○議長(小林茂裕) 次に,日程第4 報第23号平成23年度健全化判断比率の報告について説明を求めます。



◎財政課長(三谷正道) 報第23号平成23年度健全化判断比率の報告について御説明申し上げます。

 本件は,2007年平成19年に制定されました地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により,健全化判断比率を算定し,御報告するものでございます。

 表中の実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては,数値を表示しておりませんが,これは備考の1にお示ししておりますとおり,それぞれ赤字額がないことをあらわすものでございます。また,実質公債費比率は7.2%となり,前年度から0.4ポイント,将来負担比率は46.4%となり,前年度から9.7ポイント,それぞれ改善したものでございます。なお,表中括弧内にお示ししております数値は早期健全化基準であり,4指標のうちいずれかがこの基準以上である場合には,財政健全化計画を策定しなければならないとされておりますが,すべての指標が基準を下回っている状況でございます。

 以上で報第23号の説明とさせていただきます。

 どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(小林茂裕) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小林茂裕) これをもちまして,報第23号を終了いたします。

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△日程第5 報第24号 平成23年度資金不足比率の報告について



○議長(小林茂裕) 次に,日程第5 報第24号平成23年度資金不足比率の報告について説明を求めます。



◎財政課長(三谷正道) 報第24号平成23年度資金不足比率の報告について御説明申し上げます。

 本件は,2007年平成19年に制定されました地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により,公営企業会計ごとの資金不足比率を算定し,御報告するものでございます。

 本市では,表にお示ししております都市開発事業特別会計以下,工業用水道事業会計までの8会計が対象となるものでございます。いずれの会計も数値を表示しておりませんが,これは備考の1にお示ししておりますとおり,資金の不足額がないことをあらわすものでございます。また,表中の括弧内の数値20.0%は経営健全化基準であり,この基準以上である場合には経営健全化計画の策定が義務づけられる基準でございますが,すべての会計が基準を下回っている状況でございます。

 以上で,報第24号の説明とさせていただきます。

 どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(小林茂裕) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小林茂裕) これをもちまして,報第24号を終了いたします。

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△日程第6 議第99号 平成23年度福山市病院事業会計決算認定についてから日程第52 議第145号 損害賠償の額を定めること及び和解についてまで



○議長(小林茂裕) 次に,日程第6 議第99号平成23年度福山市病院事業会計決算認定についてから日程第52 議第145号損害賠償の額を定めること及び和解についてまでの47件を一括議題といたします。

 提案者から提案理由の説明を求めます。

 (羽田 皓市長登壇)



◎市長(羽田皓) 本日は,9月定例市議会を招集いたしましたところ,議員各位には,御多用の中を御参集いただきましてまことにありがとうございます。

 開会に当たりまして,市政運営についての所信を申し上げ,議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 このたび,私は多くの市民の皆様の御支持をいただき,三たび,ふるさと福山の市政を担っていくこととなりました。我が国経済の低迷や加速化する少子化,高齢化,人口減少など社会経済情勢は,これまで経験したことのない厳しい状況となることが予想されております。また,地方分権が進展する中,我々行政が果たすべき役割も変わりつつあります。今後4年間は,本市の将来を方向づける大変重要な時期であると受けとめており,これまで以上に市民の皆様との対話を大切にし,多くの市民が参画する市民が主役のまちづくりを基本とする市政運営を行ってまいります。

 私は,行政は最大のサービス産業であると考えております。そのため,いかなる困難な時代にあっても財政の健全性を維持しながら,時代の変化を見越した行政運営を行っていかなければならないと考えております。税収を初めとする自主財源の増加が見込めない一方,社会保障関係費は増加し続けることが予測されております。今後,中期的な財政推計を踏まえながら,人件費や扶助費などの義務的経費の縮減に努める一方で,まちの活力に重要な投資的経費につきましては,引き続き,現在の水準をぜひとも確保してまいりたいと考えております。また,本市が将来にわたって発展し続けることができるよう,新たな仕組みづくり,そしてそれを担う人づくりの具体的な施策展開を行ってまいる考えであります。子どもから高齢者まですべての市民の皆様が豊かさを実感でき,いつまでも生きがいを持って笑顔で元気に暮らしていくことのできるまちづくりの実現に向け,全力で取り組んでまいる覚悟であります。

 以上の基本姿勢に基づき,私が今後取り組んでまいります重点政策について申し上げます。

 初めに,市制施行100周年に向けた取り組みについてであります。私は,2016年平成28年の市制施行100周年には,100万本のばらのまち福山を市民の皆様とともに,ぜひとも実現いたしたいと考えております。このため,ばらのシンボルロードや春日池公園などを新たなばらの名所として整備する考えであります。オール福山で100万本のばらが咲き誇るまち福山を実現し,市民の皆様が誇りに思い,いいまちになったと豊かさを実感できるまちづくりを行ってまいります。

 また,100周年を迎える喜びを市民の皆様と共有し,将来に夢と希望の持てる記念の年となるよう,多くの方々の御意見をお伺いする場を設け,記念事業を検討してまいりたいと考えております。

 次に,鞆のまちづくりについてであります。去る6月25日,現計画の撤回を趣旨とする知事の方針が示されました。これまで,30年にも及び県と市が一体となって取り組んできた計画を,県が大多数の住民の思いや地元自治体の意向を一方的に切り捨て,知事の有する権限の中で180度方針転換したことに対し,容認しがたい思いであります。このたびのことは,地方分権が進む中,県と基礎自治体のあり方に大きな疑問を投げかける契機となったものと受けとめております。今後,真の地域主権はどうあるべきか,住民の思いが反映される制度のあり方について,真正面から議論していかなければならないと強く思っているところであります。

 一方で,埋め立て架橋計画をまちづくりのプロローグと位置づけて取り組んできたために,結果として鞆の環境整備を進めることができていない現状は真摯に受けとめております。今後,公共施設や下水道の整備など,本市としてやらなければならないことは積極的に取り組んでまいる考えであります。まずは,住民の皆様の意見を聞く場を早期に設け,公共施設の再整備をすることを通じ,住民の皆様に環境整備が進んでいることを実感していただけるよう,精力的に取り組んでまいります。

 次に,協働のまちづくりについてであります。持続可能なまちづくりのためには,市民の皆様と我々行政が役割を分担し,協力,連携して地域課題の解決や魅力づくりに取り組むことが必要であると考え,市長就任以来,協働を基底に据えた市政運営を行ってまいりました。これまで,キーワードモデル事業を初めとする協働のまちづくり推進事業が行われるなど,協働の取り組みは一歩ずつ確実に成果を上げてきております。今後は,これまでの協働の取り組みをさらに深め,行政と市民が真のパートナーとなって,地域の中で豊かさを感じ,生きがいを持って活動することができるよう,里山里地の再生・保全やボランティア,NPO等の活動を支援する(仮称)まちづくりサポートセンターの設立など,多くの方々が参画しやすい新たな仕組みづくりを行ってまいる考えであります。

 次に,中心市街地の活性化についてであります。福山駅周辺地区では空き店舗の増加など商業機能の低下などが懸念されており,駅周辺の中心市街地の活性化に全力を挙げて取り組んでいるところであります。これらのにぎわい創出は,商業施設の質,量の集積という従来のあり方ではなく,多様な価値観を持つ市民間の交流が重要であると考えております。現在,市民参加による福山未来づくりワークショップを実施しており,活発な議論が展開されております。こうした議論を通じ,市民主体の新たなにぎわいが創出されるよう,積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

 また,駅北側の文化ゾーンと南側の商業地との連携をより深めることにより,中心市街地の魅力を高め,より多くの人が集まるにぎわいのあるまちづくりを行ってまいります。福山ロッツにつきましては,当初2社から賃貸借について前向きな意向が示されておりましたが,最終的には1社が辞退され,先日,残り1社からの商業施設の利活用について,プレゼンテーションを受けたところであります。現在,新たな賃貸借に向け基本的な合意事項について調整を行っているところであります。

 次に,小中一貫教育の推進についてであります。近年,児童生徒の身体の発達の早さによる心と体,社会性のアンバランスから,小学校から中学校への進学という環境の変化への対応に伴い生ずる課題,いわゆる中1ギャップなどが生じていると考えております。こうした課題を克服し,変化の激しい社会をたくましく生きる力を育むため,義務教育の9年間を一体的にとらまえた小中一貫教育を実施してまいりたいと考えております。そのため,まずは,全中学校区で小中一貫カリキュラムを作成,実施することといたしております。中長期的には,小中学校の規模適正化を含む校区のあり方についても検討してまいる考えであります。

 次に,循環型社会の構築に向けた取り組みについてであります。豊かな自然環境を守るためには,地域ぐるみで一つ一つ自分たちにできることを積み重ねることが大切であります。そのため,小中学生や地域住民,企業などが一体となって取り組むことができる仕組みづくりを行い,リサイクル活動の推進や遊休農地を活用した市民農園の整備,耕作放棄地の再生,活用などに対する支援や仕組みづくりを行ってまいりたいと考えております。

 また,箕沖町周辺の次世代エネルギーパークにつきましては,環境学習の拠点として,リサイクルプラザや福山太陽光発電所など環境関連施設を活用し,太陽光や風力など次世代のエネルギーについて学習する機会を幅広い世代に提供してまいります。市民の皆様の環境意識を高める中で,福山発の次世代エネルギー社会の構築を目指してまいりたいと考えております。

 次に,地域経済の活性化についてであります。経済のグローバル化や円高などの影響から,企業の海外進出による産業の空洞化などが懸念される中,国際競争力のある産業の育成や雇用の場の確保に努める必要があります。そのため,製造業など市内企業と大学や行政との連携を強化をし,企業の生の声を聞く中で,新技術の開発や販路拡大,後継者の育成など福山ならではの物づくりを支援してまいります。また,福山港国際コンテナターミナルなど港湾と幹線道路を結び物流機能の強化を図っていくことが重要であります。年内には,国道2号松永道路の4車線化工事の再開や福山沼隈道路本線の一部着工が予定されており,引き続き,事業者である国や県と一体となって幹線道路網の整備促進に取り組んでまいります。

 次に,今後の福祉のあり方についてであります。急速な少子化,高齢化の進行や地域のつながりの希薄化などにより,市民一人一人が抱える生活課題は多様化しております。子どもから高齢者まで,誰もが住みなれた地域で安心して暮らせるためには,真に必要な福祉ニーズを的確に把握するとともに,地域での支え合いを基本としたまちづくりを行っていく必要があります。地域ボランティアによる子育て支援や元気な高齢者など地域住民による見守り活動,障害のある人が地域で自立して生活できる相談支援体制等,協働のまちづくりをベースとした地域福祉の仕組みづくりに取り組んでまいりたいと考えております。また,保育所入所の待機児童ゼロを守り続けるとともに,安心して子どもを生み育てられる働きやすい環境づくりも進めてまいります。

 次に,災害に強いまちづくりについてであります。先般,南海トラフ巨大地震による津波高や浸水域,被害想定が公表されました。今後,国や県と連携を図る中で,防災施策に反映してまいります。また,小中学校や水道施設,下水道施設の耐震化などに計画的に取り組むとともに,自主防災組織の育成支援などにも取り組みます。

 次に,5月に市内で発生したホテル火災についてであります。このたび,福山市建築物査察等適正化対策委員会において,これまでの査察などの事務処理の検証や課題抽出を行い,行政の役割を厳格に果たすことを基本とし,講じるべき施策を中間取りまとめとして提示したところであります。現在,実施中の建築物防災週間の防災査察において,市民の皆様の安心・安全を確保するため,可能なものから直ちに取り組んでおります。引き続き,市民の皆様の安心・安全を確保するため,違法建築物などへの対応や建築物所有者等への取り組みなどについては,法令等の整合を図る中で,実効性のあるものとなるよう検討し,今年度中を目途に最終取りまとめを行いたいと考えております。

 次に,2011年度平成23年度普通会計の決算見込みについてであります。福山市立大学の開学など大規模な都市基盤整備の終了による投資的経費の減少などにより,決算規模は前年度と比べ大幅な減少となりました。

 また,歳入の根幹となる市税は若干増加したものの,歳出では扶助費や保険会計への繰出金などの社会保障関係費が大幅に増加する厳しい財政環境となりました。このような状況のもと,昨年度は福山駅前広場整備など本市が将来にわたって発展するための基盤整備を行うとともに,小中学校の耐震化,子宮頸がん予防接種など市民の安心・安全や直面する喫緊の課題に着実に取り組みました。そうした中にあって,主要な財政指標である経常収支比率は,保険会計への繰出金の増などの影響から前年度より上昇するといった懸念する点もありますが,市債残高は減少し,プライマリーバランスの黒字を確保したこと,また,財政の健全化をあわらす健全化判断比率や資金不足比率は,すべての指標が国の定める基準を大幅に下回るなど,本市の財政状況はおおむね健全な状況にあると受けとめております。

 しかし,今後については,市税や地方交付税など一般財源の動向が不透明なことや,市債のうち臨時財政対策債の残高が大幅に増加していること,また,社会保障関係費や公債費などは高い水準で推移することなどから,引き続き,行財政改革を推進し,施策の選択と重点化を図る中で,健全で持続可能な財政運営に努めてまいる考えであります。

 次に,今回提出いたしております2011年度平成23年度の企業会計の決算につきまして,その大要を御説明申し上げます。

 まず,病院事業会計についてであります。市民病院では,病棟の増築工事に着手するとともに,高性能のMRIなどの医療機器や医療情報システムの整備を行い,病院機能の強化に努めてまいりました。また,常勤の産婦人科医師の確保により産科診療を再開するなど医療提供体制のさらなる充実に努めたところであります。収支状況は,患者数の増加などにより,5億7346万4000円の純利益を計上することができました。今後も,経営の健全性を確保するとともに,市民の皆様の医療ニーズにこたえる地域の中核病院としての役割を果たしてまいります。

 水道事業会計では,安全で良質な水道水の安定供給を図るため,出原浄水場の更新や木之庄配水池耐震補強工事,配水管の布設がえなどに取り組んでまいりました。景気の低迷などから給水収益は前年度に比べ減少いたしましたが,経費の節減など効率的な事業運営に努めたことにより,4億9383万6000円の純利益を計上することができました。

 工業用水道事業会計では,純利益として4億1654万4000円を計上いたしており,引き続き,産業基盤として企業活動を支える役割を担ってまいる考えであります。水道事業,工業用水道事業とも中長期的な視点に立った健全な事業運営に努めてまいります。

 次に,補正予算について御説明を申し上げます。このたびは,一般会計と介護保険特別会計の2会計の補正をお願いいたしております。

 一般会計では,安心・安全の実現といたしまして,介護事業所に対するスプリンクラーなど設備整備への補助を行うとともに,田尻町後池など老朽ため池の改修工事を実施いたします。高齢者・障害者福祉の充実として,地域で見守り活動を推進するとともに,障害者の芸術作品展などの開催経費を助成いたします。公共事業の追加につきましては,湯田放課後児童クラブのプレハブ教室の整備などに取り組むほか,7月の大雨で被災した道路や河川,農道の災害復旧につきましても所要の措置を講じております。篤志家からの寄附につきましては,ふくやま美術館の事業費として措置するなど,それぞれ御寄附の趣旨に沿ったものといたしております。このほか,緊急雇用対策として,若年者等の就職支援事業などに取り組むことといたしております。

 介護保険特別会計につきましては,前年度の事業費の精算に伴い返還金を予算措置するものであります。

 以上の結果,今回の補正予算額は,一般会計で4億9140万6000円の追加となり,全会計の補正予算額は5億2397万2000円の追加となりました。

 決算及び予算以外の議案といたしましては,条例案として,福山市生活保護法に基づく保護施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてなど40件,その他の議案として,山手橋床版工事(都市計画道路3・5・614号津之郷奈良津線)請負契約締結の変更についてなど2件を提出いたしております。

 以上,今回提出いたしました議案の概要について申し上げました。

 本日,9月5日から私の3期目の任期がスタートいたしました。4年後の市制施行100周年という本市の大きな節目に向け,さまざまな難関をいかに乗り切っていくかが,私に課せられた使命であると考えております。ふるさと福山を子や孫に誇りを持って継承できるよう,本市の持つポテンシャルを最大限に生かし,活力と成長力のある元気なまち福山を市民の皆様とともにつくり上げてまいる考えであります。市民の皆様は,多様な価値観を持っておられます。年齢によっての違いもあります。多様な価値観をすべて満足させることには困難性はありますが,物だけでなく,心の豊かさも含め市民の皆様と共有できる豊かさを実現する市政を目指し,全力で取り組んでまいる決意であります。議員各位を初め,市民の皆様の御理解と御支援を心よりお願いを申し上げます。

 提出いたしております議案につきましては,慎重なる御審議の上,御可決いただきますようお願いを申し上げ,提案理由の説明とさせていただきます。



○議長(小林茂裕) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議第99号平成23年度福山市病院事業会計決算認定についてから議第145号損害賠償の額を定めること及び和解についてまでの47件に対する質疑は,後日に譲りたいと思います。御異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小林茂裕) 御異議なしと認めます。したがって,議第99号議案から議第145号議案までの47件に対する質疑は,後日に譲ることに決定いたしました。

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○議長(小林茂裕) お諮りいたします。

 議事の都合により,明9月6日,9月7日及び9月10日,9月11日は休会いたしたいと思います。御異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小林茂裕) 御異議なしと認めます。したがって,議事の都合により,明9月6日,9月7日及び9月10日,9月11日は休会することに決定いたしました。

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○議長(小林茂裕) 次の本会議は,9月12日午前10時から開きます。

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○議長(小林茂裕) 本日は,これをもちまして散会いたします。

         午前10時35分散会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。





 福山市議会議長





 福山市議会議員





 福山市議会議員