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広島県 尾道市

平成11年第6回12月定例会 12月03日−01号




平成11年第6回12月定例会 − 12月03日−01号







平成11年第6回12月定例会



              平成11年12月3日(金曜日)

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                 議事日程第17号

           (平成11年12月3日 午後1時30分開議)

第1 会期決定について

第2 議案第101号 決算認定について(平成10年度一般会計)

   議案第102号 決算認定について(平成10年度港湾事業特別会計)

   議案第103号 決算認定について(平成10年度国民健康保険事業特別会計)

   議案第104号 決算認定について(平成10年度と畜場事業特別会計)

   議案第105号 決算認定について(平成10年度公会堂事業特別会計)

   議案第106号 決算認定について(平成10年度土地造成事業特別会計)

   議案第107号 決算認定について(平成10年度住宅資金貸付事業特別会計)

   議案第108号 決算認定について(平成10年度千光寺山索道事業特別会計)

   議案第109号 決算認定について(平成10年度駐車場事業特別会計)

   議案第110号 決算認定について(平成10年度夜間救急診療所事業特別会計)

   議案第111号 決算認定について(平成10年度公共下水道事業特別会計)

   議案第112号 決算認定について(平成10年度老人保健事業特別会計)

   議案第113号 決算認定について(平成10年度東新涯土地区画整理事業特別会計)

   議案第114号 決算認定について(平成10年度多目的団地土地造成事業特別会計)

   議案第115号 決算認定について(平成10年度尾道駅前地区市街地再開発事業特別会計)

   議案第 82号 決算認定について(平成10年度水道事業会計)

   議案第 83号 決算認定について(平成10年度自動車運送事業会計)

   議案第 84号 決算認定について(平成10年度病院事業会計)

         (以上18案一括上程、特別委員長報告)

第3 報告第 28号 専決処分報告及びこれが承認を求めることについて

   報告第 29号 専決処分報告及びこれが承認を求めることについて

         (以上2件一括上程、委員会の付託省略予定)

第4 議案第116号 平成11年度尾道市一般会計補正予算(第3号)

   議案第117号 平成11年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第1号)

   議案第118号 平成11年度尾道市住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)

   議案第119号 平成11年度尾道市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)

   議案第120号 平成11年度尾道市東新涯土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

   議案第121号 平成11年度尾道市水道事業会計補正予算(第1号)

   議案第122号 平成11年度尾道市病院事業会計補正予算(第1号)

   議案第123号 字の区域の変更について

   議案第124号 尾道市部課設置条例の一部を改正する条例案

   議案第125号 非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案

   議案第126号 尾道市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例案

   議案第127号 尾道市営駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案

   議案第128号 尾道市営新尾道駅北駐車場料金徴収条例の一部を改正する条例案

         (以上13案一括上程、提案理由の説明)

                                    以 上

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本日の会議に付した事件

日程第1 会期決定について

日程第2 議案第101号 決算認定について(平成10年度一般会計)

     議案第102号 決算認定について(平成10年度港湾事業特別会計)

     議案第103号 決算認定について(平成10年度国民健康保険事業特別会計)

     議案第104号 決算認定について(平成10年度と畜場事業特別会計)

     議案第105号 決算認定について(平成10年度公会堂事業特別会計)

     議案第106号 決算認定について(平成10年度土地造成事業特別会計)

     議案第107号 決算認定について(平成10年度住宅資金貸付事業特別会計)

     議案第108号 決算認定について(平成10年度千光寺山索道事業特別会計)

     議案第109号 決算認定について(平成10年度駐車場事業特別会計)

     議案第110号 決算認定について(平成10年度夜間救急診療所事業特別会計)

     議案第111号 決算認定について(平成10年度公共下水道事業特別会計)

     議案第112号 決算認定について(平成10年度老人保健事業特別会計)

     議案第113号 決算認定について(平成10年度東新涯土地区画整理事業特別会計)

     議案第114号 決算認定について(平成10年度多目的団地土地造成事業特別会計)

     議案第115号 決算認定について(平成10年度尾道駅前地区市街地再開発事業特別会計)

     議案第 82号 決算認定について(平成10年度水道事業会計)

     議案第 83号 決算認定について(平成10年度自動車運送事業会計)

     議案第 84号 決算認定について(平成10年度病院事業会計)

日程第3 報告第 28号 専決処分報告及びこれが承認を求めることについて

     報告第 29号 専決処分報告及びこれが承認を求めることについて

日程第4 議案第116号 平成11年度尾道市一般会計補正予算(第3号)

     議案第117号 平成11年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第118号 平成11年度尾道市住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第119号 平成11年度尾道市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)

     議案第120号 平成11年度尾道市東新涯土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第121号 平成11年度尾道市水道事業会計補正予算(第1号)

     議案第122号 平成11年度尾道市病院事業会計補正予算(第1号)

     議案第123号 字の区域の変更について

     議案第124号 尾道市部課設置条例の一部を改正する条例案

     議案第125号 非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案

     議案第126号 尾道市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例案

     議案第127号 尾道市営駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案

     議案第128号 尾道市営新尾道駅北駐車場料金徴収条例の一部を改正する条例案

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出席議員(28名)

    1番 井 上 文 伸             2番 山 中 善 和

    3番 高 橋 紀 昭             4番 吉 原   功

    5番 杉 原 璋 憲             6番 城 間 和 行

    7番 助 永 一 男             8番 乃 万 礼 子

    9番 平 田 久 司            10番 東 山 松 一

   11番 松 谷 成 人            12番 前 田 和 之

   13番 村 上 俊 昭            14番 神 田 誠 規

   15番 佐 藤 志 行            16番 金 口   巖

   17番 植 田   稔            18番 魚 谷   悟

   19番 寺 本 真 一            20番 吉 井 清 介

   21番 木 曽   勇            22番 小 倉 八 郎

   23番 大 迫 敏 則            24番 高 橋 最 宜

   25番 藤 本 友 行            26番 宇円田 良 孝

   27番 永 田 明 光            28番 檀 上 正 光

欠席議員(なし)

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説明のため出席した者

   市長      亀 田 良 一     助役      若 住 久 吾

   収入役     村 上 康 則     教育長     砂 田 悦 男

   消防団・消防水利担当参事        企画部長    安 藤 立 身

           岡 本   紀

   総務部長    高 橋 康 彦     財務部長    浜 田 明 治

   市民生活部長  村 上 光 範     福祉保健部長兼福祉事務所長

                               光 籏   勇

   産業部長    亀 田 康 徳     土木建築部長  小 林 知 庸

   都市部長    蔦 永 勝 也     市民病院事務部長高 垣 正 仁

   教育次長    小 田 正 樹     水道局長    西 田 正 男

   交通局長    畑 山 勇 一     総務課長    小田原 輝 志

   財務課長    加 納   彰

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事務局出席者

   事務局長    浜 谷 勝 利     局長補佐兼庶務係長

                               谷   峰 生

   局長補佐兼議事調査係長         議事調査係主任 山 口 玉 枝

           杉 原 幸 雄

   議事調査係主事 高 橋   彰







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                午後1時30分 開会



○議長(神田誠規) 御苦労でございます。

 ただいま出席議員28名であります。

 定足数に達しておりますから、これより平成11年第6回尾道市議会定例会を開会いたします。

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△諸般の報告



○議長(神田誠規) この際、諸般の報告をいたします。

 今期定例会までに受理した請願は、お手元に印刷、配付の請願文書表のとおりであります。この請願については、それぞれ所管委員会に付託いたします。

 今期定例会までに受理した陳情、要望は、お手元に印刷、配付の陳情書・要望書一覧表のとおりであります。この場合、提出者及びその要旨を事務局長に朗読させます。



◎事務局長(浜谷勝利) 朗読いたします。

 彦ノ上保育所保護者会会長村上雄彦氏外3,628人より、彦ノ上保育所廃所反対を求める嘆願書が、広島県食肉事業協同組合連合会理事・尾三食肉協同組合理事・尾道食品衛生協会常任理事・尾三食肉協同組合親和会会長岡田治生氏外712人より、と畜場法の改正に伴う尾道市と畜場の改善、整備事業を要望する陳情書が、尾道市農業委員会会長村上政夫氏より、中核となる農業の担い手の確保・育成対策など6項目の施策の平成12年度尾道市農業施策への反映を要望する陳情書が、全法務省労働組合中国地方本部広島支部支部長青木恭二氏より、法務局職員増員のため、国会が採択した増員に関する請願実現のための要請書の提出及び政府、関係機関への働きかけを要望する陳情書が、久保小学校PTA会長小西郁吉氏外市内各小学校PTA会長より、小学校教育予算の増額を要望する陳情書が、久保中学校PTA会長大岡広司氏外市内各中学校PTA会長より、中学校教育予算の増額を要望する陳情書が、尾道市立幼稚園PTA連絡協議会会長井上竜治氏外市内各市立幼稚園育友会長より、三歳児の就園を拡充することなど10項目の実現を要望する陳情書が、浦崎町区長会会長檀上直門氏外8人の区長より、浦崎町の環境を整備し、快適で住み良い町にするための改善の促進を求める要望書が、向東町区長会会長小田原信夫氏外副会長及び14人の区長より、大河原・新開・古江浜・彦ノ上2区地区排水ポンプ機構の改善など向東町内建設事業の促進を求める要望書が、広島県労働者福祉協議会会長酒井年長氏、尾道地区労働者福祉協議会会長山戸重治氏及び広島県労働金庫理事長平川善米氏より、平成12年度預託金の新規預託及び増額を要望する陳情書が、全国自動車交通労働組合総連合会広島地方本部執行委員長中谷広夫氏より、地域住民の足を守る利用しやすい安全なタクシーの確立をめざす政府への意見書提出を求める要請書が、美ノ郷町猪子迫町内会会長大本清登氏外80人より、猪子迫から西藤町へぬける生活道路の早期開通など猪子迫町内の生活環境の改善整備を要望する陳情書が、向東町商工会会長村上雄治氏より、向東町商工会の財政基盤強化のため平成12年度補助金の交付を求める要望書が、向東観光協会会長神原辰弥氏より、向東観光協会の財政基盤強化のため平成12年度補助金の交付を求める要望書が、それぞれ提出されております。

 以上でございます。



○議長(神田誠規) 今期定例会の説明員として、市長、助役、収入役及び教育長のほか関係部課長に対して、地方自治法第121条の規定により出席を求めましたので、御報告いたします。

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                午後1時35分 開議



○議長(神田誠規) これより本日の会議を開きます。

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△議事日程



○議長(神田誠規) 本日の議事日程は、お手元に印刷、配付のとおりであります。

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△会議録署名議員の署名



○議長(神田誠規) 本日の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により議長において、25番藤本議員及び26番宇円田議員を指名いたします。

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△日程第1 会期決定について



○議長(神田誠規) これより日程に入ります。

 日程第1、会期決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から14日までの12日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(神田誠規) 御異議なしと認めます。よって、会期は12日間と決定いたしました。

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△日程第2 議案第101号〜議案第115号・議案第82号〜議案第84号



○議長(神田誠規) 次に、日程第2、この場合、議題に供します議案の題名を事務局長に朗読させます。



◎事務局長(浜谷勝利) 朗読いたします。

 議案第101号 決算認定について(平成10年度一般会計)

 議案第102号 決算認定について(平成10年度港湾事業特別会計)

 議案第103号 決算認定について(平成10年度国民健康保険事業特別会計)

 議案第104号 決算認定について(平成10年度と畜場事業特別会計)

 議案第105号 決算認定について(平成10年度公会堂事業特別会計)

 議案第106号 決算認定について(平成10年度土地造成事業特別会計)

 議案第107号 決算認定について(平成10年度住宅資金貸付事業特別会計)

 議案第108号 決算認定について(平成10年度千光寺山索道事業特別会計)

 議案第109号 決算認定について(平成10年度駐車場事業特別会計)

 議案第110号 決算認定について(平成10年度夜間救急診療所事業特別会計)

 議案第111号 決算認定について(平成10年度公共下水道事業特別会計)

 議案第112号 決算認定について(平成10年度老人保健事業特別会計)

 議案第113号 決算認定について(平成10年度東新涯土地区画整理事業特別会計)

 議案第114号 決算認定について(平成10年度多目的団地土地造成事業特別会計)

 議案第115号 決算認定について(平成10年度尾道駅前地区市街地再開発事業特別会計)

 議案第82号 決算認定について(平成10年度水道事業会計)

 議案第83号 決算認定について(平成10年度自動車運送事業会計)

 議案第84号 決算認定について(平成10年度病院事業会計)

 以上。



○議長(神田誠規) ただいま朗読の18案を一括議題といたします。

 決算特別委員長の報告を求めます。

 8番、乃万議員。



◆8番(乃万礼子) (登壇)こんにちは。

 それでは、ただいま一括議題に供されました平成10年度各会計の決算認定について、委員会における審査の概要とその結果を御報告申し上げます。

 御案内のとおり、企業会計の決算認定議案3案は、9月定例会の初日であります9月10日の本会議に上程されました。この審査のため、委員10人をもって構成する決算特別委員会が設置され、同日正・副委員長の互選を行い私が委員長に、吉原委員が副委員長に選任されました。また、11月4日に臨時会が招集され、一般会計及び14特別会計の決算認定議案が上程されました。これによって、18議案すべてが本委員会の閉会中の継続審査に付されたところであります。

 委員会では、11月5日に証憑書類の閲覧を行い、10日から12日までの3日間委員会を開会し、恵谷代表監査委員にも出席を求め、慎重かつ熱心に審査を行いました。

 初日の10日は、まず代表監査委員に対する質疑を行い、委員より、不用額が対予算比で4%出ていることについて監査意見書の中でこれは許容の範囲と思われると述べているが、地方公共団体の場合における許容範囲についてどのようにお考えなのか所見をただしたのに対し、代表監査委員より、歳出の予算額は見積もりであり、効率的な行政執行を行えば各項目について若干の不用額が出るのは当然である。許容範囲は、4ないし5%ではないかと考えていると答弁がありました。

 また、委員より、本市の財政運営に対する監査委員の立場からの具体的な指摘、不用額減少のための予算編成システム変更についてただしたのに対し、代表監査委員よりそれぞれ答弁がありました。

 続いて、各会計の審査に入ります前に、委員より、これからの財政運営の取り組み、義務的経費の増加に対する考え方、また事業の評価システムについて、さらに財政悪化の最大の原因は減税補てん債にあると考えるがどうか、第2次財政運営3カ年計画の中に、今後計画されている土木建築事業も織り込んでいるのか、経常的経費に対する考え方など、財政全般についてただし、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 引き続いて、一般会計歳入の審査に入り、委員より、市民税の調定額が減少している原因についてただしたのに対し、理事者より、個人市民税については5億5,000万円の特別減税が影響しており、法人市民税については景気の低迷によるものと考えていると答弁がありました。

 その他、委員より、口座振替納付の取り組み状況とその成果、法人市民税の未還付金が生じた原因、市民税と固定資産税の決算額が逆転した原因とそういう状況に対する認識、収納率が向上したことによる納税義務者に対する市の認識、住宅使用料納入促進策、資金の一時運用などについて質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 次に、一般会計歳出の審査に入り、まず委員より、歳出全般にわたっての不用額についてその中身を明らかにするため理由を個別に明記した資料が必要ではないかとただしたのに対し、理事者より、次年度から何らかの方法で議員に配付したいと答弁がありました。

 次に、委員より、国際交流について、国際交流推進協議会に対する補助だけでなく、市が率先して展開している事業はないのかとただしたのに対し、理事者より、国際交流推進員を嘱託員として1人配置し、各種団体の支援や相談を受けている。現在市独自の事業はないが、必要であると考えており、研究していきたいと答弁がありました。

 次に、委員より、商工振興費の貸付金に不用額が多いが、その原因をどのように分析しているかとただしたのに対し、理事者より、利用者が少なく預託する必要がなかった。政府は貸し渋り対策として特別補償制度を設けたので、この利用が多かったのではないかと分析していると答弁がありました。また、これに関連して、補償補てん及び賠償金の内容、市独自のより借りやすい融資制度の研究などについて質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 次に、委員より、英語指導助手派遣事業の実施状況、今後の事業推進などについてただしたのに対し、理事者より、昨年の9月から2名配置している。ほぼすべての小・中学校から派遣希望があるが、これに対して中学校では約52%、小学校で約70%の派遣状況である。また、指導状況は、中学校で1カ月に1回程度である。派遣方法については、英語指導助手、学校側と相談しながら今後研究していきたい、また新しい学習指導要領に対応するため、英語指導助手の増加についても検討が必要であると思っていると答弁がありました。

 その他、委員より、総務費関係では市長交際費の使途の公開について、民生費関係では県政樹立県民集会の意義、職員派遣に対する市の考え方、また個人のプライバシー公開に対する市の考え方などについて、農林水産業費関係ではアマモの植栽後の状況、市制施行100周年記念事業として浄土寺山で行った植樹のその後の状況について、商工費関係では市制施行100周年記念事業と入り込み観光客、観光客数の実態と把握方法、観光タクシーに対する観光施設駐車場入場パス券交付、向東商工会、向東観光協会に対する補助金中止などについて、教育費関係では文学の館に関して、その性格、入館者に対する認識、文学関係者、団体との関係、これを活用した施策などについて、また百島中学校の統合問題、筒湯小学校の跡地利用問題、さらに同和教育における地域進出のあり方などについて質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 2日目の11日は特別会計の審査を行いました。

 まず、港湾事業特別会計では、委員より、入港船舶の種類、数及び係船料についてただしたのに対し、理事者より、岸壁には貨物船がここ四、五年は同じ程度係船している、尾道港はエプロン、上屋と海の間が非常に狭いので荷出しが難しく、週末の待機岸壁という形が多い、係船料については県の条例改正で係船料が25%安くなり、約400万円減額になっている、桟橋についてはしまなみ海道開通により四国への船がすべてとまり、現在瀬戸田、百島への定期船が残っているだけである、ことしは臨時船で観光船が入ってきているが、来年からは不安材料があると答弁がありました。また、委員より、今後岸壁は松永の方へ位置づけられるのかとただしたのに対し、理事者より、平成5年の港湾計画の大改定で山波に港湾施設が位置づけられているが、今は計画どおり推進される状況にないと答弁がありました。

 次に、公会堂事業特別会計では、委員より、ホール使用料が減少傾向にあるがどのように分析しているかとただしたのに対し、理事者より、芸能関係は横ばいだが講演会が少し減少、また冠をつけた使用、演劇について、景気の悪化に伴って減少していると思っていると答弁がありました。また、委員より、大ホールとしまなみ交流館との利用区分のすみ分け、自主事業も含めた利用増進について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 次に、住宅資金貸付事業特別会計では、委員より、貸付金元利収入について、予算現額より収入済額が上回っている、これは予算現額が調定額に比べて少ないからではないか、貸付金元利収入として納入されたもののうち滞納分の件数、金額は幾らかとただしたのに対し、理事者より、滞納整理分が3,450万7,795円、過年度分で321万1,889円、調定伝票の集計では103件であると答弁がありました。また、委員より、貸付金が不納欠損になる可能性についてただしたのに対し、理事者より、貸付金であり100%回収に努めるつもりであると答弁があり、さらに助役より、調定をしているということは債権の確保をしているということなので、その意味では不納欠損は生じない、ただ公金といえども回収不納ということで、理論上は生じ得ると答弁がありました。さらに、委員より、長期滞納者に対する措置、今後の取り組みについて質疑、意見があり、理事者より答弁がありました。

 次に、夜間救急診療所事業特別会計では、委員より、昨年度まであった県支出金が平成10年度になくなった理由についてただしたのに対し、理事者より、平成9年度までは救急業務に対する補助金として国、県それぞれ3分の1、合わせて3分の2を県補助金として受けていたが、平成10年度から廃止となり、交付税として算定されることとなった、またこの関係で繰入金がふえたと答弁がありました。これに対し、委員より、今後県に対し必要な措置をするよう要望すべきであると意見がありました。

 その他、国民健康保険事業特別会計では、悪質滞納者に対する被保険者資格証明書交付にかかわる諸問題、療養給付費に多額の不用額が生じたことに対する所感、一般会計からの繰入金、被保険者の動向、保険料の口座振替納付などについて、と畜場事業特別会計では利用者の範囲、利用状況、公債費の償還について、千光寺山索道事業特別会計では利用者の増加対策について、駐車場事業特別会計では東尾道駐車場の管理、新駅駐車場の利用者減少理由及び月決め利用の拡大などについて、公共下水道事業特別会計では事業施行区域内における水洗化率、今後の事業計画、使用料の口座振替納付の状況などについて、委員より、質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 委員会最終日の12日は企業会計の審査を行いました。

 まず、水道事業会計では、委員より、自己水源確保ということで行ってきた長江浄水場の改良工事が完了したが、これに伴い配水量はどのように変化したのか、また長江浄水場の配水能力についてただしたのに対し、理事者より、平成6年度から10年度まで久山田水系の施設整備を行ってきたが、平成10年度は日量1,632トン、年間59万4,988トンで、総配水量に比べて6%の取水、平成11年度は計画では日量3,360トン、年間122万6,000トンで12%の取水である、また長江浄水場の配水能力は日量4,500トンだが、流域面積が非常に少なく水質の悪化などが考えられるため、平成13年度までは日量3,360トンで取水し、平成14年度以降は日量3,600トン、年間131万4,000トンの取水で計画していると答弁がありました。続いて、委員より、水道料金との関係では自己水源の確保、増大とともに県用水からの受水の抑制が問題であるとして、県用水の受水単価、受水量の見直しについてただしたのに対し、理事者より、平成13年度から3年間の見直しであるが、3年間の合計で水量は215万5,679トンの減少、金額で3億5,105万5,000円の減額となった。単価については、現在は基本料金が36円48銭、見直し予定金額は38円34銭であった、使用水量の料金は55円87銭、見直し予定の料金は61円20銭であったと答弁がありました。

 その他、委員より、沼田川水道用水供給事業の決算状況と水道料金の改定見通し、工業団地・流通団地配水施設の利用状況と投資の回収見通し、水道施設の整備拡充のための投資、新しい時代の水道システムの構築、施設の耐震化、福留ダム建設工事の進捗状況、今後の水需要などについて質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 次に、自動車運送事業会計では、委員より、燃料代が減少した理由、規制緩和が公営交通に与える影響などについて質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 最後に、病院事業会計の審査に入り、委員より、病院の新棟建設事業における下請の地元業者への発注状況、資材の購入状況についてただしたのに対し、理事者より、建築主体、機械設備、電気設備工事と分割発注しているが、その中で下請は金額で7億793万4,000円、33.54%である。そのうち、5億1,668万9,000円、72.8%が市内業者へ発注されている。資材については、電気設備について下請はないが市内業者へ発注されている。また、残り27.2%については、一定期間に集中する工事について市内業者では技術職員数、施工能力において不可能であり、市外業者へ発注されたものと理解していると答弁がありました。

 その他、委員より、薬剤の院外処方、器械備品の購入方法、結核の感染対策について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 審査終了後、採決に入り、一般会計、14特別会計、3企業会計のすべての決算について全会一致で認定すべきものと決定した次第であります。

 以上、決算特別委員長の報告とさせていただきます。



○議長(神田誠規) 決算特別委員長の報告は終わりました。

 これより質疑に入ります。委員長の報告に対し質疑はありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。討論はありませんか。

 1番、井上議員。



◆1番(井上文伸) (登壇)それでは、平成会を代表いたしまして討論を行います。

 まず、議案に対する態度でございますが、議題に供されました議案第101号一般会計決算認定についてと、議案第102号から議案第115号に至る特別会計及び議案第82号から議案第84号までの3企業会計決算認定についてのすべての議案に賛成をいたします。

 ここで賛成いたしましたその理由を簡単に申し上げ、あわせて若干の意見、要望を申し上げたいと思います。

 平成10年度の本市決算では、依然として低迷する経済情勢にあって各会計とも厳しい財政運営を余儀なくされた中、行財政の効率的な執行と経費の節減を図りながら予算の執行に当たられ、尾道市制100周年の記念すべき節目の年に当たり、そして長年の懸案でありました駅前再開発事業の完成またはしまなみ海道開通イベントの準備など積極的な予算を組まれ、その執行に当たられたことを評価いたしたものでございます。

 次に、意見、要望を申し上げます。

 決算資料によりますと、当年度財政力指数は前年度より0.01ポイント下がり0.619で、財政的に厳しさがうかがえるなど、財政構造の弾力性を判断するための指標である経常収支比率は84%で0.5ポイント、公債費の財政負担状況を示す公債費率も18.5%で0.6ポイント、それぞれ前年度に比べて若干上回っており、財政の硬直化も危惧されております。しかしながら、起債の繰上償還を4億3,483万円償還されているものの、起債残高は年々増加をいたしております。これからも、ますます多様化する市民要望にこたえるためには、公債残高がより累積しないよう財政の弾力的運営を図りながら、健全化した財政体質を確立されることが必要であり、このことを強く要望いたしておきます。

 次に、維持費の土木予算についてでございますが、これが住民要望の最も高い品目であるということにかんがみ、要望の実態を十分に把握され、予算の範囲内で重点的に執行されることを要望いたしたいと思います。

 さらには、入札業務に伴う事業についてでございますが、非常に厳しい不況の中、仕事がなく困っておられる企業も多く出てきておりますので、一企業が連続して落札できないよう、例えば1回落札したら次回は1回入札に参加できないようにするとか、満遍なく多くの業者が公平に落札できる機会を与えてあげることが行政の役目ではないかと思います。最近では、一企業が連続して落札していることが見られますが、このようなことのないよう、なお一層の研究、検討を加えられ、公正、円滑な業務の推進に努力されるよう強く要望いたしまして、平成会を代表いたしまして討論を終わります。御清聴ありがとうございました。



○議長(神田誠規) 6番、城間議員。



◆6番(城間和行) (登壇)それでは、市民リベラルを代表して討論を行います。

 まず、議案に対する態度でありますが、提案されております98年度一般会計を初め特別会計、企業会計の各決算、18議案すべてに賛成をいたします。

 次に、賛成の理由及び若干の意見、要望を申し述べておきます。

 一般、特別会計ともに各施策の実現に向けてなされた努力並びに特に行財政改革3カ年の最後の年度として、また市制100周年の年度として厳しい財政運営、とりわけ特別減税が行われる中での予算執行に当たっては、歳入のうち市税の収納率アップに邁進された取り組みを、歳出につきましては、駅前再開発を初め短大の4年制化に向けた整備といった大型プロジェクト等、21世紀を目前にしての積極的な事業推進、災害復旧など市民生活の安全、安定化の向上に向けての努力についても一定の評価をいたすところであります。

 今後は、あらゆる事業に対しての説明責任を従前に増して果たされるべく要望いたすとともに、費用対効果の観点で言えば事業評価制度、政策評価、いわゆる再評価等についても研究の余地があろうかと思われます。

 次に、町ごと芸術文化館構想推進事業のうち、尾道文学の館整備事業については委員会でも取り上げたところでありますが、こうした芸術文化事業は関係者や愛好者の研究、要望にこたえられるべく、ひいては歴史そのものに耐え得るべく、尾道独自な専門家を目指されることを繰り返し要望いたしておきます。

 続いて、企業会計3事業についてでありますが、その経営努力を認めるところであります。

 水道事業は、経営の安定と収益に関して自己水源の確保対策とともに、引き続き将来に向けた取り組みと事業の見きわめが重要であろうかと思われます。また、福留ダムに関しては今後とも慎重な対応を求めておきます。

 自動車事業については、利用者、輸送人員が減少傾向にある中で、今後いかに公共交通としての使命を果たしていくのか。中でもとりわけ、必要不可欠な市民の足として来るべき規制緩和に向けての対応を、社会的弱者に配慮した形で考えていくことが緊要でありますことを申し述べておきます。

 病院事業におきましても、他の2事業と同様、企業努力をされておられますが、さらなる利用者サービスに取り組まれることはもちろんのこと、公的病院の地域における役割が非常に増している今日、さらなる施設設備の拡充、更新を経営上の諸問題からも容易でないと思われますが、ここに要望いたしておきます。

 以上の観点に立って、最後の2点、申し述べておきます。

 各種使用料、料金等は、口座振替制度の普及はもちろんのこと、例えばコンビニなどではNHK、電気、ガス、NTT等はすべて取り扱いをしておりますし、東京都、神奈川県横浜市、北九州市などにおいては上下水道料金を初め住宅使用料、高校授業料なども取り扱うよう検討がなされております。納入の際の利便を考えるとき、市民のためのそうした窓口の拡大、拡充が重要であります。研究、検討を求めるものであります。

 最後に、100周年記念事業の総括がいまだなされていないようであります。しまなみ海道開通へ向けて行われた各種イベントを含めて、尾道市の将来を見据えた実質的な糧になるべき総括がなされることを強く要望いたしまして、市民リベラルを代表しての討論といたします。御清聴ありがとうございました。



○議長(神田誠規) 23番、大迫議員。



◆23番(大迫敏則) (登壇)尾道自由民主党を代表して、上程されておる平成10年度一般会計、特別会計、企業会計のすべての決算認定に賛成をいたします。

 以下、簡単に要望、意見を付したいと思います。

 自主財源である市税収入も、景気の低迷のため、市民税を初めとし前年に比して軒並みに減少し、ますますの財政の硬直化がうかがわれる状況にあります。行政執行面においても、経費の節減が望まれると同時に、市税を初めとし、各種の税、使用料の収納については住民負担公平の観点からも収納率の向上を促進する対策が必要であると思います。中でも、市営住宅使用料の未済額、また特別会計の国保会計での国保料の未済額の解消には特段の対応を急がなければなりません。一たび滞納すると次々と雪だるま式に滞納額がふえるのが通例で、早目に納税の促進についての対応を望むべくものであります。

 そのほか、特別会計の中には、相当額の一般会計からの繰入金までもつぎ込んで存続する必要があるのかどうかと思われる効率の悪い事業もあり、これらはもはや存続についてどのようにするかについて検討する時期であるのではないかと思います。毎年、決算委員会で審査、指摘される点は大体共通するものがあります。これらの審査結果は一過性のものでなくして、次年度の予算編成または予算執行の上に生かされなくてはなりませんということを強く申し述べて意見、要望といたし、全決算に賛成するものであります。



○議長(神田誠規) 19番、寺本議員。



◆19番(寺本真一) (登壇)日本共産党議員団の討論を行います。

 まず、議案に対する態度でありますが、上程をされています一般会計を含む18会計、すべての1998年度決算の認定に賛成をいたします。

 討論に当たりまして、この年度の決算全体に対する私どもの評価を、まず概括的に述べておきたいと思います。この1998年度決算は、財政運営3カ年計画の最終年度、締めくくりの年でありました。さまざまな諸指標を掲げられて、財政健全化のために努力をしてまいられましたけれども、さまざまなケースを見るにつけまして、改めて大変厳しい財政の中でよく努力をされた。これが私どもの総括的な評価でございます。もちろん、個々の事業内容については賛成、同意できない部分もありますけれども、財政運営3カ年計画、こういう点から見れば評価ができるという立場であります。また、3企業会計につきましても、おのおのが独自に主体的な努力を重ねられて財政黒字を生み出す、また市民サービスの向上を図る、市民負担を軽減する、こういう点でよく努力をされた、このように評価もいたしているところでございます。

 以上、総括的な評価を述べました上で、決算委員会で私どもが指摘をいたしましたうちの2点に関連して、改めてこの場から施策を進めることを求めておきます。

 その一つは、歳入にかかわってであります。

 この年度の一般会計決算の一つの特徴は、他の委員の方も指摘をされましたように、市税収入のうち所得に関係なく課税される固定資産税の収入が、所得の高によって課税される市民税を上回ったことです。これはどう考えても健全な姿ではありません。例えて言うなら、消費税など間接税が国の税収の過半を占める、こういうたぐいだろうと思います。このことは委員会で述べましたとおり、富の再配分という、本来税というものが持つ機能がゆがんできている。尾道市の税収の構造がいびつになってきていることを示しています。この一つの原因は、国の政策により5年前から固定資産税の課税標準額が段階的に上げられてきたために固定資産税の額そのものが高くなっているということがございます。と同時に、見落としてならないのは、市民と法人の所得がともに減少していることからこのようなゆがみが生じたということです。固定資産税が段階的に引き上げられたとしても、市内の経済に活力があり、所得の伸び率が固定資産税の上昇率を上回るか、もしくは同等であればこのような逆転現象は生じないわけであります。改めて、地場企業を守ることの重要性がこの面からも浮き彫りになっているのです。今、戦後かつて経験したことのないほど長期間にわたる不況が、市内の事業所と働く人々にもたらしている深刻な影を、この市税収入の構造の変化からもしっかり受けとめなければなりません。自由競争という資本主義の原理の中にあっても、例えば融資要件を緩和することや、多少高くついても地元業者優先発注を徹底する、やむを得ず地元業者が市外業者の下請に入る場合でも、下請業者を保護するための監視体制を新設したり特別に意を用いる、法に基づく行政権限を最大限に行使して市外資本の進出を食いとめるなど、行政がなし得る可能な限りの施策を講じて地場企業を守る、このことが極めて重要かつ緊急の課題であることを重ねて強調しておきたいと思います。

 いま一つ、改善が急がれる問題となっております特別会計のうちの同和対策のための住宅資金貸付事業について述べておきます。

 この会計の最大の特徴は、元利償還収入の予算現額が毎年毎年調定額のほぼ5割でしかない、要するにその年に返してもらわなければならない、借りている市民から見れば返さなければならない額の半分しか返してもらえるはずがない、こういう予算を組み、事実半分しか返済されていないという事態が、文字どおり十年一日のごとく続いて一向に改善が見られないということです。にもかかわらず、私どもがこの年度のこの事業会計の決算認定にあえて賛成をいたしますのは、慢性化している長期滞納者に対して、理事者からこれまでよりは一歩踏み込んで対処していくとの明確な答弁が得られたからであります。この際、誤解を招かないように言っておきますが、私どもがあえてこの問題にこだわり続けるのは、このような状態を事実上漫然と放置しておくことは、大きく解消の方向に向かっている同和地区に対するいわれなき見方や評価に新たな根拠を与えることになり、ひいては同和問題の解決をいつまでもおくらせることになるからであります。特別施策としての住宅資金貸付事業の歴史的必要性とこの事業がもたらした成果は十分、十二分に認めたとしても、その後の返済について常識では考えられないような事態がいつまでも放置をされるならば、新たな誤解や偏見を招くことは当然であります。理事者は、建前か本音かは知りませんが、同和行政をあらゆる行政の基底に置くとの見解をしばしば明らかにしておられますが、それはいつまでも異常な事態を放置しておくことでは絶対にないと思います。市民の誤解や偏見を取り除くことに資する施策を講ずることのはずではないでしょうか。であれば、委員会での答弁のとおり、この事業会計でも市民が納得できる前進を図るべきであり、そのことを強く求めて日本共産党議員団の討論といたします。御清聴ありがとうございました。



○議長(神田誠規) これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 18案を一括採決いたします。

 18案に対する委員長の報告はいずれも認定すべきであるとの決定であります。18案は委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。

                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(神田誠規) 異議なしと認めます。よって、18案は委員長の報告のとおり認定することに決しました。

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△日程第3 報告第28号・報告第29号



○議長(神田誠規) 次に、日程第3、報告第28号専決処分報告及びこれが承認を求めることについて、報告第29号専決処分報告及びこれが承認を求めることについて、以上の2件を一括議題といたします。

 補足報告があればこれを願います。

 高橋総務部長。



◎総務部長(高橋康彦) 私の方から、議案集3の1ページ、報告第28号及び4ページの報告第29号の専決処分報告及びこれが承認を求めることについての補足説明を申し上げます。

 2報告とも議会を招集するいとまがなかったので、地方自治法第179条第1項の規定によりまして去る11月12日と11月18日に専決処分したものを、同条第3項の規定によりましてこれを報告し承認を求めるものでございます。

 まず、報告第28号、和解し、損害賠償の額を定めることについての内容といたしましては、和解の相手方は尾道市浦崎町〇番地〇、〇〇氏。和解の原因は、平成11年8月6日午後7時ごろ、尾道市浦崎町市道城端桜奥線上におきまして、〇〇氏運転の原動機付自転車が北進中、道路のくぼみに前輪がはまり、そのはずみで当該車両の下部を損傷したものでございます。和解の内容といたしましては、双方の過失割合は、尾道市60%、〇〇氏40%とし、車両の損害額3万7,558円から過失を控除した2万2,535円を尾道市が支払うものでございます。相手方は、本件事項に関し今後一切の請求、異議の申し立てなどをしないとするものでございます。

 この事故の位置図と状況図を、議案説明書1の1ページと2ページにお示しをいたしておりますのでごらんいただきたいと思います。

 次に、報告第29号、尾道市公告式条例の一部を改正する条例の内容といたしましては、尾道市農業協同組合と西藤町農業協同組合が平成11年12月1日に合併することに伴いまして、本市の公告の掲示場所、西藤町農業協同組合前を尾道市農業協同組合西藤支所前に改正する必要が生じ、合併承認日をもって専決処分したものでございます。

 以上、2報告の補足説明とさせていただきます。御審議いただきまして御承認賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(神田誠規) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております2件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(神田誠規) 御異議なしと認め、さよう取り計らい、これより討論に入ります。討論はありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 これをもって討論を終結いたします。

 これより報告第28号専決処分報告及びこれが承認を求めることについて、報告第29号専決処分報告及びこれが承認を求めることについて、以上の2件を一括採決いたします。

 2件は承認することに御異議ありませんか。

                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(神田誠規) 御異議なしと認めます。よって、2件は承認することに決しました。

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△日程第4 議案第116号〜議案第128号



○議長(神田誠規) 次に、日程第4、この場合、議題に供します議案の題名を事務局長に朗読させます。



◎事務局長(浜谷勝利) 朗読いたします。

 議案第116号 平成11年度尾道市一般会計補正予算(第3号)

 議案第117号 平成11年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第118号 平成11年度尾道市住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第119号 平成11年度尾道市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)

 議案第120号 平成11年度尾道市東新涯土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第121号 平成11年度尾道市水道事業会計補正予算(第1号)

 議案第122号 平成11年度尾道市病院事業会計補正予算(第1号)

 議案第123号 字の区域の変更について

 議案第124号 尾道市部課設置条例の一部を改正する条例案

 議案第125号 非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案

 議案第126号 尾道市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例案

 議案第127号 尾道市営駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案

 議案第128号 尾道市営新尾道駅北駐車場料金徴収条例の一部を改正する条例案

 以上です。



○議長(神田誠規) ただいま朗読の13案を一括議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

 亀田市長。



◎市長(亀田良一) (登壇)議員各位におかれましては、年の瀬を迎え大変お忙しい中を先般の臨時議会に引き続きまして12月定例議会に御参集をいただき、まことにありがとうございます。

 我が国経済は緩やかな改善が続いているものの、個人消費の持続的回復が見られないなど、本格的な景気回復にはいましばらく時間がかかるものと思われます。先般、政府は景気回復を確実なものにするための総額18兆円程度に上る経済新生対策を打ち出し、99年度第2次補正予算案を国会に提出しておられます。一方、地方では景気低迷による経済対策の実施や恒久的減税による税収不足の補てんに伴う地方債残高の増加などにより、財政状況は一層厳しいものとなっております。

 こうした中で、本市におきましては10月末の有効求人倍率が0.34と、依然として低い数値にとどまっており、早期の景気回復が望まれるところでございます。

 さて、当面する市政の課題についてでございますが、尾道駅前地区の整備、中国横断自動車道尾道松江線の建設促進、尾道短期大学の4大化、最終処分場の建設の4点がございます。

 まず、尾道駅前につきましては、しまなみ海道'99イベントが終了して、駅前広場、護岸緑地や道路の整備を再開しております。年度末の完成に向けて工事を進めておりますが、来春3月までにはウオーターフロントを含む駅前地区が一新できるものと考えております。ただし、その間4カ月ほどは交通規制など御不便をおかけしますが、いましばらくの御辛抱と御協力をお願いいたします。

 次に、尾道松江線の建設促進についてでございますが、地元住民の方との設計協議が着々と進んでおります。近いうちに用地を確定するための幅ぐい打ちができる予定となっております。

 また、尾道短期大学の4大化についてでございますが、2001年4月の開学を目指しまして文部省、自治省などとの協議を重ねており、最も重要な時期でございます。施設の充足の面におきましても、校舎建設へ向けて地質調査、実施設計を進めているところでございます。

 次に、最終処分場の建設についてでございますが、新年度からの工事着工に向けて補助採択されるよう国に整備計画書を提出しているところでございます。

 しまなみ海道開通記念イベントは終了いたしましたが、先月には本市の提唱により、日本海から太平洋の3海2山を結ぶ文学ルートを形成し、第1回5市長サミットを開催いたしました。今後とも、瀬戸内の十字路の拠点性を生かした取り組みを強め、本市の活性化の一助にしたいと考えております。

 それでは、御提案を申し上げております補正予算案及び諸案件の御審議をお願いするに当たりまして、総体的な説明を申し上げます。

 一般会計の補正予算でございますが、国の経済対策を受けましての土木関係の道路改良事業などの追加や緊急雇用対策事業、中心市街地活性化に資するための尾道消防署元町分署の移転、百島小・中学校の併設や筒湯小学校の統合に係る経費、一部事務組合や特別会計の繰越金の調整など、総額で7億9,450万5,000円の補正をお願いしております。

 また、特別会計では、公共下水道事業におきまして浄化センター建設工事の追加をお願いしておりますが、その他の会計では繰越金の調整をお願いしております。

 続きまして、企業会計の補正でございますが、水道事業では給与システムの開発の経費をお願いしております。

 市民病院事業では、MRIの本年度じゅうの購入を見送ることによる改造工事費と備品購入費の減額、用地購入費の追加をお願いしております。

 そのほかに、尾道駅前再開発事業の進捗に伴います再開発課の廃止等、土木建築部及び都市部の再編整備を行うための条例改正など、合わせて13議案の御審議をお願いしております。詳細につきましては、それぞれ担当者から説明をいたさせますのでよろしく御審議の上、御承認を賜りますようお願い申し上げまして総体的な説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(神田誠規) 浜田財務部長。



◎財務部長(浜田明治) 続きまして、私の方から、議案第116号から議案第120号について順次御説明申し上げます。

 まず、議案集1の1ページに掲げております議案第116号平成11年度尾道市一般会計補正予算(第3号)でございますが、第1条では、歳入歳出それぞれ7億9,450万5,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ349億1,331万5,000円とするものでございます。

 第2条は、債務負担行為の補正でございますが、5ページの第2表債務負担行為補正のとおり、光明寺下跨線橋改修事業につきましてJRとの協議が調いまして、翌年6月の完成予定となることから3,325万円の債務負担行為の追加をお願いしております。

 また戻りまして、第3条は、地方債の補正でございますが、5ページの第3表地方債補正のとおり、5件の変更をお願いしております。

 それでは、10ページの歳出から御説明を申し上げます。

 総務費でございますが、一般管理費は育児休、病休等に伴う臨時職員賃金340万円、市制施行100周年記念事業及び瀬戸内しまなみ海道完成記念イベント事業基金への積み立てを230万円、企画費では都市基盤整備事業基金への積み立てを200万円の補正をお願いしております。

 徴税費の徴税総務費では、過誤納金還付金1,000万円をお願いしております。

 11ページに入りまして、民生費、老人福祉費では介護保険の普及啓発など介護サービス基盤整備委託料として1,101万4,000円の追加をお願いしております。広島県緊急雇用対策基金事業として実施するものでございます。児童福祉費では、受診単価や受給者の増に伴いまして、乳幼児医療費1,467万3,000円の増額、保育所費で週休、産休、病休の代替えなど臨時職員賃金3,700万円など、合わせて5,371万7,000円の追加をお願いしております。

 次に、衛生費でございますが、保健衛生費の環境衛生費では小型合併処理浄化槽設置整備事業補助金の追加を1,182万3,000円、老人保健費では緊急雇用対策の一環としてふれあいサロン開発事業委託料を69万3,000円の追加をお願いしております。

 12ページに入りまして、清掃費のし尿処理費では、尾道地区衛生施設組合の負担金を前年度繰越金、事業費の調整により2,128万円の減額をしております。

 塵芥処理費では、ダイオキシンの発生を抑える対策などのため、事業費の追加をお願いしております。

 また、ごみ減量対策費では、公衆衛生推進協議会に対してリサイクル積立基金のため、ごみ減量リサイクル事業補助金753万8,000円をお願いしております。

 次に、労働費では、勤労者総合福祉センター管理運営委託料120万円の追加をお願いしております。

 次に、農林水産業費の農林業費でございますが、野菜価格保証準備金92万7,000円の追加と、地域ぐるみため池再編総合整備事業の県工事負担金の追加420万円をお願いしております。

 続きまして、13ページの商工費でございますが、緊急雇用対策の委託料2件など260万円の追加をお願いしております。

 次に、土木費、道路橋りょう費では、道路新設改良費で役場西谷線の事業費の減額調整と、流通団地支線に1億円、栗原260号線に3,000万円が景気対策として国庫補助事業に追加されましたので、それに伴って事業費を調整させていただいて2,407万円の追加をお願いしております。

 橋りょう新設改良費では、第2条の債務負担行為の追加をお願いしたものと同額の減額をお願いしております。

 14ページに入りまして、都市計画費の土地区画整理費では、東新涯土地区画整理事業特別会計の繰り越しに伴います財源調整をお願いしております。

 公園管理費では、緊急雇用対策として公園緑地の樹木剪定委託料220万円の追加をお願いしております。

 外灯費では、防犯灯の設置委託料28万1,000円と外灯設置費補助金40万円の追加をお願いしております。

 排水路費では、高潮対策のため排水路維持補修費の追加530万円をお願いしております。

 河川費では、市内3カ所の急傾斜地崩壊防止事業県工事負担金の追加を1,650万円お願いしております。

 続いて、15ページの消防費でございますが、現在の元町分署が老朽化していることと、跡地を中心市街地活性化に役立てるため市役所前に移転、移設するための経費をお願いしております。また、尾道地区消防組合の前年度繰越金などに係る財源調整に伴う負担金の減額をお願いしております。

 次に、教育費の教育総務費でございますが、緊急雇用対策でパソコン教育指導講師の報酬など66万6,000円の追加をお願いしております。

 小学校費では、給食調理員の代替賃金や百島小・中学校の併設に係る経費、筒湯小学校の統合に伴います役務費や補助金、就学援助費の追加など、合わせて3,540万円をお願いしております。

 16ページに入りまして、中学校費では、百島中学校のピアノ運搬などの運送料、就学援助費の追加、高西中学校の教室の増設の追加で、合わせて3,227万円をお願いしております。

 また、幼稚園費では、私立幼稚園、幼児園就園奨励費など445万円の追加をお願いしております。

 大学費では、大学設置準備費で旅費の追加をお願いしております。

 続いて、17ページの社会教育費の映像資料館費では、用地を買い上げる予定から借り上げに変更いたしましたのでその調整と工事費の増額などで6,887万4,000円の減額をお願いしております。

 保健体育費、給食施設費では、週休、病休の代替えなど臨時職員賃金427万円の追加をお願いしております。

 以上が一般会計におきます歳出の概要でございますが、この財源といたしましては、7ページの地方交付税から9ページの市債に至ります各費目に掲げておりますように、国庫補助金、県補助金、寄附金、市債など特定財源7億2,832万6,000円と一般財源として地方交付税4,011万1,000円、特別会計からの繰入金のうち1,746万8,000円、減税補てん債860万円を充当しております。

 続いて、21ページの議案第117号平成11年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出それぞれ3,493万6,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億4,849万円とするものでございます。

 内容としましては、24ページの歳出で、運営費の総務費におきまして前年度剰余金県納付金として1,746万8,000円、一般会計への繰出金1,746万8,000円をお願いしておりますが、前年度繰越金を充てております。

 次に、25ページ、議案第118号平成11年度尾道市住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出それぞれ137万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,451万7,000円とするものでございます。

 前年度繰越金を一般会計へ繰り出すものでございます。

 次に、29ページ、議案第119号平成11年度尾道市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出それぞれ3,050万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ18億3,507万2,000円とするものでございます。

 33ページの歳出をお開き願いたいと思います。景気対策に伴いまして浄化センター建設工事委託を追加し、単独事業の減額などをお願いしております。財源は、国庫補助金を一般会計繰入金の増額と市債の減額をお願いしております。

 続いて、35ページの議案第120号平成11年度尾道市東新涯土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出それぞれ1,881万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億2,927万1,000円とするものでございます。

 前年度繰越金を一般会計に繰り出すものでございます。

 以上、議案第116号から議案第120号までの予算の概要を説明させていただきました。御審議の上、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(神田誠規) 西田水道局長。



◎水道局長(西田正男) それでは、続きまして議案集2の1ページをお願いをいたします。議案第121号平成11年度尾道市水道事業会計補正予算(第1号)につきまして概要を御説明申し上げます。

 補正予算第2条でございますが、資本的支出を312万4,000円増額し、合計を5億8,921万5,000円に改めるものでございます。このことは2ページに計上をいたしておりますように、事務の効率化と経費の節減を図るため、来年度から実施を予定しております職員の給与の口座振込制度の実施に当たり、その前段として来年1月から市長部局の給与システムへ統合するため、その開発費の補正をお願いいたすものでございます。

 このたびの補正に伴います資金計画と予定貸借対照表は、3ページから8ページにかけてお示しをいたしております。

 以上、まことに簡単ではございますが御説明とさせていただきます。御審議の上、御決定賜りますよう、どうぞよろしくお願いを申し上げます。



○議長(神田誠規) 高垣市民病院事務部長。



◎市民病院事務部長(高垣正仁) それでは、続きまして議案第122号平成11年度尾道市病院事業会計補正予算(第1号)につきまして、その概要を御説明申し上げます。

 先ほどの議案集の9ページをお願いいたします。

 まず、第2条の業務の予定量の補正でございますが、主要な建設改良事業のうち医療用器械備品購入、MRIを予定いたしておりましたが、これを既設病院の改築工事に合わせて効率的に行うため、本年度の計画を新年度に変更いたすことに伴い減額いたし、新たに外来患者等の駐車場用地を取得するためのものを主な事業といたしております。

 次に、第3条の収益的収入及び支出の補正でございますが、新棟建設工事が完成し、企業債を借り入れするため本年度分の支払い利息の計上並びに医療消耗備品費、薬品費などの補正を行うものです。

 次に、第4条の資本的収入及び支出の補正でございますが、第2条で補正いたしております器械備品MRIの購入費及び関連工事費を減額し、駐車場用地を取得するための補正でございます。

 それと、当初予算第4条本文括弧書き中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額6億4,738万6,000円を6億4,731万1,000円に、当年度消費税資本的収支調整額1億2,431万4,000円及び繰越利益剰余金3億134万4,000円を当年度消費税資本的収支調整額1億748万2,000円及び繰越利益剰余金3億1,810万1,000円に改め、資本的収入の企業債を3億600万円減額し、資本的収入額の合計を18億5,381万円に改め、資本的支出の建設改良費を3億607万5,000円減額し、資本的支出額の合計を25億112万1,000円に改めるものでございます。

 次に、第5条企業債の補正ですが、器械備品購入事業の限度額3億5,200万円を4,600万円に変更するものです。

 第6条は、利益剰余金の処分の補正でございますが、今回の補正により、当初予算第10条で定めた繰越利益剰余金のうち資本的収支の補てん財源3億134万4,000円に1,675万7,000円を補正し、合計3億1,810万1,000円に改めるものです。

 第7条、棚卸資産購入限度額の補正ですが、今回の補正により17億7,171万7,000円を17億6,136万円に改めるものです。

 第8条は、重要な資産の取得及び処分でございますが、医療機器MRIを削除するための補正でございます。

 以上の内容によりまして14ページに資金計画を、16ページに予定貸借対照表をそれぞれ改めさせていただいております。

 以上、概要を申し上げましたが、何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いいたします。



○議長(神田誠規) 高橋総務部長。



◎総務部長(高橋康彦) 続きまして、私の方から、議案集3の7ページ、議案第123号から、16ページの議案第128号までの6議案につきまして提案説明を申し上げます。

 まず、7ページの議案第123号字の区域の変更についてでございますが、本案は地方自治法第260条第1項の規定によりまして、尾道市山波町字嶽ノ采及び字今免南側の一部を山波町字東に変更することにつきまして議会の議決を求めるものでございます。

 変更の理由といたしましては、当該地区は昭和40年ころの宅地造成により土地の区画及び形状に変更が生じ、複数の字の区域にまたがっていたものを整理し、分合筆などが容易に行われるようにするものでございます。

 次に、8ページの議案第124号尾道市部課設置条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は駅前再開発事業の進ちょくに伴いまして再開発課の廃止など、土木建築部及び都市部の再編整備を行うための条例改正でございます。

 次に、10ページの議案第125号非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は小学校に配置する非常勤講師の報酬を定めるための条例改正でございます。

 次に、11ページの議案第126号尾道市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は地方税法第436条に基づきます固定資産評価審査委員会制度の改正によりまして、審議手続の明確化及び審査申出事項が固定資産課税台帳に登録された土地及び家屋の価格のみとすることに伴いまして、関係規定を整備するための条例改正でございます。

 次に、14ページの議案第127号尾道市営駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案でございますが、本案はベルポール駐車場、久保駐車場の利用に関し、駐車割引券の多量購入に対しまして、従来は10枚以上10%の駐車割引券を上乗せしておりました。今後は10枚以上10%、100枚以上12%、500枚以上15%、1,000枚以上20%、2,000枚以上25%、3,000枚以上30%分の駐車割引券を上乗せする段階的な割引を行うための条例改正でございます。

 続きまして、16ページ議案第128号尾道市営新尾道駅北駐車場料金徴収条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は尾道市新尾道駅北駐車場の利用促進を図るべく、定期駐車料金、1カ月9,450円を設定するための条例改正でございます。

 以上6議案につきまして、提案説明とさせていただきます。御審議いただきまして御決定を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(神田誠規) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

 19番、寺本議員。



◆19番(寺本真一) 議案第116号の一般会計補正予算にかかわりまして、2つの項目についてそれぞれ何点か質問したいというふうに思います。

 その2つの項目の1つは、緊急雇用対策基金事業でございます。これは政府が今の深刻な不況をかんがみて、それぞれの都道府県に交付金をおろして、それを利用して雇用を拡大する施策を各市町村、自治体がつくり、それに交付金をおろすというものでありますが、この補正予算書の中に何点か具体的にこの交付金を利用した事業が予算計上されていると思いますけれども、私がお聞きをしたいのは尾道市として申請した件数が何件なのか、そしてその総額は幾らであったのか、それに対して県で認可をされた事業、交付金がおろされる、それ決定をした事業が何件でその金額が幾らになり、新たに雇用は何人拡大することになるのか。このことについて、この問題についてまずお尋ねをしたいと思います。

 ただ、介護保険関係はすべての市町村に共通をしておるようですので、この介護保険の問題については除いていただいて結構です。

 いま一つの項目は、元町分署の移転関連です。元町分署の移転の問題について市の説明が報道に対して行われた、その内容が地元紙に載っておりました。その中身を一部分紹介しますと、市としては分署移転後に建物を取り壊して当面は観光バスなどの駐車場にしたい考えだと、あわせて長江口周辺全体の再整備に乗り出すことになると、こういうようにこの新聞では報道されています。

 私がきょうお聞きをしたいのは、約6億円をかけた、それがほとんど全額起債ということで事業をやるわけですけれども、長江口周辺全体を整備をしていくというんであれば、しっかりとしたグランドデザインができた段階で予算計上するということでいいんではないんかと。あえて、そういうグランドデザインが、まだ全体像ができ上がってない段階で、当面は観光バスなどの駐車場にしたいという思いだけで、この時期に6億円を超える借金をあえて起こす必要があるのかどうか。仮に、そういうデザインを完成するまでに地元の合意も含めれば一定期間かかると思うんです。この周辺の整備が完成をするということになれば、現時点から考えても数年かかると、そうすればこの約6億円の市債をこの時期に起こすと、金利が2%としても1,200万円、1年間で考えれば1,200万円です。1,200万円、全体像がまだできていないのに金利だけは余分に払うということになりかねないんではないかというように思うんです。

 したがいまして、そういう全体像がほぼ固まる、例えば駐車場を核にするんなら核にするでいいですが、その駐車場の周辺にどのような施設をどのように張りつけて回遊性を創設をしていくのかという姿が、やはり見えてから予算計上すると、実際に市債を起こすということをやられるべきではないかということが1点です。

 それからもう一点は、このような形で長江口周辺を再整備をするという方向性は、いつごろどういう理由で検討に入られたのか。

 この問題については、この2点をお尋ねをしたいと思います。



○議長(神田誠規) 亀田産業部長。



◎産業部長(亀田康徳) まず、第1点目の緊急雇用対策事業についてでございますが、今年度分といたしましては申請した事業は9つの事業を申請し、その金額は1,788万3,000円でございます。そのうち5つの事業につきまして、先般採択の内示を受けたところでございます。採択を受けた金額でございますが、これは605万9,000円でございまして、雇用予定人数につきましては10名ということになっております。



○議長(神田誠規) 安藤企画部長。



◎企画部長(安藤立身) 元町分署の移転にかかわりますことでございますが、かねがね長江口付近の活用については、元町分署の移転という考慮はあったわけでございます。184号線の改良に伴いまして、消防本部の移転ということがありまして、それとともに元町の分署も老朽化してるということで、それとあわせまして長江口の付近の活用ということをあわせまして元町分署の移転を考えておりましたが、このたびしまなみ海道の開通等によりまして商店街の活性化を早めなくてはならないという中身も伴いまして、消防本部の移転とあわせて元町分署の移転も考えればいいわけですが、先ほど申しましたとおりの中心市街地活性化の中にあります商店街の活性化、それとの兼ね合いもございまして、このたび元町分署の移転を行うということでございます。



○議長(神田誠規) 寺本議員。



◆19番(寺本真一) それぞれの項目について再度聞きたいと思うんですが、緊急雇用の問題ですが、これは聞きますとほぼ半分ですか、額にすると3分の1強ですか、これが市の申請に対して認可をされるという内示があったということですが、今回の取り組みについて尾道市としてはこういう結果が出たことを受けてどのように評価をしておられるのかということをお聞きしたいと思うんです。

 といいますのは、私どもが手に入れております資料によりますと、これは額ですけれども、介護保険の関係を除いた額で言いますと三原市が780万円です。それから、三次市が709万4,000円、それから東広島市が900万円ということになって、額だけ見ますと人口規模に比して尾道がやはり少ないんです。そういう点で、尾道市としては今回の県の内示をどのように評価をしておられるのかということを再度お聞きをしたいというように思います。

 それからもう一点は、元町分署の移転の問題ですけれども、私がお聞きをしましたのは全体像がやはり見えて、全体像が見えてから予算計上をした方がいいんではないんかということを聞いておるんです。というのは、また繰り返しになりますけれども、非常に厳しい財政状況の中で金利負担もできるだけ少ない方がいいに決まってるわけです。それからまた、できるだけそういう負担は必要ないものであれば後におくらせると、事業に差し支えない範囲でというふうなことが考慮されるべきだと思うんです。そういう点で、グランドデザイン全体の写真が、絵が描かれて、それから予算計上をするということの方が財政運営上も正しいんではないんかということを言っておるわけです。

 あえて、先ほども元町分署の移転というのは長年の懸案事項なんだということを言われましたけれど、これもついでにそのことがありましたから聞いておりますが、実は私、亀田市長が誕生した直後の平成7年6月議会でこの元町分署の移転の問題を一般質問で行ってるんです。覚えとられる方もあるかと思いますけれども、観光客受け入れ条件の整備の問題という項目の中で私が聞きましたのは、大型バスの駐車場について具体案を示したいと、尾道地区消防の十四日元町分署を移転して、この一帯に大型バス駐車場や土産物売り場をつくってはどうか、こういう提案をして、それに対する所見を伺ったんです。そのときには、今後検討をしてみたいというふうに言っておられたわけです。ですから、先ほどしまなみ海道の問題出されましたけれども、私はこの時期から検討に入っておれば、しまなみ海道で大型バスを利用して多くの観光客が尾道市内に押し寄せると、それをあそこの元町分署で駐車場にしてそこに観光客をおろして、しまなみ効果を商店街全体にも波及できたんではないんかということを、今回こういうのを出されましたから、ある面ではこのときから検討していただいておればしまなみ開通にも間に合って、それなりの波及効果をもたらしたんではないんかということを残念に思いながらこの中身を見たもんですから、あえてこのようなことを今の時期に出されるんであれば、言ってみれば一つのピークが過ぎた後ですから、なるだけ財政負担を、余分な財政負担をしないということで、全体像が固まってからやった方がええんじゃないんかという立場でこれをお聞きをしているわけですから、そことの全体像との関連で、ぜひこれはもう一度お答えいただきたいというふうに思います。



○議長(神田誠規) 若住助役。



◎助役(若住久吾) お尋ねの後段の部分、お答え申し上げますが、3つほどあるようですがタイミングの問題でございますね。タイミングは、お説のように平成7年ころの御意見いただいたようでございます。その段階では、先ほど担当の者が御答弁申し上げたように、ひたすら私どもとしては財政上のことも考えて、本県が進捗をさせておる184の改良にマッチングをさせながら消防本部並びに消防署を併設したものを移転したいと。そのことと同時に、東分署も連鎖的に東新涯の地に整備をすれば、百島及び浦崎、高須一帯のカバーができると。したがって、その段階で元町分署の役割が終えるという考えを持っております。しかしながら、そういうことでその段階では御意見をいただいたにもかかわらず今日まで至ったということでございます。

 次に、2点目で、じゃあなぜ、そういうこの時期にと、金がむだ遣いではないかという御疑念でございますが、格別むだ遣いではございませんで、今土地開発公社に保有せしめていただいておりますが、これも金利を伴っていることでございますし、あえて申し上げるならば先ほどから出ております経済新生対策で100分の100の起債で、なおかつ償還に際しては45%の国の方の措置が得られるという、通常善玉と言われておりますが、これらのことからすれば金銭面ではむしろ有利になると、このように思っております。

 いま一つ、全体のグランドデザインを考慮してすべきだと、一見お説のとおりでございます。一般的にはそうするのが通例でございますが、かかる土地条件を見ていただいたらおわかりのとおり、一方は公園でございます。特に、山陽本線から海岸沿いの既成市街地の中で、本当に役立つオアシスに機能的にはなっておると思います。したがって、これをいけにえにすることは、いかに市街地活性化対策を急がねばならないと言いつつも、なかなかの御意見があるんじゃないかと、こう思っておりますから、あえてこの際市街地活性化論議もかなりの月数をかけてお願いをしておりますから、これはひとつ中心商店街の方々の元気を誘発するという意味から、緊急にこのことをやらせていただこうと、したがって元町分署をとりあえず仮移転をお願いをする。

 効用でございますが、観光バスの導入はもとよりでございますけども、ごらんいただきますようにロープウエーの登山駅が非常に至近にあるわけでございますから、これらのパッケージの観光振興を含めて商業振興が生まれてくると。この商業振興は、新たにそこの条件を整えた周辺に新たにつくるよりか、それを挟んで東西に強力な商店街があるわけですから、この方々がそういう入り込み者にふさわしいような店づくり、品ぞろえを変えていただく、あるいは価格もそういうふうなものに努力をいただくということを期待しておるわけです。

 したがって、私はグランドデザインとおっしゃるのが通例ではございますけども、あえてそこのスポットを緊急に対処すれば多くの方々へ向けて効果が発揮できると、このように思っております。

 これは私見でございますが、全体像をとあえて言われることに思いをはせてみますと、観光バスだけではどうも不如意ではないかと、こういう御議論が一方ではあると思います。したがって、仮に公園のところを人工地盤にして普通自動車も収容しろと、こういう御意見が出るかもわかりません。じゃあ、公園機能をどうするかと言えば、明けても暮れても少子・高齢社会というふうに言われておるんですから、むしろ今は子どもさんを中心にして中年、壮年あるいは年輩者を伴ってのオアシスに使っていただいておりますから、これはしばらくの間は人工地盤にすれば、今ガーデニングとか、いろいろはやりがありますから、そういうふうなことでむしろ壮年から高齢の方々、お元気な方ですが、そういう方に使ってもらう方法もあるんではないかと思っております。

 したがって、その方あたりまでを考えるならば、寺本議員がお説のようにしっかりと全体のグランドデザインを考慮しながら、これでよしというものを決めさせていただくのが順序であろうと。

 今、後段で述べたのは、あくまでもきょうこういう御質問が出るから、平素から思っておる私見を含めて例示みたいなことで御紹介申し上げましたが、そのように考えておるところでございますから、ただいま御上程いただいた議案の内容については、そのような理解をいただきながらぜひとも御賛同を賜りたいというふうに思っております。



○議長(神田誠規) 亀田産業部長。



◎産業部長(亀田康徳) 前段の緊急雇用対策基金事業の他市の状況を、議員、披瀝されましたが、私ども他市の状況はつかんでおりません。

 結果として、評価ということでございますが、県といたしましてはこの事業に係るものについて介護保険を含めてバランスを考えて決定されたものではないかと、このように思っております。私ども、採択を受けました事業は先ほど5つの事業と申し上げましたが、その中身は情報教育とか、あるいは中心市街地関連、健康推進、公園緑地、こういった事業でございます。これらの事業をこれから展開できることは、それぞれが現在本市にとりまして必要性の高い事業というふうに思っております。したがって、新規雇用の創出につながるものと、評価はしているところでございます。



○議長(神田誠規) 寺本議員。



◆19番(寺本真一) 雇用問題ね、これは全部もう終わったわけじゃないですね、まだ一部が消化をされただけということですから。私は介護保険との関係でどうなんかということもありますけど、やはり他の市町と比べてみて尾道市、これはちょっとこの部分でいうたら介護保険との関係で全体はバランスがとれておるんではなかろうかという部長の判断ですが、新規事業という点で見ればやはり他の市町と比べて尾道、かなえの軽重をこれは問われとるなと、県から見て、いう気がしてますんで、今後9事業申請して5事業が採択をされたと、4事業はまだ残っているわけですから、これをぜひ来年度に向けて強力に働きかけて採択をしてもらって、10人といえば尾道全体の人口から見ればそんなに多くないかもしれませんけれども、私どもに寄せられる、今置かれている働く人々の窮状というのはもう大変ですよ。そういう意味からも、これは全力を挙げてこれぐらいはやはり来年度に向けて新規に確保しようというような目安を持って臨まれるべきだと思うんですが、この点についての決意のほどを聞いておきたいと思います。

 それからもう一点は、元町分署の関係ですが、これも私は確かに助役が言われたように、このために今買おうとしておる土地は土地開発公社が持っておる土地で、そこでも金利を払っているんだから新たに6億円丸ごとに金利がかさんでくるわけじゃないよというふうな、そういうことのようですが、内訳を見てみますとやはりここで実際に元町分署を移転するために建設費もかかるわけですよね、建設費も。この予算を見てみますと5,000万円ですか。細かいことは、また善玉悪玉の起債の論議も総務委員会でまたしたいと思いますけど、やはりできるだけ余分な出費を抑えるという立場から見れば、私は元町分署移転についてはそう急ぐ必要はないんじゃないかと。

 グランドデザイン、グランドデザインと言うたら大げさなようですが、やはりどこの場所は何にするんだと、ここには何を張りつけるんだということがある程度固まってから予算計上してもいいんではないんかと。もちろん、長江周辺を大きな駐車場を配置して開発をするということについて、私も平成7年に質問をしたように、それ自身にそういう計画そのものについて反対をしたり、それはだめだと言う気はさらさらありません。やるべきだと思いますが、財政運営の面から見て、やはりできるだけ負担を少しでも軽くするという措置を講じられるべきだと思います。これは、また委員会で論議したいと思いますので。



○議長(神田誠規) 亀田産業部長。



◎産業部長(亀田康徳) 前段で決意のほどをということでございます。今後につきましては、より一層事業採択いただけるように引き続き積極的に県へ要望してまいりたい、このように思っております。



○議長(神田誠規) これをもって質疑を終わり、13案はそれぞれ所管委員会に付託いたします。

 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれをもって散会いたします。

                午後3時19分 散会

  ────────────────── * ──────────────────

   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。



     尾 道 市 議 会 議 長







     尾 道 市 議 会 議 員







     尾 道 市 議 会 議 員