議事ロックス -地方議会議事録検索-


広島県 尾道市

平成17年第4回 9月定例会 09月21日−04号




平成17年第4回 9月定例会 − 09月21日−04号







平成17年第4回 9月定例会



              平成17年9月21日(水曜日)

  ────────────────── * ──────────────────

                 議事日程第14号

           (平成17年9月21日 午後1時30分開議)

第1 議案第238号 平成17年度尾道市一般会計補正予算(第5号)

   議案第239号 平成17年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)

   議案第240号 平成17年度尾道市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)

   議案第241号 平成17年度尾道市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)

   議案第242号 平成17年度尾道市病院事業会計補正予算(第1号)

   議案第243号 尾道市過疎地域自立促進計画の策定について

   議案第244号 町の名称の変更について

   議案第245号 町の区域の設定及び字の名称の変更について

   議案第246号 字の区域の変更について

   議案第247号 訴えの提起について

   議案第248号 市道路線の認定について

   議案第249号 市道路線の認定について

   議案第250号 工事請負契約の締結について

   議案第251号 工事請負契約の締結について

   議案第252号 公の施設の指定管理者の指定について

   議案第253号 尾道地区消防組合規約の変更について

   議案第254号 尾道地区消防組合の解散について

   議案第255号 尾道地区消防組合の解散に伴う財産処分について

   議案第256号 尾道因島地区衛生施設組合の解散について

   議案第257号 尾道因島地区衛生施設組合の解散に伴う財産処分について

   議案第258号 尾道広域市町村圏事務組合の解散について

   議案第259号 尾道広域市町村圏事務組合の解散に伴う財産処分について

   議案第260号 尾道市部設置条例の一部を改正する条例案

   議案第261号 尾道市役所支所設置条例の一部を改正する条例案

   議案第262号 尾道市職員定数条例の一部を改正する条例案

   議案第263号 尾道市防災センターの設置及び管理に関する条例案

   議案第264号 尾道市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例案

   議案第265号 尾道市みつぎグリーンランド設置及び管理条例の一部を改正する条例案

   議案第266号 尾道市向島町立花自然活用村施設設置及び管理運営条例の一部を改正する条例案

   議案第267号 尾道市テニスコート設置及び管理条例の一部を改正する条例案

   議案第268号 尾道市マリン・ユース・センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案

   議案第269号 みつぎふれあいの里設置及び管理条例の一部を改正する条例案

   議案第270号 尾道市営駐車場設置及び管理条例案

   議案第271号 尾道市消防本部及び消防署の設置等に関する条例案

          (以上34案一括上程、各委員長報告)

第2 教育予算を増額し、義務教育費国庫負担法堅持・教職員定数法改善計画の実施を求める請願

   尾道市立久山田小学校の統合計画中止を求める請願

   (以上2件一括上程、委員長の報告省略予定)

第3 建第13号議案 教育予算を増額し、義務教育費国庫負担制度堅持・教職員定数法改善計画の実施を求める意見書(案)

          (委員会の付託省略予定)

第4 委員会の閉会中の継続審査に付することについて

                                    以 上

  ────────────────── * ──────────────────

本日の会議に付した事件

日程第1 議案第238号 平成17年度尾道市一般会計補正予算(第5号)

     議案第239号 平成17年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)

     議案第240号 平成17年度尾道市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第241号 平成17年度尾道市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)

     議案第242号 平成17年度尾道市病院事業会計補正予算(第1号)

     議案第243号 尾道市過疎地域自立促進計画の策定について

     議案第244号 町の名称の変更について

     議案第245号 町の区域の設定及び字の名称の変更について

     議案第246号 字の区域の変更について

     議案第247号 訴えの提起について

     議案第248号 市道路線の認定について

     議案第249号 市道路線の認定について

     議案第250号 工事請負契約の締結について

     議案第251号 工事請負契約の締結について

     議案第252号 公の施設の指定管理者の指定について

     議案第253号 尾道地区消防組合規約の変更について

     議案第254号 尾道地区消防組合の解散について

     議案第255号 尾道地区消防組合の解散に伴う財産処分について

     議案第256号 尾道因島地区衛生施設組合の解散について

     議案第257号 尾道因島地区衛生施設組合の解散に伴う財産処分について

     議案第258号 尾道広域市町村圏事務組合の解散について

     議案第259号 尾道広域市町村圏事務組合の解散に伴う財産処分について

     議案第260号 尾道市部設置条例の一部を改正する条例案

     議案第261号 尾道市役所支所設置条例の一部を改正する条例案

     議案第262号 尾道市職員定数条例の一部を改正する条例案

     議案第263号 尾道市防災センターの設置及び管理に関する条例案

     議案第264号 尾道市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例案

     議案第265号 尾道市みつぎグリーンランド設置及び管理条例の一部を改正する条例案

     議案第266号 尾道市向島町立花自然活用村施設設置及び管理運営条例の一部を改正する条例案

     議案第267号 尾道市テニスコート設置及び管理条例の一部を改正する条例案

     議案第268号 尾道市マリン・ユース・センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案

     議案第269号 みつぎふれあいの里設置及び管理条例の一部を改正する条例案

     議案第270号 尾道市営駐車場設置及び管理条例案

     議案第271号 尾道市消防本部及び消防署の設置等に関する条例案

日程第2 教育予算を増額し、義務教育費国庫負担法堅持・教職員定数法改善計画の実施を求める請願

     尾道市立久山田小学校の統合計画中止を求める請願

日程第3 建第13号議案 教育予算を増額し、義務教育費国庫負担制度堅持・教職員定数法改善計画の実施を求める意見書(案)

日程第4 委員会の閉会中の継続審査に付することについて

  ────────────────── * ──────────────────

出席議員(33名)

    1番 清 川 隆 信             2番 三 浦 幸 広

    3番 奥 田 徳 康             4番 新 田 隆 雄

    5番 吉 和   宏             6番 山 根 信 行

    7番 山 戸 重 治             8番 植 田   稔

    9番 檀 上 正 光            10番 荒 川 京 子

   11番 平 田 久 司            12番 東 山 松 一

   13番 杉 原 孝一郎            14番 高 橋 紀 昭

   15番 杉 原 璋 憲            16番 半 田 安 正

   17番 井 上 文 伸            18番 新 田 賢 慈

   19番 越 智 征 士            20番 山 中 善 和

   21番 村 上 俊 昭            22番 宇円田 良 孝

   23番 金 口   巖            24番 永 田 明 光

   25番 佐 藤 志 行            26番 藤 本 友 行

   27番 神 田 誠 規            28番 松 谷 成 人

   30番 助 永 一 男            31番 高 垣   等

   32番 住 田 哲 博            33番 魚 谷   悟

   34番 寺 本 真 一

欠席議員(1名)

   29番 木 曽   勇

  ────────────────── * ──────────────────

説明のため出席した者

   市長      亀 田 良 一     助役      若 住 久 吾

   収入役     村 上 康 則     教育長     平 谷 祐 宏

   公立みつぎ総合病院事業管理者      企画部長    村 上 年 久

           山 口   昇

   財務部長    藤 井 正 喜     総務部長    西 岡 伸 夫

   市民生活部長  杉ノ原 憲 之     福祉保健部長  小 林   積

   産業部長    中 司 孝 秀     建設部長    小田原 輝 志

   都市部長    宇 根 敬 治     参事(都市観光担当)

                               柚 木 延 敏

   御調支所長   田 頭 敬 康     向島支所長   林 原   純

   教育次長    瓜 生 八百実     交通局長    吉 本 宗 雄

   市民病院事務部長加 納   彰     消防組合消防長 森 上 孝 司

   財務課長    岩 井   誠     総務課長    松 山   譲

   水道局庶務課長 崎 濱   勉

  ────────────────── * ──────────────────

事務局出席者

   事務局長    門 田 昭一郎     事務局次長   吉 原 敏 夫

   議事調査係長  村 上 慶 弘     議事調査係主任 坂 本 節 子

   議事調査係主事 森 本 祐 二







  ────────────────── * ──────────────────

                午後1時30分 開議



○議長(佐藤志行) ただいま出席議員33名であります。

 定足数に達しておりますから、これより本日の会議を開きます。

  ────────────────── * ──────────────────



△諸般の報告



○議長(佐藤志行) この際、諸般の報告をいたします。

 欠席議員中、29番木曽議員よりは差し支え不参の旨、届け出がありました。

  ────────────────── * ──────────────────



△議事日程



○議長(佐藤志行) 本日の議事日程は、お手元に印刷、配付のとおりであります。

  ────────────────── * ──────────────────



△会議録署名議員の指名



○議長(佐藤志行) 本日の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において16番半田議員及び17番井上議員を指名いたします。

  ────────────────── * ──────────────────



△日程第1 議案第238号〜議案第271号



○議長(佐藤志行) これより日程に入ります。

 日程第1、議案第238号平成17年度尾道市一般会計補正予算(第5号)から議案第271号尾道市消防本部及び消防署の設置に関する条例案まで、以上の34案を一括議題といたします。

 各委員長の報告を求めます。

 26番、藤本議員。



◆26番(藤本友行) (登壇)それでは、ただいま一括議題に供されました議案中、総務委員会に付託を受けました案件につきまして、委員会における審査の経過並びにその結果を簡単に御報告申し上げます。

 本委員会への付託議案は、議案第238号平成17年度尾道市一般会計補正予算中、所管部分外20議案でありますが、審査はこれらを一括して行いました。

 まず、委員より、議案第238号の歳入にかかわり、普通交付税が2億3,287万4,000円の増額補正となった要因及び確定額についてただしたのに対し、理事者より、普通交付税の確定額は92億8,180万3,000円であり、要因としては、合併補正の影響及び前年度に当初見込みを下回ったことから、今年度はより安全な見込みをしたことによると答弁がありました。

 続いて、同委員より、財政調整基金繰入金2億4,200万円の増額補正にかかわって、現時点における財政状況をどのように判断し、分析しているのかとただしたのに対し、理事者より、財政調整基金が減少しているので、今後の財政運営に不安を感じている。経費節減に努め、一層の効率的財政運営を行う必要があると答弁がありました。

 また、同委員より、特別交付税5,767万8,000円の増額補正にかかわって、合併準備経費にかかわる交付税措置はこの補正で完了となるのかとただしたのに対し、理事者より、合併準備経費の2分の1を計上したもので、今回が最後の補正であると答弁がありました。

 さらに、同委員より、2市3町の合併にかかわる特別交付税の確定額と予算措置及び事業等の精査と国、県の制度を有効活用した財源確保について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 次に、委員より、5,800万円の増額補正である過誤納金還付金の内容等についてただしたのに対し、理事者より、法人市民税の予定納付と確定納付の差額を還付するものであり、件数は8件である。過去にも例があり、補正していると答弁がありました。

 次に、委員より、向島町立花自然活用村施設及びみつぎグリーンランド管理運営業務債務負担行為にかかわり、金額の算出根拠と運営状況及び位置づけ等についてただしたのに対し、理事者より、3年間の平均経費や指定管理者の経費を算出し、利用料を引いた金額で計上した。立花自然活用村については、当初農業振興ということで設置され、使用料は無料であるが、今後観光を重点に利用したい。みつぎグリーンランドについては、森林保護を目的に設置されたもので、ふれあいの場として有効な施設であり、一番人気のある森林浴鉄道については一層の利用促進を図りたいと答弁がありました。

 続いて、同委員より、どちらの施設も赤字を市が補てんするという前提で公募するのかとただしたのに対し、理事者より、基本的にはそうであるが、指定管理者による経営改善を期待していると答弁がありました。

 続いて、同委員より、今後因島市、瀬戸田町にも同様の施設があり、必要な施設かどうかも含め精査すべきであるとの意見に対し、理事者より、両町からの要望があった施設であり、慎重に対応したいと答弁がありました。

 これに関連して、他の委員より、立花自然活用村に関して、この施設を生かすという方向で考え、知恵を出してほしいとの要望がありました。

 次に、委員より、分庁舎改修設計委託料の追加及び分庁舎改修工事の増額補正の内容についてただしたのに対し、理事者より、尾道消防署元町分署跡を事務所と倉庫に改修し、商工課及び観光文化課を移転させるものであると答弁がありました。

 続いて、同委員より、本庁舎のコミュニケーションのとりやすいレイアウトについて要望がありました。

 次に、委員より、「I LOVE おのみち」作成業務委託料にかかわって、印刷部数及び配布先についてただしたのに対し、理事者より、日本語版及び英語版を2万部、4カ国語版を5,000部作成し、視察及び研修等で利用すると答弁がありました。

 続いて、委員より、英語版が重複しているので、整理してはどうか、掲載内容に人々の暮らしや大学も入れてほしいとの要望や、ホームページの工夫について意見等がありました。

 次に、委員より、観光案内地図作成業務委託料にかかわり、作成に当たっては、直接観光客と接する人たちの意見を聞くようにとの要望がありました。

 次に、委員より、文化振興費の歴史教材作成委託料100万円を計上した経緯についてただしたのに対し、理事者より、教育費寄附金が250万円あり、そのうちの100万円をもとに文化財DVDを作成するものであると答弁がありました。

 次に、委員より、議案第270号にかかわり、市営駐車場に指定管理者制度を導入するメリット及び他の6カ所の駐車場と久保駐車場を別にしているのはなぜかとただしたのに対し、理事者より、6カ所の駐車場を一定のグループに分け、コスト的メリットを出そうとするものであり、また久保駐車場については、その利用実態形態が来庁者用のスペース部分、公用車の避難スペースという位置づけもあり、別にしていると答弁がありました。

 続いて、同委員より、駐車場の債務残についてただしたのに対し、理事者より、債務の返済は駐車場の収益のうち70から78%を市に納入してもらう予定であり、この収益金を充てると答弁がありました。

 これに関連して、他の委員より、収益を伴う指定管理者制度導入についての具体的手法等についてただしたのに対し、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 次に、委員より、議案第243号にかかわり、計画策定に当たっての基本方針及びコンセプトについてただしたのに対し、理事者より、広島県の過疎地域自立促進方針及び尾道市・御調町・向島町の新市建設計画や財政計画との整合性を図るという作成方針のもとに現在の案ができていると答弁がありました。

 続いて、同委員より、計画にある61事業の総事業費と財源内訳、過疎債と有利な財源確保等についてただしたのに対し、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 次に、委員より、議案第252号にかかわり、この指定管理者は宿泊及びレストラン経営の実績がなく、赤字が出た場合の対応等についてただしたのに対し、理事者より、公募の際、経験の有無は条件にせず、広く意欲ある方を求めたもので、赤字が出ても当面は補てんしないと答弁がありました。

 続いて、同委員より、みつぎふれあいの里の雇用等についてただしたのに対し、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 そのほか、議案以外の委員会所管事務に関するものとして、委員より、来庁者優先のための庁舎南側駐車場使用料の見直し、市制100周年に選ばれた尾道さんの利活用、防災の取り組み等について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 以上、審査の概要を申し上げましたが、本委員会に付託を受けました21議案については、慎重に審査を行い、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定した次第であります。

 以上で総務委員長の報告といたします。ありがとうございました。



○議長(佐藤志行) 1番、清川議員。



◆1番(清川隆信) (登壇)続きまして、民生委員会が付託を受けました案件につきまして、審査の経過並びに結果を簡単に御報告申し上げます。

 本委員会への付託議案は議案第238号平成17年度尾道市一般会計補正予算(第5号)中、所管部分外6議案でありますが、審査はこれらを一括して行いました。

 まず、委員より、議案第241号に関して、介護保険制度の要介護認定モデル事業補助金についてただしたのに対し、介護保険制度は来年4月から制度が大きく変わり、特に予防重視型システムへの転換というのが大きな柱になっている。軽度の要介護認定者を対象にした新予防給付が創設され、現在は要支援と要介護1から5までの6段階に分かれているが、新予防給付の導入に伴い、要支援は要支援1となり、要介護のうちで約80%に当たる予防給付によって改善の見込みのある人は要支援2となる。この要支援1と2が新たに区分がされるが、この区分の変更は介護認定審査会において行うこととされており、今回の予算計上は、この審査会で行う事務を来年4月から円滑に導入できるよう、今年度11月ごろの予定でこのシステム導入に向けてのモデル事業を運営していくためのものであるとの答弁がありました。

 続いて、同委員より、今回の見直しによって施設給付の見直しがなされ、居住費、食費を介護保険外にして自己負担を求めることについて、個人負担額が増加するのではないかとただしたのに対して、今回の改正で、負担の公平性という観点から居住費、食費については保険給付外となるため、それらについては負担が大きくなる。ただし、低所得者に対しては現状どおり給付を行うことになっており、これはこのたびの補正予算に計上している特定入居者介護サービス費であり、現在尾道市内に入居している施設入居者はほとんどがこの低所得者層に該当し、この方々の負担額は現状と変わらないとの答弁がありました。

 続いて、同委員より、このたびの介護保険制度見直しについては一般に理解しにくいので、効果的な広報が必要であると思われるが、どのような広報を行っているのかとただしたのに対し、「広報おのみち」での記事掲載のほか、担当課窓口でのリーフレットの配布、ケアマネジャーの連絡協議会での説明ほか施設入居者への個別通知等、さまざまな形で制度の変更について周知をしているとの答弁がありました。

 それに対して、同委員から、利用者が自己負担の増額によりサービスを受けられなくなるというのが一番懸念される。制度の中身を十分PRして実施していくよう要望がありました。

 続いて、議案以外の所管事務に関するものとして、戸籍の不正請求防止について、戸籍の電算化の進捗状況と業者選定について、内部障害者の支援について、尾道市民病院での病室案内の個人情報の配慮について委員より質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 以上、審査の概要を御報告申し上げましたが、本委員会は、付託を受けました7議案につきまして、審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、民生委員長の報告といたします。御清聴ありがとうございました。



○議長(佐藤志行) 18番、新田議員。



◆18番(新田賢慈) (登壇)続きまして、文教経済委員会に付託を受けました案件につきまして、審査の経過並びに結果を簡単に御報告申し上げます。

 さて、本委員会への付託議案は、議案第238号平成17年度尾道市一般会計補正予算(第5号)中、所管部分外2議案でありますが、審査はこれらを一括して行いました。

 まず初めに、理事者より、美木中学校の教諭2名が海外旅行中不慮の死を遂げられた事件の概要と教育委員会の対応について説明がありました。

 審査では、まず委員より、議案第268号にかかわり、尾道市マリン・ユース・センターの施設の概要と利用状況についてただしたのに対し、理事者より、キャンプ場や体育館、舟艇等を備えた有料施設で、利用者数は、平成15年度1万7,216人、平成16年度1万5,269人、平成17年度8月末現在で7,926人であると答弁がありました。

 続いて、委員より、同施設管理運営事業の平成16年度決算及び平成17年度決算見込みについてただしたのに対し、理事者より、平成16年度は使用料収入200万円で、市負担は1,088万円であった。また、平成17年度は市負担として1,274万円を見込んでいると答弁がありました。

 これに対して委員より、指定管理者制度導入後の市の指定管理料を幾らと想定しているのかただしたのに対し、理事者より、単年度749万円として、指定期間5年間で合計3,745万円の支出になると答弁がありました。

 さらに、委員より、指定管理者の公募に当たっては、施設が有効活用されるよう十分に働きかけてほしいと要望がありました。

 これに関連して、他の委員より、同施設の利用促進を図るための取り組みについてただしたのに対し、理事者より、今後は指定管理者が集客力向上のため宣伝活動をしていくが、同施設の専門性を生かした各種教室の開催等の実施も要望していきたいとの答弁がありました。

 続いて、議案外の委員会所管事務に関する質疑に入り、改修を要するため池の数と改修状況、ため池の多目的利用の検討、基礎基本定着状況調査結果による課題の受けとめ、図書室の質の充実など子どもたちの読書力を高める方策、アスベストの使用が疑われる小・中学校施設の安全性の確保、土堂小学校陰山校長の立命館小学校副校長就任報道にかかわり、市教育委員会としての今後の対策、生徒の発達段階を踏まえた職場体験の実施や成果の把握、米の生産調整の現状と調整による弊害及び農業の再生、地域農業における安全な作物の生産、小学校を統廃合する目的、統廃合以前の少人数学級実現への取り組み等について委員より熱心な質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 以上、審査の概要を御報告申し上げましたが、本委員会は、付託を受けました議案につきまして、審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 これをもちまして文教経済委員長の報告といたします。



○議長(佐藤志行) 30番、助永議員。



◆30番(助永一男) (登壇)続きまして、建設委員会に付託を受けました案件につきまして、その審査の経過並びに結果を簡単に御報告申し上げます。

 本委員会への付託議案は、議案第238号平成17年度尾道市一般会計補正予算(第5号)中、所管部分外5議案で、これらを一括して審査を行いました。

 まず、委員より、議案第238号にかかわり、災害復旧費の補正額2億7,862万8,000円はどこまでの災害を対象とするものか、また土木費の補正には災害対策分は含まれていないのかとただしたのに対し、理事者より、このたびの補正は7月2日、3日の災害のみを計上したものであり、土木費には災害分は含まれていないと答弁がありました。

 次に、同委員より、議案第249号にかかわり、今回寄附を受けた道路には通り抜けも旋回もできない部分があり、この部分は市道認定可能なのかとただしたのに対し、理事者より、有効幅員が6.5メートル以上あり、延長が10メートル以上のものは例外的に認めており、お尋ねの部分の要件を満たすもので、認定可能であると答弁がありました。

 続いて、同委員より、市道認定を緩和することに異議はなく、さらに進めてミニ団地など何世帯も住んでいるところの道路について、使用実態として市道認定することはできないのかとただしたのに対し、理事者より、検討することは約束できるが、いろんな問題を含んでおり、当面現行の認定要綱を遵守したいと答弁がありました。

 次に、同委員より、議案第251号にかかわり、この請負業者は、これまで今回契約しようとする規模の住宅建設の実績がない業者だが大丈夫なのかとただしたのに対し、理事者より、指名業者選定に当たっての条件を満たしており、工事内容も標準階の間取りを各層に重ねていくもので、能力的に問題はないと答弁がありました。

 続いて、同委員より、近年この業者は、こうした住宅建設に際し、県の住宅供給公社を通したものしか施工しておらず、これらは何か理由があるのではないか、また今回の施工監理はどうなっているのかとただしたのに対し、理事者より、なぜ住宅供給公社に委託しているのか不明であるが、今後のことのもあるので点検はしておきたい。また、施工に当たっては、実質的な設計業者に監理を委託すると答弁がありました。

 そのほか議案外の委員会所管事務に関するものとして、8月15日の豪雨による防地川のはんらん、近年の気象の変化に対する認識、浸水被害解消への取り組み、高潮対策フラップ弁の設置、ポンプ場の新設、向島循環線の改良、低入札価格に関する入札事務等について委員より熱心な質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 以上、審査の概要を御報告申し上げましたが、本委員会に付託を受けました6議案につきまして、審査の結果、全会一致で原案どおり可決すべきものと決定した次第でございます。

 以上、建設委員長の報告といたします。御清聴ありがとうございました。



○議長(佐藤志行) 各委員長の報告は終わりました。

 これより質疑に入ります。

 委員長の報告に対し質疑はありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

 5番、吉和議員。



◆5番(吉和宏) (登壇)誠友会を代表いたしまして討論を行います。

 まず初めに、平成17年9月議会に提出をされました議案に対しましての態度でありますが、34議案すべて並びに建第13号議案に賛成をいたします。

 次に、意見、要望を若干申し述べておきます。

 近年においては、災害は忘れもしないうちに、前回の傷跡がいえないうちにやってきているのが現状ではないでしょうか。それゆえ、自治体の危機管理能力の向上に加え、防災情報等を都度提供していきながら、住民一人一人の防災意識や地域の防災力の向上を目指した対策を推進していくことが防災対策の重要な柱になると考えます。

 また、地域の防災力の向上という点にも関連をいたしますが、災害が大規模化しつつある昨今、即時に大量の動員を図ることができる点において注目をされているのが消防団であります。この消防団を地域のインフラだとする考え方もあります。地域のことをよく知っている消防団の活性化についてもより一層の行政の理解と対策を求めるものであります。

 次に、学校統合問題について意見を申し述べておきます。

 学校は、子どもたちが将来立派な社会人となるための準備をする場所としての機能を持っております。そのため、学校は集団性を基本にしており、その中で子どもたちは切磋琢磨しながら、知識や体力、社会性を培っていくのであります。しかも今日の少子化や核家族化、家庭用ゲーム機やパソコンの普及などによる人間関係の希薄化が進む中で、集団での教育を行う学校の役割はますます重要になっていると考えます。このため、極めて小規模な複式学級の解消を基本とした学校統合を検討することは当然であろうと考えます。

 しかしながら、行政にとって欠かしてはならない理念の一つに弱者への配慮もあります。今回の市町村の編入合併においても似たような面がありますが、閉校される予定の学校の保護者や地域の方々の理解を得る努力を怠ってはならないことはもちろん、子どもたちの精神面のケアに十二分に意を尽くすこと、また場合によっては、跡地の利活用方法などについても市や教育委員会の十分な配慮が必要不可欠なことは言うまでもないことも、小学校の統合にかかわった者の一人として申し添えておきます。

 最後に、今議会においても合併における新市建設計画の着実な遂行を要望いたしておりますが、我々議員といたしましても、かかる諸問題の解決につきましては協力をしていく心構えであることを申し上げて、誠友会を代表しましての討論といたします。



○議長(佐藤志行) 20番、山中議員。



◆20番(山中善和) (登壇)失礼します。政経クラブを代表して討論に参加します。

 まず、上程議案に対する態度ですが、市長提案の34議案全部に賛成します。

 この際、若干の意見、感想をつけ加えさせていただきます。

 7月2日、3日の災害やアスベスト対策、それに年が明ければすぐの因島市、瀬戸田町との合併や、それに伴う増員選挙にかかわる補正予算も計上されております。

 大筋で、冒頭述べたように賛成でありますが、今補正予算のうち、教育費のうち、小学校管理費の需用費、これは説明では光熱水費とありますが、その金額が1,400万円と多額です。会派の勉強会でもこのことはお尋ねしたのですが、単純に見込み違い、見込み違いと説明がありました。ほかに細部にわたって指摘すべき数字はありますが、今後かかることのないよう十分な精査された見込み額を算出されて計上いただくよう望んでやみません。

 去る8月31日、地方六団体は平成18年度予算概算要求に関する共同声明を発表されたことが、私どもに配付される全国市議会旬報に掲載されております。地方の声が反映されていない、地方の改革案どおり8,500億円を税源移譲の対象するとされているのにもかかわらず、文部科学省は、平成17年度暫定措置4,250億円を優先して、国庫負担率2分の1とした約2兆5,000億円を要求した。また、そのほかの国庫補助金、負担金の一部一般財源化を行うことなく、依然として国に権限と財源を残すため、交付金化や統合化しているというものであります。まことに遺憾であるというものであります。そもそも三位一体とか、大きな政府、小さな政府とか地方分権とはいかなることか、選挙の終わった今、私ども地方議会も真摯に国にぶつけていっていいのではないでしょうか。

 おしまいに、テーマから外れるかもわかりませんが、市長から国会議員に転出した比例復活当選の岡山市長が立候補の理由に、「首相の目の前で自民党幹部に中四国州の州都は岡山でいいじゃないかと言われた。出馬を断れば州都を逃すことになると思った」と、それも出馬の理由の一つに挙げております。州都論などどうでもよいとは申しませんが、そんな理由でお隣の県の市長さんが国会議員になられたとすれば、我々はたまったものではありません。いたずらに選出国会議員だけに頼るでなく、前面に地方の旗頭としての姿勢を示しまして、例えばしまなみ海道通行料金の値下げなど、引き続いて要望してまいりたいと思います。

 以上、政経クラブを代表しての討論でした。御清聴ありがとうございました。



○議長(佐藤志行) 23番、金口議員。



◆23番(金口巖) (登壇)おのみちクラブを代表し討論を行います。

 まず、議案に対する態度でありますが、今議会に提案されました平成17年度尾道市一般会計補正予算(第5号)を含みます34議案すべてに賛成をいたします。

 この際、若干の意見、要望を申し上げておきます。

 さて、先般行われました第44回衆議員選挙について一言触れておきたいと思います。

 結果につきましては、皆さん御存じのとおり、自民党の大勝利で終わり、自民党単独で296議席を獲得するという歴史に残る選挙となりました。また、自・公の与党連立では、衆議院の3分の2に当たる320議席をも突破し、327議席となり、衆議院に限って言えば、憲法改正案も可決でき、普通の法案なら参議院で否決されても再可決して成立さすことも可能な空前の事態となってまいりました。

 この要因は、小泉首相の選挙戦略の巧妙さにあり、郵政民営化法案の可否について賛成か反対かの二者択一の論理にすりかえ、お題目のごとく郵政民営化の正当性を国民にアピールすることによる刷り込み効果がもたらしたものであると考えております。本来世論が最も重要と考えていました社会保障制度、財政改革、外交、景気対策、少子化対策、憲法改正など、国民が求めていた政策や方向性についてはほとんど触れず、多くの懸案事項が小泉政権に委任されたわけであり、非常に残念でなりません。

 特に税制に限って言えば、選挙中は増税の話は全くなかったものの、選挙が終わり、大勝するや否や、財務大臣から待ってましたのごとく定率減税の平成19年全面廃止の考え方を発表しています。選挙前に、18年度から定率減税を半減することは決定していましたが、残り半分の扱いについては決まっておらず、今回の大勝を受けての方針決定であろうと思われます。

 また、地方自治にかかわる者の一人として、自民党大勝の影響により、これまで以上に地方に対し厳しさが増してくるのではないかと危惧しているとこであります。平成12年4月に地方分権一括法が成立し、これからは地方の時代と言われて久しいものがありますが、現在の流れはいまだ中央から地方へであって、全く法の趣旨に沿うものとなってなく、いつになったら真の三位一体改革がされるのか、また逆に三位一体改革が単に国の財政赤字の地方への負担転嫁に終わると、福祉や教育などの住民サービスの低下や負担増、さらには地域社会の衰退につながっていくものだけに、本来の目的に沿った改革の推進を行う必要があります。自民党大勝の陰で地方切り捨てのシナリオを書かすことのないよう、行政の目線からも十分なチェックをされるよう要望しておきます。

 次に、指定管理者制度の導入について要望しておきます。

 指定管理者制度は、平成19年9月の地方自治法改正により、公の施設の管理委託先について、公的主体に限定していた今までの管理委託制度にかわり新しく創設された制度で、多様化する住民ニーズにより効果的、効率的に対応するために、民間活力を活用し、住民サービスの向上と経費の削減を図ることを目的とした制度となっており、NPOや株式会社等の民間主体が議会の議決を得て指定管理者として指定されれば、公の施設の管理を行うことができるものとなっています。

 また、これまでの管理委託制度は廃止され、平成18年9月までに、指定管理者制度を導入するのか、あるいは直営にするのかが判断が求められているとこでありますが、尾道市の場合、ほとんどの施設が指定管理者制度に移行するのではないかと考えています。今回の議案の中にも、みつぎふれあいの里の指定管理者の指定、各施設の設置管理条例の一部改正など、指定管理者導入に向けての取り組みが行われておりますが、果たして尾道市全体で指定管理者制度を導入する施設は何カ所あるのか、いまだ全体像は示されておりません。

 指定管理者制度導入の目的の一つに、現在のサービスを維持しつつも経費を削減することがうたわれています。そうした場合、すべての施設において直営と指定管理者制度を導入した場合、また管理委託制度と指定管理者制度を導入した場合の経費等の比較表を作成し、それを議会に示し、実態と変更後の体制について各委員会で論議し、決定していくことが必要であろうと考えます。

 今回の委員会論議においても、理事者側からは口頭説明に終始し、資料の提出まではされませんでしたが、これから各議会のたびに指定管理者制度導入についての議案が提出されるものと思われますので、議事をスムーズに進める上からも資料の提出は欠かせないものと考えます。理事者の対応を求めておきます。

 以上、おのみちクラブを代表しての討論といたします。御清聴ありがとうございました。



○議長(佐藤志行) 9番、檀上議員。



◆9番(檀上正光) (登壇)市民連合を代表いたしまして討論を行います。

 まず、議案に対する態度でありますが、議案第238号平成17年度尾道市一般会計補正予算(第5号)を初めとする34議案すべてに賛成をいたします。

 次に、若干の意見を述べておきます。

 一般会計の補正予算では、歳出において合併関連、アスベスト対策、梅雨の豪雨による災害復旧費などが中心でありますが、合併に関しては、担当者におかれまして引き続き大変御苦労さまでございます。これからも、因島市、瀬戸田町との事前の事務処理、また市民、町民への周知など、スムーズに、しかも漏れのないように注意を払って行われますよう求めるとともに、ことし合併をいたしました御調町、向島町における新市建設計画の実施に当たっては、計画と実施のずれがなるべく少なくなるように、またやむなくずれが生じる場合には、十分なる説明責任と対象地域の市民の皆さんの理解と協力を得るように格段の配慮を求めるものであります。

 アスベスト対策は、今日まで対応をおくらせてきた原因の一つに国の責任もあるかと思われますので、早急に対策を国に対しても求めることが必要だと思います。

 災害復旧につきましては、担当部署の皆さんには、災害発生と同時にその対応と対策に連日取り組まれ、大変な御苦労を重ねてこられました。そして、その任務を果たされていますことに心から敬意と感謝の意を表しておきます。大変お疲れさまでございました。引き続き、復旧工事の一日も早い着手と災害に強いまちづくりに努力をいただきますよう求めるものでございます。

 次に、今議会で取り上げられました問題や一般質問にかかわって少し述べておきます。

 まず、小・中学校の統廃合問題でございますが、学校は地域の重要な機関の一つであることは以前にも述べたところであります。つまり、人々が生まれ、育ち、学び、成長し、住み続けたいと思うのが、自分の生まれた土地であり、ふるさとであります。私の質問の答弁にもありましたように、「地域と学校のつながりは大切であると認識をしている」と考えるならば、なおさらのこと、地域の実情、特性などを考慮に入れ、地域保護者や住民の人たちとの将来的な問題など十分に説明し、協議の上、慎重に進めることを求めておきます。

 少子・高齢社会がどのような結果をもたらすのか、また人間性を破壊するような今の市場原理、競争社会の中での子どもの教育のあり方もあわせて考えるべきであります。

 次に、指定管理者に対して統一的に要請すべきことを提案をいたしましたが、その答弁として、「法令の遵守は当然のこととして、残る3点については可能な限り配慮するように要請してまいりたい」とのことでありました。今日、労働法令の緩和により非正規雇用者が増加する状況の中で、指定管理者制度が普及していくと一層増加することが心配されますことから、あえて提案したところであります。指定管理者には強く要請するよう改めて求めますとともに、尾道市指定管理者制度適用方針に盛り込むよう重ねて求めておきます。

 終わりに、今日の気象状況は変化が激しく、照れば干ばつ、降れば集中豪雨、洪水、気候も温帯から亜熱帯へと変化しているのではないかと思われる状況であります。我が尾道市でも、昨年の相次ぐ台風、ことし7月の集中豪雨は、市内各地で多くの被害をもたらしました。台風時の高潮浸水も記憶に新しいところであります。国交省の統計で見ても、時間雨量50ミリの集中豪雨発生回数を10年刻みで調査していますが、昭和51年から60年には、1年間の平均発生回数は209回、昭和61年から平成7年には234回でありましたが、平成8年から16年には293回と大幅に増加、特に昨年だけで見ても470回を数えているとのことであります。ことしあたりは時間雨量100ミリを超えることも珍しくなくなっている状況であります。

 こういった状況を踏まえ、市民の防災意識の向上により一層力を入れるとともに、国としても力を入れると言っています集中豪雨対策について、市としても十分な対応、対策をとるように強く求めておきます。

 以上で市民連合を代表しての討論といたします。御清聴ありがとうございました。



○議長(佐藤志行) 33番、魚谷議員。



◆33番(魚谷悟) (登壇)日本共産党市議会議員団を代表して議案に対する討論を行います。

 議案に対する態度ですが、提案をされている議案第238号平成17年度尾道市一般会計補正予算(第5号)を含む34議案に賛成をいたします。

 以下、委員会での議案の審査を通じて明らかになった問題点や指摘しておくべき点について述べます。

 まず、議案第238号一般会計補正予算についてですが、今回債務負担行為の追加補正が3件あります。これらは、ことし3月に向島町、御調町との合併で新たに尾道市の施設になった向島町立花自然活用村、みつぎグリーンランド、マリン・ユース・センターの3つの施設運営に関して、これらの施設の管理運営を指定管理者制度を導入し、指定管理者に行わせることを前提に提案をされているものであります。金額は、5年間で合計1億109万8,000円、1年間では約2,022万円になります。来年1月の因島市、瀬戸田町との合併により、新たに因島市、瀬戸田町の施設を抱えることになってまいります。施設ごとには、その成り立ちや役割、地域との結びつきや存在意義などがあろうかと思いますが、債務負担行為の期間である5年間の間に、改めてこれらの施設の存在意義や役割、活用などについてしっかり見つめていく期間としていただきたいと思いますし、私どもとしましても今後の推移に十分関心を持っていきたいと考えているところであります。

 次に、議案第252号公の施設の指定管理者の指定についてですが、この議案は、御調町に12億円以上かけて改造建設している温泉宿泊などを伴った施設であるみつぎふれあいの里の管理運営を有限会社みつぎ交流館を指定管理者として指定しようとするもので、期間は5年となっています。この議案については、総務委員会でも指摘したように、資料として出されている収支計画では宿泊施設利用料とレストラン収入が収入全体の約8割を占めているにもかかわらず、指定管理者に指定しようとしている有限会社みつぎ交流館は、8月2日に変更した会社の定款でレストランや喫茶店の経営、温泉施設の経営などを掲げているものの、それまでは宿泊施設やレストランの経営の実績が全くないことであります。このような状況を知れば、だれもが不安を感じるのではないでしょうか。

 さきの6月議会で、私どもは、市として市民の税金を使って露天ぶろまで備えた温浴施設と宿泊施設に12億円以上かけてつくること自体に反対の態度を明らかにしましたが、6月議会で施設の建設と施設の管理運営について指定管理者制度を導入することが決まりました。このような状況のもとで、総務委員会の審査を通じて、事業が赤字になった際にも5年間は税金で補てんしないことや、毎年施設使用料として825万円と収入が2億7,500万円を超える部分の3%を市に納付することが決められていること、55人に及ぶ人員計画にかかわる雇用やレストランなどの食材についても地元を重視する姿勢が見受けられることなどから、さきに述べた問題点を指摘した上でこの議案に賛成をするものであります。

 次に、議案第251号工事請負契約の締結について意見を述べておきます。

 この議案は、御調町市地区に市営の岩井堂住宅を建設するための工事請負契約になっています。この議会では、議会の議決を求めるということで提案をされているわけであります。請負金額は4億7,040万円で、契約の相手方は大高産業株式会社となっています。

 この議案にも賛成をいたしますが、この議案が付託された建設委員会で我が会派の寺本真一議員が指摘したように、この業者は、1996年請け負った御調町営住宅建設工事が完了後に問題点が指摘をされ、御調町議会が調査に出向いたとの情報もあり、その後の工事では、直接この業者が請け負うのではなく、県の住宅供給公社に発注がされた工事を請け負う形になっていること、またこの業者は、今回のようにエレベーターがついている6階建ての住宅の建設の実績がないことなどがあります。改めて市として今後これらのことに十分留意をし、しっかり管理をするようこの本会議の場からも改めて求めておきます。

 最後に、議案第270号尾道市営駐車場設置及び管理条例案について述べます。

 この議案は、6カ所ある市営駐車場の管理運営に関して、指定管理者制度を導入するための条例案であります。総務委員会の審査の中では、毎年約6,000万円の純利益が上がり、市財政にも貢献していることとの関係で市の考えをただしましたが、施設建設にかかわる返済分に加えて、利益部分の一定割合を市へ納付してもらう考えであることが明らかになったことなどからこの議案にも賛成をするものであります。

 以上、日本共産党市議会議員団を代表しての討論を終わります。



○議長(佐藤志行) これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 34案を一括採決いたします。

 34案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。

 34案は委員長の報告するとおり決することに御異議ありませんか。

                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(佐藤志行) 御異議なしと認めます。よって、34案は委員長の報告のとおり可決されました。

  ────────────────── * ──────────────────



△日程第2 教育予算を増額し、義務教育費国庫負担法堅持・教職員定数法改善計画の実施を求める請願

      尾道市立久山田小学校の統合計画中止を求める請願



○議長(佐藤志行) 次に、日程第2、教育予算を増額し、義務教育費国庫負担法堅持・教職員定数法改善計画の実施を求める請願、尾道市立久山田小学校の統合計画中止を求める請願、以上の2件を一括議題といたします。

 お諮りをいたします。

 2件の請願に対する委員長の報告は会議規則第39条第3項の規定により省略することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(佐藤志行) 御異議なしと認めます。よって、委員長の報告は省略することに決しました。

 これより質疑に入ります。

 委員会審査報告書に対し質疑はありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

 32番、住田議員。



◆32番(住田哲博) 日本共産党市会議員団を代表して、尾道市立久山田小学校の統合計画中止を求める請願について討論を行います。

 学校教育をめぐって基礎学力の低下が社会的関心事となっています。こういう中にあって、1学級の児童・生徒数は現行40名程度となっていますが、全国的には多くの都道府県で小学校の低学年を中心に少人数学級へと進んでいます。尾道市でも、通学区域審議会で学級人数は20人から30人が望ましいとの答申が出されています。市教委は、この答申を小規模校をなくす学校統合には利用するが、40人学級を30人学級にすることには消極的であり、市教委の通学審答申の恣意的利用は認められません。また、複式学級や小規模校のよさについては、十分な教育的論議もなく、学校規模を適正にした方がよいということで小規模校をなくす学校統合のみに走ることは許されません。

 小豆島の小規模校の物語「二十四の瞳」の大石先生と12人の子どもたちの人間的触れ合いは、時代を越えて感動を与えています。私は、今教育に大切なものは、数値にあらわされる学力はもちろんのこと、教育の目標である全人格の完成を目指し、人間の形成にとってどういう規模の学校や教育が必要なのかという論議だと考えています。

 そして、この請願理由において、小規模校だから、お互いに名前も顔も知って、1つの学年だけでなく異年齢集団がみんな知り合いになり、高学年の子は低学年の世話をし、また低学年の子は高学年の子より学ぶ関係があって初めて人間的な関係が豊かになる。教育困難についても、規模が小さくなればなるほど困難度が小さくなっている。(文部省の調査結果)学級規模や学力や人格の関係について、子どもたちの姿勢、意欲をつくり出す一番の要因は学校の規模だと、それが小さくなればなるほど高まってくる。(アメリカの「コールマン報告」)教育の一番の原点は、学力にしても、人格にしても一対一である。欧米並みの小規模校だから一人一人を大事にする教育を行い、子どもの姿勢を、人格を全面的に引き出すことが可能ですと主張し、少人数学級や小規模校の価値を明確にしています。

 したがって、市教育委員会がまず取り組むべきは、複式学級を有する小規模校をなくす統合計画を推進するのではなく、小規模校の複式学級を解消するために、市独自に教員をふやすなど、小規模校への支援ではないでしょうか。もしこのまま大規模校の栗原小学校への統合のメリットが保護者や地域の中で明確に共有されない中でこの計画が推進、強行されるならば、児童や保護者へ与える精神的苦痛は心の傷となるのではないでしょうか。現に、この請願署名で久山田小学校の教育を受けている児童の保護者や多くの市民が統合計画中止を求めているわけですから、この声を最大限尊重するのが憲法教育基本法にのっとる教育行政の責務ではないでしょうか。

 以上の理由を述べまして、久山田小学校統合計画中止を求める請願への賛成討論といたします。



○議長(佐藤志行) これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 議題のうち、まず尾道市立久山田小学校の統合計画中止を求める請願を採決いたします。

 本請願に対する委員会審査報告書はこれを不採択とすべきものであると決定であります。

 原案について採決をいたします。

 本請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。

                〔賛成者起立〕



○議長(佐藤志行) 起立少数であります。よって、本請願は不採択とすることに決しました。

 次に、教育予算を増額し、義務教育費国庫負担法堅持・教職員定数法改善計画の実施を求める請願を採決いたします。

 本請願に対する委員会審査報告書はこれを採択すべきものであるとの決定であります。

 本請願は委員会審査報告書のとおり決することに御異議がありませんか。

                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(佐藤志行) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

  ────────────────── * ──────────────────



△日程第3 建第13号議案



○議長(佐藤志行) 次に、日程第3、建第13号議案教育予算を増額し、義務教育費国庫負担制度堅持・教職員定数法改善計画の実施を求める意見書(案)を議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 7番、山戸議員。



◆7番(山戸重治) 皆さん、こんにちは。市民連合会派の山戸重治です。

 ただいま議題とされました建第13号議案教育予算を増額し、義務教育費国庫負担制度堅持・教職員定数法改善計画の実施を求める意見書(案)につきまして、会議規則第14条の規定により提出いたします。

 なお、提案理由の説明につきましては、案文の朗読をもってかえさせていただきます。



教育予算を増額し、義務教育費国庫負担制度堅持・教職員定数法

改善計画の実施を求める意見書(案)



 豊かでゆきとどいた教育を保障していくことは、学び育つ子どもたちの豊かで明るい未来を保障することになります。とりわけ義務教育は、地方自治体の財政力によって格差が生じるようなことがあってはなりません。

 よって、政府及び国会におかれては、2006年度の予算編成にあたっては、教育予算を削減対象とせず増額し、義務教育費国庫負担制度を堅持し、学校事務職員・学校栄養職員を適用除外とすることがないようにした上で、次の事項について実施されますよう要望いたします。

 1 地域に根ざした特色ある教育が行われるよう、学校の施設・設備を整えるための教育関係予算を拡充すること。

 2 義務教育費国庫負担制度の堅持をはかること。

 3 子どもたちにゆきとどいた教育を保障するため「少人数学級」など、多様な学習ができる「職員定数の配置」を保障すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

  2005(平成17)年9月21日

                             尾 道 市 議 会

  関係行政庁及び国会あて

 各議員の皆様方には、御審議の上、御賛同いただきますようよろしくお願いいたします。



○議長(佐藤志行) これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております本案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(佐藤志行) 御異議なしと認めます。

 そのように取り計らい、これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 これをもって討論を終結いたします。

 これより建第13号議案教育予算を増額し、義務教育費国庫負担制度堅持・教職員定数法改善計画の実施を求める意見書(案)を採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。

                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(佐藤志行) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

  ────────────────── * ──────────────────



△日程第4 委員会の閉会中の継続審査に付することについて



○議長(佐藤志行) 次に、日程第4、委員会の閉会中の継続審査に付することについてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 議案第233号から議案第237号に至る各企業会計決算認定については、決算特別委員長から閉会中の継続審査の申し出があります。申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。

                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(佐藤志行) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

  ────────────────── * ──────────────────



○議長(佐藤志行) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 これをもって本日の会議を散会すると同時に、会期は本日までとなっておりますので、今期定例会を閉会いたします。

 大変御苦労さまでございました。

                午後2時42分 閉会

  ────────────────── * ──────────────────

   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。



     尾 道 市 議 会 議 長







     尾 道 市 議 会 議 員







     尾 道 市 議 会 議 員