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広島県 尾道市

平成10年第6回12月定例会 12月04日−01号




平成10年第6回12月定例会 − 12月04日−01号







平成10年第6回12月定例会



              平成10年12月4日(金曜日)

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                 議事日程第17号

           (平成10年12月4日 午後1時30分開議)

第1 会期決定について

第2 議案第101号 決算認定について(平成9年度一般会計)

   議案第102号 決算認定について(平成9年度港湾事業特別会計)

   議案第103号 決算認定について(平成9年度国民健康保険事業特別会計)

   議案第104号 決算認定について(平成9年度と畜場事業特別会計)

   議案第105号 決算認定について(平成9年度公会堂事業特別会計)

   議案第106号 決算認定について(平成9年度土地造成事業特別会計)

   議案第107号 決算認定について(平成9年度住宅資金貸付事業特別会計)

   議案第108号 決算認定について(平成9年度千光寺山索道事業特別会計)

   議案第109号 決算認定について(平成9年度駐車場事業特別会計)

   議案第110号 決算認定について(平成9年度夜間救急診療所事業特別会計)

   議案第111号 決算認定について(平成9年度公共下水道事業特別会計)

   議案第112号 決算認定について(平成9年度老人保健事業特別会計)

   議案第113号 決算認定について(平成9年度東新涯土地区画整理事業特別会計)

   議案第114号 決算認定について(平成9年度多目的団地土地造成事業特別会計)

   議案第115号 決算認定について(平成9年度尾道駅前地区市街地再開発事業特別会計)

   議案第116号 決算認定について(平成9年度公共用地先行取得事業特別会計)

   議案第 81号 決算認定について(平成9年度水道事業会計)

   議案第 82号 決算認定について(平成9年度自動車運送事業会計)

   議案第 83号 決算認定について(平成9年度病院事業会計)

         (以上19案一括上程、特別委員長報告)

第3 議案第119号 平成10年度尾道市一般会計補正予算(第4号)

   議案第120号 平成10年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第1号)

   議案第121号 平成10年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

   議案第122号 平成10年度尾道市住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)

   議案第123号 平成10年度尾道市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)

   議案第124号 平成10年度尾道市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)

   議案第125号 平成10年度尾道市東新涯土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

   議案第126号 平成10年度尾道市尾道駅前地区市街地再開発事業特別会計補正予算(第2号)

   議案第127号 平成10年度尾道市自動車運送事業会計補正予算(第1号)

   議案第128号 平成10年度尾道市病院事業会計補正予算(第1号)

   議案第129号 市道路線の認定について

   議案第130号 市道路線の変更について

   議案第131号 福山地方伝染病院組合規約の変更について

   議案第132号 尾道市議会議員及び尾道市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例案

   議案第133号 尾道市文学記念室等・文学公園設置及び管理条例の一部を改正する条例案

   議案第134号 尾道市国民健康保険条例の一部を改正する条例案

   議案第135号 尾道市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区設定条例の一部を改正する条例案

   議案第136号 尾道市地区計画区域内における建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例案

         (以上18案一括上程、提案理由の説明)

                                    以 上

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本日の会議に付した事件

日程第1 会期決定について

日程第2 議案第101号 決算認定について(平成9年度一般会計)

     議案第102号 決算認定について(平成9年度港湾事業特別会計)

     議案第103号 決算認定について(平成9年度国民健康保険事業特別会計)

     議案第104号 決算認定について(平成9年度と畜場事業特別会計)

     議案第105号 決算認定について(平成9年度公会堂事業特別会計)

     議案第106号 決算認定について(平成9年度土地造成事業特別会計)

     議案第107号 決算認定について(平成9年度住宅資金貸付事業特別会計)

     議案第108号 決算認定について(平成9年度千光寺山索道事業特別会計)

     議案第109号 決算認定について(平成9年度駐車場事業特別会計)

     議案第110号 決算認定について(平成9年度夜間救急診療所事業特別会計)

     議案第111号 決算認定について(平成9年度公共下水道事業特別会計)

     議案第112号 決算認定について(平成9年度老人保健事業特別会計)

     議案第113号 決算認定について(平成9年度東新涯土地区画整理事業特別会計)

     議案第114号 決算認定について(平成9年度多目的団地土地造成事業特別会計)

     議案第115号 決算認定について(平成9年度尾道駅前地区市街地再開発事業特別会計)

     議案第116号 決算認定について(平成9年度公共用地先行取得事業特別会計)

     議案第 81号 決算認定について(平成9年度水道事業会計)

     議案第 82号 決算認定について(平成9年度自動車運送事業会計)

     議案第 83号 決算認定について(平成9年度病院事業会計)

日程第3 議案第119号 平成10年度尾道市一般会計補正予算(第4号)

     議案第120号 平成10年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第121号 平成10年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第122号 平成10年度尾道市住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第123号 平成10年度尾道市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)

     議案第124号 平成10年度尾道市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第125号 平成10年度尾道市東新涯土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第126号 平成10年度尾道市尾道駅前地区市街地再開発事業特別会計補正予算(第2号)

     議案第127号 平成10年度尾道市自動車運送事業会計補正予算(第1号)

     議案第128号 平成10年度尾道市病院事業会計補正予算(第1号)

     議案第129号 市道路線の認定について

     議案第130号 市道路線の変更について

     議案第131号 福山地方伝染病院組合規約の変更について

     議案第132号 尾道市議会議員及び尾道市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例案

     議案第133号 尾道市文学記念室等・文学公園設置及び管理条例の一部を改正する条例案

     議案第134号 尾道市国民健康保険条例の一部を改正する条例案

     議案第135号 尾道市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区設定条例の一部を改正する条例案

     議案第136号 尾道市地区計画区域内における建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例案

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出席議員(30名)

    1番 高 橋 紀 昭             2番 吉 原   功

    3番 井 上 文 伸             4番 佐 藤 志 行

    5番 村 上 俊 昭             6番 山 中 善 和

    7番 山 本 和 洋             8番 助 永 一 男

    9番 寺 本 真 一            10番 大住元 節 夫

   11番 金 口   巖            12番 永 田 明 光

   13番 前 田 和 之            14番 松 谷 成 人

   15番 神 田 誠 規            16番 天 野 興 一

   17番 大 迫 敏 則            18番 杉 原 璋 憲

   20番 檀 上 正 光            21番 植 田   稔

   22番 東 山 松 一            23番 乃 万 礼 子

   24番 平 田 久 司            25番 佐々木 猛 朗

   26番 高 橋 最 宜            27番 宇円田 良 孝

   28番 木 曽   勇            29番 小 倉 八 郎

   30番 藤 本 友 行            31番 高 垣   等

欠席議員(なし)

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説明のため出席した者

   市長      亀 田 良 一     助役      若 住 久 吾

   収入役     山 根 良 彦     教育長     砂 田 悦 男

   広域行政担当参事荒 谷 充 生     消防団・消防水利担当参事

                               岡 本   紀

   百周年瀬戸内しまなみ海道記念事業部長  総務部長    村 上 康 則

           亀 田 康 徳

   財務部長    浜 田 明 治     市民生活部長  村 上 光 範

   福祉保健部長兼福祉事務所長       産業部長    浜 谷 勝 利

           光 籏   勇

   土木建築部長  小 林 知 庸     都市部長    蔦 永 勝 也

   市民病院事務部長高 垣 正 仁     教育次長    小 田 正 樹

   水道局長    西 田 正 男     交通局長    高 橋 康 彦

   総務課長    岡 本 英 明     財務課長    加 納   彰

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事務局出席者

   事務局長    安 藤 立 身     局長補佐兼庶務係長

                               谷   峰 生

   局長補佐兼議事調査係長         議事調査係主任 山 口 玉 枝

           杉 原 幸 雄

   議事調査係主事 高 橋   彰







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                午後1時30分 開会



○議長(神田誠規) 皆さんこんにちは。

 ただいま出席議員27名であります。

 定足数に達しておりますから、これより平成10年第6回尾道市議会定例会を開会いたします。

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△諸般の報告



○議長(神田誠規) この際、諸般の報告をいたします。

 27番宇円田議員よりは、差し支え遅参の旨届け出がありました。

 今期定例会までに受理した陳情、要望は、お手元に印刷、配付の陳情書・要望書一覧表のとおりであります。この場合、提出者及びその要旨を事務局長に朗読させます。



◎事務局長(安藤立身) 朗読いたします。

 尾道市農業委員会会長石井承五郎氏より、平成11年度尾道市農業施策に対する配慮を要望する陳情書が、広島県国家公務員労働組合共闘会議議長藤井俊行氏より、国が積極的な役割を負うべき事務の独立行政法人化の見直し及び深刻な雇用状況を改善するための雇用対策の検討に関する意見書の提出を要望する陳情書が、浦崎町区長会会長神原栄之進氏外8人の区長より、浦崎町の住環境の整備と公共施設及び諸政策の抜本的な改善と推進を求める要望書が、久山田町内会会長石田雅博氏外10人より、久山田地区から栗原中学校へ通学する生徒のバス料金の無料化を要望する陳情書が、国鉄闘争推進広島県共闘会議代表津村健太郎氏より、可部線の存続を求める意見書又は決議の採択を要望する陳情書が、広島県労働者福祉協議会会長酒井年長氏及び広島県労働金庫理事長杉野原一氏より、平成11年度預託金の新規預託及び増額を要望する陳情書が、久保小学校PTA会長小西郁吉氏外市内各小学校PTA会長より、小学校教育予算の増額を要望する陳情書が、久保中学校PTA会長武田信行氏外市内各中学校PTA会長より、中学校教育予算の増額を要望する陳情書が、尾道市立幼稚園PTA連絡協議会会長能見美由紀氏外市内各市立幼稚園育友会長より、三歳児の就園を拡充することなど11項目の実現を要望する陳情書が、社団法人尾道市医師会会長福原純一氏外13人より、尾道市医師会看護専門学校及び尾道准看護学院の経営補助、包括地域医療推進事業に対する補助を要望する陳情書が、向東町商工会会長村上雄治氏より、向東町商工会の財政基盤強化のため平成11年度補助金の交付を求める要望書が、向東観光協会会長神原辰弥氏より、向東観光協会の財政基盤の強化のため平成11年度補助金の交付を求める要望書が、美ノ郷町本郷片側町内会会長薮本哲雄氏外4人より、台風10号による災害が発生した片側地区の二次災害防止対策等の実施を要望する陳情書が、全労働省労働組合広島支部執行委員長関谷龍二氏より、労働行政体制の拡充・強化を求める意見書の提出を要望する陳情書が、尾道市老人クラブ連合会会長藤埜原連司氏外6人より、老人福祉増進のため老人クラブの充実強化等7項目の施策の実現を要望する陳情書が、尾道高等学校PTA会長三浦幸広氏より、平成11年度助成金の増額を求める要望書がそれぞれ提出されております。

 以上です。



○議長(神田誠規) 今期定例会の説明員として、市長、助役、収入役及び教育長のほか関係部課長に対して、地方自治法第121条の規定により出席を求めましたので、御報告いたします。

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                午後1時35分 開議



○議長(神田誠規) これより本日の会議を開きます。

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△議事日程



○議長(神田誠規) 本日の議事日程は、お手元に印刷、配付のとおりであります。

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△会議録署名議員の指名



○議長(神田誠規) 本日の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により議長において、8番助永議員及び9番寺本議員を指名いたします。

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△日程第1 会期決定について



○議長(神田誠規) これより日程に入ります。

 日程第1、会期決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から15日までの12日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(神田誠規) 御異議なしと認めます。よって、会期は12日間と決定いたしました。

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△日程第2 議案第101号〜議案第116号・議案第81号〜議案第83号



○議長(神田誠規) 次に、日程第2、この場合、議題に供します議案の題名を事務局長に朗読させます。



◎事務局長(安藤立身) 朗読いたします。

 議案第101号 決算認定について(平成9年度一般会計)

 議案第102号 決算認定について(平成9年度港湾事業特別会計)

 議案第103号 決算認定について(平成9年度国民健康保険事業特別会計)

 議案第104号 決算認定について(平成9年度と畜場事業特別会計)

 議案第105号 決算認定について(平成9年度公会堂事業特別会計)

 議案第106号 決算認定について(平成9年度土地造成事業特別会計)

 議案第107号 決算認定について(平成9年度住宅資金貸付事業特別会計)

 議案第108号 決算認定について(平成9年度千光寺山索道事業特別会計)

 議案第109号 決算認定について(平成9年度駐車場事業特別会計)

 議案第110号 決算認定について(平成9年度夜間救急診療所事業特別会計)

 議案第111号 決算認定について(平成9年度公共下水道事業特別会計)

 議案第112号 決算認定について(平成9年度老人保健事業特別会計)

 議案第113号 決算認定について(平成9年度東新涯土地区画整理事業特別会計)

 議案第114号 決算認定について(平成9年度多目的団地土地造成事業特別会計)

 議案第115号 決算認定について(平成9年度尾道駅前地区市街地再開発事業特別会計)

 議案第116号 決算認定について(平成9年度公共用地先行取得事業特別会計)

 議案第81号 決算認定について(平成9年度水道事業会計)

 議案第82号 決算認定について(平成9年度自動車運送事業会計)

 議案第83号 決算認定について(平成9年度病院事業会計)

 以上。



○議長(神田誠規) ただいま朗読の19案を一括議題といたします。

 決算特別委員長の報告を求めます。

 8番、助永議員。



◆8番(助永一男) (登壇)こんにちは。

 それでは、ただいま一括上程されました議案第101号一般会計、議案第102号から議案第116号に至る15特別会計及び議案第81号から議案第83号に至る3企業会計、計19議案の決算認定について、委員会における審査の概要とその結果を御報告申し上げます。

 御案内のとおり、企業会計の決算認定議案3案は、9月定例会の初日であります9月11日の本会議に上程されました。この審査のため、委員10人をもって構成する決算特別委員会が設置され、同日、正・副委員長の互選を行い、私が委員長に、高橋紀昭委員が副委員長に選任されたところであります。また、11月4日に臨時会が招集され、一般会計及び15特別会計の決算認定議案が上程されました。これによって、19案すべてが本委員会の閉会中の継続審査に付されたところであります。

 委員会では、11月6日に証憑書類の閲覧を行い、11月11日から13日までの3日間委員会を開会し、森田代表監査委員にも出席を求め、慎重かつ熱心に審査を行いましたので、その概要を御報告申し上げます。

 初めに、各会計の審査に入ります前に、代表監査委員に対する質疑を行いました。

 まず、委員より、平成8年度の補助金交付事業に対し行政監査を実施されたが、これによって平成9年度の補助対象事業についてどのように改善がなされたと考えているか。また、昨年地方自治法の一部が改正され、地方自治体の長等が監査結果に基づいて措置を講じたときの監査委員への通知と、監査委員による公表に関する規定が加えられた。どのように解釈しているかとただしたのに対し、代表監査委員より、補助事業について行政監査を行った。問題点について勧告し、文書で回答を受けているが、具体的なフォローはしていない。公表についてはまだ事例がないが、公表すべきだと考えており、具体的な方法について検討中であると答弁がありました。

 また、委員より、監査委員の責任と業務が拡大している今日における監査委員報酬に対する考え方、市債依存体質の改善についての評価、監査意見書の「むすび」に記載されている積極的な行財政運営の意味について、質疑、意見、要望があり、助役及び代表監査委員よりそれぞれ答弁がありました。

 引き続いて、一般会計歳入の審査に入り、委員より、財政運営3カ年計画とのかかわりで、市債の繰上償還は当初の予測と比べてどうなのか、市債発行額が計画額を大幅に上回っている。その原因とこれを考慮した第2次財政運営計画の策定、その中での短期大学4年制化についてただしたのに対し、理事者より、繰上償還は予定以上にできている。市債発行額がふえた原因は、予想以上に事業を執行してきたこと、計画そのものをかなり厳しいものにしていたこともある。次の計画では、できるだけ現実に近いものにしていきたい。短期大学4年制化は計画の中で織り込んで試算していると答弁がありました。

 続いて、委員より、市税の収納率向上対策とその結果、不能欠損対策についてただしたのに対し、理事者より、特定の地区への集中的な滞納者家庭の訪問、大口滞納者への専任担当者の配置といった措置をとっている。その結果、今年度は10月末で既に昨年度の滞納繰越分をオーバーしているし、上半期で3,500人余りの口座振替依頼があった。不納欠損対策については、滞納をふやさないということが重要である。また、分納という方法もとっていると答弁がありました。

 また、委員より、義務的経費及び経常的経費の抑制との関係で、公債費と繰上金が大幅に伸びていることについてただしたのに対し、理事者より、公債費の伸びについては予定を上回る市債の繰上償還、借換債が要因である。繰出金は、公共下水道事業など各事業に対する繰出金が年々ふえていることが大きな要因であると答弁がありました。

 また、委員より、今日の財政悪化を招いた原因の一つに、普通建設事業における単独事業と補助事業の逆転とその後の拡大ということがあると思うがどうかとただしたのに対し、理事者より、確かに逆転している。ただ、1993年ごろから補助率が低くなってきているということもあると答弁がありました。

 さらに、委員より、財政運営2次計画の策定に当たっては、一律のマイナスシーリング方式ではなく、事業ごとにその必要性について、また個々の補助事業について部長会等集団で論議していくことも必要なのではないかとただしたのに対し、理事者より、部長会などでは十分に行っているが、やはり最終的には市長、助役の意思決定であると答弁がありました。

 その他、委員より、市税の不能欠損、滞納処分への人事異動等による弊害、都道府県から市町村への税源委譲に伴う効果、法定外普通税導入、屋外広告物設置による手数料の徴収、軽自動車税の徴収、実質収支比率が年々落ち込んでいる理由と改善策、市債繰上償還の内容等について、質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 次に、一般会計歳出の審査に入り、委員より、若手人材育成事業にかかわって、補助団体数、活動内容、団体を構成する者の制限、補助回数、事業の広報についてただしたのに対し、理事者より、平成9年度の補助団体は3団体。各団体の活動内容は、地域における福祉の充実による住みよい社会づくり、自然環境の保全、自然との触れ合いを通じての地域づくり、文化遺産の再確認、保存整理による次世代への承継などである。補助対象団体は、基本的には市内に居住し、または市内に通勤、通学している20歳以上の者で構成することとなっている。また、同一団体に対する補助回数は3回までである。主に広報「おのみち」を通して、この事業について、また補助団体の活動状況について広報していると答弁がありました。

 次に、委員より、ごみの減量対策について、資源ごみの7種分別回収を実施しているが、回収量が年々増加している。今後の資源ごみ回収の到達目標及びこれに要する委託費の見通しについてただしたのに対し、理事者より、目標を設定することは非常に難しいが、今後も資源、有価物についてはできるだけ資源として回収し、適切に排出されるよう努力する。また、収集運搬業務委託料は、回収量の増加に応じて増額していかざるを得ない。地域の団体等が実施している集団回収の補助金もふえていくと答弁がありました。

 さらに、委員より、再資源という問題について市民の関心が高くなっている。市民の意識水準の向上に合わせて、さらなる資源回収の目標を設定し、新たな課題に取り組んでいくべきではないかとただしたのに対し、理事者より、まず燃やせるごみの中に資源になるものが入ることの防止を図り、資源として生かせるものがあるのではないかと呼びかけながら、気を緩めることなく、引き続き資源回収について徹底を図りたいと答弁がありました。

 次に、委員より、毎年度多額の不用額が生じている。特に、土木費に多いようであるが、原因は何かとただしたのに対し、理事者より、不用額のほとんどは工事にかかわる入札残である。競争社会における入札ということで、必然的に入札残が生じ、それが不用額になっているという分析をしていると答弁がありました。

 さらに、委員より、その改善策についてただしたのに対し、理事者より、設計をシビアに行って予算づけする以外にない。ただ、入札をすれば競争ということで額が下がる。努力はするが、限界がある。一定額はやむを得ないと思っている。また、工事にかかわって地元調整がつかず、未執行に終わり、不用額が出ることもあると答弁がありました。

 次に、委員より、学校におけるパソコン教育の状況についてただしたのに対し、理事者より、中学校ではインターネットを使った教材の開発等、尾道教育事務所管内では一番進んでいると思っている。小学校では、休憩時間にも開放する等できるだけパソコンに触れる機会を多くするようにということで指導している。稼働率は高いと思っていると答弁がありました。

 その他、委員より、総務費関係では、しまなみ海道記念イベント事業負担金としまなみ交流館での自主企画イベントに対する援助について、民生費関係ではガイドヘルプサービスの事業について、衛生費関係では最終処分場建設の進捗状況と今後の見通し、食用廃油の回収について、商工費関係では呼子丸の管理、絵のまち館の運営状況、中小企業融資資金制度について、土木費関係では都市計画マスタープランの策定状況、駅前尾崎線物件移転補償について、教育費関係では学校給食の管理、美術館分館ふらっとの利用状況、千光寺山南斜面の文化施設の位置づけ、同和教育費の報償費のうち講師謝礼金の格差、教職員の地域進出等について、質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 次に、特別会計の審査に入り、国民健康保険事業特別会計では、委員より、全国的には市町村の国民健康保険事業に対し都道府県が補助しているところがあると聞く。広島県の場合はどうなのかとただしたのに対し、理事者より、広島県では市町村に対する補助金はない。ただ、国民健康保険団体連合会へ高額医療の共同事業に対する補助金を出していると答弁がありました。

 さらに、委員より、他の都道府県が行っているように、広島県でも補助金を出すよう働きかけをしてはどうかとただしたのに対し、理事者より、国民健康保険事業会計は非常に厳しい状況にある。県内の市で組織している主管課長会議の場で統一した考えを持ち、働きかけていきたいと答弁がありました。

 次に、駐車場事業特別会計では、委員より、駐車場の利用台数が減少している。今日の車社会の中で、その要因をどのように見ているのかとただしたのに対し、理事者より、新尾道駅駐車場が前年度に比べて約6,000台減少しているのが大きな原因であるが、その要因は、JRのダイヤ変更によるひかりの通過、広島行きバスの利便性により、新尾道駅乗降客が減少していることが考えられると答弁がありました。

 また、委員より、庁舎南駐車場の利用状況、新尾道駅北駐車場の一部月決め利用及び高度利用に対する考え方についてただしたのに対し、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 次に、公共下水道事業特別会計では、委員より、平成9年度末における整備面積、人口、投資総額について質疑を行った後、さらに事業完了年度、それまでの投資総額についてただしたのに対し、理事者より、事業完了は平成12年3月31日ということで認可を受けているが、面積を変えず、工事期間を変更するよう認可変更について広島県と調整中である。したがって、完成年度は明言できないが、年間5から10ヘクタール整備している。また、認可を受けている233億円では整備できないと判断していると答弁がありました。

 また、市財政に大きな影響が出てくることが懸念される。事業計画策定後人口が減少している。特に、旧市街地の減少が著しい。投資効果が出るのか疑問がある。事業の見直しを含め、再検討する考えはあるのかとただしたのに対し、理事者より、将来1,200ヘクタールを施行するのに、浄化槽、集落排水、公共下水道のいずれで実施すべきかを含めて、県の指導を受けながら検討したいと答弁がありました。

 また、公共下水道施設の活用についてただしたのに対し、理事者より、他の事業者による施設の占用について検討していきたいと答弁がありました。

 その他、委員より、公債費が市債を上回る状態にある会計に対する考え方、ポンプ場の整備、公共下水道への接続の促進、浄化センター実施設計作成委託料の内容について、質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 また、住宅資金貸付事業特別会計では、滞納者に対する貸付金返済のための取り組み状況について、老人保健事業特別会計では医療費の抑制対策について、東新涯土地区画整理事業特別会計では保留地の処分について、駅前再開発事業特別会計ではキーテナント福屋との再開発ビル入居に係る契約状況等について、委員より質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 次に、企業会計の審査に入り、水道事業会計では、委員より、久山田貯水池長江浄水場間導水管布設替え工事を実施しているが、これに伴う効果についてただしたのに対し、理事者より、日量最大4,500トンを送水したいということで順次改良してきた。ほぼこの水量に近くなったので、今年度ぐらいでこの改良工事は終了したい。できるだけ自己水源を活用していき、県用水を減らしていくという方向で今後も進めていきたいと答弁がありました。

 その他、委員より、福富ダム建設計画の進捗状況、類似団体との比較による経営分析、料金設定方法のあり方、県用水受水量の変更に伴う受水費の軽減、竜泉寺ダムの位置づけの見直し、藤井川からの取水について、質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 次に、自動車運送事業会計では、乗合事業と貸切事業の営業収益面で見た比較についての質疑の後、貸切事業の営業活動、貸切バスの稼働率、営業強化の必要性についてただしたのに対し、理事者より、従来民営に比べて営業活動が活発でなかったと思っている。営業専門の外交員等を配置しており、今まで以上に営業活動を活発に行うよう取り組んでいきたい。稼働率は56%台で、公営では上位である。営業については、新しい観点に立った観光に力を入れており、成果も上がっていると答弁がありました。

 その他、委員より、未収金の内容、回収不能になった場合の処理、附帯事業、規制緩和による影響、経営形態の変更、路線ごとの経営分析、乗合部門の経営のあり方、公共交通機関を守っていくための方策について、質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。

 審査終了後、採決の結果、議案第107号住宅資金貸付事業特別会計決算は賛成多数で、一般会計を初め残る18会計の決算は全会一致でそれぞれ認定すべきものと決定した次第であります。

 以上、概要のみの報告でございますが、御賛同賜りますようお願い申し上げまして、決算特別委員長の報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。



○議長(神田誠規) 決算特別委員長の報告は終わりました。

 これより質疑に入ります。委員長の報告に対し質疑はありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。討論はありませんか。

 9番、寺本議員。



◆9番(寺本真一) (登壇)日本共産党議員団を代表して討論を行います。

 まず、議案に対する態度でありますが、上程されました19会計決算のうち、議案第107号平成9年度住宅資金貸付事業特別会計決算の認定には反対をし、残りの18会計決算の認定には賛成をします。

 反対する議案について、その理由を述べます。

 この事業の目的は、同和問題解決のため、劣悪な環境にあり、それ自体が新たな差別意識を醸成すると言われた同和地区に居住する住民の住宅環境を整えるためのものであります。この事業が実施されて以来今日までの29年間で、同和地区住民の住宅は大きく改善をされ、生活環境と利便性が向上したこととともに、その目的である差別意識の解消にも大きく貢献したことは紛れもない事実であり、その積極面はだれも否定できないものであります。

 その上に立ってこの年度の決算を見ますと、これまでの滞納分も含めて返済されるべき元利償還金は6,282万円であるのに、返済額はその3分の1強の2,421万円しかないと見込み、実際に返済された額は2,831万円となっています。このような傾向は、毎年度当然のように繰り返されています。その背景には、10名もの100万円を超える大口滞納者がいるということであります。個々それぞれの事情はあるようですが、これまでの状況がこのまま続けば、年々滞納総額が増額し、必ずや大きな市民的非難の対象になることは明らかです。そうすれば、いつまでも同和地区だけなぜ特別扱いをするのかと、この事業の本来の目的が損なわれることは間違いありません。私どもは、本人の最低限の生活基盤である住居は確保した上で、多少厳しいように見えても市民的に納得できる取り組みがなされなければならないと考えるものであります。当局も一定の努力をしていることは認めますが、残念ながら年を追うごとに滞納額がふえるという傾向に歯どめがかかってはいません。したがって、この会計決算の認定には反対をします。

 賛成する議案について、この際、何点か指摘をしておきます。

 まず、一般会計にかかわって、第2次財政運営3カ年計画の策定に当たってであります。

 常々主張しておりますように、市財政が悪化した大きな要因の一つは、国がみずから出すべき負担金や補助金を削減しながら、事業だけは景気対策名目に地方に押しつけたため、公共事業での地方の負担額が増大し、その結果、借金が大幅にふえてきたことであります。第1次3カ年計画と、その2年度目のこの年度の決算を終えた実際を比べてみると、違いが最も大きいのは紛れもなく市債の発行額であります。もちろん計画作成時には駅前再開発事業に流動的な点があったため、それが除かれていたことや、政府の減税策により減少した税収を補てんするために市債が新たに加わったなど、やむを得ない事情はあったことは認めますが、市債にかかわる違いは、何億円、何十億円という単位で発生することだけははっきりしました。ここからくみ取るべき教訓は、計画を作成するに当たっては、市債をどれほど正確に見込むのかということがその信頼性を高め、確実に財政の健全化に向けて進むかどうかのかぎであるということであります。であるとすれば、市債の発生要因である起債を伴う公共事業を、真に必要なものと先送りができるものを市民の目線で厳しく峻別することが求められると思います。

 第2次3カ年計画の作成に当たっては、今後控えている介護保険を利用しやすいものにすることや、余りにも深刻な不況から地場の中小零細企業を守ることなどに十二分に意を用いながら、このような姿勢で臨まれることを求めておきます。

 もちろん現在の地方財政の悪化の主たる要因が、国の地方への負担押しつけと補助金や負担金の削減という地方いじめの悪政であるそのことを免罪するつもりはさらさらありませんが、その上でも、地方として独自に努力すべきことはきちんとやるべきという立場から、このことを指摘するものであります。

 さて、いま一つ指摘をしておきますことは、水道事業会計についてであります。

 この年度の当初予算は17.8%の料金値上げを前提としたものであったため、私どもは県からの受水量を実態に即したものに改めれば、これほどの値上げの必要なないはずと指摘をし、反対をしました。しかしながら、この会計の決算審査の中で明らかになりましたように、この年度県用水からの受水量を実態に近づくよう、1日当たり1,372トン減じてもらい、県に支払う受水費が2,798万円縮減されています。私どもが指摘した方向で取り組まれ、事実その成果も見られますことを積極的に評価をするものであります。

 また、来年度の受水費の見直しの際に、長江浄水場等の改良工事による久山田水源池からの受水量の増加分だけ県用水からの受水量をさらに縮減してもらうべく求めておられることも評価をし、この会計決算の認定には賛成をするものであります。

 なお、指摘をしておきますが、委員会の質疑の中でも述べましたように、県の沼田川水道事業会計はこのところ毎年度数億円の黒字決算となっています。来年度以降の受水費の改定に当たっては、そのことも念頭に置かれて、市民の負担を少しでも軽減するという立場で、可能な限り安い水を買うよう努力されるべきであります。

 最後に、一言述べておきます。

 それは、財政運営計画でも、特別事業会計や企業会計でも、要は市民の目線で、市民が納得できる事業と運営に当たっているとわかる、そのことが「よし、尾道市を信頼して自分も頑張ろう」と市民が元気を出す源であるということであります。ほとんどの市民が国の悪政のもとで毎日毎日厳しい生活や営業を余儀なくされているときだからこそ、地方の行政がそのような姿勢で日々の仕事に当たることがより一層求められていることを強く述べまして、日本共産党議員団を代表しての討論といたします。御清聴ありがとうございました。



○議長(神田誠規) 20番、檀上議員。



◆20番(檀上正光) (登壇)社会クラブを代表いたしまして討論を行います。

 まず、議案に対する態度でありますが、提案されております97年度一般会計を初め特別会計、企業会計の各決算19議案に賛成をいたします。

 次に、意見、要望を述べておきます。

 自主財源のうち市税は伸びているものの、自主財源全体ではマイナスとなっております。逆に、補助金の削減や単独事業の増加などで依存財源は増加ということになっています。自主財源である市税の収納率は93.8%で、近隣他市に比べまして若干劣っていることは否めない事実であります。97年度において財政再建途上にある本市においては、不要不急の支出については当然考えなくてはならないし、限界もあろうとは思いますが、税の負担の公平性、財源確保の上からも、滞納処理に向けて一層努力を求めておくものであります。

 しかし、厳しい情勢の中で、市債においては前年度に引き続き繰上償還を行ったことは評価に値するものと思います。税収の伸びが見込めない今日では、改めて国と地方の税財源、税の配分のあり方、減税等による経済対策のあり方を考え直す必要があると思いますし、もっと国に対してはっきりと言うべきであると思います。

 歳出においては、各事業とも努力の跡が見られると思います。私は、新規事業を中心に質問をいたしたところでありますが、特に新規事業についてはすぐに効果の出るもの、中・長期的にあらわれてくるものがあろうかと思います。人づくりがまちづくりの基本だというふうに思っております。中でも若手人材育成制度においては、個性的なまちづくり、またそれは将来の尾道を背負う人づくりでもあると思いますので、今後とも人材発掘のために幅広いPRとユニークな団体等への支援も必要かと思います。

 次に、ガイドヘルプ事業でございますが、これについては市民の大きな期待の中で始められたと思います。高齢者福祉、あるいは障害者の社会参加、バリアフリーが問われている時期なので、この事業については一層努力され、継続、拡大されるよう求めておきます。

 続いて、美術館の分室としての役割を担うふらっと館は、千光寺山一帯以外で初めてまちまるごと博物館の位置づけを具体化したものと思います。入館者もふえているように見受けられますが、市民一人一人が自信と誇りの持てるまちまるごと博物館にしていきたいものであります。美術館や分館は県内外から来られる観光客はもちろん、学校の児童・生徒が学習のためにももっと利用できるような工夫と、観光尾道としては市民一人一人が観光客へのガイドができるぐらいの気持ちが持てるような取り組みが必要ではないかと思いますので、検討を求めておきます。

 呼子丸の整備については委員会で申し上げましたとおり、ただロケに使用されたということのみの展示ではなく、船の内外ともに観光に耐えられる整備をすべきだと思います。映画のシーンを見て来る人、あるいは港尾道に浮かんでいる昔の船ということで足を運ぶ人たちの夢と期待を裏切らないようにすべきであります。

 特別会計のうち公共下水道事業について触れておきます。

 工事の進捗率に対する普及率といいますか、投資に対するその効果を求めたとき、一番むだに見えるのがこの下水道事業であると思います。しかし、都市において河川や海の汚染防止、あるいは衛生面や快適性など、生活環境の向上のためや大雨などの災害から、居住地、住宅などを守るために必要な施設であることは間違いないところであり、だれも否定する人はいないと思います。だが、その効果を求めるとき、尾道市のような地形、都市の形態では、十分な効果は求められないし、無理があるというふうに思うのであります。

 そこで、今までに工事を行ったところについては、一日も早く、また一戸でも多くの利用者をふやすことであります。浄化センターの能力などから見ても、一定量を確保しないと十分な汚水の処理ができないのであり、効率も悪いわけであります。市民の皆さんにはそのこともあわせて説明をし、十分な理解と協力を求め、加入を進めるべきであります。

 また、次期の計画について検討されているようでありますが、今までの大規模集中型から小規模分散型の方式、小型合併処理浄化槽の普及などへの見直しや方針の転換を求めておきます。

 続いて、企業会計について述べますと、3企業ともそれこそ企業努力を行い、厳しい環境の中で生き残りをかけてとも言える取り組みがなされていると認識をいたしております。企業会計は民間では採算の合わないもの、また競争原理のみでは利用者に十分なサービスを提供できないものを代行するという形で今日まで活動してきたのだと思いますし、それが使命でもありました。

 水道事業は、安全な水を安定して安く供給することにその使命があります。尾道市は水源が十分でなく、県用水に頼らざるを得ませんし、水は有限であることも考えなくてはなりません。資源は有限であり、むだ遣いは避けようというのが今日の世界の流れであり、例えばドイツにおいては照明についても今までの明るさのみの追求から、部屋とか使用目的、あるいはその状況に応じた明るさの電球あるいは蛍光灯をつくり、節電に一役買うといった取り組みもされていると聞いています。福富ダムの建設計画が進んでいるようでありますが、水の使用については市民一人一人の意識も大切でありますが、市の取り組む姿勢も問題であります。慎重な取り組みを再度求めておきます。

 交通事業は、市民の利便性、交通弱者の交通手段の確保、大量輸送の公営交通としてその役割を果たしています。バス離れが進んでいる状況でありますが、放っていては一層進むだけであります。今こそバスのよい面をPRしなくてはならない時期だと思います。附帯事業の収入に頼るのはよくないというふうに思います。しかし、頼らざるを得ない現状もあるわけであります。また、これが拡大の方向ではなく、バス事業本来の拡大へと転換できるようにすべきだと思います。つまり、イベントやシャトルバス、市内観光にはレトロバス、貸切自主事業の拡大など、さらにはパーク・アンド・ライド方式なども試行すべきであると思います。これは総合交通体系を考えるチャンスでもあるのではないかと思います。

 最後に、新年度予算に向けて、景気、経済対策について述べておきます。

 これは決算委員会でも申し上げたところでありますが、現在の深刻な景気停滞、消費不況の原因は、老後の不安や雇用不安など、国民、市民の生活に対する先行き不安にあります。この不安を解消し、安心できる将来を保障しない限り、今のような経済状況は続くと思わなければなりません。

 今回の不況においては、従来型の対策、すなわち超低金利政策や大規模公共事業のみではもはや効果がないことも鮮明になっております。これは政府の対策が今もって明確な効果を上げていない、上げ得ていないということで明らかであります。数字を並べるだけでは国民は白けているのではないでしょうか。将来のビジョンが示されない、見えないので不安が募るわけであります。21世紀を展望したこれからの経済対策は、従来型の景気刺激策ではなく、環境や福祉、教育、生活、情報などの分野を重視した生活基盤型のものでなくてはなりません。しかも、対策の効果が抽象的な「公」や「社会」ではなく、「各家庭」、「個人」などにより具体的に及ぶようにしていく必要があると思います。そういう視点で、来年度予算編成を求めておきます。

 以上で社会クラブを代表しての討論を終わります。

 御清聴ありがとうございました。



○議長(神田誠規) 22番、東山議員。



◆22番(東山松一) (登壇)公明議員団を代表いたしまして討論を行います。

 まず、議案に対する態度を表明いたしておきます。

 議案第101号平成9年度一般会計決算認定についてを初めとして、同じく15特別会計決算と3企業会計決算の19議案のすべてを認定し、賛成をいたします。

 次に、賛成の理由及び若干の意見、要望を申し述べておきます。

 まず、一般会計歳入決算では、法人市民税の対前年度比4.5%の減少はやむを得ないものとしても、個人市民税については特別減税分を差し引いて対前年度比で6.7%の伸びとなり、固定資産税は対前年度比で横ばいながらも、都市計画税は1%の引き上げで約2億9,800万円もの積み上げにより、対前年度比で46%もの増収の効果が出るなど、今日の平成大不況のさなかで、少なからぬ自治体では税収不足による歳入欠陥が生じておるようでありますが、このことから見ても、本市の徴税努力の一端をうかがわせるものがあります。この結果、バブル時期の高金利の起債約8億円を繰上償還することによって、公債費比率を対前年度比で0.7ポイント引き下げ、また人件費比率も3年連続の職員不補充効果で、対前年度比で2.1ポイント減少させ、財政の弾力性を示す経常収支比率も83.5%と、対前年度比で2.2ポイント減と若干の改善傾向が見られております。

 加えて、投資的経費も対前年度比で2.7%増加し、またほぼ底をついていた各種積立基金も約7億5,000万円積み増しし、さらには一時借入金の利払いにもその努力の跡が見られるところであります。過去に一般質問で、一時借入金には各種積立基金を活用するよう提言をいたしましたが、平成9年度の一時借入金は48億1,600万円で、これに対する利払いは約104万円余りとなっており、基金を活用することによって約2,000万円程度もの節減に努めるなど、財務担当職員の行財政改革に向けての努力を認め、多大の評価をいたして決算を認定し、賛成をいたします。

 ただし、問題点も若干ありますので、指摘をいたしておきます。

 1点目は、一般会計歳入の予算現額に対して、決算額では約16億7,633万円もの大きな見込み減額であります。繰入金の約4億738万円は別といたしましても、その主なものが財産収入の約6億78万円、そして諸収入の約3億4,177万円となっております。これらは予算編成における従来からの会計手法の踏襲の域を脱していないあらわれとも思われるところであります。

 このことは15特別会計においても同様であります。歳入予算現額に対する決算額での見込み減額では、約16億4,873万円と大きなものであり、その主なものは駅前市街地再開発事業会計の約10億9,499万円が上げられます。もちろん国の地方財政計画の変化、急激な経済変動、あるいは補助事業に対する補助金の交付時期のずれ等の避けがたい歳入欠陥があることも理解はいたしますが、しかし議会の当初予算における審議の重みは限りなく希薄して形骸化することにもつながり、また何よりも地方財政法第3条の条項の違背、放棄であると思わざるを得ません。真に行財政改革を指向するならば、この点について特に改められるよう求めておきます。

 2点目は、職員給与のラスパイレス指数であります。広島市を除く県下12市の中でも変わらずに、福山市に次ぐ2位の103.8の高い指数となっております、広島県では財政難から、職員の昇給を1年間停止することを関係団体に通告し、受け入れられたことが報道されております。本市においても、極めて近い将来を見据えて、関係団体とも協議の上で、退職手当引き当て資金の一部とするためにも、ラスパイレス指数の改善を早期になされるよう要望いたしておきます。

 次に、公共下水道事業について申し上げます。

 委員長報告にあるとおり、既に決算委員会でも議論もされたことであり、この際、繰り返し申しませんが、1973年の事業計画策定の選択において、補助金とセットになった当時としてはベストのマニュアルあるいは標準仕様が建設省、下水道事業団より押しつけられたわけでありますが、このことによって25年後の今日、現実に中心市街地の空洞化、人口の減少等に加えて、地方自治体の財政の窮乏という地域の社会、経済情勢などの具体的事情を無視したものとなり、さらには合併処理浄化槽という安価な技術革新に対しても敏感に反映されず、補助金と組み合わされているマニュアルが拘束的なものとして存在し、建設省や下水道事業団主導の施工がとられている限り、本市のレベルにおける現実を直視した独自の政策形成や計画形成は、ブレーキをかけられて無効果されていると思わざるを得ません。

 先月11月21日の総理府がまとめた「社会資本の整備に関する世論調査」によりますと、最近の厳しい経済状況を反映してか、住民の負担をふやしてまで社会資本を整備すべきだとする人が4年前に比べて2割減少し、逆に負担がふえるなら整備がおくれても構わないとする人が2割増加したと発表いたしております。

 一方、国の規制緩和も大きく前進して、本年5月に閣議決定された地方分権推進計画の決定では、国の補助事業を中断しても、地方自治体は国に補助金を返還しなくてもよいと明記されておりますし、さらにはこれまであいまいにされていた補助金等適正化法の解釈について、大蔵省の見解では、「原則的に返還は不要」と明確に表明されてもおります。後世において公共下水道事業費よりも、尾道市が無償で各家庭へ合併処理浄化槽を設置した方が事業費は安くついたと言われないためにも、規制も大きく緩和された今日、長期化した公共下水道事業については、この際、思い切って「再評価の制度」なり「時のアセスメント」を実施されるよう強く要望いたしまして、討論を終わります。

 御清聴ありがとうございました。



○議長(神田誠規) 11番、金口議員。



◆11番(金口巖) (登壇)市民クラブを代表して討論を行います。

 まず、議案に対する態度でありますが、議案第101号平成9年度尾道市一般会計決算を初めとし、特別会計、企業会計合わせて19議案について、これをすべて認定することに賛成いたします。

 次に、若干の意見、要望を述べておきます。

 まず、決算全体について申し上げますと、尾道市財政の厳しさを十分認識され、歳入歳出とも改善の努力の跡がうかがえることにつきましては、一定の評価をいたすものであります。特に、平成8年度に策定されました財政運営3カ年計画の財政健全化施策にのっとり、公債費の縮減を図るための市債の繰上償還を9年度も実施されておられ、その成果が起債制限比率、対前年度比0.7ポイントマイナスの14.1%にあらわれており、評価に値するものであると思っております。

 市債の繰上償還につきましては以前から提案しておりましたが、8年度、9年度と本格的実施に移られ、我々の主張が取り入れられたものと考えております。

 そのほかにも財政健全化施策の中、人件費、物件費、扶助費等の抑制についても、物件費が上昇したのを除けば一定の成果が見えてきております。しかし、市債発行額の抑制においては、大型事業実施の影響があり、約19%上昇したことは、後年度の市債返還において多大な影響が出てくるものと危惧しております。より一層の財政効率化を求めるところであります。

 また、市税収納率の向上についても、広島県下12市の平均が低下している中、尾道市は前年度と同じ徴収率を確保されており、努力されているところもあると思いますが、対前年度以上の徴収率を確保されている市もあることを考えれば、まだまだ努力の余地があるものと考えております。一層の御努力を期待しております。

 財政運営3カ年計画の中間年が終了し、また平成10年度も上半期が終了しており、3カ年計画に対する現状把握は十分できていることと思います。当初計画した財政指数の改善目標に対する達成率はどうなのか、2年経過した時点でその結果の大枠はつかまれていると思いますし、目標の設定だけに終わらせることなく、ぜひ目標の数字を達成されるとともに、平成10年度中に策定されるであろう第2次財政運営3カ年計画にその精神を生かしていただきたいと思います。

 以上、市民クラブを代表しての討論といたします。



○議長(神田誠規) これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 議題のうち、まず議案第107号決算認定について(平成9年度住宅資金貸付事業特別会計)を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は認定すべきであるとの決定であります。本案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。

                〔賛成者起立〕



○議長(神田誠規) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決しました。

 次に、ただいま認定されました議案第107号を除く18案を一括採決いたします。

 18案に対する委員長の報告はいずれも認定すべきであるとの決定であります。18案は委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。

                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(神田誠規) 御異議なしと認めます。よって、18案は委員長の報告のとおり認定することに決しました。

  ────────────────── * ──────────────────



△日程第3 議案第119号〜議案第136号



○議長(神田誠規) 次に、日程第3、この場合、議題に供します議案の題名を事務局長に朗読させます。



◎事務局長(安藤立身) 朗読いたします。

 議案第119号 平成10年度尾道市一般会計補正予算(第4号)

 議案第120号 平成10年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第121号 平成10年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第122号 平成10年度尾道市住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第123号 平成10年度尾道市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)

 議案第124号 平成10年度尾道市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第125号 平成10年度尾道市東新涯土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第126号 平成10年度尾道市尾道駅前地区市街地再開発事業特別会計補正予算(第2号)

 議案第127号 平成10年度尾道市自動車運送事業会計補正予算(第1号)

 議案第128号 平成10年度尾道市病院事業会計補正予算(第1号)

 議案第129号 市道路線の認定について

 議案第130号 市道路線の変更について

 議案第131号 福山地方伝染病院組合規約の変更について

 議案第132号 尾道市議会議員及び尾道市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例案

 議案第133号 尾道市文学記念室等・文学公園設置及び管理条例の一部を改正する条例案

 議案第134号 尾道市国民健康保険条例の一部を改正する条例案

 議案第135号 尾道市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区設定条例の一部を改正する条例案

 議案第136号 尾道市地区計画区域内における建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例案

 以上。



○議長(神田誠規) ただいま朗読の18案を一括議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

 亀田市長。



◎市長(亀田良一) (登壇)議員各位におかれましては、年の瀬を迎え大変忙しい中、先般の臨時議会に引き続きまして、12月定例議会に御参集をいただき、まことにありがとうございます。

 我が国経済は極めて厳しい状況が続き、いまだに回復の兆しが見えておりません。先般、政府が2000年度までに経済再生を図るため、約24兆円という過去最大の緊急経済対策を決定し、98年度第3次補正予算案を臨時国会に提出しております。

 一方、地方では、今次の緊急経済対策には、単独事業として十分に呼応することができないほど財政状況は厳しいものとなっております。

 こうした中で、本市におきましては、行財政改革にも取り組みながら、経済の活性化も図らねばならないという非常に難しい財政運営を迫られているところでございます。

 さて、当面する市政の課題についてでございますが、1つ、尾道市駅前再開発事業の駅前地区の整備、2つ、瀬戸内しまなみ海道開通に合わせた本土側起点都市としての準備、3つ、中国横断自動車道尾道松江線の建設促進、4つ、尾道短期大学の四大化、5つ、最終処分場の建設の5点がございます。

 まず、尾道駅前地区の整備につきましては、国道2号の海岸への迂回も完了し、年度末の完成に向け着々と工事が進捗をしております。市民の皆様には、交通規制などに不便をおかけしておりますが、今しばらくの御辛抱をお願いいたします。

 次に、しまなみ海道開通に向けての準備についてでございますが、11月17日には新尾道大橋の橋げたがつながり、来年5月1日の開通に向けて着々と工事が進んでおります。尾道駅前地区が開通記念イベントの拠点会場として位置づけられておりますので、関連施設整備をスケジュールどおり進めるとともに、会場へのアクセス方法など十分に検討をし、尾道を訪れた人々に真心を込めたもてなしを含め、御満足いただけるよう準備を進めてまいりたいと考えております。

 次に、尾道松江線の建設促進についてでございますが、建設省は整備計画の段階で残っておりました口和−吉田間の施行命令を年内にも出すということでございまして、「瀬戸内の十字路・尾道」の実現が視野に入ってきたと思っております。今後とも議員の皆様方と一体となって、機会あるごとに建設促進を図りたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。

 次に、尾道短期大学の四大化についてでございますが、去る10月29日に尾道大学(仮称)設置準備委員会の初会合が開催されまして、4年制へ向けての本格的な作業を始めたところでございます。

 次に、最終処分場の建設についてでございますが、浦崎町にある処分場の埋立期間が残り少なくなり、次期処分地確保は日を追って緊急性を増している状況でございます。このため、地域の方々の理解を得る努力を粘り強く重ね、市民の日常生活に支障がないよう努力をしてまいりたいと考えております。

 いずれにしましても、今尾道市は大きく変わりつつあると思っております。全国から注目を集めるこの時期に、重要施策を積極的に進め、議員や市民の皆さんとともに、新たな100年への基礎を築いてまいりたいと考えております。

 それでは、御提案を申し上げております補正予算案及び諸案件の審議をお願いするに当たりまして、総体的な説明を申し上げます。

 一般会計の補正予算でございますが、国の経済対策を受けましての土木関係の道路改良事業の追加や、小企業向け融資の利子補給などの景気対策、4億838万9,000円を含めまして、総額6億4,578万7,000円の補正をお願いしております。

 また、公共下水道事業につきましては、西新涯雨水ポンプ場建設工事、駅前再開発事業につきましては、再開発ビル床取得及び東御所ビル等解体事業の債務負担行為をお願いいたしております。

 その他主なものといたしましては、総務費関係では新尾道大橋をライトアップするための負担金や、100周年記念事業基金への積立金などをお願いしております。

 民生費関係では、身体障害者ガイドヘルプサービス事業委託料の追加など、各種福祉事業に関して追加をお願いしております。

 衛生費関係では、小型合併浄化槽設置費の補助金の追加や、老人保健事業特別会計への繰出金の追加、尾道地区衛生施設組合負担金の減額などをお願いしております。

 次に、農林水産業費では、農業施設補修工事の追加や県工事負担金の増額をお願いしております。

 商工観光関係では、中心市街地活性化基本計画を作成するための予算や、千光寺登山道、千光寺公園を整備するための予算をお願いしております。

 土木関係では、補助事業に係る役場西谷線改良工事や街路事業、市営住宅改修工事の追加などをお願いしております。

 また、教育費では、4年制大学設置へ向けての委員謝礼などの追加をお願いしております。

 以上、一般会計の補正総額は6億4,578万7,000円でございますが、これに要する財源といたしましては、特定財源を除き、一般財源として地方交付税、港湾事業特別会計からの繰入金を充てております。

 次に、特別会計の補正でございますが、港湾事業では平成9年度決算に伴います剰余金の処分をお願いしております。

 国民健康保険事業では、制度改正に伴います事業費の追加と前年度繰越金の調整をお願いしております。

 また、住宅資金貸付事業では、前年度繰越金及び貸付金の繰上償還に伴いまして調整をいたすものでございます。

 次に、公共下水道事業では、西新涯雨水ポンプ場に機械を設置するための債務負担行為の追加をお願いしております。

 老人保健事業では、老人医療給付費の過年度の国県負担金返還の追加をお願いしております。

 次に、東新涯土地区画整理事業では、保留地処分金の減額と前年度繰越金の調整をお願いしております。

 また、尾道駅前地区再開発事業では、再開発ビル床の取得と東御所ビル等解体の2件の債務負担行為の追加をお願いしております。

 続きまして、企業会計の補正でございますが、交通事業では資金計画の見直しによります自己資金でのレトロバス購入のための補正をお願いしております。

 市民病院事業では、診療報酬の改正などによります収益の増加と、診療内容の高度化や薬品購入単価の上昇によります費用の増加などの補正をお願いしております。

 以上、合わせて18議案の御審議をお願いしております。

 詳細につきましては、それぞれ担当者から説明をいたしますので、よろしく御審議の上、御承認を賜りますようお願いを申し上げまして、総体的な説明といたします。よろしくお願い申し上げます。



○議長(神田誠規) 浜田財務部長。



◎財務部長(浜田明治) 続きまして、私の方から議案第119号から議案第126号について順次御説明を申し上げます。

 まず、議案集(1)の1ページに掲げております議案第119号平成10年度尾道市一般会計補正予算(第4号)でございますが、第1条では、歳入歳出それぞれ6億4,578万7,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ345億3,504万6,000円とするものでございます。

 第2条は、地方債の補正でございますが、4ページの第2表地方債補正のとおり、追加1件、変更3件でございます。

 それでは、10ページの歳出から御説明を申し上げます。

 総務費でございますが、一般管理費は育休、病休等に伴う臨時職員賃金670万円、市制施行100周年記念事業及び瀬戸内しまなみ海道完成記念イベント事業基金への積み立てを9,000万円、また11ページの企画費では、新尾道大橋への照明設備設置工事負担金800万円の補正をお願いしております。

 次に、徴税費の徴税総務費では、口座振替推進奨励金45万円、過誤納還付金2,100万円をお願いしております。

 交通安全対策費では、指定寄附をちょうだいしたものをそれぞれ交通公園の改修や交通遺児の支援に充てさしていただくものでございます。

 次に、民生費でございますが、社会福祉費では、社会福祉協議会への補助金の増額と、身体障害者福祉、精神障害者福祉の制度改正や対象人員の増に伴いましての追加、老人医療制度の改正に伴いましての負担金の減額など、合わせて1,555万円の追加をお願いしております。

 また、13ページの児童福祉費では、乳児医療制度改正に伴いましての増額と、対象人数の増に伴いましての母子家庭医療費の増額、保育所費では中途入所による園児数の増や、週休、産休、病休の代替えなど臨時職員賃金3,661万5,000円の追加などをお願いしております。

 次に、衛生費でございますが、保健衛生費の環境衛生費では、小型合併処理浄化槽設置整備事業補助金の追加を1,173万9,000円、老人保健費では平成9年度県補助金返還金及び老人保健事業特別会計への繰出金、合わせて463万円をお願いしております。

 伝染病予防費では、法定伝染病医療費45万5,000円の追加をお願いしております。

 清掃費のし尿処理費では、尾道地区衛生施設組合の負担金を前年度繰越金、事業費の調整により4,749万2,000円の減額をしております。

 じんかい処理場費では、使用済み乾電池処理委託料として192万8,000円の追加をお願いしております。

 また、ごみ減量対策費では、公衆衛生推進協議会に対して、リサイクル積立基金のため「ごみ減量リサイクル事業補助金」648万4,000円をお願いしております。

 次に、14ページに入りまして、労働費の労働諸費では、勤労青少年ホーム修繕料92万4,000円、勤労者総合福祉センター管理運営委託料200万円の追加をお願いしております。

 次に、農林水産業費の農林業費でございますが、農業振興費は市民農園整備予算の追加及び県営圃場整備事業負担金の追加を、農地費は市内各所農業施設補修工事の追加と、地域ぐるみため池再編総合整備事業県工事負担金の追加、合わせて合計で2,134万3,000円をお願いしております。

 15ページの水産業費では、海老漁港桟橋改良工事のため、工事請負費651万円をお願いしております。

 商工費では、中心市街地活性化基本計画作成のための報償費、委託料など合わせて1,293万8,000円と、小企業等経営改善資金・経営環境変化経営改善資金の借入金利子補給62万5,000円をお願いしております。

 観光費では、千光寺公園内の施設整備、改修工事と千光寺登山道の用地費など3,254万円の追加をお願いしております。

 次に、16ページでございますが、土木費、道路橋梁費では、道路維持補修工事の追加500万円と、道路新設改良費で役場西谷線道路改良事業に1億円、山波45号線に2,000万円が景気対策として国庫補助事業に追加されましたので、それに伴い事業費を調整さしていただいて、追加をお願いしております。

 都市計画費の街路事業費でございますが、同じく景気対策で尾道駅前尾崎線(3工区)の事業を補助事業として1億5,000万円の追加と、その他事業の進行に伴いましての追加を合わせて1億5,726万1,000円の補正をお願いしております。

 公園管理費では、東尾道緑地の高木の剪定など300万円の追加を、また公園建設費では尾道西公園の単独工事の追加をお願いしております。

 排水路費では、市内各所の排水路維持補修のための追加600万円をお願いいたしております。

 住宅費の住宅管理費では、市営住宅の修繕料の追加と住宅資金貸付事業特別会計繰出金の減額をお願いしております。

 公営住宅建設費では、経済対策として幸が丘住宅1号棟、2号棟の外壁改修工事など7,600万円の追加をお願いしております。

 河川費では、市内2カ所の急傾斜地崩壊防止事業県工事負担金1,400万円をお願いしております。

 続いて、消防費でございますが、尾道地区消防組合の前年度繰越金及び諸収入に係る財源調整に伴う負担金の減額をお願いしております。

 次に、18ページの教育費の教育総務費でございますが、不登校児童・生徒に関する教育調査研究のための費用といたしまして、31万2,000円をお願いしております。

 小学校費では、給食調理員の代替え賃金や貯水槽の清掃委託、就学援護費の追加など合わせて1,110万円をお願いしております。

 また、中学校費では、シロアリ駆除手数料など162万円を、19ページの幼稚園費では私立幼稚園、幼児園就園奨励費など309万7,000円の追加をお願いしております。

 大学費では、尾道大学(仮称)設置準備委員会に要する経費の追加をお願いしております。

 社会教育費の美術館費では、嘱託職員の報酬の追加をお願いしております。

 以上が一般会計におきます歳出の概要でございますが、この財源といたしましては、6ページの地方交付税から10ページの市債に至ります各費目に掲げておりますように、国庫補助金、県補助金、寄附金、市債など特定財源5億160万4,000円と、一般財源として地方交付税1億2,684万9,000円、特別会計からの繰入金1,733万4,000円を充当しております。

 続いて、23ページをお願いします。議案第120号平成10年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出それぞれ3,466万7,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ2億4,655万9,000円とするものでございます。

 内容としましては、26ページの歳出でございますが、運営費の総務費におきまして前年度剰余金県納付金として1,733万3,000円、一般会計への繰出金1,733万4,000円をお願いしております。財源といたしましては、前年度繰越金を充てております。

 次に、27ページの議案第121号平成10年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出それぞれ9,777万1,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ72億6,648万3,000円とするものでございます。

 内容としましては、31ページの歳出をお開き願います。総務費では、事務補助のために臨時職員賃金の追加と、老人保健拠出金で制度改正に伴っての拠出金の追加をお願いしております。この財源といたしましては、30ページに戻りますが、国庫負担金の減と療養給付費交付金の追加及び前年度繰越金を充てております。

 次に、33ページの議案第122号平成10年度尾道市住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出それぞれ426万4,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ3,023万4,000円とするものでございます。

 この内容としましては、36ページでございますが、貸付金の繰上償還に伴います貸付金元利収入及び前年度繰越金の財源調整を行い、一般会計からの繰入金を減額するものでございます。

 次に、39ページの議案第123号平成10年度尾道市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、西新涯雨水ポンプ場に機械を設置するための債務負担行為の追加をお願いしております。今年度中に契約をして、平成11年度に機械を設置をするものでございまして、総額2億8,000万円の債務負担をお願いしております。

 続いて、41ページの議案第124号平成10年度尾道市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出それぞれ249万7,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ126億147万6,000円とするものでございます。

 この内容といたしましては、44ページに掲げてございますが、医療給付費の平成9年度国県負担金249万7,000円を返還しますので、同額を一般会計から繰り入れするものでございます。

 次に、45ページの議案第125号平成10年度尾道市東新涯土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出それぞれ103万3,000円を減額し、予算の総額を歳入歳出それぞれ2億3,566万8,000円とするものでございます。

 この内容といたしましては、48ページでございますが、臨時職員賃金の減額をしておりますが、保留地処分収入の減額と前年度繰越金で調整いたしております。

 続いて、49ページをお願いします。議案第126号平成10年度尾道駅前地区市街地再開発事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、再開発ビルの床取得と東御所ビル等解体事業の2件の債務負担行為の追加をお願いしております。

 床取得につきましては、平成14年度までに11億8,800万円、東御所ビル等の解体につきましては、平成11年度までに3,800万円の債務負担をお願いしております。

 以上、議案第119号から議案第126号までの補正予算の概要を説明さしていただきました。御審議の上、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(神田誠規) 高橋交通局長。



◎交通局長(高橋康彦) 続きまして、議案第127号平成10年度尾道市自動車運送事業会計補正予算(第1号)につきまして、その概要を御説明申し上げます。

 議案集の1ページからでございますが、まず第2条におきまして、予算第2条に定めました業務の予定量の補正でございますが、主要な建設改良事業において車両購入事業を加えることとしたため、これに必要な予定額を3,921万8,000円に定めるものでございます。これは、昨年度に続きまして2台目のレトロバスを運行さすための購入費であり、当初予算ではリースによる運行を計画していましたが、金利動向等を勘案して、自己資金による購入に変更するものであります。

 次に、第3条に定めました収益的収入及び支出の補正でございますが、このうち自動車運送事業収益を107万円増額し、総額を9億5,832万7,000円に改めるものでございます。これは、特別利益を107万円増額いたすものでございまして、その内訳は3ページに計上いたしております。

 次に、第4条に定めました資本的収入及び支出の補正でございますが、このうち収入につきましては固定資産売却代金を161万3,000円増額し、総額を161万4,000円に改め、支出につきましては先ほどのレトロバス購入にかかわる支出額などが必要なため、建設改良費の予定額を3,889万6,000円増額し、総額を8,927万3,000円に改めるものでございます。これによりまして、資本的収入額が資本的支出額に不足する額5,037万6,000円を8,765万9,000円に改め、これの補てん財源を当年分損益勘定留保資金4,719万7,000円、減債積立金1,064万7,000円、建設改良積立金2,742万1,000円及び当年度分消費税資本的収支調整額239万4,000円にそれぞれ改めるものでございます。以上の内容によりまして、3ページから9ページにかけまして予算実施計画、資金計画及び予定貸借対照表をそれぞれ改めさせていただいております。

 以上、概要を御説明申し上げましたが、何とぞよろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(神田誠規) 高垣市民病院事務部長。



◎市民病院事務部長(高垣正仁) それでは続きまして、議案128号平成10年度尾道市病院事業会計補正予算(第1号)につきまして、その概要を御説明申し上げます。

 先ほどの議案集(2)の10ページをお願いいたします。

 まず、第2条におきまして、業務の予定量の補正でございますが、主要な建設改良事業費のうち、医療用機器備品購入1億630万円に500万円を追加し、1億1,130万円に改めるものでございます。

 次に、第3条におきまして、予算第3条に定めました収益的収入及び支出の補正でございますが、病院事業収益に1億5,439万5,000円を追加し、総額52億7,032万円に改めるものでございます。これは、医業収益として入院収入に1億5,439万5,000円を増額いたすものでございます。

 次に、支出でございますが、病院事業費用に9,600万5,000円を追加し、総額51億8,574万4,000円に改めるものでございます。これは医業費用に9,600万5,000円を増額いたしまして、その主なものは薬品費及び診療材料費の増額によるものでございます。

 収益的収入及び支出の内訳は、12ページに計上いたしております。

 次に、第4条におきまして、予算第4条に定めた資本的収入及び支出の補正でございますが、資本的収入に500万円を追加し、総額を8億5,313万4,000円に改めるものでございます。これは補助金500万円を増額いたすものでございます。この補助金は、平成10年度自治体優良病院自治大臣表彰を受けた副賞として交付されるものであります。

 次に、支出でございますが、資本的支出を500万円追加し、総額12億8,042万8,000円に改めるものでございます。これは、建設改良費として機器備品500万円を増額し、病院における業務の簡素化やさまざまなデータの収集、分析などにより、患者サービスの向上を図るため、パソコンを導入して業務処理をしようとするものでございます。資本的収入、支出とも、その内訳は13ページに計上いたしております。

 次に、第5条におきましては、予算第12条に定めた棚卸し資産購入限度額に9,600万5,000円を追加し、17億564万1,000円に改めるものでございます。

 以上の内容によりまして、資金計画を14ページと15ページに、予定貸借対照表を16ページから20ページにそれぞれ改めさしていただいております。

 以上、概要を申し上げましたが、何とぞ御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。



○議長(神田誠規) 村上総務部長。



◎総務部長(村上康則) それでは、私の方から議案集(3)、1ページの議案第129号から13ページの議案第136号までの8議案につきまして提案説明を申し上げます。

 まず、1ページの議案第129号市道路線の認定についてでございますが、本案は道路法第8条第2項の規定によりまして、市道路線を認定することにつきまして、議会の議決を求めるものでございます。

 提案理由といたしましては、吉和町地内、向東町地内の宅地開発事業に伴いまして、寄附を受けた道路をそれぞれ吉和262号線、向東152号線として市道認定をするものでございます。議案説明書の1ページに見取り図をお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。

 次に、2ページの議案第130号市道路線の変更についてでございますが、本案は道路法第10条第3項の規定によりまして、市道路線の変更をすることにつきまして、議会の議決を求めるものでございます。

 提案理由といたしましては、市営高須ブロック住宅等跡地の整備事業に伴いまして、市道路線を変更するものでございます。議案説明書の3ページに付近見取り図をお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。

 次に、3ページの議案第131号福山地方伝染病院組合規約の変更についてでございますが、本案は地方自治法第290条の規定によりまして、福山地方伝染病院組合規約に解散に伴う事務の継承の規定を加えることにつきまして、議会の議決を求めるものでございます。

 提案理由といたしまして、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律が平成11年4月1日から施行され、伝染病予防法が廃止されることに伴いまして、5年以内に福山地方伝染病院は廃止されることになり、福山地方伝染病院組合は解散することになるため、これに備えての規約改正でございます。

 続きまして、4ページの議案第132号尾道市議会議員及び尾道市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は尾道市議会議員及び尾道市長の選挙における選挙運動の公費負担の限度額を改定するための条例改正でございます。

 次に、6ページの議案第133号尾道市文学記念室等・文学公園設置及び管理条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は千光寺中腹にあります空き家となっております福井邸を活用し、文学関連施設の充実を図り、おのみち文学の館として位置づけるための条例改正でございます。議案説明書の4ページにおのみち文学の館位置図をお示ししておりますので、ごらんいただきたいと思います。

 次に、9ページの議案第134号尾道市国民健康保険条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は国民健康保険法の一部改正により、国民健康保険から負担する老人医療費拠出金のうち、退職被保険者等に係る部分について、その額の2分の1を被用者保険等保険者が負担することとされたことに伴いまして、関係規定を整備するための条例改正でございます。

 続きまして、11ページの議案第135号尾道市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区設定条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は最近における農業環境の変化による地域の実情に応じた農業委員会の運営を図るため、選挙による委員の定数「20人」を「17人」に減ずるための条例改正でございます。

 次に、13ページの議案136号尾道市地区計画区域内における建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は備後圏都市計画平原地区地区計画区域内の建築物の用途、敷地及び構造に関する制限を定めるための条例改正でございます。議案説明書の5ページから7ページに改正部分をお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。

 以上、8議案につきまして、議案説明とさせていただきます。御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いします。



○議長(神田誠規) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

                〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 これをもって質疑を終わります。

 18案はそれぞれ所管委員会に付託いたします。

 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれをもって散会いたします。

 御苦労さまでした。

                午後3時16分 散会

  ────────────────── * ──────────────────

   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。



     尾 道 市 議 会 議 長







     尾 道 市 議 会 議 員







     尾 道 市 議 会 議 員