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広島県 三原市

平成28年 8月補正予算特別委員会 08月08日−01号




平成28年 8月補正予算特別委員会 − 08月08日−01号







平成28年 8月補正予算特別委員会



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             平成28年 補正予算特別委員会

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平成28年8月8日(月曜日)

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                        8月8日(月曜日)午前10時 開会

                                  第1委員会室

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本日の議題

  〇議第 81号 平成28年度三原市一般会計補正予算(第3号)

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出席委員(25人)

    1番  平 本 英 司 委員    2番  正 田 洋 一 委員

    4番  安 藤 志 保 委員    5番  萩  由 美 子 委員

    6番  児 玉 敬 三 委員    7番  岡   富 雄 委員

    8番  徳 重 政 時 委員    9番  伊 藤 勝 也 委員

    10番  亀 山 弘 道 委員    11番  政 平 智 春 委員

    12番  新 元   昭 委員    13番  高 木 武 子 委員

    14番  松 浦 良 一 委員    15番  陶   範 昭 委員

    16番  加 村 博 志 委員    17番  谷 杉 義 隆 委員

    18番  中 重 伸 夫 委員    19番  中 村 芳 雄 委員

    20番  岡 本 純 祥 委員    21番  荒 井 静 彦 委員

    23番  分 野 達 見 委員    24番  小 西 眞 人 委員

    25番  七 川 義 明 委員    26番  寺 田 元 子 委員

    28番  仁ノ岡 範 之 委員

欠席委員(1人)

    27番  力 田 忠 七 委員

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説明のため出席した者

    池 本 勝 彦 副市長       大 西 英 之 副市長

    末 久 昭 人 財務部長      梶 原 正 道 生活環境部長

    吉 川   進 経済部長      加 藤 伸 哉 農業振興担当参事

    武 田 吉 充 建設部長      平 岡 雅 男 都市部長

    清 川 浩 三 教育部長      宮 田 寿 嘉 消防長

    (外関係課長,関係係長及び関係職員)

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      午前10時開会



○政平智春委員長 出席委員が定足数に達しております。ただいまから補正予算特別委員会を開会いたします。

 これより付託議案の審査を行います。

 この際,議案の審査方法についてお諮りをいたします。審査は,付託議案1件について提案説明を受けた後,質疑を行い,最後に討論,採決を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。

      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○政平智春委員長 では,そのように進めてまいりますので,よろしくお願いします。

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○政平智春委員長 それでは,議第81号平成28年度三原市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。

 議第81号について説明を求めます。財務部長。



◎財務部長  今回の補正は,6月20日から25日までの豪雨災害の復旧経費であります。

 復旧経費のうち,崩壊土砂の取り除き及び国,県の補助採択のために必要な測量・調査・設計業務については早急な対応が必要であったため,先ほど御承認いただきましたとおり,7月8日に1億7,000万円の補正予算の専決処分をさせていただいております。

 専決処分を含む6月豪雨災害の全体の状況については,議案説明書1ページに記載しておりますので,御参照ください。

 それでは,議第81号の1ページをごらんください。第1条に掲げておりますように,今回の補正は7億2,173万円を追加し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ479億9,304万円とするものであります。

 歳出から御説明いたしますので,8ページをお開きください。

 第9款消防費第7目防災費の11節需用費,説明欄,災害対策用消耗器材費280万円の追加は,今回の災害対応で供出したビニールシート等の水防資器材を補充するものであります。

 第11款災害復旧費第1目農林施設災害復旧費2億8,310万円の追加は,農地34カ所,農業用施設105カ所,林道施設15カ所,合計154カ所の復旧費であります。このうち補助対象となる施設は,農地34カ所,農業用施設5カ所,林道施設4カ所の合計43カ所を見込んでおります。13節委託料,災害復旧業務委託料5,600万円は,1件当たり130万円未満の災害復旧を委託により執行するものであります。

 なお,本年秋の供用開始を予定しておりました林道久和喜竜王線は,3カ所でのり面の崩壊がありましたので,この復旧工事のため供用開始が本年度末となる見通しであります。

 9ページをごらんください。第2項第1目土木施設災害復旧費4億3,440万円の補正は,道路217カ所,河川141カ所,合計358カ所の復旧費であります。このうち道路27カ所,河川10カ所,合計37カ所を補助対象と見込んでおります。13節委託料の説明欄,測量・調査・設計委託料1,750万円は補助対象とならない小規模災害の復旧に係る設計等を,また災害復旧業務委託料1億1,000万円は130万円未満の復旧を委託する経費であります。

 補助対象と見込む復旧箇所については,議案説明書の2ページから5ページにまとめておりますので,御参照ください。

 次に,第3項第1目文教施設災害復旧費143万円は,須波小学校の南校舎西側のJR呉線に接するのり面が崩落したため,国の補助を受けて復旧するものであります。

 いずれの補助事業につきましても,今月下旬以降に,順次,国,県の災害査定を受けることとなっており,その結果によって補助事業件数及び実施年度が変動する可能性はありますが,現時点では全て本年度に執行することとして計上しております。

 続いて,歳入の説明をいたしますので,6ページにお戻りください。

 今回の補正額7億2,173万円のうち,特定財源は3億4,577万6,000円,一般財源は3億7,595万4,000円であります。一般財源は全額平成27年度からの繰越金で,平成27年度一般会計の純繰越金8億6,866万円の一部を充当いたします。

 5ページにお戻りください。第2表地方債補正であります。

 28災害復旧債について,その限度額及び起債の方法,利率等を定めております。

 以上で説明を終わります。



○政平智春委員長 質疑に入ります。質疑はございませんか。高木委員。



◆高木武子委員 林道久和喜竜王線についてお伺いいたします。

 1点は,先ほど説明がありましたように,10月開通が今年度末開通になるということの説明を受けました。さらに,3カ所の崩壊場所があるという説明を受けました。1点は,3カ所の崩壊の状況について,工事の進捗状況をお尋ねいたします。2点は,一回開通をしますと,また崩れてそこが通行どめになるようなことがあってはならないと思いますけれども,これも自然のことで,そこまで予測できるかどうかわかりませんけれども,今の時点で亀裂が入っているような場所はないのか,調査なんかをされているのか,この2点についてお伺いいたします。



○政平智春委員長 農林整備課長。



◎経済部農林整備課長  先ほど高木委員のほうからありました林道久和喜竜王線の3カ所の工事の進捗状況でございますが,3カ所の工事につきまして,現在,先ほどの専決処分で測量・設計委託をしております。この査定が9月の中旬にある予定でございます。それで査定におきまして補助事業として採択を受けれれば今後10月ごろの工事積算,11月工事発注を考えております。3カ所で約2,000万円以上になりますので,工期がやはり4カ月ぐらいかかると今計算しておりまして,11,12,1,2月ぐらいが完成の予定です。ただ,三原市だけでございませんで,近隣市町も同じ時期に査定がございますので,どうしても工事が競合しますので,のり面工事でございまして特殊な工法になりますので,ちょっとその辺の業者の確保が難しいかという懸念をしております。

 それから,2番目ののり面の調査でございますが,全体としましては,今のところまだ崩れたところの調査はしておるんですが,崩れてないところについてはまだ完全に調査はできておりません。まだ,今のところも補助事業の,まず崩れたところを重点的に回っておりますので,林道久和喜竜王線,特別そこだけの全部の調査は今のところはまだできておりませんが,おいおいしていくつもりではございます。



○政平智春委員長 高木委員。



◆高木武子委員 すいません。進捗状況を尋ねましたけど,これから工事に入るということで理解をいたします。

 それから,亀裂が入っているようなというのはこれからの調査だということですけれども,しっかり調査をしていただいて,今大変不安定な気候条件でありますので,その辺のことは見劣りのないような調査をしていただきたいということを要望して,終わります。



○政平智春委員長 関連,岡本委員。



◆岡本純祥委員 すいません。ついでに今の久和喜竜王線のことでお尋ねをしたいと思います。

 説明書の3ページに載っとるのは2カ所というふうに書いてあるんですが,今3カ所ぐらいちょっと箇所言われたかなと,もう一カ所どこかな。

 それと,この工事は何年度に行われたんですか。というのは,これ見ると,両方とも幸崎町久和喜になっとりますよね。今まではほとんど大部分は須波のほうをやっとったような気がするんですが,地名的にちょっとこの四,五年の工事じゃないかなというふうに私疑問を持つんですが,なぜこういうふうな,もしそうなれば,なぜこの間工事したものがこんなに早く崩れたのか。予想外の雨量だったということも考えられるんですが,工事について問題はなかったんかどうか。完了検査はされていますので,その辺は多分答えは決まっとると思うんですが,ちょっとその辺をしっかり検証してみたいと思います。お願いします。



○政平智春委員長 農林整備課長。



◎経済部農林整備課長  ただいま御質問いただきました林道久和喜竜王線でございます。

 まず,3ページに2カ所を補助事業として林道施設の2番,3番があります。もう一カ所は,もっと下流の久和喜寄りでございまして,まだ舗装が済んでないところですので補助事業の採択にならないということで,今単独のほうで考えております。ですので,その3カ所目は昨年工事をしたところでございます。

 補助事業になっております2カ所,3カ所につきましては,全体が4,500メートルありまして,上から約1キロぐらいの地点でございますので,ちょっと何年度に施工したかは今把握しておりませんけども,平成15,6年,平成3年からしておりますので,これから約10年後ぐらいのところだと考えております。

 以上です。



○政平智春委員長 伊藤委員。



◆伊藤勝也委員 2点ほどお伺いさせてください。

 まず1点は,資料の4ページ,5ページの中に市道とそれから普通河川の部分があるんですが,質問したいのは,市道でしたら迂回路がある場合は別にどうこうないんですけれども,特に普通河川の堤防部分が市道なり農道なりで使われてる場合,特にこれから農作業というのが特に秋にかかってきます。そうしますと,迂回路がない場合が非常に多いわけなんですね。ここの中にあります松原川なんていうのは迂回路がない部分で,非常に地元としてみれば不安な材料の1点になっております。今,話を聞きますと,8月の下旬から9月の上旬にかけて査定が行われますということがあったんですけれども,中には9月の,早いものでしたらもう即刈らなきゃいけないような状況も出てくるような場所もあるわけなんです。そういった農業とのかかわりもありますので,そういった場所についてどのようにお考えなのか,1点お伺いしたいと思います。

 それからもう一点,先ほど本会議の中で特に農業の部分について,里道,水路がある場合については別途の方法で考えていくという,土砂の搬出方法の話がありましたけれども,もう少し詳しく教えていただきたいと思います。といいますのが,特に大きい道でしたらそんな大きな問題はないんですけれども,特に生活環境の中では里道,これについては地元としては非常にありがたい部分なんですけれども,それがなければ困るというような場所について,特にあるんですけれども,そういった場合についてどのような形で搬出が可能なのか,もし行政のほうでお手伝いいただけるのが大体どのくらいの範疇なのか,その辺をもう少し教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 以上2点お願いします。



○政平智春委員長 土木管理課長。



◎建設部土木管理課長  2点の御質問をいただきました。

 1点目,迂回路がない市道,河川におきまして,迂回路がないところが被災しておるところはどのように考えているかということでございますが,具体に,今松原川というお話をお聞きいたしました。実際に,先ほど農林整備課長も申し上げましたとおり,8月の末から9月の頭が災害査定となっております。そこで工法や金額等が決まりまして,入札の準備に入り,契約ができるのが10月中旬から11月ということになると思います。それで,工事に入りますと,農繁期がもう実際には大方済んどるかもわかりません。可能な限り河川が洗掘しとるようなところは大型土のう等を置いて,通行が可能なような状況はとっていきたいと考えております。そういう体制で利用していただきたいと思います。

 それから2点目,農道,水路の崩土についてでございます。里道等はどうしても通行されとる方がいらっしゃるところもありますし,ほとんど利用されてないところもございます。ただ,利用されとるところにつきましては,市道と同じように崩土をとりまして,市のほうで通行ができるような状況をとってまいります。そういうことで,優先順位等もございますが,可能な限り早期に通行ができるように努めてまいります。

 以上でございます。



○政平智春委員長 伊藤委員。



◆伊藤勝也委員 1点目についてですが,非常に地元としてはもう早急の話なんで,非常に心配,不安に思っていらっしゃいますので,今御答弁いただきましたような,査定が済めば即大型土のうで通行が可能なような形で対応していただければというふうに思います。

 百姓が持っておりますトントンがあるんですが,そのトントンでは間に合いませんので,少なくとも軽四が通るような状況にしていただければと思いますので,ぜひともそういった形にしていただきたいと思います。要望に切りかえますので,よろしくお願いします。

 以上で終わります。



○政平智春委員長 七川委員。



◆七川義明委員 幾つか質問をいたしますが,まず,今回大変多くの災害が起きたところでございます。そうしたことで,市の対応も大変であったというふうには思っておるところでございます。ただ,今ここで数字が出ておる896件というんがありますけれども,これは恐らく公共復旧ができるところであろうというふうに思いますけれども,全体が,農,土木,それぞれ幾らあったのかということを聞いておきたいと思います。まず,それをお聞きしたいわけでありますが,ただ私が今関心を持っておるのは,先ほどもございましたが,それぞれの処置の仕方があるということを言われまして,一部には土砂の運搬を車が入るところまでやってもらえば処理ができるというようなこともございました。これは農林ですかね。ただ,私が今ちょっとどうかなと思っておるのは,民民崩壊が起きたのは事実でございますが,その上部的なところに昔の水路がございまして,里道的な,里道かどうかというのは私も把握しておりませんが,そういった道路があると。この昔の用水路,それがオーバーフローして,その原因によって民地が崩壊したというケースがあると思いますが,それらの対応についての処置の仕方を聞いておきたいというふうに思います。

 それから,林道久和喜竜王線でございますが,これ関心を持っておりましたが,3カ所崩壊したということでございました。これによって10月完成が延びるというふうに思っておりますが,いろんな影響が出るとは思っておりますが,竜王へ上がる3路線がございますが,3路線についてはどうであったかということも聞いておきたいと思います。末光へ行く市道はほとんど余り安全でないというふうに思っておりますからね,これは大々的に改修しなければならん道路であろうと思いますが,その他の道路についても状況を教えておいてください。

 以上です。



○政平智春委員長 農林整備課長。



◎経済部農林整備課長  七川委員の質問で,まず1点目,全体数でございますが,ちょっと今詳しい資料は持ってないんですけども,農林災害といたしましては,今ここに上げとるのは364でございますが,約430件ぐらいだったと思います。通報がありまして,調査をした結果,やはり民地と民地の場合は,先ほどのようにできませんので,そういうのは外した数が今364でございます。

 それと,家の裏の土砂が山などが崩れた場合に,上のほうに里道や水路がある場合の対応でございますが,その辺は公図を調べて現地へ行きまして,水路や里道の支障によって,例えばそちらへ水が流れたりして被災ということでありましたら市のほうで対応するように考えております。なかなか全部今のところまだ回れてませんので,そういう情報がありましたらいただければ,まずは調査を先にしたいと考えております。



○政平智春委員長 土木管理課長。



◎建設部土木管理課長  土木施設の箇所でございますが,道路に関しましては217カ所,河川に関しましては141カ所,それから崩壊土砂の取り除きが173カ所となっております。

 登町に上がる道路,3路線ございますが,委員の仰せの末光から登町へ向けて市道幸崎町66号線というのがございます。これはほとんど未舗装に近い道路でございますが,こちらのほうは大きな崩壊土砂が2カ所発生しておりまして,この土砂の取り除きは終わっておりますが,1カ所まだ道路にひび割れが入ったりしておりますんで,大きなトラックは通れるような状況ではございません。あと,須波と和田から上がるそれぞれ1本ずつ路線がございますが,こちらのほうも小規模な崩壊土砂がございましたが,取り除きが終わりまして,現在は通行できるような状況でございます。

 以上でございます。



○政平智春委員長 七川委員。



◆七川義明委員 今回見て回った中に1つ気になったのはそういったことでございましたが,通常あの管理はどこがやりょるんですか,水路にしても里道にしても。ほとんど手つかずになっとるところですね。私は田野浦ですから田野浦を基本に言ってますが。ちょっと教えてください。



○政平智春委員長 農林整備課長。



◎経済部農林整備課長  管理の質問でございますが,里道につきましては,通常の里道は土木管理課が管理をしておりますが,その中で農耕用,周りが田んぼばっかりとか畑ばっかりのときは農林整備課がしております。数が多いものですから,分けてしております。水路につきましては,公図上にあります青線水路につきましては土木管理課が管理しております。農林整備課は用水路,ため池から田んぼに入る水の水路については農林整備課が管理をしております。管理区分はそうなっております。



○政平智春委員長 七川委員。



◆七川義明委員 わかりました。むしろ,そういった抽象的でなくして,やっぱり地元へ協力してもらうような体制をとっとかんと,これからまだまだ災害が発生するんではないかというふうに見ました。ふだんからやっぱり管理体制をとっとかんと,何ぼうでも起きるような状況であるというふうに見ましたからね。何とか地元へも協力をもらったり,関係者の協力をもらったりして,ふだんから見回りしとるとか,土砂の撤去もしとくとか,そういったことをしとかんと,そりゃあれだけの豪雨だったら一遍に下流に出てまいりますからね,起きるんが当たり前になってきますからね。危険なのは,それが民家へ押し寄せるという件もございましたんで,あれ以上降ったら大きな事故になっとるというふうな見方もできますからね。その原因が水路から来ておるということであれば,当然それは公的な措置をしなきゃならん。ただ,起きたところが民民であるということだけで処理をしてもらったんではいかないというふうに思いますが,再度そこの見解をいただいておきたいと思います。

 それから,竜王への関係でございますが,全体的な整備をしなければならん状況の中でありますから,やっぱり3路線を含めて見ていかねばならん,通常ね,とは思いますから,この災害を機に筆影竜王対策を考えていっていただきたいということを要望にしておきたいと思います。



○政平智春委員長 経済部長。



◎経済部長  このたびの災害を糧にした今後のいわゆる公物管理なり水路管理についての御指摘をいただきました。

 まさに,我々も痛感,今回の災害については大きな痛手を負いましたし,一番痛手を負われたのは被災された市民の方々,それと水利権者の方々というふうに認識しております。おっしゃるとおり,水路は日々の管理を怠るとそこから水がオーバーフローして崩落の原因になるというのは,皆さんよく御存じだというふうに考えております。今後,水利権者の方々も今回の災害を糧に,より一層管理のほうに力を入れていただけると思いますし,市といたしましてもそういった管理の徹底について啓発をしてまいりたいというふうに考えております。

 それと,要望でございましたけれども,久和喜竜王線につきましては,やはり構造が林道規格ということで,のり面の勾配等が市道と比べて非常にきつうございます。落石の箇所も今回の災害に限らず起きているところもございまして,開通に向けて再度危険箇所のチェックをし,そして今回のような大雨の際には,場合によっては通行どめをかけて事前に人的被害を未然に防ぐという措置も必要かなというふうに認識しておりますので,今後の久和喜竜王の管理,パトロールにつきましては十分に留意していきたいと考えております。

 以上でございます。



○政平智春委員長 寺田委員。



◆寺田元子委員 農林と土木,それぞれの説明欄のところ,災害復旧事業費というふうに一まとめにして金額が示されているんですけれども,それぞれ現年補助災害復旧費,単独災害復旧費,その金額の内訳をお示しいただきたいと思います。

 それから,13節の委託料のところ,災害復旧業務委託料ということになっておりますが,これは従来よく崩壊土砂取り除き業務委託料というふうになってたんですけれども,このそれぞれの委託料,農林でいいますと5,600万円,そのうちの崩壊土砂の取り除き業務委託料は幾らこの中に含まれているのか,土木のほうも取り除き委託料が幾ら含まれているのか,その点が2点目です。

 それから,先ほども七川委員からありましたけれども,採択要件に満たない箇所というものが相当把握しておられるというふうに思います。かつては耕作していて,それが民地であって,それに付随したのり面とかそういったことは耕作していれば対象になったり,規模の一定の規模もあるようですけれども,今は耕作放棄地というものが非常にふえてますから,そういったところが崩れた場合,これはなかなか行政で単独復旧というのにも採択にならないという箇所が結構あったのではないかというふうに思いますが,そのあたりについては国に対してもう少し緩和を求めるとかというふうな対応をしていかないと,いつまでたっても,もし民間,住民の方がもうよう手をつけないと,このままやるしかないというふうなことになった場合は,そこがどんどんまた二次災害なり再度の大きな災害につながっていく可能性もあるわけですから,そういったところ,国に対して緩和を求める部分,また市としても緩和策を考えていく部分,そういったことが今回の災害の現状から考えていかねばならないことが起きているのではないかと思いますが,そういったことについて伺います。



○政平智春委員長 農林整備課長。



◎経済部農林整備課長  まず第1点目,工事請負費の現年と単独の分けでございますが,8ページでございますが,補助災害の工事費が1億5,700万円,それから単独災害が7,000万円,合わせて2億2,700万円でございます。

 それから,その上の13節委託料の5,600万円ですが,これは先ほどもありましたように,130万円を下回る工事の委託料でございまして,専決でした6,200万円は崩土をとります委託料です。

 それから2点目,耕作放棄地になっている箇所の補助の採択でございますが,基本的に災害復旧は個人のものはできません。市が管理する道路であったり,水路であったりでございますが,こういう異常な天然現象のときにだけ国のほうが畑や田の農地について補助金を出していただいております。この中身で,まず農林水産業の維持を図り,農家経営の安定に寄与するというのがありまして,今のところでは耕作放棄地につきましては災害の対象にならないのが現状でございます。



○政平智春委員長 維持係長。



◎建設部土木管理課維持係長  寺田委員さんからの御質問がありました第2項土木施設災害復旧費第1目土木施設災害復旧費の15節工事請負費3億680万円のうち,現年補助災害復旧工事費と現年単独災害復旧工事費の内訳でございますが,現年補助災害復旧工事費はそのうち1億3,780万円,現年単独災害復旧工事費は1億6,900万円でございます。

 以上でございます。



○政平智春委員長 寺田委員。



◆寺田元子委員 3点目のところの,こういった大きな災害があったときに,国がまた原状復帰を前提にして補助採択の要件にしてくれてる畑や田んぼのところなんですけれども,先ほども申し上げましたように,なかなか今はそういったことが維持されていないという現状が非常に広がっております。何かが植えられていればそういったことに補助採択の要件にもなるかもしれませんが,またそれは面積も一定の面積以上でないといけないということがあって,余りに小さければそれも採択からは漏れるというふうなことがあって,これがずっと全国同じ基準でやられているとすれば,なかなか復旧に実際はかかれないという現状のままで放置して,後手後手に行政はならざるを得ないと。崩れれば,道路に崩れた崩土は,それは持って帰りますよと言っても,それの繰り返しでどんどんどんどん傷口が広がっていくということもあり得るわけですし,ですから今の面積で対応ができない,不採択の要件がそういった理由があるなら,国に対してももっと緩和していくことを求めるべきでありましょうし,それから現状の耕作放棄地,こういったことに対しても,やはりそのままほっとけばもうどんどん崩れていく,大きな災害につながりかねないわけですから,そういったことも緩和していくことを求めるとかしていかないと,従来のまま,このままもう何十年来てるのかわかりませんけれども,やっぱり見直しを求めるというのは非常に大事なことではないかというふうに思うんですけれども,そういった考えについて伺いたいと思います。



○政平智春委員長 経済部長。



◎経済部長  耕作放棄地等を中心にした今後の災害対応であるとか,資産管理についての御指摘でございます。

 おっしゃるとおり,耕作放棄地,年々拡大しておりまして,国土保全の観点からも非常に危機的な状況になりつつあるというのは,我々も認識しております。そういった意味でも,他の農林施策で休耕田の粗放化,いつでも農地に戻せるような対応をしていく制度であるとか,休耕田を活用した新たな担い手の農業参入であるとか,そういった施策で側面支援をしながらやっていきたいとは思いますけれども,なかなか物理的にも限界があるということもわかっております。これにつきましては,基本的にはこの状況というのは三原市に限ったことではないというふうに思っておりますし,個人の資産管理という観点もございまして,なかなか公共として手を出しにくいというところもございますけれども,国土保全の観点からいえばそうも言ってられないというところもございますので,これにつきましては県内の市町,場合によっては全国的なうねりになって対応していかざるを得ないような状況,状況というか課題というふうに考えておりますので,今後県内,当面は県内市町と情報交換,連携しながら取り組んでまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○政平智春委員長 寺田委員。



◆寺田元子委員 全国同じ状況のもとでのこういった基準を設けているわけですから,基準に漏れて,住民の皆さんは何とか行政も少しフォローしてくれるんだろうと期待を持っていたら,これもあれも全部全て基準に満たないのでだめですと言われたら非常にがっかりもこられますし,また応えられなかった行政としても何らか手を差し伸べようとしても基準がやはりあって,そんなところではお互いがしっくりこないままということが結構あった,それが不採択というふうな膨大なカルテをお持ちだと思いますが,そういったものになっていくんだろうと思います。全国も,どこかがこれ声を上げていかないと,よそが上げてくれるだろうと,大きな災害があったときに,じゃあ,そのことも含めてと言ってたのではこれまた対応がおくれてしまいますので,やっぱり共通の課題であるなら,それとしてちゃんと捉えて,県内の意見をまとめるとか,国に上げていくとか,そういった行政サイドのプレーもぜひこれはしていただきたいということを思いますので,再度伺って終わりたいと思います。



○政平智春委員長 経済部長。



◎経済部長  ごもっともでございます。いただいた御意見に基づいて,今後,先ほど言いましたけれども,情報共有,連携しながら一定の規制緩和なり,そういったうねりにしてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○政平智春委員長 中重委員。



◆中重伸夫委員 何点かちょっとお伺いします。

 まず,市の担当職員の皆さんが夜も徹して対応していただいたことは大変私自身も助かっております。本当に暑い中,寝る時間もない中,よくやっていただいたと思っております。何点かお伺いしたいんですが,先ほど来,県,国へ補助対象として申請をするということでありますけれども,対象外,対象というところが少しどういう条件でそうなっていくのかというのを教えていただきたい。余り詳しく聞いても,詳しくはまた聞きに行ってもいいんですけれども,一つの基準,判断があろうと思いますので,簡単でも結構ですから,お伺いしたい。

 それから2点目は,先ほどから新しく道路が久和喜竜王線においても,先ほど林道だから基準がちょっと市道と違うという説明をいただいたわけですけど,末光田野浦線も林道だったかな,どうかな,あそこも土砂崩れがあって,通行の車がなかったというのはよかったなと思ってますが,新しい道路というのは新しい基準でいろんな対応されたような道路づくりが始まってるんだろうと理解をしているところですが,当然古い道路というのは昔ながらの基準でつくってきたものだと思います。古いところは古いところで崩壊してきたというふうに理解をしているんですが,そこらあたり新しい道路がなぜずれてきたのかなという,割と新しいといいますかね,そこら辺の分析といいますか,お伺いできたらと思ってます。

 最後に,今回の被災地,いろんなケースがたくさんあろうと思いますが,どういったことが原因で,まあそりゃ1時間当たり相当な雨が降ったんよと言えば,そのとおりなんですけれども,どういった分析をされているのかなと,専門の立場として,そんなお考えが伺えたらと思います。3点よろしくお願いします。



○政平智春委員長 農林整備課長。



◎経済部農林整備課長  まず1点目,補助事業の採択基準でございますが,これは農林災害の場合でございますが,まず1番が工事費が40万円を超えるものが補助事業でございます。未満のものはだめでございます。それから2番目として,経済効果の少ないもの。経済効果というのは,例えば畑が壊れたときに復旧限度額というのが出まして,それも一応,壊れた範囲が40万円以上の価値といいますか,そこで物をつくると40万円以上の物ができるというような試算がありまして,それ以上でないとできません。それが経済効果が少ないものということになります。それからあとは,今後,これからは農地でなしに施設になると思いますが,維持工事と見られるもの,それから設計の不備とか維持管理不良が起因になったもの,それから被害の小さい施設というのが補助事業の採択を受けられない条件としてあります。ちょっと難しいんですけど,それは当然,私どもが行って,広島県と一緒に見て判断をして,それから補助事業へ上げています。

 それから,2番目の林道の基準でございますけども,当然市道と林道では曲線とか,曲がったときに見える視距といいますか,そういうものの構造的な差があります。それと,このたび部長が言いましたのは,のり面の勾配,やはり林道の場合は道路の昔の基準でございますので,急なんです。例えば,恵下谷などは県道ですけども,すごい急なんです。あれが昔の道路の基準でした。林道はああいう形のものをつくってますというので,やっぱりのり面の勾配がこういうものがこういうものなので崩れやすいというのがあるのは事実でございます。林道の規格がございます。

 それから,3番目の原因の把握でございますが,このたびは当然豪雨なんですけども,豪雨が四,五日間続いたというのが原因だと思ってます。特に今回は,崩土,崩れた災害が突出して多いんですが,やはりそれは雨が降ったときに,地中へ水がたまるんですが,それが乾かないうちに次が降った,また乾かないうちに降ったということで,1週間のうちに約100ミリぐらいの雨が3回ぐらい続きましたので,それが原因で崩土という災害が起きたんだというふうに考えております。

 以上です。



○政平智春委員長 土木管理課長。



◎建設部土木管理課長  公共土木災害の採択基準について説明させていただきます。

 復旧の工事費が60万円以上,それから道路に関しましては幅員が2メートル以上のものでございます。河川につきましては,深さが1メートル以上のものが該当しております。

 それから,被災の原因でございますが,このたびの被災原因は,主に道路へ対しまして上の斜面が崩れてきたもの,これは民有地の畑であったり,山であったり,そういうものが大半でございました。それから,道路自体が崩れて下へ落ちたというようなものでございます。いずれにしましても,やはり雨が一ところへ集中したりしまして,そこへたくさんの水が流れて,土がやわらかくなって,たくさんの土砂が崩れたというような原因がそこにございます。

 以上でございます。



○政平智春委員長 中重委員。



◆中重伸夫委員 なかなか災害を,被害を抑えていこうという目線で物を考えていくならば,災害が起きる要因としては豪雨がだんだんいわゆる地球温暖であったり,いろんなことが言われる中で,以前よりもそういう自然的な要素,環境が変わってきたと言えばそのとおりだと思いますけれども,とすれば,そういう環境が変わってきたんであれば,行政としてもそれにすぐにはできないと思いますし,単市でも対応できないと思いますけれども,そういう専門の立場として市民の安心・安全にどう対応していくかを基準に考えていくならば,そこらあたりのアクションが要るんだろうと思います。それは国が考えていかにゃいけんことでも当然あるでしょうけども,いろんな現象を目の前に見て,目の前の処理を一生懸命やっていただいてるのはようわかるんですが,そこらあたりを今後どういう方向性が要るのかなという方針といいますか,羅針盤のような,一つ誰かが判断していかなくてはいけないんだろうし,そこらあたり,ちょっと抽象的なことをお伺いするようですが,時代は変わっていっております。お願いします。



○政平智春委員長 経済部長。



◎経済部長  寺田委員さんからいただきました質問の繰り返しになるかもわかりませんけれど,やはり中重委員さんがおっしゃるように,自然環境,特に雨の降り方であるとか,気温であるとか,そういった自然環境が私が小さいときから,子どものときから見ても非常に変わっているというのも実感してますので,今回の災害が大きな教訓というふうにも受けとめておりますし,これを広島県内,中国地方,そして日本全国へというような形で,環境対策,環境対応していく準備期間にも当然入っているというふうには個人的にも認識しておりますので,道路構造の,例えば林道を市道規格,道路規格でやるとか,そういった部分については予算等反映してくると,そちらにかかわってくる部分もございますので,それは一朝一夕にはいかないというふうには思いますけれども,災害を未然に防ぐやはり設計思想の段階からいろんな意味,道路を通す位置であるとか,構造であるとか,そういったものはある程度総合的に判断しながら,やっぱり転ばぬ先のつえは考えていかなくちゃいけないのかなというふうに考えております。答えになるかどうかはわかりませんけれども,はい。いろんな場面,国のほうへ意見を上げる場面,市長会等もございまして,国への要望という作業もできる場面もございますので,そういったところへ上げていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○政平智春委員長 中重委員。



◆中重伸夫委員 大変難しい質問をさせていただいているとは思ってます。広島の災害,私もボランティアで復旧,長靴を履いて行ってきましたけれども,ああいった豪雨が降って,そしてどさっと流れて,市としても,県としても大変な費用を出しながら,全国的な補助をいただきながら対応してるというのは理解してるんですが,三原においてもそういうマップをつくって,それぞれがまずは命を大事に避難することという啓蒙はわかってます。そういうことも当然大事ですけれども,中長期に考えていきますと,まずは避難しなさいというのもわかりますが,行政としてやっぱり中長期に考えたときに,市民だけでは対応できないという部分の中で,道路づくりもわかりますが,何か一つの考え方というのが新たに出てこないと,本当の意味で安心・安全なこの三原市,まあ三原市だけの問題ではないと思います。もっと大きな目線で物を捉えて,国や県を動かしていくということが,直接市民や県民に接してる我々の仕事でもあろうと思います。そこらあたりの答弁が少し欲しかったかなと思っているんですが,いかがでしょう。



○政平智春委員長 副市長。



◎大西英之副市長 貴重な御意見ありがとうございます。

 おっしゃるように,今は,今まで以上に想定外の,想定以上といいますか災害が発生しておりますので,現状では復旧費用といいますのは,いわゆる災害箇所しか適用できないという縛りがあるようですけども,私としましてはやはり要望整備というところまで踏まえて適用ができるように,先ほど委員もおっしゃいましたけども,規制の緩和,拡大といいますか,そういったところに働きかけていきたいと思いますし,あと三原市としましてやっぱり災害計画といいますか,今後といいますか,そういったところもまとめながら市民の皆さんが安心して暮らせるような市政を今後取り組んでいきたいと思いますので,またひとつ御指導,御協力をよろしくお願いしたいと思います。



○政平智春委員長 岡本委員。



◆岡本純祥委員 すみません。2点ちょっとお伺いしたいと思います。

 ブルーシートの配布の件なんですが,非常に今回被害箇所も多くて大変じゃったというふうに聞いております。また,23,24の日には,ある課へ聞くとありませんと,ある課へ聞くとあっこにありますというような答えがあったというふうに私自身も把握しとんですが,今ありませんから自分で,というのが,24日の日にちょっと晴れて,夕方また雨が降るよというような話があったときに,急いでビニールシートが要るというようなときに,ホームセンター等へ駆け込んだんじゃが,もう売り切れとったとか,そういうような場面に出くわしたんですよ。そのときに,それぞれの担当課へ聞くと,ここはない言われたんで,いや,ほんでここはどうなっとんかというてからいうたら,ほかの課へ聞いたら,いや,ありますよという話で,ほいじゃあ,早速そこへ取りに行ってくださいというような話も現場対応でさせてもらったんですが,そこらのところをきちっとやっぱりお互い,何時の時点ではなかったよと,何時に入りましたとかというような話もあるんじゃろうと思うんで,その辺のところをそれぞれの課で,あるいは災害,どっかが一つきちっと対応ができるような,市民に混乱を招かんような対策をとってほしいなというふうな思いがしとります。

 それともう一つ,里道の崩壊が結構あるじゃろうというふうに思うんです。この里道というのはふだん全然管理ができないと,里道まで管理しょうると本当三原市の財政というか,もう職員もどうもならんというのはようわかるんですが,こういう災害が起こって,里道が原因で起きた災害,そしてまた里道が上のほうにあったりするわけですけど,それが崩壊していわゆる建物へいったとかというような例もありますし,その場合,例えば,具体的に言いますと,エアコンの室外機とかあるいは軒先,あるいはといとかというようなのを壊す場合がありますよね。そんな場合に,三原市としては一切補助がないというふうな話なんです。これは,今の現状,時点ではそうでしょうけど,市道なんかの災害には,例えばパンクしたとかというんでも補償が出るわけですよ,割合で。こういう場合には,雨が原因ですから,予想せん雨とか災害認定雨とかというふうな雨が原因ですからこれは一切出ませんというような話に今,市の規定ではなっとると思うんですが,将来考えて,やはり市の施設が崩れて市民に迷惑かけたと,こういう場合,今までどおりでいいんかどうか,そこらの対応はどういうふうに市のほうとしては考えるか。私としては,3分の1あるいは2分の1の補償というようなことも将来的には考えなきゃいけん時代が来るんじゃないかなというふうな思いがあるんですが,できるだけ里道の管理というのはあくまでも民間でやるんがこれは当然じゃというふうには思うんです。これ行政がやると本当にどうもならんという感じがするんですが,そういう場合に,里道がこうようになっとるよという,ほいじゃ直してくださいと,いや里道だからできませんという話にはいつでもなるんですけど,その辺の里道の管理に関する,あるいは補償に関することについてもし考え方があれば,将来どういうふうにまた考えていくかということもちょっと要るんじゃないんかなというふうに思うんですが。



○政平智春委員長 土木管理課長。



◎建設部土木管理課長  里道の崩壊等に伴って民有施設,民間の家の施設等に影響が及んだとき補償ができないかというような御質問だったと思います。

 現在のところは,里道が崩壊して崩土等が家の裏へ崩れて,そこにあります施設が壊れたりしても,一応災害ということでその壊れたものの施設については補償はいたしておりません。ただし,土砂等は市のほうで撤去させていただいて,復旧工事をさせていただいとるところです。現在,補償の件ですが,全く今のところはございませんが,今後考えたらどうかということでございますが,やはり災害というのはどこでどういうふうに起きるかわかりません。それから,管理の問題もあると思います。里道に問題があったんか,宅地のほうで下のほうを削られとったとか,水が集まりやすいような状況に里道の下のほうがなっとったとかというようなこともあるかもわかりません。いろんな原因があると思うんですが,この補償については今後検討していく必要はあるかと思いますが,すぐに,じゃあ,補償について考えましょうという段階ではない,今のところないような状況でございます。

 それから,里道の管理でございますが,実際には御利用になられとる方にほとんどが管理していただいとるような状況でございます。生活道路として非常に重要なものについては市のほうで対応させていただいておりますんで,今後もこのような管理の仕方を続けていきたいとは考えております。

 以上でございます。



○政平智春委員長 危機管理課長。



◎生活環境部危機管理課長  御質問のビニールシートの配布につきまして,課によって対応が違っていたということにつきまして,具体的なものについてはちょっと把握はしていないわけでありますけれども,確かに雨が降りまして,ブルーシートの配布の需要が非常に高まった中で,一般に配布をするのが多い,比較的小さいサイズのものが急激に出てしまって,在庫が残り少なくなったという状況で,すぐに配布ができなかったというようなところがあったかと思われます。ただ,課によってちょっと対応が違ってたというのが,やはりしっかりと情報の共有がちょっと十分にできていなかったという面があろうかと思いますので,今後,情報の共有をしっかりしまして,共通した対応ができるように改善をしていきたいと考えております。よろしくお願いします。



○政平智春委員長 松浦委員。



◆松浦良一委員 時間も迫ってまいりましたので簡単に聞かせていただきますが,建設部長,それから経済部長にお尋ねしますが,現災というのはよく理解をいたしておりますが,三原市の場合は過年災,過々年災はありますか,ありませんか。私はないように聞いておりますが,その点について答弁をいただきたいと思います。



○政平智春委員長 経済部長。



◎経済部長  農林災害のいわゆる積み残しといいますか,過年災害の件数でございますけれども,残っておる案件というのはございます。それが何カ所かというのは,現時点でちょっと具体的な数字はお答えできませんけれども,それは計画的に整備をしておりますが,現実はまだまだ残っておるというのが現状でございます。

 以上です。



○政平智春委員長 建設部長。



◎建設部長   建設部所管の過年災でございますけども,基本的にはないものと認識しております。ただし,最終的に崩れるに至ってない,一定の変状にとどまっとるものとか,災害復旧の申請に該当しないようなもの,経過観察をしつつ場合によってはブルーシートで養生したりして緊急性を鑑みながら逐次対応をやっていくようなもの,そういったものについては維持修繕の範囲で対応する必要があるものについては,幾分かあるやに考えております。そういうふうに認識してます。



○政平智春委員長 寺田委員。



◆寺田元子委員 端的に伺います。

 財源内訳についてです。10年来にない大規模なこういった災害復旧費となったわけなんですけれども,説明があったように繰越金を充てています。専決で一般財源を費やしたものと今回の補正予算,合わせて5億4,000万円ほど繰越金を一般財源で充てているというふうに理解しておりますので,この補正で繰越金は2億3,000万円ほど残額があるというふうに理解しているんですけれども,率直に直感で思いましたのは,こういった災害があったとき,本当に財源がなければ復旧もできないということを痛感をいたしました。現時点で2億3,000万円しか前年度の繰越金が残っていない。これから台風災害等どう来るかということも心配なんですけれども,財政調整基金は58億円程度だったですかね,今ある,そういったこともありはしますけれども,やはりこれからの事業,市民のこういった財産,命を守っていくという観点と,それから一方でどんどん大型事業を進めていこうというこういった市政のあり方からして,やはり財源的なものというのを本当に確保していかないと,いざというときの対応はできないということを痛感しましたけれど,池本副市長,この今回の災害に費やした一般財源,こういったことから見て,市の財政のあり方,そのことについてどのようにお考えか伺っておきたいと思います。



○政平智春委員長 池本副市長。



◎池本勝彦副市長 確かに委員おっしゃるように,財政面,十分考慮していかなきゃいけないのは当然のことであります。大型事業が立て込んでるという御意見ですけども,これも従前から申し上げてますように,今やらなければいけないということで皆さんとも議論をしながら予算づけをして進めさせていただいてるわけで,それはそれで進めていかなきゃいけませんけれども,こういった災害,緊急に対応するときには必要なお金というのはしっかり持っとかなきゃいけない,おっしゃるとおりでございます。そういうときのために財政調整基金等々の基金もあるわけでございますので,今回で言えば繰越金がたまたま27年度で出たから今のところは繰越金で対応できてますけれども,それがないということになると基金に手をつけていかざるを得ないというふうには思っております。

 以前の決算委員会でしたか,繰越金を出すのが悪だというふうな御意見も実はいただいたこともあるんですけれども,この繰越金というのは結果として残るわけであって,これをたくさんためるがための方策を知恵絞ってやってるわけではございませんので,そこを改めて御理解をいただきたいということが1つあるんですけれども,何はともあれ災害対応,それから市民の安心・安全を守るということは市の役割としての第一でございますから,それは財源がないからできませんということは言えませんので,財源にも気を配りながらしっかり取り組んでいきたいというふうに思います。



○政平智春委員長 そのほかございませんか。

      〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○政平智春委員長 以上で議第81号についての質疑を終結いたします。

 理事者,退席願います。

 これより討論に入ります。討論はありませんか。

      〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○政平智春委員長 討論なしと認め,討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 ただいま議題となっております議第81号平成28年度三原市一般会計補正予算を採決いたします。

 本案は原案どおり決することに御異議ございませんか。

      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○政平智春委員長 御異議なしと認めます。よって,本案は原案どおり可決すべきものと決しました。

 以上で議案の審査を終了いたします。

 委員長報告についてでありますが,委員長報告は委員長に御一任を願いたいと思います。これに御異議ございませんか。

      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○政平智春委員長 それでは,そのようにさせていただきます。

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○政平智春委員長 以上をもちまして補正予算特別委員会を閉会いたします。

      午後零時9分閉会

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三原市議会委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。



三原市議会補正予算特別委員長