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広島県 呉市

平成15年 5月臨時会 予算特別委員会(補正予算) 05月22日−01号




平成15年 5月臨時会 予算特別委員会(補正予算) − 05月22日−01号







平成15年 5月臨時会 予算特別委員会(補正予算)



       平成15年5月臨時会 予算特別委員会会議録 第165号



 平成15年5月22日(木曜日)呉市議会協議会室において開会

 出席委員

         1番  平 岡  正 人

         2番  谷 本  誠 一

         3番  岡 本  節 三

         4番  奥 田  和 夫

         5番  玉 谷  浄 子

         6番  大 野  喜 子

         7番  山 上  文 恵

         8番  得 田  正 明

         9番  上 村  臣 男

         10番  岩 岡  マスエ

         11番  田 中  良 子

         12番  渡 辺  一 照

         13番  神 田  隆 彦

         14番  石 山    講

         15番  岩 原    椋

         16番  岡 崎  源太朗

         17番  加 藤  忠 二

         18番  北 川  一 清

         19番  佐々木    晃

         20番  下 西  幸 雄

         21番  片 岡  慶 行

         22番  池庄司  孝 臣

         23番  石 崎  元 成

         24番  竹 川  和 登

         25番  薬研地    馨

         26番  芝      博

         27番  山 本  良 二

         28番  茶 林    正

         29番  大 本  弘 之

         30番  舛 野  茂 樹

         31番  重 盛  親 聖

         32番  小 泉  曙 臣

         33番  荒 川  五 郎

         34番  小 田  元 正

         35番  中 田  清 和

 欠席委員

             な    し

 説明員

  市長         小笠原  臣 也

  助役         川 崎  初太郎

  助役         赤 松  俊 彦

  収入役        宮久保  憲 治

  総務部長       石 井  久 雄

  秘書広報課長     小 松  良 三

  理事         矢 口  孝 文

  企画部長       岡 島  正 男

  広域行政推進室長   芝 山  公 英

  財務部長       田 中    浩

  財政課長       大 下  一 弘

  市民部長       辻    一 明

  福祉保健部長     松 田  敏 彦

  福祉保健部次長    舩 本  雅 彦

  環境部長       見 世  正 志

  経済部長       本 岡    栄

  建設管理部長     土 居  賢 三

  都市政策部長     村 上  義 則

  土木建設部長     斉 藤  基 朗

  港湾部長       佐 藤  俊 幸

  港湾部次長      中 川  耕 治

  都市交通推進室長   荒 井  和 雄

  教育長        堀    久 真

  理事         崎 本  賢 次

  教育総務部長     中 本  克 州

  蘭島文化振興施設所長 柴 村  隆 博

  消防長        大 森  健 三

 議会事務局職員

  事務局長       藤 原  秀 明

  事務局次長      久 保  政 明

  議事課長       松 沢  正 佳

  議事係長       清 水  和 彦

     ──────────────────────────────

  会議に付した事件

 1 委員長の互選

 2 副委員長の互選

 3 議第87号 専決処分の承認について

   議第88号 専決処分の承認について

   議第89号 平成15年度呉市老人保健医療事業特別会計補正予算

   議第90号 平成15年度呉市警固屋地区用地造成事業特別会計補正予算

     ──────────────────────────────

            午後1時02分     開   会



○薬研地臨時委員長 お疲れでございます。

 これより予算特別委員会を開会いたします。

 年長の私が、委員長が互選されるまで委員長の職務を行います。

 お諮りいたします。

 本委員会は報道関係者の傍聴を許可することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○薬研地臨時委員長 御異議なしと認めます。よって、報道関係者の傍聴を許可することにいたします。

     ──────────────────────────────



△1委員長の互選



○薬研地臨時委員長 委員長の互選を行います。

 お諮りいたします。

 互選の方法は、指名推選により私が指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○薬研地臨時委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。

 委員長に下西委員を指名いたします。

 お諮りいたします。

 下西委員を委員長の当選人と定めることに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○薬研地臨時委員長 御異議なしと認めます。よって、下西委員が委員長に当選されました。

 委員長と交代いたします。

     〔薬研地臨時委員長退席、下西委員長着席〕

     ──────────────────────────────



△2副委員長の互選



○下西委員長 失礼いたします。まことにふなれでございますが、どうぞよろしくお願いをいたします。

 副委員長の互選を行います。

 お諮りいたします。

 互選の方法は、指名推選により委員長が指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○下西委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。

 副委員長に神田委員を指名いたします。

 お諮りいたします。

 神田委員を副委員長の当選人と定めることに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○下西委員長 御異議なしと認めます。よって、神田委員が副委員長に当選されました。

     ──────────────────────────────



△3議第87号外3件



○下西委員長 議第87号専決処分の承認についてから議第90号平成15年度呉市警固屋地区用地造成事業特別会計補正予算まで、以上4件を一括して議題といたします。

 本4件の説明を願います。

 財政課長。



◎大下財政課長 それでは、議第87号から議第90号までの4件を一括して御説明いたします。

 なお、議第87号及び議第88号につきましては、補正予算を専決処分いたしましたので御報告し、承認を求めるものでございます。

 まず、議第87号平成14年度呉市一般会計補正予算(第6号)でございますが、これは市債の額の決定に伴うものでございます。

 第1条の歳入歳出予算から御説明いたしますので、32ページをお開きください。

 歳出、(款)民生費、(項)社会福祉費、4目の心身障害福祉費から、以下44ページまで歳出費目が続いておりますが、これは3月議会後に市債の額が決定いたしますので、これに伴い特定財源と一般財源との財源更正を行っているものでございます。いずれも補正額はゼロでございます。

 個々の内容につきましては、説明を省略させていただきます。

 それでは、26ページをお願いいたします。

 歳入でございますが、市債がトータルで7,560万円の減額となっておりますので、これに要する財源といたしまして地方交付税を同じく7,560万円増額し、調整をいたしております。

 続きまして、24ページをお願いいたします。

 第2条、第2表地方債の補正でございますが、地方債の変更分といたしまして、高齢者等住宅整備資金貸付事業ほか17事業につきまして限度額を変更するものでございます。

 個々の説明は省略させていただきます。

 本件の説明は、以上で終わらせていただきます。

 次に、47ページをお願いいたします。

 議第88号平成15年度呉市一般会計補正予算(第1号)でございますが、これは下蒲刈町との合併に伴い、旧下蒲刈町で平成14年度中に完了できなかった事業を呉市の平成15年度事業として引き継ぐための補正予算でございます。

 第1条は、歳入歳出予算の補正といたしまして、歳入歳出それぞれ3億2,925万9千円を追加し、総額を835億8,425万9千円とするものでございます。

 それでは、歳出予算から御説明いたしますので58ページをお願いいたします。

 (款)土木費、(項)港湾費、4目の海岸保全施設整備費441万円につきましては、県直轄事業の負担金でございます。特定財源として、地方債400万円を計上いたしております。

 続きまして、60ページをお願いいたします。

 (款)教育費、(項)社会教育費、6目の社会教育施設費3億2,484万9千円は、蘭島閣美術館等整備事業として三之瀬御本陣復元工事等に要する経費でございます。特定財源として地方債3億730万円を計上いたしております。

 以上で歳出の説明を終わります。

 続きまして、55ページをお願いいたします。

 このたびの補正に要する一般財源でございますが、表の右下にございますように1,795万9千円でございます。これに要する財源といたしましては、旧下蒲刈町の14年度決算剰余金をもって対応いたしております。

 次に、50ページをお願いいたします。

 第2条第2表他方債の補正でございますが、追加分といたしまして蘭島閣美術館等整備事業に係る限度額等を定めるものでございます。

 また、変更分といたしまして港湾整備事業の限度額を変更するものでございます。

 本件の説明は、以上で終わらせていただきます。

 次に、65ページをお願いいたします。

 議第89号平成15年度呉市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、第1条の歳入歳出予算の補正といたしまして歳入歳出それぞれ5,400万円を追加し、総額を209億9,953万6千円とするものでございます。これは平成14年度の決算見込みにおきまして歳入歳出不足額が5,400万円生ずる見込みのため、平成15年度の歳入から同額を繰上充用金として計上し、不足額を補てんするものでございます。この財源といたしましては、国庫支出金、県支出金をもって充当いたしております。

 次に、77ページをお願いいたします。

 議第90号平成15年度呉市警固屋地区用地造成事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、第1条の歳入歳出予算の補正といたしまして、歳入歳出それぞれ5億4,906万7千円を追加し、総額を7億6,500万6千円とするものでございます。これは平成14年度の決算見込みにおきまして、歳入歳出不足額が5億4,906万7千円生ずる見込みのため、平成15年度の歳入から同額を繰上充用金として計上し、不足額を補てんするものでございます。この財源といたしましては、財産売払収入をもって充当いたしております。

 以上、簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。



○下西委員長 これより質疑に入るわけですが、挙手されましたらしばらくそのままお待ちください。

 御質疑願います。

     〔質疑希望者挙手〕



○下西委員長 本日の委員会の発言順位は、リンク制により新生同志会からです。新生同志会がないようですので、山上委員。



◆山上委員 それでは、第88号なんですが、蘭島閣美術館の方の三之瀬御本陣復元工事、これが、この事業が引き継ぎをされるという大きな理由と、その経緯をまずは御説明ください。



◎中本教育総務部長 今回予算に計上させていただいたのは、要は平成14年度で終わる予定だったものが、予想を超える浸水がありましたもので、その関係で工事がおくれて、そして15年8月29日の完成予定日ということでございます。そういったことで、継続事業になったんですけども予算を計上させていただきました。

 あと、運営等の継続というのは、これはもう合併の協定の中で、蘭島の文化施設、これはすべて、この財産というもの、文化施設は引き継ぐということで協定を結んでおります。



◆山上委員 そうなりますと、新聞の記事には耐火性を重視した鉄筋コンクリートづくりというふうになっておったんですけど、この浸水によって、地盤の関係で耐震性はどうなのかなという思いがしたんですけれども、この点はどのように、工事の金額は変わってない模様ですから、どういうふうに対応されてるのか、お聞かせください。



◎中本教育総務部長 建物の安全性とか耐震性についてでございますが、鉄筋コンクリートということで非常に頑丈なものになったということです。今まで木造しかなかったんですけども、今度はそういったものをつくるということで。

 それから、浸水対策にちょっと時間を要したというのは、やはりまずは地盤を固めていくということでございます。矢板を打って、そしてほかの建物等に影響しないような措置を講じたということで、もちろん耐震性も確保されているものと考えております。



◆山上委員 59ページに、海岸保全の施設整備の方であるんですけども、これはどのような内容なんでしょうか。



◎中川港湾部次長 これは蒲刈港の中にある丸谷地区というところの人工海浜工事及び護岸の整備でございまして、これは県直轄事業で呉市の地元負担分としての金額でございます。



◆山上委員 済みません、工事の中身を。ただ護岸工事をしただけという感じで受け取ってしまうんですけど、どうしてそういう工事をしなければならなかったのかも含めて、もう少し詳しくお願いします。



◎中川港湾部次長 これは、予定では平成7年から18年までの事業でございまして、総額約15億円程度の工事でございます。

 工事の中身としましては、人工海浜ということで海岸をつくっとるということでございます。



◆山上委員 下蒲刈町の決算剰余金の1,795万9千円が、蘭島閣の三之瀬の御本陣復元工事と今の海岸保全施設整備の方へ、一般財源として上手に振り分けられてるんですけども、それはどうしてなんでしょうか。



◎大下財政課長 先ほど申しましたように、事業年度に完成できなかった事業ということで15年度に引き継いでるわけですけども、あわせて14年度の下蒲刈町の決算剰余金も一応引き継ぐことになっております。上手にということなんですが、これはあくまでも事業費に対する起債の充当残が、例えば海岸保全でしたら41万円ありますよと、三之瀬の御本陣復元工事でありますと1,754万円あるよと。ですから、これを14年度の下蒲刈町の決算剰余金を充てたと。ですから、起債の充当残について剰余金を充てたということでございます。



◆山上委員 その説明、すごいわからないんですけれど、ごめんなさいね。言葉をずらずらと並べられても何かよくぴんと来ない部分あるんで、後からでもゆっくり御説明を願えたらと思います。

 逆に言えば、数字のマジックじゃないですけど、剰余金と一般財源で振り分けられた額が同じというのは余りにもちょっと同じ過ぎて、逆にいいのかなって。この事業に対しての、初めから下蒲刈町で予算立てをされてたものがそのまま余ってて、それを繰り越されてて、それをきちっと──要するに予定されていたのが来たんだというふうに説明を聞いたら私も理解するんですけど、何か言葉の羅列にしか聞こえなくて、申しわけないんですけど、ちょっとそこら辺を御説明願えたらありがたいと思います。



◎大下財政課長 14年度の下蒲刈町の決算剰余金は、今のところ1億円を超える額が確保できるものというふうに思っております。ですから、その中でそれぞれの事業の充当残に充てたと。ですから、予算ですから歳入歳出上乗せとらなくちゃいけませんので、そういったことになっております。



◆山上委員 ということは、まだ下蒲刈町の決算剰余金というのは、これは確定ではないというふうに受け取ってよろしいですか。



◎大下財政課長 そうでございます。



◆山上委員 先ほどの、浸水が起こったために対策工事をされて工期が延びてきたと。予算的にはもうとってあって、過疎対策事業債ということでとられてる事業みたいなので、それをまた改めて申請されて、過疎債は使えるというふうにお聞きしてるんです。いわゆるこれも、合併特例債もそうですけども、借金でございますし、こういう合併をすることによって事業を引き継いで借金がふえていくのが、今後また合併する中で起こってくると思うんですけれども、そういう事業の展開をするということに対して、借金がふえることも含めて、事業の中身は私たちにはまだ町の部分では議論をするところではないので、決まった段階でされてきて、それを引き継いだりする部分が出てくると思うので、その部分でどういうふうに今後考えていったらいいのかなという思いがしてるんです。合併に伴って事業を引き継いで、それを借金を抱えていく、それに対して市民に納得をしていただかなきゃいけない部分が多々あると思うんですけども、その点どのようにお考えか、お聞かせください。



◎芝山広域行政推進室長 いわゆる駆け込み事業でないんかというふうな意味合いじゃないかと思うんですけど、御存じのとおり、呉市もそうですけど、大きな事業をやるときには必ず計画というものがあるんですね。長期的なものにつきましては、長期総合計画の中に当然入れていきます。そういったことで、各町も長いスパンでいろんな事業を考えております。町の方はそういった事業につきましては、必ず県とか国とかといったいろんなかかわりがございます。単独でやるのはほとんどないようなのが現状でございます。そういったことで、国とか県とか、内容につきましては必ず精査をされておると。それと今、合併がそれぞれ進んでおりますので、当然県の方からも合併が進んでおります呉市の方へは事前にお話をして、協議をしてくださいよということが必ずございますので、それは当然やらせていただいております。

 それと、呉市としましても相手町の財政状況とか、ああいったものは当然把握しておりますし、その事業の必要性、そういったものも当然協議をさせていただいております。

 それと、負の資産とかばかりでなくて、財産として必ず残るわけですから、必ず呉市としましても負担増にならないような方法でできないかということは相手町の方にもお話ししておりますし、そういったことで私ども考えて、今からも進めていきたいと思っております。よろしくお願いします。



◆山上委員 この三之瀬の御本陣復元工事によってさらに施設がふえて、より皆さんに観光の施設として発展していくんではないかという思いもしてるんですけれども、下蒲刈町の一体的な場所を呉市としては、今は多分観光ボランティアの方々も行って、一生懸命勉強なさって、御案内できるようにされてると思うんです。今後、さっきの下蒲刈町としての中身では、企画展を開いて観光ルートの充実を図りたいという思いを持って呉市に渡されたという思いがしてるんですけど、それを呉市はどう発展をさせていこうとお考えなのか、その点をお聞かせください。



◎中本教育総務部長 委員さんおっしゃいますように、あの地区はすばらしい施設があります。それを全部引き継いだわけで、まず本陣については、先ほど言いましたコンクリートづくりですから、今まで所蔵品の中で回す言うたら悪いんですが、中での展示しかできなかったんですけども、今度はもっと広がりを持って、他の美術館とか博物館、そういったものから借り入れをお願いしましてもっと広げていこうと、そしてもっともっとたくさんの人に行っていただいて、見ていただいて感動していただきたいと、そのための施策を講じていきたいと考えております。



◆山上委員 今回の美術館でも、「ふたつの美術館」展だったですかね、それで、それは逆に言えば下蒲刈町の作品を呉市で展示ということでされるということになっておりますけれども、逆にほかからも呼び寄せてもっとということなんです。逆に下蒲刈町だけへ行ってもらうんではなくて、経路の中でやっぱり呉市にも滞在というか、立ち寄ってもいただきたいなという思いもしてるんですけれども、そこと下蒲刈町と、いわゆる旧呉市という部分とのつながり、経路的に、一体的に考えたときに、どういうふうに人を呼び寄せて、どういう経路で人の誘導というか、見ていただくコースとかを考えられてるのかなと思いますので、その点ちょっとお聞かせ願えたらありがたいですが。



◎堀教育長 ただいま議論になってるのは三之瀬本陣の建設についてですけども、これを含めて、先ほど中本部長の方からありましたけども、下蒲刈町全体がそういったガーデンアイランド構想ということで、御案内のようにすごく整備されております。ここに一つポイント的に、下蒲刈町があれだけ充実したまちづくりをやっておられますんで、それも含めて、当然それは呉市全体としてああいうポイントがありますよ、それで呉市内にはこういった美術館がありますし、入船山記念館もありますし、そういったことも含めて、これから大いに宣伝をさせていただいて、全国の方がどんどん来ていただきたいということは当然考えております。そういった意味におきまして、従来から、先ほど言いましたようにすばらしいまちづくりをやっておられますんで、それを一つの起爆剤として、これから呉市全体としての観光PR、そういったもので誘導したいという考えでおりますので、その点御理解いただきたいと思います。



◆山上委員 今からPRをしていかれるということなんですが、皆さんの重々の思いですね、皆さんの借金の上に成り立って整備をされていってるというものも含めて、やっぱりたくさんの方に見ていただくことをしていかないと、それはきちっとしたものにならないと私は思ってるものですから質問させていただいたんですけれども、本当にこのPRも含めて、いかに人を呼び寄せていくか、発展させていくかがポイントだと思うんで、努力をしていただきたいと思います。

 終わります。



○下西委員長 引き続き、質疑を行っていただきますが、以後の質疑者の順序を申し上げます。

 2番奥田委員、3番玉谷委員。

 それでは、奥田委員。



◆奥田委員 今の山上委員の方からありましたけども、下蒲刈の方にこうやって設備が整備されてきておりますけども、どのぐらい今観光客が来られているんか、収益はどのぐらい上がっとるんか、最初にその辺のところをお聞きしたいと思います。



◎中本教育総務部長 申しわけございません、収益の方、ちょっととらえてないんですけども。

 利用者は、14年度で6万2,445人利用されております。



◆奥田委員 収益はどちらかが把握なさってませんか。



◎柴村蘭島文化振興施設所長 14年度で2,814万8,420円となっております。



◆奥田委員 2,814万円ですか。で、6万2,000人が来たということですね。これだけの収益があって、今回こうやってずれ込んだものは、説明によると、そういうものが駆け込みではないというふうな説明ではありましたけども、これは合併の話が出る前からこういうことは検討されておったんじゃないんですかね。



◎中本教育総務部長 下蒲刈町においては、文化と歴史の掘り起こしということで、もう昭和52年当時からこういった作業に取りかかっております。

 それから、ハード面で具体的に出たのが、ガーデンアイランド構想、この中で平成2年の終わりから蘭島閣美術館とか松涛園とか、こういったことで順次整備されております。



◆奥田委員 いや、52年ごろから話があるんなら、何でこんなにせっぱ詰まって工事にかからないかんのかということになろうかと思うんです。それぐらい以前から話があったんなら、もっと早くからかかって工事着工するべきだろうし、今回こうやってこういう問題も起きずに済むんですね。その辺はどういうふうに把握なさっておりますか。



◎中本教育総務部長 これは一遍にできるわけじゃないんで、年度を追って順々とやってきたんであって、例えば去年は「貝と海藻の館」ができましたし、その前は「昆虫の家」とか。たまたま本陣が一番最後の順番になったと、こういうことで御理解いただきたいと思います。



◆奥田委員 そうなら、何でこういうふうにちゃんと調査もせずに、水が出るような格好であるのに、早くからかかって、十分構えてから、問題ないような格好でやるべきじゃないの。それを、十分やっとらんから駆け込み的に走り込んできてから、合併後にこうやってずれ込むような結果になってしもうたということの証明ではありませんか。



◎中本教育総務部長 これは十分調査してやっておられるんで、予想外の浸水があったということです。当然調査はしております。3月29日までに完成ということで契約も結んでおるわけです。予想外の浸水だったということでございます。



◆奥田委員 予想外の浸水、そういうこともちゃんとした調査をしとらんから水が出たわけでしょ。要するに調査が足りんかったわけでしょ。早くしないといけないような特別に、事業を早くしないといけんというのは、こういう不況時ですから、こんな事業というのは余り急がなきゃいけん事業でもないと思うんですね。だから、それをこうやって下蒲刈からするとずれ込む直前にまで延びてきたというのは、やっぱり非常に問題が見えるんですよ。合併前だからすぐやってしまえというような形のふうにとられてもしようがないですね。調査を十分せずにやってきたと。

 それから、これ過疎債ということなんですが、ちょっと中身について御説明いただきたいと思うんですが、この過疎債というのは一体どういうふうな条件になるんか、ちょっと簡単に説明しといていただきたいと思います。



◎大下財政課長 過疎債についてのお問い合わせですけども、償還期間が3年据え置きの12年償還となっております。起債充当率が100%。起債の元利償還金の70%が地方交付税の基準財政需要額に算入されるというような条件になっております。



◆奥田委員 これは、これからも下蒲刈に関してはこういう過疎債が使えるというふうに理解していいんですか。それとも、合併したんだからこれからは使えないというふうに理解すりゃいいんですか。



◎大下財政課長 合併特例法の中で、いわゆる過疎地域を編入合併した場合には、その旧過疎地域はそのまま過疎地域として認めるというふうになっておりまして、今の過疎法が10カ年の時限立法でございますので、その期間が来ます22年3月までは今の旧下蒲刈町はそのまま過疎地域として認められ、過疎債も認められるというふうになっております。



◆奥田委員 これからも認められるということでありますが、先ほど教育委員会の方からもちょっとあったんですが、これまでも一連の事業をしておるということでありましたが、私どもが見た限りでも非常に連続でこの間工事なさっておるんですね。平成元年には蘭島閣美術館が6億8,000万円でつくられてます。その別館は、平成7年ですが、2億1,000万円と。8年には昆虫の家ですか、1億円ですね。3年には松涛園、12億8,000万円。5年には白雪楼、8億2,000万円ですね。13年には農林水産加工施設が2億7,000万円でつくられていますね。今回の本陣、4億7,000万円ですか。これ以外にも美術品が、これ基金であったわけですが、41億円。それに、先ほどあった貝と海藻ですかね、こういうふうに一連のがあるんですが、非常に連続的にこういう金の使い方がされておるんですよ。

 今──今といいますか、合併段階で、下蒲刈の借金でありますけども、幾ら残っておったんでしょうか。先ほど私が列挙しましたが、こういう工事がどの辺ぐらいそれを占めておるんか、その辺、わかりましたら御説明願いたいと思います。



◎大下財政課長 14年度末の旧下蒲刈町の起債残高は46億円というふうに見込んでおります。

 それと、今お問い合わせがありました各施設の起債残高については、申しわけございません、今手元に資料がございません。



◆奥田委員 今資料がないからわからんということなんですが、この間、公債費の負担率が下蒲刈は32.6でありますから、県下で一番高いんですね。ほかの町の平均が21.5でありまして、数段に高くてナンバーワンという状況だと私認識してます。それから経常収支比率、こっちの方は県下で一番低いんです。要するに、投資的事業に回されているということで、一般的なところに使われない、福祉の方へ回らないというふうになろうかと思うんですが、そういう暮らしの方が後回しにされておるというのがこの町の場合に明らかになっておると思うんです。そういう中で、非常に今回みたいな格好に走っていって、当然のことながら、もっと真剣にそこらを精査をしながらすりゃいいんだけども、形の上では確かに県や国の精査というのはあったんかもしれませんが、括弧つきの、しかし大抵こういうのはパスするわけでしょ。するんでしょう。だからこういう結果になって、水が出るような調査もされないままに走ってきて、こうやって今回、合併後にこういう事態になってきたということが言えるんじゃないんですか。

 そうしますと、非常に無責任過ぎると思うんですよ。これはこれからもこういうのが可能性あるんじゃないんかと。今でも、これから合併すると言われとる川尻の方ではどんどん早くやれと、合併する前だからやれやれというそういう声が聞かれるんです。これは音戸の方でもそうなんですね、合併する前にやってしもうとけえと。これは、これからもこういう駆け込み的にやっていくような事業は可能性があるんじゃないですか。



◎芝山広域行政推進室長 先ほどもお答えさせていただきましたとおり、各町の、相手町の状況も当然把握しながらやっていっておることですので、言葉は悪いんですが、やみくもにやっておるというふうなことではありませんので、その点ちょっと御理解いただきたいと思います。よく話し合っておりますので。



◆奥田委員 いや、そう言いながら今回こういうふうに出てきたわけですから、やめさせる手だてをこれからしっかりとってほしいんです。これからこういうのをやらさないと、そういうのは考えられないですか。



◎芝山広域行政推進室長 ですから、十分には話し合っております、協議しておりますということを申し上げております。



◆奥田委員 だから、これからこういうのをやめさせてもらわんと、非常に無責任な金の使い方になってから、借金だけが負わされかねないですね。

 この3月の予特のときに、こうした財団の問題が少し討議されたんですが、前、財団をつくるという話がありましたね、それの理事長というのはどういうふうになったんか、もしわかればお教えいただけませんか。



◎中本教育総務部長 現在、竹内元町長がなられてます。



◆奥田委員 じゃあ、そういう意味ではこれも予定どおりそういうふうになったということですね。だから、そういうふうに非常にひどい状況になるんですね。だから、ちゃんとくぎを刺して、これからこういうことにならないようにしていただきたい。

 これ以上言いませんけども、強くその辺求めてみたいと思います。

 終わります。



○下西委員長 玉谷委員。



◆玉谷委員 議第90号について、質問と確認をさせていただきます。

 今回、繰上充用で5億4,900万円が警固屋用地造成特別会計の中で出てきたんですが、繰上充用というのは、要するにその年度でお金が足りないと、次年度以降のものを使いましたということだと思うんですが、一つはこれで間違いないのか、御確認をお願いします。



◎大下財政課長 そのとおりでございます。



◆玉谷委員 これはもう何度も聞いてきましたので改めての確認なんですが、この土地というのは警固屋を埋め立てをして、一部日新製鋼に貸している土地も特会として持っておりますが、ほとんどはもう市民に売り払って住宅が建っておりまして、その土地の代金を一般会計が使い込みをしてしまったと、払っていないと、毎年2億円ずつ返していきますという、いつかの予算特別委員会でお約束をいただきました。昨年はこの2億円が、財政が逼迫しているので払えませんでしたと、払いませんということで返されませんでした。今年は、当初予算では2億円返すということが計上されております。まだ14年度の残で5億5,000万円ということであります。

 それで、今後の予定というか、見込みというか、伺いたいんです。これを初めて見つけたときには、法的に間違いはないと答弁をされました。だけども、いいことではないので、なるべく早く返しますという答弁をされたんですが、財政がちょっと悪くなると払うのは休むと。で、いまだに5億5,000万円残っているということなんですが、今年は予定どおり2億円を返されるのかどうか。それから、今後、あと何年で返してしまわれるのか、その見込みを伺います。



◎田中財務部長 玉谷委員がおっしゃっておられる数値については、間違いのないところでございます。

 今年の2億円につきましては、私どもの気持ちは予定どおり支払いはしていきたいと考えております。

 それから、今後の見通しでございますけれども、確かに今の状態でいくと、あと3年ほどかかるかとは思います。私どもといたしましては、財政事情等々も勘案しながら、できる限り早い時期に、この警固屋特会につきましては終えんに向けて努力してまいりたいというふうに考えておるところでございますので、よろしくお願い申し上げます。



◆玉谷委員 関連して伺いたいんですが、同様にポートピアの跡地も年に10億円ずつ返すということで、それも財政事情が悪くなるとお休みをするということが起きておりますが、これも今の答弁と同じと受け取ってよろしいでしょうか。



◎田中財務部長 確かにポートピアの跡地がございますけれども、それにつきましても、今の予定ではあと1年をもって終えんする見通しでございます。私ども財務担当者といたしましては、そういう方向に向けてできる限り努力するのが私どもの役目だというふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。



◆玉谷委員 お願いいたします。

 終わります。



○下西委員長 ほかに御質疑はありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○下西委員長 質疑を終結いたします。

 御討論願います。

 玉谷委員。



◆玉谷委員 日本共産党を代表しまして、議第87号と88号、90号、3件についての反対討論をいたします。

 87号については、歳入の港湾が市債がふえるということでありまして、港湾、マリノの事業が含まれておりますので、従来どおりの理由で反対をいたします。

 88号でありますが、先ほどの論議の中でありましたように、一つの問題は駆け込みで、合併前にいろんな事業をしてということであれば、合併後の新しい市の運営にそごを来してくるという点で。

 もう一つは、今呉市の中で各種の指標が大変落ち込んでおります。自殺者も出てくる、自殺者もどんどんふえているというようなときに、何を優先して行政は行うべきなのかという点では、市民の暮らしを助けるというのがまず一番にならなくてはならない。そういう中で、先ほどのマリノや蘭島閣美術館の整備などは、マリノと比べれば、ないよりはある方がいいとは思いますが、でも順位からいけば、やはり今すべきなのか、こんな状況の中ですべきなのかという点では問題ありという点で反対をいたします。

 90号につきましては、今の一般会計が取り込んで使っている、こういうことはすべきでないという点で。一つは、これが一般会計もここまで苦しくて、これから暮らしを圧迫する原因にもなるときに、こういう不要不急のものをすべきでないという点で反対をいたします。



○下西委員長 討論終結と認めて御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○下西委員長 御異議ありませんので、本4件の討論を終結いたします。

 反対討論がありますので、本4件は分割して採決いたします。

 まず、議第88号を採決します。

 本件は、承認すべきものと決定することに賛成の方は御起立願います。

     〔賛成者起立〕



○下西委員長 起立多数。よって、本件は承認すべきものと決定されました。

 次に、議第90号を採決します。

 本件は、原案のとおり可決すべきものと決定することに賛成の方は御起立願います。

     〔賛成者起立〕



○下西委員長 起立多数。よって、本件は可決すべきものと決定されました。

 次に、議第87号を採決します。

 本件は、承認すべきものと決定して御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○下西委員長 御異議なしと認めます。よって、本件は可決すべきものと決定されました。

 次に、議第89号を採決します。

 本件は、原案のとおり可決すべきものと決定して御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○下西委員長 御異議なしと認めます。よって、本件は可決すべきものと決定されました。

     ──────────────────────────────



○下西委員長 以上をもって本委員会に付託された補正予算はすべて議了いたしました。

 お諮りいたします。

 本委員会の審査報告書は、委員長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○下西委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう取り計らいます。

 委員会を散会いたします。

            午後1時49分     散   会







 呉市議会委員会条例第31条第1項の規定により署名する。





       予算特別委員長  下 西  幸 雄





       臨時委員長    薬研地    馨