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広島県 呉市

平成15年 3月定例会 予算特別委員会(当初予算) 03月14日−05号




平成15年 3月定例会 予算特別委員会(当初予算) − 03月14日−05号







平成15年 3月定例会 予算特別委員会(当初予算)



       平成15年3月定例会 予算特別委員会会議録 第163号



 平成15年3月14日(金曜日)呉市議会協議会室において開会(当初予算第5日)

 出席委員

         1番  中 本  邦 雄

         2番  田 中  良 子

         3番  岩 岡  マスエ

         4番  下 西  幸 雄

         5番  大 野  喜 子

         6番  山 上  文 恵

         7番  小 野  一 志

         8番  得 田  正 明

         9番  茶 林    正

         10番  大 本  弘 之

         11番  芝      博

         12番  岡 崎  源太朗

         13番  小 泉  曙 臣

         14番  荒 川  五 郎

         15番  渡 辺  一 照

         16番  神 田  隆 彦

         17番  岡 本  節 三

         18番  石 山    講

         19番  石 崎  元 成

         20番  山 本  良 二

         21番  重 盛  親 聖

         22番  舛 野  茂 樹

         23番  中 田  清 和

         24番  小 田  元 正

         25番  増 本  勝 己

         26番  竹 川  和 登

         27番  薬研地    馨

         28番  浜 下    積

         29番  佐々木    晃

         30番  北 川  一 清

         31番  平 本  和 夫

         32番  岩 原    椋

         33番  奥 田  和 夫

         34番  玉 谷  浄 子

 欠席委員

             な    し

 説明員

  市長         小笠原  臣 也

  助役         川 崎  初太郎

  助役         赤 松  俊 彦

  収入役        堀    久 真

  総務部次長      名 越  隆 博

  福祉保健部長     田 中    浩

  福祉保健部次長    池 崎  一 幸

  福祉保健課長     山 口  一 宣

  理事         椋 田  正 範

  下水道部長      井手原    勝

  下水道部次長     久保田  正 行

  下水道部次長     瀧 口  義 則

  下水総務課長     中 崎  雄 二

  下水維持課長     神 垣  泰 治

  下水建設課長     中 森  康 之

  下水施設課長     大 宅  誠 二

  下水道部主幹     小勝負    至

  水道企業管理者    廣 田  左 一

  業務部長       中 山  忠 義

  業務部次長      栗 原    宏

  水道局総務課長    今 本  武 人

  経理課長       椚 原  正 司

  工務部長       森 岡  真 一

  工務部次長      厚 井  克 水

  配水課長       中 石  勝 巳

  浄水課長       太刀掛    均

  浄水課主幹      守 屋  節 男

  交通企業管理者    貞 国  信 忠

  交通局次長      大 原  武 正

  交通局副参事     里 村  文 夫

  経営企画課長     志 和  康 成

  営業課長       奥 山  邦 夫

  整備課長       内 藤  博 文

  輸送対策室長     安 藤  半 兵

  輸送計画課長     長 友    豊

 議会事務局職員

  事務局長       大 野  和 史

  議事課長       松 沢  正 佳

  議事係長       清 水  和 彦

     ──────────────────────────────

  会議に付した事件

 1 議第15号 平成15年度呉市病院事業会計予算

 2 議第16号 平成15年度呉市下水道事業会計予算

 3 議第17号 平成15年度呉市水道事業会計予算

   議第18号 平成15年度呉市工業用水道事業会計予算

 3 議第19号 平成15年度呉市交通事業会計予算

   議第20号 平成15年度呉市国民宿舎事業会計予算

     ──────────────────────────────

            午前10時01分     開   会



○石山委員長 おはようございます。

 ただいまから予算特別委員会を開会いたします。

     ──────────────────────────────



△1議第15号



○石山委員長 議第15号平成15年度呉市病院事業会計予算を議題といたします。

 本件の説明を願います。着席のままで説明してください。

 福祉保健部長。



◎田中福祉保健部長 それでは、議第15号平成15年度呉市病院事業会計予算について御説明を申し上げます。

 病院事業会計は本年4月1日に下蒲刈町との合併に伴い、引き継ぐことになっております公立下蒲刈病院に関するものでございます。

 それでは1ページをお願いいたします。

 第1条は総則でございます。

 第2条は業務の予定量でございますが、病床数は49床、年間患者数は入院1万6,470人、外来5万2,688人、1日平均患者数は入院45人、外来178人を予定いたしております。

 第3条は収益的収入及び支出の予定額でございます。

 まず、収入でございますが、医業収益の主なものは入院収益と外来収益でございます。

 医業外収益の主なものは、一般会計から繰り出し基準に基づき、普通交付税の基準財政需要額に算入されております企業債償還利息に対する3分の2の補助金でございます。

 特別利益は存目として計上させていただき、収入合計は5億6,442万5千円の予定でございます。

 次に、支出でございますが、医業費用の主なものは給与費のほか、病院の維持管理等に要する委託料、薬品費等の材料費でございます。

 医業外費用の主なものは企業債支払い利息でございます。

 特別損失は存目として計上をさせていただき、支出合計は収入合計と同額の5億6,442万5千円の予定で、収支均衡となっております。

 第4条は資本的収入及び支出でございます。

 収入の企業債は、医療機器購入費に充当します起債の借り入れでございます。

 補助金は、一般会計から繰り出し基準に基づき、普通交付税の基準財政需要額に算入されております企業債償還元金に対する3分の2の補助金が主なものでございます。

 収入合計は4,897万7千円を予定いたしております。

 次に、支出でございますが、建設改良費は医療機器購入費などの経費を予定しているものでございます。

 企業債償還金は企業債の元金償還金でございます。

 以上で支出合計は5,837万3千円となり、第4条で文言を説明しておりますように、補てん財源といたしましては過年度分損益勘定留保資金で補てんいたす予定となっております。

 2ページをお願いいたします。

 第5条は債務負担行為をすることができる事項、期間、限度額をそれぞれ定めるものでございます。

 第6条の企業債は起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法をそれぞれ定めているものでございます。

 第7条は一時借入金の借入限度額を1億5,000万円と定めるものでございます。

 第8条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費と交際費を定めているものでございます。

 第9条は他会計から補助金として、一般会計等から3,760万7千円の補助を受けるものでございます。

 第10条はたな卸資産の購入限度額を定めるものでございます。

 なお、予算に関する説明書といたしまして、3ページ以降に予算実施計画書、資金計画、給与費明細、債務負担行為に関する調書、予定貸借対照表を、また別冊といたしまして予算説明内訳書を添付いたしておりますので、御参照いただきたいと存じます。

 以上で、甚だ簡単でございますが、平成15年度の呉市病院事業会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議いただきますよう、お願いいたします。



○石山委員長 これより質疑に入るわけでありますが、挙手されましたら、しばらくそのままお待ちください。

 御質疑願います。

     〔質疑希望者挙手〕



○石山委員長 結構です。

 本日の委員会の発言順位はリンク制により社民党からです。

 それでは、第1順位者の山上委員。



◆山上委員 まず、業務の予定量なんですけれども、年間の患者数で入院が昨年度よりは1名減、それから外来は2名減というふうにされております。その関係で年間患者数が変わってくるという数値ですけれども、大体病院へ行かれる方はふえるんではなかろうかと私なんかは思うんですけれども、どうして減、1名とか2名ですけれども、そういう予定にされたんですか。



◎山口福祉保健課長 これは14年度の動態を勘案しながら、そういった数字を定めさせていただきました。とみにここの下蒲刈病院につきましては、病院へ来られるお客さんがかなり特化していらっしゃる、こういった実態がございますので、したがってそういった人員体制をとらせていただいたということでございます。



◆山上委員 そこからの影響もあるとは思うんですけれども、今回器械の備品購入、平成14年が409万5千円だったのに関して、今回3,524万5千円計上をされているんですよね。一挙に多額の器材を購入されて、充実されていくのか、これは以前から予定をされていたものなのか、そこら辺どうなんでしょうか。



◎山口福祉保健課長 今回買わせていただくものにつきましては、エックス線にかかわるものでございまして、エックス線、これは昭和56年並びに57年に買ったものを更新するものでございます。要は器械が20年以上たちまして、映像的にもかなり解明度が悪くなっておるという分がありまして、したがって今回エックス線とかデジタル超音波装置を要は更新するというものでございます。



◆山上委員 下蒲刈町時代では器械の更新というか、新しいものを購入できなかったけれども、呉市に合併した途端に、逆に言えばしなければならないような状況が、そこら辺は市の方のお考えでこういう古いものを使ってはいけないという方針で購入をされるという部分なんでしょうか。それに対しての補助金等はどこからも出てこないんですか。全部持ち出しという形のものですか。



◎山口福祉保健課長 今回の器械につきましては、当然もともとからこういった時期に買いかえをするという予定に入っておったものでございます。それから、この器械の更新については別にしましても、機器の更新に当たっての補助は一定の基準額ではございますけども、基準額に対して出ると、基準額として3分の1出るものでございます。



◆山上委員 医師が4名、そして医療技術職9名というふうになっておりまして、科目的には12科目ありまして、どう計算しても医師はもっと要るんではないかと思ったりしたんですけれども、この医師4名は専門の職は何でしょうか。



◎山口福祉保健課長 内科医、それから整形、それから外科、歯科でございます。



◆山上委員 内科の先生があとそういう意味では消化器科と循環器科、小児科を受け持たれるという形になるんですか。



◎田中福祉保健部長 先ほど課長が申し上げましたのは、常勤の医師が4名でございます。内科医が2名、外科医1名、歯科医1名でございます。そのほかの科目に当たります医師につきましては、非常勤の医師といたしまして9名ほど、広大病院でありますとか、あるいは国立病院呉医療センターでありますとか、そういったところから時間的に、あるいは日にち的に来ていただいております。



◆山上委員 ということは、職員数の医療技術職という項目の9名の方が非常勤に当たるわけですか。それとも、この医療技術職の中身を教えてください。

 それと、どういうところへ、その非常勤の方々の給与関係も含めて出てるのか、教えてください。



◎田中福祉保健部長 医療技術職というのはその医師ではなくして、例えばレントゲン技師でありますとか、そうした特別な技術を持った方々が9名、医師より別にいらっしゃるというような理解をしていただきたいと思います。



○石山委員長 非常勤の給与。



◎山口福祉保健課長 お手元の資料の中に5ページをつけておりますけども、5ページの中の下、報酬というところに非常勤の支出科目を設けております。病院会計予算説明内訳書の5ページでございます。



◆山上委員 それから、支払い利息が昨年は2,407万5千円から2,274万7千円になってるんですよね。少し減額なんですけれども、企業債が5億2,019万2千円ですね。それに対する支払い利息でこういう金額になっていると思うんですけども、今後どういう推移でこの支払い利息はなっていくのか、その点をお聞かせください。



◎田中福祉保健部長 これは器械器具なんかを買いますと、先ほど課長が申し上げましたように3分の1の補助がありまして、その裏として起債がまずあるわけでございます。こうしたことを整備していきますと、どんどんふえますけれども、ここで減額になっておりますのは、そのままの起債残高の利息でございますから、毎年そういうことがなければ減っています。ですから、相体的に申し上げますと、設備投資をすれば起債としてふえていきますけども、現状のままで推移いたしますと、これは毎年この程度は減っていくものというふうに御理解をいただきたいと思います。



◆山上委員 それと、交際費が36万円というふうに上げられてるんですけれども、これの内容を教えてください。



◎池崎福祉保健部次長 交際費は36万円ございます。これは私らが今聞いておりますのは、広大病院等へいろいろ先生を来ていただくとかということがございました。そういうところでの経費というふうに聞いております。



◆山上委員 交際費、逆に言えば余りよくない品目ですよね。ちょっと引っかかるなと思いながら見たんですけれども、そういう意味では広大の先生たちに来ていただかなきゃいけない部分、多々あると思います。非常勤で来ていただくのにつながりを持っていらっしゃらないといけないと思いますけれども、もしよければ改善する方向で考えていただくとありがたいと思いますね。



◎田中福祉保健部長 実は昨年下蒲刈町で予算は50万円予定をいたしておりました。実質決算を見てみますと、30万円程度でございました。ということで、我々といたしましてはできるだけ始末しようと、節減しようということで今回36万円上げさせていただいておりますけれども、やっぱり病院としてのいろいろなおつき合いでありますというのが必要でございます。やはり地域に根差した病院として運営していくためには、ある程度のものは要るんじゃなかろうかなということで、必要最少限度にとどめさせていただいたという御理解をしていただければいいと思っております。



◆山上委員 あと、この病院からヘリコプター等の要請をして運ばれているような状況はありますか。

 先般、新聞等で国立病院、共済病院、中国労災病院、ヘリの着陸がありますから、かなりの患者の方がヘリで運んでいかれてる状況を目にしまして、安芸灘大橋があるからいいのか、それともヘリで運ばなきゃいけないような状況も出てきているのか、そこら辺の状況を教えていただきたいと思います。



◎田中福祉保健部長 実は病院から直にはヘリコプターというようなことはできませんけれども、過去にお聞きいたしますと、緊急を要した場合にはその近くの広場を利用をしてヘリコプターで運んだ、緊急を要する場合ですよ。それらはあるそうでございます。それから、来年度からは、4月からは呉市の消防が救急車を配備いたしまして中へ入ってまいります。特別なことがない限りは、その救急業務で間に合うとは思うんですけれども、そうした例えば広島の方へ運ばなければいけないとか、東京、大阪へ運ばなければいけないとか、そういう事態が生じた場合にはヘリコプターは利用できるものというふうに思っております。



◆山上委員 終わります。



○石山委員長 引き続き、質疑を行っていただきますが、以後の質疑者の順序を申し上げます。

 2番玉谷委員、3番田中委員、4番北川委員。

 それでは、玉谷委員。



◆玉谷委員 勉強不足で申しわけないんですが、初めてなので少しお伺いいたします。

 予算説明内訳書の2ページの収益的収支がゼロ、ゼロと続いております。この病院会計というのは損益は赤字も黒字もなく、ずっと足りない部分を一般会計からの先ほどありました1,700万円程度の繰り入れで収支を合わせてずっと来られたんでしょうか。



◎池崎福祉保健部次長 収支につきましては、これは3条予算の関係になりますが、これにつきましては市からの繰り入れ、この前の委員会でも申し上げましたけど、国の基準に基づいたものでございまして、現在のところ、特別に出すということはもちろんできませんから、基準に基づいたものを出しているというのが現状でございます。



◆玉谷委員 広島の市民病院などは大きな赤字を持っていても市民のためということでやっているというふうに伺っておりますが、その点で2ページの第9条病院の助成費、一般会計から繰り出せる金額の上限を3,760万円と決めておられますが、これの根拠を教えてください。



◎池崎福祉保健部次長 これの根拠でございますが、まず3条関係ですけど、収益的収支の方ですが企業債の償還利息、これが1,500万円ほどと国からの調整交付金、これが200万円、それから4条関係では建設改良関係ですが、企業債の償還元金1,370万円ほど、それから国保調整交付金、エックス線とかいろんなのを購入いたしますんで、それの補助、これが2,057万7千円ございまして、トータルで3,760万7千円、これが一般会計から繰り入れを受けるお金ということでございます。



◆玉谷委員 大体黒字経営でこられたとは伺ってはいたんですが、普通の病院でも難しいと、経営は法のとおりやると赤字になると伺ってるんですが、無理をしているところもあるんですか。



◎田中福祉保健部長 決して無理をいたしてはないというふうに理解を私はいたしております。実は確かに広島市民病院等、大きな病院については赤字を出しているところもいらっしゃいます。ところが、私どもがいろいろ県内の自治体病院、そのほかに市民病院としては2カ所、尾道と福山にございます。そしてまた、町立の病院としては9カ所、県内にございます。組合立の病院が2カ所。全部で13カ所あるわけでございますけれども、そのうちの12カ所は黒字経営をされております。ちなみに、下蒲刈病院におきましても平成12年度あるいは13年度ともに、2,000万円余りの黒字経営ということになっておりまして、決して無理をしておる、経営をしておるというようなことではないというふうに思っております。



◆玉谷委員 わかりました。ありがとうございました。



○石山委員長 続いて、田中委員。



◆田中委員 呉市の中に新しい病院の企業会計というのが盛り込まれまして、お聞きしたところによりますと昭和27年に開設、また63年に建てかえて、50年の歴史を持つ病院だと聞いております。やはりこの伝統を持ちながら、また呉市となったからにはまた新しい経営ということも、入ってきたときに、今回は3,500万円の器械を買うということなんですけども、将来的にはどのような展望があるか、教えていただきたいと思うんですが。



◎田中福祉保健部長 先ほどもいろいろお話ししましたように、下蒲刈の病院は地域に根差した、本当に地域密着型の本当の病院だろうと思っております。呉市内には確かに高度医療を行う国立病院呉医療センターとか共済病院でありますとか、中国労災病院でありますとか、それぞれやっぱりその病院の役割分担と申しますか、その病院が目指すものがいろいろあろうと思うわけです。私どもが今回4月から経営させていただきます下蒲刈病院については、本当に地域に根差した、言葉はいいかどうかわかりませんが、診療所的な病院で健全経営をされてきておるように伺っておりますし、また内容を見ましてもそういうような状態になっております。これからも現行の病院を現行どおり引き継いで経営をして、地域に根差した病院として健全経営をしていきたいというふうに思っておるところでございます。



◆田中委員 現行どおり引き続いて、地域に根差した病院ということなんですが、今厚生労働省の方で見直されているのが女性専門外来というのがございます。これは女性が働く方も多くなってきているし、多様化したこの時代に当たって、やはり女性の思春期、それからまた成熟期、更年期、老年期、このトータルに至るまでの女性専門外来が必要だということも言われております。これは難しいことじゃなくて、本当に女性が来やすいような、女医さんがその専門に当たるという、そんなに難しいことではないんですが、下蒲刈病院には女性のお医者様も来ているというふうに伺っておりますけども、この女性の専門外来についても充実していくというようなお考えはどうでしょうか。



◎田中福祉保健部長 現在の下蒲刈の病院には非常勤として2名の女性の医師に来ていただいております。ただ、今議員がおっしゃるように、女性専門となると、やはりなかなか専門的な医療になってこようと思います。下蒲刈町の病院が今後そういうものを目指すことが本当に必要であるかどうか、先ほど申し上げましたように呉市内にもそういった役割分担に基づいた病院もございます。そこら辺もいろいろと精査しながら、今後本当に必要な医療である、また下蒲刈病院が目指す科目として適切であるかどうか、そういうところも多くの人の意見を聞きながら判断してまいりたいというように思ってます。



◆田中委員 ぜひとも呉市病院になったわけですから、健全な経営とそしてまた新しい技術も取り入れられるような、そういうメンテナンスの面でも呉市からも、ほかからも来られるような病院経営を目指していきたいと思います。よろしくお願いします。



○石山委員長 続いて、北川委員。



◆北川委員 今の田中議員とちょっとダブる点があるんで御了解いただきたいんですが、今、田中部長の回答で地域に根差した病院にしたいというつもりで考えていらっしゃるんですか。



◎田中福祉保健部長 基本的な考えとしてはそういったもので運営していきたいというように考えております。



◆北川委員 呉には大きな病院がたくさんありますよね。非常にありがたいことなんですが、今回初めて呉市民病院ですね、多分名前としては。どうなるかわかりませんけど。後へ何かつくでしょう。実はこれ、特色づけた病院であろうと私は思います。そのような形で運営できればなと。というのは、下蒲刈地区だけの住民の病院ではなくて、呉市全体の病院ととらえるべきだろうと僕は思ってます。今、老人医療とかいろんな問題がありますわね。そのあたりをコネクションできて、例えば独特の病院づくり、よそとは違う、要するに国立とか共済とは違う病院。島嶼部にあって、病人にとっては、非常に自然的にも恵まれている条件ですね。そのあたりの運営というか、経営というか、病院の特性を持たせるべきもんだろうと思うんですが、そのあたりちょっと欲張り過ぎですかね。



◎田中福祉保健部長 病院名といたしましては、先般7日の本会議でも議決をいただきましたように、呉市公立下蒲刈病院とこういう格好で運営をしていきたいと思っております。

 今、北川委員さんの非常に貴重な御意見を伺いまして、当面引き継ぐことが第一義であるというふうに私思っておりまして、これまでまいりましたけれども、新しい年度が始まりまして、それじゃあ確かに目指す医療と病院は何かということも、我々としても協議し、目指していきたいと思っておりますので、今北川委員の御意見も参考にしながら検討していきたいと思っております。



◆北川委員 それと、ちょっとさっきの費用のところで、内訳表の5ページですかね、ちょっと確認しますけど、先ほど9名の医療技師の報酬どうのこうのって、下から2番目が報酬とおっしゃいましたよね。これ違うんじゃないですかね。上から3番目に医療技術員給とあります、ここじゃあないのかな。違いますか。



◎山口福祉保健課長 内訳書の5ページの上の医療技術員給につきましては、これは要はエックス線技師等の給料でございます。先ほどの質問で私お答えした報酬につきましては、非常勤医師にお支払いするお金としては、5ページの下の報酬の中に入りますという説明をさせていただきました。



◆北川委員 非常勤医師じゃないんですね、ちょっとここ細かい話をしましたけど。

 それで、経費が実は人件費が6割超えるんですね。経営的なとらえ方をすれば、はっきり言いまして、6割以上の企業というのは倒産します。病院ですから、赤字がどうのこうのとかという立場では私は論ずるべきではないとは思ってますが、先ほどちょっと関連するんですが、やはり総合病院とか新しい病院づくりをするんであればお医者さんはたくさん要りますよね。僕はだから人件費がふえてもいいと思うんですが、普通の経営感覚では僕はやっちゃあいけないと思ってますんで、ぜひ呉市としてはどうしても呉にこういう病院があるんだよという内外、全国に発信できるような形の病院であればと非常にぜいたくな思いかもわかりませんが、それぐらいの気持ちでもってやっていただければと思いますんで、よろしくお願いします。



○石山委員長 ほかに御質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○石山委員長 御質疑ありませんので、この程度といたします。

 説明員が交代いたします。

     ──────────────────────────────



△2議第16号



○石山委員長 議第16号平成15年度呉市下水道事業会計予算を議題といたします。

 本件の説明を願います。着席のままで説明してください。

 下水道部長。



◎井手原下水道部長 議第16号平成15年度呉市下水道事業会計予算について説明させていただきます。

 それでは、予算書の1ページをお願いいたします。

 まず、第1条は総則でございます。

 第2条は業務の予定量でございますが、排水件数を8万1,500件、年間総処理水量2,538万1千立方メートル、水洗便所改造資金貸付件数を280件とそれぞれ予定しております。

 次に、主要な建設改良事業でございますが、幹線管渠整備事業では阿賀大入汚水幹線の築造を予定しております。

 枝線管渠整備事業では、警固屋、阿賀地区等の未整備地区の面整備を予定しております。

 処理場整備事業では、新宮・広浄化センターの脱臭設備等の設備工事を予定しております。

 特定環境保全事業では、郷原地区の枝線整備を予定しております。

 これらの建設改良事業の実施により、平成15年度末の人口普及率は91.1%となる見込みでございます。

 次に、第3条は収益的収入及び支出の予定額でございます。

 まず、収入でございますが、営業収益の主なものは下水道使用料及び雨水処理費などの一般会計負担金でございます。

 営業外収益では、下水道使用料を軽減するための一般会計補助金が主なものでございます。一般会計補助金は汚水に係る資本費の50%相当を繰り入れるものでございます。

 収入合計は61億433万2千円の予定でございます。

 次に、支出でございますが、営業費用は管渠、ポンプ場、処理場等の維持管理費に関する費用と減価償却費等でございます。

 営業外費用では、企業債の支払い利息及び東部処理場等の運転管理に要する受託事業費用でございます。

 支出合計は60億4,011万8千円の予定でございまして、収支差し引きでは6,421万4千円の利益となりますが、消費税及び地方消費税の収支を除きますと2,388万5千円の利益となる予定でございます。

 次に、4条、資本的収入及び支出の予定額でございますが、収入の企業債は建設改良事業及び水洗便所改造資金貸付事業に充当する起債の借り入れでございます。

 出資金は、建設改良事業に対する一般会計からの出資金でございます。

 国庫補助金は、建設改良事業に係るものでございます。

 負担金は、下水道事業受益者負担金及び建設企業債の元金償還金に対する一般会計負担金でございます。

 貸付金回収金は、水洗便所改造資金貸付金の回収金でございます。

 収入合計では29億3,443万3千円の予定でございます。

 2ページをお願いいたします。

 次に、支出でございますが、建設改良事業費は先ほど説明いたしました幹線管渠整備事業等を行うための事業費でございます。

 償還金は、企業債の元金償還金でございます。

 貸付金は、水洗便所改造資金貸付金でございます。

 支出合計は45億4,479万円の予定でございまして、収支差し引きでは16億1,030万7千円の資金不足となりますが、前段に記載しておりますように、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額と当年度分損益勘定留保資金で補てんすることとしております。

 次に、第5条は債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額をそれぞれ定めるものでございます。

 第6条の企業債は、起債の目的、限度額、方法、利率及び償還の方法をそれぞれ定めるものでございます。

 第7条は、一時借入金の借入限度額を20億円と定めるものでございます。

 第8条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費を7億2,005万7千円と定めるものでございます。

 第9条は、他会計から補助金として下水道使用料軽減のための一般会計補助金を15億8,682万5千円と定めるものでございます。

 なお、予算に関する説明書といたしまして、3ページ以降に予算実施計画、資金計画、給与明細書、債務負担行為に関する調書、予定貸借対照表を添付しております。また、別冊で予算説明内訳書をつけておりますので、御参照いただきたいと思います。

 以上、簡単ではございますが、平成15年度呉市下水道事業会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。



○石山委員長 これより質疑に入るわけでありますが、挙手されましたら、しばらくそのままお待ちください。

 御質疑願います。

     〔質疑希望者挙手〕



○石山委員長 結構です。それでは、小野委員。



◆小野委員 まず、去年までが第8次の7カ年整備事業ということで、平成14年度で一応完了ということだったろうと思うんですが、そのときのその13年度決算の進捗率が87%ぐらいということですから、去年1年で100%になっただろうと思うんです。その整備計画そのものの達成と、それから事業費総額が238億円ぐらいでしたかね。結果的にはその14年度の第8次7カ年整備計画の達成率とそれから総事業費、これが結果的にどうなったのか。



◎中森下水建設課長 第8次下水道整備7カ年計画は、平成7年度当初、平成8年から12年の5カ年計画で策定されたものでございますが、平成10年1月に閣議決定された財政構造改革特別措置法により、事業量はそのままで期間だけ2カ年延伸されました。よって当時の計画としては事業期間、平成8年から14年度、事業費238億100万円、普及率は79.5%から89%にするという7カ年計画でございました。

 しかし、その後の経済情勢の変化により、国の経済対策として平成10年から12年度の3年間で約32億円余りの補助金が追加補正され、幹線管渠工事の前倒し発注、雨水ポンプ場の機能増設、処理場、ポンプ場の環境対策や老朽化した設備の更新工事の前倒しなどを行いました。

 その結果、事業費が87億3,200万円多くなる見込みでございますが、普及率には余り関係のない阿賀大入汚水幹線や当初計画にない処理場、ポンプ場の環境対策であります脱臭設備工事などを考慮いたしますと、普及率は当初の89%から90.5%と、1.5%を超える見込みであり、ほぼ順調に推移してきたものと判断しております。



◆小野委員 そうすると、前倒し等もあって、現状では当初計画予定よりも進んだと。そうすると、この新年度は予定に対して、あと将来約10%ぐらいが、9.5%ぐらいがこれから残されたということになるわけですね。この主要な改良事業はこれからやるわけですけれども、これは予算書的には、金額的にいずれも前年に比べたら落ちているということになりますよね。従来の計画でいけば、本来ならもっとどんどん進めて、できるだけ100%に近い形で進めるんが筋だろうと思うんです。この落ちた原因はよくわかりませんが、残された期間をこの新たな建設計画でいくと、残りの約9.5%程度はどうなるんでしょうか。



◎中森下水建設課長 14年度末で90.5%の普及率が──普及率100%は行政人口全部でございますので、調整区域の6,800人、これが約3.3%あります。だから、すべて認可区域の中を整備としたら96.7%が最大でございます。

 現状で予算が落ちた理由といたしましては、90%を超えまして、残りの工事地域が原因とされておりまして、地形や交通への影響など、単年度に広い範囲で施行をすることが困難になってきておるということが主な理由でございます。



◆小野委員 じゃあ、その3.3%は別としまして、残された約5%、6%ぐらいか、96.7が一応目標値とすればどういうところが残って、それは今後どういうふうに進めていくのか。もうちょっとわかりやすく具体的に全部でなくてもいいですけど、特徴的なところだけでもいいですが。



◎中森下水建設課長 残地区でございますが、警固屋地区が約0.4%、阿賀大入地区が約1.2%、広小坪、広駅前合わせて1.8%、古新開の区画整理が0.8%、昭和地区が約1.4%、その他が0.5%となっております。



◆小野委員 同じ都市計画の中で税金を払っているという、いろんなことがあると思うんですが、あとわずかが残ったということですが、今言われた残された地域は人口的には、対象人口が何名ぐらいなんですか。



◎中森下水建設課長 約1万2,400人でございます。



◆小野委員 そうすると、この1万2,400人の皆さんは待望されているんだろうと思うんですが、今なかなか難しいところが残されておるということですが、少なくとも到達をせにゃあいけんのでしょうから、今からこの新年度予算を含めまして、大体ほぼこれに近づくのは何年ぐらいの見通しで残された部分をやられているんですか。



◎中森下水建設課長 認可契約でいきますと、平成20年を目標にやっております。



◆小野委員 それから収入なんですが、業務量でいくと排水件数は昨年に比べて約700件ふえているのに対して、処理水量は21万6,000立米ということですが、大変収益率がよくなって1,200万円の増と。それに対して費用は大幅に削減と、1億1,400万円下がったということですから、昨年の赤字ということから考えれば、一気にプラスに転じたということなんですが、費用がさまざまな分野で下がってるというのはある程度推測はできますが、営業収益の方が大幅に上がったというのはどこら辺なんでしょうか。料金が昨年の10月1日から一定上がっているというのもあるとは思うんですが、平年度化するということもあるとは思うんですが、一番の要因は何でしょうか。



◎中崎下水総務課長 今おっしゃられましたように、昨年料金を改定いたしまして、10月1日分から新料金となっております。昨年の下水道使用料といたしましては、10月1日から使用料改定いたしまして、実質新使用料で入ってきますのが約3.5カ月分となっております。したがいまして、それが平年度化いたしますので、かなり金額的にはふえてまいります。それと、多少はその水量の増も見込まれますので、そのようなことから下水道使用料が大幅にアップしたということが主因でございます。



◆小野委員 全体の整備計画がこれから一定にとんざをしながら、維持管理に移っていくということがこの会計のこれからのことなんでしょうけれども、そうしますと今のサイクルでいくと3年に1度、あるいは調子がええときは5年に1度で料金改定ということがやられてきたわけですけれども、今回のこういう状況、どうなるかわかりませんけれども、料金に対しての考え方は今後はどうされるんですか。やはり一定整備が鈍化をしてきた中で、収益がどうなるかは別として、考え方として従来は一定期間決めた整備計画があり、同時に財政計画をつくって、その中でサイクルをつくって料金に反映していくという考え方があっただろうと思うんですが、新年度以降は料金についてはどうされるつもりでしょう。



◎中崎下水総務課長 御案内のように、企業会計になりましておおむね3年ごとに使用料改定を行ってまいりました。前回は4年たって、この10月から上げたわけでございますが、現在の計画は14年から16年までの3カ年における計画で料金改定を行いました。今後の予定でございますが、先ほどおっしゃられましたように、これからは下水道使用料もさほどもうその伸びは望まれません。余りふえてまいりません。しかしながら、俗に言う資本費というのがあるんですけれども、そちらの方がもう利子の方がだんだん下がってまいっておりますので、資本費全体といたしましてもこれは低下ぎみになっております。したがって、現状のままでいきますと、下水道使用料をこのまま据え置いたといたしましても次第に好転していくのではないかというような予想を立てております。しかし、この間出されました財政健全化計画の中におかれましても、経営安定化の補助金というのは国の基準外の補助金となっておりますので、健全化計画の中では将来的にはこの補助金を削減していくというような方針も出ておりますので、将来的にはまた御相談をしながら考えていきたいと考えております。



○石山委員長 引き続き質疑を行っていたただきますが、今の質疑者の順序を申し上げます。

 2番玉谷委員、3番奥田委員。

 それでは、玉谷委員。



◆玉谷委員 3ページにあります一般会計補助金、先ほど今5割とおっしゃったのが、これが資本費のこの項目のことなんですかね。資本費の5割をという、ここなんですかね。

 もう一つ、次の4ページにあります資本的収入の負担金の中に一般会計負担金がありまして、繰り出し基準に基づく負担というのが2億7,000万円というのがありますが、これが今おっしゃった繰り出し基準を超えている補助金という中身なんでしょうか。その繰り出し基準の範囲であれば、どれぐらいになるんでしょうか。



◎中崎下水総務課長 予算的には多少複雑になっておりますけれども、まず収益的収入の方から御説明いたしますと、繰り出し基準に基づく繰り出しというのは3ページの営業収益の2番目に一般会計負担金というのがございます。これが俗に言う、国の繰り出し基準に基づいて雨水に係る経費をいただいておるものでございます。それから、さらには補助金を下げたり、いろんな制度がございまして、それが地方交付税によって措置されております。それが一般会計を経由して入ってまいりますので、それらのものが一般会計負担金の中にも含まれております。俗に私どもの考え方では、一般会計負担金に該当するものは国の繰り出し基準に基づくお金であると、国の繰り出し基準に基づかないものはずばり3条の一般会計補助金であると、このような位置づけとなっております。



◆玉谷委員 じゃ、3条の方は経営健全化計画で言う繰り出し基準に基づかないものという、削る対象になるんですか。その金額はどうなるんですかね。



◎中崎下水総務課長 今御説明いたしましたように、国の繰り出し基準に基づかないという観点から申し上げますと、3ページの2の営業外収益の中に3番目に一般会計補助金というのがございます。これが昨年料金改定したときにも話題になりましたように、資本費の50%をいただいているものでございます。これが本来からいえば経営安定化の補助金でございますので、公営企業流に言いますと、こういったものは本来国の基準ではないという意味でございます。



◆玉谷委員 そうなると、繰り出し基準に基づくところまで持っていくとすると、この16億円全部がなくなるということなんですか。今普及率が91%、調整区域内だけだったら96.7%になった段階では、もうこの一般会計補助金というのは一切入れられないのがその基準なんですか。



◎中崎下水総務課長 先ほど私が申し上げましたのは、健全化計画の中で将来的にはこの補助金のところの見直しも必要としているというようなことが出ておると言いましたのが本旨でございまして、何もその100%、下水道の整備が完了いたしましたら、その時点で補助金がなくなるといったような趣旨のことではございません。ただ、理論だけから言いますと、理想的にはこの一般会計補助金がゼロになって、下水道使用料ですべての経費を賄うことができるというのが理想とされているということでございます。



◆玉谷委員 下水道会計の事業として市街化調整区域の中に呉大学とか、それから郷原工業団地などのように一部分を市街化区域に指定をして、そこまで下水を引くという事業をこれまでも行ってまいりましたよね。そういう負担もありますから、私は当然一般会計から負担をすべきであると考えますが、そのあたりはどうお考えでしょうか。



◎井手原下水道部長 開発地区の外側のことでございますけれども、開発地区につきましては、資本費については開発者の方でされておるので、それでその財産は受託しておりますので、資本費についてはもう全然その大学なんかかかってないと。ただ維持管理費の部分がその100円かかる維持管理費を大学も100円出して、一般の使用者も100円出すということですから、開発者については全然負担はかかっておりません。



◆玉谷委員 だから、一般会計からの補助金を削られても仕方がないという論理なんですかね。



◎井手原下水道部長 そういう意味で言うとるんじゃなしに、事実を言うたまででございます。



◆玉谷委員 わかりました。

 今市街化区域の中ではもう既に96%の普及で、先ほど残っているところっていうのを伺いましたが、固まっているところもありましょうが、そこに行くまでかなり人口のないところをずっと配管をしながらいかなくちゃならないというところが、一部違うところもありますが、残っているということで、今後の事業については市街化区域になっておっても、合併浄化槽が能力もよくなってるとよくおっしゃいますので、その方が効率もいいし、そっちを考えるべきではないかと思うんですが、どうなんでしょうか。



◎中崎下水総務課長 今現在、14年度末で普及率は90.5%です。



◆玉谷委員 それは人口普及率でしょう。



◎中崎下水総務課長 人口普及率が90.5%、ほんで市街化区域をすべて行ったとした場合がおおむね96.何%かになろうと。そうしますと、残る3.何%というものが調整区域になってまいります。この調整区域に関しましては、現在のところはまだ明快なあれは出てないんですけれども、やはり合併浄化槽を、もう現在浄化槽をされておられる家庭もおありでしょうし、実際そのやるときになりますと、そこら辺とどちらがいいのかということを各調整区域のその町単位で当然考えていくべきであろうというように考えております。



◆玉谷委員 市街化区域の中でももう既に合併浄化槽を使っていらっしゃる方、それから先ほど残っているところに昭和地区の一部ていうのがありましたが、実は昭和地区の中心部でありまして、支所の周りの方なんかは幹線は来ているが、枝線はまだということで、ほとんどの家が自分で枝線をつけられたんですよね。これから枝線を整備されても、どういうんですか、自分の管がもう幹線まで行っている人がほとんどなんですよね。そういう場合にどういうんですか、その枝線の扱いなんですが、それは市に寄附をして、今後は事故とか老化とかしたときには市が維持補修をしてくださるという、そういう関係になるんですか。

 それと、合併浄化槽の場合、もうつけている人は下水にどうしてもつけかえないといけなくなるんでしょうか。



◎瀧口下水道部次長 昭和地区の現在の団地外につきましては、もともと昭和地区につきましては団地をまず下水道整備をしていこうということで、団地部分から整備をやっています。そういったことで、もともとの町自体がおくれとるわけですね。目の前にはその幹線が入っておるということで、そういった住民が区域外接続ということで自分の費用をもって自分の管を入れておられるということでございますが、現在これは公の管に入れかえるべく工事を進めております。そのやり方としましては、現在の個人の管を放棄していただいて、要は市の方に出していただいて、それは公共下水道の基準での関係やら勾配、そういったもんではございませんので、維持管理するのに非常に不便であるということで、市の方がそれをもらいまして、それのかわりに公費をもって布設替えをして整備をしていくというふうなやり方で進めておるところでございます。



◆玉谷委員 今の利用者、自分でやっていた人たちは新たな費用負担はもうないと理解してよろしいんですね。



◎瀧口下水道部次長 当然ございません。



◆玉谷委員 合併浄化槽の方はどうでしょうか。



◎瀧口下水道部次長 合併浄化槽につきましては、要は公共下水道の整備区域という位置づけをしておるわけでございますんで、それについてはその公共下水道の方に切りかえていただくということで、その家の前の公道まで私どもの方で公費をもって新しく管を入れますので、そちらの方に切りかえていただくと。ですから、通常やっております下水道整備と全く同じで、各家庭の敷地内に汚水ますを公費で設置いたします。それに切りかえていただく。そういった作業が出てまいります。



◆玉谷委員 先ほど話がもとへ戻るんですが、資本費も低下してくるし、料金を据え置いても好転をしていくというふうなお話を伺って、大変心強く思ったんですが、一方で経営健全化計画の中では、国の繰り出し基準を超えて支出している補助金は削減するというふうな案が出ておりますが、計画がありますが、大体どの程度、どのような予定でこれを削減していこうと考えておられるのか、これは市の当局の方に伺います。



◎井手原下水道部長 今後財政収支計画をつくりながら考えさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。



◆玉谷委員 終わります。



○石山委員長 続いて、奥田委員。



◆奥田委員 今の問題でありますけども、一般会計の補助ということで、これはゼロの方が理想なんだという話がありましたけども、今後検討をするということでありますが、これは公営企業法であるからゼロにしていくのが本来の姿だという意味でありましょうか。



◎中崎下水総務課長 公営企業という観点からいいますと、公営企業法の中で公営企業に一般会計の方から補助できる項目はこういったものであるというのが定められております。そういったものにはのっていないものだという解釈でおります。



◆奥田委員 公営企業法そのものに問題があるというのはもうわかり切っとると思うんですが、問題なのは市民の負担がどうなるんかというところが非常に大事になろうと思うんですよ。経営健全化とかおっしゃるけども、これはあくまでも行政サイドの理屈であってから、一番犠牲を受けるというのは払う側の市民なんですね。そこの負担がふえるわけですから。その辺のところは下水道の方として、これは本来なしにすべきなんだからいいんだというような立場なんでしょうか。



◎中崎下水総務課長 この問題はいろいろ前々から経緯がございまして、当初50%までを目標ということで前回クリアさせていただいたわけですけれども、ただ財政健全化計画の中にも今後その財政状況が厳しくなるので、項目的にのせておるというものがありますので、具体的にいつまでにどうこうするというほどまではのっておりませんので、今後これらをひっくるめて、その時点でまた財政収支計画等を立てながら御相談させていただきたいと考えております。



◆奥田委員 しかし、3年の間にはこれを見直しするというわけでしょう。



◎井手原下水道部長 公営企業法でいきますと、受益者負担が原則であります。それで、3年のうちにその財政収支計画を立てて上げるかということでございますけども、やっぱりこれは財政収支計画を立てて、どういうふうになっとるかということは診断せにゃあいけんと。その中で、議員さんに相談しながら勘案していきたいと思います。



◆奥田委員 その際に払う側の市民の方の相談はないんですか。払う方の市民には相談なしですか。



◎井手原下水道部長 議会は市民の代表の集まりと考えておりますので、よろしくお願いします。



◆奥田委員 大事な問題はちゃんと市民に聞くべきですよ。これは市長にも言えることなんですが、そういうこれまでのツケがこうやって回ってきようるわけです。ぜひ市長はそれを心してかかっていただきたいと思います。

 せんだっての議会で雨水の関係の浸水対策用のポンプ所のことで少し聞いたことがありますが、この計画でありますが、今どのように持たれておるんでありましょうか。



◎中森下水建設課長 今後の整備でございますが、浸水状況の中から緊急度を考慮いたしまして、豊栄、吉浦地区などの抜本的な整備に向けまして整備計画を今作成中でございます。しかし、汚水や合流改善など金額のかかるものがいろいろありますので、そこらを考慮しながら計画的に整備を行っていきたいと考えております。



◆奥田委員 もともとこの計画そのものの全体像ですか、どういうふうに計画なさっとんですか。金額的な面とトン数的な面と両方でお願いしたいと思います。

 ですから進捗も含めて、もともとこういう計画を持っとって、これだけ今進んできておりますと、あと残りがどれだけありますという形でお答えいただきたいと思うんです。



◎井手原下水道部長 全体計画は1,000ヘクタールで、現在できているのは約400ヘクタールでございます。ほいで、この1,000ヘクタールで今認可をとっておりますけれども、これは一応手計算でやった計算の結果でございまして、実際に現場でそういうものが必要なのかどうかということは詳細に調査せにゃあわからんわけでございまして、今下水道の方で認可をとっておるのは、手計算による理想的なものをとっておるわけでございまして、実際に現地ではそういうふうになっておるかどうかというのはまた別問題でございます。

 それから、金額でございますが、今のその1,000ヘクタールについて大体430億円程度を考えております。



◆奥田委員 ちなみに、この4〜5年の間でどのぐらいお使いになったんでしょうか。



◎中森下水建設課長 平成8年から14年度までの8次7計の中で、18億4,000万円ほど、汚水整備で使っております。



◆奥田委員 さっきヘクタールであったんですが、それでいくと何ヘクなんですか。



◎中森下水建設課長 平成8年からの整備面積は出しておりませんが、平成12年度では428.7ヘクタール、14年度の見込みは433.1ヘクタールの見込みでございます。



◆奥田委員 これは先ほど部長さんの方からあったんですが、1,000ヘクの計画があって、400が済んで、あと大ざっぱでありますが600ということですね。けども、今後430億円といいますと、なかなかこう進まんような状況なんです。こうなったら、確かに中には現状をよく見ないと、もう改善されたところがあるかもわからん。けども、それはその計画段階では一定問題があって、何とかそこら工事が必要であるということを思われたわけで、それはこのままいったら相当の年数がかかるんですよ。今下水の方が90数%いってから、あとどうだというんがありましたけど、こういう面は今後どうなさるんでしょうか、この雨水の対策の方は。



◎中森下水建設課長 雨水整備計画につきましては、その都度状況を把握しながら立てていく予定でございます。



◆奥田委員 しかしこれは、その都度になっとらんから、4年前の水害からそんなに進んでないんですよ。だから、こううるさく言いよんです。その辺が無視していきょうるから。その都度じゃないんですよ。こういうのは柔軟とは言わない。



◎中森下水建設課長 雨水整備の中にも計画的な整備と局所的な整備というのがありまして、その浸水状況におきまして、計画的にできないところにつきましては局所的に整備しております。それについては普及率には反映されておりません。



◆奥田委員 これは下水で全部やるというところに問題があるんであって、今理事さんの方がこっち向かれてますが、そこらは考えていただけませんか。



◎椋田理事 雨水整備で先ほど災害の対応で下水道がということでしたんですが、本来雨の降る雨量が7年確率でもって下水道の雨水処理というのは計算上あるわけですね。それ以上にばあっと降った分は、これは河川だとか山に降った水、そういったものは谷を経て、川を経て、海へ流れると、こういったものが町の構成をしておるわけですね。それで、いわゆる市街地集落の中に降った雨は、これは浸水をしないようなことを計画し、下水道計画を立てておるということで、先ほど課長が申しましたように、局所的に浸水するようなところについて抜本的な事業を行っているというのが現状なんですね。だから、雨が山に降った部分、これは川に流すというのが原則なんです。雨水計画をしておる下水道は、7年確率以上に降ったやつは、これはもうつくっても仕方がないというような、めったに起こらないわけですが、そういったものは常時降るやつについては、これはポンプ所を経由して浸水の影響については流していこうと、こういう計画でもって進めておるわけですから、災害で起こった水を下水道で対応をして、これを何とかせえというのは、これはもう不可能な問題になりますのでよろしくお願いします。



◆奥田委員 ちなみに、ほじゃあその河川の断面といいますか、そういう計画はじゃあそういうのでちゃんと計算なさってされておるんでしょうね。というふうに理解していいんですね。──としますと、また改めて質問させてもらわにゃあいけんですけども、それじゃあ、河川の方が責任を持つべきことだということですな。



◎椋田理事 そのとおりでございます。それぞれが河川にしても市が受け持つ河川、そして確率によって違うんですが、大きな河川、一級河川、二級河川とあるわけです、県が持つ、管理する河川。これはだんだん流域が大きくなるに従って、河川も大きくなって。呉市内では二河川だとか堺川は二級河川、そして一級河川はないわけですが、あとが小さな中小河川が市が管理する河川です。



○石山委員長 ほかに御質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○石山委員長 御質疑ありませんので、この程度といたします。

 説明員が交代いたします。

     ──────────────────────────────



△3議第17号外1件



○石山委員長 議第17号平成15年度呉市水道事業会計予算、議第18号平成15年度呉市工業用水道事業会計予算、以上2件を一括して議題といたします。

 本2件の説明を願います。着席のままで説明してください。

 業務部長。



◎中山業務部長 それでは初めに、議第17号平成15年度呉市水道事業会計予算から御説明をさせていただきます。

 予算書の1ページをお願いいたします。

 第1条は、総則でございます。

 第2条は、業務の予定量でございます。

 まず、水道事業の業務の予定量でございますが、一日平均配水量は7万9,100立方メートルを、給水件数は8万5,990件を予定いたしております。

 市外分水2件は、音戸町、川尻町への分水でございます。

 受託工事は、給水装置の新設件数500件を見込んでおります。

 次に、主要な建設改良事業でございますが、まず第6期拡張事業は新世紀の丘開発に伴う関連工事といたしまして、苗代地区に配水管布設工事などを予定いたしております。

 配水管整備事業は、直結給水に対応するための配水管布設工事や広古新開区画整理事業に伴います配水管の整備及び老朽管等による出水不良、赤水対策としての配水管布設替え工事などを予定いたしております。

 浄水施設等整備事業は、経年施設の整備といたしまして、休山隧道ポンプ所の受電設備やポンプ設備の整備工事などと水道施設の効率化を目的に配水池を統廃合し、阿賀南8丁目、9丁目に加圧ポンプ所築造工事などを予定いたしております。

 緊急時給水拠点確保等事業は、平成13年度から3カ年の継続事業として設定しております宮原浄水場低区配水池築造工事を引き続き施行してまいります。

 施設改良事業は、広島県の負担による宮原浄水場内にあります県の水道施設改良工事や呉市の負担によります郷原小学校グラウンド拡幅に伴う配水管等の移設工事などを予定いたしております。

 次に、2の下蒲刈町簡易水道事業の業務の予定量でございますが、一日平均配水量は700立方メートルを、給水件数は997件を予定いたしております。

 次に、第3条は収益的収入及び支出の予定額でございます。

 まず、収入の方でございますが、水道事業収益の営業収益は水道料金及び広島県の水道施設の維持管理に伴う管理受託収益などが主なものでございます。

 営業外収益は下水道受託手数料及び水道メーター分岐分担金収入などでございます。

 特別利益は存目でございます。

 第1款水道事業収益は、54億2,028万6千円を計上いたしております。前年度に比べ0.8%、4,546万7千円の減少となっておりますが、これは主に一般家庭用や大口利用者などの水需要の減少に伴い、水道料金が減少していることによるものでございます。

 次に、簡易水道事業収益の営業収益は、下蒲刈町の水道料金収入が主なものでございます。

 営業外収益は、一般会計からの補助金などでございます。

 第2款簡易水道事業収益は、1億1,295万円を計上いたしております。

 収入合計では、55億3,323万6千円になる予定でございます。

 2ページをお願いいたします。

 支出でございますが、水道事業費用の営業費用は人件費のほか、水道施設の維持管理に要する費用及び受水費などを計上いたしております。

 営業外費用は企業債支払利息などでございます。

 第1款水道事業費用は、50億7,432万円を計上いたしております。前年度に比べまして、2.5%、1億3,083万4千円減少をしております。これは職員の減員による人件費や配水管等の撤去費用、それに企業債の借入利率が低利率により、支払利息の減少と本年度は消費税及び地方消費税の納付予定額の減少が主なものでございます。

 次に、簡易水道事業の営業費用は、受水費や簡易水道施設の修繕費及び水道料金電算委託料などを計上いたしております。

 営業外費用は、簡易水道事業債の支払利息を計上いたしております。

 第2款簡易水道事業費用は、1億1,544万8千円を計上いたしております。

 支出合計では、51億8,976万8千円になる予定でございます。

 収支差し引きでは3億4,346万8千円の利益となりますが、これには消費税及び地方消費税の還付金8,858万8千円が含まれておりますので、これを差し引きますと、単年度純利益は2億5,488万円となる予定でございます。

 第4条は、資本的収入及び支出の予定額でございます。

 水道事業資本的収入の企業債は、第6期拡張事業等の建設改良費に充当するため起債の借入予定額を計上いたしております。

 固定資産売却代金は存目でございます。

 工事負担金は新世紀の丘対策や国土交通省道路建設に伴い、配水管布設替え工事などを施行するため、原因者からの負担金収入でございます。

 受託金は、広島県の水道施設等の改良工事に要する広島県負担分でございます。

 補助金は、緊急時給水拠点確保等事業で宮原浄水場低区配水池築造工事に対する国からの補助金でございます。

 第1款水道事業資本的収入は、18億819万6千円の予定でございます。

 次に、支出でございますが、水道事業資本的支出の建設改良費は、先ほど主要な建設改良事業で御説明いたしました第6期拡張事業費やその他の事業費のほか、量水器費及び固定資産購入費を計上いたしております。

 企業債償還金は、企業債長期借入資金の元金償還金でございます。

 第1款水道事業資本的支出は、32億5,364万9千円を予定いたしております。

 次に、簡易水道事業資本的支出の建設改良費は、下蒲刈町大地蔵調整池停水弁設置工事などを予定いたしております。

 企業債償還金は、簡易水道事業債の元金償還金でございます。

 第2款簡易水道事業資本的支出は、1,600万4千円を予定いたしております。

 支出合計では、32億6,965万3千円になる予定でございます。

 収支差し引きでは14億6,145万7千円の資金不足となりますが、前段に記載しておりますように、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補てんをすることといたしております。

 3ページをお願いいたします。

 第5条は、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額を定めているものでございます。

 第6条の企業債は、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法をそれぞれ定めているものでございます。

 第7条は、一時借入金の限度額を定めているものでございます。

 第8条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費及び交際費を定めているものでございます。

 第9条は、一般会計からこの会計に経営の健全性を確保するため補助を受けるものでございます。

 第10条は、たな卸資産の購入限度額を定めているものでございます。

 以上で水道事業会計の説明を終わらさせていただきます。

 続きまして、議第18号平成15年度呉市工業用水道事業会計予算について御説明をさせていただきます。

 予算書の1ページをお願いいたします。

 第1条は、総則でございます。

 第2条、業務の予定量でございますが、一日平均配水量は10万7,700立方メートルを、給水会社数は前年度と同様4社を予定いたしております。

 主要な建設改良事業でございますが、配水施設等整備事業は平成13年度から3カ年の継続事業として、水道事業と共同で施行しております宮原浄水場工水沈殿池築造工事を引き続き施行してまいります。

 施設改良事業は、安全対策としての二級水源地フェンス設置工事などを予定いたしております。

 第3条は、収益的収入及び支出の予定額でございます。

 まず、収入でございますが、営業収益は工業用水道料金収入でございます。

 営業外収益は、国の緊急雇用創出基金を活用した森林整備事業に対する県からの補助金や預金利息などを計上いたしております。

 特別利益は存目でございます。

 第1款工業用水道事業収益は、5億9,387万2千円を予定いたしております。前年度に比べ9.4%、6,162万5千円減少をしておりますが、これは契約水量の見直しにより給水収益の減少によるものでございます。

 次に、支出でございますが、営業費用は人件費のほか、工業用水道施設の維持管理に要する経費を計上いたしております。

 営業外費用は、企業債の支払利息を計上いたしております。

 第1款工業用水道事業費用は、6億6,010万2千円を予定をいたしております。前年度に比べ1.5%、1,015万円減少しておりますが、これは職員の減員に伴う人件費の減少が主なものでございます。

 収支差し引きでは6,623万円の赤字予算となりますが、これには消費税及び地方消費税の還付金2,067万2千円が含まれておりますので、これを差し引きますと、単年度の純損失は8,690万2千円になる予定でございます。

 なお、この純損失は前年度からの繰越利益剰余金で補てんをいたすことにいたしております。

 次に、第4条は資本的収入及び支出の予定額でございます。

 2ページをお願いいたします。

 収入の企業債は、配水施設等整備事業の宮原浄水場工水沈殿池築造工事費に充当するため、起債の借入予定額を計上いたしております。

 固定資産売却代金及び工事負担金は存目でございます。

 第1款資本的収入は、3億6,590万2千円を予定いたしております。

 次に、支出でございますが、建設改良費は先ほど主要な建設改良事業で御説明いたしました配水施設等整備事業費と施設改良事業費のほか、固定資産購入費を計上いたしております。

 企業債償還金は、企業債長期借入資金の元金償還金でございます。

 第1款資本的支出は、4億9,364万2千円となっております。収支差し引きでは1億2,774万円の資金不足となりますが、この補てん財源といたしましては、1ページの後段に記載しておりますように、過年度分損益勘定留保資金及び後年度分消費税、地方消費税資本的収支調整額で補てんをいたすことにいたしております。

 恐れ入りますが、2ページに戻りまして、第5条は債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額を定めているものでございます。

 第6条の企業債は、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法をそれぞれ定めているものでございます。

 3ページをお願いいたします。

 第7条は、一時借入金の限度額を定めているものでございます。

 第8条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費といたしまして、職員給与費及び交際費を定めているものでございます。

 第9条は、たな卸資産の購入限度額を定めているものでございます。

 以上で、両事業会計の説明を終わらせていただきます。

 なお、両事業会計とも予算に関する説明書といたしまして、予算実施計画、資金計画、給与費明細書、継続費に関する調書、債務負担行為に関する調書、予定貸借対照表のほか、別冊として附属資料、予算説明内訳書をそれぞれ添付いたしておりますので、御参照いただきたいと思います。どうかよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。



○石山委員長 これより質疑に入るわけでありますが、挙手されましたら、しばらくそのままお待ちください。

 御質疑願います。

     〔質疑希望者挙手〕



○石山委員長 結構です。それでは、山上委員。



◆山上委員 まず、予算に関する説明書の方の8ページなんですけれども、量水器費7,612万5千円、水道メーターの購入費として上げられております。昨年は325万5千円でした。かなり多額にアップをされております。その下の下蒲刈の固定資産購入費でやはり水道メーター購入費等が入っておりまして、567万1千円が計上されておりますけれども、今回の水道メーター購入費の多額のアップに対しての理由をお聞かせください。



◎椚原経理課長 平成15年度の予算につきましては、このたび新水質基準に法の改正がありまして、それに適合させるために鉛レスの水道メーターを今度購入することになりました。鉛管対策ということで、鉛レスのメーターを購入するということになりましたので、各メーカーから参考見積もりを徴収いたしまして、平均いたしましたら約30%ほど高くなっておりますので、その分を計上しております。



◆山上委員 水質基準のそういう意味ではいいのか悪いのか、アップして逆に言えばその鉛レスメーターということになると、市民が受ける利益の部分というか、どういう部分で鉛レスメーターがどういうふうに市民に還元されるものなのかどうかという、ちょっと中身はよくわからないんでその説明と、それと今回固定資産購入費が車両及び工具器具購入費で、やはり昨年が2,614万5千円で、今年度が5,481万円で倍増しているという状況の中で理由ですね。その2点をお聞かせください。



◎中山業務部長 鉛レスの方でございますが、平成15年度から先ほど経理課長が答弁いたしましたように、もう鉛の含まないメーターを使用するというふうに水道法で基準が変わりました。それに伴いまして鉛レス、ただ15年3月31日までに取りつけられたものについては経過措置として認められております。ですから、今後15年4月1日からはもう鉛レスのメーターを取りつけるということでございます。

 それから、今の固定資産の方でございますが、一番大きなのは宮原の浄水場にあります水質試験センター、ここの水質検査器具がもう買いかえの時期が来まして、ほいで今年度はガスクロマトグラフ質量分析、主にカビ臭のあれをはかる器械なんですけれども、それに1,600万円ほどを計上させていただいておりますので、これが大きくふえております。



◆山上委員 次に、内訳書の方の13ページなんですけども、委託料、上段の方なんです。集金検針業務及び電算調定事務委託料6,810万9千円という部分なんですけれども、常日ごろ検針員の皆さんの委託料につきまして質問をさせていただいてて、人勧に関して給与が引き下げられたり、嘱託の皆さんもそれに伴って減額をされたりしている状況の中で、まさかという感じ、検針員の皆さんの方へは影響はないという願いを込めて御質問をさせていただきたいんですが、どうなってますでしょうか。



◎栗原業務部次長 検針業務委託と督促集金業務委託、これにつきましては単価アップというのは考えておりませんが、ただ算定方式を一部変えたいというふうに思っております。具体的に言いますと、今までは委託料は検針の場合でいえば、メーターを1件見れば単価幾らプラスの交通費、これは検針員さんの自宅から局までの交通費相当額プラスの傷害補償ということで、保険料は局で支払っていたんですが、これを交通費と保険料を単価の方に入れようというふうに考えておりまして、予算上、その単価アップの部分が入っております。



◆山上委員 私としては単価の方に入ったら、実質アップにはならないとは逆に思うんですけど、そこら辺を委託された検針員の皆さんは了解を得るものではないという形なんですか。もう一方的にこういうふうにしますということで通達というか、こういうふうになりますという形になるんですかね。実質問題、上下どういうふうになるのかという部分で本当に心配をいたしますから、算定方式によって、その違いによって検針員さんがもらえる額ですよね。保険の部分は自分で今度は掛けなきゃいけないという状況になるということになるんですかね、そこら辺をお聞かせください。



◎栗原業務部次長 保険料につきましては検針員さんに掛けていただくということになります。ただ、これには私どもと協議をして相談に乗るということもあり得ます。

 先ほど業務委託の単価でございますが、基本的にはアップはございません。ただ、検針員さんには人によって若干差はあるかと思いますが、局の支出は変えないということでございます。支出額は変えていないということでございます。



◆山上委員 そういう意味では検針員さんも本当に大変な思いもして検針をされておりますので、本当は保険料は別枠で支払っていただきたいなという思いがしておりますね。安全保障の面からきちっと補償をしてあげるという状況をつくり上げてあげるべきだと思うんですけれども、また御検討をお願いいたします。

 それから、狩留賀の送水ポンプ場の件なんですけれども、前の決算委員会等で言わせていただいて、一向にあのままの状態と。狩留賀海浜公園で皆さんが楽しまれる、その道中というか、通路にあたって非常に私は不快と思ってるんです。それとあとは建物が古くなってる部分と防犯上そのままにされておくのがいいのかどうかという思いで聞かせていただくんですけれども、できましたら大切な施設ですから、防犯等の意味も込めてきちっと活用というか、そういう利用を考えていかれるのがいいんではないかという思いがしてるんですが、どうお考えですか。



◎今本水道局総務課長 委員さん以前にもおっしゃられまして、いろいろと局の中でもその取り扱いを検討させていただきました。具体的に言いますと、財産運用審議会という中で検討させていただきまして、基本的にはあの敷地の中へ一部配水の本管が入っております。そういったこともございまして、一応局としては将来的には今のところ利用の予定はないということで、処分可能地ということにはなっておりますけれど、それを処分するとなりますと、またその配水管の移設の問題とか等々ございますので、今そういったことで市等の方からお話でもあればというようなことで期待はしながら、うちとしてはいい話があれば応じたいというふうに考えております。



◆山上委員 そういう意味では配水管を壊すことにならないということで、それを大事に保護する状況と外壁等をちょっと美化して、2階建てですよね、あそこは。だから、2階の部分をお貸しするとか、だれかに利用をしていただいて使用料をいただくとか、そういう利用方法っていうのは幾らでもあると思うんですよね。そういうことが可能かどうかという検討はされたんでしょうか。



◎今本水道局総務課長 ごらんのように、あの建物は大変老朽化しております。そういったことで、現状でお貸しということになりますと、逆にうちの方で手を加えなければならないというような部分も出てきます。そういったことで、将来的に水道局の方で保存するというか、利用目的のないものへお金をかけてやるのはどうかなあということで、そこまでは今検討はしておりません。



◆山上委員 私は狩留賀の海浜公園とか整備をきちっとされていくわけですから、その周囲にある施設ですよね。市の施設であって、ちゃんと維持管理を含めてきれいな状況のもので、景観に配慮したものでしていくという、逆に配慮していくべきだと思うんですけど、どうですか。



◎廣田水道企業管理者 まことに応援していただいてありがたいんでございますけれども、水道局、今何とか水を御不便なく、御不自由なく市民の方に配るというのが最大の目的で一生懸命その方へお金を取られている状況でございます。先ほど課長が言いましたように、市の方が整備するとなりますと、やっぱり市の全体計画の中でやっていかにゃあいかんと、一般会計もなかなか今厳しい状況にあるようでございます。民間の方が御利用いただけるようになれば、いつでも私どもはお貸しすることはできるんでございますけども、今の状況で民間の方もなかなか申し出てくださらないということで、いましばらくあのままで、事故がないようには気をつけますけども、当分あの状態でやっていただきたいと。できるだけお金をかけたくないというのが本音でございますので、よろしくお願いいたします。



◆山上委員 環境美化と逆に言えば事故の部分ですごい心配をしているものですから、言わせていただきました。

 それから説明書の5ページ、工業用水の方なんですけれども、消費税及び地方消費税還付金で812万7千円が収入の方に上がっておりますね。しかしながら、支出の方で消費税が引かれてないというのはどうしてなんですか、そこの御説明をお願いします。



◎椚原経理課長 支出の方でこれは赤字になっておりますので、その分、消費税の支払い部分が引かれてないということなんですが。



◎中山業務部長 済みません、ちょっと補足をさせていただきます。

 まず、工業用水の給水収益の方が8,000万円ほど下がっております。これに対する課税売り上げが15年度減少しております。それから、4条の資本的支出の方で投資額が大きいために、収支差し引き消費税だけで計算いたしますと、今度は消費税は3条と4条合算で計算になりますので、結局仕入れで先に払った方が多いために、次の16年の多分6月ごろになると思いますけれども、還付を受けることになります。



◆山上委員 わかりました。



○石山委員長 引き続き質疑を行っていただきますが、以後の質疑者の順序を申し上げます。

 2番奥田委員、3番小野委員。

 それでは、奥田委員。



◆奥田委員 下蒲刈との合併絡みで簡易水道の企業収益ということで上がってきておるんですが、費用の方も当然上がってきております。これの影響はどういうふうに出ておるのか、ひとつこれをわかりやすく、ちょっともう一回説明いただけませんか。



◎中山業務部長 簡易水道事業に関しましてどういう影響がございますかといいますと、一言で言いますと水道局にとっては影響ございません。ただ、先ほども申しましたように、第9条で補助金というのが水道の3ページにございます。これは一般会計から補助を受けるものでございますが、これは実質収支差し引きゼロとさせていただいておりますので、一般会計の方の持ち出しが若干ふえたということでございます。



◆奥田委員 こちらの予算の方で一般会計からの繰り入れとして今の簡易水道の場合がありますけども、これは下蒲刈の方は従前の場合と変わっておらんと、14年度、13年度とそう変わったもんじゃないということですか。



◎中山業務部長 変わってないという意味がちょっと御理解できないんですが、要するに14年度と15年度で下蒲刈町さんとのこの15年度の予算の関係でいいますと、下蒲刈町さんの水道料金は安くなっております。



◆奥田委員 その額は幾らでありましょう。



◎中山業務部長 それぞれの水の使用量によってその該当される方によっては違うと思いますけれども、平均いたしますと、大体13から25ミリの使用家庭の方で年間で7,000円ぐらい安くなると思います。



◆奥田委員 職員の関係でありますが、この簡易水道の方についておった職員はどういう扱いになるんでしょうか。



◎今本水道局総務課長 今のところ、市の方では下蒲刈の業務運営を地域振興室の方でやられるというように伺っております。したがいまして、水道局の職員とはせずに地域振興室の方で抱えていただいて、業務もお願いするというふうに今予定されております。



◆奥田委員 しかし、仕事の方はこういう簡易水道の関係ではつくわけでしょう、そっちの方の仕事はするわけでしょう。



◎今本水道局総務課長 ですから、業務部の中に下蒲刈の現地職員にお願いする部分と、それから例えば営業関係では本局の方でやる部分もございますし、あるいは水質検査等も本局の方から行く部分もございます。これは本局の方はごくわずかでございます。



◆奥田委員 下蒲刈のそういう扱いの職員の方が何人かというのは把握なされておるんですか。



◎今本水道局総務課長 まだ市の方もはっきり下蒲刈の件につきましてはおっしゃってないというように、私も伺っております。



◎廣田水道企業管理者 大まかな機構を申し上げますと、いずれ呉市になじむように、呉市になじむっちゃあおかしゅうございますが、合併して一定期間たちますと本当に呉市民として同じようになるわけでございますから、そのときには簡易水道事業とかというんでなしに水道事業になる、水道事業として一緒にやっていくことは間違いございません。しかし今、4月1日から呉市水道と同じように扱うということにもちょっと難しい面がございますので、例えば施設基準とか、そういった今まで下蒲刈でやっておられたルールがございます。呉市とは少し違った面がございますので、それを徐々に例えば3年とか5年とかそういった計画のもとに徐々に近づけていって、そろえたところで呉市水道事業として一体化していきたいというのがまず基本でございます。

 それで、当分の間住民の方の激変緩和も考えまして、給水条件、料金とかそういったものは呉市に統一しますけども、日ごろの町民の方の面倒を見ていただくのはしばらくの間、支所と同じような形で下蒲刈町の職員の方に見ていただくのがいいんじゃないかなということで、統合するまでの間しばらく、早くいえば呉市では吉浦支所とか広支所と同じような扱いで、支所へ相談してもらえば一応皆、今までどおり面倒を見ていただけますよという形をとっていきたいということで今考えております。いずれは皆、呉市水道局がやっていきます。



◆奥田委員 ちょっと話は変わりますけども、灰ヶ峰公園、そして昭和東工業団地ですか、これへの上水道の工事がなされると思うんですが、これはいつぐらいからかかって、金額はどのぐらいを予定なさっておるんですか。



◎厚井工務部次長 昭和東と言われますと、新世紀の丘関連のことではないかと思うんですが、あれは全体で約24億円の工費が必要、今はかなりもう進んでおりまして、そのうち、全体では60%ぐらいの進捗率となっております。

 それから、灰ヶ峰公園でございますけど、あれに伴う水道の分ですが、あれはかなりの事業費がかかりまして、全体で水道事業だけでは7〜8億円ぐらいかかろうかと思いますが、その進捗においては市の方で対応されているところではないかと存じております。



◆奥田委員 ちょっと新世紀の関係は、これは配分はどうでしたかいね。



◎厚井工務部次長 幹線と枝線といいまして、幹線の場合はもとがいっていろいろなところに分かれる管、それが幹線ですね。枝線というのは、もう一つの目的のところに一つだけが行く線、それが枝線になるんですが、幹線は呉市の方で7割、それで水道局の方で3割という配分になっておりまして、枝線の方は各団地開発の施行者の方にすべてお願いしておるという状況になっております。



◆奥田委員 先ほど進捗が60%ということだったんですが、今年度はどの程度の進捗になりますか。



◎厚井工務部次長 今年度は見込みといたしまして、約4%強の進捗になろうかと思います。



◆奥田委員 金額でわかりますか。



◎厚井工務部次長 金額でいいますと、約1億5,000万円の工事費になります。



◆奥田委員 同じように灰ヶ峰公園なんですが。これは7〜8億円ということだったんですが、今年度と見ていいですか。それとも、これは市の方に全部払ってもらう格好になるんですかね。



◎厚井工務部次長 灰ヶ峰公園におきましては、今までずっと市と協議させていただきまして、工事負担金という名目ですかね、そういうことで全額をお願いしとるわけでございます。



◆奥田委員 いつまでやるのか。今年度はいつごろやるのか。



◎厚井工務部次長 この計画でございますけど、市の方におかれましてはその縮小とか、その変更とかがるるなされておりまして、その計画そのものは今市の状況において進めておられまして、実際には今のところ見守っていくという方法、方向でしかないと考えております。



◆奥田委員 わかりました。結構です。



○石山委員長 ほかに御質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○石山委員長 御質疑ありませんので、この程度といたします。

 しばらく休憩をいたします。

            午後0時00分     休   憩

     ──────────────────────────────

            午後1時02分     再   開



○石山委員長 委員会を再開いたします。

 この際、各会派の残り時間を申し上げます。

 政経同友会80分、市民フォーラム70分、誠志会65分、公明党56分、交友会56分、社民党16分、諸派22分です。

     ──────────────────────────────



△4議第19号外1件



○石山委員長 議第19号平成15年度呉市交通事業会計予算、議第20号平成15年度呉市国民宿舎事業会計予算、以上2件を一括して議題といたします。

 本2件の説明を願います。着席のままで説明してください。

 交通局次長。



◎大原交通局次長 それでは初めに、議第19号平成15年度呉市交通事業会計予算につきまして御説明いたします。

 1ページをお願いいたします。

 まず、第2条の業務の予定量でございますが、在籍車両数は197両でございます。

 以下、一日平均でございますが、運転車両数166両、運転走行キロ数は2万3,232キロメートル、乗車人員は4万9,102人とそれぞれ予定いたしております。

 また、主な建設改良事業といたしましてバス車両の新造に9,719万6千円、最終年度となりますバスカードシステム設置に4,557万3千円、ダイヤ編成システムに2,100万円をそれぞれ計上させていただいております。

 次に、第3条の収益的収入及び支出でございます。

 まず、収入でございますが、第1款自動車運送事業収益は43億3,658万1千円を予定いたしております。

 内訳といたしましては、第1項営業収益は、運輸収入及び資産の貸付料収入等でございます。

 第2項営業外収益は、県一般会計、関係町からの各補助金と交通事故に対します保険料収入等が主なものでございます。

 第3項特別利益は、一般会計からの経営基盤安定化補助金でございます。

 一方、支出でございますが、第1款自動車運送事業費用は42億9,370万3千円と予定いたしております。

 内訳といたしましては、第1項営業費用は人件費及び各種運行経費等でございます。

 第2項営業外費用は、繰延勘定償却及び支払利息等が主なものでございます。

 その結果、差し引き最終損益は4,287万8千円の黒字予算と予定しております。

 次に、第4条資本的収入及び支出でございます。

 2ページをお願いいたします。

 まず、収入でございますが、第1項企業債は、バス車両の更新及びバスカードシステム設置等に充当する起債でございます。

 第2項補助金は、低床バス車両購入に伴います国及び一般会計からの補助金、バス停留所上屋設置に伴います県からの運輸事業振興助成金でございます。

 支出でございますが、第1項建設改良費はバス車両の更新、バスカードシステム設置及びダイヤ編成システム等が主なものでございます。

 第2項企業債償還金は、企業債の定期償還元金でございます。

 第3項繰延勘定は、予定退職者10名分の退職給与金でございます。

 第4項保証金償還金は、呉駅前西再開発ビル及び呉市交通局西中央ビルに係ります保証金の定期償還金でございます。

 第5項長期借入金償還金は、一般会計への長期借入金の定期償還金でございます。

 続きまして、第5条は債務負担行為の事項、期間及び限度額を、第6条は起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法、第7条は一時借入金の限度額をそれぞれ定めるものでございます。

 次の第8条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費及び交際費をそれぞれ定めさせていただくものでございます。

 第9条は、他会計からの補助金について定めさせていただくものでございます。

 以上で、交通事業会計の説明を終わらさせていただきます。

 続きまして、議第20号平成15年度呉市国民宿舎事業会計予算につきまして御説明いたします。

 まず、第2条業務の予定量でございますが、年間利用人員を宿泊、休憩合わせまして12万9,300人と予定いたしております。

 次に、第3条収益的収入及び支出でございますが、利用収益等の第1項営業収益と、一般会計からの補助金等の第2項営業外収益を合わせました第1款国民宿舎事業収益は、3億6,126万1千円を予定いたしております。

 一方、支出でございますが、人件費等の第1項営業費用と支払利息等の第2項営業外費用を合わせました第1款国民宿舎事業費用は、4億222万3千円と予定いたしております。

 差し引き収支では、減価償却費を除く現金ベースの営業収支では361万1千円の黒字、経常ベースでは4,096万2千円の赤字予算といたしております。

 次に、第4条資本的収入及び支出でございます。

 収入はございません。

 支出でございますが、第1項建設改良費は厨房用の備品購入費でございます。

 第2項は、企業債の定期償還元金でございます。

 続きまして、第5条は債務負担行為の事項、期間及び限度額を定めさせていただくものでございます。

 2ページをお願いいたします。

 第6条は、一時借入金の限度額を定めるものでございます。

 第7条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費及び交際費をそれぞれ定めさせていただくものでございます。

 第8条は他会計からの補助金を、第9条はたな卸資産の購入限度額を、それぞれ定めさせていただくものでございます。

 以上、簡単ではございますが、交通事業、国民宿舎事業、両会計の予算説明とさせていただきます。

 なお、両事業会計とも予算に関する説明書といたしまして、予算実施計画、資金計画、給与費明細書、予定貸借対照表のほか、附属資料といたしまして予算説明内訳書をそれぞれ添付いたしておりますので、御参照いただきたいと存じます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。



○石山委員長 これより質疑に入るわけでありますが、挙手されましたら、しばらくそのままお待ちください。

 御質疑願います。

     〔質疑希望者挙手〕



○石山委員長 結構です。それでは、小野委員。



◆小野委員 交通事業にまずお伺いします。

 単年度黒字の予算だということですが、現実的に5か年計画を見ましても、この新年度予算を見ましても、乗車人員、営業収入、走行距離が軒並みダウンの中で、ふえておるといえば優待バス証のところがプラスになっとるだけで、あとは全部マイナスと、三角ということですから、プラスにするというのは大変御苦労がある机上の計算かなあと思うたりもしたり、いろいろするんですけれども、具体的に走行距離、約143ほどトータルで距離としては減少の予算案となっておりますが、具体的にこれはどこがマイナスになるんでしょうか。



◎志和経営企画課長 走行キロが若干減少しておりますけども、これは市として平成14年3月に休山新道関係の振り分けを行いまして、その後10月に見直しを行っております。そのときにダイヤのさらなる効率化を図りまして、そのときに総走行キロが下がっておりまして、それの平年度分が主なものでございます。



◆小野委員 今回の見直しというのは休山新道に伴う部分だけということですね。

 従来から路線そのもののあり方等も議論をされてきただろうとは思うんですけれども、非効率だから切れということにはならないんでしょうけれども、そういった見直しというのは単に道路形状が変わったとかということ以外に、例えば一定の乗車人員がもうクリアできないような部分で減少をするとか、そういう時間、便数を減らすとかといった部分での見直しというのは新年度では考えておられるんでしょうか。



◎長友輸送計画課長 今年度は秋に向けてそういう見直しというんですか、それを一応検討し、考えております。



◆小野委員 じゃあ、それはまだ具体的な中身としてはまだ発表はされない。これは経営上であるからそういうこともあるかもわかりませんけど、住民の立場から見ると、なかなか厳しい部分があるんです。ただいろいろ見直しの際に議論になっている部分として、呉市は何でも行政のいろんな仕事を変更するであるとか、大きな転換をするであるとかというときに、割合自治会という組織をお使いになるということが多いようです。それで、以前にもお話ししたことがあるんですけれども、自治会連合会に説明をしたら、例えばその当該路線を利用されている皆さんにもそういう変更とかが行っているというふうに思われているとしたら、これはちょっと大きな間違いで、後から大変不満が出るということが多々あるようなんです。だから、今後財政上の理由、利用度の問題もあってそういう変更がされるとするならば、これは連合会会長に説明したからいいというようなやり方は、もしされるとすれば、変更をされて、十分利用をされているエリアの皆さん、バス停が付近にあるような自治会の皆さんにきちっとした説明をしていただくように、ぜひお願いをしたいと思います。これは要望です。

 それから、新年度は新車両、今後法律に基づいて新3両は低床バスだ、それから1両は低公害バスだというふうに提案をされております。実際その低床バスというのは大変喜ばれているわけですが、路線的に今19か20あると思うんです。この低床バスというものが走れるところと、導入できるところとできないところがあるんではないかと思うんですが、できないところというのはどのぐらいあって、そういう路線についてはこの福祉的な要素を持ったバスというのはどういうふうに考えていかれるんでしょうか。



◎安藤輸送対策室長 委員さん御承知のとおり、昨年度CNGのこれは公害対策にも沿った形のノンステップバスを導入したところですが、これで東西線といいますか、東西を縦断して走っておる路線に配置しておるんですが、一般的には交通局の運行しておる路線内でノンステップが走れないという路線は、まず路線的にはないというふうに理解をしておるんです。ところが部分的に走行路面の問題で傾斜が急角度でついておって、車両の低床部分を接触するというような箇所があるんでございますが、こういったところにつきましては改善方の要望なり、そういった部分でクリアをしていけるかなということで、15年度におきまして3両新車を購入させていただく予定としております。この3両につきましては、いずれもノンステップバスということでございますんで、これも1路線に集中的な配車でなく、各方面の路線に分散した形で配車、運行をしていきたいというふうに考えております。



◆小野委員 現在ある路線のうち、まだ車両数はそんなにないんだろうと思うんですが、どのぐらいの割合になっておるんですか。それがいずれは全路線に、系統に入っていくのか、だとすれば、それはいつごろになるのか。



◎安藤輸送対策室長 今の低床車両につきましてはバリアフリー法で、今後バス事業者につきましてはノンステップ化を促進していかなくてはならないということで、法的な制約もございます。また予算的な分もございますんで、年度別には3両なり、そういった少ない数での導入でございますんで、かなり年次を重ねていかないと完全なノンステップ化率ということにはならない、100%ということには当然なりませんので、今現在ノンステップバスが3両でございますね。それから、路線内で部分的に運行が難しいというような路線につきましては、ノンステップではなしにワンステップバスを導入して、低床バスのいわゆるバリアフリーに沿った形の利用しやすいバスに推進をしているところでございます。

 購入車両は何分にも少のうございますので、どの路線に何%というような台数がまだ導入をしておりませんので、パーセント的数字はちょっとまだ言えるような数字でございません。そういったことでございます。



◆小野委員 わかりました。一昨年ですかね、ちょっと忘れましたが、新たなワンコインバスであるとか、コミュニティーバスであるとかの導入がされて、利便を図るということのようでございましたが、そういう部分は現時点では収益率であるとか、乗車率であるとか、営業成績はいかがだったんでしょうか。



◎志和経営企画課長 ミニバス関係の収支ということでございますけども、まず昭和循環の再編に関しましては再編前と比べまして収支的には赤字額が大幅に削減されまして、おおむね半分程度になっております。非常に御好評をいただいておりまして、お客さんも暫時増加傾向にあるという状況でございます。それと、吉浦天応高地部線でございますけども、13年度の決算におきましては10月運行ということで、半期分ということで費用的な計上、そういったこともいろいろありますけども、数百万円の赤字ということに13年度ではなっております。



◆小野委員 なかなかいろんな手だてをしても黒字になるということは難しい状況ではあるんですが、家の近くから目的地まで行けるという意味では非常に喜ばれている施策であろうと思います。経費等の問題があるんで、新たな導入をする希望も出てくるかもわかりませんけれども、これも非常に全体の経営から見ればきつい問題だろうとは思うんです。だから、これは否定するわけではないんですけれども、交通局がやっぱり全体として、例えば地域福祉増進という目的でミニバスであるとか、高地部に入れていくと、地域の高齢者の皆さんなんかの利便性を図っていくということであれば、もっと福祉的な要素を含めて市全体の施策の中に組み入れるような形で、例えばミニバスであるとか、そういう福祉バスであるとかというふうな考え方を少し導入しないと、確かに経営上は厳しいのではないかと思います。要望があったらするんかどうかということもあるんですけれども、私らはむしろこういうものは拡大していってもいいかなという気がありますんで、ただ収入面ではそんなにうまくいかないだろうと思います。やっぱり全体的な都市基盤というか、一つの都市政策というか、福祉政策として今後の別枠でもし考えられるんなら、考えていただければと思います。

 それから、この5か年計画の中で労働者といいますか、職員にとっては非常に厳しい内容が続いているんですけれども、平成12年からスタートしました健全化計画の中で、例えば運転手さんの実質ハンドル時間であるとか、それから人員もかなり減っているわけですけれども、その割には路線、走行距離は減ってないわけですから、現実的には過度の労働ということがあり得るんではないかと、時間外労働であるとか。そういうことが想像できるんですが、12年からこの15年、14年ですか──を比較して実際のハンドル時間であるとか、時間外であるとかという部分はどうなっておりますでしょうか。



◎安藤輸送対策室長 ハンドル時分等の御質問がございましたが、12年から比較をいたしますと1人当たり1日平均ですね、これは平均数字でございますが、5時間47分であったものを6時間15分に延長をいたしました。

 それから、附帯時分等、点検時分とかいろんな附帯な時分がございますが、いわゆる給料計算の根拠になります実働時間につきましては、1日平均7時間16分、週40時間の労働時間ということで、労働時間そのものは変わっておりません。



◆小野委員 時間外というものはないんですか。



○石山委員長 あと3分です。



◎里村交通局副参事 平成12年度から職員数はどうかということでございます。

 平成12年度が職員が379名、年度末におりまして、現在、今年度の末の見込みでは347名になる予定でございまして、32名の減というふうになる予定でございます。

 それから、時間外勤務についてでございますが、平成12年度が乗務員の、これは平均でございますが、月当たり34時間程度行っておりましたが、平成14年度あるいは平成15年度の予定では、これが月30時間を切る、29時間程度と試算をいたしております。



◆小野委員 時間がないんで、これと関連して13年度決算ではいわゆる責任事故というものが非常にふえたと、バスのということが報告をされておりますが、これはその後、どういう傾向になっているんでしょうか。



◎安藤輸送対策室長 事故の関係でございますが、いわゆる責任事故、当局に責任がございます事故が……。



◆小野委員 事故そのものでいい。済みません、事故件数を。



◎安藤輸送対策室長 13年度が87件発生をいたしました。それから、14年度につきましてはまだ最終的な締めを行っておりませんので、上期分で言わせていただきますと、36件発生をいたしております。



◆小野委員 時間がないんであれですが、事故件数も平成12年、13年度比較をすると139件あったと、それが13年度決算では150件だったと、責任事故も83が102にふえたという報告、これはやっぱり先ほどありましたような労働者数の減、一方で実質的なハンドル時間の延長あるいは過密なダイヤ、そういうものが影響をしてるかもしれないですよね。わかりませんけれども。僕らはそういうふうに容易に想像できるんですから、実質的な手当や賃金はどんどん縮小をされる中で、実労時間はトータルとしては変わらないけれども、実は実質ハンドル時間等はふえているということであれば、それは精神的にも労働的にもきついだろうと思うんです。だから、ここら辺は十分配慮し考えながら、安全走行というたら、労働者の健康や精神的な安定が第一番ですから、そこがやっぱり疎外をされて後退をする中で運転をされるというたら乗客にとっても大変ですから、事故が本当に起きないようにしてほしいし、もしそういう原因が今の労働環境の中にあるとすれば、ぜひ改善をしてほしいし、これ以上悪化をすることがないようにしていただきたいと思います。

 以上です。



○石山委員長 続いて、玉谷委員。



◆玉谷委員 昭和地区でワンコインバスを3コース実施していただきまして、喜ばれている面と、それから今までのコースの沿線の方は15分たったら次が来てたのが、今40分に1回ということで、もう乗らないという声も聞いておりますが、今伺いましたらふえていると、赤字も減ったということなので、トータルとしてはよかった人の方が多かったんだなというのがよくわかりました。

 ほかに乗る人として出ている声は、バスが大きいんですよね。あれ小さくすると経費が少なくなるんじゃないかと、それから焼山から天応へ行く道は狭いもんですから、ぎりぎりいっぱいなんですよね。あそこに大きなバスを走らせて危ないことはないんかと。ああいうところは小さいバスにしたらどうかという声があるんですが、バスを小さくするというようなことは検討はいかがでしょうか。



◎長友輸送計画課長 今の御質問ですが、小さいバスを用意するというようになりますと、特定なところしか走れないという感じになります。ですから、今言われる天応の方面でも、あれを天応の方面から昭和支所に来て、また呉におりていくというような路線の運行の系統を走っておるということで、やはり大きい方で賄い切れる範疇は全部そういう、運行のコースをやっとるということで御理解いただきたいんですが。



◆玉谷委員 先ごろ焼山から広島行きのバスを運行してもらってます。焼山からは広島、結構近いもんですから、広島に出る人は多いんですよね。ところが、今運行をされてるバスは大体御近所の方がおっしゃるのに、1台に2人ぐらいしか乗っていきよってないよと。出発の場所が悪いと。広島行きというバスを焼山の人は見たことない。端っこの方から出るわけですから。此原あたりの焼山の端から広島へ行くようにしないと、広島に近い端から出発しても広島へ行くバスがあるというのを知らない人が多いということで、あの運行については少し考えていただけないんでしょうかね。



◎長友輸送計画課長 今の質問の件なんですが、今現在、昨年の11月18日から運行を始めまして、バスの車内に時間表を下げるとか、バス停へ広告を張るとかしまして、最近になりまして11名ぐらいにふえてきました。それから、昨12日ですか、昭和地区自治会連合会に入りまして、各自治会を通じまして各家庭へ時刻表の配布をお願いしますという段取りをしました。

 それから、今御質問の運行コースの見直しですが、これも今北原から広島へ向いて行っておりますが、これを昭和支所から運行をしようかという検討をやっております。それからもう一つ実施するのが、4月から定期券を使えるように25日から売り出しするようにやっております。それで、一人でも多く利用者をふやしてできるようにやっておりますので、ひとつよろしくお願いします。



◆玉谷委員 これで何年も黒字が続いてるんですが、労働条件のうち、国民の祝祭日が休みでないというのは、あれだけはもうそろそろやめて休み扱いにされてはどうなんでしょうか。



◎貞国交通企業管理者 私も職員をいじめたいつもりは毛頭ございませんけれども、まだ5か年計画半ば、もうあと2年ほど、15、16と残っておるわけでございますけれども、しかし気が緩みますと、すぐまたもとのもくあみということにもなりますし、まだまだその収支の状況というのはお客さんがどんどんもう縮小されとるという、まさにデフレスパイラルの経営状況に陥っておりますので、職員といろいろ議論をしながら、もう少し踏ん張ろうやということになっておりますので、確かにお気持ちは大変ありがとうございますけれども、いましばらくひとつ温かい目で見守っていただきたいと思います。



◆玉谷委員 平成16年までの5か年計画ですけども、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んで黒字にしてらっしゃると思うんですが、それが済んだら補助金は切ろうというような健全化計画が出ておりますが、それでは一体何のために努力をしたんかと、苦労が報われないということじゃないかと思うんですが、それについてはどのようにお考えでしょうか。



◎貞国交通企業管理者 市の財政健全化計画を見ていただきますと、別に補助金をカットするという書き方はされてないと、見直しをしようということでございまして、そりゃまあふえるか減るかわかりませんけれども、見直しの中で議論をしていきたいと思います。すなわち今繰り出し基準外の、端的に申し上げれば退職金の繰延勘定の補助金なんかをいただいておると、そういうものが果たしてそういう出し方でいいのかどうなのか、例えば路線ごとの収支を出して、地域交通を確保するためには、やはりこれだけの路線は確保していかにゃあいけんということになったときの、ほじゃあ収支で交通局に補助金を出したらどうかとか、そういうふうな考え方もあるわけでございますから、別に職員を泣かして、その結果黒字になったら市が補助金をカットするという、そういうシナリオでは決してございません。私どももカットすると言われますと、非常にちょっと待ったということになるかもわかりませんが、今のところまだいろいろ議論する中では見直しをしようと、出し方の見直しをしていこうということでございますので、いましばらく見守っていただければと思います。



◆玉谷委員 誤解をされていらっしゃるようなので、御指摘をしておきますが、財政再建計画の見直しというのは公営企業に対する財政支援の削減という計画でありますから、これでふえるということになれば結構でありますが、そうではないというのが計画であろうと思います。削減とはっきり出ておりますからね。そのことはぜひとも交通局としても市民の足を守るという立場で、しかも安全に守ると。過重な労働の中で最近公共交通の事故とか、それから何ですか、睡眠時無呼吸症による人命事故までは至っておりませんが、そういう事故とかもあるようですが、くれぐれも安全な住民の足を確保するという立場で交通局を今後も守り、存続していただきたいと思うんです。

 もう一点、京都会議の後でCO2の削減を各国に求めたわけですが、私は実はあれに相当期待しておりまして、自動車を減らさない限りはCO2の削減というのは大幅な削減は難しいわけですから、そのために公共交通機関に対する補助をふやすという項目もできるんではないかと、ぜひつくらさなければならないという立場でおりましたが、一向にそういうことが聞こえてまいりません。そういう計画とか、それから政府、県などに対するそういう環境を守るための公営交通支援というような働きかけというのはどのように行っていらっしゃるでしょうか。



◎貞国交通企業管理者 まず最初に、ちょっとお断りをいたしておきますが、市が出しました健全化計画、そりゃまあ確かに議員おっしゃるように財政支援の削減という大項目がございますが、中身を見ていただきますと17年度以降の補助体系を見直すということになっておりますので、私どもは決してただ端的にカットするという理解はいたしておりません。

 それと、2点目の環境を守るためのいろんな働きかけというふうな御質問でございますが、端的にハードで申し上げますと、アイドリングストップの実行とか、あるいは大きく申し上げればCNG車の導入なんかもあるかもわかりません。また、ソフト面におきましては、我々の方は例えば早くから朝点呼時に管理職が出勤をいたしまして、各バスのアイドリング時間の短縮の呼びかけとか、そういうふうなこともいたしておりますし、交通局ではいまだ、まだノーマイカーデーというのを1・10・20ということで実施をしております。早朝勤務以外の職員は公共交通で出勤をしようと、みずからがやはり姿勢を示していこうというふうなことでの呼びかけをいたしておりますが、なかなか市民の皆さんにそういう交通局の呼びかけが十分浸透し切れてないという部分はございます。そこらはやはり国民的な意識の変革という、我々も玉谷委員さんと同じように京都会議以降、大きく公共交通機関にシフトすることを期待いたしておりますが、なかなかマイカーの利便性には勝てない、一たん車を乗り始めるとなかなか車が放せないというのはそれぞれ皆さん身をもって体験をされとるんじゃなかろうかと思いますけれども、早くそういう地球環境を第一に考えた、そういう国民的な意識の変化が起きることを私どもも強く望んでおります。



◆玉谷委員 終わります。



○石山委員長 ほかに御質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○石山委員長 御質疑ありませんので、この程度といたします。

     ──────────────────────────────



○石山委員長 以上をもちまして、平成15年度各会計予算案全部の説明、質疑を終わります。

 この際、申し上げます。

 3月17日に予定されております15年度予算の総括質疑並びに15年度各会計予算案全部に対する討論の発言通告期限は、本日の委員会散会後1時間となっておりますので、通告漏れのないようお願いいたします。

 なお、発言順位は17日の議会運営委員会で決定されますので、よろしくお願いいたします。

 本日はこれをもって散会いたします。

 御苦労さまでした。

            午後1時39分     散   会







 呉市議会委員会条例第31条第1項の規定により署名する。





       予算特別委員長  石 山    講