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広島県 呉市

平成15年第1回 議会協議会(第22号) 12月15日−01号




平成15年第1回 議会協議会(第22号) − 12月15日−01号







平成15年第1回 議会協議会(第22号)



       平成15年第1回 議会協議会会議録 第22号



 平成15年12月15日(月曜日)呉市議会協議会室において開会

 出席議員

         1番  平 岡  正 人

         2番  谷 本  誠 一

         3番  岡 本  節 三

         4番  奥 田  和 夫

         5番  玉 谷  浄 子

         6番  大 野  喜 子

         7番  山 上  文 恵

         8番  得 田  正 明

         9番  上 村  臣 男

         10番  岩 岡  マスエ

         11番  田 中  良 子

         12番  渡 辺  一 照

         13番  神 田  隆 彦

         14番  石 山    講

         15番  岩 原    椋

         16番  岡 崎  源太朗

         17番  加 藤  忠 二

         18番  北 川  一 清

         19番  佐々木    晃

         20番  下 西  幸 雄

         21番  片 岡  慶 行

         22番  池庄司  孝 臣

         23番  石 崎  元 成

         24番  竹 川  和 登

         25番  薬研地    馨

         26番  芝      博

         27番  山 本  良 二

         28番  茶 林    正

         29番  大 本  弘 之

         30番  舛 野  茂 樹

         31番  重 盛  親 聖

         32番  小 泉  曙 臣

         33番  荒 川  五 郎

         34番  小 田  元 正

         35番  中 田  清 和

 欠席議員

             な    し

 説明員

  市長         小笠原  臣 也

  助役         川 崎  初太郎

  助役         赤 松  俊 彦

  収入役        宮久保  憲 治

  総務部長       石 井  久 雄

  秘書広報課長     小 松  良 三

  理事         矢 口  孝 文

  企画部長       岡 島  正 男

  広域行政推進室長   芝 山  公 英

  財務部長       田 中    浩

  市民部長       辻    一 明

  福祉保健部長     松 田  敏 彦

  環境部長       見 世  正 志

  経済部長       本 岡    栄

  建設管理部長     土 居  賢 三

  都市政策部長     村 上  義 則

  土木建設部長     斉 藤  基 朗

  港湾部長       佐 藤  俊 幸

  下水道部長      井手原    勝

  都市交通推進室長   荒 井  和 雄

  教育長        堀    久 真

  消防長        大 森  健 三

  水道企業管理者    廣 田  左 一

  交通企業管理者    貞 国  信 忠

 議会事務局職員

  事務局長       藤 原  秀 明

  議事課長       松 沢  正 佳

  議事係長       清 水  和 彦

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               協  議  事  項

 1 海外(米国・カナダ)視察について(報告)

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            午前10時02分     開   会



○中田議長 これより議会協議会を開会いたします。

 お諮りいたします。

 本日の議会協議会は、報道関係者の傍聴を許可することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○中田議長 御異議なしと認めます。よって、報道関係者の傍聴を許可することにいたします。

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△1海外(米国・カナダ)視察について(報告)



○中田議長 海外(米国・カナダ)視察の報告についてを議題といたします。

 本件の報告を願います。

 渡辺議員。



◆渡辺一照議員 始めさせていただきます。

 アメリカ・カナダ都市行政調査報告をいたします。

     〔ビデオプロジェクターを使用して説明〕

 このたびの行政調査は、全国の市議会から26名が参加し、呉市議会からは岡本、渡辺が参加いたしました。

 10月14日から24日までの11日間にわたり、アメリカ・ニューヨーク、カナダ・トロント、アメリカ・ワシントンを訪問いたしました。

 この時期と申しますと、滞在中のアメリカではニューヨーク・ヤンキースがサヨナラホームランでリーグ優勝をしたときでありまして、ゴルフでは丸山茂樹がアメリカツアーで優勝した時期です。また、ニューヨーク市ではフェリーの接岸事故がちょうどありまして、死傷者が多数出たときです。

 まず最初に、ニューヨーク市、カナダに渡りまして、トロント市、セント・キャサリン市、ウォータールー市、アメリカのワシントンではゲーサーズバーグ市、ボルティモア市を訪問し、調査をしてまいりました。

 ニューヨーク市の市街地活性化対策として、ロワーマンハッタンの都市機能再生に向けての再開発、中心市街地活性化を課題にグラウンド・ゼロを視察しました。

 財団法人自治体国際化協会・ニューヨーク事務所長の飛騨直文氏から、アメリカの地方自治制度について説明を受けました。

 次に、ニューヨーク市の廃棄物削減・再利用リサイクリング局を訪問し、リサイクル・プログラムの責任者ロバート・ランジ氏から、リサイクル対策についての説明を受けました。

 翌日には、「地方自治体における情報化(IT)の推進」というテーマで、ニューヨーク市情報局のディーン・スクロイヤー統計分析責任者から、「311」コールセンターについての説明を受けました。

 これはロワーマンハッタンのビルです。大体80階建てのビルが続きます。低いビルでも20階はありますという状況です。

 次に、これはグラウンド・ゼロの写真です。9・11のテロによる世界貿易センターの広大な空間です。ここに、あのアメリカの誇りであるツインタワーが建っていたと思うと、ぞっとします。これは、テロという領域を超えた戦争の宣戦布告のようなものでした。

 アメリカ市民から何度も聞いた言葉がありまして、それは「我々は屈しない」と、「FREE IS NOT FREE」、「自由はただではない」という「FREE IS NOT FREE」という言葉をよく聞きました。

 次に、自治体国際化協会はJETプログラムを実施し、外国語指導助手を派遣する役割を分担し、日本と世界の草の根交流を目指しております。

 次に、ニューヨークの800万人の住民のごみや公共施設のごみは年間800万トンで、市が処理します。事務系のごみは、民間の営利会社が対応しているそうです。ごみは、連邦のクリーンエア対策の規制法により、焼却炉は1990年に閉鎖されました。そのごみは焼却されずに、近隣のペンシルベニア州やバージニア州に運んで埋められているような状況です。反対に日本に比べ、遅れているような状況があると思います。

 次に、これはインピリアドミュージアムで、これはニューヨーク港にありまして、退役後の航空母艦、航空機、攻撃型潜水艦が摩天楼のそばに展示されております。

 次に、苦情・問い合わせの「311」コールセンターでは──これはニューヨークですが、市民の要求を1カ所で受けて、行政のサービス機関60カ所を一つにまとめる制度になっております。これは初歩的な問い合わせはデータベース化され、オペレーターが返答し、専門的あるいは部局を横断する問題は、オペレーター室に各部局から派遣されている次長級・課長級の職員が協議し、市民に説明を行うというシステムであります。この苦情処理の「311」コールセンターは、市民への対応や市民の要望を素早く行うことになり、縦割り行政による苦情のたらい回しがなくなったと好評を得ております。

 次に、カナダでは「ボランティア活用による地域活性化対策について」をテーマに、ユナイテッド・ウェイ・オブ・グレーター・トロントを訪問しました。

 18日には、トロント市のウォーターフロント再開発地区を中心とした中心市街地活性化状況を視察いたしました。

 次に、これはトロント市の旧庁舎、次がこれが新庁舎です。

 ボランティア活動のユナイテッド・ウェイは、チャリティーを目的とする寄附金集めの非営利の財団法人で、募金金額は昨年8,000万ドル、約64億円で、市内125団体の中でトップであります。重要なのは、ボランティアの管理と募金活動であり、理事会と専門職で戦略を立案し、プログラム化しているということです。

 翌19日には、「庭園都市・ガーデンシティーの取り組み」をテーマに、セント・キャサリン市内の公園を視察いたしました。

 これは途中ちょっと大きな滝がありました。

 20日には、「地方財政とその施策」をテーマに、オンタリオ州ウォータールー市議会を公式訪問いたしました。ウォータールー市は学生の多い町で、人口10万人、うち3万人が大学生です。18歳以上が有権者なので、有権者の半数が学生であります。

 産・学・官の連携がとれている都市でもあります。官が特許権の取得や研究費などの補助をすることにより、大学に優秀な学者を呼び、それにつられて優秀な学生が集まり、その研究を産業とタイアップさせることより、うまくリンクをさせております。

 そして、ウォータールー市は「環境第一」というポリシーで、カナダで最も美しい中小都市として評価されております。

 次に、これはそこのウォータールー市のトニー記念総合施設です。アイスリンクとかありまして、観客席の上にはトラック等がありまして、市民の憩い、学生の憩いの場になっております。

 室内プールで、プールの底が可動式になっており、移動式になっている部分もあります。

 次に、これはウォータールー市の「環境第一」という都市なので、環境にやさしい都市として、カエルが沼から沼へ移動するための道路の下にトンネルがつくられています。

 これは換気口であります。

 次に、これはメリーランド州ゲーサーズバーグ市は5万5,000人の中小都市ですが、アメリカの最も住みたい町に選ばれたこともあり、ハイテク産業の集積地になっております。市は、現金払いの財政原理を保ち、無借金経営を伝統としております。

 こちらは、無借金のアクティビティセンター、体育施設ですね。

 こちらも借金なしの現金払いのシニアセンター、老人福祉施設です。

 次に行きまして、22日に「行政評価制度とその成果事例」をテーマに、アメリカのボルティモア市を訪問いたしました。

 アメリカの事業評価は、地方行政のサービス提供をいかに効率的に行っているかを他都市と比較しながら評価し、改善していくというものです。

 一応これでスライドの説明を終わりまして、このたびの視察内容において、呉市で活用してほしいものが、今大都市でありますが、ニューヨークシティーの「311」コールセンターであります。これは苦情・問い合わせというコールセンターであります。日本においても幾つかの都市が試みつつあると聞いております。また、御検討のほどよろしくお願いいたします。

 このたびいろいろなものの見方を勉強させていただきまして、有意義な視察をさせていただきましてありがとうございました。

 以上で視察報告を終わります。(拍手)



○中田議長 この際、お聞きになりたいことがありましたらお願いします。

 ありませんか。──

 御発言なしと認めます。

 本件はこの程度といたします。

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○中田議長 これをもって協議会を散会いたします。

            午前10時16分     散   会