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広島県 呉市

平成15年第6回11月臨時会 11月05日−01号




平成15年第6回11月臨時会 − 11月05日−01号







平成15年第6回11月臨時会



       平成15年第6回(臨時会) 呉市議会会議録 第303号



 平成15年11月5日(水曜日)呉市議会議事堂において開会

 出席議員

         1番  平 岡  正 人

         2番  谷 本  誠 一

         3番  岡 本  節 三

         4番  奥 田  和 夫

         5番  玉 谷  浄 子

         6番  大 野  喜 子

         7番  山 上  文 恵

         8番  得 田  正 明

         9番  上 村  臣 男

         10番  岩 岡  マスエ

         11番  田 中  良 子

         13番  神 田  隆 彦

         14番  石 山    講

         15番  岩 原    椋

         16番  岡 崎  源太朗

         17番  加 藤  忠 二

         18番  北 川  一 清

         19番  佐々木    晃

         20番  下 西  幸 雄

         21番  片 岡  慶 行

         22番  池庄司  孝 臣

         23番  石 崎  元 成

         24番  竹 川  和 登

         25番  薬研地    馨

         26番  芝      博

         27番  山 本  良 二

         28番  茶 林    正

         29番  大 本  弘 之

         30番  舛 野  茂 樹

         31番  重 盛  親 聖

         32番  小 泉  曙 臣

         33番  荒 川  五 郎

         34番  小 田  元 正

         35番  中 田  清 和

 欠席議員

         12番  渡 辺  一 照

 説明員

  市長         小笠原  臣 也

  助役         川 崎  初太郎

  助役         赤 松  俊 彦

  収入役        宮久保  憲 治

  総務部長       石 井  久 雄

  総務課長       濱 崎  秀 生

  秘書広報課長     小 松  良 三

  理事         矢 口  孝 文

  企画部長       岡 島  正 男

  広域行政推進室長   芝 山  公 英

  財務部長       田 中    浩

  市民部長       辻    一 明

  福祉保健部長     松 田  敏 彦

  環境部長       見 世  正 志

  経済部長       本 岡    栄

  建設管理部長     土 居  賢 三

  都市政策部長     村 上  義 則

  土木建設部長     斉 藤  基 朗

  港湾部長       佐 藤  俊 幸

  下水道部長      井手原    勝

  都市交通推進室長   荒 井  和 雄

  教育長        堀    久 真

  理事(兼)学校教育部長 崎 本  賢 次

  教育総務部長     中 本  克 州

  監査委員       濱    純 三

  監査委員       佐 藤  博 敏

  監査事務局長     名 越  隆 博

  消防長        大 森  健 三

  消防局次長      井 門  照 幸

  水道企業管理者    廣 田  左 一

  業務部長       中 山  忠 義

  工務部長       森 岡  真 一

  交通企業管理者    貞 国  信 忠

  交通局次長      里 村  文 夫

 議会事務局職員

  事務局長       藤 原  秀 明

  事務局次長      久 保  政 明

  議事課長       松 沢  正 佳

  議事係長       清 水  和 彦

     ──────────────────────────────

           議  事  日  程 (第 1 号)

                       (平成15年11月5日 午前10時開議)

 第1 会期決定について

 第2 議第133号 平成14年度呉市下水道事業会計決算認定について

    議第134号 平成14年度呉市水道事業会計決算認定について

    議第135号 平成14年度呉市工業用水道事業会計決算認定について

    議第136号 平成14年度呉市交通事業会計決算認定について

    議第137号 平成14年度呉市国民宿舎事業会計決算認定について

    議第138号 平成14年度下蒲刈町病院事業会計決算認定について

                        (以上6件 決算特別委員長報告)

 第3 議第140号 専決処分の承認について

    議第141号 平成14年度呉市一般会計決算認定について

    議第142号 平成14年度呉市交通災害共済事業特別会計決算認定について

    議第143号 平成14年度呉市国民健康保険事業特別会計決算認定について

    議第144号 平成14年度呉市老人保健医療事業特別会計決算認定について

    議第145号 平成14年度呉市介護保険事業特別会計決算認定について

    議第146号 平成14年度呉市中央卸売市場事業特別会計決算認定について

    議第147号 平成14年度呉市駐車場事業特別会計決算認定について

    議第148号 平成14年度呉市港湾整備事業特別会計決算認定について

    議第149号 平成14年度呉市警固屋地区用地造成事業特別会計決算認定について

    議第150号 平成14年度呉市臨海土地造成事業特別会計決算認定について

    議第151号 平成14年度呉市公共用地先行取得事業特別会計決算認定について

    議第152号 平成14年度下蒲刈町一般会計決算認定について

    議第153号 平成14年度下蒲刈町国民健康保険事業特別会計決算認定について

    議第154号 平成14年度下蒲刈町老人保健事業特別会計決算認定について

    議第155号 平成14年度下蒲刈町介護保険事業特別会計決算認定について

    議第156号 平成14年度下蒲刈町介護サービス事業特別会計決算認定について

    議第157号 平成14年度下蒲刈町簡易水道事業特別会計決算認定について

    議第158号 平成14年度下蒲刈町定期輸送車の運行事業特別会計決算認定について

    議第159号 平成14年度下蒲刈町港湾施設利用事業特別会計決算認定について

    議第160号 平成14年度下蒲刈町集落排水事業特別会計決算認定について

 第4 報告第22号 継続費の精算について

    報告第23号 継続費の精算について

    報告第24号 継続費の精算について

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 会議に付した事件

  日程のとおり

     ──────────────────────────────

            午前10時02分     開   会



○議長(中田清和) ただいまから臨時会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

 議会招集につきまして、市長のあいさつがあります。

 市長。

     〔小笠原臣也市長登壇〕



◎市長(小笠原臣也) 開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 本日、11月臨時会を招集いたしましたところ、議員の皆様方におかれましては、御多用のところ御出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。

 さて、去る9月18日、来年4月1日の川尻町との合併に向けて広島県知事への合併申請を行うとともに、音戸町を初めとする6町との法定合併協議会を設置いたしました。

 6町との合併協議会につきましては、その後2回の合同会議を開催し、合併に関する基本15項目について承認されたところでございます。

 呉地域における合併協議は、いよいよ大詰めを迎えておりますが、それぞれの地域が持つすぐれた文化、歴史、産業等の特性を結集し、国内外に貢献でき、夢と誇りの持てるすばらしいまちとなるよう今後とも鋭意取り組みを進めてまいりたいと存じます。

 また、10月から11月までの期間中、交通渋滞の緩和などを目的とする広島呉道路の通行料金値下げによる交通社会実験を実施しており、今現在、一定の成果を得ているところでございます。2カ月間の社会実験の結果を踏まえ、本格的に値下げを実施していただけるよう、今後国や道路公団などの関係機関に対し、積極的に要望活動を展開してまいりたいと存じます。

 さて、この臨時会に提出いたしております議案は、衆議院議員選挙の実施に伴う補正予算に係る専決処分の承認案及び平成14年度決算の認定案でございます。各案件につきましては、後ほど御説明申し上げますが、何とぞ慎重に御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げまして、招集のあいさつといたします。

     ──────────────────────────────



○議長(中田清和) この際、本日の会議録署名者として5番玉谷議員、25番薬研地議員を指名いたします。

 諸般の報告をさせます。

     〔松沢正佳議事課長朗読〕

                              呉市議会報告第14号

              諸  般  の  報  告

1 受理した委員会の審査報告書は次のとおりである。

   決算特別委員会報告書                      1通

2 市長が提出した議案は次のとおりである。

   議第140号 専決処分の承認について               外20件

3 受理した報告書は次のとおりである。

   報告第22号 継続費の精算について               外4件

     ──────────────────────────────



○議長(中田清和) なお、報告第25号、報告第26号はお手元に配付しておりますので、念のため申し上げます。

     ──────────────────────────────



△日程第1 会期決定について



○議長(中田清和) 日程に入ります。

 日程第1、会期決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 会期は本日1日限りとしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、会期は1日間と決定されました。

     ──────────────────────────────



△日程第2 議第133号外5件



○議長(中田清和) 日程第2、議第133号平成14年度呉市下水道事業会計決算認定についてから議第138号平成14年度下蒲刈町病院事業会計決算認定についてまで、以上6件を一括して議題といたします。

 本6件に関し、委員長の報告をお願いいたします。

 23番石崎議員。

     〔23番石崎元成議員登壇〕



◆23番(石崎元成議員) ただいま議題となりました議第133号平成14年度呉市下水道事業会計決算認定案外5件について、決算特別委員会の審査の経過と結果の概要を御報告申し上げます。

 本6件は、去る9月定例会におきまして本委員会に付託され、閉会中の継続審査事件として10月6日から9日まで4日間にわたって慎重に審査を行ってまいりました。

 審査の方法といたしましては、まず当局から各部門ごとに前年度要望事項のその後の経過及び決算概況についてそれぞれ説明を受けた後、監査委員から監査意見を聴取し、以上に対する質疑を行うという形で審査いたしました。

 審査の中では、長引く不況や各種制度の改正により公営企業を取り巻く環境が一層厳しいものとなっている中、各企業が健全経営を目指して労使一体となって努力されていることに一定の評価をする一方、病院事業会計では、旧下蒲刈町から引き継いだ病院事業の現状や今後の運営のあり方について、下水道事業会計では、合併を想定した今後の下水道の整備方針、雨水対策、水洗化率向上のための施策について、水道・工業用水道事業会計では、安定的に飲料水を供給する上で必要な老朽管等の更新の問題、直結給水エリアの拡大と貯水槽水道の安全性、水利権案分の可能性について、交通・国民宿舎事業会計では、市民のニーズにこたえられるダイヤ編成、音戸ロッジの食事の工夫や温泉活用、将来の交通、国民宿舎のあり方について、また全企業にわたる問題として、公営企業の公共性と経済性、職員の労働条件、国、県、市からの負担金・補助金などについて活発な議論が行われたところであります。

 審査の結果といたしましては、予算の執行、その他の収支はいずれも適正であると認め、本6件の決算は賛成多数により認定すべきものと決定した次第であります。

 続きまして、委員会審査を通じ各委員から出されました要望事項の主なものについて御報告申し上げます。

 まず、下水道事業についてでありますが、

 1.今後合併により新たな建設費が見込まれることから、次期財政収支計画の策定に当たっては、費用対効果を考慮するとともに、合併後の財政状況を十分に勘案すること。

 次に、水道事業及び工業用水道事業については、

 1.貯水槽等の管理については、設置者に対し、設備の清掃、水質検査を適切に実施するよう指導、助言に努めること。

 2.浄水場などの大規模改修、安全でおいしい水を供給する上で必要不可欠な老朽管の布設替えなど、将来必要とされる事業費を明確にした実施計画を策定し、その情報を開示することで市民の理解を求めること。また、積極的な民間委託の推進、他部局との工事の同時施行により経費の削減に努めることなど、さらなる企業努力を重ねること。

 次に、交通事業及び国民宿舎事業については、

 1.狭隘道路や乗客の少ない路線を運行するバスについては、ダイヤ編成、乗務体制を工夫することによりできる限り小型化を図ること。

 2.次期経営健全化計画の策定に当たっては、新たな数値目標を明確に掲げ、健全経営に向けた企業努力を継続すること。また、広告料収入が見込まれるラッピングバスの導入に向け、引き続き努力すること。

 3.音戸ロッジについては、地域の特性を生かした料理の創造、「日招きの湯」を活用した温泉治療等の導入など、快適で特色のある施設となるよう引き続き努力すること。また、市長部局と検討されている「音戸ロッジ基本整備計画」を早急に策定すること。

 次に、病院事業については、今後の経営改善に当たっては、地域密着型の病院としての性格を十分勘案した上で行うこと。また、地域保健の中核施設としてのあり方も含めて検討すること。

 以上、本委員会の審査の経過と当局に対する主な要望事項を重点的に述べさせていただきました。

 なお、審査の過程で各委員から出されましたその他の要望事項につきましても、十分意を用いられますようお願いしておきます。

 議員各位におかれましては、慎重審議の上、何とぞ本委員会の決定どおり御議決賜りますようお願いいたしまして、本委員会の報告を終わります。



○議長(中田清和) 委員長に対する質疑の通告はありません。

 これより討論に入ります。

 5番玉谷議員。



◆5番(玉谷浄子議員) 私は、日本共産党呉市議会議員団を代表いたしまして、議第133号から議第138号までの企業会計決算認定6件をすべて反対の立場から一括して討論をいたします。

 企業会計というのは、もともとソビエトで始まりました。それまで税金ですべてを賄い、料金は徴収するけれども、どんぶり勘定になってしまう、こういうところから収支が見えるようにという目的で始まったものであります。ところが、日本における企業会計というのは独立採算でありまして、この無理が今は市民の生活を守り切れなくなっている、このように考えます。ちなみに、料金収入のうち資本費、金利と減価償却の占める割合は、下水道では64%、病院会計では35%、水道で27%と大変大きくなっております。現在でも、ロシアはもちろんフランスやドイツなどでも建設費は税金で、料金では賄わないというのが多くの国で行われております。

 交通や国民宿舎では、企業努力では解決できない問題が山積しております。職員の努力や我慢は既に限界を超えております。市から適切な財政援助で健全経営を行い、市民の安全、便利な足を確保すべきであります。

 水道につきましても、海軍の遺産は耐用年数を超し、大規模改修の時期が目前に来ております。相当な経費が予想されます。委員会の中では、500億円ともいう数字が出されてまいりました。これをすべて料金に乗せれば、現状でも料金が払えず、停水が年に1,510件という異常な事態がさらに増幅されることになります。一般会計からの適切な財政支援をするべきであります。

 また、市内水源はすべて工業用水に回し、上水には10億円をかけて県からの水を購入しているのであります。水の使用は、工業用水日量12万トンに対し、上水は8万トンであります。最低でも案分をすべきであります。1トン当たり水の使用料は、工業用水では15円、上水では189円と、市民に大きな負担をかけております。水利権の見直しを早急に行うべきであります。

 下水道については、普及率が90%に達し、これからは支払金利、減価償却ともにピークを越し、だんだんに財政が楽になると、こういう報告がありましたが、今後の合併によってさらに大きな建設費が予想されてまいります。今、資本費の料金算入率は50%でありますが、今後この建設費が多くなれば、算入率これでは大きな負担を市民にかけることになります。財政健全化計画では、資本費の料金算入率を上げる計画になっておりますが、むしろこれは下げていくべきであります。

 水道・下水道料金の停水基準の緩和を行うべきであります。現在、弱者の救済制度は生活保護世帯のみ行っておりますが、水の確保は生命線であります。下水は一般会計でその減免分を出し、水道では企業会計で負担しておりますが、どちらも一般会計から負担を行い、支援を行い、弱者に対する救済制度を創設すべきであります。また、一般会計からの支援がなくても、水道事業は本年度5億円の経常利益を上げており、企業独自でも一般会計からの制度ができるまで減免を行うべきであります。

 病院につきましては、昨年診療報酬の引き下げにより経営が悪化しました。内科に2人のドクター、1日平均1人のドクターが70人と入院患者45人、夜は外科と合わせて3人の医者で夜勤を行っております。医療事故が懸念をされるところであります。医師のためにも、患者のためにも検討をすべきであります。また、適正規模という名で今後サービスの低下が懸念されますが、これらは絶対に行うべきではありません。

 今、不況のもとで市民は大変に苦しんでいます。こういう中で、市民の暮らしに欠くことのできないこういった事業、市民の負担を減らす方向、市民生活が快適に行われるよう配慮をすべきであります。また、過度の合理化で職員の犠牲を強いない、公共性や安全性を確保すべきであり、現状ではこの点に不十分なところがあるという立場で、反対をいたします。



○議長(中田清和) 以上で討論を終結いたします。

 本6件を一括して採決いたします。

 本6件に対する委員長の報告は認定であります。

 本6件は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。

     〔賛成者起立〕



○議長(中田清和) 起立多数。よって、本6件は認定されました。

     ──────────────────────────────



△日程第3 議第140号外20件



○議長(中田清和) 日程第3、議第140号専決処分の承認について外20件を一括して議題といたします。

 本21件の説明を求めます。

 市長。

     〔小笠原臣也市長登壇〕



◎市長(小笠原臣也) ただいま上程されました各議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。

 まず、議第140号の一般会計補正予算につきましては、衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査執行に伴う所要の補正を行うため専決処分いたしましたので、御承認をお願いするものでございます。

 次に、議第141号から議第151号までの呉市の決算認定についてでございます。

 これらは平成14年度の呉市一般会計及び各特別会計の決算について認定をお願いいたすものでございまして、各会計の決算状況について概略御説明申し上げます。

 なお、以下、金額につきましては万円単位とし、単位未満は切り捨てで申し述べさせていただきます。

 まず、一般会計でございます。

 歳入総額918億5,945万円に対し、歳出総額910億4,271万円で、差し引き8億1,674万円の残額となっておりますが、15年度に繰り越すべき財源が2億3,029万円ございますので、実質収支といたしましては5億8,644万円の黒字でございます。この黒字のうちには、平成13年度からの純繰越額12億1,064万円がございますので、平成14年度の単年度収支といたしましては、6億2,420万円の赤字となったものでございます。

 次に、特別会計でございます。

 交通災害共済事業外9会計のうち、実質収支が黒字の会計は6会計でございます。交通災害共済事業会計は8,022万円、国民健康保険事業会計は1億637万円、介護保険事業会計は18万円、駐車場事業会計は1億9,049万円、港湾整備事業会計は1億2,473万円、臨海土地造成事業会計は4,096万円の黒字となったものでございます。

 また、中央卸売市場事業、公共用地先行取得事業の2会計は、実質収支ゼロの決算となっております。

 次に、老人保健医療事業会計は5,377万円、警固屋地区用地造成事業会計は5億4,906万円の歳入不足となっておりますが、この不足額につきましては、翌年度歳入繰上充用金で補てんしたところでございます。

 平成14年度の呉市決算につきまして概略御説明申し上げましたが、平成14年度の財政運営に当たりましては、市政の重要課題、そのほか多くの市民の需要に対応しながら、効率的な財政運営に努めてまいりました結果、おかげをもちまして厳しいながらもおおむね順調な決算となった次第でございます。

 次に、議第152号から議第160号までの下蒲刈町の決算認定についてでございます。

 これらは、本年4月1日に合併いたしました下蒲刈町の平成14年度一般会計及び各特別会計の決算について認定をお願いするものでございまして、各会計の決算状況について概略御説明申し上げます。

 まず、一般会計でございます。

 歳入総額31億4,198万円に対し、歳出総額29億8,678万円で、実質収支といたしましては、差し引き1億5,519万円の黒字でございます。この黒字のうちには、平成13年度からの純繰越額2,214万円がございますので、平成14年度の単年度収支といたしましては、1億3,305万円の黒字となったものでございます。

 次に、特別会計でございます。

 国民健康保険事業外7会計のうち、実質収支が黒字の会計は2会計でございます。老人保健事業会計は974万円、介護保険事業会計は2,171万円の黒字となったものでございます。

 また、介護サービス事業、簡易水道事業、定期輸送車の運行事業、港湾施設利用事業、集落排水事業の5会計は、実質収支ゼロの決算となっております。

 また、国民健康保険事業会計は、2,294万円の歳入不足となっております。

 以上、上程されました議案につきまして、その概要を御説明申し上げましたが、何とぞ慎重に御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(中田清和) 次に、議第141号から議第160号まで、以上決算関係20件に関し、監査委員の審査意見についての説明を求めます。

 監査委員。



◎監査委員(濱純三) 呉市及び下蒲刈町の平成14年度一般会計ほか各会計歳入歳出決算及び基金運用状況の審査意見につきまして、概略御説明を申し上げます。

 平成15年8月1日から9月29日までの2カ月間にわたりまして、呉市及び下蒲刈町の一般会計及び各特別会計の歳入歳出決算及び証書類、その他の関係書類を慎重に審査いたしました結果、呉市及び下蒲刈町の各会計とも、決算の計数は関係諸帳簿と符合し、正確であると認めた次第でございます。

 なお、金額につきましては万円単位とし、単位未満は切り捨てで申し述べさせていただきます。

 初めに、呉市の一般会計等についてでございます。

 当年度の一般会計及び特別会計を合わせた決算収支では、形式収支で7億5,688万円、実質収支で5億2,658万円の黒字となっております。

 次に、一般会計でございますが、歳入は前年度に比べ68億8,408万円減少し、918億5,945万円となっております。これは、市債、地方交付税及び県支出金等で増加したものの、諸収入、利子割交付金、市税及び国庫支出金等で減少したことによるものでございます。

 一方、歳出につきましても、前年度に比べ63億3,417万円減少し、910億4,271万円となっております。これは、土木費、教育費及び労働費で増加したものの、それ以外の款はすべて減少したことによるものでございます。

 以上の結果、形式収支、実質収支とも黒字となっておりますが、単年度収支においては6億2,419万円の赤字となっております。

 次に、普通会計の財政構造では、地方債許可制限比率は3年連続で低下し、財政力指数もわずかに上昇するなど改善も見られますが、経常収支比率は3年連続で上昇しております。

 続きまして、特別会計でございますが、形式収支は老人保健医療事業及び警固屋地区用地造成事業の2会計で赤字となっており、交通災害共済事業等6会計で黒字となっております。また中央卸売市場事業及び公共用地先行取得事業の2会計は、歳入歳出同額となっております。

 なお、特別会計全体では、形式収支、実質収支とも赤字となっております。

 一般会計及び特別会計につきましては、それぞれ「改善又は検討を要望する事項」を、また総括意見として「むすび」を記載しております。

 「むすび」では、収納率の向上と自主財源の確保に引き続き努力されるよう要望するとともに、財政運営に当たっては、計画的な市債の発行など財政構造の健全化に向けて一層努力されるよう要望いたしております。

 また、今後の多くの行政課題に取り組むに当たっては、事務事業の経済性、効率性及び有効性について、事前・事後の行政評価の手法を取り入れ、諸施策の推進を図られるとともに、時代のニーズに合った、より的確な予算編成と効率的な予算執行に努められるよう要望いたしております。

 それでは引き続きまして、下蒲刈町の一般会計等について御説明いたします。

 この決算審査は、呉市と下蒲刈町が合併したことに伴いまして、平成15年3月31日をもって打ち切られた下蒲刈町の決算について、呉市監査委員が行ったものでございます。

 また、この決算は出納整理期間がないため、多額の不用額等や呉市への債権、債務の継承があり、通常とは異なった決算となっております。

 下蒲刈町当年度の一般会計及び各特別会計を合わせた決算収支では、実質収支は1億6,370万円、単年度収支は8,150万円の黒字となっておりますが、実質単年度収支は7,814万円の赤字となっております。

 次に、一般会計の決算収支についてでございます。

 当年度の歳入決算額は31億4,198万円、歳出決算額は29億8,678万円となっておりまして、形式収支、実質収支とも1億5,519万円の黒字、また単年度収支は1億3,305万円の黒字となっておりますが、実質単年度収支では2,658万円の赤字となっております。

 特別会計でございますが、下蒲刈町の当年度の特別会計は8会計でございます。

 特別会計全体では、形式収支、実質収支とも850万円の黒字となっておりますが、単年度収支、実質単年度収支とも5,155万円の赤字となっております。

 特別会計別では、実質収支で黒字となっておりますのは、老人保健事業及び介護保険事業で、赤字となっておりますのは国民健康保険事業でございます。他の5会計は歳入歳出同額となっております。

 終わりに、基金運用状況の審査でございますが、呉市の奨学資金貸付基金及び土地開発基金並びに下蒲刈町の国民年金印紙購入基金、土地開発基金、奨学基金、美術品等取得基金及び安芸灘大橋有料道路回数通行券購入基金につきまして、報告書及び関係諸帳簿を審査いたしました結果、いずれもその計数は正確であり、設置目的に従い適正に運用されていると認めた次第でございます。

 以上、まことに簡単ではありますが、審査意見につきまして説明を終わります。



○議長(中田清和) お諮りいたします。

 本21件は申し合わせにより質疑を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。

 お諮りいたします。

 議第141号から議第160号まで、以上決算関係20件については、申し合わせにより委員12名をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託して閉会中の継続審査に付することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、本20件は決算特別委員会を設置し、これに付託して閉会中の継続審査に付することに決定されました。

 お諮りいたします。

 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、3番岡本議員、4番奥田議員、8番得田議員、11番田中議員、16番岡崎議員、18番北川議員、22番池庄司議員、24番竹川議員、25番薬研地議員、26番芝議員、30番舛野議員、32番小泉議員、以上12名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました12名の方を決算特別委員に選任することに決定されました。

 次に、議第140号については、議員全員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、本件は予算特別委員会を設置し、これに付託することに決定されました。

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△日程第4 報告第22号外2件



○議長(中田清和) 日程第4、報告第22号継続費の精算について外2件を一括して議題といたします。

 本3件の説明を求めます。

 財務部長。



◎財務部長(田中浩) 報告第22号から報告第24号の継続費の精算につきまして、一括御説明を申し上げます。

 報告第22号につきましては、一般会計におきまして郷原支所建設事業及び郷原公民館建設事業を平成13年度からの2カ年の継続事業として、また報告第23号の港湾整備事業特別会計及び報告第24号の臨海土地造成事業特別会計におきましては、それぞれ阿賀地区整備事業を平成13年度からの2カ年の継続事業として、継続費を設定いたしまして事業を実施してまいりました。おかげさまでこのたびそれぞれの事業が完了し、精算をいたしましたので、地方自治法施行令第145条の第2項の規定に基づきまして、継続費精算報告書を調製し、御報告申し上げるものでございます。よろしくお願いいたします。



○議長(中田清和) お諮りいたします。

 本3件は申し合わせにより質疑を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。

 以上で本3件の報告を終わります。

 委員会審査のため、しばらく休憩いたします。

            午前10時43分     休   憩

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            午前11時06分     再   開



○議長(中田清和) 会議を再開いたします。

 諸般の報告をさせます。

     〔松沢正佳議事課長朗読〕

                              呉市議会報告第15号

              諸  般  の  報  告

1 決算特別委員会において次のとおり正副委員長が互選された。

                     委員長   舛 野 茂 樹 議員

                     副委員長  小 泉 曙 臣 議員

2 予算特別委員会において次のとおり正副委員長が互選された。

                     委員長   下 西 幸 雄 議員

                     副委員長  岡 本 節 三 議員

3 受理した委員会の審査報告書は次のとおりである。

   予算特別委員会報告書                      1通



○議長(中田清和) ただいま御報告申し上げましたとおり、予算特別委員長から審査報告書が提出されました。

 お諮りいたします。

 議第140号を本日の日程に追加し、審議することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。

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△追加日程 議第140号



○議長(中田清和) 議第140号専決処分の承認についてを議題といたします。

 審査報告書を朗読させます。

     〔松沢正佳議事課長朗読〕

 呉市議会議長  中 田 清 和 殿

                        予算特別委員長 下 西 幸 雄

                審 査 報 告 書

 議第140号 専決処分の承認について

 本件については、慎重審査の結果、承認すべきものと決定した。

 よって、報告する。



○議長(中田清和) 本件に対する発言通告はありません。

 本件を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は承認であります。

 本件は委員長の報告のとおり承認することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、本件は承認されました。

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○議長(中田清和) 以上をもちまして今期臨時会に付議された事件はすべて議了いたしました。

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○議長(中田清和) 閉会に当たり、市長のあいさつがあります。

 市長。

     〔小笠原臣也市長登壇〕



◎市長(小笠原臣也) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 この臨時会は、会期1日という慌ただしい日程にもかかわりませず、終始熱心に御審議を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 このたび議決をいただきました案件につきましては、審査の過程で承りました議会の御意向を十分尊重してまいる所存でございます。

 議員の皆様方におかれましては、今後ともより一層の御指導、御協力を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、閉会のあいさつとさせていただきます。

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○議長(中田清和) これをもって臨時会を閉会いたします。

            午前11時09分     閉   会







 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。





       呉市議会議長  中 田  清 和





       呉市議会議員  玉 谷  浄 子





       呉市議会議員  薬研地    馨