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広島県 呉市

平成15年第4回 6月定例会 07月01日−04号




平成15年第4回 6月定例会 − 07月01日−04号







平成15年第4回 6月定例会



       平成15年第4回(定例会) 呉市議会会議録 第298号



 平成15年7月1日(火曜日)呉市議会議事堂において開議(第4日)

 出席議員

         1番  平 岡  正 人

         2番  谷 本  誠 一

         3番  岡 本  節 三

         4番  奥 田  和 夫

         5番  玉 谷  浄 子

         6番  大 野  喜 子

         7番  山 上  文 恵

         8番  得 田  正 明

         9番  上 村  臣 男

         10番  岩 岡  マスエ

         11番  田 中  良 子

         12番  渡 辺  一 照

         13番  神 田  隆 彦

         14番  石 山    講

         15番  岩 原    椋

         16番  岡 崎  源太朗

         17番  加 藤  忠 二

         18番  北 川  一 清

         19番  佐々木    晃

         20番  下 西  幸 雄

         21番  片 岡  慶 行

         22番  池庄司  孝 臣

         23番  石 崎  元 成

         24番  竹 川  和 登

         25番  薬研地    馨

         26番  芝      博

         27番  山 本  良 二

         28番  茶 林    正

         29番  大 本  弘 之

         30番  舛 野  茂 樹

         31番  重 盛  親 聖

         32番  小 泉  曙 臣

         33番  荒 川  五 郎

         34番  小 田  元 正

         35番  中 田  清 和

 欠席議員

             な    し

 説明員

  市長         小笠原  臣 也

  助役         川 崎  初太郎

  助役         赤 松  俊 彦

  収入役        宮久保  憲 治

  総務部長       石 井  久 雄

  総務課長       濱 崎  秀 生

  秘書広報課長     小 松  良 三

  理事         矢 口  孝 文

  企画部長       岡 島  正 男

  広域行政推進室長   芝 山  公 英

  財務部長       田 中    浩

  市民部長       辻    一 明

  福祉保健部長     松 田  敏 彦

  環境部長       見 世  正 志

  経済部長       本 岡    栄

  建設管理部長     土 居  賢 三

  都市政策部長     村 上  義 則

  土木建設部長     斉 藤  基 朗

  港湾部長       佐 藤  俊 幸

  下水道部長      井手原    勝

  都市交通推進室長   荒 井  和 雄

  教育長        堀    久 真

  理事(兼)学校教育部長 崎 本  賢 次

  教育総務部長     中 本  克 州

  消防長        大 森  健 三

  消防局次長      井 門  照 幸

  水道企業管理者    廣 田  左 一

  業務部長       中 山  忠 義

  工務部長       森 岡  真 一

  交通企業管理者    貞 国  信 忠

  交通局次長      里 村  文 夫

 議会事務局職員

  事務局長       藤 原  秀 明

  事務局次長      久 保  政 明

  議事課長       松 沢  正 佳

  議事係長       清 水  和 彦

     ──────────────────────────────

           議  事  日  程 (第 4 号)

                       (平成15年7月1日 午前10時開議)

 第1 会議第11号 呉市周辺の道路整備の促進に関する意見書

 第2 会議第12号 乳幼児医療費無料化制度の創設を求める意見書

 第3 議第106号 呉市吏員懲戒審査委員会委員の任命について

    議第107号 呉市吏員懲戒審査委員会委員の任命について

    議第108号 呉市吏員懲戒審査委員会委員の任命について

    議第109号 呉市吏員懲戒審査委員会委員の任命について

    議第110号 呉市吏員懲戒審査委員会委員の任命について

 第4 諮議第1号 人権擁護委員候補者の推薦について

 第5 議第93号 呉市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について

    議第94号 呉市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定について

    議第95号 呉市税条例及び呉市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について

    議第96号 過疎地域自立促進計画の策定について

    議第97号 契約の締結について

                        (以上5件 総務水道委員長報告)

    議第98号 呉市手数料条例の一部を改正する条例の制定について

                             (民生交通委員長報告)

    議第99号 契約の締結について

                             (教育経済委員長報告)

    議第100号 広島圏都市計画事業呉駅南拠点整備土地区画整理事業施行に関する条例を廃止する条例の制定について

    議第101号 契約の締結について

    議第102号 市道路線の廃止について

    議第103号 市道路線の認定について

                          (以上4件 建設委員長報告)

    議第104号 平成15年度呉市一般会計補正予算

                             (予算特別委員長報告)

 第6 議第105号 平成15年度呉市一般会計補正予算

     ──────────────────────────────

 会議に付した事件

  日程のとおり

     ──────────────────────────────

 委員会審査報告書総括表

  末尾に掲載

     ──────────────────────────────

            午前10時02分     開   議



○議長(中田清和) これより本日の会議を開きます。

 本日の会議録署名者として7番山上議員、32番小泉議員を指名いたします。

     ──────────────────────────────



○議長(中田清和) お手元に配付しておりますとおり、正誤表の提出がありましたので、御了承願います。

     ──────────────────────────────



○議長(中田清和) 諸般の報告をさせます。

     〔松沢正佳議事課長朗読〕

                              呉市議会報告第11号

              諸  般  の  報  告

1 予算特別委員会において次のとおり正副委員長が互選された。

                     委員長   下 西 幸 雄 議員

                     副委員長  岡 本 節 三 議員

2 受理した委員会の審査報告書は次のとおりである。

   総務水道委員会報告書                      1通

   民生交通委員会報告書                      1通

   教育経済委員会報告書                      1通

   建設委員会報告書                        1通

   予算特別委員会報告書                      1通

3 受理した意見書案は次のとおりである。

   会議第11号 呉市周辺の道路整備の促進に関する意見書      外1件

4 市長が追加提出した議案は次のとおりである。

   議第105号 平成15年度呉市一般会計補正予算           外5件

5 市長が提出した諮問書は次のとおりである。

   人権擁護委員候補者の推薦について

6 受理した報告書は次のとおりである。

   報告第16号 専決処分の承認について              外1件



○議長(中田清和) なお、報告第16号、報告第17号はお手元に配付いたしておりますので、念のため申し上げます。

     ──────────────────────────────



○議長(中田清和) 日程に入ります。

 お諮りいたします。

 本日の日程に掲げております各議案に対する委員会の審査の結果は、お手元に配付しております総括表により御承知を願い、委員長の報告は省略することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。

     ──────────────────────────────



△日程第1 会議第11号



○議長(中田清和) 日程第1、会議第11号呉市周辺の道路整備の促進に関する意見書を議題といたします。

 意見書案はお手元に配付しております。

            ────────────────

                                  会議第11号

                 発  議  書



 次の意見書案を提出する。



   呉市周辺の道路整備の促進に関する意見書



 平成15年7月1日

                        提 出 者

                         呉市議会議員 石 崎 元 成

                                小 田 元 正

                                芝     博

                                北 川 一 清

                                岩 岡 マスエ

 呉市議会議長  中 田 清 和 殿



   呉市周辺の道路整備の促進に関する意見書



 道路は、国民の安全で便利な日常生活を支え、地域間の交流・連携を促進するとともに、活力ある地域づくりや豊かな暮らしを実現するための最も基礎的な施設であり、その整備をより一層推進することは必要不可欠である。

 呉市の現況を見ると、全国的な高速交通体系への接続は十分でなく、市内中心部から各市域内を連絡する主要な道路についても、慢性的に渋滞が発生し、地形的に極めて災害に弱い状況であるにもかかわらず、抜本的な整備が立ち遅れており、道路網整備への市民の願いは、まさに悲願というべきものがある。

 とりわけ、呉市は全国の人口20万人以上の都市の中でも、新幹線、空港、高速道路といった高速交通体系まで最も遠い位置にあり、これが本市の発展を阻害する大きな要因の一つとなっている。

 呉市は、本年4月に下蒲刈町と合併し、更に周辺町との合併の推進を図っており、今後、呉市周辺地域が一定のまとまりを持った自立圏域として新たな活力を創造していくためにも、地域内外の交流と連携を支える道路網の整備は極めて重要な課題であり、全国高速交通体系と本市とを直結する高規格幹線道路東広島・呉自動車道の建設、地域の一体化を促進する一般国道185号(休山新道を含む。)及び487号(警固屋音戸バイパスを含む。)の整備や、主要地方道呉平谷線及び呉環状線の整備などが急務となっている。

 政府の構造改革におかれては、道路整備の遅れが地域経済の活性化を阻害しているこういった実情を十分認識し、地方の声を十分に反映されるとともに、次の事項について配慮されるよう強く要望する。



1 活力ある地域づくりや都市再生を促進するため、道路整備の促進を図るものとし、このため、平成15年度以降の5箇年間において、投資規模38兆円を目安として、国民の期待する道路整備を推進すること。

2 国及び地域の社会・経済活動の発展を支えるため、国の最も基幹的な施設である高速自動車国道の整備を推進すること。

3 受益者負担という制度趣旨にのっとり、道路整備を強力に推進するため、自動車重量税を含む道路特定財源はすべて道路整備に充当すること。

4 地方特定道路整備事業については、道路が果たす役割、整備が遅れている地方の現状を踏まえ、計画的な道路整備を推進できるよう、平成16年度以降も制度を継続すること。

5 地方の道路整備については、地域の課題に的確に対応した整備が機動的に進められるよう、その資金の充実を図ること。



 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。



平成15年7月1日



                                呉 市 議 会

(提 出 先)

   内閣総理大臣

   財務大臣

   国土交通大臣

   総務大臣

   経済産業大臣

            ────────────────



○議長(中田清和) お諮りいたします。

 本件は、先例により自後の議事手続を省略して、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。

 本件を採決いたします。

 本件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、本件は可決されました。

     ──────────────────────────────



△日程第2 会議第12号



○議長(中田清和) 日程第2、会議第12号乳幼児医療費無料化制度の創設を求める意見書を議題といたします。

 意見書案はお手元に配付しております。

            ────────────────

                                  会議第12号

                 発  議  書



 次の意見書案を提出する。



   乳幼児医療費無料化制度の創設を求める意見書



 平成15年7月1日

                        提 出 者

                         呉市議会議員 石 崎 元 成

                                小 田 元 正

                                芝     博

                                北 川 一 清

                                岩 岡 マスエ

 呉市議会議長  中 田 清 和 殿



   乳幼児医療費無料化制度の創設を求める意見書



 わが国の合計特殊出生率は年々低下し、平成13年(2001年)の値は人口を維持するのに必要な2.08を大きく下回る1.33にまで低下し、まさに危機的な水準に至っている。

 少子化の進行は、人口構造の高齢化や将来の生産年齢人口の減少にもつながり、社会経済や社会保障のあり方にも重大な影響を及ぼすことが懸念される。

 こうした状況の中において、子育て家庭の経済的負担の軽減を初め、各支援策の一層の充実を図っていかなければならない。その一環として、本市を初め各地方公共団体において、医療費助成制度が実施されているが、対象年齢や助成の程度等、その内容は様々である。

 乳幼児期は、病気にかかりやすく、さらに、アトピー性皮膚炎、小児喘息など長期の療養を要する病気も増加しており、子どもの病気の早期発見と早期治療を行う上で、医療費助成制度は極めて重要な役割を担っている。

 子どもを安心して産み、育てることのできる社会の実現を目指すには、地方公共団体間の格差解消が必要であり、そのためには国による統一的な支援策が不可欠である。

 よって、政府におかれては、義務教育就学前児童に対する医療費無料化制度を早期に創設されるよう強く要望する。



 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。



平成15年7月1日



                                呉 市 議 会

(提 出 先)

   内閣総理大臣

   財務大臣

   厚生労働大臣

   総務大臣

            ────────────────



○議長(中田清和) お諮りいたします。

 本件は、先例により自後の議事手続を省略して、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。

 本件を採決いたします。

 本件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、本件は可決されました。

     ──────────────────────────────



△日程第3 議第106号外4件



○議長(中田清和) 日程第3、議第106号呉市吏員懲戒審査委員会委員の任命について外4件を一括して議題といたします。

 本5件はお手元に配付しております。

 本5件の説明を求めます。

 市長。

     〔小笠原臣也市長登壇〕



◎市長(小笠原臣也) ただいま上程されました議第106号から議第110号までの5案を一括して御説明申し上げます。

 本案は、呉市吏員懲戒審査委員会委員5名の任期満了に伴う後任委員の任命について、御同意をお願いするものでございます。

 ここに御提案申し上げております鷹橋靖幸氏、杉山弘子氏、中原秀治氏は豊富な学識経験をお持ちの方々であり、川崎初太郎氏、赤松俊彦氏は吏員の中から任命するもので、呉市吏員懲戒審査委員会委員として適任と存じます。何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。



○議長(中田清和) お諮りいたします。

 本5件は、先例により自後の議事手続を省略して、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。

 本5件を採決いたします。

 本5件は同意することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、本5件は同意されました。

     ──────────────────────────────



△日程第4 諮議第1号



○議長(中田清和) 日程第4、諮議第1号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。

 本件はお手元に配付しております。

            ────────────────

                                  諮議第1号



   人権擁護委員候補者の推薦について



 次のとおり6月30日付呉市政第66号をもって呉市長小笠原臣也より諮問があったので、議会に付議する。



 平成15年7月1日

                        呉市議会議長  中 田 清 和



                                 呉市政第66号

                               平成15年6月30日



 呉市議会議長  中 田 清 和 殿



                            呉市長 小笠原 臣 也



   人権擁護委員候補者の推薦について(諮問)



 次の者を人権擁護委員候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めます。






氏  名住    所
ふくだ ともおみ
福 田  朝 臣呉市下蒲刈町下島82番地






            ────────────────



○議長(中田清和) 本件の説明を求めます。

 市長。

     〔小笠原臣也市長登壇〕



◎市長(小笠原臣也) ただいま上程されました諮議第1号について御説明申し上げます。

 本件は、人権擁護委員の任期満了に伴い、法務大臣に対し候補者を推薦するに当たり、市議会の御意見を求めるものでございます。

 ここにお諮りしております福田朝臣氏は、人格、識見ともに高く、広く社会の実情に通じた方でございますので、人権擁護委員として適任であると存ずるものでございます。何とぞよろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(中田清和) お諮りいたします。

 本件は、先例により自後の議事手続を省略して、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。

 本件を採決いたします。

 本件は異議なしと答申することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、本件は異議なしと答申することに決定されました。

 なお、本件の答申書は議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、さよう取り計らいます。

     ──────────────────────────────



△日程第5 議第93号外11件



○議長(中田清和) 日程第3、議第93号呉市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について外11件を一括して議題といたします。

 委員長に対する質疑の通告はありません。

 これより討論に入ります。

 5番玉谷議員。



◆5番(玉谷浄子議員) 私は、日本共産党呉市議会議員団を代表して、議第98号と議第101号の2件についての反対討論をいたします。

 議第98号の呉市手数料条例の一部を改正する条例の制定については、行政手続オンライン法の具体化、いわゆる住基ネットに関連するものでありますが、住民票の広域交付の料金、住民基本台帳カードの交付の料金を設定するもので、料金の値上げでもなく、転勤の場合には役所に行く回数が一度で済む、また運転免許などと同様に写真入りの公的身分証明書としても利用できるなどの一定の利便性が向上いたします。

 しかし、住基ネットはすべての国民に11けたの番号をつけ、統一コードによる集中管理で、しかも民間で情報を管理をされる。漏えいや不正利用の危険が大変高いものであります。住民票は、もともと市町村が第一義的にその管理の責任を負っております。権限も持っております。全国市長会では、この実施に当たっては全国の市町村の意見をよく聞くようにという特別のアピールを発表いたしました。ところが、現実には全国都道府県の担当者会議で意見を聞くという発表がなされてから、締め切りは2週間しかなく、呉市でも現実に意見の提供は求められておりませんでした。

 住民基本台帳のデータが、市町村の関与もなく国に渡る、そして264事務に当たり公開されることになりました。また、空き領域を銀行などで使うことにも道が開かれており、入口は小さく、出口は大きくの消費税と同じく、個人情報が集中管理をされる危険があります。

 私どもは、電子自治体や電子政府の意義を否定するものではありませんが、個人情報の分散化を大前提に、統一コードは必要ない、つくるべきではない、こういう立場で、中央集権型の住基ネットには反対をしており、この条例に反対をいたします。

 議第101号契約の締結については、阿賀マリノポリスの契約であります。今回の委員会の中で、2期工事は行わないとはっきりと表明された点は評価をいたしますが、この時期に至っても、ポートセールスについては見込みも立たず、私どもが当初から指摘をしておりましたように、バブルの崩壊後大金を投入するのみで、市民の役には立たない、このことがいよいよはっきりしております。そして、大金投入の結果が下水道料金の値上げ、敬老パスやごみ収集の有料化、学校の統廃合などといった住民を犠牲にする財政健全化計画につながっており、この議案に反対をいたします。



○議長(中田清和) 4番奥田議員。



◆4番(奥田和夫議員) それでは、私の方から、日本共産党の立場から反対の討論をいたします。

 まず、議第95号ですが、呉市税条例及び呉市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について、これは経済対策の側面から株式などの譲渡所得の申告を不要にするというものであります。これは株の売買ということでありますから、日々の生活をどうするかという、今非常に深刻な問題がありますけれども、そういう一般市民にはほど遠い、いわゆる不労所得者への優遇措置とも言えるものだと思います。

 軽自動車税の納税の様式の統一もされるようでありますけれども、これも都市を幾つもまたがって営業しているような自動車の販売店しか効果はありません。

 本議案は金持ち優遇になっておるわけでありまして、反対をするものであります。

 議第97号の契約の締結について、これは海事博物館の展示製作の契約案件であります。18億9,000万円で随意契約ということになっております。

 委員会では、1階部分が約10億円、ここに一番力を入れておりまして、他の階と比較にならないほど事業費が投入されているのがわかります。呉鎮守府や呉海軍工廠、この模型が7億5,000万円、「大和」の10分の1の模型が2億円と、膨大な金額に上るわけであります。2階部分が350万円、3階部分が8億円、4階が3,500万円という御説明がありました。常設展、これは資料12万点のうち約2,000点ぐらいの展示になるだろうということでありましたが、あとは企画展というのを行っていくと。女性から見た戦争であるとか、ロボット展であるとか、ハイテク機械など、そういうのが言われておりました。

 この契約議案の反対の第1、これはこの不況で市民生活が大変苦しくなっている、そういう時期に取り組むべき事業ではないということであります。私ども日本共産党は、さきの一斉地方選挙に先立って市民アンケートを行いました。そのとき、海事博物館についても市民の皆さんの意見を聞いております。「博物館の建設に賛成」というのは、わずか8%しかございませんでした。「反対」が56%、「賛成だが今は建設の時期ではない」というのが32%です。市民の声をしっかり聞くことがないと、市長はみずからの政治を自画自賛していると言われても仕方がありません。直ちに中止をするべきだと思います。

 反対の第2は、平和産業港湾都市の精神から外れているという問題であります。旧軍港市転換法、こういう法律は、これは呉市など旧軍港4市のみに適用される特別法で、現在も失効しておらず、この法に基づく行政事務も継続されているところであります。これには解説書も刊行されておるわけでありますけれども、それには内外に力強く平和の旗印を宣言したと、そういうふうに言われておりますが、そういうふうに生まれ変わった呉市がなぜ戦争の兵器を飾ることができるのか。

 市長は、これまで答弁やシンポジウムのあいさつ等で、戦艦「大和」に結晶されたかつての日本海軍の技術、それは日本の近代工業国家としての技術の最高の結晶であった。各種産業の発展を通して、日本の近代化に大きく貢献してきた」と言われております。しかし、軍事用に発達した技術というのは、採算を度外視した巨額な研究投資の結果生まれただけでありまして、これらを歴史的あるいは社会的全体像の中で科学的に位置づければ、また科学あるいは技術に対する評価の正確性から見ても、博物館とはなし得ないと考えるものであります。

 これまでの答弁あるいはシンポジウムなどで、「もう死ぬとわかっている戦地に敢然と向かって、そして3,000人余りの方々が船と運命をともにされたわけですが、その方々への鎮魂をし、そして平和のありがたさ、とうとさというものを考えていただく」そんなごあいさつがありますし、あるいは「「大和」は戦死者3,053人でございます。ちなみに、20年の3月から7月までの呉空襲で亡くなられたのは1,900人余でありますので、その犠牲といったら2倍にも達するということで、博物館に来ていただいた人に実物を見ていただいて、本当に感じていただく、これが本当の意味での平和教育のあり方ではなかろうかと考えているところであります」と、同じ戦没者でも呉空襲で亡くなられた非軍人は、「大和」で亡くなった人より後掲に退けられています。

 そして、「大和」で亡くなった戦没軍人に対する鎮魂、これは靖国神社に対する閣僚の参拝問題に端を発した言葉で使われておりますけれども、市の態度には「大和」や海軍工廠に象徴されるさきの戦争について、アジア・太平洋地域の被害、日本側からすれば加害の問題が完全に欠落している。時代の水準にふさわしい戦争に対する歴史的評価もなければ、これに基づく深い反省もありません。憲法や法の精神にすら疑いを持ったままの計画になっている。こういう博物館は、戦争を賛美するものであっても、平和の重要性を訴えることなどできようはずがありません。

 第3に、博物館のていをなしていないということであります。委員会では、2人の学芸員を募集により確保したことを誇らしげに発表されました。市の職員でも、学芸員の資格が取れるとも言われました。学芸員は、大学で博物館学に関する科目を修得した者と学芸員資格認定試験に合格した者にその資格が与えられます。そして、その職務は博物館資料を収集し、これを整理し、保管し、展示計画を作成するとともに、展示作業を監督する、また各種の教育活動を企画して、講師としても参加し、展示の解説書を執筆するなど、広範な機能を持つ博物館の事業を推進する責任を持っている、そういう立場の人であります。

 一方では、各自の専門分野に関する調査研究を行い、実績を上げなければなりませんし、つまり学芸員とは、博物館を職場とする学者、研究者であり、かつ博物館の運営、資料収集・保管・展示、教育などにかかわる実践家であるということが言えるでありましょう。県立や指定都市立で17人以上、その他の市町村で6人以上ということでありますから、呉でありますと6人は必要ということになります。当初、学芸員を置く考えも示せなかったわけでありますから、一定の前進はありますけれども、非常にひどい状況と言わなくてはなりません。そして、現在に至っても2名以外は別に説明員で対応するような答弁でありまして、これでは博物館にほど遠い施設になってしまうでありましょう。

 こういう博物館では、市民は到底喜ぶような代物にはなり切れない、そのことを述べて反対討論といたします。



○議長(中田清和) 以上で討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 まず、議第98号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。

 本件は委員長の報告のとおり可決することに御賛成の方は御起立願います。

     〔賛成者起立〕



○議長(中田清和) 起立多数。よって、本件は可決されました。

 次に、議第97号、議第101号、以上2件を一括して採決いたします。

 本2件に対する委員長の報告は可決であります。

 本2件は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。

     〔賛成者起立〕



○議長(中田清和) 起立多数。よって、本2件は可決されました。

 次に、議第95号について採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。

 本件は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。

     〔賛成者起立〕



○議長(中田清和) 起立多数。よって、本件は可決されました。

 次に、ただいま議決されました4件を除く8件を一括して採決いたします。

 本8件に対する委員長の報告は可決であります。

 本8件は委員長の報告のとおり可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、本8件は可決されました。

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△日程第6 議第105号



○議長(中田清和) 日程第6、議第105号平成15年度呉市一般会計補正予算を議題といたします。

 本件はお手元に配付しております。

 本件の説明を求めます。

 市長。

     〔小笠原臣也市長登壇〕



◎市長(小笠原臣也) ただいま上程されました議第105号につきまして御説明申し上げます。

 本件は、森前教育長に対する退職手当の支給に要する所要額を補正するものでございます。何とぞ御議決を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(中田清和) お諮りいたします。

 本件は、先例により自後の議事手続を省略して、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。

 本件を採決いたします。

 本件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、本件は可決されました。

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○議長(中田清和) 以上をもちまして今期定例会の会議に付議された事件はすべて議了いたしました。

 お諮りいたします。

 会期は7月2日までとなっておりますが、本日をもって閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、本日をもって閉会することに決定されました。

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○議長(中田清和) 閉会に当たり、市長のあいさつがあります。

 市長。

     〔小笠原臣也市長登壇〕



◎市長(小笠原臣也) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 去る6月23日、6月定例会の開会以来、議員の皆様方におかれましては終始熱心に御審議を賜り、重要案件について議決をいただきましたことを厚く御礼申し上げます。

 このたび議決をいただきました案件につきましては、議会の御意向を十分尊重し、慎重に執行してまいる所存でございます。

 さて、梅雨の季節もあとしばらく続きますが、時節柄特に防災に万全の注意を払ってまいります。この梅雨が明けますと、今年もまた暑さ厳しい夏本番を迎えることになります。議員各位におかれましては、くれぐれも健康に御留意をいただき、今後ともより一層の御指導、御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会のあいさつといたします。

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○議長(中田清和) これをもって定例会を閉会いたします。

            午前10時29分     閉   会







 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。





       呉市議会議長  中 田  清 和





       呉市議会議員  山 上  文 恵





       呉市議会議員  小 泉  曙 臣









△委員会審査報告書総括表

                           平成15年7月1日 本会議


日程番号議案番号件        名付託委員会結 果
5議第93号呉市職員特殊勤務手当支給条例の一部改正案総務水道可決
議第94号呉市職員退職手当支給条例の一部改正案
議第95号呉市税条例及び呉市都市計画税条例の一部改正案
議第96号過疎地域自立促進計画の策定案
議第97号契約の締結案
議第98号呉市手数料条例の一部改正案民生交通可決
議第99号契約の締結案教育経済可決
議第100号広島圏都市計画事業呉駅南拠点整備土地区画整理事業施行に関する条例の廃止案建設可決
議第101号契約の締結案
議第102号市道路線の廃止案
議第103号市道路線の認定案
議第104号平成15年度呉市一般会計補正予算案予算特別可決