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広島県 呉市

平成15年第2回 3月定例会 02月24日−01号




平成15年第2回 3月定例会 − 02月24日−01号







平成15年第2回 3月定例会



       平成15年第2回(定例会) 呉市議会会議録 第285号



 平成15年2月24日(月曜日)呉市議会議事堂において開会

 出席議員

         1番  中 本  邦 雄

         2番  田 中  良 子

         3番  岩 岡  マスエ

         4番  下 西  幸 雄

         5番  大 野  喜 子

         6番  山 上  文 恵

         7番  小 野  一 志

         8番  得 田  正 明

         9番  茶 林    正

         10番  大 本  弘 之

         11番  芝      博

         12番  岡 崎  源太朗

         13番  小 泉  曙 臣

         14番  荒 川  五 郎

         16番  神 田  隆 彦

         17番  岡 本  節 三

         18番  石 山    講

         19番  石 崎  元 成

         20番  山 本  良 二

         21番  重 盛  親 聖

         22番  舛 野  茂 樹

         23番  中 田  清 和

         24番  小 田  元 正

         25番  増 本  勝 己

         26番  竹 川  和 登

         27番  薬研地    馨

         28番  浜 下    積

         29番  佐々木    晃

         30番  北 川  一 清

         31番  平 本  和 夫

         32番  岩 原    椋

         33番  奥 田  和 夫

         34番  玉 谷  浄 子

 欠席議員

         15番  渡 辺  一 照

 説明員

  市長         小笠原  臣 也

  助役         川 崎  初太郎

  助役         赤 松  俊 彦

  収入役        堀    久 真

  総務部長       石 井  久 雄

  総務部次長      名 越  隆 博

  総務課長       濱 崎  秀 生

  企画部長       宮久保  憲 治

  広域行政推進室長   芝 山  公 英

  財務部長       矢 口  孝 文

  市民部長       辻    一 明

  福祉保健部長     田 中    浩

  環境部長       弓 山  憲 二

  経済部長       岡 島  正 男

  理事         椋 田  正 範

  建設管理部長     松 田  敏 彦

  都市政策部長     村 上  義 則

  土木建設部長     斉 藤  基 朗

  港湾部長       佐 藤  俊 幸

  下水道部長      井手原    勝

  都市交通推進室長   荒 井  和 雄

  教育長        森      功

  教育総務部長     藤 原  秀 明

  学校教育部長     崎 本  賢 次

  消防長        大 森  健 三

  消防局次長      井 門  照 幸

  水道企業管理者    廣 田  左 一

  業務部長       中 山  忠 義

  工務部長       森 岡  真 一

  交通企業管理者    貞 国  信 忠

  交通局次長      大 原  武 正

 議会事務局職員

  事務局長       大 野  和 史

  事務局次長      久 保  政 明

  議事課長       松 沢  正 佳

  議事係長       清 水  和 彦

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           議  事  日  程 (第 1 号)

                       (平成15年2月24日 午前10時開議)

 第1 会期決定について

 第2 議第3号 平成15年度呉市一般会計予算

    議第4号 平成15年度呉市交通災害共済事業特別会計予算

    議第5号 平成15年度呉市国民健康保険事業特別会計予算

    議第6号 平成15年度呉市老人保健医療事業特別会計予算

    議第7号 平成15年度呉市介護保険事業特別会計予算

    議第8号 平成15年度呉市集落排水事業特別会計予算

    議第9号 平成15年度呉市中央卸売市場事業特別会計予算

    議第10号 平成15年度呉市駐車場事業特別会計予算

    議第11号 平成15年度呉市港湾整備事業特別会計予算

    議第12号 平成15年度呉市警固屋地区用地造成事業特別会計予算

    議第13号 平成15年度呉市臨海土地造成事業特別会計予算

    議第14号 平成15年度呉市公共用地先行取得事業特別会計予算

    議第15号 平成15年度呉市病院事業会計予算

    議第16号 平成15年度呉市下水道事業会計予算

    議第17号 平成15年度呉市水道事業会計予算

    議第18号 平成15年度呉市工業用水道事業会計予算

    議第19号 平成15年度呉市交通事業会計予算

    議第20号 平成15年度呉市国民宿舎事業会計予算

    議第21号 呉市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

    議第22号 呉市特別職員給料給与条例等の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について

    議第23号 呉市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について

    議第24号 呉市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について

    議第25号 呉市旅費条例の一部を改正する条例の制定について

    議第26号 呉市職員退職手当支給条例の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について

    議第27号 呉市職員退職手当基金条例の制定について

    議第28号 呉市制100周年記念事業基金条例を廃止する条例の制定について

    議第29号 呉市土地開発基金条例の一部を改正する条例の制定について

    議第30号 呉市消防団員服務条例の一部を改正する条例の制定について

    議第31号 呉市消防団員の報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定について

    議第32号 呉市市民協働推進条例の制定について

    議第33号 呉市重度心身障害児(者)福祉年金条例及び呉市遺児福祉年金条例を廃止する条例の制定について

    議第34号 呉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について

    議第35号 呉市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について

    議第36号 都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例の制定について

    議第37号 呉市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

    議第38号 契約の締結について

    議第39号 財産の取得の変更について

    議第40号 財産の取得について

    議第41号 市道路線の廃止について

    議第42号 市道路線の認定について

    議第43号 安芸郡下蒲刈町の編入に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定について

    議第44号 呉市地域振興基金条例の制定について

    議第45号 安芸郡下蒲刈町の編入に伴う呉市税条例の適用の経過措置に関する条例の制定について

    議第46号 安芸灘大橋有料道路通行料金助成事業基金条例の制定について

    議第47号 呉市病院事業の設置等に関する条例の制定について

    議第48号 呉市病院事業使用料及び手数料条例の制定について

    議第49号 安芸郡下蒲刈町の編入に伴う呉市国民健康保険条例の適用の経過措置に関する条例の制定について

    議第50号 観光物産販売所設置条例の制定について

    議第51号 呉市集落排水処理施設条例の制定について

    議第52号 呉市集落排水事業分担金条例の制定について

    議第53号 呉市農村環境改善センター設置条例の制定について

    議第54号 ふるさと産品加工施設設置条例の制定について

    議第55号 ふれあいの里下蒲刈設置条例の制定について

    議第56号 大平山公園設置条例の制定について

    議第57号 梶ケ浜観松園設置条例の制定について

    議第58号 蘭島文化振興施設条例の制定について

    議第59号 蘭島文化振興施設運営審議会条例の制定について

    議第60号 呉市体験学習施設条例の制定について

    議第61号 呉広域行政事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及びこれに伴う呉広域行政事務組合規約の一部変更について

    議第62号 呉市・下蒲刈町合併協議会の廃止について

    議第63号 安芸南部衛生組合への加入に関する協議について

    議第64号 町の区域の設定について

    議第65号 港湾管理事務の事務委託に関する協議について

    議第66号 平成14年度呉市一般会計補正予算

    議第67号 平成14年度呉市国民健康保険事業特別会計補正予算

    議第68号 平成14年度呉市老人保健医療事業特別会計補正予算

    議第69号 平成14年度呉市公共用地先行取得事業特別会計補正予算

    議第70号 平成14年度呉市下水道事業会計補正予算

    議第71号 平成14年度呉市水道事業会計補正予算

    議第72号 平成14年度呉市工業用水道事業会計補正予算

    議第73号 平成14年度呉市交通事業会計補正予算

    議第74号 平成14年度呉市国民宿舎事業会計補正予算

 第3 請議第1号 敬老優待証提示による市営バス無料乗車の維持・存続を求める請願

    請議第2号 ごみ無料収集の維持・存続を求める請願

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 会議に付した事件

  日程のとおり

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            午前10時02分     開   会



○議長(中田清和) ただいまから定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

 この際、申し上げます。

 報道関係者から写真撮影の申し出がありますので、これを許可いたします。

 議会招集につきまして、市長のあいさつがあります。

 市長。

     〔小笠原臣也市長登壇〕



◎市長(小笠原臣也) 開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 本日、3月定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方におかれましては御多用のところ御出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。

 さて、昨年は市制100周年を迎えるという大きな節目の年でございました。今年は次なる100年の第一歩として、未来へ向けて呉市がさらに飛躍していく年としなければなりません。住みやすく誇りの持てる呉市とするため、国内外の情勢や市民ニーズを的確に把握、分析しながら施策の選択を行い、これを見定めた上で、いかなる障害も乗り越え、果敢に挑戦をしてまいりたいと存じます。

 また、来る4月1日には、下蒲刈町との合併を控えております。新呉市としての再出発と考え、新しく市民となられる皆様にも、呉市民となって心からよかったと喜んでいただけるよう、たゆまない努力を続けていかなければならないと考えている次第でございます。

 この定例会に提出いたしております議案は、平成15年度各会計予算案を初め、下蒲刈町との合併に関連する議案や、市民協働を推進するための条例制定案その他重要案件でございます。新年度に臨むに当たっての所信及び各案件につきましては、後ほど御説明を申し上げますが、何とぞ慎重に御審議の上、議決を賜りますようお願いを申し上げまして、招集のあいさつといたします。

     ──────────────────────────────



○議長(中田清和) この際、本日の会議録署名者として、22番舛野議員、26番竹川議員を指名いたします。

 諸般の報告をさせます。

     〔松沢正佳議事課長朗読〕

                              呉市議会報告第4号

              諸  般  の  報  告

1 市長が提出した議案は次のとおりである。

   議第3号 平成15年度呉市一般会計予算             外71件

2 受理した請願書は次のとおりである。

   請議第1号 敬老優待証提示による市営バス無料乗車の維持存続を求める請願

                                  外1件

3 受理した監査報告書は次のとおりである。

   監査報告第1号 平成14年度定期監査の結果報告について     外1件

     ──────────────────────────────



○議長(中田清和) なお、監査報告第1号、第2号はお手元に配付しておりますので、念のため申し上げます。

     ──────────────────────────────



△日程第1 会期決定について



○議長(中田清和) 日程に入ります。

 日程第1、会期決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 会期は3月19日まで24日間にいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、会期は24日間と決定されました。

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△日程第2 議第3号外71件



○議長(中田清和) 日程第2、議第3号平成15年度呉市一般会計予算外71件を一括して議題といたします。

 本72件の説明を求めます。

 市長。

     〔小笠原臣也市長登壇〕



◎市長(小笠原臣也) ただいま上程されました各議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。

 まず、議第3号から議第20号までの平成15年度各会計予算につきましては、新年度の市政運営の大綱について所信を申し上げ、提案の説明といたします。

 我が国の経済は依然として厳しい状況が続く中で、15年度の地方財政は、前年度に引き続き、2年連続して大幅な財源不足が見込まれ、地方財政計画は対前年度比1.5%の減となっております。このため、歳出全般について徹底した節減合理化、重点的配分が求められております。

 こうした状況の中、本市におきましても、歳入の根幹である市税収入が大きく落ち込む見込みとなっております。このように、一般財源の減少傾向は否めないところでありますが、財政調整基金からの繰り入れや臨時財政対策債の増額等により財源の確保に努め、当面する緊急課題及び新しい呉市の将来をにらんだ、活力と魅力あふれるまちづくりに積極的に取り組むことといたしております。

 15年度の予算編成に当たりまして、特に意を用いた点について申し上げますと、まず第1点目は、厳しい予算編成の中にありましても、呉市長期総合計画の理念に沿い、福祉、教育、環境の分野に力を注ぐことはもとより、市民の安全対策の充実と健康づくりの推進に努めたことでございます。幼児期からの心身ともに健やかに育つよう小児救急医療の充実、ブックスタートなどの新しい取り組みを始めるほか、「健康くれ21」を推進してまいります。さらに、新しい制度のもとで、障害者支援を充実させます。環境面では、市民、企業、行政が一体となって環境対策を進めるため、(仮称)呉環境市民会議を設立いたします。また、動物愛護センターが完成いたします。このほか、斎場の建てかえ準備も進めてまいります。市民の安全対策につきましては、最近の社会の状況にかんがみ、防犯等のパトロールや保育所、幼稚園での園児の安全対策を進めるほか、民間住宅の耐震診断、自主防災組織の育成に力を入れるなど、幅広く施策を実施してまいります。

 2点目は、本市の次なる100年に向かって新しい呉づくりの第一歩を踏み出すため、本市の土台づくりにつながる施策に積極的に取り組んだことでございます。15年度は、合併いたします下蒲刈町を含めた初めての予算となります。合併による市への移行が円滑に行われるよう措置するとともに、下蒲刈町の独自性に配慮しながら、新呉市の振興を図るため、地域振興基金を造成することとしております。また、市制100周年で培った市民参画の機運を次の100年につなげるために、市民協働によるまちづくりに向け、新たな取り組みも進めてまいります。また、(仮称)呉市海事博物館の建設を機に宝町周辺地区の整備を進め、国内外の多くの人を誘致できるよう、観光の振興について新しい施策に取り組むとともに、新産業の育成につきましても新たな支援を盛り込むなど、積極的に経済の活性化と雇用の創出を図ってまいります。さらに、新しい呉市の次なるステップに向け、まちづくりや土地利用の構想に取り組むなど、新しい施策に意欲を持って挑戦してまいります。

 3点目は、財政の健全化に取り組み、既存の事務事業の見直しを徹底して行い、経費の節減と合理化に努めたことでございます。こうした中で、退職手当の支給に必要な財源を確保するため、退職手当基金を造成することといたしております。また、通常の市債の借入額を抑制し、前年度の2分の1程度といたしました。このため、市債の総額は前年度を大きく下回り、地方債依存度も地方財政計画17.5%を大きく下回って、12.2%となりました。しかしながら、こうした対応にもかかわらず、税収の落ち込みを主な要因とする財源不足を解消するに至らず、財政調整基金の取り崩しで対応いたしております。

 以上のように、税収の落ち込み等により今後も厳しい財政状況が続くと思われますが、さらに新しい視点から歳出の見直しを進めるなど、持続可能な財政構造への転換を目指して、全職員が知恵を出し合いながら取り組んでまいりたいと考えております。

 以上が15年度予算編成に際し、特に意を用いた項目でございます。

 続きまして、主要な施策につきまして、長期総合計画の4本の柱に基づいてその概要を御説明いたします。

 まず第1は、いきいきと「やさしさ」あふれるまちづくり(いきいき健康福祉都市)を進めるための施策でございます。

 まず、心ふれあうまちづくりの推進についてでございます。

 人権の尊重につきましては、市民一人一人の人権を尊重する施策を推進してまいります。また、人権啓発リーフレットの作成配布、さらには人権ポスター、絵画展開催等、人権問題について理解を深めるための教育・啓発事業を推進してまいります。

 コミュニティーの形成につきましては、市政だよりやテレビ、ラジオなどによる情報発信を行ってまいります。

 また、下蒲刈町で実施されております安芸灘大橋有料道路通行料金の助成を、引き続き行ってまいります。

 ボランティア活動につきましては、呉ポートピアパーク内の「くれボランティア・NPO支援センター」を中心に、ボランティアに関する情報収集・提供や、市民、企業、行政の交流及び連携を図っていくとともに、次の世代を担う子供たちを対象とした「キッズボランティアスクール」を開催し、子供たちの自主性、自発性を育成してまいります。

 また、災害時のボランティア活動に対し引き続き活動費の助成を行うなど、ボランティア活動への支援を強化してまいります。

 行政への市民参加の推進につきましては、推進のための条例を制定し、調査、審議及び助言を行う(仮称)呉市市民協働推進委員会を発足させるとともに、基本計画を策定し、市民協働のまちづくりに向けての環境整備を総合的かつ計画的に推進してまいります。

 また、男女共同参画社会の実現に向けましては、講演会や職員セミナーの開催、情報紙の作成など、広報啓発活動を推進するとともに、14年度に策定する「男女共同参画基本計画」に基づき、具体的な施策を推進してまいります。

 次に、健やかでぬくもりのあるまちづくりの推進についてでございます。

 健康づくりの推進につきましては、14年度に策定しました健康くれ21計画の具体策として、運動と食に着目して健康づくり事業を行うとともに、健やかな親子関係を育成するための乳幼児健康診査時におけるブックスタートの開始や、児童虐待の兆候などを早期に発見するための1歳6カ月児健康診査における心理療法士、保育士の配置など、健康づくりに向けて幅広く取り組んでまいります。

 また、地域医療、救急医療の充実強化に向け、各種医療団体への助成を引き続き行っていくとともに、夜間の小児救急医療を充実するため、関係機関と調整を図りながら(仮称)小児救急診療センターの新設に向け、取り組んでまいります。

 病院事業につきましては、下蒲刈町との合併に伴い、公立下蒲刈病院を引き継ぐもので、病床数は一般病床数49床、診療科目は内科など12科で運営し、1日平均入院患者数45人、1日平均外来患者数178人を予定しております。

 また、老朽化が著しい動物愛護センターにつきましては、15年12月末の完成に向け整備を進めてまいります。

 高齢社会への対応につきましては、引き続き介護保険制度の円滑な運営に努めるとともに、新たに介護者が入院した場合などにおける緊急時において、要介護者が日常生活を円滑に過ごすことができるよう、介護サービスの支給限度額を臨時的に引き上げる制度を創設してまいります。また、要介護状態の軽減に向けた取り組みを実施してまいります。

 一方、介護保険の対象とならない高齢者のために、生きがい活動支援通所事業としてすこやかサロン、地域サロン、にこにこサロンなどを実施してまいります。

 また、在宅介護支援センターにおいて、転倒予防教室等の介護予防教室を引き続き実施し、介護予防を充実していくとともに、新たに高齢者の自主運営によるパソコン講習サークルの設立を支援し、高齢者の生きがいの創出を図ってまいります。

 家族介護者に対する支援策といたしましては、引き続き介護慰労金支給事業を実施するとともに、介護教室、家族介護者交流事業を実施し、介護する家族の負担軽減を図ってまいります。

 さらに、在宅介護の総合相談窓口である在宅介護支援センターを拡充し、在宅福祉サービス水準の維持、向上を図ってまいります。

 障害者福祉の充実につきましては、障害者施策の基本的方向を示す「障害者保健・福祉基本計画」の見直しを行うとともに、障害者施策が支援費制度へ移行することの趣旨に沿い、障害のある方が生き生きと生活できる社会を目指して、支援費制度の円滑な実施に努めてまいります。

 また、知的障害者を対象としたデイサービスを拡充することにより、障害者の自立、社会参加を促進していくとともに、障害を持つ中学生が、放課後や学校休み期間中、施設に短期入所する際の送迎サービスを実施し、短期入所施設の利用促進を図ってまいります。

 さらに、精神障害者を対象としたホームヘルプサービス、難病患者等を対象とした居宅生活支援事業を新たに実施してまいります。

 また、「呉市移動円滑化基本構想」に基づき、引き続き高齢者や障害者の歩行、車いすの利用等に配慮した市道、自由通路等の整備を進め、バリアフリーのまちづくりを推進してまいります。

 子育て家庭への支援につきましては、本市の子育て支援の総合拠点として、「ファミリー・サポート・センター」を併設した「すこやか子育て支援センター」において、引き続き子育てに関する相談や相互援助活動を行うとともに、現在センターで行っております「子育てサロン」を新たに広地区で「出前サロン」として実施し、子育て家庭の交流の場を提供するなど、支援内容を充実させてまいります。

 児童等福祉の充実につきましては、引き続き保育所における延長保育、一時保育、乳児保育等の特別保育事業を実施するとともに、市内にあるすべての保育所、幼稚園に緊急通報装置を設置するなど、保育所、幼稚園の安全管理体制を強化してまいります。

 また、母子家庭等に対する自立支援員の配置や、公立保育所での求人情報の提供など、ハローワークとの連携による母子家庭等の支援を引き続き行っていくとともに、職業能力の開発を自主的に行う母親を支援するため、職業能力開発のための講座を受講した際の受講料の一部を支給する制度を新たに創設し、就労・自立支援の充実を図ってまいります。

 次に、安全なまちづくりの推進についてでございます。

 防災機能の充実につきましては、老朽化の著しい消防団第13分団詰所を建てかえ、緊急時に備えた60トン規模の耐震性防火水槽を長迫公園に設置するとともに、安浦出張所に配備しております水槽付消防ポンプ自動車の更新を実施してまいります。

 災害対策につきましては、初動対応を迅速化するため、携帯電話を利用した24時間体制の情報提供サービスに加入し、気象情報伝達体制を整備してまいります。

 防災対策につきましては、引き続き急傾斜地など危険箇所の崩壊対策工事に力を入れるとともに、身近な河川、水路等の改良を進めることにより、安全対策の向上に努めてまいります。

 また、地域における防災対策につきましては、自治会等の自主防災組織の育成をより一層推進してまいります。

 さらに、三津田・愛宕地区において、引き続き災害に強いまちづくりの検討を行うとともに、木造住宅の耐震診断の対象区域を市内全域に拡大するなど、安心して住み続けられる住環境の整備に積極的に取り組んでまいります。

 次に、交通安全、防犯対策の推進につきましては、新たに違法駐車防止などの交通マナーの向上や、犯罪の未然防止を図るため、地域の巡回を行う「交通マナーアップ・防犯指導パトロール事業」を実施するとともに、引き続きチャイルドシートの貸し出しを実施してまいります。

 また、消費生活の安定と向上のため、消費生活相談員による相談体制をさらに強化するなど、多様化、複雑化する消費生活に対応できる体制づくりを進めてまいります。

 第2は、ゆうゆうと「うるおい」あふれるまちづくり(ゆうゆう快適文化都市)を進めるための施策でございます。

 まず、ゆとりのある住みよいまちづくりの推進についてでございます。

 本市の主要な課題であります定住促進対策につきましては、引き続き「住宅建設資金貸付制度」を実施するとともに、新たに、高齢者の入居を対象とした「高齢者向け優良賃貸住宅建設助成制度」を創設し、持ち家の取得や民間賃貸住宅の供給の促進を図ってまいります。

 市営住宅につきましては、「シルバーハウジング」や「グループホーム」を取り入れて整備しております坪ノ内アパート1号棟、2号棟の建設を進めるとともに、山の手アパート11号館に新たにエレベーターを設置し、居住水準の向上に努めてまいります。

 居住環境の整備につきましては、古新開土地区画整理事業を引き続き推進してまいります。

 水道事業につきましては、1日平均配水量7万9,100立方メートルを基本目標として、8万5,990件の市内給水及び市外分水2件などを計画しております。

 主要な建設改良事業といたしましては、呉市水道長期基本構想に基づき、安定給水及び直結給水の実施に向けた老朽管の早期更新や、災害緊急時における給水拠点を確保するための諸施設の整備・改良工事などを予定しております。

 また、簡易水道事業につきましては、1日平均配水量700立方メートルを基本目標として、997件の給水を計画しております。

 下水道事業につきましては、15年度末人口普及率91.1%を目標に、未整備地区の面整備を進めるほか、主要幹線の築造工事や各浄化センターの設備工事を実施してまいります。

 生活道路の整備につきましては、(仮称)呉市海事博物館を建設いたします宝町地区内において、宝橋と宝町海岸線とを結ぶ幸町海岸線の工事に着手するほか、呉駅と呉中央桟橋ターミナルとを結ぶ自由通路の建設、既存道路の振りかえとなる宝町線の整備、さらには呉駅東側の自由通路(呉駅宝町線)の改修など、「にぎわいの創出」に向けての基盤整備づくりに積極的に取り組んでまいります。

 また、セットバック方式による狭隘道路の整備や、阿賀地区山腹道路等の改良を引き続き行うとともに、広駅前区画整理地区内での区画整理事業以外の新たな整備手法の検討に取り組んでまいります。

 公園緑地の整備につきましては、引き続き灰ヶ峰公園の整備を行うとともに、緑化重点地区整備事業により、東部地区の大新開公園や豊栄東公園を緑豊かな市民の憩いの場として再整備してまいります。

 老朽化の著しい斎場につきましては、行政サービスの向上や財政支出の平準化を図るため、民間企業の資金力や経営能力を活用したPFI手法による整備を進めてまいります。

 次に、美しく自然にやさしいまちづくりの推進についてでございます。

 自然環境の保全及び創出につきましては、引き続きグリーンシティ21推進事業の一環として、つばき庭園を活用した椿まつりの開催や、仁方桟橋通地区での桜並木の整備など、住民参加による緑豊かなまちづくりに努めるとともに、新たに呉市民の花「つばき」の挿し木講習会を開催してまいります。

 また、森林ボランティアの育成についても、引き続き支援してまいります。

 地球環境の保全につきましては、エコポリスの基本指針となる「環境基本計画」に基づき、小学生を対象とする「こども環境会議」の開催や「出前環境講座」など、環境教育の推進に引き続き取り組んでいくとともに、環境問題に対して市民、事業者、行政がともに考え行動する「(仮称)呉環境市民会議」を組織し、パートナーシップ体制の構築に努めてまいります。

 また、大気汚染の防止及び市民の環境意識の高揚を図るため、引き続き圧縮天然ガス式のごみ収集車とバスをそれぞれ1台購入してまいります。

 リサイクルの促進につきましては、引き続き資源集団回収事業を自主的に行っております自治会、子供会など、各種団体への助成を実施し、循環型社会の実現を目指してまいります。

 環境監視につきましては、ダイオキシン類を含む有害物質の測定を引き続き実施し、市民の生活環境の保全に努めてまいります。

 また、水環境の保全のため、合併処理浄化槽の設置に対する助成を引き続き実施するとともに、地球環境に配慮したクリーンエネルギーである住宅用太陽光発電システム設置に対する助成や、ごみの減量化・資源化の促進を図るための電気式生ごみ処理機の購入者に対する助成を引き続き実施してまいります。

 次に、学び、創造するまちづくりの推進についてでございます。

 生涯学習の推進につきましては、生涯学習に関するホームページをより充実させ、学習情報を幅広く提供するとともに、「呉市生涯学習推進協議会」を通じて市民からの幅広い意見を求めることにより、効果的な生涯学習施策の展開に努めてまいります。

 また、家庭教育に対する支援につきましては、14年度に策定した家庭教育推進計画に基づき、子供の成長に応じて、時期を逃さずタイムリーな家庭教育ができるよう作成したガイダンスを活用し、家庭教育の充実に努めてまいります。

 また、子ども放課後・週末活動等支援事業及び学校内外を通じた奉仕活動・体験活動推進事業として子供向けの各種講座を開催し、イベント情報誌を発刊するとともに、家庭教育に関する講演会を行ってまいります。

 次に、一人でも多くの市民がパソコンを活用できるよう、引き続き公民館で初心者を対象としたパソコン教室を開催し、市民のIT活用を支援してまいります。

 幼児教育につきましては、引き続き所得状況に応じ保育料の一部について助成を行うことにより、保護者の負担軽減を図ってまいります。

 学校教育の充実につきましては、児童生徒の教育環境の整備を図るため、上山田小学校の校舎、体育館の増改築及び昭和西小学校の身体障害者用施設整備を行ってまいります。また、昭和中央小学校の体育館改築及び白岳小学校、昭和北中学校の校舎大規模改造のための調査、設計を行うとともに、郷原小学校については、拡張した学校用地の造成を進めてまいります。

 また、中学校、高等学校における英語教育の一層の充実を図るため、引き続き英語指導助手を配置するとともに、学校への適応指導として、スクールカウンセラーや心の教室相談員を引き続き配置するほか、新たに大学生等によるメンタルフレンドの派遣を行うなど、不登校の課題やいじめ、暴力行為など、児童生徒の問題行動への適切な対応に努めてまいります。

 次に、学校における情報教育の推進につきましては、引き続きコンピューターの整備やインターネットの接続を小中学校全校で実施するとともに、校内LAN未整備の中学校16校において、すべての学級のあらゆる授業でITを活用した授業が自在にできるよう、校内LANを整備してまいります。

 また、小中学校のホームページ更新についての相談等、学校教育の情報化に対する支援・相談事業を行い、コンピューターを利用した教育環境のさらなる充実に努めてまいります。

 市民文化の振興につきましては、下蒲刈町との合併により、新たに呉市の施設となります蘭島閣美術館及び松涛園等文化施設において、引き続き美術展や演奏会などを開催し、より一層の芸術文化活動の振興を図ってまいります。

 また、文化ホールにおいて、15年10月に「第2回藤井清水音楽祭」を開催し、市民一人一人の文化への意識が高まるように努めてまいります。

 スポーツ・レクリエーションの振興につきましては、16年度開催の「全国高等学校総合体育大会(夏季大会)」の呉市開催種目となります「柔道競技」について、15年5月にリハーサル大会を開催してまいります。

 また、15年9月には「第57回全国レクリエーション大会IN広島」の呉市開催種目として、「スポーツチャンバラ」を開催してまいります。

 第3は、ぐんぐんと「いきおい」あふれるまちづくり(ぐんぐん産業躍動都市)を進めるための施策でございます。

 まず、地域の特性を生かした産業づくりの推進についてでございます。

 工業の振興につきましては、引き続き呉市工業立地条例に基づく助成を行うとともに、既存産業の高度化や新技術、新産業の創出を促進し、地域産業の活性化を図るため、「産学官連携フォーラム」や市内に事業所のある在京企業の技術開発・研究開発部門の責任者を対象とした「呉産学官連携東京会議」を開催するなど、産・学・官の連携推進に努めてまいります。

 また、中四国地域連携軸上にある浜田、広島、呉、松山の4市と各商工会議所が連携し、消費財見本市・商談会を内容とする「ビジネスフェア中四国」を引き続き開催し、全国に向けて販路の拡大を図るなど、地域経済の発展を促進してまいります。

 中小企業への融資につきましては、創業支援資金を初め各種の低利融資を引き続き実施し、その利用促進に努めてまいります。

 工業用水道事業につきましては、1日平均配水量10万7,700立方メートルを基本目標として、4社への給水を計画しております。

 建設改良事業といたしましては、水道事業と共同で、宮原浄水場沈殿池築造工事等を施行するとともに、引き続き老朽施設の更新を推進し、効率的な運営に努めてまいります。

 農林水産業の振興につきましては、引き続き野菜や花卉等の生産流通体質の改善や低利融資などを行うとともに、農道、林道、漁場など、生産基盤の整備を行ってまいります。

 また、被害がますます深刻化しておりますイノシシの対策につきましては、引き続き捕獲わなや捕獲さくの設置及び防護さく設置への助成等を行うとともに、新たに狩猟免許甲種取得者を対象とした、わなの設置方法、管理方法についての講習会を開催し、イノシシ対策についての指導、啓発を行うことにより、被害の減少に努めてまいります。

 下蒲刈町における農村環境整備につきましては、豊かな自然を生かして、ほたるの里、大平山公園、梶ケ浜など、市民が触れ合える交流基盤の整備に努めてまいります。

 勤労者福祉の推進につきましては、引き続き広島県労働金庫へ預託するとともに、勤労者福祉サービスセンターへの助成を行ってまいります。

 雇用の促進につきましては、国の雇用対策事業を積極的に活用し、呉市雇用対策本部を中心として全庁的にさまざまな分野における緊急雇用創出事業を実施するとともに、ハローワーク等の関係機関と連携して、合同就職面接会の開催や求人情報の収集提供事業等を行い、新たな雇用の確保やミスマッチ解消の促進に努めてまいります。

 次に、人がにぎわう都市型産業づくりの推進についてでございます。

 商業の振興につきましては、引き続き呉市商店街振興条例に基づき、商店街等が実施する各種振興事業への助成を行うとともに、商店街の空き店舗対策といたしまして、賃料等の一部を助成し、商業の活性化を図ってまいります。

 次に、観光の振興につきましては、観光客の増大による地域の活性化を図るため、引き続き春の「みなと祭」、夏の「海上花火大会」や「夏まつり」、秋の「食の祭典」、冬の「ポートピア・イルミナーレ」といった、にぎわい創出効果の高いイベントに対する助成を初め、観光ボランティアの育成等に努めるとともに、市民及び観光関連事業者等と連携して、呉地域の観光資源の有効活用や観光ルートの策定等、効果的な観光客誘致手法を検討してまいります。

 また、新たに全国に向けて魅力ある観光情報を発信するため、観光ホームページを開設するとともに、下蒲刈町の豊富な観光資源や歴史性を生かしたスタンプラリーなどを実施してまいります。

 さらに、広域的な取り組みとしましては、新たに広島市、宮島町、岩国市と共同で、韓国において観光客誘致のための観光展を開催してまいります。

 また、映画、テレビドラマ、CMなどのロケ撮影を誘致するために、新たに「呉地域フィルムコミッション」を設立し、呉地域の魅力を映像で発信するとともに、修学旅行等の誘致にも積極的に取り組んでまいります。

 年間来園者が60万人を超え、市民の憩いの場、魅力ある空間として親しまれております呉ポートピアパークにおきましては、イベント運営協議会と連携をとりながら、より市民に愛され、より楽しんでいただけるよう、にぎわいのある催しを引き続き開催してまいります。

 国民宿舎事業におきましては、好評をいただいております温泉「日招きの湯」の安定・安全供給に留意しながら、効果的な広告宣伝及び営業活動の強化により利用客の確保に努めるとともに、当事業の今後の抜本的な見直しについて調査等を行ってまいります。

 次に、時代を先駆ける新産業づくりの推進についてでございます。

 新産業の育成につきましては、中小企業の総合的な支援拠点である「呉地域産業振興センター」において、異業種交流、研究開発、人材育成、大学シーズ活用講座等の支援事業を発展、充実させるとともに、新たに販路拡大支援として東京で開催される見本市への出展など、各種の支援事業を展開してまいります。

 また、引き続き中小企業者に対しパソコン講習会等を実施するとともに、新たにIT担当のコーディネーターを配置するなど、中小企業のIT化促進に強力に取り組んでまいります。

 さらに、新たに広島大学地域共同開発センターにコーディネーターを派遣するとともに、県が設立する技術移転機関である「広島TLO」に参画し、大学等のシーズと企業ニーズのマッチングを推進するなど、積極的に産・学・官の連携を推進してまいります。

 「呉サポート・コア」、「呉チャレンジ・コア」につきましては、入居者の新規創業や新製品開発等を引き続き支援していくとともに、新たに事業化等を支援し、市内での事業展開が図られるよう、賃貸工場となるポスト・インキュベーション施設の整備を検討してまいります。

 呉商工会議所が設置しております呉地域中小企業支援センターにつきましても、呉地域産業振興センターとの連携をさらに強化し、中小企業に対する支援活動を展開するため、引き続き助成を行ってまいります。

 第4は、のびのびと「ひろがり」あふれるまちづくり(のびのび海洋交流都市)を進めるための施策でございます。

 まず、世界に開かれたネットワーク基盤づくりの推進についてでございます。

 山陽自動車道や広島空港、新幹線東広島駅へのアクセス性を飛躍的に高める東広島呉自動車道につきましては、14年3月に本線の(仮称)横路トンネルの工事に着手し、掘削のための準備工を進めるなど、黒瀬町区間も含めた全線にわたって事業が展開されております。

 しかしながら、昨今の道路整備を取り巻く環境は大変厳しいものがあり、引き続き建設促進に向けた取り組みを積極的に行うなど、一日も早い全線供用を目指し、全力を傾注してまいります。

 (仮称)第2音戸大橋を含む警固屋音戸バイパスにつきましては、14年度末に警固屋5丁目までの警固屋バイパスが暫定2車線で供用開始されます。早期に全線が供用するよう、用地取得事務の受託を初め、代替地、代替墓地の整備を行うなど、引き続き地元の条件整備に努め、事業の促進に一層力を入れてまいります。

 休山新道につきましては、14年3月に暫定2車線が供用されましたが、1日の交通量が計画の1.5倍以上となっており、早期の4車線化が求められております。東広島呉自動車道及び広島呉道路(クレアライン)との有機的な連携を図り、本市の広域的な交通体系を確立するためにも、引き続き4車線化の実現に向け努力してまいります。

 その他の主な幹線道路の整備につきましては、呉平谷線(上二河〜此原区間及び都市計画道路焼山押込線)、さらには呉環状線(郷原工区)の事業促進に一層力を入れてまいります。

 また、昭和地区において、焼山環状線や焼山神山線の延伸区間となります焼山中央南線、さらには押込熊野線の整備を進めるとともに、東部地区において阿賀虹村線((仮称)広第2大橋)の整備を進めてまいります。

 さらに、下蒲刈町におきましては、将来的に安芸灘大橋へのバイパスとなる下島大野線の整備を進めてまいります。

 また、本市の都市計画道路につきましては、計画決定から時間が経過しながら未着手となっている路線もあり、将来需要を予想した上で、現状に合った計画に変更するよう検討を進めてまいります。

 次に、JR呉線機能強化事業につきましては、引き続き安芸阿賀駅周辺において自由通路や駅前広場、駐輪場等の整備を進めるとともに、JR呉線の利用促進を図るため、沿線市町と連携した取り組みを行ってまいります。

 また、交通事業でございますが、15年度は「呉市交通局経営健全化5か年計画」も後半の第4年次に当たります。引き続き、計画の着実な推進に努めるとともに、公営交通に求められている安全、環境、福祉、利便性、健全経営を着実に実行し、公営交通の必然性を構築してまいります。

 マリノポリスの建設につきましては、阿賀マリノポリス地区において、引き続き国直轄による防波堤、岸壁の整備、さらには市施行の緑地、港湾関連用地等の造成を進めてまいります。

 なお、東広島呉自動車道と阿賀マリノポリス地区を結ぶ(仮称)マリノ大橋が、15年度から新たに国直轄事業として事業着手される運びとなっております。

 また、物流・人流機能の集約を目的として、阿賀マリノポリス地区北側に整備するフェリー桟橋について実施設計、基礎工事等を進めてまいります。

 さらに、ポートセールスの推進につきましては、企業訪問やホームページによるPR活動のほか、港湾利用者が一度の申請で関係機関の手続を行うことが可能となる港湾EDIシステムを導入してまいります。

 宝町地区につきましては、(仮称)呉市海事博物館と連携し、本市の海の玄関口としてふさわしい良好な港湾環境を形成していくため、引き続き港湾緑地の整備や呉中央桟橋ターミナルからの連絡通路の整備を行い、にぎわいのある交流空間を創出してまいります。

 次に、魅力を高める都市づくりの推進についてでございます。

 (仮称)呉市海事博物館につきましては14年度に建設に着手しましたが、15年度は呉の歴史と造船を初めとした科学技術の集積を次世代に正しく伝え、平和のとうとさや科学技術のすばらしさを実感できる博物館の展示製作業務に取り組んでまいります。

 また、教育的見地から、呉市内の児童生徒はもちろんのこと、全国の児童生徒に来館していただくため、博物館の利用方法等を紹介する「教育プログラム」を新たに策定いたします。また、引き続き関係資料の調査、収集、保存等を行うとともに、収集資料のデジタル化に取り組み、17年度の開館に向けて準備を進めてまいります。

 次に、創意と工夫にあふれる自主的、自立的なまちづくりを進めるため、「まちづくり活動企画コンペ事業」を引き続き実施するとともに、高等教育機関とのネットワーク化を促進し、学生、大学、地域住民、行政等の交流を図るため、呉地域オープンカレッジネットワーク事業の充実を図ってまいります。

 情報化の推進につきましては、13年度から順次整備してまいりました高速地域情報通信ネットワークを引き続き整備し、下蒲刈町を含めた市内全域に広げ、公共施設におけるインターネット利用環境を整備してまいります。

 また、行政の情報化につきましては、15年8月の住民基本台帳ネットワーク第2次サービスの開始に向けて準備を進めるとともに、庁内LANの整備、新たな国民年金システムの開発、下蒲刈町分の除籍情報の電子化など、利便性向上のため積極的に情報化を進めてまいります。

 次に、呉新世紀の丘の推進につきましては、引き続き灰ヶ峰公園の整備を進めるとともに、昭和東地区に工業団地や住宅団地を造成するための実施設計等に着手し、産・学・住・遊の調和のとれた新しいまちづくりの具体化を進めてまいります。

 次に、交流都市圏づくりの推進についてでございます。

 国際化の推進につきましては、国際交流広場において、引き続き外国人の生活利便を向上させるための相談業務やイベント等を実施してまいります。

 また、国際交流につきましては、鎮海市との文化交流事業を実施するなど、姉妹都市との市民相互の結びつきを一層深めてまいります。

 次に、呉地域の合併推進につきましては、15年度は下蒲刈町と合併し、新しいまちづくりをスタートさせる記念すべき年でございます。また、川尻町とも合併協議会を設置し、16年春の合併を目指し、具体的な協議を進めております。

 県西南部の拠点都市としてのさらなる発展を目指し、引き続き近隣町との合併に向けて積極的に取り組んでまいります。

 以上、主要な施策の概要につきまして御説明いたしましたが、これに基づきます各会計の予算規模は、

  一般会計    832億5,500万円

  特別会計    543億8,581万7千円

  企業会計    265億8,522万9千円

  総  計   1,642億2,604万6千円

となり、14年度の当初予算と比較して、一般会計は6.9%の減、特別会計は5.2%の減、企業会計は1.8%の増となったところでございます。

 このように、一般会計は6.9%の減少となっておりますが、これはごみ処理施設建設費、総合体育館建設費の減などによるものでございます。

 また、特別会計につきましては、5.2%の減でございますが、これは臨海土地造成事業における市債元金の減などによるものでございます。

 さらに、企業会計は1.8%の増となっておりますが、これは下蒲刈町との合併に伴い、病院事業会計を新設したことが主な要因となっております。

 さて、日本の経済社会はかつての右肩上がりの時代を終え、予算は単なる規模だけではなく、その中身によって判断する時代を迎えております。厳しい財政状況ではございますが、職員一人一人が改革の意欲に燃え、熱意を持って新しい課題に挑戦していくならば、必ずや次なる100年への新しい第一歩を力強く踏み出すことができると確信しております。議会の皆様方を初め市民各位の一層の御理解と御協力をお願い申し上げまして、15年度予算の総体説明といたします。

 引き続きまして、議第21号以下の議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。

 議第21号は、労働基準法の一部改正に伴う所要の規定の改正及び委任規定の整理をするものでございます。

 議第22号は、市長、助役、収入役、教育長、企業管理者の給料の減額措置を1年間延長するものでございます。

 議第23号は、一般職の国家公務員に準じて昇給停止年齢を58歳から55歳へ引き下げるとともに、期末手当及び勤勉手当の支給割合を改定するものでございます。

 議第24号は、高等学校に勤務する養護教諭を教育業務連絡指導手当の支給対象者に加えるものでございます。

 議第25号は、庁内自動車等により日帰り旅行をした場合の日当の廃止や、その他規定の整理をするものでございます。

 議第26号は、早期勧奨退職者に対する退職手当の特例加算措置を3カ年間延長するものでございます。

 議第27号は、職員の退職手当の支給に必要な財源を確保するための基金を設置するものでございます。

 議第28号は、呉市制100周年記念事業基金を廃止するものでございます。

 議第29号は、土地開発基金を処分できるようにするものでございます。

 議第30号は、出動した消防団員の解散の際の手続を変更するとともに、語句の整理をするものでございます。

 議第31号は、消防団員の報酬の年額及び災害出動その他の出動に係る費用弁償の額の改定をするものでございます。

 議第32号は、市民協働のまちづくりを推進するための条例を制定するものでございます。

 議第33号は、呉市重度心身障害児(者)福祉年金及び呉市遺児福祉年金の支給制度を廃止するものでございます。

 議第34号は、地方税法、国民健康保険法等の一部改正に伴い、所要の規定の整備をするものでございます。

 議第35号は、市町村特別給付を実施するとともに、保険料率を改定するものでございます。

 議第36号は、都市計画法の一部改正に伴い、市街化調整区域に係る開発行為等の許可の基準を規定するため、条例を制定するものでございます。

 議第37号は、呉市公共下水道事業計画の変更及び地方自治法の一部改正に伴い、関係規定の整備をするものでございます。

 議第38号は、坪ノ内アパート2号棟建設工事の工事請負契約を締結するものでございます。

 議第39号は、灰ヶ峰公園整備事業用地として取得する土地の所在地、種別及び数量並びに購入金額を変更し、購入の相手方を追加するものでございます。

 議第40号は、公的住宅建設敷地を取得するものでございます。

 議第41号は、坪ノ内7号線ほか1路線を廃止するものでございます。

 議第42号は、坪ノ内17号線ほか5路線を市道に認定するものでございます。

 続きまして、議第43号から議第65号までにつきましては、下蒲刈町との合併に関連するものでございます。

 まず、議第43号は、下蒲刈町の編入に伴い、関係する26条例の規定の整備等をするものでございます。

 議第44号は、市民の一体感の醸成及び旧下蒲刈町域の地域振興に活用する基金を設置するものでございます。

 議第45号は、徴収金の賦課徴収等に係る経過措置を定めるものでございます。

 議第46号は、安芸灘大橋有料道路通行料金助成事業を円滑かつ効率的に行うための基金を設置するものでございます。

 議第47号は、公立下蒲刈病院等の病院事業を設置するものでございます。

 議第48号は、病院等を利用する場合の使用料及び手数料の徴収について定めるものでございます。

 議第49号は、国民健康保険の保険給付等に係る経過措置を定めるものでございます。

 議第50号は、観光物産販売所を設置するものでございます。

 議第51号は、呉市集落排水施設を設置するものでございます。

 議第52号は、呉市集落排水事業に係る分担金の徴収について定めるものでございます。

 議第53号は、農村環境改善センターを設置するものでございます。

 議第54号は、ふるさと産品加工施設を設置するものでございます。

 議第55号は、ふれあいの里下蒲刈を設置するものでございます。

 議第56号は、大平山公園を設置するものでございます。

 議第57号は、梶ケ浜観松園を設置するものでございます。

 議第58号は、蘭島文化振興施設を設置するものでございます。

 議第59号は、蘭島文化振興施設運営審議会を設置するものでございます。

 議第60号は、呉市体験学習施設を設置するものでございます。

 議第61号は、呉広域行政事務組合からの下蒲刈町の脱退及び同組合の規約の変更について、関係町と協議するものでございます。

 議第62号は、呉市・下蒲刈町合併協議会を廃止するものでございます。

 議第63号は、安芸南部衛生組合への呉市の加入等について、蒲刈町及び下蒲刈町と協議するものでございます。

 議第64号は、呉市の区域内の下蒲刈町の区域を設定するものでございます。

 議第65号は、地方港湾蒲刈港における広島県の港湾管理に関する事務を受託するものでございます。

 続きまして、議第66号から議第74号までの補正予算について御説明申し上げます。

 議第66号の一般会計補正予算でございますが、近畿大学跡地等用地取得及び国庫補助認証増等に伴う公共事業の追加、退職手当基金等基金への積み立てのほか、公共事業の確定、その他決算見込み等に伴う各種事務事業費の整理が主な内容でございます。

 歳入歳出予算の補正でございますが、公共事業の追加、確定等に伴う補正、基金への積み立て等に伴う補正、その他決算見込み等に伴う補正をするものでございます。

 繰越明許費の補正でございますが、動物愛護センター整備事業ほか21件につきまして、完成見込みを勘案し、平成15年度末に繰り越して使用するため、繰越明許費として追加するものでございます。

 債務負担行為の補正でございますが、呉駅南まちづくり用地取得事業につきまして、債務負担行為として追加するとともに、学校給食運営委託事業につきましては、事業費の確定に伴い限度額を変更するものでございます。

 地方債の補正でございますが、公立保育所整備事業を追加し、博物館建設事業ほか12事業につきましては、起債対象事業費の変更に伴い限度額を変更するものでございます。

 一時借入金の補正でございますが、資金収支の見込みを勘案し、借り入れの最高額に50億円を追加するものでございます。

 議第67号の国民健康保険事業特別会計補正予算でございますが、決算見込みに基づく老人保健医療費拠出金の補正を行うものでございます。

 議第68号の老人保健医療事業費特別会計補正予算でございますが、決算見込みに基づく医療給付費、医療費支給費等の補正を行うものでございます。

 議第69号の公共用地先行取得事業特別会計補正予算でございますが、呉駅南拠点整備土地区画整理事業地内に保有する土地に関する清算金の確定に伴い、所要の補正を行うものでございます。

 議第70号の下水道事業会計補正予算でございますが、国庫補助認証変更等による建設改良事業費の補正のほか、決算見込みに基づく所要の補正を行うものでございます。

 議第71号の水道事業会計補正予算でございますが、給与改定等に伴う人件費の補正のほか、決算見込みに基づく所要の補正を行うとともに、緊急時給水拠点確保等事業につきまして、事業費の決定により継続費の総額及び年割額の変更を行うものでございます。

 議第72号の工業用水道事業会計補正予算でございますが、給与改定等に伴う人件費の補正のほか、決算見込みに基づく所要の補正を行うとともに、配水施設等整備事業につきまして、事業費の決定により継続費の総額及び年割額の変更を行うものでございます。

 議第73号の交通事業会計補正予算でございますが、乗り合いバス乗車人員の減少等に伴う運輸収入、給与改定等に伴う人件費及び退職者の増加による退職給与金の補正のほか、決算見込みに基づく所要の補正を行うものでございます。

 議第74号の国民宿舎事業会計補正予算でございますが、給与改定等に伴う人件費の補正のほか、決算見込みに基づく所要の補正を行うものでございます。

 以上、上程されました各議案につきまして、その概要を御説明申し上げましたが、何とぞ慎重に御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(中田清和) 質疑は後日行うことにいたします。

     ──────────────────────────────



△日程第3 請議第1号外1件



○議長(中田清和) 日程第3、請議第1号敬老優待証提示による市営バス無料乗車の維持・存続を求める請願外1件を一括して議題といたします。

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                                  請議第1号



   敬老優待証提示による市営バス無料乗車の維持・存続を求める請願



 標記請願を受理したので議会に付議する。



 平成15年2月24日

                        呉市議会議長  中 田 清 和



                        紹介議員    奥 田 和 夫

                                玉 谷 浄 子



                              平成15年2月17日

 呉市議会議長  中 田 清 和 殿



                            請願者

                            呉市吾妻2丁目5番2号

                            呉市生活と健康を守る会

                            会長 原 田 満 弥



   敬老優待証提示による市営バス無料乗車の維持・存続を求める請願



《請願趣旨》

 呉市営バス敬老優待乗車証交付規則が昭和48年4月に制定され、高齢者の福祉の増進という立場から、当時県内の周辺自治体からは「思い切った施策」として多くの注目を集め、一地方自治体の独自施策としては全国的にもあまり例を見ない施策として各地から羨望されてきました。

 その後、昭和60年に呉市敬老優待証交付規則が制定され、優待証の提示により市営バスの乗車、入船山記念館、美術館の入館にも利用できることとなりました。

 優待証を交付されている高齢者は「たいへんありがたいこと」と感謝して利用しております。高齢者の中には「70歳になるのが待ち遠しかった」と優待証の交付に期待する声も聞かれます。

 制定当初は68歳以上の人が対象となっていましたが、平成6年からは69歳、平成8年からは70歳以上が対象と段階的に対象年齢が引き上げられました。

 財政健全化の観点から、敬老優待証提示による市営バスの無料乗車扱いを、一部有料化せよとの議論があると聞いております。

 しかしながら、高齢者の外出を保障し、心身のリフレッシュによる元気な高齢者、社会で活動できる高齢者をつくるため、是非とも市営バス無料乗車扱いを存続していただかなければなりません。

 以上の理由から次のとおり請願します。



《請願項目》

1 敬老優待証提示によるバス無料乗車扱いを存続すること。

2 敬老バス優待運賃助成を現行の算定方法で堅持すること。

            ────────────────

                                  請議第2号



   ごみ無料収集の維持・存続を求める請願



 標記請願を受理したので議会に付議する。



 平成15年2月24日

                        呉市議会議長  中 田 清 和



                        紹介議員    奥 田 和 夫

                                玉 谷 浄 子



                               平成15年2月17日

 呉市議会議長  中 田 清 和 殿



                           請願者

                           呉市阿賀北9丁目14番20号

                           新日本婦人の会呉支部

                           支部長 村 田 麻実子



   ごみ無料収集の維持・存続を求める請願



《請願趣旨》

 近年、過剰包装・使い捨て等で「ごみ問題」は社会問題とされています。その解決策としてごみの有料化(受益者負担)が、呉市議会でも代表質問等でとりあげられており、昨年末より新焼却炉が稼働を始めましたが、ごみの有料化は本当に減量につながるのでしょうか。

 2年前、家電リサイクル法の施行により、一部家電製品が有料化され、その結果不法投棄が増大されているという報告を聞きました。ごみの有料化は同様に不法投棄が一層増加することが危惧されます。

 さらに、今日の不況のもとで、4月からの医療費3割負担の導入、配偶者特別控除の廃止、介護保険料の値上げ等と伴い、私たち市民にとって多大な負担増となり、暮らしを大変苦しいものにさせます。

 呉市では現在週2回の可燃ごみ、週1回の不燃ごみ、月1回の粗大ごみ、3カ月に1回の有害ごみの無料収集が行われておりますが、これを維持・存続していただくことを求めます。



《請願項目》

 呉市の家庭ごみ無料収集の維持・存続をすること。

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○議長(中田清和) 本2件について紹介議員より説明があればお願いいたします。

 玉谷議員。



◆34番(玉谷浄子議員) 私は紹介議員を代表しまして、請議第1号と2号の趣旨説明をいたします。

 請議第1号は、敬老優待証提示による市営バス無料乗車の維持・存続を求める請願でありますが、いわゆる敬老パス、70歳になると市営バスが無料で利用できる、この制度を存続させてほしいという請願であります。呉市生活と健康を守る会から提出をされました。

 呉市営バスの敬老優待乗車証交付規則は、昭和48年4月に制定をされ、そのときには70歳からの実施でありました。当時県内周辺の自治体からは、思い切った施策として多くの注目を集めました。一地方自治体の独自施策としては全国的にも余り例を見ない施策として、各地から羨望の目で見られてきました。

 その後、住民の喜びの中で、半年後には68歳に繰り下げて実施をされてまいりましたが、昭和60年にはこの敬老パスで入船山記念館と美術館の入館もできるということになりました。その後、平成6年から69歳、平成8年からは70歳と、対象年齢が段階的に上げられてきまして現在に至っておりますが、今高齢者の方は大変にありがたいと喜んでおられます。この優待証があるから、敬老パスがあるから外に出られると、70歳になるのが楽しみだという声をたくさん伺います。また、周辺町では、呉市には敬老パスがあるから合併がしたいという声も伺っております。

 この敬老パスが健全財政という観点で一部有料化せよという声はこれまでにも議会の中でもありましたが、それを心配をされまして、ぜひともこのまま存続をさせてほしい。高齢者が元気に外出をして、心身のリフレッシュを行い、よく言われるぴんぴんころり、P・P・Kで、最後の段階まで元気な年寄りでいたいという願いで請願が出されております。

 請願の項目は、敬老優待証提示によるバス無料乗車扱いを存続すること、敬老バス優待運賃助成を現行の算定方式で堅持することであります。

 請議第2号につきましては、ごみの無料収集の維持・存続を求める請願であります。

 呉市では、これまで週2回の可燃物、週1回の不燃物、月1回の粗大ごみ、3カ月に1度の有害ごみの収集を無料で行ってこられました。

 近年、過剰包装とか使い捨て等でごみ問題は社会問題となっていますが、その解決策として、ごみの有料化というのが各地の自治体で実施もされておりますが、ごみの減量という観点からいえば、実施をしたその年、その2〜3年だけ効果がありますが、もとに戻ります。結局、住民の負担がふえるだけということであります。また、ごみの有料化は不法投棄を増加させることにもつながります。

 今日の不況のもとで、市民の負担増というのは大変につらいものがあります。暮らしを直撃をいたします。現在の家庭ごみ無料収集の維持・存続を求める請願を新日本婦人の会から出されております。

 どうぞ、慎重に御審議の上、ぜひとも採択していただきますようお願いをいたしまして、趣旨説明といたします。



○議長(中田清和) 質疑は後日行うことにいたします。

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○議長(中田清和) 以上をもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。

 お諮りいたします。

 議事の都合により、2月26日まで2日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、2月26日まで2日間休会することに決定されました。

 本日はこれをもって散会いたします。

            午前11時25分     散   会







 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。





       呉市議会議長  中 田  清 和





       呉市議会議員  舛 野  茂 樹





       呉市議会議員  竹 川  和 登