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広島県 呉市

平成14年 3月定例会 予算特別委員会(当初予算) 03月19日−07号




平成14年 3月定例会 予算特別委員会(当初予算) − 03月19日−07号







平成14年 3月定例会 予算特別委員会(当初予算)



       平成14年3月定例会 予算特別委員会会議録 第153号



 平成14年3月19日(火曜日)呉市議会協議会室において開会(当初予算第7日)

 出席委員

         1番  中 本  邦 雄

         2番  田 中  良 子

         3番  岩 岡  マスエ

         4番  下 西  幸 雄

         5番  大 野  喜 子

         6番  山 上  文 恵

         7番  小 野  一 志

         8番  得 田  正 明

         9番  茶 林    正

         10番  大 本  弘 之

         11番  芝      博

         12番  岡 崎  源太朗

         13番  小 泉  曙 臣

         14番  荒 川  五 郎

         15番  渡 辺  一 照

         16番  神 田  隆 彦

         17番  岡 本  節 三

         18番  石 山    講

         19番  石 崎  元 成

         20番  山 本  良 二

         21番  重 盛  親 聖

         22番  舛 野  茂 樹

         23番  中 田  清 和

         24番  小 田  元 正

         25番  増 本  勝 己

         26番  竹 川  和 登

         27番  薬研地    馨

         29番  佐々木    晃

         30番  北 川  一 清

         31番  平 本  和 夫

         32番  岩 原    椋

         34番  玉 谷  浄 子

 欠席委員

         28番  浜 下    積

         33番  奥 田  和 夫

 説明員

  市長         小笠原  臣 也

  助役         川 崎  初太郎

  助役         赤 松  俊 彦

  収入役        堀    久 真

  総務部次長      名 越  隆 博

  企画部長       宮久保  憲 治

  広域行政推進室長   新 谷  昌 弘

  財務部長       矢 口  孝 文

  次長         一 柳  健 二

  財政課長       原    真 市

  市民部長       辻    一 明

  福祉保健部長     田 中    浩

  環境部長       弓 山  憲 二

  経済部長       石 井  久 雄

  理事         椋 田  正 範

  建設管理部長     松 田  敏 彦

  都市政策部長     村 上  義 則

  土木建設部長     山 本  久 司

  港湾部長       佐 藤  俊 幸

  下水道部長      井手原    勝

  都市交通推進室長   岡 島  正 男

  消防長        大 森  健 三

  教育長        森      功

  教育総務部長     藤 原  秀 明

  生涯学習課長     佐 藤  義 典

  学校教育部長     崎 本  賢 次

  学校教育課長     小 谷  桂 司

  水道企業管理者    廣 田  左 一

  交通企業管理者    貞 国  信 忠

 議会事務局職員

  事務局長       坪 池  敏 幸

  次長         大 野  和 史

  議事課長補佐     松 沢  正 佳

     ──────────────────────────────

  会議に付した事件

 1 議第1号 平成14年度呉市一般会計予算

   (第1条歳出第5款労働費から第8款土木費、第10款教育費、第11款災害復旧費)

   議第6号 平成14年度呉市中央卸売市場事業特別会計予算

   議第7号 平成14年度呉市駐車場事業特別会計予算

   議第8号 平成14年度呉市港湾整備事業特別会計予算

   議第9号 平成14年度呉市警固屋地区用地造成事業特別会計予算

   議第10号 平成14年度呉市臨海土地造成事業特別会計予算

   議第11号 平成14年度呉市公共用地先行取得事業特別会計予算

   議第12号 平成14年度呉市下水道事業会計予算

   議第13号 平成14年度呉市水道事業会計予算

   議第14号 平成14年度呉市工業用水道事業会計予算

   議第15号 平成14年度呉市交通事業会計予算

   議第16号 平成14年度呉市国民宿舎事業会計予算

 2 議第1号 平成14年度呉市一般会計予算

   議第2号 平成14年度呉市交通災害共済事業特別会計予算

   議第3号 平成14年度呉市国民健康保険事業特別会計予算

   議第4号 平成14年度呉市老人保健医療事業特別会計予算

   議第5号 平成14年度呉市介護保険事業特別会計予算

   議第6号 平成14年度呉市中央卸売市場事業特別会計予算

   議第7号 平成14年度呉市駐車場事業特別会計予算

   議第8号 平成14年度呉市港湾整備事業特別会計予算

   議第9号 平成14年度呉市警固屋地区用地造成事業特別会計予算

   議第10号 平成14年度呉市臨海土地造成事業特別会計予算

   議第11号 平成14年度呉市公共用地先行取得事業特別会計予算

   議第12号 平成14年度呉市下水道事業会計予算

   議第13号 平成14年度呉市水道事業会計予算

   議第14号 平成14年度呉市工業用水道事業会計予算

   議第15号 平成14年度呉市交通事業会計予算

   議第16号 平成14年度呉市国民宿舎事業会計予算

     ──────────────────────────────

   大野喜子委員

    1 家庭教育に対する支援について

     (1)家庭教育推進計画・ガイダンス

     (2)子ども放課後・週末活動等支援事業

     (3)子どもを取り巻く環境と学校の位置づけ

    2 子育て支援ネットワーク事業について

     (1)昨年の実績と今年度の計画内容

     (2)今後の活動と広報

   玉谷浄子委員

    1 教育について

     (1)学校評議員制度の運用

     (2)「指導力不足教員」対策の現状と今後

    2 景気・雇用対策について

     (1)市内企業優先に(小口建設、維持補修の強化)

     (2)農業振興の考え方

    3 交通事業について

     (1)今後の展望

    4 国民宿舎について

     (1)長期の展望

   下西幸雄委員

    1 合併支援緊急幹線道路整備について

     (1)国、県との連携

     (2)今後の推進状況

    2 異常潮位による浸水対策について

     (1)被害状況

     (2)発生のメカニズムと今後の対策

    3 学校週5日制について

     (1)学力差の懸念への対応

     (2)休日の家庭教育や体験学習への支援

    4 文化芸術振興への取り組みについて

     (1)学校教育への取り組み

     (2)文化施設の運営方法

   中田清和委員

    1 教育委員会の予算編成について

     (1)学校教育の基本的な考え方

     (2)週5日制について

      ア 起こり得る影響

      イ 地域との関係

      ウ PTAの考え方

      エ 学校の役割とは

     (3)市町村合併に対しての考え方

     ──────────────────────────────

            午前10時01分     開   会



○荒川委員長 皆さんおはようございます。

 ただいまから予算特別委員会を開会いたします。

     ──────────────────────────────



△1議第1号外11件



○荒川委員長 議第1号平成14年度呉市一般会計予算中、第1条歳出第5款労働費から第8款土木費まで、第10款教育費、第11款災害復旧費、議第6号平成14年度呉市中央卸売市場事業特別会計予算から議第16号平成14年度呉市国民宿舎事業会計予算まで、以上12件を一括して議題といたします。

 本12件の締めくくりの総括質疑を行います。

 大野委員。



◆大野委員 それでは、家庭教育のことでお伺いをいたします。

 家庭教育に対する支援策が上げられておりますけれども、家庭教育推進計画の概要を教えていただきたいのと、その家庭教育の支援ということについてどういうふうにお考えなのか、お伺いをいたします。



◎藤原教育総務部長 家庭教育の支援の考え方と、家庭教育の推進計画の概要でございますけども、家庭教育につきましては、すべての教育の出発点とありまして、基本的な生活習慣、生活能力、他人に対する思いやり、あるいは命を大切にしたり、善悪の判断ができるなどの基本的倫理観、社会的なマナー、自制心や自立心などを培うことが家庭教育の重要な役割でございます。

 近年の子供をめぐるさまざまな問題は、家庭の教育力の低下が指摘されております。しかし、社会の大きな変化の中で、子育てを支える仕組みや環境が崩れ、急速な都市化の進展、職場と住居の分離などに伴い、核家族化や地域内の人間関係の希薄化が進んだ結果、今日では子育ての負担が親の身にかかるようになってまいりました。こうした中で、家庭教育はそれぞれの親の責任と自覚にゆだねられるべきものでございますけれども、こうした社会状況を踏まえまして、家庭における子育てや教育を社会全体で応援し、支えていくことが求められております。そうすることで、それぞれの家庭におきまして、これからの時代にふさわしい子供の教育のあり方が模索でき、子供たちが生きる力をはぐくんでいく家庭教育が行えると考えております。

 このような視点に立ちまして、呉市におきましては、平成14年度に呉市家庭教育推進計画を作成する予定でございます。この推進計画におきましては、家庭教育と子育て支援等の関係、家庭教育についての考え方や具体的な支援方策等々を提示いたしまして、行政を初め企業、市民とともに家庭教育の支援を進めていくところでございます。



◆大野委員 その中に、ガイダンスという項目が上げられておりますけど、これについてはどういう内容でしょうか。



◎藤原教育総務部長 ガイダンスの内容でございますけれども、家庭の教育力向上を目的とした事業の一つでございまして、乳幼児、乳児前期、乳児後期、児童期、さらには思春期と5段階に分けた家庭教育のガイダンスで、各年齢の子供の家庭に配布する予定でございます。親が子供の育ちを焦らず、子供に愛情豊かに接しまして、子供の成長に応じた適切な家庭教育が行えるような家庭教育支援として作成するところでございます。



◆大野委員 家庭教育、今まででしたら親が子供の教育といいますか、本当に基本的な生活習慣とか、そして社会に対するさまざまな習慣とか、そういうものは全部親がしつけたというよりは、親の背中を見て育ったという時代は、私たちの時代なんですけれども、今は社会が家庭の教育に対しても支援をしていかなくちゃいけないという、そういう意味合いでの家庭教育の支援策だというふうに思うんです。実際に子供を今怒っていいのか、怒らなくていいのか、そういうこともなかなかわからなくなっているというのが本当に現状なんですよね。そうした中で、子育ての支援策ということでガイダンス、子供の発達に応じたアドバイスといいますか、そういう状況をどこまでが子供の育ちの発達段階の出来事なのか、それとも今はどうしていかなきゃいけないか、そういうことの内容を示していただいているというのが、このガイダンスだととらえていいわけですよね。



◎佐藤生涯学習課長 先ほど部長もお答えしましたように、各年齢期それぞれに必要な発達段階があると考えております。特に乳児期、乳児前期あたりについては、親との信頼関係、そのようなものをしっかりとはぐくむこと、そこからがまず出発点じゃないかと、そういう考えでこのガイダンスは計画しております。



◆大野委員 実際に各期といいますか、子供の育ちに応じて親の悩みは変わってまいりますよね。その5段階に分けて子供たちが本当に、乳幼児の時期はおっぱいを飲まないから、泣くから、昼間寝てて夜泣くからという、そういう小さいことまで親というのは本当に悩みますし、少し大きくなれば、不登校の問題とかもあります。そうした各期に対するガイダンス、親にとってさまざまな問題が起こってまいりますけれども、子育ての時期というのはいっときですから、子育てを本来ならば楽しむといいますか、親であれば子供を育てるのは上手に育てるといいますか、本当に教育していくというのは自然にできることだというふうに思うかもしれない。でも、本来はそうじゃなくて、子供を育てながら親も育っていっている、これが現状じゃあないかと思います。そうした中で、悩んでいるときに少しでも先が見えるといいますか、こっちへ来て見てごらんなさい、ここだったらどうですかというような、そうした指針をしっかり示していただく。示すだけでは実はだめで、やっぱり先を誘導してくださる人たちがいてこそ安心して、また楽しみながら本当に子育てができれば一番いいかなというふうに思います。

 そこで、2点目の質問になりますけれども、子供の放課後、そして週末活動等の支援事業が上げられておりますけれども、学校完全週5日制に伴ってのさまざまな支援事業が必要となっておりますけれども、これは事業の概要というのはどういうものになりますでしょうか。



◎藤原教育総務部長 5日制にかかわる質問でございますけれども、14年度から御案内のように学校が完全週5日制になります。この実施に伴いまして、子供を中心とする地域の新たな教育課題に対応するため、放課後や週末等におきます子供の活動支援、あるいは地域の実情に即した取り組みを促進するため、さまざまな事業を展開してまいるところでございます。

 市政だよりにおきましても、子供広場として既に掲載し、また3月号におきましては、春の天文講座、あるいは外国人との触れ合い交流などの参加を募集いたしております。また、今後スポーツ、食文化、工作教室、歴史講座、あるいは文化芸術に関する講座等々を各公民館、文化フロア、学校施設等の社会教育施設、あるいは呉ポートピアパーク等で実施する予定でございます。



◆大野委員 これは公民館での企画事業でございますよね。私はほかの事業のところでも申し上げましたけれども、学校週5日制に伴う学校の空き教室を活用しての、学校を開放して児童館的な役割をどういうふうにつくっていくおつもりですかという質問をしたと思うんですけれども、子供の放課後、週末活動に対して学校の空き教室を提供するというところに関してはいかがでございますか。



◎藤原教育総務部長 学校の施設につきましては、先般もお答えしましたように、条件整備が整ったところの図書室、こういったところは開放してまいりますけれども、学校によっていろいろ事情がございますので、当面その余裕教室云々という、こういうところは状況を見ながら検討してまいりたいと考えております。



◆大野委員 そこで、子供を取り巻く環境、家庭、地域、学校ということと、そして学校がその家庭、地域とどう連帯してやっていこうとされるか、どういう位置づけで学校はそうした家庭教育に対する支援と思われているんでしょうか、そこのところをお聞かせください。



◎崎本学校教育部長 学校は、家庭や地域社会とのつながりを深めまして、ともに子供をはぐくんでいくという自覚をすべての教職員が持ち、教育活動を行っていくことが大切であると考えております。そのために、教育目標や年間計画などをもとに、学校が進めようとしている教育活動のねらいや取り組みをしっかり伝えてまいりまして、懇談会や学級通信など、さまざまな形で家庭や地域に向けて情報を発信することが重要であると考えております。

 また、家庭や地域の学校教育への思いや願いをしっかり受けとめまして、それに積極的にこたえていくことを通して、それぞれの教育機能をより発揮していけるよう取り組んでまいりたいと考えております。



◆大野委員 子供は、育ちの段階で家庭、地域、そして学校にあっていろいろな環境の影響を受けながら育っていくんですけれども、思うように順調に育つという時期と、順調になかなか育たない時期というのがあるんですけれども、そうしたときにあって、やはり小学校、中学校の時期というのは、特に親が一番悩む時期なんですけれども、学校っていうのは本当に一つの親にとっての頼り場であっていただきたいなというふうに思うんですね。ガイダンス、家庭教育の推進計画を立てられて、そしてそのガイダンスの中でこういう子供は育ちをしていきますというふうなものを示されたとして、そこの中でやはりその物を見たり聞いたりしただけで、なかなか順調にいかない場合というのがほとんど多くのお母さん方の中で次の悩みになってくると思うんですけれども、そこをやはりつなぐ役割というのが特に小学校、中学校の段階で学校が果たしていく役割だというふうに思います。

 そしてまた、地域と今一緒になって家庭の教育力が落ちた、地域の教育力が落ちた、でも学校もなかなかしんどい。それが実態であったとしても、でも子供はどこからも見放されるということが絶対あってはならないし、大人たちはしないと子供がそう信じていく、自分たちがいろんな状況があっていろんなことをしても、どこもが手をつなぎながら、どこもが相談しながらやっていく、それが社会だという認識を子供が持っていける、そうした推進力をやっぱり果たしていただくのが、本当にしんどいというか、重いとは思うんですけれども、私は学校の役割であっていただきたいと思います。それでガイダンスをつくって、家庭教育の推進計画を立てていったとして、その推進役としていただきたいということで質問をさせていただきました。どうぞ地域と連帯をしていくということ、そして家庭に頼られる学校であっていただきたいと思います。幾ら計画を立ててガイダンスを示していただいても、そこにあるものはやはり人の思い、気持ちだというふうに思います。

 続きまして、子育て支援のネットワーク事業のところなんですけれども、今年度の実績と次年度においての計画内容をお聞かせください。



◎藤原教育総務部長 支援ネットワークの関係でございますけれども、これにつきましては、各関連団体から成る地域子育てネットワーク協議会、ボランティアの方々の家庭教育サポーターの養成、そして幼稚園等を場とする子育て支援交流事業でございます。

 家庭教育サポーターの養成講座につきましては、平成13年度は4回実施しております。また、子育て支援交流事業につきましては、平成13年度におきましては仁方地区の2園、広地区の2園、昭和地区2園の計6幼稚園で実施したところでございます。仁方地区におきましては、親子広場、人形劇、就園前の幼児の親子による交流会など、年22回、989人の参加者。また広地区におきましては、就園前の幼児の親子による交流会、親子のエアロビクス教室、親子でお菓子づくり教室など、年24回、1,468人の参加者。また昭和地区におきましては、就園前の親子対象の歌教室、親子の積み木遊び、焼き芋大会など、年13回で1,185人の参加者。また生涯学習でも行っております託児つきで子育て広場として、20組の親子を対象に、子供の病気や子供の心についてなど、連続5回にわたりまして講座を開催したところでございます。これらの総計といたしましては、64回の3,798人の参加でございました。

 平成14年度におきましても、中央地区にございます幼稚園も新たに加えまして、11幼稚園で各10回程度、約110回の講座、さらには先ほど申し上げました生涯学習で行っております事業につきましても、13年度と同様に開催する予定でございます。



◆大野委員 たくさんの事業をされておられるということなんですけれども、幼稚園入園前の子供さんたちが主に対象だということなんですけれども、この活動事業が実は余り知られてないといいますか、どういう事業をしているのということをよくお聞きいたします。「子育て支援ネットワーク事業って、この間聞いたよねえ」って、「ああそうか、すこやか子育て支援センターの方でも子育て支援の方があるよね」て、「ああ、これはもう一項目子育て支援ネットワーク事業って、教育の方でやってるね。どっちがどういうことなのかな」というようなことをよく聞かれます。いろいろな事業の提供があって、本当にこれはいいことだというふうに思うんですけれども、もう少し活動の内容といいますか、広報が必要じゃないかというふうに思います。ネットワーク事業、そしてまたこの中にサポーターの養成講座というのが入っておりますけれども、サポーターの養成をほかの機関と連帯してこのサポーターを活用していくことも必要なんじゃないかというふうに思うんですけれども、他機関との連帯というのはどういうふうに考えておられますでしょうか。広報と他機関との連帯についてお聞かせください。



◎藤原教育総務部長 事業の広報につきましては、この事業の趣旨並びに実施の幼稚園等につきましては市政だよりで掲載し、広報しております。また、子育て支援交流事業の広報につきましても、各支所、公民館、各図書館、グリーンヒル郷原、各保健所、呉ポートピアパークにおきましてチラシを配布いたしまして、広く市民の方々に御参加いただいているところでございます。

 また、先ほどございました各団体との連携ということでございますけれども、これは特に各団体との連携が非常に重要なかぎとなる事業でございますので、これにつきましては、子育て支援ネットワーク協議会のメンバーでございます、すこやか子育て協会、企画調整課、児童福祉課、保健センター、幼稚園、保育所、主任児童委員、地域の子育てサークルの代表者の方々、そして生涯学習課も委員になりまして、各機関と連携を密にとりながら進めているところでございます。



◆大野委員 せっかくの機会、子育て支援といいますか、親の方もいろんな親御さんとの交流をまた進めていく、そして情報を得ていくという、本当にいい機会をたくさんいただいておりますので、多くの人たちが参加できる場に、そしてまたこの講座が本当に生きていく場にしていっていただきたいというふうに思っております。

 終わります。



○荒川委員長 玉谷委員。



◆玉谷委員 広島県の教育委員会が人事管理適正化プロジェクトというのを発足いたしまして、教職員の人事評価制度の導入とか、学校の管理運営を経営的視点で見るとか、民間から校長を導入するような多様な人事交流の推進とかいうのを行っておりますが、その中に指導力不足等教員の問題があります。この点についてお尋ねをしたいんですが、県議会の答弁では、広島県内で指導力不足教員と指定をされた研修中の方が15人、小学校6人、中学校6人、障害児学校や高校などで2人ということが発表されておりますが、呉市ではどうでしょうか。



◎崎本学校教育部長 呉市では現在1名の教員がいわゆる指導力不足教員として研修を受けているところでございます。



◆玉谷委員 小中高のいずれでしょうか。



◎崎本学校教育部長 小学校でございます。



◆玉谷委員 年齢はお幾つですか。



◎崎本学校教育部長 40代の中盤でございます。



◆玉谷委員 最初にお断りしておきたいんですが、不適格教師とか指導力不足教員という言葉は、私は使いたくないんでありまして、こういう文言が県教委の文書で出ておりますので使いますが、これから言います指導力不足教員とか不適格教師というのは全部括孤つきで表現をしていると思っていただきたいと思います。

 私は、学校の中にはいろんな先生がいたらいいと思うんです。しゃべるのが下手な先生、障害を持って子供と一緒に遊ぶことができない先生、高齢で運動場で体育ができないという先生、いろんな先生がいらっしゃっても、子供たちももともといろんな人が、いろんな子供がおりますから、同様にいろんな人がいて、いろんな形でかかわってうまくハーモニーを奏でるんだというのが望ましい教育だと思っているんですが、そういう中で指導力不足教員というのはどういう先生を指すんでしょうか。



◎崎本学校教育部長 いわゆる指導力不足教員と言っておりますけれども、児童生徒に対応する指導が不適切なため、児童生徒が教員に対して不信感を持ち、保護者からの信頼も失うことにより、学校教育に対する信頼を損なう教員であるととらまえております。



◆玉谷委員 親にしましたら、子供はとってもかわいいですから、私の子供もそうでしたが、学校に行けなくなるというのはいろんな深い原因があるんですが、きっかけというのは学校の中のある出来事というのがきっかけになることが多いんですよね。そうしますと、あの先生こういうことをしちゃった、ああいうことをしちゃったっていうのがたくさん出てくるわけですが、それから非行とか、いわゆる子供の問題行動の場合に、親からも子供からもその対応をめぐっていろんな意見が出ますが、クラスの中に問題児が出た場合には、そういう不適格教師という判断がされるんでしょうか。



◎崎本学校教育部長 いろいろな事象がそれぞれの学級では子供間の中でも起こりますし、子供と先生との関係の中にも起こりますし、その他いろいろな事象が生じてまいりますけれども、その一つ一つをもって即これは指導力不足である、不適切であるということでなくて、繰り返し繰り返し指導をしたその後になお課題があり、問題が残っているというように私どもは受けとめております。



◆玉谷委員 指導力不足教員の認定の方法なんですが、これは校長が市教委に、この人は指導力不足教員だと申請をして、市教委が県教委に上げて、そこで認定をされるという、そういう段取りになるんですか。



◎崎本学校教育部長 今お話のあった、大体そういう手続になろうかと思っております。



◆玉谷委員 校長や教頭にもこの制度は適用されるんですか。



◎崎本学校教育部長 あくまで教員ということでございます。



◆玉谷委員 今学校をめぐる状況というのは、だれもが納得できると思うんですが、大変厳しい状態が続いておりまして、日本全国で文部省の発表では、1999年、平成11年度で病気のために休職した教師4,400人で、これまでで最高でした。精神疾患による休職者というのは1,900人で、休職者全体の4割を超しています。これも急増していると。わいせつによる処分は115人で、前年度の5割増しで、これまでの最も多い数になっておりました。学校職場のストレスというのは大変高くて、まじめで責任感の強い教師ほど悩んでいるという実態があると思うんですが、呉市での病欠の状況はどんなでしょうか。



◎崎本学校教育部長 呉市においての病気等による休職というふうに受けとめてお答えをさせていただきますけれども、10年度2人、11年度3人、12年度3人というような、13年度は今集計中でございます。



◆玉谷委員 わいせつ行為による処分はどうでしょうか。



◎崎本学校教育部長 わいせつ行為による処分の人数はございません。



◆玉谷委員 わいせつ行為についても、いろんな事件があるわけですが、精神科医は、激しいストレスがたまる中で全くそういうことがないとは言えないと、そういう比率が多くなればそういうことも高まるというふうな分析もしています。呉市内に小中合わせて1,000人の教師がいて、休職者が2人とか3人、わいせつ処分は当然といえば当然ですが、ないというのは、かなり呉の先生は頑張っていらっしゃるんだというふうに思うんですが、学校職場というのは、ストレスが高い職場だと。まじめな人ほど悩んでいるという点については、教育委員会はどのように判断をしていらっしゃるでしょうか。



◎崎本学校教育部長 学校は、子供にとっても教職員にとっても安全な場所であり、きょうも学校に行って子供とともに過ごそうと思えるような場所でないといけないと私どもは考えております。私どもの指導主事は、そういった意味で学校に指導に行きまして、その都度、各校長先生を初め教職員の皆さんと話をする中で、そういう状況があれば適切に今対応しているところでございます。



◆玉谷委員 テレビの報道だったんですが、県教委は、まだまだ指導力不足教員はいるから、これからもどんどん研修者の数をふやしていくと言っているんですが、呉も今後ふやしていかれるんでしょうか。



◎崎本学校教育部長 私どもといたしましては、いわゆる指導力不足教員と呼ばれる教員が出ないように、教育公務員としての自覚を高め、教職員としての能力の向上を図るため、教職員の研修の充実に一層努めてまいりたいと考えております。



◆玉谷委員 指導力不足教員と認定をされたら、どういう研修を受けられるんでしょうか。



◎崎本学校教育部長 児童生徒の直接の指導から離れて研修を行いますが、県の教育センターの研修講座を受講したりすることも一つの例でございます。



◆玉谷委員 高知県でその研修と称して草むしりをさせた、宮城県では自転車修理をさせた、東京都ではし尿収集車に乗せて作業をさせた、こういうことで教育力は高まるのかと不思議になるんですが、呉の教育委員会はこういう民間企業に派遣をするという形で、または全く子供と接しない仕事という形で、そういう仕事もさせるおつもりがあるのかどうか伺います。



◎崎本学校教育部長 私どもにとりましては大切な教員でございます。いわゆるその指導力不足教員と呼ばれる人が出ないようというふうに先ほども申し上げましたが、あくまで教育公務員として、教職員としての能力を向上をしていく研修の充実に努めてまいりたいと考えております。



◆玉谷委員 広島県でも2人が退職をされるそうです。で、この制度の中には転職も含めて、転職も考えるということになっておりますが、研修をしても教員に向いてないという人は転職を勧めるということで、教育現場以外のところに向けるということでありましたが、呉市では転職をするとしたら、どういう転職先が考えられるんでしょうか。



◎崎本学校教育部長 先ほども議員仰せのお話の中に、手続ということがございました。私どもの方で県の教育委員会と連携をいたしまして、県の教育委員会におきまして判定会議が開かれ、そして私どもの方に、この当該教員にかかわっての研修のありようということ等を協議をしながら進めているところでございますので、私どもといたしましては、先ほど申しましたように、教職員の能力の向上を目指した研修に努めてまいりたいと。県の教育委員会の判定会におけるまたそういった指導もしっかり踏まえながら対応してまいりたいというふうに考えております。



◆玉谷委員 東京都では、5年間で認定者15人のうち復帰が5人、退職が10人ということであります。京都では96年からの5年間で36人全員が退職をしているそうです。これは、実態は退職強要にはなっていないんですか。常識的に考えると、若くてまだ研修が行き届いてない人なんかと思いますが、呉も40代半ばということですが、この認定をされる教員というのは、実態は中高年が多くて、1人やめらすと講師が4人雇えるというようなことも聞いておりますが、これは形を変えた退職強要になっていないのか、また今後なっていく可能性があるのではないかと思いますが、どうでしょうか。



◎崎本学校教育部長 退職強要になるのか、なっていくのではないかということでございますけれども、先ほども申しましたように、あくまでその教職員の教育公務員としての自覚、指導能力の向上、そのことを目指した研修であると御理解をいただきたいと思います。



◆玉谷委員 自分は完璧だという自信はだれも持っていないと思うんですが、それでは、それに対する保障という意味で、地方公務員法では49条の2項に、不服の申し立ての条項があります。埼玉県では、恣意的に指導力不足教員の特定を図ることはしないと。適正な運用に努めることが肝要と通達で出しておりますし、本人の異議申し立てを保障しておりますが、本人の異議申し立てとか不服の申し立てについてはどういうふうな保障があるでしょうか。



◎崎本学校教育部長 これはあくまでも本人と話をし、本人が同意、確認をされた上での話でございますので、御理解をいただきたいと思います。



◆玉谷委員 それは最初のうちはだれもが認める、あの先生はねえっていう方が指定をされると思うんですが、だんだんにそうでなくなってくる可能性があるから、制度はきちんとしておいていただきたいと思うんです。そういう点では、異議の申し立てというのが制度としてきちんと保障されていないといけないと思うんですが、それは今はないということでしょうか。



◎崎本学校教育部長 先ほども申しましたが、県の教育委員会との手続におきましては、本人等との確認の上、県の教育委員会に申請をするということになっておりますので、御理解をいただきたいと思います。



◆玉谷委員 それでは、ぜひ今後もそういうことのないように、実態としての運用をして、教育力が上がるような運用をしていただきたいと思います。

 私は思いますのに、指導力が不足しているというか、ちょっとねえと思うようなことというのがありましても、教職員集団でクリアできていくものじゃないかと思うんです。うちの子供のときにも、担任の先生が毎日来ていただきました。親も登校拒否の子供を出すと非常に落ち込むんですが、教師も、自分はつまらん教師で、子供を登校拒否にしてしまったと、大変落ち込まれましたけども、うちの子がいた小学校では、学校集団で、教師を責めまい、親を責めまいという話し合いをしてくださったそうで、親のところに行って、冷たい目で見られることも多いわけですから、帰ってきたときに一人にすまいということで、だれか残れる人が残って話を聞いてあげようというふうな。で、その後の、じゃああしたはどうしようかとか、今後どうしていこうかとかいうような相談をずっとしてくださいました。そういう中で、実はうちのクラスにも危ない子供がいるんだという話がみんなができる状態になったというふうに伺いました。

 あなたはだめですと認定されるというのは、もう人格の全面否定につながりかねませんから、プロとしての教師が指導力が不足ですと認定されるわけですから、そういうことではまじめに悩んでいる、苦しんでいる教師をさらに追い詰めて萎縮させると思うんです。それはいい教育につながらないと思います。子供にとっても同様でありまして、子供も、やってもやってもうまくいかない、たくさんの課題が越えられない、だめな子だって萎縮しているところにもってきて、周囲では、あの人だめ先生なんだと認定されるというふうなことが起きたら、努力してもしてもできないで苦しんでいる子供が、もう自分は頑張ってもだめなんだと思うことになってしまいます。

 教育というのは、本来、人が変われるんだと、いろんな勉強したり努力をしたりして変わっていけるんだというのを認識できるのが教育だと思うんです。ですから、ぜひともそういう方向で形を変えた退職強要にならないように、人格の問題に踏み込まないように、ぜひ今後の運用を注意してやっていただきたいと思うんですが、それについてはいかがでしょうか。



◎崎本学校教育部長 今お話をいただきましたが、私どもにとっても大切な学校における教職員でございます。子供との信頼関係の上に立って教育ができるということを踏まえまして、しっかり対応してまいりたいと考えております。



◆玉谷委員 学校評議員制度の運用について伺います。

 予算総体質問の中で、3月1日、岩岡議員に対して教育長は、校長の応援団という発言をされていらっしゃいます。学校長として意見を求めたい内容に関して適切な御意見をいただいたり、学校運営に関して御協力が得られるなど、学校長のサポート役、すなわち学校長の強力な応援団となっていただける方を学校評議員にということであります。ところが文部省のホームページとか見ますと、校長の応援団ではなくて、学校の応援団ということが出てまいりますが、校長の応援団と学校の応援団はどういうふうに違うんでしょうか。



◎崎本学校教育部長 私どもとしては全く同じであると考えております。



◆玉谷委員 先ほどの指導力不足教員ともかかわって、実は指導力不足教員の項目の中に、組織の全体を考えない人とかいう形で、校長の言うことを聞かない人もその対象にされるんではないかというおそれがあるんですが、校長が思うように何でも進められるということになるんではないかという懸念があるんですが、学校評議員が発言された内容というのは、教職員は毎朝教職員会議をして、校長を含めてみんなでどういう方針でいこうかという討論をしておられるようですが、職員会議の決定より優先をするんでしょうか。



◎崎本学校教育部長 私どもといたしましては、職員会議もあくまで校長が学校運営を進めていく際の一つの意見を得る、そういう会議であるというふうに考えております。この評議員もあくまで校長の求めに応じて意見をいただくと、それを校長の権限と責任において学校運営に資すると、こういう趣旨でございますので、御理解をいただきたいと思います。



◆玉谷委員 先ほど御紹介しました、うちの子供が行ってました学校の登校拒否の先生に対する対応というのも、職員会議で皆さんで意思統一をして対応してくださったからこそできた内容だと思うんですが、もしその意見が違った場合、職員会議の決定を評議員の発言だからということで覆されることはない、覆してはいけないと確認をいただけますか。



◎崎本学校教育部長 あくまで教職員と校長、教頭、管理職とは一体となって学校経営、運営を進めていくのが基本でございます。教職員としっかり話し合いをしながら、最後には校長の権限、責任でもって判断をし、リードしていくというのが学校でございますので、そういった意味におきましても、どちらがどうかということでなく、お互いにしっかり意見をいただきながら、校長が学校運営をしていく、開かれた学校づくりをしていくと、こういうことでございます。



◆玉谷委員 済みません。よくわからなかったんですが、職員会議の決定が覆ることがあるのかないのかだけお答えいただけませんかね。



◎崎本学校教育部長 先ほども、覆すか覆さないかということでなく、校長は校長としての判断をきちっとしていくために、御意見を踏まえてやるわけですから、その覆す、覆さないという、その一つ一つの具体もわからない段階では申し上げられませんので、これは覆す、覆さないかというよりも、校長のリーダーシップでやってまいりますということでございます。



◆玉谷委員 それでは次に、景気雇用対策について伺います。

 最初に、確認をさせていただきたいんですが、博物館の入場者なんですが、これが当委員会の初日の当局の答弁では、当面も、それから10年先も20万人とおっしゃったんです。ところが、きのうの山上議員の質問に対して市長は15万人とおっしゃったんですが、これは15万人なんですか、20万人なんですか、一応確認をさせておいてください。



◎宮久保企画部長 博物館の入場者は20万人でございまして、市外からの入り込み客が15万人ということでございます。



◆玉谷委員 この間の審議の中で、博物館は観光資源として市内に大勢の観光客を呼び、呉市の活性化にも大変寄与するとおっしゃいました。それから、市内でもこれまでいろいろな施策を行ってこられましたけれども、これで呉市が活性化できるという気持ちになれないんですよね。市内の業者にもっと仕事をふやしてほしい、そういう仕事をふやすには、建設が小さくなること、それからまた維持補修というところがぐっとふえることが必要じゃないかと思うんです。そういう小さな仕事、建設事業とか維持補修の仕事だったら市内企業ができるのではないかと。

 それからまた、農業施策を見ましても、例えば広地域に農地を持っていらっしゃる人は、税金を払うために百姓しよるんだと言っておられます。農薬を買って、たまには農機具も買わんといけん、そしたら、年金は農協に振り込んでもらって、その中から引かれると、赤字が出よるんだと。農業にお金をつぎ込みながら農地を維持してるんだとおっしゃってました。こういうことでは、日本全体の農業施策というのは、海外の農産物を輸入するという方向に走ってますから、呉だけがというわけにはいかないんでしょうが、農業についての支援で幾らの活性化になるかわかりませんが、それで活性化を図るというようなことはできないんでしょうか。そういう方向で考えていただけないかどうかを伺います。



◎松田建設管理部長 まず、市内企業優先にというようなお尋ねがございましたので、私の方からその観点につきまして御質問についてお答えをさせていただきます。

 公共工事を進める場合に、大型公共工事でなく、生活密着型の公共工事を行うべきではないかというふうな御質問かと思います。これまでもたびたび御答弁申し上げておりますように、大型公共工事は本市の活性化や都市基盤の整備に不可欠なものでございまして、雇用の創出や資材調達を通じて市内への経済効果も相当あるものと考えております。

 一方、小口工事や維持補修工事など、市民生活に密着した公共工事につきましても、市民ニーズの充足と市内への景気刺激策という2つの面で大きな効果があるものと認識しており、こうした分野にも意を注いでいるところでございます。したがいまして、大型公共工事と生活密着型小口工事は、いずれも市民生活の向上に不可欠な施策と認識をいたしております。

 いずれにいたしましても、公共工事の発注の基本的な考え方は、地元企業を優先するということに最大限の意を用いておりますので、御理解のほどをよろしくお願い申し上げます。



◎石井経済部長 私の方からは、呉市の農業振興策についてお答えいたします。

 呉市の農業ということになりますと、非常に消費地に近いという、いわゆる都市近郊の地の利を生かした生産性の高い集約的な農業形態を目指し、施設化の推進等諸施策を展開いたしております。具体的な施策といたしましては、1つはビニールハウス等の施設化の推進、2つ目が経営規模の拡大を図るための農地の流動化の促進、3つ目がイノシシ等から農作物や農地を守るための有害鳥獣対策の強化、4つ目が農業経営の安定を図るための各種融資制度の充実、5点目が農村と都市との交流を図るため、青空市や地域特産物育成への支援等を実施いたしております。

 いずれにいたしましても、この農業の振興に当たっては、基本的には農家みずからが農業経営をどのように改善していくかを考えていただく必要があろうかと考えております。



◆玉谷委員 そういう方法でこれまでずっと来て、景気の活性化は図れなかったわけですから、食糧については安全という面もありますし、もう少し維持補修の予算をふやすこと、それから農業の振興について本腰を入れて考えていただきたいという、その2点を要望しておきます。

 交通事業については、済みません、割愛させていただきます。

 国民宿舎について伺います。

 日曜日に行ってきたんですが、お客さんはそこそこ入っておりましたが、建物がしみの出たような、ひびの入ったような建物で、一つも改装されてないんだねえという不満がたくさん出ておりました。今後はどうしても建てかえなくては、我が家と同じようにわびしい気持ちになるんじゃあ、のんびりしにいくところにならないんですよね。それで、これまでのことを見ましたら、毎年営業費用が3億5,000万円、ことしは4億円あるんですが、収益が2億5,000万円、毎年1億円前後の赤字が出て、平成12年度の決算では7億円の累積赤字になっております。7億円といったら、呉市の規模からいったらそう大きくはないんですが、収入の方が年間3億円、4億円と、3億円がないような事業の中で、7億円の累積赤字というのは大変なことだと思うんですよね。ここで改装して打って出ても、今日本全国、その最初の年だけお客さんが来るけども、後はもう来ないと。建設費がずっと重くのしかかるということで、打って出てもどうしようもないというのが実態だと思うんです。

 今好評のポートピアパーク、市民の憩いの場として本年度予算で1億5,000万円使っています。企業会計だから一般会計からは入れないんだと、独立採算が原則だといつもおっしゃるんですけれども、独立採算の企業会計ではあっても、市民の憩いの場としての面もあるんだということで、高烏台までの散索や、遊ぶ地域の整備なども含めて、国民宿舎であると同時に市民の休養の場という観点でもう少し補助金をつぎ入む。それから交通のときに市民も入れた懇談会をつくりましたが、音戸ロッジを市民の憩いの場にするのか、それとも今後はどうしていくのかというふうな根本的なところで対策を考える時期ではないのかと思いますが、そういう何か、プロジェクトといいますか、ものをつくって考えていかれるおつもりはないでしょうか。



◎貞国交通企業管理者 音戸ロッジの方へ行かれて、まだしみがあったり、非常に亀裂があったりというふうな御指摘でございますが、実は震災、それから今回の温泉活用という中で、私どもとしては最小の経費でできるだけ見ばえをよくすると申しますか、ようなことでかなりいろいろ外壁も塗装させていただいたり、あるいは中の壁、畳、いろんなものも改修をさせていただいたと思っておりましたが、玉谷議員さんの御自宅が随分すばらしいんかもわかりませんけれども、非常にまだ満足がいっていただけんということは非常に残念でございます。施設的な面で申し上げますと、本当にもう築40年とか30年とか、非常に古うございますので、やはりこれはいつかの時点では全面的な建てかえが必要ではないかなというふうに考えております。

 また、運営主体あるいは設置主体と申しますか、さっき申し上げられましたように、非常に3億円、4億円の収入でこの赤字がどうなるのかというふうに、本当にロッジのあり方そのものの基本的な問題点も確かにございます。昨年の中四国の国民宿舎、47ほどございますけれども、ここらのいろいろ運営実態等を調べてみますと、やはり公設民営的なものが非常に多いと。すなわち建物の減価償却をしながら、赤字を出さずに運営していくというのは、今の時代非常に厳しい状況というようなことが出ておりますし、ひとつそうは申しましても、ロッジを今から建てかえて、そういう新しい設置運営主体という形にしていくという、これは経費的にも随分かかるわけでございます。いろいろそういうものも総合的に勘案しながら、経営審議会とまではいきませんけれども、まず内部で一般会計と協議しながら、そういう将来的なものを固めて、またいろいろ皆さんの御意見も聞いていく、あるいは議会とも御相談させていただきながら、音戸ロッジのあるべき姿、国民宿舎をそのまま続けるのがいいのかどうなのかというふうな問題も含めまして検討させていただきたい。当面は、せっかく今温泉を引いたわけですから、幸いなことに一定のにぎわいをいただいておりますので、これを最大限に活用させていただいて、もう数年ひとつ頑張らせていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆玉谷委員 不評だったのは、おふろです。おふろの天井がすごく汚かったですね。それで、せっかく温泉がわいても、来てみたらおふろがやっぱり汚いということで不評でした。研修をしておられたということですが、接客態度とか、そういうことはくつろがしていただきました。

 今、もう数年内部で相談しながら頑張っていくとおっしゃったんですが、私は市民の間には音戸ロッジへの期待といいますか、音戸ロッジは市民の遊びにいくところ、サツキが咲いたらきれいだしというところという意識は高いと思うんですよね。あそこに泊まられた方は、部屋から海の方を眺めたときの景色のよさというのも高く買ってらっしゃると思うんです。それを独立採算だから、維持も困難なほどという大きな赤字にまみれるというよりも、ポートピアパークと同じようにお金を市から出してもらえばいいじゃないかという意見はたくさん私も伺います。ですから、内部で相談というよりも、ぜひ市民の間に投げかけていただきたいと思いますので、その件を要望して終わります。



○荒川委員長 下西委員。



◆下西委員 まず初めに、合併支援緊急道路整備についてをお伺いいたします。

 いわゆる合併特例法においては、小規模では十分に展開できなかったサービスが充実をされ、施設の効率的な運営など、広域的視点に立ったまちづくりというのがうたい文句になっております。しかし、呉市の立場からは、合併することによる行政サービスのこれ以上の高調などというのは余り結びつかないような話ではなかろうかと思っております。しかし、合併は避けて通れないと言われておる中で、注目していることが、時間、距離の効率性をアップするための国が示しております幹線道路網の整備促進でございます。昨年8月から示されている国の合併プランには、合併後の市町村の公共施設等の拠点を連絡する道路網については、短期間で整備が図れるように、合併重点指定地域を対象に優先対策、重点投資の支援を行うことを新年度において政府が予算に盛り込んでいるということを伺っております。

 また、県知事においても、平成14年度から県独自の合併支援緊急道路整備事業を創設いたしまして、5年で見えるまちづくり事業というのを進めるということになっております。そうした中で、本市にとっての大きな課題である、呉市を中心部として近隣市町村を結ぶ幹線道路の東西南北軸の停滞は、日常においても大変深刻な影響を及ぼしておりまして、合併後の生活圏の一体化においても当然大きな障害になってくるというのも明らかではなかろうかと思います。

 そこで、お伺いするんですけれども、呉地域における合併支援道路について、具体的にどのような路線が国の制度及び県の単独制度の対象となるのかをお伺いいたします。



◎岡島都市交通推進室長 どのような路線が合併支援道路の国及び県の制度の対象になるのかという御質問でございますが、このたび示されました県の考え方でございますが、比較的規模の大きい箇所につきましては、国の補助事業を活用し、早期に整備に努めるということでございます。

 それから、比較的規模が小さく早期に事業効果が期待できる箇所につきましては、議員先ほど申されましたように、県単独の5年で見える道づくり事業で進めるというふうに伺っております。具体的な路線につきましては、呉市域におきましては、警固屋音戸バイパス、これが合併支援道路ということで、今後国と県が調整して位置づけられるというふうに伺っているところでございます。



◆下西委員 言われましたように、呉地域の南北軸の基幹道路である国道487号、警固屋音戸バイパスにおいては、これは期限を限った合併推進をする方針からいえば、できる限り早くこれは完成をしていかなくてはならないと思いますし、合併の後押しになっていくのではなかろうかと思っております。これは、御答弁であったように、平成10年代の後半と申されましたけども、具体的にはどういったスケジュールになるのか、もう少し詳しくお伺いいたします。



◎岡島都市交通推進室長 警固屋音戸バイパスの整備スケジュールでございますが、このバイパスは平成7年度から事業に着手しておりまして、平成10年代後半の完成を目指し、現在事業の促進を図っているところでございます。現在の進捗状況を申し上げますと、呉市及び音戸町におきまして用地買収を行っております。また、工事につきましては、警固屋地区におきまして高架橋工事を進めているところでございます。

 平成14年度でございますが、引き続き用地買収を進めるとともに、警固屋地区の高架橋工事を促進し、代替墓地造成を進めてまいる所存でございます。また、警固屋体育館付近から高架橋下の平面道路を経由しまして、現国道である487号にタッチします警固屋バイパスにつきましても、平成14年度じゅうに供用を行う予定というふうに伺っているところでございます。



◆下西委員 確かにこの警固屋音戸バイパスにおいても非常に重要な道路でございますので、しっかりと力を入れていただきたいと思います。

 その中でどうしても気になるのが、国直轄路線でございます国道185号や東呉道路でございます。これにおいては、住民の日常生活に不可欠な道路整備でございまして、非常に長期間これは整備に時間がかかると言われておりますけれども、これが合併の整備促進につながらないということであるならば、合併に対する市民の理解も非常に困難ではなかろうかとも思います。今こそ国と県が協力をして、合併支援道路として位置づけてくれて、そして計画的な整備をしていただきたいと、これについてもしっかり呉市から国、県に働きかけてもらいたいと思いますが、どうでしょうか。



◎岡島都市交通推進室長 直轄国道につきまして、どの路線が合併支援道路に位置づけられるかということは、現時点におきましては明確ではございませんが、一般国道185号や東広島呉自動車道、こういった幹線道路は広域的な地域間の交流あるいは連携、それから地域の発展を支える極めて重要な路線でございます。そうした観点からも、これまでも国に対しまして早期整備を働きかけてまいりました。呉市といたしましても、直轄国道につきまして、より一層早期整備が図られるよう、さらには合併支援の観点からも事業の優先実施を図っていただくよう強く働きかけてまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。



◆下西委員 合併のメリットの一つといたしましては、この道路整備でございます。我々も含めてしっかり国、県に働きかけていただくよう要望いたしておきます。

 次に、沿岸部の浸水対策に関係をしている異常潮位現象についてお伺いいたします。

 近年、瀬戸内海、主に広島県を中心として相次いでいる異常潮位でございますけども、その対応策を話し合う国土交通省の検討委員会がつい先日、3月6日発足されて、初会合が開かれたと伺っております。海洋環境の研究者を初め国土交通省、気象庁、海上保安庁の担当者など15人で構成されており、昨年9月の厳島神社の回廊が水浸しになった件や、本市の民家や道路等が浸水したことなどが検討されたとお伺いいたしております。私も昨年9月半ば過ぎに、市民の方から、道路が冠水をしておるので見に来てもらいたいといった相談もあったわけでございますけども、幸いにして短時間で終わって、ふぐあいが長く続くことがなかったわけでございますけども、近年のこの異常潮位現象については、今後の一つの不安要因ともなっております。当局はこうした被害状況をどのように把握されているのか、お伺いをいたします。



◎佐藤港湾部長 まず、異常潮位の状況でございますけども、先ほどお話がございましたように、3月6日の国土交通省での異常潮位検討委員会におきまして、広島湾ではこの40年余りの間に年間約5ミリの割合で潮位が高くなっていると、こういうデータが示されております。呉港におきましても、近年平均朔望満潮面、これはプラス3メーター89でございますが、これに対しまして4メーター程度の潮位が頻繁に観測されております。ちなみに、平成13年で申しますと、推算潮位では3回程度しか4メーターを超える潮がなかったものが、21回ほど現実に観測されております。

 次に、被害状況でございますけども、昨年9月15日から20日にかけての高潮によりまして、警固屋8丁目、阿賀南5丁目、広末広1丁目等、市内17カ所で道路等の冠水が発生しております。特に、9月17日におきましては、推算潮位がプラス4メーターでございましたが、これに対しまして実測潮位が4メーター37、最大37センチの偏差となりまして、道路面上等で5センチから20センチの冠水を確認したところでございます。



◆下西委員 国の検討委員会においては、護岸の地盤沈下による相体的な水位上昇とか、黒潮の蛇行による水圧の変化、地球温暖化による水圧、水温上昇などが原因ではなかろうかと言われております。幸いにして、大きな被害は発生をしていないところでございますけども、当面護岸の整備や埋め立てなど、将来における呉市のまちづくりにおける対応策というのはどのようにお考えかをお伺いいたします。

 また、もう一つ難しいとは思いますけども、こうしたメカニズムとかパターンについての解明、これも被害を防ぐ上で一つの重要なことであろうと考えますけども、あわせてお伺いをしたいと思います。



◎佐藤港湾部長 先に、発生のメカニズム等につきましてお答えさせていただきます。

 異常潮位の要因といたしましては、先ほど議員さん仰せのように地盤沈下による相体的な潮位の上昇、あるいは黒潮の蛇行、台風の影響、さらには地球の温暖化、こうしたもので水温の上昇等が呼応して作用しているんではなかろうかと考えられております。これは近年の異常潮位に対しまして、国土交通省では異常潮位検討委員会を設けまして、来年度じゅうに発生メカニズムや対策を検討する予定と聞いております。

 次に、まちづくりの対応での護岸の整備につきましては、昭和50年代当初から呉におきましては海岸保全施設整備事業に取り組みまして、潮位や波浪に配慮した構造で整備いたしております。

 また、埋め立ての高さにつきましては、近年はすべてプラス5メーター50の高さとして整備しまして、高潮対策に配慮した施行をしているところでございます。しかしながら、場所によりましては、この場所といいますのは、既存の市街地の中でございますけども、これにつきましては周辺の道路との関連から、適切な対応策がないというのも実情でございます。

 いずれにしましても、抜本的な対応につきましては、異常潮位検討委員会での方向性や国の方針を見ながら、今後対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆下西委員 確かに抜本的な対策というのは難しいとは思いますけども、これも広島県を中心とした不思議な、不可解な現象であると思っております。これは国が検討委員会を設置をしたことからもわかるように、そういった中でのいろんな情報等ございましたならば、市民やまた議会にも御報告してくださいますようにお願いをいたしておきます。

 次に、学校週5日制についてをお伺いいたします。

 今春から始まる完全学校週5日制をめぐり、全国の中学校長にアンケートを行ったところ、7割は学力が低下すると考え、5割が塾通いの増加を予想しているということが新聞に掲載されておりました。今月、市内のある小学校で行った保護者へのアンケート調査では、137人中55%の人が、授業が忙しく、ゆとり学習がなくなると答えて、28%の人が学力低下になると答えております。合わせますと83%の保護者が学習に対する不安を抱えております。また、すべての土曜日が休みになる公立中学校と、土曜日でも授業を行う呉市内並びに近隣町の私立の中学校間での学力差が開く懸念も高まりつつあります。5日制導入への目的は、子供が学校から開放され、伸び伸びと自由に過ごせる時間を保障する願いを込めての5日制の導入ですけれども、異なる方向への動きが目についております。

 こうした保護者等からの学力低下や学力差への懸念など、不安と不満の入りまじった声を大変多く耳にいたしますけども、学校での5日制導入の目的と、休日活用方法を保護者や子供たちにどのように指導されているのかをお伺いします。



◎崎本学校教育部長 完全学校週5日制にかかわる御質問でございます。

 学校週5日制の目的は、学校、家庭、地域社会が一体となってそれぞれの教育機能を発揮する中で、子供たちに自然体験や社会体験などを行うための場や機会をふやし、生きる力をはぐくもうとするものでございます。学力低下や学力差の懸念への対応につきましては、1つには確実に授業時数を確保すること、2つには少人数指導など、質の高い授業や、きめ細やかな指導を行うこと、3つには家庭学習などの学習習慣を確立し、学習意欲を高める指導を行うこと、この3つを基本に各学校を指導しているところでございます。

 なお、土曜日、日曜日の扱いでございますが、土曜日、日曜日のいずれか1日は、学校図書館などの学校施設の開放を行い、部活動以外にも補充的な学習などが行えるよう、弾力的に運用してまいりたいと思っております。

 また、長期休業日につきましては、学級登校日、学年登校日、学校登校日を授業日と同じような扱いで計画し、取り組んでまいりたいと考えております。

 こうした取り組みを通して完全学校週5日制のもと、確かな学力を身につけることができると考えておりますので、何とぞ御理解のほどをよろしくお願いいたします。



◆下西委員 土・日か、土・日の中の1日は図書館開放されたりとか、また今補充的な学習の取り組みも触れられましたけれども、昨日の新聞には、文部省が土曜補修を容認するということが掲載されておりました。ますます学校による差というか、そういった混乱を懸念いたすわけでございますけども、今後どういったことが想定できるのか。また本市の学校での土曜補修に対する考え方についての御意見をお伺いしたいと思います。御見解をお願いします。



◎崎本学校教育部長 先ほども御答弁させていただきましたけれども、学校図書館などの学校施設の開放を行い、部活動以外にもというふうに申し上げました。私どもといたしましては、ゆとりを活用してさまざまな活動に子供たちが主体的に取り組んでいくような機会と場を用意をしていくことが大事ではなかろうかと思っております。そうした中で、地域や学校の実情に応じて、児童生徒の選択により補充的、発展的な学習を行うことも選択肢の一つであるというふうに考えております。



◆下西委員 いろいろな取り組み方もあろうかと思いますけれども、本来の目的が揺らぐことがないようにしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 次に、家庭教育への支援でございますけども、今後5日制を契機に家庭でのんびり過ごす子供と勉学に精を出す子供と、二分化する可能性があるのではなかろうかと思います。しかし、勉学派の勉強する子供の学力が伸びれば、のんびり派も勉学派に転身して、5日制導入の意味が根本から崩れてくるのではないかとも思っております。反面、土曜日にのんびりすればよいのかとの疑問も残りますし、休んでばかりおれば子供も怠け者になる心配もあるのではなかろうかと思います。ですから、学校とは違った体験をいかに多く託すことができるかということが大切ではなかろうかと思います。

 小学校のアンケートでの質問の中で、5日制での期待することの最も多かったのが、体験学習の機会をふやしてほしいと、そういう回答でございました。こうした中で、市の体験学習のできる文化施設等、利用する支援策をどのように考えておられるのかということを一つ伺いたいと思います。

 それから、特に親子の触れ合いに対して、これはあるアンケートによりますと、87%の親が子育てに自信がないと言われている中で、親子のきずなを深められるような家庭支援についての取り組みについてもあわせてお伺いいたします。



◎藤原教育総務部長 体験学習の支援策でございますけれども、平成14年度から入船山記念館と美術館、美術館につきましては、これは所蔵品展でございますけれども、この2館の入館料につきまして、これまでは中学生以下は無料となっておりましたけども、これを高校生以下というふうに拡大をいたしまして、できるだけ呉市の歩み、あるいは美術に関する所蔵品などに親しく触れていただきたいと考えております。

 また、子供を心身ともに健やかにはぐくむためには、明るく心豊かな家庭を築くことが重要でございますので、家族がともに体験し、ともに感動できる機会を提供し、家庭の中での会話をふやすことを通じまして親子の触れ合いが重要であるという観点から、家庭の日推進事業を実施してまいります。今回初めての取り組みでございますけれども、行政と民間が一体となりまして、毎月の第3日曜日、これは家庭の日に社会教育施設等や民間施設を利用する際の使用料の減免または割引をする事業でございます。

 具体的に申し上げますと、入船山記念館や美術館に子供と同行する親を無料としたり、7月、8月の家庭の日に市営プールを無料開放してまいります。また、先ほど申し上げました民間での取り組みでございますけれども、呉市内の映画館4館、そしてボウリング場3施設がこの趣旨に御賛同いただきまして、また御協力いただけることとなっております。映画館におきましては、同行される親等が割引となり、ボウリング場におきましてはゲーム料金の割引と、全員に1ゲームの無料券を提供していただきます。民間との共同による初めての取り組みでございますけれども、毎月1回の家庭の日を大いにアピールしてまいりたいと考えております。



◆下西委員 家庭の日の取り組みにつきましては、今までにない取り組みといたしまして期待をいたしております。私も子育てに自信がない親でございますけども、しっかり活用させていただき、効果的に使わせていただきたいと思っております。

 それから、行政に対する希望の中で最も多かったのが、週末イベント情報を紹介してほしいということでございました。「はいがみね」という非常にいい広報が発行されておられます。これがなかなか親に、保護者に伝わってないということがございまして、発行部数に限りがあるんですけども、もっと簡単に入るような手だてがないのかと言われております。この点についてお伺いしたいと思います。



◎藤原教育総務部長 生涯学習情報誌の「はいがみね」についてのお尋ねでございますけれども、「はいがみね」につきましては、平成9年11月に発行を開始いたしまして、平成10年6月から現在まで、偶数月の1日、年6回発行しております。発行当初は1,500部でございましたけれども、平成13年6月から、より手軽に愛用してもらうようポケットサイズに変更いたしまして、発行部数も5,000部へと増刷しております。配布先につきましては、従前の公民館、支所、社会教育施設等に加えまして、発行部数がふえた分だけ市内の特定郵便局に配布をいたしまして、幅広く情報提供を行っております。

 また、子供向けの情報誌といたしまして、子どもセンターくれが情報誌「キッズ・くれ」というのを発行いたしております。この情報誌は、呉市を中心といたしました音戸町、倉橋町、蒲刈町、下蒲刈町を含めました1市4町を活動区域とする子どもセンターくれ協議会において発行しております。平成12年度から3年間、文部科学省から委嘱を受けておりまして、年4回で現在1回当たり1万500部を発行しております。また、周辺の川尻、安浦、豊、豊浜、黒瀬、熊野町などにも情報の提供を呼びかけまして、「キッズ・くれ」の送付も行っております。

 なお、本市におきます配布先は、公民館等の社会教育施設、小中学校の各教室、保育所、幼稚園、病院、特定郵便局などで、子供や、その保護者に目につきやすい場所に配布しております。

 また、ホームページを通じましての情報提供につきましては、呉市のホームページから生涯学習情報、そして子どもセンターくれがそれぞれごらんいただけるようにしておりますけれども、今後ともさらに充実させていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆下西委員 大変いいものをつくっていただいておるんでございますけども、活用についての調査もしていただきたいと思います。一番欲しがっておられるのは子供の親、保護者でありまして、社会教育と学校教育がもっと連携して保護者の手元に届くことを要望いたしておきます。

 それから、文化芸術についてでございますけども、1点は、美術館等の作品を学校へ貸し出して、生きた教材として活用できないかということを考えておるものでございます。当然、リスク等もあって、財政の負担もあろうかと思いますけども、本物に触れる文化芸術の取り組みをもっと促進していただけないだろうかと思いますけども、この点について一つ伺いたいと思います。



◎藤原教育総務部長 美術館の所蔵品の活用についてでございますけれども、美術品につきましては、やはり移動による作品へのダメージが大きいということと、また展示場所の温度、湿度等、作品の管理上適正な環境が保証できないということから、現在のところ美術館の所蔵品の貸し出しについては実施は難しいんではなかろうかと考えております。

 しかしながら、青少年が芸術に親しむ機会をふやすということは重要と認識しておりますので、むしろ出前トークの学校版といたしまして、美術館側から学校に出向きまして、その時点で開催中の所蔵品展あるいは特別展等の鑑賞のポイントなどを紹介しまして、その後に児童生徒の方々に美術館に足を運んでもらい、よりよい条件のもとで美術作品を鑑賞してもらいたいと考えております。こうすることによりまして、美術館と学校との関係をより近いものとして、児童生徒が美術に親しむ機会をふやしていくよう努力してまいります。

 また、新年度におきましては、美術館で所蔵品展特別展の開設を中心といたしました「優しい美術の楽しみ方」というものを小学校5、6年生、中学校の生徒とその保護者を対象に実施する予定にしておりますので、こちらの方も大いに御活用いただきたいと存じます。



◆下西委員 体験を重視する教育ということでありますので、ぜひともそういった、本物は難しいかもわかりませんけども、本物に近いレプリカもありますので、そういったこともぜひ役立てていただきたいと、このように思っております。

 最後にお伺いいたしますけども、美術館の運営についてでございますけれども、ことしから時間を延長して、特別展に限ってでございますけども、2時間ほど延長されておるということを伺っております。それで、特別展に限っての運営なんですけれども、現在、どのような状況で運営されたかということを簡単で結構でございますので御答弁願います。



◎藤原教育総務部長 時間延長に関するお尋ねでございますけども、特別展につきましては、12年度から試験的に導入いたしまして、平成13年度から実施しております。13年度におきましては3回の特別展を開催いたしました。開館時間延長によります延長時間帯の入館者についてでございますけれども、濱田庄司展につきましては75人、これは同展の総入館者数の2.5%に当たります。その次に緑川洋一展につきましては113人で、これ同展の総入館者数の2.9%でございます。また、亀倉雄策展につきましては138人で、同様の数値で申し上げますと3.2%となっておりまして、3つの特別展の合計で326人で、総入場者数が1万1,000人余りでございますから、率で申し上げますと2.9%となっております。



◆下西委員 3回の特別展で326人、平均で大体3%かと思います。数にしたら非常に数人じゃないかと、1日そのぐらいじゃないかと思います。月曜日においても、休館日になっておりますけども、何とかしてこの日もオープンしてほしいといった、そういった声もございます。利用者に最も配慮した効率的な運営の中で御検討もしていただきたいなと、このように思っておりますけども、いかがでしょうか。



◎藤原教育総務部長 休館日についてでございますけれども、美術館というのは全国的に月曜日休館というのが浸透、習慣化しておりまして、休館日を変更するとなりますと、大多数の皆様に混乱をもたらすということで、現在のところ休館日を変更するというのは難しいんではなかろうかと考えております。しかしながら、少しでも多くの方々に美術品を鑑賞していただくことが重要ということにつきましては、さきに施行されました文化芸術振興基本法の基本理念にもございますように、多くの方々がひとしく芸術に親しむことができるような環境の整備を行うということは大変重要というふうに考えております。

 特定の期間に限って開催されます特別展につきましては、その開催期間中を無休とすることは、幅広く多くの市民の方々に芸術に親しんでいただく場を提供するという方法の一つではあると考えておりますけれども、経費の問題、あるいは関連する施設管理上の問題等もございますので、今後の特別展の入館状況等も踏まえて、いろいろな面で研究してまいりたいと、このように考えております。



◆下西委員 研究していかれるということでございますけども、十分なデータもあろうかと思います。速やかに御検討を要望いたしまして、終わります。



○荒川委員長 中田委員。



◆中田委員 それでは、私が一つ。これからの日本の子供、これからの日本を背負う子供を育てるわけでございますから、教育委員会の予算の編成の仕方、大変に気をお使いになって予算を組まれておるんじゃないかなと、こういうふうに思いますが、まず基本的にどういうことを重点に、環境整備を先に考えられておるのか、それとも本当に学力または日常の常識、そういうことをひとつ伸ばしていこうと、こういうふうな教育方針のもとに組まれるのか、いずれかひとつ簡単にお答えを願いたいと思います。



◎崎本学校教育部長 教育に係る予算編成に当たっての基本的な考え方についてということでございました。私どもといたしましては、呉の教育の指針である「学校教育指導の構想」及び「明日をになう呉の子どもたちの教育の創造をめざして」に基づきまして、豊かな人間性と自立心をはぐくむ呉の教育を推し進めてまいりたいと考えて予算編成をしているところでございます。



◆中田委員 そういたしますと、今のこの予算の中で一番大きなウエートを占めておるのが13億円に余る学校の補修費または建設費、今、呉市がこれから考えていこうというのは、学校の統合ということがまずあるんじゃないかなと。そこへ今近々統合しようとするところの補修費が出たり、そういう場所の建築費が出たりするということは、どうも基本が今おっしゃったようなことじゃないんじゃなかろうかなと。戦後やっぱり一番学校教育の中で子供に欠けておるのは、物の世界、物質万能の気持ちが流布せられて、本当に日本人の心というのが失われつつあるんじゃないかな。先ほどから、5日制の問題、また学校教育の問題でいろいろ若いお父さん方、お母さん方、議員さん方ですね。私から言やあ若いわけですが、人の御意見を聞いておると、どうも理解ができん。そこらのところを、じゃあ学校教育であなた方は何を求めていこうとするのか。今、きょう質問せられた議員さん方に、どうもあなた方の答弁を聞いておると、何かわかったようなわからんような、教育の基本そのものがないんじゃないかなというふうな気がする。

 具体的にお尋ねをいたしますが、これからあなた方が子供を育てようとするのに、日本の教育の原点というのは教育勅語ではっきりうとうてくれておるわけですから、その教育勅語の指導のままを、今時代が変わってますから幾らか変わることでしょうが、精神の原点は私はそこにあるんじゃないかと思うんです。そういうふうに指導をしようとするのか、今は自由やとか、いや少人数で勉強をしようとか、いや社会と家庭が云々と、こういうふうな何か枠だけ広げて、どこもが責任のないようなというふうに聞こえていけんのじゃが、そこのところひとつ明確に答えていただきたい。



◎崎本学校教育部長 今、呉市教育委員会においてはどういう教育かということでございますが、先ほども申し上げましたけれども、私どもの教育は、学校環境を安全に保ち、その中で子供と教職員がしっかり活動し、子供が将来日本を背負って立つ、そういう子供に育っていく、そういう方向で私どもは取り組んでいっていると自覚しております。そういった意味におきましても、今、学校教育は地域に開かれた教育ということが求められております。その意味におきましても、開かれた学校づくりということで、家庭、地域社会、学校がそれぞれの機能を発揮いたしまして子供を育ててまいりたいというふうに考えております。



◆中田委員 じゃから、その結果どうなんですか。私立高校は5日制もない。学校ですべてを教えていこう、厳しさを、子供に厳しさを教えていこうと、こういう体制をつくっておると。公立高校は何か少人数で教える方がええんですとか、そういう理屈を言いながら、原点は何かいうたら、公務員じゃから週休2日にしようじゃないか、こういうねらい。子供に対する愛情、片方は補修授業でもやりましょう、一生懸命厳しさを教えましょう。公立の学校は今のような形で週休2日制をねらい、当然学力の差というのはつく。それに対して全く具体的な方策もない。それで、予算を見るとやっぱり、けがをさせちゃいかんから地震対策とおっしゃるんかもしれんが、そうじゃない、もうこれから合併するようなところに予算をつけることはない。修理することはない。今からそれはもう壊して売るだけじゃ。呉市の財政を少しでも豊かにすることを考えた方がええんじゃ。そういうところの配慮もない。

 それからもう一つ、今あなた方がおっしゃった中で、体験教育。それなら、一番今大事なことは、呉市は町村合併を一生懸命考えて、全体で努力しておるわけでしょう。町村合併するのに、一番交流をしやすいのは子供同士だ。その計画というのは全くない。今見たら、いやここの山が、いや灰ヶ峰が、いや書類書いております、学校開放します。そうでなしに、もっとこの近辺にすばらしいところがたくさんある。しかもこれが全部これから呉市になろうかとしておる。夏には海がある、何もプールで泳がさんでも海がある。そこへひとつ先生方が一緒についていって、1週間でも一緒に生活、団体生活をしてみようかという気もない。向こうの子供たちを呉へ呼んでみようかという気持ちも計画もない。むしろ、統合しようとする学校の方へ改修、改善をする予算をつけるより、そういうところへ思い切って予算を計上をしながら、まず近隣町村との子供同士の交流、それからPTAのお母さん同士の交流、このことがやっぱりこれからの呉市に一番大事なことじゃないかなあと、こういうふうな気がいたしますが、あなた方のひとつお答えをちょうだいをいたしたい。



◎崎本学校教育部長 今、子供の相互の交流という視点での御質問をいただきました。私どもといたしましても、市町村合併を推進していく上で、呉の子供と合併対象町の子供が互いの地域の自然や文化施設などを生かして、交流活動をすることを通してつながりを持つことは重要なことだと思っております。現在、夏季休業等を利用して、呉の小学生が合併対象町へ出向き、地域の小学生と一緒に自然体験活動をしたり、合併対象町の小学生を呉の学校に招き、ともに学習することを通して交流するなどの具体的な検討をしているところでございます。

 なお、子供だけでなく、教職員の人事異動につきましても、1市8町を視野に入れまして、広域の人事交流を進めているところでございますので、何とぞ御理解のほどよろしくお願いいたします。



◆中田委員 予算を組むときに、先に考えとかんと。今からこうしようと考えておりますというのは、人が言うた後考えるならだれでも考える。一番大事なことは、先にあなた方は本当に子供の立場を考え、双方の子供を考え、呉市全体の計画をよく読んでおるんなら、まず子供からやらそうかいのと、先にもうこの予算の中にのっとかにゃおかしいんじゃ。そこらのところひとつよろしくお願いをいたしておきたいと思います。

 それから、下西さんが大分ええことを言いなさったけん、あと余り言うことはないんですが、ただ問題は、今さっきからこう一生懸命、学校と家庭と地域と、そういうことを言うておられる。それじゃあ、学校なりPTAが地域に対して何を求めるのか、地域との交流のために何をしたのか、もっと積極的に地域の中に入り込んでくる。地域の行事をやって、いつも集まるのは老人会と婦人会、しかもお年寄りだけ、PTAのお母さん方も子供もなかなか集まってもらえぬ。それを集めるのに一番みやすいのは、学校の先生が出てくれること、それだけすばらしい魅力、指導力を持っておられるわけですから、ひとつ学校の先生が地域のことにもっと入っていただくようにひとつお願いをいたしておきたいと思います。

 それと同時に、地域のお母さん方を本当に指導をしてくださる学校の先生を養成をしてもらう。さっきから聞きよると、若いお母さんらよう言うてじゃな。子育てに自信がないとか、自信のないのが育てちゃいかん。子育てを教えてください、冗談じゃない、子育ては自分が厳しさの中で習うていくもの、そしてそう言いながら、保育を1歳児から保育せえ、小学校へ行ったらすぐ、はあ給食を食わせえ、中学まで食べさせえ、子供と触れ合うという気持ちがさらさらないんじゃけん、子育てが上手になるわけもなけらにゃあ、子供がなついてくるわけもない。だから、この前も学校の地域で話したら、こういう言葉がある。「早寝、早起き、朝ごはん」、「早寝、早起き、朝ごはん」というのは何じゃろうか言うたら、お母さんが飯炊かんけん、子供が朝飯を食べん、親が寝とんじゃけん子供が早起きするわけない。だから、これ給食がないようになったら親が弁当つくるようになるんじゃから、すると親も早起きする、子供も早起きする、弁当なりつくるんじゃけえ、朝飯も食わして出そうと、こういうことになる。だから、この近辺の町村でも学校給食を一切いたしませんという町があります。そこの子供は非常に元気で素直だと、こう言うて町長さんそのものは非常に何をしておられますが、やっぱりひとつそういうふうに教育委員会、お考えになる気持ちがありますかどうか、最後にお答えください。



◎崎本学校教育部長 今、議員仰せの趣旨を踏まえて、しっかり頑張ってまいりたいと思います。



○荒川委員長 以上で本12件の総括質疑を終結いたします。

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△2議第1号外15件



○荒川委員長 議第1号平成14年度呉市一般会計予算から議第16号平成14年度呉市国民宿舎事業会計予算まで、以上16件を一括して議題といたします。

 これより本16件の討論に入ります。

 玉谷委員。



◆玉谷委員 2号の交通共済と9号の警固屋用地造成特会を除く、その他すべてに反対の立場で討論をいたします。

 市民は、未曾有の不況、失業に苦しむとき、マリノポリス、海事博物館など大型事業優先で料金、保険料が払えず、水道をとめられる、介護保険や医療が受けられなくなっている市民の救済が極めて弱い、不安定、不安な市民を励まし、あすのために頑張ろうという意欲をわかす予算でないという点で反対をいたします。



○荒川委員長 神田委員。



◆神田委員 私は、政経同友会を代表しまして、議第1号から議第16号まで全議案に対して賛成の立場で討論いたします。

 平成14年度の予算編成は、長引く経済不況の中、市税収入の大幅減を受け、一般会計が対前年比マイナス6.5%、特別会計、公営企業会計を合わせた総額では、対前年比マイナス3.1%と大変厳しい緊縮型の予算が組まれております。減少の主な原因が、東部体育館や焼却場など、大型事業が一段落したということで、実質的にはほぼ横ばいということでございますが、3年ぶりのマイナス予算を組まざるを得ない厳しい状況の中で、人件費、事務事業、負担金、補助金の見直しなど、行政改革に取り組み、福祉、教育、環境に重点配分されている予算編成は高く評価するところでございます。

 ことしは市制100周年でございますが、市長は14年度の予算を緊縮型であるが、将来の発展や福祉の充実などに配慮しためり張りのある重点的予算と説明されております。これまでの100年を継承し、次なる100年のスタートの年となります来年度予算は、次なる世代の子供たちのために、住みやすく、住んでみたい呉市を目指してまちづくりを行う上で、将来の発展の礎になるべく、意義深い予算であると思っており、呉市活性化のために各施策の効果のほどを大いに期待しております。

 特に、建設が予定されております(仮称)海事博物館が次なる100年の発展のための礎になり、その存在感を国内外に発信することのできるような施設に育てていき、呉市発展の拠点となりますよう大いに期待し、また強く望むところであります。

 各施策に対する要望など、詳しいことは、あすの本会議で我が会派の同僚議員から発言があると思いますので、ここでは簡単にとどめておきますが、最後に予算の執行に当たりましては、財政健全化のための努力を引き続き行っていただき、市民の立場に立ち、常にコスト意識を持ち、適切かつ迅速に執行していただきますようお願いいたしまして、私の賛成討論といたします。



○荒川委員長 山上委員。



◆山上委員 議第1号平成14年度呉市一般会計予算、議第10号平成14年度呉市臨海土地造成事業特別会計予算、議第12号平成14年度呉市下水道事業会計予算、3議案に反対の討論を行います。

 厳しい社会経済情勢の中での努力された予算ではありますが、基本的に暮らし直結の予算立てをし、市民の暮らしに光を当てていくべきと考えております。一般会計予算では、乳幼児医療費の入院助成対象年齢を4歳から教育就学前児童までの拡大を初めとして、子育て支援に積極的に取り組まれていること、バリアフリーのまちづくり、女性施策の推進に評価をいたします。しかしながら、高齢者の敬老見舞金の削減は、呉市に長年寄与してこられた方々への後退施策であります。また、海事博物館建設は、今の経済状況において多額の拠出をしてまでするべき建設ではないこと、そして未来の子供たちに借金を残すべきではないと考え、反対をいたします。

 臨海土地造成事業では、海事博物館の建設用地取得の予算であり、下水道事業は料金値上げが含まれている予算であるために反対をいたします。



○荒川委員長 以上で本16件の討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 まず、議第1号一般会計予算案、議第10号臨海土地造成事業特別会計予算案、議第12号下水道事業会計予算案、以上3件を一括して採決いたします。

 本3件は原案のとおり可決すべきものと決定することに賛成の方は御起立願います。

     〔賛成者起立〕



○荒川委員長 起立多数。よって、本3件は可決すべきものと決定されました。

 次に、議第3号国民健康保険事業特別会計予算案から議第8号港湾整備事業特別会計予算案まで、議第11号公共用地先行取得事業特別会計予算案、議第13号水道事業会計予算案から議第16号国民宿舎事業会計予算案まで、以上11件を一括して採決いたします。

 本11件は原案のとおり可決すべきものと決定することに賛成の方は御起立願います。

     〔賛成者起立〕



○荒川委員長 起立多数。よって、本11件は可決すべきものと決定されました。

 次に、ただいま議決されました14件を除く2件を一括して採決いたします。

 本2件は原案のとおり可決すべきものと決定することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○荒川委員長 御異議なしと認めます。よって、本2件は可決すべきものと決定されました。

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○荒川委員長 以上をもって本委員会に付託された新年度予算案はすべて議了いたしました。

 お諮りいたします。

 委員会の審査報告書は委員長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○荒川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう取り計らいます。

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○荒川委員長 この際、一言お礼を申し上げます。

 連日にわたる予算案の審査に対しまして、委員各位におかれましては終始御協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。滞りなく委員会の審査も終了いたしました。まことにありがとうございました。

 これをもって委員会を散会いたします。

 御苦労さんでございました。

            午後0時00分     散   会







 呉市議会委員会条例第31条第1項の規定により署名する。





       予算特別委員長  荒 川  五 郎