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広島県 呉市

平成14年 3月定例会 予算特別委員会(当初予算) 03月13日−03号




平成14年 3月定例会 予算特別委員会(当初予算) − 03月13日−03号







平成14年 3月定例会 予算特別委員会(当初予算)



       平成14年3月定例会 予算特別委員会会議録 第149号



 平成14年3月13日(水曜日)呉市議会協議会室において開会(当初予算第3日)

 出席委員

         1番  中 本  邦 雄

         2番  田 中  良 子

         3番  岩 岡  マスエ

         4番  下 西  幸 雄

         5番  大 野  喜 子

         6番  山 上  文 恵

         7番  小 野  一 志

         8番  得 田  正 明

         9番  茶 林    正

         10番  大 本  弘 之

         11番  芝      博

         12番  岡 崎  源太朗

         13番  小 泉  曙 臣

         14番  荒 川  五 郎

         15番  渡 辺  一 照

         16番  神 田  隆 彦

         17番  岡 本  節 三

         18番  石 山    講

         19番  石 崎  元 成

         20番  山 本  良 二

         21番  重 盛  親 聖

         22番  舛 野  茂 樹

         23番  中 田  清 和

         24番  小 田  元 正

         25番  増 本  勝 己

         26番  竹 川  和 登

         27番  薬研地    馨

         28番  浜 下    積

         29番  佐々木    晃

         30番  北 川  一 清

         31番  平 本  和 夫

         32番  岩 原    椋

         34番  玉 谷  浄 子

 欠席委員

         33番  奥 田  和 夫

 説明員

  市長         小笠原  臣 也

  助役         川 崎  初太郎

  助役         赤 松  俊 彦

  収入役        堀    久 真

  総務部次長      名 越  隆 博

  財務部長       矢 口  孝 文

  次長         一 柳  健 二

  財政課長       原    真 市

  人権啓発室長     下 東  邦 彦

  経済部長       石 井  久 雄

  次長         明 石  良 雄

  次長         鈴 木  一 則

  商工観光課長     礒 本    勝

  農林水産課長     田 村  興 治

  主幹         山 手  耕 作

  グリーンヒル郷原所長 横 田  正 教

  主幹         槙 坪    猛

  中央卸売市場長    見 世  正 志

  参事補        刈 山  一 弘

  次長         升 森  康 男

  農業委員会事務局次長 谷    幸 二

  教育長        森      功

  教育総務部長     藤 原  秀 明

  次長         東 倉  公 顯

  次長         前 谷  嘉 宣

  総務課長       今 本  雅 夫

  生涯学習課長     佐 藤  義 典

  管理課長       山 崎  芳 信

  スポーツ振興課長   河 宮  正 至

  中央公民館長     西 本  俊 輔

  中央図書館長     川 上    進

  副館長        水 野  行 雄

  美術館長       倉 橋  清 方

  副館長        土 持    武

  入船山記念館長    宍 戸  敏 之

  広青年教育センター所長品 川  和 則

  文化ホール館長    中 川  義 角

  副館長        溝 部    哲

  学校教育部長     崎 本  賢 次

  次長         中 原  秀 幸

  学校教育課長     小 谷  桂 司

  学校安全課長     木 村  茂 緒

  呉高等学校事務長   桧 垣  光 一

 議会事務局職員

  事務局長       坪 池  敏 幸

  次長         大 野  和 史

  議事課長補佐     松 沢  正 佳

     ──────────────────────────────

  会議に付した事件

 1 議第1号 平成14年度呉市一般会計予算

   (第1条歳入歳出予算中、歳出第5款労働費、第6款農林水産業費(第4日審査対象費目を除く)、第7款商工費)

   議第6号 平成14年度呉市中央卸売市場事業特別会計予算

 2 議第1号 平成14年度呉市一般会計予算

   (第1条歳入歳出予算中、歳出第10款教育費)

     ──────────────────────────────

            午前10時02分     開   会



○荒川委員長 皆さんおはようございます。

 ただいまから予算特別委員会を開会いたします。

     ──────────────────────────────



△1議第1号外1件



○荒川委員長 議第1号平成14年度呉市一般会計予算、議第6号平成14年度呉市中央卸売市場事業特別会計予算、以上2件を一括して議題といたします。

 これより歳出、第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費、中央卸売市場事業特別会計、以上を一括して説明、質疑を行います。

 当局の説明を願います。着席のままで説明してください。

 経済部長。



◎石井経済部長 それでは、経済部関係の一般会計歳出予算を御説明いたしますので、118ページをお開き願います。

 (款)労働費、(項)労働諸費、1目のきんろうプラザ費は、ビュー・ポートくれのきんろうプラザの管理運営に要する経費でございます。

 続きまして、2目の労働諸費でございます。主なものといたしましては、呉パートバンクへ派遣しております嘱託職員の人件費や財団法人勤労者福祉サービスセンターへの運営補助金、及び広島県労働金庫への預託金、並びにシルバー人材センターに対する運営補助金を計上しております。

 次に、農林水産業費に移りますので、120ページをお願いいたします。

 (款)農林水産業費、(項)農業費、1目の農業委員会費でございます。この目は、農業委員の報酬や事務局職員5名分の人件費のほか、農地法に基づく許認可事務等に要する経費を計上しております。

 続きまして、2目の農業総務費でございます。この目は、農林行政の円滑な推進を図るための総括的な経費でございまして、農区長89名分の報酬や農林水産課の農林係職員9名とグリーンヒル郷原の職員10名、計19名分の人件費などを計上しております。

 1枚めくっていただきまして122ページ、3目の農業振興費でございます。この目は、農業及び畜産経営の安定向上を図るための経費でございまして、米の需給調整を図るための生産調整推進対策に係る経費を初め、野菜及び花き等の生産に対し、施設化の推進を図るための経費を計上しております。また、有害鳥獣対策として、主にイノシシの被害を防止するための防護柵設置に対する補助金や駆除するための捕獲柵等の設置工事費のほか、農畜産業経営の近代化を図るための農業経営総合融資預託金などを計上しております。

 続きまして、4目のグリーンヒル郷原費でございます。この目は、グリーンヒル郷原における農業技術の試験研究及び指導に関する農業指導を初め、各種イベントの実施に要する経費のほか、園内の清掃及び保守管理等の管理費並びに植栽管理等の維持補修等に要する経費を計上しております。

 1枚めくっていただきまして、124ページの5目の農業用施設管理費と6目の農業用施設新設改良費につきましては、土木建設部所管の事業でございます。

 1枚めくっていただきまして126ページ、(項)林業費、1目の緑環境保全費でございます。この目は、農林水産課の農林係職員1名分の人件費と緑化の推進とともに森林の保全や活用を図るための経費でございまして、緑化推進団体に対する助成を初め、生活環境保全林及び市有林の整備や森林ボランティアの育成を図るための経費を計上しております。また、松くい虫防除のための経費やレイクパーク本庄等の自然休養施設の維持管理費及びふるさと林道郷原野呂山線整備事業の用地測量費などを計上しております。

 なお、次の2目の林道管理費と、1枚めくっていただきまして、128ページの3目の林道新設改良費、4目の林地崩壊対策費につきましても、土木建設部所管の事業でございます。

 次に、(項)水産業費、1目の水産業総務費でございます。この目は、農林水産課水産係3名分の人件費とその他経常的な経費を計上しております。

 1枚めくっていただきまして、130ページの2目の水産業振興費でございます。この目は、漁業経営の安定とつくり育てる漁業の推進を図るとともに、漁業生産基盤の整備を行うための経費でございまして、漁船保険や漁業共済並びに各漁業協同組合が実施する稚魚放流事業やマダイの飼付け事業に対する補助金を初め、漁業経営の近代化を図るための漁業経営総合融資預託金を計上しております。また、漁場の保全を図るための海底清掃や漁場の造成と水産資源の維持増大のためにコンクリート魚礁や自然石の沈設に要する経費などを計上しております。

 以上で農林水産業費の説明を終わりまして、(款)商工費に移りますので、132ページをお開きください。

 (款)商工費、(項)商工費、1目の商工総務費でございます。この目は、商工観光課の職員22名分の人件費のほか、中央卸売市場事業特別会計への繰出金などを計上しております。

 続きまして、2目の商工業振興費でございます。この目は、商店街等が行うイベントなどの活性化事業や新たに空き店舗の有効活用事業への助成など、商業振興対策に要する経費を計上しております。また、市制100周年を記念し、学校対抗ロボットコンテストを盛り込んだ広島中央テクノフェアの開催や、新たに呉、浜田、広島、松山の4市が合同で開催するビジネスフェア中四国への負担金及び工業立地条例に基づく助成金を計上しております。さらには、中小企業の総合的な支援拠点である呉地域産業振興センターが行う研究開発助成、IT化促進事業などの各種支援事業や、呉サポート・コア及び呉チャレンジ・コアの管理運営に要する経費及び各種経済団体等への補助金などを計上しております。また、中小企業振興資金貸付事業として創業支援資金や経営安定資金等、各種の融資を実施するための預託金等を計上しております。

 1枚めくっていただきまして134ページ、3目の計量検査費は計量法に基づき実施しておりますはかりの定期検査、計量指導などを行うための経費を計上しております。

 4目の消費者行政費は市民部の所管で、既に説明済みのものでございます。

 続きまして、5目の観光費でございます。この目では、観光パンフレットの作成や観光ボランティアの育成に要する経費等の観光宣伝費を初め、呉まつり協会などが実施する各種イベントや新たに瀬戸内海島めぐり航路を開設するためなどの助成、また観光施設の維持管理等に要する経費を計上しております。

 以上、まことに簡単でございますが、経済部関係の一般会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。



○荒川委員長 中央卸売市場長。



◎見世中央卸売市場長 引き続きまして、中央卸売市場事業特別会計予算について御説明申し上げます。

 まず、歳出から御説明いたしますので、272ページをお開き願います。

 (款)(項)とも市場費、1目の運営費でございます。この目は、呉市中央卸売市場の管理運営に要する経費でございまして、職員10名分の人件費ほか、市場取引電算システム運用等、一般事務に係る一般管理費、並びに嘱託職員4名分の人件費や、市場の維持管理に要します市場管理運営費でございます。

 続きまして、(款)(項)とも公債費、1目の元金、2目の利子でございますが、これは現市場の建設に伴い、借り入れた市債の元利償還金を計上いたしているものでございます。

 引き続き、歳入について御説明を申し上げますので、270ページの方へお戻りいただきたいと思います。

 (款)市場収入、(項)使用料及び手数料、1目の使用料でございますが、これは市場内業者等が使用しております各施設の使用料及び卸売業者が売上高に応じて納める市場使用料などを計上しているものでございます。

 2目の手数料は受託物品の検査手数料等でございます。

 次に、(款)繰入金、(項)一般会計繰入金、1目の一般会計繰入金でございますが、これは先ほど御説明申し上げました歳出総額に対する歳入不足額を一般会計から繰り入れるものでございます。

 続きまして、(款)諸収入、(項)雑入、1目の納付金は嘱託職員の労働保険の本人負担分でございます。

 2目の雑入は、不用品売払代金及び市場内業者が使用しております電気・水道使用料の業者負担分を計上しているものでございます。

 まことに簡単ではございますが、以上で説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御審議ほどお願い申し上げます。



○荒川委員長 これより質疑に入るわけでありますが、挙手されましたらしばらくそのままお待ちください。

 御質疑願います。

     〔質疑希望者挙手〕



○荒川委員長 本日の委員会の発言順位は、リンク制により諸派からです。

 それでは、第1順位者の玉谷委員。



◆玉谷委員 122ページの農業振興費、有害鳥獣対策について伺います。

 これには捕獲柵、防護柵の設置が出ているんですが、以前は猟友会ですか、鉄砲で捕獲してもらう事業もしておられたと思うんですが、そういうことは行われないんですか。



◎田村農林水産課長 ただいま猟友会に対します駆除はやっているのかというふうなお尋ねでございますが、今現在でも猟友会の方にお願いいたしまして駆除班を設置いたしまして、駆除班の方にお願いをしているというような状況でございます。



◆玉谷委員 どこでもイイノシは大変だと伺うんですが、ことしはこれでどれぐらいの駆除ができる見込みで、あと、数えられないでしょうが、どれぐらい残っているんでしょうか。年間の被害額というのは計算しておられるでしょうか。



◎田村農林水産課長 捕獲柵のお尋ねですが、実際に2月末現在で380頭を捕獲しております。昨年の同時期に比べまして、約100頭ほど減少しておるわけなんですが、依然としてたくさんおるというふうな状況です。

 それから、被害額でございますが、推計でございますけど、実際に昨年度と比べまして若干減少しておるということを計算しております。これも2月末現在ですが、1,500万円ほどの被害額ということで数字をはじいております。これはあくまでも推計でございます。



◆玉谷委員 次のページ、124ページの農業用施設管理費について伺います。この中に農道維持補修事業というのがあるんですが、市街化区域でないところの道路をつくるときとか、補修するときの費用は、これで充てられるんでしょうか。



○荒川委員長 玉谷委員、農道関係は土木費になると思うんですが。



◆玉谷委員 わかりました。済みません。

 それでは、132ページ、商業振興対策について伺います。

 ことしは商店街空き店舗の有効活用への助成ということであります。これについて少し、どういう効果があるのか、商店街の方からこういうことをやりたいと言ってこられたのか、経緯をお聞かせください。



◎礒本商工観光課長 空き店舗対策の補助金についての御質問ですが、商店街の方から要望があったということにつきましては、特に要望はございませんでした。従来から呉市の空き店舗対策、商工会議所といろいろ協議する中で取り組んでいこうという形で取り組んできました。従来はこの空き店舗対策につきましては国の制度、県の制度で振興組合、そういった商店街が事業主体になって実施する場合に、国や県の補助金がもらえました。その今の補助の内容が、事業費規模が300万円以上からといった内容でございましたので、商店街の活性化を図るために振興組合がやる気を持って空き店舗を有効的に活用する、そういった取り組みに対して、呉市の方で新たに空き店舗対策の補助金を計上させていただいたわけでございます。



◆玉谷委員 今、れんが通りを歩きましてもサラ金とゲームセンターが多くて、散策をするとかウインドーショッピングをするとか、遠くから来た親類や帰ってきた家族と一緒に歩くような町並みではなくなっているんですよね。何とかしたいというのがみんなの思いだと思うんです。以前、中心市街地2カ所やっておられましたが、とんざしているということですが、特に銀座デパートの方はその後の経過はどうなんでしょうか。



◎礒本商工観光課長 銀座デパートにつきましては、御存じのように国のリノベーション補助金、また無利子高度化貸付金といった形で、昨年ぎりぎりまでそういった事業に乗るように努めてまいりましたけど、国の診断等によりまして事業が不可能になったという経緯がございます。今現在、そういった銀座デパートの組合でどういうふうな動きをされているか、我々の方には具体的な情報が入ってきてないという状況でございます。



◆玉谷委員 事実上、倒産に近い状態だと思いますので、いろいろ難しい問題はあると思うんですが、この予算総額で44億6,000万円、中小企業振興資金貸付金の43億円を除きますと1億円ちょっとしかないんですよね。中心市街地については、もう国の補助金は期待できないような形になっていると今伺いましたが、銀座デパートについては、呉市が借りるなり買うなりして、あそこをコミュニティーとかそういう公の施設、市民に貸すなりというような人が集まるような施設にするということは検討できないんでしょうか。



◎礒本商工観光課長 確かに議員さんがおっしゃる、銀座デパートを市が買い取ってという意味だと思いますけど、今の日本国、こういったあらゆるスーパー、デパート、空き店舗が多数生じております。他都市においても、空き店舗を行政の方で買い取って実施する、なかなかそういった状況は出てきておりません。また、一つのところをそういうふうな形で市が対応した場合、すべてのことに対応しないといけないという事態も出てくるということで、なかなか難しい状況にあろうかと思います。



◆玉谷委員 倒産した空き店舗とか、閉まった店とかを全部処理ということではなくて、銀座デパートはれんが通りの入り口、市役所にも近いところ、交通の便もいいということで、特別な意味合いを持っていようかと思うんです。ぜひ御検討をいただくよう要望させていただきます。

 270ページの市場の収入なんですが、歳入歳出の不足分8,000万円ほどを呉市から繰り入れています。呉の中央卸売市場は地方卸売市場と違って国の管轄する市場だと思うんですが、国からこういうお金は入ってくるということはないんですか。



◎升森中央卸売市場次長 先ほどの御質問でございますが、建設費につきましては補助がございますけど、運営に関してはそういう補助とか繰入金というものはございません。



◆玉谷委員 今の補助については、国の施設なんですからもらってもいいようにも思うんですが、それは意見だけにとどめておきます。

 もとに戻ります。経済振興なんですが、狂牛病の被害で呉市内の精肉屋、焼き肉屋が全く立ち行かないと、店は開いておるけども客はほとんど来ないと。肉屋では豚肉、鳥肉でお茶を濁しているけれども、経営は倒産寸前というところが多いと伺いました。これについての被害の調査と、それから狂牛病の被害だということであれば、補助金を出すなりのお考えはないでしょうか。



◎礒本商工観光課長 狂牛病対策の件でございますが、そういった食肉用を取り扱う業者が、日本牛を20%以上扱っている企業で、さらに前年と比べて3カ月を比較するんですが、20%の売り上げが減少している場合は、県の方で今、倒産防止対策事業貸付金という制度で6,000万円まで融資が受けられます。今の減少について呉市が認定するといった形で、今年度は4件、呉市の方で認定させていただいております。

 また昨今、飲食業につきまして、そういった焼き肉業者等の場合、これは前年同期に比べて10%の事業費が減の場合、新たにそういった貸付制度が受けられるということがございまして、1件、呉市の方で認定しております。



◆玉谷委員 もう今貸し付けを受けても追いつかない状態と思うんですけども、これは金利なしとか優遇があるんでしょうか。



◎礒本商工観光課長 県の制度での貸付制度では、利率は1.6%で、安い利率で実施されております。



◆玉谷委員 終わります。ありがとうございました。



○荒川委員長 引き続き質疑を行っていただきますが、以後の質疑者の順序を申し上げます。

 2番渡辺委員、3番大野委員、4番小野委員でございます。

 それでは、渡辺委員。



◆渡辺一照委員 1点ちょっとお伺いさせていただきます。

 133ページの中小企業振興貸付事業、これの中小企業振興の貸し付け状態は今のところ順調に機能しているというか、末端にまで貸し付けが行われているんでしょうか。



◎礒本商工観光課長 呉市の中小企業に対する貸し付け状況でございますが、ここ一、二年当たり貸付件数、また金額とも減少いたしております。その大きな要因は、平成10年10月1日から国の方でとられました金融安定特別融資制度、この制度で13年3月31日まで30兆円規模での融資がありました。そういった中で、呉市の中小企業の方が約2,700件、金額にして440億円余りの融資を受けられております。そういった観点で、今現在そういった融資を受けた支払いに当たっているといった形で、呉市の貸付制度の利用は若干鈍っている状況でございます。



◆渡辺一照委員 今、中小企業等では、資金が足りない状況がかなり続いているのが現状であります。また金融機関が貸したい会社は借りたくない、必要のない会社がたくさんでありまして、また借りたい会社というのは銀行が貸したくない会社、こういう状況が如実に出ているわけであります。今各金融機関の営業マンとちょっと接触することが多いこともありまして、基本的に金融機関は融資に対して消極的であるというような状況が伝わってきます。基本的に貸したくないという状況です。条件のよい会社には市の融資制度、低金利よりも各金融機関のプロパー的な自分独自の会社の融資制度を優先させて貸し付けをしているのが現状であるというような状況で、市の低利融資のところまでいってないような状況があります。

 先ほど玉谷先生がおっしゃった件でも、借りたいけど借りれないような状況がかなりあります。それは金融機関とあと保証協会の方、この関係に対して金融機関は、今先ほど私が言いましたように余りにも消極的である。また、保証協会の方もかなり今財政的に厳しい状況があるようですから、余りリスクのある物件には乗りたくないという状況があるようです。この金融機関に対してと、あと保証協会に対して、こういう貸付制度を使ってくれという啓発活動はどのようになさっているか、ちょっと教えてください。



◎石井経済部長 渡辺議員御指摘の点につきましては、確かに貸し渋り、あるいは貸しはがしとか、そういったことがマスコミ等で報道されているわけです。97年、98年と比べたときより余りひどくはないと思うんですけど、今回もかなり中小企業、特に零細企業に対する貸し渋りはあろうかと思います。そういった中で、先般政府が2月27日にデフレ対策を発表したわけですけど、その1項目の中に貸し渋り対策ということが打ち出されています。それを見ますと売掛債権を担保にした融資制度、これは昨年の12月にできたんですけど、そういった制度の積極的な活用でありますとか、いわゆる政府系金融機関とか保証協会を積極的に利用して、貸し付けを伸ばしていこうじゃないかということが第一弾として打ち出されてきたわけです。そういった中で、政府系金融機関、国民公庫は1月末で、うちで調べた範囲でも、対前年同月比で116%と、かなりの伸びを見せていると。かなり政府系金融機関でお借りする人の方へシフトしていると、こういった状況もございます。

 今後、政府の方としても、この中小企業の融資対策について、新たな方策を検討したらどうかということが、例えば97年、98年にかつて出したような特別保証制度をつくるか、つくらないかとか、そういったことが今から議論されるのではなかろうかというふうに思うわけでございまして、我々はそういった国の動向も見守っていきたいということにいたしております。

 それでまた、中小企業、うちの融資制度の広報活動につきましては、1つは市政だよりを使って制度を広報しておりますし、また会議所の所報でありますとか、あるいは経済部が持っているホームページで、こういった融資制度を掲載しておりますし、FAXネットワークで各事業者について広報活動をしております。また、先ほど申しました昨年の12月にできた売掛金の担保融資制度につきましても、経済部のホームページに載せて事業者の方に広報活動を行っているところでございます。



◆渡辺一照委員 石井部長の御見解はよくわかるんですが、実態的に保証協会の方で待ったがかかる場合が多々ありまして、担保を要求という形がかなりあると。それで、元気のある中堅クラスの企業等は中小企業金融公庫ですか。もう少し、まだ若干の余裕があるというのは国民金融公庫ですね。そういう形で、先ほど玉谷先生がおっしゃったように狂牛病対策の特別融資枠もとれる状況があるんですが、国金をも相手にされない状況の中小企業が多々あると。そこを何とか今生き延びておるような状況があるんですが、どこにも借りるところがないような状況、頼みはやはり市及びこういう貸付金へ頼るんですが、なかなか条件等、先ほど言いましたように保証協会が動かないと。この保証協会と呉市の関係というか、損失補償契約等があると思うんですよ。その損失補償部分、今どういう割合になっているか、ちょっと教えてください。



◎礒本商工観光課長 信用保証協会と呉市の負担分だと思いますけど、信用保証協会が補償率をとりまして、国の中小企業総合事業団の方へ保険を掛けます。その保険を掛けますと、もし焦げついた場合に協会の方から7割、70%保険が出ます。残りの30%について行政がその7割、ですから行政が21%、信用保証協会が9%、そういった形で損失補償をやっていきます。



◆渡辺一照委員 その7割というか、保証協会も先ほど言いましたようにかなり厳しい財政状況、いつなくなるかわからんような全国的な感じなんです。そこで保証協会自身も余りリスクを踏みたくないというような状況がありますんで、そこで金融機関は動かない、保証協会はそういう中小企業に対してリスクの負うものは9%であれ、負いたくないと。そういう状況であるなら、呉市の負担の70%というか、それをもう少し上げて保証協会を動かすようにしないと、なかなかこの現状は打破できないと思うんですが、この率について上げられるような感覚はありますか。



◎石井経済部長 率につきましては、先ほど申しましたように損失額の保険で大体7割補てんされるわけです。あとの3割の7割を市が損失補償として出して、あとの3割は保証協会がかぶるということで、あともちろんそうして損失しておるわけですから、保証協会が事業者に対して回収したときに7・3の割合で呉市に返していただけるんですけど。その7割の損失補償をしていることにつきましては、これは一地方自治体だけでどうのこうのできる問題でございませんし、これは広島県全体の保証協会の取り組みの中、あるいは全国一律のそういった保証協会の運営の中で決められたもので、それをうちが特別に率を上げるとか、そういったところの考えはございません。

 だから、先ほど申しましたように、政府の方としてもこういった貸し渋りが非常に厳しい状況の中で、中小企業の資金繰りを助けるために何らかの方策を考えようじゃないかということで、売掛金も譲渡担保に入れて、それで融資制度を実行していこうじゃないかとか、そういったことを考えています。その制度そのものが、実は調べましたら12月17日か15日にその制度が発足したんですけど、中小企業さんはほとんど恐らくそういった制度があることすら知ってないような状況です。また、国のデフレ対策の大きな柱で、貸し渋り対策はとにかく売掛金の譲渡担保の融資制度をどんどん活用しようじゃないかとか、国民金融公庫の政府系金融機関の融資をどんどん借りてくださいと、こういったことが打ち出されておる状況でございます。ただこれだけで中小企業の資金繰りがうまいぐあいにいくかどうかは、もう少し見定めて、また例の特別保証制度をつくったらどうかとか、そういったことも実は政府の方でいろいろと検討されておるところでございますので、ひとつ御理解のほどをよろしくお願いいたします。



◆渡辺一照委員 ちょっとお伺いしたいんですけど、その70%を上下することが呉市単独でできるかどうか、あるいはまたそれは県からもう県内統一という形で決められているのかどうか、その点ちょっとお伺いさせていただきたい。



◎石井経済部長 現在、保証協会と補償契約を各自治体全部が結んでいるわけですけど、それは先ほど申しましたように7割と3割、補償契約は呉市は7割ということで、すべての市町村はそういった契約の結び方をして、統一的に取り扱われているところでございます。



◆渡辺一照委員 じゃあ、この契約は今後変えることはできるんですか、可能なんですか。



◎石井経済部長 現実に今保証協会とそういった契約を結んで、今うちが単独で変えていこうとするとか、そういった考えは持っておりませんし、これはやっぱり全県一律で、そういった問題に取り組む必要があろうかと思います。ただ補償契約そのもののやり方もある程度、保証協会の内部規律とか、あるいは指導とか、そういったこともあるんじゃなかろうかと思いまして、我々といたしましては今の7割の補償契約を変えることは考えていないところでございます。



◆渡辺一照委員 これ以上は時間とりますんで言いませんが、できるだけここを変えていけば保証協会等も動かざるを得ぬような、呉市がそれだけ負担するという状況をつくれば、保証協会は貸すように動かざるを得ない。そうすると、金融機関等も呉市と保証協会が動くんであればという形で、動かざるを得ないという状況が出てきますんで、そういうことで呉市の中小企業を救う糧になると思います。この点、ちょっと利用率が低いわけですから、保証協会を動かすような形で御考慮願いたいということで、要望として終わります。



○荒川委員長 大野委員。



◆大野委員 それでは、林業費の方の緑環境保全対策費から、緑との共生活動支援事業として生活環境保全林の整備と森林ボランティア育成が上がっておりますけれども、この概要を大まかでよろしいんですけど、お聞かせください。



◎田村農林水産課長 ただいま緑共生活動支援事業につきましての御質問でございますけど、この事業につきましては里山景観整備事業ということで、そういう事業によりまして生活環境保全林を整備していこうというふうなことで考えております。

 この生活環境保全林といいますのは、広島県が治山事業の一環ということで、森林整備を図るというふうな目的でつくっているものでございます。そういう森林の保全ということとあわせまして、地域住民の方に健康、休養の場ということで憩いの場にしていただこうということで、今設置しているものでございます。

 実は、この生活環境保全林は、呉市に3カ所ほどございまして、今現在ちょっと整備がされてないような状況でございます。そういうふうなところを県の補助金によりまして整備をしていこうというふうに考えておるわけです。

 以上でございます。

 それから、済みません。森林ボランティアの件なんですが、実は平成11年度から森林サポーター事業というふうな事業を行っております。これは森林に対する意識というんですか、これが最近非常に高まっております。こういうふうな意識をさらに高めるというようなことから、市民の方に森林に対する意識を持っていただいて、そういう植林とか伐採とか、そういうふうな基礎的な事業を身につけていただいて、森林ボランティアに参加していただこうということで始めております。



◆大野委員 3カ所あるところに、今回、県の方の補助金をもらいながら整備をしていって、地域住民に提供していきたいという事業と、それと森林ボランティア育成をリンクさせてやっていくということですよね。



◎田村農林水産課長 そのとおりでございます。まず、今現在荒れております保全林を整備いたしまして、その後に森林ボランティアのサポーターの方に入っていただいて、そこを活動の場としてやっていくということで考えています。



◆大野委員 これはいつまで、期間はどれくらいかかるんでしょうか。



◎田村農林水産課長 環境保全林の整備については14年度の単年度でやっていくつもりでございますが、整備した後の管理につきましては森林ボランティアの方に引き続いて下草刈りとか、いろんな作業をその中でやっていただくということで考えております。



◆大野委員 ボランティアさんの育成はことし限りということですか。



◎田村農林水産課長 このボランティアの育成も、これからさらに引き続いてやっていきたいと考えております。



◆大野委員 身近なところの環境を整備してもらって、それを地域住民が活用できる事業というのは本当に大いに進めていっていただきたいし、今後しっかり広報をしていただいて、活用の機会をふやしていただきたいというふうに思います。

 終わります。



○荒川委員長 小野委員。



◆小野委員 ことしの新年度予算の大きな柱であります雇用対策ですよね。商工の関係では、緊急雇用対策として国から750万円ほど入っておりますが、これは歳出ではどの部分で、どのような事業をやられるんですか。



◎礒本商工観光課長 歳出の部分では商工業振興費の中にございます。1点は、中小企業の経営者、事務職員を対象としたパソコン研修、もう一点はことし、中小企業IT活用について調査したんですが、その中で非常に要望が多かったITに関する相談窓口を設けてほしいといったことがございましたんで、IT相談窓口、その2点でございます。



◆小野委員 それじゃ、商工関係での、いわゆる雇用対策という大きい枠じゃなくて、直接的な雇用対策、緊急雇用対策として、呉市が今回の予算で全体でどのぐらいな雇用を創出したんですか。



◎石井経済部長 緊急雇用対策で呉市全体では、実際は歳入の方の中に緊急雇用対策という名目は全部入っておるんですけど……。



◆小野委員 ありましたね、全体で7,300万円ほど。



◎石井経済部長 いや、13年度で金額で1億1,600万円ほど計上させていただいております。13件の1億1,600万円ほどで、そのうち雇用者数、これ計画ですから、実際設計して、申請して落とされたり、いろんなことがありますけど。一応雇用者数が141人、うち新規が115人ほどの新規雇用が見込めるんじゃなかろうかという予算ベースでの数字でございます。



◆小野委員 この緊急雇用対策で、新たにというのは、この期間はたしか短かったような気がするんですが、どのぐらいの期間ですか。



◎礒本商工観光課長 緊急雇用対策事業につきましては委託を原則とするということで、期間が6カ月を超えるものもありますけど、6カ月あたりが中心になろうかと思います。雇用につきましては、一応1年を超えないといったことで、1年まで直接雇用ができる今の教員と保育所の関係という形でございます。



◆小野委員 先ほど言いました形として141人が新たに雇用されたとして、半年後はこの人らは失業者になるわけですか。さらにそれを拡大して継続してということができるんでしょうか。



◎礒本商工観光課長 採用につきましてはハローワークを通じて採用するということになっております。確かに、この緊急雇用対策で半年とかいったことで、これが雇用対策になるのかといった観点からの質問だと思いますけど、これは緊急体制での制度でございますので、雇用がありまして、継続して事業者が雇用していこうという結果に結びつけば、この制度として非常に成果が上がるんじゃないんかというふうに我々は考えております。



◆小野委員 先ほど渡辺さんの御質問にもありましたように、中小零細のところがもう非常に今経営そのもの、仕事そのものがないという厳しい状況が続いているんです。この一時的な緊急雇用対策で一つの契機にはなるけれども、呉市、県内もでしょうけども、全体として雇用の引き上げになかなかつながらない。設備投資も含めて企業活動そのものが非常に停滞をしているということなんです。ですから、ITもなかなかうまくいかない。パソコン研修、技術をやっぱりつけるというのは一つあるんですけど、もともと仕事がないというような状況です。4月からペイオフが始まったら、さらに銀行の淘汰が進んだり、もっと厳しくなるであろうという予測さえ今出ているんです。呉市が単独で何かできるということは難しいと思うんですけれども、少なくとも先ほどあったような140名の新たな雇用ができたとすれば、そうしたものがさらに継続できるような何か手だてというものはないんでしょうか。難しいですか。何か考えんと。



◎石井経済部長 先ほど課長が申しましたように、あくまでもこれは緊急避難的な措置として、国が原則6カ月以内に雇用する仕事を打ち出して実行していくわけでございます。6カ月以内に、失業者の人が6カ月働いてる間に新しい職を見つけて企業へ就職するような形での緊急避難的な措置として、これは制度化されているわけでございまして、直接結びつくということはあり得ないと思います。



◆小野委員 わかりました、済みません。

 だから、6カ月で新しい産業が生まれたり、新しい雇用が生まれるような今状況にない。しかも、中小零細のところが、活動そのものができない。一つの起爆剤として、先ほど渡辺さんが御質問になったような形での融資とか支援がもしできれば、拡大すれば、企業活動がある程度動く可能性はあるんです。ですが、それも今の状態じゃ難しい。新たなITを含めたインキュベーションとかいろんな支援策をつくっているけれども、これもすぐには効果が発しないということであれば、呉市の雇用対策というのは言葉としてはぶち上げたけれども、現実的にはなかなかないというふうになります。だから、そこら辺、何か工夫をしないといけないんじゃないかと、これは私の思いです。ぜひ思い切った施策というか、手だてというものをこれは行ってほしいと思います。

 しかし、それにしても市側の考えは、1億円ほどじゃちょっとできんと。これは市が考えなければいけないんじゃないんですか。もうちょっとこういうところに予算を配分するようなことをしないと、雇用対策をやります、ミスマッチを解消します、新たな雇用を確保しますというふうに市長は説明をされておりますけれども、予算的にはちょっとお粗末じゃないかと、これは私の感想です。

 それから、商店街振興、空き店舗というのは今どのぐらいあるんでしょうか。



◎礒本商工観光課長 この14年1月末現在で、中心市街地での空き店舗は率で言いますと約17%ほど生じております。



◆小野委員 これは傾向としてはふえているんだろうとは思います。それで、新たな空き店舗対策ということで、今予算も出ておりますけれども、さっきの御答弁ですと、幾ら市が準備をしても乗ってこないということです。今までも乗ってこなかったと。これ、こういう状態で、もう既に中央商店街の活性化策、手だては尽きてしまったと。人の流れは駅周辺、駅裏を含めて新たな開発が今進んでますが、もうそういうふうに流れていってるわけです。そうしたときに、何らかの手だてはしないといけんのですが、市がもう空き店舗対策、あるいは中央商店街活性化対策というふうに言ってやる必要があるんかどうか。本当はしないといけんのですが、乗ってこないという状況があります。100%お金を出して、全部お膳立てしてあげたら、そこに参加しますというのはおってかもわからんけども、自分たちで頑張ってやろうという状況が見えないです。ここらはどうなんですか。それでも空き店舗対策ということでやらないといけんのですか。本当はやらないといけんのですが、やらないといけんのですか。言い方難しいんじゃけど、ちょっと商店主の方に対して、もうちょっときちっと何か言う必要があるんじゃないかという気がするんですが、怒られますか。



◎礒本商工観光課長 確かに議員さんがおっしゃられますように、今まで国、県、市も含めまして、行政がそういった商店街対策について、いろいろ支援をしてまいっております。また、地域住民も中央商店街については、そこで買い物したいとか行きたいとか、商店街をかわいがるというんですか、そういう気持ちは持っておるんだと思いますけど、実際は行ってないというふうな状況にあろうかと思います。

 今回、こういった空き店舗対策での施策を出したわけなんですが、世間一般で言われておりますように基本的には振興組合みずからがやる気を持って、経営感覚を持って、組合の中で空き店舗が生じたら組合自身がその空き店舗へ新しい業種というんですか、そういった形で埋めていくという、組合自体で努力をしていっていただかないといけないという原則はございます。そういった中で国の方が、先ほど申しましたが、そういった空き店舗対策について助成制度を持っておりましたけど、それがやはり事業費が高額であるといった観点から、呉市はそこの間をとりまして、やる気のある振興組合については、今回助成をして、3カ年で取り組んでみるわけなんですが、やってみようということでございます。



◆小野委員 あのくらい言わにゃだめだね。

 今度は市場についてちょっとお伺いします。

 毎年、市場そのものの取扱量は減ってきているんじゃろうと思うんです。この目的はわかるんですが、価格の安定とか。実際、生鮮食料品が市内、市場を通してとそれ以外とで割合というのはどうなっておるんですか。我々が口にする場合、それは市場を通したものなのか、そうではないものなのか、どのぐらいの割合になってますか。



◎升森中央卸売市場次長 市場を経由しておる量だけはわかるんでございますが、市場を通っていないものというのはちょっと我々の方では把握してません。



◆小野委員 済みません。市内で1年間に消費する量というのはある程度把握できるんじゃないんですか。



◎刈山中央卸売市場参事補 市場を通る分とそれから小売の方々が直に産地から買われるものも若干あると思います。同時に、また広島の方からも買ってこられますので、市場の方でわかるのはあくまでも市場を通った数量しかわからないわけなんです。それからもう一つは農家の方が直接無人販売とかございますけども、そういったものもございますので、私どもの方で全体でどれだけというのが、数量の把握はちょっと困難でございます。



◆小野委員 そうすると、僕はそこら辺はやっぱりちゃんと何とか把握した方がいいと思うんです。何でかと言うたら、今市場が存在する意味があるんかなって思うんです。それはこれが8割、9割、市場を通じて一般の家庭、商店の中に流通しておるんなら大変重要な役割を果たすんじゃけど、もしかしたらこれが2割しか市場を通じての取引がないとすれば、8割はもう関係ないということになったら、市場の存在そのものがちょっと問われるんじゃないかと思うんです。それが今、市場価格安定のために、毎年一般会計から繰り入れをしながら、ぜひとも存在をしなければならないというきちっとした説明が市民に対して要ると思うんです。だから、そこら辺の量というんか、どうなんだということをやっぱりちゃんと把握して報告してほしいんです。自分らのところでうちらの市場が要らないというようなことは言えんでしょうけど、我々から見ればいつまでも必要があるんかなと、これだけ交通が発達して、流通がもう価格破壊を起こして、自由に買い物ができるようになってきたわけです。どうなんかなと、こういうことを思うんですが、いかがでしょうか。



◎見世中央卸売市場長 市場の経由率ということでございますけども、全国単位では市場の経由率というのは国の方で計算して出しております。それは当然各市場を経由をしておりますけど、国内でできた生産量、それから輸入、こういったものに加えまして、平成2年の統計でみますと約80%余り、平成12年を見ますと、これが市場経由率が落ちておりまして70%台に落ち、約10年で10%落ちております。

 それで、呉市単独では先ほど言いましたように、消費される方のいろんな流通系統がございますので、呉市内でどれだけ生産できて、実際はどれだけ消費しておるかというのがなかなか算出が困難でございます。一般的にいいますと全国的に70%ですから、その程度かなというふうなことなんです。今議員さん御指摘の呉市場が本当に存在する価値があるか、ないかというようなことでございますけども、確かに最近は産地が大型化しております。それから大阪とか広島とか拠点市場化しております。特に量販店、スーパーだとかコンビニ関係ですけど、こういったものは拠点市場で買って、配送センターをつくって、各支店へ搬送してくると、確かに呉市場を経由してないというふうな状況があります。ただ、そうした中で、呉市場がという御指摘ですけども、県内を見ましても中央市場は広島と呉でございます。地方市場として15カ所あります。福山であり、それから尾道、三原、竹原というようなところも、東広島もそうですけど、そういった市場はあります。そういった中で市場というものは、やはりそこに住んでおられる市民の方たちの食料品の安定供給のためには必要な施設であると。

 ただ、中央市場が今後ともこうして継続していくためには、私どもの希望としてはできるだけ中央市場で皆さんが買っていただきたいというふうな思いはありますけども、今時代の潮流としてはそういった大きな市場、広島なり大阪なりの方へ移行しつつあるというような状況でございます。



◆小野委員 いずれ考えないといけん時期が来るんじゃないかという気はします。ぜひ、そういうふうに考えて、市場の位置づけも変えたっていいと思うんですけど。高速道路ができれば場所だって変えてもいいとは思うんですけど。そこら辺は今すぐということじゃないけれども、これが予算の中で繰出金をずっと食いながらいかなきゃならない。やっぱり特別会計になってますから、ぜひ考えていただきたいということを申し上げて終わりたいと思います。



○荒川委員長 ほかに御質疑ありませんか。

 玉谷委員。



◆玉谷委員 済みません、132ページの中小企業振興資金、先ほどの渡辺議員に関連して質問をします。

 この資金の貸し付けの事故率と市の負担額、直近のものでどんなんでしょうか。



◎礒本商工観光課長 事故率という率は出してございませんが、損失補償の額で言わせていただきますと12年度で1,100万円程度損失補償で支出しております。

 また、現在焦げついていると言うんですか、そういった額が約9,000万円ほどございます。



◆玉谷委員 43億円貸し付けて1,100万円っていったら、かなり低いですよね。



◎礒本商工観光課長 額でございますが、先ほど申しましたように保証協会が掛ける保険が7割出て残りの7割ということですので、ちょっと今はじいてみんとわからんですけど、そういうことでございます。



◆玉谷委員 高知県が預託金をふやして、もっと事故率は上がってもいいじゃないかというふうな対策をするということでありました。広島市も何か特別な対応をするというのを伺ったことがあるんですが、今の年間で1,100万円ぐらいしか、市が7割を負担してもこれだけということであれば、先ほど渡辺さんが言われたような、もう少し厚い対策というのをぜひ考えていただきますよう要望して終わります。



○荒川委員長 ほかに御質疑ありませんか。

 大本委員。



◆大本委員 先ほど出たんですが、商店街の空き店舗、この有効活用ということなんですけども、私、去年もちょっと質問させていただきました。答弁の中では基本的に自助努力ということを言われました。確かに私もそのように思いますけれども、1年間、どういった取り組みを商店街とやられてきたのか、全部とは言いません、わかる程度でちょっとお願いします。



◎礒本商工観光課長 商店街との取り組みでございますが、まず食の祭典とか、イベント実施に当たっての取り組みが1点、それと今回こういった空き店舗対策制度を設けるに当たって、商店街の振興組合さんの方へお伺いしまして、商店街の活性化についてどういう取り組みをしたらいいかといった形で、いろいろ御相談はさせていただいております。



◆大本委員 1年間いろいろ話しされて、今回このような有効活用ということになったんだろうとは思いますけれども、今から駅の周辺、いろいろ大型事業もありますけれども、非常に周辺が活性化して経済効果もあると。それで、どんどん人も入ってくるということも言われておられます。そこで、そこばっかりが活性化して、人がそこからよそへ行ったんじゃどうもならんのです。呉市全体のことを考えたときに、ならばそこで人が集まる。中通りの商店街なり、人が流れるような先を見た取り組みというものを今から考えておかないと、いざできたわ、人は一つも寄らんと。だんだん衰退していくばっかりだと思いますが、何か考えありますか。



◎石井経済部長 確かに議員が御心配の点はあろうかと思うわけですけど、そういった意味で、一つの魅力あるまちづくりをしていく必要があろうかと思うわけです。例えば駅周辺と中通りを結ぶ中間点、例えば堺川通りが現実に横たわっておるわけでございまして、いわゆる堺川の可動堰の設置でありますとか、あるいは今回いろいろと屋台の問題もあのままにしておいたらいいのかとかいうことで、一つ全体のまちづくりの中で魅力ある施設を配置しながら、人の動線、流れ、アクセスをつくっていくことで、我々は現在考えているところでございます。



◆大本委員 非常に前向きに、今からそれじゃ大変楽しみにしとっていいという言葉と受けとめます。一つ例を出しますと、やはりどこでもあるようなものがあったんじゃ人は集まらんのです。私も去年言いましたが、思い切った発想のもとでいろいろ考えてほしいということも去年言っておるわけなんですが、要は今景気が悪くても海外へ人はたくさん行かれて観光されるということなんです。これ一つの例ですよ。そこで、呉に行けばいろんな外国のものがいろいろあちこちにあると。無理に外国まで行かんでもいい、呉に行けばある。今から道路もどんどん完成してきて、県外から人が入ってくる、そういった大きな発想を持って、今から取り組んでいただくよう、これは要望しておきます。



○荒川委員長 ほかに御質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○荒川委員長 御質疑がありませんので、この程度といたします。

 説明員が交代します。

     ──────────────────────────────



△2議第1号



○荒川委員長 歳出10款教育費の説明、質疑を行います。

 当局の説明を願います。着席のままで説明してください。

 教育総務部長。



◎藤原教育総務部長 それでは、第10款教育費を説明いたしますので、予算に関する説明書の168ページをお開きください。

 (款)教育費、1項教育総務費、1目教育委員会費でございますが、これは委員長及び委員3名の委員報酬等でございます。

 2目事務局費でございますが、教育委員会事務局職員54名分の人件費を初め、一般管理費及びつばき会館の管理運営に要する経費を計上しております。

 3目教育指導費でございますが、教職員の資質向上、障害児教育の充実、呉の子供たちの安全確保のための事業推進等に要する経費を、1枚めくっていただきまして学事費では教育統計調査等の学校教育事務、児童生徒の就学、学校適正規模、適正配置及び学校保健に要する経費を計上しております。適応指導費につきましては、学校派遣カウンセラー等の児童生徒適応指導事業のほか、スクールカウンセラーの配置、心の教育相談員活用調査研究等に要する経費を計上しております。外国語指導費につきましては、英語指導助手10名に要する経費を計上しております。私立学校等助成費につきましては、幼稚園就園奨励事業のほか、私立幼稚園協会、私立高校等への助成に要する経費を計上しております。つばき学級管理運営費につきましては、不登校児童生徒に対する適応指導教室の運営に要する経費を計上しております。

 4目人権教育振興費でございますが、学校における人権教育を推進していくための経費並びに同和奨学金等交付事業に要する経費を計上しております。

 172ページをお願いします。

 2項小学校費、1目学校管理費でございますが、小学校に勤務する市費支弁職員91名分の人件費を初め、学校給食並びに小学校の管理運営及び維持補修等に要する経費を計上しております。

 2目教育振興費でございますが、教科等研修・研究費では実技講習会、教育研究大会等の実施に要する経費を、1枚めくっていただきまして児童指導・行事費では、わが町の先生派遣事業、音楽鑑賞教室等の実施に要する経費を計上しております。コンピューター利用教育費につきましては、コンピューターの更新、広・両城小学校の校内LAN実施等が主なものでございます。教材整備費につきましては、学校図書館図書等の整備を初め、教材の購入整備、教科用指導図書の購入等に要する経費を計上しております。就学奨励費につきましては、経済的理由により就学が困難な児童の保護者に学用品費等を支給するための経費でございます。

 3目学校建設費でございますが、小学校改修費では両城小学校の校舎大規模改造等に要する経費を、小学校建設費では広小学校校舎、昭和西小学校体育館改築のための経費等を計上しております。小学校用地取得費は郷原小学校の校地拡張のための用地取得に要する経費でございます。

 176ページをお願いします。

 3項中学校費、1目学校管理費でございますが、中学校に勤務する市費支弁職員15名分の人件費を初め、中学校の管理運営及び維持補修等に要する経費を計上しております。

 2目教育振興費でございますが、小学校費と同様、教科等研修・研究費、生徒指導・行事費、コンピューター利用教育費、1枚めくっていただきまして教材整備費及び就学奨励費を計上しております。

 3目学校建設費でございますが、阿賀中学校の普通教室の内装改修及び仁方中学校校舎の改造実施設計に要する経費を計上しております。

 4項高等学校費、1目学校管理費でございますが、高等学校に勤務する教職員41名分の人件費を初め、高等学校の管理運営及び維持補修等に要する経費を計上しております。

 180ページをお願いいたします。

 2目教育振興費でございますが、教科等研修、学校行事等の実施、コンピューター利用教育、教材の整備充実等に要する経費を計上しております。

 5項社会教育費、1目社会教育総務費でございますが、社会教育関係職員33名分の人件費が主なものでございます。

 182ページをお願いいたします。

 2目社会教育振興費でございますが、社会教育関係団体への助成や各種講座等の実施のほか、人権教育・啓発活動の実施、子育て支援ネットワーク事業の実施、家庭教育支援事業等に要する経費でございます。生涯学習推進費につきましては、生涯学習講演会の開催等、文化振興費につきましては文化事業を呉市文化振興財団に委託する経費のほか、全日本少年少女合唱祭呉大会への助成等、文化財保護費につきましては旧澤原家住居保存、文化財ガイドブック製作等に要する経費を計上しております。青少年育成費につきましては、青少年の健全育成のための事業のほか、少年海外派遣研修事業等の経費を計上しております。

 184ページをお願いします。

 3目公民館費でございますが、公民館・文化フロア25名分の職員人件費のほか、各種講座の実施等に要する経費、公民館・文化フロアの管理運営及び維持補修等に要する経費を計上しております。

 4目図書館費でございますが、15名分の職員人件費を初め、読書の推進、図書資料の整備等に要する経費を計上しております。

 図書館管理運営費につきましては、1枚めくっていただきまして、閉館時の図書の返却に対応するため、図書返却ポストを3館に設置するほか、図書館の管理運営及び維持補修等に要する経費を計上しております。図書館整備費では、館内モニターカメラの整備のために要する経費を計上しております。

 5目美術館費でございますが、所蔵品展の開催を初め、美術品の購入、美術館の管理運営及び維持補修等に要する経費、美術館整備費では本館空調設備の整備に要する経費を計上しております。

 188ページをお願いいたします。

 6目社会教育施設費でございますが、社会教育施設で実施する各種事業に要する経費、管理運営及び維持補修等に要する経費のほか、社会教育施設整備費では、文化ホールの空調設備改修に要する経費を計上しております。

 7目社会教育施設建設費でございますが、郷原公民館建設工事に要する経費でございます。

 190ページをお願いします。

 6項社会体育費、1目社会体育総務費でございますが、スポーツ振興課職員10名分の職員人件費のほか、一般管理事務費を計上しております。

 2目社会体育振興費でございますが、市民スポーツの振興のための事業のほか、本年10月に広島県で開催される全国スポーツ・レクリエーション祭の呉市開催種目の男女混合綱引き及び年齢別バドミントン競技の実施、平成15年3月完成予定の東部地区体育館(仮称)でございますけれども、開館記念事業等に要する経費を計上しております。

 3目社会体育施設費でございますが、社会体育施設管理運営事業のほか、1枚めくっていただきまして、二河球場内野スタンド防水改修等に要する経費を計上しております。

 以上で教育費の予算説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。



○荒川委員長 これより質疑に入るわけでありますが、挙手されましたらしばらくそのままお待ちください。

 御質疑願います。

     〔質疑希望者挙手〕



○荒川委員長 それでは、第1順位者の玉谷委員。



◆玉谷委員 170ページの3目教育指導費の中に不登校児童生徒調査研究事業というのがあるんですが、内容はどんなことをされるんでしょうか。



◎木村学校安全課長 不登校児童生徒調査研究事業は、適応指導教室で学習をしております児童生徒への、主としてマルチメディアを活用した学習の支援を行う事業でございます。



◆玉谷委員 調査研究事業と銘打ってあるのはどういうことなんですか。



◎木村学校安全課長 これは県へ私どもが申請をいたしまして、県からお金をいただいて、それでもって学習の効果がどのようにあるかという調査研究を行い、県に報告すると、こういう趣旨でございます。



◆玉谷委員 マルチメディアというのは具体的に何を入れているんですか。



◎木村学校安全課長 パソコンを使いまして、学習支援のためのソフトなどを導入し、個別の学習を支援する。また、インターネットを活用しまして、子供たちがいろいろな情報収集、また発信等の活動を行っていると、こういったことでございます。



◆玉谷委員 いろんなことをしていただけるようで、大変ありがたいと思います。ただ、すごくナーバスになっている子供たちなんで、私の経験でも、広大の生徒さんが遊んであげるという形で調査に来られたりするとすごく傷つきましたので、そういう点ではぜひ慎重にお願いいたします。

 それから続きまして、同じく170ページの奨学金交付金なんですが、同和奨学金の事業があるんですが、私は昨年、だれでもが利用できる一般の奨学金制度をぜひ創設してほしいとお願いしたんですが、これについては実施ができないのか、検討の結果はどうなのか、お願いします。



◎小谷学校教育課長 新しい奨学金制度につきましては、平成14年度を一つの研究を考えながら、15年度を目途とした新しい奨学金制度ができないものかということを研究をしていきたいというふうに思っております。



◆玉谷委員 今行っておられる同和奨学金なんですが、幾つかはやめられたと。それで、入学支度金、奨学金、受験料、大学下宿代が残っているということなんですが、それぞれ該当の人数はどれぐらいいらっしゃるんでしょうか。



◎小谷学校教育課長 奨学金の現状の平成14年度分につきましては、入学支度金につきましては小学校が18人、中学校が20人、高校の方は公立、私立、実質結果を見ないとわからないところもあるわけですが、公立が5人、私立が17人、合わせて22人というような計算をしております。大学の方は公立含めて10人。それから就学資金といいますか、月々の状況になるんですが、高校の方は公立の方が27人、それから私立の方が39人、大学の方では公立を1人、ただしこれは下宿をしている子とそうでない子の条件を14年度は変えております。それから、私立の方が22人と4人、これも下宿をしている、していないで今年度変えております。それから、受験料について高校が20人、そして大学が10人というような状況で、そういう設定をさせていただいているというように思います。



◆玉谷委員 これは地区の該当する生徒さんで、受けないお子さんはいらっしゃいますか。全部の生徒さんが受けられるわけですか。



◎小谷学校教育課長 この同和奨学金につきましては、見直しやいろんな形をしてきた経緯もございます。その中で、所得制限の導入等も入れている関係もございまして、奨学金の申請がないという方も一部にはいるというふうに思います。



◆玉谷委員 次のページで小学校の管理なんですが、4月から土、日が休みになるという関係で、小中学校の学校図書館を土曜日、日曜日に開放していただきたいという声があるんですが、どうなんでしょうか。



◎前谷教育総務部次長 学校図書室の地域への開放についてのお話でございますが、私どもといたしましては学校週5日制の実施に伴いまして、今子供たちを地域でどのように受け皿をつくっていくかということを検討、研究、また計画いたしております。議員仰せの図書室の地域への開放につきましては、現在検討をいたしておりますが、いろいろ地域のボランティアの方々の御協力を得ながら進めていきたいというふうには考えております。そういう条件が整ったところから順次開設していきたいと考えているところでございますので、よろしくお願いいたします。



◆玉谷委員 地域の父母なりだれかが留守番というか、番をしてくださるというか、参加してくだされば開設していかれると思ってよろしいですね。



◎前谷教育総務部次長 はい。そのように御理解いただきたいと思います。



◆玉谷委員 ありがとうこざいます。ぜひよろしくお願いいたします。

 次の174ページなんですが、小学校、中学校、同様にあって共通することなんですが、耐震調査の結果による学校の建てかえ、あるいは補強というのは、今年度はどうなんでしょうか。



◎山崎管理課長 耐震調査に基づく学校建設及び大規模改造事業でございますけれども、改築につきまして広小学校校舎、昭和西小学校の体育館、大規模改造事業については両城小学校を予定しております。



◆玉谷委員 それでは3棟ということですか。



◎山崎管理課長 広小学校の改築につきましては2棟分でございます。



◆玉谷委員 それでは4棟なんですか。



◎山崎管理課長 そうでございます。



◆玉谷委員 昨年の予算が2棟でした。ことしの予算は4棟だと。耐震調査で危ないと診断されたのが全部で60棟でした。このままでは、今6棟ですからあと20年ほどかかるということになるんでしょうか。



◎山崎管理課長 耐震性能調査に基づく改築につきまして、13年度に改築をいたしました和庄小学校についても2棟でございまして、広小学校についても2棟でございます。単純にいえばそういうことになるわけでございますが、今後は統合等のこともございます。そういう面でいえば、金額、期間とも圧縮できるものというふうに思っております。



◆玉谷委員 教育振興費の中の就学奨励事業について伺います。

 今、新入学の準備の時期でございますが、中学に入る生徒さんが制服を買わなくてはいけない時期です。制服を買うのに、サイズを合わせに洋服屋さんに行って買っておられるようですが、商品を受け取りに来るときに、実はお金がないんだと、待ってくれと言ってこられるそうです。去年、おととしの例で、そのまま未回収、回収できなかったという例もあるそうです。子供のことですから、何はさておいてもそろえてやりたいのが親心ですが、それでも買えないという人がいます。就学奨励費なんですが、制服は対応できるでしょうか。



◎小谷学校教育課長 今質問の就学奨励費にかかわりましては、いわゆる小学校、また中学校へ入っていく子供たちに学用品費という形ではございますけれど、今申し出の制服という条件、いわゆる事業内容としてはこの制服をということでなしに、いろんな形でここの中に入っている状況になっているというふうに思います。



◆玉谷委員 私、以前にも学校に行けない登校拒否のお子さんがいるから会いに行ってやってくれということで行ってみましたら、いわゆる不登校、登校拒否ではなくて、お金がないから学校に行けないという状態なんです。学校に行かすには、やっぱり一定のお金がないと、子供としても行けない状態があります。その人の場合は就学奨励費ももらっていながらいろんな事情があったんですが、小学校の間はその子もそれでも学校に行ってました。ちょくちょく職員室に遊びに行ったそうです。ところが、中学校になると知った人が少ないのもあるでしょうが、制服がないと行けないんです。すごく悲しい現実ですから、制服を廃止するか、それとも制服をだれでもが手に入れられるような何か策を講じるか。それから就学奨励費については、待ってくれとおっしゃった親御さんに、こういうのがあるから学校に申し込みなさいというのを連絡したんですが、学校では行きたくないとおっしゃるんです。やっぱり子供が行ってるところですから、直接というのはすごくつらいんだと思うんです。教育委員会で、実態調査は学校を通して当然行われると思いますが、この就学奨励費の申し込みを受け付けて、学校に直接申し込める人はそれでもいいし、教育委員会でも受け付けるようにはできないのでしょうか。



◎小谷学校教育課長 今の就学奨励費につきましては、申請を出す場所というのは教育委員会も学校も両方行っている状況はございます。ですから、主要には申請書を学校の方へ出すような状況もあるわけです。と申し上げますのも、この事業内容の中に学校によって違う額面に相当するものが結構ございます。例えば修学旅行費というような場合、これは実費になるわけですが、これは学校によって少しずつ額面が異なっていく、人数の関係で異なってくるというようなこともあります。そういった具体のところへきますとそういう状況があるもんですから、教育委員会と学校とで連携をとりながら、その子その子の立場、背景を考えながら、いわゆる指導を含めての教育的配慮の中で事を進めていってるというのが現状がでございます。



◆玉谷委員 もう大分前の話なんですが、教育委員会でも受け付けてほしいというお願いに行きましたら、だめだということだったんですが、今は教育委員会でも受け付けていただけると、それでよろしいんですね。



◎小谷学校教育課長 いずれにしましても学校と連携をとらないと、書類が全部そろわないところもございまして、状況によっては教育委員会の方で受け付けて、そして学校と連携、また保護者と連携ということも流れで出てくることもあろうというように思います。



◆玉谷委員 ありがとうございました。直接学校には言いにくいという親は、教育委員会でぜひ受け付けていただきたいと思います。

 それから、188ページの文化ホールの空調熱源整備なんですけども、文化ホールの建設後、何年になるんですか。



◎溝部文化ホール副館長 文化ホールを開設いたしましたのは平成元年10月でございます。建設はその2年前からかかっておりまして、設備備品等につきましては平成の年度と同じように、今度の14年度予算で言いますと14年目を迎えようとしております。



◆玉谷委員 文化を楽しむ施設ですから、音がうるさかったり、寒かったり、熱かったりというのはたまらんわけで、ぜひそれはやっていただきたいんですが、こういうものの耐用年数っていうのは14年程度しかないんですか。



◎溝部文化ホール副館長 いろいろな設備がございまして、人間を少なくするためにコンピューター制御をたくさん導入して、使っております。コンピューターの寿命が大体6年から8年ございまして、私どものホールにおきましては長く使わせていただいておると。ときにはだまし運転みたいな状態で、お客様に迷惑がかからないようにしておりました。そのところを13年度から予算をいただけるようになりまして、かかっております。よろしくお願いいたします。



◆玉谷委員 190ページの社会体育費について伺います。

 民生費の項目の中で、温水プールで訓練を受けたいけれどもいっぱいだというお話を伺いました。今、広の温水プール、いっぱいだというのはよく伺ってます。子供さんは自衛隊の温水プールにも行かせてもらってますし、厚生年金や国保の方は駅前のペアーレも利用できるということでありますが、それでもなおいっぱいということであれば、温水プールの建設ということも考えられてもいいんじゃないんでしょうか。



◎河宮スポーツ振興課長 新しい温水プールの建設ということでございますけれども、呉市のスポーツ振興のための再配置計画に位置づけて新しいプールをどのようにするか、呉市の一体的な計画で考えていかなければいけないと思っております。



◆玉谷委員 今のはどういう御答弁かよくわかりませんでしたけども、呉の事業者を使って建設をすれば、呉の活性化にもなりますので、財政的にも無理のない範囲で、そういうことも考えていただきたいと思います。

 全体を通してというか、どの項目というのはわからないんですが、学校の統廃合について伺います。

 呉市は、「元気でかしこい呉の子どもを」というパンフレットをすべての親に配っておられます。その中で、ここ数年の間に6学級以下で推移すると思われる小学校17校の名前が挙げてあります。呉市は統合だけしかおっしゃらないそうですが、1学年単学級だったら統廃合の対象ですよということもうたってありますから、この17校がどこかに統廃合されるのかと親たちは思ったわけです。今回、荒神町小学校と辰川小学校の父兄について、統合についての説明会をされたように伺ってるんですが、これがどういうふうになっているのか、経過と今後の見通しをお尋ねします。



◎小谷学校教育課長 先般の本会議の答弁等でも、この統合にかかわっては答弁させていただいてるとこもあろうかというように思いますけど、今関係校の保護者を対象にした説明会を進めていると。先ほどのパンフレットを昨年の5月段階に保護者向けに配布し、直接的には吾妻小学校と上山田小、そして辰川小と荒神町小、その2つの学校の関係校の保護者を対象に説明を行っていると。そして、そういったことをもとにして、本会議の中で答弁させていただいております。平成15年度をめどにしたという形で、来年度14年度を一つの準備期間等を含めて推進していけたらなということで、今鋭意取り組んでいるところでございます。



◆玉谷委員 平成15年度がめどということは、平成15年4月からですね。



◎小谷学校教育課長 平成15年4月をめどということを、今精いっぱい14年度かけて進めていきたいということを考えております。



◆玉谷委員 それでは、もうあと1年しかないということであります。もう少し詳しく伺いたいんですが、先日の説明会、名簿でチェックをされて何組の父兄でないと入れないというふうな、校外の人、ただの呉市民、子供をここに通わせていない人たちは入れないということだったんですが、外部に聞かれては困るような話だったんでしょうか。



◎小谷学校教育課長 今の説明については、他の学校の、または地域、または他の地域の方の参加を拒否をした形はとっておりません。例えば荒神町小学校で説明会をさせていただくときに、当該の校長先生とお話をしまして、どういう日が一番集まりやすいかなということで、ちょうど日曜日、学芸会がございました。そういう関係で、学芸会の日だったら保護者も、また地域の方もいろんな方が来られるということで、どういう方が来られるかわからないけれど、保護者を中心とした形で話をさせていただくということでやった形もありますので、拒否という形は教育委員会としてはしていないつもりでございます。



◆玉谷委員 じゃあ入り口で何組のだれの親というチェックをされたのは、来てるか来てないか、来てない人があったらどういう説明をするかという対策のためにされたわけですか。校外からの、あるいは地域の人が入らないようにというチェックじゃなかったということですね。



◎小谷学校教育課長 今のお話で予測できる部分は、2つの学校で、後でアンケートをとるというような形をとられた学校がございます。その関係で、保護者でだれが来られたのかな、来られなかったのかな、それによって当日資料を準備していた関係もございまして、来られなかった保護者にはその資料を提供しようというような方法を学校でとられたのではないかというふうに思われます。



◆玉谷委員 じゃあ、もしか今後、そういうことがありましたら、入りたい人はもっと自由に入れるように配慮をしていただきたいと思います。

 それで、これは1回目の父兄に対する、このパンフレット以後、具体的な説明会だったんでしょうか。



◎小谷学校教育課長 これは5月に配布した後に、学校によって説明に来てほしいという学校もございましたので、学校によって回数が一部異なっているところもございます。それから学校で何回というカウントの仕方も、全校を対象にやった場合の1回というのもありますし、小学校の場合で低学年と高学年の参観日を使ったというようなこともございました。だから全校で1回、低学年と高学年、それぞれ分けたとしたらこれは2回という形になるというように思いますので、数という形では判断がちょっと難しいところもあろうかというように思います。



◆玉谷委員 低学年、高学年に分けたというのもあるし、学級懇談会でやられたというのもあるけれども、低学年、高学年に分けたというのを1度と数えたら、全校で説明会をされたのは何度目だったんですか。



◎小谷学校教育課長 今4カ所の学校については、それぞれ学校の進めてきた経緯、違いもございますから、回数的には多いところで3回ぐらいのような形になろうかなというように思います。



◆玉谷委員 説明会などを行われる学校は、荒神、辰川、吾妻、上山田と4校名前が出てきたんですが、今のところは説明会を進めていらっしゃるのはこの4校だけなんですか。平成15年をめどに進めているのは、この4校だけなんですか。



◎小谷学校教育課長 今現在は、説明そのものについては、その4校だけを対象にというふうに考えております。



◆玉谷委員 具体的にどういう説明をされたんでしょうか。どちらかの学校に統合する。親たちはどんな心配をされているんでしょうか。



◎小谷学校教育課長 説明の主要な中身は、先ほど議員さんがお持ちになっておられたパンフレットを中心にさせていただいております。ですから、呉市教育委員会として、これからの呉市の特色ある学校づくりというものをどう考えていくか、そういったようなことがパンフレットにあるわけです。そしてその中で考えている基本的な構想、そういったことも含めてパンフレットを中心にした説明をさせていただいております。



◆玉谷委員 今はどちらも高齢者が多い地域ということになっているんだと思いますが、呉は山のたくさんあるところですから、谷が一つ違えば谷を越えてはいけないというのがありまして、ずっとおりて、またこういうふうになるもんですから、小学校の1年生とかいうのは後山の上から吾妻小学校へ行くのでも、かなり遠かったんですよね。そういう点でいえば、学校区が広くなるっていうのは負担だというのが、当日も親から出たんではないかと思うんですが、そういうことは教育委員会としてはどういうふうに考えていらっしゃるんですか。



◎小谷学校教育課長 これは12月、それから3月の議会等でも統合等にかかわって、通学区域制度の弾力化ということも含めて、今のようなことを見直しなり検討、研究を進めていくということを答弁させていただいているというふうに思いますので、御理解のほどをよろしくお願いします。



◆玉谷委員 学校を統合した場合ですが、まず校長が1人で済む、それから主事、給食員、栄養職員ですか、事務職、養護教諭など、かなり人数が減ってくるということになると思うんですが、この2つの統合の中で、どれぐらい教職員の減になる見込みでしょうか。



◎小谷学校教育課長 学級数、いわゆる授業をしていく中での学級そのものは、2つがそれこそ1学年であれば一つ一つ学級だったのがほぼ2学級にはなるという想定はできますので、管理職の数、校長、教頭の数が減ってくるということや、県費教職員についていえばそういう状況、事務職の減、養護教諭の減、そして一部加配、いわゆる学級数に応じてふえる教員の数、そういう形の部分は確かに減ってくるというふうに思いますので、合わせた数でいえば確実に今の5人以上は減る計算にはなろうかというように思います。



◆玉谷委員 5人以上というのは、一つの統合で5人以上ですね。あと1年なんですが、それによる経費の減少というのも試算はしていらっしゃらないんでしょうか。



◎小谷学校教育課長 今申し上げました学校の教職員については、県費の教職員に当たりますので、実質はそこの人件費については県の方が持っている状況でございます。



◆玉谷委員 学校の統合をいたしますと、主に職員の引っ越しの費用とかふえるものと減るものとがありますよね、そういう試算はプラス・マイナスはしておられないでしょうか。粗い数字で結構ですが。



◎小谷学校教育課長 今、そういったことも含めて14年、この4月の14年度から具体的に、それも早急にそういう試算を含めたことも研究していかなきゃいけないし、実際に行わなきゃいけないというふうに今私ども考えております。



◆玉谷委員 17校の残りの学校は、予定はどんなになってますでしょうか。



◎小谷学校教育課長 今申し上げましたところを一つのモデルにしながら、そしてできるだけ早い段階でいい方法をできることから進めていきたいというふうに今考えているところでございます。



◆玉谷委員 時間がないので簡潔に申し上げますが、子供にとって今大変な状況でありますから、教職員の数が少なくなるっていうのは、もっと学校に行くのが苦しくなるというのが加速してくると思うんです。本当はこういうことではなくて、米百俵とよく言われますが、子供にかかる経費を削るようなことはすべきでないと。3人の教師が1人の子供に目が行くのが、たまにはちらっと見るのが、それが1人の教師が見るというのでは全然目が行き渡るのが違います。子供に関する教育の予算というのは削るべきではないし、小さな子供にとって遠くまで通うより、地元の人たちに見守られながら近くの学校に行くのがいいと思うんですが、その点についてはどうお考えでしょうか。



◎小谷学校教育課長 今の質問と少し変わってくるかもわかりませんが、できるだけ人数の少ない状況で、そういった子供たちにきめ細かな指導、個に応じた指導、そういったものを進めていきたいと。いわゆる少人数での指導とか複数教員による指導、こういったものを県教育委員会の方も今年度、「小学校1・2年生はばたきプラン」ということで実施をしております。そして、来年度には2年生にそれを広げていこうと。さらには中学校の1年生でも教科を特定化して30人以下の少人数授業を、いわゆる「中学校1年生はつらつプラン」というのを今打ち出している状況もございますので、そういったことを含め、我々も呉市教委として県教育委員会の方にできるだけ人員をいただけるように、今取り組んでいるところでございます。よろしくお願いします。



◆玉谷委員 親たちに情報をもっと早く出していただくようにお願いをして、要望をして終わります。

 1年先におっしゃるんではなくて、もう少し早く、平成15年めどのところからやっていかれるんでなくて、それ以後の分についても地元に情報を早く開示をして、地元の合意が得られるような、合意で進めていかれるように要望して終わります。



○荒川委員長 以後の質疑者の順序を申し上げます。

 2番神田委員、3番重盛委員、4番岩岡委員、5番北川委員、6番山上委員、7番岡崎委員、8番渡辺委員、9番中本委員、10番大野委員、11番小野委員でございます。

 しばらく休憩いたします。

            午後0時07分     休   憩

     ──────────────────────────────

            午後1時02分     再   開



○荒川委員長 委員会を再開いたします。

 この際、申し上げます。

 先ほど質疑者の順番を申し上げましたが、公明党から順番を差しかえる旨の申し出がありましたので、4番中本委員、9番岩岡委員となります。

 この際、各会派の残り時間を申し上げます。

 政経同友会62分、市民フォーラム65分、公明党60分、交友会60分、明誠会55分、社民党32分、誠心会55分、諸派3分です。

 引き続き質疑を行っていただきます。

 神田委員。



◆神田委員 それでは、二、三、質問させていただきます。

 まずは、「わが町の先生派遣事業」で、年間にどれぐらいのわが町の先生という事業を実施されておられるか、お教えください。



◎小谷学校教育課長 わが町の先生派遣事業でございますが、これは小学校、それぞれの学校へ5回分、学校数36校ございますのでそれだけ掛けたものと、中学校も同じく5回分、学校数18校を掛けたそれだけを一応全体の数として、その枠の中で学校によって5回を今年度はしないよというところはよそに回すというような形でさせていただいております。



◆神田委員 各学校5回でいいんですね。



◎小谷学校教育課長 はい。



◆神田委員 いろいろなことをやっておられると思うんですけども、一番多いっていいますか、重点的にどういうふうな形で、どういうふうな事業内容っていうんですか、もしわかればお願いいたします。



◎小谷学校教育課長 これは学校によっていろいろ状況があるわけなんですが、総合的な学習の時間とか、低学年では総合的な学習の時間がございませんので、生活科の学習の時間、それから特別活動の中での、いわゆるクラブ活動のような状況等ございます。ただ、わが町の先生の場合は数に限りがございますので、その回数よりオーバーの状況も結構、学校によってはいろんな形で地域の方に応援に入っていただいているのがこの中身だろうというように思っております。



◆神田委員 わが町の先生派遣事業、もっと充実していただいて、回数もふやしたり、それから内容的にも多方面にわたり、子供たちの教育を、今呉の子供は呉の大人が守るということもやっておられるんで、そういう観点からも、もっともっとその町その町の人に学校へ来てもらって、子供の時にいろいろ体験したこと、また感じることを子供たちの前でどんどんお話をして、ひとつ子供たちの何かのきっかけになるようなことをやっていただきたいと、これは要望しておきます。

 それと、中学校体育連盟、いわゆる中体連ですけども、これは各中学校でクラブのあるところとかないところとか、たくさん充実されてないように思うんですけども、その辺はどのようにお考えでしょうか。



◎小谷学校教育課長 中学校の部活につきましては、生徒の要望、それから学校施設、または運動場とか建物とかいう関係もございまして、できるだけ生徒の要望に応じてできるようにということは考えているわけですが、さらには指導者になる教諭、先生の数の関係もございまして、十分それに対応し切れてないところも現実にあるというふうには聞いております。

 ただ、できるだけ何とか対応したいということで地域、またはその関係者の応援をいただきながら、現状やっているところもあるというような、いろんなそれぞれの学校で生徒のニーズに合わせて工夫をしているというのが現状だというように思っております。



◆神田委員 実は、中体連の大会に出場するのに個人戦がある種目は中学校でそのスポーツをやってても、1人しかやってなくても、中体連に出れるように聞いてるわけなんですけども、クラブにするには5人以上とか3人以上とか、何かそんなのがあるように聞いてるんですけど、そこら辺をもうちょっと詳しく教えていただきたいんですけど。



◎小谷学校教育課長 今年度の中学校体育連盟の方でも、そういったことをそれぞれの学校の課題、問題等があるということで、今までは団体戦しかというような状況があった、いわゆる部活においてです。個人戦でも参加できると。さらには、指導者が、いわゆる応援に入っていただておるような状況であったとしても、何らかの形で工夫をしながら、そこを参加できるような体制をつくっていこうと、そういったいろんな今工夫を考えているということを伺っております。



◆神田委員 先日の12月の本会議で、私が質問させていただきました通学区の問題で、今教育委員会が努力されて、通学区の見直し、もしくは弾力化を進めておられるところでございますけども、小学校の間はそれはいいとは思うんですけども、今度中学校に入りますと、やはりクラブの充実した中学校を生徒たちが選ぶようになる。今の高校とほとんど一緒です。呉の子供たちがどうしてもスポーツの強い広島の方の学校を選ぶ。だから、呉市の高校生が要はだんだん減ってくるというふうな形で、中学校も通学区の見直しないしは弾力化を進めていくに当たり、そういうことがふえてくるんじゃないんか。例えば、私の地元であります焼山でありましたら昭和中はクラブが充実しておると、北中はしてないとなりますと、北小学校、西小学校の生徒たちが昭和中へ行きたいと言って、昭和中へどっと来たときに、今教育委員会で進められておる適正規模適正配置の観点からしますと、そこら辺はどうなるのか。全然かみ合ってないような気がするんですけども、どう思われますか。



◎小谷学校教育課長 校区外といいますか、いわゆる通学区の弾力化につきまして、スポーツまたは文化芸術にかかわったそういった部活に、自分の進路といいますか、ものを進めていきたいといった、現実にそういう要望があると。ただし、自分が小学校から中学校に行くに当たっては、中学校にそれがないと。そのために学校の、いわゆる部活を進めることができないというような実態もあるというような諸状況を今情報として我々もつかんでおりますし、認識している中で、こういったことも加味した、校区外からの、いわゆる学校を変わることができると。そういうものを工夫していこうということで、今早急にそのことも考えて案をつくっている段階です。そして、今のいわゆる適正規模適正配置ということになりますと、児童生徒の数と学級数、学校の数が決まってくることもございますので、ある時期まではというような条件も考えながら、そういうことも工夫していきたいということで、今検討を進めているところでございます。



◆神田委員 本当に今現実問題、住所変更をしてでもやろうかという声も昭和地区の方でちらほら聞くわけです。そうなってくると、やはり非常に難しい問題が出てくるだろうし、子供たちがそれを望んでおるんならそれはいいんですけども、反対に親の方がやるケースも出てくるんじゃないかなということで、先ほど質問しましたわが町の先生派遣事業をもっと大きく広げて、学校の先生でクラブというか、スポーツ経験のない方が顧問だけでもいいからなっていただいて、わが町の先生派遣事業で、経験のある方にどんどん来てもらって、子供たちと一緒に指導をしていきながら、そういうクラブの充実も今後検討をしていっていただきたいと思います。これは要望です。

 それと、スポーツ・レクリエーション祭の質問をちょっとさせていただきますけども、今現在これはどうなんですか。第15回全国スポーツ・レクリエーション祭、たんたんと準備は進んでいると思いますけども、ちゃんといいぐあいにいきますか。



◎河宮スポーツ振興課長 御心配ありがとうございます。

 第15回のスポーツ・レクリエーション祭は、本年の10月5日から8日の4日間、広島県内で開かれて、呉市内におきましては2種目開催することになっております。本年度におきましては、実行委員会を立ち上げて準備に入っております。11月には三重県亀山市、鳥羽市に参りまして視察を行っております。

 広報活動も徐々に、夏祭りとかロードレース呉にも参加いたしまして、広報活動をやっております。来年度につきましては県の実行委員会とか関係団体と調整をとりまして、人的配置など運営実施本部を立ち上げまして、しっかりやってまいりますので、どうぞ応援のほど、よろしくお願いいたします。



◆神田委員 はい、わかりました。しっかり協力しますんで、ミスのないように、全国から来られるわけですから、喜んで帰っていただけるようにひとつ努力をよろしくお願いいたします。

 それと、東部体育館建設について、建てる前はいろいろとこうします、ああしますという報告があったんですけども、その後の進捗状況なり経過なり、今どうなってますよということをちょっとお聞かせ願いたいんですけども。



◎河宮スポーツ振興課長 東部地区体育館のお話でございますが、今現在、屋根が上がっております。それから、今からは内装の方へ移ってまいるところでございます。それと、この建設に当たりましては、地域の方々ともいろいろな連絡会議を持って、親密に進めさせていただいておりますので、完成の暁には東部地区、近隣の市町村を含めた広域を対象とした総合体育館の位置づけで建設しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。



◆神田委員 本当に東部体育館は、皆さんが待ち望んでおる体育館だと思います。話に聞きますと、インターハイが来るとか、県の高体連の方も体育館ができたら、ぜひ呉へ高体連を持っていきたいとか、いろいろなそういう各種団体が待ち望んでおりますので、設計はもう変えることはできませんけれども、すばらしい体育館ができることを期待しております。

 以上で終わります。



○荒川委員長 重盛委員。



◆重盛委員 それでは、時間をいただきまして私の方から二、三、質問させていただきます。

 その前に、この間の3月10日に行われました中学校の卒業式のとき、余りにも地元の人たちからの称賛の声がございましたので、その声をぜひ伝えてほしいということで、ちょっと時間をいただきまして伝えさせていただきます。

 どういうことかと申しましたら、どこの学校もことしはそうじゃないかと思うんですけれども、特に私ども吉松地区は中学校の真ん前に位置しまして、しかもその前に幅が2.5メートルくらいの通称桜川という清流が流れているんです。それで、今まで地元では中学校の卒業式にあわせて、広じゅうから皆さん大勢集まってみえるんで、迎える気持ちで川の清掃をしていた経緯があるんです。ことし実は地元の皆さんがおっしゃるように出てみたら、もうその前に中学校の生徒たちが我先に川の中へ入って、これは学校のそういったいい指導があったと思いますが、もう自分たちがしたよりももっときれいにしてもらって、そして行き着くところは川の本流から離れて奥の畑や田んぼのそばまできれいにしてもらったということがございました。といいますのは、昨年の新学期までは御承知のとおりに、広中央中学はいろいろ問題がありまして、皆さん方から御心配の種だったと思うんですが、1年たってみたら、事ほどに生徒たちが生き生きと輝いてみえるように変わってきたということがございましたので、最初にそのことを皆さん方にお伝えし、お礼を申し上げて、本論に入らせていただきます。

 この卒業式なんですが、まず最初に入ったときに、広中央中学は校庭が広過ぎるもんですから、正門から入らずに裏門を当日正門にいたしまして入っております。そのときに昨年と変わりましたのは、そこを紅白で巻いて子供たちを見送るときに、その卒業式にふさわしいような、まず装いをしてくれておりました。これがまず地元からの二番目の称賛です。三番目は校舎の前の校庭にポールが三本並んで立っておりまして、そして真ん中に国旗、市旗、校旗がへんぽんと翻して、そして生徒たちと親たちと先生たちが、その中をくぐって講堂に入っていったという雰囲気を、これも感動を受けたということでございます。

 そこで、一点ちょっと御質問させていただくんですが、大分以前にそういうことも要望してきたと思うんです。それで、年々歳々、こういったポールを立てていただいて、このような教育効果が上がってきておると思うんですが、今呉市の公立の小中学校で3本のポールがどこまで進捗しておるか。また、あるいは今後それがどのように計画されておるかということを、ひとつ御答弁願います。



◎山崎管理課長 国旗等の掲揚柱の3本化についてでございますけれども、13年度までに小学校で11校、中学校で7校で3本化をいたしました。

 議員仰せのように、このことは大事なことでございますので、ここ数年間のうちにすべての学校に設置するよう計画してまいりたいと、そのように考えております。



◆重盛委員 今後、数年のうちというよりも、ひとつできる限り、そんな大金かけてのことではございませんので、早く取りつけてみるように、これは要望しておきます。

 それから、去年とことしがまた一つ変わりましたのは、講堂に入ったときに、なぜかこの一、二年、対面式だったんですね。対面式とお聞きしたときに、時の学校の管理者がおっしゃられるのは、これにしないと体の不自由な子供たちが壇上へ上がって賞状を受けることができないからということと、送る方と送られる側は平等だからということ、2つのことで実は説明されておりました。そのとき、私はやっぱり学校の管理の中にまで議員が入っちゃいかんと思って、そうですかと聞いておりましたが、ちょっとこうじくじたる気持ちでこの1年間過ごしてまいりました。ことしの学校は、やはり壇上がございまして、送る生徒が後ろから、そして送られる生徒たちが前のところで、旧来、私どもが昔から伝統として卒業式、入学式を行っていたそういうスタイルでやられておりました。やっぱり心配いたしましたのは、不自由な子供たちが、ことしはいないんだろうかという心配です。去年、そのように聞かされておりましたんで、体の不自由な子供がいたらどうするんだろうかと思いましたら、その子供の名前を呼ばれました。その子供の同級生4名が一緒に出ていって、その子供を壇上へ上げて、私はもう言いながら胸がちょっと今熱くなるんですが、その姿を見せてもらったときに、これが本当の心のバリアフリーじゃなかろうかと、決してこれはこういう形式の卒業式は間違いじゃなかったという確信を改めて持たせてもらったんです。

 それで、こういうことについて、ことしの中学校、いろいろ卒業式ございましたが、正面には国旗と校旗が飾られてまして、そういった風景を見まして、またこれは今の自治会の各会長の皆さん方が、後帰る道すがら称賛の値で、私どもに伝えてくださったんですが、ほかの学校ではどうなんでしょうか、ちょっとお聞かせいただきたいと存じます。



◎小谷学校教育課長 呉市の中学校18校が3月10日卒業式を行いました。18校の状況について報告させていただきます。

 いわゆる国旗掲揚、国歌斉唱につきましては、これは学習指導要領の中でもこのことをきちっと指導するものということでございました。そういった中で、儀式的な大きな行事の一つである卒業式においては、正面にそういう国旗の掲揚、そして国歌の斉唱がなされたという報告がございます。

 ただ、今ステージ形式、またはフロア形式という部分がございました。その中で、今年度に限り学校の事情があって、2校ほどフロアではあるけれど、正面のところの段をさらにステージをつくってステージ形式に変えたと。ただ、学校の体育館、講堂等の機能を生かした部分を含めて、来年度はそこら辺のことも考えながら、ステージ形式に切りかえていくということを学校の校長の方から報告を受けております。



○荒川委員長 不自由な人の……。



◎小谷学校教育課長 子供たちの、確かにその諸状況の中で、今スロープをつくってあるような状況も聞いておりますし、ある学校の校長の場合は、そういう状況がまた今後想定できるんだと。だけど、私が校長としてそういう状況があった場合は、私が壇上をおりて、その子に手渡してやりたいと、そういうような思い、また今議員さんが仰せのとおり、子供たちの中で一緒に卒業式を、そういう場をつくっていこうと、またそういうような仲間たち、集団をつくっていきたいというようなことも言っておるのが現状でございます。



◆重盛委員 私は、後段のところで答弁がありましたんですが、やっぱり願わくば、確かに校長先生が壇上をおりていって渡していただくのもいいんですが、先ほどの心のバリアフリーということございますんで、子供たちの中からそういったやっぱり助け合うという心が芽生えることも含めて、見た者を感動させる意味から、できればそういった方向でひとつお願いをしておきます。

 それから、もう一点ですが、今答弁がございましたように、それぞれの学校でもって若干少しずつ式の内容とか取り組みの姿勢が違うようですね。ここらに対して、教育委員会はどこまで指導ができるのか、ちょっとこの点、もしお答えいただければ答えてください。



◎小谷学校教育課長 今の中身につきましては、事前の情報をもらったりしながら、またそれぞれの学校の行おうとする中身を、いわゆる我々で言うところの実践交流等を通して、お互いいいものを吸収して、それぞれにやっていくと。ただ、現実には特色ある学校をつくっていこうという現実も学校によってはあるわけで、その中で基本的にこの部分だけはというものについては、いわゆる式の中身のありよう、これは儀式としてのありよう、さらに大きな行事としての国旗掲揚、国歌斉唱については、基本的な原則論で当然指導の中身でございますし、中で例えば歌の問題、それから詞とかシュプレ等でございます。そういうようなことを含めては、また教科の特性を含めて、その学校でやっていただいている分で、情報交換を含めて、よりいいものを我々はつくっていきたい、学校とともにつくり上げていきたいと、そういうように思っております。



◆重盛委員 もう一点、昨年と大きく変わりましたのが、子供たちが名前を呼ばれたときのはきはきとした返事です。これもやっぱり今までにない現象だったんです。実は、昨年の、この後ある小学校の卒業式に行きましたときに、子供たちが皆はきはきと返事をしてくれたもんですから、たまたま私の隣にいらした元広中の校長先生に、中学校と小学校は違うもんですねと言うと、その先生のおっしゃり方には、いや少し中学校は知恵がつくと照れるんですよということだったんです。そうかなと思っておりましたら、ことしはその小学校に負けないくらいどの生徒もはきはきと大きな声で返事をして、前に出てくれてました。これはやっぱり、そこに学校の校長を初め先生方の1年間の指導のあり方、熱意、そして本来教育はこうあるべきだというものの確信が、子供たちの心の中に宿ったんじゃないかと思います。ですから、そういうことも踏まえて、これからも教育委員会の皆さん方はひとつ前向きの方向で御指導いただければと思いまして、これは要望させていただいておきます。

 それから、もう一点ですが、今そのことで、私どもの地域は大きな反省点に立ちまして、子供たちに会ったらまず、今ごろの子供はあいさつがない、物を言わんのじゃなしに、とにかく子供たちに無視されても言葉をかけようというのがございます。そしてもう一つは気がついたらやっぱり注意しようということです。そういうことで、今やっておるんです。まだ、なかなか十分じゃないんですけど、そうしましたら返ってくる住民の声は、3回声をかけたら向こうからはにかみながらでも、返事をしてくれると言うんです。そして、だんだん、すると今度は向こうから顔を覚えてくると、おはようございます、こんにちはと言ってくれると言うんです。やっぱり考えてみたら、どこの責任でもない、地域の我々の責任だといって、最後は皆さんがおっしゃっていただいてうれしかったんですけども、そういうことも含めて、教育は学校だけじゃなしに、家庭と地域が一緒になってやらなきゃいかんということもあわせて報告させていただきます。

 それでもう一、二点ですが、5月5日にいつも、どこもそうですけども、広も御多分に漏れず子ども祭が行われます。十四、五年前、余り定かな年号を言うと鈴木宗男さんと一緒で忘れましたと言わないといかんですから、それは言われんですが、十五、六年前までは広の今体育館が建っているところが会場で、広子ども祭というのをやるんです。そこへ集まってくる子供たちと、そしてもとありました球場を囲む観覧席、あの台は今度は父兄の皆さん方がそこにずっとおりまして、それでまずマイク放送でただいまから開会式を行います、国旗掲揚を行いますから父兄の皆さん方は帽子をとって御起立願いますと言ったら、子供たちはぴしっとやってるんですよ。私どもがそのことに促されて姿勢を正して立つ。そして、伴奏でもって国歌を演奏して、国旗をずっと、この子ども祭の式典では行われておりました。私が平成3年に議員になりまして、ここへ行きましたら、いつの間にか、これがなくなっているわけです。それで、いつどこでだれがこれを決めたかということをどなたに聞いても、だれもそのことを知ってる人がいない、答えてくれる人がいないんです。そこで、ちょっと質問していくんですが、これはいつごろから変わったのでしょうか。

 それで、もう一つは、これは国旗・国歌法の制定以前から伝統的にあったものが、今は国旗・国歌法が制定されたのに、守られてないといいますから、お聞きするんですよ。だから、これはいつごろ変わったのか、一遍に質問しておきます。

 もう一つは、こういった式典も含めて、式次第を含めて運営内容は、確かに決めるのは理事会でしょうけれども、運営内容はどこの段階でこれは企画立案をしておるのか、このことをひとつまずお聞きしておきます。



◎佐藤生涯学習課長 私もはっきりしたことは余りわからないわけなんですけど、広の子ども祭とおっしゃいますと広子供会連合会が企画しているものではないかと思います。実施主体もそちらの各広地区の子供会の方々が集まった中でされる、その中での国旗掲揚をしておられたというふうに今は考えております。



◆重盛委員 全く間違ってない答弁をしていただいたんです。

 それは認めるんです。ただ、どこの審議会とか委員会でもそうですけれども、大体素案をつくっていきますね。そしたら、どこにしても事務局は大体市の役人さんなんです。そこで素案がいったら、皆さん御経験がおありと思いますし、私も経験がありますが、そんなに素案を、あるものをないようにせえとか、ないものをあるようにせえといって180度変えるような企画立案というのは今までないです。そこらをきょうお聞きしているんです。だから、理事会とか、子ども祭実行委員会をつくって運営していることはよくわかっているんです。その前の段階の素案、これを決めるところが大事だから、それをお聞きしているんです。もう答弁いいです。ぜひ、そういうことがあるということで、今後いい方向でこれがやっぱり運営されるように、ひとつ重々心しておいていただきたいと思います。

 最後、もう一点、先ほど神田委員さんの方からも出ておりましたが、東部体育館、これは呉市の中央に比べても数倍すばらしいものができますし、よく皆さん方の答弁の中からもお聞きしたように、将来近時、中央体育館を建てかえるときも、即それにかわれる体育館ということでやっておられました。だから、設備とか建物とか規模というものは、私はもうやっぱりどこにも胸を張って紹介できるし、また先ほども神田委員さん言われたようにいろんな多彩な行事も皆さん来て、やってくれると思います。

 それで、ここでもう一点、仏と言うんですか、建物はできたけれども中に武道場ができます。答弁いいですから要望しておきます。武道場には、必ず正面に何がしか、2本か3本かあって、そこで伝統的な行事、試合が行われ、そこで試合に臨む子供たちや大人たちが身を引き締める思いで、やっぱり勝負ができるわけでございまして、言わんとするところは十分御理解いただいていると思いますし、今設計上、そうなってると思いますけども、よくそのことを、ひとつ念には念を入れていただいて、完成までにお答えをお待ちしておきます。

 以上をもちまして私の質問を終わります。ありがとうございました。



○荒川委員長 中本委員。



◆中本委員 まず1目の教育委員会費、うちの党はずっと10年近く同じことを言ってると思うんですが、本来教育といったら我々は三権分立じゃなくて、教育を含めた四権分立という考え方でいくべきだと思っています。そういった中で、呉教育委員、今5名ですよね。委員長以下、教育長など他の3人の報酬ということで14万7,000円と13万円計上されているわけでございますが、私はこの5人の合議体が呉市の教育のすべてだと思います。ほかの充て職の審議会だとか、委員会と違いまして、教育委員会といったらこの委員5人の合議体の補助機関が教育委員会職員ということになるわけでございます。そういたしますと、この5人の本来合議体の姿が見えてこない。ずっと私は不思議だったんです、なぜなんだろうと。よくよく考えると、委員長さん報酬月額14万7,000円なんです。ほかの委員さん13万円なんです。教育に専念できるという待遇にはなってないと。ああこういう大きな問題があるんだなとは思ったんです。現実問題、私自身、つばき会館のあたりを歩きましても、森教育長とあと岡先生に会うぐらいで、実はあとの3人の方っていうのは私11年間一度もお会いしたことないんですよ。同意のときに議会で、議場で見るぐらいで。この5人の合議体をもっともっと強固にすべきじゃないかなと思うんです。この委員会に対して、教育委員会の答弁で1回出たのは例の教科書問題で5人の委員の主体性を持って行っていきますというのが、過去に1回あっただけで、現実問題、この5人の合議体を、力量をどう上げていくといいますか、それでもって補助機関の教育委員会として呉市の教育をこのようにやっていくんだという見解がございましたら、5人の委員を代表して教育長、答弁願えますか。



◎森教育長 全く議員おっしゃるとおりでございまして、委員会5人の、委員長を中心にした5人の合議体は教育委員会にかかわる施策の中で、重要なものはどうしてもそこで慎重に審議をしてもらわなければいけないと思っておりますし、今のお話で言いますと岡委員長はそのことを非常に理解をしてくださっている委員長さんでございます。したがいまして、委員長代理の方もあとの委員さんも、そういうことで重要な案件の場合は、たとえ日曜日でも出てくださって、そろってそのことについて審議してもらいますし、そして我々がややもすると、以前ですね、これは正直に反省いたしますが、その日に案件を見ていただいたりというようなことも委員長さん以外の人にもあったりしましたが、もう前もってその案件をお出しして勉強もしていただいて、またそのために我々も援助をして、その委員会を迎えるということにここ一、二年はなってきておると私は思っております。それだけに、私も今までといったらおかしいんですが、一生懸命、委員長にも各委員さんにも本音を吐いて、状況もしっかり把握してもらっておりますけれども、先ほどの議員がおっしゃった教科用図書の採択につきましてや、それから訴訟にかかわる問題等々、挙げればたくさんございますけれども、前から委員会で議決いただかなければならないものについては、さらに慎重にやってまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。



◆中本委員 やはり5人ですべてが呉の教育、教育立県広島、とりわけ呉が教育の中核になっていこうということであれば、やはりこの5人の方々の意向が教育委員会全体に反映するように御尽力願いたいと思います。

 続きまして、3目の教育指導費中、学事費97万9千円、これ玉谷委員と若干ダブってしまうわけでございますが、この学校適正配置ですか、ここにいろいろ御論議ございました。我々も今振り返りますと、この学校適正化問題、やはり最初、通学区の問題から私も質問させていただいた記憶がございます。目の前に小学校があるにもかかわらず、学校区の関係で遠くの小学校へ行かなきゃいけない。中学校区はまたさらに遠くになっていると。横の中学校を通り越して奥の方の中学校へ行かなきゃいけない。そういった論議の中で、いろんな数年の中の論議で、教育委員会の方から学校適正配置委員会をつくって検討するんだといった御答弁がございまして、数年がたちました。その間、本会議、またいろんな場で経過はどうなっていますかと言ったとき、今まではずっと回答が今検討中でございますと。それで学校区の問題、学級数の問題、諸般のいろんなことがあるんで今検討中ですというお答えだったと思うんですが、この私の見解に間違いないかどうか、まずそれを最初に確認しておきたいと思うんですが。



◎小谷学校教育課長 今の学校適正規模適正配置事業にかかわりましては、5月に啓発パンフを出したということが、ここの事業の中でまとめとして印刷して、昨年の5月に啓発パンフを出したというのが大きな流れになろうというように思います。それから先般の本会議で、いわゆる呉の特色ある学校づくりに向けた統合等、平成15年度をめどにという部分で今進めているのが、ここの事業と皆つながってくる中身だろうというように思っております。



◆中本委員 15年度というのは、そのとき初めて出た言葉でございまして、それは確認させてもらいたいと。我々の質問に対しては、検討中ですという御回答しかもらってません。

 それで、午前中の玉谷委員の発言の中の御答弁で、実は平成15年、そのパンフには17校載ってます。小中学校の一貫教育なんかも載って、わけのわかんないパンフになっていると思いますけども、その答弁の中で、17校中、15年をめどに4校のみやるんですよという御答弁だった。その後の質問で学校区を含めてどうなんですかと言うと、ただいま検討中ですという御答弁だった。普通は物事を決める場合、検討したやつをベースに動くんですよね。午前中の御答弁では4校についてはもういきますよと、全体はどうなんですか、検討中なんですと。検討が済んでるから、4校出ちゃうんじゃないんですか。言いたいのは、我々がいつ質問しても検討中ですと。ガイドラインを示してということを言ったはずです。それで、後になってこの学校はああでした、こうでしたじゃなくって、適正配置についての結論が出たら公表してくださいよと。例えば人数でいくのかとか、距離でいくのか、それとかほかの事情だとか、一つの呉市の教育委員会、5人の合議制の中では、適正配置についてはこのように考えてますというガイドラインをまず出すべきなんです。それは出てないんです。それで、こんな午前中の質問に対しての答弁が、4校だけ統廃合と、吾妻と上山田、それと辰川と荒神町ですよと。検討中ですと、これだけいきますよというたら、どこで整合をとるんですか。



◎崎本学校教育部長 今、中本委員さんのおっしゃるように私どもの取り組みの途中の状況の報告ということにおいては、確かに十分ではなかったのではないかというような反省をしております。

 このたび、「元気でかしこい呉の子どもを」というパンフレットを出させていただいたその経緯には、教育委員会におきましても委員さんの御意見もいただきながら、そして私どもの特色ある学校をつくっていく方向性というふうなものを5人の委員の協議もいただきまして、このようなパンフレットに仕上げたところでございます。そして、今17校を対象に、これから統合は避けて通れない。したがって、取り組みを始めていこうという今意気込みでおります。とりあえず、私どもの特色ある学校づくり推進委員会等々の御審議もいただく中で、モデル校を設置して取り組んだらどうかという御意見をいただきました。そういうことで、きょう午前中に学校教育課長が発言いたしましたけれども、当面は吾妻、上山田、荒神町、辰川小学校で取り組みを進めておりますが、これから教育長が議会で答弁をいたしました15年度をめどに三、四カ所実施をしてまいりたいと、統合を実施してまいりたいと、こういうことで議会答弁をさせていただいたところでございます。あと1地区、二河小、五番町小学校は今、小中の一貫校として研究開発学校として取り組みを進めている。その状況も踏まえながら、二河小学校、五番町小学校の統合にかかわってもこれから取り組んでまいりたい。そういう成果を踏まえながら、17校を対象に取り組んでまいる所存でございますので、よろしく御理解のほどをお願いいたします。



◆中本委員 そういった論法も一つあるかもしれません。やはり住民の方、とりわけ該当する保護者の方々に、その該当する、しないにかかわらず、やっぱり事前に一つの物差し、統廃合へ向けての呉市の教育委員会の物差しというものが提示されてないから、皆さん不安がっているんです。それで、午前中の御答弁、吾妻と上山田、今答弁でもありました。上山田へ向けてモデル校としてやっていきたいと。どうなるかわからないけど、今から1年かけてやっていくんだと言いつつ、3目の学校建設費では上山田小学校の改築の設計が予算計上されているんです。今から吾妻小と上山田小学校の学校区の方々、例で申しわけないんですが、統廃合へ向けてどうしたらいいか話し合いをしましょうと、その場をこの1年かけてやるんですよと言ったその上山田小学校は、14年度に設計を組んでいるんです。そうすると、今から検討するからどうなるかわかりませんと言ってても、逆に吾妻小学校側の保護者にしてみると、上山田小学校を建てかえるんだったら吾妻がなくなるんじゃないかと、普通そう思っちゃいますよね。だから、先にガイドラインを示すべきじゃないんですかということなんです。

 ちなみに、3目の学校建設費の上山田小学校1,350万円ですか、設計が予算計上されています。今から吾妻になるか、上山田になるかわからない、この2校で統合しましょうとしたときに、もし吾妻ということになったら上山田の増築はどうなっちゃうんですか。



◎藤原教育総務部長 上山田小学校につきましては、校舎の古い順から年次計画を立てておりますので、その中の実施設計を計上させていただいておるところでございます。



◆中本委員 だから、そうすると吾妻の人はどう思うかということなんですよ。今からどうなるかわかんないけども話し合いしましょうと、しかし年次計画に基づいて上山田は建てかえますよと。もう土俵に上がる前から勝負あったと、保護者が思ったってやむを得ないという、そのあたりを少しは考えたらどうなんですかと。ガイドラインという考え方を示さないから、そう思われてもしようがない一事例について申し上げましたが、こういうことを気をつけていただきたいと思います。

 続きまして、同じ項目で適応指導費473万8千円、ブラジル籍の児童生徒の語学の指導にということで計上されておりますけれども、在籍児童生徒数、学校数、わかればお教えください。

 わからないんなら、それはいいですけども。要は大体呉越から向こうにかなり多く分布されていると思います。こういった適応指導で生徒の語学指導をするんですよという形になってますけれども、一番問題なのはやっぱり子供、児童生徒よりも、やっぱり保護者、そういった小中学校の各担任の先生、家庭訪問あります。そういったところはどのように対応されてるんですか。子供には語学指導をしますよと、400何万円計上されてますけども、地図を持って各生徒の家、回りますよね。ブラジル籍の保護者の家庭には、その担任の先生はどのように対応されているんですか。



◎小谷学校教育課長 外国籍、ポルトガル語のいわゆるブラジルの子が多いわけですが、家庭訪問等につきましては、学校の先生そのものがポルトガル語をしゃべれるという現実が実際ございません。そういうことで、状況によってはどうしても伝えたり連絡したりしなきゃいけないときには、ポルトガル語の言葉を日本語に変えたものをお持ちしたり、またはそういう言葉が語れる方にお願いをして、今取り組んでいるのが現実でございます。



◆中本委員 やはり現実は、ほとんど申しわけないけども小中学校の担任の先生等は、現実はそういった方々におんぶにだっこに肩車というのが現状だと思います。これはもう認めざるを得ないと思いますよ。実際ポルトガル語のできる、また向こうの生活慣習になれている先生というのはほとんど皆無に近いと思いますので、保護者も向こうの言葉、生活環境そのものですから、そのあたりをもう少し真摯に考えていただきたいと思います。

 次に、3項中学校費、1目学校管理費、学校給食ですが、我々、私が議員になる前の先輩議員時代から、中学校給食、ずっと延々と言ってまいりました。愛情弁当がいいんだということでさんざんいろんなことを言われたわけですが、苦節10数年、やっと長浜中学校で試行ながら中学校給食がスタートしたと。短期間でございますけれども、試行での総括をまずお伺いしたいと思うんですが。



◎木村学校安全課長 このたびの長浜中学校での給食試行事業でございますが、まず試行のねらいといたしまして、学校給食を通して食に関する指導の充実でありますとか、あるいは生徒の栄養指導の充実、また食生活の改善、あるいは保護者へのこれらのことに関する啓発、これをどこまでできるだろうかということを一つの大きなねらいとして、またそこでの成果や課題を踏まえて、今後の中学校給食のあり方を検討してまいりたいということで、1カ月間、長浜中学校で行わせていただきました。

 毎日、私どもも現場に行って子供たちの様子を見たわけでございますが、おおむねしっかり楽しく食べることができたというふうに子供の様子を把握しております。また、保護者からも現段階では一部でございますが、おおむね好評を得ておるわけでございますが、ただいま実施後にアンケートをしたその集約及び分析をしているところでございますので、今後そういうきちっとした数字なども踏まえて、また報告ができればというふうに考えております。

 なお、試行後、同時ぐらいに議会も始まりましたんで、それから長浜中学校の方へじかに行ってということがちょっとできにくい状況が続いておりますので、この議会終了後、直ちに長浜中学校におきまして、その給食を調理した小学校の職員であるとかあるいは中学校の職員、また保護者の意見等々も踏まえた、反省を兼ねた連絡会議を持ちまして、直接意見も聞きたいと考えております。そういった集約や分析を通しまして、成果と課題をきちっと整理をしてまいりたいと考えておりますので、今詳しい数値等がまだ準備できておりませんので申しわけないんですが、私のおおむねの把握で申し上げますと、子供たちや保護者にとってこの1カ月は大体いい感触であったなと。

 ただ、そのことがどれだけ一番のねらいである食生活の改善であるとかあるいは保護者の啓発であるとか、また給食と同時に弁当の日もあったわけでございますが、弁当のよさというものに対する保護者の認識、あるいはそれへの具体的な実践といいますか、生徒にとっても保護者、弁当と給食の両方のよさを生徒は感じておるわけでございますので、当初のねらいがどこまでこの1カ月間で達成できたかというのは、もう少し分析をしてみなくちゃいけないなというふうに考えております。



◆中本委員 ありがとうございます。我々も生徒、保護者にはほぼ好評だと認識しております。いみじくも一部まだ検討しなきゃいけない、そこが一番ネックだと思うんですが、小学校の給食問題だと思いますけども、やはり学校というのは、小中学校、児童生徒中心なんですよね。やっぱり教師というのは、児童生徒の屋根であり傘であり、最大の教育環境、我々常日ごろ言っております。どこまでも児童生徒中心で、しっかりやっぱりこの学校給食はさらに進めていただきたいと。

 そこで、来年以降の計画があればお示し願いたいと思いますが。



◎木村学校安全課長 来年度についてでございますが、この予算書にもございますように中学校給食の試行をもう一つ、またどこか場所を変えて、あるいは期間も少し考慮して実施をしたいと考えておりますので、これだけの金額453万6千円を計上させていただき、つけていただこうということで進めております。また、その試行を重ねる中での成果と課題も踏まえて検討してまいりたいと考えております。



◆中本委員 まさしくローマは一日にして成らずで、試行を繰り返しながら、いつの日か、全中学校が完全給食される日を首を長くして待っておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。

 続きまして、2項小学校費、3項中学校費、両方にまたがって申しわけないんですが、3目の学校建設費中、改修建設費が計上されているわけでございますが、今からの学校建設改修については、ユニバーサルデザインに対応したバリアフリー化されていくとは確信しているんでございますが、とりわけ我が党がずっと言ってます小中学校の便所の問題。呉の学校は階段室の途中にあるタイプが多うございます。我々も小中学校の便所の総点検をさせていただきまして、去年も同僚の下西委員の方から発言があったと思いますけども、未改修校がずっと存続、放置されていると。これが一体いつごろになったら改修をされるのかというのをお伺いしたいと思います。



◎山崎管理課長 学校トイレの状況でございます。建設後20年以上経過した全面改修を行っていないトイレでございますけれども、小学校で131カ所、中学校で69カ所でございます。パーセントで申しますと、小学校全体で46%、中学校で39%が未改修であるということでございます。



◆中本委員 学校建設年次計画によってやっていきますのも結構なんですが、とりわけ小学校の方は未改修が5割だと、そのあたりももう少し目を向ける必要があるのではないかなと思います。

 続きまして、2項の小学校費にも教育振興費中、児童指導行事費、これ一部神田委員とダブっちゃうんですが、1,564万7千円。この中の野外活動という箇所がございます。実は、野外活動は呉の場合、焼山此原の野外活動センターで、あそこで小学校5年生ですか、1泊研修をずっとやっておりました。諸般の行政の都合により、場所は新たにできるまでは待ってほしいということで、市外の吉田であるとか、遠くの方へずっと行っておりまして、その中でも保護者が、みんな元気な子じゃございません。予算の中で出てますようにぜんそく児童とか、いろんな特性を持った子供たち、親御さんがかかわらなきゃいけないと。しかし、どうにかこういった空気のいいところで研修に参加させたいという中で、焼山でやってる間には近くということで、保護者の人が車等で病院に送り迎えして、夜またキャンプに帰すということをやってたわけですが、遠くの吉田の方になっちゃいますと、実際問題、車を運転しない保護者の方だったら5万円ぐらいかかっちゃうんです。それで、子供が1人の間はいいんですが、だんだん子供がいっぱいいる家庭なんかにとって、そういった特性の子の兄弟が続いたりしますと、大変な負担になるということで、14年まで待ってください、待ってくださいということだったんですが、御存じのように灰ヶ峰での絶滅危惧種の2類のギフチョウとの関係で事業が延びざるを得なくなったと。それに対して、教育委員会が14年以降、14年度予算に汗をかいてる姿が見えないんです。多分、灰ヶ峰が延びちゃったから延びました、やむを得ぬですと。しかし、本来やるべきことは、やはり約束を守るということなんです。いろんな都合で工事が延びたら、代替施設を探すとか、遠くの方まで行かさなくても近くの、この周辺の近隣で、予定では14年からできる予定だったけど、諸般の事情で延びたから代替としてこういったところを提案したいんだとかいう姿が全く見えてないと思うんですが、私の認識不足でしょうか。



◎小谷学校教育課長 今、野外活動にかかわって焼山の活動センターを以前たしか使ってきた経緯がございます。現状、呉市の野外活動センター、呉市の小学校ではこの12年、13年度は実際野外活動としては使っておりません。幾つかの学校の中で、例えば呉の地でそういったものをということでグリーンヒル郷原を使ったりというところで工夫をしているところもございます。ただ、施設の関係で人数が多くなると難しいということもあったり、それからグリーンヒル郷原での活動内容と今それぞれ学校が考えている中身が違っているというようなこともあります。私どもとしては、確かに議員御指摘のとおりの点をしっかり研究しながら進めていかなきゃいけないなと反省しつつ、現状は確かに少し遠方のところへ行ってるのが状況ですが、状況的には近隣のグリーンピア安浦をまた生かしているようなところで工夫も出てきております。



◆中本委員 時間の都合で最後にいたしますけど、学校図書館の問題でございます。主要な部分につきましては、後ほど岩岡委員の方から質問があると思いますが、読書の大切さを文部科学省が認識して、昨年、実は、15年度大きく学校の図書館制度が変わってくる。もうそれはプロの皆様方は十分に御承知のはずなんですけども、そういったことで、国としたら、やっぱり教諭資格の中でどうにか司書の資格を取らせようということで、昨年全国一斉に大学を使って特別の講習をやってきたところでございます。その中で、どうにか学校図書教育に興味のある先生方に参加していただければ、どうにか15年の4月に間に合うんじゃないかということで、国が予算をつけ、場所を提供してやったんでございます。それで実際、昨年多くの学校の先生方が参加されております。その中で一番残念だったのは、やはり国の文部科学省の思惑が、実際に各小中学校の校長先生まで届いてないんでないかと。例の推薦状の問題でございます。文部科学省の求めていた、15年を目指して配置していこうとする予算づけまでしたのは、どの程度、各学校の校長先生方は理解して、自分の小学校、中学校の中からそういった希望のある先生を行かせたのか、その数だけ最後にお願いしたいと思います。



◎小谷学校教育課長 今の学校図書館司書教諭の講習会にかかわってですが、今年度の状況で教育事務所の方から、平成13年6月1日付でそういった受講者の推薦についてという通知文が参りました。現実にこれをそれぞれの学校へ書類を送付いたしまして、私どもで教育事務所または県教委、そして直接は広島大学の方になったわけなんですが、ただその対象者の中に、幾つかの条件もございまして、例えば2年以上または4年以上司書教諭に相当する職務に従事しというような状況があったものですから、希望はしたけれど、そういう対象の条件になかなか合わなかったということも聞いております。確かにこれをやりたいけど、その条件に満たないためにできなかったということも聞いておりますし、このたびは、こういうことについては、県の方が別途予算をつけたということもありまして、ある程度の国、県が進めていることの周知は進めていっていると。だから、15年度からの実施に向けては、さらに来年度こういうことも、14年度ございますので、私どもとしては、それをさらに充実していきたい、または周知を図っていきたいというように思っております。よろしくお願いします。



◆中本委員 これは答弁はいいですけども、普通の学校で、小学校を見たときに、担任の数よりか余分、俗に言う加配ですね。というのは全校にございますか、ないんですよ。現実、担任の先生の数プラス養護の先生と事務と教頭、校長ですよね。専門に図書司書業務を4年間やろうとすると、教室はおろそかになっちゃう。文部省はそのあたり十分承知した上で出してきたはずなんです。それをよっぽどの加配校でない限り該当しませんよという今の御答弁になっちゃうんです。でも国の求めたのはそうじゃない。そういった定数の中しかいない先生の中で、そういった希望を求めたわけですよね。それはやっぱり各小中学校の校長先生がそれを文面どおりに解釈すると、うちは加配がおらんのだから、該当なんかおらへんで、該当なしよのうと。あと私費で勝手に行けやと。わしは知るかい。15年におらへんわいと、こういった現実があるところも十分御承知した上で今後の学校運営に御努力願いたいと思います。

 以上です。



○荒川委員長 北川委員。



◆北川委員 学校の統廃合についてだけポイントを絞って質問させていただきますけど、もう既に先輩の2人の議員さんから何点か出ております。重複しないようにできるだけということで質問させていただきます。

 私思うに、教育とは何ぞやといろいろあるでしょう。一番大事なのは、やっぱり本会議でも言いましたけど、やっぱり親でも先生でもない、子供のためですよ。人間の形成において、僕は教育がすべてだと思っておりますから、そこからのスタートだろうと。学校でじゃあ何を学ぶのかなと、自分自身で考えました。確かに勉強、いわゆる学力の面でいろんなことを教わる、実はそれだけじゃないんですね。人間には学力とは別に能力というのが必要です。社会に出た段階で、いろんなことで対応できることがやっぱり必要だろうと。それといわゆる友人、友達ですね。人間関係、上下あります。同級生もあります。そういうものはやっぱりどんどん学んでいくんだろうと、これが大きな人間形成の中でのポイントであると、私は思っております。これをなくして人間ではあり得ない。そういう教育を実はやるべきだと。戦後50年いろいろあるでしょう。でも結果的には、いろんな問題が今出てきています。これはすべていいわけでもないし、今後50年とか100年たったときに、今からの教育が、私本会議でも言いましたけど、ことしの予算がそういう予算であればいいなというふうな思いはありますよということを言ったんですが、教育もすべて100年市政でもってたったんですから、今後百年の計をことしから教育の場ではこういうふうにあるべきだというのが、僕はある程度オープンにするべきだろうと、それをやっていかなきゃいかんと。

 教育というのは、実はカウンターパンチというわけにはいかないんです。ボディーブローでそこらへじわじわきいていくんですよね。一遍に結果が出るもんでもないという考え方を実はしておりまして、そういうつもりでちょっといろいろ御質問させていただきたいんですけど、いわゆる統廃合、いろんな面で、現在の世の中が少子化ということで大きな問題になっております。実は、よく考えると、子供が多いとき我々、例えば小学校のときには4クラスありました。大体200名。今の小学校、大体全校で200人前後ぐらいですよね。特にこのパンフレット、17校出ている学校、大体そんなもんですけど、我々は1学年だけで200人ぐらいおりました。非常にちょっと次元が低いかもわかりませんけど、クラスがえ、実はこれ楽しいんですよね。今の状況を考えますと、全くそれすらないですね。1年から6年間、中学校はちょっと違うでしょうけど、小学校の中では、多分6年間はまず同じ顔、ところが実はこれ友達はふえないんです。それだけでいくとましてや、放課後の教育どうのこうのという問題もあります。学校では遊んでいない。家の中で遊んでいる。ところが友達は当然できるはずはない。となると、勉強だけの人間ができてしまって、今いろんなテレビでやってますけど、そういうああいう偏った人間ができがちだろうと。やはり人間のバランスというのがあります。それをなくしてはやはりやっていけないわけですから、そのあたりをちょっと考えまして、先ほど17校だけが対象ですよということで御答弁されていました。4つ現実に15年度からやりますよと。私思うんですけど、単に学校の名前を2つだけを足して割るんでなくて、そこで住民の意識というか、親とか、本人の希望もそうでしょうけど、持たせる意味では、実は17校だけではおさまらないですね。広い郊外はいいんですけど、特に市内のせっぱ詰まったところで4校実はあるわけですね。その中で、私辰川が地元ですから、あえて例に出しますけど。荒神町へ行きなさい。絶対ノーですよ。どうして行かなきゃいかん。そういう形になるんですわ。在学生だけの問題じゃないんです。卒業生の問題も実は絡んでくるんですね。

 この間たまたま薬研地先生の近くですけど、吾妻小学校のところへ行ったんですが、吾妻は第三尋常小学校だそうです。それが分かれて上山田ができたと。そうすると、親が吾妻で子が上山田なんですね、先輩にしてみれば、吾妻なくして何でやとなるんですよ。いろいろ事情はありますよ。だけど結果的にはそういうふうに思われるんですね。何で上山田まで行かないかんのやと。冗談やないと。そうしたら、どこで妥協してもらえるのかなって言ったら、まず学校の名前を変えるかなと。校歌も変えるかなというような考え方、実は出てくるんです。そういう懇話会というのはやられているという、4校に限って言えばやられているということだったんですが、教育委員会とかだけがやる問題ではないと思ってます。というのは、実は大きなインパクトがありまして、教育そのものを変えるんですから、教育委員会の教育長さんだけが一生懸命頑張って手を振って、委員会皆くっついてやろうというだけでは僕はだめな気がする。当然市長さんもそうですし、ほかの部長さん、我々もそうなんですよ。全部巻き込まないかん。今のスタイルで行くと、教育委員会だけが一生懸命やって、さっき中本先生おっしゃってましたけど、どうしても無理がいく。何が一番いいことかなと考えてみますと、やっぱり地元の住民、当然在学生の両親も入りますし、子供も入るし、それプラス例えば今端的に言えば自治会、そういうものも全部やっぱりどんどん引き込んでやるしかないんだろうと。その中でもコンセンサスを得た中でやっていくしかないだろうと。

 僕は、一番いいのは、4校だけじゃなくて17校全部やるという気持ちでおります。なかなかそれは物理的にも難しいんでしょう。とは思いますけども、そういう形でもってやればいいかなという気がしております。だから、一方的に教育委員会から働きかけをするんじゃなくて、学校とは、いわゆる地域育成のための拠点であるとともに、地域に支えられなきゃいけないというのが大原則ですから。そのために対象にされる学校というのは、どうあるべきかを、逆に教育委員会の方に提言していただくようなスタイルに持っていかないと、なかなか難しいんじゃないかと。自分たちが確かにリーダーシップを握ってやるのもいいんですけど、逆のやり方も実はあるんだろうと、思うんです。例えば、辰川地区はこういうふうにして進めなさいよと、いう形でもって持っていかないと、なかなかコンセンサスは得られないと思います。現実に私は少し周りを回って、若いお母さん方とかお年寄りとかいろんなことを聞くんですけど、やっぱりそういう意見が圧倒的に多いですね。現在、なぜじゃあそうなるんかと言うと、やっぱり自分たちが一生懸命やりたいんだから、何とかしたいんだという気持ちでもってやってると思いますので、ちょっとそのあたりの考え方、いわゆる僕としては、やはりもう自分たちだけでも努力してもらわなきゃいけないんですが、そのあたりの考え方を、例えば住民を巻き込んでどういうふうにあるべきか、ちょっとそういう考えがもしあるんであれば教えていただきたいです。



◎小谷学校教育課長 今の学校統合等につきまして、吾妻小、上山田小、それから辰川小、荒神町小、そして先ほど学校教育部長の方からありました、いわゆる小中一貫校で今研究開発を進めている。そういった研究の視点も加え、今現在は保護者等へ向けた説明をしているわけですが、さらに地域の代表の方、保護者の方を交えて、そして懇話会を立ち上げていこうと。そして、懇話会の中で地域のいろんな考え方を含めて御意見をいただいて、よりよい呉市の特色ある学校をつくっていこうと。そして、その動きの中で、またそういった場で学んだノウハウを、先ほど議員さん仰せの17校へ広げていく形を我々はぜひとも進めていかなきゃいけない。それが今統合が避けては通れないという現実の中で、できるところから、確実にできるものから何とかしていけないものだろうかと、そういう意味でいろんなお知恵をいただきたいということで今取り組んでいるところでございます。



◆北川委員 1つの問題点をとらえるのにちょっと長くしゃべり過ぎましたけど、やはり、さっき言ったように、子供たちのためだけを最優先に考えてどうあるべきか、そこだけを考えてもらいたい。呉の教育のレベル、いわゆる呉システムと言われるようなものをつくっていただければなと思うんです。だから、広島県でもどこもやってませんよと。日本でどこもやってませんというのじゃなくて、こういうのを呉はやるんだよというのを僕はどんどんアピールしてもらいたいんです。そういう教育システムをどんどんつくっていただければと思うんですけど、なかなかそれは大変だと思いますが、それがやっぱり今後の呉の将来はあるということを考えれば、僕はそれが一番いいと思っております。これはあくまでも要望ですけども、以上、終わります。ありがとうございました。



○荒川委員長 山上委員。



◆山上委員 187ページなんですが、美術品の収集費で1,699万4千円が上げられております。絵画5点、工芸品1点、写真10点というふうになっておりますけれども、これは今ある美術品の中で、どういう系統の作品を選ばれているのか。そして、どういう経緯で購入されるのか、その点をお聞かせください。



◎土持美術館副館長 14年度の美術品の購入についてでございますが、今回は地元作家の作品の収集を中心に行うように計画をいたしております。日本画の3点につきましては、美術館の方に従来から貯蔵しております関係の作家の方の作品でございます。それから、地元作家の方につきましては、計12点になりますけども、呉市出身の方の作品を収集するように予定いたしております。



◆山上委員 じゃあ、この作品を含めて呉市ゆかりというか、出身の作家の作品というのは、全体の数からの何%に当たるんでしょうか。



◎土持美術館副館長 約33%に当たります。



◆山上委員 買われる理由を聞きたいと思っております。今回呉市出身の方と地元作家ということで33%を占めてくる。それはふやす方向で買われていく方針なのか、その点含めてお答えください。



◎土持美術館副館長 平成12年の3月に収集方針を固めまして、これに基づいて収集すべき美術品の収集を行っているわけでございます。今回の作品、いずれも日本画の3点につきましては、広島市出身の方でございますし、先ほど申しましたように、地元作家の方は呉市出身の方ということで、地元作家の方の作品の充実を図るということで、内容につきましても、写真や陶器ですね、それから水彩画とバラエティーに富んだものにいたしております。



◆山上委員 従来よくお答えになることが、所蔵品を持つことによって、他の美術館との交流の中でそれを利用していろんな作品をまた交流させてもらって展示ができるというふうな言い方で買っていらっしゃったように思うんですけれども、その点と今回との整合性はどうなんでしょうか。



◎土持美術館副館長 特に郷土作家につきましては、他の美術館との交流という点で、先般もございましたけれど、近くでは野呂山にあります野呂山芸術村から作品を借りて、郷土作家シリーズという形で展示をいたしております。この逆で、実際に他の美術館にお貸しできるものもございますので、そういうふうな交流を含めて、また今後の広域的な合併問題もございますけれども、その中でのそういうふうな文化施設について作品の交流できるようにという配慮もございます。



◆山上委員 今回、写真が10点入っておりますね。今まで写真というものを購入されているのがありましたでしょうか。私が余り記憶にないんですけれども、どうでしたでしょうか。



◎土持美術館副館長 写真の購入はございます。



◆山上委員 今までに何点ぐらいあったか、その点をお聞かせください。



◎土持美術館副館長 約90点でございます。



◆山上委員 昨今、社会情勢も厳しい折、買われる経緯、大体こういうのがありますからいかがですかというふうなことを言われて買われることもあるやに聞いておりますけれども、今回はどういう点で購入する決意をされたんですか。



◎土持美術館副館長 まず、写真の方でございますが、お名前を申し上げますけども、迫幸一さんと言われる方の写真でございます。この方は吉浦の御出身で、現在は広島市にお住まいですけれども、かなり前衛的な写真を撮られる方でございまして、もう高齢の方なんですけれども、写真の場合は、作家の方が生存されていて、実際にそういう焼きつけを指示されるということは非常に重要でございます。この点で今がそういうふうな時期ではないかということを判断いたしまして購入を決定いたしました。



◆山上委員 終わります。



○荒川委員長 岡崎委員。



◆岡崎委員 6点ありますが、なるべく手短にします。

 教育指導費についてお尋ねします。

 広島県立教育センターで教員の希望研修をしています。希望研修の受講率は小学校が広島県平均が84.0%に対し、呉市は35.4%です。中学校は広島県平均が44.1%に対し、呉市は19.4%となっています。呉市の教員希望受講者数は、県平均の半分に満たないのですが、希望研修は本人のやる気だと思います。この数字をいかが思われますでしょうか。



◎小谷学校教育課長 今お示しいただいた教員希望研修ですが、これは広島県の県立教育センターで教職員を対象として実施している研修講座であります。これは、毎年4月にこの研修を県の教育センターから各学校の教職員へ向けて講座一覧表が届きまして、それを見たそれぞれの学校で、それぞれの立場を含めて、年間の学校の予定を見ながら選択して希望するという手続をしていくという状況になっております。呉市の場合、この教育センターへの研修は、かなり以前から進んでやっているところがございまして、長年続いてこの研修をやっているところもあるんですが、実際の受講に対しましては、応募に対して受講可能の人数が限られているわけです。そういう関係で、結果的には人数の調整がなされている。そういう面から言えば、呉市において数字が十分でないというふうなことについては、長年の人数調整をされるという実態を見込んでいるというのが1点あると思います。各学校で絞って希望を提出するというようなことがあると思います。



◎中原学校教育部次長 呉市教育委員会といたしましては、これまでの長年の研修体制の中で、それぞれが約49回にも及ぶ研究体制を持っております。まず1つ、例えば、夏の教務主任を対象にした教育研究会、2日間にわたって研修しておりますし、また実技講習会、それから教職員の研究発表大会等、他都市にはない研究体制を持ちながら、充実した中身で取り組んでいるということでございますので、そこらあたりは理解していただきたいというふうに思います。



◆岡崎委員 これは要望です。新教育課程が導入されます。呉市独自の研修も大事だとは思いますが、中央のアイデアを仕入れるためにも県の研修に積極的に希望していただきたいと思います。

 次に、同和加配教員についてお尋ねします。

 広島県は同和加配教員は14年度から廃止いたします。呉市は11名の同和加配教員を予定しておられますが、なぜ県教育委員会と歩調を合わせられないんでしょうか、お尋ねします。



◎小谷学校教育課長 同和教育加配につきましての質問だったというように思います。これは、平成12年度の同和地区児童生徒の教育実態調査の結果、また人権教育のための国連10年ということで、国内行動計画の9つの重要課題の1つである同和問題等々から、低学力傾向の克服とか、また基礎学力の定着のために支援をしていく必要があるという答申もいただいているような状況もありまして、そういった経過措置を含めて、今同和地区のある学校への配置を考えていると。ただ、現実には、県教育委員会におきましても、現状同和教育課というのもまだ現存しているわけで、地対財特法の失効後、こういった国や県の動向を踏まえながら、いわゆる加配を含めてより効果的なあり方を進めていきたいというふうに思っております。



◆岡崎委員 それでは、同和加配講師の授業時間と報酬は幾らでしょうか、お尋ねします。



◎小谷学校教育課長 今は11名、小中高ということなんで、これは1カ月が1名当たり19万2,200円で、これはボーナス等入ってません。だからこれに12倍したのが1人当たりの金額になります。そして、週30時間という条件の中でいわゆる加配教員をお願いしていると。だから学校によって多少時間数の違いはあろうというように思います。



◆岡崎委員 この報酬というのは、全額呉市の負担なのでしょうか、お尋ねします。



◎小谷学校教育課長 そうです。



◆岡崎委員 差別はLD児等にもあるんですが、ここでLD児についてお尋ねします。

 LD児は50人に1人いると言われてますが、支援策はどうでしょうか、お尋ねします。



◎小谷学校教育課長 先ほどのLD児、いわゆる学習障害児のことになると思いますけど、呉市の場合、いわゆる障害児学級に在籍する児童生徒の中では、医師からの診断を受けているその児童の場合でいうと1名いるというようなことが出ております。

 それから、障害児学級での指導が望ましいと、または通常学級で配慮をしながら指導をしていこうというような中で、その中にLD児もいる可能性があるという言い方でいただいているのが現実でございます。



◆岡崎委員 実際の現場では、教師が対応に困っているとお聞きします。要望ですが、現場の声を聞いていただきたいと思います。

 次に、総合教育についてお尋ねします。

 神奈川県の中学校では、漁業体験をさせるそうでございます。一遍にたくましくなるそうでございます。熊野町では、商店の手伝いをさせております。総合教育に社会体験学習を取り入れてはどうでしょうか、入れる考えはないかお尋ねします。



◎小谷学校教育課長 先ほどの総合的な学習の中での社会体験ということで、特に中学校の方で呉市の実情を申し上げますと、現実にJRの駅とか、それから鉄工所、ガソリンスタンド、ベーカリー、しょうゆ製造所とか材木所、電気製品販売、百貨店とか水産市場とか青果市場とかいろんなところで今取り組んでいるところがございます。確かに地域の人々の働く姿やそういった体験を聞き取る、そういった状況というのはすごく大切だというふうに思っておりますので、今あることをより充実できるようにしていきたいというように思っております。



◆岡崎委員 仕出しを手伝った子が母親の苦労に涙して感謝したそうでございます。社会体験から得るものははかり知れないものがあります。心に残る教育を計画していただきたいと思います。これは要望です。

 次に、中学校給食について、重ならない点をお聞きします。

 長浜中学校で試験的給食が行われましたが、我々は保護者と市民に雇われているわけでありまして、保護者の意見を尊重するべきだと思います。保護者の中で希望の数字が大ざっぱな割合、半分より多かったか少なかったかだけでも教えていただきたいと思いますが、どうでしょうか。



◎木村学校安全課長 これは、長浜中学校の試行に関してということで、長浜中学校の保護者の意向ということでございます。試行前に既にアンケートを、希望をとったときの数字でございますが、今の御質問で言えば、半分よりも多かった。このたび試行をいたしました後の集計は、今やっておるところでございますが、ざっと見ても半分よりは多いというふうに考えております。



◆岡崎委員 保護者の過半数が賛成するのなら、実施するのが民主主義であると思います。だれの意見を一番尊重するかを考えて、今後御検討いただきたいと思います。

 次に、給食に関連したことで、製品についてお尋ねします。

 給食に今問題になっている雪印社の製品、個人企業名を出すとおしかりを受けるかもわかりませんが、これは事実で憶測ではありませんので、御了承ください。雪印社製品がいまだに使われております。保護者が不安になるのですが、改善はできませんでしょうか、お尋ねします。



◎木村学校安全課長 先般、大変話題になりました、業者名を申し上げますけども、雪印食品の製品については使用いたしておりません。議員さんがおっしゃるのは、恐らく雪印乳業のことではないかと思うんです。それはマーガリンがございますので、話題になっている雪印食品については使用しておりません。



◆岡崎委員 ちょっと言葉が足らなかったんですが、雪印乳業の製品でありますが、これも同じように、やはりテレビ等で問題になったわけでありまして、要は日付が信用できないという保護者からの意見がありました。要望に変えます。安心できる対応をしていただきたいと思います。

 以上で終わります。



○荒川委員長 しばらく休憩いたします。

            午後2時42分     休   憩

     ──────────────────────────────

            午後3時06分     再   開



○荒川委員長 委員会を再開いたします。

 この際、申し上げます。

 理事者におかれましては、答弁は要領よく、簡明にされますようお願いいたします。

 引き続き質疑を行っていただきます。

 渡辺委員。



◆渡辺一照委員 2点ほどお伺いいたします。

 今回の中学校の卒業式の件で、市内中学校、君が代斉唱はおやりになったと思うんですが、また日の丸等の立っている状況と、あと君が代斉唱のときの教職員の起立とか、そういうものを各中学校市長代理として行かれた方がおられると思うんで、その集計としてどういうようになっているか、ちょっと教えてほしいんですけど。



◎小谷学校教育課長 今報告を受けたものにつきましては、卒業式の日の式場の中におきましては、18校すべて国旗が正面に掲揚されたと。それから、国歌の斉唱もすべてされたと。全員起立で当然国歌斉唱をしております。

 また、教職員に残念ながら、これは指導に指導を重ねてまいったわけですが、昨年もそういう状況もあったことの中から、本当に指導を重ねながら、結果的に1名の教員が国歌斉唱というとき、着席をしたということがございまして、これは今県教育委員会の方にそういう実態があったということを報告をし、それからその後の対応について、これから指示をいただくという状況に今なっております。



◆渡辺一照委員 生徒の方は大丈夫だったんでしょうか。



◎小谷学校教育課長 生徒の方につきましては、これは学校の方でも学習指導要領に準じて指導したわけですが、2校、子供が着席をしたという状況は出ております。人数は、1校が3名、1校が1名という状況でございます。



◆渡辺一照委員 生徒の中学校名2校と教職員の中学校名は出ますか。



◎小谷学校教育課長 養護教諭ですが、これは天応中学校の先生が1名ということでございます。それから、生徒の方につきましては、二河中学校3名、そして広中央中学校1名という状況になっております。



◆渡辺一照委員 おもしろい話を聞かせていただきましてありがとうございました。今後の御指導をよろしくお願いいたします。あと私の地区なんですが、小中学校の方で、この前の県立の竹原高校の卒業式で、「仰げば尊し」を斉唱をしました。30年前は大体この歌を歌われていたという過程がありますが、また今後、この「仰げば尊し」の意味を生徒に教えながら、これを広めていくような考えはありますか。



◎小谷学校教育課長 先ほども申し上げたわけですが、1つの特色ある学校の一つの例として、「仰げば尊し」を斉唱した学校については、これは子供たちと一緒にやろうという形になったというふうにも伺っておりますし、その学校の卒業式も私も直接でなしに聞いておる部分で言えば、春のときです。琴の流れに乗って、先生が紋付をはいて僕は出るんだという形もとったというふうに聞いております。これも一つの学校の方で、こういうこだわりというか、そういう特色ある学校をつくっていこうという中身だろうと、我々は考えております。



◆渡辺一照委員 よい方向に、また指導の方をよろしくお願いいたします。

 次に、呉市の体育施設の使用料についてお伺いしたいと思います。

 質問する前の前提条件で、ちょっと私ごとですが、私も運動している立場として、柔道、テニス、陸上と、現役プレーヤーという形でスポーツ議員として自負しておるわけで、ということでの発言であるということを前もってちょっとお話しさせていただきます。

 呉市の各体育施設の使用料は、他の市町の施設と比較して、安過ぎるように思われる状況があります。例えば、私の方でいろいろ広島県内を調べさせていただいたんですが、呉市の市の体育館使用料は時間当たりを換算しますと約460円、広島市のスポーツセンターは5,420円、東広島の体育館が4,630円、廿日市市の体育館がこれまた4,900円などと比べますと、約10分の1という状況。また、テニスコートについても、広島市の中央テニス庭球場が1時間当たり650円、広島市のスポーツセンターのテニスコートが410円、竹原市のテニスコートが430円、これに対して呉市のテニスコートは時間当たり125円、これも破格の使用料となっております。また、二河球場ですが、これは学生換算にしますと、時間当たり510円で一般が1,050円。これはテニスコートなどを例にとりますと、安過ぎるという面もあるんで、とりあえず予約しておこうと。使えたら使おうという意識をもたらす形で、使いたくても使えない人が出てくるというような弊害も出てきております。これは利用する市民にとって、安いというのはもちろんいいんですが、それにしても、他都市との格差があり過ぎる。この点についてちょっとお考えを聞かせてください。



◎河宮スポーツ振興課長 使用料のお話でございますけれども、議員さん仰せのとおり、今数字を挙げられたとおりでございます。使用料につきましては、昭和63年に教育施設全般で上げておる以降、平成元年に3%、9年に5%の消費税の上乗せ分というふうになっております。これから体育施設の使用料につきましては、消費者物価指数等をかんがみまして検討していかなければならないと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。



◆渡辺一照委員 例えばちょっと二河球場は、昭和26年にできまして、大改修工事ということで平成4年に改修工事でたしか18億円強かかっておるんですが、今、この二河球場の年間の収入はお幾らですか。



◎河宮スポーツ振興課長 12年度で使用料の歳入としまして210万円程度が上がっております。



◆渡辺一照委員 あと、じゃあ固定費というか維持費はどのくらいかかりますか。



◎河宮スポーツ振興課長 同じ年度ではございますが、光熱水費とか人件費、全部もろもろ入れまして3,660万円程度かかっております。



◆渡辺一照委員 改修工事が18億円強かかっておりまして年収入が200万円ですか、固定費の維持費が3,000万円、これはちょっとひど過ぎるような状況があるんですね。ほかにもこれ以外の体育館ですね、テニスコートの件を例にとると、多々出てくると思うんですが、これは減価償却費とか固定費、維持費ですね、これを考えると、将来の収支というか、ぞっとしてくるような数字が出てくるような状況ですね。現在呉市の財政状況からかんがみても、ある程度の受益者負担を求めていくべきものであるし、このままいくと、それでなくても呉市のスポーツ施設は、かなり老朽化、皆さん御存じだと思います。老朽化しているのが多い。管理もまた不十分である。ますます安かろう、悪かろうという施設が、だんだん年がたつにつれてわかっていく、目に見えてくると思うんです。このままでは呉市民のスポーツ振興を図ることができないんではないかと思うんですが、その点ちょっとどういう考えか教えてほしいんです。



◎河宮スポーツ振興課長 利用料とスポーツ振興とのかかわりでございますけれども、今現在の使用料は、14年前にもとができておりますので、その使用料につきましては、他都市より低いのが現実でございます。ただし、スポーツの振興ということにつきましては、使用料はある程度、社会通念上の料金体系は保っておかないといけないと思っておりますので、他都市等々調査させていただきまして検討させていただきたいと、このように思っております。どうぞよろしくお願いします。



◆渡辺一照委員 社会通念上の他都市と10倍ぐらい違う。それが黒字の呉市政に与える影響があるんならいいんですけど、赤字でかなり財政状況が悪いんで、その点もお考えになってください。

 それであと、東部の体育館の件についても、約40億円かかるとお聞きしておりますし、空調も完備されております。また、すばらしい体育館になるとは聞いてはおりますが、これもある程度のランニングコストはかかるであろうと思われます。使用料設定の際は、これは十分に配慮され、つくりっぱなしというような形にならないように、十分管理をしていかないと、施設自体が耐用年数も早くなります。ですから、今の利用料金と比べて東部幾らというようなお考えはやめてもらいたいという考えがあります。

 あと、反対に利用者の言い分として、私もその一人なんですが、いろいろな部分を各施設修繕してほしい。しかし、低料金で使っているので、市の側に、やはり財源がないと言われれば、納得せざるを得ない状況、何にも言えないんですね。安い料金で使っているからしようがないでしょうと。それとまたあと反対に、スポーツ施設を使わない市民の方々から、私たちの税金であなたたちがスポーツして遊んでるんでしょうって言われるというのも、なかなかちょっとつらい面が。ほかの他都市よりも安く、維持固定費は大体どういう施設でも同じような形がありますので、その部分で料金10分の1っていうことは、その9割方は他のスポーツをしてない市民の方々が負担しているような感覚で見られてもしょうがないと思うんです。あと、低料金を続けますと、商業ベースでスポーツ施設を考える企業が出てくる場合でも、一般の広島市の料金の10分の1で呉市はそういう施設があると。そうすると、企業の商業的な資本が投入されにくいんですね。それによって、ベンチャー企業なり何なり、そういう形も出てこなくなる。競争もできなくなる。そういう形で企業の投資意欲も衰えてしまう、こういう側面も考えてほしい。

 また、今度要望なんですが、学生、社会人にも言えるんですが、対価を払ってこそ、その成果を得ようというものがある。ですから、勉強しようと思ったら、それだけのお金を出す。そしたら、自分のお金を払った分で一生懸命勉強しようと。だけど、無償でもらったものは、余りありがたがらないっていうか、その場を過ぎてしまう状況がありますので、その結果かもしれませんが、呉市のスポーツのレベルが、かなり低下をしているんじゃないかと、こういうことも生まれる可能性がありますので、今後東部体育館及び施設使用料の再考を要望して終わります。



○荒川委員長 岩岡委員。



◆岩岡委員 それでは、私の方から教育についてお伺いいたします。

 本市における学校図書館整備という名目の交付税はどれくらいでしょうか、お聞かせください。



◎小谷学校教育課長 学校図書館の図書整備のいわゆる地方交付税措置をもとにして算出しますと、呉市では小学校が768万7,000円、中学校が653万9,000円でございます。



◆岩岡委員 地方交付税の中で学校図書館整備という名目の交付税は、使い道が自治体によって任されております。本市ではこの使い道を図書館整備のみに使われているのでしょうか、それともほかの整備以外にも使われているのでしょうか。もし図書館整備以外にも使われているのであれば、その内訳をお聞かせください。



◎矢口財務部長 地方交付税は、議員御案内のように、自治体の固有の一般財源でございますので、その措置される額を丸ごと決められたとおり使うということは決められておらないわけでございますので、そこらは各市町村の独自性を持った施策の中で使っているというところでございます。



◆岩岡委員 使い道は各自治体に任されているということなので、もしその内訳がわかればお聞きしたいと思ったんですけど、結構です。

 それで、文部科学省で定めている図書の標準蔵書冊数ですよね、これが小学校、中学校それぞれ何冊でしょうか。本市はこの標準に達成しているのか、その割合がわかれば教えてください。



◎小谷学校教育課長 文部科学省の方で設定しております学校図書館図書標準。この数ですけど、小学校で26万6,600冊、そして中学校で16万9,360冊、現状、呉市立の小中学校の蔵書冊数、本年度末の状況、今の段階では想定になりますけれど、小学校では約23万冊、そして中学校では14万9,677冊を今は見込んでいるという状況になります。

 小学校の方での今の現状、充足率ということを考えた場合86.2%、そして中学校の方では88.4%を見込んでおります。



◆岩岡委員 全国的には小学校では3割、中学校では2割ぐらいというふうに出てるんですけども、呉市においては、かなり整備されているととらえてよろしいんでしょうか。



◎小谷学校教育課長 呉市におきましても、13年度、そして14年度と、さらに単市で学校図書館図書整備事業として学習用の図書購入という形で、かなり予算措置をしていただいておる状況もありまして、近い将来こういう部分については、確実に伸びていっていると。

 また、このことは同時に、利用度にもつながってきているような状況もありまして、ここはいい形で進むであろうというふうに思っております。



◆岩岡委員 そういう方向でぜひ進めていただきたいと思います。

 昨年制定されました子供読書推進法で、各自治体は、読書推進計画をつくる努力義務があるというふうになっておりますけども、一例をとりますと、小学校費ではそれはどの節に入っているんでしょうか。



◎小谷学校教育課長 先ほどの読書活動推進法というのは、平成13年12月12日の施行というふうに伺っておるわけですが、確かにそこの中で私どもも読書推進計画をつくっていくというようなこともありました。先ほどありましたように、平成13年12月12日というその施行日も含めまして、このことを現状においては、小学校費のどこにという形では位置づけていないわけですけど、今後国や県の動向を踏まえながら、さらには関係部局、また部署等との連携を図って策定をする必要があろうと、また進めていく必要があろうというように思っております。



◆岩岡委員 今後県の動向を見ながらということなんですけども、できるだけ早い段階で、行政としてもこういう方向でという打ち出しを練っていただきたいと思いますので、その点要望にしておきます。

 次に、司書教諭、またはそれに準ずる人についてお伺いいたします。

 2003年度から12学級以上ある学校では、司書を置くということになっております。現在着々と準備はされていると思いますけども、それに対象となる学校が同時にスタートできるのでしょうか。もしも教諭不足ということで、忙しい教師が兼任するということになれば、現実的には形だけのものになってしまうのではないかというふうに予想いたしますけども、その点はどのようにお考えでしょうか、お聞かせください。



◎小谷学校教育課長 平成15年度からの司書教諭の配置ですが、これも現在国や県において検討されているというふうに伺っておりますし、さらには、先ほどの司書教諭をふやしていくというような状況もあります。そういった動向等をしっかり把握しながら、やむなく教諭であってさらに司書教諭の免許を同時に持っておるという状況の人数については、現状の学校また12学級以上の学校体制を考えたときには、数の上では、本市においてそういう資格を持っていらっしゃる教諭の数は足りていると。しかし、さらにふやしていかなきゃいけない状況もということを今考えているところでございます。



◆岩岡委員 そうしますと、今各対象校には教諭でありながら司書教諭を兼ねることのできる教員が全部いらっしゃるということで、同時にその対象の学校はスタートできると理解してよろしいんでしょうか。



◎小谷学校教育課長 直接には、いわゆる加配という形が出るかどうかというのは、まだはっきりはしてないわけですけど、現状において、例えば12学級以上の場合には、今の段階で算出していきますと、小学校では14校ということになります。中学校が6校、高校が1ということになりますが、そうした場合、小学校で既に21のいわゆる教諭等で司書の免許を持っている。そして中学校では18名、そういう司書の免許を持っているという状況もございますので、どういう形で15年度実施するかは、いまだはっきりしないところがありますけれど、現状はとにかくさらに人数をふやし、体制を万全な状況にもっていきたいというように思っております。



◆岩岡委員 司書教諭の免許を持っていらっしゃる先生は、各学校に最低1名以上いらっしゃるというふうに、今お聞きしたわけですけども、その先生方は教員であり、各学級の担任等を兼ねておられますので、専任として司書を図書室に張りつけていただくというのは、大変厳しい状況ではないかと思うんです。それで司書の資格を持った専門の知識のある方が学校におられる、それに準ずる方が図書室にいらっしゃるのと、いらっしゃらないというのでは、子供に対する指導ですよね、読書指導をされる学校とされない学校というのは、非常に格差が出てくるんではないかと危惧いたすところでございます。きょう午前中の玉谷委員への御答弁では、土、日に協力者があれば開放していくという方向の御返事がありましたけども、図書室開放は、大体いつごろからと予定されているのでしょうか、わかれば教えてください。



◎前谷教育総務部次長 学校図書室の開放をいつごろからかということでございますが、午前中にも申し上げましたように、地域のPTAの方々、ボランティアの方々、またはもろもろの条件整備があります。これらの条件整備が整ったところから順次やっていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



◆岩岡委員 はい、わかりました。

 それで、こういった要望ですね、私が先ほど申し上げる各学校に、対象校でなくてもできたら各学校に子供たちの教育環境として、同じような条件で整備をしていただきたいと強く望んでいるわけでございます。それを実現させていくために、子供の読書に係るボランティア講座、こういうものを開催されて、そしてそういう講座の中で発達段階に応じた適書を紹介をしたり、また良書を読み聞かせたり、本の貸し出しや図書の整理等お手伝いのできる方を養成されたらいかがかと思うんです。図書室全体のサービスとしては、司書資格を持っておられる先生に兼任をしていただいて、そして図書室においては、そういう先生と連携をとりながらボランティアが活躍していけば、問題なく図書室があけていただけるのではないかと思うんです。学校図書室も今は、全部の学校ではないですけども、学校によって差はありますけども、決められた曜日と時間にしかあけられていないというのが現状でございます。子供の読書に係るボランティア講座を開講していただいて、そして特にその学校のPTA等の方に呼びかけて講座に参加していただいて、修了後はその地域でその方々に活躍、お手伝いをしていただければ子供たちがいつでも図書館、図書室が利用できるようになる、またそうなれば貸し出し冊数もふえてくるでしょうし、子供たちも読書好きになってくると、このように私は思うんですけれども、子供の読書に係るボランティア講座の開講ということをどのようにお考えでしょうか。



◎前谷教育総務部次長 現在御案内のとおり、学校図書室を拠点に読書ボランティア、サークルが何カ所かありまして、子供たちにも、また学校にも大変喜ばれているところでございます。私どもも議員仰せの読書ボランティア講座を実施いたしまして、地域の方々に地域の学校で御協力いただくことは、大変有意義で、また私たちも強く望んでいるところでございます。今後呉市の図書館の司書職員とか、また既に活躍中の図書ボランティアの方々を講師に招くなどして、先ほど議員が申されました読書ボランティア講座を開催していきたいと、そういう方向で取り組んでいきたいと考えておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。



◆岩岡委員 内容的にもいろんな関係機関と連携をとっていただきながら、充実した中身のある講座をぜひとも開講していただきたいと思います。

 ボランティア講座修了後の活躍といった観点からちょっとお伺いしたいと思います。

 本市では、絵本の入門講座を開催されておりますけども、講座修了後の活躍状況がどのように把握されているのか、わかれば教えてください。



◎水野中央図書館副館長 読書推進講座のうち絵本入門講座につきましては、昭和63年度から中央図書館、広図書館、昭和図書館の3館の持ち回りで開催しているところでございます。大体毎回20人前後の受講生がおりますが、受講後はそれぞれの図書館で活動されている絵本会のグループや、また小学校や幼稚園など地域や家庭で絵本の読み聞かせなどの活動をされているようでございます。

 絵本の読み聞かせなど子供の読書にかかわる団体につきましては、広島県子どもの読書を進める会で結成されましたネットワークに参加されている方は把握しております。学校や地域で活動している団体数は、呉市内で21団体というふうに把握しております。ただ、それ以外にネットワークにも参加されていない方であるとか、個人で活動されている方も多数いるように聞いております。



◆岩岡委員 講座修了後、大変すばらしい活躍をされているように今お聞きして思いました。これと同じようにボランティア講座を修了された方も、必ずや活躍してくださると思いますので、よろしくお願いいたします。

 次に、学校関連の方で1点ほどお伺いいたします。

 最近、学校内でけがというか事故があったというふうにお聞きしてるんですけど、大体どんな事例があるかわかれば教えてください。



◎木村学校安全課長 学校内でのいわゆるけが等でございますが、13年度の件数につきましては、まだ集計できておりませんので、12年度につきまして申し上げますと、一番多いのは挫傷であるとか捻挫、あるいは打撲、骨折であるとか、そういった種類のものでございます。特に小学校では、挫傷、捻挫、骨折、打撲、そして中学校では、捻挫、骨折といったところが中心になっております。



◆岩岡委員 私が聞くところによりますと、体育館であるとか玄関のかなり大きな1枚もののガラスが透明なのがあって、子供たちがつばえてて、そこにぶつかって壊れてガラスでけがをしたというふうな事例があったとお聞きしたんですけど、その点は把握されてないんでしょうか。



◎木村学校安全課長 ガラスにかかわるとでも申しましょうか、そういう事故も数件報告がございます。



◆岩岡委員 それに対する何か対策はとられているんでしょうか。



◎山崎管理課長 児童生徒が体育館の玄関などの大きなガラスに衝突して事故が起きるというような、先ほど学校安全課長が言いましたけれども、その衝突防止の対策につきましては、一部の学校におきましては、衝突防止用のフィルムを張るなどの対策が行われているというふうに聞いております。今後そうでない学校につきましては、私どもが学校としっかり連携をいたしまして、そういう衝突のしやすい箇所をしっかり把握いたしまして、衝突防止用のフィルムを張ることを含めまして、安全対策を講じてまいりたいと、このように考えてます。



◆岩岡委員 じゃあ、大切な子供がけがをしないようにしっかりと進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上で終わります。



○荒川委員長 大野委員。



◆大野委員 それでは、社会教育費の方でお聞きいたします。

 文化ホールの管理運営事業がございますけれども、文化ホールを運営していく、そうした企画等はどこがしているんでしょうか。



◎溝部文化ホール副館長 大野議員さんの文化ホールの催しの企画はどんな方がしておられるのかということでございます。質問にお答えします。

 催しの内容についてですが、文化ホール事業につきましては、文化振興の観点、お客様のニーズなどを念頭に置きまして、出演者の日程などを調整しながら、次年度のプログラム案を作成し、これを文化振興財団企画委員会と申しますが、そちらにお諮りします。このとき予算面も御相談し、次年度のプログラム案を企画しております。

 さらに、この事業計画案、予算案を予算特別委員会終了後に文化振興財団理事会にお諮りし、御承認をいただいて事業を実施しております。



◆大野委員 もともとの企画は文化ホールの職員さんの方でされているということですか。



◎溝部文化ホール副館長 もともとの計画案につきましては、今大野委員さんから御指摘のありましたように、私ども事務局の方でいろいろなツアー物でありますとか、そういうものの中から選びまして、このたび14事業程度をお願いしておりますが、50事業程度の選択をして提示をしております。



◆大野委員 文化ホールの企画が一たん職員さんでされて、そして文化振興財団の方に諮って、そしてその中に予算を含めて、事業計画を含めてされるということですね。その企画をされるに当たってのいろんな情報を収集されるというふうに思うんですけれども、決定されるときに、市民からこういう企画が欲しいとかっていうような声もあると思うんですけれども、その企画はどういうふうに受けとめて、どういう声が上がってらっしゃるんでしょうか。



◎溝部文化ホール副館長 市民の声の反映ということでございます。文化振興財団には、友の会という会員数が三、四百人の会がございまして、こちらの方にアンケートをお願いしまして、これまでに開催いたしました催しの感想とか、これからどんな催しを希望されますかとか、入場料金はいかがですかなどをお尋ねして、催し物の企画に生かすなどしております。

 さらに、催し物によりましては、直接鑑賞においでいただいたお客様にアンケートをお願いすることもございます。

 市民の声をもっと反映してはという点につきましては、文化振興財団といたしましても、より多くのお客様の御来場を願うものでありますので、いつも考えておるところでございます。



◆大野委員 友の会というのはよく送っていただきますよね。あの中にアンケートがあったりする、その声を受けとめていこうというふうに言ってらっしゃるんだと思うんですけれども、例えば企画委員会ですよね、振興財団の企画委員会のメンバーはどういう人たちがなっていらっしゃいますか。



◎溝部文化ホール副館長 企画委員会の6名の委員の方ですが、民間企業の代表者の方、広島大学の教授の方、私どもの常務理事等でございます。



◆大野委員 文化振興財団ということで、文化ホールの企画に当たって、いろんな人たちの意見というのを入れていこうというお気持ちはわかるんですけれども、その中で、例えば、私ずっと見させていただくんですけれども、子供さん向けのといいますか、そういう企画はほとんどないと思うんですけども、そういうことに関してはどういうふうに思ってらっしゃいますか。



◎溝部文化ホール副館長 子供さん向けの企画が少ないようですがということですが、お答えします。

 文化ホールが開館いたしまして、文化振興財団主催での児童劇、縫いぐるみミュージカルなどの企画は、これまでに4回ございました。

 また、親子で鑑賞する広島交響楽団呉定期演奏会とかニューイヤーコンサートは、年に1度ずつでございますが、毎年開催しております。

 また、平成11年度からは、夏休みと春休み期間中の日曜日に、親子で参加する呉市文化ホールバックステージツアーというのを企画し、来週のといいますか、次の日曜日でございますが、第6回目を開催する予定でございます。平成14年度の企画におきましては、15年2月になりますけれども、アグネス・チャンのふれあい童謡コンサートの開催も予定しております。先ほど大野委員さんがおっしゃいました事務局サイドでの企画検討段階では、日本の子供向けミュージカルも検討させていただきましたが、日程等の都合がつかず、開催が不可能となりました。どうぞ御理解ください。



◆大野委員 数としては少しずつは入れていただいているということなんですけれども、子供さんを持っている人っていうのは、結構出かけたいと思っても、特にコンサートなんかっていうのは、入場制限とかがあって、出られないということが多いんです。そういう子供さんを持ってらっしゃる団体とかのやはりお声を受けとめた上での企画を、今後検討していっていただけたらと思います。その点要望いたします。

 もう一点、社会体育費の方で、プールの内装改修費が上がっておりますけれども、先ほどからプールについては質問がございましたが、プールの内装改修というのは、どこを直すということでしょうか。



◎河宮スポーツ振興課長 内装改修でございますが、今温水プールのプールサイドに人工芝がございます。これが磨耗したり古くなりまして掃除がしにくいという欠点が随分出てまいりましたので、これを全面撤去いたしまして、滑りにくく水はけのよい塗装にし、安全で清潔なプール環境としていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。



◆大野委員 昨日もでしたか、障害を持つ人たちがプールをもっと使えるようなものにとかいうような声も上がっておりましたけれども、この利用実績というのは、どういうふうに上がっているんでしょうか、いかがでしょうか。



◎河宮スポーツ振興課長 平成11年度から減免措置を開始しております。これは障害者とか高齢者の方々の手帳とか優待証を見せていただければ無料ということになっておりますが、平成11年が6,056名。これは全体の6.7%の利用率でございます。12年が、全体で7万9,000名と落ちましたんですが、5,800名で7.3%、平成13年はまだ終わっておりませんので、12月では4,000名の利用を見ております。



◆大野委員 全体の利用件数は、減少傾向でしょうか。



◎河宮スポーツ振興課長 10年には8万3,000名、11年には9万名と、出入りがありますけれども、依然スポーツの社会体育施設の中では利用が高い施設となっております。



◆大野委員 温水プール、呉には1カ所しかございませんよね。市営ということで1カ所だと思うんですけれども、ほかの民間のプール等を利用していらっしゃる方もいらっしゃるんですが、高齢者にとって、また障害者にとってもそうなんですけども、すごく健康管理にはいい施設だということで利用したいんだけれども、実はあそこは寒くて利用しにくいんだという声が上がっています。温度管理等はどういうふうにされていらっしゃるんでしょうか。



◎河宮スポーツ振興課長 温水プールの温度管理でございますが、これは今28度前後に保っております。この28度という温度につきましては、望ましい水温としては、競泳界では24とか25度、冷たい方なんです。一般にしましたら28から29度というのが望ましい水温とされておりますので、その温水プールも28度前後の水温に保っております。



◆大野委員 望ましい水温で寒いという声が上がっているということはどういうことなのかなと思うんですけれども。



◎河宮スポーツ振興課長 これは、水温と室温というふうにございまして、それとも採暖室、プールに上がったら暖をとるところというところがございます。その3点で皆様の体温といいましょうか、スポーツ後にいろいろ努めているところでございます。ただし、競泳等々でスポーツに邁進しておられる方にとりますと、やや暑いという御利用の実態もございます。



◆大野委員 利用者の中のそれこそ目的というのは、健康のためにという方もいらっしゃれば、競泳用にトレーニングしてらっしゃる方もいるわけですけれども、一般市民の方たちが寒くて行けないというお声をやはりちょっと受けとめていただいて、再検討といいますか、使用しやすい状況にしていただけたらと思うんですが。



◎河宮スポーツ振興課長 どのような方策がありますか、いろいろと研究してまいりたいと思います。



◆大野委員 じゃあもう一点、済みません、お願いいたします。

 先ほどから適正規模適正配置というところ、統廃合の問題が出ておりますけれども、これは呉の特色ある学校づくり推進委員会開催というところで、この推進委員会というのは、何をどういうふうにされるということでございますか。



◎小谷学校教育課長 107ページの学校適正規模適正配置事業のことだろうと思います。これは、平成8年3月に呉市内の小中学校の適正規模適正配置を図るために、まず呉市学校適正規模適正配置推進委員会というのがスタートしております。これは委員さん14名で、そしてこれが平成12年の2月までに12回ほど審議を重ねてまいりまして、5月に先ほどパンフレットのことがございましたけど、それに内容をまとめていただいた。そして、その後のことでそういった経緯を踏まえまして、呉の特色ある学校づくりの開発的な取り組みとなるための広く意見を求めるということで、平成12年9月から呉の特色ある学校づくり推進委員会というものを発足させていただいて、同じく委員さんの数は14名でございますけれど、平成14年1月までに5回ほど協議を行ってきたというのが状況でございます。



◆大野委員 そうした中で適正規模適正配置としての考え方を出してこられたと思うんですが、そこの中で、先ほどからいろんな方たちで適正規模適正配置、もしくは統廃合というような形でもって議論されているんですが、私の中でもう一つ整理ができないものですから、お聞かせいただけたらと思うんですけども、この中で出てまいりました適正規模適正配置をしていくに当たっての重要なものといいますか、一番の説得力と言えばいいんでしょうか、そうしたものは一体何なんでしょうか。



◎小谷学校教育課長 学校というのは、子供あってのということもあると思いますし、いわゆる地域とのコミュニティーの場である学校というものも大事にしていかないといけないということもあると思います。また呉市が将来、学校を呉の教育としてどう考えていくかというようなことも含めたものがあろうというように思っております。



◆大野委員 考え方として子供があって、コミュニティーの場があって、学校っていうのは、本当に地域にあって、そこにいる子供たちが通っていくんですけれども、じゃあ、適正規模適正配置は、特色あるという言い方をなさっておられますけれども、地域によって異なるという考え方をこの中に出していらっしゃるわけですか。



◎小谷学校教育課長 今の適正規模適正配置のことにつきましては、いわゆる将来を含めて学年を1学級で推移する、小学校で言うと、学校全体で6学級といいますか、6学年6学級というところを1つの検討対象としてものを考えて、また進めていきたいというようなことで考えてございます。



◆大野委員 17校の中には、現状もう6学級でないところもたくさんございますよね。そうした中にあって、今回辰川と荒神ですね、そして上山田と吾妻というふうなところが先立ってされる、その理由は何なんでしょうか。



◎小谷学校教育課長 これは先ほどの呉の特色ある学校づくり推進委員会の方からも意見をいただきながら、実質、学校統合にかかわって適正配置等含めて、どこかのモデル地区をというようなことも御意見いただく中で、こういったことを今考えているというふうに御理解いただけたらというように思います。



◆大野委員 時間が随分欲しいところなんですけども、モデル地区ということですが、まず子供たちの数がどんどん減少してきているというところで、それが検討のまず第一義ではなかったかと思うんです。そうしますと、今回のモデル地区というのは、また違った意味になってくると思うんですけど、その辺どうですか。



◎崎本学校教育部長 今、学校教育課長の方からいろいろお話をさせていただきました。私どもといたしましては、呉の子供たちが豊かな人間性と自立心をはぐくむ、さらに元気で賢い呉の子供に育ってほしい、呉で生まれて、呉で育って、呉で学べてよかったと実感できるような思い出をできるだけたくさんつくり出していくことが、まず必要である。そのためには6学級以下で今後この数年の間に推移すると思われる小学校を一応検討対象校といたしまして、適正な規模の学校をつくって、その中で先ほど申しましたような思い出がたくさんできて、そして望ましい子供の姿になるような、健全に育成されるような、そういう教育活動が多様にできるような学校をつくっていきたいと。その学校が統合というイメージから、もっと夢のある特色ある学校にそれを近づけていきたいというようなことを考えまして、今学校としては、上山田小学校、吾妻小学校、荒神町小学校、辰川小学校を先ほど申しましたけれども、推進委員会の意見を踏まえまして、モデル校ということで、さらにこれからはそのことを踏まえながらも、二河小、五番町小学校へもこれからも働きかけていき、さらにそのことを踏まえながら17校へ取り組んでいくという所存であるということで申し上げさせていただこうと思います。御理解のほどよろしくお願いいたします。



○荒川委員長 もういいですか。大野委員、あと3分でございます。──

 ほかに御質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○荒川委員長 御質疑ありませんので、この程度といたします。

     ──────────────────────────────



○荒川委員長 本日はこれをもって散会いたします。

 御苦労さんでございました。

            午後4時08分     散   会







 呉市議会委員会条例第31条第1項の規定により署名する。





       予算特別委員長  荒 川  五 郎