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広島県 呉市

平成14年第4回11月臨時会 11月07日−01号




平成14年第4回11月臨時会 − 11月07日−01号







平成14年第4回11月臨時会



       平成14年第4回(臨時会) 呉市議会会議録 第279号



 平成14年11月7日(木曜日)呉市議会議事堂において開会

 出席議員

         2番  田 中  良 子

         3番  岩 岡  マスエ

         4番  下 西  幸 雄

         5番  大 野  喜 子

         6番  山 上  文 恵

         7番  小 野  一 志

         8番  得 田  正 明

         9番  茶 林    正

         10番  大 本  弘 之

         11番  芝      博

         12番  岡 崎  源太朗

         13番  小 泉  曙 臣

         14番  荒 川  五 郎

         15番  渡 辺  一 照

         16番  神 田  隆 彦

         17番  岡 本  節 三

         18番  石 山    講

         19番  石 崎  元 成

         20番  山 本  良 二

         21番  重 盛  親 聖

         22番  舛 野  茂 樹

         23番  中 田  清 和

         24番  小 田  元 正

         25番  増 本  勝 己

         26番  竹 川  和 登

         27番  薬研地    馨

         28番  浜 下    積

         29番  佐々木    晃

         30番  北 川  一 清

         31番  平 本  和 夫

         32番  岩 原    椋

         33番  奥 田  和 夫

         34番  玉 谷  浄 子

 欠席議員

         1番  中 本  邦 雄

 説明員

  市長         小笠原  臣 也

  助役         川 崎  初太郎

  助役         赤 松  俊 彦

  収入役        堀    久 真

  総務部長       石 井  久 雄

  総務部次長      名 越  隆 博

  総務課長       濱 崎  秀 生

  企画部長       宮久保  憲 治

  広域行政推進室長   芝 山  公 英

  財務部長       矢 口  孝 文

  市民部長       辻    一 明

  福祉保健部長     田 中    浩

  経済部長       岡 島  正 男

  理事         椋 田  正 範

  建設管理部長     松 田  敏 彦

  都市政策部長     村 上  義 則

  土木建設部長     斉 藤  基 朗

  港湾部長       佐 藤  俊 幸

  下水道部長      井手原    勝

  都市交通推進室長   荒 井  和 雄

  教育長        森      功

  教育総務部長     藤 原  秀 明

  学校教育部長     崎 本  賢 次

  監査委員       濱    純 三

  監査委員       佐 藤  博 敏

  監査事務局長     本 岡    栄

  消防長        大 森  健 三

  消防局次長      井 門  照 幸

  水道企業管理者    廣 田  左 一

  業務部長       中 山  忠 義

  工務部長       森 岡  真 一

  交通企業管理者    貞 国  信 忠

  交通局次長      大 原  武 正

 議会事務局職員

  事務局長       大 野  和 史

  事務局次長      久 保  政 明

  議事課長       松 沢  正 佳

  議事係長       清 水  和 彦

     ──────────────────────────────

           議  事  日  程 (第 1 号)

                       (平成14年11月7日 午前10時開議)

 第1 会期決定について

 第2 議第98号 平成13年度呉市下水道事業会計決算認定について

    議第99号 平成13年度呉市水道事業会計決算認定について

    議第100号  平成13年度呉市工業用水道事業会計決算認定について

    議第101号  平成13年度呉市交通事業会計決算認定について

    議第102号  平成13年度呉市国民宿舎事業会計決算認定について

                        (以上5件 決算特別委員長報告)

 第3 議第103号  平成13年度呉市一般会計決算認定について

    議第104号  平成13年度呉市交通災害共済事業特別会計決算認定について

    議第105号  平成13年度呉市国民健康保険事業特別会計決算認定について

    議第106号  平成13年度呉市老人保健医療事業特別会計決算認定について

    議第107号  平成13年度呉市介護保険事業特別会計決算認定について

    議第108号  平成13年度呉市中央卸売市場事業特別会計決算認定について

    議第109号  平成13年度呉市駐車場事業特別会計決算認定について

    議第110号  平成13年度呉市港湾整備事業特別会計決算認定について

    議第111号  平成13年度呉市警固屋地区用地造成事業特別会計決算認定について

    議第112号  平成13年度呉市臨海土地造成事業特別会計決算認定について

    議第113号  平成13年度呉市公共用地先行取得事業特別会計決算認定について

 第4 報告第27号 継続費の精算について

    報告第28号 継続費の精算について

    報告第29号 継続費の精算について

     ──────────────────────────────

 会議に付した事件

  日程のとおり

     ──────────────────────────────

            午前10時02分     開   会



○議長(中田清和) ただいまから臨時会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

 議会招集につきまして、市長のあいさつがあります。

 市長。

     〔小笠原臣也市長登壇〕



◎市長(小笠原臣也) 開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 本日、11月臨時会を招集いたしましたところ、議員の皆様方におかれましては、御多用のところ御出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。

 去る10月1日の呉市制100周年の記念式典におきましては、国内外から多くのお客様を迎え、映像や音楽、踊りなど感動的な舞台を披露し、盛況のうちに幕を閉じることができました。

 また、大相撲呉場所、その他の記念事業も盛会でございまして、今後も肉じゃが祭や日米OBドリーム野球など多彩なイベントにより、市内外からたくさんの方々においでをいただく予定となっております。これもひとえに、議員各位を初め市民の皆様方の御協力のたまものと深く感謝いたしております。この場をおかりいたしまして、改めて御礼を申し上げます。

 私も今、一層気持ちを引き締め、新たなる100年は国内外に認められる存在感のある都市を目指し、変革の勇気と創造の知恵を振るって不断の努力をしてまいる所存でございます。

 さて、この臨時会に提出いたしております議案は、決算の認定案でございます。各案件の提案理由につきましては、後ほど御説明申し上げますが、何とぞ慎重に御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げまして、招集のあいさつといたします。

     ──────────────────────────────



○議長(中田清和) この際、本日の会議録署名者として、13番小泉議員、16番神田議員を指名いたします。

 諸般の報告をさせます。

     〔松沢正佳議事課長朗読〕

                              呉市議会報告第10号

              諸  般  の  報  告

1 受理した委員会の審査報告書は次のとおりである。

   決算特別委員会報告書                      1通

2 市長が提出した議案は次のとおりである。

   議第103号 平成13年度呉市一般会計決算認定について       外10件

3 受理した報告書は次のとおりである。

   報告第27号 継続費の精算について               外4件

     ──────────────────────────────



○議長(中田清和) なお、報告第30号、第31号はお手元に配付いたしておりますので、念のため申し上げます。

     ──────────────────────────────



△日程第1 会期決定について



○議長(中田清和) 日程に入ります。

 日程第1、会期決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 会期は本日1日限りといたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、会期は1日間と決定されました。

     ──────────────────────────────



△日程第2 議第98号外4件



○議長(中田清和) 日程第2、議第98号平成13年度呉市下水道事業会計決算認定についてから議第102号平成13年度呉市国民宿舎事業会計決算認定についてまで、以上5件を一括して議題といたします。

 審査報告書を朗読させます。

     〔松沢正佳議事課長朗読〕

 呉市議会議長  中 田 清 和 殿

                        決算特別委員長 竹 川 和 登

                審 査 報 告 書

 議第98号 平成13年度呉市下水道事業会計決算認定について

 議第99号 平成13年度呉市水道事業会計決算認定について

 議第100号 平成13年度呉市工業用水道事業会計決算認定について

 議第101号 平成13年度呉市交通事業会計決算認定について

 議第102号 平成13年度呉市国民宿舎事業会計決算認定について

 本5件については、慎重審査の結果、いずれもその収支は適正と認め、認定すべきものと決定した。

 よって、報告する。



○議長(中田清和) 本5件に関し委員長の報告をお願いいたします。

 26番竹川議員。

     〔26番竹川和登議員登壇〕



◆26番(竹川和登議員) ただいま議題となりました議第98号平成13年度呉市下水道事業会計決算認定案外4件について、決算特別委員会の審査の経過と結果を御報告申し上げます。

 本5件は、去る9月定例会におきまして本委員会に付託され、閉会中の継続審査として9月24日から27日までの4日間にわたって慎重に審査を行ってまいりました。

 審査の方法といたしましては、まず当局から各部門ごとに、前年度要望事項のその後の経過及び決算概況について、それぞれ説明を受けた後、監査委員から監査意見を聴取し、以上に対する質疑を行うという形で審査してまいりました。

 審査の中では、合併を勘案した今後の下水道の整備方針や地域間格差の是正、災害時における飲料水の確保の問題や水質汚染事故が発生した場合の対応策、将来の交通、国民宿舎事業のあり方などについて、活発な議論が行われたところであります。

 審査の結果といたしましては、予算の執行、その他の収支はいずれも適正であると認め、本5件の決算は認定すべきものと決定した次第であります。

 続きまして、委員会審査を通じ、委員各位から出されました要望事項の主なものについて御報告申し上げます。

 まず、全会計に共通する事項でありますが、今後の企業経営は市民ニーズの多様化、老朽化した施設、設備の更新、周辺町との合併などにより事業費が大幅に増加し、一層困難になることが見込まれます。このため、市民に対して各企業の経営状況、実施している企業努力などを十分に広報し、理解と協力を求めること。また、最大限の努力をした上で、健全経営を維持するために、必要な範囲内において利用者にも応分の負担を求めること。

 次に、下水道事業についてでありますが、

 1.雨水整備については、本市全体の抜本的な整備計画を策定し、各地区における問題解消に一層努めること。

 2.市街化区域における下水道の高普及率にかんがみ、次期財政収支計画では、市街化調整区域内の下水道整備計画を盛り込むべく、早急に検討すること。

 次に、水道事業及び工業用水道事業については、

 1.水道事業につきましては、今後老朽管の更新や直接給水のための配水管布設など、事業費の増加が予測されるため、呉市水道長期基本構想に基づく実施計画を策定し、低廉で良質な水の安定供給に努め、かつ効率的な経営を図ること。

 2.工業用水道事業については、長引く景気の低迷により給水量の減少が続いております。しかしながら、工業用水の安定供給は引き続き強く求められており、今後の設備投資計画の策定に当たっては、これまで以上にユーザー企業との情報交換を密にし、財政状況を勘案しながら重点的、効率的なものとすること。

 次に、交通事業及び国民宿舎事業についてでありますが、

 1.利用者ニーズ調査などを積極的に実施し、バス路線、ダイヤ変更などの際に活用すること。また、高齢者などの生活の足として導入されたコミュニティーバスについては、幅広い広報に努め、利用増進を図ること。

 2.バス事業の存続のため、労使一体となって聖域を設けず、時期を逃さず、あらゆる改善策を実施していくこと。

 3.バス事業を取り巻く環境は、従来にも増して厳しい状況となっていることから、今後とも交通局経営健全化5か年計画の目標を達成すべく、経営の合理化、効率化に努めること。

 4.音戸ロッジにつきましては、特区構想を視野に入れるなど、民間活力を導入した施設のあり方、経営形態などについて検討するため、全市一体となったプロジェクトチームを立ち上げるなど、誇りが持てる施設への積極的な転換を図ること。

 以上、本委員会の審査の経過と当局に対する主な要望事項を重点的に申し述べさせていただきました。

 なお、審査の過程で各委員から出されましたその他の要望事項につきましても、十分意を用いられますようお願いいたしておきます。

 議員各位におかれましては、慎重審議の上、何とぞ本委員会の決定どおり御議決賜りますようお願いいたしまして、本委員会の報告を終わらせていただきます。



○議長(中田清和) 委員長に対する質疑の通告はありません。

 これより討論に入ります。

 33番奥田議員。



◆33番(奥田和夫議員) ただいま上程されました98号下水道事業、99号水道事業、100号工業用水、101号交通、102号国民宿舎事業、以上の事業に日本共産党の立場から、すべてに反対の立場で討論をしたいと思います。

 反対の第1、これは独立採算制をとっている点にあります。この独立採算制という言葉は、旧ソ連でレーニンの提唱で1921年からの新経済政策から用いられ始めたものと聞いております。当時、独立採算制というのは分権的な管理、あるいは経済計算の手段を意味しておりまして、建設資金というのはすべて国家財政から繰り入れをするというのが原則となっておりました。しかし今日、我が国で行われている独立採算制という財政経営原則というのは、第2次世界大戦後、国家財政が増大することによって、租税による一般財源の不足が常態化した中で採用されたものであります。その意味で、当時のソ連と大きく変わっております。膨大な建設資金を含め、受益者、利用者負担方式で、独立した資金調達をする方法に変わってきておるわけであります。言うなれば、不完全な独立採算制として一層受益者負担主義を強めることになり、行政の企業化を追求し、その公共性を根底からないがしろにしようと揺るがしている、そういう問題が出てまいります。

 本決算委員会で審議された決算認定案も、市民生活にとって重要な欠かせないものであるのに、独立採算制としているわけであります。不況にかかわりなく利用者に多大な負担を負わせ続ける。そして、職員の労働時間、労働条件あるいは人数、給与にまで影響を与え、市民と職員双方を犠牲にしながら運営し、自治体としての役割すら果たせなくなってきている。本来の形からすれば、とんでもない方向になっていると言わざるを得ません。この点が第1の反対の理由であります。

 これに加えて、消費税を転嫁し市民負担させている点、これが第2の反対の理由であります。

 そして、経営合理化に走る余り、退職者の補充を行うのを罪悪のように考え、この数年新規雇用を行わず、いびつな職員の年齢構成をつくり出しております。ここに健全な公営企業の将来の姿を見出すことはできません。水道・下水道料金を滞納し払えなかったら、バルブを閉めて水をとめるという方法がとられております。昨年920件のものが今年度1,740件、他の市では水道がとめられ、ガスがとめられ、一家が餓死をしたというのが報じられておりましたけれども、呉市でもいつこういう問題が起きないとも限りません。執行予告をして、会えたら延期する場合もあるということでありましたが、未処分利益は前年度10億円に対し、今年度は12億円とふえておきながら、こういうことではひどいとしか言いようがありません。命の問題であり、減免制度の改善、そしてバルブを閉めるという対応は改めるべきであります。

 地震の際に民間宅地内で管が破裂したという例は、知るだけでもかなりに上っておりますけれども、そういう場所では断水をしております。宅地内は、すべて民間業者が対応し、水道局の配水課職員など、技術を持っていてもしないという答弁でありました。神戸の地震の際は支援に行き、市民が被災したときは支援すらしない。水を扱うとはいえ、冷たい水道行政と言わなくてはなりません。

 下水は低地部の雨水対策の遅れ、雨水管渠の整備率が42.1%であります。市中央部が済み、あと吉浦、阿賀、三芦、仁方などが残っておりまして、水害から3年が来ますけれども、まだ対応がなされておりません。聞くところによると、広三芦などは確保された土地をほかに貸して、賃借料も取るということがなされておるというふうに聞いておりますけれども、これまでもたびたび浸水あるいは冠水している地域であるのに、市民の安全を後回しにするというひどい行政と言わなくてはなりません。

 交通事業は、経営健全化5か年計画の2年目、久々に黒字ということでありました。決算委員会では、そのことの評価が相次いでおりました。しかし、問題なのは異常なまでに職員を犠牲にしている。給料の削減のもとで、こうした黒字に至ったこと。ハンドル時間も28分延び、6時間15分と聞きました。交通事故が昨年から20件ふえたということであります。そうした職員犠牲で乗り切ろうとすると、こういう事故という方向にならざるを得ないわけであります。市や国の補助を大きく求めるしかないというふうに思うのであります。こうした事業でありますので、反対をするものであります。



○議長(中田清和) 以上で討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 本5件を一括して採決いたします。

 本5件に対する委員長の報告は認定であります。

 本5件は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。

     〔賛成者起立〕



○議長(中田清和) 起立多数。よって、本5件は認定されました。

     ──────────────────────────────



△日程第3 議第103号外10件



○議長(中田清和) 日程第3、議第103号平成13年度呉市一般会計決算認定について外10件を一括して議題といたします。

 本11件の説明を求めます。

 市長。

     〔小笠原臣也市長登壇〕



◎市長(小笠原臣也) ただいま上程されました各議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。

 議第103号から議第113号までの決算認定についてでございます。これらは、平成13年度の一般会計及び各特別会計の決算について認定をお願いするものでございまして、各会計の決算状況について概略御説明申し上げます。

 なお、金額につきましては万円単位とし、単位未満は切り捨てで申し述べさせていただきます。

 まず、一般会計でございます。

 歳入総額987億4,354万円に対し、歳出総額973億7,689万円で、差し引き13億6,664万円の残額となっておりますが、14年度に繰り越すべき財源が1億5,600万円ございますので、実質収支といたしましては12億1,064万円の黒字でございます。この黒字のうちには、平成12年度からの純繰越額13億6,897万円がございますので、平成13年度の単年度収支といたしましては、1億5,832万円の赤字となったものでございます。

 次に、特別会計でございます。

 交通災害共済事業外9会計のうち、実質収支が黒字の会計は5会計でございます。交通災害共済事業会計は8,660万円、国民健康保険事業会計は2億6,350万円、介護保険事業会計は6,035万円、駐車場事業会計は1億8,017万円、港湾整備事業会計は8,650万円の黒字となったものでございます。

 また、老人保健医療事業、中央卸売市場事業、公共用地先行取得事業の3会計は、実質収支ゼロの決算となっております。

 次に、警固屋地区用地造成事業会計は5億6,679万円、臨海土地造成事業会計は685万円の歳入不足となっておりますが、この不足額につきましては、翌年度歳入繰上充用金で補てんをしたところでございます。

 平成13年度決算につきまして概略御説明申し上げましたが、平成13年度の財政運営に当たりましては市政の重要課題、そのほか多くの市民の需要に対応しながら、効率的な財政運営に努めてまいりました結果、おかげをもちまして厳しいながらもおおむね順調な決算となった次第でございます。

 以上、上程されました議案につきまして、その概要を御説明申し上げましたが、何とぞ慎重に御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(中田清和) 次に、本11件に関し、監査委員の審査意見についての説明を求めます。

 監査委員。



◎監査委員(濱純三) 平成13年度一般会計ほか各会計歳入歳出決算及び基金運用状況の審査意見につきまして、概略御説明申し上げます。

 平成14年8月1日から9月30日までの2カ月間にわたりまして、一般会計及び各特別会計の歳入歳出決算及び証書類、その他の関係書類を慎重に審査いたしました結果、各会計とも決算の計数は関係諸帳簿と符合し、正確であると認めた次第でございます。

 初めに、一般会計及び各特別会計を合わせた決算収支について御説明申し上げます。

 なお、金額につきましては万円単位とし、単位未満は切り捨てで申し述べさせていただきます。

 一般会計及び特別会計を合わせた決算収支では、形式収支で14億7,013万円、実質収支で13億1,412万円の黒字となっております。

 次に、一般会計でございますが、歳入は前年度に比べ78億9,790万円増加し、987億4,354万円となっております。これは主として地方交付税、財産収入及び市税が減少したものの、市債、国庫支出金及び諸収入が増加したことによるものでございます。

 一方、歳出につきましても、前年度に比べ88億508万円増加し、973億7,689万円となっております。これは主として農林水産業費及び公債費が減少したものの、衛生費、総務費及び土木費が増加したことによるものでございます。

 以上の結果、形式収支、実質収支とも黒字となっておりますが、単年度収支においては1億5,832万円の赤字となっております。

 また、普通会計の財政構造では地方債許可制限比率において若干の好転が見られますが、財政力指数は低下しており、経常収支比率及び経常一般財源比率等から見ますと、全体的には厳しい状況が続いております。

 続きまして、特別会計でございますが、警固屋地区用地造成事業及び臨海土地造成事業で形式収支が赤字となっておりますが、老人保健医療事業等3会計で収支差し引き残額なしとなっているほか、他の5会計はいずれも黒字となっており、特別会計全体でも形式収支、実質収支は黒字となっております。

 一般会計及び特別会計につきましては、それぞれ「改善または検討を要望する事項」を、また総括意見として「むすび」を記載いたしております。「むすび」の中では、一般会計及び各特別会計を通じ、今後の行財政運営につきましては、呉市行政改革実施計画に示されている計画目標に向け、適正規模の起債に努められるよう要望するとともに、歳入面では市税を初めとする収入未済額の早期解消を、歳出面では予測される行財政需要の増大に対処するため、一層の経費の節減と効率的な予算執行を要望いたしております。

 最後に、奨学資金貸付基金及び土地開発基金の運用状況の審査でございますが、報告書及び関係諸帳簿を審査いたしました結果、いずれもその計数は正確であり、設置目的に従い、適正に運用されていると認めた次第でございます。

 以上、まことに簡単ではありますが、審査意見につきまして説明を終わります。



○議長(中田清和) お諮りいたします。

 本11件は申し合わせにより、質疑を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。

 お諮りいたします。

 本11件は申し合わせにより、委員11名をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託して閉会中の継続審査に付することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、本11件は決算特別委員会を設置し、これに付託して閉会中の継続審査に付することに決定されました。

 お諮りいたします。

 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、2番田中議員、7番小野議員、9番茶林議員、10番大本議員、13番小泉議員、14番荒川議員、16番神田議員、19番石崎議員、27番薬研地議員、30番北川議員、34番玉谷議員、以上11名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました11名の方を決算特別委員に選任することに決定されました。

     ──────────────────────────────



△日程第4 報告第27号外2件



○議長(中田清和) 日程第4、報告第27号継続費の精算について外2件を一括して議題といたします。

 本3件の報告を求めます。

 財務部長。



◎財務部長(矢口孝文) 報告第27号から第29号の継続費の精算について、一括御説明申し上げます。

 報告第27号につきましては、一般会計におきまして郷原支所敷地造成事業、東消防署郷原出張所建設事業及び郷原公民館敷地造成事業を、それぞれ平成12年度からの2カ年の継続事業として、また報告第28号の港湾整備事業特別会計、及び報告第29号の臨海土地造成事業特別会計におきましては、阿賀地区整備事業を平成12年度からの2カ年の継続事業として継続費を設定し、事業を実施してまいりました。

 おかげさまで、このたびそれぞれ事業が完了し精算をいたしましたので、地方自治法施行令第145条第2項の規定に基づき、継続費精算報告書を調製し、御報告申し上げるものでございます。よろしくお願いをいたします。



○議長(中田清和) お諮りいたします。

 本3件は、申し合わせにより質疑を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。

 以上で本3件の報告を終わります。

     ──────────────────────────────



○議長(中田清和) 以上をもちまして、今期臨時会に付議された事件はすべて議了いたしました。

     ──────────────────────────────



○議長(中田清和) 閉会に当たり、市長のあいさつがあります。

 市長。

     〔小笠原臣也市長登壇〕



◎市長(小笠原臣也) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 この臨時会は、会期1日という慌ただしい日程にもかかわりませず、終始熱心に御審議を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 このたび議決をいただきました案件につきましては、審議の過程で承りました議会の御意向を十分尊重してまいる所存でございます。

 議員の皆様方におかれましては、今後ともより一層の御指導、御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のあいさつといたします。

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○議長(中田清和) これをもちまして臨時会を閉会いたします。

 御苦労でございました。

            午前10時37分     閉   会







 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。





       呉市議会議長  中 田 清 和





       呉市議会議員  小 泉 曙 臣





       呉市議会議員  神 田 隆 彦