議事ロックス -地方議会議事録検索-


広島県 呉市

平成14年第5回12月定例会 12月11日−03号




平成14年第5回12月定例会 − 12月11日−03号







平成14年第5回12月定例会



       平成14年第5回(定例会) 呉市議会会議録 第282号



 平成14年12月11日(水曜日)呉市議会議事堂において開議(第3日)

 出席議員

         1番  中 本  邦 雄

         2番  田 中  良 子

         3番  岩 岡  マスエ

         4番  下 西  幸 雄

         5番  大 野  喜 子

         6番  山 上  文 恵

         7番  小 野  一 志

         8番  得 田  正 明

         9番  茶 林    正

         10番  大 本  弘 之

         11番  芝      博

         12番  岡 崎  源太朗

         13番  小 泉  曙 臣

         14番  荒 川  五 郎

         15番  渡 辺  一 照

         16番  神 田  隆 彦

         17番  岡 本  節 三

         18番  石 山    講

         19番  石 崎  元 成

         20番  山 本  良 二

         21番  重 盛  親 聖

         22番  舛 野  茂 樹

         23番  中 田  清 和

         24番  小 田  元 正

         25番  増 本  勝 己

         26番  竹 川  和 登

         27番  薬研地    馨

         28番  浜 下    積

         29番  佐々木    晃

         30番  北 川  一 清

         31番  平 本  和 夫

         32番  岩 原    椋

         33番  奥 田  和 夫

         34番  玉 谷  浄 子

 欠席議員

             な    し

 説明員

  市長         小笠原  臣 也

  助役         川 崎  初太郎

  助役         赤 松  俊 彦

  収入役        堀    久 真

  総務部長       石 井  久 雄

  総務部次長      名 越  隆 博

  総務課長       濱 崎  秀 生

  企画部長       宮久保  憲 治

  広域行政推進室長   芝 山  公 英

  財務部長       矢 口  孝 文

  市民部長       辻    一 明

  福祉保健部長     田 中    浩

  経済部長       岡 島  正 男

  理事         椋 田  正 範

  建設管理部長     松 田  敏 彦

  都市政策部長     村 上  義 則

  土木建設部長     斉 藤  基 朗

  港湾部長       佐 藤  俊 幸

  下水道部長      井手原    勝

  都市交通推進室長   荒 井  和 雄

  教育長        森      功

  教育総務部長     藤 原  秀 明

  学校教育部長     崎 本  賢 次

  消防長        大 森  健 三

  消防局次長      井 門  照 幸

  水道企業管理者    廣 田  左 一

  業務部長       中 山  忠 義

  工務部長       森 岡  真 一

  交通企業管理者    貞 国  信 忠

  交通局次長      大 原  武 正

 議会事務局職員

  事務局長       大 野  和 史

  事務局次長      久 保  政 明

  議事課長       松 沢  正 佳

  議事係長       清 水  和 彦

     ──────────────────────────────

           議  事  日  程 (第 3 号)

                       (平成14年12月11日 午前10時開議)

 第1 議第114号 呉市税条例の一部を改正する条例制定について

    議第115号 呉市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について

    議第116号 呉市水道局企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定について

    議第117号 呉市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について

    議第118号 契約の締結について

    議第119号 契約の締結について

    議第120号 契約の締結について

    議第121号 呉市役所支所設置条例の一部を改正する条例制定について

    議第122号 呉市交通局企業職員の給与の種類及び基準に関する条例及び呉市国民宿舎企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定について

    議第123号 呉市公民館条例の一部を改正する条例制定について

    議第124号 呉市体育館条例の一部を改正する条例制定について

    議第125号 呉市手数料条例の一部を改正する条例制定について

    議第126号 町及び字の区域の変更について

    議第127号 財産の処分について

    議第128号 市道路線の廃止について

    議第129号 市道路線の認定について

    議第130号 平成14年度呉市一般会計補正予算

    議第131号 平成14年度呉市国民健康保険事業特別会計補正予算

    議第132号 平成14年度呉市老人保健医療事業特別会計補正予算

    議第133号 平成14年度呉市介護保険事業特別会計補正予算

    議第134号 平成14年度呉市中央卸売市場事業特別会計補正予算

    議第135号 平成14年度呉市臨海土地造成事業特別会計補正予算

    議第136号 平成14年度呉市下水道事業会計補正予算

 第2 請議第7号 広三芦のポンプ所設置を求める請願

    請議第8号 玉泉院・広会館建設地への対応を求める請願

     ──────────────────────────────

 会議に付した事件

  日程のとおり

     ──────────────────────────────

 議案付託表

  末尾に掲載

     ──────────────────────────────

            午前10時01分     開   議



○議長(中田清和) これより本日の会議を開きます。

 この際、申し上げます。

 報道関係者から写真撮影の申し出がありますので、これを許可いたします。

 本日の会議録署名者として30番北川議員、34番玉谷議員を指名いたします。

     ──────────────────────────────



△日程第1 議第114号外22件



○議長(中田清和) 日程に入ります。

 日程第1、議第114号呉市税条例の一部を改正する条例制定について外22件を一括して議題といたします。

 これより質疑に入ります。

 34番玉谷議員。



◆34番(玉谷浄子議員) 私は日本共産党呉市議会議員団を代表して質問をいたします。

 議第115号呉市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定については、ここ数年来期末手当を下げてまいりましたが、今回初めて月例給を下げるものであります。影響額は一体どれくらいになるのでしょうか。

 また、職員1人当たりでは幾らの減収になるのでしょうか。これまでの夏期手当の率を下げてきたものと合わせれば、職員1人当たりの減収額は幾らになるのでしょうか。

 また、私はこういう減収というのは、労働者の賃下げというのは、呉市内の消費に水を差す、また本人と現在受けている受給者の年金にも影響を与え、民間の来年の春闘にも大きな影響を与えます。全体の生活水準が下がることで生活保護額や社会全体の生産にも影響を与えると考えます。賃金というのは本来その時代の平均的な生活を維持し、そして次の世代を育てていく、これに必要な賃金を労働者は労働の対価として受け取るのが当然であります。生活給で考えると、高卒初任給15万円弱、大卒初任給18万円、30歳で約25〜26万円、40歳では37〜38万円というのは、決して高いとは思えません。よい人材を求めて、市民のための仕事をしてもらうためには一定の保障が必要であると考えます。呉市の活性化に逆行するのではないかと考えますが、どのようにお考えでしょうか。

 議第118号、119号、120号の契約の締結については、海事博物館の建物22億円、電気工事5億円、空調設備工事8億円で契約を結ぶという議案でありますが、21世紀は大移動、大交流の時代で、21世紀最大の産業は観光コンベンション産業である。観光ルートの設定とかで入り込み観光客が150万人になる。5年後、10年後も20万人の入場者は確保できる。文化、教育の面で寄与することはもちろん、観光を初め地域の活性化に大いに貢献することができ、地域への経済波及効果も十分期待できる。経済的な効果から考えまして、積極的に地域産業の振興、地域の活性化のために必要な施設だということで推進をされてきました。

 今年3月の議会の予算審議では、反対は少数でしたが、賛成討論の中にも市民合意は十分とは言えないとか、国、県の補助金を断れば今後に差し支えることから、苦渋の賛成というのもありました。長引く不況で呉の町は灯が消えた状態です。町を見回しても元気なのはサラ金ばかり、13年度決算では税収は落ち込み、呉市の負債残高合計は2,190億円、市民1人100万円という大変な事態です。今後も税収がふえる見込みは立たないということであります。

 マリノポリス事業で造成した土地の売却の見込みも立たず、売れていなくても期限が来れば一括返済しなくてはならない中で、すべての支出を見直し、高齢者の年1回の楽しみ、敬老金を2,000万円、わずかな額さえ削り、小学校を統廃合してその敷地さえ売却するほど深刻な事態を迎えていることが、13年度決算審議、またその後の議会の論議の中ではっきりいたしました。市内の企業も次々と人減らしを発表し、景気好転の兆しも見えません。この時期に豪華な建築物はそぐいません。

 私どもは軍事中心の海事博物館の建設には反対ですが、それはさておいても、この状況の中で予想よりはるかに深刻な事態の中で、この事業は凍結すべきではないかとお尋ねをいたします。



○議長(中田清和) 当局の答弁を求めます。

 総務部長。



◎総務部長(石井久雄) 私の方からは、議第115号に対する御質問にお答えいたしたいと思います。

 既に御案内のように、地方公務員の給与につきましては、国や他の地方公共団体の職員並びに民間事業の従事者の給与等、社会一般の情勢に適応するように随時適当な措置を講じなければならないという、情勢適応の原則が地方公務員法により定められているところでございます。

 本市の一般職給与につきましても、毎年の国家公務員に対する人事院勧告に準じ、改定しているところでございます。

 まず、お尋ねの改定に伴う減額の影響額についてでございますが、給料表や期末勤勉手当の改定に伴いまして、平均1人当たり年間15万9,796円の減少となるものでございます。

 続きまして、公務員給与を減額することは、民間給与への波及や、あるいは商業の低迷等に与える影響が非常に大きいということで減額すべきではないとの御質問の趣旨だと思います。先ほど申しましたように、公務員給与はあくまでも現下の経済環境や民間企業の給与の動向を勘案して改定することが原則となっているところでございます。

 このような経済情勢のもとで我々公務員の給与の減額を行わないことは、到底納税者である市民の理解が得られるとは思われませんので御理解いただきますようお願いいたします。



◎企画部長(宮久保憲治) それでは、経済情勢が低迷する状況の中で海事博物館の建設を凍結してはどうかというお尋ねでございますが、海事博物館はこれまでにもたびたび御説明させていただいておりますように、呉らしさを創造する一つの拠点施設として、また国内外に呉ならではの情報を発信する教育・文化・観光施設として建設計画を推進してまいりまして、今議会に契約議案をお願いし、年明け早々には工事に着手させていただきたいと考えているところでございます。

 事業費につきましても、呉市の個性的なまちづくりのために国、県などに助成についての要望を行いまして、事業費の約半分の助成をいただけることになったものでございます。現在の計画を延期するということになりますと、これら助成制度の廃止などから、今後今以上の助成が受けられる見込みはなく、この時期を逃がしますと建設は不可能となるものと考えております。

 また、今年3月には呉商工会議所会頭を会長とする呉市海事博物館募金委員会も組織され、博物館建設に向け、多くの方々から募金をいただいているところでもございます。

 財政状況の厳しい折ではございますが、海事博物館は呉地域の教育、文化の質的向上、さらには地域の活性化のためにも欠くことのできない施設と考えておりますので、御理解のほどをよろしくお願いいたします。



○議長(中田清和) 再質疑があればお願いします。

 玉谷議員。



◆34番(玉谷浄子議員) 議第115号の職員給与の引き下げの件ですが、水道局、交通局、合わせて約1億円でありますから、合計で4億円です。そうしますと、消費税が5%になったときに国全体の負担額を呉市の21万人で、1億2,000万人分の21万人で割りましたときに、大体38億円の影響額でした。それで、呉の町が灯が消えたようになってしまったわけですが、今回その約10分の1ということでありますから、呉市の職員の賃下げだけでかなり大きな影響があると思われます。

 市民の理解が得られないということでありました。私もよく市民の方から、働いていないのに高い給料をもらうというのをよく聞きます。でも、それは数十年前の話の中身でありまして、5時になったらぱっと帰れると、働かなくてもいいような十分な人的配置がしてあるというふうな認識をしてらっしゃる方が多くいらっしゃいます。そりゃ、中には一見暇な職場もあるかもしれませんが、実態はそうではありません。市民がなぜこんなに公務員は働いていないとか、仕事をしていないとかというふうに思うのかという点、一つはマスコミ等の報道もあると思うんですが、もう一つは市民が困っているときに、首切りが続き、不況が続き、弱者が次々と生まれているというときに適切な対策をしない、適切な手を打たないというところが行政に対する不満を市民の中に植えつけている。その不満が結局、呉市の職員は働いていないと、公務員は働いていないという認識につながっているのではないかと思います。こういう点から考えても、給料を下げるよりも、施策の点で市民の合意を得られるようにすることが、市民の理解を得られる中身につながっていくんだと思います。その点ではどのようにお考えなのでしょうか。

 それと、海事博物館についてでありますが、これまでもたびたび論議をしてまいりました。この議会の初日に我が党議員が質問をいたしまして、水道の停止が、料金が払えないために水道をとめられるという人が昨年の倍にふえていました。条件を厳しくしたんではないかという質問に対して、条件を変えていないという答弁でありましたが、水というのはもう最低限必要なものでありますが、それでさえ1,700件停水にされると。水さえとめられる事態の中で、片方で豪華な建物を建設するというのは、市民がどのように思うのか。それについてはどのようにお考えか、御答弁をいただきたいと思います。



○議長(中田清和) 当局の答弁を求めます。

 総務部長。



◎総務部長(石井久雄) 再度の御質問で、給与を下げるよりは施策の点で市民の合意を得たらどうかという御質問だと思います。我々職員一人一人は、あくまでも全体の奉仕者として、市民の税金でもって我々の給料は支払われているということで、職員は職員の職務専念義務に基づきまして日夜努力いたしているところでございます。そういった中でもろもろの施策につきましても、市民の税金を預かって我々は施策を遂行しているところでございますので、いかに効率的にこの市民のニーズにこたえられるかということを念頭に置いて日夜頑張っているところでございますので、御理解のほどをよろしくお願いいたしたいと思います。



◎企画部長(宮久保憲治) 海事博物館についての再度のお尋ねでございますが、議員いつもおっしゃいますように、大型事業についてよく質問されるわけでございますが、例えば本年度で終わります焼却場とか、それとか体育館、これらにつきましては、都市としてのシビルミニマムの達成をするための施設でございます。しかし、今回お願いしております海事博物館につきましては、21世紀、これからの呉市の発展基盤のもととも言えます呉市のアクティブプランとしての夢のある施設でございますので、御理解のほどをよろしくお願いいたします。



○議長(中田清和) 再質疑があればお願いします。

 いいですか。──

 次に、33番奥田議員。



◆33番(奥田和夫議員) それでは、私の方からは議第127号財産の処分について、この1点でお伺いしたいと思います。

 本議案というのは、宝町のポンドを埋め立てをして、今回財産の処分をするということでありますが、1万4,500平米を27億5,400万円でイズミに売却すると。たしか当初、敷地面積が5.5ヘクタールではなかったかと思うんですが、そして埋め立てしたところが3.5ヘクというふうに記憶しておりますけれども、これまでの調査会の中で事業計画は出ておりましたけれども、こうやって具体的に売却をするというふうになりまして、財政面で幾ら埋め立てにかかったのか、そして幾らで売却することになるんかと。これが、今回の本件だけじゃなくて、それ以外についてもそのようにお答えいただきたいと思うんですが、そして最終的に収支がどうなったのか。上がった利益を今後どう考えていくのか、そのあたりについて御答弁いただきたいと思います。

 そして、この宝町の埋め立てをして、利用計画でありますが、そこらのところを再度明らかにしておいていただきたいと思います。

 もう一つは、せっかくこうやってもともと海軍がつくってくれたポンドがあったわけでありますけども、それが埋め立てられました。これなどについては、台風のときなどに船の逃げ場として非常に有効であったというふうに関係する方々から聞きましたけれども、非常にそういう意味ではむだとも思える事業でした。もちろん私どもは反対いたしましたが、今後こういうふうな市の埋立計画がのっておるんかどうか、そのあたりを確認しておきたいと思います。

 もう一つは、中通など周辺商店への影響で伺いたいと思います。議案資料によりますと、3万720平米の店舗と800台の駐車台数、350台の駐輪場、膨大な規模のものがここに建設されていくというふうに見れるわけです。そこで、この進出してくるイズミについて、現在中通にありますイズミ、これはそのまま続けながら新たにこの場所に出店してくるのか、それとも中通を閉めて出店するのか。

 このイズミの影響でありますけれども、これまで調査会などでは、ここに若い者が集まるようなというような説明がありましたけれども、何人の客を見込み、どういう客層が予定されているのか、また新規の雇用はどうか、そのあたりを明らかにしていただきたいと思います。

 そして、他市からここの新しい施設の方へどのぐらいの客が見込まれているのか、そのあたりも明らかにしていただきたい。

 そして、売り場面積が3万平米でありますけども、ここでどれぐらいの売り上げ金額が予定されるものなのか、わかればそのあたりも明らかにしていただきたい。

 そして、この出店によって他の周辺の商店にどのぐらいの影響を見ているのか。当然、中通、本通、あるいは三条、東中央など、周辺には痛烈な影響を与えることになると思いますけれども、周辺の活性化のための手だて、これはどう考えているのか、そのあたりを明らかにしていただきたいと思います。



○議長(中田清和) 当局の答弁を求めます。

 経済部長。



◎経済部長(岡島正男) 私は4項目めの中通など、周辺商店街への影響について数点御質問がありましたので、一括して御答弁をさせていただきます。

 まず、このたび宝町に出店が予定されております大型スーパーにつきましては、計画の段階ではございますが、売り場面積は飲食を除き1万6,529平米、年間の売上予想額でございますが、約90億円程度、年間の集客予想数は約850万人を見込んでおられます。

 なお、雇用につきましては、事業計画段階でございますが、従業員数につきましてはパートを含めて約720人、そのうち約600人につきましては地元採用を予定されていると伺っているところでございます。

 また、宝町に出店を予定されておられる新規の店舗でございますが、これは広域型ヤング・ファミリー層を対象とされておりまして、一方現在中央商店街にございます既存店、これは近隣型でミセス層を対象とされており、そのすみ分けを明確にされているところでございます。

 さらに、新規店舗と既存店を中心とした中心商店街エリアとの回遊性を持たせる仕掛けづくり、例えば循環バス等でございますが、こういったことも計画されているところでございます。

 それから、中央商店街とのかかわりについて、共存共栄とかそういった可能性があるのかというふうなお尋ねもございました。このたびの新規出店によりまして、市外からより多くの皆様に来ていただくことによりまして、呉市の新たなにぎわいを創出することができ、さらに回遊性確保の取り組みの中で両地区の相乗効果をもたらし、呉市中心部はもとより、呉地域の活性化につながると確信をしているところでございます。

 したがいまして、今回の出店による影響はどうかというお尋ねもございましたが、我々といたしましては、にぎわいの創出、あるいは回遊性の確保によりまして両地区の相乗効果をもたらし、地域の活性化という点で大いにプラスになるものというふうに考えているところでございます。

 最後に、中央商店街に対してどのような活性化策を進めていくのかのお尋ねもございました。一昨日も岩岡議員にも御答弁をさせていただきましたように、市といたしましては回遊性の確保、さらには中央商店街の活性化に向け、これまで取り組んでまいりました堺川周辺整備を初め、みなと祭や食の祭典などの各種イベント、さらには屋台の活性化などを機軸としながら、今後とも呉商工会議所や地元商業者との活性化に向けた話し合いの場を積極的に持ち、官民一体となって取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、御理解のほどをよろしくお願いをいたします。



◎港湾部長(佐藤俊幸) それでは、1項目から3項目まで順に御答弁申し上げます。

 まず、宝町の埋め立ての収支でございますけども、総事業費は約13億円、一方土地売払収入は全体で約63億円程度を見込んでおります。収支としては約50億円の売却益を見込んでおります。

 なお、売却益につきましては、本事業を実施しております臨海土地造成事業特別会計の起債の償還に充てる考えでおります。

 次に、宝町の埋め立てと同様な埋立計画があるかとの御質問でございますけども、現在の港湾計画では計画いたしておりません。

 次に、宝町埋立地の今回処分を予定しております商業施設用地以外の土地利用計画でございますが、中央部には道路用地約3,800平米、道路から南側につきましては海事博物館施設用地約9,800平米、それで緑地等の港湾施設用地約3,300平米といたしております。



○議長(中田清和) 再質疑があればお願いします。

 奥田議員。



◆33番(奥田和夫議員) 実は統計書を見ておりますと、商業地域の商店というのが平成11年で1,284、これ実は平成3年ごろ、8年前には1,585、1,600近くあったんですね。この8年間で300余り減ったという状況なんですよ。先ほど活性化を、どう周辺の分をするんかといいますと、堺川周辺の整備をしましょう、みなと祭もします、屋台も出してと。せいぜい今、経済部の方で頭へ出てくるのはこの程度のものなんでしょう。ですから、今経済部の方で取り組まれておる中小企業施策というのが、基本的にはほとんど効果がない形になっておるんですよ。強いて言えば中小企業の融資が施策としてはあるんだけども、これも最近では、この経済事情の中では、どんどん借るというわけにはいかないと。だから、本当に今、経済施策としてはないと言っても過言じゃないと思うんですね。これまで空き店舗などの有効活用とかというのもありましたけども、これも実際には名前だけであって、使われているような様子は見当たりません。ですから、こういう施策を組んで使い手がなかったら、もっと有効な、商店街を元気にするような施策というのがされなきゃいけない、それを考えていくのが行政の仕事だろうと思うんです。私どももそういう意味ではこれまで提案もしてきましたけども、それをやらんかったら行政じゃないと思うんですよ。それをしないで今回こうやって膨大な店舗を持ってくると、そういうイズミを持ってくるということになりますと、すごい痛手ですね。すべての小売の売り上げの2割をこういう1,000平米以上の店が上げておるんですよ。数からすれば本当わずかな、0.数%の店舗ですね、それがそれだけの2割余りの売り上げを上げていっとると、これが今の統計上のこれは数字なんです。ですから、こういう状況ではこれは相乗効果とは言わない。弱った呉市の商店をそれこそ息の根をとめるようなやり方でこうやって誘致してくると。しかも、これは埋め立てはたしか五洋だったと思うんですが、呉市外のゼネコンですね。そこが工事をして、しかも売却先はイズミと。これも呉市の資本じゃないでしょう。これでは、呉市が元気になるはずがないと思うんです。そういう意味から、経済部はこんなんでええんかと、お答えいただきたいと思います。

 それから、港湾の関係で臨海特会の方で返済に回していくというような御答弁がありましたけども、利用計画の中で保留地の問題、どう考えるんか。この点のお答えをいただきたいと思います。



○議長(中田清和) 当局の答弁を求めます。

 経済部長。



◎経済部長(岡島正男) 再度の質問で、現在呉市のかなりの方が広島市とか東広島市、あるいは坂町、こういったところの大型スーパーなどにかなり流出をしておりまして、今回の計画はこうした購買力の市外流出を防止するだけでなく、今後建設が進められております海事博物館とあわせて、市外から呉市に来ていただくことによって大きなにぎわいを創出していこうと、そうすることによって呉地域全体の活性化を図っていこうというものでございまして、決して地元の商店街を疲弊させるとか、そういった意図を持っているものではございません。

 また、議員、商店街の振興について経済部は何もしてないじゃないかというふうな御指摘もございましたが、呉市は商店街振興につきましては、それまで要綱で助成措置を行ってまいりましたが、昭和63年12月に呉市商店街振興条例を制定しまして、呉市の活性化や魅力ある商店街づくりのために積極的な取り組みを行ってまいりました。以来、振興事業の内容を充実してまいりまして、現在商店街のにぎわいを創出させ、定着させるきっかけづくりになる、市民が集まる効果的なイベント事業への助成を初めとしまして、商店街のイメージアップ事業やアーケード、駐車場、案内板等を設置する際の施設整備に対する助成など、商店街の活性化に寄与する事業に対して積極的に助成をしてまいったところでございます。

 また、平成14年度からは商店街の情報化を進めるため、商店街マップ作成事業であるとか、あるいは商店街のホームページ作成事業、こういった事業への助成も新たにこのメニューに加えたところでございます。加えまして、議員もおっしゃいましたが、商店街の御要望を受けまして、空き店舗の有効活用をするための助成制度を創設するなど、商店街振興に意を用いているところでございますので、御理解のほどをよろしくお願いをいたします。



◎港湾部長(佐藤俊幸) 保留地についてでございますけども、今回処分を予定しております商業施設用地に隣接する約3,300平米につきまして、これにつきましては潜水艦及び潜水艦展示施設を予定しておりますので、処分を現在保留しており、保留地といたしているものでございます。



○議長(中田清和) 御質疑があればお願いします。

 奥田議員。



◆33番(奥田和夫議員) 経済部の方で、今一生懸命こんなにやってますよという御答弁がありましたが、駐車場をつくってイベントをして市民が集まるようにということなんですが、こういうイベントではだめだというのがこれまでの流れの中ではっきりしているんじゃないんですか。だから、もっと知恵を出さなきゃいけないと。あの商店街を一目見たらおわかりになると思うんですよ。元気がないのがわかるでしょう。だからね、イベントではだめであって、これでは効果が出ないというのがこれまでのやり方でわかったわけなんで、それをどう元気にするような施策があるのか。それを打たずにそうやって持ってきたら、これまで消えた商店がますます消えてしまうと、死んでしまうということを言っているんです。だから、どう売り上げを上げるんかと、個々の商店の売り上げをどうやって上げていくんかというところの知恵を出さなかったら、単なる祭り騒ぎで人だけ集まってからということではやっていけないんだと。そのことを聞いておるんですよ。だから、今回のこういうやり方というのは、冷え切った商店を本当につぶすことになると。

 それから、港湾の関係で1点だけお聞きしたいんですが、今潜水艦云々がありましたが、これは市の方針でこういうのをされるんですかね。潜水艦を持ってくる、表に飾ると。これは市長さんの方がいいかもしれませんが、これは市の方針でありましょうか。その点だけを確認しておきたいと思います。



○議長(中田清和) 当局の答弁を求めます。

 企画部長。



◎企画部長(宮久保憲治) 現在、防衛庁にお願いしております海上自衛隊の史料館につきましては、海事博物館と連携する重要な施設と考えておりますので、より密接な連携を図るためには、できるだけ海事博物館に近い場所が望ましいということで現在港湾部の方に用地の確保をお願いしておるところでございます。



◎経済部長(岡島正男) イベントをするだけでは町の活性化につながらないのではないかということでございますが、我々としましては、一昨日も岩岡議員にもお答えをさせていただきましたが、実は食の祭典につきましても10年の歴史を持っておりまして、既に市民のそういった生活の中に溶け込んだ祭り、あるいはみなと祭につきましても、そういった一つの年中行事の一環として非常に歴史のあるお祭りということで、市民の中に定着していると我々としては確信をしておりまして、こういった定着をさせることがまず第一であるということで、昨年、今年も100周年ということで実施いたしましたが、相当数の方が呉に集まっていただきまして、地元の商店の方も大変喜んでおられるところでございますので、その点は御理解をいただきたいなあと思っております。

 それから、個々の商店の売り上げを上げるということが第一番だということでございますが、私も確かにそう思います。ただ、行政としては、個々の商店の売り上げを直接的に御援助するというのは限界がございますので、そういった仕掛けづくりを行政として積極的に取り組んでいくということでございます。そういったことで御理解いただきたいと思います。



○議長(中田清和) 以上で本23件の質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 議第130号から議第136号まで、以上予算関係7件については、議員全員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、本7件は予算特別委員会を設置し、これに付託することに決定されました。

 次に、ただいま付託されました7件を除く16件については、お手元に配付しております付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

     ──────────────────────────────



△日程第2 請議第7号外1件



○議長(中田清和) 日程第2、請議第7号広三芦のポンプ所設置を求める請願、外1件を一括して議題といたします。

 本2件に対する質疑の通告はありません。よって、本2件の質疑を終結いたします。

 本2件は建設委員会に付託いたします。

     ──────────────────────────────



○議長(中田清和) 以上をもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。

 お諮りいたします。

 議事の都合により12月16日まで5日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(中田清和) 御異議なしと認めます。よって、12月16日まで5日間休会することに決定されました。

 本日はこれをもって散会いたします。

 御苦労でした。

            午前10時39分     散   会







 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。





       呉市議会議長  中 田  清 和





       呉市議会議員  北 川  一 清





       呉市議会議員  玉 谷  浄 子









△議案付託表

                           平成14年12月11日 本会議


日程番号議案番号件        名付託委員会
1議第114号呉市税条例の一部改正案総務水道
議第115号呉市職員の給与に関する条例の一部改正案
議第116号呉市水道局企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正案
議第117号呉市水道事業給水条例の一部改正案
議第118号契約の締結案
議第119号契約の締結案
議第120号契約の締結案
議第121号呉市役所支所設置条例の一部改正案民生交通
議第122号呉市交通局企業職員の給与の種類及び基準に関する条例及び呉市国民宿舎企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正案
議第123号呉市公民館条例の一部改正案教育経済
議第124号呉市体育館条例の一部改正案
議第125号呉市手数料条例の一部改正案建設
議第126号町及び字の区域の変更案
議第127号財産の処分案
議第128号市道路線の廃止案
議第129号市道路線の認定案
議第130号平成14年度呉市一般会計補正予算案予算特別
議第131号平成14年度呉市国民健康保険事業特別会計補正予算案
議第132号平成14年度呉市老人保健医療事業特別会計補正予算案
議第133号平成14年度呉市介護保険事業特別会計補正予算案
議第134号平成14年度呉市中央卸売市場事業特別会計補正予算案
議第135号平成14年度呉市臨海土地造成事業特別会計補正予算案
議第136号平成14年度呉市下水道事業会計補正予算案
2請議第7号広三芦のポンプ所設置を求める請願建設
請議第8号玉泉院・広会館建設地への対応を求める請願