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広島県 呉市

平成14年第1回 3月定例会 02月25日−01号




平成14年第1回 3月定例会 − 02月25日−01号







平成14年第1回 3月定例会



       平成14年第1回(定例会) 呉市議会会議録 第265号



 平成14年2月25日(月曜日)呉市議会議事堂において開会

 出席議員

         1番  中 本  邦 雄

         2番  田 中  良 子

         3番  岩 岡  マスエ

         4番  下 西  幸 雄

         5番  大 野  喜 子

         6番  山 上  文 恵

         7番  小 野  一 志

         8番  得 田  正 明

         9番  茶 林    正

         10番  大 本  弘 之

         11番  芝      博

         12番  岡 崎  源太朗

         13番  小 泉  曙 臣

         14番  荒 川  五 郎

         15番  渡 辺  一 照

         16番  神 田  隆 彦

         17番  岡 本  節 三

         18番  石 山    講

         19番  石 崎  元 成

         20番  山 本  良 二

         21番  重 盛  親 聖

         22番  舛 野  茂 樹

         23番  中 田  清 和

         24番  小 田  元 正

         25番  増 本  勝 己

         26番  竹 川  和 登

         27番  薬研地    馨

         29番  佐々木    晃

         30番  北 川  一 清

         31番  平 本  和 夫

         32番  岩 原    椋

         33番  奥 田  和 夫

         34番  玉 谷  浄 子

 欠席議員

         28番  浜 下    積

 説明員

  市長         小笠原  臣 也

  助役         川 崎  初太郎

  助役         赤 松  俊 彦

  収入役        堀    久 真

  総務部次長      名 越  隆 博

  参事補        神 垣  泰 造

  企画部長       宮久保  憲 治

  広域行政推進室長   新 谷  昌 弘

  財務部長       矢 口  孝 文

  市民部長       辻    一 明

  福祉保健部長     田 中    浩

  環境部長       弓 山  憲 二

  経済部長       石 井  久 雄

  理事         椋 田  正 範

  建設管理部長     松 田  敏 彦

  都市政策部長     村 上  義 則

  土木建設部長     山 本  久 司

  港湾部長       佐 藤  俊 幸

  下水道部長      井手原    勝

  都市交通推進室長   岡 島  正 男

  消防長        大 森  健 三

  次長         井 門  照 幸

  教育長        森      功

  教育総務部長     藤 原  秀 明

  学校教育部長     崎 本  賢 次

  水道企業管理者    廣 田  左 一

  業務部長       山 本  敏 典

  工務部長       向 田  敏 明

  交通企業管理者    貞 国  信 忠

  次長         大 原  武 正

 議会事務局職員

  事務局長       坪 池  敏 幸

  次長         大 野  和 史

  次長         久 保  政 明

  議事課長補佐     松 沢  正 佳

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           議  事  日  程 (第 1 号)

                       (平成14年2月25日 午前10時開議)

 第1 会期決定について

 第2 広域行政対策特別委員の選任について

 第3 幹線道路対策特別委員の選任について

 第4 議第1号 平成14年度呉市一般会計予算

    議第2号 平成14年度呉市交通災害共済事業特別会計予算

    議第3号 平成14年度呉市国民健康保険事業特別会計予算

    議第4号 平成14年度呉市老人保健医療事業特別会計予算

    議第5号 平成14年度呉市介護保険事業特別会計予算

    議第6号 平成14年度呉市中央卸売市場事業特別会計予算

    議第7号 平成14年度呉市駐車場事業特別会計予算

    議第8号 平成14年度呉市港湾整備事業特別会計予算

    議第9号 平成14年度呉市警固屋地区用地造成事業特別会計予算

    議第10号 平成14年度呉市臨海土地造成事業特別会計予算

    議第11号 平成14年度呉市公共用地先行取得事業特別会計予算

    議第12号 平成14年度呉市下水道事業会計予算

    議第13号 平成14年度呉市水道事業会計予算

    議第14号 平成14年度呉市工業用水道事業会計予算

    議第15号 平成14年度呉市交通事業会計予算

    議第16号 平成14年度呉市国民宿舎事業会計予算

    議第17号 呉市手数料条例の一部を改正する条例制定について

    議第18号 呉市事務分掌条例の一部を改正する条例制定について

    議第19号 附属機関の設置に関する条例の一部を改正する等の条例制定について

    議第20号 呉市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例及び呉市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について

    議第21号 呉市特別職員給料給与条例等の特例に関する条例制定について

    議第22号 呉市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例制定について

    議第23号 物品の取得について

    議第24号 呉市火災予防条例の一部を改正する条例制定について

    議第25号 呉市消防団員の報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例制定について

    議第26号 呉市水道局企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定について

    議第27号 呉市社会福祉事業推進基金条例の一部を改正する条例制定について

    議第28号 呉市敬老金支給条例の一部を改正する条例制定について

    議第29号 呉市放課後児童健全育成事業条例の一部を改正する条例制定について

    議第30号 呉市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について

    議第31号 和解について

    議第32号 呉市交通局企業職員の給与の種類及び基準に関する条例及び呉市国民宿舎企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定について

    議第33号 呉市中央卸売市場業務条例の一部を改正する条例制定について

    議第34号 呉市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例制定について

    議第35号 契約の締結について

    議第36号 字の区域の変更について

    議第37号 呉市営住宅条例の一部を改正する条例制定について

    議第38号 財産の取得について

    議第39号 呉市自転車等駐車場条例の一部を改正する条例制定について

    議第40号 市道路線の廃止について

    議第41号 市道路線の認定について

    議第42号 契約の変更について

    議第43号 呉市下水道条例の一部を改正する条例制定について

    議第44号 契約の変更について

    議第45号 呉市・下蒲刈町合併協議会の設置について

    議第46号 平成13年度呉市一般会計補正予算

    議第47号 平成13年度呉市老人保健医療事業特別会計補正予算

    議第48号 平成13年度呉市中央卸売市場事業特別会計補正予算

    議第49号 平成13年度呉市下水道事業会計補正予算

    議第50号 平成13年度呉市水道事業会計補正予算

    議第51号 平成13年度呉市工業用水道事業会計補正予算

    議第52号 平成13年度呉市交通事業会計補正予算

    議第53号 平成13年度呉市国民宿舎事業会計補正予算

 第5 請議第1号 核兵器廃絶への道を閉ざし、世界を戦争に巻き込むアメリカの核軍事政策への反対に関する請願

    請議第2号 〈侵略の軍隊〉への道を付ける大型揚陸艦「しもきた」と強襲上陸用舟艇LCACの呉配備への反対に関する請願

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 会議に付した事件

  日程のとおり

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            午前10時02分     開   会



○議長(岩原椋) ただいまから定例会を開会いたします。

 この際、申し上げます。

 報道関係者からビデオ並びに写真撮影の申し出がありますので、これを許可いたします。

 議会招集につきまして、市長のあいさつがあります。

 市長。

     〔小笠原臣也市長登壇〕



◎市長(小笠原臣也) 開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 本日、3月定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方におかれましては御多用のところ御出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。

 御案内のように、現在国内外の情勢は混迷の中で、先の明るい展望が見えてきませんけれども、そういう中だからこそ、いたずらに悲観、萎縮することなく、将来をしっかり見据え、足元を固め、着実に前進をしていかなければならないのではないかというふうに思うわけでございます。

 特に、呉市にとりまして、今年はいよいよ市制100周年を迎えるという大きな節目の年でございます。この記念すべき意義ある年を、過去を真剣に振り返りながら、未来に向けて呉市がさらに飛躍していく第一歩にしなければなりません。

 そういう意味におきまして、呉市の発展と市民福祉の向上を目指す諸施策が着実に進められているところでございまして、若干最近の出来事について御報告申し上げますと、1月9日にはJR呉線の広・安芸阿賀駅間に設置される新駅の名称が、地元住民の要望を取り入れた「新広駅」と決定いたしました。現在、3月23日の開業に向けて周辺整備が進められております。

 また、3月21日には、市民の長年の悲願とも言うべき「休山新道」がいよいよ開通いたします。これによって、国道185号の交通渋滞の解消、さらにはクレアラインと東広島・呉自動車道の連結強化が図られ、流通、交流と地域の活性化に大きな効果が得られるものと期待いたしているところでございます。

 一方、周辺町との合併に向けての取り組みも着実に進められておりまして、2月15日には、蒲刈、豊両町とそれぞれ任意の合併問題協議会を設置いたしました。また、下蒲刈町との間で法定の合併協議会を設置することについて、今回の議会に諮らせていただいております。

 その議案を含め、この定例会に提出いたしております議案は、平成14年度各会計予算案を初め、条例の一部改正案その他重要案件でございます。新年度に臨むに当たっての所信及び各案件の提案理由につきましては、後ほど御説明を申し上げますが、何とぞ慎重に御審議の上、議決を賜りますようお願いを申し上げまして、招集のあいさつといたします。

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○議長(岩原椋) これより本日の会議を開きます。

 この際、本日の会議録署名者として、2番田中議員、26番竹川議員を指名いたします。

 諸般の報告をさせます。

     〔大野和史議会事務局次長朗読〕

                              呉市議会報告第2号

              諸  般  の  報  告

1 広域行政対策特別委員会奥田委員の同委員会委員の辞任を2月25日許可した。

2 幹線道路対策特別委員会玉谷委員の同委員会委員の辞任を2月25日許可した。

3 市長が提出した議案は次のとおりである。

   議第1号 平成14年度呉市一般会計予算             外52件

4 受理した請願書は次のとおりである。

   核兵器廃絶への道を閉ざし、世界を戦争に巻き込むアメリカの核軍事政策への反対に関する請願

                                  外1件

5 受理した報告書は次のとおりである。

   報告第1号 専決処分について                 外5件

6 受理した監査報告書は次のとおりである。

   監査報告第1号 平成13年度定期監査の結果報告について     外1件

 なお、呉市議会報告第1号はお手元に配付しておりますので、朗読を省略いたします。

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○議長(岩原椋) なお、報告第1号から第6号並びに監査報告第1号、第2号はお手元に配付しておりますので、念のため申し上げます。

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△日程第1 会期決定について



○議長(岩原椋) 日程に入ります。

 日程第1、会期決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 会期は3月22日まで26日間にいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩原椋) 御異議なしと認めます。よって、会期は26日間と決定されました。

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△日程第2 広域行政対策特別委員の選任について



○議長(岩原椋) 日程第2、広域行政対策特別委員の選任についてを議題といたします。

 本件は、奥田議員の辞任により欠員となりました委員1名を選任するものであります。

 お諮りいたします。

 広域行政対策特別委員に、34番玉谷議員を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩原椋) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。

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△日程第3 幹線道路対策特別委員の選任について



○議長(岩原椋) 日程第3、幹線道路対策特別委員の選任についてを議題といたします。

 本件は、玉谷議員の辞任により欠員となりました委員1名を選任するものであります。

 お諮りいたします。

 幹線道路対策特別委員に、33番奥田議員を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩原椋) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定されました。

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△日程第4 議第1号外52件



○議長(岩原椋) 日程第4、議第1号平成14年度呉市一般会計予算外52件を一括して議題といたします。

 本53件の説明を求めます。

 市長。

     〔小笠原臣也市長登壇〕



◎市長(小笠原臣也) ただいま上程されました各議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。

 まず、議第1号から議第16号までの平成14年度各会計予算につきましては、新年度の市政運営の大綱について所信を申し上げ、提案理由の説明といたします。

 我が国の経済は、米国経済減速などの影響を受ける中で厳しい状況が続き、国の14年度予算は、対前年度比1.7%の減となっております。

 一方、14年度の地方財政におきましても、13年度に引き続き大幅な財源不足が見込まれ、歳出全般について徹底した節減合理化、重点的配分が求められておりまして、地方財政計画も対前年度比1.9%の減となっております。

 こうした状況の中、本市におきましても、歳入の根幹である市税収入が大きく落ち込む見込みとなっております。これに対し、歳出の面では、所要一般財源が前年度に比べ相当に減少したものの、財政調整基金からの繰り入れ等により財源の確保に努め、当面する緊急課題及び将来をにらんだ活力と魅力あるまちづくりに積極的に取り組むことといたしております。

 14年度の予算編成に当たりまして、特に意を用いた点について申し上げますと、まず第1点目は、呉市長期総合計画の理念に沿って、市民生活に密着した福祉、教育、環境の分野に力を注ぐとともに、ITを活用した施策の充実にも努めたことでございます。特に、福祉面では子育て支援の充実、教育面では家庭教育への支援の開始、環境面では天然ガス車の導入や動物愛護センターの建てかえに着手するとともに、斎場の建てかえ整備を進めてまいります。また、できるだけ多くの分野で情報をホームページで公開するなど、ITを活用した施策を実施してまいります。

 2点目は、有意義な100周年事業を実施するとともに、本市の将来をにらみ、また時代のニーズに応じた新規施策に積極的に取り組み、本市発展の布石を打ったことでございます。(仮称)呉市海事博物館の建設に着手してまいりますが、博物館は本市の将来のまちづくりにぜひとも必要な施設であり、本市がその存在感を国内外に発信することのできる呉市ならではの貴重な施設でございます。また、市民との協働によるまちづくりへの取り組みや、男女共同参画社会の実現に向けての具体的な基本計画を策定してまいります。さらに、新産業育成に取り組むほか、本市で初めての国際会議を開催いたします。

 3点目は、健全な財政に向けての取り組みでございます。

 定員適正化計画に基づく職員の削減や、既存の事務事業の見直しを徹底して行うなど、経費の節減と効率化に努めております。また、14年度におきましては、(仮称)呉市海事博物館の建設に着手するとともに、引き続きごみ処理施設、(仮称)東部地区体育館の建設など、大規模事業が集中いたします。このため、市債の総額は前年度を上回り、また地方債依存度も地方財政計画14.4%を上回って、16.4%となっております。しかし、所要一般財源につきましては他の事業を圧迫しないよう、財政調整基金の取り崩しなどで対応いたしております。また、大規模事業以外のその他の事業に充当する市債額は、予算編成方針に掲げましたとおり、前年度以下に抑制しております。

 なお、15、16年度の財政見通しでは、ごみ処理施設建設などの大規模事業が終了するため、地方債依存度は14年度の地方財政計画に示された指標を大きく下回る見込みでございます。

 以上のように、急激な税収の落ち込み等により、決して楽観できる状況ではありませんので、今後歳出構造の大幅な見直し等、財政の健全化に向け、さらに積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

 以上が14年度予算編成に際し、特に意を用いた項目でございます。

 続きまして、主要な施策につきまして、長期総合計画の4本の柱に基づいてその概要を御説明いたします。

 まず第1は、いきいきと「やさしさ」あふれるまちづくり(いきいき健康福祉都市)を進めるための施策でございます。

 まず、心ふれあうまちづくりの推進についてでございます。

 人権の尊重につきましては、市民一人一人の人権を尊重する施策を推進するとともに、今後の人権教育、啓発推進のための指針を策定してまいります。

 また、市民に親しみやすく、参加しやすい人権啓発活動として、人権啓発コンサートを実施してまいります。

 コミュニティーの形成につきましては、引き続き市政だより「くれ」を発行するとともに、市制100周年を記念して特別号を作成いたします。

 ボランティア活動につきましては、呉ポートピアパーク内の「くれボランティアNPO支援センター」を中心に、ボランティアに関する情報収集、提供等や、市民、企業、行政の交流及び連携を行うとともに、次の世代を担う子供たちを対象に、「子どもボランティア会議」や「子どもボランティアスクール」等の活動に取り組んでまいります。

 また、災害ボランティアに対し引き続き活動費の助成を行い、ボランティア活動への支援を強化してまいります。

 行政への市民参加の促進につきましては、14年が市制100周年という節目の年であり、今後の100年を見据えた「市民主体のまちづくり」を進めるため、(仮称)市民協働推進懇話会を発足し、市民との協働の推進に取り組んでまいります。

 また、男女共同参画社会の実現に向けましては、引き続き講演会や職員セミナーの開催、情報紙の作成など、広報啓発活動を推進してまいります。

 また、13年度に制定した「くれ男女共同参画推進条例」に基づき、「男女共同参画基本計画」を策定し、男女共同参画に関する施策を総合的、計画的に推進していくとともに、市を挙げて男女共同参画社会づくりに取り組むことを内外に広く周知するため、「男女共同参画宣言都市」に向けての取り組みを行ってまいります。

 次に、健やかでぬくもりのあるまちづくりの推進についてでございます。

 健康づくりの推進につきましては、健康寿命の延伸を目的として、本市の地域的特徴を考慮し、具体的な健康度指標を定める健康づくりプランの策定を行うとともに、児童虐待の兆候などを早期に発見するため、1歳6カ月児健康診査における心理療法士、保育士の配置、各地域における運動普及推進のための推進員の養成など、健康づくりに向けて幅広く取り組んでまいります。

 また、地域医療、救急医療の充実強化に向け、各種医療団体への助成を引き続き行ってまいります。

 さらに、老朽化が著しい動物愛護センターにつきましては、動物愛護の一層の啓発と、市民と動物との触れ合いを通して情操の涵養、心の健康づくりに寄与できる施設となるよう、移転整備してまいります。

 高齢社会への対応につきましては、引き続き介護保険制度の円滑な実施に努めるとともに、介護保険の対象とならない高齢者のために、生きがい活動支援通所事業として、すこやかサロン、地域サロンに加え、新たに常設のサロンを昭和西小学校の余裕教室を活用し開設してまいります。

 また、在宅介護支援センターにおいて、転倒予防教室等の介護予防教室を新たに実施するなど、介護予防を充実してまいります。

 家族介護者に対する支援策としましては、引き続き介護慰労金支給事業を実施するとともに、介護教室、家族介護者交流事業を実施し、介護する家族の負担軽減を図ってまいります。

 さらに、在宅介護の総合相談窓口である在宅介護支援センターを拡充し、在宅福祉サービス水準の維持向上を図ってまいります。

 障害者福祉の充実につきましては、障害者の支援についてケアマネジメントのモデル事業を実施するとともに、身体障害者を対象としたガイドヘルパーの派遣要件の拡大を行ってまいります。

 また、知的障害者を対象としたデイサービスを拡充するとともに、更生施設や通所授産施設の整備に対して助成を行い、障害者の自立、社会参加を促進してまいります。

 さらに、本市で初めて開設される精神障害者向けグループホームに対して、その運営費の一部を助成し、障害者の自立生活を支援してまいります。

 また、13年度に策定いたしました「呉市移動円滑化基本構想」に基づき、高齢者や障害者の歩行、車いすの利用等に配慮した市道、駐車場等の整備を進め、バリアフリーのまちづくりを推進してまいります。

 子育て家庭への支援につきましては、引き続き本市の子育て支援の総合拠点として、「ファミリーサポートセンター」を併設した「すこやか子育て支援センター」において、子育てに関する相談や相互援助活動を行うとともに、子育て支援交流事業や地域子育て支援センター事業を拡充するなど、より内容を充実させてまいります。

 また、乳幼児医療費について、入院の助成対象年齢を義務教育就学前まで拡大し、子育て家庭の負担の軽減を図ってまいります。

 児童等福祉の充実につきましては、病気の回復期である保育所通所児童等を対象にした乳幼児健康支援一時預かり事業の利用定員を拡大するとともに、引き続き保育所における延長保育、一時保育、乳児保育等の特別保育事業を実施してまいります。

 また、放課後児童会につきましても、設置箇所を30カ所に増設するなど、より一層子育てのしやすい環境づくりに取り組んでまいります。

 さらに、母子家庭等に対する自立支援員の配置や、公立保育所での求人情報の提供など、ハローワークとの連携による母子家庭等の就労自立支援体制を整備してまいります。

 次に、安全なまちづくりの推進についてでございます。

 防災機能の充実につきましては、緊急時に備え、60トン規模の耐震性防火水槽を1基設置するとともに、西消防署に配備しております40メートル級のはしごつき消防自動車の更新を実施してまいります。

 災害対策につきましては、災害発生時における本部と現場との連絡手段として、電話回線がふくそうする危険が少ない衛星携帯電話を新たに配備してまいります。

 防災対策事業につきましては、急傾斜地など危険箇所の崩壊対策工事に力を入れるとともに、身近な河川、水路等の改良を進めることにより、安全対策の向上に努めてまいります。

 また、さきの芸予地震で特に大きな被害のあった三津田・愛宕地区において、災害に強いまちづくりの検討、木造住宅の耐震診断を行うなど、斜面市街地において安心して住み続けられる住環境の整備に取り組んでまいります。

 次に、交通安全対策の推進につきましては、新たに乳児専用チャイルドシートの貸し出しを実施してまいります。

 また、消費生活の安定と向上のため、消費生活相談員による相談体制を強化し、多様化、複雑化する消費生活に対応できる体制の充実を図ってまいります。

 第2は、ゆうゆうと「うるおい」あふれるまちづくり(ゆうゆう快適文化都市)を進めるための施策でございます。

 まず、ゆとりのある住みよいまちづくりの推進についてでございます。

 本市の主要な課題であります定住促進対策につきましては、引き続き「住宅建設資金貸付制度」や、「都市型民間賃貸住宅建設助成制度」を実施し、持ち家の取得や増改築、民間賃貸住宅の供給の促進を図ってまいります。

 市営住宅につきましては、坪ノ内アパート1号棟に加え、坪ノ内アパート2号棟の建設を進めるなど、引き続き居住水準の向上や良質な住宅のストック形成に努めてまいります。

 なお、この坪ノ内アパートでは、「シルバーハウジング」及び「グループホーム」を取り入れて整備する予定にいたしております。

 居住環境の整備につきましては、古新開土地区画整理事業を引き続き推進してまいります。

 水道事業につきましては、1日平均配水量8万300立方メートルを基本目標として、8万6,190件の市内給水及び市外分水2件などを計画しております。

 主要な建設改良事業といたしましては、呉市水道長期基本構想に基づき、安定給水及び直結給水の実施に向けた老朽管の早期更新や、災害緊急時における給水拠点を確保するため、諸施設の整備、改良工事などを予定しております。

 下水道事業につきましては、14年度末人口普及率90.2%を目標に、未整備地区の面整備を進めるほか、主要幹線の築造工事や、小坪ポンプ場及び浄化センターの設備工事を実施してまいります。

 生活道路の整備につきましては、横路1丁目白石線の街路整備や、宝町本通線の市役所前から国道185号間での電線類地中化工事に加え、(仮称)呉市海事博物館が建設されます宝町埋立地内を横断する幸町海岸線や宝町線の整備、呉駅東側の自由通路(呉駅宝町線)の補修工事を行ってまいります。

 また、阿賀地区山腹道路等の改良のほか、現在建設中の(仮称)東部地区体育館周辺の道路整備、さらにはセットバック方式による狭隘道路の整備にも取り組んでまいります。

 公園緑地の整備につきましては、引き続き灰ヶ峰公園の整備を行うとともに、緑化重点地区整備事業により東部地区の文化新開第2公園及び西町公園を、緑豊かな市民の憩いの場として再整備してまいります。

 また、天応駅周辺の放置自転車対策として、新たに天応駅西側に自転車等駐車場を整備してまいります。

 老朽化の著しい斎場につきましては、現在実施しております斎場建設基本計画等における検討結果を十分に踏まえ、PFI方式での建設を視野に入れて、できる限り早い時期での着工を目指してまいります。

 次に、美しく自然にやさしいまちづくりの推進についてでございます。

 自然環境の保全及び創出につきましては、引き続きグリーンシティ21推進事業を進め、13年度、中央公園に整備いたしましたつばき庭園を活用した椿まつりの開催や、樹銘板の設置を行うほか、仁方桟橋通地区での桜並木の整備等、住民参加による緑豊かなまちづくりにも努めてまいります。

 また、深山の滝等の生活環境保全林について再整備を行うとともに、森林ボランティアの活動の拠点として活用してまいります。

 地球環境の保全につきましては、エコポリスの基本指針となる「環境基本計画」に基づき、小学生を対象とする「こども環境会議」の開催や、「出前環境講座」などの環境教育の推進に引き続き取り組んでいくとともに、排出ガスがクリーンな圧縮天然ガス式ごみ収集車を2台導入し、大気汚染の防止及び市民の環境意識の高揚を図ってまいります。

 また、交通事業におきましても、環境保全の先導的な取り組みとして、圧縮天然ガス式バス1両を県内で初めて導入してまいります。

 次に、長期的、総合的視野に立って計画的なごみ処理の推進を図るため、8年度に策定した一般廃棄物処理基本計画の見直しを行ってまいります。

 また、資源集団回収事業を自主的に行っております自治会、子供会など、各種団体への助成も引き続き実施し、循環型社会の実現を目指してまいります。

 環境監視につきましては、ダイオキシン類の測定を含めた有害物質の測定を引き続き実施し、市民の生活環境の保全に努めてまいります。

 水環境保全のため、合併処理浄化槽の設置に対する助成を引き続き実施するとともに、地球環境に配慮したクリーンエネルギーである住宅用太陽光発電システム設置に対する助成、ごみの減量化、資源化の促進を図るための電気式生ごみ処理機の購入者に対する助成を引き続き実施してまいります。

 ごみ処理施設の建設につきましては、いよいよ最終年次を迎えるわけでございますが、1市8町の広域処理による日量380トンの処理能力を有する焼却施設と、5時間で55トンの処理が可能な破砕処理施設の建設を引き続き実施してまいります。

 次に、学び、創造するまちづくりの推進についてでございます。

 生涯学習の推進につきましては、生涯学習に関するホームページにより、学習情報を幅広く提供するとともに、生涯学習をテーマとした市民研修講演会を開催してまいります。

 また、「呉市生涯学習推進協議会」を通して、市民から幅広い意見を求めることにより、効果的な生涯学習施策の展開に努めてまいります。

 次に、家庭教育に対する支援につきましては、子ども放課後・週末活動等支援事業により、完全学校週5日制に対応した子供向けの各種講座を開催するとともに、家庭教育に関する講演会や、家庭教育学級の開催に努めてまいります。

 また、14年度策定予定の家庭教育推進計画に基づき、子供の成長に応じて、時期を逃さずタイムリーな家庭教育ができるよう、家庭教育ガイダンスの作成を行ってまいります。

 次に、市民の多くがパソコンを活用できるよう、公民館等で初心者を対象とした教室を開催するとともに、IT講習用に整備したパソコンを市民に開放し、活用方法などの質問に答えられるインストラクターを配置することにより、市民のIT活用を支援してまいります。

 図書館サービスの向上につきましては、閉館中でも図書の返却ができるよう、中央図書館、広図書館及び昭和図書館に図書返却ポストを設置し、利用者の利便性の向上を図ってまいります。

 幼児教育につきましては、引き続き所得状況に応じ保育料等の一部について助成を行うことにより、保護者の負担軽減を図ってまいります。

 学校教育の充実につきましては、児童生徒の教育環境の整備を図るため、広小学校の校舎改築、昭和西小学校の体育館改築及び両城小学校、阿賀中学校の校舎大規模改造を行ってまいります。

 また、上山田小学校校舎、体育館の増改築及び昭和中央小学校、仁方中学校の校舎大規模改造のための調査設計にも着手してまいります。

 さらに、住宅団地の造成により児童数が増加している郷原小学校について、児童が安全に学習できる環境を整備するため、学校用地の拡張を行ってまいります。

 また、中学校、高等学校における英語教育の一層の充実を図るため、引き続き英語指導助手を配置するとともに、スクールカウンセラーや心の教室相談員の配置により、不登校の課題やいじめ、暴力行為など、児童生徒の問題行動等への適切な対応に努めてまいります。

 次に、学校における情報教育の推進につきましては、引き続きコンピューターの整備やインターネットの接続を小中学校全校で実施するとともに、小学校2校において新たに校内LANを整備してまいります。

 また、小中学校のホームページ更新についての相談等、学校教育の情報化に対する支援、相談事業を行い、コンピューターを利用した教育環境のさらなる充実に努めてまいります。

 市民文化の振興につきましては、呉市が生んだ偉大な作曲家、藤井清水の心に触れる「藤井清水音楽祭」を、呉市制100周年記念事業として2日間にわたり開催し、市民一人一人の文化への意識を高めるとともに、文化活動の振興を図ってまいります。

 スポーツ・レクリエーションの振興につきましては、14年10月に開催される「第15回全国スポーツ・レクリエーション祭」の呉市開催種目として、「男女混合綱引き」及び「年齢別バドミントン」を開催してまいります。

 また、15年春に完成予定の(仮称)東部地区体育館について、開館記念イベントを開催するとともに、体育館の名称募集を行ってまいります。

 第3は、ぐんぐんと「いきおい」あふれるまちづくり(ぐんぐん産業躍動都市)を進めるための施策でございます。

 まず、地域の特性を生かした産業づくりの推進についてでございます。

 工業の振興につきましては、引き続き呉市工業立地条例に基づく助成を行うとともに、11年度から東広島市と交互に開催しております広島中央テクノフェアを、14年度は呉市で開催いたします。

 なお、市制100周年を記念して、地域の大学、工業高等専門学校、高等学校等によるロボットコンテストをフェアにあわせて実施し、地域住民、企業、学生間での交流の促進を図ってまいります。

 また、中四国地域連携軸上にある浜田、広島、呉、松山の4市及び各商工会議所が連携し、消費財見本市・商談会を内容とする「ビジネスフェア中四国」を開催することにより、全国に向けて販路拡大を図るなど、地域経済の発展を促進してまいります。

 中小企業への融資につきましては、創業支援資金を初め各種の低利融資を引き続き実施し、その利用促進に努めてまいります。

 工業用水道事業につきましては、1日平均配水量12万3,800立方メートルを基本目標として、4社への給水を計画しております。

 また、建設改良事業といたしましては、水道事業と共同で行う宮原浄水場沈殿池築造工事等を実施するとともに、引き続き維持管理の充実を図り、効率的な運営に努めてまいります。

 農林水産業の振興につきましては、引き続き野菜や花卉等の生産流通体質の改善や低利融資などを行うとともに、農道、林道、漁場など生産基盤の整備を行ってまいります。

 また、被害がますます深刻化しておりますイノシシの対策につきましては、引き続き捕獲わなや捕獲さくの設置及び防護さく設置への助成等を行い、被害の減少に努めてまいります。

 勤労者福祉の推進につきましては、引き続き広島県労働金庫へ預託するとともに、勤労者福祉サービスセンターへの助成を行ってまいります。

 雇用の促進につきましては、昨年12月に雇用対策本部を立ち上げ、緊急雇用対策事業やハローワークとの連携による求人情報の収集、提供事業等を行っておりますが、インターネットの活用など、さらに内容の充実を図り、新たな雇用の確保やミスマッチ解消の促進に努めてまいります。

 次に、人がにぎわう都市型産業づくりの推進についてでございます。

 商業の振興につきましては、引き続き呉市商店街振興条例に基づき、各種イベント事業等に助成を行うとともに、新たに商店街の空き店舗対策といたしまして、賃料等の一部を助成する制度を創設し、商業の活性化を図ってまいります。

 観光の振興につきましては、市制100周年イベントにあわせ、観光客受入体制のさらなる充実を図るため、引き続き観光ボランティア等の育成に努めるとともに、全国に向けてのPR活動を積極的に展開してまいります。

 また、春の「みなと祭」、夏の「海上花火大会」、秋の「食の祭典」といったにぎわい創出効果の大きいイベントにも引き続き助成を行ってまいります。

 また、瀬戸内海沿岸の新たな観光ルートを開発するため、県及び関係市町と共同して、「瀬戸内海島めぐり航路」の試験的な運航を行ってまいります。

 14年1月には来園者が100万人を突破し、市民の憩いの場、魅力ある空間として親しまれております呉ポートピアパークにつきましても、イベント運営協議会と連携をとりながら、より市民に愛され、より楽しんでいただけるよう、にぎわいのある催しを開催してまいります。

 国民宿舎事業につきましては、待望の温泉活用を本格的に行う初年度であり、また創業40周年を迎える節目の年度となります。温泉を多くの皆様に利用していただけるよう、利用客誘致の各施策を積極的に実施するとともに、事業の抜本的な見直しについても引き続き検討してまいります。

 次に、時代を先駆ける新産業づくりの推進についてでございます。

 新産業の育成につきましては、産・学・官の連携が極めて重要であり、「呉地域産業振興センター」を中小企業の総合的な支援拠点として、異業種交流、研究開発、人材育成等の支援事業をさらに発展充実させるとともに、新たに大学等の保有するシーズを活用するための講座の開設など、各種の支援事業を展開してまいります。

 また、引き続きパソコン講習会等を実施するとともに、新たにIT相談窓口を設置するなど、中小企業のIT化促進に強力に取り組んでまいります。

 また、「呉サポート・コア」や13年度に整備が完了する「呉チャレンジ・コア」につきましては、新たに販路、マーケティング担当のコーディネーターを配置するなど、入居者に対する支援体制をより充実させることにより、新商品の開発や新規創業等を促進し、地域産業の活性化を図ってまいります。

 呉商工会議所が設置しております呉地域中小企業支援センターにつきましても、呉地域産業振興センターと連携を図りながら、中小企業に対する支援活動を展開しており、引き続き助成を行ってまいります。

 第4は、のびのびと「ひろがり」あふれるまちづくり(のびのび海洋交流都市)を進めるための施策でございます。

 まず、世界に開かれたネットワーク基盤づくりの推進についてでございます。

 山陽自動車道や広島空港、新幹線東広島駅へのアクセス性を飛躍的に高める東広島呉自動車道につきましては、いよいよ本線の(仮称)横路トンネルの工事が着手されるなど、黒瀬町区間も含めた全線にわたって事業が展開されております。しかしながら、昨今の道路整備を取り巻く環境は大変厳しいものがあり、引き続き建設促進に向けた取り組みを積極的に行うなど、一日も早い全線供用を目指し、全力を傾注してまいります。

 休山新道につきましては、暫定2車線での供用が開始されることになりましたが、東広島呉自動車道及び広島呉道路(クレアライン)との有機的な連携を図り、本市の広域的な交通体系を確立するためにも、引き続いて4車線化の実現に向けて努力してまいります。

 (仮称)第2音戸大橋を含む警固屋音戸バイパスにつきましては、用地取得事務の受託を初め、代替地、代替墓地の整備にも積極的に取り組むなど、引き続き地元の条件整備に努め、事業の促進に一層力を入れてまいります。

 その他、主な幹線道路の整備につきましては、呉平谷線(上二河〜此原工区、都市計画道路焼山押込線)、さらには呉環状線(郷原工区)の事業促進に一層力を入れてまいります。

 また、昭和地区において、焼山環状線、焼山神山線の延伸区間となります焼山中央南線、押込熊野線の整備を進めるとともに、東部地区において阿賀虹村線((仮称)広第2大橋)の街路整備を引き続き進めてまいります。

 呉市市域と拠点都市地域の一体化につきましては、川尻町、安浦町と共同で、仁方〜安浦間の広域道路計画を策定し、道路を生かしたまちづくりや、将来の広域的な道路のあり方についての検討を行ってまいります。

 次に、JR呉線機能強化事業につきましては、13年度の新広駅設置に続き、安芸阿賀駅の自由通路の整備に着手するほか、吉浦駅の自由通路、駅前広場等の基本設計を実施してまいります。

 さらに、呉駅以東の各駅の利用者の利便性の向上を図るため、利用促進のための取り組みを沿線市町と連携して行ってまいります。

 また、広駅につきましては、JR西日本が施工するエレベーターの設置など、施設のバリアフリー化に対して助成を行ってまいります。

 また、交通事業でございますが、「呉市交通局経営健全化5カ年計画」の第3年次に当たり、また創立60周年を迎える14年度は、需給調整規制廃止に伴うさまざまな動きが本格化してくることも予想されます。引き続き計画目標の達成を基本としながら、迅速かつ適切な対応でこの難局を乗り越えてまいります。

 マリノポリスの建設につきましては、阿賀マリノポリス地区において引き続き国直轄による防波堤、耐震岸壁の整備、さらには市施行の緑地、港湾関連用地等の造成を進めるとともに、(仮称)マリノ大橋の事業化に向け、国土交通省と共同で着手を前提としたボーリング調査等の予備設計を進めてまいります。

 また、阿賀マリノポリス地区の北側にフェリー桟橋を整備するための基本設計等に着手し、物流・人流機能の一層の充実を目指すとともに、ポートセールスの推進に向け、ホームページを活用したPR活動や企業訪問を引き続き実施してまいります。

 宝町地区につきましては、(仮称)呉市海事博物館と連携し、本市の海の玄関口としてふさわしい良好な港湾環境を形成していくため、港湾緑地の整備や中央桟橋ターミナルからの連絡通路の整備に着手し、にぎわいのある交流空間を創出してまいります。

 次に、魅力を高める都市づくりの推進についてでございます。

 (仮称)呉市海事博物館につきましては、明治以降の日本の近代史の歴史そのものである「呉の歴史」と、その近代化の礎となった造船、製鋼を初めとした「科学技術」を紹介し、我が国の歴史と平和の大切さを認識していただくとともに、日本の将来を担う子供たちが科学技術に関心を持ち、未来に夢と希望を抱くことのできる「呉らしい博物館」を目指し、建設に着手いたします。

 また、引き続き関係資料の調査、収集、保存等を行うとともに、新たに収集資料のデータベース化や、運営実施計画の策定に取り組み、17年度の開館に向けて準備を進めてまいります。

 また、本市は14年に市制100周年を迎えるわけでございます。これまでの100年を振り返り、先人の功績に感謝するとともに、次なる100年に歩み始めるため、全市民の創意と英知を結集して記念事業を実施し、市民一人一人が喜びを分かち合うとともに、呉の魅力を内外に幅広くアピールしてまいります。

 創意と工夫にあふれる自主的、自立的なまちづくりを進めるため、「まちづくり活動企画コンペ事業」を引き続き実施するとともに、呉地域の高等教育機関のネットワーク化を促進し、学生、大学、地域住民、行政等の交流を図るため、呉オープンカレッジネットワーク事業の一層の充実を図ってまいります。

 次に、情報化の推進につきましては、平成15年8月に発行が予定されている住民基本台帳カードの空き領域を活用する実験に参加し、住民サービスの向上と行政事務の効率化の研究を行ってまいります。

 行政の情報化につきましては、庁内LANの整備、戸籍総合情報システム、住民基本台帳ネットワークシステムの開発を引き続き行うとともに、新たに建設工事に係る入札情報や、市議会会議録をホームページで公開するなど、本市の各種情報を広く市民に公開してまいります。

 次に、呉新世紀の丘の推進につきましては、開発構想の核施設である郷原支所・公民館の建設を行うとともに、引き続き灰ヶ峰公園の整備を進めてまいります。

 また、昭和A地区において、住宅用地等の整備に向けた土地利用の検討、調査を行うなど、産・学・住・遊の調和のとれた新しいまちづくりの具体化を目指してまいります。

 次に、交流都市圏づくりの推進についてでございます。

 国際化の推進につきましては、国際交流広場において引き続き外国人の生活利便を向上させるための相談業務やイベント等を実施してまいります。

 国際交流につきましては、鎭海市との文化交流事業を実施するなど、姉妹都市との市民相互の結びつきを一層深めてまいります。

 広域行政の推進につきましては、新たに「呉市・下蒲刈町合併協議会」を設置し、平成15年春の合併を目指し具体的な協議を進めるとともに、引き続きその他周辺町との合併に向けて積極的に取り組んでまいります。

 また、「黒瀬川流域市町共同事業」を実施するなど、黒瀬川流域2市1町の連携を一層進めてまいります。

 以上、主要な施策の概要につきまして御説明いたしましたが、これに基づきます各会計の予算規模は、

  一般会計    893億9,000万円

  特別会計    573億4,517万1千円

  企業会計    261億1,013万2千円

  総  計   1,728億4,530万3千円

となり、13年度の当初予算と比較して、一般会計は6.5%の減、特別会計は2.3%の増、企業会計は2.3%の減となったところでございます。

 このように、一般会計は6.5%の減少となっておりますが、これはごみ処理施設建設費、新広駅関連事業費、国民年金印紙購入費の減などによるものでございます。

 また、特別会計につきましては、2.3%の増でございますが、これは臨海土地造成事業における市債元金の増などによるものでございます。

 さらに、企業会計は2.3%の減となっておりますが、これは下水道事業会計における建設改良事業費及び交通事業会計における退職給与金の減が主な要因となっております。

 さて、日本の経済社会は大きな変革の時代に入り、本市の予算もこの大きな変革に的確に対応していかなければなりません。厳しさを増す財政状況の中、合併の推進も考慮に入れながら、この難局を乗り切っていくためには、市民みんなが力を合わせ、「変革の勇気」と「創造の知恵」を出して取り組んでいくことが必要であります。市議会の皆様を初め市民各位の一層の御理解と御協力をお願い申し上げまして、14年度予算の総体説明といたします。

 続きまして、議第17号以下の議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。

 議第17号は、建築物空気調和用ダクト清掃業者の登録手数料等の追加等を行うものでございます。

 議第18号は、市民部の分掌事務を変更するものでございます。

 議第19号は、呉市同和対策推進協議会の名称の変更等を行うものでございます。

 議第20号は、一般職の国家公務員に準じた介護休暇等についての規定の整備をするものでございます。

 議第21号は、市長、助役、収入役、教育長、企業管理者の給与を減額するものでございます。

 議第22号は、保健婦助産婦看護婦法の一部改正に伴い、所要の規定の整備をするものでございます。

 議第23号は、博物館資料を購入するものでございます。

 議第24号は、消防法等の一部改正に伴い、所要の規定の整備をするものでございます。

 議第25号は、消防団員の報酬の年額を改定するものでございます。

 議第26号は、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、所要の規定の整備をするものでございます。

 議第27号は、基金の積立金の取り崩しについての規定を追加するものでございます。

 議第28号は、敬老金の受給資格を変更するものでございます。

 議第29号は、放課後児童会の開設時間帯の拡大等に伴い、保護者分担金の適正化を図るものでございます。

 議第30号は、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、所要の規定の整備をするものでございます。

 議第31号は、交通事故の損害賠償に関する訴訟上の和解をするものでございます。

 議第32号は、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、所要の規定の整備をするものでございます。

 議第33号は、商法等の一部改正に伴い、所要の規定の整備をするものでございます。

 議第34号は、公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する法律の一部改正に伴い、学校医等の公務上の災害に対する補償その他の必要な事項を定めるため、条例を制定するものでございます。

 議第35号は、坪ノ内アパート1号棟建設工事の工事請負契約を締結するものでございます。

 議第36号は、郷原町内の字の区域を変更するものでございます。

 議第37号は、公営住宅法施行令の一部改正、呉市営住宅運営審議会の廃止等に伴い、所要の規定の整備をするものでございます。

 議第38号は、市営池ノ浦アパートの敷地を国から取得するものでございます。

 議第39号は、吉浦駅自転車等駐車場を設置するものでございます。

 議第40号は、本通7丁目6号線ほか12路線を廃止するものでございます。

 議第41号は、本通7丁目14号線ほか17路線を市道に認定するものでございます。

 議第42号は、呉線呉駅構内の西側自由通路新設工事における契約金額を変更するものでございます。

 議第43号は、下水道使用料の改定等を行うものでございます。下水道事業経営の指針であります現行の財政収支計画が本年度終了いたしますので、新たに平成14年度から平成16年度までの財政収支計画を策定いたしました。この計画で試算いたしますと、現行の下水道使用料収入では、汚水処理に係る総費用の56.2%しか賄えません。したがって、下水道事業の健全化を図るために、下水道使用料の改定をお願いするものでございます。

 議第44号は、呉線広駅〜安芸阿賀駅間新駅、すなわち新広駅周辺整備工事における契約金額を変更するものでございます。

 議第45号は、下蒲刈町と法定合併協議会を設置するものでございます。

 続きまして、議第46号から議第53号までの補正予算につきまして御説明申し上げます。

 議第46号の一般会計補正予算でございますが、国庫補助認証増等に伴う公共事業の追加のほか、公共事業の確定、基金への積み立て等による補正、その他決算見込み等に伴う各種事務事業費の整理が主な内容でございます。

 歳入歳出予算の補正でございますが、公共事業の追加に伴う補正、公共事業の確定等に伴う補正、基金への積み立て等に伴う補正、その他決算見込み等に伴う補正をするものでございます。

 継続費の補正でございますが、郷原支所建設事業、郷原出張所建設事業及び郷原公民館建設事業につきまして、執行見込み額を勘案し、総額及び年割額を変更するものでございます。

 繰越明許費の補正でございますが、吉浦駅西市有地整備事業ほか25件につきまして完成見込みを勘案し、平成14年度に繰り越して使用するため、繰越明許費として追加するものでございます。

 地方債の補正でございますが、地域イントラネット基盤整備事業を追加し、博物館整備推進事業ほか13事業につきまして、起債対象事業費の変更に伴い、限度額を変更するものでございます。

 議第47号の老人保健医療事業特別会計補正予算でございますが、決算見込みに基づく医療給付費及び超過交付に伴う国庫補助金返還金の補正を行うものでございます。

 議第48号の中央卸売市場事業特別会計補正予算でございますが、決算見込みに基づく市場施設整備事業費の補正を行うものでございます。

 議第49号の下水道事業会計補正予算でございますが、国庫補助認証増による建設改良事業費の補正のほか、決算見込みに基づく所要の補正を行うものでございます。

 議第50号の水道事業会計補正予算でございますが、企業債の変更決定に伴う建設改良事業費の補正のほか、決算見込みに基づく所要の補正を行うものでございます。

 議第51号の工業用水道事業会計補正予算でございますが、建設改良事業費の補正のほか、決算見込みに基づく所要の補正を行うものでございます。

 議第52号の交通事業会計補正予算でございますが、前年度退職者の増加に伴う一般会計補助金、退職者の増加による退職給与金の補正のほか、決算見込みに基づく所要の補正を行うものでございます。

 議第53号の国民宿舎事業会計補正予算でございますが、利用人員の減少に伴う利用収益及び飲食材料費等、決算見込みに基づく所要の補正を行うものでございます。

 以上、上程されました議案につきまして、その概要を御説明申し上げましたが、何とぞ慎重に御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(岩原椋) 質疑は後日行うことにいたします。

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△日程第5 請議第1号外1件



○議長(岩原椋) 日程第5、請議第1号核兵器廃絶への道を閉ざし、世界を戦争に巻き込むアメリカの核軍事政策への反対に関する請願外1件を一括して議題といたします。

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                                  請議第1号



   核兵器廃絶への道を閉ざし、世界を戦争に巻き込むアメリカの核軍事政策への反対に関する請願



 標記請願を受理したので議会に付議する。



 平成14年2月25日

                        呉市議会議長  岩 原   椋



                        紹介議員    山 上 文 恵

                                大 野 喜 子

                                小 野 一 志



                                2002年2月20日

 呉市議会議長  岩 原   椋 殿



                          請願者

                          呉市阿賀中央5丁目10番40号

                          湯 浅 一 郎



   核兵器廃絶への道を閉ざし、世界を戦争に巻き込むアメリカの核軍事政策への反対に関する請願



〔請願の趣旨〕



 戦争の世紀と言われた20世紀から21世紀に入り、世界は軍縮と平和へ向けて動き出すと確信した矢先、昨年9月11日のアメリカでの「テロ」を契機として、世界は、戦争と核軍拡へ向かう気配である。ブッシュ大統領は、一般教書で「イラク、イラン、朝鮮民主主義人民共和国」を名指しして、「悪の枢軸」と非難し、世界を戦争に巻き込もうとしている。アメリカこそが、世界で最も多くの大量破壊兵器を持ち、最も多くの武器を輸出しているにもかかわらず、戦争を仕掛け、そのために軍拡を進めようとしている。

 2月15日、アメリカは、初めてイギリスと合同で未臨界核実験を強行した。これは、何よりも保有核兵器を手放す意思がないことの表明である。戦場で使用しやすい新たな超小型核兵器の開発をめざすために、CTBT包括的核実験禁止条約の批准に反対し、近く地下核実験を再開するとの意向も示している。また、ABM条約を一方的に破棄し、ミサイル防衛という名の新たな核軍拡の引き金をも引こうとしている。2001年4月のNPT再検討会議の最終文書での「保有核兵器の廃絶に関する明確なる約束」は風前の灯火と言ってもいい。一方、日本政府は、被爆国としての立場があるにも関わらず、このアメリカの一方的な核軍拡政策を批判するのでなく、ほとんど言いなりになっていることは、まことに許し難いことである。そこで、広島県民の悲願でもあり、世界中の多くの市民が支持する核兵器廃絶への道を前進させるために、アメリカの核軍拡政策に対して、下記の立場をとるよう要請するものである。



〔請願項目〕



(1) アメリカ政府に対してCTBTの早期批准を迫ること。

(2) 今後一切の未臨界核実験を行わないよう要請すること。

(3) 核軍拡競争を引き起こすミサイル防衛計画の中止を求めること。

(4) 日本政府に対しては、被爆国として、核兵器廃絶への道を前進させるために、アメリカの核軍拡政策に毅然とした態度をとるよう求めること。



請願団体:「報復」戦争と日本の参戦を許さない!呉実行委員会

共同代表 湯浅一郎、ジーンイングリス、由木栄司

参加団体:ピースリンク呉、呉YWCA、広島県日中友好協会青年委員会、中国帰還者連絡会広島・岡山支部

連絡先:ピースリンク広島・呉・岩国 呉市幸町3−1 呉YWCA気付

                                 Tel 21−2414

            ────────────────

                                  請議第2号



   <侵略の軍隊>への道を付ける大型揚陸艦「しもきた」と強襲上陸用舟艇LCACの呉配備への反対に関する請願



 標記請願を受理したので議会に付議する。



 平成14年2月25日

                        呉市議会議長  岩 原   椋



                        紹介議員    山 上 文 恵

                                大 野 喜 子

                                小 野 一 志



                                2002年2月20日

 呉市議会議長  岩 原   椋 殿



                          請願者

                          呉市阿賀中央5丁目10番40号

                          湯 浅 一 郎



   <侵略の軍隊>への道を付ける大型揚陸艦「しもきた」と強襲上陸用舟艇LCACの呉配備への反対に関する請願



〔請願の趣旨〕



 呉市は、自衛隊は「軍隊ではなく、防衛施設である」ことを理由に「自衛隊との共存・共栄」をうたっている。しかし現状の自衛隊の装備、機能、向かっている方向が「平和産業港湾都市」としてふさわしいかどうかの吟味は全く行なわれていない。呉市が共存・共栄の対象としてお経を唱え続けている当の自衛隊は、ここにきて大きく変容している。それを最も象徴的に示しているのが、現在インド洋で無料の小型ガソリンスタンドとして米英軍に燃料を補給している補給艦「とわだ」が果たしている役割である。呉の部隊が、事実上、アメリカの戦争に参戦しているわけである。憲法九条はどこに行ってしまったのか。そのあげく、呉基地には、1998年3月配備の大型揚陸艦「おおすみ」の二番艦である「しもきた」の配備が予定されている。これらは、LCACという強襲上陸用舟艇で、大型戦車を海外に強襲上陸させる揚陸艦であり、専守防衛の「自衛隊」がもってはならない軍艦であることは明白である。

 昨年の「テロ特措法」や、「国籍不明船撃沈事件」などを経て、新ガイドラインの後半部分である有事法制への動きが強まっている今、それに並行して進む自衛隊の質的転換を見過ごすことはできない。有事立法は、軍隊の自由を保障し、市民の基本的人権、生活権を奪うもので、それ自体が憲法九条の放棄に等しい。「専守防衛」の自衛隊が、敵前上陸可能な軍艦を2隻までも持つことは、どこからみても<戦争をしかける軍隊>になることを示している。このような自衛隊と「共存・共栄」する呉市は、憲法九条をも捨てて、戦争体制を作ることに加担しようとしていると見られても仕方がない。市民の安全と健康に生きる権利を守るという観点から、危険な揚陸艦「おおすみ」型の二番艦「しもきた」の配備に反対されるよう以下要請するものである。



〔請願項目〕



(1) 揚陸艦「しもきた」は、強襲上陸作戦が可能な軍艦であり、配備に絶対反対すること。

(2) 呉からインド洋に出ている補給艦「とわだ」は戦争の一部を担っているのであり、即時撤収を求めること。

(3) 昭和埠頭の岸壁の使用、など呉基地の一連の強化を止めるよう求めること。



請願団体:「報復」戦争と日本の参戦を許さない!呉実行委員会

共同代表 湯浅一郎、ジーンイングリス、由木栄司

参加団体:ピースリンク呉、呉YWCA、広島県日中友好協会青年委員会、中国帰還者連絡会広島・岡山支部

連絡先:ピースリンク広島・呉・岩国 呉市幸町3−1 呉YWCA気付

                                 Tel 21−2414

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○議長(岩原椋) 本2件について紹介議員より説明があればお願いいたします。

 7番小野議員。



◆7番(小野一志議員) じゃあ、お時間をおかりして、この2件とも、「報復」戦争と日本の参戦を許さない!呉実行委員会の共同代表であります湯浅一郎氏から出された請願でございます。

 1つ目は、ブッシュ政権が誕生して以来、テロ事件もございますが、以降、これまで核という問題について世界じゅうが核をなくしていこうと、21世紀は平和な、そういう社会にしていこうというふうに取り組んでまいりました。インド、パキスタンの包括的核実験禁止条約に参加をしないという姿勢はこれまでもあったわけですけれども、最終的にこのテロ事件を契機にいたしまして、アメリカそのものがこの核実験禁止条約に批准しない、こういう立場を強硬にしてまいりました。さらに、ここにありますように、新たなミサイル防衛構想であるとか、限定的な核兵器の使用構想であるとか、さらにはそれを前提として、イランであるとかイラク、あるいは朝鮮民主主義人民共和国が悪の枢軸であるというような非難を繰り返しながら、戦争が行えるような環境づくりを今やっているということが、国際的にも大きな非難として持ち上がっております。そういう中で、再び核実験、地下核実験を再開していこうというような動きさえ出てきております。呉市もこれまで臨界前の核実験に際しても、市長がいち早く抗議の電報を送るなどの対応をされてまいりましたけれども、残念ながら日本政府は、このブッシュ氏のこういう行動、方針に対して、一切被爆県、被爆国でありながら、言明をすることができないと、言いなりであるという非難が大きく持ち上がっております。

 どちらにいたしましても、この核兵器拡散というような状態が、大変日本だけではなくて世界じゅうの人たちの大きな恐怖、危機になっていると、大変危険な状況であるということでありますから、私たちはぜひともこのことを今阻止をしていかなければならない。そういう意味で、被爆県あるいは呉が率先をしてこの問題にきちっと対応していくということが必要ではないか。この請願項目は、直接アメリカに対して核実験の包括禁止条約に批准をすることを求めております。あるいは臨界前核実験も同じようにもうやめなさいという要請と同時に、日本政府がやはりきちっとアメリカ政府に対して物を言っていくと、そういう態度をとるように要請をしている中身であります。

 将来にわたって、21世紀というものが本当に核のない平和なそういう時代にならなければならないと考えておりますし、核兵器廃絶の自治体宣言をいち早く進めてきておりますこの呉市議会としても、この核拡散に対してきちっと対応していく、そういう姿勢を貫いていただきたいという中身の請願でございますので、よろしく御審議をお願いしたいと思います。

 それから、2番目は、既にもう新聞報道等でも発表されておりますけれども、今呉に配備をされております「おおすみ」の二番艦の「しもきた」という船が、この3月末までに配備をされるということが言われておりまして、これは現在「とわだ」という船が呉から出港して、多くの呉の自衛隊員の皆さんも戦場というような場所に行って今苦労されている。昨日もテレビニュースなどで報道されておりましたけれども、大変長期間にわたっているということで、家族との連絡が取れない、自分の子供たちが今何やっているのか、入学式が迫っている、早く帰りたいというようなことさえ報道されておりましたけれども、専守防衛という立場を貫いてきた自衛隊が、まさにこの揚陸艦というものを配備することによって、外国に、よその国に攻めていくことができる、そういう能力を持つことになるわけでありまして、それが2隻目も配備をされるという状況になっております。

 先ほど予算説明でも、呉らしさということが言われておりましたけれども、このままいけば、呉らしさイコールもう自衛隊の街ということになってしまいかねない、そういうことさえ感じるわけでありまして、ぜひとも専守防衛の立場に立って、あるいは憲法9条を守るという立場に立って、この「しもきた」という船の配備に反対していただきたい。そして同時に、今現地に行かれている補給艦「とわだ」を含めまして、日本の自衛隊が一日も早く撤収をするように要請をしてほしい。同時に、こうした船が配備されることとあわせて、後方支援基地としての呉基地の強化ということが言われておりますけれども、あの昭和埠頭が再度整備をされて、倉庫であるとか、あるいはヘリコプターの着陸基地化するというようなことも前回議論になりましたけども、こういう動きと軌を一にして、やはり自衛隊の街として、あるいは基地がますます拡大をしていくということが大変危惧をされております。そういう意味におきまして、この新たな大型揚陸艦の配備に対しても、きちっと反対の声を上げていくべきではないかというふうに考えておりますので、よろしく御審議をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(岩原椋) 質疑は後日行うことにいたします。

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○議長(岩原椋) 以上をもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。

 お諮りいたします。

 議事の都合により、2月27日まで2日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩原椋) 御異議なしと認めます。よって、2月27日まで2日間休会することに決定されました。

 本日はこれをもって散会いたします。

            午前11時22分     散   会

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     〔朗読を省略した報告〕

                              呉市議会報告第1号

              諸  般  の  報  告

 平成13年中の呉市議会会議状況等は次のとおりである。

1 議員の異動について

     北 川 一 清 議員 11月4日執行の呉市議会議員補欠選挙において当選

2 議会の構成について

 (1) 副議長の異動

     石 崎 元 成 議員 6月13日(辞職)

     荒 川 五 郎 議員 6月13日(当選)

 (2) 常任委員の異動

  ア 各常任委員を6月11日選任(任期満了により改選)

  イ 北 川 一 清 議員を11月6日民生交通委員に選任

 (3) 常任委員長並びに副委員長の異動

  ア 委員長を6月11日選任

     総務水道委員長  神 田 隆 彦 議員

     民生交通委員長  大 本 弘 之 議員

     教育経済委員長  岡 本 節 三 議員

     建設委員長    茶 林   正 議員

  イ 副委員長を各常任委員会においてそれぞれ互選

     総務水道副委員長  田 中 良 子 議員(6月15日)

     民生交通副委員長  得 田 正 明 議員(6月14日)

     教育経済副委員長  岩 岡 マスエ 議員(6月15日)

     建設副委員長    岡 崎 源太朗 議員(6月18日)

 (4) 議会運営委員の異動

  ア 委員を6月11日選任(任期満了により改選)

  イ 平 本 和 夫 議員 6月12日(辞任)

    小 田 元 正 議員 6月12日(選任)

    佐々木   晃 議員 12月18日(辞任)

    北 川 一 清 議員 12月18日(選任)

 (5) 議会運営正副委員長の異動

  ア 委員長   竹 川 和 登 議員 6月11日(互選)

  イ 副委員長  中 本 邦 雄 議員 6月11日(互選)

 (6) 特別委員の異動

  ア 行政改革推進対策特別委員会

     石 崎 元 成 議員 6月20日(選任)

  イ マリノポリス対策特別委員会

     北 川 一 清 議員 11月6日(選任)

  ウ 幹線道路対策特別委員会

     得 田 正 明 議員 12月18日(辞任)

     舛 野 茂 樹 議員 12月18日(辞任)

     小 泉 曙 臣 議員 12月18日(選任)

     渡 辺 一 照 議員 12月18日(選任)

     重 盛 親 聖 議員 12月18日(選任)

     小 田 元 正 議員 12月18日(選任)

     玉 谷 浄 子 議員 12月18日(選任)

 (7) 特別委員長並びに副委員長の異動

  ア 広域行政対策特別委員会

     委員長   中 田 清 和 議員 12月18日(互選)

     副委員長  石 崎 元 成 議員 12月18日(互選)

 (8) 特別委員会の設置

  ア 予算特別委員会      4回

     いずれも議員全員をもって構成

  イ 決算特別委員会      2回

     いずれも委員11名をもって構成

  ウ 広域行政対策特別委員会

     委員12名をもって構成

  おって、各特別委員会においては、正副委員長の互選を行った。

3 議会の招集回数           5回

    定  例  会               4回

    臨  時  会               1回

4 議会の開議日数          19日

    定  例  会              18日

    臨  時  会               1日

5 委員会の開会日数         84日

    総務水道委員会               6日

    民生交通委員会               5日

    教育経済委員会               7日

    建設委員会                 6日

    議会運営委員会              20日

    行政改革推進対策特別委員会         3日

    テクノポリス対策特別委員会         5日

    マリノポリス対策特別委員会         3日

    幹線道路対策特別委員会           4日

    広域行政対策特別委員会           1日

    予算特別委員会(13.3.2設置)       8日

    予算特別委員会(13.6.13設置)       1日

    予算特別委員会(13.9.12設置)       1日

    決算特別委員会(   〃   )       6日

    決算特別委員会(13.11.6設置)       7日

    予算特別委員会(13.12.12設置)       1日

6 付議事件数           172件

    市長提出案               139件

    議員提出案                 4件

    議長発議案                11件

    (常任委員の選任2件、常任委員長の選任1件、議会運営委員の選任3件、特別委員の選任3件、議席の変更2件)

    決議案                   2件

    意見書案                  8件

    市長諮問案                 2件

    辞職願(副議長)              1件

    請願                    5件

    (内、1件は、平成12年から継続したもの。)

7 委員会において審査した事件数  130件

    総務水道委員会              23件

     市長提出案                   22件

     請願                       1件

    民生交通委員会               7件

     市長提出案                    5件

     請願                       2件

    教育経済委員会              10件

     市長提出案                    9件

     請願                       1件

    建設委員会                19件

     市長提出案                   18件

     請願                       1件

    行政改革推進対策特別委員会         1件

    テクノポリス対策特別委員会         2件

    マリノポリス対策特別委員会         2件

    予算特別委員会              31件

    (平成13年度当初予算並びに平成12年度補正予算)

    予算特別委員会               7件

    (平成12年度補正予算並びに平成13年度補正予算)

    予算特別委員会               5件

    (平成13年度補正予算)

    決算特別委員会               5件

    (平成12年度企業会計)

    決算特別委員会              11件

    (平成12年度一般会計並びに特別会計)

    予算特別委員会               7件

    (平成13年度補正予算)

8 付議事件(172件)の審議顛末

    原案可決                124件

     内、市長提出案                 99件

       議員提出案                  4件

       議長発議案                 11件

       決議案                    2件

       意見書案                   8件

    認定                   16件

    承認                   10件

    同意                   14件

    異議なしと答申               2件

    辞職許可                  1件

    採択                    1件

    趣旨採択                  1件

    不採択                   3件

  おって、本会議における議決は、いずれも委員会の審査報告のとおりであった。

  なお、表決の方法は、起立70件、その他はいずれも簡易表決であった。

9 執行した選挙            2件

    副議長選挙(投票により執行)        1件

    呉広域行政事務組合議会議員の選挙      1件

    (指名推選により執行)

10 一般質問者数           17人

11 予算総体質問            9人

12 受理した報告書の数        38件

    市長提出報告書(決算認定付帯報告書を除く) 28件

    監査委員提出報告書(決算審査意見書を除く) 10件

13 平成14年へ継続した事件等

 (1) 会期の調整等議会運営の効率化に関する調査・研究

                               (議会運営委員会)

 (2) 主要幹線道路〔東広島呉自動車道、国道31号(広島呉道路を含む)、国道185号(休山新道(仮称)を含む)、国道375号、国道487号(警固屋音戸バイパスを含む)、及び主要地方道〕の建設、改良を促進するための調査、検討

                           (幹線道路対策特別委員会)

 (3) 合併特例法を踏まえた周辺自治体との合併問題に関する調査、検討

                           (広域行政対策特別委員会)







 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。





       呉市議会議長  岩 原    椋





       呉市議会議員  田 中  良 子





       呉市議会議員  竹 川  和 登