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広島県 広島市

平成17年10月 6日上下水道委員会−10月06日-01号




平成17年10月 6日上下水道委員会

       上下水道委員会会議録(平成17年10月6日)

                           開会 10時04分
○若林 委員長 
 ただいまから、上下水道委員会を開会いたします。
 本日は、傍聴の方もお見えになっておられますので、この際、傍聴の方に申し上げておきます。お手元にお渡ししております注意事項をよく読まれて、静粛に傍聴していただきますようにお願いいたします。
 議題に入る前に、本日の委員会の進行について簡単に御説明いたします。まず、この度の台風14号による被害状況について報告をしたい旨の申出がありましたので、これを受けたいと思います。次に、付託議案の審査を行い、続いて、2件の報告の申出がありましたので、これを受け、最後に、付託案件以外の事項について、1名60分の発言の通告がありましたので、この質疑を行います。以上のとおり委員会を進めたいと考えておりますので、委員、理事者の皆様には、委員会の円滑な運営のため、御協力をお願いいたします。
 それでは、まず、理事者から、この度の台風14号による被害状況について報告をお願いいたします。
◎今田 下水道局長 
 去る9月7日未明に、本市に接近いたしました台風14号による下水道局所管の被害状況につきまして、お手元にお配りしております説明資料に基づいて、御説明をいたします。
   (別添「上下水道委員会説明資料」の1ページにより説明)
 なお、今回の報告は各委員会とも9月26日現在の集計数値ですが、昨日まで集計をまだ続けておりますけれども、市管理分の河川施設につきましては、主に佐伯区湯来町での被害件数が増え、被害総件数85件、被害額は約5億5,000万円程度となる見込みで、現在最終の集計を進めているところでございます。今後は災害査定を受け、早期に復旧できるよう、引き続き努力いたします。
 2ページを御覧ください。主な土砂災害の発生状況についてでございます。
   (別添「上下水道委員会説明資料」の2ページにより説明)
 また、資料には記載しておりませんが、この度の台風14号で大雨や高潮などにより、浸水が発生した主な地区としまして、中区では舟入、南区では黄金山通り、宇品、向洋大原、西区では商工センター、安佐南区では祇園、長束、安佐北区では可部、高陽、佐伯区では楽々園などとなっております。下水道局といたしましては、こうした浸水被害を防止するため、雨水幹線やポンプ場の整備などの浸水対策事業に取り組んでおりますが、引き続き、これからの事業を着実に推進するよう努力してまいります。
◎江郷 水道局長 
 引き続きまして、水道局所管の被害状況について、御説明いたします。
   (別添「上下水道委員会説明資料」の3ページにより説明)
 なお、被害を受けた施設のうち、給水に影響のあった佐伯区湯来町弥平谷地区につきましては、仮設配管で仮復旧し、9月8日3時40分から給水を再開しましたが、その後、道路の仮復旧工事が完了したことを受け、速やかに配水管の本復旧工事に着手した結果、10月4日15時40分に工事を完了いたしました。残りの施設についても、関係機関と協議し早期復旧に努めているところでございます。
○若林 委員長 
 ただいまの報告に対しまして、この際、特に御質疑等がございましたら、お願いいたします。
◆宮本 委員 
 3ページの猿猴橋の橋脚の沈下といったら、これはどういうふうになったんですか。
◎竹腰 配水課長 
 猿猴橋の水管橋の橋脚が傾いたということでございますが、これにつきましては、この度の台風でかなり増水、濁流等が起きて、詳しい原因については、まだ解明しておりませんが、四つの橋脚のうちの一つの下流側が沈下し、これに伴って水管橋自体も変形したものであります。このため、応急処置としまして、水管橋の両側の仕切弁を閉めまして、漏水の発生を防ぐとともに、橋を現在補強して、水管橋の折損による二次災害の発生の防止を図っております。
 なお、この水管橋を現在使用中止しているわけですが、これにつきましては、周辺の管網整備が進ちょくしたということから、当面、市民への給水については、支障がない状況でございます。
◆宮本 委員 
 この橋脚というのは、水道管のための橋脚のことですか。だから、橋の橋脚ではないんですよね。もうちょっと、そこらが丁寧に書いていただければ、より分かりやすかったかなというふうに思っております。
○若林 委員長 
 そのほか、御質疑等がございますか。
   (「なし」の声あり)
 それでは、本件については、この程度にとどめます。
 次に、本委員会に付託されました諸議案を一括上程いたします。
 理事者の説明を求めます。
◎今田 下水道局長 
 それでは、本委員会に付託されました下水道局関係の議案につきまして、御説明させていただきます。
 (別添「予算説明資料(9月補正予算)」の6ページ、「提出議案説明書」の24〜25ページ及び53〜54ページ並びに図面により説明)
○若林 委員長 
 これより、質疑に入ります。
 ただいまの説明に対して御質疑等がございましたら、お願いいたします。なお、事前にお願いをいたしておりますとおり、御質疑は議案の範囲内でお願いをいたします。
◆酒入 委員 
 以前に聞いたかも分からんのですが、年を取りましたので、忘れておるんで聞きますが、指定期間が2年ですね。大体4年が普通、安芸市民病院は10年という特例もございますけれども、大体4年で、今回、都市整備公社に委託するわけですけれども、非公募として、2年後には、どのような方向で考えておられるのか、再度お聞かせください。多分一遍聞いたと思うんですけれども、もう一遍お願いします。
◎西村 経営企画課長 
 今回の指定期間は2年間とさせていただいております。それは、今後、市街化区域外を整備していきますことを含めまして、その検討期間が必要ということでございます。その2年間でそういうもろもろの施策、それから施設整備等を考慮した上で、2年後はどうするかということは、また、その中で検討させていただきたいというふうに考えております。
◆酒入 委員 
 2年間で御検討されるんですけれども、将来的には、直結にさせる方向で検討されるんですか、下水管に。
◎西村 経営企画課長 
 小規模下水道につきましては、直結ということを当然前提としております。特定環境保全公共下水道については、どのような形にするかということは、また検討ということで・・・。
○若林 委員長 
 そのほか、御質疑等はございませんか。
   (「なし」の声あり)
 それでは、以上で質疑を終結いたします。
 これより、討論に入ります。
 討論がございましたらお願いいたします。
   (「なし」の声あり)
 討論なしと認めます。
 これより、上程中の諸議案を一括採決いたします。
 本件については、いずれも原案どおり可決することに、御異議ございませんか。
   (「異議なし」の声あり)
 御異議なしと認め、本件については、いずれも原案どおり可決することに決定をいたしました。
 次に、「広島市行政改革計画(常任委員会所管分)の修正について」、報告の申出がありましたので、これを許します。
◎今田 下水道局長 
 それでは、広島市行政改革計画の修正につきまして、御説明させていただきます。
 資料といたしましては、去る9月15日の大都市税財政対策等特別委員会に提出いたしました資料の、「広島市行政改革計画の修正について」、これによりまして御説明をさせていただきます。
 まず、広島市行政改革計画の修正についての総括部分と本委員会所管分のうち、下水道関係分について、私の方から説明をさせていただき、その後、水道局関係分の修正につきまして水道局から説明をさせていただきます。
   (別添「広島市行政改革計画の修正について」の1〜2ページ及び50〜51ページにより説明)
◎江郷 水道局長 
 続きまして、水道局関係の修正について御説明いたします。水道局では、取組項目を4件修正しております。
   (別添「広島市行政改革計画の修正について」の55〜57ページにより説明)
○若林 委員長 
 ただいまの報告に対して、御質疑等がございましたら、お願いいたします。
◆酒入 委員 
 意地悪な質問をさせてもらうんですが、今、評価制度とか何とかで、市の仕事の効率化をねらった施策が沢山されておりまして、結構なことなんですが、17年度に予定をしておったのが16年度に前倒しでできたと。いいことなんですよ。いいことなんですが、努力したらできたということになるんだろうと思うんですが、なぜそんなに早くできたかということを、ちょっと意地悪な質問ですが、お尋ねします。
◎西村 経営企画課長 
 まず、ネットワークの活用ということで、これは計画が早く終わりましたということで、変更させていただいておりますけれど、計画期間は、一応ネットワークを活用いたしまして、決算事務、これの段階的導入というようなことを考えておりましたけれども、実施をしている中で、そういう、その段階的実施をするまでもなく、ある意味でほぼ完成という形のものができたということで、職員が頑張ってやったということで御理解いただければと思っております。
 それから、健全化の検討ということでございますけれども、これにつきましても、その下水道の健全計画を立てるという時点で、最終的にどの年度という、どこまでを目標ということを定めてはおりませんでしたけれども、これを一応会議を開催するという中で、一応年度末で検討を取りまとめることができましたので、こういう形にさせていただいております。
◆酒入 委員 
 頑張ってもらってできたことはいいわけでして、どちらかというと行政というのは減点主義といいますか、予定しておったのができなかったら、お前は駄目だという、どちらかというと減点主義ですよね。だから、堅く堅く行くのが役所の仕事と。だから、悪く言えばお役所仕事になるわけですけれども、民間は、失敗はするけれども、プラスになれば評価をされるという実績主義の世界に全部なってきているわけです。そういう意味で悪いことではないんですけれども、やはり頑張ったらできるということであれば、100%の力を120%にして、やっぱりいいことは早くやればそれだけ市民も喜びますし、予算も少なくて済むということですので、今後、この実績に基づいて頑張っていただきたいということをお願いしておきます。
◆平木 委員 
 重箱の隅をつつくような質問をして申し訳ないんですけれど、さっき広報紙、水道局のね、「みずたま」って、修正前より修正後の方が効果の額が減っているんですけれども、これ、どういうことなんですかね。
◎隅本 企画総務課広報広聴担当課長 
 従来の広報紙は、B4版のサイズの裏面の半分のスペースを利用して考えていたんですが、今度はA4版の半分のA5版にしまして、その分の裏面の半分、ですから広告スペースが少なくなったということで金額が減少しております。
◆平木 委員 
 いわゆる経費削減の額が少なくなったということですね。
◎隅本 企画総務課広報広聴担当課長 
 広告スペースが・・・。
◆平木 委員 
 広告のスペースが少なくなった。はい、分かりました。
◎隅本 企画総務課広報広聴担当課長 
 従来は、このような「みずたま」で、このように裏面を半分ほど利用するのが、こういうサイズにちょっと・・・。
◆平木 委員 
 広告費が減ったということですね。分かりました。
○若林 委員長 
 そのほか、御質疑等はございませんか。
   (「なし」の声あり)
 それでは、本件については、この程度にとどめます。
 次に、「広島市行政改革計画(常任委員会所管分)の平成16年度実績について」の報告の申出がありましたので、これを許します。
◎今田 下水道局長 
 それでは、「広島市行政改革計画(常任委員会所管分)の平成16年度実績について」、御説明をさせていただきます。
 資料といたしましては、先ほどの広島市行政改革計画の修正についてと同様、大都市税財政対策等特別委員会に提出いたしました資料の「広島市行政改革計画の平成16年度実績について」により御説明をさせていただきます。
 また、説明の方法といたしましては、まず16年度実績についての総括部分と、本委員会所管分のうち平成16年度に計画どおりに達成できなかった項目について御説明をさせていただきます。
 それでは、資料の「広島市行政改革計画の平成16年度実績について」の表紙を1枚おめくりください。広島市行政改革計画でございます。表題の下の四角い囲いの中に記載しておりますように、この計画は先ほど、「広島市行政改革計画の修正(常任委員会所管分)について」で御説明いたしました修正内容を反映させたものであり、平成17年9月現在の計画となっております。
   (別添「広島市行政改革計画の平成16年度実績について」の1〜3ページにより説明)
 平成16年度の達成状況の概要といたしましては、平成17年5月に追加した六つの取組項目を除いた360件の取組項目のうち、平成16年度に計画どおり達成した項目が315件、残念ながら未達成の項目は45件で、達成割合としては87.5%となっております。本日は、平成16年度に計画どおり達成できなかった45件の取組項目のうち、本委員会所管分の1件の取組項目について御説明をさせていただきます。
 それでは、下水道局の未達成の項目について、御説明いたします。下水道局は平成16年度に取り組むべき項目は9件でございまして、そのうち、1件が達成できませんでした。
   (別添「広島市行政改革計画の平成16年度実績について」の251ページにより説明)
○若林 委員長 
 ただいまの報告に対して、御質疑等がございましたらお願いいたします。
   (「なし」の声あり)
 それでは、本件についてもこの程度にとどめます。
 次に、付託議案以外の所管事項についての発言の通告がありますので、これを許します。なお、発言通告者は1名で、所要時間は60分となっております。委員会の円滑な運営のため、質問、答弁は簡潔にお願いをいたします。
◆中原 議員 
 それでは、委員外で発言をさせていただきたいと思います。
 まず、台風14号の被害が大変多かったんですけれども、先ほど、下水道局からの報告でも、河川の施設で、市は49か所、国が21か所、県が94ということで、合わせて164か所が被害を受けたと、市の被害額は2億1,200万円程度だということが報告されたわけですけれども、先ほど、復旧に向けて努力をするんだというふうにおっしゃいましたし、国についても県についても、復旧に向けて働き掛けるというふうにおっしゃっていただいたんですけれども、やはり地元で暮らしてらっしゃる皆さんからすれば、どうなるのかと、いつ復旧していただくのかというのは、緊急的な課題でございます。それで伺いたいんですが、地元の皆さんから聞きますと、何度も同じ所が壊れるというふうにおっしゃるんですが、こういう同じ箇所が繰り返し被害を受けるというのはなぜかというような原因究明は、過去にやられたことがあるでしょうか。
◎小川 河川担当部長 
 湯来町関係の河川のことだと思うんですけれど、これまでは県の方で管理された河川でございますんですが、災害の起きやすいのは、水衝部と言いまして、河川のちょうど川の流れがぶつかる所が多いんですけれど、その都度異常な降雨等になっておるわけですが、いろんな県の方で検討をされ、実際、災害復旧に当たって査定を受けまして、そういうことを踏まえた改善がなされたととらえております。
◆中原 議員 
 要は、調査はしたことがあるのかないのか、ということでよかったんですが、あるというふうに理解してよろしいでしょうか。あるのであれば、何が原因かということを、私、素人ですから、分かりやすく、1、これ、2、これ、3、これというふうに言っていただきたいと思うんです。
◎小川 河川担当部長 
 ちょっと、湯来町の管轄につきましては、これまで、合併前は県の方で・・・。市の方でというのはございません。
◆中原 議員 
 是非、原因調査は必要だと思いますが、地元の人がおっしゃるには、過去のいろんな災害で、土砂が流れてきて、川底にたまって、しゅんせつをしないといけないのではないかというふうな御意見を沢山聞くんですが、そういう認識は、下水道局はお持ちでしょうか。
◎小川 河川担当部長 
 今回の調査で、私たちも現地の橋に出掛けまして、河川で委員の御指摘のような状況もございます。それで、県の方も河川を管理することで把握されてはおりますけれど、我々としましても、県の方にその辺のしゅんせつ、ただしゅんせつだけでは河道としては難しいと思いますんで、河川改修と併せてしゅんせつしていただくということを強く要望していきたいと考えております。
◆中原 議員 
 県がやることだというふうにおっしゃったんですが、住民からすれば、県であろうが、国であろうが、市であろうが、やはり目の前の川が、より安全な川になっていく様を見ないと、安心できないというふうに思うわけです。やはり、県であれば県へ、国であれば国へ、やはり改良とともに川底をもっと掘って、しっかり水がたゆたゆとたたえられるような川に戻していただくような努力をしてほしいと思うんですけれども、それは申入れをするということに理解してよろしいでしょうか。
◎小川 河川担当部長 
 そういう手順を今から進めておりますので、要望してまいります。
◆中原 議員 
 是非、お願いしたいと思います。
 それで、これは、大谷という所の、水内川上流で、これは壊れてしまった家なんですが、ここへブロックがあります。ここにも四角い升のようなものがありますが、要はこれは家の基礎で、川の流れが土石流によって変わって、土石流がばっと流れてきて、本来家があった所に水が入ってきて、家は壊れて、今この基礎だけが残っていて、ほとんどその家の中に川が流れているというふうに、川の流れが変化した事例なんですが、ここの水内川の上流、この川は市の管理でしょうか、県の管理でしょうか、国の管理でしょうか。
◎小川 河川担当部長 
 現在、今写真で指摘していただいた箇所は、市の管理する普通河川でございます。
◆中原 議員 
 市ということで、これは国にも県にも言っていくところじゃなく、市がやらなきゃならないというふうに思うわけですが、ここは先ほどから予算の査定もしてというようなことがありましたけれども、実際、いつごろ復旧のめどが立つのかというのをお伺いをして、いつということは言えないかもしれませんが、スケジュール的に、どのようになるのかというのを、お答えできる範囲で教えてください。
◎小川 河川担当部長 
 ちょっと状況的に、全体の地形的なことを御説明させていただきたいんですけれど、この地区は、現在の地点は普通河川の大谷川ですが、その上流に大峰山の山腹がございまして、そこから土石流が発生し、それが下流の河川に流れてきたということで、この大谷川並びに市道も含めて被災をしておるわけですけれど、一応市で管理しております河川については、当然市の方になりますけれど、その原因になりますのは山腹部分にありますので、ここについては県の方で治山事業としてやられるというように聞いております。
 市の管轄の河川につきましては、現在調査の最終の詰めに入っておりますが、11月中旬以降から、これにつきましては査定がございますので、国の査定を受けて、それが整い次第、予算措置をして工事に着工したいと考えております。
◆中原 議員 
 是非、山は県の治山事業と、川は広島市ということでしょうが、それぞれ所管局も違ってややこしいんですけれども、何回も繰り返しますが、自然は一体のものです。こっちが勝手に分けているだけですから、是非、一体的に事業がスムーズに進んで、同じ所に同じ災害が、そうは言っても、自然の最近は力がすごいですから、なかなかずっと災害は繰り返しませんというのは、なかなかこれは難しいとは思うんですが、できる限り早い復旧をしていただきたいということを要望しておきます。
 続いて、その要望する時に、市の方も専門家ですから、重々胸に分かってらっしゃると思うんですが、私は素人なんで聞く度に、あ、そうなのかと新鮮に思ったことがありますので、それを少しお話をして、国の査定の時、また、新しくそういう護岸を整備されるであるとかというときには、こういうことだったらしいということで、それを考慮して改善の計画に加えてほしいと思うんです。
 一つは、今回の14号台風で太田川がはん濫したわけですが、見てた人がいるらしいんですよ。どこから見られたのかよく分からないんですが、太田川は、ただ、だっと流れるんじゃなくて、渦を巻くようにして、渦の中心と渦の一番外側とは3メートルぐらい高さが違っていて、護岸に向かってばさっと行くらしいんですよ。だから、護岸はかなり高くないとそういうはん濫のときには役に立たないんではないかという御意見がありました。
 それともう一つは、やはり先ほどの湯来町の水内川と同様に太田川も過去のいろんな災害でどうも川が変形していると、川が変形しているというのは、川幅はあるんだけれども、土砂がたまって、川が真ん中の方にしか細く流れていないと、両側の、もっとしゅんせつが必要ではないかというお話がありました。
 地元の人のそういう声、また国土交通省ですか、これが太田川の護岸を整備した時に、低いもんだから自分で勝手に、豆腐というふうにおっしゃったんですが、コンクリートの1メートルぐらいのさいころの大きいやつみたいなやつを3段ぐらい積まれて、それで何とか今回の洪水も被害を大きくせずに済んだと。これは自分でやったんですが、そういう能力のある家はいいけれども、そんなにできないところはそのまま被害を受けるしかないわけですが、地元の方から本格的な護岸整備を是非国土交通省に要望してほしいと、過去にも要望はあるようですが、何か今のここの大谷川とおっしゃいましたか、川の流れが変わったように、太田川も過去のそういう洪水で流れが変わって、元々家があった所が川になっちゃって、そのまま川になってると。だから、法務局なんかで調べると川の中に所有権を持った人が居るというようなことで、なかなか護岸整備を本格的にできないんだというような実情もあるんですよとは聞いたんですが、地元の人がおっしゃるには、もう世代も随分交代して、その当時の、ここはわしの、この川はわしの土地なんだと頑張った人はもう死んでいないので、世代も変わったことだから、やはり今この川を元のように土地にしてくれというわけにもいかないので、少し時間が掛かるかもしれないけれども、そういう法的な整理もきちんとして、護岸をしっかり深くしてほしいという要望がありましたので、この場を借りてお伝えをしておきたいと思います。
 それで、次は、やはり14号台風で、ポンプ場があるにもかかわらず、その地域で浸水をしたということを聞いたわけですけれども、例えば、安佐南区の安芸長束駅というのがありまして、ここに駅前商店街というのがこうあるわけですが、ここの商店街が7世帯ぐらい床下浸水という、とにかく浸水したんだということで、この商店街の方から、何でここが浸水するんかという、非常に疑問が上がっているわけです。それで、これはなぜ、ちょっとこの地図で、大変これは見にくい地図ですが、ポンプ場というのが、長束二丁目の所にあるわけですね。このポンプ場から安芸長束駅というのは随分離れているわけですが、丁目もポンプ場は二丁目にあって、安芸長束駅の商店街というのは長束三丁目にあるんだと思うんですが、なぜこういう駅前の方が突然つかったりするのかというのが不思議でならないというふうに、私も個人的に思うんですが、この原因はどういうところにあるとお考えでしょうか。
◎増田 計画調整課計画担当課長 
 お尋ねの安芸長束駅周辺地区でございますけれども、実はここに降った雨水は、通常は下流にございます新庄ひ門と新安川ひ門の2か所から、太田川放水路へ自然排水しております。ところが、今回の台風14号の時には、排水先であります太田川放水路の水位が異常に上がったということで、逆流防止ということから、この二つの排水ひ門を閉めて、広島県が設置した新安川ポンプ場というのがあるんですが、ここから太田川放水路へ強制排水いたしました。しかしながら、ポンプ排水能力を上回る水量がございましたので、今ありましたように上流側にはなるんですが、この安芸長束駅商店街は、ちょっと地盤が低くございますので、ここが浸水したということでございます。
◆中原 議員 
 地盤が低いというのは、それはあるのかもしれませんが、やはり地元としては、では地盤が低かったらずっと大雨の度に浸水しなければいけないのかということになりますよね。そうではないと思うんですよ。やはり、ここは対策が要ると思うんですが、例えば、新庄ひ門という所に、近くにポンプ場でも造ってもらったらいいのになというのが地元の声でもあるわけですが、そういうポンプ場の設置というのは、新たにできないんでしょうか。
◎増田 計画調整課計画担当課長 
 今回のケースはあくまでも太田川放水路の水位が上昇したということで、下流の二つのひ門を閉めて、新安川ポンプ場から強制排水したものであります。ということで、その対策につきましては、今、ポンプ能力の増強を含め、広島県など関係者と協議してまいりたいと考えております。
◆中原 議員 
 この県の新安川ポンプ場ですか、これはどれぐらいの能力があるんでしょうか。
◎増田 計画調整課計画担当課長 
 これは、能力的にはちょっと分かりにくいかと思うんですが、毎秒5トンの排水能力を有しております。
◆中原 議員 
 私は5トンが、規模としては大きいのか小さいのか、よく分からなくて申し訳ないんですが、先ほどポンプ場の設置というのは県と相談をするというふうにおっしゃいましたので、また同じ箇所が浸水しないような具体的な手立てを是非お取り願いたいと思います。
 それと、ここの、やはり商店街の方がおっしゃるには、この辺には、用水路がこう張り巡らされておりましてね、昔、多分農業や畑などをしておられたんでしょう。この農業用水路は、今はあるけれども使っていないと。この農業用水路からあふれてつかったというふうな証言もあるわけですが、地元の方は、この用水路が農業用水路として機能があるのかどうか、それからもし機能がないのであれば、これはつぶしてしまって道路にするとか、何とかそういうふうにできないのかと、今、蚊の発生とか、大変においもして不衛生というようなことのようです。その辺の調査を是非お願いをしたいんですけれども、これは農業用水路の機能はあるのでしょうか。また、今はどんなふうな状況で活用されているのかを教えてください。
◎増田 計画調整課計画担当課長 
 農業用水路の機能があるかどうかにつきましては、早急に調査をしてまいりたいと思います。しかしながら、この水路につきましては、雨水排水機能としては必要でありますので、廃止することはできないと、このように考えております。
◆中原 議員 
 農業用水の機能については調査をすると。しかし、雨水の排水溝として、この農業用水路を使っているんだと。だから、これを廃止はできないというのであれば、先ほどお話したように不衛生という実情もあるようですから、ふたを掛けるとか、何かそういう少しでも衛生面で改善が図れるようなことをしていただきたいと思うんですが、その辺はどうでしょうか。
◎増田 計画調整課計画担当課長 
 暗きょ化についてなんですが、この件につきましては、対象地区全域に関連しまして総合的な判断が求められますので、今後関連部署と協議してまいります。
◆中原 議員 
 是非お願いをしておきます。
 今一つ、やはりポンプ場のことで、今回、安佐北区、今は安佐南区でしたけれども、安佐北区の口田の方でも少し被害があったということで、今日もその被災者の方も傍聴にお越しかと思いますけれども、なぜつかったのかという、これも理由をどのようにお考えでしょうか。
◎小川 河川担当部長 
 議員御質問の件は、矢口の件だと思いますけれども、矢口につきましては、救急排水機場、ポンプ場と言いまして、ここの矢口の箇所と、もう1か所、高陽町深川の奥迫川のポンプ場、この2か所にポンプを移動して持って行ける可動式のポンプというものを置けるような土地を、平成元年に国土交通省の方で設置されておりまして、そのときの水位状況によりまして、効率的な排水を図ると、水位が高い所にそれを持って行って排水するということでセットされております。今回の台風につきましては、異常降雨だということもございまして、矢口で最高水位も記録しているということで、国土交通省の方でも一応最大限のポンプを稼働させたと聞いておりますけれども、その結果、浸水が生じておりますので、能力不足があったかと考えております。
◆中原 議員 
 可搬式ポンプというふうにおっしゃいましたかね、持ち運びと言ったらおかしいですが、施設があるんだけれども、動力を持って行って取り付けて、平常時は運転しないポンプ場ということで理解してよろしいんでしょうか。今のこの、矢口の可搬式ポンプというのはどれぐらいの能力なんでしょうか。
◎小川 河川担当部長 
 矢口におきましては、4台までセット可能になっておりまして、1台で1トン、1立米ですけれども、毎秒4立米の能力を持っております。
◆中原 議員 
 では、4台まで設置できるというのは5台は無理だということですよね。では、最高でも4トンまでしか排出できないということになれば、先ほどの県が造っていらっしゃった新安川ポンプ場よりは能力的には劣るということだと思うんですが、今後、こういう地球温暖化によって極地的に雨が降るというのは、もう想定をした体制にしておかなければいけないというふうに思うわけですね。それで、可搬式ですから、持って行くタイミングもあると思うんですよね。早め早めに持って行って、矢口川から排出するというふうなことをしなければいけないと思うんだけれど、このつかったというのは、時期的にも、つかるのは仕方がないと、先ほど少し能力が低いというふうに認められましたが、そういういつ持って行くかという時期の問題、それから能力を上げていくという問題について、これは国の管理のようですけれども、国に対して強く要望されるというふうに理解してよろしいでしょうか。
◎小川 河川担当部長 
 今回、過去最高の水位というようなことも、異常降雨があったわけでございますが、その辺の調査、被害状況を国の方でもやっていただいて、可搬式ポンプの増強と、そういうことを国に要望していきたいと考えております。
◆中原 議員 
 これは、可搬式ポンプでないとできない状況なんですかね。常設では無意味ということですかね。可搬式で個数を増やすと、また、1台の能力を上げるということで、そういうことにしかならないんでしょうか。
◎小川 河川担当部長 
 国交省の方で、常設のポンプの計画というのはちょっと聞いておりませんので、この緊急排水事業の中で可搬の増強をするか、あるいは別途、ポンプ車みたいなものを持って行くような方法もありますし、そういうのを加えて検討していくように要望したいと思います。
◆中原 議員 
 是非、先ほどの長束駅周辺、それから今回の矢口、口田の辺り、この辺のポンプ場については、能力アップ、そういうようなことで、お願いをしたいというふうに思います。
 ほかに市内にはポンプ場が沢山あるわけですけれども、ほかに浸水した地域はどこかあるんでしょうか。
◎臺 維持課長 
 ポンプ場が整備されていたにもかかわらず浸水した主な地域は、中区の舟入、南区の宇品、安佐南の祇園、長束、安佐北区の矢口、佐伯区の楽々園、以上の6地域です。
◆中原 議員 
 今の舟入、宇品、祇園、長束、矢口、楽々園、この6か所についても、ポンプ場の能力がやはり足らなかったという理由なんでしょうか。
◎臺 維持課長 
 広島市が、現在整備しておるポンプ場は、合流地域、俗に言う旧市内ですが、これは1時間に20ミリの雨に耐えるようにしております。その他の部分の分流地域、これについては1時間に約46ミリ程度の降雨に対応できる能力を有しております。
 それで、今回の雨は大体平均して24から5ミリ降っておりますので、ちょっと能力オーバーのところもあったように思われます。
◆中原 議員 
 ポンプ場の能力アップは必要だと思うんですが、大体このポンプ場というのは、能力を、素人考えでも上げると、お金も掛かるというふうに思うわけですが、この24から25ミリ降ったとおっしゃいましたけれども、これを、例えば、1時間に30ミリぐらい処理できる、40ミリぐらい処理できるようにしようと思えば、随分な予算になるんでしょうか。例えば、この6か所を1時間に10ミリ上にポンプアップできる能力に引き上げようと思うと、どれぐらいの予算になるんでしょうか。
◎政岡 計画調整課長 
 ポンプ能力を、旧市内の20ミリ対応のポンプを、増強するということになれば、ポンプ台数を増やすとか、そういう問題になると思うんですが、そうなると設備関係で、はっきり何億円とは言えませんが、相当掛かります。そういうことで、市域全体、旧市全体の、浸水対策事業ということで、千田を始め、江波、宇品等々、今から取り組んでいくと。それにつきましては、増強のポンプ場、新しいポンプ場と増補幹線という手法で整備をしていくというふうに考えております。
◆中原 議員 
 多額の予算が掛かるということのようですけれども、災害時にどれぐらいの雨が降ったらどういう対応をするとか、そういう管理体制と言いますか、マニュアルというのは、ポンプ場に関しては何か決まり事があるんでしょうか。
◎臺 維持課長 
 今回のように、今回の台風により大雨が降るようなおそれがある場合は、各ポンプ場の職員が事前に現場に出動しまして、現場において適宜機器の調整とか、管理体制を取って対応しております。
 なお、今回の台風14号の時においても、適正な管理をしまして、故障もなく、対応をして、すべてのポンプ場において対応しております。
◆中原 議員 
 適切な対応をされたということなので、それにもかかわらず浸水をしたということは、やはり能力が足らないということに、どうしてもならざるを得ないと思うわけですね。この点は、先ほども、繰り返しますけれども、やってもやっても、能力アップしても自然災害の方が勝ってしまうということもあるかと思いますが、やはり、早急な能力アップをお願いをするしかないのかなというふうに思います。
 今回、南区の場合は、先ほど、黄金山と大原というふうなことがちょっと説明の中で聞いたかと思いますけれども、18号台風、去年の時は、南区は沿岸部にあるということで、大変、被害も出たわけですが、丹那地域、宇品地域、それから出島も仁保も堀越も大原もということで、ざっとつかったわけですけれども、毎年、台風は忘れなく来るわけで、台風が来ないことを願うことぐらいしかできないということではいけないと思うわけですが、今後、下水道局として、そういう、どのように取り組んでいかれるのか、それから宇品の所では浸水対策で予算も付けていただきましたけれども、ほかの、特に丹那地域、あそこも用水路があるんですか、ここの祇園のような所が少し残ってますので、そういう所の対応をどうされるのかというのを聞いて終わりにしたいと思います。
◎増田 計画調整課計画担当課長 
 まず、市内のことについて、最初に述べさせていただきますけれども、現在浸水が発生している所の旧市内、いわゆるデルタ地帯ということで、約2,600ヘクタールございますけれども、ここに1時間に20ミリ程度の雨が降りますと、20ミリの雨といいますのは、降った雨が路面から跳ね返って足元がぬれるといった程度の雨です。こういった雨が降りますと、地盤の低い所から浸水が発生し、浸水対策が必要となっております。こうしたことで、この浸水対策の内容といたしましては、既存施設の能力を補うということで、新しく雨水幹線やポンプ場を整備するということにしております。なお、これらの施設ですけれども、これは1時間に53ミリ、こういった雨をも排除する計画となっております。
 次に、こうした浸水対策の進み具合ということを、地区別に御説明しますと、まず千田地区、江波地区につきましては、既に事業に着手しております。先ほど、お話がありました宇品、旭町地区につきましては、今年度事業認可を取得したということで、早期に事業着手できるよう努めてまいりたいと思っております。その他認可を取得していない地区でございますが、大州地区、京橋地区、三篠・福島・観音地区、吉島地区につきましては、浸水の状況などを考慮しながら、順次計画を進めていきたいと考えております。いずれにしましても、こういった浸水対策事業は、非常に長い期間とばくだいな費用が掛かりますので、雨水幹線を整備すれば、直ちに貯留管として利用するなど早期に浸水緩和を図るよう努めてまいりたいと思っております。
 それと、丹那地区のいわゆる潮まわしといった所の地区を言われていると思うんですが、これは広島湾の水位が高潮などにより、潮位が上がったときに逆流するといったことが主な原因でありますので、こういった原因解明を含め、今から詰めていきたいと考えております。
○若林 委員長 
 以上で、付託議案以外の所管事項に関する質問は終わります。
 最後に他都市等への行政視察についてであります。他都市等の下水道、河川、水道行政の状況について、閉会中の継続調査を行うこととし、行政視察を実施したいと思いますが、いかがでしょうか。
   (「異議なし」の声あり)
 それでは、そのようにさせていただき、委員派遣の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上で、本日予定をいたしておりました案件は、すべて終了いたしました。
 それでは、これをもちまして上下水道委員会を閉会いたします。
                           閉会 11時18分