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平成17年 5月20日文教委員会−05月20日-01号




平成17年 5月20日文教委員会

       文教委員会会議録(平成17年5月20日)
                           開会 13時06分

○村上[通] 委員長 
 これから文教委員会を開会いたします。
 今日は、山田委員が欠席の事前申出がございましたので、御報告いたします。
 それから、今日は傍聴の方もお見えになっておりますので、この際、傍聴の方に申し上げておきます。
 お手元にお渡ししております注意事項をよく読まれて、静粛に傍聴していただくようお願い申し上げます。
 議題に入る前に、今日の委員会の進行について簡単に御説明します。
 今日の委員会は開会通知でお知らせしましたように、まず、請願1件の審査を行い、続いて、理事者から10件の報告を受けたいと思っております。
 以上のとおり委員会を進めたいと考えておりますので、委員並びに理事者の皆様には、委員会の円滑な運営に御協力をお願いいたします。
 それでは、請願の審査に入ります。
 この委員会に付託をされております請願第18号「すべての子どもたちにゆきとどいた教育をすすめ、心かよう学校をつくることについて」を上程いたします。
 この件につきましては、4月の委員会で請願項目のうち1と2を審査しました。今日は3と4についてのみ、集中的に審査を行いたいと考えています。
 それでは、3と4の現況について理事者から説明をお願いいたします。
◎岡本 教育長 
請願第18号「すべての子どもたちにゆきとどいた教育をすすめ、心かよう学校をつくることについて」の項目3、私学助成の現況を御説明いたします。
 私学助成につきましては、学校教育における私立学校の果たしている役割の重要性にかんがみ、私立学校の教育条件の維持・向上並びに生徒の修学上の経済的負担の軽減を図ることなどを目的として、私立学校の経常的経費に対し、国・県が主体となって助成措置を講じております。
 本市としましても、国・県の助成措置を補完する立場で、これまでも私立学校に対し、教育の充実に直接効果が期待できる教材教具整備費、教職員研修費等について、独自に可能な限りの助成を行っており、このような助成を行うことが、私立学校に在学する児童・生徒の保護者負担の軽減につながるものと考えております。
 平成17年度予算では、私立の幼稚園、中学校、高等学校、外国人学校に対する各種の補助金を計上し、総額では13億5,451万1,000円を予算措置したところであります。
 私学助成につきましては、今後とも大変厳しい財政状況が続くと予想される中で、教育委員会としましては、必要な予算の確保に努めてまいりたいと考えております。
 続きまして、項目4について説明いたします。
 まず、障害児学級の教育条件の充実についてですが、平成17年5月1日現在、知的障害学級、弱視学級、難聴学級など、小学校では127校に226学級を、中学校では53校に99学級を設置しています。
 これまでの障害児学級や養護学校の果たしてきた役割を大切にしながら、広島市特別支援教育基本構想策定委員会の最終報告、今後の特別支援教育に係る国等の動向を踏まえて施策を展開してまいりたいと考えています。
次に、市立養護学校の分離新設についてであります。
 市立広島養護学校の整備・充実につきましては、広島市特別支援教育基本構想策定委員会の最終報告で、「都市型の養護学校として、現在地を中心に早急な建て替えを行うこと」などが示され、この提言を踏まえ調査・研究を行ってきており、本年度は、養護学校の建て替えに係る基本構想の取りまとめと基本計画の策定に取り組んでいます。
○村上[通] 委員長 
 以上で説明は終わりましたが、両件について何か御意見等がございましたらお願いいたします。
◆皆川 委員 
 市立養護学校の問題について、先日、議会の方に、ほかの会派にも回ったんじゃないかと思うんですが、保護者の皆さんでつくっておりますすべての障害児に豊かな教育を実現させる会というところからアンケートを取ったので参考にしていただきたいという資料が回ってまいりました。一部欠落しておりますので、全部ちょっと数字がよく分からないのですが、市立養護学校の建て替えを前にですね、是非子供たちを中心に据えて保護者や関係者の意見をこの建て替えの基本構想、基本計画にも反映していただきたいという思いだろうと思うんですね。これ、寄せられたいろんな声もこの中には書いてあります。例えば施設面で、一番皆さんがこういう施設を設置してほしいというのでですね、挙げたら切りがないのですが、エレベーターが欲しいとかですね、雨にぬれないで校舎内を移動できるようなそういう設計にしてほしいとか、かなりリアルな声が出ております。
 それから、学校を卒業した後の障害のある子供さんのためにも、外来の訓練室を設けてもらいたいとかですね、学校を卒業しても学校に行って、何でも相談できる窓口も設置してほしいとか、それから通路をもっと広くとってほしいとかですね、恐らく卒業した子供の保護者とか、今通ってる子の保護者とか、それから今からお世話になるだろうと思われるようなそういう保護者の方を中心にしたアンケートだというふうに思うんですけれども、今説明がありましたけれども、今後、基本構想、基本計画に取り組むということですが、こういう保護者を中心とした方々の声というのは、これは十分尊重して耳を傾けて、できるだけ建てる以上はですね、そういう皆さん方の声も反映できるようないい建物を建てるべきだというふうにこれは思うんですけれども、そういうお考えはございますか。
◎山本 特別支援教育室長 
 養護学校の具体的な建て替えに当たりましては、基本構想策定委員会からの提言や意見を踏まえますとともに、今後とも養護学校の保護者を含みます学校関係者から意見を聴取しながら、進めてまいりたいというふうに考えております。
◆皆川 委員 
 ちなみに、私どものところへ来たこれは中間の集計じゃないかと思うですが、こういうのは教育委員会にも届いてますか。
◎山本 特別支援教育室長 
 委員御指摘のそのアンケートの用紙等は、私どもの方にも届けていただいていておりまして、また保護者会等の研修会の方にも私どもの職員の方が出席をさせていただいて意見を広く聴取したいというふうに考えております。
◆皆川 委員 
 それからもう1点、先ほど都市型の養護学校という表現がありましたが、これちょっと私、不勉強で、どういうことなんだろうかちょっと説明していただきたいというふうに思うんですが、このアンケートに寄せられた声で共通しているのは、分離新設をしてほしいということじゃないかと思うんですね。できれば各区に一つずつ、そう大きい規模でなくてもいいから、一番大事なのは学校に通う通学の時間に、負担に耐えれるような距離に、小規模でもいいから作ってもらいたいというそういう声が結構上がっているんですね。
 私、もう随分以前ですが、北九州とかあるいは京都で養護学校が非常に通学距離を中心にして適切に配置していると、1点集中型でなくてね。そういうことを考えましたら、現在地の建て替えも踏まえてというような表現、ちょっと微妙ですけれども、大規模な養護学校を一つぼんと建てるというお考えなのか、それとも今の所も、それからもう1か所どっか建てると、少なくとも2か所は作ると、こういうお考えなのか、そこらはどうですか。
◎山本 特別支援教育室長 
 まず、1点目の都市型についてでございますが、現在地の養護学校が都市の中心にございまして、児童生徒がバスでありますとか電車でありますとか、そういう公共交通機関を活用して正に生きた力になるべく、学習が日々の登下校でできる、そういった利便性でありますとか、近くに健康科学館それからこども文化科学館、こういった地域の文化的な資源、こういったところが身近なところですぐ学習として活用できる。こういう児童生徒にとりまして、様々な体験活動を中心として教育を進めるということが非常に効果的でございますので、こういった都市の機能、利便性、こういったところを前向きに積極的にとらえて、都市型ということで整理させていただいているところでございます。
 それから、2点目の委員御指摘の分離新設ということにつきましては、設置義務を有します県教育委員会と連携を図りながら研究してまいりたいと考えています。現在のところ、今の養護学校の建て替えというところで進めているところでございます。
◆皆川 委員 
 現状地で、建て替えで進めているということなんですね。それはもう固まっとるんですか、現状地で建て替えると。
◎山本 特別支援教育室長 
 現在の養護学校の建て替えということで進めておりまして、現在地を中心にというところは、現在地も含めましてエリア内というところで検討を進めているところでございます。
◆皆川 委員 
 ちょっと突っ込んで聞きにくいのですが、分離新設ということは2校欲しいと少なくとも、いうことが多くの関係者の皆さんの声だと先ほども言いましたけれども、今の話ですと1校を建て替えて1校作るというふうに今、構想では固まっているのですか。
◎山本 特別支援教育室長 
 現在の養護学校の建て替えをということで、基本構想の取りまとめを行っているところでございます。
◆皆川 委員 
 要するに1校か2校かまだ決めていないということなら、そういうふうに答えていただきたい。1校で行くんだと、どっちなんです。
◎山本 特別支援教育室長 
 現在1校の養護学校を設置しておりまして、その1校の養護学校の建て替えについて、基本構想の取りまとめを行っているところでございますので、1校というところで考えおります。
◆皆川 委員 
 都市型で1校で大規模なものを作っていくんではないかというふうに今の答弁からしたら聞こえるんですけれども、そういうことが先ほどの答申の中にもうたってあるのでしょうか。私は、養護学校のあり方については、これはもうかなり前から、今の敷地内が狭い問題や建物それ自体が非常に狭くてもう本当、非人間的なやっぱりね、そういう施設になっているということを、もう何回も繰り返しやってきましたけれども、今の敷地の中でそんな規模のでかいそういう、これからしかも障害のある子供は増えてくるということは予想されている中でね、そういうことでいいのかどうかというふうに思うんです。
 これは分離してもう1校、今の所は今の所で活用すりゃあええ思うんですが、もう1校ですね、同規模のものを新設すると少なくともいうぐらいね、これはやっぱりやらんといけんのじゃないかと思うんですね。それがやっぱり親の願いにこたえる道だというふうに思うんですが、これは今後いろんな運動もまた起こってくるかもしれませんけれども、是非検討していただきたい。今の1校というのはこれは、そういう方針になったというのはいつどこで、そういう方針になったんですか。
◎山本 特別支援教育室長 
 養護学校は御承知いただいておりますように、県教育委員会が設置義務を有することから、現在の養護学校の建て替えについて現在基本構想の取りまとめ及び基本構想の策定ということで今年度進めております。
 委員御指摘の分離新設、2校目ということになりますと、設置義務を有する県教育委員会と連携を図りながら引き続き、研究をしてまいりたいというふうに考えております。
◆皆川 委員 
 そうしますと、県教委としては今の1校で建て替え中心でやっていくが、分離新設も含めて広島市としては、県教委に引き続きそういう要望も含めて求めていきたいとこういうように受け止めてよろしいですか。
◎山本 特別支援教育室長 
 分離新設というところにつきましては、先ほど申しましたように設置義務を有する県教育委員会と連携を図りながら、引き続き研究をしてまいりたいと考えております。
◆皆川 委員 
 それぐらい、ちょっとニュアンスを残して私の質問はこれぐらいにしたいと思うんですが、都市型の養護施設の考え方が今一分からんのですけれども、公共交通機関を有効に活用できるからいうような話がありましたが、これは送迎バス中心の通学というのは考えてないんですか、この都市型養護学校というのは。公共交通機関が使えない子供たちが、だから養護学校に行ってる子が大半でしょう。
 だから今、長距離バスに揺られて行かんといけんと。大変な負担に耐えられるように近くに作ってほしいというのは、これは子供を持つ親なら当然の願いだというふうに思うんですけれども、そういう点で近くに施設があるとかいろいろおっしゃっいましたが、基本は私はやっぱり身近なところに作ってあげるということがこれが本当の都市型の養護学校のあり方ではないかというふうに思うんですが、そういう点では送迎バスのことなんか、これは都市型の養護学校の中にはほとんど入ってないんですか。
◎山本 特別支援教育室長 
 基本的には、養護学校の通学につきましては、スクールバスということで考えております。
 それと、御承知いただいておりますように、途中から自力通学を練習いたしまして、可能な限りバスでありますとか電車でありますとか、そういう公共交通機関を練習して、毎年30名ぐらいの生徒が自力通学ができるように日々の積み上げからなってきております。こういう正に生きていくための力を日々積み上げていくことができる利便性でありますとか、それから再度御説明いたしますと、正に頻繁に利用させていただいているところの健康科学館、それぞれの子供たちが体の仕組み等を本当に継続して学習する。これは一例でございますが、そういう具体的な都市の機能を有効活用して体験的な学習を積み上げていただいております。こういう機能を、いわゆる山間地域の緑に囲まれたところというよりも、将来生きていく力を培っていくこの都市の機能、これを前向きに積極的にとらえて、是非広島市としてはこの都市の機能を非常に重要にとらえて、生きる力を培っていこう、こういったところで都市型というふうに整理をさせていただいております。
◆皆川 委員 
 2、30人というのはあれですか、現在自力通学が30人ぐらいおられるんですか、今何人ぐらいおられるんですか。
◎山本 特別支援教育室長 
 今日、現在、把握してないんですが、毎年度3学期ぐらいに30名ぐらいの児童生徒数が自力通学ができるようになってきているというふうに、学校の方から報告を受けております。
◆皆川 委員 
 これは、これぐらいにしておきます。
 もう一つ養護学級の方ですね、3月の議会でもお尋ねしましたが、今度新しく特別支援教育というのが始まります。それに向けて、基本構想を広島市は作成をされて今その準備中だということを聞いておりますが、この特別支援教室を作ってやっていくというのが国の方針になってますね。新たに軽度の発達障害を持っている子供たちもその対象としていくというので、全国では恐らく六十数万人に上るだろうと言われております。広島市で新たにこの軽度の発達障害を持っている子供がどれぐらいいるかということを3月議会でお尋ねしたときに、340人程度という答弁でした。
 しかし、これはこのとらえ方は余りにも狭いのじゃないかと。もっとたくさん、全国がですね、義務教育の子供の6%程度というのをこれは、国がはじいている数字ですが。この6%というのを広島市の子供たちに置きかえたら、5,700人ぐらいということになるんですけれども、余りにもこの対象の児童の数が少ないのではないかというふうに思います。その国にもいろいろと報告をされとるのじゃないか思うのですが、やっぱり340人程度という狭いとらえ方なんでしょうか。
◎山本 特別支援教育室長 
 昨年度の時点ではそのような数字でございましたが、現在また、今年度の実態ということで、小・中学校の方に現在調査をしているところでございます。
 実際に、委員御指摘のように6.3%ということで国の方は示しておりますが、非常に軽度、先生が十分配慮しながらやっていける子供たちも含めての6.3%でございます。現在、広島市において、いわゆる各学校に調査をしておりますのは、保護者の方から学校に対してこういう診断を受けているからこういう配慮、支援をお願いしたいという申請がある、こういう児童生徒、また学校の教員が見まして、うちのクラスのA君はどうも特別の支援がいる、こういう課題があるように思う、こういったところの両方からの視点でとらえた児童生徒数でございまして、新たな一人ずつ検査したりとか、チェック項目を作って特別の調査ということではなくて、課題意識を持って把握して対応を必要としている、そういう数を現在調査をしているということで、国の示す6.3%からいたしますとはるかに少ない0.4、5%となっておりますが、今後、理解・啓発が進むにつれまして、この数は少しずつ増えていくものと考えております。
◆山本 委員 
 請願で私学助成のことが書いてありますが、もう二十数年になると思うんですけれども、文言も変わらんし補助している内容も変わらない、基本的にですね。請願者は請願者の考えであるわけですが、しかしながらもう20年以上たって、置かれておる両方の状況というのは大きく変わりょうるんじゃと思うんですよね。行政側で言えば、財政の問題が非常に厳しくなってきよる。学校現場で言えば、少子化の影響で財政的にも大変な状況になっておる。今後、何が考えられるかなということもですね、お考えになっておればお聞かせいただきたいし、当面はこれまでの考えを踏襲していくというお考えなのか、それとも今後はこういうふうにしていきたいというお考えがあればお聞かせ願いたい。
◎小野 学事課長 
 現在、幼稚園を始め小、中、高校、私学の助成をしております。非常に財政状況厳しい中で、いろいろ見直し等の動きもございます。そういった中で、教育委員会としては何とか現状を維持していきたいということで予算折衝等もしております。いうことで、今の段階で新たな措置をするということはなかなか難しいのですけれども、現在している私学助成についてできるだけ現状を余りレベルを下げないように、何とか頑張っていきたいというふうに思っております。
◆山本 委員 
 特に高校の場合ですけれども、出発当初は7,000万円ぐらいから今ごろは1億ぐらいになっていると思うのですが、いろいろな体育面とか先生の研修とか、そういうことを一つの理由付けとして発足して今日に至っておるわけです。最近の私学の状況は僕も分かりませんが、授業料の公私の格差ですね、そういうものとか、教育委員会から見て私学にどういうことを、補助を出しておる以上もっとここらをこうしてほしいとかいうようなことはございますか。
◎小野 学事課長 
 私学の経営等、こういったものは本来設置者の負担でやるべきものという原則が片やございます。それとまた、保護者負担の軽減ないしは私学教育の充実という観点からは、現在の法制度上は国ないし県が主に担当するという役割分担の中で、広島市といたしましては、先ほど教育長が説明で述べましたけれども、一応広島市の場合、特に私学に依存する割合も高いという現状もございます。そういった中で、市独自の考え方でこれまで私学助成等も行ってきたというふうに理解をしております。そういう意味で、特に幼稚園それから高校、こういった学校につきましては特に私立に依存しているというか、お願いをしているという度合いが強うございます。そういったことも十分に念頭に入れながら、今後市としてもいろいろ考えていかざるを得ないというふうには考えております。
◆山本 委員 
 最後にしますけれどもね、高校の入学も自由になっていくとかいうようなことで、大きくいろいろな面で変わってくるんじゃないかなという気がしておるわけですね。そういう中で、やっぱり特色を持った学校づくりというのは当然、私学も考えておるだろうというふうに思うわけです。
 そういう中で、やっぱり何をもっと主体的にやるためにどういう補助ですね、そういうことも考えなきゃいけないのじゃないかな。ただ、これまでずっとやっておるからそのままの惰性でとかいうことであっては、大切な市民の税金ですから、する側も受ける側もそういう緊張感を持ちながらですね、その補助をやっぱりいかしてもらうような、そういうことが必要だろうというふうに思います。
 そういう意味で、教育委員会も教育長が新しくなられまして、この間もあることで教育委員会にお願いしたら、まあ調査すると、早かったですよ。そういう意味では、あっ教育委員会はやる気だなというものを受け止めておりますので、是非とも市民の期待にこたえてほしいなということを申し上げて終わります。
◆都志見 委員 
 今、私学の話も出ておりますが、少子化ということが言われておる中で、子供の全体の数が段々少なくなってきておるのに、加えて、私学の経営というのは大変だというふうに思うんですよね。小、中、高の場合と幼稚園というのは違うかも分かりませんが、後ほど幼保の連携のあり方の報告もあるようですから、そこで多少議論させてもらいたいと思うんですが、そういうことを考えながらやらなきゃいけないんじゃないかという気がしております。
 一つだけ聞いておきたいんですが、養護学校の件ですね。先ほど課長の答弁だと、県教委と連携をとりながら研究をしていくというふうに言われたんですが、現状の報告をされた中には基本構想の取りまとめに入っているというふうに報告をされましたよね。基本構想の取りまとめの中で、やっぱり県教委との連携を深めて研究をされるという中身なんですか。さっき皆川委員がそこらこの程度にしておくが多少余韻を残してというふうに言われたんですけれども、私が以前質問をしたときには、状況からして非常に廿日市の養護学校が片や西にはあると、で東は呉というふうなことがある中で、この広い広島市の中で養護学校というのは一つだけということになってますね、県立はありますけれども。それで本当にいいのかという議論をした際には、県教委のかかわりがあるからそれを分離をして二つ目を作るというのは大変なことになるのだと、こういう答弁を頂いたような記憶をしておるんですよ。一緒にこの基本構想を立てる中で、本当にこの分離、二つ目も含めて研究するというふうになると、事前の私が聞いておる答弁からすると、変わったんかなというふうに思うんですが、そこらの点はどうなんでしょうか。
 やっぱりそういう意味では、確かに今の養護学校の敷地内では無理ですし、今の施設の状況からしたらね、あんな状況の中で特別支援教育をやるというのは到底無理な話で、早くその悪条件を解消してあげてほしいというのが私どもの気持ちなんですよ。だから、基本構想の取りまとめはしなきゃいけないでしょうけれども、早くその作業をして具体的に私があのときに質問したのは、例えばどこにするんだと。今の所では駄目なんだからどこにするんだということを早う場所を決めえやという議論をしたと思うんですがね、そこら辺のこともにらみ合わせてこの基本構想の中では検討がされておるというふうに、私は理解をしておるんですが、そういうそこら辺のところも含めてきちっと答弁をいただきたいと思うんですよね。研究も含めて県教委と連携をしてやるんだということになれば、いや、今年度中にそれがまとまるもんやら、まとまらんもんやら、2年掛かるんか3年掛かるんか分からんと、こういうふうな基本構想の取りまとめ方では、ますます遅れるんじゃないかという心配がありますから、そこのところをはっきりしていただきたいというふうに思います。
◎岡本 教育長 
 委員のただいまの御指摘を頂いたとおりでございます。とおりでございますと言うと、若干、説明の仕方が必要だと思いますが、老朽化しておりますので、現在の校舎を建て替えるということで、新しい学校を作るということで本年度予算をお認めをいただきました。本年度中に基本計画を策定するという予定でございます。当然その基本計画の中には、どこにするかというのは、当然基本計画を立てる以上は必要でございますので、その絞り込み、今現在その最中であるということで、御理解いただけたらというふうに思います。
 もう1点、県教委との連携ということでございますが、若干課長が説明をしたところに補足いたしますが、広島市の子供たちは現在、廿日市養護と北養護と呉養護、そして広島市立養護、知的障害の子供は4校にそれぞれ就学をいたしております。それ以外に、いわゆる肢体不自由ということでの県立広島養護学校が高陽町に、委員、もう御存じのとおりで失礼をお許しいただきたいと思いますが、設置をいたしております。この中で、いわゆる通学エリアをそれぞれ分担をしておるということは、これも説明をいたしておりますが、現在、国の構想、そして県の構想も含めまして、この構想をいわゆる特別支援学校という形のものと、高等養護学校といったような構想を出しておりますので、そうなりますと高等養護学校を県が設置するということになれば、私どもの現在の学校の約半数は高等部の生徒でございますので、その高等部の生徒は当然、その高等養護学校に就学が可能になる。高等養護学校というのは、いわゆる自力通学等も行う子供でございますので、そこらの県教委との調整、エリアをどうするか。県教委は今その新しい構想に基づく養護学校再編はどう考えているかというようなところを、県教委と連携をしたいということを申し上げまして、その基本構想、基本計画については本市独自で具体に本年度中に、取りまとめさせていただきたいというふうに思っております。
○村上[通] 委員長 
 そのほか、御意見ございませんでしょうか。
   (「なし」の声あり)
 それでは、本件につきましては、引き続き調査研究していく必要がありますので、今日のところは閉会中の継続審査にしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
   (「異議なし」の声あり)
 御異議なしと認め、本件は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
 次に、所管事項の報告に入ります。
 今回、理事者から10件の報告の申出がありますが、このうち教育委員会からの4件については、委員の皆様の要望も踏まえ、4月に報告のあったものについて、その後の取組等を引き続き報告していただくよう、特に要請したものでありますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
 それでは、まず「広島市行政改革計画(常任委員会所管分)の修正について」、順次、報告をお願いします。
◎岡本 教育長 
 全体的な分の方、私の方からまとめて説明をさせていただきます。
 それでは、「広島市行政改革計画(常任委員会所管分)の修正について」、御説明いたします。去る5月18日に開催されました大都市制度等対策特別委員会に提出いたしました資料でございます。
    (別添「広島市行政改革計画の修正について」の1〜2及び5ページにより説明)
◎増田 市立大学事務局長 
 それでは、第2部の教育・文化分野のうち大学事務局関係の修正内容について、御説明いたします。
   (別添「広島市行政改革計画の修正について」の82〜83ページにより説明)
◎岡本 教育長 
 次に、第2部の教育・文化分野のうち教育委員会事務局関係の修正内容について、御説明いたします。
   (別添「広島市行政改革計画の修正について」の84ページにより説明)
○村上[通] 委員長 
 ただいまの報告につきまして、御質疑等がございましたらお願いいたします。
   (「なし」の声あり)
 それでは、この件はこの程度にとどめます。
 次に、市立大学からの報告でありますが、ここからは、市立大学及び教育委員会からそれぞれ一括して報告を受けた後に、これらに対する御質疑等をお受けすることにいたしたいと思いますので、よろしく御協力をお願いいたします。
 それではまず、市立大学から2件の報告をお願いします。
◎増田 市立大学事務局長 
 それでは、まず最初に報告案件2の「夏期集中講座“HIROSHIMA and PEACE”について」、御説明をいたします。
   (別添「文教委員会説明資料」の1ページにより説明)
 次に、「芸術学部サマースクールについて」、御説明いたします。
   (別添「文教委員会説明資料」の2ページにより説明)
○村上[通] 委員長 
 ただいま市立大学から2件の報告がございましたが、御質疑等がございましたらお願いいたします。
◆山本 委員 
 夏期集中講座、ここの下に参加状況いうてある。たった25人とか、49人とか、このくらいでいいわけ、目標は。
◎城 市立大学事務局次長 
 ここに実績を挙げさせていただいておりますけれども、15年度、16年度でかなり増えてきております。これは15年度から始めておりまして、認知度の問題もあったかと思いますけれども、海外からの参加者が飛躍的に増えてまいっております。
 今年度の一応、応募状況がですね、海外からが59名の応募を現在、頂いております。ビザの関係などもございまして、ある程度の絞り込み、結果として絞り込んだような格好にはなるかもしれませんけれど、昨年をかなり上回る参加にはなってくるものと思っております。国内はもちろん、市立大学の生徒を中心に、関東の方からも学生の参加をいただいておるわけですけれども、この規模が更に大きくなっていくことはもちろん、私どもも願っておるところでございますし、そういう意味でPRももちろんでございますし、それからすべての講座、授業が英語で実施をされるというふうなこともございますので、それに向けた学内でのいろいろな準備等、こういったことも更に充実をして、もっとHIROSHIMA and PEACEが市立大学の看板としてですね、あるいは広島・長崎講座の更なる拡充といった意味でも、大きなものになっていくように努力をしていきたいというふうに思っております。
◆山本 委員 
 僕は英語が分からんのであれですが、特に英語でやるというね・・・。何となくね、この間どっかの入学式で市長が「皆さんは英語」と、本当は数学って言いたかったようですが、それさえできりゃあいいんじゃと。何かこれと結びつくような気がしてね、英語ができん者はこんでもええいうような、何かなというような気がしておるわけですよ。
 そういうことでなくしても、広く若い人に広島を知らす、世界の現状を知らす、ディスカッションをやるときには、ここで英語ができる者は英語でやる人もいいでしょうがね。多くの若者にやっぱり触れさすことが大事じゃないかな、そういう工夫もしてですね、市立大学で100名、200名入る教室はあるんでしょ。せっかくやるのなら有効に、本気でやってほしいな、20名や59名来ます言うて、それだけじゃ少ないんじゃない、やるとすればね。というようなことを申し上げておきたいと思います。
○村上[通] 委員長 
 ほかにございませんか。
    (「なし」の声あり)
 それでは、この両件につきましては、この程度にとどめます。
 次は、教育委員会から7件の報告を受けることになりますが、市立大学事務局職員の皆様には直接関係がありませんので、ここで退席していただくことにしてよろしいでしょうか。
   (「異議なし」の声あり)
 それでは、市立大学事務局職員の皆様は退席されて結構です。
   (市立大学事務局職員退席)
 続いて、教育委員会から報告をお願いします。
◎岡本 教育長 
 4の「幼稚園と保育園のよりよい連携の推進について」、御説明いたします。
   (別添「文教委員会説明資料」の3ページにより説明)
 続きまして、5の「通学区域の弾力的運用に係る学区外からの入学者数及び中学校長への聞き取り調査について」、御説明いたします。
   (別添「文教委員会説明資料」の4〜5ページにより説明)
 続きまして、6の「不登校への今後の取組について」、御説明いたします。
   (別添「文教委員会説明資料」の6〜9ページにより説明)
 続きまして、7の「市立小学校への不審者の侵入について」、御説明いたします。
   (別添「文教委員会説明資料」の10ページにより説明)
 続きまして、8の「広島市子どもの読書活動推進計画の策定について」、御説明いたします。
   (別添「文教委員会説明資料」の11〜12ページにより説明)
 続きまして、9の「少人数教育に係るアンケート調査結果等について」、御説明いたします。
   (別添「文教委員会説明資料」の13〜15ページ及び「別添資料1」により説明)
 最後に、10の「中学校の教科書採択について」、御説明いたします。
   (別添「文教委員会説明資料」の16〜17ページ及び「別添資料2」により説明)
○村上[通] 委員長 
 ただいま多項目にわたる報告を頂きました。
 そのうち、7件一括してやりますと、またあっちへ行ったりこっちへ行ったりということもございますので、まず4月に継続している案件、報告のナンバーで申しましてナンバー4、幼保の連携からナンバーの7、市立小学校への不審者の侵入について、まず、この部分について御質疑あるいは御意見等おありの方、ございましたらお願いいたします。
◆都志見 委員 
 幼保の連携の分ですがね、この前の最終報告を受けてこういうことを検討を始めたということだろうと思うんですが、項目的には一々触れませんけれども、今後の取組のところで、策定会議を5月に設置をされております。その中で、?にあるような学区を指定をされたんだというふうに理解をしたんですが、この策定会議のメンバーはどういう方になっておるんでしょうか。この策定会議で議論の対象というか、お話をされる中身はこれからまた、今、(2)で小学校への円滑な移行を視野に入れたプランというのに向けて、実施をされるというふうに聞いたんですけれども、この項目だけをこの会議では議論をされるんですか。具体的にちょっとそこら辺を教えてください。
 それから通学区域の弾力的運用、これは結果をこうして出されて、分析はこれからだというふうにお聞きをしたんですけれども、学校自体でそれぞれどういうふうな受け止めをされておるのかというのも、校長から今から聞き取りをするということですから、全然学校自体がどういうふうに把握をされておるか、どういうふうに受け止めておられるかというのは全く今の段階では教育委員会は分からないのですか。分かるんでしたら、ちょっとそこら辺も教えてください。
 それから10ページ、不審者の侵入のところですね、これで最初の分はこの前報告があった、いわゆる五つの学校に不審者が入ったということでありましたので、これは同じ人が入ったんではないかというふうに今まで聞いておりますけれども、そこら辺で4月21日にこの報告を私どもこの文教委員会で受けたんですが、その後やっぱりそれぞれの学校で、五つの学校で保護者に対する報告集会というか、そんなことをやられておりますよね。そこで、どういう状況でどういう話がされたのか、保護者がどういう受け止め方をされておるのかということは、どのように掌握をされておるんでしょうか。
 私は、そういう意味では同じ人がこういうふうに五つの学校を訪問いう言い方は適当ではないと思うんですが、入っちゃったんですね。入られたんですが、そういうことは、ファックスとかいろんな連絡ではされておるんでしょうが、それぞれ五つの学校だけではなしに全校にね。されておるんですが、同じ人がこういうふうにして入ったよという状況は、それぞれの学校は分かっておったんかどうか思うんですよね。
 保護者に報告をすれば、あんたら何しよったんだみたいな学校が責められるわけですよ。責められるのもそれは一理あるんじゃけれども、そういう報告集会に、やっぱり教育委員会は全体を掌握をしとるわけですから、十分細かいところまでは別にしても、そうしたら学校が校長や教頭を始め、そういう先生方だけが責められるんじゃなしに、教育委員会としても責任とまでは言わんけれども状況把握をしとるんだから、一人や二人一緒に行って、おってからね、学校はそういう現場だからそれは当然具体的な状況は学校が一番よく分かるんじゃけれども、それはこういう問題、こういうふうな受け止め方いう問題が教育委員会としてやっぱり参加をして受け止め方というか、そういう話をしてもいいんじゃないかという気がするんですが、それはしておられるんですか、されていないないんですか。
 それからもう一つは、ここの1の課題のところに携帯防犯ブザーや笛等による他の教職員への連絡とか通報とかね、あるいは防犯センサーの音を教職員が確認していないということが触れられておりますけれども、一体これはだれがしなきゃならないんですか。防犯センサーの音を教職員が確認していない。確認してない、当たり前ですよ、それぞれ教室におるんでしょ、教職員は。あるいは、事務室にそのモニターやらセンサーがある。では、事務室の事務員さんが、あるいは校長、教頭がそこにおればですが、常にこのことを任務として仕事をしておるわけじゃないんですよね。だから確認がされていないというのは、当然といえば当然のような気がしてならないんですよね。だからこんなことが課題に挙げられること自体が私はどうも疑問でならないんですが、課題に挙げられて、じゃあこの後どうしようとしているのか。マニュアルを見直しをするだけでは、事足れりということにはならないような気がするんですね。
 私が知っている幾つかの学校で見たり聞いたりした事例によると、業務員さんがとにかく校門の周りで何か花壇をつつくとか、何かのことをしよってですよ、常に。つまり業務員さんにそのことを指示をされたのかなというふうに見たんですけれども、それはどういうふうになっておるんかな。
 それから、もう一つは今後の取組のところで、全校全園の安全担当者を対象とした講習会を開催をする、こういうふうにされるんですね、今から。これは安全担当者というのはどなたですか、それぞれの学校に一人ずつ配置をされておるんか、学校の規模によって3人も4人も配置をされておるのか、そこら辺を教えてください。
 学校安全ガードボランティアというのが触れられております。これも全校ではないというふうに、この文面からするとそういうふうに受け取られるのですが、この組織というのはどういうふうな状況になって、設置をされておる学校されてない学校どの程度あるのか、そのこと教えてください。
 荒神町小学校の分は、ちょっとここでは質問をしないことにしましょう。
◎若林 企画課長 
幼保連携に関しての御質問と、それから通学区域に関する質問、これに順次答弁させていただきます。
まず、第1点目の質問でございます。広島市幼保連携推進行動計画策定会議、これの目的あるいはメンバー、こういったものがどうなっているのだろうかということでございます。
 この策定会議は説明資料にも書いてありますように、この幼保連携検討委員会からの最終報告に示された具体的取組、方策、これが一応8項目ございます、この項目の実現に向けた行動計画を策定するために、市役所内の関係課で構成されている会議のことでございます。ちなみに、この策定会議の構成課でございますが、社会局からは社会企画課、児童福祉課でございます。それから、教育委員会からは教育委員会総務課、それから学事課、施設課、それから事務局をしております私のところの企画課、それから教職員課、指導第一課、教育センターが関係課でございます。
 それから、先ほどおっしゃいました2番目の幼・保・小連携推進事業、この学校はこの策定会議の方で選定したのかということでございます。
 この幼・保・小連携推進事業は、説明のときに教育長から説明があったと思うのですが、検討委員会から示されました八つの具体的取組、方策の中で、取組可能な施策から順次展開していくようにしておりまして、この小学校への円滑な移行を視野に入れた幼保連携プラン、この幼・保・小連携推進事業につきましては、議会の予算承認をいただいた後に各小学校区の中で幼稚園、保育園、こことの環境整備ができているところを立候補を募りまして、手を挙げていただいた小学校区を八つ指定しているものでございます。
 それから、この選定につきましては、実施担当課である指導第一課が行っておりまして、この策定部会の中では選定は行っておりません。策定部会は、今後、例えば総合施設の導入であるとか、今後の公立幼稚園27園の役割の明確化とか、こういったもの、あるいは就学前保育・教育の充実とか、こういった具体的な項目の取組を行政計画として、どのように推進に向けて具体的にまとめていくのか、こういったことを1年かけて検討していく会議でございます。
 それから、続きまして通学区域の観点の御質問でございます。学校自体の受け止めですね、こういったものをきちんと把握しているのかという御質問でございますが、先月の閉会中文教委員会で御説明いたましたように、まず4月、実際に昨年利用された方、だから昨年は小6で今年、今、中1ということでございますが、そこの生徒さん、それからその保護者さん、このアンケートは今実施して今我々のところへ回収して現在整理中でございます。
 それから、校長先生を代表した学校現場の御意見につきましては、今月の末、アンケート調査で実際項目を聞かせていただきまして、これは非常に学校現場の御意見は大事な観点でございますから、後、個別の面接、聞き取りという形の中で詳しく学校の気持ち、受け止め方、こういったものをきちんと吸い上げし、その三者の御意見等を分析、整理していく中で、この新しい制度の成果並びに課題、こういったものをきちんと教育委員会の方で整理整とんしていきたいと考えているところでございます。
◎古池 保健体育課学校安全対策担当課長 
 それでは、一連の侵入事件に関しましての御質問にお答えいたします。
 まず、第1点目の報告集会がされたことについて、教育委員会から参加したのかどうかという御質問でございますが、報告集会が開催されたということは聞いておりますけれども、教育委員会からは出席はいたしておりません。今後、必要であれば、学校の方からの要請があれば出席をして御説明もしたいと考えております。
 それから、2点目でございますが、防犯センサーの音を教職員が確認してないという点でございますが、防犯センサーの音は職員室とそれから事務室で音が鳴るようになっております。今回の事例につきましては、いずれも音が出ることを確認しておりませんが、この件につきましても学校現場の意見等をよく聞きまして、今後対応していきたいと考えております。
 それから3点目ですが、用務員が校門の近くで作業をしているということですけれども、これにつきましては特段そういった指示はいたしておりません。
 それから、学校安全講習会の参加する安全担当者とはどういうことかということでございますが、特に安全担当者というものを配置しているわけではございませんで、ここで想定してますのは、通常は校長又は教頭を考えております。都合がつかない場合は校長が指名した者1名を参加してほしいというふうに思っております。
 それから、ガードボランティアの設置状況でございますが、現在ちょうど各学校におきましてはPTA総会等が開かれておりまして、今、準備がどんどん進んでいる状況で、最新の情報はつかんでおりませんが、今年の2月時点では21の小中学校で設置をしておりまして、66の学校で設置の準備をしているという状況でございます。
◆都志見 委員 
 一番気になるのはね、今最後に答弁のあった報告集会。これはやっぱり教育委員会も学校が来い言わんけえ、行ってないようじゃなしに、行って聞いてくれた方がええと思うよ。ひどいのは、まぁ聞くに耐えんよ。保護者が学校の校長やら教員に対しての、ば声言うてもいいぐらいひどい。
 そんな中で最後に言われたのは、そんなこと学校の責任を追及する場じゃないんじゃないか、この今日報告集会してもらったのは。次に起こさんためにどうするかいうことを考えにゃいけんのじゃないかいう保護者がたった一人おったとか、そういうたぐいよ。やっぱりそういうのは学校現場だけの責任にしとったんじゃいけんよ。教育委員会もきちっとそういうことを受け止めて、これじゃあやっぱりマニュアルの見直しだけじゃいけんよと。これじゃあ、やっぱり大阪みたいに警備員を配置するとかね、警備会社と契約したら人一人を配置するよりもよっぽど人件費も安くつくはずですからね、そんなことを考えるとかいうことをしていかんと、今からますますこういうふうなことがどんどん増えるんじゃないです、減る保証なんか一つもない。JRの尼崎の事件があったらよね、この広島の方でも似たようないたずらがどんどん出てくるじゃない。こんなことが表へ出ればよね、おお、わしもやってみちゃろうかみたいなことが出てくるよ。そのことをやっぱり私は考えて、きちっとそこらは対応してほしいと思うよね。そうせんと学校現場だけに責任を押しつけとったらね、学校現場で本来やらにゃあならん子供に対する教育という観点はどんどんどんどん今でも手が少ないのに、手が薄うなるだけじゃない。わしはそのことが一番心配なね。そのことを是非私はお願いをしておきたいと思うんです。
 それから安全担当者、校長やら教頭が無理ならいう話がありましたが、一人じゃなくて複数やっぱり来てもらうとか、そりゃあ公民館なんかは行政区ごとにそういう会議をしよるよね。公民館は中学校区に一つですから、学校の数よりも少ないよね。それでもそういうことをしとるんよ。そんな工夫もしてやって、やっぱり参加できる体制というか、そういうふうなことを配慮してやる必要があるんじゃないかね。学校現場に余りにも責任を負っかぶせ過ぎじゃないかという気がしてならんから、そのことだけはお願いをしておきます。
◆酒入 委員 
 通学区域の弾力的運用についてちょっとお尋ねします。
 先ほど説明がありましたように、大きな混乱もなく収まったわけですけれども、この資料を見る限りでは確定数と入学数が単純計算では25%、489が367だから122、約25%ですね。それから、数の上から4分の1もと言ってみたんですけれども、学校の数を数えると61、その中で実際に枠を広げたところが47校ですか、合ってますかいね。私のところの大州中学なんかは校舎がないということで、枠は広げておりませんので、似島も広げてませんから、大体61校中学校あるうちで、実際に受入枠を実施した学校が47校です。
 そうしますと、489人を47で割ると、確定で一つの学校で10人。それで最終入学数が367で、これを47で割ると8人ということで、二人の差しかないんですね。これ489が367、いったら先生もどうするんかいうことを考えて今計算したら、実際には二人ぐらいの差しかないということで、そんなに確定数と入学数の差がないので、学校の方もそう混乱がないだろう。
 そうしますと、私の独り言ですけども、資料の作り方がちょっとまずいんじゃないかと思うんです。これ学級数を皆書いてあるわけですね。学級数を書いてありましても、実際に枠を広げているのはこの学級数だけ枠を広げているわけじゃないんですね。幟町中学校では、確かに学級数は三つあるけれども、40人しか受けてないわけですよね。40人でしたかいね、学校によっては少ないところもあります。そうしますと、やっぱりぱっと見たときに枠をこれだけ広げたけれども、確定数が何人で入学数が何人で学区外に出ていったのが何人で、プラス・マイナス何ぼということが出れば分かるんですが、学級数が3で、104で8の6の8のマイナス2いうことになると、さて枠はどれだけあったんかいなと、ひどく考えたわけですよ。私の頭が悪いのかも分かりませんけども。
 ということで、やっぱり学級は受入れが何ぼあって、それで何人が確定で何人が入学して外へ何人出たから何ぼになったんだという方が、ぱっと見たときにそういう資料の方が分かりやすいんじゃないかという、これ私の思いで、これが悪いとかいいとかいうんじゃなしに、そういう思いをしましたのでお願いします。
 それからもう1点、不審者の侵入ですけども、これは2月の委員会でもお話ししました。刺股(さすまた)を各学校で用意しなさいというのではおかしいんじゃないかと。教育委員会で一括してどうしても備えということがいいんじゃないかということでお願いしました。
 私は、都志見委員とはちょっと違うんですけれども、やっぱり学校現場が最終責任を持つべきだというのが私の思いです。これは民間の企業はそうです。民間の企業は本部が、安全管理室というのがありますよね、マツダなんかでも安全管理室というのがある。安全管理室は大まかなことしかしないわけです。火事を出すな、けがをするな、何とかするなと言って、スローガンですよ。結局、後はその下が・・・。一応そういうスローガンなんですよ。教育委員会のスローガン、そのスローガンが的確かどうかいう問題はあるんです。私は、スローガンが的確でないというふうに思います。そのスローガンに従って現場がですね、火事を出さんためにはどうするか、ライターを持ち込んじゃいけません、マッチを持ち込んじゃいけません、燃えるものがあっちゃいけませんというのを具体的に細かく決めるわけですよ。作業も一つ一つ、こうしてああして、ああしてこうしてというふうに決めるわけですよ。次は、けがをせんためにはどうせにゃいけない。ヘルメットをかぶりなさい、かぶったらあごひもをきちっとしなさい、それから手袋をしなさい、手袋も破れんような手袋をしなさいというようなことを決めるわけですよ。だから私は、現場がそういうとこまできちっと決めて、それを徹底して守らすと、守らすその責任は校長先生とこの間も言いましたよね。それはお互いがスローガンもあいまいであり、下の方もあいまいであり、それを指導もしてないというのがですね、やっぱり僕は一番大きな問題であろうと。それは仕方がないんですよ、今までそういうことがなかったから。池田小学校であって、大変じゃ大変じゃと言うけれども、分かった人がおらんわけですから、ただ、大変だ大変だいうので、はい、これをしなさい。ちょっとたったらこれをしなさい、少ししたらまたこれをしなさいという単発ですからね、統一したものがないんですよ。私はそう思います。そこをやっぱりきちっと専門家でも呼んでですね、学校の安全管理はどうあるべきかということをやっぱりせにゃあいけんというように思うわけです。
 まず簡単なことですけれども、今校門を開いてますよね。閉じていません、校門を開いています。閉じとるけど、かぎが掛かってませんね。そこで普通の人はピンポン鳴らして、何年何組の親のだれのだれべえですと、子供が忘れ物しましたので持ってきましたと言うたら、なら職員室へ来てくださいということで、はいはいと持っていくわけですよね。だから後ろめたいことがない人はきちっとぽんと押していくわけ、後ろめたい人はそっと入っていくわけですよね。そのときに、ここにもありますように110番通報をちゅうちょするというのが絶対あります、それは。それはなぜかと言いますと、そこのところへですね、不審者できちっとしたルールに従って入らなかったら、110番通報しますよということを書いてないからですよ。ひょっとした保護者かも分からん、ひょっとしたら町の人かも分からん、110番通報して警察が来てから大事になったら恥をかくいうのがその人にあるわけですよ。それはきちっとこういうルールを守らんかったら通報しますよということを書いて知らせてないからですよ。
 家でもありますよ、今ごろ散らし持っていってチンコン鳴らしたらそこへ押売り、宗教、散らし、何とかいうてからね書いてありますからね、お断りしますいうて書いてある。それと同じでですね、やっぱりしちゃあいけんことをきちっと書いて、それを守らずに入ったら110番通報きちっとするというルールにすればいいわけですよ。だからやっぱり教職員はそういうルールがはっきりしてないから、通報したらひょっとして大きくなったら私が恥かくいうのがやっぱりあると思うんですよね。そういうことをきちっと私はすべきだと。だからルールをきちっと決めてですね、まずスタートのルールをきちっと決めて、それを校門にはって、それを守らなかったら通報しなさいと。校長が、私が責任を取るからといって責任を取る人がはっきり言やあいいんですよ。往々にして責任取らんから下が動かんだけであってから、そういう形でやっぱり物の対策をしていかにゃいけんと。物の対策をして、次に、それをきちっと守る教育をしていかにゃというように私は思うわけです。
 だからやっぱり危機意識というのが今までそういうことがなかったから、変な人が入ることもなかったしいうことで学校は安全だという意識があったためにですね、そういう教育もしてませんし、そういう勉強もしてないから慌てよるというのが今の現状じゃないかと思います。そういうふうに私は思うんですけれども、どのように思われますか。
◎古池 保健体育課学校安全対策担当課長 
 委員御指摘のとおりと考えております。今後、教職員の危機意識の高揚も含めまして、具体的な御提案がございました校門のところに表示をするとか、あるいは地域の方々、保護者の方々への周知徹底も図っていきたいと考えております。
◆酒入 委員 
 やっぱり1にも2にもですね、校長先生と教頭先生が危機意識を持たにゃいけんわけです。校長先生と教頭先生が危機意識を持つと、やっぱり上がそういう意識を持つと下へ行きますから、上がだあだあだったら下がだあだあなんですよ、うちの家庭と同じでね。だから、うちの家庭は上がしっかりしとるけぇ、下もしっかりしとるわけで、やっぱりそれはそうですよ。役所でもそうですよ、上がしっかりしていれば下もしっかりしているわけですよ。だから、議員の口の悪いのはあれじゃったら下がという人も中にはおってですけれども、やっぱり上がしっかりしていれば下がしっかりするわけですからね、やっぱり教育委員会もそういう危機意識を持つ。だからやっぱり今まで経験がないわけですから、何とかせにゃあいけんいうたら、民間企業でそういう専門の人を呼んでですね教育してもらう。それから学校は校長先生、教頭先生が本当に危機意識を持ってですね、子供を守らにゃいけんわけですから、前にも申しましたように子供を守るのは学校ですから、学校へ行ったら安全だという意識を持たにゃいけんわけです。
 今、都志見委員もおっしゃったように、反省会で、報告会でですね、つるし上げにおおたいうのは、やっぱり子供が危険に遭うじゃないかと。そういうようなことでは子供には危害が加わるじゃないかということで言われるわけですからね、私はやっぱりもっともじゃろう思うんですよ。これはもう、つるし上げにあうのはしようがないことなんですよ、これはもう事実としてあったわけですからね。そのときに次はこうします、ああしますということが言えりゃあいいんですけれども、なかなか言えませんので、そこはもう我慢のしどころだと思うんですよね。
 そういう形で、いずれにしてももう少し専門的な勉強をされて、それからやっぱり校長先生にそういう教育をされて、まず当面は私は入口にそういう表示をして、先ほど御答弁ありましたように地域の人にもきちっとそれを守ってもらう。それを守らなかったらお巡りさんに言いますよということを徹底すればですね、少しは効果があるんじゃないかというように思いますので、よろしくお願いいたします。
○村上[通] 委員長 
 この後、後段の新しい議題が皆残っておりますので、15時半まで
10分ぐらいですけれども、暫時休憩を入れます。
                           休憩 15時20分

                           再開 15時33分
○村上[通] 委員長 
 それでは、文教委員会を再開いたします。
 休憩前に引き続き報告に対する質疑を受けたいと思います。
◆金子 委員 
 はばたきプランのところをちょっと聞こうと思うとったんですが、先ほど都志見委員が荒神小学校はここじゃあやめておこうかと言われたので、ここの部分を聞かせてもらいます。
 この報告を聞いたときにまず思うたのが、よかったのうというふうに思うたのですが、それはなぜかというと、二人の職員が異常な行動に気が付いて注意しとったところ、校門を乗り越えたと。一人は取り押さえて、一人は校長ですか、教頭ですかに報告した。その処置はよかったとは思うんですが、この取り押さえた職員というのはどういう立場で、どういう年齢で、侵入してきたその男性いうのはどのぐらいの年齢の人なのか、ちょっと教えてください。
◎古池 保健体育課学校安全対策担当課長 
 職員の方は40代の男性でございます。不審者の方は29歳の男でございます。
◆金子 委員 
 いうのがですね、この説明聞いたときに一番に思うたのが、塀を乗り越えて入るぐらい元気なその男性が、職員一人で押さえられたということがまず幸せだったのうと、もう一つは、学校へそういう入り方をしちゃいけませんよというふうなことが決まっておるのだから、その行為自体はいわゆる犯罪に類するようなことなわけですが、危害を加える気がなかったんじゃないかなというふうに思うわけです。これ危害を加える気だったらとてもじゃないが、例えば今これ29歳だけど、私が40代のときに40代の男性一人に取り押さえられるようなそんな不細工なことはしよらんかった。今はもうちょっと年をとって、ゴルフの公式競技でもシニアの部へ出れるような年になりましたので、もうちょっと今じゃあ無理かと思いますが、八條先生だったらもうそんなものは吹っ飛ばすよ。都志見先生なんか顔見ただけでみんなよう行かんだろう。本当にね、これは状況が非常に良かったと。新聞、テレビなんかで問題になっとるような事件を起こす気がある相手だったらいうことを皆さん考えられたことはあるのかの、大変な事態が起こっとると思うよね。
 これについて、最後の部分に教職員が危機管理意識を持っていたことなどから適切な対応を行うことができたものと受け止めておりますと。これ非常に結構なのだけども、これは非常に状況が良かったというふうに皆さん考えるべきでね、こういうことが起こらんような方法を考えて、もうちょっとの対応の仕方考えんと、もう本当、ナイフ1本でも持っていたら大変なことになっているだろうしね、もうちょっと物の見方いうのを、ああ良かった良かった言うて拍手ではなくて、これはちょっとラッキーだったのうと、宝くじ当たったようなものじゃのうというぐらいの認識を皆さんに持ってほしいというふうに思うんですが、今日、答弁の機会のない教育次長、あんたどう思うか。
◎山本 教育次長 
 確かに御指摘のような点はあると思います。たまたま門の方にいたという偶然も作用して、若い男性だったのに取り押さえることができたのも幸運だったと思いますけれども、そういう人を見たら一時的に何か防ぐという対応も併せてしないといけないとは思いますので、ガードボランティア等々、入りづらいような環境を作っていくということも併せて、これで良かったということではなくて、そういうことも併せてやっていきたいと思います。
◆金子 委員 
 非常にいい答えを頂いたんですが、最初のくだりで御指摘の点もあるかと思います・・・。私はそれがすべてだと、あるかと思うんじゃない。
 それともう一つ、たまたま発見が早かったというのはいいけど、私が言うのは発見が早い遅いじゃなくて、そういう危害を加える意識がなかったということが幸せだったと私は言っとるわけです。あんたは間違えんように、よう聞いてくれ。その点のところをもう一回よう考えて、ああこれで良かったのうじゃなくてね、これは本当にラッキーじゃったのという気持ちで、学校の危機管理という面では対応をしていただきたい。
◆皆川 委員 
 もうあれこれ聞いてもしようがないんですが、学区制の分析結果が出てますね。それで前から言ってるように、これはもう生徒が進級して増えた学校と減った学校というのではっきり出ましたね、これね。どこも似たような数字がざっと並んどればそうでもないのでしょうが、個別に見ましても、これはくっきり増えた学校、極端に減った学校というのがそれぞれ数字で表れております。そういう点では、これはこの状況が来年、再来年というようになったら一体どういうことになるんだろうか。二極化に向かわざるを得ないんじゃないかというように私は思います。
 それで、今から学校長の聞き取り調査もやられていくということですが、多分校長さんのところでこの結果をどう受け止めておられるかで、非常に複雑な思いもあるんじゃないかと思うんですが。増えた学校の校長と減った学校の校長、どういう思いなんだろうかという気がしております。
 それで、ここまで資料が出たんなら、もうこれは確定した数字ですから、ついでにですね、各学区内の小学校ごとにそれぞれどういう状況の数字になっているかというところまでちょっと数字をですね、今日付けてもらわんでもいいですが、後、是非示していただきたいというふうに思うんですが、いかがですか。
◎若林 企画課長 
 小学校ごとの制度利用の数字でございますが、出す方向で検討させていただきます。
○村上[通] 委員長 
 それでは4月からの継続分については、この程度にとどめさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか。
  (「異議なし」の声あり)
 では、続きまして、8の読書活動推進計画から少人数教育のアンケート、それから最後、10番目が中学校の教科書採択について、この3件につきまして、御質問、御意見等、受けたいと思います。
◆八條 委員 
 教科書選定委員会のメンバーの中に、学校の生徒の保護者代表というのがあるんですが、保護者代表いうのはこれはだれがどのように指名されるんですか、ちょっと教えてください。
◎生田 指導第一課長 
 保護者代表につきましては、学校長の推薦によりまして教育委員会議で決定をしております。
 なお、その推薦する際、教科書採択にいわゆる直接の利害関係を有する者ということは制限として排除しております。もちろんその中には、保護者のそういう条件に対して誓約をしていただいた上で、正式には学校長から推薦をいただいております。
◆八條 委員 
 保護者は何名ですか。
◎生田 指導第一課長 
 各選定委員会に保護者代表3名ずつでございます。3採択地区で9名でございます。
◆八條 委員 
 これは、今のPTAの組織とは全然関係ないということですか。
◎生田 指導第一課長 
 学校長の推薦でございます。ですから、学校長が推薦される中では、PTA会長であるとかそういうことは考えられている点もあろうかと思います。
◆八條 委員 
 この教育委員会も絡んでいるその団体の中で、やっぱり同じような形で保護者が入っておられる。この度任期満了前に多分辞任しておるだろうと思うんですけれども、市P協の方に依頼するケースと、このように依頼しないケース。これはどのような区分と言いますか、何かのときには市P協に頼む、区Pにも頼むけども、こういう場合は頼まないというのはどういう区分けがあるんですか。
◎生田 指導第一課長 
 全体の事業の中で市P協にお願いする部分と、この度は指導一課の業務ということで選定委員会というのは公正かつ適正な採択を行うということで、これはすべての業務が終わるまで非公開、8月31日まで事務採択を進めることとなっておりまして、そういう意味では公開は9月1日からということで、いわゆるその選定委員会の公表もしないで進める事業でございますので、そういう意味ではPTAに依頼といいますか、その任意団体への依頼というのはいかがかというふうに考えております。
◆八條 委員 
 分かりました。
◆金子 委員 
 じゃあ先ほど通告をいたしておりました、はばたきプランのアンケートについてちょっとお聞きしたいと思います。
 このアンケートはまず最初にQの1番、勉強は楽しいですかいうのはこれはどういう設問で、単なる勉強は楽しいですかというだけの問い掛けなんですか。それとも何かほかにあるんですか。
◎生田 指導第一課長 
 Qのとおりでございます。その前に、少人数を実施している学級の皆さんへというような形で・・・。
◆金子 委員 
 それで、実はこのアンケートの結果を見ようかなと思うて、1番のこの勉強は楽しいですかという数字を見て91%、93%。これ見て、もう後は見るのが嫌になった。あなたら、今日何人ここにおるんか知らんけども、小学校、中学校のときに勉強楽しい思うて学校へ行った者、手を挙げてみてくれ。
 これはある特定の自分の興味のあるいうか、楽しみにしとる教科とかいうふうなことだったらそういうふうなこともあり得るけども、俗に普通この文字どおり見て勉強が楽しいですかという内容に対してね、世間一般が受け取る受取り方からすれば、九十何%楽しいわけがないじゃないか。だから、これはそれじゃあ従来の40人学級で質問をしたらゼロなんか、楽しいいうのは。こういうふうな出し方をすると、物すごいようなっとるというふうにしか見えん。だから、あんたらが作ったこの資料いうのは、少人数学級ありきで作っとるんじゃないか、これは。本当の数字いうのはどうなっとるんか。
 勉強はよくわかるか。94%、91%がよくわかって、今のような結果は出やせんよ。こんな資料をようあんたらまじめに出してきたのう。わしらも小学校、中学校はもう経験しとるんじゃ。
 試しに40人学級でアンケート取ってみ、どういうことになるか。その比較がなかったら分からんだろう。それは91%にならんかも分からんが、85%かも分からん。85%出ても信用せんけどな。なぜかというたら子供は勉強楽しいですかって言うたら、楽しのうても楽しいですいうて丸するんじゃ。楽しないですいうて、1年、2年が書くか。もうちょっとデータいうのは本当に、1番目にこんなのがあったら、あと見る気がせんよ。
 岡本教育長、私が言うのに反論があれば言ってください。
◎岡本 教育長 
 実は、私もこのデータを見まして今の子供たちが学習離れをしているという状況、1年生で小1プログレムがあるというような状況、あるいは不登校の兆しがあるというような状況の中でこういう数値が出ているということでですね、どうなのかなと。これはもちろんタイトルのはばたきプランをやっているからという意味でというよりも、今、1年生は全部これやっとるわけですから、だから今の1、2年生の子供はこういう結果が出たと。だからはばたきプランがいいんですよというような持っていき方は到底できないと思います。
 ただ、私が思いましたのは、委員御指摘になられましたように、じゃあ1、2年生だけじゃない、3年生、4年生、5年生、6年生、抽出でいいから、ばくだいな数は必要ありませんので、そういった子供たちの現状ということについてちょっと聞いてみたいなと。5年生の通過率のときのテストなんかでいきますと、正に子供たちが信頼できる話ができる先生がいるというような子供が、いわゆるたくさん先生を配置している学校、先生方は一生懸命やっているのだという私たちが思っている学校で、最初の年でございましたが、子供は40%ぐらいしか僕たちのことを分かってくれる先生がいないと、いるという子供が40%になっている。そんな数になりますので、この実際に指導一課の方で一生懸命、その労力は認めていただきたいと思うのですが、この項目でやったところ、こういう結果が出たという事実は事実としてあるんですが、1、2年生ですから、1、2年生で勉強が楽しいですかということについて、私どもが考える反応と子供たちの1、2年生の段階での思いの部分ということで、だからいいんだとか悪いんだとかいうような形では持っていけないだろうなと。また別途の資料になろうかとも思いますが、ただ現状、今の子供たちの1、2年生の状況としてはこういう設定をした場合には、今の子供たちはこういうような書き方をしている。それはそれをそのまま、だからいいんだという具合な見方をするだけではなくて、今の子供の1、2年生の発達状況の中で分析をすべきであろうということは重々私自身として思っております。
◆金子 委員 
 おおむね私の思うとるような答えを頂いたのですが、ただその中で一つ、こういう結果が出たからいいんだということじゃありませんと今聞いただけで、データ見たらだからいいんですよというように出してきとるんだというふうにしか受け取れんのじゃけども、委員の皆さんもそうだと思うんよ。
 それで指導第一課長さんかな、答えんでもいいから、あんた答えるとまた長うなっちゃいけんけぇ。答えんでええんだけども、本当に大変努力をしてくれてこういうデータも、それは手間も掛かるだろうし、それはよう分かる。だからこれを無視するとかいうことじゃないけれども、出たことについての疑問というのをね、今、教育長が言ってくれたように何でこういう結果が出たのだろうかと。こんなことは本当に世間一般の者が見て、勉強楽しいですかというふうな状況で聞いた場合にこういう数字が出ること自体がね、まずおかしいものと思わなにゃいかん。
 それと、努力をしてくれたのはよう分かる。これは指導第一課長に限らず、皆さんに言うておきたいんだけども、努力をしたから認めてください、努力をしたのは認めるが、結果が出んかったらそれは認めるわけにはいかん。なぜかというと、あなたら教育委員会で仕事をしている者はプロなのだ。高校、中学のクラブ活動なら、ああ、あれは努力しとるんじゃけぇ、まあ成績は悪いが、ちょっと技術も足りんがたまには試合出してやろうかと言うてもらえるけど、あなたらはこれをやって、それをなりわいにしているプロなのだ、それで給料もらっとる。結果が出んものは評価できん。そういう積もりで仕事をやっていただきたい。
 野球にしてもサッカーにしてもゴルフにしても、プロは結果を出さんかったら金にならんのんだ。その気持ちを忘れんように、まだ6月の常任委員会がありますので、そのときにまた話をさせていただきたいというふうに思います。
◆皆川 委員 
 今後の委員会でまた聞きますが、最近、文科省の中央教育審議会の義務教育特別部会が上限40人と定めている公立小・中学校の1学級当たりの学級編制基準を改善することで一致したという報道を見ました。
 さらに、来年度からの第8次教職員定数改善計画の策定に向けてですね、恐らくこの上限の学級編制基準が見直されるのではないだろうかと私は期待を持っているのですが、そういう動きを一つ御説明いただきたいということが1点。
 2点目は、文科省の今年4月の調査によりますと、少人数指導と少人数学級では、今もこのアンケートがありましたが、学習面での評価はほとんど大差ないと、効果があるということですね。しかし、どこが違うか言いましたら、生活面でのやっぱり効果という点で少人数学級と少人数指導でやっぱり相当開きが出てきているというのが文科省の今年4月の調査で明らかになったという報道があります。
 そこで、先ほど委員会の資料で山形県の例がここに書いてありますが、この14ページの一番下の行にですね、成果としてaは学力が向上と、bでですね、不登校児童数や児童一人当たりの欠席日数が減少している。aは学習面での効果ですが、bは生活面での効果と言えるんじゃないかと思うんですね。そういう点で、私は少人数教育から一歩踏み込んで、少人数学級ということを真剣にやっぱり正面からとらえていかないと、今日報告もありましたが、不登校やいじめの問題、こういう子供たちの生活面でのやっぱり問題の解決には根本的につながっていかんのんではないだろうかというふうに思っておりますが、その点でですね、このアンケート、よく頑張って取られた思います、これは評価します。学習面だけのアンケートなんですね。できれば生活面でのどうなったんかという点で、子供たちには聞けませんが、教諭とか学校現場の声、保護者の声、こういうところもやっぱりもっとそういう点の項目を入れるべきではなかったかなというふうに思います。
 今後、そういう点でのこういう調査ではですね、そういうことも重視してやる必要があるんではないかというふうに思っておりますが、いかがお考えでしょうか。
◎生田 指導第一課長 
 まず、1点目の文部科学省の今の現在の状況ということでございますが、この平成17年度をもって、第7次の定数改善計画が完成したというところでございまして、現在、40人学級を基に児童生徒の実態に応じて少人数指導や少人数学級編制が行われているという状況でございまず。
 18年度以降の学級編制及び教職員定数につきましては、現在、義務教育のあり方についてということで中央教育審議会において検討されるということで、その中で審議されると。それを受けて、文部科学省としては今後対応してまいりたいということで、一部新聞報道等で文部科学省が1学級35人というような方向のものというような形のものが一部出ましたけれども、そうではなしに中央教育審議会で審議を受け、文部科学省として今後対応してまいりたいという状況でございます。
 それから、2点目のさんさんプランという山形県のものでございますが、なるほど全国の標準学力検査というのをさんさんプランで山形県行っておりまして、13年度から15年度まで国語、算数とも学力はやはり偏差値を見れば向上している。中でも不登校の推移であるとか、それから生徒の欠席日数が大幅に減ったということが出てきております。生徒が随分多様化してきているということがございまして、生活面の効果というのも出てきているのではないかなというふうに思っております。
 しかしながら、少人数学級にすればするほどやはり先生方の指導方法の工夫改善というか、それだけ例えば生徒との懇談時間が長くなるとか、やはり工夫改善がなければ少人数にしても効果が顕著に出てこないというような課題も若干報告されております。だからそういう意味では、教員のいわゆる指導力の問題であるとかも含めて、指導一課としては取り組んでいかなければいけないというふうには考えております。
 今後の生活面についても質問し、調査も若干もう少し分かりやすいものに、子供の学年に応じて分かりやすいものにしていく必要があるというふうには思っております。
◆山本 委員 
 このアンケートですがね、教育長が言うとおりに事実は事実で数字になっておるわけですから、要はこの数字をどのように分析をして、これから何のために使うかというときには非常に慎重でなけにゃあいけないなと。逆に言えば、この1年生はですね、先生がこのアンケートを取る前にいろいろ説明されればそっちの方へ流れるでしょうし、この先生の分を見るとですね、やっぱり少人数学級やってもらいたいという意識がありますから、それに近いものの回答になっておる。親の方を見るとやっぱり子供の現状を見ておりますから、この2枚目ぐらい、3年生、4年生ぐらいになると親の方は40%、50%を割ったりですね、しておるわけですね。やはり1年生でこれだけのすばらしい数字が出るということは、恐ろしいなと僕は思ったんですよ。なぜかと言うと、これを取ろうとする人の心を読むような、こうやって書いておいた方がこの先生が喜んでくれているだろうな思って、自分がそう思っとるんじゃなしに人の要求が分かるような子供になっとるんかなというふうな面もあるような気がして恐ろしいですね。
 それから、2枚目の3、4年生の保護者の数字というのはですね、正しく自分が帰ってきて子供が実際には、勉強しちゃおらんいうのを見ておるから、実態が見えるような気がするんですが、要するにこの数字を今後いかされるのには、今度は利用する側がもっと分析をしていただいてですね、教育長が言うように数字は数字ですから、これをこのままうのみにするのではなしにこの裏も考えながら、是非ともやっていただきたいということで、せっかく取られたことはいいことですから、この使用方法については十分教育長さんの御指導の中でやっていただきたいということを申し上げておきます。
○村上[通] 委員長 
 ほかは、よろしゅうございますでしょうか。
  (「なし」の声あり)
 それでは、これらについてもこの程度でとどめます。
 以上で、今日予定しておりました案件はすべて終了いたしました。
 それでは、これをもちまして文教委員会を閉会いたします。
                         閉会 16時05分