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岡山県 美咲町

平成17年第 2回( 6月)定例会 06月16日−01号




平成17年第 2回( 6月)定例会 − 06月16日−01号







平成17年第 2回( 6月)定例会



第 1 日

 (平成17年 6月16日)



(1)会議の開閉時刻

    開  議   午前10時00分

    解  散   午前11時40分



(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名



議員番号 氏   名 出欠別議員番号 氏   名 出欠別
1岸本 清治出 席9草苅  修出 席
2安藤 暢昭〃10三船 勝之〃
3最上  忠〃11寒竹  壽〃
4池上 弘道〃12岡田  壽〃
5大神 弍之〃13山本 宏治〃
6貝阿彌幸善〃14小島 洋征〃
7松島  啓〃15日神山定茂〃
8下山 和由〃16定本 一友〃



(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名



  職  名   氏   名   職  名   氏   名 
町長奥村 忠夫産業課長梶尾 律夫
助役矢木 康敬建設課長石坂 吉政
助役福井  正地域づくり推進課長松島 寛治
総務課長松本 行正男女共同参画課長高森美津子
企画情報課長兼光 和正中央総合支所長山本登志夫
税務課長形井  圓旭総合支所長島田 隆章
住民課長川島裕貴仁柵原総合支所長赤堀 良廣
保健福祉課長松岡はる恵教育長中力  昭
環境衛生課長山本 泰示教育総務課長竹嶋  実



(4)職務の為出席した職員の職・氏名

    事務局長   桑 元 芳 郎

    書  記   志 茂 美 香



(5)日  程


日 程議案番号件         名
      開会
1     会議録署名議員の指名
2     会期決定の件
3     諸般の報告
4請願第1号

請願第2号 陳情等の報告並びに上程
5議案第19号

議案第65号 議案の報告並びに上程
6     提案者の説明
7     議案に対する質疑
8     討論
9     表決








          平成17年第2回美咲町議会定例会

             平成17年6月16日

             開 会 10時00分





○議長(定本一友君) 皆さんおはようございます。

 定例会の開会にあたり、ひと言ごあいさつを申し上げます。議員各位におきましては、公私極めてご多忙のところご出席をいただき、厚くお礼申し上げます。

 議員各位におかれましては、これから提案されます諸議案につきましては、それぞれの良識を持って議決を願いたいと、このように思いますのでよろしくお願いいたします。

 それでは、ただいまから平成17年第2回美咲町議会定例会を開会いたします。

 ただいまの出席議員は、16名全員であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。

 本日の日程を報告いたします。

 第1に 会議録署名議員の指名

 第2に 会期決定の件

 第3に 諸般の報告

 第4に 陳情などの報告並びに上程

 第5に 議案の報告並びに上程

 第6に 提案者の説明

 第7に 議案に対する質疑

 第8に 討論

 第9に 表決

 以上のとおり定めておりますので、ご了解をお願いいたします。



○議長(定本一友君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、3番最上議員、4番池上議員を指名いたします。



○議長(定本一友君) 日程第2 会期決定の件を議題といたします。

 ここでお諮りをいたします。今定例会の会期につきましては、去る6月7日、議会運営委員会を開き種々協議の結果、本日より6月30日までの15日間にしたいと思います。これにご異議ございませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(定本一友君) 異議なしと認めます。

 したがって、会期は本日より6月30日までの15日間と決定いたしました。

 なお議事日程につきましては、お手元に日程表を配付しておりますので、ご了解をお願いいたします。

 次に、説明員として出席通知のありました者の職・氏名の写しをお手元に配付しておりますから、ご了解をお願いいたします。



○議長(定本一友君) 日程第3 諸般の報告を行います。

 まず、5月19日、岡山県市町村総合事務組合議会議員の選挙が岡山市であり、議長が出席をいたしました。

 次に、5月20日、岡山県町村議会議長会臨時総会が岡山市で開催され、議長が出席をいたしました。

 次に、5月21日、久米郡森林組合総代会が美咲町林業センターで開催され、議長が出席をいたしました。

 次に、5月22日、佐伯町制施行50周年記念式典が佐伯町で開催され、議長が出席をいたしました。

 また、津山地域5市町村合併記念式典が津山市で開催され、議長が出席をいたしました。

 次に、5月23日、吉井川中流地区河川改修促進期成会・4ヶ町(勝央・久米南・柵原・吉井)県道及び関連道路改修促進期成会監査を正副議長室で実施し、議長が対応いたしました。

 次に、5月24日、空港津山道路整備促進協議会総会が津山市で開催され、議長が出席をいたしました。

 また、久米郡商工会総代会が美咲町林業センターで開催され、議長が出席をいたしました。

 次に、5月25日、一般国道53号岡山県整備促進期成会総会が岡山市で開催され、議長が出席をいたしました。

 次に、6月1日、旭川ダム管理連絡会議が岡山市で開催され、三船総務常任委員長が出席をされました。

 以上で、諸般の報告を終わりといたします。



○議長(定本一友君) 日程第4 陳情などの報告並びに上程

 請願2件を受理していますので報告をいたします。

 お手元に文書表を配付していますが、職員に件名等を朗読させますからお聞き取りお願いいたします。

            〔議会事務局職員朗読〕



○議長(定本一友君) 陳情等につきましては以上お聞きのとおりでございます。これを一括本会議に上程いたします。



○議長(定本一友君) 日程第5 議案の報告並びに上程

 お手元に配付しております提案書のとおり、今期定例会に町長より各種の議案が送付されております。職員に朗読させますからお聞きとりをお願いいたします。

            〔議会事務局職員朗読〕



○議長(定本一友君) ただいま職員が朗読いたしました議案を、一括本会議に上程いたします。



○議長(定本一友君) 日程第6 提案者の説明

 町長に所信表明並びに提案理由の説明を求めます。



◎町長(奥村忠夫君) 議長。



○議長(定本一友君) 町長。



◎町長(奥村忠夫君) 改めまして、皆さんおはようございます。

 大変いい天候が続いておりますが、少々水不足に悩まされておる地域も出てまいっております。農作物に被害が出るんじゃなかろうかと心配しておるとこでございますが。

 さて、合併からはや本日で87日という日が流れました。そして私、4月26日に就任さしていただきまして、52日の日にちが流れたところでございますが、月日の経つもの、時の流れの速さに、少々戸惑いを感じておるところでございます。

 そうしたなか本日、平成17年第2回6月定例議会の招集をいたしましたところ、議員各位におかれましては公私ともに何かとご多忙中、全員のご出席を賜りましたことに対しまして、まずもって厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

 今さら申し上げるまでもなく、今回の定例会は実に記念すべき議会であります。

 私たちお互いに半世紀もの長きにわたる間、慣れ親しんできた各それぞれの3町が幕を閉じて、新生美咲町として発足されて、その美咲町第一回目の定例議会ということでございます。

 この記念すべき議会の開会にあたり、町政をお預かりする立場から施政に関する所信を申し述べさしていただきたいと思います。

 まず、最重要課題といたしまして私は、1番に行財政改革を挙げさしていただいております。そして2番目に少子化問題と考えております。特に、財政ではあるべき姿でない特別会計での赤字が4億円を上回るものを持っております。これらについても改善が急務であると考えておるとこでございます。このことを念頭に置いて、これからの所信表明をお聞きいただきたいと思います。

 昭和の大合併から50年。時代の流れのなか、日本を取り巻く諸情勢の変化で平成の大合併を余儀なくされることとなりました。

 今なぜ合併か、合併は何を目的に行うのかを理解したとき、今がどれほど大切な時期であるか、新生美咲町の舵取役であります町長の席をお預かりし、解決を急がれる課題、時間を要するものとしっかり見極めて取り組んでまいらなくてはならないと考えておるとこでございます。

 しかし問題の多さと、困難さに少々驚きと戸惑いを感じているところでございます。一方また、いま改めて責任の重さを痛感いたしておるところでございます。

 いずれにいたしましても、私の行政理念であります倫理・公平・平等を旨として、透明性の高い、誰にも分かり易い、そして、より満足度の高い行政を行うようがばってまいります。

 なお、当面の問題は精力的に取り組み、一日でも早い解決を行い、踏みとどまることなく未来へ向けて町民にとって明るい展望の開ける、新生美咲町、世界にはばたく美咲町づくりに全力を傾注してまいります。

 私は、21世紀はものの豊かさよりも心の豊かさを実感できる社会の構築が求められていると思っております。少子高齢化の急速な進展、そして経済環境の変化等々、厳しい現実を認識し、将来を見通して住民が安全で安心して暮らせる地域づくり、町づくりを行わなくてはなりません。

 お互いが知恵と情報を共有して、自主・自立・共助の考えに立ち、意識の改革を行い協働の町づくりに取り組まなくてはならない時代であると考えております。

 そして私は、キーワードは改革だというふうに思っております。

 地方分権一括法が施行され、国・県・市町村がいままでの縦の関係から、対等、協調の関係であるとの掛け声で、そのためには地方自治体の行政能力の強化が求められ、広域行政にと合併を進めてきましたが、また、地方自治体に権限の委譲を行うと同時に財源委譲も行うということで、ご案内の三位一体の改革が国によって進められているところでございます。

 いずれにいたしましても、これから先いままで経験し得なかった多くの難問題、試練が待っていることと思われます。将来に向けて必要な改革は逃げることなく、避けることなく立ち向かって実行せねばならないと決意をいたしておるとこでございます。

 町民にできるだけ高い品質のサービスを提供し、できるだけ多く提供することが私たち町行政を預かる者の使命であると思っています。そのためには一日も早い合併効果を出して行かなければなりません。

 そこで私の常に申しております、地域づくりは、人・物・金であります。

 まず人づくりを、これを最大のテーマとして全力を注いでまいりたいと思っております。私の考える行政の使命を実行するためには、何よりの協力者であり、また責任の共有者であります町職員に、共通理解と使命感を持ってもらわなくてはなりません。

 建造物は20年もすれば傷みます。30年も経てば使い物にならなくなります。しかし職員を育てることはその能力を永遠に利用できるものであります。仕事に情熱と意欲を持った使命感の強い職員が多くできることによって、満足度の高い、品質の良いサービスの提供ができると確信いたしておるとこでございます。

 私は職員にスリーエス運動を推進させようと思っています。それはまずセーフティー、サービス、スピード、この3つであります。いわゆる安全・安心で、親切丁寧に、そして迅速にをモットーにした取り組みを、その姿勢をつくっていきたいと思っておるとこでございます。

 私も町長の席をお預かりして50日が経過いたしましたが、今現在まだまだ全町各地区の地域の姿、そしてまた内容、問題点、実情、旧町の政策経過等々がはっきりと見えておりません。

 今現在、私のなかでの美咲丸の出航は、濃霧の中での航海の様相でございます。そのうえ、少子高齢化、経済の低迷という社会背景で、地方行政は大変厳しく、激しい嵐の中を行く海図無き航海のごとき様相を呈しています。

 甘えの許されない厳しい時代に入ってきたとい言っても過言ではないと思います。今まではこうであったという前例だけを頼りにする手法、体質では厳しい時代を生き抜くことはできず、地方行政の使命を果たすことはできないと感じています。

 思い切った機構改革、財政改革、特に財政面では思い切った見直しを求められています。お互いの旧町それぞれの厳しい財政状況であります財政難は、財源を持たない3町の合併です。今まで通りのお金だけのサービスはできないのが現状であります。それが改革しなくても今まで通りのサービスが提供できるなら合併は必要なかったと言っても過言ではありません。

 時代と環境と将来を見据えた手段、対応こそ、今一番重大な要素だと考えておるとこでございます。

 これからは、前例、踏襲型の行政では改革はできず、改革無き行政は必ず行き詰まり、それをまた行き詰まりを生ずるものと考えておるとこでございます。

 世間では当たり前のことが行政では当たり前でないと、そういうふうなことがよく言われています。

 合併によって3町が1つになっています。各々の町で先人達、また、私たちが育んできたもの、培ってきたものがたくさんあります。これら有形無形の大切な財産を生かせた新しいまちづくりを行っていくことが大切でありますが、内容を十分精査し、理解して、適切な対応、処置が重要であります。

 続けることの難しさより、やめることの勇気と難しさは実に大きなエネルギーが必要なこともたくさんあると考えておるとこでございます。勇気と決断が必要とされます。

 合併によって集まっています旧3町のそれぞれの生い立ちのなかで、考え方、見方もバラバラであります。そのために職員の意識改革、意識の統一、目線の統一がまず第一番であります。職員が変われば町が変わります。町が変われば町民が変わると私は信じています。

 人づくり、意識改革を急いで実行し、また、公務員に一番求められておりますところの提案力、実行力、事業評価、また何よりもコスト意識を持って経営感覚を身に付けた職員の育成をいたします。そして合併効果が一日も早く示せるよう、そのような行政を目指してまいりたいと思っておるところでございます。

 私は美咲町初代町長として、この4年間は将来に向けての方向性を、道しるべを作る大変大切な時間であると認識しているところでございます。

 合併によって町民に対して、今までより不便・不利益になることは避けなければなりません。

 サービスは高く、負担は低くの精神で行政執行を。そのためには先ほどより申しておりますように、職員の意識の改革が一番であります。町民の皆さん、議員各位のご理解、ご協力をお願いいたしまして、何よりも、今までの行政手法と考え方を変えて無駄を無くして、行政コストをいかに下げて、財政の健全化を図るかであります。

 特にハードよりもソフトの充実を重視し、物作りから政策中心の行政にシフトしていくことが大切だというふうに認識しておるとこでございます。

 特に国家的課題であります、少子化問題は日本の国の形が変わる大問題です。戦後増加の一途をたどってきた総人口1億2,770万人をピークに減少に転じて、1億を割る時代がこのままでは来ると言われております。

 一方で、高齢化は世界に例のないスピードで進んでいることも現実でございます。人口年齢構成が変化し、将来の明かりが消えると心配されています。

 平成16年6月現在の全国の合計特殊出生率は1.29まで落ち込んでいるとこでございます。

 ちなみに美咲町の人口構成を見ますと、平成17年2月末日現在で、0歳から14歳が2,045人、全体の11.67%でございます。全国平均が13.8%。そして労働年齢層でございます15歳から64歳が9,758人、55.70%でございます。全国平均は67%でございます。65歳以上の方が5,717人、32.63%でございます。全国平均は19.2%ということになっておりまして、数字を見ましても非常に若い年代が少のうございます。そして高齢者の部分が全国平均を大きく上回っておるのが現実でございます。

 少子化問題は、国・県が取り組む政策、地方行政が取り組む政策と役割は分かれていますが、私は少子化対策は町政の重要な柱だと理解しておるとこでございます。したがって我が町の重要政策として取り組む考えでございます。

 我が町では若い世代が楽しく暮らせて、そして住み易い、そしてまた子どもを産み易い、育て易い環境づくりを行うこと、そしてまた魅力を感じる生活支援策を積極的に取り入れ、生活コストを下げて行く政策に取り組み、若者の定住を促進して元気な世界にはばたく美咲町づくりを行わなければなりません。

 子どもを産み育てるということは、ご承知のように、お金と時間と責任が大変たくさんかかります。保護者、親にかかってくるものは、大きなものがあろうかと思います。これは当然のことではありますが、いまの社会環境のなかでは、なかなかこれらを乗り超えることが苦労であるのが現実であります。特に保護者の苦労を少しでも緩和する手段を、物心両面から行政がサポートしていかなくてはならないと思っておるとこでございます。

 経費では従来から取り入れている政策の、幼児・学童の医療費の補助を始めといたしまして、義務教育終了までの間、あるいは財源が許されるならば、成人に達するまで子育ての支援策として効果的な対策を打ち出して行きたい。そしてまた、近隣市町村とのはっきり分かる差別化を行いまして、全国に誇れる政策を打ち出してゆく具体案を早急に示してまいりたいと思っているとこでございます。議員各位の強いご理解とご協力を賜りますよう、重ねてよろしくお願い申し上げておきたいと思います。

 少子化はあらゆる面で深刻な問題を含んでいます。少子高齢化が一段と進行すれば、社会の人口構成に急速な変化が起きて、まず一番心配されておりますことは、公的年金や健康保険などの社会保障制度の破綻でございます。これも既にそれに直面しておるとこでございます。また、労働力不足から経済が衰える心配があり、経済成長の維持・拡大はできず、経済大国の看板を降ろすことにもなるわけでございます。財政問題、社会保障制度、そして経済力、労働力、将来の大きな国家的課題でもございます。日本の国の将来を外国人の管理の下に委ねることになると言っても過言ではないと思います。

 続いて教育面では、少子化に対する学校組織と運営の問題、そして幼保の問題また青少年による犯罪も決して他人事ではなく、校内暴力、学校・学級崩壊等も目を避けることなく、町を挙げて取り組む重要案件であると考えております。

 日本の将来、地域の未来を背負う人材、人づくりは教育です。地域・学校・家庭が一体となった教育、人づくりが何より今一番急務でございます。

 衣食足りて礼節を知るという言葉がありますが、今や日本は世界の経済大国となり、物の豊かな生活環境が完成した今日、皮肉にも、衣食余って礼節を失っているという感がいたします。満ち足りた現実の社会のなかで若者たちは、自分の人生のしっかりした目標を失っているのではないかと思われます。

 いずれにせよ、大切な人材です。そしてまた、一度しかない人生を過って不幸な道を歩むことのないよう、健全な青少年を育てる責任が私たちには課せられているのではないでしょうか。

 このことから青少年、若者に対する夢と希望を持たせるよう環境づくりをすること。また、急変する社会構造に柔軟に対応できる能力を育んだ、若者の育成を進めていくことが大切であると思うとこでございます。

 勉学面では、特に国際化時代、情報化時代に向けてその流れに乗れる知識能力を付けていくことも大切であります。国際化時代、情報化時代に対応した知識能力向上に対する事業として、国際語である英語を身近なものにするため、小学校から英語会話教室を外国人講師を招き、遊びのなかで楽しく体感できるような学習教室も考えたいし、また、パソコン教室も時代の流れに沿った設備、そしてソフト・ハードと整えて子どもたちに慣れ親しんで身近なものにしていくことが必要ではないかと思っておるとこでございます。

 福祉については、私は福祉の基本は、障害者には自立を、そして高齢者には生きがいであると理解しているところでございます。特に合併によって高齢化比率が32・63%と高くなっており、また中山間地の過疎地域である本町では、今後も高齢化がなお一層進み、高齢化対策が大きな課題であります。

 平成2年度から始まった介護保険制度も第一期の見直しの3年が経過しています。16年度決算状況を見ますと、決して敗政内容が安定していません。また、保険料も3地区で大きな差がありましたが、平均化して調整していますが、今後の推移を考えると問題を含んでいるのが現実であります。介護保険制度ができて、高齢者を支える環境づくりは改善されたと思いますが、国の社会保証制度の見直し、個人負担の増額等の方向が見えてきている現在、私は、介護保険支援制度は高齢者の最後の砦であって欲しいと願うものでございます。

 町といたしましては、元気を合い言葉に、長寿人生を最期まで健康で楽しく過ごしていただくため、人生に生きがいを完成できるよう、保健士、愛育委員、栄養委員、町の担当関係職員、そして社会福祉協議会、スポーツ関係者等々の幅広い分野の知恵と力を借りて、予防医学を取り入れて日頃より食生活、運動で体力づくりを進めると同時に生活習慣病の予防に努め、元気な老人づくりが最重要施策として取り組んでまいりたいと考えておるとこでございます。

 障害者支援施策については、自立のための施設整備と民間福祉法人で運営されている状況もありますが、ケース・バイ・ケースでニーズに応えて自立のサポートを行っていき、障害者の方が社会参加、社会復帰が出来やすく、自立しやすいような施設整備を取り組んでまいりたい。そしてまた、そのような施設に対して、そのような事業に対して、サポートしてまいりたいと考えておるとこでございます。

 福祉政策には、老人、障害者、児童等、弱者に対する施策を積極的に考えていく必要があると思っておるとこでございます。

 インフラ整備については、安心・安全な町づくりのために町内の全域にわたる高度情報化システムの整備が必要であり、本年17年度、1カ年で計画書を作成し、18年度単年で光回線網を整備し町独自のシステムを構築し、IT時代に即応できるよう、合併によって町内に情報の地域格差が起きないよう、そして高齢化時代に備えて福祉にも利用できて、安否、健康管理にと幅広く運用できるシステムづくりを行っていきたいと考えておるとこでございます。

 また、下水道、簡易水道整備も、合併前の協議会で十分理解し建設計画に織り込んでおるとこでございますが、柵原地域、旭地域については整備に取り組む計画で、早急に対応してまいりたいと考えています。

 町内一円で快適な近代生活ができるよう積極的に事業の推進に取り組みます。また下水道計画の計画区域外の地域におきましては、合併処理浄化槽の設置事業で対応し、下水道整備事業との格差が受益者に起こらないよう、平等の原理原則で対処してまいりたいと思っておるとこでございます。

 次に、産業の振興事業施策についてでありますが、農林業が基幹産業として生活基盤を維持してきた過去の歴史を守りながらも、依然として続く過疎高齢化のなかで、後継者、農林業の担い手不足の状態にあり、厳しい現実をどう解決していくかが知恵を出していかなければならないところであろうと思います。

 農業は水田を中心として、県の特産品として推奨されているピオーネの生産農家をサポートしていくこと。

 そしてまた、中山間地域直接払制度については平成12年度から5カ年間ということで、昨年16年度まで、国において農地の持つ多面的機能の維持と荒廃農地を防止することを目的として取り組んできた事業でありますが、それぞれの地域で一定の効果が出されて、農家の後押しができたと思っております。引き続きこの制度を残すよう農林水産省のほうに全国から要望が出され、引き続き5カ年延長となり、条件が多少厳しくなりましたが中山間地域の農家を支える制度であり、有効にこれを活用し、利用していかなくてはなりません。

 今後の農業は、集団営農にとらわれず、努力する者が独自のブランドで安全・安心の食づくりでマーケットを作っていくことも特産品づくりの手法であると考えています。

 食の文化は、健康づくり、ダイエット等々、おいしさに付加価値を付けて販路の拡張をし、農業所得の向上を図っていくことも大切であろうと思っております。

 また、3町合併によって、今までできなかった観光資源を有効に活用して町内コースを発信して、交流人口を呼び込む作業に商工会も一緒に取り組んで、農家と商工業者の連携・協調によって町の持つ特性を活かしていくことができると考えています。人を集めるには話題性としては原則的なものがございます。大きいか、多いか、たくさんあるか、そしてきれいなか、美味しいか、安いかの条件であると思います。また人を集めて経済行為をするには、見るもの、食べる物、そして買う物の3要素が必要であります。そうしたことを参考にして、やる気のある集団の結成を行って積極的に早急に取り組んでまいりたいというふうに考えておるとこでございます。

 平成17年度予算を提出させていただいていますが、十分町内の内容、そしてまた状況等を把握できていません。政策方針につきましても具体的に事業・政策等、申し上げることができませんことをお許しいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 冒頭に申し上げましたように、財政状況は非常に悪く財源不足の状況であります。ともかく、まず財政の健全化を何よりも先に取り組み、将来に向けて安心した町づくりができるよう体制を整えることが、いま一番大切であります。そのための行財政改革を断行せねばなりません。

 いままでそれぞれの町で行っていた事業・政策・補助制度・イベント等々、十分協議と議論をいたしまして精査して、見直し・改善・改革を町民皆さんにも十分理解いただくよう説明を申し上げまして、協力・そして理解を求めてお願いをしてまいらねばならないと思っておるとこでございます。

 以前は良くても今は駄目なもの、昔は許されても今は許されないもの、昔の目線と現在の目線、社会背景と環境の変化、これを時代というのではないでしょうか。

 いずれにいたしましても、この1年間、いつにも増して極めて大切で厳しい年であると思っております。

 合併という大変大きな行政変革、国も地方自治体も大転換時期を迎えております。昭和の大合併で全国3、336市町村がこのたびの平成の大合併で1、860市町村になり、岡山県においては78市町村が今現在34市町村で、来年3月には28市町村になる予定でございます。

 市町村間の競争もおのずと激しくなってまいります。知恵比べ、努力比べとなっていくことでございましょう。

 そうした大切な時期に行政をお預かりする者の一人として、責任の重さをずっしりと感じておるとこでございます。その重さを十分自覚し、全身全霊を打ち込んでがんばってまいりたいと、心を新たにしておるとこでございます。

 冒頭申し上げましたように、倫理・公正・平等、これは公共人・公人として行政に係わる者として一番大切なことだと確認いたしておりますが、ややもすれば失い、忘れることが多い現実の社会のなかであります。

 申し上げるまでもなく、倫理とは道徳であり、人の道、公私の区別をハッキリすることであります。このことについて、ここ近年、国・県ともに大きく問題として世間より論を呼んでいるところでございます。

 公正とは正しい位置で、正しい目線で、私心無き判断・実行をすることであります。

 そして平等とは特定の人、特定の地域に特定の利益、特定の不利益を与えない対応・処理をすることであると理解しています。私利私欲のない行政執行を旨として、住民の期待と負託に応えるべく執行部・職員一丸となって汗をかきます。

 議会と執行部は車の両輪と言われていますが、ともに町民の負託に応える大きな責任を背負っておろうかと思っております。

 議員の皆様方の幅広く高い判断力で斬新なアイディアをご提案下さいますよう、そしてまた、目先の今日、明日の利害よりも、5年・10年後に、世界にはばたく美咲町として、きちんと花咲かせ、そしてまた実の成るような行政施策の基で汗をかいてまいろうではございませんか。

 町民の皆さん、そして議員各位のさらなるご理解とご支援を重ねてお願い申し上げまして、私の施政所信に関する説明、ごあいさつとさせていただきます。

 引き続きまして、今定例会にご提案申し上げております議案につきまして、提案理由並びに議案内容の説明をさしていただきたいと思います。

 今定例会にご提案申し上げておりますところの議案は、専決処分案件8件、条例案件4件、予算案件28件、その他案件7件の、計47件でございます。

 これから、提案理由並びに議案内容につきまして説明を申し上げますのでお聞き取りいただきたいと思います。

 まず、平成16年度美咲町繰越明許費繰越報告についてでありますが、これは平成16年度において事業の完成が困難となった事業について、平成17年度に繰越して事業を実施するものでございまして、地方自治法施行令第146条第2項の規定により議会に報告するものでございます。

 内訳を申し上げますと、一般会計におきましては13事業、繰越額は合計で8億4,314万4,000円であります。

 中央簡易水道事業特別会計におきまして2事業、繰越額は合計で6,692万4,000円であります。

 次に、中央打穴・大垪和簡易水道事業特別会計で1事業、繰越額は428万円でございます。

 次に、中央公共下水道事業特別会計で1事業、繰越額は2億6,453万9,000円であります。

 次に、野外趣味活動施設事業特別会計で1事業で、繰越額は594万8,000円でございます。

 以上、繰越を行っておりますので、5会計で18事業、そして繰越金額の合計が、11億8,483万5,000円となっております。

 それぞれの会計ごとに、事業名、事業費、財源内訳等を計算書に掲載いたしておりますので、平成16年度美咲町繰越明許費繰越計算書を議会に提出するものでございます。

 さて、議案の説明を提案書の順に沿って申し上げさしていただきたいと思いますので、提案書のほうでご理解いただきたいと思います。

 まず、議案第19号は、専決処分の承認を求めることについてでありますが、本件は、美咲町農業委員会の選挙による委員の選挙区及び各選挙区における委員の定数に関する条例を制定するものであります。

 美咲町農業委員の選挙区と、選挙区ごとの定数については、合併協議会で協議決定されておりますように、最新の選挙人名簿登録者数で22名の定数を按分により定めることになっております。その方式により算定した委員定数は、中央選挙区が10名、旭選挙区が5名、柵原選挙区が7名となり、これにより条例を定めるものであります。

 そして、現在の美咲町農業委員の任期は7月19日のため、選挙の投票日を7月10日と定めて執行されるために、それ以前の日程として、立候補予定者への説明会等を実施するための日程を確保するためには、議会を召集する暇がないため専決処分とさして、これらの承認をいただくものでございます。

 次に、議案第20号専決処分の承認を求めることについて。本件は美咲町農業委員会の選任による委員に関する条例を制定するものであります。

 この条例は、選任により選出される農業委員の定数と、推薦する団体を定めもので、美咲町農業委員会の選任による委員は、津山農業協同組合から1名、土地改良区から1名、美咲町議会から4名以内と定めるものであります。

 これも、前議案同様に、議会を召集する暇がないために専決として、ご承認を求めるものでございます。

 次に、議案第21号専決処分の承認を求めることについてでございますが、本件は、平成16年度美咲町土地開発事業特別会計補正予算第2号を行ったものであります。

 この特別会計の補正予算は、旧柵原町地区の会計でございます。この補正予算は、平成16年度におきまして合併時の締めで不足金が生じていたために、一般会計から借り入れを行い会計処理をし、年度末におきまして一般会計からの借入金を返済しましたが、計算誤りのために返済金の予算が不足しており、762万5,000円を追加補正し、一般会計に返済するものでございます。

 次に議案第22号から議案第26号の5議案は、いずれも専決処分の承認を求めることについてでありますが、平成16年度美咲町会計の決算をしましたところ、特別会計のうち5会計において、不足額が生じたために、平成17年度のそれぞれの会計から次のとおり繰上充用を行い不足額の補填をするために、暫定予算の追加を行うものでございます。

 会計の内訳を申し上げますのでお聞き願いたいと思います。美咲町住宅新築資金等貸付事業特別会計、これは旧中央町分でございますが、平成16年度の不足金が2,443万3,024円起きたものでございます。平成17年度暫定予算に追加で2,443万4,000円を追加補正するものであります。

 次に、美咲町柵原飯岡簡易水道事業特別会計で、平成16年度の不足金が3,139万9,042円起きております。平成17年度の暫定予算の追加で3,140万円を追加補正するものでございます。

 次に、美咲町柵原北部簡易水道事業特別会計で、平成16年度の不足金が9,219万3,766円起きております。そのために平成17年度の暫定予算の追加で9,219万4,000円を追加補正さしていただいたものでございます。

 続きまして、美咲町野外趣味活動施設事業特別会計、旧柵原町分でございますが、平成16年度の不足金が1億4,214万8,601円生じております。従いまして、平成17年度の暫定予算で追加いたしまして1億4,214万9,000円を追加補正をさしていただいたものでございます。

 次に、美咲町土地開発事業特別会計、これも旧柵原町分でございます。平成16年度の不足金が1億1,575万3,669円起きております。従いましてこれも同様に平成17年度の暫定予算に追加で1億1,575万4,000円を追加補正をさしていただいたものでございます。

 以上、5会計で赤字の会計になっておりまして、会計に不足を生じたために繰上充用をするものであります。

 ちなみに、合計金額でございますが、この5会計の合計金額で4億593万1,000円となっております。内訳は先ほど申し上げましたように、旧中央町の2,443万4,000円と、旧柵原町分の3億8,149万7,000円であります。

 次は、議案27号美咲町元気なまちづくり基金条例の制定についてでありますが、この議案は、名前のとおりに、世界にはばたく元気な美咲町づくりを推進するために、基金を設置するものであります。

 この基金は、合併した市町村に対して、新しい町づくりをするために基金造成に対する財政措置として、合併特例債を基金積立額の95%充当することができます。そしてこれの70%が交付税として算入されるものでございます。

 美咲町のこの基金規模の上限を、16億4,000万円と定め、4年間で積み立てるものであります。従いまして本年度はこの基金に4億1,000万円を積み立てさしていただく予定にしておるものでございます。将来に向けて健全な財政運用をするために、この特例債によるところの制度を有効に活用して、基金を残しておきたいというふうに考えておるものでございます。

 次に、議案第28号美咲町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてでありますが、本件は、美咲町誕生と同時に、国保税の税率の統一を図るものでございます。

 昨年9月22日の久米郡地域合併協議会において、3方式を採用することで承認をいただいております。この3方式とは、ご承知と思いますが参考までに申し上げますと、加入者数による均等割額、世帯による平等割額、そして所得に対する所得割額からなります。旧中央町、旧柵原町におきましては、この上に資産割額を加えておりましたが、先ほども申しましたように資産割額を除外して3方式とさしていただいたものでございます。

 先日の国民健康保険運営協議会に美咲町国保税率の諮問をいたしまして、合併の目標である、サービスは高く、負担は軽くを重視いたしまして、基金の取り崩しに頼ることには将来的な不安はあるものの、今年度の医療分については基金を充当することで出席委員全員の方の賛同をいただきましたので、その税額等は平成16年度3町合算額に比べ、1人当たり課税額で4,663円、1世帯当たり課税額で1万590円の平均的な減額となっております。

 3町もともと違いますので多少の差はございますが、そのような減額になっておるとこでございます。

 また、介護分については国の基本に沿って、介護納付金からそれに対する国等からの補填分を差引いた残りの額を賦課することにしましたが、一度に増額することもできず、実際には620万円程度の不足になりますが、この額は平成16年度3町合算額に比べまして、1人当たり課税額で5,907円、1世帯当たり課税額で7,478円の増額となるとこでございますが、介護保険制度における介護給付費が減らない限り、この介護納付金は増え続けるものでございます。介護分の国保税が増え続けることになります。そうしたものを避けるために、平成18年度に予定されている介護保険制度の見直しによって状況が変わってくるかもしれませんが、今の時点では被保険者の方にご負担願わざるを得ないところでございます。

 また、今回の税率設定にあたりましては、低所得者のかたに配慮いたしまして、2割軽減、5割軽減、7割軽減を適用できるよう、均等割額と平等割額を加えた額つまり応益割額と、所得割額として賦課する額、つまり応能割額が、ほぼ50%50%になるように設定しておるものでございます。

 次に、議案第29号美咲町老人福祉センター及びデイサービスセンター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、本件は、高齢者の健康を保持し、ふれあいを深めることを目的に、老人福祉センター及びデイサービスセンターの設置について定めた条例でございます。現在、原田地区のふれあいセンター、東垪和地区の福祉の里あさひが丘、吉ヶ原地区のデイサービスセンターかしのき荘を定めておりますが、新たにこれに吉ヶ原地区の柵原いきいきふれあい館を追加いたしまして、地域の福祉の向上に役立てる施設として活用してまいりたいというふうに考えておるとこでございます。

 次は、議案第30号国民健康保険事業診療所基金条例の制定についてでありますが、本件は大垪和西地区に従来から開所いたしておりました、美咲町国民健康保険診療所でありますが、合併後も引き続き診療所の運営を行うもので、これの健全な財政運営を図るため、美咲町国民健康保険診療所事業特別会計基金を引き続き設置するもので、合併により名称等を新たにして、条例制定をするものであります。

 次に、議案第31号平成17年度美咲町一般会計当初予算でございますが、平成17年度の会計におきましては、合併によりまして4月から6月までの3カ月間は、暫定予算の編成をいたしまして執行してまいりまして、ここで平成17年度当初予算の編成ということになりまして、各会計の予算を調整いたしております。

 平成17年度美咲町予算のご提案をしておりますが、概要につきましてはご説明を申し上げますので、お聞き取り頂きたいと思います。

 まず一般会計でありますが、歳入歳出予算の総額は、117億9,410万6,000円とするものであります。美咲町予算としては、今年が最初の年でありまして、前年度対比ができませんので、合併前の3町の合計予算と比べてみますと、合計額で合併前の100.34%の予算となっております。

 内訳をみますと、議会費は43.17%、総務費は88.17%、民生費は87.46%、衛生費は90.89%、公債費は90.41%となっておりまして、前年度予算よりも減少いたしておるとこでございます。

 反対に農林水産業費は115.86%、土木費は111.67%、教育費は128.05%、災害復旧費は実に368.53%となっておりまして、前年度の予算より増額となっておるとこでございます。

 この予算編成を行うにあたりましては、厳しい財政状況のなかで、歳入は過大見込み額とならないように注意をしながら、また効率のよい財源の確保を行うよう配慮して編成をいたしております。また、元気な美咲町の町づくりのために新たに元気なまちづくり基金を設けて合併特例債を借り入れまして、基金積み立てを本年度4億1,000万円行ったところでございます。

 歳入の財源調整といたしまして6億3,000万円を基金からの繰り入れとさしていただきました。この内訳は、財政調整基金から4億3,000万円、長期振興町づくり基金から2億円の繰り入れを行い、財源の確保を行ったところでございます。

 また、平成16年度から実施されはじめた税源の移譲に結びつく、国庫補助・負担金の改革が平成17年度も実施されまして、美咲町においても老人保護措置費、そして外出支援サービス事業、そしてまた緊急通報装置設置事業等がこれらの該当となっておるとこでございます。

 次に一般会計の歳出でありますが、歳入で申し上げましたように、厳しい財政状況のなかで予算編成を行っていますので、そのなかで改善見直しが必要であると考えておるとこでございます。内容を申し上げますと、新規事業の取り組みは延期する。また継続事業の内容を見直す。各種補助金の見直しを行う。委託事業の見直しを行う。それから維持管理運営費の見直しと統一、特に人件費を含んだもので見直していきたいというふうに思っております。これらが美咲町内で均衡の取れた予算とするまでには少し時間が必要であり、今回の予算におきましては、必ずしもご覧いただいて、十分な予算の査定ができていないかもしれません。必要な予算が査定で落ちていたり、また十分余裕がある予算となっている場合が考えられますが、先ほども所信表明で申し上げましたように、私自体が今まだ町内の実情、そして事業の内容、そして過去の経過等が十分把握できておりません。そのために、限られた時間での予算編成でございましたので、内容を十分精査することができ得なかったということもございます。そうしたものに対しましては、町内の現状や経過などを、一日も早く十分把握いたしまして、適切な予算措置を行うよう、また編制するように考えております。

 先だっても申し上げましたように、そうした意味で今後9月、12月議会でも補正予算をお願いすることがあろうかと思いますし、また先ほど申し上げましたように、必要な予算が査定で落ちているというふうなことがございますために、見直しをして急きょ補正予算をするということで、臨時会をも開催していただかねばならない状態が起きるやも知れませんが、そうしたことでよろしく議員の皆さん方もご理解をいただきたいと思います。

 現在では、美咲町の1年間を通しての予算となっておりません。必要に応じまして補正予算を、先ほども申し上げましたように、行いながら、住民の皆さん方に不便を与えないように、また不安をお与えしないように、しっかりした財政状況を見ながら取り組んでまいりたいと思いますので、ご理解をよろしくお願い申し上げておきたいと思います。

 続きまして、議案第32号平成17年度美咲町高齢者住宅資金貸付事業特別会計当初予算から、議案第58号平成17年度美咲町倭文西財産区特別会計当初予算は、美咲町の特別会計27会計の平成17年度予算をご提案さしていただいたものでございます。特別会計の歳入歳出の合計は、87億6,777万9,000円となっております。

 これら特別会計の内容につきましては、説明を今席では省略させていただきましてお許しいただきたいと思いますが、予算審議につきましては特別委員会を設けられておりますので、議員全員でご審議いただくように承っておるとこでございます。特別委員会におきまして担当のそれぞれの課長から詳細にわたりまして説明を申し上げますのでお聞き取りいただきまして、十分なご審議をいただきますようお願い申し上げておきたいと思います。

 次に、議案第59号津山圏域消防組合規約の変更についてでありますが、本件は、津山圏域消防組合を組織する関係市町村間において市町村合併が行われまして、消防組合を組織する地方公共団体に変更が生じたことと、組合議会の議員定数が変更されまして、また、副管理者の人数も従いまして変更となっております。津山圏域消防組合規約を改正するもので、地方自治法第290条の規定によりまして議会の議決を賜るものでございます。

 次に、議案第60号岡山県市町村総合事務組合等への加入脱退等についてでありますが、本件も、岡山県市町村総合事務組合及び岡山県消防補償等組合を組織する関係市町村間において市町村合併が行われまして、合併関係町等を岡山県市町村総合事務組合及び岡山県消防補償等組合から脱退させ、合併後、加入する市町を岡山県市町村総合事務組合及び岡山県消防補償等組合へ加入させるとともに規約を変更するものでございます。これまた地方自治法第290条の規定によりまして議会のご議決をいただくものでございます。

 次に、議案第61号津山広域事務組合規約の変更についてでありますが、本件は、津山広域事務組合を組織する関係市町村間において市町村合併が行われまして、広域事務組合を組織する地方公共団体に変更が生じたことと、組合議会の議員定数が変更されました。また、分担金の率が変更となったために、津山広域事務組合規約を変更するもので、これまた地方自治法第290条の規定により議会の議決をお願いするものでございます。

 次に、議案第62号岡山県広域水道企業団規約の変更についてでありますが、本件は、平成17年8月1日の市町村合併に伴い、真備町を岡山県広域水道企業団から脱退させまして、真備町・船穂町を編入合併する倉敷市を加入させるとともに、規約を変更するもので、地方自治法第290条の規定によりまして議会の議決をいただくものでございます。

 続いて、議案第63号岡山県広域水道企業団を組織する地方公共団体の数の減少及び岡山県広域水道企業団規約の変更についてでありますが、本件は、平成18年3月1日の市町村合併に伴いまして、佐伯町及び和気町を岡山県広域水道企業団から脱退させまして、佐伯町及び和気町の合併によって設置される和気町を加入させるとともに規約を変更させるもので、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。

 続きまして、議案第64号美咲町過疎地域自立促進市町村計画の策定についてでありますが、本件は、平成16年度が後期過疎計画の策定時期となっておりまして、平成17年度から平成21年度までの5カ年間の計画を立てるものであります。市町村合併によりまして過疎計画の策定事務が少々遅れておることが予測されたために、合併関係市町村については合併後に行うよう県から指導をいただいておったものでございます。このたび美咲町過疎地域自立促進市町村計画を別添のとおり作成して、県と協議を行っておりましたが、協議が終了いたしましたので美咲町過疎地域自立促進市町村計画を策定するために、過疎地域自立促進特別措置法第6条第1項の規定に基づきまして、これまた議会のご議決をいただくものでございます。

 次に、議案第65号美咲町情報公開審査会委員の委嘱についてでありますが、本件は、美咲町情報公開審査会委員が市町村合併によりまして不在となっているために、新たに提案書掲載の5名の方々を美咲町情報公開審査会委員といたしたいので、美咲町情報公開条例第23条第2項の規定によりまして、議会のご同意いただくものでございます。委員の方を申し上げますと、まず住所氏名から申し上げさしていただきたいと思います。美咲町西幸1774番地、杉山倫子氏、昭和30年5月18日生まれ。続きまして美咲町錦織1187番地、山本輝文氏、昭和24年1月14日生まれ。続きまして美咲町西川上5970番1地、大崎俊男氏、昭和20年12月19日生まれ。続きまして美咲町西川上415番地1、杉山貢氏、昭和12年6月4日生まれ。続きまして美咲町久木242番地15、為房勝、昭和12年2月11日生まれの以上5名の方々でございます。

 履歴書については後ろに添付いたしておりますので後ほどご確認をいただきたいと思います。

 以上、いたって簡単でございますが、提案理由の説明並びに議案の内容をご説明さしていただいたところでございます。何とぞ慎重審議を賜りまして、適切なご議決を賜り賜りますようお願い申し上げまして、提案議案の説明に代えさしていただきたいと思います

 大変長時間にわたりまして、所信表明並びに議案提案理由の説明をお聞きいただきまして大変ありがとうございました。

 冒頭申し上げましたように、この4年間、一生懸命取り組んでまいりたいと思いますので、そしてまた大変大切なこの1年間、議員の皆さん方と二人三脚で町民の付託にお応えできる行政執行を取り組んでまいりたいと思いますので、さらなるご理解ご協力を重ねてお願い申し上げまして、私のごあいさつ並びに提案理由の説明に代えさしていただきます。

 ご清聴ありがとうございました。



○議長(定本一友君) 以上をもちまして提案理由の説明を終わりといたします。ここで休憩といたします。再開時刻を11時30分からといたします。

            (時に11時16分)

            〔 休  憩 〕



○議長(定本一友君) 休憩前に引き続き、これより本会議を再開いたします。

            (時に11時33分)



○議長(定本一友君) それでは日程第7 議案に対する質疑を行います。

 これより、議案第19号と議案第20号についての議案に対する質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 ありませんか。

            〔「ありません」と呼ぶ者あり〕



○議長(定本一友君) それでは、議案第19号と議案第20号についての議案に対する質疑を終わります。



○議長(定本一友君) 議案の委員会付託につきまして、お諮りいたします。

 ただいま議題となっています議案については、委員会付託を省略したいと思います。

 これに、ご異議ございませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(定本一友君) 異議なしと認めます。

 したがって、議案第19号と議案第20号の委員会付託は省略することに決定いたしました。



○議長(定本一友君) 日程第8 討論

 これより、討論を行います。順次、発言を願います。

 ありませんか。

            〔「ありません」と呼ぶ者あり〕



○議長(定本一友君) 討論もなしと認めます。



○議長(定本一友君) それでは、日程第9 表決を行います。

 これより、採決をいたします。

 まず、議案第19号を挙手により採決をいたします。

 本案を、原案のとおり承認することに賛成の方の挙手を願います。

            〔賛成者挙手〕



○議長(定本一友君) 全員賛成であります。

 よって、本案は承認することと決定をいたしました。



○議長(定本一友君) 次に、議案第20号を挙手により採決をいたします。

 本案を、原案のとおり承認することに賛成の方の挙手を願います。

            〔賛成者挙手〕



○議長(定本一友君) 全員賛成であります。

 よって、本案は承認することと決定いたしました。



○議長(定本一友君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。

 明17日から19日までを休会とし、20日午前10時より本会議を開会し、一般質問を行います。

 本日は、これをもちまして散会といたします。

            (時に11時40分)