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岡山県 美咲町

平成18年第10回( 9月)定例会 09月14日−02号




平成18年第10回( 9月)定例会 − 09月14日−02号







平成18年第10回( 9月)定例会



第 2 日

 (平成18年9月14日)



(1)会議の開閉時刻

    開   議  午前10時00分

    解   散  午後 5時09分



(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名


議員番号氏   名出欠別議員番号氏   名出欠別
1岸本 清治出 席9草苅  修出 席
2安藤 暢昭〃10三船 勝之〃
3最上  忠〃11寒竹  壽〃
4池上 弘道〃12岡田  壽〃
5大神 弍之〃13山本 宏治〃
6貝阿彌幸善〃14小島 洋征〃
7松島  啓〃15日神山定茂〃
8下山 和由〃16定本 一友〃


(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名


職  名氏   名職  名氏   名
町長奥村 忠夫上下水道課長山本 泰示
助役矢木 康敬産業一課長池上 康夫
助役福井  正建設課長清水 史郎
総務一課長松本 行正少子化対策・
男女共同参画課長殊井  始
政策企画課長山本登志夫出納室長重松 富子
情報交通課長兼光 和正旭総合支所長
地域振興課長石坂 吉政
税務課長形井  圓柵原総合支所長
地域振興課長池上 哲平
住民一課長延原 秀雄教育長中力  昭
保健福祉一課長野木 洋子教育総務課長延原 幸子
保健福祉二課長松岡はる恵学校教育課長森廣 恒男
生活環境課長黒瀬  博       


(4)職務の為出席した職員の職・氏名

    事務局長  桑 元 芳 郎

    書  記  貝阿彌 美 和



(5)日   程


日 程議案番号件         名
    開会
1   一般質問






          平成18年第10回美咲町議会定例会

             平成18年9月14日

             開 会 10時00分





○議長(定本一友君) 皆さんおはようございます。

 ただいまの出席議員数は16名全員であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。(午前10時00分)

 本日の日程を報告いたします。

 第1に一般質問、以上のとおり定めておりますので、ご了解をお願いいたします。

 これより日程に基づきまして議事を進行させていただきます。

 日程第1、一般質問。

 これより一般質問を行います。

 質問の通告がありますので、通告順に発言を許可いたします。

 なお、この際申し上げておきます。会議規則第54条発言内容の制限及び第55条質疑の回数の規定を遵守願うとともに、第56条発言時間の制限により、質問と答弁の合計時間が50分までと決定をされておりますので、ご了解をお願いいたします。

 それでは、ただいまから一般質問を行います。

 まず最初に、4番池上議員。

 池上議員。



◆4番(池上弘道君) おはようございます。

 質問事項として、住民へのサービスと人事についてということで質問をさせていただきます。

 近年、美咲町に住みたい、どうしても美咲町に家を建てたい、こういう声が聞かれます。私たちもいろいろ実感できます。道路も保育園も学校も生活に対するフォローも整いつつあります。近隣の市町村とは格差が目につく。津山市の職員の方の声も、美咲町はいろいろと進んだことを考えていると評価されています。行政が変われば住民が変わる、住民が変われば地域が変わる、地域が変われば町が変わる、町が変わればまた行政が変わる。そして、世界に羽ばたく元気な美咲町として政策の体系が考えられております。その中に豊かさと活力を実感できる元気な町づくり、そしてその中に農林業振興もあります。今農業の代名詞のように言われております農林業を取り巻く現状は、高齢化、過疎化、担い手不足、農林産物の価格低迷など背景に大変厳しい状況にある、これはいつも言われております。どこでも耳にします。そして美咲町の今の現況、いわゆる農業センサスあるいは振興計画の中に数値がいろいろ出ております。

 美咲町の農地面積は1,405ヘクタール、そして水田は1,201ヘクタール、畑168ヘクタール、樹園地35ヘクタール、そしてこの中に耕作地放棄地として農業センサスでは、平成17年度が155ヘクタールになっておりますが、振興計画の中の数値は383ヘクタールとなっております。その中で、特に気になる点は、農業の就業人口が2,294人と、町全体の人口からいいますと19.4%。その中で65歳以上が1,616人、そしてまたその中で、いわゆる販売をした農家1,277経営体。販売のなかった農家242経営体。もう一つその中で経営面積が0.3から1ヘクタールが1,128経営体、これは全体の70%です。その中で販売、いわゆる50万円未満の農家が770経営団体、約50%。少しランクを上げまして、50万円から100万円の経営団体経営体は279経営体、これは17%です。いわゆる農家の人口は5,716人、これは町全体の3分の1です。その中で60歳以上が2,540人、44%強です。

 現在中央地区の人口の多いとこといえば、亀甲、原田周辺だと思います。それから、柵原にとっては久木とか藤原かもしれません。旭ではいわゆる西川地区かもしれません。その中心の繁栄を非常に求めるならば、やはり周辺の豊かさや発展がどうしても不可欠でないかと思っております。お金の価値だけでいろいろ判断される今の世の中、でも、今までこの社会が発展し続けた源には農業があります。このような状況下で農林業担当の職員の方々の異動が短期間で多く行われました。住民にとって人事というもんについてはなかなか目につきません。表面に出てくるその人の配置とか動きによって町の農政の意気込み、力をどのくらい入れとるかという判断をされやすうはあります。

 私たち住民にとって担当の職員の方々にはあらゆる相談に乗ってもらったり、直接いっつも接したり、非常に重要な関係にあり、また当然分野での高度の知識も要求されると。住民の中から余りにも頻繁に変わると名前がわからないとか、本音の話ができんとか、要するにサービスの中身が薄くなるんじゃないかという、こういう声がある中で、いわゆる農業に対する考え、今後の住民へのサービスのあり方と人事について、それから合併の目的である専門性の高い職員の養成についてと行政側から見た農業、第2次産業、第3次産業から見た農業、そしてまた実際就農している者から見た農業、どのように見えているんだろうか。それぞれの地域が地域の生活環境を守るためにも私は集落営農が必要だと思います。難問は多くあり、取り組みは実に難しい点はよくわかっております。システムとして今構築する必要はないだろうか、行政が変わる、この点から農業振興にもう一歩、一足考えを進めていただき、専門の職員の養成と配置を考える必要はないだろうかということについてお尋ねいたします。



○議長(定本一友君) 続きまして、答弁者。

 町長。



◎町長(奥村忠夫君) おはようございます。

 引き続き皆さん方には大変ご苦労さまでございます。本日、明日と一般質問をいただくわけでございますが、その初めとして4番池上議員のご質問をいただきました。通告によりますと、住民サービスと人事についてということで、今ご質問いただいたかと思いますが、非常に専門的であり、また池上議員はご承知のように農業委員さんでもございます。農業には非常に精通されておられますところにもちまして、大変沿革的な質問をいただきましたのでどの辺からお答えしたらいいものかなというふうに悩んでおるとこでございますが、的確な答弁ができるかどうかわかりませんが、もし外れておりましたらまた再質問をいただきたいと思います。

 まずもって人事を、農業の大切さ、どのように考えておるかということでございますが、これにつきましては申し上げるまでもなく、合併いたしましても本町農業が基幹産業だというふうに言われております。そうした中で、特に私は近年この農業については必ず明るい日差しが来るだろうということは、常日ごろから申し上げておるところでございます。それの一つの裏づけとして、大変今ご案内のように食糧の輸入率が高うございます。自給率が非常に低いということでございまして、そうした中で今までは商売人主導型で価格競争がなされてきておりました。しかしながら、ここに来てしっかりと消費者の方が地産地消とかというふうなことを唱える中で、まず食の安全ということが第一にとらわれるようになってまいりました。そうした中で、やはり今言われております輸入野菜、輸入食料品については非常に安全性が乏しい、特にBSEの問題にありますように牛肉でもあのような問題が起きてまいりますし、特にまた野菜等につきましては中国からの輸入が非常に多いわけでございますが、その中で農薬を使用したいわゆる日本の戦後の農業政策と同じようにつくれつくれふやせの状態でやっておるために、残留農薬などの問題が大変厳しく今問題化されておるとこでございます。

 そうしたものを踏まえた中で、必ず日本でつくった、先進国でつくったそうした食料品が国民に受け入れられるだろうというふうに思っております。あわせてまた、消費地が非常に変わってきております。中国もどんどんどんどん経済発展をする中で今外へ持ち出しておるものが中国の中の国内需要が賄えない状態になるんじゃなかろうかと。12億とも13億とも言われております中国の人口の中で、これが経済発展をしてくるとするならば、生活レベルが上がってくればもっとそうしたものの消費が拡大されてくるだろう。今一番消費地が伸びてくると言われておりますのは中国とインドでございます。そうしたとこが消費を拡大してくるならば、輸入商品は減ってくるだろうと。おのずとして地産地消に持っていかざるを得ないだろうということにありますので、農業はまだまだ私はこれから先明るい職業じゃなかろうかというふうに思っておりますので、きっちり農業を見詰めながらその後継者を育成しながら、就労者をどんどんふやしていくということが大切だというふうに考えておるとこでございます。

 しからば行政として、どうしたリーダーシップをとるんかということだろうと思います。人事の問題でございますが、基本的に私は人事に対しましてはこのような考え方で取り組んでおるということをご理解いただきたいと思います。まずもって管理職、いわゆる課長、そして課長代理、これらにつきましてはプロフェッショナルとしてみだりに異動させるものではないと、専門職に徹していかせたいというふうに考えております。最低限5年、6年、その場所におってしっかり、このことは、福祉のことは農業のことは産業のことはこの課長に聞けばきっちり答えが戻ってくるというふうなプロフェッショナルとしての育成をしていきたい。それが管理職だというふうに思っております。したがいまして、また若い職員につきましては私は毎年でも動いてもらうと、異動させるというふうに言っております。これは将来を育てるために、その人間、人材をつくっていくためにいろいろな職場を体験させることによって幅が広くなり、またその人間の持っておる潜在的な能力を引き出すためには、いろいろ使ってみないと場所を変えてみないとわからないと思います。それからどんどんと上に上がっていく中で、いろいろなとこを体験することによってオールマイティーに何でもこなせる、そうした職員でなければならないと思います。次第に管理職になっていくにつれては、プロとしてその部署を専門的にやれる人間でなくてはならない。ですから、管理職がきちっとしておればいろんな難問題は相談、連絡、きちっとしてくれれば答えは出していけれるというふうな状態をつくるのが、私は正しい人事配置であろうというふうに思っております。

 私も企業人として、企業の経営の中でそうした人材つくりは非常に大切なというふうに思っております。ただ、あってならないことは、1カ所におることによって水がよどめばボウフラがわくということわざがございますように、1カ所におることによってマンネリ化して、町民の方々、議員の方々と一定の距離を保つことを忘れてはならないと思います。つかず離れず、議員の方々とも余り心安くなって町長が執行権者か議員さんが執行権者かわからないような状態になってきて、親切が行き過ぎまして指示命令まで出していただくようになると機構が乱れてまいりますので、その辺のやはり節度というものは職員に持たすべきだということで厳しく言っております。最近におきましては、職務室に中に入っていただかないようにしようと。中には機密書類もある、特に最近はそうした個人情報の保護というふうなこともございますので、職務室には入っていただかないというふうなことを今厳しく言っております、ちょっと話が横行きますが。

 しかしながら、現実には職務室に心安さの中で入ってこられる、町民の方も中に入られるというふうなことで、それを防ぐことが非常に難しいというのが現実でございますけど、これはきっちりけじめをつけてやらせていただいて、そうしたものも職員の意識の向上、綱紀の粛正に努めてまいりたいというふうに思っておるとこでございます。ご指摘いただきましたように専門性を高めていくということ、これは当然いろいろなその担当になりましたらあらゆる研修を重ねながら、その一人一人の職員の意識の向上、技術の向上、そうしたものには努めていっておるとこでございます。

 今ご指摘いただきました産業課の方の職員の異動が激しかったんじゃないかということでございますが、この件につきましては、特に池上議員のご心配いただいております、おっしゃりたいのは土地改良区の関係のことじゃなかろうかと思います。これにつきましては確かに昨年、4カ月で前の職員動かした、その次の職員が9カ月で動いた、その次が現在の職員におるというふうなことでちょっと厳しく動いておりまして、引き継ぎが十分できてないというふうなことがあって、その辺をおっしゃりたいんじゃなかろうかなというふうに思っておりますが、しかしながら土地改良区も理事長さんがおられ、副理事長さんとかというふうなそれぞれ役員の方がいらっしゃるわけでございますので、やはりそのあたりはきっちり土地改良区の方で、組織の方でお世話いただくこと、また見ていただくことはそちらで責任持ってやっていただくというふうに、やはりそこの辺の区別はつけていかにゃならんだろうというふうに思っておるとこでございます。

 もし内容的に不備な点がございましたらまたご指摘いただきまして、改めるべきを改めていきたいと思いますし、同じ時間と労力を費やすわけでございますので、少しでも皆さん方に満足度の高い業務、サービスを提供していかせていただきたいという気持ちは私ども一生懸命思っておるとこでございます。ご指摘いただきましたように、職員が変われば町民が変わる、少しこの並べ方が違うんですが私は、職員が変われば町民が変わる、町民が変われば町が変わる、町が変われば町民の生活環境がよくなるというふうに申し上げておりますので、少し並べ方が違いますが結論的には同じだろうと思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(定本一友君) 池上議員、再質問。

 はい。



◆4番(池上弘道君) ありがとうございました。町長の答弁はもういつもきちっとした考えの中で整然とされておりまして、我々が本当にこうではないかということを突く間がないんですけれども、そうした中でもやっぱり住民から見るとサービス、農業について町長のお考えどうだろうかという、いわゆる疑問点も聞かれます。そういう特に今おっしゃられたようにきちんと考えていかりょうるというのもよく僕らもわかるんですが、そうした中でもやはり職員の方がくるくるかわったりされると、本当に町長は農業についてどういうふうに考えとんかなという声が聞かれましたので、今回の質問とさせていただきました。優秀な課長さんもおられるし、そりゃ確かに1年で若い職員さんがかわられるというのはそりゃ町長も合併以前からそこのとはきちんと言われておられまして、我々も納得した上の中での質問ということで、納得しておりながらも住民からそういう声があるということで、その点について今後とも非常に留意していただきまして農業に対する力強い行政の考えというものを体感できるような、そういう取り組みをお願いしたいと思います。



○議長(定本一友君) 答弁者、町長。



◎町長(奥村忠夫君) 池上議員の再質問でございますが、最終的には農業ということじゃなくて、いわゆる生活を守る産業というふうにとらえてまいりたいというふうに思っております。でございますので、単にお米つくりだけにこだわるんでなくて、いわゆる産業として今ピオーネに一生懸命取り組んでいただいておるとこでございますが、次なるいわゆる生産地として、何を生産地になれるようなものを作付をしていくか、そしてまた本当にそれが所得の安定を見て農業後継者が帰ってきてくれたり、あるいはそうした耕作者がふえてくるようなものを推進していこうと思えば、やはり経済行為が一番だろうと思いますので、所得がきちっと得られるようなそうしたものを模索しながら、しっかり皆さん方にPRとまたご協力を求めるように町民の方々に申し上げていきたいと思いますが、今池上議員のご質問を聞いて私なりに感じ反省を感じたとこでございますが、少し我々の方から十分町民の皆さんに我々の考えが伝わってない、インフォメーションができてない、そこら辺にも大きな原因があるんかなというふうなものを感じておりますので、前回の食育でも十分ご指摘をいただきましたように新しいものを起こそうとするとき、進むとき、あるいは今の考え方、機会があるごとにいろいろな会合で町の進むべき道、行こうとしておるもの、そうしたものをインフォメーションしてまいるように心がけていきたいと思いますので、よろしくご理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(定本一友君) 池上議員、再々質問がございますか。

 はい。



◆4番(池上弘道君) 一括して質問を申し上げてしまいましたので、いわゆる?の集落営農についての職員の方。はい、一緒でお願いします。

            (町長奥村忠夫君「担当職員の配置というのは今済んだから、集落営農のみじゃな」と呼ぶ)



○議長(定本一友君) 答弁者、産業一課長。



◎産業一課長(池上康夫君) おはようございます。

 ただいま池上議員の方からご質問をいただきましたが、もともと私が答えると思うてなかったのでちょっと安心をしておりました。

 集落営農ということで質問をいただいとります。全国的に集落営農が進んでおるというふうなことでございますが、そういう中で農協とか行政で担当職員を置いてこういったことに取り組んではどうかというご意見だというふうに思っております。我々考えておりますのは、集落営農については昨年国の方で示されました食料農業基本計画の中で柱となっております品目的横断的経営安定対策の中で、今後の農業というのは担い手がやるんだというふうに言われております。その担い手というのは、一つは経営規模が4ヘクタール以上で、もう一つは国の方で言っております担い手は集落営農であります。集落営農の単位としては20ヘクタール以上というものが国で言う担い手だと、その2つが国で言います担い手ということになっております。これにはまたいろいろと細かい物理的要件による補正もありますが、基本ではそういうふうになっております。それを全国的に進めるということで現在やっておりますが、非常に県によってばらつきがあるということです。お隣の広島県は非常に先進だというふうに聞いておりますし、岡山県というのは取り組みがおくれたといいますか、農業公社等の取り込みをやっておったという経緯もあろうかと思いますけど、そういうふうな中で非常におくれておるというふうなことでございます。

 ご質問のそういったことに対応するために専門の職員を置いてはどうかということだと思いますが、我々考えておりますのは、考えておりますというか先進地の事例でも出ておりますが、余り行政が全部ひっくるめて中に入っていくということができないと。そういったことをやりますとなかなか地域が育たないでいつまでたっても自立できないというふうなことが言われております。そういう中で、行政としては地域から要望があったときには出ていくというふうな形の方がいいのではないかなというふうに言われておりまして、先進地の、これは普及センターの方から聞いた話ですが、そこの町長さんは地元が言うてくるまで職員が出ていかないと。地元から要望があればそれに対して細かくすると。要望があるものについては細かくすると、要望があるまではなかなか出ていかないと。これがいいか悪いかというのは別としまして、そういうふうな方法もあるということです。現在の我々岡山県あたりで言われとるのは、一番地域に精通しておられます農業委員さんであるとか、それから広島県なんかが特にされておりますのはその地域の市会議員のような方が中心になってされとります。それから、最近では県のOBであるとか役場の職員、農協の職員、こういったOBが中心になって進めていくのがいいのではないかなというふうに言われております。

 それから、地域が本当に必要になってでないとなかなか、地域の方が頑張っておられて、地域に中核農家の方がおられてされておるのに余り集落営農を進めても、そういった方がまた受けておるものをどうするかなというふうな問題が出てきます。地域の集落営農の前に、地域の中核農家が受けておるものをどういうふうに取り扱っていくかというふうなことも問題になってきます。そのあたりはやはりある程度高齢化が進んで、地域の方で要望が出てくればそういった時期を待った方がいいのではないかなというふうなことも言われております。

 それから、現在対応としては、我々も勉強をしておりますし、それから県の協議会が組織されております。そちらには県の担い手協議会というのが組織されておりまして、そちらの方ではプロフェッショナルがおります。そういった方の派遣というふうな体制もできとりまして、要望があれば昼でも夜でも休みでも地域に入り込んで説明会はできるという体制がとれております。

 それから、最近では農協の方もそういった専門を置いて、そういった対応をしていくというふうなことを聞いております。現在普及センター、それから町、農協等でもそういった会合が非常に多くてどういうふうにして立ち上げようかなというふうなこともありますし、今後は県の補助金等もそういったものについて幾らかあるんではないかなと。

 それから、地域の機械化の共同利用の件ですが、これにつきましても補助金が今年度で終了となっております。新しくどうなるのかなというふうなこともまだ決まっておりませんが、そういったことが決まりましたらまた皆さん方にお話をして、今後はコストを下げる農業とか、そういうふうなことで地域の人に説明会を持って、幾らかでも地域の人の理解が進むようにしていきたいというふうには考えております。今後ともよろしくお願いします。

 以上です。



○議長(定本一友君) それでは、これをもちまして池上議員の質問が3回となりましたので終了させていただきます。

            (4番池上弘道君「どうもありがとうございました」と呼ぶ)

 続きまして、それでは5番大神議員の住民こそ主人公の行政をさらに発展をの質問に移らせていただきます。

 5番大神議員。



◆5番(大神弍之君) 5番大神でございます。一般質問の時間を少しばかりかりまして、町民の皆さん、執行部の皆さん、議会の皆さん方にまずおわびを申し上げたいと思います。

 私ごとで大変申しわけありませんが、4月中旬に体調を崩し、4月21日から8月11日までの長期間にわたって中央病院に入院をし、その間6月の定例議会を初めとして議会活動に参画できていないことを大変申しわけなく思っておるところであります。三十数年間の議員生活の中で定例議会を欠席したのは初めてであり、非常に私個人としても残念に思っておるところであります。今後は体力回復に努め、町民の皆さん方の負託にこたえて一層頑張っていきたいと思いますので、皆さん方のご支援を心からよろしくお願いしたいと思います。大変ご迷惑をおかけいたしました。

 では、一般質問の最初の項に入りたいと思います。これは闘病生活の中で得た教訓が行政の中に生かされないものだろうかなということを、闘病生活の中で感じた1点であります。これは常に私が何回かこの議場でも申しましたように、役場というところ、役場の職員さんは一体どういう立場なんだろうかと、こういうことを何回か町長と論戦を交わしたところであります。まだまだ私の意の尽くすだけの質問もできていないし、私の意の尽くすような答弁もまだいただけていないという点について残念に思っているとこですが、再びこの問題について質問をさせていただきます。

 私は病院でベッドの中へおったときに、朝看護師さんが、看護婦さんと言った方がわかりやすいと思うんですが、看護婦さんが朝担当の看護婦さん、その日の担当の看護婦さんですが大神さんおはようございますと言っていろいろその日のことを尋ねられ、そして消毒をしたナプキンでテーブルとかベッドの周囲を軽くふきながら会話をする。非常にそのことが病人にとって闘病の中での苦しみから解放される、そういう気持ちになるわけであります。このことを私は言うつもりでありませんが、そしてその部屋を出るときの言葉なんです、「ありがとうございました」と、こう言って帰られるんです。私がありがとうございますとその後追っかけるように言うわけですが、先にそれを言われるわけですね。それから、1日ベッドの中にいると看護婦さんが何人か交代で熱をはかりに来たり血圧をはかりに来たり血糖値をはかりに来たり注射をしに来たり、汚いこともその中にはあるわけですが、帰りがけには「お世話になりました、ありがとうございました」と、こう言われるわけです。これまた本末転倒だなというふうに私は思ったわけです。必ず私もその言葉の後には、お世話になりました、汚いことであれば汚いことをどうも済いませんでしたと、こう返すわけですが、そういう看護婦さんという仕事、確かにナイチンゲールというとうとい教育を受けられて人のために患者のために尽くすのが看護婦だと、こういう教育を受けておられる。だからそういう言葉が出るということだけではなくして、私も二、三、病院とか医院とかに高齢とともにかかっているんですが画一ではありません。津山の中央病院といえども看護婦さんすべてがそうではありませんけれども、年を重ねた老練な看護師さん、またよく気のつく看護婦さんは必ず「ありがとうございました」と言って部屋を出られるわけです。

 また、手術の当日の朝ですが、見かけない看護婦さんがひょこっと私の部屋に来て、「きょうの手術を担当する看護婦の何のたれべえです、よろしくお願いします」こう言ってあいさつに来られたわけです。これも私びっくりしました。こういう看護婦さんの態度が役場の職員の中にあったらどれだけ町民の人の心が和むだろうかなと、こう思ったわけです。例えば、受付に行って住民票をいただきに来る、住民票をお願いしますと言って住民票をもらったときに、はいお金は幾らです、こういう前に「ありがとうございました」、こういうことが言えないだろうかどうかということを感じたところであります。これは立場が違うといえば立場が違うと思うんですが、しかし役場の職員の方は町民があってこそ自分の職場が役所の中にあるわけですから、その役所を利用していただけたということは非常にありがたい、自分がこの町民のために役に立ったんじゃろなということになれば、本当にありがたい行為を町民の人がしてくれたんだなというふうに思えるようになっていただきたいなというふうに思います。

 ただそこで私は町長に一言お願いをしておきたいんですが、いつも私が言うことは町長の命令があるから職員の方がこういうふうなことをやるということではなくして、職員みずからが率先してそういういろいろなことができるような、そういう職員になっていただきたいなというふうに思います。決して今働いていらっしゃる職員の方が長い行政経験の中でぴったりと行政の中へ浸っておられますから、一日や二日でそう態度は変わるということはできないということは、私も十分承知しております。また、町民の皆さんから見て職員の皆さん方すべてがだめだというふうにはおっしゃっておりません。非常に合併した後には職員の人の態度も変わったなという、そういう声もよく聞いてます。ですから、すべて悪ではなくして現状よりも一歩町民のために役に立っていこう、こういう一歩前進の立場でとらえていただければありがたいなというふうに思っております。そういうようなことを闘病生活の中で感じました。

 付録として私、このことは質問の中に書いてませんが、入院をしていたときにお見舞いの方から差し入れがあった本があるんですが、「生き方上手」という日野原重明さん、ご存じの方もいらっしゃると思うんですが、私は知らなかったんですが、聖路加国際病院の理事長さんです。これは私「新生き方上手」というのをまた売店にあったもんですから、続きの本を買って読んだんです。この日野原重明さんという方は恐らく聖路加国際病院の、今は理事長さんですが長い間病院長をされてたようですが、クリスチャンの病院だと思いますが、有名な最近の事件ではサリン事件で起こったあの事件のときに、ほとんどの患者をこの聖路加国際病院が抱えて対応したという点では非常に自負をされておりますが。その方の新しく出された本の中にこういう表題があるんです。病院は必要なときに役に立つ存在でなければなりません。病院という言葉を役場と置きかえた場合にどうなるかと、こういうふうに私は置きかえていただきたいなというふうに思って、この本を2冊目ですが読ませていただきました。この方はクリスチャンでもありますから非常に患者に対する態度というのは、非常に温かい接し方をされてるなということが感じました。ちなみにこの人の御年は94歳でありますが、まだまだ外国にも行かれるし国内でも講演活動をしっかりやりながら病院での患者の対応もまだやっていらっしゃるということですから、すばらしい生き方だなというふうに思っておるところであります。

 それから、若干苦言になりますが、私も闘病をする前3月ごろでしたか、ある住民の方から、役所にお願いをしとんですけどもちっとも返事がないんですという事件がありました。担当の職員の方に聞いてみると、この3月に変わってきたばかりなんで私はそのことについて気にはしとりますけどまだ手をつけておりませんと、こういう返事でしたから、私は住民の皆さん、住民の方が待っておられるんで忙しいでしょうけれども、早くやってくださいねというお電話を差し上げて、そのままになって闘病生活に入ったわけです。それでも5月末ごろでしたか少し気になってもう一度お電話を差し上げたんですが、いや、申しわけありません、まだできておりませんと、こういう返事なんで少し私も頭に来たんですがここで怒ったら男が下がると思って、待っておられるんで一日でも早くやってあげてくださいとまたお願いをしたんです。それからしばらくたって私も闘病生活の中ですから私に依頼のあった人も何も言われないし、私もそれどころではない、生きるか死ぬるかですから余りそのことに携わってなかったんですが。6月の初めごろだったと思うんですが、県に聞いてみたんです、これはどうなっとんでしょうかねというと、それは県に来ておりますというから、ああ県に送ってくれてるんだなというふうに思ったんで、その後どうなりますかと、それはもうすぐ出るように手続を県の方も終わっておるようなので、これは県の本課へ聞いたもんですから、局の方で整理をされて、受け付ける、事務をされるようでしたから、全部調べてご返事はいただいてやれやれと思って、やっとこの6月ぐらいに返事をいただいたということを依頼主の方から病院の方にまでわざわざ来られて報告があって、よかったですねと言ってお答えしたんですが。

 このお願いをしたのは、1年以上前にお願いをしとるということなんですね。この職員の人を私は責めるつもりはありません。しかし、それが体質なのかなと、役所というところの体質なのかなと。日々の追われる仕事は先にやるけれども住民から出てきたものは、まあきょうやあしたでなくってもいいことのようなので少し机の中へ入れておこう、そのうちに忘れとんではないかと思うんですね、机へ入れとったのを。そんなことを私は問い詰めるつもりもありませんが、できたわけですからこれはハッピーエンドで終わっております。そういうこともございました。

 またこれも私のことですが、これ全町民にかかわっとる問題だと思うんです。国保に入っておりますので私はかなりの高額療養で保険のありがたさを痛感しているんですが、ある日お金が必要なので預金通帳を見ると矢木助役さんからお金が入っとるわけです。ありゃ、なんだろうかなと考えてもよくわからんので、じっと考えてみたら恐らくこれは高額療養のお金が入っとんだなというふうに思ったわけです、だろうなと。しかし、役所からは何も来ないんで、そのうちに、お金の方の方が手続上早いんだから役所の方からの通知は郵便で来るんだから時間がかかるだろうと思って待ってましたら来ました。美咲町長奥村忠夫さんの名前で来るわけで、その中身がこうなっとんです。18年4、5月療養の高額療養費の給付について、下記のとおり給付をすることになりましたのでお知らせしますと。振込日18年9月11日、貴指定金融機関、貴指定口座と、こうなって最後に、不服があれば60日以内に申し出てくださいと書いてあるんです。一体どういう計算をされて、これだけのお金を私にいただけたんかなということが知りたいと思うんです。4、5カ月の分のうち4月は幾らだったのか5月が幾らだったんかということが知りたいと思うんですよね。こういう明細が一切ないんです。

 これは役所の仕事ですから、これはこれで行政上の事務としては私はこれで別に手落ちはないと思うんです。しかし、先ほど私が言った町民に役に立つ役場づくりであるならば、知りたいところは電話して聞きゃええがなと言われりゃそれまでです。しかし、こういう計算になってあなたにはこういうお金がおりるんですよと、健康には十分注意してくださいという添え書きはあってもいいと思うんですが。私はそういうのが役所として、美咲町の役場としてやっていただければ住民の方も喜ばれるんではないかなというふうに思いますので、こういう、これはもう一例のことですから別にこのことで保健福祉課、福祉二課の方を責めるつもりは一つもありません。ありませんけども、そういう発想を起こしていただきたいということの一例であります。

 そういうことで、ほかにもあります、役所に電話をしても年をとってくるとゆっくりしか話はできないけれども、若い方はたらたらたらたらたらたらっと法律用語を並べられてこうですよ、こう言われたら何を言うたんや、ちっともわからんから、ああそうですかな、はいどうもと言うて電話を切る。これが今高齢化社会ですから、高齢者の方がもしも電話で役所に問われたときに、そう早口に通り一遍なことを言われてもわからないと思うんですよね。そこは親切丁寧に電話の応対をしていただきたいなというのは、ある町民の方から聞きました。その方がこのことについてあなたは支所の、支所へ電話されておるわけですから、支所で決定されるんですかというたら、いやそれは本所ですというて。本所なら本所へ問い合わせてみますからという返事が欲しかったと、こう言われたんです。もう法律用語をたらたらたらたら並べられて本所で決定されてないからまだ来てないんですよと、こういう言い方だけだったというふうに聞いてこれも残念に思ったことですが。

 そういう点で非常に苦言であります、一生懸命やっていただけとる上にまだこんな苦言を言うというのは申しわけないと思うんですが、そのことが住民の皆さん方が役所から離れていく原因になるんではないかなというふうに思って住民の方から、特に高齢者の方からそういう話を時々聞くわけでありますので、そういう点について今後の町長の、参考に私の闘病生活の中で得たこのことが参考になるのかならないのか、いや、役所というのはそんなわけにはいかんのじゃというふうにおっしゃられるのか、まず第1点の質問をその辺で終わらせていただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(定本一友君) 答弁者、町長。



◎町長(奥村忠夫君) 5番大神議員のご質問にお答えさせていただきますが、その前に大変長い闘病生活、苦しい思いをなさいまして大変だったと思います。しかし、こうしてお元気になられましたことにまずお喜び申し上げますとともに、今後ともなお一層ご自愛賜りましてますますお元気になられまして、町民のためにそしてまた今までやられた数多くの経験を生かしながら町づくりにお力添えいただきますよう、よろしくお願い申し上げておきたいと思います。大変おめでとうございました。

 実は今大神議員からご質問いただいて、もうゲートを早く出たくて出たくて出たくて出たくて、もう本当に大変うれしい質問をいただいて全く早く答弁したいという気持ちで焦っておりましたんですが、質問20分、30分ほどやられましたんでいらいらしておったとこでございます。ご指摘いただきましたように、もうおっしゃったこと全くだと思います。私もご案内のように旧町で町長5年6カ月お務めをさせていただきました。そして、私は民間出身でございます。ゆえに、この合併に対しましても3町一緒になるにつきましては、5年6カ月中央町の職員には非常に厳しく指導をしてまいりました。おっしゃるようなことすべて私は職員に申し上げてきました。それゆえに、合併においては大変うるさい面倒な町長だよと、あれが町長になったら大変じゃぞというふうなことが職員の中でも先行いたしまして、選挙でも苦労いたしました。そうした経過がございますが、この1年6カ月おっしゃるようなこと私一生懸命やらせていただくように職員にも申しております。

 先ほどおっしゃいましたように、民間人として考えておったら本当にこの中が異様な場所というふうに感じられます。昨日も監査報告、監査委員の報告が得まして、大変詳しい監査報告書を皆さん方にお配りさせていただいたかと思いますが、あのようにご指摘をいただくように、1年少々でまだまだ本当に直さにゃならんことがたくさんございます。私は口癖のように言っております。3つの町が一緒になって50年の歴史と文化があるから、なかなかこれを直すことは難しいんだというふうに言っております。ただしかしながら、あきらめちゃならんということでやっておりますが、そのために職員の目線を合わそうと、職員の意識の統一をしようというふうに言っておるんですが、本当にこれが歴史なんだろうか。ここの町の文化だったんだろうかというふうに一人一人の職員の考え方、対応の仕方にびっくり、また驚くことの連発、連日でございました。ことしの4月の当初の所信表明の中にも申し上げましたように、本当に驚き驚き驚きの連日だったというのが1年間の感想だったわけではございますが、そうした中で職員の混流ということで今一緒にしております。そうしたものの中でお互いの町が培ってきたいいものは伸ばしてくれと、悪いものは改めてくれということは厳しく言っております。

 ですから今こうして、おっしゃいましたように、中央病院、民間として経営されております。私もおかげなことに健康な体でございますので闘病生活の経験はないんですが、年に1度、2泊3日で健康診断に行っております。ずっと私は川崎医科大学の方でお世話になっとんですが、本当によくできております。守衛のおじさんから入って中の用務員の人、看護師の人、お医者さん、あらゆる技師の人、皆さんよくごあいさついただきます。親切に案内もしていただきます。そうしたものを感じたとき、私はいつもその話を職員にもしております。同じ時間を費やすんなら、満足して帰っていただくようなことをやろうじゃないかと。言葉の宝というものがありますが、よく言われますが、ありがとうございます、済いませんでした、ごめんなさい、さようなら、こういう言葉はきちっと言うようにしてくれということで、本所でもやかましくこれは指導しておるとこでございます。おかげで大分そういうこともできてきたんじゃなかろうかな。それから一つは印鑑証明をとりに来ていただいても住民票をとりに来ていただいても、こちらは一生懸命早くやったつもりであっても1つ言葉を添えてくれと、お待たせしましたと。それに合わせてこれに入れてお帰りくださいというふうなことで封筒の、裏返した封筒でもいいからきちっとした封筒を添えて出してくれというふうなことは言っております。そうしたものがだんだんと浸透してきておるんじゃないかなというふうには思っておるとこでございます。

 先ほどもおっしゃいましたように、私は役場というものは役に立つ人間がおる場所だというふうに言っております。だから役場というんだというふうに職員には話をしてきておるとこでございます。中央町で5年6カ月、このことを繰り返し繰り返し言っておりますので、今またゼロからの出発で新しい美咲町の職員の同じことを言っておりますので、中央町出身の職員はまたかというふうな気持ちで聞いてくれておるかと思いますが、そうしたことで役場とは何か、そして我々は私たちがおるから役場があるんだと、役場があるから町民が生活できるんだという役所の概念は捨ててくれと。町民がおられるから役場があるんだと、役場があるから私たちが必要なんだと、だから私たちは町民のために汗かくんだと。町民の方に顔を向けて仕事をするんだという、この思いは職員全員が持ってくれというふうなことも指導はしておるところでございます。

 せんだっても、1年がたちまして少し職場の方が落ちつきましたんで7月18日から31日、1日、2日の4日間にわたりまして午前、午後と計2回ずつ、8回に分けまして職員のまずもって接遇について、いわゆるあいさつ、マナー、そうしたものについて全職員に、出先の保育園まですべての者にこの研修をさせたところでございます。この研修のアドバイザーは、専門でコンサルタントとして取り組んでおられます元天満屋の指導員でございまして今は独立されております佐野佐知子先生とおっしゃいまして、非常に民間出身でございますので歯に衣着させぬ思い切った発言で職員一人一人に、朝こちらへおいでいただいたときから玄関であいさつしたその職員の態度から切り込んできてきっちりお話をいただいて、職員一人一人にその指導をいただいたところでございますが、そうしたことでまず接遇の勉強をさせようということでやっております。

 またこれ旧中央町時代の話でまことに失礼でございますが、全職員にそうしたことを身につけさせようということで年に2回、課長から全職員午前中と午後の時間に分かれまして1階の住民課のへりにインフォメーション室をこしらえて案内係ということで、いらっしゃいませ、どちらへお越しですかというふうなことで案内をするというふうなこともやらせた経過がございます。今合併しましてそこまでできておりませんが、ちょっと落ちついてきたんで本所の職員からそうしたこともやらせていきたいというふうに思っております。

 それからまた、非常に専門用語で言葉早くしゃべってはわかりにくいと言われました。これまたそのとおりでございます。特に高齢化が進んでおります、その中で福祉の部分、非常に目まぐるしく変わっております。そうしたこともございますので今私どもが言っておりますのは、とにかく質問があったりお電話をいただいたら町民の方は町内より外にはいないはずだから、町内に住居を構えておられるはずですから、町民の方は、必ず出向いていって難しい話はお話をして説明しなさいというふうに言っております、指導しております。それでまた、訪問するときには必ず、外から見たら何のために2人ごろごろごろごろ連れのうて歩くんなら役場の職員はと言われるかも知れないけれど、1人で行ってはいけませんと。必ず2人で訪問しなさいというふうに指導はしております。といいますのは、言った言わないとか、あるいは行って何か土産のものをもらったとか、必要以上に上がったとかというふうなトラブルが発生してはいけないんで、必ず2人で訪問してくれと。わかりやすい言葉で説明しなさいというふうにも言っておるはずです。ですから、その方向で進んでおると思います。

 これは全職員にそのように言っておりますので、福祉のみならず産業にしても土木建設にしてもそうしたことで必ず出向いていくということで、すぐその町民の方の方をご訪問しておるように指導しておりますが、これまた1年幾らでございますので今までついとる長い癖というものがございます、先ほどおっしゃいましたが、体質というんですか、そうしたものがあるんで、この体質改善というのは大変時間がかかるものでございますので、緩やかにそのあたりも指導をしておるとこで、体質改善に努めておるとこでございます。

 私はお気づきいただいてるかどうかわかりませんが、庁舎の中にも張っております。ことしはスリーエスを職員の目標に定めていこうということで、スリーエスという言葉を使っております。それは、サービス、セーフティー、スピード、この3つでございます。まずサービスを一番にやれと、それは住民の皆さんの方に顔を向けて親切丁寧に取り組んでくれと。そしてセーフティー、失敗のないように何度も何度も失敗があって仕事の手間取りのないように確実に仕事をやってくれと。それから、スピード、とにかく早くやってくれと、できるかできないかの答えも言ってくれと、わからないことは二、三日、日にちを下さいとか1週間日にちを下さいということで確実に返事を返してくれと。よく言われます役人用語の、前向きに検討しますというようなファジーな言葉は使ったらいけませんというふうに言って指導もしておるとこでございます。ですからサービス、セーフティー、スピード、一番は早く早く早く早くになるんですが、早く早くといいますとJRの尼崎の事故のようにスピードを求めたためにこういう失敗があったんだと言われちゃなりませんので、まずサービスが一番だと、親切に丁寧に町民の皆さんに顔を向けて汗かきなさいと、額に汗しましょうと。そして確実な仕事をして返そうと、セーフティーだと。そして最後にスピードだと、より早くより早く対応してくれというふうに言っておりまして、スリーエス運動というふうなものを展開しておるとこでございます。

 おっしゃいましたように体質というふうなものを改善するのに非常に時間がかかることは確かなんです。ですから、そうしたものに根気強く、根気強く続けていきたいと思いますが、幹部会議なんかでももう今幹部の課長の諸君、そしてまた助役は柵原出身の助役、旭出身の助役と2人おりますが、どちらも公務員の出身でございます、今まで経験しなかったような体験をさせていただけるというふうに言っておりますので、本当に細かく私はいろんなことを指導し、アドバイスしておるつもりでございます。ですから、何事も報告してくれ、相談してくれというふうに言っております。私が指示命令出したことについては必ず私が責任持つと、どんなことがあってもということで職員の背中も押しておるつもりでございます。

 しかし、余り厳しくいくと町長がきついんじゃないんかと、だれもかれも職員やめるんじゃないかというような話も出てきますので、そうじゃなくてやはり体質を改善するんですからみずからの体の体質改善をしても、これから脂肪を落とそうとか、体脂肪落とそうというてもなかなか大変なことがございますので、体一つを改善するにしても時間がかかりますし、苦しいとこはあろうかと思います。しかし、職員はこうした時代でございますので綱紀粛正に努めながら、それから先ほどおっしゃいましたようによくできておる、本当にできておるということですが、持ち合わせたものもあるかもしれませんけど、大方大神議員さん、私は教育だろうと思います。教育からつくられていったもんだろうと思います。ですから、教育、指導、これには力を抜いちゃならんというふうに思っております。ですから、一生懸命取り組んでまいりたいと思いますので、そのようなご意見、ご質問をいただいたことに大変感謝いたしとりますので、今後もしっかりサポートしていただくと同時にいろいろな意見をお聞かせいただきたいと思います。

 それから、先ほどおっしゃいました6カ月も7カ月も仕事が処理できていなかったこと、そうしたものにつきましては後ほどまた教えていただきまして、注意する点は注意し、改めさせるとこは職員を改めさせたいと思いますし、それから今おっしゃいました高額医療の給付の問題、これにつきましても確かに親切丁寧にもう一度わかりやすく書類が改善できるものなら、国保協会の方が使っとるからそのまま使うんでなくて、私たちは共済に入っております、共済の方もそうしたものが参りますが、長い紙で中に計算方式が書いて、それで封書で来ます、はがきでなくって。ですから、そうしたものが本当に、見ていただいて親切であればそうしたものに変えていくということもやぶさかじゃございませんので、検討はさせていただきたいと思います。今後ともいろいろとご指摘、ご協力いただきますよう重ねてお願いいたしまして、十分な答弁にはならなかったかと思いますが、思いはおっしゃいました質問の内容すべてそういう思いでおるということだきご理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(定本一友君) 大神議員、再質問。

 はい。



◆5番(大神弍之君) 私の言わんとすることについては、町長常日ごろ言われておることであります。私が一言だけ町長にお願いしたいのは、町長が言うからやるんだという体制でなくして職員みずからが変わっていくというそういう自発性ですね、それをどう引き出していくかというのもリーダーのトップの手腕だというふうに思います。大変手腕家でありますので、そこら辺もうまくやっていただければありがたいと思いますので、よろしゅうお願いします。

            (町長奥村忠夫君「頑張ります」と呼ぶ)

 以上で1問目の質問は終わります。

 2つ目は、これは常日ごろ私も思っていた高齢者問題についてであります。先日来より、私も余り体調の関係で出歩かなくて夕方はよくテレビを見るんですが、最近のNHKのテレビで高齢者の負担増ということでクローズアップされて放映されてます。それを見てみると、なるほどな、町民の皆さんからいろいろ聞く話と全く一緒だなというふうに感じたわけです。NHKという公共的な放送機関が収録をして放映はされているのですから、小泉改革のひずみが特にお年寄りにしわ寄せとして出てきてるんだなというふうに思ったわけです。そこで私もいろいろ研究してみました。最近起こっとるのは平成16年度ですが、住民税の配偶者特別控除が廃止になりましたね、去年は住民税の所得税の配偶者特別控除が廃止になってます。そのほか平成13年10月から、平成13年10月というと小泉さんが総理大臣になられてわずかな期間から今日まで十数項目にわたって、高齢者の年金を引き下げることと負担増を十数項目にわたってやられてるというふうになっております。それで大体平成16年度が最終的な年度となっておるようであります。今年度で大体高齢者から取り上げるものは大体取り上げるシステムができたと、こういうことになっておるようであります。そのために高齢者の間では非常に生活が苦しくなったというような声を聞いてます。

 これもある、私まだ病院から帰ってすぐのときにちょっと大神さん来てくれという電話をいただいたんですが、すぐ出るわけにちょっといかんので電話で中身を教えていただきたいということで聞いたんですが、やはり負担増なんですね。所得税、住民税、負担増が非常に多く去年より多いんだと、どうしてだろうかという質問で、実はこれは法律改正でこうなっとんですよと。私が見たところでこれは下がりませんし、役場の方が間違えとるんではないと思いますと、こういうふうに説明を申し上げたんですが、確かに去年の所得税の増税と住民税の負担増がこたえておられます。そしてそれぞれお年寄りですからケース・バイ・ケースでいろんな福祉を受けていらっしゃいますけれども、その福祉の負担が非常に増えたということも聞いております。そういうことで大変お年寄りの方が苦しんでいらっしゃるという姿を、私は住民の方からお年寄りの方から聞きました。その総集編的にクローズアップ現代ですか、あれとそれからきびきびネットか何かそういうとこら辺で高齢者問題が集中的にNHKで取り上げてます。これ小泉さんがやめられるから遠慮なしにやっとられるんかなと思うて見とるんですが。

 そこで町長にこれは具体的に私何をどうしてこうしてほしいというところまで研究しておりませんが、町長はことしの施政方針の中であれやこれやでなくして、総花的ではなくてこれと決めたことについてやっていきたい。それは子育て支援だというふうにおっしゃられて、お年寄りの人には少し我慢していただこうという、こういうことになっておられるという施政方針でありましたが、これほどまで高齢者が小泉内閣にいじめられている、こういう美咲町の高齢者の方に対して温かい手が差し伸べられないだろうかなということで、これは基本的な考え方だけです。基本的な考え方で高齢者と子育て支援とは、同じように今後の美咲町の町政の大きな柱の一つにしていくということが、町長として考えることができないかどうかということを2番目の質問としておきたいと思います。

 以上です。



○議長(定本一友君) それでは続きまして、答弁者。

 町長。



◎町長(奥村忠夫君) おっしゃいましたこの問題につきましても、先ほどと同じようにおっしゃること私大変ここのところびっくりしますというんか、腹立たしい気持ちでございます。とおっしゃいますのも、私は基本的にはさっきおっしゃいましたように私の施政といいますかこの行政の柱というのは少子化対策だということで、長い間私口癖のように言わせていただいとったのは、老人福祉は今のままでおって上げもせねば下げもしない、条件を下げないということで据え置きにさせていただいて、当分の間、児童福祉の方へ力を注がせてほしいというのは一つを見てもゲートボール場とかというのはいろんなとこへあるけれども、遊園地はないじゃないかと。これほど子どもに対する福祉が置き去りになっとんだと、だからこの部分にもう少し町としたら力を注いでいきたいというふうに言っておったんですが、ところがおっしゃるようにここに来てもうがたがたに老人福祉の方に手をつけてしまったということなんで、どうにもこれじゃならんなというふうに感じております。

 その中で特に社会保険庁の問題、それから外郭団体のあのふしだらずなやり方、そんなものをさておいてなぜこっちに手をつけてくるんならと、本当に一揆でも暴動でも起こしたいなと。皆さんと一緒に本当こりゃ、むしろ旗でも立てたいなという心境でございます。切実な問題です、今クローズアップ現代とそれから夕方の番組でNHKやっておりますが、税金はどんどんどんどん上がる。もう福祉の分は取り除いていく、今もちょっと課長に確認したんですが、今美咲町の年金の、国民年金の平均というたらどのくらいのとこになるかなというたら、まず6万円少々だろうと、町民の方が。ということは70万円少々ですわ。せんだっても旭でちょっと話をさせていただきょうったら、ちょうどきのうかおとついのテレビと同じこと言われたんですわ。それ何かというたら、町長なおと、もうとにかくおじいさんがおったときには夫婦おったから月に12万円ほどあったと。だから見舞いにも行けたと、葬式の香典もできたと、近所のつき合いもできたんじゃけど、おじいさんが死んで私だけになって6万円じゃあ近所づき合いもできんのじゃという話をされました、旭の方で。本当に僕も涙が出る思いで聞きました。

 その続きに何を言うていただいたかというたら、ここは褒めていただいたんでちょっと自慢させていただくんですが、町長あのバスがどえれえ助かりょんじゃと、ありがたいんじゃと、ただで行けるんじゃと、あっちこっち。町長さんありがとうございますというお話いただいたんですが、そうしたことで本当にどんどん、夫婦でやればそりゃ12万円ありゃ何とか行くと思うんです。合併と一緒で1つ町が3つ町になりゃ同じような3倍経費はかからんわけですから、一家で2人おっても3人おっても生活費がそう3倍にならんので、確かに2人おれば夫婦で12万円やっていける。しかし、本当6万円でやれるかというものを切実に感じておりますので、今回もいろいろな医療面で1割負担になるとかそんなものの中で、町が肩がわりできるものはしていこうと。

 その中で皆さん方にお願いしたいのは、けさほどもちょっと助役を呼んで話ししたんですが、これから、課長にもきのうちょっと話ししたんじゃけど、これから当面の間はハードの部分はこらえるものはこらようと。そしてまず我々はソフトに力を注いでいこうじゃないかというのは、そうした補助ができるものは補助していこうと。とにかく日々の生活を支えることのが先じゃと。道路1本我慢しても建物1個我慢しても日々の生活を支える政策をとらないと、どうにも生きていけれん状態になってきたぞと。どんどんどんどん本当自殺者が出てくるようなことになってしまうと。じゃからその辺を特に体が弱くなってくれば医療費の問題、これらもサポートできるものは力いっぱいサポートせざるを得んだろうと。長いスパンの中では、病院にかからない元気な年寄りをつくる方に力を注いでいかにゃいかんだろうと。だから体を動かしていただこう、それから成人病とかというものについてもしっかり予防をPRしていこうと、そうしたもので長期のスパンでいくもの、短期できちっと日々を支えるものと、政策を分けていかにゃいかんというふうに考えております。

 本当に今の制度、もう腹立たしい、小泉改革が悪いというんじゃなくて改革したから僕はあのぼろが出たんだと思います。あの社会保険庁のずうたらなやり方、あんなもんが改革してから見えてきたんだと思うんです。合併したからしたから見えてきたもんもたくさんあるようなもんで、やはりふたをあけてみて流れを変えてみてわかることたくさんあるんで、そうしたものを感じたら直していく方向で力を注がにゃならんと思います。

 今現在一般的に言われておりますのは、政府が言うておるのは福利厚生費と税で34.何%だというふうに言われておりますが、所得の34.何%といいますけど、高額所得になれば50も60もいくんですが、一般の平均所得のある人はそりゃいいと思います。しかし、本当に弱い立場の人、これはもう大変だと思います。ですからそうした意味でこれからいろいろ角度を変えてみながら、こらえれるものはこらえて、そうした福祉の方面も改めて見直しながら、しかしながら何と言っても底支えをする後継者、子ども、これは増やしていっとかないと、後ろがすぼんできますので少子化対策には揺るぎなく力を注いでいかにゃならんというふうに思っておりますが、とにかく安心して暮らせる、そうした環境づくり。何が安心かといえば経済の心配をしないことが一番安心だろうと思いますので、そうした面でもサポートするような政策を打ち出していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 以上です。



○議長(定本一友君) 大神議員、再質問。



◆5番(大神弍之君) 時間がありませんので、町長大体私の意を酌んでいただきましたんで、ありがとうございました。

 それでは、あと2問あるんですが、最後の問題は時間の関係で割愛しますが、次の問題です。これは旧柵原町時代に中山間総合整備事業というのに取り組んでます。平成13年から総事業費19億円です。もうとっくに5年間の事業年度でしたから終わってなければならないのに、まだ残事業があると聞いております。残事業について、金額的な問題、金額的にどれぐらいの金額が残っておるのか。特に私の地元のことで申しわけないんですが……

            (町長奥村忠夫君「大神さん、時間がないから、趣旨はわかってますから答えますから」と呼ぶ)

 ああ、そうですか、はい。

            (町長奥村忠夫君「用意しておりますから」と呼ぶ)

 あそう、用意してくれとん、課長から。

            (町長奥村忠夫君「課長からやらせますから」と呼ぶ)



○議長(定本一友君) 答弁者、建設課長。

            (5番大神弍之君「詳しゅうにのうてもええから、金額等だけ」と呼ぶ)



◎建設課長(清水史郎君) はい、わかりました。

            (町長奥村忠夫君「なんでしたらもう、原稿渡しますから」と呼ぶ)

 一応5番大神議員さんの中山間事業についての回答をいたします。

 一応そんなに詳しく書いとりませんので、読ませていただきたいと思います。柵原地域で実施しております中山間総合整備事業の事業主体は岡山県で、美作県民局の農林水産事業部農村整備課が担当しております。平成13年度から着手して平成20年度完成予定となっております。当初は17年でございましたけど、3年延びて平成20年に完成予定となっております。総事業費も19億円でスタートしておりましたが、14億2,500万円になる見込みでございます。これはいろんな事業の見直し等によりなったもんでございます、これも見込みでございます。それから、17年度までに実施した事業費は9億7,500万円となっております。それから、18年度以降の事業費につきましては4億5,000万円でございます。平成18年度本年度におきまして1億9,000万円で、道路とか水路等を改修する予定になっております。

 お尋ねの吉ケ原の水路の改修工事でございますが、これにつきましては平成18年9月14日に入札するというふうになっておりまして、順次施工いたしまして平成19年3月に完成するというふうに県の方から聞いておりますので、よろしくお願いしたいと思います。簡単で済いませんけど、回答させていただきたいと思います。

            (町長奥村忠夫君「後から全員へ」と呼ぶ)

 はい、わかりました。

            (5番大神弍之君「ちょっとコピーしてから下さい」と呼ぶ)

 はい、わかりました。

            (5番大神弍之君「それで議長、もう」と呼ぶ)



○議長(定本一友君) よろしいですか。

            (5番大神弍之君「はい」と呼ぶ)

 それでは、これをもちまして大神議員の一般質問を終わりといたします。

            (5番大神弍之君「どうもありがとうございました」と呼ぶ)

            (町長奥村忠夫君「どうも済いませんでございました」と呼ぶ)

 ここで休憩といたします。再開時刻を11時35分からといたします。(午前11時21分)



○議長(定本一友君) 休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。(午前11時36分)

 それでは、2番安藤議員の障害者自立支援法についての質問から移らせていただきます。

 2番安藤議員。



◆2番(安藤暢昭君) 2番安藤です。私は今回は2つの問題について質問をさせていただくことになっております。1つは障害者自立支援法について、2つ目は小・中学校児童・生徒に対する食育問題についてでございます。

 まず最初に障害者自立支援法についての質問でございますが、通告にも出しておりますように大体4点に絞ってお願いをしております。ことしの4月から今までの障害者に対する法律が変わりまして、障害者自立支援法ということになっております。そして、10月からいよいよ地方自治体が中心で進める地域生活支援事業がスタートするというふうなことになっております。私は最初にこの自立支援法の一番の問題は障害者の方々また家族の方々にそのサービスに対して原則1割の、しかも負担の内容が応能でなしに応益、いわゆるかかったサービスの量によって負担をしていただくというふうなことに大きく変わってきております。そういった中で、障害者の皆さんまた家族の皆さん、この利用料の1割負担が大きくのしかかってきておるということで、障害者団体の皆さん方もこの法律が国会へ上程されて成立するまでに反対の立場でいろいろと運動もされてまいりました。私はまず最初に、この自立支援法が4月から利用者1割負担というふうになって実態がどうなっておるのかという点について、2つばかり数字を上げて示してみたいと思います。

 1つは岡山県内の事情でございますが、障害者の生活と権利を守る岡山県連絡会議という障害者の皆さん方の団体があります。この方々がアンケートをとっていらっしゃるわけでございますが、それを少し紹介をしてみたいと思います。この4月から1割負担が導入をされて利用料がそれぞれ所得とかサービスの内容によって違いますが、最も少なく上がった人でも450円、それから最大負担がふえた方は8万8,400円というふうな数字が出されております。しかも2万円以上上がったという人が39%、平均で1万7,300円の負担増になっておるというふうに言われております。若干内訳を見てみますと、ヘルパー介護を受けていらっしゃる方、最小引き上げが860円、最大が2万8,000円、平均が1万4,550円というふうになっております。また、授産施設を利用されている方についてみますと、これはちょっと額が大きいんですが、一番少ない人でも7,500円、最大で2万6,929円、平均が1万9,177円というふうな数字が出ております。

 また、施設を利用されている方については、最小で3,690円、最大で8万8,400円、平均が2万8,980円、このような引き上げ、負担増が出ております。また、障害者の児童を持っていらっしゃる保護者の方の負担で見ますと、施設へ入所されてる子どもを除く分でございますが、最小で1,112円、最大で7,000円、平均で2,790円というふうな数字が出されております。

 それからもう一つ、これは日本共産党の国会議員団が全国の身体知的精神障害者の入所並びに通所施設、グループホーム等を中心に無作為で抽出をし、40都道府県、256施設についてことしの5月17日から6月3日までの間に聞き取り調査をした結果がありますが、今までは自己負担が0だった人について調査をしております。それで見ますと、利用料の負担増が1万円未満については身体障害者の方で中障の場合、29.6%の方が1万円未満、2万円未満の負担増になった方が51.8%、3万円未満の方が14.6%、3万円以上が3.9%。知的障害者の方にとってみますと、通所の場合が、1万円未満が16.1%、2万円未満が48.8%、3万円未満が28.2%、3万円以上が6.9%、このようにいろいろと額は違いますけれども、障害者の皆さん方にとってこの4月から施行になりました自立支援法というのが非常に大きな負担になっておるというふうなことがわかります。そこで、どんなんでしょうか、この県内の実態や全国的な調査を一部申し上げたんですが、例えば美咲町の場合そういう、例えば……。そうじゃ、もう一つありました。そういった負担増によってサービスを断念せざるを得なかった人というのも、これ共産党の国会議員団の調査ですが、出されております。例えば身体障害者の中で通所のサービスを断念した方、38人、また検討をしなければいけないというふうに思っていらっしゃる方、61人、知的障害者の場合、通所で33人断念をされておると、検討せざるを得ないという人が49人、精神障害者の方で通所がお2人、検討が11人というようなことで、合計でこの時点でサービスを断念せざるを得なかったという方が78人、サービスの内容を手控えをするというふうなことを検討していらっしゃるという方が133人というふうな数字も出されておりますが、美咲町の場合そういったことがどうなんかという辺がもしもわかっておれば、教えていただきたいということが第1でございます。

 それから2つ目は、10月から市町村が主体的に取り組む地域生活支援事業がスタートをするわけでございますが、もう9月の半ばでございます。担当課として地域生活支援事業の具体的な実施の計画等の準備がどのようになっておるのかということをお尋ねしたいと思います。6月議会で岡山県立誕生寺養護学校のPTAの会長さん、校長さんから陳情書が出されて、6月の定例会で議会でも全会一致で採択をされております。地域生活支援事業についての陳情事項で、具体的には1から6番までそれぞれ地域活動支援センター事業、相談支援事業、移動支援事業、コミュニケーション支援事業、地域活動支援センター事業、生活用具の給付貸与事業という、具体的な問題で陳情が出され、議会で採択をしたわけでございますが、こういった具体的な中身について10月からの実施の中でどのように具体化をさせるのかという点もあわせてお聞きをしたいと思います。

 それから3番目、これは2番目と関連があるんですが、国がこの地域生活支援事業に対して補助金を出すわけでございますが、10月から来年3月までの半年間で現在予算化されておるのが国全体で200億円というふうに聞いております。少しちょっと200億円というのがイメージがわかんのですが、こういったことでなされた場合、美咲町についてはどの程度のお金でこの地域生活支援事業をやれというふうになるのか、金額的な点についても聞かせてほしいと思います。そして、この金額で今まで事業をやっておった、そういうそのときのいわゆる経費と、今度の国が決めた200億円の配分を受けた美咲町の金額とどうなるんでしょうか。聞くところによると大変額が削減をされて、市町村の負担が非常に重くなるというふうなことも聞いておるんですが、その辺の数字についてもお聞かせ願いたいと思います。

 そして4番目に、今までの3つについては担当課長からご答弁をお願いしたいと思います。それから、そういったものを受けて、4番目に結局この地域生活支援事業というのが何か専門語で言うと、国は裁量的経費というふうに見ておるわけで、要するに義務的経費という、どうしてもこれだけはやりなさいという、そういうお金でなしに、市町村の裁量によってやりなさいと、それに対して補助を出しましょうというふうな、言ってみれば国が今までよりも最も地域に障害者の方々に密着をした地域支援事業について、何か手を抜いたような、というか、軽く見ておるような、そういうふうに感じられるんですが、やはり基本的にはこの自立支援法というのを法律に改正をされた中身は、やはり国が今の財政難の中で、高齢者や、また決してそういうことをしてはいけない障害者の皆さん方のサービスにまで経費の節減のための措置を講じてきているというふうに感じております。やはり国に対して本当に障害者の方々が自立していける、また安心をして生活をしていける、そういったことに責任を持つ、そのためにしっかりとした予算を国が責任を持って立てていくというふうなことでないといけないと思うんですが、これに対しては町長、そういった今度の支援法の中身も十分検討されて、やはり国に対して、この点については、絶対に予算の削減をしてほしくない、もっと国が責任を持てということについて頑張っていただきたいと。そして、それからここにはちょっと書いてないんですが、そういった国に対する強い要望を上げていくとともに、やはり町としてもそういった国のやり方に反発をしながらも、町独自でやはりそういう今まで無料だったものが金が要り出すようになるとかというな、そういう利用料の負担増に対して一定の町としての援助をやるべきじゃないかと。先般単県公費負担制度の見直しによる1割負担について重度身障者とひとり親家族に対しての医療費の上限の2分の1の単独町費の決断をされたわけですが、障害者の皆さん方の利用1割負担に対する負担増に対しても、全部が全部というわけにいかんかもしれませんが、絞ってでも町として援助をしていくというふうなことが必要ではないかと。若干全国的にはそういったことをやっている市町村も数はたくさんありませんが、聞いておりますので、そういったところも参考にしながら、ぜひともお願いをしたいと思っておりますので、ご意見を聞かせてほしいと思います。

 以上です。



○議長(定本一友君) 続きまして、答弁者、保健福祉二課長。



◎保健福祉二課長(松岡はる恵君) 失礼いたします。

 2番安藤議員さんのご質問にお答えさせていただきます。

 本年4月から原則1割の利用者負担が必要となったことから、サービスを断念、または検討している方が美咲町におられるかどうかという点についてですが、実際に個々の調査はする時間もございませんで、いたしておりません。正確には答弁ができないかと思いますが、ご質問をいただきましてから、町内に2施設ございます、その施設に問い合わせてみましたので、その結果を申し上げます。1施設におきましては、確かに安藤議員さんがおっしゃいましたように、食事、居住費を一部負担しなければならなくなったために、たばこ代や、それから遊ぶ金、そういうったものを捻出しようということで、施設の食事を1食抜いている人が五、六人実際におられるそうでございます。しかし、実態的に生活に困ってそうしているという状況ではない、それよりも10月から医療費が1割負担になることの方がとっても不安なんだというような施設からの回答でございました。それに対しましては、医療費につきましては、昨日町長の方から説明をさせていただいておりますように、県の基準額の2分の1町が補助しますというお話をお伝えしましたら、それはとてもありがたいことだと、施設としても大変喜ばれまして、入所者の方にもその旨伝えておくというようなことを申されておられました。

 それから、別のもう一施設でございますが、近隣にいろいろと問題の起きた状況も聞いておりますので、うちの施設は健全な運営をしていることから、周辺の施設の方から編入してきておられるような状況だと、そして一部負担金につきましても、特に問題はないというように聞いております。ただ、通所を利用している方で、障害年金が出ているのに、家族の方がその障害年金を使ってしまって、利用料を施設に払ってくださらない方が一、二、おられると、ちょっとそういうふうな状況ではちょっと困ってるんだというようなことでございました。

 美咲町といたしましては障害団体の調査ほどではないのかなと、そのように考えております。こうした時代でございますので、障害年金等で支払える額の範囲であれば、ご負担をいただかざるを得ないのかなと、そのように考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 そして、2番目でございます。10月から市町村が主体的に取り組む地域生活支援事業がスタートするが、美咲町での準備状況はどうか。大変頭の痛い質問でございまして、実際に国の方針等もはっきりしてない点がたくさんありましたりして、私どもといたしましても準備期間が短くて、この時期になりましても、利用者の方に十分な周知ができていないのが現状でございますので、担当課といたしましては大変申しわけなく思っておるところでございます。町が主体的に取り組めばよいと申しましても、実際に町民の方が利用されてるのは、近隣市町の施設でございます。そういったことから事業者との調整もさることながら、近隣市町との調整が不可欠でございまして、美作県民局を中心に津山市、鏡野町、久米南町、その4市町で調整会議をたびたび開いて、検討に検討を重ねているところでございます。この20日、22日、大体内容を固めまして、事業者等への説明もし、町長の決裁を受け、皆様に内容をお知らせしたいと、そのように考えております。ただ、こういったような状況でスタートするものですから、なかなか軌道に乗るまでにはしばらくの時間がかかると思いますが、その辺はどうか皆様にご理解を願いたいと、そのように考えております。そして、一般町民の方へは10月の広報でお知らせをしたいと思っておりますので、いましばらくよろしくお願いいたします。

 それから、3番目の地域生活支援事業に対して、美咲町への配分額はどのくらいになるのかという質問についてでございますが、この9月定例議会に一般会計の補正予算として提案をさせていただいております。そして、現時点で美咲町への内示額は238万8,000円でございます。この補助金の対象経費であります地域生活支援事業費については、なかなかちょっと初めての事業でもございますし、試算がしがたい状況であるのが現実です。これまでの実績等から考えまして、一応予算的には内示額の3倍に当たります716万4,000円を計上いたしております。したがいまして、これまでは10分の10の補助、相談支援事業とか、コミュニケーション支援事業は県がすべてをしておりまして、10分の10の補助的な事業でございました。あるいは移動支援、日中一時預かり、日常生活用具給付、このようなものは4分の3の補助がございました。そうした補助金の中で実施してまいったわけですが、基本的に今回予算を組んでおりますのは、3分の1しか補助金がないような状態での予算となっております。この事業一つとりましても、大体300万円以上収入減となるのかなと美咲町としては考えております。

 大体以上のような状況でございます。

            (2番安藤暢昭君「陳情の具体的な」と呼ぶ)

 陳情ですね。誕生寺養護学校の方から陳情いただきました内容につきましては、十分考慮いたしまして、予算を計上させていただいております。これにつきましても、ご審議のほどよろしくお願いいたします。

            (2番安藤暢昭君「大体要望に沿うようにはやっとるんじゃろ」と呼ぶ)

 はい。



○議長(定本一友君) 続きまして、答弁者、町長。



◎町長(奥村忠夫君) 2番安藤議員の私に対しての質問の部分でございますが、障害者の自立支援法についてということで、この事業に対する国の財源は、裁量的経費という自治体が予算不足の際に国の追加義務のない不安定なものとなっている、国に対して障害者支援に責任を持ち、予算の大幅増額を強く求めるべきと思うが、どう考えとるかということでございますね、この部分でございます。おっしゃるとおりでございまして、本当に全く私どもも今課長が答弁しましたように、地域生活支援事業については、確かにもう裁量的な経費でありましてから、積極的に事業に取り組んでもそれに補助金がつくという見込みがないとこから、もう町にとっても非常に財政面では不安定なところがございます。しかしながら、かといってこれほっとくわけにはいかん、大事な政策の部分でございますので、ご指摘いただきましたように、私どもができることは一生懸命国に働きかけながら、そしてまた県の尻もたたきながら、一生懸命もう少しふやしていただいて、安定的なもん、とにかくたびたび質問をいただいておりますように、この部分、大変福祉の部分不安定になり切っております、でございますので、少しでも安定したものになるようにということで頑張っていかねばならないというふうに思っております。

 それから、先ほど陳情についてはどうかということでございましたが、これにつきましても、課長と執行部の方でも十分検討しながら、きょうは陳情者の方も傍聴にいらっしゃって、これだけは聞いて帰らにゃいかんというふうな気持ちでお聞きいただいておりますので、しっかり取り組んでいかにゃならんというふうに思っております。いずれにいたしましても、財源が伴う部分でございますので、先ほどの大神議員の質問にもお答えさせていただいたように、こらえれるものはこらえていこうと、ハードの部分でこらえるものはこらえていきながら、こうしたソフトの部分の、いわゆる国がどんどんどんどんお構いなしに切ってくる部分についてどれだけ我々が補てんしていけるか、地方行政がというふうな部分で、知恵と、そうした努力をしながら、少しでも軽減措置をとっていくようにしていきたいというふうに思っておりますので、さらにまた今後の動向を見ながら、お知恵をかしていただきたいと思います。県内いろいろな動きが軽減措置の部分では2分の1をどうするんかというふうなことでいろいろありますが、県内でもまだ固まっておりません。隣の津山市なんか全くその軽減措置なんか考えていないというふうなことだったようでございますが、課長の方にいろいろ近隣を調べてみというふうに言ったんですが、まだそこまでいわゆる執行部が届いてないという現実だろうと思います。まだまだこれから頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 以上でございます。



○議長(定本一友君) 安藤議員、再質問。



◆2番(安藤暢昭君) 課長にちょっとお尋ねするんですが、2つの施設のうち1つの施設の方の中で数名の方が食事を抜きというか、私も知り合いといいますか、知っている方が施設へ入っていらっしゃるんですが、1カ月昼食を抜かれたようなんです。それで、何とか乗り切っていこうというふうな話をお聞きしたんですけど、何か今の施設に対する国の補助というか、何かそういうものが、何ですかね、今までは月単位でやりょうたのを日割り制というか、というふうなことになったから、施設で見れば、そういう通所の方が食事を抜くと、施設も食事に対する一定の補助というか、何かマイナスになるというふうに、いわゆる日割り制というか、そういう制度がね、ということになると思うし、食事を抜いてでも何とか我慢してやっていこうというふうなことの中には大変な思いがあると思うんです。ですから、どういうんですかね、その辺障害年金で何とかやっていけようじゃないかというふうなことでなしに、本当に障害者の方々がそういうサービスを受けたりする、ほかの日常生活の中でやっぱり文化的な要求とか、いろいろなものを求めていくためのお金が要るわけですから、やはり今の今回の自立支援法というのが本当にこの酷なものだなというふうに私は思っております。へじゃけん、答弁要らんけどな。そういうことです、今の実態の中でね。

 へえで、1つお聞きしたいのは、いわゆる近隣の市町村と協議をして、コーディネーターを確保するとか、いろいろありますわね。その場合例えば美咲町がそういう共同でやるんだけれども、この分については単町で何とか少し面倒を見るとかというふうなことを考えた場合は、それは別にこの共同の妨げにはならんわけでしょう、というのが1つです。

 それから、町長、私最後に言いましたけど、今ここで具体的にどうこう言うことになるかどうかは別として、医療は今度決断されましたからね、そうでなしに福祉サービスの面で個々の分について利用料の例えば2分の1とか3分の1とかを負担しょうというふうなことを全然考えていらっしゃいませんか。それとも、検討して場合によってはそういうふうなことも考えるというお考えはないですか。



○議長(定本一友君) 町長。



◎町長(奥村忠夫君) 今のところ具体的に幾らしょうというふうな数字は示せるものはございません、率直に申し上げて。ただ、何らかの方法でやっていかねばならないと、余り負担を大きく……。それともう一つは、これはちょっと角度が違うかもしれませんのですが、今施設が2施設というふうにお話ししましたわね。できれば町の方でそうした施設ができないもんだろうかなと、というのが、保育園と同じようにいろいろの制約があり過ぎて、その施設もなかなか利用者の方の意見を聞いてみますと、自由に利用しがたいというふうなこともあるんで、そうしたものがクリアできるような施設が町の方で持てないかなというふうなことも今模索をしております。だんだんその荷を軽くすることも大事なんですが、何かの施設を利用しながら、そうしたものが一緒にできるようなものがないかなというふうなこともあわせて考えておるというふうにご理解いただいて、今数字をちょっと示すのは、そこまで持ち合わせておりませんので、時間をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(定本一友君) 保健福祉二課長。



◎保健福祉二課長(松岡はる恵君) 今のご質問は結局町独自で事業をした分は関係ないんだろうという質問と考えてよろしいんでしょうか。

            (2番安藤暢昭君「はい」と呼ぶ)

 それは関係ありません。というのが、何の調整をしているかということは、例えば日常一時預かり等になりますと、施設が町外、町内だけでは足りませんので、町外を利用されてる方があると。そうした場合は、じゃあ、美咲町はそこに5,000円で委託しましょうとか、津山市は7,000円で委託しましょうとかというようなわけにいかないので、それと事業者が幾らで受けてくださるかとかというような、そういうふうな調整を4市町でやってるという状況でございまして、利用者負担とか、それから内容等につきましては、町独自で実態に合わせて考えていくべきだと考えております。

 以上です。



○議長(定本一友君) それでは、安藤議員、再々質問。

            (2番安藤暢昭君「はい、ありません」と呼ぶ)

 ありません。

 それでは、次の質問に移ってください。



◆2番(安藤暢昭君) それじゃ、次の問題に移らせていただきます。

 小・中学校の食育問題ですが、これは今度の議会でも同僚議員からも共通した質問が出ておりますので、いずれだんだんと深まって議論になるんじゃないかと思いますが、私の方から総論的なことになるんですが、そこに通告に示しておりますように、4カ月たった現状での行政側としての評価と、それから今後の取り組みというか、どういうふうに考えておるかと。先般青森まで執行部ともども行って、しっかり勉強もしてきましたし、そういった鶴田町の中で生かす教訓があったのかどうかという辺も含めてお願いしたいと思います。9月2日付の津山朝日に朝食内容を見直す家庭増加という大きな見出しで、目標の成果上がるというようなことで、相当美咲町小中学校食育推進委員会の中身も含めて報道されております。この中で教育長もコメントを出されておりますので、これが現状の認識と今後の方向づけかなというふうな形で読ませていただいたんですが、直接ちょっと総論的になりますけど、現状の総括と見通し、もう一度お願いしたいと思います。



○議長(定本一友君) 答弁者、教育長。



◎教育長(中力昭君) 2番安藤議員の小・中学校の食育推進についてお答えしたいと思います。5月11日、今年度小・中学校の児童・生徒に対して補食を始めたところでございますけれど、4カ月間ということでございますが、実質補食をいたしました日は、学校によって行事との関係で多少違いますけれど、小・中学校でも多少違いますが、平均して50日でございます。少ないところで48というところがあったり、52というふうなところがありますので、平均いたしまして50日程度だと思います。したがいまして、その間いろいろ議論もいただきましたけれど、学校等におきましては、その中で子供たち、そして保護者の皆さん方がやはり関心を持ってきましたのは、朝食といいますか、食べるということ、やはり人間の基本だろうと思いますけど、生きることの、そういうものに対する認識といいますか、そういうものがそういったことの家庭が多くなってきたことはこの各学校からもう報告を受けております。ただし、当初が80%近くの確かに児童・生徒が、始めたころは補食しておりました。7月、夏休みに入りますので、6月の終わりか7月の初めぐらいに各学校が調査した段階では、大体平均的に30から40%ぐらいに補食率が落ちております。これの落ちた原因になったことにつきましては、各学校で独自のいろいろなアンケートを行ったわけですけれど、その理由もいろいろございます。共通して考えられたのは、朝食をしっかり食べるようになったと。したがって、僕はけさたくさん食べたからもう要らないということをはっきり言う子供たち、少し飽きたかなというようなことも言ったこともあるようですけれど、圧倒的に朝食を食べた、食べさせられるようになったという子供たちがふえていたということだけで事実でございます。したがって、家庭での朝食の大切さについて50日間の時点ではそういった朝食の大切さといいますか、食べることの大切さ、こういったものが各家庭といいますか、いろいろ今まで朝食について考えていなかった家庭に認識ができてきた。何とか考えようというようなことは今現時点では評価できるんじゃないかと。しかし、補食された期間が非常に短うございます。50日でございますので、体力がどうだとか、あるいは学力でどうだろうと、こういったことが報告されてる県もありますけれど、あるいはまた生活習慣が変わったか、つまり早寝早起きというようなことができるようになったかというようなことについての影響については、現時点では考察することは少し危険ではないかなと、そういうことはできない状態でございます。したがいまして、引き続き、食べることというのはやはり生活の基本でございますので、こういったものを朝食を食べてない子がいるとすれば、これはやはりゼロを目指して、子供たちがそういう子供がいないように、ゼロを目指して、そしてそのゼロの中から生活習慣、つまり子供たちご存じのようにこの問題とは直接には関係ありませんけれど、新聞等を見ますと、親が子供を殺し、あるいは子供が親を殺す、あるいは岡山県でもありましたけれど、最近、小学生でナイフで刺すと。特に岡山のナイフで刺した子供なんかは非常にいい子、いい子と言われる子供だった。こういった子供たちが何が欠けておるかというと、朝食が欠けてるというんじゃなしに、一つの生活習慣、かっては朝食のときにはお父さん、あるいはお母さん、おばあさん、こういった方々と一緒に食べて、そしてきょう一日頑張れよと、きょうはどういうふうに頑張ってくるんだぞというようなことで激励しながら、家を出ていたものでございますけれど、今なかなかそういった形の、確かに朝食は食べているけれど、そういった会話の中で食べてるっていうような子供たちっていうのは、これの方を調査しますと、恐らく非常に少ないだろうと思います。やっぱりそういうことも今の学校現場の荒れてる、子供たちの荒れてる一つの大きな原因ではないかというように考えますので、そういった生活習慣もきちっと見直せるような形で、食を通して今後目指して、補食を続けていきたいと、こうように思っているところでございますので、ひとつ、徐々に成果上がってくると思います。教育委員会でもしっかりとした頂点を今つくっておりますので、これを今後家庭の方へも配布しますので、そういうことでそれに目指して頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(定本一友君) それでは、再質問。



◆2番(安藤暢昭君) 教育長、私もアンケートも見させていただいたんですけど、1つちょっと気になるというんか、どう考えたらいいんかなという点があるんですわ。というのは、町内全小・中学校ということにはならんと思うんですが、傾向として保護者の皆さんはこの乳製品の飲食について、数からしたら相当の、何ぼじゃろうか、7割前後じゃろうか、否定的というか、やっぱりこれはやるべきじゃない、やめてほしいというような考えの方が多いというふうにアンケートの数字は見えるんですね。ただ、子供は、児童の場合はそれと逆に、飲食について肯定的というか、いいわというふうな、何か全く違った数字が出ておるんで、これは気持ちとしてはわかるような気がするんじゃけれども、例えば私中央中学校に行って、ちょっとお話をお聞きしたときに、あそこの飲食の方法が1校時と2校時の間、それから2校時と3校時の間でしたかね、要するにちょうど時間的に朝食と給食の中間どころで飲食をさせるような時間帯になっとるように聞いたんですね。そうすると、いろいろ言われとんですけど、そういう朝食と昼食の間にそういう乳製品、子供はそれはあれば食べるんでしょうけど、そういうことが健康的というか、栄養的というか、何ですかね、そういうあれから考えて、本当にそのことを続けてやるのがいいかどうかというようなこともちょっと何か心配している。それから、肥満の問題とか、アレルギーとか、いろいろ健康的というか、そういうあれから見て、これを余りどんどん続けていっていくのは問題じゃないかというような感じもしてるんですが、親御さんの意見と子供さんの意見がやはりちょっと違っているという点については、何か認識か、受けとめ方をされてますか。



○議長(定本一友君) 答弁者、教育長。



◎教育長(中力昭君) 2番安藤議員の再質問にお答えしますけれど、6月の時点で各学校がアンケートをやっておりますけれど、その中でもおっしゃられたとおり、ある学校はです、ある学校はで全体の学校じゃございませんので、ある学校においては保護者の方がもう続けなくてもいいんじゃないかという意見が非常に多いかった学校があります。ところが、そこの学校は逆に子供たちはそれと同等に続けた方がいいという、親子でもう意見が違います。どちらをどういうように信じていいか、その辺は今後ちょっと検討してみないとわからないんですけれど、確かにそういう学校がございます。それと、1件中央中のことをお聞きになったようでございますけれど、確かに中央中が最初それをちょっとありました。途中から今訂正しとるはずでございます。あくまでも朝食の補食ということになれば、少なくとも学校へ行ったときとか、あるいは学校、もうどうしてもやむを得なければ1時間目の終了のときとか、こういうような形にやらないと、給食の補食ではございませんので、意味がありません。そういうことで最初学校の方に子供たちの登校のバスの関係とか、いろんなことで、中央中一部の子がバスで来たりしておりますけれど、そういう子供が間に合わないとか、いろんな理由を言われたんですけど、それはどうしても直してもらわにゃ困るということで、こちらの方でお願いをしまして、それじゃ、何とか1時間、最低1時間が終わったときというようなことで、今学校はどことも悪いところで1時間が終わったところでと、できるだけ登校したときに朝食べていただくという形にしております。最初のときはご承知のように80%から食べてたわけですから、個数も非常に多くて混雑いたしました。特に中央中の場合はランチルーム等がありませんので、1カ所に集めてなかなか食べるということできなくて、混雑いたしましたけれど、パーセンテージは落ちてますので、6月の終わり、7月になりましてからはそんなに混雑もしなく、補食を行っております。大体今の率、あるいはこれ以下にいきますと、非常に朝一番に来て食べられるという状態が今後できるんじゃろうということで、各学校からはそういうふうにするということを報告受けておりますので、教育委員会でもそういうように指導していきたいなと。ただ、最初に申し上げました子供たちを優先するのか、保護者を優先するのか、保護者とやっぱり子供たちとのここでやっぱり食事についての話し合いというような一つの機会、そういうものも真剣に話し合ってみるということもしてみないと、正直なところ、そういったアンケートやりますと、保護者によって、あるいは子供によって意見が対立したような形のものが出てまいります。この後、前期が終わりますので、その時点でしっかりとしたアンケート調査を行います。そのときにはそういう点も配慮しながら、アンケートをやってきたいと、こういうふうに思っております。

 以上です。



○議長(定本一友君) 安藤議員。



◆2番(安藤暢昭君) 若干意見になりますが、町長に最後に一言だけコメントをお願いしたいと思うんですが、教育長もおっしゃったように、確かにこの事業で保護者の皆さん初め、町民の皆さん方の朝食の大切さというものに対する関心は非常に高まったと思います。そういう点で言うと、それなりに大きな効果があったと思うんですが、じゃ、これをいろんなそのほかのいろんな現状を見る中で、どんどんこれを続けていくのがどうかという点について、私はもうその必要はないというふうに思うんです。一定の役割は終わったんじゃないかと。しかし、子供たちだけじゃなしに、町全体の町民の食育というか、食事に対する大切さ、健康、大事だと思うんで、そういったものはやはり今度は教育委員会というそういう狭い範囲でなしに、もう少し鶴田町のあれがいいかどうか別として、行政としてももっと幅の広い総体的な組織の中でやっていかなければいけんのじゃないかと、息の長い運動になるんじゃないかというふうに思いますので、その点どうでしょうか、最後に。



○議長(定本一友君) 答弁者、町長。



◎町長(奥村忠夫君) 少し時間をお許しいただきたいと思います。

 安藤議員のご質問でございますが、おっしゃいましたように、一定の効果は出したんじゃないかということでございますが、少し幅広く考えていただく、その1点だったというふうに、私どもの告知の仕方の悪かったということは深く反省いたしておりますし、その点については改めにゃならんというふうに思っておりますが、おっしゃいましたように、食というものの大切さ、特に先ほどから出ておりますように健康面とか、老後のそうした福祉面においても、とにかく元気が一番だと思います。そうしたものの中で人間の体はすべて食から始まってくるもんだろうと思います。食と運動というふうに言われておりますが、そうした中で食の大切さ、それをとらえるならば、もっともっと幅広い運動が必要じゃと思います。やらにゃならんと思います。しかしながら、その1点として学校現場だけをとらえたときには、前回私もご説明申し上げたと思いますが、親切過ぎて、これはちょっと勇み足になったなという部分だったわけでございます。確かに朝食をとらない子供が多い、それが問題になっておるということは学校現場にあったわけでございます。しかし、それを解決するために一つの施策として、試みとして、新しい小学校ができるんだから、そこでやってみようじゃないかというふうなとこが発想の原点であった。しかしながら、合併したんだから、そこだけじゃいかんから、全体でやったらどうならということで、全体に一気に準備をしないまま広げたということに非常に混乱があったと思います。ですから、その点については反省しておりますので、やるんであったら、美咲中央小学校を中心に先にやってみればよかったなというふうな一つのものも反省材料としてはございますが、同じ扱いをしようといったことがちょっと間違いになった。そのために時間がないから、ならば乳製品で取り組もうということで、もともと私は和食でと、お米でというふうなことで考えておったんですが、そうしたことにちょっと動いたということでございますし、それから食は健康づくりも大切なし、さっきも教育長が申し上げましたように、私は親は今これだけ学校現場が乱れ、子供の児童・生徒のこうした不祥事がだんだん大きな事件が凶悪な犯罪が起きる大きなもとはやはり親子関係だというふうに思っております。そのもとで私も長年私の一つの理念として、理論として持ってきたことがあるんですが、やはり動物はえさを与えるものが一番大切なんだと、だから親は子供に御飯をして食べさせにゃいかんのだと。動物園の百獣の王と言われるライオンもトラも、あのえさをくれる飼育係にはあのおりの中に入っていても飛びついてこんのです。襲ってこないんです。それはやはり食というものを通じて愛情を伝えとるものがあるんだから、必ず親は私は店にあるものを買ってきて食べるんじゃなくて、手を加えて、熱を加える、味をつける、そうしたもので親が手を加えて食事を与える、そうすればだんだん子供が大きくなって、母親が言っても母親の言うことを聞くはずなんです。せんだってもある資料を見に行かれたと思いますけど、あそこに残っとる資料でも、おかあさん、さようなら、おかあさん、万歳、おかあさんはあるんです。やっぱり親子の関係は私はそんなもんだろうと思います。だから、今母親を尊敬するものがなくなったということは、私はその食の文化から崩れとるものが大いにあると思います。ですから、そうしたものを取り戻すべくやらにゃならんという気持ちは非常に強く持っておりますし、それの一環として取りかかったのがこれだったが、わあんとこれのとこに賛否両論が来たということで、私は非常に残念に思っています。ですから、今回はこれのみならず、昼の学校給食もどんなんならと、朝食がつくれるんだったら、昼御飯もつくれるだろうと、弁当持たせたらどうならと、母親として、私はここまで議論してほしいなというふうに思っておりますので、その辺を今後大きな課題として、町全体のテーマとして議論していっていただきたいと思います。それから、いわゆる食育についても、しっかり町民とともに全体的な町民的な課題として、それが健康づくりの源だということで、これも議論していく必要が大いにあるというふうに思っております。

 それから、これ余談になりますが、この間も私文科省で申し上げたように、例えば牛乳1本とってみても、牛乳、今回は牛乳あんなことをして、なぜ一たん冷蔵庫から出したものはもうもとへ返せれんのならと、返して飲ましてもいいじゃないか、家庭じゃそうしょんじゃ、いけんのかと言うたら、最近は何か教育委員会の方から言うところによりますと、それはやってくれてもいいというふうに言われておるようです。ですから、お米でも地産地消でなぜおいしい米を食べさせたらいかんのならというとこまで突っ込んでいけば、食べさせてくれというふうに言われておりますので、そういうことで、取り組んでまいりたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(定本一友君) それでは、これをもちまして安藤議員の一般質問を終わりといたします。

 ここで休憩といたします。

 再開時刻を1時30分からといたします。(午後0時30分)



○議長(定本一友君) それでは、皆さん、休憩前に引き続きまして、会議を再開いたします。(午後1時30分)

 一般質問を継続いたします。

 続きまして、7番松島議員の国際化施策についての質問からいきます。

 7番松島議員。



◆7番(松島啓君) 7番松島です。国際化施策ということで質問させていただきます。国際化という言葉自体、長い間もう使われてきた言葉でありますが、非常に多様な意味があると思います。インターネットなどの急速な普及に代表されるIT革命によりまして国と国との距離が非常に近づき、社会のグローバル化、ボーダーレス化は激しく進展しております。人、物、情報の流れが地球規模で拡大しているように思われるわけですが、今後我が郷土に誇りを持ちながら、本町も国際化の推進を図らなければならないと思うわけであります。岡山県も平成9年に岡山国際化推進プラン、また平成13年には新岡山国際化推進プランを策定し、この10年間にわたり国際化に取り組んでまいっており、このプランの成果をもとに新たに本年から岡山国際化戦略プランを策定しております。そこで、我が美咲町も本町の将来像であります「世界にはばたく元気な町」ということで、にふさわしい国際化施策を展開していくべきだと考えております。美咲町振興計画の中でも、世界にはばたくとは変革の時代に夢と希望を持ち、大胆な発想でさまざまな分野に向けて発展し、情報発信していくことをイメージしてというふうに表現されておるわけですけど、まさにこのさまざまな分野において国際化施策が必要ではないかというふうに考えております。

 そこで、通告しておりました福祉、教育、文化、産業などの分野において町独自の本町の特色を生かした国際化施策はということで、今後の計画はどうかということで町長にお聞きしたいと思います。合併いたしまして1年6カ月がもうすぐたとうとしておりますが、そういった世界に向けた国際化施策ということで、そろそろ町長のお考えお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(定本一友君) それでは、続きまして答弁者、町長。



◎町長(奥村忠夫君) 7番松島議員の国際化対策についてのご質問でございますが、ご質問の中にもございましたように、ここで振興計画の中にも記しておるとこでございますが、担当課の課長がこの質問をいただいて、反省をしております。ちょっと表現の言葉足らずであったかなというふうに反省しておるとこでございますが、ご指摘いただきましたように、国際化交流によって美咲町将来像が世界にはばたくイメージをつくっていかにゃいかんというふうなことでございます。そうした中で今回のご質問にありますように、福祉、あらゆる面でどうかということですが、なかなか実際には難しい問題がございます。まず第1番に、言葉の壁というものがございまして、十分気をつけてこの交流をやっていかないと、何を主として目的としていくのか、ただグローバル時代だから、交われば、行けばいい、来ればいいということにもならないと思いますので、経済交流を主としていくのか、あるいはそうしたような人的交流を主としていくのか、いろいろあろうかと思います。これは私過去実は中央町時代にも外国の交流ということで、私も議会におった当時なんですが、当時中国との交流をということで非常に力を当時の町長が入れられまして、一部議会でも本気にそれに乗っかっていったというふうなことで、たまたまその時分には中国大連とやるというふうなことで、民間業者を通じての交流だったというふうなことがありまして、非常に内容的に不十分であって、いろいろなトラブルを残したようなことになったわけですが、そうした中で、お嫁さんをというふうなことで、お嫁さんを来ていただこうというふうなことやったんですが、今現在残念なことに、4組か5組かあったと思うんですが、ほとんどUターンをなさっておりまして、残っていないというふうな状況がございます。もう少し慎重にやるべきじゃなかったんかというふうに申し上げておったんですが、いやいや、やらにゃいかんということでがむしゃらに進められまして、そういう大変な失敗を持っておりますので、今回相当気をつけてやらないといかんなというふうなことで、ご指摘のような国際交流、いろいろな町でやっておられるし、それから県の方も力を入れておられますので、そうしたものに取り組んでいきたいというふうには思っております。

 そこで、今現在どういうふうな計画を持っておるかということでございますが、実はベトナムを一つ交流地にしたらどうだろうかということで、今当たっております。なぜベトナムかということでございますが、今のアジアの中の国としては交流するには非常に人間性がいいと、人がいいというふうなことがございまして、最近岡山県が連載できのう、おとついちょっと山陽新聞に出とったかと思いますが、岡山県が中国から今度ベトナムの方にシフトしております。企業もこの間から視察に行ったりして、交流をその方に軸を移しております。そうしたものもございますんで、非常に人間性がいいということですわね。これが第一番なんで、ただ、私残念なんですが、これ英語国でないんですわね。特に子供たちは今万国語である英語を学ばせることがこれから先大事だろうというふうなことで、英語国であればいいんですけど、英語でないということがちょっと残念なんですが、しかし、人間性もいいというふうなことで、今当たっておるとこでございます。それで、今現在やっておりますのが、ベトナムのずっと下の方というんですか、地図の下の方で、一番上が首都のハノイがございますが、それから下に今度は大きい町がホーチミンという町があるんですが、そこから約70キロばかり離れたとこにミトー市という町があるんですが、そことやったらどうだろうかということで、人口が17万人ぐらいな人口で、美咲町の約10倍ぐらいな町です。主に農業が中心ですから、ただちょっと生活レベルが少し低いというふうなとこがございますんですが、農業が主と、それから漁業とかというふうなものがございますし、また最近は観光建設、建設業、そういうなものにも力を入れておる町というふうなことでございます。これは私方の方から実は総務省の自治行政局の国際室というんがございます。この方を通しましてお話を、どこかいいとこはないだろうかというふうなことで持っていっておりました。それから、また岡山県の国際化の方にも、どこかいいそうした町がないだろうかというふうなことをお願いしておりましたところが、偶然にもこの両方の方からこの2つを、こういうとこがあるんだが、どんなかなという推薦をいただきました。その中で9月6日に総務省からメールが来まして、ひとつどういう目的でやりたいのか、どんなことを主として美咲町さんが考えておられるのかというものを送ってくれというふうなことがございまして、実は今その資料をつくって、担当が政策企画課がやっておりますので、そちらの方で準備を進めておるとこでございます。先ほども申し上げましたように、十分内容をチェックしていかにゃいかんのと、それと総務省の自治行政局の国際室の方なんで、そこら辺が調べてくれれば、相当きっちりしとるんじゃないんかなというふうには思っておるとこでございます。今現在はフィリピンの方を通じて国の方がやっておるようでございます。そうしたものが今のところ当面国際交流をする町としては選んでおりまして、どういうことを目的にやるんかということですが、主に子供との交流、いわゆる人づくりとか、教育の面で交流をしたらどうだろうかと。やや先ほどもありましたように、国際人となるために知識を広めるというようなことで子供中心に、それから町民との交流、いわゆる担い手の推進というようなことで、農業の農業研究生というようなことで受け入れて、担い手をやってもらうと。建設とか縫製とか、農作業の労働力が非常に豊かなというようなこともございますので、2年間のビザが取れますんで、研究生として来てもらうと。それから3番目には、経済的な支援ということで、こちらから今たまたま発想したのが、美咲町で中央地区の方で小学校が3校廃校になりまして、新しい小学校ができておるのはご案内のとおりでございますが、そこにいろんな教材がたくさん余っております、机とか、黒板とか、あるいはロッカーとか。そうしたものがたくさんありますので、そうしたものをこちらで再利用していただくように、リニューアルして整備したものを向こうへ送って、学校が必要であれば学校も建ててあげてもいいんじゃないんかなと。勝央町がモンゴルとやっておられますが、体育館建てるということで500万円、2年間にわたって1,000万円援助するというふうなことでやっておられますが、今どのくらいあれはかかれば学校が建つんかわかりませんが、大きな金額じゃないというふうに総務省の方も言っておられます。ですから、そうしたもので、もし必要なら、学校の教材なんかそうしたものを送って、使える資機材を使いながら学校を開校していただいて、向こうでそうしたものの経済的、教育的な援助をしていくというふうなつき合いができたらいいなと。向こうから子供さんにまた来てもらって、こちらの学校にも行ってもらうというふうな交流する。また、こちらからも子供に行かせるというふうな、そうしたことができたらいいなということで、18年度中、年度中に調査を終了して、できたら19年度の交流開始をしたいというふうなことで、今準備を進めておるとこでございます。まだまだ詳しいことが十分わかっておりませんので、十分ご説明することはできんのですが、今総務省を通じてそうしたことでやっております。今まで教育委員会が取り組んできとったのは、外国人の教師を、ALTを呼んで、そうしたもので英語の教育をするというふうなことはやっておりますが、子供の交流をさせる、いわゆる人事交流から入っていったらどうかなというふうに考えておるとこでございます。もっともっと具体的になり次第皆さん方にもご報告し、またご相談申し上げ、そしてまた現地のいろいろな資料を十分送っていただきながら検討していきたいというふうに思っておるとこでございます。

 以上でございます。



○議長(定本一友君) 松島議員、再質問。



◆7番(松島啓君) 国際化に向けて貴重な本当答弁いただきまして、ベトナムですか、私も行ったことがないんで、昨日、一昨日の山陽新聞の連載されておりました。災害も少ないということで、中国とも近いということで、いろんな形で今岡山県の方も経済交流というか、何か覚書を全国で初めて都道府県としてやられたということも載っておりました。特に先ほども町長の方からありましたけど、福祉、また教育の面ですね、他の市町村、岡山県の方でも半分以上がそういった中学生、高校生を中心にした交流、ホームステイであるとか、留学であるとか、そういった形で行われています。また、国内の方でも今自治体で全国で約1,500件ぐらいが姉妹都市の提携であるとか、友好都市の提携、交流というような形でやられているというのが載っておりましたが、そのうちの3分の1ぐらいがもう休眠状態というか、交流が途絶えているというような状態であるということもお聞きしました。特に、その原因というのがやはりまず財政面、それからやっぱり事前の調査不足ということで、先ほど町長の方も本当しっかりした調査が必要だということを言われておりました。また、住民不在で行政ばかりが先行して、押しつけになってなかなか続かないというようなことも書かれておりましたが、そういったこともしっかりクリアしていただきながら、前向きな施策ということでよろしくお願いしたいと思います。特に、ホームステイで次代を担う青少年、やはり外国の生活や異なる文化に接することによりまして国際理解というか、国際社会に対応できる豊かな人間性というのも身につけていかなければいけませんし、また外国人の価値観を理解するためにはやはり自分の国の伝統や文化もしっかりと熟知することにもつながりますし、また今子供の本当コミュニケーション不足というのをしきりに言われております。そういった力も身につきます。また、自分のみずからの考え、価値観を持って行動するということにもつながっていきます。そういった意味でも前向きにこの施策をお願いしたいというふうに思います。

 また、先ほど町長の方からありました、今現在中学校単位で美咲町の場合はALTの先生の方で大変お世話になり、活躍されているところです。他の近隣の市町で聞いてみましても、まだ十分にALT配置されてないところもあるということで、特に旭地区で言いますと、中学校、小学校は1つずつしかありませんから、かなり充実した指導というか、そういったのもしていただいております。今後ともALTの方の充実という形でよろしくお願いしたいと思います。具体的にというのは今現在先ほどベトナムというような話もありましたが、まだ計画の段階で、先ほども町長の方からありました18年度計画、調査という段階で、まだ決定ではないと思いますが、いろんな目的というのもありますし、いろんな分野でそういった活用もできるかと思いますので、その点でどうかよろしくお願いしたいと思います。



○議長(定本一友君) 町長、答弁者。



◎町長(奥村忠夫君) 松島議員の再質問でございますが、世界広うございますので、選択肢としたらたくさんあると思います。何を中心に相手の国を選択するかということだろうと思いますが、先ほども言いましたように国際化時代を迎える中で、グローバルな時代を迎える中で、やはり言葉というものは大切だろうと思いますので、やはり今の世界の万国語といいますと、英語でございますので、英語を話せる子供をつくっていくということは今後大切なことだろうと思います。そうした意味でいけば、やっぱし英語国でのを選択したんがいいんかなとは思うんですが、しかしながら、もう一つは、さっき言われました経済的な面がございます、財政的なもん。ある程度旅費の余りかかって、片道10時間とか12時間というようなとこになりますと、アメリカ、あるいはヨーロッパの方になりますが、どうしても旅費もたくさんかかってきます。費用もかかります。そうしたものもあるんで、言葉には多少その問題はあるんですが、今の発展途上国としては非常に興味のある経済発展をこれから遂げていくだろうというふうな面から見れば、ベトナムは最良の場所じゃないかなというふうに思っております。そうした中でもご案内のように、もう中国の国境からずっと細長い国ですから、海岸線の、そうすりゃ、北のハノイと、もともと共産圏、社会主義の国ですから、上の方はちょっとおくれとったんですが、下のホーチミンのあたりになりますと、もうドイモイ政策はずっと早くからやられとったということで、資本主義もかなりいっております。そうしたこともあるんで、南の方のホーチミンに近い場所ということになれば、かなりいいんじゃないんかな、気候的には年中暖かいとこでございますので、そうしたことがあるし、時間的にも非常に早いし、ホーチミンからバスで約1時間ほどですかね、ぐらいな、ホーチミンからミトー市まではバスで30分ということです。それから、日程につきましては、こちらから関西空港から飛び立っていっても片道四、五時間の場所だと思います、ホーチミンまでが。そうしたことで旅費も非常に安いし、今現在でいきますと、給料なんかも日本のからいえば、約3割か4割ぐらいなとこじゃないかな、五、六万円までのことが最高の給料だというふうに言われておりますので、まだ3万円から5万円代のとこへいっとるんじゃないかなというふうに言われておりますので、そうしたことで経済的にも非常に交流しやすい場所じゃないかなというふうに思っておりますので、この地を選択するようにして今進めておるとこでございます。気候でございますが、5月から10月までが雨季、それから11月から3月までが乾季ということで、年間平均気温が26度ということですから、美咲が13度ですから、約倍ぐらいな気温のとこなんで、気候的にも非常にいいし、産業としては、手芸工芸品とか、あるいは菓子とかめん類の製造の中小企業が多いというようなことでございます。外資系の工業団地もあるというふうなことでございます。それから、ちょっと日本に似たような米作、それから果物なんかの栽培も盛んだということと、海に近いとこですから漁業が盛んな町でございますので、非常に日本と似通っているし、我々の町と似通っとるなというふうなこともあるんで、ここを選ばせていただいて、積極的に進めていきたいなというふうに思っております。今日本の子供に一番教えにゃならんことは私は、もったいないなとか、もったいないとか、ありがたいとかというこの精神を教えることが私大変大切だろうと思います。そうすると、こうした発展途上国に行きまして、物の大切さ、本当に食べることの大切さ、それからまた学校に行って、行きたくても行けれないと、本当に子供が学校に行くことを、自分が学力を高めることを目的として夢を持って学校に行っておると、そうした姿を見せること、何もかにもが満たされ切って飽和状態になっとる日本の子供に、そうしたもったいないとか、ありがたいとか、学ぶことのありがたさとか、そうしたものを今体験させることが非常に私は大事じゃないかなというふうに思いますので、こうした国との交流をして、ホームステイをするなり、そうしたものをやっていくことが、これからの子供を育てるには大変いいんじゃないか、これは教育委員会の分野でございますから、余り立ち入ると教育長にしかられます、大体そういうとこが大事な。以前は今言われましたいろんなとこと皆さん一時もうはやりのようにばあっと国際交流ということで、韓国とか、いろんな中国とかやられたんですが、本当に50%以上、60、70もつぶれております。私ども中央町でもやったことがあって、まず旅行気分で行くことからというようなことで、町民を募集して行ってもらおうというたら、中国へ行くのはもう年寄りばあになって、わしも満州へ行ってみたかったんじゃ、もう本当長いこと行っとらん、戦後行っとらんけん、変わっとろうなというて、もうお年寄りばあが行っていただく、お年寄りでもいいんですけど、言わせていただきゃ、しかし今後の人づくりということになれば、やはり子供とかそういう若者を体験させてやることの方が大切だろうということがありますので、こうした子供を中心、いわゆる若者中心の交流に持っていきたいと。それから、何よりもできたらこれが一番うれしいなと思よんですが、学校の要らないものがたくさんありますんで、これを今3校のものを大垪和の小学校跡地の体育館に全部今入れております。机やいすやロッカーのような、皆寄せて置いております。これがもし使える、受け入れしていただけるということになれば、今老人クラブにも話しかけております。ぬくいときにひなたぬくもりしながら、リニューアルしてもろうて、掃除をしてもらって色を塗ってもらうとかというようなことをしてくださいというふうなことも老人クラブとは今話し合いさせていただいておるんで、それは手ごうさせてもらうでということでございますので、本当にそうしたもんが受け入れていただけるんなら、こちらからそういうなものを送って、ベトナム、ミトー市美咲小学校、スクールができればありがたないなと、その節にはまた皆さん方日本語の先生としてよろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(定本一友君) 松島議員、再々質問。



◆7番(松島啓君) 子供、また若者を中心とした人づくりということで、町長の方からありました。また、学校の方でも学校同士の姉妹校というか、そういった形で交流、また支援というか、そういった形でしていただければと思います。また、大人の方も地域の福祉とか住民福祉の向上のためにも国際感覚というのもやはり身につけていかなければ、参考になる点というのは多々あると思います。そういった形で国際交流、親善、一つのまちづくりのヒントというか、活性化にもつながってくるかと思いますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。

 以上で私の一般質問を終わらせていただきます。

            (町長奥村忠夫君「頑張ります。またわかりましたら、その都度皆さん方にご報告申し上げていきますので」と呼ぶ)



○議長(定本一友君) それでは、これをもちまして松島議員の一般質問を終わりといたします。

 続きまして、9番草苅議員の早寝、早起き、朝御飯運動についての質問から参ります。

 9番草苅議員。



◆9番(草苅修君) 9番草苅です。議長のお許しをいただき、この議場での一般質問は今議会が最後になります。少し胸が熱くなっていますが、通告に従いまして質問をいたします。

 まず、早寝、早起き、朝御飯運動について、6月定例会で私なりの提案をしましたが、町長はその答えの中で行政主導型にならない方がいい、PTAをバックアップする方向で考えていると答弁されました。美咲町が朝食の補完として学校で乳製品を提供する食育推進事業は朝食の大切さや基本的生活習慣を推進する起爆剤になりました。先般の議員研修に町長、教育長、同行してくださいまして、先進地の鶴田町で参考になったこともおありかと思います。また、5月以降それぞれの学校、PTAで取り組みもあるように聞いています。それらのことを踏まえ、早寝、早起き、朝御飯、この運動について、町長、教育長の現在の考え方をお聞きしたいと思います。



○議長(定本一友君) 答弁者、町長。



◎町長(奥村忠夫君) 9番草苅議員のご質問にお答えしたいと思いますが、これが最後の質問だというふうなことがございましたが、どういう意味かわかりませんが、場所を変えてもっとロケーションのいい場所で活躍していただくようにお願いしたいと思います。ご期待申し上げております。

 さて、答弁の方に入らせていただきたいと思いますが、早寝、早起き、朝御飯、この政策をどういうふうにとらえておるかということ、大変大切な政策だというふうにとらえております。真剣に取り組むべきだろうと、国民課題として文科省が取り組んでおる以上、私たち地方行政も町民挙げて、こうした運動に取り組みながら、今荒廃されております学校現場、あるいはまた先ほどから午前中も申し上げておりますように、あらゆる青少年を取り巻く荒廃のこの状況、食をもって正していく、非常に大切な政策だというふうに位置づけをしておるとこでございます。

 以上でございます。



○議長(定本一友君) 草苅議員、2番、3番も同時に質問お願いいたします。



◆9番(草苅修君) 済みません。

 質問の仕方と通告の仕方が悪いんですが、中身については、再質問でやりたいと思ってましたんで……。



○議長(定本一友君) あ、そうですか。



◆9番(草苅修君) 町長と教育長がその考えを、早寝、早起き、朝御飯運動についてどういうふうに今現在考えられてるかということをお尋ねをし、その中でそれを聞いてから、再質問の中で???といきたいと思いますので。



○議長(定本一友君) 2番、3番については再質問でする。わかりました。

 それでは、答弁者、教育長。



◎教育長(中力昭君) 9番草苅議員のご質問にお答えします。

 先ほど町長の方からお話がございましたけれど、骨子的には変わっておりません。ただ、この早寝、早起き、朝御飯運動、本町ではこれに先駆けまして実は児童・生徒への補食、一月ほど早かったと思います。この後、本格的に早寝、早起きという朝御飯運動が文科省の外郭団体になりますけど、そちらの方を中心として起こったということでございましたけれど、いずれにしてもこの早寝、早起き運動、今各家庭そのものが大体夜型の家庭が多くなりまして、非常に夜遅くまで子供を巻き込んで大人たちも生活しておるというのが実態でございます。その中でやはりエネルギー問題も言われておりますけれど、いろんな中でやはり早く寝て、そして早く起きる。これが早寝、早起きのところで実は朝御飯が食べられるわけで、これを遅寝、遅起きですと、当然朝御飯食べられないわけです。基本的には早寝早起きのところでまずその習慣というものをつけていかなきゃいけない。口先では何でも言えますけれど、これ大変なことでございます。いわゆる今の日本の社会の中の一つの生活習慣というものを実は大幅に変えていかなきゃいけないという運動ですので、一朝一夕にできるものではないと思います。しかし、今子供たちの現状等を見た場合に、社会全体の中でこういうものを取り組んでいただかないと、子供たちだけが早寝、早起きだけをするというような形にはなかなかならないんじゃないかなと思ってます。そういう意味で先般の食育推進の中で、児童・生徒への補食を行いましたけれど、賛否両論、いろいろご意見いただきました。しかし、このご意見が大きければ大きかったほどといいますか、大きいほど、この朝食に対する認識というのが議論されてきたんじゃないかなと、こういうに思っております。今後は先ほど町長の方からも話がありましたけれど、PTAさん等も当然巻き込みます。現在推進会議、各学校のPTAの代表の方が皆入っておられますので、そういうところを中心として、学校では、学校の児童・生徒では早寝、早起き運動を、そこを中心として今後教育委員会等もそこをしっかりバックアップしながら推進をしていきたいと、こういうに思っております。町全体につきましては、これは町部局の方とまたお話ししながら進めていかなけりゃいけないと、こういうに思っておりますので、ご協力をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(定本一友君) 草苅議員、再質問。



◆9番(草苅修君) 町長の答弁の中に大切なことと考えているということで、真剣に取り組んでいくというお考えをお聞きしまして、ほっとしとるところですが、???と鶴田町へ行く前にこの質問通告をしましたので、???でとどまっておりますが、鶴田町へ行くと、いろんなことが勉強ができたわけです。行政の中でも縦割りじゃなく、本当に横の連係プレーで、産業課から教育委員会から、もちろん総務課も、公民館、学校、いろんなところで、教育委員会含めて、それぞれの課が一つのことに向かって取り組んでいるっていうのを勉強させてもらったわけです。そういった勉強のことと今の???に書いてますように、PTAや栄養委員会などと連携しながら各学校に任せるんではなく、先ほどの教育長の答弁のように全町挙げて取り組んでいかなくてはならないことだというふうなこともおっしゃられましたので、私、先般美作市が朝御飯運動の話でレシピを各家庭にこういった朝御飯の朝食のメニュー、こういったつくり方ありますよっていうのを保育園で紹介されてたのを記事に出てましたが、ああいったことも含めて全町挙げてぜひ早寝、早起き、朝御飯運動を取り組んでいただけたらというふうに思いますが、最初に申し上げましたように、町長は6月の定例で行政主導にならない方が絶対にいいんだというふうな打ち出しもされましたので、行政のやれることと、町全体のいろんな活動されてる各種団体とどういうふうにうまくかみ合って町を挙げてこういったことができていくんかな、そんなことを鶴田町で学んできたんで、ぜひ世界に羽ばたく子供たちのために美咲を挙げてこの運動を実践していただきたいと思います。この辺で町長のお考えをお聞きしたいと思いますが。



○議長(定本一友君) 答弁者、町長。



◎町長(奥村忠夫君) 先般の議員研修に同行させていただきまして、青森県鶴田町の方で勉強させていただいたところでございますが、これはこの間お話がありましたように、文科省の早寝、早起き、朝御飯のところでいち早く申し込まれたというようなことがございまして、文科省の方から私も情報をいただいとったんで、議長ともどうだろうかというような話をさせていただいたんですが、町を挙げてやっておられるということですが、実は私どもの、あの町はご案内のように合併してない町でございます。そして、非常に平和な町だろうと思いますし、地形そのものが平らな町で、面積が47キロ平方しかない程度、いわゆるもうここの我々美咲町の5分の1もない、7分の1とかというような面積でございます。その中で1万5,000の人口、そして非常になだらかで人間性も穏やかなんだと思いますが、町長さんが実に9期というふうな長期政権でございます。議員さんを見ましたら、16名中でも10期が2名とか、9期が2名とかというふうなことでございますので、そうしたことで一貫した政策がとられてきとったんで、たまたま今回ああいうふうに出たろと思いますが、実は私どもの方もややあれに似たようなことは既にしとって、口がかたいもんですから、みんなに余り自慢げに言うてなかったとこがございまして、ちょっとお知らせできてなかったなと思っておるんですが、私方も縦割り行政じゃいかんということで、横の連絡でやっていかにゃいかんということで、まずもって地産地消の部分、いわゆる学校給食の食材については産業課の方で面倒を見ようというようなことで既にやっております。しかしながら、あの町もそうだったんですが、葉物、いわゆる菜っぱとか葉の物、これは年間通じてなかなかできません。ですから、これは業者との契約をやっていっとるんですが、いわゆる根物、大根、芋、タマネギ、こんなものにつきましては、年じゅうできますんで、今も産業課の方で物産センターを通じて食材を入れるとかというようなことはやっておりまして、これ中央町のときにそうだったんですが、それからお米につきましては、棚田米を食べさせるということで、契約栽培で産業課の方からちゃんと1俵について何ぼの買い上げにするという契約栽培を既に中央町ではやっておった実績がございます。

 それから、今回美咲町になりましての食育につきましては、ご案内のように、我々の町には愛育委員と栄養委員というの2つございます。3つの町が一緒になったので、中央は愛育栄養委員というふうに1人の人で2つをやっていただいておりました。ところが旭は愛育委員と栄養委員とあるんかな、これ、じゃあな。それから……

            (保健福祉一課長野木洋子君「柵原もそうです」と呼ぶ)

 柵原もそうなん。

 柵原も愛育委員と栄養委員と分かれております。そこら辺あるんで、1年少々たっておるんですが、私はここら辺でひとつ際をつけて、愛育栄養委員ということで、だんだん人も少なくなってきて人材が少なくなってきますんで、各地区から愛育委員と栄養委員を出すというのはなかなか難しいんで、愛育栄養委員という形で、津山市もそうなんですが、そうした形でやってもらったらどうだろうかと言うんですが、今までの愛育委員のリーダーと栄養委員のリーダーがありますんで、なかなかこれ1つにすりゃどっちかが離れていくようなこともあって、なかなか折り合いが難しいんですが、私は愛育栄養委員というふうな格好で、両方の子育てとか、そういうふうな栄養の面倒とか、お年寄りの食の問題とかというふうなことに取り組んでいただきたいなあというふうには言っておるとこですが、いずれにしましても、そうしたもんがございまして、今回愛育委員、栄養委員の平成18年度の運動方針の柱の中に、まず朝御飯、食育、この問題は取り上げていただいております、総会のとき。たまたまその総会の席で、私がたまたま学校で朝食ありますよという、朝食の問題が出たから、実は学校で朝食をこうしてやってみよう思うんじゃ言うたら、それが持って帰られまして聞かれて、わしらにおまえ先言うてしもうたろうがというてお世話になったんですが、そういうことで、その場所でお話ししたという経過がございました。

 ですから、運動方針はその中にきちっと上げてありました。その中で、ことしも既に保健福祉の方でやっておりますのが、子育て支援センターの保護者を対象に、いわゆるかめっこ保育園です。あそこで料理教室を既にやっております。それから、児童館で子供料理教室ということで、中央と旭は児童館ございますので、そこへあります。そこで、これまた児童館の子供料理教室というのを既に開いております、何回か。それから、子供会の料理教室というようなことで、これは夏休み中に、各地区に子供会がございます、それを通じて保健福祉の方でやっておりまして、料理教室をやっております。それから、小学生子供料理教室というようなことで、小学校の生徒を中心に子供の料理教室というようなことで、これも愛育委員の人に入ってもらったりしてやっております。それから、小学生親子料理教室というようなことで、これも既に教室を開いて、何回か各学校でやっていただくというようなことでやっておるわけです。活動は既にしておるとこでございます。

 それで、朝御飯についても、基本的にはよい習慣をつけていかにゃいけんというようなことで、この普及活動に愛育、栄養委員の方が今取り組んでいただいております。それにはいろいろな、例えばパンフレットが要るとか、啓発の資料が要るとかということになればこちらの方で応援をさせていただこうというふうなことで、やる段取りはしとりますし、またそれを現実に進めておるのが、現実に進んでおります。ですから、既にそうした団体でやっていただいておりますし、学校現場でもそうしたものを取り組みながら、これはこれとして、補食は別の問題として、基本的な食の方は進めておるとこでございます、まだ十分ではございませんが。

 それから、こないだ鶴田町でありましたように、町を挙げて、いわゆる町全体で一つのプロジェクトを組むというふうなことは、こないだのあの資料をもらって帰っておりますので、総務課の方、あるいは助役にも渡しまして、こうしたものを参考資料として、いわゆる数値目標を置いてマル・ペケで1年間の評価をしていくというふうな、後を追っかけられる、ちゃんと後ろを追っかけれる運動をせにゃあいかんということも言っておりますので、19年度へ向けてきちっとそうしたものも組んでいきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(定本一友君) 草苅議員、再々質問です。



◆9番(草苅修君) 今の答弁が欲しかったわけであります。

 6月の定例のときに、もう一つ僕宿題をお願いをしとる分が、子育てヘルパーについてはしばらく時間をいただきたいという答弁いただいておりますので、そちらの方も並行して考えていただければと思います。

 最後に、この「元気ママ」っていう本が、これは通販で出てるんですが、鶴田町で食育推進大会、1,500のお結びが200個足らあでコンビニに買い行ったという、そのときの講師の先生が陰山英男先生であります。この先生が例えば美咲で講演をされるということになると、最低300人の人がその話を聞きに来るっていうシステムになれば、日にちをうまくやれば呼べれるそうです、これはPTAから話を聞いたんですが。ぜひこういった陰山先生の話を聞くっていうのも、先ほど町長が町、町全体を挙げてやっていくっていう話の中で、ぜひ教育長、こういった方が講演をされると、若いお母さん方に来ていただいたり、お父さん方に来ていただいて、朝御飯の大切さっていうのをお話を聞いていただいたら、もっともっとうまくかみ合っていくんじゃねんかなっていうふうにも思いますので、そちらの方は考えていただくということをお願いをして、この質問は終わります。

            (町長奥村忠夫君「草苅さんちょっと、計画が既にありますので、ちょっと答弁させてやってください」と呼ぶ)

 あっ、そうですか。じゃあ、お願い……

            (町長奥村忠夫君「陰山先生の方はちょっと日程がとれなんだんで、後段取りしとんならな」と呼ぶ)

 お願いします。



○議長(定本一友君) それでは、答弁者、教育総務課長。



◎教育総務課長(延原幸子君) 失礼します。

 先ほど草苅議員さんから御質問ありました講演会についてちょっとご報告させていただきます。

 これは町のPTA連合会とで相談した結果なんですが、陰山先生を当初計画しておりました。日程の関係がとれませんでしたので、県のPTA連合会が倉敷で講演をされたときに呼んでおられました引地ユリ先生、この先生が食育のことも話をされるということで、その先生にお願いいたしまして、12月3日に今のを計画しております。またその節は、具体的な時間等決まりましたら、改めてご連絡させていただきたいと思います。



○議長(定本一友君) よろしいですか。

            (9番草苅 修君「はい」と呼ぶ)

 それでは、次の質問をお願いいたします。



◆9番(草苅修君) 2つ目の質問です。合併記念事業として取り組んできたラストワンマイル事業を最後の質問にしました。

 合併前の旧柵原町から、陸の孤島にならないようにと取り組んできた経緯があり、そのことが美咲町全町に必要と、奥村町長の英断と全議員のご理解でスタートし、担当の情報交通課の設置で、来年の4月にめどが立ったという段階です。今までのご苦労に敬意を表したいと思いますし、さらにこれからの問題に誠意をもって対応していただきたいというふうにも思っております。

 1、2で、告知放送の切りかえ時期と共聴組合等の説明の時期っていうことを質問しておりますが、今の段階で心配されるのが、オフトーク放送をやってる中央地区と柵原地区については、告知放送に切りかわるそのことで、今までオフトークを聞いてた人が、加入をしてないばあに聞けれなくなるという、高齢者のおうちに行ってこのラストワンマイル事業の話を聞くと、ああ、そうなんかな、やっぱり何とかマイルに加入しとかにゃいけんのじゃなっていうような話もまだ聞かれる家もあります。高齢者の方っていうのは、やっぱり認識がそういうふうになかなか理解がされてないっていうのも、この場で担当課長の方にお伝えをしておきたいと思います。

 加入率の話を、きのうでしたか、お話を聞きますと、七十何%なんだけど、実際に2世帯住宅とかいろんな形の中できちっと計算すると、加入率は85%程度に近くなってるんじゃないんかなっていうようなこともお聞きしました。これは大変本当に、近隣のところでこういった事業をしてるのに比べてみます数字とすれば、非常に高い加入率だというふうに思います。すごい数字が出たなっていうふうに思うんですが、もう一つこの辺のところを、心遣いというか、優しさというか、その辺をしていくと、もっともっといい数字も出てくるんじゃないんかなっていうふうに聞きますし、一番問題なのは、たくさんの地域でテレビが映らない、そこで共聴アンテナでやってる組合がたくさんありますが、そういったところがこの光ファイバーで切りかえていくときに、組合の存続とか、へえから組合の人が全員加入しないと組合自体も困ることがある、いろんな諸問題があるように、最初からこれはわかっていることなんですが、そういったところをこれから来年の年が明けるぐらいまでに、担当課としてはどういった対応をされていくのか、お考えを持っておられると思いますので、お聞きしたいと思います。

 それに加えて、今後の流れっていうか、加入金をいつごろから徴収されるようになるのか、そういったところも、現在わかるところで担当課長の答弁をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(定本一友君) 答弁者、情報交通課長。



◎情報交通課長(兼光和正君) 失礼いたします。9番草苅議員さんのご質問にお答えをさせていただきます。

 まず、告知放送の切りかえ時期はにつきましては、本年度工事の工期を平成18年7月25日から来年の3月20日までとし、町内を3工区に分けて早急に工事の完成を目指しております。したがいまして、工事完成後、試験放送などを行いまして、平成19年4月から告知放送を開始したいと計画いたしております。

 また、オフトークとラストワンマイルの加入者の関係でございますが、オフトークの加入者よりも、ラストワンマイルの加入者の方がかなり多うございます。したがいまして、この事業は安心、安全なまちづくりにもつながるものと考えております。今後とも、オフトーク放送、広報紙等でお知らせをしながらこの事業を進めてまいりたいと考えております。

 それからもう一点、共聴組合等の説明の時期はについてでございますが、これは昨年12月20日、共同受信施設組合代表者の方への説明会を行いました。これは柵原地域、中央地域、旭地域におきまして開催をさせていただいております。それから、この組合によりましては、あと5年間は共聴組合を維持し、地上デジタル放送が完全に移行した後に解散するとして、組合の役員の皆さんが手分けをして組合員の方の家を訪問して、町が進めておる事業に、みさきネットに全員加入しましょうといった形で説明をして回っていただいたとお聞きしておる組合もあります。町といたしましても、今後ともオフトーク放送、広報紙等でお知らせもしながらこの事業を進めてまいりたいと考えております。

 また、議会の特別委員会においても、この事業の進捗状況も説明させていただきながら、内容等もご協議をいただいて進めてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。

 それから、またもう一点、加入金の1万円でございますが、今準備を進めておりますが、10月ごろからおうちの方へお送りしたいと考えております。よろしくお願いいたします。



○議長(定本一友君) 草苅議員、再質問。



◆9番(草苅修君) 共聴組合の代表者の方を呼んで説明会ということを今おっしゃられましたが、もちろん全員の方が出席されなかったと思うんですが、全員来られてれば別に問題ないと思いますが、そのあたりのもし来られてない組合の方がおられたら、そういったところの対応はどうされておりますかということを1点お聞きしたいと思います。



○議長(定本一友君) 答弁者、情報交通課長。



◎情報交通課長(兼光和正君) 失礼いたします。

 私どもの方では、NHKの共聴組合の数、それからNHK以外の共聴組合の数も調べさせていただきました。せえで、ほとんどの方が来られとったと思いますので、これから先は、さっき言いましたように、広報紙やいろんな形でお知らせをしていきたいと考えております。せえで、いろんなところで、また機会がありましたらPR等も一緒にお願いしたいと考えております。よろしくお願いします。



○議長(定本一友君) 草苅議員、再々質問。



◆9番(草苅修君) 質問ではありませんが、最後に。

 この事業が完成することによって、若者定住や企業誘致など波及効果が必ず出てくると私は信じております。今後は、外からこういったことを力いっぱい応援したいと思いますので、今回の質問はこれで最後といたします。ありがとうございました。

            (町長奥村忠夫君「よろしいですか。ちょっと追加で」と呼ぶ)



○議長(定本一友君) 答弁者、町長。



◎町長(奥村忠夫君) 1点だけちょっとつけ加えさせていただきます。

 今回草苅議員から、告知放送とそれから共聴アンテナの組合についての対応でご質問いただいてるんですが、実はこん中で、今までまだはっきり課長の方からも説明ができないかと思うんですが、当初IP電話を申し上げておりました。どこやらほどからIP電話の説明が消えておるような状態でいっております。しかしながら、けさほどからもご質問が出ておりますように、高齢化社会になってきて、そして高齢者福祉が切り捨てられるような状況の中で、少しでもそうしたものがお手伝いできればということで、IPは必ず取り入れというふうなことで、今課長の方にも指示しております。

 機械の都合もありましたり、いろいろなもんがございますので、課長はどっちかといえば乗り残しといて、積み残しておいていこうかというふうな考え方でいきょうたんですが、ちょっと待てということでとめておりますので、IPを取り組もうということが1点と。

 それからもう一点は、今加入金1万円ということでお話しさせていただいております。それとあわせて、後の今度使用料の問題が出てまいります。これらにつきましても、今現在考えておりますのは、19年度総体的な政策の中に、少子化対策の中へ、例えば子供さんが3人以上おるとこは云々とか、あるいは高齢者の70歳以上の方は免除とか、減額処置をとるとかというふうなことで、とりあえず皆さん方が利用しやすい、そしてあわせて福祉の方にもこれが役立つというふうな方向でいきたいということでやっております。必ずお金がまつわることでございまして、お金がついて回りますけれども、けさほどから答弁しておりますように、福祉の部分で必要な部分はそうして取り組んでまいりたいというふうに思っておりますので、これもつけ加えてご答弁させていただいておきたいと思います。

 それからまた、告知につきまして、共聴アンテナ等加入についての推進、どうするかということですが、来られてないとこまでなかなか難しいんで、これから外から応援してやるということでございますので、広く町内を回られるような便がございましたら、こういうこともついでの便にちょっとPRをしていただきながらお手伝いしていただくことをお願いしときてえと思います。

 以上でございます。

            (9番草苅 修君「終わります」と呼ぶ)



○議長(定本一友君) これをもちまして、草苅議員の一般質問を終わりといたします。

 ここで休憩といたします。再開時刻を2時45分からといたします。(午後2時29分)



○議長(定本一友君) それでは、休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。(午後2時45分)

 一般質問を続行いたします。

 次に、11番寒竹議員の柵原幼稚園の統合と旧舎の保育園舎化についての質問に移らせていただきます。

 11番寒竹議員。



◆11番(寒竹壽君) 11番寒竹でございます。時間帯に見ますれば、非常に眠気の差す時間だろうとは思います。どうぞ気にしませんのでやってください。

 私の一般質問の時間の中で、若干自分の思いについて、冒頭、質問の前に述べさせていただこうと思いますので、よろしく議長、お願いいたします。

 初めに、以前にさかのぼりますが、旧柵原町時代の不始末を新町に持ち込むなど極めて残念な行為が発覚し、そのことに、町長を初め皆さんにご心労を煩わせたことに申しわけなく思ってきたところでございます。私から改めて言うのもどうかとも思いますけれども、これら一連のことに対しまして、関係職員は深く反省もし、信頼回復に努め、町長のリーダーのもと、おのおの職場で職責を果たしてくれているものと確信をいたしています。一連のご迷惑をおかけしたことに対し、町長を初め執行部の皆さん、議会議員の皆様に、さらに町民の方々に、再度のおわびを申し上げるものでございます。

 さて、旧柵原町で滞納問題など改善、改革を望むも、これをなし得ず、合併から日も浅い中、美咲町でこれらの問題を解決をいただき、また前進してることについて述べてもみたいと思います。

 議会での一般質問、言いっ放し、聞きっ放しではどうかとも思います。時には総括してみるのも必要性もあろうかと思います。旧町の恥を述べるのはいささか気をとがめることですが、長期滞納の問題、私は旧町時代に、本件について執行部に対し、滞納整理について厳正に対応されるよう願うも、むなしくも多くの対応を新町に持ち込み、残念なきわみでありました。このことは、昨年9月の議会でも取り上げさせていただき、奥村町長の頼もしい答弁もいただきました。その後、町長の力強いリーダーシップのもと、関係課長を初め職員の多くの皆さんの気概で、大きな前進をいただいているところでございます。中には、特別事情を除いては完納されている部署もあることを聞かされ、そのご労苦に対し、敬意を表するとともに、感謝の意を表しさせていただくものでございます。

 滞納整理は相手がおられることでございます。対話し、理解を得て初めて解決されるもので、大変であろうかと存じます。

 2つ目といたしまして、旧柵原町の臨時職員などの採用は、その多くが人材センター的な事業所、つまり柵原中高年雇用福祉事業団から派遣の形態がとられていた模様であり、町への不信感もございました。昨年議会で、美咲町の臨時職員の雇用形態と今後の方針についての私の一般質問に対し、奥村町長は、本件については抜本的に触れていく旨の答弁のごとく、この3月、それらの問題に完全に是正されてきたところでございます。

 私は旧町どき、特にこの2つの問題は住民同士の不信感を増幅させ、町の運営の支障ともなり、憂慮していましたが、改革、改善の意欲も旧町では薄く、極めて残念な思いで、この新町美咲町に大きな展望と期待を抱いてきたところであります。これら問題について、奥村町長は毅然とした信念と理念を持たれ、リーダーシップを発揮いただきまして、合併も間がない中、しかも短時間でこの2つの大きな問題、難題を改革、改善いただいたことには、多くの住民からその姿勢と行動を高く評価されているものと確信をいたしているものでございます。

 それでは、一般質問に入らせていただきます。

 まず、柵原幼稚園の統合と旧舎の保育園舎化についてということでございます。

 この問題につきましては、旧町以前からそういう声もございました。といいますのが、保育園をそういった地域へということでございましたが、この春でしたか、町長の方からそういったことの提案がございまして、いわゆる東幼稚園児を西に移し、あいた園舎を保育園にしたらどうかと、議会の方でよく審議いただきたいという、こういう趣旨でございまして、さきの6月の議会に、それまでに民生教育委員会に審議が付託され、6月の議会で草苅委員長から、本件については妥当であるという回答が委員長報告から示され、当議会としても同意をいたしたところでございます。

 そうしたことではございますけれども、具体的なことは我々は十分に承知をいたしておりません。既に、6月の議会で、議会としてのお答えは出して、いわゆる執行部の方へボールは投げられた段階であろうと思います。そして、二、三の具体的なことについて、まずもってお尋ねをしてみたいと思います。

 いわゆる、藤原保育所はゼロ歳から3歳児まで、それから旭地区、あるいは中央かめっこ保育園は、こりゃゼロから5歳ということで、幼稚園も一体化しておりますから、そうした格好で各町にそれぞれ1つずつございます。柵原地区にありましては、今の藤原保育所が現在1つございますけれども、定員50名の中、現在55名程度入所されとるんでしょうか。それからまた、26名ほどが広域入所で津山方面ということで行かれとるということでございまして、その保育の形態はどのようなことを考えられておるか。これがまず1つでございます。ゼロ歳から3歳までか、あるいは5歳までかということでございます。

 それから、?に給食調理の考えはということで、現在幼稚園がございますけれども、これは東小学校に調理場を付設いたしておりまして、幼児と児童が1つの調理場でできていると思います。しかしながら、保育園となりますと、ゼロ歳児からということになれば、なかなかそういったことも難しいのではなかろうかなということも思っておりますので、そうしたことの方法についてのお考え。

 それから、?でございますが、いずれにしても秋までには、ひとつそういったご回答というんか、していただきたいということで、さっきも町長も言ようられたんですけれど、いずれにしてもその答えは6月に出ております。なかなかこれを修繕ということになると大工事にもなろうかと思いますが、園の統合と施設の改修の時期について、いわゆるこれは統合の月日の考えもございまして、さかのぼっていつからせんと云々がございましょうが、その辺をお尋ねしてみたいと思います。

 ?でございますけれども、これは改めて聞くことでもございませんけれども、幼稚園児は、当面東を中止し、改修するということになれば、西へ前もって統合が必要でございますので、当然ながら送迎は、町営のスクールバスを別個に西幼稚園に送迎することになろうと思いますけれども、念のため、この4点についてお尋ねをいたしてみたいと思います。



○議長(定本一友君) 答弁者、町長。



◎町長(奥村忠夫君) 11番寒竹議員のご質問にお答えいたしますが、その前に、大変お褒めの言葉をいただきまして恐縮いたしておるとこでございます。また、旧町時代の諸問題について、大変心痛を煩わせていただいておる点、本当に寒竹議員も旧職員でありまして、全く関係がない、無関係でないだけに、他の町民と異なりまして思いも格別あり、他人事とは見逃せない点が多々あろうかと思いますので、その心中をお察し申し上げるものでございまして、今後ともよろしくお願いします。

 さて、お尋ねいただいております幼稚園の問題でございますが、幼・保の問題でございますが、まずもってこの問題は、さきの議会の民生教育委員会でのご報告をいただき、本会議場でいいじゃないかというふうな答えをいただいたとこでございますが、経過を見ますと、以前に旧柵原町時代にもこの問題は議論されておったようでございます。今回、さらに美咲町になりまして、新しく議会のお答えもいただいたということで、ここで柵原地域幼・保統合計画審議会というものを10人ぐらいなメンバーで立ち上げさせていただきまして、ここでこの本会議が終わりましたら早速そうしたものに取り組ませていただきまして、早急にこの問題を皆さん方に議論いただきたいというふうに思っておるとこでございます。

 経過としましては、今まで柵原で既に今出されとる答えのようなものを出されておるようでございますし、また議会でもいいじゃないかというふうなことで、執行部の考え方にご賛同をいただいておりますが、さらに今度は、住民の方々の意見をいただこうということで、こういう審議会の計画をさせていただいております。その審議会のお答えをいただきながら進めてまいりたいと思いますが、基本的な執行部の考え方の中には、保育園の形態でございますが、まず東の幼稚園を保育園にするものにつきましては、これは零歳児から就学前の全部を受け入れる保育園としてやっていきたいというふうに思っております。

 それから、藤原保育園につきましては、これ定員の問題とスペースの問題がありますので、小さい年少組を藤原に行って、当面の間は西の幼稚園を年長組として、もし幼・保の一元化するとしたら、年長組として使わざるを得ないのかなあというふうに思っておるとこでございます。藤原へ2つに割ったとき全部が、零歳から就学前ということで、今のかめっこと同じように最後まで行ければいいんですが、そのスペースの問題もございますので、それはもうちょっと検討しながら、もし西を使わねばいけないんであれば、西の幼稚園は保育園と名を変えまして、年長組をお預かりするというふうになるんかなあというふうには思っております。もう西が廃止して藤原へ統合できれば、零歳から就学前を藤原で受け入れていく2園方式をとる方法がいいんじゃないかなあというふうに思っております。

 それから、給食調理の問題でございましたが、これは基本的には、保育園の場合には自校方式、自園方式ということになっておりますので、幼稚園の場合には、今小学校と同じようにセンターからの給食を配布しておりますが、保育園の場合には自園方式で、もうそこになくってはいけないというふうなことになっております。調理から何時間以内とかというふうなこと、時間もありますので、したがって自校方式、自園方式を取り入れざるを得ないのかなあというふうに思っております。

 それから、園の統合と施設の修理の時期でございますが、先ほど申し上げましたように、この審議会の結論をいただきましたら、4月開園の方向でとにかく急いでいかにゃならんだろうというふうに思っております。

 それから、その間ほいじゃ東幼稚園の修理をするとするならば、園児をどうするんならというふうな問題もございますが、これはいま少し具体的に内容を詰めて、園児数とそれからまた工事期間、あるいは工事のどこまで必要であるか、零歳児を受けるということになれば畳の部屋も要ります。そうしたもので、どこまでの対応が必要なかということも見て、その工事期間を見定めながら進まねばならない部分がございますので、今どういうふうにするということをご答弁申し上げるのは、ちょっと難しい段階にあるというふうにご理解いただきたいと思います。

 もし西幼稚園に全部送らにゃいかんということになりましたら、当然通園バスを使用せざるを得ませんので、ケース・バイ・ケース、現状に合ったようにして、安全と、そしてまた住民の保護者の皆さん方の負担軽減を考えながら取り組むということで、住民中心の行政をやるというふうに信じていただきまして、ご理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(定本一友君) 寒竹議員、再質問です。



◆11番(寒竹壽君) 再質問はよろしいです。

 大体、今の具体的なことは聞きましたし、なお町長も言われましたように、審議会を設けて、そういった方向性を含めて検討するということのようでございます。

 それと、先ほども若干関係もし、審議会との関係もございますけれども、少なくとも町長のいわゆるそうした幼・保、そうした姿勢の分からいけば、よそのことじゃあない、いま一つでございますけれど、でも柵原はこうだったから一遍に改革がいくよってもなかなか難しいかなというお気持ちもあろうかとは推測しますけれど、少なくとも旭地区は旭の保育園が1つ、これ両方ではざっと60人ですかな、旭地区、いわゆるゼロ歳から5歳まで。へえから、中央地区はかめっこ保育園がございまして、約210人でしたかな、この前も数日前に行かせていただいて、外からは何回か見させていただきましたけれども、園長の案内を受けながら見させて、非常に立派な施設ができております。本当に子供たちも幸せな格好だなということをつくづく思い知らされてきたところでございます。

 2番目の今後の保育園、幼稚園の方針についてということで、改めてここに上げとんですけれど、私は少なくともこの春、町長のそういった提案、これ我々旧柵原町でも考よったとか、一体とかそういった言葉で、どの程度審議されたかということは十分に承知をしておりませんけれども、こうした少子化の波の中で、行政運営としては当然起こり得る問題ではなかろうかとは思っております。

 それはそれとして、先ほど言いましたように、旭地区は旭に1つ保育園、幼稚園はなし、それから中央地区もちょっとなにを見ますと、平成13年に5つあったもんが、そのうち幼稚園が2つ、これを4つにして、2年前に1つにしたということでございます。全体の入園率をそれぞれ見ますと、4歳児、5歳児になりゃほとんど100%近い方々がおられるんですけれど、4割から5割程度が入られとんかなと思います。少なくとも、そうした柵原地区にありましては、そういった町長の僕は考え方から行けば、そりゃ少なくとも2年半任期の中でいろいろと問題があって、その先は保障はございませんのんで、将来展望までは行けないんかもしれんけども、少なくとも現在の町長、大統領として、こういうことでこういうことで、すべてについて、そういうことをリーダー発揮をされまして一体化をなし得てきていただいております。この幼稚園、保育園のことについても、それは一つの分が僕はあろうかとは思うんですけれど、これはそうした分のことを一回も聞いたことないんですよ。そういった中での、いわゆる将来の方針、町長の今現在の、2年半の先は別にして、そういったことを、思いがありますればちょっと。



○議長(定本一友君) 答弁、町長。



◎町長(奥村忠夫君) 寒竹議員さんの再質問でございますが。

            (11番寒竹 壽君「再質問じゃない」と呼ぶ)

 いやいや、新しい質問でございます。2年先のはしごを外いていただいておりますので、しっかり答弁させていただきたいと思いますが。

 まずもって、今後の保育園、幼稚園の方針でございますが、せんだって二、三日前の新聞だったと思いますが、県の方のここで出されております県条例の、県議会に出されとる条例が出ておったと思いますが、実は認定こども園の県条例というふうなのが出ておったと思います。これは幼稚園と保育園の幼・保の垣根を取り払うということで、今まではご案内のように、幼稚園は文科省の管轄であった、保育園は厚生省の管轄であったというようなことで、これに垣根がございました。保育園は保育に欠ける児童を預かるとこだというふうに長年言われておりました。ところが、今回この認定こども園の県条例を見ますと、いわゆる幼・保の一元化をすると、垣根をなくするというふうなものが主なものでございまして、行く行くは幼稚園と保育園というものは一体化のもんだという考え方の中で県条例が提案されて、恐らくこれ通ると思います。そうなれば、今までの考え方とは一気にこれ変わってまいりまして、当然幼稚園を選択するのか、保育園を選択するのか、その町に合ったものを選択していく。ですが、今先ほどから出ておりますように、3歳未満、3児未満、零歳児からも預かるというふうなことが現実にありますんで、幼稚園でなくて保育園の方向に流れる傾向が強いんじゃなかろうかというふうに思っております。

 ですから、柵原でも幼稚園等廃止して、保育園の一本化にいく方が私は時代の流れじゃないかというふうに思っております。もし、先ほども申し上げましたが、3園今あるのを2園とか、あるいは1園にした場合、あきができたら、中央地区でも先般オープンいたしました児童館の問題、今回も通告をいただいておりまして、大神議員から児童館の通告をいただいておりましたんですが、時間切れでそこまで質問いただけなかったんですが、児童館はさきのときも質問をいただいておりまして、柵原だけは残っておるが、どうするんならというふうな質問をいただいておったわけでございまして、そうしたものの施設があけば、児童館も考えていけるんじゃないかなあというふうに。日神山議員が前回、柵原地区はどうするんならというふうなことを質問をいただいとりましたが、そうしたものへ持っていけるということで、いずれにいたしましても、私は幼・保の一元化をして、保育園制度で取る組むことがニーズに合って、しかも少子化対策に向いた方法じゃないかというふうに思っておりますので、それが基本的な方針として、はしごのある以上にできることはそこまで進めてまいりたいというふうに思っておりますので、何とぞご協力よろしくお願いいたします。



○議長(定本一友君) 寒竹議員、再質問。



◆11番(寒竹壽君) 参考までにですけど、何か藤原保育所が平成元年ぐらいにできて、丸じゃから20年にならない、それから幼稚園、こりゃ結構東幼稚園ですか、ご案内が来とる運動会が第14回ということで、14年前かなというようなことで、こりゃ比較的新しいですからなかなかそういったことにもならないかなというようなことも思っております。いずれにしても、審議会の中で草案を得られまして、私どもおじいさんとしましては、別に特別どうのこうのというなにはございませんけどでな……。

 ひとつよろしくご検討をいただきたいと思います。

 それでは、次に行かせていただけますか。



○議長(定本一友君) 次、はい。とりあえず、次の質問にお願いします。



◆11番(寒竹壽君) 次の公営プールについてでございます。

 プールについても、教育委員会を通じましてそれぞれちょっと調べたものも持っております。それぞれ小学校、中学校、こりゃすべてプールもございまして、それぞれ小学校の分については、その通学区域内の児童、幼児、これが対象で、夏休み期間、管理は保護者が、あっ、学校が管理で、監視的には保護者がされておるということで、それから中学校の分については、それぞれ3つあるわけでございますけれど、この分については、町内あるいは町外についてもプールを使用することができるというようなことです。特に、柵原中学校にあっては、これまで入園料も取られていたと聞いておりましたけれど、去年からかことしからか知りませんけれど、無料で開放されているというようなことのようでございます。

 特に、夏休みにですね、それまでは学校の管理監督の中で運営されていたと思うんですけれど、ここで言うのは柵原中学校のプールのことでございますけれども、夏休み期間中の分については、管理の主体は学校を離れて一応教育委員会かなと、想像は、これは具体的に担当とも聞いてないんですけれど、かなという理解しておりますけれども、こういったことについてもお尋ねをしようと思います。

 これから、ちょっと若干の二、三の質問もさせてもらうんですけれど、いわゆる美作地区の学童の記録会がそれぞれ持ち回りでできようると思います。ことしは柵原中学校のプールで8月3日だったと思うんですけれど、できたということを記憶しております。これが余り評判がよろしくない。たまたま美作の方から、どこで中学校でできるそうなら、その施設に行ってみましょうということで、その大会の3日、4日前に行ったことのお母さんのお話。僕はカエルなんかは、我がこうした山間におりますれば、家の中に絶えず入ってくる、こりゃ一般的で、ましてやプールに入ってくるのはこりゃ当然じゃろうと思うんです。これがもういろいろカルキがようきいてくれば、ちょっと命がなんなったり、いろいろの関係で死んだ分もありましょう。これらは、十分監視員が目が届くような格好の中でされんといけんし、へえからもうこれ言う必要もないんですけど、僕はやっぱりあることは言わんと理解されない。町内の子供さんのお母さんになかなか優秀な子がおって、特訓をさしょうると。時に柵原中学校でも、あなたのとこも泳いでいかれとんでしょうと、お母さんも絶えず搬送されてご苦労さんですけれど、こういう話を聞いとんですけど、あなたはどう思われますかと。いやいや、あるんですけど、そんなこと言うてもいいんじゃろうかというようなことをお母さん言われて、言うてもいいんだろうかっていうて、聞かにゃあ我々はわかりませんがなと。いずれにしても、あしきはよしきに直していかにゃいけん問題でもあるし、それぞれそういう方向での努めをする必要もございますということで。

 いろいろもう一つ言うんですけど、オタマジャクシがおったとかというようなことも聞いとんです。たまたま私の娘も美作の方へおるから、その同僚のお母さんからこういうことで、これも人の話じゃからわかりません。へえから、ぬるぬるしとると、プールの中が。いわゆる僕はそれは現実に中学のプールへ行ってみました、外だけで歩いただけではよくわからないから。こっちから見れば、中のあるペンキ、後にも出てくるペンキの塗りかえもあるんですけれど、薄うなった中ではあるんですけど、まんだら模様に茶色のような姿がある。ありゃ、こりゃ鉄がはげて、その上にそういう水あかがついとんかなというような感触を目線で見たわけですけれど、目で見ただけじゃようわからんから、僕はプールの中に入りました。入ってこうすると、つめをずうっと立てればすうっととれるんです。へえで、下はきれいなペンキということでもないんですけど、ペンキのあたり。こりゃすなわち、自分の想像ですけれど、こりゃよく掃除ができてないんかなというようなことがあるんです。いろいろ薬品との関係とか、水がかわらんからそういうとこへ藻が生えてというようなこともあるらしいんじゃ、はっきりした原因はわかりません。原因はわかりませんけれども、いわゆるそういうような状態で、さきの美作地区大会が行われた。行われた大会の内容については、そういうことだったと。子供たちも泳ぐのにもう壁がつるつるするから、足がぽうんとけってもつるっと滑るということです。非常に中に入っていても、気持ちの悪い感じなんですよ、我々が直接いらいて、下はそんなことは思いませなんだけれど。つい数日前に、中学校で運動会が日曜日にございました。そのときに僕も孫を連れて中学校へ、雨が降りょうりましたけれど行って、雨が降ったもんですから帰りましたけれど、その孫もその記録会へもちょっと出たようで、どこが汚いんならというて言うたら、下がぬるぬるしょうんです。僕が入ったときは、下は思いませなんだけれど、縁が大変そういうような感じ、さわっただけでおどおどっとしとるから気持ちが悪い、気色が悪い、へえで子供がプールで泳いだら、ぽうんと足でけったらちゅるっと滑ると、非常に残念なことをよその町から聞いたということでね。こりゃ、管理一体、いずれにしても夏休みまでは学校の管理だろうと思うんですけれど、こうしたことを含めて、夏休み期間の管理主体はどこかということです。

 へえから、関連しますが、?でプールのペンキの塗りかえを、いやいや、奥村町長さんよう言われることなんじゃけど、変なのを次々持ってきてからというて言われるんですけれど、これもまことに言うのも申しわけないんですけど、非常にもうペンキの下は、色は全然ございません。いわゆるこういうような鉄の何とかという腐れないなにをされとんですけど、ところどころ、7コースございますから、そのコースが若干ずうっとあるということだけで、横の分は全くペンキがはげておるということではございませんけれども、もうそういう時期がとうに過ぎとるということなんで、ぜひ来年までには教育長、財政当局の方でもやっていただいて、来年はそういった美作地区の記録会はございませんでしょうけれど、いわゆる津山の方からでも結構来られておるとも聞いております。ペンキの塗りかえを考えてほしいということで、お答えを欲しいと思います。

 それから、これは特別関係ないんですけど、一応言わせて、答えとしてはよろしいんですけれど、南和気荘にもプールがありました。元南和気小学校ということで、25メーターで5コース、これは1時から3時までがいわゆる小学校の子供、東小学校へ行っている旧南和気学区の子供が授業として1時から3時までをもう時間帯をとっとるということで、夏分ということになりますれば、いわゆるお孫さんなどが結構帰ってくる、盆前後ということになりゃあずうっと集中するんですけれど、今まで余り具体的なことは聞きませんでしたけれど、ことしは3人、4人からもうあれ使えんのんということで、孫が行こう行こう言うから行ってみたら、こうこうだからだめなんですとはっきり保護者から言われる。そりゃ、時のいわゆる保護者の憲法でこうこうだろうということで僕も理解しとったんですけど、やっぱり以前からそういうようなことのようでございます。

 これについては、改まって必要ないんですけれど、できれば指導として、特別まとまって10人も20人も行くわけでもございませず、そこの地域の子供もせいぜい10人ぐらいが使ようられるわけですから、気持ちよく、どうぞ、いずれ保護者もついてこられとるわけですから、入ってよというような、そういった教育委員会の指導が欲しいなと。そういうようなことで、考え方をどうでしょうかというような保護者への誘い、出していただきたいということも、そういったことについて検討もしていただきたいということでございます。よろしくお願いします。



○議長(定本一友君) 続きまして、答弁者、教育長。



◎教育長(中力昭君) 11番寒竹議員のご質問にお答えしますが、この柵原中学校のプール開放についてでございますけど、柵原中学校は、県北で唯一50メートルプールでございます。今、津山もやっておりません。それから勝央にあるんですけれど、これも今はやめております。やめた理由っていうのが、本当にたくさん水が要るわけでございます。今ご指摘のように、オタマジャクシが浮いていたということは我々の耳にも入っております。ただ、オタマジャクシをだれかが入れたのかっていうような話もありますし、その原因はちょっとわかっておりませんけれど、ことしの夏も7月20日から8月20日まで、1時から3時まで2時間を一般の方に開放しとります。その間に、8月3日に美作地区の学童の記録大会がございました。昨年もこの日だったと思います、ありました。来年も多分あると思います。と申しますのは、もう50メートルプールはございませんので、どうしても柵原でやらせてほしいという美作地区の会が言われますので、こちらを使っていただいております。

 もちろん学校が使っておるときには、柵原中学校が使うときには学校が管理主体ということになっておりますけれど、一般に開放しておりますときは、管理主体は教育委員会でございます。機械の管理とか、あるいは監視員が要りますので、こういった監視員の方の配置等を行っております。今言われましたように、ぬるぬるするとか、いろいろあるんですけれど、確かに水を何回もかえればいいわけなんですけれど、かえるのが大変な経費がかかります。恐らく、いつ行かれたのかその辺が私もわかりませんけれど、8月3日のプールのときに使った後ぐらいではないかな、その前は比較的、大会の関係の方もその前に入られまして掃除もされたりもしておりますので、ただ水はかえておりません、その前のときの、ということでございます。今後、気をつけていきたいと思います。

 それから、学校のプールでございますけれど、新しいプールもあり、それから非常に年数の経過してたプールもございます。そういうことで、設備が老朽化しておりまして、あるいは特に塗料が非常によくはげます。塗料の剥離が生じているところもございます。これにつきましては、ちょうどこれからもう水が要らなくなりますので、ただこの水を落とすということにつきましては、防火用水として使われてるというようなこともございまして、地元の方、学校とよく協議しながら行わなきゃいけないんですけれど、ちょうどお休みのとき、つまりプールを使わないときを利用して施設の調査を行いたいと思っております。全般に調査を行わないといけないと思っております。そして、その対応についてはその後検討してまいりたと、こういうに思っております。

 ほんで次に、南和気荘のプールについてでありますが、これにつきましてはいろいろお聞きしました、私方でも。そうしますと、町村合併以前の平成5年にここは学校統合が行われております。その際、東小学校のPTAからのご要望があって、南和気荘のプールはほかの小学校と同じように、夏休みの期間の1時から3時までは東小学校の児童と東幼稚園の園児が使用するというような取り決めをされてるようでございます。その中で、その管理や監視員等に要する経費や費用につきましては、保護者の方が負担されておるということでございます。それが今日に至ってるということで、恐らく南和気荘の方で、そちらの方に行かれたときに東小学校が1時から3時までは使うよというようなお話があったんじゃないかと、こういうに思います。

 一般の方の利用につきましては、1時から3時以外の時間で南和気荘の方で管理しておりますので、許可を受ければ利用できることになっておりますので、必ずしも東小学校、東幼稚園、全部の子供が毎日授業として行ってるわけじゃございません。授業としてっていうことを今おっしゃられましたけど、授業としては一切行っておりません。そういうことでございますので、今後もこういう形態が地元にとって必要なのかどうか、南和気荘の方とも連絡を取りながら処理していきたいなと、こういうに思っておりますので、ご理解賜りたいと思います。

 以上でございます。

            (11番寒竹 壽君「?のプール、ペンキ。ペンキの塗りかえについて」と呼ぶ)

 ペンキの塗りかえにつきましては……

            (11番寒竹 壽君「これが一番」と呼ぶ)

 塗料ですが、学校のプールにつきましては、町内、学校関係、それから教育委員会が管理してるとこもあるんですけれど、学校が管理してるものがそれぞれあります。非常に新しいものがあって非常にきれいなんもあります。しかし、塗料がはげてるのもございます。あるいは機械が老朽化しとるのもあります。そういうものにつきまして、ここでちょうどプールを使わない期間に調査をいたしまして、それに対応してまいりたいと、こういうに思っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(定本一友君) 寒竹議員、再質問がありますか。



◆11番(寒竹壽君) 中学校のプール、昨年も記録会、ことしまた来年もというような今教育長のお話でございました。そうしたことになりますれば、少なくともその記録会の前にはきれいにしとって、そりゃ僕がいつ行ったか知らんけどじゃないけれど、少なくとも夏休み期間、8月20日まで言われましたかな、いわゆる一般町民、町外を含めて開放されとるわけでございますんで、そりゃいつの時期に記録会ができようと、それは別個といたしましてね、少なくとも。少なくともそういったことは別個にしまして、ある清潔な、安全な、きれいなプールにということ、そうした施設を持っている以上は、やめればともかくでございますけれども、そういった運営をしていただきたい。

 先ほど地区内の子供さんが練習用でお母さんと行った分は、もちろん大会の数日前です。美作のお母さん方が来られるのも、8月3日なら8月1日に行かれたか、7月の末日、そういったときに行かれたお話でございますんで、具体的にそういう分がありますんで、そういったよその方からあそこのは汚いということしか、ことしここ3人、4人から耳に入っとんですけど。やっぱり感じとして、せっかくの施設が情けないなということで、しっかりした管理、この前角南の教育委員長さんですか、お話ししよった。先生も長うされた経験もあって、大変なんですと、ほんで24時間循環機を回さんと、大きなプールのことでありますし、教育長の言われた水をかえるという、これはかえることは、恐らくどこのプールにしてもそれは1年に1回だけだろうと思います。途中を抜いてまたかえるというようなことはな、そんな大量のプールのことはできてないだろうと思います。少なくともそういう分で、いつでもきれいな格好で、僕行ったときには、もう完全に循環機というんですか、それとまっておりましたけれども、南和気荘は、その後帰りに夕暮れどきでしたけど、ぶんぶん回っておりました。これいつモーターのスイッチを切るんかなと思って、また真夜中の12時ごろにまた僕は起きて現場へ行きましたけど、まだ回っとる。いわゆる24時間回しとんです。あすこは朝から、午前の9時から17時、午後の5時までをプール開放しとる。あとの学校関係、中学校を含めては、午後1時から午後3時までということの2時間開放しとるというような内容でございました。そういうことでございます。

 特に、そういったことで、プールのペンキという分については、あれ既にもう学校ができてから30年まではならんかもしれませんけど、二十七、八年ぐれえになろうかと思う。その間に塗りかえたかどうかということは私承知しておりませんけれども、参考までに。

 それから、もう次に入らせていただきます。

 全国鉱山所在市町村長会についてということでございます。既にご案内のように、柵原鉱山は平成3年に終掘してもう廃坑となっとんです。これ旧町のときに、私も議会でやめるべきじゃねんかと言ったんですけれども、まあ合併まではと、おつき合いということもありましょうけれど、もう廃坑してから15年今たっとんです。



○議長(定本一友君) 寒竹議員、通告が出されておりますので答弁だけでよろしい、時間的に。



◆11番(寒竹壽君) わしゃあもうえんじゃけど、もうまた6分あるからええんかな思ようたけど、早う終わりそうな。

 こけへ書いとるとおりです。



○議長(定本一友君) 答弁者、町長。



◎町長(奥村忠夫君) 鉱山所在地の市町村会につきましては、現在脱退届を出しております。数々書いてあります、平成3年廃坑から書いてありまして、2番で当会への今後の対応はということで、脱退の方向で行っとります。

 それから、類似団体等の負担金の支払いの再見直しでございますが、この件につきましても、今例えば過疎とか辺地の全国協会とか、県のとか、いろいろのものがございます。市町村合併によりまして必要ないものは、県の協会を解散して一気に全国だけにしようとか、全国に加入しとっても意味のないものは脱退しようとかというようなことで、期成会等すべてを見直して、お互いの町村が合理化を図る方向でいっておりますので、もっともっとスリム化するかと思います。

 以上でございます。ありがとうございました。



○議長(定本一友君) 寒竹議員。



◆11番(寒竹壽君) 50分しっかり僕が使われるということで、ちょっと議員さんからも白い目で見られるんですけど、4分ありますんで。

 これは特別このことについても改まって言うなんじゃあないんですけれど、いわゆるほかの分については以前から、旧町の時分から聞き、へえから新町になってからもほの経過については聞いてきておりました。と同時に、いわゆる県道百々樫村線という県道がございますけれども、この線も、その地域の分については今から15年ほど前からずうっとやって、あと300メーター前後ですか。この前の議会で建設課長のご答弁の中で、これはもちろん県の美作局の課長の受け売りをしてくださって、やるということを聞いておりますという答弁の内容でありました。地元の方々も、町を含め、関係のとこ、もちろん旧振興局の方にも陳情にも行かれ、いい答弁をもらっておったわけです。いわゆる本年度測量をしましょう、そして計画線をやりましょうということで、私も7月ごろ担当課長にぼちぼち段取りができようりますかと聞いたときに、あれは言うとりましたけれど、いけませんのですと。いやいや、あなた大きな声でこうやって、任せときなさい、やります言うといてから、そうですか、はい、わかりましたということにはなりませんと。予算的なものは、県にしろ、町にしても、そりゃなかなかこういう今日的な状況でございますんで、私は理解はするにしても、現実は。といって、そうですかということにはなりませんのんで、地元の方には伏せておきますけれど、いま一度ちょっと頑張ってくださいというようなことで。こないだも町長を含めて……

            (町長奥村忠夫君「書いていますから答弁は用意してますけども」と呼ぶ)

 はいはい、わかりました。ほんならあとはそれでいってください。



○議長(定本一友君) 答弁者、町長。



◎町長(奥村忠夫君) 課長が待ちょうりますので、すぐ言います。

 下の2番の項の県道でございますが、こりゃ9月8日に寒竹議員さんが小枝県議さんにお願いされとんだろうと思います。小枝県議さんも9月8日に県の方に行っておられます。それ以前に、私は3地区の陳情を持っていっておりますので、その折に、お答えしておりますように、3月定例でもこの質問をいただいております。それで、今現在では測量を改めてしないで、古い測量資料がありますんで、それをもって1.5車線で対応しようというふうなことでやっております。あとは2人の課長が待ちょうりますので、ちょびっと延長することをお許しいただいてご答弁させていただきたいと思います。

            (11番寒竹 壽君「もうよろしいですけどな」と呼ぶ)

 ほんならちょっとやらせたってくだせえ。



○議長(定本一友君) 答弁者、山本課長。

 上下水道課長。



◎上下水道課長(山本泰示君) 失礼いたします。11番寒竹議員さんにお答えを申し上げます。

 具体的にはしゃべられておられないわけでございますけど、通告書に基づいて。

 この協議につきましては、合併前から県との補償協議の中で示されてきていたものでございます。

            (11番寒竹 壽君「もうええ、ええ、そりゃ」と呼ぶ)

 この協議中で……

            (11番寒竹 壽君「ええっちゃ、山本君。そねんことはわかっとる、もう。そういうことはもうわかっとんじゃけん。ええ言うてえたら、あんたらあに関係ねんじゃ」と呼ぶ)

 はい、そうですか。

            (11番寒竹 壽君「いやいや、悪いけどな、悪いけどな」と呼ぶ)



○議長(定本一友君) 建設課長、よろしいですか。

            (11番寒竹 壽君「うん、課長、課長。悪いなあ、山本君。いや、時間がないけん」と呼ぶ)

 答弁者、建設課長。



◎建設課長(清水史郎君) 失礼します。ちょっと時間がありませんので、かいつまんで言いたいと思います。

 お尋ねの県道百々樫村線の件でございますが、先ほど町長の方が答えましたように、3月定例会でもご質問があったということで、現在もまたここでご質問がございましたので、私県の方へお尋ねしましたところ、県の回答は、概略設計を計画しておったんですが、今年度で、予算調整ができず実施ができないということでございます、確かに。それで、そん中で、職員で既設図面を利用して概略ルートの案を今現在つくったようです。その概略ルート案を柵原支所に持参するので、地元に提示していただきたいということでございます。その案が了解していただけるならば、事業を進めるための前段階であります事前評価を行いたいというふうに回答をいただきました。でございますので、今後ルートの案を、地元説明を開催いたしまして、その結果を県民局に伝えたいと思っております。しかしながら、事業の採択について、事前評価の対象になるにも、事業採択の決定などにつきましても、一番大事なのは地元の協力体制、特に用地の提供が不可欠でございますので、その地元調整をよろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。よろしくお願いします。

            (11番寒竹 壽君「どうもありがとうございました」と呼ぶ)



○議長(定本一友君) これをもちまして寒竹議員の一般質問を終わりといたします。

 ここで休憩といたします。再開時刻は3時50分からといたします。(午後3時36分)



○議長(定本一友君) それでは、休憩前に引き続きましてこれより会議を再開いたします。(午後3時50分)

 ここで、会議時間の延長を行います。

 本日の会議時間を午後6時までといたします。

 それでは、一般質問を継続いたします。

 14番小島議員の柵原地区水道特別会計の赤字解消策についての質問から行います。

 14番小島議員。



◆14番(小島洋征君) 失礼いたします。

 私は今定例会におきまして、3点につきまして質問通告を出しております。それぞれ関連がありますので、1つの質問にしてもよかったんですけれども、問題点をはっきりさせるためには、それぞれ個別の形で出した方がいいであろうというふうに考えまして、3点に分けさせていただきました。

 まず、第1点目に、柵原地区水道特別会計の赤字解消策についてということで質問をさせていただきます。

 この水道特別会計の赤字ということにつきましては、合併前からの、言ってみれば負の遺産ということだろうとは思いますし、またこうなった経緯につきましては、いろんな地域事情があったというふうには伺っているところでございますけれども、この問題、水道の問題は、数あるインフラ整備の中でも最も基礎的なインフラであろうと思います。そういう意味におきまして、安全管理、またきれいな水の供給ということにつきましては、万全の対応を期する必要があろうというふうに考えるところでございます。

 今後の維持管理、あるいは施設の改善等を考えましたときに、赤字の解消は緊急な課題でありますし、先送りするべきものではないと思います。また、今回、きのうの監査委員さんの報告の中に、かなり手厳しい意見も付されているところでありますので、改めてくだくだしく申し上げる必要もないかとは思いますけれども、執行部におかれまして、どういうふうな考え方を持って対応されておるのかということをまずお伺いしたいと思います。



○議長(定本一友君) それでは、答弁者、町長。



◎町長(奥村忠夫君) 14番小島議員の柵原地区の水道特別会計の赤字についてということで、どういうふうに考えておるかということでございますが、先ほどお話の中にもございましたように、監査報告並びに昨日のごあいさつの中にも私が一部触れさせていただいております。いずれにいたしましても特別会計でございますので、基本的には受益者負担の中でやって、消していくべきものであろうというふうに考えるとこでございますが、しかしながら、この大きな赤字の原因が、一口に受益者だけの責任ではないという部分がうかがえれます。と申しますのも、当然、インフラ整備という言葉が出ておりましたが、行政として住民の生活基盤の整備のためにやらなければならない事業であろうと思います。特に、水道なんていうものは、生活に欠かすことのできない大変貴重な、行政の側が取り扱わねばならないインフラの部分だろうと思います。

 そうした中で、当然町が持ち出しをせねばならない義務がございます。というのは、この事業において責任持ってその赤字を発生させないためには、事業に補てんをしていかねばならないというふうなものがうたわれた部分がございます。その行為が怠っておるということでございます。端的に言うならば、一般会計から特別会計に年間幾らの繰り出しをする、いわゆる事業を新しくやった場合には、起債を受けておるわけですから、その起債に対して交付税償還が、こちらへ入ってきたものは当然特別会計に回してやらねばならない会計の趣旨のものでございます。それを中間で、入ってきたものを一般会計で失敬して使うというふうなことはやっちゃあならん行為でございます。それをやっとるがために、特別会計に不足が発生したという部分がございます。ですからこれは、行政の一般会計において埋めていかにゃいかんもんがあろうかと思います。ですから、まずもって今私どもがやろうとしておるのは、それがいかほどまで必要であったかということについて、一般会計の方で埋めていこうというふうな考え方を持っております。

 17年、18年におきましては赤字が出てないというのは、その不足部分を補てんしていっております。ですから、水道料金をどこで定めるかによって、高料金対策として埋めていこうとするならば、政策的にきちっとこちらから持ち出されにゃあならん金額を定めにゃならんと思います。その行為が怠っとったということでこういうものがございますので、まずその当然やらなきゃならない一般会計の遅れの部分を、これから早い時期に追いついていこうというふうに思っております。これがまず第1段階の改善策の一策だろうと思います。

 じゃあ、その金額は幾らかということにつきましては、長い月日で過ぎておりますので、今の起債とのバランスを見ながら、いわゆる水道会計に使っております起債がどういう起債を幾らあるかによりまして、これを追っかけていかにゃいかんだろうということで、今財政課の方とも十分内容を見るようにという作業をやっておりますので、さらに19年度にはもっと積極的にこれを消す方向で取り組んでまいりたいというふうに思っておるとこでございますが、ご案内のように、5会計の中4会計が赤字が残っております。そうしたことで、今既に動いてない野外活動なんかの赤字もこれございますので、これらを消さねばならないということになりますと、持ち出しの部分のバランスを考えていかないと、公債費率とか、後ほどまたご質問いただいておりますが、起債比率がどうかというようなこともございますので、17.9、どうかというのは、その意味の数値のつかまえ方もわからないんでまた教えていただかにゃいかんと思ってるんですが、そうしたものも余りオーバーしないようにいかにゃならんというふうに思っておりますので、その辺を十分考慮しながら取り組んでまいりたいというふうに思っております。



○議長(定本一友君) 小島議員、再質問。



◆14番(小島洋征君) 町長の答弁で、本来一般会計で埋めていくべきもの、起債償還によりますところの、一般会計の方に交付税算入で戻ってくるものを特別会計の方に入れていかにゃいけなかったと、これを入れてなかったことはそもそもの大きな要因であるということでございます。ですが、現実、先ほどの提案理由の説明の中で町長も説明されたかと思いますが、現在のところ、繰上充用というふうな形で赤字が出ないように、単年での赤字は出ないような措置はとっておられるということではございますけれども、繰上充用という手法自体が、本来緊急避難的な形でのものでございますし、これを今後5年、10年というふうな形で続けていくべきものではなかろうと思います。

 なおかつ、この質問に先立ちまして、議会の方で現地確認に行きました北部簡水の浄水場施設を見まして、ちょっとほかの施設はどうなんかなということがちょっと心配になりまして、実は数日前に柵原総合支所の担当課の職員にお願いをいたしまして、飯岡簡水とそれから中央簡水の浄水施設を、現地を見に連れていってもらいました。この点につきましても、監査委員の指摘事項の中に入っておりますので、改めてここでは申し上げませんけれども、今後それぞれ、北部簡水については県の企業団の水を受水するというような体制が整えばきちっとした形のものができるだろうとは思いますけれども、それ以外の中央簡水あるいは飯岡簡水等につきましても、その安全管理等については今後さらに改善を加えていかないと、到底住民の生命を預かるっていえば大げさかもしれませんが、やはり住民生活の根幹にかかわる施設がまだまだ安全管理が十分ではないというふうにも見受けられました。今後、これらの施設の改善というようなことも事業計画の中に含めていかなければならない課題であろうというふうにも思われます。

 そういたしますと、やはり可能な限り早い時期に赤字を解消して、当然先ほど町長がおっしゃいました高料金対策による補助金等だけでは賄えない部分ができます。昨年は5,000万円ほどを特別会計の方に繰り出すことによって、幾分かの赤字の減額ということはしておられたわけでございますが、こうした手法とあわせて、これもまた監査委員の指摘の方に出ております。年間、道路線を例えば10路線計画、要望に応じて10路線しなければいけないとすれば、そのうち1路線、2路線、あるいは3路線が必要かもしれません。そうしたものを凍結してでも、この水の安全、安全な水を供給する体制というのは、早急にやっていかなければならない課題であろうというふうに思いますので、いま一度具体的な形での答弁というものをお願いしたいと思います。

 なおまた、この問題につきましては、ただ執行部に責任を預けるというつもりはございません。我々議会といたしましても、また常日ごろ常任委員会の方でも問題視する中で、解決策を種々協議されているものと思いますけれども、議会全体としても我がこととして、新しい美咲町を本来の形で生まれ変わらせるために乗り越えなければならない課題であろうと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(定本一友君) 答弁者、町長。



◎町長(奥村忠夫君) 小島議員の再質問でございますが、大変温かい思いやりのあるお気遣いをいただいて感謝いたしておるとこでございます。

 おっしゃいますように、金額的には今北部簡水で7,000万円ほどの赤字を持っております。これは大分追い詰めたとこなんですが、あとそれから北部簡水7,000万円、それから飯岡が2,200万円ほどありますが、ざっと1億円ほどの赤字を持っておるわけでございまして、この質問の中にあります水道料金の時限的な値上げ、いわゆる受益負担もどうかということもご心配いただいておるわけでございますが、合併当初、合併の協議の中で、水道料金、少なくともそうしたサービスの部分は、最低限インフラとして必要な部分は3町の中で低い方に合わせて、住民サービスの向上を図るための合併をやっていこうじゃないかと。そして、むだを省きながら、さらに負担は軽く、サービスは高くというふうなことを目指していこうというふうなことでやっておりますので、できれば私は、この水道料金の1地区だけの値上げというのは抑えていきたいというのが私の率直な考え方でございます。

 しかしながら、行政は議会制民主主義と合議制でございますので、議会の皆さん方がそれじゃいかんじゃないかと、そうしたことで一般会計に食い込むということは許されがたいと、もっともっとやらにゃならんことがあるじゃないか、特定の地域だけにサービスの提供はどんなもんかというふうな意見が出るとするならば、これもまた一考考えにゃいかん部分があろうかと思いますが、町長としての立場で私が今発言させていただくとするならば、できればそうした部分的な値上げというのは避けて通りたいというのが本音でございます。

 7,000万円、1億円ほどの赤字がございますので、この1億円ほどのものを何らかの工夫をしながら、監査報告にもございますように、1路線道路を倹約してでも消せというふうなこともございました。そうしたものがあるので、何とか努力によって料金の値上げを避けながら、これを何とか消していきたいなあというふうには思っておるんですが、いかんせんいろいろと古かったり、傷んどったり、乱れとったりするもんが限りなく出てくるもんですから、私もいささかの戸惑いを感じとるとこでございますが。実は、テレメーターシステムというのがございまして、こないだから雷さんがたびたび入って修理をしとるというのが、柵原の旧本庁の庁舎の中に機械が置いてあります。きのうも私、現場へ行きましてテレメーターを見たんです。このシステムが老朽化しております。ましてまた、北部簡水の水源地が変わるということになれば、その部分のシステムの組みかえをせねばならないというような作業も残っております。部分的にそれを直すのか、あるいは全部もうこれを新しくしかえるのかと、現代物にかえるのかということですが、これをテレメーターシステムをかえるのに1億5,000万円ぐらいかかるんかな、1億四、五千万円はかかるんじゃないんかなあというふうなものもありますんで、何かの補助事業があれば何とかいきたいというんですが、補助、補助、補助になるんですが、100%補助がございませんので、50%ぐらいの補助であとは起債を使っていきますと、起債を使いますとどうしてもああした数字が上がってきますんで、その数字をまた大事にしようとすれば、そのあたりが難しいところがございます。

 なかなか本当にあれやこれや困っとることがございまして、北部簡水につきましては、ご指摘いただいとりますように、もう10カ月もしたら事業団の方の水を受けるということになりますので、ろ過装置とかそうしたものは新たにきちっとしていきますが、きのうも言われておりましたように、水源地の部屋のかぎがかかってないとか、そうしたものは全部ここで解決していくと思いますが、テレメーターシステムの改善、雷の入った分はこないだちょっと願いしましたように保険でいくんですが、いずれにしてもこれ全部新品にせにゃいかんのじゃないんなかなあというふうなものがあります。きのうまた、今現在メンテナンスを半年だけでちょっとあとはもう見合わせえということで、9月までのメンテナンス契約をしとったんですが、どうもこれほどたびたびたびたびめぎょうたんだったら、そのメンテナンスを半年契約、1年契約してやった方が安くつくんじゃないんかなと、そのたんびに来てもらったら、1回何ぼでしたらとてもそのメンテナンスが高くつくから、町長もう一回これを半年契約しかえさせてくれんかというようなことを担当課長がきのうも言ようりましたが、それをやりますとまたこれメンテナンスだけで100万円ぐらい半年でかかります。そうしたことで、あれやこれやちょっと本当に物言えば唇寒しなんで、もうお金で物言やあお金なんです。大変苦慮しとるとこでございますが、結論から申し上げまして、あれやこれや申し上げましたが、議員の皆さん方のご理解をいただきながら、ほかの事業をあるいはほかのものを倹約しながらでも、料金の値上げというものは避けて通りたいと、どうぞならば今度新しく旭にも未給水地域をここでやるわけですが、これらも大変多くの金がかかりますので、受益者負担ということになれば料金のばらつきができてくるということがありますので、合併の一つだけでも利点があったなあということでこのインフラなんかはそろえていきたいというふうに思っております。約束は、合併すればサービスは高く、負担は低くと言うたじゃないかと、町長どうなっとんならという質問も以前にもいただいておりますように、そこら辺もできれば努力して守っていきたいというふうに考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(定本一友君) 小島議員、再々質問です。



◆14番(小島洋征君) 特定の簡水のみを値上げするという手法は避けて解決策を見出したいというご答弁でございます。住民の皆さんもあるいは柵原地区の議員の皆さんも安心されたんじゃないかと思いますが、いずれにいたしましても現在柵原総合支所の担当職員、いろんな苦情が入ってくる、問い合わせが入ってくるといったようなことで、土曜も日曜日も出勤して頑張っているというような話も漏れ聞いております。そうしたことも踏まえましてその対応に人数が足らないということであれば、応援をよこしてでも一日でも早くお金の要らない部分からでも安全な水が常に住民に対して供給できるような体制をつくっていただきたいというふうにお願いを申し上げまして、この質問については終わりとさせていただきます。



○議長(定本一友君) それでは、次の質問に移ってください。



◆14番(小島洋征君) それでは続きまして、学校施設等の賃借地についてということで質問をさせていただきます。

 これも監査委員さんの指摘の方に数字まで具体的に挙げて指摘されておりますので、これもくどくどしく言う必要はなかろうかと思います。とくに学校が大切だとは思いますが、年間1,311万何がしといったような土地の賃貸料を払っておると。柵原の中学校、また東西の小学校につきましてはおおむね20年程度築後たっているというふうにも伺っておりますけれども、この1,300万円を20年間払い続ければ当然2億6,000万円というような数字になります。これも監査委員さんの指摘ですが、今後払い続ければすぐに億単位になっていくといったような問題がございます。これも旧町におきまして、いろんな経緯、事情がある中でこういう対応をとってこられたものというふうには思いますけれども、今後のことを考えたときに私も監査委員の意見と同じく、買い取りあるいは単価の見直しということは早急に進めるべきであろうと、こういうふうに思います。とりわけ柵原の中学校につきましては約3ヘクタールの土地、これに対しまして年間百四十数万円の賃貸料を払っておられます。現在、山の価値、取引価格といったものを考えてみますと、10万円前後、こちらが売ってくれと言えば10万円を超えるのかもしれませんけど、買ってくれといったような形で取引がなされれば10万円を切るような形での山の単価の相場が現状であろうかというふうに思います。そういたしますと、3町歩全部買い取りましても約300万円程度で買い取りは可能というのが現在の社会情勢の一般的な常識ではなかろうかと思います。そうした中で、年間150万円に近いお金を毎年払い続けるということにつきましては、やはり早急に手を打つ必要があるだろうと思います。万一買い取りができないということであれば、やはり土地単価に見合う賃貸料というものを早期に地権者の方と話をされる中で決めていくべきもんであろうと思います。私どもの、私が住んでおります打穴西地区でも民間の企業さんに大字の山を賃貸で借っていただいておりますけれども、これが10ヘクタールで150万円、その中で建物等の固定資産税はすべて私どもの大字で支払っております。そうしますと、10町歩で100万円ですから1町歩で約10万円程度の賃貸料をいただてるというような状況ではなかろうかと思います。そうしますと、3ヘクタールであればまず普通に考えて買い取れないとすれば、これは事前の策ということになりますけれども30万円程度が妥当な数字ではなかろうかと思います。また、あわせてこれは通告には出しておりませんけれども、借りた土地に対する課税がどういうふうな状況になっておるのか、山林としての課税対象になっておるのか、雑種地としての課税対象になっておるのか、あるいはまた宅地としての課税対象になっておるのか、そこらあたりの資料、きょうでなくても構いませんので後ほどあれば議会の方に提出をしていただければと、こういうふうに思います。よろしくお願いいたします。



○議長(定本一友君) それでは、答弁者、町長。



◎町長(奥村忠夫君) 14番小島議員の学校施設等の賃貸借地についてということで、見直しをやらにゃあいかんじゃないかということでございます。

 おっしゃるとおりでございまして、今現在美咲町全体で85件ほど賃貸しておるものがあるように思います。それで、先ほどの数字が示されました1,311万7,239円の年の賃貸料があるんですが、その中でこれは85件でございまして、柵原地区に76件ございます。1,081万1,822円という金額が年間の賃貸料になっております。この中で、ご指摘をいただいております学校用地なんかは、もうこれは永久に続くもんじゃからということで、それはもうご指摘のとおりだと思います。76件あるわけでございまして、この中の一部分がこの学校施設なんですが、76件の中で既にもう返してもいいもの、片づけてもいいものというものが大変たくさんございます。今まで全然整理も処理もしないままでずうっとお過ごしいただいとったんで、その辺をここできちっと整理していけばかなり落ちてくるんじゃないかなというふうなのがあるんですが、これはその町のスタイルとかその地域性もあったわけでして、特に柵原地区は鉱山の町でございまして、同和鉱業さんそのものがいろんな土地を借地でいくというのが、これ基本的な行き方で、もうすべてを買うんじゃなくって借地でいく、それからまた地権者も貸してあった方が有利なというふうな土地柄がございました。なかなか恐らく買収しょう思うても難しかったとこもあるんじゃなかろうかと思います。で、まあこういう姿になっとんだろうと思うんですが、運動公園、それからグラウンド、そうしたもんもございますので、本当に要るのか要らないのか、この辺を倹約できるのかできないのかというものを見定めながら返せるものは返していくという整理をやっていかにゃいかんだろうと思いますが、学校につきましても、これ学校で幾らになっとるかちょっとはっきりわかりませんのですが、恐らく学校1つだけとったらそんなに大きな金額じゃないと思います。さっき小島さんおっしゃったように、買い取ったら単純に1,000万円を10年たちゃあ1億円になります。20年たちゃあ2億円になりますというのは数字の上ですけど、しかしながら買うとしたらそれに金利がかかるわけですから、金利の負担と借りとった方とどっちがいいかということが、今はただ金利が非常に安くなっておりますので、お金を借りてでも買い取った方が得だというふうなことがございますけど、金利の高い時分であったら借地の方が有利なということも考えられないことはないと思います。それから、これ学校用地ですから、半永久的なもんだから買収しとくべきじゃないかというのは一つの理論だと思いますけど、例えば永久に続かないもんで、不要となったら返せれるという柔軟性を考えたら借地の方がいい部分もあろうかと思います。ですから、そうしたことを十分見きわめながら、一概に借地がだめだということじゃ私はないと思います。資金的なものを考えたときとかというときには大きな資金をかけるよりも、金利に等しいぐらいだったら家賃を払ってでも大きな資金は一時的に資金を使わないというのは、これは財源の有効な回し方、限られた一般財源の中で泳ごうとすれば一つの方法だろうと思います。ただ、いろいろ手続がありまして、借地でずっといくんだったら恐らく議会の議決をいただいて、債務負担行為をしとかにゃいかんじゃないか、それができとるかというて追及されたら、これはできとらん部分があろうかと思います、いろんな意味で。そうしたことはまだ手続的には漏れとることがあろうかとは思いますけれども、いろんな大所高所から判断したら一概に私は借地がだめだということにはならないということもひとつご理解いただきたいと思います。

 先ほどもお話が出ておりましたように、寒竹議員さんからおっしゃっていただいたように、2年数カ月、まだ私がはしごがございますので、そのはしごのあるじょうに片づくもの、整理できるものはきちっとして、皆さん方に納得のいっていただけるような方向で示していきたいと思いますし、それでもう一つは相手があることでございまして、一概に返す返すと言うても向こうが受け取っていただけなかったら、あるいはまたくれえくれえと言うても売らないと言われりゃ、これもういたし方ないことがありますので、特に学校のグラウンドなんかも必要なわけですから、売らない言われたらどうにもならんわけでして、その辺も十分相手とも交渉しながら解決していきたいと思います。

 それから、野外活動のブドウ園なんかにしとるとこにつきましては、ここでさきに測量もしていただいてちゃんと登記もできましたんで、これは地権者の方にお返しして今度は直接やっていただこうというようなことで、この借っとるものについても返していって、町の方が手を引いていこうというふうな処理をしていっておりますので、いましばらく時間をいただいて、より正常化を図っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。大変申しわけございません。



○議長(定本一友君) 小島議員。



◆14番(小島洋征君) 町長のおっしゃることは十分理解できますし、私もすべてを直ちに買い取りなさいというふうに申し上げているわけではございません。そのあたりは誤解のないようにお聞き取りをお願いしたいと思います。

 なおまた、現状でまだまだ考え方そのものが整理できてない部分があるんじゃないかといったようなご答弁でございます。これにつきましては早急に整理をして、これもまた監査委員の意見を引用するような形になりますが、契約の仕方等にも問題があるんではないかといったような指摘もあります。そこら辺も踏まえて今後の方向性というものをきっちりした形で住民に目に見える形で対策を講じていただきたいと、かようにお願いを申し上げまして、この質問については終わりといたします。



○議長(定本一友君) それでは、次の質問に移ってください。



◆14番(小島洋征君) 3点目でございますが、機構改革について質問をさせていただきます。

 さきに行財政改革大綱も策定されましたし、また地域の振興計画、美咲町の振興計画につきましても策定されたところでございますので、今後の行政、これらを踏まえながら行政改革を進めていく、機構改革を進めていく、そうすることでむだをなくす一方、サービスを向上させていこうというような基本的な方向づけはできたわけでございますけれども、決して我々に多くの時間が残されているわけではございません。町長もあと任期は2年半でございます。我々も2年半でございます。一方で、合併特例法が切れるのは平成26年といったような形になっております。そうすると、もう8年弱ぐらいです。特例法が切れた後には地方交付税も現在のところはどうにか50億円少々というふうな数字は出ておりますけれども、特例法は時限立法でございますんで、これが切れた後には地方交付税も35億円程度になるんじゃないかといったような予測も立てられている中で、やはりこの行財政改革あるいは機構改革については急ぎ足で問題点を整理する中での改革を進めていかなければならないと思います。町長の答弁といいますか、先ほど来同僚議員の答弁の中でもありましたように、3S、サービス、セーフティー、スピードという中で、スピードばかりに目を向けてセーフティーやサービスの部分がおろそかになってはいけませんけれども、やはりこれらの問題を早急に改善していくという必要があろうかと思います。具体的には私は合併協議の中で庁舎の問題をどうするかといったような、その委員会ではございませんでしたので実際の協議には加わっておりません。その中で、合併協議では総合支所方式という形が採用されました。基本的にはこれを尊重しなければならないものと思います。一方で、私自身の思いといたしまして、総合支所方式はやはり妥協の産物であると、やはりそこにむだがある。二重構造を生む体質というものは総合支所方式をとる限り、ぬぐい去ることはできないんじゃないんかというような思いもございます。やはり、行政の機能性、効率性というものを重視するならば、やっぱり本庁方式がよりベターな形でありましょうし、そのことによって言われております周辺が寂れるといったような危惧に対しましては協働のまちづくりというような考え方を取り入れる中で、別のレベルで対策を講じていくというような手法もまたあり得るだろうと思っております。そうしたことも含めまして、今後具体的に課の設置状況をどう変えていくのか、支所と本所との機能の連携と分離をどういうふうに考えていくのか、そうしたところについて町長のお考えをお聞きしたいというふうに思います。



○議長(定本一友君) 答弁者、町長。



◎町長(奥村忠夫君) 14番小島議員の機構改革についてのご質問にお答えさせていただきたいと思いますが、合併して1年半経過しております。そして、来年で満2年になってくるわけでございますが、行財政改革もさることながら機構の改革は大切なことだというふうに思っております。そうした中で、来年退職者が21名今ございます、退職予定者が。その中で、管理職は8名の退職予定者が出ております。そうしたものを考慮しながら、数字でこれらを考慮しながら課の設置、数についても改めていかにゃいかんというふうに思っておるとこでございます。今、一課、二課とかいろいろ大変苦肉な策でそうしたことでやっておるわけですが、これまた合併のときに8人ほどが旧柵原地区で管理職をやめられておったわけですが、合併以前にそれは新しい町で退職されて、新しい町で人事をせにゃいかんものであったんですが、やめられる者だけをそこに置きながら、もう一つつくってこられたわけですわね、同じ数の管理職さんを。ですから、どうしてもその管理職の降格人事をするわけにはいきませんので、そのまま残してきた結果が今一課、二課というふうな苦肉の策をとっておるとこもございます。そうしたものも考慮に入れて、ここで8人の管理職が少なくなるということになれば課を8つ減してもいい、端的に言えばそうした方法も考えられるんじゃないかというふうなものもございますので、機構は直ちに見直さにゃならんというふうに思っております。

 それから、支所の関係でございますが、先ほどご指摘いただきましたように、総合支所方式ということでやっております。しかしながら、業務の内容を見ながら、例えば地域的に言うならば、旭地区でよれば人口3,000少々の人口でございますし、柵原地区にはその倍以上の人口があるわけでございますから、同じ課の設置があるいは人事配置が正しいのかどうなのかというふうなものを見直していかにゃいかんだろうということも考えられます。要は、仕事の内容がどうかということでございますので、また後ほどの質問にもいただいとりますように、まだまだ物足らんぞということで、合併1年半が経過したけれども行政サービスに向けての不満の声も聞こえるというような質問をいただいておりますので、そういうふうなご意見も参考にしながら直していかにゃならん部分があろうかと思いますので、現実を十分踏まえながらその機構は直していこうというふうに思っておるとこでございます。

 それから、財政面でございますが、せんだって視察に行かれました鶴田町、けさほども出ておりましたように1万5,000の人口であって41キロ平方メートルの町でございますが、一般会計の財政が51億円というふうな数字でございました。私方が150億円に近いんだって言ったらびっくりされまして、どうやっていきょうられるんですかというふうな話だったんですが、あの場ではなくて後から話をさせていただいたんですが、51億円少々でございます。町民から一人頭のコストでいけば三十七、八万円なんです、1人が。我が方で見ましたら、もうとてもじゃないけど考えられない数字で、私は当初から言っておったんが、少なくとも50万円に落とさにゃいかんと。50万円であれば85億円です、1万7,000円で見りゃ。そこまでは早い時期に持っていかにゃいかんだろうというふうに言っておりましたんですが、今大きなものといえばラストワンマイルと下水道をやっとります。これが、平成20年までぐらいに片づいていけば、ラストワンはもう来年であとは残りが少し残るんですが、下水道も20年少々、あと柵原地区、この久米、中央地区も越尾の方へ行きますとまだ20年よりちょっと延びるんかなあというふうに思っておりますが、しかしもともとのぱいの数字がこまくなってきますんで、それらが絞ってきましたら相当インフラ整備の方の投資が落ちてくると思います。あと残っとるものと言えば中学校の整備、これらが中央中学校にしてもあるいは柵原中学にしても、柵原は耐震が通るでしょうけど中央中学は耐震が恐らくだめだろうと思います。これらが大きな事業じゃないかなあというふうに思っておりますので、もうここ二、三年が胸突き八丁じゃなあというふうに思っております、行財政につきましては。ですから、そんなものを踏まえながら最終的には私は早い時期に町民1人頭50万円、85億円にもっていかにゃいかん。合併前が大体60万円前後で旧町がいっとったわけですから、それが今現在70万円にも80万円にも伸びとること自体が大変これは合併効果のない、逆行したような政策になっとりますので、その辺を早い時期に直さにゃならんだろうなというふうに思っております。

 それから、支所の整備でございますが、柵原支所につきましてはいずれにしてももうあの建物が非常に冷暖房あるいは光熱費、そうしたもんで大変なロスが出ております。ですから、同じやるんなら一日も早く一年でも早くして、私はきっちりしたもんで光熱費とかあるいは冷暖房、そうしたむだをなくしたいなあと。それが、金利だけぐらいはすぐ出てくるんじゃないんかなあというふうにも思われますので、何とか資金的なものをやりくりをして早い時期に支所の建てかえをするというふうな方向で進みたいと思っております。これにつきましては議員の皆さんはもとより、地域の皆さん方にどういうふうなものがいいのか、私が言っておりますように、もっと小さく分けて支所をたくさんふやすのがいいのか、それとも今のままのあっこの支所で1カ所できちっと大きなものでいったのがいいのかというあたりも住民の皆さんの意見を聞いたり、あるいは地域の皆さん方の利便性も考えながら早い時期に答えを出していかにゃいかんというふうに思っておるとこでございます。

 いろいろと財政面、本当に大きな問題になっておりますし、ご指摘いただきましたように交付税、だんだんと落ちてくることも覚悟の上でございます。ですから、そうしたものに対応できる体質の行政対応してまいりたいというふうに思っておりますので、さらにお力添えをいただきますようよろしくお願いいたしまして、しっかりした答弁にはなりませんけども、ただひたすら額に汗かいて頑張る気持ちがあるということだけご理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(定本一友君) 小島議員。



◆14番(小島洋征君) 向こう3年が胸突き八丁ではないかというようなご答弁でございました。私といたしましては、はしごを外すつもりは決してございませんので、向こう3年と言わずに向こう6年ぐらいを目標に置いて今後の改革の方に尽力を願いたいと、こういうふうにお願いを申し上げまして私の質問を終わります。

 以上です。



○議長(定本一友君) それでは、これをもちまして小島議員の一般質問を終わりといたします。

 それでは、続きまして3番最上議員の一般質問に移らせていただきます。

 最上議員の質問を本日最後の質問としたいと思います。

 それでは、3番最上議員。



◆3番(最上忠君) 3番最上でございます。きょうの最後ということで、もう一人おつき合いをいただきたいと思います。

 前回の最後で菜の花で環境づくり、地球温暖化に云々と言いましたが、きょうの始まりは山のことで地球温暖化に云々ということで、森林整備計画の質問をしてみたいと思います。

 日本の用材自給率が18.4%、これは2004年の調査でございますが、とても低いということで国内で使われておる木材の8割以上は外材であるということでございます。山の木を切っても採算に合わないということで、だから後継者が育たないということで荒れ放題の森林がふえておるというところでございます。それで、林家の8割が山林所有面積が20ヘクタール未満ということでございまして、20ヘクタール以上所有している林家においても平均林業所得が、これが2005年でございますが林業白書によりますと年間42万円にすぎないということでございます。林野庁がまとめました望ましい林業構造によれば、年間平均所得が530万円を確保するということでございますんで、それを確保するためには所有する森林面積が500ヘクタール必要なんだと言っております。つまり、大半の林家が採算性はもう絶望的であるというところでございます。

 政府が決めました森林林業基本計画では、これまでの50年サイクルの森林づくりから長期的な100年先を見通した森林づくりに考え方を転換をしておるというところでございます。そういう中で、6月議会でも美咲町議会として地球温暖化防止と国土保全のための日本の森林林業の幅広い推進と検討を求める意見書を提出したところでございますが、そのように森林が用材だけの供給以外にも各種の公益機能を持っているところでございます。山が病めば都市はもちろん、里の暮らしは危うくなるということで、日本の森林の価値を貨幣価値であらわしますと75兆円になると。これは日本学術会議の評価でございますが、そのように言われております。また、その扱い方によっては多くの住民の生活を破壊しかねないと、自然災害をもたらす性格も持っているということでございます。人間の管理を必要としておるわけでございますが、基本的には森林の保全については国家として取り組むことでございますが、地方分権によりまして森林関係の施策が権限が県から町に移譲されまして、ますます森林関係の、もちろん行政は重要になっておるということでございます。望ましい森林へ誘導するためにどのような施策を考えているのか、お聞かせをいただきたいと思います。



○議長(定本一友君) 続きまして、答弁者、町長。



◎町長(奥村忠夫君) 3番最上議員のご質問いただきまして、森林整備についてというご質問いただいたわけですが、いつもいつもでございますが、最上議員、インターネットを初め書物で大変よくご勉強になっとられまして、私どもより知識が多ゆうございますので、なかなか答弁する方が十分な答弁ができない、汗が出るところでございますが、先ほどからお話がございましたように、大変この林業を取り巻く環境は農業以上に厳しいものとなっております。今はむしろなかった方がよかったなあと、持ってない方がよかったなあと言われる所有者の方々の声が聞こえるところでございますが、当町では町の面積の7割が山林で占めているようなことでございます。その中のうちでも4割弱が植林をされた杉、ヒノキの人工林ということでございまして、さきの台風でもそれがゆえに大変大きな風倒木の災害が出てきまして、地盤が大きくずれ落ちるというふうなことで災害を大きくまた増加させたような原因をつくったとこにもなっておるわけでございます。

 そうした中で、これはもう国策として大変間違いをしとったということです。まず国がおわびをしていただかにゃいかんとこでございますが、とりあえず植林やれえ植林やれえということで、戦後61年間どっどっどっどっあっちの山もこっちの山もということで、植林させた結果がこうなってきた。結局はどんどんどんどん経済成長する中で、人件費が伸びてきたということが私は国内産の材木の需要が落ちた大きな原因だと思います。とにかく切って出しても販売価格の海外から仕入れた木の方が安いという現象ですから、なかなか国内産、じゃあヒノキや松、杉が外材のベイマツやラワンのようなものより質が落ちるんかというたらそうじゃあないと思います。今はもう特にヒノキとかというふうなものは大変体にもいいというふうなことで国産材の建築が推進されておりますし、またつくる方もそれを大変望んでおるんですが、いかんせん人夫賃が高いということで、人件費が高いということで出すまでの費用がかかる。そしてまた、なおかつ大工さんの賃金が非常に高いというふうなことがあるもんですから、木材よりも鉄骨にというようなことでそっちに流れやすいというふうなことがありますし、ツーバイ方式の方が工期が少なくって人件費が少なくて済むというようなことが、この需要が大きく落ち込んだ原因だろうと思います。ですから、今もう率直に申し上げて、私たち町で何を政策するんだ、どう導いていくんならというて、ほれはもう農林水産省より乗り越していくようなことはなかなか無理だろうと思うんです。確かに地方分権だし、権限移譲しちゃるからというても農水省以上のことをして林野庁以上のことを我々がやるというともう大変難しいなあというふうに思っております。

 最近、県の林業公社なんかが言っておるのは、町の造林をしておりますけど、これらについても植林はもうそのままにほっておいて、なるべく雑木林に返していこうと。そうしないと山林崩壊、いわゆる山崩れがどんどんどんどんできてくるんで、木曽のあたりにいきますと一面杉、ヒノキを植えるんじゃなくて、幾らか雑木を残して植林をする、それによって地盤を守るというふうなことをしてあるんですけど、いかんせんこの西日本の方はもうどっこも植林で埋め尽くしたようなことにしておりますので、これは大変問題があります。特に、杉材なんていうものは本当に安うて安うてどうにもならん状態になっておりますので、なかなかどうやって町がこれから誘導していくんならということで、その施策を言えと言われても、率直に言うて申し上げるとこがないんです。けさほども申し上げました私どもの担当課長、プロフェッショナルでございますので答弁書を書いてみいやと言うても、私も書けれんというていうような答えしかくれませんので、ちょっと後かわって答弁させますけれども、恐らくないんじゃなかろうかというふうに思っておるとこでございます。いい策があったらいただきたいなあというのが率直なところでございまして、答弁にはなりませんけれどお許しいただきたいと思います。一生懸命勉強いたしますんで、よろしくお願いします。



○議長(定本一友君) 産業一課長の答弁要りますか。

            (3番最上 忠君「いや何かプロフェッショナルな答弁を用意しとられるということで」と呼ぶ)

 産業一課長。

            (3番最上 忠君「権限移譲がどういうもんがあるんかというんが、ちょっとようわからんな、これ調べてみなんだら」と呼ぶ)



◎産業一課長(池上康夫君) 失礼します。

 最上議員さんのご質問でございますが、今町長の方が答弁をされましたので、私の方で特別はありません。ただ言えることは、木材価格というのは52年がピークだというふうに聞いております。ですから、52年のころというのは非常に植林が多くされておりまして、その前後して岡山県の林業公社も設立をされて、岡山県自体も一生懸命木を植えることをやったわけです。

 岡山県全体で見ると、人工林率と言いますけど、植林をされた率が四十二、三%です。そういったところに比べると美咲町は若干劣っておりますが、そういったことの競争というのを幾らか国とか県の方で仕込まれたようなことになりまして、そういう関係者の間ではそういったことを一生懸命やったというふうなことでございます。

 特に、ヒノキとかというものは植林というのは直根が下に伸びないというふうに聞いております。ですから、先ほど町長の方で答弁されたように、大雨が降るとずるとか風が吹けば倒れるとか、そういうふうな災害が出るというふうなことが非常に多く発生しております。我々のできる分野での策といいますのは、各種国とか県の補助事業を地域に広めるとか、それから中山間地域の直接支払いと同じように林業の活性化交付金というのがあります。こういったものも5カ年計画で国の方が実施をしております。美咲町では14年から14、15、16、17、18ですか、今年で終わりですが、1期対策が終わりです。5年間事業に取り組んでおります。これは森林組合が中心になって林業のソフト事業ですけど、林業の山の状態を調べるとか樹種を調べるとか、間伐の手入れが必要な山の調査をするとか、そういったことをやっております。そういったことを進めていくあるいは若干ではありますけど、単独町費で県産材の利用拡大をするとか、そういったことが主になってきます。

 あと、権限移譲で大きなものとしてはそういった施策につながるようなものがおりてくるというふうなのもはございません。保安林関係の伐採の許可程度がおりてくるとか、鳥獣害の許可の関係がおりてくるとかというふうなことで、施策としてそういったことを誘導できるような大きなものがおりてくるというふうには聞いておりませんし、それから国の方針も今は先ほど町長言われましたように、植林をヒノキとか杉にするのではなくて、何分の1かは切ってそういった残ったところに広葉樹を植えるとか、そういうふうなことを進めておるというふうに聞いておりますし、そういうふうな方が山としてのバランスがとれるのではないかなあというふうな気がしております。答えにならないと思いますが、以上でございます。



○議長(定本一友君) 最上議員。



◆3番(最上忠君) この問題は非常に難しい問題であるわけでございますが、2003年ですか、高知県が先導されて森林環境税を導入をされたと。岡山県は2番目に導入をして500円ですか、それから鳥取、島根、特に中四国地方が先進的にやられておるという経過もあろうかと思います。そういうお金がどういうことに使われておるんか、水源の確保にということで各単町に回ってくるようなことはないかと思いますが、またきょう通告してませんので、わかりましたら委員会でもよろしくお願いしますから。

 それじゃ2番目に入ってよろしいですか。



○議長(定本一友君) それでは、2番目の質問に移ってください。



◆3番(最上忠君) 先般、広報に8月ですか、平成17年度の美咲町の医療費はということで掲載をされておりました。この数字がよそと比べて多いんか少ないんかというのはよくわからない、17年度ということで比較対象がなかったわけで、前年の美咲町の比較はあったということで、多かったり少なかったりということで、先ほど池上議員が老人医療の資料をちょっと持っておられたんで見させていただきますと、全国平均が75万2,000円ぐらいだと。長野県が61万円強ぐらいで、全国で一番低いんだということを見させていただいたんで、ああなるほどなあと。そうしますと、老人医療だけで見ていくと美咲町の場合には70万3,046円、そういうことでちょっと全国平均よりは、これは平成15年の先ほどの資料でございますんでちょっと年数が違いますが、そういうことかなあというように思ったわけでございます。

 そういう中で、国保会計の財政健全化ということは非常に大切なことだろうと思います。そういう見地だけでなく、住民一人一人が自分の健康は自分で守るんだという認識に立ちまして健康づくりを進めることについていかが考えるかということでございます。この厚労省の報告書をちょっと見たんですが、「健康づくりのための運動基準2006」というものでは具体的なメニューを示しておられました。それぞれの運動量に1エクササイズという非常に難しい単位でございますが、そういう単位をつけておるわけでございます。行政の取り組みとしましては非常にきめの細かい数値を示しておるということで、エクササイズというたらどういうあれかなあと思いましたら、運動の強度に実施時間を掛けたものということで、よりきつい運動ほど短い時間で1エクササイズになるということでございます。例えばゴルフ、待ち時間は別でございますが、そういうものとか早歩きなどの運動、また自転車に乗るといった生活活動、これ15分で1エクササイズになるそうでございます。それから、軽いジョギング、階段の上りおり、これは10分で1エクササイズでございます。それから、ランニング、水泳、これは七、八分ということでございまして、これらを組み合わせて1週間の合計が23エクササイズ以上になれば必要な運動量になるんだということで、この運動基準を使えば非常に健康づくりはやりやすいということで、ゆっくり取り組んでもらえばよいということでございます。厚労省では、無理をせず日常生活の中で運動量をふやそうと進めておられるようでございます。行政が云々強制をするということはできませんので、住民一人一人の方に管理をしてもらうということで、1年間実行ができたらそういう方を体育の日にでも表彰すると、これを2年、3年といったことに発展をさせるというようなこともどうでしょうか。そのようなことのお考えを聞かせていただきたいと思います。



○議長(定本一友君) 答弁者、町長。



◎町長(奥村忠夫君) 最上議員の健康づくりについてでございますが、これまたインターネットでよくお調べになっとられますので、私が答えるとこがないようなことでございますが、いずれにいたしましても自分の健康は自分で守るということが基本でございます。今は厚労省の方が言っておるものはとにかく1に運動2に食事、しっかり禁煙、最後に薬というふうなスローガンというんですか、キャッチフレーズを立てて運動されておるようでございます。ですから、とにかく自分の体は自分で守るんだというふうなことでその方針を立てておられて、何よりも今一番は飽食の社会の中で生活習慣病というものが一番多いわけでして、糖尿病とか高血圧とかというふうなもの、これ何なんなら言うたらもう早く言えば栄養過多というふうなもので、最近はシンドロームとかなんとか言いまして私らもシンドロームの部類に入っとんですが、85センチ以上あったらどうとかというようなことで体脂肪が多いとか少ないとかというようなことがあるんですが、いわゆる飽食社会の中でカロリーが高過ぎるということで重労働が減ってきたというのが大きな原因だろうと思います。戦後60年、その当時終戦直後というものはあの有名なグリコの看板、1粒で800メートル、1粒食べたら800メートル行けるカロリーがあることが売り物だったんですが、今もう十粒で80メートルぐらいで、もうとにかく低カロリーがいいということで、コーラを飲んでもノーカロリーとか書いてあります。そうした時代なんで、とにかく栄養過多だということが一番で内臓脂肪をつけまいとかというふうなことでございますので、じゃあそのためにはどうするんかというたら体を動かすこと、それによってカロリー消化をしていこうというふうなことを一番言われておりますので、運動が第一だと、だから運動すると。大変矛盾しておりまして、昼間は車を使ってえて夜になったらたすきをして歩くんですから、そりゃ車を使うよりもちょっとでも歩いて足を使ってやればそうしたことはないんだろうと思うんですが、そうしたことでとにかく運動が一番だと。今言われましたように、エクササイズ、これは60が単位だということで、作業によって難易度が1とか2とかございまして、それ掛ける時間を掛けたら60になったものが1エクササイズ、そういうふうな係数を示されてまして、私もこんなにたくさん資料はもらったんですけど全部覚えておりませんのでよくわからんのですが、とにかく自分で体を動かしていただく、それをどう行政が仕掛けをしていくのかということだろうと思います。今、一番急場でやらにゃならんことは成人病にかからないように、若い人は40代から下の人にそうしたものを啓発運動をしていきながらやっていくのと、それからいわゆる高齢者の方々、この方々が寝たきりにならないように転倒防止で足腰を鍛えるようなことを、我々は今高齢化比率が三十数%の町でございますので、保健福祉課にやらせるのはここら辺にやはり軸足をかけてしっかり当面やっていかにゃいかんのじゃないか、それが医療費の軽減にもつながっていく、特に後期高齢者保険がここで再来年から発足するわけですが、これらにやりましてもさっき言われました75万円とか60万円とかというんが都会ほどこれ多いんです、使用料が。というのは病院がたくさんあるから利用度が高いというようなこともございます。ですから、岡山県でも西粟倉とかあるいは新庄の方へ行ったらぐっと落ちてくるんです。病院がねえから行かんです、少々痛うても行かんというようなことで使ってないから医療費が少ないようなデータも出ております。ですから、我々は便利にもあるし交通便のいいところにおりますので、そうしたことでとにかく保健福祉課には成人病にかからないような、そうしたことを啓発していこうと、それゆえにはけさ方から出ておりますように食育の問題、食べ物についても気を使っていただこうというふうなことで、そうした運動をするのが当面私たちの目指すところじゃなかろうかなと、仕事じゃなかろうかなというふうに思っております。いろんなことを出してこられておりますし、資料はたくさんございます。本当に消化不良でやろうか思うたら次が出てくるようなことでございまして、なかなか全部はやり切れてないんですが、積極的にそしていろんな面でスポーツを通じ、あらゆる組織をフルに協力を願いながら、そうしたものに健康づくりに取り組んでまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。詳しくは何でしたらまた担当課長が2人おりますので、一課長、二課長、いずれもベテランでございますので、プロでございますので答弁させていただきますのでよろしくお願いいたします。



○議長(定本一友君) 最上議員。



◆3番(最上忠君) 厚労省も今回の取り組みの目的は国民の健康を願うということだけではねえ、今言われましたように非常に生活習慣病の医療費が上がってきておるということで抑制もねらいであるということも言われておるわけでございます。2003年度で10.2兆円、国民医療費の約3割を占めておると、この公報にも載っておったんですが、最近そういうあれがあるようでございます。特別なメニューで運動をやるということはなかなかできないんで、平生の生活の中でできるような草取りをしてもワンポイントつくんじゃというような今回できやすい、我々のような農作業をする者は安心してえんかなと思うたんですが、考えてみれば田んぼひくにもトラクターへ乗っとるだけと、田んぼの水を見に行くのも軽トラへ乗っていくということで非常に運動量が減っておるというところでございますが、いろんなところで運動をしておるということで続けていくということが非常に大切でございますんで、担当課におかれましてもいろいろとやりやすい、わかりやすい運動量を示していただいたらいいんじゃねえかなと思いますんで、その辺も検討してみていただきたいと思います。答弁用意されとったらあれですけど。



○議長(定本一友君) それでは、保健福祉一課長。



◎保健福祉一課長(野木洋子君) 最上議員の方から物すごく専門的なものが出されまして、エクササイズ、それにまたエクササイズとは何かといったふうなところからなんですけども、このたび出ておりますものそのものが医療費を適正化し、そして医療保険制度を堅持するためにもともとは厚労省が昨年の10月に医療制度の構造改革試案をまとめております。それを受ける形で政府・与党の医療改革協議会が医療制度改革大綱をまとめております。それらの試案、大綱いずれにも冒頭に予防の重視、生活習慣病を予防することで医療費の抑制が図れるんではないかという大前提があるようにと思っております。それを受けまして、自分の健康は自分でつくり、そして自分で守るという当然のことを再度見えやすい形の中でエクササイズというふうなかたちの基準の数値、運動指針の中でそういったものを示しております。

 確かに、おっしゃるとおり生活習慣病を予防し、そして健康を維持するために継続が力です。継続して体を動かし運動することが何より重要だというのはもうおっしゃるとおりです。まず、運動習慣のなかった方は運動をしていただくと。最上議員のおっしゃったように体を動かすことすべてについて身体活動が今回メッツというふうなもので示されておりまして、3メッツ以上の運動が継続することによってエクササイズ、3メッツ以下の身体活動はそれはエクササイズの数値に反映しないというふうなものもあったりしますので、個人的な話になってもいけませんけれども、できるだけその週23エクササイズのうち、4エクササイズ以上は活発な運動を入れてというふうなものも示されております。

 何よりも先ほど言いましたように適正な運動、体力には個人差もありますし、しますので、それぞれの方にあった適正な運動の強さ、そして量があるかと思います。今、町ではここで柵原、中央地区は基本健診を行っていっております。この後、結果説明会も持ちますので、そういったところでこういった資料を住民の方にお示しし、運動習慣をとりあえず身につけていただくことから始めていきたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(定本一友君) 最上議員、再質問。

            (3番最上 忠君「いやよろしいです」と呼ぶ)

 よろしいですか。

            (3番最上 忠君「はい」と呼ぶ)

 それでは、次の質問に移ってください。



◆3番(最上忠君) 最後の質問でございますが、この件につきましては先般岡山空港から羽田が355マイル、羽田から青森が359マイルかけまして青森県の鶴田町へ行政視察に行かせていただいたわけでございますが、その中で鶴田町では健全な食生活の普及を目的としまして朝御飯条例を制定しておったということでございますが、青森県でございますんで、昔から米の文化、米の生産地でございますんで、非常に米を中心とした食生活が示されておったということで、きっかけはといいますと、健康長寿の町宣言を機といたしまして食生活のアンケートをしたところ、子供の約1割が朝食をとっておらなんだと、4人に3人が夜食を食べて3割強、これが10時以降に就寝をしていることがわかったということで、食生活の改善を目的に条例を制定したものということで説明を受けたわけでございますが、条例については6点ほどあって御飯を中心とした食生活の改善、早寝早起き運動の推進など6項目ありまして、基本方針としましてガイドラインと実施計画を設けておったということでございます。条例に強制力というふうなんはありませんが、一人でも多くの住民が趣旨に賛同し、同調していただけるならば健康づくりに大きく貢献をすると思うわけでございます。

 そういう中で美咲町、前回の議会でもいろいろと食育の問題、幅が非常に広いわけでございまして、当初説明を受けたときには山本政策企画課長が概要を説明したということでございまして、幅広くやっていくのかなと思ったわけでございますが、先般来から答弁がありますように学校関係だけということで、きょうの答弁の中にもこれから広く広めていくというような答弁もあったわけでございますが、一つの理念が鶴田町にもあったということでございますんで、こういう理念を掲げた条例をする考えがあるのかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。



○議長(定本一友君) 答弁者、町長。



◎町長(奥村忠夫君) 最上議員の理念を上げた条例制定ということでございますが、けさほどから食育についてはいろいろとご質問いただいておりますし、また先ほどご質問いただきました健康づくり、これも深い因果関係があるものでございます。ですから、何と言っても人間の幸せ、健康が一番幸せでございます。ですから、そうしたものの健康づくりには食は大切だと。したがって、食の生活が正しくなるということは人間の日常生活の生活リズムをきちっとするというふうなこともご答弁させていただいたようなことで、非常に大切なことだというふうに思っておりますし、またさきの鶴田町の視察に行きまして条例もいただいて帰っておりますし、横の連絡の横につながった展開、数値を定めた展開もされておりますので、そうしたものを参考にしながら取り組んでいく、条例を制定した方がいいようであれば条例制定もしていくというふうなことはやっていきたいと思いますし、けさほどからも申し上げておりますように、いろいろな少子化対策とかいろんなものを含めて19年度から新しいメニューとしていろんなものを出していきたいなというふうには思っておるとこでございます。

 特に、本庁でも保健福祉課とそれから産業課、それから教育委員会というふうなものがけさほどの学校給食でもお答えしましたように、食材とかあるいは食事の面では今でも連絡を取りながらやっておりますので、これをなお広くして条例制定をした方がいいようでしたらつくりますし、また議員の皆さん方もせんだって視察に行かれまして鶴田町の条例もお持ち帰りいただいておりますので、ひとつここら辺で議会提案の条例制定を出していただくならばお待ちしておりまして、それは一つ歴史をつくる意味で議会の方にお任せしてこちらでお待ちでもします。そうじゃない、もうおまえらでやれということになれば、あれだけの資料があるわけですからいつでも取り組めますのでやりますが、ひとつ美咲町の新しい議会歴史をつくるために議長さんと一緒にあるいはまちづくり特別委員会もあるわけでございますので、条例のご提案もいかがなもんかと思いますが、またご相談させていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(定本一友君) 最上議員。



◆3番(最上忠君) 条例の提案をと言われたんですが、町長部局二百何名おられますんでそれぞれええ知恵を持っとられますんで、議会側でしますと桑元局長が煩うともあれですんで、お互い知恵を出し合ってこういうものをしていったらと思います。

 農業の補助金も縦から品目横断ということで横になりましたんで、やはり横の連携というのは非常に必要なんじゃないかと思います。縦で行きますとどうしてもあれになりやすいんで、だれがまとめ役がおって横の連絡を取ってしっかりとした世界に誇れる条例をつくっていただくように頑張っていただきたいと思います。若干早いんですが、終わらさせていただきたいと思います。



○議長(定本一友君) それでは、これをもちまして最上議員の一般質問を終わりといたします。

 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 明日の議事日程は午前10時より会議で一般質問から行います。

 本日はこれにて散会いたします。(午後5時09分)