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岡山県 美咲町

平成29年第 7回(12月)定例会 12月11日−02号




平成29年第 7回(12月)定例会 − 12月11日−02号







平成29年第 7回(12月)定例会



第 2 日

 (平成29年12月11日)



(1)会議の開閉時刻

    開   議  午前 9時30分

    解   散  午後 3時34分



(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名


議員番号氏   名出欠別議員番号氏   名出欠別
1山田雄二出席8松田英二出席
2藤井智江〃9金谷高子〃
3松島幸一〃10江原耕司〃
4形井 圓〃11岩野正則〃
5延原正憲〃12山本宏治〃
6左居喜次〃13松島 啓〃
7林田 実〃14貝阿彌幸善〃


(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名


職  名氏   名職  名氏   名
町長定本一友産業建設観光課長國宗 順
副町長岡部初江会計課長浦上  彰
総務課長桑元英昭旭総合支所長矢木史朗
まちづくり課長長畑尾周一柵原総合支所長木谷正弘
情報交通課長光嶋寛昌旭総合支所
産業建設課長山本 資
税務課長遠藤 透柵原総合支所
産業建設課長前田有輝
住民課長山下一巳福祉事務所長稲谷雄治
こども課長牧野直子教育長柴原靖彦
健康福祉課長鈴鹿 滋教育総務課長石戸光也
上下水道課長牧野英一生涯学習課長立石克之


(4)職務の為出席した職員の職・氏名

    事務局長  神 坂 健 治

    書  記  高 山 尚 子

          杉 山 慶 介



(5)日   程


日 程議案番号件         名
1 一般質問










○議長(貝阿彌幸善君) 休会前に引き続き本日の会議を開きます。(午前9時30分)

 ただいまの出席議員は14人です。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。

 なお、執行部説明員の山下選挙管理委員長より、やむを得ぬ一身上の都合のため欠席する旨の通告がありましたので、報告をしておきます。

 本日の日程を報告します。

 第1に一般質問、以上のとおり定めますので、ご了承願います。

 これから日程に基づき議事を進めます。

 日程第1、一般質問。

 これから一般質問を行います。

 なお、この際申し上げておきます。会議規則第54条の発言内容の制限及び第55条の質疑回数の規定を遵守願うとともに、第56条の発言時間の制限により質問時間が30分までと決定されていますので、ご了承を願います。

 それでは、5番延原議員の質問から行います。

 5番延原議員。



◆5番(延原正憲君) 5番延原正憲です。

 改めまして、おはようございます。

 12月定例議会の一般質問のトップバッターとなります。

 私からは、通告書で提出しております2項目の質問を予定しておりますので、執行部の誠意あるご答弁を期待しております。

 まず1件目、期日前投票所の開設期間短縮についてであります。

 通告書を読み上げます。

 先般執行された衆議院議員総選挙において、期日前投票所が町内3カ所に開設されましたが、昨年の10月に執行された岡山県知事選挙と同様に、旭と柵原の期日前投票所の開設期間が短縮されました。

 そこで、1点目として、平成28年12月定例会の一般質問で期間短縮について再度検討する旨のご答弁がありましたが、委員会において検討された経緯の説明をお願いしたい。

 2点目、期日前投票所開設期間の短縮理由として、当初初めの投票行動は非常に低調とのことでありましたが、具体的に投票率等を示して説明をいただきたい。

 3点目として、期日前投票期間の投票率向上に係る施策の取り組み状況と検証結果について説明をされたい。

 4点目、期日前投票所開設期間が短縮された地域の住民感情に配慮はなされたのかということであります。

 1年前の12月の定例会での私の一般質問において、延原昭前選挙管理委員長にお越しをいただきまして、直接にご答弁をお聞きいたしました。その中で、開設期間短縮については、委員長はいろいろな課題を総合的に判断して決定したものであり、一過性の運用とは考えておりません。思いつきでやってるわけじゃないんですよとの事務局の作成の答弁書のとおり回答をいただいております。このため、再質問におきまして、それでは選挙管理委員長個人としての生の声でお気持ちだけでもお聞かせ願いたいとの質問に対しまして、私の個人的な意見より選挙管理委員会のほうで十分検討させていただきますという回答をいただいたところであります。この回答を踏まえて、先ほどの1としての昨年12月議会以降のいつの委員会でどのように検討されたのか、今回は残念なことに山下委員長がご都合によりご欠席のようであります。他の委員もご出席されていないようですので、事務局長のほうから責任ある回答を求めます。それをまず確認したい。

 次に、期間短縮の理由の中で強調されておりました期日前投票所の開設当初の出足は低調である。制度上1カ所は開設しなければならないため、中間に位置する中央に1カ所期日前投票所を開設したとのことでありました。

 2点目として、過去の期日前の投票状況をどのように把握し、分析した上での期間短縮となったのか、投票率など具体的かつ合理的な説明をお聞きしたい。

 さらに、期日前投票が増加傾向である社会情勢を踏まえて、投票率向上の施策としてどのような取り組みを行い、その検証結果がどのようになっているのか、3点目として確認をしたい。

 最後の4点目なんですが、私が一番問題としているところでありますが、期間短縮された旭と柵原地域の住民感情にどのような配慮がなされたのか、そしてどのように整理されたのかについても確認いたしたい。

 以上です。お願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) おはようございます。

 5番延原議員の質問に対しまして、選挙管理委員会委員長が他の用務のためやむを得ず欠席という中で、選挙管理委員会の事務局長もあわせて仰せつかっております桑元でございます。誠意ある回答をということでさせていただけたらと思いますので、お聞き取りのほどお願いしたいと思います。

 大きく分けて4つの質問をいただいております。通しまして先般の衆議院選挙におけるまで、旭並びに柵原地区の期日前投票所の開設期間が短縮されたことということでございます。順次お答えしてまいりますが、まず一番最初でございます。

 さきの28年の12月の定例議会以降十分に検討が重ねられたのかということでございますが、昨年の12月議会は12月15日に閉会したと記録されておりましたので、その後でございますけども、選挙管理委員会の開催でございますけども、昨年議会終了以後、昨年の12月26日から早速に議会中の一般質問等々も踏まえて検討を重ねております。もちろんそれが期間短縮に係るものであったりということでございます。12月26日以降、年が明けまして3月2日、3月22日、今年度になりまして4月10日、4月17日、そして5月1日、6月1日、9月1日、9月25日、10月3日、12月1日ということで、日にちを列記しますとそういったぐあいに、ほぼ毎月のように選挙管理委員会開催されております。回数だけで言えば、今は11回開催されたと記録に残っております。

 再検討の結果、検討の経緯等を説明されたいということでございますが、もちろん導入時にも十分な検討をなされた内容として大きく6つの視点から検討がなされております。

 まず第一に、有権者の利便性としてはどうでしょうかと。

 2つ目にしましては、投票の状況。先ほど延原議員が申された全体を通しての投票の状況等も含めてでございます。

 3番、管理運営の状況と課題。期間中期日前投票を執行する上での状況と課題。

 それから、4番目としましては経費と効果的運用について。

 5番目としまして、周辺自治体の状況。

 それから、最後でございますけども、将来を見通して総合的な判断という部分を考慮しての検討を毎回重ねておるというのが実情でございます。

 そうした中で、今回も衆議院が急遽解散されたことに伴いまして選挙態勢にすぐ入りましたけども、そちらにおきましても検討を重ねまして、今回も従前同様に取り組みをしようというものでございました。

 それから2番目、期日前投票所の開設期間の短縮理由として、当初の投票行動が非常に低調であるということで、具体的に投票状況を示し、説明をされたいということでございますが、数字を列記ということで非常に説明しにくいということで、議長、パネルをつくっております。使わせていただいても構いませんでしょうか。



○議長(貝阿彌幸善君) 許可しますから、ご使用ください。



◎総務課長(桑元英昭君) ありがとうございます。

 パネルと言いましても非常に小さな数字を並べただけでございます。とってもわかりにくいと思います。

 一つはご理解いただきたいのは、何を示したいかと申しますと、上半分が前回平成26年度の投票の状況を示したものでございます。そして、下半分、平成29年度の衆議院の投票の状況を示したものでございます。真ん中にまた赤いラインがございますけども、赤いラインから左側が期日前投票所を短縮した部分、そして後ろが、それ以外の部分ということでしております。

 この中で見ていただきたいのは、期日前の当初投票行動は非常に低調という部分を記載しております。例えば、平成26年度の初日でしたら、61人が町内全体で投票された。2日目は97人という表でございます。今回の29年度をしますと、今回は初日は14人が投票、2日目が56人という状況を記載した表でございます。期日前投票所で投票された総数をあらわしてみますと、前回は3,044人という数字が前回でございました。今回は3,820人という状況でございます。いわゆる期日前投票所での前半のスタート時の投票状況というのは、いずれにしても低調には違いありません。しかしながら今回の場合は、期日前投票所の総数としたら3,044人から3,820人に若干ではございますがふえております。ここの表で示したいのは、全体の期日前投票における投票の状況には大きく変化がなされてないというところをご確認をいただけたらと思っております。

 投票率を示し、細かに説明されたいということでございますが、一日一日対比しての説明は省かせていただきますけども、総体的には今のような状況でございますので、ご理解いただきたいと思います。

 次に、期日前投票期間の投票率向上に係る施策の取り組み状況と検証結果について説明されたいということでございますが、毎回選挙のたびに国政、地方選挙ともに投票率が非常に気になるところではありますが、年々総体的には低下している、総数の投票率としては低下している状況ということは読み取れる中で非常に苦慮をしております。こうした中で、選挙の事前告知や投票の呼びかけを告知放送で行うなど、また地域におきましては投票を呼びかけるのぼり旗の設置、そして広報車による告知等を行いながら取り組んでいるところでございます。国政選挙におきましては、これ以外に告知用のポスターでありますとかポケットティッシュなどの啓発物品の配布等によります投票の呼びかけ、またテレビやラジオなどのメディアによる呼びかけが広く行われております。また、これらにかわり今回衆議院選挙のように突然の解散による場合は、非常に投票率向上の事前運動というのがしにくいわけですけども、そのためにも年間を通じて本町の場合、明るい選挙推進協議会による選挙制度の告知ということで、送らない、求めない、そういった運動を進めながら選挙の理解と周知をしているところでございます。

 投票率の向上に係る施策等々の中で、期日前投票所の開設時間の繰り上げとか繰り下げとか、いろいろな取り組みが全国的にもなされております。選挙制度の改正で行えるようになっており、今後の動きを気にするところでございます。朝8時半から夜8時までの期日前投票の時間を後ろに2時間される、前もって朝を早くから投票できる、いろんな取り組みがなされており、こういったものも今後検討の中には加えていく時期が来るのかなと思いながら、いろんなことを検証しながら取り組んでおる事実でございます。

 そして、4番目、期日前投票所開設期間が短縮された地域の住民感情でありますが、まず地域というより町全体をという考えの中で取り組んでいることをご理解いただきたいと思います。

 そして、1番目のご質問のときにもちょっと触れましたが、住民感情と申し上げます以上に導入時、検討課題の最重点であった6項目、もう一度申し上げますと、有権者の利便性、投票の状況、管理運営の状況、経費と効果的運用、そして周辺自治体の状況、そしてそれらを含めて将来を見通して、総合的な判断の中で取り組んでいるんだという部分で実施いたしておるものでございますので、何とぞご理解いただけたらと思います。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 延原議員、再質問ありますか。

 延原議員。



◆5番(延原正憲君) 説明をいただきました。

 去年の質問を踏まえた上での対応については、私は非常に不満であります。

 先般、選挙管理委員会の議事録と、それに委員会へ提出した資料を議会として資料請求をさせていただき、提出された関係資料を確認させていただきました。これぐらいの資料になります。

 それで、先ほどご説明がありましたが、平成28年12月26日、私の12月定例以降、先ほど事務局長のほうから説明がありました12月26日開催の第9回の委員会以降、私どもの手元には29年10月3日開催の第10回委員会までの提出資料と会議録が出されております。これによりますと、この29年9月25日の第9回委員会の検討事項として、このたびの10月執行の衆議院選挙における期日前投票所の期間短縮とこれの周知の方法が取り上げられておるというのは、資料では確認をしておるところです。

 ここで、この中でその9回の委員会で説明された資料ここにあるんですけれども、ここの中では既に決めてると、期日前投票所を期間短縮すると。それで、中の文書が、委員会で協議した結果、期間短縮することとしておりますと、お間違えのないようによろしくお願いしますとか、そのようなことまで書いたペーパーが委員会で、それは協議とか検討したんではなくて周知を図った。要するに、事務局が作成した資料で期間短縮を既に周知したというような形の委員会でしかなかったのかなあというふうに思っております。

 つまり、事務局が3カ所の期日前投票所を運営するためには、1回当たり今回のように比例区があるような場合は職員が5人、それから立会等を含めて1カ所当たり8人の人が必要になる。だから、通常業務、特に人員削減されている旭総合支所と柵原総合支所に通常の業務に支障が出ることから、やむを得ず投票所の開設から数日間の投票者は非常に少ないというふうな資料とか、期日前投票所の利用状況は、選挙直前の1週間が6割の投票を行ってるんで、だから後半に期日前1週間に集中してるから、それよりも長くする必要はないんだ。だけれども、1カ所は期日前投票所を開設せにゃいけんから、中央に1カ所やるっていうようなことです。ですから、委員会の承認を得るような形で事務局が文書を出してるんです。

 だから、私は今回の質問を受けて、どういうふうに選挙管理委員会の中で、誰がどのようなことを言いながら協議をされたのかっていうのが聞きたかったんですが、先ほど事務局長のほうから6つの項目を言われました。これ全て合理的と私は思っておりません。例えば、きょう今ここの利便性とか投票の状況とかじゃなくて、そこの中に管理運営の項目とか経費と効果、要するに費用対効果、こういうようなことが判断材料の中に入っていること自体が、管理は投票所をつくれば、それが仕事としてぴしっと運営管理してもらうのが筋でしょう。人員配置が大変だとかなんとかというのは、それは理由にならない。特に経費と効果の話も期日前投票誰も来てない、ずっと1週間以前は1人も来ないですよというんならわかりますが、この今いただいた資料の中でも26年の衆議院選挙といただいた29年の衆議院選挙では急遽計算したんですが、期日前投票を短縮した場合、中央が118人ふえているんですが、旭と柵原で330人減ってるんです。当然閉めてるからできないです。だから、中央に回られた人もおられるかもしれんけど、この330人減ったと、単純に比較して。減ったということは、期日前投票の機会をなくしてるということになるんです。ですから、せっかく今期日前投票がどんどんふえているような社会現象の中で、先ほど事務局長のように年々投票率が低下している中で、期日前投票は増加してるんです。皆さん選挙人の方は投票日じゃなくても自分の都合のいいときに投票に行きたい、それでふえてきているんですから、そこらを踏まえたら、選挙管理委員会はこの経費と効果とか管理運営の問題じゃなくて、一人でも1票でも多く投票に来ていただくような配慮をするのが責務なんです。私はそう思うんです。

 だから、その辺について前の前委員長も投票率が上がらないという現状を踏まえる中で、本当に細かい配慮が必要だというような発言もされております。本当にそれをどこまで真摯に受けとめられてどのように取り組まれたんか、事務局としての誠意が私は感じられません。

 ですから、先ほど言いましたように期日前投票の投票時間を変えるとか、早くする遅くするとか、そういうようなことまで配慮は当然していただければいいと思うんですけど、今はどうもこのいただいた資料を見ますと期日前投票の周知を図る、それから柵原と旭が期間が短いんですよというどういう通知書を出しましょうかとかというて、そういう文案ばっかり検討されてるような感じがして、もっともっとどうしたら投票が上がるかとかというような本来的な検討をしていただいてないような感じがします。このような対応しかできないから、地域住民の不信感を生じているんじゃないかって私は思ってるんです。一度住民の気持ちに寄り添う対応っちゅうのはどういうことなんか、一人でも多くの投票を確保すること、それが選挙管理委員会の仕事じゃないんかと、その点についてもう一度見解を確認をいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 5番延原議員の再質問でございますけども、大きく6つの視点で見直しを考えてきたというような状況の中で、投票の状況でありますとか経費等の費用対効果等々については、検討に加えるべきでないかというふうにも受けとめれますけども、そういったものも含めてのあくまでも総合的な判断でございまして、全国的な流れの中で、本町においても前向きな改革ということで取り組んでおるのが事実でございます。例えば、近隣の状況でも美作市さんも行われておりますし、今回衆議院議員選挙におきましても真庭市さんが急遽今回から取り組むというような新聞報道もなされたように、総体的な考え方としましては、こういった形がなされておるところでございます。また逆に、検討の項目におきましても5日間短縮して6日目から実施するとか、この方法についても、いや1日前倒しで日曜日も含めて投票できるようにすべきだろうかとか、いろんな検討はもちろんなされております。ただ、委員会の決定事項でございますので、個々の発言の内容とかにつきましてはこの場では申し上げるべきでないと考えておりますので、十分な検討という部分では判断をされたというふうに思っていただけたらと思います。

 それから逆に、投票の便宜を図る手段としましては、全国的にはいろいろなケースがなされております。先ほど来申し上げました期日前投票の投票時間の繰り上げ、繰り下げ問題もございますし、本町でも取り組みました投票する機会を少しでもふやすということで、交通手段の確保でありますとか総体的な投票所の見直しということで人の集まるところ、駅の中に投票所を設けたり、大きなショッピングセンターの中に投票所を設けたり、また大学の中に設けたりと、いろんな取り組みがなされております。そういった情報も本町におきましても、うちは大きなショッピングセンターがないからというんじゃなしに、踏まえていろんなことの情報提供もして委員会の中では協議をしておる状況でございます。あくまでも、そういったものを総合的に判断をさせていただいたということでご理解いただけたらと思います。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 延原議員。



◆5番(延原正憲君) 十分な審査がなされました、もう変える気はありませんっちゅう見解でよろしいんでしょうか。

 制度上1カ所以上の開設が義務づけられているのは、1カ所だけ設置すればいいっていうような趣旨ではないと私は思っております。それぞれの各公共団体の実情に合わせて対応をしてくださいということだろうと思ってますんで、対応人員の配置も選挙管理委員の当然の仕事だろうと、何回も言いますようですが思っております。だから、費用対効果で判断される次元ではない。先ほどもデータいただいたじゃないですか、330人も期日前投票に来てない人が減ってるわけです、全体がふえてる中で。だから、そういうふうなことを再度、もう変える気がないんなら仕方がないですけども、これまたあすも同僚議員のほうから期日前投票のことについて一般質問が予定されております。再度、検討するということをお約束いただけるかどうか確認をしたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 5番延原議員の再々質問でございます。

 検討する余地はないのか。とりあえずという表現がいいか悪いのかわかりませんが、昨年から取り組んでおります制度、選挙制度が一巡するまではこの状態を取り組もうという確認も委員会の中でしております。その時点で続けるべきか変更すべきか、他の制度を取り組むべきか、そういったもんも含めての再検討はなされると思います。

 当然にそれまで頑としてというようなことでもありません。その都度その都度実証をしながら制度を検知するべき取り組みをしておりますので、ご理解いただけたらと思います。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 延原議員、よろしいですか。



◆5番(延原正憲君) はい。



○議長(貝阿彌幸善君) でしょうけど3問終わりましたので、次の質問に移ってください。



◆5番(延原正憲君) 非常に不誠実な回答だと思ってつらいんですけど、もう再々質問終わりましたので、あす以降の同僚議員の質問に委ねたい。あすは選挙管理委員長からご回答いただけるものと信じて、次の質問に移ります。

 次には、観光施設の整備状況についてでございます。

 通告書では、本年9月定例会の一般質問において、町内観光施設の整備に前向きな回答をいただいたと。これらの整備に係る本年度補正予算措置の状況とか、新年度予算への反映について問うと。柵原ふれあい鉱山公園の片上鉄道車両の車庫、それから町内の観光施設などへの案内看板の整備と補修、公衆トイレの整備、それから町史編さん室の資料の保存並びに展示についてであります。

 ここで、この通告書で「9月定例会」というふうに記載して提出しておりましたが、実は「6月の定例会」の間違いでございました。ここに謹んで修正させていただきたいと思いますので、議長に修正への許可をお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 修正を許可いたします。



◆5番(延原正憲君) 済いません。ということで、6月の定例会での一般質問ということでございます。

 町内観光施設の整備につきましては、その保存、整備、さらには情報発信など、来町される観光客へのソフト面、ハード面の充実強化が必要との観点から、何点かの要望なり指摘をさせていただきました。これに対しまして前向きに検討したい旨の回答をいただき、非常に評価しているところでございます。この実現に向け、具体的な実施計画なり予算措置なりの確認ができれば、より実感が持てることになります。

 そこで、通告書のとおり片上鉄道の車庫、観光施設への案内標識やそれから修繕、公衆トイレの整備、町史編さん資料の保存、展示につきまして、それぞれの担当の課のほうから具体的な整備計画を確認したいと思います。お願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) おはようございます。

 5番延原議員の柵原ふれあい鉱山公園内の片上鉄道車両の車庫、まず1番目の回答でございます。

 現在、柵原ふれあい鉱山公園内には、車両が11両保管されております。そのうちの9両が動く状態でございます。平成3年に廃線となりました旧片上鉄道ですが、片上鉄道保存会の熱心な活動により、日本で唯一稼働できる昭和9年のディーゼルカー、キハ04型や、日本で2番目に古いキハ07型などが動態保存されており、展示運転会が行われる毎月第1日曜日には、多くのお客様が柵原ふれあい鉱山公園を訪れています。

 車両の保管については、公園のオープン当時から吉ケ原駅舎のホームの一部に雨風よけの屋根がありますが、多くの車両が雨風の当たる中保管されているのが現状でございます。

 現在は、片上鉄道保存会の頑張りもございますけれど、いずれは車両も動かなくなるときがくるかもわかりません。末永く車両が保管でき、多くの方に片上鉄道の歴史や文化に触れていただくためには、車庫や屋根を整備することが必要だと考えております。車庫、屋根につきましては、ことし4月28日に内閣府に採択されました地方創生推進交付金の中で、平成30年度に設計、平成31年度工事完成を目指し、今後検討をしていきたいと考えております。

 続いて、2番目の町内観光施設などへの案内看板の整備と補修でございます。

 町内の観光施設は、指定管理として委託した施設が多く、看板などの修繕につきましては指定管理者と協議を行い、修繕等に対応していきたいと考えております。また、指定管理施設以外につきましては、地区の方々と協議を行い、必要に応じ設置場所を検討し、設置もしていきたいと考えております。

 続いて、3番目の公衆トイレの整備でございます。

 公衆用トイレの整備につきましては、本年度百々地内に整備を行うところでございます。整備に当たっては、道路沿いの公衆用トイレとして立ち寄り、通り過ぎられるのではなく、立ち寄ったことにより、美咲町の観光施設などへの誘導を促す役目を公衆トイレ整備に含め、観光案内看板や町のパンフレット置き場を設置し、送客拠点の一つとして機能していくよう整備をしております。あわせて地域の方の協力も得て、自然散策道での健康づくり、農事組合法人アグリモモによる体験農業、百々人形保存会の協力による百々人形づくり体験など、観光拠点としての役割を果たすべく同様に整備を行ってきております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 立石生涯学習課長。



◎生涯学習課長(立石克之君) おはようございます。生涯学習課の立石でございます。

 5番延原議員のご質問にお答えをいたします。

 2番の町内観光施設等への案内看板の整備と補修についてでございますが、まず月の輪古墳に関する標識等でございますが、現地調査を行いまして、看板の傾き等の修復も含めまして文字等のかすれや消失など補修を実施し完了をしております。また、補正予算にて措置されたものにつきましては、現行の看板の手直し等を行い、国道沿いに設置をしておりますので、一度確認をお願いいたします。

 その他の施設につきましても、文化財保護委員や地域の方々の意見を参考に順次調査を行い、予算の要求を行っていきたいと考えております。

 続きまして、4番の町史編さん資料の保存並びに展示でございますが、町史の編さん過程でさまざまな資料が収集整理されております。関係する書物等は膨大な点数で、現在次の巻を発行することに全力で取り組んでいるところでございます。資料の中には、提供された方にお返しするものもあれば、保存するものもございます。まずは、貴重な資料の劣化が進まないよう丁寧な保管を行っていきたいと考えております。また、展示等につきましては、現在のところ、すぐにそのスペースを確保することが困難な状況であります。町所有の各種施設の全体的な利活用を模索する中でいろいろな選択肢があると思いますので、今後検討を重ねていきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 延原議員。



◆5番(延原正憲君) 先ほどの鉄道車両の車庫につきましては、去る9月に議員視察研修で秋田県の小坂町のほうへ観光施設の整備について確認に行ったところでございます。旧小坂鉄道を保存展示しているレールパークを拝見をさせてもらいまして、我が鉱山公園との取り組みの違いに唖然としたところであります。このレールパークでは、ブルートレーンを活用した──寝台特急です──ホテルをつくったり、稼働しているディーゼル機関車3両を三重連で運行、実際観光客の方に運転をさせるとか、それからラッセル車とか、それが整然と大きな車庫の中に保管をされて、それも整備をしながらいつでも動けるような状況でつくられているのを目の当たりにしました。たくさんある線路につきましても、草一本もないほど整備をされているというような状況でございました。

 先ほどの産業建設観光課長のお話のように、我が片上鉄道の保存車両につきましては、雨風じゃなくて雨露しかしのげません。風は吹き抜けの状況です。それも屋根の下には入れない車両もありまして、風雨にさらされっ放しのままでございます。これらの車両は、先ほどご回答がありましたようにここにしかない貴重なものでありますので、腐食すれば再生も困難になるような状況です。早急な対応が必要と感じておりましたが、30年度の設計、それで31年度完了ということなんで、よろしく実施のほどお願いしたいというふうに思っております。

 それから、観光施設の看板の整備についてですが、産業建設観光課のほうの方針は、今後の対応をお聞きしました。

 それから、生涯学習課のほうです。月の輪古墳の道路案内とか登山道にある道路案内板につきましては確認をさせてもらいました。早急な対応をしていただいて非常にありがたいと思います。ただ、これはあくまでも鬼山とか月の輪古墳とかについては例示でお話ししたわけでございますんで、町内に多くある観光施設や史跡は、先ほどもお話があったように、情報があれば確認をして整備を図っていくというスタンスで今後も臨んでいただければというふうに思っております。

 それから、公衆トイレにつきましても、先ほども百々と言われたけど、安井ではないんかな、いややっぱり百々なんかと思いながら。せっかくつくられるんであれば、しっかり有効に運用されるようにお願いしたいというとともに、そこだけではなく町内全体を見て、観光客の動向などに配慮をして、今後も計画的に整備をしていただきたいというふうに考えますが、そのことについて、トイレについてはいま一度確認をしたいというふうに思っております。

 それから最後に、町史編さん室のことです。確かにスペースの問題とか今後いろんな検討課題があろうと思いますけども、先ほどのご回答のように歴史的価値のある貴重な資料をしっかり保存していただいて、それからできれば広く町民とか観光客のほうに展示ができる方向で今後も検討していただきたいと思います。

 それにつきまして、トイレの計画的なことをこれからも続けるのかどうかだけでも確認したいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 延原議員のご質問でございます。

 観光案内についてでございますけれども、公衆用トイレがまだ必要ではないかということでございまして、私も当然それは必要であるというように思っております。

 それで、これからの流れといたしまして、官民連携によってやっていただけるというようなことが必須条件となってきます。公におんぶにだっこというような形では、これからも管理ができないというようなことになってきます。旭のみち停あさひにつきましても、あれは官がつくって民に委託をしておるということでございますし、それからアグリモモにつきましても、結局あの路線につきましても勝央仁堀中線ですか、あのルートにつきましてはなかなかトイレがないということで、あの辺にトイレをつくったらいいんではないかなあ。トイレが主体でございますけども、休憩所という名前のもとに、これも官民連携でやらせていただいておるわけでございまして、それに対しまして補助金もいただきましたし起債も可能だというようなことでございまして、これからはそういう時代になっていきますんで、それぞれの路線におきまして、こんなことを言ったら何ですけど、今立ちションをしょうる人おらんですからね。どうしてもそういうトイレが必要になってくると、このように思っておりますので、我々といたしましては考えましてやらせていただきたいと、このように思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長、町史編さんは、質問はええんかな。



◆5番(延原正憲君) いいです。



○議長(貝阿彌幸善君) ほんなら、再々質問。

 延原議員。



◆5番(延原正憲君) 先ほど町長みずから、厳しい予算の中でそういう施設の整備を行っていきたいというご答弁をいただきました。本当にこれから人の動きの中でいろんなことを企画をして、まちを活性化していくというのは重要なことだろうと思いますんで、これからもそういう取り組みをお願いをして、私の質問を終わりたいと思います。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 回答はよろしいですか。



◆5番(延原正憲君) はい。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、以上で延原議員の質問を終了します。

 続きまして、7番林田議員の質問に入ります。

 7番林田議員。



◆7番(林田実君) 議長、着席の許可をいただいていいですか。



○議長(貝阿彌幸善君) 許可をいたします。着座でやってください。



◆7番(林田実君) 皆さん、おはようございます。改めまして、7番林田でございます。

 本日は、通告のとおり2点の質問を準備しております。いずれも介護保険事業にかかわることでございます。多くの町民の方、第1号被保険者であります高齢者の方々には特に関心の高いところであろうと思います。ぜひとも丁寧な答弁をいただきますようよろしくお願い申し上げます。

 さて、本年4月に議会の改選がございました。早速に全議員に対しまして、議員としての抱負を述べる機会がありました。全議員の抱負は、みさきネットで放映もされたところでございます。私は、本町においての最大の課題は介護保険事業であると申し上げました。本年度をもちまして介護保険事業計画第6期も終了いたします。そして、来年度より新たに第7期を迎えるわけであります。そのことを踏まえまして、最初の質問をいたします。

 質問の内容といたしましては、第6期介護保険事業において、かなりの余剰金が見込まれますが、その余剰金が第7期介護保険事業計画における保険料にどのように反映されるのかをお尋ねいたします。

 私の以前の質問で、第6期では恐らく余剰金が見込まれるが、もし余剰金が出た場合、そのうち幾らかを第7期に向けて保険料の軽減のために使うべきではないかの内容がありました。そのときの町長の答弁は、やがて来る2025年問題のために基金として積み立てたいとのことであったと記憶しております。また、そのときは決算のめどもたっていない時期でもありましたから、私もそれなりに理解もしたところでございます。しかし、さきの9月定例会開会中の平成28年度決算認定特別委員会で、担当課に第6期での余剰金を確認したところ、約8,000万円もの余剰金があるとの報告を受けました。私はもちろんのこと、定本町長自身も予想をはるかに超えた金額であったと思います。以前の町長の答弁でありましたら、余剰金8,000万円を全額基金へ積み立てるというわけであります。また、町長という立場では、介護保険事業計画策定委員会に委ねられることと思います。

 ここで私の思いでありますが、私が以前から申し上げておったように余剰金約8,000万円の半分程度でございます4,000万円程度を第7期の保険料の軽減のために回した場合、約5,800名いらっしゃる本町の第1号被保険者の方の月額保険料が約600円程度軽減されると見込んでおります。その結果としまして、県内で1番、国内で3番目に高い高額な保険料という汚名の返上もできるものと期待しております。

 以上、申し上げましたように余剰金の半分程度でも第7期介護保険料軽減のために使うべきと考えますが、町長また担当課長の方針をお伺いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 鈴鹿健康福祉課長。



◎健康福祉課長(鈴鹿滋君) おはようございます。健康福祉課の鈴鹿でございます。よろしくお願いします。

 7番林田議員の介護保険事業計画第7期の保険料についてということで、第7期の事業計画に余剰金がどのように反映されるのかということなんですけども、まず介護保険の特別会計なんですけれども、28年度の歳出決算が約24億3,900万円というような非常に大きな歳出規模で運営をさせていただいております。第6期は、先ほど申されましたように平成27年度から29年度までの3年間となり、現在まだ29年度が動いているところでございますけれども、繰越金としましては平成27年度が8,767万円、県や国への返還金等がございまして、実質的な収支については7,300万円、それから28年度につきましては8,000万円の積み立てを行って7,723万円、これも県や国への返還金があって実質6,200万円というような数字になっております。そういったことで、先ほども申し上げましたが8,000万円の介護保険準備基金として積み立てを行っているところですけれども、こちらのほうにつきましては保険料ばかりでなく、給付のほうも介護予防等の効果もあって抑制をされた結果だろうというふうに考えておるところでございます。

 現在、高齢者保健福祉計画、第7期介護保険事業計画を策定中ですけれども、策定の段階における県のヒアリングや協議の中において、この基金8,000万円のうち半分の4,000万円を取り崩して保険料の抑制に反映させたいというふうなことで考えております。残りの4,000万円につきましては、基金として給付費等の不足が生じたときなど、いざという場合に備えさせていただけたらというふうに考えております。

 今後12月、今月なんですけれども介護報酬の改正があったり、現在も各サービス料の見込みも行っておりまして、保険料の算定にはもう少し時間が必要となってまいります。この準備基金の取り崩しも含めて、2月には保険料等が算出される予定になっております。ただ、先ほど申されましたように4,000万円を取り崩したということで600円程度の軽減というふうな、そこまでは軽減には当たらなかったなというふうに数字では出ておりますので、ご報告させていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 林田議員。



◆7番(林田実君) 失礼いたします。ただいまの執行部の答弁を聞かれた町民の方には、安堵の気持ちを持たれた方もいらっしゃることと思います。

 本日の私の質問の趣旨は、第7期に向けての介護保険料の軽減でございます。しかし、ここに来て1点危惧していることがございます。従来どおり介護保険事業を1期3カ年行い、その結果余剰金が出る、そのこと自体が悪いこととは思っておりません。むしろどちらかといえば、よい方向であると考えるべきだと思います。

 私個人の考え方ではございますが、このたび知る由となった約8,000万円もの余剰金については、細かく分析する必要があるかと考えております。第6期の事業計画では、当時村島健康増進課長が中心となりまして、町民の方々の健康寿命の延伸を図るために、町内全域におきましてコロバン体操の普及に努めてまいりました。また、コロバン体操の様子をみさきネットで連日のように放映もされ、住民の方に対しましてさらなる周知に努め、多くの高齢者の方が体験もされました。第6期で余剰金が出たことに対しまして、コロバン体操の効果、成果もあったと私自身評価をしているところでございますが、ただ1期3カ年の間に8,000万円もの余剰金が出るほどまでの即効性については、正直信じがたいところでございます。

 この席ではこれ以上のことは申し上げませんが、現在行われております第7期介護保険事業計画策定委員会におきまして、8,000万円もの余剰金が出た原因の究明、精査に努めていただき、さらに明確な根拠のある保険料の設定をお願いいたします。ただ、介護保険事業につきましては、私どもの想像以上に高齢化が進み、予測の立てにくい事業であることも承知もしております。私としましては、本来あるべき健康寿命の延伸によります正当な保険料を求めているものであります。できるだけ正確な保険料の設定について、課長のお考えを答弁お願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 鈴鹿健康福祉課長。



◎健康福祉課長(鈴鹿滋君) 林田議員の再質問でございます。

 保険料の算出についてということなんですけれども、この保険料の算出につきましてはサービス料の見込みであるとか高齢者の方の人数、そういったもろもろの数字をもとに算出をされるものでございます。この算出に当たっては美咲町独自でやっているわけではなく、日本国中どこも同じ方法でやっているところでございます。そういったこともありますので、うちとしても保険料が抑制できることにこしたことはないんですけれども、県等でもヒアリングを受けていろいろと指導を受けながらこの計画書を策定、その中での保険料の算出ということになっておりますので、そういった議員のご意見等も県のほうにも届ながら、そういった指示も受けて第7期の保険料の算出に当たっていきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 林田議員。



◆7番(林田実君) 質問ではございませんが、先ほど申し上げました8,000万円もの余剰金、これについての精査は必ずややっていただけたらと思っております。

 それでは、次の質問に移ります。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、7番林田議員の次の質問に移ってください。

            (町長定本一友君「答弁をよろしいかな」と呼ぶ)

 町長。



◎町長(定本一友君) 今課長申しましたように8,000万円の余剰金が出たから基金に回すというようなことでございまして、これは県の指導もありまして4,000万円程度を還元しなさいということでございますけれども、介護報酬が上がるというような新聞報道もございますんで、この辺も見きわめていかないかんので、議員が言われるように4,000万円を皆さんに回したら600円ぐらい安くなるんではないかなあというようなことでございますけれども、それはあくまでも試算でございまして、まだまだ予断を許さないところだというように思っておりますんで、その辺も一言申し上げさせていただきたいと、このように思います。まだ未定であると、下がることは下がるかもしれませんけども、まだ幾らになるというのは未定でございますということを申し上げさせていただきます。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、7番林田議員の次の質問に移ってください。

 7番林田議員。



◆7番(林田実君) じゃあ続きまして、次の質問に移ります。

 2点目の質問の内容は、町長も以前より言われておりました介護保険事業における2025年問題について、本町における今後の課題と方針をお示しくださいであります。

 ここで、2025年問題について簡単にご説明をいたします。

 終戦後のいわゆる第1次ベビーブームに出生された方々を団塊の世代と呼ぶわけでありますが、我が国においても、本町におきましても、最も人口層、人口分布の多いその団塊の世代の方々が2025年に後期高齢であります75歳を迎えることとなり、介護保険事業での大きな支出が予測されることでございます。2025年問題と一口で申しますとぴんときにくいですが、本年度の第6期から数えますと3期後に当たる第9期に当たるわけでございます。時がたつのは早いもので、あっという間にその時期を迎えるものと思います。この問題は、当然のことながら本町に限らず全国的にも大きな課題であり、大きな問題になると思っております。

 数年に一度、国より介護保険制度の見直しがなされるわけでありますが、今までの国の動向を見ると大きな期待を寄せるには至っていないものと考えます。直近での見直しでは、介護認定による要支援1、2の方々を介護保険事業から外すこととなりました。このことにつきましては、要支援に該当される方はもとより全国の自治体、さらには介護サービス事業者の方々までをも震撼をもさせることとなりました。

 一部総合事業と名を変えて、新たに事業を開始したわけであります。私は、この総合事業に本町における今後の課題に対します大きなヒントがあると考えております。総合事業では、本町みずから事業計画を立てられることができます。このことを前向きに捉えて、皆で知恵を出すことが最も重要であろうかと考えます。

 本町におきましては、介護予防、日常生活圏域ニーズ及び在宅介護実態等のアンケート調査も実施されております。この調査をもとに、地域包括ケアシステムの推進も早急に取り組むべきだと考えます。当初より言われておりました地域包括ケアシステムについては、保健福祉課だけの所管のように思われがちでありましたが、現在では内容にも変化が見られ、全課にまたがっての取り組みになりつつあると聞いております。このケアシステムでは、医療との連携も重要でございます。包括支援センター長は、業務休日の折にもかかわらず医師会との会議にも参加されていると聞いております。また、ほかの自治体におきましては、この包括ケアシステムを推進するための課の設置までしているところもあると聞いております。本町におきましても社協とも連携をとりながら、各課全課を挙げてスピード感を持った取り組みが必要であろうと思います。

 ここで、私から提案を申し上げます。現在本町では、介護保険事業での総合事業の中で通いの場の普及に努めております。また、社会福祉協議会への委託事業としてサロン活動を展開しております。私の地元でも通いの場の設置を進めておるわけでありますが、うちはサロンをやっているからとの声をよく聞きます。私見ではございますが、この2つの事業の目的はほぼ同じであると考えております。確かに行政的に申し上げましたら事業の違い、財源の違いを言われるのではありますが、高齢者の方の居場所づくりによって心身ともに健康になることがあれば、担当課としてももう少し柔軟性を持って取り組むべきだと思います。

 また、このような取り組みを重ねていくことが今後の課題への対策にもつながるものと考えますが、担当課長のお考えをお示しください。



○議長(貝阿彌幸善君) 鈴鹿健康福祉課長。



◎健康福祉課長(鈴鹿滋君) 林田議員の介護保険事業における2025年問題について今後の課題と方針ということなんですけども、まず2025年に係る数字になりますけれども、現在策定中の高齢者保健福祉計画、第7期介護保険事業計画によって申し上げたいと思います。

 まず、人口の推計なんですけれども、平成29年9月末現在の住民基本台帳によりますと、総人口は1万4,617人、第1号被保険者も5,758人、高齢化率が39.4%という数字になっております。その後、2020年、平成32年には人口が1万3,765人、第1号被保険者が5,619人、高齢化率が40.8%、そして今申し上げられてます2025年につきましては、人口が1万2,330人、第1号被保険者が5,233人、高齢化率は42.4%ぐらいになるんではないかと推計をされております。また、要支援、要介護の認定者数につきましても、2016年、平成28年が1,365人、2020年、平成32年が1,395人、そして2025年が1,380人と推計をされて、今と比べてもほぼ横ばいで推移されるというふうに推計をされております。

 全国的に高齢化が進む中で、美咲町は高齢化率が40%を超える超高齢化社会となっておりまして、団塊の世代の方が後期高齢者となる2025年に向けて介護保険や地域支援事業等の制度の維持、役割の多様化が求められているところでございます。

 美咲町では、高齢者の単身世帯の割合が増加しておりまして、支援を必要とする高齢者は今後ますますふえることが予想をされております。また一方で、高齢者の全数は減少に転じておりまして、総人口等も減少していることから、地域の高齢者を支える側の人口も減少をしてきているということでございます。

 そうした中の状況で、医療と介護の連携強化、介護予防対策による在宅生活の維持、認知症対策の推進、それから地域のネットワークづくり、地域支援事業等の生活支援の充実を含めた、先ほど申されました地域包括ケアシステムの進化、推進を図ることが大きな課題となっております。この地域包括ケアシステムは、高齢者に対しての施策と考えがちなんですけれども、議員が先ほど申されましたように医療や福祉だけでなく生活にかかわる領域にも目を向けて取り組むことなので、庁内全ての部局の問題として連携強化して取り組んでいくように現在行っているところでございます。また、健康づくりの推進、認知症対策の推進、生きがいづくりの推進などの健康づくり、介護予防の推進などで今申されましたサロンであるとか通いの場、そういったものを進めているところでございます。

 いずれにしましても、この健康づくり、介護予防の推進や安全・安心や快適な住環境の整備、高齢者の見守り活動や権利擁護などの安心・安全な確保なども進めていくことで計画を進めているところでございます。

 先ほど申されましたサロンや通いの場なんですけれども、こちらのほうは高齢者の方の閉じこもり予防でありますとか介護予防、またしいては地域づくりということで住民の方の主体で事業を行っているものでございます。そういったことから、町のほうでも補助金でありますとか助成金等によって会の運営を支えているところなんで、今後につきましてもそういった状況を見ながら、お手伝いできるところはお手伝いして介護予防等に努めていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 7番林田議員。



◆7番(林田実君) 質問ではございませんが、私の所属します民生教育常任委員会におきまして、居場所づくりのことがよく議論されておるわけであります。しかし、そのほとんどが子供のための居場所づくりのことでございます。今後さらなる高齢化が進みましたら、高齢者の居場所づくりも重要な今後施策になると考えます。そのことに対しまして皆さんの知恵を出し合って、本当の意味での住んでよかった美咲町を目指すことを切に願いまして、私の本日の質問を終了いたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 答弁よろしいですか。



◆7番(林田実君) よろしいです。



○議長(貝阿彌幸善君) 以上で7番林田議員の質問を終了します。

 ここでただいまから午前11時まで休憩します。(午前10時46分)



○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き一般質問を継続します。(午前11時00分)

 ただいまの出席議員は14人です。

 続きまして、6番左居議員の質問に入ります。

 6番左居議員。



◆6番(左居喜次君) 失礼いたします。6番左居喜次でございます。

 質問に入ります前に、けさほどから同僚議員からえらいさっぱりしたなあとかって言われますが、一つやることに対していろいろな問題が起きてきます。実は9月の定例議会の前に頭を染めまして、そしたらだんだんとしらがが目立ってきます。そうすると目立つんが嫌でまた染めようかと1回は染めてみたんですけど、今度また染めるんが面倒くさくなりまして、じゃあ短くしてしらがを出そうということになりましたらこういう頭になりまして、きれいにやってもらやあええと、全部やってもらやあええとなじみの散髪屋さんがここでとめられまして、こういう頭になりました。いろんな一つのやることに対していろんな問題が起きてまいりますということを前置きいたしまして、質問に入らさせていただきます。

 私からは、3問の通告をしております。

 以前にも質問いたしましたが、まず防災訓練についての質問から入らさせていただきます。

 訓練でできないことは、本番でもできない、訓練は本番のように、本番は訓練のようになどとよく言われますが、平成23年3月11日午後2時46分、甚大な被害をもたらした東日本大震災が発生いたしました。そのとき、全くそのとおりだと思うことが起きていました。ご存じの方も多いことと存じますが、当時ある新聞に掲載された記事を一部紹介したいと存じます。

 記事の概要は、宮城、岩手、福島の3県で被災した保育所が315あり、このうち全壊や津波による流出など甚大な被害があった保育所が28以上あることがわかりましたが、保育中の園児や職員で避難時に亡くなった例は、平成23年5月の時点での報告ではゼロだということです。ある保育園では、地震が起きた時間は園児の昼寝中で、保育士は園児を起こし、着がえさせ、園児全員を確認し、ゼロ歳児はおんぶし、乳児は台車に乗せ、2歳児以上は手をつないで歩かせて高台の避難所へ避難をしたとのことです。これまでの訓練では、目的地まで12分40秒かかっていたそうです。しかし、振り返ると保育園が津波で漂流していたことから、ここも危ないと判断し、さらに高い場所に園児を誘導し、津波から逃げ切ったそうです。なお、その夜は、さらに3キロ先にある小学校に避難、保護者に引き渡したのは3日後だったとのことです。乳幼児を預かる保育所は、各種災害を想定した避難訓練を毎月行うことが義務づけられていますが、宮城県子育て支援課によれば、預かった園児に犠牲が出なかったのは、保育士らの冷静な対応と日ごろの訓練による的確な判断が子供の命を守ったとのことでした。この実例は、日ごろから訓練していたからこそできた行動であり、園児もそんな頼もしい保育士の方々の姿を信頼できたからこそついていったものだと思います。

 そこで、美咲町へ目を向けていきたいと思います。美咲町では、津波は考えられませんが、各地で頻繁に発生している地震、また毎年増加傾向にある集中豪雨や竜巻などの自然災害、これらの災害が発生したときに被害を少なくするためには、落ちついて適切な行動をとることが大切です。対処の仕方を知り、行動ができるようにしておく必要があります。そのために防災訓練を繰り返し行うことが大切になります。防災訓練を積み重ねることにより、災害が発生したときの防災行動力を高め、被害を最小限に食いとめることができるものと考えます。このほど美咲町消防団ではIP無線が導入され、全町で統一した電波による通信が可能となり、防災、減災に大いに期待されるところであります。しかし、本町では合併して以来、全町を対象にしての防災訓練が実施されていない状況であります。町民の安心・安全、IP無線の実効性を高めるためにも、行政、消防団、自治会、各種団体等とも連携した総合的な防災訓練の実施が必要と考えられます。所見をお伺いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 総務課の桑元でございます。6番左居議員のご質問でございます。

 3・11を振り返って非常に心痛むことを改めて痛感いたしました。そうした中で、るるご説明いただいたとおりでございますが、答弁のほうを少し触れさせていただけたらと思います。

 総合的な防災訓練の実施が必要ではないかということでございます。IP無線という無線機でございますけども、電話回線を使いまして町内一円に連絡が一斉にとれるというような非常に便利なものも導入し、万一の災害時につきましては有効に活用していきたいということでございますが、まず総合的な防災訓練という中で、私一番にこの通告書を見させていただいたときに非常に昔を思い出してしまいました。

 合併以前になりますけども、旧町のときに平成12年10月15日という日にちでございました。本日の議長でございます貝阿彌議長が消防団長、左居議員が分団長を務めながら総合防災訓練を実施した覚えがございます。当時は水害を想定したという中でございますけども、参加はもちろん消防団員、また津山圏域消防組合は無論のこと、警察関係者、自治体、婦人会、ボランティア、多くの方々にお力をいただきまして実施した経験がございます。当時水害が発生したというようなことで、徒歩で多くの方が中央運動公園の多目的グラウンドまで集まってこられました。みんな看板一つに規則正しく本番さながらのように参集した覚えがございます。また、当然グラウンドの中では消防団員の方々が土のうを積んだりとか木流しで砂防の決壊をとめるとか、いろんな訓練もしながら、その後にはグラウンドに消防ポンプを迅速に動かしまして散水をしてヘリコプターの離着陸場というんですか、発着場をつくり上げて、岡山市の消防ヘリだったと思いますが来られまして、津山圏域消防組合が粉砕した車の中から人命を救助して、そのヘリコプターでつり上げて病院に搬送したというような、一番にそういったのが頭に浮かびました。まさにああいった連携的な、総合的な訓練というのは本当必要だなあというのは痛感いたしておりますし、また繰り返し繰り返し実施するという大切さ、まさに議員がご質問のとおりだろうと思っております。

 ただ、幾つかの問題点も出てまいるとは思います。例えば現代の防災はどのようにあるべきか少し考えていくときに、危機管理としてあらかじめ各種災害を想定せにゃいけんと。地震また水害だけじゃありませんよということで、いろんなことを考えるべき時期が来ておるのかなと思います。また反対に、個々の自助意識を高めまして、組織化して自主防災組織の設置をしてきたと同じように、いろんな多方面からの検討なり検証なりをする必要があろうかと思います。

 一番には、先ほどの自然災害以外にも多様化した中で原子力問題でありますとか、最近我々職員も研修を受けましたけども、高病原性鳥インフルエンザでありますとか、昨今J−ALERTなんかも活用されるようになりましたり、サイバー対策、そういったものも含めていろんな災害が想定されるのかなというふうに思っております。災害だけじゃない、防災部分にもかなりのことがありまして、近隣諸国の問題等々もそういった中では一つとして考えていかにゃいけんのかなと思います。

 さて、その訓練でございますが、総合訓練ももちろん必要ですが、今現状としては例えば自主防災組織でありますとか自治会組織、そういったものを少しでも数多く取り組んでいただくようなお助けが、我々はできないかなと今考えておるところでございます。自主防災組織は80組織に上る100%の組織率ということが常日ごろ出ておりますが、その中で80あれば80の組織が毎年のように積み重ねていただいて、そしてそのうちこちらの組織と隣の組織が連携し合うようなというようなことで、少しずつ大きくしていく必要があるのかなと思っております。

 また、総務課としましては、そういったことの進めと、もう一つありますのが、災害直前の対応でありますとかということで町の危機管理意識を高めまして、住民の方々に告知放送等を聞いていただくことで台風が近づいとんだなあ、今までとは違うんだなあ、ちょっと早目にでも逃げにゃいけんのだなと、そういった意識を少しずつでも持っていただくような危機感を高めたり、共有するような手段を今後とっていきたいなというふうに思っているところでございます。

 先ほど来申し上げましたとおり、議員の申される防災訓練の重要性は認識するものではございますが、個々の訓練を高めながら、時期が来れば総合的な訓練へと発展すべきものと考えておりますので、ご理解、ご協力いただけたらと思います。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 6番左居議員。



◆6番(左居喜次君) 個々の意識を高めながら時期が来ればと総務課長のご答弁でしたが、町長も各地域での防災組織ごとの訓練を提唱されておられます。その先ほども総務課長おっしゃいましたけど、組織率100%を誇る自主防災組織ですが、80の自主防災組織と。その中でどれだけの組織が防災訓練を実施しているか、当然のことながらご存じだと思います。各総合支所長にもお尋ねしたいところですが、恥をかかせてもいけませんので、こちらで申し上げます。

 各地域ごとは控えさせていただきます。低いとこもあります。大変低いとこもあります。記録をいただきましたものが平成26年度からの資料でございますが、今日までの自主防災組織がかかわった防災訓練は、26年度からですよ、80ある組織でですよ。延べ回数が33回、かかわった自主防災組織はわずかに25組織しかありません、多目に見てです。連携してといった部分があるでしょうから。わずか3分の1に満たない実績しかありません。このような状況で自主防災組織に訓練を任せておいてよいのでしょうか。

 みずからの命はみずからで守る、みずからの地域はみずからで皆で守るという言葉もあります。しかし、組織だけつくって活動できていないところ、したくてもできない組織もあります。行政が主導し、総合的な防災訓練を実施し、住民の防災意識の向上と問題点の抽出が必要であると考えます。町民の大切な命を守るため、行政としてできることはやって備えておくことが必要であり、行政の責任であると私は考えます。この現状をどう思い、どのようにすべきだとお考えになるか、総務課長、また町長にお尋ねいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 左居議員の再質問でございますけども、自主防災組織、組織80組織での訓練状況ということ、26年度から33回実施はしているものの、うち実質組織としたら要は複数回訓練に参加したとこがあるということで25組織ということでございます。直近で、平成28年度では15の組織が訓練に取り組んでいただいております。消火訓練であったり、応急救急救命であったり、避難訓練であったり、水防訓練であったり、またAEDの活用方法等々いろんな訓練を、その地域地域に応じたことを検討された中で取り組んでおります。80の中で15しかやってないということは、やってないのがほとんどです。

 力説されるとおり、我々も1年に1回ぐらいは組織の中では訓練をしていただきたいと、そういう思いでございます。そうしたときに後からの質問出てまいりますが、今度は各組織組織を統括するような体系というのも必要になってきましょう。また、それのかなめになっていただくのは、当然今現状で言えば消防団員であったり我々行政マンであったりと、いろんな方々がリーダーとなるべき部分もあろうかと思いますけども、少しでも多くの開催をということで望んでおりますし、お助けできることがあれば講師の派遣等々、また資材の補助事業等々も考えられるとこがありますので、協力していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 左居議員が今申されましたように、質問と答えを一緒に言われたようなことでございまして、まさにそのとおりだと私も思っておるとこでございます。総務課長が申し上げたとおりでございまして、もうちょっと意識を高めさすということが我々に必要なことではないかなあと、このように思っておるところでございます。

 防災に対するそういう意識というのは、旭なんかは災害が多いかったところでございまして、防災についての意識は高いわけでございまして、旭川という大きな川が流れております。そういうことで、そういう面におきましては少しの雨についても心配をする、急峻な地形であるということで、かなりそういう意識を持っておるところでございますけれども、何分にも老齢化をしておるというようなことでございまして、率先してやりましょうという人がなかなか出てこないというようなことでございまして、まずは総務課長今申し上げましたように、そういう組織の意識を高めていくということが私は必要ではないかなと、このように思っておるところでございます。

 確かに80自主防災組織、私も100%にということをめどにやっておったところでございます。けど、100%でもやっぱり防災訓練をしないとそれは何もならないんではないかなあと、このように思っておりますので、そういう指導もこれから区長さんを通じてやっていきたいと、かように思っております。今まででもそういう意識は持っておったところでございますけれども、そういうことに賛同はしてくださるんですけどなかなか実践ができてなかったというような面も多いかったんではないかなあと、このように思っておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 6番左居議員。



◆6番(左居喜次君) お助けすることがあれば、また意識を高める指導もやっていくというご答弁ですが、意識を高めるためにも、またそのきっかけづくりのためにも総合的な防災訓練によって町民の方に促していくべきではないかと訴えておるわけですが、一向に期待した返事が返ってきません。

 もう一度お尋ねいたします。よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 再々質問にお答えしたいと思います。

 必要性というのは十分に認識いたしております。重ね重ね訓練をすることによって有事の折、また万一の折には、その訓練成果が発揮されということで各地で取り組んでおりますし、本町におきましても自主防災組織、またそれ以外では消防団を中心とした研修会、講習会等々を多くのとこでそういう意識づけが広まってきております。まずは自主防災組織ができた。この上にはその組織の訓練の必要な気持ち、機運を高め、その時期が熟した折には総合的な訓練等々へ広がっていくという段階を踏むべきかなと思っております。といいますのも、当初申し上げたみたいに総合的な訓練となりますと、多くの各種団体のお力もいただいたりする上で大変なことでもあります。もちろん圏域、県下の事情、そういったものも視野に入れた中での検討ということになろうかと思っておるところでございます。まずは自主防災組織での機運を高めていただく、そういったものに力を注ぎたいと考えておりますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 私が先ほど答弁させていただきましたように、そういう機運を高めるような形をつくっていかないと、なかなか参加をしていただけないんではないかなあという危惧が私の心の中にございます。そういう意味におきまして、自主防災組織80カ所できておるわけでございますんで、そこで機運を高めていくということがまずは必要ではないかなあというように思っておるところでございます。そういう意味で申し上げましたんで、そういうように理解をしていただければと、このように思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 左居議員、よろしいですか。

 一言だけお許しをします。思いを言ってください。



◆6番(左居喜次君) 質問ではありません。機運を高めるために総合的な防災訓練が必要であります。ぜひお考え直しの上、進めていただきたいと思います。

 次の質問に移ります。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、6番左居議員の次の質問に移ってください。

 6番左居議員。



◆6番(左居喜次君) 防災士資格取得についてでありますが、本町では、平成28年4月1日より地域防災リーダーの育成をすることを目的とし、美咲町防災士育成支援事業補助金交付要綱が施行されております。これは、美咲町に住所を有し、自主防災組織からの推薦を受けた人などに防災士取得に係る費用を補助する制度ですが、受講地が遠隔地であることなどから、受講者数が伸び悩んでいる状況にあります。この際、本町へ防災士研修講座を誘致し、町民の皆さんに受講を促してみてはどうでしょうか。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 6番左居議員の2つ目のご質問でございます。

 先ほど来のご質問と非常に関連の強い内容のご質問で、防災士の資格取得を進めるためにも防災士研修講座を誘致し、広く町民の皆さんへ受講を促してはどうかということでございます。

 防災士になる手段としていろいろあるようですが、一般的には講習を受講するということでございます。これは、特定非営利活動法人日本防災士機構という組織がございまして、そこが2日間かけて31項目のカリキュラムを履修するという講習になっておるようでございます。

 防災士の活動でございますが、言うまでもなく質問の中で触れていただきましたように自主防災組織の活動や、先ほどの防災訓練の中心的役割を担うような重要な責務がございます。また、地域であったり学校に出向いて防災意識を広く普及したりすることも、また一つの活動であると聞いております。そして、当然に万一災害が発生した折の対応に当たることなども重要な役割となっているということでございます。

 こうした防災士の方が受講しやすいように地元での開催をできないかということでございますが、全国54の市町村で開催された実績があるようでございました。これは地元で開催するということは、先ほど来左居議員が申されたみたいに受講しやすい、近くで開催するのが受講しやすいということで旅費がかからなかったり、時間的制約が少なかったりとする非常に大きなメリットはあると思います。

 本町の場合は、先ほど来の自主防災組織の補助事業ということで取得者に負担を少しでも減らすというようなことをしておりますので、負担金的なものに対するデメリットというのは余りないかな、先ほど来の遠地への旅費、時間的制約かなというふうに思っております。

 地元開催をするときにはどのような手段があるのかなということで組織のほうを尋ねたりしてみますと、大体100名規模の講習会ということになっておるようです。ですから、100名で100名が入れる会場を2日間確保するというようなことであろうと思います。そうした中で、本町での開催をということで促す場合には、最低限50名以上の受講者を確保しなさい。近隣であと50名が入ってくるという想定の上だと思います。近隣から入る見込みがなければ、うちで100名部分を確保せにゃならんのかなあというようなことも逆に計算がなされるんです。本町の場合50名の受講ということが最低ラインとしたときに、6万円の受講料の補助制度を持っておりますので、5、6の300万円という一時的補助金の出費が考えられる。また、それ以上にふえれば100名のキャパであれば600万円という補助金の制約ということで、一時的な経費のことも考えられますと。

 そうした中で、一遍に当然80組織に80人おるということは非常に心強い防災士の確保だと思います。しかしながら、現状では今7名の防災士が町内では補助金を受けられて資格を取得しておられます。逆に考えますと、80組織のうちに7名も多くの防災士の方がおられます。何かの災害が発生したときには、その方々も各自分とこの自主防災組織だけじゃなしに隣の防災組織へも指揮、協力いただきながら一緒に行動ができるようなメリットも生んでいただきながら、少しずつ受講者がふえていくことを願うのが賢明かなというふうに思っております。

 ちなみに岡山県での次の防災士の開催は、岡山ふれあいセンターで来年2月22日から23日に開催されるようでございます。非常に岡山へ行くのに遠いという判断なのか、いやいや県内ですから近いという判断なのかわかりませんけども、今からでも受けちゃろうかという人がおりましたら受講が間に合うように思っておりますので、そういった面をまずは活用いただきながら少しずつふえていっていただけたらいいのかなというふうな思いでおりますので、ご理解いただけたらと思います。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 6番左居議員。



◆6番(左居喜次君) 課長の答弁で、7名の方が近隣の方々を援助しながらというお話もありましたけど、先ほどもその80のうち25組織、3分の1にも満たないような防災訓練しか至ってないと、実施できてないような状況であります。防災士の方をそれぞれの自主防災組織にそれこそ置いて、そしたら自主防災組織が育ち、充実してくるものだと思います。300万円、80組織で6、8、480万円ということになりますかね。そこで美咲町の安心・安全が育っていくんなら、安いもんだと思います。いかがでしょうか。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 左居議員の質問で2番目の質問でございますけれども、防災士の資格取得についてでございまして、研修講座を町内で設けることができないかということで、私もこれについては不勉強でございまして、はっきり言いまして、ほんなら100名いなかったら講座ができないのか、ほんなら80名だったらできないのかということもわかりません。そういうことも聞いて、金額的なことは安い高いは別として、今言われるようにそれは安心・安全が守られるわけですから、それによって指導者が生まれてくるわけですから、それは課長も遠慮して言うたんでございましょうけども、それは余り感じてないんですけれども、そういうように地元で主催ができる必要条件、必須条件というのをどういうものかというものはちょっと勉強させていただきたいと、このように思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 左居議員。



◆6番(左居喜次君) ぜひ誘致していただきたいと思います。人数が100名、恐らく80名程度でもされた自治体もあると思います。自主防災組織、また自治会のほうにも呼びかけながら、各地域でのリーダーを育てていけたらと願っておるところでございます。

 次の質問に移ります。



○議長(貝阿彌幸善君) 答弁よろしいですか。



◆6番(左居喜次君) よろしいです。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、左居議員、次の質問に移ってください。

 6番左居議員。



◆6番(左居喜次君) 昨年、一昨年と質問いたしました冬期道路管理について、同様の内容でお尋ねしたいと思います。

 ことしも既にパラパラではありましたが雪も降りましたし、道路の凍結自体もございました。今年度の冬期道路管理についてお尋ねいたします。

 まず、町道の積雪、凍結防止対策はどのように進めるのか、また県にも要望書を出されたことと思いますが、同様に県道においての積雪、凍結防止対策はどのように進められるのかお尋ねいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 失礼します。左居議員の冬期道路管理についてということで、まず最初に町道における積雪、凍結防止対策はどうかでございます。町道の除雪作業の基準としましては、圧雪を除いて原則として積雪10センチ以上で除雪作業を美咲町建設業協会、久米郡建設業協会へ依頼し、幹線町道より随時実施することとしております。

 次に、凍結防止対策でございます。旭地域は以前より凍結防止剤散布機を保有しており、凍結のおそれのあるときには主要町道に職員で凍結防止剤散布を行っておりました。また、平成27年度からは、中央、柵原地域においても12月から2月の間、凍結防止剤散布機をリースし、凍結のおそれがあるときには職員により、散布作業を主要町道について行っております。また、凍結防止剤の支給方法につきましては、本庁、支所へ凍結防止剤をストックしており、支給を希望される方に本庁、支所までとりに来ていただき、申請書に記入してもらい、支給をしているところでございます。

 次に、県道の積雪、凍結防止対策はどのように行われるのかということでございます。県道の除雪作業基準につきましても、圧雪を除いて原則として積雪10センチ以上で除雪作業を実施することとなっております。また、凍結防止対策につきましては、旭地域、柵原地域においては、凍結防止剤散布を業者と委託契約を行い散布作業を行っておりましたが、中央地域について県道の散布作業は行われてはおりませんでした。そのため、本年6月26日に凍結防止剤散布の要望書を美作県民局長へ提出をしております。県民局と協議を行った結果、平成29年度より中央地域へ凍結防止剤散布について緊急時には散布可能となっております。凍結のおそれがあるときなどは随時町からも県民局へ連絡を入れ、安全に通行できるよう散布作業の依頼も行ってまいります。また、この散布作業につきましては、岡山県と委託契約をしている業者による散布作業となってまいります。

 凍結防止対策につきまして町として十分注意してまいりたいと思いますが、思わぬところで凍結してスリップ等起こることもございます。事故などには十分に気をつけて、皆さん安全に通行していただきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 6番左居議員。



◆6番(左居喜次君) 一つ確認させてください。

 県への要望書ですが、ことし初めて出されたのか、今までも出されていたのか、また県道の緊急時とはどういうときか、それから町道の凍結防止の散布の時間帯を教えてください。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 失礼いたします。要望書の提出はということでございます。以前から口頭ではお願いはしてきておりましたが、要望書として提出したのはことしが初めてでございます。

 それから、県道の緊急時ということでございますが、この緊急時ということについては凍結のおそれ、積雪、圧雪状況等々も勘案しまして町のほうで確認をしたときに行う、それから今回もう既に大垪和に向けての久米建部線、栃原久米南線等については、凍結のおそれがあると散布している委託の業者の方が感じたときにですから、ここで2回程度和田北のバス停までについては散布のほうが実施はされておると思います。

 それから、町道の散布時間でございます。これは、通常でありますと夜間とか早朝で県道のほうはまいていただいておるんではありますが、町の職員でまくということで、凍結のおそれがあるときには夕方から散布を開始したり、翌朝になって路面の状況を見て朝から散布を開始するといったような対応になっております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 6番左居議員。



◆6番(左居喜次君) 町道の散布時間ですが、夕方、それから翌朝、職員の皆さんが出勤されてからといったことになろうかと思います。皆さんご存じだと思いますけど、1日のうちで最も気温が低くなるのは日の出前と、冬であれば6時から7時といったところかと思います。夕方散布される場合には、その後明け方までにわずかでも降雪があれば、凍結防止剤の効力というのは非常に低下してまいります、上から降るのは。それから、あと職員の皆さんが出勤されてからということになると、通勤、通学の時間帯を過ぎてからということになると思います。必要な時間に必要な対応がとれてないと感じるところでございますが、効率のよい散布方法をほかにお考えがあれば、お話しいただければと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 確かにおっしゃるとおり、一番気温が下がるときにまいて、安全な通行を確保するということが一番だと思います。しかしながら、それについては、現在は事後になっておくれて散布のほうをするようなことになっております。県道みたいに業者委託等々の方法というのも考えられるとは思いますが、町道の場合、隅々まで路線がはいめぐっている。じゃあ、どこを委託して、どこを委託しないのかというようなことも今後考えていかんといけんと思います。できる限り凍結のおそれをなくすためにも、今、今年度、来年度、なるべくというか職員のほうで対応して頑張っていきたいと思いますんで、よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 以上で6番左居議員の質問を終了します。

            (6番左居喜次君「終わります」と呼ぶ)

 それでは、ただいまから午後1時まで休憩します。(午前11時47分)



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、休憩前に引き続き一般質問を継続します。(午後1時00分)

 ただいまの出席議員は14人です。

 続きまして、3番松島幸一議員の質問に入ります。

 3番松島議員。



◆3番(松島幸一君) 失礼いたします。3番松島幸一でございます。

 今回私からは、大きく2つの質問をしております。通告書に従ってお伺いをいたします。

 まず1つ目、健康寿命を延ばす取り組み、特に口腔ケアということでお伺いをしたいと思います。

 この質問をいたしておりまして、恐らく皆さんきょうのお昼は歯磨きをして、この場にまた午後から戻っていただいていると思いますが、本年の8月30日、31日に東京で開催された研修会に個人的に参加をいたしました。2日間さまざまな研修があった中で、日本歯科医師連盟会長の高橋英登氏より口腔ケアの重要性についての講演がありました。今回はその内容も踏まえながら、本町での健康寿命への取り組み、特に口腔ケア事業について質問をいたします。

 平成26年の日本の平均寿命は、男性が80.75歳、女性が86.83歳でありますが、健康な状態で生活できる健康寿命は、男性が71.19歳、女性、74.21歳となっています。平均寿命と健康寿命の差は、男性で9.31歳、女性で12.62歳であり、ともに10年前後は介護やサポートが必要であったり、寝たきりの状態で過ごすようになるという数字が出ています。寝たきり状態ではなく健康に長生きをしようと、健康寿命を延ばす取り組みに本町はもちろん、さまざまな組織、団体が力を入れています。

 その中でも近年、歯や口を健康に保つ口腔ケアの取り組みが健康寿命を延ばすとして注目されています。私もさまざまな資料を調べる中で、口は災いのもととして気をつけて今まで32年間生きてきましたけれども、新たに口は万病のもとであるということがわかりました。

 歯にまつわるものとしては、虫歯や歯周病があります。特に歯周病は5歳から9歳でも30%以上がかかっているとされ、20歳から24歳で進行し、35歳以上では約8割が歯周病患者と言われています。そして、歯周病の出血箇所から菌が血管内に入り、血液を通して全身に回ることで心臓病や誤嚥性肺炎、アルツハイマー型認知症などになるリスクが指摘されています。実際にアルツハイマー型認知症で亡くなった患者の10人中4人の脳から歯周病菌が発見されたという報告もあります。このほかにもいろいろな数字データをご紹介すると、歯周病のリスクとして骨粗鬆症になるリスクは通常の2倍、心臓病を引き起こすリスクは通常の3倍、また妊婦が早産や低体重児出産となるリスクは通常の7倍と言われます。これは、妊婦の方はつわりなどを伴うため、歯磨き時の悪心による口腔清掃の不足や食事の嗜好の変化や偏り、食事や間食を少量ずつ数回に分けてとることなどによる口腔環境の悪化や、ホルモンバランスの変化による歯肉の出血や膨張による妊婦性歯肉炎が原因とされます。これが重度の歯周炎になると、血液中のサイトカインですとかプロスタグランジンといった物質の濃度が上昇し、子宮が収縮し、出産が促進され、早産や低体重児出産のリスクが高まるとされるものです。これは母子手帳にも注意書きがされています。

 また、気をつけなければいけないのは、こうした歯の病気は出産後、子供にも大きな影響を与えるということです。生まれたばかりの赤ちゃんには虫歯菌はいません。しかし、親の口に入れた食器や離乳食、温度確認のために口をつけた哺乳瓶などから子供に感染をしていきます。2歳前後に乳歯が生えてくると、口の中で定着を始め、やわらかい歯ですので虫歯がどんどん進行していきます。この時期に虫歯菌などをうつさないことが重要ですし、子供はもちろん親の口腔環境のケアも重要ということがわかっていただけると思います。実際3歳児の虫歯有病率を20%以下にする320運動がありますが、本町は1歳6カ月児の虫歯有病率は6.2%で県内ワースト4位、3歳6カ月児で38.9%で県内ワースト1位となっており、多くの子供が虫歯にかかっていることがわかります。こうしたデータや背景を踏まえ、本町でも口腔ケア事業に力を入れていくべきだと考え、現状の確認と以下の提案をいたします。

 まず、現在本町が行う歯科健診及び口腔ケアに関する事業は、どのようなものがあるのか確認をいたします。また、その健診等の受診者の状況について、28年度と29年度上半期の実績をお尋ねいたします。

 そして、何より健診に行っていただくことが一番だと思います。平成25年度の香川県の調査ですが、歯科健診の頻度と年間医科医療費の関係を調べたデータでは、年に1回も歯科健診を受けない人の年間医療費は46万円に対し、年に1回受ける人は41万円と5万円低く、年に3回受ける人は37万円と9万円も低い数字となっています。このように定期的な歯科健診は医療費削減にもつながり、財政にとっても非常に有効であると思います。しかし、単に歯医者に行ってくださいと言っても受診率の向上は難しいのではないかと思います。

 そこで、歯のクリーニングつきの健診を行ってはどうかと提案をいたします。東京都杉並区では、歯のクリーニングつきの歯科健診を自己負担300円で行っており、区内だけはなく区外の歯科医院でも受診が可能ということで、毎年約1万人が受診をしているとのことです。本町でも、このようなクリーニングつき健診を歯科医師会や歯科医院と協力をして行ってはどうかと思いますが、町としてのお考えをお尋ねいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 鈴鹿健康福祉課長。



◎健康福祉課長(鈴鹿滋君) 3番松島幸一議員の健康寿命を延ばす取り組みということで、口腔ケアの関係について答弁をさせていただきたいと思います。

 議員ご指摘のとおり、歯と口の中は健康に密接にかかわっていることがあり、歯や口の機能が衰えるとおいしく食べられないのはもちろん、先ほど申されましたように老化を促進したり、体全体の健康状態まで悪影響を及ぼすと言われています。

 まず、1番目のご質問で、町のほうで行っている歯科健診及び口腔ケアに関する事業、それと2番目のご質問の受診者の状況についてお答えをさせていただきます。

 まず、ことし6月から始めた新規事業で、妊産婦歯科健診でございます。これは、妊産婦の時期は虫歯、歯周病、歯肉炎等になりやすい時期であるということで、早期に歯科健診を受けていただいて治療を受けていただくとともに、妊産婦の時期から虫歯に対する意識を高めていただいて元気な赤ちゃんを産んでいただくということで、基本的に産前産後1回ずつ2回を限度に歯医者さんのほうで歯科健診を受けていただくということで、受診者数につきましては6月からの事業なんですけれども、現在のところ10名の方が受けていただいているということです。

 続いて、国民健康保険事業で行っています歯科ドックの助成です。これは、毎年人間ドックと同じ時期に募集をしているものなんですけれども、毎年定員20名で募集をさせていただいておりますが、なかなか定員ぎりぎりいっぱいになったりならなかったりというような状況で推移しているところなんですけれども、今年度の歯科ドックの受診者数、平成28年度とですけれども、平成28年度が17名、それから今年度29年度が19名の方の申し込みの中で、現在受診されてる方は16名という数字になっております。

 次に、各種健診を受診後の結果説明、健康相談、栄養相談として健康広場というものを開催をしています。今年度、29年度からなんですけれども、歯に関する意識を高めていただくために健口コーナー、健口の口は口という字で健口というコーナーを新しくつくっております。内容としては、健康調査としてお口の中の危険度チェック、それから歯科衛生士さんによるお口の個別相談、そしゃく力の判定とかを行っております。参加された方は、それぞれ中央、旭、柵原の保健センターでそれぞれ2回開催をしております。

 まず、中央会場のほうが、健康広場に参加していただいた41人のうち健口コーナーのほうに参加していただいた方は29名、それから旭会場のほうが、健康広場に参加していただいた45名のうち健口コーナーのほうに参加していただいた方は16名、柵原会場のほうが、健康広場27名の参加のうち健口コーナーの参加が25名という実績になっております。

 それとは別にまた毎年行われておりますけれども、美咲町民大運動会の会場で今年度も歯科保健コーナーを設けまして、若い世代や子育て世代に歯と口の健康づくりに関心を持っていただくために、歯科保健の普及啓発を行っております。内容につきましては、歯科保健に関するクイズ、パンフレットの配布、パネル展示などです。ことし参加していただいた方は31名という数字になっています。

 続いて、乳幼児の関係の事業なんですけれども、まず乳児健診のときに後期ということなんで10カ月、11カ月の歯が生え始めのときになりますけれども、ブラッシングの指導を行っております。それから、1歳6カ月健康診査、3歳児健康診査時には歯科健診とブラッシング指導、フッ素塗布等を行っております。

 受診者の数なんですけれども、乳児健診のとき、28年度なんですけれども、対象者106人に対して95人の方、29年度につきましては対象者61人に対して57名の受診、1歳6カ月児健康診査では、平成28年度は95人の対象者に対し85人の受診、29年度は71人の対象者に対して61人の受診、それから3歳児健康診査時では28年度が97人の対象者に対して89人、29年度は53人の対象者に対して47人という受診者数になっております。

 それから、2歳児のときに歯科教室、通称名では歯っぴい教室という名称で行っておりますけれども、こちらのほうは1歳6カ月健康診査と3歳児の健康診査の中間の時期として、2歳児に歯科教室を開催することで虫歯の罹患率の減少を目指しております。内容につきましては、顕微鏡で虫歯の原因菌を見ていただいたり、歯の講話、それから染め出し、ブラッシング指導、それからアンケートなどを行っております。参加者ですけれども、昨年度までは各保育園の子育て支援センターで開催をしておりましたが、今年度からは各保育園の参観日にあわせて開催をしております。

 まず、中央かめっこ保育園なんですけども、平成28年度が39人の参加対象で11人の参加、29年度については1月に開催を予定しておりますので、まだ開催ができておりません。それから、旭保育園のほうが28年度が16人に対して4人、29年度が12人の対象で10人、それから柵原西保育園と東保育園は、28年度は合同で開催をしておりまして、30人の対象者に対して19人の参加、29年度は柵原西保育園が24人に対して19人、柵原東保育園が14人に対して12人となっております。

 最後に、平成元年より当時の厚生省と日本歯科医師会が推進している80歳以上になっても自分の歯を20本以上保とうという8020運動なんですけども、これについては津山歯科医師会が現在も呼びかけて達成者を募集をしております。本人のほうから応募ということになるんですけれども、28年度は4人の応募、それから今年度については6人の応募があったということも報告をさせていただきます。

 また、そのほかにも先月行った介護教室では、高齢者の口腔ケアと食事、しっかり食べて介護予防ということをテーマに歯科衛生士さんや管理栄養士さんからの講義を行ったり、また先月行われた子供祭りとかでも幼児向けに劇などを通じて虫歯の啓発を図るなど、機会を見てはこういった啓発活動も行っているところです。

 それから、3番目のご質問の歯のクリーニングつき健診などに取り組む考えはないかというご質問なんですけれども、歯科医院のほうに確認といいますか連絡をとらせてもらったところ、歯のクリーニングについては、健診ではなくて医療行為のほうに当たるというご説明をいただきました。健診で取り組むということは難しいかもしれないんですけども、また歯医者さんとかと相談して対応できることがあれば考えてみたいかなあというふうに思います。

 いずれにしましても、自分の歯が多く保たれている高齢者の方は健康寿命が長く、要介護の日数も短いというデータが、毎食後の歯磨きでインフルエンザが予防できたりというようなデータもあります。今後も歯や口の中を清潔に保つ口腔ケアに対する意識をこれからも力を入れて高めていきたいと思います。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 3番松島議員。



◆3番(松島幸一君) 本町でもさまざまな事業が行われていることがわかりました。妊産婦を対象とした歯科健診ですとか、乳児、1歳6カ月、3歳6カ月健診、2歳児歯科教室、歯科ドック等々、本当にたくさんいろんな事業をされている中で、受診者、利用者をもっとふやさなければいけないのではないかという思いがあります。もっと言えば、口腔ケアの重要性について理解をしてもらう啓発をしていくことが大切だと思います。生まれてから亡くなるまで継続的に取り組み、気をつけなくてはならないことでもあります。先ほどは3歳前後までの話をしましたけれども、小・中学校での例も少しお話をしたいと思います。

 本年5月31日付の朝日新聞ですが、中学校1年生の平均虫歯数の記事があり、27年度調査で全国平均は0.84本、岡山県は0.81本、そして新潟県が0.44本と一番少なく、17年連続で1位とのことでした。これは小学校の9割以上、中学校の7割以上で給食後の歯磨きが実施されており、フッ素うがいや歯科指導も8割以上で行われているその取り組みによるものであるという記事でした。また、別の記事ですが、横浜市立中尾小学校では、10年以上にわたり歯磨き指導を行っており、何と全校児童の97%が虫歯ゼロ本、さらには歯の治療をしたことがない児童が93%もいるとのことです。そして、この学校では5年間学級閉鎖がなく、インフルエンザも拡大をしない、その理由をたどると先ほど課長からもありましたが、やはり歯磨きにあるのだろうということです。歯磨きにより鼻腔や喉などの粘膜を傷つける原因となる歯垢が除去されることにより、インフルエンザに感染しにくくなるとのことです。本町の小・中学校でも各学校で給食後の歯磨きに取り組み、特に旭小学校と伺ったと思いますが、歯磨き指導はすごいと伺いました。音楽に合わせて丁寧に磨いているとのことで、ぜひこのような例も参考にしながら小・中学校での歯科指導にも取り組んでいただきたいと思います。

 特に最近はかたいものを食べないことにより顎の骨が縮小し、歯列不正の子供がふえています。また、勉強や習い事のストレスから歯ぎしりや歯のかみしめをする子供がふえ、それにより肩凝りや頭痛に悩む児童が多いとの調査もあり、実際に東京都杉並区の教育委員会の調査では、12歳児で肩凝り、首凝り、偏頭痛による欠席が29%もあったとのことです。こうしたことからも、小・中学校での歯科指導や口腔ケアも重要であると考えます。

 高齢者にとっては、さらに深刻な問題があります。高齢者にとっては、かむということが何よりも大切です。例えば歯が抜ける、入れ歯が合わない等でかむ力、また飲み込む力が低下すれば食事量が減少し、低栄養につながります。65歳以上の6人に1人、85歳以上では4人に1人が低栄養と言われています。鉄分、脂質、たんぱく質のうちどれか一つでも値が低いと認知症のリスクが高まるとされ、ほかにも寝たきりになるリスク、免疫機能低下のリスクなども高くなると言われます。このように負のスパイラルに陥らないよう、かむ機能を維持することが高齢者にとっては重要であります。

 65歳以上を対象とした調査では、歯が20本以上ある人を1とすると、歯がほとんどなく、入れ歯などの義歯も未使用の人の認知症発症リスクは1.85倍です。しかし、義歯を利用すれば認知症発症リスクは4割抑制されるというデータもあります。また、20本以上ある人に比べ、10本から19本の人では死亡リスクが1.36倍、1本から9本では1.54倍、一本もない人は1.66倍と、歯1本につき0.018倍死亡リスクが上昇するという調査もあります。さらには、歯が幾ら残っているかという残存歯数による年間医療費を比べると、20本以上の人は年間医療費が38万円に対し、10本から19本の人は45万円と7万円高く、5本から9本では51万円と13万円違い、ゼロ本から4本の人は年間57万円の医療費がかかっており、20本以上ある人とは19万円もの差が出ています。このように歯を失うことはさまざまな面で悪影響があるため、きちんとしたケアを行い歯を残し、かむ力を維持するための取り組みが必要であります。

 入れ歯が合わずかめない状態で寝たきりであったり歩行困難だった方が、入れ歯を合うようにして口の開閉やガムをかむなどの口腔リハビリを行っただけでかめるようになり、口から食べられるようになり、栄養不足が解消され、気力、体力がつき、一人で歩けるようにまでなったという事例が多く報告されています。このかむ力を鍛えるにはガムも有効だと知りました。ガムをかむリハビリもそうですし、健康ガムカムダンベル体操というものがあり、ガムをかみながらダンベルを上げるような体操を行うもので、体力づくりプラスそしゃく力の向上を狙ったものです。誤飲には気をつけなければいけませんが、こうしたものをコロバン体操と一緒に通いの場等で行うことも有効ではないかと思います。また、口に入れてから飲み込むまでの嚥下機能は、カラオケや新聞を声に出して読むことでも鍛えられるとのことで、サロンや通いの場での取り組みのヒントになればとご紹介をしておきます。

 長々と話をしておりますが、こうした調査やデータからも口の健康がどれだけ重要かをわかっていただけると思います。口腔ケアを行うことで病気になるリスクが下がり、認知症になるリスクが下がり、医療費が下がり、そして健康寿命は延びるのであります。本町でも口腔ケア事業に力を入れることで、必ず将来的なメリットが目に見えて出てくると思います。国保や社会保険などの違いにかかわらず、多くの町民が受診できるよう歯科健診を町の事業として進めていただきたいと思いますが、町長のお考えをお伺いできればと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 松島議員のご質問でございます。

 口腔ケアについて十分調べておられまして、私が物申すとこが何もないようなことでございますけれども、確かに今お話を聞きますと、口の中、口腔ケア、大変重要だなあというのを感じ取ったわけでございます。それには、やっぱり子供のときからやっていかんといかんのだなあというのを今つくづく感じたところでございまして、各それぞれの教育長もおられますんで、学校についても指導、それから保育所についても指導をするということでやっていきたいなあと、このように思っております。

 私も孫がおりまして、嫌々夜寝るときに歯磨きを親がしておりますけれども、あれも本当に必要なことだなあと、このように思っております。より意識を高めるように口腔ケアに力を入れていきたいと、このように思っておりますので、議員の今ある知識を十分に発揮していただきまして皆様方にそのことを広めていただきたいと、このように思います。よろしくお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 3番松島議員。



◆3番(松島幸一君) ぜひ町の事業として、生まれたときから亡くなるまでずっと一貫して進むような口腔ケア、一貫した事業にぜひ取り組んでいただきたいと思います。

 先ほど同僚議員からもありました2025年問題というものがありまして、健康状態と介護が必要な状態の間をフレイルと最近呼ぶようになって、なかなかその期間でいろんな機能が低下したり、やる気が落ちていったりというような状況がある中で、千葉県の柏市では、柏フレイル予防プロジェクト2025というプロジェクトを行っておられまして、これはちょうどその2025年に75歳を迎える団塊の世代の方に中心に入っていただいて、いろんな通いの場に出ていただいたりしながら、そういったフレイル予防についての取り組みをしていただくというようなことをされているようです。

 本当に口腔ケアもそのあらゆる事業の一環として、特に先ほども申しましたように高齢者の方にとっては重要なことでありますので、そういった面も踏まえながら進めていただきたいと思いますし、ぜひ実施に当たってはなかなか自分からは出かけていけないような方、ひとり暮らしの高齢者であったり施設に入っている方、また障害を持たれた方など、さまざまな方に配慮をしながら行っていただきたいと思います。そのことを申し添えて、この質問を終わりたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、3番松島議員の次の質問に移ってください。

 3番松島議員。



◆3番(松島幸一君) 次に、宿日直のあり方についてお尋ねをいたします。

 社会全般にコンプライアンス、法令遵守が叫ばれるようになり、行政においてもこの考え方が重要視されるようになっています。ほかの自治体では、労働環境や賃金、特に宿日直業務について労働基準監督署から是正勧告を受ける事案も発生しております。そこで、確認も含め、本町での宿日直業務の現状と今後のあり方について質問をいたします。

 まず、労働基準法では、宿日直勤務を時間外労働としないためには労働基準監督署長の許可が必要とされていますが、私もこの通告書を提出後に詳しく調べたり、いろいろ教えていただく中で、臨時職員や嘱託職員が宿日直業務を行おうとする場合はその許可が必要であり、公務員が行う場合は必要がないということでありました。ただし、公務員の場合は、都道府県や政令指定都市等では人事委員会が労働監督機関となるとされており、人事委員会が設置されていない本町を含む市町村では、町長の判断をもって行われるものと理解をしております。そうであっても町長もこのような勤務にあっては、根拠としているものは労働基準法になるのだろうと思います。これらのことと本町の現状を見ますと、?の質問については、嘱託職員が宿日直を行っていなければ許可は必要ないということになりますので、嘱託職員が宿日直を行うことがあるのかどうか、もしある場合は許可を受けているのか、またこういった認識で正しいかどうかを含めてお尋ねをいたします。

 次に、通常の企業と同様に宿日直業務を考えた場合、労働基準監督署に許可を得る条件の一つに、宿日直に係る勤務回数があり、宿直勤務については週1回、日直については月1回が限度とされています。本町でもこの基準に基づいた勤務を行っているのかどうか、その基準を超えている職員はいないかをお尋ねいたします。

 昨年、大阪市と西宮市において、宿直勤務中の仮眠について実態は勤務状態と変わらない環境にあったとして、労働基準監督署が是正勧告を行っております。労働基準法では、宿日直勤務は監視または断続的労働とされ、使用者が許可を受けている上でこの業務を行う場合、労働者については労働時間や休憩時間、休日の規則の適用が除外されると定められています。監督署から許可を受ける基準として、先ほども述べた宿直は週1回、日直は月1回とする勤務回数に関すること、また相当の睡眠設備の設置があること、先般9月議会で宿日直手当の改定が行われましたが、そういった手当に関すること、そして勤務の対応についてがあります。この勤務の対応とは、具体的には状態としてほとんど労働する必要のない勤務のみを認めるものであり、定時的巡視、緊急の文書または電話の収受、非常事態に備えての待機等を目的とするものに限る、また原則として通常の労働の継続はしないこと、したがって始業または終業時刻に密着した時間帯に顧客からの電話の収受または盗難、火災防止を行うものについては許可しないとの基準があります。要は、状態としてほとんど労働する必要のない勤務のみを宿日直として認めるものであり、宿直では、その勤務を行ったとしても翌日に大きな影響がないものとして認められています。しかし、さきの大阪市の事例では、宿直中0時から6時の間は仮眠時間と定めていたが、夜間の届け出等の来客があった場合はその都度起きて対応しており、完全に労働から解放されているとは言えず、この時間を労働時間と判断し、その分の賃金を払うよう是正勧告があったものです。

 労働時間とは、使用者の指揮監督下にある時間とされます。大阪市の事例では、仮眠時間中でも来庁者があれば仮眠を中止して業務に当たらざるを得ない実態があり、また宿直職員には仮眠中でも来庁者があれば業務を行うよう期待され、黙示的に命じられている状態であり、気が休まらない状況として使用者の指揮監督下にあったと判断され、労働時間と認定されました。西宮市の事例も同様です。

 大阪市、西宮市とも宿日直担当の非常勤、嘱託職員に対してのものであり、本町の職員が行う宿日直とは形態が少し違いますが、勤務に当たっての問題点は同じではないかと思います。本町での当直、宿日直については美咲町職員服務規程で定められており、日直は休日及び週休日の午前8時半から午後5時15分まで、宿直は午後5時15分から翌日の午前8時30分までで、午後7時と10時の2回及び必要に応じて随時庁舎内外を巡視するとされます。当直者は職員1人が輪番で行い、庁舎に係る一切の取り締まり、文書等の収受及び保管、当直勤務時間内の緊急、臨時の放送業務などの処理を行うこととなっています。中でも最近は、特に電話への応対が大変であるという話を職員の方からも伺います。そのような状況において、本町でも仮眠時間が十分にとれず、実質的な労働時間になっているのではないかという懸念があります。本町での仮眠時間についての考え、判断をどのように行っているのかお伺いいたします。

 また、ふだんの職員の業務も煩雑化している中で、宿日直業務による負担も大きいという声もあります。今後、宿日直業務については職員ではなく、外部委託や職員OBによる嘱託などで行う考えがないのかお尋ねをいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 3番松島議員からの宿日直業務のあり方についてということでご質問でございますが、非常に詳しく質問につけ加えていろんな法令の内容等、裁判判例までご説明いただきましたので、もうお答えするものはほとんどないに等しいぐらいなことかなと思いながら聞かせていただきました。しかしながら、幾分かお尋ねの中で、大きく分けて4つの業務が質問項目に挙がっておりますので、順番に少しずつお話をしてまいりたいと思いますが、まず最初に、労働基準法では宿日直勤務を時間外労働としないためには監督署への許可が必要であるかということで、質問の折にも議員のほうも言われておりました嘱託職員等々でなければ許可を受ける必要がないということでございます。まさにそのとおりということで、私どものほうは公務員で行うんであれば届け出は不要であるという部分は確認をとっており、今まで続けてきたというのが実情であろうかと思います。

 また、そうした例えば届け出が必要な方、必要でない方も含めて2番目の問いの中では、宿直につきましては週1回、日直につきましては月1回が限度でないかと、それを超えるようなときにはまた違う手続等々が出てくりゃせんかというようなことだと思いますが、本町の場合には、現実には通常2カ月に1回程度の宿直業務または日直業務ということで割り振りがなされておりまして、頻繁な週に数回というようなご指摘の扱いはないものと考えておるところでございます。

 それから、大きく大阪市、西宮市における例を挙げていただきましたが、労働時間か労働時間でないかという問いの中での裁判判例等々がなされたんだというふうに私は読み取っております。労働時間にするかしないかの中では、先ほど仮眠の話がありましたけども、仮眠が4時間が一つの定めかなという中でなされております。本町におきましては、先ほど服務規程の時間を言っていただいたみたいに4時間以上の仮眠時間も保てるであろうし、その上に非常にお粗末な部分もあろうかと思いますけども、宿直室という小部屋を設けておりますし、寝具または入浴施設等々も定めておりますので、そういった意味で勤務から外れた部分での宿直業務かなというふうに思っております。ただ、宿直に入りまして明けるまでの時間の中には、いろいろな業務が重なってきておるのは事実でございます。住民サービスのために、例えば電話の受け付け、戸籍関係等におきましては届け出の受理、または死亡や火葬におきましても処理するケース等々、多々の業務が加わっているという現実はありますけども、先ほどの監督下から外れた勤務以外の部分だろうという中で現在取り組んでおるところでございます。

 また、今後宿日直業務については、職員でなく外部委託や職員のOBによる嘱託はできないのかなということであります。

 先ほど来とはちょっとニュアンスが違うかもしれませんが、実際本当宿日直は大変であります。現実的に夜遅くまで残業して帰る職員の勤怠管理のために、建物の中に帰られる人は一旦入って、タイムカードが今電子式ですけどもそういった処理をされる職員の入退室も確認をしたりしょうれば、寝る時間もかなり遅い時間になろうと思います。そしてまた、朝早くから出張するために公用車の鍵を受け取りに来るようなケースもありまして、朝も早くからそういった業務もしているという実態も、いつもではないにしてもあるかと思います。

 そうした中で、2年越しで宿日直業務のあり方というものを庁舎内の中で検討しておるところでございます。幾分かでも電話の対応が減らすことができんじゃろうかというようなことを踏まえまして、今12月定例会の補正予算の中にも電話が機械的にある程度対応ができる、本日の業務は終了いたしました、お急ぎでない方はあすの8時半以降にご連絡くださいというようなガイダンスが対応できるような機械の補正も入れさせていただいておりまして、そういったものを総合的に取り入れたりしながら宿日直業務の業務負担の軽減というのも同時に考えておるところです。

 そうした中で外部委託等々にかかわってまいりますけど、例えば宿日直をしておるとよくあるのが葬祭業務等の受け付けなんかでございますけども、現在は昔のように講組とかというような形の執行ということよりは、業者さんに委託しておるケースがほとんどだろうと思います。そうした折には、例えば日直業務におきましても本庁舎のみでの受け付けでも、業者さんのほうは対応いただけるのかなというような意見も出されておるところでございます。そうしたことから踏まえれば、日直、宿直ともに見直す時期が来ておろうし、ご質問のように職員のOBであったり民間委託等々も含めて協議していく時期が近づいたかなとは思っておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 3番松島議員。



◆3番(松島幸一君) 今総務課長から答弁がありましたけれども、宿直業務中においてのさまざまな業務があって、職員の方には精神的な部分であったり肉体的な部分であったり、さまざまな負担があったり不安を感じるような場面もあるという話も聞いております。そういったことが、ほとんど労働する必要のない勤務の要件内におさまっているかという判断が非常に難しいところだと思います。これが外れているとなると、通常で言えば労働基準法にも抵触をするようなことになってまいります。具体的な話になると組合のほうとの協議ということになろうと思いますので、私がどうこういう立場にはないんですけれども、そのあたりも含めてしっかりといろんな交渉をしたり、あるいは必要に応じては労働局のほうとも協議をするといったことも念頭に検討をされるべきではないかと思います。

 また、ほとんど労働する必要のない勤務として、翌日の勤務に大きな影響がないことを前提に宿直が認められて、翌日の勤務も認められています。本町では、宿直当番は午前8時半から午後5時15分まで通常の勤務の後、翌午前8時半まで宿直、そしてそのまま午後5時15分まで通常勤務が連続をして行われていますが、仮に仮眠時間が大きく妨げられて労働時間となっているのであれば、この連続勤務についても問題が生じるのではないかと考えます。実際に旧町時代には、宿直後1時間の休憩をとって勤務に戻るといった体系もあったと聞きますし、ほかの自治体では宿直後の翌日勤務にあっては、半日の休みをとっているところもあります。宿直当番は1人であって、200分の1の職員かもしれませんけれども、業務に当たっている以上、仕事の質の低下が起こってはいけません。働き方改革等が進められる中で、適切な労働環境を整えていくことが必要ではないかと思います。本町でも、宿直後多少の休憩時間を設ける、または半日休みをとるといった対応は検討されないのかお伺いをしたいと思います。

 そして、行く行くは外部委託への移行も考えにあるとのことでしたが、今多くの自治体でも民間委託が行われております。住民サービスの低下が起こらないよう検討をしていただきたいと思います。音声サービスの導入の話もありましたが、これも一つやり方を間違えたら、町民の方へのサービスの低下ですとか不満を招くことになりかねません。職員の待遇は改善したが、必要なときに電話がつながらないとか、住民の方に不便になるようなことがあってはいけませんので、そういったバランスも考えながら町民の方への機運の醸成という部分も図っていただきたいと思います。

 宿直後の休憩、半休の取得についてどのようなお考えをお持ちか担当課長の考えをお尋ねをいたしまして、また町長には宿日直業務をどのように捉えているか、その認識と今後の方針等について全体的なお考えをお伺いできればと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 失礼いたします。松島議員の再質問の中で、宿直明けの休憩の考え方等々の質問の部分についてお答えをさせていただきます。

 確かに勤務ということで4時間以上の仮眠状態にありますので、基準法にも該当しない勤務外だという捉え方の中で正当な宿直をやっているんだという例えの中では、明けを特別なことは考えておりませんが、やはり8時半まで宿直をし、8時半から一般の業務に行くという中には、例えば朝食をとる時間が十分とれただろうかとか、いろいろな時間は確保できたけども十分な熟睡ができたんだろうか、いろんな考え方があろうかと思います。その時々には体調管理をしながら十分な、例えば有給休暇もありますので、勤務に即ついてというようなことを酷使するつもりはありませんので、体調と相談しながら次の仕事に移り、入っていただければとは考えております。ただ、特別明けの1時間を休憩、休息というような与え方については、今のところ役場庁舎内での検討会議のほうでは出ておりません。それ以上に宿直の負担を軽減する問題でありますとか、どのようなあり方がいいのかなという部分では職員組合、それから管理職組合等々のアンケートをとったり、いろんなことで内容を検討しておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 松島議員のご質問でございます。

 宿日直のあり方についての質問でございますけれども、現在は宿日直も非常に業務が肥大化しておりまして、十分に休養がとれない状態にあることも事実でございます。最近でも余りにも恫喝が激しい電話でのケースもありますし、警察にそういうときには相談をするというようなこともございました。宿直明けに岡山へ出張することなどもありまして、万一事故が起こらないように十分注意してやっていただきたいという指示をしているところもあるわけでございます。

 いずれにいたしましても、二人等で業務を負担する方法と両支所の日直も含めてどうあるべきかを検討しているところでございます。例えば、日直は本来1人で今ありますけれども2人体制でやったらどうかとか、宿直を外部委託をすることも検討をしておるところでございます。

 いずれにいたしましても議員の質問のとおり、法を守るべき役場がグレーに近い状態であるならば早目に是正を検討しなければならないと、このように思っておりますので、ご理解をいただきたいと、このように思っておるところで、組合との関係と言われましたけど、組合とも今交渉中でございますんでご理解を願いたいと、このように思います。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 3番松島議員。



◆3番(松島幸一君) 質問ではありませんが、先ほど総務課長から体調を見ながら、有給も使いながらという話もあったんですが、なかなか代休でさえとれないという職員の方の声も伺います。そういった環境において有給使ってくださいということではなくて、制度としてのあり方もぜひ検討していただきたいと思いますし、町長の話にもありましたけれども、法令遵守の考え方で、やはり町としていろんなコンプライアンスの問題も含めて検討いただければということを申し伝えまして、質問を終わりたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 答弁もらいましょうか。



◆3番(松島幸一君) またで大丈夫です、答弁は。一応そのことを申し伝えておきます。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、申し伝えで、以上で3番松島議員の質問を終了します。

 続きまして、4番形井議員の質問に入ります。

 4番形井議員。



◆4番(形井圓君) 4番形井でございます。

 今議会におきましては、3件の質疑をさせていただきたいというように思っております。

 質問に入る前に1件ご報告をさせていただきたいと思います。

 加美小学校のスクールバスが12月1日から運行されました。私も当時立ち会わせていただいたんですけども、このことについて数名の保護者の方からご意見をお伺いしました。大変感謝されておりました。加美小学校の歴史に残る一大事業だということで、保護者の方、子供さん方、大変喜んでおられましたので、このことをご報告させていただきたいというように思います。

 では、質問に入らせていただきます。

 いつも発言させていただいておるときに言っとることですけども、これからの3つの質問事項につきましても町民の方々のご意見をお伺いしたその結果の質問でございますんで、そこら辺を踏まえて質問をさせていただきたいというように思います。

 まず、宅地災害土砂取り除き補助金の増額及びこれ危険箇所です。事前着工ができないかということについてお伺いしたいと思います。

 本年度におきましても、大雨等による災害が発生しておりますけども、その件数ほか被害状況を簡単にご報告いただければと思います。特に、その災害の中におきましても宅地に関する件数をできればお知らせいただきたい。

 次に、本町には宅地災害土砂取り除き補助金制度はありますけども、こうした制度を町民の方にどのように周知をされているのか、これをお伺いしたいと思います。

 あわせて、この補助金制度は町の単独事業でもあります。現在10万円の補助金となっておると思いますけども、この補助金の金額、これの見直しができないか。そして、その危険箇所と判断される箇所につきましては、事前に補修着工ができないか、このことをお伺いしたいと思います。これは、ことしも災害がありましたけども、災害直後に町内幾らか回らせていただきまして、実際に災害に遭われた方からのご要望でありましたんで、このこともあわせてお伝えしておきたいというように思います。

 柵原地域の方からも要望書が出ておると思います。町民の方の要望に対して、できる限りの支援の手を差し伸べるのが行政の責務だとも感じておるところでありまして、心温かい答弁をお願いしたいというように思います。

 次に、災害発生直後の全員協議のときに、災害箇所の調査において町内の全自治会長へ被害状況の調査をしてほしいと、通知をしてほしいというようなお願いをしておったと思います。このとき担当課長は、そうしますとこう言われたと思うんですけども、地元の近くの自治会長へお聞きしたところ、そういう話はなかったということでございますんで、ぜひともこの点についてはやっていただきたかったなあというように思っております。なぜそのことを指摘させていただくかといいますと、自治会長さんっていうのは2年か3年でかわってしまうんです。自治会の総会等で言われても、大変複雑な事業を説明をされておると思います。なかなか多種多様な事業でありますんで、自治会長さんも100%理解しにくいと思いますから、こういうことはきめ細かくご指導、ご通知いただきたいというように思います。このことは、あわせて福祉の関係でずっと私は大変強く要望しておるんですけども、きめ細かい周知というのをお願いしたいというように思っております。

 この町内を回っておったとき、宅地の土砂の取り除きの事業があることを知らなんだ方もいらっしゃいました。あら、圓さん、そんなことがあったんか、自分とこは自分で直してしまったと、業者へ個人で頼んで直したというようなこともありましたんで、こういうことがないように周知のほどをお願いしたいというように思っておりますんで、よろしくお願いいたします。

 とりあえず、あわせてこの補助事業は町の単独事業であります。この10万円の増加ができないか、事前着工ができないかについてお伺いしたいと思いますんで、よろしくお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 失礼します。4番形井議員の質問にお答えをします。

 まず、本年度においての災害発生件数と被害状況でございます。

 平成29年度の災害発生件数と被害額につきましては、公共土木施設災害52件、被害額が2億3,000万円、農地災害が101件、被害額1億4,000万円、農業用施設災害が20件、3,500万円、林道災害4件の450万円、林地災害1件で100万円でございます。今月のこの18日からも公共土木施設の災害査定等々もございます。また、新年1月8日からも災害の査定が続いていく状況でございます。災害査定終了後は発注準備を行って、早急に復旧できるように努力してまいりたいと思います。

 続いて、宅地災害土砂取り除き補助金制度でございます。

 宅地災害土砂取り除き補助金支給については、災害により宅地の所有者から連絡が入ったときに現地で所有者と話をし、事業の内容を伝えた上で申請をされるかどうかを決めていただいております。まず、災害時に異常、崩落等ありましたら本庁の産業建設観光課、支所産業建設課へ連絡を入れていただきたいと思います。現地確認を行って対応をしてまいりたいと思います。

 それから、補助金の増額ということについてでございますが、宅地土砂取り除きの補助金の上限10万円という金額の見直しについては、今のところ考えてはおりませんが、今年度から新しい制度として小規模林地災害復旧補助金支給要綱を制定しました。宅地災害土砂取り除き補助金との併用はできませんが、復旧工事についても事業費2分の1で上限が50万円ということで復旧のほうの対応も可能となっております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 3番は、じゃあ町長がやられるんかな。事前着工する。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 済いません。事前着手ということですが、これは予防という意味ですか。

            (4番形井 圓君「要望があったときに」と呼ぶ)

 済みません。今回の美咲町小規模林地災害対策事業補助金交付要綱というものの補助対象事業としまして、小規模林地に対する災害防止事業、それから2番目に小規模林地に対する災害復旧事業ということになっております。ですから、いろいろそのほかにも補助要件等々あります。ですから、いずれも産業建設観光課なり産業建設課のほうに連絡をいただければ、現地で状況を確認しながら対応のほうをさせていただきたいと考えております。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 形井議員。



◆4番(形井圓君) 済いません、ちょっとお伺いしたいんですけど、小規模林地災害っていうのは例えば裏山というようなことでいいんでしょうか。裏山が崩れそうなというようなことでいいんでしょうか、その点が1点。

 それから、周知を願いたいっていうことは、これは私がいろいろなことでしょっちゅう言っておると思うんです。知らない人がたくさんいらっしゃるんです。だから、知った人は自分のとこの宅地に土砂が入りましたといって申請されるかもわかりませんけども、知らない方もいらっしゃる。私福祉の関係でもくどいほど言ったと思うんですけども、こうした制度があるんなら徹底的にきめ細かく周知してあげることが行政の責任だと思いますんで、この点はぜひとも周知方法を再検討していただきたいと思います。

 それから、補助金、事前着工も聞き入れるということですね。林地崩壊で。

            (「両方です」と呼ぶ者あり)

 わかりました。

 とりあえずお願いしたいのは周知の徹底、補助金の今の林地崩壊等の事業もできたということなんで、周知のほどをよろしくお願いして次のほうへ入らせていただきたいと思います。周知徹底をよろしくお願いします。

 答弁要りません。されます。



○議長(貝阿彌幸善君) 答弁要りましょう。



◆4番(形井圓君) じゃあ、よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 先ほどの再質問でございます。

 この補助金要綱ということで、定義としまして住宅に隣接し、崩壊または崩壊のおそれがある山林、原野、雑種地、田畑、宅地等々を定義で決めております。農地等道路があったらそちらの災害のほうで対応するんですけれど、一応そういうことで決めております。ただ、裏山の崖が高さ3メートル以上あることとかというふうなことも一応その要綱の採択基準の中には決めております。

 周知についてでございますけど、今後検討していきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 周知は検討される、それでよろしいですか。



◆4番(形井圓君) はい。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 形井議員。



◆4番(形井圓君) 検討でなしに、ぴっちりとやってください。大きな災害があったときには、自治会長さん等にこういう制度がありますよと、災害の箇所はありませんかとかというような徹底した調査、周知をやっていただきたいということを強く要望いたしておきます。よろしくお願いします。

 次に入らせていただきます。



○議長(貝阿彌幸善君) よろしいですか。



◆4番(形井圓君) はい。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、4番形井議員の次の質問に移ってください。



◆4番(形井圓君) 行政報告会の開催についてお伺いします。

 定本町政も3期目に入りまして、あわせて6カ月が経過したと。そうした中で、今回大変大きな事業方針がつい先般議会に提案され、また説明がなされたと思います。しかも20億円、大変な大きな事業であります。あわせて、柵原地域におきましても小中一貫校の建設も計画されております。こうした大きな事業計画が着々と進んでいるにもかかわらず、町民の方等には全くと言ってもいいほど、その計画が周知されてないというように思います。私は、このような計画が示される以前から町政の現状について、特に主要課題とか重大事業の計画がある場合は町民の方々のご意見やご要望をお聞きしたり、またそれを報告していく場所が、またそれをすることが行政の責務ではないかということを訴えてきたというように思っております。そうした中で、行政報告会をするべきではないですかというように、昨年もこの本会議でご指摘させていただいたと思います、9月だったと思います。このとき町長は、大変大事なことなんで実施したいというように答弁いただいたと思うんです。それが28年度では全くできてなかった。そしてまた、この29年度になっても実施されておりません。あわせて、さきの議会におきまして、町長に議会答弁で約束したことは実施していただきたいとそう訴えたところ、町長はこう言われたと思います。約束したことは実施しておると言われましたね。やっぱりこれできてないと思うんです。そこで、再度強く訴えますけども、行政報告会をするかしないか、お考えをお伺いしたいと思います。

 まだあります。

 特に今回におきましては、本庁舎の建設計画がなされ、本庁舎及び複合施設整備事業として債務負担行為も予算計上されておりまして、金額が先ほど言いました20億円です。このような事業を実施していく場合、美咲町第2次振興計画、この計画は平成26年度に制定されておりまして、これ読んでおりましたら平成29年度において見直しをしますと、こう明記されております。ここにあります。抜粋したものを持ってきたんですけども。その見直しの変更計画が提案されないままに、そしてこの計画書の中にも実施計画っていうんがあります。事業実施計画です。久米郡新町建設計画、美咲町過疎地域自立促進市町村計画、辺地に係る公共的施設の総合整備計画、学校関係ありますから美咲町教育振興基本計画、そしてここに美咲町公共施設等総合管理計画がありますけども、この計画書もこれは28年度に制定されておるんですけども、この計画書の中にも明記されておりません。何と何が計画変更が必要で、そしてそのことが各課の間において協議されておるのかどうか、これをお伺いしたいと思います。特につい先般の全員協議会の場におきまして、このような大きな事業については職員と、特に幹部会等においてどのように審議されておるんですかというようにお聞きしたと思います。この計画を知らない職員も多いんじゃないですかというようなことをお聞きしたとき、岡部副町長はこうおっしゃいました。幹部会では何度も協議している。その職員は居眠りしてたんじゃないんですかと、こう言われましたね。

            (副町長岡部初江君「そんなことは言ってません」と呼ぶ)

 言われたと思います。この後、数人の幹部職員さんとか一般職員にお伺いしました。副町長の説明とは全く違っております。ある幹部職員の方からお聞きしたところ、この事業が説明されたのは11月22日の幹部会であったと。しかも、この幹部会は定例の幹部会じゃなくて、臨時の幹部会であったというようにお聞きしております。副町長はいつもチーム美咲、幹部会で意思の統一を行っている、全員で頑張っていると、そのように大変きれいにおっしゃっていただいております。しかし、現実が少し違うんじゃないかなあというように思います。各種の会議において、上から言うただけでは審議したことにはならないと思うんです。真剣に論議されてこそ審議されたということになると思うんです。このことを副町長に強く指摘をさせていただきたいと思います。答弁は要りません。

 次に、町長にお伺いと提案をさせていただきたいと思います。

 今議会に本庁舎及び複合施設整備事業、債務負担行為20億円、そして歳出予算で企画費、黄福創生拠点整備事業費、委託料とか出資金が提案されておりますけども、まだまだ町民の方に理解いただけてないので、これを延ばすお気持ちがあるかどうか、延ばすことができないかどうかお伺いしたいと思います。私は、今議会で提案されるんじゃなくして、皆さん方に説明をじっくりした中で提案するべきだというように思います。また、この議会でこの債務負担行為を例え議会が認めたとしても、この債務負担行為は歳出予算の議決ではないんです。地方自治法にあると思います。だから、債務負担行為を幾ら認めても事業っていうのはできないんです。そこら辺をしっかり、そこら辺についても幹部会の中で債務負担行為はたとえ予算計上されても事業はできんのですよというような話もできたのかどうか、そこら辺についてもお伺いしたいというように思います。

 職員の皆さん方が一体となって慎重に審議されて、そのことを町民の方々に示して、町の主役である町民の方々の理解を得た後に、そしてまた先ほど言いましたような各種の事業計画の変更とあわせて提案されるのが一番ベターじゃないかと思いますんで、その辺のところを町長のお考えをお聞きしたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 形井議員からのご質問でございます。手厳しいご質問で、どうもありがとうございました。

 行政報告をやらないかということでございます。形井議員の質問で、主要課題につきましては、行政報告会を開いて町民の方々の意見や要望を聞くべきだということであります。無論私が進めている多くの施策については、もちろん住民の方々のご意見やご希望もお応えするためには、いろんな場面で耳を傾けているというのが現実でございます。幸いなことに各地域での催し物や会合、グラウンドゴルフ、各種団体や組織の勉強会等の多くのご案内をいただき、訪問させていただいた折にご意見をいただいておるというのが現実でございます。

 そして、質問のように以前には行政報告会も開催されたことがございます。その都度その都度でご意見をいただきながら進めていきたいと考えておりますので、ご理解を願いたいと、このように思います。ただ、今回の公民連携の事業等につきましては、これから町民の方々に説明に回ろうというように思っております。その辺もご理解を願いたいと、このように思っております。誰と誰とが説明に行くか、どういう範囲内で行くかということを今検討をしておるところでございます。そういうことでご説明に上がりたいと、このように思っておるところでございます。

 また、債務負担の20億円につきまして今定例会に提出をしておりますけれども、この分につきましてはあしたじゅうに返事をさせていただきたいと、一般質問の後に返事をさせていただきたいと、このように思っております。

 以上でございます。

            (4番形井 圓君「歳出予算はどうですか」と呼ぶ)

 歳出予算もそのときに返事をさせていただきたいと、このように思っております。



○議長(貝阿彌幸善君) 畑尾まちづくり課長。



◎まちづくり課長(畑尾周一君) 形井議員のご質問にお答えいたします。

 今行っている事業について、計画との整合性はどうかということでよろしいですか。

 今この議会において、町長が新庁舎ということで公言をされております。これから審議をいただくということでございます。そういうような状況ですので、現状といたしましては、まず新町建設計画につきましては、従来に加えて新庁舎の建設というようなことを盛り込んだような形で県との協議を進めておるという段階でございます。また、第2次振興計画につきましては、これは基本理念ということでございますので、理念に基づいて5つの基本方針があって、それに基づいて施策を行っていくということで、個々の個別の事業っていうのは書き込まれていない。しかしながら、そこからもし酌み取れないものについては、やはりここで訂正なり見直しなりをかけていく必要があるということで、この公民連携の事業、本当に大きな事業になっておりますので、ここの部分につきましては第2次振興計画にも修正書き込みをしたいということで、これの文言についてはまだこれというような定めはございませんが、第1章に書き込みたいなあということで今現在検討を進めておるということでございます。

            (4番形井 圓君「過疎計画とか立地、そういうなのは。過疎計画、辺地計画、もろもろの計画は」と呼ぶ)

 今まちづくり課で取り組んでおりますのは、2計画でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 失礼します。形井議員の柵原地域の義務教育学校にかかわる計画についてのご質問ですが、今後の柵原地域の学校施設のあり方について、ほぼ1年かけて審議した本年3月末の柵原地域学校建設検討委員会の報告を受けて、大変遅くなったのですが、10月17日に義務教育学校をつくる方向で基本構想や基本方針、実施計画等を検討するための新たな検討委員会である美咲町柵原地域義務教育学校整備検討委員会を立ち上げたところです。この委員会は、柵原地域を5つに分けた地域の自治会長の代表の方々に加わっていただくなど、より多くの地域の方々の意見が反映されるようにしています。最初の会では、柵原地域には小中一貫教育を推進する新しい学校、義務教育学校が必要であるという方向性を示すに至った経緯や、そのことを説明した3月の報告書の内容を「広報みさき」5月号で紹介したり、町のホームページにアップしたりしていることなどについて説明をしましたが、残念ながら先ほど議員言われましたように、その内容が保護者や地域の方々に十分に伝わっていないことが取り上げられました。

 そこで、教育委員会としても保護者や地域の方々にこれまでの経緯と現在の取り組み状況について丁寧に説明する必要があると考えまして、10月の柵原東保育園の参観日に出向いて説明をさせていただいたり、先月16日と29日に柵原西小学校区、柵原東小学校区において、教育委員会が主体となってPTAとの合同説明会を開催したりしたところです。ただ、保護者や地域の方々の理解を得るにはまだまだ説明が必要で、これからも丁寧に説明をしていく必要があると思っています。

 さて、新しい検討委員会ですが、現在のところ2回開催しまして、これまでの経緯や検討内容を振り返りながらも、義務教育学校創設に向けた基本方針や実施計画の素案について少しずつ議論をしていただいているところでございます。また、各小学校区の合同説明会で出された保護者の方々の意見等についても紹介をさせていただいております。

 議員の言われるように義務教育学校の創設に向けた基本方針や今後の計画などについては、これからはタイムリーにきめ細かな説明や意見交換、それから意向調査などを実施しまして、より多くの方々のご意見を踏まえながら具体的なものにしていくことが大切であると考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 岡部副町長。

            (4番形井 圓君「よろしい」と呼ぶ)



◎副町長(岡部初江君) 先ほどの過疎計画等につきましては、必要なところへ盛り込んでいくということにしております。

 それから、先ほどの幹部会議で触れたのは複数回になりますけど、詳しいところは本当に1回しか言ってなくて、形井議員が言われるとおり足元で周知がなされてないというのは事実でございます。何度もと言った覚えはなくて、幹部会議でお話ししましたというふうには申し上げたんですが、あれだけ量の多いものを1回の説明だけでは幹部も理解は多分できないと思いますし、ましてやそれを組織の職員に説明していこうと思うとなかなか難しいと思いますので、また職員に説明をする機会を持ちたいとも思っております。職員がまず理解することから始めないといけないということで、ありがとうございます。今後そういうふうにしていきます。

            (4番形井 圓君「過疎計画、辺地計画、こういうなのはどんなんですか」と呼ぶ)



○議長(貝阿彌幸善君) 具体的に通告の中にうたい込まれておられますか。



◆4番(形井圓君) これ変更要ると思うんです。



○議長(貝阿彌幸善君) その部分については。

 ほんなら、桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 失礼いたします。形井議員の質問の中で、過疎計画等も変更の必要があるんじゃないかということでございます。

 新町建設計画から含めて、先ほど来の全てのものを一括該当する部分があるかないかを拾い出しまして、改めて議会へ必要なものは一括して提案してご議決いただくなり、ご審議いただくように再度見直していきたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) ということでよろしいですか。



◆4番(形井圓君) はい。



○議長(貝阿彌幸善君) ほな、再質問ありますか。

 4番形井議員。



◆4番(形井圓君) やはりこういう大事業のときには、先ほど言いましたように新町建設計画とか過疎計画とか辺地計画とか、いろんな計画変更が必要だと思うんです。これは私が言わんでも、言う前にこういう計画もやってますと、変更計画もやってますということを議会のほうに提案していただかないと、事業をやりたいだけじゃあなかなか前へ進まんのじゃないかと思うんです。そこら辺の検討を職員が一体となって自分の課はこういう計画書があるんですよと、そこをどのようにみんなで審議していくかということが大事なんじゃないかというように今しみじみと感じました。

 それと、町長は説明会を開催していくと、そう答弁いただいたんで、大変質問してよかったなあと思っとるんですけども、町長、私はこの庁舎の建設に反対しておるわけではございませんので、前もって言っておきます。

 今の庁舎の現状をいろいろ町民の方から話を聞きました。各課がばらばらの位置にあると、本庁舎、第1分庁舎、第2分庁舎、包括支援センター。だから、できればまとめてほしいというようなご意見もよく聞きました、この回っておるときに。そうした中で、町長が提案されておるお考えになっておること、これ私町民の方も理解していただけるんじゃないかと思うんです。

 私が訴えたいのは、その事業をする手法です、手順。ここに問題があることを訴えたいんです。先ほど言いましたようにいろんな変更計画が必要であるにもかかわらず、これがなかなか職員の、特に幹部会の中でそういう問題点が理解できてないっていうんですか、協議ができてない。そこら辺を訴えたいと思います。また、その手法、過程に問題があることを指摘させていただいておるんですけども、住民の方々は、この庁舎建設について100%と言ってもいい方が多分知らないんじゃないかと思うんです。以前町長は、シンボル的な建物を建設したいと、そう説明をされておったと思います。そのとき多くの町民の方は文化センターと、こう感じておったと、そういう雰囲気があったと思います。しかし、急に庁舎建設になった。しかも、町民の方にも議会にもほとんど説明がされないままに一気にここに来てしまった。そのことを指摘させてもらっておるんです。いろいろな町民の方から電話をいただいております。歩くたびに苦言を言っていただいております。私は一議員として、ここのこうした説明をする責任があるんですけども、今の私にはその説明ができておりませんので、ぜひともその説明をしていただきたいと思います。

 美咲町の振興計画の一部をここへ抜粋してきましたけども、こう記載されております。美咲町振興計画は、基本構想と基本計画によって構成されますと。基本構想は、全ての住民が共有する本町の将来像を掲げ、行政施策の指針となるとともに、住民活動や事業活動の基本的な方向を明らかにするものであります。そして、基本計画です。この基本計画は、基本構想を具体化するために行政を初め、住民、事業者などまちづくりにかかわる全ての関係者の方が協働で取り組む行政施策の方針を明らかにするものですと、こう書かれてます。住民、事業者などまちづくりにかかわる関係者が協働で全体で取り組むと、こう明記されております。そして、第4章です。まちづくりの基本方針には、住民が主役の誰もが交流する幸せなまちづくり、住民が必要とする情報の提供や住民ニーズの把握など、広報啓発活動の充実を図りますと。これができてないんです。住民ニーズに対応するため、住民が主役のまちづくりを進めます。やっぱりこれは基本中の基本だと思うんです。こういうことを基本に議会もこの計画書を承認しとんじゃねえかと思うんです。しかし、今議会に提案されている事業におきましては、寝耳に水だというような指摘をたくさん受けております。町長がこの庁舎建設で強い決心で推進されるんであれば、町民の方々にくどいんですけど、きめ細かい説明と理解を求めていただきたいというように思います。

 また、この庁舎建設後のこの本庁舎、第1、第2分庁舎、保健センター、三保にある図書館、また老朽化している旭支所、町内に点在する数多くの公共施設をどのようにしていくのか、このことも大事なことだと思うんです。そうした計画をぜひとも早くまとめていただいて、これを町民に知らせていただきたいというように思います。

 先般町長が提案で視察させていただきました紫波町、ここは2年間かけて100回の説明会をしたというようにお聞きしております。ぜひとも、そうした説明会を開いていただきたい。

 あわせて教育長にお願いしたいんですけども、柵原地域の学校建設におきましても、柵原地域だけの問題じゃないと思うんです。今後の美咲町の重要教育問題の課題だと思うんです。このことを柵原地域だけでの説明でなくして、町全体に説明をしていく必要があるんじゃないかなあというようなことが思われます。

 町長、先ほど債務負担行為についても予算案の黄福創生拠点整備事業のうちの委託料とか出資金、これについてもあした答弁されると、考え方を示すと言われたんで、もうこのことは問いませんけども、重ねてお願いしておきます。ぜひともきめ細かい説明会を開いていただきたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 官民連携の事業ばかりではなくて、ほかのことにつきましても出前講座を設けて皆さんからの要求があれば出向いていって、それについてお答えしようと、このように思っております。

 それから、この官民連携につきましては、それぞれ地域別に出向いていって、我々としても町民の方々にそのことをお知らせしようと、このように思っております。

 私の考え方では、最初考えておりましたのが、議会からある程度のご理解を得ないとこれが前に進めないというのが一番に頭の中にありました。そういうことで、議会の皆さんの反応がどうあるかということにつきまして、いろいろ私も議会の皆様方に何遍となくご報告をさせていただきました。それはわかっておりますよね。そのことについてのご報告についての反応を私なりに確かめておったということです。それによって町民の方々にご説明をしていこうと、このように思っておったところでございます。まず、議会に、町民の方から選ばれた議員が代表でございますんで、その代表の皆様方にお話を聞いていただかんと前には進めないなあというのを感じるところでございます。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 形井議員。



◆4番(形井圓君) 町長、出前講座と言われましたけども、要望があれば行くと言われましたけども、私はそうした要望があったとこへ行くんじゃなくして、町長が町長としてこれだけこのことをやりたいんだと、こういう美咲町を将来のためにつくっていくんだということを行政のほうから各地域へ出向いていって、要望があるところじゃないんです。町長が拠点を決めてきめ細かく説明していっていただきたいと、このことをお願いしておるんです。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 先ほども申しましたように、官民連携については出向いていって皆さん方にお話を聞いていただこうと、このように思っております。

            (4番形井 圓君「学校建設も要るんじゃないですか。官民連携だけじゃなくして」と呼ぶ)

 ちょっとそれは教育長に。

            (4番形井 圓君「いいですか」と呼ぶ)



○議長(貝阿彌幸善君) 形井議員。



◆4番(形井圓君) 行政の報告会をしてくださいって言いよんです。



○議長(貝阿彌幸善君) 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 失礼します。形井議員のご質問にお答えいたします。

 義務教育学校についても、先ほども申しましたように地域住民の方々や保護者の方々の意見を十分反映させながら、きめ細かな具体的な計画をつくっていけたらと考えておりますし、またほかの地域、柵原地域以外の地域への説明についてですが、これについては新しい指導要領が平成32年から実施されます。そのときに9年間を見通した計画の重要性、特に小学校の英語等も入ってきて、それが中学校の3年の卒業の出口でどうなるかといったことも含めて、それぞれの今各中学校区で検討をいただいているところです。そういったこともあわせて、そういうふうな機会が持てたら積極的に出向いていけたらと思っております。



○議長(貝阿彌幸善君) 岡部副町長。



◎副町長(岡部初江君) 町長が先ほど公民連携のまちづくりについて3地区で説明会を開くと申し上げました。その具体的なことをここでせっかくの機会ですので、お話しさせていただきたいと思います。

 公民連携のまちづくりで庁舎の建設を含む複合施設の建設についてを、特にその中でご説明をさせていただく、もちろん全体の公民連携のことから入っていくんですけれども。12月18日月曜日、役場第2分庁舎の大会議室です。12月19日火曜日、旭町民センターです。12月21日の木曜日、柵原文化センターです。6時半から7時半くらいまで、8時くらいまでに開催をしていきたいというふうに今思っておりまして、周知の期間がないんですけれども、これから告知放送で周知をしていきたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いをいたします。

 それから、1月24日にはシンポジウムがあります。この公民連携やリノベーションの神様とも言われる第一人者の清水さんがお越しくださいまして、そこでも町長のお話など、それから政策推進室からの話も含めてシンポジウムを開催いたしまして、町民の皆様にしっかりお話をさせていただいたり理解をしていただく機会としたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 形井議員、一言注意をしておきます。

 必ず議長に求めて質問をするようにしてください。

 それから、もう一点は、私語と扱われやすくなりますんで、その都度求めてそれから質問するようにということを守っていただかないと、途中であれになりますから、それだけ十分に注意をしてください。



◆4番(形井圓君) はい。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、4番形井議員の次の質問に移ってください。

 4番形井議員。



◆4番(形井圓君) 入る前に1点だけ言わせてください。

 きょう何日ですか。18日、19、20で説明すると、こんな私には理解できません。

 それと、もう一点言いたいのは、町政と教育委員会と一体となった説明会をしてほしいと私は言ったんです。そのことだけ伝えておきたいと思います。

 次に入らせていただきます。時間がありませんので。



○議長(貝阿彌幸善君) 形井議員。



◆4番(形井圓君) 最後に、徴収対策室が設置されました。いろいろな意見がある中でできました。その実績と、特に成果についてお示しいただきたいと思います。先般書類で提出していただきたいというようにお願いしておりましたんで、お願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 岡部副町長。



◎副町長(岡部初江君) 形井議員からのご質問にお答えいたします。

 まず、徴収対策室の発足につきましてから、少しお話をさせていただきます。

 徴収対策室はご存じのとおり、ことしの7月1日に新たな室として美咲町全体の債権、滞納を適正に管理して、その回収に当たるために発足をいたしました。

 美咲町の平成28年度決算における収入の未済額、つまり滞納額は全体で約2億9,700万円となっております。これは、公債権、私債権を合わせた額です。公債権とは公の債権と書きまして、法令や規則に基づいて徴収をさせていただくもので、税金などがあります。それから、私債権、私の債権、私債権とは契約に基づいてお支払いいただくもの、水道料とかみさきネットなど住宅もあります。そういうもの、使用料、手数料等もあります。多くの方は、本当に誠実に納めていただいております。それですので、その公平性を確保することと、それから滞納をなくして財政の健全化を図るための新たな取り組みをしていくということで、この室の使命があると考えています。

 この対策が必要になるんですけれども、この対策といたしましては、まず美咲町の債権管理の適正化に関する基本方針を定めまして、町全体で債権の回収に取り組めるように統一した事務処理を進めるために、関係する担当課との事務整理に当たっております。債権管理と回収の手続的な環境をまず整備していくというところから始めて、今整いつつあるところです。債権管理適正化本部を設置する要綱をつくりまして、所属長が入っておりますけれども、本部会議を設置しております。美咲町の債権管理マニュアル、具体的な債権をどういうふうに管理するかマニュアルを、まだもう少しこれは検討する余地のあるものですけれども、こういうものを作成いたしまして各担当課と連携して協議を今進めているところです。

 債権の回収には法令等の十分な知識が必要でありますので、それらの勉強も行っておりまして、その知識をどんどん積み上げて、そして担当職員の研修にもかかわれるように、室員が担当していろんな職員の研修にもかかわれるようにしていく計画をしています。人材育成も室の仕事に今後していきたいと思っています。

 美咲町の債権管理をより適正に効率的に行うために、美咲町債権管理条例をこの定例議会に提案させていただいております。よろしくお願いします。

 お尋ねの徴収対策室独自の徴収金というのはありませんが、関係課と連携しながら納付相談や、それから一緒に訪問徴収、そして差し押さえ等には参加しております。室ができて各課と連携していくことによって担当の課も本腰を入れて徴収、債権回収に対応していけるんではないかと思っております。期限内に納税、納付をしてくださっている方の声なき声を心の支えにいたしまして、誠実な仕事をしていこうと室員と話をしているところです。

 それで、独自の徴収はありませんけれども、この7月発足しましてから各課が毎月どれくらいの債権を徴収しているかというような表はつくってきておりますが、それはよろしいということでしたね。

            (4番形井 圓君「要りません。あっ、叱られる」と呼ぶ)

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 形井議員。



◆4番(形井圓君) もう手を挙げるのが退屈なぐらいです。あきれてものが言えないといったら叱られるかもわかりませんけども、何人いらっしゃるか知りませんけども、この室をつくるときいろいろ話があったと思うんです。今の話を聞いたときに、私はこの室をつくった成果っていうのは全く出てないんじゃないかなあと思います。この室をつくらなくても税務課は税務課、こども課はこども課、住民課は住民課、上下水道課は上下水道課、それぞれの場所でしっかり滞納整理ができておったと私は思っております。

 また、このとき申し上げたと思うんですけども、滞納には税もあれば水道料、保育料、いろいろな種類があります。また、税の中においても、固定資産税とか町民税とか国民健康保険税とかいろいろあります。滞納者の方には、それぞれの理由があると思うんです。各課の担当者が、その滞納整理にいったときにいろいろな理由を把握しておると思うんです。そうした中で、苦労に苦労を重ねて一生懸命頑張って滞納整理もやっておると思うんです。にもかかわらず、この徴収対策室をつくった。聞いてみれば、今の話では徴収対策室が集めたお金は一円もないと。何のためにつくったんか理解できません。これからしっかり頑張ってください。これだけ言っておきます。

 終わります。

            (副町長岡部初江君「それについて」と呼ぶ)

 答弁要りません。

            (副町長岡部初江君「言わせてください」と呼ぶ)

 要りません。



○議長(貝阿彌幸善君) 答弁は必要ないとのことですが、町長よろしいですか。



◎町長(定本一友君) よろしいですか。

            (4番形井 圓君「よろしいです。あきれてものが言えませんので要りません」と呼ぶ)



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、もうそれで終わりにしてください。

            (4番形井 圓君「終わります」と呼ぶ)

 それでは、ただいまの質問で以上で4番形井議員の質問を終了します。

 ただいまから午後3時まで休憩とします。(午後2時45分)



○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き一般質問を継続します。(午後3時00分)

 ただいまの出席議員は14人です。

 続きまして、13番松島啓議員の質問に入ります。

 13番松島議員。



◆13番(松島啓君) 13番松島啓でございます。

 本日、一般質問第1日目の最後の質問ということになりました。ことしも、平成29年もあと20日ほどとなりました。ことしもいろんなことがあったかと思います。特に、この12月定例会では大きな議題、議案も上程もされたり、また私が所属します委員会、総務産業常任委員会でも種々協議、議論もなされ、また課題も多かったように思うところであります。きょうしっかりことし最後の私の質問をさせていただきまして、また来年はいい正月を迎えられるように答弁のほうをよろしくお願いしたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

 私は、今回も2件について質問をさせていただいておりますが、議長のほうにも少しご配慮いただきまして、まず1問目の公民連携事業につきましては、これは議員全員皆そうなんですが、11月14日が通告の締め切りでありました。それから約1カ月ということで、特にこの公民連携事業に関しては大きな事業でもあり、またこの1カ月でいろんな動きがあったかと思います。ですから、この通告書に書いてあることは質問させていただきますが、それ以外のことも再質問、再々質問では特に質問をさせていただきたいというふうに思いますので、もし趣旨とかなり外れてきて暴走するようなことがありましたら議長のほうでご配慮、采配のほうをいただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) わかりました。どうぞ進めてください。



◆13番(松島啓君) それではまず1問目ですが、公民連携事業についてということであります。これは平成28年度、昨年度の事業で官民連携事業導入の可能性の有無についての調査ということが行われ、本年5月に議会に担当課のほうから報告がされました。導入に向けての課題として挙げられた項目について、実行ができているかどうかという質問をさせていただきたいというふうに思いますが、まず1つは、地元のこれは質問の内容というのは、その報告書の中の抜粋のような形になっております。その当時、この報告はあくまで調査の報告であるという担当課長の説明もありましたが、ただこれを参考にしながらこれからやっていかれることというのもあったかとは思います。それから時はかなり過ぎておりますが、そういった意味で質問させていただきますが、まず1番が、地元の担い手、事業者等への情報交換及び研修の場づくりはどうであったか。

 また2番目が、町内3地域における町民との対話と情報発信はどうだったか。

 また3番目が、議会に情報提供を行うとともに、必要な条例及び規則等の整備というふうにうたわれておりますが、それは実行されているかどうか。

 また、地元の担い手を組み込んだ公募条件の設定ということで、これが官民連携の特に民の部分ではないかと思いますが、が一つです。

 またもう一つは、本年度中に公民連携基本計画を策定するとのことで説明もありました。基本計画というのが、文書では先日の11月27日の全員協議会では案ということで配付のほうをされたかと思いますが、それまでに町民との対話であったり意見交換というのが必要ではないかというふうに思うわけですが、それはどのようにされてきたかということでございます。

 それから3番目、町長のこの本事業に対する思い及び今後の計画を具体的にということであります。町長は、この12月4日の定例会の初日に、特にこの公民連携に対してのいわば思いというか所信表明のような形で語られたというふうに思います。特にエリアの価値、商店街のエリアであったり商店街から運動公園まで、また運動公園のエリアというようなことで中央の3つのエリアの価値を上げていく、またにぎわいの創出、しっかりと集客をして、それを最終的に柵原地域であったり旭地域であったり、そういうところにも広げていくんだというような思いのことを12月4日にも言われたように思います。

 その中で、先ほども本日もそうですが、また先日の常任委員会でもそうですが、庁舎移転、建築建てかえというような言葉が我々議会のほうでは10月3日というのが私は正式な説明というか、町長がやるんだというように言われた最初だったように思います。先日の委員会の中でも5月25日にPPPの説明をしたときに、そういうことも言ってるじゃないかというような言った言わないの話もありましたが、議員まずほぼ全員の認識はそういう形じゃなかったかと私は思っております。調査の報告書の中で、最後のほうに庁舎の再配置事業と跡地利用事業が一体化に実現できるのであれば、民間事業者としての参画の可能性がある、これ可能性調査の有無ということですから、現庁舎が立地している町有地の跡地活用は、通勤向けの住宅地であれば価値があると考えられるというような、これは調査事業ではうたわれてはおりますが、具体的なそれはあくまで可能性、調査であるという形で、その時点では我々議会もそれほど疑問に思わなかったところであります。その中で10月3日から庁舎という単語が、庁舎を移転というような形が出てき、我々も本当にびっくりしたようなことで、そういったところで今回委員会の中でも種々協議、議論もあったように思うわけでありますが、その辺も含めて町長の本事業に対する思い、今後の計画を具体的に述べていただければと思います。

 また最後ですが、中心部のエリアの価値を高めるというふうに言われており、それから周辺地域へはどのように波及させていかれるのか、その手法をお聞きしたいというふうに思います。周辺地域は特に人口の激減、そして高齢化、私はいつも言うんですが、高齢化ということに関しては、高齢者の方がお元気で頑張っておられる、そういう部分での数値が上がっていくのは別に全く問題ないと思いますが、私は高齢化よりは少子化、担い手が少なくなるというほうが問題ではないかというふうにも思っております。特に周辺地域はそういった動きというのがこの中央地域以上に進んでいるというふうに思うわけで、例えば私は中心部を頑張っておられる間に、どんどんどんどん周辺部はそういった形で疲弊が激しく、中央地域以上に疲弊していって、そのとき周辺地域に波及をするといっても間に合わなくなるんじゃないかとも危惧をしております。そういう意味も含めまして町長の思い、また政策推進室長、副町長の思いも含めまして答弁いただければというふうに思います。お願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) よろしいですか。



○議長(貝阿彌幸善君) それはどちらかでも町長トップですから、やってください。



◎町長(定本一友君) 松島議員の公民連携についての私の思いを言いなさいということでございます。

 4月に選挙がありまして、選挙公約の中で公民連携、複合施設、シンボル的な施設というような、そういう単語を並べております。見てくださったか見てくださらんかわからんですけども、そういう思いの中でなぜそんなことが浮かんだかといいますと、やっぱり今言われるように少子化、どんどんどんどん人が亡くなっていきます。そういう中において、今何か立ち上げないと美咲町の場合はじり貧になってくると、よそもそうかもしれませんけども、よそのことは関係ないんで、美咲町がじり貧になってくるということについて、私は将来の子供たちのために残せるときに何か残しておくべきだというように思いました。そういう中におきまして、公民連携という言葉が今盛んに政府も言っておりますけれども、そういうような事業を進めるべきだというようなことでございます。柵原地区におきましては午前中にも申しましたように、トイレ、休憩所が公民連携になっております。そういうようなこと、規模は違いますけれども実際にそういうことで建てられておるというようなことでございます。

 そういう中におきまして、公民連携をする場合に何か核があるもんが必要ではないかなあということでございまして、人が集客できる場所、そういう場所が必要だと。美咲町におきまして人が集客できる場所が何か一番手っ取り早い、一番大きな人を集客するのは私は庁舎だと、このように思っております。そういうことで、場所といたしましても庁舎が建つ場所の前が国道53号、1万5,000台の車が通ったり、JRの亀甲駅もあったり、この地区をモデルといたしまして公民連携のにぎわいのある地域をつくるべきではないかなあと、このように思っておりました。そういうことで、選挙がありましてそれまでは何も皆様方には報告できません。私が通るか通らんかわからんのに早うから早うから物を言うてもしょうがないわけでございますんで、そういうことで選挙が終わりまして段取りをしながら政策推進室もつくったりしながらその中で議論をしていただいて、誰に頼んだらいいかとかというようなことも考えながら人物を選定をしていったということでございます。

 確かに皆様方に伝えるんが遅かったかもしれません。遅かったかもしれませんけれども、さっきも申しましたように私はある程度の選挙で選ばれた議員の意向が必要だと思います。そういう意味におきまして、議員の意向を確かめたかったというようなことでございまして、知るのが遅かったと、手順をよく考えてやれえというようなことも、それは一理あるかと思います。私がそういう立場になりましてもそうなるかもわかりませんけれども、庁舎にいたしましても、もう5年もたちますと恐らく建てかえの話が出てくると思います。そういう中で合併特例債、31年度まであるわけでございまして、32年4月までは使えるわけでございますんで、それをいかに活用していくかということが、私は美咲町の将来にかかっておるんではないかなあと、このように思っておるところでございます。約13億円程度の合併特例債の交付税算入があるということでございますんで、ただ6億円か7億円程度の持ち出しで済むというようなことでございまして、私はここがチャンスではないかなあと、このように思います。やはりチャンスであるときに事を進めていかないと、いつでもかつでもそれが物になるかというわけにはいきません。やっぱり時がありますし、そういうときにしていただける見かたの方があるときに、そういうことをやっていかなければいけないんではないかなあと、このように思って私は庁舎についての思いを語って、それに同調をしていただけるようにお願いをしたいということで皆様方に提案をしたところでございます。

 以上でございます。

 また舌足らずのところはまた言ってください。



○議長(貝阿彌幸善君) 岡部副町長。



◎副町長(岡部初江君) 先ほどの松島議員のご質問につきまして、少し丁寧にお話をさせていただこうと思います。

 今町長のほうから町長の思いの話をされましたので、3番のところを抜いてお話をさせていただきます。

 まず1番、地元の担い手への情報交換及び研修の場づくりということでございます。

 担い手というのはどこでも今困っているところでございまして、担い手不足が問題にはなっております。今年度、先ほどから出ております調査報告に岡崎氏などを美咲町に招いて講演会や勉強会、研修会などを開催することによって、官民連携の意義、メリット、方法などについて意識、理解を共有できる人たちをふやしていくことも考えられるとありましたように、調査報告に基づきまして事業を進めているところです。

 岡崎氏を招きまして、8月8日に亀甲商店街で担い手を育成するために、町内業者の方を対象に公民連携リノベーションまちづくり研修をいたしました。町内外の担い手発掘のために、10月25日から26日、この2日間にわたりましてはリノベーションスタディ亀甲を開催しました。リノベーションスタディ亀甲では、亀甲の商店街の2軒の空き家店舗、この店舗の利用プランを提案していただきまして、オーナー様と契約に向けて今話が進んでいるところです。この企画では、空き店舗の担い手の発掘ができました。

 また、公民連携の公側の町の職員を対象に、8月8日には幹部職員研修、9月12日には若手職員の研修、10月24日にはリノベーションまちづくりの先進地の北九州市職員、椿氏、和歌山市職員、榎本氏を講師にお迎えして、リノベーションスタディ亀甲公務員勉強会を開催しています。そのほかには、もちろん議員の皆さんへの8月8日の研修会、それから11月6日、7日のアドバーザーの岡崎さんが今も携わっておられる岩手県紫波町の公民連携の手法で建設された施設、またそれから花巻市のリノベーションによる遊休不動産利活用の事例を皆様と一緒に視察させていただきまして、皆様に視察していただきました。

 公民連携事業の実績の少ない美咲町での行政関係者と、それから民間事業者の理解者をふやすために今取り組んでいるところです。これからも美咲町が進める公民連携の考え方を知っていただく会をしっかりと持っていきたいと考えています。先ほどの説明会を開催するということもこの中に含まれております。

 1月24日のリノベーションのまちづくりにつきましても、公民連携シンポジウムについてもお話をさせていただきました。職員の出前講座にも公民連携のまちづくりでご説明をさせていただきたいと思います。出前でどこにでも行かせていただきます。説明の機会をいただければありがたいと思っております。

 12月議会では、複合施設建設に伴う補正予算も提出させていただいておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。

 議員の皆様にはお話をさせていただいておりますけれども、この新庁舎等の公民連携複合施設を建設する理念といたしまして、町民の方の利便性の向上を図るということ、各いろんな行政の機関が一つになって、そしてアクセスもしやすいということがあると思います。それから、美咲町のいろいろな課題、まちの経営課題を解決する、そのために庁舎を実現する。これは、さっき町長が申しましたことが一番大きいところです。これからの美咲町のにぎわいをつくって、そしてそれをいろいろな町内の地域へモデルとなったものをどんどんどんどん発展させながら送っていくこと、そういうことを図るための、その課題を解決するために庁舎を実現するということがあります。これは、自主財源の増加を図りながらというところで健全な財政運営に寄与するようなやり方、合併特例債という交付で返ってくる、そういうものを使わせていただくというところです。

 それから3番目は、美咲町の中心を担う交流と情報発信の拠点、それを担うということで、町長が前々からよく申しております人が集い、人がつながる場、そういうものをそこでつくっていくということで、美咲町で一番の人通りを生かして、町内だけではなく町外の皆さんとのつながり、人、そして物、観光交流を促進していきたいと思っております。この中で交通の利便性を生かすということで、民が稼げる、稼ぐということもキーワードにいたしております。美咲町のライフスタイルを豊かにする庁舎、この庁舎ができてよかったなあというそういうふうな庁舎を実現することを目指しておりまして、心地のよい空間であることや、そこが町民の皆さんのリビングのような豊かな暮らし方の拠点になるような、生活シーンの提供ができるような、そういう場になったらいいなあということが一つあります。

 また、次は亀甲の商店街との連携を積極的に行って、歴史も今まで亀甲の商店街、亀甲が育んできた歴史ともしっかりと共存しながら施設をつくっていくことを目指しています。エリアをあそこだけにしないで、駅からそして公園までを結ぶエリアもしっかりと生かしていきたい、そして公民連携でつくっていきたいということです。

 それから、建設を通じて美咲町の地場産業をつくり出していく。ここが大切だと思っています。先ほどから稼ぐという言葉を申し上げていますけれども、美咲町の産業である林業や農業、またほかの地場産業の未来につながるような、そういう機会が庁舎の複合施設の中で得られるような、そういうことを目指した複合施設をつくっていくということで、地元の担い手をこれからもしっかりとつかんでいきたいというふうに思っております。

 ?と?と?を全て一緒に今お話をさせていただいたと思っております。どうぞよろしくお願いをいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 副町長、?は。



◎副町長(岡部初江君) ?は町長の思いのところで申しあげました。



○議長(貝阿彌幸善君) いや、この新たな条例とかそういうものというのはどうされとんですか。



◎副町長(岡部初江君) 新たな条例のところでございますけれども、新町建設計画等の計画を県との協議の中で認めていただくためには、建設地の番地の変更とかそういういろいろな手続が出てまいりますので、またそういうことについても今後皆様のほうにご提案をさせていただきたいというふうに思っております。法令等の、条例等の整備を今後していきますので、よろしくお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 副議長、答弁漏れはありませんか、今のとこ。



◆13番(松島啓君) 町長が言われとんのも3番と4番も含めでしょうから、とりあえず1回。



○議長(貝阿彌幸善君) それじゃあ、再質問ありますか。

 松島議員。



◆13番(松島啓君) 町長、副町長のほうで答弁していただいたわけです。

 委員会等でも質疑はさせていただいたところでありまして、いろいろ堂々めぐりのとこも出てくるかと思うわけですが、その中で町長も言われたやはり手法には問題があった、手順には問題があったというふうに認められとるわけですが、当然我々議会というのは町民の代表ということで、町民の負託を受けて議会に出させていただいております。そういう意味で、ちょっとその辺を増築するとか、その辺に倉庫を建てるとかというようなことであれば、我々もそれはしっかり審議して早くやらなきゃいけないことに関しては、それは本気でやりましょうというふうに我々も協力できるとこは協力を当然していくわけですが、突然庁舎というのが出てきて、これを認めなさい。普通というより、どう考えても私毎日そのことは毎晩毎日毎日考えるんですけど、どう認めればいいのかというところになります。

 いろいろこれ堂々めぐりになるかと思いますが、この庁舎というのは美咲町、今後これが最後の庁舎になるんじゃないかと私は思うわけです。そのくらいの大事業、金額にすれば恐らく今度の柵原地域の学校のほうが金額は多くなるかもしれませんが、やはり庁舎という部分においては最後の大事業じゃないかと思いますので、そういう意味でこれも堂々めぐりになるかもしれませんが、本当に慎重に考えていかなきゃいけない。

 先日老朽化してことしが43年目、庁舎なるかと思います。合併前後に改修も平成17年にされておりますし、また平成21年には耐震工事という形でされております。コンクリートというのは約50年が一応という形で耐用年数とか言われておりますが、耐震ということは平成21年にもされておりますので、躯体のほうはもつんじゃないかと私は思っております。町長あと5年うちわにはどっちにしろしなきゃいけない、私はそんなことはないと思っております。また、しっかり改修もしていけば毎年修繕費が200万円、300万円かかっているという効率的な問題はあるかもしれませんが、そんなに私は合併特例債というのが最後はネックになってくるんだと思うんですが、もう少しじっくり考えて行うべきじゃないかというふうに思います。漏水というのも言われとったんで、今水道代が倍ぐらい庁舎のほうにもかかっているんだというような説明もありましたが、最終的には合併特例債があと2年と少々という期限ということで庁舎のほうも急がれたのではないかというふうに思いますが、これに関しては幾ら説明されても私はちょっと納得いかないというところで。

 以前から町長は選挙前、選挙が通らなかったそのことも言えなかったんだというふうに言われたかもしれませんが、シンボル的な官民連携の複合施設ということは、これは2年以上前から言われていたことだと思います。その中には、ただ私も昨年の12月議会に質問させていただいたんですが、そのときも官民連携のシンボル的な複合施設を、細かいことはこれから考えるんだというような形で、それ以上の答弁は私もまた同僚議員もしたときにも答えられなかった。これは思いはあったんかもしれませんが、選挙もあったりというようなこともあるのかもしれませんが、そのころは先ほど形井議員も言われとったとおり文化センターというのをうわさでは我々も聞いたり、あとはよく会合でいろんな役員の方と町民の方とお会いするときに、いつも特に原田地区にある程度の規模の公民館が欲しいというようなことは会うたびに聞くのは聞いておりました。先日町長にもお聞きしたら、正式な要望書はないんだというふうな形は言われておりましたが、そういった町民の意向も多少はあったのかもしれませんが、それであれば、そういった意向に関してしっかり町民の皆さんと話をされて、まずは私は民間、これは何かゾーンを3つに分けられておりますが、行政ゾーン、民間ゾーンと住民ゾーンというふうな形で3つのゾーンに分けてというような形でこの間説明もありましたが、行政ゾーンというのが庁舎の部分じゃないかと思いますが、住民ゾーンというのが多目的であったり図書館であったりというようなことも言われております。そして、民間ゾーンというのが今の物産センター等々も含めた直売所、これは公募というか営業されるんか公募されるんか知りませんが、民間の方がこういったことをしたいという要望に応じて面積も割り振りしてやっていくんだと言われたんですが、その行政ゾーンとあと住民ゾーン、民間ゾーンとは分けて考えていかれるべきじゃないか。私はこの一大事業に関しては行政ゾーン、すなわち本庁舎に関しては、もう少しじっくり腰を据えて考えていただきたい。これも行政だけで考えるんじゃなしに、住民の方との対話であったり議会にも情報提供をしっかりしていただいて、特に住民の方、全く皆さん知られてないような状態でもありますので、その辺をしっかりやられて、急ごしらえの説明会をやってシンポジウムやったから、これでもう皆さんに説明しましたというんじゃあ私は納得できませんし、町民の方も恐らく納得されないと思います。先ほど形井議員も言われた紫波町では約2年間で100回のそういった説明会をされたということでありますが、これも紫波町の場合は県から二十数億円でしたか塩漬けの土地を購入され、周辺には住宅地というか分譲地、将来的にはそういった施設ができるんだというふれ込みで住宅地が何百軒も建っているという状態で、うちとは全く状況が違いますし、実際現地へ行かせてもらったらすばらしい施設ですが、あそこに庁舎がなくてもほかの複合施設だけで十分集客できるなあというのを、私は見させていただいて感じたところでもあります。そういった意味でも庁舎と庁舎以外に関しては別で考えて、合併特例債等々はあるかと思いますが、庁舎の部分はしっかり腰を据えて考え、合併特例債も今までこれは見返りがあるものではありますが、実際には借金であるのでという形で今まで計画には入れられなかったはずだと思います。今六十数億円残っているというようなことでありますが、これを使い切るであったり、一部を使うというようなことも我々も全然聞いておりませんので、急に思いつくのではなく、この件に関しては別というふうな形で。

 まずは、私は商店街のリノベーション、このことはどんどん進めて若い方を中心に頑張っていただいたらいいかと思います。今2つの空き店舗がこれから前に進んでいって、そういったいわば若い方が中心とした少しはライフスタイルの部分でも、そういった部分で進んでいくんじゃないかと思います。岡山市の問屋町、あそこのリノベーション、私もよくあっこは行くことがあるんですが、土日になると特にスイーツの店なんかは行列をされております。亀甲の商店街で行列するかどうかはわかりませんが、そういったものはどんどん進めて、これは亀甲だけじゃなしに柵原地域であったり旭地域でもできることなんで、同時進行をどんどんされていけばいいんじゃないかというふうにも思いますので、その辺も含めてリノベーションと民間ゾーンと住民ゾーンに関しては、私は前を向いて進んでいけばいいことであって、庁舎、行政ゾーンに関しては、もう少ししっかり腰を据えて行うべきではないかということで、そういうふうに考え方を変えていかれればというふうに思いますので、それを提案させていただいて、答弁をお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 松島議員と、きのうの委員会でも平行線のような感じでございます。

 私は、人が集まるとこができるから民間が興味を持ってくれるもんと、このように思っております。そういうことがないと民間もこっちを振り向いてくれないということで、リノベーションにおきましても、何かそういう人が集客できるような施設が近くにあるから民家をリノベーションしていこうというようなことになってくるんではないかなあと、このように思います。

 それから、5年うちわに建てかえるということじゃなしに、5年うちわにはそういう庁舎の問題も出てきますよということをお話をしておるとこで、5年うちわに建てかえないかんというような意味ではないというようなことでございます。とりもなおさず松島議員が言われるのは、それでは人を集める民間が興味を持つのには、どういう施設をそこに持ってきたら人が、民間が興味を持って自分たちのお金もうけのためにやってくれるだろうかというようなことも一つ考えていかなければいけないんじゃないかなあと、このように思います。

 それから、自分で稼いでいかなければならない時代になってきました。一本算定のときに比べますと、交付税も平成29年度で約3億円少なくなっております。今までは財調とかいろんな基金に積み立てを行っておりましたけども、これからはなかなか難しいんではないかなあと、このように思っております。そういうことで今ある基金を食い潰していくような形になると、今のままでいくと。食い潰していくという状態になってくるというように思っておりますんで、それがないように自分たちは自分たちで稼げる場をつくっていくと、町はそれで稼ぐんではなくて民間の人が稼いで税金を納めていただくというような場をつくることは、これからは官民連携の事業をやっていくということになるんではないかなあと、このように思っておるところでございます。

 そういうことで、ちょっと松島議員とは平行線をたどりますけれども、私の考え方はそういう考え方で思っております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 岡部副町長。



◎副町長(岡部初江君) ただいま町長が申し上げました、何遍も申し上げている、そこの魅力をつくるために庁舎がそこに必要だったということから庁舎の話が出てきたということと、それから今財政面のことをお話、町長のほうからありました。公民連携を進める意義というのは、公の限界を超えた質の高いサービスができる、自由度があるということがあると思います。そういうサービスでまちの価値を高めていける計画を、しっかりとそういう公民連携の計画はつくっていきたいと考えております。

 先ほどからおっしゃっておられます公民連携の推進委員会を設置しまして皆様のご意見をいただいて、そして民主導というか、そういうところにシフトしたそういう事業を進めていくということでありますので、もちろんまちの皆様、議会の皆さんからもこれからどんどん意見をお聞かせいただく機会を持っていきたいというふうには考えています。

 それから、民間事業者の投資が期待できるかどうかという先ほども町長の話がありましたけれども、そういうところを確保するためにはやっぱり庁舎というのが出てこないと、今の美咲町の中ではなかなかほかのものでは難しいということを考えています。庁舎は、いろんな方が出入りしますし、業者の方も出入りしますし、多くの方が一番利用される、消費を目的としない方々ですけれども、その方たちが消費の場にそこに、消費を求められる場にいって何か消費をしてくださる、そして稼ぐ方がいるというような、そういう場がシンボル的なエリアの中につくれるんじゃないかと思っております。

 亀甲の商店街は鉄道利用者のまちの玄関として、そして車利用者のまちの玄関としては公園エリアがあります。2つの玄関をつなぐ駅と国道連絡エリアを連動させて整備をしていって、全体の価値を高めるということを前々から申し上げております。施設の跡地を含みまして、遊休不動産をしっかり利活用していくということも考えていかないといけません。議員の皆さんには申し上げていると思いますが、公共施設を町民1人当たりの床の面積で計算しますと、美咲町の公共施設は全国平均の倍あります。七十幾ら、全国平均が三十幾ら平米ですから、倍あります。ですので、そういう遊休の不動産をまたどういうふうに活用していくかということも大きな課題になってきます。民間事業者が投資意欲を増大させるもの、エリアでの集客力が拡大できるもの、住民の利便性の向上が図れるもの、そういうものをしっかりとあそこの価値を高めるところのエリアに考えていくというところを今目指しております。

 商店街のエリアの、さっきおっしゃってくださいました民主導による空き店舗を利用した、そういうシンボル的なその拠点もありますし、その空き店舗利用がシンボル的なものの助けになるといいますか、そこに商店街に人が集まりますと、また公園に人が行くという大きな大きなそういう相乗効果も生まれるような形で今やっているというふうに思っておりまして、住民に愛着を持ってもらえるような庁舎を含む複合施設の整備を計画しているところです。

 複合施設というのは今おっしゃってくださいましたけれども、庁舎や保健センターや包括支援センターや公民館等を集約してコンパクトに建てるということを目指しています。将来の更新の費用、ランニングコストなど、財政負担の軽減を図ることも見通して考えております。ワンストップサービスができるという充実したそういう形を提供できると、皆様へのサービスの提供ができるというところも皆様への利便性だと考えておりますので、民間事業者の力で、例えば今物産センターのようなことを出していただきましたけど、そういうものを併設して後方支援というのは役場のほうもしていきたいというふうには思っています。ということで、魅力的なエリアをつくるために庁舎ということでご理解いただけたらありがたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 13番松島議員。



◆13番(松島啓君) 何回言っても堂々めぐりになるかなあというふうに思いますが、町長、副町長が答弁された中で、住民に愛着の持てる施設をつくりたいんだ。それは思いはよくわかりますし、そういった施設になるといいなあというふうに私も思うわけですが、それであればやはり住民にはしっかりと説明、説明というより私は原点がちょっと違うんじゃないかと思っております。こういうなのをしたいからどうですかじゃなくて、町民の皆さんどう思われますかというところからが原点じゃないか、考え方が上から目線なんじゃないかというふうに私は思っております。当然これは情報交通課が今度は担当になったということでまたびっくりしたんですが、出前講座、これ講座というのは講師を招いて勉強会のような形なんでしょうから、これが住民に呼ばれれば行きますよというようなもんと私はかけ離れとんじゃないか、このことが講座とかどうのという問題じゃない。これは説明会であったり意見交換会ということじゃないかというふうに思います。それをこれからやられるというのをつい最近決められたようでございますが、またそれからシンポジウムもやられる、これも1年ぐらい遅いんじゃないかと私は思っております。そういう意味で説明というよりは、そういった理解が得られないのにどんどん前へ進んで、果たして住民の愛着、そういったものがある施設になるんかどうか大変疑問であるのと、それから稼ぐ施設をつくりたい。庁舎に来られる、庁舎には当然町民の方も来られますし、また営業等いろんな方も来られるのはわかりますが、これはまた民間スペースとは、複合施設最終的になるのは庁舎との複合施設というのは理解できますが、まずは別で考えていただいて、まずは何回も言いますけど、そういった庁舎以外のスペースから考えてみては。

 先ほど町長も何かいい案というか言われたんですが、私は行政ゾーン以外のところから始めていかれて、商店街等のリノベーションも含めて頑張っていかれればいいんじゃないかと思います。

 私が紫波町にいって、庁舎の前にベーカリーというかカフェ&ベーカリーというような若い女性の方が一生懸命やられとる、外のカフェでコーヒー飲みながらパンも食べられるというような形で、そのときは物すごく天気もよかって、早朝伺っていろんな話も聞きましたし、外でカフェでコーヒーが飲めるという形でこういうライフスタイルというのも若い方は物すごくいいし、若い方だけじゃなしに、こういう毎日が送れればいいなあというふうに私も思ったところですが、そこの方がどっから来られたんですかということで岡山県から来ましたと言ったら、ああ、美咲町さんですね。岡崎さんからよく美咲町のことは聞かれているんだと思うんですが、美咲町の庁舎の前には亀甲駅で亀の形をした駅があるんで、ぜひ行ってみたいっていうことを本気で言われていた。やはりそういうとこも商店街、空き家のリノベーションだけじゃなしに物すごく皆さん珍しい、注目されてるというのもあるんで、そういった亀甲という名前にちなんで亀にまつわるまちづくりであったり、そういったこともしっかりどんどんどんどん進められ、リノベーションについても進めていかれればいいかと思います。

 あともう一つ、くどいようですけど、中央地域をやってからというんじゃなしに、同時進行で柵原地域、旭地域、特に周辺地域に配慮というより難しいところからやっていくというのも一つの手じゃないかというふうにも思っておりますので、失敗を恐れずどんどんそういったことは前を向いていただいて、再度もう一回庁舎は別で考えていただくということだけ私のこれは提案でありますので、よろしくお願いいたします。

 答弁がありましたらお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 松島議員の質問でございますけど、出前講座というのは講師を頼んで講演をしてもらうんではなくて、各課が例えば介護保険のことが聞きたいとか、国民健康保険のところが聞きたいとかというときに担当課が出向いていって皆さんの前でお話をするという出前講座、そういうように思うとんかな。

            (13番松島 啓君「要綱を見させてもらったんで、私語になりますんで言いませんけど、ごめんなさい。後で言います」と呼ぶ)

 それから、それはどこでもいいんです。官民連携ができたら別に亀甲ばかりじゃなくて、どこでもそれは私の生まれた西川でもええんですけど、果たして西川で官民連携で民がそれだけのことを振り向いてくれるじゃろうかというようなことも考えてみんと、全て官が物事を立てて後で運営しなさいというようなことになってくると、今言うたように公共施設ばあがどんどんどんどんできてくるというようなことになってきます。後のまた荷物になってきます。私は、今が美咲町にとってチャンスだと、このように思っておりまして、チャンスでもありピンチでもあるということで、これだけ人口が減っておるときに何か手を打っておかないと後々禍根を残すと、後顧の憂いを残していくというように私は思います。そういう意味におきまして、将来の子供たちのために私はできる限りのことはしておいてあげるべきではないかなあと、このように思います。それにはどうしても財政がひっついてきます。財政がひっついてきますので、財政のことも考えながらやっていかないと、ただ計画的にこれはここにお店をつくり、ここにカフェをつくり、そしたらここにホールをつくりというようなことではなくて、どれぐらいかかってどれぐらいな効果があって、どれぐらいな民がこっちを振り向いてくれるだろうかということを考慮しながら私は進めていかなければならないんではないかなあと、このように思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、13番松島議員の次の質問に移っていただけますか。

 13番松島議員。



◆13番(松島啓君) 次の質問の前に今町長答弁いただいた部分で、出前講座、私ちょっと委員会のほうで説明を受けたので、その中で要綱のほうを見させていただいたら、職員が講師となってというふうに書いとんで講師という意味で言わせていただきました。要綱の中にはそういう単語になっていたんで、意味はわかりますが、これはまた公民連携の説明とは別の話じゃないかというふうに私は思っております。これはこれでどんどん宣伝もしていただいて、どんどん出向きますよという形でされるべきではないかというふうにも思います。

 あともう一つ、その両地域、柵原地域、旭地域に関しても、旭地域はかなり旭の総合支所は4年違うだけですか、こちらの本庁舎と建物も違うだけで耐震もしていないという状態で今後どうされるかということも考えられているんじゃないかと思いますが、それも含めて庁舎のそういった今後のことも考えていただくのと、もう一つは、先ほど言った民間商店街であったりそういったリノベーションという部分で、これはお金がそんなに予算がかかる部分でもないかと思います。今回の勉強会であったりそういったものも物すごい予算じゃないかと思いますので、そういうソフト事業に関しては特に両地域しっかりやりながらハード事業のほうも計画的にやっていただきたいという質問でありますので、その辺をしっかり考えていただきたいということで、答弁のほうはよろしいですのでということでこの質問は終わりとさせていただきます。



○議長(貝阿彌幸善君) 今の質問についてはまた十分に検討をしていただくということで、次の質問に移ってください。



◆13番(松島啓君) 特別委員会も議会のほうも予定もしておるということなんで、その辺でまた話はさせていただきたいと思いますが、ほとんど時間がなくなってしまいましたが、通告文を読んで、すぐ答えていただくというような形でよろしくお願いいたします。

 ポップカルチャー、アニメ等を生かしたまちづくりということで、これは何のことだろうかと言われる方もおられるかと思いますが、これは映画であったりアニメの物語の舞台を訪れる去年の流行語大賞にもノミネートされたような聖地巡礼というようなことで、若い方を中心にそういった形で新しい観光地というのが広がっているということで、先日議長と一緒に津山圏域の正副議長会の研修会でお隣の倉吉市にお邪魔したときに、これは定住自立圏構想という形の研修でありまして、先進地ということでお話を伺った中で、ちょっと私倉吉市の観光についてということで物すごく気になっていたことがありまして、後日もう一度お邪魔させてくださいということで私一人で勉強させていただきに倉吉市のほうに伺いました。

 倉吉市というのは城下町で、岡山で言うと倉敷市の美観地区を少し規模を縮小したような、実際にはのんびりしたところで、また風情もあってというような形のところでありますが、その中で大手フィギュアといったらわかるかと思いますが、こういった人形のようなものですが、フィギュアメーカーというのがこれは日本の会社なんですけど今までは東南アジア等々で、中国等々で製造していたものが日本で初めてこの倉吉市に誘致をされ、またアニメのインターネット上の架空都市との姉妹都市提携というバーチャルな世界になるかと思いますが、たまたまこれがうまくいったということで、今聖地巡礼ということで若者を中心に年に何回かイベントをされておりますが、これは観光協会であったりDMOであったりというような形の協力も得ながら、市の政策の担当課がかかわりながらやられているということで、大変一つのイベントのときに何千人という形で土日で来られたりというような形で、またそういったどっちかというと若者でもマニアな世界なんですが、来られる若い方というのは非常に礼儀正しいというか、ごみ一つ落とさずに帰っていかれ、お金だけを落として帰っていかれる。また、そこが気に入られたということで何回も来られる。また、そこに就職したり、そこに住みたいという形で今そういった雇用創出、また若者定住にも今つながっていい流れになっているということで、このアニメ等の世界に限らず美咲町もいろんな形で今黄福物語で第1章、第2章、第3章というような形で頑張っておられますが、さらにこういった考え方も一つ取り入れながら今後特に観光事業、また若い人をどんどん町内外から来ていただけるようなことを今後考えていかれればということで質問させていただいておりますので、答弁お願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 失礼いたします。松島議員のポップカルチャーを生かしたまちづくりについてということでございます。

 先ほども言われたように、映画やアニメの物語の舞台となった地を訪れる聖地巡礼が若者を中心に脚光を浴びているようで、最近では平成28年8月に公開されたアニメ映画「君の名は。」の舞台となった岐阜県飛騨市には公開から1年たった今でも多くのファンが訪れ、聖地として話題となっております。

 また、倉吉市は大手フィギュアメーカーと大手ゲーム機メーカーの協力で新たな魅力を発信していく倉吉まち魅力開発プロジェクトをスタートさせ、市民、企業、行政が一体となり、全国の若者に向けて積極的にPRを行うことで、イベントなどを通じた交流人口の増加や地元商工業の活性化を図る仕掛けづくりをしておられるそうでございます。

 美咲町においても、今後町民、企業、各種団体、行政が一体となった持続可能な美咲町らしい観光振興を図っていきたいと思います。ポップカルチャーを生かしたストーリーでの美咲町の発信は今後研究してまいりますが、現在のところは美咲町のインバウンド事業とも絡めて、新たな仕掛けにより美咲町ならではの新たなストーリーが展開できたらと考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 松島議員。



◆13番(松島啓君) 再質問で、もう答弁いただいた中で今後インバウンドということで海外からのお客さん、今でも大垪和の棚田には台湾でしたか、たくさんの方が来られているということで、棚田等々珍しいというか、そういった風景というのに魅了されてこられているんじゃないかというふうにも思いますし、台湾の場合は前にもちょっとお話ししたことがありますけど非常に親日家が多い。例えば言葉に関しても日本語をしゃべられる方が非常に、日本で言う駅前留学という英会話教室が向こうでは日本語教室になっているというぐらい親日家が多いというようなこともあって、そういった意味でもまた岡山空港との交通の便等々でも台湾の方もよく来られるんじゃないかというふうにも思います。

 黄福物語というような形で、その中でも1番の第1章のやはりたまごかけごはんです。倉吉市にお邪魔したときも、その方は美咲町のたまごかけごはんに何回か食べに行かせていただいたと言われておりました。非常にそういった形で美咲町にも興味を持っておられたり、あとお隣の津山市の稲葉さんです、B'zの。ファンクラブに入ったけど、ことしのツアーには抽せん漏れしたとかいろいろ言われておりましたが、そういった岡山県にも非常に興味を持っておられるということで、そういった意味で時間がほとんどないんですが、しっかり例えば棚田だったら美咲町とか、あと映画であったら鉱山公園というような形でフィルムコミッション等々の映画ではつくられておるとこもありますが、今担当課としてもいろいろ努力されて有名な方も最近もよく来られたりしておりますので、その辺もしっかりやられているんじゃないかと思いますので、その辺の計画というか、これからやっていくことを答弁いただければと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 失礼をいたします。まず、観光の件で先ほども言いましたインバウンドと絡めてということで、多分美咲町、大きな柱2つだと思うんです。やっぱりたまごかけごはんをきっかけとした新たな展開づくりとして、それのたまごかけごはんとインバウンド事業を絡めて日本の食文化であるたまごかけごはんを、外国の方って生卵は向こうでは食べないんですけど、日本に来ては食べてもらえるようなこともあるんで、そういうふうな食文化についても世界に向けてといったら大きくなりますけど、ずっと発信していきたいなと思っています。

 それから2つ目は、片上鉄道でございます。片上鉄道保存会が設立されて26年、それからオープンから19年たった柵原ふれあい鉱山公園の新たな売り込み方だと思います。ここ最近では、映画やドラマのロケ地としても活用されております。20年には北野武監督がメガホンをとった映画「アキレスと亀」、23年には「砂の器」、それから去年、28年、ジョン・ウー監督と俳優、福山雅治さんの主演映画「マンハント」のロケが1日ではありましたけど200名を超えるスタッフが来町し、ロケがございました。これは、中国、香港、台湾では11月24日から上映が始まっており、先日日本での公開は来年の2月9日と決定されたところです。

 こういうことでロケ地等々も行われている片上鉄道のすばらしさ、たまごかけごはんのすばらしさのこと、2つの柱を基本に今後も観光に向けて展開をしていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長行かれるんですか、いいですか。



◎町長(定本一友君) よろしい。



○議長(貝阿彌幸善君) 松島議員。



◆13番(松島啓君) 再々というより質問最後ですけど、たまごかけごはんでは本当に超有名になっております。先日も35億ということで有名になりましたあの方が岡山市出身でもあり、またお母さんは私の1級下でありますけど、夜中の全国の深夜番組で美咲町のたまごかけごはんということで大きく宣伝をしていただいておりました。それも課長が頼んでされたわけじゃあないんですよね。ですけど、そういう形で美咲町に注目されとったり縁があってという形で、その方に限らず美咲町で物すごく縁がある方、いろんな分野、野球選手もおられたりいろんな分野がありますので、お金がかからないようにいろんな形で観光大使の制度もあったりしますので、その辺も含めて予算は限られてくるでしょうけど、人と人とのつながりで何かやっていったら自然に協力してくれたというようなこともあるかもしれません。いろんな分野があるかと思いますので、その辺も今後考えていただければと思います。

 時間がなくなりましたので、私の質問をこれで終わりといたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 終わってください。

 時間が経過しましたので、以上で13番松島議員の質問を終了します。

 本日予定しておりました一般質問の日程は以上で全部終了しました。

 次回の議事日程は明日12日午前9時30分開議で、本日同様一般質問から行います。

 本日はこれをもって散会します。(午後4時04分)