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岡山県 美咲町

平成29年第 6回( 9月)定例会 09月14日−03号




平成29年第 6回( 9月)定例会 − 09月14日−03号







平成29年第 6回( 9月)定例会



第 3 日

 (平成29年9月14日)



(1)会議の開閉時刻

    開   議  午前 9時30分

    解   散  午後  時  分



(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名


議員番号氏   名出欠別議員番号氏   名出欠別
1山田雄二出席8松田英二出席
2藤井智江〃9金谷高子〃
3松島幸一〃10江原耕司〃
4形井 圓〃11岩野正則〃
5延原正憲欠席12山本宏治〃
6左居喜次出席13松島 啓〃
7林田 実〃14貝阿彌幸善〃


(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名


職  名氏   名職  名氏   名
町長定本一友産業建設観光課長國宗 順
副町長岡部初江会計課長浦上 彰
総務課長桑元英昭旭総合支所長矢木史朗
まちづくり課長畑尾周一柵原総合支所長木谷正弘
情報交通課長光嶋寛昌旭総合支所
産業建設課長山本 資
税務課長遠藤 透柵原総合支所
産業建設課長前田有輝
住民課長山下一巳福祉事務所長稲谷雄治
こども課長牧野直子教育長柴原靖彦
健康福祉課長鈴鹿 滋教育総務課長石戸光也
上下水道課長牧野英一生涯学習課長立石克之


(4)職務の為出席した職員の職・氏名

     事務局長  神 坂 健 治

     書  記  赤 木 洋 美



(5)日   程


日 程議案番号件         名
1  一般質問










○議長(貝阿彌幸善君) 皆さん、おはようございます。

 ただいまの出席議員は14人です。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。(午前9時30分)

 本日の日程を報告します。

 第1に一般質問、以上のとおり定めますので、ご了承を願います。

 これから日程に基づき議事を進めます。

 日程第1、一般質問。

 これから一般質問を継続します。

 それでは、9番金谷議員の質問から行います。

 9番金谷議員。



◆9番(金谷高子君) おはようございます。

 2日目のトップバッターでございます。その一般質問をする前に、さきの8月16日に旭で豪雨災害が発生いたしました。本当に被災された方々がいらっしゃるということであります。昨日も副議長がまだおうちに帰っていらっしゃらない、そういう方がいらっしゃるということであります。一日も早い復旧をされて、おうちに帰られますように心からお見舞い申し上げます。

 それでは、私の一般質問に入らせていただきます。

 今回は4点の質問をさせていただきます。

 まず1点目は、ヘルプカード、ヘルプマークの導入についてであります。

 ヘルプカード、なかなか聞きなれない言葉でありますけれども、これからその中の説明をさせていただきたいと思います。

 このヘルプカード、またマークは、障害を有する方の中には、みずから困ったと伝えられない方、また手助けが必要なのにコミュニケーションに障害があって困っていることを伝えられない方、また困っていることを自覚できない方もおられます。周囲の方は障害の内容や求めておられることがわからずに、どう支援していいのかわからない状況であります。その両者をつなげるためのきっかけをつくるツールがヘルプカードであります。また、周囲からの配慮を必要としているものの、外見からはわかりにくい方のために、例えば公共交通機関の優先座席に座りやすくなるなど、周囲の方に理解してもらうために有効なものがヘルプマークになります。手助けが必要な人と手助けをする人をつなぐ大切なかけ橋になってくると思います。

 ヘルプカードは特に難聴障害者や内部障害者、また知的障害者や義足、また義手等を使用など、一見障害者とはわからない方が周囲に支援を求めるときに有効なマーク、それが障害のある方のための各種マーク、これは障害者のための国際シンボルマーク、障害者表示、標識、聴覚障害者の標識、盲人のための国際シンボルマーク、また耳マーク、補助犬マーク、オストメートマーク、ハート・プラスマークなどやマタニティマーク、ベビーカーのマークなど、全国的には認識されているマークがありますけれども、このヘルプマークは余り知られてないのが現状でございます。また、難聴患者の皆さんへの支援について全国に患者が200万人いると言われております。線維筋痛症、これは病気ですけれども、外的な症状がないために周囲に理解をされないというケースが多いということであります。具体的な対策として患者の皆さん方が周囲の配慮を必要としていることを知らせるこのヘルプマークの導入を町としてもぜひ考えていただきたい、また導入していただきたいと思いますけれども、ご見解をお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 稲谷福祉事務所長。



◎福祉事務所長(稲谷雄治君) おはようございます。福祉事務所の稲谷でございます。

 9番金谷議員のご質問でございます。

 ヘルプカード、ヘルプマークの導入についてということでございます。

 まず、ヘルプカード、ヘルプマークとはどういうものなのかということで、パネルを作成してまいりました。使用の許可を議長に求めます。



○議長(貝阿彌幸善君) 許可をいたします。



◎福祉事務所長(稲谷雄治君) それでは、議長の許可をいただきましたので、パネルでこういったものだということをご説明をさせていただきます。

 まず、ヘルプマークです。こういった赤字に白十字、それからハートマークといった、このようなマークがヘルプマークの印ということでございます。じゃ、このマークをどういったふうに活用するんかなということでございますが、この右の写真にありますようにストラップ式、こういったものをかばんにつけるだとか、それからここの中にひもを通せば首からぶら下げることができるということで、私は要配慮者だということをアピールするようなものになっております。先ほど議員からも詳しいご説明がありましたようにヘルプマークとは、知的障害や聴覚障害、そして義足や人工関節を使用している人、また内部障害や難病、それから妊娠初期の人など、援助や配慮を必要としていることが外見からわからない方々が周囲の方に配慮を必要とすることを知らせることで援助を得やすくなるよう東京都が2012年に作成したマークであります。例えば知的障害のある人の中には困っているときにそのことを周囲にうまく伝えられない方がおられます。また、聴覚障害のある方は声をかけられても聞こえないためにコミュニケーションをとることができません。そうした方々を緊急時などに周囲に支援を求めるために有効な方法と言われております。

 ヘルプカードでございますが、これは岡山県の発行しているヘルプカードでございます。こういったもので、表面、それから裏面とありまして、サイズ的には免許証サイズということになっております。このヘルプカードの裏面には、下側、ここの中に連絡先、障害の名称、それから病名、かかりつけ医療機関などが書かれると、書けれることができるということになっております。こういったカードを提示することによりまして周囲の方々に必要な支援を求められるようになっておるというものがこのカードでございます。

 現在の県内の普及状況でございますが、岡山県を初め、県南、それから県の西部を中心とします9市3町がヘルプカード、もしくはヘルプカードとヘルプマークの発行を行っております。残りの15市町村は未実施ということでありまして、美咲町もこの中に入っております。

 津山地域1市3町、津山市、鏡野町、久米南町、美咲町、1市3町で構成をされます障害者の地域生活を支援する目的で津山地域自立支援協議会というものが設置をされております。現在この協議会におきましてヘルプカード、ヘルプマークの作成について、今月の末から検討会議が始まろうとしているという状況でございます。このヘルプカード、ヘルプマークにつきましては、とても有効な手段であり、大変必要なものだというふうに認識をしております。ぜひこの事業が実現してまいるよう最大限努力してまいりますし、必ず実現してまいります。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 9番金谷議員。



◆9番(金谷高子君) 再質問はありません。必ず実行してくださるということをお聞きしましたので、再質問はありません。しっかり頑張って作成できるようにお願いしたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、次の質問に移ってください。

 9番金谷議員。



◆9番(金谷高子君) それでは、2番に参ります。

 2番は日本版のネウボラについてお尋ねしたいと思います。

 また、このネウボラというのもどういうものなのかなというようなことで、きょうはもう珍しいことを言うなと思っていらっしゃるかと思います。

 これは福祉の先進地のフィンランドでネウボラという制度をしているということであります。その制度を日本も参考にして、これから取り組んでいこうということでありますし、もう取り組んでいらっしゃるところもあるということであります。これは安心して子育てができる環境を整え、出産率や、また虐待防止につなげるという目的のものであります。そういった中で今、その前に、子育て世代の包括支援センターを法定化されてきております。そして、その国の方針としては、市町村には努力義務を定めているということでありますので、私もこれ一度稲谷所長がこども課のときに質問させていただいたことがありますが、本当にいいことだけど、なかなか美咲町にはまだ取り入れられてないというお話でありましたけれども、どんどん国も動いてきてるということなので、これはどのように美咲町としては考えていらっしゃるのかということと、で本番のネウボラですけれども、これは個人や家族に対して支援するものであり、また妊娠期からの切れ目のないかかわり、困る前につながる、子育て期間の一貫した悩みをもう初期から予防することにより少子化対策の虐待防止にもなるんではないかなと、このように言われております。美咲町としても今子育て支援をしっかりしておりますけれども、こういうネウボラに対する課長のお考えはどうなのか、お聞かせいただきたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 牧野こども課長。



◎こども課長(牧野直子君) こども課の牧野でございます。よろしくお願いいたします。

 9番金谷議員のご質問にお答えいたします。

 最初のご質問の子育て世代包括支援センターについて美咲町の状況はどうかということでございますが、現在美咲町におきましても、こども課と健康福祉課が共同で、妊娠期から子育て期にわたるまでのさまざまなニーズに対して総合的相談支援を提供する子育て世代包括支援センターの立ち上げを検討しております。このセンターの設置はワンストップ拠点を立ち上げ、切れ目のない支援を実施することを目的としたものでございます。センターで行う事業の内容といたしましては、妊娠期には妊産婦の状況の継続的な把握、産前産後のサポートとして相談支援、出産直後には母子への心身のケアや乳幼児健康診査など、また子育て期には子育て中の親子が相互交流を行う場所での相談や情報提供、児童虐待の発生予防などの支援を行うものでございます。まだ詳細が固まっておりませんので、実施時期も未定ですが、今以上にきめ細やかな支援を行っていくためにも子育て世代包括支援センターの設置は重要であると考えております。

 次に、ネウボラについてのご質問ですが、先ほど議員もおっしゃられたようにネウボラとはフィンランドで行われている子育て支援の取り組みであり、直訳すると、相談やアドバイスの場という意味でございます。妊娠から出産、子供が就学までを自治体が切れ目なくサポートしていく仕組みのことであると承知しております。近年は日本でも必要性が評価され、全ての家庭と子供に切れ目のない支援を行うことを目的とした日本版ネウボラを行う自治体がふえてきております。

 美咲町といたしましても、前段でお話ししましたように子育て世代包括支援センターを立ち上げることで日本版ネウボラの目的である妊娠から子育てまでの窓口を一つに、拠点にプロを配置、医療、福祉の連携、家庭環境の問題の早期発見などが実施できるものと考えております。

 私からは以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 答弁漏れはありませんね。

 再質問ありますか。

 9番金谷議員。



◆9番(金谷高子君) 今課長からご答弁をいただきました。これから子育て支援包括センターを立ち上げていくということであるけど、これは未定だということであります。未定というのはいつのことかわからないということだと思います。それで、その中でやはり出産前からお母さん方に携わっていく一人に対するどれぐらいの頻度で親御さんに会っていらっしゃるのか、どれぐらいの頻度かです。例えば出産してずっと就学まで、おうちで育てていらっしゃる間、その一人のお母さんにどれぐらいの行政として携わっているかということをお尋ねしたいと思います。というのも、美咲町の虐待の数というのも年々ふえてきているのが現状であります。なぜふえてきているのか。このネウボラというのは、その一人の母親にずっと携わっていくことによりその虐待、そしてネグレクト、子供の本当に放棄ということがもうなくなるというものであります。それなのに美咲町としては26年から29年度までには、虐待さまざまなものがありますけれども、26年のときには69件であったけれども、29年には110件に上っております。その中でやはり多いのがその他、ネグレクト、心的虐待、また心身の虐待、こういうのがあって、その他が28年度は75件もあるというのは、これはもう要素を持ってることでありますので、やっぱりそういうときにいち早くそれをキャッチして、お母さん方が安心して子育てができる、そういうことをつくっていかなきゃいけないんじゃないかなと、このように思っております。そうしてみれば、今までずっと見てみると、母子クラブ、また子育て支援センターも利用する保護者が増加しない、利用する人が増加してこないということは、行政としてどのような対応をされとるのかなと、このように思っております。私が思うのは、美咲町の子育てプランの中には子育て支援は確かにあります。医療の無料化、そしてさまざまな施策がありますけれども、子育て支援を皆さん求めてきているわけですよ、美咲町には。子育てではないと思います。ただ、支援があるから、町長もよく言われてます、その支援が終わったら津山に行ったり、転居を変える、こんなようなことが言われております。そして、その支援、例えば住宅のことでも、5年したら。その支援がなくなったらよそに行く、それではその支援だけを求めてきているのかなというような思いも考えられます。そうじゃなくして、子育ての魅力のある、私は美咲町でないといけんのじゃないかなと、このように思っておりますけれども、課長はどのようにお考えでしょうか。



○議長(貝阿彌幸善君) 牧野こども課長。



◎こども課長(牧野直子君) 金谷議員の再質問にお答えいたします。

 現在こども課で、先ほど議員もおっしゃられましたように登録しております要保護児童につきましては、66件の登録がございます。その虐待等の通告に関しましては保育園、小学校、各関係機関から通告、連絡が入ってまいりますが、通告、報告が直接こども課に入ってまいりましたときには、こども課のほうには家庭児童相談員、またそれに対応する保健師を所属しておりますので、そちらのほうの担当がすぐその連絡があったところに出向き、現状を把握し、その状況を確認した後に役場の関係機関で集まりまして、受理会議というものを行っております。その会議の中で、虐待に対応する役割分担を決めまして、早期に虐待対応ができることを協議してまいっております。

 以上です。

            (9番金谷高子君「まだあるで。どれぐらい対応していっとるか、一人のお母さん方に、行政としてどれぐらいかかわっていかれとるのかって」と呼ぶ)

 済みません。先ほども言いましたように登録しておられます児童につきましては、全てもう通告がありましたときからずっと実務者会議を開きまして、その支援が必要かどうかということを会議の中で検討してまいります。継続した支援が必要であるならば、もうずっと登録がある限り支援を続けてまいっておりますが、その対応の仕方としましては、家庭児童相談員、または保健師のほうが各家庭に出向いて、その状況の把握をしましたり、例えば電話、メール等での相談を受けましたり、そのようなことで虐待の対応を行っております。



○議長(貝阿彌幸善君) よろしいですか。

 それでは、再々質問。

 9番金谷議員。



◆9番(金谷高子君) よろしくない、全然よろしくないです。答弁が、私は母子手帳をいただいてから出産まで、それから子供が就学するまでを行政として、虐待とかじゃないんですよ、そういうところにどのようにしていったのかと、それを本当に細かく行くことによってこの虐待がなくなってくるんじゃないかなと、これがネウボラの制度じゃないかなということを言うたんですけれども、ちょっと課長と私との違いますので、副町長はどう思われますか。副町長にちょっとお答えもしていただける。



○議長(貝阿彌幸善君) 岡部副町長。



◎副町長(岡部初江君) 妊娠期から、そして就学前まではいろいろな関係の部署が先ほど言われましたように保健師、それからこども課、福祉事務所等、全てがそれぞれにその時々にかかわっておりますので、それからケースによりましてはもう本当に日々、毎日でもかかわりをしなければいけない事案もありますし、ケースによって違いますけれども、必要なところでは一つ一つ節目でかかわってきていると私は認識しております。ただ、それが一人一人のお子さんについて何回かかわっているかというのは、私はちょっと今認識できませんで、大変申しわけありません。また、各課のほうにそれぞれの節目節目のことについては聞いておきます。



○議長(貝阿彌幸善君) わかりましたか。



◆9番(金谷高子君) もう終わりましたかね、もう一回……。



○議長(貝阿彌幸善君) いやいや、終わらんでもよろしいけど、わかりましたかというてから言うんですから、わかったら、終わってもらやあよろしいけど。



◆9番(金谷高子君) 済みません、まだです。



○議長(貝阿彌幸善君) 金谷議員。



◆9番(金谷高子君) 副町長もそのときそのときには行くとおっしゃってました。そのときそのときじゃ遅いんです、もう。そのときの間にどれだけその方に対応していくか、細かくしていってあげるか、それが産後鬱とか、ストレスがたまることによって子供を虐待していくんです。私たちもそれは母親ですから、私の気分の悪いときには子供に叱ったこともあります。そういうことがないように、切れ目のないというのはこういうことだと私は思っております。これから新しくつくっていかれるとおっしゃるんですから、こういうことは常に頭に入れていただいて、しっかりいい子育て支援のそういうセンターをつくっていただきたいなと、このように思っております。もう課長、結構ですから、もう私3番目にもう行きますから、よろしい。



○議長(貝阿彌幸善君) いや、何か、よろしいか。



◆9番(金谷高子君) よろしいです。

 それはしっかり、次にしてください。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、金谷議員、次の質問に移ってください。

 9番金谷議員。



◆9番(金谷高子君) それでは、3番に参ります。

 これまたセルフネグレクトということでございますけれども、これもわからないような言葉だなと思っておられると思います。これは内閣府が2011年にまとめた調査ですけれども、セルフネグレクト状態にある高齢者は全国に最大1万2,000人の人がいらっしゃるという、これ推計です。でも、この調査にはまだ未掌握の自治体も多く、実態はさらに多いと言われています。また、支援を拒否しているのではなく、認知症や心の病気などの理由により支援を求める力が弱くなっているということであります。この実態も指摘されています。本町としてはこのような状況があるのかどうか、あればどのような対応をしているのか、お尋ねしたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 鈴鹿健康福祉課長。



◎健康福祉課長(鈴鹿滋君) おはようございます。健康福祉課の鈴鹿です。よろしくお願いします。

 9番金谷議員のセルフネグレクトについてということで、セルフネグレクトという言葉ですけども、一般的には在宅で高齢者の方が通常一人の人として生活において当然行うべき行為を行わない、逆に行う能力がないことから、自分の心身の安全や健康が脅かされる状態にある、いわゆる自己放任という状態でございます。このセルフネグレクトの件については、対応の窓口としては包括支援センターのほうになっているんですけれども、そちらのほうで確認した内容から答弁をさせていただきたいと思います。

 現在包括支援センターに相談のある、または逆に結果的にネグレクトと判断される、あったというような件数につきましては、今年度で2件、昨年度で4件の相談や情報提供がありました。この情報の入手手段としては、家族の方からの通報は少なくて、民生委員であるとか、自治会長、高齢者施設の関係者、また近所の人とか、小地域ケア会議等での発見というか通報になっております。

 このセルフネグレクトの原因といたしましては、認知症、家族、親族、地域からの孤立、それからひきこもりからの移行、経済的困窮などで、特徴といたしましては、必要な受診や治療を拒否される、それから必要な介護や福祉サービスを拒否される、不衛生な家屋に居住をしている、緊急時の支援者がいない、精神患者や障害がある、それからご近所とのトラブル、また衣服や体が不衛生、地域からの孤立などが原因として上げられます。

 この高齢者虐待のほうにつきましては、平成18年4月から高齢者虐待の防止、高齢者の擁護者に対する支援等に関する法律、いわゆる通常では高齢者虐待防止法と言われてるものですけれども、それが施行されておりますけれども、この高齢者虐待防止法にはセルフネグレクトを虐待には今のところでは含まれていませんけれども、本人の健康や安全が侵害されるとして虐待に準じた取り組みを進めることも必要ではないかと言われております。

 現在相談があったことに対しての対処なんですけれども、通報していただいた方から情報を集めまして、保健師、社会福祉士、主任ケアマネ等の専門職で対応方法を協議して、訪問のほうをさせていただいています。対象の方は人間関係や地域とのつながりを断って、孤立したり、認知症等によって判断能力を欠いているケースがほとんどのようでございます。そういった方に対しまして訪問を重ねて、顔見知りになることからなど、まずは受け入れてもらうことから始めております。現実に目の前で起きていることで困っていることや望んでいることを根気よく聞いて、聞き出すようにしております。いずれにしましても、初期段階において対処することが効果的で、根気よく対話を重ね、見守っていくことが最善な方法だと思っております。このように地道な支援を行っていくことによりまして、本人が支援やかかわりを拒否するとき支援者はどこまで介入すべきか、対応にも苦慮しているということでございます。一番大切なのは、専門のお医者さんにつないでいくことが大切なんですけども、中には医療機関への入院をきっかけに介護保険の申請であるとか、サービスの利用につながったケースもあったということもご報告をさせていただいて、答弁とさせていただきます。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 9番金谷議員。



◆9番(金谷高子君) 今課長からの答弁がありました。22件あったと言われましたかね。でも、その方にはもういろんな民生委員とかが入れる立場だったらいいんです、もう。入れる人はそこはもうまだいいんですよね。でも、もう入れない、全くどこにも行かない、もう来ても拒否をする、そういう方のおうちの中が大変ではないかなと、このように、これがセルフネグレクトになりますので、そういうことがないということは、美咲町も細かく小ケア会議をされております。その中で一件一件の把握をされてるということを私もよく知っておりますけれども、これはすばらしいことだなと、このように思ってます。これを本当に強化していただきながら、一人でもこういう方が出ないようにしていただきたいなと、このように思います。

 これは新聞に載ってる岐阜市のことでありますけれども、70歳代の夫婦とひきこもりの40歳の息子の3人家族がセルフネグレクトなどの困難を抱え、昨年の秋にごみの散乱した自宅で亡くなっているのが判明したということがあります。これは市のほうも一生懸命には対応したけれども、民生委員、またたびたび訪問しても、支援を働きかけても断られ続けてきた、こういうようなことが美咲町でも起こってはならないなと、このように思っておりますので、どうか地域を交えて一件一件の家庭を把握していただきたいし、見守っていただきたいなと、このように思っておりますけれども、課長、もうお答えはいいです。よく本当に小ケア会議で地域と一緒に頑張っていらっしゃるので、しっかりこういうことがないようにお願いしたいと思います。

 それでは、最後に行きます。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、金谷議員、次の質問に移ってください。

 9番金谷議員。



◆9番(金谷高子君) 地域の防災力についてお尋ねしたいと思います。

 東日本大震災で明らかになった災害が大規模になればなるほど、行政の支援、公助が行き届かなくなってくると、地域の防災力、また共助が重要だと言われております。また、地域の防災力を高めるためには防災士の資格を有した方が必要だとも言われています。本町も補助が出て、防災士を受けられるというようなことが昨年からあります。昨年は6名の方が受けられて、今年度はどうだったんですかとお尋ねしたら、いや、1人もおられなかったというお話でありました。啓発はどのようにされたんですかと言うと、広報の中にちゃんと書いてあります。これではなかなか見る人もいなかったのかなと、残念に思っているわけでありますけれども、せっかくこのようないい制度があるにもかかわらず、まだ昨年が6人取っただけで、今年度はゼロというのはどうしてなのかなと、このように後で課長にしっかりと突き詰めてお尋ねしたいなと、このように思っております。

 そして、消防団員さんも本当に多方面にとても活躍をされております。また、防災士の資格はどのようになっているんでしょうか。そして、特に、啓蒙、また啓発というのはさくら隊が行っていかれるということをお聞きしております。また、女性の消防団員が率先して資格を取得するということは本当にこれから必要じゃないかなと思いますけれども、その辺はどのようにお考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) おはようございます。総務の桑元でございます。

 9番金谷議員のご質問でありますが、非常に防災のことにご質問いただきまして、大変ありがとうございます。こういったものを議会を通じて住民の皆さん方に少しでも意識を高めることにもつながろうかと思い、感謝申し上げるところでございます。

 ご質問の中でおっしゃっていただいたとおり公助から自助、そして地域での共助活動といったことがもう非常に重要だということをまずはご認識いただいたことに本当重ねてお礼を申し上げるところでございますし、広く広くこのことを進めていきたいなと思っております。そうした中で、防災士、以前にもご質問いただいたことがあるかもしれませんが、防災士という新たな言葉をまた一層広く知らしめれるのかなといういい機会にきょうができたらと思います。

 防災士を少し触れてみますと、ことしの4月末現在で1万3,424人全国でおるそうです。たくさんの方々がおりまして、阪神・淡路大震災以来こういった方々の必要性が高まってきたということです。平常時には何をするんかなということなんですけど、防災意識、知識、技術を生かしてその啓発に当たるんだということが書かれておるようでございます。万一災害時、発災されたときにはそれぞれの所属する団体、企業や地域などの要望によって避難所や救助、救命、その避難所の運営などに当たるということでございます。そして、地域の自治体や公などと連携しながら、いろんなボランティアの方々とのつなぎ役というような、非常に重要な任務があるようでございます。

 そうした中で本町の防災士ですが、現在7名ということで、先ほどおっしゃっていただいた昨年6人を加えて7名という状態でございます。今後も女性消防団員等が率先して資格取得すれば効果が及ぶんじゃないかということでございます。まずは先ほど申し上げました本来の防災士の使命からいえば、自主防災組織の中とか、地域自治会の中、そういったところでまずは広めたいんですが、一遍に全部広まってからということにもなりません。理解のある方々にたくさん応募いただきまして、受講いただけたらと思うんですが、ここでご紹介させていただくのが、この資格を取るのには2日間の講習を受けねばならないというのが一番のネックだろうと思います。この2日間の講習につきましても、なかなかいろんなところで近くでしとるというようなことではなくて、今回広報紙にも載させていただいたのはですが、赤磐市でこの9月9日、10日と2日間開催されたということをあらかじめ広報でお知らせをさせていただいたんですが、なかなか一年通して1カ所か2カ所か、県内で言えばあるぐらいかなと、大阪や広島のほうへ行けば頻繁に開催されとるだろうと思うんですが、非常にその機会が少ないというのが一番にネックになっておるかとは考えております。

 そうした中で、自主防災組織等からご推薦された方が2日間仕事を休んでも受けちゃろうということであれば、受講料が6万920円かかるそうでございますけども、その部分を援助いたしておるところでございます。ご質問のとおり町として非常にこれは発災時に有効な中心となるべき人だということで、重要には思っております。今後講習会等の情報が入り次第、広報紙に加えて今度は告知放送等も使いながら、広く周知できたらと思いますので、議員の皆様方におきましても該当の方がおりましたら、お勧めいただけたらと思います。

 私からは以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) よろしいですか。

 それでは、再質問ありますか。

 金谷議員。



◆9番(金谷高子君) 今課長がおっしゃってご答弁をされた、余り迫力のないご答弁でありましたけれども、本当に町長が100%の自主防災組織をつくっていくと、その公約の中で100%ができております。ただ、できただけでは意味がないです。これをどう動かしていくか、今の桑元課長の勢いじゃとてもじゃないけど消える火も燃えるんじゃないでしょうか。こうして新聞にも打穴中の人が100人集まって、自主防災の本当にいろんな自衛隊を使ってされています。こういうようなところの皆さん方のしっかり思いというのを全町に広げていかにゃいけんのじゃないでしょうか。防災士さんいうて火事がいったときはそんなとこへ行ってするんじゃないんですよ。それは日ごろから自主防災の地域の中で防災士さんがいろんな経験、また技術もしてきておられます。そうした方々がその地域の自分とこで自分の知識をしっかり出していただき、皆さんが安心できるようなことをしていくのが防災士さんでもあります。本当にやる気があるんであれば、今年度ももう少し防災士さんを受ける人がおられてもよかったんじゃないでしょうか。まず、自主防災組織をつくることが先です。それは先でもいいんですけど、先でも一人もいなかったらゼロでしょう。それだったら女性消防隊員さんでもいいんじゃないですか、どなたでも。それは職員さんでもいいですよ。しっかり取っていただきながら、少し私は防災に対する意識というのがもう全くないなと、このように今感じております。町長にお願いします。100%の自主防災組織ができた、その後は、町長、100%までできたらそれで大丈夫だと思ったら大間違いですよ。その後どうされていく気があるんでしょうか。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 金谷議員の迫力あるご質問に対しまして……

            (9番金谷高子君「迫力あるお答えをください」と呼ぶ)

 ご質問に対しましてお答えを申し上げさせていただきます。

 確かに自主防災組織率100%できました。これは組織ができたということだけでございまして、その組織の内容というものは個々によって違いますけれども、やはりその中におきましてはやっぱり訓練ということが必要となってきます。そういう訓練を必要とする中に専門的な防災士という人はおったほうがいいと、おったほうがいいよりはおるほうがいいわけです。

            (9番金谷高子君「いなきゃだめということです」と呼ぶ)

 おるほうがええわけです。そういうような環境づくりをこれから町もしていかなきゃならないと、このように思っております。岡山県が大して今まで災害がなかったかもしれませんけれども、これからはいつどこで何があるかわからない時代になってきております。そういうことのためにやはり専門的な知識を持たれております防災士さんの募集に町といたしましても啓発、啓蒙していきたいと、このように思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 9番金谷議員。



◆9番(金谷高子君) 町長の迫力あるご答弁をいただけましたので、これでこの質問はもう終わります。もう少し行政として地域に出向いていって、地域の防災力が高まるようにしっかりお願いしたいと思います。

 以上で終わります。



○議長(貝阿彌幸善君) 金谷議員、1つ、あなたがもうよろしいと、こう言われたんですけれども、日本版ネウボラについてということで、生まれてから育っていくまでにどの程度のかかわりがあったかといったようなことについて、ちょっと私のほうからお聞きしましたら、これこども課でなくて、この部分については健康福祉課のほうがやられておるんではないかなといったようなことでありましたようですが、その辺のところは、課長、いかがなんですかな。

 鈴鹿健康福祉課長。



◎健康福祉課長(鈴鹿滋君) 9番金谷議員の妊娠から出産直後にかかってのかかわりということなんですけれども、健康福祉課のほうでも保健師がおりまして、それぞれ地区の担当を持ってそれぞれ活動をさせていただいております。そういった中で出産に関係して、出産前直後のサポート体制ということなんですけども、産後のケアについて申し上げますと、出産直後の母子への心身のケアや育児へのサポート、それから乳幼児健康診査、新生児訪問等による保健指導等の支援を行わさせていただいてます。それと同時に、生後の4カ月までに乳児のいる全ての家庭を訪問させていただいて、子育て支援に関する情報提供であるとか、療育環境等の把握等を行わさせていただいて、状態の把握といいますか、確認をさせていただいております。それと同時にそういった状況等の把握を踏まえまして、療育支援等が特に必要な家庭に対しましては、また改めてその居宅を訪問させていただいて、療育に関する指導、助言等を行って、そのご家庭の適切な療育の実施が図れるようにお母さん方と連絡を取り合ってということで、実施をさせていただいております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) よろしいか。



◆9番(金谷高子君) よろしいです。



○議長(貝阿彌幸善君) どうぞ。岡部副町長。



◎副町長(岡部初江君) 済みません。

 先ほど申し上げました節目節目というところが今の母子保健のこととか、それから予防注射のこととか、それから母子手帳交付のこととかを申し上げましたけど、その中身を詳しく申し上げませんでした。例えば母子手帳を交付しましたときにはカウンセリングを実施しておりまして、そして訪問指導や、それからもちろん来所されての指導などに、相談も対応をいたしております。それから、予防注射等のそういう節目節目のときにもご相談を受けましたり、それからこちらからも栄養指導などもさせていただいているということで、かかわりは今健康福祉課長が申し上げましたようなところでございました。今後議員のご指摘を受けまして、さらに皆さんへの支援について考えていきたいと思っております。



○議長(貝阿彌幸善君) ということで、消化不良感があったかもしれませんけれども、以上で9番金谷議員の質問を終了したいと思います。よろしいですか。



◆9番(金谷高子君) はい、以上で終わります。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、ここでただいまから午前10時35分まで休憩とします。(午前10時19分)



○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き一般質問を継続します。(午前10時35分)

 ただいまの出席議員は14人です。

 続きまして、12番山本議員の質問に入ります。

 12番山本議員。



◆12番(山本宏治君) 12番山本でございます。

 先ほどは迫力ある一般質問されて、私も今ここへ立って足が震えております。あのくらいなんができりゃあええがなと、心なしか声が小さくなっておりますが、答弁のほうははっきりとお答えをいただきたいなと思っております。

 今回は2問通告をさせていただいておりますが、先ほどの金谷議員のほうからも旭地域へのお見舞い、また早い復興、復旧を願われておりました。恐らく皆さんそう思われておると思います。今回はそうした面も踏まえまして、危機管理についてということで第1問目を通告させていただきます。

 先般8月に発生した旭地域での集中豪雨の際に避難勧告が発令されました。現在の気象状況は予測不可能な面があるが、緊急時には職員、消防団員ともに対応がなされている。そうした中で以前にも一緒のような質問をさせていただいておりますが、職員の体制等について再度確認をいたしたいと思います。

 状況に応じて班編成をされていると思いますが、本庁と各総合支所の組織体制は別々なのでしょうか。また、職員全体で編成して体制をつくっているのか。

 夜間における告知放送での啓発といいますか、状況把握はどうなのかということにつきましては、きのう松島幸一議員の質問の中にございましたが、もしあれば再度よろしくお願いいたします。

 最後に、本町は東西に広く、災害時の発生状況が地域間で共有されにくい面があると思います。警報等の発令時には告知放送で早期にお知らせし、町民の方が早い段階で警戒態勢がとれる体制づくりが必要ではないかという質問でございます。

 先般8月16日に発生いたしました旭地域での集中豪雨、参考アメダスで42ミリというような時間雨量で、大変な災害が出ると予想される雨量だと思います。16日の夜間8時30分に自宅が崩壊した家が1軒、また1時間後に2軒というような形で3軒の方が被災をされました。私も旭地域でございますので、よく雨は降るなと思っておりましたが、私の場所と、この西川上の地区では雨量がかなり違っていたんだなと思っております。そうした面で、この3世帯につきましては、自助、共助、その間にある近所の方がいち早く地域の自主防災を活用しながらやっていただいたということも聞いております。そうした面で私は今さらこの件についてとやかく言いたくはありませんが、一、二点、今後のためにお聞きしたいと思います。

 まず、避難勧告、これは最終判断の発令だと私は感じておりますが、自主避難、避難の体制づくりを一気に避難勧告まで出した理由、また災害対策本部が設けられたとお聞きしておりますが、これは私が聞いた中では本庁に設置されたと聞いております。しかし、先ほども言いましたように地域で違う、今の集中豪雨とかゲリラ豪雨、旭地域のことであるんであれば、僕は旭総合支所に災害対策本部設置していただきたかったなと思っております。副町長は一睡もせず旭支所におったんだという報告をお聞きしました。であるなら、災害対策本部を支所に持ってきて、指揮系統をいち早くするべきじゃないんかなと思っておりますが、その辺もお答えをいただきたいと思います。

 総務課長には、先ほど言いました体制、どのようになって班体制をしていただいておるのか。これは豪雨のときだけでなく、今後予想される地震等についても、どのように体制づくりになっているのか、ご答弁をいただきたいと思います。先ほどの質問された方の迫力にまだ負けておりますが、これから頑張っていきますんで、総務課長、とにかくお答えを願いたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 失礼いたします。

 12番山本議員のご質問でございます。

 危機管理についてということで、職員体制等々はどうなっとるのかなということでございます。本庁と支所との体制はどうだということで、まず一般的な風水害対策時においては注意体制、警戒体制、特別警戒体制、非常体制というふうに4つの種類に分けて体制をとるように心がけております。全て本庁並びに両総合支所へ体制をとるわけですけども、一般的には注意体制で災害が発生するようになったときにあらかじめ情報収集するためにとか、災害が発生し出したので警戒体制に移って、参集で、態勢を整えるとかというような趣の中でしております。例えば一つの例としまして、警戒体制のときには、本庁にも防災担当者等々を含め、班員を3つに全職員を割り振りをかけておりますのが本庁と両支所とに分かれていくということ、トータルしたら3分の1というような形での集まるようにしております。それが状況に応じて、例えば震災等になりますと、参集の条件として震度4になったら自主参集で全職員に集まってくださいよとかというような、細かくはしております部分は別途あります。

 そして、勤務時間外に注意報が発令されたら各班員はほんならどねんしとんならということですけども、出動を想定して、自主待機をしてくださいよという連絡を今ではメールでするということにしております。それが警報に切りかわった時点で担当班員が今回は1班であるとか、2班である、3班というものが各参集場所へ集まるというような例でございます。今後いろいろ難しい面があるんですけども、注意体制からいきなり災害が発生したというようなケース等についての集まり方には今後検討していく部分があるのかなと思っております。

 それから、夜間の告知放送での啓発でございますが、先ほどおっしゃっていただいたとおりでございます。昨日もお答えさせていただいたようにあらかじめ周知可能なような告知の方法と、今まさに危険だからというような告知の放送と、いろんな使い分けをしていかにゃならんという中で、1番には、告知放送をしたことによって災害に巻き込まれるというようなことがないような判断をしながらというのが一番大切なところかなというふうに考えております。

 一番には、私どももそういった態勢とろうとしておりますけども、住民の方々も今広い美咲町の中でどこで何が発生しとるかというのが非常に予知しにくいような状況でございますので、今ここでは集中豪雨があって、災害がこれ発生をしそうなぐらい降りょうるよとかというような情報も含めて役場のほうへご連絡いただけたら、より細かな対応等ができるような気がいたします。

 それから、避難勧告と災害対策本部につきましては、私のほうからよりは、また答弁があると思います。

 私からは以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 岡部副町長。



◎副町長(岡部初江君) 山本議員のご質問にお答えをいたします。

 きのうから防災のことで皆様に大きな関心を持っていただき、私たちもしっかりそれに対応していきたいと思っております。

 ご質問にお答えする前に9月1日、防災の日には幹部職員で図上訓練をいたしまして、今美咲町職員初動マニュアルというのがございますけれども、これに沿いながらしっかりと実践していけるような、図上でのことでしたけれども、まずやらせていただきました。今後は実践に向けて、実際に動いていないと実際の場面では動きにくいということはありますので、実践していく場面、訓練をしっかりとしたいと思います。初動の動き方、そして避難所の運営の仕方など、それぞれケースごとに訓練はしていくということを考えてはおります。

 先ほどの避難勧告のことでございますけれども、きのうもありましたけれども、避難については3つあります。去年12月に変わりましたけれども、避難情報、高齢者等避難開始というのがまずありまして、その次に避難勧告、そして避難指示、緊急というのがあります。その3つの中で避難情報、高齢者等避難開始というところはもう過ぎつつあった状況ということをその現場からの情報をずっと間断なく仕入れている中でそれは把握いたしました。もう避難勧告しかない状況であったとそこは考えております。そこで、町長に情報を集めまして、町長のほうから避難勧告ということで発報させていただきました。

 もう一つ、対策本部のことでございますけれども、今おっしゃいましたように図上訓練のときにも対策本部をどういうふうにするかということは協議事項になりました。この前のように旭で起こっているのにこの本庁に対策本部があっていいのか、でもまずその雨がひょっとしたら柵原にもその1時間後に来るかもしれない、2時間後に来るかもしれない、そのレーダーを見たりしながら、情報を得るためにまず最初は対策本部をここに立ち上げよう、本庁に立ち上げよう、だけど情勢を見て、もうこれは旭の局地的なことだということになると、そちらに対策本部を移すという、そういう臨機応変ということは必要であるというふうにこの前話をしまして、今後みんなで確認をしたいと思っているところです。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 総務課長、これ3番は答えられたん、?。

 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 3番をということで議長のほうから指示がありました。

 本町は東西南北に広く、災害時の発生状況が地域間で共有されにくい面があると、警報等の発令時には告知放送で早期にお知らせし、住民の方が早い段階で警戒態勢がとれる体制づくりが必要ではないかということでございます。まさにそのとおりでございまして、広い中で先ほど来の8月の災害時も例にとっていただきましたようにピンポイントで災害が発生するような時代になってきたという中で、非常に告知がしにくいと、まさに警戒体制をとってないんですけども、注意体制なんですけども、災害が発生するぐらいな豪雨が発生しておる中で、非常に情報が拾いにくいという実態があります。しかしながら、県等からの情報が少しでも入った時点で住民の方々に周知する方法ももちろんとらせていただきたいと思いますし、逆に住民の方々のほうからも今こういったところで大雨が降りょうるということを行政のほうへ入れていただければ、また細かな住民へのフィードバックした情報が返せるのかなという感じを持っておりますので、我々のほうからも情報を出しますし、住民の方からも情報がいただけたらということで答弁にかえさせていただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) よろしいか。

 再質問ありますか。

 12番山本議員。



◆12番(山本宏治君) 今町長のほうから体制づくりと、それからまた総務課長のほうから組織図等お聞きいたしましたが、きのうの答弁の中でちょっと私の勘違いだったら大変失礼なんかもしれませんが、避難所開設に当たっては、地元が行うような答弁があったような気がいたしておりますが、避難所開設に当たっては、やはり行政側が指示をして、後のことについては、自主防災組織等地域でやっていただくんがいいんじゃないかなと思っております。今回の件でも即座に保健師が対応され、また避難所で対応され、また避難された住宅にも常に気を使ってケアに当たっておられたというのも聞いております。そうした中で避難所開設に当たっては、やはり行政のほうが指示を出して、その後については、地元との情報共有をしていくべきではないのかなと思います。

 それと、17日の朝、私がその現場に朝6時過ぎに行きました。そのときはもう県が2人来て、業者を連れて県道の崩土、また状況確認をされておりました。私の手元にある資料では次の日の9時から現場視察、道路の状況等の確認、8時から地元消防団等が出て、9時から現地確認に回っているというような報告を受けております。いろんな面で情報は入っているんでしょうけど、県がもう6時過ぎには来られて、業者を連れて道路の維持管理をされておったんです。体制づくりと言いまして、先ほど副町長は支所、本庁に職員を集めて、私は何をされとったんかなと思います。なぜかというと、西川上地内、一部河川の崩壊によって道路が崩壊されました。そこの危険箇所にカラーコーンを持っていったのは地元の方が役場にとりに来て、それを持っていって危険箇所だということでカラーコーンを置いたんでしょ。職員の方いっぱいおったんですよ。何のためにおるんですか。やはりそうした面で危機管理、ただ集まればいい、さあ、何をするか、何をしてあげなけりゃいけないのか、いち早く動いてくれるのが行政だと、私は最後のとりでだと思っておりますが、そうした面で先ほどからそういう体制づくり、体制づくりと言われますが、何かつくっただけでほんまにうまいこと回っとんかなというような気がします。その点につきまして、山本課長、また矢木支所長にその辺の状況等についてご答弁をいただきたいのですが、やはり危機管理ほんまにできとんですかなという疑いがあります。そうした面でご答弁をいただきたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 矢木旭総合支所長。



◎旭総合支所長(矢木史朗君) 山本議員の旭総合支所での危機管理、先日8月16日、17日、18日の体制について私のほうから、まず全体的なことを説明のほうさせていただきたいと思います。

 8月16日の集中豪雨ですが、議員おっしゃるように16日の夜8時半に私どものほうに役場のほうから連絡がありました。西川上の松山地区で家の裏が土砂崩れがあると、一部自主避難されとるという情報が入ってきました。その情報を聞きまして、支所のほうに出てまいりました。それから、そのときまだ美咲町自体は注意報も出てなかったんですが、一応警戒体制ということで班員のほうに連絡を本庁からもし、私のほうからもし、警戒体制の職員が出てまいっております。警戒体制の職員、人数でございますが、支所の支所長、それから防災担当、それから産業建設課長、あと残りの職員が5人おるんですが、それを3班に分けてという形になりますので、1人と、それから本庁の応援職員、これが6人から7人でおります。そこの人数で、これが13人ほどです。支所に皆集まりまして、16日の夜から17日、18日と詰めておりました。詰めとるじょうに何をしょうるかということなんですが、まだ情報収集がほとんどです。その情報を、電話がどんどん入ってきておりましたので、電話を住民福祉の、こちらのほうで受けて、それをもとに産業建設のほう、これその当時はもう水道もかなりパンク状態ですし、道路も林道、町道、それから県道、そこらじゅうで土石流でありますとか、やませが吹いてきたり、路肩が崩壊したりという状況がありましたので、職員のほうは現場確認のほうにほとんど出ておりました。警戒体制といってももう10人ほどなんで、半分が出たら、もう残りの職員は電話対応と、それから一応避難勧告が夜中に出ましたので、それに対してマスコミからの問い合わせがすごく入ってまいりました。それの対応にもう当たるしかなくて、あと避難所が開設されたということで、避難所の運営について職員のほうも2人夜松山の集会所のほうに出かけております。ですから、職員自体は本当に少ない中で十分動いておるというふうに思います。ただ、災害対策本部が議員指摘されたように本庁にできておりました。旭総合支所は支所で警戒体制の中で動いておりまして、そこでの連絡というのが、この災害が一段落した後、ちょっと防災会議もさせていただいて、その中で意見のほうは言わせてもらったんですが、もう少し連絡体制であるとか、防災対策本部がどこにあればいいのかというような話のほうはさせてもらって、9月1日の一応防災訓練というふうな形になったのかなというふうに思っております。

 支所は本当に少ない人数になっております。その中でできるだけ、できる範囲のことはできたのかなと自分では思っておりますが、ただ、本当にそれが全てできていたのかなと言われれば、もう少し考えていかなければいけないとこは多々あるのかなと思います。実際に経験したことでこれからの防災体制をどうすればいいのか、支所でどうあるべきかなということも今後考えていきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 山本旭総合支所産業建設課長。



◎旭総合支所産業建設課長(山本資君) 旭産業建設課の山本です。

 先ほど議員が心配されましたように初動態勢、復旧に対する初動態勢が、県のほうが先に動いとって町は何しょんならというご心配いただきましたことについては、一歩おくれましたことは大変おわび申し上げます。今後はこのことが県に負けないような対応をしてまいりたいと思いますので、力強く頑張っていきたいというふうに思っておりますので、答弁はこれで……。済みません、今度の対応についてもやらせていただきたいというふうに思います。大変ご心配かけました。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 失礼いたします。

 避難所開設についての再質問でございましたけども、自主避難という一つの避難体制が確立されておりますけれども、町の中では避難勧告という言葉を発した時点は原則的に避難勧告するんだから、避難指示も一緒なんですけども、どこにというのを前提として持つべきだと思っております。それは町で指定をしております避難所になろうかと思います。が、ここの地区は避難勧告をします、それはひもとけば、どこの避難所に逃げてくださいよという裏づけという、そこのときでは、ですから避難所を開設する準備として鍵をあける、食料が要る、毛布が要るか、そういったものも同時進行として進むべきかなと思っております。先般につきましては、松山地区の方々が非常に好意的ということも聞きましたし、あらかじめ自主避難を、うちの手元には22時45分、自主避難を松山集会所のほうへされたと、それからそこに行く道路が寸断されとるという状況の中で、その避難所もそのまま新たなものを開設を町がするとか云々じゃなしに、利用をさせていただいたというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 12番山本議員。



◆12番(山本宏治君) 先ほど町長がいつどこで何があるかわからないというようなご答弁をされておりましたが、まさにそのとおりで、私も旭地域まさかそういうことになっておるとは夢にも思っていませんでした。しかし、先ほども言いますように美咲町合併して本当に東西広うございますので、どこで何があるか、本当にわからない状況で、先ほど矢木支所長、また山本課長のほうから状況のことが報告されましたが、やはり問題が残ったまま私は放置しとんじゃないかというような気がしております。9月1日に向けて総務課長が旗を振ってやられたのかもしれませんが、今ごろこういったお断りじゃとか、もう少しよくすればよかったなというような言葉が出るとは思いませんでした。この危機管理ですから、いつどこで何がという町長の言葉どおりなんで、今後とも総務課が対応されるのか、各支所でされるのかわかりませんが、きちっとしたマニュアル、きちっとした行動をとっていただきたいと思います。

 それに関連いたしまして次の質問がありますが、議長、続けて次の質問入らせて、後で答弁いただきます、関連で。



○議長(貝阿彌幸善君) 関連でよろしいですか。

 それでは引き続いて、危機管理のほうのJ−ALERTについての質問に移ってください。



◆12番(山本宏治君) 済みません。

 それでは、2問目に通告しております危機管理、全般的に同じことでございますが、J−ALERTについてということでございますが、国際情勢などの緊張化により中国地方も危険度が高い地域となり、先般もJ−ALERTの訓練放送があったと思います。今後も国や県の指示を受け、対応するものと思われますが、本町の危機管理体制の状況はどうなっているのかの質問でございますが、8月29日に北海道沖に飛行距離約2,700キロの飛翔体が通過いたしました。皆さんもご存じのようにあの朝は画面どこ見てもJ−ALERT警戒態勢の文字が出ておりました。中国地方は何か今度通過するように北朝鮮の方が言われようるらしいんですけど、いまだにまだそれはないところでございますが、いつどこで何が起こるかわからない時代、警戒態勢どのように考えておられるのか。

 先般9月9日、北朝鮮では建国記念日、そして我が美咲町では中学校の体育祭がありました。その時点で校長先生が開会の辞で、もしこの時点、いつの時点かJ−ALERTが鳴ったときには生徒の皆さんはこういう行動をとって、この部屋に行って、こっちの部屋に全て移動してください、また本日来ていただいとる関係者の皆さん、ご父兄の皆さんは体育館を即座にあけますから、とにかく体育館に避難してください、そしてJ−ALERTの何もなくなりました、飛翔体が通り過ぎて何もないということになれば、また再開なり、そこで検討させてくださいと、やはり危機意識を持ってその日もされておられました。私はその校長先生の言葉を聞きながら、恐らくもし飛翔体、そうした危険なミサイル等が発射された場合携帯に入るだろうということで、来ておる来賓の方皆さん携帯をやはり気にしておられました。そうした面で、ここのJ−ALERTの国民保護法によってやはり通知、通告をする中で、本町では9月1日に机上の訓練をされたとお聞きしておりますが、皆さんはされておるけど、住民の方にはどういうふうにご説明をいただけるのでしょうか。例えば、避難する方法にしても、どういうふうな形がええのか、車に乗っておる人は車から即おりて車から離れてくださいというような一つのマニュアルがあると思いますが、そうした面で広報紙等に掲載されたのか、また告知放送等でこうした場合にはこういうふうな避難方法をお願いしますとかというような、やはり町民向け、住民向けにもひとつPRが必要じゃないかと思っておりますが、このJ−ALERTにつきましては、先ほど言いましたように中学校、恐らく小学校、指示されとったと思われますが、例えば保育園、どういうふうな危機管理をされておるのか、どういうふうな避難方法を指示されておるのか、まず総務課長にこの体制づくりがどうなってるのか、そして机上の訓練と言われましたが、確かに職員ではできても、住民にどのように対応していくのか、お知らせいただきたいと思います。

 それと、これは先ほど中学校の話をしましたので、教育長のほうにそういう指示出しておるのか、またそうした形で平素から危機管理については、校長会等で話をしているのか、ご答弁をいただきたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 失礼いたします。

 山本議員の危機管理、J−ALERTについてというご質問の中で、本町における危機管理体制はどんなになっとんならという質問であります。せっかくであります。J−ALERTがこうやって告知放送を通じて住民の方にお知らせする機会もいただいたというふうにいいほうへ解釈させていただきまして、少し説明をさせていただきますと、ご質問のとおり先日北海道上空を飛翔体が通過したということで、北陸地方を含めて多くの地域でJ−ALERTによる情報通信がなされたというものでございます。このJ−ALERTとは、全国瞬時警報システムということで、先ほど来の飛翔体、いわゆる弾道ミサイル情報というようなイメージがありますが、それ以外にも津波情報でありますとか、緊急地震速報等、時間的余裕のない事態に対して情報人工衛星を用いて、内閣官房、気象台、消防庁を経由して市町村の同報系の防災行政無線等を通じて自動で立ち上げで住民までお知らせするというようなシステムであります。

 まずは、弾道ミサイルのことでございますけども、どのような行動をとればいいのか、国のほうでも、またテレビ等でも時々放送がなされておりますけども、まずは速やかな避難行動をとるということと、次に正確、かつ迅速な情報収集をすることなんだということでございます。速やかな避難行動という中では、例えばということでなされておりますけども、ご紹介いただいたみたいに屋外にいる場合はできるだけ丈夫な建物や地下に避難せよというようなことです。地下といいましても、うちらにはございませんし、丈夫な建物がない場合には物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守ってくださいよというようなお知らせになされておるようなことでございます。そういった行動をとるということでございます。

 本町でJ−ALERTでございますけども、国から伝達されますと、各戸についております告知放送端末において流れるということになっております。先ほど来J−ALERTが鳴ったときには申し上げたような行動をとっていただくんですけども、平常時から住民の方々につきましては、家族で話し合ったりしながら、どこに隠れるのかな、どこにおりますよとか、万一何かあったときにはどこどこの避難所で会いましょうとか、いろんなことを想定したお話を平素からしていただくのがありがたいかなと思っております。

 町の危機管理体制ということでございますけども、もしJ−ALERTが鳴ったときには特別参集というふうにしております。幹部はJ−ALERTが鳴った時点におきまして集合、参集いただいて、落下物がないかとか、国、県から来た情報を住民に伝達するとか、そういったことに対応したいと思っております。

 住民の方への訓練等というお話がありました。全国的には何カ所かのところで訓練がなされたというのが報道等に流れておりますが、現在本町においてこのことだけについての訓練等は今のところありませんけども、自主防災組織の中でもこういったことを想定して、ご検討いただけたらありがたいかなと思っておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 失礼いたします。

 山本議員のご質問にお答えいたします。

 今回の9月9日の件につきましては、確かに8月29日にそういった事例がありまして、その後9月1日の議会開会の日の午後、校長会がありまして、綿密に話をしたところでございます。日ごろから校長会等で自然災害等、非常災害が起こったときには学校の場合はそれぞれスクールバスであるとか、給食の事業を展開しておりますので、早目の判断が求められます。ですから、そういったことが起きたときに早目の判断ができるように逐次取り組みというんですか、対応状況を確認しているところでございます。学校には防災マニュアルというのがございまして、それぞれ一番は子供たち、児童・生徒、それからさらに教職員の安全を守るために日ごろから施設、設備の点検をしたり、非常災害等が迫ったときの対応方法について、避難訓練等を行っているところでございます。

 昨年柵原地域の3校が県の防災教育の指定ということでモデル地区に指定されまして、いろんな事業をしたところでございます。たしか昨年10月21日に震度4の地震がございました。私もちょうど旭の健康管理センター、あそこにいて、かなり揺れたのを覚えているんですけども、ちょうどそのときに柵原中学校でしたか、防災訓練をしているときにそれが起こったということで、生徒が全員屋外に避難して、それによってうまく対応できたということがございました。いずれにしても、そういった災害が起こった時点でそういったマニュアルを見直しながら、さらに地元の方、あるいは関係機関との連携を図りながら、絶えず防災マニュアルを見直しているところでございます。

 また、台風等だけでなくて、雪の害というのもございます。先ほど言われましたように美咲町は非常に東西に広い地域でございますので、ことしも旭地域の学校が雪のために学校に行けなかったということがございます。また、この喫緊に、この土曜日に小学校の運動会が予定されております。また、それについても対応ができるように事前に確認をしていきたいと考えているところでございます。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 前段の分はまだ、山本議員、よろしいですか、回答は、答弁は。

            (12番山本宏治君「よろしい、一遍にしてもらやあ」と呼ぶ)

 問題が残ったまま放置しているのではないかといったようなことについての答弁はなかったようですが、それはいかがいたしましょうか。

            (12番山本宏治君「これから、じゃあお聞きします」と呼ぶ)

 そうですか。ほんなら、再質問ありますか。

 山本議員。



◆12番(山本宏治君) 今教育長のほうからやはり危機管理をきちんとされているんだなというのがわかりました。なぜならそのパターン、パターンできっちり変えていかれてる。やはりそれが、総務課長、私は倣っていただきたいな。ですから、先ほどからそうした問題提起をどうされているんですかという質問をこれからいたしたいんで、ご答弁いただきたいのと、それから保育園関係、こども課長がよろしいか、どういう指示、またどういう避難訓練をされているのか、そして最後に、町長のほうからこの危機管理、J−ALERTについて、やはり最高指揮官である町長が、私は今回の避難勧告出されたことは最高の決断だと感じております。本当にあれをほっといたら、人的被害が出ていたんじゃないかなと思われます。そうした面でトータル的に町長がこれから職員幹部等に指示を出されるお気持ちを、先ほどの金谷議員のように元気に答弁をいただきたいと思います。

 まず、総務課長の、そしてこども課長、町長、最後にお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 失礼いたします。

 ご質問のとおり防災配備計画等々でマニュアル化しておる中ですけども、当初ありましたように風水害から始まって、台風の大規模災害、そのうち震災が入ってきて、飛翔体までどんどんと広がってきた、それに追いついてないんじゃないかというご指摘でございます。まさにそうだろうと思いますが、漏れがないように何らか変わったことがあったときには風水害対策の警報班に位置づけてとかというような運営をしながらいこうと思いますが、ご指摘のとおり早期に内容等は見直して、修正をかけていきたいというふうに思います。

 失礼しました。



○議長(貝阿彌幸善君) 牧野こども課長。



◎こども課長(牧野直子君) 山本議員のご質問にお答えいたします。

 こども課のほうではJ−ALERTの連絡を受けまして、そのことがちょっと怪しいかった日は土曜日でありましたので、土曜日には土曜保育を保育園のほうがしておりました。それがわかっておりましたので、前もって園長のほうに連絡をとりまして、もし朝早くのJ−ALERTについての連絡があったとしたら、保護者の方に自宅待機をしていただくように、また日中であれば、保育園の中に園児を全て入れて、避難をするようにというような連絡をいたしました。

 また、避難訓練につきましては、あらゆる災害に対しての避難訓練を定期的に保育園のほうでは行っております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 山本議員。

 それじゃ、再々質問。

 山本議員。



◆12番(山本宏治君) 町長には大変申しわけないです。最後にお答えいただきたいと思います。

 この中四国地方ではミサイルに対して出雲駐屯地、また広島県の安芸、松山、高知と4カ所にパック3が設置されました。お盆ごろにこの4カ所にパック3が設置されたということは、我々はまだ戦争を知らない年代でありますが、何が起こるんだろうかというような気持ちになっておりますが、最後にトータル的に町長に答弁いただくんですが、本町では避難実施要領パターン、これは消防庁のほうから各市町村に設置をしなさいというような通達が来とるんじゃないかと思います。29年4月現在では全国で55%、要するに半分ほどの自治体において作成されていない。本町はこの避難実施要領のパターン、以前にも左居議員のほうからこういった部類の作成等についてのご質問があったと思います。その辺をこれに限らず、こういった避難態勢の要綱と、そうしたパターンが左居議員から質問があってもう1年以上になると思いますが、されているのか、何も手をつけていないのか、聞きっ放し、言いっ放しで終わっているのか、最後に総務課長、教えてください。と、町長に最後にトータル的なご意見をお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 再々質問の避難実施要領について、作成のほうへ向いて進んでおるのかということでございます。申しわけございません、私は承知できておりませんというお答えしかできません。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 山本議員の質問でございます。

 美咲町におきまして最終的に危機管理が十分できておるかというご質問でございますけれども、まず一番最初に、公的な部分は別途、学校とは別におきまして、一般の住民の人の場合につきましては、地震も同じでございまして、やっぱり自分の身は自分で守るというのが、これが一番でございます。そういうような行動をとっていただきたいと、このように思いますし、それから行政としまして何ができるか、最悪の事態を想定しながら行政といたしましてはそれに対しまして頭に置いていくと、準備をしていくということが大切ではないかなと、このように思っております。

 5年ほど前にはミサイルが飛んでくるなんていうのはゆめゆめ思っていなかったことでございますけれども、現実にそれが飛んでくるという時代になってきております。その都度、その都度危機管理におきまして改めなければならないことがたくさん出てきておるなと、前途多難であるというようなことを、いつどこで何が起きるかわからないような状態がこれからも続いていくんではないかなと、このように思っておりますので、しっかり行政といたしましては行政の役割を果たしていきたいと、かように思っております。よろしくお願いいたします。



◆12番(山本宏治君) ありがとうございました。

 元気なご答弁で、17、18にはまたブーメラン台風が直撃しそうなんで、危機管理よろしくお願い申し上げまして、質問を終わります。



○議長(貝阿彌幸善君) 以上で12番山本議員の質問を終了します。

 続きまして、2番藤井議員の質問に入ります。

 2番藤井議員。



◆2番(藤井智江君) 2番藤井でございます。

 2度目の質問ということになりますが、やはり緊張しております。質問したいことの半分もできないのではないかと不安もつきまといますが、今回も一生懸命頑張ります。町長を初め、当局の皆さん、町民の皆さんへわかりやすい答弁をお願いします。

 さて、8月に3カ所で行われました議会報告及び意見交換会では、町民の皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。主権者は町民であることを改めて感じました。今後とも全力で取り組んでまいりますので、よろしくお願いします。

 また、7月、8月の旭地域、中央地域で大雨による被害に遭われました方々に心からお見舞いを申し上げます。一日も早い復興と日常の暮らしが取り戻せることを願っております。

 質問に入ります。

 7月7日に国連会議で122カ国の賛成によって核兵器禁止条約が採択されました。この核兵器禁止条約は、核兵器を持つことも、使用することも核兵器の威嚇も禁止しています。被爆者の方々が72年間核兵器の廃絶を訴えられ、世界各国の政府の心を動かしたと言われています。この歴史的な席に日本政府はいませんでした。日本政府は核兵器禁止条約の批准に背を向けています。

 美咲町では平成18年3月17日に非核平和美咲町宣言を行っています。そして、美咲町議会で平成19年12月21日に議決されています。しかし、美咲町は未加盟自治体になっています。町民こぞって平和を願い、また内外にその意思を表明し、平和な世界、平和な日本を築くために日本平和宣言自治体協議会に加盟すべきだと思います。

 また、平和宣言看板を旭支所、柵原支所、本庁周辺に設置してはどうでしょうか。

 また、日本政府が核兵器禁止条約に背を向けていることを町長はどのように考えていらっしゃいますか、お尋ねします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 藤井議員のご質問でございます。

 応援団も見えておりますので、はっきり申し上げさせていただきたいと、このように思います。

 まず、最初の町長の平和と核兵器と原爆に対する考え方を問うということでございます。難しいことでございますので、紙に書いたのを読ませていただきます。

 藤井議員は、私は平和を望まない核兵器を賛成するとでも思っておられるんかどうかわかりませんけれども、私は決して、失礼ながら戦後の教育を受けておりますので、生命の尊厳を保ちながら人間らしく生活していくということを、そういう社会の実現を人一倍私は考えておるもんだと、このように思っておるところでございます。そのことが私の政治生活にもつながっておると思っておりますので、その点はご理解をいただきたいと、このように思っております。

 さて、非核宣言とされている全国自治体の数でございますけれども、自治体数といたしましては1,788ありまして、宣言自治体といたしまして1,620、1,620が自治体宣言をしておりまして、宣言率としては90.6%でございます。会員数といたしまして325、会員率といたしまして20.1%というような、平成29年8月16日現在でございますけれども、こういう状態でございまして、岡山県の状況につきましては、宣言自治体は今26ということでございまして、会員数になっておられますのが、27市町村のうちの岡山市、勝央町、それから新庄村の3自治体というようなことになっておるところでございます。このような状況の中で、もちろん安全・安心で平和なまちづくりは願うものでございますけれども、多様化した住民要望の中で優先すべきものを精いっぱい努力することも理解していただきたいと、このように思っておるところでございます。

 そして、核兵器禁止条約に関する町長の考え方でございますけれども、議場で言うと、公式の場でコメントすべきではありませんけれども、日本政府は背を向けているといたしましたも、それに同調するものでは私はございません。反対でもございませんけれども、核兵器に賛成するものではございませんということをご理解を願いたいと、このように思っております。原発につきましても、私はいささか疑問を持っておるところでございまして、島根原発におきましても、やはり今ミサイルが飛んでくるような状態におきましては、島根原発が一番危ないんではないかなというような感覚を持っておるところでございまして、できるだけ原発につきましては、もう新規には建設しない、そして今あるものを、仕方がないものについては使用して、廃炉にしてしまうということが、私は一番大切ではないかなと、今その原発につきましてそういうような考え方を持っておるところでございまして、それに対して反対するものでも決してございませんということを最後に申し上げさせていただきまして、私の答弁とさせていただきます。

            (2番藤井智江君「看板は」と呼ぶ)

 看板につきましては、まず議会の皆様方の同意を得ていただきまして、議員の方、同僚議員が14人おられるわけでございますんで、そういう人の同意を得ていただきたいと、このように思います。

 以上でございます。

            (2番藤井智江君「行政からの提案がないと」と呼ぶ)

 いやいや、議会から提案していただいても結構です。

            (2番藤井智江君「そうですか、はい」と呼ぶ)



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 2番藤井議員。



◆2番(藤井智江君) 今町長のほうから核兵器に賛成はしてないというふうにお答えいただきました。それから、看板については、議会のほうからというふうにお答えをいただきました。私は本来であれば、これは行政のほうから提案がなされるべきだというふうに考えております。賛成でないのであれば、町長、国のほうに意見書として上げていただけないでしょうか。質問をしておきます。

 美咲町議会としてやっぱり宣言をしながら、それが町民の中に浸透していないということは、非常にもったいないことなんじゃないかなと、先ほどもありましたが、本当にミサイルが飛んでくるような、そんなことが考えられなかった、そういう時代において、今本当に平和について町民みんなが考えていかなければならないのではないでしょうか。北朝鮮の核実験を含む核の威嚇合戦の中で、本当に安倍政権が戦争する国づくりに向けて教育勅語を復活し、教科に道徳を導入し、愛国心が強調されていますが、本来愛国心は上から教え込む教育からではなく、子供たちが育むべきものです。こういう戦前とも思えるような状況の中で平和都市宣言の看板で非核平和美咲町宣言を広く町内外に指し示すことはとても大切ではないでしょうか。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 藤井議員の再質問でございます。

 平和宣言の看板を掲げたらどうかと、それができなかったら要請書を出したらどうかと、国のほうにですね、要望書。

            (2番藤井智江君「看板を立てなんだからじゃなく、別々の問題」と呼ぶ)

 別々の問題。

 まず、藤井議員が所属しております議会のほうで発想していただきまして、その両輪のごとく行政と一緒になってそういうことができれば、やっていきたいと、このように思います。

 以上でございます。

            (2番藤井智江君「意見書について」と呼ぶ)

 意見書につきましても、議会のほうとか、まず藤井議員の身近な議会のほうからそういう意見書も出していただければ、我々といたしても、行政のほうとしても出せるというように思っております。

            (2番藤井智江君「これは平成18年に議会のほうは上げてあるんじゃないかと思うんですが」と呼ぶ)

 宣言を行っただけだそうでございます。

            (2番藤井智江君「そうですか。わかりました」と呼ぶ)



○議長(貝阿彌幸善君) よろしいですか。

 再々質問はありますか。

 2番藤井議員。



◆2番(藤井智江君) 美咲町は平成18年3月17日に非核平和美咲町宣言を行っています。この宣言は、この地球上に再び広島、長崎のあの惨禍を繰り返させてはならないと全世界の人々に訴えるものである。ここに我々は日本国憲法に掲げられた恒久平和の理念を日常の町民生活の中に生かし、子々孫々継承するために非核平和の町として厳粛に宣言するとあります。私たちは本当に今異常な訓練をしなければならない、こういう事態の中で、私は看板をつくって、そしてまた日常の中でも町民に平和を訴えていかなければならないのではないかと思います。戦争を体験された方が戦争が終わって、新しい憲法という本が配られたときの感動を忘れることができないと話されます。あの悲惨な戦争の反省の上に新しい憲法が制定されました。一人一人の平和への熱い思いが平和を守る大きな力だと思います。町民の日常生活の中で常に平和への意識が呼び起こされるようにとの願いが込められた非核平和美咲町宣言を平和都市宣言の看板で広く内外に示すことを強く求めておきます。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 藤井議員、私決して平和を否定するわけじゃないんですよ。

            (2番藤井智江君「ええ、ようわかっております」と呼ぶ)

 否定するわけじゃないですよ。それは否定するわけではないですけれども、まず身近な藤井議員が属しておられる議会で先にやっていただきたいと、我々も、やりやすいとかやりにくくないとかというそういう問題ではなくて、やっていただきたい、そうすることによって行政のほうもやりますということを申し上げておるわけでございますんで、そのことをご理解願いたいと、このように思います。

            (2番藤井智江君「ようわかっております」と呼ぶ)



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、2番藤井議員の次の質問に移ってください。

 2番藤井議員。



◆2番(藤井智江君) 次に、介護保険の質問に入ります。

 介護保険の6期が今年度で終わります。美咲町の6期の保険料は5期の赤字分が含まれており、高額な保険料になっています。7期の保険料は当然5期の赤字分は引き下げられるものと考えますが、どうでしょうか。

 また、適正化の指導を受け、その効果はどうであったか、7期に向けての計画、保険料の見通しはどうか、また今まで全国一律であった介護保険サービスですが、要支援が介護保険サービスから外され、総合事業、新総合事業に移されました。このことにより介護を求める町民が介護を受けられなくなったり、あるいは介護を受けられる人でもサービスの低下が生じていませんか、お尋ねします。



○議長(貝阿彌幸善君) 鈴鹿健康福祉課長。



◎健康福祉課長(鈴鹿滋君) 2番藤井議員の介護保険についてのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。

 議員ご指摘のとおり今年度で第6期の事業計画が終了いたします。第6期では第5期の財源不足から岡山県財政安定基金からの9,000万円近い借り入れを行っておりまして、第6期ではその返済をしながら、昨年度では基金を積み立てることができるなど、被保険者の方のご理解等によりまして健全な会計運営が図られているものと考えております。

 現在第7期の計画の策定に向けて昨年度介護予防・日常生活圏ニーズ調査であるとか、在宅介護実態調査等を実施いたしました。その結果を取りまとめ、8月4日に今年度第1回目の策定委員会を開催をさせていただきました。この策定委員会では、第7期計画へ向けてのスケジュール、それから国の動向、美咲町の高齢者と介護保険の状況でありますとか、先ほど申し上げました調査結果の説明等をさせていただいて、次の計画へ向けてのステップとしております。

 議員ご指摘のとおり前回返済部分ということで450円ということで、議員のほうはお金言われてますけども、そういったお金が下げられるべきというようなこともございますけれども、今後の予定としましては、先ほど申し上げました調査結果、アンケート結果等をもとに今後の人口及び被保険者数の推計でありますとか、サービスの見込み量の推計、それから県でのヒアリング等も数回予定をされております。そういったものを経まして、第7期の保険料の設定、それから計画書の骨子や素案をお示しさせていただいて、次回11月と2月に一応スケジュールとしては策定委員会の開催を予定をしておりますので、そちらのほうに諮っていく予定でございます。

 それから、総合事業に移行に伴う要支援者と判定された方のサービスにつきましては、これが給付サービスから地域支援事業、予防サービス等への移行ということもありまして、制度上の関係ということもありますけども、現在の時点では利用者の方にご不便であるとか、サービスの低下はないものと考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 2番藤井議員。



◆2番(藤井智江君) 先ほどの答えていただいた中に適正化のことがちょっと抜けとったかなとは思うんですが、適正化指導については厚労省が年々増額する介護給付費を抑制するために適正化というもっともらしい言葉を使い、介護が必要な人から介護を奪うという措置を講じたものです。厚労省が言う給付適正化ではなく、町として利用者の立場に立った適正化が進めなければならないと考えますが、いかがでしょうか。

 少なくとも7期の保険料は6期に含まれた5期の赤字分相当が6期と比較して下がるのが当然と言えます。そして、資料によれば介護保険の認定申請を行う人が減って、7期の保険料は当然下がるはずと考えます。国家的詐欺と呼ばれる介護保険制度ですが、制度ができたときは介護してほしい人はみんな介護を受けられるというのが建前でした。介護保険料が高いという批判はありましたが、介護保険料を納めておけば、介護が必要になったとき介護サービスが受けられると言われてきました。ところが、自民・公明の連立政権の中で民主党政権下も含めて介護制度は改悪され続けました。今年度からの要支援のサービスは総合事業に移行され、市町村格差が生まれ、要介護1、2のサービスも切り下げようとしています。自治体はどうやって住民を守っていくのか、真価が問われています。今後の新総合事業について具体的にどう進めるかをお示しください。

 適正化については、くれぐれも国と同じ立場で考えることがないよう今後も利用者の立場で適正に運用していただきたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 鈴鹿健康福祉課長。



◎健康福祉課長(鈴鹿滋君) 2番藤井議員の再質問のほうにお答えをさせていただきたいと思います。

 まず、適正化の指導ということなんですけども、この適正化においても国の指導があって、それから県があって、町のほうということで、いろいろと通達等がございます。そういったものを受けながら町としても適正なものとして扱っていきたいと思いますけども、こういったものを含めて、昨年度においてもある程度の給付は下がったというようなこともありますので、そういった効果といいますか、あらわれているのではないかと思います。

 それと、赤字部分が減るということでの第7期の保険料ということなんですけども、こちらのほうも毎年といいますか、毎期ごとも給付費のほうは上がっておりまして、第1期のころから比べますと、倍近く上がっているというのが現状でございます。昨年度は認定者数が減少してるというようなこともありますけれども、そういったものも介護予防等の効果もあらわれているところもあるかと思います。ちょっとその辺の原因については、まだ詳しい分析といいますか、わかりませんけれども、給付が下がるということは本当に非常にいいことといいますか、元気なお年寄りの方が多いというようなことで、介護保険のお世話になる方が少ないということなんで、ここで新総合事業にも移ったということでありますけれども、この新総合事業のほうも介護予防に力を入れているものでございます。そういったところから、今通いの場でありますとか、サロンとか、いろいろ行っておりますけども、今後もそういったものに力を入れながら、一人でも介護保険のお世話にならないよう住みなれた地域でいつまでもお元気で暮らしていけるようにと、地域住民の方々が助け合い、支え合っていけるようにご協力といいますか、ご指導といいますか、そういったものもお互い協力しながら行っていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) よろしいか、今の答弁で。

 それでは、再々質問ありますか。

 2番藤井議員。



◆2番(藤井智江君) 総合事業は介護利用者を抑えるために考え出された仕組みです。今回の総合事業の問題の一つでもある介護認定前のチェックリスト25項目、この活用は介護認定を受けさせない、悪い言い方をすれば水際作戦になっているのではないでしょうか。美咲町の介護認定者も減っているというふうに聞いております。本来介護の必要性についての判断は医師や家族から日常的な暮らしぶりを知ることが大事であり、病歴や初期の認知症がないか、こういうことを聞きながら、さらに住宅での生活状況を見て、住宅改修の必要がないかなどの情報を収集した上で行われるべきものではないでしょうか。今までの介護認定であれば、このことが行われておりました。ところが、認定前の25項目のチェックによってそこでさび分けられる、少し荒っぽいと思います。

 また、新たに緩和型サービスが導入され、研修を受ければ、ヘルパー資格のない方も仕事に従事できるようにし、介護報酬が下げられました。新総合事業の登録事業所は確保できましたか。また、支え合い型ヘルプサービスも導入され、美咲町でもサポーターの養成もされています。まだ日も浅いのですが、実績について教えてください。

 この介護保険事業については、本当にどんどんどんどんサービスが削られていっております。1割負担という約束が今2割負担、そして3割負担になろうとしています。こういう中で、私は国や県が言ってきたそのとおりのことをしておれば、町民を守ることはできないと思います。やはり町独自で本当に住民の福祉を守るために何が必要なのか、そのことをしっかり考えていっていただきたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 鈴鹿健康福祉課長。



◎健康福祉課長(鈴鹿滋君) 藤井議員の再々質問のほうにお答えをさせていただきたいと思います。

 まず、基本チェックリストの関係なんですけれども、この基本チェックリストの該当といいますか、決してこれは介護保険を使わせないとか、下げるためにということではなくて、元気な方、この方々が少しでも生活機能の低下でありますとか、運動機能の低下を引き起こすことのないように地元で行っている通いの場でありますとか、そういったところへ積極的に出てきていただきたい、そういったことも含めて、要支援の方以外の方でこの基本チェックリストで総合サービスの利用者の希望ということでさせていただいておりますので、決してサービスを使ってはだめだとか、そういったもので行っているものではございません。

 ですから、こういった方につきましては、認知機能の低下でありますとか、総合事業のほうの利用のほうが有効だと判断をさせていただくということで、これも積極的に出てきていただくというような事業の一つでございますので、そういったあたりではご理解のほうをいただきたいと思います。

 それから、緩和型のほうなんですけども、事業所につきましては、現在のところ希望されてる事業所のほうはございません。

 それから、支え型のヘルプということで、サポート事業の関係になると思うんですけれども、現在登録者がサポーターとして登録している方がたしか百四、五十名いらっしゃったと思います。これは過去サポーターの講座とかを開かさせていただいて、登録していただいてる方で、現在新たにサポーターの登録を目的に養成講座等も開催をさせていただいております。そういったことで日常のちょっとした困り事、電球をかえるとか、ごみ出しであるとか、そういったものについてのお手伝いをできる方ということで、それぞれの地域で支えていっていただくというようなことでサポーター等の養成もさせていただいておるところです。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 答弁漏れはありませんか。



◆2番(藤井智江君) よろしいでしょうか。答弁漏れはないんですが、25項目のチェックリストが本当に利用者の立場に立ってのみ使われているのではなく、この前いただいた資料の中にも介護相談件数が94件、そのうちに申請件数が29件、こういうふうになっております。やはりこのチェック前リストというのはこういうことにも影響が出てきていることを指摘しておきたいと思います。

 次の質問に移ります。



○議長(貝阿彌幸善君) よろしいですか。

 それでは、2番藤井議員の次の質問に移ってください。

 2番藤井議員。



◆2番(藤井智江君) 次に、前回に引き続き、国民健康保険税についてお尋ねします。

 前回医療給付費は県下でも高額であるけれども、保険税は低いほうであり、世帯1万円の引き下げはできないということでした。平成28年度の県内所得水準の状況を見たとき、美咲町は低いところにあります。国民健康保険加入者は非正規労働者、パート労働者、年金生活者、細々とやりくりしている自営業の方が多く含まれています。町民の中で国保税が高い、なんともう少し安うならんのんか、何ぼにも高過ぎるで、こんな会話が繰り返されていることをご存じでしょうか。28年度の減免に該当された方は65%に及んでいます。7割減額対象者は830世帯です。この7割減額に該当されるのは、世帯の所得を合わせても33万円を超えない世帯です。いかに厳しいかです。

 お伺いします。世帯当たりの1万円の国保税の引き下げができませんか。



○議長(貝阿彌幸善君) 鈴鹿健康福祉課長。



◎健康福祉課長(鈴鹿滋君) 2番藤井議員の国民健康保険税の引き下げについてお答えをさせていただきます。

 健康保険の種類には国民健康保険とともに、健保組合の保険であるとか、共済組合等もございます。どちらの制度にしましても加入者みんなでお金を出し合って、病気やけがをしたときの医療費のために備える制度ということでございます。そういった中、国保加入者の方につきましては、先ほど藤井議員のほうもおっしゃられましたけども、一般には職場、健康保険などに加入している人で生活保護等を受けている人以外は全て国保に加入ということで、お店を経営している人であるとか、農業、漁業に携わっていらっしゃる方、それからパートであるとか、アルバイトなどで職場の健康保険に加入していない、できない方、それから退職などによって職場の健康保険をやめた方とかでございます。先ほども藤井議員が申されましたように国民健康保険の加入者の方は安定した収入が難しく、所得や、それぞれのご事情によって納付が困難な方もいらっしゃるかと思います。また、加入者の年齢層も比較的高いというようなこともありまして、医療費のほうがかかりやすい反面、低所得の方が多いということで、先ほど言いましたように7減、5減、2減等もあって、保険料の収入も少なくなっているというのが現状でございます。

 この国民健康保険のほうも特別会計で運営していますけれども、歳入の内訳につきましては、主に保険税とともに、国庫支出金でありますとか、県の支出金、繰り入れ等で約85%以上が公費ということになっております。一方で国保の加入者の方には、先ほど藤井議員もおっしゃられたように7割減、5割減、2割減等の軽減制度もあって、軽減制度を受けていらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。

 28年度の年報によりますと、国民健康保険の保険料は県内では17位、それから県の平均よりもこれは低いんですけれども、医療費のほうにつきましては、県の平均よりも高いということで、前年よりはやや改善されているところはあるんですけれども、まだ給付と税収のほうがアンバランスということになっております。

 ご指摘のとおり国保の加入者の方に新たな国保税の引き下げを行うということになりますと、また新たにこの引き下げた部分を補填するための新たな財源等も必要になってまいります。

 国保の加入者の方は現在町全体で約23%ということでございます。それ以外の方は健康保険、健保組合であるとか、共済、そういったものに加入されている方でございます。この国保加入者だけに新たに1万円の引き下げということを行うということになりますと、ほかの健保組合の加入者の方、そういった方とのバランス等もありますし、こういった支援を行うということについては、また慎重な議論等も必要になってくるのではないかと思います。

 その一方で、今まで聞いてなかったような難病でありますとか、そういった病気に対応する新薬が開発されるなど、国保でありますとか、社会保険、ともに医療費が年々増加をしているのも事実でございます。そういった中で日ごろから健康づくりを心がけるとともに、年に1度の健診や健康診断によって病気の早期発見、早期受診などによって医療費の節約の推進をしていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 藤井議員、再質問ありますか。

 藤井議員。



◆2番(藤井智江君) 先ほどの課長の答弁の中に新たな財源というお話がありました。おっしゃるようにそういうふうなことになるようなあれがあるかもしれませんが、先日も税務課の会計審査の中で滞納額というものが非常にたくさんあります。この滞納をなくしていけば、1万円の引き下げはできると思います。7,369万円、これだけの滞納が国保についてはあると思います。そして、9月12日時点で滞納総額は7,369万円でした。この中には払えるのに払わない方もいらっしゃるかもしれません。しかし、大半の方は払いたくても払えない、そういう方が多いとは思います。国保世帯数は約2,200世帯とすれば、1万円の引き下げは2,200万円あればできます。滞納収納率は、27年度が14.7%、28年度は約2,000万円の収納額で、収納率は23.9%となっています。職員の皆さんのご努力で9.2%徴収率が上がっています。大変なご苦労であったと敬意を表したいと思います。徴収の新しい体制もでき、昨年度にも増して29年度もぜひ滞納収納率を上げ、現年分の収納率をせめて95%、96%上げれば、世帯当たり1万円の引き下げはできるものと考えます。答弁をお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 遠藤税務課長。



◎税務課長(遠藤透君) 失礼いたします。税務課の遠藤でございます。よろしくお願いいたします。

 藤井議員の質問にお答えをいたします。

 先ほど議員が申されたように現在の滞納額でございます。29年9月6日現在、ですから29年の1期までの滞納でございます。約381名、7,369万円という数字が出ております。それで、先ほど議員のほうがおっしゃられたように滞納額、それから現年の未納を少なくすれば、国保の税額が下がるのではということでございます。それはもっともな話でございます。私ども税務課としましても収納率の上昇に向けまして頑張っていきたいと思います。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 今のいろいろとある分で。

 町長。



◎町長(定本一友君) 藤井議員のご質問でございます。

 国民健康保険を一律1万円下げることはできないかというようなことでございまして、全体像からお話をいたしますと、町民の方の約23%が国保に加入をしております。約4分の1の方が加入をしておるわけでございますけれども、その人だけのために社会保険も入っとられる方もございますし、その人だけのために国保を特別扱いというのはなかなか難しいんではないかなと思います。と申しますのは、藤井議員ご存じのように国保は特別会計でございます。一般会計のほうから法定外の繰り入れを何千万円か毎年行っております。そういうことで、27市町村の中で17番目ということで、保険料が低い状態に抑えられておるというようなことを鑑みていただければと、このように思います。滞納収納額を上げるから、会計が楽になるからそれだけ下げてもいいがなというような発想ではないかと思います。そうではなくて、国民健康保険に加入しておられる方全ての人はやはり完納していただくのが、これが当たり前でございますんで、そういうために徴収をしていくというようなことにしておるところでございます。また、来年30年から広域化に国保はなっております。岡山県一本になるわけでございますけれども、来年におきましては保険料はまちまちではございますけれども、最終的には保険料を統一を目指しておるところでございますんで、そういう動向も含めながら今の状態でやらせていただきたいと、このように思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 2番藤井議員。



◆2番(藤井智江君) おっしゃるように国保の加入者が少ない、町民の中からの率でいえば少ない、そこに町費をたくさん持っていくのは不公平感があるのではないか、こういう町長のお話だったと思います。しかしながら、この国民健康保険制度というのは社会福祉制度です。社会保障の一つです。そういう不公平感とか、そういう物の考え方ではないはずです。そのためにこの制度が始まった当時6割を超す国からの援助があったと思います。そしてまた、そうであれば、今度新たに課税をするときに国保加入者に何と説明するのですか。滞納分を見越した保険税ですと、説明できますか。支払いたくても支払えない方ももちろんいらっしゃいます。徴収に行っても留守が多いから持ってきていただくことにしたという国保運営協議会での税務課長のお話でした。しかし、きょうはしっかり徴収に行ってくださるというお話をしていただきましたので、大いに期待をしております。留守が多くても訪問をし、納税をお願いし、少しでも滞納額を減らしていっていただく、このことが町の財源をふやすことにもなると私は思います。国保税の減額はできるはずです。国の悪政のもとで自治体は最後のとりでとしての役割を果たさなければならないのではないでしょうか。私はこういう本当に国が社会保障を社会保障でなくなっていっているこういう現状の中で、自治体の仕事というのは本当に大切だと思っております。答弁をお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 藤井議員の再々質問にお答えをさせていただきます。

 藤井議員におかれましては、最後のセーフティーネットは国民健康保険だということでございますんで、これにつきましては、もっと皆さんが払いやすいようにしたらどうかと、そして滞納につきましては、極力徴収すべきではないかというようなことでございますけれども、担当課としても努力をしておるところでございまして、滞納しとる人については、分割でもいいから払っていただけませんでしょうかというようなことをお願いをしておりますし、過去に短期証の質問されましたね、藤井議員、短期証が多い過ぎるということでございますけれども、それだけ町といたしましても便宜を図っておるというようなことを頭の中に置いていただければ幸いかなと、このように思っております。

 また、国の制度を利用しながらやっていかないと、国からの補助金が出ません。そういうことになりますんで、その辺も考慮していただきたいなと、このように思います。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、2番藤井議員の次の質問に移ります前に、時間のほうが来ております。時間というよりも12時半になると放送が中断をしますので、ここでただいまから午後……

            (2番藤井智江君「議長、ちょっとその前に一言だけ言わせてください」と呼ぶ)

 どうぞ。



◆2番(藤井智江君) 町長は今税務課のほうもしっかり頑張っておるというふうにお話がありました。しかし、税務課でありながら徴収に行ってなかった、このことは知っておられますでしょうか。私は本当にこの話を聞いて、もうびっくりしました。中におってどうやって差し押さえできるかとか、そういうことじゃなくて、やはり足を運んでの徴収、これはやっぱり基本だと思います。そういうことが今までされてなかった。本当に私は情けない、そう思います。それを町民にその被害というか、そういうものが町民に差しかかってくる、こういうことは許されないことだと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、ここでただいまから午後1時30分まで休憩とします。(午後0時22分)



○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き一般質問を継続します。(午後1時30分)

 ただいまの出席議員は14人です。

 それでは、2番藤井議員の次の質問に移りますので、どうぞご登壇をください。

 2番藤井議員。



◆2番(藤井智江君) 早速質問に入らせていただきます。

 この問題も前回取り上げました。子供たちの学校給食は食育であり、教育の一環です。町長、何でもただがいいのですかと前回おっしゃいました。少し失礼な言い方ではないでしょうか。私は何でも無料がいいと思っているわけではありません。日本国憲法26条で、義務教育はこれを無償とすると定められています。学校給食法では1条で、学校給食及び学校給食を活用した食に関する指導の実施を定め、2条で、教育の目的を実現するために7つの目標が定められています。食事について正しい理解を深め、望ましい食習慣を養うこと、学校生活を豊かにし、明るい社交性及び共同の精神を養うこととあります。まさに教育そのものの理念です。相生市は幼稚園から中学校までの学校給食を無償化し、全国的に注目されています。人口減少が続き、定住促進事業として子育て支援の充実と人口流出を防ぎ、転入者をふやすという狙いがあったそうです。学校給食の無償化は教育価値とともに、少子化対策、子育て支援、貧困対策であり、教育と福祉の複合的な政策です。昨日の同僚の一般質問の中でも、若者定住について子育て支援策の必要が説かれました。町長、美咲町の子供たちが友達や先生と一緒に本当に楽しい給食時間を過ごしながら学校給食法の目標であるさまざまな学びをすることができるようにそれを保障するのが行政の役割ではないでしょうか。答弁をお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 石戸教育総務課長。



◎教育総務課長(石戸光也君) 教育総務課石戸です。よろしくお願いします。

 2番藤井議員の学校給食費の無償化についてのご質問にお答えします。

 6月議会に続いてのご質問ですが、私からは学校給食の現状について説明をさせていただきます。

 小・中学校の給食につきましては、学校給食法第1条に、学校給食の目的として、学校給食が児童及び生徒の心身の健全な発達に資するものであり、かつ児童及び生徒の食に関する正しい理解と、適切な判断力を養う上で重要な役割を果たすものであることに鑑み、学校給食及び学校給食を活用した食に関する指導の実施に関し、必要な事項を定め、もって学校給食の普及、充実及び学校における食育の推進を図ることを目的とするということが定められています。この目的を達成するため定められた単価の中で各学校及び共同調理場の栄養士が栄養価を計算し、温かくておいしい栄養価の高い給食の提供に努め、また学校現場の中で食育についての授業を取り入れ、食に関する知識の向上に努めているところです。

 学校給食に係る費用負担につきましては、学校給食法第11条及び学校給食法施行令第2条に、設置者の負担すべき学校給食の経費として、施設及び設備に要する経費、並びに学校給食の運営に要する経費のうち、人件費及び施設、設備の修繕費と規定されています。それ以外の経費につきましては、保護者の負担とすると定められています。人件費、ガス代等の燃料費、光熱水費、施設、設備の設置費、修繕費などは設置者である町が負担しており、食材費についてのみ1食当たりの単価を定め、給食費として保護者の皆様に負担をしていただいております。平成28年度のデータですが、教職員分を含めた食材費の合計額は年間約6,000万円、そのうち児童・生徒の保護者に負担していただいた給食費は年間約5,100万円となっております。また、学校給食の経費として町が負担した金額は人件費、燃料費、光熱水費、修繕費等、総額で年間約8,800万円となっています。

 それから、6月議会で町長からも答弁をしていただきました米粉パンの補助についてです。美咲町の農業振興、地産地消の施策として、月に1回町内の保育園、小・中学校の給食に米粉パンを提供しています。経費については、産業建設観光課の予算の中で一部補助をしていただいております。米飯に比べて米粉パンは高額であるため、その差額分として、平成28年度は小・中学校分で合計189万8,000円の補助金額になっています。

 また、給食費に関係する制度が2つあります。1つは、就学援助制度です。この制度は経済的な事情などにより就学にお困りの保護者で、援助を希望される方に対して、就学上、必要な経費の一部を援助するものです。援助の内容は学用品費、通学用品費、新入学用品費、修学旅行費、校外活動費、給食費等です。要件は町民税の所得割が非課税あるいは減免、児童扶養手当受給者、特別な事情により収入の著しい減少があった方等です。平成28年度の認定者は158人、児童・生徒数の14.84%になります。就学援助費の総支給額は1,005万2,000円で、そのうち給食費として546万4,000円を支給しています。

 それから2つ目は、特別支援教育就学奨励費の制度です。この制度は特別支援学級に入級している児童・生徒の保護者に対して就学援助費と同じく、学用品費、給食費等を支給するものです。これらについて上限額はあるものの、保護者実費の2分の1程度を支給しています。ただし、世帯の収入額が基準を超える場合、また先ほどの就学援助費の支給を受けている場合及び辞退された場合は対象外になります。平成28年度の認定者は35人、就学奨励費の総支給額は112万2,000円で、そのうち給食費として66万5,000円を支給しています。

 私からは以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 2番藤井議員。



◆2番(藤井智江君) 学校給食法の中で材料費に係るものについては保護者負担、このことが定められているのは知っております。この学校給食法が定められたのは義務教育が無償化、このこと以前に定められたものと思います。先ほどの米粉パンへの補助をしているとのお答えですが、米粉パンは子供の食からの要請ではなく、産業政策という側面の強い制度です。米を粉にする経費もかかるのではないでしょうか。平成21年に文科省から通知が出され、米飯給食は日本の伝統的な食生活の根幹である、米飯の望ましい食習慣の形成や地域の食文化を通じた郷土への関心を深めるなどの教育的意義を踏まえ、一層の推進についてご配慮くださいとあります。町長、米粉パンへの補助は補助としても、給食費の無償化をお願いします。日本国憲法26条の義務教育は無償、このことを前提に答弁をお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 失礼します。

 藤井議員のご質問にお答えします。

 義務教育の無償化ということについてでありますが、義務教育の無償化というのは授業料の無料化を指しているものでございまして、いわゆる子供たちが、あるいは保護者負担の材料費を無償化するということではありません。さかのぼって考えてみますと、かつて義務教育の無償化という点では教科書の無償化というのが始まりました。私が小学校のころ、今からちょうど50年ほど前、東京オリンピックが開催された年でございますが、そのあたりぐらいまでたしか教科書が有償化であったと思っております。友達によりますと、お兄ちゃんのお古を使っていくと、そういったこともご経験された議員もおられるんではないかと、こう考えております。そういうことで、まずは教科書が無償化になっております。おっしゃるとおり学校給食法というのは、学校給食を実施するための根拠となる法律でございます。1条、2条のあたりに先ほど言われたような目的等が書いておりまして、第11条に経費について書いてあります。学校給食が議員おっしゃられるとおり教育活動の一環として行われている以上、それに必要ないわゆる食材費等の経費、すなわち給食費等については、例えば学校で教科の時間等で行っている教材費と同じような性格のもであると捉えることもできるのではないかと、こう考えております。したがって、そういうふうな保護者負担の食材費で、すなわち給食費についての補助について、現在のところ美咲町では米粉パンの食材費の補助以外には考えてないということでございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 2番藤井議員。



◆2番(藤井智江君) 子供の貧困率が少し下がったと言われています。これは子供たちの家庭が裕福になったということではありません。貧困率は国民の所得の平均値の半分に満たない人の割合で、国民全体の所得が減ったために貧困率が下がったのです。ですから、低所得層はとても深刻な状況になっています。課長がおっしゃいました支援を受けていらっしゃる家庭、それ以外にも厳しい家庭は今たくさんあります。今年度美咲町社会福祉事務所で子供の貧困に関しての調査が行われますが、美咲町の子供たちの置かれた状況の実態をつかむことができるよう期待をしております。地方自治法1条の2項には、住民の福祉の増進を図らなければならないと定められています。町長、私は何でもただにとお願いしているわけではありません。子供たちが友達や先生と楽しく話しながらおいしい給食を食べられる最高の時間に、誰ひとりつらい思いや寂しい思いをすることがあってはならないと思うのです。低所得者や生活保護世帯が一目でわかるような教育、給食の場の扱いがあってはいけません。

 そしてまた、旭中学校だけが単価が少し高くなっています。同じ美咲町の子供たちです。町で補填するべきはないでしょうか。改善を求めます。

 教育長は義務教育の無償化は授業料とおっしゃいました。しかしながら、今流れとして学校の教材等も無償になってきていると思います。学校給食の材料、これも同じように考えれるのではないでしょうか。学校給食は義務教育の一環です。町長、教育長、ご英断で無償化に踏み切っていただきたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 改めて藤井議員に申し上げさせていただきますけど、やはり何もかも無償化は、それはいいと思います。しかし、それぞれ施策があって、少子・高齢化を迎えておる今現在におきまして、それぞれの自治体はいろんな苦労をしながら、これを町民のためにやると少子化が解消できるんではないかなとか、これをやるとまたもっと人口がふえるんじゃないかなというような施策をもってやってる面も十分あるぞと、そのように解釈をしていただきたいなと思っておるところでございます。そういう中におきましてあれもこれもというのはなかなか難しいと思います。だから、そういう意味におきまして美咲町に今現在合ってるような、これについては無償化、これについては有償化というような形の中に給食費が有償化にあって、その中の部分におきまして米粉パン、米を使うわけでございますんで、田舎のことですから米を使うようにということで、米や米粉パンを補助をしておるというようなことでございまして、子供たちも米粉パンも食べたいし、うどんも食べたいというようなこともございますんで、行く行くはうどんも米粉うどんをつくっていこうというような考え方を持っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、2番藤井議員の次の質問に移ってください。

 2番藤井議員。



◆2番(藤井智江君) このことにつきましても、前回も質問いたしましたが、高齢者黄福給付金についてお尋ねします。

 町長は28年度限りで、29年度は継続給付はできないということでした。しかし、全国で3番目、県下では一番高い介護保険料に変わりはありません。今は物価が上がり、所得が下がり、年金は実質的に下がり続け、後期高齢者医療保険料も上がっています。高齢者の暮らしは切り詰めようにも切り詰めるところがないのです。これ以上切り詰めるのは早う死ねということじゃ、自分で死ぬわけにもいかんしな、ほんに金は要るばあじゃ、困ったことじゃ、こんな会話が交わされています。どう思われますか。今のままではそっと静かに死ぬしかない、こんな寂しい言葉も聞きました。国民年金を40年間掛け、もらえる年金額は6万4,000円です。長年地域のために一生懸命尽くし、日本の繁栄を支え、美咲町の発展に寄与してきた報いがこんなことでは悲しいことです。毎日どんな思いで日々を過ごされているのでしょうか。本当に何という社会なのか、胸が痛みます。日本国憲法25条に、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上に努めなければならない。」と定められています。しかし、今自民・公明の連立政権下、安倍政権によって医療も介護も改悪され、社会保障として成り立っていません。地方自治法1条の2項には、先ほども申しましたが、住民の福祉の増進を図らなければならないと定められています。町民にとって美咲町は生きていくための最後のとりでです。町長、9月は敬老週間の月です。戦争を体験し、本当につらい思い、苦しい思いをしながら、きょうの日本の繁栄を築いてくださった多くの先輩たちが今安倍政権の悪政のもとで不安な日々を過ごされています。真面目に働き、地域のために一生懸命に力を尽くし、老いを迎えた途端、体の不安とお金の不安に悩まされる、美咲町に住む高齢者の姿です。町長、2万円の高齢者黄福給付金ぜひ支給し、高齢者の励みになるように考えていただけませんか。



○議長(貝阿彌幸善君) 稲谷福祉事務所長。



◎福祉事務所長(稲谷雄治君) 失礼いたします。福祉事務所の稲谷でございます。

 先に確認なんですけども、藤井議員が2万円というふうに今おっしゃいましたが、通告書のほうでは前年と同額というふうにお書きになられておりますが。

            (2番藤井智江君「そうです、失礼しました。ほんなら1万円で」と呼ぶ)

 よろしいですか。

            (2番藤井智江君「はい」と呼ぶ)

 高齢者黄福給付金の給付についてということでご質問をいただいております。

 同様の質問を6月定例会でいただいておりまして、このときには給付額を1万円から2万円にということで、6月にはご質問いただきました。このときの町長の答弁は、できないというふうに答弁をされておったと思います。今回は昨年度と同様に支給できないかという少しハードルを下げられたご質問になっているように承ります。私からは、できるかできないかという回答につきましては後ほど町長のほうから答弁をさせていただきますが、平成28年度に行いました本事業の概要につきまして少しだけ触れさせていただきます。

 美咲町高齢者黄福給付金は、経済成長によります賃金引き上げの恩恵が及びにくい低所得者の高齢者を支援し、経済的負担を軽減する目的で平成28年度の1回に限り臨時的かつ緊急的に創設をされたものでございます。支給対象者は住民基本台帳に登録されている方で、平成28年度分の町村民税非課税、それから平成28年度中に満65歳以上になる方が対象で、1人1万円を給付したものでございます。ただし、生活保護の受給者は支給対象外ということになっておりました。以上が28年度に行った高齢者黄福給付金の事業概要でございます。

 私がお答え、ご説明できる範囲は以上でございまして、できるかできないかという問題でございます。町長のほうからご答弁をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 藤井議員の質問でございます。

 黄福給付金を1万円ずつ65歳以上の方を対象に給付できないかということでございますけれども、65歳以上の方に全員給付しますと、約3,880万円かかるわけでございます。そういう中におきまして、それは1年では3,800万円、10年では3億8,000万円、この財源をどこに求めるかということになってくるかと思います。そういう中におきまして交付税もどんどんどんどん減らされる中におきまして、それがほんなら実際に持続可能なことかなということを考えたときに、私は6月に藤井議員にお答えしたように、それは無理だと、私はできないということを申し上げましたとおり、今回もそれはちょっと無理だというようにお答えをさせていただきます。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 時間がありませんが、再質問ありますか。

 藤井議員。



◆2番(藤井智江君) にぎわいのまちづくりもとても大切です。目の前で日々暮らしにあえいでいる高齢者に安心を届けることもまた大切ではないでしょうか。

 時間がありませんが、これで私の質問を終わりますが、町長を初め、職員の方々に町民に寄り添った温かい、心が通い合える、そういうふるさと美咲町を築くために今後も誠実にご尽力をくださいますよう心からお願いします。

 美咲町議会議員政治倫理規程に、議員は町民の信託を受けた町民の代表であることを認識し、その役割及び責務を自覚するとともに、政治倫理規程を遵守しなければならないと定められています。こうした規定はみずからが定めた、いわばおきてです。全議員がしっかりと守る必要があります。私も美咲町議会議員の一員として、美咲町議会議員政治倫理規程を深く肝に銘じ、常に襟を正し、お互いに高め合うことができる議会になるように、そしてふるさと美咲町の発展のために全力で尽くすことをお約束し、私の質問を終わります。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長、答弁がありましたら、どうぞ。

 町長。



◎町長(定本一友君) 最後に、藤井議員が言われますように住民に寄り添った行政をしていきなさいという意味は十分私もわかります。わかりますけれども、財源の問題があります。全てのことについて町民の方々一人一人の思うようにはできないということを自覚していただきたいなと思います。そういうことの中に我々が提案をさせていただきまして、その提案の中で、これは採択してもいいというような部分がございましたら、議員の賛成を得てその予算を執行していくというような形をとっておりますので、そういうことも踏まえながら、藤井議員の、決して悪いことを言われよんじゃないんですよ、正しいことを言われようると思いますけれども、財源の問題ということもご理解願いたいと、このように思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) よろしいですか。

            (2番藤井智江君「一言言わせてください」と呼ぶ)

 藤井議員。



◆2番(藤井智江君) 財源の問題ももちろんわかります。しかし、地方自治体としてしなければならない仕事が当然あると思います。そしてまた、きょうの質問の中でお願いしましたようにいろいろな税金の滞納額、料金の滞納、いろいろあります。しっかり仕事として徴収していただきたいと思います。そうすることによって町の財源もたくさんになると思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 以上で2番藤井議員の質問を終了します。

 続きまして、4番形井議員の質問に入ります。

 4番形井議員。



◆4番(形井圓君) 4番形井でございます。

 今定例会の最後の質問者ということでございます。よろしくお願いいたします。

 今議会におきましては3件についてお伺いをしたいと思います。

 私はいつも質問の冒頭に当たりまして4年間同じ挨拶から質問に入らせていただいておりました。その挨拶という言葉は、今議会に当たりましては町民の皆様方のご意見をお伺いし、町民の皆様方のご意見をもとに質問に入らせていただきます、こうしたことを申し上げておったんですけども、今議会におきましては、議会前に町民の方のご意見をお伺いすることができませんでした。実は私ごとではありますけども、7月の末にマダニにかまれまして、その治療のために約3週間以上自由に動くことができませんでした。そうしたことから住民の皆さん方のご意見をお聞きすることができませんでした。また、議会におきましても欠席という大変なご迷惑をおかけいたしまして、この場をかりておわび申し上げたいと思います。マダニについては、最近テレビ等でも報道されておりますけども、かまれると致死率が何と3割近いという大変危険な毒を持った虫がおるそうでございます。多分私もその虫にかまれたんじゃないかと思いますけども、実は県のホームページなんかを見ても、このことをどこの県でもホームページ載されております。美咲町といたしましても、健康福祉課、町民の方に形井のようにならないように十分なPRをしていただければというようなことをお願いいたしまして、質問に入らせていただきたいというように思います。よろしくお願いします。

 まず、町内の各中学校におけるクラブ活動の現状についてお伺いしたいと思います。この質問は以前から子供たちにスポーツをボランティアで指導されている方から相談を受けていた件であります。そうしたことから質問をさせていただきたいと思います。

 そこで、クラブ活動の現状、そして次に、部の設置はどのように行われているのか、子供たちの希望が取り入れられているのか、またその部の設置に条件があるのであれば、その条件を示していただきたいと思います。そして、その条件が子供たちとか父兄の方に十分理解できるように説明されているのか、お伺いしたいと思います。

 次に、部活動のお世話をしていただいておる顧問の先生方の対応についてであります。また、各先生がどこかの部の顧問になることは強制的なものがあるのかどうか、これもお聞きしたいと思います。

 また、顧問の先生の勤務実態、これについて把握されているのか、お伺いしたいと思います。顧問の先生は休日返上で指導されていると、こうした場合が多いとお聞きしておりますけども、こうしたことについて超過勤務手当なんかは出てるのかどうか、お伺いしたいと思います。もし支給されないのであれば、その支給されないという根拠をお示しいただきたいと思います。

 この夏休みですけども、実は孫もクラブ活動で大変お世話になっておりまして、送り迎えをしました。熱心に指導していただいてまして、お伺いしたら、毎日のように出られておるということでございます。本当に頭の下がる思いで、先生と少し話をしたことがございます。

 次に、部が立ち上がらない一つの理由に、指導のできる先生がいらっしゃらないんじゃないかというお話も聞きます。こうしたとき外部からの指導者の方に部の指導をお願いできないか、この点についてお伺いいたします。あわせて、こうした先生以外の方に指導をお願いしていくときに何か資格が必要なのか、これについてもお伺いしたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 石戸教育総務課長。



◎教育総務課長(石戸光也君) 4番形井議員の町内各中学校の部活動の現状についてのご質問にお答えします。

 中学校の部活動は各教科、特別活動、総合的な学習の時間などの授業とは異なりますが、給食や清掃、朝や放課後の活動などと同様に学校の管理下で行われる活動です。中学校学習指導要領には部活動に配慮すべき事項として次のようなことが明記されています。生徒の自主的、自発的な参加により学校教育活動の一環として行われるものであること、地域や学校の実態に応じ、運営上の工夫を行うようにすることとあります。校長を中心とした学校内の体制のもと、部活動を通してスポーツや文化的活動に親しみ、体力や技能の向上、規範意識、協調性、責任感の育成、学習意欲の向上、生徒相互、あるいは生徒と教職員の人間関係づくり等、人間形成において有意義な役割を果たしています。

 町内各中学校の部活動の現状について、種目と、同じ種目でも男女に分けた数字ですが、中央中学校が9部、旭中学校が4部、柵原中学校が8部で活動している現状です。

 私からは以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 4番形井議員のご質問にお答えいたします。

 先ほど課長が申しましたように部活動は生徒の興味、関心に基づき、希望者が参加する教育課程外の教育活動、いわゆる教育課程というのは時間割りに位置づけられた教科、特別活動等でございます、それ以外の活動です。しかし、先ほど石戸課長が申しましたように生徒の自主性や社会性を育て、個性を伸長する上で、教育的意義の高いものであり、教育課程に示されている教科や療育などと同じような学校の教育活動の一環として位置づけられています。教育課程として位置づけられているわけですから、中学校の学習指導要領にも部活動の実施に当たっての留意事項が述べられております。本町においても各中学校の実情に応じて学校の指導方針に沿って部活動が実施されております。

 ご質問の部の成立にかかわる条件についてですが、成立の条件というよりも、各中学校がそれぞれに指導方針をつくって、独自の方法で実施しているということでございます。つまり各中学校とも学習指導要領に示された部活動の意義や目的を踏まえて、他の教育活動との関連や指導者、担当者の有無、生徒や保護者の要望等を考慮しながら学校としての部活動の基本方針や実施方法を決めた上で、可能な範囲で実施しております。先ほど子供の希望ですね、希望等はとられているのかということがございました。各中学校では学期ごとに学校評価というものをとっております。子供たちにいろいろ学校の教育活動について、学期ごとかどうかはわかりませんが、少なくとも年に1回は希望をとっておりまして、そういったものも生徒の要望の中に反映されているものと考えております。

 なお、先ほどの生徒への周知や指導については、教職員が共通理解を図るために作成された具体的な実施要領のようなものがございまして、これをもとに学年ごとに指導して、保護者にも懇談会や通信等で伝えるようにしております。ちなみに中央中学校では新年度当初にどの学年も保護者宛ての部活動の加入についての文書を配布しておりまして、内容について保護者に確認していただいた上で入部届を提出するようにしています。このように部活動の意義や実施について、当事者である生徒や保護者への理解を深めることはとても、議員申されましたように大切でございまして、必要に応じて保護者会を開くなど、学校と保護者とが互いに連携をしながら活動できるように、工夫するように各学校にはその旨を通知、指導しておるところでございます。

 次に、部活動の顧問担当者についてですが、先ほども申しましたように学校の教育活動の一環としてその管理下のもとに行われているものでありますから、学校全体で取り組むようにしております。したがって、各中学校とも校務分掌、言ってみれば、先生方が担当する学校の全ての仕事、その校務分掌に部活動の担当者を位置づけております。学級担任を命じるのと同じように校長の責任において担当者を命じているわけでございます。ただ、これは、先ほど強制的と申されましたけども、校長が一方的に決めるということではなくて、職員会議等で十分に話し合われた上で決めております。ただ、個々の教職員も得手、不得手がありますから、命じられた職務の一つとして受けとめて、そういったなかなかちょっと技術的には難しいなという場合もあるんですけども、一生懸命に取り組んでいるところでございます。

 なお、時間外手当、勤務時間外手当等についてでございますが、学校の先生方、学校の教諭以上ですけども、教職調整額と、4%の、ご存じのとおりついております。ただ、休日等に指導した場合には一定の条件を満たせば、例えば4時間以上部活動の指導に当たると、そういったことがありましたら、手当が出るようになっております。

 さらに、外部からの指導者についてでございますが、この指導者については、学習指導要領にも地域や学校の実態に応じて、地域の人々の協力や社会教育施設、社会教育団体との連携などの運営上の工夫を行うようにすることと示されておりますように、部活動の適切な指導体制を整える上ではどうしても外部指導者等の協力をお願いしなければならない場合が出てくるわけです。岡山県ではこれまで長年にわたり中学校の運動部活動に外部指導者を派遣する事業を実施しておりまして、本町でも現在中央中学校の女子のバレー部がこの事業を活用して、外部指導者の方に指導をお願いしているところです。

 なお、それ以外の外部人材の活用に当たっては、資格ということが言われましたけども、学校教育活動の一環である部活動の意義や指導方針に対する十分な理解と協力が得られて、部活動指導への適切な支援をしていただける方に協力を依頼しております。決して資格があるわけはございません。

 ちなみに中央中学校では県費による、先ほどの運動部活動指導者派遣事業のほか、学校支援ボランティアとして部活動の登録をしていただいた上で、その指導や指導の補助に携わっていただいております。野球やバスケットボール等でございます。現在学校現場におきましても、教職員の働き方改革が取り沙汰されておりまして、各学校ともいろいろな方策を考えておるところでございます。今後部活動における外部指導者要請はますますふえてくるものと考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 4番形井議員。



◆4番(形井圓君) 私に話をされた方の話では、自分が習っておる、習得しているスポーツなんかについては教えてくださる方、町民の方たくさんおられるんじゃないかというようなお話をよく聞いております。ここに美咲町創生総合戦略というのを持ってちょっと見ておるんですけども、前回も言っております。教育環境なら美咲町が一番、このように記載されておりまして、また小・中学生のスポーツ離れや運動能力の低下が指摘される中、基礎的な身体能力の向上やマナー、礼儀作法を身につける場所を提供しますと、こううたわれてますね。また、スポーツの競技力強化に向けて支援します、このように明記されております。このことがやっぱり部活動のことではないかなというように思っております。

 部の一覧表を前回いただいておるんですけども、ちょっと少ないんじゃないかなというような気がしながら見させていただきました。そうした中で具体的に言いますと、剣道とか柔道について部活動ができないかなというお話をお伺いしたから、こうお聞きしとるんですけども、実は私はこの剣道の指導をしているお方から大変すばらしい言葉を聞きました。試合に勝ったときの子供、ポーズ、教育長多分ご存じだと思いますけども、剣道の場合、どこかの大会で優勝したときどんなポーズされますか。ポーズとります。実は、剣道の場合はとっちゃあいけんらしいんですよ。ある大会で優勝した子供がちょっとこうやってやったと、それだけで優勝がなくなったそうです。いろいろお話を聞きましたら、剣道の場合は相手を切った、で、勝った、ですね。相手を切ったことでガッツポーズすることは許されないというようなお話を聞きました。大変すばらしい教えだと思います。日本の武道のすばらしいとこじゃないかというように思います。そうしたことからこの方は剣道を教えておられる方でしたけれども、剣道、柔道等についてぜひともクラブ活動を立ち上げてほしいと、そのためにはどうすればいいのかというようなお話を聞いたから、ご質問させていただいておるんですけども、こうした場合どうすればその部活動になるのか、例えば剣道、柔道等、その点について少しお伺いしたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 形井議員のご質問にお答えいたします。

 常任委員会でもこのことを言われましたし、また昨年保護者の方からも中央中学校の剣道の試合へ行った後、中央中学校では、久米南中学校では剣道部があるんだけど、中央中学校ではないんだということでございますが、先ほど申しましたように確かに剣道、柔道すばらしいです。私も左耳が潰れているぐらい柔道をやりました。やったんです。こちら潰れて、見せるもんではありませんけど、潰れておりまして、これは関係ないんです、済みません。確かに礼に始まり礼に終わるというのはすばらしいですし、そのときそのときの一瞬の緊張感、そして後の爽やかさ、力を出し尽くした後の爽やかさ、これはよく私も知っているつもりでございます。ただ、先ほども申しましたように学校の事情というんですか、部活動の方針等がございます。これはもう必ず保護者、生徒の共通理解を得て設置しているもんだと考えております。剣道については、そういった子供たちが中学校の大会に、県大会等に出られなくては困るので、試合には、部活動はしてないんだけど、対外試合にはできるだけ参加するような配慮はしているはずでございます。これからのまた少子化になるにつれて部活動をどうするかといったことも必ず出てくると思いますので、その都度、その都度保護者の方、あるいは子供たちの意見等で決めて、よりよい部活動が展開できるように、そしてそれが子供たちの健全な心やよりよい成長につながるような働きかけをしていけたらと考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 立ち上げにという部分は、教育長、どんなんですか。その問題としてこういうことで立ち上げていけるとかいけないとか。



◎教育長(柴原靖彦君) 済みません。

 立ち上げについてですが、教職員のもう人数が4月当初で決まっておりますし、途中で異動もございますので、どうしても年度当初、教育課程の編成というのが2月の終わりが締め切りとなっております。2学期ぐらいからことしの教育活動を反省していきながら、よりよい教育活動が展開できるように各小・中学校で見直しが始まっている時期でございますので、10月以降、また中学校に働きかけていきながら立ち上げを考えていけたらと今思っております。

            (4番形井 圓君「勤務実態」と呼ぶ)

 勤務実態については、校長会等で報告もその都度受けておりますし、県の調査もございまして、一応把握しております。確かに中学校の先生が大変だということで、現在岡山県では県のほうの指導で月曜日から金曜日までの1日、水曜日に休養日をとろう、そして土日のどちらかに休養日をとろうということになっております。ただ、これは試合前の練習はちょっと除くんですけど、そういった申し合わせができつつあるところでございます。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 4番形井議員。



◆4番(形井圓君) 再々質問じゃないんですけども、やはり子供たちのためのやっぱり部活動なんかについては、すばらしい部もあると思います。先ほど申し上げましたように特に剣道なんかについて、日本古来の礼儀作法をぴちっと教えていただける、そうしたことも大変重要な勉強になるんじゃないかと思いますんで、保護者の方等のご意見をお聞きしていただいて、もし部ができるもんなら、できるような検討を、相談のできる場所をつくっていただきたいということをお願いして、次の質問に入らせていただきます。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、4番形井議員、次の質問に入ってください。



◆4番(形井圓君) 次に、有害鳥獣の駆除についてお伺いしたいと思いますけども、先日同僚議員が質問されました。ほぼ同様の質問なんで、簡単なところだけお伺いしたいというように思います。

 まず、同僚議員も指摘されていたと思いますけども、この有害鳥獣の被害を防ぐ方法について、今柵等を設置されております、大変大事だと思いますけども、この柵なんかの設置よりか捕獲に力を注いでいただきたいというようなことをお願いしておきたいというように思います。ある町民の方からこのような指摘を受けました。私たちはまるでおりの中で生活をしておるようだと、右を見ても、左を見てもおり、道路を通ってもおり、きのうも同僚議員も指摘されておりましたけども、こんなことを新城へ行ったときに聞きました。大垪和のほうでもよく聞きました。このおりの関係については、もうちょっと慎重に検討していただきたいというように思います。捕獲のほうに力を入れていただきたいと。そうした中で、こっからが質問です。イノシシ等の捕獲事業補助金についてお伺いをしたいと思います。猟友会の方からこの補助制度について質問がありました。決算審査時においても旭支所、柵原支所、本庁担当課長のご意見をお伺いしました。このことで大分もめたんですけども、しかし考え方が三者三様だったんですね。美咲町補助金交付規則に記載されているこの有害鳥獣に対する補助内容を正確なところをお示しいただきたいと思います。

 次に、防護柵の設置補助についてお伺いしたいと思います。

 これも住民の方から相談を受けた件であります。ここに補助金の交付要綱がありますけども、その要綱の中を見ますと、対象農地の受益戸数が3戸以上となっとんですね。これ本当に実際に相談受けたことなんですけども、越尾の地区の方です。自分のところは7反ほど田んぼがあると、地形上1地区なんですね、そうした場合補助対象にならないんですね。ところが、1反の方が1反ずつが3枚あると、3人以上ですから対象になると、私のところは7反もあるのに補助対象にならんでと、これ不思議でならないということでございます。私もそこへ越尾の方いらっしゃいますけども、多分聞いとるんじゃないかと思いますけども、少し矛盾を感じておりますんで、この補助対象について、この3戸以上というところを外すことができないのかどうか、これをちょっとお伺いしたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 失礼をいたします。

 今この質問に書いてある被害額等は……

            (4番形井 圓君「被害額、もうこれよろしい」と呼ぶ)

 いいです。

            (4番形井 圓君「きのうしてますんで、同様議員が」と呼ぶ)

 一応捕獲と柵とですよね。ちょっと柵の設置より捕獲に力を注ぐべきではないかという問題ですね。それで、このことについて、一応実際今考えております。最初にですけど、今こういうことで集落ぐるみの捕獲体制を整備しようということで、こういう岡山県の鳥獣害対策室というのが地域ぐるみ、集落ぐるみで捕獲をしましょうということも提案をされております。これは何かというと、みずからが狩猟免許を取ることもそうですけど、狩猟免許を持ってない人が捕獲補助者として日々のおりの見回りとか餌の補充をして、効率的に捕獲作業を行うために捕獲従事者と連携していくというような事業というか、そういう取り組みも推進していきましょうということで、パンフレット等も出ております。

 それから、おりの中で生活しているようだということで、確かに私のとこもイノシシの被害でおりをしており、柵を張って、その柵の中で農作業、草刈り等をしております。こういうことも今ネットフェンスをするのに国の補助でネットフェンスの補助があります。それは地域ぐるみで、個々の田んぼでなく、大きく地域でもう囲ってしまうというような事業もあって、それに取り組んでいただいているところも各美咲町内、各地域たくさんあります。そういうことも併用していくことと、柵の補助で3戸以上ということですね。この分で、受益者3戸以上で団地的な整備による防護柵の設置というのは、これは岡山県の補助を受けるときの要件なんです。岡山県補助です。岡山県の補助は年1回なんです。年1回の4月申請、4月で申請を受けるようになっとんで、3戸以上で県費をいただいて柵を張りたいということになりますと、4月にその申請をしていただかないと、県のほうの補助が受けれないということになります。あとは言われていたんですけど、1戸で補助というのは、単独町費で補助をしております。ですから、1人でも農地のほうの柵を張るとかという分については、補助対応はできております。

            (4番形井 圓君「要綱のどこにあるん」と呼ぶ)

 要綱ですか、要綱というんか、ちょっと今それは持ってきてないんですけれど、決算の中においても3戸以上が県補助と、それは県補助ですよと、それで単町については、トタン、ワイヤー、メッシュ、電気柵等々の補助の単価等も一応明記をしております。ちょっと要綱のほうはここには持ってきてません。

 それと、イノシシの、これですね。済みません。ちょっとこまいんですけど、これが捕獲補助金のカレンダーということで一応出しております。一応町費を充てれるのが、4月から10月14日までが町費と国費ですね。それと、7、8、9月については、町費と県費と国費を合わせた補助金が捕獲補助として出ます。残りの11月15日から3月31日までにつきましては、国費のみなんですけど、捕獲の補助金は出るようになっております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 4番形井議員。



◆4番(形井圓君) イノシシの被害はもう全町的に言われています。これは大変な問題だと思います。そうした中で猟友会の方に駆除なんかを、無理なお願いをしておると、駆除班の方もしっかりとっていただいておると、大変ありがたいことだということをまず申し上げておきます。そうした中で、私がお聞きしたいのは、これ決算監査の文書回答ですか、多分このことだと思うんですけど、また猟友会の方もおっしゃったことが、3月16日から3月31日までは出ないと、今課長は3月31日まで出ると、こう言われたんですけども、この違いを教えてください、出るか出ないのか。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 失礼をします。

 捕獲補助です。捕獲補助、3月16日から31日までですよね、これにつきましては、国庫、国費については、まず翌年の1月から3月までにとれた頭数は4月にその頭数を確認して補助金を払うということになってます。ですから、国費のほうは3月16日から31日までは払えます。ですから翌年になってですね、払えます。でも、一応町費については、先ほど言いました4月1日から11月14日までということになっているので、町費の捕獲補助はでませんけれど、国費の捕獲補助はお支払いのほうはできます。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、4番形井議員の次の質問に移ってください。

            (4番形井 圓君「再々質問」と呼ぶ)

 再々質問ありますか。



◆4番(形井圓君) 確認をさせていただきます。

 3月16日から31日まで出るんですね。

            (産業建設観光課長國宗 順君「国費」と呼ぶ)

 国費出るんですね。猟友会の方はそこら辺を理解されてないようなんです。きのうも猟友会の会議が津山であったようです。中央地区、旭地区、柵原地区の各支部長というんですか、会長というんですか、が寄って話をされたそうです。出ないので、この要望書を出そうかという話までいったようですけれども、私要綱にあるから出るよという話をしておったところ、要綱にあるんなら出るんだろうから、要望書は出さないということで、その連絡を受けました。再度確認いたします。出るんですね。これだけ確認させてください。私も町民の方から相談を受けておりますんで、明快な回答をせんといけませんので、明快な回答をお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 失礼をします。

 今言っておるように単町、町費については出ません。今言った3月14日までです。猟期期間とも出ません。国庫については、1月から3月までは次の翌年度に支払うということになっているので、4月に3月までの頭数を出していただいて、4月にその頭数確認をして、補助金のほうを支払うようになっていると。



◆4番(形井圓君) わかりました。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは……。ほかに答弁される人がおられますか。

            (4番形井 圓君「もうよろしいです」と呼ぶ)

 両支所はええんですね。

            (4番形井 圓君「はい」と呼ぶ)



○議長(貝阿彌幸善君) 形井議員、よろしいですか。

 それでは、4番形井議員、次の質問に移ってください。



◆4番(形井圓君) 同じ美咲町の職員さんで考え方が違ったらいけませんので、旭支所、柵原支所、本庁、意見を統一しておってください。そして、そのことを猟友会の方にぴちっと教えてあげとってください。これを力強くお願いしておきます、猟友会の方に。何ならきょうでも連絡してあげてください。よろしくお願いします。

 次の質問に入らせていただきます。



○議長(貝阿彌幸善君) 次の質問に移ってください。



◆4番(形井圓君) 子ども議会の対応についてお伺いしたいと思います。

 さきに開催された子ども議会の対応についてお伺いします。この子ども議会は去る6月13日、町内3中学校の3年生を対象に開催されて、関議長以下9人の方が質問されたと思います。そして、その議会はとてもすばらしいものだったと記憶しております。町民の方からもいいことができとるなというようなお話をお聞きしております。

 この子ども議会の趣旨は大きく3点あったと思います。その一つに、子供の視点からの意見を今後の町政に反映していくと明記されていたと思います。執行部からも明快な回答がなされたと思いますけども、質問に対して対応できているもの、予算措置ができているものがあれば、お示し願いたいというように思います。

 特にお聞きしたいのは、2番の甲元議員の通学路をもっと安全にという質問に対して、亀甲マイカーセンターの前の道路改良については、歩道整備計画として測量設計、用地買収を行っていますと、こう回答されています。この場所については、この中学校の子供さんたちだけでなくして、多くの利用される方から改善の要望が出ております。再度ここのこの場所の事業の進捗、契約進捗状況とか、完成の予定年度をお伺いしたいというように思います。

 あわせて、防犯灯の設置要望があったと思います。この設置要望の回答にこう回答されてますね。防犯灯の設置は地元自治会にお願いしなければなりません。これは通学路の安全のために質問されとんですね。このように回答されてますね。この回答された方、誰が回答されたかわからないんですけども、自治会が設置するんであれば、そこの自治会に対してこういう通学安全の要望が出とんじゃけども、地域として要望してくれんかというような話をされたのかどうか。私は何度もこの防犯灯、特に通学路の安全については一般質問しとると思います。こういう答弁されておりますんで、今の件についてお伺いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 石戸教育総務課長。



◎教育総務課長(石戸光也君) 4番形井議員の子ども議会の対応についてということですが、事後の対応ということで私のほうからちょっと結果の報告をさせていただきたいと思います。

 まず、子ども議会、本年6月の定例会の会期中、6月13日に開催しましたところ、3中学校の生徒さん、学校長を初めとした教職員の皆様、また当日傍聴していただいた議員の皆様等、多くの関係された方々に大変お世話になり、ありがとうございました。

 第1回目の子ども議会は一昨年の12月に町制10周年を記念して町議会からの要望により実現したもので、対象は生徒会を中心とした中学校2年生でした。今回そのときのいろいろと反省も踏まえながら、第2回目としまして、中学校3年生を対象に実施させていただきました。開催に当たっての趣旨、1点は言われましたが、3点ありました。1つ目が、美咲町の将来を担う子供たちに町政に関心を持ってもらう。2つ目は、町政に対する要望や質問を発表することを通して美咲町の将来のあり方を考える、主権者としての意識を育てる。3つ目が、子供の視点からの意見を今後の町政に反映していくということです。当日は議長役も中央中の生徒に務めていただき、また生徒9人が議員として一般質問に立ち、通学路の問題や町の将来像など、幅広い視点から町政に対して質問をしていただきました。町執行部も答弁をする中で多くの参考になるご意見をいただけたものと思っております。

 子ども議会が終わって、生徒全員、それから学校へアンケートを行いました。主な内容を抜粋して紹介させていただきます。

 まず、議員役の生徒からです。とても緊張したが、この貴重な経験を生かして、今まで以上に美咲町について考えてみたい。これからの学校生活や将来に生かしていきたい。私たちの意見を町の人が真剣に答えていただきうれしかった。

 それから、傍聴した生徒からの意見です。美咲町に多くのいろいろな課題があるということが参加してみてわかった。議会独特の緊張感が伝わってきた、議会の仕組み、議事の進め方がわかってよかった。美咲町のいろいろなことを見ている議員、真剣に考え決めている議会はすごいと思った。イベントを企画するだけではなく、交通の整備、飲食店や商店、宿泊施設等の整備が必要不可欠だと思った。美咲町の新しい知識を得られたので、もっと文化や歴史に関心を持ち、この町の魅力についてもっと考えていきたい。子ども議会に出された提案が一つでも実現できたらいいと思う。また、課題としての意見もいただきました。答弁の内容が難し過ぎてわかりにくかった、答弁を要約して言ってもらいたい。答えをもらった後、気になることを再度質問したりするともっといい子ども議会になると思った。

 また、最後、学校からです。開催時期、準備期間を考えて、さらに教育効果につながる有意義なものにしてほしい、事前指導がしっかりとできるように計画を立てて行えば、もっともっとよい子ども議会になると思う。当日の時間設定を下校時間のことを考えて予定時間内におさまるようにしてほしい。予算がなくてできないという回答に生徒は残念がってもいた、しかし町政はお金がかかるという現実を知る機会にもなったと思う。生徒からは来年度以降も子ども議会を継続してもらいたいという意見が多かった、理由は町政に対して要望が直接出せて、地方自治を実際に体験できたことを上げていたと。このようなご意見をいただきました。

 次回もし子ども議会をするのであれば、こういう課題を潰しながら、さらに有意義な子ども議会にしていけたらと思います。

 私からは以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 失礼します。

 議員の言われたマイカーセンターの前の改良、歩道の設置。それにつきましては、今岡山県のほうから実施測量をするということで、地元調整をしてくれないかということで、ちょっと地元のほう立ち入りをしますよというご案内等々をしております。実施設計ができてから入札ということになるんで、岡山県の工事でもあるので、予定の完成年度というのはちょっとまだはっきりわかりませんが、一応事業的にはなってますが。

            (4番形井 圓君「街灯は、防犯灯、防犯灯は誰が答弁されるんか」と呼ぶ)

 街灯は図書館のとこですかね、旧厚生小学校ですかね、のところですかね。ですよね。

            (4番形井 圓君「中央図書館」と呼ぶ)

 中央図書館ですか。済みません、それも私かもしれません。その中央図書館のとこの防犯灯の設置をしてほしいという質問があった分について、確かに防犯灯は自治会なんですよということは言いました。言いましたが、その後にその図書館の駐車場もあるので、駐車場の照明もあわせて設置できるように町長に後でよく頼んでくださいねというようなくくりで答弁をした覚えがございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 4番形井議員。



◆4番(形井圓君) ここに通学路をもっと安全にという2番議員の質問がありまして、マイカーセンターのところでは、用地買収を行っていますと、ここまで言われとんですよ。だから、このとき不思議ななあと思うてお聞きしとったんですけども、ここのこの場所はずっと以前から大変な問題になってまして、路肩が傾いとったりして、もうずっと出とることなんで、大変よかったなと思っとったんですけども、何か答弁ときょうの答弁と違うようなんで、再度検討というんか、調査してみてください。回答の中では測量、設計、用地買収を行っていますというように書いておりますんで。

 それと、防犯灯です。通学路の安全については、平成27年12月10日にも開催された子ども議会でも2名の方から質問されております。まず、3番の池上議員の質問に対しては、このときの回答は誰がされたかちょっと記述がないんですけども、防犯灯の設置、歩道の整備に取り組んでいますと、こう回答されています。また、5番黒瀬議員の、これはちょっとお聞きしとんですけども、通学路をより安全にという質問に対して、PTA連合会からの要望書をいただいていますと、箇所に応じた機関への対応を要望していますと、また防犯灯の必要な箇所には町の補助制度を使って設置してもらっていますと、こう答弁されとんですね。私はこのときも多分同じ質問をしたと思うんです、この次の議会で。私は子供の通学路については、ほんま何度も指摘しておるんですけども、特にこうした子ども議会の中で指摘された危険な箇所を確認されたんですかというように質問し、されてないということだったから、必ずしてくださいよというように言って、終わったと思います。その後こうした通学路について質問された方にお聞きになったのかどうか。

 また、防犯灯も設置していますというような答弁されています。ここにあります、ここに。防犯灯をこの子ども議会の要望の後、どこどこ設置したのか、お伺いしたいと思います。ここに美咲町創生総合戦略というのがあります。持ってます、ここに。教育環境なら美咲町、この表現があちこちに書かれてますね。やっぱり通学の安全なしに教育環境の整備は語られんのじゃないかと思うんです。通学路の安全は教育環境整備の基本だと言っても過言ではないと思います。通学路の安全はもうこの2回の議会で出とるように子供たちの切なる願いだと思います。子ども議会で回答したことについては、責任を持って町長、職員の方が対応していただきたい、そう強く願っております。

 そこで、ちょっとまちづくり課長にお伺いしたいと思います。防犯灯については、地区の方にお願いしますというような答弁もあったんですけども、まちづくり課長、防犯灯設置補助事業交付要綱がありますね、これに基づいて設置された、補助金を出された平成27年度、28年度の新規の設置基数がわかれば、お示しいただきたいと思います。そして、その設置された箇所がこの子ども議会で子供たちが要望された箇所に設置されたのか、そうでないのか、これをお聞きしたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 畑尾まちづくり課長。



◎まちづくり課長(畑尾周一君) 4番形井議員のご質問にお答えいたします。

 子ども議会、私も定住促進、町の活性化、町の魅力づくりということでできる限り精いっぱいお答えをさせていただきました。先ほど子供たちの反響というんですか、お声を聞いて、本当によかったな、これからもやはり工夫をしながらやっていく必要があるなというふうには感じております。

 私の防犯灯の切り口は明るいまちづくりということで、これは地域安全対策の支援という観点で補助金の交付制度をこしらえて、設置をさせていただきまして、先ほどおっしゃいましたように地区の方の申請によって設置をさせていただいてるということで、27年度につきましては、385基、うち新設が69基、28年度につきましては、123基、うち新設が29基ということで、申請をいただきまして、交付決定をし、支出をさせていただいております。

 それで、防犯灯の今の先ほどの場所、じゃあそういう要請に基づいてということですけども、これにつきましては、自治会のほうでいろいろと地域の状況を考えていただいて、子供たちの安全のためにということで、次々必要なとこについては設置をされてるということで、特に場所を確認して、これが自治会の方、子ども議会、例えば子供からの要請ですかというような確認はいたしておりません。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長、いかれますか。

 町長。



◎町長(定本一友君) 形井議員の質問でございます。

 子ども議会の対応についてということで、子供さんのおっしゃられることについて、それぞれ発言したことについて実現していくということは、子供にとってありがたいことかなと思いますけれども、やはり予算も伴います。そういうことで時間のかかるもんもありますけれども、一番私が思う、子ども議会がやる、いいというのは、やっぱり民主主義のルールを、議会制民主主義とはこういうもんだというのを子供たちが学ぶ大きな大きないい機会ではないかなと、このように思っております。そういうことで、中学生がそれを学んで、自分のこれからの生きていく力にしていくというためにもいい機会であったなと、このように思っております。私はそういう観点から子供たちを見詰めておったということを申し上げさせていただきます。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 形井議員。



◆4番(形井圓君) 教育総務課長のほうが大変いい答弁されたと思いますね。答弁というんか、子供たちの考え方、その結果に基づいて意見を聞いた、大変いい返事ができとったと思うんですよ。大変すばらしい議会だったと思うんです。すばらしい議会であったんであれば、質問に対し、回答しておるんであれば、その回答したことはやっぱり実施してあげていただきたいんですよ。そうでないと、子供さん方が不信感が出るんじゃないですか。せっかくあれだけすばらしい議会ができて、すばらしい質問ができて、すばらしい答弁ができとるわけですから、重ねて申し上げます、せっかく答弁なされておるんなら、その答弁されたことは実現をしていただきたい。こうした私たちの議会でもそうです。質問し、答弁されたことについては、やっぱり実現していただかないと、これは不信感が募ると思いますんで、ぜひともその実現に向けて、町長、努力していただきたいんで、確約していただきたいんですけども。最後にお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) いや、それ時間はかかりますけれども、議会で発言して、確約したことについては、ほぼ皆さんの約束どおりのことは行われていると私は思いますけれども。

            (4番形井 圓君「いや、できてないから言よんです」と呼ぶ)

 いやいや、議会でですよ。

            (4番形井 圓君「あ、子ども議会」と呼ぶ)

 いやいや、違う、本議会でしょ。本議会で約束したことについては、それは時間はかかっておりますけれども、約束したことについては、実現していっておると私は確信しております。



○議長(貝阿彌幸善君) 以上で4番形井議員の質問を終了します。



◆4番(形井圓君) 終わります。



○議長(貝阿彌幸善君) 質問の通告は以上です。

 これをもって一般質問を打ち切りたいと思います。ご異議ありませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。これで一般質問を終わります。

 以上で本日の日程は全部終了しました。

 今後の日程につきましては、明日9月15日から20日までを休会とし、9月21日午後3時から会議を再開します。

 本日はこれで散会とします。(午後2時57分)