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岡山県 美咲町

平成29年第 6回( 9月)定例会 09月13日−02号




平成29年第 6回( 9月)定例会 − 09月13日−02号







平成29年第 6回( 9月)定例会



第 2 日

 (平成29年9月13日)



(1)会議の開閉時刻

    開   議  午前 9時30分

    解   散  午後 3時31分



(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名


議員番号氏   名出欠別議員番号氏   名出欠別
1山田雄二出席8松田英二出席
2藤井智江〃9金谷高子〃
3松島幸一〃10江原耕司〃
4形井 圓〃11岩野正則〃
5延原正憲〃12山本宏治〃
6左居喜次〃13松島 啓〃
7林田 実〃14貝阿彌幸善〃


(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名


職  名氏   名職  名氏   名
町長定本一友産業建設観光課長國宗 順
副町長岡部初江会計課長浦上 彰
総務課長桑元英昭旭総合支所長矢木史朗
まちづくり課長畑尾周一柵原総合支所長木谷正弘
情報交通課長光嶋寛昌旭総合支所
産業建設課長山本 資
税務課長遠藤 透 柵原総合支所
産業建設課長前田有輝
住民課長山下一巳福祉事務所長稲谷雄治
こども課長牧野直子教育長柴原靖彦
健康福祉課長鈴鹿 滋教育総務課長石戸光也
上下水道課長牧野英一生涯学習課長立石克之


(4)職務の為出席した職員の職・氏名

     事務局長  神 坂 健 治

     書  記  高 山 尚 子

           杉 山 慶 介



(5)日   程


日 程議案番号件         名
1  一般質問










○議長(貝阿彌幸善君) 休会前に引き続き本日の会議を開きます。(午前9時30分)

 ただいまの出席議員は13人です。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。

 なお、7番林田議員から、一身上の都合のため遅参する旨の通告がありましたので、報告をいたします。

 本日の日程を報告します。

 第1に一般質問、以上のとおり定めますので、ご了承を願います。

 これから日程に基づき議事を進めます。

 日程第1、一般質問。

 これから一般質問を行います。

 なお、この際申し上げておきます。会議規則第54条の発言内容の制限及び第55条の質疑回数の規定を遵守願うとともに、第56条の発言時間の制限により質問時間が30分までと決定されていますので、ご承知願います。

 それでは、5番延原議員の質問から行います。

 5番延原議員。



◆5番(延原正憲君) 改めましておはようございます。5番延原正憲です。

 9月定例会の一般質問のトップバッターということになります。今回から一般質問が委員会の後に繰り下げられております。しっかり執行部のほうとしては検討のお時間があったと思いますんで、内容のある、誠意のあるご答弁をお願いしたいというふうに思います。

 まず、第1件目、有害鳥獣駆除の推進策でございます。

 通告書を読み上げます。

 イノシシ、鹿などの有害鳥獣による農作物の被害は拡大傾向にあり、駆除頭数も増加している。

 1として、有害鳥獣による農作物被害と駆除実績の動向は。

 2点目、猟友会駆除班の体制と活動実績は。

 3点目、平成22年度に策定した美咲町鳥獣被害防止計画の実施状況と検証及び次期計画の策定は。

 4点目として、駆除の有効な推進策はあるのか。例えば、狩猟免許取得者増加策やわな貸与支援など。

 5点目、駆除鳥獣のジビエ食品の産業化の検討であります。

 イノシシや鹿などによる農作物の被害は深刻であり、丹精込めて栽培した農作物が一夜にして無残な状況となっている経験をされた町民の方はたくさんおられます。私も何回も野菜、果樹、水稲の被害を経験してまいりました。ことしも桃の枝を鹿に食べられたり、収穫直前の里芋やトウモロコシをイノシシに食い荒らされ、稲穂の出かけた水田にも侵入をされております。電気柵や防護ネット、ワイヤーメッシュで囲っても、いろいろな方法で侵入をしてまいります。まさにイノシシ、鹿との戦いであります。侵入防止柵だけではイノシシ、鹿の個体数を減らせないことから、捕獲駆除が有効な対策であるとの確信を持っているところであります。真剣に有害鳥獣駆除に取り組む必要があると考えております。

 そこで、まず把握されているのであれば、ここ数年の農作物の被害額を確認したい。

 また、イノシシ、鹿、ヌートリアなど有害鳥獣の捕獲駆除の実績についても確認をしたい。

 次に、私も4年前の平成25年にわな猟の免許を取得し、26年度に美咲町の鳥獣被害対策実施隊員に任命をされているところです。

 そこで2点目として、この実施隊と美咲町猟友会の有害鳥獣駆除班とはどのような位置づけなのか確認をしたい。それと、駆除班と実施隊の活動状況を把握されているのであればそれも確認したい。

 さらに3点目として、7年前の平成22年度に策定されたとされている美咲町鳥獣被害防止計画については、計画の実施状況とその検証と、これを受けての次期の計画を策定する予定があるのか確認したいと考えておりましたが、通告書提出後にこの計画書を確認することができました。23年度から26年度までの4年間の捕獲計画などが示されておりました。さらにこれを受けて、26年度の鳥獣被害額を踏まえた上で27年度から29年度までの3年間における被害の軽減目標や捕獲計画頭数が既に定められているということを確認しております。この27年度からの3年間の捕獲計画頭数では、イノシシが毎年1,000頭、鹿が毎年200頭、ヌートリアが毎年40頭などを踏まえた場合の実績等の検証についてご確認したいというふうに思います。これの結果をどのように評価して計画目標達成のためにどのような対応が必要かを確認させてください。

 次に4点目といたしまして、本件の質問の本題となりますけれど、有害鳥獣駆除、個体数を削減するということの決め手となる有効な手段があればお示しいただきたい。例えば、鳥獣被害対策実施隊員資格の裾野を広げる手段として、狩猟免許取得者への補助金の増額、それから免許取得へ啓蒙活動を推進をして、町職員が率先して免許取得するなど町民に模範を示すとかというふうなことができないか。捕獲用の箱わなをもっと作成し、実施隊員へ貸与する方策はないか。捕獲獣のとめ挿し用の電気ショック機器の貸与支援、または購入費の補助というようなことができないか。それから、単町上乗せ補助の増額。現行1頭1万円ですけれども、それの増額はできないかなど、そのようなことを具体的に検討できないかということです。

 また、この防止計画には、実施隊による集中捕獲などを計画するということがあります。具体的にこの実施隊による駆除活動、どのようなものがやられているのかも確認したい。

 最後の5点目です。捕獲駆除した鹿とかイノシシ、これをジビエの食材として加工処理する施設を町内に整備をして、美咲町ブランドという形で販売するなどの産業化を検討できないか。

 以上、5点につきまして確認をお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) おはようございます。産業建設観光課の國宗です。よろしくお願いします。

 延原議員の有害鳥獣駆除の推進策についてということで、まず第1番目で、有害鳥獣による農作物被害と駆除実績の動向はということでございます。

 町内の農作物被害、駆除頭数ともに増加傾向にあります。農作被害につきましては、平成24年度で約300万円の被害額でありましたが、平成28年度では約600万円と5カ年で約2倍の被害額となっております。

 駆除頭数につきましては、駆除班の方々にご尽力いただき、平成24年度でイノシシ429頭、ニホンジカ42頭、ヌートリア64匹の駆除頭数でしたが、平成28年度ではイノシシ1,080頭、ニホンジカ158頭、ヌートリア18匹の合計1,256頭の駆除頭数となっております。イノシシ、鹿の駆除頭数は年々増加傾向にあります。

 続いて、2番目の猟友会駆除班の体制と活動はということでございます。

 美咲町猟友会は、旧町単位の中央、旭、柵原の3分会に分かれており、その各分会の中で駆除班を設置しています。駆除班員数につきましては、総数112名で構成され、中央分会が26名、旭分会が43名、柵原分会が43名となっており、旧町単位での駆除活動を行っております。活動につきましては、地域住民からの農作物被害による駆除依頼により現地確認し、被害農地付近での箱わななどの設置により駆除活動を行っております。

 続いて、3番目の平成22年度に策定した美咲町鳥獣被害防止計画の実施状況と検証及び次期計画の策定はでございます。

 美咲町鳥獣被害防止計画については、対象鳥獣をイノシシ、ニホンジカ、ヌートリアほか11種とし、捕獲や防護柵の整備を中心とした対策を実施することにより、その被害を軽減することを目標として策定されました。平成23年度から平成26年度の4年計画を捕獲では、被害金額の増加や対象鳥獣の変化、捕獲頭数実績の増加により生息数拡大が予測されたため、捕獲計画頭数の大幅な見直しを行い、平成27年度から平成29年度の3カ年の計画を策定しております。

 また、防護柵の整備計画についても、有害鳥獣を寄せつけない集落環境づくりを推進するため、広域的な防護施設設置を目指し、整備計画の見直しを行っております。しかし、年々農作物被害や捕獲頭数が増加傾向になっていることから、生態数の増加や防護柵未整備地区への被害が発生しており、防護柵及び駆除等の対応が必要となっております。

 次期計画の策定につきましては、平成29年度までの実績により策定をしていきたいと考えております。

 続いて、4番目の駆除の有効な推進策ということで、有効な推進策につきましては、現在駆除班員の高齢化が深刻であり、新規狩猟者の確保に向け講習会受講費助成、狩猟免許取得補助金の半額を猟友会に加入することを条件に補助を実施することにより、確保の継続を推進してまいりたいと思います。

 また、捕獲につきましては、水稲共済損害防止事業助成配分金により、おりの購入を平成27年度より実施し、箱わなを各駆除班へ貸し出しを行っております。くくりわな等につきましては、美咲町有害鳥獣駆除班活動奨励金の中から各駆除班で検討の上、必要に応じて購入し、班員へ貸与を行っているようでございます。

 今後の推進策といたしましては、町としましても広報紙やホームページ及び各猟友会へ依頼し、新規狩猟免許取得者の推進をしていきたいと考えております。

 続いて、5番目の駆除鳥獣のジビエ食品の産業化の検討ということでございます。

 現在駆除鳥獣の解体処理施設につきましては、美作市と吉備中央町が設置し、ジビエ利用をされております。本町での処理施設への建設等につきましては、資源的には不足することはないと考えておりますが、運営等を行う場合、解体肉等の販売先や活用法など多くの課題があるため、近隣市町村の協働連携などを検討していくことが必要であると考えております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 5番延原議員。



◆5番(延原正憲君) 最初の質問で、実施隊による集中捕獲の計画とはどういうことかというのをご質問しとったんですけど、その回答を後でいいですからお願いをします。

 再質問です。

 私もこの猟友会のほうへ貸し出されている箱わなを借り受けておりまして、ことし3頭のイノシシを捕獲駆除しました。そして、私どもの同地区の実施隊員の中にも、ことしの6月以降でイノシシ5頭、鹿1頭をもう既に捕獲されてる方もおられます。

 農作物の被害や、それから農地への侵入の実態とか住民の目撃情報などからもイノシシ、鹿は確実に増加しているというふうに実感をしております。先ほども申し述べましたが、侵入防止柵などの防衛対策だけは鳥獣害の被害を減少させることは不可能です。メッシュの柵も私どもの地区でも設置しておりますが、水路や道路などから完全に遮断することができないような状況で、いろんなところから侵入をしてまいります。こういうことは個体数を減らすことに方針を変更して、捕獲用のわなをもっともっと製作、貸し出しするとかというようなことが有効ではないのかなあというふうに思っております。

 まず、そのことについて30年度予算に反映をしていただくことができないか回答をお願いします。

 次に、捕獲後駆除したイノシシや鹿を焼却や埋立処分するというだけではなくて、有効活用することを検討する時期に来てるのではないかというふうに思っております。先ほども吉備中央町と美作市にそういうジビエの食肉の加工施設があるというお話でした。

 先日私も美作市の森林政策課にお伺いをいたしまして、獣肉処理施設、これを見学もさせていただきました。この施設は、平成25年度に開設をされて、市内捕獲頭数の1割から3割ぐらいの個体を食肉処理をしております。中でも鹿は、捕獲奨励金が美作市の場合は1万2,000円とちょっと高いんですけれども、それもあって年間5,000頭を捕獲されてるうちの1,000頭以上を受け入れ、食肉処理、加工してると、こういうような状況でした。それで、ジビエ用の販売ルートも既に確立されておりまして、約6割が東京、大阪の方面に出荷をされて、今年度特に夏場の鹿肉の需要が高くて、今年度は受け入れ不足、調理をして提供ができないと、このような受け入れ不足の状態が続いているということでありました。

 美作市では、岡山県の指導を受けながら、広域的に近くこの施設を指定管理で運営をしていきたいと。それで、近隣市町からの捕獲獣も受け入れる方向で検討しているということもお話を聞いております。

 それで、先ほどのご回答のように既存の施設を利用するということも検討する価値があるかもしれませんが、とめ刺しをして2時間以内の条件とか、完全に血抜きをするとか、いろんな時間的な制限、それから個体の処理の難しさ等もありまして、もし補助事業等が確保できるんであれば町内に獣肉の処理施設を設置して、就労の機会も与えるとか、そういう保冷の施設をつくるとか、そういうようなことについても再度検討していただきたいということで、先ほどの実施隊による集中捕獲等の計画、具体的な話と、それから箱わなのさらなる増設、貸し出し等を30年度予算に反映してもらえるかどうか。それから、補助事業に該当すればそういう食肉処理施設も設置することの検討についてご回答いただきたい。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 失礼します。実施隊の活動ということでございます。

 実施隊は、平成25年度から始まっております。28年度では、実施隊隊員が3分会合わせて102名が実施隊員となって活動を進めておるところでございます。一応年3回を予定をして一斉駆除等を計画したり、実施をしているところでございます。

 それから、ジビエのほうにつきましては、先ほど来美作市等々のお話もございました。言われていたように、捕獲してから2時間という時間的なものも制約がございますんで、先般これは津山圏域の定住自立圏連携ということで、せんだって津山市で会議がございました。これは、担当者での会議でございましたが、その会議の中でも駆除事業であったり防除事業であったり捕獲事業ということで、いろいろな意見が出てきております。先ほど言われたジビエ利用ということで、この連携の中でも話が出てきております。方法としては、共同利用を広域的に考えたほうが個々でするよりはいいんではないかというような意見がほぼ全市町の話でございました。課題としては、美作市のほうはルート確定はできてるということなんでございますけど、販売ルートの確保とか運営の仕方をどうするのかとか、単独運営では困難であるとかといういろんな意見が出てきました。また、この連携の会議において鳥獣害のことについては詳しくまたしていって、結果ジビエ料理としての処理施設等の設置のあり方も検討してまいりたいと思っております。

 それから、箱わな、狩猟の増加等で30年の予算に反映できないかということなんでございますけど、一応防護柵等々については30年度予算で29年度の動向を見ながら30年度予算には反映させていければなと考えております。

 それと、免許の取得につきましても先ほども言いましたように広報紙、ホームページ等も活用しまして狩猟免許取得者の増加を図っていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 延原議員。



◆5番(延原正憲君) 再々質問です。

 再質問のときの分は一応の答えをいただいております。

 最後の再々質問になりますけど、駆除獣の処分につきましてはクリーンセンターで焼却処分していただくことになりまして、私も3頭のイノシシは焼却処分場へ持っていきました。気持ちよくすんなり受け入れていただいて、焼却処理していただきました。ほかの隊員の方も、ちょっと遠いですけどクリーンセンターまで持っていけば、所定の手続をすれば焼却処分してもらえる、非常にありがたい。昔は一生懸命穴掘ったり、わざわざ小型のチョンボという穴掘り機買うて処分しょうたのに楽になったというような声も聞いております。

 そういうことで処理の苦労は非常に軽減されてるんですけれども、先ほども言ったように燃やしてしまえば捨てればごみとかという、あれすればまた資源というような話もありますんで、焼却処分よりジビエの食肉としての有効利用、これをもう真剣に検討していただきたい。これができれば美咲町内につくれば、そういう産業振興にもなるのかなということです。ただ、個体の数、集まる数とかいろんな問題もあるでしょうから、もし先ほどの津山市との定住自立圏の中で、ある程度の数を集めて対応するというんであればそれでも結構ですけれども、何とか燃やして処分するんじゃなくて有効活用するという、ひとつ方向性を出していただきたい。

 それからもう一つが、先ほども柵で動物園のおりじゃないですけど、人間が柵の中で生活するようなそういう惨めな格好よりも、やっぱり個体数を減らすというふうにこの計画も美咲町の鳥獣被害防止計画書っていうこの計画、今度29年度までですから、30年度の計画には個体数を減らす方向に考え方をシフトしていただいて、積極的に有害鳥獣を駆除するという方向で前へ進めていただければと思います。

 人口減少とか高齢化が進む私たちのまちにあって、丹精込めて育てた野菜が収穫期直前になって獣の害によって収穫できなくなるっていうのは、本当生産意欲の減退ばかりか居住の意欲まで失わせかねません。行政としてしっかり取り組むことが課題だろうというふうに思っております。

 先ほどもう課長のほうからは方向性再検討してもらうということを、最後に町長のほうからお考えがあればお聞きしたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 延原議員のご質問でございます。

 鳥獣害の駆除と、本当に社会問題となっております。数年前までは六甲から神戸市内にイノシシがおりてきたということにつきましては、本当に全国ニュースでやっておった時期もあったんですけれど、今はごく普通の当たり前な話になってきたというようなことでございまして、鳥獣害がふえてきたということでございます。

 延原議員先ほど申し上げましたように、侵入阻止から駆除への方向に向かっております。そういう方向づけをしないとどんどんどんどんふえていくというようなことでございますんで、方向づけとしてはそういう方向づけにいっておるところでございます。

 そして、その駆除したものを資源として取り扱えないかということでございますけれども、日本人といたしまして昔からイノシシや鹿は食べなかったというような風習がございました。しかし、最近になりまして血抜きの方法も物すごく高度になってきました。そういうことでイノシシなんかもいいぐらい血抜きをいたしますと本当に牛肉なんかと変わらないような、そういう味が出せるようなことになっております。そういうことで我々といたしましてもこの資源は活用していかなければならないということでございますんで、先ほど課長が申しましたように、津山圏域でそういうものがやれれば供給材料に不足はしないなというようには思っておるところでございまして、この方針を進めてまいりたいと、このように思っております。ご協力のほどをひとつよろしくお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、5番延原議員の次の質問に移ってください。

 5番延原議員。



◆5番(延原正憲君) 町長のほうから前向きなご回答をいただきました。ぜひその方向で進めていただきたいと思います。

 2点目です。ふるさと納税制度の対応でございます。

 通告書を読み上げます。

 ふるさと納税の過剰な返礼品が社会問題となっていますと。

 まず1点目として、美咲町への寄附件数及び金額の推移はどうかということ。

 2点目、寄附金の使途指定の状況があるのかどうか。

 3点目、返礼品発送管理業者への委託料についてはどのようなことになっているのか。

 それから4点目、返礼品の見直し作業と実施の時期はどうか。

 それから最後、心の通う返礼品の検討についてはということであります。

 ことし7月5日の山陽新聞の全県版の中に県内市町村の寄附状況の記事があります。これによりますと美咲町は――28年度です――1,574万円、対前年度6.1倍の増で、県下12町村の中でも6番目ということで大幅にふるさと納税の金額がふえております。増加の原因としては、業者委託によるインターネットへの掲載や返礼品の商品が多様化した、たくさん商品の品ぞろえができたというようなことが原因だろうと思いますけれども、まず寄附件数と金額の推移を確認したい。

 それから次に、寄附金の使い道、使途が指定できるようになっていると思っておりますが、具体的にどういうものに使ってくれというふうな指定の状況について実態をお聞きしたい。

 それから、それを指定された場合には、その意思をどのように反映されるのかということも確認したい。

 3点目です。28年度からは返礼品の発送会社のほうに委託契約を締結されているようですが、これが起因して寄附額が大幅に増加したものと考えておりますが、業者選定はどのように行われたのか、入札なのか随契なのか、委託料は定額なのか歩合制なのか、ここら辺のご説明をお願いしたい。

 それで、4点目として、これまでの返礼率ということ。何か50%ぐらいというふうに聞いておりましたが、国の指導を受けて返礼率の3割以内とか見直しを行う予定なのか、返礼品を選定がえをして実施するのか、それとも返礼品に対する寄附金額の基準を引き上げて対応されるのか、その方法についても確認したい。

 最後に、ふるさと納税制度の本来の趣旨であります、町外在住の人が美咲町を応援するために寄附するという制度が本来の考え方であります。これに立ち返って我が美咲町の応援団として町外の方が心のつながるような品物とか、それから情報とかをお送りをして、例えばこれはあくまでも思いつきですが、たまごかけごはんのギフト券を送るとか、片上鉄道の展示車両の乗車券を送るとか、返礼品にして美咲町へ遊びに来ていただくとか、そのような企画。それとか情報としては定期的に広報や議会だより、それからイベントの情報などをそういう方に送って、もっともっとお米だけとかピオーネだけを目当てに寄附するというのも一つのやり方かもしれませんが、応援団になってもらうための何らかのもっと知恵のある企画を、夢のある心の通う企画を考えてみてはどうかという、この5点についてご説明をお願いしたい。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) おはようございます。総務の桑元でございます。

 5番延原議員のふるさと納税の対応についてということで、わかりやすく細かくご質問いただきましてありがとうございます。質問に答えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 ふるさと納税の過剰な返礼品が社会問題となっていると。そうした中での状況をということで、1から5番までのご質問でございます。

 まず、1つ目でございますが、美咲町への寄附件数及び金額の推移はについてということで、先ほども新聞の内容をご報告いただいたものと重複はいたしますけども、ご容赦いただきたいと思います。

 まずは美咲町にふるさと納税をいただいた方に町の特産品として返礼品を送付することとしております。ご承知のように町の特産品でありますニューピオーネでありますとか棚田米、そういったもののPRの場としても活用させていただいておりますし、生産者への生産意欲の向上等々にもつながっていると思います。そうした中でかなり伸びておるというお話をいただきましたが、まずは推移ということでございますので、件数と金額を申し上げます。

 平成27年度は68件で、寄附金額は303万1,003円、28年度につきましては992件で、先ほどご報告いただいたとおりでございます。1,574万1円ということで大きく伸びておるところでございます。ちなみに平成29年度、本年度でございますけれども、まだ途中でございますが、今手元にありますのは7月末、4カ月間経過したときでの実績では、件数では284件、708万円という実績が出ておりますことからしますと、昨年度をも上回るか同等の寄附は見込めるのかなと思っておるような状況でございます。

 次に、寄附金の使途の指定の状況はということでございます。

 寄附いただく折りにおきまして、寄附者に使途の指定を7項目の中から選択いただくようになっておると聞いております。一番多いのは、町長に一任するという回答が多くあります。そして、続いて町が政策としております結婚推進、子育てへの支援、それから教育で選ばれるまちの実現というのが2番目に多い結果でございます。ちなみに7項目を少しご報告いたしますと、まずは28年度の実績を言いますと、先ほどの町長に一任という部分は391件、次に人が活きる、美咲町のしごとづくりを応援するんだということで122件、次にひとが集う魅力づくりと定住促進49件、それから結婚・子育てへの支援と教育を選ばれるまちの実現248件、いくつになっても元気でいられる健康づくりというところが64件、安全・安心な暮らしと生活支援の推進70件、公共施設や空き家等の資源集約と活用については23件、未回答25件というようなことでございまして、概ね現状で進めております町の政策等々には合致しておる、または町長に一任ということで適合しているのかなと考えております。

 それから、3番目のご質問で、返礼品発送管理業者への委託料はということでございます。

 大きく寄附が伸びました一つの要因には、ご質問でいただきましたとおり的確な専門業者に入っていただいたというのは大きいとは考えております。それは28年度からということで、返礼品の発送管理が主に的確になされているという辺で評価をいただいておるという思いでございます。

 現在寄附の申し込みから情報管理等々インターネットなどが主でございますけども、申し込みいただきますと、業者が随時発送いたしておるところでございます。この業者は質問の委託料ですが、対象ご寄附いただいたものの10%プラス消費税ということでございます。対象業者はちなみにレッドホースコーポレーション株式会社という、こういったものを専門に扱っております会社で、全国に展開しておる会社でございます。

 先ほどの10%プラス消費税の実績でございますが、28年度におきましては169万9,920円の委託料の支払いということでございます。

 それから、4番目の質問、返礼品の見直しの作業と実施時期はというご質問でございます。

 これもご質問の中でありましたように、ふるさと納税の極端な返礼品等々については制約がかかってきたということの中で見直しがなされます。そもそもふるさと納税制度ということでございまして、税制上の措置とは別に返礼品の内容は各市町村間で加熱していって、どんどんと問題視されたという中で、総務省よりことしの4月1日、返礼品に対する割合を3割以下にしなさいよという通知がなされたことに始まっておりまして、本町におきましては一番人気の秋の果物等々が落ちつくまでということで従来のことでやってきておりましたが、いよいよこの10月末をめどに11月1日からはリニューアルしてということで見直しを迫られておりまして、その準備をしておるところでございます。

 現在町では、返礼品は寄附者への感謝の意を表するということで、大体30品目の返礼品を用意いたしております。今まではご質問のようにありました4割を超えてということでございますが、3割以内にということで対応をしていくということでございます。その作業の中で一番にはでございますけども、わかりやすくいえば1万円ご寄附いただいたら4,000円のものをお送りしていたんですけども、4,000円の品物の内容を下げるんではなくて、例えば1万円の人にお送りしていたものを同様のものを1万5,000円ご寄附いただいた方にお送りするようにというのが、生産者や本町のPR等々の中から適正な方法かなということで今検討を進めておるところです。

 それから5番目、心の通う返礼品の検討はということでございますが、後から町長のほうも答弁されると思いますけども、これまで同様に美咲町の魅力が少しでも発信できるようなことの中でPRできる品ということで考えておりますので、一番にはこういったものを提供できるよという生産者の方等々がおられましたら、うちのほうへご一報いただけましたら、先ほども申し上げました委託業者と一緒に相談させていただきながら、例えば時期的なもんがあるとか年中通して提供できるサービスなのか、そういったものも含めて検討して、よりよいものにしていきたいなと考えております。

 以上でございます。

            (5番延原正憲君「入札か随契かの話は」と呼ぶ)



○議長(貝阿彌幸善君) 課長、3番、入札のあれは。



◎総務課長(桑元英昭君) 特別資料をそこを見ておりませんけども、たしか全国的な展開をしておる業者という実績の中で随契をしたんじゃないかと考えております。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

            (5番延原正憲君「町長のほうからはいいですか、再質問に入って。心の通う返礼品の検討を。いや、どなたでもいいんですが」と呼ぶ)

 町長。



◎町長(定本一友君) それでは、ふるさと納税につきまして、返礼品は心の通う返礼品を送ったらどうかというようなことでございまして、まさにこのふるさと納税のコンセプト、趣旨というものがふるさと納税を都会に出ておられる方が田舎に送っていただきまして、田舎の魅力を発信していただく、また田舎に活力をつけていただくということが一番の目的でございまして、返礼品が云々というようなことではないというように思っております。

 そういうことで県下27市町村ございますけれども、その中には各市町の中にはそういうものではないということで、そういう返礼品にこだわらないという町もたくさんございます。何分にも新聞屋さんが順番をつけますもんでございますんで、その順番におくれてはならないということで、そういうように皆さん方そちらの方向のほうに、競争心のほうに目が向いておるというのが現状でございまして、本来の趣旨とは違うというようなことでございまして、総務省のほうもそういうことを踏まえまして3割以下にすべきではないかなあというようなことを言っておるわけでございます。

 そういう中で延原議員のおっしゃるふるさと納税の対応の分で返礼品についてでございますけれども、町の広報紙を送るとか、それから田舎の空き家の管理を町のほうでするとか、それから天下の山陽新聞を皆様方に、都会の人にお送りして、こういうことが美咲町では今起こっておるんだというようなことを見ていただくとか、ここで町史の編さんが中央地区のができました。これで柵原地区、旭地区、中央地区と町史の編さんが整ったわけでございますけれども、中央地区の場合におきましては、まだ民俗編と地区誌編でございますけれども、そういうものを納税していただいた方にお送りして、今の現状を、それから過去の現状を、自分たちが暮らしたところの現状を、そして美咲町に関心がある人々のためにそういうものを送っていくと、お送りをさせていくということも一つの手ではないかなあというように思っております。

 ピオーネを送らせていただきましたのは、ピオーネをどうしても園芸作物として町の特産物にしたいというようなことでこれに力を入れて、全て園芸品につきましてはほとんどピオーネということで、ブドウということに力を入れているわけでございます。そのかいがありまして今JAつやま地区内に43園作付をしておるということでございまして、かなりそれに対しましての返礼品としても好評であるというようなことでございますんで、そういう趣旨にのっとって送らせていただいておるということでございます。そのようにご理解をお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 5番延原議員。



◆5番(延原正憲君) 済いません。返礼品の発送管理業者への委託料という質問しか書いてなくて、あれだったんですが、私は発注方法も含めたつもりで質問を出しとったんですけど、契約のやり方についてはまた後で結構ですんで教えてやっていただきたいと思います。

 町長のほうからも返礼品の話、ふるさと納税の考え方、先ほど聞かせていただきました。インターネットでここに全部出るんです、どんな品物があるか。商品切れとかいろんなんが出て、本当にいいようにできとるなあ、こんなもんが欲しいなあとか、棚田のお米とかいろんなものが出ております。非常にブームになっているんだろうと思いますが、返礼品合戦の渦に巻き込まれて寄附金額の獲得競争に終始することなく、先ほど町長が言われたように企画やアイデアを出し合って、心のこもったつながりを大切にするようなふるさと納税のほうに切りかえていかなければならないなあというふうに考えております。

 町長は当初余りふるさと納税については乗り気でなくて、お互いだからというようなスタンスから何とか取り組んでいただくように方向を変えられたんですけれども、ちょっと過剰、行き過ぎたらまた戻さないかんと思いますんで、ある程度の節度のある、そしてふるさと納税の趣旨に合った活用っていうことを考えておったんですけども、先ほども町長のほうからスタンスをお示しになりましたんで、できるだけ町外の人が美咲町の応援団になってもらうような、そのような輪を広げていくようなふるさと納税制度にしていければと、これは私の一方的なお話だけになりますが、それをお話をして私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(貝阿彌幸善君) 答弁よろしいんですか。

            (5番延原正憲君「結構です」と呼ぶ)

 延原議員の質問を終わります。

 ただいま延原議員のほうからありました部分で、委託先へのということにつきましては後ほどで結構でございます。調べていただいてわかる範囲で本人のほうへ通達をしていただければと思います。よろしくお願いをしておきます。

 それでは、5番延原議員の質問を終了しまして、続きまして、11番岩野議員の質問に入ります。

 11番岩野議員。



◆11番(岩野正則君) おはようございます。11番岩野でございます。よろしくお願いいたします。

 最初に、危険家屋への対応及び対策について。

 危険家屋も大変ふえておる状況でございます。対応基準を示してください。よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 畑尾まちづくり課長。



◎まちづくり課長(畑尾周一君) まちづくり課の畑尾です。よろしくお願いいたします。

 11番岩野議員のご質問にお答えいたします。

 危険家屋の対応基準を示せということでございます。

 議員もご承知のとおり、昨年度空き家等対策推進に関する特別措置法に基づきまして美咲町の空き家対策協議会の議論を経まして、美咲町の空き家対策計画及びガイドラインを策定をいたしております。この法律、特別措置法、条例、それから空き家対策計画に基づきましてこれから進めていくということでございまして、まず特定空き家の認定、それから助言、指導、勧告、命令、最後には代執行というようなものを明記して進めていくことになります。ただ、議員もご承知だろうと思いますが、一番空き家の問題で大変なこと、これ全国の自治体の関係者同様だと思いますが、場合によっては空き家の所有者または相続人が確定できないということがございます。これにつきましては、法律の趣旨ではできる限り調査を進めなさいということでございますけども、じゃあいつの時点まで調査を進めるのか、また調査を行った後に、例えば不在者の財産管理人の設置とか相続財産管理人の設置とかというようなものも法的にはあるようですけど、じゃあどの時点でそういうようなことに対策がとれるのかというあたりについて、まだまだ明確な基準っていうものを示されておりません。

 岡山県の対策協議会、ことしできました全国空き家対策の協議会、美咲町もこれは加入しておりますが、その辺からの議論を踏まえてすっきりとしたガイドラインも今後出てくるんではないかと思いますが、当面はまず早期に皆様に情報提供をいただきまして調査をさせていただいて、調査に基づいて所有者たる方を調べて、まずはお知らせをする。このような状況ですよ、このような補助制度もありますので使って空き家を解消してくださいというようなお知らせをする。あと協議会の意見に従いまして特定空き家の認定をするというような、そういうような作業を行っていくということと、もう一つ、この条例の第1条に、しかしながら一定期間どうしてもかかります。調べるのにはやはり時間もかかりますし、そういう段階的な措置をとっていくには時間がかかりますが、保安、緊急安全的にどうしても今時点何らかの対応をとる必要があるというような場合につきましては、当然この第11条におきまして措置の特定空き家にならない間でも緊急安全措置という措置の条例第11条でそういう条文も掲げておりまして、必要最低限町が安全確保の措置を行うということになっておりますので、この措置につきましてもガイドラインの中で、じゃあどういうような場合はこれに該当するかということも示しております。それに基づいて、これはまれなケースだと思いますが、そういう場合があれば町としても町の費用負担によってそういうものをやっていくということでございます。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 11番岩野議員。



◆11番(岩野正則君) 現在の取り組み、大変よくわかりました。地元の危険家屋の対応もなされておるのを現場を見ております。引き続き所有者確定に物すごく時間がかかるのも聞いております。そこらを連携というんですか、県下どこも同じような課題を抱えております。条例制定等もできておるのを聞いておりますが、とりあえずこれからふえていく空き家に対する今以上の取り組みをよろしくお願いしたいと思います。

 回答があればですけど、なければ次に進みたいと思います。

 よろしいですか。あれば課長、よろしいですね。



○議長(貝阿彌幸善君) 畑尾まちづくり課長。



◎まちづくり課長(畑尾周一君) ありがとうございます。

 11番岩野議員の再質問にお答えをいたします。

 さっきの計画ができたという一番大きな私たちのメリットというのは、それまでは職員が職員の判断によってこれは危険な家屋であるというようなことをしておりましたが、今度は明確な基準によって、しかも対策協議会の意見に基づいて特定空き家の認定ができるということでございますので、公平な判断のもとにそういう認定ができて作業を進めていけるということで、本当にそういうことについては私たちも心強い計画ができたなあというふうに思っております。

 今後、これからも空き家っていうのは多分今私が調べた数字としては890軒ということですけど、それからも多分何ぼかふえていっておりますし、空き家対策の推進委員もここで1名追加をさせていただきました。もちろん空き家の有効活用もございますけども、地域を回っているうちにそういうような情報提供っていうのも出てきて、その辺で町としてもいろいろアンテナを張りながらやっていくということをしていく必要があるかと思いますが、そういうような協議会の枠組みの中でという形で取り組みを進めていきますので、これから一番大事なのは、やはり情報提供をしっかりいただく。ここまでなるのにもっと早くっていうようなこともありますので、情報提供いただければ必ず調査に行きます。調査に行って写真を撮って調べて、その方に情報提供するっていうことの仕組みができておりますので、まずそういうところを徹底的にやっていきたいなあというふうに考えております。

            (11番岩野正則君「町長、お考えがあれば」と呼ぶ)



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 岩野議員の特定空き家についてのご質問でございます。

 今課長申しましたように、公共の安全性の確保に必要な最低限度の措置を講じることができるということをうたっておりますけれども、これは特定空き家自体をつつくんではなくて特定空き家が崩れないように、崩れてきても安全なような形をつくるということでございまして、なかなか特定空き家に対しての所有権がつかめないというのが今の現状でございます。消防署の柵原出張所、圏域消防の、これの立地にいたしましても、立地する場所に今空き家が1軒あります。これが所有者がわからないということで、職員がいろいろ苦労しましてようやく何人かの人に対しまして特定をさせていただきまして判こをいただいたというようなことでございまして、どんなに崩れておっても特定空き家の所有者を見つけ出すということがなかなか難しいわけでございます。そういうことで、そこが一番のネックかなあというように今思っておるとこでございます。

 今課長が申しましたように美咲町に900軒近い空き家があります。その中には本当に危険家屋がたくさんございます。そういうことで、そういう法律も国からつくってくるんですけれども、そういう法律が整いまして環境づくりをしていければ、やっていかなければならないというように私たちは今考えておるとこでございます。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

            (11番岩野正則君「ありません」と呼ぶ)

 それでは、11番岩野議員、次の質問に移ってください。

 11番岩野議員。



◆11番(岩野正則君) 次の質問を行います。

 新規の分譲地の建設を。

 やはり旧村単位、町なかへ分譲地の要望が多ございます。中心地への要望があるが、町として分譲地の建設ができないか、よろしく回答お願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 畑尾まちづくり課長。



◎まちづくり課長(畑尾周一君) 11番岩野議員のご質問にお答えいたします。

 中心地への要望があるが、分譲地の建設ができないかということでございます。

 まちづくり課におきましては、現在分譲地の造成につきましては、定住及び移住施策として有効であるというふうに考えております。今建設を行っておりますのが旭地域、中央地域ということで計画が実施に向かっておりますけども、今後立地、それから販売価格等もございます。見ながらそういう適地があれば行っていきたいということでございますけども、やはり今有効であると言いましても将来とも有効かどうかわかりませんので、その辺の販売実績、ニーズ等も踏まえながら取り組みを続けていくということになると思います。現状では有効であるというふうに考えておりますので、適地があれば行っていきたいというふうに考えております。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

            (11番岩野正則君「ありませんけど、町長補足があれば。前向きにっていうことでよろしいですか」と呼ぶ)

 町長ありますか、答弁。

 町長。



◎町長(定本一友君) 岩野議員の新規の分譲地の建設をということでございまして、今課長が申したのが趣旨でございますけれども、3地区に人口が分散しなければならないということでございますんで、3地区に分散をさせていくというようなことでございます。分譲地の予定地につきましては、西川通谷団地に6地区です。それから、錦織団地といたしまして新たに6区域設けてやろうと、このように思っておるとこでございます。

 人口をふやすのも、定住させていただくためにはそれも一つの大きな要因となりますんで、この政策も進めてまいりたいと、このように思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

            (11番岩野正則君「ありません」と呼ぶ)

 それでは、11番岩野議員の次の質問に移ってください。

 11番岩野議員。



◆11番(岩野正則君) 現在行われておる町史編さんの状況。

 今時点でどこまで進んでおるかということでございます。

 それと、町史発刊後いろんな町内の方からの資料等出てきておると思います。そこらの活用方法があるのではないかと。また、そこらで町なか活性化とかさまざまな建設的な活用が考えられると思います。取り組みの計画はあるかと。この質問をよろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 立石生涯学習課長。



◎生涯学習課長(立石克之君) 生涯学習課の立石でございます。よろしくお願いいたします。

 11番岩野議員のご質問にお答えをいたします。

 町史編さんの状況について、編さん作業の現在の状況はということと、町史発刊後の活用方法と活用に向けた取り組みの計画はあるのかというご質問でございます。

 編さん作業の現在の状況でございますが、平成28年度からの繰越事業となっております民俗編ですが、校正作業に細心の注意を払って取り組んでおりまして、10月中旬には印刷ができ上がるとの見通しでございます。また、地区誌編ですが、こちらも粛々と作業を進めておりますので、順調にいけば年度内に完成する見込みでございます。

 次に、平成29年度に取り組んでおります通史、資料編ですが、こちらも年度内には完了する見通しでございます。

 それから、活用方法でございますが、町史発刊後の活用方法や活用に向けた取り組みの計画ですが、まず県内の自治体を初め、関係する公的機関には贈呈することを予定しております。また、広報紙等を通じて発刊のお知らせ等を行い、旧中央町に関する歴史文献であることから、多くの地元の皆様方にはぜひごらんいただくとともに、旧町の長い歴史を振り返ってみていただけたらと思います。

 また、この美咲町にゆかりのある方々にも広く知っていただき、町外の皆様にも蔵書の一部に加えていただけたら幸いであると考えております。

 また、これ以外にも編さんに関係された方々や役場の関係組織のご意見等をいただきながら、町史活用を広く検討したいと考えております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

            (11番岩野正則君「教育長、町長のお考えもお聞きしたいなあと思います。今の補足があれば」と呼ぶ)

 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 失礼します。岩野議員のご質問ですが、四文字熟語で温故知新、故きを温ねて新しきを知るという言葉があります。これは論語の一節ですけども、そういった旧中央町史をひもといていく。例えば亀甲というまちが、どうしてこういうふうな駅を中心に発達してきたのか、そして国道53号線が通って人の流れはどうやっていったのか、あるいはそういった人の流れであったり、それから土地利用であったり、商店が並んだいきさつであったり、そういったことをひもといていくことがこれから新しいまちづくりに向けた施策を練っていく上でも大きな参考になると思います。特に自然等の土地利用については、本当に大きな参考になってきてると思います。

 そういったことで今回は地区誌編、民俗編、それ以外に資料編等もこれから予定されておりますので、そういったことをあわせて有効な活用方法をこれから考えていきたいと思っております。例えば今私が先ほど申し上げたのは個人的な案でございますけども、そういったことに活用できるんではないかと、こう考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 岩野議員。



◆11番(岩野正則君) この編さんの質問にずれたら、また議長から指導をいただければと思うんですけども、活用方法の中に町なかの活性化とセットでこういう資料の公開なり、利用なり、PRを町なかの方が集まったり、交流の場所とかさまざまな活用方法が考えられると思いますんで、ここは町長なり担当の方に先ほども話が出ましたけど、これから考えていくと。今時点で考えておられる範囲でお答えいただければと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 岩野議員のご質問でございます。

 町史についてでございますけれども、当然公共施設には新しくできた町史4巻できるわけでございますけれども、そこに置きまして町民の方に見えるような形にはしていきたいというように思っておりますし、また町民の方が購入予定がございましたら購入してもらうということでございます。

 それぞれ地区の方、200名近い方がこれに協力をしていただいたわけでございまして、本当に感謝をしております。そういうことで正しい歴史観を持った町史の編さんというようなことを最初に私もうたわせていただきましたけども、そういうような意味での町史をつくっていただいておるものと。まだ中身は私は見ておりませんけれども、そういうようなことを今思っておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

            (11番岩野正則君「ありません。以上で質問を終わります」と呼ぶ)

 以上で11番岩野議員の質問を終了します。

 ここでただいまから午前11時まで休憩とします。(午前10時45分)



○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き一般質問を継続します。(午前11時00分)

 ただいまの出席議員は13人です。

 続きまして、3番松島幸一議員の質問に入ります。

 3番松島議員。



◆3番(松島幸一君) 3番松島幸一でございます。質問に入ります前に一言申し上げたいと思います。

 本町は、現在本当に多くの課題を抱えており、特に少子・高齢化、また人口減少については待ったなしの状況であります。平成27年の国勢調査を見ても、人口が1万4,432人と平成22年の調査と比べても5年間で1,210人、世帯数も273世帯が減っています。さらに言えば、平成22年に推計を行った本町の将来人口は、27年は1万4,597人という推計でありましたが、実際は先ほども申しましたとおり1万4,432人で、推計よりも165人も少ない数字であり、予測よりも速いペースで人口減少が進んでいる実態がわかります。参考までに同じ方法で策定されたお隣久米南町の将来人口推計は、27年が4,908人という推計に対し、実際は4,907人と1人の減にとどまっています。あくまで推計値に対してですが、本町の人口減少がいかに進んでいるかがわかります。

 本町の最新の人口は、8月末現在で1万4,635人という発表ですが、美咲町第2次振興計画では、町の将来人口を平成34年時点で1万4,300人と設定しています。平成22年から27年までの5年間で1,210人も減ってしまった人口を、平成34年まで、これからの5年間で300人減にとどめることは相当な決意と覚悟、そして思い切った施策をもって取り組まなければ達成し得ないような大きな課題であります。しかしながら、達成をしなければならない目標でもあります。多くの人がこの美咲町で幸せを感じ、愛着を持って暮らせるまちづくりに私たち議員も、そして町長以下職員の方々も危機感を持って本気で取り組まなければならないということを強く申し上げておきます。私もまずは結婚に向けて頑張ってまいりたいと思います。

 さて、今回私は大きく2つの質問をさせていただいておりますので、通告書に従って質問を行います。

 まず、本町での防災への取り組みについてお伺いいたします。

 日本全国どの地域においても、地震や局地的豪雨などの災害が発生し得る状況であります。実際にこの夏は、九州北部や秋田、新潟などで豪雨災害が発生しており、本町旭地域の西川上地区においても8月16日から17日にかけて避難勧告が出されるほどの豪雨となり、大きな被害が発生しました。私も総務産業委員会のメンバーとして現地を確認させていただき、その被害の大きさ、また土砂災害の恐ろしさを実感いたしました。そうした状況であっても住民の方、ご近所、自治会、消防団や警察、そして町職員の方などの適切なご判断により、人命に被害がなかったことは不幸中の幸いであり、今後一日も早い復旧に向けて我々議会も協力して取り組まなければなりません。

 そういった中で私の質問は、避難に当たり避難所の体制について、まずお伺いいたします。

 美咲町地域防災計画では、災害発生時の避難所設置における手続はマニュアルを策定するとありますが、これは既に策定ができているのでしょうか。

 また、一時避難所で過ごすことが困難な高齢者や障害者、妊産婦の方など要配慮者を受け入れることができる福祉避難所は町内に何カ所あるかお尋ねいたします。

 また、通常避難所にはペットをつれて避難をすることが可能かもお伺いいたします。

 そして、避難所として指定されている公共施設には、老朽化した施設や耐震化が必要とされる施設も多くあります。各地域、各地区において主要な避難所となる施設から早急に安全対策を講じるべきだと考えますが、町の方針をお尋ねいたします。

 次に、その避難所において必要となる物資などについてお伺いいたします。

 少し前の資料ですが、平成23年に岡山県の県市町村防災対策研修協議会が、各市町村において平成28年度までに計画的な備蓄を行うよう求めており、本町の目標備蓄量は米や缶詰、乾パンなどの食料が2,800食、毛布110枚、生理用品30セット、大人用おむつ10枚、子供用紙おむつ30枚、簡易トイレ500人分となっています。それに対し、消防庁が発表している平成27年度消防防災・震災対策現況調査によると、平成27年4月1日現在の本町の備蓄品量は毛布500枚、懐中電灯30個、テント8張り、80人対応分のみとなっております。これからさらに期間がたちましたので、現在の町独自での備蓄品の品目と数量、またそれらの備蓄場所はどこかをお尋ねいたします。

 そして、現在の備蓄量では災害の状況によっても大きく違うと思いますが、どの程度の避難者数と期間を対応できると想定してるのかお伺いいたします。

 また、現在本町との間で災害時応援協定等を結んでいる企業や団体があるのかお尋ねいたします。

 防災に対しては、自分たちで自分たちを助けるという自助の精神が基本となります。本町においても自主防災への取り組みに力を入れていますが、現在の本町での自主防災組織の組織率をお尋ねいたします。

 また、情報確保の手段として、先日の旭地域における土砂災害の際などに実際の災害状況や避難勧告の対象地域などの、より詳細な情報をみさきテレビや告知放送を利用してリアルタイムで伝えることができないのかお伺いいたします。

 平成27年9月の茨城県常総市での鬼怒川決壊につながった豪雨災害では、その後の住民アンケートにおいて避難勧告等の情報入手手段は行政防災無線に次いでテレビの情報となっており、さらにはどのようなテレビ放送が避難を促すかの問いでは、複数回答で近くの川の様子がわかる映像、避難勧告、指示が出ている地区の名前、テレビでの強い呼びかけなどとなっており、テレビが果たす役割が大きいことがわかりますが、本町でみさきテレビの活用が可能かお伺いいたします。

 そして、町内には防災士の資格を持たれている方がおり、本町では自主防災組織などから推薦された方が防災士の資格を取得しようとするとき、それに係る費用を補助する制度もあります。自主防災における防災士の役割は大きく、しっかりと協力、連携をして防災訓練や自主防災活動の内容を充実させるべきだと考えますが、町としてのお考えをお尋ねいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 失礼いたします。3番松島幸一議員のご質問でありますが、非常に多くの項目をわかりやすくご質問いただきましたので、できるだけ頑張ってわかりやすくお答えしていこうと思います。

 本町での防災の取り組みについて、避難所の体制について、また備蓄等々の状況なり避難所の内容についてのご質問でございます。

 まず、最初にありました避難所の体制について、避難所設定手続のマニュアルを策定するということで防災計画上はなっております。現在は策定に向け検討をしておるところが専らでございます。といいますのも、まずは自主防災組織等々が確立した後での各避難所の運営ということになろうと思っております。各避難所を設置する場合は、地域の住民の方々が主体となって運営することが基本であります。もちろん行政といたしましても、連携の下で設置のことに対する運営とかは当然行っていかにゃならないという中です。そうした中で、その地域の規模や施設の状況、地域の住民の数とかいろんなことが地域地域で違うと思います。そして、その中で運営するには会長さんを定めていただくとか、副会長さんを定めていただくとかというようなのも含めた何らかのマニュアルづくりが必要ではないかと思います。

 もちろん全国的な例の中では、マニュアルというのはたくさんありますので目にすることはできるんですが、その地域の実情に合ったマニュアルというのが今後は必要かなと思います。それをつくっていく一つのこととして、自主防災組織の中での研修等々を含みながらつくっていただくことが一番の活用にもつながるのじゃないかなと思っております。当然その手法としましては、自主防災組織の中で避難所開設のシミュレーションや図上訓練をしていただきながら、何が不足するかな、誰が今さっき言いましたが会長になっていただくかなと、そういったことを検討する中でマニュアル化していただけたらいいのかなと思っております。

 それから、本町の福祉避難所は何カ所かということでございます。

 要援護者の中には通常の避難所では十分な対応ができないという中で、福祉避難所という制度が考えられております。本町におきましては、福祉避難所として指定しておりますのは打穴下にあります養護老人ホーム静香園を指定をさせていただいております。

 先ほど来もありましたが、福祉避難所では高齢者や障害のある方等々、また昨今では特殊医療の必要な方なんかも含めた避難所を確保すべきというような方向になっております。単一的にバリアフリーだけとか、相談できる人がおるとかというだけ以上にいろんな形で求められておりますが、現状としたら先ほど申し上げました静香園ということでご理解いただきたいと思います。もちろん今後につきましては、県のほうからも広く福祉避難所を展開するようにというような薦めもございますので、こちらも検討しておりまして、各地域に1カ所ぐらいはそういった避難所も考えておく必要があるかなとは考えております。

 それから、通常避難所へのペットの同伴等々でございますが、こちらにつきましても一律的に可能かどうかとかということは、私のほうから申し上げることは差し控えておきたいと思いますが、先ほども申し上げました各自主防災組織なりの訓練なり図上での検討を重ねる中において、そういったものもうちの避難所だったら可能かなあとか、うちは残念ながら屋外なら可能かなとかというような実態というのを個々でご判断いただくのが一番いいのかなあとは思います。

 それから、避難所に指定されている公共施設には、老朽化した施設や耐震化が必要な施設があるということだろうということでございます。もちろんその避難所の存在している場所自体が安全かどうかとかというもんも含めてだろうと思います。

 今避難所として指定されておりますのは、考え方としまして、まずは平生から地域の皆さんが集いやすくなっておる場所、そういったところがご質問の中にもありましたが、まずは一時避難所という考え方だろうと思います。まずはここに集まっていただき、次は安全なところへ、あなたたちは特殊な避難所でないとだめだから福祉避難所へというようなことを検討しながら、より安全なところを目指していただくのがいいのかなと思っております。

 そうした中で修理等のご質問でございますが、私の担当課としましたら、既存にある集会所等を避難所にしておるという形が多ございます。そういった中で整備等が必要であれば、町の他の政策としまして集会所の整備等々を利用されて整備いただくことは非常にありがたいなと思っております。通常で考えられますと、やはり高齢化しておりますご質問の内容にもありましたように、例えば段差が少ないほうがいいにこしたことはありませんし、手すりが必要かな、トイレにつきましては洋式化していただいとくというようなことがあれば、より快適な避難所ということになろうと思いますので、各地域で目指していただけたらと思います。

 次に、町独自の備蓄物資の状況と災害時協定についてということでございます。

 松島議員のほうからも数字を挙げていただきましたけども、備蓄の目標としまして本町が今直近で想定しておりますのは、南海トラフ地震を想定した緊急物資等々ということで備蓄をできたらなと考えておるのが一つの目標かと思います。せっかくの機会ですので、例として挙げさせていただきます。食料につきましては7,500食を考えております。それから、調製の粉乳2キログラム、毛布390枚、生理用品40セット、子供用おむつ120枚、大人用おむつ20枚、それから簡易トイレ780人分というのが、これが県下各市町村での南海トラフ時の調整された備蓄量本町分でございます。

 そして、実際の備蓄量ということになろうかと思いますが、現在食料として広報紙等にも載せておりますけども、おかゆを備蓄したいなということで準備をいたしております。また、県等から毛布等の備蓄をということでいただいたもの等がありますが、主体的には以前からお答えしておりますが、流通備蓄ということで民間事業者さん等のご協力をいただきながら、災害時には対応せざるを得んのかなあという思いは一つには持っております。

 現在の備蓄量非常に量的には限られたものでございますが読み上げてみますと、災害用のウエットタオルが24枚、段ボール組み立てベッドが30セット、それから炊き出し用の炊飯ジャーが2台とかガスバーナーが2セットとかということでございます。また、圧縮された毛布が50枚、それから使い捨て食器のセットが500人分、それからエアマットということで50組、歯ブラシ100本、圧縮タオルが1,000枚、防災用ラジオつきLEDライト15台、それからアルファ米300食、保存用のお水500ミリリットルが240本、それから先ほどもちょっと言いました広報にも載せましたが棚田のおかゆということで、これが5年間保存できるものを流通なり販売することで町内で何ぼかとどめておけれないかなという思いでしておりますが、現在本庁、支所含めて2,100食というものが備蓄の状況でございます。

 期間的想定ということでご質問がありましたが、人口からすれば2,100食のおかゆがほんなら何日かということは割り算すれば出てくることなんですけども、先ほど申し上げました一般の流通備蓄の部分であったり、幸いなことに本町は農業を中心のまちでありますので、各家庭でお米を備蓄いただいとったりするようなのが災害時には活用できるという中ではあります。しかしながら、数字的には目標に達していないという状況でありますので、ご報告しておきます。

 次に、本町との間で災害時の応援協定を結んでいる企業や団体はあるのかということでございますが、一番大きな協定では、災害時に被災市町村の応援を円滑に行うために岡山県及び県内市町村のお互いに助け合おうということで、災害時応援協定というのが平成26年7月に締結されておりますのが一番組織的には大きなものかなと考えております。

 また、消防におきましては相互応援ということで、津山市、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、そういった近隣市町村とは協定をいたしておりますし、無論でございます、津山圏域消防組合が常備消防に本町にはなっておりますので、別途覚書等を交わしましておるところでございます。

 それから、町内のほうなりを見てみますと美咲町建設業協会、久米郡建設業協会、そして旭建設業協会とも協定をいたしておるところでございます。

 また、国土交通省関係であるとか行政書士会、生活協同組合のおかやまコープとか西日本段ボール工業組合なども協定をいたしておるところでございますので、ご報告いたしております。

 それから、自主防災組織の取り組みの中で組織率につきましてでございますが、以前から町長のほうがご報告しております。ありがたいことに100%にまで組織率は上がっております。今後は、先ほど来述べておりますようないろんな訓練等々を踏まえて次に取り組むべきところへ進んでいただけたらと思っております。

 それから、みさきテレビや告知放送を利用して、より詳細な情報をリアルタイムにお届けするようなことが可能かということでございます。

 現在情報というのが一番大切なものであろうと考えております。そうした中で的確にお伝えすることは当然の責務と考えておりますので、今後も活用してまいりたいと思っております。しかしながら、例えば先般を振り返ってみますと、深夜にどの程度の伝達をすることが可能か、雨が降りょうる最中に何らかの放送をするということは、返って危険を伴うとかという辺も含めて慎重に対応していきたいと思っております。

 リアルタイムにお伝えという部分につきましては、なかなか技術的なもんがありまして私のほうからは明確な答えはできませんけども、昨今の進んだ技術の中では可能になってくるのかなあとは思っておりますので、防災のほうとしても検討できたらとは考えます。

 次に、防災士の方の協力、連携強化をということでございます。

 まさしくご質問のとおりでございます。防災士の方の力等々が必要な時期がまさに来ておると思っております。先ほど来の自主防災組織が100%になったら、組織ができたんだというんじゃなしに、その組織の実行ができにゃいけん、動けれるということには、やっぱり防災士の方々の知識なりでのご指導なりというのが重要になってくるというふうに考えております。そういった意味からも多くの方が受講できますように、資格が取れますように望んでおるところでございまして、自主防災組織のほうからの推薦を受けた方につきましては受講料の補助等も行っておりますので、より広く防災士が生まれますように切望してお答えとしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 多くの質問の中で答弁漏れはなかったですか。

 よろしいですか。

            (3番松島幸一君「備蓄場所がどこかというのを」と呼ぶ)

 備蓄場所がなかったようですね。

 どうぞ、桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 失礼いたします。主には本庁舎並びに両総合支所、倉庫等になっております。一般的に言われておりますように備蓄倉庫というものを別個建ててというようなイメージではありません。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) よろしいですか。

 それでは、再質問ありますか。

 3番松島議員。



◆3番(松島幸一君) ありがとうございます。

 私がこのマニュアル策定について質問した意図は、マニュアルができていればいいっていうことではなくて、やはりそのマニュアルをもとに臨機応変に対応できる体制づくりを行ってほしいということであります。災害時にそのマニュアルどおりに対応できることのほうが少ないと思いますので、例えば避難所開設に当たっては、地区の公民館とかコミュニティハウスであれば地区の人が鍵をあけれますけど、公民館とか公共施設、学校等になると、これ誰が鍵をあけにいくのかという問題が出てくると思います。近くの職員があけるとか管理者があけるといっても、その職員がそこに来られないという事態を想定しなければいけんません。マニュアルをもとに、そのマニュアルに基づいた想定外の事態を考えた体制づくりを行っていただきたいと思います。

 また、熊本地震で大きな被害を受けた熊本市の大西市長がこのように話されています。職員とふだんコミュニケーションがとれていないと、災害時にはもっととれないことになる。災害時は役所の職員が何でもやらなければいけないわけではなく、住民同士の協力と連携、そして公助のコラボレーションが必要であり、職員と住民の対話ができていれば、どこまで相手に依存し、行政がどこまでやるべきかのバランスが見えるというふうに言われています。このようにトップと職員、そして職員と住民のふだんのコミュニケーションが災害時に重要な役割を果たすということであり、その点もふだんから念頭に置いて体制構築に努めるべきではないでしょうか。

 福祉避難所については、もう少し数をふやすよう検討をお願いしたいと思います。先ほど課長も言われましたが、せめて各地域に1つであるとか、近隣市町村の病院などとも協定を結ぶべきではないかと考えます。

 さらには、今まで避難準備情報と呼ばれていたものが、28年12月末から避難準備・高齢者等避難開始と名称変更がされました。これが出された時点で高齢者や災害時要配慮者は避難を開始するわけですが、避難情報や避難勧告などは大体夜に出されることが多く、例えば先日のような夜の豪雨災害のときに要配慮者やその中でもさらに支援が必要な避難行動要支援者を避難所に避難させ、その後被害が出ている中さらに福祉避難所に避難させなければいけないという状況も生まれるわけです。それを考えれば、福祉避難所は多にこしたことはないと思いますので、検討が必要ではないかと申し上げておきます。

 そして、要配慮者、避難行動要支援者の避難に当たっては、人の力が重要となります。家族や近隣住民の方の力をかりるのはもちろんですが、社会福祉協議会などとの連携も必要だと思いますので、十分考慮いただきたいと思います。

 また、避難所へのペットの同伴ですが、犬や猫に限らず、今はいろんな動物がペットとして飼われています。ペットと一緒でなければ避難しないという方もいれば、避難所にペットをつれていくことを気を使ってためらう方もいらっしゃると思います。そういった状況であっても安心して避難ができるよう、例えば近隣の動物病院やペットホテルと協定を結ぶということも考えられるのではないでしょうか。

 避難所となる公共施設については、美咲町公共施設等総合管理計画が策定され、今後個別施設について統廃合も視野に検討するとのことですが、ぜひ防災の視点もしっかりと入れた上で検討をしてもらいたいと思います。築年数がたって利用者も少ないので取り壊したら、いざ災害が起きたときに避難所として必要だったというようなことがないように、そのあたりも踏まえて検討をいただきたいと思います。

 そして避難所の多くにみさきテレビの設備がついておりません。そもそもついていないところや、学校は校舎にあっても避難所となっている体育館までは来ていないというところも多くあります。避難所での情報取得手段として防災という視点で、せめて機器くらいはつけておくべきだと思いますが、どのようにお考えでしょうか。

 備蓄品については、想定する災害の規模により備蓄量も変わってくると思います。そして、自助の精神によりみずから準備するというのが基本、大原則であると思います。自主防災組織で備蓄されているところもありますが、町としても例えば一番人口が多い地域分であるとか、今までの災害で一番多く避難した人数と期間など、ある程度の規模を想定した備蓄計画を行ってもらいたいと思います。特に食料と水であると思います。水は、1人1日3リットルは必要と言われており、かなりの量が必要となりますので、浄水装置等も必要となるかもしれません。このように備えようと考えるほど、幾らでも必要なものが出てきます。もちろん町単独での備蓄にも限界があると思いますので、津山圏域定住自立圏共生ビジョンの中にも非常時備蓄物資確保等広域化事業がうたわれて、今年度に内容を検討し、平成30年度から共同購入とありますので、その中でもしっかりと協議をしていただきたいと思います。

 また、備蓄場所については、道路の寸断などで必要な場所に運べないという前提で分散備蓄を行っていただきたいと思います。

 さまざまな協定で言えば、おかやまコープとも結ばれているということでしたが、先ほど課長の答弁の中にもあった流通備蓄ということで言えば、食料や生活用品についてはコンビニエンスストアとも協定を結ぶべきだと思います。また、先ほども言ったような病院や動物病院などの医療機関との協定、医薬品の確保に関する協定、輸送、搬送に関する協定など、県も協定を結んでいますが、それとは別に町独自でも行う必要性があると思います。

 自主防災組織も組織率は100%ということですが、実体が伴っていないところも多くあります。組織をつくって終わりではなく、防災活動が各地区で行われるよう町としてもサポートが必要であると思います。

 みさきテレビの利用については、これは有線であるため、その線が切れたら情報が届かなくなるというような話も聞きました。であれば、無線が重要になってくると思います。今北朝鮮情勢で注目されているJ−ALERTですが、これはほかにも地震や津波警報の際、そして大雨特別警報の際も今まで何度もJ−ALERTが利用されています。現状柵原地域、中央地域がデジタル無線、旭地域がアナログ無線でそれらが連携されていないとのことですが、ぜひJ−ALERTの視点からも早目の措置をとっていただきたいと思います。

 行政防災無線については、J−ALERTの関係で新型受信機の導入に係る経費やJ−ALERTと連携する情報伝達手段の多重化に係る経費は、本年度から緊急防災・減災事業債の対象となるということで、こういった制度を活用しながら早急な整備が必要だと思いますが、どのようにお考えか、もう一度担当課長にお伺いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 松島幸一議員の再質問の中で、たくさんの項目をありがとうございました。全般通してありがたいお話であると考えておりますし、前向きに取り組んでいきたいと思います。

 幾つか触れてみますと、住民とまずは役場の職員と相互にコミュニケーションをとりながら、そういった災害時には十分な連携がとれるようにということでありますが、本当に私はそう思います。常日ごろから我々職員も地域の住民の一人でありまして、地域活動を率先して取り組んでおるというふうに、私は十分にはできていないかもしれませんけども、そういう思いで地域とつき合いをさせていただいております。ぜひともそういった関係が良好にできるようにいきたいと思いますので、逆に地域の方々につきましても地域の職員を十分に使っていただいて、平生から。表現は悪いかもしれませんけども、災害時を想定しておつき合いいただけたり、かわいがっていただけたらと思います。

 それから、福祉避難所につきましては先ほども申し上げましたが、本当個人的には思います。まずは高齢者ということであれば特別養護老人ホームのような施設の方にご協力をいただいて、地域に1カ所ぐらいはふえていくというのをまずは望むところであります。そうした上で先ほどちょっと触れましたが、医療の必要な方等々も含めて今後展開していくべきだろうというふうには思っております。

 そうした中で重要になってまいりますのは、社会福祉協議会をちょっと触れていただきましたけども、現実的にマンパワーとして動いていただきます方々、町内にも各種団体でそういった活動をしてくださっておる組織もあります。そういった方も連携を日ごろからとりながらやっていくことが重要かなと思っております。

 それから、避難所の中で、例えば公共施設の中で体育館等に避難したときに情報を得る手段の一つとしてテレビ等ということをおっしゃっていただきましたけども、私の視点からすれば、もちろん防災上そういったものがあるということは非常に有利な方法だろうと思います。しかしながら、経費もかかりますし、そこの管理者のお考えもあったりすれば、なかなか進んでないのかなあという気はいたしておりますが、ふえていただきたいという気持ちは持っております。

 それから、各種組織との相互応援協定等々をもっともっと広げていくべきじゃないかと、コープを出していただきましたけども、それ以外にもコンビニなんかとすべきだと。本当だと思います。全部ではないと思いますけども、一部のコンビニにつきましては、災害時等につきましては開放するんだということで、商品を出すんだというような社内的なことを決めておるというような話も聞いておりますが、具体的なものまで確認できておりません。今後そういったものも検証しながら進めていきたいと思っております。

 最後に残っておりますのがJ−ALERT等を通じて町内に瞬時に連絡体制をとるべきだということでございます。

 可能な限りそのようにしていきたいという中で検討がなされておりますが、現在は全町内全てが瞬時にということまではいっておりませんが、今後早目に的確に適切に早急に連絡がとれるように進めるべきだというふうに防災担当上思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 多くの質問で漏れもあったようには感じておるんですけれども、その辺については松島質問者はいかがですか。

 よろしいですか。

            (3番松島幸一君「はい」と呼ぶ)

 それでは、再々質問ありますか。

 3番松島議員。



◆3番(松島幸一君) 本当に多岐にわたる質問をしております。なかなか回答も難しい部分もあるかもしれないんですが、最後に町長にこの防災ということに関して、避難に際して避難勧告等発令基準、それにおいて現地情報による基準であるとか当日雨量による基準などがある中で、その他町長等が必要と認めたときという基準があります。避難情報については空振りは許されるというのが一般的な考えでありますので、先ほども言いましたが、夜中に発令されて要配慮者を避難させながらみずからも避難するというのは、相当な不安と負担があろうかと思います。これから台風シーズンでもありますので、ぜひ適切にかつ迅速な判断をお願いしていきたいと思いますが、防災についての町長のお考えをお伺いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 松島議員の防災についての町長の取り組みということでございます。

 避難勧告を出したということにつきましては、地区の方の信頼できる方からそういう情報を得て出したというのが一番の現状でございます。と申しますのが、私が住んでいるとこは西川というとこですけれども、避難勧告出したとこは西川上というとこなんです。余り場所は離れてないんですけれども、全然雨の降り方が違っておったということでございます。そういうことで、やはり地元の人が一番よく知っておるという意味で、そういうことの地元の情報というのは大切ではないかなあと、このように思っております。

 考え方として、避難所といたしましては第1次と第2次があるかと思います。第1次は、近所の例えば避難所でなくても近所に安全な場所があるとか、近所に安全な家があるとかというとこに先に避難するということでございまして、2次につきましては、それから後に設備の整ったとこに行くというようなことになってくるんではないかなあと思っております。

 とりあえず旭地区でありましたようにゲリラ豪雨は警報も出てなかったということで、わかりにくいんです。そういう意味で近所の人の情報、特に自主防災組織ができてるかできてないか、活動しておるか活動してないかによってその地区の防災の能力というものはかなり違ってくるんではないかなあと、このように思っております。

 まず最初は、自分を助ける。そして次に共助、お互いが助け合う。そして次に公助、公が助けに行くという、こういう感覚でもって地元の人が防災に対しましては、災害に対しましては、ゲリラ豪雨に対しましては、そういうような感覚を持ちながら常にそういうことでおっていただければ、災害につきましての予備知識はかなり違ってくるんではないかなと、このように思っておるところでございます。

 そういうことで、取りとめのないお答えでございましたけれども、私の考え方はそういう考え方をいまだに持っておるとこでございます。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、3番松島議員の次の質問に移ってください。

 3番松島議員。



◆3番(松島幸一君) 次に、ふるさと納税制度についてお伺いいたします。1番目の延原議員の質問と少し重なる部分もありますが、お尋ねをいたします。

 本町でのふるさと納税の寄附金の実績は先ほどもありましたが、28年度実績で992件、1,574万円と前年度からも大きくふえており、好調でありました。寄附してくださった方からの使い道の希望は、町長へ一任が392件、結婚、子育て支援と教育が248件、ひとが活きる美咲町のしごとづくりが122件などと続きますが、これまでふるさと納税で寄せられた寄附金が実際にどのような事業に幾ら使われたのか具体的にお答えいただきたいと思います。

 また、返礼品として送られたものは、ニューピオーネ2.5キロが706件、小山の棚田米10キロが66件、大垪和西棚田米が49件などとなっています。この返礼品については、本年4月1日付で総務省より返礼品を3割以下とするよう通知が出されていますが、本町ではどのような見直しを行うのかお伺いいたします。

 また、返礼率が3割以下であれば返礼品の幅を広げられると思いますが、町産品のさらなるアピールに品目等をふやす考えがあるのかお尋ねいたします。

 岡山県のふるさと納税事業では、特定事業に対し返礼品なしで寄附金を募る特定型のふるさと納税制度を導入しています。県立学校を指定し、学習環境の充実に活用するふるさとおかやま“学び舎”環境整備事業と県立図書館の図書購入に活用される日本一の岡山県立図書館サービス向上事業というものです。このような特定型制度の導入が本町でも検討できないかお尋ねいたします。

 また、同じように特定事業に対する寄附制度として、企業版ふるさと納税制度があります。県内を初め、全国的にも取り組む自治体が多く、魅力的な事業であれば企業にもメリットがあるため一定の効果も期待できると思いますが、本町において企業版ふるさと納税の導入が考えられるのかお尋ねをいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 失礼いたします。松島幸一議員の質問でありますが、本日トップで延原議員のご質問と重複する部分があるかもしれませんが、ご容赦いただきたいと思います。

 先ほど質問の中でただしていただいたとおり、平成28年度は992件、1,574万円に上る大きなご寄附をいただいておりますということでございます。本当に大変ありがたく感じておるところでございます。

 この使途につきましてということでございます。

 結論から申し上げますと、一般財源化しておりますというのが現実にはなってまいります。読み上げていただいたとおり、町長に一任するという人が一番多く392件おったと。次に、現在の政策ともまさに合致する結婚、子育て支援や教育問題を支持するという方が248件あったということでございます。一般財源化しておると言いつつも、まさに本町がやっております政策にご理解もいただいておるからこそ、これだけのご寄附をいただけたものと考えております。また、逆に申し上げますと、返礼品を魅力としてご寄附いただいておることも事実だろうと思います。

 返礼品の考え方についてただしていただいておりますが、国のほうから、総務大臣のほうから本年4月1日付でもちまして返礼品の送付等についてということで、大幅に見直しをしなさいよという旨がありました。例えば資産性の高いもの、電気製品でありますとか家具とか貴金属、そういったものはうちはありませんでしたけども、そういったものをしとるまちもあるということで、そういったものはだめですよと。それから、価格が著しく高額なもの、そういったものを返礼品にしてもいけませんよと。それから、ご質問のようにありました3割を超える返礼品はご遠慮ください。速やかに3割以下にしなさいよという内容でございました。そうした中で11月1日から3割以下にするように今準備をしておりますということでございます。

 それから、特定型ふるさと納税制度で岡山県の取り組みということで、県立学校の整備と県立図書館というふうに目的をもっと明確にしてというご質問でございました。

 先ほど来本町に対するご寄附につきましては7項目を選定いただいたものでアンケート的にとっておりますが、それ以外に特定型という取り組みでございます。今後すべきかどうかを検討はしていきたいなというふうには考えるところでございます。

 また、同様にでございますけども、地方創生応援税制というような中で企業版ふるさと納税ということで、企業に対するご寄附を薦める手だてとしまして制度ができております。こちらにつきましては若干内閣府と相談しながら進めるとかというようなことの中で、幾分かは今の取り組みとは違う部分がございますが、企業としましては2倍の税制控除が受けられるというような内容で、企業側からすると非常に有利なものかなということを勉強はさせていただいておりますことからも、今後町内にも多くの企業もおりますし、町外からでも美咲町のこのよさをご支持いただけるような企業もあろうかと思いますので、検討は進めてまいりたいと思います。

 以上、私のほうからの回答になります。



○議長(貝阿彌幸善君) ほかにはありませんね。

 この2番返礼品のイの部分についてはどなたがやられますか。

            (「2のイ」と呼ぶ者あり)

 返礼品についてのイの部分の町産品を多くアピールする、7項目何か言われたんかいな。

 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 失礼いたしました。松島議員の中で、返礼品を3割以下にすればたくさんの返礼品を扱うことができて町内の生産者の生産意欲も上がりますし、それを町外に送ることで美咲町をPRできないかというような趣旨だと考えます。

 現在美咲町のお礼品のリストということでなっておりますピオーネ、棚田のおかゆ、梨は幸水とか新雪、新高、豊水、いろんな、たまごかけごはん、お肉とかたくさんのものがあります。こうしたものが今申し上げかけたのは1万円以下のものでございますが、これがもっともっとふえりゃあせんか。ふやしたいと考えます。ぜひとも先ほどから申し上げておりますが、生産しておる方々がこれをふるさと納税の返礼品に使ってくれんかと、表現は申しわけありません、悪かったらこらえていただきたいんですが。使っていただけんじゃろうかと、提供するよと。当然買い上げになりますけども、使っていただきたいという思いがあれば、例えばもう一個の延原議員のときも町長のほうからも思いやりある返礼品というような中で空き家の管理とか、例えば私が空き家の管理をさせてもらいますよ。年間幾らというようなことがあれば教えていただきたいと思います。そうした折には、この返礼品のリストに適応できるのか、載せとってもいいのかなあと。注文が来たときに対応できませんよということで載せることにはなりませんので、その辺を具体的なものを協議をさせていただきますので、多くの方が手を挙げていただけたらありがたいかなと思っております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 3番松島議員。



◆3番(松島幸一君) 寄附金の活用実績については今一般財源化をしているということでしたが、具体的な事業、例えば子育てに関することや結婚に関することについても、その中でもこの事業にこれだけを使わせてもらいましたというような形で公表すべきではないかなと思います。備前市やお隣の久米南町も、この事業にこれだけ使いましたというようなことをホームページに掲載をされています。それが寄附をしていただいた方にとっても非常に重要というか、こちらからすれば礼儀というようなことにもなるのではないかと思いますので、今後そのあたりは検討をいただきたいと思います。

 また、返礼率3割については、ここで大臣がかわって新しい総務大臣は、3割以下とは言わず自治体に任せるというような発言をまた最近されていますが、私は3割以下にして過度な返礼品競争ではなく、本来の目的に沿ったこの制度の活用を行うべきだと思います。

 返礼品もアピールのために種類がふやせたらと思いますが、一方で返礼品贈呈に係る発送管理業務の委託料、先ほど寄附の10%と言われましたが、経費全体で見れば920万円ほどかかっています。種類がふえることにより業務が煩雑化し、さらに経費がかかることも予想されます。昨年度で言えば1,574万円の寄附金のうち920万円が返礼品に係る経費、そして168万円が住民税控除額となっており、それだけの寄附をいただいても実際に残るのは486万円ほどになります。これも十分ありがたいことですが、もう少し有効に使えるよう検証と検討をしていただきたいと思います。

 また、特定型の制度については、ぜひ活用をしていただきたいと思います。県事業のように子供たちのために使う、図書充実に使う、あるいは先ほど質問した防災事業に使うなど、本町で今後取り組むべき事業を明確にすることで、賛同してくださる方はより自分の意思に合う事業に寄附を行っていただけるのではないかと思います。

 また、このふるさと納税制度では、現金以外に物品等の資産をもって現物で寄附することも可能です。例えば図書充実について言えば、現金寄附だけでなく本そのものを寄附することも可能であります。ただ、現物寄附については、当該物品の価値や額を特定することが難しいため、できるだけ現金での受領が望ましいとも言われてはいます。だからこそ、この返礼品にとらわれない、返礼率にとらわれない返礼品なしの特定型を用いてこういった事業を行うことができるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。

 企業版ふるさと納税については、細かく事業計画を立て、賛同する企業を見つける必要もあり、少しハードルが高くなりますが、使い道の希望としても多い子育てや教育の事業についての取り組みは、賛同する企業も出てくると思います。子供の貧困調査を本町でも行うとのことですが、それを受けての貧困解消への事業あるいは子供の遊び場や公園の整備に関する事業、子供の学力向上に向けた事業など、さまざま考えられると思います。財源確保が難しい中で魅力的な事業を考えることにより、民間に支援をしてもらうという形も十分に考えられると思います。地方創生への取り組みとしてみさき創生総合戦略に沿った事業計画、そしてそれをふるさと納税という形で全国の企業や個人の方から応援してもらえる仕組みづくりにしていただきたいと思いますが、再度担当課長の所見をお伺いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 失礼いたします。ご質問の内容でございますが、返礼品の考え方等々でございますが、まさにいろんなものを多く提供いただけたら寄附した方々に対する思いも返っていくのかなあと思っておりますので、ご協力をよろしくお願いしたいと思いますし、1番にありました企業版のことでございます。本当に町の政策としていろんなことを取り組んでおる中で、美咲町頑張っとんならというような企業もおっていただけるだろうと思います。庁内でいろいろな各課で取り組んでおります事業の中で、これはPRできるなというようなものがあれば考えて各担当課と協議はしていきたいなと思います。よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) あとは町長行かれますか。

 岡部副町長。



◎副町長(岡部初江君) ふるさと納税につきまして、ほんの少しだけ補足をいたします。

 担当者、前担当者から話を聞きました。寄附をしてくださる方への感謝の気持ちをどんなものでできるだろうかという、常にその思いを持って返礼品を開拓してきたと言っておりました。そして、ふるさとへの思い、美咲町への関心を高めていただけるようなものということで事業者とも当たって開拓をしてきたということで、食べるもの、そして美咲の風景を思い起こせるもの、お祭りや行事にかかわっていくもの、そして文化、そういうものについても今後考えていきたいんだと、次の担当に引き継いでいくというような話を聞いております。

 先日は美咲町合併以前からあるもの、柵原町にあるお菓子ですけれども、それも返礼品になっておりますが、関東の方が、遠くの方がそれを返礼品にいただいてとても懐かしくて、自分がそちらに住んでいた時代を思い出したという感謝のお言葉をいただいたり、そういういろいろな感謝の言葉をいただいておりますのは、担当が相手意識を持って頑張っているということで、これからもそういう意識を忘れないで思いを伝えていけるようなものを考えていく、そして美咲町を発信していけるようなものを考えていきたいと思っております。

 それから、特定版につきましてもクラウドファンディングと似たようなところもありますけれども、特定版のふるさと納税につきましては、政策いろいろなことをアピールする上でも大きく発信できますので、また研究していきたいと思っておりますし、企業版につきましては先ほども議員が言ってくださいましたように、少し最初事業所との交渉やら内閣府に認定していただくやらいろんなハードルというのはありますけれども、そういうことができるような研究、検討をしっかりとして前へ進めていけたらと思っておりますので、またご指導のほど、どうぞよろしくお願いをいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

            (3番松島幸一君「ありません」と呼ぶ)

 3番松島議員、よろしいですか。

            (3番松島幸一君「はい」と呼ぶ)

 以上で3番松島議員の質問を終了します。

 ここで午後1時まで休憩といたします。(午後0時01分)



○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き一般質問を継続します。(午後1時00分)

 ただいま江原議員より遅参の申し出がありますので、報告を申し上げ、ただいまの出席議員は13人です。

 続きまして、1番山田議員の質問に入ります。

 1番山田議員。



◆1番(山田雄二君) 失礼いたします。1番山田です。

 私は、この9月の定例会で3つの質問を通告しております。学校問題、それから行政サービス、それから美作岡山道の3つです。

 まず、柵原地域で本当にたくさんの方が中学校の問題がどうなるのかと大変心を痛めておりますし、期待をしております。その学校問題について、まず初めに質問させてください。

 まず、2つの質問がこの問題でしたいんですが、1つ目は、6月の定例会で私がこの問題について質問いたしましたときに教育長のほうから、1つは新たな検討委員会を立ち上げるということと、それからきめ細かい説明や意見交換を実施していきたいという2点のお答えをいただきました。

 そこで、この新たな検討委員会のその後のこと、それから意見交換とか説明にかかわってのその後のこと、あるいは今後の見通しなんかについて、まず教えていただきたいと思います。

 それから2つ目は、住民の皆さんへの説明と、説明責任ということなんです。この3月に報告書が出ておりますが、その中にも今後の取り組みの方向性としまして保護者や地域住民の方々への説明と理解を得る取り組み、これが本当に大事だということが書かれてあります。しかし、きょうは9月になっておるんですけど、なかなかそういう保護者とか地域への説明がなされてないんじゃないかなあとちょっと心配をしております。いろんな方にお会いするわけですが、中学校の問題はどうなっているのかと、それから情報が少ないということで、非常に不安とか時にはお怒りの声も私も耳にしております。それもやはり大きな期待、どうなるのかなという、そういう子供たちの教育のことですから、皆さんのお気持ちは本当にもっともだと思うんです。

 新しい学校をつくっていく場合は、やはり地域の皆さんが自分たちの学校だと、おらが学校なんじゃという気持ちをみんなが持てるような形でこの学校建設を進めていきたいと、そういうふうにしていただきたいというのはみんなの気持ちだと思います。今現在それぞれ柵原東小学校、柵原西小学校、そしてまた柵原中学校、それぞれ保護者の方が自分たちの大事な地元の宝だと、子供であり学校であるというお気持ちでされてますので、ぜひそういう気持ちを途切れることなく新しい学校へという気持ちを持っていっていただきたいというのが私の一番の気持ちです。

 それで、まだなかなか住民の方への説明会も十分ではなかったというようなことも踏まえまして、一つ私は新しい学校に対して住民の皆さん、保護者の皆さんの期待とか願い、それから不安とか戸惑いもあります。そういう住民の皆さんのお気持ちを、率直な声を聞くような場を持っていただきたいと、それができんだろうかということをお願いしたいわけです。新たな検討委員会とか、あるいはそういう教育委員会としてのきちっとした方向性の確認とかということはもちろんしていただきながら、それはそれとして地元の皆さんの学校とか教育に対する思いを聞く場を持っていただけたらありがたいなというようなことを思っております。教育長や町長のお考えをお聞かせください。



○議長(貝阿彌幸善君) 石戸教育総務課長。



◎教育総務課長(石戸光也君) 失礼します。教育総務課石戸です。よろしくお願いします。

 1番山田議員の柵原地域学校建設についてのご質問の中で、私からは新たな検討委員会の設置についてお答えさせていただきます。

 柵原中学校、柵原西小学校、柵原東小学校及び柵原共同調理場の施設老朽化に伴い、今後の柵原地域の学校施設のあり方について平成28年度に検討していただきました柵原地域学校建設検討委員会の報告を受けまして、小中一貫教育を推進する義務教育学校の創設に向けて基本的な整備計画を立案するために、美咲町柵原地域義務教育学校整備検討委員会を設置させていただきます。

 この委員会は、柵原地域の小中一貫教育を推進する義務教育学校の整備方針及び計画に関し、町長の諮問に応じて審議していただき、その結果を町長に答申していただくものです。

 委員会の設置要綱は既に制定しておりまして、こちらの案ですけども、現在委員の方々に承諾を得るために準備をしております。準備が整い次第、第1回の委員会を開催させていただく予定です。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 失礼します。1番山田議員の柵原地域の学校建設についてのご質問ですが、?の新たな検討委員会については立ち上げが少しおくれているのですが、先ほど課長が申しましたように現在事務的な手続等の大方の準備の見通しが立ちまして、間もなく新たな検討委員会を開催する予定です。

 この検討委員会には、柵原地域の自治会長の方々に複数加わっていただくなど、より多くの地域の方々の意見が反映されるようにしています。また、主な検討内容である小中一貫教育を推進する義務教育学校創設に向けた基本方針や大まかな実施計画等を盛り込んだ基本計画について、たたき台となる素案をつくって検討していただくようにしています。さらに、学校建設が決まった場合の予定地についても、ここだという場所を絞り込んでいるところです。

 次に、?のさまざまな機会や場を捉えたきめ細かい説明や意見交換の実施についてですが、早ければ早いほどいいわけですけども、新たな検討委員会において、ある程度の具体的な方向性が定まった時点で小中一貫教育の推進など、義務教育学校の創設に向けた基本方針や今後の計画などについて説明や意見交換を実施していきたいと考えております。ただ、説明が少ないわけですけども、ことしも先般7月27日の夜に柵原地域の保育園、小学校、中学校の保護者、教職員、自治会長など約110名が集まったPTA主催の合同懇談会が開催されました。このときの冒頭の挨拶の中で、3月に町長に提出した報告書、今後の柵原地域の学校建設のあり方についての概要やここまで進んでいるという現在の状況を紹介させていただきました。具体的には、柵原地域には小中一貫教育を推進する新しい学校である義務教育学校が必要であるという方向性を示すに至った経緯や、報告書をホームページにもアップしていること、さらに今後の予定などについてです。

 最後に、地域住民の声を聞く会の開催など、関心や熱意を高めていくための方法についてですが、まずは一刻も早く新たな検討委員会を立ち上げて、小中一貫教育を推進する義務教育学校の創設に向けて基本方針や実施計画等を煮詰めてきたいと思っております。そして、先ほども申し上げましたが、ある程度の具体的な方向性が定まった時点で前々から申しておりますが、学校の教職員や保護者、地域住民の方々の理解と協力を得るために新たな機会を捉えて、新たな学校づくりの方針や今後の計画などについて、きめ細かい説明や意見交換を実施していきたいと考えております。新たな方向性が定まった時点で地域住民の方々と一緒にどのような学校にしていけばいいかなというような意見交換ができるものと、こう考えております。あわせてこのような取り組みを丁寧に積み重ねていくことで義務教育学校創設に向けた機運を高めていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 1番山田議員。



◆1番(山田雄二君) ただいま教育長のほうからお話がありましたが、まず新たな検討委員会を立ち上げて具体的な方向が決まってから住民への説明に入るというお考えでしたが、その新たな具体的な方向とかを、あるいはその予定地なんかを絞り込むというようなことを教育委員会は施設の管理者として責任があるわけですから、そういう基本的なところについて教育委員会が議論を深めてくださることは私は当然だと思うんです。そのことと並行して、地元の方は実は本当にきょうはこうしてテレビで放送になってますが、皆さんこれを聞いているわけではございません。

 それから、先ほどことしの7月21でしたか。PTA主催の合同の地区懇談会だと思いますが、冒頭のご挨拶だったというようなことでは多分参加された方も限られてますし、多くの方にとってはなかなか教育長の生の声も伝わってないんではないかと思うわけです。そういう中で、もしも新たなこの検討委員会でいろいろ具体的な方向性が決まって、候補地なんかも、場所なんかも決まってしまいましたら、この決まったところを皆さん理解してくださいと、こういう形にならざるを得んと思うんです。それでは地元の方のさまざまなニーズや要望を、もう決まったんだと、どこかでじゃあ学校のことはもう決めてしもうたんじゃなというようなことになるのを私は恐れてるわけです。ですから、地元の皆さんの声といいますのも、例えば愛着がありますから柵原西小は残してほしい、柵原東小も残してほしいというように、こういうふうに残してほしいとなれば、もしどこかに1カ所にというようなことになったときは、その思いは実現しないわけです。そういう具体的なことについては、それは皆さんも思いは言わせてもらうけど、結果のことで思いにならんでもそれはしょうがないかなとそこはわかり合えれると思うんです。ただ、新たな学校をつくっていく場合に、こういう教育をしてほしいとか、こういう学校になってほしいと、こういうことだったらまちに出とる子供や孫にも言うてみようとか、そういうふうな皆さんの気持ちを集めていく、集約してある意味で、最近はいわゆる行政がもちろん例えば学校でしたら美咲町立となるわけですが、町立だけでなくてその地域立といいますか、地域の要望をしっかりかなえた形で学校をつくろうと、みたいな取り組みなんかもたくさんありますし、それは教育長もよくおわかりだと思うんです。

 ですから、私が申し上げたいのは、教育委員会として基本的な方向性をするための諮問委員会なり検討委員会はそれはそれでしていただく。それとはまた別に、地域の皆さんが今現在の学校にこれだけの愛着があるんじゃとか、でも新しい学校にもしなるんならこういう学校にしてもらいたいとか、そういうことでは皆さんのお気持ちをそろえていく、優しい子がいい、やっぱり優しさは要ると、じゃけどもたくましさも要るんじゃと、優しさも要るんなら、じゃあそういうふうなカリキュラムを設けようと。でも、何くそといって立ち上がるそういうのもあるんなら、少々失敗するような学習場面も入れようとか、そうやって皆さんの気持ちを聞くことで、返って新たな検討委員会で学校の基本方針を定める際に皆さんの声も集約してつくることができるんではなかろうかと思うわけです。

 先ほど教育長は新たな検討委員会で方向性を定めると、地域予定地なんかも絞り込むと、その後に地域に出かけてということなんですが、ぜひ私はそこのところを並行してしていく方向で考えていただけんかなということを思うわけなんで、再度教育長あるいは全体のこれは地域づくり、地域のみんなの気持ちを集約して地域の活性化というようなことにもかかわりますので、全体的な立場から町長のお考えもぜひお聞かせください。よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 失礼いたします。山田議員の再質問にお答えをいたします。

 決して新たな検討委員会で方向性というんですか、こうなりましたという報告をするものではないということでございます。ただ、今決まっているのは、柵原地域には小中一貫教育を推進する義務教育学校の創設が望ましいというだけでございます。何もなければ、ただそれだけで、じゃあどこに例えば決まったよと、どういうところに建てるのだと、そういったこともある程度教育委員会としても町としても決めとかないといけませんし、ただそれを地域住民の方に決まってますからという、そういうつもりはございません。ですから、ある程度小中一貫教育とはどういう教育なら。じゃあ、柵原地域で小中一貫教育をするのはどういう姿があるのかと、あるいはどういう形や学年の形は考えられるのかと、そういったことなどを決まった時点でということでございまして、どういう学校をつくっていくのかというのは当然、あるいはどういうところが望ましいかというご意見も場所も含めて地域住民の方と意見交換をさせていただけたらと考えております。

 現在余りにもまだそういうふうな説明をする材料がないわけでございまして、とりあえずは新たな検討委員会でそういうふうなある程度の方向性でございます。そういったたたき台となる方向性を示して、それで地域住民の方のご意見を伺いながら、さらにはそこにはゆとりを設けて地域住民の方のご意見が反映されるような学校づくりを進めていきたいと、こう考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 山田議員の質問でございます。

 小中一貫校についてでございますけれども、今教育長がほとんど山田議員におっしゃったようなことではございますけれども、先に決めてしまうというんではなくて、ここはこういうことだからこうだ、ここはこういうことだからこうだという答申を私にしていただくという形になるかと思います。

 今うわさでは、もうあっこしかないがなというようなうわさが柵原地区に飛んでおります。だけど、改めまして候補地として考えられるんならこことこことここがこういうことだからだめだ、こういうことだからだめだと、こういうことだからここがいいんではないかなと、最適地じゃないかなというような考え方を示す検討委員会でございますんで、ある程度そういうことを示さんと全体的に集まっていただいて、どこが皆さんいいですかというようなことでは私は決まらんと思うんです。

 そういうことで、新たな場所を設定する、今のとこがいいいわれりゃあ今のとこでもいいですし、新たな場所を設定する上におきましてはそういう考え方を持ってやらないとなかなかそれは決まっていかないんではないかなと、このように思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 1番山田議員。



◆1番(山田雄二君) スピード感について、本当に地元の方もいつ自分たちにおりてくるのかという、そういう気持ちの焦りといいますか、どうなっとんならという気持ちが本当強いんです。ですから、新しい検討委員会でまた多分五、六回とかになれば、本年度末のまた報告のようなことになるんでしょうか。そうしますと、それについてまた地元の方におりていくのは来年度というようなことになってきて、町長が当選されまして山陽新聞に義務教育学校なんかを考えていきたいということが出たのはもう5月ごろだと思うんですが、その後きょうまで9月になり、まだまだその具体的なことをこれからまだ決めていって地元にということになると、地元のほうとしても一体どうなのかなあと、本当にそういう気持ちが強いんです。

 先ほど教育長もまだ皆さんに持っていく材料がないというふうなことも発言にありましたが、私材料がなくても皆さんどうですかと、そもそもここに3月までに答申、報告書がありますし、これの説明ももちろん細かい説明はまだ全然できてないと思います。ホームページには載ってるということはわかってますが、こういう経緯でこうなったんだというふうなところも皆さんの気持ちに通じるような説明をする中で、新たな検討委員会でもある程度絞り込んでいって、最終的に皆さんの声も勘案しながらこういうふうになっていくんだという形で皆さんも、ああ自分らの声もそれなりに受けとめてもらいながら新たな学校の方針が決まっていくんだなあということで納得もできると思うんです。

 ぜひなかなかそういう住民のいろんな声を聞きながら、柵原地域あるいは美咲町の今後の人材、こういう子供を育ててほしいと、私はそういう議論をしてほしいわけです。これからの子供にこういう力を育ててほしいと、そういう面では皆さん共通できると思うんです。そういう皆さんの思いをできるだけ集約する形で、さっきも申し上げましたが、皆さんの気持ちを踏まえた上で新たな検討委員会で子供像とか基本的な方向性を決めていただくと、そういう形で両輪のような形でするという方向でぜひ考えていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(貝阿彌幸善君) 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 山田議員の質問にお答えをいたします。

 確かに山田議員の言われるとおりでございまして、今度の検討委員会としてもできるだけ多くの地域の方々のご意見をお伺いするために新たに柵原地域の自治会長を複数お願いすることにしておりますし、またそれぞれの定例の柵原地域の3小学校、中学校の校長会等、あるいはPTAの役員会等でもいろいろこれまでも意見を吸い上げてきたところでございます。さらなるそういった場では限られた方しか意見が吸い上げられないというのであれば、また新たないわゆるそういうふうな説明会の機会であるとか、広報手段であるとか、そういった具体的な方法をスピード感を持って煮詰めていけたらと考えております。また、ご協力をよろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、1番山田議員の次の質問に移ってください。

 1番山田議員。



◆1番(山田雄二君) 次の質問は、行政サービスにかかわる問題です。

 これも前回の議会のときに住民にとって行政が身近に感じられる、そのことで住民が行政の中身、それから今自分たちの身近な地域の課題、そういうことを学んで、住民のほうからここをこうしたらという意欲も育つ。住民のほうが美咲町の振興計画にありますような本当に主体性を持って動けるために行政のほうからさまざまな活動とか行事とか、行政のほうからいろいろな情報提供をしていただけないかという質問をいたしました。具体的には出前講座のような形で考えられませんかということをお尋ねしたんですが、議論がうまくかみ合わなかったのか、何かあれば住民のほうから総務課に連絡していただきたいと。役場のほうに言っていただければ役場のほうで適切にその課を紹介するというふうなお答えでした。

 私もそれはそれでわかるんですけど、役場のほうからいろいろな機構も改革、新しい動きもある中で、役場の課のほうから情報発信をしていただけないかということをお尋ねしてたんですが、ちょっとかみ合わなかったなあというようなことで消化不良の感じが自分自身いたしました。

 その後、6月の定例会の後にいろいろ何かないかなあということで調べてみました。すると、行政のほうから情報発信をしてる例がたくさん見つかりました。例えばインターネットで出前講座というのを検索してみましたら、津山市あるいは倉敷市、岡山市、さまざまな自治体で実施されております。例えば津山市の場合どのようになってるかと言いますと、津山市のホームページから検索すればこういうものが2枚物が出てくるわけです。どういうふうになってるかと言いますと、上のほうに出前講座とありまして、市民の皆さんの希望に応じて市の職員を派遣する制度ですと制度の趣旨が書いてありまして、メニューから選ぶようになっているんです。ここにメニューがずっとあるんです。介護保険の講座とか、自主防災の講座とか、全部で48ありました。この中から市民の皆さんは、ああこれが知りたいなということでそれを市のほうに連絡すれば、市の職員を派遣していただいて説明していただけると。さらに説明の中には、市の職員が講師となって皆さんが聞きたいこと、知りたいことをお届けします。メニュー以外の講座についてもご相談させていただきますというふうなことで、住民の方に知っといてもらったほうが便利だと、あるいは住民の方は知っておかないともうこれからの時代やっていけないというように思われてる事柄について、行政のほうからメニューを組んで情報提供を申し出てるわけです。私は、こういうふうなありようは本当にこれからの自治体のありようとして望ましいんではないかなあと、温かいなあというふうな感じを受けました。

 そこで、出前講座のようなこの形をするかしないかというのは、それは一つの例であります。要するに行政のほうから地域の声があってから行く、それはもうもちろんであります。しかし、このことについては住民の皆さんに知らせたいと、知っておいてもらわんとならんのだということについて行政のほうからそういうふうなメニューを考え、お仕事が忙しいのはわかりますが、その地域に出かけていって住民との学び合う、あるいは信頼関係を築く、これからの自治とか地域づくりをどうやっていこうかというふうなことを職員と地域の皆さんで考えていくと、こういうことが必要ではないかと思ってきょうも質問させてもらっております。町のお考えをお聞かせください。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 山田議員のご質問でございます。

 住民にとって行政が身近に感じられる工夫をしてはどうかということでございまして、本町においても行政のほうから発信する出前講座のようなものが考えられないかということでございますけれども、生涯学習課として取り組めるような出前講座ということでお答えをしたいと、このように思っております。

 現在生涯学習課の主催するもの、あるいは関係する組織、団体等が行うイベント等についてまとめてみました。町内3地区でそれぞれ関係しております高齢者学級、それから婦人学級、旭地区ではどちらも毎月1回実施で年間12回程度、中央地区ではマザースクールが毎月実施で年間14回程度、それから亀壽大学が毎月開催で全体といたしまして年間34回程度やっておるということでございます。また、柵原地区におきましては、どちらともほぼ毎月1回、年間10回程度行っておるということでございます。

 出前講座についても、いつどこでどのような内容で開催できるかは現在実行中の各種イベントを考慮しながら、近隣の自治体の調査も見ながら取り組んで研究をしていきたいと、このように思っております。

 今申し上げさせていただきましたのは、議員申されます津山とか倉敷とか、どこ言われましたか。

            (1番山田雄二君「岡山市」と呼ぶ)

 岡山市なんかは、各こちらのほうからその講座に出向いていって説明することはできないと思います。じゃから、呼んでいただかないとそれに対しまして答弁はできないような形になっているんではないかなあと、このように思います。

 美咲町の場合は、いうても人口少ないですから、こっちからそういうイベントがあるときには出向いていって、要請があればお話をしておるというのが現状でございます。そういうことで、それか広報紙等でいろんな町の行事についてもそれぞれご紹介をしておるということでございまして、今の状態で私はいいんではないか、どうしても出前講座が必要だというようなことになりますと、我々といたしましても当然行政でございますんで住民の方の不利益になるようなことはいたしませんので、呼んでいただければ行かせていただけるというようなことになるかと思います。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 1番山田議員。



◆1番(山田雄二君) 例として津山市を挙げてますが、他の町村もありました。そして、津山市の場合を例にとれば生涯学習ということでくくりはありますが、中は全ての課なんです。全ての課が子育てとか福祉とか人づくり、文化とか産業の振興、雇用の確保、自然とか都市の公園のようなこと、安全な暮らし、まちづくりの方策、さまざまな課を生涯学習課が一応生涯学習の課として取りまとめてはおりますが、市全体のさまざまな取り組みで課としての主張、課としてこういうものは市民の皆さんにしてほしいということをまとめてあるんですが、私は先ほど町長がおっしゃった生涯学習課のイベントとか文化協会とかそういうことの活動は、本当にこれはこれで熱心になされてるわけです。ですが、そこはある限定された会員の方とかがおおゆうございますので、項目としまして、さっきちょっと言いましたけども、自主防災について知りたいなと、あるいは介護保険のこと初歩的なところから知りたいなと、サロンであれ学級のPTAであれ、そういうところがこういうことだったら教えてもらえるかなということで各課がメニューを出すことで、住民の方が行政との信頼関係が築けるのではないかと、そういう意味の一環の中で、例えば出前講座のようなことができないでしょうかということを提案しているわけです。

 ただ、私はこのことをするには、その行事をする以前の意識の問題が大きいかと思います。今でもさまざまなことで役場の職員の方がお忙しいのは重々わかってますが、いろんなことで地元に出ていって現場を見て、地元の方と触れ合う、地元の方の暮らし、さまざまな方とさまざまな意見交換、先ほどの学校問題も同じなんです。さまざまな人の気持ちや願いを聞いて、そのことをまた町政の中に反映していくと、そういう基本的な意識改革といいますか、そのことで現場から学ぼうというところがまず合意されなかったら仕事だけがふえていくわけです。言われたから行くんだみたいなことになるんでは返って本末転倒でございますので、そのあたりの住民の暮らし、さまざま福祉のことなんかでも問題点が出ております。いろんなことで住民の皆さんでやっていくしかないんだと。先ほど防災のこともそうでした。地元でやらにゃいかんのだと、そういう時代が来てるわけです。ですから、そういうことのためにも住民と行政が本当に手をつなぎ合う、そして議会もそれを応援していくという一体感の中で進めていきたいなあと私もそれを念願しまして、学校問題も、実はこの行政サービスの問題も根底は同じであります。根底は同じである中で、時間的な多忙とかはわかりますが、ぜひ一歩でも地元に出ていくということをしていただけかんかというお願いをしておるわけです。意を酌んで答弁していただければありがたいです。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 山田議員の言われることはよくわかります。それで、私も常々申しておりますのが、それぞれの地域地域のイベントがあるときには職員も極力出るようにということを言っておる。そういうことに出ることによって地域住民とのつながりがより密になってくると。あそこの住人は役場へ出よるけど、一つも行事には出てくれんのかなあというようなことではなくて、そういう行事に出ることが先だと。そういうことについて出ることによって小ばなしもできるんではないかなあというように思っておりますので、そういうことを職員には幹部会等で言っております。そういうことでございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 少し議論されておる内容が若干食い違いがあるようであります。

 再々質問ありますか。

 1番山田議員。



◆1番(山田雄二君) 実はいろんな町村の出前講座は、これは一つの例ですが、そこに書いてる趣旨はほとんど同じなんです。どの町村も私が調べたところでは、その趣旨が市民の皆さんの希望に応じて市の職員を派遣するんだと。市の職員が講師となって皆さんが聞きたいこと、知りたいことに答えたいんだと。メニュー以外でもご相談したいというふうな趣旨が、実はどの自治体の中にも書いてあるんです。私はその趣旨だと思うんです。そういう趣旨で出前講座が別にできなくてもそれはよろしいんです。それはそれとして、その趣旨として皆さんに知りたいことがあるじゃろうと、あるいはこういうことは役場からも知ってほしいんだというふうなのを、声がかかればこっちから行くぞというふうな意気込みを訴えていただければ、我々住民も役場までなかなか電話をかけたり足を運ぶことができないような弱い立場の方も来ていただければ、何とこういうことはどうなるんと、先ほど町長が小ばなしもできるというお話がありましたが、そういう身近なこともお伝えしやすいと、みたいなことで急に出前講座というような形で私は行政サービスの一つの例を取り上げておりますが、その趣旨を生かしていただいて、ぜひ行政の運営をしていただきたいということをお願いしておきます。



○議長(貝阿彌幸善君) 岡部副町長。



◎副町長(岡部初江君) 失礼します。山田議員のその趣旨をということで、今趣旨を踏まえて、例えばある集まりでまちづくりのことを聞きたいんだと言われましたら、まちづくりのほうから行ってお話をさせていただいたり、それから防災のことを聞いたり、それから実際に防災の訓練のことをしたいんだっていうことで防災の担当が中心になって行かせていただいたり、介護保険のことがと、それから減塩の食事のことがっていうことで栄養士が行きましたり、保健師が保健のことで行かせていただいたり、そういうふうな要請があれば今行ってるというところはあるんですけれども、それをもっと広げて役場全体のいろいろなニーズの中でやっていってほしいというニーズがあるというふうに承った次第です。ですので、いつでもそういう今回この集まりで、小さな集まりでもいいんです。こんなお話が聞きたいんですっていうようなことをおっしゃっていただければ、いつでも行く体制はずっと今までも、そしてこれからもできていると思っておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 副町長、ちょっとよろしい。

 言われとること、そういうふうなのもあるんだけども、それよりも進んで町のほうからこういったことを引き連れていってやりますよというそういう気持ちがあるのかないのかということですから、そういうものをもって1年に1遍とか半年に1遍ぐらいはしていきますよと。それで、小さなとこへも行きますから、いってそういうことも含めてやっていきますよって言ってくれませんかということを言われようるんじゃけん、それにそうしましょうかとこう言うてあげたら一番じゃないかと思うんじゃけど、じゃあないんですか、山田議員。



◎副町長(岡部初江君) わかりました。

 今のことで申し上げましたら、小さな集まりでもいいんですけど、これこういう職員が講師になってこういう集まりをしますよっていうような、そういうチラシが出ることが何遍かあります。夜7時からさせていただきます。保健センターの大会議室でさせていただきますとか、そういうふうなことが時々はありまして、町民の方に来ていただいたり、こんな保健計画のワークショップをこうしますよっていうようなこともあったりします。そういうふうなんじゃなくて、もっと職員の意気込みが出たような、そういうそれぞれ職員の職務に関することや職員の得意のことなどをもっと前面に出してやってほしいという議員のお気持ちですよね。わかりました。そういうふうな積極的にやっていくというところでは、皆さんとともにニーズを捉えてやっていけたらと思いますので、またそれは検討していきたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、1番山田議員の次の質問に移っていただきます。

 1番山田議員。



◆1番(山田雄二君) 美作岡山道路について、2点質問いたします。

 1つ目は、6月の定例会で同僚議員が行った美作岡山道路に関する一般質問の中で、滝谷池の防災ため池事業のことがありました。滝谷池の堤防が危険になっておると、何とかこれを安全にしていただきたいんだというようなことです。これに対して町長の答弁が、応急処置として2,500万円の予算がついたが、これではだめだということで地元住民の方が蹴られたという答弁がありました。

 そこで、その答弁の中で地元の住民が蹴られたというのは反対したと、2,500万円の応急処置ではだめだということだと思うんですが、その理由なり、どういう流れでそういう結論になったのか具体的に教えてください。

 また、実は本格改修ということになると道路のルートの問題とかいろんなことができないと難しいということで、かなり先になることが考えられます。ただ、道路のことは道路のこととして堤防の危険性というのは今も続いているわけでして、地元のほうも安心・安全のことはどうなるんかなあというような心配をしております。本格改修が何年先になるかわかりませんので、それまでの対策とかお考えになっている点をお聞かせください。

 それからもう一つは、これが滝谷池にかかわることですが、もう一つは、実は岡山県議会が6月にありました。その6月の定例会で、渡辺吉幸議員という津山市選出の県会議員が一般質問の中で美作岡山道路のことについて質問をされました。その際に過去の経緯について次のように述べられておるんです。県議会で渡辺議員が通告書をあらかじめ出し、そのことについて県の土木部長もそのまま認めたように、別にここは違うということをおっしゃらずに言ったということは、県もこのことを認識されてるのかなあと私は思ってるんですが、渡辺議員がおっしゃったことをかいつまんで申し上げます。

 平成15年6月に岡山県から当時の8つの自治体の首長にルート案が示された。そして、その平成15年6月に開催された柵原町議会の定例会で当時の町長が次のように言ってるんです。ルート案について地元への説明はもう少し先になるようであります。議事録から引用されとるようです。地元への説明がもう少し先になるというふうに答弁されてるんですが、その後平成17年には合併があり、いろんなことがありまして、結局県の説明が地元にはっきりわかるのは平成25年6月27日に県が来たわけです。今から4年前です。そうすると、平成25年まで、つまり10年間地元住民に対しては県または町からのルート案の説明は行われていないと。つまり前の柵原町長はいずれやりますとはおっしゃってたんですけど、できてなかったというふうに読み取れるわけですが、このことについて事実関係について町の見解をお尋ねいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 前田柵原総合支所産業建設課長。



◎柵原総合支所産業建設課長(前田有輝君) 失礼します。柵原総合支所産業建設課の前田です。よろしくお願いします。

 ことしの4月に柵原総合支所産業建設課の課長という職を命ぜられまして、本日のこの9月議会のこの場が初めての一般質問の答弁となります。ふなれなものでございますが、精いっぱいわかりやすく説明のほうをさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、1番山田議員の質問につきましてですけども、滝谷池の部分改修につきましての地元住民が反対した理由につきまして、まずそこから説明のほうをさせていただきます。

 滝谷池の部分改修につきましてですけども、現在確認をできている漏水というのがございます。その漏水をとめるための工法っていうのを地元のほうに提案しております。

 提案した理由でございますけども、堤防の決壊っていうのは漏水っていうものが一番の原因になります。なので、漏水をとめることが一番有効な対策であると考えましたので、漏水をとめる対策について提案させていただきました。ただ、この対策ですけども、現在確認できている2カ所の漏水に対する対策、これを行うことはできますけども、今後発生する漏水に対して効果を発揮するかどうかっていうのは、それは不明でございます。

 また、漏水をとめるための対策でございます。堤体の安全性自体を向上するための工法ではないということも地元のほうに説明しております。

 また、このような改修を行うことで漏水がとまります。漏水がとまることによってため池の安全度も上がりまして、今後全面改修を行うことになったときに優先順位が下がるっていう可能性も考えられます。もちろん部分改修を行うには地元水利組合からの負担金も必要になってきます。

 岡山県と美咲町、地元水利組合とこのような改修工事についてのメリット、デメリットについて協議を進めた結果、平成28年7月26日に地元のほうから1回の意見交換会、5回の臨時総会を開催した結果、地区住民の生命、財産を守るためには早急に全面改修すべきであり、全面改修が最善の方策と考えられますので、ご提案の応急処置を辞退し、全面改修を早急に施工していただきますよう要望いたしますとの要望書が提出されました。町のほうでは、この要望書を受けまして地元のほうが全面改修のほうを選んだというふうなことで事業自体は取り下げております。

 地元がこの事業のほうにつきまして反対したっていう理由についての説明は以上でございます。

 続きまして、本格改修はかなり先になると考えられるが、安全・安心に係ることであり、それまでの間はどのような対策を考えているのかということについてのお答えをさせていただきます。

 堤体についての対策そのものは、先ほどの答弁の中で申し上げました部分改修、全面改修、この二通りしかありませんので、改修工事自体についてはどうこうするっていうことは今考えられないと思っております。町としましては、池、堤体の管理は水利組合で行っていただくことにしておりますので、水利組合のほうに堤体を安全に崩壊させないための管理方法として2つのことをお願いしております。

 1つは、漏水対策についてです。先ほど申し上げましたように漏水があるため池でございますので、漏水対策につきましては、水をためない低水管理をしていただくようお願いしております。現在水利組合では、樋の栓を抜いての排水、サイフォンでの排水を行い、適正に低水位で水位を管理してもらっています。

 2つ目は、雨水対策です。雨水対策につきましてですけども、やはり堤体自体に上から水がかかってもいけませんので、堤体にシートを張ること。そして、そのシートの上に土のう等を設置してシートの飛散防止に努めることによりまして、ひび割れた堤体のすき間に雨水が入らない対策をしていただいております。

 町としましては、経過観察としまして定期的な見回りを行うとともに、地元水利組合と連絡を密にして全面改修までの間を対応していきたいと考えております。

 滝谷池についての回答につきましては以上でございます。

 続きまして、岡山県議会の6月定例議会において渡辺議員が行った美作岡山道路の関係の経緯についてですけども、私のほうからは経緯について調べたことを報告させていただきます。

 平成15年6月に岡山県から8自治体の首長にルート(案)ですけども、案が示されております。それを受けて同年6月に開催された柵原町議会定例会において、町長からの行政報告に美作岡山道路の設計概要と今後の事業について、先ほど申されましたけども地元への説明時期などについてが述べられております。その後、平成15年9月議会の定例会の一般質問において、美作岡山道路の計画区域内にある遺跡、史跡、文化財についての質問がなされております。その後、平成17年3月22日に市町村合併が行われました。合併後におきましては、平成24年2月号の広報みさきにおいて、美作岡山道路柵原インターチェンジから湯郷インターチェンジ間の建設事業に係る環境影響評価実施計画書の縦覧についてということでお知らせを行っております。その後、平成25年6月27日に県主催で地元説明会を実施しております。

 経緯は以上のとおりでございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

            (1番山田雄二君「町の見解は」と呼ぶ)

 町の見解は。

            (1番山田雄二君「事実関係についての見解をお願いいたします」と呼ぶ)

 町長。



◎町長(定本一友君) 滝谷池のことですよね。

            (1番山田雄二君「ルートのこともですが」と呼ぶ)

 滝谷池のことについてお話を申し上げさせていただきますと、美岡道が膠着状態になっておりました。そういうことで、私副知事のとこに行きまして、とりあえず本格改修は耕地面積が決まらんのでなかなかできないというようなことになっておりますというようなことの話の中で、ほんなら部分改修で2,500万円つけますわというようなお話があったもんですから、それを地元の水利組合の方なんかに、そして区長にそのことをお話をさせていただきました。それで、区長におきましても意見交換会や、それから臨時総会を開いていろいろやったわけでございますけれども、結局最終的に部分改修ではなくて本格改修にしてほしいという要望書が提出されました。そういうことで、2,500万円つきましたその堤体部分改修費用につきましてはお断りをしたという結果でございます。そういうことでございます。

            (1番山田雄二君「わかりました」と呼ぶ)



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 1番山田議員。



◆1番(山田雄二君) 滝谷池の堤防のいきさつについてはよくわかりました。今町としては経過観察をしているということですので、その経過観察、堤体のことで漏水対策と雨水対策、ぜひ経過観察で危険性がもしあればまた別の対策なり、これで安全性が維持できるということでしたら、このことで取り組みをよろしくお願いします。

 それから、美岡道の説明会のことですが、したがって、じゃあ先ほどの事実関係の調査のところで広報でアセスの縦覧があったということですが、通常縦覧が広報に入ったことで町なり県の説明会というのは普通は言わないんじゃないかなあと思いますので、要するにもと柵原町長が平成15年6月にルート案についての地元説明はもう少し先になると言ったけども、結局10年なかったという認識でよろしいんでしょうか。そこの見解をお尋ねしたかったんですが、なかったというふうに理解してよろしいんでしょうか。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 美岡道につきましては、ルートにつきましては私は引き継いだわけでございますけれども、それまでに柵原町時代に250メートル幅ではありますけれども、250メートル幅の中ではまっているんだというような認識で私もずっとおりました。そういうことで、この問題につきましてはそこで済んでおるんだなというような認識でおったところでございます。そういう中からの次の環境アセスとかというような発想になっていったというようなことでございまして、決して置き去りにしとったというわけではございません。そのまま放っとったというわけではございませんので、そのこともご理解のほどをお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 最初の危険性とかその辺はよろしいですか。

            (町長定本一友君「滝谷池の」と呼ぶ)

 そうそう。



◎町長(定本一友君) それでは、滝谷池につきましては、全面改修のほうがそれは部分改修よりは安全性が高いということでございますけれども、私が県にお願いをしに行ったのは、行政として少しでも不安材料があればそれを払拭するようなことにしていかねば行政の務めではないというような考え方から県にお願いをしていって部分改修、あんときは膠着状態にありましたからなかなか前へ進まない状態だったというようなことでございましたんで、そのことについてそういうお願いをしに行ったというようなことでございまして、地元の皆さん方が滝谷池の利用者の方々におかれましては、やはり全面改修でないとだめだというようなことでございましたんで、その話はまことに申しわけないですけどということでお断りをしたというようなことでございます。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 1番山田議員。



◆1番(山田雄二君) 滝谷池のことで町長が副知事にまで直接談判してくださって、行政として少しでも安全をということでしてくださったという経過がよくわかって、本当にありがたいと思います。経過はともかくも、要望書が出て改修ではだめだということで地元のほうからお断りという経過もわかりましたので、本当に町長のほうにはありがとうございました。今も申し上げましたが、安全管理のことで今後維持できればなあと思いますし、現に不安を訴える声も私も耳にしてますので、もしも不安なようなことがあればまた次の対策をお願いいたします。

 それから、先ほど町長がこの美作岡山道路のことで250メートル幅のことで決まっておるという認識だったというお話がありましたが、県のほうは平成15年6月に出したのは、ルート案の提示だということは再々言われています。ルート案の提示が地元におりて、地元の皆さんがこれでええんじゃと地権者の皆さんもそうなって初めてそれは確定というんでしょうか、そうなるんであって、したがって2年ほど前に県の説明会、ことしの5月にもありましたが、その際もまだ県としては最適案はこれだという言い方でありまして、決定とかということは言われてなかったので、決まっているというのは、そこの認識は、決まってるというか提示があったということだと私は思っております。

 ということで、きょう私がこうやって事実関係を確認したのは、そのことを踏まえて道路の問題をちょっとでも前へ進めたいという一心からであります。事実関係の経過とかが、もうあれは住民の方には済んだという意見もあれば、いや聞いてないという意見もあって、なかなか整理できてない部分があるわけです。したがって、いろんな経過があったにしろ県または町からのルート案の説明会はなかったと。しかし、なかったはなかったとしても今からでも話を進めて、何らかの地元の合意なり何らかの事業の進展にお互いに協力していくということは間違いなく大事なことですので、きょう私が質問させていただいたのは、今までのことの取り組みの事実関係を確認して、県や町からのルート案の説明は実は県の土木部長も特に反論されておりませんので、県も認識されてるんじゃろうと思います。その上でみんなが知恵を出し合い、事業の進展に努力していきたいということを本当に思っておりますので、以上で質問を終わります。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) ルートにつきましては、出と入りがもう決まっておりましたので、あと250メートル幅でどこを通るかということは、私はもう決まっておったというように解釈しております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) いや、それについて認識をされておって事実関係が確認できたんで、今後このようにという部分をというのを答えてあげたらいいんでしょうと思うんじゃけど、いかがですか。

 町長。



◎町長(定本一友君) 県もそういう認識を持っておりますので、測量に入るということを各地権者に通知をされておるというように思っております。何通通知して何通返事が返ったか知りませんけれども、県もそういう認識の中でそのルートについては決定ということでやっておるというように私は認識をしております。



○議長(貝阿彌幸善君) よろしいか。

            (1番山田雄二君「よろしいです」と呼ぶ)

 時間がありませんから。

            (1番山田雄二君「それじゃあ、どうもありがとうございました」と呼ぶ)

 以上で1番山田議員の質問を終了します。

 ここでただいまから午後2時15分まで休憩とします。(午後2時04分)



○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き一般質問を継続します。(午後2時15分)

 ただいまの出席議員は14人です。

 続きまして、13番松島啓議員の質問に入ります。

 13番松島議員。



◆13番(松島啓君) 失礼いたします。13番松島啓でございます。

 平成17年3月に美咲町が誕生しまして、9月1日からこの定例会も始まっておりますが、たしかこの定例会が記念すべき第50回目の定例会になるかと思います。我が美咲町議会が誇る議会だよりでございますが、これも次の発行が50回目になるかと思いますので、50回の記念号に恥じないような質問をしたいと思いますので、答弁のほうも編集が少しでもスムーズにいくように簡潔にわかりやすい答弁をいただければというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 私は今回2件の通告をしておりますので、通告に従いまして質問のほうをさせていただきたいというふうに思います。

 まず、豪雨、土砂災害等の防止対策についてということでありますが、まず本年7月5日から6日にかけて発生した九州北部暴雨では、大規模な河川の氾濫、そして住居の孤立などで多くの犠牲者が出たわけでございます。その後も秋田県、新潟県など全国各地で豪雨による被害が相次いでおります。また、本町でもこの通告書にはありませんが、7月9日、中央地域、旭地域において、また7月24日、中央地域、旭地域において農地、施設、公共災害等が発生し、また8月16日には旭地域の西川上地内において、4年前の8月に土砂災害が発生した同じ場所で豪雨による被害等が発生しております。まず、全国各地で本当に犠牲になられた皆様方にはご冥福をお祈りいたします。そして、また全国、そして町内でも被害に遭われました皆様方には改めまして見舞いを申し上げ、そして早急な復旧、復興をお祈りし、また私も議員として少しでも早い復興にご支援できればというふうに思いまして、今回質問のほうをさせていただいております。

 特に私も旭地域に住んでおりますので、8月16日に発生した西川上地内においての豪雨災害、翌日ではありますが被害状況を確認させていただいたりということで各地回らせていただきましたが、その中で私が議員として何ができるのか、一町民としてお手伝いもできますが、一番にやらなきゃいけないのはやはり現地を確認し、また被害に遭われた方、また地域の皆様方の要望等をお聞きし、また行政にもお伝えしながら、またどうしても課題等が残ります。そういったものは施策に反映できるように提案というよりは提言していかなきゃいけない、これが一番の仕事じゃないか、そういう思いで今回の質問も出させていただいておりますので、答弁のほうをよろしくお願いいたします。

 その中で、今回旭地域の西川上地内においてでありますが、地域住民また消防団の方、また行政、そして関係各機関などの連携で人的被害は逃れましたが、いまだに自宅に戻れない状況であったり、またどうしても家に帰れないということで精神的な影響というのは大きいというふうに推察されるわけであります。また、災害の発生の時間帯によっては避難のおくれなど、一歩間違えば犠牲者も出たんでじゃないか、そういった可能性も考えられるところであります。防災力というのを今後高めていくためによく言われる自助、共助、公助、そういった部分が連携しなければいけない、これは一番のことであります。その中で本日から、またあすにかけて同僚議員のほうが災害に関しては質問いたします。私のほうは、自助、共助、公助の中の公助の部分の中でハード事業を中心にした部分で質問したいと思いますので、よろしくお願いします。

 まず、1番目としまして、災害発生当初から早急な災害復旧工事にも対応していただいております。今後の復旧状況及び計画ということでお尋ねのほうをしたいというふうに思います。

 2番目ですが、これから台風などの発生が多い、特にこの9月というのが多いわけでありますが、災害に対してどのような備えを行うのか、また危険箇所の把握、これは再度町独自できめ細かく行うべきではないか。県のほうで土砂災害警戒区域というような形で、ホームページのほうにも岡山県内だけでも1万2,568カ所載せておられるということであります。GISの情報というようなことでありますので、ホームページを開けばどなたでも見られるような状況にはなっておりますけど、それ以外に危険箇所はないか、そのあたり町のほうは調査をするべきではないか、またされておったら報告していただければというふうに思います。

 そして、3番目でありますが、雨量計の設置箇所はということで、町内3地域ありますが、雨量計の設置箇所、これ気象庁のアメダスの部分も含めて答弁いただければというふうに思います。

 また、4番目は砂防工事の進捗状況及び今後の計画はということで、砂防事業というのがこれも条件いろいろあって要望もあるかと思いますが、できるところ、またできないところもあるかと思いますが、今進捗状況とまた今後の計画ということでお答えいただければというふうに思います。

 また、5番目ですが、これは私もことしの選挙前の3月議会でこの質問は終わりにしようと思ってはいたんですけど、結果が出るまで質問させていただければというふうに思いまして今回も質問させていただいておりますが、一般的に急傾斜地崩壊対策事業等の区域外、条件に当てはまらない一件一件点在した住居に対しての対策であります。以前は、県外であると金沢市であったり、あとは横須賀市であったりというのが有名な事業で、上限を200万円の事業費で1割とか2割負担とかというような形で全国的にやられてる地域があったこともお話しさせていただいたかと思いますが、これ同僚議員がこの6月議会の常任委員会のときに真庭市もやっているんだということで、これが小規模林地等災害対策事業補助金交付規程ということで、真庭市のほうが平成28年度からやっておられるものがありまして、委員会のほうでも言っていただきまして、これを担当課を中心にして今検討されているんじゃないかと私は思いながら質問をさせていただいております。

 こういった状況であり、今こそ早急に本町独自の事業で災害対策、そして特に私がいつも言っているのは災害の未然防止、そういった対策に取り組むべきではないかということで、以前から個人の財産に関してはというような答弁もいただいてはおりますが、こういった災害の状況、実際に担当課も確認もされ、今の状況であったり、また地域事情、いろんなことを考えていただきまして、その中で制度化に向けて取り組んでいくべきではないかというふうに思いますので、答弁のほうをよろしくお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 旭総合支所山本産業建設課長。



◎旭総合支所産業建設課長(山本資君) 13番松島議員の質問にお答えしたいと思いますが、私はかいつまんでしか申し上げませんけど、よろしくお願いします。

 ことし発生しました災害は、今月末から国の査定を受けるべく今準備をしておりまして、災害査定が済みますと順次発注の準備をしてまいります。

 また、8月16日の旭地区の状況ですが、役場支所の雨量計では午後8時から9時までの間に1時間30.5ミリ、そして篠平に設置されておりますアメダスのデータでは同時刻に42ミリを記録しました。集中的にひどかった友清川沿いの雨量は、それをはるかに超えているものと推定されます。公共土木施設の被害件数は8月の豪雨では4件でしたが、その他は単独で復旧するものが数件ございます。

 そして、これからまさに台風シーズンを迎えます。特に今は18号が気になるところでございまして週末からにかけて心配されるところでございますが、道路のパトロールしながら側溝の清掃等の維持管理をしておりますが、皆様は台風情報に十分注意しておいていただきたいというふうに思います。

 そして、砂防工事の進捗状況ですけれども、旭地域では栃原地区は昨年度完成しました。そして、現在南地区の吉谷川の工事用道路が工事中で、来年度にはダム本体に工事にかかれる予定でございまして、今まさに今度は旭小学校の上流側を砂防指定地の申請中でございます。

 私からは、かいつまんで以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 失礼します。松島議員の豪雨、土砂災害等の防止対策についてということで、まず1番、災害発生当初から早急な災害復旧工事にも対応しているが、今後の復旧状況及び計画はということでございます。

 先ほど山本課長のほうから旭地域のことをお知らせをいたしております。私は美咲町の全体のことでお伝えをしたいと思います。

 平成29年度災害につきましては、農林災害が30件、被害額が5,730万円、公共災害については9件で、被害額が2,450万円が発生しております。この災害は、先ほど議員も言われましたように7月9日、24日、8月16日分の災害件数でございます。この災害につきましては、災害査定が9月下旬から10月下旬にかけて行われます。現在それに向けて測量設計を行っているところでございます。災害査定後は早期発注に努めてまいり、早期復旧を考えております。

 続いて、2番の危険箇所の把握は、再度町独自できめ細かく行うべきではないかというご質問でございます。町独自での危険箇所の把握についてでございますが、危険箇所は町内に数多くあるために全箇所把握することは困難かと思います。道路パトロールを行い、危険箇所の早期発見も必要ですが、地域の方々も異常を感じたらすぐに産業建設観光課、支所産業建設課まで一報していただきたいと思います。現場確認を行い、状況を把握することで危険箇所の把握もできると考えております。

 続いて、3番目の雨量計の設置箇所の質問でございます。現在美咲町には、岡山県の管理している観測所が4基、気象庁のアメダスが1基、町の雨量計が各支所に設置してあります。地域ごとでは、旭地域ではアメダスが西地区、町の雨量計が支所の屋上にあり、中央地域では岡山県の雨量計が大垪和と金堀、そして本庁舎屋上に、柵原地域ではエイコンパーク内の図書館屋上に県の雨量計、町の雨量計が支所の屋上に設置してあります。

 設置箇所の増設でありますが、町独自での雨量計の設置となりますと維持管理等大変難しく、対応が非常に難しいと思います。今後県の防災砂防課と協議をし、増設していただけるように要望を今後もしてまいりたいと考えております。

 続いて、4番の砂防工事の進捗状況及び今後の計画でございます。現在町内で5地区の砂防堰堤の実施を要望しております。旭地域では南地内、西川地内の2地区、中央地域の打穴里地内で1地区、柵原地域で松尾地内、小瀬地内の2地区を岡山県に要望しており、全ての地区で事業化されております。工事につきましては、南地内の砂防堰堤が工事中であり、順次他の地区においても工事着手していくこととなります。今後工事において地権者の皆様のご協力が必要となりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 続いて、5番目の急傾斜対策、本町独自の事業で災害対策、未然防止に取り組むべきではないかというご質問でございます。議員の言われました真庭市が行っている小規模林地等災害対策事業補助金交付規程につきましても確認はしております。町におきましても真庭市の補助金交付規程を参考にして、現在要項等を検討しているところでございます。早期に要項を制定し、災害から住居を守り、安心して生活できるよう取り組んでまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 13番松島議員。



◆13番(松島啓君) まず、これから査定等に向けてということで今準備をされ、その後入札ということで、少しでも早い復旧をしていただきたいというふうに思います。

 また、2番目の町独自の危険箇所の把握、全てというのはなかなか難しいのかもしれませんが、被害の多かった地域だけでも集中的にでも、これは町の一つの仕事じゃないかというふうに思いますので、難しい難しいじゃなしに積極的にいろんな手は考えられると思いますので、頑張ってください。要望しておきますが、またその中で先ほども言った共助の部分も当然あるかと思います。地元の方との連携というのもその部分で先ほどの危険箇所もそうですし、今回災害等の避難に関してはそういった共助の部分というのが経験もされとった地域でもあり、そういった意識もあったということであるかと思いますので、先ほど言った町だけでやりなさいというのではないですが、地元とも協力していただいて、地元だけじゃなしに共助ですから当然行政と地元という形になりますので、一遍に全部というわけにはいかないかもしれませんが、集中的にでも行っていただければというふうに思います。

 その続きの雨量計についても、そういった今までで、ただこれ今回はこの地区が集中的に雨が降りましたが、次回ないかもしれませんし、全体的にあるかもしれないし、また違う場所で、これは本当なかなか想定というのは難しいのかもしれませんが、今までのデータであったりそういったものも参考にしながら今の県の防災砂防課に要望のほうを出されるということなので、今までの例のほうも分析されながら要望のほうを出していただいて、これは本当備えの一つでありますし、これがちょうど3年前の広島の大きな土砂災害、ちょうど3年前のあれは8月20日でしたか、ちょうど3年になりますが、そちらは自治体も雨量計をつけておられますし、またこれ地元でも何かつけられたというようなことでというのも聞いておりますので、やはりそういった備えというのは必要じゃないかと思いますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。財源のこととかいろいろあるかと思いますが、けさほど来からふるさと納税で目的税にというような話もあったかと思います。安全・安心で使ってくれっていうことでそういった要望もあれば、そういったことにでも目を向けていただいたりしながら使っていただければというふうにも思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 そして、今4番目の砂防工事に関しては、5地区で要望を出されて全部事業化ということで今順次ということなんで、今南地区が今度本体のほうを来年度から入られるというような形で順次進めていただければと思いますが、5地区以外には要望はありませんか。やりたいけど条件が整わないとか、その辺ももしあればまたひとつ教えていただきたいというふうに思います。

 それと、最後の5番目の真庭市が行っております林地等災害対策事業補助金交付規程という形を参考にされながら早期に要項をということで言われておりましたので、これは災害復旧と未然防止も含めてでしょうか。そのあたりもひとつ答弁をいただければというふうに思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 失礼をいたします。災害復旧についてですけど、本当に早急に査定が終わり次第発注準備をして、工事着手できるように頑張っていきたいと思います。

 それから、危険箇所の把握ですが、一応こういうふうな最初答弁させていただきましたが、危険箇所等々一番全体というわけにはなかなか難しいとこもあります。町道ののり面等々からでも現地のほうを確認しながら危険箇所の把握のほうも進めていきたいと思います。

 それから、雨量計の設置です。雨量計の設置なんですが、実は旭地域に全体でアメダス、それから岡山県の設置、それから町の支所にあるので7カ所あるんですけど、地図上で見ると実はまきばの館があるあたりがかなり広範囲にわたってあいてるんです。ですから、その辺で降った雨量については落合の雨量計を参考にするとか、久米の雨量計を参考にするとかというようなんで、ちょっと範囲が広いもんで、まだ電話での話なんですけど、県の施設があるまきばの館、試験場ぐらいでも設置はできないんですかというような話は一応させていただいております。設置できる、してもらえるかどうかというのは今後の岡山県の考えもあるんですけれど、できるだけ設置してもらえるように要望のほうをしていきたいと思っております。

 続いて、砂防工事のその5地区以外の地区ということですが、現在はまだ地元からの要望的なもんも実際はいただいておりませんで、砂防する第1番目の条件が、県の土砂流出危険箇所という区域に入っていることが前提にもなってきます。それから、保全対象、県道なり河川なり、それから被害家屋等の数、集会所等々あるかどうかとかというようなかなり厳しい採択基準もあります。ですから、そういう危険な箇所につきましては一応出てきましたら、役場もそうですけど危ないとこについては岡山県のほうに確認をしていただいて、採択できるのかどうかというのも現地で確認のほうをさせていただいております。

 それから、町独自の事業ということで今要項を制定しておりますが、一応この分は災害が起きてからを考えております、今現在は。

 今もう一つ私が考えているのは、宅地土砂の取り除きという補助金の要項があると思うんですけど、それと併用はちょっと難しいかなと。土砂を取るだけでいいよという人は土砂を取るだけ。ちょっと復旧をしたいという人は土砂の取り除きはやめて、こちらのほうで復旧のほうができないかなというようには思ってるんですけど、これは今後の検討課題になると考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 13番松島議員。



◆13番(松島啓君) もう一回しかできないんで、最後にこの5番目の林地災害等対策事業ということですが、私は未然防止、これは災害が起きてから事業する、これよりも未然防止のほうが予算的にも少なくて済みますし、被害にも遭いにくい。絶対遭わないとは言いませんが、遭いにくいということで、これご自分でブロック等をやれてるお宅もありまして、今回災害等がありましたけど、やはり被害が少なかったんじゃないかというふうに現地見させてもらって思っておりますので、ぜひ私はこの災害防止ということの観点でお願いしたい。これもう3回目なんで、最後は町長の判断なんじゃないかと思います。その辺でよろしくお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 要項はあらかじめできておるということでございますけれども、私の許可が要るというようなことでございますんで、再度検討させていただくように、どっちになるかわかりませんけども検討させてください。よろしくお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、13番松島議員の次の質問に移ってください。

 13番松島議員。



◆13番(松島啓君) それでは、次の質問に入ります。

 2件目は、人口減少対策についてということで、これは本町にとりましても最重要課題であります。先日人口の集計表というのを、資料のほうを住民課のほうで取り寄せさせていただき、資料を見させていただきましたが、その中で旧町地域別、また大字別、常会単位などで非常に細かく人口の集計表ができております。それを見させていただいて、それぞれ特徴が見えてくるなあというところもありました。例えば、満遍なく人口構成ができている地域もあれば、90歳以上の女性が異常にといったら問題があるんですけど、人口に対して非常に多い地域もありました。また、残念ながらゼロ歳から10歳が一人もおられないという、そういった大字地区も町内にはあるわけです。そういった形でこの分布というか人口の構成を見るだけでも、地域がそれぞれ地域差というのが非常に大きいなあというのを私感じたところであります。

 いろんなデータがあるんじゃないかと思います。国、県のデータであったり、また町が把握できているさまざまなデータ、そういったものを徹底的に分析しながら今後対策を講じていくべきじゃないかというふうに思っておりますが、その中で一番はやはり人口、これは人口減少は全国的でもあり、県内、そして美咲町はかなり最先端を行っている町じゃないかというふうに思いますが、その中でも減少以上に以前町長も言われておりましたが、人口構成というのが一番の問題じゃないかというふうに私も思うわけで、その中でも地域差も大きいわけであります。町としてデータ等を見ながらどういった対策をされていくのかというのを一つお尋ねしたいというふうに思います。

 また、本年の3月に県が公表されました、これは合計特殊出生率の見える化分析ということで報告書、これはホームページにも出ておりますが、出されております。これは県が合計特殊出生率は、岡山県は全国平均よりは上の数値にあるかと思いますが、中国5県ではなぜか一番低いというようなこともその中に課題というか、これを分析された理由の一つに書かれておりました。また、その中でもこの率のふえていくのが一番少ないというか、増加率も少なくなっているというような形で課題が多ということで、今回こういったこれはちょうど5年間、2011年から2015年、5年間の数値というのを出されております。

 その中で本町の数字でありますが、県内27の市町村で、市町村では順位ばかりこれつけてもしょうがないんかもしれませんが、全体では私が見た中じゃあ9番目、合計特殊出生率がこの5年間の平均が、町村では7番目になっているかと思います。町村の上位というのはほとんどがこれは県北でありまして、岡山県全体で一番高いのが奈義町。これはテレビにもよく出たかと思いますが、2015年の単年の出生率でいうと2.07、そして5年平均で言うと1.98というような高い数値も出ております。

 本町は、ご存じかと思いますが、単年の2015年度が1.78、高い数字が出ておりまして5年間の平均が1.61ということで、ちょうど合併した平成17年には出生率は1.45だったかと思いますが、それから美咲町の場合はずっと上昇しております、数値のほうが。一回も下がったことがないというような形で、これも子育て施策等も効果が出ているんじゃないかというふうにも思うわけでありますが、その中でそういった分析、その中でも細かくこれ持っておられると思いますので、ちょっと読みますけど、県のほうの美咲町の特徴というか書いてありますが、有配偶率は全国、岡山県ともに上回っている。これは結婚されとるかどうかということじゃと思いますが、地域の稼ぐ力と地域の定住力は平均を下回るものの、その他の結婚に関する要因が平均より高い、これがプラスに影響していると考えられる。

 また、第1子の有配偶出生率は全国、岡山県よりも下回っている。地域の稼ぐ力、出産、子育て環境等が低いことがマイナス影響というふうに考えられると書いてありますが、ただ第2子、第3子は全国、岡山県平均よりともに上回っており、特に第2子は住宅環境と子育て支援力、第3子は共働き支援力と家族、地域のきずな力が高いことがプラスに影響していると考えられるというような分析で、これが町のほうにも来ていると思いますし、ホームページのほうにも載っておりますが、このことを受けまして町のほうはどのように考えられて、また対策をこれから講じられるかということをお聞きしたいというふうに思います。

 そして3番目、モデル地区を選定して地域と行政と協働での対策を考えてはということで、これは現在も昨年、一昨年もまちづくり課を中心に頑張っておられることではないかというふうに思いますが、私も講演会にも参加をさせていただいたこともあります。その中でワークショップをされたりということで、いろいろと頑張ってはおられます。

 その中で、自治会ごとの人口のデータ等も一度ワークショップのときに自治会長に配られたりということで頑張ってはおられるんですが、それがなかなか地域地域でいかがでしょうか。人口減少であったりそういった問題を取り上げて地域でやられてるとこがあったら教えていただきたいですし、またこれからどういうふうに考えられてるかお答えいただければというふうに思います。

 そして、最後ですが、これは新聞記事に、これは8月に毎日新聞、また最近山陽新聞でも取り上げられておりましたけれども、これはまだちょっと先のことなんですが、国内の過疎地で若者の雇用確保に取り組む団体を各自治体が認定して、政府が財政支援する新たな制度の制定を国のほうで今検討をされているということで、団体が農林水産であったり建設、福祉などの地元産業に若い人材を派遣して、人手不足を補う一方、若者は各産業にまたがって働くことで一定水準の収入を得ることができ、定住促進にもつながるということで、進学や就職に伴う都市部への人口流出を少しでもとめられるんではないかということで、まだまだこれは検討段階のようでありますが、町としてもこういった国の動向を注視しながら積極的な働きかけに取り組んでいただければ、準備を進めていくべきではないかというふうに思いますので、答弁のほうをよろしくお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 畑尾まちづくり課長。



◎まちづくり課長(畑尾周一君) 13番松島議員のご質問にお答えいたします。

 人口減少対策ということで、人口減少ということになればなぜか私のほうがお答えするっていうことになりますけども、先ほどお話も出ましたけども、インフラ、それから社会保障、福祉、教育、それから子育て支援、それから公共交通、全て人口減少に関係した対策であるということはまずご認識をいただけたらと思います。

 先ほど各常会、自治会の人口構成を見られてもばらつきがあって、それについてどうかということでございます。私たちが今やってる考え方というのは、まず先ほどもありましたが自助です。自分たちでできることは自分たちですると、自分たちじゃできないことは隣近所でやっていく、隣近所でできないことは常会でやっていく、常会、行政へ連絡っていうこともありますけど、行政連絡でできないことは自治会でやっていく、自治会でもできないことはもっと大きな旧村単位の集まりを、組織をつくってそこで協力してやっていく、そしてその組織と町とが対等にいろんなできることできないこと、行政が何ができるか地域が何ができるかということを考えていこうということで、協働のまちづくり事業というものを18年度から取り組んできたということでございます。ですから、あくまで私たちがやってきましたのは、いろんな情報を提供していく、それで地域から課題を解決していただくような取り組みが少しでもできるようにいろんな情報提供、それから地域に入っていってお話をしていくとかというようなきっかけづくりをしてきたということでございます。その結果、先ほどのようなばらつき、これが今に始まったものなのか、ずっと年々年々統計はとっておりません。

 しかし、この4月1日のデータにつきまして私のほうも確認をさせていただいてそれを見ながら、この地域はそうじゃなあ、後継者の人がそういえばたくさん残っておられるなあ、この地域はそうか、ひょっとしたら分譲地の施策が効いとんかなあとか、この地域は町有住宅があるなあと、施策の効果が感じられるような地域もございますし、先ほど言われたように本当に子供たちがいないと、全くいないというようなこともございます。しかし、この定住促進において来ていただいた方が久しぶりに子供ができて喜んでおられる地域もできてきておりますので、細かく数字を見て、じゃあ個別ごとに何ができるかということはなかなか私たちの取り組みとしては難しい。しかしながら、せっかくそのような組織ができておりますので、酌み取る力、上からしっかり情報をおろすということをもっともっと私たちもお願いをしながら課題を一緒になって解決していくと。その中で少しでもその地域で安心して住み続けられるというような地域にする。また、10年先、20年先、どういう地域を目指すのかというような取り組みもあわせて行っていく。これは済いません、先ほどのモデル地域というようなお話にもつながるかもしれませんが、そういうこともやっていきたいなあというふうに考えております。

 続きまして、2番目、本年3月に県が公表したということで、先ほど詳しい情報をしていただきまして、おっしゃられたとおり美咲町の強いとこ弱いとこということでございます。

 私がちょっとこれで、んっと理解ができなかって、まだいまだにその解決ができてないのが地域での定住力。これは、結婚したときに要するに離れていく率のほうが高いですよという数値ですけども、これが低いということです。これが、じゃあ何を意味をしてるのか、例えば教育の環境を意味してるのか、それとも住施策が足りないのかという辺の原因がわかりませんので、これについてはもうちょっとこちらのほうでも分析をしたいなあと思いますが、今まで多分こうだろうなあとか、今までの経験値でやってきたことがしっかりここで数値としてあらわれて目的が見えたということですので、この結果に基づいて今やってること、必ずしも間違ってないなというふうに感じております。今後とも進めてまいりたいというふうに思っております。

 続きまして、3番目、モデル地区を選定しということで、先ほど1番目のお話と重複するかもわかりませんが、これまでさまざまな切り口からモデル地区というんですか、手を挙げていただいてやっていってるような取り組みをしてきております。それで、その中で研修、いろんな今美咲町が抱えている地域の課題に近いような課題を見つけまして自治会の研修会、それからさまざまな研修会も行っておりますし、実際にメニューの中で手を挙げていただいて、地域に入って地域の集落点検を行ってきているような取り組みも行っております。

 このモデルっていう意味で、漠然としてモデルをしても全く意味がないと私は思っております。今必要なのは10年先、20年先の地域のあり方っていうのを、しっかり今を検証して将来を見詰めて見える化していくっていうようなそういう取り組み、そういうモデル的な取り組みをぜひ行ってまいりたいというふうに考えております。

 最後になります。4番目のこれどうしましょう、長いですけども、今国のほうで過疎地の若者の雇用確保ということと、それから中山間地域、過疎地域が抱えている農林業の次代確保というような課題があるということで、農林水産、建設、福祉などの地元産業に若い人材を派遣していくというようなものが今法案化、いつになるかわかりませんが法案化するという話が出てきておるのは私も新聞で拝見をいたしました。

 この制度は、そのように地域社会の持続発展に資する企画立案を行う事業や若者の雇用確保に資する事業を実施する団体を自治体が特別法人というものに認定をして、そのことによって国のほうが財政措置を行っていくということで、目的としましては、若者を中心に働き手として登録していただき、さまざまな雇用機会を与え、さまざまな業種に従事し、年間合計として一定収入を得ることで地域に定住していくというような目的を持った取り組みであるというふうに拝見いたしました。このような取り組みっていうのは、私たちのまちのように現状雇用力の高い企業の誘致がなかなか難しいような自治体、またその農林水産の担い手が不足しているというような現状におきましては有効であるというふうに私は思いました。今後の内容をしっかり見させていただいて、美咲町としても取り組んでまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 13番松島議員。



◆13番(松島啓君) 課長のほうから詳しくというか、簡潔に答弁のほうをいただきました。

 1番目は、まず行政ができること、特に担当課はいろんな情報を地域に提供していくこと、そのとおりじゃないかと思いますので。また、出生率に関してもいろんな分析をされておりますけど、今の施策等が方向性は間違っていないというふうに言われております。地域の定住力というような形でも言われておったんですけど、データいろんなこれ見させていただくと、最後のほうに例えば美咲町が27市町村で一番なのは持ち家比率、これが何か83%で1番になっておったり、それから消防団の団員数、これ人口あたり、これが5番目であったり、また3世代の世帯比率も4番目というふうに非常に数値が高いというようなこともありますので、その辺もヒントにされてまた頑張っていただければというふうに思いますし、モデル地区に関して集落点検というのは、以前にT型、徳野先生でしたかがやられておったのも今も継続して……

            (まちづくり課長畑尾周一君「ことし今やられる予定です」と呼ぶ)

 ことしね。その辺も頑張って、またかわった考え方をされるというか、そういった違った観点でされておるんで、そういった意味でもまた有効じゃないかというふうに思いますので、よろしくお願いします。

 そして、最後ですけど、4番目のこれはまだ決まったわけでもないんですが、過疎地、全国で過疎地というのが797市町村指定をされとるということなんで、どこの過疎地でもというわけでもないんかと思いますので、また町長東京へ上京されたときにはそういったものも声をかけていただいたりしながら研究をしていただければというふうに思っております。

 人口というので、最終的には若い方が定住されないことにはこれからふえていかないっていうことになりますので、そういった形で若者中心の施策もどんどん進めていただきたい。国のそういった事業もあれば、そういったものも取り入れていただきたいというふうに思いますし、また先ほどの集落のあり方であったり、集落点検の中にもそういった形でやられてるんでしょうけど、若い方をしっかり入れていただいて、これからの方を入れていただいて頑張っていただくのも一つの手ではないかというふうに思いますので、その辺で進めていただければと思いますので、総括して町長、答弁のほうをお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 松島議員のご質問でございます。

 十分検討された上でのご質問ということでございまして、私より詳しいかもしれませんけれども、稼ぐ力が弱いというのが一番の欠点です。それによって、やはり都会のほうに出ていくというのが今の現状でございまして、私も企業誘致について東京へ行くたびにDOWAホールディングスなんかにお願いをしに行くんですけど、なかなか条件が整わないというのが現状でございます。いまだに企業は東南アジアに出ていくというのが今の現状だそうでございまして、なかなかこっちに目を向けていただけないということでございます。

 その中におきまして、稼ぐ力が弱いけど、美咲町におきましては若者施策をいろいろやっております。本当に議員の皆様方のご理解でこれができるんでありまして、議員の皆様方がそういう考え方を持ってくださっておるなあということでございまして、いろんな施策を若者の定住施策につきまして補助金等をつけていきますけれども、皆さんが承認してくださるというようなことで大変私もありがたく思っておるところでございます。そういうことも多くの若者が定住をしておる、特殊出生率も高いというのが美咲町の現状ではないかなあと、このように思っておるところでございます。

 これからも施策につきまして議会ともども手をつないでやっていきたいと、このように思っております。とにかく人口がふえるような施策をしていかなければならないということでございますんで、3年先、5年先、10年先を見据えました、そういうような施策をこれからやっていかなければならないということに思っておりますので、ご協力のほどをひとつよろしくお願い申し上げまして、答弁になったかならんかわかりませんけれども、答弁とさせていただきます。よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) よろしいか。

 じゃあ、再々質問ありますか。

 松島議員。



◆13番(松島啓君) 再々ではありません。過疎地域ということで指定された797市町村で人口、転入超過の自治体というのは93市町村ということで1割少々ということになっておりますので、その中に美咲町も入るようにみんなで力を合わせて頑張っていきましょう。よろしくお願いいたします。

 以上で私の一般質問を終わりといたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 以上で13番松島議員の質問を終了します。

 続きまして、8番松田議員の質問に入ります。

 8番松田議員。



◆8番(松田英二君) 皆さん、失礼いたします。8番松田でございます。

 本日の一般質問は、私が最後になります。もうしばらくおつき合いください。

 一般質問1点だけ提示をさせていただいとりますんですけれども、質問に入ります前に議長にお願いをしておきます。質問に際しましてパネルを使用させていただきたいと思いますが、許可をいただけますでしょうか。



○議長(貝阿彌幸善君) 許可いたします。



◆8番(松田英二君) ありがとうございます。

 町道改良率向上に向けた対策は。

 町内の道路現況調査を見てみると、本町の道路改良率は全体で29.5%と低い率で推移をしているようです。幹線道路となる一級及び二級町道は比較的高い改良率となっておりますけれども、全体の8割を占めるその他町道においては、やっと2割を超える改良率となっています。救急車あるいは消防自動車といった緊急車両が設備増強により大型化されていく現状を踏まえて、災害対応や医療、福祉の面からも町道拡幅などの町道改良率向上に対する対応強化が求められることになると思いますが、町の考えはいかがでございましょうか。これが質問の要旨であります。

 この質問、ちょうど道路の関係になりますので、ことしの3月まで産業建設観光課長をされておられました旭総合支所長に質問に答えていただけませんかというてお願いしましたら丁重にお断りをいただきまして、全て國宗産業建設観光課長のほうに問い合わせをさせていただくことになります。ただ、國宗課長の答弁でちょっとそりゃあ足らんところがあるがなというようなところがあるようであれば、各支所の産業建設課長のほうに補足をしていただければと思っております。なければ結構です。

 道路のことになりますと、国交省が持ってる道路法という法律の中の第30条に道路構造令っていう法令が定められておられまして、例えば道路の幅員であるとか、あるいは線形修正であるとか視距改良であるとか、やたらと難しい言葉が出てきますけれども、要するに道幅の狭いところを広げていく、あるいはぐにゃぐにゃ曲がっとるところを真っすぐにする、見通しが悪いところを見通しをよくする、そういうような形で町道の改良を進めていってくださいという法律が決められているようです。

 国が定めている法令に対して、都道府県及び市町村道の構造の技術的基準は、政令で定める基準を参酌して当該道路の道路管理者である地方公共団体の条例で定めるというようなところから、本町においても町道の構造の技術的基準を定める条例というものが設けられております。こうしたことを基準にしながら、これまで旧町時代から合併以降10年以上建設課のほうで町道改良というものを積極的に進めてきていただいているんだろうと思います。

 そこで、現在の町道の状況をどうなっていらっしゃいますか、数字を教えてくださいということで、議長を通じて産業建設観光課から道路改良率の数値を教えていただきました。それを一つグラフにまとめてみましたのがこんな感じになるんですけれども、町道の中には、一級町道っていうのと、二級町道っていうのと、その他町道っていうのと3つに分かれてるそうでございます。一級町道って呼ばれるものは、俗に言いますところの地域と地域を結ぶ主要幹線道路、そういう理解でよろしいでしょうか。二級町道っていうのが、一級町道ほどでもないんですけれども、地域と地域を結ぶ準幹線道路、その他町道というのが、いわゆる地域の中で生活をするための集落道といったような意味合いなんだろうというふうに私は受け取っとります。間違っておりましたら訂正をしてください。

 まず、地域と地域を結ぶ一級町道の現在の状況でございますが、平成29年3月末の段階です。皆さんからごらんになられて右側からです。中央地域の一級町道が11路線ございまして、実延長1万6,000メートル、16キロです。このうちの改良済み延長っていうのが9,000メートル、未改良延長っていうのが約7,000メートル、改良率は56.4%です。意外に低いんだなあっていうことにちょっとびっくりしたんですけれども、その真ん中にあります旭地域、この一級町道は全部で11路線あるそうです。路線の総延長が約22キロ、改良率が実に92.6%の20キロの改良が済んでるんです。未改良が16キロ。私感覚からして、旭地域の町道っていうのが全然改良できてないんだろうというふうに思ってたんですけれども、予想に反してこれは意外な数値でした。柵原地域の一級町道、これ9路線ございまして、キロ数がざっと24キロです。この改良率が87.7%、21キロ改良が済んでおりまして、未改良がざっと3キロ。柵原地域の一級町道も比較的高い数値になっているようです。

 この裏にありますのは今度は二級町道になりますが、二級町道の中央地域の二級町道がざっと44キロほどあります。路線数が45路線、改良率が65.4%、未改良率が35%です。旭地域の二級町道が13路線ございまして、総延長32キロ、改良率が84.5%、2万7,420メーター、未改良延長がざっと5,000メートルほどです。柵原地域の二級町道が37路線ございまして、実延長が58キロ、5万8,144メーター、改良済みがざっと2.2キロってところです。改良率が39.1%。柵原地域の二級町道の改良率、意外と低いなんだなあっていうことを思いました。

 一番気になりますのが、やはりその他町道っていう集落の中の集落道の関係です。これは、どこの全体を見てもどこの地域でも改良率が20%前後ということは、未改良が8割近く残っているということになっているようです。ちなみに、これその他町道の中央地域の路線数はなんと924路線、総延長が36万4,000キロ、それから旭地域の路線数が380路線、総延長26万キロ、柵原地域のその他町道の路線数565路線、20万キロ、202キロですか、数字の正確なところがまたはっきりわかりませんのんで、申し上げる機会がありましたら申し上げますけれども。

 それで、こういった状況をごらんになられて町道の改良というものについて、どういうやり方をされてきていらっしゃったんかなあっていうのをまずお伺いしたいんです。この状況を見る限りにおいて、旧町時代から町道の改良に積極的なところは数値が高い、旧町時代から町道の改良に余り積極的じゃなかったところは数値が低い、それを美咲町においてもそのまんま引き継いでやっているという状況になっていらっしゃるのか、その辺を課長、説明をいただけませんでしょうか。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 失礼します。町道の改良率向上に向けた対策はということで、町道改良、旧町から合併してからもですけど、町道改良につきましては地区から出てまいります要望書によりまして町長と協議を行い、緊急性などを考慮しながら過疎計画、辺地計画にのせます。その計画にのった路線について順次改良工事を行ってきております。これは旧町時代からもですし、合併してからも一緒でございます。

 以上です。

            (8番松田英二君「わかりました」と呼ぶ)



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 8番松田議員。



◆8番(松田英二君) 地元からの要望に対応するという形で道路改良が進んできたっていうことですね。医学用語で対症療法っていうような言葉もあるんですけれども、要するにこちら側から積極的にこのまちをこういうふうにしたいから、ここの道路をこう広げさせてくださいとか、ここのバイパスをつけさせてくださいとかというような積極的な取り組みというものは行われていなかったというふうに受けとめさせていただきました。

 それで、見ていただければわかるんですけど、町道改良のこれが全体の数字です。美咲町内の全ての道路の総延長っていうのが、ざっと1,000キロあります。そのうちの改良済みの延長っていうのが全体で300キロ、残るところの700キロっていうのが未改良の状態で残っております。道路法で言うところの道路改良っていうのが法律で決められてはいるんですけれども、すぐにすぐ全部改良しなさいっていうことではなくて、今度改良されるときにこういう道路にしていってくださいねっていうやわらかい表現になってますから、道路改良についてさほど急いでやらなければならないという状況にはなっておりません。ですから、そのまちそのまちの取り組みの状況によってやり方が随分変わってきているんだろうなあというふうに思います。

 結局のところ、見た限りにおいてその他町道の改良率が20%前後にとどまっているという状況、これが今後このまちの住民の皆さんの安心と安全を守っていく上で非常に不安をかき立てるというようなことにもなる可能性もあります。なぜならば緊急自動車、消防自動車とか、あるいは救急車両といったものが即座にその場に行くことができないというような状況もあるような形のものを何件か聞いたことがあります。全ての道路を改良して幅員を広げて、そういった緊急車両が通れるようにするっていうのはまず不可能であろうと思いますし、美咲町の1年間の当初予算の総額を持ってしてもできないであろうということは十分承知をしておりますから、今後この町道改良の改良率を上げていく方策、そういったものについて積極的な対応を図っていこうとするならば、どういったことをお考えになられますか。これが2回目の質問になります。課長、お答えいただけますか。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 失礼をいたします。今議員おっしゃられたとおり、その他町道については大変改良率のほうが低くなってきております。町内をくまなくめぐっている町道の改良率が最も低いということでございます。そういうことで、今後改良につきましてでございますけど、今まで集落間を結ぶ主要な道路から改良工事を実施してきてました。そのせいもあって一級、二級町道の改良率のほうは高くなってきております。それで、その他町道においても通行量の多い道路、地区で重要な道路につきまして今後過疎計画、辺地計画に基づき、経済的、効果的な改良計画を持って安全・安心して地域の方が通行できる道路整備を推進し、町道改良率の向上に向けてまいりたいと考えております。

 それと、町道改良も大変重要でございますが、今後は町道ののり面点検を行って、のり面の崩壊とか落石等危険箇所の整備等も行うことが必要になってくると思いますし、また町道のり面の支障木伐採が大変重要になってくると思います。

 支障木伐採につきましては、その補助事業というのがありません。単独町費での対応となりますので、そちらも予算を確保するために最大限努力してまいります。この伐採につきましては山林所有者の方の伐採同意も必要となってまいりますので、地権者の皆様のご協力もよろしくお願いしたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 8番松田議員。



◆8番(松田英二君) 最後は町長に質問をさせてください。

 今課長の答弁もありましたように、やっぱり予算の確保でございます。このその他町道の改良ということになりますと、まず補助事業の対象にはなりません。したがって単独町費をもって対応していくことになると思います。のり面点検であるとか、あるいは支障木の伐採であるとか、そういったことも含めた町道の整備というものに関して通常の予算の中では恐らく1,000万円、2,000万円あるかないかというような年間予算だろうと思います。この町道の単独町費という予算は。

 本来であれば、合併特例が十分活用できる期間の間にある程度の整備を進めておく必要があったんではないかなというふうに私は思ってるんですけれども、この合併特例が来年、再来年で終了します。それまでの間というわけでもなく今後も継続してということになるんですが、これまでできていなかった分も含めて、予算措置をとってでもこの町道改良の改良策というものを担当課と一緒になってしっかりと考えていただければなあというふうに思います。答弁をいただけますでしょうか。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 松田議員のご質問でございます。

 町道改良ができてないんじゃないかなあというようなことでございまして、柵原、中央でも大垪和地区、旭地区ってそれぞれ特徴があると思うんです、町道について。私は旭地区ですから、旭地区や大垪和地区は県道が割と通っとんです。それで、県道が生活道になってる部分がたくさんございます。そういうことで、町道の改良がおくれておるというようなとこもございます。こんなことを言うてどうかわかりませんけど、昔は選挙道というような言葉もございまして、意味わかるでしょ。そういうようなところもありまして、そのときには人がぎょうさんおったんですけれども、今は過疎になって人がおらないというようなことになりまして、そこの道路が必要でなくっておるというようなことも一例として挙げれるんではないかなあと、このように思っております。

 私もトップミーティングといいまして、美作地方の3市5町2村で構成している各首長同士の県知事との会合があるわけでございますけれども、私もその中で県知事に申し上げさせていただくのが、BバイCとかストック効果で田舎の道路を考えてもろうても困りますということを申し上げております。と申しますのは、都会の人がきれいな空気を吸うたり、そして雨がゲリラ豪雨のときなんかは一遍に水が出ないように田んぼの保水力があるのは、田舎があるからそういうような状態になっておると。そして、川の治水もやっておるというようなことでございますんで、そういう面も見てほしいということを知事に申し上げさせてもらいました。田舎があってこそ都会の人もきれいな空気を吸えることができるんだと。道がなくなると田んぼもやめます。それから、道が荒れてしまいますと森林の手入れもできなくなります。そうなりますと空気も悪くなりますし、まして田んぼの保水力によって一遍に水が出ておったのが出てこなくなるというようなことがなくなります。そういうことを知事に申し上げさせていただいたところでございますけれども、やはり田舎の道というのは私は必要だと、このように思っております。そういうことで、そういう意味のことも申し上げさせていただけた中に、議員言われますように田舎の道は大事です。都会は道は要らないかもしれませんけど、田舎は要ります。そういうことをこれからも訴えてまいりたいと、このように思っております。

 以上でございます。

 ちょっと当てはまらない。ピント外れ。



○議長(貝阿彌幸善君) 合併特例が2年しかないよと……。



◎町長(定本一友君) 合併特例が切れますまでには、それを有効に使わせていただきたいと、このように思っております。

            (8番松田英二君「議長いいですか」と呼ぶ)



○議長(貝阿彌幸善君) 許可します。



◆8番(松田英二君) 単独町費を持ってでも積極的な予算づけをしていただけませんかという質問でございます。



◎町長(定本一友君) 事業配分がいろいろありますんで、それだけというわけにはいきませんけれども、極力そういう意味におきまして、長々私もお話をしましたけども、田舎には道が必要だということで、そういう方向づけを持ってやりたいと、このように思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) よろしいですか。



◆8番(松田英二君) 結構でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 時間がありますから、1問ですから許しますけど、1問だけありましたら。



◆8番(松田英二君) 私は個別の案件について聞いてるわけではありませんので、そこだけは強調しておきますので、まち全体の道路のことを考えてくださいと、こういうお話でございます。

 以上で質問を終わります。



○議長(貝阿彌幸善君) よろしいですか。

            (8番松田英二君「はい」と呼ぶ)

 以上で8番松田議員の質問を終了します。

 本日予定しておりました一般質問の日程は以上で全部終了しました。

 次回の議事日程は明日14日午前9時30分開議で、本日同様一般質問から行います。

 本日はこれをもって散会します。(午後3時31分)