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岡山県 美咲町

平成29年第 5回( 6月)定例会 06月06日−02号




平成29年第 5回( 6月)定例会 − 06月06日−02号







平成29年第 5回( 6月)定例会



第 2 日

 (平成29年6月 6日)



(1)会議の開閉時刻

    開   議  午前 9時30分

    解   散  午後 3時46分



(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名


議員番号氏   名出欠別議員番号氏   名出欠別
1山田雄二出席8松田英二出席
2藤井智江〃9金谷高子〃
3松島幸一〃10江原耕司〃
4形井 圓〃11岩野正則〃
5延原正憲〃12山本宏治〃
6左居喜次〃13松島 啓〃
7林田 実〃14貝阿彌幸善〃


(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名


職  名氏   名職  名氏   名
町長定本一友産業建設観光課長國宗 順
副町長岡部初江会計課長浦上 彰
総務課長桑元英昭旭総合支所長矢木史朗
まちづくり課長畑尾周一柵原総合支所長木谷正弘
情報交通課長光嶋寛昌旭総合支所
産業建設課長山本 資
税務課長遠藤 透柵原総合支所
産業建設課長前田有輝
住民課長山下一巳福祉事務所長稲谷雄治
こども課長牧野直子教育長柴原靖彦
健康福祉課長鈴鹿 滋教育総務課長石戸光也
上下水道課長牧野英一生涯学習課長立石克之


(4)職務の為出席した職員の職・氏名

     事務局長  神 坂 健 治

     書  記  赤 木 洋 美



(5)日   程


日 程議案番号件         名
1  一般質問










○議長(貝阿彌幸善君) 皆さん、おはようございます。

 ただいまの出席議員は14人です。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。(午前9時30分)

 本日の日程を報告します。

 第1に一般質問、以上のとおり定めますので、ご了承を願います。

 これから日程に基づき議事を進めます。

 日程第1、一般質問。

 これから一般質問を行います。

 なお、この際申し上げておきます。会議規則第54条の発言内容の制限及び第55条の質問回数の規定を遵守願うとともに、第56条の発言時間の制限により質問時間が30分までと決定されていますので、ご承知願います。

 それでは、11番岩野議員の質問から行います。

 11番岩野議員。



◆11番(岩野正則君) おはようございます。11番岩野でございます。

 質問に入りたいと思います。よろしくお願いします。

 美咲町の活性化の施策を。

 議長、相談でございますが、質問の要旨の中に1と2と書かせていただいておりますけど、観光の問題と定住の問題を分けて質問という形でご配慮いただけたらと思いますけど。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、わかりやすくそのようにしてください。



◆11番(岩野正則君) はい、わかりました。ありがとうございます。

 1の町内観光地の活用に挑戦をするべき。食堂かめっち。、三休公園、鉱山資料館などの活用。その中で2で宿泊、滞在型への取り組みができないか、よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) おはようございます。産業建設観光課の國宗です。よろしくお願いします。

 それでは、11番岩野議員の町内観光地の活用に挑戦をするべきではないか。食堂かめっち。、三休公園、鉱山資料館などと。それから、宿泊、滞在型への取り組みということについてお答えをしたいと思います。

 食堂かめっち。は、平成20年1月のオープン当初から株式会社美咲物産が管理運営を、三休公園は、平成23年4月から企業組合旭さくら会が指定管理者として、また柵原鉱山資料館については、平成19年10月から株式会社美咲物産が指定管理者で管理運営を行っております。町の観光担当とそれぞれの指定管理者は、協力して観光客を呼び込もうとしておりますが、平成24年に20万3,207人だった観光客もそれ以降は年々減少をしております。

 平成29年4月28日に内閣府から地方創生推進交付金の内示を受け、これを機に仮称ではありますが美咲町観光協会を立ち上げ、行政主導の観光振興ではなく、民間、地域主体の観光振興を行政が後押ししていくシステムをつくりたいと考えております。今後は、官民の幅広い連携によって地域観光を積極的に推進していけるよう地域の稼ぐ力を引き出すとともに、地域への誇りと愛着を持って観光地経営の視点に立った観光地域づくりを行っていくために有識者会議を立ち上げて議論を重ねていく必要があると考えております。もちろんまきばの館や大垪和西、小山の棚田、農家直売所、宿泊施設、飲食店なども連携し、今後攻める観光振興に挑戦していきたいと考えております。

 次に、宿泊、滞在型への取り組みについてお答えをいたします。

 平成27年岡山県観光客動態調査報告に1人当たり平均観光消費額が報告されております。平成26年は、日帰りが6,120円、宿泊は3.5倍の2万1,439円、平成27年、日帰りが5,254円、宿泊は4.5倍の2万3,565円となっております。当報告では観光客の約3割が宿泊客で、平成26年、480万9,000人だったのが平成27年は447万7,000人と約7%の減少となっております。

 ご指摘のとおり、宿泊、滞在型へ取り組むことで収益増が見込めると思います。町内で宿泊施設として登録されている現在営業しているところは5カ所程度かと思います。そのうち指定管理で営業しているものの利用客の現状は、南和気荘が28年度が6,454人、三休公園の民話館が154人となっております。研修施設の二上山荘の利用者数は、平成28年度が191人となっております。

 3月28日、政府は観光立国推進基本計画の改正案を閣議決定しました。その中で農泊の推進により、農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成32年までに、500地域創出するとしております。農泊とは、農家民泊とか農家民宿の略称で、農業や林業、漁業などの体験やそれらを生業とする方々と一緒に生活をすることで、そのふだんの生活に触れることを目的とした体験型宿泊です。例えば、棚田百選に選定された地域などで農泊施設を整備する場合は、国の援助制度もあります。地域や団体がみずから継続的に運営可能ならば、整備することは効果的だと考えられます。また、外国人が多く利用するAirbnbと言われる民泊を行う人も町内におられ、これから伸びると考えております。近隣の温泉施設や住民、地域、民間事業者と連携して、美咲町に合った形で取り組んでいきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 岩野議員。



◆11番(岩野正則君) 取り組み状況の説明ありがとうございました。

 県北1市5町大変だと思いますが、今以上の取り組みをお願いしたいという意味で再度質問させていただきます。

 亀甲町なか、旭、西川、柵原の町なかが、もう旧商店街ががたがたでございます。ご存じのとおりでございます。さらなる取り組み、所有者への働きかけをぜひとも早急に今以上の取り組みをお願いしたいと。今の寂れる速度を少しでもとめたいという思いの質問でございます。今以上の取り組みのお考え、方針をお聞かせ願えたらと思っております。よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 畑尾まちづくり課長。



◎まちづくり課長(畑尾周一君) まちづくり課の畑尾です。よろしくお願いいたします。

 11番岩野議員の再質問にお答えいたします。

 町なかのこれ以上空き家がふえないために、さらなる努力をということでございます。

 現在におきましても、これはちょっと2番目の質問にも重なるかもわかりませんが、空き家対策推進員を1名配置して、また定住促進の担当者と空き家物件の掘り起こしは努めております。しかしながら、なかなかやはり協力というか登録をしていただけないというようなケースもまだまだございます。

 町なかにつきましては、今までも重ねて議員のほうからご指摘がありまして、今年度からは官民連携事業という新たな取り組みも始まるということでございます。その課題は、まずは町なかのそういう物件の掘り起こしっていうのが大きなテーマになっておりますので、まちづくり課といたしましても、そういう事業に対しましてできるだけ全面的に協力をさせていただいて、今以上実際に足を運ばせていただき、また所有者の方につきまして十分調査をさせていただきまして、ご協力をいただけるように取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。



◆11番(岩野正則君) ありません。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、次の2番に移ってください。



◆11番(岩野正則君) 定住者、移住者への取り組みの強化を。起業支援、新規就農者の支援、移住者増加のための窓口の強化、担当者の設置ということでよろしくお願いします。

 質問、以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 失礼します。産業建設観光課としまして起業支援、新規就農者の支援についてお答えをいたします。

 現在、産業建設観光課へ新規の方の起業支援についての相談はありませんが、起業支援について定住者、移住者の方が美咲町でお店などを開業される場合など、相談があれば商工会などと連携をとり、対応をしていきたいと考えております。また、新規就農により営農されておられる方が平成18年から平成28年度までに26名、うち7名の方が国の交付金を受けて就農をされています。営農を希望される方につきましては、美作広域農業普及指導センター、農協などと連携をとり、面接などを実施し、就農者の意向を聞き取り、該当する事業などを提案し、対応をしていきたいと考えております。自家菜園程度の農地を取得し、美咲町での生活を希望される方は、平成28年度までに7件ありました。自家菜園程度の農地を取得し、美咲町での生活を希望される方につきましては、まちづくり課など役場内関係課の連携及び地域の方の協力により、定住者、移住者に提案できるよう考えております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 畑尾まちづくり課長。



◎まちづくり課長(畑尾周一君) 11番岩野議員のご質問にお答えをいたします。

 移住者増加に向けて担当者、窓口の強化をということでございます。

 まちづくり課におきましては、現在空き家対策推進員を1名、また定住促進の担当者ということで窓口対応をさせていただいております。今年度におきましては、この空き家対策推進員を1名増加して、新たなる空き家物件の掘り起こしや調査に移住希望者への対応の強化に努めてまいりたいと考えております。

 また、移住、定住政策の強化といたしましては、昨年度補助金を活用させていただきまして、移住者向けの読本、みさきで暮らす本というのを刊行させていただきました。今年度も第二弾ということで刊行させていただきまして、この中ではそれぞれの地域の取り組みとかも掲載をさせていただきまして、地域の魅力も発信できるようなものに仕上げていきたいなあというふうに考えております。

 また、津山圏域、岡山圏域の取り組みも進んでおりまして、PR用のパンフレットも作成ということでございます。共同での移住相談会も実施ということでございます。これらも十分に活用させていただきながら、今後も粘り強く継続した取り組みを進めてまいりたいというふうに考えております。議員の皆様方のご提案をいただきながら、この移住、定住施策、充実させてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 岩野議員。



◆11番(岩野正則君) これは先日の新聞でございますが、和気町が教育のまちに住みませんかっていう、美咲町は美咲町でうったてはありましょうけど、町長。やっぱり各町村が今本気で移住、定住者の取り組みをやっているっていうことで、よそのまちに負けたくないと。美咲町のさらなる発信をお願いしたいという意味で再質問をいたします。

 この前の山陽新聞へ出ておりましたけど、県外から岡山県に2,700人移住してこられておると。美咲町に57人来てくださっております。こんな時代だからこそ、地方で生活したいという方もたくさんいらっしゃいます。今以上の取り組み、目に見える取り組みを、さらなる思いがあれば町長からお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 岩野議員の質問でございます。

 定住、そして移住に対しまして、もうちょっと力を入れたらどうかというようなことでございますけれども、今現在までに今産業建設観光課長も申しましたように新規就農者数が26名おるわけでございますけれども、そのうちの20名が果樹です。ピオーネなんですけれどもやっていただいておるということで、大変結構なことだと思っております。移住、定住いたしましても何か仕事がないと、やはり移住、定住は難しいということでございまして、ピオーネもハウスにつきましては、ことしから3分の1だった補助金が2分の1になったというようなことでございまして、こんなことを言ったら何ですけれども、若い人は5反、6反つくっていただければええんですけれども、ある程度年をとった方につきましては1反、2反つくっていただきまして年金の足しにしていただくというようなことでございまして、この新鮮な空気のもとで美咲町で生活をしていただくというようなことをしていただければありがないかなあと思っておるところでございます。

 そういう意味におきまして、ピオーネの美咲ブドウの宣伝に対しまして東京、大阪等に私ども行かせていただいております。ことしも7月に入りますと東京の大田市場のほうに行かせていただくことになっておるわけでございまして、大いに美咲町をそういうことで売り込んでいきたいなあというように思っておるところでございます。

 定住促進につきましても今課長が申しましたように、もう一人ふやしまして本気でやっていこうと、このように思っております。議員の方々のご協力もひとつよろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 岩野議員。



◆11番(岩野正則君) 奈義町が東京に移住促進センターブースを設置したということが、この前ニュースに出ておりました。50年先を見据えたまちづくり、どのまちも真剣に頑張っております。今以上の取り組みを、目に見える形の取り組みをこれからも進めていただきますようお願いします。それで、今以上の見える形を、ぜひともできる形の取り組みをお願いします。この件に対して、もう町長なければいいですけど、さらなるスピードアップ等取り組みがあれば再度の質問であれですけど、なければもうよろしいですけど。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 職員のほうも東京、大阪等にそういう移住相談会がございましたら行っております。そういうことで美咲町の名前を広めておるわけでございますけれども、議員も東京へ行かれましたら有楽町の駅の真ん前に交通会館というのがあります。8階に各都道府県、全部じゃあないかと思いますけど岡山県も出しております。移住相談窓口を出しておりますので、ぜひともそこを訪れていただきまして、岡山県の美咲町から来たというようなことを申し上げていただければ、より宣伝効果としてもあるんではないかと思いますんで、力を入れて職員の人もやってくれるんではないかと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 以上で11番岩野議員の質問を終了します。

            (11番岩野正則君「ありがとうございました」と呼ぶ)

 続きまして、7番林田議員の質問に入ります。

 7番林田議員。



◆7番(林田実君) 議長、まず着席の許可をいただいていいですか。



○議長(貝阿彌幸善君) 着座許可をいたしますので、座ってやってください。



◆7番(林田実君) それでは、失礼いたします。皆さん、改めておはようございます。改めて、7番林田でございます。これからの4年間、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 さきの選挙におきまして、さまざまな方からさまざまな声を聞かせていただきました。多様な声がある中で、高齢者の大半の方が介護保険について高い関心を持っておられます。このたび平成27年でございますが、国より介護保険制度の見直しがなされたわけであります。そのことに対する不安の声、また将来に対する不安の声と、多くの方が不安であると口にされております。さきの3月定例議会におきましても、介護保険をテーマに質問させていただいたわけでありますが、本日は国が示している事業内容、他の市町村の取り組みなど私なりに学習させていただき、前回よりもやや具体的にお尋ねしたいと思っております。高齢者の方にとりましては、医療はもちろんのこと介護保険の問題は重要不可欠な問題であります。どうぞ丁寧な答弁をいただきますようよろしくお願い申し上げます。

 それではまず、通いの場についてお尋ねいたします。

 本町におきましては、通いの場を全町に設置する計画であろうと思われますが、今までの町担当課等の説明では、通いの場はデイサービスにかわるものであり、事業所のデイサービスにかわり通いの場を利用することで財政面でも費用を抑えることができ、有利であるとの説明を受けたと記憶しております。

 通いの場は、現行の事業所でのサービスと重複して利用できると認識しておりますが、この2つのサービス内容は別としまして、通いの場の設置等に係る費用、係る経費、つまり設置を推奨するために当たっての人件費、例えば1層と2層のコーディネーターの人件費や施設改修費用及び運営費の補助金などに費用がかかり、さらには労力も大変なものとなることは容易に想像できます。通いの場の経費については、本年度の一般会計、また介護保険特別会計に計上しているものにつきましては、人件費部分1,147万円、改修費部分2,000万円などが計上されております。また、それに対する国・県からの補助金対象部分があることも承知いたしております。

 ここで、平成28年度並びに平成29年度の通いの場に係る経費についてお尋ねいたします。私は、先ほど申し上げましたその費用と労力が、少なからず介護保険特別会計の財政面での圧迫につながりかねないことを心配しております。

 以上のことについての事業効果と財政面からの答弁をお願いしたいと思います。またあわせて、現在通いの場が何カ所設置されており、その中に要支援者の方が何名利用されているのかもお聞きしたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 2番、3番、4番は。?、3、4。



◆7番(林田実君) 全部続けていったほうがいいですか。



○議長(貝阿彌幸善君) できたらもう一括になっておりますから、一括でしてください。



◆7番(林田実君) それでは、続きまして?の通所型介護、訪問型介護の緩和型についてお伺いいたします。

 総合事業のメニューの中の通所介護、訪問介護の緩和型についてでありますが、事業所の指定については、まず事業所からの申請があって、それを受けて町が指定することとなっていると思います。現在本町では何事業所からの申請があり、幾つの事業所を指定されたのかお伺いいたします。また、その緩和型メニューを何名の要支援者の方が利用されているのかもあわせてお伺いいたします。

 続きまして、介護保険特別会計の地域支援事業に予算計上されております配食サービス事業についてお尋ねいたします。

 本町におきましては、過去にこの配食サービス事業については、津山農業協同組合、いわゆるJAつやまに委託をし、事業展開をしていたと記憶しております。しかし、その後JAつやまより採算面について合わないなどの理由からか、継続できておりません。その後、担当課より配食サービス事業をしてもよいという業者があると聞いております。この事業については、多くの市町村が取り組んでおり、内容に多少の違いはあるようでございますが、その目的についてはほぼ同様であり、調理が困難な在宅の高齢者及び障害者の方々に対して栄養のバランスがとれた食事を定期的に提供するとともに、安否の確認までも目的として取り組まれ、利用者の方、住民の方々からも大変喜ばれておる事業でございます。また、この事業の推進については、昨年3月厚生労働省健康局健康課長より、地域高齢者等における配食の機会を通した健康支援の推進に係る基本的な考えが示され、特にその中で高齢者の低栄養に関する目標を掲げ、配食サービスを通した社会環境に取り組むことが明示されております。いわゆるガイドラインが示されたということでございます。本町も本年度当初予算に計上していることから、本年度実施することは間違いないと思われますが、あえてお尋ねいたします。

 まず、町長にこの事業に取り組む姿勢についてお聞きいたします。

 高齢者の栄養のバランスと安否確認を目的としたこの配食サービス事業について、早急に実施されるお気持ちはございますか。明確な答弁をお願いいたします。

 それでは、最後の質問でございます。

 来年度より始まります第7期の介護保険事業計画における保険料の設定についてお聞きいたします。このことについては、さきの3月定例会でも同様の質問をいたしました。そのときは第7期、いわゆる来期の保険料の見通しをお尋ねしたわけでありますが、当時の担当課長より、保険料が上がるとは予想していない、今期と比べ横ばい程度になるのかなあとの答弁であったと記憶しております。その後、私なりに担当課などからお聞きしたり調べたりいたしました。本日は、さらに一歩踏み込んだ質問をいたしたいと思います。

 それでは、質問に移ります。

 第6期の事業計画も2年が終了しました。そして、本年は最終年度を迎えております。第6期の初年度であります27年度では、給付費も計画値を大きく下回ったと聞いております。また、中間年度であります28年度もほぼ同じ状況であったと聞いております。第6期最終年度であります今年度中に、来年度、平成30年度から32年度までの第7期の保険料を決定するわけでございます。もし、今年度も給付費が計画値を大きく下回るようなことがありましたら、かなりの余剰金、つまり積立金ができることになります。

 ここで、町長にお伺いいたします。

 今申し上げましたように、もしかなりの余剰金が出た場合には保険料の据え置きではなく、保険料を下げることのお考えはあるんでしょうか。この質問は、あくまで余剰金が出た場合のことでありますので、その場合はどうするのかをはっきりご答弁いただけたらと思います。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 鈴鹿健康福祉課長。



◎健康福祉課長(鈴鹿滋君) おはようございます。健康福祉課の鈴鹿です。よろしくお願いします。

 7番林田議員の介護保険事業についてということで、まず1番目の通いの場についてということなんですけれども、通いの場は、介護保険法改正に伴って平成29年4月から介護予防・日常生活支援総合事業が始まったということで、それに伴って要支援1、2の方、総合事業対象者の方が利用できるサービスに住民主体で実施されているものが通いの場でございます。今お話がありましたように、高齢者の方が閉じこもり予防、それからほかの方との交流の目的でということで、その地域での受け皿となって地域で集まれる場所で実施していただくものでございます。

 その中で、ご質問のありました中で経費の関係です。こちらのほうについては、まず今年度から始まったということで予算措置はさせていただいておりますが、まだ確たるところは出てきていないんですけれども、見込みとして予算に計上させていただいているところでございます。それから、施設の運営に係る経費等でございますけれども、その地域で集まれる場所が公会堂であるとか集会所、コミュニティハウス等になってくるんですけども、そちらのほうの使いやすいように改修するということについては、80万円が一応上限としては設定をさせていただいてます。それから、コーディネーターの費用として、包括支援センターのほうに事業を委託、包括支援センターのコーディネーターのほうの経費ということで先ほどおっしゃられました1,200万円ですか。そちらの経費等も計上しているところでございます。

 それから、開催している場所なんですけれども、箇所数です。こちらのほうについては、中央地域で錦織、大垪和西、打穴中の3カ所、旭地域では西川、江与味、栃原、西垪和、滝の畝の5カ所、柵原については八神、塚角合同なんですけども、こちら1カ所の合計9カ所で現在のところ開催をされております。

 それから、新たに通いの場を開催したいところにつきましては、生活支援コーディネーター1層、2層のほうがおりますので、そちらのほうが事業の説明等には相談にお伺いさせていただきますので、これから希望されるところにつきましては、どしどしこちらのほうから出向いてまいりたいと考えております。

 それから、次の通所型介護、訪問型介護の緩和型の件ですけれども、こちらのほうについては、現在のところ事業者として手を挙げていただいたところはございません。この緩和型なんですけども、総合事業の移行になることに伴ってサービス提供事業者の人員基準等を緩和して事業等を行うということで、今後緩和型のサービスを提供しようとされる事業所につきましては、町のほうで指定を受けていただくということになりますので、手を挙げていただけたらと思います。

 それから、何名利用されているかということについてなんですけども、現在のところそちらの把握は全体としてはできておりません。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 林田議員の質問でございます。

 介護保険事業についてでございますけれど、3番の配食サービス事業についてと4番の第7期介護保険事業計画及び保険料の設定方針についての2点についてお答えをさせていただきます。

 まず、配食サービスでございますけれども、このサービスにおきましてはJAつやまのほうに委託を行っておりまして、しかし27年6月で撤廃をされたということでございます。その後、他の事業者を探しておりましたけども、町全体を主体として行ってくれる事業者はないということでございまして、現在も事業者を求めておるところでございます。議員の説明にもございましたように、目的といたしましては買い物や食事の支度が困難な高齢者に食事を配食することによって安否を確認するということが一番大きな課題でございます。対象者といたしましては、町内に住所を要する人で、65歳以上の人の単身の世帯、高齢者のみの世帯、これに準ずる世帯または身体障害者の方であって、安否確認が絶対必要だというような方につきましては配食サービスを行っていたところでございます。議員申されましたように、ほかの業者もあるということでございますので、もう少し詳しく調べさせていただきまして、美咲町に応じていただけるような業者にお願いをしたいと、このように思っておるところでございます。

 それから、介護保険事業でございます。第7期に入るわけでございますけれども、介護保険の設定ということにつきましてでございますけれども、今アンケート調査を昨年から行っておりまして、分析結果が終わりまして、今ワークシートを作成をしておるところでございます。それらの資料によりまして、国の算定基準によりまして算定をされるわけでございますけれども、美咲町におきましても高齢者保健福祉計画第7次の介護保険事業計画検討委員会がございます。それにお諮りをさせていただきながら決めていこうと、このように思っておるところでございまして、また現在のところは未定でございますけれども、一つ問題がありますのは余剰金が出ております。確かに余剰金は出ておりますけれども、2025年問題、団塊の世代、昭和21年から22年、23年、24年生まれの方々がちょうど団塊の世代が高齢を迎えまして、その方々の介護が必要となってくる確率がかなり高くなってきます。そういうことで、そのためにも積み立てておかないと後世のために禍根を残すというようなことになってきます。そういうことで、その分につきましてもある程度は積み立てていかなければならないということになってきます。

 また、美咲町は介護保険料が高いということでございまして、給付費を抑えられることに住民の方が頑張っていただいたと、それぞれの分野で頑張っていただいたというようなことにつきましても、かなり大きな影響をここで余剰金が出たということについて与えておるというようなことでございます。そういうことでございまして、以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 林田議員。



◆7番(林田実君) まず、課長にお答えいただいた件につきましてですが、訪問型介護、いわゆる緩和型の事業所がまだ手を挙げていないんだということでございますが、緩和型サービスとは、要支援者の方のために将来を見込んだ経過措置の事業でございます。事業所としては、当然サービス時間の短縮、またサービス内容の緩和のため利益の減少はあります。介護保険事業は、本来介護を必要とする高齢者のための事業でございます。事業所に対して制度の周知徹底等は行われておられますか、そのあたりをお尋ねいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 鈴鹿健康福祉課長。



◎健康福祉課長(鈴鹿滋君) 林田議員の再質問にお答えいたします。

 緩和型事業について事業所に説明をされているかということなんですけども、本年の2月に介護予防・日常生活支援総合事業、事業概要、指定手続についてということで町のほうで資料を作成して、予防給付から総合事業への移行ということで資料をつくって訪問型サービス類型、それから通所型サービス類型というふうなことで資料をつくって事業者のほうには説明をさせていただいております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 林田議員。



◆7番(林田実君) 町長にでも結構ですか。



○議長(貝阿彌幸善君) 結構ですよ。再々質問ですから。



◆7番(林田実君) 先ほど町長の申し上げられました、保険料の余剰金は確かに出てるんだと。しかし、団塊の世代が近い将来高齢化を迎えると。それに当たってのいわゆる準備金ではございませんが、そういうことも目的の一つにあると、そのように言われたと思いますが、その片一方で町長は現在の高齢者の方、いわゆる介護保険にかかろうとする予備群の方たちの努力もあって保険料の抑止力、給付の抑止に図っていただいておるということもございます。

 私の考えですが、もし町長、本当にかなりの余剰金が出た場合、将来のために準備金を残されるのも一つの方法でしょう。しかし、現在介護保険料を納められておる方、この方々にも幾らかの還付はしてもいいのかなあと私はそのように思っております。今の委員会ですか。何か策定委員会か何かございますから、そちらのほうで審議いただかにゃあいけんわけですが、もし町長の思いの中で少しでも下げたいんだという思いとかがございましたら。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 林田議員の質問でございます。

 余剰金が出たら、今の現在の皆さん方に還付したらどうかなということでございますけれども、まだ余剰金についてどれぐらい出ておるかということが確定をしておりません。そういうことで、確定した金額によって物事を判断していかなければなりませんし、そういう委員会がございますんで、委員会の中の人々が判断をしていくということになってくると、このように思っております。

 美咲町、7,800円、月が平均でございますけれども、7,700円のとこも県内にはありますし、7,650円のとこもございます。要するに、順位をつけたら一番ということ。それはそうです。7,800円のほうが7,700円より高いわけでございます。しかし、100円しか違わない、150円しか違わないというようなとこでございまして、どこの町村におきましても同じように介護保険料はかかっておるんだということでございます。そういうことで、なぜ美咲町が高いかというようなことがございますけれども、基金が初めからなかったということでございまして、順繰り順繰りこういうことになってきておるということも、最初の基金がなかったということから来ておるということも理解をしていただければと、このように思います。

 以上でございます。

            (7番林田 実君「いずれにしましても……」と呼ぶ)



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、7番林田議員の町長の所信表明に対する質問に移ってください。



◆7番(林田実君) 先ほどの質問でございますが、いずれにしましても町内の高齢者の方、介護保険の被保険者の方、いろいろ将来のことも含めて本当に介護保険について不安に思っておられると思います。できるだけ善処いただけますようよろしくお願い申し上げまして、町長の所信表明についての質問に移ります。

 それでは、昨日の町長の所信についての質問でございます。

 昨日の町長の所信の中で、今任期中における町長のさまざまな思いをお聞かせいただきました。その中で、観光のこと、棚田のこと、雇用の創出のことに触れておりましたので、その3点をやや関連づけて提案を含めお伺いいたします。

 私は、議員の立場としてだけではなく、個人的に大垪和西地区の棚田が大好きで、四季を通してあの雄大な景色を楽しみに足を運んでおります。そうした中で地元の方とも親交ができ、棚田についての意見交換をいたします。現在は棚田公園の指定管理も含め地元地区にも予算をつけ、管理をお願いしている状況であると聞いております。しかし、現実はこの地区も高齢化が進み、地区全員の参加も難しいとのことであります。ちなみに、本年6月1日現在での大垪和西地区の高齢化率は56.71%となっております。そうした声がある中で、ある方から大垪和地域全体から比較的若い者を集めて郷土の財産を守っていきたいとの声を聞いております。

 私の住まいから近いところに旧英田町上山地区に棚田がございます。上山地区の棚田は全国棚田百選には指定されておりませんが、県外からの移住者の方を中心に、県外からの支援隊、協力隊の方々にも応援をいただいているようです。それも選択肢の一つであろうかとは思います。できるならば郷土愛、地元愛で郷土の財産を継承していくほうが望ましいと私は思っております。このことが現実となりましたら、棚田にとりまして恒常的に美しい景観が保たれ、観光地としての一助になるものと考えております。さらには、兼業とはなるでしょうが、一部雇用の手助けにもなると考えます。

 ちなみに国内の棚田の中で最も有名だと思われます石川県輪島市にあります白米の千枚田では、継承保存会という名の有志でつくる団体に年間360万円の補助金を出して景観の保全に努めております。また、棚田を活用したイベント等には、別途1,200万円を輪島市単独の予算をつけているとのことでございます。

 全国棚田百選の中でも、極めて珍しい360度にわたり美しいパノラマが展開する大垪和地区の棚田には具体的な予算をつけることが望ましいと考えておりますが、町長の見解を示していただければと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 林田議員の所信表明に対する質問でございます。

 農地保全を行っていかなければならないということを所信表明の中で述べさせていただきました。それに対する一般質問だと、このように思っております。

 大垪和西の景観保全につきましては、理事会とか農地の所有者、また耕作者、美咲町棚田保存地区連絡協議会等の皆様方のお世話になりながら農地の保全を行ってきておるところでございます。その保全の中で何が一番大切かというようなことでございますけれども、私はやっぱり日本の原風景を残しておくということが一番大切なことでもあり、それについて訪問した観光客の方も癒やされるということではないかなと、このように思っております。田植えのとき、梅雨どきの稲の育ち方、そしてまた秋の実り、そういうものをめでながら観光客の方は楽しんで帰っていただけるというようなことでございます。

 そういう中におきまして、議員申されましたように高齢化がどんどんどんどん進んでまいっております。そういう中で高齢者の方がたくさん出てきて、耕作放棄地も出てきておるところでございます。1カ所につきましては、ことしオーナー制を取り入れて今田植えもこの前きんちゃい祭りのときに行いまして、それを今後保存していこうというようにしておるところでございます。

 それと、美咲町といたしましては、地域おこし協力隊の方を2名その棚田保存のために活躍をしていただいておるというようなことでございます。たくさんの人が来るように道路の改良も、西尾線につきましても改良も行っておるところでございまして、環境整備を十分行いながら、そしてまた農地の保全も行いながら観光客が来やすいような形をつくっていこうと、このように考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。



◆7番(林田実君) よろしいですか。

 この議場の中にいらっしゃる皆様方の中にも、先ほど申し上げました輪島市の白米の千枚田へ行かれた方があろうかと思います。私も観光を兼ねまして、後学も兼ねまして何度かお邪魔しました。いつの時期に行ってもまことにきれいなんです。本当にあぜの草刈り、遊歩道の草刈り等々まことにきれいにしてあります。やっぱりきれいだからこそ皆さんがたびたび観光に足を運ぶということだと思います。

 せっかく立派な財産ございます。美咲町の随一の財産と認識していただいて、あの棚田を何とか予算をつけて保全を進めていっていただければと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げて質問を終わります。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長の答弁よろしいですか。



◆7番(林田実君) じゃあ、いただけますか。



○議長(貝阿彌幸善君) 予算をつけてくださいということでしょ。



◆7番(林田実君) そうですね。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長どうぞ。



◆7番(林田実君) 予算をつけてでもやるべきではということです。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。

            (町長定本一友君「何を答えるんかな」と呼ぶ)

 いや、予算をつけてくださいというお願いじゃないんかな。



◆7番(林田実君) お願いじゃないです。一般質問ですからお願いじゃありませんが、予算をつけてでも。



○議長(貝阿彌幸善君) 所信表明に対して、こういうことでやるんだから予算をとってやっていかにゃいけんのじゃないでしょうかというのがあなたの提案でしょ。



◆7番(林田実君) 予算をつけるべきではないかということです。



○議長(貝阿彌幸善君) じゃけえ、町長それに対してつけるとかつけんとかと言うてくださったらよろしい。

 どうぞ。

 町長。



◎町長(定本一友君) 林田議員の質問でございます。

 輪島を見てきたということでございまして、輪島の千枚田に近づくようにもやっていきたいと思いますけれども、美咲町全体が棚田ということを、全体が棚田、大体ほとんどがそういうところでございまして、いろんなご意見もあるわけでございます。大垪和や小山だけにこんだけ予算をつけるのがええのか、全体にまぶるのがええのかというようなこともありますけれども、一つの観光資源として大垪和西の棚田、そしてまた小山の棚田は保全すべき、残すべきものだというように考えておりますので、輪島に近づくようにこれから頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

            (7番林田 実君「じゃあ、議長以上で終わります」と呼ぶ)



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありませんね。



◆7番(林田実君) ございません。もう終わります。



○議長(貝阿彌幸善君) 以上で7番林田議員の質問を終了します。

 ここで10時40分まで休憩とします。(午前10時25分)



○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き一般質問を継続します。(午前10時40分)

 ただいまの出席議員は14人です。

 続きまして、5番延原議員の質問に入ります。

 5番延原議員。



◆5番(延原正憲君) 5番延原正憲です。改めましておはようございます。

 新しい議会メンバーとなって初めての一般質問でございます。私左の頬が少し腫れておりますけれども、これはおたふく風邪ではございませんので、皆さんにうつすおそれはありませんので、よろしくお願いします。

 さて、私からは通告書で提出しております2つの項目の質問を予定しております。執行部の誠意あるご答弁をお願いいたします。

 まず1件目、美作岡山道路計画の推進についてであります。

 美作岡山道路のルート問題につきましては、地元合意を得てようやく測量が開始されることとなりました。

 そこで、?地元で開催されたワークショップでどのような意見が出され、それをどのように取り入れていく方針なのか。

 2つ目、岡山県の測量開始に関して町はどのように協力をしていくのか。

 3点目、地元の悲願である滝谷池防災ため池事業と飯岡地区内水対策事業の早期実施と美作岡山道路計画の推進をどのように進めていくのかであります。

 美作岡山道路のルート問題につきましては、皆様ご存じのとおり昨年の11月17日、地元4自治会長連名による美作岡山道路の建設促進を求める陳情が議会に提出をされ、12月定例議会において採択されたところであります。これを受けて議会では、岡山県知事と県議会議長に対して早期着手に向けた取り組み強化を求める意見書と請願書を可決の上、12月21日に提出をしております。町からも同様な意見書、陳情書が岡山県に提出されておりまして、町、議会一体となって岡山県提示ルートを前提として協議を進めるとの地元合意を踏まえて、英田インターから柵原インターの事業着手と一日も早い全線開通の実現を求めているところであります。

 また、先日の5月20日土曜日に地元飯岡地区で第6回の住民説明会が開催をされ、地質調査、設計のための測量を実施する前提として土地の立ち入りに関する意向確認調査が開始をされているところであります。いよいよ動き出したなあというふうに感じておりまして、地区住民も地区外の町民の方々もやっと進み出した、よかったなあというような声をかけていただいているところであります。

 そこでまず、1点目の1月15日と2月19日に実施されました飯岡地区住民による10年後の飯岡地区を考えるワークショップにつきまして、どのような意見が出され、その意見を今後の政策にどのように取り入れていかれるのか簡潔に説明をいただきたい。

 次に2点目、岡山県が開始する測量をスムーズに効果的に実施するためには、測量予定地内の立ち入りが必要となることから、一人でも多くの地権者の同意が非常に重要となってまいります。町としては、地権者の同意確保にどのように協力していく方針なのか確認をしたい。

 3点目の、住民の安全・安心の問題として長年地区住民の悲願であります滝谷池の防災ため池事業と、それから飯岡地区内水対策事業について、美作岡山道路事業が進捗しないため現在ストップしている実情をどのように認識をされ、どのように進めていかれるのかを確認をしたい。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 失礼します。5番延原議員の美作岡山道路の推進についてということの質問で、まず1番、?の地元で開催されたワークショップでどのような意見が出され、それをどのように政策に取り入れていく方針かの質問にお答えをいたします。

 本年1月15日と2月19日の2回、飯岡地区で10年後の飯岡地区を考えるをテーマにワークショップを開催し、参加者の皆様からさまざまなアイデアが出されました。出された内容につきましては、1として野菜などが売れる場所、高齢になっても農家が楽しめる稼ぎの場所として、道の駅、農産物直売所、農業体験ができる場所等が出ました。また、2番目として子供を安心して遊ばせたり勉強したりできる場所として、プレーパーク、塾、寺子屋、子供の居場所。また、3番目として河川公園、サイクリングロードを活用した場所として、サイクリングステーション、釣りスポットなどたくさんのアイデアが出ました。町としましては、ワークショップで出されたアイデアを参考に検討を行い、美咲町第2次振興計画の後期基本計画に反映できるように努めていき、飯岡地区はもちろん美咲町の発展につながる施策を今後考えてまいります。

 次に、岡山県の測量開始に関して町はどのように協力していくかの質問にお答えします。

 先月の5月20日に開催されました第6回住民説明会においては、県から今後の事業の進め方や測量のための意向確認を郵送で行いたいとの説明がありました。現在、意向確認の回答を待っている状況ですが、スムーズに測量が行えるよう地権者との調整や地区の協力する機運の醸成について、最大限県と協力をしてまいります。

 次に、3番目の地元の悲願である滝谷池防災ため池事業と飯岡地区内水対策事業の早期実施と美作岡山道路推進をどのように進めていくかの質問についてお答えをいたします。

 滝谷池の改修事業、内水対策事業を実施するためには、美作岡山道路の測量、設計を早急に行い、道路としてどれくらいの面積が潰れるかを確定させる必要があります。早期に滝谷池の改修事業や内水対策事業を進め、飯岡地区の方が安全・安心して生活していただけるように、町としましても美作岡山道路推進のための地元調整などを積極的に進めていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 延原議員。



◆5番(延原正憲君) 今説明をいただきました。第1回目のワークショップにおきましては、将来の飯岡地区をどのように発展させるかいろいろな夢やビジョン、アイデアが出され、それを受けた第2回目では、テーマを選んで具体的な実現方法まで意見が集約できました。このワークショップは、今後の地区をみんなで協力して創生していく機運を大いに盛り上げることとなり、非常に評価できるものと考えております。さらに先ほどは、振興計画のほうにも反映していきたいという前向きなご意見をいただきました。これは、しっかり確認をさせていただければと思います。

 そこで、測量の立ち入りの同意につきましては、この6月12日が意向確認書の県への提出期限であります。当然測量をしなければどのような設計になるかもわかりません。そして、対象地権者全員の同意が当然得られるものと私は確信しておりますけれども、姿形が見えないものにおびえたり、不安をあおるような行為は絶対許されるべきではないと思っております。しっかり具体的な提示を受けて、地区としてしっかり要望を出していくのが地区住民としての責務であると考えております。町もその点をしっかり説明をしていただき、要望や希望が実現できるようにしっかりサポートしてほしいと考えます。

 そこで、県の意見を住民に押しつけるのではなく、住民に寄り添い、町民の利益のためにしっかり頑張るとの町長のご覚悟をお示しいただきたいと思います。

 また、5月20日に住民説明会において、私たちの質問の中で県としては平成38年度末、つまり39年3月全線開通の計画で事業を進めていること、2点目として、測量から設計まで通常2年間を予定していますが、地権者の同意が得られると、これを1年半にでも短縮することも可能だと、努力したいというように回答をしていただいております。

 それから最後に、滝谷池の件と内水対策の件につきましては、先ほど担当課長のほうから説明を受けました。住民の命にかかわる重要な課題、問題であります。ため池の堤体に防水シートを張ったり、水位を高くならないように低水管理を行うなど必死で地元では管理をしていることを念頭に、一日も早いため池改修予算の確保に努力をしていただきたいと思っております。

 滝谷池の改修と内水の改修、対策のポンプの話ですが、これらが前に進まない原因は、美作岡山道路の設計がおくれただけが要因なのか、つまり設計が完了して受益面積や排水面積が判明すれば前に進むのかどうかも、この際確認をしたいと思います。お願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 延原議員の再質問でございます。

 美作岡山道路の推進についてでございますけれども、私もきのう所信表明の中で申しましたように、美作岡山道路等と申しました。美作岡山道路が一番の課題でございまして、そのほかの道路もそれは課題でございますけれども、この交通網の整備によりまして企業の物流が生産拠点の整備ができるというようなことでございまして、非常に重要な私は道だと、このように思っております。延原議員申されましたように、私も県庁の土木部道路建設課のほうに行きまして、直接部長にお会いいたしまして要望しておるところでございます。そういうことで、今課長が申し上げました答弁につきましては、私と課長とあわせて意見を交換しながらつくった答弁書でございまして、私の考え方も全く今の課長のお話と同じだというように思っていただければありがたいと、このように思います。

 それから、滝谷池のことでございますけれども、これは応急措置として2,500万円つきました。これではだめだということで地元住民の方が蹴られたわけでございますんで、本格的な防災工事しかないということでございます。本格的な防災工事しかない上に、これはやっぱり3点セットでございまして、内水対策と道路と滝谷池は3点セットでないとこれは前に進まないということでございます。そういうことで、この3点セットを進めていきまして飯岡地区の方々が安心・安全に生活できるように我々もそういう機運をつくっていけるように努力していきたいと、このように思っておると。今までどおりと考え方は全く同じでありまして、みじんの狂いもないということを延原議員にお話をさせていただきたいと、このように思います。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問の答弁漏れはありませんか。

            (5番延原正憲君「よろしいですか」と呼ぶ)

 ないようでしたら、再々質問をどうぞ。



◆5番(延原正憲君) 済いません。再々質問になる前に美作岡山道路だけが、それが解決すれば全て進むのかという意味で質問したんですけども、今町長のほうは3点セットだというご答弁いただきましたので、よく理解できたと思います。

 再々質問です。

 ルート問題を蒸し返すようなことが絶対あってはならないというふうに考えております。先ほどの町長のご答弁にありましたように、これからはもう柵原インターチェンジを前提に前へ向かって飯岡地区を発展させていくんだと、こういうふうなことで地元としても頑張っていきたいと思いますんで、町のほうの積極的なご支援をお願いをして次の質問に移ります。



○議長(貝阿彌幸善君) 答弁よろしいですか。



◆5番(延原正憲君) はい。



○議長(貝阿彌幸善君) じゃあ、次の質問に移ってください。



◆5番(延原正憲君) 次の質問です。

 町内観光施設の整備についてであります。

 地域活性化の方策として、町内の観光資源の有効活用が重要な政策の一つであります。そのためには、観光施設の整備や観光客対応が重要となりますけれども、次の整備に取り組むことはできないか。

 1点目として、町内の幹線道路沿いに公衆トイレを設置すること。

 観光施設の案内標識、案内板の整備。例えば、月の輪古墳などの史跡の道路案内とか道路標識。

 3点目として、観光資材の展示場所及び車両の保管場所の整備。例えば、町史編さん資料の展示とか片上鉄道車両の車庫等についてであります。

 先ほどの岩野議員の一般質問にも関連してくるかもしれませんが、町内にはいろいろな史跡、神社仏閣、近代遺産、公園、観光施設など観光資源が数多くあります。県外、町外からの観光客に気持ちよく来町してもらうためには、観光情報やイベント情報の発信は重要な手段ではあります。また、来町された観光客が迷わず目的地に到着できて、気持ちよく帰宅してもらい、リピーターや口コミ情報によりまして観光客が増加するようにソフト面、ハード面の充実強化が重要であります。

 そこで、行政としては第2次振興計画の第5章第3節にも書いてありますように、観光の振興としての取り組みを行っているところでございます。その中で具体的に何点かを確認をしたい、こういう趣旨でございます。

 まず、1点目の観光施設へのアクセスとなります町内の幹線道路、例えば国道53号線、国道429号線、それから県道勝央仁堀中線、落合建部線、津山柵原線など、このような幹線道路沿いに水洗の公衆トイレを設置して気持ちよく観光してもらうというのが第1点目です。

 次に、県外から来られたお客さんから、幹線道路から観光施設へ案内板が見当たらない、ここに来るのに非常に苦労したというようなお話をいただいたことがあります。観光施設の近くには案内板とか説明板があるのに、そこまで行けないというようなご指摘でございました。私も町内全ての観光施設、史跡を承知しているわけではございませんが、例えば月の輪古墳、収蔵庫への案内は、高下の国道374号線の交差点には案内板がありません。どっちへ曲がってどこへ行ったらいいのかな、そばへ来ると、飯岡のほうへ入ると看板がある。それから、これは打穴の鬼が城というんですか、鬼の城というんですか、鬼の城の案内につきましては、城跡のとこのそばにはちゃんと案内板が設置されてますけど、国道53号線からの導入部分には私の目には入りませんでした。そういうようなことで、さらに月の輪林道が整備されて月の輪古墳の山頂には到達できますし、ちゃんと足踏み式の水洗トイレなんかも山頂部にはあるんですが、途中に立派な看板はあるんですが、案内板が全部はげてるんです。だから、本当にここの道でいいのかとか、観光客の方は不安になるんじゃないかというふうに思います。このように観光客の目線で道路案内板や道路看板を総点検して整備してはどうかということで、関係課のご見解をお聞きしたい。

 最後に?番ですが、観光資材や車両、文化的価値のある資料、出土品など貴重な物品の保管にも配慮が必要と考えておりますが、その対応はできているのか。例えば、町史編さん資料の展示品の保管とか片上鉄道の軌道車両の車庫などの整備は必要ではないか。

 以上の質問です。よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 失礼します。町内観光施設の整備についてということで、まず1番の町内幹線道路沿いに公衆トイレの設置はということについてお答えします。

 現在町内に公衆トイレは中央地域で4カ所、旭地域で2カ所、柵原地域で1カ所あります。その中で幹線道路沿いの公衆トイレは、中央地域で美咲物産センターと旭地域のみち停あさひ、栃原ふれあい公園休憩所の3カ所であります。新たに公衆トイレの整備を行うには、予算、場所の確保や整備後の管理について検討していかなければなりません。整備を行うには地域住民の方の協力は不可欠でありますので、今後調整、検討をしてまいりたいと考えております。

 次に、観光施設案内の標識の整備についてお答えをいたします。

 現在各施設の案内看板は、老朽化により見えにくくなったものや危険であるため撤去した看板もあります。各施設につきましては、指定管理に委託した施設が多く、看板の修繕等については指定管理者と協議を行い、徐々に修繕など対応してまいりたいと考えております。また、指定管理施設以外につきましては、必要に応じ設置場所などを検討し、設置していきたいと考えております。

 次に、観光資材の展示場所及び車両の保管場所の整備についてお答えをいたします。

 現在、柵原ふれあい鉱山公園には11車両が保管されております。平成3年に廃線となった旧片上鉄道ですが、今もなお片上鉄道保存会の熱心な保存活動により、日本で唯一稼働できる動態最古の昭和9年のディーゼルカーキハ04型や日本で2番目に古い昭和11年のディーゼルカーキハ07型が動態保存されております。平成26年度には、柵原ふれあい鉱山公園内に新しく黄福柵原駅が整備され、吉ケ原駅との区間を毎月第1日曜日に展示運転会が行われております。

 車両の保管については、旧吉ケ原駅舎には雨風よけの屋根がありますが、まだ多くの車両が雨風の当たる中、保管している状況です。今後につきましては、予算の関係もありますが、屋根などの整備も検討していきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 延原議員。



◆5番(延原正憲君) トイレにつきましては、これまで執行部でいろいろと検討されて、該当するような補助事業がないとかというような理由で設置は無理だということを説明を受けたことがございます。今公衆トイレ、中央4、旭2、柵原1、その中での公衆トイレとしては3カ所というようなことでありました。必要な施設であれば有利な補助事業に該当しなくても、町の単独経費をもって設置するということも今後もご検討いただきたいと思います。確かに予算、場所、それから協力体制も必要でしょうけれども、全国には1億円のトイレ、これを売り文句でトイレを観光施設としているような、例えば北海道の伊達市とか愛知県の刈谷市とか福岡県の大任町などがありますけれども、そのような立派なトイレでなくても設置後の清掃、管理を条件に公設民営というようなスタイルでもいいんで、これは前向きに検討をしていただきたい。再度これについて前向きなご返事をいただければと思います。

 2点目です。

 道路案内板、道路看板につきましては、広く町民から意見を募集するなどして、何とか見直しをして、必要な場所をまた総点検をしていただきたいというふうに思っております。これは、先ほどのご返事をいただきましたので結構です。

 それから、貴重な文化財につきましては、しっかりした展示施設をつくって管理するということであれば、例えば個人の所蔵品であっても町のほうに預けてもらえる、貸してもらえるような施設をつくるというのも一つのアイデアだろうと思っております。

 先ほど片上鉄道の車両の話、詳しく説明を受けました。一番古い車両は、番号の言い方が正しいんかどうかわかりませんが、キハ303っていう気動車があります。これは、昭和9年製で現存車両で実際に動くのは日本でこの車両が1台だけ。これは、このキハ303っていうディーゼルの気動車は、有名な蒸気機関車の代表でありますD51のデゴイチの製造開始よりも古い、蒸気機関車よりも古い気動車だというふうなことを説明を受けたことがあります。それから、残るキハ702型は昭和11年で、最新の分がキハ312ですが、これでも昭和28年の車両でありまして、保存会の方の献身的な保守整備で辛うじて動いてる状況であります。この貴重な動く車両に会いたくて、毎月の試験運転日には毎回京都から来られるマニアもおられまして、非常に仲よくなっておるんですけれども、マニアのパワーには本当にびっくりしているような状況です。

 先ほども予算の関係で、このような貴重な車両の車庫の屋根の件につきましては検討したいというお話をいただきましたが、本当にこれは代替えの車両はありませんので、貴重なこれは車両というよりも文化財みたいなものでございますんで、せめて屋根の増設だけでも緊急対応、予算は当然必要なんでしょうけれども、こういう貴重なものを大事にするまちだという形で、せめて屋根の延長だけでも今年度ぐらいでも追加ででも何とか早急にやれるような方法はないんでしょうか。これを確認したいと思います。お願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 延原議員の質問でございます。

 主要幹線道路にトイレが必要ではないかということでございまして、今言われました53号線、429号線、津山、それから柵原線、勝央仁堀中線ですか。その幹線道路はたくさん交通量がございます。確かに私も通ってみて、たくさん車に出会います。そういうことで、1カ所でも、でもというたらでも付になりますけれども、前向きに検討していきたいと、このように思っております。その主要幹線道路を鑑みまして、トイレがあるなしを考えましてこれから検討していきたいと、このように思っております。

 それから、今言われました車両の保管場所につきましては、確かにこれも検討していきたいんです。というのが、今津山のまなびの鉄道館と吉ケ原の駅をボンネットバスが往復をしております、週2回かな。

            (「土日かな」と呼ぶ者あり)

 土日に運行しております。そういうことで観光客もたくさん来られておりまして貴重な車両でございますんで、この件につきましても考えていきたいと、これ検討していきたいと、このように思っておりますんでよろしくお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 延原議員。



◆5番(延原正憲君) まだ回答いただいてないんですけど、月の輪古墳は産業建設観光課の対応になるんですか。それとも生涯学習課の対応になるんですか。看板なんかは見ていただけとるかどうかも含めて、もしわかれば。



○議長(貝阿彌幸善君) 立石生涯学習課長。



◎生涯学習課長(立石克之君) 失礼いたします。生涯学習課の立石でございます。今回初めて答弁をさせていただきます。ふなれなところがございますが、できるだけ丁寧にご説明したいと思います。よろしくお願いいたします。

 先ほど延原議員からご質問いただきました月の輪古墳に関する標識等でございますが、現在大小合わせて大体二十数枚の設置がございます。施設や史跡等の案内看板や順路、行き先表示等の標識が見られますが、県道など道沿いを始め、来町される方の目にとまるような箇所に設置してあるものもございます。その中には若干設置箇所によっては見にくいものがあったり、サイズの小さいものがあって見づらいものもあるかと思います。一度現地に赴きまして、丹念に調査する必要があると考えております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 延原議員。



◆5番(延原正憲君) じゃあ、しっかり現地のほうを見て、観光客の目線で、見学者の目線で見ていただければというふうに思います。

 最後に質問ではないんですけれども、第2次振興計画、ちょうどこれで見直しをされるということで、その中の観光の振興というところを再度執行部のほうもご確認されてると思いますけれども、大分実現している事業の中身もあります。こういう観光の振興ということを踏まえて、貴重な観光資源を十分に生かしてまちの活性化を図っていただければというふうに考えております。

 以上で私の質問を終わります。



○議長(貝阿彌幸善君) 答弁はよろしいですね。



◆5番(延原正憲君) はい、結構です。



○議長(貝阿彌幸善君) 以上で5番延原議員の質問を終了します。

 続きまして、6番左居議員の質問に入ります。

 6番左居議員。



◆6番(左居喜次君) こんにちは。6番左居喜次でございます。

 私からは、昨日の町長の所信表明に対する質問も含め、3問の通告をさせていただいております。

 まず、救急医療の充実についての質問から入らさせていただきます。

 昨年津山圏域での救急出場件数は7,548件、搬送人員は6,957人、そのうち本町は出場件数が744件、搬送人員は673人でありました。ちなみに搬送人員を人口割で見てみますと、平成27年の統計ですが、全国では1億2,708万3,000人に対しまして548万1,000人搬送で23人に1人、津山圏域内では15万2,963人の人口に対し6,912人の搬送で22人に1人、美咲町では1万4,432人の人口に対し720人の搬送で約20人に1人が救急車で医療機関に搬送されています。大変多くの人がお世話になっているといった状況にあります。津山圏域内ではまた異常に多かった時期もあり、ここ10年来出場件数、搬送人員ともに数だけでいえばほぼ横ばいの状況にありますが、全国的に見れば確実にふえていく状況にあります。そのような状況の中で、救急車が現場に到着し、傷病者を乗せてからとまっているのを見かけたり、また聞いたことがあります。医療機関、また消防の救急現場では、大変厳しい状況の中、日々大変な努力をしていただいておりますが、救急搬送の現状と課題、医療機関の受け入れについてお尋ねいたします。

 まず1点目は、津山圏域内、また本町での救急出場による現場到着の所要時間、搬送先問い合わせ時間及び現場引き上げから医療機関収容までの所要時間はどのくらいかかっているのか。

 次に2点目として、受け入れ先医療機関の充実強化策は考えられないかと。

 以上、2点お尋ねいたします。よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 失礼いたします。総務課の桑元でございます。

 6番左居議員からのご質問でございまして、まず1点目の部分を津山圏域消防組合と私の総務課とが関係があるということで、私のほうからご報告をさせていただきたいと思います。

 お尋ねの津山圏域内、また本町での所要時間の状況はどのようになっているのかということでございます。津山圏域消防組合のほうに先般お尋ねをしたデータをそのまま読み上げさせていただくということになろうかと思いますけども、まず救急車の現場到着所要時間、通報から現場に到着したまでの時間でございますが、13分47秒という回答をいただきました。13分47秒でございます。それから、医療機関への収容所要時間、現場を引き上げますよという時点から病院到着までの時間、21分38秒という状況だそうでございます。

 先ほど全国なりの件数も読み上げられたので、手持ちにあります総務省が発表しておりますデータで27年度中ということでございますが、手元にありますのでちょっと比較してみます。現場到着所要時間、先ほど津山圏域の13分47秒と申しましたが、全国では8分36秒という状態でございました。それから、現場から病院までの引き上げ時間、先ほど申し上げたのは21分38秒と申し上げましたが、全国のでは30分48秒ということで公表されております。現場から病院までの所要につきましては、津山圏域が10分近く成績がいいということが比較では出てくるのかなと思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 鈴鹿健康福祉課長。



◎健康福祉課長(鈴鹿滋君) 6番左居議員の受け入れ先医療機関の充実強化策はないかということについてお答えをさせていただきます。

 先ほど左居議員のほうもお話がありましたように、救急車の出場件数、搬送人員等についても横ばいないしふえてるということで、そうした中救急車の現場への到着時間が遅くなっている中で、搬送された方の中では軽傷という方が非常に多いというような現状もあります。簡単な処置で済む、または通院できる程度の疾病に対する1次保健医療、それから一般的な入院が必要な医療を行う2次保健医療、そして専門的な手術など高度、特殊な医療を行う3次保健医療があります。

 救急車の要請については、3次保健医療の方はもちろんですが、2次保健医療の方も当然必要ではないかと思われます。先ほど総務課長のほうからは時間等についてありましたけれども、参考までに平成27年度の津山英田圏域の救急搬送の状況で、疾病における傷病程度の搬送の方の人員とか割合なんですけども、27年度の資料におきますと、搬送された方が4,859人、そのうち軽傷と見られる方が778人で約16%。それから、中等症程度の方が1,885名で38.8%。それから、死亡、重症等の方については2,196人、45.2%という数字も出ております。昨今のお医者さんの不足の中、緊急時の対応については医師会との協議も重ねられていますけれども、症状であるとか曜日、時間帯にもよって対応や搬送病院等も変わってきておるようです。

 美作保健所管内では、先ほど津山英田圏域と言いましたけれども、津山英田圏域救急医療体制推進協議会という組織がありまして、この組織につきましては、津山英田圏域における関係機関の連携を強化して、圏域における救急医療、それから災害医療体制の充実を図るために圏域の救急、災害医療の現状分析、課題の抽出、解決策の検討、それから救急医療に関する普及啓発や災害救助訓練の実施、病院群輪番制病院当番表の作成など、こういった事業を行っておられます。

 今後もこうした組織や関係団体によりまして、受け入れ先の医療機関の充実であるとか強化に向けて要請をしていきたいと考えております。それと同時に傷病者の方が救急医療を少しでも早く安心して利用していただくことができるように、救急車の要請についても全員の方が冷静になって必要かどうかというようなことも考えていただくことも必要じゃないかと考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 左居議員。



◆6番(左居喜次君) 救急医療体制の充実ということで質問させていただいております。今鈴鹿課長のお話で、今後も要請もしていきたいということなんですが、先に資料請求をさせていただきました中で、救急車の搬送先の交渉の所要時間といったことも問い合わせをさせていただきました。交渉というのはちょっと不適切な質問かと思いますが、問い合わせの時間、この件に関しまして現在データがないというお答えでありましたが、実に今この中で交渉と書いたのも、交渉に近いような状況もあるのじゃないかと思います。かなりの時間救急車がとまって受け入れ先を探しているような状況も、先ほど申し上げましたが、見かけたことがございます。

 救急隊員のご苦労がうかがえるところでございますが、ことし1月11日に津山圏域定住自立圏の形成に関する協定調印式が開催され、1市5町がこれまで以上に団結し、津山圏域がより一層発展し、住み続けたい、また住んでみたいと感じられる地域づくりを進めるとのことでありまして、3月には津山圏域定住自立圏共生ビジョンの策定がなされておりますが、計画の段階での共生ビジョンイメージでは医療が最初に取り上げられておりまして、その内容は救急、周産期医療体制の充実、健診受診率向上への取り組み等となっておりました。そして、でき上がったものを見てみますと具体的取り組みの内容として、医療では疾病の早期発見、早期治療と圏域住民の健康増進を図るため、健康増進事業に関する普及啓発やサービス提供に連携して取り組みとあります。残念ながら救急医療体制の充実は、この項目からはなくなっておりました。ただ、道路等の交通インフラの部分で、事業内容の中に圏域を結ぶ幹線道路、ネットワークや救急医療施設等へのアクセス道路の整備、要望活動に連携して取り組むとあります。しかしながら、幾ら道路が整備され、医療機関に早く着くことができるようになっても受け入れ態勢が整っていなければ不均衡であり、医療機関の整備が不可欠と考えますが、町長のお考えをお伺いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 左居議員の質問でございますけれども、救急患者の受け入れ態勢が十分でないということでございまして、確かに消防団員の方々、本当に一生懸命行き先を探しておる光景を私も見たことがございます。そういう光景の中におきまして、受け入れる側もお医者さんがおらんというようなことで、県北の場合につきましてはお医者さんがかなり少ないというようなことでございまして、大変苦労されておるということでございます。そういう中におきまして、円滑に救急患者の方を病院に運べるようにということで、津山、そして英田圏域救急医療体制推進協議会というのがございます。そこで私も出席をさせていただきながらいろんなお話を聞く中におきまして、先生は先生なりの考え方があるんだなあということも一理わかってきました。本当にそういうことで、もう少し医療につきましては、早く着きますと助かったものがというようなことがたくさん私はあるんではないかなあと、このように思っております。そういうことで、早急に我々といたしましてもこの件につきましては要望していきたいというように思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 左居議員。



◆6番(左居喜次君) ぜひ強く要望していただきたいと思います。

 ちなみに岡山消防局ではタブレットを利用して即座に救急患者を収容した場合に、あいている医療機関というのがわかるような状況になっています。もちろん医療機関がないことには、幾らタブレットがあってもあいてるとかあいてないとかという以前の問題でありましょうけど、津山圏域におきましては津山市に次ぐ人口を抱える美咲町でございます。ぜひ定本町長にはリーダーシップをとっていただいて、医療機関の救急医療体制の充実、また医療機関の充実に努めていただきたいと思います。

 思いがあれば、町長よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 答弁よろしいですか。



◆6番(左居喜次君) はい、よろしいです。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、6番左居議員次の質問に移ってください。



◆6番(左居喜次君) それでは、次の質問に入ります。

 公共事業の発注についてお尋ねをいたします。

 町内の経済活性化、雇用機会の拡大といった観点から、国費、県費、町費による町内で行われる公共事業に地元企業を活用すべきではないか、活用されるよう努力すべきではないかといったことに関し、質問いたします。今までにもたびたび質問あるいは要望もあったこととは思いますが、まず現状をお聞きしたいと思います。

 昨年度の美咲町内における公共事業で、国、県及び町の発注件数と発注金額は幾らであったか、またその中で町内業者の受注件数と受注金額は幾らか。

 次に、町内業者がより多くの受注機会が得られるように配慮をすることができるか、以上3点お尋ねをいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 岡部副町長。



◎副町長(岡部初江君) それでは、6番左居議員のご質問にお答えをいたします。

 1番のご質問です。

 まず、28年度に発注されました町内の公共工事の入札件数についてです。国土交通省発注は、建設工事、コンサルタント業務ともにありませんでした。それから、次に岡山県の入札発注分ですけれども、建設工事につきましては48件、9億2,135万円、建設コンサル等に係る委託業務につきましては77件、3億4,064万円の発注がありました。次に、美咲町の入札発注分です。建設工事につきましては160件、8億2,748万円、また建設コンサル等に係る委託業務につきましては62件で2億451万円の発注がありました。

 続きまして、2番の受注件数と受注金額です。

 町内業者の受注件数と受注金額は、まず岡山県発注分の建設工事につきましては29件です。そして、3億8,160万円で、これは全体件数の60%、また全体の金額の約40%となっております。次に、建設コンサルにつきましては4件で、1,358万円となっております。それから、美咲町発注分についてですけれども、建設工事につきましては155件、7億5,519万円、これは全体件数の97%、また金額では全体金額の90%となっております。次に、建設コンサルにつきましては1件で、119万円となっております。

 3番目のご質問です。

 町内企業がより多くの受注機会を得られるように配慮することはできるかということですが、建設工事につきましては指名競争入札、また一般競争入札においても、それから大規模の工事につきましては共同企業体、いわゆるJVでの発注もできるだけ町内業者へ配慮をした、そういう発注を行ってきております。町外業者が受注した工事につきましては、町内に入札参加資格業者がいない場合、または美咲町の建設工事請負契約指名競争入札指名要領に基づき、業者数が町内だけでは足りない場合となっております。また、建設コンサル等における委託業務につきましては、町内に業者数が少ないために受注件数も少なくなっております。

 以上がお聞きになられた現状でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 左居議員。



◆6番(左居喜次君) 町内業者ができるだけ受注できるように配慮いただいているということなんでありがたいことなんですが、業務委託に関しまして、この金額というのはほぼ建設コンサル料と考えてよろしいですか。はい、ありがとうございます。

 地元業者の育成等を考えまして、この質問もさせていただきました。今後も町内業者の受注機会がぜひとも増大するような働きかけもしていただきたいと思います。

 先ほど副町長おっしゃった中で、岡山県の発注件数また受注件数、受注金額なんですが、件数にして町内業者約60%、それから金額にしましては約40%ということなんですが、このあたりはできるだけ町内業者への受注機会が受けられるような配慮というか、できないものでしょうか。口添えとかそういった方法というのはよくないこととは思いますけど、そういった分で指名業者を考えていただくとかといった部分で、町長いい方法はないものでしょうか。お答えがあればよろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) どうにかならないかということでございますけれども、私も指名委員会にも一切出ておりませんし、工事のことについては全く何もわかっておりません。事後報告を受けるぐらいなことでございまして、その事後報告も私も余り関係ないんで余り見てないというのが現実でございます。

 そういうことで、県工事におきましてはやっぱり県が指名してきます。そういうことで、県に私のほうからこことこことここと入れてくれえというようなことはなかなか言いにくいんではないかなあというように思います。そういうことで、県の方針に従って美咲が15%払うわけでございますけれども、県があとは残りの85%払うわけでございますんで、県が主導を持ってやっておるというのが今の現状でございまして、それを指名をさせるということがなかなか難しいんではないかなあと、このように思います。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 岡部副町長。



◎副町長(岡部初江君) 発注をふやしたいということで、私たちもそれは思うところでございまして、そのためには業者の方の品質といいますか、業務の内容を確実なもの、安全なもの、そして工事をいいものをしていただくという、そういう業者を育てていくといいますか、そういうふうなことにもしていきたいなというところはございます。経営審査の点数がよくなれば工事を受注する機会も多くなると思っておりますので、性能、品質をよくしていただくということも大きな要因になるかというふうには思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 左居議員。



◆6番(左居喜次君) 業者のレベルアップも当然必要だと思います。行政としても業者の自己努力の部分もありますが、地元企業の育成といった部分でぜひ力を入れれるとこは入れていっていただきたいと、今後も継続的にお願いしたいと思います。

 議長、次の質問に移らさせていただきます。



○議長(貝阿彌幸善君) よろしいですか、答弁は。



◆6番(左居喜次君) はい。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、6番左居議員の町長の所信表明に対する質問に移ります。

 左居議員。



◆6番(左居喜次君) それでは、昨日の所信表明に関する質問に入らさせていただきます。

 町長は、昨日各地域の、また施設名あるいは地区名を挙げられまして公民連携によるリノベーションを掲げられましたが、町長のお考えになる理想的なリノベーションとはどのようなものか、構想をお聞かせいただきたいと思います。また、その理想的なリノベーション実現に向けての具体的な方策がおありになれば、お示しいただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) それでは、左居議員の質問でございます。

 公民連携によりますリノベーションについての説明ということでございまして、リノベーションについてもそうでございますけれども、町の事業の多くは公で完了することはほとんどなく、関係機関との連携、中でも民間との連携の手法で取り組んでいくことは不可欠であると考えておるところでございます。今ある資源をできるだけ生かしていくということ、そして公も稼ぐという視点が必要だと思っております。きのうも最初に申し上げましたように発想の転換、これをキーワードにしていきたいというように考えておりまして、地域をもう一度見詰め直して価値あるものについては再度再生したり創造したりしていく、いわゆるリノベーションをやっていきたいと、このように申し上げさせてもらいました。

 リノベーションに係る公民連携につきましては、ケースによりますと公と民間とのかかわり方の割合が同じではないと思っておるところでございまして、以前は行政主導での公民連携を進めることが多く、その場合行政の支援がいつまでも続くケースが少なくなかったわけで、多いかったわけでございます。今は民間主導で公民連携再生を進めながら行政が後方支援を行っていきながらリノベーション、いわゆる再生を取り組んでいくという地域も、よその地域の中でございますけれどもふえておるところでございます。

 私が理想と考えている公民連携によりますリノベーションも民間主導型で事業を進め、行政はその事業者の自立を目指した後方支援をベースにするものでございまして、そのうち民間が自立して事業を進めていけるように支援をしていくということでございます。例えば、旭地域、中央地域、柵原地域のどこでも空き家がふえております。町並み中の空き家を民間主導型でリノベーションをいたしまして、人の集まるにぎわいをつくり、そこが一つの点になって何かおもしろいことがありそうだと、また人が集まってきて次の空き家がリノベーションされると、そのような広がりを期待をすることができるというところでございます。これは、旭地域の西川や柵原地域の吉ケ原などでも、また中央地区の亀甲などでも実現可能だと、このように考えておるところでございます。

 所信表明で申し上げたように、リノベーションなどによって亀甲駅から商店街、運動公園までの中央エリアを一体的に整備をしてエリアの価値を高めまして、このエリアが集客装置になって人を集め、集まったお客様を旭や柵原に送るという人や経済の好循環をつくることを目指しておるところでございます。また、空き家や空き室が集まっているところをリノベーションして、修学旅行や外国の方などをターゲットにした体験型ツアーの宿泊施設にするということも考えられます。

 いろんな方策があると思いますので、アドバイザーのアドバイスや議員や住民の方の思いもしっかり酌み取りながら、これからはスピード感を持って研究し、形にしていきたいと、このように思っております。例えば、観光プロジェクトにつきましては、昨日申し上げましたけど津山と連携をさせていただきまして、城下町と福祉のまち、観光産業創造事業ということを国が認定をしていただきました。美咲町の場合につきましては、5年間2億円の枠をいただいておるところでございまして、2分の1の事業ではございますけれども今年度は2,000万円ということでございまして、その2,000万円はソフト事業に使いなさいということでございまして、そういう研究や、そしてまた施設の研修、施設を見に行くという研修も行ったりやっていきたいと、そのように思っておりまして、地域や、そして商店が稼げるようなそういうような形のことを公がやっていきたいと、このように思っておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 左居議員。



◆6番(左居喜次君) 大まかな部分で町長のお考えをお聞きいたしましたが、もっと具体的な部分でお聞きしたかったんですが。一つだけ町長のお考えをお聞かせいただきたいんですが、今ご答弁いただきました中で何かおもしろいことと言われましたが、町長のお考えになる何かおもしろいことを一つだけここでおっしゃっていただけたら質問を終わりたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 実現可能かどうかわかりませんけれども、一つ挙げさせていただきましたら、亀甲の商店街の中で空き家がたくさんございます。その空き家の中で町並みをこれからも保存していく、ほかにはない町並みでございまして、近代的な町並みはぎょうさんあるんですけど昔ながらのそういう町並みはないということでございまして、そういう場所で居酒屋とか、そういうもんが民間の人がやっていただける場所がお借りできればいいがなというのは私の腹の中にございます。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 左居議員。



◆6番(左居喜次君) 質問を終わりますが、ぜひ居酒屋ができれば客としてのぞいてみたいと思います。

 終わります。



○議長(貝阿彌幸善君) 以上で6番左居議員の質問を終了します。

 ここでただいまから午後1時まで休憩とします。(午前11時51分)



○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き一般質問を継続します。(午後1時00分)

 ただいまの出席議員は14人です。

 続きまして、1番山田議員の質問に入ります。

 1番山田議員。



◆1番(山田雄二君) 皆さん、こんにちは。1番山田雄二です。この場で初めて質問させてもらいます。どうかよろしくお願いいたします。

 初めに、私が質問したいのは教育の問題です。

 柵原地域で学校建設の検討委員会というのが昨年の5月ごろでしょうか始められまして、何回かの回を経まして、ことしの3月、平成29年3月に答申が出されました。こういう答申がインターネットに載っております。私はそれをここで印刷して持っております。この中身について3点質問をいたします。

 まず、この報告の中の結論が、結局柵原地域には小中一貫教育を推進する義務教育学校の創設が望ましいと、こういう結論が導き出されております。学校を新たに建てると。柵原中学校はもう昭和53年の設立といいますか、つくったわけですからかなりの年数がたっております。その中で中学校を立て直しがどうかということの話し合いが持たれたということなんですが、結論は小中一貫教育を考える義務教育学校の創設という方向なんです。このことについて私もいろんな方から声を聞きまして、1つは、最初の質問はその経緯についてお知らせくださいということなんです。といいますのは、この柵原地域におきましても小中一貫教育というのはなされたことが多分ないと思います。小中連携とかというのはありましたが、小中一貫教育というのはいわば中身がわからないわけです、初めて聞く。そしてまた、義務教育学校といいますのは、これは昨年の4月、平成28年4月に国の法律が変わりまして、そこからつくってもいいという学校になったわけですから、まだ岡山県には一校もないんです。ということは、柵原中学校の建てかえは要るということでみんな考えてましたら、その結論が小中一貫教育を進める義務教育学校ということで、実態がなかなか地域の方もどなたもよくわかりかねるというあたりで、まずこの点についてご説明をいただきたいと、こういう提案を受けながら小中一貫教育の義務教育学校を入れたいという、そこの経緯をお尋ねしたいと思います。

 2つ目は、そういう学校をつくるとなれば、まず何よりも基本理念、どういう学校をつくるか、どういう児童を育てるのか、しかも学校となりますと20年、30年という長さでどういう地域にふさわしい子供をつくりたいかという、それが基本理念ですが、そこのところをしっかり固めて、みんながいい学校だと言えるようにしていただきたいわけです。また、実際そういう学校をしようと思えばカリキュラムが要ります。どういう段取りでそこへ至るのか。したがって基本方針とかカリキュラムのところです。そういうご説明もいただきたいと思います。

 3点目に、もう何よりも新しい学校をつくるとなれば地域の理解といいますか、みんなが納得と、いいなあというふうになりたいわけです。何人かの方が心配してるのは、義務教育学校になれば中学校が新しくなるのはそれはいいことなんだけど、小学校の統合があるのかなというようなことももう心配されてる方もおられるわけです。そのあたり、まだまだこの答申もこの3月に出たばっかりですので、十分周知してるとはまだ言えないと思いますので、以上3点のまず質問によろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 失礼します。1番山田議員の柵原地域学校建設検討委員会の報告についてのご質問ですが、まずは1番目のこれまでの経緯について述べさせていただきます。

 ここ数年柵原中学校の老朽化や先ほど言われましたとおり、柵原共同調理場、柵原西小学校の老朽化に伴う修繕費が年々ふえていて、しかも多額の費用を必要とするなど早急な対応が求められている状況になってきています。

 そこで、教育委員会として昨年5月30日に老朽化した学校や施設を今後どうしていくのかということも含めて、今後の柵原地域の学校や施設のあり方を専門的に検討する柵原地域学校建設検討委員会を設置しました。検討委員会では、柵原地域の将来を担う子供たちためにどのような教育環境を整えていくべきかについて考えていくことを確認し、老朽化の激しい柵原中学校については、できるだけ早い時期に校舎改築をする必要があるという共通認識のもとにさまざまな課題を掘り起こし、議論を重ねてきました。

 主な論点は、報告書にも書いてありますが、現在の中学校の校舎の補修修繕を粘り強く行っていくということと、今の場所または新しい場所に新築するということに集約されますが、新築の場合には、これまで小・中学校で取り組んできた学力向上の取り組みや不登校など生徒指導上の課題解決に向けた取り組み、今後の柵原地域の学校別の児童・生徒数の推移、建設費用等を考慮し、平成27年6月に制度化された小学校から中学校までの義務教育を一貫して行う義務教育学校を創設することを視野に入れながら検討してきました。報告書には、さまざまな角度、観点から研究、検討してきた意見を論点ごとにまとめておりますので、お目通しいただけたらと思います。

 また、この検討委員会とは別に昨年の7月28日には、柵原地域の学校建設をテーマに柵原地域の保育園、小・中学校の保護者、教職員、自治会長など約150名が集まったPTA主催の合同懇談会が開催されました。教育委員会としましても、保護者や地域へ情報発信するまたとない機会であったので、学校建設の話題が取り上げられた経緯や検討事項などについて説明をさせていただきました。時間は限られていましたが、参会者の方々にグループ協議をしていただく中で、学校建設についてさまざまなご意見をいただいたところです。

 そして、ことしの3月までに先ほども言われましたが、小中一貫校というものがどういうものかというのがわからないということで、鳥取県の小中一貫校の代表校である若桜学園を訪問させていただきました。この若桜学園の先進地視察を含めて7回の検討委員会を開催して話し合いを積み重ねた結果、学力向上の取り組みや不登校など生徒指導上の課題解決に向けたこれまでの取り組みをより一層進めるとともに、地域の将来を担うよりよい人材を育成していくためにも、また児童・生徒数の減少に伴う学校や施設のあり方を考えていく上でも、柵原地域には小中一貫教育を推進する新しい学校、義務教育学校が必要であるということで意見がまとまったところです。

 なお、小中一貫教育を推進する義務教育学校の創設は、本年4月から実施されております第2次の美咲町教育振興基本計画が目指す学び、つながり、夢を育む美咲の人づくりに向けて子供たちがふるさとのよさを実感しながら安心して生き生きと学ぶことができる魅力ある教育活動を展開することにもつながります。

 また、平成32年度から完全実施される新学習指導要領に示されている新たな教育活動に取り組んでいくためにも、義務教育学校の創設が望ましいと考えています。

 以上が柵原地域学校建設検討委員会として、柵原地域には小中一貫教育を推進する義務教育学校の創設が望ましいという方向性を示すに至った経緯でございます。

 次に、今後の見通し、2番目の予定についてでございますが、近々小中一貫教育を推進する義務教育学校の創設に向けて、基本方針や実施計画の作成等に取り組むための新たな検討委員会の立ち上げを予定しておりまして、現在そのための準備をしております。もちろん先ほど言われましたような、どのような学校をつくっていくか、どのような子供を育てていくかというカリキュラムも含まれると思います。この検討委員会には、義務教育学校の創設に向けて今後柵原地域のより多くの方々の意見を踏まえて取り組みを進めていく必要があることから、これまでの検討委員会のメンバー、つまり学校、保育園、PTA、議会の関係者の方々、自治会長様、それから学識経験者の方に加えて新たに地域ごとに自治会の方々に協力をお願いしたいと考えております。

 そして、3番目の今後地域住民の方々、さらにはカリキュラムを考えていく上では、学校の教職員や保護者の方々の理解と協力を得ることが大切であることから、これからは教育委員会のイニシアチブのもと、学校や地域の行事があるときなど、さまざまな場や機会を捉えて新しい学校をつくるに当たっての基本方針や今後の計画などについて、きめ細かい説明や意見交換を実施していきたいと考えております。あわせてこのような取り組みを丁寧に積み重ねていくことで、義務教育学校創設に向けた機運を高めていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 山田議員。



◆1番(山田雄二君) ありがとうございました。

 その経緯はそれで、大体今教育長はこの報告書にあることを述べていただきましたのでそうなんですが、義務教育学校が望ましいということが結論として出たわけですが、保護者の方のほうの受けとめ方はまだまだ多様でありまして、地元の学校が残ってほしいという声や、将来のことを考えたらそれでも新しい学校を決断せないかんのかなあと、本当揺れてるわけです。そういう中でそういう気持ちの揺れを含めたような、聞き取るような幅の広い意見の聴取の仕方を考えていただければありがたいと思います。

 それで、基本方針のところで検討委員会を立ち上げるというお話がありました。昨年までのこの中学校の検討委員会は17名でございましたね。大学の先生を入れて17名です。それに地域の代表の方を加えたいんだというお話でした。ぜひこの地域のそれぞれのPTAであるとか保護者であるとか老人クラブの方とか、さまざまな方の声をぜひ集約していただいて、本当にこの地域の代表の方が自分たちの地域の代表なんだと、自分たちの声はこの人に預けとんだと言えるような人選なり構成なりを考えていただいて、どこかで話し合いを、こうやってある程度煮詰まった話をせにゃいかんと思います。それはそうですが、やっぱり裾野も大事なんです、裾野も。そして、裾野の中でみんながいい学校ができるんだということは、やはりそもそもこれが地域の活性化だと思います。地域のみんながこの地域の課題にみんなが考え合う、みんながその知恵を出し合う、また譲るところは譲らにゃいかんわけです。そして、集約していくわけですから、ぜひともこの地域の代表の方を加えたそのメンバーが本当に地域の声を吸い取っとるんだと、そういう幅の広い委員会を構成していただければと思いますので、そこのところをぜひお願いしたいという質問です。

 もう一つは、やっぱり学校の先生の協力なんです。学校というのは地域の声、保護者の声、さまざまな声を背に受けて教職員、学校の先生方がこれはやろうと、これはやらにゃいかんぞと、そういう意欲の出るような基本計画なりカリキュラムにしていただきたいと。先ほど教育委員会がリーダーシップをとって先生方にも声を聞きたいと教育長のお考えがありました。その先生方の声を聞き取るんだというところ、それから先ほどの裾野のところの声を地元の人に本当に入ってもらってやるんだという、そのあたりを再質問でお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 先ほどの再質問でございますが、できるだけ多くの裾野の方々、地域の住民の方々、そして学校の先生方の意見を集約してということで、先ほど申しましたように多くのご意見等を踏まえて新しい学校づくりを推進していきたいと考えております。

 なお、義務教育学校については、昨年議員も言われてましたとおり4月に新しく発足したとおりでございます。小中一貫教育校は全国各地にありました。本年度から今まで小中一貫教育校であった学校が次々と新しい教育制度ができたので、義務教育学校に名前を、学校種別を変えております。そういったことで、今後ますますふえてくるものと考えております。

 また、義務教育学校についてのいわゆる小中一貫教育の形態でございます。学校の形態でございます。施設のあり方、先ほども統合ということが出てきたんですけども、新しい一つの学校に全て統合していくのかということもありますし、施設分離型の学校ということもあります。それは、今後基本方針に基づいて検討していくべき課題であると思います。いずれにしましても、そういったいろいろな課題について多くの方々から意見を吸い上げて取り組みを進めていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。



◆1番(山田雄二君) 1点だけ。



○議長(貝阿彌幸善君) 山田議員。



◆1番(山田雄二君) 今の教育長のお話の中で、施設分離型というのがありました。施設分離型の場合ですと、これは小学校の統合はないと考えて、小学校の統合がない場合もあるということで受けとめてよろしいんでしょうか、お願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 基本的に施設分離型というのは、小学校の統合はないということも考えられます。そのあたりについては、これからの検討課題でございます。どうしていくのがいいかと、これから今後の児童・生徒の生徒数もございますし、それぞれの学校のランニングコストということもございますので、いずれにしても統合あるいは分離型、どちらにしてもこれからたくさんの、それこそこの件についてはそれぞれの地域の方の思いもありますから、多くの方の意見を踏まえながら、そしてまた財政状況も考えながら検討していきたいと考えております。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、1番山田議員の次の質問に移ってください。

 山田議員。



◆1番(山田雄二君) 2つ目は、高齢者のことの問題です。

 私が通告でお伝えしていますのは、高齢者の生活不安や悩みへの対応についてということです。私、高齢者の方とお会いしておりまして、きょうも午前中の質疑で高齢者の方が非常に困っておられるという発言もありました。私も心に残っておりますのは、チャイムを鳴らして、そしたらしばらくたって、ちょっと待ってなと言われる。大分待って、え、まだ待つんかなというたら、ちょっと待ってなというて大分たって腰の悪そうなお年寄りの方が会うてくださる。それで、家族の、若い者の負担にならんように、足手まといにならんようにということを考えておりますというような発言があるわけです。私、本当にお気の毒というか申しわけないというか、いわば今の日本を支えてくださった高齢者の方が、足腰が弱ってきた自分を足手まといにならんようにだけしょう思うとると、そういうふうな方がそれはいま日本中だと思いますが、そういう中で何か高齢者の方のそういう不安や心配をちょっとでもなくすることはできないかなというようなことを考えまして質問をいたします。

 この1番目は、高齢者の方のさまざまな不安に対してあらかじめ何かこういう窓口があると、こういうサービスがあるというふうなわかりやすい手引きでもないかなあというのが1点目です。

 2点目は、私は学校現場にずっとおりましたから、高齢者の方と小学生、幼稚園、小さい、あるいは中学生、子供たちとの触れ合いというのは本当に喜ばれるんです。これは、お年寄りの方も勇気をもらった、元気をもらったというのもありますが、実は子供たちもそれなりに学ぶんです。ですから、先ほど不安とか悩みというのはマイナスの部分ですが、プラスの部分の子供たちとの出会いの場のようなものができるだけふえていくことができないかなあというのが質問の2点目なんです。

 ということで質問させていただくんですが、私高齢者の不安の中にも一応二通りあると思います。例えば、見通しのきく不安もあるわけです。足腰がもっと悪うなったらどうしよう、もっとえろうなったらどうしよう。でもそれは、まあそれでも病院にかかろうと、何かがあれば救急車を頼もうかなということで一応見通しはあるわけです。ですが、もっと漠然とした年金のことがどうなるんだろう、きょうも午前中もありました介護のいろんなことが変わっとるけど、どんなサービスが受けれるんだろうとかということのそういうふうなのは、なかなかどこに聞いたらというのが高齢者の方もわかられないんです。それで、私はそれを聞きまして役場を何件が回ります。担当の方はもちろん丁寧に教えてくださいます。だから、ここは包括支援センターですよとか、ここは健康福祉課ですよとかというふうに僕はそうやって返せます。でも、同じような不安を持っておられる高齢者の方も多数おられるわけです。だとすれば、高齢者の方がよく悩まれるようなそういう事柄について、何か窓口とかサービスとかがあればいいかなというのと、先ほど言いましたとおり、子供たちとの出会いの場というのは本当に喜ばれるんです。そういう場をできるだけふやせるような手だてはないものかと、以上2点をお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 鈴鹿健康福祉課長。



◎健康福祉課長(鈴鹿滋君) 1番山田議員の高齢者の生活不安や悩みへの対応についてというご質問にお答えをさせていただきたいと思います。

 今ご指摘のように高齢者の方に限らず子育て中の方、障害者の方などそれぞれのお立場において不安やお悩みがあり、どこに相談すればいいのかというお悩みを持っておられると思います。

 町の総務課のほうでは、2010年9月に美咲町暮らしのページというこの保存版、この冊子に引き続いて昨年の3月にも美咲町暮らしの便利帳と題した冊子を発行しております。この中には健康福祉の分野があり、その中には高齢者の方への案内として予防接種、インフルエンザや肺炎球菌感染症、それから高齢者予防、生活支援事業、これらについては緊急通報システムであるとかショートステイ、在宅介護支援手当、家族介護用品の支給、成年後見人制度、認知症の関係、そういったことの相談であるとか包括支援センター、権利擁護センター、社会福祉協議会、老人クラブ、シルバー人材センターといった高齢者の方々に関係した内容が紹介されるとともに、電話番号のほうも記載されております。この暮らしの便利帳も昨年の3月の配布ということで、今ご質問を受けてからもう1年近くたっているんですけども、こちらの中にはあとほかにも、いざというときにということで防災情報であるとか災害のときの備え、それから届け出の関係、税金、保険年金、教育、生活環境とかといった皆さんの暮らしに密着したこととかも書いてあります。高齢者の方に限ってというものではないんですけども、いろいろなことに対応できてるものでありますので、こちらのほうで何とか対応できないかなと考えているところでございます。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 失礼します。2番目のサロンを学校で行うなど、高齢者と児童・生徒が日常的に交流する場をつくっては、出会いの場をつくってはというご質問についてですが、まずは現在町内の小・中学校で子供たちが高齢者とどのようにかかわっているかという具体例を紹介させていただきます。

 小学校では、生活科や総合的な学習の時間で高齢者の方々にこま回しや竹馬、お手玉などの昔遊びを教わって一緒に楽しんだり、しちりんで火をおこす方法を教わって餅を焼いて一緒に食べたり、米づくりや野菜、果物の栽培の仕方を教わって実際にやってみたりしています。また、高齢者が入所している施設に出向いて交流活動を実施している学校もあります。

 中学校では、小学校のように学年全体で交流することはないのですが、2年生で行う職場体験で高齢者が入所している介護施設等に出向き、高齢者の方々とかかわりを持っている生徒がいます。また、ずっと以前から夏休み中に地域ごとに3世代交流を実施して、高齢者の方とかかわりを持っている学校があります。

 現在教育委員会では、各学校に地域連携担当の教員を置いて、学校教育のさまざまな面で地域の方々の力をおかりして、効果的に教育活動を進めていく仕組みづくりをしております。今後高齢者に限らず、地域の方々が子供たちとかかわる機会はふえてくるものと思われます。

 子供たちは、このような活動や交流を通して地域の高齢者の方々の知恵や技能、技術に感心するとともに、教えていただいた方々に対して親しみや尊敬の念を抱くようになります。このことは、子供たちが地域のよさを実感して高齢者の方々に優しさや思いやりの気持ちを持つようになるなど、子供たちの豊かな心を育むことにつながると思います。これは教育効果でございます。

 前置きが長くなりましたが、子供たちと高齢者との交流は先ほどご指摘のとおりいろいろな意味で教育効果が高く、これからもさらに内容の充実を図っていく必要があると考えています。ただ、ご質問の高齢者が気軽に集う場であるサロンのようなものを学校施設の中につくることについては、各校空き教室がない現在の状況では難しいと思います。先ほども述べましたが、現在学校は地域の方々のさまざまな支援を受けながら教育活動を展開していますから、地域の方々が学校支援のために学校を訪れたときに集まる部屋は必要であると思います。いわゆる地域連携を進めるための部屋です。このような部屋を新たにつくり利用方法を工夫すれば、高齢者と子供たちが交流する場や機会もふえてくるだろうと思います。

 我が国の今後の教育のあり方を方向づける中央教育審議会答申が一昨年の12月に出されましたが、今後の学校については、地域の協力や支援を受けながら子供を育てていく現在の開かれた学校から一歩踏み出して、地域の将来を担う子供をどう育てていくかという目標やビジョンを学校と地域の人々が共有し、地域と一体となって子供たちを育む、地域とともにある学校へと変わっていくことが求められています。美咲町教育振興基本計画でも同じような内容を取り上げています。教育委員会としても地域とともにある学校に向けて学校と地域の人々とのつながり、高齢者の方々とのつながりを今まで以上に深めていく働きかけをしていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 山田議員。



◆1番(山田雄二君) 最初の鈴鹿課長のご答弁ですが、2010年には暮らしのページが出たと、2016年に暮らしの便利帳がということで、先ほどもお話の中で非常に網羅的にさまざまな分野が全部1冊にまとまっているような印象を受けました。お年寄りの方がページを繰って探すというのは、なかなか難しゅうございます。

 私がここでお伝えしたいのは、日々のことで大まかにお年寄りの方が悩むようなところ、なかなか探したり小さい字を追うのが難しいと、そういう方が多分役場のほうでしたらこういうふうな悩みが多いなあというようなことは把握できてるんじゃないかと思うんです。あるおばあちゃんは、私がもうほんまにあと何年かでどうしたってそれは死んでいく。その後この家のことが心配じゃというようなことを言われてました。この家どうしようかなあと。なんで、僕はそれは空き家とか何かありゃあしませんかねと言ったわけですが、そういう大まかに財産とかそういうものがどうなるんだろうかとか、こういうことについてはどこにとか大まかなその指針、そういうものがあれば1枚物でぶら下げとくか広報紙に載るとか何らかのことがそういうのがちょっとあれば、特に目の不自由なというか小さい字がなかなか追えない方にとってもプラスではないかなあと。今町のほうとしては、さまざまなそういうことで冊子のような形で全体を緊急の場合も含めて用意してるということはわかりましたので、でもそういうふうなことが予算のこともあるかと思いますが、できんもんかなということをお答え願えればと思います。

 教育長のほうからのお話で、地域の空き教室がないというのがありました。本当にないんです。学校は子供が減っとるから空き教室あるじゃろうというて、ないんです。今でもPTAの方の会合の部屋ってないんです。何かの部屋と兼ねてるんです。そういうわけで本当に場所がないということが大きいんですが、中央中学校のボランティアルームはまた別格です。玄関入ってすぐのところにボランティアの方が集える場、ボランティアの方がそこに行けばどういうことがされているのかが一目わかって、じゃあこれだったら私もできるというふうな、さらに輪が広がるような、やっぱりそういう場があるということが大きな広がりにつながりますので、いい設計がしてあるなあと私は中央中へ行くたびに思うわけです。そういうことがすぐに対応できんのなら、その中で考えていただきたいんですが、教育長のお話の中の地域とともにある学校というのは、まさに柵原地域で今後つくっていただきたい学校の理念そのものだと思います。そういう地域とともにあって地域の人の声が届くような学校、それだったら行かせたいなと、それだったら少々万一学校が懐かしい場所でなくても、そこだったら行けれるかなと。そういう地域の人の心をもう一回結集できるような、みんながまとまってこれだったらやれるぞと、みんなが希望を持てるような、そういうものとして学校建設というものを位置づけると。そういう意味で私は最初の中学校の建設問題と関係して、地域とともにある学校という非常にいい考え方というか、まさにそれをやっていただきたいということを思いました。

 お年寄りの方にもう少しわかりやすいのは何とかできんもんでしょうか。予算とかいろいろあるかと思いますが、お願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 鈴鹿健康福祉課長。



◎健康福祉課長(鈴鹿滋君) 山田議員の再質問のほうにお答えさせていただきたいと思います。

 高齢者の方のお悩み等については、それぞれ個人の方でいろいろなケースがあると思います。健康福祉ということで代表で話させていただいてますけれども、福祉関係でも社会福祉協議会であるとか包括支援センター、それから福祉事務所等もございます。そういったところと相談、検討等を重ねて善処できるようにしていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 失礼いたします。山田議員の再質問にお答えいたします。

 高齢者の方にもっと易しい言葉でということなんですが、それから予算ということもあるんですけども、いずれにしましても先ほども申したとおり地域とともにある学校というのは、美咲町だけでなくて今後日本の学校全てで求められていくことであると思います。ただ、美咲町の場合はそうでなくても地域とのつながりが非常に深いわけでございます。そのよさをさらに生かすべく、そういうふうに地域の方々の意見や集まる場所ができるような工夫を検討していかなくてはいけないと、こういうふうに考えておるわけでございます。新しい学校をつくるに当たっても同じでございます。そういった部屋があったらいいなあということを考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 山田議員。



◆1番(山田雄二君) それでは、3点目の質問に入ります。



○議長(貝阿彌幸善君) ほいじゃあ、次の質問に移ってください。



◆1番(山田雄二君) 3点目は、住民にとって行政が身近に感じられる工夫ということで、行政のほうから出前講座のようなものが考えられんだろうかということを考えております。なぜそれを考えたかということを最初に申し上げます。

 私は議員になって初めていただいたのが、この美咲町第2次振興計画です。この中に美咲町の基本の考え方は全部あるんじゃと、ぜひこれを議員になったのに際して読んでおいてもらいたいということで、実は私も前に読んだことはありましたが、もう一度再読してみました。その中で、何度も出てくる考え方、この基本構想というページが真ん中ほどにずっとあるんですが、何度も出てくる考え方は、住民と行政の協働によるまちづくりをするんだと、こういう考え方です。住民と行政が協働でやるんだと、あるいは住民参画のまちづくりを進めたいと、これが第1章。第4章まちづくりの基本方針、行政と住民との協働のまちづくりを進めるには、住民が必要とする情報を提供するんじゃと、こういうことも書いてあります。こうやってあらゆるいろんなページに行政と住民が一緒にと、あるいは住民のほうからこれやったらというのに対して行政がサポートすると。きょう町長のお話にもそういう趣旨のことがあったと思いますが、そういうふうなまちづくりということがるるあるわけです、いろんなページに。

 ところで、では住民のほうは役場の中にどういう課があって、どういうお仕事をされてるのかがわかるかというふうに考えますと、これがまことにようわからんわけです。多分ようわからん、私は少なくてもようわからん。例えば虐待という問題は、五、六年前までは住民課が所管でございました。ですが、今はこども課になっております、例えば。あるいは、ずっと前には健康増進課というのがありましたが、もう今ではそれが包括支援センターであるとか健康福祉課であるとか福祉事務所であるとか、さまざまなものになっております。

 私は、ここで結局住民が行政を身近に感じる、行政の中身が見える、ああ、こういうことだったら自分も協力できそうだなと、こういうことだったら自分たちもやれそうだなというふうな住民のほうが積極的に動くためにも、ここに書きましたが、行政のほうからそういう住民の要望に応えて出前講座のような形で出向いてでも、こういうことですよというふうなことができんかなということを思うわけです。

 一人一人が行って、それに行くっていうのは大変ですけども、例えば今通いの場とかというのも考えられております。通いの場なんかで、そこにおられた人がこういうことって知りたいですよねっていう方がおられたら、行政のほうから説明に来ていただく。あるいは私は学校におりましたから、学級PTAで何か研修を考えることもあります。そういう際に、それこそ教育委員会の新しくできた教育基本方針、それなんかで例えば保育園段階、小学校段階、中学校段階でどういうことがあるんだろうかなあって。じゃあ、自分らもこういうことは取り組めそうじゃないかって。やっぱり行政の側からもうちょっと、行政のところに聞けばわかるんです。聞けば教えてもらえるんですが、行政のほうからもこういうことを自分たちの課は扱ってると。もし聞きたいという方がおられたら行って説明するぐらいはできますよというふうな、私はそういう意味なんです。

 そういうふうな形で、ここに各課が広報紙とかなんかにこういうことについて自分たちの課はしてますよというふうなセールスアピールポイントを出すわけです。そして、住民のほうからこれはちょっと教えてくださいというふうな声があったときには、時間とかが許す限り、じゃあ職員がちょっと行って説明をいたしますよというような形でサービスができれば、住民のほうもいろんな役場の方は自分らの暮らしのためにいろいろなことをしてくださっとるなと勉強になりますし、役場の方もそうやって皆さんに理解してもらうことで充実感というか、有意義な仕事をしているということにならなくてもそうなんですが、そういうことで住民と行政をつなぐそういう出前講座といいますか、何か行政のことを伝えるというふうなことが考えらんかというのが質問の趣旨です。よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 桑元総務課長。



◎総務課長(桑元英昭君) 失礼いたします。1番山田議員のご質問でございます。

 行政から住民の要望に応えて説明に出向くようなサービスはできないかと、住民が知りたいと思うことがいち早く手にとるようにわかる手段はないじゃろうかというお答えでございます。

 非常にわかりにくいのは、私どももご理解させてもらいます。各課の業務は非常に多岐にわたっておりますし、昨今業務が非常にふえておるというふうには認識しております。来月ですか、28年度の決算書をまた議員の皆さん方にもお配りさせてもらいますけども、その中に各課の事務分掌なんかもありますけども、恐らく役場中集めたら100じゃない業務の細分に分かれております。その中がまた細かく分かれていくわけですけども、それを住民の方にわかりやすくということなんですけども、なかなか難しいなというのがずばりお答えになろうかと思いますけども、1つには先ほどのご質問の中で健康福祉課長が答えました暮らしの便利帳ということで、これは全くの民の力をおかりしてつくれたものです。町内企業の方々のご寄附等々をいただいた中で発行されておりますけども、そういったものももちろん既存のものもご活用いただきたいと思います。

 しかしながら、我々はそれとは別個にですけども、住民の方からのご要望があったらどこの係のことであろうと、どんなことであろうと、お答えをするように指導されてきております。先ほどの高齢者に例えれば、地域包括支援センターのようにワンストップの窓口だといううたい文句で設立した部署もございますし、そうでなくても子供からお年寄りまでどなたでも、役場に関係しそうなことであればご質問くだされば、それは税務課のことですね、それは建設課に尋ねてみてくださいとかということでは取り次ぎはされておるというふうに思っております。しかしながら、一部には住民の方からお叱りを受けたりして、たらい回しになりょうるがなとかいろんなこともございますが、精いっぱいそのように取り扱いはさせてもらおうと思っております。

 恐らく逆に業務の中で例えば国民健康保険を例にとりますと、保険者証の発行につきましては健康福祉課でございますし、保険料、いわゆる税ですけども国保税を払うんであれば税務課、いやいや現金を納めたいだけじゃということであれば会計課とかというふうに1つの国民健康保険だけでもそのように分かれますので、遠慮は要りません。我々は尋ねられたてお答えするんが仕事でございますので、誰にでも尋ねてください。一番身近なのがやっぱり電話であったり面体ができれば一番いいんですけども、電話であろうと思います。役場は代表電話番号が66−1111という代表電話を持ってますので、各課の電話番号わからんな、どこの課やらわからんなというたことも遠慮なくお尋ねくださればと思います。

 それから、出向いてくださらんかというお話ですけども、要望があれば各課いろんなところで説明会等にものぞいておるように私どもは思っております。もちろんサロン等につきましてもそのように思っております。ただし、そのときは今回のサロンは保健師の健康指導であるときもありましょうし、来月は栄養士の食に関する勉強であろうし、その次は防犯のことであろうしということで、その日にその来られとる人みんなに要望に応えれるような内容にはなってないかとは思いますが、それを企画してくださる方々と調整しながら出向いております。ですから、ほかのことでも構いません。ご要望があれば、これも遠慮なくお尋ねいただければ対応するように職員にはしておりますので、ご理解いただけたらと思います。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 山田議員。



◆1番(山田雄二君) 先ほど総務課長のほうから、代表電話1111というのがありました。これは総務課だと思います。住民が総務課に電話をする。そして、こうこうこうこうこうだということを伝える。そっからまた担当部署にいく。またそこで等々こう言う。そういうのがやっぱりそれで対応してくださるんですが、私が言いたいのは住民が主体だと、住民がいろんなことについて問題意識を持って動くというようなときに、役場の中の動きなんかも把握できるような、そういうシステムがしていただけんだろうかと。それはここの振興計画にある考え方そのものだと私は思うんです。今すぐ私はこの質問で、ここをこうしてくださいと言ってるわけではないんです。具体例として、例えばこういうことは考えられんだろうかということは申し上げとるんですが、ここに書いてあるような住民と行政が一体になってやるんだと、住民が主体に前に出て、それを行政が押し上げていくんだと、そういう形を目指すんだというのであれば、役場の中にまず総務代表電話に聞いてからそこへ行くんでなくて、そこではこういうことをやってるでしょう、そのことをもうちょっと教えてくださいよと言えるような、そこの距離の近さといいますか、そういうものを考えていただきたいなということを申し上げておきます。

 最後の質問に入らせてもらって。



○議長(貝阿彌幸善君) 今の答弁はよろしいですか。



◆1番(山田雄二君) 全体的に町長のほうからお答え願えればありがたいです。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 山田議員のご質問でございます。

 住民にとって行政が身近に感じられる工夫についてでございますけれども、今のやりとりを聞かせていただいておった中におきまして、やっぱり住民の人からこういうことに不安があるんだとか、こういうことに疑問があるんだとかということを一応おっしゃっていただかないと、こっちが出向いていって、あなた何かありませんかというような言い方はなかなか難しいんではないかなあと、このように思います。山田議員、どねえ思われますか。

 ほいで、電話でも総務課が全部対応するようにしております。ほとんどが1111で対応して次に回すようにしておりますけども、そうぼっこう手間がかかることではないし、それで住民の方も、ほんなら次へ回すなら総務課で答えてみろというような話も今まであったとは思いませんし、そういうような形でさせて、今までどおりさせていただきたいと、このように思います。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。



◆1番(山田雄二君) よろしい。



○議長(貝阿彌幸善君) よろしいですか、今の答弁で。

 それでは、山田議員次の質問に移ってください。



◆1番(山田雄二君) 最後の質問に参ります。

 美作岡山道路ということについて質問させてください。

 この美作岡山道路の早期完成ということが本当に求められてるんですが、私は飯岡で地元なんですが、美作岡山道路の早期完成を誰もが思ってるわけです。ただ、ルートの問題があるわけです。どこを道が通るかということで、正直そこは意見の違いがあって、そこが問題ちょっとが起きてることは起きてるんですが、ただこの前5月20日に美作岡山道路についての県の説明会がありました。その際に、実は県のほうも予定どおりにはなかなかいかないということでちょっと困っているということをおっしゃっておられました。平成38年の開通は厳しいんじゃというお話です。なかなか地元のほうでもそのルートのことの問題も若干ありますし、先ほどため池のこととかさまざまな問題があるわけですが、県のほうも開通に向けての予定もなかなか進捗が困難なところもあるというようなことでおられてます。したがって、私はやっぱりどこにしろ道がつきたいということは地元の者も誰もが願ってることでありますが、いろんなことがあって事業推進については地元も岡山県も苦慮してるというのも事実だろうと思います。

 ですから、そういう場合にどうしたらいいかっていうのは、結局やっぱりお互いに話をしていくことが大事じゃないかと思うんです。お互いに全体のたくさんの大人数の場合もあれば少人数もあるかもしれませんが、話をして意見が違うなら違うなりに、こういうことで思うてるんだと、こういうわけで自分はこう思っているんだということをお互いに出し合うとか、わかり合うというふうなことを丁寧にしていくことが大事ではないかと思うわけです。したがって、地元は我々飯岡のことになりますが、事業を進める主体は県です。そしてまた、当然この美咲町のほうでもいろんなことでお世話になってるわけですから、この地元や県や町が話し合いができるような機運を生み出していただくために地元ももちろん考えていきますし、県もそういういろんなお考えが聞きたいというふうなことも耳にしております。町のほうでもご尽力していただけんだろうかということをお尋ねします。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 1番山田議員の美作岡山道路についてということの質問にお答えをしたいと思います。

 美作岡山道路につきましては、県と協力をして住民説明会を現在まで6回開催し、説明会に来られていない方の意見もお聞きしたいと戸別訪問、個別相談会も県と町で行ってまいりました。また、本年美作岡山道路の柵原インターを生かした地区の発展及び地域振興について、地区の方々の意見を聞く機会を設けるためワークショップを開催し、多くの参加者の皆様からさまざまなアイデアをいただきました。

 町としましては、事業推進に関する疑問、質問などございましたら戸別訪問などを行い、理解を深めていきたいと考えております。今後も美作岡山道路推進のための地元調整などを積極的に進め、ワークショップなどを通じて話し合いができるような雰囲気づくりについて最大限県と協力をしてまいりたいと思います。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。



◆1番(山田雄二君) 町長の考えもお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長にも聞きますか。

 町長。



◎町長(定本一友君) 美作岡山道についてでございますけれども、これは午前中の延原議員にお答えしたようなことでございまして、山田議員といたしましては恐らくそういうように立場立場がございます。私の立場もある、山田議員の立場もある、また延原議員の立場もあるし、それから藤井議員もこれから質問されますので、藤井議員の立場もあると思う。それはどのような立場の人がそれぞれ自分の意見を出し合いながら、自分が正しいと思いながらその意見を出し合っているところでございます。

 そういう中におきまして、町と私の立場としては一からしゃべると長くなりますんで言いませんけれども、わかっていただいておると思います。それで、山田議員が申し上げたい一番1点といたしましては、要するに地域が割れておると、このことがどうにかならんかという、このことの和らげる方法はないかと、町が間に入れというようなことですわね。そういうような形のことをいうような、そのためにはルートのことについてもお互いが話し合ってやりなさいということでございますけれども、私はワークショップなんかを2回やりました。私も2回とも出させてもろうたんですけど、そういう場に出ていただきまして、私はこういうことだからこういうルートではだめだとか、そういうことの話を出していただきながらお互いが近くに住んでおられる人同士ですから、その差を縮めていただきたいなあと、このように思っております。私が山田議員に対しまして、それはおえんで、それは違うでというようなことは、そういうような火に油を注ぐというんか、傷口に塩をすり込むというんか、そういうことは言いませんけれども、私の理論といたしましては前の柵原町の議長、そしてまた町長からを継いでいくということが私の使命でございますんで、そういう形を理解をしていただきたいと。だから、山田議員もそういう考え方を持たれておる飯岡地区の輪を持たなければならないというようなことを思われておるということについては理解できますけれども、我々が主張していることは、住民の方の賛成多数の中からそういう意見が出てきとんだということもご理解を願いたいと、このように思います。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 山田議員。



◆1番(山田雄二君) 大きな公共事業が入ると、どうしても地元のほうはそれに巻き込まれて非常な影響をこうむっております。どこが被害者かといえば地元の全部じゃないかと私は本当思えるところがあるんですが、ともかくも今ワークショップの場とかということもありました。とにかく話し合いの場を持つと、話し合いの場がやっぱりいろんなところに要るんかと思うんです。ワークショップの場もそうですし、さまざまなところでとにかくいろんな考え方が聞きたいということで、さっきも県のほうも考えられとるということを申し上げましたが、意見の違いは違いとして自分たちはこう思っているんだと、自分たちはこう考えるんだというふうな相互の話の場ができる場が幾つかでもそういうものを探っていただきたいと。私も今すぐにそういう場ができるというようなことまで思っておりません。地元のなかなかそういう面が厳しゅうございますので、それは今すぐにどうこうということではありませんが、さまざまな段階で話し合いの場を模索すると、お互いにわかり合う道をやっぱり模索していくということを改めてお考えいただきたいということを最後に申し上げます。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 山田議員の言われることはよくわかります。と申しますのは、解決するためにはお互いが話し合うんではなくて、何かの事業があったときに、例えばワークショップならワークショップということを県がやりますと。そのときにお互いがそこに来ていただきまして話し合うということでないと、このことについて、ルートについて話し合おうということはなかなか難しいんじゃないんですか。私は住民ではないんですけれども、今までも雰囲気からして、それはなかなか一朝一夕にはいかんのではないのかなあと、このように思ってます。そういうことで、何かの事業があるときにお互いが寄り集まっていろんな話をしていくということしかないんではないかなあと、このように思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 山田議員。



◆1番(山田雄二君) とにかくさまざまな段階、さまざまなレベルで、とにかく話ができていく中で違いが違いとして認め合うということにならんことには、本当に先ほどありましたように水と油みたいに理解できなかったらだめなんです。違いは違いとしていろんなところで話をしていきたいということを今も念願しておりますので、先ほど町長のほうからワークショップの場も使ってと、それもようわかりますし、さまざまな段階でとにかくそういう話し合いの場を持ち続けたいということを念願しております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長よろしいですか。

            (町長定本一友君「今言うた」と呼ぶ)

 言うたとおりですな。

 課長もよろしいですね。

 ということで答弁はよろしいですか。

            (1番山田雄二君「よろしい」と呼ぶ)

 それでは、1番山田議員の質問を終了します。

            (1番山田雄二君「ありがとうございました」と呼ぶ)

 ここでただまから午後2時15分まで休憩します。(午後2時00分)



○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き一般質問を継続します。(午後2時15分)

 ただいまの出席議員は14人です。

 続きまして、12番山本議員の質問に入ります。

 12番山本議員。



◆12番(山本宏治君) 12番山本宏治でございます。

 今定例会には2件の通告をさせていただいております。ちょうど昼からの少しくたびれた時間でしたが、議長の配慮で休憩をとっていただき、改めて気を取り直して頑張って質問に入りたいと思いますので、よろしくご答弁をお願いいたします。

 まず、第1点目につきまして、岸田吟香について今後の取り組みはということで4つほどご提案させていただいております。

 まず、本年3月26日に津山市で岸田吟香の魅力と題したフォーラムが開催され、関係多方面からの参加があり、本町からも参加していたと聞いております。本町では、岸田吟香について今後どのような対応を考えているのかお伺いをいたします。

 また2件目では、本町では岸田吟香の生誕地として関係地区の整備も行っております。今後生誕地などの情報発信の考えはあるのかお伺いをいたします。

 旭文化会館に岸田吟香記念館があり、資料なども充実している。児童・生徒の教材として利用する考えはないのかお伺いをいたします。

 住民の方も岸田吟香記念館へ行くことは少ないと思いますが、何かよいPRはできないのかお伺いしたいと思います。

 また、津山市、久米南町など近隣での研究も行われているようであり、連携することはできないのでしょうかという4問の通告であります。

 その前に、ご答弁いただく前に私は旭地域でございまして、この岸田吟香も旭地域の栃原の大瀬毘というところで天保4年、1833年4月28日にお生まれになり、今から184年前に長男として生誕されたそうでございます。少し岸田吟香のPRをさせていただきたいと思います。

 この岸田吟香は、4歳で唐詩選を暗唱するようになっており、幼いころは沈黙がちであるが、人を笑わせたりする一面もあったそうです。吟香が最初に学んだのが5歳のころ、旭地域の中垪和地区にあります宝寿寺というところで開かれていた寺子屋で勉強をされていたそうです。吟香は兄弟が多く、弟や妹の子守もよくしていたそうでございます。そして、12歳から14歳までは久米町の安藤家で学僕として倣い、その後津山市内に出て5年間学ばれておられたそうです。その後江戸に出向き、眼病を患った吟香は1863年に米国人医師ヘボンと出会い、医師のヘボンの下で眼病で失明を懸念されていたところ、吟香はヘボンの目薬を使用して1週間で全快したという逸話も残っており、ヘボンは和英辞典の編さんも行っており、それを吟香も手伝っているうちに日本最初の英語で書かれた日本語の和英辞典の作成を手がけられた。そして、目薬の開発にも努力をされていたそうです。また、実業家としてもいろんなことをされたり、新聞記者もされ、東京日日新聞の新聞記者、現在の毎日新聞の前衛であるように聞いております。

 吟香は、目薬の精?水の製造販売、また江戸と横浜間の定期航路の計画、そして石油の掘削などの事業といったいろんな事業を手がけておられました。明治7年には、台湾出兵には国内で初めて従軍記者として渡り、東京日日新聞に掲載された台湾信報は有名であるそうです。また、日中貿易、日中友好にも尽くされていたということもお伺いをいたしました。

 吟香は、慈善事業としての取り組みもあり、明治8年訓盲院の設立を計画、点字本の刊行も行っており、明治15年には築地に訓盲唖院をつくり、後の文科省直轄の東京盲唖学校になっているそうです。

 また、7男7女を授かった吟香の4番目の子には、麗子像でおなじみの岸田劉生、そして5男には宝塚歌劇団で活躍をしていた岸田辰彌などが有名であるそうです。そして今では、岸田劉生の孫で麗子さんの娘さん、岸田夏子さんが画家として今活躍をされており、この岸田夏子さんは画家の題材が桜でございます。教育長も、その岸田夏子さんに会われて感動したという言葉も聞いております。

 そして、岸田吟香は美咲町でおなじみのたまごかけごはんを食したと言われ、吟香は明治初期の記者時代、旅館の朝食には目をくれず、3個か4個の卵を持参し、そして温かい御飯を大盛りに盛らせ、鶏卵を割り、食したとされ、それが今のたまごかけごはんの仕掛け人であったというような逸話も残っております。

 先ほど通告の中で申し上げましたが、この3月26日に津山市での幸福仕掛け人!岸田吟香の魅力の「フォーラム」と「足跡めぐり」で綴る作州人の軌跡が津山市観光協会竹内会長などの開催でやられ、津山市、そして美咲町が後援というような形でフォーラムが開催されております。その中の竹内会長のお言葉にもありましたが、この岸田吟香は、県内である方のNHK大河ドラマの今強力に押しておられる高梁市のほうの方より、この岸田吟香のほうが夢があり、ロマンがあるというようなことを言っておられました。津山市も5年間滞在しておられましたが、そのことをもって津山観光協会、そして津山観光協会と豊田市のこども館の館長の森さん等々がパネラーとしてやられておられました。その中で美咲町町長もご挨拶をされておられました。

 そうした面で、私は以前にも質問をさせていただいておりますが、今後この岸田吟香を美咲町の偉人としてどうにか世に出せれないものか、もっともっと皆さんにご理解いただけないかということを思いまして、まず通告をさせていただいておりますので、各関係課長また教育長、町長、ご答弁のほど、よろしくお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 立石生涯学習課長。



◎生涯学習課長(立石克之君) 12番山本議員のご質問にお答えをいたします。

 岸田吟香について今後の取り組みはということで4点ご質問をいただいております。

 初めに、岸田吟香について今後どのような対応を考えているかということでございますが、岸田吟香氏につきましては、現在本町において、たまごかけごはんの印象が特に強いようですが、ジャーナリストでもあり実業家でもあった吟香氏は、上海の詩人との交流を図るなど、日中友好にも大変貢献され、まさに知る人ぞ知る偉人であり、その功績も顕著でございます。今後の取り組みとしまして、例えば貴重な収蔵品を活用し、関係機関等の協力も得た特別展等の開催を模索するなど、さらに一層の認知度を上げるにはどういった方策があるか今後も研究していきたいと思います。

 次に2番目ですが、過去に吟香氏を話題としたイベント等が開催された折には、多くの参加者が見られておりますので、まずは関連するイベント、観光PR等の情報をキャッチし、美咲町と関連づけができないか観光担当課にも協力を得ながら取り組める方策を探っていきたいと思います。

 次に3番でございますが、こちらは後ほど教育長からご答弁申し上げます。

 4番目です。岸田吟香記念館では、年に1度岡山大学が留学生を対象にして岸田吟香氏に関する講義を行っており、地元との交流を図ることも含めて本年度も5月13日に開催されています。この講義につきましては、みさきテレビに番組の制作を依頼しております。今後は、この講義を岸田吟香氏の業績などを広く知っていただく第一歩としまして、まず地域の生徒が参加できるように調整を考えており、学習の場としての活用を検討してまいりたいと考えております。

 また、この検討課題について、地域の偉人や歴史を知ることで歴史、文化の継承につながり、ひいては人材育成につなげられるよう工夫していきたいと考えております。

 また、津山市や久米南町など近隣における研究の内容がどのようなものかお調べするとともに、美咲町とも連携できるかを模索してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 3番目の岸田吟香を児童・生徒の教材として利用することについてのご質問ですが、岸田吟香については、たまごかけごはんを世に広めた人、我が国初のジャーナリストという肩書が知られておりますが、先ほど議員の言われるとおり、当時いろいろなことを手がけておられます。重なる部分もあるかと思いますが、もう一度確認をさせてください。

 我が国初の民間新聞を創刊、初めて新聞広告を手がけた人、またPRの方法として新聞広告を活用した人、和英辞典の刊行、液体目薬の製造販売、石油の採掘、定期船航路の開発、目や言葉の不自由な人が通う盲唖学校の創設、日中交流等々、幕末から明治にかけて幅広い分野で活躍した時代の先駆者であり、美咲町が世界に誇る偉人です。この岸田吟香の活躍は、ちょうど一昨年の秋から昨年の3月にかけてNHKで放送された朝ドラのあさが来たの主人公である白岡あささんを思い起こさせてくれます。ちなみに、この朝ドラの主人公も銀行をつくったり、潤野炭鉱でしたか、九州で炭鉱を経営したり、女性のための高等教育を受ける学校を創設したりするなど、幕末から明治、大正にかけて活躍した人です。

 さて、この岸田吟香を教材として授業で活用するに当たっては、やはり当時世の中のためにいろいろなことに挑戦し続けた吟香の生き方のすばらしさを子供たちに捉えさせたいと思います。例えば、道徳の時間に副読本や、来年からは教科書になるんですが、副読本や教科書を使って、子供たちに学習の時間の狙いである将来への夢や希望を持って、いろいろなことに挑戦していくことの大切さについてしっかり考えさせたり議論させたりした後、ふだんの生活の中でそんなことができているか、よいと思ったことを進んでやっているかと自分の生活を振り返らせます。そして、授業の最後に教師が狙いとする道徳的な価値を子供たちに印象づけるために、実は美咲町でもかつて世の中のためにいろいろなことに挑戦し続けた人がいるのですよといって吟香を紹介するというような授業展開が考えられます。

 道徳の時間の学習としてはこれで終わりなのですが、教師の話、説話に興味を持った子供たちは、岸田吟香についてもっと詳しく調べたいと思うようになります。さらにその思いは、吟香についていろいろな方法で調べる活動へと進んでいき、そして調べたことをもとに吟香のすばらしさを自分たちで工夫しながら発表し合ったり、保護者や地域の方々にも伝えていこうとしたりする総合的な学習の時間の取り組みへと発展していきます。全国に向けて情報発信する取り組みへと発展することも考えられます。

 このように岸田吟香を教材化しようと思えば、今でも教育活動として計画できると思います。教育委員会としては、まずは学校の先生方に岸田吟香のすばらしさを知っていただくことが大切だと考えています。現在、毎年5月に転勤や新採用で美咲町に初めて勤務していただく先生方を対象に町内めぐりを実施しておりますが、コースの中には必ず岸田吟香記念館を組み込むようにしております。今後、学校の先生方とも連携、相談しながら岸田吟香を教育活動の中に組み込んでいけるような方法を研究していきたいと思います。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 国宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 12番山本議員の岸田吟香について今後の取り組みをということで、産業建設観光課のほうでお答えをさせていただきます。

 議員の言われたように、3月26日には津山市観光協会主催により岸田吟香の魅力と題した足跡めぐりとフォーラムが行われたと聞いております。足跡をめぐるツアーの内容は、多くが美咲町をめぐるもので、ツアーの昼食会場が食堂かめっち。という設定であったため、ツアー客対応としてたまごかけごはんと岸田吟香氏のかかわりについての説明もあったと聞いております。

 たまごかけごはんをきっかけに美咲町をPRして9年4カ月が経過しております。3町が合併しなくては誕生しなかったたまごかけごはんでありますが、美咲流たまごかけごはんのストーリーの主役は岸田吟香氏であります。町の観光振興としては、これからもたまごかけごはんをPRしていくのではなく、美咲町をPRしていくツールの一つとして、たまごかけごはんを通じて岸田吟香氏の活躍や功績を後世に伝えていくことが大切であると考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 矢木旭総合支所長。



◎旭総合支所長(矢木史朗君) 失礼します。山本議員の岸田吟香について今後の取り組みはという質問です。

 私のほうからは、岸田吟香につきまして今後の取り組みにつきましては、先ほどから生涯学習課、それから産業建設観光課それぞれの課により回答をされておりますので、旭総合支所住民福祉課として岸田吟香記念館のPRという点で回答をさせていただきます。

 岸田吟香につきましては、先ほど山本議員により詳しく説明をされましたので省略をさせていただきたいと思います。吟香記念館につきましては、美咲町旭文化会館の中にあります。記念館は2階にありまして、1階の図書館司書2人の方で管理をしていただいております。昨年の来館者は289人で、先日は岡大の留学生の方33人が大型バスで来られております。残念ながら道路等の事情によりまして、バスにより吟香ゆかりの地への訪問はできませんでしたが、記念館と、それから栃原公園の岸田吟香記念碑のみは回られて帰られております。また、記念館の中では吟香の日中交流の歴史と、それから和英、英和辞典の編集、印刷、目薬であります精?水の製造販売、それから中国を中心とし国境が囲まれております地図、中外方輿全図などの編さんなど、岸田吟香の功績を勉強されて帰られております。

 記念館には、吟香により書かれました漢詩の掛け軸でありますとか巻物、びょうぶ、それから精?水の看板など貴重な資料が多く展示されております。また、新聞の発行までを展示した新聞コーナーでありますとか、岸田吟香の生い立ちから業績をまとめた映像も見ることができます。町内外どなたでも見ることはできますが、記念館には専属の職員が配置されておりませんので、ふだんは鍵がかかった状態であります。記念館にご来館いただくときには1階の図書館の職員に声をかけていただきますと、2階のほうにご案内のほうをさせていただいております。また、ご来館いただいた方には、激動の時代を走り抜けた先駆者と題しました岸田吟香の生い立ちと主な業績をまとめて記載しております小冊子、こちらでございますが、こういったものも差し上げておりますので、お気軽にご来館いただきまして、郷土の偉人、岸田吟香の魅力と、それから偉大な者と見て感じていただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 畑尾まちづくり課長。



◎まちづくり課長(畑尾周一君) 12番山本議員のご質問にお答えいたします。

 1番から4番ということで、今さまざまな課からそれぞれの取り組みをということでございます。残念ながら私も平成20年に旭総合支所に配属になるまで、岸田吟香先生のお名前、業績、全く承知いたしておりませんでした。それ以後、いろいろ先ほど議員がおっしゃられた本当に明治時代を駆け抜けた偉人であるということを理解をさせていただくようになりました。ただ、私が関係してます自治会ということがございますけども、まだまだ美咲町全域はおろか旭地域でも、じゃあどれだけの方が岸田吟香先生のことを承知されておるのかということ、それはまだまだ知っておられる方少ないんじゃないかなあというふうに感じております。

 もう一つは、その取り組みを強力に推し進めてくださってる方が旭地域におられますが、その方が将来後継者はというようなことも考えていく必要があるのかなあというふうに考えております。

 先ほどいろいろ5月の講座とか講義とかということございましたが、文化講演会みたいな形で、まずは美咲町に広く知っていただくような取り組み、こういう取り組みを教育委員会と一緒にやってまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 山本議員。



◆12番(山本宏治君) 教育長、また各担当課長のほうから関係課長のほうから答弁いただきまして、ありがたく思っております。といいますのが、今畑尾課長が申されたのが本当の本音でございます。といいますのも、私もこの岸田吟香、40年前社会人になったころは本当に知りませんでした。以前にもこの場でお話をいたしておりますが、私は岸田吟香は誰ならと言われたときに、知りません、その時代の中国銀行のバンクのほうは知っておりますというようなお話をさせていただいたと思いますが、今畑尾課長が言われたとおり、この岸田吟香、旧旭町旭地域にそうした生誕地、また先ほど言いました寺子屋の宝寿寺等、今健在でもございます。そして、これを後世に教えをしていただいております旭町時代の教育長の加原奎吾さん、そして旭地域の東垪和から今津山に出られておりますが、草地浩典さん、実はきょう傍聴に来られておいででございますが、この方々が一生懸命この岸田吟香について研究され、また広く皆様にご説明もしていただいておるところでございます。畑尾課長が言われましたように、この両名の方も一年一年大きくなっていき、本当に今後誰がこの岸田吟香の功績を後世に伝えていくんだろう。私はそうしたことをお聞きしながら資料もいただきました。そして、改めてこうやって岸田吟香の足跡をたどってみますと、おもしろいことが多々あるように思います。

 先ほどのNHKドラマの名前をそちらのほうでいただきましたが、教育長が読むかなあと思っておりましたが、山田方谷さんは財政再建の立て直しをしたということでありますが、先ほどから岸田吟香につきましてPRをさせていただきました。本当にマルチ人間な、本当にすごいパワーの持ち主だったんだなあというように思っております。

 たまごかけごはんが今かめっち。食堂で販売されておりますが、ただあれがたまごかけごはんだけで今のかめっち。が続いているんだろうか。やはりこの岸田吟香の日本で最初に食べていた吟香であろうという諸説をもとに今のかめっち。食堂は長続きをしているものじゃないかと思っております。

 先ほど生涯学習課長からが久米南、また津山というようなこともありましたが、久米南では吟香のおば様が嫁がれて、そして光元家に嫁がれ、今でもお墓が3基あるようにも聞いております。そして、津山ではいろんな蘭学者と岸田吟香は渡り歩いており、また津山市が大洪水のときはいち早く岸田吟香はこちらに帰り、そしていろんな方に募金を頼んで、そして津山市の発展に貢献しております。そうした面で津山市も力が入るんじゃないかなあと思っております。

 そこで、町長にお聞きをいたしたいと思います。

 津山市観光協会、また津山市とも連携をとりながら、この岸田吟香につきまして今の津山圏域定住自立圏構想の中で、いろんな立場の観光の一つの題材として使えるのではないかと思っております。先ほど、後ろにおられます山陽新聞の方ともお話をいたしましたが、以前にもこの岸田吟香のことを新聞に出しておるんじゃと。恐らく今度何かあればすぐ、私はPRしていただけるもんだと思っております。どうかその辺を踏まえて、今後何かを使えるんじゃないかという僕は希望があります。その辺町長のお考えをお聞きいたしたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 山本議員の岸田吟香についてでございますが、私も旭出身でございますんで、よく知っております。明治から大正にかけまして八紘一宇という言葉がはやったそうです。八紘というのは全世界というような意味で、一宇、一つの宇宙というようなことであって、中国やそれから台湾、朝鮮なんかに日本からもどんどんどんどん国内と同じように出向いていったというようなことでございまして、たくさんの日本人が名前も埋もれておりますけれども、活躍した人がたくさんおられます。活躍した中の一人に岸田吟香がおったということでございまして、吉備中央出身の岡崎嘉平太さんがその意思を継いで今有名になっておられます。岸田吟香より全国的に有名かもしれませんけれども、そういうような人もおられます。それと、そういうことで岸田吟香の意思というのは継がれていっておるんではないかなあと、このように思っております。

 今、津山との連携どうにかならないかということでございますけれども、ここで何遍もお話をしてますように、城下町津山、黄福のまち美咲とは連携をいたしまして、地方創生の観光についての事業につきまして地方創生交付金をいただいたということでございまして、これはソフト事業でございます。これに何らかの観光としてみながら津山市とも連携をとっていけたらいいなあと今考えていることですけれども、そういうこともできるんではないかなあというように考えておるところでございます。

 美咲出身の人には、山田方谷は美咲出身ではないですけど柵原が大変身近にございまして、山田方谷については柵原町の皆さんはよくご存じでございます。それから、本田増次郎という人が打穴から出ておられます。この人も世界的に活躍した人でございまして、合併10年で講演会をそれぞれしていただいたということでございまして、それが尻つぼみでなっておるということでございまして、もう一度掘り起こしてみたいなあというのを今切実に感じておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 山本議員。



◆12番(山本宏治君) 今町長が言われましたように、平成27年6月13日に合併10周年記念といたしまして、今言われた山田方谷、本田増次郎、そして岸田吟香の講演会が旭の町民センターでございました。やはり今町長が言われましたように、その後はそうした話がなかなか出てきていません。ですから、加原さん、また草地さんにしても今後どうなるんだろうか、岸田吟香について誰か言い伝えていただいていけるんだろうかというご心配もあるんじゃないかと思います。そうした中で、最後にまちづくり課長に一つお聞きをしたいと思いますが、教育委員会関係は先ほど教育長のほうからご答弁いただいております。まちづくり課長といたしまして今後何かいいアイデア、そして最後に産業建設観光課、観光担当課関係で再度何か目指していけるようなものの考えがあるかどうかだけお聞きしたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 畑尾まちづくり課長。



◎まちづくり課長(畑尾周一君) 12番山本議員の再々質問にお答えいたします。

 先ほど私のほうが申し上げましたことは、本当に私が実は旭総合支所におりまして、その後生涯学習課に参りまして、同じようにずっと抱えていた問題でございまして、これのほかにも地域でいろんな今までの出来事を語り継いでおられる方おられます。しかし、私はその方々が、例えば焦点を当てて何かの講座をやっていくとかというようなことの取り組みっていうのは、残念ながら生涯学習課におりましたときにはよう行うことができませんでした。ですから、まずは私は外部から来ていただくっていうことも大切だと思うんですが、やはり今まで実際に地域におられていろんな活動をさせれてきた方の声をそのまま聞かせていただくような機会をつくっていく、またそれは少人数になるかもわかりませんが、旭地域、中央地域、柵原地域でそういうようなできるだけ多くの方が集まっていただいて一緒にお話を聞き、じゃあテーブルを囲んで話をするような、そういう取り組みができれば、それも継続してできれば何かが生まれてくるんじゃないかなあというふうに考えています。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 失礼します。産業建設観光課ということで観光分野としてなんですけど、3月に行われた岸田吟香のフォーラム等々もございます。津山市、美咲町で連携して今後も続けていって、岸田吟香に関するゆかりの地についてのマップづくりとかも連携をして今後作成等々し、旅行会社等にも売り込んでいきたいなあとかと思っております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) よろしいか。

            (副町長岡部初江君「指名されてないんですがよろしいでしょうか」と呼ぶ)

            (12番山本宏治君「副町長よろしくお願いします」と呼ぶ)

 岡部副町長。

 特別に許します。



◎副町長(岡部初江君) 失礼します。今課長などが申しましたこれからのこと、講座のこと、継続的にフィールドワークも含めたそういうこと、それからいろんなイベントのこと、もちろんそれは大きいことだと思うんですが、まず資料の整理も重要だと思っております。今研究をされた方の資料もいただいたまま、まだ日の目を見ないものもございますし、先ほど生涯学習課長が申し上げました特別展のようなもの、それからまた今ある資料を別の方向から視点を当ててみる特別展のようなもの、そういうものができるような環境をつくろうと思いましたら、また専門家の目も必要でございますので、そういうところも考慮していかなくてはいけないかなあというふうにも考えています。

 もう一つは、畑尾課長が申し上げましたことと関係があるんですけれども、いつも加原先生や草地先生がご説明をしてくださっていましたんですけど、そのガイドができる養成をしていかないといけないということから、さっきありました講座とか研究会、そういうところに町民の皆さんが入っていただいて、ウェルカムガイドが誰でもできるようにしていけたらなあというふうには思っています。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、12番山本議員の次の質問に移ってください。

 山本議員。



◆12番(山本宏治君) 今副町長、資料等と言われましたが、加原さんにしても草地さんにしてもたくさんの資料を持っておられます。こういったDVDも用意しておりますんで、もし誰かみたい人がおったらいつでも貸し出します。

 それでは、次の質問に入りたいと思います。

 町道の維持管理についてでございますが、町内全域の町道などの維持管理を作業員が2人一組で現在行っているところでございますが、各地域に一組ずつ配置する考えはないのでしょうか。

 3地域とも高齢化により地元の町道などの管理が困難となっております。集中豪雨などの今の気象状況では予測できないことが多いため、側溝などの清掃、町道の草刈り、支障木の伐採など災害を防ぐためにも重要であり、常に必要と考えられます。そのためにも道路維持作業員の増員と各地域への配置を考えてよいのではないでしょうか。

 また、現在みさきネットケーブルの保守作業で支障木の伐採等を行っていますが、大変好評でもあり、また道が明るくなった、広くなったというようなこともお聞きをいたしております。

 今後の町道維持につきましてご答弁のほど、よろしくお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 失礼します。町道の維持管理についてお答えをいたします。

 町道の維持管理につきましては、現在2班体制で美咲町内の町道を各地域順位をつけて実施しているところでございます。各地域の調整につきましては毎月1回月初めに各支所と打ち合わせを行い、1カ月の業務予定を立て業務をお願いしております。また、降雨により小規模の土砂崩落があった場合などにつきましても随時連絡をとり、早急に対応できるよう心がけております。

 現在2班体制で作業を行っておりますが、今後は情勢を見て検討していかなければならない問題だと思っております。

 それから、先ほどの道路上に出た枝払いの件でございます。

 道路構造令のほうで道路上の高さ制限というのがありまして、それが路面から4.5メーターが高さ制限でございます。それより下になった場合は枝払いのほうをしていかないといけないんですけど、のり面等々民地の箇所が大変多ございます。そのときにも地権者の方にご了解をいただかないと切れないということもありますので、そういうときには皆様のご協力もよろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 山本議員、さっきのみさきネットの関係は、これは答弁よろしいんですね。

 それじゃあ、再質問ありますか。

 山本議員。



◆12番(山本宏治君) 支障木の道路法これから聞こうと思いましたが、打ち合わせ上言っとりましたんで、ご答弁を先にいただきました。

 今計4人、2班でやっておるということですが、私も先般旭地域のある地区に行きまして側溝を見ておりましたら、側溝が詰まって道路の片側が水でぎざぎざになっておりました。職員さんがちょうど見ていただいて、これもし脱輪でもしたらすぐこれはパンクして、また議会で補償費で議決もらわにゃいけんなあとかという冗談話をしておりましたら、すぐ対応をされておりました。結局側溝掃除ができなくなって、そうした二次災害が道路にできているんじゃないかなあと思っております。

 そうした面で、各地域に1班ずつおれば結構そうした面ができるんじゃないんかということで私は質問させていただいております。2班で1カ月ごと各地域をどのように回るかということを協議されておると思いますが、以前この対応を協力隊員か何かに町長されるとかというようなお言葉がなかったですか。地域おこし協力隊員に道路維持管理も今後やっていただくような形のような発言が、間違うとったらごめんなさい。ということで……。



○議長(貝阿彌幸善君) 後で答弁してください。



◆12番(山本宏治君) それで、町長のお考えとして今の2班体制で十分だとお考えなのか。各地域に1班ずつ置いて、本当に高齢化になってできない地区がこれからまだまだできてくると思うんですが、今後のお考えをお聞かせいただきたいのです。

 それで今、支障木につきましては4メーターから4メーター50間は枝切りができるぐらいでありますけど、道路交通法上でこう出てきとんのは全部切れんのんかなあというような気持ちもありますんで、今後研究をしていただいて、少しでも明るい道路、町道づくりにしていただきたいんですが、町長のご答弁をお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 山本議員の質問でございます。

 町道の維持管理についてでございまして、維持管理を2人一組で今やっておるのを三組にできないかということでございますけれども、今二組でやっております。2人一組で二組でやっておりまして、私もこの質問がありましたんで、森林組合に委託をしておりますんで聞きましたら、今んとこは十分回っておるということでございまして、これからの分についてそういうことがあったら三組なりにしなければいけないかなあというようなことを申しておりました。

 それと、シルバーとの関係もあるわけです、シルバーさんとの。また、そういう関係もございますし、その辺も鑑みながら今作業を2班で行っておりますので、今後それらの情勢を見て検討をさせていただきたいと、このように思っております。

 森林組合がもう一組おらんと回らんでというようなことになりますと、そういうような形にしていかなければならないんではないかなあと、このように思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 山本議員。



◆12番(山本宏治君) この道路維持につきまして、草刈り作業等は県なんかはよく業者にお任せしております。町道関係については、発注をしておるんですか。そして、今地域で本当にできない地区がだんだんできておるということもお聞きしております。町長が様子を見てもう一班ふやすかというようなお考えですが、最後に担当課長、草刈り等々につきましてはどういう町のお考えか最後にお聞かせください。



○議長(貝阿彌幸善君) 國宗産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(國宗順君) 失礼します。町道の草刈りについてでございます。

 一応草刈り作業につきましては、今単価契約をしまして森林組合とシルバーのほうにお願いをするようにしてますけども、ただ、今道路維持作業員の方が二組回られています。そのときに、その人たちにも草刈りのほうをお願いして対応をしていっている状況です。

 以上です。

            (12番山本宏治君「以上で終わります」と呼ぶ)



○議長(貝阿彌幸善君) 以上で12番山本議員の質問を終了します。

 それでは、ここで3時20分まで休憩とします。(午後3時05分)



○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き一般質問を継続します。(午後3時20分)

 ただいまの出席議員は14人です。

 続きまして、8番松田議員の質問に入ります。

 8番松田議員。



◆8番(松田英二君) 失礼いたします。8番松田でございます。

 本日の一般質問、私が最後になります。もうしばらくおつき合いください。

 質問に入る前に議長に1点お願いをしておきます。



○議長(貝阿彌幸善君) どうぞ。



◆8番(松田英二君) 質問に際しましてパネルを1点使わせていただきたいと思いますが、許可をいただけますでしょうか。



○議長(貝阿彌幸善君) 許可いたします。



◆8番(松田英二君) ありがとうございます。

 本年の5月1日ぐらいだったでしょうか。新聞紙面で高知県の大川村というところで、担い手不足から議会を廃止して村民総会というやり方に変更してはどうか、そういうお話が出ておられました。大変なショックを受けておるところであります。人口減少というものは、こういったところにも影響してくるんだなあということを改めて思い返した次第でございます。

 今回の一般質問におきましては、そうしたことも含めましてさまざまな施策展開を打つに際して、地方創生人材派遣制度の積極的な活用が必要ではないかというお話を質問として取り上げさせていただいております。よろしいですか。

 国が推進している支援制度の中には、地方創生に積極的に取り組む市町村に対して、意欲と能力のある国家公務員、大学研究者、民間人材などを市町村長の補佐役として派遣し、地域に応じた処方箋づくりを行う地方創生人材支援制度があります。平成27年度以降、全国135の自治体でこの支援制度が活用されており、岡山県内では真庭市、備前市、玉野市、和気町、新庄村などが積極的に取り組んでおられるようです。

 全国の自治体における共通した課題は人口減少。ここから発生する経済の縮小、税収の減少、公共施設の維持管理への影響、社会保障の増大などが最大の懸念材料でありましょう。本町の将来像を見きわめ、多くの課題を解決するためにも国からの人材を積極的に活用するべきと思いますが、町の考えはどうでしょうか。

 これが質問の要旨であります。

 内閣官房のまち・ひと・しごと創生本部というところが中心になって、地方創生人材支援制度っていうものを設けられまして、現在全国各地の自治体においてこの制度が活用されておられるようです。対象といたしますのが、市町村長が地方創生に関し、明確な考えを持ち、派遣される人材を地域の変革に活用する意欲を持っていること、市町村まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、実施する市町村であること、原則人口5万人以下であること、こういったものが一つの条件として提示をされているようです。この3つの条件、この美咲町全て当てはまっておると思います。

 そこで、まず担当課長、総務課長になるのかまちづくり課長になるのかわかりませんが、確認を1点させてください。

 昨年の9月30日付で内閣官房まち・ひと・しごと創生本部から、地方創生人材支援制度による人材派遣の利用を希望するかどうかの旨の通知文書っていうのが岡山県を通じてきていると思います。この通知文書を受け取った段階で、派遣を要請するかどうか検討されたことがありますか。これにお答えをいただきたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 畑尾まちづくり課長。



◎まちづくり課長(畑尾周一君) 8番松田議員のご質問にお答えいたします。

 先ほど議員のご説明をいただきました地方創生人材支援制度、これは毎年9月下旬から11月上旬にかけて希望の調査、先ほどお話をされましたけども、そういう時期に希望調査が来ております。美咲町におきましても、これまで町長を含め検討というのは重ねてまいりましたが、28年度におきましても10月10日付で起案必要なしということで回答をさせていただいております。

            (8番松田英二君「必要なし」と呼ぶ)

 はい。

            (8番松田英二君「ああそう」と呼ぶ)



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 松田議員。



◆8番(松田英二君) 本町では、平成26年度末に新町建設計画の見直し作業っていうのを行われておられます。これは、合併特例の延長に伴うものでありまして、その新町建設計画の16ページに主要指数の見通しとして、年齢3区分別人口の見通しっていう数値が書かれております。そこに書かれている数値をグラフにし直しましたのがこのグラフでありまして、細かいことをだらだらと申し上げるつもりはないんですが、参考に申し上げますと平成7年、今から22年前の段階で旧3町、旭町、柵原町、中央町、全ての人口を合わせますと1万8,254人おられたそうです。このうち、いわゆる年少人口、ゼロ歳から14歳までの人口が2,694、パーセンテージで言いますと14.8%。その次の赤い帯で示しておりますのが生産年齢人口、これが15歳から64歳までの人口が1万490人、そして65歳以上の老年人口が5,070人、生産年齢人口の割合が57.5%、老年人口の割合が27.8%という状況でありました。

 そっからおよそ25年、四半世紀が経過をいたします平成31年、これは推計値になるんですけれども、人口の総数が1万4,647人、このうち年少人口が1,558人、パーセンテージで言いまして10.6%、生産年齢人口が7,254人、パーセンテージで言いますと49.5%、65歳以上の老年人口が5,835人でパーセンテージが39.8%。

 年齢区分の中で仕事をして税金を払って福祉関係の予算あるいは子供の教育の予算というものを確保する上において、税収を確保していただける年代、いわゆる生産人口というものが、平成7年に比べて平成31年度では本町ではざっと3,000人減少するということになっているようです。一方、老齢人口の65歳以上の方はざっと800人ほど増加するという形になってます。一番問題でありますところの年少人口、これがざっと1,100人減少していっている状況でして、この右肩下がりの数値の状況を見る限りにおいて、この人口減少というものに歯どめをかける、特に生産年齢人口の減少に歯どめをかけなければならないというのが全国的な課題となって浮き上がっているというのが現状であろうと思います。

 そうした状況をまず認識をしていただきました上で、他のまちがどういう動きをしているか。この地方創生人材支援制度っていうのが平成27年度以降から始まっていると思うんですけれども、まず岡山県内で言いますと、平成27年度の派遣を受けたのが和気町、ここが財務省からの派遣を受けております。平成28年度の派遣が高梁市、備前市、真庭市、厚生労働省、文部科学省、総務省。29年度の派遣が玉野市、新庄村、文部科学省と農林水産省といったようなところから人材の派遣を受けて、同じように何とかしてこの人口減少の状況に歯どめをかけなければならないというようなことからさまざまな施策を展開し、進めていらっしゃるという状況。

 その報告書めいたものがインターネットに載っておりまして、まず備前市においては、まち全体で子供にかかわる教育のまちを目指すというような取り組みから、子育て世代の教育費の負担の軽減、教育環境の整備、小中一貫教育の推進というようなものを打ち出して、今積極的に進めていらっしゃるようです。

 瀬戸内市におきましては、国土交通省からの派遣を受けて公共交通の利用しやすいまちづくり、JR駅前等整備の取り組みというものを進めていらっしゃるようです。

 お隣の赤磐市におきましては、赤磐の桃とエリアのブランド化というような形で地域商社あかいわの立ち上げとブランド化の取り組み、そして吉井川流域DMO立ち上げに向けた体制整備。DMOっていうのが、観光施策を積極的に推進していく組織ということです。

 そして、岡山県真庭市においては、未来を担う人々を応援するという形から、木材の活用による循環性、持久性のある経済の確立、各地域の資源を生かした地域活性化、未来を担う人の応援。

 さらに美作市におきましては、多様な学びの場の整備による若者人口の増加、スポーツ医療看護専門学校と通信制高校の誘致、学校法人日本体育大学との連携強化、自衛隊体育学校の一部移転、こういったものを進めていらっしゃるようですし、一番気になったのが和気町です。

 先ほど岩野議員のお話の中にもあったようですけれども、教育のまち和気町の挑戦。教育環境を整備することで国際社会で活躍できる人材を育成するとともに、教育に関心のある子育て世代の転入を促進、ベネッセコーポレーションとの包括協定の締結、ノートルダム清心女子大学、就実大学など地元大学との包括協定、悪循環、人口減少から商業施設の撤退、さらなる人口減少を是正するため、民間を活用した商業施設及び住宅の誘致確保、こういったものを進めていらっしゃるようです。

 殊に和気町さんの取り組みは新聞紙上でも話題になりましたけれども、本屋さんとかカフェ、コンビニ、レンタルビデオショップ、こうした店舗を誘致していただければ補助金を交付しましょう、交付期間は5年間です。あるいは、民間のアパート、民間賃貸住宅の建設支援助成制度っていうものまでつくられまして、1棟当たり4戸以上の賃貸契約を締結して賃貸する共同住宅を誘致していただければ、建設支援の助成金とか利子の補給金っていうものまで用意しましょう。ここまできめ細かな施策を展開されていらっしゃるようでして、こういったことを展開し始めたもともとの要因っていうのが、やはりこの人材派遣制度で派遣を受けた国家公務員さん等々の提案等もかなり入っているというふうに聞いております。

 今後この美咲町の中では、柵原地域の学校施設整備であるとか民間活力を導入した公民の連携事業であるとか、あるいはハイブリッド発電事業といった大がかりな事業を展開し、さらにその事業を発展させることでこのまちの定住人口をふやしていく、それぞれの所得を向上させていくっていうような目標を掲げて、さまざまな施策を展開していこうとされていらっしゃいます。まず、この国の人材派遣制度の利用について、私はぜひやってみるべきだろうと思ってるんですけれども、町長のお考えはいかがでございますか。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 松田議員のご質問でございます。

 地方創生の人材支援制度を活用してはどうかということでございまして、去年と思いようたんですけれども選挙がありまして、それで私がなるかならんかわからんのにそういうことを決めてはいけんなあというようなことでずらしたところでございます。そういうことで、9月30日付で文章で国から通知が来ます。そういうことで平成30年10月初めごろに人材派遣が決まるかどうかということを通知が来るということになって、1年待たんといけんということになってきます。そういう意味でありまして、結論からいいますと、その制度を利用させてもらおうと、このように思って今県に問い合わせをしておるところでございます。

 そういうことで我々としては知識はなかったんで、二、三カ月待てば来てくれるんかなあというような気でおったんですけれども、1年待ちなさいということでございます。高梁なんかにも連絡させていただきましたけど、やっぱり1年待ったというようなことでございまして、ぜひともその人材を活用させていただきながら活性化に努めてまいりたいと。それで、大きな事業といたしまして皆さん方にお話をしました美咲リノベーションプロジェクト、仮称ではございますけれどもこういうプロジェクトを組ませていただきまして、これのための人材派遣制度を利用しながらそういう人材をうまく活用させていただきまして、美咲町の発展の活力あるまちにしていきたいと、このように思っております。やらせていただこうと、このように思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 松田議員。



◆8番(松田英二君) 答弁が思いがけないもんだったんで予定が狂っちゃったんですけど。これは町長、あくまでも私の個人的な意見として聞いといていただきたいんですけれども、ハイブリッド発電事業というものが進んでいらっしゃいますよね。これ中国電力との折衝というものがどうしても必要になってまいります。願わくば経済産業省から職員さんを一人派遣していただいて、積極的な進行をしていただけないかなあというのが一つの希望でございますので、聞くだけ聞いておいてください。

            (町長定本一友君「はい。わかりました」と呼ぶ)

 以上で質問については終わりたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) じゃあ、答弁はよろしいですね。



◆8番(松田英二君) 結構です。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、8番松田議員の町長の所信表明に対する質問に移ります。

 松田議員。



◆8番(松田英二君) 残り時間を利用しまして、昨日の町長の所信表明に対する質疑をさせていただきたいと思います。

 これ私の受けとめ方なんですけれども、きのうの町長の所信表明のお話の内容を大ざっぱに受けとめますと、3地域のそれぞれの特性に合わせて、いわゆる都市型政策、そして農村型政策、これを採用し、あわせて観光施策というものをこれに組み合わせていく施政方針だっていうふうに受け取れたんです。違っておりましたら修正、訂正をいただきたいと思うんですけれども。

 結局のところ、第1次産業に対しましては農業、林業含めて需要に対して生産体制を整えた上で供給体制を整えていく。そして、2次産業においては積極的な工場等の活用をさらに進めていく。3次産業についても観光施策等を組み合わせてさまざまな施策を展開していく。

 個別案件についてお伺いするつもりはないんですが、私がちょっと思いましたのが、その辺のお考え方にもう一歩踏み込んで現在津山市と苫田郡鏡野町、それから勝田郡勝央町、津山広域都市計画圏というものを持たれていらっしゃると思うんです。現在美咲町におきまして津山市との接点といいますとJR津山線であるとか、あるいは国道53号線、さらには公共下水道といったものが津山市と連携をとりながら施策的にものを進めていらっしゃいます。東のほうに行きますと、勝田郡勝央町あるいは美作市などとはいずれ美作岡山道路で接点を持つといいましょうか、つながることになってまいります。

 このまちづくりという観点からしたときに、都市計画っていうのは、要するに良好な住空間をつくり出すための施策の一つであるっていうふうに私は認識しておりますが、例えば都市計画の都市計画道路の築造であったり都市計画公園の配置であったり、あるいは良好な住宅地の整備であったりというようなものを考えていったときに、この広域津山都市計画圏の中に含めていただいて、岡山県の許認可を受けた上で積極的な都市型政策っていうものを進めていくことによって、将来的には柵原の工場の集積地みたいなものを津山の中核工業団地、勝央の中核工業団地、美作の中尾工業団地、さらには柵原の北部工業団地、こういったところと一つのネットワークみたいなものをつくって、工業の集積地を目指していくっていうみたいなことも一つの考えとして考えられるんではないかなあというようなことも思ったりもしながら、町長の所信表明を聞かせていただきました。

 じゃあ、広域都市計画圏に入れてください、はいわかりましたでそう簡単にいくもんだとは思ってませんけれども、先々そういった方向を目指していってもいいんではないかなあという気持ちを私は持ってるんですが、お考えいかがでございましょうか。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) きのう松田議員からの町内の都市計画法に基づいて制度の導入を考えられないかという質問をいただいたところでございます。

 都市計画法という法律を私は残念ながら知りませんでした。どういう内容、そういう名前があるということは知っておりましたけど……

            (8番松田英二君「私も一緒です」と呼ぶ)

 知らなかったわけでパソコンを引かしていただきまして、都市計画法の中には景観区域とか緑地保全区域などを指定するというぐらいな考え方しかなかったわけでございまして、それを組み込みながらリノベーションのプロジェクトをつくりなさいという考え方はまだ全然結びつかないと、それとというようなことを思っておったところでございまして。これにつきましてはちょっと研究させていただきたいというのが、メリットもデメリットも恐らくあると思いますし、それから都道府県の認可が要ります。それがほんなら申請したらすぐ認可してくれるんとか、いろんなことがあるかと思いますんで、その辺のとこも研究させていただかないと前へ進めないなあと、このように思っております。

 そういうことで、研究材料の一つにさせていただきたいなあということで、明確な答えが出ませんけれども、そういうような答えにさせていただきたいと、このように思っております。

 以上でございます。

            (8番松田英二君「わかりました」と呼ぶ)



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、再々質問についてはよろしいですね。



◆8番(松田英二君) これは一般質問とは思っておりませんので、また改めてお伺いをしてみたいと思っております。

 以上で質問を終わります。



○議長(貝阿彌幸善君) 以上で8番松田議員の質問を終了します。

 本日予定しておりました一般質問の日程は以上で全部終了しました。

 次回の議事日程は明日7日午前9時30分開議で、本日同様一般質問から行います。

 本日はこれをもって散会します。(午後3時46分)