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岡山県 美咲町

平成28年第 5回( 9月)定例会 09月06日−02号




平成28年第 5回( 9月)定例会 − 09月06日−02号







平成28年第 5回( 9月)定例会



第 2 日

 (平成28年9月6日)



(1)会議の開閉時刻

    開   議  午前 9時30分

    解   散  午後 2時20分



(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名


議員番号氏   名出欠別議員番号氏   名出欠別
1林田 実欠席9金谷高子出席
2小林達夫出席10江原耕司〃
3左居喜次〃11三船勝之〃
4片山 剛欠席12松島 啓〃
5延原正憲出席13下山和由〃
6形井 圓〃14山本宏治欠席
7松田英二〃15岡田 壽出席
8岩野正則〃16貝阿彌幸善〃


 (3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名


職  名氏   名職  名氏   名
町長定本一友産業建設観光課長矢木史朗
副町長岡部初江会計課長浦上 彰
総務課長木谷正弘旭総合支所長難波寛治郎
まちづくり課長畑尾周一柵原総合支所長森廣恒男
情報交通課長光嶋寛昌旭総合支所産業建設課長山本 資
税務課長遠藤 透柵原総合支所産業建設課長國宗 順
住民課長牧野直子福祉事務所長福田芳幸
こども課長稲谷雄治教育長柴原靖彦
健康福祉課長桑元英昭教育総務課長石戸光也
地域包括支援センター長村島眞由美生涯学習課長鈴鹿 滋
上下水道課長山下一巳──


(4)職務の為出席した職員の職・氏名

    事務局長  神 坂 健 治

    書  記  赤 木 洋 美

    書  記  松 永 弘 恵



(5)日   程


日 程議案番号件         名
1  一般質問










○議長(貝阿彌幸善君) 皆さん、おはようございます。

 ただいまの出席議員は13人です。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。(午前9時30分)

 なお、1番林田議員、4番片山議員、14番山本議員から一身上の都合のため欠席する旨の通告がありましたので、報告をいたします。

 本日の日程を報告します。

 第1に一般質問、以上のとおり定めますので、ご了承を願います。

 これから日程に基づき議事を進めます。

 日程第1、一般質問。

 これから一般質問を継続します。

 それでは、8番岩野議員の質問から行います。

 8番岩野議員。



◆8番(岩野正則君) おはようございます。8番岩野議員でございます。

 2問の質問を出しております。よろしくお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) ご起立をして質問してください。



◆8番(岩野正則君) ごめんなさい、緊張しておりますので。

 熊本地震、東北・北海道水害の皆様に、まず心よりお見舞い申し上げまして、町民の皆さんとともに、議会も支援のできるように頑張っていきたいと思っております。

 それと、昨日町長が3選出馬表明を──新聞のコピーを持ってまいりました──ぜひとも私の質問に対して前向きな、積極的なご回答をいただきますようにお願いできればと思っております。

 それでは、質問に入らせていただきます。

 ふるさと納税について。

 1、納税額及び返礼品の現状とこれからの取り組みについてはどうか。

 次に、6次化産業事業者の活用と連携についてはどうか。

 よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 木谷総務課長。



◎総務課長(木谷正弘君) それでは、8番岩野議員のふるさと納税についてということで、ご質問にお答えさせていただきたいと思います。

 まず、ふるさと納税の昨年27年度の寄附実績でございますが、68件、額にして303万1,000円の寄附の申し出がございました。本年度は、8月末時点でございますが、寄附申し出額が832件、額にいたしまして1,063万円と昨年実績を大きく上回っておるのが現状でございます。

 この原因といたしましては、専門業者の指導により、インターネットにふるさと納税サイト、ふるさとチョイスというものがありまして、そこに掲載を充実させたことが大きな点であろうかと。また、従来と同様に、町のホームページにもふるさと納税サイトをつくって、相互にリンクを張るようにさせていただきました。

 2点目がインターネットで申し出てから代金決済までが行えるクレジットカード決済というものを取り入れたこと、これによりまして美咲町ふるさと納税は、利用者にとっては1回で決済までができるというような仕組みになりましたので、納税がふえた大きな要因として上げられるのかなと考えております。

 返礼品につきましても、昨年まではブドウと棚田米という2品目でございましたが、昨年1月に、28年度に向けましてふるさと納税返礼品協力企業等の説明会というのを、農業公社の会議室を使って開催をさせていただきました。新たな地元の返礼品の掘り起こしを行わさせていただいて、専門業者がその方々にレクチャーを行って、従来の2品目から、現在では26品目に返礼品の充実を図っております。内容的には、価格が従来どおり寄附申し出額の2分の1相当の返礼を行うということで、現状では1万円の寄附から最高200万円までの寄附の申し出に、いろいろと返礼品をチョイスしてお返しできるような制度をとっております。

 2番の6次化産業にもかかわることでございますが、美咲の特産品として、よりよいものをネットで紹介させていただいて、ご利用いただくように掲載をしております。返礼品につきましては、現在26品目でございますが、今後も地元のよいものがありましたらどんどん掲載をさせていただいて、返礼品を充実させてたいと考えております。また、6次化産業で町内の農業者で事業者がそういった製品について、こういったものがあるというようなお知らせをいただきましたら、また担当のほうともやりとりして、よいものであれば、積極的に返礼品の中に登録をさせていただきたいと思います。

 ちなみに、これは昨日ふるさとチョイスという項目の中から美咲を選んできたんですが、棚田米からたまごかけごはん、あるいは変わったところでは片上鉄道の1日乗車貸し切り乗車券とかといったいろんなものを載せさせていただいております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問はありますか。

 8番岩野議員。



◆8番(岩野正則君) 今回なぜ質問したかといいますと、うちも頑張ってきたというのが今わかりましたけど、昨年が300万円ほどだったので、近隣の勝央町が3,800万円でしたか、頑張っておられるということで、あえて質問させていただいたところでございますが、ことしは今時点で1,000万円近く納税をいただいておるということで、大変うれしく思っております。

 いただいた納税をどういう形に使っていかれるか、または使った実績というんですか、説明できる部分があれば回答いただければと。2分の1は残っておるという理屈でいいんでしょうから、それかことしは今1,000万円入ってますから、途中でしょうけど、こんなことに使いたいんだという夢のある回答がいただければ、そこを問いたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 木谷総務課長。



◎総務課長(木谷正弘君) 岩野議員の再質問にお答えさせていただきます。

 現状ふるさと納税につきましては、雑入ということで、その他の項目で寄附金としていただいております。

 今回インターネットを利用した関係で、申し出者の方々のご意見を何に使ってほしい、教育に使ってほしいとか福祉の充実とか高齢者に向けての対応に使ってほしいとか、いろんなアンケートもとらせていただいております。行く行く的には、目的に合わせた収入を取って、その目的に使えるようにしたらとは思うんですが、今現状のところはその他雑入ということで、何にでも使えるような形で歳入をとっております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 8番岩野議員。



◆8番(岩野正則君) 返礼品もふえていくということで、6次化産業の方たちにも夢のある仕事がふえるような形のさらなる活動をお願いしたいと思っています。

 今寄附金については、寄附金の使途ということで課長は言われましたけど、美咲町のしごとづくり、特産品要綱を読ませていただきますけど、使途です。

 町長は、次の寄附金に活用できるということで、人が集う魅力づくりと、定住、子育て、結婚、元気な健康づくり、安全・安心な暮らしの生活支援、公共施設や空き家の資源集約と活用などの使途を書かれております。今時点で町長のお考えがあればお聞かせ願いたいと。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 岩野議員のご質問でございまして、ふるさと納税についてでございます。

 寄附金をいただいたから、その半額を返礼品として返すということではございますけれども、それ以上に経費もいっておりまして、仲介業者がおりますので、その仲介業者にもお金を払わにゃいかんということで、その分については、ほんなら2分の1が町の税金で入るんかなというようなことにはならないということでございまして、それはそれとしてええんですけども、商品の26品目をここで美咲が登録していただいたわけでございますので、その26品目を町外に売っていくというような考え方でやっていこうと、このように思っております。結果として、たくさんのふるさと納税をいただいた、それを何かに使うということは、結果でございますけれども、前提としては日本全国に美咲町の特産物を売っていくというようなこういう目的で今考えておるところでございます。

 ちょっと美咲町も出おくれたんですけれども、一番人気があるのが肉なんです、肉、魚、米なんです。そういうことで、そういう方面に特化すればよかったんですけど、なかなかそういうことにならなかったということで、魚は美咲町の場合は内陸部で無理だということでございますけれども、肉と米については、美咲町でも十分対応できるとこのように思っておりますので、小山のほうにおきましても、プレミアで1俵3万円の価値がついたというような米もありますので、その辺も十分日本全国にPRしていきたいとこのように思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、8番岩野議員の次の質問に移ってください。

 8番岩野議員。



◆8番(岩野正則君) 2問目です、町なか商店街の活性化について。

 空き店舗、空き家活用を新規起業者に今以上の支援、アドバイスができないか。

 次に、町なかに小さな図書館、学習研修センター、コンピューターブース、子育て及び高齢者の交流室などの設置の検討はできないか。

 よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 畑尾まちづくり課長。



◎まちづくり課長(畑尾周一君) 8番岩野議員のご質問にお答えいたします。

 まず、1番目、空き店舗、空き家活用を新規起業者に今以上の支援、アドバイスができないかということでございます。

 議員ご承知のとおり、美咲町では、商業及び地域コミュニティーの活性化を図る目的で、町内にある空き店舗を活用して事業を開業する場合の空き店舗等活用事業補助金というのを設けておりました。残念ながら、今のところ1件の活用でございますが、今後この活用を図るために、周知の徹底を図ってまいりたいと考えております。

 起業支援、アドバイスの充実というご質問でございます。加えて商工振興面でのアプローチということでございまして、議員ご指摘のとおり、必要な取り組みであると考えております。まちづくり課が主体となった取り組みということにはなりませんけども、取り組みを進めていく上では、さまざまな情報共有また連携を図ってまいりたいというふうに考えております。

 続きまして、2番目の町なかに小さな図書館、学習研修センター、コンピューターブース、子育て及び高齢者の交流室などの設置の検討はできないかということでございます。

 先ほどもございましたけど、私からは、地域資源の有効活用面からお話をさせていただけたらと思います。

 多分これはもう議員もご承知だと思いますけど、さまざまな自治会で、公共施設、公民館を改修または新築して、街角の交流館というようなものをこしらえて、交流や居場所づくりまた情報発信というような取り組みをされております。また、その中には商工会が中心となって、もっと小さなものを次々やっていこうということで取り組みを進められている地域もあるというふうに私も存じ上げております。先ほど議員がおっしゃられましたように、地域資源の活用の推進というのは、美咲町創生総合戦略の基本目標6に掲げておりますように、美咲町にとっても重要な取り組みとなっております。さまざまな機能を町なかに整備している場合におきましては、それぞれ業務を担当している課の総合的な判断が必要であるというふうに考えております。また、実際に施設の整備を行っている場合は、軽微なものはともかく、大きな費用が伴うものもあるというふうに考えております。私たちのまちづくり課としてまして取り組みを進めていく場合には、財源の確保という面でもいろんな情報も入ってまいりますので、それらを共有しながら、一緒になって取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 8番岩野議員。



◆8番(岩野正則君) もうご存じでしょうけど、西川、亀甲、柵原の旧商店街がもうがたがたでございます。それぞれ持ち主がおられて、個人の財産なのでなかなか難しいところもあるんでしょうけど、根気よく働きかけをしながら、それと今のままの改修の補助金は、お金だけじゃないんですけど、50万円の実績が今は1件ということで、原田でしたか、私も見に行ってきましたけど、家を改修されておられました。福岡に飲食オーケーのところもあります、先進自治体には。さまざまな取り組みを考えていただきながら、早急に形の見える取り組みをしていただきたい。今のままではまだスピードが遅いんじゃないかと私は思っております。今以上の取り組みを、ぜひとも積極的な取り組みを町長に回答いただきたいと思います。ほかにスタッフがおられたら、それもですけど、ぜひとも町長のお気持ちを、今のままのスピードではということでございます。よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 岩野議員のご質問でございますけれども、町なかの商店街の活性化をさせるように努めなさいということで、当然私もそう思っておりますけれども、なかなか相対で相手もおることでございます。そういうことで、空き家等に補助金を今つけておるわけでございますけれども、これは結果としてそういうようについた、これがあるから店舗を改装しようという人は私はいないと思います。やはり空き家店舗を改装して採算が合いながら、そこで生活できる環境を自分で考えてつくっていって、初めて空き家を改築しようという考え方に本人はなるかと思います。そういうことで、先ほど申しましたように、ほんなら40万円、50万円をつけるから、空き家を改造しようかとか商売しようという人はいないと私は思います。そういうことで、商売の活性化につきましては、商工会も連携してやらにゃいけませんけれども、そういうことやそれから日本政策金融公庫もいろんな美咲町のそれぞれ審議会の中に入っていただいております。そういうことで、いろんな協議をしながら、前向きに考えていきたたいとこのように思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 8番岩野議員。



◆8番(岩野正則君) とりあえずスピードアップしていただいて、駅にも図書館はありますけど、きのう行ってみました、そこでは飲食禁止です。だから、飲食が問題になるところもありますけど、試験的にできるところから、町長、ぜひとも取り組んでほしいんです。

 それと、きのうは中央図書館に行ってきたんですけど、すばらしい冊子をつくって活動はされておるんです。やはり、あれはあれであの場所で今やっておられますから、いろんな情報交換、発信の取り組みをされておるんですけど、地の利とか、今は交通弱者の方もおられます。行ったときには2人でしたかお客さんがおられました。人数だけじゃないと思うんですけど、そこへ司書がおられて、今以上の活用につなげるため、貸し出しをふやすために、今以上の──先ほども回答いただいたんですけど──できるところからさらなる取り組みを至急に緊急にお願いしたいなという意味で質問しております。

 今の件で回答があれば、よろしくお願いします。できるところから、ぜひともよろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 岩野議員が言われることはもっともだと思いますけど、今総務省が進めております小さな拠点づくりです。地域の中に郵便局もあったりいろんな商店もあったり、それぞれで日常生活をそこで営めるというような環境づくりを小さな拠点をつくりなさいということで、これも一つ乗ってみるべきだなというように私も思っております。来年度におきましては、具体的な例も出していかにゃいかんなというように思っております。まだまだ頭の中にはあることで、紙の上に書いた話ではございませんので、まだまだ発表できる段階ではございませんけれども、そういうこともやっていこうかなとこのように思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 以上で8番岩野議員の質問を終了します。

            (8番岩野正則君「ありがとうございました」と呼ぶ)

 続きまして、5番延原議員の質問に入ります。

 5番延原議員。



◆5番(延原正憲君) 皆さん、おはようございます。

 本日2番目の一般質問ということです。

 農作物への被害が心配されておりました台風12号も、恵の雨をもたらせた程度で済みました、一安心でした。

 さて、私からは、通告書で提出しております2項目の質問を予定しておりますので、執行部の誠意あるご答弁を期待しております。

 まず、第1件目です。

 民間路線バスの利用促進策についてであります。

 高下・津山間を運行している民間路線バスは、具体的には中鉄北部バスですけれども、この利用が非常に低迷し続けております。一方で柵原病院から津山の間を運行している津山・柵原共同バス──通称柵原星のふる里バス──につきましては、津山行きの柵原病院を6時50分発の第1便は、利用者の増加──ほとんどが高校通学者ですが──への対応策ということで、今年度からバス2台での運行となっております。6月議会で237万円の補正予算措置によって対応せざるを得ないというような事態となっております。さらには、運賃の違いから、中鉄北部バス路線の沿線の高校生の父兄などが、わざわざ星のふる里バスの停留所まで毎朝送り、毎夕出迎えるというような現象も生じております。

 そこで、まず1点目として、中鉄北部バスに対して支払っています地方バス路線運行維持補助金の過去3年間の支払い状況について確認をしたい。

 次に、2点目として、高校通学の定期代の一部を補助するなど、中鉄北部バスの利用促進を図ることはできないかについてであります。

 私は、27年3月議会の一般質問の中で、中鉄北部バスの利用促進策について、運賃格差があることから、官業が民業を圧迫しているのではないかということを指摘をして、執行部からは、地元の要望を十分聞いて対応したいとの説明を受けていたところです。

 あれから中鉄北部バスの乗車状況を注視しているところですが、空気を運んでいるというような状況で、たまに津山に行くときに私が利用しても、1人貸し切りのこともある、特に夕方津山に向けて走るバスは。バスの運転手も大体こんなもんですというような形でした。運賃格差については、例えば柵原病院から津山バスセンターを例にすると、星のふる里バスが大人300円、それに対しまして、中鉄北部バスが740円、約2.5倍。例えば通学定期の1カ月を比較しますと、星のふる里バスが一月9,240円、中鉄北部バスが2万580円と約2.2倍というように格差があります。

 そこで、地方バス路線の運行維持補助金の支払い実態の確認と、高校生の通学定期の補助による中鉄北部バスの利用促進について、まずご説明をお願いしたい。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 光嶋情報交通課長。



◎情報交通課長(光嶋寛昌君) 5番延原議員のご質問にお答えいたします。

 1点目の過去3年間の地方バス路線運行維持補助金の支払い状況についてでございます。

 中鉄北部バスが運行しております柵原地域の高下から津山スポーツセンターを結ぶこのバス路線につきましては、その運行に係る経費の約85%を国、岡山県、津山市、そして美咲町が支援しているところでございます。

 先ほどの議員の質問にもありましたように、利用者につきましては、昨年度で柵原地域から利用した利用者の数というのは約7,000人、路線全体でも約2万4,000人と利用者は低迷しているところでございます。

 過去3年間の本町の支払いをした補助金の額でございますが、平成25年度につきましては927万円、平成26年度につきましては1,153万4,000円、平成27年度につきましては1,184万1,000円となっております。

 続きまして、2点目の高校通学の定期代金を一部補助するなど、民間路線バス利用の促進を図ることはできないかということでございます。

 中鉄北部バスを利用して柵原地域から津山市内の高校へ通学する高校生の1カ月の定期代金は約1万5,000円から2万940円必要です。同じく柵原地域から運行しております柵原星のふる里バスにつきましては、7,710円から9,240円必要となっております。また、旭地域から津山市内へ運行しております旭チェリーバスにつきましても、1カ月の定期代金は7,710円から9,240円となっております。

 議員が言われましたように、この中鉄北部バスの路線を使う高校生というのは、他の美咲町が運行しているバスと比較しますと、約倍の定期代金が必要ということになっております。私どもが7月に実施しました調査におきましても、バス代が高いから乗らないという高校生の声というものは把握しているところでございます。通学定期の一部を助成することで、保護者の方の経済的負担が軽減される、軽くなるということ、このことからこの路線を利用する高校生というのは確実にふえるだろうというふうに思っております。

 また一方で、柵原星のふる里バスのバス停留所まで送迎をするといったこういった部分での保護者の負担というのも軽くなるんではないかというふうに考えております。今現在中鉄北部バス、バス事業者の方、それから津山市を初めとする関係市町村と関係機関と協議を進めているところでございます。できるだけ早い段階で方向性というものをお示しさせていただけたらというふうに考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問はありますか。

 5番延原議員。



◆5番(延原正憲君) 補助金は年々増加をしている、そして早目に高校生の補助については方向性を出したい、こういうご答弁でした。

 私の一般質問の通告期限が8月25日でありまして、私は22日に提出をしたところです。その後、実は9月1日に情報交通課が事務局を担当しております公共交通のあり方検討会議が開催をされて、議会からも、私を含め3名の議員がメンバーで参加しております。中鉄北部バスの通学定期運賃の助成について、実は協議がされております。先ほど情報交通課長のほうから説明があったように、方向性を出したいという形であります。例の助成の話につきましては、審議の結果としては、まだどこまでが公表になるのかわかりませんが、方向性としては、子育て支援を目的として、町内の通学経費の負担の1人最高1万円程度ぐらいまでに抑えることが必要ではないかという中の、星のふる里バスが余りにも中鉄北部バスに比べて差があるということで、約半分ぐらいの補助が適当ではないかというような考え方が示されてたということで、あとは執行部のほうでこれを具体化されていかれるんだろうというふうには思っております。

 この審議の中で、試算をしておられます。この中で、通学定期の助成を行った場合という前提で、約半分の補助をした場合は、星のふる里バスを利用していた中から中鉄北部バスの路線のほうへ乗りかえる方が約10人、それから定期の補助があるんならバスを利用しようかという潜在的利用者がふえるということで約10人、計20人が中鉄バスのほうを利用するというのを想定して試算した場合、町の負担の増加は、定期の助成が当然ふえますので240万円、それから星のふる里バスの利用が減るんで115万円、約355万円程度の──これは試算ですけども──負担がふえる反面、今度は美咲町の負担が減少するのは、中鉄北部バスへの収入がふえるに対する補助金の減額分が171万円ぐらい、差し引きで180万円程度の負担が残るんではないかなという試算ですが、乗りかえがあって、今現在増便している2台目のバスに269万円が年間要るという計算らしいんですが、これがもし不要になれば、逆に80万円の経費の節減になるというような試算も出ておるようです。そういうようなことも期待できるということです。

 話は変わるんですけど、先般総務常任委員会で視察研修に行きまして、島根県の邑南町というところでは、町内にある県立矢上高校の存続のために、町内だけではなく、近隣の市町村からの高校への通学者に、4,000円を超える通学定期代については、4,000円をオーバーしたものは全て町のほうで一律補助するというような制度まで導入しておりまして、私どもは感心して帰ってきたところです。赤磐市からの高校生にまで助成しろとまでは言いませんけれども、善は急げということで、できるだけできる限り早急に通学定期の助成を制度化していただきたいし、こういうことに関して、町長としてのお考えがあればお聞きしたい。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 延原議員のご質問でございまして、誠意を持ってお答えしようと思いますので、ひとつよろしくお願い申し上げます。

 民間路線バスの利用促進策についてということでございまして、今数字を出されまして、納得いくような回答を求めるということでございまして、我々といたしましては、邑南町は、よそから来ようる子のまで助成をしておる、なかなか美咲町では今のところ考えられないということでございますけれども、定期をこれから安くしていくということにつきましては、中鉄バスを助けるという名目ではなくて、町内の子育て支援とか高校生の通学の措置、通学支援をしていきたいというような方向づけから、我々も前向きに今考えておるところでございます。

 その中におきまして、この中鉄バスにつきましては、津山市と美咲が恐らく1,000万円程度ずつ補助金を出しておるわけでございますけれども、これは津山市との話し合いがある程度必要だと、同じバスに乗りながら、津山市内から通われる人と美咲から通われる人の1カ月の定期の率が変わったらという不安があるところでございますけれども、この前の星のふる里バスの中で、定期的に津山と年に1回予算決算を議論しておりますけれども、その中におきまして、その話も実は出たんです、この話も。定期分だけ安くしたらどうなのと、一緒に合わせたらどうなのというような話も出まして、美咲としては前向きなんですけれども、やはり津山市さんとある程度共同歩調を合わせていかにゃいけんということになっております。

 そういうことで、延原議員が申されましたように、恐らく定期代を安くしますと、この中鉄北部バスにつきましても利用者がふえてくるんではないかなと、このように思っております。前向きに考えさせてください。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 5番延原議員。



◆5番(延原正憲君) 今町長のほうから非常に前向きに検討したいというお言葉をいただきました。期待しております。

 確かに民間バスの支援というよりも、通学支援という位置づけで進めていただければというふうに思っております。

 既にご承知のことと思いますけれども、星のふる里バスは、平日運行が3往復半なんです。要するに1日3便の往復しかない。ところが、中鉄北部バスは、7往復があるわけです。ということは、例えば高校生が利用するんでも、1日で3回のチャンスしかないんか、試験のときなんかでも早く帰れるとかで7回乗るチャンスがある。特に交通手段の弱い高校生に関してのそういう利便性もありますので、私どもがこの助成をするということで、当然北部バスの利用促進が図られ、それから高校生の通学経費の支援があれば、子育ての支援ということにつながり、便数の多い利便性の確保ができ、父兄の送迎の負担も軽減され、そして運がよければ2台運行が1台運行に戻って、269万円の2台目のバスがもし1便減便できるんなら、これは町の財政負担も減ると、言うことなしではないかということで、早期実現を期待をして、今の町長のご答弁を非常に期待を込めて、次の質問に移りたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、延原議員、次の質問に移ってください。



◆5番(延原正憲君) 2件目の固定資産税などの収納確保についてであります。

 最近、相続人調査が困難で、町税──固定資産税等なんですが──の収納が困難となっている事態が、これは今全国的な問題になっております。

 そういう中で、本町における過去3年間で、このように相続人調査が難しいということで、そういう町税が困難になっているような実態と、それから収納できなくなる可能性のあるような収納未済の金額をまずご確認をしたい。

 そして、2点目が、相続人調査の具体的な対応方法とはどのようなもので、どのような成果が上がっているのかというのも確認をしたい。

 それから、3点目、収納確保のために、今後どのような方策をとっていく方針なのか。この3点について、まずお聞きをしたいと思います。

 去る8月4日のNHKの報道によりまして、相続人の調査が、個人情報の保護などによりまして調査ができずに、全国の地方公共団体のうち、調査で回答がもらえた160団体のうち、収納ができなかったお金が1億6,000万円にも上っているという報道がありました。1団体平均100万円ぐらいになるんでしょうけども、そういうことで我が美咲町の実態を確認したい。

 それから、今後も少子化とか相続人の町外への転出などによって、相続人調査が困難となることが今後も予想される。今から対策を立てておく必要がないのか、納税の公平性から、相続人調査の実効ある対応を研究する必要がないか、執行部の認識を確認したい。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 遠藤税務課長。



◎税務課長(遠藤透君) それでは、延原議員の固定資産税などの収納確保についてのご質問にお答えをしていきます。

 本町における最近3年間の実態とはということでございますが、固定資産税等で収納確保が難しくなっているというのが、相続放棄をされる方がおられます。この方につきまして徴収ができないという形になっております。これの件数でございますが、平成25年で10件あります、金額にして24万9,000円でございます。このものが平成27年度では13件ということで、3件の増加ということになっております。金額にしますと、年間で25万1,000円、金額では少しの増額ということでございます。

 この相続放棄につきましては、家庭裁判所へ届け出があって、認められたものということで、この相続放棄を行ったものにつきましては、税の執行停止という形で処理をさせていただいております。

 次に、相続人調査でございます。

 こちらにつきましては、亡くなった方の調査でございますが、相続税法第58条によりまして、税務署へ通知をしているものがございます。こちらでその件数をもって相続の調査を行っております。まず最初に、相続人へ亡くなられた方の配偶者、お子さんなどへの相続の意志というか確認をさせてもらっております。この調査をもちまして、相続人の代表の指定届、または納税管理人届ということで提出をしていただいております。また、美咲町に相続人がいなくて、町外におられるという方につきましては、戸籍、除籍、住民票などを取り寄せまして、相続人を探し出しております。

 この件で、先ほど議員がおっしゃったように、調査が難しくなるのではないかということがあるのは、これも懸念はしておりますが、今のところはまだ我が町ではそんなに物すごく難しいというのは出てきてはおりません。

 続きまして、収納確保でございます。

 この相続放棄をした物件といいますのが、立地条件や抵当権の設定などがございまして、相続を放棄されるという方がほとんどでございます。このようなことで売買が難しいという形もございます。相続放棄した物件を売買しようとすれば、相続財産法人を設置しまして、その予納金を納めるというようなことで、町がこれを行いますと、町が予納金を納めなければならない、最低でも50万円ぐらいは必要かなということでございます。なので、経費の回収が難しいかなと考えているところがあります。何にしましても、放っておくということができませんので、いろいろ調査をして、収納確保には努めていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 5番延原議員。



◆5番(延原正憲君) 今税務課長の説明の中で一つだけ1点確認と、それから質問事項ですけど。

 執行停止というのは、町税の徴収をするのを執行停止をして、それで5年間の時効がたてば、不納欠損額という格好で会計処理するというふうに理解していいのかどうかが1点です、後でお願いします。

 我が美咲町では、収納未済で、財源の大幅な減収が今の説明では20万円程度で、大幅な減収ではないのかもしれませんということは、10件とか13件、それから25万円程度ということで、金額的には大したことではないのかもしれないということは理解できましたけれども、今後も増加することが容易に推測されるものであって、相続放棄や法人の解散というような理由で不納欠損に処理するというのは、これは仕方がない部分もあろうかと思いますけど、あらゆる手段を使って相続人調査を実施して、納税の確保をするのが執行部としてのスタンスだろうというふうに思います。そういう部分では、今頑張るということでありましたので十分期待をしておりますが、先ほどの執行停止とそれから不納欠損の処理との私の質問についてはご返事をいただければと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 遠藤税務課長。



◎税務課長(遠藤透君) 延原議員の再質問でございます。

 執行停止と不納欠損でございます。相続放棄につきましては、もう誰にも納税通知を送れないということでございます。執行停止をして1年後に不納欠損の処理をしておるのが現状でございます。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 5番延原議員。



◆5番(延原正憲君) 確かに相続放棄をすれば、法律上の手続としては、もう執行ができないという部分はわかります。今後、先ほども言いましたように少子化で、それから町外へということになると、だんだん相続を確認してから3カ月以内に相続放棄をすればという債務も相続権も水に流れるみたいになっているんですけど、不動産はそのまま残りますし、そういう中での処理は、今後も担当課の職員は大変だろうと思いますけども、しっかり頑張っていただきたいということを申し述べます。

 町長のほうからも一言何かありましたら、覚悟のほどを聞かせていただけたらと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 延原議員のご質問でございます。

 専門的なことは、私は、そういうふうなほうの法律には詳しくありませんので、十分ご回答ができませんけれども、要するに全国に今800万件の空き家があると言われております。そういう中におきまして、資産価値がなくなっておるということでございまして、そういうことから、やはり相続する人がなかなかいなくなっておるというのが私は現実ではないかなと思っております。田舎におきましては、今課長が申しましたような予納金も要るというようなことで、50万円程度要ると。それで果たして回収できるかどうかをはかりにかけたときに、回収ができないということになりますと、それはやめたほうがいいんじゃないかというようなことになってきます。

 これからは恐らく財産放棄がたくさん出てくるんではないかなと、抵当権がついてるとかついてないは別といたしましても、やはり子供さんが一人子とか二人子で、それぞれ都会に家を持ったりしとりますと、田舎の土地が不要になってくるというようなことになりますんで、なかなかこれから難しい時代になってくるなと、このように思っております。

 今現実山なんかでも、寄附をしたいという人があらわれてまいりました。大きな山でも、固定資産税が要るから寄附するということでございますけれども、なかなか町としてもそれを受け入れるわけにはいきませんので、それを一旦受けると、恐らくたくさんの人々が来ると思いますので、そういうこともあると思います。そういうことで、今滞納整理組合も職員を1人派遣しております。なかなか効果があるそうでございますので、年末の3月には楽しみにしているところではございます。こういうこともその中に含まれるかどうかわかりませんけれども、税収でもって町は財政を運営するというのがこれが基本でございますので、十分心得てやっていきたいと、かように思っております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 以上で5番延原議員の質問を終了します。

            (5番延原正憲君「ありがとうございました。どちらにしても、不動産を持っているということは、資産である反面、それは維持管理をしたり納税をしたいりという義務も必要なということなんで、今後財産の管理というのを、我々町民も含めて認識をしていかないといけないと思いました。きょうは一応これで私の質問を終わります」と呼ぶ)

 ご苦労さまでした。

 それでは、ここでただいまから午前10時40分まで休憩をします。(午前10時25分)



○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き、一般質問を継続します。(午前10時40分)

 ただいまの出席議員は13人です。

 続きまして、3番左居議員の質問に入ります。

 3番左居議員。



◆3番(左居喜次君) 皆さんおはようございます。3番左居でございます。

 私からは2問の通告をさせていただいておりますが、まず災害時応援協定についての質問から入らさせていただきます。

 ことしもと申し上げていいかどうかわかりませんが、つい先日8月末には、65年間の統計にも残っていないような場所からの台風上陸、そしてまさに想像もつかない降雨により、東北、北海道に甚大な被害をもたらせました。改めましてお見舞いを申し上げ、早期の復旧をお祈りするところでございますが、そのいつ来るかわからない、必ず来る災害の備えについてお尋ねします。

 まず、災害時における本町と他の自治体、企業との連携先、またその連携の具体的な内容をお尋ねいたします。

 次に、現在相互応援協定を結んでいる自治体は、津山圏域内近隣の1市4町だと思いますが、さらに連携拡大が必要と考えます。拡充の考えはないかご答弁をお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 木谷総務課長。



◎総務課長(木谷正弘君) 3番左居議員の災害時応援協定についてということでのご質問にお答えさせていただきます。

 まず、美咲町と一般企業等での災害時応援協定の取り交わしている状況をご説明させていただきたいと思います。しばらくお時間をいただきたいと思います。

 現在、防災協定あるいは防災の協約というようなものを、合計で14取り交わしをさせていただいております。

 順に内容等を説明させていただきますが、まず大規模災害時における応急対策に関する協定書というものを、それぞれ美咲町建設業協会、久米郡建設業協会、旭建設業協会と取り交わしております。その内容といいますのは、かいつまんで申し上げますと、緊急時の人命救助、道路交通の確保、公共施設の機能の確保といったものが内容で記されております。

 それから次に、中国電力の津山営業所と台風等災害時における連絡体制及び協力体制に関する取り扱いというのを結んでおります。こちらにつきましては、相互の連絡体制の確立あるいは避難所、病院、災害対策施設への電力復旧の早期対応といったものが載せられております。

 それから、緊急速報サービスというものを、携帯会社3社と取り交わしております。内容といたしましては、携帯電話での緊急速報の配信といったものでございます。

 次に、災害時における情報公開に関する協定書というのを、国土交通省中国地方整備局長と取り交わしております。こちらにつきましては、情報交換、双方の体制整備、連絡員の派遣等が記載されております。

 それと同じく、国土交通省の国土地理院長との間に、地理空間情報の活用のための協力に関する協定書というのを取り交わしております。こちらは、地理空間情報、航空写真等をドローン等で撮影したものの提供といったものが含まれております。

 それから次に、岡山県との間で岡山県消防防災ヘリコプター支援協定、こちらは災害時に応急対応、緊急救助対応、火災防御活動といったものが協定の中に盛り込まれております。

 次の大きなものといたしまして、岡山県と各市町村の間で、岡山県及び県内各市町村の災害時相互応援協定というものを取り交わしております。こちらは、人員の派遣、飲料水、施設、車両、ごみ処理等の資機材の提供、施設の提供といったものが記載されております。

 それから、町内で、久米郡老人ホーム組合との間に、災害時における要援護者対応福祉避難所に関する協定書ということで、災害時の施設使用の協定を行っております。

 次に、逆に津山圏域消防組合との間に、南海トラフ地震発生時における緊急消防救助隊アクションプランに係る覚書というものも載せております。こちらは、災害があった場合に、緊急消防救援隊の受け入れる活動拠点というものを無償で貸与するという契約をさせていただきました。

 それから、生活協同組合おかやまコープさんとの間に、災害時における応急生活物資提供等に関する基本協定。こちらでは、内容的には応急生活物資の調達と安定供給、輸送業務、情報の収集提供といったものが盛り込まれております。

 それから最後に、岡山県行政書士会との間に、災害時における行政書士業務相談に関する協定書というのを結ばさせていただいております。こちらは、被災者の支援、行政書士関係の相談会の開催といったものがございます。

 以上、現在美咲町が結んでおります協定につきまして列挙させていただきましたが、この協定の中で、自治体間の連携では、岡山県危機管理課が事務局となっております。岡山県及び県内各市町村の災害時相互応援協定、これに基づきまして、有事の際には対応するようになっております。こちらは、定期的に岡山県災害時相互応援連絡協議会というものを開催いたしまして、有事に備えた協議を行っておるところでございます。この協定の中では、県内各自治体で相互応援協定を締結しておりまして、美咲が被災した場合、応援する市町が決められておりまして、物資あるいは人員の応援が行われます。具体的には、美咲町が甚大な被害をこうむった場合ですが、まず県内でも局地的な被害の場合、岡山市、津山市及び近隣市町村からの応援を受けることになります。これが先ほど左居議員が言われた県北1市4町関係のものになろうかと思います。さらに、南海トラフ地震のような大規模災害が起きた場合でございますが、県南の矢掛町、里庄町からの応援を受けます。逆に、県南が被災をした場合は、美咲が応援を行うことがございます。局所的な被害の場合には、津山市、赤磐市、真庭市、勝央町、吉備中央町へのそれぞれ応援に行くことになります。それから、大規模な場合には、里庄町、矢掛町への応援が先ほどの協議会の中で決められております。

 この協議会では、独自に広域物資輸送に対応する民間物流業者の方々とも物流体制強化の会議を定期的に開催されておりまして、ストックヤードをどこにするかとか、そこへの持ち込みを各町村どういうふうにするかというようなことも含めまして、輸送の具体的な対策も協議をされておるところでございます。それから、この協議会の中のメンバーのうち、津山市が主体となって、県北市町村、県民局も含めての会議開催が本年度も決定しております。こちらのほうでも物資提供等の共同での輸送等の審議がされるかと聞いております。

 現状では、この相互応援協定が災害時の自治体間の具体的な連携ということになろかと思います。

 それから、これと県の直接的なものとは別に上下水道関係で、日本水道協会あるいは日本下水道協会と県支部との間で相互応援協定もなされており、熊本地震のような大規模災害時には、都道府県を越える広域的な支援体制というものが整備されておるというところでございます。

 以上、美咲町と、企業あるいは自治体間の協定につきましてご説明させていただきました。



○議長(貝阿彌幸善君) 拡充の考えは町長からですか。

 木谷総務課長。



◎総務課長(木谷正弘君) 申しわけありません、漏らしておりまして。

 ただいまご説明をさせていただきましたように、県を中心とした応援協定がある関係で、それを中心に考えて、県北での立ち上げというか、その中で県北で検討していくということが考えられるかと思います。拡充というところでは、そういう相手がおることでございますので、津山を中心といたしました県北でも検討していかれると思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 3番左居議員。



◆3番(左居喜次君) ただいま大変丁寧なご説明をいただいて、十分かに思える協定なり対策等を講じておられると思いますが、ただ私が思うに、県北での検討を重ねる、また県内での検討を重ねて今までこられてるわけですが、県北また県内が同時に被災するおそれというのは十二分にあると考えます。離れた場所での協定も必要かとも思っておりますし、それから環境の違う自治体と連携し、またお互いに足りない部分を補って、また弱い部分を補う環境をつくっておければ、よりよい防災対策も講じれるのではないかと思います。また、先進地もあるでしょうし、それからまた美咲町のほうが進んでいる部分もあろうかと思います。そういった部分で、拡大というか防災を練り合って、離れた地域との関係もつくったらよいんではないかと思うんですが、その辺のお考えが、総務課長また町長、あおりでしたらお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 左居議員の質問でございますけれども、防災時の応援協定についてということでございますけども、要するに県外ということです。広域的にやったらどうかということでございまして、確かにそういうことも必要なことだとこのように思います。総務委員会の方が安来に行かれまして、島根原発にもし事故があったときには、美咲町にも何らかの形で応援体制をつくってもらいたいというようなことを申し出てきまして、それで総務委員会が視察に行ったんです。そういうことで、少し離れたところが協力をしていくということも、これは私も必要なことだなとこのように思います。今後そういうことで、南海トラフ等の大地震が起きてくる可能性も30年以内に何%とかと言っておりますけれども、そういうことが起きないという確立はなく、起きるという確立のほうが高いわけでございますんで、そのことも十分に我々も頭の中に置いていかなければならないと、このように思います。

 議会の方々におかれましても、こういうこととそういう相手方も探しておられるというようなところがございましたら、どしどし我々にも言っていただきますと、我々も交渉がしやすいということになってきます。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 3番左居議員。



◆3番(左居喜次君) いろんな情報も入ってこようかと思います。今後そういった部分で、県外との相互応援協定とかお互いに支援し合うといった形もとれればと思います。また、今後におきましても、ご検討いただければと思います。

 議長、次の質問に入ります。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、3番左居議員、次の質問に移ってください。



◆3番(左居喜次君) 冬期道路管理についてお尋ねします。

 昨年12月定例会におきまして、同様の質問をいたしましたが、改めて昨年度冬期道路管理の内容について、どのように進められたかお尋ねいたします。

 まず、昨年度凍結防止剤の散布機をリースで2台と既存の散布機1台とで、計3台を使用し凍結防止対策を行われましたが、出動実績と要した費用について、地区別に機械、材料、労務費とに分けてお示しいただきたいと思います。

 また、今年度の積雪、凍結防止対策はどのように講じていくのかご答弁をお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 矢木産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(矢木史朗君) おはようございます。左居議員の冬期の道路管理についてでございます。

 昨年度の凍結防止対策、出動実績と要した経費の内訳について、地域別というのを大きく中央、旭、柵原でまとめさせてもらっております。

 昨年度の積雪、凍結防止対策につきましては、議員の質問にありますように、既存の散布機──これは旭地域にあるものですが──それとリースによる散布機2台体制で、本庁、旭、柵原総合支所担当職員で凍結防止対策のほうを行っております。凍結防止剤散布の出動実績としましては、延べ回数になります、中央地域が延べ28回、旭地域が16回、柵原地域が28回となっております。また、かかった費用につきましては、機械にかかる費用、これはリース料としてですが、これが中央地域が49万1,238円、それから同じ金額ですが、柵原地域で49万1,238円となっております。材料費ですが、これは凍結防止剤を使用した部分でございます、これにかかった費用としましては、中央地域が320袋で30万2,400円、それから旭地域が270袋で25万5,150円、柵原地域が270袋で25万5,150円となっております。

 質問の中の労務費につきましては、職員で対応しておりますので、散布にかかるものとしての特別な支出はございません。

 また、凍結防止対策としまして、従来どおり凍結防止材の配布も行っております。この配布にかかるものにつきまして、これの実績ですが、中央地域が397袋で38万5,884円、旭地域が295袋で28万6,740円となっております。柵原地域が304袋で29万5,488円となっております。費用の合計は、散布にかかるものと、それぞれの配布にかかるものですが、中央地域が117万9,522円、旭地域が54万1,890円、柵原地域が104万1,876円で、美咲町の合計金額としまして、276万3,288円となっております。

 また、これとは別に除雪作業にかかる費用も若干出ております。地域としては、旭地域だけとなっておりますが、町道打木沢松田線ほか6路線ということで、74万6,658円の費用の支出をしております。

 今年度につきましてどうするのかということですが、平成28年度につきましても、昨年同様に行っていく予定としておりますので、よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 3番左居議員。



◆3番(左居喜次君) ありがとうございました。

 凍結防止材の散布それからまた除雪等に、より厳しい冬ですと余計かかってくるわけですが、それに職員さんで対応されたということなんですが、職員さんも当然ながら──当然ながらと言うちゃいけんです──労務費がただではないわけで、その時間があいとるから出るといった部分でもないでしょうし、やはり職員さんにはもっとやっていただくべきことがあるんじゃないかと思います。その時間帯というか、その職員さんに通常の業務をやっていただいて、業者にお任せするといった考え方はないんでしょうか、この凍結防止に関しまして。それから、あとまたことしもそういった対応を言われて、今のお話をしているわけですけど、去年県道のお話もさせていただいたんですが、県は、ほかの路線というかほかの地区をやめないと、また新たな地区はできないといったご回答だったと思います。また引き続き要望も続けていただきたいと思います。そのあたりをご答弁お願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 矢木産業建設観光課長。



◎産業建設観光課長(矢木史朗君) 再質問でございます。

 職員で昨年はまいております。ただ、旭地域と柵原地域については業者でという部分もあるのかなというふうに思っております。これは、県道に関してですが、県のほうにも一応要望は引き続きしていきたいとは思います。ただ、中央地域ですが、町の職員でまいている部分は、町道だけではございません、実は県道もまいております。それにかかった凍結防止剤の費用というか凍結防止剤は、別に県のほうからいただいとるというのはあるんですけど、旭地域で県道と町道も、ある一部はまいていただいてるという実績もあるんで、そこら辺は県との調整で話をしながらやらせてもらっております。

 業者委託をしたらという部分もあります。ただ、今実際県の塩まきの関係で、業者さんに散布をお願いしておる部分の実態を聞きますと、温度、気温が下がった時点で、もう無条件に塩をまいとるという実績だと思います。町の職員でまいた部分については、本当に凍りそうなとか危ないなというところを、事前にとかその日の夜に時間外にまいていっておるのが実情です。日中もまいて、必要なところはまきには出ておるんですけど、それも仕事かなというふうに思っております。ただ、業者委託について、業者さんにいろいろ維持管理で、いろいろな仕事をお願いをしております。そのあたりで費用的にどんなふうな形になるのか、職員が実際にまいて高くつきょうるんか安うつきょうるんかというのは、比較はなかなか難しいんですけど、検討は今後していきたいと思いますが、去年から実際始めたことなんで、今年度については、もう一年か2年様子を見ながら、実績数値を集計しまして、検討をしていきたいというふうに思います。

 それだけでしたね。

 以上です。よろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 左居議員。



◆3番(左居喜次君) ただいまの矢木課長のご説明なんですが、町民の皆さんからしてみれば、役場の職員さんが塩をまいとるよりは、業者の方がまかれたほうがええんじゃないですか。ええというか、昼間急にとか夜急にとか、感覚でまかれたと思うんですけど、ある程度業者の方と打ち合わせをしておけば、その余分な費用もかからんでしょうし、それからまた連絡一つでまいていただけるような体制もとっていただけるんじゃないかと思いますし、まく時間帯も、一般的には夜中というか夜明け前ぐらいにまかれていると思います、業者の方は。車の通りのないときに、通行の邪魔にならん時間帯にまかれてますし、また一番冷え込む時間が夜明けだと思いますので、それに合わせて散布をされていると思いますんで、ぜひもっと本来の仕事を職員の皆さんにはしていただいて、そういった部分は、業者の方に任せれる部分は任せていただいてやっていただけたらと思います。

 町長、ご答弁お願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 左居議員の質問でございます。

 冬期道路管理についてということでございまして、申しわけございません、私も実態がもう一つよく把握してございませんけれども、左居議員が言われるように、効率よい道路管理をしていきなさいということだと思います。今役場の職員ばかりじゃなく、森林組合にも道路作業員の方を2人お願いをしております。そういう人もうまいぐあい利用させていただきながら、経費が安くて済むような形の道路管理をこれからも心がけて、ちょっと計画を練らせていただければとこのように思いますので、即答はできませんのでまことに申しわけございません、検討させてください、お願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 以上で3番左居議員の質問を終了します。

 よろしいですか。

            (3番左居喜次君「はい、終わります」と呼ぶ)

 続きまして、9番金谷議員の質問に入ります。

 9番金谷議員。



◆9番(金谷高子君) 9番金谷でございます。少し風邪を引いておりますので、聞きづらい点があろうかと思いますけれども、よろしくお願いいたします。午前中最後の一般質問でございます。

 あらかじめ質問は2点、新総合事業についてと地域おこし協力隊についてお伺いしたいと思います。

 まず最初に、新総合事業について4点ほどお尋ねしたいと思います。

 今回の介護保険制度の改正に伴い、新しい総合事業に変わってまいります、平成37年には、団塊の世代が75歳を迎えるなど、少子・高齢化が進んでいく中、要支援者の皆様の高齢者の多様な生活支援のニーズに地域全体で応えていくために、この総合事業というのが始まってくるということであります。

 美咲町は、平成29年4月から予防給付の訪問介護また通所介護と、新しい総合事業に移行し、地域支援事業も見直されます。サービスの内容は全国一律ではなく、市町村の判断で高齢者のニーズに対応した取り込みを推進することができるということであります。

 その中から4点の質問をさせていただきたいと思います。

 まず1点目、介護予防の日常生活支援総合事業の町民向けのパンフレットの作成ということで、先日いただきましたこのようなのができておりますけれども。これはまだまだ中身をされると思うんですけれども、このパンフレットが皆さんのところにいつごろ届くのかということをお尋ねしたいと思います。

 それから、2番目としまして、地域支援事業の取り組みについて、在宅医療また介護連携、認知症施策、地域ケア会議、生活支援、介護予防についてお聞かせいただきたいと、このように思っております。

 これは先般も課長のほうから、地域包括ケアシステムの流れというのをいただきました。本当にこの流れがスムーズにいくことによって、地域の皆さんが安心して生活ができるということでありますし、それから生活支援また介護予防というのは、これからは地域アドバイザーというのが必要になってくる、コーディネーターというのが必要になってくるんではないかなと思いますけれども、このコーディネーターの育成というのはどのようにされているのかお聞かせいただきたいと思います。

 それから、3番目には、新しい介護予防の中で、地域リハビリテーションの活動支援事業というのが新しく入っておりますけれども、これは専門のリハビリの専門職をつくっていくということなんでしょうか、そして現在の通いの場にも来ていただけるのかどうか、今通いの場をされている方々がそのような懸念もされておりますので、その辺もお聞かせいただきたいと思います。

 それで、4つ目が、現在3地域でモデル事業として、通いの場を開設しております。29年度に向け、25カ所の開設を予定しているとお聞きしておりますけれども、その現状はどのようになっているのかお聞かせいただきたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 村島地域包括支援センター長。



◎地域包括支援センター長(村島眞由美君) 済みません、パネルを使って説明したいんで、よろしいでしょうか。



○議長(貝阿彌幸善君) 許可いたします。



◎地域包括支援センター長(村島眞由美君) 9番金谷議員のご質問にお答えしていきたいと思います。

 まず、介護予防・日常生活支援総合事業の町民向けパンフレットの作成はというご質問につきましてお答えしたいと思います。

 現在要支援1、2のご本人あるいはご家族の方を初め、町民の皆さんが、今のご質問の最初にありましたように、来春から新しい事業に移行するとは言うけど、どんなになっていくのかということでとても心配されていることと思います。

 そこで、現在私たちも町民の皆さんにご理解をいただくためのチラシを作成しております。金谷議員のお手元にあるチラシは、まだまだ未完成の部分もあると思いますが、早急にチラシをつくりまして、広報紙はもちろん、役場、総合支所の窓口を初め、いろいろなところにチラシ等を置いて、できるだけ周知を早くに徹底していきたいというふうに考えております。

 また、この事業の直接対象となっていらっしゃる方につきましては、現在サービスを利用されている方が大体160名ぐらいいらっしゃるんですけども、そういう方にはケアマネジャーが今ついておりますので、より詳しいパンフレットを作成して、この秋以降に、担当ケアマネジャーの協力を得て周知をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

 続きまして、地域支援事業の中で2番目の質問ですけども、在宅医療・介護連携、認知症施策、地域ケア会議、そして生活支援、介護予防についてということでご質問をいただいておりますので、まず在宅医療、介護連携についてお話ししたいと思います。

 在宅医療・介護連携につきましては、高齢者を初め、地域で、自分たちが暮らしたいところでぎりぎりまで安心して暮らせるようなそういう仕組みをつくっていかなければいけません。在宅医療と介護が連携しないと、そのことが達成できないということで、ここ2年間ですか、県の委託事業も受けまして、まずは在宅介護をしている方とそれから地域のお医者さんとの顔合わせだったりとか研修会とかを企画しております。今年度もさらに在宅医療・介護連携を進めるために、久米郡医師会のご協力を得まして、できましたら10月ぐらいからスタートしたいと思うんですけども、在宅医療や介護を支えている方を対象のまず研修会あるいはその後に町民の方を対象とする研修会等を企画していきたいと思って、今医師会のほうと連絡調整しているところです。具体的になりましたら、町民の皆さんにもお知らせしますので、多くの方に参加していただいて、地域でどう療養生活をしていくのか、実際に療養生活を支える側も大切なんですけども、地域の皆さんがどう地域で療養生活を送っていきたいのか、そしてどうすることがそれをかなえることなのかというのを一緒に考えていくような、そういう企画をしたいと思っておりますので、また多くの方に参加していただきたいと思います。

 続きまして、認知症施策についてご質問をいただいておりますけども、6月定例議会でも、他の議員からご質問もいただいているところですけども、認知症の取り組みについては、現在地域包括支援センターの職員が兼務で認知症地域支援推進員として、認知症の相談等に対応しているところです。また、その推進員を中心に、現在グループホームの管理者の方や、あるいは介護者の会の方、また社会福祉協議会の地域福祉専門員と連携して、6月から月に1回連絡会議を開催しております。その中で話し合われたことに、家族の介護負担の軽減を図るということもとても重要なのではないかということで、その取り組みとして、8月にこんな、認知症カフェと言いますけども、国のオレンジプランの中にも入っているんですけども、黄福茶屋という名称で、介護者の方とかあるいは当事者、家族の方に集まっていただいて、いろんな話をしていく、そういう機会を初めて開催してみました。8月26日に旭の保健センターで開催しております。これを開催する企画は、先ほど言いましたような連絡会議のメンバーと、それから認知症施策を推進しているキャラバンメイトの方、あるいは家族会の方等の協力を得て、とてもいい雰囲気でお互いの悩み事を話したりあるいは歌を歌ったり、すてきな時間が過ごせたというふうに思います。参加者は、当事者と家族の方で12人参加していただいてます。こういう会は、とても日々の介護の大変さを共有できる、あるいは実際に当事者の方も来ていただいて、簡単な作業で、今回は試みだったのでおだんごづくりをしてみんなでいただこうという企画をしたので、そういうところを中には当事者の方も、あるいはサポーターの方も一緒になっておだんごをまとめたりとか丸めたりとかする、そういうことで昔頑張ってた姿もあらわしていただいたりとかしていい時間だったなと思ってますので、こういうものを、今後も各地区で開催していきたいなと思います。介護者の負担の軽減や相談支援の窓口として継続していきたいと思いますので、また身近にそういうチラシをごらんいただけたら、見学に来ていただけたらと思います。

 次に、地域ケア会議のこともご質問いただいております。

 介護保険法で、市町村は、地域包括ケアシステムを構築するために、地域ケア会議の設置に努めるよう規定されております。当町ではそのことを踏まえて、個別ケア会議、そして3地域の中学校区がありますので、その地域ごとの地域ケア会議、そして町全体での地域包括ケア会議という、3段階での会議を開催しております。

 少し見えにくいかとも思うんですけども、議員の皆さんのお手元に配付している中で、資料1のところですが、こういう図を出させてもらっております。

 もう数年前から、社会福祉協議会を中心に各自治会で、小地域ケア会議というのを開催しておりました。そこには、地域包括とかあるいは健康づくり班の保健師等も参加して、地域での福祉の困り事だとかいろんな情報交換をしながら、地域の困り事を吸い上げていって、各3中学校区での地域ケア会議にいろいろな情報を持ち上げるという仕組みづくりをしておりました。以前この仕組みづくりの例として、小山で救急車が入りにくいというお話が小地域で出たことから、地域ケア会議で旭地域の民生委員が協力して、入りにくいおうちを点検しましょうということをしていただき、それをさらに美咲町の包括ケア会議、町全体でさまざまな団体の代表とか、あるいは消防署とか警察も含めて、いろんな方、お医者さんも入っていただいての会議を年数回してるんですけども、そういうところでお話をしましたところ、それは旭地域だけの問題ではないので、中央、柵原でもということで、全町でそういうことに取り組むことができました。

 そういうように、地域での課題を吸い上げていくということも、この地域ケア会議、包括ケア会議での役割だと思います。また、私たちがこの総合事業に移行していくために、地域の問題として、支え手がなかなかいないんだとか、あるいは今後地域でどう取り組んだほうがいいだろうかというような話は、まず包括ケア会議に出させていただいたり、あるいは地域ケア会議で、ここには地域で実際に高齢者を支えていただいている事業所の方も入っていただいたりあるいは社協の方も入っていただいたりしておりますので、そういうところで話し合って、いろんなアイデアをいただいたりということで、段階ごとにいろいろな問題を話し合って、現在の来春からの生活支援総合事業に結びついていくようにやっているわけですけど、まだまだ活性化していくのには時間がかかるかなというふうにも思っております。

 その次ですが、そういう中で、生活支援、介護予防の総合事業のことのご質問をいただいております。

 そうして地域での問題点あるいは今後の課題等を話し合う中で、来春から総合事業をどんなふうにやっていたっらいいかなという話し合いをさせていただきました。その総合事業の中で、訪問介護が訪問型のサービス類型にどのように移行するかということで、今私たちが決めているのが、認定が終わるまで、更新のところまでは従来型のサービスを使っていただくんですけども、その後専門のヘルパーさんとかあるいは専門の研修を受けた方に生活支援をしていただく必要のある方もあると思うので、緩和したサービスができないだろうかということで、今事業者のほうに検討していただくような話し合いをしております。これの根拠というのは、ヘルパーさんがサービスをされているその目的を分析したところ、やはり居室の掃除とかトイレとかお風呂の掃除というのが多かったというのが1点です。なかなかそこのところをすぐご近所の方にお世話していただくというのは、心理的にも厳しいと思うので、緩和したサービス等が必要ではないかという結論に至って、今事業者の方にお願いしているところです。

 続きまして、訪問型のサービスですけども、訪問型のサービスは、去年から住民主体の通いの場を頑張っていきましょうということで何回もお話しさせていただいて、金谷議員の次の質問にもありますけども、現在3地域でモデル事業として取り組んでいただいているところです。しかし、これを住民の方に協力してもらいながら、町内各地区で展開していくというのは、なかなか住民の方の不安もありますし、私たちもそこそこでのノウハウをつくっていかなければいけないので、まだまだというのが現状であります。しかしながら、来年の4月1日からはスタートしなければいけないので、いろいろなことを考えていく中で、先ほどホームヘルプのところでも言いましたけども、ケアプランを分析して、何が必要なのかということを見たときに、地域の方と交流できるとか外出の機会が必要なんだというプランの目的が多かったということを踏まえまして、更新までは継続型というのも使えるんですけど、その後緩和型で、運動とかレクリエーションを目的に、事業所等に協力していただけて、緩和したサービスができないだろうかということで、これから事業者の方にご相談をしていきたいなというふうに思っております。

 それとは別に通所型のサービスCというのを今モデルでさせてもらってますけども、退院後足の力が弱ったとか体力を回復したいということで、介護申請を受けて、現在デイサービス等を利用されてる方もありますので、そういう方につきましては、その機能を高めたりしていくということを目標に、今直営で中央保健センターで週1回やっておりますので、そういうものも継続していきたいなと思います。こういうふうにいろんなサービスをできるだけそろえて、その方のニーズに合ったプランが立てれるようにというふうに私たちも準備を始めてるんですけども、それとともに、先ほど地域ケア会議の中で個別ケア会議ということを言いましたけども、その方の生活状況とか体力の状況とかをベースに、今まではケアマネだけがご本人とかの要望に応じてプランを立ててましたけども、もう一つ専門職の意見を聞きながらプランの参考にしていく機会をと思って、現在個別ケア会議を月に1回、お医者さんとかそれから理学療法士、薬剤師は、なかなかケアマネが個々でご意見を聞きに行くというのが難しいこともありますので、そういう先生方に集まっていただいて、ケアマネがアセスメントしてきたことについて、この方にはこういうことが必要じゃないかというアドバイスをいただいて、それを踏まえて、ケアマネがご本人とか家族の意見を聞きながら、さまざまなサービスに移行できたらいいなというふうに準備を今進めているところです。

 最後ですけども、3地区のモデル事業、さらにお試しという言い方はおかしいですけど、まず打穴でも一回やってみて、これから具体的にやっていくのはどうしたらいいかなという会合を開いていきたいし、それから江与味の地区もまずは一回やってみようと集まったら、こういう会だったら毎週1回でも来たいわということで、自発的に集まられたといううれしいニュースも聞いておりますので、できるだけあちこちで広げていきたいと思うんですけども、先ほどご質問の中にありました29年度に向けて、25カ所の開設をしていただくために、今要綱づくりをさせていただいております。地域に出かけていっても、例えば手すりがないとかトイレが難しいとかというようなそういうようなご意見で、出にくい方もいらっしゃるので、そういうことに積極的に取り組んでいただけるところについては、この9月定例議会のところで認めていただければ予算化して、積極的に手を挙げていただきたいというふうな思いで、マックス25カ所ということで今思っております。地域に出かけますと、支える側の人口も少ないので、確かに気軽に出ていけれるのは近い範囲かもしれないけど、今後の継続性を考えたときに、余り小さいところでは難しいというご意見も聞いております。また、うちの地域は、そんな大きいところに行くよりも、ここで頑張りたいというご意見も聞いておりますので、もう画一的にこれでないといけないというんじゃなくて、地域の実情に応じた、そういう活動をしていきたいと思っております。また、運営費のほうも、住民主体と言いながら、全く手弁当で無償のボランティアでというのでは、今後継続していくのには難しい部分があると思うので、そういうものも少し予算化しておりますので、またご説明ができたらいいかなと思っております。

 あともう一つ忘れておりましたけど、地域リハビリテーションの活動支援についてということで、これが抜けておりましたが、先ほど言いましたように、個別ケア会議等も理学療法士とか作業療法士の方に今来ていただいて、ご意見を聞かせてもらっております。この地域リハビリテーション活動支援事業というのがこの地域支援事業の中にあるんですけども、ここの目的は、そういう専門職が高齢者の有する能力を評価して、改善を助言するなど、通所、訪問、地域ケア会議、通いの場などの介護予防の取り組みを総合的に支援する事業というふうに書かれておりますので、金谷議員のご提案があったように、通いの場の、例えば始まったときに来ていただいて、アドバイスを得て、ある程度の期間をやって、また評価をするとかというような部分的にかかわっていただいて、その専門職を生かしていただけたらいいかなというふうにも考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 9番金谷議員。



◆9番(金谷高子君) 今本当にわかりやすく、皆さんもよくわかられたんじゃないでしょうか、これからのこういう新事業が始まるということを。今説明をしていただいた中で、町として地域ケアシステムの中で、地域の皆さん方をしっかりと見守っていかれるというご説明がよく響くほどわかりました。

 それで、何が一番かというと、やはり通いの場。これは、地域の方が主体となってやっていかなけれないけないということであります。幾ら課長があれだけ熱弁をしても、なかなか地域の人のところまでいかに届かせていかなければいけないかというのがセンター長の手腕じゃないかなと、このように私は思っております。今3地域の中でも、塚角は本当に手を挙げながら頑張っておりますから、いまだに。きょうもしていらっしゃるんですけれども、楽しく皆さんが集ってきております。やはり、そういうようなところになれば、今センター長がおっしゃったように、いろんな地域があろうかと思います。でも、その地域地域でしてあげることが、地域の皆さん方の元気で健康でいられることではないかなとこのように思っておりますし、塚角でも、来る交通機関が、来るのになかなかそこのところが一番のネックかなとこのように思っておりますけど、これはやはり全町一緒ではないかなとこのように思っております。そういうところをしっかりこれから大きな課題として、一人の人でもここに集ってこられるような体制づくりをしていただきたいなと、このように思っております。

 それから、今対象者が160名いらっしゃるとおっしゃっておりましたけれども、大体要支援1、2の方が310名ほどいらっしゃる中で、こういう通いの場に来られる方が160名程度いらっしゃるということだったんでしょうか。

 それから、この新介護予防のリハビリテーションですけれども、これは前回にも聞きましたけど、前回も県から来ていただいているということでありますけれども、これはこれから持続可能なずっと長くしていく施策でありますので、ぜひ町として、そういう専門職は雇っていただきたいとこのように思っておるところであります。これは、今回も議会報告会をいたしましたところ、本当にそういう専門職は、障害者のものとしてもぜひ欲しいということをおっしゃっておりましたので、ただ高齢者の方々のでなく、そういうことはこれからも前向きに考えていただきたいなとこのように思っております。

 以上で再質問をお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 村島地域包括支援センター長。



◎地域包括支援センター長(村島眞由美君) 済みません、金谷議員の最初の前段のご質問の中で漏れていたことがありますので、それを先にお答えしたいと思います。

 介護予防総合支援事業を進めていく中で、コーディネーターが必要ではないかということでご質問をいただいております。

 ご存じのように、現在第1層のコーディネーターということで、町内全体での資源開発とか、あるいは調整とかを担うということで、以前安心生活創造事業を一緒にやっていた社協から、コーディネーターを1人派遣してもらっております、派遣というか出向してもらっております。2層のコーディネーターにつきましては、現在社協と協議なんですけども、2層のコーディネーターに本当に必要なことは、地域での高齢者の生活の困り事とかをキャッチしながら、地域のいろいろな資源等をコーディネートしていくというようなところをマッチングしていくというようなところが主になるかと思いますので、今年度につきましては、社協の地域福祉活動専門員等の協力を得ながら、よりどういう方に担っていただくかというところを協議していきたいというふうに考えております。

 続きまして、通いの場につきましてですが、確かに住民の方とじかにお話し合いをして、個々にその地域でできることを考えていかないと物事は前に進まないというふうに思っておりますので、今後も頑張って出ていきたいと思いますけども、きょうこうして質問していただいたので、住民の方にもまた話す機会がふえるのかなというふうに期待しているところです。

 その中で、通いの場の塚角でやっていっていただく中で、交通手段の問題が大きいんではないかということでご質問いただきましたけども、うちのほうで考えているのは、情報交通課が進めている黄福タクシーの活用や、あるいは地域の方の協力等を得ながら何とか交通手段を確保することができないかということで協議しているところです。

 それから次に、160名という要支援1、2の方の件数をお伝えしましたけど、これはプランが動いている方です。プランが動いている方で、実際にデイサービス等を利用されている方あるいはホームヘルプ等を利用されている方が160人のうちに入っているということです。福祉用具だけを使っていらっしゃる方もありますしなんですけども、今直接的にデイサービスとかホームヘルプを使ってらっしゃる方だけではなくて、やはり要支援1、2の方は、生活のしづらさを持っていらっしゃる方なので、その方の生活がより自立して継続できるようにという視点で、これから新たに始まることにつきましては、今ケアマネがかかわっている方に、より詳しく説明していきたいというふうに考えてこの数を言いました。

 それから、リハビリテーションは、広域リハビリテーションの派遣事業を活用しながらやっているんですけども、その考え方は、地域のリハビリの専門職を活用しようという県の考え方です。その考え方にうちも乗っかって派遣を受けているわけなんですけど、来ていただいているのは、実際は地元の施設で働いているPTの方だったりしているわけです、研修会を受けた方に来ていただいている。今後さらに地元に別の施設等もいらっしゃるので、そういう方にどんどん地域に出てもらうと、地域の実情がわかって、そしてアドバイスもより生かせるんではないかということで、現在私たちはまた別な施設等の協力も得るように頑張っていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 9番金谷議員。



◆9番(金谷高子君) 今通いの場で課題であったのが、やはり交通機関でありました。黄福タクシーを使うのか、それともいろんな手段があろうかと思います。これも地元の方とのご相談をしていただきながら、効率のいい、また予算もそう負担がないような方法があれば考えていただければと、このように思っております。

 それから、今リハビリの専門の人が各そういう事業所からおられるんであれば、地元の方に来ていただければ、それが一番十分なのかなとこのように思いますけれども、これからまだ25ないしいろんなのがふえてくるかと思います。その中でしっかり全体的に行き渡るようにお願いしたいとこのように思っております。

 最後には、これからなかなか厳しいようにセンター長がおっしゃいました。高松に私たちも視察に行きましたけれども、本当に厳しいところがたくさんありました。本当に何回も何回も行政と専門職とが足しげく通ってやっとできたんだという、これだけが高松に行って私に残ったところは、本当にその誠意が必ず通じるんだということでした。ですから、必ず住民の皆様には、行政また皆さんの思いというのは伝わると思いますので、伝わるまで行き続けてください。

 以上、この質問を終わります。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、次の質問に移ってください。



◆9番(金谷高子君) それでは、地域おこし協力隊についてお尋ねしたいと思います。

 全国的な人口減少及び少子化は、本町においても深刻な問題であります。教育環境なら美咲町が一番と掲げていることから、以前に一般質問を行いましたところ、答弁では、ICTの教育を取り組んでいくということでありました。しかし、現在では全国的にそういう情報教育が取り入れられており、既に美咲町独自の施策ではなくなっているんではないかとこのように思っております。ここで──この前の時は、泉前教育長でした──今回は新しい教育長が誕生されておりますので、その教育長にお尋ねしたいなとこのように思っております。

 それから、今回の地域おこし協力隊については、農林、商工観光、特産品、その他の地域資源とありますけれども、方向性を少し変えて、備前市が募集しておられます教育の協力隊のような募集を行うことはできないでしょうか。また、この事業とあわせて、町営の塾の開設はできないかとお尋ねしたいと思います。

 地域協力隊も、なかなかいつも議員が何回も何回も質問をされておりましたけれども、いや、うちは集落支援員で行くんですというような形で言われておりました。でも、少し全体的に美咲町は全てが遅いですから、よそよりも早くしてほしいといつも言うんですけど、足踏みをしながら周りを見てからするのがうちの町じゃないかなとこのように思っておりますけれども、そうじゃなく、やはり美咲町発、こういうような施策も必要ではないかなとこのように思っております。

 以上でよろしくお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 畑尾まちづくり課長。



◎まちづくり課長(畑尾周一君) 9番金谷議員のご質問にお答えをいたします。

 地域おこし協力隊についてというご質問でございますので、私のほうから美咲町の取り組み状況また県内の活動状況について、まずお話をさせていただけたらと思います。

 今ご指摘がありましたように、美咲町も何とか地域おこし協力隊の募集を行うというとで、9月30日まで募集を行っておりまして、募集内容は、先ほどご説明ありました農林水産の支援、商工観光、特産品、その他の地域資源の発掘及び商品開発の支援、また美咲町の魅力の情報発信という3部門で、約3名程度募集をかけております。これの内容につきましては、庁舎内でさまざまな検討を行いまして、まずこれで行ってみようということで募集を始めたものでございます。

 初めての募集でございます。本当に有能でやる気のある隊員が来ていただけるかどうかということもございますが、しっかりその辺は見きわめながら、隊員の募集、獲得をしてまいりたいということでございます。隊員に対しましては、美咲町で十分に力を発揮していただくように、町民の皆さんの温かいご理解、それから私たちもできる限りの支援をしていく必要があるのではないかなというふうに考えております。

 教育協力隊ということなので、私のほうは余り、後ほど教育委員会から詳しいお答えもあると思いますが、県内の状況です。

 県内は、今地域おこし協力隊が117名程度おられまして、残念というんですか、やはり全国平均並に定住率が58%というような状況でございます。地域支援活動の内容というのは、産業、観光、商工業、公共施設の管理、地域支援等多岐にわたっておられます。また、議員のご承知のように、教育面で活躍をされている隊員もおられます。

 このような状況でございますので、まず美咲町としましては、遅くからということになりましたけど、しっかり制度のほうの確認をし、また美咲町でとるべき人材というものを見定めてまいりましたので、しっかりといい人材を獲得してまいりたいと思います。

 私のほうからは、美咲町の状況また県内の活動状況ということでご説明をさせていただきました。



○議長(貝阿彌幸善君) 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 失礼します。金谷議員の地域おこし協力についてのご質問ですが、教育委員会としても議員ご提案のような地域おこし協力隊の教育バージョンのようなものに取り組んでいきたいと考えています。

 ただ、先ほど畑尾課長も申し上げましたが、一般に言われている地域おこし協力隊は、自治体等がこの地区の耕作放棄地を再成してほしいなどの具体的な要請──オーダー──や必要性──ニーズ──に基づいて公募して、その地域に定住していただいて、そして農作物等を栽培して、そして収穫した農作物を売って得たお金で自活を図っているものです。

 ただ、この教育の協力隊というものは、一般的な今申し上げた地域おこしの協力隊に見られるような具体的な要請等がありません。そのため、町内の学校教育や社会教育の活動に参画をいただきながらネットワークを築いていただきまして、将来の自活の道を探っていただく必要があります。要するに、教育協力隊の方々に何をしていただくかということが重要でありまして、教育委員会としても、現在備前市や吉備中央町などの取り組みを参考に検討しているところでございます。

 それから、議員ご提案の町営の塾の開設についても、このいわゆる教育の協力隊が実現できればですが、業務の重要な柱として取り上げられることができると考えています。現在本町では、おかやま子ども応援事業を活用して、旭、中央、柵原の3地区に5カ所の放課後子ども教室を開設しまして、宿題などをする家庭教育支援を行っております。ただ、これは塾のような学習支援、つまり学校の授業内容と関係した独自の学習をするといったような支援ではありませんので、教育委員会としても町営の塾、例えば英語に特化した塾の開設などを検討しているところでございます。

 それから、冒頭に言われましたICT教育についてでございますが、ICT教育については、取りかかりが早いというんですけども、結局はICT教育を授業の中でどう取り入れていくかが大きな課題でございまして、現在検討委員会を設けて、各学校のホームページの開設あるいは授業の中でどういうふうに活用していくかといったことを模索しているところでございます。ホームページについては、もう各学校でき上がっていると思いますので、またごらんいただけたらと思います。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 9番金谷議員。



◆9番(金谷高子君) 今教育長のほうからご答弁がありました。

 何をしていただくかということを決めにゃいけん、それは教育の協力隊ですから、当然教育に対することをしてもらわなきゃいけない人を募集するわけです。例えば備前市さんは、今塾でまなび塾というのをされてます、それは協力隊の人が来られて、募集をしているということで、今回も拡充をしていきたいということで、本年4月には3人の教育協力隊の人に来ていただいているということで、これもまなび塾にされるということでありますけれども、そして協力隊の人は、学校の教育または社会教育とか、教育にかかわる関係のことをしていくという方です。

 私は、吉備中央町さんもしているということで、2日にかかって吉備中央町に行って、塾を1時間勉強してまいりました、方程式でした。それで、3年生の子が4時から1時間するんですけど、どうぞ塾に参加して帰ってくださいということで塾に参加させていただきました。やはりまた学校の先生と違って協力隊の人ですから、東京とかいろんなところから来られた方が塾の先生になっていらっしゃるんですけど、ああ、これはわかりやすいよな、なぜこうなるのかという、十四、五人の生徒でしたけれども、しっかりと勉強をされておりました。帰りがけにお母さんがいらっしゃったから、されてるんですかとお聞きしたら、いやいや、今は3年生だけで、うちは2年生だから、また秋ぐらいから始まるんじゃないかと思ってます、2,000円ですから授業料も安いからということでお母さんは言われてたんですけど、子供さんは、塾をしてからその後にまた勉強なんか嫌だと言うてますというようなお母さんと子供とのそういうギャップがあったように思いますけれども、やはり美咲町もこういうような教育環境が本当に1番であるんなら、何をしていくかということを書くのは簡単なんです、文章に。それを行動にどのようにして起こしていくかということが私は大切じゃないかなとこのように思ってます。

 それで、町長も何かそのような構想があるようにお聞きしてる。町長はどのようにお考えでしょうか、お聞かせいただきたい。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 金谷議員の質問でございますけれども、地域おこし協力隊の町の塾の開設についてということでございまして、後段教育長が申されましたように、町営の塾という形のものをつくっていきたいなとこのように思っております。それは、先ほど申されましたように、英語に特化したようなそういうものをやってみたいなというようなことで、これから募集をしますけれども、その募集でもし──もしということは今の考えですが──集まらない場合があります。そういうときは今ALTで3人美咲町は頼んでおりますけれども、そんな人にもご協力願わなきゃいけんのかなというようなとこまでは考えております。

 それで、ごめんなさい、お話を聞いてなかったもんで、それでいいんですか。

            (9番金谷高子君「聞いていらっしゃらなかったら、そのとおりでよろしいです。そこまでを聞いてくださっとったということですから」と呼ぶ)

 ほんならそういうことでよろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 整理していただきましてありがとうございました。

 再々質問はありますか。

 9番金谷議員。



◆9番(金谷高子君) 今町長がおっしゃってました英語に特化したそういう塾のようなことをしていきたいという、集まるか集まらないかわからないということを言われましたけども、順序として、私も吉備中央町でお聞きしたことは、しっかりとアンケートをとっていただき、父兄の方、子供たちがどこまで本当に塾をしてほしいかというようなことをしっかりと把握をしながら、突発的にやるというようなことは無謀なことでありますので、しっかりされるんであれば、アンケートをとっていただき、その中で本当に塾をしてほしいと言われる要望があるようであれば、実現していっていただきたいなとこのように思っておりますし、それからやはり今これからは町営の塾というのも次々とふえてきております、このように今おっしゃっておられました。ですから、そういうような教育の協力隊がこれからそういうことが美咲町でもできるんであれば、よそがしておくれて、その辺はもう私も残念だなと思うんですけども、すばらしい職員さんの能力があるんですから、能力を発揮してください、本当に休めないでください、そのように思っております。

 以上で終わりますけれども、しっかり取り組みをしていただきたいと思います。

 以上で質問を終わらせていただきます。



○議長(貝阿彌幸善君) 答弁はよろしいですか。

            (9番金谷高子君「よろしいです」と呼ぶ)

 以上で9番金谷議員の一般質問を終了します。

 それでは、ただいまから午後1時まで休憩をいたします。(午前11時58分)



○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き一般質問を継続します。(午後1時00分)

 ただいまの出席議員は13人です。

 続きまして、7番松田議員の質問に入ります。

 7番松田議員。



◆7番(松田英二君) 皆さん失礼いたします。7番松田でございます。

 本日の一般質問は、教育委員会に対しての質問を2問提示させていただいております。早速1問目から質問に入らせていただきます。

 小中一貫教育の推進にどう取り組むのか。

 平成27年に学校教育法が改正され、義務教育学校の制度が新設されて以降、中1ギャップの解消などを目的とした小中一貫教育に取り組む自治体が増加し、平成28年度では、全国46市区町村で100件を超える小中一貫校が誕生する見通しだそうです。岡山県内では備前市が、平成29年度から31年度にかけて、市内全域で小中一貫教育を完全実施する予定となっております。小中一貫教育の導入に際しては、一体型か連携型か、6・3制を維持するのか、学年段階をどう区切るのか、小・中学校の教員免許、全中学校区で実施するのかなど難題は山積であり、一朝一夕にできるものではありません。本町の小中一貫教育に対する取り組みは始まったばかりですが、基本計画すら策定できていない状況で、今後どのように取り組むつもりなのか、教育委員会の考えはどうでしょうか、これが質問の要旨であります。

 昨年平成27年の3月定例議会の中におきまして、柵原地域の学校施設の再編成といったものについて、どういうお考えを持っておられるんですかという質問をしたことがございます。その中で、学校施設の老朽化、そして児童・生徒数の減少といったようなことに対してどう取り組んでいくのかという質問の内容になっていたと思いますが、今から考えてみますと、この考え方をもって小中一貫の話をするとなりますと、言ってみれば出口のところから入っていったというような感じがしております。その反省点も含めて、今回再度質問をさせていただこうと思っておりますが、柴原教育長がこの4月に就任をされまして5カ月を経過をいたしました。この間の中で、小中一貫教育というものに対しての取り組みというものは、どういう形のものを進めてきていらっしゃるのか、まずその点をお伺いさせていただけますでしょうか。



○議長(貝阿彌幸善君) 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 失礼します。松田議員の小中一貫教育の取り組みについてのご質問ですが、先ほど言われましたように、義務教育9年間を見通した計画的、継続的な学力、学習意欲の向上や、いわゆる中1ギャップへの対応という観点から、地域の実情に応じた小中一貫教育の取り組みが全国的に進められています。議員ご指摘のとおりでございます。

 本町でも旭小学校、中学校が、7年前の平成21年から旭小中学校一貫教育研究会という組織を結成して、小・中連携、小中一貫教育の取り組みを進めています。本年度11月15日には、これは小中一貫の研究会ではないんですが、僻地教育の研究会ということで、その研究成果の一端を発表する予定になっております。

 ご指摘の柵原中学校区においては、これまで学校行事などの面で、小・中学校の交流はありましたし、中学校のほうに小・中連携担当の先生が配置されている関係で、昨年度も中学校の先生が小学校に出向いて英語の授業などを行うことはありました。しかし、先ほどご指摘されたように、小中一貫教育を推進する義務教育学校の創設は、これは出口だと言われたんですけども、これにつきましては、先ほど言われましたとおり、柵原中学校の老朽化に伴い、年々多額の修繕費を出費している状況、あるいは柵原西小学校や共同調理場も老朽化に伴う修繕箇所がふえてきている状況が大きな課題となっておりまして、今後の柵原中学校区の学校や施設に関するあり方が議論される中で取り上げるようになったわけです。教育委員会としても、私が赴任してからですが、今後の柵原中学校区のそういった学校や施設に関するあり方を専門的に検討するために、4月の終わりですが、柵原地域学校建設検討委員会という組織を組織しまして、柵原地域の3つの小・中学校を今後どうしていくのかという検討を始めたところです。これまで3回開催しましたが、そのときにはもう初めから出口の義務教育学校の創設ありきではなくて、柵原中学校の老朽化に伴い、校舎改築をする必要があるという共通認識のもとに検討を行っておりまして、きのうを含めて3回実施しております。そういった検討委員会の内容を地域に広く知らせていこうということで、この7月28日の夜には、柵原地域の保育園、小学校、中学校の保護者、さらには教職員、自治会長さんなど150名が集まった合同懇談会が開催されまして、町教委としてこれまでの経緯を説明させていただきました。時間が遅かったので限られていたんですけども、参加者の方々にグループ協議をしていただく中で、さまざまなご意見いただいたところで、つい先般これをまとめまして、必要な回答もさせていただいたところでございます。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 松田議員。



◆7番(松田英二君) 昨年の質問以降、この小中一貫教育というものに対して、少なからず知識を広めておかなければならないと思いまして、さまざまな文書的なものを読ませていただきました。昨年の年末近くでしたですか、文部科学省のほうで義務教育学校の創設というものが決定をされました。広島県の府中市に府中学園という小中一貫校が数年前に生まれております。この府中学園の取り組みの内容というものを見てみますと、この府中学園が生まれた背景には、義務教育上大きな課題の一つの中1ギャップというものがありました。そこには不登校、学力低下そしていじめと、現代の教育界が抱える問題の多くが集約され、小学校6年間で身につけた学習スタイル、生活習慣が中学校に上がることによって一新され、そしてこれが不連続性が原因と言われているというような背景があるようです。

 現在の教育システムでは、中学校に上がると授業の進め方が変わり、教科書も小学校からつながっているものではありません。それが原因の一つとなって、中学校に上がると、不登校が増加する、あるいは小学校高学年まで維持されてきた学力が低下してしまう、そこで義務教育機関を2つに分割せず、9年間という大きな単位で捉える小中一貫という教育施策が進んでいる。さらに、府中学園は、統合からまだ2年足らずにもかかわらず、不登校生徒の減少、学力の向上は数字としてあらわれてきているという現状があるようです。そして、この小中一貫校を成功に導いた最大の要因というのは、小学校と中学校の教職員の連携にある。小学校の先生、中学校の先生というのは、それぞれに独自の文化を持っていますが、小・中学校の先生方が互いの授業を見て、本音でディスカッションをすることによって、教職員間の不連続を解消するということが最も成功に導くための手段であるというふうに書かれております。

 今現在岡山県内で小中一貫校の実現に向けて本格的に取り組んでいらっしゃるところが、岡山県の備前市教育委員会です。先月8月に備前市教育委員会にお邪魔をいたしまして、どういった取り組みをされているんですかというお話を伺ってまいりました。この町は、いわゆる市が策定いたしました備前市総合計画に「教育のまち」という将来像を掲げた上で、その上で備前市総合教育会議において、教育大綱というものを策定され、さらにそこから子供たちの成長をこの町のスローガンとして掲げようということで、小中一貫教育の推進を全中学校区に広げるという方針をもって基本計画を策定され、今準備を進めていらっしゃるようです。

 一般的に教育の方針、方向性というものが根本的に変わってくる、そしてこれは10年、20年、30年と将来にわたっても継続していくことになりますから、安易な考え方で、学校を小学校と中学校とを一緒にすれば小中一貫校ができるんだみたいな考え方でやるということは絶対に避けなければなりません。普通に考えれば、まず教育審議会という組織を立ち上げて、そこに教育長から審議を依頼し、審議会からの答申を受けて基本計画を策定、さらには実施計画というものをつくり上げて、計画年度を設定した上で、いつまでに仕上げる、じゃあ各年度には何をすればいいんだとそういうような計画的なものをつくっておく必要があるんではないかというふうに私は思いました。

 議長にお願いでございますが。



○議長(貝阿彌幸善君) はい、どうぞ。



◆7番(松田英二君) 質問に際して、パネルを使用させていただいてもよろしいでしょうか。



○議長(貝阿彌幸善君) 許可します。よろしいです。



◆7番(松田英二君) パネルの大きさなりあるいは答弁の仕方なりというのがこども課長に完全に負けておりますんで、非常にばかでかいパネルをつくってまいりました。ごらんいただけますでしょうか。

 備前市がつくった基本計画によりますと、小中一貫教育の形態は、皆さんからごらんになられて左側が分離型小中一貫校、真ん中に隣接型小中一貫校、右側に一体型の小中一貫校、備前市の場合でしたら、この3つのやり方を全て取り入れて、それぞれの中学校区で小中一貫教育を実行するという形になっているようです。結局は義務教育9年間を見通した教育課程というものは共通するものなのですが、それぞれの教職員、児童・生徒の交流を密にするなど、一体感のある教育活動を実施するというのが隣接型と分離型、組織運営を一体化した教育活動を行いますというのが一体型の分です。この一体型をもう一歩さらに進めたものが義務教育学校ということになっていくというようなお話をお伺いしました。

 さらにもう一点、義務教育9年間のうち、俗に言いますところの6・3制、これを維持した上で、小学校6年間の過程の中で、1年生から4年生までを初期段階、5年生から中学校1年生までを中期段階、さらに中学校2年生から中学校3年生までを後期段階という3つの段階に分けて、それぞれの学習指導あるいは小・中の円滑な接続、義務教育の仕上げ、進路指導というような形で物事を進めていこうとされているのが備前市のやり方であります。

 少なくとも、このくらいの基本的な計画自体は策定をされた上で、地域の皆さん方あるいは保護者、PTA、さらには学校の教職員、こうしたところに積極的な慎重な対応と大胆な取り組みというものが必要になってくるんではないかと思います。教育長のお考えはいかがでございますか。



○議長(貝阿彌幸善君) 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 失礼いたします。松田議員の再質問にお答えいたします。

 私もこの3月まで5年間備前市でお世話になって、小中一貫教育に向けた連携教育を進めてまいりました。私がいたのは伊里小学校、伊里中学校区ですが、防災教育、合同防災訓練、大地震を想定した防災訓練を平成23年から始めまして、それをずっと続けてきて、それに学力向上という課題がのしかかってきまして、学力向上と防災教育を柱に連携をしていったということがございます。もともと1園1小1中の学校ですから、とても取り組みやすかったということで、来年度備前市では、伊里中学校区が来年度から小中一貫教育がスタートいたします。あとは議員がおっしゃられたとおり、それぞれ一貫教育を中学校区で進めていこうということで、推進室もできて取り組みが進められているというふうに聞いております。

 お尋ねの大胆な発想、そしてきめ細やかな連携ということなんですけども、本町の美咲町としましては、先ほど来申しました柵原地域に学校建設検討委員会というところで、初めから義務教育学校ありきではなくて、校舎を改築していくと、行く行く柵原中学校区はこれだけのお金が要りますよというそういうふうな議論を積み上げていく、そして西小学校ではさらにこれだけお金がかかってきますよ、さらに東小学校ではこういうお金がかかってきますよとそういった議論を進める中で、やはり小中一貫教育を目指したところがいいんだと、つまり大きく3つの点があると思うんですけど、1つは先ほど言われましたように、学習指導上、生徒指導上の円滑な流れがある、要は9年間を見通した学びの連続によるスムーズな連携による教育ができるということが1点。それから、2点目は、子供の数が少なくなっていく中で適正規模の学校を整えていくことによって、よりよい教育ができる。今ですと中学校では、特定の教科の先生が学校を兼務して、毎日そこの柵原中学校におられないという状況もございます。そういったことを解消するために、大きく一つに一緒にして新しい学校をつくっていくということがございます。そして、3点目は、これはお金のことになりますが、現在新しい学校の義務教育学校を創設すると、建設費の半分が補助される、こういった今ならそういうチャンスもあるというようなことでもって、検討委員会でいろいろそういうふうな選択肢、改善したらどうかといったことなどを議論した上で、もしそういうふうな方向づけができましたら、そういった先ほどご指摘いただいたような小中一貫教育の導入に当たって、基本方針、実施計画等を作成して、グランドデザイン等つくっていきながら、それをたたき台にして広く周知していきたいと考えています。

 備前市の場合も、一応ある程度こういうことができる、こういうことができると、まずは教員、先生方の連携、学校行事のすり合わせ、そこらから始めて、そしてことし初めてそういったグランドデザイン、パンフレットを出したところでございます。ですから、できるだけこういうふうな取り組みを進めていく上で、保護者や地域の住民の方々のご意見をできるだけ細やかに吸い上げながら、それを生かしていきながら、そういった実施計画、グランドデザインのパンフレットの作成というふうなところに持っていければと考えております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 7番松田議員。



◆7番(松田英二君) 私の手元には今文部科学省から各都道府県の県知事さんとか教育委員長に対して送られた通知文書というのがあるんですけれども、ここにあるのは、学校教育法などの一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等についての通知という文書です。

 この文書の中で一番気になったのが、義務教育学校の標準学級数というのが書かれておりまして、義務教育学校の学級数は18学級以上27学級以下を標準とすることとした、ということは18学級以上ないと義務教育学校とは言わないということになりますよね。文部科学省の関係だけではないんでしょうけど、国の関係の、例えば教育基本法であったり学校教育法であったり、あるいは学習指導要領であったり、あるいはさまざまな省令、法令、こういったものに対しては逐次細かなところまで検証あるいは調査といったものがどうしても必要になると思います。最終的に学校建設ということになりますと、建築基準法という国土交通省が所管する法律にまでたどっていかなければならなくなりますから、あらゆる法的な関係のものを熟知した人を1人は置いておかないと、スムーズな進行というのができないんではないかなという気がしております。

 ちなみに、備前市におかれましては、教育委員会の中に、小中一貫教育推進課という課を新たに設置されました。ここの課長には、文部科学省の職員を派遣してもらい、さらに係長として、岡山県庁の職員を派遣してもらうというような対応をとられております。今教育総務課の職員が、通常の業務をこなしながら片手間にできるようなことではないと思います。したがって、今の美咲町教育委員会の中に、この小中一貫に関する専門的な課もしくは係、そうしたものを設置していこうというお考えを、教育長はお持ちになっていらっしゃいませんか。



○議長(貝阿彌幸善君) 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 失礼いたします。再々質問にお答えいたします。

 専門的にそういった取り組みを進めていく部署、人を設けたらどうかというご質問についてですが、現在のところ、今おる職員の補助金担当、それから施設設備担当、そして課長、そして学校教育のソフト面での指導主事、こういった組織体制でやっておりまして、今のところまだ検討委員会でそちらの方向にはっきりとは出ていませんので考えておりませんが、もしそういった検討が必要になれば、またそこで考えていけたらと考えております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、7番松田議員の次の質問に移ってください。

 7番松田議員。



◆7番(松田英二君) 本来でしたら質問したいことは山ほどあるんですけど、3回しかありませんので、次の質問に移らせていただきます。

 2番目の質問でございますが、学校施設の改善策はまだまだ不十分ではないか。

 ここ数年文部科学省が所管する学校環境改善交付金を活用した学校施設の耐震改修が全国の自治体で進められています。これに匹敵するほどの勢いで増加しているのが、教室への空調設置とトイレの環境改善である。

 本町では、平成23年度に町内小・中学校の各教室へエアコンを設置しており、全国に先駆けた取り組みを早々に終えております。一方、トイレの環境改善に関しては、旧態依然とした環境が約半数の学校で残されている現状であり、一説によると、このトイレ環境がいじめや不登校の原因とも言われている背景もあるようです。

 子供が育つ環境を整えるという観点からも、学校間の格差は早急に改善する必要性を感じますが、教育委員会の考えはどうでしょうか。

 1問目の質問が将来に向けた質問でありましたけれども、2番目の質問に関しては、言ってみれば今町内で育っている子供たちの施設環境をどう整えていくのかというような質問になるかと思います。

 平成23年ですから、今から5年ほど前、民主党政権の中で地域を活性化させるための交付金みたいなものが各自治体に配付されまして、それを活用されて、定本町長が決断をされ、県下でも恐らく一番最初じゃなかったんでしょうか、学校教室棟にエアコンを設置されました。当時はそこまでする必要があるんだろうかみたいなことを私も思ってたんですが、今の現状を見る限りにおいて、通常の気温が35度を通り越して40度近いところまではね上がる状況の中で、こうした施策というものはやはり必要不可欠な措置だったんだろうというふうに思います。それを決断された定本町長の決断というのは、称賛されるべきなんだろうと思います。めったに褒めることがない私が褒めるんですから、大したもんだと思います。

 たしか津山市あるいは鏡野町、この辺が今年度この教室のエアコン設置を進めているんではないでしょうか。さらには先ほどの備前市さんも2カ年か3カ年をかけて、昨年エアコンの設置を終えておられます。それに加えて、トイレの環境改善ということに関して、備前市さんは非常に積極的に取り組んでおられまして、二、三年をかけて市内の小・中学校の約半数を大規模改造されたそうです。その際に、エアコンの設置、トイレ環境の整備というものを終えられた関係で、大規模改造をしていない残る学校が9校ほどあるんですけど、ここの学校に対して、トイレの環境改善、いわゆる洋式化への移行ですけれども、これを今年度で全て行うということで、当初予算に予算計上されました。その金額は何と4億5,000万円、これだけの予算を使って、子供たちのトイレ環境、生活環境を整えていかなければ、とてもじゃないけど教育のまちなんてことを目指すということは言えないという判断で市長が決断をされたというふうに聞いております。

 ここに来て、議長を通じて教育委員会に対して、町内の小・中学校のトイレ環境の状況はどうなっておりますかということをお伺いいたしまして、ちょっとつくってみましたのがこのグラフであります。

 赤い色が洋式トイレ、青い色が和式トイレです。ごらんのとおり旭小学校は、これは数年前に大規模改修を行ったときに──言うておきますけど、この表は教室と体育館、そこに限定をしてつくっておりますので──教室と体育館に限って言えば、旭小学校のトイレは100%洋式化になっております。中央中学校は、つい最近新しくできた学校ですので、ここも洋式化が7割、和式化が3割で非常に高い比率で洋式化になっております。美咲中央小学校も比較的新しい学校でありまして、さらに旭中学校もまだ建ってから10年ちょっとですか、ですから50%を超える割合で、それぞれの今までの上の4校は洋式化が進んでおります。そこから下です、柵原東小学校これが洋式化が3分の1、柵原西小学校は洋式化が3割、加美小学校は15%、柵原中学校に至ってはたったの5%、こういった傾向になっております。

 このトイレ環境は、言ってみればトイレが暗い、トイレのにおいがきつい、トイレが狭いといったような関係で、だから行きたくない、それから体調不全あるいは不登校といったような関係の最悪の状況になっていく可能性を秘めているというようなことが批評でされております。

 こういう状況の中で、とりあえずお伺いしてみますけれども、教育総務課長、美咲町内の小・中学校において、このトイレ環境の改善というものに対して、要求とか要望とかそういうような声を聞かれたことがありますか。



○議長(貝阿彌幸善君) 石戸教育総務課長。



◎教育総務課長(石戸光也君) 教育総務課石戸です、よろしくお願いします。

 7番松田議員のトイレ環境の整備について、学校からの要望等を聞いたことがあるかとのご質問ですが、確かにございます。

 環境整備ということで、洋式化の声もありますが、多いのは、例えば壊れたから修繕してほしいとかそういうほうが多いんですが、確かに洋式化は今の資料を見せていただくと、学校間の格差というのは大きいものがあります、そういう要望もございます。

 ちなみに、今一番下の柵原中学校については、この夏休みを利用しまして、特に生徒棟のトイレの1階部分の配管等が腐食しておりましたので、大規模な改修、修繕を行っておりまして、そういう洋式便器についても2基つけたところでございます。そういうことで順次対応しておるところです。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 松田議員。



◆7番(松田英二君) トイレの話って言いにくいんです。大人の私でも言いにくいんですから、子供にとってはさらに言いにくいこともあると思います。

 備前市の教育委員会で聞いた話によりますと、事に女の子です、女子トイレに洋式トイレが1カ所しか設置されていないところは、そこに行列ができて、授業の時間に間に合わなくなったなんていうようなこともたびたびあったんだそうです。昨年ですか27年度に総務課のほうで、この本庁舎の2階と3階のトイレを洋式トイレに変えられました。このときの予算というのが、1基当たり36万円ほどかかったそうです。トイレの中には乾式トイレというのと湿式トイレというのと2種類あるそうでございまして、乾式というのは、こういうじゅうたんではないですけど、そういうパネルみたいなものを敷きまして、雑巾がけで掃除ができるというトイレ、湿式トイレというのが、皆さんご存じのとおり水道をまいてブラシでごしごしこするというそういうトイレです。学校の中でも今の湿式トイレにしているところと乾式トイレにしているところとさまざまありまして、子供が育つ環境を快適なものにするということが必ずしも望ましいことではないというお話があることは十分承知をしております。現に学校の先生の中にありましても、自分たちでしっかりと和式トイレを掃除して活用できるようにすることが教育の一環であるみたいなことをおっしゃる先生方もいらっしゃるわけですが、一方で社会的な面に目を向けてみますと、トイレの機器メーカーさんの営業さんの話なんかを聞きますと、つい数年前までは和式トイレと洋式トイレの出荷台数というのは五分五分だったんだそうです。ところが、つい最近では、和式トイレが1、洋式トイレが9という形で、もう何年かすれば全て洋式トイレしか出荷しないというような状況になっていくだろうというふうなことも言われております。

 そうした中で、昨日の小林議員の質問にもありました、災害が発生した際、学校施設というのは、避難施設という形で数日間そこに避難をしてもらうことになります。そうなりますと、子供たちはもとより、高齢者の方あるいは障害をお持ちの方、さらには妊婦さん、さまざまな方がそこに避難をすることになりますから、いわゆる多機能トイレ、多目的トイレというものについては、全学校に最低1基ぐらいは設置しておく必要があるんではないかとこういうことも言われているわけです。そうした状況を踏まえまして、これは教育長部局だけではなくて、町長部局の方にもしっかりと聞いておいていただきたいと思いますが、まずは教育長、このトイレの学校間の格差の状況をごらんになって、今後学校施設のトイレの環境改善というものに取り組んでいこうというおつもりはあるかどうかお答えをいただけますか。



○議長(貝阿彌幸善君) 柴原教育長。



◎教育長(柴原靖彦君) 失礼いたします。質問にお答えをいたします。

 子供たちにとっては、子供たちがよりよく教育を受けるという観点からしますと、当然格差があってはいけないと考えております。子供たちのために、先ほどから話題になっております施設、設備など物的環境の整備に努力していきたいと考えております。また、人的な面、人的な整備も、町費の教職員を配置するなど、人的整備環境を整えることにも配慮して、子供たちがよりよい教育を受けられるような環境づくりをつくっていきたいと考えております。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 松田議員。



◆7番(松田英二君) 再々質問は控えておこうと思います。

 ついでに申し上げておきますけれども、学校環境の施設整備といたしまして、今教室棟にはエアコンが設置されておりますが、特別教室棟あるいは体育館、そういったところには整備できておりません。全ての施設にそういったものをつけるというのは難しかろうと思いますけれども、子供たちが育つ環境をある程度考えて、これからの教育行政というものを進めていただければと思います。

 最後に、備前市教育委員会が唱えておりますところの教育大綱のスローガン、全ては子供たちのために、これだけをお伝えして質問を終わりたいと思います。

 ありがとうございました。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、以上で7番松田議員の質問を終了します。

 続きまして、6番形井議員の質問に入ります。

 6番形井議員。



◆6番(形井圓君) 6番形井でございます。

 今議会におきましては、2件についてお伺いをしたいというように思っております。

 私は、いつも議会の開催前には町民の皆様方のご意見をお聞きする、これを信念に持っております。今回の議会におきましても、町民の皆様方のご意見、ご要望であるということを前もってお知らせしておきたいと思います。

 小さいことなんでございますけども、2点お伺いします。

 まず、町が現在運行している公共交通の運行状況、そして経費の状況についてお伺いしたいというように思います。

 私は、先ほど申し上げましたように、議会前には町民の皆様方のご意見を町内でお伺いをして回っております。その中で、町民の方からのご意見でこんなご意見がありました。

 町のバスをよく見かけるけども、空のバスをよく見かける、また1人や2人しか乗ってないそんなバスをよく見かける、本当にこれでいいのか、町費の無駄遣いではないかとそんなお話をよく聞きました。この話は以前からもよく聞いておったんですけども、この議会に当たりまして、町民の皆様方のご意見を聞くために町内をいろいろ回っておりましたけども、私も一人も乗っていないバス、また1人しかいない、2人ほどしかいないそんなバスに私自身ここ2カ月間ほどで何度も遭遇いたしております。そうした状況でありますので、所管バス等の、できれば各路線ごとのの利用実態、経費の実態を示していただきかったと思っております。資料をいただいたんですが、これは全体のことなんで、もしできれば各路線ごとです、ここに資料でいただいた中央巡回バス、旭巡回バス、柵原巡回バスとありますけども、各路線があると思うんです、その路線ごとの表を、もしできれば後でもいいんで、お示しただきたいと思うんです。その路線によったら、本当に人が乗ってないというような路線もあるんじゃないかと思いますんで、一度資料をつくっていただきたいというように思います。

 そうした中で、美咲町におきましては、他の市町村に先駆けて黄福タクシー、これを実施しております。この制度は大変好評だとお伺いをいたしております。実は先日もいろいろ町民の皆様方のご意見を聞きたいなと思いまして、議会の後越尾の地区の辺をいろいろ歩いて回りました、スクールバスの関係もありましたんで。そうしたとき、ご老人の方から、黄福タクシーは角まで来てくれて大変助かるというようなお話を、きのう2時間ほどの間に2件お伺いいたしました、ご老人の方が多いかったんで。ぜひともこうした黄福タクシーを主体とした公共交通の見直しをするべきではないかというように思いますので、町としてのお考えを示していただきたいと思います。

 加美小学校のスクールバスの関係については、質問したかったんですけども、加美地区自治会と加美小学校PTAからの要望書が出てまして、それの審議をこれからしていくということなんで、それについては、今議会では控えさせていただきたいと思いますんで、とりあえず公共交通の環境をどのように今後していくのか、お考えを示していただきたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 光嶋情報交通課長。



◎情報交通課長(光嶋寛昌君) 答弁の前にパネルの使用を。



○議長(貝阿彌幸善君) 許可いたします、どうぞ。



◎情報交通課長(光嶋寛昌君) 6番形井議員のご質問にお答えいたします。

 まず、1点目の町が運行しております各公共交通の運行及び経費の状況についてということでございます。

 こちらはパネルを使ってご説明をさせていただきたいというふうに思っておりますが、形井議員のご質問の趣旨を、こちらのほうが全て理解をしておりませんでした。それぞれ町内を運行しております福祉バスにつきましては、今大きく6路線ございますが、それぞれが運行ルートを、日を決めて、各大字単位で運行しております。はっきりしないんですが、全てのそのルートをといいますと、約32ルートあろうかと思いますので、今現在その一つ一つのルートにつきましての数字というのをここではお答えすることができないということを先にお断りをさせていただきたいと思います。

 わかりますでしょうか、それでは無償の福祉バスは、これは町内を運行しております無料で利用していただけるバスでございます。それぞれ平成27年度の運行経費、23年度の利用者数、27年度の利用者数の順番でご説明をいたします。

 まず、一番上からですが、中央地域を巡回しておりますバスでございます。運行経費が680万3,000円、利用者数は平成23年度で8,365人、平成27年度は4,458人です。次に、旭地域を巡回しておりますバスです。運行経費は732万4,000円、利用者数は平成23年度7,018人、平成27年度5,485人です。次に、柵原地域を巡回しておりますバスです。運行経費は636万4,000円、利用者数は平成23年度3,407人、平成27年度3,749人です。次に、旭地域と本庁を結ぶ支所間バスでございます。運行経費は630万8,000円、利用者数は平成23年度7,015人、平成27年度5,635人です。次に、柵原地域と本庁を結ぶ支所間バスでございます。運行経費は622万円、利用者数は平成23年度8,579人、平成27年度は5,935人です。次に、中央地区の和田北方面と本庁を結ぶバスでございます。運行経費は660万2,000円、利用者数は23年度1万4,735人、27年度9,917人でございます。6路線を合計しますと、運行経費は3,962万1,000円、利用者数は平成23年度で4万9,119人だったものが、平成27年度は3万5,179人となっております。約1万3,940人──約1万4,000人──利用者が減っているということになります。

 次に、一番下ですが、黄福タクシーでございます。運行経費としまして3,145万3,000円、平成23年度利用者数は108人でございますが、こちらは旭地区のみを、平成25年10月の数字でございます、平成25年10月から運行を開始した折が108人、平成27年度につきましては2万9,048人の方が利用していただいております。

 こちらですが、先ほども申しましたが、平成23年度と27年度の福祉バスを比較しますと、この5年間で利用者は約1万4,000人減っております。主な原因といいますのが、合併直後の平成17年4月から、この6路線については運行しているわけでございますが、合併後10年が経過し、バスに乗ることが困難になった高齢者の方がふえてきたこと、それから平成26年度から美咲町全域で、全体で黄福タクシーの運行を始めたこと、黄福タクシーにつきましては、ドア・ツー・ドアを実現したということで、利用者のニーズに合致したものであったということで、福祉バスの利用者が黄福タクシーのほうへ移っているというようなことが考えられます。

 次に、2点目の黄福タクシーを主体にして、公共交通全般の見直しが必要ではないかということについてお答えをいたします。

 無料の福祉バスを利用する方というのは年々減ってきております。先ほど形井議員のご質問の中にありましたが、誰も乗ってないというふうに見受けられるバスというものも、実際便によってはあるというのが実情でございます。一方で、有料の黄福タクシーにつきましては、大幅に利用者がふえております。本年度につきましては、約3万人を超えるだろうというふうに見込みを立てているところでございます。

 このような流れから、無料の福祉バスにつきましては、本年4月から、旭地域、中央地域につきましては運行の見直しを既に図っているところでございます。今後につきましても、福祉バス、黄福タクシーのそれぞれの内容の評価と見直しというものをしっかりと行って、この先どういった運行の形態が本当に必要であるかということを考えていきたいというふうに思っております。その上で、他の市町村にはない黄福タクシーを活用して、健康、福祉の分野であるとか生涯学習の分野でも、町民の方が本当に利用しやすい交通の仕組みというものを考えていきたいとそのように考えております。

 以上でございます。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 形井議員。



◆6番(形井圓君) きめ細かいご説明ありがとうございました。

 また、できれば先ほども申し上げましたように、路線ごとの実際の乗車人口等を調べていただければ大変ありがたいと思います。

 お伺いしたいのが、この経費の中には車両の減価償却は、一般的に経費を出すときには、固定経費とか比例経費とかがあります、この固定経費の車両の減価償却費、これは入ってますか、入ってません。そこからでいいです。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問はそれだけ、以上ですか。



◆6番(形井圓君) いや、まだです。



○議長(貝阿彌幸善君) 言うてください、全て。



◆6番(形井圓君) もしできればそうしたことを調べていただきたいのと、いい回答をいただいたんですけども、財政の大変厳しい中で、町民の皆様方のご要望も多岐にわたっておるとは思いますけども、この事業のみならず、全ての事業の事業効果というものを再点検し、効率的な行政運営をしていくことが大変大事ではないかというような気がいたしてなりません。職員の皆さん方は、特にここに参加されておる幹部の皆さん方は、美咲町の頭脳だというように思います。自分が美咲町を経営していく場合、どうしていくのがいいのか、そういうことを真剣に考えて、これからの行政に取り組んでいただきたいというように思います。

 ぜひともこの公共交通の関係については、見直しをしていただきたいと思いますんで、よろしくお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 光嶋情報交通課長。



◎情報交通課長(光嶋寛昌君) それでは、形井議員の減価償却の質問についてお答えします。

 減価償却については、今現在見ておりません。

            (6番形井 圓君「ということは、負担がまだふえるということですね、経費が」と呼ぶ)

 そうです。

            (6番形井 圓君「わかりました」と呼ぶ)



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 形井議員の質問でございます。

 公共交通の運行状況についてでございますけれども、運行しております各公共交通の運行及び経費の状況についてということでお話をさせていただきましたけども、その後公共交通の見直しが必要じゃないかということの質問でございます。

 先ほど課長からお話をしたように、無料の福祉バスとそれから黄福タクシーの利用度は、恐らく逆転するんではないかなとこのように思っておるところでございます。そういうことで、町内の交通機関を、無料の福祉バスから黄福タクシーに切りかえなければならないんではないかなと思っております。29年から介護保険法が変わりまして、通いの場というようなことになっております。そういう部分につきましても、かなりの人がタクシーを足として利用するんではないかなというような予測も立てております。そういうことで、もう一度見直していかにゃいけんのじゃないかなとこのように思っております。

 そういう中におきまして、無料の福祉バスを利用していただいておるためには、今最高1,000円ということになっておりますけれども、これは少し値段を下げんといかんのかなと、適当な値段にしていかにゃいけんのかなということでございまして、その中には、今使っております福祉バスについても、ある程度やめなければならないとこが出てくるんではないかなとこのように思ってます。

 そういうことで、今言われたように、減価償却のことも言われましたけれども、費用対効果も十分に見定めまして、本当に町民の方は何を望んでおられるかということを十分考えねばならないとこのように思いますので、できるだけ早い時期にお示しをしたいとこのように思っております。

 以上です。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 6番形井議員。



◆6番(形井圓君) 再々質問ではないんですけども、一番最初に申し上げましたように、私は加美小学校のスクールバスの環境を附帯としてきょうお聞きしたかったんですけども、今回はやめときますんで、ぜひともご検討のほどよろしくお願いして次に入らせていただきたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) それでは、次の質問に移ってください。



◆6番(形井圓君) 次に、町長にお伺いしたいんですけども、町政報告会を開いてはどうかという私から提案でございます。

 私は、先ほども申し上げましたように、町民の皆様方のご意見を町政に届けるパイプ役になるということで議会のほうに出させていただいております。そうした中で、町民の皆様方のご意見、ご要望をいろいろとお伺いして回っておりますけども、町民の方からいろいろなご意見、ご要望をお聞きしております。

 そうした中で、大変言いにくいことでございますけども、町民の声は、町にいろいろなお願いをしてもなかなか親切な回答もない、また要望しておる事業が予算化されておるけども、その予算化されておる事業が実施されてない、こういうことも聞いております。また、これも申し上げにくいんですけども、職員の方に親切さが少ないんじゃないかというようなことをいろいろとお聞きしてきました。全てがそうではないと信じておるんですけども、あえてお伺いしたいと思います。

 まず、町民の方から町に対する意見がいろいろあると思いますけども、要望等が。町としてどのように聞いておられるのか。あわせて、平成28年度4月からこちらにおいて、地域からの要望等の要望状況、そして回答状況、実施状況がわかれば、これは建設課だけじゃありません、ほかの関係もです、わかればお願いしたいと思います。

 前回の議会で質問したところ、建設課長のほうは大半が回答もしておるというようにお聞きしたんですけども、どうも町民の皆様方との話をお聞きしたところ、食い違いがあるような気がいたしますんで、あえてお伺いをしたいと思います。

 ただ、こうした意見もある中で、地元の方の要望に即対応していただいて、大変感謝されておるというようなこともあります。これは例を挙げちゃいけんのかもわかりませんけども、打穴中の真菰池のそばから国道へ出る町道です、あそこは大変危険だということで地元から相談がありまして、地元の方から要望書が出たと思います。これは、即対応していただいた、そしてまたそこのすぐそばの水路もすぐ対応していただいたということで、大変すばらしい課長だなというようなありがたいお話もお伺いしてますんで、ご報告させていただきます、感謝されてましたから。

 できればそのように、本当に危険な箇所等の要望があれば、即対応していただきたい。予算もあるわけですから、そのように強く申し入れをしておきたいというように思います。

 次に、これも町長にお伺いしたいんですけども、町民の皆様方のご意見を聞いておったところ、これも申し上げにくいんですけども、美咲町の将来像が見えてないというようなご意見をお聞きいたしております。

 昨日の同僚議員の質問がありました。その中で定本町政の今までの事業実績、中央中学校、柵原保育園等の新設の説明がなされたり、今後教育、福祉に力を入れていきたい、また美咲町のシンボル的な新設も検討しているとの説明もありましたが、再度お伺いしたいと思います。定本町政として、ここで再度立候補したいという表明をされましたけども、今後の美咲町をどのようにしていきたいのか、どのような事業を計画しておるのか、そうしたこともお聞きしたい、具体的なもし計画があればお示しいただければ、町民の方も安心されるんじゃないかと思いますんで、もし具体的なことが示せれる範囲内で示していただきたいというように思います。

 また、議会報告会を開催していることは、町長以下執行部の方々はご承知だと思いますけども、その中で町民の方の発言は、大半が町政、町長に対する要望だったように思われます。皆様方のご意見を素直にお聞きして、行政に反映していくことが大切ではないかと考えております。そうしたためにも、町政報告会を実施する必要があるんじゃないかなと思うんですけども、町長の考えをお示しいただきたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 木谷総務課長。



◎総務課長(木谷正弘君) 失礼いたします。6番形井議員のご質問でございます。

 町長にということでございましたが、まず1番と3番につきまして、概略を私のほうから報告をさせていただいて、2番あるいは1番、3番の残りにつきまして、また町長からご説明をさせていただこうと思います。

 それではまず、1番の町民の町政に対する意見をどのように聞いているのかというご質問でございますが、地域から要望がありましたら、町長みずから地域の会議にも訪問をさせていただいております。それで、その中で、地域の実情とかあるいは行政に対する意見というのも当然お聞きすることになっております。また、広報紙の中に同封しております読者のはがきという返信用のはがきがございますが、そちらのほうで皆様のご意見をお聞きしている機会を持たせていただいております。

 次の地域からの事業などの要望書、陳情書でございますが、こちらにつきましては、総務課で一括して受け付けをさせていただきます。町長が閲覧した後、担当課のほうに要望書をお渡しさせていただいております。それで、担当課からその回答を行っていくという形をとっておりまして、申しわけございません、形井議員は28年度の直近のことを言われておったんですが、私のほうが27年度の実績を今持たせていただいておりますので、そちらだけ説明させて……。

            (6番形井 圓君「27年度はこの間聞いてます」と呼ぶ)

 全体で85件が自治会長等から要望等がございました。そのうち59件が大多数を占めるんですけど、こちらが道路、水路等の改修要望でございます。当然産業建設観光課でこの要望に対しまして地域の現状確認を行わさせていただいて、年度末に優先順位を判断した上で、回答をお返ししておるということでお聞きしております。また、そのときに県道関係等を県民局へ町から要望するものもございます。そのほかにも直接産業観光課等へ出向かれまして、有害鳥獣の被害対策等相談に見えるケースもあるとお聞きしております。それから、まちづくり課への要望等につきましても、施設整備等要望がございまして、現場で要望者の方と一緒に確認をとらせていただいたり、それでその場で回答するケースあるいは文書で回答するケース等もあると聞いております。複数の課にまたがる案件があったりするときには、総務課が対応させていただきます。議会要望とも重複するもんもありましょうし、予算等の検討が必要なもんもありますので、そういうことを考えながら回答をさせていただきました。それから、教育委員会のほうでも、通学路等を先ほど議員おっしゃいましたが、そういったもんの要望等がございまして、道、道路等に関するものでしたら産業建設観光課へ回しておりますし、あるいは国、県、警察署、そちらのほうへも教育委員会から要望が行っておると聞いております。

 次に、3番の町政懇談会の件でございます。

 こちらは、ご質問にありますように、町政懇談会の開催につきまして、8月から町長と協議を重ねております。現状11月21日からの週で、町内3会場での計画を今準備を進めておるところでございます。現在町長の日程あるいは施設の空き状況等を確認しながら日程調整を行っておりまして、あわせて各課から資料の提供を求めておるところでございます。日程等が確定いたしましたら、告知放送あるいは「広報みさき」等にて皆様にお伝えする予定にしております。

 申しわけありません、28はちょっとまだ途中だったものですから、集計をしておりませんので、失礼いたしました。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 形井議員の質問でございます。

 町内におきまして、町政報告会は実施できているかということでございます。

 年に数回は呼ばれまして講演をしなさいということであちこちに出向いております。年頭の行事といたしまして、それぞれの老人クラブとかそういう場面、それから区長会とかでお話をさせていただいておるところでございます。また、定例会等での所信表明でも触れさせていただいておりまして、全員協議会でも言わせていただいておるというのが現実でございます。

 それで、具体的に将来に向けてどういうことをやるのかということでございますけれども、きのうお話しさせていただきました町民の一人一人が幸せに暮らせるまちづくり、そして子供たちが元気に学ぶようなあらゆることも大事でして、それからまたお年寄りが住みなれた地域で安心・安全に暮らせるような地域づくり、これも必要でございますし、若者が夢を持ってチャレンジできるそういう社会も必要でございます。そういうことは全体的な話でありまして、具体的に申せというようなことでございますんで、2点ほどきのう申させていただきましたけれども、教育長のほうから先ほど質問の中で述べておりましたように、義務教育学校の中の中学校の柵原中学校の建設を具体的に申し上げさせていただいております。それを目指してやっていこうとこのように思いますし、官民協働の複合施設をやっていこうとこのように思っております。これにつきましても、先導的、何ていう事業だったか。

            (「官民連携」と呼ぶ者あり)

 事業で1,200万円いただいたので。ご説明させていただきましたように、1,200万円を計画そして調査研究のために国からいただいておりますんで、それも使いながら、次の建設に向けてステップしていきたいとこのように思っております。具体的なこととしては、その2点を上げさせていただきました。

 それと、何ですか。

            (「いや、それでよろしいです」と呼ぶ者あり)

 よろしいですか。

 そういうような形できのうも述べさせていだいましたことを、これからの出馬につきまして要点として具体的に述べさせていただいたというようなことでございます、よろしくお願いいたします。



○議長(貝阿彌幸善君) 再質問ありますか。

 6番形井議員。



◆6番(形井圓君) 総務課長のほうから先ほどご回答いただいた件は、前回同じ答弁をいただいとると思うんです、27年度は。私は、28年度のことをお聞きしたかったんですけども、回ってみて話があったのは、要望書を出しておるけど何の返事もない、それは28年度になってからです、そうしたことがありましたんで。

 そこで、町長にお願いしたいのは、地元からいろいろな要望が出れば、町長も足を運んでいっていただいてもいいんじゃないかなというように思うんです。町長が現場を見たり、見た上で町長が指示をして、緊急なもんがあれば即対応するというようなことも大事じゃないかなというように思います。もし28年度になってから、町長がどこどこ行かれたとかの件数がわかれば、どこどこに行きましたよというようなこともお知らせいただきたいと思います。町民の方は、私の知っておる限りでは、なかなか町長は現場へ来てくれんというようなお話を聞いておりますので。

 また、どうも町長と各課長の連携がうまくいってないんじゃないかなというようなそういう話もよく聞きます。私も感じておりまして、町民の方との話の中で。そういう連携をどのようにしておるのかもお聞きしたいというように思います。

 また、実は町民の方から、今回次のような意見を複数聞きました。これは前回もお話ししたと思うんですけども、よく聞いたのが、税金での申告相談です。これも申し上げましたけども、町民の方から、形井さん、申告のとき大変だったんだと。税務の申告に行ったら、詳しくないような職員の方がおられた、申告相談も大変時間が長くかかったと。税を理解されてない職員が税務相談に来られとんじゃないんですかというようなお話を聞きました。このとき、副町長に私はそのことを連絡したと思います、覚えておられますか。どう返事をされたか覚えてます。副町長は私にこのように言われました、美咲町の職員は大変優秀な職員です、形井さん、安心してくださいと。研修にも参加させてますと、だから住民の税務相談も十分に優秀な職員が対応できますとこう言われましたね、そうですね、そのとおりですね。ところが、住民の方は大変不満を持っておられるんです。

 実はこんなことがありました、実例です。

 6月20日ごろだったと思うんですけども、80を超えたご婦人の方から1本の電話がありました。形井さん、ちょっと来てくれんか、税金がことしになってどえれえ高くなったということでした。国税が4万1,900円かかった、町民税が2万1,600円かかった、介護保険料が一番高い11万2,320円になった、不安でいけんということでした。よく聞いてみたら、その方は83歳のご婦人の方でしたけども、27年前にご主人が亡くなってひとり暮らしです。百姓もできんから田んぼを売った、そのことで税金の申告に行ったら、税金がこんだけかかったということです。こういう申告のときに、きめ細かくその方の状況等をお聞きして、正しい税金の申告の仕方を教えてあげるのが行政じゃないかと思うんですけども、私は寡婦ですという申告をしてなかったから、寡婦控除ができてなかった。これは申告し直したんですけど、私が一緒に税務署に行って。国税が4万1,300円、町民税が2万1,600円、介護保険料が4万2,120円減額となりました、あわせて町長が新しくされた臨時給付金も出るようになりました。こうした小さいことをきめ細かく町民の立場に立ってご指導してあげるのが、相談に乗ってあげるのが行政じゃないかと思うんです。そうした件についても、そうしたことも含めて、町民の意見をしっかり町長がお聞きする町政報告会というんですか、そうしたことをしていただきたいと思いますんで、重ねてお願いをしておきたいと思います。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 形井議員の質問ですけども、一番最初に、何をもって町長と各職員の連携がとれてないかというようなこと言われる意味がちょっとよくわからんのですけど。

            (6番形井 圓君「わかりませんか」と呼ぶ)

 わからん。

            (6番形井 圓君「1対1になってもいいんですか」と呼ぶ)



○議長(貝阿彌幸善君) ちょっと後からにしてください。



◎町長(定本一友君) まあ後で。

 それと、それから現場を見てないと言われますけれども、私はある程度要望がたまったら、それぞれ各支所長、それから本庁の課長と一緒に、その地域地域を回ってみております。

            (6番形井 圓君「本年度も」と呼ぶ)

 本年度はまだしてないです。

            (6番形井 圓君「だから、28年度のことを言ようるんです」と呼ぶ)

 毎年やっておりますから。

 それで、何で人目に触れんように行くかといいますと、仮にもしそこに行って、私が行ったときに、ここは町長が見に来てくれたんだから、必ずしてくれるなというようなことを思われてもいけませんので、そのときのいつになるやらわからん、来年になるやら再来年になるやら、その次になるやらわかりませんので、そういうことがありますんで、町民の方に触れんように行っております。



○議長(貝阿彌幸善君) 再々質問ありますか。

 形井議員。



◆6番(形井圓君) 考え方が違うんかもわかりませんけども、町民の方が要望書を出しておれば、別に隠れて行かんでも、堂々と行かれて、できることはできる、だめなことはだめ、考えることは考えるといって言われたほうが町民の方は安心されるんじゃないかと思うんです、そのように思いますんで。



○議長(貝阿彌幸善君) 町長。



◎町長(定本一友君) 優先順位もありますし、緊急度もあると思うんです。だから、予算のこともありますんで、ほんならすぐ行って、これができるとかできんとかとすぐに判断を言えないと思うんですけど。やはり帰らせていただきまして、緊急度の高いもんがあるかと思います、それもその順序に沿ってやっていかんといけないと私は思います。

 県でも、県の振興局へ5月か6月に毎年行くんですけれども、そこでも順位をつけまして、緊急度の高いもんからお願いをしておるというようなことでございます。それなりの努力はしておるつもりですので、評価のほどをひとつよろしくお願いします。



○議長(貝阿彌幸善君) 以上で6番形井議員の質問を終了します。

            (6番形井 圓君「終わります」と呼ぶ)

 以上で本日予定しておりました一般質問の日程は全部終了しました。

 次回の議事日程は9月8日午前9時30分開議で、本日同様一般質問から行います。

 本日はこれをもって散会します。(午後2時20分)