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岡山県 早島町

平成13年12月定例会 12月18日−03号




平成13年12月定例会 − 12月18日−03号







平成13年12月定例会



           早 島 町 議 会 会 議 録

           平成13年12月18日( 火 曜 日 )

           ───────────────

           議 事 日 程 ( 第 3 号 )

午前10時開議

第1 一般質問

第2 委員長報告

    ◎ 決算審査特別委員会付託の件

     認定案第2号 平成12年度岡山県都窪郡早島町一般会計歳入歳出決算について

     認定案第3号 平成12年度岡山県都窪郡早島町国民健康保険特別会計歳入歳出決算について

     認定案第4号 平成12年度岡山県都窪郡早島町老人保健特別会計歳入歳出決算について

     認定案第5号 平成12年度岡山県都窪郡早島町介護保険特別会計歳入歳出決算について

     認定案第6号 平成12年度岡山県都窪郡早島町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について

    ◎ 総務文教常任委員会付託の件

     議案第44号 政治倫理の確立のための早島町長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例について

     議案第45号 早島町職員の給与等に関する条例等の一部を改正する条例について

     議案第46号 早島町国民健康保険条例の一部を改正する条例について

     議案第47号 岡山県市町村職員互助組合を組織する組合市町村数の増減及び岡山県市町村職員互助組合規約の変更について

     議案第48号 岡山県市町村職員退職手当組合を組織する組合市町村数の増減及び岡山県市町村職員退職手当組合規約の変更について

     議案第49号 岡山県市町村非常勤職員公務災害補償組合を組織する組合市町村数の増減及び岡山県市町村非常勤職員公務災害補償組合規約の変更について

     議案第50号 平成13年度岡山県都窪郡早島町一般会計補正予算(第3号)総務文教関係について

     議案第52号 平成13年度岡山県都窪郡早島町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について

     請願第21号 健保本人3割負担、高齢者2割負担などの患者負担引き上げ中止を求める意見書提出の請願書について

     請願第22号 准看護婦・士の看護婦・士への移行教育の早期実現を求める請願書について

     請願第23号 公的年金制度を改革し最低保障年金制度の創設を求める請願書について

     請願第24号 食品衛生法の改正と運用強化を求める請願について

     要望第2号 地方交付税の削減に反対し、地方税財源拡充を求める意見書採択に関する要望書について

    ◎ 産業建設常任委員会付託の件

     議案第50号 平成13年度岡山県都窪郡早島町一般会計補正予算(第3号)産業建設関係について

     議案第51号 平成13年度岡山県都窪郡早島町水道事業会計補正予算(第1号)について

     議案第53号 平成13年度岡山県都窪郡早島町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について

第3 発議第7号 健康保険本人3割負担および高齢者医療の対象年齢引き上げに反対する意見書案の提出について

   発議第8号 准看護婦・士の看護婦・士への移行教育の早期実現を求める意見書案の提出について

   発議第9号 「最低保障年金制度」創設をはじめとする年金制度の改善を求める意見書案の提出について

   発議第10号 食品衛生法の改正と運用強化を求める意見書案の提出について

   発議第11号 地方交付税の削減に反対し、地方税財源の拡充を求める意見書案の提出について

第4 発議第12号 県立高等学校の再編整備に関する決議案について

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            本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件

日程第1から日程第4まで

追加日程第1 発議第13号 早島町長安原良一氏への問責決議案の提出について

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            出  席  議  員(12名)

 1番  川  北  隆  之 君      2番  磯  山  卓  宏 君

 4番  太  田  尅  子 君      5番  安  原     昇 君

 6番  沢  田  晃  始 君      7番  原     光  俊 君

 8番  須  増  伸  子 君      9番  太  田  幸  夫 君

10番  平  岡     守 君     12番  林        勇 君

13番  三  宅     弘 君     14番  寺  山  邦  夫 君

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            欠  席  議  員( 1 名)

 3番  小  橋  澄  男 君

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            説 明 の た め 出 席 し た 者

町長      安 原 良 一 君     収入役     磯 山   守 君

教育長     溝 手 憲一郎 君     理事      佐 藤 喜世文 君

副理事     水 畑 千 歳 君     総務課長    森 安 茂 彦 君

企画振興課長  林   耕 市 君     企画振興課参事 梶 原 由 恵 君

税務課長    原   一 雄 君     町民生活課長  福 島   晃 君

町民生活課参事 安 田 智恵子 君     保健福祉課長  平 井 京 治 君

産業課長    太 田 尚 良 君     建設課長    平 松 保 之 君

上下水道課長  佐 藤 寿 一 君     学校教育課長  小野田 修 作 君

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            事 務 局 職 員 出 席 者

局長      原   隆一郎 君     書記      溝 手 祐 佳 君

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            午前10時0分 開議



○議長(寺山邦夫君) 皆さんおはようございます。

 ただいまの出席議員は12名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配布のとおりであります。

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△日程第1 一般質問



○議長(寺山邦夫君) 日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。

 2番磯山君。



◆2番(磯山卓宏君) おはようございます。2番磯山でございます。

 今回2問通告をいたしております。順次質問させていただきます。

 まず、両備バスの金田開発の問題については昨日数人の同僚議員からの質問がありましたが、私なりに質問をさせていただきます。両備バス株式会社が行う金田開発に伴い、関連する水路改修について、町が3,500万円限度で補助金を支払うことについて議会の調整ができていないまま、また予算の裏づけがないのに町が特定業者に3,500万円限度で負担する旨の回答書並びに3者協定による支払い約束をしたことについて、問題が生じておることについては昨日からの質問で町長よくおわかりだと思います。

 町長の独断専行と言われても仕方のない事務処理を行っておるようでございます。そして、議会ほかいろいろな方の反対を押し切ってまで、急いで両備バスと約束を取り交わすほどの理由はどこにあったんでしょうか。この辺を明確にお答えをいただきたいと思います。また、工期だけの問題ではないように思われますが、工期だけの問題ならばいまだに着工していないのはどういった理由があるのかお聞かせ願いたいと思います。

 議会との話し合う時期は十分あったと思いますが、こう言いますと町長は全員協議会、常任委員会等で説明したと言われるでしょうが、大学の授業ならば、一方的にしゃべっていればよいのですが、議会は住民の代表であり、納得のいく説明がなければ了解できない問題であります。町長よくお考えをいただきたいと思います。

 次に、両備バスへ負担する3,500万円限度の支払いについて、予算の提出時期は何月議会になりますか。

 次に、両備バス株式会社に支払う予定時期といたしまして、工事完成後であろうと思いますが、これが何月になりますか。この予定をお聞かせ願いたいと思います。また、予算整理を行う費目についてお示しを願いたいと思います。

 以上、明確にお答えをいただきたいと思います。

 次に、教育長にお尋ねをいたします。

 最近狂牛病問題についていろいろうわさになっておりますが、3年前、フランス、パリ等でヨーロッパで発生いたしました。また、昨年11月にはドイツで発生しておりますが、その後ドイツ、フランスでは信頼できるシステムが確立されたようで、消費者の信頼は回復しておるようでございますが、現時点まだ感染ルートの解明が難しく、イギリスに6カ月以上滞在した人は献血もできないとされておるところでございます。

 当時、日本では対応がまずかったのか先日3頭目の狂牛病が発見されました。その後検査体制を整えているようでございますが、安全宣言も効果が薄く、いまだ消費者の信頼回復は難しい状況にあります。オーストラリア産、アメリカ産は徹底した検査体制が確立されているために安全性が高いと言われておりますが、我が早島町では学校給食にこの安全性の高いオーストラリア産を使用しているため心配ないと教育委員会の方では言っておられますが、イギリスでさえいまだ感染ルートの解明が難しい状況にある中で、いつ発生するかわからない状況がございます。本当にこれで大丈夫なのでしょうか。学校給食に対し、国内産も含め安全、安心の危機管理体制を今後どう構築していかれるのかお尋ねをいたします。これで質問を終わります。



○議長(寺山邦夫君) 町長。



◎町長(安原良一君) おはようございます。

 磯山議員さんの一般質問につきまして答弁をさせていただきます。

 金田開発の問題につきましては、昨日いろいろと多くの議員の皆さんから御意見をいただきました。例の新しい両備の資料の発見に対するいろんな御意見をこの議会の中でそれぞれ御意見を聞かせていただいたわけでございまして、これの御意見に基づきましてこれから両備当事者と改めて協議をさせていただこうというふうに実は思っております。工事はやってないじゃないかというふうな内容につきましては、その際にそういう理由についていろいろ聞いてみたいというふうに思います。

 地域外の水路、これは直接両備がやるところと、それから要望を受けてやるところと、こういうふうに分かれておりますんで、それから地域もかなり西、東分散しておりますので、状況をよく聞かせていただこうと思います。御質問の趣旨はまた改めて両備と聞きましたお答えはまた後でさせていただきたいと思います。

 したがいまして、3,500万円の御質問の支払い方法とか時期とかというような問題はこれはまた改めてこれはどういいますか、ここで答弁の余地はないのではないかと。今後協議をしてまいるということでございますんで、どうかよろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(寺山邦夫君) 教育長。



◎教育長(溝手憲一郎君) おはようございます。

 磯山議員さんからの狂牛病対策についての一般質問にお答えさせていただきます。

 御質問の中にありましたとおり、早島町では9月10日ですか千葉県で疑いのある牛が発見されて以来、牛肉の安全性についていろいろ論議がありました。町におきましては10月2日に小学校、中学校の校長先生と栄養士の先生に集まっていただきまして、現状を報告していただくと同時に今後どういうふうにするかということについて協議をいたしました。結果、磯山議員さんがおっしゃるとおり当町では学校給食会を通じましてオーストラリアから輸入した肉のみを使用しているという報告がありましたので、我々の知り得る範囲ではオーストラリアから輸入した牛肉であれば安全であるというふうに聞いておりましたので、協議の結果、引き続き現状どおり学校給食にオーストラリアから輸入した牛肉を使用していくということで結論を出しまして、10月5日に開かれました教育委員会にも報告し、了承されているところでありまして現在に至っております。ただし、牛のエキスの入ったコンソメスープ等につきましては、まだ安全性が確認されておりませんので、中止いたしまして鶏のエキス入りにかえております。

 そういうことで、今後とも国とか県とかの対応とか情報を注視しながら、より安全な学校給食を提供してまいりたいと思いますので、御協力と御支援をお願いいたしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(寺山邦夫君) 2番磯山君。



◆2番(磯山卓宏君) 町長に再質問をいたします。

 どうも明確なお答えがいただけないので、私の方から一方的に言わせていただきますが、すなわち町長は今後両備バスと協議をするということでございますが、あくまで町民の税金を使用してこの3,500万円を支払うということだろうと思いますが、予算について御提示がいつの時期かもお答えがありませんでしたが、もし予算が上がってきた場合に議会で否決された場合、地方自治法第179条の専決処分と第217条の予備費は議会で否決になった使途に充てることはできないと、こう規定されておりますので、この辺は堅実に守っていただきたいと思います。

 もう、これ以外どのような方法で支払いをされるのか、支払い方法がなければ、もし支払わないとすれば、予算がなくて支払わないとすれば、いずれ両備バスの方から請求かその訴訟問題が起きてくるのではなかろうかと、こう思っておりますが、どのような話し合いをされて和解をするつもりでございましょうか。町長個人の給料から支払うのなら何ら問題は起きてこないとは思いますが、あくまで公金を使用されるのか、町長個人の給料からでも支払いをする考えがあるのか、この辺についてお答えを願いたいと思います。

 次に、教育長に再質問をいたしますが、お答えでよくわかりましたが、学校給食に対しまして現在まだ多くの父兄の方が不安を訴えております。きょう食べてあす結果が出るということではないのでございますので、かわいい子どもや孫に将来に不安を与えないような不安解消について学校給食のメニューを変更されるというような予定はございませんか。また、狂牛病についての基礎知識や必要な情報を正しく知らす方法をとっていただけたらありがたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

 以上です。



○議長(寺山邦夫君) 町長。



◎町長(安原良一君) 磯山議員さんの再質問にお答えをしたいと思います。

 先々御心配をいただきまして大変ありがとうございます。これからの両備との協議の内容がどういうふうな形になりますか、皆さんの御意見をいただいた新しい書面の趣旨をどういうふうに受けとめていただくかということになろうかと思います。当然、その書面にあることを両備の方に十分に伝達をする必要があるのではないかというふうに思っておりますので、今後の状況を見きわめて、またいろいろと御指導をいただければありがたいと思います。どうかよろしくお願いします。



○議長(寺山邦夫君) 教育長。



◎教育長(溝手憲一郎君) 磯山議員さんの再質問にお答えさせていただきます。

 現在のところ小学校、中学校とも牛肉のメニューは牛どん、ビーフシチュー、カレーライスなどのメニューを入れまして、月平均3回程度、小学校におきましては月平均約100キロ、中学校におきましては70キロぐらいを使用しております。先ほど申し上げましたように、今私どもが知り得る知識の中ではオーストラリアの肉は安全だということで使用しておりますので、今後ともメニューを変更する予定はしておりませんが、狂牛病につきましてのその他いろいろの情報収集し、我々も勉強しながらより安全な学校給食を提供してまいりたいと思いますので、御理解をお願いいたします。



○議長(寺山邦夫君) 2番磯山君。



◆2番(磯山卓宏君) 再々質問させていただきます。

 町長、どうも今の御答弁でははっきりしたお答えではないんでございますが、支払いはあくまで公金ということで間違いがないですね。町長個人ではお支払いをするつもりはないということでございますね。そうなると、地方自治法の第214条普通公共団体が債務を負担する行為をするには、予算に債務負担行為として定めておかなければならないという規定がございます。

 今回のように予算外の新たな義務を負担する行為につきましては、地方自治法第96条第1項の所定の議決を欠くときはこの行為は無効であるという、こういう判例がございますが、これをどう判断をされますか。無効行為すなわち違法行為をしてまでも町民の税金を使用することはできないと思いますが、この辺はどうお考えでしょうか。公金の違法な支出とは普通地方公共団体の職員がその管理する公金を当該団体の議会の議決に違反し、また私利を図る目的でその任務に背いて支出するか、あるいは支出するおそれがあると認められる場合にこれを指すものと明記されております。町長の行政をつかさどる考えと町民の税金すなわち公金を取り扱う姿勢をもう一度お聞かせを願いたいと思います。

 それから、昨日同僚議員の質問に対し、初めの回答には議会の議決がないと支払いできないと言って、議会の了解を求める発言をしておられましたが、最後の須増議員の質問に対し、10月2日、早産第752号で両備バス株式会社へ回答書の第2項水路改修にかかわる費用についてはおおむね3,500万円を限度とする限度で負担することについて、変更する考えもある旨の回答がございました。この限度額の変更については、減額する意味か負担しない旨すなわち白紙撤回という意味か、この辺についてはっきりお答えをいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(寺山邦夫君) 町長。



◎町長(安原良一君) 磯山議員さんの再々質問にお答えしたいと思います。

 いろいろ御指導いただきましてありがとうございます。違法性のない公正な措置ができますように、今後努力をしてまいりたいと思います。

 なお、須増議員さんの答弁の内容についてでございますが、とりあえず新しい書面が出たということですから、とりあえず白紙として協議をさせていただくと、そのつもりでおります。御了解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(寺山邦夫君) 9番太田君。



◆9番(太田幸夫君) 通告に従いまして意見を述べた上で、2点質問いたします。

 アメリカの同時多発テロをきっかけに株価は下がり、景気もますます悪化しているように思えますが、小泉首相は国際協調だと言って環境問題や軍縮で国際協調をしないアメリカに追従しています。主体性を持ってやると言っていますが、主体性を持ってアメリカに追従するというのはおかしいと思います。アメリカは自分の国益を考えて行動していますが、日本の指導者や責任者は長銀や日債銀の問題を見ても明らかなように、国益のことはろくに考えていません。アメリカは自分の国益のための手段として日本のことを考えてくれることはあるかもしれませんが、日本のことは日本が責任を持って考えていかなければなりません。しかし、現実は責任があっても責任をとらない人間が多過ぎます。

 聖域なき構造改革だとか米百俵の精神ということが言われています。米百俵の精神というのは、指導者や責任者がまず最初に我慢して、民を助けるということを聞きましたが、実際はその逆です。手のつけられるところから最初に手をつけて、弱い者にしわ寄せがいき、それに対する配慮が十分なされず、強い者の利権は守られたままです。私は本来政治から構造改革するのが筋だと思います。それから、行政の構造改革をやってもらいたいと思います。今までさんざんうまい汁を吸ってきた連中の責任は問われず、いまだに不公正な秩序は温存されたままです。

 国、地方の財政も大借金を抱えて、民間企業であればとっくに破綻をしているところであります。それなのに公務員は制度によって守られているためにリストラもせず、ボーナスも退職金もちゃんと出ています。小泉さんは日本国じゅうが不況の中、国民に痛みに耐えて頑張ろうと言っています。痛い目に遭わない人に本当の痛みというのはわからないと思います。しかし、その気になればそういう人の立場に立って考える努力はできます。残念ながら国も早島町も弱者の立場に立って考える努力は足りないと思います。

 平和憲法の理念を無視したり、わけもわからずアメリカに追従して大資本中心の経済システムを構築していくのはほうっておけば、国際社会全体がより大きな資本にとってより都合のよい社会になっていくことになります。民主主義という民衆が主人公の社会でありながら、資本主義という富が偏在する社会の矛盾がますます拡大します。結局、日本という国の国益が損なわれ、海外の一握りの大資本家に世界じゅうの富が集まってしまうことになります。今の日本の不景気は金融戦争に負けたからだという意見がありますが、私もそう思います。日本の指導者や責任者が国益を考えるに当たって能力や責任感がなかったということだと思います。

 金田開発でも言われているように、原因者がコストを負担するという考え方がありますが、そういう考え方からすると、今の日本の不景気の原因は指導者や責任者の政策や行政の失敗によるところが大きいと思いますので、当然公的機関が適切な対策を立てるべきです。日本の自殺者は、交通事故の3倍の3万人以上、そのうち経済的理由の自殺者は6,000人以上と言われています。実際は、事故として上げられているケースもあるので、もっと多いと思います。また、予備軍の人がその何倍もいると思います。自衛隊や外国に出す金がたくさんあるのなら、もっと国内で困っている人たちのために金を使うべきです。

 国にやる気がないのであれば、早島町だけでもまともなことをするべきです。ここ数年消費不況と言われていますが、将来不安が増大するようなことばかりであります。失業者の増加、医療費の自己負担の増加など必然的にお金が消費に回らず、貯蓄や借金の返済に回っています。景気対策というのは、国だけの問題ではないと思います。地方は地方でできることはやるべきであります。

 当町におきまして、地域経済を支えている農業、商工業の予算の数字を見ますと、平成13年度当初予算で農林水産業費が2億1,200万円、商工費で7,500万円となっております。農業者というのはほとんどの方が兼業であります。商工業者というのはほとんどの方が専業であろうと思います。それなのに商工費の予算は農業予算の3分の1であります。農業予算に比べて商工業に対する予算が少な過ぎます。それに商工費7,500万円のうち4,500万円は保証協会を通じて銀行に預託されているお金で、企業会計で言えば資産勘定に上げられる性格のものです。正味商工業の振興に使われた金額は本当に少ない金額であります。税金の使われ方が公正であるとは到底思われません。学者や官僚、政治家は自己責任という言葉を使いますが、その人たちは自己責任で一体どこまで責任をとると言うのでしょうか。

 日本で確実に責任をとっているのは、弱い立場の中小零細企業の事業主であります。中小零細企業の事業主は不況、合理化の中で他人の分まで働かなければならずに、保険料は払っていてもなかなか医者にもかかれないで、いよいよ病気が悪化してどうにもならなくなって初めて医者にかかるようなことになります。その上、失業保険もありません。失業保険ができないのなら、失業保険にかわるセーフティーネットがつくられるべきだと思います。景気対策ということに関して言えば、消費不況の原因ともなっている将来不安というものは、産業政策だけではなく福祉政策の問題でもあります。生活困窮者は近年増加していると思いますが、当町におかれましては、相談の窓口はどのようになっているのでしょうか。

 町長、担当課長にお尋ねします。景気対策として今後どのような政策を行っていくのか。また、不況によって増加していく生活困窮者に対してどのような配慮をしていくのか。

 以上、2点お尋ねします。よろしくお願いします。



○議長(寺山邦夫君) 町長。



◎町長(安原良一君) 太田議員さんの景気対策について御質問の内容について御答弁をさせていただきたいと思います。

 景気がよくなるためのこと、悪くなるのを防ぐためで行政としていろいろと取り組む必要があるのではないかということでございます。非常に経済情勢厳しゅうございまして、金融不安また株価の下落でありますとか、それぞれ企業の業績、雇用状況、いろいろな形で悪化をしておるというふうな情報が飛び交っております。また、個人の消費状況も非常に冷え込んでおると、そういうこともかなり影響しておるということで、デフレスパイラルというような言葉もいろいろと話し合いをされております。また、町内におきましても支店のある金融機関が破綻をしていくと、本当に思いもつかない事態が起こっており、本当にびっくりしておるところでございまして、これが景気をよくなるためにどうするか、本当に大局的に構造改革というようなことをいろいろ言われておりますが、身近な地域の経済で本当にそれぞれの消費を上昇していくと。物流と商業の活性化をどういうふうに地域でやっていくか。それぞれ非常に行政としても取り組みにくいところでございまして、自治体の行政といたしましては非常に取り組み方が難しいという状況にあるわけでございます。それぞれ国、県では商業活性化事業いろいろな対策で制度融資などをいろいろと構築をしておるところでございますけど、それを自治体として具体的に多くの方にそれを知らせるということが、非常に重要ではないかなというふうに思っておるところでございます。

 まさに先ほどおっしゃっておられました窓口対策、そういうことを商工会ないし行政の中で十分に徹底するような努力が必要ではないかというふうに思っておるところでございまして、商工会等とも連携を深めて地域活性化のために、また金融安定化のためにいろいろと研究もし、努力をしてまいらなくてはいけないというふうに思っております。

 先ほど話もありました自己責任、自己決定、自己責任というそういう言葉がいろいろと言われておりまして、これからは本当に非常に自分自身の知識、それからコミュニケーション、それを深めていく努力によっていろんな問題を解決していく、自分の責任というものが本当に厳しく振りかかってきておるのが現状ではないかというふうに思っております。

 そこで、果たして早島町としてどういうことを考えたらいいかと。本当に私は景気をよくするということは基本的には物流、人の流れをよくするというその段取りが必要ではないかなというふうに思っております。当面いろんな形で町当局としても行政としてもイベントをやり、そうして人の動きをこしらえていく努力を、商工会なり行政なりいろいろしてまいっておるつもりでございます。

 ところが、やはりそのせられる方が非常に、どういいますか能率的に物事を考えられますと、一本化をするというようなことで、年末にいろいろホットホット大会とか商工会なんかでやっておられましたが、これまた大変お忙しいときに一部の人が出ていくということで、それを集約して年に1回そういうイベントをされるということで、何かことしは年末には何もやらないというようなことのようでございますけど、私はこういうイベントというのはやっぱしいろんな立場で、いろんな人が、いろんなところでどんどんやることで人の動きがあり、そこで若干の消費を拡大していくというそういう必要性があるのではないかなというふうに思っておりまして、ある意味で町当局がそういう景気対策に対して何ができるかということは、やはりそういういろいろと努力はなされておるわけでございますけど、なお一層のそういうイベント対策、人の流れを考えるということを、いろんなところでいろんな箇所でそういう事業を起こしていくということがこれが自己決定、自己責任の一つの、どういいますか方法ではないかというふうに思うわけでございまして、今後ともそういう活性化の努力を、たまたま今度駅前広場も駅前線ができまして、かなりそういうスペースもできたのではないかというふうに思っております。

 そういうところを利用された一つの何かイベント対策で早島町の景気をよくすることも将来計画する必要があってもいいんじゃないかというふうに思っておりますので、ひとつどうかよろしくお願いをしたいと思います。

 次に、生活困窮者に対する配慮ということでございます。

 これもいろいろな角度で制度を皆さんに知らせると。先ほどのお話にもありましたように、制度の理解をいろんな形でしていく、町にも緊急援護資金貸付制度というものがありますし、勤労者低利融資制度、それからまた社会福祉協議会の窓口でも生活福祉資金貸付制度というような制度があります。そういう制度の利用ができますような努力とか周知をしていくというような方法も必要ではないかというふうに思っております。なお、介護保険料、それからいろいろ実は各町村いろいろ努力をしておるわけでございます。早島町自身も介護保険制度の利用につきましては国の制度に従いましていろいろそういう啓発と、それから制度の利用をお願いをしておるわけでございますが、介護保険料もいよいよまた見直しの時期に来ております。そういうことも十分に配慮をした今後の対応も考えてみる必要があるんではないかというふうに思っておるわけでございます。

 何分にもそのそれぞれ個人の生活状況をどういうふうに援助をするかと、これも行政でいろいろと実行できる範囲というのは比較的、どういいますか制度上だけでの援助ということになるかと思いますが、その制度をいろいろと幅広く検討し、施行していくという努力を行政としてはこれから取りかかっていく必要があるのではないかというふうに思っております。まさに今が今問題でございます。その今をどうするか、本当に助け合いの精神がそこでまた必要ではないかなと思っておるわけでございまして、皆さんのいろいろと御援助、努力をいただければ非常にありがたいと思います。十分答弁になってないかもわかりませんが、以上を答弁とさせていただきます。

 以上でございます。



○議長(寺山邦夫君) 産業課長。



◎産業課長(太田尚良君) ただいま町長が御回答されたように、人の流れをよくするということが大事だろうと思います。また、イベント等を通じましてそれを起爆剤といたしまして商業の活性化も必要であろうというように思うわけでございます。

 今早島町は、岡山、倉敷に囲まれた都市近郊型の利便性をよくするということがマイナス面になっとるというようなことがございまして、倉敷、岡山の方に消費者が流れておるというような格好になっております。そういうものを早島町でいろいろ消費していただくということで行政主導型の方策ではなくて、商工会の青年部とか振興会、そして家族会などが集まっていただきましていろいろアイデアを出していただくということで、それに対して町がどのように支援できるかという方策も考えていきたいというように思っております。

 既存のプレミアムつきの商品券とかさくらカードとかというものがございますけれども、また早島にいろいろインパクトのあるような商品券とか割引券なんかを考えていただきたいというふうに思っております。それから、農産物の販売での青空市のような取り組みで業者間での協力をいたしまして、商品を出し合って販売するような簡易型の販売所を開設したり、そういうふうなことも必要ではないかというふうに思っております。同時にこういうふうな場所で観光物産を販売するというようなことで、消費拡大を図りましてにぎわいのあるまちづくりを官民一体となりまして考えていかにゃいかんというように思っておりますので、どうかよろしくお願いをいたしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(寺山邦夫君) 保健福祉課長。



◎保健福祉課長(平井京治君) 太田議員さんの生活困窮者に対する配慮は十分できているかという御質問でございますけれども、先ほど町長の方から貸付制度についての話がございました。内容につきまして御説明をさせていただきたいと思います。

 まず、個人への貸付制度といたしましては早島町緊急援護資金貸付制度、早島町勤労者低利融資制度、また先ほど話がございました社会福祉協議会が窓口の生活福祉資金貸付制度がございます。緊急援護資金融資貸付制度は窮迫した事情により緊急出費を要する場合、独立、自活に必要な資金の融資を他から受けることが困難であると認められる世帯、あるいは身体障害者手帳の交付を受けた障害のある方の属する身体障害者世帯に対して貸し付けが行われる制度でございます。

 その概要でございますけれども、貸し付けの対象は町内に6カ月以上居住する低所得者世帯、身体障害者世帯で、入院及び治療を要する程度の疾病あるいは生業支度金、就職支度金、就学支度金等でございます。あるいはまた、不慮の災害にかかった場合、その他緊急やむを得ない理由が生じたときに貸し付けの対象となるということでございまして、貸し付けの限度額でございますけれども、1世帯1回5万円以内、利子は無利子でございます。ただし、指定期限を過ぎた期間に対しては利子がかかるということでございます。返済の方法及び貸付期間につきましては、貸し付けを受けた月の翌々月から均等返済、貸付期間は1年以内。なお、申請に当たりましては連帯保証人と連署の上申請をするということになっております。現在利用の状況でございますけども、22名の方が借りておられるということでございます。

 また、このほか勤労者低利融資の制度がございますけれども、その条件は融資を受けることができる者は町内に1年以上引き続き居住していること、あるいは融資限度額は150万円で償還期限は6カ月以内、融資の利息は年利が7.2%以内ということでございますけども、現在は2.4%でございます。これも保証人が必要になっております。

 なお、融資の手続でございますけれども、取扱金融機関に申し込む、申し込みを受けた金融機関は調査を行い、適当と認めたときは資金の貸し付けを行うということでございまして、現在の利用は岡山労働金庫のみの利用でございまして、39名の方が現在利用されております。

 そのほか生活福祉資金貸付制度、これは社会福祉協議会が窓口ということで申し上げましたけれども、これにつきましては低所得者世帯、障害者の世帯または高齢者世帯に対し生業を行うときの開発資金、世帯主または家族が入院した場合等の治療資金、あるいは住宅改修等の費用を貸し付けるとともに民生委員を通じて必要な援助指導を行うことによってその世帯の経済的自立と生活意欲の援助、促進、在宅福祉と社会参加の促進を図り、安定した生活が送れることを目的とした制度ということで、社会福祉協議会が受け付けの窓口になっております。

 現在は3名の利用ということでございますが、詳細につきましては社会福祉協議会の方にお尋ねいただきたいというふうに思っております。貸付制度につきましては、以上のような制度でございますけれども、今後制度の周知を図っていきたいと、利用においては御相談いただければというふうに思っておりますので、どうぞ御理解を賜りたいと思っております。



○議長(寺山邦夫君) 9番太田君。



◆9番(太田幸夫君) 早島町の行政は昔からベッドタウンという位置づけだけで経済のことはなおざりであります。行政が無関心でいること自体が問題であります。問題意識や危機意識はないのか。経済の問題は難しい問題でありますが、責任ある立場の人間が知らないとかわからないでは済まされないことなので、他町村の事例はどうかとか、できることはすべてやっていただきたいと思いますんで、いろいろ研究されているのかどうか、ちょっとその辺教えてもらえたらと思うんですけど。

 社会が不公正なために格差がどんどん開いていっています。こういうことは本当政治の問題だと思うんです。産業課長、町長も人の流れをよくするとか言って、本当に大変いいことだと思います。早島というのは本当に町外へ出るにはまことに立地条件のいい場所だと、そういうようなことになってますけれども、町外から人を集めてそれで活性化が起こせるというような状況になれるようになったらいいなと思います。

 それから、生活困窮者に対する配慮のことでございますが、皆さんに周知するということですけども、知らない人も結構おられるようなんで、もっとわかりやすく気軽に相談できる状況をつくってもらいたいと思うんです。

 以上、よろしくお願いします。



○議長(寺山邦夫君) 町長。



◎町長(安原良一君) 太田議員さんの再質問にお答えをしたいと思います。

 決して無関心ではございませんで、やはり早島町の活性化というのは大変商業も農業もいろんな業態が一生懸命になって努力をしていただくような行政の取り組みというのは本当にやっておるつもりでございますが、やらなくてはいけないというふうにも思っておりますし、それでおっしゃるように、他の地域とのいろんな情報を集めてその努力をというお話がございました。当然でございまして、これも新聞等では比較的いろんな情報があるわけでございます。そこら辺を踏まえてまねをするというんじゃなしに、新しい何かをつくっていくという、そういう考え方で取り組んでまいりたいというふうに思います。

 まさに、状況をつくるというお話がございましたけど、まさにその状況をつくることに、そういう意味で努力をしていかなくてはいけないと思います。行政といたしましても中央公民館ではいきいき広場とか、それから婦人会がいろいろなイベントをやっております。それから、ゆるびの舎でも人の集まる事業をいろいろと考えておるわけでございまして、それにある意味で地域が同調できるような何か発想はないかな。どうも中央公民館とかゆるびの舎が少しちょっと町筋にないというのが比較的商店街の活性化とかいうものに影響がないわけでございますけど、また実のところ流通センターでは相当な人が来るわけでございまして、いかにそういう人たちの流れを引き入れていくか、これも一つ状況をつくるということで何とかなるんではないかなというふうにも思うわけで、今後とも努力をしていきたいと思います。

 なお、生活困窮者に対する配慮の中でも、生活困窮者に対しての言うなればサービスを、例えば商工会なり、そういう商店街でサービスをどういうふうにしていくか、そういうことも本来少し商工会等でいろいろとひとり暮らしのお年寄りなんかのところへの搬送なんかは社会福祉協議会等でいろいろと宣伝をしておられるようでございますけれど、そういう形の一つのユニセフ方式というんですか、そういうこともひとつ考えてみるのもひとつどうだろうかなと。そこで、若干の、どういいますか販売というものを広げていく努力、そういうもんも社会福祉協議会を通じてのいろんな啓発活動もどうだろうかなというふうに思うわけで、無関心ではないということと、地域性は一生懸命に対応していく、また状況をつくるための努力をこれから行政としてしていきたいというふうに思っておりますので、商工会等ひとつぜひ頑張っていただければありがたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(寺山邦夫君) 9番太田君。



◆9番(太田幸夫君) 大体予算の使われ方から見て、実効性のあることが経済に関しては余りされてないということなんであります。

 それから、窓口の対応とか、生活困窮者のことですけども窓口の対応とかいろいろ見直していいことは見直してもらいたいと思うんです。どうしても本当に困っている人というのは相談がしにくいと思っておる人も結構多いと思うんです。そういう人が本当に気軽に相談できる、親身になってくれるというのか、やっぱり町民に対して本当に温かい対応をしてもらいたいと思うんです。

 以上、よろしくお願いします。



○議長(寺山邦夫君) 町長。



◎町長(安原良一君) 太田議員さんの再々質問にお答えしたいと思います。

 おっしゃるように予算的な問題もいろいろあるわけでございますけど、これは非常に財政状況御存じのとおりでございまして、今後ともそれなりに努力をしてまいりたいと思いますが、当然いろんな自主的な行動に対する援助というような形になろうかと思いますんで、ぜひひとつアイデア、先ほど産業課長が話しましたように新しいアイデア、地域に根づいたいろんなイベント、行動ができればこれは議員さんの皆さんの御理解をいただかにゃいけんわけですけど、援助ができるのではないかというふうに思っております。今後とも御活躍をひとつよろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(寺山邦夫君) 1番川北君。



◆1番(川北隆之君) 通告によります2点をお聞きします。

 まず、金田開発についてですが、昨日来多くの同僚議員の質問によりこの件に関しての問題点と町長の政治姿勢というものがはっきりしてきたと思います。そもそもこの開発に係る総事業費は約60億円です。そのうちの3,500万円ぐらいを早島町が払わなければこの開発はできないのでしょうか。大いに疑問に感じます。しかもその3,500万円という金額についても、昨日のやりとりではっきりしたように根拠のないものです。町長はただより高いものはないと言われましたが、まるで町が金を出さなければ両備が手抜きをすると受け取れかねない発言をされました。日ごろは最小の経費で最大の効果をと言っていますが、どこに接点があるのでしょうか。

 大体議会の要望書だとか議決されたものまでも無視される町長が民間業者の要望は素直に耳を傾けるのが不思議でしょうがありません。そこで、肝心の責任問題ですが、3,500万円なりの金額が予算否決され、両備から訴えられる可能性もあると御自身も言われましたので、当然そうなったときの責任のとり方も考えていらっしゃると思います。

 私は町長自身が議会を無視してとった行動なのですから、すべて個人で負うべきだと考えます。それが責任をとるということです。そしてもう一つ、私は常々これからの自治体は経営者的感覚が必要だと言ってきましたし、いろいろなむだ遣いも指摘してきました。しかし、しょせん町長自身が発言されたように、5年前の町長選のしこりを引きずった町政では公平、平等などとは名ばかりで、一部へのばらまき行政になっています。そして今回の件で事ここにきわまれりといった感じがします。安原町政の存続は早島町の存続の危機だと考え、みずからその職を辞することを要求します。

 次に、職員の意識改革についてですが、今回の金田開発の話し合いの中で、理事が議会に向かって議会が納得しなくても説明したからよいというような言い方をされましたので、この議場で、いま一度議会には説明したから納得してもらわなくてもよいと、大きな声ではっきりと言っていただきたいと思います。

 さきの9月議会において、自身の職務に対する思いを涙ながらに訴えられましたが、今度は泣いても許されません。町長の議会軽視が伝染したのかもしれませんが、町長の言う職員の意識改革が一番必要なのは理事だと思います。言いわけがあればお聞かせください。

 以上です。



○議長(寺山邦夫君) 町長。



◎町長(安原良一君) 川北議員さんの御質問にお答えしたいと思います。

 金田開発についての措置は何か議会軽視ではないかと、議会を無視したとおっしゃいましたですが、私自身といたしましては無視したつもりはございません。強く御答弁をさせていただきます。

 金田開発につきましては、いろいろな形で協議会、全員協議会なりいろいろとりあえず話をさせていただいておるつもりでございますんで、何も言わずにしたわけではございませんので、御了解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(寺山邦夫君) 理事。



◎理事(佐藤喜世文君) 川北議員さんの御質問にお答えします。

 私が金田開発に関して議会で説明したから議会が納得しなくてもよいというような発言があったかというふうな御質問であったかと思いますが、私はそのようなことは言った覚えはございません。全員協議会、それから常任委員会の方で説明はさせていただきました。それで、御理解はいただけてないかもわかりませんけどというような形で、私は御理解がいただけてないということは、私の舌足らずの面がありまして、十分な説明ができてないというその反省を踏まえて申し上げたわけでございまして、決して議会の方で納得がなくてもいいというようなことは言った覚えはございません。

 しかしながら、私に対する御批判と受けとめさせていただきまして、今後そのようなことのないようにしたいと思いますが、絶対にそういうことは発言しておりません。

 以上でございます。



○議長(寺山邦夫君) 1番川北君。



◆1番(川北隆之君) 再質問させていただきます。

 先ほどの町長の答弁の中で全然お答えになられませんでした両備から訴えられた場合、自己責任において責任を負うということの返事がございません。これははっきりしていただきたいと思います。今後も町政を担当する自信があるのかどうか、この辺もお願いします。

 理事におきましては、多少ニュアンスの違いはあるかと思いますが、今後誤解されないような発言をお願いしたいと思います。



○議長(寺山邦夫君) 町長。



◎町長(安原良一君) 川北議員さんの再質問にお答えをしたいと思います。

 物事は私はやっぱり信頼関係の中で実行していくというのが基本だと思います。将来裁判を予測するというようなそういうような仕事はこれはもうもってのほかだというふうに思っております。いろいろと御指導いただきましてありがとうございました。そういうことのないように対応していきたいというふうに思っております。今後ともひとつ御指導をよろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(寺山邦夫君) 理事。



◎理事(佐藤喜世文君) 川北議員さんの再質問にお答えさせていただきます。

 地方自治体といいますのは住民の福祉の増進を図ることを基本として地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割があろうかと思います。それで、地方議会におきましては議会制民主主義、間接民主主義の方法をとっておるということで、もちろん議員の皆様方、議員の方は政策的な評価の立場でいろいろ発言されることは当然でございまして、本議会、それから、全員協議会並びに常任委員会等での議論は大いに高める必要があろうかと思います。

 それで今後、どういいますか誤解のないような発言と。私も発言に対しては一応適切な言葉を選択して発言させていただいておりますが、やはり人間でございまして、そういった誤解を生ずるような発言もあろうかと思います。今後十分そのあたりは気をつけて議論をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。

 以上です。



○議長(寺山邦夫君) 1番川北君。



◆1番(川北隆之君) 再質問させていただきます。

 訴えられることを想定してとか、いわば考え過ぎみたいな言い方をされましたが、町長自身が産業建設委員会におきまして、そういう可能性もあるということをはっきり言われたわけです。あるということは、そういうことになったときのことを考えるのは当たり前でありまして、その辺の責任問題まで考えるのは当然だと思います。はっきりお答えください。



○議長(寺山邦夫君) 町長。



◎町長(安原良一君) 川北議員さんの再々質問にお答えしたいと思いますが、それに対してはっきり申し上げまして、皆さんにわざわざそのことについて説明をする必要はないんじゃないかというふうに思っております。まさに、地方自治制度は二元性であるという御認識をいただければ非常にありがたいんではないかというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(寺山邦夫君) これにて一般質問を終結いたします。

 暫時休憩いたします。

            午前11時5分 休憩

            午前11時15分 再開



○議長(寺山邦夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第2 委員長報告



○議長(寺山邦夫君) 日程第2、委員長報告に入ります。

 各委員会で審査を終了した諸議案全部を一括議題といたします。

 委員長の報告を求めます。

 決算審査特別委員会委員長、2番磯山君。



◆決算審査特別委員長(磯山卓宏君) さきの本会議において決算特別委員会に付託されました平成12年度一般会計歳入歳出決算外4会計の決算審査の結果を御報告いたします。

 去る13日午前10時より全委員出席のもと、決算特別委員会を開催いたしました。冒頭副議長の私が委員長に、また副委員長には互選により太田尅子委員が選出されましたことを御報告いたします。

 委員会では各会計ごとに予算説明どおり適正に執行されているかどうか、計数に誤りはないか、町民のために公平かつ平等に使用されたか詳細にわたり担当者の意見や説明を受け、審査を行いました。その結果認定案第2号平成12年度岡山県都窪郡早島町一般会計歳入歳出決算について、町税等の徴収率が年々低下しており、厳しい経済情勢の中ではあるが、税負担の公平上、委員の意見を厳しく受けとめて、計画に基づいて徴収努力を行うよう強い要望がございました。

 また、歳出の2款総務費の中で顧問弁護士報償費について、都窪広域シルバー人材センターから受けている行政訴訟について平成12年12月21日、議会でも早期和解を求める決議を行っており、この裁判に対する弁護士費用に町民の税金を使用することについては、認めがたいとする強い意見がございましたが、平成12年度に限りこれを認め認定することに決しました。早急に和解の話し合いを進めるよう申し添えておきます。

 次に、認定案第3号平成12年度岡山県都窪郡早島町国民健康保険特別会計歳入歳出決算について、繰越額が増加の傾向にあり、国保税の平準化を図ることを目的に、税率の引下げを検討していただきたい旨の要望がありました。また、町税同様国保税の一層の徴収努力を望むものであります。

 次に、認定案第4号平成12年度岡山県都窪郡早島町老人保健特別会計歳入歳出決算について、認定案第5号平成12年度岡山県都窪郡早島町介護保険特別会計歳入歳出決算について、認定案第6号平成12年度岡山県都窪郡早島町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について全員一致で認定することに決しました。

 なお、総括意見として各委員からの意見を厳しく受けとめて、事業計画等を具体的に示し、効率的に執行できるよう予算編成に反映させるよう要望がございましたので、申し添えておきます。

 以上で決算特別委員会の報告を終わります。



○議長(寺山邦夫君) 総務文教常任委員会委員長、4番太田尅子君。



◆総務文教常任委員長(太田尅子君) 総務文教常任委員会より御報告いたします。

 今回の定例会におきまして総務文教常任委員会に付託されました案件は議案8件、請願4件、要望1件、陳情1件でございます。

 以上の案件につきまして、去る12月14日午後1時より全委員出席のもと、慎重審議をいたしました結果を御報告いたします。

 議案第44号政治倫理の確立のための早島町長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例について、議案第45号早島町職員の給与等に関する条例等の一部を改正する条例について、議案第46号早島町国民健康保険条例の一部を改正する条例について、議案第47号岡山県市町村職員互助組合を組織する組合市町村数の増減及び岡山県市町村職員互助組合規約の変更について、議案第48号岡山県市町村職員退職手当組合を組織する組合市町村数の増減及び岡山県市町村職員退職手当組合規約の変更について、議案第49号岡山県市町村非常勤職員公務災害補償組合を組織する組合市町村数の増減及び岡山県市町村非常勤職員公務災害補償組合規約の変更について、議案第50号平成13年度岡山県都窪郡早島町一般会計補正予算(第3号)のうち、当委員会に付託された案件について、議案第52号平成13年度岡山県都窪郡早島町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、以上の8議案につきましては原案のとおり可決することに決しました。

 次に、請願第21号健保本人3割負担、高齢者2割負担などの患者負担引き上げ中止を求める意見書提出の請願書について、請願第22号准看護婦・士の看護婦・士への移行教育の早期実現を求める請願書、請願第23号公的年金制度を改革し最低保障年金制度の創設を求める請願書、請願第24号食品衛生法の改正と運用強化を求める請願について、要望第2号地方交付税の削減に反対し、地方税財源拡充を求める意見書採択に関する要望書につきましては採択をいたしました。

 なお、意見書案につきましては、後ほど発議として提出させていただきますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。

 次に、陳情第15号インターネット掲示板連続差別事件に関する意見書については審議未了に決しました。

 そのほか、今回県立高等学校のあり方を考える会より、県立高等学校の再編整備に関する決議の支援要請がございました。当委員会で検討いたしました結果、後ほど発議として決議案を提出させていただきますので、御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。

 以上、付託されました案件について総務文教常任委員会の報告といたします。



○議長(寺山邦夫君) 産業建設常任委員会委員長、13番三宅弘君。



◆産業建設常任委員長(三宅弘君) 産業建設常任委員会に付託になりました案件について御報告いたします。

 今回定例会において産業建設常任委員会に付託された議案3件でございます。この付託案件を12月14日の午前10時から全委員出席のもと、慎重に審議した結果を御報告いたします。

 議案第50号平成13年度岡山県都窪郡早島町一般会計補正予算(第3号)の産業建設関係、議案第51号平成13年度岡山県都窪郡早島町水道事業会計補正予算(第1号)、議案第53号平成13年度岡山県都窪郡早島町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)については、いずれも全会一致で原案どおり可決することに決しました。

 以上で付託案件についての産業建設委員会の報告といたします。

 以上でございます。



○議長(寺山邦夫君) 以上で委員長報告は終了いたしました。

 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

            〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(寺山邦夫君) これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論ありませんか。

            〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(寺山邦夫君) 討論なしと認めます。

 まず、認定案第2号から認定案第6号までの5議案を一括採決いたします。

 お諮りいたします。

 認定案第2号から認定案第6号までの5議案は委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(寺山邦夫君) 御異議なしと認めます。よって、認定案第2号平成12年度岡山県都窪郡早島町一般会計歳入歳出決算について、認定案第3号平成12年度岡山県都窪郡早島町国民健康保険特別会計歳入歳出決算について、認定案第4号平成12年度岡山県都窪郡早島町老人保健特別会計歳入歳出決算について、認定案第5号平成12年度岡山県都窪郡早島町介護保険特別会計歳入歳出決算について、認定案第6号平成12年度岡山県都窪郡早島町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算については委員長の報告のとおり認定することに決しました。

 次に、議案第44号から議案第53号までの10議案を一括採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第44号から議案第53号まで10議案は委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(寺山邦夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第44号政治倫理の確立のための早島町長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例について、議案第45号早島町職員の給与等に関する条例等の一部を改正する条例について、議案第46号早島町国民健康保険条例の一部を改正する条例について、議案第47号岡山県市町村職員互助組合を組織する組合市町村数の増減及び岡山県市町村職員互助組合規約の変更について、議案第48号岡山県市町村職員退職手当組合を組織する組合市町村数の増減及び岡山県市町村職員退職手当組合規約の変更について、議案第49号岡山県市町村非常勤職員公務災害補償組合を組織する組合市町村数の増減及び岡山県市町村非常勤職員公務災害補償組合規約の変更について、議案第50号平成13年度岡山県都窪郡早島町一般会計補正予算(第3号)について、議案第51号平成13年度岡山県都窪郡早島町水道事業会計補正予算(第1号)について、議案第52号平成13年度岡山県都窪郡早島町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、議案第53号平成13年度岡山県都窪郡早島町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)については委員長の報告のとおり決しました。

 次に、請願第21号健保本人3割負担、高齢者2割負担などの患者負担引き上げ中止を求める意見書提出の請願書について、請願第22号准看護婦・士の看護婦・士への移行教育の早期実現を求める請願書について、請願第23号公的年金制度を改革し最低保障年金制度の創設を求める請願書について、請願第24号食品衛生法の改正と運用強化を求める請願について、要望第2号地方交付税の削減に反対し、地方税財源拡充を求める意見書採択に関する要望書について採決いたします。

 お諮りいたします。

 請願第21号、請願第22号、請願第23号、請願第24号、要望第2号については委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(寺山邦夫君) 御異議なしと認めます。よって、請願第21号、請願第22号、請願第23号、請願第24号、要望第2号については委員長の報告のとおり採択することに決しました。

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第3 発議第 7号 健康保険本人3割負担および高齢者医療の対象年齢引き上げに反対する意見書案の提出について

      発議第 8号 准看護婦・士の看護婦・士への移行教育の早期実現を求める意見書案の提出について

      発議第 9号 「最低保障年金制度」創設をはじめとする年金制度の改善を求める意見書案の提出について

      発議第10号 食品衛生法の改正と運用強化を求める意見書案の提出について

      発議第11号 地方交付税の削減に反対し、地方税財源の拡充を求める意見書案の提出について



○議長(寺山邦夫君) 日程第3、発議第7号健康保険本人3割負担および高齢者医療の対象年齢引き上げに反対する意見書案の提出について、発議第8号准看護婦・士の看護婦・士への移行教育の早期実現を求める意見書案の提出について、発議第9号「最低保障年金制度」創設をはじめとする年金制度の改善を求める意見書案の提出について、発議第10号食品衛生法の改正と運用強化を求める意見書案の提出について、発議第11号地方交付税の削減に反対し、地方税財源の拡充を求める意見書案の提出についてを議題といたします。

 提出者より説明を求めます。

 4番太田君。



◆4番(太田尅子君) それでは発議をいたします。

 発議第7号

 健康保険本人3割負担および高齢者医療の対象年齢引き上げに反対する意見書案の提出について

 発議第8号

 准看護婦・士の看護婦・士への移行教育の早期実現を求める意見書案の提出について

 発議第9号

 「最低保障年金制度」創設をはじめとする年金制度の改善を求める意見書案の提出について

 発議第10号

 食品衛生法の改正と運用強化を求める意見書案の提出について

 発議第11号

 地方交付税の削減に反対し、地方税財源の拡充を求める意見書案の提出について

 上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条の規定によって提出します。

                               平成13年12月18日

 早島町議会議長 寺 山 邦 夫 殿

                    提出者 早島町議会議員 太 田 尅 子

                    賛成者    〃    須 増 伸 子

                     〃     〃    磯 山 卓 宏

                     〃     〃    安 原   昇

                     〃     〃    沢 田 晃 始

                     〃     〃    太 田 幸 夫

                     〃     〃    林     勇

 なお、意見書案につきましては事務局の方で朗読いたしますので、御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(寺山邦夫君) 事務局長。



◎事務局長(原隆一郎君) それでは、発議第7号の意見書案を朗読させていただきます。

  健康保険本人3割負担および高齢者医療の対象年齢引き上げに反対する意見書(案)

 小泉内閣が進める医療制度改革が具体的に提案されようとしている。

 一つは、サラリーマン本人が医療機関の窓口で支払う患者負担について、入院、外来とも現行の2割から3割に引き上げることである。加入者の家族の入院の場合も2割から3割に引き上げられる。

 さらに、現行では70歳以上となっている高齢者医療の対象を75歳以上とすることである。これによって、70歳から74歳までの患者負担は現行高齢者医療の1割負担から現役世代と同じ3割負担に引き上げられることになる。加えて75歳以上でも所得によって現役世代と同じ3割負担とする案や、総医療費の抑制策も検討されている。

 医療保険は、病気にかかったときに安心して必要な医療が受けられるという、いわば命綱ともいうべきものである。9割以上の国民に3割負担という負担増を押しつけることは、命綱を断ち切り、国民医療を破壊するものといわなくてはならない。また、負担増は、国民の受診抑制を広げることとなる。受診抑制は病気の早期発見、早期治療を困難にし、病気の悪化・進行を招き、逆に社会的コストを引き上げるだけである。さらに、大幅な負担増を強いることは、個人消費をますます落ち込ませ、深刻な不況にある日本経済に大きな打撃を与えることになる。

 政府は、高齢者の医療費が増加し、保険財政を圧迫していることを、負担増の理由としているが、保険財政逼迫の根源的理由は、この20年間ほどの間に医療費に占める国庫負担の割合を大幅に減らしてきたことにある。老人医療費で言えば、1983年の老人保健法制定時の44.9%から33.9%(2001年度予算)に下がっている。このため、老人医療費を支える各保険財政からの拠出金が膨らみ、健康保険財政赤字の大きな要因となっているのである。

 したがって、早島町議会は、政府が検討中の負担増と給付減の計画を改め、減らし続けてきた国庫負担をもとに戻すことを強く求めるものである。

 以上、地方自治法99条の規定により意見書を提出する。

平成13年12月18日

                            岡山県都窪郡早島町議会

 提出先  内閣総理大臣

      総務大臣

      財務大臣

      厚生労働大臣

      衆議院議長

      参議院議長

 続きまして、発議第8号の意見書案を朗読させていただきます。

    准看護婦・士の看護婦・士への移行教育の早期実現を求める意見書(案)

 昭和26年に制定された准看護婦制度により、中卒後2年の短期間の教育で、第一線の看護を担える准看護婦・士が多数養成され、深刻化する看護婦・士の解消がはかられてきた。

 しかし、急速な高齢化の進展や慢性疾患中心の疾病構造への変化など、医療を取り巻く環境が大きく変わってきており、高齢化した医療・看護水準に適応するためには、准看護婦・士においても、高度な知識と技術が求められている。

 よって、政府においては、看護界全体のレベルアップをはかるため、一日も早く准看護婦・士から看護婦への「移行教育」を実施されるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成13年12月18日

                            岡山県都窪郡早島町議会

 提出先  内閣総理大臣

      厚生労働大臣

      財務大臣

 続きまして、発議第9号の意見書案を朗読させていただきます。

   「最低保障年金制度」創設をはじめとする年金制度の改善を求める意見書(案)

 高齢者の生活を支える基本は公的年金です。高齢化社会を迎え、その充実は全国民の切実な要望となっています。しかるに平成11年度版の「厚生白書」によると、1,300万人を超える国民年金受給者の平均月額は4万7,000円という低額です。

 そのうえ、「諸般の事情で加入せず無年金になった人」や「現在未加入の人、保険料を払えない人、保険料を免除されている人」など、いずれも無年金か低額の年金者になると予測される人が729万人にも及ぶと推定されています。

 2000年3月の年金法改定で、国民年金の政策改定を含め賃金スライドが事実上廃止されたうえ、報酬比例部分の5%削減も決定されました。また、老齢厚生年金の支給開始年齢についても、従来の「60歳から」が「65歳から」に繰り延べられました。

 このような、現在の公的年金の仕組みや給付水準では、無年金者・低額年金者の暮らし向きは益々困難とならざるを得ません。たび重なる年金削減策は高齢者の生活を直撃し、将来不安とも相まって購買意欲を減退させ、地域経済への影響もでてきています。

 こうした事態を解決し、すべての国民が安心して老後を送ることができるようにするには、すべての高齢者を対象にした「全額国庫負担の最低保障年金制度」の創設など公的年金制度の抜本的な改革が必要です。

 よって、政府におかれては、下記の事項について実現して頂きたく、強く要望します。

                   記

 1.国民年金(基礎年金)に対する国庫負担金は、約束どおり3分の1から2分の1に増額すること。

 2.一般財源による全額国庫負担で最低保障年金制度を早期に創設して、無年金者や低額年金者をなくすこと。

 3.厚生(共済)年金の賃金スライドと、これに見合う国民年金の加算を従来どおり実施し、厚生(共済)年金の報酬比例部分の5%削減は行わないこと。

 4.公的年金(老齢)の支給開始年齢は原則60歳とし、保険料は引き上げないこと。

 5.年金支給額5年半分という巨額の積立金は課題であり、計画的な活用を考えること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成13年12月18日

                            岡山県都窪郡早島町議会

 提出先  内閣総理大臣

      厚生労働大臣

 次に、発議第10号の意見書案を朗読させていただきます。

         食品衛生法の改正と運用強化を求める意見書(案)

 食品の安全・安心は消費者にとって大きな願いであり、国民に共通の課題である。しかしながら近年O−157、狂牛病、ダイオキシン、環境ホルモン、あるいは遺伝子組み換え食品など、食品の安全性に関わる新しい問題が続発している。これらは、科学技術の高度化、食品流通の国際化を背景として、問題の発生も国際的に同時多発し、国内にあっても大規模化している。従って、今日世界的にも共通する食品の新しい安全問題に対処するには、食品の安全行政の抜本的な整備強化が求められる。

 食品の安全性の確保については、消費者個人の努力や選択だけではできないことから、「国民の健康」や「食品の安全性の確保」といった行政目的を明確にして制度全般を整備すると共に、運用過程への国民参加、情報公開の制度化などが検討される必要がある。また、天然添加物を含めた食品添加物や農薬、動物用医薬品の残留基準や規制のあり方、あるいは表示基準について、これまで以上に国民の安心を確保できるものにしていくための措置の検討や、化学物質や新技術に関わる検査体制を充実することも強く求められている。

 よって、国におかれては、かかる食品の安全性をめぐる状況をふまえ、「国民の健康のために食品の安全性を確保する」という主旨を行政目的に位置付け、食品衛生法の抜本的改正、運用の強化をはかられるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成13年12月18日

                            岡山県都窪郡早島町議会

 提出先  内閣総理大臣

      厚生労働大臣

 次に、発議第11号の意見書案を朗読させていただきます。

     地方交付税の削減に反対し、地方税財源の拡充を求める意見書(案)

 現在の地方財政は、大幅な財源不足が生じており、きわめて厳しい状況にある。この10年間、地方財政の借金は増えつづけ、2001年度(平成13年度)末で、地方財政の借入金残高は188兆円に達する見込みである。借入金増加のうち、減税補てん債、財源対策債、減収補てん債、地方交付税特別会計借入債などといった、地方財政の財源不足を補うための特例的な借入金が、4割以上を占めている。

 一方では、地方分権一括法が2000年(平成12年)4月から施行され、かつ少子・高齢社会に向けた地域福祉施策の充実、生活関連の社会基盤整備等の課題が増加し、市町村等、地方公共団体が担うべき役割と、その財政需要はますます増大している。

 地方公共団体が、地方分権の推進、地方自治の本旨に則って、より自主的で自立的な行財政運営をおこなうためには、財政基盤を充実強化することがきわめて重要で緊急の課題であり、地方財政の危機を打開するためにも、国・地方を通じた税財政の構造を根本的に転換する必要がある。

 しかるに、小泉内閣のもとで、破綻に瀕している国家財政を改革するために、来年度の地方交付税について、基準財政需要額を削減することで総額1兆円を削減することを検討していることが報じられている。これは、地方分権の推進、地方自治の本旨に著しく背くおそれがあるとともに、地方公共団体が負うべき住民サービスの低下を招くものである。

 よって、本町議会は政府に対し、国家財政の破綻処理を地方財政に転嫁する「削減、見直し」に反対するとともに、地方分権の推進・地方自治の本旨に則して地方の税源保障を中心とした抜本的な見直しをおこない、国税から地方税への税源委譲を進めるよう要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成13年12月18日

                            岡山県都窪郡早島町議会

 提出先  内閣総理大臣

      総務大臣

 以上でございます。



○議長(寺山邦夫君) 発議第7号から発議第11号について、これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

            〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(寺山邦夫君) これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論ありませんか。

            〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(寺山邦夫君) 討論なしと認めます。

 これより発議第7号、発議第8号、発議第9号、発議第10号、発議第11号について一括採決いたします。

 お諮りいたします。

 発議第7号、発議第8号、発議第9号、発議第10号、発議第11号は原案のとおり決することに御異議ございませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(寺山邦夫君) 御異議なしと認めます。よって、発議第7号健康保険本人3割負担および高齢者医療の対象年齢引き上げに反対する意見書案の提出について、発議第8号准看護婦・士の看護婦・士への移行教育の早期実現を求める意見書案の提出について、発議第9号「最低保障年金制度」創設をはじめとする年金制度の改善を求める意見書案の提出について、発議第10号食品衛生法の改正と運用強化を求める意見書案の提出について、発議第11号地方交付税の削減に反対し、地方税財源の拡充を求める意見書案の提出については原案のとおり可決されました。

 お諮りいたします。

 ただいま意見書案が可決されましたが、その字句、その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ございませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(寺山邦夫君) 御異議なしと認めます。よって、字句、その他の整理は議長に委任することに決しました。

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第4 発議第12号 県立高等学校の再編整備に関する決議案について



○議長(寺山邦夫君) 日程第4、発議第12号県立高等学校の再編整備に関する決議案についてを議題といたします。

 提出者より説明を求めます。



◆4番(太田尅子君) それでは、発議いたします。

 発議第12号

 県立高等学校の再編整備に関する決議案について

 上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条の規定によって提出します。

                               平成13年12月18日

 早島町議会議長 寺 山 邦 夫 殿

                    提出者 早島町議会議員 太 田 尅 子

                    賛成者    〃    須 増 伸 子

                     〃     〃    磯 山 卓 宏

                     〃     〃    安 原   昇

                     〃     〃    沢 田 晃 始

                     〃     〃    太 田 幸 夫

                     〃     〃    林     勇

 決議案につきましては、朗読をもって説明にかえさせていただきますので、御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。

           県立高等学校の再編整備に関する決議(案)

 岡山県高等学校教育研究協議会の答申に基づいて、岡山県立高等学校の教育体制の再編整備がなされようとしている。

 そこで、岡山県及び岡山県教育委員会等関係各機関においては、下記の事項について十分留意され、今後一層、岡山県の高校教育が県民理解と協力を得て円滑に実施されるよう取り計らわれたい。

                   記

 1.全県下の今後の市町村振興に大きく影響をもたらすものであり、地域の理解と協力を得るよう、県立高等学校所在市町村はもとより、全自治体と今一度十分な協議をすること。

 2.県立高等学校の再編整備は、学校経営という教育行政上の事務的判断のみならず、人材育成という、将来にわたる総合的かつ先見的な決断を伴う分野である。従って、これの実施にあたって、岡山県及び岡山県議会等関係各機関は、地域各々の実情を十分に認識され、県民の立場に立った的確な指導をお願いしたい。

 3.地方分権の促進や市町村合併との整合性と意義を十分に認識され、これの円滑な協議に支障を来さないよう基本方針を示されたい。

 以上決議する。

平成13年12月18日

                            岡山県都窪郡早島町議会

 以上でございます。



○議長(寺山邦夫君) 発議第12号について、これより質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

            〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(寺山邦夫君) これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論ありませんか。

 ありませんか。

            〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(寺山邦夫君) 討論なしと認めます。

 これより発議第12号について採決いたします。

 お諮りいたします。

 発議第12号は原案のとおり決することに御異議ございませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(寺山邦夫君) 御異議なしと認めます。よって、発議第12号県立高等学校の再編整備に関する決議案については可決されました。

 7番原君。



◆7番(原光俊君) 議長、ちょっとよろしい。



○議長(寺山邦夫君) はい。



◆7番(原光俊君) どこへ提出するんかな。提出先がないんで。



○議長(寺山邦夫君) はい、ちょっとそれじゃ説明します。



◎事務局長(原隆一郎君) それでは、先ほどの決議につきまして提出先の御説明をさせていただきます。

 県立高等学校のあり方を考える会、これが成羽町の町長が会長ということで成羽町が事務局になっておりまして、そこへ一応町村で決議されたらそこへ出していただきまして、その県立高等学校のあり方を考える会の方で総括して県の方へ提出する予定になっておるそうです。

 以上でございます。



◆7番(原光俊君) わかりました。



○議長(寺山邦夫君) ただいま原君から早島町長安原良一氏への問責決議案が提出されました。

 この動議は賛成者が8人ありましたので、動議は成立いたしました。

 この動議につきましては、ただいま文書が提出されております。この動議を本日の日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることを採決いたします。

 この採決は起立によって行います。

 この動議を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに賛成の方は起立を願います。

            〔賛成者起立〕



○議長(寺山邦夫君) 起立多数であります。したがって、この動議は日程に追加し、追加日程第1として議題といたします。

 ここで暫時休憩いたします。

            午前11時58分 休憩

            午後0時10分 再開



○議長(寺山邦夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△追加日程第1 発議第13号 早島町長安原良一氏への問責決議案の提出について



○議長(寺山邦夫君) 追加日程第1といたしまして上程されました早島町長安原良一氏への問責決議案の動議について、提出者原君より説明をお願いいたします。



◆7番(原光俊君) それでは、発議第13号早島町長安原良一氏に対する問責決議案について。

 発議第13号

 早島町長安原良一氏への問責決議案の提出について(案)

 上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条第2項の規定によって提出します。

                               平成13年12月18日

 早島町議会議長 寺 山 邦 夫 殿

                    提出者 早島町議会議員 原   光 俊

                    賛成者    〃    磯 山 卓 宏

                     〃     〃    太 田 尅 子

                     〃     〃    川 北 隆 之

                     〃     〃    沢 田 晃 始

                     〃     〃    須 増 伸 子

                     〃     〃    平 岡   守

                     〃     〃    三 宅   弘

            早島町長安原良一氏に対する問責決議

 それでは、提案理由について、町長は両備バス(株)における金田地区開発にたいし、両備への回答(早産752号平成13年10月2日付)で、水路改修工事については、両備が施行業者とすること、概ね3,500万円を上限とした補助をすることを約束した。このことは「議会の議決が前提」と県の町村課に指導もされていたにもかかわらず、議会の同意も議決もなく出された回答書で、議会として認めることはできない。議会として、白紙撤回を求めた要望書も出したが撤回しないと言うことだった。この12月議会において回答書の一部を白紙にして両備との交渉をすると明言されたことは評価できる。しかしすでに、町長印を押した回答書と三者協定があるだけに、両備の対応いかんでは、事態の悪化も依然憂慮するところである。歴史的交渉や議会の議論を軽視し、勇み足で両備への回答を出してしまったことの責任は重大である。今後あらゆる問題でも、行政の継続性を大切にし、議会の審議を慎重におこなって行政執行にあたっていただきたい。よってここに町長の問責決議をあげる。

 以上。



○議長(寺山邦夫君) これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 9番太田君。



◆9番(太田幸夫君) これは、提出者に対する質問ですか。町長に対しても質問してもよろしいですか。



○議長(寺山邦夫君) いや、これは提出者です。



◆9番(太田幸夫君) 提出者、ほんならいいです、済みません。



○議長(寺山邦夫君) ありませんか。

            〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(寺山邦夫君) これより討論に入ります。

 まず、反対討論はありませんか。

 12番林君。



◆12番(林勇君) 提出者、賛成者が8人もおられますんで、むだかもしれませんが、私の気持ちを言わせていただきます。

 一応今回町が両備に対して回答を出したということが問責の理由になっておりますけれども、行政を執行する者としては、その立場立場で責任がございます。当然、両備が開発するについて要望が町の方に出されたら回答する責任がございます。いつまでもほっとけるような問題では私はないと思っております。その回答するのが議会の了解が得られなかったということだろうと思うんですけれども、お互いに議会と当局と立場立場がございますので、その立場をある程度勘案して考えるべきだろうと思っております。

 この理由にもありますように、これから両備と再交渉するということも言われておりますので、それを待ってからでも遅くはないんじゃないかと思いますし、議会の立場、当局の立場、おのおのの立場をもう少し尊重する気持ちがあってもいいんじゃないかと思います。そういう気持ちでこの問責決議には私は反対をさせていただきます。

 以上です。



○議長(寺山邦夫君) 次に、賛成討論の方。

 2番。



◆2番(磯山卓宏君) 私は賛成の立場で意見を述べさせていただきます。

 今回の両備バスの金田開発に対する水路改修について、議会と調整をとらず反対を押し切ってまでも町が3,500万円限度で負担するということがまことに不透明である。また、違法性があるということで私は賛成の立場をとっております。また、特定業者に随時、契約で工事を発注するのと同じ方式であり、またドリームハウス設置に対する土地購入費の件、広域シルバー人材センターへの対応等、安原町政はどうも不透明なところが多く、このようなことでは町民が不幸になることが目に見えております。ここでこの決議に賛成の立場をとります。

 以上でございます。



○議長(寺山邦夫君) 次に、反対討論。

 9番太田君。



◆9番(太田幸夫君) 最初は、初めに町と業者との約束はなかったということで了解しておりまして、それであれば両備に水路を、本来であれば全部やる義務はないということかもしれませんが、ところが新しい事実が出てきました。というのは町と業者が実は水路を全部やるという約束がされてあったということであります。

 問題は、後になって昔の記録が出てきたことであります。そもそも文書の保存規定もできていなかったのは言うてみれば前町長である大崎英雄さん、また大崎昭夫さんの責任でもあると思うんです。かというて、またその徹底して確認しなかったという責めは今の早島町長にもあると思うんですけれども、それと白紙撤回を求めた要望書を出すときに、議会で全員協議会を開きました。そのときに執行部はどういうわけか、なぜか呼ばれていませんでした。原議員は我々の議論を受け入れてくれていないということを言われておられましたけど、それであればそのときにちゃんと抗議するべきであったと私は思います。やっぱりお互いが信頼関係を築いていく努力を重ねていかないといけないと思うんです。

 議会は町民のためにあるんであって、ただいたずらに騒ぎを大きくするとか、そういうためにあってはいかんと思います。責任が全然ないとは申しませんけど、問責決議をするにはちょっと行き過ぎであると考えます。

 以上。



○議長(寺山邦夫君) 8番須増君。



◆8番(須増伸子君) 私はこの問責決議に賛成の立場で発言します。

 昨日からずっと幾つかの点も明らかにされながらこの問題は議論してきたわけなんですけれども、町長を初め理事も全員協議会で説明をしてきたというお話もありました。私は全員協議会そのものの議論というのは、私たちがする意見にしましても基本的には責任が問われない密室の協議といえば言い過ぎかもしれませんけれども、このお互いに聞きおくという意見を言い合うというよりは聞きおくという会議の場ではないかというふうに認識しておりますので、その場で何を言っても、それはお互いに意見を交わして同意し合うというよりは聞きおいたという立場で、全員協議会というものはそもそも臨まれるべきではないかなというふうに一つは思っているということです。

 それで、きのうも私の一般質問で明らかになりましたけれども、両備が水路改修をすると安価になるという根拠が全くなかったということが明らかになったと思います。見積もりが安価になると書かれた文書の後に町の見積もりがされていたという点で、根拠がなかったということが明らかになったわけですけれども、町から出されてくる文書そのものに議会に対する回答そのものに信頼性がなかったということに大変ショックを受けていますし、両備に3,500万円を出すということでの不透明感というのはどうしてもそういう意味でぬぐい去れないというふうに私自身考えています。

 ただ、町長がこのたび議会の産業建設常任委員会の調査によって出てきました両備と町との貴重な歴史的交渉の文書があったことを重く受けとめられて、水路は両備がすべて実施する旨がはっきり記述されていることをしっかり胸に刻んで、この文書の立場にあるように両備が両備の開発に伴う住民の安全と命を守ることを大前提に、ぜひ住民の立場に立ってこの社会的責任を果たさせる姿勢になって今後頑張っていただきたいという要望も含めまして、今回この問責決議に賛成いたします。



○議長(寺山邦夫君) 5番安原君。



◆5番(安原昇君) 私は反対の立場で少し意見を述べさせてもらいます。

 3,500万円もう使ったような皆さん言い方しよりますけど、これはたびたび言ってますように、実際に実行するのは議会の議決を経てからということをはっきり言っておられます。ですから、今ここでその問題の責任を追及する段階じゃないと思いますし、それからたびたび話も出てますように新しい資料も出て、もう一度検討し直すという返事をきちんと出したわけですから、その結果を見てからでも遅くないと思いますので、今この時期に問責とかどうかということで交渉段階にちゃちを入れるようなもんで、それは適当でないと思いますので、私は反対します。

 以上です。



○議長(寺山邦夫君) 4番太田君。



◆4番(太田尅子君) 私はこの問責決議に賛成の立場で立たせていただきます。

 この理由の中に書かれておりますように、12月議会において回答書の一部を白紙にして両備との交渉をすると明言されたことは私は評価をいたしております。しかし、金田地区に対する問題に対して議会と妥協がないまま水路改修の負担を両備に約束したこと、また過去にさかのぼりましてドリームハウス建設に当たって問題となったむだな支出を余儀なくされた解体費の件、また広域シルバーに対する補助金の未払いなどにより広域から裁判を起こされているという、一連のこういう町長としてのリーダーシップがとれていない、私はそのように思います。また、議会からの要望にもかかわらず私たちの意見を今まで退けられておりますので、議会軽視が甚だしいと、そのように私は思っておりますので、今回問責決議を賛成の立場で立たせていただきました。賛成いたします。



○議長(寺山邦夫君) 反対討論の方ございませんか。

            〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(寺山邦夫君) これで討論を終結いたします。

 これより早島町長安原良一氏の問責決議案につきまして採決をいたします。

 この早島町町長安原良一氏の問責決議案に賛成の諸君の起立を求めます。

            〔賛成者起立〕



○議長(寺山邦夫君) 起立多数であります。よって、早島町長安原良一氏の問責決議につきましては可決いたしました。

 ここで町長にこの件につきましての発言の機会を与えますが、何か弁明ございますか。

 町長。



◎町長(安原良一君) 問責決議をいただきました。

 多数の方のそういう御要請のあるということは十分了解をいただきましたけれど、私は地域住民のため、また福祉増進のために日々努力をしておりまして、特に利権社会のない早島町を目指しておりまして、公正な社会、これはどういうものかということを一生懸命に努力しておるわけでございます。まさに住民の皆さん方の御意見を十分踏まえ、今後の対応をしてまいりたいというふうに思っております。

 基本的に今回の両備のいろんな措置につきましては、私は違法行為は行っていないというふうに信じております。文書を出す前には十分な審議をさせていただいたつもりでおりますし、またその文書も議会の方にも御閲覧をいただいたという経過もございますんで、ただ新しく書類が出てきたということから今後その内容についていろいろ検討してまいりたいというふうに思っております。どうかよろしくお願いしたいと思います。大変失礼しました。



○議長(寺山邦夫君) 以上をもちまして本定例会に付議された事件の審議は全部終了いたしました。

 お諮りいたします。

 会議規則第7条の規定により本日をもって閉会といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(寺山邦夫君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会は本日を持って閉会することに決しました。

 この際、町長からのごあいさつがございます。



◎町長(安原良一君) 12月定例議会の閉会に当たりまして一言御礼を申し上げたいと思います。

 12月12日から今議会に当たりましては、皆様方には提案をいただきました諸議案、諸認定案につきまして熱心に御審議をいただきまして、適切な御議決をいただきまして大変ありがとうございました。貴重ないろいろな御意見をいただきまして今後町政に十分に反映をしてまいりたいというふうに思っております。本当に大変ありがとうございました。閉会に当たりまして御礼のごあいさつとさせていただきます。特に問責決議につきましては、今後いろいろ検討してまいりたいというふうに思っております。十分意を体した行政の執行をさせていただきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。



○議長(寺山邦夫君) これにて平成13年12月定例会を閉会いたします。

 年末を控え何かと御多忙な時期と思いますが、皆様方健康に留意せられまして、よき新年を迎えられますように。長時間御苦労さまでございました。

            午後0時30分 閉会







 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  平成  年  月  日

            早島町議会議長   寺  山  邦  夫







            早島町議会議員   磯  山  卓  宏







            早島町議会議員   林        勇