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岡山県 瀬戸内市

平成18年 6月第3回定例会 06月16日−04号




平成18年 6月第3回定例会 − 06月16日−04号







平成18年 6月第3回定例会



平成18年第3回定例会



               瀬戸内市議会会議録

            平成18年 6月16日(金曜日)

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            出 席 議 員 ( 24 名 )

     1番  島  津  幸  枝      2番  原  野  健  一

     3番  藤  原  忠  義      4番  茂  成  敏  男

     5番  松  本  和  生      6番  小 野 田     光

     7番  田  中  伸  五      8番  石  原  芳  高

     9番  馬  場  政  ?     10番  木  村     武

    11番  小  谷  和  志     12番  堤     幸  彦

    13番  廣  田     均     14番  日  下  敏  久

    15番  室  崎  陸  海     16番  久 保 木     彰

    17番  木  村  晴  子     18番  谷  原  和  子

    19番  木  下  哲  夫     20番  赤  木  賢  二

    21番  奥  村  隆  幸     22番  中  村  勝  行

    23番  山  口  光  明     24番  柴  田     巧

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            欠 席 議 員 ( 0名 )

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            説 明 の た め に 出 席 し た 者

   市長      立 岡  脩 二    助役      東 原  和 郎

   助役      増 本  好 孝    教育長     小 林  一 征

   総務部長    佐 藤  伸 一    企画部長    日 下  英 男

   市民生活部長  青 山  始 正    保健福祉部長  野 崎  一 正

   産業建設部長  福 間  和 明    上下水道部長  上 田    敏

   病院事業管理者 谷 崎  眞 行    病院事業部長  俵    作久雄

   教育次長    盛    恒 一    消防長     藤 原  和 正

   牛窓支所長   楽 善  朝 則    長船支所長   小野田  和 義

   代表監査委員  島 村  俊 一

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            事 務 局 職 員 出 席 者

   局長      山 本  正 顕    次長      森    直 人

   主事      宮 谷  卓 志

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            議 事 日 程 (第 4号)

 平成18年6月16日午前9時30分開議

1 一般質問

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            本日の会議に付した事件

質問通告事項(発言順序12番〜16番)

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            午前9時30分 開議



○議長(中村勝行議員) 皆さんおはようございます。

 ただいまの出席議員は24名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 それでは、議事日程に入ります。

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△日程1 一般質問



○議長(中村勝行議員) 日程1、一般質問を行います。

 奥村隆幸議員より質問をお願いいたします。

 21番奥村隆幸議員。

            〔21番 奥村隆幸議員 登壇〕



◆21番(奥村隆幸議員) おはようございます。

 けさは、きのうとは打って変わりまして、本当に気持ちのよい朝を迎えることができました。いつものことながら、議員として1期4年に与えられました16回のこのたびの16分の1の一般質問としての権利と義務を、住民の皆様の声と心のパイプ役といたしまして一生懸命伝えさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 このたび質問事項といたしまして提出させていただいております件は、もうご案内のとおり、大規模行為への環境保護対策の取り組みについてということで、要旨の欄に、牛窓に11階建て高層リゾートマンション建築計画があり、周辺2地区にて説明会が行われた。大規模行為による環境保護と周辺住民の生活環境や環境づくりに大きな影響を与えそうな事例に対して、どのような対策をとられているのかというテーマでございます。

 まず、この要旨へわかりやすく書かせていただきましたので、これにつきまして企画部長ですか、担当部は、の方から説明をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(中村勝行議員) 企画部長。

            〔企画部長 日下英男君 登壇〕



◎企画部長(日下英男君) それでは、私の方から、まず現在の対応についてお答えをさせていただきたいと思います。

 ご質問にありますように、牛窓に今マンションの建設計画が持ち上がっておりまして、瀬戸内市開発事業の調整に関する条例に基づき、届け出と協議がなされております。開発の内容でございますが、開発地は牛窓町牛窓6451−4ほか9筆で、以前ヤンマー造船があった土地、現在は分譲宅地として造成されている場所でございます。開発区域面積は5,991平方メートル、建築面積は1,219平方メートル、延べ床面積が6,996平方メートル、77戸で11階建ての高さが約41メートルということでございます。現在、条例施行規則によりまして、隣接地及び地元代表者の承諾書を得るよう指導をしておりまして、関係地区である牛窓の紺浦、栄町地区での事業説明会を、業者による説明会を開催されたところでございます。

 地元説明会では、主に景観についての質問が多く出されたというように伺っております。先般も先週ですか、業者の方が両地区での説明会を一通りやったということで、その報告に来たわけですけど、いろいろ話を伺いました。そうした中で、まだそのときに話し合われた、またご質問が出た内容について資料等を作成して、これからまた回答もしていくというようなことも言っておりました。

 そうしたことで、当面はそういうまだこれから説明がされたりというような動いている状況なんで、これ開発審議会は2カ月に1遍開かれており、今月6月にあるわけですけど、当面今月開発審議会へ我々が諮問するのは見送ると、そしてその次といったら2カ月先になるわけですけど、よくそういった質問が出たことに対して説明なり何なりするようにということで、指導させていただいております。

 現在、昨今景観ということに関しては、生活や財産権のレベルで景観が非常に問題になってきておると言えようかと思います。そうなると、景観についての共通の客観的な基準がないと、その景観についての権利を主張できないんではなかろうかというように考えております。それで、現在瀬戸内市におきましては、独自の景観に対する規制がありません。この今回の件についての開発の景観に対する規制につきましては、岡山県景観条例の大規模行為の届け出により、大規模行為形成基準に基づき審査されるということになろうかと思います。県の大規模行為形成基準によりますと、位置であるとか、形態、意匠、色彩、素材、敷地の緑化とか、そういったことについて指導がなされるということでございます。まだ、そういった県への届け出がされているわけでございませんけど、今後そういった推移も見たいというように思いますし、その地元への今後業者の対応について見きわめていきたいというように考えております。



○議長(中村勝行議員) 奥村議員。

            〔21番 奥村隆幸議員 登壇〕



◆21番(奥村隆幸議員) ありがとうございます。

 まず、現瀬戸内市の条例のもとでは、このたびの開発、建築に対する規制は一切かけられないと、なおかつ、せんだっての業者からの説明会では、今県の方にも景観条例等もあるので、今は申し出をしておるというような説明はお聞きしたんですけども、先ほどの部長からの説明ではこれからだというようなことで、ちょっと話が前後しておりますからよくわかりませんが、そんなことはどうでもいいんですけども。ただ、県の景観条例等も調べてみますと、高さ規制と、あと県が主体となって、例えば瀬戸内市のこのエリアに住民の声が上がっているかといってその規制をかけるということは、非常に難しいであろうと解釈をしております。それよりも、合併をして3町が一つになりました瀬戸内市として、このような事例が現実に起こったわけです。

 過去において、旧牛窓町時代に、ちょうどあれはバブルのさなかでしたか、隣の隣町ですか、日生町の鴻島において乱開発が進み、とんでもない状態になりまして、これは全国的にもマスメディアを通じて非常に騒がれ、私どもも議会として視察に行って、それ以降、町の開発条例の改正、整備等をやってきた経緯があります。ただ、これは面積に対してでありまして、それも条例としては何ら強制権もないというようなものです。ただ、それをやったことによって、幾ばかは乱開発に歯どめがかかったのではないかという感は、私も20年議員をやらせていただきまして思っております。

 ただ、このたびのように、まさか横じゃなくて上に伸びるような開発というか建築が出てくるとは、私も夢にも思ってなかったことで、ただこういうこの経緯を今回いろいろと伺っていますと、また調べているうちに、この話が最初に市役所に業者の方が持ち込んだ日、時がいつだったのか、そしてここにまで至る経緯が、最初に聞かれて、役所としてどう対処してこられたかというのを、部長、ちょっとお尋ねしたいんですけど、お願いいたします。



○議長(中村勝行議員) 企画部長。



◎企画部長(日下英男君) 業者が先週来たときにも、企画課の担当者が協議が遅過ぎると。普通、審議会がある前の月の25日が書類の届け出とか協議の期限にしとるわけなんですけど、ぎりぎりに書類が来とるわけです。それで、ですからそれまでに開発指導というか、協議するような時間的な余裕が余りなかったわけです。そうしたことで、余り対応が遅過ぎて急過ぎるということで担当者が言ったわけですけど、業者の方は昨年から、ちょうど開発は担当部署が企画へ4月から変わったわけなんですけど、昨年から話は出しとったんだということを言っておりました。それで、4月に入って、ここの本体の建てる業者ではなくて、これをやるためのモデルルームなんかを建てて先行してやると思いますけど、そのモデルルームを建てる相談が、4月になって頻繁に企画課の方へ電話が入っとったようです。それで、それはどういうことかなと。本体の方が来て話を、どういうのができるんか聞かないと、モデルルームの話だけ先に来たんではだめですよということで、担当も指導をしとったんです。そうしましたら、そういうのが、本体の方が出てきたというような経緯でございますけど、時間的にはもっと時間をかけて、大事業であれば十分協議時間をとるべきというふうに考えております。



○議長(中村勝行議員) 奥村議員。

            〔21番 奥村隆幸議員 登壇〕



◆21番(奥村隆幸議員) 済みません、私のちょっと質問の仕方が下手だったみたいで、最初に業者が話を持ってこられたのはいつだったのか。で、その時点から始まりまして、きょう現在まで何回ぐらい足、それもいつごろどのような話を持ってきたかっていうことをお尋ねしたつもりだったんですけど、済みません、よろしくお願いします。



○議長(中村勝行議員) 企画部長。



◎企画部長(日下英男君) 昨年、建設課へ話があったのはいつからというのを細かく私掌握しておりませんので、ちょっと調べさせていただきたいと思います。



○議長(中村勝行議員) すぐ要りますよね、答えを。



◆21番(奥村隆幸議員) はい。



○議長(中村勝行議員) しばらく休憩いたします。

            午前9時43分 休憩

            午前9時47分 再開



○議長(中村勝行議員) 再開いたします。

 企画部長。



◎企画部長(日下英男君) 最初に業者からアプローチがあったのが、昨年17年9月9日のようでございます。9月9日に建設課へ事前協議として、そういう話が来たということです。

 それから、ことしに入って2月28日に概略の図面を持ってきたと。したがって、11階建てとか、そういうことがわかったのは、その時点ということのようでございます。

 次に、4月に入って、設計会社の方から電話で協議が企画課の方へありまして、打ち合わせに来庁するよう依頼をしております。

 それから、4月の下旬には、地元の役員さんの、どういうところの同意が必要ですというようなことでお話をしております。

 それから、5月16日に市役所で中央興産、この本体の会社ですけど、中央興産株式会社と設計会社とが市役所へ来て、5月16日に打ち合わせをしておる。

 それから、5月20日に栄町の役員さんへの説明が開始されて、5月22日に栄町の区長さんから、紺浦地区も関係するので業者からの説明をしてほしいということで依頼を受けております。それで、同じ同日、設計会社の方へ、その旨を伝えております。



○議長(中村勝行議員) 奥村隆幸議員。

            〔21番 奥村隆幸議員 登壇〕



◆21番(奥村隆幸議員) ありがとうございます。

 いずれにいたしましても、去年の9月の初めにまず、ちょうどこれ市のシステムが変わりましたもんで、建設課から今企画の方へ担当変わりましたよね。そういうこともあったんでしょうけれども、9月9日に事前協議の打ち合わせに建設課の方へまず最初に来られて、次が2月28日には、ことしの、図面も持ち込んで来られたと。恐らく、どんな図面か私わかりませんが、この時点で11階建ての計画が、市側も詳しく知られたんじゃないかと思うんです。

 そこで、市長にお尋ねをいたしますけども、本来行政の手腕としては、これはとんでもない建物が建ちそうななと、だけど今の瀬戸内市の開発事業の調整に関する条例等々では、これは対処はできんと。恐らく牛窓、それも近隣の住民の方々とはかなりなトラブルが発生するであろうなと。そのときに、市長も賢明なお方ですから、すぐに一昨年の12月に施行されました景観法のことに気づかれ、それをもとにそういうような開発を規制する本来のまちづくりに精を出しているところの事例等も調べられて、瀬戸内市も何らかの形で、これまでの規制力のない条例でなくて、今回は法律改正によってかなり規制力のある法律になっておりますから、それへの取り組みをすぐにでもプロジェクトチームを組まれてスタートされるのが、私はやっぱりトップあるいはもちろん助役も含めての務めではないかと、単純にそう思うんです。市長は、先ほど部長が報告されたことはもう当然聞かれていると思うんですけども、どのようにお考えなんでしょうか。



○議長(中村勝行議員) 市長。



◎市長(立岡脩二君) このお話が私のところへ情報として入ってきたのは、定かではございませんけれども、今月になってからだと思います。当然、現課の方ではいろいろ調査をしておりますし、まだ形もわからないものを上げていくということにはなかなかならない。まして、一つの申請でございますから、業者がどういうふうな形で推移していくのかということが明快になってかなりになると思います。

 一般的な話をいたしますと、牛窓の景観を守る、牛窓だけじゃありません。景観を守るっていうこととまちづくりということをどう調和させていくかということを考えたときに、私の私見ですけれども、まちづくりの中で言ってますように、こちらの平野部の赤穂線沿い、連担しておりますけれども、こちらはかなり高層の住宅が建つだろうという思いがあります。ですから、私の頭の中では高層のビルと、いわゆる一戸建ての家屋とか、うまく調和するような形でもってまちづくりをしていく。

 一方、海岸部、海浜文化都市という形でまちづくりをつくっていこうと、ずっともう日ごろから言っておりますけれども、これはある意味で丘側から見たものでなくって、海上部から見たものも、景観も取り入れていかなきゃいけない。例えば、牛窓の方は、もう私が言うまでもありませんけれども、いわゆる本蓮寺を初め、海上からかつての海上交通の港として景観を保っていかなきゃいけない、そういうようなところは、牛窓時代もその辺のこともあったように聞いておりますけど、建物の高さ制限、そういうようなんもしていかなきゃいけない。ただ、リゾートということで考えていくと、場所によりますけれども、一般的な話をしますと、高層のリゾートマンションというのは、適地があれば、牛窓はそういう形の開発が進むであろうと。例えば、協和カーボンの跡地、そういうようなところについては、そういう問い合わせもあります。海浜部につきましては、いわゆる定住人口をふやすということと交流人口、よそから来ていただく人口をふやすということが、海浜文化都市の一つの都市としての基盤をつくるものであるから、それからもう自然のままで何も建てんのじゃというような話にはならない。これは牛窓だけでなくって、玉津地区もそうだし、裳掛地区もそうだと思います。

 そうした中で、いわゆる建物と風景と自然と、それからかつて歴史的な建造物と、そういうようなものが調和できるような形のものを考えていかなきゃいけないということは頭の中にあるわけで、今回の高層のマンションですか、これについて一つのきっかけといいますか、そういう時代が来たなと。今まではもう全く動かなかった土地とか、そういうようなものが動き始めたなあというように思っておりますので、その辺も踏まえて海浜文化都市、それから田園文化都市の建築のあり方というものについては、これから考えていきたいと、そのように思っております。



○議長(中村勝行議員) 奥村議員。

            〔21番 奥村隆幸議員 登壇〕



◆21番(奥村隆幸議員) 特に東原助役は元牛窓町長でしたので、東原助役にちょっとお尋ねしますけども、東原助役の方へ、先ほどの市長への質問と同じですけども、この情報が伝わってきたのはいつでした。



○議長(中村勝行議員) 東原助役。



◎助役(東原和郎君) 私にこの件に関しての情報が入ってきたことを経過的に申し上げますと、ちょっとはっきりした日にちは覚えておりませんが、昨年の暮れかことしの初めに、あれは分譲宅地を造成するということで旧牛窓町が開発承認をした土地でございまして、その売れ残っている、相当売れ残っていると、それを大阪の方の今回の事業者だと思いますけれども、そちらに一括譲渡するというような話が、たしかことしの初めぐらいだったと思います。そういう話が伝わってまいりました。そのときには、まだ11階建てのマンションとか、そういう具体的な話は全く聞いておりません。

 2月ごろだったと思いますけれども、その土地を譲渡したという情報を得ました。それで、譲渡したとすれば、それをどういうふうにお使いになるのか、引き続き前の事業者と同様に分譲をすることについては何ら問題ないわけですけれども、そこでマンションも一つの考え方としてあるということをお聞きいたしました。そうなりますと、これは分譲宅地の造成という開発承認を与えているのが目的が変わってくるよと、そういう場合には開発に関する市の条例もあるわけですから、そこに対しての変更になりますか、また新規になりますか、そういう相談、指導を受ける必要がありますよということを、その際、現在の事業者の関係した方ですけども、お伝えした経緯はございます。

 それから、この11階建てのマンションということについて、具体的に私が承知したのは、たしか4月の終わりだったと思います、に、こういうものを考えてるということを聞きまして、そのときには私、4月以降、開発について私の所管から外れててはおったわけですが、その情報を得ましたので、早速、現在の担当の企画課の方にその旨を伝えまして、こういうことが計画されているようだけども、さっきも言いましたけれども、担当課の方でよく指導を受けなさいというか、それ2月にも言っとるわけですけれども、ということを言いましたら、企画課、担当課の方では、その相前後して、そういう相談に来られておりますということをお聞きいたしました。

 以上でございます。



○議長(中村勝行議員) 奥村議員。

            〔21番 奥村隆幸議員 登壇〕



◆21番(奥村隆幸議員) もう一度、企画部長へお尋ねしますけども、先ほど説明を聞かせていただいた中で、ことしの2月28日に図面での確認をしたとおっしゃいましたけども、このときには11階建てのマンションの図面がもう上がっておりましたか。



○議長(中村勝行議員) 企画部長。



◎企画部長(日下英男君) 先ほど聞いたのでは、2月28日に概略図面を持ってきたということで、11階建ての建物ということは、そのときに確認できたと聞いております。



○議長(中村勝行議員) 奥村議員。

            〔21番 奥村隆幸議員 登壇〕



◆21番(奥村隆幸議員) 1点、ご指摘申し上げます。

 これは、合併をしまして組織が大きくなって出てきている大きなこれはデメリットでございます。これはこのたびの件に限らず、一般質問、それから議会等々のやりとりの中で多々出てくるわけですけども、まず役所へ正確な11階建ての高層リゾートマンション計画が図面としてはっきりと上がってきたのがことしの2月28日、そして東原助役のもとへ、そこから上がったのかどうかわかりませんけども、東原助役が詳しく知られたのが、その情報を、ことしの4月の終わり。で、何と市長がことしの6月ということは、この議会がもう始まる直前ですわ。これでは行政として全く私は機能しないと思います。

 何が機能しないかっていうのは、結局今の我が市の条例のもとでは、もしこれが地域の住民とか、あるいは市長が考えられておられる、あるいはここへ総合計画ありますけども、これにうたっているこれからの瀬戸内市のまちづくりに反するような開発であれば、何らかの形で住民の意見をしっかりヒアリングして、何らかの方法をとらなあかんわけです。ただ、そうなると、条例の制定等々、やっぱしややっこしい作業がいっぱいあります。これ実際、この景観法に基づいて景観行政団体の手続をして、それから景観地区とかあるいは準景観地区とか、いろんなことをつくりながら、いろんなチームをつくりながら条例化までして、今実際やっている各自治体のことも調べましたけども、時間かかります。それも議会でそれを承認、条例ですから、ということになると、やはり9月、12月、来年の3月ということになりますよね。だから、それを市長、それから助役、担当部として、待ってくれんわけですよ、業者は。言い方を変えれば、今だったら審議会にかかろうがかかるまいが、強制的に工事を執行しょう思ったらできるわけです。ただ、そのときにはかなり住民との間にトラブルが予測されると思います。そこまでやって、業者が建築を進めるかどうかだけの問題だと思うんです。

 ただ、行政側とすれば、先ほど市長もおっしゃられましたし、また市長も常々口に出されております豊かな自然と歴史を生かしたまちづくりを進めていく中で、特に牛窓のあの海浜部、牛窓だけに限りません。それは虫明にしても尻海にしても、要はあの海浜地区にこういうようなものがぽんぽんぽんぽんとできてくると、ちょっと思われている理想的なまちづくりとはかけ離れるんじゃないでしょうか。また、市民もそれは望んでないと思うんです。なおかつ、今回の場所の場合は、隣地がエスイーシーの跡地ということもありまして、今回のような前例を残すと、あの場においても同じような開発がされる懸念を当然しなきゃいけない。だから、そういうことを考えられると、いかに入ってきた情報を早くトップまで上げて、それについて本当に市民の立場に立って行動を起こしていくかということが、一番大事なことだと思うんです。いかがでしょうか。まずもって、市長のところへことし6月、助役に4月の終わりということ自体がもう考えられません。



○議長(中村勝行議員) 市長。



◎市長(立岡脩二君) こういう計画が浮かんでは消え、浮かんでは消えているわけです。基本的には、住民の皆さんの同意が得られてスムーズにいくということが一番いいわけで、ただそのためのいろいろなご意見、ご議論があると思うんですけれども、そういう時間をやっぱりとる中でトップまでへ上げていくと。何でも、ある意味で言い方悪いですけど、不確かなものを、時点でどんどんどんどん上げていくというようなことにはならないんで、その辺も一つの流れの中で、時間的なものの長い、短いはそれはいろいろご批判もあるかもしれませんけれども、担当課とすれば、住民の皆さんがオーケーということになれば問題ない。

 私は、その話を聞いたときに思ったのは、どこまで業者が説明しとるかわかりませんけれども、いろいろの視点から、その建物がどういうような形で見れるのか、そういうようなものがないと判断のしようがないじゃないのということは、あの話の中で申し上げ、例えば丘の上から見たとき、それから、東、西、海岸部、そういうふうなとこから、その建物が建ったときにどういうそれが景観に影響するのかというようなことをきちっとやった上で判断をした方がいいですよというアドバイスはしてます。



○議長(中村勝行議員) 奥村議員。

            〔21番 奥村隆幸議員 登壇〕



◆21番(奥村隆幸議員) 一問でも時間かかりますな、この件は。

 せんだって紺浦区の説明会に行って、業者側の説明、そして参加されてた方々のご意見をしっかりと拝聴してまいりました。市長、聞いてくださいよ。地元の説明会に行政側として参加すべきかどうかっていうのは、それは職員行かせるのか、市長がみずから行かれるんか、部長が行かれるんか、それはもう皆さんたちのご判断次第です。だけど、不確実なものだからということで、このような対応をされていると、じゃあ住民とのコンセンサスがうまくとれなかったら、開発審議会で、例えば8月でだめだった、じゃあもう2カ月先延ばしにするということで、これで工事の差しとめができますか、法的に。どんなでしょうか。



○議長(中村勝行議員) 企画部長。



◎企画部長(日下英男君) 住民との合意といいますか、承諾書を求めておりますけど、これはそのねらいとしては、よく地域の人たちに説明をして、了解してもらってくださいというような意味合いがあるわけです。中には、業者として、そういう話し合いもしないというなのがたまにあります。そういったことで、これは承諾印というのがないと絶対に開発ができないというものではございません。しかし、そういった話し合いをしてもらいたいということで、そのテーブルに着かせるためにそういうことを求めているわけでございます。したがって、今回はまだそういったのが経過途中ということでありますので、今後またそのときの説明会のときの宿題なんかを、業者の方が地元の皆さんに説明しに行くんだと思います。そういったことを経まして、地元の方がよろしいと言われるんか、あるいはそれで納得いかないということでだめだと言われるんか、それはその経緯を見て市としたら対応したいと思いますけど、最終的には建設は可能な事業というように判断しております。



○議長(中村勝行議員) 奥村議員。

            〔21番 奥村隆幸議員 登壇〕



◆21番(奥村隆幸議員) 部長がおっしゃられるように、建設、強引にやろうと思えばできるんですよ。条例をつくっておいても、特に伊賀市の事例なんかでは、ほぼ一緒ぐらいです。料理旅館の隣の空き地に43メートルの高層マンションができることで、地域住民がそれに対して訴訟を起こしたんですけども、裁判としては業者の方が勝っとります、もう無視して建てると。だから、今の時点において、こういうようなことが多々あるから、国も景観法というものをつくって、より住民にとって住みやすい、自然も大切にし、将来の開発のことも考えて、いろんな意味での措置をとられておられるわけなんですけれど……。

 ちょっと視点を変えまして、例えば今回はまず牛窓中学校のもう目の前です。この開発、11階建てのリゾートマンションができるという話をお聞きになられて、市長、それから東原助役、それから部長、3人の方にお尋ねしますけども、中学校へ行かれて、実際どんなイメージなんだろうかということを見に行かれましたか、どんなでしょうか、3人の方。



○議長(中村勝行議員) 市長。



◎市長(立岡脩二君) 牛窓中学校の運動会に行かせていただきまして、その前にできるよという情報もいただきました。ですから、我々は頭の中で考えてたんではどうにもならない。どういう視点でどのように見えるかっていうものを……。



○議長(中村勝行議員) 静粛にしてください。



◎市長(立岡脩二君) ものを見て判断をしていかないと、今ないところに、ここにこういうなものができるんですよというて手で示されても判断ができないわけ。だから、ここへつくるんであれば、大体この風景の中でこういう形でそのマンションというのは建つんですよと。それから、先ほど言いましたように、東の方、西の方、海岸部から見たときに、どのように見えるのかということを、これは私前歴が、前職のときに橋をかける話をしておりまして、かける場合、必ずそれやるんです。どっから見たらどういうふうに見えるかと。

 そういうことですので、一歩進めるためには、先ほど言いましたような、どこから見ればどのような形でどのように景観に影響を与えるのかというようなことを、やはり見ていかないといけないなあと私は思っております。



○議長(中村勝行議員) 東原助役。



◎助役(東原和郎君) 私の場合は、現地でっていいますか、現地は大体頭に入っとるわけですが、その11階建て41メートルということになりますと、こういう感じの建物、この方位での眺望が変わってくるのかなと、シャットアウトされる部分が出るのかなということについては、自分なりに頭の中には描いてはいましたが、現実に今私その担当でないっていうこともありますけれども、図面を一切所持しておりませんので、具体的な例についてはわかりませんが、ほぼこういう方角のところにこういう建物が建つのかなということは、イメージはいたしました。

 以上です。



○議長(中村勝行議員) 企画部長。



◎企画部長(日下英男君) 私も現地を見させていただきまして、位置は確認しました。それで、出てきてる図面で立面図もありますし、また簡単なパースもありますので想像はできます。ただし、開発調整の立場からすると、中学生の通う学校の前ということであれば、そういった子どもたちの安全を配慮した工事を施工するようにとか、そういったことが開発調整の中心になってまいります。



○議長(中村勝行議員) 奥村議員。

            〔21番 奥村隆幸議員 登壇〕



◆21番(奥村隆幸議員) 非常に残念であります、今のお答えを聞かせていただいて。市長はちょっとおかしいことを言われたですね。情報は……、6月に行かれて、運動会たしか5月やったですよね。

 6月ですか。その後でということですか。

 そうですか。で、助役が担当でないからって、担当であろうがなかろうが、あなたは牛窓町に住まれとる方であるし、元牛窓町長ですが、そんなことで私は困ると思いますけども。いずれにしましても、これまでの経緯としてシステムがおかしいとか、何だかんだというようなことを言よってもどうにもなりません。これからどうしていかれるのかという視点に変えます。残り時間18分です。

 もうご案内申し上げましたように、それとさきに同僚議員からも3回も、この景観法を含め、景観三法については一般質問をされております、そのときそのときのやりとりも聞かせていただいております。今回も、その中のいわゆる景観法に直接関係することでありまして、国がこのような開発に関して、いわゆる地域に住んでいる住民の方々を保護するような法律をつくっております。それをどうすれば具体的にその作業が進むかというプロセスも、これはもうつくってくれております。これはもう私が説明するまでもありませんよね、企画部長。いたしましょうか。

 まず……、しかしそれは私がすることじゃないでしょう。釈迦に説法でなしに、あなた方の仕事ですよ、これは。だから、今の条例では、幾らこの条例を整備しても強制力はありません。業者が無視をすれば、もうそのままのことです。ただ、それでいいのかっていうことです。あとは、もう業者のモラルによるんですけども、例えばこの景観法の中に基本理念だとか何だかんだっていう項目がありますけども、その中の第3条の責務のところに、国の責務、それから地方公共団体の責務、それから事業者の責務ということで、これも法律の中で明確にうたわれております。地方公共団体の責務の中に、地方公共団体は基本理念にのっとり、良好な景観の形成の促進に関し、国との適切な役割分担を踏まえて、その区域の自然的、社会的諸条件に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有するものとするという条項がございます。これは国の一番大もとの景観法の中での、もう一番基本的な考え方であって、これが全くもって事業者の責務にも同じことをうたわれとるんですよ。ということは、事業者とすれば、きょう傍聴に来られとるかどうかようわかりませんが、事業者としても当然業者であれば景観法の把握はされとるだろうし、そのあたりのモラルはしっかりととらえられて事業は進められていくべきだと思います。

 なおかつ、行政とすれば、できるだけそういうようなトラブルが起きないようにするためには、どのように今後条例整備等々を今の法令のもとでしていくかということは、いろんな自治体の、今日本じゅうに222自治体がこの景観法に基づきまして景観行政団体となられて、景観計画あるいは準景観計画を策定されて条例化されて、いろんな意味での乱開発等々に対処されております。それについては、すぐに研究、行動を起こされるご意思がございますか。まず、部長、お尋ねします。



○議長(中村勝行議員) 企画部長。



◎企画部長(日下英男君) 今言われましたように、法律に基づく条例ということをやれば効力があるということでございます。単なる景観条例を策定することもできるわけですけど、それでは法律上の規制力はないということで、昨年施行されました景観法に基づきまして、市が景観行政団体となって景観計画を策定して、そのもとで景観条例を策定することができれば、一定の強制力が生じることになるという認識をしております。これについては、ぜひそのようなことでつくりたいということで進めたいと考えております。

 ただし、その中で、いわゆる景観計画とかを定めて建物の、今回の問題であれば高さが問題になっとるわけですけど、高さなども定めることができるわけですけど、ただしそれは勧告までなんですね、強制力としたら。ですから、いわゆる変更命令が出せれるところまではいかない。変更命令が出せれるのは、デザインであるとか、色彩であるとか、そういうものは変更命令対象なるんですけど、高さについては勧告までというようなことになっております。

 こういった景観計画の中でも、法律の中にもありますけど、協定という問題があって、地域地域でこういった景観も、皆さんの原風景というものが違うと思うんですね。大きい高い建物が建ってもいいよというような地域があったり、また低い方がいいというようなところがあったり、地域によって違いがあるというように思います。

 一番、だからこういうのを仮につくらなくても、今でも地域によって地域の皆さんが、そういった景観協定のようなものを協議してつくっていくということができようかと思います。県の景観条例の中でも、そういったことができると、市はそれを県へ助言というか、申請して、県が承認するというようなことにもありますけど、そういったこともできるということです。そうすれば、この地域はこういう協定を結ばれておるんで、開発指導に当たっても、そういうふうにしてほしいというようなことも、市としても指導ができるかなというように思っておりますけど、高さについても、先ほど言いましたように強制力はなかなか伴わない。今伴っているのは、建築基準法による規制だと思うんです。ですけど、全体的な良好な生活環境というのは、市長も言いましたようにやっぱり地域の調和がとれた状態だと思いますんで、そういったちょっとぼやっとした規制になるかと思いますけど、そういうことを目指したいというように考えております。



○議長(中村勝行議員) 奥村議員。

            〔21番 奥村隆幸議員 登壇〕



◆21番(奥村隆幸議員) ということは、つくらなくても、それができるから必要はありませんということですか。そこんところを明確に。



○議長(中村勝行議員) 企画部長。



◎企画部長(日下英男君) つくっていって、その中で指導をしていきたいというように考えております。



○議長(中村勝行議員) 市長。



◎市長(立岡脩二君) 担当部長では言いにくいとこもあると思いますので、私言います。

 昨日、牛窓地区の開発面積の問題が出ましたね。乱開発のことについてのご心配もありました。そういう意味から、一応来年の3月の議会を目指してやっていこうと。その前に、やっぱさっき言ったようにいわゆる海浜部、鹿忍、牛窓、玉津、裳掛、これは海浜文化都市という形での開発ですよと。そうすると、おのずから変な建物を建てられたら困る、先ほど色の何かけばけばしいものを建てられても困る、そういう意味もありますから、開発面積もあわせて、来年の3月にお諮りができるように努力をしてみたいと思っておりますので、いろいろまた皆さんのご意見もお聞きしたいと思います。よろしくお願いたします。



○議長(中村勝行議員) 奥村議員。

            〔21番 奥村隆幸議員 登壇〕



◆21番(奥村隆幸議員) 来年の3月を目標に、条例制定の作業を進めていくと解釈すればよろしいわけですか。



○議長(中村勝行議員) 答弁。はっきり答弁してください。

 市長。



◎市長(立岡脩二君) そのとおりでございます。



○議長(中村勝行議員) 奥村議員。

            〔21番 奥村隆幸議員 登壇〕



◆21番(奥村隆幸議員) そのぐらい時間がかかると思います。ただ、いろんな事例がございますので、うちが先頭を切ってやることじゃありませんので、作業とすれば、非常にシナリオがありますからやりやすいと思うんですけども、要は瀬戸内市のこの総合計画で、いわゆるゾーン設定もされておりますけども、これがより具体的に行政の皆さん方、ましてや市民の皆さんたちが望むようなまちづくりが、この条例を制定されるとやりやすくなっていくと思います。ただ、残念なことに、それまでの間に上がってきた開発に関しては、防ぎようがないという思いでおります。ただ、それに対して、住民とのトラブルが起きた場合に、行政としてどう関与していけるのかです。そのあたりが一番大きな問題だと思うんですけども、そのあたりは市長、どのようにお考えなんでしょうか。



○議長(中村勝行議員) 市長。



◎市長(立岡脩二君) 行政が、いわゆる入っていける領域がございます。ただ、それぞれ同じ瀬戸内市に住み、事業を展開するという中で基本的にこういうことについては改善をしてほしいというようなことについては、企業ですから収益の問題もございましょうけど、誠意を持って話し合いをしていく中で、行政も指導あるいは話し合いの中で要請もしていきたいというように思っております。



○議長(中村勝行議員) 奥村議員。

            〔21番 奥村隆幸議員 登壇〕



◆21番(奥村隆幸議員) もう時間が余りありませんので、要はいつも市長おっしゃられてます、特に合併して、予算もないことですから協働、協働ということをおっしゃられてると思います。こういうときこそ、今度は行政の方々に住民の皆さんとの協働の作業をしていただきたいと思うんです。住民説明会は、単に地域に住まれている住民の方と業者だけの説明会ではありません。そこで、住民の方がどう考えられ、業者がどういう思いでこの事業をやろうとしているのかということを、又聞き、間接的に聞かれるんでなくて直接聞いてみられるというのも大きな仕事の一つだと思います。ぜひ、これは積極的に考えていただきたいと思います。

 同僚議員より、先ほども申し上げましたように、これまで3回にわたって景観三法についての取り組みの質問がありますし、今回私でこれ4回目です。それだけ、この時代の変化の中で、業者はただもうけりゃええというようなことぐらいにしか、この間の説明会では受けとれません。そういう中で、やっぱり地域の住民の方は、やはり美しい景観は郷土の誇りだよ、絶対守りたいとか、あるいは牛窓中学校のすばらしい歌ができとるのに、あの歌詞が死んでしまうじゃないかとか、中学校の目の前にあれだけ大きな壁ができたらどねえになるんだと。歴史、文化、景観を守るために、やっぱ高さ制限等の条例は制定すべきじゃないかとか、あるいは公共下水の対応はできるんかとか、40メートル超える建物ですから、今の瀬戸内市の消防車では、火災時、これ対応ができるのかと、どうも屋上にこれ重油タンクがあるらしいですから、それからごみの対策はとか、まだまだもう山ほどいろんなご意見も出ました。それに対して業者側も答えれるとこは答えたんですけども、なかなか住民とのコンセンサスをとれない、とられてない。また、この23日に2回目の説明会があると思うんですけども、堂々めぐりだと思うんですよ、感覚としては。ぜひここへ、次回は行政側からも、どなたかがご出席いただいて、やっぱり生の声をしっかりと察知していただいて、先ほどご紹介いたしました景観法に基づく景観行政団体の取得とか、あとはそれから先の作業に、来年3月条例制定に向けて一生懸命取り組んでいただきたいと思います。よろしいでしょうか、市長。



○議長(中村勝行議員) 市長。



◎市長(立岡脩二君) 行政というのはスピードに欠けるということで、つくづく私思っておりますけれども、間違っちゃいけないということも一つにあります。それと、いわゆる住宅、マンションができるということに関しては、いわゆる定住人口がふえていくという意味から、またリゾートマンションかもわかりませんが、いわゆる交流人口がふえてくるということで、これについてだめだという人はいない。ただ、その規模、特に高さ、そういうようなものについて非常に地元の皆さんも関心を持たれているということ、これは行政もそれを踏まえて指導していくと。これに関しましてはやぶさかでありません。



○議長(中村勝行議員) 3分前。



◎市長(立岡脩二君) これを契機に、まちづくりの本格的な取り組みのスタートになれば、ある意味でマイナスをプラスに転化していくということで頑張ってまいりたいと思います。



○議長(中村勝行議員) 奥村議員。

            〔21番 奥村隆幸議員 登壇〕



◆21番(奥村隆幸議員) 非常にポジティブなご発言ありがとうございます。ただ、やっぱりちょっと言いわけもされていると思うんですけども、確かに行政は時間がかかる、だけど慎重に事を進めていかな、それは当たり前のことです。慎重に早く進めていただきたいです。その間に、やはりこれを営業としている者は、やっぱり時間が一番の命ですから、考え方を変えると、条例化されるまでに、とにかく開発申請を出そうと、今だったらできるでというのも、一つのこれは業者側の、そういう悪徳業者ばっかしじゃないと思うんですけども、このたびの業者も、あるいは施主も、そのような考えの方じゃないと望みたいところですけども、こればっかしはやってみないとわかりません。そういう意味で、とにかくきょうご指摘申し上げました庁舎内の情報が助役、それから市長まで上がってくる今のシステムの見直しと、それが上がってきたときに、ご自分の目でやはり確認されて、早く対処する必要性があるんならば早く行動を起こすというようなことをやっていただきたいと思います。

 もう1分ありますので、その件につきまして、最後にご答弁お願いいたします。



○議長(中村勝行議員) 市長。



◎市長(立岡脩二君) 今回のことだけでなく、住民のニーズにこたえるために、スピードアップをするということについては……。



○議長(中村勝行議員) 1分前です。



◎市長(立岡脩二君) 前から申し上げますように頑張ってまいりたい。それから、協働のまちづくりということを掲げておりますので、そういう点で行政と住民の方とのパートナーシップを発揮して取り組めるシステム、形をつくっていきたいと、それを実施、実践に移していきたいと、そのように思っております。



○議長(中村勝行議員) 奥村議員。

            〔21番 奥村隆幸議員 登壇〕



◆21番(奥村隆幸議員) ありがとうございます。

 今の市長の最後の言葉を聞きまして安心をし、心強く思っておりますので、今後、特に今回はこの件ですけども、この件の進捗に関しましては慎重に、なおかつ早く対処されるように、もう一つは、とにかく誠心誠意対処していただくようによろしくお願い申し上げまして、質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(中村勝行議員) 以上で奥村議員の質問を終わります。

 ここで10分間休憩いたします。

            午前10時34分 休憩

            午前10時46分 再開



○議長(中村勝行議員) 再開いたします。

 次に、木村武議員の一般質問を行います。

 10番木村武議員。

            〔10番 木村 武議員 登壇〕



◆10番(木村武議員) 1年間議員活動ができず、支持者の皆さん方に多大な迷惑をおかけいたしました。残された任期3年間、これを全力で突っ走っていきたいと思っておりますので、皆様方、ひとつよろしくお願いいたします。

 今回は、災害対策についてと職員教育について、この2点お伺いいたします。

 瀬戸内市は、海に接する地域が非常に多うございます。2年前でしたか、高潮災害で大変な被害を受けたのも記憶に新しいところでございます。堤防のかさ上げ、樋門の改修、ポンプの増設と、工事に取り組んでいるところもありますが、私は一つの例といたしまして、敷井地区を高潮災害の防止対策モデル地区、こういうようなことで県に要望して、防災対策を急ぐ必要があるんじゃなかろうかと、こういうことも考えております。なぜならと申しますと、牛窓地域は紺浦あたり非常に広うございますけれども、邑久町を見たときに、邑久町分では虫明、ここが非常に広うございます。また、知尾、それから小さいところでは前泊にも同じようなことが言えるわけでございまして、そういうところを考えたときに、中間あたりが敷井かなというような感じで、そのように考えておるわけでございます。いずれにいたしましても、あってはならない災害でございますので、皆さん方と協力をして、この防止に努めていかなきゃならん、そういうように考えておるところでございます。

 それから、これは夏から秋にかけての災害対策でございます。また反面、冬は北風の吹く寒い時期に火災が発生いたします。これも2年ぐらいになりますでしょうか、グリーンタウンで続けて2件の火災が発生いたしました。それで、私も考えてみるんですが、消火栓があれば、それで火災の防止対策に十分なんだろうか、これ1点あるんです。ところが、消火栓、これは一つの決まり事といたしまして、10軒ぐらいは家がなかったら消火栓はつくれんのだというようなことも、私が以前にお聞きしたときには、そういう話でございました。ところが、集落には、3軒、4軒と離れて家のあるとこもございます。そういうところ等もありますので、消防長、どのようにそこらの対策を考えておられるんか。ほっとくというわけにはいかんでしょう。同じように税金を払っとんですよ。そこらを、ちょっと対策についてお考えをお聞かせ願いたい。

 それから、職員教育の関係でございます。

 私、最近耳にしたことでございますが、合併後、職員の不都合な行為、不祥事、こういうことがふえとんじゃなかろうか、合併をして気の緩みがあるんじゃなかろうかというようなことで、お話をお聞きしたんですが、残念ながら、私1年間この席にいなかったもんですから一切わかりません。まことに申しわけないことでございますが、その不祥事の内容、件数、その後の処置の仕方、恐らく厳重にそこらはやられたものと思います。これもさきに申したと同じように、皆様方の貴重な税金をもって市の運営をしておるわけでございますので、いいものにはいいような方法をとる、また不都合な人間には不都合な処置をとる、これは当然の話だと私は思うわけでございます。これを第1回目の質問といたしますが、明快にお答えのほどをよろしくお願いいたします。



○議長(中村勝行議員) 産業建設部長。

            〔産業建設部長 福間和明君 登壇〕



◎産業建設部長(福間和明君) それでは、10番議員さんのご質問、災害対策について、夏の災害、台風、大雨、高潮被害が考えられる敷井地区を夏災害防止モデル地区に指定し、災害対策を研究してはどうかというご質問にご答弁させていただきます。

 平成16年台風16号によります高潮浸水被害につきましては、邑久地域、牛窓地域に大変大きな被害をもたらしております。このため、平成17年度におきまして両地域、邑久地域では布浜、虫明、間口、知尾、敷井の5地区につきまして被害の実態調査を実施し、その対策を検討いたしておりました。その結果、河川、水路の逆流、越水及び排水管の逆流が、主な浸水原因であることが判明いたしております。その対策といたしまして、河川には3カ所の水門及び排水ポンプの設置、排水管にはフラップゲートの設置が有効であると考えております。水門とフラップゲートにつきましては、県の高潮対策事業として早期に対応していただけるよう、強く要望を行っております。また、排水ポンプにつきましては、水門設置後、早急に市において対応を行いたいと考えております。

 なお、ご質問の災害防止モデル地区指定の件につきましては、先ほど申しました対策を図っていくということで、産業建設部では今のところその構想は持っておりませんので、ご理解をいただきますようよろしくお願いいたします。



○議長(中村勝行議員) 消防長。

            〔消防長 藤原和正君 登壇〕



◎消防長(藤原和正君) それでは続きまして、1番の災害対策についての2番目にあります冬の災害、北風の寒い冬は火災が一番心配されるが、消火活動に必要な水は消火栓があればそれで十分なのかという質問にお答えをいたします。

 火災時における消火活動上の水利については、原則として消火栓、防火水槽、プール、そして自然水利に部署して活動をいたします。消火活動に必要な水量は、毎分1トン以上を取水ができ、なおかつこの状態が40分以上確保できなければ、有効な水利として消防水利となります。この条件につきましては、1年間24時間を通じてということでありまして、夏の用水期は取水可能だが冬場は水深がなくなってしまう。また、海にあっては、満潮時には取水可能だが干潮時にはだめだとか、自然水利でこの条件をクリアできる消防用取水場所はおのずと限られます。しかし、一刻を争う火災の場合、基準に合う合わないと言っておれない場合もあります。そういう場合には、どうにか給水可能であれば、水利として使用をさせていただきます。

 例えて言いますと、瀬戸内市の西部を長船町から邑久町、岡山市へと流れております大用水は、用水期以外においては一気に水量がなくなります。しかし、流れはありますので、地域の住民の方々により樋板を何カ所か入れ、水位を高く保っておりますが、これは消防本部からお願いしたわけではございません。できれば、各地区におかれましても、自主防災の一環として、用心池がわりにある程度用水路への水の確保をしていただければありがたいと考えております。

 それから、地区において3軒とか少数で集落をちょっと離れた分があると、こういう部分のご指摘でございますが、我々の警防課において、それぞれの地区において警防計画を作成しております。その時点で、非常に水利の水の便の悪いところ、これは特別ピックアップしまして、机上訓練ではございますが、それなりの訓練をやって対応しております。

 ちなみに、我々の消防本部の消防戦術としまして、第一出動が二個一、いわゆるタンク車──水を積んでおる消防自動車──タンク車とポンプ車、これは水を積んでない車ですが、2つで二個一の同時出動を原則としております。したがいまして、タンクへは常時2トンの水を積んでおります。車の乗り入れの状況にもよりますが、タンク車が通れるところは、やはし火災現場の直近に部署します。それから、後をついていっておるポンプ車が、きちっとした水利に部署して水を送っていくというような戦術をとっております。各ポンプには、1本20メートルの働きをするホースを20本、したがいまして水利から家庭までが400メートルは1車両で対応できます。それで足らなければ2車両、3車両と中継をいたしまして、消火活動をするように計画をしております。

 以上でございます。



○議長(中村勝行議員) 総務部長。

            〔総務部長 佐藤伸一君 登壇〕



◎総務部長(佐藤伸一君) それでは、私の方からご質問の2点目の職員教育ということで、合併後の職員の処分の内容と処分の件数についてということでございますけれども、まことに残念なことであり申しわけないことでございますけれども、信用失墜行為、それから守秘義務違反等、公務員としての服務に反する行為がありまして処分を行っております。まことに申しわけございません。直接の対象者といたしまして、まず信用失墜行為、これ新聞等でも報道されましたけれども、そういうことで1人を免職いたしております。それから、公金の不適切な取り扱いということで1人を6カ月の停職、それから守秘義務違反ということで1人を3カ月の停職、それから勤務態度が悪いということで1人を1カ月の停職、それから勤務内容の不正申告ということで1人を10分の1の減給2カ月間、計5人でございます。また、この関係者等の監督責任者ということでの処分といたしまして、1人を100分の5の減給1カ月、それから文書によります戒告処分10人ということで、合計16人の処分をいたしております。また、懲戒処分ではございませんけれども、分限処分といたしまして職務上の適正を欠く者として、1人を降格処分にいたしております。

 以上でございます。



○議長(中村勝行議員) 木村武議員。

            〔10番 木村 武議員 登壇〕



◆10番(木村武議員) それでは、最初の夏場の災害対策ということで、これはこの議会でもさきに質問がされておりますので、同じようなところが非常に多ゆうございますので、私の考えは簡単に片づけさせていただきます。

 私もこのときには災害の後すぐ、自動車ではとてもじゃないが細かいとこは入れんというようなことで、バイクをもちまして海岸べりを全部、南は神崎の沖から、ずっともう東、牛窓、虫明、こちらの方を見て回らせていただいた。実態だけはつかんどかんと、いざというときにはお話にならんというような考え方で歩かせていただきました。

 そうした中で、前泊あたりは非常に小さい部落でございますけれども、たまたま地元の方が外に出ておられまして、海岸べりでお話をいたしました。あそこも潮どめの堤防がございますが、南側です、樋門があるところです。樋門の西側、このバラスを早うとっといてくれりゃあよかったんじゃけど、そういうお話ですよ。せっかく高い堤防をしてあるんです。ところが、波でバラスがそれに寄せられて、そのバラスの高いところは堤防の面と同じぐらいになっとるわけです。だから、ちょっと大きい波が来ると、そのバラスを上ってくるわけです、波が。それで、被害を相当受けとられる。

 だから、さきにも行政というところは仕事、時間がかかるんだというようなお話もありますけれども、世間で問題になっとんのは、その体制を早く改善して、早くその仕事をするということが求められておるはずなんですよ。それが私が前々から言うとるように、意識改革もなしに旧態依然とした取り扱いをするから、よくならない。私が前にこういう問題を言うたときには、意識改革の問題では、15年から20年、よそとはおくれてますよ、今だったら20年から25年おくれてますよ、こう言わにゃいけん。

 一例として、病院管理者にちょっと申し上げておきますが、病院あたりも非常に意識改革がおくれとるわけです。ご存じのとおりでございます。入られたらすぐわかるように、受付へ行っても、ガラス張りですわね。どこの病院へ行ったってオープンですね。看護婦詰所もそうですね。そこらが意識改革ができてない。もう病院だって、そこらですよ、問題は。それはもう入られたらすぐわかる。短い期間とは思いますが、ひとつ力いっぱいよろしくお願いします。

 そういうことで……。



○議長(中村勝行議員) 木村議員、今のはまた、この災害対策とは別の話になります。



◆10番(木村武議員) わかっております。そういうことで、災害も海の災害ばっかしじゃございませんのんで、産業建設部長にお願いしとくんだが、干田水系にもあるんです、これと同じようなことが。豆田地区がこれなんですよ。干田川が増水してくると豆田地区へ逆流していくと、こういうこともございます。川の方では、吉井川を上って万富の方へ行っとると弓削というとこがありますけれども、弓削地区はこれは防災対策、かなりやってあるんじゃないかなという印象を受けております。その職にある人は、いろいろと地方を回られて、参考になることはどんどん町に取り入れていただいて防災対策を完全にやっていただきたいと、そのように考えております。

 それから、夏場の防災関係につきましては、回答はもう結構でございます。前にもほかの議員も質問しておられますので、これは結構でございます。

 次に、冬場の火災に対する水の関係でございますが、以前は私なんかが子どものころには、冬になると私とこの部落あたりの用水は水がかれておりました。ところが、最近は三方コンクリの用水になって、冬でも水が流れております。それから、その前ずうっと昔は、戦時中は川には土俵を入れて水をためておった。これは何ならというたら、空襲で家が焼けたらいけんと、そのために水ためとんだと、そういうこともなされた時代もございます。今せっかく結構な水が流れとんのを、これを有効活用する方法はないんですか。私はそれを何とか利用できないかということで、行政の方へ何とかならんかと、その方の担当窓口はどこだろうかと、総務だろうかと思いまして総務へ行ったら、そうじゃない。消防もほんなら。で、消防長、おたくの方へ行きました。聞いとられると思う。だから、応援隊が来とられるのは、それはわかる。何とかこれを簡単に、安いお金で水をためて、いざというときに役立てれないかなあと思うて、私は一つの提案として言ったんですよ。たら、どうですか。田んぼの排水が悪うなるんじゃと。承諾書をとってくれえと。そんなばかがどこへあるんで。あんたとこでそれだけのことをせにゃいけんのじゃないんかと。いざというときに役に立つように、何か本当、有効活用できるようなものはおたくの方が考えてしてくれりゃあええん。何にもせんからこちらが言わにゃあおえん。

 そしたら、こちらへ全部仕事を持ってきて、おまえとこにそれをしたらうちには予算をつけてやると、してやるぞと。それが行政の姿勢なんです。私はこれはちょっと黙っとれんから言わせてもらうけれども、意識改革をしてもらいてえ。給料をもろうてその職にあるんでしょうが。私はそう思うとる。私が言うことが違うんだったらお断りします。

 それで、私はたまたま前の消防長とお話しすることがございました。私は、冬場に事があったらいけんので、今は結構水が流れとんじゃけど、あれを有効活用できんじゃろうかな。せえでそのためには樋板を1枚なら1枚落とせるような設備をして水を少しためといて、いざというときにはそれを使うたらどうだろうかというお話をしましたところ、前の消防長も、実は用水の工事をしょうるときに何ぼやらの堀というんですか、一部分を深くしてもらいてえというようなことをお願いしたんじゃけどしてもらえなんだということも聞いてはおるんですけれども、本当に前向きに、いざというときに本当に役に立つ、そういうことを当然考えにゃあいけんと思うんじゃ。

 何もこちらの、市民が行っていろんな段取りをして、はいほんならこれでお上がりなさい、ごちそうができましたよと。そこまでせにゃあいけんのんですか。そういうことで、この問題を私は徹底的に追及し、私の考えが違うんだったらお断りします。お考えをお聞かせください。



○議長(中村勝行議員) 消防長。



◎消防長(藤原和正君) 我々の消防の水利としましては、先ほどご説明しましたとおり、毎分1トン以上の水が40分以上継続して使えなければ消防水利としては認められないと。しかし、先ほど議員さんおっしゃられましたように、それ以下でも緊急時には使わせていただいております。これは自主防災の一環の中で対応させていただきたいと思っております。



○議長(中村勝行議員) 木村武議員。

            〔10番 木村 武議員 登壇〕



◆10番(木村武議員) それはこれがおたくの方のマニュアルの基本でしょう。だけど、それだけでいいもんですか。応用というものがなけにゃあいけんのじゃないですか。応用というのは基本を知っとって初めて応用ができるんです、わかりますかな。これも要らんことになるけれども、私が以前から休息時間の問題を言うとります。これは基本を知ってもらいたいんです、基本がどうであるか。それから応用にかかるわけです。だから、応用として本当に、私が申すのは、有効に用水を利用できないか。樋板1本でもはめさせてくれんじゃろうかと。そんなものができんのんか。ほんならそれがしゃくし定規にできんとおっしゃるんなら、事があったときに補償してください。どうですか。そんくらいのことはできるでしょう。ご答弁願います。



○議長(中村勝行議員) 消防長。



◎消防長(藤原和正君) 先ほどのご質問でございますが、我々消防の職務といたしましては、毎分1トンの、やはり燃えているものに対して筒先が入っておるようなわけでございますので、連続して水が切れることなく使われるのを条件としております。しかし、今言われましたように、冬場の水を堰をして第2次的、3次的に後着隊にゆだねるというような方法で使用していけば十分かと私は思っております。



○議長(中村勝行議員) 木村武議員。

            〔10番 木村 武議員 登壇〕



◆10番(木村武議員) 同じような話になってくるわけなんですけれども、今さらこんなことを言うてもちょっとおかしいんですけれども、グリーンタウンの2度目の火災のときの状態、私も2回とも何か手伝いができりゃあへんかというようなことで行くのは行っておったんですが、そのときの印象からして、十分な消防の訓練等があれでできとったんだろうかと。南側のお家はお気の毒だったなあと、私はそういう印象を受けておりますよ。指揮命令系統がはっきりしとったんだろうか。私はそう思うとります。いずれにいたしましても、この問題も前向きに取り組んでこれからいかなきゃいけんだろうと私は思うとりますよ。

 それも、たまたまこの問題を私が取り上げるということになったきっかけは、毎年3月には役員改選等々もありまして、部落では総集会をやりますが、そのときに出た問題なんです。それでそこの家は過去にも納屋を火災で焼かれたこともあるし、ちょうど10年ほど前に車を焼かれたと。それでそのときに私とこの方から消火栓があるもんだからホースを引っ張った。そしたら赤穂線がある。赤穂線の下が通らんということで、それでその消火栓の水も使えなかったというような事例があるわけなんです。だから、場所によったらいろいろ問題があるわけなんですよ。

 今2トンの水を運ばれると。道が広けりゃあええな。なら、道を拡幅してくださるんですか。いろいろ絡みがあるんだから、それだけをおっしゃっちゃあいけんのんです。あなたトップでしょう。いろんなケースがあるんですよ。だから、やはり実態をよう踏まえて勉強していただかなきゃあいいことにはならん。

 それで、プールがありゃあええんでしょう。ないさねえ、水槽をつくってくださるんですか。難しいですわなあ。せっかくそこを流れとる水を使わせてくれるように、そういう段取りをしてもらえんかなということですよ。それができんですか。どうなんでしょう。

 同じことを繰り返しとってもしようがございませんが、この件はこのくらいにしときましょうか。これは後からも、これで済んだわけじゃございませんのんで、対策ができて初めて私の方はこの問題が完了したと、そういうとらまえ方をしておりますので、これから先、別の機会にお願いをすることといたします。

 次に残されたのが、職員の教育の関係でございます。今お聞きすると、かなりの内容のものがあったんじゃなあと思うんですが、部長、この件について何が原因しとるとお考えでしょうか。また、そういうことが考えられるんだったら、やはりそういうことを指導の徹底を図らにゃいけんと。今後のこういう不祥事を防止するためにやはり必要なことじゃないかと思いますので、部長のお考えをお聞きいたします。



○議長(中村勝行議員) 総務部長。



◎総務部長(佐藤伸一君) 私の立場で物を言わせていただきますけれども、当然職員としての自覚が足らない。これがまず第一だろうと思います。私どもも管理職の立場といたしまして、いろいろそういった指導等も不足しているのかなという認識はいたしております。今後でございますけれども、こういった事例がかなりございますけれども、こういったことを糧にして職員一人一人が自覚を持って取り組んでいくと。今先ほど議員さんもおっしゃっておられましたけれども、自覚と規律、これを正していく必要があるというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(中村勝行議員) 木村武議員。

            〔10番 木村 武議員 登壇〕



◆10番(木村武議員) 本当に恥ずかしいことでございます。あってはならんことをやったと。それはたまたま何かの事故で偶然にそういうこと、不都合なことをやったというようなことがあるかもわかりませんけれども、それにしても公務員である以上、したらいけないことはやっぱしやったらいけない。

 最近コンピュータなんかが発達した関係かとも思うんですが、私が見る限りでは、各担当、朝の点呼はなされておるようでございますけれども、やはりどうなんでしょうね、月に一遍ぐらいは可能な限り、そりゃあ非常用的な職員は窓口、フロントへおらにゃあいけんといたしましても、職員を集めて市長、助役の訓辞をするというような、やはりこれ相手の目を見て注意をする、指導する。これは私は必要なんじゃなかろうかなと。コンピュータへ流して注意しとんじゃからという、これだけではやっぱり不十分じゃなかろうかというような気もしております。

 大きな職場であれば本当に不都合なことをした人間はほうられるというようなことをよう言いますけれども、そういうこともあったり、しようがねえ、そっちの方へもう行かれんからやめにゃあいけんとか、そういうこともありますが、幸い瀬戸内市はどこまで行ってもそんなに遠いとこはございませんし、それも不可能だ。ただ必要なことは、人事管理、これはもう本当に厳重に厳しくやるべきだろうと。これしかもう手がないですね。指導と、そりゃあ管理職の方でも相当に新しいことについて反感を持っておられるような方もおられるようでございます。私なんかが言ようたのは、やめえとは言わんのです。おめえこれでおい気に入らなんだらやめてもええんでと、そういうことは言わせてもらようります。もうそれしかないんですよ。本当にひな壇におられる皆さん方、部下職員に不祥事のないように厳重に厳しく本当に指導していただきたい。事があったときには本当にもう相当厳しい処分を。

 ただ、私が感じておることは、この人事面を厳しくした場合に、県の公平委員会へ苦情を申し入れるんじゃなかろうかと。そういうようなことも考えて弱腰になっとんじゃなかろうか。最近の実態を見てどうもそういうことも考えております。いずれにいたしましても、身分が身分でございますので、厳重にこの処分についても厳しくやっていただきたい。

 本当に私はいろんな面で前々から職員の教育の問題、今で言う看護師の問題についても一般質問のときに発言させていただいております。そりゃあ以前によう耳にしとったのは、町立病院が悪いなあ医者が悪いからじゃと。これを平気で看護師の人が言う。言う資格がありますかと言うんじゃ、私なんか。看護師は看護師、本当によく勉強してそれなりの仕事ができとるだろうか。

 そういうことで、いろいろと職員には余り好まれん話ではございますけれども、言うてはまいっております。実際にやるのはここにおられる皆さん方です。どうか本当に立派な町をつくるためには、そりゃあ憎まれるようなことも言わにゃあいけんと思います。ええ顔じゃあ通れんと思います。どうか皆さん方のお力によって、本当に立派な瀬戸内市をつくっていきたいと、私も側から応援させていただきますので、ひとつ今後ともよろしくお願いいたします。

 では、一般質問を私はこれで終了いたします。



○議長(中村勝行議員) 以上で木村武議員の質問を終わります。

 次は、木村晴子議員の一般質問を行います。

 17番木村晴子議員。

            〔17番 木村晴子議員 登壇〕



◆17番(木村晴子議員) では、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

 まず第1点目、ご通告申し上げましたのは、瀬戸内市の自然環境の保全についてお尋ねをいたしております。

 ご承知のように、私たちの瀬戸内市は、西は吉井川、東は瀬戸内海に面して、平野部では水田を潤す千町川、干田川、香登川、大用水などが流れ、また丘陵部では果樹栽培、また牛窓地域では県下一の野菜の生産地を誇ると、こうした大変豊かな恵みの中で、私たち人間を含めて多種多様な生物たちがこの地に暮らしております。

 そして、中でも旧牛窓町と邑久町にまたがります錦海塩田跡地というのは、これは一企業の所有ではありますが、日本の重要湿地五百選に選ばれている自然の宝庫であります。塩性湿地としては西日本最大級とされております。岡山県下ではこの五百選には5カ所が選ばれております。そしてこの地では希少種と言われております動植物の生息や、また鳥たちの飛来、営巣もあると言われております。こうした豊かな動植物を市として把握されておられるのでしょうか。また、こうした担当の部署はどこになっておりますでしょうか。文化財や天然記念物というのは教育委員会で把握をし、調査、保護をされているというのはお聞きしておりますけれども、それ以外の動植物の保護についてどのようになさっておられるのか、現状をお聞かせをいただけたらというふうに思っております。

 そして、将来にわたって安心、安全な自然区域とするために、今多分策定をされておられる環境基本計画の中にしっかりとこの地域の位置づけをして、積極的な事業展開を図るよう求めていきたいと思います。

 議長に済みません、お断りします。この自然環境の問題につきましては、答弁者の中にぜひ東原助役さんということで、昨日助役さんの方には関係がありましたらご答弁というふうに申し上げておりますので、そのことをつけ加えさせていただきたいんですけれども、ご了解いただけますでしょうか。



○議長(中村勝行議員) 答弁できますか。

 内容により許可します。

 17番。



◆17番(木村晴子議員) はい、よろしくお願いいたします。

 そして、新市建設計画の中、また総合計画の中にもこうした、この周辺一帯を海洋環境保全地域として、また水産業の振興を進めるというふうに書かれております。昔から海の資源をふやそうとすれば山へ木を植えよ。魚つき保安林などがそうした典型でございます。また、湿地は水質浄化の面でも非常に重要な役割を果たしておることはご承知のとおりでございます。しかし、残念ながらこうしたような重要な湿地も開発の名によって人為的に減少の一途をたどっております。

 しかし一方、国際的な状況ではラムサール条約の締結国会議において、登録湿地の倍増を目指す決議がなされております。湿地保全の機運が大きく高まっております。市長は常に環境、人権、教育と、市長の政策の3本柱のトップに環境を上げておられます。まさに今時代が求めてるこの問題については、市長の出番ではないでしょうかというふうに思っております。

 また、この地域の自然を守ることにつきましては、これはいま一つは締め切っている堤防の維持管理のこと、また排水のことが同時にどうしても考えなければならない問題というふうに思っております。このところで東原助役にお尋ねするもんでございますが、この件につきましては、旧牛窓町議会でも過去多くの議員の方々が質問されて、当時町長として在職された東原現助役もこの堤防の管理については公共で維持管理するべき、そういう基本的な考え方を持っているというふうに表明をされておられます。今もこのお考えには変わりはありませんでしょうか。ぜひお尋ねをしたいというふうに思っております。

 そして、2番目の問題は農業問題でございまして、名前が品目横断的経営安定対策、何ともわからない、聞きなれない名前でございます。これは農林水産省が19年度から新たに始める政策でございますが、私の知る限りでは当面、麦、大豆の生産農家に対して、今まであった下支えの価格保障を廃止、そして個人4ヘクタール、また営農団体20ヘクタール以上の者にしかこうした支えを対象にしないという方針であるやに聞いております。

 このことを知られた農家の方からは、これじゃあ麦はもうなかなかつくれんなあと、やめるしかないなという悲鳴の声を上げておられました。ご存じのように、麦というのは大変梅雨期で品質が低下するというのはもう常でございまして、こうした下支えがあればこそ今まで多くの千町平野を潤す麦も植えられているわけでございますが、こうしたことがなくなれば本当にどういった影響があるでしょうか。日本の農家、農地の実情に照らしても理不尽なものと思えてなりません。

 部長にお伺いいたします。一体何のために、そして我が市でのこの施策での影響、そしてその結果どのような状態が生まれると想定できるでしょうか、お尋ねをいたします。

 そして2番目は、経営規模にかかわらず農業を続けたい、やりたい人の声をぜひ聞いて、生産ができるよう最大限の努力を市に求めたいということでございます。国は自給率の向上と言いながら全く逆行をしているとしか言いようがありません。地場産業の育成、養護が特に必要だと思いますし、特にこの瀬戸内市は農業が主体の町でございます。人口の確保をするなら離農させないような対策を講じなければいけないというふうに思っております。激変緩和策など、ぜひ市にご努力をいただけたらと思いますが、このあたりのお答え、対応を担当部長また市長にお願いをするものでございます。

 そして3つ目は、教育委員会の行政報告について教育長にお尋ねをいたします。これは今回の報告も含め、3月定例会も含めてのお尋ねとさせていただきます。

 教育委員会とは執行機関の一つであり、地方公共団体の長が議会の同意を得て任命する、原則5名の教育委員会から構成される合議制の行政委員会として設置されております。そして、その指揮監督のもとに教育委員会の権限に属するすべての事務をつかさどる、そうした仕事をされる教育長が置かれているというのは皆さん既によくご存じのことと思います。ここには合議制と委員会の指揮監督のもとということが明らかにされております。

 さて、この今まで3月と6月にご報告されました報告文はどなたが制作をされ、いつの教育委員会で合議をされてこの場で発表することになられたのか、お伺いをいたします。

 また、地方議会運営辞典によりますと、行政報告とは重要な事業の執行状況や閉会中の主な出来事について執行機関の側から議会に対し、口頭または文書で行う報告とされております。法律や規則に実は何の規定もありませんが、報告をするとすれば重要な問題については事実を簡潔に、経過及びてんまつを報告するのがよいというふうなことが辞典に書かれておりました。3月、6月の行政報告には、事実経過以外の内容が含まれていると思っております。教育長はそのように認識をされておられますでしょうかということをお伺いいたします。

 そして、この3月、6月の報告の中に、これはごっちゃになるかもしれませんが、その文面の中にある一文を引用させていただいて教育長のお考えをお聞きしたいと思います。まず、3月の方にございました。これは教育基本法が上程されるであろうということを前提にお話しをされました。恐らく今国会では18日終了でございますので、継続審議でというふうになっております。教育の現状を考えて改正の必要性もあるかというふうなくだりがございました。

 そこでお伺いいたします。教育の現状を考えたことと、改正の必要性があるというこういう文面のつながり、どういうところにそういう実態があるのかということでございます。

 そして、3月議会においておっしゃいましたのは、現行法の反省に立ちというふうにおっしゃっておられました。教育長は現行法のどの部分が反省をするところとお考えであるのか。また、長年教育に携わった者として痛恨のきわみであるというふうにおっしゃいました。では、長年教育に携わった者として、それは恐らく教育基本法にのっとってお仕事をされておられたはずでございます。このことを全力で履行したからそのことが痛恨なのか、履行しなかったから痛恨なのか、教育をされる今までの歴史の中でこの教育基本法をどのように履行されたのか。そして新教育基本法になれば全力で履行すると。これは法律が決まればそのもとに仕事をされるのは当然でございましょうが、私は一文例を例えればそうしたところが非常に疑問に感じております。

 また、細かいことを指摘するようでございますが、6月の報告の中で、大英帝国、7つの海、日没せずというのがございました。パブリックスクールというのがございました。これは文章の中では国民が立ち上げたというふうにおっしゃいましたが、私どもはそれは貴族、いわゆる上流階級、それは国民の一部ではございますが、いわゆる国民と貴族というのはある程度違うんではないかというふうに思っております。そして、その中の主な目標がスパルタ式教育というふうにおっしゃっておられます。ここを参考にするというふうにおっしゃっておられます。なかなか現職の教育長がスパルタ教育を参考にするなどという発言はかなりなもんだというふうに私は思っております。これを参考にするとまでいうふうにおっしゃっておられます。こういうことで、果たして今の本当に子どもたちが抱えている問題に対応できるのかどうかということでございます。私は非常に今の教育基本法は大切にしなければならないという立場でございますので、そのあたりを含めて教育長にはご答弁いただきたいというふうに思っております。

 以上で1回目の質問を終わらせていただきます。



○議長(中村勝行議員) 早いですけど昼食休憩とさせていただきます。

 なお、これより議会運営委員会を開かせていただきますので、議会運営委員の方は全員協議会の方にお集まりいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 午後1時開会いたします。

            午前11時46分 休憩

            午後1時0分 再開



○議長(中村勝行議員) 再開いたします。

 午前中の木村晴子議員の質問に対する答弁からお願いいたします。

 市民生活部長。

            〔市民生活部長 青山始正君 登壇〕



◎市民生活部長(青山始正君) それでは、17番議員さん、木村議員さんの1番目の質問でございますが、塩田跡地の塩性湿地に生息また飛来する動植物を把握しているかのご質問でございますが、これにつきましては市といたしましては調査はいたしておりませんが、錦海塩業さんが平成15年度にこの開発計画にあわせましてこの跡地の陸上生物の実態調査を行っております。これによりますと、植物につきましては372種類が確認されておりまして、この中でカワツモ、アッケンソウ、ウラギク等、8種がこれが国、県の注目すべき植物ということで、これが確認されております。動物につきましては、ほ乳類につきましては8種、鳥類につきましては75種、それから両生類、は虫類では13種、それから昆虫類につきましては445種類が確認されたとの調査報告がございました。

 それから、続きまして2番目の質問でございますが、塩田跡地を重要な自然保護区とし、環境基本計画の中に位置づけ、市は積極的に事業を展開すべきではないかというご質問でございますが、このたびの塩田跡地の基盤整備事業の計画の中に、自然環境保全区域というのが、これが約35ヘクタールほどこれを設けております。現況の動植物の保全を図るということになっておりまして、これにより動植物への影響評価は少ないものとこちらの市では思われます。市との協定書の中でありますが、今先ほど議員言われましたように、日本の重要湿地五百にこの場所が選定されておりまして、この保全に関しまして県に対しまして今現在錦海塩業さんより文書により協議が行われ、この指示に従いまして、これ県の方は県の自然保護課が担当になると思いますが、この指示に従いまして自然保護に努めるということが協定でうたわれておりますので、ご理解のほどお願いをいたします。

 この土地はあくまで錦海塩業さんの所有の土地でございまして、現に今この場所ではございませんが、産業廃棄物の最終処分場ということで営業開始いたしておりまして、本年4月末日をもって県の指導にもよりまして、環境保全ということで管理型の廃棄物、汚泥とか燃えがら、鉱滓、こういうものは4月末で終了いたしておりまして、現在はガラス、陶器類の安定型の廃棄物を平成20年12月26日までは継続し、ここで一応終了するようなことになっておりますので、あくまで錦海さんの土地に対しまして市が積極的に事業を展開するということは適当ではないと考えております。

 以上でございます。



○議長(中村勝行議員) 東原助役。

            〔助役 東原和郎君 登壇〕



◎助役(東原和郎君) 先ほどの錦海塩田跡地の問題に絡んで、私が旧牛窓町長時代に、第1線堤防、堤防や排水について公共への移管ということがそういう話があったというご確認でございますけれども、確かにございました。よく覚えておりませんけれども、当時の本会議の一般質問あるいは特別委員会、その他でそういうことが話題にもなりましたし、私自身できればそういう方向でできるものならいいんじゃないかなというお話をいたしましたし、当時、旧牛窓町の議会の皆さん方も同じようなお気持ちであったと思いますし、さらに周辺の地域の皆さん方もそういうことが実現できるならばそれにこしたことはないというふうな考え方であったというふうに思います。が、その後いろいろと県等とも話をいたしましたけれども、現実には、現在その所有者である錦海塩業の責任において管理をすべきであるということで、現状でそれを国あるいは県に移管するということはできないということでございました。

 以上です。



○議長(中村勝行議員) 産業建設部長。

            〔産業建設部長 福間和明君 登壇〕



◎産業建設部長(福間和明君) それでは、17番議員さんの品目横断的経営安定対策について、平成19年度から新たな対応をすることとなるが、市内農家への影響はということのご答弁をさせていただきます。

 この品目横断的経営安定対策につきましては、若干さかのぼりまして平成12年3月に策定されております食料・農業・農村基本計画が見直され、平成17年3月、新たな基本計画として策定されております。

 これは過去10年間で日本の農業就業人口が約2割ほど減少したこと、また今後農業就業人口に占める65歳以上の割合が約6割まで増大するなど、農業の生産構造に対する危機感を背景といたしまして、今後10年後の農業構造の展望を効率的かつ安定的な農業経営が、その生産の相当部分を占める力強い農業経営を目指すということにしております。

 内容といたしましては、今後重点的に取り組むべき課題や施策を明らかにするとともに、経営所得安定対策大綱が平成17年10月に決定されております。これは3つの対策から構成されておりまして、まず米政策改革推進対策でございますが、米の生産調整にかかわるいわゆる転作作物に対する助成金や産地づくり交付金は見直しが前提となっておりますけれども、従来どおり実施されます。

 次に、農地、水、環境保全向上対策ということでございますが、農地の持つ環境保全機能の発揮を促進するというもので、旧来ございます中山間の地域直接支払制度を発展させたものでございます。

 次に、この品目横断的経営安定対策でございますが、これは今までの助成金の流れといたしまして、全農家、品目ごとに価格保障の対策を行ってきたわけでございます。しかし、この対策では耕作面積が4ヘクタール以上の認定農業者などの担い手や、耕作面積が20ヘクタール以上の集落営農組織などの経営体に助成対象を限定いたしまして、対象品目もビール麦を除く麦、大豆、てん菜、でん粉原料用バレイショの4品目に限定しております。

 この対策が実施されることによります農家への影響でございますが、瀬戸内市はビール麦の作付が主流でございます。ビール麦はビール会社との契約栽培でございまして、規格に合格すればビール会社が買い上げをいたします。しかし、気象条件等にもよりますけれども、収穫の約3割から4割が規格外となるということでございまして、これは麦茶等加工品で流通するそうでございます。

 参考に平成17年産麦の価格を述べさせていただきますと、ビール麦の2等50キロで7,249円だったそうです。いわゆるこの規格外の麦でございますけれども、これが1等の場合50キロで7,082円ということです。その内訳でございますけれども、7,082円の1,624円がいわゆる麦の単価でございます。そして残りの5,458円が麦作経営安定資金という価格のかさ上げの助成部分でございます。

 こういうことで、この対策が実施されますと耕作面積等の要件に合わない農家につきましては、この5,458円の交付金が交付されないということになります。この対策は平成19年度から実施されるということで、平成18年秋に麦の作付から適用されるため、こうした実情が農家の作付意欲にどう影響するか、はかり知れないところもございますけれども、JAやそれから市といたしましても憂慮しているところでございます。

 なお、大豆につきましてはほとんどが自家消費で、価格補てんの助成を受けている農家はございませんでした。

 次に、経営規模にかかわらず農業を続けたい人、やりたい人の声を聞いて、生産が維持できるよう最大限の努力を市に望むがどうかというご質問でございます。この品目横断的経営安定対策では、要件であります、先ほど申しました4ヘクタール以上の認定農業者や担い手、20ヘクタール以上の集落営農組織が対象ということでございます。小規模な農家にありましては、農家の方々が共同いたしまして集落営農組織を結成したり、また担い手の方が認定農業者となられますよう、県、市、農協においても積極的に推進しているところでございます。

 また、これ以外の小規模の農家の方につきましては、今後収益性、生産性の高い作物への転換誘導が必要ではないかと考えております。今後もJAや振興公社あるいは県農業改良普及指導センター等の農業関係団体や機関とより一層の連携を取り、営農の推進を図ってまいりたいと考えております。



○議長(中村勝行議員) 教育長。

            〔教育長 小林一征君 登壇〕



◎教育長(小林一征君) それでは、行政報告として適切であったのかというご質問に順を追ってお答えをしていきたいというように思います。

 ご質問を承って、大変勉強もさせていただきましたし、反省もしております。まず1点目の、教育委員会は合議制ではないかと、この報告についての承認を得ておるかという話でございますけれども、これは承認などは得ておりません。もしその承認が要るんであればこれはどういうような何で必要なかということを逆にお教えいただけたら非常にありがたいというように思います。

 私は、いわゆる教育長に対する事務委任規則に従ってやっていかなければいけないわけでありまして、もしその必要があるのであれば、その中の1項目の教育に関する重要な企画及び基本方針の決定に関することかなと、これを諮って、これがその報告書の中に入るのかどうかと思います。ただ、そういうような合議制であるから、議会に出ておるものをすべて合議でやっていかなければいけないのかという、そしたら議会質問が出たときに一々全部諮っていかなければいけんと。議員さんから質問が出た、そしたらちょっと待ってくださいと。他の4人の委員さんに聞かなければそれは答えることはできませんというようなわけのものではないと。したがって、私は報告で済むことではないかというように思うわけであります。

 今議員さんが言われておるのは私の所信に関する事項でありますので、それまでは私は報告する義務はないんじゃないかと。ここで議会で議論ができる問題だというように私は思っております。これは私の思いであります。したがって、もし間違いであればそれは訂正をいたします。

 次に、行政報告がこれでいいのかと。行政報告はこうあるべきだという法的な根拠は私はないというように思います。この質問が出た後、全国の議会でどういうような報告がなされておるかということをインターネットで調べてみました。確かに議員さんが言われるように、教育長からの所信表明をしておるというのは少なかったというように認識をしておりますが、ただ、現在国政においてやっておることを、国政にただゆだねるだけでいいのかと。地方でも議論はしてしかるべきではないかと。議論していくことが市民の方々に教育への関心を持っていただくと同時に、昨日もある議員さんが質問せられましたけれども、それが教育啓発につながるものだというように私は思うわけであります。こうやって議員さんと議論するということも非常に意義があることだというように私は思っております。

 次に、3月議会の教育基本法の改正も必要であると思うがということについてのご質問であったというように思います。これにつきましては、私は決して教育基本法を改正しなければならないという肯定はしてない。してないけれども必要性を感じておると。それはなぜかといいますと、教育基本法は、ご存じのとおり昭和22年3月31日の公布であります。じ来、ちょうど60年が経過したと。人は世につれ、世は人につれと言います。中国の礼記の中に、人学ばざれば道を知らずとしるされております。今は生涯学習社会であります。どんどんだれでもがいつでもどこでも学習できて、非常に人も世の中も変わってきておるわけであります。したがって、変化の部分につきましては、不易と流行ということがありますから、変化の部分につきましては当然私は新しい法律もできてしかるべきであるし、それから法律の改正も必要であるというような観点から申し上げたわけであります。

 ちなみに、先ほど言いました生涯学習についての項は1項も現行法にはないわけであります。したがいまして、そこらあたりの整備は必要であろうということで必要であると思うがという話をさせていただきました。

 あの教育基本法については、議員さんのご指摘もありましたけれども、現行法についての反省をしなければいけないんじゃないんかと。今いろいろなことが起きておりますけれども、その履行をきっちりしておけばそういうようなことも防げたのではないかという反省点に立っての私は所感を述べさせていただいたつもりでございます。もう一度あの文面を見直していただければ、非常にありがたいというように思うわけであります。

 その中で、痛恨のきわみという、私も教育に携わっておった、今もそうですけれども、携わっておる者でありまして、その中でやっぱしきっちりきっちりそこらあたりを押さえていっておれば、今のような、冒頭言ったと思いますけれども、あの報告の中で、ライブドアであるとか耐震偽装問題だとか、大きな問題がどんどん起こっておりますけれども、そういうようなものもなかったんじゃないかという反省の念を込めて言ったわけでありまして、今の反省点では、いわゆる基本計画というものがなかったところに一つの大きな問題があったのではないんかという、これは私の感想でありますけれども、思うわけであります。したがって、幾らいろいろなことを議論をしても、いい法律ができても、それが履行できないんであれば空念仏に終わってしまうという反省の念を込めて言ったわけであります。そういうことでご理解をいただきたいというように思います。

 それから、これも私非常に残念に思うんですけれども、今議会で言ったことも自由度がどんどん拡大をしていって、制限というものがかけられなくなったらどんなになるかということでの話をさせていただいたはずであります。我慢するとか耐えるとかというようなことも教育の上では非常に必要なことでありますよという話を私はしたはずであります。その中で、これも反省点の1つでありますけれども、スパルタ式教育ということを入れておりましたが、これが非常な誤解を招いておるという。私はそこを後から考えてみて、質実剛健の教育ということを言っておった方がよかったのかなという反省はしております。

 スパルタ教育というのはもうご存じのとおり、これはもう中世も近代も現代も、これは許されない教育であるというのは、これはだれがしてもわかるわけであります。といいますのは、スパルタでは、これは都市国家でありましたから、その国家の子どもは宝として育てるということで言ったわけですけれども、生まれ落ちるとすぐ長老のところへ持っていって、健康であるかどうかという、弱い者はもう殺してしまっとったと。7歳まで親のもとで養育をして、7歳以降は同じ集会所へ集めてそこで規則のもとに寝起きをともにし、遊んだりあるいは学習したりするということをやっておったと。それを7歳以降のそのことをイギリスのパブリックスクールがまねたということでありまして、スパルタ教育イコールスパルタ式教育ではないということでご理解をいただきたい。そこらあたりの誤解を招いたということにつきましては、私非常に反省をいたしております。

 以上でございます。



○議長(中村勝行議員) 木村晴子議員。

            〔17番 木村晴子議員 登壇〕



◆17番(木村晴子議員) 再質問させていただきます。

 青山部長の方ですが、担当部署はどこかということも申し上げたんですけれども、部長がお答えになったので今後はこうした動植物の担当は生活環境課、これがここですべて文化財、天然記念物以外のものはすべてこちらでなさるということでよろしいんでしょうか、まずお尋ねをいたします。



○議長(中村勝行議員) 市民生活部長。



◎市民生活部長(青山始正君) 今回のご質問の事項が自然環境保全ということでございまして、それに関連したために私が答弁したもんでございまして、環境課ではございません。



○議長(中村勝行議員) 木村晴子議員。

            〔17番 木村晴子議員 登壇〕



◆17番(木村晴子議員) 環境課ではございませんという答弁でございましたので、そこで市長にお尋ねいたしますが、先ほどの企業がお調べになったいろいろな動植物のデータもございました。また野鳥の会などで調べましても多くの鳥がいるということで、こうしたものをどういうふうに位置づけされますでしょうか。総合計画の中にもそのことを非常に重要性をもって書いておられますので、今後どこで、どの部署でこうしたものの保護、育成というんですか、例えば蛍なんかはいわゆる農林水産関係でございました。そういうことでございますので、これだけ重要な湿地を擁している瀬戸内市でございますので、それをどこの担当の課がないというのはちょっといかがなものかと思いますので、早急にこの辺を組織というんですか、担当の課もお決めになったらと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(中村勝行議員) 市長。



◎市長(立岡脩二君) 天然記念物等につきましては教育委員会等がアユモドキなんか取り組んでおりますよね。それから、この自然環境でいろいろな動植物がありますけれども、これはもちろん教育委員会にも関係するものがありましょうし、生活環境課の方にも関連するものもあります。ですから、青少年の健全育成と同じように、それぞれの関係する課が問題が起こったときには対応していくということでございます。今は環境ということでもって話が進んでおりますので、生活環境課の方が窓口等になっているわけでございます。

 関連して、それぞれのところに私の考え方を申し上げたいと思いますけれども、塩田跡地につきましては、これはもう本当に地元の方々、そして議員さん、もう長い塩田跡地に対する思いがあります。昭和62年3月20日には、提案者が山下千春さんですね、これは木村さんの先輩だと思いますけれども、この跡地をどうしようかということで発案をされております。海洋性を生かした観光レクリエーション地帯として開発をしたいという発議をされまして、議会で議決をされております。ですから、そういう思いは我々も引き継いでおるわけでございます。振興計画を見ていただいたらおわかりのように、自然の保護地域でもありますし、観光レクリエーションとして開発する地域とダブってこの錦海湾は考えているところでございます。

 これには先ほどご質問がありましたように大きな問題があります。堤防の管理、それから排水の処理、それから全体の環境をどのように維持していくかと、これはもうずうっと議論されておりまして、もう議論の段階を脱しておりまして、これをどうするかというご提案なりご議論を私はいただきたいと思っているところでございます。



○議長(中村勝行議員) 木村晴子議員。

            〔17番 木村晴子議員 登壇〕



◆17番(木村晴子議員) これは担当課は、じゃあ今のところそれぞれに分かれるということでいいんですね。実は、この質問をいたしましたときに、どこの課が答えをするかということでいろいろあちらこちら回ってどこにしようかということになったみたいなんで、そのことはやっぱり自然保護というような観点であれば、1つやっぱり統一的なものがあった方がいいんじゃないかなというふうに私は思っております。そして、先ほど市長がおっしゃいました、あそこは海洋レクリエーションゾーン、環境レクリエーションゾーンとして位置づけて、それもう昔からそうなっているということで、私もあそこは自然を生かしたいわゆる発展をすべきだというふうに思っております。提案とすればやはりあそこの地域でカキの漁業者の方々が、これ牛窓、虫明も含めてですが、そういう方々があそこでちゃんと生活をしていける、そういう場とするためには、何よりもあの区域はやはり植物があって、その植物の栄養が海に流れ出て、そしてカキの養殖、魚ができる。そうすることがあの地域にとって非常に大事なことじゃないかというふうに思っております。

 これは先般、あの地域の漁業をされる、時にカキ養殖をされてる方が、孫と一緒にカキをむいてるんだと。だからこういうことは次の世代にもわしは送っていきたいと。どうしてもそのことを守ってほしいということを、本当に涙まじりのように発言をされまして、本当に私は感銘を受けました。ですから、市としてもそのスタンスを決して忘れることなく、そういうことをやはり環境基本計画の中に位置づけていくというのが本当に大事じゃないかなというふうに思っておりますので、私はそういうことを提案をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 そして、助役さんは先ほど、これは過去にはそういうふうに長い間のいろんな牛窓町時代、議会の間で、公共に移管すべきだという基本的な考えを持っているということをご答弁なさっておられます。しかし、今はそういうことにはなってないということですが、これは私は国に対して、特に国土交通省なんかに対しましては、地元の要望としてあそこの堤防管理を一自治体とか一企業とかで持つというのは本当に大変なことだと思います。年間それこそ数千万円もかかるということでございますので、私はもともとあれは公共の海でした。公有水面埋立法によりまして一企業が取得したわけでございますが、製塩業はもうおやめになっておられますし、残っているのが膨大な堤防の管理が残っている。本当に企業に対しても私はこれはこのままほっておいていいものかなと、やはりこれはもう公、国が管理してほしいということをぜひ市長、助役さん挙げまして、国に対して要請をしていただけたらなあというふうにも思っております。

 そのあたりのことは一度にはいかないかもしれませんが、そういう意向があるということで企業も行政も、そしてそこの住民の方々もカキの漁業者の方々も、そういうことになれば私は一番いい状態じゃないかなというふうに思っておりますので、そういう働きをしていただけたらというふうに思います。

 急ぎますので、済みません、産業部長さんにお尋ねしたいんですけれども、影響ははかり知れないということでございまして、つぶさにおっしゃっていただけませんでしたが、例えばこれに係る今瀬戸内市のいわゆる農家とか営農組織、例えば4ヘクタールの方がどれぐらいおられて、それからあと麦が、今瀬戸内市でどれだけの面積ぐらいがあるので、どれくらいの面積が影響を受けて、それこそこの秋からでございますので、その影響がどれくらいかということと、一つ困難なのは、この瀬戸内市は農協は岡山市農協、瀬戸内市とそれから行政が岡山市も入っているということで、大変難しい状況にあるということが言われておりますので、そのあたり、私はそういう実情に合わせて、いきなり法の施行じゃなくって、ぜひこれも激変緩和みたいな措置ができれば、何しろまだ住民、農家の方々もなかなかこのことも周知もされないし、例えば営農の集落にするにしても、それだけの話し合いの期間が要るわけですから、そういった、全く猶予がないままにこの法の施行というのは本当に現状を無視していると思いますので、そうしたことに対しましてぜひ地域の実情に即した対応ということで、これもぜひ市長はこの前は国の方に対しましても、地方交付税の削減なんかについてもしっかりと憤りを感じているということでございますので、こういうこともぜひ物申していただきたいというふうに思っております。

 あと、もう時間がありませんので、教育長の方にお尋ねをいたします。

 先ほど合議制であると。しかし、一々すべて質問に対して委員会を開いて合議することができるのかと、そういうことはできないと、事後承諾であるということをおっしゃいました。しかし、この諸般というんですか、行政報告というのは、言いましたように過去の議会から今日までの閉会中の主な出来事について、執行機関側から議会に対してというようなものが通常であろうというふうに思いますので、私はそういうことをするのであればそれでいいと思いますし、物すごく、それからこうした教育長の所信というんですか、個人的な例えばお気持ちを言うのであれば、これは教育委員会がそういうお考えをしているということにもなると思うんですよ、その報告の中で言われますと。それはこういった質問に対してすぐというのは、それはもうその場のご判断でしかあり得ないんですけれども、そんだけの3カ月間なりの猶予がある中においてそれをされるんであれば、これはやっぱり書いてあるように、教育委員会報告と書いているわけですから、私はこれは教育委員会の5人の方も、こういうことについては発言をするということはご承知の上でなさっているというふうに、これは判断せざるを得ないと思うんです、このことについては。報告というのは3カ月前から今日までの間のことが報告ですから、ですからそういう事実を報告しますよというのが筋だろうと思います。いきなり議会での質問に対して一々答えを聞きに行くかと、そういうことまでは私は言っておりませんし、だれもそういうことは要求はしないと思いますが、この報告という形である限りはそうではないかというふうに認識しておりますし。

 それともう一つは、教育の現状を考えて改正の必要だということをおっしゃいましたかね。

            (教育長小林一征君「必要だと思うがでしょ」と呼ぶ)

 はい。と思うがと、はい。

            (教育長小林一征君「必要であるとは言ってない」呼ぶ)

 必要であると思うがと、はい、わかりました。

 それで、じゃあ教育の現状を考えてその現状はと、これは何かということをお尋ねしたんです、私の質問、最初は。教育の現状を考えて、その現状とは何を指して現状ですかということを申し上げましたら、それに関しては余りのご答弁はなかったかと思います。

 おっしゃったのは、昭和22年に公布されて60年たったと。もう世の中もいろいろ変わっていると。時代も変化についていかにゃあいけんでしょうというようなことでございましたね。特におっしゃったのが、生涯学習の項というふうにお述べになっておられますが、生涯学習というのは私この中に入りませんか。第7条社会教育ですね。その2項に、国及び地方公共団体は図書館、博物館、公民館等の施設、学校施設の利用その他適当な方法によって教育の目的の実現に努めなければならない。ですから、社会教育の中に生涯教育、この中に網羅されているというふうに私は理解しておりますが、そういうことにはなりませんでしょうか。生涯学習というのは第7条社会教育の中にきちっと、公民館でしょ、図書館、博物館、すべてこういうことは市民のというか、住民の教育の目的の実現に、この中に生涯学習って入りますと思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。4分しかないんで、済みません。



○議長(中村勝行議員) 教育長。



◎教育長(小林一征君) 行政報告のあり方につきましては、先ほども言いましたように、波風を立てずに質問なしにいこうと思えば、もうさらっとあったことをそれでいけばいいわけですけれども、こうやって議論をすることも非常に意義があることであるということでありまして、これは検討材料とさせていただきます。

 それから、現状につきましては、もうご存じのとおり学力の低下があったり、それからフリーターだとかニートの問題があったり、いろいろな多様な障害児の問題があったり、いろいろあるわけであります。これが現状だというように思います。

 それから、生涯学習につきましては、これはそこらあたりで勘違いをしていただいては非常に困るわけでありまして、生涯学習というのは非常に幅が広いわけであります。社会教育だけではない。学校教育もありますし、企業内教育もあるし家庭教育もあるし、その総合されたものでありますので、それと社会教育とイコール生涯学習ではないということは十分ご理解をいただきたいというように思います。



○議長(中村勝行議員) 木村晴子議員。

            〔17番 木村晴子議員 登壇〕



◆17番(木村晴子議員) もうほかの部長さんと、ちょっとお答えがないんですけれども、あっ、済みません。ちょっと簡単にお願いします。



○議長(中村勝行議員) 産業建設部長。



◎産業建設部長(福間和明君) 平成17年産の麦の作付でございますけれども、173.1ヘクタールで、103戸の農家が作付をされております。そのうち4ヘクタール、20ヘクタールの要件に合う農家につきましては22戸、作付面積105ヘクタールというふうになっております。

 それから、面積要件の緩和措置等につきましては、平成18年6月11日付の山陽新聞に県の農林水産部長のインタビュー記事がございまして、国の方に強力に要請していくという談話が載っておりました。この対策についての対応ですけれども、ご存じのように長船町はJA岡山、牛窓、邑久はJAせとうちとなっておりますけれども、JA岡山につきましては、麦の作付農家を対象にいたしまして株式会社の農業生産法人の設立を考えとられるということを聞いております。JAせとうちにつきましてはそういう法人化はしないということで、集落営農組織、認定農業者の推進を進めていくというふうに聞いております。



○議長(中村勝行議員) 木村晴子議員。

            〔17番 木村晴子議員 登壇〕



◆17番(木村晴子議員) ありがとうございました。

 それで、済みません、最後に教育長でございますが、先ほど現状についてはニートの問題とかおっしゃいましたね。学力の低下の問題とかということで、これが教育の現状だとおっしゃいましたが、実はこの間国会で小坂文部科学大臣は、教育基本法は我が国の教育の根本的な理念を原則的に定めたもので、ですからそれが今事態が直ちに現実の問題、そういう問題と直結するものではありませんというふうにお答えになっておられますので、今教育長がご答弁なさいました、それを言うとそのことがあるから教育基本法を変えるんだみたいなことになるわけですよ。ですからこのことは文部科学大臣はそうではないというふうな答弁をしておりますので、私は今の教育長がおっしゃった問題については、もう一度読んでというか、その教育基本法を読んでいただく。そして国会答弁なんかも読んでいただけたらというふうに思っておりますので、私は……。



○議長(中村勝行議員) 時間が参りましたので、質問を終えてください。



◆17番(木村晴子議員) 済みません、ありがとうございました。



○議長(中村勝行議員) 以上で木村晴子議員の質問を終わります。

 ここで10分間休憩いたします。

            午後1時45分 休憩

            午後1時55分 再開



○議長(中村勝行議員) 再開いたします。

 次は、谷原和子議員の一般質問を行います。

 18番谷原和子議員。

            〔18番 谷原和子議員 登壇〕



◆18番(谷原和子議員) さわやかな午後のひとときでございますが、少々眠気を誘うころでございます。しばらくのご清聴をいただきたいと思います。

 それでは、通告に従いまして質問をいたします。

 教育施設の今後について。少子社会となる中での小学校の統廃合をどうするのか。この1点に絞り、市長、教育長にお伺いをいたします。

 子どもの年間出生数は、昭和48年から減り始めて、現在は当時の約半数まで落ち込んでおります。合計特殊出生率も人口維持に必要な水準と言われる2.07人を大きく割り込み、2004年は1.29、先日発表されましたが2005年は1.25人まで落ち込んでおります。

 急速な少子化による人口の減少は、活力あるまちづくりにも影響いたします。我が市においても少子社会となる中、小学校の統廃合をどうするのかをお伺いをいたします。

 以上、1点目です。



○議長(中村勝行議員) 教育長。

            〔教育長 小林一征君 登壇〕



◎教育長(小林一征君) それでは、少子社会の中での小学校の統廃合をどうするのかというご質問にお答えしたいと思いますけれども、先般4番議員さんからのご質問とかなり類似点がございますので、重複することをお許しいただきたいというように思います。

 また、きょうは1点に絞られておりますので、多少丁寧というたら4番議員さんには悪いんですけれども、時間をかけて答弁をさせていただきたいというように思います。

 ご指摘がありましたように、どんどん児童・生徒数が減少を続けておりますが、この瀬戸内市におきましては市域においても減少の偏りが顕著に見られるわけでございます。さらに5年後の平成23年には小学校の児童の在籍数は、市域全体で現在よりも約240人程度減少が見込まれております。小学校の小規模化が一層進んでくるというような状況下にあるわけであります。

 具体的にはせんだってもお話を申し上げましたけれども、本市小学校10校中、児童数が100名以下の学校が4校、うち1校は既に複式学級となっております。また他の3校のうち2校においても、平成23年度までには複式学級になる可能性があります。教育効果の低減が危惧されるわけでございます。

 このような状況を見据えた上で、小学校の適正な配置、それから統廃合の問題は、今後の瀬戸内市の義務教育振興の基盤をなすという認識のもとに、児童の教育環境を基軸にして、国の動向を踏まえながら長期展望に立って検討していかなければいけないものというように思っておるわけでございます。

 まず、教育的な面から学校規模、つまり適正な学級数について考えてみますと、学級の人数についての絶対的な適正人数というものはありませんけれども、一定の集団の中で活動することで、児童がその活動の成果を実感し、充実感であるとか達成感を味わい、自己を認識できるなど、ある程度の集団の中で学んでいくということが教育効果を増幅していくものというように思うわけであります。

 授業を受ける児童の集中力あるいは理解力、達成感や意欲の持続等の面から見ても、また児童が意見を交換し合うなどの授業展開の面から見ても、ある程度の集団的な人数が必要であるというように思うわけであります。

 また、学年の適正な学級数でいえば、これは学校教育法施行規則の中の17条に、学校の学級数は12学級以上18学級以下を標準とするというようにされておりますので、その場合小学校では学年で2ないし3学級になりますけれども、それをもとに考えた方がいいかなあというように思っておるわけであります。

 本来1つの学年は集団としてさまざまな体験ができることが望ましいわけでありまして、クラスがえや違うクラスとの合同授業であるとか、幅広い活動ができることが理想だというように思うわけであります。したがいまして、1つの学年に2クラス以上の学級数、大体1クラスが20ないし30ぐらいを一つの目途として統廃合をし、また学区の再編もそこらあたりで考えてはどうかというように思っておるわけであります。この点から、現在市内の小学校で考えてみますと、2クラス以上の学級数の学校は3校のみでございます。これは邑久小と国府小と行幸小と、この3校のみでございます。

 さらに、今まで教育的な見地から小学校の適正規模の話をさせていただきましたけれども、現実的に通学区域の変更や学校の統廃合を検討するためには、学校が立地する地域の歴史であるとか文化であるとか伝統であるとか、さらに地域住民とのかかわりなど、それぞれ地域の特性をも尊重しなければいけませんし、これを実施するに当たっては、通学距離の問題であるとか施設整備に関しての財政的な面であるとかというようなものを十分に考慮しながら進めていかなければならないわけであります。

 以上の考えを踏まえまして、個人的な意見を言わせていただきますと、将来的には牛窓地区が1校に、それから邑久、長船が2校程度になるのが望ましいのではないかというように思っておるわけであります。現在教育委員会内でも議論を始めている状況でありまして、今年度中には瀬戸内市立学校通学区域等検討委員会を立ち上げまして検討していきたいというように思っておりますので、ご理解をいただきたいというように思います。

 以上です。



○議長(中村勝行議員) 谷原議員。

            〔18番 谷原和子議員 登壇〕



◆18番(谷原和子議員) 昨年の8月でしたか、岡山市の岡山中央小学校、ちょうど視察に行きました。ここは我々とは全く違うような状況の中ですけれども、4校を1校に統廃合してるというようなことで、統廃合するということに対しての取り組みということをお聞きしてまいりました。最初はやはり、先ほども言われましたように、地域の歴史とか文化とか、それから住民の人が学校に対する思いとか、いろんなさまざまな問題の中でクリアすべきことをクリアしてしたということだったんです。そこで、私ちょっとそういう、まず1段階として4校ありましたのを2校ずつを1つに持っていって、こっちの2校を1つに持っていって、この2校を今度は1校に持っていったという形で物すごい、超スピード、4年ぐらいでしとったんですよね。なぜそういうふうなことがこんなにスピードで取りまとめができたのかということをお聞きしましたら、要するに市長と教育長のリーダーシップによって、こういう早く取り組むことができたと言われたんですね。

 先ほども教育長がお話しされておりましたように、将来的にはやはりそういう方向に持っていかないといけないということなんですね。取り組みとしては、やはり市長がどういう考え方をしてるかということも物すごく重要なことであると思うんです。そのあたりを、やはり市長としての考え方、考えぶりというんですか、それ1点お伺いさせていただきたい。

 それとあわせて、きのうでしたか、災害のことについて避難場所のことも出ておりましたけれども、災害時には緊急の避難場所、これ学校施設になっておりますよね。今学校施設等々が大きな地震を契機にして、それからいろんな耐震というような言葉が毎日聞かれるぐらいになっておりますけれども、耐震診断をどのように瀬戸内の学校施設をしたのかということと、それからその避難場所になる場合には、その耐震診断の結果においては、避難場所になったところがもうつぶれとったというような状況になってもいけないと思うんですよね。だから、そのような現状の中で、今言う耐震診断をどのようにしたのかということと、それからもししたのであれば、その結果、それから補強するか、それか改修するかとか、いろんな問題点があると思うんですよ。だから、そういうあたりで今現在、現状ですね、現状どうなってるかというのを、これ1点お伺いしたい。だから、2つ、ちょっとお伺いしたいと思います。



○議長(中村勝行議員) 市長。



◎市長(立岡脩二君) 市長と教育長のリーダーシップというお話がありました。まず、何を一番に考えるかということなんです。子どもたちの学力、学校での学力を中心にした教育の充実を持っていくのか。いつも我々が逡巡してるのは、やはり地域における学校の力というのは非常に大きなものがある。ということで、できるだけ統合ということにならないように、地域で頑張ってほしいというのが私の今までの願いでございました。統廃合というと、管理面からいえば統合した方が非常に経費についても安くつくだろうと思うんですけれども。ですから、子どもたちの教育力を高めるか、地域での子どもたちを育てていく方を選ぶか、この辺が今までずっと議論されてきたところであろうと思います。これは、ぜひこの議論は続けていただきたい。というのは、やはり地域の皆さんが覚悟するというものがないと、強引にリーダーシップで一緒にしたということにはならないんではないかなというように思います。岡山市の場合も2つにして、あと2校でやって、それをまとめて1校にしたいというステップを踏んでるわけでね。そういう意味で、知恵を出し合うということと、覚悟を地域でやらなければいけない時期が迫ってきてると、それは何かというと、やはり子どもたちをいかに育てるかということでの議論と覚悟をするということが必要であろうかなというように思っております。



○議長(中村勝行議員) 教育長。



◎教育長(小林一征君) 児童・生徒数が減少したから統廃合をやらなければいけないということもあるわけですけれども、やっぱし一番に考えなければいけないのは、教育効果の問題だというように思います。いかに教育効果を上げていくかという、子どもを中心に考えざるを得ないと思うわけです。

 せんだっての4番議員さんの質問の中でも触れさせていただきましたけれども、現在かなり変わって、状況が変わってきておると、といいますのが、小中一貫校の動きがありますので、そこらあたりの動きも見きわめていかなければいけないと、それからもう一つには、耐震補強の問題で残した、どうしてもまた統廃合をやらなければいけないということになってくると二重投資の問題が出てくると、非常に厳しい財政の中でそこらあたりをどうしていくかということも大きな課題の一つになってくると思います。

 まず、今耐震性のご質問ございましたけれども、現在一番古い建物というのは、牛窓東小学校の昭和43年ですか、これが一番古い、これも耐震診断やったわけですけれども、これはもうどんなにもならない。高潮の問題がありますし、津波の問題が絡んでくると。したがって、順番とすれば私は牛窓を一番に考えなければいけない問題であろうというように思っておるわけであります。できることなら、先ほど言った小中一貫校の問題も将来的に出てくる可能性がありますので、できるだけ中学校に近い位置で高いところがどっかないのかなあという思いを持っております。それから、次に問題がありますのが、邑久小学校が築、昭和44年ですから、これも耐震診断は南館だけやっておりますけれども、これも問題があります。そういうことで、次は邑久小学校になってくるのかなというように思うんですけれども。

 耐震補強のことにつきまして、せんだっての新聞へも出ておりましたけれども、瀬戸内市は、これ56年よりも前と後で何しますから、その57年以降の建物と耐震補強をやっておるところとの率というのは58.5%、あとはかなりたくさん残っております。今済んでおるのは邑久中学校、安心して使えるというのは、邑久中学校の体育館は耐震診断して耐震補強をしなくてもよかったわけですけども、あっこは使える。それから、57年以降の建物については使えます。それから、長船中学校の体育館が終わっております。そこらあたりですので、まず統廃合を先に考えて、あと残るところの耐震補強はぜひ並行してやっていかなければいけない問題であろうということで、急いでどことどこを何年に統合するとかという計画を立てなければいけないわけです。現在その素案を教育委員会でこしらえ、今教育委員会議へ資料を出して、これから検討をしてもらうという段階になっております。また、素案が、教育委員会案ができて、それを今度審議会へかけて審議をしていただくという話になってくるのではないかというように思います。



○議長(中村勝行議員) 谷原議員。

            〔18番 谷原和子議員 登壇〕



◆18番(谷原和子議員) 市長が言われたように、教育というのは子どもが中心で、子どもにとってよい環境をつくっていくということ。それから、少子社会になるということを何も悲観的に私はとらえる必要はないと思うんです。そういう少子社会になったときこそ、どう子どもにとってよい環境をつくり、そして子どもたちが瀬戸内市の宝となるかという、そのプラス面を考えていけば私は非常に悲観的にとらえる問題じゃないと思うんです。そういう中で、先ほどの耐震の問題とか統廃合の問題も含めて早急に検討していただくということ。

 私、瀬戸内市になりまして一番最初の議会だったと思うんですけれども、学校施設だけじゃなくして市の施設そのものも、先ほども言いましたように、昭和何年に建ったとか、もう耐用年数過ぎてるような建物とか、それから改修とか補修とかしないといけない建物いっぱい私あると思うんですよ。そういう建物に対しても大きな財政負担が生じてくるから、やはり財政と両方相まっていかないとできる話じゃないと思うんです。だから、早急に教育施設だけじゃなくしてほかの施設ともあわせて、順位をつけて取り組むべきだと思うんですよ。だから、壊れたから、じゃあ、すぐしないといけない。これは当たり前のことなんですけれども、ちょっと手を入れれば長もちすることだってあるし、それからさっき言いましたように、二重投資をするような必要が生じないこともあると思うんですよ。だから、そういう意味からは、やはり私は市長として政治家というタイプの市長であってほしいんですよ。だから、20年、50年先を見据えての行政運営をしていただきたいと思うんです。だから、そういう意味で、私はさっき教育長がいみじくも言われたけれども、施設においては順位を、教育部門だけじゃなくして全体的なものもして、それをあわせて、じゃあどこを力を入れていくかというあたりは、これは早急にしていただかないといけないと思うんです。だから、政治家立岡市長としてどうするかというあたり、そのあたり1点。



○議長(中村勝行議員) 市長。



◎市長(立岡脩二君) 政治家の部分と行政マンとの部分がありまして、政治家の部分で言えば、これは国の耐震を調べて、それを各自治体がやりなさいよというんであれば国が100%出せと、これの努力をするんがまず第一だと私は思ってるんです。それと、地方分権の時代において、国が網を日本全国一律にかけることがいいのかということを、まず問わなきゃいけないと思います。確かに東南海の震源地に近いところは、やはり阪神・淡路の基準を考えなきゃいけないかもしれない。でも、地方によって過去ある震度以上の地震がないというようなところまで過剰な耐震補強をしろと言うのかということですね。だから、ここまでうちやりますよと、それ以上やるんなら国やってくださいと、まず最初は100%国がやってくれと、これをやっぱり言っていかなきゃいけない。これだけ今地方の財政が苦しい中で、想像するだけでもこの学校教育施設に対する耐震補強の、地方が今のままの地方の財政負担というのは大変なものがあるわけ。ですから、これをまずやっていきたいと。

 それから、市として考えいく中で、やはり少子社会に向けての教育委員会の考え方、これを尊重して優先順位をつけて取り組んでいくということもやらなきゃいけない。この2つをやっていきたなというように思っております。



○議長(中村勝行議員) 谷原議員。

            〔18番 谷原和子議員 登壇〕



◆18番(谷原和子議員) 財政負担というあれで、私も余りちょっと理解的にはわからないんですけど、例えば統廃合して新たに学校を1校建てるとすれば、私は、ここの中央小学校ですか、ここが鉄骨づくりという形で耐震とか工期が短いとか安いとかというような形であっても、5階建てだったかね、5階建ての建物の中にプールも入っとんですよね。それで、そのプールが4階にあるんですよ、そのプールは夏場に使って、冬場は今度は床をずうっと上げるんですよ、上げるの10分ほどかかるて言ようたけども、その床をずうっと上へ上げたら今度は体育館になって使えるとかというような形で、そういう新しい時代に合ったやり方をして、これがいいか悪いかは別としても、これで約25億円というような数字を言っておられましたけど、本当に今後建てかえということになれば大変な財政負担を強いると思うので、ぜひ優先順位をつけ、それから財政の手当て等々も考えながら、やはり明確に皆さんにわかるような今後のやり方をしていただきたいと思うんですよ。そういう意味で、この統廃合が本当にいいか悪いか、そういうことも一緒にひっくるめてしっかり議論していく。そのためには、やはり教育長と市長がどういう考え方を持ってるかということをきちっとアピールしていただかないと住民の方はわかりませんので、きちっとどう今後進めていくかというあたりも、検討委員会じゃなくして、市民にももっとわかる形をしていただきたいと思うんですけど、何かそういう方法はとれますか。もうそれ1点、終わり。



○議長(中村勝行議員) 教育長。



◎教育長(小林一征君) もう言われるとおりでございまして、私は情報をとにかく流していくと、できるだけ早い機会に地域の方々に情報として流し、議論をしていただくということが非常に大切だということで素案づくりを急いでやり、早く検討委員会を開き、地域の方々とも話を進めていきたいというように思っております。

 これ話はちょっと別になりますけれども、やっぱし今かなり学校施設そのものが全体的に古くなってきておるわけで、先ほども言われましたように、岡山中央小学校なんかはかなり先進的な技術も取り入れ、プールの話もありましたけれども、体育館も校舎の中に入り、オープンスペースで非常にいろいろな面で使いやすさというようなものもあるわけでして、そういうなものを取り入れていくことが子どもたちへの教育環境の整備にもなるというようなことも、地域の方々へアピールしていかなければいけないところであろうと。また、先ほども言いましたけれども、かなり時代が進んでいっておりまして、小中一貫校というようなものもあるわけですから、そこらあたりも含めながら市民の方々に伝えていくという努力もしていかなければいけない。こうやって議論することも市民の方々へは流れていっとるわけですから、こういうような機会もまたぜひおつくりをいただきたいというように思います。ありがとうございました。

            (18番谷原和子議員「以上で終わります」と呼ぶ)



○議長(中村勝行議員) 以上で谷原議員の質問を終わります。

 次は、室崎陸海議員の一般質問を行います。

 15番室崎陸海議員。

            〔15番 室崎陸海議員 登壇〕



◆15番(室崎陸海議員) 同僚議員、先輩議員の地域住民の代弁者として真剣な質問に感激を受け、私も後に続かねばと心を新たにした3日間でございました。浅学非才をもって壇上に立たさせていただきますが、もうしばらくのご辛抱をお願いいたします。

 通告に従いまして一般質問をさせていただきます。質問事項は行政の体質改善、要旨は権力と矛盾(浄化槽清掃業許可証ほか)等々についてと、まちおこし、要旨は執行部の政治感覚を問う(職員の不祥事等々について)、2問質問させていただきますので、明確なるご答弁をいただきたいと思います。

 1問目の行政の体質改善の権力と矛盾に対しての質問で何点かお尋ねいたします。

 一般廃棄物の収集業務、し尿及びごみは今年度から区域除外の瀬戸内市全域になるのかと、許可証交付前に再三にわたり行政にただしたところ、そのとおりだとの担当課及び執行部のお答えでございました。事実その言動のとおり、3月24日付でそれぞれの業者が許可証の交付を受けたようですが、ところが4月17日付でAという業者のところへ行政から1通の書面が送付されてきたようです。それを読んだA業者は、驚いて直ちに弁護士を通じ、瀬戸内市行政に異議の申し立てをしたようでございます。私も相談を受け、その書面を見て首をかしげました。その文面は、A業者の了解をとってるので読み上げますが、業者の方が生活環境課の方へ異議の申し立てをした文面は、当社は去る3月24日付で貴市長より許可区域を瀬戸内市とする瀬戸内生第475号浄化槽清掃業許可証、一般廃棄物処理業許可証及び同第474号一般廃棄物処理業許可証の交付をそれぞれいただきましたが、平成18年4月17日付で「瀬戸内第25号浄化槽清掃業の許可について更新」と題する書面をもって、許可区域は瀬戸内市内、長船町福岡住宅、ローズタウン、松陽団地、福岡南、あと2社は会社名ですのでA社、B社とさせていただきます、A社、B社とする通知を受けました。しかし、当社としては、3月24日付で瀬戸内市として何ら限定がなされていない区域をもって許可されたものが、何ゆえ4月17日付で突然に区域縮小されるのか。その理由を付されていないため理解ができません。また、このような縮小された区域では、上記変更前に一般家庭と締結されていた契約を解除するほかなくなりますし、また今後変更後区域外からこの契約締結申し込みについては、これを拒絶するほかなくなりました。このような事態は、一般家庭に多大な迷惑をかけるほか、独占禁止法からしても違法の疑いが払拭し切れません。そこで、以下の点につき質問をしますので、早急に文書にてご回答いただきたくお願いをします。

 記。1、一たんなされた許可を一方的に変更できる根拠法令と条項。2、なぜ区域縮小をすることになったのか、その理由。

 そして、行政はその答弁として、一般廃棄物処理業許可における許可区域について、平成18年4月26日付でご質問のありました内容についてご回答いたします。一般廃棄物処理業許可は、許可期限満了後も同業を継続したい業者にあっては、更新の許可申請手続を経て、改めて向こう2年の許可期限を限定して許可証を交付しております。このため、先般交付した許可証につきましても、従前の許可を更新するとの認識のもとに許可をいたしました。しかしながら、当許可証の許可条件を更新前と異なる内容で記載したために、貴社を初め多方面にご迷惑をおかけする結果となりましたことは、まことに遺憾に存じております。このたびの許可条件に修正は、関係法令によるところはなく、あくまで前回平成16年度に交付した許可内容に基づく更新許可であることを明確にするために必要な措置をとらせていただいた次第です。貴社に対しましてはご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げますとともに、何とぞ事情をご賢察の上ご理解のほどよろしくお願いしますという答弁でございます。

 その後、この書面で私がこの懸案に対して真実を究明しわかったことであるが、このような事態になったのは、長船の業者が加入している組合から役員が来庁し、再三の話し合いの結果であることが判明した。市が事前に慎重審議をして発行した許可証が一業者の保護のために覆されたようにとれるのだが、この案件は市長に与えられた特権の一つである。それゆえに、私が権力の行使だ、矛盾だと騒いでみたところで、市長にとっては馬耳東風であろうと思います。ただし、人間として瀬戸内市の市長としての道徳意識についての批判は住民からたくさんあるだろうと思います。この許可証変更の取り扱いについては、瀬戸内市行政の正義と威厳を保つべきではなかったのかと私は思うのだが、市長の所見の一端を述べていただきたいと思います。

 そして、この許可証申請手続更新問題について、職員が業者の存亡にかかわる重大な問題に不穏当な行動と言動をとろうとしたことは、市長と東原助役に説明したとおりであります。私一議員としてこの問題をどのように理解すればよいのか。

 それにあわせてもう一つは、申請、更新手続の折に必ず添付させられる誓約書があります。その内容は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、瀬戸内市廃棄物の処理及び清掃に関する条例を遵守し、住民とトラブルが生じたときは責任を持って解決し、また許可業者間のトラブルを起こさないことを誓約するとともに、万一これに違反したときは、許可は取り消されても異議はありません。このような誓約書の添付があります。この誓約書に該当するような業者間のトラブルは、過去何件かあるようですが、担当課は業者を呼んで事情を聞くわけでもなく、指導した様子もない、とりようによってはこの業者だけを特別扱いしているような疑惑を招くおそれがあるので、このあたりも今後各業者を含め厳格な指導をするよう担当課は心してほしいと思うし、それに対する答弁もいただきたいと思います。

 次に、長船のこの業者が18年1月18日付で農地法第5条の規定による農地の一時転用許可書申請について、違反行為について農地に復元することと、始末書を提出することを確約して指導したとの報告があったが、聞くところには、農地に復元したので確約した始末書は書かなくてもよいとの話で居直ったような話を聞いております。この業者のいろいろ複雑な農振に対する行為があったように聞きますが、それに触れるつもりはありませんが、確約した始末書をなぜ書かないと言っているのか、とりようによっては、その特別な瀬戸内市との、執行部との問題が取りざたされるようなおそれがあるので、それも簡単ではよろしいですけれども、担当課の説明をお願いしていただきたいと思います。

 次に、まちおこし、執行部の政治感覚を問うで、職員の不祥事等々についてお尋ねいたします。

 同僚議員の質問で、この不祥事の報告が総務部長からありました。しかし、この処分の対象にしていない不祥事を起こした職員がまだほかにいたのではないかと、そして執行部はそれを推奨して処分することなしに退職をさせたような経緯があるのではないかと、そのような、これはあくまでもうわさでございます。いろいろなその状況の中で、そこらあたりも、もし風聞でなかったらお聞かせいただきたいと思いますし、また同僚議員の質問で、この不祥事の問題について総務部長は、職員の不祥事は本人の自覚だと答えられましたが、そんなに簡単に片づけれる問題ではないと私は思います。私は、この職員の不祥事について、市長、助役にどうこう言うつもりはございません。だれの責任を問うべき、その責任の追及するところが私はないと思っております。

 ただし、これは瀬戸内市の行政の乱れから生じていると思います。この瀬戸内市の行政の乱れと申しますのは、3町の行政の温度差があり、いまだ職員同士の意思の疎通も十分でなく、職場配置にも不安定な精神的な心境も若干左右しているのではないか。そのような職員を取り巻く職場環境の整備をして、職員の育成をすることが市長、助役の政治感覚の見せどころではないかと私は思っております。子どもが国の宝であれば、職員は瀬戸内市の宝だと私は思っております。瀬戸内市の発展と住民の豊かな生活環境は、職員の一人一人の双肩にかかっていると言っても私は過言ではないと思っています。今後職員の不祥事防止と職員の育成を市長、助役はどのようにお考えなのかお尋ねして、私の1回目の質問を終わります。



○議長(中村勝行議員) 市長。

            〔市長 立岡脩二君 登壇〕



◎市長(立岡脩二君) 議員さんのご質問にお答えしたいと思います。

 最初の浄化槽清掃業の許可ということでございますけれども、私は非常に簡単に考えております。この問題が起こったときに担当部長と話をしたときに聞いたことは、更新ということで基本的には考えていて、文書表現でその辺が抜け落ちていたと、それじゃもうそこで正せということで、正しただけのことでございます。

 それから、農業委員会の方の転用許可の件でございますが、これは農業委員会の方で判断をされ、決めたことでございますので、そちらの方のご意見も聞いてみないと、直ちにご返事を申し上げるわけにいかないというように思います。

            (15番室崎陸海議員「議長、私は担当課にお尋ねしとります。市長にお尋ね……」と呼ぶ)

 私は、もうそれだけでよろしい、最初の。

            (15番室崎陸海議員「結構です」と呼ぶ)

 いいですか。

 じゃあ、以上でございます。

            (15番室崎陸海議員「後でまたこれに関してそういうように簡単に聞き流されたんでは、私もその業者と再三市長室で話し合ってこれが決まった、そこのところを私は……」と呼ぶ)



○議長(中村勝行議員) 2回目にしてください、2回目に。1回目の答弁は。



◎市長(立岡脩二君) 1回目よろしいですか、はい。

 じゃあ、以上でございます。



○議長(中村勝行議員) 産業建設部長。

            〔産業建設部長 福間和明君 登壇〕



◎産業建設部長(福間和明君) それでは、15番議員さんの農業委員会の一時転用許可について、若干重なるかと思いますけれども、日にちを追ってご答弁させていただきます。

 議員ご指摘の案件につきましては、平成18年2月8日開催の農業委員会総会で一時転用許可となったものでございます。これにつきましては、1月18日、一時転用許可申請が提出され、事務局の方で1月25日に現地調査をいたしましたところ、既に転用されていることが判明いたしました。そういうことで、その場で農地への復元とてんまつ書の提出を指導したところでございます。事業者の方は、復元するということでございましたけれども、その確認が事務局の方でできないまま、先ほど申しました2月8日の総会で許可となった次第でございます。

 その後4月6日、会長、事務局長が事業者と面会いたしまして、農地への復元とてんまつ書の提出を指導したところ、農地復元し、またてんまつ書も提出しますという回答でございました。

 4月28日、農地への復元につきましては、現地確認をいたしまして確認をしております。なお、4月6日の時点でてんまつ書も提出するとのことでございましたけれども、5月2日、電話でてんまつ書の提出を催告いたしましたところ、てんまつ書については提出しないとの回答でございました。

 この案件につきましては、6月8日開催の総会で経過報告をし、委員会としての今後の対応を協議したところでございます。その結果、違反案件ではあるが、許可後とはいえ農地復元の指導に従った事実は確認できていること、それ以上の指導は困難であるということ、てんまつ書を提出しないとの事業者の回答であるが、徴収することは既に難しいという結論になった次第でございます。

 地区担当委員と事務局の連携が図られていなかったことなど問題点が指摘されまして、今後は地区担当委員の意見が尊重されるのは当然でございますけれども、特に問題案件等につきましては、事務局といたしましても地区担当委員と連携を密に図りながら、委員全員で審議、判断するということで一致したところでございますので、何とぞご理解をいただきますようよろしくお願いいたします。



○議長(中村勝行議員) 市民生活部長。

            〔市民生活部長 青山始正君 登壇〕



◎市民生活部長(青山始正君) それでは、15番議員さんの行政の体質改善ということで、そのことにつきまして浄化槽の許可証ほか等々についてということでございまして、先ほど市長が言いましたように、浄化槽の清掃許可につきましては、これはあくまでも廃棄物の処理及び清掃に関する法律の第7条に基づきまして、市町村に2年に1回更新許可の申請を行い、その許可証により業務を行うということになっております。このたびの許可証につきましては、許可条件が更新前と異なる内容で記載いたしておりまして、関係の業者の方々に大変ご迷惑をおかけいたしましたことをおわび申し上げます。なお、このし尿浄化槽の処理業につきましては、昭和50年に施行の合特法というのがございまして、下水道の……。

            (15番室崎陸海議員「もう時間のむだじゃ。私があなたに尋ねたんは、この業者の誓約書の部分を担当課に説明をしてくれ、事情を説明してくれということをお願いしとん。そんな用途のないことを私は聞いた覚えはない。時間のむだじゃ。それだったら1時間延長してもらって、きちっと答弁ができるまで2時間させてもらうよ。私が尋ねたことだけをあなたは答えてくれたらいいことで、この業者がこの誓約書に該当するようなトラブルが今までに何回もあったけれども、事情聴取したこともなければ指導したこともないことについて、担当課はどのようにあれをしとんかって尋ねとんでしょう。そのことだけ尋ねとってあれするんじゃけん、ほかの……」と呼ぶ)



○議長(中村勝行議員) 質問に答えてください。



◎市民生活部長(青山始正君) わかりました。

 一応ほんなら、今言われました誓約書にのっとり、今その業者がやっとることが誓約書に該当するかせんかということの確認をということですわね。

            (15番室崎陸海議員「そうです」と呼ぶ)

 はい、わかりました。

 それでは……。

            (15番(室崎陸海議員「過去のことだけど、こういうふうな事実があったけれども……」と呼ぶ)



○議長(中村勝行議員) まず、答弁をお願いします。

            (15番室崎陸海議員「いや、今後そういうふうにきちっとした厳格な指導をしてくれ言よるだけで、何も確認を……」と呼ぶ)

 今のことに対する答弁をお願いします。



◎市民生活部長(青山始正君) 今後のことにつきまして、きっちりそういうことがありましたら誓約書にのっとりまして、業者の方に指導してまいります。

            (15番室崎陸海議員「まじめに答えてくれえよ、おい」と呼ぶ)



○議長(中村勝行議員) 市長、2番目のまちおこしに対する答弁をお願いします。

 市長。

            〔市長 立岡脩二君 登壇〕



◎市長(立岡脩二君) まちおこし、職員の不祥事等についての私の考えを述べさせていただきます。

 いろいろお話ありましたけれども、我々も我々なりに調査をした上で処分をしておるつもりでございます。もし、それに漏れてるという確実な情報があれば、ぜひお寄せいただきたいと思います。それによって我々は調査もし、また処分もしてまいりたいと、そのように思っております。



○議長(中村勝行議員) 市長、風聞があったことについての答弁、風聞があったことについて。



◎市長(立岡脩二君) いや、だから風聞があったんであれば、それを教えていただきたいということでございます。

            (15番室崎陸海議員「議長、きちんと答弁させて、私は不祥事防止と職員の育成を市長にお尋ねする質問をしたんです。だから、長く引っ張ってごじゃごじゃはぐらかすんじゃったらはぐらかすような、どこまでも……」と呼ぶ)



○議長(中村勝行議員) わかりました。ただいま……。



◎市長(立岡脩二君) わかりました。それじゃ、私の方から指導について申し上げます。

 これは、今回の議会だけでなく合併して以来何回も議員の皆さんからご指摘を受け、その方法についてどうするのかというお問い合わせがありました。それについてお答えをしておりますけれども、同じことになりますが、まず組織として職員の規律と教育、これを守るように指導しなきゃいけない。それから、日常の業務の中でそれぞれが市民の方と向き合う中で、自己改革をしていかなきゃいけない。もう一つは、各担当課としてそれぞれ改善、また問題点、これを日常的に取り上げて検討していくと、解決していくということに尽きると思っております。



○議長(中村勝行議員) 総務部長。

            〔総務部長 佐藤伸一君 登壇〕



◎総務部長(佐藤伸一君) それでは、職員の不祥事ということでのご質問でございますが、その中にその対象外がおるのではないかということで、けさほど10番議員さんの方の答弁で一応処分、懲戒処分につきましてはお答えさせていただきましたけれども、あとそれ以外におるのではないかというご質問でございますけれども、懲戒処分として対応したのはけさほど言いました全体で16人でございます。多分、ご質問の職員でございますけれども、多分中途でやめた職員のことだとは思いますけれども、これにつきまして勤務態度、例えば休みが多いとか、これは当然休みの届け出をして休んどるわけですけれども、そういったことで若干問題があるということで、担当部署の方も当然指導をし、それで私の方にもその話が入ってまいりました。当然本人を呼びまして、その辺の話はさせていただきました。今後の勤務、十分注意するようにということでの対応をさせていただいておりますけれども、懲戒処分としての対応はしておりません。その後、本人の方から自主退職ということで、去年退職したということでございます。

 以上でございます。



○議長(中村勝行議員) 室崎議員。

            〔15番 室崎陸海議員 登壇〕



◆15番(室崎陸海議員) 生活環境部長、私はこの冒頭申し上げたように、私は市長のとった行動は、これは違反でも法律違反でも何でもない。だから、私はこれきっとこの問題に対してもすらっと、こういうふうなことがあったら連携して行政不信に陥るからきちっとした、襟を正した行政をしてくださいということを私は聞いていただいてすっと流そうと思うとったんですよ。だけど、居直り強盗じゃないけれども、居直ったような、住民代表の議員をなめたような、質問をたぶらかしたら私も徹底してやるよ。私は、あなた方に何回も瀬戸内市のこの状態になったときには、全域になるんかということは再三再四話をしとるはず。これは私がこれ以上、この不穏当な発言や行動をとったことまでこの議会で言わすんですか。言うたらもう引っ込みがつかんようになるんですよ、お互いに。

 それと、そこまで私は一方の逃げ道をつくって、絶えず私は一般質問をしとるはずなんですよ。だけど、きちっとした答弁をしてくださいよ。それで事は済むんです。中途半端にはぐらかして人をおちょくったような答弁は絶対に許されませんよ。そしたら、私も議員生命をかけて、あなたも職員としての生命をかけてから討論しなくなる。だから、きちっとそこまでやって何が残るのか、本当に嫌な気分が残るだけだから、聞けよ悟れで言ってる質問に対して。

            (「議長、20番」と呼ぶ者あり)



○議長(中村勝行議員) 冷静になってください、冷静に、今質問中ですので。



◆15番(室崎陸海議員) そして、あなたの今の質問は、要はこの更新だと、浄化槽も、これ一般廃棄物のごみ収集も皆更新なんですよ。だけど、そのごみのその更新だけがなぜ一般の瀬戸内市内の許可証でそのままにしておくんか。これは迷惑なんですよ。なぜならば、邑久町の業者が瀬戸内市には打って出れません。まして、し尿の業者とし尿を持ちごみの業者を持っとるところは、いろんな地域でも浄化槽の料金を安くするからごみの仕事をくれとか、ごみをくれたら浄化槽の仕事を安くするとか、いろんな裏があるんですよね。だから、開発なんかでも、ごみのことよりも開発がかかってきたときには、ごみの業者は既に何々にこの浄化槽管理を委託しますということで、もう既に話が決まってしまってるんですよ。それを同じような条件でありながら、あなたがこのごみの区域だけを全域にしておいてしまったんでは、それが行政のテクニックで私は偏った行政をしていませんよという、そんな偏ったような形をして、いろんな方に理解をしていただこうと思っても、それはかえってあだになるんですよね。だから、この業者のように限定をした、皆更新なんですから。だから、浄化槽も更新してるんだったら、ごみももう限定区域にしたらいいんですよ。それを全域にしてみたところで、ごみの業者が長船へ打って出れるようなこともふってもないし、ごみの業者というのは自然につぶれてしまうんですよ、これ。

 なぜならば、その裏の裏まであなた方が一番よく知ってる。浄化槽、見積もりをとって予算を組むんでも、おまえ方、浄化槽やっとんじゃから、ごみの料金は、おめえ、もうこれぐれえにしとったらよかろうがと、そういうふうなテクニックで皆やってるんですよね。だから、あなたが幾ら業者をそういうふうな形でカモフラージュして長船のごみの許可を与えてくれたところで、あなた方の小さな行政のテクニックだけなんですよ。だから、そういうふうなことをしたら、この一業者と行政は癒着しとんではないかというようなとられ方をする。そしてまた、許可を与えられたごみの業者も、これ迷惑千万なんですよ。

 だから、私が言いたいのは、市長に、これは更新だったんだと、あなたが説明した、それでいいんです。そらもう私はそれ以上どうであろうとも行政が決めたことですから、それが矛盾しとろうとどうであろうととやかく言う必要はないけれども、こざかしいそういうふうなテクニックを用いて不公平な行政をやったならば、不信感を終生抱くということを頭の中に置いて、きちっとやってください。きょうはこれぐらいでおさめますけれども、まともな行政、きちっと筋の通った、だれに聞かれてもさすが瀬戸内市の行政はしっかりしてるなあというような行政をやってくださいよ。だから、もうごみのそういふうな不公平な疑惑や疑問を招くような取り扱いはやめてください。これで私はこの問題に対して触れることはございません。

 職員の今後の育成について、市長、助役によく聞いていただきたいんですけど、やはりこれ信賞必罰、これだけはきちっと私はその制度を導入する必要があるんじゃないかと。冒頭述べましたように、きちっとした組織づくり、私はもう何をさておいても、砂上の上の楼閣みたいな行政ではなしにきちっとした何十年も先に向けての行政の基礎というものは、この行政のプロである職員の育成がもうどんなことを差しおいても私は一番必要なと思うんですよ。だから、この信賞必罰の制度、これで道徳の意識高揚の指導をしっかりとして、恥を知って、恥を知ることは名誉を重んじることだと私は思ってるんですよ。我々の時代までは何か悪いことをしたら恥を知れ、恥を知れで叱咤激励、怒られもって大きくなった。その恥を知ることが日本人としての誇り、人間としての、私は個人としての名誉を重んじる。そのような指導をするならば、こういうふうな不祥事、窃盗云々かの、それを例をとって言うんではないですけれども、そういうふうなこともなくなると思いますし。

 今、立岡市長の代になって、採用試験は上から私はとってると思うんです。だけど、数年前までは試験は100点満点でもいい、60点から100点満点の間でいいと、あとは作文が行政に対し、また地域住民、いろんな行政に対して住民サービスとかいろんな、その地域の発展のためにどういうふうな物の考え方をしてるかというようなことを重視して採用した時代があるんですよ。だから、職員の適材適所の職員配置も、やはりもう一度原点に返って、その採用試験のそういうふうな作文、自分の物の考え方、職員のそういうふうないいところを取り上げて、この適材適所に職員の配置をしてあげたら私はいいと思うんです。ただ、まだ3町の温度差があって、教育委員会が採用した人間も一般事務で振り回されとるようなところがたくさんあると思う、何人かあると思う。スポーツ公園でスポーツで採用した人間が一般事務で対応してるとか。だから、それぞれの資質を伸ばすような状態で適材適所に職員の配置をしていただきたいと思います。

 それと、やはり私は助役にお願いしたいのは、人はやってみせて、言うて聞かせて、そして褒めてやるような状態でなかったら、私は、職員は伸びていかないし、育成はできないと思うんですよ。金や理屈で人は絶対に動きません。真心こそが人を動かす私は力だと思っております。だから、そういうふうな形で、やってみせて、教えて、聞かせて、そして褒めてやる。そういうふうな研修の場を私は力いっぱいできる限り時間を割いてつくっていただいて、本当に特色のある、私は瀬戸内市の行政をつくり上げていただきたい。たびたび申し上げますけれども、そのようなまちづくりをするのは、やはり今のうちの職員の行政としてのプロとしての能力を磨き、才能を引き伸ばし、やらさなければ特色のあるすばらしい町は私はできないと思っております。その点について、再度市長と助役の所見をお聞きして、きちっとしたお答えがいただけたらやめますけれども、まだ17分もありますから、なるべく私ももうぐじゅぐじゅは言いたくないので、きちっとした対応ができる答弁をお願いしたいと思います。



○議長(中村勝行議員) 助役は、通告による答弁者になっておりませんので。



◆15番(室崎陸海議員) そうですか。



○議長(中村勝行議員) 市長にすべて答弁していただいてよろしいですか。よろしいですか。



◆15番(室崎陸海議員) いやいや、それで結構です。市長だったら余り長いから2人に振ったんですけど、結構ですよ、そりゃ。



○議長(中村勝行議員) 市長。



◎市長(立岡脩二君) 大変貴重なご意見と叱咤激励をいただきました。本当に各議会で議員の皆さんから、特にもう人は石垣ということで瀬戸内市政を担っていくのは職員のほかにありません。この資質を上げなきゃいけない、また規律も正していかなきゃいけない。きょうのいろんなご意見をいただきました。それをぜひ議会終了後幹部会でも整理をし、我々がどう取り組むかということと、今後に向けての我々の決意、そういうようなものを話し合ってみたいと、そのように思っております。



○議長(中村勝行議員) 室崎議員。

            〔15番 室崎陸海議員 登壇〕



◆15番(室崎陸海議員) ありがとうございました。これで私の一般質問は終わらせていただきます。



○議長(中村勝行議員) 以上で室崎議員の質問を終わります。

 以上で通告を受けました一般質問はすべて終了いたしました。

 次の本会議は19日午前9時30分開議いたしますので、ご参集ください。

 本日はこれをもちまして散会いたします。

 皆さん大変ご苦労さまでございました。

            午後3時11分 散会