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岡山県 備前市

平成26年 1月第1回臨時会 01月24日−01号




平成26年 1月第1回臨時会 − 01月24日−01号







平成26年 1月第1回臨時会



              第 1 回 臨 時 会 会 議 録



招集日時    平成26年1月24日  午前9時30分



会議の区別   臨時会



会議開閉日時  平成26年1月24日  午前9時30分 開会    午前10時30分 閉会



会議の場所   備前市役所議場



出席した議員の番号氏名(1番は欠員)

  2番  星 野 和 也      3番  清 水 文 雄      4番  鵜 川 晃 匠

  5番  今 脇 一 知      6番  守 井 秀 龍      7番  山 本 恒 道

  8番  金 本   享      9番  西 崎 公 朗      10番  川 淵 正 行

  11番  掛 谷   繁      12番  森 本 博 子      13番  片 岡 紀久子

  14番  田 原 隆 雄      15番  川 崎 輝 通      16番  田 口 健 作

  17番  橋 本 逸 夫      18番  大 西 國 昭      19番  土 器   豊

  20番  中 西 裕 康      21番  津 島   誠      22番  尾 川 直 行



欠席・遅参・早退した議員の番号氏名

  欠席 なし  遅参 なし  早退 なし



説明のため出席した者の職氏名

  市長     吉 村 武 司  副市長     武 内 清 志  教育長     土 山 球 一

  市長室長   三 村   功  総合政策部長  藤 原 一 徳  市民生活部長  野 上 茂 之

  保健福祉部長 金 光   亨  福祉事務所長  横 山 雅 一  まちづくり部長 高 橋 昌 弘

  吉永総合支所長里 見 清 美  教育次長    岩 崎   透  病院総括事務長 森 脇   博



職務のため議場に出席した議会事務局職員

  事務局長   山 口 和 夫  事務局次長   山 本 光 男  議事係長    石 村 享 平

  議事係主査  青 木 弘 行





△議事日程並びに付議事件(結果)


番号議事日程付議事件等結果
1会議録署名議員の指名2番 星野和也  3番 清水文雄  4番 鵜川晃匠指名
2会期の決定1日間可決
3議案上程
・市長提案説明議案第1号 備前市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の制定について説明
議案第2号 和気北部衛生施設組合の共同処理する事務の変更及び和気北部衛生施設組合規約の変更について説明
議案第3号 和気北部衛生施設組合の共同処理する事務の変更及び和気北部衛生施設組合規約の変更に伴う財産処分について説明
報告第1号 専決処分(専決第6号 損害賠償の額の決定及び和解)の報告について説明
4質疑
議案委員会付託
・付託案件表のとおり議案第1号 備前市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の制定について厚生付託
議案第2号 和気北部衛生施設組合の共同処理する事務の変更及び和気北部衛生施設組合規約の変更について厚生付託
議案第3号 和気北部衛生施設組合の共同処理する事務の変更及び和気北部衛生施設組合規約の変更に伴う財産処分について厚生付託
報告第1号 専決処分(専決第6号 損害賠償の額の決定及び和解)の報告について──
5委員長報告
・審査結果報告(質疑)厚生委員長報告
産業委員長報告
6討論・採決請願第16号 TPP交渉に関する請願採択
(討論あり)
議案第1号 備前市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の制定について原案可決
議案第2号 和気北部衛生施設組合の共同処理する事務の変更及び和気北部衛生施設組合規約の変更について原案可決
議案第3号 和気北部衛生施設組合の共同処理する事務の変更及び和気北部衛生施設組合規約の変更に伴う財産処分について原案可決
7議員発議案上程
・提案説明
・質疑・採決発議第1号 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加に関する意見書の提出について原案可決
(討論あり)






△質疑通告一覧表


案  件
通告者氏名通    告    事    項答 弁 者
報告第1号 専決処分(専決第6号 損害賠償の額の決定及び和解)の報告について
20番
中西裕康P17 専決処分書
〇 これまでの教訓はどのように生かされていたのか
〇 今後の対応は副市長






△委員会付託案件表


付託委員会議案番号付託案件
厚生議案第1号備前市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の制定について
議案第2号和気北部衛生施設組合の共同処理する事務の変更及び和気北部衛生施設組合規約の変更について
議案第3号和気北部衛生施設組合の共同処理する事務の変更及び和気北部衛生施設組合規約の変更に伴う財産処分について






     午前9時30分 開会



○議長(尾川直行君) 皆さん、おはようございます。

 本日、第1回臨時会が招集されましたところ、多数御出席くださいましてありがとうございます。

 ただいまの出席は21名であります。定足数に達しておりますので、これより平成26年1月備前市議会第1回臨時会を開会いたします。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 議長挨拶といたしまして、平成25年11月第5回定例会以降の主な政務について御報告いたします。

 まず、12月18日、東備消防組合議会臨時会が開催され、当市選出の議員とともに出席しました。当日は、消防・救急デジタル無線整備事業等に係る補正予算が上程され、原案のとおり可決されました。また、損害賠償の額の決定及び和解に関する専決処分の報告がなされました。

 次に、12月24日、和気北部衛生施設組合議会、東備農業共済事務組合議会、和気・赤磐し尿処理施設一部事務組合議会、和気老人ホーム組合議会の各定例会が和気町で開催され、当市選出の議員とともに出席しました。各組合議会とも平成25年度補正予算等が上程され、原案のとおり可決されました。また、同日開催された和気北部衛生施設組合議会全員協議会では、事業縮小に伴う諸問題についての協議がなされました。

 なお、これらの関係書類は事務局で保管しておりますので、ごらん願います。

 次に、備前市監査委員から地方自治法第235条の2の規定に基づき報告のありました平成25年度11月分の例月出納検査結果報告書の写し及び地方自治法第199条の規定に基づき報告のありました平成25年度財政援助団体等監査結果報告書の写しを事務局で保管しておりますので、ごらん願います。

 以上で議長挨拶を終わります。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 次に、市長から御挨拶を兼ね、諸般の報告を願います。

 吉村市長。

     〔市長 吉村武司君 登壇〕



◎市長(吉村武司君) 皆さん、おはようございます。

 本日は、第1回臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には御出席いただきありがとうございます。

 本日の臨時会では、備前市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の制定、和気北部衛生施設組合の共同処理する事務の変更及び和気北部衛生施設組合規約の変更、その変更に伴う財産処分について、計3議案と報告事項1件をそれぞれ提案いたしておりますので、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。

 さて、せっかくの機会でありますので、昨年11月定例会以降の主な政務を御報告いたします。

 まず、1月12日には平成26年備前市成人式が、19日には備前市消防団出初式が行われました。議員各位におかれましても、両式典に多数御臨席、御列席をいただき、まことにありがとうございました。

 人生の節目を迎え出席された315名の新成人には、笑顔があふれ、その晴れやかな姿は希望に満ちておりました。それぞれが自分の目標に向かって活躍されますよう切に願いつつ、新成人たちの門出をお祝いいたしました。

 また、消防団出初式は、総勢585名の団員が集合し、団長号令のもと、規律の整ったすがすがしい式典でありました。当日は、いつ襲ってくるかもしれない災害に対して、市民の安全・安心のため活動を続ける我が市の消防団を心強く感じるものとなりました。

 以上で開会に当たりましての御挨拶と政務報告を終わります。



○議長(尾川直行君) 市長の御挨拶が終わりました。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) これより議事日程に入ります。日程1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、2番星野議員、3番清水議員、4番鵜川議員、以上3名の方を指名いたします。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 日程2、会期についてお諮りいたします。

 本臨時会の会期は、あらかじめ議会運営委員会において決定しておりますとおり、本日1日限りといたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、会期は本日1日限りと決定いたしました。

 なお、会期中予定されております日程は、お手元に配付いたしておりますので、御承知おき願います。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 日程3、議案第1号から議案第3号及び報告第1号については、これらを一括して上程し、市長から提案理由の説明を願います。

 吉村市長。

     〔市長 吉村武司君 登壇〕



◎市長(吉村武司君) それでは、提案理由の説明をいたします。

 まず、議案書の1ページ、議案第1号備前市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の制定についてでありますが、平成26年3月31日をもって和気北部衛生施設組合の共同処理する事務を変更し、ごみ収集及び処理に関する事務を廃止することとなっております。これまで旧市町、地域それぞれの条例に基づき廃棄物処理を行っておりましたが、平成26年4月1日以降の市全域の廃棄物の処理及び清掃について、統一した処理システムを構築し公平な行政サービスを確保するため、新たに条例を制定するものであります。

 次に、9ページ、議案第2号和気北部衛生施設組合の共同処理する事務の変更及び和気北部衛生施設組合規約の変更についてでありますが、和気北部衛生施設組合のごみ処理業務について、平成26年3月31日をもって終了することから、規約の変更を行うものであります。

 次に、13ページ、議案第3号和気北部衛生施設組合の共同処理する事務の変更及び和気北部衛生施設組合規約の変更に伴う財産処分についてでありますが、和気北部衛生施設組合の所有する土地及び建物等について財産処分をするため、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。

 次に、16ページ、報告第1号専決処分の報告についてでありますが、専決第6号の物損事故について、相手方と示談が成立し、損害賠償額が確定しましたので、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したものであります。

 以上、簡単に御説明いたしましたが、詳細につきましては別添の細部説明書をごらんいただき、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(尾川直行君) 市長の提案理由の説明が終わりました。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 日程4、これより議案の質疑を行います。

 通告に従い発言を許可いたします。

 まず、議案第1号から議案第3号については質疑通告がありません。

 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第3号についての質疑を終結いたします。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 次に、報告第1号専決処分(専決第6号損害賠償の額の決定及び和解)の報告についての質疑を行います。

 中西議員の質疑を願います。

 20番中西議員。



◆20番(中西裕康君) それでは、私は2点お尋ねをしておきたいと思います。

 1点は、この資料を見てみますと、何か12月議会で見た図面とよく似てるなというような思いがいたしました。12月議会でいろいろ対応策について述べておられるわけでありますが、その12月議会のさなかにこの事故は、12月1日に起こってるということになるわけです。11月定例議会になりますか。そうなりますと、これまでの教訓というのはどのように生かされているのかお聞かせ願いたいと思います。

 2番目には、その11月定例議会でも申しましたが、このグレーチングの安全性の問題については今後どのように対応されているのかお尋ねをしておきたいと思います。

 事故の内容、11月定例議会の話がまた出てきたんかと思ったんですが、そうでもないようでありますので、しつこいようですがお聞かせ願いたいと思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) ただいまの質疑に対する答弁を願います。

 武内副市長。



◎副市長(武内清志君) それでは、報告第1号専決処分の損害賠償の額の決定及び和解についてお答えさせていただきます。

 昨年の10月に事故が発生しました際に、同様の事故防止のため職員による点検と地元町内会にも危険と思われる箇所をお知らせいただくようお願いしてまいりましたが、再びこのような事故が発生し、まことに申しわけなく思っております。

 引き続き職員による点検を徹底し、危険箇所については直ちに交換、修理等を実施するとともに、これまでの教訓を生かし、再発防止に努めてまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) よろしいか──中西議員の再質疑を願います。

 20番中西議員。



◆20番(中西裕康君) 前回再発防止に向けて危険箇所をチェックしたと、しかしチェックしたけどもここのところは危険箇所ではなかったということになるわけでありますね。私は、目視でチェックをするだけではなくて、グレーチングがはね上がらないようにするためのやはり手段を講じるべきではないかというのが思いです。備前市内のグレーチングが全てはね上がらないようにとめてしまえと、全てというふうに私は言うつもりはないんですが、せめて大きな道路の横の側溝のところについては、こういう危険性があるということになれば、私はやはりとめざるを得ないんではないかというふうに思うんですが、目視だけでは私は危険箇所がチェックし得ない、事故は防止し得ないと。やはりとめるとか、あるいは何らかの方法を考えないと、これは私はまた起こっていくと。特にこの日生のところでたくさん起こってるわけですから、これは何かの方法をやはり考えざるを得ないんではないかと。今後とも恐らく車の量もふえてくる可能性がこのところは橋の完成とともに出てくる可能性がありますから、そのことはどのようにお考えになっているのかお聞かせ願いたいと思います。



○議長(尾川直行君) ただいまの再質疑に対する答弁を願います。

 武内副市長。



◎副市長(武内清志君) 全ての市が管理する側溝のグレーチングの点検はできておりませんが、不良となったグレーチングなどが見つかれば至急交換やグレーチング間をボルトで連結するなどの修理を行っていきたいと思っております。

 今後も引き続き点検等を随時実施し、再発防止に取り組んでいきたいと思っております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 中西議員の質疑を終わります。

 以上で通告による質疑は終わりました。

 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、報告第1号についての質疑を終結いたします。

 なお、報告第1号についてはこれをもって議了といたします。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) これより議案の委員会付託を行います。

 お手元に配付いたしております委員会付託案件表をごらん願います。

 本日上程されております議案第1号から議案第3号は、委員会付託案件表に記載のとおり厚生委員会に付託することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、委員会付託案件表のとおり付託いたします。

 委員会開催のため、この際暫時休憩いたします。

     午前9時47分 休憩

     午前10時05分 再開



○議長(尾川直行君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 日程5、これより委員長報告を行います。

 まず、厚生委員長の報告を願います。

 中西厚生委員長。

     〔厚生委員長 中西裕康君 登壇〕



◆厚生委員長(中西裕康君) それでは、厚生委員会の審査の結果の報告を申し上げます。

 先ほど本委員会に付託されました議案3件を審査するため、委員会を開催し、説明員の出席を求め、慎重に審査をいたしました。審査の結果、いずれの議案も全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上で厚生委員会の委員長報告を終わります。



○議長(尾川直行君) 委員長の報告が終わりました。

 これより委員長に対する質疑を行います。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑を終結いたします。

 以上で厚生委員長の報告を終わります。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 次に、産業委員長の報告を願います。

 西崎産業委員長。

     〔産業委員長 西崎公朗君 登壇〕



◆産業委員長(西崎公朗君) それでは、産業委員長報告をさせていただきます。

 請願第16号TPP交渉に関する請願を審査するため、1月16日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました。その結果、賛成多数によりまして採択することに決しました。少数意見はございませんでした。

 以上で産業委員長報告を終わります。



○議長(尾川直行君) 委員長の報告が終わりました。

 これより委員長に対する質疑を行います。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑を終結いたします。

 以上で産業委員長の報告を終わります。

 以上で委員長報告を終わります。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 日程6、討論・採決を行います。

 まず、請願第16号を採決いたします。

 本請願につきましては討論の通告がありますので、これより討論を行います。

 まず、採択に反対の方の発言を求めます。

 3番清水議員。

     〔3番 清水文雄君 登壇〕



◆3番(清水文雄君) それでは、請願第16号TPP交渉に関する請願に不採択の立場から反対討論をいたします。

 このTPPの交渉は、当初、年内妥結を目指し交渉が重ねられてきましたが、年内妥結はかなわず、また最近の報道によりますと交渉協議の長期化が懸念されているようであります。

 このような状況にあって、請願事項に賛同できない私なりの意見を3点申し上げます。

 1つ目は、今日の国際社会にあって、このTPP問題は高度な政治的判断を必要とする問題であるということです。交渉に当たっては、我が国の意見は強く主張していくべきでしょう。しかし、交渉であるからには総合的に判断して我慢しなければならない点も出てくることはやむを得ないことです。

 その意味において、請願事項の3番目にある政府方針が実現困難と判断した場合には交渉から脱退すべしという項目は余りにも独善的で、日本が国際的に孤立化することも懸念され、私としては容認できない内容であります。

 2点目は、TPP協定に関するメリット、デメリットについてです。請願者が主張されますように、TPP協定を締結した場合、その内容によっては農業を中心として日本が多くの不利益をこうむることも想定されています。しかし一方では、100%自由化した場合、GDPが10年間で2.7兆円増加するとも見積もられており、効果の試算については学者間でも意見が分かれているようです。

 このように、国民全体にとって協定の及ぼす影響が明確になっていない中で、不利益をこうむるとされる方々だけの意見を採択することは適切ではなく、責任ある判断とは言えません。また、同様の理由から、趣旨採択という選択も妥当ではないと考えます。

 3点目としては、備前市民にとってどうかという点です。請願書の中には、地域住民の総意としてという記述があります。備前市が農業を中心に成り立っている市であればまた判断も違ってくるでしょう。しかし、統計によれば平成22年の備前市の農業就業者は全就業者の2.4%であります。お米をつくっている人はもっと多くおられるとは思いますが、直接多大な不利益をこうむる方がそんなに多くはないことも想定できます。つまり市民にとっては必ずしもデメリットばかりとは言えないし、この請願が地域住民の総意であると認めがたいことからも採択すべきではないと考えます。

 以上、3点申し上げました。請願の内容について反対と申し上げているわけではありません。今、この時期、この段階、この状況にあってはTPP交渉に関する請願は不採択とすることが市民を代表する市議会としては最も適切な判断であると考えます。皆様方の御賛同方、よろしくお願いします。



○議長(尾川直行君) 次に、採択に賛成の方の発言を求めます。

 17番橋本議員。

     〔17番 橋本逸夫君 登壇〕



◆17番(橋本逸夫君) それでは、私から請願第16号TPP交渉に関する請願を採択するのに賛成の立場から討論を行います。

 先ほど我々と同じ会派の同僚議員から本請願を不採択にすべきとの立場で反対討論がなされました。その反対理由については3点ほど上げられました。高度な政治判断を要すると、交渉を離脱することは国際的に孤立を招く、我慢することも必要だと、またどうして農業だけなのかと、あるいは備前市には農業従事者が少ないから影響はさほどないんじゃないかというようなことがるる述べられたやに思います。

 私はきょう初めて意見を聞いたわけなんですが、日本の各種産業の中で農業が最も国際競争力が低い産業であると私は認識いたしております。日本の農業においては、平均的な経営規模が小さいことから、コストが高いことは皆様御承知のことと思いますが、現在政府もその解消に向けて鋭意努力をされておりますが、現段階で米、麦、牛肉あるいは豚肉、乳製品、甘味資源作物、いわゆる農業主要5品目については、今の段階で関税が全面的に撤廃されることになれば、恐らく壊滅的な打撃を受けるでしょう。確かに備前市では農業従事者が少ないですけれども、この農業、あるいは水田ですね、そういったものが持っている防災面の効果、あるいは里山というんですかね、そういう日本の原風景、こういったものが損なわれるおそれが多分にございます。

 昨年の夏の参議院選挙において、自民党、公明党は、もし交渉の過程でこれらの5品目について関税を全面的に撤廃せよというようなことになれば、交渉から離脱するんだということも公約としてうたっております。私は、公約をなしたならばそれを守るのが義務だと思っております。現政権は、万が一、交渉過程においてこれら主要5品目について関税を全面的に撤廃せよというふうに迫られたら、そのときにはじゃあ我々はこの交渉にはもう残れませんということで、約束どおり撤退するということが私は求められると思います。

 したがいまして、請願第16号の請願の趣旨を私は十分理解した上で、皆様方にも採択のほうに御賛成いただきますようにお願いを申し上げまして、賛成の討論といたします。



○議長(尾川直行君) 次に、採択に反対の方の発言を求めます。

(発言要求者なし)

 次に、採択に賛成の方の発言を求めます。

(発言要求者なし)

 討論を終結いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、討論を終結いたします。

 これより請願第16号を採決いたします。

 本請願は採択することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕

 起立多数であります。よって、請願第16号は採択されました。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 次に、議案第1号から議案第3号の3件を一括して採決いたします。

 本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。

 お諮りいたします。

 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第3号の3件はいずれも原案のとおり可決されました。

 この際、暫時休憩いたします。

     午前10時19分 休憩

     午前10時22分 再開



○議長(尾川直行君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 休憩中に山本議員外3名から発議第1号環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加に関する意見書の提出についてが提出されました。

 本件は請願の採択に伴う意見書提出案でありますので、急施事件と認め、この際日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、発議第1号を日程に追加し、議題といたします。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 日程7、発議第1号環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加に関する意見書の提出についてを議題といたします。

 提出者の提案理由の説明を願います。

 7番山本議員。

     〔7番 山本恒道君 登壇〕



◆7番(山本恒道君) それでは、発議第1号環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加に関する意見書の提出について提案理由を説明いたします。

 提案者は私山本、賛成者は森本議員、鵜川議員、川崎議員です。

 提案理由といたしましては、多くの国民の懸念や不安が払拭されないままTPP交渉へ正式に参加したことは極めて遺憾であり、またその結果によっては国民の生活のあらゆる部分に大きな影響を及ぼしかねない。よって、国は衆参両院農林水産委員会の決議を遵守し、国民が納得できる交渉方針を明確に示すとともに情報を国民に開示するよう、地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣、関係行政庁に意見書を提出しようとするものであります。

 意見書の案文並びに提出先は付記のとおりでございます。皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(尾川直行君) 提案理由の説明が終わりました。

 これより提出者に対する質疑を行います。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、提出者に対する質疑を終結いたします。

 これより発議第1号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案は討論を省略し、原案のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

 異議ありとのことですので、討論を行います。

 まず、原案に反対の方の発言を求めます。

 3番清水議員。

     〔3番 清水文雄君 登壇〕



◆3番(清水文雄君) それでは、私はこの環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加に関する意見書の提出について反対の立場から討論を行います。

 反対の理由としては、先ほど請願を不採択とすべしとの意見でも申し上げましたが、1つは、このTPP問題は大変高度な政治的判断を必要とすると。この意見書の中にある政府方針が実現困難と判断した場合には交渉から脱退すべしという項目は余りにも独善的であり、日本が国際的に孤立化することが懸念されるということです。

 2つ目としては、TPP協定に関するメリット、デメリットについてでございます。協定の及ぼす影響が明確になっていない中で、不利益をこうむるとされる方々だけの意見書を提出することは不適切であると考えております。

 3点目としては、備前市民にとってこの意見が地域住民の総意ではないということでございます。備前市民にとっては必ずしもデメリットばかりとは言えないし、この意見が地域住民の総意であるとは認めがたいことからしても、この意見書は提出すべきではないと考えます。

 皆様方の御賛同よろしくお願いいたします。



○議長(尾川直行君) 次に、原案に賛成の方の発言を求めます。

(発言要求者なし)

 次に、原案に反対の方の発言を求めます。

(発言要求者なし)

 原案に賛成の方の発言を求めます。

(発言要求者なし)

 討論を終結いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、討論を終結いたします。

 これより発議第1号を採決いたします。

 本案は原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕

 起立多数であります。よって、発議第1号は原案のとおり可決されました。

 以上で本臨時会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) それでは、これをもちまして平成26年1月第1回臨時会を閉会いたします。

 皆さん、御苦労さまでした。

     午前10時30分 閉会





 上記地方自治法第123条第2項の規定により下記に署名する。



  備前市議会議長  尾  川  直  行





  備前市議会議員  星  野  和  也





  備前市議会議員  清  水  文  雄





  備前市議会議員  鵜  川  晃  匠