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岡山県 備前市

平成25年11月第5回定例会 12月04日−02号




平成25年11月第5回定例会 − 12月04日−02号







平成25年11月第5回定例会



              第 5 回 定 例 会 会 議 録 (第2号)



会議開閉日時  平成25年12月4日  午前9時30分 開議    午後5時07分 散会



会議の場所   備前市役所議場



出席した議員の番号氏名(1番は欠員)

  2番  星 野 和 也      3番  清 水 文 雄      4番  鵜 川 晃 匠

  5番  今 脇 一 知      6番  守 井 秀 龍      7番  山 本 恒 道

  8番  金 本   享      9番  西 崎 公 朗      10番  川 淵 正 行

  11番  掛 谷   繁      12番  森 本 博 子      13番  片 岡 紀久子

  14番  田 原 隆 雄      15番  川 崎 輝 通      16番  田 口 健 作

  17番  橋 本 逸 夫      18番  大 西 國 昭      19番  土 器   豊

  20番  中 西 裕 康      21番  津 島   誠      22番  尾 川 直 行



欠席・遅参・早退した議員の番号氏名

  欠席 なし  遅参 なし  早退 なし



説明のため出席した者の職氏名

  市長     吉 村 武 司  副市長    武 内 清 志  教育長    土 山 球 一

  市長室長   三 村   功  総合政策部長 藤 原 一 徳  市民生活部長 野 上 茂 之

  保健福祉部長 金 光   亨  福祉事務所長 横 山 雅 一  まちづくり部長高 橋 昌 弘

  日生総合支所長坪 本 弘 毅  吉永総合支所長里 見 清 美  教育次長   岩 崎   透

  病院総括事務長森 脇   博



職務のため議場に出席した議会事務局職員

  事務局長   山 口 和 夫  事務局次長  山 本 光 男  議事係長   石 村 享 平

  議事係主査  青 木 弘 行





△議事日程並びに付議事件(結果)


番号議事日程付議事件等結果
1追加議案の上程
・提案説明
議案第146号 備前市税条例の一部を改正する条例の制定について説明
議案第147号 和気・赤磐し尿処理施設一部事務組合規約の変更について説明
2一般質問

 ・18番 大西議員

 ・5番 今脇議員

 ・21番 津島議員

 ・19番 土器議員

 ・13番 片岡議員

 ・9番 西崎議員

 ・11番 掛谷議員

 ・8番 金本議員
質問通告事項のとおり                              ──




△一般質問通告事項


順位通告者氏名質問の要旨答弁者
118番
大西國昭
1 活力あるまちづくりについて

 ? ひとつの備前について

 ? 政策監の特命事項(24項目)について

 ? ICT(情報通信技術)を活用した地域づくりについて

 ? 市内の経済活動について市長
副市長
(再質問あり)
2 防災・減災のまちづくりについて

 ? 公共施設の統廃合とあわせて耐震化計画の集中実施について

 ? 災害マニュアルの整備と災害に強い人材育成について市長
(再質問あり)
3 浄化槽設置整備事業補助金について

 ? 自治公民館及び集会所等施設整備事業補助率2/5との整合性について市長
(再質問あり)
25番
今脇一知
1 耕作放棄地について市長
まちづくり部長
(再質問あり)
2 公共交通について市長
まちづくり部長
(再質問あり)
3 道路維持管理について市長
まちづくり部長
(再質問あり)
321番
津島 誠
1 旧アルファビゼンについて

 ? 活用検討委員会の経過報告

 ? 旧アルファビゼンの「再生」・「活用」とは

 ? 旧アルファビゼンへの市の取り組みについて、備前市長(公人)として思うことは

 ? 歴代市長等の答弁とこれまでの吉村市長の答弁との整合性について市長
まちづくり部長
(再質問あり)
419番
土器 豊
1 観光のまち備前市を目指しては市長
2 まちづくりについて市長
3 ボランティアについて市長
513番
片岡紀久子
1 備前市のごみ行政について

 ? クリーンセンター備前について市長
(再質問あり)
2 教育行政について

 ? 保・幼・小・中学校の連携教育導入について市長
(再質問あり)
69番
西崎公朗
1 地域公民館、地区公民館について

 ? 函館市地域交流まちづくりセンターを参考にした運営を進めてはどうか市長
(再質問あり)
2 定住化促進について

 ? 定住化・移住者サポートデスクの設置について

 ? 移住サポーター制度の導入

 ? まちなか案内人制度の導入市長
(再質問あり)
3 企業誘致について

 ? 9月6日に東京都で開催された岡山県人会に出席した成果はどうか市長
(再質問あり)
4 花火大会について

 ? 今後の方針について市長の考え方を問う市長
5 備前は一つについて

 ? 商工会議所と商工会について

 ? 観光協会について市長
6 予算決算審査委員長の報告をどのように受け止められたのか市長
711番
掛谷 繁
1 地震、津波、土砂、水害等防災対策について

 ? 災害情報の伝達について

 ? 要援護者の作成と実効について

 ? 特別警報、避難勧告について

 ? 被災者支援システムについて

 ? 災害ボランティアコーディネーター養成と体制づくりについて

 ? 自治体間の災害相互支援協定について市長
市長室長
(再質問あり)
2 「魅力ある」まちづくりについて

 ? 政策監の24プログラムについて

 ? 新産業を創出するため、国の特区構想に応募はしないのか

 ? 地域ごとに「未来、我がまちづくり委員会」(仮称)の提案について(ワークショップ型で)

 ? 公共交通の具体的な実行は、市民にいつ公表するのか等について

 ? 香登駅の駐車場整備について市長
(再質問あり)
3 さらなる福祉の充実で住み良いまちに

 ? 胃がん対策にピロリ菌検査の無料化か助成を

 ? 腎臓疾患の予防検査の助成制度導入を

 ? 「地域見守り隊」等の提案について

 ? 地域包括ケアシステムについて市長
保健福祉部長
(再質問あり)
4 旧閑谷学校の世界遺産登録実現に向けて市長
(再質問あり)
5 PPS導入で電力コストダウンを提案市長
88番
金本 享
1 備前市の環境保全について

 ? 赤穂市西部の産廃施設計画について

 ? 大気環境監視測定局について

 ? 一般廃棄物処理基本計画について市長
市民生活部長
(再質問あり)
2 吉永幼保一体施設整備について市長
(再質問あり)
3 公共交通システムについて市長
(再質問あり)
4 観光について市長
(再質問あり)
5 神根地区八塔寺川災害復旧についてまちづくり部長
(再質問あり)
6 神根グラウンド用具収納庫設置について教育次長
(再質問あり)






     午前9時30分 開議



○議長(尾川直行君) 皆さん、おはようございます。

 ただいまの出席は21名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 日程1、本日市長より追加送付されております議案第146号及び議案第147号を上程し、市長から提案理由の説明を願います。

 吉村市長。

     〔市長 吉村武司君 登壇〕



◎市長(吉村武司君) おはようございます。

 それでは、本日追加送付し、ただいま上程されました追加議案の提案理由の説明をいたします。

 まず、議案書の1ページ、議案第146号備前市税条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、公共下水道の事業計画の変更に伴い、都市計画税の課税区域を変更するため、規定を整備するものであります。平成26年度から新たに課税される区域については8ページから12ページの参考資料をごらんいただきたいと思います。

 次に13ページ、議案第147号和気・赤磐し尿処理施設一部事務組合規約の変更についてでありますが、平成26年4月からの消費税の引き上げに伴い、浄化槽汚泥処理分担金を改定するよう規約を整備するものであります。

 以上、簡単に御説明いたしましたが、詳細につきましては別添の細部説明書をごらんいただき、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(尾川直行君) 提案理由の説明が終わりました。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 日程2、これより一般質問を行います。

 19名の方から通告を受けております。各議員の質問要旨は一覧表にしてお手元に配付いたしておりますので、ごらん願います。

 なお、再質問は質問者は質問席で、答弁者は自席での発言を許可いたします。

 また、重複する質問は努めて排除していただき、執行部における答弁は簡潔にお願いいたします。

 それでは、通告に従い、順次発言を許可いたします。

 まず、大西議員の一般質問を願います。

 18番大西議員。

     〔18番 大西國昭君 登壇〕



◆18番(大西國昭君) 改めましておはようございます。

 議長の御指名により、ただいまから一般質問させていただきます。

 大きな1番目、活力あるまちづくりについて4項目市長に質問いたします。

 ?ひとつの備前についてお伺いします。

 吉村市長は、市長就任時に市民の声が反映された市民に愛される町などをテーマに掲げ、備前エリア、日生エリア、吉永エリアのそれぞれの特性を生かしながら、各地区のパワーを一つに結集した元気なまちづくりを目指したいと述べられています。確かに合併から8年8カ月、これまでに多くの案件を市内で統一してきており、幾らか暫定や経過措置が残っている案件もあると思います。

 そこで、お尋ねさせていただきます。

 私は、この暫定経過措置の案件について終期、いわゆる終わりを明確に決めて、今まで既に取り組まれてきた各種イベントや団体、各種料金についても合併10年を一つのめどに、それぞれもう一歩前向きにひとつの備前を目指して解決していく時期ではないかと感じております。

 また、私はエリアの特性を生かすという観点に注目しております。一つにまとめていかなければならないものと同時に例えば伝統的行事やよき習慣など、各エリアに残していかなければならないものもあると感じています。

 平成25年度備前市意見交換会が備前市自治会連絡協議会主催で10月23日から11月8日、4会場の合計出席者数約160人出席見込み。その4会場共通の市長挨拶の中でひとつの備前を目指したまちづくり、そしてコンパクトシティーによる活力ある地域と住みよさの向上を目指すと述べられ、なお特色ある機構改革による市役所を目指すと市政報告をなさいました。

 ひとつの備前を目指した活力あるまちづくりについて、市長のお考えや具体策をお聞かせください。

 次に、?政策監の特命事項についてお伺いします。

 10月機構改革の注目すべき一つに政策監の配置がありました。新規の政策や過去の結論が出ていない懸案事項など、部署の間を横断するような特命事項の24項目、全く新しい市政の手法であるだけに関心を持っております。

 それらの事業を述べますと、1番、合併10周年記念事業、2番、架橋完成事業、活用事業、3番、公共施設再配置計画策定、4番、旧アルファビゼン再生、5番、危機管理体制等の整備、6番、防災公園建設、7番、道の駅建設、8番、中央図書館建設、9番、コンパクトシティー推進、10番、一般廃棄物処理体制整備、11番、再生可能エネルギー推進、12番、補助金・給付金等の見直し、13番、高齢化社会対策、14番、子育て支援対策、15番、幼保一体施設建設推進、16番、定住化対策、17番、公共交通体系の検討・整備、18番、旧日生病院跡地利用、19番、小・中、中・高一貫校整備、20番、学校再配置計画の推進、21番、公民館の地域サービスセンター化、22番、包括連携協定の推進、23番、里山、里地、里海づくり、24番、八塔寺、和意谷の活性化について取り組むとお聞きしております。

 以上の24項目は、いずれも本市を活力ある元気で将来を見据えた大切な方向性のテーマだと受けとめさせていただきました。市民生活、そしてまちづくりなど、市政全般にわたる重要案件ばかりと思われます。市長を筆頭に、おのおの政策監の方々には長年の経験や知識をもとに未来の備前市の発展、活力あるまちづくりのためしっかりと頑張っていただきたいとこの場をかりてエールを送らさせていただきたいと思います。

 私も、この特命事項の中に非常に興味のある事項があります。

 そこで、お尋ねします。

 この特命事項の結果やその結果の今後の取扱方針などはどのように考えられておられますか。我々議会側や市民に対して研究結果や調査内容の説明を私は望んでいますが、市長の見解をお尋ねいたします。

 次に、?ICT、情報通信技術を活用した地域づくりについてお伺いします。

 パソコンやインターネット、スマートフォンなど、このICTの進歩は著しいものがあります。私は、どちらかというと苦手な部類ものなんですが、実際利用してみるととても便利な機能を有しているものがたくさんあると聞き及んでおりまして、実は高齢者の間でもパソコン教室は、今でも多くの受講希望者がいると聞いたことがあります。

 備前市では、ますます高齢化が進んでいくことが予測されていますが、市長がお考えのコンパクトシティーの構想の一環として、この高齢化する地域、高齢化する地域に今からICT技術を活用した地域づくりを先進的に進めていく取り組みを考えてみるのはいかがでしょうか。できれば先ほどの政策監特命事項の高齢者社会対策の中に次期案件として加えていただくことを希望します。市長の見解をお尋ねします。

 ?次に市内の経済活動について、お買い物は地元優先の考え方について質問いたします。

 本年度、備前市ではリフォーム助成制度を新市長になって始めており、申請利用状況は補正予算で増額するほどとても好調と聞いています。

 そこで、地元優先の考え方の観点から、次の3点お尋ねします。

 備前市の入札で80万円以上の備品について平成24年度の地元購入率は幾らだったのでしょうか。平成22年は22.2%でした。

 学校給食における平成24年度予算の地元食材調達率は幾らだったでしょうか。ちなみに平成23年度は32.7%でございました。

 工事入札の平成24年度の地元発注率は幾らだったのでしょうか。平成21年度は141件中94件が地元の発注率で、発注率66.7%。

 以上、3点について市長にお尋ねします。わかる範囲でお示しください。

 次に、大きな2番目、防災・減災のまちづくりについて2項目質問いたします。

 ?公共施設の統廃合とあわせて耐震化計画の集中実施についてお伺いします。

 備前市では、現在学校施設の耐震化が集中して行われており、担当職員や関係者におかれましては非常に頑張って取り組んでいただき、一応の完了のめども見え始めたところだと思います。しかし、その後は市役所本庁舎を初めとする公共施設の耐震化が控えているものと推測いたしております。これからの公共施設への耐震化に取り組む前に施設の統廃合を十分検討した上でないと無駄な投資になる危険性を先般の議会質問でお尋ねし、公共施設白書作成の提案をさせていただいたところです。

 なお、公共施設は避難場所になることもありますだけに、この白書作成については御検討いただいていると受け取っていますが、今回取り上げさせていただいた耐震調査結果もその中に入れていただき、できれば防災・減災の観点から、耐震調査結果一覧だけでも先行して公表していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。各地区で避難場所等の検討がなされているだけに、市長の見解をお尋ねいたします。

 ?次に、減災災害マニュアルの整備と災害に強い人材育成についてお伺いします。

 けさ方の新聞によりますと、国においては12月3日防災・減災法案が可決され、人命の保護を最大限に図るため、高齢者、子供、障害者等を重視したソフト対策、また社会資本インフラ整備計画が可決されたことが新聞に報道されていました。

 さて、ことしの夏は異常気象とも言ってよいぐらい暑い日が多かったとともに、局地的集中豪雨なども全国で多く観測されたことは皆さん御承知のとおりです。

 先般、開催された意見交換会でも、備前市内でも地域によって気象状況大きく異なっていたような意見も出ておりました。この極端な気象現象や地震などが、自分が生活する地域をいつ襲ってもおかしくない時代です。

 そこで、4点お伺いします。

 災害発生時に備え、災害発生時と災害復旧時の対策マニュアルは整備されていますか。

 消防団、地域自主防災組織、福祉避難所、地域公民館、学校等の担当や役割について、部署や責任者が明確明示されていますか。また、その更新や引き継ぎ、なされていますか。特に、災害に応じて避難所の管理者との連携は明確になっていますか、お尋ねします。

 次に3番、自主防災組織率の向上に取り組まれていますか。組織したメンバーやリーダー的立場の方々との連携や研修、そして防災力の向上などの支援はどうなっていますか。

 次に、危機管理体制の整備が特命事項に上がっていますが、具体的内容と期限はいつごろなのか、市長にお尋ねします。

 大きな3番目、浄化槽設置整備事業補助金についてお伺いします。

 自治公民館及び集会所等施設整備事業補助率が5分の2との整合性について質問いたします。

 所管の中央公民館と下水道課の一般家庭の浄化槽整備事業補助金について、それぞれ目的と制度に相違はあるものの、浄化槽設置整備については補助金金額に相違があります。中央公民館の補助基準と一般家庭の浄化槽設置整備事業補助金に私は合わすべきではないか、関係市民から強い要望がありますが、修正できるかどうか検討をお願いします。市長の見解をお尋ねします。

 ちなみに浄化槽設置整備補助金の条例によりますと、一般家庭の補助金は浄化槽5人槽で53万2,000円、浄化槽六、七人槽で71万4,000円、浄化槽8人から50人槽で104万8,000円が補助金として出ます。ところが、自治公民館の大規模整備条例によりますと、浄化槽は補助率が5分の2で、事業費を仮に50万円以上とすると、補助率5分の2に換算すると12万5,000円しか出ません。

 以上、よろしく御検討願います。明快な答弁を求めます。



○議長(尾川直行君) ただいまの質問に対する答弁を願います。

 吉村市長。

     〔市長 吉村武司君 登壇〕



◎市長(吉村武司君) それでは、大西議員の御質問に順次お答えいたしてまいります。

 まず1番1点目、ひとつの備前についてでありますが、このひとつの備前というフレーズは、まちづくりを進めていく上で基本スタンスとして施政方針で述べさせていただきました。

 合併から8年というものを振り返りますと、旧1市2町で進めてきましたまちづくりを継続し、国の財政支援もあったことから円滑に合併が進み、一定の成果を上げることができたように考えております。しかし、旧1市2町という地域の違いにこだわってばかりでは、いつまでたっても一つになれません。また、行政コストの削減も進まず、何のための合併だったのか、わからなくなってしまいます。そうしたことから、地域の違いを意識するのではなく、地域の共通点を意識しながらまちづくりを進めていく必要性を私自身が感じ、そうしたまちづくりの基本スタンスをひとつの備前という表現であらわしております。

 この具体例として一番わかりやすいものは、さきの定例会で御承認いただきました総合計画の将来像であります。ここに閑谷学校をモチーフに、子供の教育を通して市民が一つになるストーリーを描いておりますが、閑谷学校と子供がここで言う共通点であり、これを意識していくことがひとつの備前につながっていくものと考えております。どうか本計画の実現に向けて御理解と御協力をよろしくお願いをいたします。

 2点目、政策監の特命事項についてでありますが、24項目は議員の言われるとおり新規の政策や過去の結論の出ていない懸案事項が大半であります。活動内容については報告事案と決定が必要な事案とに仕分けされたものを毎月庁議で報告を受け、協議することとしておりますが、スタートして2カ月ということで、合併10周年記念事業と架橋完成関係以外では現在協議中であります。今後、特命事項ごとに進捗に応じて委員会等で適宜御報告をさせていただきたいと考えております。

 3点目、ICTを活用した地域づくりについてでありますが、インターネットでの買い物や各種相談など、高齢者がICTを利用して豊かな生活を送ることができるように情報活用力を高めることが大切と考えており、さまざまな機会を通じて啓発などを行っていきたいと考えております。ITリテラシーは、必見のことと思っております。

 また、政策監特命事項の次期案件に加えてみてはどうかの御質問ですが、コンパクトシティーについては政策監特命事項として主に都市機能の面から現在検討しているところですが、ICTの活用も含めて検討していきたいと考えております。

 4点目につきましては、副市長から答弁させます。

 次に、2番1点目、防災・減災のまちづくりのうち公共施設の統廃合とあわせて耐震化計画の集中実施についてでありますが、総務省が作成した公共施設等更新費用試算ソフトでは、各施設を耐震化する必要性の有無について記載する項目がございますので、耐震診断を実施している一定規模以上の施設につきましては調査に盛り込む予定でございます。

 次に、耐震調査結果の公表につきましては、既に義務教育施設は公表しておりますが、他の公共施設の公表は検討したいと考えております。

 次に、2番2点目、災害マニュアルの整備と災害に強い人材育成についての災害発生時と災害復旧時の対策マニュアルについてでありますが、今後研修、訓練等を行い、災害時の行動を再認識するとともに再確認し、備前市地域防災計画の見直し後、個別の対策マニュアルを策定してまいります。

 次に、担当や役割、部署や責任者が明示されているかについてでありますが、防災体制名簿にて班編成や役割分担を定めており、このたびの人事異動を踏まえて修正を行っております。

 続きまして、自主防災組織の連携、研修の支援についてでありますが、連携を含めて2月ごろをめどに東備消防組合にて図上研修や実技を取り入れたリーダー研修を計画しております。

 また、各組織より訓練や研修の申し出があればその都度出前講座等を開催し、支援等を行ってまいります。

 最後に、政策監特命事項の危機管理体制の整備の具体的内容と期限についてでありますが、内容は危機管理方針作成支援、避難行動要支援者名簿作成支援、業務継続計画作成支援の3項目について調査研究を行っております。

 危機管理方針作成支援は、風水害、地震などの自然災害のほか市を挙げて取り組まなければならない緊急事態に対し全庁的な対応ができるよう、危機管理の基本指針について調査研究するものであります。

 避難行動要支援者名簿の作成支援は、災害発生時に自力で迅速な避難行動をとることが困難な者の名簿作成上の課題を整理し、その対応について調査研究するものであります。

 業務継続計画の作成支援は、災害発生後も実施しなければならない通常業務の再開手順などを定める業務継続計画について調査研究するものであります。特命事項の期限は設けておりませんが、活動内容が毎月庁議に報告されますので、進捗状況を見ながら適宜適切に指示をしてまいります。

 3番、浄化槽設置整備事業補助金についてでありますが、自治公民館は民設民営で、地域住民の皆様がお金を出し合って運営している施設です。本市では、自治公民館等に対し新築、増改築等で多額の資金が必要となったときに、地域の皆様の御負担を幾らかでも軽減させていただくために備前市自治公民館・集会所等施設整備事業補助金交付要綱を設け、助成させていただいております。

 新築以外では増改築、修繕、備品購入、浄化槽等設備工事や下水道事業では対応していない下水道排水設備工事を対象とし、5分の2の補助率で幅広く助成させていただいているところでございます。一般家庭と自治公民館等への補助額が異なることについては助成金制度の趣旨を含め御理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 武内副市長。

     〔副市長 武内清志君 登壇〕



◎副市長(武内清志君) 私から、1番4点目の御質問にお答えします。

 入札を行った80万円以上の備品で平成24年度の地元購入率でありますが、病院の特殊機器等を除き、印刷業務を含め28件の入札のうち市内業者が15件落札しており、地元購入率は53.6%であります。金額では、全体で1億1,700万円に対して3,900万円の契約となっており、市内業者の受注額の割合は33.3%となっております。

 次に、学校給食における地元食材調達率でありますが、御飯や麺などの主食及び牛乳などを除いた、いわゆる副食費のみの算定で申し上げますと、平成24年度4つの共同調理場と片上小学校を合わせますと、購入費総額は1億1,642万円に対し市内業者からの購入は3,570万円となっており、購入率は30.7%となっております。

 なお、主食につきましては全て岡山県学校給食会を通じての購入であり、週5日のうち米飯が3日、パンと麺が1日となっております。麺は市外業者からの納品ですが、お米は東備地域産米が納品されており、パンは5調理施設のうち4調理施設に市内業者が納品しております。

 また、岡山県教育庁が毎年実施しております地産地消岡山県産の使用状況調査では、平成22年度48.8%、平成23年度49.5%、24年度52.8%の使用割合となっております。

 次に、工事入札の地元発注率でありますが、平成24年度では129件の工事発注に対し市内業者の落札件数は87件で、地元発注率は67.4%となっております。

 また、請負金額では全体の18億2,900万円のうち市内業者は14億8,500万円を請け負っており、受注率は81.2%でございます。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) よろしいか──再質問に入ります。

 大西議員。



◆18番(大西國昭君) まず、1点目の活力あるまちづくりについてのひとつの備前について。

 これは本当に今備前市において合併してひとつの備前を目指す、これはもう大きな市長さんおっしゃられたように基本スタンスだと。そういう中で、地域の共通点を今後目標なり見つけていって、それでいて一体感を出していく、こういう方向性は私は最も大事な一つだと思うんです。

 ところが、過去の旧日生町において寒河と日生が合併いたしました。その折に、やはり私が過去を調べる限りは学校の統合がありました。そういったことで、学校の統合により50年たち、本当に薄らいだというような感触を持っております。

 だから、これは息の長い施策であり、方針で、最も大切なことながら時間がかかるということを認識のもとにお尋ねするのは、もっとスポーツの交流とか文化の交流を、例えば文化祭なんかもいまだに各地区でなさっとるようなこともあります。だから、ここに掲げておりますように、意図的にもひとつの備前を目指すんだという中にいろんな行事を一体感が出るように、スポーツ、文化、そういうことを含めて人と人が交流するような機会をふやしていただきたい、こういう願いと思いで質問いたしました。

 それから、ある地域の方が意見交換会で出ておりました。いつまででも日生町、吉永町の町名は合併の条件ではありました。ところが、10周年記念事業を今次の質問の中に、特命事項の中にありましたように、旧日生町、旧吉永町を残すのがベストなんかどうなんか再検討いただきたいと意見交換会でも出ておりましたので、その点についてのお尋ねをさせていただきます。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 大西議員の言われるとおりだと思います。もう8年8カ月たっております。備前市民として一つの方向に向かっていく、同時に各地区にあります文化、伝統を守るということでございます。

 例えば合併直後に1市2町でございました文化協会が、今一つになっております。支部としてことしも3地区で文化祭がございまして、私も参りましたけども、このような協会はいち早く一つになっておられます。

 また、意見交換会で町名についても市民の方から御提案がございました。こういうことも一つ真摯に受けとめて、これから市政を運営していきたいと思っております。



○議長(尾川直行君) 大西議員。



◆18番(大西國昭君) 答弁がございましたように、じっくり時間かけて10年たつ合併協定書に基づいてきとるわけです。その中でも、まだ進んでないのも私はあると思います。そういった中で、旧日生町、旧吉永町をとるのがいいのかどうか、これは本当にアンケート等々をとりながら、市民の意見を聞きながら、ぜひ他市では、隣の町なんかはとっております。そういうようなことも事例に挙げて、しっかりとした皆様の意見を聞きながら進めていただきたい。ひとつの備前をいかに一体感が出るように、また市が活性化が出るように、そういった意味での方向性として考えていただくことを要望しまして、1番の1番目を終わります。

 2番、次に政策監の特命事項についてですが、市長の答弁の中で1番の合併10周年記念事業、2番目の架橋完成事業の活用事業についてはかなり進捗しとると、内部でのまとまりが、意見が。こういう報告でございました、質問に対して。もしそれがどういう時点で我々議会側、市民に出していただけるのかどうか、やはり予算と絡んでくると思います。この12月から予算が組まれ、来年の3月の26年度予算に絡んでくると思うだけに、早い時点で出していただくようお願いします。その点についての答弁を求めたいと思います。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 一つ一つ庁議にかけたものでまた再指示等もしております。そういう中でまとまったものは議会及び市民の方に公表していくことは当然だと思っております。とりあえず合併10周年が27年3月22日、(仮称)日生大橋、名称が先般決まりまして、備前日生大橋の供用開始が4月16日に予定を決定をさせていただきました。そういうものを含めて順次御報告すべきことは御報告したいと思いますが、まだ発足しまして2カ月でございまして、ほとんどのものが今現在真剣に協議中であるということも申し添えておきます。



○議長(尾川直行君) 大西議員。



◆18番(大西國昭君) 早い時点で我々議会側、また市民にも、皆さん関心がございます。アバウトな方向性を出していただき、我々も市民から、架橋が完成した折のイベントにこういうことをしたらというような提案も市民から私自身もいただいております。そういったことをあるだけに、市民が盛り上がるように、また対外的にも手続が踏まれていかなければならないこともあると思います。そういったことで早目に出していただくことをお願いして、3番目の情報通信技術による高齢化社会に向けてのまちづくりについてお尋ねします。

 市長は、先ほどインターネットによる買い物、また情報活力を使うのはもう本当にもっと市民に啓発してまいりますと、こういうことを述べられておりました。私は、例えが極端過ぎますけれど、今消防署において119番が入ると私も消防議員でございますが、何でしょうかというような形でそこの家の立体図が出て付近がわかり、いろんなことがわかるわけです。これからの高齢化社会で、ましてや広い備前市でございます。そしたら、諸島部もございます。諸島部の中でも本当に場所によったら大変孤立したようなおうちもございますし、高齢者がひとり住まいのところも、また障害者の方もおられます。もっともっとIT化した情報化技術を使うた地域づくり、まちづくり、こういうことを私は仮に10年先、20年先はこうなっていかなければ、この高齢化率が場所によれば50%を超しとる日生の大多府地区もございますし、そういう中にどういうようにして今後安全・安心して住み続けるだろうかというようなことを憂いとる一人でございます。ぜひ今後は市長さんのその技術を持っとられる、ノウハウを持っとられるんですから、これを具現化するような方向性を少しでもかいま見えたらと思います。10年先の話、20年先の話としてもどういうように職員を育てていくか、そういうようにたけた、ITにたけた職員の採用、こういうことも大事になろうかと思いますので、再度この点についての御答弁を求めたいと思います。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) その点は全く同感でございます。いわゆる筆と和紙で日本の教育がスタートし、明治以降鉛筆とノートになり、そしてワープロからパソコンになり、今現在ICTにおける情報というものは、我々生活の中に欠かすことができなくなりました。また、その進歩も毎年毎年大変な発展がございます。

 今一番問われているのは、そういう一つ前のワープロ、あるいは年賀状等を例えばそういうもので送る時代が相当今情報化革命が進んでおりまして、俗に言うITリテラシーと申しまして、再構築、技術の習得をもう一度しないと今のICTにはついていけない。それで、一番いい方法は若者とお年寄りをそのICTのリテラシーでもう一度つなぎつけて勉強をしていただく。若い人が教える。そして、お年寄りが今の一番新しいITを理解していただく、そういうようなことが今全国的に必要であろうということで、大学を初めいろんなところで提案がなされております。

 例えばそういう諸島部におきましても、若者が出かけていってリテラシーを再構築して、今一番新しい情報を知ってもらう、使ってもらう、そういうような情報化社会をコンパクトシティーの中でつくり上げていきたいと思っております。



○議長(尾川直行君) 大西議員。



◆18番(大西國昭君) そういった中で、やはり光ケーブル等々を本市にもくまなく進めていくというのが一丁目一番地じゃないんかと思うんです。それから、やはり今の高齢者の人に習いなさいというてもちょっと無理がありますので、やはり10年先、20年先を見据えたら御婦人方、女子を含め、中年等を含め、もう学校では今の大学生以下はもう学校でやってきとるわけですけれど、そのはざまにおる中年程度を市としても何らかサポートして教育していただきたいことを要望しておきます。

 次に、4点目の市内の経済活動についてでございますが、備前市において今全国では東京を初め都市部は大変よろしいんですが、やはり地方は疲弊しております。いろんな各種経済指標は、そりゃ全国平均ですからよろしいんでしょうけれど、この備前地域においてもまたもう一つ元気がありません。そこで、お買い物は地元でという私の、本当に常にこれを感じとるわけです。

 ただいま副市長の、武内副市長さんから入札状況が御報告ございました。幾らか2年前より、22年度の決算、また21年度の工事発注率なんかよりは上がっとると思います。どうしても地元を元気にしょう思えば地元へ発注していただきたい、これが私の強い思いでございます。そこについて、いま一度新市長のそういう考え方だけ再度、答弁はございましたんですけど、再度確認事項になりまして申しわけありませんが、御確認させていただきたいと思います。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 議員御案内のように、私も過去には商工会議所活動、会議所の役員等をしておりました。よって、商工業者のお気持ちというのは本当によくわかっております。地域の経済をもう少しでもよくするようにいろんな工夫を一つしていきたいと思っております。



○議長(尾川直行君) 大西議員。



◆18番(大西國昭君) ありがとうございます。工事入札の件はそういうことで。

 次に、大きな2番目でございます。

 防災・減災のまちづくりについて、公共施設の統廃合とあわせて耐震化計画の集中実施について伺いました。答弁もございまして、以上でいいとは思いますが、私は学校の耐震化が27年度で終わります。それだけに、早目に一、二年先取りして公共施設の耐震化、特にこの本庁舎が耐震化に耐えられんということは、建物が何ぼかある中で特に中心をなすところが本当震度6強、弱でいかがなもんかという結果も承っております。

 先般、吉永に行きますとあの吉永市庁舎付近に5つほど公共施設がありますが、ほとんど58年以前の建物で、その5つとも耐震化診断しておりませんし、問題点があるかもわからんと。そういうなこともありますので、予算に当たり早目の予算を組んで順次計画的に、先ほどの答弁の中で国のほうの総務省のほうからの通達、連絡も承っておるというような市長さんの答弁でございました。前向きにどういうようにするのかという先でございます。

 学校施設の耐震化の折にある議員から、統廃合が先議論されてから学校の耐震化をやったらどうかという意見ももっともな話だと私も聞きながら今日まで来ております。それと同じことが言えるのは、公共施設の耐震化でございます。耐震化してこれは残す、いやこれはもう耐震診断しなくて潰すんだと、こういう大方針を決めて、そういう中から無駄の、二重投資や無駄の投資がないようにぜひやっていただきたい。このことについて、2番の1番の公共施設の統廃合をあわせて耐震化計画について市長さんの答弁をもう一度求めたいと思います。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 市長として一番大事なことは、市民の安全・安心を守ることだと思っております。万が一、災害が起こったときには適切な指導がその上で必要であろうと思っております。備前市における諸課題を皆さんと御一緒に考えていきたいと思っております。



○議長(尾川直行君) 大西議員。



◆18番(大西國昭君) 前向きな御答弁でございますし、やはりこれから財政が大変伴うて厳しいというのは私は先ほどの9月議会で言いました。そういう中でも集中と選択と、こういうようなことがもう常に求められておるわけでございます。

 次に、災害マニュアルの整備と災害に強い人材育成についてでございますが、やはり災害については人でございます。もうまず逃げる、命を自分で守るというようなことでございます。

 冒頭で申しましたように、防災・減災法が参議院において3日の日に可決されましたということを申し上げました。これからは社会のインフラも含め、国土強靱化法もそういうことであわせたもので通ったわけでございますが、ぜひ本市においても防災士は議長さん初め議員の中に数人はいらっしゃいます。やはりこれからは安全・安心の大きな本市のテーマでございます。ぜひ市長さんにおかれましてはここで防災の見直しということでつくられたわけでございますから、そういう地域が、課が稼働するように引っ張っていっていただきたい、私はぜひそのことをお願いして最後の質問の3番目に入ります。

 答弁は、現状維持だというように受けとめました。私は、現状維持はそら条例にあるわけですから、自治公民館の大規模整備においては5分の2の補助率で増築、改築、修繕、備品購入までに至るまで80万円をマックスに考えとるんだという条例を見ました。交付要綱でございます。

 しかし、市民が納得しないのは、一般の家庭の浄化槽ではこれだけ5人槽で53万円も出るのに、なぜ我々の自治公民館では合併浄化槽が出ないんだろうか。そこで、市長に再度質問するのは、合併浄化槽だけを分離して、交付要綱の中から合併浄化槽だけを分離してできないかどうか、そういうことをお尋ね再度したいと思うんです。

 それには、もう今これから伊里地区も含め、三石地区含め、各地区で自治公民館の浄化槽をやろうとしましてもこれだけ問題があるわけです。これについては市民は先ほどの市長の答弁では納得しないと思います。私も納得しません。この点について、再度お尋ねしたいと思います。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 公民館等は地域のコンパクトシティーの中心になすものでございますので、議員の御意見もあります。よく検討をして前向きに図っていきたいと思っております。



○議長(尾川直行君) 大西議員。



◆18番(大西國昭君) ぜひ市民の強い要望でございますので、ただいま市長さんの答弁もございましたので、再検討をよろしくお願いしまして質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(尾川直行君) 以上で大西議員の質問を終わります。

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○議長(尾川直行君) 次に、今脇議員の一般質問を願います。

 5番今脇議員。

     〔5番 今脇一知君 登壇〕



◆5番(今脇一知君) 議長のお許しをいただきまして、これより一般質問をさせてもらいます。

 1番目、耕作放棄地についてでございます。

 最近、ニュースは中国防空識別圏の問題、秘密保護法案の大きな問題を毎日報道しております。その陰に、問題の陰に隠れた形で農業政策が、激変する政策が決定されております。

 5年後、減反政策廃止とあります。そして、国の施策は法人、農業に参入する企業に手厚い施策でございます。それにより差別化が生じ、取り残された地域との格差が生じます。その施策により、ますます耕作放棄地が増加するのは間違いありません。

 現在、当市においても農地を用地利用した農業生産活動の維持は水源の涵養、洪水の調節など多面的な機能の維持に貢献しております。今まで備前市において農業政策に対し積極的ではなかった。このままでは、10年後にはこのすばらしい原風景はなくなります。そのためにも、今あるすばらしい風景を次の世代にバトンタッチしていかなくてはいけません。その意味でも、早期に積極的な施策が必要でございます。

 質問に入ります。

 1番目、耕作放棄地の面積、全体でどのくらいあるのか。旧備前、日生、吉永についてもお知らせ願いたいと思います。

 それから、5年前にも同じような統計をとられておると思いますので、その点との差額もお願いしたいと思います。

 2番目、耕作放棄地の発生抑制、解消のための対策はあるのかどうか。

 3番目、市民の生活を守る意味でもっと積極的な施策はないのか、お尋ねします。

 それから、特にこの備前市に多いこの中山間地域のことでございます。真っ先にこういうふうな中山間という形のところは手放されていかれるような状態になります。これに対しても施策はないのか、お尋ねさせてもらいます。

 大きな2番目でございます。

 公共交通についてでございます。

 現在、市民の方は通学、通勤などさまざまな形で利用されております。まだまだ市民の満足度が得られていないのが現状でございます。特に、痛感するのが高齢化を迎えた弱者に対しての配慮の施策が、今現在の状態が劣っていると私は思っとります。

 執行部の答弁の中で、平成27年度4月16日、この備前日生大橋の完成に伴い、この橋が完成するというふうなことで、これにより当市も交通体系は大きくさま変わりするのではないんかと思います。

 質問でございます。

 1点目、今後交通体系はどう変わるのか、お尋ねさせてもらいます。

 2番目、交通弱者、バス停まで行けない方に対するどのようなこれからの交通体系を模索されているのか、お尋ねさせてもらいます。

 3番目、特に高齢化の高い地域に対しデマンド、6人から10人、そして自宅から目的地というふうなある程度この具体的な話はないのかどうか、これもあわせてお尋ねさせてもらいます。

 大きな3番目でございます。

 道路維持管理についてでございます。

 県道39号線の陥没についてでございます。

 ことし6月の大雨により、東鶴山公民館の前の県道が陥没しました。これは以前にも同箇所が、全く同箇所が陥没した箇所でございます。その陥没の表面は、正直言って1メートルもありません、以前は。以前のことをしゃべっています。40センチから50センチの表面の舗装だけが陥没したというか、たしか思ったんですが、それをのぞき込みますと普通車が1台すっぽり入るような大きな陥没が発生しました。それも当然災害なんですけども、その時点で地元業者の方が早急に緊急対応という形でカバーしてくださいました。3年前の状態から、そしてこの6月にまた災害により同じ箇所が陥没というふうなことに相なりました。

 この間の意見交換会、東鶴山公民館、11月8日におきまして執行部のほうから来週から工事にかかるというふうな形で説明がありました。実際に、最初は工事等内容としましては、セメント注入というふうな形で固めての工事。そして、きょうも見させてもらいましたけども、今は確かに片側方向通行なんですけども、一部片側は重機が入って作動しております。というふうな状態でございます。

 質問です。

 1点目、市として県に早急な復旧は依頼されたかどうか、お尋ねさせてもらいます。

 2点目、県との折衝の内容を説明願いたいと思います。

 3点目、関係者に対して十分な説明はできているのか、やったのかどうか、お尋ねさせてもらいます。

 4点目、その近くには小学校、幼稚園、公民館があります。これらの施設に対し実施する工事内容を説明したのかもお尋ねさせてもらいます。

 これとは別に、私は毎日伊佐林道という林道を通させてもらっております。1年半前に災害がここ、崩落事故が起きました。そして、きょうもその崩落した箇所の状態は、トランスバッグといいましてちょっとこのくらいな、600キロ、700キロぐらい入る大きなビニール袋なんですけども、一応初期的な処置はした状態です。そん中に、トランスバッグの中に、数えてみましたら11ほどあります。今は1年半もたちましたから古ぼけた無残な姿でさらしております。

 ある、そこの業者もそこにその山側の水路に置いて、たびたび1年半もたてば大雨が降って、当然道は水路と化します。そこを塞いだような状態で今現在そういうふうな何とも言えない姿で置いております。

 以上、この3点について、また明快なる御答弁をよろしくお願いいたします。



○議長(尾川直行君) ただいまの質問に対する答弁を願います。

 吉村市長。

     〔市長 吉村武司君 登壇〕



◎市長(吉村武司君) それでは、今脇議員の御質問にお答えをいたします。

 2番、公共交通についてでありますが、市の公共交通政策は公共交通計画に基づき実施することとしておりましたが、第2次総合計画の策定に伴い交通計画の見直しが必要となり、現在検討を進めているところでございます。

 この中で、基幹路線のあり方や交通空白地帯への対応、架橋に伴う航路と陸上交通の整合など、市の交通体系を総合的に考え、町の活性化と市民の生活を支える公共交通を目指してまいりますので、御協力のほどをよろしくお願いいたします。

 交通弱者やデマンド交通に関する考えについても地域の実情に応じて市民や事業者と話し合いを進めながら進めていくことが重要だと考えており、これらについても計画の中で示してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 高橋まちづくり部長。

     〔まちづくり部長 高橋昌弘君 登壇〕



◎まちづくり部長(高橋昌弘君) それでは、私から1番、3番についてのお答えをさせていただきます。

 最初に、1番の耕作放棄地についてでありますが、耕作放棄地は全国的に増加の傾向にあり、本市におきましても年々増加しており、耕作放棄地の面積は平成24年度におきましては市内全体で136.4ヘクタールとなっております。内訳としましては、旧備前市74.4ヘクタール、旧日生町35.9ヘクタール、旧吉永町26.1ヘクタールとなっております。

 5年前の平成20年度におきましては、全体で123.5ヘクタール、内訳としましては旧備前市72.3ヘクタール、旧日生町35ヘクタール、旧吉永町16.2ヘクタール、全体で12.9ヘクタール増加しております。

 耕作放棄地の原因としましては、高齢化による労力不足や担い手などの後継者不足が主な原因になっております。これらの解消のための施策として、現在国が進めているところの人・農地プランを今年度中に作成するとともに、集落営農組織の設立を推進し、地域で農地の管理をしていただくことで中山間地域の農地の荒廃の抑制を図ってまいりたいと考えております。

 農業政策につきましては、国においても今後さまざまな改革がなされますので、情報を収集しながら本市の農業に適した取り組みを検討する必要があると考えております。

 次に、3番目の道路の維持管理についてでございますが、県道39号線、備前牛窓線の陥没につきましては、ことし6月に県から通行どめの連絡を受けております。その後、通行者からの苦情等をお聞きした場合にはその都度県に連絡し、対応をお願いしているところでありました。9月3日に道路の陥没の原因は、道路内にあります用水路、暗渠の占用物件の破損による漏水が原因であるとのことで、市のほうでの修繕をお願いしたいとの説明がありました。しかし、この用水路につきましては県道の拡幅改良がなされた際に県のほうで施工したものであることから、県での修繕を強く要望いたしました。

 さらに、9月18日には東備事務所に出向き、早急な復旧と用水路の補修について再度お願いを申し上げましたが、市での対応に変わりはございませんでした。その後、県は10月に詳細な調査設計を行い、11月5日に工事契約を締結したことから、市もこれにあわせ用水路の修繕工事の契約を行っております。県と同時施行となるため、具体的な工程が決まりましたので、11月29日に工事内容等につきまして学校や公民館など関係者に説明を行っております。長期間にわたり大変御迷惑をおかけしましたが、12月の末の完成を目指し現在工事中でありますので、御理解を賜りたいと思います。

 次に、林道伊佐線の災害復旧工事についてでございますが、昨年6月の降雨でのり面が崩壊し、大型土のうによる応急処置を行っております。復旧につきまして県と協議の結果、崩落した箇所のみではのり面の全体的な安定が図れないことから、周辺一帯に整備する必要があり、平成25年度の林道整備新規事業として県補助を受け、実施することにいたしました。このため、新規事業採択を受けるための手続や補助金の交付申請など協議に日数を要したことから、工事発注が11月の末になっております。関係者の方々には長時間にわたり大変御迷惑をおかけし、大変申しわけなく思っております。早期復旧を目指し努力をしてまいりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。

 以上です。



○議長(尾川直行君) よろしいか──再質問に入ります。

 今脇議員。



◆5番(今脇一知君) 市長、答弁余りにも具体性がなかったんで、ちょっと落胆はしとんですけども、まだ進行中という話ですわね。どうでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 先般の9月議会で新総合計画が御承認を受けたもんですから、それに沿って新総合計画を実施するために各施策の見直しを行っております。その中に公共交通という大きなファクターがございますので、もうしばらく時間がかかろうと思っております。



○議長(尾川直行君) 今脇議員。



◆5番(今脇一知君) 9月議会の後、公共交通会議は開かれたんでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 高橋まちづくり部長。



◎まちづくり部長(高橋昌弘君) 会議は開催されておりません。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 今脇議員。



◆5番(今脇一知君) そういうことで、何にしても後手後手に回るというふうな形なんで、こういうふうな交通会議を早急に持たれまして、市長の思いもありましょうというふうなことで、皆様にお伝えするのも一つの方策じゃないんかと私なりに思いますが、どうでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 私も長年交通関係の事業をしておりますので、特に高齢者の方が免許を返納する、あるいは体力的に運転ができない、あるいは歩行が困難である、あるいは基幹道路まで遠いということについてはよく承知をしております。できる限り市民の安全・安心という点からも大変重要な政策課題だと思っております。



○議長(尾川直行君) 今脇議員。



◆5番(今脇一知君) 吉村市長もそういうふうな形で言葉へ出されてくださいましてありがとうございます。というのは、私も本当にバスを回数をふやせばいいという問題じゃないんですよね。ですから、やはり利用者、お客様に対してどういう形での利便性を図っていくのかというふうなことで、本当に利用したいんだけども、今の状態はちょっとねというふうな形で。だから、そういうふうな形の人たちをどうこれからバスに乗ってもらうのかどうか、これが大きなネックだと思いますけども、それはクリア、何かの形でできると思います、市長には。

 それから、高齢化を迎える地域に当たりまして、私は常々思うんが、デマンドという形なんですよね。これはやはりバス停、もう何百メートルも離れた状態からは行けないというふうな状態になりますし、ですけども利用したいんだ、どっか行きたいんだというふうな形で、そこら辺に光を特に注いでもらいたいと私なりに思います。どうでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 公共交通会議の委員でございます大学の教授とも2回ばかりお話をする機会がありました。この高齢化社会におけます公共交通という点は、多角的に判断をしませんとなかなか継続的に実施できるという点においては問題点もあろうかと思います。大事なことは、その高齢化されたその地域において地域がどのような形でこの公共交通について参画あるいは協力していただけるかというところも一つの課題ですということを教授から聞いております。これからは、よりそういう点において具体的なお話も出てくるんじゃないだろうかと思っております。



○議長(尾川直行君) 今脇議員。



◆5番(今脇一知君) 続きまして、耕作放棄地でございます。

 統計的には5年前、20年度から余り私が想像しとる数字よりもえろう変動ないなあと思うんですけども、一つ吉永に関係しましてちょっと数字がふえとるというふうなことで、想像するのに高齢化によりその後継者がやはり出て、育っていっていないというふうなことで危惧しております。

 日生に至っては、数字的にもあれなんですけども、旧備前ですね。特に、中山間部に関し、吉永に関しても中山間部のウエートが高いというふうなことで、質問事項のほうにも冒頭出しましたように、この高齢化により、そしてこの施策により、いろんな意味で苦渋の選択をしながら先祖代々の土地をどうやって守っていこうかというふうなことで皆さん悩まれております。

 行政ができる施策として、まずこの放棄地の当然台帳なりそこの管理的なものは当然あるとは思うんですけども、正直言いましていっぱい市長部署をつくってくださっとんですけども、農業に関していろんな意味での耕作できないということが、大雨になったときに災害が起きてきてというふうなことで、いろんなマイナスの要因が絡みます。ですから、自然環境も今何とかもっているような状態でございます。ですから、この耕作放棄地がゼロにならないにしても、行政がもっともっと力強い形での方策を願いたいと思いますけども、どうでしょうか。市長、市長お願いします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 最近も、里山資本主義という本を読ませていただきました。岡山では真庭市が一つの成功例で、NHKも取り上げております。この里山、里海という上から下へという中の上の部分、例えば今御指摘ございました吉永町でございますが、16.2ヘクタールから26.1ヘクタールへというような現実の統計の数字でございます。私も、吉永におきましては、何とかしなきゃならないと思ってこの間もふるさと祭りへ参りまして、地区の方のお話を聞きました。本当にみんなでこの里山というものをどのようにしていくかということ、これは備前市民全体の課題であろうかと思っております。



○議長(尾川直行君) 今脇議員。



◆5番(今脇一知君) 私たちの世代はもう何年もすればあれなんですけども、次の世代という形でやはり清き備前を守るためにもこの施策をもっと充実したものにお願いしたいと思います。

 続きまして、最後の質問でございます。

 道路維持管理でございます。

 私は、正直言いまして一般質問ではしたくなかった案件でございますけども、長期間余りにも、伊佐林道に至っては1年半もというふうな状態で、部長のほうからも説明がありましたけども、伊佐林道、緊急対応という形でトランスバッグに放り込んで、ただ水路の上へ乗っかった状態で今現在迎えとると。何ぞやと。本当に、あっこを通勤、通学に使われている方は本当に3分の1以上はそのバッグで邪魔になっていると。林道ですから幅員は狭いです。ましてや、年に1回か2回草刈りしますけども、本当に水路という水路はもうほとんど埋まっているような、よう管理ができていない林道でございます。

 それに対して部長、ちょっとそこら辺は部長どう、水路に関してはどうお考えでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 高橋まちづくり部長。



◎まちづくり部長(高橋昌弘君) 私の考えになると思いますけど、林道につきましては十分な管理はできておりません。確かに側溝等は要所で埋まっている状況も見受けられておりますが、実際の管理となれば非常に難しい面もございます。そうしたことから、側溝のは閉塞がのり面の崩落等につながらないような部分につきましては、はっきり言って放置状態もある程度どう言うんですかね、仕方ない、そういうこともあろうかと思います。ただし、我々伊佐林道でいいますと、浦伊部側のほうにつきましてはこの地域ボランティア等である程度見回りながら、特に堆積の著しいところにつきましては地域でやっておると。それから、林道大滝線なんかにつきましても、伊部地区のほうがボランティアでそういうふうな部分を清掃していただいていると。私どもとすれば、そういう形である程度皆地域も含めてそういう形の管理をしていただければ非常にありがたいと思っております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 今脇議員。



◆5番(今脇一知君) 部長、苦しい答弁で仕方ないという言葉も出たりしたんですけども、伊佐林道の案件は何で私がちょっと怒っとるというんか、腹立たしく感じとるというのが、災害で結局後処理が全くできていないんですよね。バッグを動かせば、その何日かして動かしたらそれで済む話じゃないですか。そこら辺の業者に対しての指示はしなかったんですか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 高橋まちづくり部長。



◎まちづくり部長(高橋昌弘君) バッグを、コットンバッグを、大型土のうをとれば済むということにはならないと思います。その上部には切り取りのり面がございます。そうした中で、ある程度のり面の安定が図れない状況にあるわけですから、簡単に土のうだけとって交通開放をというわけにはいかない部分もございます。ある程度、そうは言いながらも一般車両の通行がある林道でございます。そういう安全面からでの配慮からもそう簡単なことにはならないということで御理解をお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 今脇議員。



◆5番(今脇一知君) 理解できません。ただ、そのバッグを、災害が起きました。そして、崩落しました。そして、バッグに放り込みました。それを移動させば、それは仮復旧みたいな形でなるじゃないですか。それを部長は総合的に考えるからおかしな話になるんだけど、私はそう思うんですけども。どうでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 高橋まちづくり部長。



◎まちづくり部長(高橋昌弘君) 大型の土のうにつきましては、ある程度のりどめという擁壁的な要素も機能的にはあるわけです。ですから、それを撤去することによりのり尻のほうが安定が期せれないという状況から、土のうの撤去はやはり最終的な改良をするまで撤去というのは簡単にはできないということでございます。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 今脇議員。



◆5番(今脇一知君) 部長、そう簡単には撤去できないという形なんですけども、県との云々という話がありましたけども、これの工事がというんか、それが終わるまでああいう現状で置いとくわけですか、あのバッグは。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 高橋まちづくり部長。



◎まちづくり部長(高橋昌弘君) 11月の末に工事発注しております。その復旧と復旧が始まるまでは今の状況で置いておくつもりでございます。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 今脇議員。



◆5番(今脇一知君) 続きまして、県道39号線でございます。

 私は、一市民の立場から言わせてもらいますと、県であろうと、市であろうと、これは関係ない話なんですよね。だから、そこら辺の難しい折衝になると、そこら辺は市と県民局との話で、要は一日でも早く早急になぜできなかったのか。お互い意地を張るからこういう結果になるんじゃないですか。どうでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 高橋まちづくり部長。



◎まちづくり部長(高橋昌弘君) それぞれやはり管理者がございます。そうした中でのその事情があると思います。確かに市民の方で見れば国道であり、県道であり、道には変わりないわけです。決して意地を張っておるわけでもございません。我々も早期の復旧をお願いはしてきております。ただし、先ほども議員おっしゃいましたように、3年前に同じ箇所での陥没があったということで、復旧に際してはやはり今後そういう陥没が起こらないためにはきっちりした原因の究明が必要だということで、陥没以降県におきましても直接掘削で確認するんじゃなくて、地中レーダー等で内部の状況を把握するのにある程度の時間を要したと、そのように聞いております。ただ、そのあたりが原因究明に時間がかかったというような形で県のほうからの報告は受けております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 今脇議員。



◆5番(今脇一知君) 今現在、日曜日を除いて月曜から土曜日まで大型ダンプが群れをなして残土処理で動いております。当然、あの箇所も走っております。一応話聞きますと、岡山のほうから持ってきとるというふうなことで、少しはトラックが少なくなっていっとんですけども、聞きますと1日に30台ぐらいがもうグループごとに分かれてあっこの片側通行をしとるというふうなことでございます。

 そういうなことで、地区住民を正直言いまして代表しまして、今のこの東鶴山の現状をトラックの通行がふえたということもあるし、行政は何をやっとんだと。6月20日以降、地区の住民に対して関係者にも何も情報伝達もなく、何でそういうふうな形で情報が関係者に伝わらなかったのか、そして遅くなったのか、それに対してありますけども、部長も答弁されましたけども、どう思いますか、市長これに関しまして皆さんの地区住民が動揺しとるということに関して当然意見交換会でも話が出ました。というふうなことで、会えばこの話が出てくるというふうな現実でございました。ごく最近、本当に重機の音がし出して何とか直っていってんだろうなあというふうな形でございます。ですから、そこら辺の周知徹底をどうでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 地域の方には大変御迷惑をかけておることと思います。3年前にも起こったところが同じところで起こったというところが、今回原因究明に時間がかかったことだと思っております。できるだけ県道も備前市のほうからいろんな点で接触し、お願いをして便宜を図っていきたいと思っております。もうしばらく御容赦願いたいと思います。



○議長(尾川直行君) 今脇議員。



◆5番(今脇一知君) それから、3点目にこの教育関係の施設、そして東鶴山の公民館があるというふうなことで、今の悪い意味で縦割りの行政組織というふうな形で、全く教育委員会とかあちらのほうには周知徹底ができていないというふうに私は認識しております。今現在はしとんかもわかりませんけども。ですから、早い形で手を打っていく。こういうふうな工事にはどういうふうな迷惑がかかっていくというふうなことで、何を動いていかにゃいけないかというふうなことを、これからいろんなまた工事が出てくるでしょうから、徹底のほどをよろしくお願いしたいと思います。

 これが例えばもっと大きい交通量のところだったらどうなっていっているのか。だけども、東鶴山のあの線は命でございます。東鶴山だからこういうふうな形になったのかどうか、部長答弁をお願いします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 高橋まちづくり部長。



◎まちづくり部長(高橋昌弘君) 東鶴山だからこういうふうなことになったんかということはないと思います。どの地区でも一緒の考え方で工事はなされていると思いますし、対応もなされていると思います。

 今回のこの件につきましては、管理者が岡山県ということで、その通学路、あるいはその学校関係の周知というのが十分になされていないということにつきましては、確かに御指摘のとおりだと思います。関係機関は違いましても、ある程度その辺のあたりは市が主導になってある程度その辺の調整というのは今後していく必要があろうかと思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) よろしいか──(はい)

 以上で今脇議員の質問を終わります。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 会議中途ですが、この際暫時休憩をいたします。

     午前11時10分 休憩

     午前11時24分 再開



○議長(尾川直行君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 次に、津島議員の一般質問を願います。

 21番津島議員。

     〔21番 津島 誠君 登壇〕



◆21番(津島誠君) 通告に従いまして、旧アルファビゼンについてお尋ねいたします。

 またかと思われるかもしれませんが、私にはこの問題を早く解決したいという強い思いがありますので、御容赦ください。

 また、この問題には吉村市長におかれましても市長就任以前から深くかかわっておられるのは皆さんもよく御存じと思います。そのような状況から、これまでの吉村市長に対する私の質問は、市長になられる前の私人としての吉村武司氏と、公人である吉村武司市長とを混同し、当を得ない質問となっておりましたので、前置きが長くなりますが、若干の経過、概要をまず申し上げ、歴代の市長を初めとする執行部の方々の答弁等これまでの経緯を整理しつつ、現在この問題に取り組んでおられる吉村市長の姿勢について質問をさせていただきたいと思います。

 また、私自身へのけじめでもあると思っており、納得いく御答弁をいただくことができればこの問題については最後の質問としたいと思っております。よろしく御答弁のほどお願いいたします。

 そもそもこの問題は合併直前の話からでありまして、旧備前市議会にとって最後の議会となりました平成17年2月第1回定例会において、旧アルファビゼンの土地と建物の購入議案が提案され、付託された総務文教委員会では賛否の意見が渦巻く中、可否同数となり、委員長裁決で可決され、本会議では3月3日の最終日に議員要求による記名投票で採決され、当時の議員19人のうち欠席1人と議長を除く17議員による投票結果、賛成10票、反対7票の賛成多数により購入が決定されてから始まったものです。

 購入までの経緯は十分御承知と思いますが、重ねて申し上げます。昭和59年10月に大型商業施設としてオープンしたアルファビゼンは、平成14年2月、核テナントの天満屋ストアが撤退したことで閉店に追いやられ、半年後に管理会社は破産しました。そして、その年の11月、破産管財人から市街地再開発という公共性を持って建築されたものであるので、市で活用してほしいとの申し出を受け、市において活用できるかの検討が始まりました。

 翌平成15年、公共利用のための建物調査を行いましたが、ビルの購入費に加え補修など整備に多額の投資が必要であるとの結果から、財政的に非常に厳しいこと、また破産管財人から早急な返事を求められていることなどにより、当時の栗山市長は購入を断念しました。しかし、備前市活性化のために欠かせない建物であるとして、その後も広く意見を聞きながら活性化策の検討が続けられ、平成16年にはビルの企画管理を行う会社との賃貸話が持ち上がりましたが、これも12月に破談となり、市による旧アルファビゼンの再生は無理だと思われました。

 ところが、年明けの購入断念の決定からまだ一月ほどしかたっていない平成17年2月2日に市議会全員協議会が招集され、これまでの態度を一転し、旧アルファビゼンの土地、建物を市が購入したい旨の報告が栗山市長からなされました。建物の4階に公共施設を、1階から3階は市民の意見を踏まえ総合的な活用を検討し、国、県の補助制度を活用しながら年次的に整備を進めていきたいとのことでした。

 合併直前のことで新備前市の中心市街地活性化のメーンとなる建物であり、好ましくない活用をされたくない。防災ビルとして活用していける。価格が当初の3分の1程度の6,000万円以内で交渉できる。さらには、購入について寄附の申し出をいただいていることが大きな理由として上げられました。急転直下の決定の裏には購入費相当額の高額な寄附の申し出があったことが大きなきっかけとなったと推察できるものでした。

 そして、直後の2月14日開会の定例会に、旧アルファビゼンの土地、建物の購入費5,550万円と同額の5,550万円の寄附金が計上された補正予算案並びに財産取得案が上程されました。本会議での質疑では、寄附を受けるに当たり過去10年を調べてもこのような多額の寄附はなかった。さらに、寄附の話以外何も約束ごとはないと。また、寄附金は購入の財源に充てず、特定目的基金を設置して運用していくと当時の助役は答弁しております。

 旧アルファビゼンの購入費と同額の備前市始まって以来とも言える高額の寄附金は一般寄附金であり、市が何でも使うことができるありがたいものでありましたが、厳しい財政状況にもかかわらず購入費には一円も充てず、旧アルファビゼンの整備のための基金を設置して運用するという不可解な使い道を選択していました。

 当時、私は総務文教委員会に所属し、付託議案となった委員会審査では反対し、旧アルファビゼン4階の整備費用だけでも4億数千万円もかかること、また1階から3階までをどのように利用するのかはっきりした計画もないまま土地を購入することについては賛成できないとの少数意見を留保いたしました。本会議でも反対しましたが、審議結果は冒頭で申し上げたとおり記名投票により賛成多数で可決されました。

 そして、平成17年3月9日に一企業、個人3人から5,550万円の寄附がありました。既に開示された情報ですので、寄附者を申し上げますが、株式会社勝英自動車学校から4,000万円、東京の方から500万円、市内大内の方から500万円、そして現市長の吉村武司氏から550万円と、市長以外の個人名は伏せますが、いずれも現市長に非常に関係深い方々からの寄附であったことは皆さん御承知のことと思います。

 そして、平成17年7月に旧アルファビゼンの整備等の財源に充てる備前市旧アルファビゼン整備基金が設置され、そこに積み立てられました。合併後の新市において計画どおりの進展があれば栗山元市長を初め御寄附いただいた吉村現市長は旧アルファビゼン再生の救世主となるはずでありましたが、全ての思惑が外れたとしか言いようがありません。

 合併後の新市では、西岡市長のかじ取りとなり、平成17年9月に外部の識者を交えたアルファビゼン検討委員会が設置され、岡山商科大学の岡本輝代志教授を委員長に活用方法を検討いただき、平成18年3月28日にアルファビゼンについては新市の将来ビジョンの方向性に沿った形での利用方法で全て利用者負担を原則とし、1棟貸しを基本に再生利用する事業者の公募選定を行い、再利用を試みられたい。ただし、適当な再利用がない場合は期限を定めず取り壊しもあり得ることという答申をいただいております。

 この答申に基づき、平成18年7月から9月にかけて全国公募をしましたが、幾つかの引き合いはあったものの、最終的に名乗りを上げたのは片上まちづくり委員会等が組織するアルファビゼン再生実行委員会、この一つのみでありましたが、市の審査委員会は公募要件に合致していないとして、10月25日にこれを却下しております。

 そして、直後の平成18年11月第5回定例会の一般質問の答弁で、西岡市長は今後の方向性として第1は売却処分、どなたか買ってくれる人があったら買っていただく。第2は、ある程度の税金を投入して再生をする。市の中心部の活性化のためにできれば活用したい。第3は、解体する。この3つの中のどれをとるか、どういう方法でいつごろやるのかという点も含めて早い機会に方針を決めていきたいと言われております。

 また、応募に却下されたアルファビゼン再生実行委員会は、片上地区自治会連絡協議会とともに地域住民2,512人の署名を添えて地域活性化と福祉増進策として官民協働によるアルファビゼンの早急な再生を求める請願を11月20日に議会に提出しております。

 その後、地域住民の方々の再生の思いはNPO法人片上まちづくりとして姿を変え、平成20年1月の全国公募に臨み、プロポーザルを経て交渉の結果、平成20年3月31日に平成20年4月から平成30年3月までの10年間、年間360万円の賃料で保守、修繕、改修等の経費も負担する。しかも、契約の解除後には賃借人が解体費用を負担し、更地にして市に返還するという市にとって願ってもない条件でNPO法人片上まちづくりと賃貸借契約を結ぶこととなりました。

 さしたる収入もなく、運営基盤の弱いNPO法人がこのような賃貸借契約を交わしたのは、連帯保証人としてウエストジャパン興業株式会社が後ろ盾になったからだというのが大方の見方であり、これまた現吉村市長に非常に関係深い企業でありました。

 しかし、見込んだテナント収入は得られず、2年足らずで運営は行き詰まり、市への返還の申し出がなされましたが、それを撤回し、株式会社備前まちづくりへ転貸、いわゆる又貸しをされるなどいろいろやられましたが、結局平成23年3月にNPO法人片上まちづくりは解散となり、契約は解除。再び利活用の方策がないまま漂流状態となっております。

 私は、議会人として議会決定に従い、旧アルファビゼンの再生、活性化を願い、これまで見守ってまいったところでありますが、現在に至るまで活用の道は開けず、施設は老朽化するまま放置され、購入当時に栗山旧備前市長が掲げられた旧アルファビゼンを購入し、再生することにより、新備前市の融合、新生のシンボルとして官民一体で取り組み、備前市の活性化を図るという御旗は施設とともに日々くすんでおります。

 また、これまで関与されたNPOの代表者は亡くなられ、その組織そのものもありません。当時の担当職員もかわる中、経緯経過を御存じない方も多くなりましたが、この議場には購入に係る賛否にかかわった当時の議員の約半数、私を初め片岡、土器、森本、掛谷、山本、中西各議員、そして尾川議長の8人がおられますし、武内副市長は教育次長としてこの場に、議場におられ、高橋まちづくり部長は活性化対策室の室長代理として最前線で旧アルファビゼンにかかわっておられました。長々申し上げましたが、皆さん思い出していただけたでしょうか。

 また、吉村市長におかれましては申し上げましたように、当時旧アルファビゼンの購入について一旦は断念した栗山元市長の気持ちを大きく180度切りかえる動機ともなった購入資金の寄附申し入れをされた方々の一人でもあり、その後旧アルファビゼンの賃貸借に係るNPO法人片上まちづくりの動きはまさにその後ろ盾として吉村武司氏の存在が大きなものであったと皆一応に思ったところであります。

 これらの経緯とそれらをともにしてきた議員各位、また世間の皆様の反応を踏まえ、旧アルファビゼンについてこれまでたびたびしてまいりました私の質問の総括、結びとして本題に入らせていただきます。

 まず、通告の1点目、活用検討委員会の経過報告についてでございます。

 前回の質問で、旧アルファビゼンの活用方法について7月1日付で各課中心の検討部会と庁議中心の検討委員会による組織構成による活用検討委員会を立ち上げ、7月22日に第1回目の会議開催をし、意見聴取するなど地域活性化のための活用策を検討したと。ただ、現時点では報告できる段階にはないので、ある程度の方向性が定まり次第報告するとのことでしたが、設置から5カ月ちょっとたちますので、活用検討委員会のその後についてお尋ねします。

 まず、第2回目以降の開催はどうなっているのでしょうか。そして、いまだ報告がなされていないようですが、まだ議会に報告できるのはないでしょうか。

 そして、検討部会とは各課中心ということでしたが、機構改革で大きく変わったと思います。現在はどのような構成、どことどこの課で部会を構成されているのでしょうか。

 次に2点目、旧アルファビゼンの再生、活用とは。

 これまで栗山元市長の答弁では、購入後の建物の活用とか、購入し、再生するということで取り壊しての土地利用については一切言われておりません。西岡前市長は、栗山市長時代の再利用計画を踏襲せず、再利用を議論する検討委員会を発足させ、その答申に基づく公募の結果を見て1、売却処分、2、ある程度の税金を投入して再生、3、解体の3つの中のどれをとるかと、どういう方法でいつごろやるのかという点も含めて早い機会に方針を決めたいと言われました。

 しかし、当時に進むも地獄、引くも地獄と。進んでの再生は十数億円かかる。引いて壊しても数億円かかる。一般財源の余裕がないが、できれば前向きに何らかの形で再生利用、活用したい気持ちはあり、取り壊し派では必ずしもない。何とかして利用したいのだと言われております。

 そして、吉村市長は今のところ解体をして土地を売却するという考えはない。検討部会と検討委員会を発足しているので、その中でどのような再生ができるかを検討したいということです。

 吉村市長の再生とは、栗山元市長と同様に建物ありきと伺いますが、建築後30年経過した建物にそれほどの利用価値が見出せるのでしょうか。西岡前市長のような柔軟な考えはできませんか。赤さびが流れて不気味な感じで衰退のシンボルのような現在の状態をどうごらんになられているのか、私は旧アルファビゼンの施設としての活用は、もう閉ざされたと見るべきであり、これ以上検討を続けてもいたずらに時が過ぎるだけ、万事休したと思います。

 購入時に栗山元市長が叫ばれた新備前市の融合、新生のシンボルとなり、官民一体で取り組み、備前市の活性が図られるものはもはや旧アルファビゼンの建物ではなく、中心市街地としてのあの場所であるとも言えます。

 建物にこだわらず、平成18年3月のアルファビゼン検討委員会の答申を尊重され、解体にも数億円の費用がかかりますが、更地にした上で住民合意のもとにランニングコストの余りかからない備前日生大橋の次の合併のシンボルを考えてはいかがでしょうか。それとも、さきに申し上げた外部の識者を交えて討議いただいたアルファビゼン検討委員会の答申は、もう失効しているのでしょうか。また、あくまで建物を再利用すると言われるなら、お得意のトップダウンで市長自身の活用アイデアを実行させるお考えはありませんか。

 次に3点目、旧アルファビゼンの市の取り組みについて備前市長、公人として思うことは。

 備前市始まって初の民間企業の経営者の市長として吉村市長の任期は始まったばかりです。歴史に学べと言われる方がありますが、歴代市長がこの旧アルファビゼンについていろいろな判断や選択をされました。もしもそのときあなたが市長ならどういう判断をされたでしょうか。仮の話で恐縮ですが、今後のこともありますので、お答えいただきたいと思います。

 まず、財政難の折に市が購入したことについて、費用相当額の寄附がいただけるという話に乗りますか。そして、その寄附金は購入費に充てて使いますか。使わずに基金に積む、いわゆる貯金にしますか。

 次に、その寄附を使わず貯金した場合、購入時の目的がなくなったら寄附者に対して返還の申し出をしますか。それとも、せっかくの寄附金だから市政全般の別の目的に有効に使わせていただきますか。

 官民問わず契約事項は守らないといけません。今回のNPO法人片上まちづくりの賃貸に係る契約で、連帯保証人となった企業に対しては、市は当然に契約の履行を請求しなければなりません。家賃が滞ったり、取り壊し費用の積み立てがNPO法人としてなされていなかったりがありましたが、市のやり方は手ぬるいと思われますか。あの場合、民間ならどういう対応をするのでしょうか。

 賃貸中に建物内の配線等の盗難に遭いましたが、当時の又貸しで借りた株式会社備前まちづくりの建物の管理について、家主である市長としてどう思われますか。また、民間ならどうしたでしょうか。当時、現職の市長であったなら、市長吉村武司ならばこうする、こうした、あるいはこうすべきでもいいです。当時市長であったなら、公職の市長として対応のあり方のお答えがいただければと思います。

 最後に4点目、歴代市長答弁とこれまでの吉村市長の答弁との整合性について。

 これまで旧アルファビゼン購入時の寄附の件については現吉村市長には就任以来2回一般質問させていただき、同じような質問を続けて3回目となります。くどいようですが、くどくなったその原因としてはこれまでの栗山、西岡市長を初めとする当時の執行部から説明や答弁、また入手した寄附金に係る申出書、返還要求書なる文書と吉村市長からの答弁に食い違いがあります。私自身だけがそう思うのかもしれませんが、3度目の正直ということもありますので、これまでの脈絡のない質問から切りかえまして前段で私は似合わず長々と申し上げた経緯と関連させてお尋ねします。

 まず、栗山元市長が購入断念から一月ほどで購入に気持ちを切りかえたきっかけの購入資金の寄附については、5月の第3回定例会で旧アルファビゼン購入に当たり資金を寄附するから購入を勧めたかどうかについて、栗山市長から直接話があって決めたことではない。当時の備前市民からそういう案内があり、寄附したとの答弁でした。当時の栗山市長は、平成17年2月2日の全員協議会での説明で、購入することになれば寄附をさせていただくとの申し出をいただいており、全員協議会で報告後、お話をさせていただくと言われています。したがって、栗山市長から全員協議会後正式な話が吉村氏に直接あったものと思われます。そのような重大なことが市長と直接話もなく、当時の備前市民と言われるのかどうか、どういう方から、私は知りませんが、その方の案内と言われたのは紹介かどうか意味もわかりませんが、当の市の最高責任者との話もなく、なされたとは私には想像できません。旧アルファビゼンの対応に苦慮する栗山市長を見かねて買うのなら資金援助はしますよと言われたように思えてしまいます。

 また、寄附に当たり当時の助役は寄附の話以外何も約束はないと答弁しています。そして、吉村市長は寄附金返還について寄附の返還を言ったような記憶は全くございません。基金が解散になったということで返されたものとして受け取ったとの答弁でしたが、平成20年11月定例会で寄附金の返還に係る本会議の質疑に対し当時の西岡市長は、寄附者からも返還の要求を求められていることから返還すると答弁されています。吉村市長は返還を申し入れた事実はない。返してくれと言った記憶は全くないと言われています。

 歴代市長の答弁等整合性について見ますと、どうも一致しません。当時の栗山、西岡市長の答弁が吉村市長の答弁か、どこが違うと、どっか違うと思います。これらの答弁は、逆に終わっている議会の発言ですので、さかのぼっては訂正できませんが、吉村市長の答弁に訂正すべきものがあるのなら、今回のこの議会でこれまでの答弁で勘違いや取り違いにより間違った発言は訂正すべきであると思いますが、正しいものに訂正をされますか。

 以上で最初の質問を終わります。



○議長(尾川直行君) ただいまの質問に対する答弁を願います。

 吉村市長。

     〔市長 吉村武司君 登壇〕



◎市長(吉村武司君) それでは、津島議員の御質問にお答えをいたします。

 1番1点目、活用検討委員会の経過報告についてでありますが、7月1日付で職員による旧アルファビゼン活用検討委員会並びに検討部会を設置いたしており、検討委員会は1回、検討部会は3回開催いたしております。

 まだ、さまざまな意見を出し合って協議しており、御報告できる状況にございません。活用案がまとまり次第、旧アルファビゼン問題調査研究特別委員会へ御報告させていただきます。

 2点目、旧アルファビゼンの再生、活用についてでありますが、建物の再利用につきましては先ほどお答えいたしました活用検討委員会で建物の再利用を検討いたしております。潰して土地の再利用をすることにつきましては、お答えいたしましたとおり建物の再利用を検討しておりますので、御理解をお願いをいたします。

 私自身のアイデアにつきましては、活用検討委員会の委員として意見発表をさせていただいており、協議中でありますので、答弁は控えさせていただきます。

 3点目、旧アルファビゼンへの市の取り組みについてでありますが、市が購入したことにつきましては、地域活性化のため必要であったと思っております。購入の際の寄附金を寄附者に返還したことにつきましては、民間での活用が図られており、寄附の目的に沿った使用もなく、直接市費の投入もないとの判断から、所定の事務手続に基づき返還されたものと認識しております。

 NPO法人片上まちづくりの賃貸に係る連帯保証人企業につきましては、市長として申し上げる意見はございません。

 株式会社備前まちづくりの代表者につきましても同様に、市長としての意見はございません。

 4点目、歴代市長等との答弁の整合性についてでありますが、訂正すべき点は特にございません。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) よろしいか──再質問に入ります。

 津島議員。



◆21番(津島誠君) 庁議中心の検討委員会は何も動きがない、部会も何も進展がないようですので、活用検討委員会を進めていかれる上で報告できる段階というのはどの段階か、ある程度の方向性が定まったらとはどの程度の方向性でしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) それぞれの会議で具体的なことが決まり次第という意味でございます。



○議長(尾川直行君) 津島議員。



◆21番(津島誠君) 委員会は必要に応じて関係団体や外部の意見も取り入れることができることにしているとのことでしたが、関係団体とは、外部とはどういうものでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 高橋まちづくり部長。



◎まちづくり部長(高橋昌弘君) 活用を図る上においてある程度参考的な意見、そういう知識を持った方々、団体、それは個人になるかもわかりません。そういう形を想定しての設置としております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 津島議員。



◆21番(津島誠君) 検討の期限は設定されているのでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 今の現在、特別にいついつまでということではございません。いい案を出そうと思って努力しております。



○議長(尾川直行君) 津島議員。



◆21番(津島誠君) 次に移ります。

 市長はあくまで建物を再利用すると言われ、またアイデアは活用検討委員会で述べられているということですが、検討委員会の委員であるのかどうか、また庁議メンバーといえ市長が委員に入るのはいかがなものか。また、民間企業経営者として市民が吉村市長に期待するものにスピードがあると思います。委員会を立ち上げても進展がないようですので、やはり市長お得意のトップダウンで市長自身のアイデアを実行させるというお考えは旧アルファビゼンの再生にはお持ちでありませんか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 備前市の市長でありますので、この件については備前市の活性化あるいは地域の活性化で大変重要なポイントでありますので、市長の私が委員会の委員に入って委員の中で意見を言うことは、至極当然だと思っております。



○議長(尾川直行君) 津島議員。



◆21番(津島誠君) どうも吉村武司市長としての対応についてももしもの話をされる考えはないようです。期待しておりましたが、歴代市長の判断の批判につながりかねないという思いを持っておられるのか、今後の対応の鍵となるヒントのようなものがお答えないとか、答えないとか、これまでの企業再生等を手がけられた民間経営者の判断に期待をしてお尋ねしましたが、残念です。きっとその手腕を発揮していただけるものと期待し、この項は終わります。

 次に、訂正するものはないということですので、お尋ねいたします。

 平成18年5月26日付で西岡市長に出されたあなたの名前と印鑑がある旧アルファビゼン整備寄附金の返還に係る申出書ですね。市長前コピー持ってられました、これですわ。

 前回も、私は開示された文書のコピーをもとにお尋ねし、市長も同じものをお持ちになっておられると思いますが、寄附金の返還の申出書ってこれ。これは申し出をしたという事実以外何物でもない証拠ではありませんか。

 内容を見ますと、平成16年3月9日に寄附をいたしました寄附金については当初の目的が達せられない見込みのため返還していただきたいので、申し出ますとあります。返還を言われないのに申出書が市に出されたというのは吉村武司氏以外が出されたとも思えませんし、どういうことかなと。少なくとも一度は市長、返してほしいと言われたのではないでしょうか。それとも、この文書は他人が出されたのですか。

 また、申出書の文書中に平成16年3月9日に寄附いたしましたという記述があります。これまで申し上げましたように、寄附金は平成17年3月3日の議会議決を経てからの受け入れであり、平成17年3月9日になされていますから、この文書が1年たっておるんですよ。前回、この指摘をしましたが、平成16年3月9日は私が寄附の申し出をした日にちと答弁され、発言の訂正も何もされておりません。

 これまたおかしい話で、栗山市長は寄附の申し出があるということを言われたのは平成17年2月2日の全員協議会の場ですわ。1年近く前に申し出があったことなどどこからも聞いておりません。栗山市長はこのような大事なことを1年近くも黙っていたんでしょうかなあ。これは明らかな取り違いによる間違った答弁をなされておるんですわ。

 また、西岡市長の返還を求められているという答弁は、返還を市に言ったことは一度もないと、記憶にもないと答弁されている吉村市長の答弁とは相反しており、訂正するものがないと言われましたが、議会に虚偽の答弁をされたのは西岡市長であると言われるんですか。西岡前市長はその場しのぎの答弁を市議会の本会議でされていたと言われるのかどうか、お答えください。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 何か思い込みがぐっとあるような気がいたしますが、私は先ほどの答弁したように、前の市長さんとの違いはないと思っております。ただ、4点目、8月定例会で寄附年月日を平成16年3月9日となっておりますが、これは平成17年3月9日となっておりますので、記載に誤りがあったようでございます。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 津島議員。



◆21番(津島誠君) やっとほなら私と市長の考えが違うとか、平成16年3月9日に寄附しましたというのがこの8月の定例会で載っとんですわ、市長。それは17年の間違いでしたというのを認めてくれたんですな。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 申し出をつくっていただいたんが備前市の方に申し出をつくっていただきました。私はそこに捺印をしたわけでございますが、その機に私がよく見ておらなかったんでしょうか、平成16年3月9日にというところが平成17年が正しいということであったわけでございます。私が一つ一つこういう申し出をつくったものではございません。市のほうから御案内があって、ここに押印をしてもらいたいということだけでございますので、一つその辺の基本的な事実誤認があろうかと思います。



○議長(尾川直行君) 津島議員。



◆21番(津島誠君) これ、市長、吉村武司さんが捺印して西岡前市長に出した申出書で、今後も市長ようこういう公文書はあさってのほうを向かずに、判こをつかんようによう気をつけてくださいよ。

     〔「はい」と吉村市長発言する〕

 吉村武司市長は、市長就任者の経歴として備前市初の民間企業の経営者、トップの方であります。それだけに市民の期待は歴代市長とはひと味違った面に対するものが大きいと思っております。

 また、トップとして社運をかけ、営利を追求するには当然に強引とも言える手法をとられることもありましょう。私は、言った、言わないとかの水かけ論をここでやろうとは思っておりませんでした。また、善悪、白黒を決着しようとも思っておりませんでした。しかし、この議会という場は備前市の将来を左右することを決定する場であります。そこでの発言は正しくし、どうあるべきかを申し上げたつもりです。それに対するこれまでの市長の姿勢、議会答弁の姿勢は人間性をあらわすもののみならず、為政者としての姿勢であり、今後の備前市の指導者としての姿勢がかいま見るものであります。

 かつて吉村市長が私人であったころ、関東地方の某自動車教習所の買収に係る開校無効や地位保全を求めた訴訟をめぐり相手方からお聞きしたいろいろな話から勝手な人柄をいろいろと想像したものですが、もはや公職の現職市長として強いリーダーシップと民間経営感覚を備前市政にうまく活用していただき、旧アルファビゼンを購入したことの成果を任期中に上げていただきたくお願いし、旧アルファビゼンの寄附問題に係る一切の質問を終わります。

 以上です。もうええ。



○議長(尾川直行君) 以上で津島議員の質問を終わります。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 会議中途ですが、この際暫時休憩いたします。

     午後0時08分 休憩

     午後1時00分 再開



○議長(尾川直行君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 次に、土器議員の一般質問を願います。

 19番土器議員。

     〔19番 土器 豊君 登壇〕



◆19番(土器豊君) それでは、通告に従いまして順次質問をさせていただきます。

 1点目の観光の町備前市を目指してについて。

 備前市においては隠れた観光資源がたくさんあります。例えば西鶴山地区には丸山古墳、香登地区には古い町並み、神社、教会、お寺、大滝山の三重塔、それから生活環境保全林の遊歩道、登山道等、伊部地区には伊部神社、窯跡、長法寺、妙圀寺等、片上地区には真光寺、真光寺三重塔、真光寺西国三十三観音めぐり、お夏茶屋の跡等があります。まだほかにもたくさんいろいろあると思いますが、これらの穴場、観光情報をインターネット等により積極的にPRを行っていただきたい。

 これらの観光地について、施設及び周囲の清掃や整備など、地区でできることは私たちがボランティアで行いたいと考えております。平成22年に制定された備前市まちづくり条例の目的に沿い頑張ってまいりたいので、市も私たちと一緒に協力をしていただくよう、ぜひお願いしたいと思いますが、お考えをお聞かせください。

 次に、2点目のまちづくりについて。

 市長は、コンパクトシティーについて提唱されておられます。そこで、私は片上、伊部、旧備前町──昭和27年に合併をしています──を一つのエリアとして考えることを提案いたします。

 旧アルファビゼンを中心に、半径3キロ圏内に片上、伊部地区が入ります。人口は約1万の町になります。市役所、学校、公民館、病院、介護施設、警察、消防署などの施設、JR赤穂線、路線バスなど公共交通機関など都市機能が集積されています。

 以上のことから、備前市の中心的になるようさらなる充実を提案いたします。

 マイカーに頼らず公共交通機関や徒歩で暮らせる町にする。自動車を持たない高齢者を孤立させている状況を見直すことにより、地域のコミュニケーションの創設、あるいは少子・高齢化社会へのきめ細やかな対応が図られるものと思われます。このような状況の中、コンパクトシティーへの発想の転換は必要と考えます。市内のモデル的な位置づけとして推進していくことは考えられないか、市長のお考えをお聞きします。

 次に、3点目のボランティアについてお尋ねいたします。

 各地区でいろいろなボランティア活動が行われていると思いますが、これらが地域を越えて広域的に実施することにより、効率化が図られると同時に地域間の交流が生まれ、きずなが深まると考えます。

 現在、片上地区と伊部地区にまたがる山林を片上伊部つながりの森として一体的に活用することを目的とする地元の住民組織がことし7月に発足いたしました。ウオーキングなど野外体験ができる憩いの場を目指し、継続的に間伐、遊歩道の整備などを行っております。そのほかにも市道のお夏のお墓から国道2号までの清掃、草刈り、片上ロマン街道の清掃、草刈りなど、地域の美化活動を行っています。

 また、これは伊部中心での提案ですが、大滝山、奥山を地区が所有しているので、香登と一緒にボランティア活動ができればよいと考えております。

 企業の森を例にとりますと、岡山県と企業との間に備前市が仲人役として介入し、事業がスムーズに進んでいます。このように、市が介入することによりボランティア活動の広域化が図られると思います。ぜひとも積極的な対応をお願いしたいのですが、市長のお考えをお聞きします。

 以上で一般質問を終わります。前向きな御答弁を期待しております。



○議長(尾川直行君) ただいまの質問に対する答弁を願います。

 吉村市長。

     〔市長 吉村武司君 登壇〕



◎市長(吉村武司君) それでは、土器議員の御質問に順次お答えいたします。

 1番、観光の町備前市を目指してについてでありますが、観光振興はまちづくりであることから、重点政策と考えております。議員御指摘のように、備前市には多くの観光資源があり、現在はインターネット等各種媒体によりPRを行っているところでございます。今後、各地に埋もれた観光資源等については市民の皆様から情報をいただきながら積極的にPRを行ってまいりたいと考えます。

 また、試行の段階ではありますが、観光振興課のフェイスブックを立ち上げるよう指示をし、11月からですが、観光情報を発信しております。その中で、パンフレット等では紹介できていない情報、旬な情報などを順次掲載していきたいと考えております。

 また、観光地の整備につきましても地域の方の御協力をいただきながら協働のまちづくりを進めてまいりたいと思います。

 2番、まちづくりについてでありますが、コンパクトシティーの構想は備前市全域を一つの市街地に集中させるというものではなく、地区などのまとまりのある単位で日常生活がある程度可能となるような生活圏を形成しようとする考えてございます。今回、御提案の内容も含め、政策監による特命事項の中で今後検討を大いに推進してまいりたいと思っております。

 3番、ボランティアについてでありますが、地域でボランティア活動を実践することにより、住民相互の触れ合いの中で喜びを感じることができ、また地域を越えて広域的に実施することにより、地域間のきずなをより深めていくことができるのではないかと考えております。

 地域間または異なる団体間で行うボランティア活動に市が介入することによってよりスムーズな活動ができるのではとの御指摘でございますが、市としましても積極的に応援してまいりたいと考えておりますので、計画を立てられる際には御相談いただければありがたいと思います。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) よろしいか──(はい)

 以上で土器議員の質問を終わります。

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○議長(尾川直行君) 次に、片岡議員の一般質問を願います。

 13番片岡議員。

     〔13番 片岡紀久子君 登壇〕



◆13番(片岡紀久子君) 通告に従いまして一般質問させていただきます。

 備前市のごみ行政についてです。

 新市長に最も期待していることはごみ行政、焼却場の問題であります。前市長が解決できなかった問題の一つでもあります。それができるのは、鋭い市民感覚と行動力のある吉村市長しかないと思っております。

 そこで、クリーンセンター備前についてお尋ねいたします。

 クリーンセンター備前については、地元との協議はどこまで進んでるのでしょうか。これまでお聞きしたところでは、日生、吉永の可燃ごみの受け入れにも理解を示してくださったり、施設の継続使用とそれに伴う地元要望を調整しての覚書の締結に向けて協議を進めているとのことでしたが、内容と進捗状況はどのようになっているんでしょうか。11月15日の厚生委員会では特段の進展もないように報告されましたが、覚書はいつまでに締結されるのでしょうか、答弁をお願いいたします。

 地元要望の一つとして、山陽道の北側にごみ収集車専用の道路を新たにつくるという報告で検討しているとお聞きしております。現地にも何度か足を運んでみましたが、岩盤地質の山にアップダウンの多い道になるのではないかと想定されます。さらに、新たに検討されている道路は全長約700メートルで、その費用は7億円とも聞いておりますが、はっきりいたしませんけれども、そういうふうに聞いております。ごみ収集車が通るためだけで、ほかに何の使い道のない道路に多額の市の予算を使うことが本当に最善の解決策でしょうか。大いに疑問を感じるところでございます。多くの方からも同様な意見を承っております。

 そこで、提案いたしますが、現在の市道がごみ収集車の通行により騒音やにおいなどで地元住民に不快感を与えることが問題の原因であるならば、発想を変えて地元の方の利便性を重視した地元住民用の道路をつくったらどうでしょうか。

 つまり現在の市道を防音壁で遮断するなどしてごみ収集車専用の道路とし、それとは別に現在の市道の南側に住民の方が利用しやすい新しい道路をつくったらどうでしょうか。もちろんそのためには土地というか、田んぼの購入など地元の理解と協力は必要ですが、長くても100メートル前後ぐらいの距離ですし、平たんなところですから費用は大幅に少なくて済むのではないでしょうか。そうすることにより、問題点は相当解決でき、住民の利便性も確保でき、市民や行政にとってもごみの焼却が確保できて税金の投入も少なくて済むので、非常にいい話ではないかと私は考えております。

 いずれにせよ、現在検討されている道路に固執しないで地元の方や市民、市にとって最もよい方法を模索し、積極的に地元に提案していくべきであると考えますが、市長のお考えをお聞かせください。

 2つ目に、教育行政について。

 市長になられての施政方針に掲げてあります小中一貫校への目指したい思い、また8月に備前市総合計画の小・中学校教育の指導体制の充実に保・幼・小・中連携を推進する中で、小・中及び中高一貫校についても検討しますと書かれておりました。市長になられて教育に特別な思いがあり、備前まなび塾も開校され、各地区におかれましても徐々に底辺が広がりつつあると伺っております。

 それでは、保・幼・小・中学校の連携教育導入についてお伺いします。

 11月20日、私たち市政会のメンバー4人は滋賀県の大津市にあります唐崎小学校を視察してまいりました。そこでは隣接する唐崎中学校の校区を単位として、保・幼・小・中連携推進事業を実施していました。

 吉村市長も総務文教委員会の視察に機を合わせて佐賀県の佐賀市に小中一貫校を視察されたとお聞きしておりますが、私たちが視察した保・幼・小・中連携推進事業は、小中一貫校とは若干趣が違います。小中一貫校の制度は、大別すると同一敷地内に小学校と中学校が併設されているタイプと小学校と中学校の校舎が隣接するタイプに分かれております。そして、小学校と中学校はそれぞれ1校で連携しながら運営されるのが一般的です。

 片や、保・幼・小・中連携推進事業の制度では、中学校、小学校、幼稚園、保育園の校舎は校区内のあちこちに点在しており、必ずしも1カ所に集中していなければならないというものではありません。大津市では、現在18の中学校がありますが、それらの中学校全てが校区内にある小学校や幼稚園と連携してこの事業を実施しているとのことです。

 この制度の趣旨は、子供の育ちや学びの連続性をより一層重視し、教育内容等の充実を図るため、11年間を見通した一貫的な教育を推進することにあるとのことです。そして、その主な目的は確かな学力向上や小1プロブレムと中1プロブレムの解消であります。その目的を遂行するために、中学校区内の校園長会を組織し、教職員が公私を超えて交流を深め、力を合わせ課題を研究、検証しているそうです。

 また、公私を超えて子供たちの交流も実施しており、保育園や幼稚園の園児を年に数回小学校に招いて給食による交流会を開催しているようです。それらに係る費用は全て大津市が負担しているとのことです。

 また、小学校と中学校で教員を一定期間、1カ月間派遣して研修させているそうです。そして、その間手薄になった教員体制は、市の予算で補充教員の手当てをしているとのことです。

 また、小学校では高学年に対しては試験的に教科担任制を導入し、教科ごとに先生が異なるという中学校スタイルをとっているとのことです。

 また、小学校と幼稚園の連携でうらやましく思ったことは、小学校5、6年生の英語を教えている外国語指導助手、ALTを幼稚園にも派遣して、幼少期から英語教育を実施しているとのことです。

 このように、唐崎中学校区の保・幼・小・中連携推進事業は着実に成果を上げているから、関係者は今後小中一貫校への移行は現在のところ考えていないとの、現状に満足していることがうかがえる言葉もお聞きしてまいりました。

 以上、申し上げましたように保・幼・小・中連携推進事業は施設整備の必要もなく、かかる費用もそんなに多額ではありません。関係者がやる気になれば比較的簡単に事業実施できるのではないかと思います。小中一貫校制度に移行する前段階として実施を検討されてみてはいかがでしょうか。市長のお考えをお尋ねいたします。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) ただいまの質問に対する答弁を願います。

 吉村市長。

     〔市長 吉村武司君 登壇〕



◎市長(吉村武司君) それでは、片岡議員の御質問にお答えをいたします。

 1番、クリーンセンター備前についてでありますが、現在地元との協議において地元要望事項についての協議調整をしている段階であります。地元要望に対する回答をした後に地元と協議し、承諾していただければ覚書を締結したいと考えております。

 次に、ごみの搬入路についてでありますが、検討をしている山陽自動車道の北側からの搬入路については協議調整に時間を要し最終回答がおくれているところであります。議員御提案のような代替案も含め、地元の協議を進めてまいりたいと思っております。

 2番、教育行政についてでありますが、保・幼・小・中連携教育の導入については私も議員同様就学前から義務教育修了までを見通した連携教育の充実は大切であると以前から認識をしております。小中一貫教育は、連携の究極の姿の一つと考えております。小中一貫校、タブレット導入による教育、グローバル教育等につきましては、せんだっても知事あるいは県の教育長にお会いをいたしまして備前市の方向性を提起しております。

 議員からは、連携のあり方について具体的な取り組み事例が示されましたが、校園長会や保幼小の連携など備前市でも既に幾つかは行われていると教育委員会から聞いております。今後、御示唆いただきました点を参考にしながら連携した取り組みの充実を市としても積極的に推進してまいりたいと思っておりますので、その節は御教示、御協力をよろしくお願いをしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) よろしいか──再質問に入ります。

 片岡議員。



◆13番(片岡紀久子君) クリーンセンターのことなんですけれども、調整をしているところだとおっしゃるんですが、ある程度のめどというのを立てられていると思うんですが、26年3月には一応の区切りが出るんじゃないかなと思うんですけれども、締結ができるのかどうか、それまでに。どんなでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 議員御案内のように山陽自動車道北側を通ったクリーンセンター専用といいますか、そのような形になると思いますが、これは大変実は工事費用も概算でございますけども、多額なものになっております。そこが一番ネックでございまして、最終回答がおくれております一番大きな要因であります。ただし、地元の要望でもありますので、何とかということで担当部課はいろんな考えを今思案しておるところでございます。

 議員御提案の、いわゆるもう少し南側の畑等を貫いた道路等も一案でないかという御指摘は、実はこの間担当の者から聞いておりまして、これも大変ありがたいお話でございます。その他案があればと思っております。今、そのような最終的な備前市の提案を地元に対してできるところで努力しているところでございます。一日も早く地元に対して御案内できるようにしたいと思っております。



○議長(尾川直行君) 片岡議員。



◆13番(片岡紀久子君) 今までパッカー車と市民の車が通っている道も、それもクリーンセンターへ行く道として認められて通っているわけなんですけれども、その道路を全く通さないでくれという地元の皆さんの要望なんでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 基本的にはそのように理解をしております。よって、山陽自動車道の北側の案が浮かんできたわけでございます。

 いわゆる東側からクリーンセンターに入る、それから西側から入ると2つ考えられるわけでございます。西から入る場合は、今既にあります道路を一部対向する場所等の待避場所を考えております。それはクリアできるんじゃないだろうかと思っていますが、この東側から入るについて、この民家の前を通らないでとなりますと、もう事実上北側のところになります。そうしますと、先ほど言われたような約700メートルばかりの専用道路で多額の費用が要ると。これが備前市がそれをお約束できるかどうか、大変実は財政上も厳しいところがございますので、何とかその金額もうまく低額にならないか、あるいはこれ以外の案があるのかどうか、議員御指摘の案も先般担当部課からいただいておりますので、これも大変ありがたい話でございますが、田んぼの中を横切るというようなこともあろうかと思います。

 その下側に既に道路もあります。この下の道路の拡幅で北側にある方が生活道路等でお使いできることなのか、あるいは粗大ごみ等その他のごみを直接クリーンセンターに持っていく我々市民もこの八木山の皆さん方のいわゆる町なかを通らずに極力避けて一つ行っていただきたいということは啓蒙をさせていただいているそうでございますが、実態としてまだ完全でないというようなことも聞いております。

 市にとってはこのクリーンセンターは大変重要な施設の一つでございます。何とか早く地元の了解を得たいということでおります。よろしくお願いをしたいと思います。



○議長(尾川直行君) 片岡議員。



◆13番(片岡紀久子君) そもそもそういう話になったのは、私も厚生委員に属しておりますので、委員会なんかでもいろいろ本当に前市長のときボタンのかけ違いっていうか、一刻も早く地元の方に連絡して了解を得ることが大事だというのを何遍も言ってきました。本当に、市として誠意を示さなければ八木山の方の気持ちも落ちつかないだろうしというのがありましたから再三そう言いましたけれども、本当広域組合を一方的に脱退してからこの26年3月をめどに出てくれとかというような話にはなっただろうと思うんです。そういう市の責任もあると思いますけれども、もともと本当にパッカー車が通る道をそこへつけとったわけだから、それを通るなというのは余りにも何かきつい要望じゃないかなと私は思うんです。どなたに聞いても本当にそんなむちゃなことを何でそういう人たちが言うんだろうかなというのもありますけれども、実際そういう覚書でそのことを言われているんだったら市としても考えにゃいかんのかもわかりませんけど、でもでも八木山の人も人間です。いろいろ誠意を尽くして、市としてこれだけのお金をかけるのは、本当にはかり知れない金額が要ると思うんです。あれだけの岩盤を砕いて道をつくるっていうのは本当予定しとるようなお金よりももっともっと要るかもわからないですし、それが何か後いろんな利用ができるような道だったら幾らでもお金かけたらいいと思うんですけど、本当全く利用価値のような道になっても備前市そんなに財政裕福じゃありませんので、本当そういうことも考えて、やはり八木山の方にこうこうで私の一般質問もあってこういうこと言われたんだけどといってやはり市長や、それから市の職員の方も本当に再三足を運んで、誠意を尽くしてもっといい考えはないだろうか、本当そこの田んぼの南の道を通るということも、それを拡幅して桜並木にしてあげるとか、またそれがちょっと遠いようだったら真ん中に道をつけて、本当に通りやすい道にしたらそこにお越しになるお方なんかも気持ちよくパッカー車の後をつくようなことはないだろうし、何か避けられるような気がするんです。だから、そういう気持ちも含められてもう一度、もう一度、2度、本当足を運んでその気持ちを訴えるっていうか、協議されたらやはりそんなに意地を言われることはないと思うんです。もっともっと誠意を出せばいいんじゃないかなと思いますので、そこら辺もう一度お願いしたいと思います。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 私も4月に就任いたしまして、この問題は備前市全体の大きな問題の一つでございます。八木山の皆さん方にも十二分に御理解いただいて、何とか覚書を交わしたいと思って努力しております。

 八木山の方も、大変実は一生懸命解決策を考えていただいております。それについては私も本当にありがたいなあと思っております。問題は、最終的な道路等につきまして、その要望をできるかできないか、それについて市の財政状況等も考えながら極力市民の皆さん方が御安心できるような解決策が一番だろうと思っております。議員の御提案の道路等も含めて新たな発想もありますので、何とかお互いに備前市に住む者としましてこの先ほど言われたボタンのかけ違いが本当に氷解をして、このごみ行政というものがこれからも安心できますように努力いたします。一つ御協力をお願いをしたいと思います。



○議長(尾川直行君) 片岡議員。



◆13番(片岡紀久子君) 市長の気持ちも私もわかりますので、是が非でももっともっといい道ができますように、開けますように、よろしくお願いいたします。

 じゃあ次に、教育行政のことなんですが、いろいろまなび塾なんかを見まして、私なんかも視察に行きまして、やはり長い時間かけて現在の学力が上がってるっていうのを各地で勉強してまいりました。

 その中で、本当に目的の達成のためには市長の構想や事業の内容をより詳しく皆さん関係者に説明されまして、納得の上で本当にやってよかったっていうような事業を開いてほしいと思います。

 本当、教育というのがもう人間形成の一番だと思いますので、力を入れてやっていただきたいと思いますが、もう一言お願いいたします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 新しい総合計画の副題が教育のまち備前というところで皆さん方にも御理解いただいております。私もこの教育問題につきましては、かつて父親として子供を教育し、また今孫の成長を横から見て願っておる市民の一人として、どうしても教育というものを備前市でそれなりの実績を上げたい。特に、閑谷学校というすばらしい遺産を持っておる備前市としては、何とか実績を上げたいという気持ちは教育委員会及び教育長と同じでございます。今言えますことは、今の時代中高一貫校、これもう本当に時代の要請だと思っております。

 また、グローバル化におきます英語教育というものを幼児期からできる機会があれば、何とかそれも持ってきたい、もうこれも間もなく全国で英語教育については特に進展する事象だと思っております。

 また、タブレットによるいわゆる基礎学習と、それから家庭学習とのいわゆる逆転学習、よく言われます。そういうものによって学力レベルを上げようというところが今あります。

 そのような3点をよく教育委員会、教育長さんにも御理解いただき、市民の皆さん方にも御理解いただき、岡山県が2016年に学力テストで38番、全国で38番だったんですが、10番以内にしたいという伊原木知事も教育再生を掲げておられます。備前市もその底上げをすることによって岡山県の教育レベルが過去誇っておった教育県岡山と言われるようになろうかと思っております。本当に市長にならせていただきまして、この教育問題については皆さん方と同様、もう本当に力いっぱいやって、教育のまち備前と言われるようにしていきたいと思って頑張っております。いろんな全国の例等もよく参考にしてまいりたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。



○議長(尾川直行君) 片岡議員。



◆13番(片岡紀久子君) ありがとうございます。トップの意識っていうのがやはり一番だと思うんです。まなび塾にしても、市長がトップで副の塾長が教育長とかというふうになっておりますので、引っ張っていくのは市長です。どうぞよろしくお願いします。

 これで終わります。ありがとうございました。



○議長(尾川直行君) 以上で片岡議員の質問を終わります。

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○議長(尾川直行君) 次に、西崎議員の一般質問を願います。

 9番西崎議員。

     〔9番 西崎公朗君 登壇〕



◆9番(西崎公朗君) 9番西崎、議長のお許しをいただきましたので、通告に従い一般質問を始めさせていただきます。

 まず初めに、我々清友会では先々月、10月28日から30日の間北海道函館市並びに江差町を視察いたしました。その成果に基づいて質問をさせていただきます。

 初めに、地域公民館、地区公民館についてであります。

 函館市では、大正時代に建設されました元デパートの有効利用ということで、またランドマークとしての保存ということで、市の水道局がまず初めに活用して、その後新庁舎ができたことによってその後の活用方法を考えた結果、地域交流まちづくりセンターとして活用しておられます。この運営についてはNPO法人を運営していた市民が民間のビル管理会社を巻き込んで、NPOサポートはこだてグループという運営グループをつくりまして、指定管理者として運営をしているような状況であります。

 そこで行われております事業としては市民の交流活動の支援、社会参加の促進や情報発信、それから特異なところでは移住者サポートの事業等さまざまな特色的な事業を実施されておりまして、この運営自体がセンター長にお話を伺ったんですが、すごく意欲的な方で、本当に身を粉にしてこの運営に当たっておられます。その結果、市民中心の運営がなされておりまして、自由な発想で利用者の立場に立った入りやすい、使いやすい施設を実現されておりまして、市民の憩いの場ともなっております。

 中には喫茶店が併設されておりまして、市民の方がそこで活動した間にちょっと息抜きをするために、お茶を飲んで息抜きをすると、そういうふうなこともできるようになっておりますし、福祉施設の製品をアンテナショップとして販売できるようなコーナーも設けられております。この函館市の地域交流まちづくりセンターが、私は今後の地域公民館や地区公民館の将来像になってくるんじゃないかというふうに考えております。

 そこで、市長に提案、地域公民館、地区公民館を函館市の地域交流まちづくりセンターを参考にした運営をするようなことを考えてはどうかというふうに提案をしたいと思いますが、それについて市長のお考えをお尋ねいたします。

 次に、この地域交流まちづくりセンターの中に移住者サポートデスクというものが設置されておりまして、ここでは移住の検討段階から移住後の暮らしのサポートまで一貫した体制で対応するとともに、移住者と市民の交流、また情報発信を行っておりますほか、既に移住されている方の中から移住サポーターを募り、町の様子や生活情報の提供、また移住を検討している方に「まちなか案内人」としてみずからの移住体験をもとにした市内の案内ということもされております。こういうことで、移住希望者に現地の具体的な情報や安心感を提供しておりまして、実際に今までに73組、140人の移住につながっているというふうにもお聞きしております。

 この備前市においても定住化促進策としてこの函館市を参考にした定住化移住者サポートデスクの設置、また移住サポーター制度の導入、まちなか案内人制度の導入を検討されてはどうでしょうか。市長のお考えをお尋ねいたします。

 3点目、企業誘致についてお尋ねいたします。

 私は、人口減少に歯どめをかけるためには若者が働ける場をつくることが必要不可欠と考えております。その点から、市長の人脈を生かしたトップセールスに期待するところ大であります。

 そこで、先般8月定例会会期中の9月6日に東京都で開催された岡山県人会に会期中にもかかわらず出席されました。その結果はいかがだったのでしょうか。

 通常、会期中には市外出張は今までは入れていなかったというふうに記憶しておりますが、それを押して行かれたからにはそれなりの成果があったのだろうと推察しております。その成果についてお尋ねをいたします。

 4点目、花火大会について。

 現在のところ、ことしまでは備前地域、日生地域、吉永地域でそれぞれ花火大会が実施されております。今後、この花火大会がどういうふうになるのだろうかという市民の不安の声も聞かれます。もううちの地域ではなくなるんじゃないか、備前市一つだけになるんじゃないかというふうな声も聞かれますし、実際に市の補助金は金額はどうなるかわからないけれども、ある程度は出るけれども、今後その実施については市の職員の応援がなくなるのではないかというふうな話も聞かれますが、私はこの3つの花火大会については地域地域の特色があって、当然費用はかかりますが、残していくべきではないかというふうに考えております。

 そこで、今後の花火大会の方針について、市長のお考えをお尋ねいたします。

 5点目、備前は一つ、ひとつの備前についてお尋ねをいたします。

 これは大西議員と題目は重複しておりますけれども、私は商工会議所と商工会についてお尋ねをいたします。

 以前、市長からお伺いしたのに一つの町に2つも商工団体があるのはおかしいというふうなことを言われておりましたが、商工会議所と商工会については法律の違いから決して一つになるものではありません。また、岡山市においては商工会議所と商工会が共存しておりますし、倉敷市においては商工会議所が倉敷、児島、玉島とたしか3つだったというふうに思います。記憶しております。

 また、商工会についても同様に商工会議所にまとめられているとか、商工会にまとめられているとか、商工団体が一つにまとまっているというふうな状況ではありません。その商工会議所と商工会の合併についていまだにそのお考えをお持ちでしょうか、それについてお尋ねをいたします。

 次に、観光協会についてお尋ねをいたします。

 聞いたところでは、市内3つあります観光協会を一つにする方向で動いているのではないかというふうにお聞きをしております。実際に、旧備前市観光協会が新しい新備前市観光協会になって、それでもう一本化されたんじゃないかというふうなことも聞かれます。

 それぞれの地域には特色がありまして、観光協会自体もそれぞれの地域の特色を生かした運営がなされております。一本化するのであれば、私は観光連盟という形でその3つを横串で貫けるような団体をつくって、それに基づいて個々の観光協会が活動するような方向がベターではないかというふうに考えておりますので、それについての市長のお考えをお尋ねいたします。

 最後に、予算決算審査委員長の報告をどのように受けとめられたのかについてお尋ねをいたします。

 この予算決算審査委員長報告を受けられたのは今回が吉村市長にとっては初めてであります。その中で、審査委員会の意見として委員長が述べられました教職員の資質・能力並びに指導力のより一層の向上を目指すための研修等施策の充実を図るなどの取り組みを実施し、また次代を担う青少年の健全育成のためにもスポーツ、文化、芸術分野における激励金等の交付については子供たちの励みとなるよう検討することなど、教育のまち備前にふさわしい教育費の確保に努められたい。

 次に、今後予想される三連動地震などの大規模災害から市民の生命・財産を守るために奮闘している消防団は非常に重要な組織であり、団員の士気が高揚するような処遇改善、装備等の充実に努められたい。

 また、車両・資機材等の更新に当たっては、装備品台帳を早急に整備され、消防団ともよく協議の上、年次的に充実を図られたい。

 次に、ひなビジョンの運営については受益者負担も考慮しながら委託料の減額を行い、防災啓発、市のPRなど自主制作番組を充実させ、またインターネット中継などの運用、視聴エリアの拡大を図り、今あるものを有効に活用されたい。

 次に、さらなる地方分権が進み、地方交付税の縮減、社会保障関係費の義務的経費の増加が見込まれる中、自主財源の確保、市有財産の適切な管理によるコスト縮減に取り組み、市民の視点に立った選択と集中による行財政運営に努めていく必要があるとの意見が添えられております。

 この意見については委員会の委員の中からいろんな意見が出ました。それを委員長御苦労でありました。大変うまくまとめていただきまして、ここにこうやって委員長報告で述べていただきました。

 委員会では行政評価システムを参考にして、26年度当初予算に向けてさまざまな意見を出しております。この報告について市長はどのように受けとめられておられるのか。また、この意見を26年度当初予算にどう反映させるお考えか、お尋ねいたします。

 簡単明瞭な答弁をお願いいたしまして、まず初めの質問を終わりたいと思います。



○議長(尾川直行君) ただいまの質問に対する答弁を願います。

 吉村市長。

     〔市長 吉村武司君 登壇〕



◎市長(吉村武司君) それでは、西崎議員の御質問に順次お答えをいたします。

 1番、地域公民館、地区公民館についてでありますが、函館市地域交流まちづくりセンターを参考にした公民館運営は、議員の御説明のとおり市としましてもコンパクトシティー化を目指す上で市民の生涯学習の場、憩いの場、そして情報化社会に対応すべき情報拠点の場となるように検討しているところでございます。

 その中で、市民のニーズに即した対応が必要不可欠と考えておりますので、議員から御提案いただきました内容につきましても、今後大いに参考にさせていただきながら検討を重ねてまいりたいと思っております。

 2番、定住化促進についてでありますが、本市においても10月に機構改革を実施し、まちづくり課の中に定住推進係を設置いたしました。定住推進係では、空き家情報バンクの運営や都市部での定住相談会への出展PR、来庁される定住希望者の相談受け付けや対応など、情報発信を中心とした業務を実施しております。また、既に備前市に移住をされた方の協力を得ながら定住推進を図っているところでございます。

 今後の計画としては、Iターン、Uターンされた方を対象とした意見交換会の開催を検討しており、定住化や移住に向けた貴重な御意見を伺えるものと期待をしております。

 また、市民協働課の中に縁結び係を設置し、結婚活動のサポートを中心に定住化の促進を図ってまいります。

 近年、来庁される定住希望者は増加傾向にありますので、まちなか案内人制度など議員の御提案のような体制や制度も検討しておく必要があろうかと思います。

 次に3番、9月6日に東京都で開催された岡山県人会に出席した成果についてでありますが、まずは定例会の会期中に議員の皆様の御理解により岡山県人会へ出席できましたことに厚く感謝を申し上げます。

 さて、成果についてでありますが、企業誘致には工場新設の情報をいち早く収集することや、備前市の優位性をPRすることが大切であると考えております。このたびの岡山県人会では、岡山県出身の企業人や国の官僚の方々と意見を交換をし、情報収集やPRができたことが最大の成果であると考えており、今後の企業誘致へつながるものと確信いたしております。

 次に4番、花火大会についてでありますが、備前まつりとひなせみなとまつりの花火大会につきましては、平成26年度の開催について各実行委員会が協議を重ねているところでございますが、現在のところ花火大会を実施する方向で検討がなされておるように伺っております。

 また、吉永町サマーフェスティバルにつきましては、花火大会というくくりではなく、地域のお祭りの中での催し物の一つして花火があるという認識をしております。

 平成27年度以降の方針につきましては、平成26年度の実施状況を踏まえた上で改めて検討していくこととしております。

 次に、5番1点目、商工会議所と商工会についてでありますが、商工会議所と商工会は事業内容は共通する点も多く見られますが、根拠法令、設立の経緯、役割、会員の事業規模、意思決定プロセスなど違いがあります。私個人の意見としましては、本来あるべき姿として合併して既に8年を経過しておりますので、一つの市町村には一つの商工団体であることが望ましいと以前から考えております。しかしながら、現行法の下での問題点や商工会議所、商工会の実態や地域の実情を踏まえた上で具体的な方策なども含め、各商工団体や会員の方々が主体的に議論を尽くすことが重要であろうと考えております。

 2点目、観光協会についてでありますが、今後の観光協会のあり方について会議を重ねていると伺っております。活動内容を再確認し、合併に向けた準備をするということで現在協議中と報告をいただいております。

 私は、以前備前市観光協会の会長をしていたときに備前市に訪れた観光客から備前市観光協会に問い合わせをしたら市内全域の観光情報が得られない。ホームページも同様。なぜという御指摘を受けた経験があります。市外から来るお客様から見たらそうだと思います。瀬戸内市や赤穂市のように専任の事務局長を配置雇用するなど、現在の小さな枝ではなく、大きな幹となるよう3つがしっかりとした協会となり合併し、行政と役割分担をして観光振興に協働、ともに一緒に働いてもらいたいと願っており、市といたしましてもできるだけ支援をしていきたいと考えております。

 6番、予算決算審査委員長の報告についてでありますが、一般会計の決算認定議案につきましては、このたび認定の議決をいただくことができました。委員長報告では、教育施設の充実や防災対策の向上、健全財政の維持など委員の皆様の熱意ある貴重な御意見を伺うことができました。

 中でも教育のまち備前の将来像を掲げる町といたしましては、将来を担う子供たちのための施策は大変重要と考えております。また、そのような未来ある子供たちへ現世代の負担を先送りすることがないよう、来年度予算の編成においても健全財政の堅持を前提に作業を進めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) よろしいか──再質問に入ります。

 西崎議員。



◆9番(西崎公朗君) まず、初めの地域公民館、地区公民館についてでありますが、私の意見を参考にした検討をこれからしていくというふうなお答えであったように思います。

 検討は、今まで私の経験の中では検討すると言われて実施できたことは本当に数少ない。そういう中で、検討という御答弁だったわけですが、中身の研究をすると、そしてこの実現化に向けた検討というのであればまだ前に向いた検討であろうと思われますけれども、先ほどの市長答弁の検討では前に行くのやら、行かないのやら、煮えたか炊けたかわからないような検討の答えであります。市長としてはこれを実現性のあるものに持っていくおつもりかどうか、その点についてお尋ねをいたします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 4月24日から就任以来、私はコンパクトシティーという形を皆さん方に御提示をしております。それはまさしく公民館を中心とした、そのような地域づくりでございまして、私の場合検討といいましたら真剣に前に進めていく、前進さすということで御理解願いたいと思います。



○議長(尾川直行君) 西崎議員。



◆9番(西崎公朗君) 今の答弁は議事録に残りますので、本当のことを言ってくださったんだろうと思います。

 本当にコンパクトシティーを進めていく中で、この地域公民館、地区公民館というものが、そのコンパクトシティーの核になっていくと私も考えております。そういった中で、そのコンパクトシティーの中で衣食住全て完結できるような方向でいくというのは理想という形になると思いますけれども、この地区公民館についても公民館運営審議委員等おられまして、いろいろこの運営について検討されておると思いますが、行政の縛りがネックになってなかなか自由な発想が、発想を持っていても実施に結びついていないというふうなところがあろうかと思いますが、函館市ではそういう形ではなくて本当に運営をもう民間のNPO法人に任せてもうある程度の、何でもかんでもやれるというわけではないですが、ある程度の自由度を持たせた形での運営がされております。

 今の備前市においても地区公民館、地域公民館に自由度を持たせたような運営ができるようにしていけば、本当にそれぞれの地区の実情に合ったいろんないいアイデアを持った審議委員さんがおられますので、そこら辺のノウハウと能力を十分発揮できる公民館運営ができるんじゃないかと思いますので、今後そういうふうにもしていかなければならないと考えますが、市長のお考えをお尋ねします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 実は、私は函館に何回も実は訪問をしておりまして、すばらしい町の景観、そして夜景を見ますとまさしくこのような町に住んでみたいなあということをいつも行くたびに思っております。そのような文化が醸成された町、我々備前市も大いに参考にして、そのようなまちづくりをつくっていきたいと思っております。



○議長(尾川直行君) 西崎議員。



◆9番(西崎公朗君) 函館の夜景はすばらしいというのは私も聞いておりますけれども、清友会では研修後の議論に花が咲いて、その夜景すら見に行っておりません。そういう中で、いろいろと議論した中でこういうふうな方向性に持っていかにゃあいかんなあということで報告書にも書かせていただいて、聞き取りのときには市長に読んでいただくようにということでお渡しをしております。その中から質問をさせていただきました。今後、この公民館の運営についてはそういう自由度を含めた形でぜひ市民にとって使いやすい、行きやすい公民館運営に持っていっていただきたいというふうに考えます。

 次に、定住化の促進についてですが、今後まちづくり課の中の定住推進係、それから縁結び係等を中心にして定住化の促進を図っていくと。今、この備前市にとっては人口減少がなかなか歯どめがかからなくて、何とか歯どめをかけたいという思いは私も強く思っておりますし、市長もそうだというふうに考えております。

 そういう中で、少しでも人口減にストップをかける方策として、今言う移住者サポートデスクの設置や移住サポーター制度、それからまちなか案内人等の制度は、これは一つ有効に活用できるんじゃないんかなあ、この備前市においても備前市のすばらしさをアピールするためにも活用できるんじゃないかなということで考えております。

 今、市長の御答弁にもありましたように、定住希望といいますか、定住化したいなというふうに考えておられる、備前市に定住したいと考えておられる方が年々増加の傾向だということで、これは大変いいことだと思いますので、そういう人を逃がさないように、できるだけ移住につながるような形に持っていくためにはもっと備前市のよさを体感してもらうということが必要ではないかと思います。そういうことから、この移住サポーター、まちなか案内人制度についてはこれをそっくりそのままコピーするということでなく、備前市に合わせた形で実施していくべきだというふうに考えますけれども、その点について市長の思いといいますか、今後はこうやっていくんだというものがあればお聞かせ願いたいと思います。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 備前市を外から見、中から見て、今一番喫緊の課題は子育て支援であり、教育の充実であり、雇用の場の確保だと思います。市外から備前市に移住されたとしてもそこにそのような3点セットがない場合、残念ながらなかなか移住増、定住増につながるとは思われません。この3つのファクターをどのように循環して市外から来た方が例えば雇用の場が、万が一民間でなければ公で、あるポジションのある専門的な仕事をお願いする。例えばITにたけた方であればそのようなセクションを備前市の臨時職員で採用する。あるいは子育てに不安を持っておられる方があればそのようなボランティアグループも備前には大変立派な団体等がございますので、そのような方の中で子育てに頑張っていただく。あるいは大事なお子さんの教育でございますので、備前で教育をしたほうがほかの市で、町で教育するより安心できるというようなことも必要だろうと思っております。

 いずれにしましても、市民が外から来た人に対して、あるいは定住、移住を希望する方に対してどのようないわゆる包容力を持って安心をして来てもらえるかというところ、これは市民全体の実はおもてなしでもあろうかと思っております。先頭に立ってそのような形のおもてなしができますように頑張っていきたいと思っております。



○議長(尾川直行君) 西崎議員。



◆9番(西崎公朗君) まさにおもてなしの心、これに尽きると思います。外から来た人が、何ならこの町はという思いで帰るよりも、ああこの町はいい町だなあ。もうどの人をとってみても親切で優しくておもてなしの心がある。本当こんな町に住みたいなあというふうな町にしていくことが重要でありますし、これがそういうふうな町にする、その先頭に立つのが市長の役目だろうというふうに考えております。今後もそういうふうな形で備前市民がこぞっておもてなしの心を持てるような、そういうまちづくりを進めていただきたいと思います。

 一つ、先ほどの公民館の運営について一つ言い忘れていたことがありますので、バックさせていただきます。

 コンパクトシティーの中心として地域公民館、地区公民館を据えるというのはぜひ進めていかなければならないと思いますけれども、欲を言えば、これは企業のことですから市でどうこうということはできませんが、公民館の隣接した場所とか近くにコンビニでもあればもう言うことありません。そういうふうなコンビニの誘致も含めて市長のほうでお考えいただけたらと思うんですが、その点いかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 実は、市職員に今一つの備前市のコンパクトシティーのありようとして、例えばスターバックスコーヒーのフランチャイズの店ができる、直営店ができる。あるいはユニクロができる。TSUTAYAの店ができる。あるいは吉野家さんが進出する。その地域地域に備前市が持っておる市有地を活用していろんなことを考えてくださいという特命を出しております。

 今言われますように、私もたしか6月の議会で御答弁したかもわかりませんが、公民館というものはいわゆるライフライン、最終的にはその地域、地区の生活の場であり、生活をするために必要なものを最終的にはお届けをする場所だと思っております。その考えは、市長になってから一切ぶれておりませんので、今そのようないわゆる備前にとってないもので、コンパクトシティーを形成する上で必要なものは何だろうかと思って対応をさせております。

 備前市には多くの地区がありますから、一度に全てのところにそのような利便性のあるものがいくとは考えられませんが、そのような形で生活にとって不可欠な食料品あるいは日用品等が遠くへ出なくてもいいように、これからの高齢化社会における地域としてそのような店舗類ができますように、備前市としても公設民営化あるいは誘致化、あるいはフランチャイズ制かどうかは別といたしまして、今一つのモデルを模索させておるところでございます。

 相手方からいい返事があれば備前の市有地を使って、まずそのような岡山市あるいは他の市町にあるようなもので備前にあればいいというような、そのようなサンプリングをぜひともしていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。



○議長(尾川直行君) 西崎議員。



◆9番(西崎公朗君) そういう中で、いつも置き去りにされるのが過疎化している地域になってきます。吉永地区では八塔寺のほうだとか三国のあたり、また日生地域では大多府、鴻島というふうな離島もあります。そういうふうなところはいつもほっとかれるわけですが、そういうところにも目を向けた政策が必要ではないかというふうに感じますが、その点はいかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) それを具体的にあらわす一つのイメージとして移動図書館の別名といいますか、移動コンビニといいますか、そのようなものが将来過疎地域に要るか、もしくは今はインターネットで大手のスーパー等が当日配送のできるいわゆる生活用品の配送が大変ロジスティクスに大いに変わってきております。

 今現在の備前市では、そのような店舗数も少ないわけでございますが、近い将来そのようなことでファクスもしくはインターネットで生活用品が当日配送されるというようなロジスティクスといいますか、輸送関係が革命的に変わると思いますが、今言われた過疎地においては公共の力でそのような移動コンビニといいますか、移動図書館と同じような形のものが必要であろうということは、私市長に就任する前から備前市のいろんな場所をめぐりまして、こういうことも必要だろうというふうに考えております。ぜひともそのようなときには一番に御協力をいただきたいと思います。



○議長(尾川直行君) 西崎議員。



◆9番(西崎公朗君) もう一つ進んだ移動コンビニというふうなお考えもお聞かせいただきました。できるだけそういう弱者にも目を向けた政策を進めていただきたいと思います。

 次に、企業誘致についてなんですが、先ほども人口減少に歯どめをかけるための大きな施策の一つに上げられました。本当に若者の今働ける場所が少ないということで、どんどん若年層の流出が進んでいると。そのストップになかなか歯どめがかからないというふうな状況でありまして、私はこの企業誘致にトップセールスがすごく重要であるという考えを持っている一人でもありまして、先ほどの会期中にも県人会に行かれるということで、もうぜひそれはトップセールスで企業誘致を働きかけていただきたいというふうな思いでおりました。

 成果としては備前市のよさ、優位性のPRができたことだというふうなことだったんですが、私としてはある程度感触を持って、来てくれる企業の感触を持っていかれたんじゃないかなあというふうに感じたわけですが、その点そういうふうな感触もなしにただPRだけに行かれたんでしょうか。その点お尋ねいたします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 実は、私は市長になりまして前市長や元市長がどのようなトップセールスをしたんか、細かくはわかりませんが、東海岡山県人会、東京岡山県人会、大阪岡山県人会にたまたま3回この半年で参加をすることができました。その中で、特に印象に残っておりますのが東海岡山県人会でお会いをした皆様方でございます。いわゆる中京経済圏を背負っておる岡山県出身の人たちの集まりでございます。

 実は、先週もその会長さんが備前に来られまして、いろんな御説明を申し上げております。また、東京県人会では先ほど言いましたように岡山県出身の方々にぜひとも企業誘致を含め、あるいは備前市の将来について大事なところのお話をさせていただいております。

 今、備前市としては国道2号沿いあるいは250号沿いに防災公園初めいろんなものをお願いをし、または(仮称)日生大橋ができます前後に鹿久居島等のいい意味における新たな備前市の誇れるものを持ってこれるのに、例えばバイオマスがいいとか、あるいはきょう午前中に申しましたようにITリテラシーの若いものがそこで起業する、あるいは大阪の人が起業する、そのようなコネクションを一回で100%成功したということではありませんが、やはり岡山県出身の方々が一番頼りになるわけでございます。その方々のところへ行って備前市の名刺を出していろんなお願いをすることは、大変後々大切なことだろうと思っております。

 来年以降もそのような機会がありましたら、極力議会との重複がなければ参加をしたいと思いますし、またそのような場には議員の皆さん方も御一緒に一つトップセールスをすることが肝要であろうと思っておりますので、一つ議員の皆さん方も御一緒に一つそのような県人会や、あるいは誘致企業PRブース等に参加をしていただければ、私一人ではなしに2人分、3人分の備前市のPRができるんじゃないかと思っております。これからも御協力をお願いしたいと思います。



○議長(尾川直行君) 西崎議員。



◆9番(西崎公朗君) 協力は私は惜しみません。この町が少しでもよくなるために、また人口減少に歯どめがかかるために企業誘致をしてもらえる企業を探すということについては最大限協力はさせていただきます。それが、ひいては若者がこの町に残ってくれて活気があふれる町になっていく最初の第一歩だというふうに私は考えておりますので、そうさせていただきたいと思います。

 また、その企業誘致の中でも市長お得意のIT関連、この企業は最近では都会の中ではなくて、都会から離れたところでも企業活動ができると。以前テレビで見たんですが、アメリカのIT企業なんかは広大な敷地を求めて、その中で自由なことをしながら新しいアイデアを生み出すという、そういうことでどんどん成長していった企業が取り上げられておりました。それからすれば、日本もやはり今後はIT企業とかソフト産業というのは都会の、利便性はいいかもわかりませんけれども、都会でなくて田舎のほうで、すばらしい環境の中で伸び伸びと過ごしながらアイデアを絞り出すという方向に進んでいくんじゃないかというふうに考えておりますので、そこら辺が一つの狙い目になるんじゃないかなというふうに考えております。

 備前市の方でもIT産業のほうに進んだ方もおられますし、これから進もうという方もおられると思いますが、なかなかこの近辺にはそういう企業がなかなかないという形の中で、地元には残りたいけども、やはり自分の道を進むためには外へ出るしかないという方もおられますので、そういうソフト産業、IT産業の関連の誘致に一つ努められるようなことをされてはどうかと思いますが、それについてのお考えをお尋ねいたします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) もう全く同感でございます。いわゆる京阪神が万が一大地震に遭うた場合、ほとんどのデータセンターはだめになってくるだろうと思います。そのためには、地盤のしっかりとした岡山県の南東部の備前市の、そのある地域は岩盤もしっかりしておりますので、そのようなデータセンターを持ってくる、あるいは今御案内のような徳島県ではある町は光ファイバー網が充実しておりまして、そこに東京のほうからいわゆるソフトをつくる若手の方が1カ月、2カ月宿泊しながらやりとりする、それは全ていわゆる光ファイバー網が充実しているからでございます。

 この間もNTTの岡山支社へ参りまして、早く片上から以東、日生のほうに光フレッツを導入してもらいたいという実は陳情要望にこの間岡山へ参りました。一日も早くそのような情報網ができると同時に、この備前市の一つのメリットである強固な地盤を持っておるところに中央、特に京阪神のデータセンター等を移してもらう、あるいは岡山県が第2次のデータセンターを岡山市内じゃなしに南東部へ持ってきてもらう、そういうような形で備前のIT化、ICT化を進めていきたいというのは、もう私願うところでございます。将来の備前市にとって大きな飛躍になろうかと思いますので、お互いに頑張っていければと思っております。



○議長(尾川直行君) 西崎議員。



◆9番(西崎公朗君) 最後に、私の考えをいろいろと述べさせていただいて、共感していただいた分もあるでしょうし、実施に向けての前進をしていってくださるお考えもあるだろうと思います。

 そういった中で、公費を使って出張するということは、ある程度目に見えた成果がどうしても必要になります。議員も政務調査費を使って視察に行くと、その報告書はきっちりと出さにゃいかんというふうなこともありますので、行かれたときにはせめて議会には報告をしていただきたいなと思いますが、その点についていかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) よく理解をして、今後も活動したいと思っております。

     〔「報告、議会への報告はどうなりますか」と9番西崎議員発言する〕



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) そのような形で御報告できればと思っております。



○議長(尾川直行君) よろしいか──(はい)

 以上で西崎議員の質問を終わります。

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○議長(尾川直行君) 会議中途ですが、この際暫時休憩いたします。

     午後2時33分 休憩

     午後2時50分 再開



○議長(尾川直行君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 次に、掛谷議員の一般質問を願います。

 11番掛谷議員。

     〔11番 掛谷 繁君 登壇〕



◆11番(掛谷繁君) それでは、午後の一番眠たいときでございますが、一般質問を通告に従い行わさせていただきます。

 大きな項目の1番目、地震、津波、土砂、水害等防災対策についてであります。

 岡山県地域防災計画の策定が、この9月に発表されました。発表された内容は、地震・津波災害対策編で317ページに及ぶものであります。

 その中身は、1、被害を想定した地震・津波災害予防計画、2、危機管理体制や地震、津波に強いまちづくり、3、災害応急対策計画などであります。

 岡山県の予測では、御存じのように南海トラフでの死者3,000人を想定しております。それもまた、県南に集中しているようであります。

 備前市では震度6弱、津波の到達時間は約2時間、津波の高さは約3メートルの想定であることから、大打撃になることは考えにくいと思います。しかし、地震による住居の倒壊、半壊や沿岸部の津波、高潮等による浸水には十分な対策を講じなければなりません。今、お話ししたことは私を初め多くの同僚議員も議会で指摘しているところであります。かなりまた認識もされていると思います。

 また、災害の種類で発生が多いものがあります。それは、先般朝日新聞がアンケート調査を実施した中で、中国地方は地すべり、山崩れが一番に上げられております。その要因は、台風や記録的な集中豪雨による山の崩落、土砂災害と考えられています。この20年間で約1.5倍にもなっているようであります。私たちが身近に感じる災害で一番の脅威かもしれません。

 そこで、1、大災害の地震、津波と2、身近に頻繁に起こる山崩れや風水害、土砂災害と2つに分けられると思います。

 以下、6点にわたり質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。

 1点目、災害情報の伝達について。

 何といっても住民に的確な情報を迅速に流すことが重要です。そこで、私は備前市の行政防災無線の整備について検討段階から実施段階になっていると考えています。そうしたことから、いつどのように導入されるのか、決定されていることの整備内容について教えていただきたいと思います。

 また、他の情報伝達手段も検討しているものがあるならばどういったものなのか、お知らせください。

 2点目、要援護者の作成と実効について。

 災害時に自力で避難するのが困難な高齢者や障害者の名簿作成を市町村に義務づける改正災害対策基本法が、11月17日、参議院本会議で成立いたしました。市町村が作成した名簿は、本人の同意を得た上で平常時から消防機関や警察、民生委員らに提供することが可能になりました。災害発生のおそれがあるなど緊急時には、本人の同意なしで名簿情報を提供できるとも規定しています。あわせて、市町村には個人情報保護対策を講じる努力義務も発生することも決まっております。今後、この要援護者リスト作成と実効をどのようにしていくのか、お伺いをしたいと思います。

 3点目、特別警報、避難勧告についてであります。

 本年、台風26号の影響で東京都伊豆大島では自治体の防災体制の不備が指摘されて問題が浮き彫りになりました。

 そこで、お尋ねをいたします。

 1、避難勧告や指示は市町村が出すことになっていますが、市民に対して避難勧告や緊急避難等はどこで決定し、どういう手段で情報を迅速に伝えていくのか、教えていただきたい。

 2、この8月30日から特別警報が発表されるようになりました。甚大な災害が起こる可能性がある重要問題を、どのような場合どのように市民に伝えていくのか、責任ある首長としてどのような判断をするのか、見解を求めます。

 4点目、被災者支援システムについてであります。

 このシステムについて、私は何回か提案しております。また、防災担当者も研究を相当されているようであります。その内容は、総務省所管の財団法人地方自治情報センターが被災者支援システムを登録しており、全国の地方自治体は無償でこのシステムを入手ができます。災害発生時、発生後には行政の素早い対応が必要であり、被災者の氏名、住所など基本情報や被害状況、避難先、被災者証明の発行など総合的に管理しなければならないと考えます。この被災者支援システムを平時の今のうちに構築していくことが極めて重要であります。導入をされたか、再度実現要望いたします。市長の前向きな見解をお聞かせください。

 5点目、災害ボランティアコーディネーターの養成と体制づくりについてです。

 これは岡山県の地域防災計画の中にも記載されております防災ボランティア養成計画を立て、行政だけでは質、量ともに対応が不可能な事態に、多彩な活動を行うボランティアが必要です。また、ボランティアリーダーも求められています。主に社会福祉協議会が主管として体制づくりを進めています。このボランティアコーディネーター養成と登録を備前市としても推し進め、発足していくべきだと思います。担当者の答弁を求めます。

 6点目、自治体間の災害相互支援協定について。

 私は、この点についても今までにもう議会で提案しております。被災された東日本の方々は、いまだ復興への道のりは厳しく、支援も今も続いています。こうした方々を応援していくためにも備前市と離れたところ、縁の深いところ、特に東日本大震災で備前市が支援してきた実績のある宮城県山元町や名取市、また福島県郡山市、富岡町などを考えてはどうかと思います。市長の災害相互姉妹縁組に対するお考えと英断を求めたいと思います。

 大きな項目の2番目、魅力あるまちづくりについて。

 1点目、政策監への24プログラムについて。

 10月に政策監に特命事項24についての発表がありました。ここで私は一つずつ項目をお尋ねするものではありません。私は、備前市の将来の重要な24事項でありますので、結論も即でないとも思っております。

 そこで、基本的なお尋ねでございます。

 1、この事業は短期、中期、長期に分け取り組んでいくべきと考えます。どのように整理して取り組んでいくのか、お尋ねします。

 2、だらだらとやらないとは思いますが、いつまでに決着をつけるのか。本日、大西議員への答弁では期限は特にないと、このようにおっしゃいました、市長は。そのところがよくわかりません。やはり最初にそういうものもきちんと考えて、最終年度はいつなのかということもしっかりと検討して皆さんにお伝えしていかねばならないという意味で、わかれば教えていただきたいと。

 3、1項目ごとに方針と計画を立て、庁議で報告を行い、プロジェクト化することを明記していますが、必ずプロジェクト化するのかどうか、お尋ねをしたいと思います。

 4、市民にはこのような事業についていつごろの段階で公表するのか。

 以上、4点について市長の見解を求めます。

 2点目、新産業を創出するため、国の特区構想に応募しないかについてであります。

 2003年度からは、国は構造改革特区を始めました。2011年度からは、総合特区が実施されております。その中に、地域活性化総合特区と国際戦略総合特区があります。私は、備前市には次世代の、例えば3Dプリンタでまちおこし特区やリチウム電池の製造利用促進総合特区を、また鹿久居島をエコ特区ないし介護の島特区など、一つでもかなえるよう特区構想に応募していただき、町の活性化につなげてもらえないでしょうか。市長の見解を求めます。

 3点目、地域ごとに未来、我がまちづくり委員会(仮称)の提案であります。

 私は、過去2回このまちづくり委員会を提案してまいりました。答弁は、検討しますとか、今は考えていないとのことでした。まちづくり基本条例ができてはや4年がたちます。これといったまちづくりの形が見えておりません。私たちの備前市は、日生、吉永を除いて旧備前市の町は分散型で、中心軸となる町が今はない状況です。そういう観点からして、旧備前市では7地区、日生地区は3地区、吉永は2地区の合計13地区に分けられると私は考えております。やはり地域のことは地域で考える。我が町の将来を老若男女が意見を出し合い、ワークショップ型で短期、中・長期とすみ分けをしながら地域の問題、課題、夢を手づくりで考え、実行していく、これがこれからの時代に最もふさわしいやり方と考えます。未来、我がまちづくり委員会を設置し、予算もきっちりつけ、取り組むべきではないかと提案いたします。市長の前向きな見解を求めます。

 4点目、公共交通の具体的な実行は、市民にいつ公表するのかについて。

 市長は、意見交換会の場でもうしばらくしたら新しい公共交通システムを考えているので、いましばらくお待ちくださいとお話をしております。

 そこで、お尋ねしたいのですが、1、市民にはいつ具体的な公共交通システムをされるのか。これはけさほどの今脇議員への答弁ではいろいろ総合的に考えているので、いましばらく時間がかかると、このような答弁でありました。ぜひこのところも具体的なことをもう一歩突っ込んでお話をいただきたいと思います。

 2、予算面は大丈夫なのか。

 3、いつから事業をスタートするのか教えていただきたいと思います。市長の明快なる答弁を求めます。

 5点目、香登駅の駐車場整備について。

 この点については、昨年も議題として上がっておりました。本年、西、東鶴山地区、また香登、伊部地区での意見交換会で再度要望が地区からありました。私も議会でも取り上げましたが、なかなか前向きな話にはなっていない状況でありました。

 今回、意見交換会で担当部長からミサワホームと赤穂線との間の市有地、JR西日本所有のところと香登駅西側の私有地があり、前向きに取り組むと答弁がされたと思っております。このことを早く具体的な計画を練っていただいて、住民の意見に応えてやっていただきたいと思います。明年度、当初予算にも計上していただき、実現をお願いをいたします。市長の前向きな見解を求めます。

 大きな項目の3番目、さらなる福祉の充実で住みよい町に。

 1点目、胃がん対策にピロリ菌検査の無料化か助成をについて。

 先般、私も内視鏡検査をしました。その際、ピロリ菌の検査も行いました。胃の中におりました、ピロリ菌が。ピロリ菌は、抗生剤を含む薬を1週間服用し、10日前後に呼気検査を行い、陰性と判定をしました。そのとき、ピロリ菌はいませんでした。それ以来、胃は改善され、良好な胃が保たれているんじゃないかと私自身は思っております。ぜひこういった胃がんの原因になるピロリ菌検査を無料化か助成をしていただきたいと再度お願いします。担当者の答弁を求めます。

 2点目は、腎臓疾患の予防検査の助成制度導入についてであります。

 慢性腎不全患者は、平成14年度、少し古いデータではありますが、全国約7万2,000人、年間4,000億円規模で血液透析に係る医療費、1人年間約550万円かかっています。平成23年には透析患者は30万人を超え、平成19年から平成24年の5カ年で約5.4万人、約30%増加しております。

 慢性腎不全になると透析を週3回行わなければならない。その3日は大変つらいし、体はしんどい。健康を保つには大きな負担になります。私の姉もそうでしたし、私の知っている人も透析に通っている人からよく聞いております。

 また、前述のような透析患者には、1人年間550万円の費用もかかり、国保財政にも大きな負担がかかっております。そのためにも、予防の検査を進める、推進すべきだと考えております。

 尿検査や血清検査、生化学8項目など、1回につき1万2,000円程度かかります。ぜひ助成制度を実施し、慢性腎不全にならないよう予防につなげていけるようお願いしたいと思います。担当部長の見解を求めます。

 3点目、地域見守り隊などについて。

 全国各地で独居高齢者の孤独死が相次いで発生しています。そこで、我が備前市でもこうした案件がないよう、地域見守り隊などを発足してはどうか提案したいと。

 やり方としてはさまざまあるようです。一例を紹介しますと、群馬県太田市では市職員が定期的に2人一組ペアで訪問しております。毎月第1週、第3週の2回は市の職員が、第2、第4週は民生委員やボランティアが行っております。週1回は安否確認を行っていることになります。効果として、未然に独居老人の心身の病気など確認できること、孤独死を防ぐことなどであります。

 また、日本郵便では郵便局見守りサービスを10月から有料で始めています。岡山にもあるとのこと。これからますます大高齢化時代となり、地域社会にこうした高齢者を見守ることが急務になってきています。どうかこのようなことができますよう、市長の見解を求めたいと思います。

 4点目、地域包括ケアシステムについて。

 地域包括ケアシステムとは、団塊の世代が75歳以上になる2025年をめどに重度の要介護状態となっても住みなれた自宅や地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるシステムです。これには医療、介護、予防、生活支援、住まいの5つのサービスを一体的に提供する枠組みのことで、厚労省が打ち出しております。

 地域包括ケアシステムでは、おおむね30分以内に自動車などで駆けつけられる圏域を単位として想定しています。30分圏域は、都市の人口や面積などの条件で異なるものの、相当に広いエリアとなる地域が多いことが予想されます。迅速かつ定期的なサービス提供がかなりの困難を伴うものであることは明らかであります。今後、入所待機者にどう対応していくのか、行政はもちろん民間主導で介護、医療と連携したサービスを提供する高齢者向けの住宅を整備することは当然必要とされます。こうした地域包括ケアコンパクトシティーとも言うべき流れにこれからはなってくると思います。

 そこで、備前市としてどのように今後この地域包括ケアシステムをどのように取り組んでいくのか、担当部長の見解を求めたいと思います。

 大きな項目の4番目、旧閑谷学校の世界遺産登録実現に向けてであります。

 11月1日付の朝日新聞に国特別史跡旧閑谷学校の世界遺産への登録を目指している備前市の吉村武司市長は、取材の中で単独提案にはこだわらないことを明らかにしたと。また、これまで備前市は単独での登録を狙い、同じような教育施設を持つ栃木県足利市などがつくる協議会に参加していないが、今後共同提案に向けて連携もあり得ることを示したとも記事にありました。

 こうしたことを鑑み、私は約10年以上前から旧閑谷学校の世界遺産登録に向けて取り組んでまいりましたし、また署名活動も行ってきました。この間、紆余曲折変遷もいろいろありました。もう最終最後の崖っ縁にあると思います。備前市として本気になり、あらゆる活動、手段を講じていかねば実現は難しいと思います。4市、足利、水戸、日田と備前の4市が強く連携し、世界遺産登録の最後の闘いとして取り組んでいただきたい。市長の思いと決意を述べていただきたいと。よろしくお願いいたします。

 大きい項目の5番目、PPS導入で電力のコストダウンを提案したいと思います。

 皆さん御存じかと思いますが、平成12年から電力の小売が自由化されております。PPSとは特定規模電気事業者といい、新規に参入できることが可能になっております。これは既に神奈川県の本庁舎など85施設で利用され、東京電力と比べ約6.6%減の約6,006万円削減されております。世田谷区でも実施されておるようです。

 また、最近の事例でも、大阪の枚方市では市立小・中学校54校で使用する電力について、この民間の特定規模電気事業者と契約を結び、10月からスタート。契約期間は1年間、約4,000万円の削減効果が見込まれております。こうした削減を学校の整備費などに使っていくようであります。備前市でも、このようなコストダウンを上下水道施設や学校施設、文化体育施設などに利用して、電気料削減を行うべきと提案したいと思います。ただし、特定規模電気事業者との交渉にはなかなか大変との情報も聞いております。頑張っていただきたいと。

 以上、民間出身の市長の明快な答弁を求め、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(尾川直行君) ただいまの質問に対する答弁を願います。

 吉村市長。

     〔市長 吉村武司君 登壇〕



◎市長(吉村武司君) それでは、掛谷議員の御質問に順次お答えをしてまいります。

 1番4点目、被災者支援システムについてでありますが、備前市でも議員御提案のシステムを構築しております。しかし、このシステムは多くの職員が操作を行って運用しますので、今後職員研修等を開催し、各担当部署で確実に操作ができるようにしてまいりたいと思っております。

 6点目、自治体間の災害相互支援協定についてでありますが、議員御指摘のとおり各種災害において協定は大変有効なものであると認識をしております。

 そこで、平成24年7月には焼き物のふるさとである日本六古窯の市と町で協定を締結いたしました。しかし、このたびの東日本大震災でもそうでしたが、協定を結んでいないからといって支援を行わないわけではありませんので、他の自治体で災害が発生した場合は、被災地が望む支援が行えるよう努めてまいりたいと思います。

 また、本市において大規模な災害が発生した場合は、救援物資の受け入れに際し交通の便、保管場所、配送等の受け入れ態勢について今検討をしております。

 次に、2番1点目、政策監の24のプログラムについてでありますが、できるものはスピード感を持って取り組んでまいりたいと考えております。

 また、新規の政策や過去の結論の出ていない懸案事項につきましても、一定の方向性を出したいと思っております。

 大西議員にお答えいたしましたが、政策監の活動内容については報告事案と決定が必要な事案とに仕分けされたものを毎月庁議で報告を受け、協議することとしております。今後は、庁議決定を受けてプロジェクト化して取り組んでいくもの、主管課で予算し、実施していくものなど、内容によって取り組みはさまざまになろうかと思います。

 また、内容によっては市民協働でシンポジウムやファシリティー会議などを考えなければならない事案もあると思っております。

 2点目、新産業を創出するため国の特区構想に応募しないのかについてでありますが、総合特区は地域の発意に基づき地方公共団体による申請を国が認めて特区を指定する制度であり、いわば地方の要望に応えるという枠組みとなっています。

 これに対し、国家戦略特区は地方公共団体の提案に対しマル・バツをつけるのではなく、民間、地方公共団体と国が一体となって取り組むべきプロジェクトを形成し、国がみずから主導し、大胆な規制改革等によりその実現を図るものであります。

 特区の主な指定基準として、包括的、戦略的な政策課題の設定と解決策の提示、実現を支える地域資源等が存在、有効な国の規制、制度改革の提案、地域の責任ある関与などが求められており、現在のところ本市においては当該指定基準に合致する取り組みを見つけ出させておりません。

 今後は、市民の皆様を初め企業、各種団体からの御意見をお聞きしながら本市のまちおこしや活性化につながるよう潜在需要の掘り起こしに努めるとともに、特区制度の活用可能性について検討してまいりたいと考えております。

 3点目、未来、我がまちづくり委員会の提案についてでありますが、ワークショップ形式で地域の課題などについて地域で考えていくという方法は、大変すばらしいものと思っております。各地域が主体性を持ち、自分たちのことは自分たちで解決し、足りない部分を行政が補完していくという方法は、今の時代の自治体において理想型だと思っております。

 昨年度から、地域のリーダー育成を目的にファシリテーター養成講座を開講し、多くの市民の方に御参加をいただきました。御提案の委員会については地域の主体性を重んじるという点から地域で委員会を立ち上げ運営していくということであれば、市としても積極的に支援してまいります。

 4点目、公共交通についてでありますが、今脇議員にもお答えをしたとおり、現在第2次総合計画を受け、現交通計画の見直しを含め検討中でございます。今後考えをまとめた上で公共交通会議にも諮り決定をしていかなければならないため、現時点で市民への公表時期、事業の実施時期については決まっておりません。事業に係る予算については厳しい財政状況を考慮し、実現可能なものから試験的に実施してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思っております。

 5点目、香登駅駐車場整備についてでありますが、駐車場整備については用地確保が最優先でありますので、先般JR西日本と協議を行ってまいりました。このパーク・アンド・ライド構想も、ぜひとも前進させたいと思っております。

 3番3点目、地域見守り隊についてでありますが、まず市内の65歳以上の独居老人は、平成25年11月29日現在、住民基本台帳では3,168名おられます。そのうち民生委員、児童委員が支援が必要だと思われる人として把握している人数は、1,281名であります。支援が必要だと思われる人については民生委員、児童委員が定期的に訪問し、安否確認や困り事などの相談に乗っておるわけでございます。今後、高齢化が進むことから、日常生活の中でひとり暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯の方々とのかかわり合いを持っている電気、ガス、宅配等の事業者や地域の方々にも協力の要請を考えていきたいと思っております。

 4番、旧閑谷学校の世界遺産登録実現についてでありますが、議員御指摘のとおり、世界遺産登録についてはかなりハードルが高くなっているように感じております。議員と同様に、早く旧閑谷学校の世界遺産登録を実現させたいという思いは、私が市長になる以前から強く持っておる一つでございます。

 現在、文化庁に提出する報告書につきまして、専門委員を含め各分野の皆さんに執筆を依頼しており、来年度完成の予定でございます。朝日新聞の取材にもお答えをいたしましたが、その報告書を文化庁に提出し、その後岡山県、旧閑谷学校世界遺産登録推進委員会などとも協議をしながら方向を定めたいと思っております。

 次に5番、新電力導入による電力のコストダウンについてでありますが、現在本庁舎等につきましては電力の使用状況を管理して電気代の抑制に努めておりますが、全てではいかない状況でございます。議員御提案の新電力につきましては、先進的に導入している自治体もございますので、利用状況等を調査して研究してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 三村市長室長。

     〔市長室長 三村 功君 登壇〕



◎市長室長(三村功君) 大きな1番のうち1点目、2点目、3点目、5点目について私からお答えいたします。

 まず、1点目の災害情報の伝達については、防災行政無線の導入を計画しております。具体的には、移動系の防災行政無線は平成27年度から国庫補助、周波数有効利用促進事業の2分の1補助を活用し、統制局、中継局、移動局の整備を行う計画でございます。

 また、同報系の防災行政無線は平成29年度から国庫補助、防災情報通信ネットワーク事業の2分の1補助を活用し、最初に沿岸部を中心に整備し、順次地区を広げていきたいと考えております。

 次に、他の情報伝達手段についてでございますが、J−ALERTを活用しての一斉メール送信を現在研究しております。

 2点目の災害時要援護者名簿の作成と実効についてですが、これまでは民生委員を中心として災害時要援護者情報を収集しておりましたが、本年6月の災害対策基本法改正に伴い、今後は各部署が保有している情報をもとに避難行動要支援者の名簿を作成し、本人の同意を得たものについては避難行動を支援する消防機関、警察、民生委員、自主防災組織等に事前提供を行っていく計画でございます。

 3点目1番の避難勧告や避難指示についてですが、防災対策本部において決定し、住民には防災行政無線、エリアメール、テレビを中心としたマスコミ、市ホームページ、フェイスブック、簡易無線登録局、有線放送、市広報車等あらゆる手段を通じて情報の提供を行ってまいります。

 また、特別警報が発表された場合も同様の方法で伝達してまいります。

 5点目の災害ボランティアコーディネーター養成と体制づくりについてでございますが、議員御指摘のように平常時から災害救援ボランティアの準備をしておくことが重要であり、社会福祉協議会や日本赤十字社と連携協力して養成講座や研修に取り組み、普及に努めてまいります。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 金光保健福祉部長。

     〔保健福祉部長 金光 亨君 登壇〕



◎保健福祉部長(金光亨君) それでは、私から3番目の1点目、2点目と4点目についてお答えをさせていただきます。

 まず、1点目のピロリ菌検査の無料化か助成についてでありますが、今後胃がん検診の基本的な検査項目になるようであれば市の検診事業としても取り組みを検討したいと考えております。

 次に、2点目の腎臓疾患の検査の助成制度ですが、腎疾患は糖尿病などの生活習慣病やメタボリックシンドロームとも関係が深いとされております。市では国保加入者を対象に特定健康診査や日帰り人間ドックを実施しております。その中で、腎疾患につながるような項目については尿糖、尿たんぱく等の基本検査項目以外に市独自の検査項目として血清クレアチニン検査を行っておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 次に、4点目の地域包括ケアシステムについてでありますが、市では地域包括ケアシステムを構築する上での重要な手段である地域ケア会議の設置に取り組んでおります。地域ケア会議とは、地域のいろいろな職種の人が協働で個別事例を検討する中で地域課題を見つけ出し、その課題解決のための支援や資源開発を行うものです。このような取り組みを通じまして生まれたネットワークを広げていき、地域包括ケアシステムの構築に結びつけていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) よろしいか──再質問に入ります。

 掛谷議員。



◆11番(掛谷繁君) それでは、再質問をさせていただきます。

 最初に、防災対策の関係であります。

 三村室長からは、行政防災無線、これのはっきりした答弁がありまして、平成27年度に移動系の国庫補助金制度で、2分の1の活用で行うとか、平成29年度には防災情報の沿岸部に対しての同報系のものを行うと、こういうことです。

 もう一度確認したいことは、これ2分の1の助成ですので、事業費というのはこの平成27年度で幾ら、平成29年度で幾らなのか、まずそこをちょっとお知らせください。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 三村市長室長。



◎市長室長(三村功君) 移動系、同報系とも6億円から7億円程度必要と考えております。いずれにしましても、2分の1の国庫補助にできれば残りは起債を使いたいという考え方でございます。



○議長(尾川直行君) 掛谷議員。



◆11番(掛谷繁君) 異議を唱えたいところも実はあるんですよね。というのは、果たしてこの行政防災無線というのがどこまで費用対効果、費用が多額です。市の持ち出しがこうなりますと6億円、7億円ぐらいは持ち出しになるわけですね。そのほかの違う手段でこれにかわるものはないんかどうか。

 例えば私はこの間ちょうど伊豆市に、議運の視察に行ってまいりましたその伊豆市では、FM放送の、コミュニティーFM放送の開局を2市でやっております。それでは、ここは株を発行しながら2,000万円で設立して運用するということで、FM放送の開局をしてやっていくと。それは緊急の災害時のそういう放送にも十分、これが一番の目的なんですけど、こういうFMラジオ、まだ違う手段もいろいろあると思うんですね。ですから、これは全面的に反対ということを私は言うんじゃなくて、もっともっと有効で格安な、そういった手段もあるんではないかなと、こういうふうに思っています。

 今の話だと平成27年度、29年度ですけども、いよいよ来年度にはこれを確定して申請していかなきゃならない、そういう時期だと思っていますね。それについて、J−ALERTのこともあって情報発信していくと、こういうことですけども、今の行政防災無線、これはほかの手段も考え合わせて研究していくテーマにならないかなと思いますけど、部長どうでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 三村市長室長。



◎市長室長(三村功君) 御指摘のように、こういった無線を使ってする情報伝達手段についてはいろんなやり方が今進んでおります。今考えておりますのは、一応各電波が通じる山へ中継局を設けて伝えていくという方法ですので、これもいろんなやり方を今後検討していかなければなりませんし、もちろん東備消防組合も来年度から整備を行う予定でございますので、それとの併用も今後検討していかなければなりませんので、費用の削減については今後十分研究していきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 掛谷議員。



◆11番(掛谷繁君) その点もよく研究して本当に無駄のないというか、費用対効果も考えながらやってもらいたいと思っています。

 その次に、次々いろいろお尋ねしたいんですけど、被災者支援システムについてを、これをちょっと再質問させていただきます。

 これは神戸の震災があったときに西宮市が開発して、実はこの開発した人は西宮市ですけど、この伊部が出身でして、職員がその当時はですよ。よくよく聞いたらこの備前市の伊部の出身の人がこの被災者支援システムを中心に頑張ってつくった人だと。後で聞いてびっくりしました。

 それはそれとしまして、この中には今構築をもうして、その職員が多く使っているので、操作をできるようにしたいと。確かにこの中には避難所の関連システムや緊急物資管理システム、復旧復興関連システム、それから要援護者システム、仮設住宅管理システム、犠牲者遺族管理システム、倒壊家屋管理システム等、こういったものがずらっと並んでおりまして、いわゆる災害があったときから後にきっちりとできるようになっていると。今の話だと、これをそれぞれの部署で入力をするというように感じました。ですから、操作も勉強して、職員ができるようにしてまいりたいというようなことでしょう。

 実際、このシステムが入っているんかどうか、私はちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 三村市長室長。



◎市長室長(三村功君) 市長の答弁にありましたように、このシステムを導入して構築はできております。ただ、まだ職員には一回説明会を開いただけで、実際に運用について確実な操作ができるまでの研修を行っておりません。ですので、今年度からこういった確実な操作ができるような職員研修を中心に、どういったやり方をするかというのもあわせてこれからやっていかなければならないことでございます。実際に、今災害が起こって確実に運用ができるかというと、なかなか現実には難しいと思います。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 掛谷議員。



◆11番(掛谷繁君) ぜひこういうシステムを無償で使えるんですから、上手に活用していくべきだと。時間もないでしょうけども、しっかりと勉強してできるようにしていただきたいと思っております。

 次に、いわゆる東日本の震災が起こった地域への私は災害の相互支援協定、六古窯等もあるし、それ以外でもやっていくよと。それは当然です。こだわりがやはりあるのはやはり東日本なんですよね。じゃあ、ほかでも災害が起きたらまたやるのかということではなくて、今がやはりその災害が起きた東日本というのがまだまだまだ復興というのは遠いわけです。支援もまだいろんな形でやっていますね。ですから、本当言えばもっと早くやるべきだと私は思っていますよ。でも、今からでも遅くはない。やはりそういうことができる町、心が豊かであるということが大事であって、支援物資をたくさん送ることがいいことではないと。やはりその心を持って東日本に応えていくというところが大事だと、そういう意味で私はこのことを提案しているわけですね。

 ですから、執行部ではそういうことは考えていないようなことでございます。市長、一回答弁して違いますようなことよう言わんでしょうけど、ぜひもう一度そこのところの私の思いやら、また恐らく備前市の住民の方もごく自然にそれはいいことだなと思われるんじゃないかと。どうでしょうか、市長。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 実は、この夏に閑谷学校で岡山県下の市長会がございました。そのときに、福島県の被災された県、町から、いわゆる今後とも岡山県の市長会等に引き続き支援を願いたいということで、皆さん了解をしたわけでございます。具体的な対応も進めてまいりたいと思います。



○議長(尾川直行君) 掛谷議員。



◆11番(掛谷繁君) 本当に本気で考えていただきたいと、このように申し上げておきます。

 それから、次ですけど、魅力あるまちづくりですけども、政策監の24のプログラム、これについて一つだけ私懸念があるというか、よくわからないところは、それぞれの担当の政策監がテーマをいただいて、それを会議を持って進めていくと、このことについてはそれでいいんだと思います。ただ、いつごろになったらそのことを我々議員や、また市民に発表というんか、そういうものができるのか。これが最初に逆に言えばあるべきだと思うんですね。というのが、話し合い、話をしている中でこそ例えば来年度中にそういうものができるよということになるんかと思います。

 しかし、一番にその内容の重さからいって、そのテーマからいって、これは1年かけてやらないけんよとか、これは来年度予算に入っている合併10周年であるとか架橋のイベントであるとか、これはもう早く出さなきゃいけないんです、予算組まなきゃならないんですよね。それ以外のことについてもやはり最初そういうことを議論をしておくべきじゃないかなあというふうに私は思っております。いわゆる着地点はやはりこういうところまでにはやらなきゃならないというふうなことは御指導をされるべきではなかろうか、またその話し合いの会議の中で、ともかくそれも出していくべきではないかなあと、こういうに思っていますし、やはり議員に対しても市民に対しても、どこのとこら辺でこれは出していくかの、この2つの辺がよくわからないんですけども、市長どうなんでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 御承知のように、10月1日に機構改革でこのようなプロジェクトチームをつくりました。2カ月でございます。1番目、2番目については大西議員に回答したように、日にちが具体的に決まっておりますので、早速決定をさせていただきました。

 あとの3番目から24番目までについては当然そのようなお考えもありますが、市役所は3月31日をもって新しい期に入るわけでございます。また、そのときにはいわゆる人事異動等もあります。よって、おのずからそれぞれのテーマについては3月末あるいは4月から新しい機構による、人事配置による政策監等が決まると思いますので、必ずしも野方図にこれらの問題を論議するということは考えておりません。おのずから出てくる回答については、それぞれの年度ごとに一定の報告があろうと思っておりますし、庁議に毎月上がってまいりますので、その方向性については具体的に決めていくことになろうかと思います。

 また、議員の皆様方、市民の皆さん方に協働で御一緒にワークショップ方式で議論に参加していただくことも多々この中にはあろうと思っております。一つ御理解を賜りたいと思います。



○議長(尾川直行君) 掛谷議員。



◆11番(掛谷繁君) ぜひもっとわかりやすい形でどうぞ情報公開もしていただきたいということを要望しておきます。

 次に、新産業創出のその総合特区の話なんですけど、実はホームページの中に総合特区、この岡山県は確かにいろいろ、2つ今言う国際戦略特区と、それから活性化特区というのがあります。アイデアを募集しておりまして、もうこれが一応ハイパーコンビナート水島特区というのが国際戦略総合特区で提案をされております。それから、真庭市の岡山グリーンバイオマス特区というのが地域活性化総合特区で申請をしております。それから、革新的医療フロンティア岡山特区というのがこの地域活性化ということで、岡山、倉敷が連名で入っています。さらに、最近では岡山市の岡山型持続可能な社会経済モデル構築総合特区ということで最先端の介護機器対応モデル事業と介護予防ポイント事業というものを2014年1月から実施することが決まったと、こういう確かにちゃんとしたものがなかなかないと難しいんですよね。

 先ほどから教育を中心にこの町をしていきたいという意味で何回も繰り返しをされておりました。グローバル化、またICT、いわゆるタブレットを使った教育のモデル地区とか、そんな話がよく出ております。そういうことができないんかどうかですね。もう市長さんがそのおっしゃっておられるわけですから、それをあと民間であるとかそういう方々にも御協力していただけるものがあれば、そういうふうなやはり特区をやはりつくっていかないと、この町も大きくは動かないんじゃないかと。そのことについて市長は何をこうやろうかということは、今のはもう行政答弁なんです。いわゆる皆さんの職員答弁を市長さんが丸々やられたわけですよ。何の思いも伝わってきません。私が言ったような、そういう市長がもうみずから言っていることを、お考えないんでしょうか。どうでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 議員と同様、私もこの町を活性化し、前進させたいと思っております。いろんな方の御協力を得て一つ一つ進めていかなきゃならないと思っております。

 突発的に思いつきだけで物事を進めるということは、行政の責任者としてなかなか難しいところがございます。やはり十分に熟慮して、そしてやるべきものは市民の皆さん方に御報告しながら進めていくと、そういう中にICTによる、いわゆる情報化社会におくれないように企業誘致をしたいとか、あるいはグローバル教育を目指したいとか、いろんな思いがございまして、この7カ月少々でございますが、いろんな方といろんな点について御協力をいただいております。そういう中で半年過ぎたわけでございますので、議員の皆さん方の御期待にも沿う形で一つ一つやっていきたいと思っております。

 一つは、例えば将来のエネルギーについてバイオマスとか、あるいは水素ガスとか、そういうようなもののいわゆるプラントの実証実験ができないだろうかというようなことも考えております。また、それについてアドバイスをいただける方も見つけております。

 いずれにしましても、これからの備前市のあるべき姿はここ数年が最も大事だという認識は議員同様でございますので、一つ一つ着実に進めていきたいということでございまして、決して役所答弁に終始するわけではございませんが、話したら長くなりますので、こういう中で申し上げられることで御理解を賜ればと思います。市長室はいつでもあいておりますので、いつでもお越しいただきましたら十分な時間で御説明もしたいと思っております。



○議長(尾川直行君) 掛谷議員。



◆11番(掛谷繁君) 一つだけでもとにかく実現ができたら、この町がやはり耐火れんがの町からだんだん衰退しながら、ベアリングとか、松下もまた撤退したりして新しい産業が生まれていないという中で、ぜひこの総合特区とかというものが大きくこの町を花開いていくものだと確信していますので、真剣にお互いに頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。

 あと、地域ごとのまちづくり委員会、これは支援もし、取り組んでいくことは非常にいいということでございますので、具体的にまた推し進める具体的なものをやはり地域からも発信し、行政のほうも積極的にお願いしたいと、こういうように思っております。これは答弁はいいです。

 香登駅の駐車場について1点だけお聞かせいただきたいと。用地確保が大事であると。JRにも行ってきたよということですけども、協議もしたんだと。じゃあ、その協議というのはどういうことだ、内容はどうだったのか、結果というか、どこまで話せるかは別にしまして、どうだったんでしょうかということをちょっとお聞きします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 先般の意見交換会でもぜひとも香登駅前にパーク・アンド・ライドの駐車場ということで、早速JRの香登駅の南側、そこにJRが持っております土地がございまして、およそ80台近かったですね。80台ぐらいの車が確保できるような用地として、今JRと御協力の要請をしております。

 また、香登駅の北側にも少しでございますけども、民有地等がございますので、これらについて香登駅周辺のパーク・アンド・ライドということで、地域の方が強く熱望しておるということは、この間意見交換会でよく理解をしましたので、できる限りJRさんにまず用地をお借りをして、そして駐車場ができればと思って早速進めさせていただいております。



○議長(尾川直行君) 掛谷議員。



◆11番(掛谷繁君) JRに土地をお借りしというところが、買うということじゃない、お借りして進めるということの答弁でありました。いずれにしてもぜひ実現を来年度当初予算にも計上しというふうなことも私は言っていますけども、その点だけちょっとお答えがなかったので、お願いします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) いわゆるJRにはこの件については初めての接触でございまして、過去にそのようなお話をしておらないそうでございます。ただ、感触はいいもんですから、それはぜひとも駐車場にしたいというのは以前から赤穂線の線路として用地確保されたところがたまたまミサワホームとの間に空白地があったというところを聞いたもんですから、意見交換会の直後にすぐに接触をいたしました。

 そういうことでございますので、来年度の当初予算にこれがのるかどうか、この議会が終わりましたら早速そういうような編成になりますので、その前後してJRとも具体的な詰めもしなきゃならないと思っております。



○議長(尾川直行君) 掛谷議員。



◆11番(掛谷繁君) 頑張っていただきたいと、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、ピロリ菌の無料化か助成かというんがあるんですけど、実はもう一つ時間あれなんで、岡山県真庭市、ここでは実はよく勉強してみると、これはいわゆる4歳から5歳ごろまでにこのピロリ菌というのは感染が多くするということを書いています。真庭市では、中学生への無料ピロリ菌の検査をやっております。ということで、中学2年、3年で全生徒に無料で行っていると、こういうことが発表されております。

 そういう意味では、大人になってよりも中学校にやるほうがいいんではなかろうかと、私も勉強して、研究してそう思っております。どうでしょうか、担当部長。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 金光保健福祉部長。



◎保健福祉部長(金光亨君) 議員のおっしゃるとおり、やはり昔の水の悪いときのお話が出てきたと思います。それで、その真庭市の例も議員のほうからお聞きをいたしておりますので、それは参考にさせていただければなと思っております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 掛谷議員。



◆11番(掛谷繁君) 腎臓疾患については新しい試みで、今のところはそれでいいかと思いますが、前向きな研究をしていただいて、やはり非常に苦痛な生活を強いるんです、もうこの人工透析が始まったら。もう一生やらなきゃいけない。ですから、糖尿病から大体約半分ぐらい、この糖尿病から透析のほうへという流れがあるようで、メタボであるとか、この糖尿病をある程度治療をやればこっちにもならないということでありますので、ぜひ前向きでお願いします。

 最後に、最後じゃなくて、地域包括ケアシステムのことについて部長にお聞きします。

 現在、ケア会議、地域ケア会議をやっていると。どんなメンバーがそういう会議に入っているんか、端的にお答えください。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 金光保健福祉部長。



◎保健福祉部長(金光亨君) 地域ケア会議のメンバーですが、介護支援専門員、それとか介護サービスの事業者、それとか私どもの地域包括支援センターの職員、それとかあと民生委員とか医療関係者等々が入っております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 掛谷議員。



◆11番(掛谷繁君) 一つ大事なことを忘れているのは、やはり医療ですから公立病院なり、民間病院なり、大変忙しいんですけれども、そういうのがないとまず医療が一番大事なんです。医療、介護があり、また住居であるとか訪問サービスとかいろいろあるわけで、もう医療関係者が入っていない。

     〔「言いました」と金光保健福祉部長発言する〕

 言いましたか。そうでしたか。じゃあ、失礼しました。ぜひこれを推し進めて、早目にこのことを確立をしていただきたいと要望しときます。

 最後です。この世界遺産登録、これについてもっとやはり市長、4市ですから3市連携、これはどう思っているのかが一つと、もう一つはやはりもう少し予算も計上して市民へのPR、市内外のPR、それから岡山県にももう少しあそこのところの施設整備とか環境整備とかというのもどういったものがいいのか、働きかけるべきだと私は思っています。その点について2つ、時間がありませんので、お願いします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 世界遺産登録は、前回の世界遺産で鎌倉が外れたといいますか、辞退したというところを見ても大変ハードルが厳しいところがあります。

 実は、先般水戸の市長から備前市へ参りたいという御案内が来ましたが、こちらのほうからこの夏にメッセージをいただいておりますもんですから、再度来てもらうのはと思いまして、こちらから参るという予定を水戸市市長ともつけておりまして、議会が終わりましたら水戸のほうへ一つ行っとこうと思っております。そのように、早く3市で世界遺産登録のチャンスを逃さないようにしようという機運は盛り上がっております。



○議長(尾川直行君) 掛谷議員。



◆11番(掛谷繁君) ぜひやれることはやると。頑張って最後までやり切るということで、4市が一丸となっていくことが最良であればぜひ頑張って取り組んで、私らも応援しますので、よろしくお願いします。

 以上で質問を終わります。



○議長(尾川直行君) 以上で掛谷議員の質問を終わります。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 会議中途ですが、この際暫時休憩いたします。

     午後4時00分 休憩

     午後4時15分 再開



○議長(尾川直行君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 この際、会議時間の延長についてお諮りいたします。

 長時間でお疲れのことと思いますが、本日予定しております8番目金本議員の一般質問まで行いたいと思います。つきましては、予定しております一般質問を終了するまで会議時間の延長をいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、本日予定しております金本議員の一般質問が終了するまでの間、会議時間を延長いたします。

 それでは、金本議員の一般質問を願います。

 8番金本議員。

     〔8番 金本 享君 登壇〕



◆8番(金本享君) それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

 まず、大きい項目1番目、備前市の環境保全についてお伺いします。

 まず1点目、赤穂市西部の産廃施設計画についてお尋ねします。

 赤穂市西部の採石場の跡地約9ヘクタールに管理型の産業廃棄物最終処分場を設け、25年計画で約204万平方立方メートルの廃棄物を運び込もうとするものと報じられております。

 処分場の管理は、事業期間25年を過ぎると5年間の管理が法律で義務づけられますが、その後は県の検査をクリアすると事業終了となり、管理義務が免じられます。現実には安定型処分場から有害物質が検出されたり、破損するはずのないシートが破損したりするとの報道もあります。合併以前の旧吉永地域、また厚生委員会が視察に先月訪れました水俣市など、各地で持ち上がる同様の施設はほぼ全てが住民の反対運動や行政と住民共同の反対運動で運送の継続や計画が断念しています。施設は赤穂市ですが、漁業権者は日生町漁協にもあるとお聞きしております。旧吉永町でも同じ問題に携わった議員として断固反対するものであります。

 市長は、また備前市は、赤穂市西部の産業廃棄物施設計画にどのようなスタンスで対応なされるつもりなのか、お尋ねいたします。

 2点目、大気環境監視測定局についてお尋ねします。

 今、中国の大気汚染が日本にも影響していると報道されております。12月2日に中国ではPM2.5が最悪レベルに達し、初警報が発令なされたとの報道もありました。本市の主な大気汚染の発生源である耐火れんが工場は、片上湾周辺と日生、吉永、三石地域に集中して立地しており、周囲が山に囲われた地形のため、汚染物質の拡散が悪く、高濃度が発生しやすい状況です。県、市では、汚染状況の把握、被害の未然防止のため、平成23年度現在では県施設4カ所、市施設3カ所、計7カ所が設置されておると聞いております。

 前西岡市長は、備前日生地域には設置されているが、吉永地域には設置されていない。吉永地域にも設置の必要があると述べられておりました。その後、吉永地域への大気環境監視測定局は設置なされたのか、設置なされていない場合はその計画があるのか、市長の見解をお尋ねします。

 3点目、一般廃棄物処理基本計画についてお尋ねします。

 ごみ処理体制は、合併以前の体制が地域によって分別区分が異なるなどの課題から、平成22年度より新たに9種23分別を順次導入し、分別区分の統一を図ってきました。残っていた吉永地域も26年度より開始となります。

 しかしながら、職員が努力されているにもかかわらず、順調に進んでいない地域がございます。私が所属する厚生委員会では、ごみ処理の先進地を視察してまいりました。先進地ではごみの減量化、再資源化、ごみ処理システムの効率化等を構築しておられります。ごみ減量化、再資源化、ごみ処理システムの効率化の観点から提案させていただきます。

 リユース繰り返し使用する。リサイクル、再生して利用する。こういうセンターの設置は予定があるのか、お尋ねします。

 また、地域の収集管理者は管理に努力、協力に苦労をなされております。リサイクルの収益を少しでも地域へ還元する考えはあるのか、市長の見解をお尋ねします。

 大きい2点目、吉永幼保一体施設の整備についてお尋ねします。

 この件は、吉永地域意見交換会でも切実な意見として市長はお聞きしたと思います。市長は、就任された最初の議会の答弁で、今までの方針に変わりはないが、しかし吉永幼稚園の耐震化についてはIs値が非常に低いことから、園児の安全・安心を確保することが必要であり、今後施行の場所の変更も含め、幼稚園整備を先行するか、幼保一体化を進めていくのか、さまざまな角度から前向きに担当者と検討していくと答弁なされました。検討はなされたのでしょうか。また、整備終了は平成何年度を目標とされるのか、市長の見解をお尋ねします。

 3点目、公共交通システムについてお尋ねします。

 この質問は、今脇議員、それから掛谷議員、同じ質問になると思いますが、答弁が同じであれば同じ答弁ですというお答えをいただいたら結構です。

 バス利用の実態とニーズを的確に把握しながら効率的で使いやすいバス運行となるよう路線の再編を含め利便性を向上させることで利用者の増加を目指し、路線の確保、維持につなげていく観点から地域での説明会等を行ってまいりましたが、途中から計画が進んでおりません。地域では、計画が中止になったのではないかという声も聞かれております。路線バスシステムの開始が計画よりおくれている理由をお聞かせください。

 また、開始はいつを予定されておられるのか、市長の見解をお尋ねします。

 4点目、観光について。

 この質問も吉永の地域意見交換会でお話があった件でございます。

 八塔寺川ダム公園の周遊道路沿いには桜、もみじ、ツバキ等落葉樹林、常緑広葉樹林数百本が自生または植樹なされており、四季さまざまに変化を楽しむことができます。遊歩道も整備されており、清流で夏も楽しむことができます。

 また、和意谷敦土山、岡山藩主池田家墓所には、これは国指定史跡と指定されております。周囲を険しい山林に囲まれて俗人を忘れさせる聖域となっております。参道と墓所を取り巻く樹林はコナラ、アベマキ、ウラジロの木などの落葉樹にアラカシ、ヤブツバキなどの常緑広葉樹が混交して自然度の高い樹林が形成されて、一部にモミ、ツガなど針葉樹の大木が点在しております。

 また、低木にもモチツツジ、アズミなどがあり、四季折々に変化する自然環境と歴史的遺産とが一体となって良好な郷土的たたずまいをしております。

 現在、八塔寺川ダム公園は冬を除き、池田家墓所は夏、冬を除き観光客が次々と訪れています。私も何度か平日に両箇所を訪れ、観光客の方とお話をさせていただきました。

 訪れた方にお聞きしますと、なぜここに観光に来られたんですかという質問に対して訪れた方は人づてに聞いてきました。そして、一度訪れたから、よかったから年に何度も訪れていますよというお答えをいただきました。PR活動を行えば、もっと大勢の方に楽しんでいただけるのではないでしょうか。

 また、池田家墓所のトイレ、これは墓所には1カ所しかトイレはございません。女子用の2つのトイレのドアが役に立たないほど壊れております。修理なされる計画はありますか。

 そして、池田家墓所看板が更新されておりませんが、更新の予定はありますか。これは備前市でなくて県が設置されている看板のように思います。

 それから、5番目に入ります。

 神根地区の八塔寺川災害復旧についてお尋ねします。

 本年度の豪雨で4月に改修されたばかりの堤防が、改修以前にも増して破壊されました。再度大雨となれば堤防の決壊のおそれが予測されます。復旧工事の計画はありますか。また、時期はいつになるのか、お尋ねいたします。

 6番目、神根グラウンドの用具収納庫設置についてお尋ねします。

 神根グラウンドは、現在野球、グラウンドゴルフ、ゲートボール、消防団の訓練等に使用されております。以前に設置なされていた収納庫は壊れて、現在はありません。それぞれの用具を収納する収納庫が必要であります。神根グラウンドの用具収納庫の計画予定はありませんか。これは地元のほうから今までに要請したことがあるけれども、いまだに設置されていないということで質問をさせていただきます。

 以上でございます。御答弁よろしくお願いいたします。



○議長(尾川直行君) ただいまの質問に対する答弁を願います。

 吉村市長。

     〔市長 吉村武司君 登壇〕



◎市長(吉村武司君) それでは、金本議員の御質問に順次お答えをいたします。

 1番1点目、赤穂市西部の産廃施設計画についてでありますが、この計画は神戸市の土木業者が赤穂市の鷆和、福浦地区にまたがる海岸隣接地の採石場跡地約9ヘクタールに管理型の産業廃棄物最終処分場を設け、25年計画で約204万立方メートルの産業廃棄物を運び込み、最終的には森林に復元するものと聞いております。

 この処分場計画についての説明会は、10月19日に鷆和地区、10月20日に福浦地区の2地区についてのみしか行っておらず、日生町漁協に対して説明がないため、事業者に説明を求めている状態であります。この計画につきましては、業者の動向を岡山県、兵庫県及び赤穂市と情報を密にしながら注視していきたいと考えております。

 2点目、大気環境監視測定局についてでありますが、現在備前市内には岡山県が設置しております伊部、東片上、日生、三石の4局と備前市が設置しております鶴海、穂浪、野谷の3局の7カ所の大気汚染物質を監視する測定局があります。

 基本的には、県下でも岡山、倉敷、玉野、笠岡、備前地域などの大気汚染が著しい場所に主に設置されており、備前市内でもそういった場所に設置をし、再配置をしながら現在に至っております。

 最近の測定結果によると、市内の各局はおおむね環境基準値内であり、以前と比較して大気汚染物質は横ばいまたは減少傾向にあることから、吉永地域に大気測定局の設置は今のところ考えておりません。

 3点目、一般廃棄物処理基本計画についてでありますが、本基本計画の再資源化計画の施策の一つとして、市民の利便性を考慮して常設型資源回収拠点の整備を検討することとしております。まずは9種23分別の導入促進をするため、市全域に資源回収ステーションの設置を目指していきたいと考えております。

 収益還元につきましては、備前市は資源物リサイクルの約7割がPTAなどの資源ごみ回収推進団体によるものであり、その集団回収を奨励するため報奨金を交付しております。今後も資源化の柱として奨励していきたいと考えております。

 また、9種23分別の未実施地区への早期導入を図るため、導入期限を設定するなどの方針を打ち出していきたいと考えております。

 2番、吉永幼保一体型施設整備についてでありますが、これまでの一般質問にお答えしたとおり、市が示した条件に対し地区として何ら回答がないことから、市としての方針に変わりはありません。しかしながら、これまで懸念されているとおり、吉永幼稚園の耐震化についてはIs値が低いことから、園児の安全・安心を確保することが必要であろうと思います。今後、場所の変更も含め幼稚園整備を先行するのか、幼保一体化を進めていくのか、現在さまざまな角度から検討を加えておるところでございます。

 また、整備終了についてですが、園の建設規模から設計施工をあわせて着工から開園までおおむね2カ年を要するものと考えております。

 3番、公共交通システムについてでありますが、今脇議員等にお答えしたとおり、第2次総合計画の策定により、現在の公共交通計画の見直しを含め検討中でございますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。

 4番1点目、八塔寺川ダム公園、和意谷敦土山池田家墓所のPRについてですが、現在市ホームページの観光ガイド、パンフレット等でPRをしており、土器議員にお答えしましたようにフェイスブックにも順次掲載し、皆さんに情報を提供させていただいております。今後も観光協会、県観光連盟等関係団体とともに連携しながら各種媒体によりPRを行ってまいりたいと考えております。

 また、市民の皆様が四季折々にたびたび訪れていただきたいと思っております。

 2点目、池田家墓所のトイレの修理計画はあるのかについてでありますが、現状の確認を行った上で修理が必要な箇所につきましては随時修理を行ってまいりたいと考えております。

 看板は、御指摘のように岡山県が設置したものでありますので、現状を確認した上で、必要に応じて岡山県に要望してまいりたいと思っております。

 以上であります。



○議長(尾川直行君) 高橋まちづくり部長。

     〔まちづくり部長 高橋昌弘君 登壇〕



◎まちづくり部長(高橋昌弘君) それでは、私から5番目の神根地区八塔寺川災害復旧についてのお答えをさせていただきます。

 岡山県管理の八塔寺川の護岸は、平成24年7月に被災を受け、平成25年5月に復旧工事が完成しておりましたが、ことし9月の豪雨により再び被災を受け、護岸ブロック擁壁の天端が川側へ傾いております。県に確認をしたところ、既存の擁壁を利用しながら来年1月から復旧工事に着手するとの予定を聞いております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 岩崎教育次長。

     〔教育次長 岩崎 透君 登壇〕



◎教育次長(岩崎透君) それでは、6番目の神根グラウンド用具収納庫設置についてお答えいたします。

 収納庫設置につきましては、前向きに検討しており、早急に設置したいと考えております。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) よろしいか──再質問に入ります。

 金本議員。



◆8番(金本享君) それでは、再質問をさせていただきます。

 大きい1番の2番目、大気環境監視測定局についてお尋ねしますが、今吉永では余り必要にないというようなお答えになってしまいました。実際に考えてみまして、今備前の鶴海とか日生とかありますけども、日生とかというよりは今吉永のほうがこういう産業については製造量が多いと思うんです、業種ももちろん多いですし。ここに出ておるのは耐火れんがということを基本にしておられますけども、吉永地区ではそれぞれそれと違った鉱物のこういう汚染に関係するようなことがあります。これは私が言うよりも、もちろん薬品の被害も想定されますし、それから粉じんも想定される。これはもう市長、私が言わんでも御存じだと思いますので。比べてみましても、日生とか備前のそういうところから比べては非常に吉永のほうがまだずうっとこれ調べる必要があるんじゃないかなというふうに私は思います。

 実際に見ましても、車で走ってみても、これから多分市長も走られることがあると思うんですけど、山の色が変わっておるとかというのも見られる、それは何の原因か、それはすぐ見ればわかることで。そういうためにも吉永でこういう監視測定局が必要ではないかと私は思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 野上市民生活部長。



◎市民生活部長(野上茂之君) 私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。

 先ほど、市長のほうが答弁しましたが、合併以前から吉永のほうには測定局はなかったということで、合併後吉永に測定局をということで、いろいろ検討した経緯もあります。しかしながら、一番近い野谷のところである程度の数値がはかれるというようなこともありまして、現在設置の考えはないというような答弁をさせていただきましたが、今後また研究をさせていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) 部長お尋ねします。

 今、多分野谷にあるというに、私も思います。野谷より吉永のほうが必要性があるんじゃないか、移動ができるんじゃないかなという、私はそういうような感じで思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 野上市民生活部長。



◎市民生活部長(野上茂之君) 移動につきましても、なかなかちょっと経費的なものが結構かかるというのを以前協議したときに聞いておりますので、再度研究してみたいと思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) ありがとうございました。

 2番目の幼保一体化施設の整備計画についてお尋ねします。

 これ、今市長の御答弁というのはこの前6月、私を含め数人の議員さんからの御答弁と全く変わった答弁になっておりません。

 市長、この前意見交換会で女性の方が切実におっしゃったのが身につまされた、私は思うんですが。私はその当時から吉永の議員をさせていただいて、あの女性の方の言われたとおりこの前も雨が降ったときにたらいを持って2カ所も3カ所も移動したんですよというようなこともお聞きしましたけど、もう以前からその状態なんです。それも辛抱してください、辛抱してください、もう新しくできるんですから、大きい改修はもう辛抱しましょうよということの中で今現在に至っているわけです。

 市長よく言われますよね。子供は備前市の宝であります。安全で安心が第一です。これはそういう子供さんを預かっているそういう公共の施設がそういう状態にあるということをわかった上でまだこれを引き延ばそうと。今言われるように、これから実際に来年度からかかったとしても2年はかかるんですよ。あの建物をそのまま。市長、今度そういう雨が降ったときに市長行ってみられますか。あの人の言ったのもうそじゃないんですよ。本当なんですよ。だから、もう今から、来年度から、想像したとしても2年はかかるんですから、それまでどういう状態になるか。もしものことがあったら市長、市の責任ですよ。どういうように思われます。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) この4月から就任をしまして、レクチャーを受けてこの吉永の地区の地域のことについてこの経過をよく聞いております。吉永地区についてはそのような地区の役員の交代というところも前提で、議員の皆さん方の御協力も賜りたいと思っております。

 なお、この来年の4月1日をもって三石のこども園が開設されます。そうしますと、次のこども園等、あるいは幼稚園の改築等については誰が見ても次は吉永であろうと私も思っております。ただ、そのような地区内の状況というところも一つ御理解いただいて、できるだけ早くそのような形で吉永地区の皆さん方に御心配をかけない形で進めていきたいと思っておりますので、これからも御協力をお願いしたいと思います。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) これを市長御存じでしょうか。吉永の幼保一体化施設ができ上がった状態のときに神根地区の幼稚園、これも地元ではけんけんがくがくと1年以上かかって地元と、それから保護者等を含めた中でもう反対、賛成というようなことで非常に地域の役員さん方も苦慮なされた中で、ようやく、ようやく保護者の方、それから住民の方にも御理解をいただいて、でき上がったときには吉永のほうへ、そして通学はこうさせていただきましょうということで、こちらも教育委員会は御存じだと思うんですけど、非常に苦慮した中でようやくそういう了解をとれて、さあというときにこの問題が起きとんです。だから、吉永幼保一体化というて簡単に建物だけ言われますけど、いろんなことが含まれた中で早急にこういうことも検討していただきたいというのがもう本音なんですよね。だから、もちろん一番の原因というのはもう本当に老朽化した建物である、雨漏りがしよる、こういうところで幼稚園の子供、市長も今さっき自分の子供さんのことも言われましたけど、自分のお孫さんがそういう状態のところで預けれるかというて、それはなかなか難しいです。保護者の人もやかましく言われる。これがもう当たり前のことだと思うんです。だから、私が思うのでももうぜひ来年度からどちらか何らかの方法、今言ょうる方法があるんですから、どちらの方法かに絞ってぜひ来年度から計画に入れられて、それから再来年度、2年間を経過した中で最短コースで建設をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 4月に就任いたしまして、この件につきましても早く地元の問題が解決すれば方針を示したいと思っております。

 ただ、何もしておらないわけじゃありません。いろんな対応を担当課のほうに指示をしております。ただ、現在は地元の回答待ちであるというところが市の方針でございまして、その間いわゆる幼稚園の改築あるいは移転等につきまして、担当の部署においていろんな検討をさせておるということも御理解いただきたいと思うんですが、まずその前に市との懸案事項を皆さんの御協力で解決させていただければというところでございます。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) もう私も自分が努力してできたらぜひさせてほしいんですが、地元の議員として申しわけございませんけども、それができないからもうすがるしかないというのが現実であります。先ほども言いましたように、できればもう本当に最短コースでしても2年以上はかかるんですから、ぜひ最短コースでの整備をよろしくお願いいたします。

 それから、3番目の交通システムについてでございます。

 この件については先ほど今脇議員、それから掛谷議員質問なされました。この件ですけど、吉永のほうではこれも担当の職員さんがもう大変苦労なさったんですけど、地元へ行ってその地元の役員さんと会ってこういう方向でいかがですとか、そちらの御要望ではこうなんですか、ほったらそれをすり合わせてこういうことではどうですかというていろいろその話をして、それから地域の役員さんはそれをまた集落の住民におろして、こういうことで交通体系というのを変えていこうと言よんじゃけど、どうにか協力してくれんかと。全部が全部、100%とはいきませんけども、そういう役員さんの努力のおかげである程度もう4月1日から試行運行やりましょうというようなところまで一時期話が、説明をしたことがあるんです。それが、本当にもう今の状態で、今いろんな総合的なことから考えて、それで今また再編計画をまたやっておるんだと言われるんで、その中で市長できるところからやっていこうと思いよんじゃと。吉永地区ではある程度骨格的なものができ、それから住民のある程度の、100%の理解とは言いませんけども、ある程度の理解もいただいた中でそういう方向が決定づけられた方向ができとったわけなんです。だから、それも今言う話で試行的には、来年度4月1日をもって試行的にやってみようと思うんですけど、いかがですかというようなところまで地域説明会なされて、それがもう今の状態でもうストップして、来年の4月1日とか、今また再編計画をやりよんでどうなるかわからんのんじゃということの中でその地域の役員さん方はああいうところまでして、説明をしながら、そして住民にも理解を求めながら、さあそれでオーケーというところまでいきませんけど、ある程度内諾を得てさあというたときに、いやいやまだ内部的にいろいろ総合的には問題があるので、ちょっと待って、計画を練り直しよんじゃというような説明の中では、僕は先ほど言ったようにもうやまったんかと、もう再編計画というのはもうなくなったんかというような話も出てくるんですよね。

 だから、その点について市長今さっき言われましたようにある程度住民の理解が得られ、それからそれに携わる運輸会社の人、ある程度そこらにも説明した中で、ある程度もう話が進んでおるところからこれもう進めたらいいんじゃないかと思うんですけど、いかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 公共交通についてはこれからの過疎化、高齢化について大変リンクしておる問題でございますし、先ほども答弁しましたようにどのような形で利用者の負担を含めて、あるいは地域の御協力も含めてどのようにするかというところは、実は私も本当に心配をしております。

 ただ、備前市全体の高齢化、過疎化を考えますと、いろんな地域にその要望があるわけでございます。一つの地域だけに例えば試行的に運行するということがいいのか、ある程度全市的に見て運行する必要があるのか、今脇議員の御質問にもありましたように備前市の北側あるいは東側だけではなしに南側等あるいは西側等においても本当に切実な問題であります。

 この全体をカバーする公共交通をスタートするには、やはりよほど十分な財源的な確保と、そしていわゆる利用者の御負担等を考えないと、1カ所だけやって、それで等分するということでは各地域の方の御要望に満足に応えられない。その辺が、一番苦慮しておるところでございます。

 できるもんからやっていきたいという気持ちはございますが、各地区の要望から考えますと一、二カ所でスタートして、それじゃあこの地区はどうなるんかというようなことに最終的になろうかと思います。そのときに、永続的な運行をやらないと試行だけで終わってしまうという危険性をはらんでおりますので、やる以上は全市的にその要望する地域あるいはしなけりゃならない地域を十分に勘案してやらなきゃならないという中で、新総合計画を策定、9月にさせていただきました。それをもとに一つ公共交通をこの政策監の会議の特命事項の中、17番目にも入っております。一つ備前市全域の過疎化、高齢化を考えた上で実施をしていかなきゃならないことだと思っております。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) 市長の言われんとすることがよくわかります。ただ、もうこれ一つのもう汽車でいえばもうレールに乗って一旦走り出したんですよね。それで、もう地元にも行って何カ所も説明会され、そして地域の役員さんと直に会って話もし、これは今市長の言われることはそこまでもうレールに乗る以前だったらこれ、汽車で駅に乗る前やったら下りに乗ろうか、上りに乗ろうかというてこれは判断できるんですけど、もう上りに上って上り出したら上るしか今ないんですよね。これはもう市の方向としてもう一旦こういう方向で地域に出向いてこういうことでやろうと思うんですけど、どうですか、御理解くださいよというところまでいった中でのこの今の状態というのは、これ褒められたもんではないというふうに私は思います。それ以前に市長が言われることをした上で、このレールに乗ったわけで、汽車席に乗ったわけですから。

 そやから、私の思うのには一旦乗ったらその方向で進んでいったげんと、一番困るのは市じゃなしに実際にえらい目をした職員であり、地域の役員さんであり、心配をかけた住民なんですよね。だから、そこらはやはり今市長の言われることはよくわかりますけど、やはり順番というのは今市長の言われたことをその前にして、それから地域へ出向いて話をされる、これが筋ですよね。説明しといて、いやあれはちょっと待ってくれ、まだちょっといろんな問題があるからこれまた一から考え直しじゃというような考え、これはちょっと逆転しておると思いますので、今後はそういう方向でなくて執行部で練って練って、こういう方向でいこうというたら途中で特別なことがない限りはやはり乗った方向に進んでいっていただきたい、そのように思います。いかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 備前市の重立った幹線コースを運行するんであれば、この公共交通もそんなに時間がかからないで運行できる状況だと思いますが、今の要望はできるだけ自分の家の近くまで来て、そっから生活手段あるいは医療関係のところまで、いわゆる公共交通を利用したいということになりますと、幹線道路を通行する通常の公共交通という形を外れまして、いろんな枝線といいますか、そこへ入っていくと。そうしますと、正直申し上げて誰でも家のそばまで来てもうて、そして幹線へ出る300メートル、400メートルを歩かなくてもいいということになりますと、路線の回数、費用、それ等が大変多大なことになるわけでございます。

 大事なことは、その幹線まで出れない。だから、この際自宅のそばまで公共交通を持ってこいと。持ってこなければ、いわゆる生活ができなくなるという高齢者の気持ちはもう十分に、先ほど答弁したとおりわかっております。ただ、それを一旦開始しますと備前市は大変広い地区でございますので、それが無限に広がるとは申しませんけども、皆さん方の要求に応えて運行するには相当の準備をしないと、幹線だけのお話と違って今私が聞いておりますのはすぐ家のそばまで一つ公共交通機関として入ってきてくれということを報告を聞いておりますので、これをどの地域だけは入っていく、どの地域はもうしばらく幹線まで出てくださいという、その市民のコンセンサスというようなところが私にとってはまだ検討の余地があろうかと思っております。これを幹線で運用するのか、枝線まで延びた中でやるのかというところが、一番大事な運行計画の中での対応だと思っております。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) 私が言よんのは、もうちょっと外れてしもうとって、僕の言うのはもう最初にそういう論議を執行部の中でして、それから地域へ出かけて説明するというのが順序じゃないですか、いかがでしょうかという御質問をさせていただくだけで、その細かいところまでの説明を求めたわけでございません。

 これからはそういうことを執行部のほうで考えたら、やはりそれを途中でストップしないように、やはり住民に説明会までするんであればその方向というのは途中で今言うような格好にはならないように執行部でこれからは考えてやってくださいということをお願いしときます。

 それから、観光についてです。

 この件についてですが、近年観光の価値観というのが非常に変わっていますね。というのが、いろんな観光地、備前市にしてもそうですけども、閑谷学校も観光バスが以前ほどとまりませんね。これはなぜかというのは、もうほとんど乗用車等で少人数でする観光というのが、これが変わってきたんですね。私らの若いときは会社から観光バスに乗って、それから職場から行ったり、部落で観光バスでというて、こういう今観光の価値観じゃなくて乗用車で、特に私らの年代、65歳を過ぎた、60歳を過ぎたぐらいの年代の方が3人、4人ないしでその乗用車1台で観光地をめぐる、それものんびりと回っていくというような観光価値観というのに変わってきていると思うんです。

 それから、ただもう観光だけなくて、例えばここにあるような池田墓所のように国の史跡であるだとか、そういうところを見ながらお弁当を持っていってのんびりと探索する。それから、地元の人と話をしてみたりというような、そういう価値観に観光というのが次々に変わってきているのが実情だと思うんです。

 おかげなことに、八塔寺川ダム公園にしても大型のバスをとめるところというのはある一定だけで、もうほかにはとまりません。もう乗用車じゃないととまらないと思います。

 それから、八塔寺にしても、あそこの広場まではありますけど、もうあとはもう普通でいえば乗用車での観光になると思います。

 それから、特に池田家の墓所なんかは大型のバスはもちろん入りません。もう乗用車での観光になると思います。

 そういう中から少人数化の観光になると思いますので、特にそういうもんをセットにした、吉永町は多分その3カ所行ったらもう一日のコースで終わるんじゃないかなと。そういうなこの3つのコースとして一つのPR方法を考えられたらいかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 議員の言われる、俗に言うルート観光といいますか、二、三カ所を一日で回る、半日で回るということは、今はやりだということもわかっております。私も、この春まで備前市の観光協会の会長をしておりましたので、備前市内の観光資源を活用して、観光産業というところまで持っていきたいと思っておりますし、例えばB−1グルメについては3年前の姫路から一つのブレイクをして、備前市のPRに大いに頑張っていただいております。

 そのように、備前市の地域には各地域にすばらしい観光資源があります。私もスピード感を持って、いわゆる市内外に発信をしたいと思っております。

 同時に、備前市民の方々も先ほど申しましたように四季折々、たびたび自分たちのすばらしい観光地を訪れていただいて、市内外から来ておる方とおもてなしといいますか、いわゆる市民同士のすばらしいおつき合いをスタートしていただいて、備前という町の文化度あるいは市民度をみんなで高めていく必要があろうかと思います。この観光振興については大変前向きに来年度以降も対応していきたいと思っております。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) 5番目の八塔寺川災害の復旧についてお尋ねします。

 これ、今部長のほうから来年2月ごろに復旧をやるということでお聞きしました。これ、ちょっとお願いしておきたいんですけども、これ部長は御存じのように、これ1年もたたん間に一回の豪雨でもうもとより激しくなった。これもう非常にもう近くの集落の人もおい、何なら、あのくらいの水でおい、直した以前よりまだ増してめげたじゃねえかと。この次あったらもう絶対おえんでというような話になってしもうとんですよね。だから、これ今の状態を何ぼか直してということをお聞きしましたけど、ぜひ部長そのときには立ち会っていただいて、私ら土木のプロじゃないですからどうしたらいいんかわかりません。もうできるだけ今のような一回の水であんだけの工事して、何千万円の工事か私わかりませんけど、あんな状態になるのは考えられないんで、何か原因があると思いますので、その点もぜひよろしくお願いしたいと思います。



○議長(尾川直行君) 答弁は。



◆8番(金本享君) よろしいです。



○議長(尾川直行君) 金本委員。



◆8番(金本享君) 済いません。6番目のグラウンドの用具倉庫について、これも一つの提案でお願いしておきます。

 以前しとったのは、軽量の薄っぺらの鉄板の倉庫なんですけど、これあそこ非常に河川敷で風通しがきついところなんです。できればですけど、面積が小さくなってでもいいですから正式な鉄骨でつくるか、ブロック的なもんでつくるか、風で飛んでしもうてまためげないようにだけは考えていただけたらと思いますので、その点いかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 岩崎教育次長。



◎教育次長(岩崎透君) 今、スポーツ振興係のほうで考えておりますのは、やはり既製品の小型の物置です。風がよく当たるというのも聞いております。今度設置するのは以前設置していた場所じゃなくって、ベンチで、ブロックで囲われたところに背中合わせのような形で設置して、風が受けないようなところを設置したいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) よろしいか──(はい)

 以上で金本議員の質問を終わります。

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○議長(尾川直行君) この際、申し上げます。

 本日の一般質問はこれで終わりとし、後の方の質問については明日行いたいと思います。

 本日はこれにて散会いたします。

 皆さん、御苦労さまでした。

     午後5時07分 散会