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岡山県 備前市

平成25年 5月第3回定例会 06月13日−03号




平成25年 5月第3回定例会 − 06月13日−03号







平成25年 5月第3回定例会



              第 3 回 定 例 会 会 議 録 (第3号)



会議開閉日時   平成25年6月13日  午前9時30分 開議    午後5時08分 散会



会議の場所    備前市役所議場



出席した議員の番号氏名(1番は欠員)

  2番  星 野 和 也      3番  清 水 文 雄      5番  今 脇 一 知

  6番  守 井 秀 龍      7番  山 本 恒 道      8番  金 本   享

  9番  西 崎 公 朗      10番  川 淵 正 行      11番  掛 谷   繁

  12番  森 本 博 子      13番  片 岡 紀久子      14番  田 原 隆 雄

  15番  川 崎 輝 通      16番  田 口 健 作      17番  橋 本 逸 夫

  18番  大 西 國 昭      19番  土 器   豊      20番  中 西 裕 康

  21番  津 島   誠      22番  尾 川 直 行



欠席・遅参・早退した議員の番号氏名

  欠席 4番鵜川晃匠   遅参 なし  早退 なし



説明のため出席した者の職氏名

  市長     吉 村 武 司  副市長    武 内 清 志  教育長    土 山 球 一

  総務部長   三 村   功  市民生活部長 野 上 茂 之  保健福祉部長 金 光   亨

  産業部長   高 橋 昌 弘  上下水道部長 堀   俊 策  日生総合支所長坪 本 弘 毅

  吉永総合支所長里 見 清 美  教育次長   岩 崎   透  病院総括事務長森 脇   博



職務のため議場に出席した議会事務局職員

  事務局長   山 口 和 夫  事務局次長  山 本 光 男  議事係長   石 村 享 平

  議事係主査  青 木 弘 行





△議事日程並びに付議事件(結果)


番号議事日程付議事件等結果
1一般質問

・19番 土器議員

・16番 田口議員

・9番 西崎議員

・8番 金本議員

・13番 片岡議員

・18番 大西議員

・12番 森本議員

・7番 山本議員
質問通告事項のとおり                              ──






△一般質問通告事項


順位通告者氏名質問の要旨答弁者
819番
土器 豊
1 福祉のまち備前市を目指しては

 ? 3つの病院を生かして

 ? 高齢者保健福祉計画について

 ? 地域住民主体で

市長
2 ボランティアについて

 ? 組織的にするボランティアにも力を入れたら(取り下げ)
3 土地区画整理事業の見直しについて

 ? 伊部・浦伊部土地区画整理事業の見直しは(取り下げ)
4 伊部小学校の移転(備前中学校の近くへ)について

 ? 校舎は木造建築で

 ? 小中一貫校

 ? 将来は備前中学校区が備前小学校区に市長
教育長
(再質問あり)
5 林業について

 ? 施政方針には林業がなぜないのか市長
916番
田口健作
1 元気なまちづくりについて

 ? 市長施政方針より

 ? 定住人口増加について

 ? 観光行政について

 ? facebookページについて市長
(再質問あり)
109番
西崎公朗
1 選挙公約について市長
(再質問あり)
2 施政方針について市長
(再質問あり)
3 平成25年度補正予算について市長
(再質問あり)
118番
金本 享
1 市長の政策方針について

 ? 企業誘致、創業支援の方策は

 ? 安価な住宅地の提供の方策は

 ? 総合支所、公民館機能向上、公共システムの充実の方策は市長
総務部長
(再質問あり)
2 吉永地域の火葬執行体制について市長
(再質問あり)
3 吉永幼保一体型施設整備について市長
(再質問あり)
1213番
片岡紀久子
1 備前市のごみ行政について市長
(再質問あり)
2 吉永地区の幼保一体型施設について市長
(再質問あり)
3 学校教育について

 ? 学校の統廃合について

 ? 備前まなび塾について

 ? 学校給食に備前焼を市長
教育長
(再質問あり)
1318番
大西國昭
1 新総合計画(案)について

 ? 人口問題対策について

 ? 第7章地域の活力を生む産業を振興させるまちについて

 ? 架橋完成(平成27年3月予定)に伴う諸島部活性化について

 ? 国・県直轄事業の推進について市長
(再質問あり)
2 公共施設マネージメント白書の策定について

 ? 市内施設の設置目的や役割、維持管理の効率化、管理コスト、最小の経費で最良のサービスを提供する行政経営に転換していく(人口減少問題を含む)

 ? ハード面(構造安全、老朽化状況、機能改善、維持管理)の分析について市長
(再質問あり)
3 市長の理想とする市役所について

 ? トップリーダーとしての考え方について(新しい視点)

 ? 理想とする管理職員について(人財育成)

 ? 民間の経営感覚の導入について(開拓精神)市長
(再質問あり)
1412番
森本博子
1 施政方針について市長
(再質問あり)
2 教育について市長
教育長
(再質問あり)
3 空き家条例と定住促進市長
総務部長
産業部長
(再質問あり)
4 備前市幼稚園・保育園跡地利用方針について総務部長
(再質問あり)
5 介護予防事業について保健福祉部長
6 期日前投票宣誓書について市民生活部長
157番
山本恒道
1 教育について

 ? 中高一貫教育による学校教育の質の向上について

 ? 小中一貫教育について

 ? 放課後児童クラブについて市長
保健福祉部長
(再質問あり)
2 地域的なバランスに配慮した予算を市長
(再質問あり)
3 南海トラフ地震について市長
総務部長
(再質問あり)
4 コンパクトシティについて市長
(再質問あり)
5 チャレンジデーについて市長
6 伊里川しゅんせつについて市長






     午前9時30分 開議



○議長(尾川直行君) 皆さん、おはようございます。

 ただいまの出席は20名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 日程1、昨日に引き続きまして一般質問を行います。

 なお、重複する質問は努めて排除していただきますようお願いいたします。

 それでは、土器議員の一般質問を願います。

 19番土器議員。

     〔19番 土器 豊君 登壇〕



◆19番(土器豊君) 皆さん、おはようございます。

 それでは、通告に従いまして順次質問をさせていただきます。

 最初の質問でありますが、福祉のまち備前市を目指してはいかがでしょうか。

 平成21年3月に策定された備前市高齢者保健福祉計画、備前市5期介護保険計画の平成24年から26年までの3年間が、平成24年3月に見直しされていますが、その中で高齢者が可能な限り、住みなれた地域で、健康で生きがいを持ち、生き生きと自立した生活ができるよう計画を策定したとの記述があります。まさに高齢者が望んでいるところであります。

 また、最期を自宅で望む願いは根強いと思います。高齢者が在宅で死を迎えること、みとりは終末ケアが最も重要と思われます。施政方針の高齢者福祉、介護保険の中で、保健・福祉・医療・地域が連携し、公民館を活用しながら取り組んでいくとのことがありますが、市内には3つの市立病院があります。これらの協力を得ながら、在宅医療、介護力、見守り、声かけなどの地域力をそれぞれが連携を図ることにより、住みなれた地域で暮らしていけることが可能となると思われます。市長の考えをお聞きします。

 次に、伊部地区では、高齢者ふれあい事業としての、本年度はひとり暮らしの方、高齢者だけで暮らしている方に対して声かけ、安否確認の推進と孤独死ゼロを目指す取り組みをできる町内会から実施しますが、それには最初、担当職員、地域に住んでおられる職員の協力が必要と思います。市長の考えをお聞きします。

 それから、次なんですが、ボランティアについてなんですが、ちょっと通告がうまくいかなかったんで取り下げます。

 それから、次の伊部・浦伊部土地区画整理事業については、掛谷議員に答弁がありましたので、取り下げます。

 次に、2点目の伊部小学校の移転についてでありますが、市長から現在の伊部小学校を備前中学校の近くに移転を考えているとお聞きしておりますが、そこで3点、提案、お願いをしたいと思います。

 1点目、校舎は木造でお願いしたい。

 2点目、小中一貫校で検討をお願いしたい。

 3点目、将来は小学校の学区を中学校学区と合わせることを検討していただきたい。

 以上、3点についてお願いしたいのですが、市長の考えをお聞きします。

 次、3点目ですが、市の面積の約8割を占める山林があるにもかかわらず、平成25年度施政方針に、林業について全く触れられていないのはなぜでしょうか。市長も森林の重要性、環境への役割など十分に認識をされていると思います。お考えをお聞かせください。

 以上で質問を終わります。答弁をよろしくお願いします。



○議長(尾川直行君) ただいまの質問に対する答弁を願います。

 吉村市長。

     〔市長 吉村武司君 登壇〕



◎市長(吉村武司君) おはようございます。

 それでは、土器議員の御質問に簡潔に順次お答えをいたします。

 1番の1つ目でございますが、3つの病院を生かしてについてですが、在宅医療、特に在宅でのみとりは、国が重要施策として推進しているところであります。ただ、24時間体制でこうした在宅医療を維持していくには、マンパワー不足が大きな阻害要因となっており、採算性を含め、今後取り組んでまいりたいと考えております。御理解のほどお願いいたします。

 次に、2点目の高齢者保健福祉計画についてでありますが、伊部地区では、平成25年度において町内会単位で高齢者ネットワーク事業、声かけ安否確認等さまざまな事業を計画されているようですので、地区からの御相談があれば積極的に地域包括支援センターの専門職員を中心に事業が円滑に実施できるよう支援させていただきます。

 御提案の福祉のまち備前市を目指してについては、全く同感であり、こうした地域の皆様の力を活用した自主活動は、マンパワー不足を補う上で大変有効であり、ぜひとも継続して活動していただきたいと思います。

 次に、4番目、伊部小学校の移転についてでありますが、備前中学校近くへ校舎を移転するのであれば、用地や費用、地元との協議など多くの課題が考えられます。

 御提案の移転につきましては、私自身、長期的な展望として検討したいと思います。

 校舎は木造建築でということでありますが、昨今では木造建築が見直され、温かみと潤いのある学習、生活環境を実現すると考えられています。このことから、伊部小学校の移転を検討する際は、木材を取り入れた校舎も検討してまいりたいと思います。

 将来は、備前中学校区が備前小学校区にという件でありますが、教育のまち備前という視点で考えなければならないと思います。小中一貫校については、5つの小学校が1つとなる再編整備とあわせて検討すべき内容と考えられますので、御理解をいただきたいと思います。議員の御提案として承っておきます。

 5番目でございますが、施政方針には林業がなぜないのかについてでありますが、本市における森林面積は市の約80%に当たる2万668ヘクタールを有しており、林業の重要性は十分認識をしております。森林は、資源としての木材など林産物を生産する場となっているほか、土砂災害等を防止する国土保全機能、渇水や洪水を緩和しながら良質な水を育む水源涵養機能、生物の多様性の保全など、多くの環境保全機能を果たしております。また、地球温暖化防止が課題となっている現在では、森林が地球温暖化防止の大きな役割を担っております。

 しかしながら、今年度、森林整備における重立った事業はなかったことから、施政方針では林業について触れておりません。

 そうした中、企業との協働の森づくり、伊部つながりの森等の森林保全活動については、大変感謝をしております。これからも一生懸命私も協力をしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

 また、ぜひともこのような活動を継続的に続けていただきたいと考えております。市としましても、でき得る限りの支援を行いたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) よろしいか──再質問に入ります。

 土器議員。



◆19番(土器豊君) 伊部小学校が移転できたらの話で再質問させていただきます。

 伊部地区は山林を所有しています。木造建築の場合、伊部の区有林の木、材木が使えないかということ。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) できる限りそのような対応ができたら、してみたいと思っております。



○議長(尾川直行君) 土器議員。



◆19番(土器豊君) 教育長にお尋ねします。

 これも移転できたらの話なんですが、伊部小学校の生徒が中学校の近くに移転できた場合、小中一貫校ができるのでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 土山教育長。



◎教育長(土山球一君) 小中一貫校の問題ですけれども、私が小中一貫校を視察したケースを見てみますと、小学校とか中学校のほうが、どちらかが同一敷地内へ移転をして、そして小学校と中学校を廊下でつないであるとか、施設を、そういうようなケースを見たことがあります。そういう場合、小学校の教員、中学校の教員、こういうあたりが教員配置で相互の学校のほうへ授業に行くというようなカリキュラムになっておりました。

 また、場合によっては、敷地は別であっても、小中一貫校というようなケースも考えられ得るということもあります。佐賀県の佐賀市で両方のケースをしておりました。

 以上です。



○議長(尾川直行君) よろしいか──(はい)

 以上で土器議員の質問を終わります。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 次に、田口議員の一般質問を願います。

 16番田口議員。

     〔16番 田口健作君 登壇〕



◆16番(田口健作君) それでは、発言通告に基づきまして質問をさせていただきたいと思います。

 まず、1番の元気なまちづくりについて。

 市長の施政方針より、昨日も同じ質問がありました。6つの質問のうち3点が重なるわけですが、どうも余りあやわかりがしない。市長、昨日から答弁を聞かせていただいているんですけど、少なからずとも多くの市民は、吉村市長に余り慎重になり過ぎているんじゃないんですかという思いを私はしていると思います。私もそう思っております。少々間違ってもいいから、やり直せばいいんです。もっと大胆に自分で答弁をつくって、そして自分の思いを行政に入れていただきたい、このようにも思います。

 そして、市長は、何よりスマートフォンを2台、自由に操られる人でもあります。市長、今の時代、手のひらを制する人が時代を制するという言葉があります。まさにこの言葉は、あなたのために生まれた言葉ではないかというふうに私は思っておりますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。

 そして、新しい視点でのまちづくりを推進するには、職員の意識改革であり、市役所が変わらなければならないとありましたが、テレビや映画の世界では、校長が変われば学校が変わるという、学校が変わったドラマもありました。もうひと踏ん張りしないと、市長がかわってもまちは変わらないというふうに思います。具体的に今がこうだからその職員をどのように変えたいのか、ぜひお聞かせをいただきたい。お聞かせください。

 2番目に、コンパクトシティーあるいはスマートシティーという概念を取り入れた新しい視点でのまちづくりということで、これも昨日同僚議員の質問の中にありましたが、いま一つ全体像が見えてこない。市長の思いが伝わってないと思いますので、できれば再度、具体的に説明をお願いをいたしたいと思います。

 施政方針の3番目に、文化財の保護と活用についての中に、備前市歴史文化基本構想とありますが、こういうものをつくるというのを総務委員会で聞いたことはありますが、完成をしましたと、できましたという報告がないので、市長がこのように書かれているんであれば、もうできているんかなという想像をしておりますけど、どのようなものなのですか、説明をお願いをいたしたいと思います。

 2番目に、定住人口増加についてであります。

 これも、昨日、同僚議員の質問にありました。施政方針の中で生活面でのよさをアピールできず、人口流出を招いている現状があると言われておりますが、一般行政職員にしましても、備前市外へ合併時より3%ふえている。その半分が市内から市外へ出ていかれた職員だというふうに以前、説明を受けておりますが、きのうもありました。市内から市外へ出ていかれた職員さんの理由を知らずして、定住人口の増加対策というのは私は考えられないんじゃあないかというふうに思うわけです。確かに教育におけるまちづくりも非常にいいことだとは思いますけど、やはり日本全体にどういうアピールができるかということも私は大切なことだと思いますので、この点についての説明をお願いしたいと思います。

 次に、観光行政について。

 施政方針の観光についての中で、昨今注目を集めている瀬戸内国際芸術祭等県下イベントとともに連携を図りながらPRを行ってまいりますと言われておりますが、具体的に、あの瀬戸内国際芸術祭等とどのように連携を図ろうとされておるのか、お尋ねをしたいというふうに思います。あの拠点は、岡山県のすぐ前にありますが、玉野市の前にある直島が拠点でそもそも始まった事業ではないかというふうに私は思っておりますけど、あれは前にあるけど香川県なんですね。そして、あのあたりを中心に広まってはいるんですけど、この東のほう、牛窓も含めて参加をさせていただけていないのか、参加をする気がなかったのか、その辺も含めて御答弁をお願いをしたいと思います。

 そしてまた、平成27年3月には、市道日生頭島線の全面開通と合わせて、岡山県が計画をして事業をしてくださっている海洋牧場も完成するというふうに聞いております。あわせて、この辺の観光を備前市としてどのように取り組んでいこうかと思われているのか、お尋ねをしてみたいと思います。

 4点目、最後に、フェイスブックページについてでありますけど、東京都の猪瀬知事は、就任と同時に各担当部署にフェイスブックの公式ページを持ちなさいという通達を出されております。確認したら何ぼかがフェイスブックの公式ページに東京都としてありましたし、当然猪瀬知事のページもありました。市長のフェイスブックのページもありました。ぜひとも私はフェイスブックを活用してリアルタイムな行政情報の発信をするべきではないかというふうに思うわけですけど、ITに才たけている吉村市長としてどのように思われているのか、お尋ねをしてみたいと思います。

 これで私の質問を終わります。明快な御答弁をよろしくお願いします。ありがとうございました。



○議長(尾川直行君) ただいまの質問に対する答弁を願います。

 吉村市長。

     〔市長 吉村武司君 登壇〕



◎市長(吉村武司君) それでは、田口議員の御質問に順次お答えをしてまいります。

 まず最初に、大変激励をいただきましてありがとうございます。私も4月24日からの登庁で、今、いろんなことを勉強しておりますが、自分のいいところ、また人の意見を聞くというところもあわせ持って、これから全力を尽くしてやっていきたいと思っております。少し慎重過ぎるかもわかりませんが、それはまだスタートしたばかりでございますので、トップギアに入れるまで、もうしばらく御寛容をいただきたいと思っております。

 市長施政方針についてでありますが、職員の意識については、掛谷議員にお答えしたところでございますが、まず、まちの捉え方を変えることから始めなければならないと考えております。

 合併からの8年間は、旧備前市、旧日生町、旧吉永町で進めてきたまちづくりの流れを継続していくことにどちらかというと主眼が置かれていたと。それぞれのエリアを区別して考えてしまう傾向にあると私は感じていました。

 備前市が一つになるためには、その意識をまず変えていく必要があると感じたことから、市役所が変わらなければならないということを職員に伝えております。

 市外に住まいを持たれた職員のことも十分調査をして、また御回答もしたいと思っております。

 次に、コンパクトシティー、スマートシティーについては、田原議員のお答えで触れましたとおり、コンパクトシティーとは3ないし5キロ圏内で買い物などが完結できるまちを想定しています。一つの大きな市街地に集中させるのではなく、地区などの単位で日常生活が可能となる生活圏を市内に複数設け、それをモデル地域として互いに交流や連携を図ることで、住みよさの向上につなげていくものであります。

 なお、現段階で想定する生活圏の拠点は、公民館などであります。そこに人を配置することで、まずは安心感を提供することから始め、商店の機能をこの生活圏にできるだけ近づける取り組みを中期的に行っていきたいと考えております。

 また、スマートシティーについては、一般的にエコシティーと言いかえることができ、省資源、省エネルギーのまちづくりを進めるものであります。ICTを利活用した行政サービスの提供を初め、より高速なインターネット環境の整備を進めることで、市民生活の向上や起業の促進につなげてまいりたいと考えております。

 マイナンバー制が実施される27年度までが準備、それ以降は実現を始めなければならないと思っております。

 次に、備前市歴史文化基本構想についてですが、本市には、閑谷学校や備前焼など、豊かで歴史的な文化資源があります。歴史文化基本構想は、これら文化資源を周辺の環境や自然を含めて長期的、計画的に保存、活用するための総合計画でございます。

 現在、基本構想は、平成23年度設置の策定委員会で検討し、原案の作成を終えるところで、今後は一般からの意見聴取のためのパブリックコメントに諮り、それに基づく修正を経た後、策定する予定であります。

 2点目、定住人口増加対策についての市内から市外に転出した職員の理由を把握すべきでないかにつきましては、先ほど申しましたように、何らかの原因分析を行いたいと考えております。ただし、個人情報等には十分配慮をする必要があると考えております。

 3点目、観光行政について、についてでありますが、今回の瀬戸内国際芸術祭は、備前市においては残念ながら直接的な会場にはなっておりませんが、10月に開催されます備前焼まつりが広域連携事業として認められ、また岡山県備前陶芸美術館、日生にありますBIZEN中南米美術館が割引協力施設となっており、ガイドブック等でもPRされているところであります。

 市としても、ホームページ等を通じて広くPRしていきたいと考えております。ぜひとも3年後の3回目の瀬戸内国際芸術祭では、瀬戸内の市等との連携を図りながら、備前で参加ができるように頑張っていきたいと思っております。

 また、会場の一つである小豆島へのアクセスが日生港からもあることから、備前へ立ち寄ってもらえるような関係団体等と協議を進めているところであります。

 次に、海洋牧場の観光行政としての取り組みについてでありますが、海洋体験を活用した修学旅行の誘致など、さまざまな活用方法で誘客を図ってまいりたいと考えております。御理解を賜りたいと思います。

 4番目に、フェイスブックページ等についてでありますが、フェイスブックを活用する他の自治体等の現状を調査研究し、効率的、効果的な情報の発信方法、また内部的な運営方法を検討して、実施に向けて早急に努力をしていきたいと考えております。

 これからの情報化社会に乗りおくれないように、私ども頑張ってまいります。よろしく御指導願います。

 以上であります。



○議長(尾川直行君) よろしいか──再質問に入ります。

 田口議員。



◆16番(田口健作君) それでは、市長、何点か再質問させていただきたいと思うんですけど、まず1つ目の一つの備前。吉永、日生、備前というのが並行線をたどるというふうにあるのを、一つの備前という考え方をしたいんだというふうに思われますけど、私は、それを阻害しているのが旧備前地区の7つの備前じゃあないんかというふうに思うんですよ。この7つの備前が一つになっておれば、もう既に一つの備前になっとんじゃないんかという気がするんですけど、その辺についてはどういうふうに思われていますか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 市民それぞれ見方があると思います。そのようなお考えもあるということも承知しとります。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 田口議員。



◆16番(田口健作君) それぞれの人がいろいろな思いをするというのは、それは自由なんですけど、やはり7地区が一つにまとまらないと、それに吉永、日生を入れて一つの備前というふうには非常になりづらいという思いがあるわけなんですよ。その辺を市長はそれぞれの人の思いじゃなくして、その辺を市長はどのように思われていますか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 私自身は、旧備前市が7つのエリアに分かれておるとは思っておりません。また、日生の中にも大字がございます。吉永も3つ、4つ、大きな集落単位の地域がありますが、これからはそのようなエリアごとではなしに、一つの備前市として市内外に情報を発信しませんと、定住化構想はもちろんのこと、企業誘致等も前に進まないことだと思っております。これからのことを一生懸命考えてまいりたいと思っております。



○議長(尾川直行君) 田口議員。



◆16番(田口健作君) ぜひ一つの備前にして頑張っていただきたいというふうに思います。

 それと、コンパクトシティーについてでありますけど、非常にいい発想であるし、そうしないと、例えばこれから高齢者がどんどん、どんどんふえるという中で、買い物にも行けない、遠くて行けない、近くにあれば生活できるのにというような方がどんどんふえるというふうに思うわけですけど、しかしながら、どんどん、どんどんまちの中の日常、日用品を売るお店が減っているのも確かです。それは、当然その地域で買い物を余りしなくなったというより、やはりいっぱいそろっているところに買いに行くという方がふえているからそういうふうになるんだと思うんですけど。それで、市長の答弁の中に、公民館単位ということで、職員を置いてという話もありましたけど、私は、最終的には、市長、いよいよのところは、そういうところに日用品を置いてお店にしてまで頑張るという決意はございますでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) ございます。そのようにしていかなければ、過疎地においての、特に高齢者の生活が不自由になるということは目に見えてくる時代が来ると思っております。



○議長(尾川直行君) 田口議員。



◆16番(田口健作君) それでは、コンパクトシティーは、その意気込みで頑張っていただきたいと思います。

 次に、定住人口の増加についてであります。

 確かに、転出された職員さんの個人情報なんでしょうけど、やはりこの備前市のために協力してくださっている方もおられますし、ふるさと納税をしてくださっている職員の方もおられますので、ぜひ聞いて、その理由から一つずつやはり潰していって、住みやすい備前にして、定住人口の増加をふやすということだと思うんですけど、昨日の田原議員の質問で、市長、ふるさと納税されている職員が多いと聞いているんだというふうに言われましたけど、実際、多分去年だと10人少々だというふうに私は理解しとんですけど、すると1割に、一般行政職の1割に満たないと、1割ぐらいだというふうに思うわけですけど、それでも多いというふうに判断をされますか。どうですか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 昨日答弁しましたことは、幹部の中でどのぐらいおるんだろうかということを実は事前に聞いておりました。およそ幹部が50名おられます。その中で、市外におられる方がおよそ15名少々おられます。そして、その中でおよそ10名ばかりの方がふるさと納税をしておるということを聞き及んでおります。そうしますと、幹部の中でおよそ6割強かなあというところで発言をさせていただきました。



○議長(尾川直行君) 田口議員。



◆16番(田口健作君) 多いといった理由はわかりました。

 それで、市長、ふるさと納税なんですけど、手数料も5,000円から2,000円に下がったということもありますので、より多くのやはり職員の皆さんに御協力いただいて、そして職員皆さんとともに、やはりまちづくりをしていくというふうにしていかないと、なかなか前に進まないんじゃないかなあと、職員の皆さんの思いが伝わりにくいんじゃないかというふうに思うんですけど、その辺についてはどう思われますか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 実は、ふるさと納税制度ができてから、私は個人的には最もふるさと納税をさせていただいております市民の一人と思っております。備前市の善行賞の表彰もいただいております。多分、きょうこの議会で市の幹部を初め職員もテレビ中継等を見ておる方もおると思いますので、私の思い、あるいは議員の皆さん方の思いがより強く市職員に伝わることだろうと思っております。強制することではございませんが、その理解はこのような答弁等を通じて深まっていくものだと期待をしております。



○議長(尾川直行君) 田口議員。



◆16番(田口健作君) それでは次に、観光行政について再質問をさせていただきたいと思います。

 市長、先ほどの答弁の中で、瀬戸内国際芸術祭、3年後には参加できるように頑張るとおっしゃられたんですけど、その何か具体的な手づるというか、そういうのは何かございますでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) この場で具体的なことを申し上げるのが適切だとは思っておりませんが、実は私は、4月21日に春の部の最終日に宇野港周辺で行っております瀬戸内国際芸術祭の一つのイベントを見てまいりました。そのときに買いましたのが、この公式ガイドブック等でございます。第1回目のときも、何カ所か会場を散策してまいりました。

 この瀬戸内国際芸術祭は、瀬戸内周辺のみならず、日本国内あるいは海外にも広くその芸術性をうたった、すばらしい芸術祭だと思っております。何とかこの瀬戸内国際芸術祭を備前周辺に3年後には、その大小のプロジェクトは別といたしまして、若い芸術家の方がこの備前の地に来ていただいて、作品を発表していただくことを真剣に考えていく、これからの3年間と思っております。具体的なことは、これから考えることでございますが、この夏の部、秋の部にも、時間があれば、できるだけ多くの会場を回って、今現代に問いかけておるこの芸術家の魂を直接感じ取ってまいり、また文化面の市政の発展に寄与することもできるだろうと思っております。

 以上であります。



○議長(尾川直行君) 田口議員。



◆16番(田口健作君) よくわかりました。手のひらを制している市長ですから、時代には乗りおくれていないというふうに私は思っております。

 そして次に、海洋牧場の完成後には体験学習、修学旅行というふうな思いを述べられておりましたけど、ぜひともやはりさっきの言われた芸術、27年には橋もかかります。かつて鹿久居島の別荘地に備前焼の作家さんたちが別荘をつくって、そこで芸術の村というふうな発想をされたこともあります。あります。ですから、国有地が多く占める島なんですけど、いろいろな形の中で、まほろばも含めまして、もっともっと入り込める要素があるとは思うんで、ぜひとももっとやはり精力的に考えていただけたらというふうに思いますけど、いかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 実は、この間、幹部の人たちにこのような相談をしました。市のほうでグラスボードを買えないだろうかと。俗に言う、船の船底がガラス式になって、下が見えるということでございます。私自身、日生の海洋がどれだけ透明度があるのか、またどのような魚介類が生態をしておるのか、詳しくわかりませんけれども、私は沖縄に時々観光でまいりますが、必ず孫がそのような船に乗って、沖縄のすばらしさを感じ取っておることを見ましても、この日生港を中心とした瀬戸内のすばらしさを、丘の上から見るだけではなしに、また橋の上から見るだけではなしに、海洋資源とともども観光につなげる方法がありましたら、議員諸氏と御一緒になって研究をしてみたいと思っております。

 また、備前焼の若手の作家の方等が、そのような志望といいますか、鹿久居島等で備前焼穴窯等をつくられるというようなことがありましたら、いろんな法律的なことがあるんでしょうけれども、それがクリアできれば応援をしたいと思っております。

 最近もフランスのほうに備前焼の若手の方がワークショップをしに行っておられます。また、秋には、アメリカのほうに備前焼を広めていかれるという方もこの間お会いをしております。

 また、ヨーロッパのそのほかの地域で、備前焼とのコラボレーションを進めてはどうかという御提案も実は内々いただいております。いわゆる観光というものが、ただ単なる、来て、見て、終わるということではなしに、それがまちづくりの原点である。まちづくりをするために市外から備前市を観光で訪れた方がリピートしていた、昨日も申しましたが、それが何回か続いて、1泊していただく、あるいはそれが連泊になる。そして、いよいよここでついの住みかをひとつ設けようじゃないかということで、特に京阪神を中心に定住化になれば幸いであります。

 また、備前市以外の県内の人も、もっともっとこの備前市の住みよさを理解できるような、そのような広報を進めていきたいと思っております。ぜひともお知恵も拝借したいと思います。



○議長(尾川直行君) 田口議員。



◆16番(田口健作君) ぜひよろしくお願いします。

 最後に、フェイスブックのページについてでありますけど、早急にというふうに言われたんですけど、この辺についても市長、慎重ですねえ。もっとどっと、こう行くんじゃないんですか。あしたからでもやりなさいと。いかがですか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) ツイッター、フェイスブック等に代表されますコミュニケーションの新しい、自分をアピールする、地域をアピールする、そして友人をアピールするということは、まさに大事なことだと思っております。きょうここにおります市の幹部の人、御存じのようにちょっと年齢が高うございますから、あしたからというわけにはいかないと思います。まず、ここにおられます、我々市の幹部、そして議員の皆さん方から、このような新しい情報発信機能をお互いに市内外に発信することによって、本当に全国、あるいは世界の人に備前市をリアルタイムで紹介できる、こういう情報端末を使わないで、あしたの備前市、まちづくりを幾ら大きな声で叫んでも、それは近づかないと思っております。これからも厳しく、このようなすばらしい情報をお互いに使えるように、頑張っていかなきゃならないことだと思っております。私もますます腕に磨きをかけたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(尾川直行君) 田口議員。



◆16番(田口健作君) 市長、最後に、こういうのは使わなくても一生生活できるし、使わなければ今は損をする時代であるというふうに私は認識しているんですよ。ぜひとも職員の皆さん、高齢であるというふうに市長、おっしゃられたんですけど、少なからずとも市長、副市長を除くと私よりはお若いわけですから、ぜひとも、まあ自費ではありますけど、備前市の職員の幹部はみんなスマホが使えるんですよと、使っているんですよと、フェイスブックもみんなやっていますよというふうな環境整備をぜひお願いをしたいと思いますけど、いかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 多分、このやりとりを実際にこの議場で聞いておる幹部の人は、夏休みまでには皆さん、そのような情報端末ツールを利用して田口議員とやりとりができるものと確信をしております。顔を見ますと、間違いないと思っております。安心をしてください。



○議長(尾川直行君) よろしいか──(はい)

 以上で田口議員の質問を終わります。

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○議長(尾川直行君) 次に、西崎議員の一般質問を願います。

 9番西崎議員。

     〔9番 西崎公朗君 登壇〕



◆9番(西崎公朗君) おはようございます。9番西崎、通告に基づきまして一般質問を始めさせていただきます。

 まずもって、吉村市長、就任おめでとうございます。

     〔「ありがとうございます」と吉村市長発言する〕

 これから4年間、備前市の市長として厳しい財政の中、市のかじ取りをしていかれるわけですが、市民の生活を守るため公僕の精神を胸に刻み、公平公正の信念をもって市長の責務を全うしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 この備前市に活気とにぎわいを取り戻そうという市長の思いは、私も同感であります。市民にとって暮らしやすいまちになるよう、私も微力ではありますが、是々非々の立場で協力できるところは協力し、間違った部分は正していきたいと考えております。

 そこで、質問に入らせていただきます。

 まず1番目、選挙公約についてであります。

 この選挙公約は、市長がつくられたものというふうに考えております。市長のお言葉で答弁が返ってくるというふうに期待しております。決して職員が書いたものではないというふうに期待をしておりますので、御答弁のほうよろしくお願いいたしたいと思います。

 後援会から送られましたパンフレットに16項目の政策が掲げられております。この中、ほとんどの部分が私の思いと同じでありまして、ぜひ実現していただきたいと思っておりますし、私だけでなく、市長を応援された市民の方もそうお思いであろうと私は信じております。

 その中で、まず1番目に、人口増への施策を行いますと書かれております。団塊の世代である私も、この人口減に歯どめをかけ、増加に転じさせたいと強く感じております。今の小学校、中学校の生徒数を見てみますと、私の同級生の生徒数、中学校においては、日生中学校ですが、全校生徒の数が私たちの1学年の数よりもはるかに少ない、100人ぐらい少ないというふうな状況になっております。何とかこれを打開したいというふうに強く思っておりますので、これについて市長の具体的な施策についてお伺いいたします。

 次に、企業誘致、創業支援による雇用の場の確保についてであります。

 私も、この企業誘致、創業支援ということを目標に何とか人口減に歯どめをかけるために若い人たちの働く場をつくりたいという強い思いを持って議員活動をさせていただいております。産業委員会においても、喫緊の課題と捉えておりまして、先進地の視察等をもとに議論いたしまして、このたびこの企業誘致の優遇策の大幅な積み上げをしたり、用地確保に向かって調査をするというふうな方向性まで出しております。

 また、職員もいろんなところへ出向いていって企業誘致に向けて最大限の努力をしておりますが、残念なことに実績を上げるには至っていないのが実情であります。ぜひとも市長の人脈を生かして、早期に誘致を実現していただきたいと思います。市長の見解を伺います。

 次に、総合支所、公民館の機能向上について。

 私は、本庁は頭脳部分と備前総合支所の機能に特化して、直接市民と接する総合支所に手足の部分を移して、ワンストップサービスが受けられるようにしていくこと、また地区公民館でも住民票交付等のサービスが受けられるようにしていくことで、市民の利便性は向上し、本当に市民の役に立つ役所になっていくんじゃないかというふうに考えております。

 先ほどの田口議員への答弁では、この公民館に商店の機能を持たせるような考えをお持ちであるようにお聞きしました。私より一歩進んだお考えのようですので、この件について市長の見解をお伺いいたします。

 次に、?で市民の文化活動、ボランティア活動の支援についてであります。

 市民の方は、職員からの働きかけで結構ボランティア活動をされております。その一生懸命自分の時間を割いてボランティア活動をされている市民の方から苦言を呈されたことがあります。我々は無償でボランティアをしているけども、そこに出てくる職員は給料をもらって出てきているんじゃないかと。こういうことで本当に協働ということになるんだろうかなあというふうなことを言われます。市民へのボランティア活動を進めるだけでなく、職員の方にも備前市でのボランティア活動をするように働きかけをお願いできたらと思いますが、市長の見解を伺います。

 次に、大項目の2番目、施政方針についてであります。

 財政の健全化策について書かれております。昨日の答弁でも、収納率向上と新しい自主財源確保が必要であるとのことでありました。私も同じ認識でありますが、一つ忘れておられるのではないかと思うのが、滞納問題であります。この滞納については、収入未済という形で平成23年度決算で出ておりますが、自主財政に係るものが約13億3,000万円あります。これが、市の財政を圧迫している要因の一つとなっております。これについて、この滞納対策をどうされるのか、市長の御見解を伺いたいと思います。

 次に、ふるさと納税についてであります。昨日の田原議員に続いて、本日の、先ほどの田口議員の質問の中にもありました。市長は、テレビで職員も見ているので思いは強く伝わっているものと思うというふうな御答弁でありました。私も、今までに何回も質問をしておりまして、市長の御答弁のとおりだと、もう既に思いは強く伝わって実現されているんじゃないかというふうに思います。

 ふるさと納税については、市長が言われます新しい自主財源としても有効性があると私は信じております。平成24年の実績では、法人3企業から30万円、個人37名から408万2,000円の御寄附をいただいております。平成20年、このふるさと納税が始まった当時は、合計で714万8,888円もの御寄附をいただいておるわけです。西岡前市長も人脈をフルに活用されまして、あらゆるところに手紙を書いてこのふるさと納税の働きかけをされ、多くの実績を上げられております。吉村市長も西岡前市長同様に人脈を生かした働きかけをしていただきまして、このふるさと納税をたくさんしていただけるようにしていただき、自主財源として活用できるようにしていただけたらというふうに強く期待をしておるところであります。これについて市長の御見解をお尋ねいたします。

 もう一つ、自主財源確保とは少し違いますけれども、活性化についての提言といいますか、以前、私の一般質問で市外在住の職員が40%を超えるだけいるということから、給与として出ていくお金が年間に23億円近くなるというふうなことを申しております。毎年、それだけのお金が備前市から逃げているわけであります。そういうまちに活性化を幾ら叫んでもなかなか活性化できないのが実情ではないかと考えております。以前、そういうことから職員の給与の一部を地域通貨で支払うことも必要ではないかというふうな質問をしたことがあります。当時の西岡市長は、なかなか職員にそういうことをお願いすることは難しいということで一蹴されたわけですけれども、お願いするのはできるんじゃあないかと。行動力のある吉村市長でありますから、一度職員組合と話し合いをしてみるということぐらいの答弁はいただけるんじゃないかというふうに考えておりますので、お尋ねをいたします。これによって、市内に地域通貨としてお金がぐるぐる回っていけば、地域の経済も活性化するんではないかというふうに大変期待をしている部分もありますので、よろしくお願いいたしたいと思います。

 次に、文化財の保存と活用について並びに観光についてであります。

 昨日の田原議員の質問とほぼ同じでありますけれども、備前市出身の著名人、特にテレビなど映像に出られる方に備前市のPRをしてもらうとか、例えば岡千秋さんが備前焼で私はいつも酒を飲んでおりますと、この備前焼で酒を飲むと酒がうまいんですよというふうなことを一言言ってもらえれば、絶大なPR効果が望めるというふうに考えております。重複質問にはなろうかと思いますけれども、そういうふうな働きかけをぜひ市長の行動力で実現していただきたいと思いますので、再度御見解をお伺いしたいと思います。

 次に、文化芸術の振興についてお伺いします。

 この備前市内に結構国内でも実力を認められて、市内を拠点に活動しておられる音楽家の方がおられます。その中で、備前市の中でも知る人ぞ知るといった状況なんですが、これを備前市の市民の皆さんにもこういう方がおられるということを知ってもらうために、市民センターを活用してコンサートを市で実施すると。入場料収入をこの若手芸術家の支援に充てるというふうなことをすれば、文化芸術の振興に一役買えるんじゃないかというふうに考えております。特別な予算は必要ないんじゃないかというふうに考えておりますので、一度検討いただきたいというふうに思います。

 また、郷土芸能といいますか、獅子舞も吉永の神根、三石の福石、日生の春日神社といったふうに3つの獅子舞があります。それから、郷土芸能と言えるかどうかわかりませんけれども、まちおこしのためにつくりました日生甚九郎太鼓もあります。そういった郷土芸能なども市民センターで発表会をすることによって市民の皆さんにどこに何があるかというのを知っていただく。これも一体感を醸成する一つの役割ができるんじゃないかというふうに考えておりますので、市長の見解を伺いたいと思います。

 次に、成人保健についてであります。

 市長は、レディース検診に加え、肺がん、大腸がん、胃がんの3セット検診の同時実施と若い世代の女性の受診率向上を図るため、レディースナイター健診を実施するお考えのようであります。しかしながら、働く世代の男性も仕事の都合でなかなか昼間の受診が難しいのが実情であります。女性だけでなく、メンズナイター健診についても実施すべきではないかと思いますが、これについて市長の御見解を伺います。

 次に、都市施設(都市交通施設、公園緑地)について伺います。

 この旧日生病院解体撤去の跡地利用について、5月15日の産業委員会において都市整備課から建物取り壊し費用とあわせ、跡地利用として道路及び駐車場整備のための測量設計委託料を本補正予算に要求する予定で、これにより今年度で解体工事とともに道路、駐車場整備の測量設計を行い、来年度には道路、駐車場等跡地の整備工事を完了したいという報告があったんです。これは、地元にも説明をして、地元の了解を得た上で委員会への報告がなされております。地元の町内会長は、それぞれ町内会の方たちにこういうことだというふうな説明をしております。そういうことから、この6月補正予算に取り壊しの費用が計上されるものというふうに思っておるようであります。

 ところが、実際には計上されておりません。9月に計上される予定ということをお聞きしたんですが、それならば市長みずから地元町内会のほうへ出向いて、この9月になった理由等について説明をしていただきたい。これを、私はそういうふうな説明がぜひ必要であるというふうに考えておりますので、これについての市長の御見解を伺います。

 次に、行政運営改革等についてであります。

 来年度実施予定でありました行革を9月に前倒しで実施するようであります。これは、市長の行動力が発揮された一つの事案じゃないかというふうに高く評価するものであります。

 この中で、私も以前一般質問で幾らか提言をさせていただいております。複雑になっている係の統廃合をして、現状の細分化された縦割り行政からグループ制というふうなことも考えて、人員削減が少数でもその仕事ができるように。また、1人1係だとどうしてもその人がいないとほかの者がその仕事はできないということで、お客さん、市民の方をお待たせするようなことになるので、何人かで複数の人数で1つの係のことを2つ、3つを同時にすればいいわけですけれども、そういう形にしていただきたいということも提言させていただいとります。

 それから、企画課と財政課の統合ということも提言させていただいております。企画課と財政課は切っても切れない関係にあると考えておりますので、この点についても見解を伺いたいと思います。

 また、もう一つ、なかなか、市に財政的な面で市外へ出ていろんな勉強をしようという若手の職員も多くおられますけれども、財政上の問題でなかなか行けない、もう行くには個人で自費で行くしかないというふうな現状であります。今回、国際交流で、市長はオーストラリアに英語が堪能な若手女性職員を派遣されるようであります。これと同じように、若手職員が勉強会とか、いろんな職務に関係のある展示会等に行きたいというふうな希望があれば、中身をよく精査して、本当に市の実務向上に役に立つようであれば派遣してやるというふうなこともひとつ必要じゃないかと思いますので、この点について見解を伺いたいと思います。

 最後に、平成25年度補正予算第1号について伺います。

 2月の定例会では、前市長から新しく市長になる方の政策実現のために約6億円程度の肉づけ予算は残しているというふうな答弁があったように記憶しております。しかし、今回の補正予算では、前年度当初額を上回らないというふうなことから、こういうふうなこと、肉づけができておりません。先ほど申しました企業誘致をするための用地を調査するための予算も落とされているようであります。言うならば、肉づけができていない、骨格に肉づけのない、骸骨予算と言っても過言ではないのではないかというふうに考えております。9月補正で計上するというふうな答弁もありましたので、必要なものはどうしても必要だと私は考えております。9月補正でどの程度まで計上されるのか、伺いたいと思います。

 以上で私の一般質問を終わりたいと思いますが、明快な御答弁をお願いいたします。



○議長(尾川直行君) 質問中途ですが、この際暫時休憩いたします。

     午前10時45分 休憩

     午前11時02分 再開



○議長(尾川直行君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 ただいまの質問に対する答弁を願います。

 吉村市長。

     〔市長 吉村武司君 登壇〕



◎市長(吉村武司君) それでは、通告にありましたことにつきまして、まず一般質問にお答えをいたしたいと思います。

 1番の選挙公約についてのうち、人口増加対策でありますが、何といいましても、備前市というまちの魅力を高めていくことに尽きると思っております。そのため、策定中の総合計画の将来像である教育のまちの実現や、あるいは私が自分の手で作成をいたしました選挙中の討論資料等について、私なりの思いも述べたものであります。災害に強いまちづくり等々申し上げております。選挙等を通じて、市民の皆様に訴えてきたことをしっかりと取り組んでいきたいと思っています。御協力のほども是是非で結構でございますので、お願いをしたいと思います。

 2点目、企業誘致についてでありますが、企業経営者及び商工会議所会頭として培ってきました情報等を最大限に活用して、備前市の長として精力的にトップセールスして企業誘致につなげてまいりたいと考えております。

 3点目、総合支所、公民館の機能向上についてでありますが、総合支所、公民館とも周辺地域住民の安心感につながる生活拠点施設としての機能が私は必要であると考えております。

 総合支所につきましては、住民手続や保健・福祉などの基本的な住民サービスの提供や防災拠点としての支所機能を維持しつつ、遊休スペースを地域の諸団体に開放するなどして、地域住民が集える施設を目指してまいります。

 また、公民館につきましては、これまでの生涯学習機能に加えて、私がお願いをこれからもし続けますまちづくりや地域振興などの機能、地域防災を担う支所機能をあわせ持った新たな地域の拠点づくりが必要であろうと考えております。

 4点目、市民の文化活動、ボランティア活動の支援に対する市職員へのボランティアの働きかけについてでありますが、職員の意識の壁を取り除くこと、すなわちボランティア活動への理解を促進する必要が十二分にあると考えています。

 職員に対するボランティア研修や体験学習の機会、ボランティア休暇の普及なども積極的に働きかけて、その効果をあらわすことも一つと思っております。

 職員は、地域においても市民の一人としてまちづくり活動に積極的に取り組むことが必要と考えており、日常的にも積極的なボランティア活動などへの参加を促しているところであります。

 その中で、市民から必要とされているものを提供しようとする感性が養われていくことを職員に期待する次第であります。

 2番1点目、財政健全化策についてでありますが、市税、使用料などの未収金については、効果的な徴収を図る一方で、滞納額の縮減を目指し、公平性の堅持、信頼性、財源確保の観点から統一した基準で、より適正、効果的に回収業務を遂行するため、今年度、機構改革において、新たに仮称債権回収部署の設置を検討したいと考えております。

 2点目、観光大使などによる備前市のPRについては、田原議員の御質問に答えたとおりでございます。真剣に考えてまいりたいと思います。

 3点目でありますが、文化活動の振興についてでありますが、現在、市では市内の楽団や小・中・高等学校の吹奏楽部等による備前吹奏楽フェスティバルを毎年開催しております。

 また、今年度は、岡山フィルハーモニック管弦楽団による幼児・子供とその保護者を対象としたフルオーケストラによるクラシックコンサート、チルドレンズライブツアー2013を2月に開催する予定でございます。

 このほか、対象が学校限定でありますが、文化庁主催の次代を担う子供の文化芸術体験事業や、県主催の岡山フィルハーモニック管弦楽団メンバーによるスクールコンサート事業を活用して、県内外のプロの芸術集団を招いてミュージカル、オーケストラ、邦楽などさまざまなジャンルの芸術に触れ合う機会を提供しております。今後とも引き続き、市民の芸術文化に触れる機会の充実を図ってまいります。

 4点目、成人保健について。メンズナイター健診の検討についてでありますが、今年度は新たに働く女性のために午後7時まで受け付けできるレディースナイター健診を計画いたしました。議員御指摘の男性を対象としたメンズナイター健診の実施については、男女を問わず健康であるということが一番大事なことでありますので、今年度のレディースナイター健診の受診状況を見ながら、今後の取り組みを至急検討してまいりたいと思っております。

 5点目、都市施設についてでありますが、旧日生病院の解体費用の予算につきましては、橋本議員にお答えしたとおりであります。

 6点目でございます。行政運営改革等についてでありますが、機構改革については、備前市行財政改革プランの中の経営感覚に基づく行政運営の一環として職員数の削減計画を踏まえ、社会情勢の変化に対応し、新たな行政課題や市民の多様なニーズに即応した施策を展開できるよう、組織・機構の見直しを実施したいと考えております。

 次に、安定した財政基盤の構築の具体案についてでありますが、企業誘致や定住化促進による新たな自主財源の確保に取り組みながら、行政経費の徹底した削減、合理化により、財政収支の均衡を図ってまいりたいと考えております。

 次に、適正な受益者負担について、値上げ以外の方法もあるのではないかという点についてでありますが、トータルコストにおける負担比率の面から、コスト削減や利用者の増加などを図ることも真剣に考えていきたいと思っております。

 3番目の回答でございますが、平成25年度補正予算についてでありますが、平成25年度当初予算は、義務的経費や施設管理費等の経常経費を中心とした骨格予算として予算編成を行ったため、5月補正予算第1号は政策的な事務事業を盛り込んだ肉づけ予算であります。2月時点の5億円程度という予算要求額から今回の予算査定を経て、シーリングをかけて、必要な経費について計上したものであります。

 また、これで公約の実現が図れるのかということでありますが、公約の実現に向けて早々に多額の経費を予算計上するのではなく、財政状況を見きわめながら、私の公約でもあります、安心して子育てできる教育のまち、にぎわいのまち、活気ある経済のまち、誰もが安心して生活できるまち、市民の声が反映された市民に愛されるまちを実現するため、今後限られた財源の中で可能なものから実現に向けて対応していきたいと考えているところであります。御理解を賜りたいと思います。

 以上であります。



○議長(尾川直行君) よろしいか──再質問に入ります。

 西崎議員。



◆9番(西崎公朗君) 再質問に入らせていただきます。

 人口増への施策についてでありますけれども、私も非常に危機感を持っておる一人であります。そういうことから、総合計画の中でも教育のまちを目指すというふうな話もありましたので、私もこの備前市が教育のまちとして県下並びに全国に名をとどろかせれるようなまちにしていきたいという思いを強く持っております。

 そんな中で、このたび、教育委員会においても備前まなび塾というものを実行してくださっておるわけであります。この教育のまちを進めることによって備前市の中学校に行っとかんと岡山県の有名校には入れんでというふうなまちづくりをしていきたい。そういうことで、教育に関心のある保護者の方は備前市に住んでもらえるんじゃないかと、そういう観点から進めておるわけであります。すぐにすぐ効果はないかもわかりませんけれども、これだけでなく、ほかにもできることから手をつけていって、この早くに人口減に歯どめをかけなければならないと思っております。それについて、再度市長の御見解をお尋ねします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 全く同感でございます。切り口をどこに置くかというところは、それぞれ思いがあろうかと思いますが、閑谷学校に代表されますこのような歴史ある備前市において、定住化を図る一つの切り札として教育のまち備前、これは岡山県政の教育再生とも直結することだと思っております。御協力をお願いしたいと思います。



○議長(尾川直行君) 西崎議員。



◆9番(西崎公朗君) 協力できるところは力いっぱい協力させていただきたいと思います。

 次に、企業誘致、創業支援についてであります。

 情報を最大限に活用してトップセールスで実現に向けて努力するというふうな御答弁でありました。しかしながら、前市長もそういうふうな答弁の中で、なかなか効果が上がっておりません。

 職員も日々努力をしております。先進地の視察先でも備前市の職員、至るところでよう会うんですよと、職員もよう頑張っとるけども、現状なかなか企業が国外へ出ているような現状の中でなかなか難しいんだというふうに聞いております。

 その難しい中で、この備前市には誘致するための用地がないというのが一番ネックになっておりまして、産業委員会の中でも議論をした中で、企業誘致をする用地を確保するために、市の金を使わないで再開発事業というふうなことの中でやるべきじゃないかと。市で企業団地を保有すると、その土地が塩漬けになるというふうなことも先進地でも聞いております。そういうふうな形で企業誘致の用地をつくるべきだというふうに考えますけれども、これについて市長の御見解をお尋ねいたします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 民間で行うということは、即開発、即販売、即誘致といういわゆるスピードとコストが問われます。一説によりますと、工業団地はおよそ坪10万円以下、あるいは流通団地はその二、三倍と言われておる昨今であります。備前市のこの動脈を利用した、いわゆる山陽自動車道、250号、ブルーライン等を利用した、このようなところで民間の活力を利用した、即開発、即販売、即誘致ということができるのかどうか、民間の考えもあろうかと思います。

 また、民有地を御紹介することによって、誘致が進むということもあろうかと思います。岡山県内の他市の状況もよく見、また全国的にどのようなことが、今、企業誘致にとられておるのか。いい例、悪い例を参考にして、それなりに備前市として耐え得る企業誘致を方策を考えていかなきゃならないと思っています。



○議長(尾川直行君) 西崎議員。



◆9番(西崎公朗君) ということで、産業委員会としても岐阜県の羽島市へ視察に行きまして、羽島市の事例を提言させていただいとります。そういう方向で、民間に全部任すんでなしに、地権者が集まって組合をつくって、その中で売れそうなところから売っていくと。その大きな用地の中の道路は市でつくっていくというふうな形で、なかなか効率的な用地を確保しておられる実情もあります。そういうふうに考えていけば、一つの方法にもなるんじゃないかというふうに思います。

 今後、この企業誘致については、用地の確保ということが急務であろうかと思いますので、そういうことから、産業委員会でも適地調査をするための、適地調査を早急にしなければならないという委員会の取りまとめをして、実際にこの補正予算の中に調査費用が計上される予定でありました。それが、今言う財政上の理由ということでありますけれども、落とされておるということは、私としては企業誘致を進めていくんだという市長の思いの中から逆行するんじゃないかというふうに思いますので、その点についての見解を再度お尋ねします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 昨日も申しましたように、どのような業種、業態の企業が備前市に進出してもらいたいのか、あるいは進出を希望するのか。その情報をとるのに、一つの方法として岡山県の東京事務所、大阪事務所等の出向もあると思います。また、企業のニーズが本当に早く動いておりますので、その時期を逸したんではだめだと思っております。なかなか難しいところでございます。

 また、今回、骨格予算につけました肉づけ予算も、実は昨年度の総額にほとんど匹敵しておる金額でございました。これ以上の肉づけをこの6月議会に提出ということは、いわゆるシーリングという意味からにおきましても、また私も十二分に精査をしなければだめだと思って、一部は9月補正に回すように指示を出しました。

 いずれにしましても、経済は生き物でございますので、その経済の今の流れに乗りおくれないように、官民挙げて協力すべきところは協力するというような姿勢でこれからも進めていきたいと思います。御協力をお願いいたします。



○議長(尾川直行君) 西崎議員。



◆9番(西崎公朗君) 市長がおっしゃるとおり、経済は生き物であります。時期を逸すると来てもらえる企業も来てもらえないということになります。そういう面からも、私はこの用地の適地調査費用については、ぜひ6月、この補正予算に上げていただきたかった。ここまで言いましたら、9月補正には必ず上げるというふうに言っていただけるんではないかと思いますが、その点についてはどうでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 適地を調査をするということだけでは、実は何の意味もありません。およそそこが造成をして、そして企業がおよそ業種業態を決めたところに、それに適切な団地等を手当てをするという、いわゆるリンクが必要だと思っております。と同時に、およそ造成に係るコストも考えておかないと、調査をして、そしてコンサルをお願いするだけで費用が消えてしまったんでは意味がありません。

 そのような観点から、私は今回、9月以降にこれは延ばして、よくそのニーズとコストということを計算をしながら調査をしていかないとだめだと思っております。これからもそのような考えでやっていきたいと思っております。



○議長(尾川直行君) 西崎議員。



◆9番(西崎公朗君) まさにそのニーズとコストを調査するための調査費でもあるわけですね。ですから、その調査費を落としたということになりますと、その調査さえもしない。ニーズとコストの調査さえもしないということになりかねません。その点、十分念頭に置かれまして、この9月の補正予算にはぜひとも計上していただきたいというふうに要望しときます。

 で、次に進ませていただきます。

 総合支所、公民館の機能向上については、かなり私より進んだ考えも持っておられます。総合支所においては、支所機能も残して住民サービス、防災拠点として機能させていくんだというふうにお答えでありました。それもありますけれども、市民にとっては何でもかんでも本庁に行かなければならないのではなくて、総合支所である程度のサービスが受けられるというふうにしたほうが、利便性は向上するわけなんですね。そういう今まで私が申し上げたことは、もう十分御承知だろうと思いますけれども、今後の機構改革等についても、この今まで私が申し上げたことを十分酌んで検討していただけるかどうか、御見解を伺いたいと思います。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 昨日もお答えをいたしましたが、総合支所、公民館等の活用は、意見を同じゅうするところが多々あると思っております。



○議長(尾川直行君) 西崎議員。



◆9番(西崎公朗君) 次に移ります。

 財政の健全化策であります。

 滞納について、これは市長も十分認識されておると思います。これを早く何とかしないと、この備前市の財政はもうとんでもないことになるという思いは私も同様に持っております。これについて一日も早く滞納の解消について努力していただきたいと思います。今度の機構改革では、債権回収部署も創設するようなお考えですので、ぜひこの債権回収部署を創設して、早期解消に努めていただきたいと要望しておきます。

 それから、ふるさと納税についてであります。

 なかなか、行動力のある市長にしては、てきぱきとした答えがなかなか戻ってこんなと。テレビで見ているのでみんなわかっとるものじゃというふうなことなんですけれども、強制はできませんけども、お願いはできると思いますので、一度職員組合を通じてお願いをするということぐらいは御答弁いただけるんじゃないかと思いますけれども、その点についてどうでしょう。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 私も、先ほど申しましたように、ふるさと納税については、実績等を持っておる市民の一人としまして、自主的に考えるべきことではございますが、市役所の職員が率先するということも大事だと思っております。そのように理解をしてもらえると思っております。



○議長(尾川直行君) 西崎議員。



◆9番(西崎公朗君) 職員に絶大なる信用を置かれている、信頼されていることは、もう大変いいことだと思いますけれども、一度話をしていただきたいなあというふうに要望しておきます。

 また、経済の活性化の観点からいって、職員給与の一部を地域通貨で支払うということ、法律的にも難しいという以前の答弁にもありましたけれども、実際にやっているところは、たしか、どこだったか忘れましたけれども、あったはずです。訴えられれば裁判には負けるというふうな職員からの言葉もありましたけれども、〇〇〇〇〇〇〇〇〇ということもあります。

 そういうことから、経済の活性化について、私は非常に効力があると。市が率先してこれをやっていけば、市内の企業のほうにも波及して、市内の企業も同じようにしていただけるとなると、かなりのお金がこの備前市内で回っていく。それが、今言う、ひいては備前市の経済を活発にすることによって元気なまちが取り戻せるんじゃないかというふうに考えております。もう法律上だめなんだというふうに突っぱねるのではなく、しっかりどうやったらできるかということを研究することも一つの方法ではないかと思いますので、その点についての市長の見解をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 法律を云々する前に、もうこれは現物給付であり、貨幣で支給するということは、もう大前提でございます。そういう市町村があるかのようなことで、参考にはいたしますが、大変難しいものだと思っています。ましてや、民間にそれをお願いするということも難しかろうと思います。

 大事なことは、備前市内で給与等をもらった人たちが、できる限りこの地域で消費をしてもらうというところが一番大事だろうと思っています。



○議長(尾川直行君) 西崎議員。



◆9番(西崎公朗君) まさに、そのとおりであります。以前は、何か昼休みの間に市内で買い物をして帰るという市外の職員も結構おられたようでありますけれども、最近ではそれがどうもできていないような状況だというふうに聞いております。せめて休憩時間にでも市内で買い物をできる時間をつくっていくことも一つの方法ではないかと思いますので、その点についても市長の見解を伺いたいと思います。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 何を買い物をどこでするかというところまで一応答えることではなかろうかと思います。本当に地産地消ということでございます。もうそれに尽きるんじゃないかと思っております。



○議長(尾川直行君) 西崎議員。



◆9番(西崎公朗君) もうそのとおりであります。できるだけ私も職員の皆さんが備前市内で買い物をしていただけるように強く要望しておきます。

 次に、成人保健についてのところでは、メンズナイター健診については、レディースの状況を見ながら今後検討するということでありました。そういうことで、ぜひ検討対象にしていただきたい。できれば、来年度からでも実施する方向で考えていただきたいと思います。それは、要望としておきます。

 また、旧日生病院の解体撤去、地元への説明でありますけれども、これについては何か答弁がなかったように思いますので、市長、説明に行かれる気がおありかどうか、再度お尋ねしたいと思います。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 担当部署のほうから手配をさせたいと思っております。



○議長(尾川直行君) 西崎議員。



◆9番(西崎公朗君) 今の答弁からすると、市長は行かないで担当部署の職員に行かすということですね。じゃあ、担当職員のほうにしっかりと説明をしてくるように御指示をお願いしたいと思います。

 次に、行政運営改革等についてでありますけれども、3点ほど提言をさせていただいております。係の統廃合とか、企画課と財政課の統合等については、以前の答弁の中で機構改革に合わせて検討するというふうな答弁もあったかと思います。これが、今度の9月の機構改革の中でどう生かされているのか。もう全然する気がないのか。その点についてお尋ねしたいと思います。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 昨日も申しましたが、それをするところが一丁目一番地だと思っております。



○議長(尾川直行君) 西崎議員。



◆9番(西崎公朗君) これをすることが一丁目一番地という御答弁でしたので、盛り込まれておるものと判断いたします。

 次に、平成25年度補正予算についてでありますけれども、財政上の問題から公約を全てこれに盛り込むことはできなかったと。市長みずから自分の給与を5割カットしてというふうな方針も、姿勢も示されております。それは大変立派なことであります。そうは言うものの、必要なものは必要ということで、道路が壊れたりしているところを直したりするような予算は必要でありますので、それについてはいろいろな手法を駆使されまして財源確保をされ、できるだけ9月補正予算に計上できるように努力をしていただきたいと思いますが、それについて御見解はどうでしょう。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 今回の補正にもつけておるはずでございます。



○議長(尾川直行君) よろしいか──(はい)

 以上で西崎議員の質問を終わります。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 次に、金本議員の一般質問を願います。

 8番金本議員。

     〔8番 金本 享君 登壇〕



◆8番(金本享君) それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

 もう一般質問も半ばを過ぎますと、今回は重複質問というのが非常にふえてまいりまして、私の会派も5人おるんですが、最後の1人ということで、今回は調整をしていませんので、特に会派内でも重複質問が出てきました。申しわけございません。重複質問になりますが、よろしくお願いいたします。ちょっと質問を入れていないと、後の再質問ができませんので、とりあえず質問をさせていただきます。

 市長は、山陽新聞の新市長インタビューで、わずか900票の差で初当選であった、厳しい結果だと受けとめている、批判というよりも私の行政手腕が問われているのだと思います、これからの施策展開でしっかり成果を上げたい、活気を取り戻すためにまず定住促進が不可欠であり、企業誘致や創業支援に最優先で取り組む、企業に立地先として備前市を選んでもらうための方策をあらゆる面から検討し実行したい、安価な住宅地も積極的に提供する、また市役所、総合支所や公民館の機能を向上させ、公共交通システムの充実も図ると表明されています。選挙のマニフェストの中にも同様のことが公約されております。

 そこで、重複しますが3点お尋ねします。

 1番目に、企業誘致、創業支援の施策は。

 2番目、安価な居住地の提供の施策は。

 総合支所、公民館の機能向上、公共交通基幹システムの充実の施策は。

 市長のマニフェスト等にありますが、中身は、きょうも公民館等で出てきたんですが、中身は具体的に出ていないので中身がわかりません。

 そこで、市長の見解を3点お尋ねしておきます。

 2番目に、吉永地域の火葬執行体制について質問いたします。

 備前市では、火葬場は備前地域と日生地域にあり、現在は主にそれぞれの地域で使用されています。吉永地域については、和気北部衛生施設組合の施設を使用しています。和気北部衛生施設組合は、平成26年3月末で閉鎖となりますが、火葬執行施設については、方向が示されておりません。吉永地域では、和気の葬儀場で葬儀が主流となり、葬儀場で葬儀、和気北部衛生施設組合の火葬の体制が主となっております。吉永地域の住民は、今までどおりの利用を望んでおります。

 そこで、2点お尋ねします。

 和気北部衛生施設組合火葬場は、平成26年4月以降も使用が可能ですか。前回の答弁では、西岡市長は、吉永地域の利便性を考慮して検討するとの答弁がありましたが、その結果は出ているのでしょうか。出ていないのであれば、いつごろになるのかお知らせください。

 そして、新総合計画では、効果的な業務体制の確立に向け、吉永地域も含めた執行体制の統一を検討しているとありますが、市長の見解をお尋ねいたします。

 3番目の吉永幼保一体型施設整備について質問いたします。

 吉永幼稚園は、昭和45年建設で、園舎は老朽化が進んでおり、合併以前から問題があればその都度緊急の応急処置を行い、幼保一体施設での建設、建てかえの検討がなされてきました。幼児、保護者等にとっては、一日も早い整備を望んでおります。耐震診断においても、耐震強度はIs値0.13と判定され、建物の崩壊の危険性が高くなるとされている数値の0.3を大きく下回っています。

 市長は、選挙マニフェスト等で災害に強いまちづくりを目指し、市民の安全・安心を守ります。また、将来を担う子供たちは備前市の宝であると述べられております。吉永幼保一体化施設の整備のおくれで犠牲になっているのは、表現力のない弱者である幼児であることは言うまでもありません。

 備前市で最初に計画された吉永幼保一体化施設が、吉永地域の一部の問題で白紙になり、現在まで何人もの議員が問題解決の方策について質問をなされました。一部地域の役員交代など、一貫して答弁は変わりません。

 そこで、2点お尋ねいたします。

 これは、前日の鵜川議員、質問されましたが、答弁されましたが、その答弁について少し市長の見解が私の見解と違いますので、御答弁をよろしくお願いいたします。

 2番目に、幼保一体施設についての園児の保護者等の意見交換会、説明会を開催したのでしょうか。していないのなら、する必要があるのではないでしょうか。質問いたします。

 これは、白紙になってから今まで保護者の年代というのが次々に変わりました。約2年以上たちましたので、その当時の保護者等は、その幼・保についての利便性、メリット、デメリット等いろいろと市のほうから説明もしましたが、もう2年以上たちましたので、そこの保護者等は交代をされています。幼保一体とは何かということ、原点すらわからない状態になっているのが現状であります。そういう中で、ぜひその開催の必要があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。御答弁、よろしくお願いいたします。



○議長(尾川直行君) ただいまの質問に対する答弁を願います。

 吉村市長。

     〔市長 吉村武司君 登壇〕



◎市長(吉村武司君) それでは、議員の御質問に順次お答えをしてまいります。

 1番目の1点目でございます。企業誘致、創業支援の方策についてでありますが、企業誘致については、橋本議員並びに西崎議員にお答えをしたとおりであります。

 次に、企業に対する支援制度についてでありますが、市独自の支援制度は今現在ございませんが、企業者のニーズに沿ったさまざまな補助制度、融資研修会、相談窓口など、国、県などで用意されており、それらの活用を図ってまいりたいと考えておりますが、市のほうも何か支援策をできないか検討してまいりたいと思います。

 2点目、安価な住宅地の提供の方策についてでありますが、本市が造成した分譲住宅、分譲団地の中には、まだ売れ残っている宅地があります。来年4月からの消費税増税に伴い、宅地需要が増加していることから、広報周知を積極的に行い、残りの区画の完売を目指してまいりたいと思っております。売却後は、立地条件のよい土地があれば、宅地造成に着手してまいりたいと考えております。

 また、空き家情報バンク制度のさらなる活用も図りながら、当然でありますが、安価で良質な住宅、宅地の提供を図ってまいります。

 3点目、総合支所、公民館機能向上、公共システムの充実の方策についてでありますが、総合支所、公民館の機能向上につきましては、西崎議員にお答えしたとおりであります。

 公共システムの充実につきましては、お年寄りを初め、地域の住民の方が集える施設を目指して、実情に合った総合支所、公民館等が交通の結節点となる公共交通システムを整備できればと考えておる次第であります。

 2番目についてでございますが、吉永地区の火葬執行体制についてであります。

 平成26年4月以降の利用につきましては、和気北部衛生施設組合の管理者である和気町は、平成26年3月末に組合を解散し、火葬場についても同様に解散することとしておられます。

 和気町は、斎場については、その組合解散後の運営を引き継ぎ、現在の構成市町を対象に事業委託を受けて実施したいと考えておられます。また、火葬場施設が建築後27年を経過していることもあり、施設の更新を考えておられます。そのような状況の中、事務委託した場合、関係市町にいつどのような経費が必要になってくるのかなど、詳細がまだ示されておりません。詳細を早急に出してもらうようお願いをいたしておりますので、判明次第、吉永地域の方の利便性も考慮しながら、組合の正副管理者会議等で協議していきたいと考えております。

 次に、吉永地域も含めた執行体制の統一の検討についてでありますが、現時点で和気町が検討している火葬施設の詳細が不明でありますので、吉永地域の方への対応が未定ですが、将来の構想として施設の運営について検討していく必要が十二分にあると考えております。

 3番目でございます。吉永幼保一体施設の整備についてであります。鵜川議員の一般質問にもお答えしたとおりでありますので、御理解を賜りたいと思います。

 次に、事件発生後の説明会についてでありますが、平成23年1月31日、紅葉会館にて、2月3日、吉永公民館にて吉永幼保一体施設整備の白紙撤回について説明会を開催いたしておりますのみであります。

 以上であります。



○議長(尾川直行君) 質問中途ですが、この際暫時休憩いたします。

     午前11時52分 休憩

     午後1時01分 再開



○議長(尾川直行君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 この際、申し上げます。

 西崎議員より本日行われました一般質問の発言に関し、発言取り消しの申し出がありますので、この際、許可いたします。



◆9番(西崎公朗君) 本日一般質問で不適切な発言がありました。その部分につきましては、発言の取り消しをさせていただきますので、議会の御了解をよろしくお願いいたします。まことに申しわけありませんでした。



○議長(尾川直行君) 西崎議員の発言が終わりました。

 この際、お諮りいたします。

 ただいま西崎議員から本日行われました一般質問において不適切な表現があり、該当部分の発言について会議規則第66条の規定により取り消ししたい旨の発言がありました。この申し出のとおり許可することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、西崎議員から申し出の発言の取り消しは許可されました。

 なお、取り消す発言部分については、後刻、会議録調製段階で精査の上、行います。

 それでは、金本議員の再質問に入ります。

 金本議員。



◆8番(金本享君) それでは、再質問に入らせていただきます前に、壇上で、私たちの会派の中で調整ができていないと言いましたが、今回は施政方針については通告はもう仕方がないだろうということの中での調整ができていないというふうに申し上げました。まことに誤解を招くような発言をいたしましたことをおわび申し上げます。

 それで、第1点です。旧吉永町はクレー工場の衰退の中で、もうそのころから工場誘致ということを非常に力を入れてまいりました。そして、皆さんは、この合併の中で備前市というのが工業生産が一番多いんじゃないかというふうに思われておられました。これは、金額的にはもちろん多いですが、1人口当たりの工業生産というのは、吉永町が実は一番多かったわけなんです。それだけクレー関係の衰退の中で、何かそのかわった工場誘致を手がけていかなければならないという中で、ウン十年もかかって、非常に町の職員、それから執行部、住民巻き込んだ中での工場誘致というのをやってきたのが今の現状でございます。しかしながら、今現在では、吉永町にあった工場すらよそにかわっていくというような状態になりました。これは、非常に残念です。新しく誘致どころでなくて、自分ところにあった工場すらが適地を求めて出ていく。これは、非常に残念なことのように思います。

 そこの中で私たちに聞き及ぶところによりますと、備前市で今までお世話になりました。適当なところがあれば吉永町でやっていきたいんですよと。ただし、吉永町にはそういう適地はありませんし、そういうなかなか協力体制も得られません。という中で、他の工業団地等を求めて出ていかれた企業もございます。

 それから、きょうの市長の答弁、きのうから答弁の中に企業誘致について今まで以上に補助金制度を上げるということで、これは私もありがたいことだなというふうに思いますが、吉永町も実は本当に大きい会社なんですが、工場がほかにもありまして、吉永町を閉鎖して、その閉鎖したところを違う場所の工場にくっつけるという話がございました。

 そこで、吉永町が考えたのは、何とかこの反対に吉永町のほうを主体にしていただけないでしょうかという中で、その工場と会社と相談をした中で、工場を誘致する土地、これについて町が買いましょうと。それから、造成もやりましょう。それから、煩わしい農道であるとか水路であるとか、これも吉永町のほうで、会社ともちろん相談してですよ、相談した中で全部やりましょうと。やった、でき上がったものを必要経費、利息も含めてそれをでき上がった時点で工場のほうから吉永町にその金額を返しましょうという中で、会社としては、その煩わしい土地の購入であるだとか、もちろん一筆ではありませんから、何十筆もあるところですから、それを会社がするといったら大変なことになるのですけども、これも行政がやりましょう。それから、煩わしい農道であるとか、水路に関しても、これも行政が主体となってやりましょうという中で、それであれば、今考えているのを方向転換しましょうという中で、吉永町に今現在、増設してやっていただいております。非常にありがたいことだと思いますが、今、新市長の中でこういう金額的なものの補助というのも出たんですが、いまだに吉永町でもそういう例、そういうことをしてくれればというのが実際にあります。しかしながら、今の対応では、備前市の対応としてそういうことは多分進んでやるような方向性は出していないと思います。ですから、吉永町の中にも、そういうことを市が間にかんでくれてやってくれるんであれば工場を増設しましょうという中で、なかなかそういうことが進んでいない。旧吉永町のような行政が主体となって会社と相談をしながらやっていくということがなかなか難しい。もう当事者同士で話をしてくださいというような中での協力体制しかできていない。もう堂々とこういう企業誘致をするんであれば、行政が主体となって会社にもお願いし、それから地域住民、そういうところにもお願いし、行政が主体となってくれるんであれば、そういうのができるところがあるんじゃないかなというふうに私は想像しております。こういうことについて、市長の見解をそういう方向性を出されるんか、また今まで従来どおりの、いろんな問題は中にはあると思いますよ。しかしながら、気持ちだけでもそういう方向で進んでいかれるのか、そういう見解をお願いいたします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 今の御意見は、まさしく今の時代に合った一つの方法で、企業が何もかも準備をして、そして進出するという時代でもなかろうと思います。本当にそのようなことを市がかわってやるということは、大変今の時代に合ったことだと思っております。そういうお話がございましたら、積極的にかかわっていきたいと思っております。

 ただ、備前でも昨日出た例でしたか、NTNの話が出ましたが、大きな塊の中で一人の地権者の方が、例えば同意できなかったために、一つの大きな工場にならなかったというような例があるようにも伺っておりますので、ぜひとも企業誘致においては、備前市も前向きに考えたいと思いますし、また、周辺の皆さん方にも御協力をお願いをして、スマートに、しかもスピーディーにやっていかなきゃならないと思っております。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) ありがとうございます。こういうことに関しては、今いろいろ企業誘致に対して補助金とかということがありますが、実際には余り市の負担というのは、金銭的な負担というのはかからないわけなんですよね。ですから、市に負担をかけないようにそういうような工場誘致であるとかということも一つの方法として考えていただけたら一番ありがたいなというふうに私は思います。再度答弁、よろしくお願いします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 全く考えを一にするものだと思っております。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) ありがとうございます。

 それでは、2番目の安価な住宅地の提供の問題でございます。今、残っているところを早く完売するというようなこともお話しされました。もちろん消費税等の問題もありますので、駆け込みということも希望が持てるわけです。しかしながら、場所によっては売れ残ったところがきれいな土地の形をしていないような場所があって、それを値段を下げてというのがなかなか難しいような問題もあるようですので、なかなか遊んでるんですけども売れないというような場所もあると思います。こういうところに関して、正式な値段よりはもう下げて処分するというようなお考えはございませんか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) そのような時期に来ておる市有地及び市が所有しております分譲地もあろうかと思いますが、過去に購入された方のことも考慮しなきゃならないと思っております。これからも安価な宅地を提供するということは、備前市市役所の役目だと思っております。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) ありがとうございます。

 それでは、3番目の中で、公共交通システムのことについて今市長が答弁なさったんですけども、現在、それぞれの地域でこのことに関して説明会、意見交換会等が行われております。ここに市長がうたわれているのは充実という言葉でうたわれとんですが、実は、私も地域説明会出席させていただいてお話を聞かせていただきました。ここの中で一番最初に出てきておる題というのは、ここに出ていますが、年々利用者が減少して、市の財政負担も増加していますというのが一番見出しなんですよね。

 その現場でお聞きした中で、実際に出てくるのが充実とか市民の方の利便性とかというよりは、一番最初に打ち出されとるのが、もう財政負担ですからちいたあ我慢してくださいよと、市民の人ももう辛抱できるところはしてくださいよというような、というようなですよ、とり方によったらそういうような方向性、充実というような話でなくて、反対に下へ下げたというような説明会、意見交換会になっておるように思います。その話の中では、地域の住民の方々の御理解を得ながらというんですが、理解をしてくださいというのは、もう財政負担が大ですから、もう辛抱してくださいよというような言い方に捉えやすい意見交換会なんですよね。もう市長はもう堂々と地域交通システムの充実ということをうたわれとんですけど、充実でなくて、もう辛抱してください、もう最低のことだけしますよ、もう皆さん辛抱してくださいよというようなやり方の地域意見交換会のように思いますが、その見解を求めます。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 実は、私が今回、選挙に立候補したのも、高齢化、過疎化の地域の皆さん方にどのようにお役に立つかと思っております。公共交通システムもいろんな手段があろうかと思います。基本的には病院あるいは駅あるいは商店とのライフラインをそのような過疎地から結ぶかということだろうと思っております。いわゆる新しいビジネスモデルがその連携によってでき上がるのではないだろうかという考えも持っております。なるべく早く実現できるように努力いたします。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) この中で、意見交換会の中で、答弁の中でもそうでしたが、デマンドバス、デマンドタクシーというようなお言葉が出てきます。果たしてそういう業者の方、備前市の中でタクシー業者、7社か8社あるんじゃないかと思いますが、そこらの方にこういうデマンド形式のことについて今までお話をされたことが、この意見交換会の前にあるんでしょうか、お聞きします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 三村総務部長。



◎総務部長(三村功君) 公共交通会議等で幾度もそういった問題については協議しております。当然のことながら、地元タクシーがデマンドの導入によってなくなるという事態も想定されますので、相当の事前の協議が必要かと思います。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) 今現在、多分しておかないと、市の方向性が決まってから業者にお話しするというのは非常に遅くなるんじゃないかなと。市では、今、計画をこうした計画を持っておりますよ。その節はよろしくというような格好の中で声をかけておかなければいけないんじゃないかなと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 三村総務部長。



◎総務部長(三村功君) 今も言いましたように、公共交通会議のほうが最終的に結論を出すところだろうと思っております。その中には、タクシー事業者も入っておりますし、もちろん許認可事業所でございます国交省以下入れて専門家を交えて協議しております。いずれにしましても、どれかの新しい公共システムを入れますと、どこかが利害をこうむるということでございまして、そういった調整を兼ねとる話し合いという面もございます。ぜひとも言われますような充実という面で、公共バスがある、デマンドタクシーもある、地元のタクシーもあるというのが理想でございましょうけど、そういうわけにはなかなか難しいんではないかと思います。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) それでは、2番目の大きい2番目、吉永地域の火葬執行体制について再質問をさせていただきます。

 この件は、去年の11月定例会、これは西岡市長のときに質問をさせていただいたんですが、ほとんど前向きな話で、吉永町の住民の利便性もあるんで、ぜひ今までどおりというような方向に捉えがちな答弁をいただいたんです。きょうの吉村市長の答弁としては、ちょっと後退してしまったんじゃないかなと。和気町さんの言われるとおりにしていかなければならないんじゃ、意見が大だなというような、もう和気町さんがだめだと言ったらだめだなというふうにとられるような答弁だったんですが、実際には備前市もこの和気の火葬場について権利を持っております。ですから、和気町さんの思いどおりにはできないというのが現状じゃないかと思います。

 その中で、備前市としてこれから総合計画案も含めた中で、吉永町が今までどおり向こうが使えるんであれば、この総合計画案もある程度手入れを考えなければいけないんじゃないかなと思いますので、ぜひ強い意志で吉永町の住民の意思を酌んでいただきまして、ぜひ今までどおりの使用ができるように、ぜひお願いしたいと思いますが、見解をお聞きします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 先ほども申しましたが、組合の正副管理者会議等で私も副管理者をさせていただいとりますので、十分意見を反映させていきたいと思っております。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) ぜひ今言いましたように、今までの利便性、それから今までの葬儀のやり方、それを含めた中で、ぜひこれは強硬にお願いをしてやってください。答弁は要りません。

 それから、3番目の吉永幼保一体施設のことについて再質問をさせていただきます。

 ここに出ているように、市長も教育に対して第2番目ぐらいなことで、備前市の方針を出されておりますが、ここの中にも、ここには幼稚園という機能を持った学校施設です。そこの中で、やはり弱者である小さい子供さん、これが今、学校生活で非常に不便な、そして不愉快な状態で学業に励まれておられる。このことに関しては、市長さんも吉永幼稚園、お伺いされたことがあるかもしれません。私も、合併前からというたら、吉永町の議会で、私、今、1人しか残っておりませんが、それこそ園長さんに急に電話があって呼び出されて、すぐ来いと。行ってみたら雨漏りがざんざん、すぐどないかせえというような格好で、地元の大工さん等に協力していただきまして、もうどうか応急措置で頼まあということでしてもらったことが何度かありました。

 そういう中で、吉永町では合併前から幼稚園、町というて吉永今の学区ですね、神根、三国はのけまして、吉永学区では、今度幼稚園は建てかえるときには幼保一体化の施設として考えようと、建てる方向にしようといって、もうこれ合併前から出てきたことです。ありがたいことに、前市長等の、それから執行部の皆さん、議会の皆さんの御了解も得た中で、これがもう実現する、本当にもう実現するところまで行ったわけですが、合併前に吉永町でもいろんな大きな問題を抱えました。しかしながら、大きい問題をまことにありがたいことですけれども、病院の建設を初め橋の建てかえとかポンプ場の整備とか、大きな工事というのは、あとこの学校、幼稚園のことだけ残っております。それも一番早く手をつけないといけないところが残ってしまいました。というのは、弱者である子供さんがそういう状態の中に置かれているというのが問題であります。

 市長さんも、教育の問題について非常に熱意を持ってやっておられる。これから中高一貫校であるとか、小中一貫校、これもいいでしょう。しかしながら、1番目の前にぶら下がっている吉永の幼稚園問題、これはぜひ、できれば今年度中には方向性を見せていただきたい。だから、方法としていろいろ方法もあると思います。今の現状でそのままできるんか、地域に問題があるからそこでは無理だとかというようないろんな問題。もうそれは、もちろんわかります。ですけれども、それを克服するか、またどうしても、もう何年も先までそれがわからないんであれば、もうここで思い切って適地を探して違うところを模索するとか、そういうことを含めた中で、早期の、もうできれば今年度中で方向性が出るぐらいのつもりで方向性を出していただけたらと思いますけど、市長の見解をお尋ねします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 鵜川議員の一般質問にも答えをいたしましたとおりでございまして、いわゆる今後、一定の方向性、施行場所等の変更も含めまして、幼稚園整備を先行するか、あるいは幼保一体化を進めていくのかを定めてまいりたいと思っております。

 そのときには、地元等の説明会も検討させていただきます。前向きに考えております。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) ありがとうございます。ぜひ、今市長は時期をおっしゃらなかったんですけど、私としては、もう今年度中にはその方向性も、今年度中ぐらいで方向性だけでももうはっきりしたものを出していただきたいというふうに考えます。その点をお含みの上、よろしくお願いします。

 それから、地域説明会等のことですが、この総合計画の中でも、より質の高い幼児期の教育、保育を総合的に提供するための幼保一体型施設の設置を推進し、よりきめ細かな指導体制を拡充するとともに、老朽化した施設の改修等、園児の施設環境整備に努めますという、この総合案が示されているわけですが、吉永の問題でどうのこうのいうんでないですけども、これから幼・保が、もう済んだところはもう関係ありません。これから始まろうとする幼保一体化の計画があるところ、1年先、2年先でなくてもいいんです。5年先でも6年先でもそれは構いませんが、定期的にこの幼・保の一体化について、うちはもう今まで2つの例ができていますから、幼・保にはこういうことでメリットがありますよ。デメリットといえばこういうことですよ。それから、今までの保護者のアンケートとか、皆、執行部持っていますから。ですから、今までできたのは、こういうような中でアンケートとりましたら、こういうような状態ですと。悪いという人もありますし、いいという人はこういう、これだ、こうなりますよとか、そういうのをやはり定期的に年に1回程度、まだ幼・保ができていない地域に説明、それから意見交換会というような格好で、やはり進めていかないと、いざ幼・保の一体型施設をやりますよということ、決まってからいくんでなくて、これはやはり定期的に年1回はそういう説明会をやって、保護者の方、それから保護者になる方、そういう方の説明会をしていかなければ、これからもうすぐできるから決まりましたから、そうしたらこうこうですよというんでなくて、まだ決まらないうちからそういう説明会だけでも年に1回程度はするべきじゃあないかと私は思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) そのような方向で部署のほうも考えていただけると思っております。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) ありがとうございました。私の言わんとする、特に吉永町の問題としては、今、目の前にぶら下がっている火葬場問題、これはもう時期的に見ても数カ月しかないんですから、来年の3・31ですから、もう数カ月しかありません。もう早急に方向性出すのが筋で、普通の企業なんかでしたら、1年以上の、こういうことになる場合は1年以上には、市長御存じのように、1年以上にはそういう方向性というのははっきり出します。それがまだ、10カ月ももう切ったような中で、その方向性がまだ出ていないような、そういうばかな話はありませんので、特に住民の方はそういう非常に心配をし、希望を持っておりますので、それから幼保一体化施設にしても、本当にそれを一日も早い建設というのを望んでおりますので、それを頭に入れた中でよろしくお願いいたします。

 これで私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(尾川直行君) 以上で金本議員の質問を終わります。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 次に、片岡議員の一般質問を願います。

 13番片岡議員。

     〔13番 片岡紀久子君 登壇〕



◆13番(片岡紀久子君) 通告に従いまして一般質問させていただきます。

 問題が山積する備前市の新しいリーダーとして一つ一つを丁寧な答弁をされている市長、しっかりかじ取りをしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 同僚議員から人口減少、財政状況、耐震補強の実施率が県下の最低であること、本当に今の備前市、情けない備前市じゃないかなと皆さん、思われていると思います。だからこそ、吉村市長がこの閉塞感を打破して備前市の活力を取り戻してくれるのじゃないかなというので、多くの市民は期待を寄せていると思います。

 国づくりは人づくりと言われますように、市民の心を奮い立たせるのも市長の役目、職員とスクラムを組み、全身全霊で備前市をよい方向へと導いていただけるものと強く信じ、期待しながら質問させていただきます。

 1つ目、備前市のごみ行政についてお尋ねいたします。

 現在、八木山地区にあるクリーンセンター備前は、平成10年に供用開始してからちょうど15年目になります。備前市がごみの広域処理組合から離脱する際に、ごみの減量化を推進し、クリーンセンターを修理しながら大事に使えば向こう30年程度は使用できる。そのほうが広域処理組合にとどまるよりも、約12億円得をするということで、当時の議会は離脱に賛同いたしました。

 ところが、肝心の八木山地区に対してクリーンセンターを継続して使用する件については同意を得ていなかったことが判明して、暗礁に乗り上げた状況になってしまいました。最初の感情のもつれから修復がつかない状況です。地元からの要求で現在はごみ処理施設適地選定の調査費525万円を予算化して適地を探しているところですが、見つかっているのでしょうか。

 西岡前市長は、市長選を目前に控え、クリーンセンターの閉鎖時期を5年後とする覚書を交わす約束をされようとされましたが、覚書の締結だけは新市長が誕生してからということで、今日に至っております。

 当選されて2カ月近くになりますが、吉村市長、クリーンセンターの実情を聞かれておりますでしょうか。八木山の関係者の方に御挨拶に行かれましたでしょうか。覚書の内容とは、どのようなことが書かれているのでしょうか。

 施政方針には、クリーンセンター備前の継続利用と新たな焼却施設等の建設を検討していると上げられております。どのような方向性で解決されようとお考えでしょうか。

 八木山地区の方と心を開いて交渉していただければ、話せばわかる八木山地区の方だと思います。前市長にはできなかったことですが、何度も何度も足を運んでお話しすれば、きっと、きっと御理解していただけるのではと信じております。私は、吉村市長だからこそ八木山地区の方々の心が読め、交渉手腕に大きく期待を寄せているものでございます。八木山地区の方々が、納得され、円満なお話ができますよう、心からお願いいたします。

 次に、2番目の吉永地区の幼保一体型施設についてお尋ねします。

 先ほども金本議員も、また昨日は鵜川議員からも言われましたが、備前市の幼保一体型施設は、伊里に一番初めにでき、片上がやはり耐震化が悪いということでできました。それで、次は三石を幼稚園と保育園がひっついているからということで開園予定になっております。しかし、吉永地区の幼保一体型施設については、この施政方針にも一行も記述されておりません。予算計上されたものの白紙撤回されてしまい、関係のない子供たちが不安な気持ちで毎日を過ごしていかなければならない状態でありますが、市長として放置しておくわけにはいかない気持ちじゃないかと思います。早急な対策が本当に必要だと思います。

 先ほどの金本議員もおっしゃいましたが、いろいろな懇談会なんかを通じても、本当定期的に開催していくということも大事じゃろうとは思います。幼稚園をそのまま補強していくか、また幼保一体型施設にするかというふうに検討しているっていうことをおっしゃいましたが、やはり小さい幼子でございます。片上は本当に耐震化が悪いというんで、急遽白紙撤回したらすぐ予算をつけて片上のあの狭いところにも新しい施設ができましたけれども、子供たちは喜んで行きょうると思います。本当にどうして吉永の幼保一体型施設の整備が施政方針に載せられなかったのかというのは不思議でしょうがないです。合併特例債が何か31年まで延長されるっていうのを聞きますと、やはり子育て支援に力を入れている市長さんです。安全・安心を重んじる市長さんです。本当に市長の性格でしたら、もうそのまますぐきょうここで何とかしましょうと、方向性を出してくださるものとかたく信じております。どうぞよろしくお願いいたします。

 次、3つ目の学校教育について。

 施政方針には、小中一貫校、中高一貫校と新しい視点のまちづくりが述べられておりますが、市長の言われる小中一貫校とか中高一貫校とは、どんな形のものなんでしょうか。教育のまち備前をキャッチフレーズに吉村市長だからできる備前市独特の制度でもって、魅力あるまちづくりを行っていただきたいと思います。

 その中で学校の統廃合についてですが、備前市では昨年、学校再編整備基本計画が発表されました。これを見た東鶴山地区の住民から、小学校の統合反対の運動が起きたのを吉村市長も看板をごらんになっていると思います。東鶴山小学校の統合は、現段階では時期尚早とのことですが、ほぼ取り下げが決まっているんじゃないかなあと思います。

 また、架橋が完成の後にとの条件で、日生南小学校2クラス11人の統合には同意をされたことですが、神根小学校とか三国小学校は適正規模要件を大きく下回っていますけれども、統合はなかなか難しい結果が出ております。

 また、後期グループとしての西鶴山小学校6クラス81人、三石小学校6クラス82人、三石中学校3クラス57人については、28年から32年までに適正化を実施すると書かれております。

 学校再編整備基本計画を発表したけれども、それぞれの地域の理解が得られず、そのまま放置した状態にありますが、何らかの対策は考えれておられるのでしょうか。先人に学ぶことですが、備前中学校が昭和46年ごろから児童とか生徒もかなりの数で8クラスぐらい中学校あったと思いますが、マンモス学校として誕生いたしました。リーダーの市長を初め、行政マン、議員、市民の結束力はすごい方ばっかりだったんだろうかと思います。どのような形で住民の理解を得ることができたのか、検証してみることも大切なことではないかと思います。

 先日、私たち市政会有志で研修会に参加し、工学博士の中山徹先生の講義を受けました。先生がおっしゃられたのは、日本は今から30年後には1年間の死亡者が約160万人、新生児の誕生が約60万人、つまり1年で人口が約100万人減少する社会になるそうです。ですから、近い将来を見るのではなく、20年後、30年後を見てさまざまな計画を立てなければならないとの講義でした。

 備前市も例外ではございません。当然、人口の減少が起きております。教育施設の耐震補強工事や新規建てかえ時は、統廃合を視野に入れて行うべきではないでしょうか。必要ならば、統廃合を前倒しすることにも英断を持って臨まなければならないと思います。市長のお言葉をかりれば、やるべきときはやる、の精神で、教育施設の統廃合について市長はどのような見解をお持ちでございますか。

 備前まなび塾についてお尋ねします。

 昨年より豊後高田市の21世紀塾に私たち市政会は行きたくて予約しましたが、いっぱいで受け付けがしてもらえないほど、全国から視察が殺到しているようです。

 全国で教育42番とか45番目の岡山県、備前市もほっとけん気持ちになられたのでしょうね。8月から備前まなび塾としてスタートされるのですね。備前市も学習支援事業が始まって、中学校が6年目、小学校が2年目になっております。学校を中心として地域のマンパワーでかかわりながら、児童・生徒も、またボランティアも生き生きと輝いております。学習支援事業とまなび塾については、どのような違いがあるのでしょうか。御説明ください。

 関西福祉大学からの先生とか備前緑陽高校の生徒の応援、地域のボランティアの方々を募集し、地区公民館を中心として行われるようですが、内容がいまいちはっきりいたしません。子供たち全体に声をかけ、備前市全部の学校で実施していこうとされるのか、モデル的に実施するのか、また教育委員会、学校はどうかかわっていくのか、お聞かせください。

 次に、学校給食を備前焼にっていうことです。

 学校給食に備前焼の食器を使う発想は、確かに新しい消費が生まれるでしょう。私も、伊部に50年近く住み、御飯は備前焼のお茶碗、お皿、お湯のみもそれでいただいております。しかし、主婦の立場から見ますと、給食で使用するとなると、重たい、かけやすい、食器洗いなどは調理師さんの負担も多いのではないかなと思いますし、消費量も児童が対象では限られてくるのではないでしょうか。備前焼の消費拡大に対する市長の思いは、十分私も感じております。さまざまな方々のアイデアを結集して、備前市の産業である備前焼の販路拡大の思いを実現させていただきたいと思います。

 カキオコが好き、閑谷学校が好き、備前が好きと思ったら、市民一人一人が営業マンになってPRすれば、3万8,000のまちもにぎわいを取り戻すのではないかと思います。お互いの力を信じ、協力を束ねる市長、頼りにしています。

 以上で一般質問を終わります。御答弁、よろしくお願いいたします。



○議長(尾川直行君) ただいまの質問に対する答弁を願います。

 吉村市長。

     〔市長 吉村武司君 登壇〕



◎市長(吉村武司君) それでは、片岡議員の御質問に簡潔に順次お答えをいたします。

 1番、1点目についてでありますが、八木山地区の方との交渉についてであります。

 去る5月16日に私が直接地元へお伺いをいたしました。そして、地区の方々とお話をさせていただきました。その際に、現在までの経緯や地域の方の今日までの大きな心配や憤りを感じておられたことなど、素直な、率直な意見をお伺いいたしました。

 また、覚書の内容などにつきましても、その場で確認をさせていただいております。

 今後も本当に誠意を持って地域の方に御理解を賜りたいと思っております。取り組んでまいります。御理解を願いたいと思います。

 2点目でございます。

 一般廃棄物の処理基本計画の見直しについてでありますが、広域処理組合から脱退したにもかかわらず計画の変更がおくれておりましたが、平成24年度に市単独によるごみ処理体制を再構築すべく、基本計画を策定しました。重点施策として新たな中間処理システムの整備、事業系ごみ対策、9種23分別の推進を掲げております。今後はこの基本計画に沿って、各施策を実施してまいりたいと思っております。

 2番目でございます。吉永幼保一体型施設整備についてでありますが、鵜川議員の一般質問にお答えしたとおりであります。また、先ほどは金本議員に対する答弁でも申し上げました。御理解を賜りたいと思います。

 3番1点目でございます。

 学校の統廃合についてであります。

 昨年より教育委員会が学校再編整備の対象として市民にお示しした4つの小学校区のうち、東鶴山小については、当面再編整備を行わないこととし、日生南小については、再編整備を前向きに進めていくこととし、神根、三国小については、合意を得られるよう協議の窓口を維持いたしております。

 議員の御質問にありましたとおり、そう遠くない将来に日本の人口が急激な減少を迎えます。備前市として例外ではございません。

 この人口動向を市内小学校児童数の推移で申しますと、平成22年に1,911人であった小学生は、ことし1,602人となっており、年ごとに100人程度の減少を見ております。私は、この学校再編について、必要なところを集約しつつ、穏やかな競争原理を取り入れ、教育の質の向上を考えなければならないと思っております。

 ただ、学校は単なる建物ではなく、地域の中心的な施設でもあり、心のよりどころでもあります。また、いつ起こるかわからない大災害の避難場所でもありますので、学校の設置者である市長として判断していきたいと思います。

 2点目でございます。

 備前まなび塾についてでありますが、この事業は備前市の学力向上策として公民館等で土曜日や夏休み等の長期休業中に小・中学生を対象に学習支援を行うものです。小学生は宿題教室、中学生は英語、数学の補充学習を行い、教員を初め市民の方々に学習支援をお願いする予定であると伺っております。

 現在、教育委員会において参加者や支援者の募集案内、教材の選定、会場確保等のさまざまな準備を行っておりますが、まだ内部調整の段階であります。

 教育は、私が一番力を入れたい分野の一つであり、この取り組みが軌道に乗ることを期待をしているところでございます。

 3点目、学校給食に備前焼食器を使用することについてでありますが、日本を代表する地域の伝統的工芸品である備前焼を給食食器として使用し、児童・生徒が備前焼に親しむ機会をふやすことは、非常に大切だと考えております。

 また、地域の産業振興にも大きく寄与していくものと考えています。

 議員御指摘のとおり、低学年の児童が食器を運ぶ際の重さや配送、洗浄、破損などの問題点などを考慮しながら、まずはモデル校を定めて試行していきます。よろしく御協力をお願いをしたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) よろしいか──再質問に入ります。

 片岡議員。



◆13番(片岡紀久子君) 八木山のごみ処理の問題は、本当に市長になられて、議員も全員が一番苦慮している問題じゃあないかなと思うくらい重大な問題だろうと私は認識しております。その中で、選挙されて1カ月後に八木山へ足を運んでくださいましたということは、本当にありがたいなと思います。その中で、どのぐらいの時間をかけてお話ができましたでしょうか。ちょっとお尋ねします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 一応当日公民館に集まっていただきまして、ほとんどの地区民の方が御参集いただいたと思っております。地区の役員の方には大変御苦労おかけしました。そして、議論が尽くすまで、その場で御意見を聞かせていただいたと思っております。今、最終的に覚書を仕上げておるところでございます。いわゆる田植え等がありますが、その合間を縫ってでも早目に締結をさせていただいて、次の方向を早く備前市民の方にお示しするのが私の仕事だろうと思っております。



○議長(尾川直行君) 片岡議員。



◆13番(片岡紀久子君) その中、お話をなされた中でっていうの、お話の内容は聞かせていただけますでしょうか、少しでも。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 30年の末、いわゆる31年度に入らない時点でのクリーンセンターの移転というのがひとつ大きく決まりつつあります。それから、それまでにおける、いわゆるごみの移送方法、道路の使用につきまして、実は西から東に入る道路を考えておりましたが、当日、温かい御意見を賜りまして、今現在、東から西に入っております、あの国道から入っておりますところも、御理解賜りまして、使えるようになりました。諸施設の若干の改良は必要であります。失礼しました。30年4月に施設を使うということで話が進んでおります。



○議長(尾川直行君) 片岡議員。



◆13番(片岡紀久子君) 私は、本当に新しい市長が行かれても、なかなか笑顔で迎えてくださらないんじゃないんかなという危惧をしておりました。でも、そういう前向きな話、また道路を今まで使っている道使ってもいいよっていうような、好意的に出てくださったっていうのは、またこれからの交渉次第ではお互いが心開いて話ができるんじゃないかなと思います。私も本当、西岡市長には何度となく、とにかくおくれているんだから謝りに行ってもらわにゃあいかんっていうのを何遍も何遍も言いましたけれども、足を運んでいただけなかった状態でございました。今後も細かく現状と、今、いろんな話をしながら、今、こういうことをしているよ。一般廃棄物の処理計画も何とか格好ができましたよとかという話も小まめにしていただいて、再々八木山の方へお訪ねくださいまして、現状をお話ししていただけたら、また心も和むんじゃないかなと思いますので、どうぞ市長に期待しておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) そのようなことが市長の仕事だと思っておりますので、積極的に訪問いたしますし、またこれは八木山だけではなしに、備前市内の多くの地区に足を運んで、皆さん方の御理解を賜ることも数あろうと思います。前向きに、私自身の市長としての仕事だと思っております。



○議長(尾川直行君) 片岡議員。



◆13番(片岡紀久子君) それから、適地調査を今、3カ所ぐらい絞っているとかというお話を聞いておりますが、そういうところももう決まりつつあるんでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 数字で3とか4とか5とかというようなことは、ちょっとまだ覚書を締結した後、御報告することではなかろうかと思っておりますが、そのようないわゆる移転地につきまして、部署のほうで検討するように指示をしております。



○議長(尾川直行君) 片岡議員。



◆13番(片岡紀久子君) それから、私は、壇上のほうで一般廃棄物の処理基本計画についてはお願いしてなかった、通告で言っていたんですけれども、御答弁いただきましてありがとうございました。

 それから、吉永地区の幼保一体施設についてお願いします。

 やはり、地元議員も本当に弱者に対してとか、子育て支援に力を入れてくださるし、それから安全・安心を言われるんだったら、本当にもう幼児なんかはすぐその学びやを巣立ってしまいます。二、三年でたっていくわけですので、一刻も早く話を決めていただきまして、建設に向けてのお話を進めていただきたいと思いますので、大体いつごろかとかというような話は、まだお聞かせ願えないでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 鵜川議員、金本議員のときに御答弁をいたしましたようなことでございまして、私も教育のまち備前ということを掲げております以上、いろんな案を事務当局と相談をしておりますが、まだその方向性を確定をしたということで申し上げる時期ではないかと思っております。先ほどの答弁どおりでございます。



○議長(尾川直行君) 片岡議員。



◆13番(片岡紀久子君) まあどうぞよろしくお願いします。

 今度、学校教育についてですが、市長がおっしゃっている小中一貫校とか中高一貫校、備前市におけるそれはどういうような形のものなんでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 教育のまち備前を掲げたときに、備前の小・中学校を卒業した人が、少なくとも地元の高校及び市外の高校に入れるような質の向上を考えておるときに、これからの教育というものは中・高を一つの学校として学習要領が定まる。あるいは、小・中を一つにして一つの学習指導要領が効果を増すというような時代にも入っておりますし、また入るようなことを伺っております。そのときに、備前市の教育行政一般がおくれないようにしなければならないと思っております。情報の収集とそれの対応を常に念頭に置きながら、市政の推進を図ってまいりたいと思っております。



○議長(尾川直行君) 片岡議員。



◆13番(片岡紀久子君) そういうお話は当然、教育長さん、教育委員会とのお話もできているわけでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 小中一貫校は、残念ながらまだ国のほうで決まった方針ではございませんが、先日も新聞に発表されております。すなわち小・中でおよそ5年生で6年生分の学習が終わり、中学の中でいわゆる濃い学習を行って、より学力の向上に努めるというような方向を国のほうも検討しておるということでございます。そのようなときに対応が遅くならないように、学校当局のほうにも検討をお願いをしております。

 また、教育長の述べましたとおりでございます。



○議長(尾川直行君) 片岡議員。



◆13番(片岡紀久子君) おおよそのめどっていうか、何年先ぐらいを考えていらっしゃるんでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 何年先というめどが申し上げることのほうには検討は至っておりませんが、少なくとも中高一貫の場合は、実は県立の高等学校が今現在、中高一貫で岡山、倉敷地区にあります。そして、間もなく津山圏域において中高一貫学校が開設をされようと準備に入っております。県の方針が教育再生をうたっておる以上、4番目、5番目の中高一貫学校として、いわゆる東備地区、あるいは岡山県の西のほうに4番目ができるという前提で、もし4番目の中高一貫が可能であれば、ぜひ5番目ではなしに4番目にひとつ設立をしていただきたいという私の思いがあります。よく県の当局とも相談をいたしまして、4番目の中高一貫学校が県の主導でできるんであれば、ぜひ手を挙げて、できれば備前市内にその学校の設立をお願いをしたいと思っております。



○議長(尾川直行君) 片岡議員。



◆13番(片岡紀久子君) 何でも念ずれば通ずで、本当に実際に開校になればと思っております。どうぞ頑張ってください。お願いいたします。

 それでは次に、学校の統廃合についてお尋ねいたします。

 質の向上を考えてというか、やはり適正規模というのは重要だろうと思いますが、とりあえず一旦学校再編整備基本計画というものを出されたんだったら、方針は方針として、今後どのような方向で進めていくのかとかというようなのもお考えになっていると思うんですが、そこら辺をちょっと聞かせてください。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) これは、本当に子供の教育の効果を考えますと、ある程度の集団で学習をしたほうがいいと言われております。ただ、統廃合によって小学校が例えばなくなりますと、今までその地区におられた方が一抹の不安と地域の伝統文化がそこからなくなるのではないだろうかと。また、PTAの方が子供の通学等でいろんな負担が起こる可能性があります。本当にジレンマがある統廃合だと思っております。よく地元に足を運び、そして地域の方を含めて御理解できるように努めていくべきだと考えております。御理解を賜りたいと思います。



○議長(尾川直行君) 片岡議員。



◆13番(片岡紀久子君) まなび塾についてなんですが、学力の向上を狙ってやるということなんですけれども、いまいち、今やっています学習支援で中学校、小学校に行ってのボランティアの活動をやっているわけなんですけれども、今度は備前まなび塾っていうのは、公民館を主体にして、やはりボランティアとか、また関西福祉大学とか、緑陽高校の生徒さんなんかにお願いしてやっていただくというわけなんですけれども、そういう並行した学習支援をやろうというのが、うまく、うまくいくっていうのはおかしいんかな。やはり土曜日、あれ、中学校なんかも土曜日にやっていると思うんです。それで、そこら辺がどういうふうになるのかちょっとわかりましたら教えてください。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) これらは、学習意欲の向上を前提に連携されるものだと思っておりますが、専門的なことでございますので、教育長のほうから答えさせます。

     〔「ありがとうございます」と13番片岡議員発言する〕



○議長(尾川直行君) 土山教育長。



◎教育長(土山球一君) 現在、学校支援地域本部が主ですけれども、学習支援というのは、各まではいきませんが、備前中学校とか片上小学校でやられております。こういう学校支援地域本部とは別に、今度、新しく備前まなび塾というのを学力向上策として新しくつくろうとしております。これは、先ほど議員が言われましたように、豊後高田市の学びの21世紀塾の事業と同じようにしていこうと思っております。

 なぜこのような事業をしないといけないかというと、やはりなかなか小学校、中学校とも同じなんですけれども、学習の習慣がつかず、要するに1日に30分以下の勉強しかできないというような子供が多くて、とにかく学習習慣を育成、つくらなければいけない。そして、少しでもほかの者が学校から帰っても、学校以外でもこれだけの勉強をしているんだと、これだけの学習をしているんだということを気づかせて、そしてわからないところを少しずつ支援をする、宿題の支援をする、英語、数学でわからなかったところを支援をしてやる。こういうことのために、公民館等を使いまして行おうとするものです。

 ですから、この全部の事業は、学習支援をしていただくための保険料、交通、行き帰りの支援者のほうの保険とか、それからわずかながらでの謝礼とか、そういうものを含めて、それからこういう学習のテキスト代、問題集、それから学校によって多いところはコンピューターによって問題を出していくとか、そういうようなものもやっていきます。この事業に対して600万円ぐらいの事業を予算を組んでいただいております。

 また、その中には、福武文化振興財団の平成25年度の特定教育助成で、学力向上モデル地区助成ということで、井原市とか総社市とか美咲町とか、こういうところにもこれに応募してきまして、備前市が1番に応募したわけなんですけども、そこの文化振興財団から100万円の助成もいただくようになっております。ですので、このまなび塾へ行く小学校3年生から6年、中学校1年から3年生の塾に関する費用は一切かかりません。

 こういうようにして、できるだけ学習の習慣づけをし、学習意欲をつけていくと。そして、学力を向上させようというように考えております。これが、うまくいくかいかないかは、一番の決め手は、学習の支援者、ボランティア、これをどれだけ集めていくかということに入ってまいります。それでも、私とすれば、本当に全市を挙げてこれをしていかないと、学びというのが子供の成長には非常に大切で、そしてそれを、そういうような生活をして、そして備前市民の中で育てられたというような子供たちをつくっていく、思うような子供たちをつくっていかないと、備前市の学力向上というのは望めないなということを思っております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 片岡議員。



◆13番(片岡紀久子君) これは、大体、今までは中学校とか小学校でやっているのは、コーディネーターがおって、学校支援本部とかというのがありますけど、母体はどちらになるのですか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 土山教育長。



◎教育長(土山球一君) 学校のほうの中でやっているのは、学校支援地域本部事業です。学校支援地域本部の事業というのは、生涯学習課が所管しております。それから、このまなび塾のほうは、学校教育課と生涯学習課です。

 それから、先ほどの支援者の保険のほうは、ちょっと予算上は組めておりません。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 片岡議員。



◆13番(片岡紀久子君) 学校が責任持ってやられるっていうことは、もう備前市全体に声をかけてやられるっていうことなんでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 土山教育長。



◎教育長(土山球一君) はい。全備前市対象です。小学校が12カ所、中学校は7カ所。全備前市の生徒を対象に、小・中学校を対象に希望をとっております。

 それから、もう一点ちょっと追加をいたしますけれども、先ほどの保険の問題なんですけれども、通ってきている小・中学生が活動時にけがをした場合の治療費等に備えて、保険を市のほうで負担をするようにしております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 片岡議員。



◆13番(片岡紀久子君) ありがとうございました。できるだけ本当に学力の底を上げていくということは、レベルが上がるということですので、できるだけそういう子たちが行きやすいように、引っ張っていただけるように努力をしていただきたいと思います。余り大勢来ると、公民館にも場所が限られていますからなかなか受け入れも大変かなとも思いますけれども、成功を祈っております。よろしくお願いいたします。

 次に、学校給食に備前焼をということなんですが、市長、先日の新聞報道で、鹿児島県のいちき串木野市で、焼酎で乾杯条例というのが、ごらんになったですか。あれを見まして、あっ、これは二番煎じでも三番煎じでも備前焼で乾杯っていうのはどうでしょうか。現にビアマグを冷蔵庫で冷やしとってビールをいただくと、本当に小さな泡が出ておいしいっていうのは、もう皆さんも御承知だろうと思いますし、それもやはりこれ、おいしいよって、備前市から何かのテレビコマーシャルなり、また有名な俳優なんかと一緒にそういう備前焼の花瓶のそばで焼酎サーバーなんかを横に置いてやるっていうのは、いいと思うんです。そういうなのもしっかり備前焼をアピールできるんじゃないかなと思うので、ちょっと二番煎じかもわかりませんけれども、そういうなのも考えていただいたりして、皆さんの知恵をかりれるように、「広報びぜん」にでも出されてはいかがかなと思います。

 本当に私も備前焼が好きですから、何とかして市民や行政マンみんながその気になって売り出しをやろうっていうのを心がけていくのが備前市の住人の務めじゃないかなと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) おっしゃるとおりでございまして、我々全員がセールスマンになってPRをする必要があると思います。

 備前焼まつりでは、備前焼作家とあるビールメーカーがコラボレーションをもう既にしております。また、B−1グルメのカキオコにおいても、あるビールメーカーに協力をしていただいております。先日も津山で行いましたB−1グルメの大会に私も土曜日参りました。そのときにもお話をいたしましたが、このようなことをコラボレーションとして、備前焼と、そしてカキオコとビール会社がというようなことも津山の会場では行っておりましたのを拝見させていただきました。我々も応援をしていきたいと思っております。

 また、関西のある有名な市では、市長さんがビアマグでビールを飲んでおるといううわさ、備前焼のビアマグで飲んでおるというお話も私自身の耳に入っております。私もビールを自宅で飲むときは、必ず備前焼のビアマグで飲んでおります。



○議長(尾川直行君) 片岡議員。



◆13番(片岡紀久子君) そういうあれで、本当に備前焼で乾杯っていう条例をつくるようなことは考えられませんでしょうか。皆さんとお話をしていただけたらありがたいです。

 以上で終わります。ありがとうございました。



○議長(尾川直行君) 以上で片岡議員の質問を終わります。

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○議長(尾川直行君) 会議中途ですが、この際暫時休憩いたします。

     午後2時19分 休憩

     午後2時36分 再開



○議長(尾川直行君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 次に、大西議員の一般質問を願います。

 18番大西議員。

     〔18番 大西國昭君 登壇〕



◆18番(大西國昭君) それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、ただいまから一般質問させていただきます。

 まず初めに、吉村市長さん、このたび市長御就任、おめでとうございます。非常にせんだってから2カ月足らずの間に活発に動いておられます。私は、大いに期待申し上げたいと思います。

 それでは、大きな1番、新総合計画案についてお尋ねします。

 新総合計画は、本市の最上位計画でありますので、何点かお尋ねいたします。

 市長さんにとっても、これから10年先の目標数値でございます。このたび新総合計画案に10年先の目標数値を設定したことは、私は高く評価いたしたいと思います。

 それでは、順次質問いたします。

 ?総合計画案の人口問題対策についてお尋ねいたします。

 同僚議員から、人口問題は何人も質問が出ました。視点と切り口が違いますので、お許しいただきたいと思います。

 人口問題について、新総合計画に盛り込まれているのが、不明瞭なのでお尋ねいたします。

 計画案の第2章の市の現状と課題の1番目に、少子・高齢化の進行と人口減少社会が進行すると、医療、福祉等の負担増はもちろん、市の活力が低下し、地域コミュニティーの衰退なども懸念されますと記載されておりますが、その5番目の分析の課題2では、人口減は避けられないが、高齢化率が高いのと低いのでは町の衰退ぐあいが違うため、市の活力維持のためにも若年者層の流出防止、取り組みが必要であると記載されております。

 そこで、具体的には平成25年から平成34年の10カ年先の人口目標数値を表記してはどうか、お尋ねいたします。

 平成25年5月19日の山陽新聞によりますと、27年先の2040年の推計人口が記載されていました。備前市の人口は、現在4月30日人口は3万7,826人。そして、65歳以上が1万2,437人。14歳以下は4,019人です。それが、2040年推計人口では、27年先は1万4,988人人口が減り、約60%減の人口になる予測が出ております。そして、65歳以上は9,879人になり、現在の数より2,558人減でございます。そして、14歳以下は、現在より2,196人減り、1,823人になると、こう山陽新聞に出ておりました。全国的とはいえ、備前市も例外なく、私は大きなショックを受けました。

 20年先の2040年では、繰り返しになりますが、人口の40%が減少し、特に14歳以下の人口が大幅に約55%減少というのが半数以下と推定されており、市政運営の最大の課題であり、総合計画の根幹だと思いますが、人口問題についての危機感を市長はどのようにお考えなのか、そしてどう新総合計画案を今後これから見直しをなさるおつもりなのか、お尋ねいたします。

 次に、?第7章で地域の活力を生む産業を振興させるまちについてお尋ねいたします。

 施策7−4で、にぎわいをもたらす観光の振興についての目標の設定で、市内観光施設の入場者数で、現状値は平成25年度は87万5,000人、平成28年度、3年先は90万人、10年先の平成34年度は92万人と表記されていますが、私は、目標の設定値をより大きく、例えば10年先には100万人以上とする方向に観光施策、本市は風光明媚、自然風景、瀬戸内海国立公園そのものが観光資源、自然の景色そのものを生かしていくPRを含む新総合計画案についてお尋ねいたします。

 次に、?架橋、平成27年3月完成に伴う諸島部活性化についてお尋ねいたします。

 新総合計画案には、架橋開通完成に伴う経済効果、その他の諸島部の具体的な活性化計画がありません。新総合計画案の中に活性化関連事業の取り組みについて質問いたします。

 具体的に仮にでも市長の方針案があればお聞かせ願います。

 例えば、鹿久居島の民有地約56万坪に民間活力の導入等により、老人施設、観光施設、そして漁業関連施設等について、これから10カ年計画の中に組み込んでいただき、企業誘致と定住促進に御努力いただくなど、若者のユートピア構想を発表するなど大いに夢の実現に向かって努力していただきたいと思います。

 また、平成17年2月、日生諸島線第2期事業効果調査報告書、財団法人日本離島センターによりますと、鹿久居島の持続的活用についてと、架橋を生かした新備前市の発展に向けての中にも、岡山県の東備地域を大きく発展させる事業として期待される日生頭島線第2期事業の事業効果は、日生地区にとどまらず、瀬戸内海国立公園を中心とした広域観光ネットワークの確立等を通じて近隣市町の地域経済にも多大な波及効果をもたらすものと思われるとあります。市長の見解並びに御意見をお尋ねいたします。

 また、市道日生頭島線活用プロジェクト会議報告書では、生活が第一と標榜しており、そして私は5段階の約5分の1部分のみ活用プロジェクト会議が報告されたと、文書化されたと示されていると解釈しております。

 吉村市長になって、それから先の、またこれから先の方向性をぜひ早期に、そして新総合計画案に何らかの形で10年先まで作成していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 次に、?国・県直轄事業の推進についてお尋ねいたします。

 新総合計画案に欠けている点として、私は、国の直轄事業、県の直轄事業が少ないと思っています。ほとんどないと思います。今、行っている直轄事業は、例えば東備港は県管理、ブルーラインの延長といった事業が行われています。今後、新たに行っていただきたい事業としては、例えば伊部東交差点の改良、穂浪から吉永線の歩道の整備、国道250号の伊部・寒河間の歩道の整備、特に急がれるのは、興亜耐火から東備炉材の国道250号、片側だけでも早期完成を望むのは、地元を初め私だけではないと思います。

 その他、県道261号線の穂浪伊里中吉永停車線、県道主要地方道の96号線、これは岡山から赤穂間の備前市部分です。吉永下徳久線368号、伊部和気国道の374号。安全・安心の観点からも、備前市にとって重要でございます。各路線の歩道の整備が大変おくれております。そして、県管理の、私は5年間要望してまいりましたが、伊里川河川のしゅんせつ、地域の要望も長年続けられていますが、遅々として進んでおりません。

 歩道の整備などもっと市長は先頭に立って、国・県事業の取り組みを実施していただきたいと考えております。市長の見解並びに意見をお尋ねいたします。

 大きな2番目、公共施設マネジメント白書の策定についてお尋ねいたします。

 ?市内施設の設置目的や役割、維持管理の効率化、管理コスト、最少の経費で最良のサービスを提供する行政経営に転換していくことについてお尋ねいたします。

 備前市においても公共施設として病院を初め、老人保健施設を初め、小・中学校、幼稚園、保育園、公民館など市民に身近な施設が多くあります。これら公共施設のコスト情報では、人件費や事業費などを含めた事業運営に係るコストを把握するとともに、維持管理費、老朽箇所修繕、減価償却費など施設に係るコスト、トータルコストの把握が求められます。ストック情報では、施設の概要や老朽化などハード面の建物状況に加え、施設の利用状況、運営形態や日数、人員などの運営状況の把握が求められています。

 こういった両面から的確な実態把握をすることで、施設の有効活用という目的を達成するための分析、検討が可能となり、将来的展望の中、統廃合も含め検討する必要があると思います。そういったことから、備前市においても公共施設のマネジメント白書を実施してはいかがでしょうか。市長の御見解並びに御意見をお尋ねします。

 ?公共施設のマネジメント白書のハード面の分析についてお尋ねします。

 建物総合評価方式とは、構造、安定性、安全性、現行の耐震基準に適合しているか、老朽化状況、大規模改修が必要か、機能改善、バリアフリーに対応しているか、維持管理、維持管理費は妥当かなどの分析を行うことにより、建てかえか修繕か手がける順番は中期財政計画での計画的な予算確保などが可能となることから、逼迫する財政状況の中、全市的に行い、中・長期の計画を立てていただきたいと考えるが、市長の御見解並びに御意見をお尋ねいたします。

 大きな3番目、市長の理想とする市役所について3点お尋ねします。

 1つは、トップリーダーとしての考え方について、2つ目は、理想とする管理職員について、3番目は民間の経営感覚の導入について、3点お尋ねします。

 まず、1点目、市長は我々備前市民の代表であると同時に、市役所という自治体組織の代表でもあります。新たな組織のトップリーダーとして吉村市長が目指そうとする理想の市役所について、全ての市役所関係者に伝えておきたいことをぜひこの初議会の場でお聞かせください。

 2点目に、市長の考えを実際に実現していくための各部門の責任者となる職員、特に管理職約170人に求めていきたい言動やサポートについてお聞かせください。

 3点目、民間の経営感覚の導入についての開拓精神についてお尋ねします。

 私は、公である市役所と民間企業とは、似て非なるものがあると考えていますが、よき部分をどんどん取り入れていくことに抵抗はないものと考えています。特に新しい考え方や取り組みにチャレンジしたり、失敗から学びながらでも一歩一歩前に進んでいく開拓精神は、これからの市役所にも必要になってくる感覚だと感じていますが、市長のお考えをお聞かせください。明快な回答をお求めします。よろしくお願いします。



○議長(尾川直行君) ただいまの質問に対する答弁を願います。

 吉村市長。

     〔市長 吉村武司君 登壇〕



◎市長(吉村武司君) それでは、大西議員の御質問に簡潔に順次お答えをしてまいりたいと思います。

 1番の1点目でございます。

 人口問題対策についてでありますが、計画書への人口目標数値の記載につきまして、御提案として伺っておきたいと思います。

 本市における人口問題でございますが、総人口の減少はもちろんでありますが、社会減において、子育て世代が占める割合が高いことが一番の問題であります。年齢別の転入転出の状況を見ますと、20歳から34歳までの年齢層、次いでゼロないし4歳までの年齢層の転出が転入を大きく上回っており、このことが高齢化比率の上昇に拍車をかけております。

 よって、この世代にアピールする施策を打ち出していくことが最も重要であります。

 本市にとって、もう一つの課題であります合併の恩恵を受けている普通交付税の削減を控え、財政規模の縮小をしながらのまちづくりを考えたとき、最も有効なのが教育という結論に至り、今計画の将来像になっております。

 2点目でございます。

 地域の活力を生む産業を振興させるまちについてでありますが、市内観光施設への入場者数は、経済動向等も影響するため、数値設定は非常に難しいところでありますが、過去のデータに基づき、実現可能なものと捉えております。

 今後は、架橋完成による観光客誘致に加え、閑谷学校での論語学習、備前焼の体験、海洋体験、市内企業と観光地を結ぶ産業観光の推進、近隣市町との連携などを図り、誘客数の増加を目指してまいります。

 3点目でございます。

 架橋完成に伴う諸島部の活性化についてでありますが、田原議員にお答えした内容と重複いたしますが、お答えさせていただきます。

 架橋効果を市域全体または市域を超えての発展につなげるためにも、諸島の活用は重要であると考えております。活性化のためには、島の生活基盤整備が重要でありますので、駐車場や島内道路の整備などに力を入れてまいります。

 諸島という限られたスペースや資産の中で、他の地域ではできない諸島地域ならではの活性化策を考えるに当たりキーポイントとなるのは、この地域が瀬戸内海国立公園に指定されたすばらしい自然を生かし、癒やしの空間や人と人が触れ合うことのできる空間を創出できることだと思っております。

 都市住民が肌で自然を感じ、心を癒やすことができる場というすばらしい場所でありますので、これらの魅力を県内外企業等へも情報発信していくとともに、今後、諸島の方々の御理解と御協力もいただきながら、市域を越えた、活性化につながるような施策について、大いに検討してまいりたいと思います。

 4点目でございます。国、県直轄事業の推進についてでありますが、国、県の直轄事業が少ないとのことであります。私もそのように認識しております。

 国土交通省分として、昨年度から国道2号の香登地区交通安全施設整備や環境対策事業など、大型事業に着手していただいており、現在も継続中であります。県事業分については、頭島漁港整備を初め、東備港の高潮対策事業等、また県道寒河本庄岡山線など、大型継続事業のほか、改良事業についても継続中であります。

 市としても、これらの直轄事業におけるインフラ整備は、地域の発展に欠かせないものと認識しております。

 議員御提案の諸事業につきましては、用地確保など地元協力が得られ、条件が整うようであれば、整備促進期成会や、機会を捉えて国、県に対し、積極的に要望していきたいと考えております。

 2番の公共施設マネジメント白書の策定についてでありますが、全体を通してお答えさせていただきたいと思います。

 本市が保有する公共施設は、現在、行政評価の一つとして施設評価を毎年実施し、施設の概要、目的、運営状況、経費と財源などから妥当性や効率性を評価し、将来的な方向性を判断しております。この施設評価を通し、施設の効果的な維持管理を行っていく中で、公共施設の現状と課題を調査検討し、より効率的、効果的な維持管理運営方法及び施設配置を実現するため、議員御提案の公共施設マネジメント白書は、大局に立った分析、検討が可能となるものと考えます。

 また、ハード面については、既存施設の評価はもとより、将来整備する施設につきましても、設計の段階から設計費、建設費などの初期投資費と修繕、改修、運用費などの運営管理費及び解体処分費までの建物の生涯に必要な総経費、いわゆるライフサイクルコストを勘案し、中・長期的な費用を把握した上で、適正な維持管理に努めていく必要があるものと考えているところであります。

 3番目、1点目でございます。

 トップリーダーとしての考えについてでありますが、まず、ビジョンあるいは進むべき方向をきちんと職員に示すことが肝要と考えています。そのためには時代感覚、バランス感覚を養い、スピード感を持って意思決定を行うことで、トップリーダーとして危機管理ができるのではないかと思っております。

 2点目でございます。

 理想とする管理職員についてでありますが、常に向上心を持ち、自己管理ができ、部下に対しては、褒める、叱る、指導することができる職員だと思います。そして、経営者の立場からいえば、常に市全体のことを考え、コスト意識を持ち、バランスのある意思決定を実行できるよう求めていきたいと考えております。

 3点目でございます。

 民間の経営感覚の導入についてでありますが、先を見て、ニーズをつかみ、スピーディーに動くこと。常にコスト意識を働かせること。きちんと説明責任を果たすこと等を職員に徹底していきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) よろしいか──再質問に入ります。

 大西議員。



◆18番(大西國昭君) ただいま非常に親切丁寧に説明していただきましてありがとうございます。再質問させていただきます。

 まず、1番目の問題の新総合計画について、私は、架橋完成後の問題について再質問させていただきます。

 架橋完成後、鹿久居島に国・県の直轄事業として、三百有万坪の鹿久居島、県下最大の島の中で8割が国有地でございます。そこの中に県有地がございます。それは、まほろばにいるところの非常に平らなところでございます、離れた。それで、そこはキャンプ場に使われたり、なぎさがあって海水浴に使うとる、その場所でございますが、1万3,200平米ございます。それで、芝生が植えられております。今、たくさんの鹿のふんが落ちとるような状況の中でございますが、そういったところに、例えば漁業の関連施設の海洋牧場の育苗施設というようなことで、国直轄で水産庁の関係でもよろしいし、県の水産試験場の関係で、県有地だけに稚魚の育苗して小さいものを沖合にある海洋牧場のほうへ放流するというような方策が理想であるというのは、もう前々から長い歴史のもとにあるわけです。

 これは、当然、漁業組合から陳情、請願が上がるのが趣旨でございますけれど、そういういい場所があるし、こういう橋がかかって、やはり経済効果を出すという目的のもとに、厚労省の国立病院や文科省の学校、国有地があります。そして、法務省の交通刑務所等々、国直轄の何か、私は個人的には国会議員先生に頼んできておりますが、市長のお力のほうがうんと強うございますし、市として頼むほうが筋でございますので、そういうことも考えられます。

 それから、やはり前々から言うとるように、国有地の払い下げでございます。非常にあの場所はなるい、いわゆる老人がついの住みかで住んでもええような場所もありますし、朝方市長さんがおっしゃられとった、先日もおっしゃられましたけれど、鹿久居島の中に陶芸の村、こういうのも国有地の払い下げをしていただければ安く手に入って、その何ぼかを市が道路整備その他のためにちょっとお金をいただいてやっていくというほうも将来の将来として10年先、20年先は私は必要かと思うんです。何とか国立公園を生かした施策、そしてまほろばを生かした自然体験の研修の里を、鹿久居島に橋がかかって、ただ生活道路、駐車場を設けただけでは私はいけないと思うんです。やはりしっかりしたビジョンを市が持ち、それで私は、ここへ本を持ってきておりますが、この離島センターがつくった日生頭島線第2期事業のBバイCは3.1というようなことがちゃんとあるわけです。このままでも、今のままでもBバイCは3.1。架橋効果です。そういったこともあるだけに、あの場所にやはり頭島も含め、また諸島部も含め、本格的な検討をなされば、どんどんとこれからの時代です、余暇の時代です、ゆとりの時代でもあるわけです。風光明媚は、そりゃあこの上ないです。そういったことをして、今後、大きく物事を短期に考えずに、中・長期的にぜひ総合計画の中にないというのを僕は非常に残念だなあと。それじゃあ、あの島を1周した職員さんがおるでしょうか、船で。そういうようなことです。

 だから、もっと大きな目で開いて、これからの将来展望を、せっかく130億円かけて20年かかった、工事期間が20年かかった橋が、もう一年半で完成するわけです。約130億円かかっとるわけです、この工事は。そういった中でのぜひ物を生かすという考え方からしたら、生活道路だけではなしに、やはりこれからの備前市の発展、若い者が移住してくださる、鹿久居島に移住してもらうというような施策、そして産業を生む、そういうようなことも含めて検討していただきたい、この点について、再度企業誘致を含め、実現に向かっての市長さんのお考えがあればお聞かせください。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 全く大西議員のお考えと私の考えておりますこれからの備前市、特に日生等の開発が、それが波及する備前市内への効果、あるいは県内の効果は大変大きいものがあると思っております。活性化の大きなモデル事業だと思っております。県及び国へいろいろお願いをして、直轄的なモデル事業がなされるように頑張ってまいりたいと思います。本当にこれからの備前の将来を決める大きな戦略を持って当たっていきます。御協力のほどお願いいたします。



○議長(尾川直行君) 大西議員。



◆18番(大西國昭君) 誤解があったから、あってはいけないので、もう一度ちょっと追加しときます。

 というのは、架橋事業は130億円と申しましたけれど、市の持ち出しは、私の記憶違いかもわかりませんけど、15億円までなんです。あとは、皆、これ、国道なみに八十五、六%国からの補助でやっとる事業でございます。これは、聞いとる人が備前市の財政負担になっとるのは間違いないんですけれど、そういう比率だと私の記憶にはあります。

 それから、もう一件、今、アベノミクスで非常に大型事業、大型予算で、国も半年と言えんほど変わりつつあります。そういった折りだからこそ、この鹿久居島に何とか、こういう時期はもうタイミングであるというけさからのいろんな人の話、スピード感、市長の一番スピード感と言われるところです。そういうところへ何か直轄事業を持ってきていただくというようなことで、再質問させていただきました。

 続きまして、再質問の2点目ででございます。

 公共施設白書は今後検討していただくということの答弁があったと思います。

 そういった中で、私は、公共施設の策定の本来の目的は、最良の行政サービスは何かを市民で考えていくための公開資料になるのです。役目が終了しかかっている施設、大規改修が必要になる施設、思い切って統廃合し、むしろその地域でこれから必要となる新たな使命を持った公共施設をつくっていくという方向を検討する資料になると思うんです。いわゆる民間経営なさっとる社長さんは、老朽化した施設で新たに工場を潰して建てかえるんか、新たなところへ行って、工場を新たにつくるのか。もう20年前の製造施設はもう使い物にならない。これが、もう民間レベルは当たり前のことなんです。全く能率、効率のええ場所で、施設をつくり、しっかりした物流を考えて場所を選んどるわけでございます。

 そういった中で、この公共施設マネジメント白書は、公共施設を網羅して、住民が誰もがわかりやすいように資料を公開する、これが大事と思うんです。今後必要となってきます大規模な作業になるかもしれませんが、こういう全部の備前市が持っとる公共施設を全部洗い出ししなくてはいけませんので、ぜひとも吉村市政において取り組んでいただき、事業の一つとして提案したいと思いますので、市長のお考えを再度お聞かせください。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 今後、庁内で十二分に協議、調査をいたしまして、課題を整理した上で、公共施設マネジメントに関する考え方をまとめてまいります。また、市民の皆さん方にそれを公開することは当然だと思っております。



○議長(尾川直行君) 大西議員。



◆18番(大西國昭君) それでは、3点目の市長の理想とする市役所について、先ほど本当に懇切丁寧に述べていただきまして、私も感動いたしておりますが、先ほど答えていただいた市長が理想とする市役所の組織はもう早急に整備すると、9月には条例を出しますという先日のお答えもありましたので。ただ、リーダーシップを職員を鼓舞して市民の市長への期待に応えていただきたいと思います。これからの市役所は、行財政改革が特に重要となってきます。なお、行財政改革は、もう今までの西岡市長で雑巾が渇いたのを絞るところまで行っとんです。市の職員の知恵では。ところが、今度は新市長になって、新たな視点でその行財政改革を見ていただきたいんです。もう西岡市政の8年間でやってきたのは、8年間行財政改革ばかりなんです。そのために赤信号だった財政がやっと何ぼか黄色に点滅ぐらいに戻ってきつつある財政当局の苦労があるわけです。職員ももちろん苦労しとるわけです。あらゆる、コピー一枚まで倹約してやっとるのが事実です。しかし、これは僕は構造的な問題を変えなければこれ以上の行財政改革はできないと思うんです。根本的なことですから。そうなると、職員の自分のテリトリーの範囲では無理があるんです。

 もうじっくり考えていただいたら結構です、2年や3年は。しかし、それぐらい考えた末に、思い切ったやり方を独特なものをやらないと、これからは行政間の競争の時代です、御存じのとおりです。そのために備前市はもう、財政はもう県下の下のほうですから。そこをどういうようにしながら市民のいろんな要望、行政要望に応えていくかという非常に難しいかじ取りになろうかと思うんです。あえて火中のクリを拾い、市長はそりゃあもう大変厳しいところをなさったわけです。厳しい判断をして、あえて立候補なさり、市長の職におつきになられたわけですから、頑張っていただきたい。

 それで、施政方針で、所信表明でも述べられたように、もはやこれまでどおりの方法では通用しない時代であることを強く意識し、これは市長の施政方針の中に書いとんですよ。職員の意識改革の必要性を強烈に強調されてやっていきたいというように市長がお述べになられとんです。私は、市長の御健康を祈念申し上げまして、大いに頑張っていただきたい、このように申して、私の質問を終わりたいと思います。何か答弁があればお願いいたします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) ありがたいエールをいただきました。私も市職員ともども将来の備前市が小さな子供にとって、このときが転換期だと言われるような改革に大なたを振ってまいりたいと思っておりますので、議員諸公におかれましても御協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。

     〔「よろしくお願いします。議長、ありがとうございました。終わります」と18番大西議員発言する〕



○議長(尾川直行君) 以上で大西議員の質問を終わります。

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○議長(尾川直行君) 次に、森本議員の一般質問を願います。

 12番森本議員。

     〔12番 森本博子君 登壇〕



◆12番(森本博子君) 本日7番目、大変お疲れなことだと思いますけれども、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

 まず、大きな1点、施政方針について。

 1、新しい視点でのまちづくりについて。市長の目指す新しい視点でのまちづくりとはどのような備前市なのかお伺いいたします。

 2つ目、一つの備前市について。一つの備前市とは、旧吉永町、旧日生町、旧備前市ということというような御説明もございましたけれども、具体的にどのような計画があるのか、お伺いいたします。

 3つ目、先ほどから教育のまちということで言われておりますけれども、教育のまちを打ち出すということは、市長の目指す教育のまちの構想とはどのようなものかお伺いいたします。

 東海地方の中心に位置する静岡県掛川市は、人口11万5,172人、これは平成24年1月現在の人数でございます。面積は、備前市とほぼ同じぐらいの265.63平方キロ、生涯学習とスローライフを掲げ、1977年、昭和52年から2005年、平成17年まで7期28年にわたり市長を務めた榛村純一氏、市長就任前の森林組合長時代の地域づくりの経験から、一番に手がけたことは、生涯学習を通して教育の重要性を訴えたことであります。昭和54年、全国で初めてとなる生涯学習都市宣言を行いました。それまで、ないものねだりではなく、あるものを生かす地域資源の活用により、地域社会に生きる人がみずからの人生と地域の活性化を一体として考えるようになりました。

 財政再建団体に陥ったこともある市の財政基盤を強化し、市民に対してはまちづくりの成功体験を重ねることで、掛川は静岡県の谷間、掛川はくずの里と卑下していた市民に自信を持たせ、おらがまちはいいまち、おらがまちづくりは市民みずからの手でという機運を醸成していきました。

 昭和58年、全国初の市民会館と中央公民館の両機能を有した多目的総合施設の掛川市生涯学習センターを開館。市民に生涯学習のための徹底した教育を行いました。

 掛川市の元市長、榛村純一氏は、徹底して生涯学習という教育に力を注ぎ、市民の知恵と汗と力と浄財を集めて、新幹線掛川駅の設置では29億5,000万円もの市民企業募金集めに成功しました。

 現在は、東名高速道路掛川インターチェンジの設置、掛川城の復元などの一連の大プロジェクトで、県下有数の工業都市を育てた根底には、教育という大きな、大きな幹がありました。

 榛村市長の後、2人の市長が交代しましたが、生涯学習の流れは脈々と引き継がれ、平成19年、掛川市生涯学習都市宣言をしました。平成22年、生涯学習まちづくり課も設置いたしました。

 現在策定中の仮称備前市新総合計画案では、第2章自分を磨ける、自分を変えられるまちとして、生涯学習の機会充実、目標が設定されています。そこに書かれてあるのは、学校支援地域本部実施校、学校支援ボランティアの人数、自発的な学習に取り組んだり、趣味の会やサークル活動に参加している市民の割合等が明記されております。

 吉村新市長の考える教育のまちとは、どのようなまちづくりなのか、お伺いいたします。

 大きな2つ目、教育について。

 備前市子ども読書活動推進計画。

 推進計画は、第1章から第3章までアンケートを除いて17ページとなっております。第2章子ども読書活動推進の基本計画重点プロジェクトは、市立図書館の機能を生かした子ども読書活動の推進と明記された7項目の記載があります。計画策定の折り返し時期も経過して3年。計画どおり実施できているのか、できていない事業があれば要因は何が考えられるのか、お伺いいたします。

 2つ、学校司書について。

 2月定例議会を初め、私は、再三再四にわたり重要性と加配について要望を重ねてまいりました。和気町、赤磐市、瀬戸内市では、全ての中学校に専任の学校司書が配置されております。備前市では、非常勤講師、教育支援員を最優先に考えるとのことで、学校司書の増員は現状維持となっております。

 教育現場の方々からは、非常勤講師、教育支援員を手厚く考慮してもらっていることに感謝の声も聞いております。しかし、教育現場の実情を思うと、非常勤講師、学校支援員は、多いほど児童・生徒に対しての対応は厚みは増すことは理解できます。それと学校司書を同じ立ち位置で考えていいものでしょうか。特に多感な生活を送る中学校は、専任の学校司書を配置して、心身ともの巣立ちを支援していただきたいと願うものでございます。御答弁、よろしくお願いいたします。

 3つ目、読書のまち宣言について。

 読書の楽しさ、知る喜びがあふれる読書のまちを掲げている埼玉県三郷市、3月定例会で日本一の読書のまち宣言を議決しました。

 三郷市では、2010年、読書のまち三郷・子ども読書活動推進計画を策定し、読書環境の整備充実に取り組んできました。

 また、北海道剣淵町では、1988年に住民主体で絵本をテーマにしたまちづくりを開始しました。剣淵町は、屯田兵により開拓が始まり、稲作が盛んです。自動車メーカーのマツダの試験場もあります。昭和30年代、約9,000人の人口でしたが、今は3,534人、人口減に歯どめがかからず、何かまちを元気づけるものをと模索。有志が集まり、けんぶち絵本の里を創ろう会を結成、活動を始めました。絵本でまちが活気づくかなどとの声もありましたが、熱意に押されたまちは、ふるさと創生資金を活用して、199国内外の絵本原画を収蔵する絵本の館をオープン。今では、この絵本の館には、年間60万人の人が訪れるそうであります。

 この剣淵を舞台にした絵本と映画ができました。大地康雄さん主演の「じんじん」。私も鑑賞して、大変感動しました。町民たちの自主性で絵本によるまちおこしができたのです。海と緑と炎のまち、我が愛する備前にもたくさんの宝が眠っています。住民一人一人が主体者となっていくためにも、読書を通して生涯学習を高め、読書のまちを声高らかに宣言することを提案いたします。

 4項目めは、取り下げます。

 大きな3つ目、空き家対策について。

 空き家対策、定住化については、さまざまな方が提案されておりましたけれども、私も私なりの提案をさせていただきます。

 先般、他市から備前市に移住してこられた子育て真っ最中の皆さんと懇談しました。温暖な気候とまったりとした地域に魅力を感じ、備前市に住居を構えたそうであります。中には、東京からこちらに家を建てて住んでいる家族の方もいます。多くは、先に住んだ人の人脈からこちらに移り住んできます。ネットで調べたりするのですが、売り家は若干ありますけれども、貸し家はアパートが大半であります。子育て中の若い世代は、家の購入は難しく、せめて貸し家情報がたくさんあればとの声がありました。

 備前市のホームページを見ると、空き家情報バンクはあります。この制度は、備前市が情報の提供や必要に応じての連絡調整は行うが、契約等に関しての仲介行為は行わないとなっております。

 東京都小平市では、土地や建物の所有者に適正な維持管理を促すため、ことしから空き家等の適正管理に関する条例を施行しました。これは、少子・高齢化や過疎化を背景に所有者の管理が不十分なままの長年にわたり放置された空き家などに対して、所有者や管理者の責務を定め、必要に応じて指導、助言、勧告を行うものであります。勧告に従わないなどの場合は、住所や氏名を公表します。

 この条例が制定されたことで、住民の方の意識が変わったそうであります。例えば、放置されたままの空き家を解体し、駐車場にしたり、また市民からの相談もふえたとお聞きしました。

 人口7,000人弱、鹿児島から546キロメートルにある沖永良部の南西部の知名町では、町内にある空き家を借り上げ、改修後に転貸しする空き家利活用事業を進めています。少子・高齢化と人口減少が著しく、このままでは地域社会の継続に支障を来す集落も出かねない状況にあるそうであります。

 この事業内容は、人が住んでいない一戸建て住宅をまちが借り上げ、リフォームして、同町に長く移住する意思を持って町外から転入する人に貸し出す制度であります。家主には、改修費用に応じて家賃が支払われます。例えば、改修費用が150万円以下は2,000円、改修費用が350万円なら1,000円、そして入居者には家賃5,000円で、12年間は借りてもらうという制度であります。途中で借りるのをやめると、その違約金を払うようになっております。この制度で、鹿児島から540キロも離れた知名町に京都から家族4人が移り住んでいるそうであります。

 知名町の企画振興課では、25年度、2戸分の予算化をしております。ことしから永良部に住みたい事業にも乗り出すそうであります。

 東京都小平市の空き家条例や知名町の空き家利活用事業を取り入れ、人口減に歯どめがかかり、全国から備前市に移り住んでいただけるよう、思い切った政策を実現してほしいと思います。御所見をお伺いいたします。

 4つ目、備前市幼稚園・保育園跡地利用方針について。

 伊里と片上認定こども園が開園しました。園児たちが生き生きと元気で遊ぶ様子を見ていると、とても幸せな気持ちになります。

 穂浪保育園、伊里幼稚園は廃止されましたが、昭和42年に建てられ、増築して使用されていた片上保育園は、投票所、避難所として利用されるということであります。

 片上保育園舎の活用は、建築基準法等の法令の規定で一部建築物を除き、耐震改修が必要となり、また取り壊しにも多額な経費が必要になります。耐震改修を必要とされながら、投票所、避難所として利活用するという方針は、無責任であります。もし投票が行われているときに地震が起きることは想定にないのでしょうか。耐震改修が必要とされ、大雨のときは、水害も想定される建物が、避難所として放置されている現状についてお伺いいたします。

 大きな5つ目、介護予防事業について。

 厚生労働省は、要支援者を介護保険制度から切り離す方針としているとの新聞報道がありました。高齢化が加速度をつけ、進んでいます。前期高齢者の方から、備前市も介護予防にもっと力を入れて、寝たきりにならないよう頑張ってほしいと言われました。全く同感であります。地域包括の職員の皆様も、多様なニーズに対応しながら笑顔で毎日頑張っていることは、よく承知しております。

 厚生労働省のホームページに、津山、赤磐、瀬戸内市の取り組み事例が乗っております。備前市のホームページで取り組みを探してみました。介護予防事業についての具体的な記載を私は見つけることができませんでした。各自治公民館単位でそれぞれ工夫を凝らしながら取り組んではいますが、取り組みの効果の検証はしっかりとできているのでしょうか。備前市でも、津山モデルを参考に、独自の介護予防事業に積極的に取り組んでいただきたいと思います。御所見をお伺いいたします。

 6つ目、期日前投票宣誓書について。

 備前市でも、今回の市長選から宣誓書の事前記入を実施していると聞いております。しかし、このことを知っている市民は少ないと思われます。市長選も57.76%と、低投票率でした。一人でも多くの皆さんに政治、市政に関心を持って投票に行ってもらう、一つの手段として期日前投票があります。今回の市長選で宣誓書に事前記入して投票された方はどのくらいいましたか。どのような形で周知されたのか、お伺いいたします。

 以上、御答弁よろしくお願いいたします。



○議長(尾川直行君) ただいまの質問に対する答弁を願います。

 吉村市長。

     〔市長 吉村武司君 登壇〕



◎市長(吉村武司君) それでは、森本議員の御質問に簡潔に順次お答えいたします。

 1番目の施政方針についてですが、重ねてお答えしておりますとおり、1点目と2点目の新しい視点でのまちづくりは、これまでの基本スタンスを変える一つの備前市への転換が含まれるものであります。その一つの例として、コンパクトシティー、スマートシティーという概念を挙げております。

 3点目の教育のまちづくりについてでありますが、田原議員にお答えしましたとおりであります。特に申し上げる点といえば、進化した教育を学校当局、PTA、児童と一緒に進めること、情報社会に適応した教育水準を上げること、学習の習熟度を極力個別に対応することなどだと思っております。

 2点目でございます。学校図書館司書についてでありますが、これまで学校図書館司書の計画的な増員を図り、平成23年度から現在の2校兼務としたところです。

 議員御依頼の中学校への専任配置については、小・中にこだわらず、児童・生徒数の多いところから配置するのが望ましいと考えております。まずは、現在の学校図書館司書の活動状況等の検証、教育委員会や学校現場からのニーズの把握等の調査を行いたいと思います。御理解を願いたいと思います。

 次に、3番でございます。

 空き家条例と定住促進についてでありますが、現在、全国的に空き家がふえつつあり、倒壊や犯罪の誘発が懸念される状況から、管理条例を制定する自治体がふえております。備前市においても、同様の状況が進んでいるものと推察できますが、現段階では正確な数が把握できておりません。

 このことから、まずは、何らかの調査により、現状把握に努めるとともに、他の自治体の事例について情報収集するなど、条例制定に向けて準備を進めていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。

 また、空き家のリフォームについてでありますが、この8月から実施予定の住宅リフォーム地域振興券交付事業を予算計上しており、この制度を活用して市内への定住を図ってまいりたいと考えております。市外から備前市へ住もうとする人につきましては、リフォーム完了までに住民登録をすること、所有者の同意を得て居住する人が住宅リフォームを行うことで、定住促進の一助になればと考えております。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 土山教育長。

     〔教育長 土山球一君 登壇〕



◎教育長(土山球一君) それでは、私のほうから、1番、教育についての?備前市子ども読書活動推進計画の進捗状況についてお答えをいたします。

 まず、読書活動の推進についてでありますが、図書館では、読書のきっかけづくりとして0歳児健診を利用したブックスタート事業、優良推奨図書や来館者からのリクエスト等をもとに興味深い本の収集を行っています。

 また、地域の読み聞かせボランティアや保護者を対象とした絵本の知識やスキルアップの場を年4回実施しています。

 次に、自動車文庫についてでありますが、図書館を利用しにくい地域の方のために、備前の西、東、日生、吉永地域を4地区に分けて月1回巡回しています。

 また、学校・園、公民館等関係諸団体と連携した読書活動については、学校司書との合同研修、読書活動行事、図書館まつり、研修会、そして学校、公民館等を利用しての自動車文庫を運行しています。

 次に、障害のある子供のための整備状況については、点字絵本コーナーを設け、一般書のほかに点字絵本についても随時整備をしています。

 最後に、子供読書スペースについては、日生分館で絵本コーナーを設置しております。

 本計画は26年度まででございますので、引き続き実施に努めてまいります。そして、関係の皆様からの御意見をちょうだいしながら、さらに種々検討を加え、次期計画策定に生かしてまいります。

 次に、大きな2番の?読書のまち宣言についてでございますが、家庭や地域、学校、図書館が一体となって読書活動に取り組むことを目指し、読書のまちを宣言することは、読書についての啓発・広報にする有効な取り組みであると思います。

 生涯学習の最も原点となるのが、私も読書であると思っております。ただし、先日も申し上げましたように、本市の公立図書館の年間の貸出冊数が12万1,482冊と、先日ここで言いましたけれども、まだまだ図書館の利用というような状況というのが伸びておりません。まだまだ環境整備というのも必要だと思います。そして、多くの議員の皆様から、図書館建設についてでもたくさんの御要望もあったかと思います。全体的に考えて、なかなかそういう状況に本市があるとは、周りの市町村と比べましてそういう状態にはまだ届いていないなということを現在は思っております。

 今後も読書活動推進について、ボランティアの皆様のお力をおかりし、着実に環境整備、啓発活動等に取り組んでまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 三村総務部長。

     〔総務部長 三村 功君 登壇〕



◎総務部長(三村功君) 4番目の備前市幼稚園・保育園跡地利用方針について、私からお答えいたします。

 議員御指摘のとおり、旧片上保育園舎は、地震等災害時における避難所として問題があると考えております。このため、今年度策定予定の防災計画において、災害時における避難所の指定を解除し、片上保育園にかわる新たな施設を指定するよう検討いたします。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 野上市民生活部長。

     〔市民生活部長 野上茂之君 登壇〕



◎市民生活部長(野上茂之君) 私から備前市幼稚園・保育園跡地利用について、片上保育園の投票所についてのお答えと、それから6番の期日前投票宣誓書についてお答えいたします。

 まず最初に、片上保育園を投票所に利用していることについてでありますが、選挙人の方々の投票機会を確保するため、現状といたしまして耐震性のない施設において投票を実施しているのは事実でございます。今後、選挙人の投票機会を確保しながら、耐震性を兼ねた施設を検討してまいります。

 次に、6番の期日前投票宣誓書についてお答えします。

 選挙期間中に期日前投票所において選挙人に御記入していただく期日前投票の事由に該当する旨の宣誓書、請求書ですが、これにつきましては、4月の市長選挙より市のホームページからダウンロードしていただけるようにしております。その際の利用状況ですが、市内外より数件の問い合わせがありましたが、ホームページから宣誓書を取得していただけることを説明いております。実際には、市外に滞在している1名の方から、ホームページからの取得した宣誓書を利用していただき、御請求をいただきました。

 なお、7月に執行予定の参議院通常選挙でも、広報紙等で宣誓書の取得方法について周知を行いたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 金光保健福祉部長。

     〔保健福祉部長 金光 亨君 登壇〕



◎保健福祉部長(金光亨君) それでは、5番目の介護予防事業についてお答えをいたします。

 介護予防事業の効果の検証についてでございますが、介護予防教室の参加者全員に初回と最終回、これは3カ月後でございますが、それに体力測定等を実施し、測定値を比較して、参加者の運動機能や口腔機能への効果を検証しております。

 個人差はございますが、短期間にもかかわらず全体的に運動機能等が向上しておられます。参加者の多くは、教室終了後も引き続き、サロン活動として介護予防に取り組んでおられますので、長期的な効果の検証につきましても、検討したいと考えております。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 質問中途ですが、この際暫時休憩いたします。

     午後3時48分 休憩

     午後4時05分 再開



○議長(尾川直行君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 この際、会議時間の延長についてお諮りいたします。

 長時間でお疲れのことと思いますが、本日予定しております15番山本議員の一般質問まで行いたいと思います。つきましては、予定しております一般質問を終了するまで会議時間の延長をいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。よって、本日予定しております山本議員の一般質問が終了するまでの間、会議時間を延長いたします。

 それでは、森本議員の再質問に入ります。

 森本議員。



◆12番(森本博子君) 一つの備前市ということで、コンパクトシティー、スマートシティーということでございますけれども、構想はわかるんですけれども、構想というか、やりたいことはわかるんですけれども、構想そのものが浮かんできません。もう少し具体的にわかったらいいと思いますけれども、それは飛ばします。

 教育のまちということで、平成22年生涯学習まちづくり課ということを設置したということでございます。教育っていうのは、児童・生徒や、そういう方の教育でなくって、本当に生涯教育っていうことが教育ではないのかなあと思っております。先ほども話をしました掛川市は、生涯学習社会の実現を目指してということで、インターネットで見たんですけれども、そういうことがございます。その学習というか、教育ということで、生涯学習とは一生涯を通じて学び、人生を豊かにすること、幼少期の家庭教育に始まり、義務教育が主体の学校教育、そして社会教育、民間の行う各種の教育、文化事業、企業内教育等にあらゆる教育活動のほか、スポーツ活動、文化活動、趣味、レクリエーション活動、ボランティア活動などの学習も含まれる。生涯学習の重要な一部として、社会教育があるということで、掛川市の生涯学習で、市民の皆さんに教育をするということで、掛川市はまちが再生いたしました。

 そういう意味から、市長の考えられる教育というところにもう少し幅を持たせて考えていただけたら、備前市がもっとスピード感を持ってよくなっていくんではないかと思いますけれども、その辺のお考えはいかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 昨日も私、静岡県掛川市のホームページを見ました。市長のメッセージからいろんなことがホームページに載っておりました。まさしく人間生涯学習、それが全てだと思っております。



○議長(尾川直行君) 森本議員。



◆12番(森本博子君) この掛川市でございますけれども、掛川市の生涯学習のまちづくり、人づくり構想、夢実現に向かう心豊かで凛とした市民になるための教育ということでございます。本当にたくさん学ぶべきこともあるんではないかなあと思いますので、もう一つの教育という視点で、もう答弁は結構ですけれども、そういうことでしっかりと、ここに人づくり構想かけがわということで、掛川市教育委員会が出した冊子がございます。これは、教育委員会と市長とか、その市長部局の中でどうして、どうやって備前市の立て直しをするか、生涯学習を通じてということで、生涯学習センターもございますし、研究をしていただけたらありがたいかなと思います。

 続きまして、この読書のことにつきましては、小・中学校にこだわらず、児童・生徒の数の多いところからニーズの掌握を調査するということでございますので、読書が与える影響っていうことは大変大きなものがございますので、9月の予算のときには、その市長の配置分が、9月は無理でございますけれども、26年度はびっくりするような、そういう体制をつくっていただけたらありがたいと思いますけれども、そこら辺はいかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 部の名称あるいは組織の変更は、条例をもって行うということを聞いておりますので、そのような方向で検討してまいります。



○議長(尾川直行君) 森本議員。



◆12番(森本博子君) そうでなくって、学校司書の配置のことの質問でございましたので、そこら辺の答弁はいかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 最終的には、1つの図書室に1人の司書ということが最低限必要だと思いますが、それは計画的に進めさせていただきたいと思います。



○議長(尾川直行君) 森本議員。



◆12番(森本博子君) 続きまして、空き家対策でございます。

 備前市には、そういう制度があるということでございましたけれども、先ほども発表させていただきました知名町の空き家利活用条例につきましては、どのように、もう全く備前市には関係のないことなのか、少しは参考にしてもいいかなあと、どのようにお考えでしたでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 高橋産業部長。



◎産業部長(高橋昌弘君) それでは、私のほうからお答えさせていただきます。

 これは、空き家の管理、廃屋等が目立つ、あるいは空き家になった部分の管理、適正な管理、それをさらに活用を図るというような質問であったと思います。

 それで、私どもが今、検討しているものにつきましては、特にこの廃屋になって周辺の住んでる方々に御迷惑をおかけしとるような、そういうものに対しての条例の制定に向けて準備を進めております。

 それと、先ほどのリフォームについては、新たな制度を創設しましたので、それによってある程度状況を確認していくというような形での考えであります。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 森本議員。



◆12番(森本博子君) 知名町の制度につきましては、聞き取りのときにきっちりと空き家で定住促進ということで資料も渡しております。その資料は見ていただけたんかどうかわかりませんけれども、全く資料の答弁にはなっていないと私は思うんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 高橋産業部長。



◎産業部長(高橋昌弘君) 空き家をある程度市のほうで買収して、それをリフォームして貸し出すというような考えは、今のところ、そこまでの考えには至っておりません。先ほども言いましたけども、そのリフォームの部分で、ある程度効果といいますか、状況を確認してみたいと、このように思っております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 森本議員。



◆12番(森本博子君) これは、市長の就任挨拶というところで、ホームページで書いてあります。そこで最優先すべき喫緊の課題は人口減対策だと考えております。定住化を促進し、云々という言葉が市長の写真と一緒に載っておりますけれども、人口減、定住化対策っていうのは、非常に大きな、企業誘致もありますけれども、大変に有意義なというか、そういうことだと思います。現在、久々井には、東京からと、それから茨城、倉敷から、西片上にはこの備前のまちが気に入ったということで、現在、4世帯、7人の方が住んでおられます。福田にあるシェアハウスには、子ども未来・愛ネットワークという福島から避難された方でありますけれども、その人たちが中心になって、福島の東北の子供たちを、東北の家族を岡山に呼ぼう、備前に呼ぼうということで、福田にシェアハウスをつくりまして、そこで住んでいただいて、備前が気に入ったらまた備前のまちに住んでもらおうと、そういう運動を市に関係なしにやっております。

 そういうことで、若いお母さん方と話をしたときに、今一番必要なものは何ですかと聞くと、空き家情報なんです。家は買えませんけれども、空き家が欲しいんですという声がありました。そういうことで、今、久々井に1年間で4世帯入ってこられたわけです。これが、1年間に5世帯、市長の任期中に4年間で、例えばですよ、20世帯、30人の家族が住むとすれば、備前市の税収というか、収入はどれくらいふえるもんでしょうか。総務部長、よかったらどうぞ。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 三村総務部長。



◎総務部長(三村功君) 直接的には地方交付税が1人当たり約12万円でございますので、30人とすれば360万円程度、プラス税収だろうと思います。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 森本議員。



◆12番(森本博子君) 三百何十万円が多いか少ないかはわかりませんけれども、そういう方たちが住むことによって、まちが活気づくわけなんです。その方の情報で、今、「晴れの国おかやまで新しい暮らしをはじめよう」という、こういうチラシは見られましたか。多分、恐らく見ていないと思うんです。これは、おかやま交流・定住フェアということで、7月7日に東京で開催されます。これに参加する近隣の市町村は、そこに書いてあるんですけれども、瀬戸内も赤磐もこの定住フェアに参加して、地元に、岡山に住んでもらう人を一人でもふやそうという、そういうところに出かけていって来てもらう人をふやしていこうと。なぜ備前市はこういうところに参加されていないんですかっていうことを聞きまして、これは、岡山県県民生活部中山間・地域振興課がこういうことをしております。多分、情報が流れてきたのか、県の行事ですので、恐らく流れてきているのではないかなあと思いますけれども、そこら辺に本当にアンテナを張って、一人でも二人でも、この福島、東北から岡山に、備前に来てもらおう、そういう何か思いがあれば、本当にもう少し前向きな、さっきの鹿児島から四百何十キロ離れたところにでも人が住んでくれるわけなので、そういう定住化ということで、いいところはどんどん参考にしていただきながら、実施していただきたいなあと思うわけでございますけれども、そこら辺、市長、いかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 久々井に移住されました若い御夫婦とは、もう既に会話をしております。そして、森本議員のおっしゃるような空き家情報を求めておられることも、その会話の中で伺っております。少しでも定住化を進める上におきまして、そのような若い方がお子様と御一緒に備前を好きになっていただいた、また久々井の地を好きになっていただいた。大変ありがたい話でございます。これからは、積極的にそのような交流フェスタを初め、市内外の催し物には参加をさすように考えてまいります。これからもいろんな情報をいただきたいと思います。



○議長(尾川直行君) 森本議員。



◆12番(森本博子君) 最後に、備前市幼稚園・保育園跡地利用方針ということで、これは、平成25年1月に備前市幼稚園・保育園跡地利用検討委員会が報告書として出されてあります。先ほどの答弁では、投票所も耐震化のあるところに探すみたいな答弁をされましたけれども、ということは、結果としては、もう近くには市民センターがないので、ここはもう耐震化がないので、もう潰してしまって、市民センターに行ってくださいよと、そういう短絡な結論を決して出すのではなくって、まだ一部は耐震化で使えるところもありますので、そこをどう利活用するか。穂浪と伊里の場合は、もう本当に住民への説明もあったかないかであっという間にもう潰してしまったわけです。

 片上の場合は、地元住民の説明会はありましたけれども、流れとしてはあったようですけれども、地域住民の方の理解というのは、本当に皆さん、知らない間にそういうふうになっていたという声も聞きますので、これから三石も認定こども園ができます。また、次のところもできるわけで、また学校の統廃合もありますので、その統廃合の後の跡地利用につきましては、本当に皆さんに丁寧に意見を聞きながら、どうすれば子供たちはいなくなったけれども、この建物が使える、使えない、で、皆さんにきちっと説明すると、そういうプロセスっていうのは非常に大事になってくると思うんですけれども、そこら辺のところは、どなたが御答弁いただけるかわかりませんけれども、御答弁よろしくお願いいたします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 投票所に使う、使わないということじゃなしに、建物が老朽化し、あるいは他の施設へ移るということについては、その地域の方に十二分に説明する必要があろうかと思います。特に投票の場合は、清き一票、それが市政、県政、国政にかかわることでございますので、むしろそのような機会をふやすように考えなければならないことと思いますが、所管が私どもの市部署か、あるいは選挙管理委員会が決めることなのか、またよく勉強をしてやっていきたいと思っております。



○議長(尾川直行君) 森本議員。



◆12番(森本博子君) ここでもう一度確認しておきますけれども、もう私がこういうふうに言って、耐震もできていないのでここは使えませんよということで、安易に廃止をして、そこの皆さんが市民センターに行くというような、一番簡単な方法は、決してとっていただきたくないと。どうすれば、投票に一人でも参加して、市政とか国政とか県政に関心を持っていただいて、国をよくすると、そういう人をふやす意味でも、決して安易になくするという方向はやめていただきたいということをあえてお願いをしておきます。

 それから最後に、これ、けさテレビを見たら言ってました。20世紀は企業を呼んで法人税をふやす時代だと。21世紀は人を呼んで消費税をふやす時代だ。このように、もう本当に私がきょう言いたかったことをテレビで言っておりました。ですので、本当に定住化対策につきましては、いろんな知恵を出して、それはお金はかかると思いますけれども、地域の、先ほども本当に30年後、40年後には、これは全国どこでもそれだけ人数が減ってくる中で、そこに住みたい、暮らしたい、そういう人が一人でも二人でもふえるような、そういう施策に教育もひっくるめてやっていただきたいというのをお願いしまして、最後に市長の決意を言うてください。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 森本議員の御指摘とおり、市外から情報の少ない中で備前市が定住化を図ろうと思いますと、相当前向きな努力を市役所のほうでしなければ難しいと思っております。これからはそのような情報については、積極的に流していき、そして市外の人たちもそのような情報がとりやすいような仕組み、あるいは空き家バンク等についても検討をさせていただきます。きょうはどうもありがとうございました。いい御意見でございました。

     〔「ありがとうございました。以上です」と12番森本議員発言する〕



○議長(尾川直行君) 以上で森本議員の質問を終わります。

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○議長(尾川直行君) 次に、山本議員の一般質問を願います。

 7番山本議員。

     〔7番 山本恒道君 登壇〕



◆7番(山本恒道君) きょう最後らしいですので、もう少し我慢してやってください。

 それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

 まず、市長、就任おめでとうございます。

 まず1点目に、教育、学童保育についてお尋ねいたします。

 この1点目は、中高一貫教育による学校教育の質の向上についてであります。

 市長の公約に、中高一貫教育による学校教育の質の向上が挙げられています。また、平成25年度施政方針にも、備前市を教育のまちとして、新しい視点のまちづくりを進めていくとされております。小中一貫校、中高一貫校の取り組みを視野に入れながら、人口定着を図るとともに、若者の定住につなげていきたいとのことです。

 中高一貫教育は、文部科学省の調査では、全国で441校、岡山県では13校とのことです。また、中高一貫教育の実施形態は、3つの実施形態があるとのことですが、具体的にどのような狙いでどう進められるのか、教育方針、目的、効果はどうなのか。いつから検討し、実施に踏み切るのか。高校はどこで、中学校はどこなのか。岡山県教育委員会との連携をどう図ろうとしておられるのか、お伺いします。

 小さな2点目は、小中一貫教育についてであります。

 小中一貫と言いながら、小中連携にとどまるのか、実態との指摘がありますが、なぜ小中一貫なのか、目的は何か、完全な小中一貫校であれば、同一敷地内に幼児期の小学校1年から思春期に突入し、第2次性徴も顕著な中学3年生まで一緒に生活することになります。体格が違う小学生と中学生を一緒にすることは無理があるのではないかと考えられます。

 各地の先行例を調査研究されたことがありますか。具体的なお考えをお伺いします。

 小さな3点目、放課後児童クラブについてであります。少子・高齢化による社会の活力低下が懸念される中、労働力の確保や少子化対策の観点から、放課後、小学生が過ごす放課後児童クラブ、学童保育を国は充実するとのことです。そのことにより、市町村は住民ニーズを調査して、必要な定員分を計画的に整備していく責任が果たせられるとのことですが、これに対して、市はどう対処していくのか。現在、放課後児童クラブ数、各児童クラブごとの登録児童数、指導員数はどうなっているのか。学童保育の利用者増や指導者の体制強化はどう図るのか。特に学童保育の充実のため、指導員に一定の資格研修などを義務づけるべきではないのか。市長にこれからの学童保育についてお考えをお伺いします。

 次に、地域的なバランスに配慮した予算についてお尋ねします。

 このことについては、以前にも質問させていただきましたが、事業の予算配分について、地域によっては偏りがあるのではないかと感じられることがあります。こうした偏りが市長の政策や事業計画に基づき、適正に配分された結果、一時的に偏るのであれば理解もできますが、特定の個人や団体の思惑などで左右されているとしたら大きな問題だと思います。

 新市長におかれましては、こういったことのないよう、公正公平な予算配分について、より一層御配慮をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。お考えをお尋ねいたします。

 次に、南海トラフ地震についてお尋ねします。

 先日の新聞に南海トラフ地震について対策の検討をしていた国の有識者会議が最終報告をまとめたと報道されておりましたが、この報告書では、地震と津波による死者が、最悪の場合、32万人、避難者が950万人出るとの試算がなされております。この場合、避難者全員を避難所で受け入れられない可能性があると指摘されていますが、備前市ではどうなのか。市が指定している公民館や学校など、また先日、協定を締結した老健施設などの避難場所で、避難者を何人収容できるのかお尋ねします。

 また、地震予知が困難なこと、行政の支援が行き届かない可能性があるなどから、地域ごとの食糧の備蓄については、1週間分以上の確保を求められるなど、備えの重要性が指摘されています。

 こうしたことは、災害時には、まず自助、共助、公助が重要になるとの指摘かと思いますが、それならば、地域の防災活動において拠点となる消防器具庫などはますます重要度が高くなると言えるのではないでしょうか。

 しかるに、現状では、洪水時には浸水してしまうような箇所に設置されている消防器具庫があるなど、有事に機能しないようなものは早急に改善を図る必要があるのではと考えますが、いかがでしょうか。お考えをお伺いします。

 次に、コンパクトシティーについてお尋ねします。

 いろいろきのう朝からずっと同じことばっかりと思いますけど、私たちも研修に行ったら、よくこんな話は、皆さん同じところへ行くから同じような質問になると思いますけど、ひとつ聞いていただきたいと思います。

 高松市の丸亀商店街では、橋本さんが一番にも言ようられたけど、そういう構想を取り入れたまちづくりを進めており、まち再生のモデルケースとして全国的に注目されております。この商店街では、商店街の出資によるまちづくり、会社が民間主導で再開発を進めており、全長470メートルかの商店街らしいです。

 コミュニティー施設や医療機関、住居などを集約、充実させ、活性化を図っています。バブル崩壊後も寂れかけていた商店街に人があふれるようになっているそうです。また、市の税収も飛躍的にふえ、インフラ整備のコストも軽減が期待できることから、高松市もコンパクトシティーの構想を市のまちづくり政策に取り入れられたそうです。

 備前市では、依然と人口減が進んでおり、衰退の一途と言えます。こうした状況を打開するためにも、この高松市の例をお手本に、コンパクトシティー構想によるまちづくりを進め、定住化、活性化を図っていただきたいと考えますが、いかがでしょうか。これからの備前市のまちづくりについてどうお考えなのかお尋ねします。

 次に、チャレンジデーについてお尋ねします。

 去る5月30日にチャレンジデーが開催されましたが、結果は新聞報道で皆さんも御承知のとおり、備前市の参加率は37.7%に終わっております。対戦相手の魚津市に敗れただけでなく、近隣の瀬戸内市や赤磐市にも大きくおくれをとる結果に終わっております。

 この原因は何でしょうか。当日は、あいにくの天候で、予定していたイベントが中止になったことも影響したようですが、市民への周知方法など、やり方を工夫すれば、もっと向上を期待できると思います。なぜそういったことができないのか、備前市の人口減が周辺の自治体より進んでいることの要因の一つが、こういったことの中でも見え隠れしているように思いますが、市の発展、活性化に本気で取り組む気があるのなら、こうした一つ一つの行事においても丁寧に知恵を絞り、工夫を重ねて成功をおさめるよう努力していただきたいと考えますが、市長はいかがお考えでしょうか。お伺いします。

 最後に、伊里川のしゅんせつについてお尋ねします。

 伊里川につきましては、複数の箇所で河川内にかなりの土砂の堆積が見られます。近年、ゲリラ豪雨のような洪水の災害が懸念されており、被害を防ぐためにも、ぜひ河川のしゅんせつを実施していただく必要があると思います。このしゅんせつについては、数年前から地区より要望されているはずですが、なかなか実施されません。県に強力に要望し、早急に実施されるよう働きかけていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 以上で私の一般質問を終わります。市長に明快な答弁をよろしくお願いします。



○議長(尾川直行君) ただいまの質問に対する答弁を願います。

 吉村市長。

     〔市長 吉村武司君 登壇〕



◎市長(吉村武司君) それでは、山本議員の御質問にお答えをいたします。

 1番目の1点目でございます。

 中高一貫教育についてでありますが、現在、対象となる学校や実施時期等具体的な計画はありませんが、私自身、教員免許を持つ一人として、教育について人一倍の思いを持っております。本市の小学校を卒業した子供たちの進路選択は、地元の中学校、または主に岡山市内の国立、県立、私立中学校のいずれかであります。もし市内に中高一貫校があれば、選択肢がふえるだけでなく、地元の学校も刺激を受け、緩やかな競争が起こり、市全体の教育の質の向上につながるものと考えております。

 市単独での中高一貫校の設置運営は、コスト面も含め、極めて課題が大きいことは認識しております。そのため、例えば県の協力により、備前緑陽高校に中等部を設置していただけないか。また、誘致しやすい有効な方策はないかなど、今後教育委員会とも連携し、国の動向も見据えながら、模索していきたいと考えております。

 2点目でございます。

 小中一貫校教育についてでありますが、最大のメリットは、9年間、子供の成長を見通した教育が提供されることだと思っております。

 市内では、伊里中学校区及び三石中学校区は、1小1中学校であり、奉仕活動など既にさまざまな活動を小・中学校合同で実施しております。

 先進校の調査研究はこれからでありますが、今後、例えば中学校の英語や理科の先生が、専門性を生かして小学校で教えるようなこと。1小1中学校のよさを生かした取り組みが一層推進されるよう、教育委員会を支援してまいりたいと考えております。

 3点目でございますが、放課後児童クラブについてでありますが、本年4月1日現在では、クラブ数は11、登録児童数は231名、指導員は25名となっております。指導員は、保育士、幼稚園教諭資格者11名、小・中・高等学校の教諭資格者5名、福祉児童施設2年以上の経験者6名、児童の養育に知識、経験を有するもの3名の計25名で指導に当たっております。

 なお、子ども・子育て支援事業計画策定のため、放課後児童クラブを含めたニーズ調査を実施いたします。

 指導員の質を確保するための研修等の実施については、国の動向を注視しながら対応してまいりたいと考えております。

 2番目、地域的なバランスに配慮した予算についてでありますが、交通安全施設の設置や市道改良など生活に身近な事業につきましては、緊急性のほか、地域的なバランスにも考慮した優先順位づけを行っております。

 一方、快適な生活環境づくりや安全・安心のまちづくりのため、現在、架橋建設事業や学校耐震化事業などの大規模事業を進めておりますが、これらの事業が実施される地域では、当然予算配分が大きくなっております。

 このように、大規模事業実施のため、一定期間、地域的に予算の偏りが生じることがありますが、毎年の予算編成においては、限られた財源の中、市民生活、福祉の向上、あるいは市全体の活性化や発展につながる事業に対して、優先的に予算づけを行っているところでありますので、何とぞ御理解をいただきたいと思います。

 次に、南海トラフ地震についての1点目の公民館、学校等の指定避難所と福祉避難所の収容人数についてですが、指定避難所は、現在のところ市内に148カ所あり、体育館、公民館等の主要面積で算出した場合、収容人数は約2万9,500人となっております。

 福祉避難所9施設の収容人数ですが、施設側の受け入れスタッフの関係もあり、1カ所当たり平均5名程度と考えております。

 2点目の災害時に浸水が想定される消防器具庫の整備についてですが、防災力強化のため、災害に対する備えは万全でなければなりませんが、財政が逼迫する中で、耐用年数の短い緊急時に必要な消防団車両、資機材や団員の安全装備品を順次整備していくこととしております。

 消防器具庫については、消防団の部の統廃合や配置、建築年次などを考慮しながら計画的に整備をしてまいりたいと考えております。

 次に、4番目のコンパクトシティーについてでありますが、田原議員を初め、他の議員にお答えしたとおりでございます。

 5番目のチャレンジデーについてでありますが、目標が達成できなかった原因につきましては、市民への周知、組織化が市内全域に浸透できなかったことだと考えております。今後、50%以上を達成した市町の取り組みなどを調査検討し、来年こそ目標が達成できるよう努めてまいりたいと思います。

 また、全国統一日以外に備前市チャレンジデーの日を設定することについても、実行委員会で協議していきたいと思っております。

 私は、スポーツで元気な市民、元気な備前市をつくっていきたいと思っております。そのためにも今後、スポーツを始めるきっかけづくりや定期的にスポーツを行う習慣を身につけることを目的とした、各種スポーツイベント等を開催し、スポーツ人口をふやすことにより、生涯スポーツ社会の実現に取り組んでまいります。

 6番目でございますが、伊里川しゅんせつについてでありますが、伊里川は県管理の二級河川であります。河川しゅんせつは、伊里川のみだけではなく、地元要望の多い事業であることから、毎年県に対して要望を行っておりますが、残土処分場の確保は難しく、しゅんせつ工事は進んでいないのが現状であります。しかし、流水に支障となる土砂については、災害を引き起こす要因にもなりますので、現地調査をお願いし、早急な対応を要望してまいる所存でございます。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) よろしいか──再質問に入ります。

 山本議員。



◆7番(山本恒道君) それでは、一番初めの1点目として、小中一貫校をつくることが学校の統廃合を進める理由ではないんですか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) そういうことでは全くございません。それとは別に、いわゆる9年間を通じてできる教育のあり方もあり、緩やかな競争がお互いにできることが望ましい、それがまた教育の質向上につながることだと思っております。



○議長(尾川直行君) 山本議員。



◆7番(山本恒道君) 小学校は学級担任制で、中学校は教科担任制で、中学校教師の子供も感じや指導感も違うことにどう考えられるのか、市長にお伺いします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 御指摘のとおりでございますが、また昨今の教育の質、あるいは教育に対する国民、市民の考えも多様化しております。現実に市外にはそのような施設もあります。備前市も、今までの教育システムと同時に、新しい考えも持って、そのような対応も準備をする時代に入ってきたのではないだろうかと思っております。



○議長(尾川直行君) 山本議員。



◆7番(山本恒道君) それでは、9年制の義務教育学校の創設については、小・中学校の統合で災害避難所拠点としての学校が減少するなどの理由により、当面は小学校6年、中学校3年の3・6制を維持した形の小中一貫教育が望ましいとした9年制義務教育学校の創設は、慎重な検討が必要と報告があるが、そのことに対して市長の考えをお伺いします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 教育というものは、焦って行っても、その中身が伴わないとだめだと思っておる一人でございます。

 そのような小中一貫校、あるいは中高一貫校の考えが、今国内には実際にあるということでございます。そのようなことで、備前市もそれも視野に入れて考えなきゃならない。教育というまち、備前を考える場合に、それも選択肢の一つであろうと思っております。



○議長(尾川直行君) 山本議員。



◆7番(山本恒道君) 次に、放課後児童クラブについてでありますが、学校の先生にどこまで連携しているのか、こども課から教育委員会に担当がえを行い、連携を図るべきではないかといったようなことは考えられんのですか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 金光保健福祉部長。



◎保健福祉部長(金光亨君) 放課後児童クラブは、子育てという分野になろうかと思います。そのため、学校が終わった後の保育、遊び等々をする場所だというふうになっております。ただ、その場所がなかなかないです。学校の空き教室等利用させていただいておりますが、そういう問題点はございます。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 山本議員。



◆7番(山本恒道君) それでは、2番目の市長、予算配分なんですけど、今まで私も10年なるかならんかほどなんですけど、割と銭が固まっているように、私が偏見で、私の目で偏見で見た感じがね。今度、新しい市長じゃから、今、市長言われた、橋をしょうる折に橋が53億円もかかるにそんなもん使うたらいけんと、そんなことは全然ねんですけど、ぴかぴかの新しい市長じゃというて言わりょうったから、まあそんなんで、私がねだるというんじゃあねえんですけど、ようそんな話を聞きますからね。ぜひそこをぴっちりと。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 私自身、ぴかぴかでありますので、そのような地域配分についても特定の事業については残念ながら御理解を賜る必要がありますが、それぞれ大切な市民でございますので、そのような公平をモットーにして、市政の運営に当たっていきたいと思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。



○議長(尾川直行君) 山本議員。



◆7番(山本恒道君) 市長、今、じゃけえ、だんだん仲ようなったり嫌いになったりする人ができてくるからな、今後は。しゃあから、そこらをよう、もう今の気持ちをいつまでもぜひ持ち続けていただきたいと思うんですけど。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) どう答えましょうか。好きになったり嫌いになったりするというようなことは、この私の任期中、私自身が市議会議員の皆さん方は二元制政治のもとで代表されてきておられるわけでございますので、公平公正をモットーにこれからも御交誼賜りたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(尾川直行君) 山本議員。



◆7番(山本恒道君) それで、3番目の南海トラフで、この前、老健施設と協定書を市長、結ばれましたが、あれの数がやはり寝た人の数で大体1施設が5人ほどと言われることですか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 三村総務部長。



◎総務部長(三村功君) 基本的には、空きベッドを利用するという形ですので、大体5名が限度かなというところでございます。



○議長(尾川直行君) 山本議員。



◆7番(山本恒道君) ほんなら、極端に言うたら、デイサービスのところへはめ込む、はめ込むというたら表現悪いから、入所していただくというような感じですか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 三村総務部長。



◎総務部長(三村功君) 長期と短期がございます。短期入所のベッドを使うのが通常だろうと思います。デイサービスのところまでとなると、相当数がいけるとは思いますが、それは一時的なところであります。基本的には、この福祉避難所につきましては、一時的に避難しとる方を、その後長期に預かっていただくと、ある程度の時間ですけど。ですので、すぐにすぐそこへ直接行くというものではございません。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 山本議員。



◆7番(山本恒道君) こんな期間が短い、じゃからそういうデイサービスのベッドのところは10個あります、何個ありますというのでは、そうはいかんのかな。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 三村総務部長。



◎総務部長(三村功君) 基本的に一時避難は、例えば体育館なりへしていただいて、そこから施設へ要請して、ある程度の長期にわたって預かっていただく。ある程度というのが、一月ぐらいしか想定していないんですけど。じゃから、それから先は、本格的な入所という措置をとっていただかなければならないんで、言うなれば一時的なものですというんか、中間的なものという考え方でございます。



○議長(尾川直行君) 山本議員。



◆7番(山本恒道君) コンパクトシティーなんですけど、市長、やはり備前市も1つぐれえ思い切った事業をせなんだらいけんですわ。もうほんまに、何もかんも多様化しとるけど、どれもがじり貧で座ってしもうたら、やはり1つぐれえ思い切って、市長、皆さんに同僚議員に言わりょうったけど、余り安全運転ばあじゃなしに、ちいたあ交通事故、起きたらもう、そりゃあ議員連中も後押しあの折しとったがなというような、やはり1つぐれえは何か目玉をつくらなんだら、誰にも何の変もなしに責任みんな取らないで、ずるずる、ずるずる1年間に、ねえ、合併してからでも、合併したときには4万1,800か900かおったのが、3万8,000人が切れるような。やはりじっと、そりゃあ職員が悪いんか私らが悪いんか市民が悪いんかわからんけど、やはりそこらをぜひ、高松はよう見てくれとんでしょうけど、私らも行ったらその話ばあ、大抵その話がようする、テレビによう出る先生は、同じことばあ、私らもそれ聞いてから、ほんまかなあと思うてそればあ言うし、もう皆さん、同僚議員も言わりょうったけど、ぜひそこを思い切って、そりゃあやってもらわにゃあいけんと思いますけど、どんなですかなあ。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 大変ありがたい応援でございます。実は、高松市の丸亀町のスクエアは、あそこは香川県の県庁所在地でございます。よって、岡山で言いますと、岡山市の表町のような地域だと思っております。この備前市におけるコンパクトシティーは、そのような対応というわけにはいかないと思います。いわゆる限られた地域の中で、高齢化に対応し、過疎化に対応する中で、ライフラインをどのように市が責任を持ってやるか。病院、そして食料品の確保等、本当に過疎化対策の一つとして、その地域で十二分な生活対応ができるということでございます。私もぜひ予算が許されれば、来年度の予算等には一つでも多くの実証例を、モデルケースを提案をしたいと思います。議員の皆さん方も、ひとつ応援をお願いをしたいと思います。思い切って市政の転換を図りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 山本議員。



◆7番(山本恒道君) そりゃあ高松市ほど大きゅうねえ、小めえ備前市じゃから、大きいことを考えずに、こんめえのでひとつ何かをせなんだら、今の話じゃったら、しょう思ようるけど、みんながついてこんからというような、そんなことじゃあなしに、1つぐれえは何かせなんだら、失敗しても、もう皆、皆、日に日に下がりで、ちょっとぐれえ魅力のあることを、そりゃあ3階を老健施設にするんか。まあ年寄りはけえから何ぼでも備前市はふえる思いますけえな。へやから、そこで、そりゃあ大きなスーパーはあそこへあるからそうはいかんのかわからんけど、ちょっとわざわざ国のほうから銭をもろうて買い物難民じゃというたりして手当出したりもしょうるところもあるんじゃから、そう思うて、何かをせなんだら、やはりじっと、皆さんに当たりさわりのねえっようにすっとしのいで4年間行かれたら私らも困ると思うんですけど、そこら回りはきちっとやるというて言うたらどんなんですかね。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) 必ず一つ一つ実行していくということが私のモットーでございます。市議会議員の皆さん方にも十分説明をしながら、必ずモデル事業として、国、県の応援もいただきながら、また民間の経営者等のアドバイスもいただきながら、そのようなまちづくりをスタートしてみたいと思っております。その節には御協力のほどお願いいたします。



○議長(尾川直行君) 山本議員。



◆7番(山本恒道君) ほんなあ、最後に、何か、そりゃあ第三セクターでまるきり備前市がするんじゃねえんでしょうからねえ。そこへ株主じゃから、銭を備前市が出して、皆さんに参集してもろうて、それでやったらええんじゃねえんですか。もう思い切って、1つぐれえ何かせなんだから、みんな、何にもかんにも全部しますというて、何にもじり貧だけに、大抵、当たりさわりのねえようにいきょうったらなると思いますけどね。ぜひやるというてもろうと、私の質問を終わります。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 吉村市長。



◎市長(吉村武司君) ぜひともやらせていただきたいと思っておりますので、これからも御支援、御声援をお願いしたいと思います。

     〔「頑張ってください」と7番山本議員発言する〕

 はい、ありがとうございます。

     〔「終わります」と7番山本議員発言する〕



○議長(尾川直行君) 以上で山本議員の質問を終わります。

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○議長(尾川直行君) この際、申し上げます。

 本日の一般質問はこれで終わりとし、後の方の質問については明日行いたいと思います。

 本日はこれにて散会いたします。

 皆さん、御苦労さまでした。

     午後5時08分 散会