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岡山県 備前市

平成24年11月第6回定例会 12月05日−02号




平成24年11月第6回定例会 − 12月05日−02号







平成24年11月第6回定例会



              第 6 回 定 例 会 会 議 録 (第2号)



会議開閉日時  平成24年12月5日  午前9時30分 開議    午後3時26分 散会



会議の場所   備前市役所議場



出席した議員の番号氏名

  1番  星 野 和 也      2番  清 水 文 雄      3番  鵜 川 晃 匠

  4番  沖 田   護      5番  今 脇 一 知      6番  守 井 秀 龍

  7番  山 本 恒 道      8番  金 本   享      9番  西 崎 公 朗

  10番  川 淵 正 行      11番  掛 谷   繁      12番  森 本 博 子

  13番  片 岡 紀久子      14番  田 原 隆 雄      15番  川 崎 輝 通

  16番  田 口 健 作      17番  橋 本 逸 夫      18番  大 西 國 昭

  19番  土 器   豊      20番  中 西 裕 康      21番  津 島   誠

  22番  尾 川 直 行



欠席・遅参・早退した議員の番号氏名

  欠席 なし  遅参 なし  早退 なし



説明のため出席した者の職氏名

  市長     西 岡 憲 康  副市長    武 内 清 志  教育長    土 山 球 一

  総務部長   三 村   功  保健福祉部長 金 光   亨  産業部長   高 橋 昌 弘

  上下水道部長 石 橋 雅 之  日生総合支所長谷 口 富 祥  吉永総合支所長里 見 清 美

  教育次長   岩 崎   透  病院総括事務長宇 野 信 行



職務のため議場に出席した議会事務局職員

  事務局長   山 口 和 夫  事務局次長  高 山 豊 彰  議事係長   石 村 享 平

  議事係主査  青 木 弘 行





△議事日程並びに付議事件(結果)


番号議事日程付議事件等結果
1一般質問

 ・2番 清水議員

 ・12番 森本議員

 ・3番 鵜川議員

 ・8番 金本議員

 ・6番 守井議員
質問通告事項のとおり                              ──






△一般質問通告事項


順位通告者氏名質問の要旨答弁者
12番
清水文雄
1 米粉麺を学校給食に市長
教育長
(再質問あり)
2 三石の幼保一体型施設整備について市長
保健福祉部長
産業部長
(再質問あり)
3 ごみ行政について市長
(再質問あり)
212番
森本博子
1 子育て支援について市長
2 高齢者・障がい者支援について市長
(再質問あり)
3 公民館を拠点としたまちづくりについて市長
総務部長
(再質問あり)
4 東日本大震災における被災者支援について市長
(再質問あり)
33番
鵜川晃匠
1 八塔寺ふるさと村の景観保全について

 ? 八塔寺ふるさと村景観保全条例(仮称)の制定を

 ? 八塔寺ふるさと村を守る集落への支援を市長
産業部長
(再質問あり)
2 特別養護老人ホーム「大ケ池荘」の施設運営のあり方について市長
保健福祉部長
(再質問あり)
48番
金本 享
1 市長残任期中の施策について

 ? 市立吉永病院の地方独立行政法人化について

 ? ごみ焼却施設について市長
(再質問あり)
2 有害鳥獣被害対策について産業部長
(再質問あり)
3 備前市学校再編整備基本計画について教育長
56番
守井秀龍
1 備前市長西岡市政2期8年の成果と今後の課題について市長
(再質問あり)
2 環境行政について

 ? 備前市ごみ焼却場の今後について

 ? 旧吉永町地区のごみ焼却収集業務の今後について

 ? 旧日生町地区のごみ焼却業務の今後について

 ? 旧吉永町地区の火葬業務について

 ? 備前市における9種23分別への取り組みの状況について

 ? 再生資源回収センターの設置について市長
(再質問あり)
3 旧閑谷学校世界遺産登録について

 ? 単独での登録申請後の状況について

 ? 弘道館(水戸市)、足利学校(足利市)、咸宜園(日田市)が合同で申請するとのことだが、連携は考えられないのか教育長
(再質問あり)
4 特定環境整備事業雨水整備の進捗状況について上下水道部長






     午前9時30分 開議



○議長(尾川直行君) 皆さん、おはようございます。

 ただいまの出席は全員であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 日程1、本日は一般質問を行います。

 14名の方からの通告を受けております。各議員の質問要旨は一覧表にしてお手元の配付いたしておりますので、ごらん願います。

 なお、再質問は質問者は質問席で、答弁者は自席での発言を許可いたします。

 また、重複する質問は努めて排除していただき、執行部における答弁は簡潔にお願いいたします。

 それでは、通告に従い順次発言を許可いたします。

 まず、清水議員の一般質問を願います。

 2番清水議員。

     〔2番 清水文雄君 登壇〕



◆2番(清水文雄君) 改めて、皆さんおはようございます。

 通告により一般質問をいたします。

 1つ目の質問は、米粉麺、つまり米の粉でつくった麺を学校給食に採用できないかという内容の質問でございます。

 新聞やテレビでも報道されたので、皆様も御承知と思いますが、昨年備前市の耐火物粉砕企業や浅口市の製麺業の方が中心となっておかやま米粉麺普及推進ネットワークなる組織を立ち上げられました。大変長い名称なので、これからはネットワークと省略をさせていただきます。私の知っている範囲でネットワークについて簡単に説明をさせていただきます。

 2年前に私がお聞きした範囲では、国の米自給率向上策に沿って備前の耐火物原料の粉砕技術と浅口の製麺技術を使い、それに岡山産の米を原料として国産の米粉麺をつくろう。そして、その米粉麺を小・中学校の学校給食に採用してもらって、麺の需要を確保することにより国が一つの目標としている輸入小麦粉500万トンの1割、50万トンを米粉に代替するという施策に寄与したいという内容であったと思います。

 自来、ネットワークの皆様は研究、努力を重ねられ、米粉麺、つまりビーフンですが、この本場ベトナムに何度も視察を行い、麺の製造機械を輸入し、同時に麺の製造技術者を招聘してその技術を学び、また県のきらめき創成ファンドを活用して麺の試作研究設備も完成されました。

 ことしの9月には、閑谷学校において第2回目となるおかやま米粉麺フェスタin備前を開催され、その中で学校給食向けの米粉麺完成披露式典を実施されています。

 共催団体には岡山県新規需要米製麺協同組合、鉄工業組合、東備耐火物粉砕工業協同組合、赤磐、浅口、備前の各商工会、また後援団体として中四国農政局、岡山県、県教育委員会、県学校給食会、県の高校、中学校、小学校の各校長会及び県産業振興財団など官民のそうそうたる団体が名を連ねておられます。また、ごく最近では石井前県知事が名誉顧問に就任されたともお聞きしております。

 つい最近、ネットワークの役員の方に改めて話をお聞きしたところ、おかやま米粉麺普及推進ネットワークの活動やその目標は大きく広がっており、今では県レベルを超えて国のレベルまできているとのことでありました。すなわちことし7月に閣議決定された日本再生戦略の中にある4つのプロジェクトのうち、6次産業化する農林漁業が支える地域活力倍増プロジェクト及びその担い手として核となる地域の中小企業の活力倍増プロジェクトの活用を検討しているとのことでした。

 この日本再生戦略の内容については、この場ではとても説明できませんが、最近の状況を聞きますと、この11月12日にネットワークの役員の方が農林水産省の針原食料産業局長、この方は日本の食料流通の最高責任者だそうです。この方にネットワークの事業の説明にいったところ、局長みずから他の部局の部長も呼び込んで持参した米粉麺を試食され、説明を聞かれたとのことです。

 面接時間も30分の予定が1時間半に及び、最終的には専任の担当者を指名して全面的に支援するから事業を進めるようにとの言葉をいただいた。今月にも担当者が岡山に来られて、県を交えて協議するとのことです。これはネットワークの事業が、国からお墨つきをもらったと言っても過言ではないのではないでしょうか。

 そこで、質問いたします。

 1、市長はこのおかやま米粉麺普及推進ネットワークのこれまでの事業活動やその目指すところをどのように評価し、考えておられるのか、お聞かせください。

 2、ネットワークの後援団体には浅口市、赤磐市、備前市も入っております。その中でも赤磐市の井上市長は顧問にもつかれ、赤磐市内でさまざまな米粉麺に関するイベントを開き、施設の提供を申し出るなど積極的に関与されていると聞いています。

 一方、備前市においては2年前に私も資料情報を提供し、職員もネットワークから説明を受けているはずですが、何ら能動的な働きかけをされていないようです。国の成長戦略にマッチングした事業であり、備前市の企業が発信され、また市内の多くの企業が関与されています。この事業がうまくいけば市内の耐火物関連企業に活力が出ることはもとより、米の消費による地産地消の推進、雇用の増大あるいは新たな企業誘致の実現などいろいろな形で地域発展の可能性が想定できるところです。

 私は、備前市が最初から積極的に関与されていればさまざまな形で備前市の発展のために提言もできたのに、みずからその可能性の芽を摘んでしまったように感じていますが、市長はどのように感じておられますでしょうか。

 3、きょうの質問項目は、米粉麺を学校給食にということですが、これは備前市がぜひともこの米粉麺を学校給食に採用したいと提唱することにより、ネットワークの事業活動の支援となるのではと私が考えました。

 今さら、備前市がそのような提言をしたところで大勢に影響はないようなところまで状況は進んでいるようですし、ネットワークのほうでももはや備前市に余り期待もされていないようです。しかし、たとえどのような形であっても備前市の活性化のためにこのネットワークの事業に関与させてもらえるようにお願いすることが必要だと考えますが、市長はどのように考えておられますでしょうか。また、市として具体的に何らかの協力と、あるいは行動を起こす予定はないのでしょうか、お答えください。

 4、教育長にお尋ねします。

 ネットワークには、県の教育委員会や給食会も後援団体になっていますが、米粉麺を学校給食にということについて、その可能性など何らかの情報を得ておられるか、教えていただきたい。

 また、教育長も米粉麺フェスタに御参加されていると思いますが、教育長としてのお考えと、もし学校給食に採用されるとすればどのような手順になるのか、教えてください。

 2番、三石の幼保一体型施設整備についてお尋ねします。

 このことについては、さきの9月定例議会において同僚議員の一般質問に対し25年度に計画の見直しとの答弁があり、先月11月の厚生委員会において平成26年開園に向けて準備するとの報告がされました。幼保一体施設整備中間計画に1年おくれましたが、実現に向けて状況が動き出したことは大変よかったと思いますし、伊里、片上の事例を参考に、また地域の特性も加味してぜひともよい施設を整備していただきたいと思います。

 これから予算などの算定作業に入られると思いますが、4点ほど質問させていただきますので、現時点で答えられる範囲で答弁をお願いします。

 26年4月が開園時期と考えますが、それまでの期間における広報、地元や保護者との協議、工事などの時系列のスケジュールとその内容を教えてください。

 2、一番気になるのは予算のことです。中間計画では500万円となっています。これはあくまでも計画ということでしょうが、計画の説明文でも当面は幼・保間のフェンスの一部撤去と幼稚園園庭を区切って園庭の拡充と駐車場の確保をするとしか記載されておりません。

 また、9月の市長答弁でも三石は隣というか、ひっついているようなもんですから、真ん中の仕切りをとったらもうそれでずっとできるようなもんですと非常に安易に考えておられるのではないかと受けとめられる発言もされています。

 私は、厚生委員会に報告のあった後、市政会の会派の同僚議員の方4名で三石保育園に行き、園長から話を聞くとともに内外観を視察しました。耐震強度は大丈夫とのことですが、建築後30年以上経過しており、丁寧に使ってはおられますが、それなりに傷みもあり、屋根や外壁、壁のクロス、和式のトイレなど施設の整備の必要性も大いに感じさせられました。

 現在、建築中の片上の幼・保も見させていただきました。中までは入れませんでしたが、既存の施設部分も相当に改修がなされているように見受けられました。三石についても、子供の数が少ないから、隣同士だから間仕切りをとってあとは一緒に押し込めてしまえばよいということではなく、それなりの整備はしていただきたいと思いますが、施設整備についてはどのように考えておられるのでしょうか。

 3、幼保一体型施設になった後の幼稚園の施設の利用計画についてお尋ねします。

 中間計画が出されたとき、幼稚園の利用計画についてお尋ねしたところ、子育て支援のための施設利用を考えているとお聞きしましたが、それは今も変わっていないのでしょうか。

 また、具体的にはどのような計画を持たれているのでしょうか。

 また、幼・保の施設整備と同時期に必要な整備はされるのでしょうか。

 さらに、以前にも質問しましたが、現在三石体育館に入っている放課後児童クラブも入れるようになるのでしょうか、お答えください。

 4、関連してもう一点、これは草刈りについてお尋ねをします。

 御承知のとおり、三石保育園、幼稚園の園庭前はJR山陽本線が通っています。直面している部分は控え目に見ても長さ五、六十メートル以上、土手の高さは20メートル以上あるのではないかと思います。土手の下から3メートルぐらいまでは地域のボランティアにより毎年二、三回草を刈っていますが、それより上は急斜面で長い間草刈りがされていないので、灌木が生い茂って大変見苦しい状況となっています。

 このように、市の施設に隣接しているような場合、園庭の外にあるから市は関係ないとおっしゃるかもしれませんが、入園式、卒園式や運動会などの行事があるようなときに外周りにも目配りをするのが日本人の良識であると思いますし、せめて年一回でも刈ってもらうように行政からJRに交渉してもよいのではないかと考えます。それとも、それは地域で解消すべき問題なのでしょうか、御見解をお聞かせください。

 大きな3点目は、ごみ行政についてです。

 クリーンセンター備前についてお尋ねします。

 平成21年に地元説明のない中で、広域ごみ処理組合から脱退を表明されて以来3年間、クリーンセンター備前の継続使用についての問題は何ら進展していないと私は思っています。市長は、地元合意は最重要課題と発言されながら、9種23分別、焼却灰のセメント原料化、焼却場の適地調査を理由として3年間で2回ほどしか地元に赴かず、根本的な話し合いをされておられないと思います。次期市長選に出馬しないとの報道がされた後、地元八木山地区役員にお会いしたところ、市長はクリーンセンター備前を一体どうするつもりなんだろうとおっしゃっておられました。一体どうするつもりなんだろう、まさにこの一語に尽きるのではないかと思います。

 今定例会初日、市長は残された期間で8年間の総仕上げをすると表明されました。クリーンセンター備前については物理的には全て解決をすることは不可能ですが、今後どうするかを明確に示すことこそ緊急の課題であり、そのためには備前市としての姿勢を一般廃棄物処理基本計画に表現して公表することが重要であると考えます。

 そこで、お尋ねします。

 1、一般廃棄物処理基本計画の見直しの進捗はどうなっていますか。公表時期もあわせて答弁ください。

 2、昨年地元で適地調査を約束されて以来1年が過ぎました。近いうちに地元に説明に行かれると思いますが、適地調査の状況を教えてください。

 3、クリーンセンター備前の継続使用の問題と適地調査は関係はあるが分けて考えるべきと私は思っています。適地調査をしたからにはすぐ新しい焼却場をつくるんだろうというような話がひとり歩きをしています。

 最後にお尋ねします。

 市長はクリーンセンター備前を一体どうするつもりなのか、お答えください。

 以上です。



○議長(尾川直行君) ただいまの質問に対する答弁を願います。

 西岡市長。

     〔市長 西岡憲康君 登壇〕



◎市長(西岡憲康君) 皆さん、おはようございます。

 それでは、清水議員の御質問に順次お答えしてまいります。

 まず、大きな1番の1点目、評価についてでありますが、ネットワークは我が国の食糧自給率向上に寄与するため、米粉を利用した新たな魅力ある米粉麺をつくるために、県内の産学官民が結集して設立されたものと聞いております。実際に、新たな麺を開発し、PRに協力されていることは高く評価いたしております。

 次に2点目、本市の関与についてでありますが、赤磐市ではネットワークの活動以前から商工会が中心になりまして、特産の朝日米のPRを目的に朝日米ラーメンをつくり、市内で販売しておられ、赤磐市も米粉麺として広くかかわれたのかもしれません。

 また、施設の提供を申し出たという話は聞いておりません。

 なお、本市としては9月に開催されました閑谷学校での米粉麺フェスタin備前についても赤磐市、浅口市ともに後援し、互いに連絡をとり、対応をいたしております。

 次に3点目、本市としての行動についてでありますが、ネットワークはお話のとおり赤磐市での学校給食での採用を実現し、その後県下、全国に広げていくスケジュールを考えていると聞いております。しかしながら、本事業は具体的な材料米の確保方法あるいは麺の生産場所や価格などの細やかなところがはっきりしておらず、ビジョンとしてはすばらしいとは思いますけれども、事業計画としてはまだ完全ではないというふうに考えております。具体的な計画が明らかになれば、本市としても赤磐市と連携をして対応していきたいというふうに考えております。

 次に、大きな3番の1点目、基本計画の見直しの進捗状況と公表時期についてでありますが、基本方針を定め、アンケート調査、ごみ質調査を実施いたしました。あわせて一般廃棄物の発生量及び処理量の実績を整理し、排出削減に関する施策の検討、将来推計を行いました。この結果を受けまして、ごみ削減目標値の設定等を行い、基本計画の素案を作成いたしております。公表時期につきましては、審議会等の意見を聴取し、3月末までに計画を策定し、4月以降となります。

 次に、2点目の適地調査についてでありますが、候補地選定委員会を設置し、施設整備構想、候補地選定指針、候補地抽出条件等について協議、決定をいたしまして、1次選定を終了しておりますけれども、1次選定候補地について2次抽出条件、個別調査の実施によりふるいにかけまして、2次選定候補地案を次回の候補地選定委員会で協議、決定する見込みであります。

 次に3点目、クリーンセンター備前をどうするかについてでありますけれども、現在進めている適地選定業務、一般廃棄物処理基本計画による方向性をもとに検討してまいりますけれども、新しい施設をつくるにしても早くて7年程度は要するということから、引き続き現有施設をできるだけ使用できるように地元に協力をお願いしてまいりたいと、こういうふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 土山教育長。

     〔教育長 土山球一君 登壇〕



◎教育長(土山球一君) それでは、私から1番目の米粉麺を学校給食にの4点目についてお答えいたします。

 まず、市教委で何らかの情報を得ているかについてですが、公益財団法人県学校給食会が12月1日に発行した物資だよりによると、県学校給食会において22年度から岡山県産米を配合した米粉麺の開発に着手し、その導入について25年度に配合割合や価格などの検討を開始し、早ければ26年度から導入するとのことです。

 次に、ネットワークが開発した100%米粉麺に対する私の考えについては、私自身議員お話の米粉麺完成披露式典に参加いたしました。米粉麺ミートソースやソース焼き米粉麺、スープ米粉麺など6種類のメニューを試食し、食感もよく、塩分なしの製麺技術も興味を持ち、大変な期待感を持った次第でございます。

 最後に、採用の手順については現段階では生産や供給、衛生管理体制、価格などが当方には不明であり、お答えをすることが困難であります。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 金光保健福祉部長。

     〔保健福祉部長 金光 亨君 登壇〕



◎保健福祉部長(金光亨君) それでは、私から2番目の三石地区の幼保一体型施設整備についてお答えをいたします。

 まず、1点目の開園までのスケジュールについては、これから現場の先生方を交えて整備方針を練っていき、来年2月ごろに地元、保護者の方たちに説明会を開催していきたいと考えております。説明会は、開園までに数回開くことを計画しております。

 工事につきましては、整備内容が決まった後、補正予算として上程していきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 工事の着手は、平成25年の秋以降を予定しております。

 次に、2点目の整備内容についてでありますが、これから現場の先生方を交えて整備方針を練っていくこととしております。施設や利用の状況、財政事情などを加味しながら計画していきたいと考えております。

 次に、3点目の幼稚園の跡地利用については、地元の要望をお聞きしながら、また放課後児童クラブの利用も踏まえて考えていきたいと思っております。

 次に、4点目のJR山陽本線のり面の草刈りについてでございますが、日ごろより地元の皆様にはボランティアにて草刈り等行っていただいておりますことに対して感謝申し上げます。のり面の草刈りは、毎年JR西日本に市からお願いをしておりますが、さらに強く要望してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) よろしいか──再質問に入ります。

 清水議員。



◆2番(清水文雄君) それでは、順次再質問に入らせていただきます。

 このネットワークの活動について、高く評価をされているということですが、実は一番最初にこの話を私お聞きしたとき、当時は平成19年11月に農水省が出した農山村活性化プロジェクト支援交付金というのがありまして、これを活用してこの米粉麺の事業の展開を考えておられたと。この話を私最初お聞きしたとき、この国の補助金とネットワークの事業をうまく活用してアルファビゼンの活用が図れないかと。こういう補助金を、そういうような考えを一番最初に持ちました。米粉麺の製造拠点とか、あるいは物流倉庫として少ない資金でアルファビゼンの活用が図れればいいというような考えで、これは市のほうへも資料も出して説明も受けられたと思います。

 その当時では、ちょっと直接的には無理だなあというお話だったんですが、このネットワークの事業目的自体は大変すばらしいものでありますし、そのときにもしかして国からの天の声でもあれば、これはうまくいくんじゃないかなというようなことを申し上げて、市としても研究されたらどうですかというお話をさせていただいた記憶がございます。今度の日本再生戦略、そういう意味ではもしかしたら天の声に近いものではないかなあと私は今考えております。

 そういう意味で、私はそういうぐあいに考えているんですが、アルファビゼンの活用をこういうところへうまく結びつけていけないかとか、そういう面ではお考えになられなかったのか、お尋ねしたいんですが。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) 私も米粉麺を行って食べました。ただ、今まで麦粉麺のほうに口がなれているせいか、米粉麺につきましては即これはいけるというふうなところまではいきませんでした、残念ながら。もしこれがいけましたら、それはもう大革命ですよ。日本の米の半分ぐらい使えたら、それはもう大改革もいいところなんですが、しかしこれは米の砕き方、これに問題があるんじゃないかというような発想から窯業のあの製粉技術を取り入れてやっているわけなんですが、必ずしもそうだけじゃないんですよね。ベトナムまで何回も行きまして調査研究もし、そしてやってみたようでありますけども、私だけじゃなくてみんながみんなやはり米粉麺にこれはすごいと、麦粉麺に劣らないというふうにまで至っていないというのが現実じゃあないかなと思います。できればそれに近いほどいってくだされば、米粉麺の、それはもう大変な利用率になるわけでありますから、私はもうぜひ頑張ってほしいなと。ただ、これで諦めずに口もなれてきたら結構私はいいんじゃないかなという気もしますから、だから早くそれを普及させるように、かつまた小さいときから、すなわち小学校、中学校の給食の分からやっていっていただくように私どももお願いもしております。

 備前地域はどういう形で協力できるかといいますと、やはり窯業というか、粉ですね。粉の製粉の面での力を発揮してきたわけですから、その面で何らかの形で協力できないかなということを私どもも考えてはおります。朝日米は赤磐市で十分とれるわけでありますから、あとはいかにしてその製粉技術をしていくかによるんじゃないかなという気がしますけどね。でも、私は一縷の望みは持っております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 清水議員。



◆2番(清水文雄君) これで諦めずにっておっしゃったんですけど、今まさにそれに向かって動き出そうというところに、もう既にけりがついたような今御回答なんですが、一縷の望みとか、そういうことじゃなくてこれから頑張っていこうと。今、ネットワークの方とお話しすると、申しわけないですが、2時間でも3時間でも一生懸命熱く語られます。そうやって一生懸命やっていこうというところに市としても今の製粉の技術はもうネットワークでいろいろ考えておられます。そういう形の協力ではなくて、市としていろいろ関与、協力をされていく必要があるんではないかと、そういう意味で申し上げたわけです。

 今、高く評価をしているけれど、要は明らかになればという、明らかになってもうできるのが決まってからいくんでは、私は遅過ぎると。まして、これが遠くの地域でされているなら別ですけど、足元の備前市の企業の方も多く関与されている。それから、先ほど申し上げましたように国、県、それから県下の企業、組織団体、これがみんなしてやっていると。そういうところにはっきり言って一枚加わっていないのはおかしいんじゃないかと。加わるのも単に加わるんじゃなくて、積極的に支援をする、要請をする、働きかけをするという、そういう形でいくべきではないかと思いますが、市長再度御見解をお願いします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) 早々に諦めるということを言ったわけじゃないんですけども、もしいいもんならきます、みんな。どんどんどんどん言わんでもやっていきます。だけど、なかなかそれが広がらないということは、やはりまだまだ工夫が要るんじゃないかと。

 例えば二八そばなんて言いましょう。ソバが2、粉が8とか、そういうふうな割合を考えながらどうやったら皆さんが食べれるようなのがつくっていけれるかということを研究していかないと、私早う諦めるなというような言い方をしたのは、やはり皆さんが即ついてこないというのはそれだけの皆さんがいけるという自信がないからじゃないかなと思うんですよね。だから、私は確かにこれは皆さんがいけるという判断をするまでは、もちろん市も協力し、それからみんなも協力していただくということは必要ではないかなというふうには思いますが、そう簡単には広がらないんじゃないかなという気はしております。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 清水議員。



◆2番(清水文雄君) まだまだ工夫の余地はある、これは私も同じでございます。それは、多分ネットワークの方も一応それなりのものは完成して、国へ行って食べてもらっての評価を受けたそうなんですが、これからも随時研究努力を重ねていかれると思います。

 ただ、食生活というのもやはり単においしいもんが出たから食べて評判が出るということじゃなくて、行政のほうから少し後押しをしてやる。例えば米粉のパンなんかは岡山県が最初に発祥して、採用して、これが相当広がって4割ぐらいですか、全学校のほうへ広がっていると。私らも子供のころ脱脂粉乳なんて食べさせられましたが、今になってみるとあれもちょっと食べてみたいなという気もするんですが。

 そういうことで、要は強制的にとはおかしいんですが、給食として例えば月に1回、週に1回というような形で食べてもらう、なれてもらうことによってこの需要割合が高くなっていくと、そういう面もあると思います。ですから、せっかく頑張っておられるのに、非常に蚊帳の外でいい話になったらついていくよというような形じゃなくて、可能性は非常に大きい。まして、これほとんど、これが普及したら困るというところはほとんどないと思います。全ての面、国挙げても県挙げても市としても非常にいい面ばっかり目立つんですが、あくまでもうまくいったらですが。そこに向けてやはりもう少し力強く市としても協力していただければと思いますが、再度お願いします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) もう少し言いますけど、もういっぱいいっぱいやっていますよ、協力は。だから、うちらでできることはもうその機械の面でどう協力するかというのが、あと米をどうするかとか中身をどうするかということ、これはちょっと向こうでやってもらわないと、うちができることというのはやはり機械ですよ。機械をどういうふうに使ったら米粉麺が本当においしくつくれるようなことになるのかというような面じゃないかなという気がいたします。だから、そういう意味で協力しておりますから、何かうちが協力していないような言い方をしていますけども、そうじゃありません。それは担当している人の意見じゃないかなと思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 清水議員。



◆2番(清水文雄君) この質問については今後ネットワークの活動自体をまた注意深く私どもも見守っていきたいと思います。

 2つ目の三石の幼保一体型施設整備について申し上げます。

 これもこれからということで御説明を受けました。暫時スケジュールを受けました。ここで一番私が申し上げたいのは、これまでの話とかいろいろ聞きますと、この来年される分については詳しく話はまだ聞けていないんですが、大まかな話としてどうも予算が先にきて、これだけのもんだからすぐできますよというような感じになっております。

 申し上げたいのは、やはり幼・保として新しい形で再出発を切るわけですからそれなりの整備をしていただいて、そこの子供たちが幼・保ができた最初の卒園者ですよとかという形で、あるいは地元の人も要は新しくなって、新しい形で再出発を切るんだと、そういうようにそれなりの整備、全てをリニューアルというようなことは申し上げませんけど、単に間の境目をとって芝生を広げ、芝生は地元でやるんですけど、整地をしてやるだけではだめだと。当然、今屋根のほうも少し直されているようなんで、いろいろ整備はされていると思いますが、できるだけの整備、必要な整備をして、あるいはこれから20年ぐらいはそういう整備は要らんと。よくあるのは、できたそのときからこれが足らん、あれが不足するというような話も結構ございます。ですから、この1年間かけてそういうところをよく吟味、検討をされまして、必要な施設整備はやっていただきたいとお願いするところです。その辺、もう一回お願いします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 金光保健福祉部長。



◎保健福祉部長(金光亨君) 議員おっしゃいますように、この三石こども園の場所といたしましては、保育園築後30年経過しております。30年間経過しとるということは、ある程度傷んどる箇所もございます。実際、これから幼・保として利用していきますので、そのあたりのことも考えていきたいと。また、あわせましてスケジュールといたしましても地元の方あるいは保護者の方、先生方等とお話をした上で設計を組んでいくと。その後に工事の着手というような段取りを考えております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 清水議員。



◆2番(清水文雄君) よろしくお願いします。

 4番目の草刈りのことですが、毎年要望されているというお話なんですが、その内容をちょっと具体的に説明していただければ、草刈りです、幼・保の。毎年JRのほうに要望されていると。そのときの回答とかそういうのはどういうぐあいに答えられているかわかりますでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 金光保健福祉部長。



◎保健福祉部長(金光亨君) 山陽本線ののり面の草刈りでございます。

 一応、要望はしておりますが、お聞きいたしますとともに、私どもの経験で申し上げますと、やはり地元からの強い要望とあわせまして私どもも要望してまいりたいと。やはり地元からの強い要望があればよくお聞きしとるというようなことをJRあるいは私どもの経験から聞いております。わかっております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) つけ加えますが、JRは草刈りはもう一切しません。もうどこともそうです。三石だけじゃありません。これはもう日生もそうですし、吉永もそうです。どこへ行っても、何回もお願いします。もう10回ぐらいお願いしてようやく1回ぐらいしてくれますけれども、大体草刈りはしない、もうこれが基本的な性質です。だから、これ何か対策を考えてやっていかないと、これいつまでも続きますよ。もうJRは草刈りをしないという、こういう性格は。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 清水議員。



◆2番(清水文雄君) 一切しないことはないと私は思っております。現実にはできているっていうことあるから、その枠を広げられないかということです。

 今、部長がお答えになったのは、JRののり面ということで一般的なあれではないかと思うんですよ。いわゆる私が今御質問させていただいているのは、あの幼稚園、保育園の前の特定の部分、これについては子供の教育のこともありますし、騒音のこともあるんですけど、何とか年に1回そこを特定しての依頼っていうのはされておられませんでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 金光保健福祉部長。



◎保健福祉部長(金光亨君) 具体的なお話は聞いておりませんが、一応要望しとるとは聞いております。これからも一緒に、地元の方と一緒に要望を強くしてまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 清水議員。



◆2番(清水文雄君) この草刈りも含めてですが、私は地元の皆様にできるだけ地元でできることは協力しようと。すれば、行政もできるだけの協力はしてくれると。地元と行政で一緒になって問題を解決していこうというようなことで、ボランティアなんかもお願いはしておるんです。

 ただ、一部の、一部でないですが、一つの意見として癖になるという意見があるんです。癖になるというのはどういうことかと思ったら、地元でやってしまうと行政はもうそれになれ切って、もうそこへ関与しなくなると。結果的に、本来行政がやるべきようなことも地元でやってしまったらもう地元に任せて、地元でやらないようなところは何とかせえやというたら、声が高くなったらそこをやると。ということは、協力するところは自分ところでやらされて、協力しないところは同じことでも行政のほうがやってくれると、そういうおそれがあるから、癖になるからよう考えたほうがいいよというような御意見もありました。

 よくよく考えると、幾らかそういうところも見受けられると思うんですが、その辺に対して、これは保健福祉部長がいいかどうかわかりませんが、もしお答えできる方がございましたら返答をお願いを。

 そういう状況が本当にあるんじゃないかなと。地元でやっている分には、細かくは言いませんが、地元でやっとるときはそれはそのまんま。でも、ほかの地区ではそれは行政がやっている。それは何でやったかというと、それは地元のほうから行政にお願いをしたと。今回のこの幼・保の分も行政のほうからJRに要望する、あるいは要望してもだめだったら行政として地元に対してJRに言ったけど、だめだった。自分ところも、市としても草刈りをやるから地元も手伝ってくれよと、そういうような形があれば一番いい形ではないかなあと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 金光保健福祉部長。



◎保健福祉部長(金光亨君) この保育園の前の分は、逆に言いますとJR西日本の土地であります。のり面の土地であります。したがいまして、私どもとすればやはりJR西日本に刈っていただきたいというようなことが本来の考え方であります。ですから、一緒に要望していかざるを得ないというふうな考えは思っております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 清水議員。



◆2番(清水文雄君) 実は、保育園、幼稚園の園長さんも運動会とか、そういうときが近づいたら非常にもう蚊の泣くような声で、もうそろそろ運動会が近づいたんですと。おっしゃる意味は、前の草が茂っているから何とかしてほしいなあと。地元のボランティアを集めてやるようなことになるんですが、今回の質問の一番の趣旨は、その辺も行政として配慮して、もしJRがしてくれないなら市としてせめて年一遍ぐらい前はきれいにするとか、そういう配慮ができないものかなあという意味で質問させていただきました。よかったら御回答をお願いします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 高橋産業部長。



◎産業部長(高橋昌弘君) 私の立場から、といいますとその市道管理とか、そういう立場でお答えさせていただくとすれば、やはり行政、地元がすれば癖になるという考え方、これはやはりこの地域に住んでいる住民としてある程度地域を、環境をきれいにしていくという、そういう意識というのはうちのアダプトにしても、市道のボランティア事業にしても、やはりそういう意識ですよね。癖になるとか、そういう考えではなかなかできないと思うんですよね。

 現に、今の部分でありますと、JRは列車の運行上支障がなければもう最低限のことしかしないというのは事実です。10回頼んでいって1回してくれればいいと、これも事実だと思います。しかしながら、今の中でやはりこののり面というのはJRという所有があります。そうした部分の中で、やはりそれはもうお願いしかないと思うんですよね。そういう部分で地元と一緒に我々もそこへ出向いていってお願いをするというのは、ある程度その機能的じゃなくて景観的なことでの配慮のお願いだと思うんですよね。ですから、そのあたりの事情を十分説明しながら区域を限定して、この範囲でいいですからお願いしますというような今後は頼み方も一つの方法かなと思います。

 ただ、先ほど私が気になったのは、非常にありがたく思うんですけど、癖になるという考え方はやはり地域の方は我々みずからするという、そういう意識が大事なんじゃないかと思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 清水議員。



◆2番(清水文雄君) では、今後ともその区域を限定してでも再度強く要望していただければと思います。

 3番目のごみ行政のほうに入ります。

 市長の御回答では、公表時期は4月以降ということで、3月までに業者のほうから回答を得て、それで4月以降に公表するということになると思うんですが、いろいろここを申し上げていますけれど、今の話でいくと例えば適地調査とか、地元との協議がうまくいかないと一般廃棄物の処理基本計画は出せないようなニュアンスで私はちょっと今まで受けとめとったんですが、それは違いますか。

 私は、今までこれまで何回か申し上げたのは、それはそれとして市としてのきちっとした考え方、姿勢、そういうものを基本計画に出して、その上で地元ときちっと腹を据えて、腰を落ちつけて協議をしていく必要があるんではないかということで今までいろいろ質問もさせていただきましたが、その辺はどうなんでしょうか。協議の結果をある程度見てから基本計画というのは出てくるもんでしょうか。その辺よろしくお願いします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) 適地選定委員会を設置して、施設整備構想、候補地選定指針、候補地抽出条件等について協議、決定し、1次選定を終了して、それからその後に2次選定に入っていくわけですが、だから今おっしゃっておられるようなある種の方向性が決まらないとちょっと言えないと思うんですよ。だから、そういう意味である種の方向性を決定してからにしますという、そういう見込みを申し上げたわけです。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 清水議員。



◆2番(清水文雄君) また、ちょっともとというか、昔に戻っちゃうんですが、基本的に私が申し上げているのは、市の姿勢というのは基本計画にあらわれると。そこの中では何年間、年数をきちっと決められるかどうかとしても、例えば10年とか20年くらい焼くというような姿勢は示していくと。それから、適地調査は適地調査、あるいは地元の合意は合意、協議はそれに向けてやっていくと。ですから、結果しか出せないということであったら、もしかしたらいつまでたっても、この従来の基本計画は平成32年までだと思うんです。あともう少ししかないんですけれど、その間に見直しの分が出せない可能性もあるなと。時間もありますので、一番はやはり地元の方は備前のあそこを、クリーンセンターをどうするんだろうと、それが一番だと思うんですよ。

 継続して使うということは、これはもう公表されていますし、議会も認めているわけです。じゃあ、大体どのぐらいまでとか、きょう初めてこれは実務的な話だと早くても7年程度はかかるんじゃないかなと、具体的な年数が出てまいりましたが、近々また地元へも赴かれると思いますが、そういうところも含めて、それは出したら地元から反発もくるでしょうし、いろいろ大きな声も出るかもわかりません。でも、それはそれとして市としての姿勢をきちっと出して、その上で協議をして引くべきは引く、進めるべきは進める、そういう形でやっていかないと、いつまでたってもこの基本計画も出ないし、地元の人も本当に市はどういうぐあいにするつもりなんだろうというのがわからないと思いますので、そういうところをきちっとして次回の協議も進めていただければと思いますが、その点最後にお願いします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) おっしゃるとおりですわ。清水議員おっしゃっておられるのが正しいと思います。ある程度決めないと、それはどっかようわからんけどするような推測じゃない。ただ、八木山は適地調査の中には実は入れていないんです。それ以外を探していきよんですよね。だから、そういう意味で今度比較という問題になってくると思います。どっかあるところが、候補地が上がってきたら、それと八木山とを比べたらどうなるんかというような比較というような問題になってくるんじゃないかと思います。

 ともあれ、どこにするにしても最低約7年程度かかるということですから、その間八木山にも容認していただきたいというようなのが私どものお願いなんです。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 清水議員。



◆2番(清水文雄君) それでは、最後になりますが、今の7年のお話をお聞きしますと、7年間は最低焼かせていただきたいと。その後は、場合によったらほかへ移ることも考えていると、こういうぐあいに解釈すればよろしいですか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) そうです。



○議長(尾川直行君) よろしいか──(はい)

 以上で清水議員の質問を終わります。

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○議長(尾川直行君) 会議中途ですが、この際暫時休憩いたします。

     午前10時27分 休憩

     午前10時45分 再開



○議長(尾川直行君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 次に、森本議員の一般質問を願います。

 12番森本議員。

     〔12番 森本博子君 登壇〕



◆12番(森本博子君) 通告によりまして、一般質問をさせていただきます。

 まず、大きな1点、子育て支援について。

 不育症治療費の助成について。

 妊娠はするが、流産、死産を繰り返す不育症は、子供を望む夫婦にとっては大きな悩みです。全国の年間出生数は約106万人、そのうち流産する確率は一般的には15%と言われておりますので、年間19万件近い流産が発生しているものと思われます。

 この不育症は、治療すれば9割近くが出産可能と言われております。現在、公費助成の自治体は全国で45、県下では全国的にも断トツの11の自治体、真庭市、瀬戸内市、笠岡市、総社市等々11市が既に実施をしております。

 昨年、12月の定例会で不育症治療費助成について質問をいたしました。市長は、先進市町村の状況を踏まえ、検討だけじゃなしに前向きに検討していきたいとの答弁がございました。25年度に向けた前向きな検討結果についてお伺いいたします。

 次、大きな2つ目、高齢者、障害者支援について。

 1、高齢者家庭のお助け隊について。

 平成23年10月1日現在の県下の高齢者、65歳以上を高齢者と言いますけれども、個人的な見解で65歳以上が高齢者ということに私は非常に違和感を感じております。

 備前市総人口3万7,279名のうち高齢者は1万1,905名で、備前市の高齢化率は32%、これは県下27市町村の中では12位、ちなみに1位は新庄村の39.2%、高齢化率が一番低いのは岡山市の21.8%です。全国平均は、23.4%です。

 備前市の高齢者の方々にとっては日常のちょっとした困り事、例えば粗大ごみを家の外に出す、電球の取りかえ、家具の移動、簡単な清掃等があります。備前市シルバー人材センターでは、対応可能な仕事として技能分野、事務分野、一般作業分野等がありますが、ちょっとした困り事への対応はできておりません。

 このような方々への対応を、高知市のシルバー人材センターではシルバーワンコインサービスで実施しております。シルバー人材センターとは、働く意欲のある高齢者の自主的な会員組織で、各市町村に設置されている公益的な団体です。高齢者にふさわしい仕事を家庭、事業所、公共団体等から引き受け、会員に提供していきます。働くこと以外にもボランティアを通して地域社会に貢献していますと人材センターの役割が書かれてありました。

 備前市でも、このような対応を望む声をお聞きすることがあります。御所見をお伺いいたします。

 ?交通障害者支援について。

 12月「広報びぜん」に快適な生活が送れるまちを目指して備前市の公共交通を見直しますという記事が掲載されていました。調査は、平成24年8月から11月、計画は24年12月から平成25年3月、運行は平成25年度、上記のスケジュールは予定ですと書かれてありました。これまで高齢者等渡航費補助、高齢者通院費事業等が実施されてきましたが、この対象地域以外の高齢者、障害者の方に対しても、知恵を出して対応していただきたいと思います。御所見をお伺いいたします。

 ?自治公民館等のバリアフリーについて。

 先般、市内の女性団体の皆様と津山市に研修に行ってきました。津山の高尾公民館で実施されている「めざせ元気!!こけないからだ講座」を見学しました。最高年齢者88歳から65歳までの男女の皆さんが真っ赤なトレーナーを着てはつらつと和やかに大きな声で歌を歌いながら体を動かしている様子を拝見しました。

 トレーナーの背中に「めざせ元気 光輝人生」と書かれてありました。この光輝とは、光が輝くという字でございました。そこに集った皆様の軽やかな動作と笑顔に感動しました。こけない体操については9月定例議会でも提案していますので、今後の対応を期待しております。

 備前市でも、高齢者集いの場として各地区でさまざまな活動が展開されています。活動の場所は公民館、自治公民館等になっているようです。入り口、トイレ、手すり等のバリアフリー化についての実情はどのようになっているのか、お伺いいたします。

 今回の視察先の津山市高尾公民館は、トイレの改修、車の出入りができやすいように道路整備も自分たちで行ったそうであります。地域と行政が一体となり、これらの高齢化社会に向け住みやすい備前市にしていただきたいと思います。御答弁よろしくお願いいたします。

 大きな3つ目、公民館を拠点としたまちづくりについて。

 宮崎市から車で約40分、鉄道、国道はありません。県道、町道が縦横に走り、森林に包まれた盆地に7,200人余りの人が暮らす宮崎県綾町、町全体の80%の7,600ヘクタールが森林で、特に1,748ヘクタールの日本最大規模の照葉樹が群生しております。

 綾町は、ユネスコが実施する生物圏保存地域、通称ユネスコエコパークは、本年7月9日から13日までパリで開催された第24回人間と生物圏国際調整理事会において審議が行われ、ユネスコエコパークへの登録が決定されました。我が国では屋久島、大台ヶ原、白山、志賀高原に続き5カ所目の認定であります。

 かつて1960年ごろの綾町は、夜逃げの町と言われておりました。昭和41年、郷田町長が就任したとき、照葉樹林伐採計画がありました。これに反対を唱え、環境問題に取り組むこととなりました。翌昭和42年、自然との共生の政策を模索する中で、木工のまちづくり、1坪菜園運動、有機農業のまちづくりに取り組むと同時に区長制をやめ、自治公民館活動補助金規程を定め、自治公民館運動を展開しました。これらの動きは教育力、地域力の回復、食育、地産地消、スローフード・アンド・ライフ等の今日課題の取り組みの先駆けとなりました。現在は、綾の有機野菜を求め照葉樹林の中の照葉大吊橋の観光施設には年間120万人もの観光客であふれる町となりました。

 私は、綾町がここに至る経緯は何か考えました。顕著な特徴として、区長制を廃止して、自治公民館制度を取り入れた点だと思いました。

 今日の綾町のまちづくりを支えている強力な団体が、自治公民館であります。綾町の自治公民館は、当市では地区公民館、コミュニティーセンターのことです。特筆すべきは、前にも触れましたが、昭和42年区長制を廃止し、自治公民館連絡協議会を結成しました。以来、自治公民館は行政の下請、支援組織であることを改め、みずから地域づくり、住民の交流、健康づくり、青少年の育成、生涯学習の地域自治に専念しました。こうした住民主体の取り組みにより、綾町の手づくり文化の数々が創造されてきました。

 首長が選ぶ元気な自治体の西の横綱、モデルにしたい町第2位となっております。22の自治公民館から成り立つこれらの組織は、みずからの負担により、みずからの発想で郷土に愛着を持って生活、文化を高めようという実践組織であります。

 産業の振興から社会教育、コミュニティー、文化活動に至るまできめ細かく、幅広い活動を続け、町行政と自治公民館組織とが車の両輪となり、まちづくりを進めてきました。私は、綾町の自治公民館を拠点としたまちづくりやそれぞれの地域住民が競い合いながら頑張る姿を目の当たりに研修してきました。7,200人の小さな町の成功例を即備前市に当てはめて考えることは厳しいと思います。しかし、何かヒントになるのではないでしょうか。体を張り、みずからの信念を貫き、照葉樹林伐採を回避した首長と自治公民館制度による地域住民の熱い思いが今日の綾町の成功例に結びついたのであります。

 高齢化で備前市でも区長制度を維持していくのが厳しい地区もあるやに聞いております。順番で役が回ってくる地域、選挙で選ばれる地域、仕事をしながら区長職を務めることは時間的な負担も多いことと察せられます。区長と公民館長は、それぞれの立場での役割分担があります。現状の区長制度でのまちづくりは、余りにも区長に負担がかかり過ぎているのではないかと私は思います。

 旧備前市は、7つの地区公民館、日生は3つのコミュニティー、吉永も3つの公民館から成り立っています。それぞれ担ってきた文化、歴史、地域の交流があります。公民館を中心拠点とした地域で競い合いながら協働のまちづくりを提案いたします。

 2つ目、地区公民館の館長について。

 公民館とは、社会教育法第5章公民館、目的、第20条、公民館は、市町村その他一定区域内の住民のために、実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、もって住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的とするとあります。

 先ほどの綾町の事例で述べましたが、公民館の果たす役割はとても大きな位置を占めております。社会教育施設の役割と機能を考えたとき、1、公民館は社会の要請への的確な対応、2、コミュニティーのためのサービスを総合的に提供する拠点への転換が求められてきます。これからの社会教育施設は、生涯学習社会の実現に向け利用しやすい施設の運営に配慮する必要があります。

 これら協働のまちづくりに欠かせないキーポイントは、若者が活躍できること、高齢者が生き生きと能力を発揮する場があること、子供たちの笑顔がいっぱいのこと、女性が元気に活躍できること、障害のあるなしにかかわらず、全ての人が思いやりの気持ちで暮らしていける地域になること等々があります。その地域で生活している方々のよりどころ、集いの場、研さん、研修の場所として公民館の位置づけができるようになればまちづくりにも拍車がかかります。御苦労も多かったこれまでの館長さんですが、これからはさらに館長の果たす役割は重要であります。地域の活性を目指すなら、公募制度、資格要件の見直しも必要と思います。今後の対応についてお伺いいたします。

 最後4点目、東日本大震災における被災者支援について。

 若い御夫婦が被災地から備前市に家を建てて住んでいます。被災者支援は、市営住宅等への一時入居支援があるだけであります。いろんな支援は、ことし3月まででございました。東北の皆様は、これから厳しい2度目の冬を迎えます。何とか生活はできても、これから先のことを考え、移転を考える方もいると思います。地震の少ない温暖な気候に恵まれた備前の地を選んでくれた被災者の皆様に、備前市独自の温かい支援策の延長を提案いたします。御答弁よろしくお願いいたします。



○議長(尾川直行君) ただいまの質問に対する答弁を願います。

 西岡市長。

     〔市長 西岡憲康君 登壇〕



◎市長(西岡憲康君) それでは、森本議員の御質問に順次お答えをしてまいります。

 1番の不育治療費の助成についてでありますが、来年度の実施に向けて前向きに検討してまいります。前もそう申し上げたんですが、もう今度はほとんど実施するというような意識でお答えしております。

 それから、2番目の1点目のお助け隊についてでありますが、備前市シルバー人材センターにおきましても、高齢者世帯やひとり暮らしの高齢者の要望に応え、さまざまな作業を行っております。例えばガラスふき、室内外の清掃、家具の移動、水やりなどで、料金はワンコインではありませんけれども、高齢者の困り事の解決に当たっておりますので、お問い合わせの上御利用いただけばと思います。

 また、備前市シルバー人材センターへも受託可能な作業を市民の方へ周知するように指導をいたしてまいります。

 次に、2点目、交通・買い物弱者対策についてでありますが、現在行っております備前市の地域公共交通計画を策定する中で、バス路線がないところなどの交通不便地域をどうしていくかということについても検討してまいります。現在、住民アンケート調査、路線バスや定期船の利用者、運行事業者や目的地となる病院や商店などの主な事業所へのヒアリング調査を実施いたしておりまして、集計及び取りまとめ作業を行っております。今後、それらのデータから課題を抽出、整理し、将来的な交通体系の検討を行い、具体的な施策につなげてまいりたいと考えております。

 具体的にこうするということは今の段階ではまだ決まっておりませんけれども、議員のおっしゃるとおり、平等性の確保というのは重要なポイントであります。限られた財源ではありますけれども、それらを十分考慮した上で知恵を絞りながら進めてまいりたいと考えております。

 3点目の自治公民館のバリアフリー化についてでありますが、従来自治公民館は地域住民の方々により建設、運営、維持管理が行われておりますので、バリアフリー化への改修も含めまして、施設修繕、備品購入等が行われる場合には、各館からの申請に基づきまして10万円以上の事業に対して補助を行っております。

 補助内容といたしましては、新築の場合は事業費の2分の1、上限500万円の補助を、また修繕、備品購入等は5分の2、上限200万円の補助を行っております。補助制度につきましては、各自治公民館宛の実施希望調査、各地区長への周知を行いまして、制度の活用を促し、各館からの要望をもって補助金の予算編成を行っております。

 各自治公民館のバリアフリー化の進捗状況ですけれども、施設の維持管理は地元が行っておりますので、進捗状況の把握につきましてはできておりません。

 次に、大きな3番目の1点目、区長制から自治公民館制についてでありますが、本市におきましては区会、町内会組織に御協力をいただきながらまちづくりの推進に取り組んでおりまして、区長、町内会長さんは市にとって行政を進める上で非常に重要なパートナーであるというふうに考えております。

 さて、市内には地区公民館や自治公民館がある地域や公民館ではなく集会所、コミュニティーハウスなどを持つ地域、また全く持たない地域もありまして、それぞれ設立の経緯がありますが、地域に根づいた運営が行われております。

 いずれにしましても、議員御提案の公民館を拠点としたまちづくりを含めまして、今後研究してまいりたいと考えております。

 2点目の地区公民館長についてでありますが、地区公民館長の採用は公募により行われております。現在、8人の公民館長のうち他地区の方は1人でございます。選考につきましては、地区公民館長という職務の特殊性は十分認識して行っておりますけれども、総合的に適任者を選考するという目的で公募が適当と考えております。

 また、採用の年齢要件につきましては、市の内規を踏まえまして採用時の年齢が65歳未満としております。そのため、任期につきましても3年で67歳まで勤務していただく場合がありますが、何とぞその点は御理解を願いたいと思います。

 なお、市の内規につきましては、一般職の臨時職員等全般についての取り決めとなっているため、現時点での定年の年齢変更は難しいかと考えます。

 大きな4番目の東日本大震災における被災者支援についてでありますが、円滑な避難生活が始められるよう、生活支援一時金として1人5万円を支給しておりましたけれども、平成23年度で終了をいたしております。

 また、岡山県バス協会の取り組みとしまして、宇野バス及び備前バスが実施しておりました路線バスの無料利用制度も平成23年度で終了しておりまして、今後の取り組みの予定はないと聞いております。

 現在、実施している支援につきましては、教育委員会の施策といたしまして平成23年度から就学援助規則を改正して援助費目を拡大いたしております。現在、1家族2名の就学支援援助をいたしております。これは来年度も継続してやっていく予定であります。

 また、最長で2年間の家賃全額免除となる市営住宅への一時入居支援も実施いたしておりまして、これは今年度で終了予定であります。

 今後も被災者から移住等についての問い合わせや相談などが予想されますけれども、できるだけ希望に沿えるように関係機関と連携をとりながら対応してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) よろしいか──再質問に入ります。

 森本議員。



◆12番(森本博子君) 明快な御答弁ありがとうございました。

 シルバー人材センターではいろいろやっておるということでございましたけれども、まだ皆さんにそこら辺のところが徹底できていないのではないかなあという気がいたします、皆さんとお話をしたときに。ですので、シルバーではこういうことができますよということと、それから金額的なもので高知市のほうはワンコインということで、500円でって、時間の規制もいろいろあるんですけれども、そういう対応をされておりますので、その周知徹底と金額面ということでもう少し知恵を絞っていただきたいなあと思うんですけれども、そこら辺答弁よろしくお願いいたします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) 周知徹底につきましては、大分徹底しているんじゃないかなと思うんですがね。我々も何かわからんことがあれば、何かシルバーに頼んだらやってくれるんじゃないかなあというおぼろげながらの気持ちを持っておりますから、だからそういう意味でシルバーに聞いていただいたら大体わかるんじゃないかなという気がいたします。

 それから、ワンコインにつきましては、これワンコインでできるか、できんかということはシルバーのほうとよく相談してみないと、我々はできるような気がするんですが、できんかもわかりません。内容によります。ですから、よくその辺は担当部課を通じまして、その辺一体どこまでができるんか、できんのかというのをもうちょっと具体的によく検討していただきたいと思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 森本議員。



◆12番(森本博子君) 行政とかそういう立場にある方にとっては徹底できていると思いますということなんですけれども、現場の方は本当にあのときに市役所に相談すればよかったんだなと後で気がつくことが多くて、実際にそういう本当に市役所とかそういう接点のない方にとってはすぐにそこに電話をするというところにはなかなかいきませんので、何か大きな紙にでも困ったことがありましたらここに相談してくださいよっていう、本当にそういうところでもう一歩細かい配慮をしてあげる必要があるのではないかなあと思いますので、そこら辺は今後よろしくお願いいたします。どうですか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) おっしゃられるとおりかもわかりませんから、一度そういうものを紙に刷って、こういうことはできますよとかできませんよとか、こういうことはワンコインでできますよとかというような、そういうのを皆さんお年寄りの家族なんかを中心に配ってあげとったらいいんかもわかりません。

 ここにありますな。いいのがありますよ。シルバー人材センター、これいろいろ、番号もつけてよう書けておりますわ。一回これ見とってください。



○議長(尾川直行君) 森本議員。



◆12番(森本博子君) あるんですけれども、いろいろの情報を提供しようとするので、もういっぱい書かれているから結局もう見にくいんです。ですので、この問題についてはこれっていう簡単明瞭なものをつくっていただきたいということでよろしくお願いいたします。

 じゃあ、次に行きます。

 バリアフリーでございますけれども、各自治公民館のバリアフリーについては把握ができていないと。そうだろうと思います、自治公民館ですので。ではありますけれども、備前市内にある自治公民館、補助金も出して建ててある自治公民館でございますので、それぞれの公民館がどのようになっているのかは、それは区長会であるとか、そこでそこら辺の民生委員さんに聞くとかすれば掌握はできるわけでございますので、そこの辺のもう少し丁寧な対応っていうのは必要かなと思うんですけれども、だから提案があれば、要望があればしますよでなくって、こういうふうに整備したんで、どうぞ出てきてくださいよと、積極的に出てきてくださいよという発想の転換をしていただきたいと思うんですけれども、そこら辺はどうでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) バリアフリーという言葉自体がここ二、三十年で出てきた言葉でありまして、あの公民館、自治公民館などをつくったころは、バリアフリーなんていう概念がなかったんですよね。そこまで丁寧じゃなかったんですよ。それが、最近になってもう全部全てがバリアフリーになってきましたから、そういう意味で時間的なずれがあると思うんですよね。だから、今わからんじゃあ済まなくて、わかってそれを直していく、もうある種調べることより先にもう要望のあるところから直していくということのほうが早いと思いますよ、それは。また、必要だと思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 森本議員。



◆12番(森本博子君) では、交通体系でございますけれども、前後しますけれども、今まで本当に路線バスが行っていないところの方はいろんなことを考えてって言うても、もううちはもともとないんだからというところでいろんな考えもあると思いますけれども、なかなかその情報を発信する場が少ないんではないかなと思います。それがもう全部できてしまった後で、こことこことここに問題がありますよということにはなりませんので、先ほども市長が答弁していただきましたけれども、路線のないところ、また本当に朝7時半に行って、あともう夕方しか交通の便がないところとか、さまざまなところがございますので、そういう今路線が走っていないところの部分の方の意見を丁寧に聴取して、それを反映させていくという努力はされていると思いますけれども、そこら辺についてはどのような対応をされているのか、お伺いいたします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) 今、調査はしよんですが、調査したらある程度はわかるんです。わかるんですけど、それを漏れないように組んでいくのはどうしたらいいか。例えば備前の中でも西鶴、西鶴山なんか大幅にないんですよ、がさっと。宇野バスがあるために。それから、例えば三石なんかでも五石だけすぽんとないんですよね。あそこへ入れるだけでどんだけの運転手と車が要るか。それから、あそこをぐるうっと回そうと思ったらどんだけ小型というか、中型のバスにしなけりゃいけないか。その小型、中型のバスがうまいことあそこの日生運輸が組む場合にあいているかどうかという問題もあるんですよね。そういうことを全部計算に入れてやらなきゃいけない。その調査を今しよんですよ。だけど、そう言よったら必ず交通弱者といいますか、買い物弱者というのが出てくるんですよね。だから、それを出さないようにするためにどうやったらいいかということを、今頭を痛めながら考えよります。しかし、ぜひできるだけやはり不満が少ないような形の体系を組んでいきたいなと、またいかなきゃいけないなあという感じでおります。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 森本議員。



◆12番(森本博子君) 今、バスの走っていないところにバスを走らせるということは、乗る人が少ないわけで、非常に効率も悪くなりますし、またそれでお金もたくさんかかると思います。ですので、そのバスを走らせるんでなくって別の発想で、例えばもうどうしてもここは車が行かない、行っても10人ぐらいしかいないというところは週に2回だけタクシーでしますよとか、いろんな発想の中で何が何でも路線バスを走らすという発想はやめていただいて、そういう柔軟なありとあらゆる対応を考えていただきたいと。さっきの市長の話では、バスを走らせるということでございましたけれども、バスも走らせていただければいいんですけれども、そうでなくって別の発想も、毎日走らなくても、毎日病院に行かなくて、この日とこの日だけっていう、皆さんの意見を集約したものなんですけれども、そういう形の考え方も枠の中に入っていると思いますけれども、そういう発想というのはいかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) そういう発想ももちろん入っております。毎日じゃなくて1日置きあるいは月、火、水とか、そういうような発想も入っております。

 それから、今まで走ってなかったから乗ってなかった、乗ってなかったからもう走る必要がないじゃないんですよ。とにかく走らせたら乗るという人もおるんですよね。だけど、1人が乗っているぐらいではもう効率もまた非常に悪いという問題もありますが、効率を言うと怒るんですよ。だから、効率は余り言わんようにしているんですけども、とにかく今あらゆる調査をしておりまして、その中でどういう組み立て方をしたらいわゆる可能なんかどうか、まず可能な中で効率が何とか保たれるんかどうかというような観点からいろいろ考えておりますので、その点は御理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 森本議員。



◆12番(森本博子君) じゃ次に、綾町の自治公民館を中心としたまちづくりでございますけれども、綾町は7,200人ぐらいの町ですけれども、12の自治公民館があります。それは地域ごとにその小さな単位のところは小さな自治公民館、大きなところは大きな自治公民館で、備前市でもそんなにたくさんないのに綾町でそれだけたくさんあるということは、きめ細やかなそこの地域地域によって各運動が、活動ができるということで、成功例だと思いますけれども、この綾町の自治公民館によるまちづくりについて、総務部長感想を、急に振って申しわけありませんけれども、感想はどのように思われますか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 三村総務部長。



◎総務部長(三村功君) 綾町あるいはやねだんの方式に近いものだと思います。大変参考にさせていただきたいと思います。来年度、機構改革等もございますので、そういったものとあわせてある程度の方向性をうちのほうでも結論を出していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 森本議員。



◆12番(森本博子君) それから、公民館の定年制とか、そういうことでございますけれども、そもそも公民館ていうものは、公民館、社会教育施設の役割と機能というのをネットで調べましたら、社会の変化に対応した今後の社会教育行政のあり方についてということで、自主的判断の反映ということがございます。公民館の内規というか、臨時職の内規で年齢制限もあるわけでございますけれども、そもそも公民館という役割から考えてみたときに、本当にその年齢の枠で縛っていいものかと私はそういうふうに思うわけでございますけれども、そこら辺の答弁は教育長がしていただけるのかよくわかりませんけれども、そこら辺についてはどのようにお考えでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) 今、基本的に教育委員会で一つの基準を決めてやっておりますから、私が横やりを挟むのはおかしいんじゃないかと思うんですが、おっしゃられますように年齢というのは人によって違うんですよ。だから、67までとか、ばさっと決めてしまうのはどうかなと思います。

 それから、地区によって適当な人がいない。あるいはこういう適当な人もおりますよというのが必ずしもその枠の中にはまっていない場合があります。だから、私はそう厳重に言う必要はないと思います。一つの目安はつくってもいいかもわかりませんけども、人によってはこの人だったらいいんじゃないかなというような決め方でもいいんじゃないかなという気はいたします。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 森本議員。



◆12番(森本博子君) 非常に前向きな市長のお考えをお聞きしました。公民館の館長さんというのはボランティアではありません。報酬は出ますけれども、それによって生活ができるような報酬ではございませんので、ある程度仕事を終えて、これから社会で、地域で貢献しようかなっていわれる方が館長さんになるのではないかなあと思います。そうしますと、本当に60過ぎてからなって、3年間の任期でやっとみんなと交流もできたし、いろんな地域行事もこなせるようになったなあ、そのときにもうあなたは定年ですよっていうことでかわってしまうと、その積み重ねてきたものが、流れがまた途中で一旦途絶えて、またやり直すということでございます。

 綾町の自治公民館の館長さんの年齢についてちょっと調べてみました。直接調べてみましたら、うちの場合は年齢制限はございませんと。そこの地域の中でこの方にやっていただくという話であれば、80歳の方でやられている方もありますし、そういうことは設けてありませんというお返事でございました。ですので、すぐにすぐということでもあるんですけれども、本当にこの臨時職の内規がございますけれども、公民館の役割ということを考えてみると、果たして今のままの状況で地域が活性化するのかなあというところは不安に思うわけで、そこら辺本当によく考えていただいて、市長のお考えをもう一度聞かせていただけたらと思います。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) 私も、森本議員の意見のほうに賛成です。というのが、館長は一体何のためにおるんかということを考えたらいいんですよ。要は、公民館が活性化するためにいるんだ。そしたら、年齢のためにあるわけじゃないんですよ。ということは、公民館がそこの人が例えば75であろうが、80であろうが、その人たちとともに仲よくわあわあ言うて活性化することにやはり寄与しているのであれば、私はそれはそれでいいんじゃないかなという意見のほうに賛成です。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 森本議員。



◆12番(森本博子君) じゃあ最後に、東日本大震災における被災者支援で、できるだけ希望に沿えるようにするということでございましたけれども、このできるだけ希望に沿えるようにするということは、どのようなことを考えておられるのでしょうか。最後に質問したところです。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) これは難しいんですよ。私が担当で電話とって聞きよったら、それは答えを出せますが、担当者が皆違って、部署部署で違った場合に果たしてそんだけのことができるかどうかというたら多分に疑問です。しかし、この趣旨を考えたら、要は大震災という非常に大変困った目に遭っているということを考えたらできるだけのことをしてあげりゃ私はええと思うんだよ。その辺私の発想と違いますから、担当者の発想と。そういう意味で、今そういう答え方をしましたけども、それがどこまでできるだけができるんかというのは私は疑問に思います。だから、全部いやケース・バイ・ケースで市長のところまで事をこういう状況でこうですからどうしましょうかということを上げてきてくれれば私は判断します。しかし、もちろんそこまではいかんのじゃないですか。だから、非常に難しいような気がいたします。

 しかし、こういって答えをしておけば、担当者もできるだけのことをしてくれるんじゃないかなという気はいたします。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 森本議員。



◆12番(森本博子君) 希望が湧いたような湧かないような、非常に判断に困るような市長の答弁をいただきました。その都度東北の方から備前市に電話があって、じゃあその都度じゃあ市長どうしましょうかと、そういうことにはならないわけで、ある程度のルールというのは要ると思うんです。

 今までは、本当に気持ちの、備前市でも、この住んだところ、何か一時金にしてくださいみたいな見舞金みたいなものがあったんですけれども、それがもう3月でなくなったんです。久々井に家を建てられて、そこの区長さんが何かないかなあって一生懸命相談したけれども、結局そういう制度もなくなってましたって。もう本当にここに着のみ着のままで来て暮らしていくのに、もう気持ち、その金額の額ではなくって、もう本当にここでわずかばかりですけれども、これで頑張ってやってくださいよっていうのを形であらわすのはそういうことだと思うんです。ですので、よそはやっておりませんので、備前市がどこよりも先駆けて、備前市はこういう形で皆様のお越しというか、備前市に住んでいただけるのをもうみんなで待っていますよ。そのためにはこれとこれとこれと、住宅でなくっても、住宅も必要なんですけれども、これとこれとこれとこういうものがあります、ぜひおいでください、こういうものをルールづくりというか、ちゃんと規約で定めていただきたいと、このように思うわけでございますけれども、いかがでございましょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) その規約で柔軟なことを書けというのは難しいんですよね。これはできる、これはできないと書きゃええんですけえどね。だから、柔軟というのは人の判断という面がありますから、だからそれをどういうふうに文字であらわしていくかというのは私は難しいんじゃないかなと思います。しかし、その必要性もあるということはわかります。困ったなあという感じですなあ。本当、それが役所のいつも困ったところですわ。だけど、できればいろいろしてあげたいなあという気持ちは私も重々持っております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 森本議員。



◆12番(森本博子君) これで終わりますけども、気持ちはわかりますので、気持ちを目に見える形であらわしていただきたいと。これが最後の質問になります。そういう目に見える形を市長よろしくお願いいたします。どうぞ。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) だから、先ほども申し上げましたように文字で書くということが目に見えるような形ということになりますから、それは難しいということでね。これは人の判断ということに多分になりますから、だから判断はできるだけしてあげるような方向でやれえということを口で言う以外手がないかなという気はしております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) よろしいか──(はい)

 以上で森本議員の質問を終わります。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(尾川直行君) 会議中途ですが、この際暫時休憩いたします。

     午前11時30分 休憩

     午後1時00分 再開



○議長(尾川直行君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 鵜川議員の一般質問を願います。

 3番鵜川議員。

     〔3番 鵜川晃匠君 登壇〕



◆3番(鵜川晃匠君) それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

 まず1番、八塔寺ふるさと村の景観保全について。

 まず1点目、八塔寺ふるさと村景観保全条例(仮称)の制定についてお尋ねをいたします。

 備前市吉永町加賀美地内に八塔寺ふるさと村があります。この八塔寺ふるさと村は、昭和49年に岡山県のふるさと村指定を受けて以来、カヤぶき屋根が点在する農村風景の保全に集落を挙げて努力されておられます。八塔寺ふるさと村を初めて訪れた人が懐かしい、すばらしいと感動してしまうほど、昔ながらの農村の原風景が見渡せる空間であります。日本各地でも、なかなか見られない貴重な価値であるものとなっており、今ではその価値が認められて映画やテレビのロケ地に選ばれているところであります。

 岡山県が毎年行っている観光動態調査によると、平成23年度には7万9,000人の観光客が八塔寺ふるさと村を訪れております。市外に居住されている出身者がふるさとを語るとき、「おっさんどこなら、八塔寺。もんぺのもも引きぬうきいぞ」と民話になっている八塔寺ふるさと村のことを話すとすぐにわかってもらえるそうです。それは、八塔寺ふるさと村がある種のアイデンティティーとなり、誇りともなっているからです。

 今後、八塔寺ふるさと村集落の高齢化がますます進むにつれ、空き家となり、転売されることも推測されます。また、ふるさと村にふさわしくない建物等が存在してくることも考えられます。

 そこで、貴重な八塔寺ふるさと村集落を将来にわたってすばらしいふるさと村として景観を保全するために、八塔寺ふるさと村景観保全条例(仮称)の制定が必要ではないかと考えますが、市長の御見解をお聞かせください。

 次に、2点目の八塔寺ふるさと村を守る集落への支援についてお尋ねいたします。

 備前市では、旧吉永町時代から八塔寺ふるさと村景観修景事業補助金交付要綱を定め、保全のための支援をされておりますが、それにも増して地元の人々が八塔寺ふるさと村のイメージを壊さないよう修繕や屋根のふきかえ等を行い、景観保全に御協力されており、現在のところ景観は何とか保全されていると思います。

 私が考えてみても、カヤぶき屋根の修繕はカヤの確保が難しく、カヤぶき職人の高齢化や人手不足でカヤふき屋根の修繕費用も多額となり、先行き不安な生活を強いられていると思います。費用対効果で言えば、多額の費用がかかるのに成果は見えないため、真っ先に切り落とされる部門かもしれません。しかし、八塔寺ふるさと村はみんなの財産であり、市として将来にわたって大いに誇れるものだと思います。一度カヤぶき屋根の保全がされなくなると雪なだれのごとく急激に風景は荒廃し、回復できなくなることは他の例を見るまでもなく明らかです。

 最近、八塔寺ふるさと村を訪れてみますとシンボルであるカヤぶき屋根が傷んでいるように感じます。今後、市の所有している建物、また民家の屋根修繕などが必要になってくることが予想されます。八塔寺ふるさと村を守る集落への支援について、補助金の増額などが考えられますが、市長の御見解をお聞かせください。

 次に、大きな2番目、特別養護老人ホーム大ケ池荘の施設運営のあり方についてお尋ねをいたします。

 西岡市長は、かねてより市民の安全・安心を確保することが最大の役目であるとの信条をもとに、市政運営に尽力されてこられたことに敬意を表します。

 昨年は、懸案でありました市立備前病院の改築等により、医療の充実に多大な御努力をいただき、市民も大変喜んでおられますが、市民の安全・安心のためには医療・保健・福祉の総合的な取り組みがさらに必要であろうと思います。

 そこで、重度の障害をお持ちの高齢者のついの住みかとして特別養護老人ホーム大ケ池荘の充実について質問をいたします。

 備前市の中心部に存在する特別養護老人ホーム大ケ池荘は、既に昭和58年4月の事業開始後31年たっており、その改築の必要性が高まっています。現状では、公募によらない指定管理者である社会福祉法人備前市社会福祉事業団に管理運営を委託されていますが、近隣市においても市が経営していた老人ホームを民間に移譲することにより、民間の活力を活用して施設運営と新施設整備を同時に実現している例もあることから、この際次回平成26年度からは備前市においても施設の管理運営を従来のような指定管理者ではなく民間の社会福祉法人に移譲し、民間活力を活用して永続的に社会福祉事業を進めるお考えはないのか、お尋ねいたします。

 ここで私から特別養護老人ホーム大ケ池荘の施設運営のあり方について御提案をさせていただきたいと思います。

 現在、指定管理者方式で管理運営しておられます。この先、公募によることも考えられますが、この指定管理方式は次の点で問題があると思います。

 一つに、一貫した理念のもとにサービス提供が継続しにくい。2つに、指定期間ごとの指定管理者の交代による業務委託先などの契約改定の手間、職員の専門性の蓄積ができない。3つに、固定資産物品の所属が不明確になるため、思い切った施設投資や修繕をしにくい。4つに、入所者との人間関係の構築ができなくなる。したがって、今後財政の厳しい備前市では、民間に委ねることが最良であると考えます。

 民間に管理を委ねることについては、次の3点が考えられます。

 一つに、民間にできることは民間にという基本的なスタンスを持つ。2つに、大ケ池荘を民間に委ねる上で現状の50人規模を80人規模にするとともに、今後需要が増加すると見込まれる短期入所生活介護、つまりショートステイのベッドを20人規模に増床する。規模を50人から80人にするというこの根拠は、全国的な組織である老人福祉施設協議会の調査の結果、規模が大きくなるほど経営がしやすくなる。また、人件費が下がっているなどと言われております。3つに、民間社会福祉法人が持つ永続的な理念と培ってきたノウハウを活用するとともに、民間施設の持つ人材を投入する。

 以上のようなことから、現大ケ池荘の管理運営について、民間社会福祉法人に土地を無償で貸与され、建物を無償で譲渡されることによる運営の移譲を提案いたします。

 以上でございます。御答弁のほどよろしくお願いいたします。



○議長(尾川直行君) ただいまの質問に対する答弁を願います。

 西岡市長。

     〔市長 西岡憲康君 登壇〕



◎市長(西岡憲康君) それでは、鵜川議員の質問に順次お答えをしてまいります。

 大きな1番の1点目、八塔寺ふるさと村景観保全条例の制定についてでありますが、日本古来の農村の美しい景観を後世に引き継ぐ責任があると思います。このためには、地元住民の協力は不可欠でありまして、議員提案の景観保全条例の制定も有効な方法の一つと考えております。

 県内では地区指定を行い、良好な景観の形成が図られている自治体もあることから、これらを参考にしながら今後研究を行ってまいりたいと考えております。

 次に、2点目の集落への補助についてでありますが、現行制度では民間など個人の所有に属するものの改修事業に要する経費の3分の1以内として補助をいたしておりますが、今後改修方法など家屋所有者の方々のお考えを伺いながら、さきの景観保全条例の制定とあわせて調査研究を行ってみたいと考えます。

 次に、大きな2番目、特別養護老人ホーム大ケ池荘の管理運営を民間社会福祉法人に移譲する御提案についてでありますが、民間でできるものは民間でというのが市の基本的なコンセプトでありますので、適格で継続性のある事業者から譲渡などの申し出があれば検討してみたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) よろしいか──再質問に入ります。

 鵜川議員。



◆3番(鵜川晃匠君) 御答弁いただきありがとうございました。

 しかし、大きい1番、2番にしても研究すると、あるいは制度とあわせて調査研究していくということで、今現在どういうふうなお考えをしとるかというのが全く今の御答弁ではうかがえません。

 そこで、市長今御答弁いただいたんですけども、細かな点については市長では恐らくわからないと思いますので、担当部長に再質問をいたします。

 この質問については条例を一つ制定するにしても、あるいは補助金を出す、その1番の点ですけれども、出すにしても、やはり施策として市がどう考えているのかというのが根本的に私はあった上での質問でありますから、単なる条例を制定するというものではありません。八塔寺ふるさと村の景観保全が強いては観光面で大いに躍進するのか、あるいは地域活性化で村民の方が保全をすることによって大きくそこが保たれるのか、その本当に死活問題とも言える過疎が進んでいる中での貴重な地域であります。

 そこで、担当部長にお尋ねするんですけれども、合併して今7年が経過しております。新備前市となってその間八塔寺ふるさと村をどのように位置づけて補助金を交付されているのか。今、補助金が交付されておりますけれども、補助金を交付されるにはやはりそこには施策があると思うんです。それが、新備前市になって旧吉永町の時代をそのまま引きずっておる。新たな展開が私には見えません。そこら周りのお考えをお聞かせください。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

     〔「担当部長。いや、市長でわかれば。議長」と3番鵜川議員発言する〕

 鵜川議員。



◆3番(鵜川晃匠君) 市長で答えれれば市長で答えてくださればいいんですけども、市長は余り細かいことはわからないのではないかと思って担当部長のほうでわかれば答えてください。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 高橋産業部長。



◎産業部長(高橋昌弘君) 私は担当部長ですけども、八塔寺のふるさと村については詳細は申しわけないですけども、わかっておりません。ただ、私が今回お答えできるとすれば、後世に引き継ぐ、農村の美しい景観を保全するという立場で今回御回答させていただいております。当然、やはり個人的なものに対してどこまで維持が可能なのかということは、今後やはり十分家屋所有者の方とか地域の方と議論をしながら皆で守っていくということしかないという中で、先ほどの市長の答弁のとおりであります。ただ、それぞれ観光農園とか、そういう形での補助はいたしております。そういう中で観光面の活性化も図りながら、あわせて当然考えていく必要はあろうかと、そのように考えております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 鵜川議員。



◆3番(鵜川晃匠君) 今お答えをいただいたんですけれども、まちづくりの観点というものが抜けているんですね。先ほども言いましたように、補助金を交付要綱を定めて出しているのもやはり施策として出しているわけですから、その補助金を出す前にどうあるべきか、だから補助金をもってこういうふうにやって、市政を、そこの町をやっていくんだと、行政としてやっていくんだということが根本的にあるはずなんですね。それで、今お話しで聞くとどうも景観だけを守るということですけど、私はまちづくりの観点、これが新備前市になって見えないんです。旧吉永町のその補助金要綱をそのまま継続している。じゃあ備前市になって例えば今観光面では大いに備前焼とか日生のカキオコとか、そういったことで力をどんどん入れるということは本当に大いに結構。それが、強いて言えばまちづくりにつながっていくというに思うんですね。どうも八塔寺ふるさと村について、そこら周りはどう考えているかということもちょっとお聞かせ願いたいと思います。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) 日生には美しい海というか、海があると。それから、北には山があると。その象徴が八塔寺、そしてまたふるさと村ということが言えるんじゃないかなと思います。私、きょう先ほども質問でおっしゃっておられましたように、年間7万9,000人の人が八塔寺ふるさと村へ来ると。これ多いと見るか、少ないと見るか、私は多いと見たんですよ。結構来ているなあと。言いかえますと、結構捨てられたもんじゃないと。特に、外国人が結構多いんですよね。だから、やはり外国人というのは日本のよき点を見つけておるわけですよね。だから、私どももそれをもっと大切にし、大切にしていくための一つの象徴としてそのカヤぶきの屋根ということじゃないかと思います。

 ただ、カヤぶきの屋根が結構高くなっているんですよ。あれ1軒数百万円かかるようです。もっと高くなっているかもわかりません。ですから、それをどういうふうな計画を立てて改修していくかというようなことも今から、日ごろから考えておく必要があるんじゃないかなという気がいたします。そうして初めてあそこの八塔寺地区のふるさと村の景観が維持できるんじゃないかなという気がいたします。そういう意味では、方向性としては大事にしていきたい、そういう気持ちでおりますので、御理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 鵜川議員。



◆3番(鵜川晃匠君) 八塔寺ふるさと村には協議会があるんですけれども、毎月そういった会議が開かれていると私聞いとんですが、今後研究していくということなんですけれども、やはり研究していく上にはただ研究するということじゃなくて、やはりその地域の人と交わりながら研究していくということが大事なんじゃないかと思うんです。私は、年に一遍ぐらいは協議会に市の職員が入ってオブザーバーとしてやはり意見交換を持つ場を持ってほしいと思いますが、その点はいかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) 備前が合併して3つの地区が一緒になったわけですが、備前焼まつりあるいはひなせかき祭等々と比べて八塔寺ふるさと交流まつりというのは案外元気がないというんか、余り力が入らないというんか、力を入れとっても人が余り行かないというんか、そういうような様子がうかがえます。したがいまして、行政ももう少し力を入れた形でのあの祭りがあるわけですから、八塔寺ふるさと交流まつりというものをまちおこしとしててこ入れしていきたいというふうな気持ちでおります。その一環として、八塔寺の今のふるさと村というのを行政がてこ入れしてよくしていきたいなという気持ちでおります。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 鵜川議員。



◆3番(鵜川晃匠君) 市長、大変市長にこんなことを言うのは本当に僣越なんですけども、市長ちょっと認識が私は違うと思いますね、八塔寺に対する。今人が来ないからどうこうというもんじゃなくても、あの歴史的なすばらしいふるさと村を守っていくというのは、人が来る、来ん、これは時代の背景もあろうし、そりゃいろんな要因があるんですけど、やはり残すこと自体はそういうことではないと私は思いますけど。市長は個人的にそう思われとんだったらそれでいいんですけども、私はそうは思いません。

 市長、八塔寺に村民憲章というもんがあったということは御存じですか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

     〔「市長でも担当者でも結構です」と3番鵜川議員発言する〕

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) いや、存じておりません。



○議長(尾川直行君) 鵜川議員。



◆3番(鵜川晃匠君) 村民憲章があったんです。そういった昔からの、旧吉永町時代からのふるさと村というものの、そこの地域のいろんなそういった昔からのいいところが伝わってきた、昔から民話にも出てきたというて私先ほど申し上げましたけども、そういうような歴史があるんです。特に西の高野山と言われるぐらい昔は八塔寺というものは栄えとったんです。そういう歴史があるということは御存じだと思うんですけれども。

 私は、やはり研究をするというお答えでしたんですけど、検討するの次が、その前が研究するということになると思うんです、行政言葉で言うたら。だから、検討はしないけども、研究するというたらもういつのことやらわからん。結局、もう何もしないというふうに捉えられても仕方がないというふうに思うんですけれども、私はそうじゃなくて早急に私はこの吉永町の八塔寺ふるさと村、北の玄関と言われる吉永町の北部ですけれども、そこに行政の力を注いでほしい、そういうふうに思います。ぜひお答えは結構ですけども、一つ肝に銘じていただきたいなと。偉そうなことを言うことで申しわけありませんが、そういうふうに思います。

 次に、2点目の補助金をやはり負担がかかるということもあって、そういったことに、増額してもらえないかということです。

 そこで、ちょっと再質問させていただくんですけども、八塔寺ふるさと村を訪れて屋根が傷んだということを担当部長見られていますか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 高橋産業部長。



◎産業部長(高橋昌弘君) 私は屋根が傷んでいるといったことは聞いた覚えはございません。ただ、先ほどのお話にちょっと戻っていくような部分もあるかもわかりませんけども、ある程度地域の中で協議会等があるんであれば、そのときにはぜひとも声をかけていただいて、私どもも地域の方がどういうふうな考えを持っておられるのか、先ほどの調査研究の話じゃありませんけども、ある程度そういう実態を私たちも十分把握した上で、実際形式的なものだけではなくて、皆さんが景観条例を制定してよかったなあと言われるようなものにしていきたいと。それとあわせて次の補助にしても、皆さんがどういうふうな形で補助を求められておるのか、そういうところもそういう協議会があるんであれば、私が知らないだけかもわかりませんけども、ぜひそういうときには声をかけていただいて、年に1回と言わず2回でも3回でも開催されるんであれば出席して、そういうふうな思いでおりますので、今の2番目の答弁とはちょっとかけ離れておるかもわかりませんけども、そういうことで御理解していただきたいと思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 鵜川議員。



◆3番(鵜川晃匠君) ありがとうございました。

 次に、経費を今言う2番目の2点目についても制度とあわせて調査研究をしていくということで、本当にその前じゃあその計画性が見えないんです。やはり私はもう少し計画性を持った行政施策を進めてほしいなあというふうに思います。

 これも担当部長か市長、どちらでもいいんですけど、お尋ねしますけど、屋根のふきかえで経費は一般的に、八塔寺へ行かれたら民家がありますから、そういう民家を想像していただいて、その屋根のふきかえにどのぐらい経費がかかるか御存じでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) 私は屋根のふきかえだけで数百万円はかかると。特に最近は値上がりしていると、そういうふうに聞いております。

 それから、先ほど八塔寺ふるさと村憲章を覚えているかということで、私は覚えていないというような、ちょっとはっきり不確かですからそう答えたんですが、実は私三十数年前に県会議員やって、十数年間県会議員やってましたので、あそこへ割り方行っているほうなんですよね。あそこら辺の実際ふるさと村が衰えていっているのは、あの辺にも私がいたころはまだ人がたくさん住んでたんですよ。郵便局もありました。だけど、それがだんだんなくなってきて、人もいなくなってきたとともに何か古びてきた感じがいたします。そういうのが総合的に今になってふるさと村が衰えていっているという印象を受けるんじゃないかなという気がいたします。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 鵜川議員。



◆3番(鵜川晃匠君) ありがとうございました。

 経費は、私が知っている限り今3分の1を市が補助金要綱で補助するということでございますけれども、通常の民間でしたらその負担が100万円ぐらい、負担がですよ、100万円ぐらいかかるんじゃないか。それで、もう既に旧吉永町時代にあそこのお寺の、八塔寺のお寺の屋根のふきかえがありました。その当時が恐らく私の記憶では500万円から600万円ぐらいその屋根のふきかえだけでかかっとるというふうに記憶しております。ですから、この補助金要綱も早く見直しをもうぜひ、研究じゃなくて検討していただきたい。また、すぐにやれとは言いませんけれども、ぜひ検討して、そのふきかえの時期になったら早急に対応ができるようにしていただきたい。それとあわせて、今国際交流ヴィラのほうも見られておるとは思いますけども、傷んでいると思うんですけども、そこら周りも承知をされておるんでしょうか。



○議長(尾川直行君) 鵜川議員、一問一答で1問だけにしてください。



◆3番(鵜川晃匠君) そうですか。ぜひその補助金についても検討していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) その分だけに3分の1じゃなくて2分の1にするとか、何かそういうことが可能かどうか、ほかとのバランスも考えて、可能ならばそういうふうにしてでも局地的に直していくと。そう似たようなケースというのはそんなに多くないわけですから、それは考えるに値すると思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 鵜川議員。



◆3番(鵜川晃匠君) それでは、八塔寺ふるさと村の景観保全についてはよろしくお願いをいたします。

 次に、大きな2番目の特別養護老人ホームの大ケ池荘の施設運営のあり方について再質問をさせていただきます。

 これも検討していくという、提案に対して検討していくということなんですけども、どのように検討されるのかというのも、私もやはり質問する上ではどのように検討されていくのかということが、やはりそこが一番聞きたいところなんですよね。

 これも担当部長にちょっと、市長は細かいことわかりませんので、担当部長にお聞きしますけど、指定管理者方式で転換することを私は提案をさせていただきましたけれども、現在公募によらない指定管理者方式で施設運営をされています。メリットはどこに、継続して今やっていくということについてまだまだ検討もしない前の段階で、まだ先が見えない段階でのメリットというものはどこにあるのか、そのお考えをちょっとお聞かせをいただきたいと思います。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 金光保健福祉部長。



◎保健福祉部長(金光亨君) お答えいたします。

 まず、この事業団でございますが、これは昭和58年4月に設立されております。これは市が出資いたしまして、市長が理事長となって運営しているということでございます。その当時の考え方といたしまして、人材の考え方、それから財源の考え方等々でメリットがあるということからこの事業団というのを設立したというふうに伺っております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 鵜川議員。



◆3番(鵜川晃匠君) ありがとうございました。

 この備前市において社会福祉法人備前市社会福祉事業団が立ち上げられた背景というものは、やはり当時、昭和58年ですけれども、民間の社会福祉法人施設運営者の数が少ない状態、その中において当時の市長さんは高齢者福祉を進める必要性から、これ第三セクターというてええかどうかわかりませんが、そういった方式でスタートされたものと思われます。しかし、今では以前とさま変わりをしておりまして、やはり民間会社も多いんで、これも一貫した理念の下でサービス提供が継続されておることから、私はやはり市が今後その老朽化した大ケ池荘を改築するなりした場合に経費の持ち出しも多く、財政負担となるということはもう明らかであります。

 その点、再度お尋ねしますけども、これは早いうちに検討していくというお考えはないでしょうか。お尋ねします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) もう既に検討はしておりますよ。申し入れもあります。ただし、26年まで指定管理者制度で決めているから、その間少し待とうというような感じなんです。本当、早く出したほうが土地の部分についても、建物についても大分がたがきているようですから、早くそういうのは一定の私立の民間法人の経営方針に沿って直すなり取りかかってもらうなりなんなりしたほうが、私はお互いのためにいいんじゃないかという気がいたしております。そういう考えでおります。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 鵜川議員。



◆3番(鵜川晃匠君) 再質問の長い時間ありがとうございました。市長さんには心労が多い中で、親切丁寧に御答弁をいただきましたことにお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 これで終わります。



○議長(尾川直行君) 以上で鵜川議員の質問を終わります。

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○議長(尾川直行君) 次に、金本議員の一般質問を願います。

 8番金本議員。

     〔8番 金本 享君 登壇〕



◆8番(金本享君) それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

 まず、西岡市長におかれましては新備前市に合併後、8年間にわたり市政を運営なされた大変な御苦労があったことと推察し、敬意を表するものでございます。

 市長は、11月12日、来年4月23日の任期満了に伴う市長選に出馬しない意向を正式に表明され、鹿久居島と本土を結ぶ日生大橋など大型事業が順調に進んでいる。また、体調を崩したことを理由に残りの任務を全うし、若い人にバトンタッチしたいと述べられております。大型事業が順調に進んでいるのでしょうか。市長は、平成17年、市長になられましたときに首長インタビューで黒字が続く吉永病院については地方独立行政法人化を考えていると8年前に述べられました。8年が経過しようとしておりますが、方向が見えてきません。

 また、平成23年1月、新春首長インタビューでは東備4市町による広域ごみ処理施設の建設がなくなり、市単独での処理にかじを切られました。将来的には旧備前市のごみに対応しているクリーンセンター備前、八木山で市全域のごみ処理を目指し、旧日生、吉永地域のごみが新たに加わりますが、クリーンセンター備前の改修で受け入れ可能と考えている。地元に協力を得ながら進めていきたいと述べられました。

 2点の事業とも、平成26年4月がめどになっております。特に、ごみ処理施設については期限が限られています。他の2市1町では、それぞれに新築あるいは改築等での方向性が示されていると聞いております。表明中、残りの任務を全うの観点から、ぜひ任期中の方向を決定していただきたく質問をさせていただきます。

 まず1点目、吉永病院の地方独立行政法人化についてお尋ねします。

 平成24年、有限責任監査法人トーマツより地方独立行政法人化移行に向けた現状業務調査・分析報告が9月になされました。移行のめどは平成26年度計画であり、移行費用等は来年度予算に関係があり、本年度中には方向性を決定しなければならないと思います。

 そこで、質問をさせていただきます。

 平成26年度法人化の方向性は。2点目、職員と協議、説明会の対応、またそのときの職員の反応はいかがなもんだったか。3点目、法人化がなされた場合、法人化に伴う費用の推測、財源は病院会計で行うのか。4点目、法人化がなされた場合、現在以上の事務処理、事務費が推測されます。その経費、人数等はどのくらいを考えておられるのか。5点目、法人化がなされた場合、職員の身分変更による退職または市立病院への転院の希望があった場合、その対応はどうなされるつもりかお聞きします。

 2点目、ごみ焼却施設についてお尋ねします。

 この質問は、毎回の定例会で一般質問が行われ、本日も同僚議員が質問をなされました。少し重複することがあるかもわかりません。

 適地選定業務を実施、これは多分9月ごろに報告が出ておるものと思いますが、そのとき地元協議をさせていただき、その結果を踏まえて検討、候補地を選択しているとの答弁をなされております。

 そこで、お尋ねします。

 期限が切られておられる和気北部衛生施設組合クリーンセンターの閉鎖、平成26年3月までに対応ができるのか。2点目、改修で処理か、新築での処理か、方向が見えない。選択の方法は。3点目、和気北部衛生施設組合管理の和気火葬場は、平成26年3月以降使用可能か。その3点についてお尋ねします。

 大きい2点目、有害鳥獣の被害対策についてお尋ねします。

 本年は、前年に対しイノシシ、鹿が非常に多く、農作物は各地で大きな被害を受けました。農作物被害は、現在農業共済での補償となっておりますが、その他の作物についての補償はありません。農業共済は、簡単に言えば1町の田の作付、そこの中で3反以上の被害がなければ対象とはならないようであります。何のための農業共済かというような農家の方のお話も聞きます。

 被害は農作物だけではありません。畦畔、水稲の被害、また交通事故により車の損傷、人身の損傷も数多く耳にします。

 そこで、お尋ねいたします。

 1点目、備前市の鹿、イノシシの推定頭数はどのくらいか。2点目、1年間に交通事故死と思われる鹿、イノシシ、その他の頭数はどれくらいか。3点目、農作物の被害件数、面積はどのくらいあるのか。4点目、有害鳥獣対策の方針はどういう方針を持ってとり行うのか。

 農業共済以外での農作物被害、または畦畔、水路等の修理に対して何らかの補助制度は考えられるか。

 以上、5点についてお尋ねします。

 大きい3点目、備前市学校再編整備基本計画についてお尋ねします。

 備前市立学校教育環境整備検討委員会の最終報告、答申を本年4月に受け、それ以降保護者、学校、関係者及び住民に対し説明、協議が行われております。特に、神根、三国小学校については平成26年度を目安に吉永小学校に統合となっております。しかしながら、神根、三国それぞれに温度差があります。神根地区においては、幼保一体化施設完成後神根幼稚園閉鎖、小学校入学は神根、吉永小学校が選択できることなど協議が2年近くにわたって大変な協議となりました。その後、一体施設計画が白紙となり、この件も白紙になったことは教育長もよく御存じのことと思います。

 その後、生徒の中には住所変更し、その他の小学校を選択なされた方も数人おられるようです。幼稚園閉鎖の熱が冷めない中で今度は小学校の統合、保護者も地域も戸惑っているのが現実ではないでしょうか。

 また、三国地域では、この地域の小学校に魅力を感じ県外から移住されている方もおられます。先日も小学生を中心とした三国ふるさと祭りに出席させていただきました。多くの地域の方が出席され、盛大な祭りでありました。

 三国では、運動会等小学校を中心としたまちづくりを行っていることから、住民を含めこの計画の白紙撤回を求められております。神根、三国小学校とも現在複式学級となっており、統合には1年間の準備期間が必要と思われます。

 そこで、お尋ねします。

 まず1点目、小学校区別基本計画前期、神根、三国の保護者、学校関係者、住民等の説明会、協議の内容、進行はどの程度まで進んでいるのか、お尋ねします。

 2点目、平成26年度を目安に吉永小学校との統合と計画にありますが、この方針に変更はございませんか。

 以上、2点お尋ねします。御答弁よろしくお願いいたします。



○議長(尾川直行君) ただいまの質問に対する答弁を願います。

 西岡市長。

     〔市長 西岡憲康君 登壇〕



◎市長(西岡憲康君) それでは、金本議員の御質問にお答えいたします。

 大きな1番の1点目、市立吉永病院の地方独立行政法人化についてでありますが、従来から職員の意向を尊重して決定したいと答弁をしてまいりました。現在、吉永病院の職員を対象として地方独立行政法人化に対する賛否を問う意向調査を実施いたしております。この結果を踏まえまして、病院事業幹部会議、庁議の協議を経て最終判断をしてまいりたいと考えております。

 次に、職員への説明会の開催でありますが、これまでに2回開催をいたしております。初回は、講師を招いて地方独立行政法人化という経営形態について理解を深めるための勉強会を行いました。2回目は、職員を対象に行ったアンケート調査の質疑に対する回答を中心とした勉強会を実施いたしました。

 この間、職員が抱える不安や疑問を把握するため、アンケート調査を都合3回実施しておりまして、その回答や現況との相違点について随時職員に通知し、職員の不安解消や地方独立行政法人化に対しての理解を得られるように努力をしてきたところでございます。

 職員の反応はとのことでございますけれども、数名の反対の声は聞いておりますけれども、現在職員の意向調査を実施中ですので、結果などにつきましては改めて御報告をさせていただきます。

 次に、法人化に伴い発生する費用についてでありますが、財務会計、固定資産、人事関連のシステム新規導入費用が発生いたします。法人移行後は、現在では本庁で行われている支払い業務、人事管理業務、入札・契約業務などを法人独自で行うということとなるため、人員の増が必要ではないかと考えております。

 また評価委員や監査委員の報酬も必要となりますが、具体的な金額につきましては把握できておりません。

 なお、財源につきましては病院会計での財源確保を考えております。

 次に、独立行政法人移行に伴い公務員から非公務員となることにつきまして、退職希望や他の市立病院へ異動を希望する職員が出た場合の対応についてでありますけれども、病院自体の閉鎖や縮小を目的としていない以上、今のところ他の病院への人事異動や就職などのあっせんは考えておりません。現在、吉永病院で勤務している職員が、全員一丸となって独立行政法人に移行することが最善と考えておるわけであります。

 それから、次に2点目、和気北部衛生施設組合クリーンセンター閉鎖についてでありますが、備前市のごみ焼却場は現在進めている適地選定業務、一般廃棄物処理基本計画による方向性をもとに検討してまいりますが、新しい施設をつくるにしても早くて7年程度は要することから、引き続き現有施設を使用できるように地元に協力をお願いしていきたいというふうに考えております。

 次に、改修での処理か、新築での処理かの選択の方向性についてでありますが、先ほどお答えしましたとおり、現在進めている適地選定業務、一般廃棄物処理基本計画により方向性を検討してまいります。

 次に、吉永地域の火葬場についてでありますが、現在は和気北部衛生施設組合の斎場で火葬執行をお願いしております。そのような中で、和気北部衛生施設組合のごみ部門が平成26年3月に閉鎖することとなっており、斎場についての今後の運営方法につきましても検討中であります。市としては、吉永地域の方の利便性も考慮しながら協議を進めたいと考えております。今後、組合の正副管理者会議などで協議され、それから組合議会等で決定をされていくものと考えております。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 土山教育長。

     〔教育長 土山球一君 登壇〕



◎教育長(土山球一君) 3番の学校再編基本計画でありますが、対象といたしました学校区である4地区へ7月末までに教育委員会のたたき台である基本計画を御説明した後、2つの校区、地域には個別意見聞き取り会として9月、10月に職員が地域に出向き、自由に御意見をいただく場を設けました。ただ、残る2つの地域は調整ができず、実施に至っておりません。

 この2つが、神根、三国小学校区でありまして、議員がおっしゃるように地域ごとや地域と保護者との間の温度差や学校再編に地域振興、活性化面をあわせての協議を望まれていることが要因となっております。このことから、9月定例会でも申し上げましたが、再編整備を進めるか否かを含めて4学区ごとに異なる対応を考えなければならないと考えております。

 お尋ねの神根、三国小学校区は、それぞれの総区長さんより出前講座の開催を求められており、関係各課とともに地域振興、活性化面を加味した協議の中に教育委員会から出向きたいと考えております。

 2点目、現在の進捗状況では、平成26年度の神根小学校、三国小学校の再編は難しいと考えています。と申しますのは、今年度中に再編の方向が決まったとしても、少なくとも2年間の準備期間を要しますので、平成27年度以降に変更せざるを得ません。したがって、26年度が準備期間となり、例えば複式学級編制で行われているAB年度を解消するために加配教員を配置して、各学年の学び残しがないようにしていかなければなりません。教育委員会は、当初から申し上げておりますよう保護者、地域の合意形成が図られない場合、この学校再編を強引に進めることは考えていないことを前提にしておりますので、御理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 高橋産業部長。

     〔産業部長 高橋昌弘君 登壇〕



◎産業部長(高橋昌弘君) それでは、私から2番目の有害鳥獣被害対策についてお答えをさせていただきます。

 まず、1点目であります備前市の鹿、イノシシの推定頭数はという御質問でございますが、申しわけございませんが、県も生息数の把握はできておらず、市独自の調査も行っていないことから不明であります。

 次に、2点目の交通事故死による鹿、イノシシ等の頭数でございますが、この質問につきましては交通事故という限定した、はっきりとした頭数の把握はできておりませんが、昨年度、平成23年度に環境センターに運び込まれたものは470頭で、その内訳は鹿440頭、イノシシ30頭であります。ちなみに鹿、イノシシに関しましては即死状態になることは少なく、ほとんどが生きたまま動けない状況にあり、これを殺処分したものも含めております。

 次に、3点目であります農産物の被害件数、面積でありますが、全ての被害ということになりますと、水稲被害から果樹被害、家庭菜園まで広範囲になります。把握できているものは農業共済の水稲被害で、平成23年度は被害件数59件、被害面積は511アールとなっております。ちなみに東備管内では約380件の被害件数で、面積は3,035アールとなっております。

 続きまして、4点目であります有害鳥獣対策の今後の方針でありますが、産業委員会においても調査研究テーマとし、有害鳥獣対策として議論を重ねてまいっているところであります。

 まずは、個体を減らすことが最も重要であるとの意見をいただいております。これを受け、具体的な対策として1点目は県とは別に市独自の駆除強化月間、例えばではございますけども、有害鳥獣捕獲争闘月間等を設置する。それから2点目は、県及び市の駆除月間における駆除奨励金は割り増しとする。3点目は、猟期間中、11月15日から3月15日において市内で捕獲された鹿、イノシシに対して駆除奨励金を駆除班、猟友会ともに交付する。現在は、期間中についてはいずれも奨励金は交付しておりません。4点目は、捕獲頭数全数に対して駆除奨励金を満額交付する。

 以上、4点を考えております。

 有害鳥獣被害は農作物被害だけでなく、車両に追突するなど人身への被害も年々増加している中、緊急な問題と認識しており、平成25年度予算に反映できるよう、強く要望をしてまいりたいと考えております。

 最後に、5点目の農業共済以外での農作物被害、田、あぜ、水路等の修理に対しての補助金制度の考えはないかとの御質問ですが、農業共済では米、果樹などの被害補償はありますが、あぜ、水路等の被害補助制度はございません。市としても、これに関しての補助制度は現在のところ特に考えておりません。しかしながら、現実にはイノシシ等によるあぜの破壊や土砂等による水路の閉塞もあります。水路の土砂撤去等については被害の規模にもよりますが、農業施設の修繕工事として対応しているケースもございます。

 以上であります。



○議長(尾川直行君) 質問中途ですが、この際暫時休憩いたします。

     午後2時04分 休憩

     午後2時21分 再開



○議長(尾川直行君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 それでは、金本議員の再質問を願います。

 金本議員。



◆8番(金本享君) それでは、再質問に入らせていただきます。

 まず市長、はっきり答えてほしいんです。というのが、まず1点目、吉永病院の地方独立行政法人化についてですが、これ26年度計画方向にかじを切るんですか、切らないんですか。そこをはっきり教えてください。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) 今、アンケート調査をやっているところでありますから、その結果を見て判断しないと、今のこの段階で私が独自でやる、やらんということは申し上げられません。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) 市長、瀬戸内市でこの前新聞にも出とったんですが、瀬戸内市では平成23年に26年度から独立行政法人化しようという計画を出されとったんですよね。この話の中で武久市長におかれましては今の状態では経営等に不安があるので、これは先延ばしするという答弁をなされております。

 それから、大きな大病院、これ独立法人化したばかりに非常に経営が悪くなり、職員の待遇が悪くなり、看護師がそれこそ何十人単位、それも100人近い単位でやめていくと。経営が成り立たないから病棟閉鎖をするというような話も聞きます。そういう中から、これ今ごろになってこれからまだ今言う協議をした中でというたら26年度でやるというて間に合うんですか。もうこれ遅くとも市長の任期中に方向性を出しとかないと、4月以降から協議して、それに間に合うだけの、26年度4月から法人化できるんですか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) 26年4月より独法化とするためには、25年6月定例議会において定款議決が必要となり、そのためにも来月までには市としての方向性を決定するということが必要だと、こういうような時間的な状況でございます。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) ありがとうございます。それが聞きたかったわけです。それがないと答弁に全然ならないんですね。ありがとうございました。私もそういう方向で考えてみます。

 ただ、私も今言いましたようにこの吉永病院、今までは本当に経営のやり方、一生懸命協力した中で吉永町議会から、それから合併後の議会もいろんな協力をしていただいて、今までのところこういうような黒字経営が長いこと続いたわけなんですが、今私考えてみますと今の時代で吉永のほうも人口はどんどん減っていますね。それから、これ独立法人化になれば国保直診でいっていた補助金等が減額なる。それから、今さっき御答弁にありましたように人件費も今までやっていたことを病院でやっていかなければならない。これも非常な経費負担になると思います。

 それから、失礼な言い方かもわかりませんが、院長の後継者、これについても不安を感じます。私とすれば、独立行政法人化してもう5年も6年もたった時点であれば今があればいいんですが、これ以降6年も7年もたってそういうような状況が生まれるんじゃないか、経営難というのが出てくるんじゃないか。そうしたときにある病院のように看護師がどんどんやめていく。入ってくる看護師はいない。病棟数は閉鎖しなければいけない。そういうようなことを危惧するんですが、そういう考えは検討材料の中に入っていますか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) そういう危惧も検討に入れて検討しております。

 吉永病院の院長が言われますには、もう早く、もっと早くやらないと遅きに失するぞという言葉をある意味では信じて、だから私もそうかなというようなことで独法化へ向けてやってはきつつあるんですけれども、やはりこのアンケート調査の結果、圧倒的に反対が多いだとかなんとかというような状況になると、それを乗り越えてやるというわけにはいかない状況が起こってくる可能性もあるというふうに思いますから、やはりアンケートの結果をよく検討し、見きわめなければならないと、このように思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) ありがとうございます。

 それから、職員待遇、このことについて法人化した場合、全員がそれに同調してやっていただくというふうにお聞きしました。全くそのとおりだと思います。市がそういう方向を出した場合、全員がということになるのが当たり前だと思います。

 しかしながら、今の中にも職員さんについてはそういうような情報というのがいろいろ病院の経営難であって職員がどんどんやめていく。というには、賞与的なもんも一銭も出ない。それも大病院でですよ。備前市の小さい病院でなくて大病院でもそういうことになって看護師がやめていく。その病院については自分ところで看護の学校を持ちながら看護師が足らない。そういうような状態になっているのを看護師の方は皆情報で入っています。そういう不安を抱えた中で、もう独立行政法人化し、職員の身分が変わるんであればという人がどうしても私は何人かは出てくるんじゃないか。その26年度直にでなくても、その近いうちの何年間でそういう状態が出てくるんではないかというふうに危惧します。

 もしそういう職員がおられましたら、備前市にはおかげさまで2つの市民病院が残ります。そこのほうである程度、ある程度ですよ、人数が多ければそれは受け入れ態勢もできませんし、それから吉永病院についても看護師不足とか、そういうことも出てくると思うんですが、ある少数人数であればそういうような受け入れ態勢も他の2つの病院で対応するというようなことを考えられますか。全く考えられませんか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) 検討はせざるを得ないんじゃないかなという気がいたします。しかし、程度問題です。どれがどのぐらいの割合で出てくるかによってそれはちょっともう受け入れられんという判断するのか、あるいはそれだったら何とかしようというふうな判断になるのかというような問題じゃないかなと思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) ありがとうございました。

 それでは、小さい2番のごみ焼却施設についてお尋ねします。

 この件も1番と同じように和気北部衛生施設組合、クリーンセンター、この閉鎖、もう市長も全く御存じで26年3月まで。これで閉鎖になります。この答弁というのが、誰も知らないと思うんです、議員がですよ。私もわかりません。26年4月1日から対応ができるんですか、できないんですか、お聞きします。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) 対応というのが、何か時間的な延長なんかをしながらやりくりしてやっていくという意味というふうにとっているんですが、そうでないと何のためにこの改修、改築等を含めたクリーンセンターの問題を検討しているかわからないんですよね。かえってお金が高くかかるようだとか、幾らかかってもええからやれえというような問題とは違うんです。むしろそれを節約して何とかやりくりしようとしているのがどこの市町村でもそういう状況じゃないかなという気がいたします。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) 市長、以前に北部衛生施設組合の中で日生のごみの問題が出ましたね。これは日生のごみ、一般焼却ごみ、これを備前市のクリーンセンターで受けてくださいませんかという相談を持っていった中で、他町のごみについては一切対応しないという中で、私もその当時吉永町時代ですが、吉永の議員として和気北部衛生施設組合の議員をしておりました。こういう問題が出たと。ごみのことだから一日も待ていないであろうと。備前が受けてあげなければ吉永、こっちの和気の北部衛生で受けないと日生の人は困るんじゃないか。そんなむちゃな話はない。その中で、向こうの委員会の中でも日生のごみを受け入れる、受け入れないということで非常にすったもんだがあったのは御存じでしょ。

 私が心配するのは、今の状態で、まして日生、吉永のごみを26年3月以降、4月1日からこれ備前で受けてくれないという、仮にですよ、100分の1でもその疑いがあった場合、これどうすりゃいいんですか。これもうぼちぼちにそういうことが市長の3月いっぱいの任期中にとりあえずは、26年4月1日からとりあえずは吉永のごみ、日生のごみ、それから備前市のごみ、これを対応できるという確約をもらっていないと、その1カ月、2カ月前になってだめじゃということになった場合、もうとてもじゃないけど、ごみのことですから待てないんで、その決定というのはもう方向が出ていないと、きょうの一般質問の中で清水議員も言われましたけど、結局本当にそういう場合が仮にできた場合どうするなら。そしたら、絶対今の八木山でその対応ができるんかという答弁が出てこないんですね。今までもずっとその何人かの同僚議員が一般質問されましたけど、これも一切出ていません。私たちの危惧する、特に日生、吉永の議員にすれば果たして本当に26年4月1日からのごみがどうにか対応できるんだろうかというのが一番不安なんです。住民もそうです。その点をはっきりしたお答えを市長の任期中にぜひ出してほしいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) 私が合併して新しく市長になってから前にこういうことがあったんだ。これもう吉永、日生のごみは受けないんだとか、そういうことがあったんだというようなことは聞きました、後になって。しかし、そういうことがあったという事実だけであって、今今回の場合に仮の話は、今は例えば和気町のごみといったら和気町のごみということになるかもわかりませんけども、今日生のごみとか、あるいは吉永のごみとかといってももう合併して自治体が一つになっているわけですから、また議員の皆さんあるいは地区民の皆さんの判断も違ってくるんじゃないかなと思うんです。もちろん我々はその努力はしていかなければならないとは思いますけども、ちょっとその合併前と現在とは違うような気がいたします。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) 市長、それ答弁になってませんよ。私たちが思うのは、26年4月1日から対応ができるかできんのか。今の市長の話では、私たちは26年4月以降の対応ができるようにとれません。万が一ということもあるんじゃないかというふうに推測しておりますが、いかがですか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) 仮だからは仮ですけれども、とにかく4月1日以降もやっていかにゃいけんわけですから、必ずそれは実施していくということで話し合いを進めていかなきゃならないと、このように思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) もうこれからは同じ答えしか出てこないと思います。私たちの一番の願いというのは、とりあえずは26年4月1日からごみを出すところがないというふうにだけはなくしていかなければなりませんので、その点だけは頭に入れておいてやってください。

 それから、小さい3番目ですけれども、和気の火葬場ですね。これ26年以降、26年3月同じように今までお願いしとった和気北部衛生施設組合、これに管理をお願いしとったんですが、これは今までどおりお願いできる可能性というのはいかがですか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) 可能性というよりは、やはり吉永町を中心とする住民の皆さんの意向を受けながら、その意向に沿ったような形で、例えば今までと同じような一部事務組合で残すのか、あるいは和気町へ委託という形にするのか、あるいは一部事務組合、その一部を火葬場だけに限定した形でやるのかといろんな選択肢がありますから、その選択肢をこれから正副管理者会議で決めていきながら、その議会の議員の意向も聞いていきたいと、聞いていかなきゃならないと、このように考えております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) ありがとうございます。ぜひ来年の3月、市長任期中にこの方向性も決めていただけたらと思います。

 それでは、大きい2番、有害鳥獣の被害対策についてお尋ねします。

 ここの中で私が言いたいのは農業共済ですね。これ担当者の人は一番御存じだと思うんですけども、ことしなんか非常に多いんですけども、農業共済というのは、被害というのは1割程度の被害ではもちろん出ません。極端に言えば、ここの中にお百姓された人が、稲作をされとる人が何人おるんかわかりませんが、大ざっぱな数字を言います。1町つくられて3反全滅したという以上ぐらいにならないと共済金は皆無だと思います。例えば1町のうち2反全滅したということでは、これは例が違いますけど、田んぼの枚数があったりしたら違いますよ。実際の作付面積からいえばそういうのが農業共済の対応なんです。

 本年度なんかも、1割、2割の被害というのはたくさんあるんです。農業委員さんにお願いしてどうでしょうかというて、これ2割もあらゃへんがな。そがあなん対象初めからなりゃへんで。3割以上にならんとありゃへんでいうのが実情なんです。そうなんです。全く言われるとおりです。それが農業共済の対応なんです。

 実際に考えてみてください。1町作付をされて2反5畝全滅になった。一銭も被害の補償がない。これで農業共済はとられるんですよね、掛金は先にとられるんですよね。おかしい思いません。何とか農業共済に当てはまらない、例えばそれを率を例えば1割5分に下げるとか、それで農業共済以外のもので補償するとか、そういう考えはございませんか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 高橋産業部長。



◎産業部長(高橋昌弘君) 農業共済は、制度上3割ということでございます。それ以下の被害についての単市で持ってでもの補償制度はという質問だと思います。

 共済以外にそういう制度、あるいは割り増しを独自でしている自治体があるかないか、ちょっと私が今この場でお答えできませんのんで、その辺もあわせて県下でも共済以外の部分の制度を新たに設けているところがあればその辺はちょっと調べさせていただいて、実態確かにそういう、例えば29%になれば補助にならないというような状況にもありますので、ちょっと調べさせていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) ありがとうございました。よろしくお願いいたします。

 それから、5番目ですが、特に激しいのが、高橋部長の言われましたように畦畔、田んぼの畦畔、それから水路、特にこれからが多いですが、餌がなくなるこれから12月、1月になってからが多いんですが、もう今現在でも田んぼの畦畔が全然なくなっているところがあります。これは見に来ていただいたらすぐわかります。各個人で畦畔をつくるといったら大変なことになると思います。人力だけではちょっと無理でないか。重機を入れての改修をしないと後稲作もできないというような状態になっておるところもあります。こういうことについて、何らかの補助金対象は検討はなされませんか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 高橋産業部長。



◎産業部長(高橋昌弘君) 特に、農地は個人財産ということで、その農地の災害復旧等においても本市の場合土地改良でするとしても、農地につきましては災害以外をやるという制度は現在のところございません。そういう場合は土地改良の事業で考えますと、そういうふうな話しかできません。しかしながら、有害鳥獣の、特に吉永地域なんか山間部でそういう問題が現実の問題として非常に困られていることと思います。そうした中で、安易にではないんですけども、慎重にある程度状況あるいは皆さんの耕作者等のお考え等も聞きながら、土地改良とはまた違った方向で考えていく必要はあるとは思います。ちょっと回答とすれば現時点ではその程度で理解していただきたいと思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) 非常に前向きなお答えをいただきました。ありがとうございます。

 もう一点だけお願いします。

 これは新聞報道で私も見ただけで、実際に現地を見たことはありません。県内で次々と大型の捕獲おり、これもう美作市が去年、おととしですか、これやっておったと思います。それから、今回奈義町で、これ県下最大ということで、国の補助を受けながら周囲280メートルですか、非常に大きな捕獲おりの設置をし、この12月から使用をしているということでございます。これの実績がどれだけ上がるのか、私もわかりません。ほんで、多分美作市、それから奈義町についてもなかなかこの統計というのはまだ出ていないかもわかりません。そういうことの中で、備前市でもそういうようなことが検討はなされますか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 高橋産業部長。



◎産業部長(高橋昌弘君) ことしだったと思います。美作市で幅が8メートル、長さが4メートル、高さが2メートル程度のものを5基設置したというお話は聞いておりますし、一度に5から6頭の捕獲が可能ということで、実際にちょっと確認してみたところ、思った以上の効果がないんだというような形で美作市の場合はお聞きしとるようです。

 それから、奈義町につきましては最近中がくぼんだひょうたん型のような形のものを設置するというお話を聞いておりますが、いずれにしても先進といいますか、その結果があるわけなんで、その結果を見させていただきながら、なおかつ本市の猟友会の方あるいは駆除班の方々の意見等も聞きながら、有効であれば今後検討していく必要はあろうかと思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 金本議員。



◆8番(金本享君) ありがとうございました。これも多分1年や2年でなかなか数字的なもんも出るか出ないかわかりません。一つ研究の材料にはしてみてやってください。よろしくお願いします。

 それから、学校の再編成計画についてですが、教育長、計画の中には神根、三国については前期26年度を目指すということが、そういう準備期間等から27年度以降になるであろうという答弁をいただきました。これはっきりした数字ですので、そのようにまた住民の方にも御答弁は26年でなくて、年度は27年度以降ですよということはお伝えしたいと思います。

 これ教育長が行かれた中で住民の意見、それから保護者の意見であるとか、いろいろ聞いた中で判断をさせていただきますと。それを無視しては一切しませんということを言っていただいておりますので、住民の方も、それから保護者の方もそういうことで安心はしております。

 先ほど、私が言いましたように、特に前期の神根、三国につきましてはそういうような内情が今までにあった、保育園のことがあって、幼稚園が廃止になる。それが今度はそのまま存続して残るというような話があって、ようやくその熱が冷めんうちに幼稚園はほっといて今度は小学校じゃぞと。ちょっと住民もそれ、保護者の人も戸惑っているのが、それは現実だと思います。

 だから、そういうことも踏まえ、それから三国地区においては運動会、それから先日もありました三国ふるさと祭りですか、これにも地区の人が全然子供さんがおられない住民の方も出席し、それから参加なされてそういうような村づくりの一つとして学校を中心としたことをやっておられる。これも確かですので、できればまた教育委員会のほうでも、運動会のほうにはこの前も教育長お見えいただいて、こういう内容で三国はやっているんだなということがよくわかったと思います。できればふるさと祭り、学習発表会ですね。これも一度教育委員会からぜひ行ってみてやってください。

 そういうことで、子供さんのおられない家庭も出席し、そういうような祭りとしてやっておられますので、ぜひそういうことも一度は見ていただいて、見んとわかりませんので、見ていただいて、こういう統廃合の話についても頭に入れた中で進めていっていただけたらと思います。特に、はっきりした27年以降ということが出ましたので、ありがとうございましたということで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(尾川直行君) 以上で金本議員の質問を終わります。

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○議長(尾川直行君) 次に、守井議員の一般質問を願います。

 6番守井議員。

     〔6番 守井秀龍君 登壇〕



◆6番(守井秀龍君) それでは、お疲れのところ最後となりましたが、通告に従い一般質問いたします。

 先ほどの金本議員と重なった部分が幾らかございますが、ちょっと質問が変わるかもしれませんけれども、質問をいたしたいと思います。

 まず第1点、市長はこのたび11月12日に記者会見を行い、来期の市長選は立候補せず、今期限りで引退することを表明されました。2期8年大変御苦労さまでございました。

 まだまだ元気ですので、やり残したことも数々あるのではと思います。この2期8年間、また今期は岡山県市長会会長として激務をこなされ、大変御苦労さまでございました。この2期8年間は、1市2町が合併し、地域の融和や合併に伴う諸問題を解決するのに尽力され、政治は端から端からと合併に伴うリスクをカバーしていただき、大変感謝しているところです。

 この間、実質公債費比率も平成18年23.7%から平成23年度決算では17.4%に改善され、基金残高も財政調整基金及び減債基金の合計も合併時の約11億円から平成23年度決算で約32億円と積み増しされています。これらも集中改革プラン等による削減策を適正に実施しているからこその成果だと思います。

 また、事業も保育料の値下げ、医療費の無料化、病院の改築、下水道の整備、学校耐震化の推進、幼保一体施設の整備、(仮称)日生大橋の着工など、着々と成果がなされています。これも市長の決断と実行力のたまものと思われます。

 一方、まだこれから一層の学校耐震化事業や3連動大地震対策、企業誘致、働く場所の確保、中山間地域の活性化、人口減少対策など課題も多いのではと思います。退任を発表された時点で、現時点で市長はこの2期8年間を総括してどのような成果があったとお考えか、また今後どのような課題が山積しているか、お考えをお聞かせ願えればと思います。

 次に2点目、環境行政についてお聞きします。

 この点につきましては、さきの金本議員と重なっている分がありますので、そのあたりは省略して一般質問したいと思います。

 御存じのとおり、先ほども話がございましたけれども、和気北部衛生施設組合はごみ関係業務を平成26年3月31日に終了する予定となっています。それに伴い、諸問題が山積しております。その問題については先ほど金本議員からの御指摘のとおりでございます。

 これらのことから何点かお聞きいたしたいと思います。

 備前広域環境施設組合の解散に伴い、和気北部衛生施設組合で行っていたごみ焼却業務が中止となります。そのため、組合で行っていた事業はそれぞれ2市1町が処理することとなります。

 そこでまず、備前市では現在ごみ焼却場の事業について候補地を選定する委託費が計上され、現在進められておるということでございます。この点につきましては、選定候補地を決め、そして2次選定を行う時点となっているということのようでございます。

 とはいっても、平成26年3月にはごみ焼却を中止します。現在、平成24年度も末期を迎えていることでございます。先ほどの話でも、新しいごみ焼却場をやるとしても相当の期間がかかるということでございます。

 それで、まず第1点、先ほどの答弁の中でクリーンセンター備前へ引き続いてお願いしているということでございます。それにいたしても、第1点、質問でございますが、現在和気北部衛生施設組合で行っている業務から備前市の業務へ変わる必要があるわけでございます。収集業務は、現在9種23分別で行っておりますけれども、和気北部衛生施設組合はそのとおりではないというようなことがございます。そのあたりのやはり経過措置も必要ではないかというふうに思います。どちらで受けるにいたしましても、今のシステムを変える必要があるのかないのか、そしてまた変えるにもすぐには変えられない状況が発生するだろうと思います。暫定期間等も必要ではないんかと思います。そのあたりの新しい処理に変えたときの暫定期間の考え方、そのあたりはいかがお考えか、お聞きいたしたいと思います。

 それから、先ほど日生町のごみ焼却については御答弁ございましたので、これは先ほどの答弁で結構だと思っております。

 どちらにいたしましても、ごみ焼却業務につきまして市民が困らない状況を早期に決定して方向性を定めてやらなければならないということだと思いますので、その点についても決意をお聞きしたいというふうに思います。

 続きまして、先ほどお話がございました斎場業務でございます。

 斎場業務につきましては、現在まだ和気北部衛生施設組合でどのようにするか、まだ決定されておりません。これはまだ和気北部衛生施設組合での決定を待っての方向となるわけですけれども、先ほどの答弁では吉永町地区民に不利益をこうむらない方法でお願いしたいと。その中には委託のやり方、それから和気北部衛生施設組合を縮小する案、そして新たな北部衛生施設組合をつくる方向等さまざまな方向が考えられる。また、これ2市1町で和気北部衛生施設組合を構成しておりますから、他の赤磐市、和気町の意向もどういう意向であるかというのも含みながらの問題とはなります。このあたり、旧吉永町住民が困らない方向で進めていくんだという決意をお聞かせ願えればというふうに思っております。その点の御答弁をお願いしたいと思います。

 次に、現在備前市では9種23分別の取り組みを行っておるということでございます。かなり進んでおるということでございますが、現在の取り組み状況についてお聞きしたいというふうに思います。

 次に、再生資源回収センターについてお聞きしたいと思います。

 先日、先進地視察を行いまして愛知県日進市を視察いたしました。日進市では、市役所の近くにエコドームを建設し、再生資源回収センターをシルバー人材センターの人を雇用して運営していました。徳島県上勝町でも同様の施設を運営しています。備前市でも、ごみゼロを目指す取り組みの中でこのような資源回収センターが必要と思われます。いかがお考えか、お聞きしたいと思います。

 次に、大きな3番目、閑谷学校世界遺産登録について教育長にお聞きしたいと思います。

 今年度、単独で世界遺産登録を目指すとしている件についてでございます。

 先日、政務報告の中で10月にいろんな文化庁へのお話をしたということがございました。状況についてどのようになっているのか、お聞きいたしたいと思います。

 2番目に、さきの新聞に水戸市と足利市、日田市が水戸の弘道館、足利学校、日田の咸宜園が合同で協議会を設置して、申請を行う方向で連携しておるというようなことが述べられていました。当初は、この3市と備前市も一体で進めていこうという意向もあったわけですけれども、いろんな事情から単独でというようなことの申請になっております。今後、これらとの連携は考えられないのかどうか。客観的に見た場合、論理的な観点を詰めていけばなかなか一緒にはなれないかもしれませんけれども、客観的じゃなくて一般的に素人的に見た場合は、それぞれが一緒のように私たちは感じるわけなんですけれども、いかがお考えか、お聞きいたしたいと思います。

 せっかくの教育的、江戸時代等の近世の教育的資産なので、その3市とも合同でやるのがいいんではないかなあというような感じでは思います。

 続きまして、上下水道部長にお聞きいたします。

 22年6月の一般質問でお聞きいたしましたが、吉永地区の特定環境保全公共下水道事業の雨水整備についてであります。

 平成元年に事業認可を受け、その後4回の変更認可を受け、現在認可申請面積92.5ヘクタールのうち平成21年度までに約83ヘクタールが整備され、整備率約90%となっているということでございます。雨水幹線整備が5,300メートル、雨水枝線の整備は6,000メートル、雨水ポンプ場が1カ所の整備が完了しているということでございます。残り9.5ヘクタールを平成27年度末までに整備予定ということで、緊急性が高く、地元関係者の協力が得られる箇所から順次整備していくという予定であります。その後の整備状況はどのようになっているか、お聞きいたしたいと思います。

 そしてまた、27年度末で今期の計画期間ということでございます。次期の計画がどのようになっておるか、お聞きいたしたいと思います。

 雨水整備は安全・安心の町の整備に欠かせないものです。

 以上、御答弁よろしくお願いいたします。



○議長(尾川直行君) ただいまの質問に対する答弁を願います。

 西岡市長。

     〔市長 西岡憲康君 登壇〕



◎市長(西岡憲康君) それでは、守井議員の質問に順次お答えしてまいります。

 1番の2期8年の成果と今後の課題についてでありますが、懸案でありました病院建設事業は、全ての病院の整備が完了し、市民皆様に各地域で適切な医療サービスが提供できる施設の整備を行うことができました。

 また、島民の悲願でありました架橋事業につきましても順調に工事が進んでおります。当初の予定どおり、平成27年3月末の完成が見込まれております。

 さらには、小・中学生の医療費窓口負担の無料化等市民の安全・安心を最優先とした事業に取り組んでまいりました。残された課題といたしましては、ごみ焼却施設の問題、学校施設の耐震化、吉永幼保一体型施設の整備等々があります。

 ごみ焼却施設につきましては、近日中に地元に説明に出向く予定にいたしておりますが、私の任期中に今後の方向性を示すべく努力してまいります。

 また、学校施設の耐震化は、備前市の将来を担う子供たちのために計画を前倒しして実施しており、平成27年度中に整備を完了するべく進めているところであり、吉永幼保一体型施設につきましては整備に向けて何らかの道筋をつけていきたいと考えております。

 このように市民の安全・安心が第一と考え、市政に取り組んできた2期8年間でありましたが、残された課題は解決するべく精いっぱい備前市発展のために尽くしてまいりたいと思います。

 それから次に、大きな2番目の1点目、これは1点目から6点目までですから、何やかんや入りまじっておりますからどれとどれがダブるか、ダブらんのかようわかりません。だから、聞くほうでちょっとそれを整理してみてください。

 1点目の備前市ごみ焼却場の今後についてでありますが、現在進めております適地選定業務、一般廃棄物処理基本計画による方向性をもとに検討してまいりますけれども、新しい施設をつくるには、それをつくるにしましても早くて7年程度は要することから、引き続き現有施設を使用させてほしいということを地元にお願いしていきたいと、またいかざるを得ないというふうに考えております。

 次に、2点目の吉永地区のごみ焼却業務の今後についてでありますが、和気北部衛生施設組合が26年3月末に解散することで、吉永地区のごみにつきましては備前市で処理することとなります。収集体制につきましては、今後和気北部衛生施設組合と協議しながら検討していきます。また、焼却につきましても地元にお願いをしていきたいと考えております。

 同様に、3点目の旧日生地区のごみ焼却業務についても地元にお願いしていきたいと考えております。

 次に、4点目の吉永地域の火葬についてでありますけれども、金本議員にお答えしたとおりでございます。今後、組合の正副管理者会議等で協議され、組合議会等で決定をされていくものと考えております。

 次に、5点目の備前市における9種23分別の取り組みにつきましてでありますが、吉永地区を除く備前地域、日生地域での取り組みは、町内会での実施率は74.8%、住民数での実施率は69.5%であります。随時町内会単位で取り組みの準備や住民説明会などを実施しておりますけれども、資源回収ステーション設置までの地元協議などに時間がかかり、思った以上に進んでいないのが現状であります。

 次に、6点目の再生資源回収センターについてでありますが、市では9種23分別の取り組みの中で町内会単位で資源回収ステーションを設置し、ごみの減量化、資源化を推進しているところであります。現段階で備前、日生地域の進捗率は約70%でありまして、資源回収場所は約140カ所程度が設置できております。市全域で9種23分別回収が完成すれば、その数は約250カ所程度になると予定をいたしております。

 この取り組み状況を踏まえ、資源再生回収センターについてどのような施設が必要であるのか、どのような運営が効率的なのか等を検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 土山教育長。

     〔教育長 土山球一君 登壇〕



◎教育長(土山球一君) 旧閑谷学校の世界遺産登録についての御質問にお答えいたします。

 まず、1番についてですが、本年4月に平成20年9月の文化庁審査結果に付された課題に対して研究成果報告書を提出しました。その後、10月にこの報告書の補足説明に行ってまいりました。世界遺産特別委員会の審査までにはまだまだ時間を要する印象を受けましたが、その際文化庁からは世界遺産学の専門家からの意見を取り入れるようにとの指導をいただきました。

 これを受け、去る11月28日にはICOMOS国際記念物遺跡会議会員を閑谷学校にお招きし、資産の残りのよさは卓越しているという評価をいただいたところです。

 次に、水戸市、足利市、日田市との連携でありますが、さきの文化庁への口頭説明の際も3市との連携を示唆されておりません。閑谷学校は、世界遺産では他にない近世日本の教育資産で、暫定一覧への登載を目指しています。

 近世日本の教育は、現在のように整備された教育課程ではなく、学ぶ者の主体性をたっとぶシステムでありました。これにより、日本は発展したと言われています。この歴史的事実を物語る資産として閑谷学校が世界遺産に名乗りを上げています。

 近世の教育を世界に説明するためには、さまざまな類別資産の代表を列挙し説明する方法と、一つの資産でその時代の教育を説明する方法とがあります。列挙の方法では、それぞれの時代、地域、教育の対象、社会的背景が異なり、その主題の設定が困難な場合もあります。閑谷学校は、資産の残りのよさもさることながら、さまざまな要素を内包する資産と考えられるので、学術的論拠を持って世界遺産に名乗りを上げられるものです。したがいまして、他の資産との連携は考えていません。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 石橋上下水道部長。

     〔上下水道部長 石橋雅之君 登壇〕



◎上下水道部長(石橋雅之君) それでは、私から4番の特定環境整備事業雨水整備の進捗状況についてお答えします。

 まず、22年度以降の整備状況についてでありますが、22年度と23年度は合わせて金谷地区のJR山陽本線付近の雨水幹線78.3メートル、0.9ヘクタールを整備し、24年度は吉永中地区の雨水ポンプ場へ流入する雨水幹線104メートル、0.5ヘクタールを整備する予定であります。24年度末の整備率は、認可面積92.5ヘクタールに対し整備済み面積は84.4ヘクタールとなり、91.2%の予定となります。

 次に、次期の計画についてでありますが、残っている未整備箇所を整備の緊急性が高く、地元関係者の用地などの協力が得られる箇所から順次整備を進めていく予定であります。雨水整備は安全に暮らせるまちづくりの観点からも必要不可欠と認識しておりますので、早期の完成に努めていきたいと考えております。

 以上であります。



○議長(尾川直行君) よろしいか──再質問に入ります。

 守井議員。



◆6番(守井秀龍君) 再質問の第1点でございます。

 本当にいろいろ2期8年の間に懸案事項、決断して物事を決めていっていただいたなあというふうに思っております。

 今後の課題として、残期の間に方向性をきちっと決めていきたいと。認定こども園の問題、吉永幼保の一体施設、それからごみ焼却施設などおっしゃってましたけれども、今後備前市が発展していくためには市長としてどんなことが特に課題として、今後の話ですよね。来年の4月以降なり、今後の将来に向かっての話ですね。どういうことが必要かなあともしお気づきなり考えがありましたらお聞きしたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) やはりいつも私が申しておりますように、町というのは汽車に例えますと機関車が要り、客車が要り、そしてどの客車にどの車両にどういう人が乗っているか、どういう方向に行くんかというようなことによく例えるんですけども、やはり機関車ですわ。機関車によって、その汽車を引っ張っていく人がいないとだめ。ということは、言いかえますと企業誘致ということですよね。やはり福祉も大切ですが、福祉をするためにはやはり企業、企業の力があって初めて福祉の貨物列車あるいは客車が引っ張られていくんだろうと思います。そういう意味で、やはり何といっても産業の発展というか、企業の発達、発達というか、発展ですね。私は、それが、これは別に備前市だけじゃなくて、どこの町へ行っても同じことですけど、と思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 守井議員。



◆6番(守井秀龍君) 機関車が必要だというお話は以前からもよくお聞きしております。

 全国どこ、津々浦々でもそういう地域の活性化、そういう企業誘致等を行っております現時点では非常に難しい状況になっておるというようなことで、また別な意味からもそういう機関車になるものをつくっていかなければいけないという状況に、またこれ人も必要ではないかというふうに思っております。

 その点、人のことについてはいかがお考えか、ちょっとお聞きしたいというふうに思います。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) 人といっても子供を育ててつくっていく人と、それからよそから連れてきて働きに来てもらうという人といろいろあると思うんですよね。それで、両方要ると思います。時間をかけたらやはり子供を育てて大きくしていくという意味での人も要りましょう。しかし、どういう形でもやはり人がいないと確かに仕事にならんですわ。という意味で、人の大切さというのをよく感じます。

 しかし、ただこういう今この備前市だけじゃなくてどこの地域でも周辺地域、中心部からの周辺地域はみんな減っております。これからも減るでしょう、例外なく。その減る減りぐあいですね。それをどういうふうに弱めていくか、食いとめていくか、少なくしていくかというのが我々に課せられた課題じゃないかなという気がします。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 守井議員。



◆6番(守井秀龍君) ありがとうございました。今後の参考にぜひしていきたいというふうに思います。

 続きまして、ごみの関係で、市民の困らない状況というのをぜひつくっていきたい、進めたいという意向であるようですので、その点だけ再確認をさせていただきたいというふうに思います。

 市民が困らない状況をつくっていくという意向、はっきりそういう意向で進めていくんだという気持ちをお聞きしたいというふうに思います。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) 市民を困らせようと思って市政をやっている人は私誰もおらんと思うんですよ。だから、もう常に市民が困らないというふうに思うんです。しかし、その程度問題です。そういうふうな便利さの面で困らないと、例えばお金の面で困らないという面もあると思うんですよね。何のためにそういうクリーンセンターを建てかえようと、つくりかえようとしているかといいますか、やはりみんなで効率いいものをつくって仲よく利用して、活用してということを考えて、そのためにしょうるわけですから、だから過渡期的には不便な地域もあると思います。ありますけども、全部が全部便利で、全部が全部効率的でということはなかなかないと思うんですよね。だから、皆さん少しは不便な地域もあれば、少しは我慢しなけりゃならない地域も出てくるということも、やはりみんなで考えていただかなければいけないんじゃないかなという気がいたします。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 守井議員。



◆6番(守井秀龍君) 1点だけここで思うわけですけれども、やはりいろんな業務が変更していくわけですよね、業務が変わっていくというような状況になってくるわけで、市民にとってはある日突然業務が変わるとか変更になるということが、やはり物事の流れといいますか、情報ですとか、そういうものがきちんとあらかじめ流されていくのが当然の話だと思いますので、その点も情報といいますか、広報といいますか、随時早目に出していただいて、市民がそういう方向があるんだということを認識していただくということで、ぜひとも情報提供をしていっていただきたいというふうに思いますが、その点はいかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 西岡市長。



◎市長(西岡憲康君) ある日突然ということはないと思います。しかし、時間がかかる場合と、余り時間をかけなくて早々とそれを進める場合といろいろあるんですよね。しかし、なるべく皆さんが困らないためには前もって早々と説明をして、大体方向づけも言うて、大体こういう方向で行くんだなあということも皆さんがだんだんだんだん覚悟しながらやっていけば、文句も少ないんじゃないかなという気がするんですよ。なるべくそういう方向でやりたいと、このように思います。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 守井議員。



◆6番(守井秀龍君) ぜひそのようにお願いしたいというふうに思います。

 続きまして、世界遺産の件についてちょっとお聞きします。

 今のお話では旧閑谷学校の遺産がかなり評価が高いというような感触を得られておるというようなことのようでございます。そのあたりの文化庁の関係、それから市当局の考え方はどんな、世界遺産に登録される可能性がかなりあるのか、そのあたりはどういう心境かちょっとお聞かせ願えればと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 土山教育長。



◎教育長(土山球一君) まだ、現在の段階ではまだまだ道のりは厳しいなというところがあります。今、暫定遺産表に載っておりました富士山、鎌倉、これが大体文化庁では始末をつけておるということの話を聞きます。それで、25年度は富岡製糸場と絹織物遺産群、ここへいくようなことを聞いております。それが終わりますと、暫定一覧表の記載へいっていくのかどうかということと、今暫定一覧への登載をストップしておりますので、20件ほど待っております、私どもと同じような形で。それが20件ほど待っておるものの中で、教育遺産ということについてはかなり世界遺産特別委員会の中でも注目を浴びているようなところがありますので、教育遺産への取り扱いがどうなるのかというのが、この25年、26年では出てくるのではないかなと思っております。

 私たち備前市といたしましては、先ほど参りました文化庁へ行きまして、世界遺産室長、それから世界遺産の専門官、こういう方の御指導とか御示唆、それから世界遺産特別委員会にも所属されている世界遺産学の先生、そういう方の御指導を見て、今の研究に対してしっかりと戦略的に備前市としての訴える要素をふやしていきたいかなということを考えています。

 また、それとまた並行しましてユネスコとの関係を持つような事業も、学びフォーラムというのをこの2月にも計画しております。こういうような活動を持って今後取り組んでいくようになろうかと思っております。まだまだ道のりは遠い。今、12件暫定一覧表に載っておりまして、1年に1件しか行きませんので、もう10年以上先の話になるんではないかなと思っております。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 守井議員。



◆6番(守井秀龍君) もう一点なんですが、先ほどもちょっとお話をさせていただきましたけれども、水戸の弘道館あるいは足利学校、それから咸宜園、これらが江戸時代なり中世の教育資産というような感じで、見た感じはちょっと同じようなものに見えるわけなんですけど、論理的にいろいろ調べていくとそのあたりの考え方と閑谷学校は性格がちょっと違うんだというようなことで説得力がそれのほうがあるんではないかというお話をちょっと聞かせていただいておりますが、そのとおりでしょうか。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 土山教育長。



◎教育長(土山球一君) 水戸の弘道館、それから足利学校、咸宜園ということでございますが、足利学校につきましては中世から始まっておりまして、近世の教育と言えるかどうかというのは一つの疑問があろうかと思います。それから、水戸の弘道館はもう近世の一番終わり、近世というのは大体江戸時代、桃山期から江戸時代ぐらいのことですけれども、水戸の弘道館については大きな教育的役割は果たしておると。それから、咸宜園のほうも私塾としては大きな役割を果たしているということは感じます。

 ところが、これを類別資産として近世の教育を語ろうとしていたときに、それより前に例えば寺子屋、それから私塾、そして郷学、藩校、こういうような類別があるわけですけれども、その類別をしていたときに、まずそれぞれの資産について資産の残りのよさというところ、閑谷学校は卓越した資産であるという評価をこの前も受けたわけですけれども、残りのよさということが非常に疑問が残るところもあります。

 世界遺産に登録をされるということはどういうことかというと、その遺産をぱっと見て、本当に飢えに苦しんでいる人が見てもこれは後世まで残さなければいけない資産だということを世界中の人に認めてもらわないといけないわけです。そういう資産であるかどうかということがあります。だから、日本ではまだまだ知らない人も多いですけど、閑谷学校はその候補になり得る価値があるのではないかなということを思っております。ほかの資産については、そのことは余り私からは言いたくありません。

 以上です。



○議長(尾川直行君) 守井議員。



◆6番(守井秀龍君) それぞれの足利学校、それから水戸の弘道館、咸宜園と別個に旧閑谷学校は申請するというようなことで、これはそういう方向であるということですけれども、論理的にその方向があるようですけど、もし一緒になれるとすれば例えば文化庁からの指導とか、そういうことがあればということになれば一緒にということも考えられるということで、独自では難しいけれども、そういう外的な何かがあればそういうことも考えていかなければいけないということはお考えかどうか、お聞きしたいと思います。



○議長(尾川直行君) 答弁を願います。

 土山教育長。



◎教育長(土山球一君) 前回の文化庁への説明のときにはそういう連携という方向は出なかったわけですけれども、これから後特別委員会等が開催されると思いますので、そういう中での動きが変わってくれば、それはあり得ることかと思います。

 ただ、江戸時代の教育施設といいましたらもう非常にたくさんあります。ここに今私どもが調べているのでも、かなり残っているものを調べているのでも18種あります。そういう18種の中で、例えば御存じのものかどうか言ってみますと、長野県の長野市にある旧文武学校、大阪の大阪市にあります適塾、山口県の萩市にあります松下村塾、広島県の福山市にある廉塾、それから旧弘道館、こういうようなところがかなりのそれぞれの私塾から藩校までのよく残っている代表的なようなものでありますので、今後の動きでどのような組み合わせをしなさいとかというようなことが文化庁から出るかもしれません。だけど、そうなればまた、何しろ十何年かかることですので、そういう方向性も出てくるかもしれません。

 以上でございます。



○議長(尾川直行君) 守井議員。



◆6番(守井秀龍君) ぜひ世界遺産登録ができるように、いろいろ御尽力いただきたいというふうに思います。

 最後に、特環整備事業で若干でも進んでおるというようなことをお聞きいたしました。安全・安心な面からも、より雨水整備について進めていっていただきたいということを要望して終わります。どうもありがとうございました。



○議長(尾川直行君) 以上で守井議員の質問を終わります。

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○議長(尾川直行君) この際、申し上げます。

 本日の一般質問はこれで終わりとし、後の方の質問については明日行いたいと思います。

 本日はこれにて散会いたします。

 皆さん、御苦労さまでした。

     午後3時26分 散会