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岡山県 高梁市

平成22年第10回12月定例会 12月09日−03号




平成22年第10回12月定例会 − 12月09日−03号







平成22年第10回12月定例会



        平成22年第10回高梁市議会(定例)会議録(第3号)



 平成22年12月9日(木曜日)

            〇議   事   日   程

             午前10時開議

第1 一般質問

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            〇本日の会議に付した事件

日程第1 一般質問

     14番 宮田 公人君

     17番 三上 孝子君

     1番 大森 一生君

     11番 倉野 嗣雄君

     12番 植田 二郎君

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            〇出   席   議   員

1番  大  森  一  生 君          2番  森  田  仲  一 君

3番  宮  田  好  夫 君          4番  内  田  大  治 君

5番  小  林  重  樹 君          6番  柳  井  正  昭 君

7番  田  島     肇 君          8番  長  江  和  幸 君

9番  細  川  繁  信 君          10番  丸  山  茂  紀 君

11番  倉  野  嗣  雄 君          12番  植  田  二  郎 君

13番  川  上  博  司 君          14番  宮  田  公  人 君

15番  田  中  広  二 君          16番  大  月  健  一 君

17番  三  上  孝  子 君          18番  妹  尾  直  言 君

19番  山  縣  喜  義 君          20番  村  上  信  吾 君

21番  難  波  英  夫 君          22番  三  谷     實 君

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            〇出席した事務局職員

事務局長     竹 並 信 二          次長       西   由 子

政務調査係長   川 上 英 嗣          議事係長     黄 江   浩

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

            〇説明のため出席した者

〔市長部局〕

  市長      近 藤 隆 則 君      総務部長    藤 澤 政 裕 君

  産業経済部長  三 村   潔 君      市民生活部長  野 口 悦 司 君

  病院事務長   黒 川 康 司 君      会計管理者   佐 野 金 司 君

  総務課長    島 田   一 君

〔教育委員会〕

  教育長     平 田   守 君      教育次長    山 口 利 弘 君

〔消  防〕

  消防長     三 村 靖 行 君

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

            午前10時0分 開議



○議長(三谷實君) 皆さんおはようございます。

 ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより平成22年第10回高梁市議会(定例)3日目の会議を開きます。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしておりますように一般質問であります。

 質問の順序は通告質問一覧表のとおりであります。

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第1 一般質問



○議長(三谷實君) まず、宮田公人君の質問を願います。

 宮田公人君。

            〔14番 宮田公人君 質問席〕



◆14番(宮田公人君) 14番の宮田公人でございます。

 ただいま議長から発言の許可をいただきましたので、通告しておりますとおり、順次質問をしてまいりたいと思います。

 今回、日ごろ私ども議員も執行部も、もうあれもこれもの時代じゃないと、これからはあれかこれかの時代だという形でしっかりと選びなさいと申し上げるわけでございますが、改めて冷静に自分の質問を見ておりますと、まさにあれもこれもの質問でございまして、大変量が多うございます。若干駆け足になるかと思いますが、適切な答弁をよろしくお願いを申し上げます。

 まず、教育行政ということでお伺いをしたいと思います。

 テーマとしては、将来を展望した教育でございます。一部保健福祉の関係もございますが、保育園、幼稚園、小学校、中学校の適正配置ということでございまして、私ごとでございますが、若干教育関係、音楽関係の仕事に携わっておりますので、今この時期、年末でもございますので、各校を歩かせていただきます。先般も特に川上筋からずっと歩いたわけでございますけれども、旧川上町におきましては川上小学校ということで、高山小学校のこともございますが、統合が進んでいる。特に備中町なり成羽町、松原も一部そうではありますけれども、非常に子どもの数が激減しております。このことは、私はもう何が何でも統合しましょうよという話ではございません。しかし、もう現時点で考えてみて、いつか決断しなきゃならないときが来るということは、これは恐らくここにいらっしゃる議員の皆さん方、あるいは執行部の皆さん方もわかっていらっしゃるんではないかと思います。

 そういったことについて、非常に子どもが、児童数、生徒数が減ってきておる中でどうしていくのかということで、現時点で教育委員会は調査といいますか、研究といいますか、どういうふうな物を行われているのか。特に個別の事案を高梁で申し上げますと、今の高梁幼稚園であったり高梁南幼稚園、これもう園児が減ってきておりますし、あるいは老朽化もしてきている。これは教育委員会管轄でありませんけれども、成羽を見ましたときには鶴鳴保育園であったり成美保育園、鶴鳴はまあまあ園児が多いわけですけれども、なかなか立地ということで考えた場合に厳しいということでございまして、その辺教育委員会、保健セクションもございますが、先を見たときにどういうふうに考えているのかということをまずお伺いしたいと思います。



○議長(三谷實君) 平田教育長。



◎教育長(平田守君) 皆さんおはようございます。

 宮田議員さんの御質問にお答えをいたします。

 御案内のように、少子化に伴いまして小規模校、過小規模校と、こういうのがふえてきておりまして、教育委員会としまして大変残念なことだと、このようにとらえております。平成21年の3月議会に宮田公人議員さんの御質問があったと思いますが、そのときに教育委員会としての方針を述べさせていただきましたけれども、やはり学校というのは学習の場であると同時に社会性を育てる重要な場所であると、このように認識をいたしておりまして、子どもたちにはある程度の人数の中で友達と切磋琢磨しながら学ぶことが必要であるというようなこと、そしてまたそうした条件を整えてやって、子どもが持っている能力を最大限に発揮できる、そうしたチャンスは与えてやらなければならないし、そのチャンスを与えてやるのは我々大人であるというようなことから、教育委員会といたしましては統合、再編の方針ということを表明させていただきまして、随時取り組んでおるところでございます。出生されている子どもさんの数はわかりますし、通学区域というのがありますので、そのあたりで見ますと、やはり心配な学校も、あるいは幼稚園についてもそういった面はございます。そうしたものをもとにしながら、先ほど申しました統合、再編というあたりの方針で進んでいるということでございます。

 幼稚園につきましては、今、子ども課とともども就学前教育・保育方針というのを今年度中に策定するようにいたしております。保育園、幼稚園、そしてまた認定こども園のあたりも総合計画の中にうたっておりますが、そういったものを含めまして、今年度中に、先ほど申しました就学前教育・保育方針と、こういうものを定めようとしておりますので、その議論の中で進めていきたいと、いずれ幾らかまとめていかなければならないというようなことも考えられると思います。

 以上、そういった見通しを持って取り組んでおります。



○議長(三谷實君) 宮田公人君。



◆14番(宮田公人君) この件につきましては、先ほど教育長おっしゃられますとおり、再三といいますか、折に触れて質問しておりまして、おっしゃるようにある程度統合の方針というものも打ち出されております。答弁の中で、子ども課とも協働してということで、認定保育園についても言及がございました。認定保育園につきましては、お隣の真庭市については、久世等はまた違うんですけれども、真庭市の落合分については既に認定こども園という形で、合併後お互い6年程度経過しとるわけですけれども、整備が進んでおります。そういった意味で言うと、私ども高梁市からしますと、若干足取りが遅いのかなという気がいたします。一足飛びにもできませんけれども、その辺についてはどうなんでしょうか。お隣と比較するのもどうかと思いますけれども、ちょっと歩いてみまして、ああ、早いなと思うわけですけれども、本市は若干遅いかなと思いますので、その辺はどれぐらいのタイムスケジュールで、どういうふうに行われようとしているのかっていうことのお考えをお伺いしたいと思います。



○議長(三谷實君) 平田教育長。



◎教育長(平田守君) お答えをいたします。

 今、答弁させていただきましたように、認定こども園につきましてはお隣の新見市さん、そして岡山県の中の15市の中でも取り組んでおられるところがございますので、そういったところの情報も集めながら、先ほど申しました就学前教育・保育方針の中でどうやっていくか、何年ごろにどうしていくかというあたりも論議をさせていただいて、今年度中にまとめていくと、そういう方向で今取り組んでおります。以上でございます。



○議長(三谷實君) 宮田公人君。



◆14番(宮田公人君) 計画をつくられるということで、今年度中というような話でございます。わかりました。

 ただ、ある程度新しい方向性を考えていくときに、人の問題もございますが、財源の問題もございます。合併等のある程度のメリットというべきかどうかわかりませんが、平成26年度でもって10年が経過するという中でありまして、やはりその辺はもう少し足を速めてもいいんじゃないかなという気がいたしますので、ぜひとも早急にといいますか、ちょっと急ぎ足で対応いただきたい。

 次の質問に移りますが、先般もこれも申し上げたことでございますが、お隣の吉備中央町においては統廃合といいますか、いわゆるそういうふうな今後の学校の位置であったり、もろもろのことをニーズ把握ということでそのときに住民アンケートをなさっておられます。やはりこれから、議会もそうですけれども、教育委員会も開かれたといいますか、そういうことを考えていかなきゃいけない時期が差し迫っておるわけでありまして、そういったことからすると、やはり住民あるいは保護者の方のニーズ把握ということが不可欠ではないかと私は思うんですが、その点について、これ以前質問したことでもございますが、教育長の御所見をお伺いしたいと思います。



○議長(三谷實君) 平田教育長。



◎教育長(平田守君) お答えをいたします。

 吉備中央町のほうへも照会をいたしまして、いろいろとお聞きをいたしておりますが、吉備中央町につきましては統合が必要か必要でないか、それから学校数が小学校、中学校、何校ぐらいが適当か、そして学校の位置としてはどこがいいかという、この3項目にわたって調査を平成19年にされておるわけでございまして、そのデータが新聞にも出ておりましたけれども、私どもが今進めておりますのは、その該当の学校、将来的に1学級になるとか、あるいは2学級になると。前の9月議会でも答弁をいたしましたけれども、2学級になりますと教頭はおりませんし、事務職員もいない、養護教員もいない、校長先生と担任だけということで、非常に人的な要件も悪いですし、中身の子どもたちを考えてみますと、複式も複々式であったり、男女の比率が非常にアンバランスであったりということから、生まれている子どもさんの数がわかりますので、将来的にそういったことになると思われる学校へ出向いていって、いわゆる行政の主導性を発揮しながら、教育委員会として、子どもさんの教育について本当にどうあるべきかということをまず保護者の方とひざを交えてお話をする。そして、それから地域の代表の方と保護者の方を含めて話をしていく。そして、今度は地域住民全員の方へお話をしていくということで、その該当該当へ出かけていって、生の声を聞きながら教育的なニーズも聞きながら進めていくと。

 市全体でアンケートをとりますと、該当でない、そういうことは多分ないと思うんですけれども、やはりアンケートとなりますと、第三者的なことで回答される方もあるかもわかりません。ですから、地域の実情だとか歴史的経緯とか、いろいろ状況も違いますので、その地域地域に出かけていって生の声を聞きながら進めていきたいなということで、平成21年の3月議会で答弁した、その方針は変えておりません。今もそういうやり方でやっていきたいと、こう思っておりまして、先ほど議員さん質問の中で言われました備中町につきましても、湯野小学校に昨年から出かけておりますし、本年も平川小学校へも出かけていって、保護者の方とお話をしております。旧成羽町といいますか、成羽の布寄、吹屋につきましては、保護者の方、地域代表の方、布寄につきましては地域住民全員の方といったところへ話をして、いろいろとお聞きしながら進めていると、こういう状況でございまして、現時点ではアンケートをとるというようなことは考えておりませんので、御理解をいただければと、このように思います。



○議長(三谷實君) 宮田公人君。



◆14番(宮田公人君) わかりました。

 これはこの前も質問したんですけれども、教育委員会の方針というのは、マクロかミクロかといえば、ミクロとして個別の案件について対応していくというような話でございまして、そこを否定するものではございません。ただ、人の地域といいますか、他の地域ばっかり言ってもどうかと思いますが、私の住む松原におきましても、もう小学校が30人、幼稚園が10人、今でこそまだ40名ということでそこそこの児童、園児さんが学園ではおりますけれども、しかし、これも先ほどおっしゃられるように、人口なので先がわかるわけですね。先が読めるわけでありまして、個別対応ということももちろん大事だと思います。しかし、一つの対応においてもやはり非常に微妙な話でありますので、1年、2年はすぐ要してしまう。ほかの地域も同じようにやっぱり時間を要するということでありまして、やはり全体のマクロ、巨視的に見たときに、先ほどおっしゃられましたように、ある程度の方向性というものは、大きな形でいくと統合というものが必要なんだという考え方の中でもう一歩踏み込んで、やはり指針、方向性というものを全体で考えていくと、それもあわせて必要なんじゃないかなと私個人的に考えておりますので、ぜひともある程度の指針もやはり示していく、個別対応も大切ですけれども、私も総務委員会でございますので、その辺もひとつ今後知恵を出し合いながら考えていきたいなと思っておるところでございます。ありがとうございました。

 では、次の質問に移らせていただきます。

 これも教育委員会管轄でございますが、図書館についてでございます。

 まず、申し上げたいのが今の市立図書館、今、庁舎の建てかえとあわせて、複合施設であったりとか、いろんな案が浮上してきておるわけでございますけれども、私もちょくちょく利用するんですけれども、私が高校生だったころ、早もう20年過ぎましたけれども通っておったころ、余り勉強できませんでしたので、勉強で通うというよりも涼みに通っていたかなという気もいたしますけれども、例えば机であったり、いすであったり、そういうものが実は当時と、全くというとどうかと思いますが、変わっていないわけであります。たまには教育長、足を運ばれて、アメニティーの問題、環境の問題、その辺についてはある程度、どうでしょう、たまには教育長でなくとも次長あたりが足を運ばれて、どうかなっていうようなことはありますでしょうか。



○議長(三谷實君) 山口教育次長。



◎教育次長(山口利弘君) 宮田議員さんの御質問にお答えをいたします。

 図書館は昭和45年に建設をされたものですが、読書テーブルでありますとか、いす、書架、これはその当時から使用しているものもございます。そういった中でかなり旧式となって、利用者の方にとって本当にすばらしい、快適というような感じではないというふうには認識をいたしております。



○議長(三谷實君) 宮田公人君。



◆14番(宮田公人君) それは快適ではないわけでありまして、そこで今の書架は低い書架で、危険度の問題があるので今ごろこんな高い書架はないわけで、建てかえを前にして、議論の途上なのでこれもどうなるのかわかりませんけれども、少なくともいすとテーブルぐらいのもの、それぐらいはアメニティーというか、環境の向上ということで、これはある程度予算を組んで、1,000万円も2,000万円もかかる話じゃないと思います。それぐらいはできるんじゃないかと、いや、すべきだと思いますが、その辺御見解はいかがでしょうか。



○議長(三谷實君) 山口教育次長。



◎教育次長(山口利弘君) お答えを申し上げます。

 先ほどお話が議員さんからございましたように、数年後に新図書館が建設というような方向というんですか、出ております。そういった中で、テーブル、いす等について総合的、計画的に更新をしていきたいというふうに考えておる。そういった中で、当然利用される方が危険とは申しませんけれど、修繕が必要なものとか、そういったものが出る場合には、当然そういったものには対応してまいりたいというふうに思ってございます。



○議長(三谷實君) 宮田公人君。



◆14番(宮田公人君) 読書環境として、座って、机について本を読むわけでありまして、その辺については今答弁いただきましたけれども、何ぼ建てかえるんだからということじゃなくして、ある程度計画的に更新していただいて、もしも建てかえたときのある程度構想があるんであれば、それが使えるようなものを選んでおけばいいわけでありまして、だからそういう形でそこの改善ということについては、ぜひともわずかながら対応していただきたいと思います。

 それと、今はハードの問題を申し上げましたけれども、ソフトの問題でございます。いわゆる人員配置等の問題でございまして、一般の移動図書であったり、ストーリーテリングであったり、もろもろの読書の推進活動、施策というのは図書館でとられているわけでございますけれども、今図書館のスタッフっていうのはどういう格好ですかね、ちょっとそこをお伺いしたいと思います。



○議長(三谷實君) 山口教育次長。



◎教育次長(山口利弘君) 現在、館長を含めまして正職員2名、嘱託職員1名、臨時職員1名の計4名で、図書の貸し出しあるいは返却業務、それから図書の登録でありますとか、移動図書館の関係を行っております。



○議長(三谷實君) 宮田公人君。



◆14番(宮田公人君) 正職の方が2名、要は嘱託職員さんと臨時職員さんで、トータル4名という形でということですが、これはハードとの関係も若干あるわけですけど、今の図書館は1階と2階という形になっておりまして、いわゆるワンフロアではないという形で、かつ外にも出ていく、もろもろの諸事業もこなすっていう中で、客観的に見た場合にこの人員というのはまあまあ適正な人員なのか、ちょっと負荷がかかっているのか、その辺は教育委員会はどういうふうにお考えでしょうか。



○議長(三谷實君) 山口教育次長。



◎教育次長(山口利弘君) 議員さん言われますように、図書館の中は1階と2階に分かれております。そういった中では、職員は大変だろうというふうに思ってございます。

 また、本年2月には図書館ネットワーク事業で中央図書館、あるいは成羽の図書館、それから有漢、川上、備中の図書室もネットワークで結ぶようになっております。そうしますと、それぞれの図書館、図書室、そういったものがネットワークで検索できるということになりますと、中央図書館での貸し出しとか、そういった業務が集中してくるというふうにも思ってございます。そういった意味では適正な配置というんですか、人員とか、そういったものを今後検討していかなくてはいけないというふうには思っております。



○議長(三谷實君) 宮田公人君。



◆14番(宮田公人君) ただ、折しも行革であったり人員の削減計画が進行している中で、逆に正職の方を張りつけてくださいと、これまた非常に難しい問題かと思いますけれども、まあ最低限対応をとっていただきたいなと思います。

 やっぱりこれは先ほどのアメニティーの問題もありますが、客観的に見て、やはり図書館というものを我々議会サイドもちょっと軽視してきたのかなという気がします。やはり学びの場であったり、知識の集約の場でもありますし、そこも見直していかなきゃいけない。スポーツ振興課なんかもやはり同じような状況で、土日出勤が多くて大変というお話も聞いております。そうした中で正職の方は難しいと思いますが、であればこそ、例えばボランタリーな世界でストーリーテリングなんかも読み聞かせを一緒にやってあげますよっていうような話もお伺いしとるわけでありまして、何でもかんでもアウトソーシングといいますか、それもどうかと思いますけれども、やはりそういった形で地域住民の皆さんで、スポーツならスポーツ、あるいは図書なら図書という形で、私の時間少し分けてあげましょうという方もいらっしゃると思うんですが、そういった方策というか展開というのは今どうなっているのか、お伺いをします。



○議長(三谷實君) 山口教育次長。



◎教育次長(山口利弘君) ボランティアの育成につきましては、中央図書館で毎月ストーリーテリング講座を開催いたしております。年2回、読み聞かせ等に関する講演会を開催しており、かなりレベルアップをしているとこでございます。

 また、ブックスタート事業で健康づくり課と社会教育課が年2回、7団体を対象にボランティア講座を開催しており、今後そういったところと連携を図りながら、ボランティアの活動の充実を図っていきたいというふうに思っております。



○議長(三谷實君) 宮田公人君。



◆14番(宮田公人君) ボランティア活動の推進ということもありますし、一つはいわゆる業務援助といいますか、北海道恵庭市の中島市長さんが今どうされとるか、ちょっとわかりませんが、一度担当の委員会でお伺いをしたことがあります。やはり職員さんもおられますし、図書館も非常にすばらしい図書館を建設されている。プラスアルファでやはり地域住民のお母さん方であったり、そういった方が非常に頻繁に図書館を訪れられていて、それは仕組みの問題というか、知恵の問題といいますか、そこをやってる人をサポートするというのも、ひとつそこからちょっと力をかしてくださいよっていうことは恐らくできるんだろうと思うわけでありまして、そういったこともやっぱり知恵を出し合いながら取り組んでいくっていうことが必要だと思います。これは市長部局の話ですけれども、できることならば図書館の人員を5人、6人にしていただければ問題ないわけですけれども、聞いてみてもすぐにはいっていう話にならないと思いますので、やっぱり知恵を出し合いながらもう少し図書館について考えていきたいなと思っておりますので、ぜひともいろいろと知恵を出し合っていきたいと思っております。

 次でございますが、今度は健康増進活動ということでございまして、我が家ではつらつチャレンジ60という形で、今健康づくり課が主体となられて、こういうことをやっておられる。実は私も今一緒にやっておるわけですけれども、いろんなコースがございまして、私はきょうここに万歩計を持っておりますけれども、今で4,000歩ほど歩いております。1日で5,000歩歩きましょうというコースと、これは非常にお恥ずかしい話でありますけれども、体重を朝夕はかりましょうというコースの2コースやるっていう形で、一緒にやっております。この施策といいますか、この事業のねらいといいますか、どういう効果っていうものをねらっているのか、今大体どれぐらいの方が参加されているのか、わかる範囲で結構ですので、その辺のねらいをお伺いしたいと思います。



○議長(三谷實君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) 失礼します。

 宮田議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。

 市のほうでは、すこやかプラン21という計画に基づきまして、市民の方々の健診であるとか、さまざまな健康教室、そういうものを今まで実施をしてきております。そういった状況の中で、高齢化等に伴いまして医療費の増大とか、また介護給付費の増大と、こういうものが懸念されるという状況にあろうかと思います。そういう状況の中で、今年度我が家ではつらつ事業ということで、この事業に取り組んでおります。

 この事業につきましては、市民の健康づくりへのアプローチということ、それから従来の教室参加型の健康教育だけでなく、個人の環境に合わせて自宅で自分のペースで健康づくりに取り組んでいただくことを目的にいたしまして、2カ月間、11月、12月ですね、それぞれ21の項目ですが、先ほど議員さんも言われましたが、食生活改善にチャレンジ、またストレス発散にチャレンジ、運動にチャレンジ、また禁煙にチャレンジというようなことで、それぞれが地域で自分の思いの中で、自分の健康に関心を持ちながらその取り組みができる事業というようなことでやっておる事業であります。私も担当部長といたしまして、ひとつチャレンジをしてみようということで、禁煙チャレンジということで今やっているところでございます。

 この事業に期待できる効果といたしましては、実行委員会形式ということで各地域の方々に出ていただいて、いろんな取り組みというものも進めているとこでございます。地域に密着した健康づくりが進むということと、市民に知識の習得、また実践体験によって適正な生活改善といいますか、そういうものを身につけていただこうということで、最終的には自分の健康に関心を持っていただこうという部分と、それから自分の健康は自分で守りましょうという部分をそれぞれ自分の思いの中でやっていただいて、健康で長生きをしていただこうという、最終的にはそういう目的を持っての取り組みというふうにしております。



○議長(三谷實君) 宮田公人君。



◆14番(宮田公人君) おっしゃるとおりでありまして、なかなか自分のことを客観的に健康面で見詰めるということが、どうしても日々の生活で忘れがちということでありまして、特に先ほどお見せしました万歩計等、数字で見えるっていうので案外いいのかなっていうことで私もやっておるわけでありますけれども、ただそういう健康増進活動、皆さんやってみましょうということと、一つ思うのは、若干次の質問ともかかわるんですけれども、以前にヘルスアップセミナーというのがありました。これ旧高梁市でやっておりました。これ、参加者を募って、大体20名ぐらいの方、案外女性の方が多かったようですけれども、私もたまたまそこにまぜてもらいまして一緒にやったんですけれども、こっちのいわゆるはつらつ事業というのは、強制力を伴わないっていうのがちょっとつらいところでありまして、自分でやってっていうところっていうのが、個人差があると思いますけれども、どうしても私のように自分に甘い人間には、まあいいかっていう話になってしまう。そういったことで、こういう以前旧高梁市でやっていたヘルスアップセミナー、例えば今やせるとか、そんな話があるわけですけれども、そういった施策っていうのは最近はとられてないんかなと思うんですが、今後どうされるか、そことあわせて確認をしたいと思います。



○議長(三谷實君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) 失礼します。

 先ほどの答弁の中で1つ漏れておりまして、この事業の参加の人数なんですが、当初の目的といたしましては、参加人数1,000人程度ということで取り組みを始めました。実行委員会形式をとっておると言いましたが、実行委員の皆さんが加入等、一生懸命推進をしていただいたという部分で、実際1,600人の方の参加ということで、このチャレンジ60につきましては今実際取り組んでおるという状況にあります。

 それから、不特定多数の市民の方を対象にした健康増進活動の実施状況、ヘルスアップセミナーなどの状況でございます。これにつきましても、今やめてしまったという状況にはありません、継続して実施をしておると。地域支援事業の実施が義務づけられたということで、転倒予防教室などの介護予防教室、それから基本健診から特定健診に変わったこと、こういうことによって特定健診指導が義務づけられたというようなこともございまして、それらの教室の実施日がふえた関係で、一般の方で健康づくりを希望された方を対象とした教室数は以前より少なくなっているのは確かでございます。単発的にやっております健康教室は、各地区で実施をいたしておりますが、平成21年度の実施状況では生活習慣病予防ということで、健康教室年間124回、2,867人という参加があります。それから、介護予防の関係では、健康教室ということで年間173回、3,351人の参加というふうなことになっております。そのほか特定健診保健指導、また健康相談、栄養教室、機能訓練などさまざまなものをそれぞれ各地域で実施をしておるという状況にあります。

 健康づくり事業につきましては、健診結果で改善が必要な人を対象に行うものと、そうでなく日常の健康づくりの一環として一般の方が参加できる、この両方が必要でありますので、今後も今の状況の中でこれを続けていきたいというふうに考えております。



○議長(三谷實君) 宮田公人君。



◆14番(宮田公人君) まつ姫とやまジイっていう(資料提示)、このようなかわいいイメージキャラクターまでつくられて推進されておるわけでありまして、かなり本気というたら失礼ですけれども、力を入れてやられておると思います。試みとしては新しい試みだと思いますので、もう12月いっぱいで60日済みますけれども、もうちょっと私も続けてやってみて、あと実施結果なりをですね、どうであったかっていうようなことを取りまとめていただいて、また参考にして、次どうするかということを考えればいいのかなと思います。

 ヘルスアップセミナーにつきましては了解をいたしました。それぞれ制度にのっとって、制度の中で対応しているということで、確認をいたしました。ただ、それ以外の人にも、以前受けてみて非常によかったなと思うわけでありまして、そういうことができればぜひやっていただきたいなと思います。

 引き続き次の子育ての関係ですけれども、先般11月15日に備北保健所高梁愛育委員会と高梁市愛育委員会連合会主催で、成羽病院の顧問でもあられますし、国立病院機構岡山医療センター名誉院長青山興司先生によって御講演をいただきました。テーマは「私の考える子どもにやさしい子育て論」ということでございました。非常にいい講演でございました。青山先生っていう方がどういう方か、私存じ上げなかったもんですから、ぜひ一度お話だけでも聞きたいなあと思いましてお伺いしたわけであります。病院、いわゆる岡山医療センターをああいうふうに建て直されたという経営的な実績というのは今までお伺いしておったわけですけれども、あわせてやはり小児外科医としていろんな症例に対応されて、2万件とおっしゃってたかと思いますが、いろんな多くの手術もこなされているということでございまして、その症例の中で、幽門狭窄症という病気の説明がございました。あっと思ったんですけれども、私ごとですが、実は私も1歳に満たないころに幽門狭窄症になって、何かっていいますと、胃の出口から腸へ向けて幽門というとこがありまして、そこが要は狭窄ですからきゅっと狭まるわけですね。ミルクを飲んでも、何遍やっても吐くということで、地元のお医者さんで見放されて、今で言う川崎病院ですね、そこでお世話になって、何とか今こうやってでっぷりと太って人生過ごしておるわけでありますけれども、そのお話を聞いて、ああ、症例についてもいろんなことを御存じといいますか、こなされてるんだなと思ったわけであります。

 話がちょっとそれましたけれども、ここの通告内容にも書いておりますが、山陽新聞社会事業団主催ということで、ほかの地域では「キャッチして子どものSOS〜子育てセミナーキャラバン隊」ということでなさっておられまして、聞きますと、どうも高梁市だけがそれを実施できていなかったということがございます。端的に申し上げまして、これを実施したらどうかということでございますが、どんなもんでしょうか。



○議長(三谷實君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) 失礼します。

 子育てセミナーの開催ということでございます。

 「キャッチして子どものSOS〜子育てセミナーキャラバン隊」と議員さんも申されましたが、山陽新聞社会事業団が主催で社会全体で子どもを産み育てる環境づくりを目指してということで、それぞれ岡山市、倉敷市、津山市、備前市、笠岡市等9カ所で今まで開催をされているようでございます。

 市の現状といたしましては、総合計画等で子育て支援を重点的に掲げて取り組んでいる状況にあります。乳児健診時に小児科医によるミニ講話、また吉備国際大学と共催の子育て講座、こういうものを市内あちらこちらで開催をいたしまして、それぞれ育児、医療知識の向上に努めているという現状がございます。そうはいいましても、小児救急等に関しましてはまだまだその啓発内容等、充実させる必要があろうというふうにも認識をいたしておりまして、セミナーを主催する山陽新聞社会事業団のほうへ問い合わせをさせていただきましたところ、まだ実施していない地域ということで、平成23年度の開催という方向で検討していただけるという状況にあろうかと思っております。詳しいことはまだ打ち合わせ等はしておりませんが、高梁市でも開催という方向で話を今進めているところでございます。



○議長(三谷實君) 宮田公人君。



◆14番(宮田公人君) わかりました。私も電話をかけ確認しました。常務理事の矢吹さんという方が出ていただきまして、今の答弁のような話で、本年度はもう事業が済んでいるので来年度からということでした。お電話もしていただいたようですが、きのうもトップダウンかボトムアップかっていうような話がありましたけれども、こういうことはぱっとやってしまえばすぐできることでありますし、それともう一つは、やはり成羽病院で顧問という形でお世話になっておるわけでありまして、ひとつ礼儀っていう話もあるかもしれません。ぜひともいいお話でありましたので、来年しっかりと対応いただきたいなと思うところでございます。

 そのときに、これも関連ですけれども、いろんなパンフレットをいただきました。私も4歳筆頭に3歳、1歳ということで、3人の子どもの一応役に立たないおやじでありますけれども、こういうパンフレットをですね(資料提示)、これはこどもの城小児保健クリニック院長。いろんなところで、子どもの病気であったり、あるいはいわゆる虐待といいますか、悲しいことですけども、そういったことをどうするのかとか、家庭内でいろんな事故があるので、事故防止にはこんなことがありますよとか、もう一つはおもちゃ遊びなんていうようなものがありまして、A4の半分ですが、A5のパンフレットで、見てみるとなるほどなっていうことが結構多いんですね。

 近藤市長は医療費の無料化高等学校までっていうようなこともぱんと打ち出されておりまして、それは政策として評価するわけであります。ただ、逆にそういうふうに無料化になるから、我々保護者としても、ちょっと何かがあるとすぐ病院へかかってしまうというようなことが逆にあるわけでありまして、これは病院に行かなくてもいいんじゃないかっていうような症例がたくさんあるわけです。その辺で、先ほどの健康の話ではありませんけれども、やっぱり基本的な知識を皆さんちょっと持ってくださいねっていうことは悪いことではない、必要だと思います。こういうふうなパンフレットは、親であればなるほどそうだなっていうのがたくさんあると思うんですが、こういったものをちょっと1つつくって、健診のときにでもお母さん見てくださいねっていうのは可能かなと思いますし、あるいはケーブルテレビであったり、ネット等で配信する、あるいはPDFで公開するっていうことも可能じゃないかと思うんですが、こういうものを市独自でつくったような今までの経過っていうのはありますでしょうか。



○議長(三谷實君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) 子育てに関する情報の発信ということになろうかと思います。

 市のほうでは、妊娠届け出のときに母子手帳の交付と同時にパンフレット等も配布をし、妊娠中に気をつけること、また出産後の子育て情報というものも提供をいたしております。それから、出生届時には乳幼児突然死症候群の予防、また小児救急電話相談事業、こういうようなもののチラシ的なものをお渡しして、育児不安の解消に努めているという状況にあります。それから、新生児訪問、また乳幼児健診、育児相談、こういうそれぞれの場においてパンフレット等を手渡しして、育児不安の解消と子育ての知識の普及、こういうことに努めておるという状況でございます。

 確かにホームページ、またケーブルテレビ等を使ってということでの情報提供等はいたしておりませんが、これからケーブルテレビ等を活用してこれらのいろんな情報というのも流していく必要があるのかなということで、これからいろいろと研究をさせていただければというふうに思っております。



○議長(三谷實君) 宮田公人君。



◆14番(宮田公人君) 今おっしゃったのは、高梁市オリジナルのパンフレットですか、どこかでいただいたようなものをあわせてっていう格好ですか。



○議長(三谷實君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) それぞれのときのチラシとかパンフレットにつきましては、市独自といいますか、簡単なものを手渡しをしてということでございます。



○議長(三谷實君) 宮田公人君。



◆14番(宮田公人君) なかなかその辺が難しくて、こういうチラシだと自分の机の下のほうへすっと滑り込んでしまったり、ある程度のかさといいますか、そういうもので、例えばこういうものを独自で何かつくって、よくあるのが保険証なんか携帯しててわかんなくなっちゃったりするんですね。それでそういうポケットがついてるとか、何か絶対これを持ってて読むっていうこともあるし、これがないとっていうような、そういう仕組みであったり、いろんなことが考えられるんじゃないかなと思います。これ時間もかかるし、手もかかることなんですけれども、何かその辺でそれぞれの施策で皆さんが持ってる疑問点というものをまとめていけばいいんじゃないかなと。しかし、持っていただけるような仕組みをつくりながらっていうことは可能じゃないかなと思います。これは提案の域ですけれども、いいパンフレットをいただきましたので、紹介も兼ねて質問をさせていただきました。

 次は、人口減少と定住対策ということでございまして、実は前秋岡市長のときかな、お話ししたことがありまして、人口の話であります。これ国立社会保障・人口問題研究所のホームページにアクセスすると人口ピラミッドが入手できるということになっております。(資料提示)ちょっとこっちから見えにくいですが、右と左に分かれておりまして、何かっていいますと、俗に言う人口ピラミッドであります。上から3つございまして、1970年、2010年、2055年という人口の形でございます。1970年をなぜとったかといいますと、私が1969年生まれの41歳なので、はて自分が生まれたころはどうだったかなということでピックアップしたわけでございますが、正三角形とまでは言えませんが、ピラミッド形、人口形態でいうと正常なほうかなっていうところでございます。真ん中の2010年っていうのがまさに今でありまして、若干つり鐘がいびつになってきたかなというもの。2055年が押して知るべしですけれども、逆のこういう形ですね、上のいわゆる年配層の方が多く、若い世代が少ない。2055年、今2010年ですから、45年後で私が86歳になるころにはこういう状況になっているんだろうと思われるわけです。それと、こちらの左側が現時点の平成22年11月18日、データとしては10月31日の住民基本台帳ですから、正確に今の人口動態を映してるかっていうのは若干疑問がありますが、まあこんなもんだろうという形の高梁市のピラミッド。これをよくよく見てみると、形として2055年あたりに近いんじゃないのということで、そういうことをトピックとしてちょっと取り上げたわけであります。これは、左側はプリントアウトの関係で圧縮しておりますので、私のように横長のでっぷりとした図になっておりますけれども、大体もともとの形でみるとこういう格好で、こうして見るとなかなか近い形なのかなと。何かちょっと自虐的ですけれども、未来を映したような人口構造になってるなっていうようなところであります。ただ、これ男女が逆でありますので、ひっくり返して見ていただければいいわけでありますけれども、うそも隠しもなく、これが今の高梁市の人口構成ということになっておるわけでございます。

 何が申したいかといいますと、ここにも書いておりますとおり、それはそれぞれの課題を持って市長にも認識があるわけでございまして、どうするかということで、高梁市の定住促進住宅建築費等助成金ということで、高梁市に家を新しく新築していただければ、たしか外部からだと思いますけれども、ハードについて助成をいたしましょうというようなことであったり、ふるさと回帰の同窓会の例の補助金であったり、もう一つは高梁市の私立学校入学奨励金、これは債務負担行為の3年間の3億円というのがどうなのか、もう少し透明化するべきじゃないかということで、私、修正案等を出した経過もありますけれども、いわゆる一つの定住っていうことで、どうしていくかということの一つの政策のあらわれかと思われますが、こういう状況を直視する中で、近藤市長、いわゆる定住っていうことについて今後どういうふうな施策を打っていかれるのか、ちょっとそこの御所見をお伺いしたいと思います。



○議長(三谷實君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) 宮田議員の御質問にお答えをさせていただきます。

 確かに定住ということに関しましては、一足飛びにこれを解決できるというものはなかなか難しいんだろうと思っております。何で定住してもらえんのかということになるわけでありますけど、やはりその中には団塊の世代等が都会へ流出をしていたということ、そしてやはりこの地域での就労の場ということもなかなかままならない状況になっておるということもあるんだろうと思っております。そういう中において、市としてじゃあ何ができるんでしょうかということもございます。

 これ地勢的な問題もあるんだろうと思います。岡山県ということで考えたときにできることと、東北地方ということで考えてできることというたら、やっぱり違うんだろうと思いますね。岡山県、中でも高梁市においてできることということになりますと、やはり今住んでいる方はそこにこれからも住み続けたいと思っておられる方が多いと思いますんで、住んでいただくために、安心して住んでいただける施策というものをとっていかないといけない。それは、一番はもう生活であろうと思いますから、生活ができること、そしてその中には、例えば移動手段でもあったり、それから買い物でもあったりで、都会で買い物難民って言われとりますが、当然こういう過疎地は買い物が非常に困るわけでもあります。そういったことの解消ということも必要であろうと思っておりますし、また都会に出る方を食いとめるということも必要でしょうし、また高梁市へ住みたいんだという都会の方もいらっしゃるわけでございます。それは例えば農業であったり、家庭の都合でもあったりもするわけですけど、そういう方のための、先ほどおっしゃいました定住関係の支援措置というものもさせていただいております。

 しかし、やはり高梁市はこんなことをしてるよというのが、まだまだ情報発信ができてないと思っております。今後も高梁市のよさ、そして環境というもののPRをもっともっとさせていただく、そしてもう一つPRできる点というのは県南のいわゆる就業場所が多い、そういったところにも比較的近いということもございますんで、そういった利点といったものをまだまだ知っていただいてないと思っております。そういうPRを進めることによって、いわゆる子どもさんを持たれておる世帯の高梁市への定住ということをひとつ進めないといけないかなと思っております。できるだけ早いうちから市内へ定住をしていただくということが、これが一つの大きな利点であろうと思いますし、そういう形で若い人が高梁市へ住んでいただけるということになってくれば、高梁市は住みやすいんだなというのが広まってくると思いますので、そういう対策をとっていきたいと思っておるわけでございます。

 またもう一つは、やはり高梁市から市外、県外へ出られた方についても、やはり高梁市を思う気持ちというのは非常に強いものがあると思っております。これはややもすれば定年を迎えられた方になるかともしれませんが、それでもやはり高梁市へ帰って何か恩返しがしたいとか、そういう気持ちをお持ちの方は大勢いらっしゃると私は認識をしております。そういう方が、例えば高梁市へもう家がないんだけども帰ってきたいという方もいらっしゃるわけでございますから、そういう方のための住宅情報の提供でありますとか、例えば農地とかの提供も要るでしょうし、そういったことを今後一層進めたいと思っております。

 また、これは地域医療という形も出てくるかとも思うんですが、やはり一番は住みやすい、そして住んでいただくには、やはりそこの地域、いわゆるコミュニティに入っていくわけです。コミュニティというものを大切にしないといけないと思っております。何じゃという感じになってはいけませんので、やはりそこで迎え入れをするという気持ち、これも非常に大事なことであろうと思っております。まだまだ行政情報といったこと、そういったことの情報発信力というのは弱いと思っておりますので、これからそういう情報発信をする、そして本当に高梁市に住んだら住みやすいでというのを、行政だけじゃなく、今住んでいただいておる市民の皆さん方もそういうことを積極的にPRもしていただく、そういうことがこれからの高梁市の定住といいますか、定住することによって人口の減少に歯どめをかけるということにつながっていくと私は思っております。

 さらに加えますと、定住対策としてはほかにもまだやっておるわけでございますが、特に就労の場の確保ということも一生懸命進めていかないといけない一つの大きなポイントだと私は思っておるところでございます。これは農業、工業、さまざまな面での就労の場の確保ということで考えていただければと思っております。



○議長(三谷實君) 宮田公人君。



◆14番(宮田公人君) ありがとうございます。

 雇用のことであったり、医療のことであったり、本当に人がある土地に住まうっていうのはいろんな要素があって、そこを行政が画一的にとらえながら、どういう施策を打つかっていうのは難しいことでございまして、本当に1本のホームランはないわけでございまして、もうバントでも、変な話、振り逃げでもいいのかなと思っております。

 やっぱりもう一個私思いますのは、私見ですけれども、先ほど申し上げましたけれども、教育というか何ていうか、私、山間部へ住んでおりまして、最近毎日朝日の写真といいますか、動画を撮ります、朝散歩の途中にですね。一日として同じ情景がなくて、けさは雪が降っておりましたが、きのうはからっと晴れて美しい日の出だった。精神論を言っても仕方がないということをおっしゃられるかもしれませんけれども、やっぱり地元に住んでいてそういう何か感動するというようなところ、それはやはり教育というか、何かそのありようみたいなところがあると思います。だから、そこのところを何か後支えする、これはきょうあしたではならないことですけども、そういうところを、きのうもちょっとお話がありましたけれども、歴史とかですね、その辺も長い目でバックアップしなきゃいけないのかなということを個人的に思っております。

 ちょっと話がそれましたが、それは長いお話っていうことでございまして、対症療法といいますか、喫緊でどうするかということで3点ほど上げておりまして、これは方法論として大学を誘致する、市としてはセットでワンルームマンション等をぜひ建ててくださいよということで推進したという経緯もございます。そのときにいわゆる固定資産税について5年間減免といいますか、完納者に対してそれをお返しするというような、これはハードの施策ですけれどもされた。そういったことを、例えば先ほどの新しく新築される方に対してそういうものもインセンティブとして与えることができないかなというようなことと、時間がないので次々申し上げますと、例えばひとり暮らしとか、そういう単独世帯っていうことについては結構手厚いものもあるわけですけれども、反対に見たときに多世代で暮らしている、これは私なんかも該当するので余り言うとおかしいことになるかもしれませんが、大家族で暮らしている、そういったところに何か逆に世帯分離をとめるという意味でもインセンティブを与えることができないのかなと、そういう施策もないかなと思っております。これは明確なことをちょっと今申し上げられないんですけれども、その辺について、例えば今の前半の考え方なんかについてはどうでしょうか、ちょっとお考えをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(三谷實君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) お答えをさせていただきます。

 市内在住の方も、市外在住の方もいずれでもございますが、定住のための住宅建築の助成とか、住宅用地を買う場合の助成、そしていわゆる中古住宅というか、そういった住宅を買って改造する場合、一定の条件はありますけど、そういう支援という措置も設けさせていただいております。

 また、加えまして例えば農業に就農していただいた方等については就農奨励金ということも設けさせていただいておりますし、ほかにも例えば商業であったらどういう支援ができるかということで、若干制度的なものは違うわけでありますが、そういった制度も持っております。そういったことをぜひ活用もしていただきたいと思いますし、これ考えればもっともっといろんなものが組み合わせれるんですね。県産材利用すれば県の補助金もくっつきますし、それから今太陽光発電が非常に注目を浴びとりまして、申請期限を国が延長されまして、市も延長する方向でおりますが、太陽光発電システムを設置すればそういった補助金も受けられるわけです。特に晴れの国という岡山県でございます。その中でも高梁市は晴れが多いわけでありますから、そういったこともあるわけでございます。そういうことをぜひ活用していただきたいというふうなことを思っております。

 市外から来られた方に対して、何かインセンティブをということもあるわけでございますが、最初にそういう条件というものでお迎えをしたいということでセットをさせていただいてもおりますので、そこら辺であらゆる手段を講じさせていただいて、高梁市住んでいただいたということのありがたみというのは非常にあるわけでございますが、そこら辺の恩恵をしっかり受けていただいてというふうに今考えております。



○議長(三谷實君) 宮田公人君。



◆14番(宮田公人君) 質問が網羅的で大きくなってしまいまして、ここについては明確な回答といいますか、私自身の考えもまだまとまりきってない部分がございますので、おっしゃられたとおり、農業についても、あるいは住宅新築ということについても、いろんな施策あるいは国との関連ということもございまして、もう一回整理して、また後日改めてお伺いしたいと思います。

 あと2つになりましたけれども、もう一点、この関連ですけれども、これは市民環境課がやられてるちょっと大人のカップリングパーティーということで、2月26日に実施ということでありますが、もうどこまで踏み込むかという問題がありますけれども、やはり通告にも書いておりますとおり、婚活という言葉が市民権を得てくる時代でありまして、やはり積極的にアプローチをするっていうような時代であります。ひとつこれはもう根っこのとこから押さえてしまおうと、出会いの場をつくって、本当に幸せの家庭をという考え方だと思うんですけれども、そういった施策も実際やられておりますので、ここにももうそろそろ行政がある程度踏み込んでもいいのかなっていうような感覚も持っております。その辺について、御所見をお伺いしたいと思います。



○議長(三谷實君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) 済いません。

 先ほどの御質問で、ちょっと私が1カ所漏らしておりましたんで、それを先に答弁させていただきます。

 3世代ということで、宮田議員も3世代同居ということでございますが、3世代同居のよさというのをやっぱり見直さにゃいけんということを、実は今年度から進めようとしております。3世代のよさ再発見事業ということで、これは3世代の方にそのよさというものをテレビなんかで紹介をしていただこうということをまずしたいと思っております。やはり3世代でおるということについては、おじいちゃん、おばあちゃんから孫へ与える影響、愛情というものと、両親から受ける愛情というのは違うと思うんですね。やはり3世代同居で子どもが育つ環境というのは非常に恵まれた環境かもしれません。今なかなかそういうことができにくくなっておるところでございます。

 参考までに申し上げますと、平成17年の段階で3世代同居世帯が1,990世帯ありました。それが平成21年、4年間たった段階で1,754世帯まで減ってきております。これが単純に数が減ったということではないと思います。家庭的にいろんな要因もあるんだろうと思いますが、やはりそういうふうに3世代なり多世代でこれから暮らしていただく方に対して、何らかのそういった支援なり、インセンティブを与えるということも、これは考える必要があるのかなと私は思っております。どういう形になるかというのはこれからの方向ということにさせていただきたいと思いますが、そのよさというものにつきましては、これ私が言ったわけでもなく、保健関係の関係者の方からもそういう話もいただいてもおります。そこのよさというものをもっともっとPRもしていきたいと。ただ、それには生活をせにゃいけんということもありますので、そこら辺の難しいギャップもあるんだろうと思いますが、しっかりPRもさせていただきたいなというふうなことを思っております。

 それから、婚活という形でございますが、これも非常に、はい、あなた、一緒になりなさいというわけにはなかなかまいりません。今、高梁市においても、この婚活というか、カップリングパーティーというか、そういう事業も行わさせていただいております。けさかきのうかの新聞に載っておったのが、カップリングパーティーをしたときに、男性が100の割合に対して女性がその3倍来たというのが新聞に載っていたような気がしますが、何でそれを申し上げたかといいますと、その事業の内容というのは自分たちで食事をつくって一緒に食べるという事業内容なんですけど、実は高梁市もやっております。この秋、10月に備中高梁秋物語というのをやったわけですが、これはお互いでバーベキューつくっていただいてということでやったわけなんですけど、高梁市の場合は残念ながら女性の参加が少ない、ここに一つの今悩みを持っております。これまでも数回カップリングパーティーというものは行わせていただいておりまして、何組かの方はその後、交際が始まった、カップルができたということでお話を伺っております。

 しかしながら、まだまだそういったのが少ないといったこともございます。それと、出会いの場を提供するんだけど、そこに出ていく勇気というものがなかなかないんだろうという思いを私は持っております。そういう出ていく勇気を後押ししてあげるのは、やはり結婚推進員であったり、同級生もそうかもしれませんけど、そういった友人であったりということも思っております。そういう出会いの場という提供をまずしていくことによって、語らい、語る、そして人に対して話をするという、自分から進んでしていくという、そういったことも非常に大切なんだろうと思っております。ややもすれば今の若い人はこもりがちという感じもあるんですけど、やはり外へ出て、しっかり活動するということが必要なんだろうと思っておりますので、そういうことも含めて、婚活の問題点を探りながら、高梁市としてもこれはさらに進めていかせていただこうと思っております。



○議長(三谷實君) 宮田公人君。



◆14番(宮田公人君) たくさんの質問で時間もちょっと過ぎてきたんですけれども、それぞれの施策は打たれている、それでやっぱり個人のプライバシーの問題がありますから、じゃあどこまで行政が踏み込むのか。昔の田舎には近くにおせっかいと言うたら失礼ですけど、おばちゃんがいて、あんたねっていう話もあったわけですけれども、そこを行政が肩がわりしていかなくてはならない世相というのもどうかと思いますけれども、やはりそういう新しい家庭をもしかすると築いていただけるかもしれない、そこからじゃあ高梁市へ住まってくださいというような、そういうストーリー性の中で、やっぱりこういうことももう推進する時代なのかなと思っております。これも今後とも研究していきたいなと思うところでございます。

 時間がちょっと経過したんで、最後に1点。

 実はこれまた、物置じゃないんですが、自分の机の隣に置いていたものを出してきまして、(資料提示)これことしの3月に臼杵市に行ったときに、安心生活お守りキット、これを臼杵の市役所でいただきまして、3月議会で通告させていただいて、一部高梁市でもこれ実施、中井町ともう一つ、玉川町でしたかな、あるんだということで、ほんなら全市でやったらどうかということで、この9月で補正予算もついて今回全市実施ということなんですけれども、このお守りキットっていうの大体どういう工程でなされるのか、それをちょっと最後にお伺いしたいと思います。



○議長(三谷實君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) 失礼します。

 救急情報キットにつきましてお答えをさせていただきます。

 3月議会にもお答えをさせていただきましたとおり、ひとり暮らしの高齢者などを対象に、持病やかかりつけ医、緊急連絡先、保険証の写し、そういうものを容器の中に入れまして冷蔵庫へ保管すると。冷蔵庫というのは、地震等でも耐えれるものというふうな判断の中で冷蔵庫へ保管をすると。救急隊員が来たときにそれを見て、迅速な対応ができるというような内容のものでございます。

 キットの配付でございますが、現在市内で14カ所で開催されている民生委員会の中で民生委員さんにお願いをいたしまして、それぞれのひとり暮らしの方々に希望をとりまして配付をするという状況でございます。それから、新たにひとり暮らし等になられた方で希望される方につきましては、市役所なり、また各地域局、また市民センター、そういうところへ申し出ていただければ、配付をするという段取りにいたしております。



○議長(三谷實君) 宮田公人君。



◆14番(宮田公人君) わかりました。

 これはたしかほかの地域だったと思いますが、川上博司議員もこれがあるぞという話で、我々も全国といいますか、視察等で伺って、いいことはやっぱり持って帰って、できることは物まねでも人まねでもやりゃあいいんじゃないかなと思います。そっからまた次の発想も生まれてくると思いますし、まさにこれなんかはそういう人まねというか、うちも部分的にはやっとったわけですけれども、そういう形で先ほど最後の項で申し上げましたけれども、人口がこういう形でこれから非常に難しい状況にある、教育の話もそうであります。結局は人貧乏ということが一番大きいところでありまして、ただこれは日本全体の構造でありまして、それを高梁市だけがひっくり返すんだということはできないけれども、やはりこういう形で視認してみればもう一目瞭然で、そういう世の中が来るんだっていうことで、そのために我々は何をしなきゃいけないかっていうところがありまして、ぜひともそういういいことがあったらどんどんこれから質問するなり御提案していきたいと思いますし、やはり近藤市長御自身もこれがやりたいんだっていうことが恐らくあると思います。きのうトップダウンかボトムアップかっていうお話がございましたが、どちらでもなく、やはり自分がやりたいところっていうのはしっかりと打ち出していただきたい。それについて我々、是々非々で対応していきたいと思いますので、お互いに知恵を出し合いながら、残りの2年間やっていきたいと思いますので、そういうことを申し上げまして今回の通告質問といたします。以上です。



○議長(三谷實君) これで宮田公人君の一般質問を終わります。

 ただいまから10分間休憩いたします。

            午前11時11分 休憩

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

            午前11時20分 再開

            〔20番 村上信吾君 退席、出席議員21名となる〕



○議長(三谷實君) 休憩前に引き続き再開いたします。

 次は、三上孝子さんの質問を願います。

 三上孝子さん。

            〔17番 三上孝子君 質問席〕



◆17番(三上孝子君) 日本共産党の三上孝子でございます。

 私は既に通告をしております5項目について質問をいたします。市長、教育長を初め、執行部の誠意ある答弁を求めます。

 まず第一に、市長の政治姿勢を問うについてでございます。

 市長は2年前に高梁を変えようと、このマニフェスト、私探したんですけれども、大事にしとかないといけないと思って、ちょっとどこへしまったのかわからなくなって、きょうはちょっとコピーのほうを持たせていただいてるんですけれども、(資料提示)こういうマニフェストを出されて、多くの市民の共感を呼び、市長に就任をされました。このマニフェストは、市民の皆さんと真剣に話し合うための市民との約束ですとあります。3つの政策宣言は、市民に開かれた、市民参加の市政を進められる希望の持てる宣言となっています。そして、子育て支援では、子どもたちの医療費、高校卒業までの無料化や通学費の助成制度を設けるなど、他市に先んじて実施をされるなど、高く評価をするものです。この定例の12月議会、各自治体で行われているわけですけれども、例えば高梁市に倣えと子どもの医療費の拡充、あるいは通学費のこと、そうしたことをたくさん私も同僚の議員などから、どういうふうにしてつくってるのかというふうに聞かれたところです。多分たくさんの質問が、高梁市に続けと出ているというふうに思います。

 一方、今暮らしや地域経済が大変な中で、私たちの一番身近な自治体、市の果たすべき役割や、また国は自治体にどうかかわるべきなのか、このことが鋭く問われております。私どもは、難波議員とともに市民の切実な声を持って毎議会質問をしてまいりました。この2年間をまとめる中で、市長の市政運営の根幹にかかわる問題点を問いたいと思います。

 まず1つ目は、国、県に対して市民を代表し、市民の立場で物を言うことが必要だと思います。この間の答弁で一番多いのが、市長会を通じて、あるいは市長会と共同して、機会があれば、こういう答弁でございます。地方自治体の長として、しっかりと高梁市の長として意見を出していくということが私は今求められるというふうに思うんですけれども、このところの市長のお考え、そうしたものをお尋ねしておきたいと思います。

 2つ目には、市民と職員に犠牲を強いる行革であってはならないということです。

 例えば行財政改革のところですけれども、市民がひとしくサービスが受けられることを柱に、必要なサービスを高め、それ以外は見直して選択と集中をしていくというふうな答弁がなされ、そして行革大綱の項目の中でも、市民の願いに反する民間委託のことであったり、あるいは各種の使用料、手数料の見直しということでの引き上げ、あるいは市職員の給与等の削減と人事評価で、いわゆる物が言えない、そういう職員づくり、こうしたものに足を踏み込んでいこうとされているのではないかというふうに思うわけでございます。本当に職員が誇りを持って、市民のための仕事をしていくと、こういうことにしっかりと力を尽くす、このことが必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 3つ目には、税金の使い方はどうかという問題です。

 例えば、私どもこれまでも言ってまいりましたけれども、「ゆ・ら・ら」に関する問題、この議会でも議論がありましたけれども、もともと健康増進施設、そういうものにしていくという方向を出されたこと自体にやはり無理があるわけで、そうした中で例えば市長はこのマニフェストで、これまでつくってきた箱物行政のツケがやってきます。老朽化と維持管理費の負担の問題をこれから次々と処理していかなければなりませんと、このようにうたわれております。この処理の仕方というものが、やはりどうあるべきかが問われるというふうに思います。税金の投入、これは本来市がやるべき仕事でない、こういうものに対してはきっぱりとした態度をとっていただく、このことが求められるのではないでしょうか。

 また、大学に関する問題、このマニフェストに書いてありますけれども、私も大学自体に反対をするものではありません。将来の高梁市は、大学とともに存続し、生き残っていかなければなりませんが、今の市の財政事情では、大学を支えていくための直接的な財政支援には限界があると考えておりますと、このように2年前の時点で方針をきちっと出しておられるわけです。そうであるならば、やはり市民の暮らし、そしてまた地域経済、こうしたものが本当に大変な中にあって、やはり大学への支援のあり方というのが本当に住民合意を得られるものなのかどうなのか、この1億円問題も議論をしていかなければならないというふうに思いますし、市民の皆さんは大学の学生数が少なくなっていくという中で、本当に大学の経営、こうしたものも厳しいんだなあ、どういうふうにされていくんだろうかと、本当に心配もしております。しかし、私は大学がいろいろな数値というんですか、そういうものをインターネットでも公表されておりますけれども、それらをあわせて見るときに、例えば平成21年度の純余剰資金、いわゆるもうけの部分ですけれども、これは13億2,800万円、こういう数字が出ております。また、総資産ですけれども、ことし20周年を迎えられました。20年前は66億6,800万円でしたけれども、今は417億6,700万円、実に6倍強のそうした力を持っておられるわけでございます。こうした大学が高梁市で、高梁市の市民と一緒にさらなる発展をしていく、このことに私は異議を申すことはありません。しかし、税金投入のあり方、こうしたものを本当に厳密に、市民合意の得られる、そういう方向に進めていくということを、やはりこのマニフェストにも書かれたこの原点に返って考えていただきたいというふうに思います。

 次に、4つ目が平和の問題です。

 核兵器廃絶へ行政としての協力、具体的な取り組み、こうしたものを3月議会と思いますが、いわゆるオバマ大統領がプラハで核兵器廃絶、核をなくしていこうという演説をして以来、世界的にもこの核廃絶の運動が起こり、また5月にはニューヨークで大きな集会も開かれた、そういう時期でもありました。そうした中で、市長は平和市長会議への加盟を検討するというふうに答えられておりますけれども、これはどのようになったのかお伺いをしたいと思いますし、また例えば核廃絶の署名を各出先、それから市民ホール、そうしたところに設置をするとか、そういう具体的な施策というものを求めていたところでございますけれども、どのようになったのか、いつの間にかそういうものが消えてしまっているというふうな状況ではないかと思うんですけれども、ここの問題もやはり問われることだというふうに思います。

 5つ目には、民主主義の問題です。

 特に佐屋地区の井原市への編入の問題、関係地区住民の一致した意思を最大限に尊重する、これが民主主義の原則でございます。先日、山陽新聞にこの佐屋の問題について、議会の議決を得て、井原市へ中止の申し入れをされたという記事が載っておりましたけれども、そこで市長は民主主義の原則というんですか、それに従ってというふうに、多分山陽新聞の記者会見で述べられたんだろうと思うんですけれども、その言葉が載っておりました。市長は、いろんな経過があったことはもう一番よく知っておられるわけです。ですから、地域の住民の一致した意思を最大限に尊重すると、このことは、繰り返しになりますけれども、本当に民主主義の原則だというふうに思います。このことを尊重するというのが、私はやはり行政としての態度であるというふうに思います。

 以上、5点を申し上げましたけれども、市長の見解をお尋ねしたいと思います。



○議長(三谷實君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) 三上議員の御質問にお答えをいたします。

 まず、国、県に対してちゃんと物を言うべきではないかということでございます。

 これに関しましては、そのことは私はもう当然と思っております。これまでに議会で御答弁をさせていただいた中でも、市長会を通じてとかということの発言をさせていただいたのも承知をさせていただいております。ただ、そういう課題については市長会で共通の課題でございましたので、当然市長会としてもこれは提議なり、これから市長会を通じて物申さねばならないということがありましたので、市長会を通じてという言葉を使わせていただいたわけでございます。高梁市独自の施策、例えば川上農業高校の問題であるとか、これから取り巻く農業政策に対する問題であるとか、それから福祉、環境ということに関しましても、今個別にこれは申し上げておるところでございます。したがいまして、必要に応じて必要な場面では私のほうからも出向き、お願いをさせていただいておると認識をしております。共同でことを進める場合がいい場合もありますし、また高梁市としての個性というものを出していく必要がある場合もあります。高梁市の個性を出していく必要がある場合については、当然私が先頭に立って、そのことを国、県に対して申し上げさせていただく、これはもう基本であるというように認識をしておるところでございます。

 それから、行財政改革等の関係でございます。

 行財政改革は、もう申すまでもございません。これまでの行政に対するこれからのあり方、そこには財源というものも伴うわけであります。将来計画等については、もう御案内のことでございますので、多くは申し上げるところではございませんが、やはりそのときが来てばたばたしたんではいけないということで、今から説明をさせていただいておるところでございます。その中では極力市民の皆さんの生活に直結するようなこと、これについては影響ができるだけ少なくなるようにという考えも持っておるわけでございます。

 しかしながら、そこには公平な受益の負担ということもあるわけでございます。また、合併をしてこれまで6年間たったわけでございますけど、行政という中にやはり非常に大きな無駄も幾つか見えてきております。そういった無駄をこれから省かせていただくということが中心になってこようかと思っております。そういうことをしながら、やはり限りある人、物、そして資源と、財源といったもの、これをいかに生み出し、そして活用していくかということが、これから求められるものであろうというふうに思っております。

 したがいまして、職員の能力をいかに引き出すかということにも腐心をさせていただかねばならないと思っております。これは昨日の山縣議員の御質問にもお答えをしたとおりでございますが、それぞれの能力というものがあるわけでございますので、そういった能力をいち早く見抜き、そしてその職員の個性というもの、その持っている個というものを伸ばしていくということが必要なんだろうと思っております。人事評価ということではございませんが、そういう評価というもの、また個々の職員の持っている能力、そういったものをいち早く見出すことによって適切な職務というものを与えていく、これが今本当に求められていることであろうというふうに思っております。そういうことを進めることによって、職務に対する自意識の向上といったことも生まれるんだろうと思っております。そういう中から、これからの高梁市のあるべき方向はどうなんだと気持ちを一つにしていく、これが一番大事なことであろうというふうに私は思っております。

 それから、大型事業の関係のことで若干触れられたと思っております。

 箱物行政のツケということで、「ゆ・ら・ら」のことで表現をされたわけでございますが、箱物行政は何も「ゆ・ら・ら」だけではございません。箱物はいっぱいあります。ほんまに数えれんぐらいたくさんあります。その箱物がすべていいのか悪いのかの判断も、これからしていかにゃいけん時代になっております。同じような地域に同じような箱物が2つもあるということもあるわけでございます。やはりそこら辺はしっかり検証させていただかないといけない、そこら辺の箱物行政のツケというのは出てきておると思います。もちろん例えば大きな体育館が幾つもあるとかということも、これは市内でどうなんですかという話にもなるでしょうが、その先にある施策の展望というものがどうあるかによって、箱物というものは生きるか死ぬかになってまいります。そういったことを踏まえながら、この検証というのはしていかないといけないんだろうと思っております。

 それからあと、大学ということもおっしゃったわけでございます。

 大学とのあり方については、単純に経営支援ということは、これはできないというふうなことは当然私も理解をしております。そういう中で、今回入学金の支援という形、また広報支援という形をとらせていただいたわけでございますが、これもやはり実証というか、プラン・ドゥー・チェックをしないといけないと思っておりますので、そういう意味で3年という期限も切らせていただいたとこでございます。初日にも申し上げたとこでございますけど、やはりこれから大学もさらに開かれ、そして地域にもっと軸足を移していくということも表明をされております。そういったことをされる中において、大学との共存ということに対してどうあるべきかということも踏まえながら、これからの大学との連携ということが必要になってこようと思っております。

 平成17年に産学官連携というものを結んでおりますが、これに加えまして、そしてその前の9月議会でも妹尾議員からも御質問がありましたが、大学と町のあり方について懇話会という形で有識者の方から御意見をいただくことの今準備ができましたので、これを進めさせていただこうと思っております。そういう中から、高梁市における大学と地域のあり方、そして大学と行政のあり方、これが議論の中でどのような方向が出されるのか、専門家の方の御意見もいただくことといたしておりますので、その御意見等を待った上で、これからの高梁市としてどうあるべきか、大学とのこれからの関係というものも出てこようと思っておりますが、やはり今の大学については、地域のいわゆる知の集成、シンクタンクであるということには間違いないと思っております。その大学の知をもっともっと活用できる、そして市民の皆さんが大学の恩典といいますか、知力を実感できる、そういった取り組みが必要なんだろうと思っております。

 それから、平和の問題についてのお尋ねでございますが、これはもうおっしゃいますとおり核兵器の廃絶というのはもう国民の願いでもございますし、全世界、全人類の願いでもございます。これに関しましては、これまで非核平和都市宣言もさせていただいておりますし、また平和祈念祭等の関連行事、教育現場での平和学習なども継続して取り組んできておるところでございます。さらに啓発等の看板設置、そういったことも行っておるわけでございますが、この平和という問題に関しましては、特に教育の中で一生懸命子どもたちにこれを知ってもらうことが必要であると、忘れてはいけないということもあります。そして、二度と悲惨な戦争は起こさないという、この気持ちはすべての市民の方はもちろんでございますが、持っていただいておると思っております。これに関しては、引き続きそういった活動を通じて、これは訴えをさせていただきたいというふうに思っております。

 お尋ねがあった平和市長会議につきましては、趣旨は全くもう同感でございます。同感でございますので、その平和市長会議の活動というものに関しましては、高梁市としても同様に取り組ませていただいておるという観点でございます。

 それから、佐屋地区の問題でございますが、佐屋地区に関しましては初日のごあいさつでも申し上げましたように、12月1日に井原市の瀧本市長を訪問させていただき、今回の佐屋地区の事前協議に係る申し入れに関しまして、ここで中止をさせていただくということを申し上げたところでございます。これに関しましては、これまでも地元の皆さん方との協議も進めてきた経緯もございますし、また市としてこういうことはできないかということのお話もさせていただきましたが、いかんせん平行線のままであるという現実でございました。

 そういう中で、地元の方々から議会に対して請願が出てきたわけでございますので、これに対して議会のほうでの御判断もあったわけでございます。ここで一応区切りをつけさせていただくということは必要であろうと思っております。ただ、その中で他の市町との境というのは当然佐屋地区のみならず、もうこの高梁市周辺全部あるわけでございます。その周辺の境界に接した地域の行政サービス、特に生活水準等をどう守っていくかというのは、これは共通の課題であろうと思っております。それぞれ相手方もあるわけでございますから、相手の市町とともこれは協議、また相談もさせていただきながら、振興策というものは進めていかないといけないというふうに思っておるとこでございます。そういった協議の場というのは、これからも引き続き持たせていただきたいというふうなことでお話もさせていただいたところでございます。以上でございます。



○議長(三谷實君) 三上孝子さん。



◆17番(三上孝子君) 第1番目の国、県に対して市民の立場で物を言うということで、市長はそれは当然のことであるというふうに思っておられるということで、これからぜひそういう立場で頑張っていただきたいと思うんですけれども、今までの答弁というんですか、そういうものの内容を私どもは議事録を精査してつくっておりますけれども、例えば米価の暴落対策を国へ要請してほしいということに対しては、政府の動向等を見きわめ、適切な行動をとっていくというお答えで、これは適切な行動をとられたのかどうなのか、このあたりのことはよくわかりません。また、地方分権を言いつつも、例えば市が国保の資格証を発効していなかったらペナルティーを科すとか、そういうふうな補助金等の減額というんですか、そういうことを国がやっておると。それに対して、やはりそういう制裁はやめるように国に申し入れてはどうかというふうに言いましたところ、不合理なことがあれば、市民の福祉を守るため積極的に申し入れるということですけれども、やはり私はこれは不合理だというふうに思うんです。具体的にその申し入れがされたのかどうなのか。こういう一つ一つのことを考えてみるときに、そのあたりでは、行政ですのでやはりきちっとした態度をとっていただくということが今何よりも必要であるということを、1の項では申しておきたいというふうに思います。

 それから、2の項目の行財政改革の関係です。

 人事評価制度の話もちょっと出たわけですけれども、これは大きな2番目として通告しているわけですけれども、市長が個人のそれぞれの個性を発見し、そしてそれを伸ばしていくというふうに言われました。それで、今までもいろんなことを行財政改革、そうした中でやってきたというふうに思うんです。でも、結局はこういうことが進む場合にどうなるかというと、結論からいえば市民の顔を見るよりも市長の顔色をうかがうというふうな状況がやはり出てくるわけです。それから、市長もやはり自分の言うことをきく、そういう者を近くへ置いておきたいというふうな、そういう状況にやはり私はなるというんですか、そういう流れにやはり相当注意をしてやらないと、真の目的というものを達成するというのは本当に難しい問題だというふうに思うんです。これは、そりゃあ民間の中ではいろいろありますよ、ですけどやはりいろんな目標を立てて、そこにどう到達するかという、そこのところでの量というのは現実にはかれない、勝ったか負けたか、もうけたかもうけなかったか、そういうものをはかってはならない、そういう自治体の仕事にやはりこういうものを入れていくというのは、私は弊害のほうが多いのではないかというふうに思います。本当に安心して職員が市民のための仕事をしていくということであるならば、本当にそれにふさわしい研修というんですか、そうしたものをやはりやるべきだというふうに思います。

 いろんなコンサルとか、そうしたものの取り組みというんですか、そういうものを入れられてきた経過もあると思うんですけれども、やはり私は今までも中途半端な形で終わっているのではないかというふうに思います。はっきり言って、高いお金をかけてみるだけという結果も私は明らかではないかというふうに思いますので、この点ではやはり自前のものをしっかりと進めていく、その中で一人ひとりの個性を把握をしていく、それからやはり心のつながった中でやっぱり進めていくということが大切であると思いますけれども、この点での見解、それから過去に取り組まれた、ちょっと今名前が出てこないんですけれども、ISO14001でしたか、そういうふうなものにも取り組まれたと思うんですけれども、それもいつの間にか消えていって、今また人事評価制度、それから目標管理制度、そういうものを入れようとしているということで、この間も何か研修をやられたというふうにお聞きをしておりますけれども、私はやはり一考されるべきだというふうに思います。過去の経過からして、どのようにやっていかれるのか、この点での取り組みというんですか、考え方を改めてお聞きをしたいと思います。



○議長(三谷實君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) 市長としての発言ということでございます。

 先ほどもちょっと申し上げたんですけど、御質問いただいた内容につきましては当然市長会として同じような歩調をとってるというものでございましたので、そういう御答弁をさせていただいたと私は記憶をしております。じゃあないもの、高梁市だけのもの等については、これは当然高梁市として申し上げをさせていただいておるところであります。

 それから、先ほど言われました国保の関係につきましても、これは法にのっとるということの中で適切に私は判断をさせていただいておるというふうなことでございます。そのことについて、国に対してこれはおかしいじゃないかという考えは、私はそのときに持ってなかったと思っておりますので、適切な判断をさせていただいたと思っております。

 それから、人事評価の関係等につきましては、自前のものとか、そういうことではございますが、当然今試行しておる人事評価制度というものが、今御質問にありましたけど、これがすぐに顔をどっち向けるんならということには私はならないと思いますし、してはいけないと思っております。やはり個人の能力を本当に最大限引き出す、そのことによって、私が掲げております変えよう高梁の中の、じゃあどう変えたらいいんかという、そういう個人の持っている気持ち、職員の思いというものをもっと引き出してやりたいという気持ちも持っております。言いましたけど、発言がしたくてもできないというところもあるんだと思いますんで、そういった場というものもこれからは必要だと思っております。やはりもっと職員の考え、気持ちというものも酌みながら、そしてそれを取り入れたり、または指導したり、そうすることによってこれから先、行財政改革を進める中にあっても、限られた人材、ものでこの高梁市というものの行政を進めていかないといけないということが認識できるんではないかなというふうなことを思わせていただいておるとこでございます。



○議長(三谷實君) 三上孝子さん。



◆17番(三上孝子君) そういう市長の思いであればこそ、こういう評価制度というような、そういうもので管理をするようなやり方はやはり私はふさわしくないというふうに申し上げておきたいと思います。

 税金の使い方の関係でもう一つ、これが税金の使い方というよりも、さっき申しました2の行革のほうに入るのかとも思いますけれども、例えば新しい事業の検討を進めるに当たって、やはり本当に職員の英知が集められたものになっているんだろうかということで、その辺ではどこで決まったのかわからないとか、そういうふうな状況というふうなことも時に耳にすることもあります。ですから、その辺では組織ですので、きちっとした対応というんですか、そういうものの中でお互いに話し合い、その職員の英知が集められる、そういうものにしていかれるべきだというふうに思いますが、この点での見解を伺っておきたいと思います。



○議長(三谷實君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) 当然であります。そういう形をとらせていただいております。例えば、元気プロジェクトにしても、そういう職員を指名させていただき、通常の職務をこなしながらですけど、それぞれの地域において活動もするようにということで頑張ってくれておりますし、またこの前認定を受けました歴史まちづくり計画にしても、1年半に及ぶ作業を職員でしておるわけでございます。さらには、今回の「ゆ・ら・ら」の件もございますが、それぞれの持っている考えというものを出してほしいということで指名をさせていただき、それぞれの個々の知恵というものをまた集合させていき、例えば「ゆ・ら・ら」はこうあるべきですよということもみんなで考える体制もとっておるわけでございます。したがいまして、だれがやったのかわからんという認識というのは、それこそ私は認識不足であるというふうなことと思います。



○議長(三谷實君) 三上孝子さん。



◆17番(三上孝子君) 税金の使い方のことで、大学の問題で各界からの意見というんですか、そういうものも取り入れてということですが、私なんか率直に思うのは、まず地域で言うと奥万田の皆さんとよく話をして、意思疎通をとられるというようなことが一番必要なんではないかというふうに思いますし、それからマンションなんかに入っておられる方同士の横のつながりというんですか、そういう会をつくっていくとか、そういうふうなことも行政のほうから積極的な働きかけをしていくとか、そういうふうなことこそ私は必要ではないかと思います。いろんな肩書を持っていらっしゃる皆さんの知恵というのも、それは大切なものですけれども、そういう身近なところから取り組まれる、そうするとやはり市民にとって学生ももっともっと身近なもの、地域の皆さんにとっても身近な学生になっていくのではないかというふうに思います。そこは提言をしておきたいというふうに思います。

 それから、平和の問題で、平和市長会議には倉敷市、総社市、岡山市、あの当時入られてたと思いますし、笠岡市も入っておられるというふうに思いますけども、市長としてはそれはどのように考えておられるのか、再度お尋ねをいたします。

 最後に、佐屋の問題を民主主義の問題で出しましたけれども、高梁市民でいてほしいという市長の言葉ですけれども、その言葉お気持ちをもっと具体的に説明をされることが必要だと思います。これでは地域の皆さんも納得いたしませんし、私もよくわかりません。担当課長補佐、それから係長であったと思うんですけども、一緒にあれだけ進められ、佐屋の皆さんと一緒に境界変更、そうしたものに汗を流してこられて、それから市長選に当たってのときというのは、やはり進めていかなければならないという立場であったように私は思っております。それが突如として、高梁の市民でいてほしいというこの市長の一言が大きくこの方向を変えてきたわけですけれども、そのあたりでもう少し市民の納得のいくというんですか、地域の皆さんも納得のいく説明が必要であると思うんですけれども、そのことについてお尋ねをしておきたいというふうに思います。



○議長(三谷實君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) 平和市長会議なんですけど、これは趣旨も十分読ませていただいております。県内でも参加もふえておるようであります。私も先ほど申し上げましたように、趣旨についてはもう全く同感でもあります。会に入って活動することが必要なのかどうかという判断はまだいたしておりませんが、趣旨として同じような活動なり、考えなり、取り組みは、当然これからもさせていただかないといけないと思っております。例えば会に入らなくてもちゃんとできてるというふうなことを私は思っておりますので、今現在では加入ということには至ってないというふうに御理解をいただきたいと思っております。

 それから、佐屋地区に関しましては何度かお話に行っております。地元の方ともお話し、役員の方ともお話はさせていただいております。ただ、平行線のままでございます。お互い気持ちはもう一つしかないわけでしょうから、私が思うのに、それは線路だと思います。もうずっと平行線の線路だろうと思いますが、そういう中においてもやはり行政として、行政サービス、生活水準というものにつきましてはやはり市内同じでないといけないと思っておりますんで、じゃあなぜそうなんですかというお話をしても、その話にはなかなかお答えもいただけてないような状況でありますんで、こういったことに関してはさらにお話もさせていただいて、例えば救急の問題であるとか、飲料水の問題であるとかということもあると思います。それにはやはりそこに住まわれとる方の喫緊の課題になっとる場合もあるわけでありますから、そういったものは早急に方向性というものを、そして幸いなことに財源もついてきますんで、早急に進めさせていただくということによって、生活水準というものだけはどこにおっても同じレベルになるような、そういった取り組みはこれからも必要だろうと思っております。そういうことで、お話もさせていただこうと思っております。そういったことに関してはぜひ御理解をいただきながら、境界変更についてはもうお話はしないということではございましたんで、それは置いといてでも、そういう住民の方がやはり安心して暮らしていただけるというその取り組みについては、これからも進めさせていただき、協議もさせていただこうと思っております。



○議長(三谷實君) 三上孝子さん。



◆17番(三上孝子君) この問題は、やはり高梁市民でいてほしいという、そこの深いというんですか、お答えにならないから余計深いような、そういうふうにもなってくるわけです。それと同時に、他市町との境界線というんですか、そういうふうな中でのことで、佐屋以外にも境界線と接しているところはあるわけですけれども、やはり同様に物を考えてはならないというふうに思います。そこの住民の人が境界変更、編入をさせてほしいという、その意思を示されてるわけですから。境界というんですか、そういうところに住んでいらっしゃる方はいらっしゃるわけですが、そこは高梁市の市民で、あるいは井原市の市民でいようというふうにされているわけですから、境界におられる人は佐屋の皆さんと同じ考えであるというふうに理解するのは私は間違っていると思います。そのことを申し上げて、1の項を終わりたいと思います。



○議長(三谷實君) 質問の途中ですが、ただいまから午後1時まで休憩いたします。

            午後0時7分 休憩

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

            午後1時0分 再開



○議長(三谷實君) 休憩前に引き続き再開いたします。

 引き続き、三上孝子さんの質問を願います。



◆17番(三上孝子君) 次に移らせていただきたいと思います。

 行財政改革の方向についてということで通告をしておりましたが、先ほど市長にもお答えをいただいているところですので、この点では簡単に済ませたいというふうに思います。改めて行財政改革については整理をし、そしてまた質問に立たせていただきたいというふうに思います。

 人事評価制度、それから目標管理制度というんですか、こういうことで今説明会をされたりしているようですけれども、その考え方、ねらいというんですか、そのことについてお聞きをしておきたいと思います。



○議長(三谷實君) 藤澤総務部長。



◎総務部長(藤澤政裕君) 三上議員さんの御質問にお答えをいたしたいと思いますが、人事評価制度、それから目標管理制度の考え方ということでございます。

 こういった考え方は、以前から国のほうも私ほうも思ってはおりました。といいますのは、今回新たに制度として人事考課制度といいますか、評価制度を導入したところではございますが、これは今試行という段階でございます。これは、従来から言われておりました考え方が4つございます。

 1つは、この制度を通じまして、職員個々にどのような能力があるのか、持っておられるのか、そしてそれを発揮しているのか、それとは反対にどのような能力が欠けているかというのをまず自己分析をする、それによってみずからが気づくということが大切だというふうに考えております。

 そして、そのことを前提といたしまして、2つ目でございますけれども、部下と上司、上司と部下が双方面談を行いまして、それぞれ双方がそういったものの内容を理解するということ、これによって、コミュニケーション不足というのが昨今言われておりますけれども、こういったコミュニケーションを図っていくということが2つ目の目的でございます。

 3つ目でございますけれども、今までの2つのことを前提にしながら、上司は部下を育てるという人材育成の観点から、その職員の能力向上、そしてモチベーションのアップというものを促していく、そうすることによって組織としての一体感が生まれてくるということ、結果的に組織の活性化が図れるというのが3つ目の目的でございます。

 最終的には、それらを総合的に勘案をしながら、人事管理といった観点も必要でございます。この考課、評価の結果を人事の資料として公正な活用に生かしていくということを大きな目標といたして、現在試行でありますけれども、導入をいたしておるところでございます。以上でございます。



○議長(三谷實君) 三上孝子さん。



◆17番(三上孝子君) 試行ということで、しっかり検証していただくと同時に、こういう制度を導入され、一方ではメンタルヘルス、そうしたものをきちっと確立していく、あるいは労働安全衛生、こういうものの委員会をきちんと確立をしていくとか、そういうふうなこともあわせて求められているというふうに思うんです。偏らないようにやっていただきたいということを申し上げておきたいと思います。

 次に、教育環境の改善についてに移らせていただきます。

 記録的な猛暑が続いたこの夏は、統計開始後113年間で最も高い気温になっております。熱中症で搬送される人は急増し、亡くなられた人は500人を超えました。まさに天災と呼ぶにふさわしい異常事態だったと言えるのではないでしょうか。消防署の気象月報によりますと、高梁市の8月の最高気温は37.2度、9月も37.2度を記録しております。この9月3日のことを山陽新聞4日付は、岡山県内7カ所で暑さ記録更新、9月観測史上最高、高梁市37度と報じました。2学期に入っても、この猛暑は続いたのです。水分補給をしっかりすること、休憩をしっかりとることを徹底し続けたとおっしゃる校長先生、このように学校現場においては授業への対応や、そしてまた熱中症対策に追われた状況にあったと思います。

 今、ほとんどの家庭、公共施設、高校、大学に空調設備が整っております。中学生以下の学校施設が一番過酷な教育環境であると言えると思います。高梁市の保育園、幼稚園、小学校、中学校の状況はどのようになっているのか、まずお伺いをいたします。



○議長(三谷實君) 山口教育次長。



◎教育次長(山口利弘君) 失礼します。

 三上議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。

 市内の状況でございますが、保育園につきましては12園、うち4園は休園ということで、8園でございますが、そのうち7園に職員室、保育室に設置をされております。

 それから、幼稚園でございますが、職員室はすべての園で設置しています。保育室は13園中、12園で1つ以上の部屋に設置されていると。未設置の1園についても、保育室以外の部屋に設置をされております。

 次に、小・中学校の設置状況でございますが、小学校の職員室、校長室、保健室、パソコン教室は20校中、16校、それから図書室は11校でございます。中学校は、職員室、校長室、保健室、パソコン教室、すべての学校に設置がされております。図書室は7校中、4校というような状況ございます。先ほど申しました設置されてない保育園1園、それから小学校4校でございますが、標高が高く、北のほうに位置し、比較的環境がよいというようなことで設置がなされてないというような状況でございます。



○議長(三谷實君) 三上孝子さん。



◆17番(三上孝子君) 今お聞きしたところでは、やはり特別教室というんですか、そういう教室に順次設置をされてきたのではないかというふうに思います。例えば私は去年、扇風機の設置を調査をして、普通教室に扇風機の設置をお願いしないといけないんじゃないかというふうに考えておりましたけれども、しかしこの夏の異常というんですか、そういう状況で、これからもこういう状況が続くのではないかというふうに予想もされるわけですけれども、そうしたもとでは到底扇風機では追いつかない。ましてやこの9月の異常な暑さっていうのは、運動会の練習等とも重なって、次の授業までの休憩というんですか、そういうものを本当にしっかりととっていかないともうどうにもならなかったという状況をお聞きするにつけても、そういう普通教室に段階的な設置をしていくという方向というんですか、暑さ対策としてそれを考えていかなければならないのではないか、そういう状況だというふうに考えて私はクーラーというふうに変えたわけです。そういうふうな今の状況であるというふうに思います。

 それから、今先ほどちょっと休憩時間に次長のほうも研究をしていただいておるようですけれども、学校保健安全法に基づく学校環境衛生基準と文部科学省による解説書では、教室等の温度について、夏は30度以下、冬は10度以上であることが望ましい。最も学習に望ましい条件は、冬期で18度から20度、そして夏期で25度から28度程度である、このように言われております。また、教室へのエアコン設置、空調設備工事は、文部科学省の安全・安心な学校づくり交付金、算定割合原則3分の1となっているというふうな制度があるということをお聞きをしております。この点では、全校へすぐに設置をというふうなことにはいかないかもしれませんけれども、やはり計画的に順次進めていく時期に来ているのではないかと思いますが、再度そのことについての見解を求めます。



○議長(三谷實君) 山口教育次長。



◎教育次長(山口利弘君) 三上議員さん先ほど言われましたように、本年は大変な猛暑が続いたということで、学校、園の方でも大変そのあたりは注意を払われて、子どもたちの指導なりされたんだというふうにお聞きはいたしております。

 教育委員会の考え方といたしまして、まず幼稚園につきましてですが、3歳児保育をしていると、そういった部分から考えますと、体力面とかそういったことを考慮して、最低でも各園の保育室1室にクーラーを設置していきたいというふうに考えております。

 小・中学校につきましては、現在のところ普通教室への計画はいたしておりません。しかしながら、先ほど言われました教育環境面、そういったところで子どもたちが学習に専念できるような、そういったことは必要だろうというふうに考えております。しかしながら、本年は特に異常気象と申しますか、そういった状況でございますので、これからといいますか、来年、再来年とそういった状況も見させていただきながら今後検討していきたいというふうに思っております。

 それから、まだ設置されていないパソコン教室であるとか、あるいは図書室等につきましては、夏休み中に図書室を子どもたちが利用するとか、そういうこともございますので、そういったものは計画的に設置をしていきたいというふうに思っております。以上です。



○議長(三谷實君) 三上孝子さん。



◆17番(三上孝子君) ぜひ注視をしていただいて、子どもの健康を守っていくということで言いますと、本当にクーラーが一概にいいとは言えないというふうな考え方も私自身も持っていたわけですけれども、スイッチを切ればちゃんと切れるわけで取り扱いは簡単ですので、こういう異常気象の中ですので、ぜひそれに向けて市長部局のほうへも要求をきちっとしていただくようにお願いをしておきたいと思います。

 それで、次へ移りたいと思います。

 子どもたちに豊かな保育、子育てをということでございます。

 国はこれまでの公的保育制度を根底から覆す方向に変えようとしておりますが、現行の公的保育制度を生かして、国と自治体が責任を果たしてこそ利用者の望む保育が保障されるというふうに思うのでございます。今、民主党政権のもと新システムということで、認定いう字がなくなったんですけれども、こども園、これを進めていこうということで、幼稚園と保育所の垣根を取り払って、親の就労と関係ないこども園への一本化、これを目指そうとしているわけです。それぞれ長い歴史と違う役割を持っており、施設の基準や職員配置も違っているわけですけれども、これを強引に一本化するという方針になってこれが行われるならば、大混乱が起きるのではないかというふうに思います。

 また、現在保育料というのは利用時間に関係なく、保護者の所得に応じて市町村が決めておりますけれども、こども園の料金は、これを利用時間に応じて料金を決めていくということであります。また、こども園への入園は保護者の選択による自由契約で、こども園との直接契約で保育料も事業者に直接支払うというふうなことになって、本当に低所得者や手のかかる子どもが排除されるのではないかという懸念もされているわけです。そうした中で、高梁市の議会においてもこの6月議会で全会一致で公的保育を守っていこうという請願が採択をされたところでございます。

 現在、これについても教育長の答弁もありましたし、子ども課の方も一緒になって検討をされていると、幼稚園、保育園の一本化のそういうふうなこともお聞きしておりますけれども、これまでの検討内容、今後の方向、そうしたものについて、就学前教育・保育方針というふうに、きょう宮田議員の質問に対して教育長はお答えになっておりましたけれども、現在の状況をお知らせをいただきたいと思います。



○議長(三谷實君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) 失礼します。

 三上議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。

 現在、国におきまして子ども施策について、文部科学省また厚生労働省に分かれているものを一元化というようなことで、仮称ですが、子ども家庭省に統一して、包括的な制度をつくろうというような検討がなされておるという状況にあろうかと思います。現在検討中ということで、どういうような指針が出されるかという、これらにつきまして動向を注視していきたいというふうにも考えております。

 市といたしましては、国及び自治体の責任において行っております保育につきまして、子育て支援の一環という観点からも、国また自治体の責任において保育を行っていかなければならない、安心・安全な子育てができる体制づくりというのが重要であろうというふうに考えております。

 それから、2つ目の本市における幼稚園、保育園の一本化の検討ということでございます。

 市役所の内部の検討委員会、これには子ども課、学校教育課、総務課、企画課等での組織が10月に発足をいたしております。今年度末までには就学前教育・保育方針を策定していこうというふうな考え方を持っております。この方針につきましては、就学前の子どもたちに対して小学校教育につなげるための望ましい教育、保育のあり方を検討して策定をしていくように考えております。地域の実態等が異なるという状況にありますので、市内一律的なものでなく、地域によっては形態が異なるという考えの中で、それぞれ地域に応じたような保育等ができればというふうな考え方もその中で十分検討していきたいというふうに思っております。それで、特に就学前の教育、保育を一体としてとらえ、一貫して提供する枠組みでありますので、認定こども園という考え方も今のところ何カ所か考えていく必要もあろうというふうに思っております。

 この認定保育園につきましては、現在のところ4つの型があるようです。幼・保連携型、幼稚園型、保育園型、地方裁量型と、こういうようなものを、現在この近隣でも数カ所やられておりますので、そういうところを参考にしながら、これから年度末に向けまして方向性を出していきたいというふうに考えております。



○議長(三谷實君) 三上孝子さん。



◆17番(三上孝子君) 私は就学前の教育・保育方針というんですか、そうしたものがどうあるべきなのかという検討をされるということは大いにやっていただければいいわけですけれども、今お聞きしますと、例えば保育園の関係者、幼稚園の関係者、そういった現場の人をやはり入れた中で協議をしていくということが必要ではないかというふうに思います。結局空論というんですか、それとやはり国の制度がこういうことだから、それから近隣がこういうことをやっているからということで、何かまとまったものになってしまう。高梁市らしさというんですか、本当に幼稚園は幼稚園で、子育てについて非常にその地域に合った、そういう取り組みもされております。保育園は保育園で、やはり特徴のあるそういう保育をされているわけです。ですから、そこで言いますと、子育て支援の面では本当に光ったものを高梁市は持っているわけですけれども、子育ては高梁市でと、そういう豊かな保育、子育てのできるやはり体制をいかにつくっていくかということが望まれるというふうに思います。今、部長のほうから公的保育をやはり守っていくんだということでしたが、ここの打っ立てがしっかりとあるならば、必ずやいいこういう就学前教育というか、保育というんですか、そうしたものが図られてくるのではないかなというふうに思いますので、ぜひその点をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(三谷實君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) 失礼します。

 内部の検討委員会の開催を今2回程度やっております。その前段として、幼稚園また保育園のそれぞれの職員の方々に、現状の課題等も含めてお聞きをいたしております。これらも1回だけでなしに、何回かそういうような意見も聞きながら、方向性を出していきたいというふうに考えております。子育ては高梁市でということで、その体制につきましては議員さんおっしゃいますとおりだと思います。本市では、安心して子どもを産み育てることのできる環境を目指していくということにしております。少子化、また子育て支援、こういうものを最重点項目として進めているところでございます。市の部署ごとに行っております支援施策につきましても、子ども課を中心として総合的に取り組んでいきたいというふうな考え方を持っております。本市の責任において、豊かな子育てのできる体制をつくっていこうというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(三谷實君) 三上孝子さん。



◆17番(三上孝子君) 話がちょっともとへ戻って申しわけないんですけれど、人事評価制度とか目標管理制度とか、そういうことでやるんでなくて、こういうやはり本庁の中での話し合いというんですか、そういう検討の場に幼稚園の先生、そしてまた保育士さん、そうした人が出てきて一緒に議論をするということが、やはり一番私はいいことだというふうに思うんです。ですから、ぜひお願いをしておきたいというふうに思います。

 最後になりますけれども、庁舎の関係について質問をさせていただきます。

 庁舎のことについて、9月に議会に説明がありまして以後、市民からいろいろな声が寄せられてきましたが、市議会においても新庁舎建設調査特別委員会が設置をされて議論が始まるところですが、これまでいわば執行部主導で進められてきたわけで、改めて1つは庁舎建設のこれまでの経過、2つ目は市の財政状況から見て、新庁舎の建設ができるんだろうか、一般施策へのしわ寄せ、市民生活へのしわ寄せはないんだろうか、こういう声があります。また、参考案が4案出ておりますけれども、もう一つにちゃんと決まっとんじゃと、こういうふうな声も聞かれます。私は市民に開かれた中で検討がなされ、その方向性を出すことが必要であるというふうに思います。市長のマニフェストでも、やはりこの庁舎の建設について、庁舎や図書館など、新しい施設の施設整備については広く市民の意見を聞く場を設け、市民参加のもとで進めていきます。高梁市政を変える、これが宣言です、このように述べられております。ぜひこのマニフェストに沿った取り組みをお願いしたいというふうに思いますけれども、答弁を求めます。



○議長(三谷實君) 藤澤総務部長。



◎総務部長(藤澤政裕君) 答弁申し上げます。

 まず、庁舎建設についてのこれまでの経緯でございます。

 内部検討を最初いたしておりましたけれども、これは平成18年6月でございますが、内部での準備連絡会というようなものを立ち上げて、3回程度の開催をいたしておりますが、それを引き継ぐ形で平成19年11月に、幹部職員によります正式な内部検討委員会というの立ち上げてございます。これにつきましては、本年1月まで計6回の開催によりまして、庁舎建設の基本方針等をまとめております。また、それらの結果につきましては、平成21年5月並びに平成22年2月に内容を全員協議会において報告をさせていただいておりますし、先ほど言われましたが、その後立ち上げられました市民、各団体によります検討協議会の経過等を含めて、9月に全員協議会で御説明もさせていただいておるところでございます。今後におきましては、先ほど申されましたように、特別委員会等の設置をされたということになっております。それぞれの委員会、協議会の御意見をいただきながら決めていきたいというふうに考えております。

 続きまして、市の財政の状況を見て、庁舎建設というのが今できるのかどうかということでございます。これは市長が諸般の報告をさせていただいた中にもございました。先ほどから出ておりますけど、行財政改革というものを1次行革、2次行革と進めてきております中で、財政指標といいますものは一定の行革の効果を反映して、正常な値といいますか、危険水域からある程度脱却できているのではないかというふうにも思っております。そういった中で、財政的にどうかというふうなことでありますけれども、1つは行革を進める中におきましても、庁舎建設というその事業は織り込んだ中での行革を進めてきております。これが1点ございます。

 それともう一点は、その前提といいますのは平成26年度までに建てる場合、そういった計画を織り込んでも財政的には健全な範囲で建築ができるということも想定しております。したがいまして、従来どおりの計画の範囲内であり、そう華美なものでない限り、許容の範囲であるのかなということを思っております。

 それから、4案の中からもう決まっているのではないかというような御質問でございますが、これにつきましては4案を全員協議会等でお示しをいたしておりますけれども、全く決定をしているものではございません。委員会なり協議会の中で十分論議をいただきたいというふうに考えております。

 それから、関連して市民に開かれたといいますか、意見を聞くということが大事ではないかということでございますが、もちろんそうした姿勢でこれまでも取り組んでいるつもりでございます。先ほど申し上げました検討協議会におきましても、公募を行いまして委員さんに出ていただいておりますし、その委員さんの中にもまちづくり協議会の代表の方もおられますし、今後そういった機会も必要になってくるだろうと思いますので、市民の方々の御意見をお聞きした上で、さらに特別委員会等で十分御審議を賜りたいというふうに考えております。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(三谷實君) 三上孝子さん。



◆17番(三上孝子君) 今部長のお答えをいただいた中で、やはり行革というんですか、その言葉がやはりひっかかるわけですよね。それを進めていく中でやれば、そりゃあできますよという話なわけです。本当に毎日の暮らしというんですか、そういうふうなものが大変な中で、果たしてどうなのかという、そういう視点も必要だと思うんです。だから、ここで近藤市長が書いておられるこの思いというのは、ただ諮問というんですか、そういうふうな協議会をつくって、そこの意見を聞くということにとどまらず、その前には出前講座の話もありますし、やはり本当に広く市民というんですか、市民参加のもとで進めていきますというふうにあるわけで、今までの行政がやってきたニュアンスとは違うものであると、もっともっと広いものであるというふうに私は思います。ぜひ今からでも軌道修正していただいて、そうした意味では本当にこのマニフェストを思い返していただきまして、ぜひ後半の2年間、市長におかれましては頑張っていただきますようにお願いをして、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(三谷實君) これで三上孝子さんの一般質問を終わります。

 次は、大森一生君の質問を願います。

 大森一生君。

            〔1番 大森一生君 質問席〕



◆1番(大森一生君) 1番の大森一生でございます。

 今回通告いたしておりますのが、これからの公、新しい公共性とは何か、今、公に何が求められているのかという立場で、3点の質問をさせてもらおうと思ってます。

 まず1点目が、本市における職員の意識改革について、2点目がスポーツ振興と地域活性化について、3点目が高梁中央図書館についてでございます。

 まず最初に、1番の本市における職員の意識改革についてでございますが、きのうきょうと何人かの議員さんも同じようなことを言われてるんですが、重複する部分もあると思いますが、御明快な御答弁のほうをよろしくお願いします。

 まず、最初ですが、市長の所信表明の中にも書かれてありますように、人材育成、職員の意識改革がこれからは重要なポイントであるというのはもう従来からおっしゃってます。今までの通告質問の中に、制度と「ゆ・ら・ら」の問題に関して質問させてもらってるんですが、あの問題が起きたのは制度なのか人なのかと前回質問させていただいたときに、やはり人だということをおっしゃいました。まずは人づくりから始めていかなきゃいけないと、このようにおっしゃってました。それから、先ほどからもたびたび出てますけど、やっぱりコミュニケーション能力というのも問われてます。このたびの「ゆ・ら・ら」の問題に関して、その後どういったコミュニケーションを職員と図られたのか、先ほど総務部長さんもおっしゃってましたように、人事評価の制度の中で自分は何が得意なのか、何が足らないのかというのを上司とのコミュニケーションで図っていくと言われてます。では、じゃあ今までどのようなコミュニケーションを職員と図られて、どのように解決といいますか、どのような方法をとれば今後前へ前へ、前向きな方向にいくのかというのを話されたのかどうかというのをまず最初にお聞きしたいと思います。



○議長(三谷實君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) お答えをいたします。

 「ゆ・ら・ら」に関してということでなくてお答えをしたいんですが、職員との対話ということを念頭に置いて、各部課長会議なりで話をさせていただいております。そういう中においては、各課の課内外で一緒に議論をするとか、そういったことを行っておりますし、また若い職員との懇談ということもこれから進めようとしておるところでございます。要は何を考えとるんか、どういう特徴を持っとるんかということをまず知りたいということもございます。そういうところから、先ほどから申し上げております、この人の持つ適性能力をいかに引き出せるかということも、これ判断できるんだろうというふうなことで考えておるところでございます。



○議長(三谷實君) 大森一生君。



◆1番(大森一生君) 職員さんと全般的にコミュニケーションを図られてるということなんですけど、先ほど市長、ほかの議員さんのときに答弁されてますが、個々の職員の能力を引き出すことが最も重要な課題の一つであると言われてましたけど、やはり能力があってもだめなんですよね、やる気、意欲がなかったら。どうやってモチベーションを維持しながら、意欲、やる気を出させるかというのがこれからの課題だと思います。皆さん能力あると思うんですよ、それをどうやって引き出すかというのは、やっぱりトップのマネジメント力になってくるんだと思います。

 今回の質問でだれか聞かれるかと思ってたんですけど、副市長さんがここで退任されてます。これやっぱり職員の庁内の意識というんか、やる気の低下につながってないか、モチベーションの低下につながってないか、その辺のところの影響というのはどうなのか。

 また、今後早急に後任の副市長さんを選ばれるということなんですけど、その状況と庁内の影響というんですかね、それはどうなんですか。



○議長(三谷實君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) 副市長が退任をしたということに関して、動揺はあったんだろうと思います。それはそうなんですが、副市長がいなくなってからということで、行政が停滞をしてるということはないと思っております。したがいまして、各部長のところで業務の遂行というのはそれぞれなされておるというふうに私は思っておるとこでございます。

 それから、副市長の選任につきましては、適切な時期に適切な提案をさせていただきたいと思っております。



○議長(三谷實君) 大森一生君。



◆1番(大森一生君) ほとんど影響はないということなんですけど、やはり事務方のトップである副市長さんがおられないということは、やっぱり士気の低下にもつながってくると思うんですよ。大きくは目に見えてないけど、やっぱり細かい部分のところで停滞していることもあると思うので、何とぞ早急に解決といいますか、選ばれるようお願いしときます。

 それと、2番目の質問なんですけど、前回の臨時議会ですかね、人事院勧告による給与の削減されまして、一部の議員さんからもモチベーションの低下があるんじゃないかという御意見もありましたけど、この時代、景気低迷の中で、全国的な流れなのでやむを得ないことなのかなと私は思ってます。ただ、それによってモチベーションの低下が起きるんだったら本末転倒といいますか、下げた意味がないので、下げると同時にそれに対してやっぱりインセンティブ、どうやったらモチベーションを維持できるか、どのようにしたらインセンティブが付与できるかという問題が起きてくると思うんですけど、その点、市長さんどういうに考えられていますか。



○議長(三谷實君) 藤澤総務部長。



◎総務部長(藤澤政裕君) この点につきましては、私のほうからお答えをさせていただきます。

 職員のモチベーションの維持といいますか、それにインセンティブを付与してはというふうなお話だろうと思っておりますけれども、先ほど三上議員さんのお答えの中でも少し触れさせていただきました。従来、職員の業績評価といいますか、人事考課といいますものは、ペーパーにはなっておりませんけれども、やはりそうしたものは従来からあったわけでございます。しかしながら、制度として確立していくということになりますと、やはりペーパーなり記録媒体のようなものを介しての人事考課というのが必要になってまいろうかというふうな考えを持っております。そういった中で、目的としては先ほども申し上げたような目的でございますけれども、あれがそのままの手順といいますか、方法論になってございます。最初にみずからが評価をする、それに対して上司と面談をして、お互い自分はこう思っている、あなたはこうだというようなやりとりをしながらコミュニケーションを育てていく、そしてそういったものを今度大事にしながら、最終的には評価、それから人事異動、そういったものにつなげていくという考え方でございます。

 そういった中で、やはり非常に注意をしなくてはいけない点というのがあるのも事実でございます。制度として今確立したものを進めているわけではございません。そういった中で、やはりその中にモチベーションの維持ができるようなシステムを入れていく。例えば留意する点としましては、公平性はやはり確保する、それから公正である、これはもちろんのことなんですが、これが一点。それから、お互いがやはり納得した上でのシートをつくっていく、記録に残せるようなものをしていくということ、そしてそれは透明でなくてはならないということ、それからそれらができた上で職員全体の信頼性が確保できるのではないかと。実質的にインセンティブという、金銭的なインセンティブというのはなかなか今の段階では難しいと思いますが、職員のやる気という面におきましては、そういったことを確保する、担保することによってモチベーションの維持というのは可能であろうというふうに考えております。以上でございます。



○議長(三谷實君) 大森一生君。



◆1番(大森一生君) 言われてることはよくわかるんですけど、公平性、公正な立場の視点から職員を評価していくということなんですけど、これはやっぱりかなり主観も入ってくると思うんです。ほんなら、だれが公正で公平できちっとした評価ができるんかという問題になってくるんですけど、その点はどうなんですか。



○議長(三谷實君) 藤澤総務部長。



◎総務部長(藤澤政裕君) 議員さんおっしゃられるとおりといいますか、そういった考えはもちろん我々も持っております。そういった中で、先ほど言いましたけれども、今までもこういった観点、視点からはやっておりました。ですが、それは例えば1対1でやっておったんで、透明性、公平性がどうなのかということがあったので、今回やり方としてまだまだ初歩的なことでありますけれども、考課者はやはり一人ではないと、複数の考課者をやはり据えてお互いにやりとりをしていこうと。これですべてが解決できるわけではありませんけれども、従来のやり方からやはり大きく一歩出る、ちゃんと可視化ができる、記録として残せる、それから考課者はやはり複数にしようというようなことなどを今力を入れてやっております。これの効果といいますか、評価をやはりしてみないといけないということになりますので、今試行中でございますので、その評価を少ししばらく時間をいただきたいなというふうな気持ちではおります。



○議長(三谷實君) 大森一生君。



◆1番(大森一生君) よりよい人事評価制度を構築していただけたらと思いますが、今民主党のやられてる政治が政治主導ということでやられてますけど、政治主導というのは選挙で選ばれたトップのリーダーが政策やプライオリティーを決めて方向性を出す、それを受けた事務職員、高梁市では職員の方が選択肢をいろいろ並べて、どれがいいですよというのトップリーダーに示す、そういうのが政治主導というんか、首長さんと職員のお互いの関係構築のいい方法だと思うんですけど、ほんなら今高梁市はどのような感じで進められているのか、市長の政治主導が発揮できて、やっぱり事務方の職員さんがいろんな選択肢を出して、いろんな議論をかみ合わせていって、前向きな方向性を出してるのかどうか、その点をお尋ねします。



○議長(三谷實君) 藤澤総務部長。



◎総務部長(藤澤政裕君) 市長のリーダーシップ論のような話になるかもわかりませんが、先ほど市長申しましたように、やはり日ごろから職員とのコミュニケーションを大切にしておるという姿勢は、2年前から持たれておるんだろうというふうに思っております。それは何かといいますと、昨年度におきましては地域局も含めてほとんどすべての課の職員と話し合いの場を持たれてきておられます。それから、今年度につきましても、やはりそれぞれの部、課、特に先ほど言われましたが、若い職員とのコミュニケーションをとるということを大切に進められております。そういった中で、職員の英知といいますか、アイデアというのを吸い上げるという機会を大切にしておられるというふうには感じております。

 それから、もちろん市長は、その吸い上げたアイデア、英知を、こういったものについては具体的に他の部とか局のものもありますから、そういったものについては的確な指示を出し、起案として上げる、協議をする、こういったシステム、そしてそれが非常に重要な全庁的なものになるんであれば、最終決定の機関としては庁議というものを設置いたしておりますので、そういった中で検討しながら議会にお願いをしていくという基本的な考え方はお持ちであると思っておりますし、そういった努力というのは当選以来されておるというふうに思っております。



○議長(三谷實君) 大森一生君。



◆1番(大森一生君) 今、ドラッガーのマネジメント力というんですかね、女子高校生マネジャーが自分の学校の野球部を甲子園に連れていくという本がベストセラーになってます。今部長さんが言われたように、やっぱりマネジメント力が問われてるんですよね。今あの本がベストセラーになってるのは、民間も公も、こういう景気低迷の中でどうやって人を動かすかということを皆さん試行錯誤されて、どこかにヒントを求められとると思うんです。だから、これからはやっぱりマネジメント力が問われる世の中になってきたので、先ほど言われたように、やはり適材適所、能力、長所をいかに伸ばすかとか、コミュニケーションを図っていくとか、本当に重要になってきてますんで、どうぞよろしくお願いします。

 それと一つ、最後に提案なんですけど、前、市長さんと副市長さんにお願いというんか、大学院の募集要項をお渡ししたと、MBAですかね、経営学修士と地域公共政策、こちらの役所に関係ある岡山大学大学院のコースと言えばその2つになるんですかね、それの募集要項みたいなのを去年お渡ししたんですけど、今、岡大さんだけじゃなくて、県立大学にしても、吉備国際大学でも、大学院コースというのが多分これから、政策マネジメントですかね、そういうコースがやっぱりこれからは重要な、午前中もありましたように、知的財産との交流も含めて、そういった意味で大学院へ職員を派遣するというのは物すごく大事なことだと思うんですけど、ちなみにこの高梁市の職員さんで大学院を出られた方はおられるんですか。



○議長(三谷實君) 藤澤総務部長。



◎総務部長(藤澤政裕君) 大学とのつながりという観点から回答をさせていただければと思います。大学院を出たか出ないかというのは、ちょっと今資料がございませんので申しわけありません。

 吉備国際大学が一番身近な大学ということで高梁市にあるわけですが、こことの連携活用というのは、先ほど来出ておりますように、非常に重要なことだというふうに思っておりますし、現在も市長でありますとか市の職員が大学に出向いて講義、講演もいたしておりますし、逆に大学の先生方、職員の方に来ていただいて、市の力にもなっていただいております。そういった中で、大学院、大学の方へ職員をというお話でございます。

 これにつきましては、以前これは旧高梁市のときだったとは思いますけれども、職員の希望を募って、大学なり大学院で研修をするという考え方も持っておりました時期がありました。そのときは残念ながら希望がなかったわけなんですけれども、やはりこれからはせんだっての人材育成という観点、少ない職員の中でやはり質を高めていくという観点からいいますと、そういった可能性というのは研究していく必要はあるのかなという考え方ではおりますので、今できるできないというその結果は私のほうから申し上げにくい点ではございますが、十分研究をしていく必要があるというふうな理解はいたしております。以上でございます。



○議長(三谷實君) 大森一生君。



◆1番(大森一生君) インセンティブの付与という視点から見れば、修士、博士というのは学位の取得になりますので、そういう意味ではやっぱりインセンティブの付与の一つになると思うんですよ。それを自費で行きなさいと言えばなかなか難しいかもわからないですけど、こういった世の中で、どういうふうに問題を解決していったらいいのかという能力が問われる時代になってきてますんで、そういう意味では井の中のカワズで終わらずに、大学院とかいろんなところへ行ってやっぱり議論していくことが重要なことだと思うんです。何も正しい答えを求めに行きなさいと言うんじゃなくて、どういうふうな形で議論しなきゃいけないのかというのを今大学院では学んでるんだと思います。

 従来大学院というのは、学部生から大学院にすぐ入学するわけですけど、社会人の経験がないままに大学院に行ってしまうんですよね。この就職難なだけに、技術系というか、理科系の大学院の学生だったら何ぼかあるんかもしれないですけど、文化系というのはなかなか就職先も難しいそうですね。そういう環境というか状況で、ほんならどんな人材求められているのかといえば、やっぱり即戦力なんですよね。即戦力で問題解決というのが、何がこれからは求められるかというのがわかる人間がやっぱり即戦力になると思うんです。そういった意味でいえば、5年から10年ぐらいの社会人の経験を持たれた方がやはり行くのが大学院じゃないか、これからの大学院のあり方というのはそういうふうに私も聞いております。私も岡大なんか行かせてもらっても、実際そういう方がほとんどです。だから、もうモチベーションが高い方ばっかりで、やる気満々です。人それぞれ個性、特異なというんか、いろんな考え方があります。ただ、それを否定するところじゃないんですよね。その考え方を受け入れて、それからほんならどういうふうに持っていくかというのが、やっぱりこれからのディベートであったり、議論だったりする。

 だから、これからはやっぱりやる気のある職員を公費で、もちろん公費になるんでしょうけど、5年から10年ぐらいたった方でやる気のある方をやっぱり率先して、毎年5人から10人でもやっぱり大学に送り込んで勉強していただく。今、夜間の体制も充実してますんで、大学院って昼間のイメージがもうないですから、夜の社会人コースもありますんで、夜行けるんだったら、ここを5時で終わってすぐ車でも電車に乗っていっても間に合うと思うんで、そういった意味でやはりそういうのを活用していくべき時代になってきてますんで、どうぞ御検討のほうをよろしくお願いします。

 続きまして、2番のスポーツ振興と地域活性化についてでございます。

 皆さん御存じのように、吉備国際大学の女子サッカー部がチャレンジリーグに参入いたしました。それで、私もチャレンジリーグの入れかえ戦を神原のスポーツ公園と清水市まで見に行ってきました。神原のスポーツ公園のときには3−0で、もう圧倒的優位というんか、技術の差も物すごくあったように思われますが、清水市に行ったときにはこれが全く逆です。向こう清水第八というのは、もう昔からの名門、清水市というのはもうサッカーの聖地でございますので、その中の伝統ある女子チームですんで、ここで入れかえ戦で、また下部のリーグに落ちるということは向こうとしてあってはならないという、使命感というか必死さが出て、もう最初っから圧倒的な攻勢で、吉備国際大学が圧倒されてたんですかね、最初から神原でしたときの試合とは全然雰囲気が違いました。その中で、バーとかポストに当たって惜しいシュートも何本もあって、僕は実際勝ってた試合じゃないかと思いますけど、運がなかったのも原因の一つなんですけど、ただ向こうの圧倒さ、やる気というか、勝ちたいという気持ちに負けたんだと思います。

 ただ、神原スポーツ公園で3−0で勝ってましたんで、得失点差でこのたびめでたくチャレンジリーグに参入できたんですけど、やはりああいうのを応援してて、やっぱり地元のチームというのが全国レベルで頑張って、やっぱりそういう団体チームというんですかね、オリンピックでもワールドカップでもそうでしょうけど、やっぱり日本のチームが出たり、地元のチームが出たらやっぱりうれしいし、勝ったら感動もいただけるし、そういった意味でこれからの可能性というのが物すごく出てきたと思うんですよね。

 この前の新聞に、市長にチャレンジリーグ参入の報告に行ったときに、市民を巻き込み、地域のチームとして選手が思いっきりプレーできる環境づくりを進めていきたいというふうにおっしゃってます。市は、今後この環境づくりというのはどういうお考えなのか、これからどういうふうに対応されていくのか。これ大学との関係もあるでしょうし、市民との関係もございましょうし、その辺はどのようにお考えになられてるのかお聞かせください。



○議長(三谷實君) 藤澤総務部長。



◎総務部長(藤澤政裕君) この件に関しまして私のほうから答弁をさせていただきたいと思います。

 議員おっしゃいますように、吉備国際大学の女子サッカー部におかれましては、入れかえ戦を見事に勝ち進まれて、チャレンジリーグに参入をされることになりました。市にとりましても、ことしの中では大きな慶事の一つだろうというふうに思ってもおります。これからといいますか、来年度からはチャレンジリーグ参入チームとしまして15試合を戦われる、その中の七、八試合というのはこちらでホームゲームとしてされるということでございます。これからの活躍というのは、市民ともども我々もお祈りをしたいというふうには思っております。また、これに伴います地域の活力といいますか、経済効果といったようなものにも期待はしておるところでございます。

 議員さんおっしゃいましたように、せんだっての会で支援の話というのが出たようでございます。市としてもできる支援というのは、サッカー部を取り巻くいろいろな団体、市民の方、そういった方の盛り上がりが必要不可欠だろうという認識は以前の答弁の中にもあったかとは思います。あくまでそれが前提だということで、市の方はそれに対して支援をしてまいるという姿勢は持っております。しかしながら、主導してといったところにつきましては、今のところは他のチャレンジリーグ参入チームの所在市町村の状況も把握した上で、対応が可能なものについては支援をしてまいりたいというスタンスでおりますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(三谷實君) 大森一生君。



◆1番(大森一生君) 以前、通告質問の中で言ったかもしれませんけど、私、ジュブリーレ鹿児島とルネサンス熊本と伊賀上野市のくノ一、それと静岡産業大学磐田ボニータっていう4チームの監督さんや理事長のところへお邪魔してきました。このチャレンジリーグの東西リーグの西リーグですかね、これは静岡産業大学が一番東で、一番西が鹿児島のジュブリーレで、6チームで構成されているんですけど、先ほど部長が言われましたように、経済効果、宣伝効果も物すごくというんか、可能性を秘めてると思う。どれだけの経済効果があるのかは、ちょっと未知数なところもあるかもわかりません。

 そんな中で、民間主導でとおっしゃいましたけど、行政がどういったかかわりを持つかというところがやっぱりポイントになってくると思うんですよね。伊賀上野市の伊賀FCのくノ一は、たしか県が800万円、市が800万円補助されてます。これには20年、30年と歴史がありますんで、後援会組織もつくられて、総合型スポーツクラブ、高梁市でいえばピオーネですかね、それと一緒になって、totoの補助金とかというのはまた別のスポーツクラブのほうへ使ってるみたいですけど、くノ一はくノ一でNPOの中で独立したような格好になってるらしいんですけど、ただ県も市も支援してます。

 静岡産業大学は、やっぱり後援会、あそこの磐田市っていうのは女子のサッカーの聖地にもなってます。13年連続か14年かちょっと忘れましたけど、女子の高校の全国大会の決勝を誘致してます。もともとJ1のジュビロ磐田がございまして、ここは企業城下町でヤマハとかトヨタの協力工場もたくさんあって、十何万人おられるんですけど、駅前はもう高梁以上に廃れてました。ただ、もうサッカーというか、企業とタイアップしながら、これ行政のほうも大分お手伝いというか、直接的な支援はできないんですけど、後援会やNPO法人を通しての支援をされてるみたいです。

 それと、ジュブリーレ鹿児島は、やはりNPO法人をつくられておられまして、これも歴史が古く、20年、30年という昔の女子のママさんサッカーチームからの成り立ちで、それをやっぱり鹿児島県と鹿児島市が福祉、介護とか、いろいろ健康福祉活動みたいなことで大分支援されてます。

 だから、やはり大きな県庁所在地の都市のチームでもなかなか維持していくことが難しい状態なのが現状です。それとやっぱり女子のサッカーチームがそれだけネームバリューというんか、迫力がやっぱり落ちると思われてる方が多いんですけど、実際見に行くとそんなことは全然ありません。女性なんですけど、物すごいバトルを繰り広げて、そこら辺の今草食系の男子が多い中で、男以上の物すごいバトルを繰り広げとる。そんな中で、市は民間主導とかなんとかと言ってますけど、やっぱり私たちは市民的な球団を考えてるんで、やはり行政も大分かかわってくれないと、やはりこれは盛り上がりに欠けてくるんじゃないかと思ってます。

 そんな中で、この前ファジアーノ岡山の記事が出てましたけど、今期は17位が確定して、昨年は最下位だったんですかね、参入した年が。原因が選手の獲得の困難や練習場の環境が十分に整っていないということで、県のサッカー協会やサポーターの有志で構成されたファジアーノ岡山専用練習場整備を推進する会が署名を集めて、岡山市へ提出されてます。その署名数が目標の3倍集まったそうで、28万4,673人の署名を高谷市長さんところへ持っていかれとる。岡山市も財政的に困難なようで、やはり前向きに検討するとお答えになられたんじゃけど、今すぐにはできないということをおっしゃってます。財政事情を考えるとよくわかるんですけど、ただ今がしゅんのときというんか、もう選択と集中を考えていくなら、岡山市にとって、岡山県にとって、高梁市にとって今優位なところ、よそと違うところですかね、そこにやっぱり特化していくことで、いろんな資源を生かす上でも、やっぱり相乗効果、経済波及効果を生んでくると思うんですよね。ただ、そのときの事情でできないという理由一つで片づけてしまわずに、どうやったらできるのかということを考えていかないと、このままでは高梁市も都市間競争の中で埋没していくでしょうし、やはり「ゆ・ら・ら」の問題にしても、吉備国際大学の問題にしても、もう解決策がなかなか見出せなくなってくると思うんですよ。

 その中でサッカーチームの愛称を今度公募する予定なんですけど、今仮称が高梁フットボールクラブ吉備国際大学女子サッカーチームという、ちょっと長ったらしいんですけど、それにやっぱり愛称も要るので市民の皆さんから公募する予定にはしてるんですけど、やはり高梁というその冠をつけた女の子たちのチームが全日本選手権もありますし、いろんな意味でいろんな舞台で活躍されてくると思うんですよ。ひょっとしたらオリンピックにも出られる方が出てくるかもわからない。そんな中で高梁市の宣伝も含めて、債務負担行為を起こして今1億円の補助してるんですけど、そのうち4,000万円が広報宣伝費ですかね、ことしを含めて3年あるんでしょうけど、その中でこれもPR、広報宣伝という意味では一つの媒体になりますので、その中でそういうことが可能なのかどうか、その辺はどうなんでしょう。



○議長(三谷實君) 藤澤総務部長。



◎総務部長(藤澤政裕君) いろいろ御提案をいただいたわけでございますけれども、まず支援のあり方でございます。

 先ほど言われましたように、例えばファジアーノであるとか、湯郷ベルであるとか、こういったプロチームの支援のあり方と、2部リーグではありますので、こういったところへの支援のあり方というのはおのずと少し違うのかなということで、そういうチャレンジリーグの参加チーム、どういった支援をされているのかというのももう少し調べさせてはいただきました。

 申しわけないんですけど、先ほどくノ一と言われましたが、ここについては手元まで資料が来ておりませんのですが、十何チームの資料は取り寄せてございます。そういった中で、文面にあらわれないというか、情報として表に出てこない面は幾らかあったんだろうと思いますけれども、やはりその直接的な支援というのは、施設の優先利用であるとか、そういった減免というのが主なものなのかなという感じがいたしております。

 そういった中で、高梁市としてどういった支援ができるのか、先ほど申し上げましたように、やはり表現がどうかあれですけど、例えばサポーターという立場の方、支援をする方、こういった方が中心となって、先ほどの愛称募集というのもありましたけれども、そういった思いを持たれてる人がどういう思いを持っておられるのか、市に対しての思い、チームに対しての思い、大学に対しての思い、こういったものを少し確認をする必要はあるんじゃないかな、その上で市民のコンセンサスが得られるんであればという前提条件がつくんだろうというふうには思っております。

 それから、順正学園の1億円の話でございます。この中の4,000万円は、確かに広報宣伝という考え方でもって交付をいたしておるものでございますが、これはあくまで市が要綱を定めまして、こういったものにという考えではおりますが、それではサッカーチームにどうぞという考え方は持っておりません。あくまでこれは大学が女子サッカー部に対してどういった思いを持っておられるのか、どういう期待をしておられるのか、そういった中で、あくまで申請者の方の考え方によって出されるべきものだというふうに認識をいたしております。以上でございます。



○議長(三谷實君) 大森一生君。



◆1番(大森一生君) 柔軟な対応がオーケーということなんですかね、そういうふうに理解しとけばいいんですかね。できるだけ高梁市の宣伝になることですんで、その辺は柔軟な対応をしていただきたいと思います。

 それと、来年日新高校に女子サッカー部ができる予定です。キーパーの菅原さんですかね、日新高校に就職されます。午前中に宮田議員さんから定住化の話もございましたけど、やはりそういった意味ではここへ定住してもらって、婚活のお話もされてましたけど、女性なのでできたら高梁市の男性の方とめでたくカップルになれば、定住化、少子化対策にもなりますし、そういった意味では順正短大ですかね、もう古くから高梁市に大分お嫁さん候補を提供していただいとるみたいで、私も何人か知り合いの方もおられます。そういった意味では、大学も違った視点から見たら、もう婚活、定住化対策、少子化対策の可能性も秘めてますので、そういった意味では支援の仕方というのが、サッカーを応援することによって定住化、少子化、また高齢者の対策でも、介護のヘルパーさんもたくさん高梁市に住んでもらえるようになったら人手不足の解消にもなりますので、ただこれは単なるサッカーのチームだけの話じゃなくて、高梁市のよりよいまちづくりという意味で考えれば、物すごくおもしろい形になってくると思うんですよね。そこの発想ができるかできないかだと思うんです。今部長さんが言われるのはやっぱり垂直的な考え方なんですよね。もっと水平の考え方、水平と垂直とやはり両方の考え方を持って、もっと柔軟に対応していただければ、もっともっと高梁市は活気が出てくると思うんですよ。

 それと、最後に一つ、また提案させてもらいたいんですけど、川上博司議員がたびたび鳥取方式の芝生化のことを言われてます。先ほど市長もできるだけ練習環境づくりを進めていきたいと言われてましたんで、できたらききょうグラウンドや高小のグラウンド、どこでもいいですからサッカーができる、サッカーだけじゃなくて、これはやっぱりいろんな意味で体力増進、青少年の健全育成にもつながってきますので、川上議員さんがたびたび言われたこともそのとおりだと思います。できたらそういう意味でも支援の一つになりますので、鳥取方式でというか、芝生化を進めていただけたらなと思うんですけど、その点はどうですかね。



○議長(三谷實君) これは関連じゃあるけえど、通告外となってくると思うんです、芝生の件は。



◆1番(大森一生君) じゃあ、よろしい。はい、よろしいです。はい、済いません。

 それでは、芝生化も一つの環境づくりになりますし、それと御存じだと思うんですけど、鳥取でJ2の山陰発のプロチーム、ガイナーレ鳥取ができました。ガイナっていうのは方言で、大きいという意味ですね。フランス語かイタリア語か忘れましたけど、その造語でガイナーレ鳥取というそうです。ファジアーノ岡山は岡山市で、ガイナーレ鳥取は鳥取市が中心らしいですが、米子市のグラウンドも使われてるみたいで、ちょうど高梁市が中間地点になるんですね。それと、美作市の湯郷ベルがあって、高梁市にチャレンジリーグの吉備国の女子のサッカーチームがここで誕生します。

 その中で一つ質問してたのが、やっぱり岡山県や岡山市、美作市との連携、それとこの鳥取市との連携も含めて広域的な観光、この前の質問でスポーツツーリズムというのを提案させてもらいましたけど、それにはスポーツだけじゃなくて、農業、観光、ヘルス、アート、もう次の図書館の話も、あれも文化、アートですから、アートツーリズム、観光アートという言葉が今出てきてるそうですけど、アートツーリズムという考え方もございます。だから、総合的な高梁市のツーリズム、高梁ツーリズムみたいな格好の考え方もできてくると思うんですよ。ちょうど中間地点で、今度のワールドカップの招致は失敗したみたいですけど、いろんな意味でこれから着実に高梁市という名前を売っていくんだったら、こういう広域というのか、山陰から山陽、岡山、鳥取も含めた広域的な連携というのも可能になってくると思うんです。その点はどのようにお考えになられてますか。



○議長(三谷實君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) そういう考えというのはいいことだと思います。それから、ファジアーノ岡山が岡山市へ要請されましたが、なかなか難しいようですけど、練習場として使っていただくのは高梁市でも使っていただきゃあいいと思いますし、そういう意味では試合の相手も吉備国際大学には男子サッカーもあるわけですからできると思いますし、もちろん岡山県、そして美作、鳥取、ひいては広島のほうもそうでしょうし、やはり同じ環境を持つ者が同じように相談をしていく、そして連携をしていくというのは非常に有効だと思っております。三上議員もおっしゃいましたけど、ほかの地域のをまねするということも一つの手だとも思いますので、そういうことに関しては、これはサッカーのみならずですけど、いいことはどんどんそれは取り入れもさせていただく、またそこから高梁市のオリジナル性も出てくるんだろうと思いますので、ぜひそういうことは進めさせていただきたいと思っておるとこでございます。

 そういう中で、環境整備の話になりますと、他の自治体と連携する中でどうするかということも出てくるわけであります。たくさん来て使ってほしいという面もありますし、逆に市民の皆さんが使われてる、当然税を投入した施設でもありますので、そこをどのようにうまくクリアしていくかということもあるわけであります。そこら辺の課題を一つ一つ解決しながら、サッカーというものに対して決して高梁市もおくれをとらないという気持ちは持っておりますので、ぜひともこれを盛り上げてまいりたいと思っておりますし、先ほど議員おっしゃいました高梁FCに名前が変わるということになれば、市民の皆さんも参加できるんだろうと思いますんで、逆に言うと、今の女子サッカーのチームにいる学生さんたちが市内に就職をしてもらうというのも一つの手だろうと思います。そうなることによって、これからもFCの中で活躍していただけるんだろうと思います。今は大学生ですから、4年間で卒業したら終わりですけど、そういうことも可能じゃないかなと思うんですね。これはどうされるか、ちょっとわかりませんから、一つの思いでございますけど、そうなればもっともっとサッカーを目指す子どもたち、そしてサッカーを目指してよそから高梁市へ来てくれる、そういう方の受け入れが可能になるんじゃないかなという可能性があるなというふうなことを思わせていただいております。



○議長(三谷實君) 大森一生君。



◆1番(大森一生君) 今、市長が言われたのはもう当然やっていかなきゃいけないことだと思うし、やはりできない理由ばっかり並べてたんじゃだめなんで、可能性は何かというのを探っていくのがこれから高梁市にとって本当の活路になってくるんじゃないかと思うんで、よろしくお願いします。



○議長(三谷實君) 質問の途中ですが、ただいまから10分間休憩いたします。

            午後2時15分 休憩

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

            午後2時25分 再開



○議長(三谷實君) 休憩前に引き続き再開いたします。

 引き続き大森一生君の質問を願います。

 大森一生君。



◆1番(大森一生君) 済いません、ちょっと先ほど吉備国のチャレンジリーグの話で、ちょっと補足じゃないんですけど、議長からお許しをいただきましたんで、ちょっと説明というんか、させていただきます。

 先ほど高梁FC、吉備国際大学女子サッカーチームという名称で愛称を募集すると言いましたけど、これはもう基本的に市民球団という格好で発足させたいと思ってます。これは高梁市のサッカー協会、高梁市体育協会、吉備国際大学さんとの話がまだ先々いってないんですけど、僕らの思いはやっぱり市民球団として成り立たないと、やっぱり吉備国際大学という単独のチームじゃやっぱり長続きしないと思うんですよね。それを高梁市の経済効果、波及効果に結びつく上で、やっぱり市民球団として親しんでもらえる球団にするためには、やっぱり市民を巻き込んだ形にしなきゃいけないと思うんです。この組織がNPOになるか、何になるかまだわかりませんが、ただ大学チームなんで、4年したら卒業されます。そうしたら選手の補強というのはどうなるんかと言えば、それはできるだけ高梁市の企業さんにも、この前太田監督と一緒に回ったんですけど、就職のあっせんとかというのをお願いしたりして、それで高梁市に住んでいただいて、選手として残っていただいて活躍してもらう、そんな形も一つの形ですし、新見市や総社市、岡山市、倉敷市から高校生、中学生の女子の女の子をスカウトして、越境入学というんですかね、それも可能になりますし、高梁市の中学校、高校、日新高校もサッカー部ができますので、そんなところの生徒の確保もできますので、大きな意味での市民球団を想定していまして、そんな格好にしたいと思っています。そういう中で、やっぱり民間主導じゃなかなか難しい部分もございますので、行政がどういったふうにかかわってこられるのかというのをお聞きしたかったんで、ちょっと舌足らず、言葉足らずだったんですけど、そういう意味ですので、よろしくお願いします。

 続きまして、3番目の高梁中央図書館についての質問に入らさせていただきます。

 これも午前中、宮田議員さんが質問されてるんですけど、またちょっと違った観点から質問させていただきたいと思います。

 今、インターネットの時代、情報化時代と言われてます。そんな中で、本もアナログからデジタルへということで、電子書籍も物すごく普及してくるそうです。その中で今図書館のあり方というんですかね、未来の図書館という言い方をしてもいいんですかね、それはどういう格好になるのかというのをお聞きしようかと思うんですけど、まずその前に、現在の高梁市の中央図書館の利用状況というのはどのようになってるんですか、それをお願いします。



○議長(三谷實君) 山口教育次長。



◎教育次長(山口利弘君) 大森議員さんの御質問にお答えをしたいと思います。

 図書館の現状ということだろうと思いますけれど、御案内のとおり、高梁中央図書館は昭和45年10月に開館しております。約40年を経て、市民に親しまれているというところでございます。所蔵冊数が約9万6,000冊、開架図書は約5万2,000冊、残りの4万4,000冊は書庫等に保管されているという状況でございます。そういった中で、現在の図書館は収蔵能力あるいはスペース、そういったものが限界に来ているというような状況でございます。

 また、施設といたしましても、市民交流あるいはボランティア活動の場も手狭になっており、建物が40年たって老朽化していると、そういったこともありますし、駐車場も2台分ほどしかございません。また、トイレが男女共用、エレベーターがないなど、ユニバーサルデザインにはほど遠い、バリアフリーにもほど遠いというような状況でございます。

 利用の状況でございます。

 現在高梁市の図書館でございますが、利用の貸出冊数、平成21年度の実績でございますが、大体6万1,000冊程度を借りておられると、利用者数は2万4,425人というふうな状況でございます。



○議長(三谷實君) 大森一生君。



◆1番(大森一生君) 1日大体平均して、稼働日数にもよるんですけど、1日どのくらいの利用になってるんですかね。



○議長(三谷實君) 山口教育次長。



◎教育次長(山口利弘君) 開館日数が271.5日ということで、日数で割りましたら約100人ぐらいになると思いますけど。



○議長(三谷實君) 大森一生君。



◆1番(大森一生君) 私、ちょっと資料持ち合わせてないんですけど、ある人に聞けば、この前新聞で県内の図書館の利用者数というのが発表されたそうなんですけど、その資料をちょっと探したんですけど、ちょっと見当たらなかったんですけど、高梁市の図書館は下から数えた方が早かったとお聞きしてるんですけど、今お聞きすると、大分の利用者数といいますか、私たまに行ってみますけど、100人、延べの人数でしょうけど、こんなに貸し出しも多くて、こんなに利用されてるのかというのもあるんですけど、100人が多いとか少ないとかというのはちょっと相対的にはわからないんですけど、他の新見市とか総社市と比べてどうなんですかね。



○議長(三谷實君) 山口教育次長。



◎教育次長(山口利弘君) 済いません、先月の新聞の関係でございますと、表示されておりますのは、蔵書冊数でありますとか貸出冊数というようなことでそれぞれ数字が出されております。これは人口全体で割った人数の中での積算だろうというふうに思ってございます。

 それで、この表の中では高梁市は下位の部分で貸出冊数というところが1.6冊というような数字が出されております。順位で言いますと、23位というようなことでございます。



○議長(三谷實君) 大森一生君。



◆1番(大森一生君) ちょっとお聞きしてたんですけど、そういう利便性というんですかね、利用される方からお聞きしてたら、平日は5時で終わるんですかね。それと、やっぱり祝日がお休みですよね。その中でやっぱり利用者数が、これ以前と比べてふえてるんですかね、少なくなっているんですかね。インターネットの時代を迎えて、なかなか本も売れ行きが落ちてるというのはお聞きしてるんですけど、アメリカの図書館なんか、インターネットが始まっても入場者数というんですかね、何か倍になってるそうで、やっぱり図書館は本での情報発信の基地でもありますんで、その中で利用の仕方が今後問われてというんか、図書館のあり方がおかしいから利用状況が少ないとか、人数が少ないとかというふうになってくるんじゃないですか。その辺どうなんですかね、どのように思われてますか。



○議長(三谷實君) 山口教育次長。



◎教育次長(山口利弘君) 先ほどの開館時間の関係ですが、これは午前9時から午後5時までということでございます。

 それから、休館日の関係につきましては、年末年始あるいは国民の祝日、毎週月曜日にお休みをいただいとるという状況でございます。

 それから、借り方と申しますか、借りられる方、これはやはり地形的なものとか、そういったものがあると思います。町の中ですと当然皆さん寄ってこられるという部分もありますし、高梁市ではそういった部分も含めまして、移動図書館でそういったところに配慮しているというようなこともあるんですが、やはり多くの皆さんが通られるようなところ、そういったところの図書館が利用者が多いところというふうに思っております。特に先ほど申しました新聞の関係でございますと、久米南町ですと、国道53号線を通る方が途中に寄って借りられるとか、そういったことで上位に位置しているというふうな状況も報告されております。



○議長(三谷實君) 大森一生君。



◆1番(大森一生君) 2番目の質問で、県立図書館との連携についてというのをお尋ねしてるんですけど、この県立図書館というのは来館者数と個人の貸出数は5年連続で全国の都道府県の図書館で1位になってるそうです。購入冊数が1年間で4万6,000冊で、購入予算が1億7,000万円で、どちらとも全国2位になるそうです。豊富な視聴覚資料や映画上映、定期的な講座などの開催が利用者数につながってるというふうに新聞の記事に書いてありました。そんな中で高梁市の図書館というのは、今次長がおっしゃったように、手狭でバリアフリーにもなってない、ましてや視聴覚室もないんですかね。講座というのがありますけど、岡山県立図書館の講座を見たら大体土日にされてまして、多岐にわたってて専門家の方や放送大学さんとかとも連携されて、子ども向けから大人の専門的な分野までいろいろな講座を企画されてます。そんな中で高梁市の図書館のイベントを見たんですけど、やっぱり子ども向けで、それと老人大学講座みたいなものが平日にしかされてない。土日は利用しようと思ってもほとんどできないような状態になってるんですよね。

 この利用者がふえないのは、利便性が悪いのもそうなんかもわかりませんけど、やっぱり企画とか魅力というんですかね、中身が伴わないから行かないのか、宮田議員さんもおっしゃってたように、中の施設整備が不十分だから来ないのか、その辺はどういうふうに思われてるんでしょうか。



○議長(三谷實君) 山口教育次長。



◎教育次長(山口利弘君) お答えをさせていただきたいと思います。

 先ほど県立図書館が来館者数あるいは貸し出し等、日本一ということになっております。これにつきましては、それぞれ5年連続日本一と。購入冊数につきましては、一昨年まで4年連続1位と、前年は東京都に次いで2位というような状況でございます。特に県立図書館につきましては、基本的な考え方といたしまして毎年8万種類が新しく新刊図書というようなことで出ておりますが、そのうちの7割を購入してくと。そういったことで、図書といたしましては新しいものをというんですか、そういったものに引かれて利用される方も多いんではないかというふうに思っております。それからまた、DVDあるいはビデオ、CDなど、そういった視聴覚の材料も多い。それから、国内外の名作映画や、あるいは天文、動物の生態に関する高度な講座などが無料で楽しめる、そういったいろんな新しい企画などがあって、多くの皆さんが利用というんですか、図書館のほうへ行かれるというようなことではないかと思っております。

 そういった意味では、市といたしましても毎週土曜日ですか、図書館司書によりましてお話のストーリーテリング、そういったものとかいたしておるわけですが、まだまだ足らないところもあるのかなというふうにも思っております。また、今の図書館、大変手狭でございます。そういった中で、今度新しい図書館へ向けてのそういった部分を改良と申しますか、多くの皆さんに来ていただけるようにしていかなくてはというふうに思っております。



○議長(三谷實君) 大森一生君。



◆1番(大森一生君) 3番目に、ここの市庁舎建てかえで浮上してきた話なんかどうかわかりませんけど、建てかえと経緯、いろんな考え方が出てきてるんですけど、その中でこれから考える上で、今次長が言われたように、これからの図書館のあり方というのは高梁市独自のあり方というのも考えていかなきゃいけないと思うんですよ。その中で県立図書館と相対的に比較してもしょうがないんで、じゃあ教育文化都市と標榜している高梁市にとって、大学のある学園文化都市でもあるんですけど、その中での図書館のあり方というんですか、どういうふうな形が高梁市にはもう理想的な図書館だと思われてますか。



○議長(三谷實君) 山口教育次長。



◎教育次長(山口利弘君) これは高梁中央図書館建設計画策定委員会というのが平成17年におかれまして、ここから図書館建設の基本構想というものが上げられております。そういった中で、建てかえの際に、新図書館の姿としてどういったものが必要であるかというものを6点ほど上げられております。

 それを申し上げますと、1つは生涯学習の拠点としての図書館、2つには情報の拠点としての図書館、3つには文化の創造の拠点とアーカイブ機能を有する図書館、それから4つ目には文化と歴史のまち高梁にふさわしい図書館、5つ目には図書館ボランティアに活動の場を提供する図書館、6つ目にはネットワークを利用したサービスを提供する図書館というようなことが掲げられております。

 特に先ほど申しました6つ目のネットワークを利用したということにつきましては、本年度高梁中央図書館、それから成羽の図書館、それから有漢、川上、備中のそれぞれの図書室と連携したネットワークを構築して、それぞれ相互に借り出しができるように、市民の皆さんに十分にいろんな図書館を活用していただけるように、それを進めております。そういった中で、こういったものを建設していく、今の時代ですから、ユニバーサルデザインとか、そういったものにも配慮しながら、皆さんが利用しやすい図書館にしていくことが必要だというふうに思っております。



○議長(三谷實君) 大森一生君。



◆1番(大森一生君) 行政というんか、公がやられるところは、どうしてもハードを中心の考え方になってくるんですよね。今次長言われたように、やっぱり図書館というのは情報発信基地としての機能、これからの団塊の世代も大量に定年退職されて、第2の人生をどういうふうな形でしていこうか、それと今景気が悪いんで、やっぱり現役世代の方がキャリアアップ、キャリア形成につなげていくにはどういう情報というんか、仕組みがあるのかというのをどこに求めていったらいいのか、インターネットで出てきますけど、それを今情報リテラシーというんですかね、情報をかみ砕いて、どういうふうに利用するかというのが今求められてるんです。ただ、情報というのはもういっぱいはんらんしてます。図書館もその一つの情報発信基地です。ただ、今までは無料で本を貸し出すだけの機能としての図書館だったんです。これからはどういう形の図書館になるかといったら、やっぱり情報をどういうふうに皆さんに提供というんか、タイムリー、データベース的な機能を持った図書館も当然それは前提になってくるんですけど、どういうような形で今後の人生というんか、生き方を支援してくかというのが問われてくると思うんですよ。

 その中で、やはり先ほども言いましたけど、高梁市の図書館は5時で終わるんですよね。祝日休みで、県立図書館は6時までですかね、7時までか。土日、祝日が6時までやってるんですかね。さっきも言ったように、現役世代がキャリアアップしようと思って情報を仕入れにいこうと思っても、平日は5時で終わってるんですよね。それじゃあ仕事を終わってから、ついちょっと調べ物しようとか、何か資格を取るのに研究しようと思っても、行く時間がないんですよね。だれのための図書館なのか、昼間のんびり過ごしている方が対象だけじゃないと思うんですよ。これからの図書館というのは、みんなに開かれた公の公共性のある建物ですんで、みんなに開かれてないとだめなんで、そういう意味では公務員的なお仕事をされてたんじゃ、やはり教育文化都市である高梁にふさわしくないと思うんですよ。その辺のところも改良の余地が出てくるんじゃないかと思ってますんで、できたらもうオンリーワンの図書館、県立図書館が何じゃろうが関係なしに、高梁市の独自性というんか、そういう意味でいろんな世代の方に、世代間交流も含めて、そこで神楽を舞ってもいいし、いろいろな音楽の発表会をしてもいい。交流館がありますので、そこと今度はどういうふうにリンクしていくかという話にもなってきますけど、そんな形もいろいろ検討されて、もうちょっとコンセプトをしっかりしていただいて、コンセプト物すごく弱いんですね、何にこだわってるかというのが見えてこないんですよ。高梁の図書館はこれにこだわってますという、やっぱりオンリーワンの施策、それから事業が求められると思うんで、その点を考慮しながら次の図書館は機能重視した建設というんですかね、中身、ソフトの重視も図りながら、建物も考えていってほしいんですよね。

 これも通告にはないかもしれませんけど、とりあえず市庁舎建てかえの考え方から図書館が出てきてるでしょう。僕は反対だと思うんですよ。図書館が先だと思うんですよ。図書館があって、市庁舎の建てかえをいうんだったら、僕らももうそう思わないんですけど、図書館のほうが公共性が高いと思うんですよ。何か市庁舎のおまけで図書館が出てきたから僕もこの質問させてもらいましたけど、それが出てこなかったら、図書館なんか建てかえるのか建てかえんのかわかりません。だから、図書館というのは別個に考えてほしいんですよね。その辺はどうなんですかね。



○議長(三谷實君) 山口教育次長。



◎教育次長(山口利弘君) 大森議員さんの御質問ですが、基本的には高梁市立の高梁中央図書館を建設する検討委員会でございますが、そちらの方は経過から申しますと、平成17年9月29日にこれを設立いたしまして、検討を重ねておりました。そういった検討の中で、市庁舎の建設といったものが出てきまして、先ほど言いました6つの考え方、そういったものを持った建物にしようというそこの段階で休止しておりました基本構想案を提示し、それで、また市庁舎のほうが出てきまして、それにあわせましてその市庁舎との複合ということで図書館が出てきたと思います。以上でございます。



○議長(三谷實君) 大森一生君。



◆1番(大森一生君) 私が言いたいのは、おまけで考えずにしっかりとした図書館、高梁の図書館というのはどういうふうな図書館がいいのかというのを考えながら建設計画を立てていってほしいんですよね。もう市庁舎のついでに考えるんだったら、ろくな図書館ができないと思うんですよ。予算も限られてこようし、面積的にも。図書館というのはやっぱりお金とかなんとかじゃないですよね、文化、芸術というのは、やっぱりお金の問題じゃないと思う。どういうコンセプトで建ったかがやっぱり重要視されると思うんですよね。その辺をどうぞ検討して、これからの図書館建設に入っていただけたらなと思ってます。

 最後に、ちょっと市長にお願い事があるんですけど、市長の理念で「人・まち・自然にやさしい高梁」というのを上げられてますけど、市長が思われてる本当の意味は、人、まち、自然に厳しい高梁だと思うんですよ。市長はもう心が優しい方だから、優しい高梁という言い方しておられると思うんですけど、本当のところ内心は厳しい高梁をつくっていきたいなと思ってられると思うんです。そうでなかったら、皆住みたい町、働きたい町、訪れたい町にはならないと思うんですよ。みんなに優しい町っていうのは、もう無秩序な状態になる可能性もないことはないんですよ。だから、いろんな意味で厳しくやっていかないとだめなんです。

 今ここで尖閣諸島の問題、北方領土の問題、ウィキリークスの情報漏えいの問題も出てきてます。もう調整不能の時代になってるんですよね。米軍基地の問題にしても、もう正義と正義がぶつかって、どちらが正しいのかというのはもう答えのない時代に入ってきてるんですよ。ほんならだれが決着、方向性をつけるのかというたら、もうリーダーしかいないんですよ。日本で言えば総理大臣だったり、高梁市だったら首長である近藤市長だと。だから、そういう意味では強いリーダーシップが求められてるんですよ。だから、そういう意味で、皆さんもおっしゃってましたように、今後2年間強いリーダーシップを発揮されて、人、まち、自然に厳しい高梁を本当につくっていただきたいなと思ってますので、そういうことをお願いして、私の質問とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(三谷實君) これで大森一生君の一般質問を終わります。

 次は、倉野嗣雄君の質問を願います。

 倉野嗣雄君。

            〔11番 倉野嗣雄君 質問席〕



◆11番(倉野嗣雄君) 11番の倉野です。

 今定例会に私は2つの質問を通告しております。順次質問しますので、執行部の明確な答弁を求めます。

 まず、農業用地や施設の水害対策についてであります。

 日本の高度成長期の中、昭和40年代から高梁市においても道路や水道などのインフラ整備や圃場整備など、多くの事業を行ってきました。その結果、工事の期間中に大量の土砂が河川へと流出したと考えられます。それによりまして河川の堆積土が多くなり、7月のゲリラ豪雨などのような雨が降りますと、農地や施設に大きな被害をもたらしております。

 そこで、質問しますが、堆積土の調査とか総括などされたことがございますか、お尋ねします。



○議長(三谷實君) 三村産業経済部長。



◎産業経済部長(三村潔君) 河川のしゅんせつ工事の関係の御質問かと思います。お答えをさせていただきます。

 普通河川、それから砂防河川につきましては、これは市町村の管理ということでございます。県の管理と市町村の管理というのは分かれてございまして、毎年そういった全体の調査というのはできておりませんが、要望箇所というのはそれぞれ地域局、本庁で把握をいたしております。これを年度ごとに割り振りまして対応すると。それから、一級河川等につきましては県のほうへ要望をしていってるというのが現状でございます。



○議長(三谷實君) 倉野嗣雄君。



◆11番(倉野嗣雄君) 要望した箇所に対しては対処してるということなんですけれど、この7月の雨のとき、私どものすぐ近くで起こったんですけれども、再三もうとってくれんかということを頼んどったんじゃけど、やってもらえんかったと。そこへ雨が降って、土砂が田の中へ入ってきて、もう上の蔵の辺へ押し寄せたりで、田んぼはつえんかったんですけど、もし災害が起こりますと、農地ですと5%の自己負担が要るわけです。これだけ農業が疲弊する中、もしそういう災害が起こったら、もう耕作放棄地になるおそれがあるんですね。少々の金額なら皆やろうかということになるけど、大きな工事になりますと、5%といっても割にきついもんがありますんで、そういう点でしっかり調査とか要望に対して早急にやっていただきたいと思うんですけど、そういう予算は幾らぐらい市では持たれとんですかね。



○議長(三谷實君) 三村産業経済部長。



◎産業経済部長(三村潔君) 箇所数は把握をしとりますけど、今年度の事業の予算額はちょっと把握しておりません。平成21年度におきましては市全体で5カ所、高梁の地域の関係で3カ所、それから有漢地域局管内で2カ所を施工いたしております。

 それから、本年度におきましては、高梁地域の3カ所と、それから川上地域の1カ所ということで、2カ所を済ませまして、あと2カ所を本年度施工する予定といたしております。

 事業費につきましては、後ほど御報告させていただきたいと思います。申しわけございません。



○議長(三谷實君) 倉野嗣雄君。



◆11番(倉野嗣雄君) これ有漢町の2カ所のうちの1カ所は、私が頼んだ分じゃと思うんですけども、もう大した金額じゃないんですね。それで、お願いしてもお金がないからできないと、年次にやりますから勘弁してくださいというのが多いんですけえど、今は国も脱ダム宣言ですかね、八ツ場ダムで問題になっとりますけれども、この点からいいますと、ダムに頼らない治水という方針を出されてるようですけれども、そういう点でいきますと、国のほうにもそういうしゅんせつとか、そういうものはお願いしてもええんじゃないかと思うんですけど、そういうふうなことはできないんですか。



○議長(三谷實君) 三村産業経済部長。



◎産業経済部長(三村潔君) お話の趣旨はよくわかるんでございますけれども、先ほど申しましたように、県の管理と市町村の管理というのは、これは法で定められてございます。河川数にしたら市町村管理の部分が県管理の数とは比べ物にならないぐらい多いわけです。そうした中で、先ほど申しましたように、要望といいますか、ここはとっておかなきゃ危険だというのは、それぞれの地域局、それから本庁も含めまして、現場のほうの把握はいたしております。毎年4カ所から5カ所程度を順次施工をしてきておるというのが現状でございます。

 ですから、今議員おっしゃる場所等につきましても、再度確認をさせていただきまして、対応ができる分についてはやっぱり緊急度等を考慮して、順位をつけさせていただかなければならないと思います。それから、当然予算の増額の要望を担当課としては上げていきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。



○議長(三谷實君) 倉野嗣雄君。



◆11番(倉野嗣雄君) ここに写真があるんですね。(資料提示)

 ほんまは皆さん見てもらやあいいんですけえど、これは3面張りをした普通の分だと思うんですが、この後に工事した、こういう部分になりますと、これだけ土がたまるんですね。これが3面張りのとこで、こうなんですよ。3面張りしてない普通の河川になりますと、もう河床がどんどん上がってきたら、アシがいっぱい生えて、草刈りをするのも大変なんですね。それで、例えば年寄りの人が火をつけたと、そしたら煙突みてえになってだっと燃えて上がってというのがあるんで、そこで草刈りはせにゃいけんよというんで、順次されようるようですけれども、うちらのところはそういうふうにとってもろうたから、割とないんですけえど、県のアダプト事業ありますよね。あの部分で草刈りの保険代ぐらいで、その部分を何ぼうか見てくれというのがあるけど、高梁市のアダプト版というのはできないもんでしょうか。



○議長(三谷實君) 三村産業経済部長。



◎産業経済部長(三村潔君) アダプト事業の話が出ました。県のほうからは、そういった河川のしゅんせつに伴う補助は出ないわけでございますが、今議員お話ございましたように、県も、道路も含めますけれども、道路、河川を健全な状態で保全をするのに、地域の皆さんの協力をいただいた中で対応していきたいということで、アダプト事業を平成13年から県のほうが制度を設けられております。現在市内でこのアダプト事業の河川の関係は38団体が申請をしていただいて、実際にそういった活動をしていただいております。1団体10名以上という一つの認定の条件はございますけれども、10人以上で河川の場合は県管理の河川を200メートル以上をごみを拾っていただいたりとか、草刈りもありますけれども、環境美化に努めていただければ、今お話もございましたように、業務によって若干は違いますけれども、2万円から3万円の費用をお出ししてるということでございます。

 今御指摘のように、これを市のほうでもできないかということでございますが、いきなりというわけにもいきませんが、先ほど申しましたように市の河川もかなり多いわけでございます。これはすぐという約束はできませんが、研究をさせていただければというふうに思います。



○議長(三谷實君) 倉野嗣雄君。



◆11番(倉野嗣雄君) 県のほうにもお金が出るものがないいうんですけど、森林税というんですかね、あのものに関して言えば、森に木を育てて水を確保するということで、南部のほうの方もお金は1人500円でしたかね、納めるということになっとんですけど、そういうふうなお金を回してもらうというようなことはできんのですかね。どんなんですか、ちょっとお尋ねします。



○議長(三谷實君) 三村産業経済部長。



◎産業経済部長(三村潔君) 県は、県民の皆さんの協力をいただいた中で森林の保全、それから水質の保全等々でしてくための協力という形でやられております。ただ、これは高梁市だけというわけにはいかないという部分もあると思いますし、御質問の趣旨といいますか、使い道の一つとしてはということでございます。そのあたりも県のほうへも問い合わせをしてみたりとかということはさせていただきます。



○議長(三谷實君) 倉野嗣雄君。



◆11番(倉野嗣雄君) 農家の方、皆さんようわかる思うんですけど、水利、水のもとですか、ああいうところの土砂を一回とると、またすぐたまってくる。とるとたまってくるということで、もうくわでさらえるぐらいしかないんですね。しゅんせつの場合に、もう個人とか団体じゃなかなか川はいらえんという決まりがあるんですが、そういう点で河川法があるんでしょうけど、市の管理の中で何とか幾らか補助を出してでも地元でやれることはやれというようなことはできんのんですか。



○議長(三谷實君) 三村産業経済部長。



◎産業経済部長(三村潔君) これは県、それから市町村の権限でやるわけでございます。

 ちょっと話はそれるかもわかりませんが、前回もちょっとお話をさせていただいたかと思うんですけども、御要望があってしゅんせつした、いわゆる取り上げた土の処分場、この場所の確保に非常に今ちょっと困窮してるという部分がございます。それともう一点、今度はその中に流木等があったら、これの処理もしなければならないというようなことで、県のほうからも、方向としてはいろいろそういった場所を聞いているんで、積極的に取り組みたいんだけども、そういった処分場のいいところがないでしょうかということの御相談と、それから立木の処分、できるだけ費用を少なくして、実施する面積を広げたいということで協議もできております。ですから、議員さんにもお願いをして、そういった適当な処分場でありますとか、公共事業で流用できるところ、それから公共施設の用地を確保している中で処分できれば、そういったところへ優先的に持っていってるわけですけども、近くといいますか、便利のいいところはもうほぼ満タンの状態で、処分に困ってるというのが現状でございます。

 逆にお願いをするような形になって申しわけないんでございますけども、そういった御協力もいただければ少しでもはかどるんじゃないかなというところもございますので、よろしくお願いしたいと思います。反対にお願いをして、まことに申しわけございません。



○議長(三谷實君) 倉野嗣雄君。



◆11番(倉野嗣雄君) いや、そういう相談なら、まことに受けるのは早いんですよ。田んぼ2枚を1枚にしてくれというて、埋めりゃあええんですけえ。ただ、田んぼにして返してくれにゃいけんというのが一つありますけえど、そういう面じゃあ、大変みやすいことですけえ、どんどん言うてきてくだせえ、頑張りますから。

 そういうことで、とにかく河川については早急にしゅんせつをしていただいて、安心・安全で稲作ができ、災害に備えれるようにお願いしたいと思っております。



○議長(三谷實君) 三村産業経済部長。



◎産業経済部長(三村潔君) 済いません、先ほど倉野議員さんの御質問の中で、河川に関する修繕費用のお話がございました。平成22年度、先ほど申し上げましたように4カ所を予定しておりますが、すべてがしゅんせつの費用というわけでございませんが、本年度予算を確保しておりますのは590万円で、この事業費の中で対応をさせていただいてるということでございます。よろしくお願いします。



○議長(三谷實君) 倉野嗣雄君。



◆11番(倉野嗣雄君) それでは、続きまして市が委嘱する委員や調査員及び立会人の選任についてお尋ねします。

 毎回同じような人が委嘱されたり、委員になられてるようですが、こういう委嘱する場合の選任の基準というのはどういうふうなものなんでしょうか、お尋ねします。



○議長(三谷實君) 藤澤総務部長。



◎総務部長(藤澤政裕君) 市が委嘱する調査員、そういう方の選任方法ということでございますが、私ほうが所管しております国勢調査で申し上げます。

 ことしその実施年でありましたけれども、その場合の選考に当たりましては、原則20歳以上の調査を遂行する能力がある方ということ、そして秘密の保持、これ大切でございますが、これに関しまして信頼に足る方ということが基本的な条件でございます。それから、そのほかの調査もございますが、その調査ごとに一定の基準というのを定めておるのが現状でございます。以上でございます。



○議長(三谷實君) 倉野嗣雄君。



◆11番(倉野嗣雄君) 私も今から何年前ですかね、もう20年ぐらい前ですかね、一遍国勢調査員をしたことがあるんですけど、そのときには事前に説明会みたいなものに行って、こういうふうに書くというのを全部教えてもらって、空欄がねえようにということで、わからんところは聞いて書いて持ってきなさいというのがあったんですよ。ところが今回の国勢調査を見ますと、書いたら封筒へ入れて封をして渡してくださいと、配って集めるだけじゃないかと、それであのころ僕らのときに5万円幾らいただいたと思うんですけど、配って集めて歩くだけでこれだけの報酬が出るのであれば、今経済非常に悪いわけですから、もう少し多くの人にやっぱりやってもらって、うちの場合は同じ人でした。特に選挙の立会人とか、そういうことになりますと、もう役所のOBさんがほとんどなんですね。言いよいというのはわかるんですけれど、やっぱり市政に多くの人に参加していただくということになれば、選挙でも若い人も参加をしていただくということになれば、一人でも多くの人をやっぱり任用するんが筋じゃないかと思うんですけど、いかがでしょうか。



○議長(三谷實君) 藤澤総務部長。



◎総務部長(藤澤政裕君) お答えをいたします。

 議員さんおっしゃいましたこと、まことにそのとおりだというふうに思っております。そういった意味も含めまして、本年から国勢調査につきましては広報紙でありますとかホームページ、それから行政チャンネルを通じまして、広く公募を行ったところでございます。ただ、初年度ということもあったんだとは思うんですけれども、調査に必要な調査員数っていうのは260名でございました。その中でやはり公募に応じていただいた方というのは10名ということでございました。残りの方々につきましては、やはり調査員の経験者であるとか、それからその方の後継者といいますか、推薦をいただいた方、こういった方を中心にやはりお願いをせざるを得ないという状況になったことは御理解をいただきたいというふうに思っております。以上でございます。



○議長(三谷實君) 倉野嗣雄君。



◆11番(倉野嗣雄君) お金のことを言うと汚ねえんですけど、報酬のほうもこれだけになるからやらんかというようなこともあわせて言われたんでしょうか。



○議長(三谷實君) 藤澤総務部長。



◎総務部長(藤澤政裕君) 報酬でございますが、報酬につきましてはそれぞれの地区、やはり面積でありますとか、対象の戸数、人数というのがございますので、いろいろ配慮はしなくてはいけないんでしょうが、明確な基準というのは出せない、ここが幾ら、ここが幾らというのは出てないということでございます。しかしながら、先ほど言われましたように、こういった調査をする場合、やっぱり広く市民の方に公募をかけるというのが、やはりこれからの原則だろうというふうに思っております。先ほど申し上げましたように、ことしにつきましてはちょっと周知が十分でなかったという嫌いもございますので、次回以降につきましては十分周知期間をとりまして、公募の意図を御理解をいただき、周知に努めたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。



○議長(三谷實君) 倉野嗣雄君。



◆11番(倉野嗣雄君) それはそれでありがたいことなんで、ぜひとも多くの人にやっぱり知っていただく、そうして周知徹底をする、それからさっきも言いましたけど、報酬のほうもこれだけになるんじゃというのを言うていただかんと、金になるんじゃったら、わしはするんじゃったとか、あれはボランティアじゃねえんかとかという、そういうのをよう聞くんですよ。そりゃあしっかりそういうことも言うていただいて、皆さんの理解を得ていただくと、そういうことをお願いしまして私の質問を終わります。



○議長(三谷實君) これで倉野嗣雄君の一般質問を終わります。

 ただいまから10分間休憩いたします。

            午後3時7分 休憩

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

            午後3時15分 再開



○議長(三谷實君) 休憩前に引き続き再開いたします。

 次は、植田二郎君の質問を願います。

 植田二郎君。

            〔12番 植田二郎君 質問席〕



◆12番(植田二郎君) 12番の植田でございます。

 一般質問2日目の最終バッターとなりました。よく世間で言われますけれども、食事の前のあいさつとか、会議の最後のあいさつというのは短いほうが上手だと、こういうように好まれているようでございますんで、そういうものを意識しながら、私3点について質問を通告しておりますので、順次進めていきたいというふうに思います。

 まず、プールの消毒剤について御質問をしたいと思います。

 これは私、合併直後だったと思いますが、学校の先生の御要望で、一般的にはプールには塩素を使用しておると。その中で無機塩素と有機塩素を使用している学校プールがあるんだと、したがってその中で安全性という意味では無機塩素に変更してほしいと、こういう要望があったんです。私はそういった知識が全くございませんから、学者の先生ともお話をさせていただきました。先生の説明によりますと、いわゆる大腸菌を主に殺傷してくという効力が必要なんですけれども、有機塩素のほうが長もちをして効果がすぐれていると、しかも経済的にも安価、安いんだと、こういう特徴があるんだと言われたんです。一方無機塩素については、その反対で早く気化すると、したがってたびたび薬を投入しなきゃいけない。手間もかかる、値段も高いと、こういうことの説明があったんです。

 プールの水をきれいにする、大腸菌を少なくするということに限って言えば、有機塩素のほうがすぐれているんだと、しかしプールというのはもちろん子どもたちが利用していくと。そうなりますと、体内というか、体に付着すると、こうなりますと、やっぱり皮膚とか細胞に影響をしてくるんだと。それから、我々も経験ありますが、プールに入ると水をたまには飲むこともあるということですね。そうなると、有機塩素というのは潜伏期間が長いので、体の中の細菌まで殺してしまう。いわゆる体の中にある大事なバクテリアですね、バクテリアまで殺してしまうんだと。したがって、体内が全く無菌状態になってしまう。ということになりますと、アレルギーとかアトピーとか、そういうふうなものが発生しやすいんだという学説があるところなんですね。一方、有機でも量が少なければいいんだとか、プールへ入って、後上がったときにしっかり洗えばいいんだとか、そういう説もあるんですね。したがって、今国が指定しているのはどちらでもよろしいよと、いわゆる大腸菌の数が少なくなればよろしいとか、そういう基準になっとんです。そうはいいましても、子どもの体に与える影響というのは無機塩素のほうがいいんだと、こういう説を私聞いたんです。学会の中でも賛否両論あるということでございますけれども、その点についてその当時ただしたところ、教育委員会としても無機の方向で考えたいと。しかし、今すぐというわけにはいかないと。なぜならば、無機塩素を投入する前にはいろいろな器具が要ると、そういうことでプールの改修とか修理とか、そういう時点において検討していくという御回答をいただいとったんですね。

 あれから5年たったわけでございます。実は現場の職員の皆さん方ともちょっとお話をさせていただくと、来年からはすべての学校プールについて、また市民プールですね、今まで有機を使っておったんですが無機にしていこうかと。市民プールについては改修をされると。何かプール全体が15センチぐらい傾いとると、それを改修するんだと。それと同時に、来年から無機に変更していこうかというお話を聞かさせていただいたんですが、ここで教育委員会として、この場で明確にその方向性というものを明らかにしていただきたいと思いますが、いかがですか。



○議長(三谷實君) 山口教育次長。



◎教育次長(山口利弘君) 失礼します。

 植田議員さんの御質問にお答えをさせていただきたいと思います。

 先ほど市内の小・中学校のプールにつきまして、塩素の有機、無機というようなことでお話をいただきました。

 内容等につきましては、それぞれ一長一短ございまして、議員さんの申されるように、それぞれ特徴がございます。そういった中で施設整備時に施設の規模や、あるいは管理の方法を検討して、学校ではそれぞれ使用薬剤の選定を行ってきたところでございます。そういったことではございますが、異なる塩素剤を使用することで異なる管理方法が存在すると、施設の整備あるいは塩素の管理面から統一した管理体制を整備することが必要というふうに思ってございます。そうした中で、現在無機系、有機系の比較を総合的に判断いたしまして、また設備への影響、それから塩素の管理、施設の修繕等を含め、トータルランニングコスト、そういった面から無機系塩素剤へ移行することが望ましいというふうに判断をいたし、平成23年度の使用時までに市内の小・中学校のプールすべて、無機系塩素剤に変更するよう計画いたしております。参考までに、現在21の小・中学校にプールがございますが、有機系は1つの中学校と7つの小学校の8校で使用いたしておりますので、そちらのほうを変更していくということでございます。

 それから、先ほど言われました市民プールといいますのは、ききょう河原にあります50メートルプールの関係でございます。これにつきましてはお話のとおり、昭和50年にオープンいたしまして、老朽化いたしまして、プールも傾いてるというような状況で、現在長寿命化計画、そういったものを計画というんですか、本年度やっております。そういった中で改修を進めていくという中で、無機系で検討させていただきたいというふうに思ってございます。以上でございます。



○議長(三谷實君) 植田二郎君。



◆12番(植田二郎君) ありがとうございます。

 これから無機系に変えていただくということでございますんで、よろしくお願いをしたいと思いますが、ただ、今、次長の御答弁を聞きますと、行政ですから仕方がないと思いますけれども、これ私は市長にもお願いをしたいんですが、無機か有機かという学説がどちらもあるんですね。しかし、無機のほうが子どもにとってはより安全なんですよと。でも、無機であってもプールから上がったらしっかり体を洗わにゃいけない、これ事実なんですね。したがって、より安全だから無機に変えるんだという意思を行政として持ってもらいたい。特に安全・安心というこのキャッチフレーズを唱えてやられておる近藤市長にとっては、特にこの点について、市長みずからでそういう方向、位置づけというものをひとつお願いしたい。といいますのは、有機が安いから、行政も財政的に厳しい、そういう中で勢い有機であっても違法でもないじゃないかと、こういうなことことで安い方向に流れる危険性がある。したがって、その点については、いわゆるより安全だからこうしますという意思表示を首長としていただきたいと思いますが、これはいかがですか。



○議長(三谷實君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) 今、おっしゃっていただいたとおりであります。

 子どもたち、それから夏休みであれば地元の方も使われるわけでございます。そこで、安全・安心ということの観点でございますけど、これは物が安い高いという判断ではないと思っておりますので、必要なところには必要な財源を投入するというような基本的な考えは変えておりませんので、そういう形でより安全なものに持っていくという基本はこれは崩しておりません。そういう観点で、これからのものを考えさせていただくということでございますので、先ほど教育次長が申し上げましたように、小学校についてはより安全な方向という形ですべて無機系に、また市民プールにつきましては平成23年度で設計に移らせていただこうと思っております。そういう形でございますので、これは機器類も必要でございます。その時点であわせてこれは整備をさせていただき、無機系にという形で考えておるとこでございます。



○議長(三谷實君) 植田二郎君。



◆12番(植田二郎君) ありがとうございます。この点で、特に持続していただくという方向でひとつよろしくお願いをしておきたいと思います。

 次に、子育て支援についてお尋ねをしたいと思います。

 これはいわゆる国の直轄事業だと思いますけれども、ファミリーサポート事業の現状についてどのように取り組んでおられるのか、どういった組織の中でこの事業というものが行われているのか、そして現状はどうなってるかということについて御説明をお願いしたいと思います。



○議長(三谷實君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) 失礼します。

 植田議員さんの質問にお答えをさせていただきます。

 ファミリーサポートセンターにつきましては、地域における育児、介護の援助を受けたい人、また援助のほうを行いたい人、会員性によっての組織というふうになっております。平成22年10月末の会員数は、援助を受けたい会員というのが24名、それから援助を行いたい、提供会員ですが、16名というふうなこと、また両方の会員ということで7名、計47名というふうになっております。平成20年4月以降多少ふえてきておるという現状でございます。会員数も依頼数もふえております。

 この育児援助の対象児童につきまして、原則生後6カ月から満10歳までの方ということで、これは買い物外出、また保育所開所時間以外の保育、そういうことで4月から10月までの依頼件数が35件ということでございます。ファミリーサポートセンターにつきましては、子育て支援センターの職員をアドバイザーということで1名任命をいたしまして、そこが中心で取り扱いをいたしておるという状況にあります。

 緊急時のサポートを強化するためには、アドバイザーや提供会員の増員、またセンター開所時間の延長であったり、早朝、夜間、こういうふうなものを将来的には拡大していく必要があるのかなと、これらについても現在要望の内容を検討しながら、将来どういうふうにするかというのは検討していきたいと考えております。以上でございます。



○議長(三谷實君) 植田二郎君。



◆12番(植田二郎君) この事業をいつからされてますか。

 そして、これに係る経済的な支援はなくて、これは有料で個人同士でやられると思うんですが、行政的にどういった支援が、言うたら財政的なものが必要なんか。国では数百億円という形で一定の予算を組んでおりますけども、この点についてお尋ねいたします。



○議長(三谷實君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) これにつきましては、平成20年4月の設立ということでございます。

 事業の内容でございますが、先ほど申しましたように、保育施設までの送迎とか、放課後の子どもを預かる、それから病院等へ行く場合の子ども預かりというようなことがあるわけでございます。これは会員同士での利用料のやりとりということになりますが、基本時間は平日の場合午前7時から午後7時までで1時間当たり700円というふうなことになっております。それから、基本時間以外、要するに午前7時から午後7時以外の場合は時間800円ということで、これらにつきましては双方の利用料のやりとりということで、委託によってやっておると。

 それからあと、公費のほうの関係でございますが、この会員の保険でございますが、損害保険といいますか、傷害保険といいますか、これを公費のほうで持っておるという状況にあります。以上です。



○議長(三谷實君) 植田二郎君。



◆12番(植田二郎君) この問題について、これは県のほうから私の関係で来たんですが、これ県が会員を募集しとんですね。これは厚生労働省委託事業、こういうことでされているわけですね。これはいつ出されたんかわかりませんが、高梁市ファミリーサポートセンターというチラシを出されてますね。これコピーで、カラーだったと思うんですが、私コピーしか入手しておりませんが、こういうのをされているんです。(資料提示)これについて、私、各保育園とか、そういうところの子どもの支援をされとる最前線に足を運んでいきましてお尋ねしたんです。先日、辛坊治郎さんの話にも聞くと見るとは大分違うと、こういうお話もありましたけれども、植田二郎も現地へ行って見させていただきました。

 これによりますと、ほとんどの幼稚園の先生が全く知らない。放課後保育の先生ですか、預かり保育ですか、その方が、いつか掲示板へ何か張ってあった記憶がありますと、しかしそれは具体的にどうせえああせえというのは聞いておりませんと、こういう話ですね。これ今私も資料を持っておりますけれども、47名の依頼会員と提供会員があるということですが、この数字はどこでどう上がったんかなと、まだまだたくさんこの要望をされる方あると思うんですね。これ登録するのはお金は要らないんですから。例えばお願いをして初めてお金が要る、1時間は800円ですか、700円、900円の場合もありますけども、そういう制度なんです。ある先生が、保育園の先生だったと思うんですがね、こういうことがあったらええなということを言われたことがあると、こういうぐらいのおぼろげに。こういうのをどういう形で宣伝されたんか、平成20年から2年もうたってますけどね。これ、すばらしいいい事業だと思うんですよ。特に預かり保育なり、いろいろあるんですが、6時までに迎えに来てほしいのに親が来れない。すると、先生方も仕方がないから、子どもさんをほっといて帰るわけにいかないので、時間外の労働になってしまうと。それも大体1時間幾らでなしに月平均つまみでぽんと、こうなっとるらしいですけども、そういう状況があるんですね。そういうときに、いわゆるお友達の父兄の方に頼みますと、そういう連絡をとってでも即座に使えるんですね。

 これの目的は子どもを一人にしないということなんです。先生から父兄、父兄から先生にきちっと渡していこうと。そのことがどうしてもできない状態のときに、いわゆるこういうものを利用をしていくと、この制度があるんですね。ですから、この点についてもどこまでの宣伝をされたかわかりませんが、こんなことではない、少なくとも放課後保育、預かり保育をするような、いわゆる子育ての現場では、こういうことをやっぱり徹底していただく、そしてネットワークを広げていただく、いざというとき、万が一のときにこういうことが使えるといい、これが利用者が多いから少ないからという問題じゃないんですよ、備えあれば憂いなしです。こういう対応というものを即座にしてもらいたい。

 特にここで教育委員会のほうにお願いしたいんですが、これ子ども課で対応されとるんですね。教育委員会の現場で子どもさんを預かってる、保育の関係もそうですけれども、そういう現場でもやっぱり取り組む対応というのをしてもらいたい。先生方はいろいろ忙しいですから、そういうこともあると思いますけれども、そういういわゆる引き継ぎ、そういう連絡網ぐらいは私はしてもらえると思うんですがね。そういうことも門戸を広げていただいて、いわゆる子どもを守っていく、安全に育てていくという、そういうシステムづくり、せっかくあるんですから、これやっぱりやってもらいたいと思うんですよ。この点について、教育委員会のほうはどうですか。



○議長(三谷實君) 平田教育長。



◎教育長(平田守君) 植田議員さんの御質問にお答えをいたします。

 地域の宝であります子どもたちを地域総ぐるみでとか、あるいは地域ぐるみではぐくんでいくという、そういった観点は非常に大切なことだと、このように思っております。子育ての経験者といいますか、ベテランの方々のお力をおかりするということは非常に大切であり、このファミリーサポートセンター、ファミリーサポート事業というのはその一つの方策としては、その役割といいますか、それはもう非常に大きいものがあると、このように思っております。

 先ほど幼稚園の職員等も十分この事業について周知をしていなかったようだということを申されました。改めましてそういったことを周知するとともに、また幼稚園へ子どもさんを通わされておられます保護者の方々、通常登園日にはお迎えに来られますので、そういった保護者の方に、こういった制度がありますとか、そういったことでやはり登録会員の方をふやさないと、いざというときには、その会員になっておっても、ちょっと自分が都合悪くて預かれないというようなこともあると思いますので、やはり会員は多い方がいいと思いますので、そうした情報発信につきましては、幼稚園の教員等含めまして努めてまいりたいと、このように思っております。



○議長(三谷實君) 植田二郎君。



◆12番(植田二郎君) 市民生活部長のほうはどうですか。



○議長(三谷實君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) お答えをさせていただきます。

 このファミリーサポートセンターにつきましては、需要と供給という部分もかなりあるわけで、現在のところ、提供部分の会員が少ないという部分で、これの対応をいうのも十分していかなければならないというふうに考えております。

 それと同時に、確かにPR不足というのがあろうかと思います。これらにつきましても現在のところは大学の9号館での子育て支援センター、そこを子育て支援の拠点として、そこでいろんな取り扱いをしておりますが、そこらを含めていろんな場面でのPRを十分していきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。



○議長(三谷實君) 植田二郎君。



◆12番(植田二郎君) 今も教育長のほうからも、教育現場においてもその支援をしていこうと、こういう表明があったんですね。これもいわゆる子ども課を通じてでもそういうところにお願いをして、市民全体のものとしてやっぱり対応していくという、そういうシステムを忘れないで取り組んでいただきたい。経過についてこれはもう今後私も見させていただきますから、ひとつよろしくお願いをしておきたいと思います。

 次に、子育て支援センターの概要であります。

 今、部長のほうからも説明がありましたけれども、この支援センターというのは本年7月からですか、開設されたと思います。これ私拝見させていただくと、すばらしい事業だなと、こういうふうに思ったんですけれども、これには吉備国際大学の学生さんも協力をして対応していただいておるということでございます。利用者についても資料をいただきましたけれども、7月の初めでも四、五十人はあると、こういうことであります。先月は1日に七十数名の利用者があったというんですね。この点については、非常に皆さん好まれてる、そこへ参加されとる方にもお話を聞きましたけどね、すばらしい事業だと、いいことだというふうに言われとるんです。これの概要と、これからどういう展望、あれでは設備も限界があるんですね。したがって、これからこの制度についてどのように展望を持っておられるのか、お聞かせを願いたいと思います。



○議長(三谷實君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) 失礼します。

 お答えをさせていただきます。

 子育て支援センターについてでございますが、平成16年4月に高梁保育園に子育て支援センターというものを設置して、月に2回程度の保育サロンという状態で実施をしておったところでございます。その中では運動会、また夕涼み会、親子で楽しめる催し物というものを開催してきたところでございます。その状況の中で、年々子育て支援に対するニーズの高まりというものもありまして、独立をさせていくべきであろうということで、ことしの7月に子育て支援センターを吉備国際大学の9号館に設置をさせていただいて、子育て支援の拠点として、さまざまな子育て支援策を展開してきているところでございます。

 それと同時に、岡山県が推進をされておりますおかやま子育てカレッジ、要するに大学と市と協働で運営をするという部分の子育てカレッジでございますが、こういうものも同時にスタートをさせたということがございます。今まで月に2回あった保育サロンを祝日を除く月曜日から金曜日までを実施ということで、自由に参加する遊びや交流の場というふうになっております。それから、毎週金曜日にはオープンスペースということで、季節感を感じる遊び、また発達や年齢に応じて工夫をした遊びと、こういうものを提供いたしているという内容でございます。

 7月から10月までの子育て支援センターの利用状況につきましては、里帰り等の市外の利用者も含めまして1,834人と、月平均にしますと約450人ということになっております。毎週金曜日のオープンスペースにつきましては、10月は人数的には300人を超える多くの利用者ということになっております。確かに会場が一つの部屋だけということになりますので、一時的には多くの人ということで、混乱まではなかったわけですけれども、将来を見据えて、やはり少し場所を広くする必要があるかなとは感じておりますが、状況を見ながら、できる限り今の大学の場所を拠点といたしまして、できればその回りの大学の施設を活用させていただいて継続させていきたいというふうなことを考えております。以上です。



○議長(三谷實君) 植田二郎君。



◆12番(植田二郎君) 私が思ってもすばらしいこれは事業ではないかなと。吉備国際大学との連携もしながら、生徒の皆さん方も子どもと直接接触して勉強したいと、こういうことで、非常に意義がある取り組みではないかなと思いますんで、ぜひこの点についても継続、発展していただきたいなと、このように思っているところであります。

 次に、公共交通のあり方について御質問をいたします。

 特に今回は有漢のふれあいタクシーの問題について質問をさせていただきたいと思います。

 この事業については、事業の内容も含めて、ひとつどのような形で取り組みをされたのか、そして今の利用状況というのはどうなのか、この点についてお尋ねをいたします。



○議長(三谷實君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) 有漢のふれあいタクシーの現状についてであります。

 有漢のふれあいタクシーにつきましては、10月1日から実証運行という形で開始をさせていただいております。2カ月が経過した段階でございますが、利用者の人数といたしましては、10月が22人、11月が16人という状況にあります。人数的にはまだまだかなり少ないという状況にあるわけでございまして、利用者への周知の問題というのも一つあるのかなという感じもいたしております。3月に計画を策定いたしまして、10月からの運行ということで、地元へ入って説明をして、こういう時間帯ということで進めてきたところでございますが、この2カ月、また今年度の利用状況を見ながら、将来的にはまた見直し等も考える必要があるのかなというふうには考えております。以上です。



○議長(三谷實君) 植田二郎君。



◆12番(植田二郎君) このふれあいタクシー、いわゆるドア・ツー・ドア、デマンドタクシーとかデマンドバスと、こういう方式というのが過疎地域においては公共交通としての究極の姿ではないかなと、私自身はそう理解をしとります。

 このデマンド型を研究したのは、かつて私の記憶でありますと、30年ぐらい前になると思うんです。まだ運輸省という時代でございましたけれども、直接運輸省が奈良県でこれを試験的にやったんですね。こういう方式がいいんだろうかということでやって、そこから始まったんですね。私も参加をいたしました。そして、それがあっちやこっちやで研究、試験をされながら、そして大体の形ができたらこの政策を今度は民間へ、コンサルタントへ丸投げしたんですよ。コンサルタントは、これは利益の問題がありますから、それはいいんですけども、希望するあらゆる自治体へコンサルタントが行って、いろいろなソフトを組んで、こうですよ、ああですよという指導をしていったんですね。

 そういう形の中で、どういうことがひずみとして起きたのかというと、公共交通というのは、やっぱりみずからが欲しいというときに、子の親が欲しいというときにそこに利用価値が生まれるんですね。それともう一つには、いつもここをバスが通ってると、この地域にバスは来てんですといういわゆる存在価値と。平たく言えば、バスも行きょうらんとけえ、嫁に行くわけにいかんと、子どもができても幼稚園へどがんして通うんならと、こうなるんですね。ということは、やっぱり交通文化というものを日本全国で平等に提供していくという、この政策から始まっとると思うんですね。こういうふうなことを念頭に置きながら、この問題に取り組まなきゃいけない。

 したがって、コンサルタントがずばっとダイヤも示してくれて、有漢の場合はこうですよと、備北バス、既存のバスに接続して、野村医院ですか、どこでも行くんですよと、こういうことでぱんとやってくれただけではいけないんですよ。バス路線というのは、やっぱり地域の住民が率先して、こういうダイヤが欲しい、ああいうダイヤをしてほしいと、やっぱりここに大きな意義があるんですね。地域の人たちに、みずからがつくった交通体系だということをやっぱり自覚していただく、これが大事なんです。いや、アンケートをとりましたと恐らく言われると思うんです。とられましたね。でも、各町内会長さんとかバスを利用してない方が、こりゃあ要らあの、そりゃあ要る要る要る、それでぱっとアンケートができ上がる、そういうふうな形ではいけないというんです。

 私1つ紹介しますけど、私備北バスで飯食ってまいりましたけれども、ダイヤ1本引くのに、こういう例があったんですよ。幼稚園の先生は子どもを11時45分に停留所からバスに乗せたいと、このバスへ幼稚園ですから、1時間も2時間も乗るわけじゃありません、10分ほどのところでおろして、その父兄は子どもを迎えに来ると。そのお母さんは停留所から二、三分のところの縫製工場へ行かれとったんですね。すると、幼稚園の先生は11時45分に子どもを乗せたい、この時間にバスを走らせてくださいと。それでは12時までお母さんが仕事をしてると5分、10分ほどですから間に合いませんね。お母さんの立場としたら、幼稚園を50分に乗らせてくれと、そうすりゃあ私も迎えに行けると、これ現実なんですよ。これについてダイヤをどうするかということで、私も参加をして議論したんですよ。5分がどうしてもどうにもならんと。だから、先生と父兄とそれから縫製工場の経営者とも話ししました。したがって、先生3分まけてくれと。いや、これはほんまなんですよ。11時48分まで子どもを見てくれと、お母さんはお母さんでその縫製工場へ行って、子どもが幼稚園に行く限りちょっと3分早う出させてくれと、こういう話ししたんです。そこでよろしいと、それで初めてそこの幼稚園の前が11時48分のダイヤを引くことができたんです。やっぱりここまで詳細に地域の利用者と密着しなきゃいけない。これが公共交通の問われとる課題ではないかな。

 ただ、資本主義社会の中で乗ってくれよと、燃料を使ってもしっかりもうかるからという時代とは違うんですよ、今は。過疎地域においては、まさに私企業ではどうにもならない今日の公共交通、いわゆる行政みずからが地域の公共交通をどう考えていくか、これが私は重要になってくると思うんですね。特に旧川上町、現在は川上地域、川上地域局ですが、川上町でやられとるのは行政が企業主体です。行政が企業主体で、それで運行のほうは備北バスがやってると、こういうことですね。ですから、あっこの収入というのは全部行政へ入っていきますね。そういう制度がまさにもう高梁地域全体で今必要になってくるんだと思うんですよ。私企業じゃどうにもならない。資本主義社会の中では、大体採算取れる人数というたら、平均乗車密度7人ですよ。常時7人乗ってないと、バス企業って成り立たない。子どもを学校へ行かせて、ほんで子どもを大きくしていく賃金ですよ。年金もらいながら小遣い稼ぎにする運転手さんは別ですけども、大体それぐらいの金額になってくるんですね。それ以下の分については、やっぱり行政が陸の孤島をいうものをなくすという、こういう精神をやっぱり持ちながらやっていただきたいと、このように思いますが、この点についていかがですか。



○議長(三谷實君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) 高梁市のみならず、こういう過疎の問題を抱えたそういう地域における地域住民の移動手段、公共交通をどう守るかという大きな課題だろうと思っております。今、地域公共交通総合連携計画のもとで実証実験というのは行われておるわけでございますが、植田議員おっしゃいましたように、やはり行政が市全体の公共交通のあり方をどうするんかというのをまず主体的にお示しをせにゃいけんのだろうと思ってます。そういう意味においては、これから高梁市の市内がどうあるべきかということが大変重要になってまいります。それには今おっしゃいましたような、本当に1分、2分、そういう端境期のところもちゃんと見ていかにゃいけんことだろうと思います。それには多くの方が関係するわけでございます。そういう多くの方の関係するものも踏まえながら、これはやはり一つのモデルケースではないですが、モデルケースとして市全体を考えてみる、それには今の路線バスのこともある、それから生活福祉バスもある、また通学バスもあるということがあります。それぞれ利用率はということもいろいろ出てくるわけでございます。そういうことを全部踏まえた上で、これは示させていただく、そのことの準備を早目にしないといけないかなと思っておるところでございます。今御質問いただいて、御提言をいただいたと思っております。そうした御提言を真摯に受けとめさせていただいて、これは市としてもある程度の方向性というもののもとをつくらせていただいて、それでお示しをさせていただき、協議を進めてまいりたいと、このようにも思っておるとこでございます。



○議長(三谷實君) 植田二郎君。



◆12番(植田二郎君) 時間までもう若干ございますから、これともう一つの考え方として御提言申し上げたいと思うんですが、これ私現役時代に東北だったんですけどもいわゆる福祉バスというテーマで全国的なパネルディスカッションを行ったんですね。そこへ行って、首長さんがうちの会場を使ってくれてありがとうとあいさつに出られた。そこの首長さんが言われるのは、うちは介護、医療、福祉、これを最優先に考えとると、だから老人がどのような病に落ちようと、皆フォローしていくんだと豪語されたんですね。首長さん帰られて後、学者レベルの話になったんですけど、首長さんが言わりょうたんは、なるほどそうだと。老人が100人に対しての養護老人ホームとか、病院とかのベッド、そういうものがたくさんあると、これ全国的にも有数な施設があると。ところが寝たきり老人のパーセントが多いんですよと学者が言われたんですね。数字示されて言われた、ああ、なるほどなと。全国的にはこれぐらいのベースなんですよ、何%と。ここはそういう施設が十分あるけれども、寝たきり老人のパーセントも多いんですよと、こう言われたんですね。ここで福祉バスの位置づけというものをしなきゃいけませんよと。

 いわゆる人間というのは、交通の便も何もねえけん、家でテレビ見ようろうかというのがどんどん蓄積して、体がどんどんどんどん動かなくなる、そういう状況が生まれてくるんだと。人間というのは、体を物理的にも精神的にもどんどんどんどん動かしていくということが健康を維持するんですよと言われたんですね、なるほどなと。そして、究極は他界するわけですね。言葉はちょっとおかしいと思いますけれども、ぴんぴんころり、いわゆるいつまでもぴんぴんして、最後までぴんぴんして、そして他界をしてくという、そういう人生が、よりみんなが求めとる人生じゃないのか、このことにやっぱりバスというものを役に立たせるときなんですよというお話をされたんです。いわゆる老人に移動手段を提供していく。そして、体力をつくっていただく、そのことによって、例えば国保財政もそう圧迫しないで済む。例えば寝たきり老人の方を病院でベッドで治療すると、1カ月四、五十万円要るんでしょう。そういうものも少なくて済むんですよという論説を言われておった学者がおられますけど、なるほどなと。やっぱりこういう役割というものが公共交通というものにはあるんではないか。有漢のふれあいバスでも、例えばグラウンドゴルフ場へ何遍か通いますよと、そういったニーズというものをどんどん取り入れていく、そういうことが大事ではないかなと、このように思います。

 それと、少ししつこいようですが、もうちょっと時間ありますので、料金の問題ね。私、料金の問題があると思うんですよ、今回のふれあいタクシーの問題には。これは行政として、市内は800円以内、バスに乗ると最高800円にしますよと、こういうことが出てきましたね。これはすばらしい政策と思うんですよ。例えば有漢にしても、金倉で備北バスに乗られると800円で終わりと。ただ、北房との境の長代ですか、長代から横見ですか、そこまでおりていくのにふれあいタクシーで300円要ると。すると、高梁へ来るのに、片方は800円で済むけども、片方は1,100円要ると、こういう格好になるんですね。これは政策的に一致してないんです。そのシステムが違うからということでいわゆる市民がお金を払わないといけないということは、これは不公平で、平等性に欠けるんですね。市の都合で、いわゆるそういう交通システムをつくっている。だったら、例えば30キロ乗ろうと、40キロ乗ろうと同じ料金で運んであげると。ただ、そこで効率的にふれあいタクシーを利用していただくと、そして高梁へ出てこられる、またあるいは成羽のほうへ行かれるというふうな形を、料金面でもやっぱり検討していく必要があるんではないかなと、このように思います。

 そういうことを言いながら、もう定刻が参ったようでございますので、これ以上言いますと嫌われますので、これで終わりたいと思いますが、今後の交通施設についてはひとつよろしく取り組んでいただきたいということをお願いをして、私の質問を終わります。



○議長(三谷實君) これで植田二郎君の一般質問を終わります。

 以上で本日の議事日程は終わりました。

 念のため申し上げます。次会は10日、通告による一般質問を行います。発言順位の11番から15番の諸公にお願いいたします。

 本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。

            午後3時59分 散会