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岡山県 高梁市

平成22年第5回 6月定例会 06月17日−03号




平成22年第5回 6月定例会 − 06月17日−03号







平成22年第5回 6月定例会



        平成22年第5回高梁市議会(定例)会議録(第3号)



 平成22年6月17日(木曜日)

            〇議   事   日   程

             午前10時開議

第1 一般質問

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            〇本日の会議に付した事件

日程第1 一般質問

     18番 大月 健一君

     5番 小林 重樹君

     7番 柳井 正昭君

     14番 川上 博司君

     2番 宮田 好夫君

     16番 三谷  實君

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            〇出   席   議   員

1番  森  田  仲  一 君          2番  宮  田  好  夫 君

3番  大  森  一  生 君          4番  内  田  大  治 君

5番  小  林  重  樹 君          6番  倉  野  嗣  雄 君

7番  柳  井  正  昭 君          8番  丸  山  茂  紀 君

9番  植  田  二  郎 君          10番  長  江  和  幸 君

11番  細  川  繁  信 君          12番  田  島     肇 君

13番  宮  田  公  人 君          14番  川  上  博  司 君

15番  田  中  広  二 君          16番  三  谷     實 君

17番  三  上  孝  子 君          18番  大  月  健  一 君

19番  妹  尾  直  言 君          21番  難  波  英  夫 君

22番  山  縣  喜  義 君

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            〇欠   席   議   員

20番  村  上  信  吾 君

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            〇出席した事務局職員

事務局長     竹 並 信 二          次長       西   由 子

政務調査係長   川 上 英 嗣          議事係長     黄 江   浩

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            〇説明のため出席した者

〔市長部局〕

  市長      近 藤 隆 則 君      副市長     安 田 義 紘 君

  総務部長    藤 澤 政 裕 君      産業経済部長  三 村   潔 君

  市民生活部長  野 口 悦 司 君      病院事務長   黒 川 康 司 君

  会計管理者   佐 野 金 司 君      総務課長    島 田   一 君

〔教育委員会〕

  教育長     平 田   守 君      教育次長    山 口 利 弘 君

〔消  防〕

  消防長     三 村 靖 行 君

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

            午前10時0分 開議



○議長(山縣喜義君) 皆さんおはようございます。

 傍聴の皆さんには、早朝より御苦労さまでございます。

 ただいまの出席議員数は21名であります。定足数に達しておりますので、これより平成22年第5回高梁市議会(定例)第3日目の会議を開きます。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしておりますように、一般質問であります。

 質問の順序は、通告質問一覧表のとおりであります。

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△日程第1 一般質問



○議長(山縣喜義君) まず、大月健一君の質問を願います。

 大月健一君。

            〔18番 大月健一君 質問席〕



◆18番(大月健一君) おはようございます。

 18番の大月健一でございますが、一般質問の2日目ということで、トップバッターをさせていただきます。

 本日は、傍聴の皆さん、お忙しい中、おいでいただきましてありがとうございます。

 そういうことで、きょうは傍聴の人が大勢来られておりますので少々上がっておりますが、通告に従いまして、1番に農業振興について、また2番に廃校の利活用について、また3番に入札制度と委託制度についてを質問させていただきます。

 最初に、農業振興についてでございます。

 各地域の農業指導は、市民の納得のいく取り組みができているかということについてをちょっと質問させていただきます。最近では少子・高齢化が非常に進んでおりまして、各地区での農業を営む人が大変少なくなっているということもありまして、また高齢化しているということがありまして、非常に農業の取り組みというものが行われていない。また、地域によりましては認定農業者の方が多数おられまして、川上町では40名の認定農業者がおられます。また、高梁市内では200名ぐらいおられるというふうに聞いておりますが、その認定農業者に対しては農業普及指導センターなりが出向いてこられまして、いろいろ農業の指導をしておられるやにも聞いておりますが、そのほかの小さい零細農家の方の農業の取り組みというような指導も、今までは各普及所の方が来られまして、じかにそういう農家を回られまして農業の指導をされているようなお姿も見ておりました。しかし、最近ではそういう姿が見えないということで、私が農業普及指導センターに出向きましてちょっと質問いたしましたところ、私たちは認定農業者の方とお話をさせていただくということで、いろいろ資料を取り扱っておられるというような話を聞きましたんで尋ねましたら、本所のほうへ皆資料を出しとるので本所で聞いていただきたいということで、私は資料を余りもらえませんでした。それで、各地区の農業指導のことを農林課のほうへ尋ねましたら、農林課でも余りよくわからないというような回答をいただいたんですが、この農業というものをいかにして高梁市で繁栄させていかれるかというようなことをまずお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(山縣喜義君) 三村産業経済部長。



◎産業経済部長(三村潔君) おはようございます。大月議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。

 農業振興に係ります農業指導ということの御質問でございます。

 農作物の生産等に係ります技術的な指導につきましては、今お話しのございましたように、高梁農業普及指導センター、またびほく農業協同組合などによりまして、栽培講習でありますとか研修、または営農相談というようなことを行っております。農業者の栽培技術の習得と向上に努めるというのが目的でございます。ちなみに農業に対します講習会でありますとか研修会は、昨年延べにいたしまして219回、人員で4,081人が受講等をされてございます。その内容でございますけれども、トマトの栽培、ピオーネの栽培、花木、それから畜産に関するものというのが主な内容となっております。



○議長(山縣喜義君) 大月健一君。



◆18番(大月健一君) 高梁市では、農業は基幹産業の一つだというふうなことで、きのうもいろいろ農業振興のことで質問が数々ありましたが、その農業の中でもピオーネは非常にたくさん出ております。また、私がちょっと耳にしたところによりますと、この高梁市の農業でシャクヤクの栽培、これが西日本一の産地であるというふうなことも聞いております。そして、今現に栽培をされておられる農家をちょっと訪ねましたところ、1反ぐらいつくっておられましたでしょうか、ちょうどもう皆出荷された後で花は見ることができませんでしたが、標高100メートルぐらいのとこですかね、山の中ですが畑をきれいにされて、一生懸命シャクヤクをつくっておられます。こうした西日本一であるこのシャクヤクを高梁市の農業に生かしたらどうかなというふうに思いますが、その辺はいかがでしょうか。



○議長(山縣喜義君) 三村産業経済部長。



◎産業経済部長(三村潔君) 具体的な作物名ということで、花木の中のシャクヤクという話が出ました。これは高梁地域の特産物の中の一つだろうというふうに思います。このあたりも、先ほど申しましたように、普及指導センターなり、びほく農協さんとの連携を図りながら、技術指導、また栽培面積の拡大というあたりの取り組みも進めていかなきゃいけないかなというふうに思ってございます。



○議長(山縣喜義君) 大月健一君。



◆18番(大月健一君) そうした面で、これは畑につくるんですが、かなり荒れとる畑があちらこちらにあります。川上町でも、認定農業者の方がソバ農場ということでソバをつくって非常に今活気づいとるとこもありますが、そうしたソバじゃなしに、西日本一であるシャクヤクを大いにつくって京阪神のほうへ出したら、これから高梁市が生き残るためにも非常にいいんではないかというふうに思いますんで、その指導をこれからもどんどんやっていただきたいと、かように思います。

 また次に、この高梁市の各地域とも遊休地、耕作不能、また耕作放棄地が多く出ております。これはまだ調査結果が出てないとこがありますんで確かな数字ではありませんが、高梁市内の耕作地といいますと約5,000ヘクタールあるというふうにも聞いております。また、まあ何とか耕作できるかなというのが3,000ヘクタール、そしてまた不耕作が2,000ヘクタールと非常に多くの面積が出ておりますが、こうした土地が遊休土地として遊んでる、またつくれないというような土地が出ております。昨年でしたか、増原でひとつ遊休地へ牛を放して飼ってみようということでやられて、私この前見に行きましたら、赤牛が4頭元気に草を食べておりました。そうして、その牛を田んぼの上と下とで入れかわるようにして飼っておられるので、きれいに牛が草を食べて畑は非常にきれいです。私がこれから写真を出すんですが、市長、この写真を見てください。(資料提示)これは、川上町の須志の県道のすぐほとりの田んぼです。下は、今85歳ぐらいなお年寄りのおばさんが一人せっせと自分の食べ用だけだということでつくっておられますが、その上側も全部田でした。5反か6反かあるこの団地ですが、これが全部このように耕作不能です。牛でも飼っておれば、これだけ木は生えなんだかもわからんのですが、全然牛も飼ってないし、もうつくる人もおりませんので、もう木が生えて山になっています。傍聴の皆さん、見えますか。

 そのようなことで、本当にここに人がまだ住んでおるんですけど、こういう土地を耕して田んぼにするという人がいないんです、つくる人がいない。つくる人は、この80過ぎたお年寄りが1人か2人、こんな人ではこういう土地はもとどおりになりません。そのようなことで、こういう耕作不能な土地を今度どのように市としてはお考えか、お尋ねをいたします。



○議長(山縣喜義君) 三村産業経済部長。



◎産業経済部長(三村潔君) 遊休農地の現状等についてのお尋ねでございます。

 遊休農地の現状でございますが、平成19年度に調査をしたデータがございます。この結果によりますと、市内で遊休化している農地が面積にいたしまして1,417ヘクタールあるんではないかと。その内訳でございますけれども、草刈り機等で遊休化を解消できる軽微な農地が235ヘクタール、それと重機を用いて解消をすれば何とか農地に復旧できるという農地が294ヘクタール、あと非農地、これはちょっと無理だろうなという部分になりますが、888ヘクタールという数字が出てございます。

 これの解消に向けましては、3年以上の賃貸借権の設定をいただいた認定農業者、または認定就農者、特定農業法人、農業生産法人の方へ設定期間に応じまして補助金を交付させていただいております。また、本市、農業普及指導センター、びほく農協で構成をいたします高梁地域耕作放棄地対策協議会というのが平成21年1月20日に設立をされまして、耕作放棄地を解消するための方策といたしまして、自走式の草刈り機であるとか、それから解消後の農作物を有害鳥獣から守るということで、電気の牧さくを購入いたしまして、貸し出しを現在行っておるところでございます。

 また、遊休化の防止対策といたしましては、平成21年度に、先ほど申しました農作業受委託センターというのも設立をいたしておりまして、びほく農協さんが窓口となって農作業の受委託の紹介の事業、これを行っております。平成21年度末現在で受託者が4個人8団体の登録をいただいておりまして、委託者、頼まれた件数でございますが、330名の方が耕起でありますとか代かき、田植え等の作業の委託をされてございます。今後におきましても、規模拡大を目指されます積極的な認定農業者への農地の集積というのはもちろんでございますけれども、集落営農組織もございますので、遊休農地の解消やその活用に向けまして、中山間地域等直接支払制度への加入等によりまして、地域の方皆さんで農地の保全を推進していただけるという制度もございます。農地の維持管理だけでなく、解消に向けての活動をしていただける団体への啓発、普及等を行ってまいりたいというふうに考えております。



○議長(山縣喜義君) 大月健一君。



◆18番(大月健一君) 今、部長が言われましたように、委託者が330人あるということで、私もその一人でありますが、言うのはみやしいんですが、この写真は国道313号線のすぐほとりです。(資料提示)ここをこの間、ユンボでうがしまして、今の田んぼにしたのがこの下のほうにあるんですが、そのようにしてユンボでやらんと、もうもとに戻らないというのが現状であります。この田んぼも3年ほどほっとったらもうだめになるということで、掘り返そうということで掘り返しました。それから、下の写真は川合の一の谷というとこの写真ですが、これが全く放棄されまして、つくる人がいない。ひとり暮らしの家が3軒ほどありますが、その人たちは全然つくれません。皆さん見えますか。そういうようなことで、本当にもとに戻す、戻して耕作するということが本当に大切です。お百姓さん、農業がなくなりましたら、この高梁市はなくなります。今非常に高梁市では歴史、文化を市長は言っておられますが、こういう耕作地、この田んぼをつくるときは歴史や文化があったわけです。歴史、これは山田方谷先生が備中ぐわをつくられて、皆さんに買っていただいて、お百姓が買ってこの畑や田んぼを耕して現在のこういう畑にしたんだというふうに思いますが、歴史があります。それで、文化もあります。つくるという楽しみもあったり、いろいろお互いに助け合いながらした、そういう経過があるというふうに思います。備中松山藩が救われたのも、山田方谷先生というふうなことを私も一回一般質問で言いましたが、とにかく山田先生が備中松山藩を救ったんでなしに、お百姓の人が救ったんですよ。お百姓の人が一生懸命になって耕地を耕したために、財を潤し、石高も上がったというようなことで、昔は士農工商と言ようりましたが、お百姓が上でしたが、今はお百姓を続けるのは非常に厳しくなってしもうとります。

 そのようなことで、お百姓を大事にしていただく、市長、一つの政をするにしてもお百姓がおらんとだめなんです。歴史、文化をこれから国のほうで補助をいただいて取り上げておられますが、昔から畑をつくったり、田んぼを耕したりする、こういう皆さんの苦労、これは大きな歴史、文化だというふうに思います。神社仏閣ばかりが歴史、文化ではないというふうに思います。市長、そこら辺もひとつお考えいただきたいと思います。今、高梁市で一番高齢化率が進んでる川上町の高山の県道のほとりの須志というところの耕作放棄地です。(資料提示)このような土地をこれからこのままほっとくのか、どうするのか、いろいろ今部長が言われましたが、少しでも多くもとどおりになることをひとつ願っておりますが、市長のお考えをひとつお聞きします。



○議長(山縣喜義君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) お答えをさせていただきます。

 農業を基幹産業という位置づけをしております。議員おっしゃいますとおり、高梁市から農業をとると、これはもう高梁市でなくなると言っても過言じゃないと思っております。そういう意味におきまして、昨日大森議員の御質問にも少しお答えしましたが、産業振興戦略の中の今の課題というお話も十分認識をさせていただいた上で、遊休耕作地、そして新しい新規就農者の方の要望もあるわけでございますから、そういった方々の要望なりをやっぱりこれは戦略立っていかないと、むやみやたらにやっていってもいけないと思いますから、戦略を今立てようということで進めております。その戦略の中で、こういった耕作放棄地の解消であるとか、また新たなそういう就農者の確保であるとか、そういったことも可能であろうと思っております。そういった実態というものもしっかりつかませていただきながら、戦略立って進めてまいりたいと思っております。



○議長(山縣喜義君) 大月健一君。



◆18番(大月健一君) 市のほうのお考えをそのようにしていただけば非常にありがたい、助かるなというふうに思っております。

 今、新規就農者のお話も、市長、ちょっとされましたが、新規就農者が1人か2人か来られるいうような話ですが、なかなか私の地域でも空き家もあったり、土地もあいとるんですが、貸していただけないのが現状です。貸すととられるんかなというふうな考えかなというふうに思いますが。また、新規就農者が来られまして1年か2年で帰っても補助金は100万円ほど出すんだというふうなことも聞いております。そういうことをして人がふえるかなというふうなことも、私、認定農業者の人ともお話をします。認定農業者の人が言われますのには、それより我々認定農業者の協議会というのがあるんですが、協議会の補助金が少ないということで、なかなか活動がしにくいというようなことを言っておられますが、そこら辺もひとつ認定農業者にもう少し補助金を交付して、地域の指導にも当たっていただきたい。認定農業者というのは、やはり自分が農業をしていくのに有利なということで、そういう認定農業者の制度に入っておられるというふうにも聞いておりますが、そこら辺もひとつお願い申し上げまして、次の質問に行きたいと思います。

 次は、廃校の利活用について質問させていただきますが、まず私たちが一番気にしておりますのが高山小学校、休校になりまして今5年か6年ぐらいになりますが、地元の人に聞きますと、何で建ったんなら、建ってどうするんなら、これからどうしょう思うんなら、そんな言葉がいつも耳に入っております。こうした高山小学校を私ちょうど見に行きましたら、立派にまだ建っております。廃校ということで、ぼろぼろになっとんかというふうに皆さんお考えと思いますが、非常にきれいな小学校で、カラフルです。建てるときに、小学校は何でこんなん建てるんならと申しましたら教育委員会のほうからおしかりを受けた覚えがあります。建てまして、後にはこのようなことが恐らく来るだろうというのが元町長のお考えだったんで、中を全部取り払えるような学校をつくっております。そして、中が一人ひとりの住宅になるような建物にもなっております。これだけきれいでカラフルな高山小学校が、見晴らしのいいとこにあるんですが、地元の人としたら、この高山小学校を何かに活用してほしいというふうな意見をかなり聞いております。そういうことで、教育委員会のほうも出向かれましてアンケートをとられたというふうなことも聞いておりますが、その中で、何かに福祉方面に活用してほしいというようなお話を聞いておりますが、その後の活用方法のお考えはどのようになってますか、お聞きします。



○議長(山縣喜義君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) お答えをさせていただきます。

 高山小学校ですが、この3月の末で教育施設としての機能ということについては一応区切りをさせていただいたわけでございます。ということは、これから新たな活用ということができるということになったわけでございまして、議員よく御承知のように、施設がそういうふうな構造でつくられておるということも承知をさせていただいております。また、地元の方へも3回にわたりましてお話をさせていただいて、その中では地元の御意向として福祉のほうに使っていただきたいということも承知をいたしております。市といたしましても、その御意向に沿うような形で今協議、それから検討を進めております。

 その中で、弥高山と連動させた活用というのも必要なのかなと思います。今、弥高山も多くの方に自然を愛するということで御来場もいただいておりますし、また子どもたちのキャンプといったことにも活用されてるわけでございます。それから、当然高齢者の方などの利用ということも考えられるわけでございます。そういったことで、ある程度具体的な方向をお示しできるような状況になりますれば、また地元とのそういった詳細な協議というものもさせていただきたいと思いますが、方向としてはその方向で今準備をさせていただく、そういう形で進めさせていただきます。



○議長(山縣喜義君) 大月健一君。



◆18番(大月健一君) ぜひそのように福祉の方向へ向けた活用方法を考えていただきたいと、かように思います。旧川上町は、本当に福祉の町ということで今から20年ほど前から西の川上町、北は秋田県鷹巣町ですか、そんなことで全国に知られた福祉の町で、そして合併のときもいち早く社会福祉協議会というもんも立ち上げて、できとったというふうにも思います。

 また、先般の6月15日午後8時からテレビせとうちで優秀番組賞受賞記念として、「山里の医師の200日の記録〜人を診る、心を診る〜」という映画の再放送がありました。それは、菅原先生という非常にすばらしい医師がおられて、その先生の200日の記録の映画ですが、その菅原先生が本当に毎日地域医療に取り組んでおられて、山里へ自分で運転していかれるんですよ。そして、1日に200キロも300キロも駆けるときもあるというふうなことも聞いております。私もこの番組を見まして、本当にまだ在宅で頑張っておられる方がかなりおられるというふうなことを痛感いたしまして、川上町には老人保健施設のひだまり苑がありますが、そういうような人がいまだに入れなくて、在宅で頑張っておられる方もおられます。そのような方のためにも、この高山小学校が介護施設になり、そして一日も早くその人たちを入れていただくようなことをお願い申し上げます。そのようなことで、この立派な高山小学校が生きてくるんではないかというふうに思いますんで、その辺もお願いいたします。

 続きまして、ちょうど私の家のすぐ前でありますが、この3月31日の4時10分に電気、水、すべてが切られました元川上農高、現在は岡山県立高梁城南高等学校ということで、今高梁のほうへ移っておりますが、この川上農高、川上校地、見えますか。(資料提示)この川上校地の灯が消えたらいけないというふうなことで、ここにもとうとい命、人生を無駄にするなというような看板も出ております。この川上校地、川上農高の灯を消さないために、私は川上農高の外灯を1つ貸してくださいと県のほうに申し出ました。ちょうど外灯がこのほとりのほうにあります。県は、じゃあ貸してあげましょう大月さん、どうぞ使ってくださいということで借用証書を書きまして、電気を引きまして、今毎晩灯を灯しております。これ自動でつきます。このお金は私が払いますから貸してくださいと言って、私が払っております。私は自分の身を削って、人のために尽くしております。ろうそくのごとくです。そのようなことで、この川上農高を何とか存続し、地域のために役立てたいというふうに思っております。

 私の家の真ん前に農場があります。毎朝起きて見ますが、3カ月前、立つ鳥後を濁さずということで、草刈りをしてきれいにして帰りましたが、もう草がこんなに生えました。田んぼのほうもかなり生えております。そのようなことで、田んぼも隣近所があります。こうした後の維持管理、これをどうするかということで地域の人といろいろ話し合いましたが、何とか城南高校が守りをしようということで、今模索をしとるようでございますが、何か地域へ委託をしとるように聞いております。そのようなことで、川上農高跡地ですが、12月に一般質問したときに、何か農業振興に役立てようということを市長言われましたが、いまだその回答がありません。私もいらいらしております。この一般質問をするという話を出しましたら、もうしてくれるな困るがなというような話も聞きました。恐らくあれが来るんだとか、あれが買うんだとかという話ばかりで、地域の人がどれだけもやもやしておるか、市長わかりますか。やはり公の土地はみんな欲しがります。そのようなことで、今現在どのような話が進んでいるか、ひとつお聞かせいただきたい。



○議長(山縣喜義君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) 城南高校川上校地、川上農業高等学校につきましては、地元の皆様方の愛着といいますか、ほんまに協力があってこれまで学校が成り立ってきたということの認識も十分させていただいております。私もついせんだってグラウンドにおり立ちまして、ああ、草がちょっと生えてきたなということで寂しい感じもしたわけでございます。この川上校地につきましては、市にいただくということで今現在県と精力的に協議を進めております。県のほうとしましては一定のルールがございますので、これはある程度のお金が必要にはなってまいりますが、それをしてでも市として取得をさせていただきたいということで、今県のほうに申し入れをさせていただいております。この回答をいただきますと、早い段階で取得のためのお願いをまた議会のほうにもさせていただこうと思っております。せっかくのこういう農業関係の産業施設がたくさんあるわけでございます。農地もあるわけでございますから、そういった農地が活用できる、当然市が取得するわけでございますので、公共の目的を持った農業振興という形で活用を考えておるところでございます。その方向で県とも協議をさせていただいておるところでございます。協議過程は今県とちょっと協議中でございますので、方向としてはそういうことで検討させていただいとるということで御理解をいただき、あそこは草ぼうぼうとか、そういうことには絶対にならんように私もさせていただかにゃいけんというふうに思っております。年内には、年内にはというか、そんなに遅くならんうちにまた議会のほうに報告をさせていただく、その時期が必ず来るというふうに思っておりますので、御心配の向きはよくわかるんですが、いましばらくお時間をいただきたいと思います。



○議長(山縣喜義君) 大月健一君。



◆18番(大月健一君) 市長は今県と話をしとるんだというようなことですが、私も教育委員会へは昔から親戚がようけおり、よう知っとりますんで、よく行くんですが、教育振興課、また財務課ですか、そこへ行って話をしましたんですが、まだ何も聞いとらんぞというような回答がありましたが、何も聞いとらんぞではおかしいと思います。そのようなことで、何でも早く何かで活用したい、何かにしてもらいたいというのが地元の要望であります。

 また、今まで体育館を地域に開放ということで地元の人が無償で借っておったんですが、今ここでバレーの練習はできないということで、中学校や小学校へお願いして借っとんですが、地元から、あの体育館を貸していただければ非常に便利がいいということで、使用のお願いができんかと要望をたびたび聞き、県のほうへ確認したんですが、電気が切られ、トイレも使えないということでだめだということでした。それがひとつ何とかならないかということもお願い申し上げます。

 そのようなことで、一生懸命川上農高、私が小学生か、6つか7つくらいにでき、一緒に育った学校であります。皆さんが寄附された土地もかなりあってできとんですよ、これは本当言いまして。今の作物をつくるとこは、地域の人に御無理を言いまして県が買っております。買ったんだから勝手に売ってもえかろうがというようなもんではないというふうに思います。やはり地域の人にもいろいろお話をしていただいて、地域の人の納得いくようなお話の上で新しいものが来る、何をつくるというようなこともしていただけばありがたいというふうに思います。そのようなことで、川上校地をよろしくお願いいたします。

 続きまして、3番目の質問に入ります。

 入札制度と委託制度について少しお尋ねしたいというふうに思いますが、入札制度、委託制度というのは私も昔からよく言ようたんですが、よくわからない。目に見えない制度かなというふうなことも聞いて思っておりますが、やはり地方自治法の第234条ですか、これにより入札もされているというふうなことで、もうこの地方自治法の法律によって決められとんだから、何も言うことはなかろうがというふうなことも思いますが、入札とはいかなるものか、そしていかなる方法でされるのかをひとつお伺いいたします。



○議長(山縣喜義君) 安田副市長。



◎副市長(安田義紘君) 市の場合は、工事関係、それから工事以外にも測量とか設計とか、いろいろと入札を行う案件が出てまいります。そうした場合には、市には今指名委員会がございますので、その指名委員会へそれぞれの案件が各担当課のほうから出されます。それを指名委員会で合意といいますか、協議をしますが、指名に入りたい業者は通常3月31日までにそれぞれ指名願を出していただきます。その指名願によりまして、土木工事、それから設計、測量、そういったものの業者のランクづけといいますか、それをいたしております。そうした中で工事の額によってそれぞれの業者を決めていきます。そして、それには高梁、有漢、成羽、川上、備中、それぞれの地区がございますが、そういった地区別の配慮をしながら、最終的にはそういった入札の中で決定をしていくというのが一つの手続というふうなことで、今進めております。



○議長(山縣喜義君) 大月健一君。



◆18番(大月健一君) 非常にわかるような、わかりにくいような答弁ですが、副市長は工事の入札のことを主に言われたというふうに思いますが、一般競争入札と指名競争入札と、それとほかにはまだもう一つありますね、競り売り、何かそのようなことで任せるということが入札ですか。私が言っとるのは、工事とも何とも言ってない、ただの入札ですから、いろいろな物件によりましてかなりの数の入札があるんじゃというふうに思います。すべての物件に入札はあるでしょう、工事だけじゃなしにほかのもんもあるんじゃないかというふうに思います。この入札は、指名願を出して許可の申請をする、要するに資格のある人が指名願を出して、それによって入札をする、これが入札制度というふうに思います。そういうような今の工事でなしに、今1市4町で合併しとりますが、各地区でも入札はやられとるというふうに思います。その入札の度合い、要するに単価的なもんとか、いろいろそういうものが全部違うんじゃないかと、統一してないんじゃないかというふうなことも時々感じるとこがあるんですが、その点はどうですか。



○議長(山縣喜義君) 安田副市長。



◎副市長(安田義紘君) 一般の指名競争入札ということで言いますと、それぞれの額によってランクづけをしているそれぞれの業者による指名競争入札というふうな手続をとっております。特にこの入札というのは、一定の基準を皆さんにお示しし、その基準の中できちっとやるというのが大きな柱というふうに思っています。したがって、それぞれの基準を設け、そして規則を設け、その中で皆さんに応札していただく、そして決定をしていくということが大きな柱というふうに思ってます。したがいまして、それぞれの基準を設け、そして公平公正というのが一番大切だというふうに思ってます。



○議長(山縣喜義君) 大月健一君。



◆18番(大月健一君) いろいろの方法があるように思いますが、指名競争入札で指名するということは一応資格があって、入札に入れてくださいよというて指名願を出して、それを審査して指名委員会で指名業者に入れて入札するということですが、それが資格がない人に来ていただいて入札した場合はどうなりますか。



○議長(山縣喜義君) 安田副市長。



◎副市長(安田義紘君) 通常の場合はそれぞれの資格を事前に登録といいますか、調査もありますけど、登録をしていただく。そして、いろいろな工事の場合ですと、管工事であるとかいろいろあるんですが、そういった中で資格がないとそういう登録もされないというふうになっております。したがいまして、資格というのは一定の基準という中で非常に大切なものというふうに思っています。



○議長(山縣喜義君) 大月健一君。



◆18番(大月健一君) それがほんまなんです。だけど、中には資格がなくても入札をして、現に仕事ができて、何の心配もなく通り過ぎたようなこともあるわけです。それを見逃すようなことがあろうかというふうにも思いますが、そういう資格がないのに入札をしたということがあったらいけんのですよ。それがあった場合には、だれが責任をとるんですか。責任のとりようがないわけですけど、一応入札が済んだらもう終わりですけど、そこら辺もようわからんですよ、わからんことが多いんですが。要するに市長さん、ノミをとって馬を逃がすようなことをしたんじゃいけんのですわ。ようわからんと思いますけど、今の入札と委託料も関連しとりまして、委託料でも入札は行われるということで、委託料もきのうも出ました。指定管理の件も出ましたが、同じようなもんです。今、国のほうでやっております事業仕分けで、妻より優しい仕分け人というようなことが一つ出とりましたが、妻より優しい仕分け人、その優しい仕分け人にならんように、ひとつしっかり仕分けをしていただきたいと、かように思います。

 それで、13節の委託料と昔からよう言いますが、つまみ銭のようなことですが、その委託料の件もひとつちょっとお聞きします。



○議長(山縣喜義君) 安田副市長。



◎副市長(安田義紘君) 工事等の一般の入札以外に、そういった委託、それからもう一つが物品購入などがあると思います。したがいまして、今市のほうでもお話がありました委託料とか、それから物品の購入、そういったものについてきちっとした基準を設けようと、そしてどういった方法が高梁市にとって一番いい方法かなというのを研究をするということで、ことしから工事監理課の名称も変え監理課というふうな名称にいたしております。それはなぜ変えたかといいますと、委託、それから物品の購入、そういったものも含めて、その中で一元的にしていくということでございます。したがいまして、そういった委託もその中で今後の取り扱いといいますか、考え方、そういったものもきちっとした基準を設ける。それから、委託の発注の仕方についてもそれぞれ基準を設けていくということで、新しい監理課の中で、今それを研究といいますか、準備をしている最中というふうになっています。したがいまして、今年度中にはそういった方向づけをするというのが今の姿勢でございます。



○議長(山縣喜義君) 大月健一君。



◆18番(大月健一君) 大ざっぱな説明でよくわからんですけど、市のほうとしても透明性のある姿勢をとっていただこうというふうに思います。委託にいたしましても、できることはそれぞれの町でしろ、私の町でできることは私の町でするというような方向づけもあろうかというふうにも聞いておりますが、透明性を持った入札、委託、そのような方向へひとつお願い申し上げまして、私の質問を終わります。



○議長(山縣喜義君) ちょっと待って。

 さっきの無資格で入札をしとるということについて、明確な答弁を求めます。

 安田副市長。



◎副市長(安田義紘君) 先ほどの中身がわからないというふうなことで、資格の問題でお話があった件で、市のほうはそういった資格についてはきちっとした登録ということで手続を踏んでいくと、そして基準がそれぞれありますので、それぞれの基準の中でそういった資格のある人は登録をする、そしてその中で工事の業者の選定をする、そしてその中でランクづけをしながら決めていくというふうな手続をとってしているということでございます。その中で、今そういったまた違う問題があるというようなお話がございましたが、市としてはそういった基準をきちっと設けて取り組んでいるということで、よろしくお願いします。

            (「そういう事実はねえということじゃのう」と呼ぶ者あり)



○議長(山縣喜義君) 大月健一君。



◆18番(大月健一君) 今の副市長のお話では、これからはそういうふうにしていくというふうに、今まではあったんじゃというふうに私はとれたんです。今まであったかないかは副市長もわからんと思いますが、どうでしょうか。



○議長(山縣喜義君) 安田副市長。



◎副市長(安田義紘君) 市として、今までも特にそういった資格の問題についてはきちっとした登録の中で、資格があるかないかといったことをそれぞれ把握をして、そして資格のある人にそういった発注をするという手続を踏んでいるということでございます。



○議長(山縣喜義君) 大月健一君。



◆18番(大月健一君) ほんまに何百万円、何千万円という入札ですからね、受けた人は責任持ってやってもらわにゃいけんし、渡した人も責任を持たにゃいけんのです。これはだれが責任をとるかというと、市長が責任をとらにゃいけんのです。やっぱり渡したら、それでほっときゃあええというもんじゃねえんです。やっぱり資格があるかないかを先に見て、それから入札するんがほんまなんですよ。入札した後で資格がなかった、しもうた言うたんじゃ遅いんです。そうでしょう、市長。そういうのを調べるのはだれですか。



○議長(山縣喜義君) 安田副市長。



◎副市長(安田義紘君) 市のほうはそういった手順、手続できちっとした基準を設けてやっておりますので、そういった事実はないというふうに思っています。



○議長(山縣喜義君) 大月健一君。



◆18番(大月健一君) 副市長からしっかりないという話を聞きましたんで、私の迷いだったかなというふうに思いますが、迷うたということでなしに、これからも気をつけていただきたい、かように思います。終わります。



○議長(山縣喜義君) これで大月健一君の一般質問を終わります。

 ただいまから10分間休憩といたします。

            午前10時47分 休憩

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

            午前10時59分 再開



○議長(山縣喜義君) 休憩前に引き続き再開いたします。

 先ほどの大月健一君の質問につきまして勘違いがございましたので、ここで担当課より説明を求めます。

 教育委員会山口教育次長。



◎教育次長(山口利弘君) 失礼をいたします。

 先ほど大月議員さんからお話があった件につきましてでございますが、これにつきましては給食センターの配送委託の件だというふうに思ってございます。この業者につきましては指名競争入札という形ではなくて、これは随意契約という形の中で選定をいたしております。業者の選定につきましては、それぞれ実績あるいは貨物運送、あるいは給食をよその給食センターで運んでいる、そういった実態を踏まえまして、業者を5社選定いたしまして、その中で最低の見積金額を入れた業者と契約をさせていただいたというものでございます。



○議長(山縣喜義君) 大月健一君。



◆18番(大月健一君) 私の勘違いですか。ほんなら私の勘違いでした。



○議長(山縣喜義君) 次は、小林重樹君の質問を願います。

 小林重樹君。

            〔5番 小林重樹君 質問席〕



◆5番(小林重樹君) おはようございます。

 傍聴の皆さん、御苦労さまでございます。

 すっきりしないまま、2番目の質問に立たせてもらいました小林でございます。

 私は通告どおり、大きく分けて4つの質問を掲げております。この件について順次質問をしてまいりますので、執行部の皆さんの答弁よろしくお願いしたいと思います。

 まず初めに、玉川橋のかけかえ及びその後の周辺計画についてでございます。

 玉川橋のかけかえという事業に関しては、これは県の事業でございますので、私はその周辺の整備、市の担当の部分について質問したいと思っております。

 玉川橋のかけかえは、非常に橋自体も古く、地域住民にとっては長年の夢でもあり、非常に橋も危険な状態であります。また、神崎地区にあいあい橋という新しい橋ができまして、それの供用開始により、その周辺の、特に玉川橋の周辺の朝の混雑が非常に顕著なものになっているというのを地域住民からも伺っているところでございます。特に今は落合橋の改修工事もあり、180号線と玉川橋を渡る車両が非常に混雑しているということでございます。そこらを含めて混雑緩和の意味でも一日も早い玉川橋の完成を望んでいるわけでございますが、その市の計画、または県の計画が計画どおりに進んでいるのか、また現状ではどうなのか。先日も県との協議があったように聞いておりますが、その辺をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(山縣喜義君) 三村産業経済部長。



◎産業経済部長(三村潔君) 小林議員さんの御質問にお答えします。

 県道宇戸谷高梁線の高梁川にかかります玉川橋につきましては、昭和11年の架橋ということで老朽化が著しい上、幅員も4.6メートルと狭く、車両の大型化、また先ほどお話がございましたように、交通量の増加によりまして非常に混雑をしてきておるという中で、特に玉川地区の生徒さんが高梁中学校に通われる場合、朝夕の通勤通学時は非常に混雑して通学に支障も出ているというお話もお聞きしております。このため地域の皆様方からも強いかけかえの要望が出ておりまして、平成18年度から改良事業の着手がなされているところでございます。

 工事の概要といたしましては、玉川橋が現在の橋の下流にかけかえとなります。改良部分の延長につきましては、道路を含めまして636メートルで、うち橋梁部分でございますが201メートル、幅員が9.25メートルで車道部分が5.5メートルとなると伺っております。事業の進捗状況につきましては、起業地の買収が昨年度で完了しております。本年度から本格的な工事にかかる計画となっておりまして、事業予定といたしましては昨年度橋梁の詳細設計、玉川地区内の起点側の一部道路の改修工事も行われております。本年度は秋ごろから橋梁の下部工事、また道路工事が予定されておりまして、完成の年度は平成26年度末の予定となっております。計画どおりに進んでおりますことを報告をさせていただきます。



○議長(山縣喜義君) 小林重樹君。



◆5番(小林重樹君) 計画どおりに進んでいるということは大変いいことだと思うんですが、民主党政権になりまして、その政権のキャッチフレーズというものが「コンクリートから人へ」ということで、政権の方針がそういうふうになりましたので、非常におくれるんじゃないかと地域住民の方も危惧されております。そういった面を踏まえ、市のほうも積極的に県のほうに働きかけていただきたい、このように思いますのでよろしくお願いします。

 次に、橋ができてその後の問題でございます。2番目に書いてますように、かけかえ後の沖ノ原地区の開発、それから広瀬の駅前の開発についてですが、広瀬の駅前の開発というのは私は端の一部に駐車場を設けたらどうかというようなことも考えていたんですが、その辺のところ。それから、沖ノ原の開発に関しては、のぞみ団地を市が開発されて非常に好評だったということも伺っておりますし、それから玉川地区の小学校があります。この小学校の児童が減っておるというところを踏まえて、地域の住民が小学校を存続するためにはやっぱりもっと住宅が必要なんじゃないかというふうなことも言われております。一つ私が思うのに、いろんな報道機関で取り上げられておりますが、3世代住宅の必要性というものがあります。これは最近テレビ、マスコミなどで取り上げられているのは、特に都会等でやはり核家族化が進んで、若い世帯が独立する、そしてじいちゃん、ばあちゃんは2人寂しく暮らしているというふうな現状を踏まえると、子どもたちがじいちゃん、ばあちゃんになつき、そして若夫婦は安心して働きに出られるという環境をつくるためにも、できれば3世代が同居できる住宅がいいんじゃないかなというふうに思っております。市のほうの定住対策としても、津川地区に若者向けの住宅を建てて、入っていただくということも条例の議案で出ておりました。若者向けの住宅も大変必要ではございますが、私はじいちゃん、ばあちゃん、そして若い夫婦、そして子どもたちが一家団らんで住まえる3世代の住宅も必要じゃないかと思っております。この地区をそういう住宅地に開発できないものかというふうに思いますが、その辺の見解はいかがでしょうか。



○議長(山縣喜義君) 三村産業経済部長。



◎産業経済部長(三村潔君) 橋の完成後の周辺地域の開発という御質問だと思いますが、現在玉川町玉沖ノ原地域につきましては、市道玉川落合線の工事によりまして発生しました建設残土を中心に埋め立てを行っております。この沖ノ原地域の開発につきましては、今議員さん御指摘のように、地元地域の皆様にとりましても、長年の要望というものがいろいろあるやに聞いております。沖ノ原地域の埋め立て後の約2ヘクタールの土地利用につきましては、当初の計画どおり、工場用地として今後企業誘致を進めてまいりたいというふうに考えてございます。また、周辺整備ということの中で、新玉川橋の架橋に伴いまして、現在の国道180号線の一部が未利用地となることから、この土地、それから駅の裏、駅前を含めまして、あの地域一帯の開発計画というのを検討してまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(山縣喜義君) 小林重樹君。



◆5番(小林重樹君) 工業用地というふうにおっしゃいましたが、工業用地は新しい玉川橋に進入する岡山寄りのほうだと聞いております。私が言ってるのは、北寄りの部分ですが、その辺の農地を何とかそういった宅地に開発できないかということで伺ったんですが、その辺はいかがですか。



○議長(山縣喜義君) 三村産業経済部長。



◎産業経済部長(三村潔君) 今御指摘の土地につきましては、今回の工事にかかっていない部分だというふうに思います。現在は民地でございますので、地権者皆様の御協力もいただかないといけない、また地元の御要望も十分お聞きした上で、そういった整備についても検討してまいりたいというふうに思います。



○議長(山縣喜義君) 小林重樹君。



◆5番(小林重樹君) これは、皆さんに聞いたわけじゃないんですが、一部の地元の方からそういう開発をしてほしいというふうなことを言われているのをお聞きしております。玉川町広瀬地区というのは県南への通勤の方には非常に便利な場所でもございますので、そういった意味でその辺を考慮していただいて、ぜひ開発のほうを進めていただきたい、このように思いますので、よろしくお願いします。

 続いて、ききょう緑地公園の近代化、そして美化整備についてでございます。

 ききょう緑地公園というのは、昭和47年の水害の後、整備されたと聞いておりますが、その地中には当時の残がい物といいますか、そういったものもかなり埋めておられると。それからまた、グラウンドもその上ということで、水はけは悪いし、土地もやせているということも聞いておるんです。

 松原地区に神原スポーツ公園が整備されましていろんな大会が誘致されるようになり、また開催されるというふうになっております。そして、スポーツの交流人口が飛躍的に増加しているということは皆さん御承知のとおりなんですが、今議会の冒頭で市長も述べられたと思いますが、岡山シーガルズの合宿の誘致により見学者の来高、またはブログへのアクセス、そういったものが過去最高になるなど、本市をアピールすることについてはかり知れない、そういった面では効果があったというふうに考えております。

 ききょう緑地公園は神原スポーツ公園のサブグラウンド的な要素も持っているものというふうなことで認識しております。そしてまた、ききょう緑地公園では、さまざまなスポーツ団体、そしてコミュニティの活動、グラウンドゴルフとか、それから高梁FC、スポーツ少年団、野球チーム、そういったものが利用して、その使用頻度というものは松原のスポーツ公園よりも多いかもわかりません。そのような現状を受けて、あそこのグラウンドをもう少し整備してはどうかということでグラウンドの芝生化についてお尋ねするんですが、これも私は確認してないんですけれども、一部うわさで芝生化ができるんじゃないかというふうなことをお聞きしております。本当にできるのかなというふうなことを思っておるんですが、これは例えば松山踊りの駐車場にもなりますし、それから12月に行われます稲荷様の霜月大祭の駐車場にもなります。そういった駐車場に使われることから芝生化ができるのかなという懸念もしてるわけですけども、グラウンドの芝生化、本当にできるんなら非常に喜ばしいことだと思いますが、それについてお聞かせください。



○議長(山縣喜義君) 山口教育次長。



◎教育次長(山口利弘君) 小林議員さんの御質問にお答えをいたします。

 ききょう緑地公園の利用実績でございますが、平成20年度は1,285件でございました。平成21年度も1,100件と、約4万人弱の方が御利用をなさってます。その中でソフトボールであったり、野球であったり、あるいはサッカー、アメリカンフットボール、ドッジボール、グラウンドゴルフなど各種ニュースポーツと、多種目の競技に利用されております。そのほか、先ほど議員さん言われましたイベント等の駐車場というようなことでも利用をされております。競技種目によりましては、芝生化にすることが競技に支障を来すと、例えばソフトボールですと、そういったグラウンド部分が必要だということもございます。そういうことで、現在は芝生化については予定をしてないということでございます。



○議長(山縣喜義君) 小林重樹君。



◆5番(小林重樹君) 芝生化の予定はないということなんですが、ぜひ一考していただきたい。考えていただきたいと思うのは、全面の芝生化というのも大変だろうと思うんですけれども、奥側のグラウンドだけでもできればできないかなというふうな考えを私自身持っております。

 それから、教育委員会がつくったパンフレットで市役所にも張ってますけれども、君の夢を応援しますという非常にいいパンフレットでございます。(資料提示)こういうものでスポーツをする子どもたち、そして交流人口がふえることによりまして、やっぱりサブグラウンド的な要素も持っているということからききょう公園を思うなら、やっぱり芝生化の必要性も出てくるんじゃないかというふうに思っておりますので、前向きに検討していただきたいと思います。

 続いて、その2番目でございますが、ききょう緑地公園に行ってみますと、非常にベンチ等も古くなって、土曜日、日曜日に子どもたちが練習しているときに父兄の皆さんも来られておりますけれども、座る場所がない。それから、今ごろの時期ですと、非常に日差しもきついということもございます。その辺のところでベンチも老朽化しており、新しい屋根つきのベンチとか、それからあそこの場所へ少し観客席をつくって、父兄の方も安心して見れるというふうな形にできないものかと考えておるんですけど、この点についてはいかがでしょうか。



○議長(山縣喜義君) 山口教育次長。



◎教育次長(山口利弘君) 雨風をしのげる施設というようなことで、観客席等を含めまして屋根つきというようなことでございますが、グラウンドの状況から申しますと、川側につきましてはグラウンドをいっぱいとっていると、それから山側につきましては樹木を植えまして、木陰と申しますか、これから暑い時期には皆さんがその木陰で休んでいただくというような場所でございます。観客席となりますと、大がかりのものはできないにしても、先ほど議員さん言われました屋根つきのベンチであるとか、それから壊れましたそういったものにつきましては前向きに検討していきたいというふうに思ってございます。よろしくお願いいたします。



○議長(山縣喜義君) 小林重樹君。



◆5番(小林重樹君) 前向きに検討するというのは、大体においてそのままにしとくということで、これは常日ごろから私自身が思っていることでございますが、ききょう緑地公園を利用される方というのはやっぱりスポーツを愛している、それからコミュニティ活動をしっかりやっとられる方が利用されているわけでございます。また、高梁市もスポーツの交流人口に力を入れるならば、サブグラウンドとしての機能を果たすききょう緑地公園をぜひ整備していただきたいというふうに考えますが、市長の所見はいかがでしょうか。



○議長(山縣喜義君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) ききょう緑地公園も含めまして、市内の各地域にさまざまなスポーツ施設がございます。そういった施設の活用ということで、最近とみに拠点性ということについて注目をされております。といいますのが、我々住んでおったら神原スポーツ公園とききょう緑地公園は確かに遠いようにも感じますが、二、三十分で移動できるというのは非常に近いという感覚もあるようでございます。そういう意味からいきますと、今のスポーツ施設については、例えば大きな大会でも誘致できるんではないかなということもありますし、先ほど申されましたような、やっぱり何もない炎天下での観覧ということは、これはもう避けないといけないことでありますので、来ていただいて、使っていただいて、それがよかったと言っていただけるような、そういう整備についてはこれからも進めてまいりたいというふうに考えております。



○議長(山縣喜義君) 小林重樹君。



◆5番(小林重樹君) これからも考えてまいりたいという力強い言葉でございますので、検討するという言葉とはちょっとニュアンスが違うんかなというふうに思いますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。

 それに関連しまして、市民プールでございます。

 先日、私プールへ行ってみたんですけれども、非常に老朽化していて、漏ってるんじゃないかなと思うぐらいプールが傷んでおります。プール自体も、ありゃあ傾とんじゃねんですかね、レベルが何か違うような気がしました。これだったら夏に子どもたちが水で遊んだり、プールで涼をとるということが非常に難しくなると思われ、補修の必要があるのではないかと思いますが、この辺の計画はいかがでしょうか。



○議長(山縣喜義君) 山口教育次長。



◎教育次長(山口利弘君) お答えをさせていただきます。

 先ほど議員さん言われましたように、市民プールは大きな課題を抱えております。建築後34年を超えていまして、昭和50年に完成して供用開始になったというようなことでございます。そういった中で、躯体の問題がございます。先ほど言われましたように、北側が15センチぐらい沈降いたしております。それから、一部水漏れ等もございます。また、プールには循環とかというような機械設備も当然入っております。そういった機械設備も三十数年たっておりますから、補助部品が欠損したりとか、代替部品がないといったような状況でございます。そういった中で、現在市民プールがどういう状態にあるのか、本年度都市公園の長寿命化計画の予算をいただきました。そういった中で、今後の施設のあり方であるとか、管理の仕方であるとか、改築等も含めまして検討していきたいというふうに思ってございます。よろしくお願いいたします。



○議長(山縣喜義君) 小林重樹君。



◆5番(小林重樹君) 改築工事を含めて検討したいと言われましたが、この検討してまいりたいというのは、非常に実現性の高い検討ですね。うなずいておられるので、そうだろうと思います。ぜひこの市民プールのほうも改築していただきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたしたいと思います。

 続きまして、成羽病院の質問でございます。

 成羽病院は、私も通告質問において何度も取り上げさせていただいてますし、成羽病院がこれから非常にいい形でオープンしていただきたいという思いを持っている一人でもございます。先日は、成羽病院についてのハード面における基本設計というものが全員協議会で提示されました。それから、成羽病院の基本構想というものも平成22年1月の全協で示されたわけでございまして、オープンに向けて、改築に向けて進んでいるというふうに思います。

 その中で質問でございます。この質問の中で、1番、2番の質問は関連性が非常に高いということで、一括して質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 こういった面で基本設計も出され、そしてあとはソフト面の充実ということになりますが、先日病院事務長から公営企業法の全適用は平成23年度より実施するという意向をお聞かせいただいております。やっぱりそれを実施するに当たって一番問題となるのは、病院の管理責任者であります事業管理者の選定でございます。これが進まないと、幾ら全適用にして病院機能を充実さすといっても、なかなかできない部分がございます。そしてまた、病院の基本構想の中で基本方針というものが非常に理想の高いものをうたっております。(資料提示)これをちょっと読ませていただきますと、へき地医療の拠点病院として質の高い医療を推進します。各医療機関と密接に連携し、医療の充実向上に努めます。患者様の権利を尊重し、真心こもった医療を実践します。患者様の安全対策に努め、医療事故のない病院を目指します。健全な病院経営に努め、良質な医療サービスの提供に努めます。ちょっと見たら、もう夢、幻のような基本方針でございます。これに向けて病院側も日々邁進されていると思います。

 先日聞くところによると、事業管理者についても非常に難航しているんだというふうなことを聞いております。全適用に向けては、いろんな面で職員の意識改革とか給与体系の見直し、経営の効率化、そういった問題が山積しておるようにも思っております。この文章の中にも、病院経営に関する権限と責任を明確にするため、病院事業に地方公営企業法を全適用し、病院運営の独立性、機動性、透明性を確保して経営改善に努める、これはやっぱり病院として、一つの単独企業として成り立っていくのを目指すというふうに私は理解するんですが、そういった部分で事業管理者、もしそれがいないんだったら、私はそれに入っていく段階で医療コンサルタントとか、それからよく知っとられる顧問の方とか、そういった方をまず見つけられて、そこから事業管理者を選定していくというふうな手順があるんではないかというふうに思っておりますが、そのソフト面の充実、そしてまた管理責任者である事業管理者の選定はどのようになっているのか、お聞かせください。



○議長(山縣喜義君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) 高梁市立成羽病院の問題でございます。

 これは、これまでも議会のほうにも報告をさせていただき、いわゆる地域の医療、福祉の総合的な拠点機能を持たせた病院にしたいということでお話をさせていただいております。先般全員協議会でも、その基本設計のもとになるものをお示しをさせていただいたところでございます。現在それをもとに最終的な詰めの段階ということになっておるところでございます。建物はできたけどということになってもいけませんので、議員御心配のいわゆるソフト面の充実といったこと、これもいろんな市民の皆さんからのお声というのもあるわけでございます。そういったソフト面の充実というものは、これは今後一生懸命に取り組んでいかないといけない面だろうと私は思っておりますし、病院内でもそのようなことを進めるということを指示させていただいたところでございます。

 あわせまして、来年の4月からいわゆる地方公営企業法の全部適用ということで、病院事業管理者の設置を行いたいということで今準備を進めておるところでございまして、諸条例の整備につきまして、12月の議会までにはお願いをしないといけないと思っておるところでございます。そのときには当然病院事業管理者という立場の方を置き、その方が病院の経営全般に携わっていただくということになるわけでございます。これからの病院経営につきましても、先ほどお話がありましたような病院のこの基本理念、その理念の充実はもとよりでございますが、やはり地域医療というものがこれからは求められると思います。その地域医療サービス、そして保健、福祉との連携といったものがますます重要になってくるというふうに考えております。

 そういう中で、病院事業管理者の選任につきましては、今進めさせていただいておりますが、まだだれというとこまでは至ってないのが現状でございます。しかしながら、これからの運営を実際進めるのはやはり病院事業管理者でございます。その管理者との連携がとれるという体制をとらないといけないということで、先ほど御提案がございました、例えばコンサルタントであるとか、そういった病院の経営に当たっての御指導をいただける方とかは考えてないかという御質問であったと思います。これは今の成羽病院の基本設計、それから当然成羽病院のサービスのあり方、体質のあり方、それからあわせまして成羽病院といえども高梁の医師会との関係も当然出てこようと思っております。それから、病病連携、市内の診療所等の関係も出てこようと思っておりますので、そういったことをトータル的に御指導をいただくという立場で、成羽病院に顧問をお迎えしようと今お願いをしております。その方を顧問としてお迎えをし、これからの病院の経営であるとか、また内容の充実であるとか、そういったことに当たっていただこうかと思っておるところでございまして、ことしの3月まで国立病院機構岡山医療センターの院長をお務めでございました青山興司先生という小児外科の専門の方でございますが、この方に顧問ということで今お願いをさせていただいておるところでございます。



○議長(山縣喜義君) 小林重樹君。



◆5番(小林重樹君) 図らずしも市長の口から顧問さんの名前まで出て、国立病院機構岡山医療センターの青山先生ということでございます。

 これは成羽病院の基本理念であります地域医療と救急医療との融合により地域のマグネットホスピタルを目指すという中で国立病院機構岡山医療センターの方ともう顧問契約を結ばれたんですか、市長どうなんでしょう。



○議長(山縣喜義君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) 辞令による正式な発令というところにはまだ至っておりませんが、御承諾をいただいておるところでございます。



○議長(山縣喜義君) 小林重樹君。



◆5番(小林重樹君) これが市長の口から出たんだから本当だろうと思うんですが、本当なら非常に喜ばしいことで、全適用に向けての病院のソフト面の充実が一歩進んだのかなというふうに思っております。この顧問の方がいつごろから病院経営のソフト面に携わられるのかわかりませんが、ぜひその方とできることなら契約を結んでいただいて、平成23年度より始まる公営企業法全部適用に向けて邁進していただきたいというふうに思っております。こういう方が一人入ることによって、病院の内部の空気というものががらっと変わるのは私も存じております。それから、これは私見でございますが、国立病院の岡山医療センターというのは私が腰の手術をしたとこでもありまして、非常にいい病院だなという思いはしております。何分そちらのほうもよろしくお願いしたいというふうに考えております。

 病院に関しての3番目の質問でございます。

 成羽病院の目指す機能というものは、先ほども申しましたように地域医療、そして救急医療との融合によって、地域のマグネットホスピタルを目指すということでございますが、そういう地域の包括医療を目指す病院ならば、専門医の方は当然必要でございます。しかし、最近よく我々が耳にする言葉に家庭医という言葉があります。これを病院事務長に聞いたら、家庭医じゃなくて、正式には総合医だというふうに聞いたんですが、この間もNHKで放送がありましたけれども、一般的には家庭医という言葉を使って家庭医の必要性というものを放送されておりました。やっぱり、地域の拠点としてさまざまな患者が訪れる総合病院になりますと、それなりのある程度の知識を必要とする総合医、家庭医ですか、家庭医の必要性というものは物すごく重要な意味を持っているのではないかなというふうに思っております。救急車で運ばれてきて、専門がいないからよそへ行ってくれというふうなことでは、私は地域の拠点病院、そして救急面との融合を目指すという新成羽病院にとってはあってはならないことじゃないかなというふうにも思っておりますので、その辺の招聘、そして現在そういう家庭医がいらっしゃるのかいらっしゃらないのか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(山縣喜義君) 黒川病院事務長。



◎病院事務長(黒川康司君) 家庭医のことの質問でありますけれども、現在成羽病院には家庭医というドクターはいません。この家庭医につきましては、まだ厚労省のほうで専門医師の認定制度が確立されておりません。家庭医というイメージにつきましては、何でも相談でき、最新の医療を熟知して、必要なときは専門医、専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる総合診療医というようにイメージいたしております。現在、日本家庭医療学会、それから日本プライマリ・ケア学会、日本総合診療医学会、この3団体がその家庭医の認定制度の創設に向けて厚労省のほうへ協議しており、今始まったばかりというような状況であります。そういうことで、今後は多分認定の制度のほうもできてくるんじゃないかと思ってます。日本医師会と厚労省の言い方が若干違うんですけれども、日本医師会が言う場合は総合医という言い方します。厚労省が言ってるのは、総合診療医という表現をされております。この家庭医につきましては、近々認定制度ができるんじゃないかなと思います。今、岡山大学でもそういう生涯教育のプログラムとして組まれて、医師がそれに参加し、研修をたびたび行っているようなことがあります。

 現在、成羽病院はへき地の医療拠点病院ということで、これは総合的な診療能力を有し、プライマリ・ケアを実践できる、いわゆる総合医を今後は招聘する必要が絶対あると思ってます。現在、自治医大の医師につきましては、へき地の医療である地域医療を担う医師として、大学卒業後、免許を取って9年間は義務年限に付しますので、現在はうちも2名の自治医科大学の医師が県から派遣されております。その2名の医師についても、へき地の診療所、成羽病院の附属診療所が3つあるんですけれども、そこで週1回ですけれども診療に当たっております。今言われるように、家庭医の招聘については一番大きなポイントだろうと思いますので、今後も岡山県と岡山大学、医療機関等の支援を受けながらやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(山縣喜義君) 小林重樹君。



◆5番(小林重樹君) 平成23年度から成羽病院の歴史が新たに変わるわけでございますので、地域医療に向けて、やっぱり高梁市民が安心・安全で暮らせる高梁市の一つの拠点病院として、そういった医師の招聘もぜひともしていただきたいというふうにお願いしまして、次の質問に参りたいと思います。

 4番目でございますが、新庁舎の新築計画、そして高梁駅のバリアフリー化でございます。

 これは一緒に書いてるのは何も意味があって書いてるわけじゃございません。同じ時期に計画が出されていて、最終的に第3番目の問題にもなるんですが、大型事業として合併特例債を使うにしても、市の財政的な面で非常に出費を伴う事業でございますから、この2つの事業とも皆さん方の意見その他を聞きながら、慎重に進めていくべきではないかというふうに思っております。

 現庁舎は建てられたのが昭和34年ですか、耐用年数も非常に過ぎて古くなっており、市民の方々からも建てかえの必要性というのも言われております。また、高梁駅のバリアフリー化についても、私も過去2度ほど通告で質問をさせていただきましたけれども、その都度検討はされておりますが、いまだきちっとしたものが出てません。この前、全員協議会の中でバリアフリー化の問題というものも示されたわけでございますが、その中でもやはりもっと早く手をつけておけばよかったかなという部分もございます。これは平成20年度を境に、高梁駅の乗降人数が、国が支援しましょうという最低ラインである5,000人を割ってきたという部分があります。それから、バリアフリー化を一番望んでおられるのはお年寄りと、そしてまた体の不自由な方々が望んでおられます。私の知ってる方も、あそこの階段を上がるのが非常につらい。例えば12時に出る電車に間に合わそう思えば、やっぱり駅へ30分ぐらい前には着いとかんと、あの階段を上がりおりするのに非常に時間がかかって困る。その後に病院へ行くんじゃけども、ようなっとった足のひざが余計悪うなっとるというふうなことも聞きます。ですから、バリアフリー化というのも非常に大切な問題であります。このバリアフリー化、庁舎の建てかえ、それから整備も計画しておられるようでございますが、今後はどのように進めていくのか、お聞かせください。



○議長(山縣喜義君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) お答えをします。

 新庁舎の問題と備中高梁駅のバリアフリー化ということでございまして、まずバリアフリー化のほうからお答えさせていただきたいと思います。

 バリアフリー化につきましては、4月になりまして新庁舎等建設検討協議会ということで、市内の各界代表、また公募の方にお集まりをいただいて、検討をする会というものを設けたところでもございます。また、議会を初め市民の皆様からのいろいろなお話の中においては、駅のバリアフリー化は当然必要であるというお声があったというふうに理解もしております。

 今後の進め方といたしまして、駅につきましては駅舎、それから駅の周辺の整備のあり方、それも含めましてバリアフリー化とあわせて、これは早急に検討を進めさせていただきたいと、このように思っております。その際に、駅前の今の渋滞の問題、それから駅の東に今度新しくできます都市計画街路、またそのロータリー、それも念頭に置きながら、あわせて考えていきたいと思います。これには財源も要ります。当然有利な財源があるうちに活用していかないといけないと思っておりますので、そういった財源のことも含めながら、より効率的で、なおかつ経費がよりかからないという形のものがいいと思いますので、そういう形でお示しをさせていただく必要があろうというふうに、今考えております。

 それから、庁舎についてでございますが、これは今複合的な施設という検討もする中で、いろいろな方向性というものが考えられると思います。これには図書館の建てかえの問題というものも一つ絡んでまいると思っております。そういったことをいろいろ考えながら、これも協議会の中でも相談をさせていただくことも必要でありましょうし、またこれから実際具体的に進めますと、それぞれの法的な規制とか、そういったものも出てまいります。それから、行財政改革を進める中で、市役所の組織として将来どういう組織が、またその規模というものが必要なのかということも出していかないといけないと思っております。そういったことを踏まえて、これは検討を進めないといけないと思っておりますが、これもそんなに悠長なことは言うておれません。昭和34年の建物ということで、ちょうど私と同じ年の生まれなんですが、非常に古くなっておりますので、早う何とかせにゃいけんというふうなことは思っておるとこでございます。



○議長(山縣喜義君) 小林重樹君。



◆5番(小林重樹君) 近藤市長も古くなっとんですか。そうとは思いませんが、建てかえを検討されてるということで、今、市長いみじくも複合施設をあわせて検討しているということでございますが、これは単独じゃなくて、もう複合施設に決めているということですか、どうでしょうか。



○議長(山縣喜義君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) 単独でする場合も含めて検討していきたいと思っております。図書館の問題もあるということで、認識をしながら進めたいということであります。



○議長(山縣喜義君) 小林重樹君。



◆5番(小林重樹君) 2番目に移りますが、市庁舎の問題というのは非常に市民の方々の議論も多いとこでございます。今一番問題になっているのは場所だろうと思っております。この場所がどこになるのかというのは、市民の皆さんも非常に関心の高いところでございます。きょう来られてる方々も、そういった意味では非常に関心を持っておられるようでございます。

 今、市が計画している場所というのはどこら辺に計画されているのか、3カ所ぐらい候補地があるんだというのは聞いてるんですが、どこがいいかというのは一度皆さん方にアンケートなりで尋ねてみる必要もあるんじゃないかなというふうに考えているわけですが、その辺についてはいかがでしょうか。



○議長(山縣喜義君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) 3月の議会でも、市民の皆様の御意見を伺いながらということで御答弁をさせていただいております。今おっしゃいましたようなアンケートということにつきましても、例えがちょっと悪いかもしれませんが、単に、好き嫌いという感じのアンケートじゃなくて、本当にここを考えたらどうしますかという形のアンケートなりは必要ではないかなということも思っております。そこら辺も含めて、これもどういう形で実施をさせていただくかを当然御意見をいただかないといけないと思っておりますので、それを含めてこれも早急に方向性を定めてまいりたいと思っております。



○議長(山縣喜義君) 小林重樹君。



◆5番(小林重樹君) 先日、商工会議所の常任委員会に出席させていただいたときに、商工会議所から市街地での大規模観光駐車場の確保についてという議案が出されまして、これを市のほうへ要望するという文書をいただきました。これは観光振興は1次動因として観光客の宿泊、物産等の販売で地域経済の増幅云々かんぬんというのがございますが、記として設置場所は市街地中心部、規模としては観光バス30台、自家用車100台以上というふうな形の要望書を会頭から提出するというふうに伺っております。こういうことから見れば、観光駐車場と例えば市庁舎の問題というものを絡めてくれば、何か場所もおのずともう決まってるのかなという感じもするんですけれども、この観光バス30台、自家用車100台というふうな土地がどこにあるのかなというふうな気もいたします。この辺について執行部は、また市長はどういうふうに思われてますか。多分初めて聞くんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(山縣喜義君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) そうですね、初めて伺いました。今、歴史まちづくり法ということで進めさせていただいております。その中で、松山城を中心とした城下町については、歴史的な今までの営みとかがあるんで、それは守っていかないといけないですよということをお話しもさせていただいております。したがいまして、そういった中に今おっしゃったようなバス30台とかということは、なかなかこれ厳しいんじゃないかなということも思っております。その文書的なものにつきましては私まだ見ておりませんが、そういったことがありますれば、そういったことも含めて、これは一緒になるか別物になるかもちょっとはっきり申し上げられませんが、他の分野になるかもしれませんが、検討課題ではあろうというふうに認識をいたします。



○議長(山縣喜義君) 小林重樹君。



◆5番(小林重樹君) 多分出ると思います。会議所の常任委員会の議案第5号で出てますので、御検討いただきたいというふうに思っております。

 最後の質問でございますが、こういった大型事業が進んでいきますと、市の財政ということでは、この前示していただきました平成20年11月に市の財政見通し、長期試算というものがございますが、私からすればこれが変わってくるんじゃないかと思います。また、その財政計画というものはどういうふうな形になるのか、一議員として市の財政を危惧している者とすれば、本当に大丈夫なのかというのが実情でございます。

 この前からこの表をじっと眺めているんですけれども、例えば平成23年度に実質公債費比率というものが17.7%ということで、いわゆる18%を切りますよという試算をしております。一方、新庁舎に関しての事業費と資金計画という部分の中では建築事業費が16億5,000万円、それからその中で合併特例債を適用するのが10億6,560万円、一般財源5億8,440万円、延べ床面積が6,000平方メートルというふうな形で書いてありまして、それにプラス高梁駅のバリアフリー化といった大型事業が入るということになりますと、財源は大丈夫なのかなと思うんです。この試算でいくと平成32年には25億8,400万円の財源不足に陥るというふうにありますが、これはあくまでも試算ですからどういうふうになるかわかりませんが、例えば合併特例の期限が過ぎた平成27年度から5年間にわたって段階的に普通交付税というものが減額されてまいります。この減額されているのは、合併算定替と一本算定の差額で、平成27年度は1割、平成28年度は3割、平成29年度は5割というふうに、5年間にわたって減額され、そして平成32年度にはゼロというふうになってまいります。この辺のところの資金計画を見ると、非常に私も苦慮しているというか、本当に大丈夫なのかなというふうな気がいたしております。市の執行部から、こうこうこういう理由があるから大丈夫なんじゃという声が聞きたいんですが、その辺はいかがでしょうか。数字は生き物でございますから、これから市の対応、その他財政の再建計画によって変わってくるものだとは思っております。しかし、大型の事業がメジロ押しになってる、これは必要な事業ではあるんですけれども、そういったもので、今描かれている平成23年度末の残高で実質公債費比率が18%未満になるという試算がございますけれども、そのような計画どおりにいくのかなというふうなことを思っております。その辺のところはいかがでしょうか。



○議長(山縣喜義君) 藤澤総務部長。



◎総務部長(藤澤政裕君) この質問に関しましては、私のほうからお答えをさせていただきます。

 大きな事業が平成24年、平成25年、平成26年というところで集中をしてくる、その前段としては成羽病院もございます。そういったところでの御心配の向きというふうなことだろうと思っております。

 結論からいいますと、その表は財政指数の変化をあらわしておりますが、それは今申しました庁舎であるとか、駅であるとか、病院であるとか、こういったものをすべて実施した結果そういった表になるということで御理解をいただければと思っております。御存じのように、合併前に非常に多くの事業をされて合併をしたということで、当初御説明をいたしました平成21年度、平成22年度は大変なことになるよというふうな話がありましたので、平成18年度に財政健全化計画を立てました。行革もやりました。その結果、ピークは落ちました。当初想定しとった年度を前倒しして、一応健全化は国が認める範囲におさまるというふうな形を今想定をしております。その上に、こういった計画がというふうな御質問でしたが、これはもう合併直後の新市建設計画の中にも成羽病院、それから庁舎、こういったものは入っておりました。それをベースにした健全化計画を立てておりまして、その結果が今お手元に持たれてる表としてあらわれておるということで、御理解をいただきたい。

 したがいまして、それらの計画、もちろん華美なものというのは想定はしておりません。ぎりぎりのものを考えておりますけれども、その実施によって、建設した後につきましても今の財政状況で十分耐え得るものと考えております。

 またもう一点、平成26年度、平成27年度から交付税を削減をしてくる、それなのに大丈夫かという御質問です。

 これについては、きのうの御質問でもちょっとお答えをいたしましたが、市としては将来を見越した財政計画を立てる必要があるということですが、これはもうおっしゃいましたように、国の動向が大きく作用してまいります。予見可能性を高めるという声は出ておりますが、なかなかそれが実現されません。このこと自体は危惧をいたしておりますが、その期間に備えて、現在第2次の行革をもってそれに耐え得る行財政運営を行っていくということを目標に今進めておるところでございますので、どうぞ御理解をお願いいたしたいと思っております。



○議長(山縣喜義君) 小林重樹君。



◆5番(小林重樹君) わかりました。平成20年度から平成32年の試算期間という部分の中で、合併してからこういった事業が入ってくるだろうという予想のもとでの算出ということでございますので一安心ということでございますが、ただ安心の上にあぐらをかいていたんでは財政の再建もできません。そういった意味では、高梁市は聞くところによると、インフラの資産は多いけど、もう一つの本当の資金になる資産というものは少ない。これが市庁舎ができたり、それから高梁駅のバリアフリー化ができると、これがまたふえてくるんだろうとは思うんですけれども、財政健全化に向けて一丸となって努力していただきたいということをお願いして、私の質問を終わります。



○議長(山縣喜義君) これで小林重樹君の一般質問を終わります。

 ただいまから午後1時まで休憩といたします。

            午後0時4分 休憩

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

            午後1時0分 再開



○議長(山縣喜義君) 休憩前に引き続き再開いたします。

 次は、柳井正昭君の質問を願います。

 柳井正昭君。

            〔7番 柳井正昭君 質問席〕



◆7番(柳井正昭君) 発言のお許しをいただきましたので、さきに通告しております3点につきまして順次質問をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 まず最初に、合併前に土地開発公社が購入しておりました市有地についてお尋ねいたします。

 合併前の旧高梁市、旧成羽町において、土地開発公社というものがありました。これは工業用地、あるいは住宅用地といった目的のために土地の購入をした経緯があります。これらの土地は当初の目的がありましたが、現在その目的を達成されず、塩漬けの状態で放置されているということになっているのも多少あるかと思われます。

 そこでまず1点目に、こうした土地が今現在どれぐらいあるのか、筆数と面積ぐらいで結構でございますので、教えてやってください。



○議長(山縣喜義君) 藤澤総務部長。



◎総務部長(藤澤政裕君) お答えをいたします。

 若干経緯を申し上げますと、合併前に旧成羽町、旧高梁市に土地開発公社を持っておりました。これは合併に伴いまして、公社を持つのなら一本化をするという前提で解散をいたしました。そのときに財産帰属というのが新市に引き継がれるということで、合併直前に持っておられました筆数が、高梁市の土地開発公社で59筆、35万平方メートル、簿価の総額で7億2,000万円でございます。旧成羽町におきましては、101筆で6万平方メートルで、簿価総額が6億7,000万円という土地を有しておりました。これが合併に伴いまして、一たん一般会計に帰属して買い取ったという形になっております。それを平成16年度末、合わせますと十数億円ということでございますので、そのまま持っておったままでは一般会計が赤字になるおそれもあるということで、先ほど申されましたように、工業用地でありますとか住宅用地というようなものを多く含んでおりましたことから、その目的で特別会計を設立しております地域開発事業特別会計へ11億数千万円のものを移したということになっております。その後、御存じのように、それぞれ分譲もある程度進みました。それから、佐原の工業団地につきましては、いろいろ御尽力をいただきましたけれども、売却がかないました。

 そういったことで、平成20年度末にはかなりの売却ができたわけなんですけれども、御存じのように、財政健全化法というのができまして、昨年の9月議会に提出をさせていただきましたけれども、資金不足比率というのがその地域開発事業特別会計においては76%でしたが、そういった高い数字になりましたことから、計画書というようなものをこの3月議会に見ていただいて、予算化をして4億9,000万円余りの土地を一般会計に買い戻したということになっておりまして、現在地域開発事業特別会計に残っております旧公社分としましては2億2,000万円余り、特別会計全体では2億9,000万円という数字で今保有しているのが現状でございます。以上です。



○議長(山縣喜義君) 柳井正昭君。



◆7番(柳井正昭君) 特に古い物件につきましては、本当に何とか処分すればいいのになというような思いがいたしております。御承知のように、今、こういう土地の路線価格等々も私どもの町では下がっていっておりますけれども、それにしても管理が大変だろうと思うし、農地におきましては相当な草とかで、隣地の皆さんからもいろいろ苦情が出たりするんじゃないかというような気がいたしております。こういうことの経費ですが、例えば草刈りとか年に2遍や3遍はしなくちゃならんと思いますけれども、こんなものも少なくないと思いますが、今現在どれぐらいなその経費が要ってるか、ちょっと教えてやってください。



○議長(山縣喜義君) 藤澤総務部長。



◎総務部長(藤澤政裕君) こういった土地の管理経費でございますが、今言われました草刈り等が主なものになってまいります。草刈り経費としましては、おおむね年間50万円程度ということでございます。ボランティア的に周りの方が草刈りをされておるところもあると伺っておりますが、市のほうが直接草刈りを実施しておるところにつきましては、経費は50万円程度ということで御理解をいただければと思います。



○議長(山縣喜義君) 柳井正昭君。



◆7番(柳井正昭君) こういう財産を管理されるところがあると思うんですが、当市におきましては財産管理委員会という名前か、私十分知りませんけれども、どういう顔ぶれで、どういう人数でこれをやっておられるんか、教えていただけるでしょうか。



○議長(山縣喜義君) 藤澤総務部長。



◎総務部長(藤澤政裕君) こういった土地の管理でありますとか売却、貸し付け、こういった案件につきましては、今言われました財産管理委員会というものを組織して、その適否を審議いたしておるところであります。これは基本的には内部組織ということになっておりまして、副市長が委員会の会長という形になっておりまして、それぞれの部長級で構成しております。以上です。



○議長(山縣喜義君) 柳井正昭君。



◆7番(柳井正昭君) こういう問題につきまして、今私ちょっと聞きたかったのは、内部だけの皆さんでやられるのがいいのか、あるいはこういうことに精通された一般の学識経験者等にも相談されてやられるのがいいのということですが、私から見たら、皆さんがこういう土地を処分するときにはどうしてもちょっとスピードがなかったり、鈍るんじゃないかなと思います。そういう一般の方で、もう思い切って処分しなくちゃならんという土地が相当あると思うんです。私も議員にならせていただいてわかったのが、工場用地を持っとられる方にお世話になるときに、全体で3反あるんだけど、工業用地は2反5畝しか要らんのだと、5畝は工場用地外にあるんだけど、これも一緒に買い取ってくれんことにはどうにもならんのだからということで、現在残ったのがあっちこっちにたくさんあるようでございます。そうなもんを市が持っとっても、私が見てもどうにもならんような土地でございます。どの土地も、買われたときは非常に高かったようでございますけども、そういうものは思い切って早く処分されて、手のかからないようにされるのがいいんじゃないかと思っておりますが、いかがでしょうか。



○議長(山縣喜義君) 藤澤総務部長。



◎総務部長(藤澤政裕君) 現在御指摘をいただきましたような土地というのは、確かにかなりの数に上っておるかと思っております。前段で御説明をいたしましたけれども、そういった土地を売却するに当たりましては、特別会計とか土地開発公社という別の会計を持っております土地でありますと、簿価というのがどうしてもございまして、それを売り払うのに時価で売り払うと、今で言いますと、通常でしたら売却損が生じてしまいます。したがいまして、特別会計や土地開発公社のような会計の中にある土地については、一たん一般会計に買い戻して、行政財産から普通財産にしていく必要があるというのが、これが前提になろうと思います。幸か不幸か去年そういった決算になりましたので、この3月議会でかなりの部分を一般会計の所属の土地ということになっております。それの売却につきましては、先ほど御指摘いただきましたように、土地につきまして売却処分する場合は財産管理委員会というような議を経てやっていくということにしておりますので、そちらのほうで時価評価というのがどこまでできるか、そういう条件整備を早目にしていきながら、こういう財政厳しい折がらですので、処分に向けて検討をしてまいりたいというふうに考えております。



○議長(山縣喜義君) 柳井正昭君。



◆7番(柳井正昭君) 部長のおっしゃることがそのとおりだとも思いますし、これからスピードを上げて処分されるほうがいいんじゃないかなというような思いでございます。

 さらに、今あります利用計画は今後どうなるのか、場所によっては当初の目的どおりにいくのか、あるいはもう全く活用されていないので、これから考えるんだというようなことになっているのか、その辺はどのようになっているんでしょうか。



○議長(山縣喜義君) 藤澤総務部長。



◎総務部長(藤澤政裕君) 将来の利用計画ということでございますが、先ほど来御説明をいたしておりますけれども、基本的に一般会計で買い取った土地というのは、行政目的が当面ないと思われる土地ということで御理解をいただきたいと思いますし、逆に地域開発事業特別会計に残っておる2億2,000万円の土地というのは行政目的を有しとるということで、その目的に応じた売却処分を検討いたしておるとこです。ちなみに平成20年度から一般会計で持っておる普通財産につきまして、希望があるところにつきましては一般競争入札によりまして公売にかけておる案件も数件出ております。以上です。



○議長(山縣喜義君) 柳井正昭君。



◆7番(柳井正昭君) これからのそういう土地の有効利用、あるいは必要でない土地については、今おっしゃられたように競争入札等で売却しているというようなことでございます。こういうものも、これから先に一般市民にも払い下げる努力とスピードを上げていただきたいと思います。今申しましたように、当時こうた相場が、今、簿価と言われましたですか、そういうものがあるんで前にいかないんだというようなことをおっしゃいましたけども、持っとってもどうにもならんものは早く処分していけばいいんじゃないかなというような思いでございますんで、ぜひ努力をしていただきたいと思います。

 次に、成羽町の給食センターの今後の計画についてお尋ねいたします。

 一昨年、備中町の自校給食を廃止し、川上町の学校給食センターに統合され、増築されましたが、高梁市の西に位置する成羽町の学校給食センターは、昭和54年か昭和55年に設置されたものだと記憶しておりますが、約30年たっております。改修、改善の必要な時期にもなっていると思いますが、成羽町の学校給食センターの改修計画があるのか、また将来展望を含めた構想があればお聞かせいただきたいと思っております。(資料提示)がしかし、先般この質問状を事務局のほうへ出しましたら、後日6月8日の山陽新聞に、高梁市の4学校給食センター再編協議、8月までに答えを出すとかというようなことで載っていたんですけど、これによりますと、4つある給食センターを1つ減して3つにするということのようでございまして、これも今後の市の第2次行財政改革大綱にのっとってのことだと思うんですけども、こういうことを含めて今後成羽町の学校給食センターをどのように扱っていかれるのか、お尋ねいたします。



○議長(山縣喜義君) 平田教育長。



◎教育長(平田守君) お答えをいたします。

 先ほど議員さんもお話をされましたけれども、御案内のように、第2次行財政改革大綱並びに実施計画、これによりまして、平成24年度から現行の4センターから3センターにという方針が示されました。その方針を受けまして、今月3日、第1回の高梁市立学校給食センター再編検討委員会、これを開催をいたしております。本日第2回目を開催していただいております。そういったことで、その検討委員会のほうから8月に教育委員会のほうへ御提言をいただくと、こういう運びになっております。

 学校給食センターの改修、改善につきましては、安心・安全な給食を提供するというこの観点から、いずれのセンターにおきましても必要な改修、改善は行っていくということにいたしております。そういったことで、本年度成羽町の学校給食センターにおきましては、ボイルした野菜を冷やす真空冷却器とガス回転がまの購入を計画いたしております。大規模な改修、改善ということにつきましては、検討委員会の御提言を受けてから考えていきたいと、このように思っております。以上でございます。



○議長(山縣喜義君) 柳井正昭君。



◆7番(柳井正昭君) この新聞を見たときに、阿部にあります給食センターが十分つくるだけの余裕があるというようなことをお聞きしたときに、あら、これは近い将来成羽町の学校給食センターがのうなっていくかなというような思いで質問をさせていただいたわけでございます。と申しますのも、前々から事あるごとに市長とかとお話しするのが、やはり地域の商工会員は給食センターとか、あるいはそういう事業所への納品ということについて大きい比重を持っております。こういうことを思えば、地域に残してほしいというのはだれでも思うことでございまして、私も商売人の一人でございまして、非常に気になることでございます。特に生鮮野菜とか、肉とか魚とかというもんについては皆さん気になる方が非常に多いようでございまして、こういうものがなくなっていくと近くの商売人が少しずつまただめになっていくんじゃないかということの中で、まだ8月が来ませんので今後どういう結果になるかわかりませんけども、我々の近くの商売人にもそういうところへ向けての参入ができるのかできんのか、商工会あるいは会議所等との話を踏まえていただいて、ぜひ御検討願えればというような思いでございます。

 前に景気対策で、車あるいはテレビ、パソコンというものを市でたくさん買うときに、市長、あなたは小さい電気屋さんのテレビはどうされますかと申しましたところ、いや、絶対に声をかけて買うようにしますということでございました。そりゃあ入札の関係上、どうしても手に届かないことはわかってたわけですけれども、僕はあのときでも小さい電気屋さんから多少高うてもその地区の集会所へやっぱり納品をさせてあげるというような温かさがあったらなというような思いがしました。役所の事務的な手続からすれば、そりゃあ入札で事を決めたほうがみやすいじゃろうというのは、そりゃあだれにもわかることなんですけども、これからもそういうような商売人さんあるいは事業所が出てきますんで、私どもも含めてこういう田舎の事業所等々の対策を考えてほしいという思いがあるんですが、これから先どのように市長は、お考えでしょうか。



○議長(山縣喜義君) 平田教育長。



◎教育長(平田守君) お答えをいたします。

 物資の納入業者につきましては、給食センターにおきましては高梁市立学校給食センター条例施行規則に、それぞれの給食センターに設置しております運営委員会で業者を選定するということになっております。したがいまして、再編後も給食センターに設置します運営委員会で選定されることになると思いますが、再編されてなくなった給食センターへ物資を納入されておられました業者も選定をしていただいて、納入ができるよう、そういった配慮がなされるよう、運営委員会のほうへ教育委員会から働きかけてまいりたいと思います。地産地消というような観点もございますし、先ほど議員さんおっしゃいましたように、今までおさめられておられ、いろいろお世話になっておりますし、そういったことも運営委員会のほうへ十分配慮するように働きかけてまいりたいと、このように思っております。以上です。



○議長(山縣喜義君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) 総体的なお答えになるかとも思いますが、中小企業、特に小売店等の方々の今の窮状というのも聞かせていただいております。これはトータル的な考えになるんですが、それぞれの市内のそういった業者の方がそういう機会を得ていただく、当然納入をしていただくような、そういった形がとれるように考えています。また、例えば行革で統廃合ということはこれはやむを得ずやっていくようになると思いますが、今地産地消の割合というものが大分低いんで、市内の施設で、市の施設であればこれを高めていかにゃいけんということも思っております。そういったことも踏まえながら、これは総体的に考えさせていただく、それを詰めさせていただかないといけないという考えは持っております。



○議長(山縣喜義君) 柳井正昭君。



◆7番(柳井正昭君) 本当に零細な商売人がまだ残っております。行政からの買い上げていただく物品の比重が非常に高いお店屋さんもありますので、一刀両断に切り捨てるんでなしに、零細な商売人の団体でございますんで、温かい手を差し伸べてほしいと思います。ぜひよろしくお願いいたします。

 最後に、県立成羽高等学校の跡地の今後の計画をお伺いいたします。

 成羽高等学校跡地は、岡山県と借地の契約が締結され、5カ年の期限がことしで終わるかと思います。そうした経緯と今後の市の計画と対策についてお尋ねいたします。



○議長(山縣喜義君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) 県立成羽高校につきましては、建物は既に市のものになっておるわけでございますが、この用地については平成22年度まで借地というか、岡山県からお借りをしておるという経過がございます。平成22年度末までという中で、県とも協議を進めさせていただいております。市としては、前の議会でも申し上げましたように、成羽高校の跡地の活用を考えていきたいということを申し上げておりますので、市のほうといたしましては、引き続きの借地契約の継続、もしくは用地の購入ということで、あくまでも公共の目的を持ったものでこれを活用してまいりたいというふうなことを考えておりますので、そういったことも踏まえながら、今県と協議、相談をさせていただいております。

 活用につきましては、以前からも申し上げておりますが、教育、福祉という観点、これを外すことのないように、これからも鋭意努力をさせていただきながら、関係機関と協議を進めてまいりたいと思っております。詳細につきましてはなかなか申し上げる段階にはまだ来ておりませんが、現在進行形で今も進んでおるということだけは申し上げておきたいと思っております。



○議長(山縣喜義君) 柳井正昭君。



◆7番(柳井正昭君) きょうの午前中に大月議員さんから川上農高のこともお尋ねがあったように、どうもこの高梁市の西地区で学校がたくさんあいてきとる。ということは、そんだけ西地区が疲弊しているんだろうとは思いますけれども、この成羽高校跡地につきましても、今の市長の御答弁では着々と県と協議が進んでいると、近に何らかの答えが出てくるだろうということでございます。前段で公社の土地を売るというのは非常に難しいと、今度は公の県の土地を買い取ると、買い取れるかどうか、それはわかりませんけども、これには昭和30年前後にあそこの土地を売り渡した人の気持ちがまだ相当ありますんで、ここらの人の気持ちも十分に考えてあげていただきたいということもありますんで、よろしくお願いいたします。

 それから、ちょっとこれも余談ということじゃないんですけども、市長みずから県に乗り込んでいかれるのも結構でございますし、今の石井知事につきましては、昨年の選挙で非常に困っとられるとこを我々の議員仲間が大勢お助けした経緯もあります。恐らく昔だったら、こういう公共の土地というのは県なんかくれたと思うんです。ですけど、今県もお金のない財政危機であるということも踏まえて、仮に1億5,000万円というて相場が出ても、市長、議長行って半分ぐらいにせえとか、市長も商売人の出身の人でございますんで、やっぱり買うのも言いなりの相場でなしに、やっぱり商取引ですから、ぜひそこらも相手の顔色を見ながらもうちっと考えてくれと、うちも苦しいんじゃということで、その中身が1,000万円、2,000万円でも減額されれば市にとって大きなことなんでだと思います。こういう県とかけ合うときには、山縣議長も多分力を発揮してくださると思いますし、現在石井知事がおられる間は僕はある程度の御無理は聞いてくださるんじゃないかというように思いますんで、ぜひ議員の仲間を信頼して一緒に行かれるというのも方法じゃないかと思います。今後とも、この成高跡地の買い上げについてはぜひ努力を惜しまないでやっていただきたいと思いますんで、よろしくお願いします。

 これで終わります。



○議長(山縣喜義君) これで柳井正昭君の一般質問を終わります。

 次は、川上博司君の質問を願います。

 川上博司君。

            〔14番 川上博司君 質問席〕



◆14番(川上博司君) 公明党の川上博司でございます。

 既に通告をいたしております3つの項目につきまして、順次質問をさせていただきたいと思います。

 まず最初に、朝霧温泉「ゆ・ら・ら」の運営につきましてひとつ提案をさせていただきたいと思います。

 私は、この「ゆ・ら・ら」を公共施設としてもっと有効に活用するために宿泊対応をすべきである、このように考えます。御承知のとおり、周辺の神原スポーツ公園には野球場、またテニスコート、そして年内の土、日の予約はほぼいっぱいとなっております人気の多目的広場、そして市内には成羽町の野球場、また有漢町の多目的グラウンドなどがあるということで、この県内でも屈指のスポーツ施設が集積をしている高梁市である、このように思うわけでございます。そういった状況の中、公共の宿神原荘では、主に夏休みや春休みでございますが、関西方面の大学のテニス部、また硬式の野球部の短期合宿で利用されている、そういった状況もございます。しかしながら、サッカーまた野球のような多人数での1週間以上の長期の合宿、これについてはなかなか対応ができない、そういった状況があると伺っております。

 去る6月4日に、今休館中のこの朝霧温泉「ゆ・ら・ら」を詳細にわたり見させていただきました。私が特に注目したのは広い厨房施設、そして105畳にわたる広大な和室といいますか、広間、こういうのを拝見いたしまして、いわゆる多人数でも合宿をしようと思えば対応ができるんではないかと感じたわけでございます。しかしながら、現在の「ゆ・ら・ら」を宿泊施設として使用するには、宿泊許可、またさまざまな規制、そしてまたそろえなければならない備品等々あるやに聞いております。そのハードルは高いかもわかりません。しかしながら、先ほど申し上げましたとおり、豊富な市内のスポーツ施設、こういった施設を有効に活用して、スポーツ施設を核にした交流人口をふやし、そして活性化をさせるためにも、他の宿泊施設とさび分けはしなければいけないと思いますから、そういったさび分けをして、期間を決めたこの長期合宿ができるスポーツイベント合宿とも言うべきこういった合宿の宿泊施設として「ゆ・ら・ら」が活用できるように、市としても働きかけをする、また対応をすべきである、このように考えますけれども、どのように対応されるのか答弁を求めます。



○議長(山縣喜義君) 安田副市長。



◎副市長(安田義紘君) 昨日も朝霧温泉「ゆ・ら・ら」につきまして御議論をいただきました。市といたしましては、現在の施設をどのように活用していくかということで、今鋭意検討をしている最中でございます。きのうも申し上げましたが、従前からある交流施設ということはもちろんでございますが、健康づくりの拠点施設にするということで、健康増進施設に軸足を移していこうというのが一つの考え方でございます。

 それからもう一つ、市民の健康増進施設以外に活用ができないかといったことを、今までも鋭意検討をしてまいりました。今、川上議員さんから御提案をいただきましたスポーツ合宿といいますか、そういったスポーツの関連施設を利用する皆さんが宿泊をして、そういった合宿、それから大会、そういったものの開催ができないかといったことも、これまでも検討をしてまいってきております。その中で「ゆ・ら・ら」の施設を旅館業法に基づく簡易の宿泊営業ということができないかということで、今保健所と協議もいたしております。その内容は、先ほどお話がありましたような多人数で宿泊するという施設ということでございます。したがいまして、保健所との協議の中では、今そんなことは可能じゃろうということの答えもいただいております。したがいまして、これからの朝霧温泉「ゆ・ら・ら」の一つの柱といいますか、新しい管理運営をこれから検討して、再募集を新しくしていくということになるんですが、そうした新しい利用の仕方を提案をし、再募集の中にも含めていこうと、そして神原スポーツ公園を中心にした市内のそういった施設との連携、それからそういった合宿であるとか、大会の誘致であるとか、そういったことの宿舎といいますか、簡易宿泊所ということで許可を受けて、そこで皆さんにある程度の安い料金で宿泊をしていただいて、合宿なり大会が開催できるというような方法ができないかなということで今研究もしておりますし、今度の再募集の中にもそういったものを入れていこうというふうに思っております。

 そうしますと、今まで健康増進と地域の活性化と交流というふうな2本の柱を言っておりましたが、もう一本柱ができると、そして新しい「ゆ・ら・ら」のあり方もそこで生み出せるんじゃないかなというふうにも思っています。よろしくお願いします。



○議長(山縣喜義君) 川上博司君。



◆14番(川上博司君) 新しい「ゆ・ら・ら」のあり方ということで、3つのことを言われました。今回私は「ゆ・ら・ら」の運営についてとやかく言うつもりはございません。提案ですから、スポーツ合宿としての宿泊対応をしていただきたい、そういった市民の皆様の声から質問をさせていただきました。

 今回の新規事業でスポーツふれあい交流事業、先ほども小林議員も言われました、5月14日、15日、16日の湯郷ベルのキャンプ、そして5月下旬の28日から31日の岡山シーガルズの合宿、すごい大成功で、市長も初日のあいさつで言われておりました。山陽新聞の記事で、シーガルズのブログに普通で1,200件のアクセスに対して3,000件を超えるアクセスがあった、そして県内のキャンプで市民と多彩な交流をしたのが、高梁が初めてだということ、そして高梁市民だけじゃなくてファンに発信できたのではないかということをシーガルズの事務局の方が述べられています。そして、写真に載っているバケツパフェをやられているシャトーさんとか、あと吹屋の小学校にも行かれたという話でございます。シャトーさんは私の近所なんですが、やっぱりこれだけアクセスがあったもんですから、大反響で問い合わせが相当あるということです。スポーツ交流ふれあい事業はすごいなと、私もびっくりしました。

 やはりこのスポーツを核としたそういった交流人口の活性化ということは、よく市長が言われるとおり、本当に子育て支援にもつながるし、子どもたち、また学生たち以外にも、その親、また祖父母、ここまでつながっていく、そういった力がこのスポーツにはあるんだなというのをまざまざと見させていただきました。この秋には、名球会のドリームベースボールもあるということで、高梁市は本当にすごい施設も豊富にございますので、ぜひとも宿泊対応、特に合宿ということに絞った対応が本当にできないかなということを今回提案をさせていただきました。

 先ほど旅館業法のことを言われてましたけれども、商工観光課との話の中で、県の話し合いの中で、従来は宿泊対応をしていなかったこういった施設が宿泊対応をするということは、施設を別にしなきゃいけないとか、泊まるところを別建てにしなきゃいけないとか、そういうことも想定をされるだというふうに言われておりましたけれども、その辺についてはどういう御認識でしょうか。



○議長(山縣喜義君) 安田副市長。



◎副市長(安田義紘君) 今、保健所とも協議をさせていただいております。したがいまして、先ほどお話がありましたように、「ゆ・ら・ら」の中には105畳というような畳の部分がございます。そういったところを当面は旅館業法に基づく簡易宿所ということで許可をいただくと、それができるだろうという見通しは今持っております。

 それからもう一つは、そういった宿所と一般の利用、そういったところのさび分けといったものは必要じゃないかなというふうには思いますが、基本的には今の施設の中でできるんじゃないかなというふうには思っております。

 それからもう一点は、そういったことができて後にそういった利用がふえれば、また別の方法も考えるということでございます。



○議長(山縣喜義君) 川上博司君。



◆14番(川上博司君) 実はスポーツ少年団の野球であるとか、サッカーであるとか、あと中学校、高校、あと大学の野球、サッカー、そういった部活、クラブ、そういった部分で、やはり休みを使って長期合宿をするというので場所探しがあるそうで、旅行会社が企画している合宿プランというものを実際出されているサイトがありまして、たまたま岡山県の施設を見たら1カ所しかなくて、笠岡の白石島が36人対応できますということを書いてあって、特に中四国、九州も含めて西日本はなかなか少ない。その中でも、西武ライオンズがキャンプを張る高知県の春野町には、すごい県営のスポーツ公園と野球場、もちろんサッカー場、屋内運動場、そういうのがある中で、はるのの湯という温泉があって、そこも何百人も合宿対応ができる。そして、その近くにホテルがあって、また何百人の対応ができるという有名な施設があるんですけども、年内の予約がもういっぱいであるというふうに、市内の方も合宿場所を探す中でそういうふうに言われておりました。そういった中で、高梁市にすばらしい施設があるわけですから、やはりそういった施設を核にして交流人口をふやすためにもぜひとも「ゆ・ら・ら」を活用して、そういう対応ができるのをやっぱりアピールすべきだと思うんです。

 今回はこのスポーツ交流ふれあい事業でシーガルズ、また湯郷ベルを誘致して、合宿をしていただきました。今回は3日、4日でございましたが、これが例えば長期になったり、本当にプロのチームが本格的にキャンプを張るということになると、先ほどの「ゆ・ら・ら」の管内だけでは対応できなくて、敷地内のどっかの場所に合宿施設をつくってでも対応するようなぐらい盛り上がれば、私はいいと思います。特に6月28日から高速道路の無料化の実験ということで、結局実質値上げになると言われた2,000円にするとかというものは法律が通ってないんで、今回は土、日の1,000円をそのまま継続して、28日からは高速道路全体の18%の路線を無料化する、その無料化の区間が岡山ジャンクションと北房ジャンクションということでもございますので、大型バスで移動をされる合宿とか、そういうスポーツで全国を回られる、そういった需要に対してもチャンスである、このように私はとらえております。その辺も含めて、合宿場所が今の施設で対応できなかった場合にまた敷地内に新たな場所をつくるとか、先ほど副市長が言われてましたそういった部分も含めて、今後の決意といいますか、対応について御見解をもしいただけるんであれば、市長にお答えをいただければと思います。



○議長(山縣喜義君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) スポーツ交流人口ということ、観光による交流人口も非常に大切だと思いますし、今議員おっしゃったような、スポーツによる交流というのが私の想像を超えるぐらい活発であるというのも認識をしております。市内では、平成21年度でございますけど、スポーツ交流人口が約30万人ぐらいあるそうで、これを活用しない手はないと思います。

 それから、今おっしゃいましたように、行政としてPRが下手くそなというようなのはもう前から言われとることですけど、そういったPRすることによってそういう交流人口を生むことが必要で、それによって活性化できるということも大切と思います。今の「ゆ・ら・ら」で御提言をいただいたような、その内容というものを踏まえながら、合宿所といいますか、そういった施設について、これは十分検討に値するもんであろうと思っております。先ほど小林議員さんの御質問もありましたが、市内にはほかにもききょう緑地公園、それから有漢スポーツパーク、成羽運動公園といろいろあるわけでございます。そういったとこの連携ということも踏まえながら、また宿泊施設についても、公でいきますとラ・フォーレ吹屋、それから宇治の元仲田邸というのもありますわけですから、そういったとこの連携というものも踏まえながら、これは十分検討に値するものであるということで、御提言として承っておきたいと思っております。



○議長(山縣喜義君) 川上博司君。



◆14番(川上博司君) 本当にこのスポーツ、市内を挙げて、高梁市を挙げて、本当に今盛り上がってる、そういった状況だからこそ、こういった対応をしていただきたい。特にもうすぐいたしますと、夏の高校野球が始まります。甲子園の予選である県大会についても、3年前には高梁日新高校がベストエイトに入って、それで高梁高校と戦う寸前までいったという、そういった盛り上がりも見せたところでございまして、特に高梁日新高校には、全国から強豪といわれる有名チームが合宿をしたいという問い合わせがあるらしいんですけども、なかなかそういった対応が市内でできない、そういった状況もあるので、ぜひとも考えていただきたい、そういうことを申し添えておきたいと思います。

 次に、ストップ温暖化の取り組みにつきまして質問をさせていただきます。

 去る6月5日は環境の日ということでございました。これは1972年6月5日にストックホルムで開催をされました国連人間環境会議を記念して定められたものだそうでございます。国連では、日本の提案を受けて6月5日を世界環境デーと定められており、日本では平成5年に成立をいたしました環境基本法で環境の日というものを定められております。また、1991年から、この6月の1カ月間を環境月間として、全国でさまざまな行事も行われているところでございます。そして、1997年12月に京都で行われた地球温暖化防止京都会議、いわゆるCOP3で議決をされたこの京都議定書が、2008年から2012年までの期間中に各国の温室効果ガス6種類の削減目標を1990年に比べて5%削減することを定めた会議となりました。次いで、2008年の北海道洞爺湖サミットを機に7月7日の七夕の日をクールアース・デーとして、全国でライトダウンキャンペーンなどのイベントも始まったところでございます。

 そうした中、政府は昨年3月に環境分野を経済成長の牽引役とする世界的な流れの中で、日本版グリーン・ニューディール政策というものを打ち上げております。そして、地域グリーンニューディール基金も創設をし、地域の活性化、そして低炭素化、そしてエコ化を同時に推進しようとするもので、政権がかわってからもこの基金は従来の都道府県や政令市だけでなく、中核市や特例市においても創設をされ、緑の社会への構造改革を目指して、地方もスピードと主体性を持って積極的に取り組むことが要請されております。そして、2008年6月の地球温暖化対策推進法の改正によりまして、都道府県や政令市だけでなく、中核市や特例市においてもこの地域のCO2削減計画の策定が義務づけられております。一般市には義務づけられておりませんけれども、本市のストップ温暖化に対する決意と取り組みについてお伺いをいたします。



○議長(山縣喜義君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) 失礼します。

 それでは、川上議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。

 御指摘のとおり、地球温暖化対策の推進に関する法律によりまして、温室効果ガス排出抑制のための計画でございますが、都道府県また指定都市等についてはCO2の削減計画というものが義務づけをされておるという状況でございます。本市におきましては義務づけはございませんが、市民一人ひとりが自分たちの問題としてできるところから取り組んでいくというような仕組み、また支援策等を講じていかなければならないというふうにも考えております。

 現在までの市としての地球温暖化対策に関する取り組みを若干申し上げますと、これはバイオディーゼル燃料等の関係でございますが、ごみの収集運搬車、これを平成21年度に2台導入いたしております。それから、資源収集品ということで、ごみの分別収集のほうもプラスチック等の分別収集等も行っております。それから、国民県民運動等の実施ということで、冷暖房の設定は28度、またクールビズ等の取り組みと、それから県下統一のノーマイカーデーということで、これらも市役所として取り組み、また新エネルギー等の導入と推進ということで、太陽光発電等の利用拡大というふうな取り組みを行っているところでございます。また、ごみの処理機の導入補助であるとか、ごみの分別指導と、指導員の導入をいたしまして、詳細に指導のほうも行っております。それから、マイバッグ等の運動の推進ということで、大きな取り組みということにはなっておりませんが、できるところからというような形で現在のところ取り組んでおるというのが現状でございます。



○議長(山縣喜義君) 川上博司君。



◆14番(川上博司君) 続きまして、ストップ温暖化のためには市民一人ひとりが身近なことから行動を起こす必要もございます。特に生活に根差したエコ市民、またエコライフとしての取り組み、特にレジ袋の削減と環境家計簿について取り組んでいくべきではないかと思います。全国では、この1年間に約305億枚のレジ袋が使われていると言われております。その計算でいきますと、高梁市では約900万枚のレジ袋が使われていると推定をされ、この900万枚のレジ袋をつくるには約165キロリットルの石油、要するに200リットルのドラム缶が約825本必要であると推定をされます。

 昨年の11月に政務調査費を使いまして、山口県の防府市でこのレジ袋の削減、また地球温暖化対策について勉強をしてまいりました。山口県の防府市では、山口県の取り組みに先行する形でレジ袋削減に取り組んでおりまして、特に毎週水曜日をエコライフ実践デーといたしまして、ノーマイカーデー、またノーレジ袋デーなどとして市民に呼びかけ、環境家計簿、また子ども版の環境家計簿も配布をして、積極的に温暖化対策にも取り組んでおられました。本市では、レジ袋削減、そして環境家計簿についてはどのように取り組んでいかれるのか、答弁を求めます。



○議長(山縣喜義君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) レジ袋等の関係でございます。

 これにつきましては、岡山県ごみゼロ社会プロジェクト推進会議の中で一昨年から話し合いを行い、本年6月から県下統一的に実施をしていこうというようなことになりまして、具体的には毎月10日をノーレジ袋デーというふうに定めまして、買い物の際にレジ袋を受け取らないというような運動でございます。高梁市内でも現在5店舗がこの運動に協力をしてくださるということになっておりまして、市といたしましてもこの6月10日にもスーパーのほうに行きまして、のぼりを持って店頭などでの啓発活動というようなこともやってきております。これから協力店につきましても、現在5店舗のところを拡大ということで、推進のほうを図っていきたいというふうに考えております。

 それから、環境家計簿ですが、これにつきましては各家庭で、電気、ガス、水道、石油、こういうものを使用した量を毎月算出していこうということだろうと思いますが、これにつきましても消費者みずからが環境について意識を持って、生活行動の点検、見直しを継続的に行うことができる利点があろうというふうに思っております。こうしたことは、環境教育の一環ということで地域、学校、家庭などで身近なところで気軽に取り組めるようなエコ活動というものを推進していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。



○議長(山縣喜義君) 川上博司君。



◆14番(川上博司君) 先ほど部長言われた6月10日の岡山県内ノーレジ袋デーということで、山陽新聞にも記事が出ておりました。対応が分かれる小売店ということで、万引きがふえるんじゃないかという懸念もあるということですが、その辺は山口県でも言われておりました。しかしながら、山口県の手法は全廃・有料化手法というもので、要するにレジ袋を差し上げる場合はただじゃないということです。そういう厳しい対応のほかに全廃・有料化以外の手法として、例えば特典をつけたりということで、事業者への協力要請によってレジ袋削減を図る手法、またもう全く事業者にお任せのやり方、この3種類あると言われております。

 先ほど言いました2点目の全廃・有料化以外の手法としては、県内では津山市が一生懸命されておるということで、市内でも75店舗がこの方式で相当な効果を上げられて、削減効果があるということでございます。先ほど石油の話をしましたけども、平成20年11月現在で県ではほとんど対応してる、約8割以上がしてる。そして、市町村の約4割が何らかの形で削減に取り組んでいるというデータもございますので、ぜひとも対応をお願いしたいと思います。

 環境家計簿については、先ほど具体的には啓発をするかなんか言われたけど、ああいうものはなかなかつくるとお金が要ります。(資料提示)こういうふうな子ども版の冊子にしましても。冊子にしてお金がかかるんなら、今すごいホームページを充実されてて、子ども版のホームページも充実されているのを拝見させていただきました。あと行政チャンネルでも発信をするとか、そういう手法でもやはり発信をしていくべきではないかと思いますので、その辺について、もう一度答弁をお願いします。



○議長(山縣喜義君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) ノーレジ袋デーの関係につきましては、市といたしましてもマイバッグ等の推進というものも積極的に取り組んでいく必要があるんかなと思います。それと、商店のほうではマイバッグを持参した人には3ポイントあげますよとか、こういうような取り組みも高梁のほうでも協力をしていただいております。ここらを含めて商店のほうへもお願いをすると同時に、マイバッグの推進というものを図っていきたいと思います。

 それから、今の環境家計簿の関係でございますが、実際今すぐこういうことをやりますというのが今の時点ではなかなか出しにくいんですが、たちまちは学校、家庭というところで、啓発というものをしていきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。



○議長(山縣喜義君) 川上博司君。



◆14番(川上博司君) それでは最後に、子ども読書環境のさらなる充実について質問をさせていただきます。

 読書は言葉を学び、また表現力を高め、人の痛みを想像し思いやる力、こういった豊かな人間性を養う源泉であると思います。去る4月23日は子ども読書の日、良書に親しみ、読書のすばらしさを子どもに伝えるために、図書館を初め、さまざまな場所で読み聞かせ運動などが草の根的に行われている、このことは本当に喜ばしい限りだと思います。

 また、ことしは赤ちゃんと親に絵本を贈って読み聞かせを指導し、コミュニケーションのきっかけにしてもらうブックスタートが、日本で始まって10年を迎えたところでございます。1992年にイギリスでスタートをいたしましたこの事業は、日本では2000年の子ども読書年に機運が高まり、翌年4月から静岡県また愛知県、そして長野県などの12市町村で実施をされ、今やこのブックスタートを実施している自治体は700を超え、読書推進への期待も高まっているところでございます。形態はさまざまでございますけれども、共通するのはボランティアの皆様の熱心な協力でございます。ボランティアの皆様の支えが、絵本を通じての子育てに魅力を感じ、また親子のきずなを深める絶好の機会になっているところでございます。2001年には子ども読書活動推進法が、そして2005年には文字・活字文化振興法が制定をされ、学校図書室などの整備、そして充実が進んでまいりました。その結果、1人当たりの小学生への本の貸出数が増加をし、文部科学省の調査によれば、1974年の16.5冊から2007年には35.9冊へと飛躍的な伸びを示しているところでございます。また、朝の10分間読書運動の定着、充実も見逃せません。朝の読書推進協議会によりますと、小・中、また高全体の約70%に相当する2万6,000校で朝の読書運動が実施され、不登校や保健室登校が減った、またいじめがなくなったなどの効果も報告をされているところでございます。

 一方、民主党政権が昨年実施した事業仕分けによりまして、何と子ども読書応援プロジェクトというソフト事業が廃止と判定をされ、予算が大幅に削減されるなど、厳しい状況もありました。しかし、ことし2010年は国民読書年でもございます。日本の未来を担う子どもたちの豊かな心をはぐくんで、視野を広げる子ども読書環境のさらなる充実に期待をしてお伺いをいたします。

 高梁市のブックスタート事業、2003年11月に旧成羽町で4カ月児を対象に絵本を配付する事業として始まりました。そして、2006年4月には全市で開始をされております。その取り組みの成果はどのように検証をされているのでしょうか。山梨県の中央市や福岡県の中間市では、このブックスタート事業をさらに進化をさせる形として、小学校に入学をしたすべての1年生に絵本1冊を贈り、本に親しむきっかけにしてもらうセカンドブック事業というものを始めております。本市でも検討していくべきである、このように考えます。どのように対応されるのか、答弁を求めます。



○議長(山縣喜義君) 平田教育長。



◎教育長(平田守君) お答えをします。

 読書は、子どもたちの豊かな人格形成や人生をより深く生きる力を身につけるということで大変重要であるという、読書の効用につきましてはだれもが認めるものでございます。教育委員会のほうでは、平成18年5月に高梁市子ども読書活動推進基本計画、高梁市わくわく読書プランというのを策定いたしております。それから、本年度を初年度といたします新総合計画の中にも読書活動の推進、充実、これを掲げまして、積極的に取り組んでいるところでございます。

 ブックスタートの状況についてでございますけれど、この事業は、先ほど議員さんおっしゃいましたように、平成15年成羽町で始まっており、新市になり平成18年度から健康づくり課の次世代育成支援策の一環として全市で、そのときは対象年齢が生後4カ月と生後9カ月というようにちょっと違っておったんですけど、平成21年度から生後4カ月ということで対象年齢も統一いたしまして、乳児健診といいますか、そのときにボランティアの方にお助けをいただいて、親子に絵本の読み聞かせをしていただきながら絵本を2冊贈っている、これがブックスタート事業でございまして、県下15市のうち7市がこのブックスタート事業というのをやっております。保護者の方からは、絵本を通して早期から親子の触れ合いができたとか、あるいは図書館へ行くきっかけになったとか、そういった喜びの声が多数寄せられておりまして、絵本とのよい出会いができたと、家庭での読書活動のきっかけとなっていると、このようにとらえております。

 先ほど議員さんおっしゃいました、この運動をさらに小学校入学時に本を贈るセカンドブック事業ということに広げることについてでございますが、新鮮な気持ちでやる気と期待を持って小学校へ入学してきた子どもたちに、すてきな本と出会う機会を与えてやるということは、これは大変いいことであると、このように思っております。先ほど申しました高梁市子ども読書活動推進基本計画、これが実施期間一応5年ということにしておりましたので、今年度見直しをして、平成23年度からの新しい計画を本年度中に策定いたしますが、この計画の中の事業に位置づけまして、セカンドブック事業を市でも取り入れていきたいと、このように思っております。

 なお、県下15市のうち、セカンドブック事業を行っているところはどこもありません。ですから、高梁市がもし来年度するとなれば、これが県下初めての取り組みであろうと、町村については調査いたしておりませんが、そういう状況でございますので、やらせていただくということでお答えをさせていただきます。以上です。



○議長(山縣喜義君) 川上博司君。



◆14番(川上博司君) ブックスタート事業については、予算が読み聞かせをするボランティアの方々の研修費が22万円であるとか、ただ絵本を渡すだけじゃなくて、袋があったり、よだれかけがあったり、そして絵本も2冊でしょう、だからこの1パックで約3,000円弱かかる。あとはボランティアの研修費があるから、80万円かかる。しかし、山梨県でもそうですが、セカンドブック事業は絵本は1冊、そして生徒数で加算しますと、山梨県の中央市では予算は38万円です。高梁市では今小学校1年生が220人ぐらいいたと思うんです。だから、仮に1,000円ぐらいで計算しても20万円ぐらいの予算で、20万円ぐらいというたらあれですけども、本当にわずかな予算かもしれませんけれども、山梨県の中央市では少ない予算で本当に大きな効果ということで期待ができるというふうに現地では言っているそうなので、高梁市でも先ほど平成23年度からのプランに入れていただくということで、本当にありがとうございます。厳しいということを言われるんかなと思って、ちょっとあれしてたんですけども、本当に読書活動に前向きに取り組もうとされている教育委員会に敬意を表したいと思います。

 次に、こういった財政難で非常に厳しい現状がございますけれども、子ども読書環境のさらなる充実、その役割を担っておられる読み聞かせボランティアの方、また小・中学校の図書館司書の方、こういう方々に対して教育委員会としてどのようなフォローアップ、またバックアップをされようとしているのか、お尋ねをいたします。



○議長(山縣喜義君) 平田教育長。



◎教育長(平田守君) お答えをいたします。

 本市の読書ボランティアにつきましては、現在8団体の方が活動されておりまして、地域や幼稚園、小学校での読み聞かせ、あるいはお話し会などを実施していただいて、地域で読書活動に積極的に取り組んでいただいております。また、御承知のように、学校図書館司書につきましては年々増員をいたしまして、現在9名という司書の方を配置いたしております。こうした読書活動を推進していただく原動力になる、そういった方々に対しましては、年二、三回の割合で活動技能とか、あるいは資質の向上に対する研修会をするとか、あるいは情報交換の場を設けるとか、あるいはボランティアの方にはボランティア養成講座と、こういうものを開催をして、フォローアップといいますか、人材育成を図っているという状況でございます。以上でございます。



○議長(山縣喜義君) 川上博司君。



◆14番(川上博司君) それでは最後に、情報技術が非常に進む中、また最近ではアップル社のアイパッドという電子書籍、そういった形から電子メディア社会がすごい広がる中で、本当に大人社会は今こそ書の復権、また読書の復興、活字文化の振興に対して総力を挙げる必要があると私は考えます。読書ルネサンスとも言うべきものを我が家、また我が地域でおこすべく、そしてまた未来を担う子どもたちの豊かな心をはぐくんでいくために、小学校や中学校で私の心に残る1冊運動というものを私は提唱したい、このように思いますけれども、教育長の御所見をお伺いをいたします。



○議長(山縣喜義君) 平田教育長。



◎教育長(平田守君) 小・中学校の読書活動の工夫と充実ということでございますけれども、議員さんおっしゃいました私の心に残る1冊運動というのは、これは非常にいい運動だと思うんです。現在小学校では、先ほど申しました地域の読書ボランティアを講師として読み聞かせの会をするとか、あるいは保護者や先生が心に残った1冊の本というのを読書通信で紹介する、あるいは子どもが心に残る本の紹介カードを提示して紹介、読書集会の開催、百冊読書や日本トラベル読書の企画、また中学校におきましては読書ノートの活用、外部講師による読書フォーラムの開催、ブックトークタイムを設定し読書感想の発表会など、それぞれ学校において創意工夫した、そういった特色ある読書活動というのに取り組んでおります。

 それから、先ほど申されました朝読書につきましても、今現在市内の小・中学校すべての学校で実施しております。川上議員御提言の私の心に残る1冊運動もまだやってないところもありますし、そういったことも大いに取り入れながら、こういったことはどうでしょうかということを教育委員会のほうもお示しをしながら、今まで学校がいろんな創意工夫してやっとられる、そういうものに加えていただくというようなことで取り組んでまいりたいと、このように思っております。

 冒頭申しましたように、子どもたちにとって読書というのは非常にすばらしい効用もありますし、今問題になっております学力向上、豊かな心、そういった面にも大いにこれ関係ありますので、いろんな形で支援をいただきながら、方策を組んで積極的に取り組んでまいりたいと、このように思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。以上です。



○議長(山縣喜義君) これで川上博司君の一般質問を終わります。

 ただいまから10分間休憩といたします。

            午後2時12分 休憩

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

            午後2時22分 再開



○議長(山縣喜義君) 休憩前に引き続き再開いたします。

 次は、宮田好夫君の質問を願います。

 宮田好夫君。

            〔2番 宮田好夫君 質問席〕



◆2番(宮田好夫君) 議長初め皆さんお疲れのとこだと思いますが、いましばらくおつき合いをお願いしたいというふうに思います。

 私は2点にわたって通告に基づいて質問をさせていただきたいというふうに思います。

 まず1点目の、高梁市国民健康保険特別会計の現状と将来展望についてでございますが、これにつきましては、昨日三上議員のほうから細かい質問がございました。重複した質問は避けますし、これからの国保の関係について先般この議会での資料もいただきましたが、非常に心配していますので、質問をさせていただきたいと思います。

 まず、国保については1961年にスタートしたそうで、ちょうど私も1961年生まれですから、私と一緒に国保は50年たったというふうな認識を持っています。もちろん私、子どものころはおやじの共済、それから仕事をし出したらたばこ共済、そして今の協会の健康保険、こちらに入って2年間の任意継続をやって、この5月に初めて国保に加入をいたしました。4月30日に協会の健康保険が切れまして、5月6日に市のほうに手続に来たわけなんですが、その間保険証がないということで、この1週間は病気もしちゃあいけんし、けがしちゃいけんということで、国保のありがたさ、こういったものを少し肌で感じたところでございます。

 さて、国保の関係で私は基金について注目をさせていただきたいと思います。

 まず、平成17年から平成21年までの基金の見込み、あるいは基金の残高の一覧表が資料に出ています。これを見ると、ずっと5億3,100万円から5億900万円ですから、5億円ほどで今まで推移をしてきたというのが実態として載っています。しかしながら、来年あるいは再来年と、そういった中でいろいろシミュレーションはございますが、基金が減っていく、あるいは平成24年だったと思いますが、基金が底をついてしまうと、こういったような試算が出されています。いろいろと説明はございましたが、再度予測しているこういった状況の原因あるいは要因について御説明をいただきたいと思います。



○議長(山縣喜義君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) 失礼します。

 宮田議員の御質問にお答えをさせていただきます。

 本市の国保運営につきましては、厳しくなっておるという状況は昨日も話をさせていただいております。平成20年度では単年度で5,000万円、平成21年度では1億5,000万円の単年度赤字が出てきておるという状況であろうかと思います。そういった中で、それぞれ平成20年度、平成21年度はそれなりに繰越金というものをもってある程度対応ができたという状況にあったわけでございますが、一昨年ぐらいの経済不況という状況の中で所得が減少いたしております。そういった中で、国保税収が伸びなかったというのが一つ要因になろうかと思います。それと同時に、やはり医療費が年々5%というふうな右肩上がりでどんどん上がってきたという状況にあります。そういう状況の中で、市民負担といいますか、保険税のほうは所得が伸びないという状況の中で据え置き、また5%というふうな状況での最低限の引き上げということを繰り返してきたわけでございます。年々その差が拡大してきたという状況の中で、平成22年度には基金から2億4,000万円というようなものを取り崩していかなければならないという見込みを今年度立てております。そういった中で、5億900万円余り基金があったものが、平成22年度末には2億6,000万円というような基金になってこようというふうな状況にあります。主たる要因といたしましては、医療費に見合った保険税というものを引き上げをしてこなかったというのが最たる要因だろうというふうに思っております。



○議長(山縣喜義君) 宮田好夫君。



◆2番(宮田好夫君) 今、引き上げをしてこなかったと、あるいは医療費が伸びてきたというお話がございました。昨日の答弁でも、高梁市が県下においては1人当たりの医療費が一番高い、こういった説明もありました。あるいは、保険税については県下27の国保があるそうですが、この中で下から4番目に安いと、そういった話もございました。少し資料を取り寄せてみたんですが、これ平成20年度でございますが、こちらの資料でいけば、医療分と後期分で一般と退職を入れて全体で見れば、市町村の平均が8万4,406円というように出てます。全体的な数字を見ると、確かに言われたように国・県の補助なり、あるいは県の支出金なりによって、高梁市なり、あるいは新見市、美作市もそうですし、真庭市もそうでしょう。こういったところが平均より保険税が安い。高梁市はどうかということになれば、6万7,538円、真庭市が7万565円、あるいは美作市については6万4,387円と、美咲町が一番安くて5万3,192円、早島町が一番高くて9万3,936円と、約2倍近い差が出ているというようなことでございます。安いとか高いとかという議論はしませんし、国保というのは制度上、仕方がないんですが、全体的に社会保険に比べれば高いというのは、もう当然これは認識もしてます。一方、医療費についてはどうなんかなと、これもまた同じような一覧表の資料があったんですが、これ高梁市がやっぱり1位で37万6,413円。そして、新見市が37万796円で3位、低いとこでいけば、岡山市が31万2,078円なり、倉敷市が30万9,081円、総社市が30万8,336円、西粟倉村が一番少なくて28万9,319円と、こういうようにやっぱり保険税が低く抑えられているのも北の地域と、あるいは医療費が高いのも北の地域と、こういった分布が出てきてます。

 そういった中で、今後これの対策として保険税を上げるのか、医療費を下げるのかというようなことになってくるんだろうというふうに思うんですが、2点目の質問にあります特定健康診査の実施ということですが、こういったことできのうも数字が出てました。平成20年度で加入者の24.2%が特定健康診査を受けたという数字が答弁にありましたが、これは市民の加入者の4人に1人が特定健診を受けているということは、言いかえれば4人のうち3人は健診を受けてないと、そういうふうになります。これらについてどういった要因があるのか、あるいは今後どうしていくのか、その辺のところをお聞かせください。



○議長(山縣喜義君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) 特定健診につきましては、昨日もお答えをいたしたとこでございますが、平成20年度の受診率が24.2%、平成21年度もほぼ同様であろうという見込みで、今計算いたしておるという状況にあります。これらにつきましても、実施年度のときに特定健診率の目標というものを掲げたわけでございます。目標実施率というのが、平成20年度が33%、平成21年度が41%、平成22年度が49%、平成23年度が57%で、平成24年度に国が示しております65%という目標を掲げております。これにつきましても、この計画を策定するときに受診率が目標を下回った場合は後期高齢者医療支援金にはね返りますよ、ペナルティーがつきますよということで、こういうふうなことを目標に掲げて取り組んでいくというようなことにいたしておりました。そういった中で、今度は平成25年度の改正に向けては、そのペナルティーをとるような国の流れがあるようでございます。そういった状況の中で特定健診も一生懸命市民に広報をいたしまして、呼びかけをして、その集団健診、また個別に医療機関へ行っての個別健診ということでやってきたわけですが、なかなか伸びなかったと。それでそのアンケートをとったところでございます。どうしてなかなか行けれなかったかという部分では、現在のところ集計いたしましたもので、特定健診に行く時間がないんだとか、それから自分はもう健康であるからそういうのは関係ないんですよという方、それから待ち時間がもったいないとかということがありますが、その中でもある程度多いかったのが、個人的に市外の人間ドック等へ行く人、こういう方もおられるという状況にあります。こういう状況を現在集計いたしまして、今後一層の受診率の向上、また健康に対する意識の高揚というものに努めていかなければならないんではないかなというふうに考えております。



○議長(山縣喜義君) 宮田好夫君。



◆2番(宮田好夫君) アンケートをして、どうして行かないのか、あるいはどうして受けれないのか、こういった調査をしているというふうなことで、受診率が上がってこないという一応の原因をつかんでおられるようです。健康な体、当然早期に健康診断をやって、もし悪いところがあれば早目に受診するというのが基本ですから、4人に1人しか行かないというような状況ではなかなかこういった医療費の削減、こういったことにもつながってこないし、もちろん市民の健康づくりにもつながってこないんだろうというふうに思います。本当に年代別やあるいは性別、そして職業別によってそれぞれ行けれない理由っていうのはあるんだろうというふうに思います。これは要望ですが、もっと細かい分析をしながら、あるいは行かない人に機会があれば本当に直接会ってアンケートというんですか、面談をしながら本当の理由をつかんでやって、受診率を上げていっていただきたいなというふうに思います。

 今さっきの統計で県北は医療費が高いな、そしていろいろな補助があるから県北については国保の税率が低いなというようなことがあったんですが、ちょっと違うのが、医療費の関係でいくと、真庭市と美作市が低くなってるんです。というのが、高梁市、新見市は37万円なんですが、真庭市、ここはすぐ隣の市ですが32万円ということで、約5万円ぐらい違います。美作市も32万円程度で県北がじゃあ高いのかなというと、そうでもないということで何かここにあるんかなというのを、この表を見ながら少し考えてるんです。直接、真庭市なり美作市にどういった対策をとってるんかなというようなことは聞いてないんですけども、これが一つのヒントになるんかなということで、ちょっとこれは調べていただくなり、調べてみる価値はあるんかな、こんなことを思ってます。

 それからもう一つ、これ100枚ぐらいの資料なんですが、その59ページを見てみると特定健診審査等事業費っていうのが出てるんです。これは高梁市が1,313万円ですか、それから新見市が1,299万円、美作市が1,783万円、真庭市が2,034万円と、これだけかけています。もちろん保健事業費については、高梁市は岡山市と変わらないぐらいお金かけてるんですが、ここら辺の違いが何かあるんかなというのも、まだ結論が出てないんで提起だけにしますが、こういった表を見ていると気づいたんで、一度これ調べてみたいと思いますし、何かそういった中で医療費がかかってない、あるいは健康というんですか、病院にかからなくても健康に過ごしている人が多いっていうことになるんであれば、何かあるんかなというふうに思いますんで、これ一度研究してみていただきたいなという提起です。よろしくお願いしたいと思います。

 そういった中で、1つは健康診断を受けながら早期発見、早期治療、そして健康づくりというようなことがありますが、もう一つは3点目の項目になりますが会計そのものをどう直していくかということで、当然国保についても、あるいは年金についても、医療あるいは年金制度そのものが今破綻の方向に向かっています。当然保険や年金については一元化をやっていこうというような国レベルでの対策、こうしたものは必要でしょうけども、それを待ったなしの状況で今の推測では高梁市の国保は赤字体質に陥ってしまうということになりそうです。したがって、市独自の改善計画といったものが必要なんだろうというふうに思いますが、何度も出るようにこれから「ゆ・ら・ら」を健康増進施設ということで健康づくりをやっていきたいというようなこともございましたが、今後市としてどういったことで健康づくりを考えていくのか、この辺のところをお聞かせください。



○議長(山縣喜義君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) 現在国保会計の運営が厳しくなっていると、この大きな要因の一つには医療費が伸び続けているということになろうかと思います。医療費をどうやって抑制していくかというのが、大きな課題になろうかというふうに思っております。

 そういう状況の中で、どう取り組んでいくかということでございます。市民の方に健康でいていただくという、これが一つの課題です。市民の健康づくりに、どう市が積極的にかかわっていくかということで、いろいろと研究もしておるとこでございますが、全国的には体操やストレッチ、温泉、温水プールを活用した歩行浴等の健康づくり、これを中・長期的に実践するという事例がかなり出ております。その中で、介護サービス費であるとか、医療費であるとか、こういうものが抑制されてきたという事例も出てきておりますので、そういう状況も踏まえながら、今後どう取り組んでいくかというのを現在考えているところでございます。本市におきましても、先進的な事例というものを参考にしながら、中・長期的な被保険者の健康づくりに取り組むということでの改善策というものを検討してまいりたいというふうに考えております。



○議長(山縣喜義君) 宮田好夫君。



◆2番(宮田好夫君) 全国的に、体操なりストレッチ、あるいは温泉、温浴、こういったものが言われてますということで説明がありました。「ゆ・ら・ら」の関係については今回通告にも入れてませんし、それからこの後質問があるようですから避けていきたいというふうに思いますが、「ゆ・ら・ら」は当然健康増進施設でスタートをしましたが、プールの使用なり、あるいはそういった健康器具について本当に利用されてきたのかどうなのか、こういったものは一遍検証してみる必要があるんだろうというふうに思います。まして市民の多くが健康づくりに健康増進施設「ゆ・ら・ら」に行けない、行ってない人が多いというような実態、行ってないとは言いません、私も2回ほど行ったことがありますけども、行かれてない人が多いという中で、今後そういった施設も活用しながら、それだけじゃないんでしょうがいろんなことを活用しながらやっていくという中で、本当に先進地であれば、市民がその中で集い合え、楽しみながら健康をつくっていくというような事例がテレビで幾度も紹介されています。これは要望ですが、ぜひ健康づくりについてはきちっとした方針を出して、市民への押しつけじゃなしに自主的に参加できるような、そういったプログラムをつくっていただいて、医療費の削減が主たる目的でなく、健康づくりが主たる目的で、結果として医療費の削減につながったというようなことでやっていただきたいなというふうに思っています。

 そういったことで、今後国保の関係については、平均に比べて安いからそこまで持っていっても大丈夫だという話じゃないですから、本当に急激な保険料の引き上げというのは、それぞれ生活がありますので、それはできないと思います。本当にその国の政策できちっと手当てができるぐらいまでは維持していかなきゃいけないし、赤字体質に急激に陥るようでしたらやむを得ず一般の財源の投入というのもこれはもう考えていかにゃいけんことだと思います。それまでは、できるだけそういう事態に陥らないように努力していかなきゃいけないというのもあるというふうに思いますので、ここはそういう形でよろしくお願いして、1点目の質問は終わらせていただきます。

 2点目の防犯灯の関係ですけども、これは昨年の何月議会か忘れましたけども質問が出て、中電さんにしっかり要望していきたいというようなことでしたが、県下各市から要望が出されたというようなことでございます。その辺の状況について要望はされたと思いますが、結果として平成23年3月末をもって終了というようなお話が来てますが、この辺の事実関係はいかがでしょうか。



○議長(山縣喜義君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) 失礼します。

 防犯灯の件でございますが、中国電力が無料で行っておったという部分は、平成23年3月をもってサービスの廃止ということを決められたということを受けまして、昨年12月21日に市長会の中国支部を通じて中国電力のほうに廃止の見直し要望というものを行っております。それを受けまして、中国電力のほうから平成22年1月22日付で回答のほうが来ております。内容的には、現時点で防犯灯の管球の無料取りかえを実施している電力会社は当社だけであると、当社サービス区域内において御自身で管球の取りかえを行うお客様が数多くいらっしゃるということなどから、電気事業者として公平性を念頭に置いた事業運営を行う必要があるというような内容での廃止というふうなことで、回答のほうをいただいております。



○議長(山縣喜義君) 宮田好夫君。



◆2番(宮田好夫君) 中電からよりよいというんですか、前向きというんですか、要望が通らなかったというのが結論で、結局無料交換は平成23年3月末をもってなくなるというのが結論だったというような説明だというふうに理解をいたしました。市内にどれだけの防犯灯があって、年間どれくらい交換作業があるのか。寿命は4年ぐらいだというふうには聞いてるんですけども、そこらがどうなってくるのかというのは、これ中電のほうへちょっと聞いてるんですけど、調べるのがなかなかこれも難しいそうでまだ回答をもらってませんが、また市のほうでも聞いていただいてるんだろうというふうに思います。

 来年4月以降有償となれば、これ非常に費用がかかるように聞いています。聞くところによれば、1回やれば5,000円とか、あるいは自分で中電柱に上がって交換すりゃあええんじゃねえかいっても、それも危ないし、中電のほうもそんなことは認めてないというようなお話もございます。また、NTT柱もあり、そして個人電柱もあり、いろいろな形態でやられています。それらが各町内会が自主的に安全・安心の中でつけられてるわけなんですが、じゃあこれらを町内会負担で全部やれということになれば、非常に厳しいんじゃないかという話が幾つもあります。したがって、ここらについて市として今後どういうふうな対応、もちろん市として何らかやらなきゃいけないというふうに私思うんですが、市としての認識はどうでしょうか、お聞きをいたします。



○議長(山縣喜義君) 野口市民生活部長。



◎市民生活部長(野口悦司君) 失礼します。

 市のほうでも、中電のほうへ現在の防犯灯の数等お聞きをいたしました。結局数はこれも今すぐは出ないということで、今のところまだ連絡がありません。それと、現在まで中電のほうでは球代として500円ですか、作業賃としては無料ということで今までやってきたと。これを実際交換した場合はどれぐらいかかるんかということで、電気関係の事業者の方にお聞きをいたしました。その中では、5,000円から五千五、六百円ぐらいだろうというふうな判断をされております。そういう状況の中で、現在市といたしましても他市の状況というのもあちらこちらに確認をいたしました。しかしながら、まだどこの市も対応に苦慮しておるという状況の中で、今後どういうふうにやっていくかなというふうな状況が現在のところはあります。市といたしましても、個人でつけられた防犯灯がかなりあるというのと、町内によっては町内の名義で防犯灯をつけられとるということがあります。そこらを踏まえても、ほんなら町内へ簡単に補助しましょうとかというような話にもならないということがありますので、これらにつきましても他市の状況も踏まえながら早急に検討していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。



○議長(山縣喜義君) 宮田好夫君。



◆2番(宮田好夫君) 1灯をかえるのに5,000円から5,500円ぐらいかかりそうだという話がございました。町内によっていろいろ違うんでしょう、またそれが旧市と旧町とではまたやり方が違うんでしょう。私らのところは全部町内会がやってますから、だから町内会で電気代払ってますし、交換作業については町内会費からその500円を捻出しているということでございます。ただ、町内会費から支払うにしても、15軒で15灯ぐらい持ってますから、5,000円支払うということになれば、もし切れれば、もう町内会費ほとんどなくなっちゃうというような状況がありますんで、ここは本当に実施の方向で検討をしていっていただきたい。あるいはもう思い切って、そういった電気事業者を退職されたような人を雇用して、年間どれくらい仕事があるかわかりませんけども、そういった人がいれば、そういった者を雇用してでもそういった作業に従事させるとか、あるいはそういったものを委託するとか、こういった方法でやっていただかないと、田舎の本当に街灯がぽつんぽつんとあるところで高齢化が進んだ集落については、もう街灯すら維持できないというような状況が本当にやってくるんだろうというふうに思います。ひとり暮らしのお年寄りの方が、夜に街灯もないところで、じゃあ何かあったときに行けったって行けれないというような状況も近い将来来るんじゃないか思いますんで、これは本当に人の命にかかわる問題にもつながるというふうに思います。まだ期間がございますので、このあと半年ぐらいの期間でしっかり何かの手だてをやるという方向で検討していただきたいということを要望して質問を終わります。以上です。



○議長(山縣喜義君) これで宮田好夫君の一般質問を終わります。

 ただいまから10分間休憩といたします。

            午後2時52分 休憩

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

            午後3時1分 再開



○議長(山縣喜義君) 休憩前に引き続き再開いたします。

 次は、三谷實君の一般質問を願います。

 三谷實君。

            〔16番 三谷 實君 質問席〕



◆16番(三谷實君) 三谷でございます。

 本日の最後になりました。お疲れのところ、多少御清聴お願いします。

 今回は、特に「ゆ・ら・ら」を中心に質問してまいります。なぜ「ゆ・ら・ら」にこだわるか、なぜ問題があるか、これが執行部の皆様にも議会の皆様にもいまいち疑念があるんじゃないかと私が今感じております。私にとっては重要な課題であっても、今の執行部や、あるいは議員の皆さんにとっては大した問題じゃないんじゃないんかという思いがするのはなぜかというのを、あえてちょっと説明させていただきます。

 本来行政がこのような健康ランド的な交流施設をつくるべきではない、いわば箱物であったわけであります。かくて平成10年ごろから計画がなされ、オープンは平成12年、まだ当時は箱物行政が横行した最中でありました。しかし、今はその箱物が行政や自治体にとってどれだけの重荷になりつつあるのか、あるいはもう維持できない状況になっていくんじゃないんか、こういう時期に差しかかっておるわけであります。したがって、10年前にオープンするときに問題を提起した部分が、ここに来て再び行政の中の大きな課題として上がっておるんではないかと考えております。

 当時市長は財政係へいらっしゃったのか、どういう立場で「ゆ・ら・ら」をとらえられたのかわからないんでありますが、当時3年もてばいいはずだと、あんな巨大な施設を行政がして、目的がまるっきりよくわからないまま、アクアクア施設と銘を打ってあれをしたわけです。何のことやらよくわからなかった。片仮名でもじった名前をつけ、そして地域総合整備事業債を使って、地域の活性化というのを大前提でつくった施設であります。しかし、行政が直接運営ができないから民間へ委託しようという経過の中で、当時は直接には民間へ委託できなかった。したがって、苦肉の策で市は社会福祉協議会へ一遍委託して、社会福祉協議会を通して丸投げをして委託業者に運営をゆだねたわけであります。したがって、そのときに初めて、社会福祉協議会を通す以上は交流施設やレジャーランドじゃだめだと、いわば健康増進施設という名前にすりかえられて、それでまさに朝霧温泉「ゆ・ら・ら」を健康増進施設と銘打ったわけであります。

 この経過の中で今10年たった、3月の議会で執行部が募集要項に問題があると認め、執行部のミスだと認めながら休館に至り、半年をかけて再公募し、パートナーとなるいい指定管理者を見つけるという話であったわけであります。しかし、今現在休館に至り、あれを休館しておる間に要る維持費が毎月どのくらいかかっているのか、それは4月の臨時議会で、その管理費を公園を含めて960万円予算をつけ、今回の議会にはもう三月分、7月、8月、9月分という形で680万円の税金を投入された。まさに執行部が間違いを犯したツケを市民に背負わす構図が今の構図であるわけであります。しかるに今後再びあそこを開館し、指定管理業者にゆだねた場合には、いかほどの銭をまた投入せざるを得ないのか、これも正直皆目わかりません。あるいは自主運営をして、運営費は一切補てんしないという条件に果たして指定管理者があらわれるのか、これは非常に疑問の中であります。

 そこで、先般5月31日の全員協議会でこの「ゆ・ら・ら」の再公募の要旨が説明され、私らが説明を聞いた中で愕然としたのは事実なんです。そのとき市長は冒頭に、きょうは「ゆ・ら・ら」の経過と方向性を示しますという説明がありましたが、市長の口からはその経過の説明もありませんでした。担当がこの応募要項をざっと読み上げた説明であります。当時全員協議会ではあえて多くの質問はしませんでしたが、今ここで再び質問をしていきたいとは考えているんですが、そこでまずお尋ねするのが、近藤市長はこの「ゆ・ら・ら」を一体どういう受けとめ方をされているのか、市長に正直な気持ち今は高梁市の重荷ですと、大きな重荷ですと、前へ進むのも撤退するのもまさに苦渋の決断をした悩みの施設でありますという考え方があるのかないのか。きのうの大森議員の質問で公共性を指摘されて、今後どうするかといったときは雇用、物品納入業者、経済効果などの公共性を強調されましたが、閉めたときの雇用の問題はどう処理されたんですか。1カ月前に今の指定管理者に、もう3月31日をもって閉めてくれという、その雇用をどうされたのか。それなくして公共性を主張し、今後も継続していくという意思表示をされました。本当にあれに市が今後も税金投入せずに、31億円かけたんだからもったいないという論理の中だけで今後も継続をしていかれるお気持ちなのか。場合によっては、近藤市長、あのチボリ公園でさえ、何百億円とかけたチボリ公園のテープカットをした石井知事が当時の岡山の財界の存続論をはねのけて閉園し、まさに今更地にされております。今現在あのチボリ公園をつぶしもったいないという世論はほとんどありません。あれをつぶしたばっかりに、石井知事は4選ができたんじゃないんかという評価さえあるぐらいであります。

 そこで、近藤市長が今この「ゆ・ら・ら」をどうとらえられ、今後どうされようかという部分を議会ともどもに悩みの中で検討していかなくてはならないんじゃないかという思いを込めて、一度近藤市長の御意見をお聞きします。



○議長(山縣喜義君) 近藤市長。



◎市長(近藤隆則君) お答えをいたします。

 「ゆ・ら・ら」について、3月までに次の指定管理者が決めれなかったということにつきましては、募集要項等に不備な点があったということにつきましては前回申し上げたところでございまして、内容等をこれから検討しますとも申し上げたところでございます。あの施設自体については、つくられた当時のことについて今からどうこう申すわけでもございませんし、今ある施設を、じゃあこのあとどうつくっていくのか、どう持っていくのかということで正直どうしょうかということについても、いろいろな御意見もあったというふうに伺っております。それから、どうするかという判断もいろいろあったわけでございますが、これは基本的に公共の福祉ということに関して、市民の健康増進、また市の地域の振興のためになるという施設にしていかないといけないというふうに私は思っております。したがいまして、今現在再開に向けての新たな募集要項というのもこの前の全協でもお示しもさせていただきましたが、今その詳細につきまして策定中であります。それをもって新たな公募をかけ、あの施設をもっともっと活用していきたいというふうに思っております。

 先ほど川上議員の御質問にお答えをしたところでございますが、お答えをした内容というのも活用の一つであろうと思っておりますし、やっぱり市全体を考える中で必要な施設であると私は考えております。



○議長(山縣喜義君) 三谷實君。



◆16番(三谷實君) まだ存続し、公共の福祉のため、あるいは健康増進施設、あるいは地域のため活用していきたいという考え方、それはそれの一つの考え方であります。私がそうすべきじゃない、早速つぶせというつもりはございません。これは当然民意も含めて、世論を含めて、近藤市長の持っておられる市長の執行権をもってできることですから、そこでそれじゃあ存続するということにおいて、私は5月31日の全員協議会で報告されたこの概要について、この整合性について若干質問していきます。

 まず、前回スケジュール的に期間がなさ過ぎたために、応募者と応募審査の結果がうまくいかなかった。時間がなかったというのが、前回の失敗した一つの大きな要因であったと思いますが、きょうはもう既に4月、5月が過ぎ、6月の半ばを過ぎております。スケジュール的には、6月の上旬には公募発表をするという話でしたが、既にできていない。もうされましたか、ちょっとそこのところを。このスケジュール表で見ると、ここへ書いてあるスケジュールには6月上旬には公募の必要な書類を配付していくということになっております。今どの辺までいっとりますか。



○議長(山縣喜義君) 安田副市長。



◎副市長(安田義紘君) 再募集のそれぞれの条件といいますか、そういったことの内容を詰めております。ほぼでき上がってるんですが、今最終的な詰めということで、この二、三日うちには最終的な固めの作業をするというふうに段取りしております。



○議長(山縣喜義君) 三谷實君。



◆16番(三谷實君) 前回この必要書類を配付されて公募されたのが、たしか12月19日ごろだったと思います。10月から始めて、ちょうど今の時期と一緒なんです。たまたまお正月という期間があるわけですが、今回はやっぱり盆休みもあります。決してもう時間的にはゆっくりした時間がまずない。

 もう一点は、先ほど川上議員からの「ゆ・ら・ら」に対する提案は、前向きな提案でありました。あれを宿泊施設にして活用する方法はあるんじゃないんかと、副市長はそれも検討しておりますと言われました。こんなものを検討しておるんなら、今後指定管理者とどのような形でしていくのか、検討していきょうたんじゃ、もう間に合わないんじゃないんか。宿泊施設にするのにはどういう条件を整理しなくちゃいけない、どれだけの設備をもっと充実させにゃいけないというお金がかかわる問題も出てくるはずです。今も安易に軽々しく、きょう副市長はそれも検討のうちに入れておりますと言われました。

 そこで、私が今一番感じるのは、ぬけぬけとこの募集要項を議会へ説明する、まさに議会へ対しての緊張感がないんじゃないかという、この辺に愕然としておるんであります。今回質問にも書いておりますが、前回の募集要項と今回のがどれだけ違うのか、どれだけ前回を反省したり、精査したり、学習をして、この募集要項がつくられたのか、その足跡が一切見えない。当然担当部長は、この3月までのいきさつは引き継ぎで聞いておられるんでしょうが、何もわからない。商工観光課の課長は、まるっきり何もわからん方が前回の課長の席に着いて、私らが幾ら話をしても、何も答えるもんも返ってくるもんもない。真剣さがどこにあるんか、これさえ疑いたかったのが今回のこの応募要項じゃないんかと思うんです。前回の全員協議会で言いましたが、まず1点、前回は3年をめどの指定管理だったのが、今回は5年と半年間、5年半、なぜ延びたんですか。

 続けて、二、三点聞きます。

 今回は利用料金を市が指定して、確定して公募されております。一般の方は入浴は800円、プールへ入るセットは1,000円、その上、この金額から高梁市民は2割を引く助成制度をつけた。この金額を確定して、今後あの巨大な「ゆ・ら・ら」が運営できるかできないかの試算はされましたか、部長、今の2点ちょっとお答えください。



○議長(山縣喜義君) 安田副市長。



◎副市長(安田義紘君) まず、指定管理期間の3年をこのたびは5年ということでございます。これはたびたび議会でもお話をさせていただいております。指定管理者制度の見直しというのを進めております。それが3年ということで、これを一つのめどとして、市内のすべてのいろんな施設の指定管理を見直そうというのが大きな柱になっております。その中の一環として、この「ゆ・ら・ら」についてもそういった3年と、それからもう一つはサイクリングターミナルとの関連ということもあったんですが、主にはそういった3年というのは市全体の指定管理者制度を考えるという中での3年というのを設定いたしておりました。しかし、今度5年ということにお話をさせていただいております。これにつきましては、「ゆ・ら・ら」の指定管理についてこのたびいろいろ経験をしました。中身もいろいろとわかってまいりました。そうした中で、これを運営していくためには3年では無理だろうと、そしてその期間をどうするかという中で、一つは5年という期間の設定をさせていただく。そして、それはなぜかといいますと、「ゆ・ら・ら」の再募集をする中で、中身の検討をした結果が5年ということになったということにございます。

 それから、利用料金のほうも、当初といいますか、昨年募集をしたときにはそこにうたっておりませんが、今回そういったことで料金設定をさせていただいたというのがございます。それは昨年といいますか、3月の指定管理者の募集のときに利用料金が設定をされてないというふうなことで、そこのところが応募される方もそれがないと非常に難しいと、応募しにくいと、市と協議をさせていただくというような項目、回答になっておりました。したがいまして、市としては市民の皆さんが利用しやすい料金と、そして県内のそういった近傍の施設ともつり合うような、そしてそういった各施設がどのような料金設定をしているかというのを調査もして、そういった設定をさせていただいているということです。

 一定のシミュレーションにつきましては、この前もここでお話をさせていただきました。シミュレーションする場合の人件費であるとか、どういった経営形態をしとるかといったことは非常に問題であるというふうになってきます。この前、全協でもそういった試算といったものをお示しさせていただきました。そうした中でシミュレーションしますと、平均しますとやっぱり9万から10万人の利用客がないとペイができない、採算がとれないというような結果にはなっております。したがいまして、それも一つのシミュレーションというふうに思っております。



○議長(山縣喜義君) 三谷實君。



◆16番(三谷實君) 一つは期間を延ばしたというのは、学習効果があったかもわかりません。指定管理をされる方は、あそこに資本を投入してやられる以上は3年間じゃあペイできない、あるいは投資効果もない、そりゃあ期間の長いほうがやりやすい、そりゃあそれ自体結構です。

 今シミュレーションしたかというのはどういうことかというと、800円、平均単価は下手をすると高梁の市民でいくともう700円を切るかもわからん。そのときに、今試算されている固定費はプールと温泉を開いた場合、人数は大体12人ぐらいで、それもパートの非常に安い1時間680円計算でしていく、光熱費ほか固定費が月に758万円。758万円要るということは、1カ月に1万人入らなくちゃペイできないんです、今も。この試算ができたのかできるのか。

 もう一点は、過去の実績からいえば、株式会社朝霧は10万人以上を集客しております。多いときには13万人ぐれえになったと。それは朝霧温泉のメニューの豊富さ、メニューというのは食べるものも含めてバスで送り迎えをし、営業活動をし、ありとあらゆるイベントを打った営業努力の結果であります。そういう部分で、少なくとももうその中で料金は朝霧温泉に任せてあったわけです。今回市が料金を指定されたときにでき得る指定管理者の運営というのは、収入をくくられていくわけです。こういうことであった場合、果たして応募者があるのかと非常に疑問に感じるわけでありますが、そのことについては後でまた再度質問します。

 今回入湯税は徴収しない、これは結構です。前の失敗、それで学習したわけですから、入湯税を徴収しないのは、これは当然あってしかるべきです。協定保証料が免除になりました。納付金は納付しなくてもよろしいと、1%の売り上げの納付を前回は条件につけておられましたが、この納付金もよろしい、協定保証料もよろしい、一体これはどうしてこういうことになったんですか。前回はこの条件をクリアしたところが3社応募されてきたんじゃありませんか。前回公募社がなかったからハードルを低くするというのなら、一般の常識じゃあ理解できますが、前回3社も応募してきたのに、今回はそのハードルをべたっと下げてしまわれたのはなぜですか。



○議長(山縣喜義君) 安田副市長。



◎副市長(安田義紘君) 前回に3つのそういった条件の数字を出しておりました。その中で、例えば入湯税については、施設の状況からいうと徴収するのは難しかろうというのは結論に達しました。それからもう一点、納付金というのがございます。納付金につきましても、今の状況では非常に難しいんでないかなと、それからこれからの経営の状況というものを今の時代から考えると、非常に難しいとこがあるんじゃないかなと。そしてもう一つが保証料といいますか、その問題でございます。これにつきましては、指定管理をするときの協定書の中に管理の継続ができなかった場合のそういった取り扱いについての条項を中へ入れるというふうなことを考えております。



○議長(山縣喜義君) 三谷實君。



◆16番(三谷實君) 今協定書も、募集要項もまだ詳細なものはできてないわけですから、今何とも追求のしようがありませんが、本来なぜこの保証料がなくなったのか。高梁市がオープン当時公募して、応募者が2社しかなかった。保証金も取らない。今も収益の売上金の何%も徴収しない、入湯税も徴収しない、そりゃあおかしいじゃないかというて議会でどんどん我々も追及したわけですが、当時の事情としたら、保証金も取れなかった事情があったということは後になって私らも多少は理解できた理由はありましたが、今回は3社応募されてきたんではありませんか。それなのになぜおろしたのか、これに私らが非常に疑問を感じております。この件は疑問に感じておかしいじゃないかということをまずしながら、次の。なぜかというと、少なくとも前回の募集要項の反省、学習、研修ができてないんじゃないんか。

 1点お聞きしますが、審議委員会というものを今回も立ち上げられたんですか、そして弁護士、コンサルタントが入っておられましたが、同じメンバーですか、それをちょっとお尋ねします。



○議長(山縣喜義君) 安田副市長。



◎副市長(安田義紘君) この審査につきましては、やっぱりそういった第三者機関的な位置づけが必要だろうということで、中には弁護士さん、それからコンサルタントの先生、それからそういった公の保健所というふうなことで、委員の方にお願いするということにいたしております。



○議長(山縣喜義君) 三谷實君。



◆16番(三谷實君) 同じメンバーですか。



○議長(山縣喜義君) 安田副市長。



◎副市長(安田義紘君) はい。今までの経過がわかるというふうなことも含めまして、同じメンバーで審査をさせていただこうということにいたしております。



○議長(山縣喜義君) 三谷實君。



◆16番(三谷實君) 42項目にわたる募集要項は、あれはコンサルタントさんがつくったんじゃありませんか、あの難しい答案用紙。あれはどちらがつくられたんですか。



○議長(山縣喜義君) 安田副市長。



◎副市長(安田義紘君) こちらのほうもいろいろ経験がない部分もございますので、そういった御意見といいますか、御指導は若干は受けております。それから、そういった全国的な手法もあるというふうなことで、御教授もいただくということで、御相談はさせていただきました。しかし、最終的には市の考え方ということで全体的に取りまとめをして、応募要項を決めたということでございます。



○議長(山縣喜義君) 三谷實君。



◆16番(三谷實君) 今回もやっぱり四十何項目の同じようなものができ上がるんですか。



○議長(山縣喜義君) 安田副市長。



◎副市長(安田義紘君) 項目につきましては、前回の反省といいますか、そういったことの中で、少しこれは多いんじゃないかということで、項目数のまとめをする。それから、項目で、ほかのほうでできるものはほかの項目でそれをまとめてしまうというふうなことで、項目については減らすということで、最終的な調整をしております。



○議長(山縣喜義君) 三谷實君。



◆16番(三谷實君) 次の質問をしますが、今回の新募集概要には明確に委託金を支払うという文言がここへ入っております。したがって、その理由は施設の委託料は健康づくりの取り組みで提案された内容に基づく経費に相当するものを委託料して支払うということで、これは市民生活部になるわけですね。市民生活部長にお尋ねしますが、健康増進施設になるような、どのようなものを期待して委託料を払われるわけですか。



○議長(山縣喜義君) 安田副市長。



◎副市長(安田義紘君) 健康づくりにつきましては、今までも株式会社朝霧へ、これまでの指定管理者制度の中でするそういった委託も若干ありましたし、それから市のほうでそういった事業を展開する、市の直営といいますか、それから皆さんのほうへ市のほうから補助、助成しながらやるというふうなことで進めておりますんで、前回の中にもそういった市の健康づくりの事業というのは入っております。それから、今まで年間でいいますと、およそ1,300万円程度が市の「ゆ・ら・ら」での健康づくりの事業ということで予算化はいたしておりますが、それが最終的にどれだけの皆さんの御利用があったというのはまた別の話なんですが、そういったことで、今までも健康づくりの事業には鋭意取り組んできました。そして、それを今度は具体的に事業としてきちっとあらわして、そしてそれを市の直営、それからあとは指定管理を受けたところのほうへ委託をする、その2つの事業を今回は考えております。



○議長(山縣喜義君) 三谷實君。



◆16番(三谷實君) 1つは、委託料という部分は、金額が定かじゃないだけに、どのくらいの委託料がもらえるのかということでは、指定管理を受ける会社にとっては非常に魅力的です。あの健康増進施設を引き受けるところはあるはずです。運営において、当然運営上採算が合いさいすりゃあ、必ずあります。恐らく採算は難しいだろうというのを、私がさっき利用料金の頭をくくり、集客人員、背景営業内容を見て難しいんじゃないんかというところに疑念を抱いたわけですが、しかし委託料という名のもとで補てんをしてもらえるんなら、業者は必ずあらわれるはずです。ここが問題なんです。したがって、ここには市の助成は一切ないと、ただし健康増進施設にかかわる取り組みを提案してくれたら、それの実費は払うということになっとるわけですが、ここが非常にあいまいさが残るんじゃないんか、私がこれをあえて指摘しておきます。

 そこで、それならば今回の公募についての応募者の見通しなり、予測をどのようにされたのか。前回株式会社朝霧さんを含めて3社が応募されましたが、前回応募した業者も当然公募対象にされるというのは前回の議会で答弁がありましたが、株式会社朝霧さんやほかの2社は今後どのような動きや、あるいは予測をされてるのか、その辺は少なくとも情報収集なり、接触なりをされた経緯がありますか。



○議長(山縣喜義君) 安田副市長。



◎副市長(安田義紘君) 確定的なお話ではございませんが、これまでも朝霧温泉「ゆ・ら・ら」につきましての指定管理、そういったことにつきまして、県内はもちろんでございますが、県外も含めていろんな御照会といいますか、問い合わせが来ております。それが全体的には7件程度になるんですが、これからもそういったところには市のほうからいろいろ情報提供もする、それからこれからのPRといいますか、再募集の公示をして、具体的に応募してもらう手続を踏んでいくわけですが、市の朝霧温泉「ゆ・ら・ら」の指定管理者を募集してますというようなことにつきましては、関係するところにも積極的にPRをして、応募していただくような形をとっていくということは思っております。



○議長(山縣喜義君) 三谷實君。



◆16番(三谷實君) ということは、それなりに接触なり、あるいは当たりはあって、当然正当な業者が指定管理者の応募にこたえてくれる予測が立つわけですね。

 1点、そこで私が先ほどの保証金の問題をあえてもう一遍引っ張り出すのは、高梁市内の業者なら少なくとも会社の内容なり、人柄なりとはわかります。前回も千葉のほうから問い合わせがあって、保証金があるからもう撤退したという話もうわさには聞いておりますが、千葉県のほうの会社が応募されたときに、何を根拠にその方の信頼度というのを測定されますか。というのは、我々議会は執行部のやることをチェックしていかなくちゃいけない重大な責務があるわけです。執行部が提案したものを、何でもオーケーオーケー言ようたんじゃ、執行部ともどもどし上げてしまうということで、我々議会人は非常に重大なチェック機能を果たさなくちゃいけない役割があるわけです。私がなぜこれをしつこく言うかというと、前回の公募の失敗をまたも繰り返すような募集要項しかできてない。何もここには熱意も思い入れも伝わってこない。このままいきゃあ、恐らく今回はもうゼロじゃないかと、これは我々の情報の中でしかあり得ない予測なんですが、もしこれで応募者がなかったら、市長、どうされますか。半年間銭をかけて管理をし、また半年かけてもう一遍また再公募するんですか。こんな不安の中で、今回これを出されたわけです。今の現状は、まさにその不安そのものものであります。

 したがって、今回も補正予算へ3カ月の管理費680万円が計上されております。我々議会はこれもオーケーと言えるかどうかというところに、議会の責任を非常に感じにゃいかん現状があるわけです。というのは、今回市長は今後もいろいろな形で継続していきたいということですが、そりゃあよくわかります、当たり前なんです。10年しかたってない31億円の施設、その上4,700万円の修繕費をかけて直したばっかりです。その4,700万円の修繕費は、残念ながら私も認めたんです。ただ、その当時予算は凍結して、指定管理者が決まるまではこの4,700万円に手をつけるなとかなり主張したわけですが、予算を否決というのは議会上余り好ましくないということで、慎重に予算を執行しろという中で4,700万円使われたんです。この間から何回も見に行きました。畳は真っさらです。リラックスルームに48あるいすは全部張りかえてあります。階段のカーペットも張りかえてあります。閉めれるわけがない。何とかしていかにゃあいけん。その責任は執行部だけじゃない、我々議会も負うていかにゃいかんのです。4月の臨時議会で休館の間の管理費を認めてくれということで、九百何十万円の予算を私もこれは認めにゃいけんのかなというて認めたわけです。今回また出た。また応募要項が出たときにゃ、ああ、今度なら大丈夫だとか、今度なら優良な指定管理者があらわれるだろうとか、あるいは市が補てんすることなく健全な運営ができるだろうとかという確証が見えないのに、この予算をこの議会で賛成しろということ自体が、まさに議会ともども執行部のお粗末さについて心中していかにゃいかんという、こういう状況が今起こっておるんであります。

 私が、なぜこの「ゆ・ら・ら」にこだわっているかというと、議会の責任というのは非常に重たいもんがあります。10年前にこれを幾ら反対しても、民主主義のルールで議会で多数決をもって押し切って、あの施設はできたわけです。それはもう仕方がない。今回はその施設が再びこの岐路へ差しかかってきた。場合によっては、もっともっと銭をつぎ込まなくちゃいけない。非常に塩素をまぜた温泉ですから、配管あたりは非常に老朽化しております。今後いつメンテナンスで銭がかかるかわからない。そんな爆弾を抱えて、今後も運営業者を探して泣き泣き執行部についていった議会であってはならない。そのためにはこの議会で真剣に議論して、執行部はもっと真剣味を持ってもらわなくちゃ、議会をなめてしもうとんじゃねえか、こんなものを説明して。市民をなめてしもうとんじゃないんか、何をもってこれを信用しろと言えるんならと、これが今の私の気持ちであり、多くの市民の方も不安に思っておられます。あそこを健康増進施設で利用されとった市民の人は、一日も早くあくことを期待されておりますし、もともとあんなものへ反対した市民の方は、やっちもねえ、あげんものは早う閉めた方がよっぽど間違いない。チボリ公園と同じで、閉めたんが正解じゃというのも多数あるわけです。しかし、その引くか進むかどっちかの苦渋の選択をしなくちゃいけないのが近藤市長であり、執行部の皆さんが命がけで汗をかいてもらわんと、我々議会も協力できることは協力します。情報を入れてくれというんなら入れます。何のアタックもない。執行部が出したものは全部議会はオーケーをしてくれるんだと思われているんじゃあないですか。

 特に前回は、執行部のミスを認めた副市長は進退を含めて責任をとると言われた。そのあげくの中間報告が、我々が非常に疑心暗鬼にかかるようなこのような募集要項をつくられて説明されたんじゃ、これは一体何ちゅうことならと言わざるを得ないんであります。したがって、もう私もあえてしつこく苦口は言いませんが、近藤市長、まさに近藤市長の政治生命をかけた大きな課題であり、悩まれるのはもう当たり前なんです。今もずぶずぶずぶずぶ下手したら銭が要る施設、だから場合によっちゃあ市民のみんなへ問いかけて、宿泊施設をしたらどのくらいの集客が予測できたり、改修費がどのくらい要るのか、もっとあれを有効にできる方法はないかということを真剣に考えないといけない。健康増進施設というプールで健康管理にはプールと体操と何とかがということですが、あのプールは歩行には使えれんプールなんです。ありゃあ130センチあった水泳の競技用のプールなんですから。もう半分は子どものレジャー施設なんです。まさに夏休みに子どもがにぎわう程度で、普通は土、日に幾らか行くだけです。

 そこで、もう一点入れとります中で、7月には場合によっては直営であけてもいいという試算をされました。私はこれはあけるべきじゃないかという論法を立てました。なぜかというと、実際あの施設が本当に市民の健康増進施設となり得る施設なのか、料金を700円にしたら市民の人が大いに活用してくれるのか、一体どのくらいの経費が要るのか、市民からどのくらい支持されるのか、それを図るのには今半年で1,400万円の管理費が要るんです。7月から開いてお客が入館して利用料を取ったときには、300人来たらペイできるんです。200人でも、今要る管理費で済むんです。行政が、お役人が、担当課が汗をかいてあれを開くぐらいの意気込みを持ってもらわんと、7月、8月が一番集客率のいい施設なんです。10月になったら、途端にもうお客が減ってくる施設なんです。夏休みになり、家族連れで行く施設として、あれをいろいろ活用して活性化したいという市長の思いがあるんなら、何はともあれ開いてみいと、職員にハッパをかけて、やれる方法はありませんか、ちょっと一遍その分をお尋ねします。



○議長(山縣喜義君) 安田副市長。



◎副市長(安田義紘君) 4月の全員協議会の中で、そういった試算といったことではじいた数字を皆さんにもお示しをしたところでございます。それは、あくまでも直営で運営をした場合どうなるかという数字をそこで出させていただいたわけですが、その直営の試算の中で、例えば人件費についてはなかなか難しい面があるので、高梁市の今の臨時賃金の6,880円というふうな数字で賃金の計算をする、そういったいろんな制約の中での一応の試算を出しております。それはあくまでも最低限の試算というふうに思っています。そうした中で、それをペイをするということになりますと、年間で9万人から10万人と、そうしますと日が大体300人ぐらいというふうな数字になってまいります。日が300人というのは非常に大きな数字だなと。今までの朝霧温泉「ゆ・ら・ら」、前指定管理者が経営をされていたときでも、日に300人というのは到底なく、210幾つだったか、それぐらいな数字になっております。そうしますと、市が直営で例えば単独の温浴施設だけを運営するといった場合でも、それだけでほんなら人が来るかといいますと、非常に難しい面があるなと。それからあと、運営した場合の職員の問題、それから管理者の問題、それから消費税の問題、いろいろがございます。そうしたことをクリアするというのは非常に難しい面があるなというふうなことと、それをしますと今度は逆に赤字補てんをそこでしなければいけないというようなことにもなってまいります。そうした中で、その3カ月間といったものを実際に直営で運営するというのもさまざま検討した中では非常に難しいなということで、今回はそういったことについての御提案というのはさせていただいてないということです。



○議長(山縣喜義君) ここで議員の皆さんに申し上げます。

 定刻の4時が近づいておりますが、本日の議事日程が終了するまで延長いたします。

 三谷實君。



◆16番(三谷實君) 今の答弁あたりはまさにお役所答弁で、何もしないほうが間違いない、今もう。31億円かけて、多くの市民の反対があっても押し切ってつくった施設、ぜひ今後もあれを継続したいという思いがあるんなら、そのくらいの汗をかいたり、苦労して、それから出る赤字というんなら市民も判断がつくはずです。この間の説明じゃ、コンサルタントがあけたら採算が合わんで、損するで言われたというて、それであけません言う。管理だけ払うて、電灯料払うて何もせんほうが楽。けれど、本当に市民の施設で、市民の健康増進施設、子どもにもぜひあっこを利用してほしいという思いでつくった施設なら、7月からあけるぐらいな意気込みや、迫力や気概を持ってほしい。片やこっちじゃ採算が合わんとか、やれるノウハウがないとか言い、こっちじゃあ健康増進施設のためにまだ今後も続けていくんですと言う。まさにお役所仕事のもう典型のような扱いでしかない。私があえて今回厳しく言いながら、議会の我々の、あるいは私の意見としては、200人入れさえしたら、今の管理費で済むんです。300人入ったらペイできるんです。管理費はペイできるんです。副市長、200人ぐらいが入る試算ができなんだら、民間の運営会社があらわれるわけがありません。利用料金の頭をくくられて、どういう手品を使って、民間の人なら合うんですか。この場合に次の応募者が果たしてあらわれるんかどうか、ここに私らが非常に疑念を抱いとるわけです。答弁してください。



○議長(山縣喜義君) 安田副市長。



◎副市長(安田義紘君) 「ゆ・ら・ら」の今後の活用ということになりますと、きょうも御質問があってお答えをさせていただきましたが、旅館業法に基づきます簡易の宿所というようなことで、そういった宿泊施設で研修をする、そして合宿等を開いていくということが大きなもう一つの方向じゃないかということで、今そちらのほうの検討をいたしております。したがいまして、従来の交流施設、それから健康増進施設、そちらのほうへ重点を置くわけですが、それにさらに加えるのがスポーツ関連施設との有機的な連携、そしてそこでの宿泊施設、そして合宿、大会等の誘致ということで、総合的な地域の活性化を図っていこうというふうに思っております。

 それからもう一点は、きょうもちょっと成羽病院のお話もありましたが、そういった公立病院との連携も図りながら、健康増進、福祉、医療、そういったことの健康づくりにも積極的に取り組んでいくということを柱にしたいというふうに思っております。



○議長(山縣喜義君) 三谷實君。



◆16番(三谷實君) 今の宿泊施設も結構です。成羽病院と提携して、健康増進施設に使うのも結構です。ただし、それをするためにはもっともっと資金を投資していかなくちゃいけないという現実があるのだけは指摘しておきます。今もそれをしたら必ずうまくいくのかというのも、やってみなくちゃわかりません。ということは、この「ゆ・ら・ら」の問題がいかに大きな問題であり、今後も課題として残っていく、それなら昨日大森議員が言われたように、市民にアンケートなり、市民の声をもっと集約して、真剣にこれに取り組んでいかなくちゃいけない。市民から何も文句を言ってこない、議員も「ゆ・ら・ら」のことは何も言わない、があがあ言ようるのは三谷だけ。だからといって、この程度の形で進めていきょうると、これは足元を大きくすくわれるんじゃないか。ぜひ近藤市政とともどもに高梁市民のために何とか期待に請う市政をしていきたい、この思いで私も近藤市長を担いだ、その思いが今空回りしてるんです、市長。今現在近藤市長は、正直何もありません。何をしたわけでもない、何の欠点もないかもわからん。もっと高梁を変えようというのが、何も変わらずに前と一つも変わらんがという結論になったときには、やはりもう少し執行部がともどもに汗をかく、知恵を出して苦労をしていくジェスチャーが欲しい。何も見えない、影も形も見えない。あえてそれを言っておきます。「ゆ・ら・ら」の件は、これで。今後の期待を込めて募集要項も、それから10月開館、できることなら7月に市民だけでも入れれるようにあけるぐらいな前向きな姿勢で取り組んでほしいことを期待をして私の2番目の質問は割愛をいたします。終わります。



○議長(山縣喜義君) これで三谷實君の一般質問を終わります。

 以上で一般質問を終わります。

 本日の議事日程は終わりました。

 念のため申し上げます。次会は18日、議案質疑、請願の上程、陳情の上程、委員会付託等を予定いたしております。

 本日はこれにて散会いたします。

 御苦労さまでした。

            午後3時55分 散会