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岡山県 総社市

平成 6年 6月定例会 06月13日−02号




平成 6年 6月定例会 − 06月13日−02号







平成 6年 6月定例会



          平成6年6月定例総社市議会会議録(第2号)



             〇平成6年6月13日(月曜日)

1. 開 議 平成6年6月13日 午前10時0分

2. 延 会 平成6年6月13日 午後 4時7分

3. 出席または欠席した議員の番号及び氏名

   出席議員

   1番 荒木 勝美      2番 山口 久子      3番 金池  徹

   4番 多田 稔泰      5番 中村 吉男      6番 萱原  潤

   7番 津神 憲章      8番 小西 浩文      9番 小原 修身

   10番 畑  隆光      11番 丹下  茂      12番 西森 頼夫

   13番 渡邊 繁雄      14番 田邉 敬吾      15番 秋山 晴道

   16番 國府 光治      17番 中山 美忠      18番 大角 義男

   19番 高田 廣道      20番 岡本鹿三郎      21番 角   晃

   22番 角井  寛      23番 服部 剛司      24番 多田 英雄

4. 職務のため議場に出席した議会事務局職員の職氏名

   議会事務局長  堀    敬太郎    同   次長  間 野    毅

   同 議事係長  角 田  初 男    同議事係主事  渡 邉  節 夫

5. 説明のため出席した者の職氏名

   市長      本 行  節 夫    助役      矢 吹    晋

   収入役     宮 原  章 泰    総務部長    中 村  琢 磨

   民生部長心得  角    幾 芳    経済部長    荒 木  千代信

   建設部長    的 場  英 止    特定事業対策室長松 浦  政 利

   水道部長    三 村  一 行    消防長     平 田  宗 次

   教育委員会委員長加 藤    格    教育長     浅 沼    力

   教育次長    秋 田  皓 二    庶務課長    守 長  健 尚

6. 本日の議事日程

   第1 一般質問

7. 議事経過の概要

   次のとおり







              開議 午前10時0分



○議長(田邉敬吾君) ただいまの出席24名全員であります。

 では、これより会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付いたしております日程表のとおり進めてまいりますので、御協力を願います。

 なお、会議規則第51条第1項の規定による諸議案に対する質疑の通告期限を本日午後1時までと定めておりますので、通告されます方は時間厳守でお願いいたします。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第1 一般質問



○議長(田邉敬吾君) では、日程第1、一般質問を行います。

 一般質問は、お手元に配付いたしております一般質問通告者一覧表に記載の順序により、順次質問を許します。

 まず、6番萱原潤君の質問を許します。

 6番萱原潤君。

              〔6番 萱原 潤君 登壇〕



◆6番(萱原潤君) おはようございます。

 お許しをいただきましたので、一般質問のトップを切って質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 まず、お尋ねをさせていただく前に、今は亡き菅野明雄君に対し心から哀悼の意を表します。同じ年ごろの子供を持つ親として明雄君の御両親の無念さを思うとき、万感胸にあふれるものを禁じ得ません。心よりお悔みを申し上げます。

 私は、今回青少年の健全育成に関連して質問の通告をいたしております。今議会の一般質問通告者一覧表を拝見いたしましても、ほとんどの議員諸兄が明雄君の悲しい出来事をとらえて、いろいろな角度からの御発言を予定されています。関心の高さと衝撃の大きさは推して知るべしであります。

 このような事件が起こった今、その原因や問題点がいろいろと指摘されております。このたびの不幸な事件がなぜ起こったのか、その経緯経過と原因をうやむやにすることなく徹底的に究明することは、明雄君の死をむだにすることなく今後に生かしていく上からも大切な作業であると思います。

 当然のこととして、教育委員会はもとより学校や関係機関において、その原因究明にも意を尽くされているものと確信いたします。しかし、それはそれとして、青少年の健全な育成、とりわけ心の健全な青少年の育成が不十分であったことが、このような悲劇が起こる最大の要因であったと私は考えております。

 今回のような悲劇的な事象が起きてしまうのは、なぜか。どういうところが足らないのか、これを契機に、それらの問題点をしっかりと洗い出していく必要があります。明雄君のことだけに限定するのではなく、全体の問題として、原因や問題点をどのようにとらえているのか、教育長の見解をまずお聞かせいただきたいのであります。

 続いては、今後どうしていくかということであります。起こってしまったことは、どんなことをしてももとへ戻ることはありません。大切なことは、今後このようなことが二度と起きないようにすることであります。当たり前のことであります。しかし、困難なことでもあります。でも、いかに困難であろうとも、手をこまねいていてはだめなのであります。小さなことでもいいから、できることから一つ一つ取り組みを実践していくことが早急に求められています。家庭、地域、そして学校、それぞれがそれぞれの果たすべき役割をこの機会に心新たに再認識をして、目をそらすことなく、問題に真正面からぶつかって対応していくことが必要であると思います。

 さらに、家庭、地域、学校の3者が連携、コミュニケーションを深めていくこと、これこそが今後の対応として急がれていると考えます。私が今申し上げたようなことは、だれが考えても当たり前のことであります。でも、その当たり前のことが当たり前にできていないから、今度のような悲劇が起こったのであります。そのことを、この際それぞれの立場の者がしっかりと受けとめてほしいのであります。それを踏まえて、今後家庭教育の中で何ができるか、社会教育の中で何ができるか、学校教育の中で何ができるか、それぞれの分野で実効のある対応策を考え、取り組んでいくことが大切であると考えます。教育長の今後の取り組みに対する見解と、現時点で考慮されている具体的な事柄がありましたら、お聞かせをいただきたいのであります。

 最後に、このたびの悲しい出来事、言いかえるならば、菅野明雄君が命と引きかえに我々に教えてくれたものが何であったか。本市の教育行政の中枢におられる教育長の御所見をこの場で伺っておきたいと思います。

 私は、5月30日に明雄君が亡くなられて以来、明雄君の御両親から幾度か話を聞かせていただきました。御両親は、無念さと高まる感情を精いっぱいに抑えながらおっしゃいました。「明雄はもう帰ってきません。明雄の死をこれからに何としても役立ててください。そのために私たちにできることがあるのならば言ってください。何でもしたいと思います。また、明雄と同じように、つらく苦しい思いをしている子供たちがほかにもいるはずです。そういう子供たちをこれからも救ってやれないとしたら、明雄に申しわけなくて、私たちは我慢できません。明雄のこのたびの出来事をきちっと調べて、文書にでもして、後に役立ててほしいんです」。ほかにもいろいろおっしゃいました。御両親は切々と訴えておられました。私は、御両親の立派な態度に頭が下がる思いで胸がいっぱいでありました。

 私たちは、マスコミ報道やさまざまな評論にばかり気をとられ、本質を見失ってはなりません。今、学校の体制の不備や先生の資質の問題ばかりがクローズアップされて話題になりがちであります。確かに、学校の体制にも不備はあったろうし、先生方の対応にも問題はあったと思います。しかし、人格形成の根幹をなす家庭、そしてそれを取り囲む地域、これらを総合的にとらえて冷静な判断をしていく高い見識が、今こそ強く求められるものであります。広い視野で物事をとらえ、その中で学校が何ができ、そして教育行政として何ができるかをしっかりと考えて、力強く実践していってほしいと心から願うものであります。

 おくればせながら、親の中にも、問題を直視し、関心を持って取り組んでいこうという機運が高まっていることも事実であります。物事の本質は、子供たちを心身ともに健全に育成するためには、どうすべきであるかであります。教育基本法の目的も、まさに「人格の完成を目指し、心身ともに健康な人の育成を期する」というところにあり、意を同じくするものであります。

 教育委員会も問題をしっかりと直視して、出来事の解決のためにではなく、本質の解決のために全力を傾注してくださることを切にお願いして、私の1回目の質問を終わります。失礼いたしました。(拍手)



○議長(田邉敬吾君) 教育長。

              〔教育長 浅沼 力君 登壇〕



◎教育長(浅沼力君) 6番萱原議員の御質問にお答えをいたします。

 このたび総社東中学校の生徒の菅野明雄君の悲しい死亡につきましては、私ども関係者といたしまして、まことに申しわけなく、悔やんでも悔やみ切れない心境でございます。御両親の御心中を思いますときに悲しみのきわみでございます。心から御冥福をお祈りいたします。

 さて、このように教育を進めていく中で、絶対にあってはならない悲しい出来事が起こり、教育長といたしまして心からおわびを申し上げます。

 この原因につきましては、現在関係機関の手で調査中でございますけれども、状況から見て、いじめであろうというように考えられます。

 次に、お尋ねの問題点でございますが、指導体制の強化もあるかと思いますが、生徒や保護者が知りながら教員が知り得なかったことや、生徒が見て見ぬふりをしていたという点であると思っております。

 さて、このことを踏まえまして、今後の取り組み、対応でありますが、第1点目といたしましては、いじめについては、いじめっ子、いじめられっ子の特徴、いじめの形態などを知って、日ごろから、早期の対策とともに該当児童・生徒ばかりでなく、周囲、学級、全員等の集団に、いじめを許さないという集団の規範をつくる指導を徹底してまいります。

 また、いじめを初め問題行動が起きた場合は、事実関係を正しく把握し、共感的に理解する姿勢で速やかに対応し、解決するまで家庭やあるいは関係機関との連携を図りながら継続的な指導をしてまいりたいと思っております。

 また、いじめを初めとする問題行動が起きたときや未然防止に、学校の中心となり対応をしていく指導体制を強化してまいりたいと思います。さらに、校内の指導体制が有効に機能するためにも、教職員全員の共通理解を今以上に図りながら推進するようしていきたいと思っております。

 第2点目でございますが、いじめを初めとする問題行動の未然防止の観点から、次のようなことを重点的に日ごろから指導していくようにまいりたいと思っております。

 その第1は、学校教育活動全体を通じまして、友人への思いやり、正義感をはぐくむ指導の充実を図ること。特に、いじめは人間として絶対許されることではないという毅然たる態度で指導に臨みたいと思います。

 2番目に、児童・生徒一人一人の個性を尊重して、児童・生徒が存在感を持ちながら充実した学校生活が送れるようにするために、学校教育内の活動を通じまして幅広い生活体験を積ませながら、社会性の涵養や豊かな情操を培う活動を積極的に推進していきたいと思います。

 3つ目に、教師一人一人が自覚と責任を持って、日ごろから児童・生徒の生活実態を細かく把握するように努めるとともに、児童・生徒がいつでも教師に相談できる雰囲気を醸成する、このような行為によりまして、問題の早期発見に努めてまいりたいと思います。指導の充実を図っていきたいと思います。学級担任と児童・生徒、児童・生徒相互の好ましい人間関係を育成するように努めてまいります。

 4つ目でございますが、問題行動が起きた場合、学校内で適切に対処することは当然でありますが、学校やPTAだけで対処できないものにつきましては、関係機関と家庭、地域などが連携いたしまして緊急対策を開きまして、長期に構えた対策、そういうような両面から対応するように努めてまいりたいと思います。

 このような指導ができるように、教職員に文部省通達、県の教育委員会主催の研修会等に積極的に参加させまして、ともどもに研修を進めてまいりたいと思います。総社市におきましても、教育研修所の研修会で教職員研修を活用して、今まで以上に研修の機会をふやしていきたい、このように思っております。そして教師の資質の向上に努めてまいりたいと思います。

 さらに、学校職員の指導性でございますが、あらゆる機会を通じまして、校長、教頭を中心にいたしまして校内での研さんを深め、その資質の向上に努めてまいりたいと思います。

 それから、最後になりましたが、この悲しい出来事が示唆するものは何であるかという御指摘でございますが、児童・生徒と教師と、そして教師と学校と家庭とが温かい人間関係の構成をしながら、心と心を通わせながら学校教育というベースの中でお互いに心を通じ合って、この死がむだにならないように、本当に心からの教育を育てていきたい、こういうように思っているところでございます。

 以上でございます。



○議長(田邉敬吾君) 6番萱原潤君。

              〔6番 萱原 潤君 登壇〕



◆6番(萱原潤君) どうも、お答えをいただきまして、ありがとうございました。

 いろいろと今後についても検討を重ねられて、今試行錯誤の中とはいえお考えの事実もあるようにうかがいます。今教育長がおっしゃったようなことが事実実践していけるとするならば、もちろん問題の解決へ向かって方向は動いていくんだろうと、こう思います。

 いろいろお伺いしましたけれども、その中で私1つ、1つか2つになるかわかりませんけれども、こちらからもう少し掘り下げて伺ってみたいと思います。

 今おっしゃった中で、私も考えることですけれども、大切なことは、具体的にこれから何をするか、その中で1つ大切なことは、信頼して相談できる人づくりといいますか、それと相談しやすい環境づくりということは今教育長がおっしゃったことにも含まれていると思います。そこのところが有名無実でなかなかできていなかった。その現実は、どうもいろんな経緯を聞いてみますと、あったように私も思います。

 もっと具体的に言いますと、よく先生は、どんなことでも、何でも構わないから、いつでも遠慮なく相談に来なさい。あるいは、親に対しては来てくださいと呼びかけることは、今まででもあります。しかし、ようく考えてみますと、なかなか相談に行きにくいわけです。子供にしてみても、やはり相談に行きにくい。それはなぜか。親にしてみても、やはり学校あるいは先生方に相談に行くのはなかなか行きにくいんです。それはなぜか。我が子のいいことを先生にお話に行くのは足も軽いかもしれません。しかし心配事や悪いことですか、そういうようなことを、先生困ったからといって相談に行くのは当たり前のようですけれども、なかなか教員室の扉を開いて訪ねるのは難しい。それが親の心理であります。言われてみればそうなんですけれども、そこのところが今まで一つ欠けていた大きな問題かもしれません。ようく考えてください。20人も30人も、あるいは40人も先生方がおられる中へ、いきなり訪ねていって、大勢の人が見られる中で何が真剣に話ができるか、落ちついて話ができるかということになります。子供にしてもしかりです。今本当に皆さん胸を痛めて考えておられるなら、そのようなことを、本当に小さなことかもしれませんが、解決をしていくこと。いろんなシステムを考えて、いろんな会議をして、いろんなことをするのももちろん大切でありますが、そういうことを、それが原因の追求をする上で役立つことなんです。

 それと、先ほど担任との信頼関係、あるいは部活の先生ですか、そういう人との信頼関係、そういうことももちろんでしょうけれども、やはり子供にしても親にしても、その相談に乗ってくれる専属の人ですね、教科を教えたりそういうことが中心じゃなくて、子供の相談あるいは親の相談、悩み事に専属で乗ってくださるような態勢にある方が、今、例えば今中学校が一番問題になっているかもしれませんけれども、東中だけでなしにどの学校でも多かれ少なかれいろんな問題を抱えていると思います。そういう学校の体制を見たときに、この人にならば相談に行ったら、どこまでも本気でつき合ってくれるという態勢の先生がいらっしゃるかどうか。先生じゃなくてもいんですよ。俗に言うカウンセラーでもいいと思います。私は、そういうところがやはり足らないんじゃないんかなと思います。

 勘違いをしないでください。この問題、あくまでも学校だけの問題じゃありません。しかし、学校現場のことをとらえて言うならば、そこが足らないんじゃないかなと、そう私は思っております。相談に来なさいという側の立場じゃなくて、相談に行く側、話に行く側の立場に立って、受ける側の感性で物事を考えていくと。簡単なことですけれども、ついうっかり見逃しやすい観点です。どうか、このことを謙虚にいろんな立場の方が今反省し、胸をえぐられております。そういうときならば変えていけるんじゃないかと。今のこの気持ちをバネにならば変えていけるんじゃないかと思います。確かに余分な人、あるいは時間のゆとりのある人を配置すればお金はかかるかもしれません。でもこれは必要な経費であろうと思います。

 それから、先ほど教師の資質の向上というようなことを教育長おっしゃいましたが、先生方、潜在的な資質は非常に高い方ばっかりだろうと思います。それを引き出すことができていないということをおっしゃられたと私は理解しておりますが、それにしても、いろんな研修とかそういうことがありますね。でも、どうも傾向としてはその研修の費用が削減されていく。今年度の予算でも恐らく傾向はっきり、違ったら済みません、研修費が充実されているのではなく、その逆の傾向の方が強いんではないかなと想像がされますが、能力開発が必要だということは私も思います。それは潜在的な能力を引き出す意味での能力開発、これは必要でありましょう。ならば、それに意を尽くす裏づけも教育行政としては考えていただきたい。どうか概論的なことにばかり頭をとらわれるんじゃなしに、個々の事象にもしっかりと目をやっていただきたいと思うのであります。

 それと前後いたしますけれども、今この総社市内で、今教育長はいじめであろうという所見を述べられました。ならばそういう現象が総社市内でどのくらい実態としてつかんでおられるのか、実態の把握をお教えいただけたらと思います。また、ある意味では関連してくる学校不適応の現在の情勢はどうなんであろうかということを思います。

 いずれにいたしましても、教育長を初め教育関係者の苦しい胸中は察して余りあるものがございます。しかし、それは多くの親もまた同じであります。大変ではありましょうが、教育長には先頭に立って毅然として頑張っていただきますよう、この場で心からお願いをいたしまして私の質問を終わります。



○議長(田邉敬吾君) 教育長。

              〔教育長 浅沼 力君 登壇〕



◎教育長(浅沼力君) 6番萱原議員の再度の御質問にお答えいたします。

 問題が3点あったようでございます。

 第1の信頼し相談する先生、そしてそれが相談しやすくなっているかどうかということでございます。そうして、しやすいような環境設定ができているかどうか。大体にして遠慮してなかなか話すことができないんじゃないかと。しかも、みんなの前でなかなかそういうような行為は難しいんじゃないかと、こういうお尋ねです。それはなぜそうなっているのかということでございますが、御指摘のとおりでございまして、先生が見逃すところは子供が本当に先生を信頼してすべての心のうちを打ち明けてくれれば、それに対応する方策が出てくるわけなんです。ところが、なかなかそれは表現し、先生に訴えてくれません。その理由は、やはり先生に信頼がないんだということ。そして、子供の心と先生の心が通じ合ってないということ。ということは、30人なら30人を一括して指導しようとするそこらに問題があるようです。したがって、それについては一人一人を見詰めて、そうしてその子供の様子をしっかりと把握するというそういうようなことが第一であろうというように思われます。したがいまして、幾ら言おうとしてもなかなか言えないということになろうかと思います。

 そこで、私は今考えておりますのは、教師がお互いに共通理解、一枚岩になるということ。そうして、その子供がどこでどういうような生活行動を起こしているかということをみんなでよく見詰めるということ。そうして、それを表現する場所をそれぞれの子供の一人一人の気持ちを日記あるいは連絡ノート、そのように自分が心の中で思っていることを文字として表現でき、それが先生にそっと伝わっていくというような体系もひとつされるのではないだろうかというように思っております。結局いろいろなネットワークといいますか、そういうようなものを何かのアンケートであるとかそういうようなものを通じたりして、内々に先生との連絡ができていくというようなことも、一つは秘密保持というか、そういうような面で有効に展開していくんではないだろうか。こういうような具体的なことにつきましては、今後いろいろな面を通じまして努めていきたい、こういうように思っておるところでございます。

 次に、教師と生徒だけでなしに、別に補導センターであるとか、あるいは生活生徒指導の主事であるとか専属の相談できる先生、カウンセラー、そういうようなものの充実も大切なのではないかというように御指摘がございました。したがいまして、そういうような場も今後つくっていく必要があるというように思います。したがって、先生とそういうように特別相談の場を設けた機構、機関、そういうようなものを今後つくっていかなければならないというように思っております。具体的には、今後このようなことが二度とあってはいけませんのですから、そういうようなものを細かくチェックしながら構成していきたい、こういうように思っております。

 いずれにいたしましても、心の記録というものを子供自身がだれにでも言えるような環境構成をつくっていきたい、こういうように思っているところでございます。

 次に、市内でのいじめの現象はどうであるかということでございますが、いじめとわかるその現象が的確に早くとれればいいわけでございますけれども、およその見当は立っておると思いますが、これがいじめであるというその確認されたものを把握するということが非常に難しいわけでございますので、先ほど申し上げました細かい心の配慮、心の使い方、そういうようなことを中心にこれからやっていかないと、ここにこういうようなグループがすぐこうあるということを、ここで限定いうか、現象をはっきりあるということの表現がなかなか難しゅうございますので、この現実は今のようないろいろな手段を講じまして、早く早期発見という体制を整えて頑張っていきたい、こういうように思っております。

 それから、不適応学級をことしからつくりました。これは登校拒否児でございますが、現在、中学校には35名おります。小学校10名、そういうようなことで、現在不適応学級が今中央公民館のところに設置されておりますが、5名ぐらい今現在来ております。そうして、そのお互いに、そこで先生を2人設置いたしておりますが、心の開きがだんだんできてきまして、現在のところ1人ぐらいは学校へ登校していこうかというような状況でございます。これは今後充実させながら心の開く、そういうような手段を講じて努力してまいりたい、こういうように思っているところでございます。

 以上でございます。



○議長(田邉敬吾君) 次に、8番小西浩文君の質問を許します。

 8番小西浩文君。

              〔8番 小西浩文君 登壇〕



◆8番(小西浩文君) お許しをいただきましたので、通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。

 さて、市長、今回の市長選挙に見事当選されました。このたびの選挙は、言うまでもなく、「古代と21世紀を結ぶ風格ある文化創造都市」の実現をするためにも、向こう4カ年のかじ取りをゆだねるわけでありまして、本行市長の政治手腕を5万6,000市民は大きな期待をいたしております。

 しかしながら、本行市長4期16年間の経験の中で5期目に入る市政の課題は山積しております。高速道時代に対応した市内の道路交通網の整備、市の玄関となる総社駅舎の改築、吉備線の複線電化、吉備路観光センターの建設、下水道整備などなど、いずれも長い時間と膨大な経費がかかります。また、選挙戦で争点となりました市民総合病院の建設など社会医療、福祉の充実、行政改革など市民要望をいかに吸い上げるかという重大なこととなっております。

 市長当選の抱負にも、21世紀をにらんだ総社市の骨格はでき上がりつつある。ハード面の整備を進める一方、文化振興、女性の登用、社会福祉などソフト面の充実も取り組むとも語り、さらに、21世紀に向け、市民が住んでいてよかったと誇れるまちづくりに全力を挙げたい。幸せを実感できる町にしたい、ともおっしゃっておられます。そういった観点の中で、今市長の胸に、脳裏に何が浮かび、どう進めていくのか、お尋ねをしたいと思うわけであります。5万6,000市民の幸せのために、何を考え、何を重点的に進めていくのか、改めて所信をお伺いするものであります。

 その中で、吉備路観光センターの建設でありますが、さきの3月議会においても数名の議員の質問もあり、いつもの議会でも市当局への質問がございます。このことは、平成3年9月5日の市議会全員協議会で発表されて以来、総社市で平成3年、4年で先行取得。いわゆる6万4,885?、14億9,473万円で取得してから全然動きがありません。岡山県では平成6年度予算で調査費が200万円計上され、市でもこのたび補正予算で事業化調査見直し委託料200万円計上されております。一歩前進といえば前進ではありますが、計画が発表されたスケジュールを見ておりますと、予定よりはるかにおくれております。計画によりますと、平成6年度では用地造成の予定もされております。しかしながら、県への対応、要望が力不足なのか、何ら進歩がない。市民の方々も大きな希望を持って注目しております。市長の公約の中にもしっかりと書いてございます。平成6年度の総社市の重点要望事項の中にも、自治省と県へも助成措置を要望しております。こういった中で、市長、県知事との意思疎通、あるいは事務レベルでの連絡の考え方はいかがなものでありましょうか、市長のお考えをお示しいただきたいと考えます。

 さらに、御承知のように県段階において、倉敷市へのチボリ公園の誘致に伴う県の補助、また倉敷市からのチボリ公園への出資、観光面での倉敷市等を踏まえまして、いつごろ完成さすのか、どのような方向づけをするのか、お伺いするものであります。

 次に、今回の市長選で大きな問題議論されました市民総合病院についてでございまして、市長のお考えをお知らせ願いたいと思うわけであります。

 市長は選挙期間中にお話がありましたが、市民総合病院は赤字経営になるのでつくらない、こういうふうに言っておられますけれども、このことが市民に対して賢明な選択であるとすれば、私は以前に井原線の開業は赤字路線となるので中止をすることを指摘をさせていただきました。市長の答弁は、赤字になっても建設するとこういうふうな回答をされましたが、井原線は赤字が出てもよくて、市民総合病院は赤字が出ては困るという論理は、いささか矛盾していると思うのであります。市民の声は、井原線の開通を望んでいる人は少数で、赤字が出ても総合市民病院を要望する市民は多いと思うのであります。この点について市長はどう受けとめているかお尋ねをいたします。

 次に、中国横断自動車道工事に伴う諸問題でございますが、御承知のように日本道路公団が、「日本海から太平洋へ」とキャッチフレーズに、岡山米子線のうち最後の工事区間の岡山北房間が昨年6月から着工され、早ければ平成8年度中に開通、岡山市と米子市が現在より40分近い2時間10分で結ばれます。私ども岡山総社インターから北房間まで41.2?のうち総社市内分12.4?も工事が進められておりますが、聞くところによりますと、まだ未買収の土地があるとも聞いております。現在の買収状況はどのようになっているのか、今後どのように進めていくのか、まずお尋ねをしてみたいと考えます。

 さらに、平成8年度、いわゆる平成9年には開通の運びとなるわけでありまして、今工事が着々と進められております。交通量の増加に伴う交通安全面、通学道路、道路周辺のほこり、騒音も生じております。こういった問題をどう対処していくのか。また、残地の問題、さらに将来に向いての企業誘致、その他活力ある総社市を築くための構想はお持ちでしょうか。ともかく、岡山総社インターは岡山県の結節点というすばらしい位置にあります。市長の所信をお伺いをいたします。

 次に、大きく分けまして第2点目の中学生のいじめについてでありますが、今このときこの場所でこんな質問をするのは、実に残念であり無情であります。菅野明雄君はもう帰ってきません。非常に痛ましい悲惨なことであります。考えてみますと、現在の学校教育が人間性を無視した教育に偏重している点、悲しいことであります。画一的な集団教育の中で、一人一人の子供の性格も心の動きも考えない結果となってまいりました。

 戦後50年、著しい経済成長の中で世界の大国となった日本の悲しむべき欠陥は、この心の不在でありましょう。心と心の温かみのある教育の場が必要であります。思いやりのある心、人の痛みを理解し、分かち合える心を教育に生かすことが必要なことと言えましょう。

 さて、新聞、テレビ、ラジオ、雑誌などにより、ぶざまなことでこの総社市が全国に知れてしまいました。市長、総社市の最高責任者として、この事件をどう受けとめ、今後の対応をいかに進めるのか、まずお尋ねをいたします。

 この出来事に対し、菅野家の御不幸の日が浅いのに、補償問題を提起するのは大変不謹慎かと思いますけれども、平成2年鴨方町で発生いたしましたケースでは、目下損害賠償の係争中でございます。総社市は率直に過怠責任を認め、償いをする意思があるのか。それとも訴訟過怠責任を争うのか、市長のお考えをお示しいただきたいと思うわけであります。

 さらに、関係者の責任問題が浮かび上がってまいります。本日より開かれます岡山県議会でも、今後代表質問、一般質問、文教委員会でも大きな問題となり質問があろうかと存じますが、市当局としてのお考え、対応はどうされますのか、お伺いをするものであります。

 中学生のいじめについて最後の質問でございますが、この事件でいろいろな立場でのいろいろな問題提起をしたと考えます。言うまでもありませんが、学校教育、家庭教育、社会教育のある中で、中学生の学校教育も大変重大で、義務教育で難しい年ごろでもあります。さらに、このたびのようないじめに対する教職員の使命は大切であります。現在の教職員の研修状況をどのように行われているのか。また、今後の研修はどのように進めていくのか。特にいじめの対応を中心にお聞かせ願いたいと思うわけであります。

 要は、学校、家庭、社会が一丸となって再び市内からいじめがなくなるよう希望するものであります。そして、菅野明雄君の御冥福をお祈り申し上げ、1回目の質問といたします。(拍手)



○議長(田邉敬吾君) 市長。

              〔市長 本行節夫君 登壇〕



◎市長(本行節夫君) 8番小西議員の御質問に対しましてお答えを申し上げます。

 まず、1点目の所信についてでございます。その中で具体的に大型プロジェクト事業の中での吉備路観光センター等のお話がございました。

 まず、吉備路観光センターにつきましては、岡山県と共同で吉備路にふさわしい広域的な観光拠点をつくるということで、たびたび県に要請をしてまいりました。御承知のように、それと県立大学の誘致とが相重なったわけであります。そのことの経緯につきましては、今まで御答弁申し上げ、御説明申し上げておるとおりでございます。ようやく県立大学もごらんのようなことになりました。そこで、その後もいろいろと要請をしてきたところでございます。さきにもお触れになりましたように、県におきましては今年度から調査費、わずかでございますが、予算計上をされまして、ようやく事業化へ動き出そうというふうなことになったわけでございます。市といたしましては若干でございますが予算をつけておりまして、今後県と連絡を密にしながら具体化を図ってまいりたい。協議を進めているところでございます。

 本市におきましては、今まで市議会の全員協議会に事業化の説明を、計画の説明をいたしておりましたが、様子も変わってまいりました。そこで、この計画を基本といたしまして、県の考え方とすり合わせをいたしまして全体的な計画を取りまとめてまいりたい、このように思っております。先ほど申しましたように、本市の計画につきましては、平成2年に総社市観光センターの事業化調査を財団法人日本交通公社へ委託をいたしまして、施設の運営計画等につきまして事業化のまとめをしていただいておりますが、当時からいたしますと近時は社会経済情勢が大きく変わってきております。そこで、この事業化調査につきまして社会経済情勢の変化等に対応できるよう内容一部の見直しをしていただこうとこういうふうにその経費を計上しておるところでございます。さきに言いましたように、県と十分連絡をとりまして、施設計画と運営におきます第三セクターづくり等を含めた組織づくりにつきましても検討を進めてまいりたい、このように思っております。これはかなりの規模でございますので、今の予定といたしましては、当初よりおくれてまいりますが、平成12年ぐらいになるのではないか、完成は、そのようなことを思っておるところでございます。

 2点目の市民総合病院の建設ということでございますが、これにつきましてはたびたび議会でも御質問に対しましてお答えを申し上げておりますように、総合病院建設につきましては、岡山県の地域保健医療計画によりますというと、病床数の基準がございます。既に現存する病床数がこれを超えております。具体的に言いますと、岡山県南西地域保健医療圏域とこういうわけでありますが、そこで既に1,000以上も病床数の基準より超えておるということでございまして、新たな病院建設は許可されない、こういうことでございます。そういう状況にございます。

 同時に、今まで議会で御答弁申し上げておりますように莫大な事業費を必要とするところでございます。また同時に、公立病院が軒並み赤字経営を余儀なくされておる、こういうこと。そして倉敷、岡山にも非常に近い、このようなことから建設は困難である、このように既に御答弁を申し上げておるところでございます。赤字ができるから、井原線との対比において赤字云々とおっしゃいますんですが、これは建設費を含めまして、あるいは規模等も、倉敷あるいは岡山のそれに匹敵する名のある病院並みでありませんと、そのあたりはいかんのではないか、このようなことを考えますと無理であるとこういうふうに今までも申しておりますし、今の状況ではそのとおりでございます。

 ただ、この場合、老人保健福祉計画でございますか、これもできました。したがって、保健、医療、福祉、このようなものを総合的に考えていかなきゃならん何かの施設が要るということは承知をしておるわけでありまして、市民総合病院につきましては今まで申し上げたとおりでございます。

 次に、中国横断自動車道工事に伴う問題でございます。これにつきましては、用地の買収状況でございますが、それと工事期間中の交通上の問題、それから現場の粉じん、騒音等のことではないかと考えますが、まず用地買収につきましては、地権者の御理解と御協力をいただきまして、市内での未買収は、ことしの5月31日現在で14件となっております。今後一層努力いたしまして一日も早く買収を完了するように公団に御協力を申し上げ、解決を図っていきたいとこのように思っておりますので、御理解と御支援、御協力をお願いを申し上げたいと思います。

 次に、通学路を主体といたしました交通問題でございますが、これも公団とともに市といたしましても、一緒に地元へ出向きまして工事の説明会を開催し、諸問題につきまして協議を重ね方策を講じてきております。特にPTAの関係者などとも協議をいたしまして、通学路の新設改良、あるいはガードマンによります誘導等によりまして交通事故防止の体制をとっていただいております。

 なお、工事現場におきます粉じん、騒音、振動の問題でございますが、工事施工者であります共同企業体、いわゆるJVでございますが、これに対しましては、地域住民の生活環境の保全に万全の配慮をいたしまして施工するよう公団で指導をいただいておるところでございます。

 このようにヒューマンロードと言われておるようでありますが、そういうふうな中国横断自動車道が、無事故、無災害で予定どおりに完了し、地域の発展や住民福祉に寄与することを確信をしておるところでございます。

 なお、先ほど触れましたように、本市といたしましても特定事業対策室を設けまして、国、県事業の円滑な推進につきまして積極的に応援をいたしておりますが、これにつきましては施行者であります国や県と、地元としての地域住民あるいは地権者が、当事者間で再三交渉、協議を重ねて諸問題を円滑に解決し、事業が早期に円滑に推進するよう努力をしておるところでございます。

 また、問題の解決には、個々の場合に応じて処理するというふうなことで時間のかかるものもございますが、誠心誠意交渉に臨んでいることを申し添えておく次第でございます。

 それから、中国横断自動車道が開通いたしましたときでございますが、御指摘になりましたように、本市は日本海と太平洋を結ぶ南北軸と山陽自動車道によります東西軸の結節点になるところでございます。人や物の移動が活発になることが予想されます。そこで、インターチェンジ付近につきましては、高速道路を生かした流通業務施設、あるいは企業誘致等を初め観光客に対応した吉備路観光センターの整備、あるいは市場も拡大してまいりますから、農産物や果樹生産などにも一層努力をしていかなければならないとこのように考えております。いずれにいたしましても、十分先進地の様子等も参考にしながら、また経済界とも連絡を取りながら前向きで取り組んでいきたい、このように思っておるところでございます。

 2点目の中学生のいじめについてでございます。この件をどう受けとめ、今後の対応はいかに進めるべきかという点でございますが、今まで萱原議員の御発言、小西議員の御発言並びに教育長の御答弁も同じでございまして、14歳というこれから人生が開かれていくときでございまして、一人で苦しみ悩んで、みずからの命を絶った。その無念さ、あるいは御遺族の、特に御両親の心中をお察しいたしますときに言葉では言いあらわせない悲しみを覚えるものでございます。心から、冒頭にも申し上げましたが、哀悼の意を表し御冥福をお祈りを申し上げます。この上は実態を十分把握いたしまして、しかも冷静な判断と謙虚な反省のもとに、学校では校長を中心に全教職員が一丸となって全力で取り組む。そして家庭では和やかな家族の触れ合い、温かさ、そういう中で育てるということ。また地域社会におきましても、厳しく温かく見守っていくというそれぞれの役割を果たしながら、二度とこのような不幸を繰り返さない努力を続けなければならない、このように痛感をいたしております。

 続いて、2点目、3点目のことでございますが、市としての補償、あるいは責任云々の問題でございます。現在の段階では、もちろん本件は中学校組合のことでございまして、組合議会もこれありでありますし、私は組合の管理者も兼ねておるわけでありますが、そういうことでありますけれども、一般論として答弁をさせていただきますが、現在の段階では警察におきまして事情をいろいろとお調べになっておられるようでございますし、また地方法務局も人権についての調査も進められておるというふうに伺っております。そういうふうな状況でもございますし、補償とかあるいは責任問題につきましては、今のところ何とも申し上げられないというのが実態でございます。御了承をいただきたいと思います。

 なお、教職員の研修問題につきましては、教育長の方から御答弁を申し上げますので、どうぞ御了承をいただきたい、このように思います。

 以上でございます。



○議長(田邉敬吾君) 教育長。

              〔教育長 浅沼 力君 登壇〕



◎教育長(浅沼力君) 8番小西議員の御質問にお答えいたします。

 教職員の研修状況と今後の方法はどうするのかというお尋ねでございますが、教職員の研修につきましては、先ほども申し上げましたように、文部省なりあるいは県の教育委員会が主催いたします生徒指導に関する研修会、そして総社市が設定して行います研修所の中での教員研修計画の中へ参加させてまいりたいと思います。また、生徒指導研修会で、指導のあり方についての研修をしておるところでございますが、もっとこれを回数をふやしまして強力な指導体制をとっていきたい、かように思っているところでございます。

 それから、教育委員会の中に指導主事がおりますが、これを各学校の訪問の回数も現在精いっぱいやっておるわけでございますけれども、この実施を強力に進めていきたい、こういうように思っておるところでございます。

 今後は教師がいじめをはっきりとつかんでいくというそういうような熱意、あるいは子供たちがいろいろな問題行動がある、そういうようなものを早く見つけていくというそういうようなことをようく踏まえまして研修していきたい、こういうように思っているわけでございます。生徒の心身にどれほどの大きな影響を及ぼすか、どれほど深刻な問題であるかということを先生方の胸の中に改めて深く認識してもらいたいという考えでおります。対症療法的な指導はもちろんでございますが、問題の未然防止を第一に、正義感のある学校づくり、学級づくり、あるいは集団づくりに向けまして教師生命をかけて取り組むよう研修会の回数を、内容を持っていきたい、こういうようにしていきたいと思っております。

 いずれにいたしましても、学校教育の信頼回復のための教職員の資質向上は、急を要すると同時に徹底した研修を行わなければ、恐らくそれが今後二度とこういうようなことが起こらないようなことへのお誓いがなかなか難しいんではないかというように思っておりますので、頑張っていきたい、かように思っている心境でございます。どうぞひとつよろしくお願いいたしたいと思います。

 以上です。



○議長(田邉敬吾君) 8番小西浩文君。

              〔8番 小西浩文君 登壇〕



◆8番(小西浩文君) お答えをいただきまして、ありがとうございます。

 3点ほどお尋ねをしてみたいと思います。

 市民総合病院の件でございますけれども、市長は選挙期間中の公約の中で、保健、医療、福祉の充実のために、子供やお年寄り、障害者が安心して健やかに暮らせるまちを目指して、健康相談、機能回復、介護指導、医療などの施策を集約に、「健康福祉ふれあいセンター」を建設をするというような公約がございますけれども、どのようなものを描いていらっしゃいますのか。いつごろ、どこへ建てるのか、お聞かせをお願いしたいと思うわけであります。市民病院については、もう恐らくできないかと思いますけれども、この「健康福祉ふれあいセンター」とはどんなものかもお知らせを願いたいと思うわけであります。

 次に、中国横断自動車道に伴う諸問題でございますけれども、総社市分の12.4?の中で14件の未買収が今御報告がありました。この買収に対するタイムリミット、そして今後の買収方法はどのように進めていくのか、お尋ねをいたします。こういう大きな事業は土地収用法、いわゆる昭和26年6月9日に施行され、法律第219号がございますけれども、この土地収用法を適用するのかしないのか。また、未買収地の理由と申しますか、そういったものはどんなものがあるのかお尋ねをしてみたいと思うわけであります。

 次に、萱原議員がお尋ねがありましたけれども、いじめと直接関係があるかどうかは定かでございませんが、登校拒否は今市内ではどのようになっておるのか。この登校拒否といじめの問題はどのような関係があるのか、お尋ねをしてみたいと思うわけであります。

 新聞の報道によりますと、岡山県下では1校約3.6件といういじめがある中で、全国の3倍というようなこともございますし、教育のあり方、現場の対応の仕方に根本的な問題があるかと思うわけであります。こういったいじめと登校拒否との関連はどうなのか、お尋ねをしてみたいと思うわけであります。

              (「総合病院、できんことあねえぞ。ベッド数20以下なら無許可で何ぼうでもできるんじゃから。頭使え、頭。やろう思たらできる。そがあな石頭じゃ子供の命も救えんぞ」と呼ぶ者あり)



○議長(田邉敬吾君) 傍聴席の方はお静かに願います。

 市長。

              〔市長 本行節夫君 登壇〕



◎市長(本行節夫君) 再度の御質問でございます。

 病院というのは20床以下は病院じゃございません。もう御承知のとおり、念のために申し上げておきます。それから、総合病院というのは、これも念のためでありますが、内科、外科、産婦人科、眼科及び耳鼻咽喉科を含み云々。それ最低要ります。化学、細菌及び病理の検査施設、病理の解剖室、研究室、講義室、図書室、その他省令をもって定める施設。これらすべて要るわけでございますので、念のために申し上げておきます。

 それから、「ふれあいセンター」の問題でございますが、これにつきましては医師会と十分協議をしていかなきゃなりません。具体的なものはまだ持ち合わせておりません。今度の老人保健福祉計画、これに登載をしておりまして、これを具体化していこうとこういうことでございますから、位置的なところもまだ未定でございます。今後の課題でございます。

 それから、横断道でございますが、収用法の適用につきましては、日本道路公団から聞いておりますことは、収用が予想されます物件は2件ではないかと。2つ、2件ではないかと思われます。なお、法の適用開始は平成6年の8月ごろであるとこういうふうなことでございますが、このような事態にならないように最大の努力をいたしたい、こういうふうに思っております。

 それから、理由につきましては、いろいろあるようでございますので、個々の問題がありますので包括的にお答えしかねますが、さきに申し上げましたように2件につきましては法の適用が可能である、このようなことでございますので、御理解を賜りたいと思います。

 以上です。



○議長(田邉敬吾君) 教育長。

              〔教育長 浅沼 力君 登壇〕



◎教育長(浅沼力君) 8番小西議員の御質問にお答えいたします。

 登校拒否といじめの関係でございますが、先ほど申し上げましたように、登校拒否が中学校が35、小学校は10と申し上げました。したがいまして、この対応につきましては先ほど申し上げましたように、学級を設定して、そこへ2名の教師を置きましてその指導に当たっておるのが現状でございます。

 で、この登校拒否の場合でございますが、教師、指導員は各家庭を訪れまして、学校へ来ないわけでございますので、家庭から出ることを嫌がっております。したがいまして、家庭へ出向きまして、いろいろな話とかそういうようなことを指導いたしまして、そうして自分が心の抵抗がないところで二、三人の友達と遊ぶという心が開いてくるということを望んでやっているわけなんです。したがって、学級を開いてもまず来てくれないのが現状でございます。でございますので、それをまずその小集団の中へ来てもらうということを第一の目標にしております。これが登校拒否に対する指導でございます。

 で、いじめでこの登校拒否になっているんではないかということだろうと思いますが、このいじめと登校拒否が関連が全くないとは言えないと思います。したがいまして、いじめの中にはいろいろな要素が含んでおりまして、結局友達間のそういうようなトラブルであるとか心の圧迫であるとかいろいろあるわけでございますが、学校へ行くといじめられるから行かないというこの時点でございますが、そういうような場合もあろうかと思いますので、それは原因を徹底的に究明していっておるのが現状でございます。

 それから、学校生活の中で、心の中での障害、例えて言いますと、今まで小学校ではかなりの成績を得ていたが、環境が変わってがたっと成績が落ちたと。で、どうしても心に何か壁ができて、学校へ行くのが、気持ちがそういうような方向に向かないというような勉強を通じてのこと。それから、あるちょっとした子供との、友達との何があって行けない。これはいじめに関係するかどうかわかりませんけれども、そういうようなささいなことでも、もう学校へ行くという気持ちにならない。いわゆる自閉的、自分から閉ざしてしまうというような状況に陥ってくるわけです。したがいまして、いじめによってのもので登校を拒否しておるということに全部がイコールではつながらんと思います。したがいまして、その事情を一人一人よく見きわめまして今後対応していきたい、こういうように思っているところです。

 この35、中学35、小学校10というのは、この登校拒否は、50日以上に対して言っております。

 以上でございます。



○議長(田邉敬吾君) この際、しばらく休憩いたします。約10分間。

              休憩 午前11時11分

              再開 午前11時21分



○議長(田邉敬吾君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 先ほどの答弁の補足を求められておりますので、市長の発言を許します。

 市長。

              〔市長 本行節夫君 登壇〕



◎市長(本行節夫君) 8番議員に対する御答弁の中で、念のために申し上げますがとこう申し上げました総合病院でございますが、これは「病院であって患者100人以上の収容施設を有し、その診療科名中に内科、外科、産婦人科、眼科及び耳鼻咽喉科を含み云々」と、このようにありますので、「100人」というのを落としておりました。つけ加えさせていただきます。

 以上でございます。



○議長(田邉敬吾君) 次に、20番岡本鹿三郎君の質問を許します。

 20番岡本鹿三郎君。

              〔20番 岡本鹿三郎君 登壇〕



◆20番(岡本鹿三郎君) 質問のお許しをいただきまして、通告いたしております大きくは3点でありますが、御質問を申し上げます。

 まず、市長の政治姿勢について、いうことでありまして、先ほどの質問者の方からもいろいろと数多くの質問がございました。重複はできるだけ避けてまいりたいと思うところであります。

 最近、市長、よく市の内外でごあいさつやらなさることがございます。聞いておりますと、総社市は「不惑の年」というふうな言葉が多々出てくるようでございます。もちろん市の三役の方の中にもそのようなお話がございます。これは40歳という意味だろうと思うんですが。

 考えてみますと、市長5期目で、ここに書いてございますが、5期目でございまして、これまたこの5期目をおしまいになりますと20歳になるということでございます。まさに成人とこういうふうな状況もございます。そういう中で今まで4期、随分頑張ってこられたとこのように受けてはおりますが、さてこの5期目4年間に何をなさろうとしていらっしゃるのか、どのような事柄については総仕上げをしようとこう思っていらっしゃるのか、その辺のことについて数点お尋ねをしたいと思います。

 ただ1点、1番にお尋ねをいたしますが、ことしは御承知のように「国際家族年」という年でもございます。そのような中で、ちょっと教育問題に触れさせていただきますと、やはり教育というのは家族が一番大切ではないかなという思いもございます。もう細かい論議とか細かい質問は、先ほど申し上げましたように重複は避けてまいりたいと思いますが、この「国際家族年」についてはどのような御認識でいらっしゃるのか、まずお尋ねをしておきます。所見を承りたい。

 続いて、少し個々の問題について承っていきたいんですが、環境の問題がここ数年大きく叫ばれてまいりました。その中で私は、空き缶公害の問題でありますとかさまざまなことを取り上げてまいりました。その中で、2年ぐらい前でございましたか、分別収集をやるために、この分別収集をやる基地というんでしょうか、選別所をつくったらどうかという御提案をした記憶がございます。で、先日報道を見ておりますと、岡山市が東部資源選別所というのをこしらえておるようであります。やはり全国の市町村はもうごみに悲鳴を上げておるわけでありますが、こういうことにも岡山市は率先して、もちろんごみ宣言都市ということもございましょう。そういう中で率先して取り組んできたということが報道で載っております。私の町でもどうかなと言ったのが2年ぐらい前でございますが、このあたりのお考えは、あの当時、多分、土地がないとか、まだ大丈夫だろうとかいろんな理由があったように記憶しているんですが、このことはまずいかがでしょうか。

 それから、ちょっとさきに返りますが、選挙中にいろいろ市長も公約をなさっておられるんでありますが、その中に労働行政についてのお話がちっとも出てこなかった、こういう記憶があります。これは私も長い間この場所で、いわゆる労働会館をつくってほしい、さらにまた労働金庫を誘致してほしいとかとか、いろいろ要望をし問題提起をしてきたわけでありますが、この辺の話については全然ございません。理由は駅南のいわゆる区画整理事業ということがあるというふうに聞いておりますが、そこで今回の議会にも中原線の予算が出ておりましてかなり進んでおるようでありますが、そういたしますと、あるいは南からやってこなきゃならんという理由づけがあったようでありますから、そこの辺のところがいささか予算が済んだわけでありますから、ひとつ今度は駅の方から南へ押していくこの計画はいかがでありましょう。そのことをひとつお答えをいただければと思います。

 それから、やはり教育の問題と深いかかわり合いがあるだろうと思うんでありますが、先ほどから子供の教育は、学校、家庭、地域というふうなことが幾度となく言葉に出ております。そういう中で、やはりこの地域の教育といいますと、ある意味では生涯教育というふうなことにもなるんじゃなかろうか、こう思うんでありますが、これまた生涯教育の、平成2年でございましたかあの法律ができて、生涯教育をやろうということに進んできたようでありますが、倉敷市で「ライフパーク倉敷」というのが完成したようでありまして、大変な利用者のようであります。これもまた、その当時倉敷市ではいわゆる生涯学習センターなるものを計画をなさっていらっしゃるが、本市では、規模はともかくとしてそういうものをつくるお考えはないかというふうな質問をこの席でした記憶がございます。そのときは「倉敷市は先進的にやっていらっしゃるんだろう。私どもも考えにゃいけませんなあ」、なんていうような御返事はいささかあったような気が私はするんでありますが、本市で、先ほどからのお話もありましたが、不登校児の指導をする館ができたようであります。「青少年補導センター」も「育成センター」というふうに名前が変わって、機構改革するんだというお話も承っておりますが、そういう中で、いわゆる倉敷の「ライフパーク」なるものの実例が報道されておりますが、大変立派なもんができておるようであります。その中には教育もあり、またさらに、いつも市長お述べになります埋蔵文化財などの、いわゆる市民に文化財の理解を深めていこうとこういう教育もできる。ライブラリーもある。ふれあい教室というのがありまして、それにはやはり不登校児、さらに生徒のためのふれあい教室、そういうものを独立させて専任の先生方が常駐されておる、こういうふうなもののようでありますが、このようなもののお考えはいかがでありましょう。ただ御返事は、あそこへ5人ほどでこしらえましたというお話になるんかもわかりませんが、先ほど申し上げましたように、もう5期目の本行行政、本行市政、もう完成をさせていただかなきゃならん時期でもある、このように私は思います。でありますから、どうもいつも何もかにもが後追い、後追い行政というふうなことをよく言われますし、そのようなことを私も思うんですが、少し前へ踏み出していただきたい、そのようなことをこのことについてもお考えいただいたらどうだろうかなとこう思っております。

 それからもう一点は、先ほどチボリというお話が出たところであります。これは本市の観光センターとも私は深いかかわり合いがあるんではないか。観光センターが随分おくれております。その辺のお話、さっきありました。しかし、今考えてみますと、チボリ公園には、きょう県議会がこの論議をやっておるようでありますが、15億円を出資する、当面ですね、当面。そして最終的には、これは随分大きな金額が出てくるわけでありまして、最終的には県が281億円を出費をしようというふうなことも聞いております。そうしますと、これはもう赤ちゃんからお年寄りまで県民が1人1万5,000円負担をする、チボリ公園に。無論当該倉敷市は100億円、こういうふうな計画のようであります。考えてみますと、湾岸戦争のときに油が買えないと言って国民が負担いたしました、湾岸補助いたしました。いろいろ議論があった中でお金を送ったわけでありますが、あれ1万円だというふうに記憶しております。それに比べて倉敷へチボリ公園こしらえるのに県民の1人に1万5,000円の負担というのは、これいかがなものだろうかな、このように思うところでありますが、市長、このあたりはどのような御所見といいましょうか、御感想をお持ちでございましょう。一県民として、一市民として。

 さらにまた、あそこへそういうふうなチボリ公園などができまして、その中でこの吉備路観光センターなるものを、随分時間がかかっておりますけれども、こしらえまして一体これはあそこに大きな公園でいいホテルができたりして、さて総社の吉備路観光センターに3日も4日も滞留をするお客さんがおるのかどうなのか。これはもう先ほどもちょっと市長お述べになりましたが、最近の経済状況の変化の中で、玉野のスペイン村も挫折を当面いたしました。また、備前の方の大きなレジャーランド的な片上鉄道を買収して云々というふうなことだって、やはりこの御時勢には勝てないということで撤退をいたしたわけであります。高松に何かかなり大きなレジャーランドがあるようでありますが、最近はどうもはかばかしくないとかいう話も聞いております。先日高梁へ行きましたらワンダーランド、もう土曜、日曜だけあけるんだと。これも大変難しい話だとこういう状況があります。

 でありますから、私は端的に申し上げまして、吉備路観光センターなるものは、今もうここで見直ししたらどうだろう。土地は買っておるんですが。これからも買やあいいです。しかし、いわゆる滞留型のそういう今までの構想にありました吉備路観光センターをもう少し考え直しをするときではないかな、このように思うんでありますが、これはぜひ真剣に考えていただきたい。だれが考えましても、チボリができるかできないかわかりませんが、チボリが万寿の跡へでき、山を一つ七つ池を越してきたら今度は吉備路観光センターがある。そこへ泊まれちゅうたって、とてもじゃないが滞留型の観光客を呼べる状況ちゅうのは今現在私は少ないんじゃないか。大変冒険であろうとこのように思いますが、この観光センターの見直し、これのお考えはいかがでありましょうか。全部撤退せえとは言いません。少しアウトプランを考え直す、マスタープランを考え直すということが大事なときじゃないかな、このように思っておりますが、そのあたりの御所見を承りたいと思います。

 それから、教育行政について、これは教育委員長さんにお出ましをいただきましてお尋ねをしたいところであります。

 先ほどもこれもちょっとお触れになりましたが、東中の不幸な出来事、これはこういう場でお尋ねをするのは、教育委員長さんにお尋ねするのは本来なら二箇村立教育委員長さんということになろうかと思いますが、本市の教育委員長のお立場で、目の当たりにあのようなことを見て、一体これからどうすればいいのかということはやはり当然考えていただかなきゃならんことでもありますし、これからの対応について、先ほどの話じゃありませんが、地域そして父兄、さらに学校、現場、本当に全力を挙げてこのことの防止に取り組んでいかなきゃならないところであります。

 そこで、私は年の事柄ははしょりますが、かつて文部省が中学校大規模校の適正規模ということで、ほぼ指針を出したと思うんですね。多分14学級から19でございましたか、ちょっと記憶が薄いんですが、この文部省がそういう適正規模というのはこうであるというふうなことを出しておるんであります。そこで、一体あの東中が適正規模であるかどうか。適正規模というのは決して拘束力があるとは思いませんけれども、しかしやはり文部省が通達をし、出してきておるわけでありますから、やはりそういうことも行政の側からいうと配慮が足りなかったんじゃないか。もうしばらくしたら子供が減るんだとか、よく言われます。だんだんだんだん減っていきますからこれでいんですと。私はその都度、じゃあ今その膨らんだ学校の中で教育を受けている子はどうですか。これはもう全くおかしげな話じゃありませんかとこういう話をした経緯がありますが、その適正規模が私はまず一番であろうと。もちろん現場の対応、確かにこれは反省しなきゃなりません。教育長さんにもその反省のこと多々あるだろうと思います。校長先生もそうでしょう。担任が一番心を痛めておると思います。しかし、私ども行政におる立場からいうと、例えば文部省がそのような指針を出したんであれば、やはりそのことを何とか考えたのかどうなのか。考えずにそのままきょう現在千百何名ですか、ちょっと数字は忘れましたが、そのような大規模校になってしまった。今聞きますと、県下で3番目か4番目とかいうふうに承っておりますが、そのことが一体根本としていいのかどうかというのが私はいまだに疑問に思うところであります。お考えをお尋ねしておきたいと思います。

 もう一つ、これは市長にまたお尋ねなんですが、私、先ほど宇甘渓へ参りました。宇甘渓、宇甘ですね。ちょうど岡山県のへそだと言って村興し、町興しをやっている町です。その中に宇甘渓というきれいな流れがございます。その中に第三セクターで町が物産の販売店をこしらえております。余り大きなもんじゃございません、町ですから。その裏っ側の山に散策道がございまして、その散策道をめぐりますと、いわゆるここに書いてございますが、川柳でありますとか俳句でありますとか、そういうものが高さが1m内外でございましょうかね。そういう自然石へそれぞれの作者の名前を書いて彫ってある。いろいろ聞いてみましたら、総社にも句を吟じる方も多うございますが、そのあたりにもかなり大勢の愛好者がいらっしゃる。そこで、あの散策道へ自分の句を建てたらどうだろう、句碑を建てたらどうだろうか、こういうふうな話になったようであります。この石を建てるのは、ただし行政にしてくれっちゅうんじゃありません。自費だそうです。自分のお金で自分が句をこしらえてそれを書く。こことここへは建ってもよろしいよというのは行政側が指定をする、こういうようなことであります。考えてみますと、川柳をやられるとか俳句をやられる皆さんというのは、今、まあ正直言いまして皆さんお金持ちでございまして、1つや2つの句碑を建っていくことには余り抵抗をお感じにならない。加えて自分がこしらえた川柳であるとか句を皆さんに見ていただきたい。さらにそれが石に彫ってあれば永久に見ていただく、こういうふうなことになるようであります。

 そこで、せんだってスポーツ公園、北公園のテニス場の開会式に参りました。あのとき北公園の散策道というんですか、遊歩道をめぐらしていただきましたが、あの北公園の遊歩道あたりは当然市が管理するわけでしょうが、そのように50mおき、70mおきにそのようなものの設置といいましょうか、建立といいましょうか、そういうことはできないものか。さらに加えて三輪山のむかしみち、これにもひとつそういうふうなことはどうであろうか。今市内で川柳をやっていらっしゃる方、句を吟じていらっしゃる方、かなりの数がいらっしゃるようであります。ただ問題は、句を吟じていただく中で、ぜひ郷土色を出してほしいという注文はすればいいと思うんですね。雪舟のこと云々、高梁川清流であるとか三輪山だとか国分寺であるとか、そういうようなものをぜひ吟じていただいて、それをひとつそういう散策道へ並べていくと。こういうのがいわゆる庶民文化を育てていくということからいいますと大変愉快な話でもありますし、明るいニュースではないかなとこのように思っております。

 それから、ちょっと1つさっき忘れましたが、市長、青少年問題協議会でございましょうか、それの会長さんでございましょうかね。多分そうなっておると思うんですが、先ほどからの一連のことの中で、例えば青少年問題協議会なるものは開かれてきたんでしょうか。そういうことについては、例えば学校の問題については学校にお任せだということで全然おやりにならないんでしょうか。この際、やはり地域と学校、家庭というふうなことからいいますと、そういう機関があるわけですから、これも素早く開いていただいて、大人の皆さんの意見を聞いていくという素早い対応が望まれると私は思うんでありますが、このことと学校問題は無関係というお答えになるんでありましょうか。それとも、これは早く開いて、やはり市民皆さんでそのようなこともやらなきゃいかんというお考えでありましょうか。

 数点にわたり、あちらこちらとお尋ねをいたしましたが、第1回目の質問を終わらしていただきます。(拍手)



○議長(田邉敬吾君) 市長。

              〔市長 本行節夫君 登壇〕



◎市長(本行節夫君) 20番岡本議員の御質問に対しましてお答えを申し上げます。

 政治姿勢についてのお尋ねでございました。

 そこで、具体的には「国際家族年」であるが、どのように理解をしておるかという点でございます。御承知のように、ことしは「国際家族年」に当たるわけでございまして、家庭、家族を取り巻く環境の現状及び変化、青少年の家庭における生活や意識、青少年健全育成の観点から見た幾つかの問題点につきまして分析した上で、家庭、家族が青少年の健全育成について十分な役割を果たしていくために必要な支援のあり方などについて考察するとこのようになっておるところでございまして、世界共通の、どういいましょうか、課題として取り組んでいこうというのが私は「国際家族年」であろうとこのように思うわけでございます。したがいまして、家族が大切であるということは、先ほど来お触れになっております中にもございました。現象的に学校は今集中しておるようでありますが、根底はやはり私は家庭にある。そして、それの広がった社会にある、その部分である学校にある、こういうふうに思うわけでありまして、先ほど申し上げたとおりでございます。

 なお、わずかでございますが、ちびっこふれあい綱引き大会、これを予算若干でございますが計上しておりまして、何ほどかの対応をしようという具体的なものもありますことをつけ加えさせていただきます。

 それから、空き缶の問題でございますが、これは新しい工場、新工場へ、ごみの処理工場へカレットヤード、3種類に分けまして瓶の選別をするための施設、それを予定をしております。これで平成6年から9年までの間にやっていこう、こういうことでございまして、それらに合わせまして5種分別を考えておるところでございます。現在の収集方法は、3種の3種分別でございますが、これをカレットヤードをつくることによりまして、これは瓶でございますが、瓶の選別のための施設でございますが、それに合わせまして今後はひとつ3種を5種類に分別をするという計画を今考えておる、いう状況でございますので、御理解をいただきたい。

 それから、労働行政にかかわる労働会館の問題でございますが、これにつきましては前々から申しておりますように、駅南の土地区画整理事業、こういうことで進めておりますので、今東総社中原線を延ばそうということで、それらを含め諸種の状況を勘案いたしまして、南の22m道路付近を中心に南からやろうということでございます。いずれにいたしましても、これは区画整理事業との兼ね合いでやるわけでありまして、今度はそれを北側からいいましても1年や2年でそういうふうなことにはならない、このように思います。どうぞひとつ、まあ多少手狭でございましょうが御辛抱いただきまして、区画整理とあわせてひとつやっていくというふうに御理解をいただきたい、このように思うわけでございます。

 それから、倉敷の「ライフパーク倉敷」の完成を見たが、それらに匹敵といいましょうか、倣ったようなものはできないかということでございますが、これでは市町村の生涯学習関連施設の整備促進ということで、身近にあります公民館、コミュニティ施設等の整備をいたしまして、そこらで運用をし、活用していこうとこういうことでございまして、新たなる施設等まで考えておりません。なお、身近な学習施設の整備促進に合わせまして、学校施設の開放、あるいは機能の拡充や運営方法の改善工夫の促進、このようなことを図っていきたい、こういうふうに思っておりますので、特別な建物どうこうというところにまでは至っておりませんので、御了承をいただきたいと思います。

 次に、吉備路観光センターの問題でございますが、チボリ公園については、私どもの直接関係ではございません。1人当たり1万5,000円県費で払う。湾岸戦争は1万円である、おかしいではないかということでございますが、私は直接それを拠出したわけじゃございませんで、割り戻しをすればそのようになるということでの理解をしておる一人でございます。したがいまして、次元が違う問題をその数字でもってどうこうと言うのもいかがであろうかな、このように思うわけでございます。

 なおまた、吉備路観光センターの見直しというのは、滞在型が果たして、今御指摘になりましたのは3日も4日も滞留する客がいるかということでありますが、私はそんなに滞在はないのではないか、状況は変わってもきておりますし。しかし、チボリ公園とは性格の違う、この間の講演でもございましたように、歴史の重みのある、そういう風景もまた違ったものでありますから、そこへ1泊、2泊ぐらいまではお泊まりいただけるのではないか。しかもそのウエートというのは高級リゾートホテルのようなものではなくて、もっと今に合ったこれからの経営でやっていけるようなものを考えるべきで、見直すべきではないかということでございますが、当然に状況の変化等がありますから、当初の計画どおりで推し進めるんではなくて、それらを含めたもので見直していく、こういうことでございますから、ひとつ御理解を賜りたい、このように思うわけでございます。

 それから、教育行政にかかわって青少年問題協議会を開いてはどうかと。青少年問題協議会では、先ほど触れられましたように、ことしが「国際家族年」であるというふうなことを踏まえました青少年の健全育成の推進ということでそれを本年度の重点目標として取り組みを行っておるところでございます。したがいまして、今問題になっておりますことにつきましても青少年問題協議会を開いて対応してはどうかという御示唆でございますが、私どももそれらは考えたい、このように思います。同時に開くことがいかがかというふうな点もありますので、時期も選びながら対応していきたい、このように思います。

 それから、北公園等への句碑の建設でございます。北公園につきましては、御承知のようにメイン施設であります陸上競技場の周辺に園路を整備中でございます。大分できました。また総社運動公園につきましては、ことしの2月に都市計画決定の変更を行いまして、都計の決定面積7.9haから15.8haに拡張いたしました。平成5年度から用地買収に入っておるところでございます。この計画区域内には山林約4.8haがございまして、この部分は吉備史跡県立自然公園の区域内でありますこと、さらに古墳もありますこと等で開発は好ましくないわけでありますが、御指摘のような古代と触れ合い、あるいは散策しながら学習できる、喜びを感じる、いうふうな遊歩道としての整備を計画をしております。そこでこれら園路や遊歩道へ今ありましたような川柳であるとか俳句であるとかそういう句碑を設置してはどうかということにつきましては、まことに示唆に富んだアイデアというふうに受けとめさせていただきまして、今後の検討課題とさせていただきたい、このように思うわけでございます。

 私の方からは以上であったかと思います。



○議長(田邉敬吾君) 教育委員長。

              〔教育委員長 加藤 格君 登壇〕



◎教育委員会委員長(加藤格君) 20番岡本議員の御質問にお答えをいたします。

 まず冒頭に、菅野君の今回の事故による死亡に対しまして心から謹んで哀悼の意を表し御冥福をお祈り申し上げます。菅野君がいじめを苦に自殺したということで、生徒はもとより教育関係者、保護者、地域社会に大きな衝撃を与え、本当に申しわけなく、胸の張り裂ける思いでございます。菅野君の死をむだにしないためにも、いじめを初めとする問題への対処の仕方や未然防止のための取り組みを強力に推し進めていく必要があると痛感しております。

 その方法として、1点目は、教職員の資質の向上であります。特に、教師が平素の指導において問題行動に適切に対処できるだけでなく温かい人間関係を構築する、そういった力量を高める必要があります。このために校内はもちろんでございますけれども、市あるいは岡山県、国のあらゆる研修の機会を利用しまして積極的に活用していきたいと思っております。

 2点目といたしましては、教職員のより一層の適正配置に努めてまいりたいと思います。

 さらに、3点目としましては、市、教育委員会、担当者による教職員への指導の強化と、担当者自身の指導力、資質の向上にも努めてまいりたいと考えております。



○議長(田邉敬吾君) 20番岡本鹿三郎君。

              〔20番 岡本鹿三郎君 登壇〕



◆20番(岡本鹿三郎君) 適正規模に対するお考えが実は承っておりません。もし、いつごろ文部省からその適正規模なるものの指針でしょうか、そういうものが出たのかがわかれば教育長、ちょっとお知らせください。それで、適正規模たるものは何学級なのか。もちろん幅があると思います。それで、小学校と中学校は違うと思います。ですから、それが何年ごろに文部省が出して、それをどう受けとめていらっしゃるのか。もし大変オーバーしておるとするならば、やはりいわゆる分校というふうな話も当然起きてきておったでありましょう。かつてこの議席で、余り大きいからいわゆる、ちょうど北小学校をこしらえる時期でございましたかね、小学校も多いが中学校もちょっと大きんじゃないかというふうなことをなされたことがあると思います。もしおわかりならば、ちょっとその辺を含めてもう一度御答弁をお願いします。



○議長(田邉敬吾君) 教育長。

              〔教育長 浅沼 力君 登壇〕



◎教育長(浅沼力君) 岡本議員の御質問にお答えいたします。

 ただいま倉敷教育事務所を通じまして県に尋ねました。それで、適正規模云々というその14学級なりそれから20学級までですか、そのことについては、その適正規模については答えてないと、こういうような返答が来ておるわけなんです。で、今岡本議員さんのお尋ねのこの適正規模数が、過去その発言が通達なり通知なりそういうようなことであるとするならば、それはもう一度調べさせていただきたい、こういうように思っているところでございます。よろしくお願いします。

 以上です。



○議長(田邉敬吾君) それでは、この際しばらく休憩をいたします。再開は午後1時といたします。

              休憩 午後0時0分

              再開 午後1時0分



○議長(田邉敬吾君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 教育次長から先ほどの適正規模の件について発言がありますので、この際、許可いたします。

 教育次長。

              〔教育次長 秋田皓二君 登壇〕



◎教育次長(秋田皓二君) 先ほど20番議員さんの方からの適正規模の学校についての御質問がございました。この適正規模につきましては、学級数がおおむね12学級から18学級というふうに適正規模の学校としてはなっております。

 以上でございます。



○議長(田邉敬吾君) 次に、19番高田廣道君の質問を許します。

 19番高田廣道君。

              〔19番 高田廣道君 登壇〕



◆19番(高田廣道君) お許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。

 まず第1点といたしまして、農政についてということでございますが、農政も非常に幅が広いので、詳細に営農指導という観点を取り上げてこれから質問させていただきたいと思います。

 まず、私が常日ごろから農政問題をよくこの席で述べさせていただいておりますが、まず本市においての農業構想といいますか、これは第1次産業ではやっていけないというような状況が本市の実情であろうと思うわけでございます。よって、今きょう現在、総社市で農業をこれから維持していくためにはどのような方途を講じるべきかということでございます。よって私は小さいことでございますが、まず一番これから大事なことは、若い者が農業を継いでいくというような大規模農業いうものは考えられないということがまず第1点あります。よって、そうすれば、どうしたら今後の農業を維持できるかということでございます。よって私は、まず定年退職をした人が農業の農地を維持していくということであろうと。これは2次産業、3次産業が非常に発達して、今では総社市に若者が、農業で生きていくという若者は見当たりません。よって、この第一線を退いて次の世代の人が農地を守っていくというのが今一番正しい見方ではなかろうかなとかような考えを持っております。よって、しからばどうすればいいかということでございますが、まず楽しみ、希望の持てる、そして農地を耕していくことができる、いうことになると何をしたらいいのかということでございますが、これはやはり1年を通してやはり加工食品ということがまず頭へ上がってくるんではなかろうかなあとかような考えでお尋ねをしとるわけでございまして、まず農産物を加工して、2次加工をしてそのものを生かしていくということが一番大切であろうということでございます。小さく言いますと年間、一つの例をとりますと野菜ということになってこようと思います。果物は1年に1回しかとれない。しかし、野菜は何回でも栽培をすることができるという考えを持っておりますので、この年間を通して絶え間なく野菜をつくり、またいろいろな方途を講じて加工して、一年じゅうを通して楽しみを持ちながら栽培し、そして総社市の農地を維持していくということが一番大切であろうと思ってお尋ねをしておるわけですが、何としても総社市におかれましては営農指導員が常駐しとるわけでございますので、この営農指導員がどれだけの今農業法に対して指導されておるのか。また、この指導方法をも少し角度を変えて私は指導してほしいなあという考えを持っておりますので、よろしくお願いいたします。

 次に、2点目でございますが、皆さんも御承知のように、農業集落排水事業のこの点でございますが、私は今までほ場整備をしたとこから順次この排水事業も実施されておるわけでございます。これは大変いいことだと思って私も賛成しとるところでございますが、1つ難点のあるのは、ほ場整備のできない地区でございますが、ほ場整備ができなかったら、いつまででもこれを指をくわえて待っとるというのは非常につらいなあというような考えでお尋ねをしておるわけで、緑の美しい地域、また水をきれいにするという観点から、やはり排水事業というのはぜひとも取り組んでいかなければならないと思います。いかに難しいほ場整備ができない地域においてもやはり、例をとりますと、西部地区で新本は非常にほ場整備が進んで、もう本庄地区は全域が済んでしまって今度は新庄に回ると。新本にも集落排水が計画され、実施に移されておる。この新本地区がいかに水がきれいになっても久代、山田ができてなかったら、これ新本川の水はきれいになりません。やはり順次おいてほ場整備ができていなくても、ひとつ取り組んでほしいなあという気持ちがありますので、その点をよろしくお願いいたします。

 次に、2点目でございますが、教育行政についてという題で、学校教育の今後の推進についてとこう題しておりますが、これは今回非常に痛ましい事故が起きまして、いろいろ皆さんも御心配になったところで、朝ほどから各議員さんがいろいろ御質問されて、教育長もいろいろな答弁をされております。重複しますので、私はこのような痛ましいことが二度と再び起きてはならないという観点から、今後の対応について。朝ほど各議員さんの質問に対して教育長が答えた答えは、私が聞いている限りでは新しいアイデアがなかった。今まで一生懸命にやって今後も一枚岩となって全力投球するんだとこういう言葉がありましたが、何をどうするのかということについては何も今までどおりと同じことで、努力するとか、頑張りますというような言葉では私は変わってはいかないだろうと思います。よって、今後このようなことを再び起こさないとするならば、何か今まで以上のことを考えなければならない。

 一例でございますが、先日来県議会においてこの問題を即対応せられて、24時間体制で県警がいじめ110番をつくった。即対応せられた。我が市には既に何日もたっておるが我が市独自の対応はいまだとられてない。これはだれしも今までの教育が悪いと言う人もいないし、よくこれでいんだということも言えないと思う。しかし、ただ努力するという考え方では私は同じことだろうなあと思うわけです。よって、これは教育長にお答えをということになっておりますが、あえて教育委員の推薦者である市長がやはりお答えを願いたいと。これは教育長の範囲ではちょっと答えが私の質問に対してできないだろうと思いますので、よろしくお願いします。

 次に、保健福祉についてでございますが、西部地区に保健福祉的な施設をつくってほしいなあとかように思います。先ほど総社市においてもそのようなセンターを考えることが必要であろうというような、ちょっとなま似た市長からの答弁もあったように思いますが、私は、まず一番大事な西公民館にひとつあれを利用してほしいなあという考えがある。これは前林市長さんが老人福祉のために正木荘という非常に立派な施設をつくってくださった。それから既に年数はたちますが、今それが一切生きてない。これを利用せられる人が一人もない。今は公民館がいろいろな教室で使っておられるようなことが実情でございますが、まずこれからの社会において何を一番考えなければならないかといいますと、やはり福祉行政ではなかろうかなあと。まず総社市においても既に15%を超しておるというような数値が出ております。よって、21世紀になると、既にこれは20%近くなるんではなかろうかなあというような時期に、やはり費用の問題として福祉的保健センターといいますか、これは言葉はどのような言い方もありますが、やはりそのような施設をつくって、一人でも多くの皆さんが長寿の社会に入っても不安のない総社市につくっていくべきではなかろうかなあとかような気持ちでお尋ねしておるわけでございまして、やはり健康施設的なものでないと、ただふろをつくって、ふろへ入って帰れというても、それは利用もしないだろうと思います。そして、やはりそのような施設に対しては足の確保が要る。お年寄りに利用していただくということになると、やはり送迎バスというようなことが問題になってくる。これがないと、まずせっかく施設をつくってもまた利用しなくなる。これが考えられますので、健康センターに利用する場合に、月に、まあ週1回ぐらいは利用できるような送迎の足はひとつ考えていただきたいなあと。これをあわせて考えていただかないと、せっかくの施設もむだになると思いますので、その点もお伺いして第1回の質問を終わらしていただきます。(拍手)



○議長(田邉敬吾君) 市長。

              〔市長 本行節夫君 登壇〕



◎市長(本行節夫君) 19番高田議員の御質問に対しましてお答えを申し上げます。

 まず、1点目の農政についてでございます。

 その中で、農産加工品についてでございますが、本市の農作物はいわゆる特産品としては高い評価を受けておりますものといたしましては、御承知のように、桃あるいはネオマスカット、マスカットオブアレキサンドリア、ピオーネ等のブドウ類、それから柿、そしてナス、イチゴ、トマト、キュウリ等の野菜類、これらが挙げられますが、そうした特産品はほとんどが農協を通じまして1次産品といたしまして市場へ出しておるというのが現状でございますし、御承知のとおりでございます。

 しかし、農産加工につきましては、そのように評価の高いものは本市には残念ながら今のところはないというのが現状でございます。農産加工ということになりますと、まず原材料が豊富で安いということ、そしてつくる人、つくる場所、それから採算性が上がるという、そういうふうな条件が整うということが必要でございます。そういう条件を整えることが農産加工の生産へとつながるものと思いますが、御指摘にもありましたように、最近の農業を取り巻く情勢というものは、担い手不足であったり高齢化等によりましてなかなか厳しいものがあることは御承知のとおりでございます。

 そういう中で、総社市農協いわゆるJA総社でございますが、久代地区に農産加工所を含む農産物等の販売所の建設計画があるように聞いております。こういう機会をとらえまして本市の特産としての加工品の開発が進むことを望んでおるとこでございますが、市といたしまして今これというのを持ち合わせておりませんけれども、農業改良普及所あるいは農協等との関係機関と連携を取りながら農産加工品の開発を促進していきたいなあとこのように思っております。

 次に、野菜栽培の件でございますが、これも御承知のように、露地栽培と施設栽培がございますが、露地栽培につきましては季節、天候等の自然的条件によりまして栽培されるものでありまして、栽培技術あるいは管理等によりまして収穫も変動すると、増減するということでございます。そしてまた、時期的に収穫が集中していくということ、価格の低落あるいは不安定、そういう側面がある一方では施設の投資的な経費は少なくて済む、こういう有利な面もございます。御承知のとおりでございます。

 また、施設野菜ということになりますというと、栽培、出荷の時期が調整できる、あるいは天候等に左右されない、影響を受けにくい、そして品質の向上や作柄の安定が図れる。そういう反面では設備の投資に金を要します。そういうこともございますので、どちらも一応一長一短がございます。したがって、突き詰めていきますというと個人個人の選択にゆだねざるを得ない、こういうふうなことになると思われます。

 そこで、今御指摘になりました定年退職後の方を含めて意欲のある営農希望者につきましては、農業近代化資金、あるいは農業改良資金、これの融資制度がございます。そのほかにも単県の、単独県費の融資制度もございますが、これらにつきましては、これらの融資につきましては市としても農業近代化資金利子補給要綱等によりまして、利子補給つまり1%ないし1.65%、これの利子補給も行っておるところでございまして、そういう意欲のある方につきましてはそのような対応をしております。

 いずれにいたしましても、これらの営農指導につきましては、今農業の技術参事を1名お願いしておりますが、そういう者を中心にいたしまして農業改良普及所あるいは農協等と連携を取りまして進めてまいりたい、このように思うところでございます。

 それから、2点目の農業集落排水事業につきましては、用排水の水質の保全、あるいは用排施設の機能の維持、または農村生活環境の改善を図るということで農業集落におきますし尿あるいは生活雑排水等の汚水を処理する施設を整備することを目的としておりますことは御承知のとおりでございます。平成5年度、去年度でありますが秦地区が供用開始できた。現在、江崎、新本、下原を施行中でございますが、なお今後40地区の集落が対象となっておるわけであります。この事業の国の採択基準といたしましては、処理人口がおおむね1,000人程度となっておるわけでありまして、農業振興地域内の農業集落を対象としております。そこで、実施につきましては、地元の申請事業でございまして、地元の負担金、あるいは処理場の用地等の確保の問題もございます。それから、地区民全体の理解と協力が必要でございますし、原則として100%の同意を必要としておるところでございます。これらの条件が、諸条件が整備された地区から実施することにいたしておるところでございます。

 したがいまして、今ほ場整備が終わったところというのは、道路へ埋設するわけでありますから、それをやり直すという必要がないという前提でほ場整備の終わったところを、先行というとおかしゅうございますが、一時的にそれと取り組んでおるとこういうことでございます。したがいまして、今後におきましては、事業計画といたしましては基準等に適合した地区から順次実施をいたしたい、このように考えております。農業基盤整備が完了したというのが一番好ましい状況でありますが、どうしてもそれができないという部分もございましょう。今進めておる事業の進みぐあいも勘案しながら、今やっておることだけに限定することでなしに、やはり考えを前へ向けて考えていかなきゃならん、こういうふうに思っております。

 それから、学校教育の今後の推進につきましては、けさほど来御議論がございまして御答弁を申し上げておるところでございます。今いじめ110番ができたではないか、早速何かやったらということでありますが、答弁を既に申し上げておりますように、いろいろと事柄を究明いたしまして、その対応策それについて予算づけが必要とされるもの等があります場合には、これは当然のことながら予算措置をし実行に移していきたい、このように思っておりますので、私の方からはそういう裏づけを考えていく、こういうふうに申し上げておきたいと思います。

 それから、3点目の保健福祉の、西部地区に福祉保健センター的な施設云々でございますが、御指摘になりましたように、昭和51年の4月に老人憩いの家正木荘を開設いたしました。これは地理的な問題やいろんな問題があるんでしょう、予測しておりましたような利用ができない面もあることは承知しております。現状ではあの正木荘では囲碁等の同好者が毎日8人程度、趣味の場といいましょうか、そういうことで利用されておるようでございます。特に、高齢者の方々は家庭に引きこもりがちになることから、身近に利用できる保健や福祉サービスの施設を整備することは必要なことと考えております。しかしながら、地域によりましてはそれぞれニーズも異なりますので、高齢者が気軽に集うことのできる「いきいき福祉教室」の開設を推奨し、助成の制度を設けましてその活用をいただいておるところでございます。

 また、在宅福祉サービスの一つでございますデイサービス事業、これも現在特別養護老人ホームに併設しておりますさくばらランドと三清荘のデイサービスセンターで実施いたしまして、かなりの成果も上がっておるところでございます。なお、この登録者は550人を超えておりまして、利用されておる高齢者からは大変好評をいただいておる、いうのが現状でございます。このデイサービスセンターにつきましては、国のゴールドプランでは中学校区単位、中学校区ごとに1カ所ぐらい整備をするという目標になっておりますので、今後計画的な整備が課題になってくるだろうとこのように思っております。

 また、保健分野では保健センターを中心に各種の健康づくり事業を進めておりますが、中でも機能訓練につきましては参加者数が年々増加してまいっております、保健センターでやっておる分でありますが。保健センター1会場ではきめ細かい対応ができないという状況になってまいっております。そこで、訓練室をふやしたり、遠隔地の利用者のために送迎もしておるところでございます。なお、この機能訓練につきましては業務を委託して会場を1カ所増設する計画でございます、さくばらランドへ、さくばらへ増設したいという計画でございまして予算計上も実はしておりますので御審議を願うことになっております。こういうふうな状況から、地域的なバランスも考慮に入れまして、西部地区についても将来的には機能訓練のできる施設を中心に、例えば他の工芸教室という表現がいいかどうか知りませんが、そのようなものを含めました世代間の交流ができるような、あるいは共同作業室のような、または調理機能を持ったようなデイサービスホームというふうな整備を検討をしてまいりたい、このように思うところでございます。その対象が今の正木荘になりますか、その辺は今後の課題であろうかとこのように思っておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(田邉敬吾君) 教育長。

              〔教育長 浅沼 力君 登壇〕



◎教育長(浅沼力君) 19番高田議員の御質問にお答えいたします。

 先ほど市長の方からこれの予算化といいますか、行った場合のそういうようなものについては考えるというお話がございましたが、具体的なものが挙がっておりません。したがいまして、現在教育委員会として今後考えていくこと、たちまち考えなければならないこと、この2点について申し上げてみたいと思います。

 まず1番に、補導センターの充実ということをやっていきたいと思います。そのためには夜の電話といいますか、この110番という先ほど警察の方で相談する電話の何がございましたが、時間を延ばして、そうして御父兄の皆さんが職場からお帰りになって、御家庭で夕食時間になろうかと思いますが、その時間帯を利用いたしまして相談事を承る、電話で承る、それに対応して御指導申し上げるというようなシステムも考えていきたい、こういうように思っております。これは補導センターの中を充実するということでございます。

 それから、先ほどお話がございましたが、研修の件でございますが、生徒指導という役割を持っとる教諭がおりますが、これを市の研修所のそういうような場でいろいろ研究していく、その回数をふやしていきたい、こういうように思います。

 それから、研究協議会といいますか、このような問題を常に研究していくそのもとになる協議会を組織していきたい、こういうように思っております。これはどういうようなグループに、関係グループにお願いするかということはまだ未定でございますけれども、今のところ、教育委員会、学校、PTA、こういうようなところで構成していきたいものだというように思っております。

 いずれにいたしましても、青少年問題協議会というのが市全体を踏まえておりますので、そういうようなものを基底に持ちまして、いろいろなアイデアを生かし、そして子供たちの悩み、苦しみ、そういうようなものを早く早期発見して処理に向かっていきたい、こういうように思っているところでございます。

 以上です。



○議長(田邉敬吾君) 19番高田廣道君。

              〔19番 高田廣道君 登壇〕



◆19番(高田廣道君) お答えをいただきまして、ありがとうございます。

 二、三の点について再度お尋ねをいたします。

 まず、農産加工品の問題でございますが、ただいま市長が答弁の中で、久代へ農協さんの西部地区の拠点といいますか、そのようなものがこれから先できていくんではなかろうかなということを私も耳にしております。私がこのようなことを言うのはなぜかといいますと、総社市に将来観光センターをつくり、その観光センターの中にいろいろな角度で物産館も設けにゃならないということがかつて今まで話の中で何回も出とると思います。よって、この地域の特産品をすぐつくれと言ってもこれはできるもんではありません。やはり長い時間をかけ、何が一番適しておるかということをこれから研究していっても遅いぐらいです。これからすぐに取りかかって、あらゆる観光客の皆さんに、よかったなあというようなものができるかというのは、かなり年数をこれからかけて研究をしなくてはこれは生まれるもんではありません。よって、お願いをしとるわけでございますので、生鮮野菜でやると御承知のように市長がただいま答弁にあったように、たくさんできても価格が下がるし、いっこになるわけで、農産物は大体日にちがそろって豊作貧乏になっていくというのが実例でございます。よって、私がぜひともしたいなあと、これからはそういうことが必要であろうと思うのは、やはり長時間もつもの、やはり加工品でないと付加価値も上げていくことができないということでございます。例えば、ブドウ、桃、柿、このようなものでもすべてが2次加工をすると、やはりブランデーがつくっていけると。このブランデーに品物を変えていくと何年でももつということを聞いております。やはり長年のものの方が価値があるように価格も変わっていっとる。このようなことが一番大事ではなかろうかなあと。例えば果樹でも3%から5%の糖度がある果樹であったら、どんな果樹でもやはりブランデーに変えていくことができるというようなことを聞いております。それから、野菜でもやはり2次加工をすると、これは非常に長い間利用できるわけでございますので、ぜひとも市が取り組んで、やはり農協さんがおるからと言っとったんでは農協さんも前へ行かん。市にも農協さんが何も言うてこんから別段前へも進まんという形で今日は進んできたと私は思うんです。だからやはり積極的に取り組んでいただかないとやはり前へ進まんのではなかろうかなあとかように思うわけでございます。ぜひともひとつ一歩前へ出て、その指導の方をよろしくお願いいたします。

 農業排水については大体意味がわかりました。順次進めていただければ結構であろうと思います。

 次に、教育行政のことについてでございますが、私が今直観しておる問題は、どうすればこのようなことが再び起きないかということは、今の状況の中でいかに考えてもいい方法がないなあとかように思うわけです。よって、例に取り上げましたが、いじめ110番的なもの、今青少年補導センターがありますが、これは校外補導でございまして、校内へ入っていって、ああとかこうとかいうようなことはできるようになっておりません。またやってもいないと思います。学校側もそれを補導センターへ連絡をすることもないと、非常に縦の線が離れておると、横の連携が全然取られてないと思います。これが電話を、さっき教育長の答弁にもありましたように、少し時間を延ばしてでも受けようということで、一つ前進といえば前進でございますが、やはり親にも言いたくない、先生にも言いたくない、友達もいないということでこのような結果が起きると。お互いが信頼性がねえ。この信頼を持てる方法はどうすればいいかということが一番私は取り上げにゃいけない問題じゃなかろうかなとかように思うわけです。よって、やはり電話が一番いいと思います、電話を受けることが。この電話を受けたことが絶対に口外されずに物が片づいていくような方途を講じる。これを徹底して各学校へ指導する。これができなかったら、いかに電話を設置して電話番がおっても電話はかかってこないと思う。だからその点の徹底した指導方法、これができるかどうか。やはりそのようなことをしないと、このいじめとかいうことは表に出てこない。

 これは小・中学校を合わせてけさほども数値を述べられておりましたが、小学校にも、久代にも私が知っとるとこにある。学校へ行かない子がおる。なぜ行かんかというと、何がいじめかわからんのですが、私も尋ねたことがありますが、友達がものを言わなんだと。だれも相手にしない。これがはあ既にいじめになっとる。この子供が学校へ行きたくなくなっとる。そのようなことが起きとる。だから、このいじめいうのは非常に範囲が広いなあと思うとるわけです。しかし、子供が少なくとも信用のできる電話受付、これを徹底してほしいなあと。それができたら、やはり一歩でも前進するんではなかろうかなと思うわけです。それはささいなことでも学校側もやはり指導部へ連絡をとっていただくと、このことを徹底していただかないと、学校の成績が落ちるからなるべくこめえことは言わん方がいいというようになっとると思うんです。これは自分といたしましても家庭のことを近所へ言いたくない。これは人情でございますが、やはりそのようなことを思っておったのではこれは解決にゃ至らんとかように思いますので、その指導を徹底してほしいなとかように思います。

 保健福祉についてでございますが、私は西部地区といって例を挙げておりますが、どうしても西部地区でなくてはならないと言っとるわけではございません。総社市には北に、昭和地区に2カ所今度できていく。総社にも東地区にできてくる、いうことになると、バランス的に西部地区へも1つ必要じゃなあと思うわけでございますが、これは前林市長さんが考えられた当時の考え方と一般社会とが考え方について非常に格段の差があったと。考えとることは非常に立派なことですが、やはり社会がそこまでついていかなかったということの欠陥であろうと思う。しかしそれが今、今の社会ではそれが来とる。どうしても即そういうふうな施設を考えなければならない時期が来ておる。これはさっきも答弁にありましたが、非常に社会で喜ばれとる。このような結果が出とるわけですから、やはり西部地区には総社へ出てくるということは非常に時間もかかるし、交通の問題もある。ぜひとも1カ所ぐらいは西部地区へ設けてほしいなあという気持ちでおりますので、再度の質問でございますが、よろしくお願いいたします。



○議長(田邉敬吾君) 市長。

              〔市長 本行節夫君 登壇〕



◎市長(本行節夫君) 19番議員の再度の御質問にお答えを申し上げます。

 まず、1点目の農政についての農産加工の問題でありますが、ひとつ積極的にやれという御意見でございます。先ほど申しましたようなことで十分その辺を体しまして普及所なり、あるいは農協とも連携をいたしまして取り組んでまいりたい。なお、農協さんは青空市場も欲しいというふうなこともおっしゃっておられますが、これは私は観光センターも一つのそのスペースになるかなあ、こんな感じも実はしておるわけでありまして、今後農協とも、あるいは普及所とも連携を取りまして取り組んでまいりたい、このように思います。

 2点目の教育行政の中の指導でございますが、これは先ほど申しましたように、いい対案といいますか、対応策が出ました折には即刻取り組んでいきたい、このように思っております。場合によりましては予算措置もやらしていただくというふうなことも含めまして取り組んでまいりたい、このように思います。

 それから、3点目でありますが、これは先ほど申しましたように、他の伝統工芸の教室、あるいは世代間の交流ができる共同作業室や調理機能を持ったいわゆるデイサービスホーム、これは県費の助成もあるようでございまして、それを対象といたしまして検討してまいりたい。その対象となるところが正木荘も含むとこういうふうに御理解をいただきたいと思います。

 大体以上であったかと思います。



○議長(田邉敬吾君) 教育長。

              〔教育長 浅沼 力君 登壇〕



◎教育長(浅沼力君) 19番高田議員の再度の御質問にお答えいたします。

 今の御指摘のございました電話による自分の気持ちを伝えていくというそういうような組織をとったのが一番いいんじゃないかと。これは秘密に関することでございますので、そういうような方法をとっていきたいと思います。

 で、各校への連絡、そういうようなものはお母さん方が感づいたら学校へも連絡してもらったらいいんではないかと。委員会へはもちろんのことでございます。そのように電話による窓口がございますので、補導センターは中心になり、そうして学校、教育委員会等々いろいろな機関、特にPTAとの連携を密にとって電話による相談というものをしていきたい、こういうように思っておりますので、何分ともひとつよろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(田邉敬吾君) しばらく休憩します。10分間。

              休憩 午後1時45分

              再開 午後1時56分



○議長(田邉敬吾君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、11番丹下茂君の質問を許します。

 11番丹下茂君。

              〔11番 丹下 茂君 登壇〕



◆11番(丹下茂君) 質問のお許しをいただきましたので、通告に掲げてあります質問項目に従って順次行いますので、建設的にまた意欲的に取り組んでいただきますようお願いいたしまして行ってまいります。

 まず、第1点目は環境問題、特にごみ対策についてでございますが、現在の社会問題、特に環境問題におきましては、日本国内のみならず地球の存続、人類の生命、生活を守る意味からも世界問題として急速に取り上げられているところであります。そうした状況の中で各自治体も環境行政、特にごみ問題といういろいろとアイデアを生かしながら取り組んでおります。本市におきましても、ごみ対策にモデル地区を指定したり、あるいは分別収集に取り組んでいるところであり、ほかにも空き缶の回収を進めるために、空き缶自動プレス機の設置、あるいは乾電池の収集箱の設置、リサイクルへのごみ減量化報奨金の充当等々数多くのごみ対策を推進されており、喜んでいるところであります。

 しかし、市民の方全員がごみ意識が行き届いているかというと、まだ中には空き缶の投げ捨て、あるいはごみの不法投棄、分別されていないごみを出したり、収集日以外のごみの持ち出し等々が見られます。そこで、いま一度ごみへの市民意識を高めるためにもアンケート調査等を実施して的確な啓蒙を図る必要があると考えますが、いかがでありますか、お尋ねいたします。

 また、大人に限らず子供たちにも環境意識を高める必要があると思いますが、いかように取り組んでいかれるのか、お尋ねをいたします。

 2点目は、保健行政、健康についてであります。

 現在盛んに言われているのは予防医学であり、病気になる前に早期発見、早期治療を行っていくことであります。このような観点に立って、今の子供たちは豊かな食生活を送っていることから体形は非常に恵まれておりますが、その反面、成人病が多発していることは御承知のとおりであります。そこで、成人病から子供たちを守る意味からも、血液中のコレステロールを検査する小児成人病予防検診を実施する必要があると思いますが、いかがお考えになりますか、市長のお考えをお尋ねいたします。

 また、子供たちだけではなく大人の間では骨粗しょう症という恐ろしい病気が増大しており、問題になっております。この骨粗しょう症というのは、骨の内部が網のようなす状になり、ちょっとした衝撃で骨が折れてしまうというものでありますが、こうした問題にも市民の健康管理を進める上からも骨粗しょう症測定器を使った講習会を実施するべきだと考えますが、いかがでありましょう、前向きな答弁をお聞かせ願います。

 次に、障害者や高齢者に優しいまちづくりを進めていく上から、今後どのような対策を進めていこうとお考えになっているのか、お伺いをいたします。

 3点目といたしまして、教育問題についてでありますが、このたび総社東中学校生徒の自殺においては非常に残念な出来事であり、二度とこのような痛ましい問題が生じないよう行政としても全力で取り組む必要があると考えます。心より哀悼の意を申し上げます。

 そこで、質問をいたしますが、5月22日の児童の権利に関する条約、つまり子供の権利条約が発効されております。文部省からそれぞれの教育現場へ指導方法が通達されていると思いますが、内容はどのようになっているのでしょうか。また、その内容に対し、教育現場としてどう取り組んでいこうとされているのか、お尋ねをいたします。

 4点目は消防行政についてでありますが、その中で救急救命士の育成についてであります。

 この問題につきましては、以前にもお尋ねしたことがありますが、現在はどうお考えになっているのか再度お伺いいたしますので現状をお聞かせください。

 2つ目といたしまして、救急病院と休日の当番医が本市でも決められております。これはどのような方法で決められ、市民の方にお知らせいたしているのかお尋ねをして、第1回目の質問といたします。(拍手)



○議長(田邉敬吾君) 市長。

              〔市長 本行節夫君 登壇〕



◎市長(本行節夫君) 11番丹下議員の御質問に対しましてお答えを申し上げます。

 まず、1点目の環境問題についてでございます。その中のごみ対策でございますが、ごみの減量化等の環境問題につきましては、御承知のとおり市民意識の改革やあるいはモラルに訴えることが一番効果的であると思っております。市民の声アンケート調査におきましても、力を入れてほしい重点施策の中で、ごみ処理が第4位を占めております。また、市民運動として望ましい運動に環境美化が第2位という高い関心度を示しております。市におきましても、市民の意識改革、モラルの向上等のために、広報「そうじゃ」を通じまして平成4年度から毎月ごみ問題を掲載をしております。また、リサイクルカレンダーあるいはチラシ等を作成いたして配布をしておるとこでございます。また、住民と直接話し合うための懇談会を、平成5年度では市街地の17の町内会及びその他の地区でも開催をいたしました。その結果の反応は想像以上によかったと感じておりますが、また意識の高い人と、また低い人という差が非常に大きいものもある、このように感じておるところでございます。

 そこで、今年度は同様の懇談会を全市的に実施をしたいということで、先日開催をいたしましたごみ減量化対策懇談会及びごみ減量化作戦連合協議会で申し合わせをしたところでございます。今後アンケート調査等も含めまして、より効果的な市民意識の向上のための施策を検討、実施してまいりたいと考えております。

 次に、子供たちに環境意識をどう植えつけていくかということでございますが、その一つといたしまして、小学校の4年生を対象にごみ処理場の見学など環境教育を実施されておりますし、また全小学校へは空き缶つぶし機を配備いたしまして、資源再利用ということでこれも教育の一助というふうな形で進めております。しかし、これで事足りるということではございませんし、環境問題は幼少のころから教育することが、いわばしつけといいましょうか、そういう望ましいことであると思っておるところでございます。そういうことで、例えば副読本をつくるとか、教育委員会ともよく相談をいたしまして、できることから環境教育を進めてまいりたい、このように考えておるところでございます。

 2点目の保健行政についてでございます。

 その1番の子供たちの成人病予防云々でございますが、健康で生きがいのある豊かな一生を送るためには、乳幼児のときから高齢者に至るまで生涯を通じました健康づくりが重要であることは申し上げるまでもございません。特に食生活が豊かになりました。体を動かすことが少なくなりました。そういう現在、子供が肥満あるいは糖尿病、動脈硬化、胃潰瘍など成人に起こる病気が子供の世界でもまれではなくなったとこのように言われております。本市におきましては、生涯の健康づくりの基礎となります母と子の健康増進を重点目標にいたしまして、正しい日常生活習慣の形成とその定着を図るために、あるいは妊婦学級、乳幼児健診時等に適切な食事や運動、休養についての指導を進めておるところでございます。いずれにいたしましても、次代を担う子供たちが健やかに発育成長するということを願いまして、行政と栄養委員、あるいは愛育委員等が連携をとりながら、母と子の健康づくりに力を入れまして小児成人病の予防に取り組んでまいりたい、このように存じております。

 なお、栄養委員等によります細かな取り組みにつきましては部長の方から補足の説明をさせていただきます。

 2番目に、骨粗しょう症でございますか、いわゆるその問題でございますが、高齢化社会を迎えまして社会の活力を維持するためには、高齢者の社会からのリタイアを防ぎまして、高齢になっても社会の一員として社会活動に参加できることが必要でございます。骨粗しょう症によります骨折は脳血管障害に次いで寝たきりの原因疾患の第2位という位置を占めておるそうでございます。深刻な疾患でございます。その対策は急務である、こういうことでございます。本市におきましても、健康増進、栄養改善事業の一環といたしまして、平成4年度からモデル地区を指定いたしまして骨粗しょう症予防の食生活講座を開設してまいっております。今年度は4地区をモデル地区に指定いたしまして食生活講座を開設しております。また、保健センターを会場にいたしまして11月から骨粗しょう症予防教室を開設する予定にしておるところでございます。

 現在岡山県において、より具体的で個人に適用できる骨粗しょう症予防のための巡回指導車、指導の車でございますが、すなわち骨塩量測定車を整備中でございまして、今年度中には、今年度の末には試行、試しに動かす、試行運行をされるようでございます。そして平成7年度から本格的な運行を予定されておりますので、本市におきましてもこの車を効果的に活用いたしまして、骨粗しょう症予防に一層力を入れて取り組んでまいりたい、このように思っておるところでございます。

 3番目の障害者、高齢者にとってのまちづくり、これでございますが、すべての人々にとっても住みやすい、住みよいまちであるというふうに認識をいたしております。そこで、公共施設等を利用しやすいものにする必要がございます。平成5年、昨年の12月に質問がございまして御答弁を申し上げておりますが、公共の建物あるいは道路、公園等にスロープをつけること、あるいはエレベーターや障害者用のトイレの設置等順次推進をしてまいっておるところでございます。

 特に、障害者施策につきましては、御承知のように昭和62年度と63年度におきまして、障害者の住みよいまちづくり事業といたしまして、国の指定を受け誘導点字ブロックの設置、あるいは機能回復訓練の実施、あるいは自動ドア化、自動ドアにするということ、スロープ、手すりの設置等一定の整備改善を図ってまいりました。しかしながら、公共建物、道路、公園等につきまして、これらの整備は十分とは言えませんで、今後もさらに努力する必要がございます。国におきましても昨年の3月でございましたか、障害者対策に関する新長期計画が決定されておりまして、一層の推進が図られることも期待をしておるところでございます。本市におきましても総社市老人保健福祉計画を策定いたしましてさまざまな施策を推進することとしておりますが、その中で高齢者の住みよいまちづくりにつきましての方策を講じることにしております。特に、公共建物等の整備に当たりましては、滑りにくい材料を使うとか、スロープにするとか、手すりをつけるとか、道路、公園等につきましても、ゆとりと優しさのある環境整備に努めまして、高齢者や障害のある方が利用しやすいものに整備することにいたしておるとこでございます。ごらんいただいておると思いますが、現在も門田井手本線、中銀の北側でございますが、の歩道の整備中でございます。今後もこれらを含めまして実施可能なものから順次整備を図ってまいりたいとこのように考えております。

 それから、教育問題につきましては教育長の方から答弁をしていただきたい、このように思います。消防行政につきましては消防長の方から御答弁申し上げますので、よろしくお願いを申し上げます。

 以上でございます。



○議長(田邉敬吾君) 教育長。

              〔教育長 浅沼 力君 登壇〕



◎教育長(浅沼力君) 11番丹下議員の御質問にお答えいたします。

 子供の権利条約が発効されて、それが各機関へ通達されておると。それに対しての取り組みはどうかという御質問でございますが、児童の権利に関する条約は平成6年5月16日公布されております。5月22日発効されました。これを受けまして、文部省は平成6年5月20日付で次官通知に基づきまして岡山県教育委員会から通知される予定であります。この条約は児童の基本的人権の尊重理念に基づきまして、学校では一人一人の人格を大切にした教育が行われなければならないこととされております。一層の努力が求められているところでございます。

 具体的に申し上げますと、その1つは、児童が人格を持った一人の人間として尊重されなければならない。2つ目は、教育活動全体を通じて基本的人権尊重の精神を一層図っていく。3つ目は、児童・生徒らに権利と義務を正しく理解させる。この3点の取り組みが求められておるところであります。

 さらに、いじめや校内暴力について、児童・生徒たちの心身に重大な影響を及ぼす深刻な問題であると指摘され、指導体制、教育相談、教育活動について16項目にわたって指導状況が示されております。私どもは今後このようなことがないよう、この条約の趣旨を理解し、地域のあらゆる関係機関と連携協力を図りまして取り組みをしてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(田邉敬吾君) 消防長。

              〔消防長 平田宗次君 登壇〕



◎消防長(平田宗次君) 命によりまして、11番丹下議員の消防行政につきまして御答弁を申し上げます。

 まず、第1点の救急救命士の育成について現在の状況はどうかということでございますが、消防機関の行います救急業務につきましては、昭和38年に消防の任務といたしまして法律上明確にされまして以来着実に発展をたどっておりまして、本圏域におきましても今日では住民の最も身近な行政として定着しておることは御承知のとおりでございます。

 また、現在では救命率の向上を図る上から質的な充実を目指しておりまして、その一環といたしまして救急措置別の救急活動要領の改正がございまして、県の消防学校におきましても救急?課程、すなわち115時間の修了者に対しましては9項目の応急処置の拡大がなされておるとこでございまして、本市におきましても現在16人の修了者をみておるとこでございます。

 また、救急救命士につきましては厚生大臣の免許を受けまして医師の指示のもとに作業をするわけでございますが、この法律は平成3年8月15日に施行されたとこでございます。これによりまして、病院または診療所に搬送されるまでの間におきまして救急救命士は、気道の確保、心拍の回復その他の措置を実施をいたしまして、その生命の危険を回避するために緊急の救急救命措置を行うということになされております。このために、消防機関におきましても高規格救急自動車あるいは器具等を用いまして救急救命士が必要でございます。

 本市の状況でございますが、本年度の当初予算におきまして1名を東京八王子にございます財団法人の救急振興財団に派遣をすることにいたしております。県下におきましては本年は7名の予定でございまして、笠岡、総社、英田圏域にそれぞれ新しく1名ずつが配属されるとこでございます。また、高規格救急車の整備につきましては、この救急救命士の養成状況を見ながら適正な配置をしてまいりたいと考えておるところでございます。

 次に、2点目の救急病院と当番医について、どのような方法で市民に知らしているかということでございますが、救急車につきましては市民から救急車の出動要請があった場合に、搬送する病院は平日あるいは休日を問わず県が公示している6病院でございますけれども、救急指定病院へ搬送を原則といたしておるとこでございます。

 一方、当番医につきましては、休日に緊急性のない場合に各家庭から直に当番医による医療等で診察を受けるものでございますが、市民の方が日曜日、祝日、あるいは年末年始に病気にかかった場合の医療体制でございまして、これは吉備医師会へ市が委託をいたしまして、在宅当番医により市内地区の医師が55名でこの当務に当たって円滑に行われておるとこでございます。市民に対しましては、毎月の広報「そうじゃ」に当番日と当番医を掲載をいたしまして配布をいたしておるとこでございます。なお、消防本部の通信司令室にも時々問い合わせがありますけれども、それ相応の対応をいたしておるとこでございます。

 以上でございます。



○議長(田邉敬吾君) 民生部長心得。

              〔民生部長心得 角 幾芳君 登壇)



◎民生部長心得(角幾芳君) 保健行政について11番丹下議員さんの方から御質問がありまして、1番の子供たちの成人病予防対策をどう進めていくのかということで、具体的にどういうふうになっておるかをちょっと御報告申し上げます。お答えいたします。

 先ほど市長が申しましたように、いろいろ栄養委員とか愛育委員と連携を進めてやっておるわけでございますが、具体的には栄養委員さんによりますところの子供の心と体の健康づくり、母と子の料理教室、健康づくり食生活の知恵、母から子への料理教室等毎年開催しまして、若い母親と子供の参加により、地域によりよい食習慣の普及を図っておるところでございます。平成6年度から保健所で3歳児の健診時に小児成人病予防教室が開催されておりまして、肥満児予防の写真、それからフードモデル、食品とエネルギーの実物展示、おやつの与え方、食事のとり方等の指導を栄養士、保健婦で行っておるとこでございます。次代を担う子供たちが健やかに発育できるよう行政と栄養委員、愛育委員等が連携をとりながら母と子の健康づくりに力を入れて小児成人病の予防に取り組んでまいりたいと思います。

 それから、先ほどコレステロールの検査等についてはとこういうことでございましたが、今のところ実施してはおりませんが、他市の状況等でまたいろいろ考えていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(田邉敬吾君) 11番丹下茂君。

              〔11番 丹下 茂君 登壇〕



◆11番(丹下茂君) ただいま答弁をいただきまして、若干御提案も申し上げながら再度質問したいと思います。

 まず、第1点目の環境問題でございますが、この環境問題に基づきまして当局としてもかなり力を入れてやっていらっしゃるということはよく認識しておるところでございます。しかし、その当局、いうたら誘導役である当局と、それからそれを実施する市民の側がやっぱり一体とならないとこの問題はなかなか解消されない問題であろうというふうに考えます。そういう意味から、ますます市民と一体化を進めるそういう心の分野というか、一緒に作業する分野として進めてみたらどんなかな、いかがかなと思える点を二、三、申し上げてみたいと思うわけですが、まずごみ集積所など、今モデル地区には助成金等も出したりしておられます。しかし、あれは一介のごみ集積所、ごみかごの大きなやつというふうな感じにとれるんですね、見ましても。そこへですね、ある地域に行きましたら、そこに漫画の絵をかくとかですね、非常にユニークな、ごみを集める場所とはちょっともったいないようなそういうつくり方をしてるところもあります。それから、あるところへ行きましたら、市民からいただいた俳句ですね、環境問題に対する俳句をそのごみを集積する一角へ掲示して、そして市民一人一人にごみ意識を高めていただく、そういうふうにやってるところもございます。そうやって市民の意識を盛り上げる行動をなお一層努力されてはどんなかなというふうに考えますので御提案を申し上げておきたいと思います。

 それから、2点目の子供たちに対する環境意識のことですが、ごみ処理場の見学とかいろいろ実施されてるようでございます。しかし、学校で認識を一段と高めるためにという意味合いもひっくるめて、このたび環境庁の方から子供向けの漫画版の環境白書がこの6月5日に全国の書店で販売されるということで打ち出しがされております。早速私も6月5日に市内の書店に問い合わせをしてみましたが、まだ残念ながら入っておりませんでした。順次入ってくるんではないかなというふうに思いますが、こういった漫画、単行本といいますか、こういったものも利用しながら指導していく、教育していくということもいんじゃないかなというふうに考えますので、そういう点も御検討をしていただけたらというふうに思います。

 それから、2点目の保健行政でございますが、子供たちの成人病予防対策いうことで、乳幼児等につきましては、母あるいは子供一体となった講習とかいろいろ推進をされておられるようでございますが、小学校での対応がいま少しできるんではないかな、いうふうにも思います。

 ここはこれを一例にいたしますが、これは東京の中野区で今実施しているところでございますが、コレステロールの検査ということで、検査項目は総コレステロール、あるいはHDLコレステロール、あるいは中性脂肪、この3つに限って毎年健康診断を行う際にこのコレステロールの検査も行ってるということで、これは全学年というわけにはなかなかいかないようでして、対象は中学1年生の希望者ということでやってるところがございます。

 そういう意味から我が市の方も、できればやっぱりそういう懸念を持った児童・生徒というのもおりますので、そういう希望によってはそういうコレステロールの検査もするというふうな方向性でひとつ取り組んでいただけないものだろうかというふうに考えますので、お聞かせを願います。

 それから、骨粗しょう症です。ちょっと非常に舌が言いにくいんでございますが、この問題につきましても、モデル地区を決めて現在実施されてるようにお伺いをいたしました。しかし、これはモデル地区云々という問題ではなしに、やはり全市的に一日も早くやるべきだろうというふうに思います。特に、来年度から骨塩量測定車が県の方で運行されてくるんで、それを待ってというお考えもあるようでございますが、それは県下ですから、我が市に来るいうてもそうたびたびはそうないと思うんですね。そういう意味から、やはりどなたでも講習できる、受けれるそういう手軽さをするためにも、やはり骨粗しょう症の測定器がございますので、その測定器を使って、あなたの今症状はこの程度ですよという目に見るそういうひとつ講習を実施されたら、なお一層本人の健康維持のためにも役立っていくんではないかなというふうに思いますので、この測定器を使った講習等も開催できないかどうか、ひとつ御検討を願いたいというふうに思います。

 それから、障害者や高齢者に優しいまちづくりの問題ですが、厚生省がこのたび障害者や高齢者に優しいまちづくり推進事業というのを出しております。この内容は、各自治体が自由にまちづくりを行えるようにして、地域全体として今まで縦的な面を、今度は面的な面に環境整備を図るというのを目的としております。これは市で総合整備計画推進協議会いうものを設置いたしまして、その行政の基本的な方針、具体的な改善計画など盛り込んだまちづくり総合計画をつくりまして、それで協議会運営などをやっていく。それには国としても補助を3分の1の補助を出していく、また事業費に対しても3分の1の国庫補助をするという事業が出されております。我が総社市でもいろいろと努力なされておるところは承知しておりますが、こういった推進事業なども大いに活用して住みよい、またまちづくりを推進していただけたらというふうに考えますので、市長のお考えをお伺いいたします。

 それから、3点目の教育問題でございますが、先ほど教育長の方から御答弁をいただきまして、この子供の権利条約がどういったものであるかというのは先ほど教育長が言われたとおりでございます。私が入手している部分についても一緒でございますが、その中で特に問題点とされることが1点ございます。

 それは何かといいますと、これは条約で保障される表現の自由、意見表明を背景にしておりますので、子供や保護者から校則の問題に対して見直しが要求されるんではないかなということが懸念をされております。で、児童・生徒が健全な学校生活を営むため一定の決まりで実態を踏まえながら、学校が決定すべきだというふうに文部省の方は位置づけをしております。この校則の問題でありますが、とかく私たちも耳に聞くところなんでございますが、先生は小さな校則ばっかりに目を向けて、私たち、いうたら子供たちですね、子供たちに注意する。だから先生には何も話をしないんだというふうな声も聞きます。結局校則で生徒を縛るのか、生徒をよりよくするためにその校則があるのか、そこら辺の考え方、一念の置き方がやはり大事だろうというふうに考えます。このたびの不幸な出来事にいたしましても、やはり生徒は知っておって先生は気がつかなかったというふうに言われておりますが、しかしその生徒も先生に信頼関係いうのを持っておったら、それは当然耳に入っただろうというふうに考えます。ところが、ふだんから校則によっていろいろとおしかりを受けている子供たちからすれば、おしかりを受ける先生に何で話をせにゃいけんのんなら、情報を教えにゃいけんのんならというふうな形になって、結局自分で自分の殻に閉じこもってしまったという状況だろうというふうに思いますが、そういう点について教育長としてその校則の問題、またその校則に対する教育者としての取り組み方をどう今後指導されていくのかお尋ねをいたしたいと思います。

 それから、消防行政についてでありますが、救急救命士の育成については、わかりました。一日も早く養成をして、養成といいますか、育成をしていただきまして活動していただくように切望するところであります。

 それから2点目に、救急病院と当番医についてでありますが、あえてこれを取り上げたといいますのも、市民の方からよくお伺いすることなんですが、休日に当番医であるところへかかりに行ったと、診断を受けに行った。ところが、病院の方は先生がいなかったとか、あるいは全然うちはお門違いじゃからほかへ行ってくれというふうに言われた、そういう話を聞くわけであります。先ほど広報「そうじゃ」を通じて当番医は表示してるというふうにおっしゃいましたが、私もこれ毎回見ております。また知ってもおりますが、しかしこれを見る限りでは医院の、医院というか、病院名は書いてございます。それから、住所と電話番号も書いてございますが、何科であるか、内科か小児科か、そういう内訳が表記されておりません。ですから、病院を知ってる方はそこの病院が何科である、いうことはおわかりなるだろうと思うんですけれども、その病院を知らない人、大まかには知っとっても小さく知らない人いうのは、まあ病院でありゃあいんだから行ってみようということで出かけて行ったら、うちはそういう専門医でないから、ちょっと対応は十分できないというふうなことで処理されてしまういうことから、十分御期待にこたえてくださらなかったという苦情があるわけです。そういう意味からもこの広報「そうじゃ」等を通じてせっかくお知らせするんであれば、できれば何科、またその先生は何時から何時ぐらいまで滞在されている、病院にいらっしゃるというぐらいのきめ細かな配慮もあってもいんじゃないかなというふうに思いますので、その点はいかがでありましょう、お尋ねをいたします。



○議長(田邉敬吾君) 市長。

              〔市長 本行節夫君 登壇〕



◎市長(本行節夫君) 11番丹下議員の再度の御質問にお答えを申し上げます。

 子供たちの成人病予防対策について、よそでは中1の希望者をコレステロールほか2つの検査をやっておるが、本市も希望があればやってもいいんではないかということであったと思いますが、これにつきましては部長の方からお答えをさせていただきます。

 それから、なお2番目の骨粗しょう症の測定器を使って測定をする講習等を実施してはどうかと。現場の関係もありますので、この2つは担当部長の方から御答弁をさせていただきます。

 障害者にかかわる問題でございます。厚生省に補助になる事業があるぞと、これを活用したらどうかというありがたいお話でございます。6月にそのような厚生省から障害者や高齢者に優しいまちづくり推進事業をやれと。その折には助成もするぞというふうなことがございますので、それらを取り入れていきたい、このように思います。

 それから、ごみの集積所について、漫画調に書いてやったらどうかと、または俳句を掲げてはどうかと。所によっては、よそを見たんでありますが、やっておるところもあるようであります。せっかくの御提言でございます、検討してみたい、このように思います。

 それから、子供向けの漫画版環境白書の発売、こういうことも利用してはどうかと。まずそれを手にして見てからにしたいと思いますが、何かやっぱり教育手段としてそのようなことも一つの方法かなとこのように感じております。

 大体私の方からは以上のようなことであったと思います。



○議長(田邉敬吾君) 教育長。

              〔教育長 浅沼 力君 登壇〕



◎教育長(浅沼力君) 11番丹下議員の御質問にお答えいたします。再度の御質問にお答えします。

 この中で校則のことについての御指摘がございました。で、校則というような小さい問題によって責めていくので、なかなか自分の意思が表現できんのじゃないか、こういうことでございますが、この児童の権利に関する条約の12条、16条までの規定の中で、権利と自由について、それから「権利について」というちょっと難しい文言で、「定められているが」とこう書いてあるんですが、その中に「学校においては、その教育目的を達成するために必要な合理的範囲内で児童・生徒等に対し指導や指示を行い、また校則を定めることができるものであること」と書いてあるんです。

 さて、この校則は結局学校が決めるものでございますが、「児童・生徒等が健全な学校生活を営み、よりよく成長発達していくための一定の決まりである」、こういうように規定されておるわけです。そこで、これは学校の責任と判断において決定されるべきものであること。先ほど丹下議員さんの方から御指摘があったとおりでございます。なお、「校則は日々の教育指導にかかわるものであり、児童・生徒等の実態、保護者の考え方、地域の実情を踏まえ、より適切なものとなるよう引き続き配慮すること」、こう書いてあるんです。

 ところで、これを私たちは踏まえてどう解釈していくかということになろうかと思うわけでございますが、私は学校長を中心にして、そして御両親、PTAの方々の意見、それから生徒たちの心のありどころといいますか実態、そういうようなものをようく踏まえて、それが無理のないところ、しかもそれによって校内が乱れていくというような結果になると逆効果でございますので、その辺の実態をよくとらまえて規定していくべきであるとこういうように私は考えるわけです。したがいまして、このことにつきましては、今後校長会等を通じましてよくこの趣旨を体しまして、そうして実態とかみ合わせまして適切な校則というものを校長さん自体で考えていくとこういうような形をとっていきたいとこういうように思っておりますので、今後の問題として十分研究さしていただきたいとこういうように思います。

 以上です。



○議長(田邉敬吾君) 総務部長。

              〔総務部長 中村琢磨君 登壇〕



◎総務部長(中村琢磨君) 休日、夜間の当番医の先生の専門の科を広報したらどうかということでございます。私の方から補足説明をさせていただきますが、これらにつきましては病院なんかはかなり科目もございます。それから、医院でも科目がありますので、これは医師会の方とよく連絡をとってそういう点を研究してみたいと思います。なお、日曜日の朝刊等につきましても広報されておりますので、念のため申し添えておきます。



○議長(田邉敬吾君) 民生部長心得。

              〔民生部長心得 角 幾芳君 登壇〕



◎民生部長心得(角幾芳君) 11番議員さんの先ほど子供たちの成人病予防対策をどう進めていくかの中のコレステロールの検査につきまして、市としてはそういうことをやる気はないかとこういうことでございますが、先ほども申しましたように、確かに都会の子供さんはそれぞれ運動不足等でそういう観点からコレステロールの検査をしておるとこもございます。総社市におきましても、県内のそれぞれの各他市でどういうふうにやっておるかということを、先ほど申しましたようにそこら辺のとこを加味しまして考えたいとこういうふうに考えておりますので、御了承願いたいと思います。

 それから、骨粗しょう症の関係でございますが、この関係につきましては、何と申しましても予防が一番でございまして、それにかかりますと骨折等いろいろ難病になってくると思いますので、先ほど市長が申しましたように、岡山県がそういう測定車を来年度買って実施するということでございますので、総社市もそれに合わせましてそれらの調査をしまして、現実的にどうであるかということで実際の市民のそこらで測定をいたしまして、それに伴いましてどうあるべきかということも考えたいと思いますし、またそれまでにそれぞれこの骨粗しょう症につきましてはそれぞれこれらの予防、これらは食生活のもうこれが一番であろうかと思いますので、そこら辺のところを重点的に御指導をしていきたいとこういうふうに考えておりますので、御理解願いたいと思います。

 以上でございます。



○議長(田邉敬吾君) 11番丹下茂君。

              〔11番 丹下 茂君 登壇〕



◆11番(丹下茂君) 再度御答弁をいただきましたが、いま一度お尋ねをしたいと思います。

 まず、先ほどちょっと言い落としましたので、触れておきたいと思いますが、環境問題で、子供たちに対する環境意識をどう進めていったらいいかということなんですが、提案といたしまして、例えば子供たちから絵画を募集するとか、あるいは作文を募集するとか、そういうふうに子供自身に取り組んでもらって意識を高めていく、いうこともあろうかと思いますので、ひとつお考えいただけたらというふうに思います。

 それから、教育問題でございますが、子供の権利条約いうことで、私は学校の校則がなくていいというふうに、教育長、申し上げているんではございません。校則はやはり秩序を保つためにも必要だろうというふうに思います。しかし、その校則をどう使い切っていくか。その使う側、言うならば指導する側の一念の問題だろうというふうに思います。例えば、髪が少し長いのを見て、校則には何?いうて決まっている。それで多少長いからいうて、その子をつかまえて、校則にはこうある、だからおまえは違反者だ。だから罰則でどうこうする、いうふうな押さえつけ的な校則というのはやはり考えるべきではないかなというふうに思うわけです。例えば、この権利条約の中にも言われておりますけれども、あくまでも子供には子供としての人格を十分尊重していかなきゃいけない。これは教育者であろうとも子供の人格は尊重しなければいけないと思うわけです。子供だから自分の思うとおりにやればいいんだ、いうふうな教育者であってはいけないし、また親子関係であっても、今は子供を自分の持ち物という考える親はだんだんと問題視されてきております。あくまでも一人の人格者、人間として尊重していく、そういう親子関係であれば、本当にすばらしい家庭が築けていけるし、また学校も成り立っていくと思うわけです。そういう意味から、校則を使う側としても十分相手を尊重する上から使っていかなきゃいけない、いうふうに思うわけです。この権利条約の中にも、趣旨は、ねらいはそれだろうというふうに思います。何も校則が一々邪魔だからそれを取り除けとかですね、厳し過ぎるからそれを簡素化しなさいとかいう問題ではなしに、その状況をよりよくしていくためにその校則をどう生かしていくか、いう問題だろうというふうに考えますので、それに向かっての指導を教育長としてどういうふうにしていかれるのか、いうことです。あくまでも学校が決定すべき事項だというふうになっておりますが、それは最終的には学校がこういうふうにやろうということだろうと思います。しかし、その方向性、考え方、またあり方というものについては、やはり教育長がきちっとその方針はやはり打ち出していかれるべきだろうというふうに考えますので、いま一度お尋ねをいたします。

 それからもう一点、当番医、救急病院とか当番医の問題でありますが、広報だけの問題をさっき私は突いたわけではありません。この当番医となってる日に患者さんが診察を受けようと行ったところが先生がいらっしゃらなかった、または該当する先生ではなかった、こういう問題について、せっかく市民の方に、この日は何々医院が当番ですから行ってくださいというふうにするんであれば、それだけの体制といいますか、そこら辺もあわせて医師会の方にお願いをして協力してもらわなくてはいけないんではないか、いうことをお尋ねいたしておりますので、広報紙のやり方、広報のやり方につきましては、できれば、できる限りわかりやすいように、市民の方にわかりやすいように広報も掲載をしていただきたいという2点をお願いしておりますので、それに対するお考えをお答え願いたいと思います。



○議長(田邉敬吾君) 教育長。

              〔教育長 浅沼 力君 登壇〕



◎教育長(浅沼力君) 11番丹下議員の再度の御質問にお答えいたします。

 校則についてでございますが、人格を尊重するということが基本姿勢であります、いうことでございます。もちろん私もそれに異議を唱えるものではございません。でございますので、子供の考え、生徒がどういうようなことを考えておるかということ、そうして家庭の方では、そういうようなこの校則、学校での決まりというものをどう考えておるのか。学校としてはこういうような方向で決めていきたいがというそういうような話し合い、しかもその決められたことが守れることなのか守れんことなのか。初めから無理をしたところでそれはかえって反発を買うだけであろうかと思います。ここには恐らく納得ということ、しかも子供の人権といいますか、これを守ってやらなきゃいけない、そういうようなことが子供の人格というものを尊重するということが基底にあるわけなんですからそれを重視してやるということ。したがいまして、お互いに話し合ってこれを決定していくというのがいいんではないかというように私は思います。それはいろいろな方法はあると思います。けれども、やはり納得の上で守れるルールをつくっていくということではないだろうかというように思うわけです。一たんつくったならば、これはちゃんと守っていくということ。したがって、無理のないところで校則は決定していくべきだと。しかも、みんなの意思がその中に入っているということ、そういうように私は考えるわけでございます。そういうようなことでいろいろな問題が起こったり、あるいはそれがいじめの中と関連ができたり、そういうようなことは決してないように注意していきたいものだというように思っております。

 以上です。



○議長(田邉敬吾君) 民生部長心得。

              〔民生部長心得 角 幾芳君 登壇〕



◎民生部長心得(角幾芳君) 先ほど在宅当番医制度につきまして、日にちが決まっとっても、そこへ行っても医者がおらないではないかというようなことで御迷惑をかけとるということでございますが、これらにつきましては、吉備医師会、それが当番医を一応決めましてそれで当番医をやっていただいておるのが現状でございます。中にその当番医でちょうどその日に当たっとるその医者がだれかを頼むという場合の連絡の不徹底というようなこともございますので、一応委託しておりますので、そこら辺の方の対応方を医師会の方へ申し上げまして、よくそういうことのないようにお願いしたいとこういうふうに考えております。

 それから、先ほどもう一点、子供たちの環境意識をどう進めていくかの中に、ポスターとか絵とかいうものでできれば環境意識を向上してはどうかということでございます。これにつきましても毎年児島湖の環境デーということで、それぞれ夏休みの課題といたしまして各市内の小学校へ環境的なポスターを実は作成していただきまして、それらを金賞、銀賞ということで昨年度も総社市の方が相当入賞いたしておるというのも現状でございます。そこら辺の啓蒙もあわせて子供の意識を高めるべくそういう参加もできるだけ強力に進めていきたいとこういうふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(田邉敬吾君) それでは、この際しばらく休憩いたします。約5分間。

              休憩 午後2時54分

              再開 午後3時1分



○議長(田邉敬吾君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、13番渡邊繁雄君の質問を許します。

 13番渡邊繁雄君。

              〔13番 渡邊繁雄君 登壇〕



◆13番(渡邊繁雄君) お許しをいただきましたので、通告に基づきまして随時お尋ねしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 市長は久々の市民の洗礼を受けられたということで、5たび市政を担当するということであります。そういう中で、先ほどの提案理由の説明に先駆けられまして提案説明の要旨の中でこのように述べられておるわけであります。「4期16年間の実績と経験を生かしながら、さらに反省を加え、住まい、働き、学び、憩うことのできる個性と活力と魅力のある住みよい総社市をつくるため、個性豊かな文化都市、活力と魅力にあふれる産業都市、快適に暮らせる生活都市、健康で心温かい福祉都市という総合計画の4つの基本目標を踏まえ、市民の皆様がこの総社に住んでよかった、あるいは市外の方が総社に住んでみたいと思うようなまちづくりを目指したい」と。非常にすばらしい私は目標であると思います。そこで、またさらには「平成8年度から第3次総社市総合計画をスタートさせるわけでありますが、本市の将来都市像であります古代と21世紀を結ぶ風格ある文化創造都市の具現化に向けて、市議会を初め各界各層の御意見も十分拝聴しながら具体的に施策を盛り込んでいきたいと考えておりますので云々」というようなことを述べられております。

 そこで、非常に市長の場合には淡々と美辞麗句を並べられております。私はちょっと読んで、何回も何回も読んでみましたけれども、非常に言葉がよ過ぎてわからないのであります。で、私なりに要約してみるとするならば、市民皆さんがあらゆる面で快適に働け、安心して寝食ができ、それぞれの年代に合った勉強ができ、人間としての余暇が楽しめ、そして老後も安心できるようなまちということかなあと、私なりに思ったわけであります。

 で、人それぞれによりまして、生きがいでありますとか、あるいは活力であるとか、こういうようなものもいささか考え方また言葉の表現、あや、こういうものは異なると思いますけれども、非常に私は本当にすばらしい目標を目指されておるということで、さきに言うたとおりでありますが、そこで、そのそれぞれのお考えになられておることを具現化、すなわち具体的に進めていかれるのに、どういうふうに取り組まれるかなということをお尋ねしたいのでありますが、その中で私は特に活力、要するにまちに住んでみたいとか総社というまちはすばらしいなという意味の活力でありますけれども、その活力一つにいたしましても、さきに言いましたように人それぞれの考え方、あるいはお立場で多少の内容が変わるかもわかりませんが、活力、要するに総社のまちはいいなあと、いいまちにしようというふうに努力をしていただくわけでありますが、その中で、いかにいいようにしようと思いましても財源がなけにゃどうにもならんことですな、これは。

 そこで、私はまずその財源確保のためにも企業誘致をやっていただくことも私は大変大事な一つではないかなあというふうに思っております。で、今までの実績を踏まえてみますと、なるほど市内にも立派な企業の誘致がなされております。けれども、かなり強力的な働きかけで誘致されたものもあるかと思いますけれども、どちらかといいますと、「果報は寝て待て」じゃありませんが、まあじっとしとって来ていただいたというようなものも、ややあるやに思えるわけであります。そこで、市長はいつも申されますように、けさのいろいろの議員さん方からいろいろありました。その中で非常に地の利を生かした企業誘致、あるいは地の利を生かしたまちの活性化というものが大変大切であろうと思います。その中で、特に幹線の道路網の整備がなされつつあります。が、そういうものと相まって、私は企業誘致でありますとか道路整備等を計画的にやって、そういうような地の利を生かしたものをしなければならないと思うのであります。が、その点市長は企業誘致に対しての取り組む姿勢、やや今までの過去の経緯から申し上げますと、私は非常に不満であります。そこで、どういうふうにこの企業誘致を取り組みになられるおつもりか、お尋ねしたいのであります。

 そして、先ほどもやや申し上げましたけれども、非常に地の利を生かした幹線道路の道路網、こういうような幹線道路はできましても、それに連なるアクセスの道路のやはり計画ももう今からやっておっても決して早いわけではありませんので、どういうような道路網の整備をなされるおつもりか、お聞きしたいのであります。ややこれは偏見した考え方であるかとも思いますけれども、私は企業誘致をするということは、当然その企業にはそれぞれの人材を必要とします。働くお方が必要であります。そういうことになってきますと、当然住宅への対する考え方、あるいは道路網の整備、こういうような要するに人が集まり、道路網の整備ができて物が動く、人が動くということは、ある面では私は文化という言葉に、物が動いたり人が動くということは、私はある面では文化の発展に寄与するといいますか、連なる大変大切な要素ではないかな。企業の誘致ができ道路の整備ができ、さらにはそういうことがすなわちまち全体への商店街の活気、この商店街の整備もやっていただかにゃなりません。いろいろ計画をされて今回も予算の計上もなされておるようでありますけれども、やはり物には一つのタイミングといいますか、時期があるわけでありますから、今考えておる、やりつつあるという、まあなかなか民間の企業のようには一朝一夕にはできないこともよくわかっておるわけでありますけれども、そういうものを具体的にどう取り組まれるのかひとつその姿勢をまずお伺いしたいと思います。

 多少前後いたしますけれども、私はお尋ねする項目を5つに分けておりますけれども、これはもう全く一つである。すべてが相関連しておるというとらえ方をしていただいても結構ではなかろうかなと思っております。

 そして、2点目は生きがいであります。これまた生きがいといいましても、いろいろそれぞれのお立場で考え方が異なるかと思いますし、御意見もあろうかと思いますが、いろいろ弱い立場におありのお方、あるいは高齢者に対するいろいろな施策もそれなりに御配慮いただきつつあるようであります。でありますが、私は私の申し上げる生きがいとは、まずどなたも同じ立場で必ずしもそういう道をたどるわけでありますが、何が何と申し上げても健康であるということが私は一番大切なんではないかなあと。これがもう健康であるということが一つの一番の、お互いに日ごろ健康でありますと余り生きがいとか健康のありがたさというのはわからないのかもわかりませんけれども、実際に病気になってみたり、あるいは不治の病になられた人とお会いしたときに、はあ本当にありがたいなあ、健康ということがいかに大切かということを私は考えるのであります。

 で、そういう中で、けさほどの質問者の中にも市長はお答えになられておられましたけれども、実際には病気にかかったときに、どういいますか、適切な治療をしてくださる病院もできればないよりはあった方がいいことはもう確かであります。しかしながら、私はクリーン作戦も結構でありますけれども、ごみを捨てないようなひとつ運動展開をやることも大切なような気がするわけであります。で、さきの質問者は子供に対する予防医療的なことを申されておられたようでありますけれども、私はさきの質問者と同じように、子供のことも無論でありますけれども、やはり成人、あるいは高齢者という言葉が適切かどうかわかりませんけれども、市民全員のお方が予防医療、病院ができんのなら私は予防医療、これにひとつ力を傾注していただきたい思うのであります。きょうたまたま先ほど「しあわせいきいきプラン総社」、総社市老人保健福祉計画というのをちょうだいしました。ぱらぱらっと目を通しただけでありますから内容は熟知いたしておりませんけれども、とにかく少々お金かかるかもわかりません。でも、物をやるのに時間をかけずしていいものは決して私はできないであろうと思うのであります。そこで、仮に私が申し上げる予防医療的なことにお金がかかっても、これは取り返せるといやあ、損得のことの言葉のようにとれるかもわかりませんけれども、やはり健康であるということは非常に市民一人一人がやっぱり生きがいも感じるわけであります。そういうことで、私はこの予防医療的なことにどう取り組むおつもりか、ひとつできれば具体的にお聞きしたいなあと思うのであります。

 それと、いま一つは、ややこれまた私の変わった形からの角度の見方、考え方かもわかりませんけれども、私のいま一つの生きがいは、いろいろあると思いますけれども、正直者が日の目を拝めるような私は行政でなくてはならない。当然、市長はいつも公平、公正、実直を基本におやりに行政を推進されておられますが、そうは申し上げましても、なかなかそうはいかん部分もあろうと思いますが、やはり何としても正直者に日の目の拝めるような行政をぜひ考えていただきたい。当たり前じゃ、そういうことは、言われるかもわかりませんけれども、そういうことについてどのようにお考えになられておるか、お尋ねしたいのであります。

 無論、こういう中でどういいますかね、いろいろな努力をされておることはよくわかっとるんですよ。ですが、5期にもなってまいりますと、やはりもう何もかにも当然政治といいますか、行政は生きておるわけだから、どんどん移り変わりはしておりますけれども、ぜひそれなりの私はお考えをお持ちであろうと思いますので、お尋ねしてみたいと思います。

 それから、次なる3点目でありますが、人づくりについての考えであります。

 これまた言葉では非常に表現はみやすいのでありますけれども、なかなかこれができればすべてもう何も言うことはない、満点であろうと思いますけれども、人づくりであります。

 実際に、けさほどからいろいろ学校教育にかかわることを中心にいろいろ大勢の先輩諸氏の議員さん方々から御質問がなされておりますが、私はややそういう中でも、当然保育園でありますとか幼稚園でありますとか、小学校、中学校、高等学校、さらには大学、そのように学校教育も大変大切であると思うのでありますが、そうは申し上げましても必ずしも学校が好きな子供といいますか、ばかりはおらんと思うんであります。で、教育長はよく私どもとこういうような会議といいますか、議論をする場で、一人一人の個性を伸ばす教育をやらなければならないというようなこともちょこちょこ耳にすると思います。当然大切な私は課題だろうと思うのでありますが、さきに言いましたように、みんなぜひ学校へ行くから勉強だということは、学校は基本は勉強でありますけれども、必ずしも私は教室だけが勉強ではないのではないかなと思うのであります。

 ちょうど日にちは正確には覚えておりませんけれども、我が総社市と長野県の茅野市との姉妹縁組をいたしておるところの教育長さんに御講演をちょうだいしたことがあるかと思います。で、そのときに、すごいなあと私は本当に感嘆したわけでありますけれども、その中でやはり、やや違うかもわかりませんが私の記憶では、やはり小学校であるとか、あるいは中学校であるとか、そういう幼いというんですか、小さいというんですか、言いかえれば純真な気持ちのときという言い方かもわかりませんが、ときからやはり我が町のよさというものを植えつけておるといやあいいんですか、そういうものを子供にそれなりに理解してもらっておる。そのためには、いろいろ社会学習であるとか体験学習というものをやっとんだと。そのためには大変莫大なお金も施設へ投入されておるようなことも申されておったと思います。

 が、やはり何と申し上げましても私が今さら申し上げるまでもございません。やはりこの総社市を将来担ってくれるのは若者であろうと思います。そういう若者が本当に総社のよさというものを小さいときから自分の肝に銘じておってくれるとするならば、これからの長い生涯、自分の一生というものを総社市へもささげてくれるであろうと思いますし、もっと平たく申し上げると、総社にも住んでくれていろんなことへも貢献してくれるんじゃないかなあというようなことを思うのであります。そのために、特に人づくりについては、学校での勉強は無論それなりの文部省のカリキュラムとかそういうものによってやられておられます、修められておりますけれども、そういう意味での人づくり、勉強はどういうようなひとつ方向といいますか、お考えをお持ちになられとるか、お聞きしたいのであります。

 それと、いま一つは、私は先ほど言いました資料の中に生涯教育のことも載っておるんだろうと思いますけれども、大分生涯教育についても積極的に取り組んでいただいておるようでありますけれども、非常に今はお互いにでありますけれども、時間的にも余裕ができる人が多くなったようにも思いますし、いろいろの面でそういうようなことに準ずる人が多いと思います。そういう中で、実際に自分が実社会でいろんなことを、どういいますかね、まあ技術者として、あるいは学者として、それぞれの立場で実際にやっておみえになられた、定年退職あるいは御勇退された、時間がある、そういう人の技術を身に修められておる、あるいはそういうようないろんな人の知らないような非常にすばらしいものをお持ちになられておるもの、これがボランティア的な面ででも、あるいはそういうようなものを現実に出していただけるような場があるだろうかというようなことを私考えてみたときに、言葉の上ではいろいろ福祉計画の中にも、いつでも、どこでも、だれでも自由にひとつ参加して勉強できるような生涯教育の場づくりをせにゃいかん、できるようにしようと思うということを掲げられておられるようでありますけれども、そういうようなことでありますとか、あるいは余り日常ではお話もしたことのない、お会いするのはお会いしたことはあるけれどもお話もしたことのない、あるいは全くお会いもしたことのないようなお方が実際にその生涯教育の場へ行っていろんなことが話ができたり、触れ合いができるようなことが、市長が目標として掲げられておるいろんな意味での、どの項目に値するかは別問題といたしまして、全体的にかいつまんで私が申し上げたようなことになるんではなかろうかなと思うのであります。

 で、そういうような人づくりといいますか、生涯学習といいますか、学校教育も無論含めてでありますけれども、大きい意味でどのようにお考えか、ひとつ方向をお示しいただきたいと思います。

 次に、4点目であります。

 機構改革でありますが、実際にこのたび議案第47号でしたか、機構改革のお考えが示されておられるようでありますが、当然内容について私は申し上げようとは思うておりません。が、実際に機構改革、これもいろいろ住民のニーズの変化等に十分恐らく対応できるような意味でやられとるという総務部長の提案趣旨の説明があったと思うんでありますが、実際にはその機構、組織そのものは仮に、仮というのは無論変わるわけでありますが、変わっても実際にこの職務を遂行するのは現同じ顔ぶれの職員であります。やや全体的には職員の数はふえるようでありますけれども、そのあたりがどういうような対応というんですかね。対応はこの機構で変わった機構でやるんでありますけれども、同じ職員がやるわけでありますから、そのあたりを今までと変わらなんだんじゃったら、いかに機構が変わっても私は変わらんと思うんです。ややここら辺あたりは皮肉っておるかどうかわかりませんが、今度は1部6課4係ふえるんですかな。そうなってきますと、当然部長さんにしても次長さんにしても、課長さんにしても課長補佐にしても、係長にしても、ふえることは事実ですわな、これは。そういうことで、私はこの長と名のつくお方だけがふえたんではね、私どもは納得でけんわけですな。そういうことで、わかりやすく言えば、やる気ですかな。それとも職員の意識の改革ですかな。いつも私は申し上げとるけど、なかなか当然人づくりといいますか、職員のそういうことでありますから、職員の人づくりの中のあらわれだろうと思いますから、なかなかこれ一朝一夕にはできないことはよくわかっておりますけれども、やはり本当に市民のお方の役に立つところでなけにゃいけんと思うんですな。そういうことで、その役に立つ、すなわち働き場所、職場、この総社市の市役所としてどう取り組まれるのか、そこら辺をお聞きしてみたいのであります。

 次に、消防業務についてでありますが、これも本来ならば消防長が答えるところであろうかと思いますけれども、あえてこれは市長にお願いいたしております。と申し上げますのも過去のいろんな経緯から、すなわち総社市の消防署の本庁ができ上がった暁には川西へも救急業務にかかわる出張所といいますか、そういうものをつくろうということで、お互いにいろいろお話をさせていただいてきょうに至っております。が、その中でね、いろいろ川西の議員さんの意見を聞く機会がありました。また、お聞きしますと、それぞれに直接かかわりのある分団長さんとの御協議もなされておるようであります。大変結構なことだと思います。皆さんのそれぞれのお方の御意見を聞くということは非常に私は結構なことだと思うんでありますが、そういう中でこの消防署の関係のお方のお話を賜りますと、実際には救急業務、すなわち救急車と消防車にかかわる出張所であるんだけれども、実際にここで中心的に考えておるのは救急業務を中心に考えとるということなんですね。

 そこでね、市長、どうですかね、僕は考えるのはね、いろいろお聞きしましたらね、今真備が8人の職員を張りつけとる、いうのはいけませんが、勤務していただいとる。昭和が5人ですかな。1人や2人違うてもよろしいわ、のようであります。そこで、新たに消防の職員の定数の94から104にされるようであります。当然いろいろ業務の拡張になればこれもいたし方ないわけでしょう。できるなら職員の数はふやしていただかん方がええわけなんですけれども。

 そこで、私は今真備町、これは委託業務であろうかと思うんですが、真備町とも提携してやられとります。昭和にも救急と消防と両方あるようでありますが、実際に職員の方に賜りますと、消防車は5人言われたんですかね、完璧な稼働いうんですか、その能力を発揮しようと思う、作業をしようと思う、出動する体制は5人言われたと思うんです。で、救急は3人はどうしても必要だというて言われる。そうすれば本部から司令を下すにしても、真備へするにしても昭和にしてもそれぞれ1人の電話を受けるというんですか、出てしもうたらだれもおらんというわけにはいかんのでしょうから、9人ぐらいで体制を組んでいきますと、最低でも9人は要るだろうと私は思うんですが。そうしたときに、私は話を聞きょうりますと、火事は類焼を防ぐのが、そりゃあ初期消火が一番目的じゃとは思うんですよ。ですけれども、類焼をさせんために消防は行きゃあえんじゃという意味のことも言われるんですな。そうなってきますと、その時間いうのは何ぼうなあ言うと8分じゃ言うんですな。そうしたときに、私は近い将来、上高末総社も完全に道路整備もしていただきたいと思いますし、できるでしょう。倉敷美袋も当然やらにゃいけませんし、大分前へは行っておるようですからできると思います。そうなった暁にはどうでしょうかね。今消防の出張所といいますか、それぞれの稼働する営業所、場所はあるんでやっておりますけれども、完璧な稼働は、まあ真備はできとんだろうと思うんですけど、昭和なんかできてないんですな、僕から言わすと。ただ住民に消防の出張所がありますよと。火事がいったらこのグループで火事の方へ行く。同じグループで、もし救急車の出動のときには同じグループで救急へ行くいうことになっとる。それじゃあ私は、もし両方一遍になったときにはどうするんなあ言うたら、これは本部から応援に行くとこう言うた。そらそうでしょう。行かにゃいけませなあ。ところがね、実際には私はそういうようなお考えというのは、長期的な本当に総社市としてあるべき私は姿じゃねえ。時の継ぎはぎのような形に私は思えるのであります。当然私の計算ではね、大体一つの消防署をうまく稼働するためには、当然御承知のように変則的な勤務でありますけれども、今消防のお方いうのは大体わかりやすく言うと、2週間、14日に5日出りゃえんじゃと思うんです、僕の計算では。そうしたときには、いずれにしても一つの営業所というんですか、そのやるところに25人ぐらいはおらんと両方、救急車と消防車いうのは動かんのですな。それは昭和にも完璧にそのグループが1セットでき、川西へもでき、真備へもできるのが、できることであれば秦にも神在にも山田にもあった方がいんです。ところがやはり1人、人をお願い、職員を雇うということになってきますと、大体2億円ぐらい要るんですかね、生涯の給金いうのは。そういうものを考えていただくと、多少の私は痛みも市民の方にわかっていただける話もせにゃいけんと思うのであります。で、何となく今川西の消防の出張所については、何となく理解のできんことがややあるように私は思えるのでありますが、そういうことで長期的展望に立ったときに、私はこの川西の消防署のあり方ということについては、長期的といいますか、広域的といいますか、整合性、もっと整合性を持った考え方でやる方がいいのではないかなあと。一遍そこへいろんな公共的なものをつくってそれをなくするということは市民のお方もいろいろ心配もされますし、おおむね納得はなかなかしていただけんというのが現状だろうと思います。もっと詳しゅう言えいうたら言いますけれども、殊このことについて市長はどのようにお考えか、お尋ねしたいと思いますので建設的な御答弁をよろしくお願いいたします。(拍手)



○議長(田邉敬吾君) 市長。

              〔市長 本行節夫君 登壇〕



◎市長(本行節夫君) 失礼いたしました。13番渡邊議員の御質問に対しましてお答えを申し上げます。

 まず、活力のあるまちづくりはいかにということで御指摘になりました。

 まず、その中で企業誘致の問題でございますが、これは御指摘にもなりましたように、活力のあるまちづくりには企業の誘致は不可欠でございます。特に、市民の雇用の場の確保、あるいは産業の振興、そしてまた既往の、既存の経済産業への波及効果、あるいは税収の増加等大きな効果のあることはもう御承知のとおりでございます。市といたしましては、今後の企業誘致におきまして騒音や振動、あるいは公害のない、発生しない製造業等で、投下資本が5億円を超え新規雇用が50人以上となります工場、あるいは先端技術関連の工場または研究所、中小企業が設備の高度化を図るため協同組合を設けて、設立をして工場団地を建設する場合などのように地域産業の多角化やあるいは高度化に寄与する企業、これを誘致企業の対象といたしまして誘致を図ってまいりたい、このように考えておるところでございます。

 寝て待て云々ということでございますが、これを団地を造成しておいて云々ということにつきましては、以前にそのような御質問もありましたし、私どもは工業団地をあらかじめ造成をしてというところまでには考えていないというのが実態でございます。

 なお、今お触れにはなりませんでしたが、通告にありますので紀文食品についてちょっと触れさせていただきます。この現状は本議会の提案説明で申し上げましたとおりでございますが、昨年の7月に長引く不況等から工場用地の一部を分割して他に譲渡したい旨の申し出がございましたので、検討いたしました結果、万やむを得ないものと解されますので、平成5年の9月14日に開会されました企業誘致促進対策特別委員会で御説明申し上げましたように、紀文食品の関連企業、あるいは資本参加している企業への譲渡につきましては譲渡をするように申し渡しをしておりますが、依然として景気が御承知のような回復も期待できないという事情等も考慮いたしますと、今後はやや柔軟に対応していかなければならないのではないか、このように思っております。いずれにいたしましても、造成した工場用地内におきまして紀文食品が工場建設を行い操業するという基本計画に変更はございませんので、なるべく早く早期着工をして早期操業の実現を期待をしておるところでございます。

 次に、道路網整備の問題でございます。

 本市におきます基本的な道路計画につきましては、まず活力のある地域づくりを図るためには道路網の整備は何よりも不可欠な事業でございます。すなわち、地域間及び地域内相互の時間短縮を図りまして、経済活動の活性化、あるいは都市機能の充実強化を図るとともに地域開発の促進となる、いうことが1つ。2つ目に、交通渋滞がなく円滑な人や物流の移動が図れること、いうことが挙げられます。こういうふうなことを具現化するためのものでございまして、根幹となります計画は、建設省が策定しました平成5年度からスタートしております第11次の道路整備5カ年計画、あるいはこれらを配慮いたしました本市独自で策定をしております第2次総社市総合計画及び総社市道路網整備計画等の計画に基づきまして道路整備事業を進めているところでございます。

 なお、国、県等の大型事業につきましては、国道180号あるいは国道429号等の整備や県道の改良整備、あるいは補助事業によります市道整備等は、その促進等に向けて総社市の重点要望事項といたしまして毎年関係方面へ要望、陳情をしておるところでございます。また、個々の道路整備につきましても時期をとらえまして陳情、あるいは期成会をもって強力な陳情等をいたしまして、予算獲得に向けて鋭意努力をしておるところでございます。

 特に、県道等の拡幅改良につきましては、倉敷地方振興局等と連携をとりながら、各県道の中でも主要地方道上高末総社線バイパス、倉敷美袋線改良、総社賀陽線改良等の早期事業化に向けて強く要望もしておるところでございます。

 なお、総社市単独で施行する市道の整備につきましては、土木担当から出されました要望箇所につきまして実地踏査をいたしまして、そのうちから重要度、緊急度等総合的な位置づけを行いまして、次年度の施行箇所に選定して順次施工しておる、御承知のとおりでございます。

 しかしながら、施行に当たりましては、用地買収等なかなか困難なこともございますが、今後とも事業遂行に向けて努力してまいりたい、このように思っておりますので、御理解、御協力を賜りますようにお願いを申し上げる次第でございます。

 商店街対策のお話もございました。商店街ということをどうとらえていいかということでもございますが、今古いいわゆる門前町にかかわりますことでございますが、平成2年度に多機能交流拠点整備事業ということで実施をいたしまして、その中から地元を初め国、県等の職員によりまして整備計画策定委員会を設けて検討してまいりました。そして、平成4年度にはまちなみデザインを推進する中で、商店街を昔のように再生するのではなく、住環境を重視したまちなみ環境を整備するというふうな方針が示されまして、「門前まちをよくする会」が発足いたしました。この会をもとといたしまして、田町、本町、栄町の各町内会と地元建築士等も入っていただきまして協議をする中で、本市の特性であります歴史や文化性等を生かし、さらに道路や景観形成を図ることが必要である、このように考えまして、住民の発意と創意を尊重しながら古いものと新しくつくられた施設のバランスを調和させながら商店街地区の特色ある住環境の整備を図ってまいりたい、このように考えております。具体的には本年度整備方針の策定をするべく進めておりますが、この中で、まちが明るく、そして市民が集い、憩い、語り合える場所、こういうものもつくり出していきたい。そうなりますと自然的によそからのお客さんもふえるだろうと、こういうことにつながることも考えられますし、ひいてはまちの活性化にも寄与するものとこういうふうに考えて取り組んでおるところでございます。

 それから、2番目の生きがいのあるまちづくりのために云々という御質問でございます。

 その中で、生きがいにつきましては、市民によりましてそれぞれ価値観の違いや、あるいは取り方の度合いがあるとこのように思いますが、要は市民の方々がそこで健康で明るく潤いと安らぎのある市民生活を営むことができると、これが大切であると存じます。そのための施策ということになりますと極めて多岐にわたってまいります。一概には言えませんが、例えば働く場の確保、あるいは生涯学習の推進、ええとこ総社市民運動の推進、あるいはボランティア活動の推進等々本市の総合計画で定めます、住まい、働き、学び、憩うことのできるまちづくり、つまり市政各般のソフト、ハード両面の施策の展開が必要であると存じます。そして市民が人間的な触れ合いを通じて健康で心豊かに暮らし、そして住んでよかった、住んでみたいと思うまちこそが生きがいのあるまちである、このように考えております。そこで、今後も総合計画を指針といたしまして、諸問題を克服しつつ生きがいと住みよいまちづくりのために懸命に努力することが肝要である、このように認識をしておるところでございます。

 なお、予防的にいろいろなことと取り組むべきであることや、正直者が日の目を見るような行政を考えてほしいというふうな御指摘がございました。もちろん対症療法というよりも、先ほど骨粗しょう症でもありましたように、やはりそれにならないような手だて、そういうものに意を用いていかなければならない、こういうふうに思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。抽象的でございますが、そう考えております。

 それから、市政推進の上での人づくりについてのお話でございました。

 まず、その中で生涯学習あるいは生涯教育等につきましてでございますが、「岡山県の生涯学習推進の指針」というのがことしの3月示されました。それを実行をしていくということであろうとこのように思うわけでございます。

 今までいろいろと実社会で技術を身につけたこと、あるいは学者としてやってきたようなこと、それらを生かす場所、そういうもんがあるかという点でございますが、これは市の教育委員会が平成4年の4月にまとめておりますが、いわゆる「ふるさとリーダーバンク」ということでリーダーとして登録をしていただきまして、そこへ申し込んでいただいて働いてもらうということでありますが、125名の方がふるさとリーダーバンクとして登録をされております。したがいまして、これらの活用をいたしますならば、かなり有効にいけるのではないか。これ4年でございますからその後ふえておるかもしれません。そういうふうに思っております。

 御指摘になりましたように、近年生活水準の向上や、あるいは労働時間の短縮、高齢化の進展等によりまして、自由時間の増大を背景に人々の生活意識が、物から心へ、あるいは量から質へというふうに変化をしてまいりました。それからまた、経済優先の社会からゆとりと生きがいを優先した成熟社会というふうに変化をしてまいりました。あるいは高度情報化社会の到来、さらには科学技術の急速な発展もございました。新しい知識や技術を絶えず学び続けることが必要になってまいっております。これから充実した諸生活を送る上で、だれもが、いつでも、どこでも自由に学習する機会を持つことができることが望まれておるわけでございます。

 そこで、総社市におきましては、生涯学習に関する施策を総合的かつ効果的に推進し、生きがいに満ちたまちづくりを実現するために、生涯学習推進本部を設置いたしまして総社市の現状や課題につきまして調査研究をするとともに、公民館や図書館等の学習の場に加えまして、施設や安全の面でも地域の学習の場として適している小学校あるいは中学校、高校、これらの学校施設の開放やあるいは活用、そして個人や団体が学習活動を進めるときに必要な指導者の確保のために、地元で資格や技能を持つ人材の発掘、あるいは人材登録制度リーダーバンク、先ほど申し上げました125名の登録がございますが、それらの整備、さらには学習情報の提供など市民の学習の支援を行っておるところでございます。

 また、人材養成事業といたしましては、中学生の海外ホームステイや、地域活性化のためのリーダー養成の場といたしまして仕掛人塾、今5期生目でございますが累計いたしまして59人の方が勉強していただいております。さらには、小学生のふるさと探訪事業、さらには郷土理解を深めるための学習の副読本、これには人物、風俗、歴史、自然、産業の各編の作成配布など除々ではございますが、地域活性化と人づくりのための事業の推進に努めておるところでございます。

 それから、機構改革にかかわる問題であります。

 このたびの機構改革は、行政に対する住民ニーズの動向、市として今後の重点的に取り組むべき行政課題、さらには県の組織との整合性などを考慮しながら行政組織の見直しを行ったものでございます。

 機構改革後の市民への対応は万全かという御質問でございますが、機構の整備もさることながら組織を動かすのは、御指摘のように人であることは申し上げるまでもございません。ただ今回は、現行の職員数の中での見直しでございまして、その意味では万全であるというふうなことも言えないかもしれませんけれども、人事面で適材適所の職員配置に心がけてまいりたい、このように考えております。

 また、従来からも申し上げておりますが、職員の資質向上のための研修、特に管理職を対象とした研修に意を用いてまいりたいと存じます。なお、市役所の事務事業の執行に当たりましては、市民の方々との応接が前提でございます。全職員が市役所は市民の役に立つところという住民主権の基本的理念を深めることによりまして、より具体的な応接マナーの向上のための研修を取り入れてまいりたい。

 また、昨年度からではございますが、企業派遣研修といたしまして実践的な内容のものを取り入れております。成果があるように思われるところでございまして、今後も続けてやりたい。さらには管理職を中心とした各職場ごとの日常的な研修も進めてまいりたい、このように思っております。

 いずれにいたしましても、行政機構の改革を契機としまして、職員が一丸となって機能的、あるいは効率的な執行体制となるように、指導もし監督もし、みずからもそうしてまいりたい、このように思っておるとこでございます。

 それから、消防業務の問題でございます。

 西部地区の出張所の新設に当たりまして、消防業務は広域的な見地から見直すべきではないかという御質問でございます。特に、救急の業務につきましては、地域住民に対しまして平等に住民サービスができるようにすることが目標でございます。そこで各拠点であります署、あるいは所、出張所でございますが、につきましては、現在の消防では一極集中方式より適当な分散方式が求められるところでございます。御質問中、広域的に見直すべきと考えるがという点でございますが、これにつきましては二通りのことが考えられると思います。その一つは、消防署や出張所の署所の統廃合等によって出張所の数を減らして強力な規模のものにするという方法。2つ目は、分散方式で設置する出張所を強力な体制とする方法がございます。このたびの出張所の配置計画につきましては、昭和48年に真備町、山手村、清音村を含めた総社圏広域消防業務開始に当たりまして、長期的な展望に立ち、特に検討、協議を重ねまして真備、昭和、西部地区に各出張所の設置を計画いたしました。これに基づきましてこのたびの仮称でありますが、西出張所建設事業を進めていこうとこういうことになっておるところでございます。

 しかしながら、本署及び真備、昭和出張所からの距離等を考慮いたしまして、西部の拠点としての救急・消防自動車の同時出動のできる配備も将来必要になることも予想されますので、建物の新築等についてはその点も配慮し、今後作業を進めてまいりたい、このように思っておりますので、何分の御理解お力添えをお願いを申し上げたい、このように思うわけでございます。

 なお、将来は上高末総社線、あるいは倉敷美袋線も改良されるということでありますが、これも数年はかかるんではないか、こういうこともありますので、当面する対応をやっぱりしておかなきゃならん。それらの情勢の変化、あるいは住宅ないしは防火対象物等々の変化もあるわけでありまして、それにはそれなりに考えていかなきゃならんだろうと。現時点では既定の計画で進めていきたいとこう思っておるところでございます。

 以上であったかと思います。



○議長(田邉敬吾君) この際、申し上げます。

 本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。

 13番渡邊繁雄君。

              〔13番 渡邊繁雄君 登壇〕



◆13番(渡邊繁雄君) お答えはいただいたのでありますが、納得できる部分もありますし、全然納得できない部分もあります。

 一番肝心な第1項でお尋ねいたしております企業誘致については、実は私が聞き方が悪かったんか、どっちじゃ言うたんかようわからなんだんで、ひとつもう一回御答弁いただきたいと思うんですが。その中でね、御答弁いただいた中で、今までの企業誘致は、私から見た判断の中では、やや寝て待ったような懸念がある、そういうことではいけませんよ、市長さん、とこう言うたつもりじゃったんが、逆に取られとったようにあったんですが、ひとつ積極的に働きかけていただきたい。そのためにはね、私が聞きたいのはこういうことなんですわ。もっと言いますと、企業誘致をするのにいたしましても、今の状態じゃなかなか現実には難しんですよ。なぜ難しいかといいますとね、そういうことは考えとらんということでありますが、場所や地域性やいろいろ自治体によってお考え方が違うと思いますから、それも結構でしょうが、私は、今市長もおっしゃられたようにね、当然雇用の拡大であるとか、財源の確保いうことはこれは必要ないうことは認められておるわけでありますから、そうしたときにはね、やはり用地の要するに確保が一番、まず一番になると思うんです。当然おっしゃるように被害や公害の出るものはいけません。もう言うに及ばずであります。でありますが、私はその取り組む姿勢、用地でも出していただく、出していただくためにはね、一番心配するのは、やっぱりそれぞれ地権者の人は税法上のことなんですよ。そういうことを考えてやられるのがこれ市長の仕事なんですわ。今私にお答えいただいたことはね、大体もう通り一遍的なこと。そんなことはね、だれでも考えとる、もう。そういうことじゃから私は納得でけんと今申し上げたんですわ。やはりね、そういうこれから、企業誘致じゃいうのはしてもええし、せんでもええ。財源がねんじゃけん何せえいうても皆さんできませんで言うたら済むかもわからん。そういうことでなしに、やっぱり今よりは少しでもようしようというて考えとるということを冒頭におっしゃられとるわけでありますから、そのためにはどういうような施策を講じるかということを考えてもらわにゃおえん。それは大変なかなかいろんなものをクリアするということはいろいろ問題がありますよ、スムーズにはいきませんよ。寝てじっと待っとったんじゃいきゃあへん。そこで、私は、例えば用地を確保するためにはいろいろな、当然法を破るわけにはまいりませんけれども、法のもとで条例の改正も必要かもわかりません。できることであれば、そういうふうな最大の努力をしていただく。あるいは、いろいろな民間の活用とか、特に私は東京へ事務所を出してのぼり旗を立って折り込みを入れえというような、本当はしてほしんですよ、そこまで。だけど、こちらがね、今の紀文食品さん、名指して失礼かわかりませんが、なるほど市長は近況報告の中では、3つ目か何ぼかで言われました。が、ややそれは一般的なこと、もっと議員の皆さんに教えにゃいけんことがある、これ。それを言われんから私としたら残念なんです。議員はみんなやっぱりね、市長もね、市民の代表でここで選挙でね、見事出られたわけ。私どもも市民の代表なんですわ。そしたら、やはりいろんなことも知りたいし、こういうことも、私が言ようることも私個人のことを考えて言よんじゃないですよ、市長さん。やはり、いろいろ私も大変恥ずかしい話でありますけれども、日ごろよりは選挙があったから一般の人とも会うてお話しする機会もやや多いかったように思います。そういう中で、やはりもっとこういうような目に見えるような行政のハンドルが切れんじゃろうか、推進してもらえんじゃろうかというようないろいろな話の中を総合的に私がまとめてお尋ねをしとるわけでありますから。ひとつ今のままではね、してもよろしいし、せんでもよろしい。総社市がパンクするいうことはほとんどないと思います。民間企業じゃいうのは本当に、前おられた人が、おっしゃられとった人がおられた。やはり本当に経営的感覚を入れてやるいうことは本当に大切じゃわ。当然考えておやりになられるとは思いますけれども、やはりそのあたりがね、いま一なんですわ。今のような考えでいきょうるから、甘い考えでいきょうるから、私ども、あるいはそういうことを熱心にお考えになられとる市民の人に、私はやや納得がしてもらえんのじゃねえかなと思うんですよ。だからね、私が企業の誘致に関しては、今たちまちにしてもええし、しょう思うてもでけんかもわかりません。いろいろ経済情勢をそれこそ考えた中では非常に難しいと思うんでありますけれども、難しいからいうてほっとったんじゃ今のままで一つも前へ行かん、変わらんのですから、そういう努力をしてもらやあええ。で、最終的には行政がやっぱり指導権を握っていただいて、あなたは、来さしてくれ言うても、悪いんじゃけど来てもらうわけにいかん。ぜひ来てもらいてえ企業には頭を下げてでも来ていただくような努力をして、我が総社市が指導権を握ってやってもらわにゃいけませんが。で、私はもう財源確保、雇用確保のためにはぜひそういうようなことを、今までは寝て待ったような感覚でありますけれども、積極的にやってもらわにゃいけん、いうことを申し上げとるのでありますので、ちょっと最初の御答弁ではちょっと聞き取りにくかったんで、まことに済みませんけれども、再度ひとつよろしく御答弁のほどお願いしたいと思います。

 それから、道路網については、おおむね、特に今おっしゃられた中で土木担当絡みのものも当然道路として日常の生活では必要でありますけれども、当然建設省でありますとか県の関係でやっていただく幹線道路も大変必要であります。なかなか一朝一夕にはいかんのが残念でありますけれども、そういうことも積極的にやっていただかにゃいけませんけれども、私は特に総社市独自の考え方、こういうものを将来したいんじゃと。それがね、やや残念ながら私見えんのですなあ。将来は例えばこういうような中国横断自動車道、あるいは山陽自動車道ができたときにはその地域の地の利を生かしてですな、こういうような総社市にしようと思よんじゃというのが見えんのですわ、僕は。僕は利口にねえからかもわかりませんけど、そのあたりをひとつお示しをいただきたいと思うんであります。

 それから、人づくりについても、生きがいについても、いろいろおっしゃられました。けれども私は、例えばね、例えがわかりやすうてええと思うんですが、全然言ようることとは違うんですが、全体で1つという質問で言うとりますから、例えばね、いろんな総社市のある部分ではもう交通事故が頻繁に起こっとる。ところがこれは県道なんですわ。信号の設置は県だとこう言う。せやけど、とにかく総社というか行政というのは、もういよいよ取り返しのつかんことができなんだら、すりゃあへんの、なかなか。私はそういうことで事故があって死んでしもうてから、もう取り返しがつかんようになってしてもろうたんでは、もうしたうちに入らん。ですから、私はそういうことにならんときにやっていただくのが政治力じゃと思う。それをひとつ、要するに小回りのきくところ、銭がねえ者に銭を出せ言うたておえんのですから、いよいよおえんのなら、もう時間の要するに即刻対応するということででも私はやっていくような、小回りのきく身近でちょっとした心得方、取り組み方で大分市民の皆さんに納得してもらうことがありますよ。そういうことが私はできてねえということと、長期的にはやはり長期的なビジョンがやや不透明なところが、よく言えば、市長さん、済みません。あなたは非常に温厚で実直でありますけれども、その姿勢が私から見た本行市長いうのは残念な部分でありますわ。そういうことで、ひとつぜひこの5期にかけては目いっぱい努力していただいて、いろいろ議論しましょう。もう隠したようなことをせずにさらけ出してですな、ここで言うてもいけんことは変更してください。あのときにああいうふうに言うたけど、こういう理由でこうなるんじゃということを言うてもらやあ私ども納得しますよ。あのときに言うたじゃねえか。そればあ追及すりゃしません。ですから、私は胸襟を開いたものをおっしゃっていただいて、本当に当局と議会が本当にいう両輪ですがな。よくいきましても市長さんの力一人じゃありません。逆に言うて悪ういっても議会も責任があります。そういうふうに私は考えておりますから、とにかく小回りもきいたり、ちょっとした心がけで市民の人に納得もできていただけたり、いうことで、お金がなかったら機敏さだけででも対応してください。よろしくお願いいたします。再度御答弁をお願いします。



○議長(田邉敬吾君) 市長。

              〔市長 本行節夫君 登壇〕



◎市長(本行節夫君) 13番議員から再度の御発言がございました。いろいろな面でもっとしゃんとしてやれというふうなお励ましのように受け取らせていただきました。

 で、企業誘致でありますが、なかなか今の経済情勢をつかみ切れておりません。そのようなことも不安の材料であろうかとこのように思うわけでございます。したがいまして、今後につきましては、ひとつさらに努力をするというふうに申し上げておきたいと思います。

 なおまた、積極的にやれという面もございますし、企業誘致の特別委員会等での御協議、そのようなことも、本会議でいきなりこのような御質問をいただきましても、即なかなか的確なお答えもできかねる部分もございますので。そういうこと、日常の御意見も私は積極的にちょうだいいたしたい、このように思っておりますので、どうぞひとつ御遠慮なくお申しいただきますように。そのことが実りの方向へ向けていくことではないかなあ、こんなふうにも思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。

 なお、横断道等につきまして、先が見えないという辺でございますが、御承知の、触れたと思いますが、あのあたり物流基地として半径たしか300mでございましたか、そういう地域の指定もございます。しかし現地におきましては、ちょっと時間が欲しいというふうな空気もありますので、そこに具体的について、300は間違いでございました、半径500mでございます。地元ではそのような空気がございますものの、ちょっと待ってほしいというふうなこともありますので、具体的なことに触れずにお答えをしておるわけでありますが、やはり中心はそこら辺に物流基地のようなものが可能性があるということでもございますし、同時にまた南北の軸でありましても、ここへおりていただく。おりてもらうのに魅力があるというふうなことになりますというと、やはり先ほど申しました吉備路観光センターあたりもその一つでありましょう。あるいは、企業の立地もそのようなことであろうとこういうふうに思っておるわけでありますので、具体的にAとかBとかいうふうなことは申し上げられておりませんけれども、つもりとしてはそういうことでございます。

 なおまた、機敏に小回りのきくような対応をするようにというふうなことでございまして、おっしゃるとおりでございます。

 なおまた、議論につきましては先ほども私申し上げましたように、平素で結構でございますので、そういう場でのひとつ御提言をちょうだいしたい。いきなりここで勝負というふうなことになりましても、なかなか準備も不十分でございますから、どうぞそのように御理解と御協力をお願い申し上げまして答弁とさせていただきます。

 以上です。



○議長(田邉敬吾君) お諮りいたします。

 本日の会議はこの程度にとどめ、延会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

              (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(田邉敬吾君) 御異議なしと認めます。

 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。

 本日はこれをもって延会いたします。

              延会 午後4時7分