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岡山県 総社市

平成16年 6月定例会 06月11日−02号




平成16年 6月定例会 − 06月11日−02号







平成16年 6月定例会



          平成16年6月定例総社市議会会議録(第2号)



             〇平成16年6月11日(金曜日)

1. 開 議 平成16年6月11日 午前10時 0分

2. 延 会 平成16年6月11日 午後 3時39分

3. 出席または欠席した議員の番号及び氏名

   出席議員

   1番 津神謙太郎      2番 村木 理英      3番 頓宮美津子

   4番 橋本  茂      5番 小西 利一      6番 片岡 茂夫

   7番 多田 英章      8番 澁江 文男      9番 名木田正昭

   10番 秋山  聖      11番 加藤 保博      12番 光畑嘉代子

   13番 笠原 武士      14番 神崎  干      15番 松浦 政利

   16番 荒木 勝美      17番 山口 久子      18番 金池  徹

   19番 中村 吉男      20番 萱原  潤      21番 丹下  茂

   22番 西森 頼夫      24番 服部 剛司

4. 職務のため議場に出席した議会事務局職員の職氏名

   議会事務局長  塩 尻    司    同   次長  浅 沼  節 夫

   同 議事係長  三 村  和 久    同議事係主任  松 久  茂 喜

5. 説明のため出席した者の職氏名

   市長      竹 内  洋 二    助役      國 府  久 倶

   収入役     木 口  博 元    総務部長    丸 山  光 雄

   生活環境部長  秋 山  壮 市    保健福祉部長  大 村    稔

   経済部長    守 安  道 夫    建設部長    秋 山  庄司郎

   消防長     藤 岡    徹    教育長     ? 田  交 三

   教育次長    平 田  充 宏    総務課長    山 本    勉

6. 本日の議事日程

   第1 一般質問

7. 議事経過の概要

   次のとおり







              開議 午前10時0分



○議長(荒木勝美君) おはようございます。

 ただいまの出席23名であります。

 では、これより会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付いたしております日程表のとおり会議を進めてまいりますので、御協力を願います。

 なお、会議規則第51条第1項の規定による諸議案に対する質疑の通告期限を本日午後1時までと定めておりますので、通告されます方は時間厳守でお願いいたします。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第1 一般質問



○議長(荒木勝美君) では、日程第1、一般質問を行います。

 一般質問は、お手元に配付いたしております一般質問通告者一覧表に記載の順序により、順次質問を許します。

 まず、20番萱原潤君の質問を許します。

 20番萱原潤君。

              〔20番 萱原 潤君 登壇〕



◆20番(萱原潤君) おはようございます。3年とちょっとぶりですか、この席に立たせていただきました。久しぶりですので、本当に緊張の面持ちで質問を進めてまいりたいと思います。

 通告をいたしておりますように、北の吉備路の、いわゆる鬼城山及びその周辺について市長の御所見を存念のないところをお尋ねしてみたいと思います。

 御承知のように、鬼城山復元もあのようになされまして、世間の注目を以前にも増して集めておるところはもう御承知のとおりでございます。また、この議会にも提案、上程されておりますけれども、ビジターセンターの完成も今年度末には相なって、今既にできておるウオーキングセンターと一体化されてその機能を果たしていくような、そういう状況にまで至っておるようでございます。私が議員になって十数年たちますけれども、思いもあって、あの地域に対していろんなことをこの議会でも発言をし、お願いもしてまいりました。振り返ってみますと、本当に隔世の感これありでございます。そういう一つの転機の時期でもあると思います。あの地域がこれからいろんなインフラ整備が、大まかなことが次々となされて、ある程度整って、今度はそこを利用する者あるいは管理する者が一体となって運営をしていく、生かしていく、そういうまさに時期を迎えてくる直前であろうかと思います。そういうときに至って、ここにも書いておりますけれども、いわゆるワイズユース、賢明な利用といいますか、そういう考え方、それについて市長はどのようにお考えであろうかなと、以前からそのお考え、この議会でもお尋ねした経緯もございますから、大体のことはわかっておりますけれども、改めてこのような時期を迎えるに当たって、その御存念をお聞かせいただいて、その方向性というものをより明確にして、今後に当たっていただきたいという思いから、市長のあの一帯へのこれからの行政としての取り組み、その基本的な考え方、それがその中に以前と変わりなくやはり賢明な利用、持続的な賢明な利用を第一に考えて、いろんなことをそれに付加して考えていきたいという思いに変わりがないかどうかあるいはその思いが今どうなっておられるか、そこのところを素直な気持ちでお尋ねしてみたいと思います。

 余談になるかもしれませんけれども、いつの時期でしたか、市長がどこかで、研修か何かでおっしゃったんですかね、いろんな読書をされる、そういう中にたしかレイチェル・カーソンの「沈黙の春」というのを目を通したことがあるというようなお話をなさったことがあるそうでございます。このレイチェル・カーソンの「沈黙の春」というのは、いわゆる自然保護、環境問題の古典と言われている本で、非常に難解なものでございます。私も目を通したことがありますけれども、専門用語が出てきたりして、言葉の解説をひもときながら読まないと頭が痛くなるようなところもあるんですけれども、ただ本当に自然と共生する未来への道しるべを世界で初めて明確にしたレイチェル・カーソン、作家でございますけれども、この本を目を通しておられるということを聞いたときに、本当に環境に対しての高い意識をお持ちであるんだなということを感じたことをいまだに覚えております。そういうことからも、期待をして、あの鬼ノ城というすばらしい文化遺産、歴史遺産、そしてそれを取り囲む里山環境を中心とした豊かな自然、貴重な自然遺産、そしてすばらしい眺望、そういうものを失うことがないように、逆に、それをできるならば守り、はぐくみ、育てていくような、そういう基本理念の中で行政としては何をやっていくか、また逆にあそこを訪れて楽しませていただける観光客と申しますか、ビジターと申しますか、我々が何をすべきか、どういう協力をしていくべきか、そういうことも含めて市長の考え方についてお尋ねをしておきたいというのがきょうの一番の目的であります。

 どういいますかね、東京にあるディズニーランドとか、近くではチボリ公園とか、そういうレジャーあるいはエンターテインメントの施設とは全く意を異にするような場所であることは、もう市長にも御理解をいただけると思います。あのような文化遺産や自然遺産、自然環境、そのようなものを本当に魅力として、売り物として、価値として求めてやってこられるような場所、ここについて一般的な観光地と何か一つ考え方、大きな骨を持っておかないとつい利便性追求の偏重の余り間違った方向へも行きかねないということがあります。そういうことも含めて、とりあえず先ほどからお伺いしている鬼城山及び周辺、その一帯の持続可能な賢明な利用、活用についての市長の御所見をお伺いをいたしまして、第1問といたしたいと思います。



○議長(荒木勝美君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) おはようございます。

 萱原議員の御質問にお答えを申し上げたいと思います。

 北の吉備路ということで御質問ですけど、本当にすばらしい自然に恵まれていると、今さらながらに感謝をしたいという気持ちでいっぱいでございます。竹久夢二が詩をつくっておりますけど、「人が町をつくりました。神様が田舎をおつくりになりました。だから、田舎はきれいです」という簡単な詩をつくられておりますけど、それにも増して鬼城山一帯は、萱原議員にも案内していただいたことございますけど、すばらしい、ロケーションもさながらですけど、昆虫あるいは植物においても珍しい植物がいっぱいで、本当に心が安らぐといいますか、いい自然に恵まれた場所だと、こんなふうに思っております。持続可能な賢明な利用、活用ということでございますけど、そのように意を尽くしてまいりたいと、このように思います。

 多様で貴重な動植物が生息する自然環境や鬼ノ城や岩屋を初めとする文化財、そしてすばらしい景観などを有しており、それらが融合したフィールドミュージアムの、いわゆる野外博物館的な要素を備えております。近年の文化財やトレッキング、山歩きのブームに加えて、これらの数え切れない魅力を求め、多くの方々が訪れておられます。このように、この一帯が貴重な文化財と周辺の自然環境と調和している地域であり、総社ふるさと自然のみちの整備と鬼城山保存整備事業により、自然と文化財が調和し、人々に親しみと楽しみを与えている場所でございます。こういった環境を未来永劫に守ると同時に、多くの方に堪能していただきますように活用も図ってまいりたいと、そのように思っております。

 そういった観点から、総社市といたしましては、歴史と自然の触れ合いをさらに高めるために、平成14年から平成15年度の2カ年で環境省の補助を受け、ただいまおっしゃいましたウオーキングセンターとかビジターセンター、もとへ、ビジターセンターは環境省の関係ではございませんけど、これも補助を受けて遊歩道の整備等も進めてまいったところでございます。今後はこういった地域の貴重な資源や歴史を守りながら、ビジターセンターなどを中心といたしまして、施設が十分に活用されるような管理、運営に努めてまいりたいと考えておるところでございます。

 また、新山、岩屋地区の皆様方にも大変お世話になっており、またゴールデンウイーク等大勢の方が訪れるときには御迷惑もおかけしておる点もあろうかと思いますけど、そういった点にも今後配慮しながら、自然の保護に十分意を用いながら利便性の向上を求めてまいりたいと、このように考えております。



○議長(荒木勝美君) 20番萱原潤君。

              〔20番 萱原 潤君 登壇〕



◆20番(萱原潤君) もう一度だけ再質問をさせていただきます。

 市長御答弁ありがとうございました。

 本当に、いわゆる賢明な持続的な利用というものを念頭に置いて、後はバランス感覚でやっていくんだというようなお考えを示し、あらためていただいたことと理解をしておきたいと思います。

 そこのところが余り方向が違うと、次お尋ねすることもないなと思ってたんですけど、まあ方向がそういうことで、やはり今の世の中の流れ等も御理解の上でお答えをいただいとるということで、少しだけ逆に提案といいますか、追加してお尋ねをしてお答えをいただいておければと思います。

 要するに、あの地にふさわしい、これからあの地を魅力を失わないように、そういうことには意を配しながら行政としても取り組んでいくと、そういうお考えであるということでございますので、一番は今市長みずからもおっしゃったように、鬼ノ城という非常に知名度の高い、そして質の高い文化遺産がその中核にあって、それを取り巻く環境というのが豊かな自然であったり、牧歌的なおおらかな雰囲気が味わえる空間であったり、そしてはるかかなたが見渡せる眺望であったりと、まさにおっしゃったとおりだと思います。それをやはり目当てでほとんどの方はやってこられております。ですから、もう当たり前のことですけども、今その表現をされたその要素を打ち消していくような施策を行政がとっていくとするならば、魅力を片や減しながら資本投下をしてという矛盾したことをやっていることにも単純に言ってなってしまいます。ですから、そのことだけはできるだけというか、そういうふうにならないようにということがもう基本であろうかと思います。そういう中で、ふるさと自然のみちというのはほぼ事業を完了したと聞いておりますから、二十数?にわたる遊歩道の整備もなされて、トイレとか道しるべとか、いろんなものができていっております。それから、鬼ノ城の復元も今中途でありますけれども、ある程度まで見ばえのするものになってきた。これは今さっき申し上げたような魅力をすべて打ち消すようなものにもなっていない。ある意味ではある程度バランスをとってやっておられたことだろうと思います。これから先、そういうものを目当てに大勢の人が訪れてこられる。そういう中で今度は行政としてサービスをしていく。そのサービスの質については、やはり今さっき申し上げたいろんな要素、魅力、訪れる人たちの魅力の要素を失わない範囲でのサービスということにぜひ心がけていただきたいというのが私の思いであります。市長はその辺についてはどのようにお感じとりになられますか、お考えになられますか、その点をお答えをいただきたいなと、考え方としてお答えをいただきたいと思います。

 先ほどもちょっと申し上げましたけども、あの地というのはやはり利便性を100%重視するような場所ではないと私は感じております。利便性を100%重視してやっていくとすれば、無尽蔵に社会資本投下をして、駐車場が狭くなれば駐車場を拡幅する、道が狭くなれば道をどんどん広くする、ちょっと不便だと言われればそれを便利にしていく。それはああいう場所にふさわしい考え方ではないんではないかなと私は思うのでありまして、その辺について、市長、すなわち当局、市長のお考え方をできるならばある程度明確にお示しをいただきたいなという気持ちでお尋ねをしております。

 ビジターセンターも、仮称ではありますけれども、ここで条例が制定をされて、来年度から今のウオーキングセンターと一体となったもう少し範囲の広い拠点の施設としてあそこが運営を来年からされていく。これもやはりあの一帯、鬼ノ城を含めてあの一帯を管理する施設ではなくて、訪れる人たちのためのいわゆる役に立つ拠点施設でないといけないと思います。そういう運営面についても、やはりこれからは物をつくることはほぼ終わってきましたから、そこを運営する考え方、人、そういうものに意を用いて、本当に生きた、充実した運営を図っていくことに逆に意を用いていくと、訪れる人たちがただの観光客だけではなくてリピーターも集まってきて、いわゆるあそこに対しての友の会のようなものができていって、今度は逆に行政と一緒になって協働で物事をやりましょうというような雰囲気が生まれてくる。これが俗に言う自然公園的なところで、先陣を切ってやって成功しているところはそういう形態にどんどんなっていっております。そういうふうにあの地もなっていかないと難しいんではないかなというふうなことを思います。

 いずれにいたしましても、一説によれば、年間を通じてあの山の上の一帯へ10万人前後の人がもう訪れているというデータもあるようでございます。その中の多くの人が総社市民ということではなくて、広く県内あるいは県外からも大勢の方が訪れてまいります。そういうグローバルな有名な場所になって、いろんなところから人がやってくる、それを総社という一つの自治体が100%すべて面倒を見ていくことは、それこそ持続的にであれば難しいことだろうと思います。ここ一、二年間きちっと見ることは財政的にも可能でありましょうけれども、これから10年、20年、何十年と続いていくそのスペースを総社市というちっぽけな自治体がすべての面倒を見ていくなんて考え方は難しいし、ある意味ではおごりにすぎないということを考えます。そうすると、何があるかといいますと、訪れる人たちと一緒になって、一体となって、よく市長が使う言葉とすれば、協働、コラボレーション、そういう形でまさに守り、はぐくみ、育てていく、そういう道を目指していくしか生き残っては、いい形では生き残ってはいけない。持続的にはやっていけないというふうに思いますので、今すぐにということではなくても、例えば立派な道、道というのか駐車場が整備され、施設が整備され、立派な恐らくこれから文化財にしても、自然にしても、パンフレットとかそういう解説書までがあそこには用意されて、来た人の便宜を図っていくことだろうと思いますけども、そういう1点をとらえましても、今までならば当たり前のようにすべてただでサービスをしていたのが行政でありますけれども、やはり先ほどからの考え方、いつまでもあそこをという考え方を持つならば、やはりそれなりの協力をお願いする、金銭的にも受益負担という考え方あるいはそこを一緒になって自分たちもそこで楽しませていただくんだから、このいい環境をいつまでも残したいという気持ちを揺さぶって、そういう協力金もいただけるような制度も国立公園、県立公園等ではすでに確立されているところは全国でたくさんございます。そういうような方向性もやわらかく目指していく、そちらへ目指していくような考え方、そういういろんな方面から柔軟性、発想の転換を持って、いわゆるワイズユース、持続可能な賢明な利用という視点を探っていただきたいというお願いをすると同時に、そういう私の考え方に対する市長のお考えはいかがでありましょうか。これをお尋ねして私の一般質問とさせていただきます。終わります。



○議長(荒木勝美君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 萱原議員の再度の御質問にお答えを申し上げます。

 すばらしい場所であるということは、一番質問者の方が御存じではないかなと思いますし、今もいろいろと御質問の中に御示唆を含めておっしゃっていただきましたが、利便性を追求するのみにとらわれずに、今スローライフとかスローフードとか言われておりますけど、やはり本物の魅力を、またかけがえのない自然を守るあるいはその自然を堪能することのすばらしさ、そういったものを大切にしていくべきであろうと、このように思います。

 鬼城山、鬼ノ城へ上がるまでの道路も拡幅の計画がございますが、無理のない計画といいますか、できるだけ自然に負荷をかけない方法を選択をすべきではないかなと、そんなふうに今考えております。地元の方々からも、例えば側溝にふたをするとか、待避所を可能な限り広げてほしいとか、要望書も出ておりますし、そういったことも地元の皆様方の御意向も十分に尊重しながら取り組んでまいりたいと、このように思っております。

 レイチェル・カーソンの話が出ましたですけど、レイチェル・カーソンがおいっ子のロジャーに自然界のすばらしさを教えるというか、その簡単な物語、「センス・オブ・ワンダー」がございますけど、やはり人間この地球に生まれたからには、そういった自然界の中にはもっともっとすばらしいメカニズムあるいはすばらしいものが発見できるぞというそういった喜びを知るということは、私たち人間にとって最もすばらしい生き方の一つではないかなと、そんなふうにも感じております。今後もできるだけ協働、コラボレーションという考え方も含めて、皆様方の御協力もできるだけ、可能な範囲でお願いもしていきたい。例えば、鬼ノ城のビジターセンターあたりへ募金箱等も設置をしてみるとか、いろんな意味で自然を大切にするための御協力もお願いをして、皆様とともにあの一帯の自然を未来永劫に守っていきたいと、このように考えておるところでございます。今後におきましても、いろいろと御指導賜りますようにお願いを申し上げまして、答弁とさせていただきます。



○議長(荒木勝美君) 次に、19番中村吉男君の質問を許します。

 19番中村吉男君。

              〔19番 中村吉男君 登壇〕



◆19番(中村吉男君) 通告をいたしております2点について質問をさせていただきます。

 1点目は、教育問題であります。2点目は、公共下水道について。この2点についてお伺いをいたしたい、このように思います。

 教育問題についてでありますが、小・中学校の通学区域の弾力化についての考え方はどうかということであります。

 質問に入ります前に、ちょうど3年前今月大阪府池田市でありました小学校への不審者による侵入による児童殺害事件が3年を経過し、悲惨な事件の報告がなされようとしていたやさきに、先般長崎県佐世保市にありました女児殺害事件があったところでありますが、教育の場としての学校は最も安全な場所でなければならないと考えております。21世紀の子供たちをすばらしい環境から常日ごろから教育に専念されておられる関係各位に対し、敬意と感謝を申し上げるとともに、このような事件が二度と起こらないことを望むのは私だけではないと思うのであります。

 私は以前PTAのお世話をさせていただいたとき、現時点においても地域の方々から相談等がありました居住する学区に加えて隣接する学区への入学を認めて通学できるような手だてがないものかと話があったことがございます。大所高所において規則、条例等に余りこだわることなく、弾力的に対応されていることと思いますが、総社市の今現在どのようにこのことについて認識し、対応をされているか、現在1市2村の合併問題も論議され、将来隣接する清音村、山手村との通学区域のことも合併ということになりますと、調査研究をしていくことも必要が出てくるのではないかと考えられます。教育委員会としても、小・中学校の通学区域の弾力化についての今日の現状と将来に向けての考え方ととらえ方についてお聞かせをいただきたいと思います。

 次に、2点目の公共下水道についてであります。下水道事業の現状と今後の課題と取り組みについてどう対応されていくかということであります。

 総社市は市政の重要施策として公共下水道事業を推進し、市民生活環境を改善し、快適で住みよいまちづくりのため、下水道事業を積極的に推進し、水洗化の普及と生活汚水の浄化による快適な生活環境づくりと公共水域の水質保全に努められ、岡山県南の中核都市としての都市基盤の整備と、ともに快適で住みよいまち、住んでよかったと言えるまちづくりを目指して、農業集落排水事業と合併浄化槽、公共下水道事業によって市民の生活環境の改善に鋭意努力されていることと思います。総社市下水処理場は、市内三輪地内に敷地面積3.4haに昭和47年に事業着手をいたしまして、昭和59年6月に総社駅前土地区画整理区域を中心とする100haの区域について供用開始をいたしております。既に20年を経過をし、建物、機械類等も非常に老朽化をいたし、修理あるいは機械等の交換、隣接する住民に対する臭気対策の改善と、年間においてかなりな維持費、経費が年々増加をし、国・県の補助等をいただきながら手だてをしているのが現状ではなかろうかと思います。本議会におきましても、特別会計補正予算も組んで手だてをしていこうとされております。公共下水道事業の市街化区域内の井尻野地内を今現在取り組んでおられ、近いうちに井尻野地区も完成の運びのように伺っております。今後は、調整区域内の公共下水道事業の認可区域の拡大に伴い、都市計画の決定、下水道法の認可、都市計画法の認可も本年3月にそれぞれ認可をいただき、測量、設計等に現在着手をいたし、平成17年度から一部地区におきまして工事に着手に入る予定と伺っております。今後1市2村の合併も視野に入れ、隣接する地区においての調査、検討等の取り組みと公共下水道事業の現状と今後の取り組みの考え方等についてお伺いをいたします。

 これをもちまして第1回目の質問を終わらせていただきます。



○議長(荒木勝美君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 中村議員の御質問でございますが、教育問題につきましては教育長の方から答弁をいたします。

 下水道事業の関係でございますが、現状と今後の課題、取り組みについてのお尋ねでございますが、本年3月に事業計画変更の認可を得て、全体計画は1,071haということでございます。認可区域は、市街化調整区域75haを拡大し、現在756haとなっております。平成15年度末で供用開始区域は581ha、普及人口は2万6,586人ということでございます。公共下水道の認可区域内整備率は76.9%といった現状でございます。

 なお、美袋地区の特定環境公共下水道につきましてでございますが、全体計画44haで、事業認可区域は現在のところ34ha、整備率は88.2%ということになっております。本年7月には供用開始するところでございます。

 今後の課題と取り組みでございますが、公共下水道については、現在整備を進めております井尻野地区の整備を早急に完了し、引き続いて認可拡大をいたしました市街化調整区域75haの整備に取り組んでいくこととしております。

 また、美袋地区の特定環境公共下水道は、今年度作原地区の事業認可を取得すべく作業を進めております。

 御指摘の下水処理場の関係でございますが、整備計画といたしましては、耐震補強工事で脱水機棟、脱水機の「棟」でございます、また送風機、塩素滅菌棟、水処理覆蓋の関係、管理棟、ポンプ棟など、改築更新工事といたしましては、最終沈殿池棟の内部防食塗装、建築施設の建具及び外壁の塗装仕上げ、機械設備で汚泥施設、電気設備で直流電源設備、計装設備、監視制御設備等、国の補助を得て、順次整備する予定といたしております。そういった状況でございますので、御理解賜りたいと思います。



○議長(荒木勝美君) 教育長。

              〔教育長 ?田交三君 登壇〕



◎教育長(?田交三君) 19番中村議員の御質問にお答えを申し上げます。

 長崎県の佐世保で起きました事件につきましては、非常に悲惨な事件でございまして、暗然としたところでございます。亡くなられました御手洗怜美さんの御冥福もお祈りをしたいというふうに思います。このような事件が起きまして、非常に残念でございません。学校関係者はもとより、保護者あるいは市民の皆様にも御心配やらあるいは不安をおかけしたのではなかろうかなというふうなことを思っております。教育委員会といたしましては、事件のありました当日、生徒指導の充実についてというふうなことで文書を配布をさせていただきました。その中に、特に命のとうとさについての取り組みの充実というふうなことでお願いをしたところでございます。さらには、9日には校長会を招集いたしまして、校長会の方で協議をしていただき、さらにふれあい教室のカウンセラーを呼びまして、心理的な面からの御指導もいただいたところでございます。いずれにいたしましても、今後とも命のとうとさについてさらに充実した取り組みをしていかなくてはならないというふうに考えております。

 小・中学校の通学区域の弾力化についての考えはどうかというふうなことでございますが、小・中学校の通学区域の弾力化についてでございますが、現在の通学区域は昭和55年に制定され、平成6年に改正されました教育委員会規則、総社市立小学校及び中学校通学区域に関する規則によりまして定められております。なお、区域が入り組み複雑になっている地域につきましては、学区図、または実地調査により決定をしております。弾力化につきましては、一定の認定基準、必要事項を満たしている場合には指定学校の変更や区域外就学を許可するということで個別に対応をしてまいりました。しかし、山手村、清音村との合併の際には、地理的な条件から旧来の学区指定が通学距離、通学手段等におきまして適切かどうかについてはよく検討する必要があるというふうに考えております。

 また、地域によっては、近隣の市へ通学している事例があることから、新たに関係教育委員会と協定書を取り交わすことも考えております。

 なお、学校選択制を視野に入れた通学区域弾力化につきましては、本市の場合、学区が入り組み、複雑な地域等もあることから、今後の検討課題というふうに考えております。よろしくお願いいたします。



○議長(荒木勝美君) 19番中村吉男君。

              〔19番 中村吉男君 登壇〕



◆19番(中村吉男君) 教育長なり市長の方から御答弁をいただきました。今教育長の方から長崎県の佐世保市の事件等について、子供たちに命のとうとさあるいはいろいろな方面にわたりましての教育がなされあるいは校長会等でいろいろとお話ができたようでございます。このようなことが二度と起きないように教育委員会といたしましても一生懸命取り組んでいただきたいなと、このように思っております。

 この前新聞紙上に出ておりました、岡山市においては市立小学校に入学する新1年生から、居住する学区に加えて、隣接する学区への入学も認める通学区域制度の弾力化で、市教委は選択の参考にするため、学校公開を6月から10月までの期間中に行うことなど、実施に向けてスケジュールを明らかにされております。授業や行事などを見てもらう学校公開は、期間中に各校が日にちを設定し、あわせてホームページや説明会などを通し、取り組むことを紹介し、学区外から受け入れる人数は9月に決定し、10月以降に申請書を保護者に配布し、入学希望者数などを把握する、認定した定員を超えれば市役所で公開抽せんを行うようにしておられるようであります。

 小規模校がさらに縮小するとの懸念から、特色ある教育を進めれば市全域からの入学を認める小規模特認校制度の対象校は、学級数が6学級以下で、就学予定児童数が15人以下の小・中学校と想定、このため来年度は7小学校が該当するようであります。

 他の市町村におきましても、少子化時代を迎えている昨今、大きな教育改革の流れの中で、弾力化が子供たちにどういう意味があるか、原点を見詰め、教育の向上につなげ、保護者、地域に支えられ、今以上に信頼される学校にしていくべきと考えます。本市におきましても、通学区域の弾力化に向けて今までにも特色ある学校づくりのために弾力的に実施されていると思います。家庭の事情あるいは何らかの理由等によるものあるいは今お話がありましたように作山地内のように児童が山手小学校に、そして今お話がありました清音村の黒田地区の小・中学校児童の倉敷市の学校にお世話になっているようであります。今後は、合併により1市2村が合併ということになりますと、教育委員会同士が協議をし認めあって、通学区域の弾力化についても調査研究をしていく必要が先で出てくるのではなかろうかと思われます。総社市の小・中学校通学区域については、総社市立学校設置条例に基づいて設置された総社市立小学校及び中学校の学齢児童・生徒の通学区域を定めるとなっております。また、総社市通学区域設定審議会条例では、総社市立学校の通学区域の設定を円滑、適正に行うため、総社市教育委員会の諮問に応じ、通学区域の適否について調査及び審査を行う総社市通学区域認定審議会を設置し、その組織及び運営に関する事項を定めることを目的としておられます。審議会委員は15人以内で組織され、市職員、市立学校長、市立学校児童の保護者、その他学識経験者で教育委員会が委嘱することと条例で明記し、小学校、中学校ごとに通学区域が地区ごとに決まっており、学区外の就学については、総社市教育委員会が認めた場合は指定学校の変更を行うことができるとしております。総社市立小学校及び中学校通学区域に関する規則で決まっておるようであります。規則、条例等に余りこだわることなく、少子化時代を迎える中にあって、将来は今以上に弾力的に対応する時期が来ているのではなかろうかと私は考えます。

 あすの総社市、ひいては日本を背負い、担っていく将来の子供たちが明るく、健康で学べる環境等に配慮しながら、現在既に取り組んでおられると思います。子供たちの教育については多岐にわたっており、現場の先生方は大変な御苦労があると思われますが、教育委員会と学校、そして保護者、地域の方々とが連携を密にされ、今一層の教育を子供たちにお与えをくださいますようによろしくお願いをいたしておきます。

 次に、市長から御答弁をいただきました下水道の件でございます。

 下水道事業については、今現在下水道の認可面積、今市長の方からお話がありましたように、今回調整区域の拡大面積の75haを合わせますと756haが下水道認可面積となっております。平成16年3月に全体計画の見直しを行い、計画処理区域面積は今さっきお話がありましたように1,071haで、計画処理人口は4万2,000人の計画のようであります。そこで、供用開始されている区域の加入状況と未加入者の対応と使用料の未払い者の状況について、対応はどのようになっているか、そうして加入負担金について過去の考えと現在の状況との考え方をお尋ねをいたします。

 平成15年度において6系列が現在稼働し、普及率は46%ぐらいで、全人口のうちの使用できる人口からいきますと85%の普及率のようで、公共下水道、合併槽、農業集落等を合わせた普及率は約65%と伺っております。将来の計画は、企業等の工場等を公共に取り込むことになりますと、最終には11系列になる規模の考えで、あらゆる取り組みに鋭意努力されているようでありますが、先ほど言いましたように、下水処理場ははや20年以上経過をし、機械等も老朽化し、多額の修繕を年間約2,000万円以上を要し、年間の維持費も約2億円以上かかっているのではなかろうかと思われます。

 また、合併に伴う下水道も視野に入れて、統合等については、協議会等の調整を図る必要が先で出てくるのではないかと思います。そうして、総社市の公共下水道に接続することを考え、これにはいろいろな問題、検討課題があると思われますが、今後国・県との協議を重ねる必要が先で出てくると思われますし、公共下水道の区域拡大についても一日も早い供用開始ができ、生活汚水の浄化による快適な生活環境のもと、文化生活、住みよいまちづくりができますように事業に鋭意努力されますようにお願いをいたしまして、2回目の質問を終わります。



○議長(荒木勝美君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 19番中村議員の御質問にお答えをいたします。

 再度の御質問ですが、教育問題については教育長の方からお答えを申し上げます。

 下水道の関係でございますが、未加入者の方々、若干おられると思いますが、いずれにいたしましてもできるだけ早急に加入をしていただきたい、接続をお願いをしたいと、このように思います。

 また、使用料あるいは加入負担金等の未納の方が若干おられると思いますが、こちらの方々につきましても、受益と負担の原則に基づきまして、受益を受けておられる方々が定められた料金をあるいは負担金をきっちり納めていただいて初めて運営が成り立つわけでございますので、お願いを申し上げたいと、このように思います。

 年間かなりの維持費もかかっておりますし、先ほどおっしゃられたような状況でございます。したがいまして、そういったことをきちんと皆様方に納めていただいて初めて維持管理が成り立つわけでございますので、お願いを申し上げたいと、このように思います。

 また、合併の対象地区について、特に山手村については、新市の建設計画の中にも統合等を含めて検討するということになっております。両村長さん初め関係の方々ともよく協議をしながら検討を進めてまいりたいと、このように思っております。

 以上でございます。



○議長(荒木勝美君) 教育長。

              〔教育長 ?田交三君 登壇〕



◎教育長(?田交三君) 19番中村議員の再度の御質問にお答えを申し上げます。

 通学区域のことでございますが、まず現在総社市が実施しております指定学校の変更あるいは区域外就学の認定基準につきまして御紹介をさせていただきますと、まず1点目が学区内に新築あるいは転居予定がある場合、予定がある場合には指定校への通学を変更することができる。あるいは院内学級、いわゆる病気等で病院等の学校へ入る場合には、入級先の学校を管理する教育委員会と協議をしながらそちらの方へ変更をしていく。あるいは地理的な事情、これにつきましては高松の田中地区あるいは現在では三須地区の作山地区あるいは東阿曽の地区につきましては、変更をこれ認めておるところでございます。あるいは、家庭的な事情、両親共働き、しかもどういいましょうか、その子供を預けて仕事に行くという場合、特別の場合ございますので、そういう場合には事情を聴取した上で認定をしておる場合がございます。

 それから、教育的配慮といたしまして、3学期の途中に転居をしたとかという場合には、その学校で卒業まで就学をさせるとかあるいは身体的な状況の問題で配慮が必要であるあるいは日本語の指導を要する問題あるいはいじめ、不登校の問題、こういうふうな場合には指定学校の変更あるいは区域外就学の変更等を認定をしておるところでございます。

 御指摘のように、学区の弾力化につきましては、現在言われておりますのが、岡山方式、いわゆる隣接する学区に限定をした弾力化あるいはブロックに分けた弾力化、こういうふうなものがあるようでございますし、笠岡市が笠岡諸島の小学校の4校と陸地部の中学校1校で学区外通学を認めておるというふうな状況もございます。教育改革を行う中で、教育内容を見直して、どういうふうな特色をそれぞれの学校が出していくかというふうなことが現在叫ばれておるわけでして、各学校とも特色ある学校づくりというふうなものに取り組んでいただいておるところでございます。そういうところから弾力化を行うことにより、教育改革の意識改革もあわせてやっていきたいというふうに思っておりますし、総社市におきましても800名からの大規模校、さらには65名という小規模校もございます。こういうふうなものをあわせまして、今後弾力化に向けて検討をしてまいりたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(荒木勝美君) 19番中村吉男君。

              〔19番 中村吉男君 登壇〕



◆19番(中村吉男君) 教育長の方からいろいろと教育委員会としての、あらゆる事柄について弾力的に対応していく事例等についてお聞かせをいただきました。

 弾力化については、教育委員会、今さっき言いましたように学校側、保護者、関係者と連絡を密にされまして、円滑、適正に対応を節にお願いをいたしておきます。これお願いであります。

 それから、下水道の件でありますが、公共下水道についてでありますが、私がいろいろと御質問いたしました。答弁漏れもあるようでございますが、私はあえて申しませんが、よくわかっておられるんではなかろうかな、このように思います。

 供用開始におきましては、3年以内に加入し、接続が義務づけられておるわけであります。未加入者の加入、そして使用料、負担金の未納等に対し、今後も一層の努力をされますように心からお願いをいたしておきます。あえて答弁がないようでありますんで、ここらわたしで終わりたいと思います。



○議長(荒木勝美君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 19番中村議員の御質問でございますが、特に下水道事業の関係でございます。

 ただいま御指摘をいただきました未加入の問題あるいは使用料あるいは負担金の関係の未納の方々に、お願いに臨戸徴収も今行っておりますが、さらに一層の徴収の努力をしてまいりたいと、このように思います。

              (「よろしくお願いします」と呼ぶ者あり)

 はい。



○議長(荒木勝美君) 教育長。

              〔教育長 ?田交三君 登壇〕



◎教育長(?田交三君) 19番中村議員の再度の御質問にお答え申し上げます。

 御指摘のような、学校、地域と十分協議をいたしまして、弾力化に向けまして検討を進めてまいりたいというふうに思います。



○議長(荒木勝美君) この際、しばらく休憩いたします。約10分間。

              休憩 午前11時3分

              再開 午前11時17分



○議長(荒木勝美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、22番西森頼夫君の質問を許します。

 22番西森頼夫君。

              〔22番 西森頼夫君 登壇〕



◆22番(西森頼夫君) 議長のお許しをいただきまして、通告に基づきまして5点質問をいたします。

 まず1つは、救急・医療行政でありますが、市長が新しく総社市のトップになられてちょうど6年が過ぎました。最大の政策といいますか、公約は病院の建設を掲げられたところであります。いろいろ二転三転しましたが、一貫して病院建設については市長の最大公約として最大の政治目標として提起されていることは御承知のとおりであります。さきの議会で新しく幾ばくかの予算をつけてプロジェクトチームの設置を提案され、今それが編成をされております。そのとき、光畑議員がプロジェクトチームを6年前に提起をした。それはもちろん市の職員も入りますが、広く専門知識を持った方をチームに編成する、また病院や各種団体の代表の方も入ってもらって多くの知恵を、多くの汗の結晶をしてプロジェクトを進めていくべきであると、こう提案をしたところでありますが、それは一度も実現でき得ませんでした。そして、今回設置されたプロジェクトチームの編成メンバーは、市の職員に限定をされているという状況であります。しかし、このチームがいろいろな角度から分析をして、病院の設置の可能性、またこのエリア、医療圏域内における他市からの民間病院の誘致、これしかないわけでありますから、それに対する具体的な方策や計画や、また取り組みの状況について審議されてきたものと思われます。3カ月が経過した段階で、このチームがどういう論議をしてきたのか、何回開催をして、今後の方針や計画が樹立されているのか、そうした点をお伺いするところであります。

 また、消防長にお伺いしますが、今総社市の救急出動回数ふえております。これは総社市のみならず多くの自治体が救急車に頼るところ多くなっているのは同じ共通課題であります。総社市の救急車の出動ふえてはおりますが、本人の希望、またその救急救命士の判断などによって市外の病院に搬送するケースもふえているのは承知しております。しかし、より早く病院に届けて応急手当をする、市内の病院で対応できる救急患者も多くいらっしゃることは承知しております。その救急車の出動が、市内4つある救急指定病院、既に1病院は返上されました。もう救急指定は要らない、救急車が行けないわけであります。残る3病院も救急車が連絡を取っても、今都合が悪い、今ちょっとうちには受け入れられないということから、市内の病院で対応できないケースがかなりふえていると判断しております。そういう状況を消防長として現状をお示しいただきたい。

 2つ目は、中山間地域の直接払い制度であります。

 この制度が5年前にできました。私ども日本共産党は、1980年代から直接払い制度の創設を求めて国会でもたびたび取り上げてきたところでありますが、やっと5年前に農林省がこの制度をつくって、今年度末でとりあえず第1期の5年期限が終わります。この制度は、私がもう既に今まで申し上げておりますから詳しくは申し上げませんが、中山間地域における山合いの棚田で営農する農家にとって、またその集落にとって大きな効果、効用があります。したがって、前回の議会でもこの制度の期限に向けて、内容の改善、これを求めていくことを市長に提起をし、市長もこの制度改善をするように意見を求めていく答弁がありました。

 岡山県もこの制度は非常に効果があるということから、各自治体の要請も受け、また直接払い制度を受けているその地域の要望を取りまとめて、国に引き続きの制度を続けるよう要請をしてきたところであります。

 今、政府においてこの制度をどう改善をしながら残していくか、審議がされているところであります。しかし、財務省はこんなところに銭を入れても日本はよくならない、お金を削る、こういう方針であります。農林省と財務省と今食い違っておる。そういう中で、岡山県は全体の3分の2を中山間地で占める地域であります。総社市も3分の2ぐらいが中山間地域に当たります。そういう状況の中で、この制度が引き続き残る見通しが今現在見えるのかどうかということであります。同時にまた、申し上げた制度の改善が幾ばくかできるのかどうか。この制度も山村法指定地域、過疎法指定地域、こう限定をされております。したがって、過疎法は高梁市にしろ賀陽町にしろ、市、町上げてその全域が指定区域になります。しかし、総社市はそれに指定されておりませんから、昔の山村法、これしか該当しない。冨山村と下倉村、3分の2を占める総社市の市域の中で6分の1以下の地域しかこの制度が該当しないという国のその制度でありますから、ひとしくどこの地に住んで、山間僻地で環境保全のために役立つ水田を、また水源涵養をする水田を営むところには該当すべきであるというのが、主なる制度改善です。まあ、ほかに幾つかありますが。そういう点で、総社市としての対応は他の市に比べて条件が違うわけであります。より一層制度改善が必要なわけでありますので、あえて申し上げておるところでありますが、現在でその状況についてお示しをいただきたい。

 3つ目は、道路行政。

 市道、県道、国道と日々市民の皆さんが生活するに欠かせない道路が市内には多くあります。こうした中で、総社市も市道整備に鋭意努力をされていることは承知しております。ただ、よそのことを言うとしかられますから、私の近くのことを申し上げますが、山の中でめったにというか、自動車も交通量が少ない、そういう地域で2車線の道路はもう要らない。それに歩道をつけてまで工事費出す必要はない。これが制度改善を求めている主なる理由であります。交通量少ない山中の道路、歩行者がいない山中の道路、これらは歩道つき2車線10m道路をつくるよりは、1.5車線の道路を少ない財政で大きな成果ということになりますが、そうするともっと少なめに事業費を投入しても延長が延びる、より早く成果が上がる、こういう意味合いからであります。もちろん道路の整備をそこはしなくてもいいとお考えにならないように。道路の整備は要るんですが、やり方を変える必要があるのではないか。県も、そういう地域における県道整備は1.5車線で今後する、危険な箇所から順番にそれを進めていく、こういう方針を出し、今それが具体化されて実行段階に入りました。そういう意味では、計画をしとるものを、2車線の道路計画を立てとるものを1.5車線の工事をするわけにはいかないでしょう。計画変更をして、1.5車線計画を立てて進めていく。既に日羽宇山線は、上の方は2車線道路がついてます。100mついてますが、200mできてますか、できてます。これを1.5車線に戻すわけにはいきませんが、あと残るところは1.5車線にしていく。これから計画が順次上がってくるであろう美袋延原線、これも1.5車線に計画を立てていくというのが財政の効率的運用とそこに住む地域の皆さんも早く工事ができるから大変喜ばしい、両方の効果があるわけであります。

 4つ目は、生活保護行政であります。

 さきの年金国会で小泉さんがおっしゃいました。年をとると生活費が要らなくなる、少なくて済む、だから年金下がっても仕方がない、こういう答弁です。全く国民の今の実態を熟知していない、けしからん答弁と受けとめました。それを先に先取りをするかのように、生活保護費の老齢加算がことしから減っとんですね。老齢加算が減っとる連絡を受けている、調べてみると老齢加算が1万4,430円ついております、70歳以上の方に。これがことし半分、来年ゼロ、大変冷たい仕打ちであります。まさに年金での議論が既に政府が払う生活保護費までも及んできた、これがその実態であります。

 総社市は、生活保護級地3級地、隣の岡山市は1級地、ずっと、1級地でなくてもせめて2級地にと、それぞれの団体や我々も運動してまいりました。しかし、現在1級地の中をまた1、2と分けて、2級地をまた1、2と分けて、小もう、小もう分けて、結局今3級地の、総社市は1になりますか、3級は変わりません。隣の町、隣接しておる町、生活費は1級地並み近く要るんです。で、支払われる生活保護費は3級地と、だっと低い。そういう状況でありますから、これを老齢加算は全国一律全面カットであります。1級地も削るが3級地も削る。また、3級地もいろいろあります。過疎地域もあります、どこもありますが、総社は特に生活は1級地に近い生活費が要る。で、3級地ですから、生活保護費は低い。そういうところに一律老齢加算をカットするのはむごい仕打ちではないか、これを何とか幾ばくかでも市として対応することができないか、こういう質問でありますので、ひとつ前向きに検討いただきたい。

 最後、イノシシ被害であります。たびたび取り上げます。

 減らんのですよ、幾らやっても。ここで申し上げたい、いろいろここで申し上げたいのは、サルが7,000円、しっぽを1本持ってくると、ヌートリアが500円。以前、イノシシが3,000円になりましたが、今これなくなっちゃった。サルが7,000円というのはええ相場するなあと思うけど、こう向けたらこうやりますからね、どかんと打てない、だからとれないんです。被害は大きいんですが。ヌートリアは川から上がってきたり、池から上がってきます。これもすばっこしいからなかなかとれない。イノシシは、普通の猟期は猟師さんがずっとやってきますから、山奥に逃げております。被害はそんなにありません。しかし、春から秋にかけての時期は猟期じゃありませんから、出てくるわけですね、都会までも。その被害を受けたら被害届を市に被害者が申請をする。市が猟師さんの駆除班に要請をする。そして、駆除班が承知しまして退治に行くわけでありますが、ここで余り大きな声言ったら失礼かもしれませんが、その猟期でないときのシシの肉はちょっとまずいんです。だから、猟師も行っても肉売れんし、食べれんからもう行かんと、こうなるんですね。じゃ、3,000円で元がとれるかというたらそりゃ全くとれません。けど、気持ちの問題。せっかくわなにかけて、ばさばさあずりょうるのを猟師さんにお願いして駆除班がとる。それから、つかまらんけど、毎晩出没する、この近くにおるのは違いないから、来て処置してほしい、これはもう深刻な要請なんです。これをなかなか動けないのは、少しでも動きやすい方法をとらないと、被害がだんだん南に下がっておりますから、この制度も復活できないかということでありますので、ひとつ御答弁いただくことを求めて、第1回目の質問を終わります。



○議長(荒木勝美君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 22番西森議員の御質問にお答えいたします。

 まず、救急・医療行政についてでございますが、設置されたプロジェクトチームの状況でございます。

 本年4月20日に、助役及び関係部課長等総勢15名をもって設置をいたしております。このプロジェクトチームはユニチカから寄附を受けた土地の有効利用について、医療を中心として保健・福祉分野を含めた有効活用について、市の内部での検討をしてまいりたいということから設置をしたものでございます。

 開催状況につきましては、平成16年、本年5月17日に第1回目を開催をしております。寄附を受けました市有地の現地調査を行い、引き続き会議を開催したところでございます。この会議におきましても、救命・救急を主とした医療施設など、今後市民の皆様の要望を踏まえた検討をしていくことの確認をしたところでございます。

 今後におきましては、それぞれがその専門的分野の資料等を持ち寄りながら検討を進めていくという考え方でございます。

 合併も控えておりますが、民営方式でやっていただくという基本方針を貫きながら取り組んでいただけるよう、今後も慎重に検討を行うとともに、粘り強く取り組んでまいりたいと、このように考えておるところでございます。

 救急指定病院の状況については、消防長の方から答弁をいたします。

 中山間地域の関係でございますが、中山間地域の農業は、農地を耕作することで、国土の保全、洪水の防止、緑豊かな景観の形成など、大切な役割を果たしております。しかし、中山間地域は平地に比べて傾斜地が多く、まとまった農地も少ないことから、コストがかさみ、耕作がされずに荒れている農地がふえております。この制度は、平成12年度より中山間地域で農業生産を営む農業者に対し、平地との生産格差の一部を国・県・市町村が共同で支払って、適切な農地管理、集落の共同活動などに活用することで、将来に豊かな農地と自然を守り伝えるための助成制度でございますが、本市においては現在5地区がこの制度を活用いたしております。活動成果につきましては、集落の話し合いの増加、水路や農道の管理など共同活動の増加など、集落の自主的な取り組みが促進された点であり、地域住民が一体となった地域づくり活動につながるなど、集落の活性化が見られております。

 この制度の継続につきましては、国においては廃止を含めた制度の抜本見直し論もありますが、地域農業の活性化や耕作放棄の防止に効果を上げていることから、これらを持続的なものにするため、市長会等を通じ、県とも連携しながら制度維持を国へ働きかけてまいりたいと、このように考えております。

 次に、制度の改善についてでありますが、農業者が取り組みやすい制度に改善し、充実強化を図ることが重要であり、この制度に対して5年間の営農継続期間が長く、高齢者には重荷になるあるいは交付金の返還期限が厳しいなどの意見があり、これらの制度改善を国・県へ要望するとともに、集落を強い営農組織に発展させる体制づくりにも取り組みたいと考えておるところでございます。

 次に、道路行政でございますが、現在昭和地区で平成13年度から宇山延原本線について、一部地方特定道路整備事業で改良を実施しておりますが、今後厳しい財政状況の中で効率的に道路整備するためには、御指摘のように1.5車線というそういった考え方、こういったことに配慮いたしまして、必要最小限の改良を検討してまいりたい、少ない財源でより大きな効果を発揮できるように改良区間、延長を少しでも長くする工夫をしてまいりたいと、このように考えております。

 次に、生活保護行政でございますが、生活保護法の規定に基づく保護の基準等の一部が本年4月1日から一部改正されたところでございます。

 御質問の老齢加算についての本市としての対応についてでございますが、生活保護法による厚生労働大臣の定める保護基準により測定した要保護者の需要をもととし、要保護者の年齢別、性別、世帯構成別、所在地別、その他保護の種類に応じて必要な事情を考慮した最低限度の生活の需要を満たすのに十分なものであって、かつこれを超えないものでなければならないと、このように定められており、老齢加算については改正された基準により決定したものであり、本市独自の対応はできないのが現状でございます。今後においても、国の基準に沿った対応をせざるを得ないと、このように考えておるところでございます。

 次に、イノシシの被害対策についてでございます。

 農林作物の被害防止を図るため、昭和36年より御指摘の捕獲報償金制度を設置いたしておりましたが、平成11年度で制度を廃止いたしております。その後の有害鳥獣駆除につきましては、岡山県猟友会倉敷支部吉備分会に委託をいたしまして実施をしており、平成15年度では猟期外で、猟の期間以外でイノシシ142頭、カラス158羽を駆除いたしたところでございます。

 今のところ報償金制度の復活については考えられない状況でございますが、今後につきましてもイノシシの被害対策には努力をしてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。



○議長(荒木勝美君) 消防長。

              〔消防長 藤岡 徹君 登壇〕



◎消防長(藤岡徹君) 22番西森議員の御質問にお答えをいたします。

 救急・医療行政についての2点目の救急指定病院の状況はどうかについてでございますが、救急指定病院は、本年4月末までは総社圏域内に6施設ございましたが、同月末をもって1救急指定病院が全病床を療養病棟に変更するという理由から救急指定病院の申し出を撤回されまして、現在は5施設となっております。

 救急件数の増加と家族の身になって対応するようにとの指示もございまして、傷病者、家族の御要望に沿った対応をしていることで、市外搬送も増加をしております。平成15年中の統計でございますが、管内病院への搬送が52.7%、市外病院へは転院搬送の18%を含めまして47.3%という比率になっております。また、本年5月までの状況でございますが、管内病院への搬送が45.4%、市外病院へは転院搬送の18.5%を含め54.6%という状況になっております。今後とも医療機関と連携を密にして対応してまいりたいと、このように考えておりますのでよろしくお願いをいたします。



○議長(荒木勝美君) 22番西森頼夫君。

              〔22番 西森頼夫君 登壇〕



◆22番(西森頼夫君) 答弁いただきましたが、一、二、再質問を行います。

 病院であります。1回しか開いてないですよね。この職員のチームで何回開いても結局一緒でしょう。時間がむだなだけかもしれません。それゆえ重要部署で自分の、職員が減らされ、少ない職員の中で最高責任者としてお仕事されていらっしゃる方々が主なるチームのメンバーでありますから、皆様方それは小回りきかない。

 今、病院設置に必要なことは、プロジェクトチームで基本的な方向と方針、計画を立てることです。土地がどこでもいい、後の話。問題は、新しくベッドをふやして病院をつくることができないわけですから、国の法律で。だから、圏域から総社市が土地を提供しましょう、必要な器材は補助しましょう、それはまた立案され、議会に提案されて我々も協力いたします。

 問題は、そこに来てくれる病院を探すこと。これが一番大事なんです。すぐ行きましょういう、なかなかおりません。自分の経営計画もありますし、したがって駐車場をとって狭くなったからそれ建てかえようとか、古くなったから病院の建設をどっかにしようとかいう病院であって、しかも総社ならと。今度幹線道路ができますから、そういう要因がないと、来てくれる相手がおらんと病院設置はできないわけですから、その分そう見ると、これが一番なんです。そして、後それが大体見えてきたら条件づくりをしていけばいい。条例をつくってもよし、いろいろ整理しなければならない実務的な作業があります。

 したがって、そういう点では、プロジェクトチームの編成メンバーをもう少し考えること。それから、このチームが行う仕事を明確にすること。これがもう実に尽きると思います。

 何ごとも実動部隊がいるわけですから、行動をしなければいけないわけですから、NHKのプロジェクトXというのを市長、時にはお見になりますか。あれは専門でいいことがあったから報道するんですから、ああはいきません。ああはいきませんが、あそこに流れている、共通しているものは、一つの目的にチームをつくって全力で投球する。目的達成に汗と涙の中で恐れない。これがあそこに流れている、共通するものだと私は受けとめております。したがって、そういう目的を達成するために何が必要なんか、どういうチームとメンバーが要るのか、何を今取り決めなきゃならないのか、いう点が審議されるプロジェクトチームにならないと目的の達成はほど遠いと思いますので、いま一考お考えいただきたい。

 救急指定病院、消防長おっしゃったとおり、これは6つ言うても真備町に2つありますから、総社市内は4つです。総社市内のが1つ減るわけですから、今の5つは3つになるわけですね。そういう点で、そういう状況でありますから、殊のほか病院建設が急がれる。救急対応するにつけても、急がれるということの一つの実例としてお示しをいただいたわけであります。

 中山間地はまだ結論が国の方で出てないようであります、今の市長の御答弁をお聞きすると。したがって、それぞれ現場の声をお届けいただいているようでありますので、もう少し結果待ちと同時に、可能な限り制度改善ができるよう、そして継続ができるように御尽力をお願いしたいと思います。

 道路行政については、市長の御答弁で結構ですが、必要最小限度の改良とこういう言葉がちょっとあれなんです。一つ心配なのは、県が行っている1.5車線の改良工事は危険な箇所だけ飛び飛び行くんです。これはちょっと少し、余り抑え過ぎとるということでありますから、その中間ぐらいでひとつ計画を立てていただきたい。

 1つの事例は、槁から高梁市の玉坂境まで行っとる高間キャンプ場へ向けての市道、これが1.5車線です。これは今全線工事をいただきました。もう少しよ過ぎるぐらいですが、それでも全線工事をして1.5車線、このぐらいで計画をいただかないと、県の方を余り参考にしていただくと飛び飛びになっちゃうということで少しその辺は、担当の部署は熟知されていらっしゃいましょうから、必要なこと以外のことは申し上げませんが、そういう観点でお願いをしているところであります。

 生活保護行政の生活保護の加算金打ち切りですが、これも国の制度です。まず市長のおっしゃるとおり、全国共通版でありますから、総社市だけがどうするわけにはいかない。これも当然です。

 しかし、今まで冬のボーナス時期といいますか、年末加算、年越え対策といいますか、必要なときもう少し期末、年末の手当を出したり、夏の時期には盆手当とは言いませんが、盆の手当を出したりして、少しでもその生活に役立つ施策を総社市もとってきました。だから、老齢加算を半分残せとかそんなことじゃなしに、要は心が通う制度をたっちゃやいんです。ですから、この加算が打ち切られたから、これを今度総社市が成りかわってそれを肩がわりせよとそう申しておるんじゃないんです。要するに、そういう状況に陥って、大変御心配、御苦労がある。少しでも市として温かい対応ができないかとこういうわけでありますから、全然その何は、名目は違うんです。目的は共通するところへ落ちつきますが、名目が違うわけであります。

 イノシシについてはまあひとつ、さくの補助もいただいておりますし、あります。ただ、駆除面がもう少し機敏に対応できる、これにもう尽きるわけです。もうそれ以前に今何頭という報告がありましたが、地域の方がボランティアで自分の田畑を守るためにさくをつくったりしとんもあります。しかし、地域の皆さんが被害をこうむっとるから、自分の腕を発揮してちょっとこうつくって、そこでとっとるのはかなりあるんですよ。私がもう知っとるだけでも去年15頭、欲しい人は肉を届けますが、あるんです。だから、それぐらいとっとるから数はたくさんあるんです。問題は、駆除費を出してくれないから、即応できないというところに問題点があるんで、それはどういう方法があるかは別としても、今後も重要課題の一つではあるということだけを申し添えて質問を終わります。



○議長(荒木勝美君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 22番西森議員の再度の御質問にお答えいたします。

 医療行政について、病院の設置でございますが、これは先ほど申し上げましたように、民間の病院でお願いをするという基本方針でございますので、こちらが計画を立てるというよりも、先ほどおっしゃっていただきましたように、来てくれる病院を探すことが一番であります。それを急ぐようにということでございますが、そのためにもプロジェクトチームを編成して、よりよい条件としていこう。例えば、地理的な条件も含めて改善できるところは改善をしていこうということでございまして、苦労も汗もいとうことも恐れることもなく取り組んでまいりたいと、このように思っております。

 中山間地域の直接払いの制度についてですが、この制度につきましては継続並びに制度改善、両面について、続いて国の方へ要望してまいります。

 道路行政についてでございますが、今おっしゃいました槁−高間の高間キャンプ場への道路をベースにして考えてまいりたいと思います。

 生活保護行政についてでございますが、特に老齢加算についてでありますが、本市の財政状況、その他の状況を含めてなかなか難しい状況でございますが、県下10市の状況も見ながら検討をしてまいりたいと思います。

 イノシシの被害対策についてでございます。私も全く気持ち的には同感でございます。できることならこの駆除のお手伝いもいたしたいと、このように考えるところではございますが、このしっぽを持ってきていただいて、これについて何千円かお払いするという制度は県下各地で今やってないというふうに聞いておりますが、この点以外にイノシシの駆除について、できるだけ駆除班以外の皆さん方の御尽力もいただきながら、協力体制をさらに強化して駆除に努力するように市としても努めてまいりたいと、このように思います。



○議長(荒木勝美君) 22番西森頼夫君。

              〔22番 西森頼夫君 登壇〕



◆22番(西森頼夫君) こだわるわけではありませんが、3,000円、イノシシ、これは有漢町5,000円なんです。町長さんがあと補正予算組まにゃあいけんと去年の秋、もう町長、5,000円ほど、どこと一緒、どこの町村とも同じように3,000円にせられえ、そうすりゃああんたのとこへぎょうさん持ってくりゃあせまあとこういう話をしたこともあるんです。ですから、県下あちこちで金額は定かでありませんが、この制度があるということだけは認識が違ったらいけませんで、それ以外は申し上げません。



○議長(荒木勝美君) 答弁は。

              (「はい、よろしい」と呼ぶ者あり)

 よろしいですか。

 それでは、お昼が参りました。

 この際、しばらく休憩いたします。再開は午後1時といたします。

              休憩 午前11時58分

              再開 午後1時0分



○議長(荒木勝美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、24番服部剛司君の質問を許します。

 24番服部剛司君。

              〔24番 服部剛司君 登壇〕



◆24番(服部剛司君) お許しをいただきまして、市長に対しまして一般質問をさせていただきたいと思います。

 市長の政治姿勢について、まずお尋ねを申し上げます。

 就任以来、市民主役、市民のための市政が行われていないと私は考えるんであります。原点に戻るべきではないかというお尋ねであります。

 2番目は、提案説明をいただきましたが、その中の合併協議会を9回行い、順調に何が進んでいるのかということと、総社市50年の歴史を閉じるに当たり、今市長はどのようなことを考えられているかなあということであります。

 また、総社市議会の意思と合併協議会の審査が一致しない、大きな格差が出てくる、問題がたくさんある。それはどのようにしてそのようなことになるのか。財政とか新市の計画等の大切な財政、新市計画、その他市職員の問題等、大切な問題は協議会の決定事案のみだけでなく、総社市議会あるいは山手、清音の議会で議決して、それを協議会へ出すという法律の趣旨になってないのかどうか。これでは、このような協議では全く国主導あるいは県主導の市民不在の合併であると言わざるを得ないと思うのであります。その点どうなるのかお尋ねをいたすわけであります。

 もう一点は、鬼ノ城土塁崩壊を初め雨期に対する管理、地震等も含めて非常災害の対処方針を市長にお尋ねをいたしたいと思うのであります。

 市長さんは平成6年から市長を目指されまして、大変厳しい選挙を通じ、平成10年に総社市長に就任なさいまして以来、今日まで大変難しい市行政を一生懸命に担ってまいられました。平成10年には厳しい選挙でありまして、大きな選挙公約を打ち立てられ、それを目指して一生懸命1期目の市長の仕事をなさってこられたわけでありまして、2回目もまた激しい選挙戦になったわけでございます。

 そこで、総社市もあと1年ありません。市長の公約を実現するために、50年の総社市を閉じるんでありますから、市長は平成10年の公約あるいは6年の選挙戦のときの公約あるいは14年の公約について、今どのように思っていらっしゃいますか。

 22番議員さんが先ほど病院建設について、総社市の医療水準あるいは救急の問題、総合病院的なものの誘致等について、市長はどのように今考えているかという御質問をなさいました。これはもうずっと以前から総社市議会で大切な問題ですから、一生懸命審議をいたしました。市長は条例までつくりましてこの誘致に取り組んできたところでありまして、議会も大切なことでありますから、条例に日にちをつけて、市長以下560名の職員、256名にわたる臨時職員の総力を結集して、820人からおるわけですから、市の職員が。総力を結集してこの総社市域へ市民が待ち望んでおる、研究部門を持った、診査部門を持った、検査部門を持った総合的な病院にしようではないかといういわば県立大学の誘致と同じような、一丸となった体制をとったわけであります。

 しかし、その後、全然の動きがない。非常に越えるべきハードルの高い、よくわかっていると。それが市民が望んでいることなら、命をかけてそのハードルを跳びこえるために私がする仕事であるというのが市長さんのお言葉であったんであります。

 しかるに、総社市議会が新年度予算に対して、市長が公約をどの程度どのように実施してきたかということは全然わからない。10年には総社市の財政を立て直すために助役を2人置いて、1人は企業担当専任にしたいと。助役2人制にしたいと、企業を誘致するために全力を傾けるとおっしゃいました。その後の事態はちょっと待ってくれえと言うたこともあります。

 三役の退職金はもう要らんと。金がないから退職金やこうもらわんでもええとおっしゃいました。次々に議会に対して、青年市長たる竹内さんは非常にユニークな提案を次々に打ち出されました。議会もそのたびに、まあ24名が一生懸命討議をしてきたところでございます。御案内のとおりであります。

 しかし今、ちょっと市長さん、方向が違ってきたんではないかなあと、こう言わざるを得ないのであります。

 そこで、私は初心を忘れることなく、原点に返り、総社市のためにこの命をささげるという市長さん当初のお気持ちを言わしていただくなれば、今のようなスタイルではない、もう一度市民の方を向いた市長のスタイルが生まれてくるはずであります。そこで、今お尋ねをいたしておるわけでありまして、市長の一挙手一動が800人に及ぶ総社市の職員に移るんであります。あなたが代表者ですから、800人の市の職員が市長の命令以下、ぱあーと一線に乗って市民福祉の向上のために1分1秒を惜しんで仕事をしていただけるものと私は思うんであります。

 いかに臨時職であろうと嘱託であろうと、電話一本市民から受けたら、「はい、何々課の何々です」と、そこまでは非常に接遇はよろしい。そっからが問題であります。全然どなたに聞いてもわからない。電話をじいーと待たす。わかる人がいない。「ちょっとわかる人がおりませんから、待ってください」とこうなるわけです。どうしてかと思いますと、やっぱし臨時職が256人もいるからであります。この人たちに細かな市民の皆さんの御要望が即答えられるわけはないんであります。そこら辺に市長、問題があるんです。

 お金がない。大切にせにゃあいけん。人件費が高いと。確かにそうでありますが、外部委託ができるものは徹底的に外部委託をして、必ず市民のために結んでいなければならないところは市民と直結する職員を置いていただいておきたいと思うんであります。原点に戻った考えをいま一度思い起こしていただきまして毎日の行政に取り組んでいただきたいと心からお願いをし、市長の今のお考えをお尋ね申し上げる次第であります。

 合併協議会の問題です。

 既に9回、山手、清音、総社と会議をし、順調に進んでいるということでありますが、総社市議会といたしましては、非常に大切な問題を合併協議会に議案として出す前に御説明をるるいただいたことは、ほとんどの議案がないんであります。市長さんは山手、清音にどのような遠慮をなさっているか知りませんが、少なくとも5万7,000市民の代表は総社市議会の23名の議員であります。ですから、合併協議会へ出す、1号から今67号議案まで出しとんですか、ようわかりませんが、その議案を総社市議会へまず出して、このような方向でこういうふうにしたいんだという合併協議会の長たる総社市長が総社市民の意向を酌んで合併協議会へ臨んでいただかんことには、あなたがおっしゃる、市長さんがおっしゃる対等合併でありますから、山手1、清音1、総社1であります。すべての議案が2対1で総社が葬られるわけであります。葬られんこともありますよ。総社の方がいいことは、山手、清音さんも同調はしてくれます。当然でございます。

 しかしながら、総社市議会がこんな方向がいいよと言いましても、山手、清音は2でありまして、総社は1ですから、2対1、2対1、2対1でいつも負ける。それで負けて、最終的に合併協議会は合併すべきであるという議案が一本になって総社市議会へ出てくるわけであります。総社市議会の皆さんで山手、清音と合併せえでもええという議員は今のとこいないんでありますが、それまでの大切な問題については、議会の中でよく練り上げて、審議一徹を旨とするとあなたは合併協議会をつくるときにおっしゃいました。

 しかしながら、議会の定数、報酬、任期につきましては、この間聞きましたが、多数決により採決をして、何対何かで、いわゆる2対1で総社が負けとんであります。そのような合併協議会になったもとの理由は何ですか。総社市が5万7,000人おる。192km3ある。山手、清音はそのあぜぐらいな面積であります、両方寄せて。それと同等の、対等の合併をすると、これは全く吸収合併でよかったんではないんかなあという気がしてならんのであります。

 お隣の真備町さん、これは吉備郡でありまして、私ども足守の向こうの方までずっと昔は郡役所で一緒に仕事をしてきた真備町であります。総社を飛び越えるということは大変不思議に思うわけでございまして、真備の皆さんは8月に住民投票で倉敷へ合併するかしないかという住民投票をここに来て真備町はやられるようであります。

 もし仮に、投票率が50%以上、倉敷に行かんでもええという結果になりますと、この総社、真備、山手、清音の合併を新たに考えなければならない時期になるんではないかなあと。それが当然だと思うんです。

 それから、総社市は借金がいっぱいあるんでありまして、議会としては合併による特例の借金180億円はできるだけ使わないようにしたらどうですかというのが総社の議会の意向でありますよ、市長。それを市長さんは、この間の合併協議会へ対して事業費を170億円は使いますというて、総社市議会へ言わないことを合併協議会へ言っている。そのうち180億円のうち90億円、約半分が総社大橋をかけるための借金にしますというようなことを言うとる。そのような市道の路線はないんであります。清音と常盤と川西を結ぶ市道の路線はないんであります。なければこしらえて合併の借金ですりゃあえかろうがと。そのような突飛な、思いつきとも言えるべき事案を出していただきますと、職員700人、議員24人がびっくりするんであります。

 できるだけ借金はしないように、合併を期に5万7,000市民の幸せがどうしたらいいように進むかという方向へ180億円の金は使っていただきたい。赤ちゃんが減る言うております。子育て支援に使うんだと。赤ちゃんを産んで育てるために使うんだと。生まれた赤ちゃんがこのように立派に教育をつけて、総社市のために最後まで働いていただくんだと。次世代の支援対策費にこのように使っていくんだと。あるいは若い世代の皆さん方には、2万戸全戸に光ファイバーを設置して、光の速さで設置するんですよ。光の速さで光ファイバーを全戸へ設置して使っていただくんだと。

 まだまだあります。お年寄りの皆さんには安心して健康で暮らせるためにこのような施策をいたします。病院の検査機能もこのようにいたします。あるいは全市を結ぶ福祉のバスはこのように動かしますと、いっぱいあるわけであります、全世代間が喜ぶ施策が。それを橋一本かけるために、借金180億円のうち90億円を使うというようなことが一夜にしてぽっと出てくるじゃいうようなことがあってはいけんのであります。びっくりしました、私は聞いて。

 高梁川に南から順番に橋がいっぱいかかっております。鉄道もかかっております。高速道路もかかっております。市道の橋は槻橋までかかっておりません。槻橋を総社市がかけた。もう一本第2総社大橋を総社市が5万7,000人の血税でかけると。そんなことは、市長さんあなたの政治力がないと言っているのと一緒なんでございます。総社大橋をかけた時点で、ああこれはあの橋が何か狭い、もう一本要るなあと。ほんならウイングを出して、ちょっと総社大橋を広げるかと。ウイングを出してみたと。しかし、まだ朝晩は橋がもう一本要ると。

 何年来の国・県への陳情を経ております。私も昭和63年、今から16年前に国へ陳情に行きました。総社の議長何言うんならと。物には順番があるんじゃと。そう簡単に橋がかかるわけがないと。景気浮揚策でもう路線は大体決まっているんだから、川の真ん中へ橋げたの1本でも建っておくんせえと、国の力で。そうすると順次着工ができるからというお願いをいたしましたら、そんなに急ぐんなら総社市でやりゃあええがとこういうてまあ国の人は言ったんです。今から16年前にそういうて言うたんです、国の人が。総社の力でできんから国の力や県の力でお願いして高梁川へ橋をかけてお願いしたいと、橋をかけてくださいということを言ってきたわけであります。今総社市がそんなに金が余って困りょうりません。橋がのうて困りょうのんは事実であります。この橋こそ国と県の力でぜひとももう一本早急にかけていただく必要があるんです。総社市の力でかける力は絶対にありません。

 合併によるへ理屈をつけて、清音から神在へ行くのに橋が要るから1本かけるんだというのは、方向が違うんであります。橋は必要でありますが、国・県の力でかけていただかざるを得ないんです。

 槻橋は12億円総社市の金が要りました。国や県の補助金をたくさんいただきましたが、借金は残っていることは確かであります。豪渓秦橋、いかほど総社市のお金を使っているか私どもはわかりません。ほとんど要ってないかもわかりません、豪渓秦橋。総社第2大橋も国の力でかけていただくとすれば、総社市のお金は要りません。当然国道でありますから。市長、そこら辺をじっくりと考えていただき、5万7,000市民の福祉向上のために、この合併が一日も早く立派なものができますことを心から願うわけでありまして、総社市長のお考えをお尋ねするわけでございます。

 それから、今言いましたように、合併協議会の決定事項をただ一本として、合併はしてもよろしいか、してはいけませんかというような議案を総社市議会へ提案されますか、どうですか。

 鬼ノ城の土塁崩壊を初め雨期に対する危機管理についてお尋ねをいたします。

 いつも6月の提案説明には、市長さんは、間もなく雨期になるから、このような安全対策を講じているという提案説明をなさいますが、今回はありませんでした。きのう私の家に参りました「広報そうじゃ」を見ますと、それには危機管理の場合、万一の場合はここへ避難してくださいと避難場所は書いてありましたが、その中に耐震構造のない、地震が来たらひっくり返るようなとこも入っているわけであります。

 鬼ノ城は、私ども子供の時分から山という字はついてなかったんでありまして、山全体がお城という感じで私どもは子供のころ過ごしたんでありまして、この間から山という字が鬼ノ城の後につくようになったんであります。私は阿曽小学校へ行っておりますので、鬼ノ城、鬼ノ城と言って大きくなったんであります。山だから山だろう。私ら全体が鬼ノ城ということを言っておったわけであります。

 土塁を構築をしていただきました。いつつくったものか知りませんが、長年にわたる風雨でもう土は流れ、岩石がごろごろごろごろ残って、下の者は困るから、階段を木に、芝を張りつけ、大きな木を植えて、その木の葉っぱが土に落ち、肥料になって植生が再生するような土砂工事を、私も高等学校出た時分に一生懸命鬼ノ城へ行ったり、あの下の山なんかをさおどめ工事をいたしました。たったこの間の雨で、立派な構築をしたはずの土塁が壊れてしまい、私ども下の人間は、どこが壊れてこんなに川の水が濁って、土が手に当たるほど流れてくるなあと。また血吸川が埋まって、浚渫をしてもらわにゃいけんぞというようなことを心配しておりましたら、鬼ノ城の土塁がひっくり返ったんじゃということを聞いたんであります。

 大した雨ではありませんでした。構造上、欠陥があったと言わざるを得ないのであります。二度とあのようなことのないようにしていただかんことには、鬼ノ城の谷には3本か4本、60年から100年前に土砂、砂どめの大きな堰堤が入っておりますが、どの堰堤も既に砂が満杯でいっばいであります。私どもは砂防堰堤で野球をしたりソフトボールをして遊んでいたわけであります、堰堤の上で。堰堤の中側の砂どめの砂の上で。しかし、もう堰堤いっぱいで、即血吸川へ砂が出てくるんでありますから、このようなことのないように、鬼ノ城の門自体がひっくり返るかもわかりませんよ、教育長、気をつけんと。雨の降りようでは。どの程度コンクリートを使っているのか知りませんが、大きな屋根ですから、頭の方が大きいんですから、ころんとひっくり返るかもわかりませんよ。

 本当のところ、立派なものをつくっていただきましたが、今まで何も手を入れなかった鬼ノ城が、あのような学術調査によりまして脚光を浴び出したと。大勢人が来ると。人が来れば地域の者は困るというようなことになってきているわけであります。特に雨の時期、これからどのような雨の降りようをするか知りませんが、非常に心配をいたしているところであります。

 また、雨量計算でありますが、山手、清音、真備、後ろの有漢町とか高梁、岡山、雨量計算は雨量が出てくるんであります、何ぼ雨が降ったという。地震、がたがたがたっと揺れます。ああ揺れたなあ、総社はどの程度の揺れかなあと。いつまで見ようても字幕で出てこない、総社市だけが。飛んどんであります。もうずっと昔からであります。総社の地震や雨量計はどこへ設置してある。ほんに聞いてみりゃあ、あっけえあるんだとこう言う。あるんなら同じように揺れとろうがとこう言うわけですわ。山手も清音も揺れとる。真備も岡山も揺れとんのに、総社は揺れがゼロであります。いっつもそうであります。それを私いつも言われるんですが、総社は地盤がかたいけん揺れんのかとこう言う。かたかったら余計揺れようがとこういうようなことを言うんですが。

 そういうように非常災害というのは、為政者の最たる任務であります。昔は、水を制する者は天下を制するとまで言われたところでありまして、市長さんの災害に対する今のお気持ちをあるいは総社市の対策をお尋ねいたしますとともに、地震計のNHKへの接続あるいは非常のときの市民への情報の伝達、雨量計のNHKへの直結などについて、特に御返事をいただきたいと思います。

 以上で終わります。ありがとうございました。(拍手)



○議長(荒木勝美君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 24番服部議員の御質問でございますが、毎回同じ御質問で、市長の政治姿勢についてでございますが、私の政治姿勢につきましては、今までお答えをしたこと及び当初の気持ちで、スタイルでということもおっしゃいましたが、当初の気持ち以上にさらに市民の皆様方の参加あるいは萱原議員がおっしゃいましたですけど協働、コラボレーション、こういったことを大切に考えてまいりたい、このように思っております。

 最近の手法で言われておりますニューパブリックマネージメント、NPM、こういった手法も最近言われておりますが、新しい民主主義のスタイルだと思いますし、そういった体制を大切にして今後も行きたい。市民が主役の行政に努めてまいりたいと、このように思っております。

 救急医療体制については、先ほどお答えしたとおりですけど、これに努力をしてまいりたいと、このように思っておるところでございます。

 市民と直結する体制ができていないぞという御指摘もございました。私が市長に就任して以来、今職員が47人、正規職員が削減になっております。しかしながら、私が市長に就任する以前と比べますと、例えば国体室、合併対策室あるいは企業誘致対策室そういったもの、介護保険、こういったものは新たにできた仕事でございます。そういったものをきちんとこなしておりますし、企業対策室につきましては全く少数精鋭といいますか、専属は今のところ1人でございますけど、きちんと昨年は熱錬の誘致、資本金がたしか50億円以上の会社だったと思いますけど、こういった優良会社の誘致あるいは本年度は大阪富士工業の企業の誘致、こういったものを確実に実績を上げております。

 したがいまして、職員としては、私は本当に、職員数は実質的に約50人削減になっておりますけど、仕事量は50人以上、ひょっしたら60人分も70人分もふえていようかと思います。そういったものを私は使命感を持って一人ひとりがよく頑張ってくれていると、このように考えております。

 もし電話等でそういった、多少いたした場合がございましたら、直ちにおっしゃっていただけたらと、このように思います。私はそういったことは、今のところ事例は聞いておりません。むしろ市民課等を初めといたしまして、対応は非常にすばらしいというふうなお褒めの言葉、手紙そういったものはいただいておるところでございます。

 次に、合併の関係でございますけど、もちろん法律、条例に基づいて審議等手続をきちんと進めているところでございます。それらにつきましては、協議会だよりとして最新は今8号でございますけど、これらで中にきちんと説明をいたしておるところでございます。

 合併協議会のシステムといたしましては、協議会もございますし、また専門の小委員会もございます。また、その下部組織として幹事会あるいは首長会議等ございますが、適宜開催をして、今まできちんとルールにのっとってやってきたと思います。

 新設合併のことについてお触れになりましたですが、考え方は多少異論を唱えられたようでございますけど、総社市議会としても新設合併で御了承いただいたところでございます。

 また、新設合併のメリットといたしましては、以前にも申し上げましたが、総社市としても今市制50周年、50年たちますと条例等も時代にマッチしないものもできております。そういったものをすべて見直しをするいい機会だと。マイホームに例えますと、従来からあった家を改造するよりも、新しい設計図のもとで新しいおうちを建てた方がよっぽど機能的なものができるというふうな意味合いから新設合併を選択したところでございます。これは担当の職員からも、効率的な新しいシステムができ上がるので、編入合併よりも新設合併の方がこれからのことを考えると、はるかにいいと思う。そういった提言もあったところでございます。

 また、合併特例債の関係でおっしゃいましたが、要するに東総社中原線、商工会議所の前を東西に走っております22mの道路の延長の新架橋のことをおっしゃいましたが、これについては第3次総社市総合計画、平成13年の3月議会でこの計画自体議決になっております。この中の大きなこのプロジェクトといたしまして9ページにプロジェクトが、こういうプロジェクトの中で東総社中原線の完成と新架橋への取り組みなど、幹線道路網の整備を進めますと。東総社中原線の完成と新架橋ということで、9ページでございますけど、総社市総合計画の中へきちんと載っております。したがいまして、これは総社市で取り組みますということを今までも議会で議決になって、それ以来取り組んできたところでございますけど、できれば国・県でやっていただければこの上ない。しかし、国・県では今やれるような状態でないという実態がございます。

 倉敷市の場合も、船穂と倉敷を結ぶ橋の関係、やっぱり県に確認したけど、困難だということで合併特例債で事業をやるように計画をされております。総社市といたしましても、かねてよりこの計画にある路線でございます。この事業をいかにコストを抑えてやるか、これがこれからの選択であろうかと思います。

 今考えられるのは、国土交通省において一番有利な55%の補助金をいただく、そうすると残りの45%を合併特例債を充てる。合併特例債が7割補助とも言われておりますが、したがいまして総社市の負担部分は大ざっぱに言いますと、約15%ちょっとになろうかと思います。これを、この道路を仮に県道でやっていただいたとしても、15%の負担金が要るわけでございますから、私は県でやっていただく場合とほぼ変わらない、非常に効率的な、有利な補助が合併特例債を活用することによってこの事業ができ上がるんではないかなあと、そんなふうに思っております。

 当初、合併特例債の事業に当てはまるかどうか非常に難しいという懸念もありました。したがいまして、提案がややおくれて提案をさせていただいておりますけど、先般合併特例債としてきちんとこれは当てはまるということを確認ができましたので、それでは55%の国の補助、プラス残りを合併特例債でお願いしようという方針で今合併協議会にもお話、提案をいたしておりますが、それより以前に、5月24日、総社市の合併特別委員会、議長を除く全員の皆さん方、もちろん服部議員も入っておられますが、その委員会において、私はこの事業の追加提案をお願いしたいと思っておると、そのことをきちんとお話を申し上げたところでございます。ぜひ御理解を賜りたいと、このように思います。

 これだけ有利な補助制度を活用できるということは、今をおいてないと、このように思います。これも合併のメリットの一つであろうかと、このように思いますので、ぜひ御賢察の上、御承認を賜りますようにお願い申し上げます。

 それで、合併関係の最終提案でございますけど、9月議会に提案をさせていただこうと、このように思っております。

 次に、鬼ノ城の関係でございますが、版築土塁が崩落をいたしまして、皆さん方に御心配をおかけいたしましたが、国の文化庁、岡山県、鬼ノ城山整備委員会の先生方など、関係者と多く協議をして対応してまいりたい。できるだけ耐久性の高い方法を採択していただくように、私からもお願いしたところでございます。

 なお、災害に対する方針につきましては、応急対策復旧等を含めて総社市地域防災計画書として作成をしており、それに従ってさまざまな対応を行うこととしております。この計画は毎年見直しを行い、雨期を前に本市、国、岡山県、警察等の職員で構成する防災会議で承認、確認をしているところでございます。

 内部的には災害対策本部会議、消防団との連絡会議を開催して、危険箇所の周知や災害発生時の対応等について協議をしておるところでございます。さらに、地域の土木担当員へも担当地区内の道路、水路、ため池等の状況の把握と災害防止に関する事項を依頼して、異常を発見した場合には直ちに連絡をするようお願いもいたしておるところでございます。

 総社市地域防災計画の震災対策編に従い地震の関係も対応してまいりたいと、このように考えておるところでございます。

 また、雨期から台風シーズンにかけては、特に防災関係課においては速やかに防災対策が実施できるよう休日、夜間における連絡体制を整備しておるところでございます。

 夜間については、御承知のように職員が直接対応をいたしております。必要によっては職員が市役所へさらに登庁して、情報収集等を行うこととしておるところでございます。万が一に備えて十分な体制、万全の体制をとって対応してまいりたいと、このように考えておるところでございます。

 なお、おっしゃいました、「広報そうじゃ」にも防災関係に関する記事を掲載し、市民の皆様にも注意を呼びかけていきたいと、このように考えておるところでございます。

 非常災害に対しては、今までも万全の体制で取り組んできたところでございますが、今後におきましても、当初おっしゃっていただきましたように、市民の皆さん方のために一命をなげうって取り組んでまいりたいと、このように考えておるところでございます。

 雨量計、地震計につきましては、担当の方からお答え申し上げます。



○議長(荒木勝美君) 総務部長。

              〔総務部長 丸山光雄君 登壇〕



◎総務部長(丸山光雄君) 24番服部議員さんのお尋ねの中で地震計なり雨量計のことでございますが、設置場所につきましては、地震計でございますが、宿直室の南側でございまして、今まで比較的この地域では、地盤が安定しておる関係でございましょうか、余り震度的には出ていないというのが実態でございます。

 また、雨量計につきましては、市役所とそれから消防庁舎、北出張所、ここに3カ所ございます。

 先ほどの地震計等のことでございますが、これ県が設置をいたしておりますネットワーク、これを経まして自動的にデータが報道機関の方へ流れるように、伝達されるようになっております。

 おっしゃいましたように、この時期でございますので、特に災害関係につきましては、意を用いてまいりたいと、このように思います。



○議長(荒木勝美君) 24番服部剛司君。

              〔24番 服部剛司君 登壇〕



◆24番(服部剛司君) 市長さんにお答えをいただきまして、私、市長さんを一生懸命褒めたような感じになるんですが、市長さん少し、平成10年の新任のときよりあなたの考えがぶれていますよという質問を私はいたしたんであります。

 市長は、平成10年のときの考えよりむしろより以上に一生懸命やっているとこうおっしゃいます。そのむしろより以上が市長さんの御自身の、何といいますか、選挙に得をする方向のスタイルにとれるんです。平成10年の市長さんが市長に就任をされたときの気持ちは、すべての市民のためにこのようなことを命がけでやるとおっしゃってた。それがだんだんぶれてきたと。そういうことを言よんであります。1個ずつ言ええいうても、その事実を私は的確には把握していませんが、私がずっとこう見るのに、その当時は、10年当時は総社市議会を通して公明正大に、市民のために仕事をしますとこうおっしゃった。それが、議会を通してはだんだんになくなってきたと。議会と対話が少なくなってきた。これはもう全く少ないですよ。本当に少ない。

 山手、清音の合併については、僕は10万都市を目指しているから、真備町を一緒にやるんだと言よった。真備町が外れても何も言われない。即山手、清音と対等合併しましょうとこう来た。議会はまだそんなこと何も聞いてない。それなのに市長がぱっと言うてしもうた、向こうに対して。おお対等なら行ってもええわとこうなったんかどうか知りませんよ、山手、清音の皆さんが。しかし、総社には総社の思惑があったかもわからんです。

 昭和47年、昭和町の皆さんに昭和町を挙げて総社市へ来ていただきました。これは編入合併であります。総社市は50年来になるから、50年前の条例なんか古うて使いものにならんと。市長そんなことはないんですよ。あなたの部下の700人から800人の皆さんが条例についてはこのように日進月歩になっているから直していきましょうという。ということで、行政・財政改革をあなたの命のもとに毎日やっているんです、現状は。それですから、そんなには合併があるんでこの際見合わせよという条例はあるんかもわかりませんが、そんなに古いもので総社市民に迷惑をかけたような条例はないんです。市長さん、合併があるからやりましょうというのはわかりますよ。けれども、そんなに合わんようなもんでやっているというようなことはないわけであります。そこらの点が私と大分違うてきている。

 それから、あなたはこの病院だけは市民の皆さんに必ず約束しとるんですから、総合的な病院を絶対に命がけで来てもらうんだということですから条例をつくった。今度は議会からつくってあげようかというような発言も議会にあった。プロジェクトつくれと議会が言うたらつくった。つくるのはつくったけど、22番さんが言ったようにたった1回開いただけだと。職員さんで幾ら頭を使っても飛び越えられないハードルが市長さんあったんです。あなたもおっしゃったんです。ハードルが高い。できんことをやりょんじゃからあきらめんのんじゃと、市民のために。そうおっしゃりょうたんですから、これだけはどうしても、あとわずかです。あと数カ月しかありません、総社市が。新しいまちになってしまうんですから、総社市じゃなくなるわけですから、これだけは市長さんしとかんと。あなたは2回、3回と市長選挙に市民に対してうそを言うたことになるんですよ。

 今でも気忙しいことを言ようりますけれども、最終的にはそれがむなしく聞こえるんです。ある言葉で言えば大変な言葉になるんです。市長さんの政治姿勢が少しぶれているということだけを申し上げておきたいと思うのであります。

 合併については協議会が優先し、各村あるいは市の議会がそれに追随するという今国の方針ですから、これはしょうがないかもわかりませんが、それなら総社市長は協議会の会長として、総社市民5万7,000の代表、23人の議員の意向を体して、この合併協議会で大いに総社のための発言をしていただきたい。合併のための発言じゃないですよ。合併して総社市5万7,000の市民がこういうようになるんだという議会の意向を体した発言を合併協議会でしていただかんことには、5万7,000の代表の総社市議会と言えない。市議会が無意味なものになる。

 私は、今の県知事あるいは制度、あるいは市長等の選挙制度が違っているとは言いませんが、違うと思うんです。市議会議員が各界各層いろんな方から24人選ばれて、その中から市長を選んで市長になっていただく。市議会がシンクタンクを持ってそこの政策をして選んだ市長に、議会が選んだ市長に行政を担当していいただくと。州は道州知事がやっていく。国は大統領がやっていくと、この民主主義が最たるもんだと私は考えております。今の総社市長は余りにも発想が突飛過ぎるんです。シンクタンクがどこにあるのかわからない。すばらしいことをおっしゃるんですが、議会を通してのガラス張りの市政とほど遠いという気がしてならないのであります。そこら辺のお考えを、50年を閉じるに当たり、最後の総社市長でありますから、お尋ねをしておきたい。

 新たな総社市に対して聞きょうらんのです。最後の市長として、私は合併当時のあなたのお気持ちに立ち返っていただきたいなあと、このような気がしているのであります。

 鬼ノ城の土塁について教育長さん、あれはあのようなことをしたら崩れますよ、これからの雨が降ったら。もう上側ばっかりが残る。土砂は流失してしまう。むしろ、2000年か3000年か知りませんよ、1億年か。ずっとあった鬼ノ城そのものを、ロマンを秘めてそっとしておくというのも手であります。今までそっとしておったんじゃから、何もなかったんです、今まで。たまたま山陽新聞が何周年記念かに、屋島と鬼ノ城とどのようなつながりがあるかというようなことで調べ出した。それから、民地であった鬼ノ城がサーキット場にブルドーザーが来てがあがあがあがあ鬼ノ城を削ってしもうたいうようなことから、県がこれはいけんというようなことで県有地にしてきたわけでありますが、そっとしとくんもロマンがあっていいんじゃないかという地元の人の意見があるんです。

 それですから、今後の整備計画についてはいろいろと考えていただきまして、あからさまに吉野ケ里遺跡のように、ばっとして日本国じゅう、世界じゅうから人に来ていただくんならその方向を打ち出す。20番さんが言われたように、両方相まっていくというのならそれもよし。私ら子供の時分から60年間、鬼ノ城はそっと鬼ノ城だったんです。それでいくんならそれもよし。ひとつここら辺で、大学の諸先生も交えて根本的な検討をしていただきたい。

 あの山城が必ずしも屋根があったものかどうかというようなことは、地元の人は言わんですよ。あんなものがあるわけがねえがな。屋根があったらかやぶきぐらいはしとろうがと、板じゃったんか、瓦ではねかったんかと。人の生活の跡のねえよえなところへあんなものをするもんかという異説もあるわけでありますから、よくと考えていただきまして、立派な学説に基づき、世界に広げるんであれば、そのような方向を打ち出していただきたい。

 ちょっとこれは、鬼ノ城のきょうは教育長の方に向いてしまいましたが、通告しとらんことに答弁はせんでもええというて教育長は言われるかどうか知りませんが、できたら教育長に御答弁をいただきたいと思いますので、議長よろしくお願いします。



○議長(荒木勝美君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 24番服部議員の再度の御質問にお答えを申し上げますが、熱弁を振るっていただきましたが、私とこの見解の相違もしばしば見られますが、参考にさせていただくところは十分参考にさせていただこうと思います。

 ただ、合併の関係で総社市がなくなるということでございますけど、これはもう総社市はここへきちんといつまでも残って、これからますます繁栄する方向へ向かっていくだろうとそのように思っておりますが、名称について今検討もされておりますが、市役所はこのままここを使うということでございます。多分議場もここを使うんじゃないんかなあと思いますけど、いずれにいたしましても新庁舎はこちらでございますので、これから総社市の歴史がさらに飛躍、発展するという方向へ向けていくべきだと。新しい総社市の将来と、また新しい総社市の市民の皆様方の幸せのためにさらに努力をしてまいらなければならないと。また、英知を結集していかなければならないというふうに考えております。

 議会との対話ということでございますけど、合併の関係は市議会の特別委員会に今まできちんと審議をしていただいたと、このように助役も申しておりますし、審議していただくべきことはきちっとそういう手続も踏んできたと思いますので、御理解を賜りたいと、このように思います。

 今後も市民が主役のまちづくりを、またパートナーシップのまちづくりを進めてまいりたいと。公平無私の態度をこれからも基本的に自分の軸としていきたいと思っておりますし、軸がぶれておるぞということでございますけど、私とすれば今まで以上に軸を補強しつつあるつもりでございますので、御理解を賜りたいと思います。

 この新しい架橋について体験談をおっしゃって、16年前、国へ要望したら、そんなに急ぐんなら市でやったらと言われましたですけど、16年前の状況と今の状況は全く違いますので、16年前は合併特例債もございませんし、またひょっとしたら50%しか補助がつかなかったかもしれませんし、いろいろな面で今はそういった点を総合的に判断していただきますと、これ以上のチャンスはないというふうな時期に来ておろうかと思いますので、御理解を賜りたいと思います。

 鬼城山の版築土塁の崩落でございますけど、これからも専門家の先生方の御意見をいただきながら方向性を定めていきたいと思いますが、地元の皆様、特に先ほど、午前中申し上げました新山、岩屋地区の皆様方からいろいろ御意見をいただいております。こういったことも参考にしながら進めてまいりたいと思います。



○議長(荒木勝美君) 教育長、答弁いただけますか。

 教育長。

              〔教育長 ?田交三君 登壇〕



◎教育長(?田交三君) 24番服部議員の御質問にお答えを申し上げます。

 5月17日に判明いたしましたあの鬼ノ城の復元いたしました版築土塁の崩壊の原因につきましては、直接的には長雨などの影響が大きいというふうに考えられておりますが、詳しい原因につきましては、今後さまざまな専門の先生方の御意見をお聞きして明らかにしてまいりたいというふうに思っております。

 現在までに、5月20日に文化庁の調査官に視察をしていただきました。それから、5月25日に県の文化財課と協議をいたしまして、土木の専門の先生の紹介をしていただきました。5月28日には、文化財保護審議会の委員の先生と協議をいたしまして、地盤工学の専門家の意見を聞くことにいたしました。さらに、31日には神戸大学の方へ行きまして、都市安全センターの方へ連絡をして御意見もお聞きいたしました。6月3日には鬼城山の整備委員会、現地を見ていただきましたり、協議をしていただきました。さらには、8日に土木の専門家の先生、土質学の大学の先生でございますが、現地を視察をして御意見をお聞きをいたしました。

 今後の予定といたしまして、文化庁で6月の中・下旬に協議をいただき、さらに整備委員会あるいは土木の専門家の御意見、これらを総合して指導をいただく予定にしております。さらには、7月の初旬に鬼城山の整備委員会の会議を検討しておるところでございます。

 いずれにいたしましても、崩落した箇所の安全対策、これも万全に要求してまいりたいというふうなことを思っておりますし、早期に整備委員会を中心とした先生方とよく協議をしてまいりたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。



○議長(荒木勝美君) 24番服部剛司君。

              〔24番 服部剛司君 登壇〕



◆24番(服部剛司君) 御答弁をいただきまして大体わかったんでありますが、市長さん、国・県でできないような高梁川架橋は、5万7,000総社市でできると。合併特例債を借るからできるんだと。その路線もないんじゃけれども、へ理屈をつけて清音の何というんですか、清音、三輪、それから神在と、そのようにないところへ道をつけて、合併で関連づけてやろうと。今まで近隣の市町村と総社、真備、船穂、倉敷、486の国道バイパスとしての真備町から伊与部山を通って、3けた国道として国の力あるいは県の力で架橋していただこうという期成会までつくってやってきたんであります。国・県ができりゃあせんものが何で総社市でできるん。市長さん今そう言い切られた、今。国・県ができるような状況でねえと。どっちもつぶれている。総社市は元気なけん、180億円借金をして、その借金で55%ぐらい見てくれるんで、あとの残りの15%ほど見りゃあええと。そりゃあそうですが、結局は借金であります。結局は借金。国道でやっとっても服部議員15%地元負担がいっとるかもわからんでとこう言う。補助金55%つかんかもわからんでとこう言う。

 3けた国道で県がやったら、県は国の補助をもろうてやると。県の負担金は15%じゃと、市がかぶるのは。豪渓秦橋をかけておりますよね、今。あれいかほど総社市が持っとんですか、あの立派な橋へ。それですから、180億円の借金はできますけれども、今各問題、赤ちゃんからお年寄りまで総社市民5万7,000の方々があの橋をもらって、ぜひ180億円の半分はあそこへ使ってくれえと。僕らいつでもええわ、待ちますらあと言わんのんですよ、市長、そりゃあ。あの橋は要る、絶対要るんです。総社大橋をかけたときからはあ要る言よったんです。ほやから市長が毎日でも、国土交通省かどっか知りませんが、行かれまして、こんな政治力の発揮の出し方あるんです。政治力を発揮をなさりゃあええんです。

 そういう毎年毎年、毎年毎年、市長と議長と一緒になって建設省や各国会議員のとこを、総社市の重点施策事業は国・県ではこのようなものがこういふうにあるんですと陳情をされて、市長と議長がもう毎年陳情をしてきとったんであります。それに必ず入っておるのが総社第2大橋であります。それが今でも国・県ができるような状況でないから、総社市でします。その合併の特例債でしますというのは、安易過ぎるんです。

 光ファイバーを2万戸に即接点をつけますよと。光の早さでやりますと言いますと、それは若い世代が非常に喜ぶと。うちの隣まで来てうちへは来んのです。まあ石のふたでもかぶる時分には来るだろうとみんな言う。そういなことは子育て次世代支援あるいは老人ホームの一つの建設や在宅介護をしていただく皆さんには、大変だからこれだけお年寄りに補助しましょうとかいろいろあると思うんです。若い世代あるいは婦人の世代、子供の世代、これからの赤ちゃんの世代、そんなものへ合併特例債を使っていただきたい。それが夢のある総社市をこれからつくっていくもんじゃないんかなあという気がするんですよ。

 国道橋、いわゆる高梁川は一級河川でありますから、これは国の力、県の力でぜひとも総社大橋を一本早急にかけていただくと。これも挙げて陳情いたします、総社市議会も。今までも何十年としてきとんですから、ここで合併があるから、その合併特例債を180億円使うけん、半分でも使うてもえかろうがという安易な気持ちを持たずに、ぜひとも10万都市をつくるんだという意気込みがあった平成10年の市長の原点に返っていただきたい。

 時代が違うのは当たり前だろうし、昭和の時代じゃあねえと、平成になってはや16年だとおっしゃいますが、言ようることは違わんのですよ。総社の力でできんから国・県でお願いしますというて15年の重点施策も言うてあると思う。16年は今印刷しとんじゃないんですか、恐らく。それですから、安易に走らずに、市民のためになるようにお金を使っていただくように、特に平成10年の市長就任のときの市長のお気持ちに返っていただきたいなあという気がしてならんのであります。どうぞ何とぞよろしくお願いを申し上げたい。

 ですから、理解してくれえと言うても理解ができん。180億円の合併特例債を使うということが、この橋に。橋は必要ですよ。いまだに川西地区、川東地区という一体感の持てない行政が続いておるのは橋がないからであります。高梁川へさぶたをかけてしもうて、あいとるときには飛行場にでもせえと言うたことが大昔にあるんです。橋じゃねえ、もう全部さぶたかけてしまええというようなことを議会で言うたこともあるんですよ、大昔。あいとるところは飛行場にすりゃあええがと言うたようなときもあったんですよ。そういうこともあった世の中です。ぜひとも政治力を大いに発揮して、これは別個の事業として早急に国・県でやっていただき、合併特例債は市民のために使っていただくように合併協議会の会長に、そして議長を通して特にお願いをいたして、このように思うところであります。ありがとうございました。



○議長(荒木勝美君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 24番議員に再度お答えを申し上げますが、この新しい橋のルートにつきましては、総社市の個別名称は東総社中原線の現在路線、これの延長、ずっと延長していきますと、真備町を通って、船穂を通って、倉敷へ接続するということで、このルート自体は平成8年に都市計画決定をいただいておると思います。倉敷船穂真備総社線という呼び方をされております。その関係で倉敷市は今合併、船穂、真備町というパターンで今進めておられますが、そのルート、船穂と倉敷市を結ぶ橋を合併特例債でやろうとしておられます。これは、国・県でやってくれればそっちの方がいい、しかし確認したけどできなかったと。できそうにない。したがって、合併特例債に切りかえたと。そういった私はお話を聞いております。

 光ファイバーとか子育て支援、介護の関係、こういったことも無論力を入れて取り組んでまいります。しかし、この橋は、質問者も必要性をお認めいただいたように、必要不可欠な橋でございます。仮に事業費を90億円といたしましても、合併特例債を使うのはそのうちの45%の、いわゆる55%の補助の残りの45%掛けるの95%ということになりますので、40億円足らずということになります。そのうち、また元利償還のときに70%は国が元利償還補助としていただけるわけですから……

              (「利子を見たら半分になる。よう計算せえ」と呼ぶ者あり)

 利子は今の時代非常に低利でございますので、利子のことは今申し上げておりませんけど、こういったことを含めて、やはり有利な選択をしていくべきではないかなあと、そんなふうに今考えておるところでございます。

 総社市におきましても、486のバイパスというふうな手法でできないかと。そういったこともきちんと確認をしてまいりました。それはもう困難であると。新たな国道昇格ということはもうほとんど今、国が取り上げていないと。こういった実態も説明をいただき、では合併特例債が適用になるんであれば、これを適用して取り組んでいこうと。合併特例債も合併してから10年しか使えません。それ以降は使えませんので、やはり今が千載一遇のチャンスだと、このようにとらえております。



○議長(荒木勝美君) この際、しばらく休憩いたします。約10分間。

              休憩 午後2時7分

              再開 午後2時20分



○議長(荒木勝美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、3番頓宮美津子さんの質問を許します。

 3番頓宮美津子さん。

              〔3番 頓宮美津子君 登壇〕



◆3番(頓宮美津子君) 議長より発言のお許しをいただきました。

 質問に先立ちまして、午前中の議員が何人かもおっしゃっておりましたが、先日の長崎・佐世保事件で起きましたこの事件、非常に心痛む事件でございました。私も同じ年ごろの子を持つ親として考えますときに、無念さ、せつなさ、恐怖さ、絶望感で想像を絶するものがあると考えるものであります。ここに亡くなられた少女の御冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、加害者の少女も一日も早い更生をと祈る思いです。

 また、昨日も私の子供が学校からこのようなものを持って帰ってまいりました。保護者どの。岡山県PTA連合会会長の名前で、学校だけではなくて、親と子がいま一度命の大切さを訴えていかなければいけない。親にもしっかり教育をするようにというものでございました。とにかく二度とこのようなことが起きないように、私も全力で努力してまいりたいと思うものであります。

 では、通告に従いまして、今回は4点。1点目、環境問題について。2点目、市の文化政策について。3点目、健康日本21について。4点目、生涯学習についてお尋ねいたします。

 それでは、1点目、環境問題についてです。

 3月に質問した際にも申しましたが、総社市のCO2削減の目標がなかなか進んでいない状況がございます。ここで、昨今食用廃油をリサイクルする取り組みが自治体などを中心に増加をしております。2002年にバイオマス日本総合戦略というものを政府が閣議決定したことも影響しているかと思います。

 本年4月13日付の日経新聞に、千葉県のある運輸会社が食用廃油を再生燃料化したバイオディーゼル燃料の取り組みを本格化したという記事がありました。県内の自治体と組んで食品工場や一般家庭の廃油を収集し、公用車の燃料に還元する仕組みとありました。日本で現在推定されている食用廃油は、業務用、家庭用合わせて約40万トンとも言われています。半分は業者が回収をし、半分は一般家庭なので燃えるごみとして出されているわけであります。そのうち一部はそのまま流されているという現状もあるかと思います。

 ですから、この食用廃油のリサイクル燃料化、バイオディーゼル化事業というのは、CO2の削減や循環型社会の構築のために大きく貢献すると考えられます。岡山県内でもこの動きが見られてまいりました。現在、総社においても、業者は回収されているところが多いようでありますし、民生委員のある方がその業者に油をいただいて石けんつくったりとか、そういう動きも進んでおります。量は異なりますけれども、業者間の廃油は大体調べると月に2,000リットルぐらいが回収が見込めるのではないかというふうに思います。

 本来、一般家庭の燃えるごみとして出されている一般家庭からの廃油を回収して、初めて総社市として燃えるごみのCO2削減につながると思いますが、それをすぐには始められない難しいこともありますので私は、業者は当然ですが、モデル地域を決めて、試験的に取り組むべき、一般家庭の場合はモデル地域を決めて試験的に取り組むべきと考えますが、市長いかがでしょうか。

 このバイオディーゼルは、化石燃料にかわる代替燃料として植物性の油を原料にしたディーゼルエンジン用燃料です、皆さんもよく御存じかと思いますが。いずれ枯渇してしまう化石燃料に対しては、太陽、風力、水力などとともに、地球環境の中で繰り返して得られる、再生可能なエネルギーと言えます。さらに、捨てられていた食用廃油を再利用しているので、資源循環型の地球に優しい燃料と言えます。

 特徴として、1つには多くの疾病原因と言われているこのディーゼルエンジンの黒煙、これが軽油の3分の1に軽減されます。また、廃ガスに硫黄酸化物をほとんど含みません。また、既存のディーゼル車にそのまま使用可能なことが特徴です。

 初期の設備費用等が考えられますが、装置をレンタルする事業所もあります。ぜひ取り組む価値はあると思いますが、どのようにお考えでしょうか。

 次に、2点目、市の文化政策についてであります。

 総社市の第3次総合計画において、午前中も市長が皆さんに見せておられましたあの第3次総合計画でありますが、その中に文化政策についてはかなり前向きな振興な対する推進が述べられています。

 現在、どのようにその総合計画に述べられている推進が進んでいるのでしょうか。また、今後のビジョンをお聞かせください。

 また、吉備文化の発展と継承を今後考えるときに、この中にも書かれていますが、芸術、文化はそのまちの個性、独自性、活力を生み出す重要な要素であり、まちづくりと密接にかかわっているとありました。今求められているまちづくりには欠かせません。市独自の、総社市ならではの文化振興条例を制定し、我が市の100年先、100年安心の年金プランではありませんが、100年先、200年先の未来を確かなものにするべきと考えますが、市長のお考えをお聞かせください。

 3点目、健康日本21についてです。

 総社市にも「健康総社21〜いきいき吉備路プラン〜」、これができました。いつも健康管理課には総社市民の健康に関して御尽力いただいているところでありますし、今月も6月の「広報そうじゃ」にもこのいきいき吉備路プランが特集されております。

 このプラン非常に詳しく市民の健康状況を分析し、方針が述べられていますが、私はこの中で今回取り上げますのは、以前から申し上げておりますたばこの対策についてでです。現在、庁舎内は禁煙になりました。2階には分煙コーナー、喫煙室も設けられましたが、1階には庁舎の外に、入り口付近に灰皿が設置してあるのが現状であります。ところが、これは専門家によれば完全な分煙にもなっていませんし、受動喫煙防止にもなっていないと言われます。

 先日、ある専門家の医師が言っていましたが、喫煙室も厳密に言えば部屋の空気圧を変えるなどしなければ、ドアがあくだけでもうすっと化学物質が出ていってしまうという、吸煙機も煙は吸うけれども、その機械からちょっと離れるだけでむだな機械である。これは専門家の言っていることでありますけど。それでも、吸煙機を設置するよりは、喫煙室を設ける方がいい。かなり厳しい意見だと私は思いますが、私自身は喫煙者の中には半分はやめたいと思っている方がいる。また、半分は実は愛煙家だと思います。好きなものを、やめたくないものを無理やりやめさせられたり、吸えなくさせるのは非常に酷なことですし、かえってそれがストレスになる場合もあります。

 また、庁舎の入り口で吸われているのも、見る立場の者としては何だか気の毒にも思えることもあります。そばを通る人にとっては、苦痛であります。何人かがたまって吸ってらっしゃれば、その煙が外であってもかなりにおいのするものでありますし、もしそのそばを子供が、入り口に設置をしてありますので、子供が通ったときに受動喫煙は避けられないと言えます。

 そのたばこに含まれている有害物質というのは、一度吸って4秒で、以前申し上げましたけど、4秒で脳に到達してしまいます。だから、受動喫煙は恐ろしいということが言えると思いますが、やはり1階にも喫煙室は設けるべきと考えます。そこで、今回この健康日本21にたばこ対策という部分がたくさん書いてございますが、今後の具体的な取り組みをぜひお示しください。

 最後に、4点目、生涯学習についてであります。

 先日私は、昨年秋から始まりました岡山の岡輝中学校に開設された市民スクールというものを見学してまいりました。入学年齢60歳以上、自力で通学可能な高齢者が対象で、中学校の一室で同じ、チャイムが鳴れば授業が始まるし、チャイムが鳴れば終わるという。同じ時間帯で勉強し、給食も食べて掃除もしている、いわゆる本当のスクール、シニアのスクールです。ただし、そこは週休2日制ではなくて週3日制、あるいは清輝小学校というところは週2日制なんですけれども、その2つがやっておりますが、私がうかがった岡輝中学ではその日は音楽の授業をしておりました。先生は有資格者のボランティア、交通費のみ支払われているそうですが、かなりのベテランの先生で、魅力ある授業にあっという間に1時間が過ぎてしまいましたし、それ以上にそのシニアの皆様の純粋な学ぶ姿勢というか、目、その姿に驚かされました。始めたこの学校は、これを市民スクールを始めたこのきっかけが、ここにあったようであります。熱心に学ぶ姿が今の子供たちにとって最高の教育になる、かなりの勇気と決断が要りました、半分かけでしたと言われるのは御説明いただいた教頭先生の談でした。途中で、心臓麻痺を起こすんではないかとか、また給食を運びますので、その途中でこけて大変なことになるのではないかとか、また今の学生の姿を見てシニアの皆様が説教を始めてトラブルが起こるんではないかとか、いろんな心配があったそうですが、始められて今まで一度もそういうことはなく、かえってその学校は大変荒れていたそうなんですが、教育長もよく御存じで、あの学校は有名だったんだとおっしゃっていましたけれども、本当に今落ちついて年1回のシニアの教室と学生の交流があるそうですが、やってよかった、続けていきたいというふうに言われていました。

 始めたきっかけは、地域がそういう要望を出して学校に持ってこられて、教育委員会といろいろ地域の連合で検討して始められたそうでありますが、私は同じようにはいかないといたしましても、総社の地域性、環境に合った総社独自のスクールができるのではないかと思います。

 冒頭にも申し上げましたが、今コミュニケーションがなかなか苦手な子供たちが多い昨今であります。世代を越えた新しいコミュニケーションが自然に生まれてくるのではと考えますし、高齢者にとっても生きがいづくり、若返り、介護予防につながるのではと考えます。聞くところによりますと、そのボランティアの先生方は大体30人ぐらいいらっしゃるそうなんですが、御自分が授業を担当するのは月2回、その月2回の授業がもう楽しみで楽しみで、その日が来る間にもいろんなことを勉強して教える方の生きがいにもつながっているというふうに言っていました。ぜひ取り組むべきと考えますが、いかがでしょうか。

 これで1回目の質問を終わります。(拍手)



○議長(荒木勝美君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 3番頓宮議員の御質問にお答えをいたします。

 まず、環境問題についてでありますが、CO2削減の観点から御提言をいただきましたが、ディーゼルエンジン用の燃料として再生をさせるということでございます。取り組んでいく価値はあると、このように考えますが、総社市といたしまして本年度地域レベルから環境負荷の少ない環境循環型社会をつくるための地域新エネルギービジョンを策定する考えでありますが、このビジョンは自然エネルギー、リサイクルエネルギーの普及促進を図ることを目的とした具体的な計画づくりで、当然にリサイクルエネルギー分野の中で廃食用油再資源化プランも検討することとなっております。

 なお、リサイクル活動の普及支援は今後も継続して取り組んでまいりたいと、このように考えておりますが、モデル地域を決めての取り組みという御指摘もいただきましたが、検討をさせていただきます。

 なお、現在のところ三須ふれあい同好会その他のグループで固形石けんづくりのリサイクル利用が図られております。また、学校給食調理場では専門業者による無料での引き取りもあるようでございますが、御提案の件今後とも十分検討してまいりたいと思います。IPCC、国連の気候変動に関する政府間パネルでも地球温暖化、いわゆるCO2削減、この問題について警鐘が鳴らされております。これからの100年で、気温が5.8度から最大で10度上がるというふうに言われておりますが、今までの100年で0.6度上がっただけという状況から考えると、大変な状況になろうと思います。聞くところによりますと、アメリカのペンタゴンもテロ対策よりも地球温暖化対策がこれからの人類にとって一番の強敵になると、こういった話も伝わってきておりますが、いずれにいたしましても貴重な提案と受けとめて前向きに取り組んでまいります。

 市の文化政策についてですが、平成13年3月に策定いたしました第3次総社市総合計画後期基本計画において基本方針及び主要施策として芸術文化活動の推進など4項目を掲げており、これに基づいて現在事業を推進しておるところでございます。

 その状況の概要を申し上げますと、まず芸術文化活動の推進として、さまざまな事業を毎年開催しておりますが、例えば市所蔵絵画等作品展、毎年テーマを決めて開催をいたしております。今年度は高木聖鶴書展を開催をいたしたところでございます。ほかにも、市民大学講座、広域の事業として清音、山手、真備まで募集範囲を広げた総社・吉備文学選奨などの事業を行っております。また、平成14年度には先ほども言いました3町村を加え4市町村文化協会で吉備圏域文化連絡協議会を結成し、写生大会などを開催しており、いずれも多くの方の御参加をいただいておるところでございます。また、雪舟の里総社墨彩画公募展につきましては、隔年開催ではありますが、全国公募しことしで第5回目を迎えております。総社から発信した墨彩画という新しいジャンルの最高水準を競う全国公募展としてのその地位を築くということで、一定の成果を上げておると思います。

 しかしながら、昨年度はリニューアルに伴う市民会館の休館により、すぐれた芸術家の招聘や市民の芸能発表会の機会の提供は十分にはできませんでした。ただ、昨年度から実施しておりますレコードコンサートや平成14年度から実施の文化のステージ創造事業における太鼓のワークショップなどは各種団体のみならず、ボランティアなど多くの市民に企画運営に参加していただき、イベントのノウハウを学んでいただくなど、成果を上げております。そうした観点から、文化活動を推進するためには、市民の自主的、主体的な活動が活性化することが一番ではないかと考えておりまして、団体の育成と指導者の確保はこういった事業を継続していく中で、さらに重点的に努力してまいりたいと考えております。

 拠点施設の充実と利用促進につきましては、昨年度に市民会館のリニューアルを行い、拠点施設としての機能拡充を図りました。また、芸術作品の収蔵や常設展示を行う施設の整備につきましては、既存建物の利用を検討中ですが、今後も計画の基本方針に基づき他のまちにも誇れる総社市独自の芸術、文化、風土の創出に努めることを目指して努力してまいりたいと思います。

 そして、これらの基本方針、主要施策だけでなく具体的な施策も含めまして本市の文化行政のあり方について御協議、御提案をいただくために平成15年7月に有識者による文化懇談会を設置しており、現在さまざまな御提案や御意見をいただいております。引き続き御意見をいただきながら、本市にふさわしい文化行政を一層推し進めてまいりたいと考えておるところでございます。

 御提案の条例につきましても、新市での協議ということになろうかと思いますが、文化の推進は短期間で結果の出るものではありませんので、本市あるいは新市にふさわしい基本方針、基本施策等を含めて継続的に進めていく必要があるものと考えておりますので、それを条例化するかどうかも含め今後の検討課題とさせていただきたいと思います。

 健康日本21についてでありますが、「健康総社21〜いきいき吉備路プラン〜」におけるたばこ対策についてでございますが、国が2000年に21世紀における国民健康づくり運動、健康日本21を策定、岡山県におきましても2001年に健康岡山21を策定しております。本市におきましても、平成15年度の1年間をかけて「健康総社21〜いきいき吉備路プラン〜」を策定いたしました。この計画書は、本年度を初年度として10年後の平成25年度を目標年度としてみんなが健やかに安心して生活することができる健康福祉のまちづくりと市民一人ひとりが充実した豊かな人生が過ごせることを目指して4つのライフステージ、いわゆる青年期、壮年期、中年期、高年期ごとに9つの領域から健康づくりを考えております。その9つの領域の一つに、たばこを上げております。

 たばこ対策につきましては、関係機関ネットワークづくりといたしまして健康に係る組織、団体や教育関係者、学識経験者、行政機関等によるたばこ対策推進ネットワーク委員会を設置していきます。地域全体で進めていくためには、普及啓発が大切ですというんで、市内の小学生等からたばこ対策をテーマにした図画や標語を募集して、たばこ対策推進カレンダーとして作成し、市内の医療機関、公民館等へ掲示する予定にしております。また、禁煙支援実施期間を一覧にしました禁煙ガイドを作成して広く市民に情報提供していきたいと考えておるところでございます。

 生涯学習については、教育長の方から答弁をいたします。



○議長(荒木勝美君) 教育長。

              〔教育長 ?田交三君 登壇〕



◎教育長(?田交三君) 3番頓宮議員の御質問にお答えを申し上げます。

 高齢者の学習に対する意欲増進にこたえるシニアスクールについて総社市でも取り組むべきと考えるがどうかという御質問でございます。

 岡山市で実施していますシニアスクールの内容につきましては、先ほど御指摘のとおりだろうというふうに私も思います。岡山市では、平成14年度から3カ年にわたりまして文部科学省から補助金を受けまして、新しいタイプの学校運営のあり方に関する実践研究、これを指定されました全国9校のうちの2校でございます。岡山市がこの研究指定を受けた背景につきましては、さまざまな経緯もあるものと聞いておりますが、この事業に取り組んだ主たる理由は地域の子供たちは地域で育てるという考えのもと、地域と学校が協力して子供たちが地域を愛し地域からも愛される子供を育成していきたいという願いとともに、高齢者の方にとっても生涯学習の促進といった観点を含め、子供たちの健やかな成長を考えてのことであります。その結果、子供たちは充実した学校生活を過ごすことができ、高齢者の方も学習の機会が与えられ、相乗効果を生み出したとのことでございます。今年度は、1教科に4人程度の講師を公募し、シニアスクールのクラス担任を1人設置し、学習を進める計画というふうにお聞きしております。

 総社市といたしましては、学校教育、社会教育の融合促進事業として学校側、高齢者の方ともにシニアスクール開設へのニーズ及び子供たちの状況も踏まえながらシニアスクール開設に伴う余裕教室、講師となる人材の確保、所要経費等について今後よく検討してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(荒木勝美君) 3番頓宮美津子さん。

              〔3番 頓宮美津子君 登壇〕



◆3番(頓宮美津子君) 御答弁ありがとうございました。

 1点目のCO2削減についてですが、新エネルギービジョン取り入れようというようにお考え、ありがとうございます。3月に質問いたしました地域推進協議会、これエネルギービジョンができれば、それにかわるものとしてあのときに質問したものが可能になると思いますので、非常に喜ばしいことですので、これがビジョンで終わらないように具体的な進めが重要になってくると思います。モデル地域を限定するのを前向きにとおっしゃっていただきましたので、ぜひ早いうちにそういうことにとても熱心な地域もあると思いますので、協力をしてやっていただきたいと思うわけであります。

 この廃食用油の取り組みには、非常に初期にその設備あるいは業者連携しなければいけませんので、費用がかかるということもあります。そこで、採算が算出できずに検討はするんだけれども実行に移せないで終わっている自治体も確かにございます。そこで、1回目のときに少し申し上げましたが、当然環境問題には採算がとれることが目的ではなく、いかにCO2を削減するかということが目的でありますから、多少のリスクは伴うのは当然であります。ですけれども、今財政難ということでありますので、できればお金のかからない方法があれば、それにこしたことがないわけで、調べたところ初期、設備投資がかからないレンタルシステムをとっている業者もあります。その業者のプランによりますと、地域の活性化とかけて食用廃油を出すことによって地域通貨を出したりとか、いろんな地域の活性化や市民の皆様の取り組みとあわせたことも提案されてあります。環境問題の取り組みには、多くの市民の皆様の御協力なくしては絶対にできないわけでありますし、一般家庭からの廃油を集めるということはそれに尽きるわけであります。楽しく着実にCO2を削減していきたいわけであります。ぜひ御検討、前向きにやっていただきたいと思います。

 次に、2点目の文化政策についてでありますが、いま少しお尋ねいたしたいと思います。

 公明党は、日本の長い歴史と世界に誇る文化を有しながら、なかなか政府の支援が欧米諸国と比べて不十分だったことを常々文化芸術を振興する基本法という法的根拠がなかったために進まなかったんだということで、そのことを熱心に提唱し続けてまいりました。そして、2001年11月に文化芸術振興基本法というものが成立いたしまして、日本の文化芸術が大きく前進いたしました。基本法には、基本理念として文化芸術活動の自主性尊重、国民の幅広い参加、多様な文化や芸術の保護と発展、活動水準の構造を掲げています。そして、何よりも国と地方自治体がそのための施策を立案し実行する責務もこの基本法には明確にしております。

 文化という言葉を広辞苑で開いてみますと、人間の生活様式一般という理念があると書かれています。また、自治体文化行政という言葉には、市民一人ひとりが文化的存在であるとも指摘をしています。つまり文化とは、人間そのものを指し、文化の創造とは人間の内なる創造性の発露ということになろうかと思います。今物の時代から心の時代へ、ハードの時代からソフトの時代へと言われてきているのも納得がいきます。午前中からの市長の御答弁の中にも、そのような内容が何点かあったかと思われます。

 先日、岡山のある大学の教授の講演を伺っていましたときに、地域経済の活性化には心の豊かさづくり、人の増加が一番である、現在の日本の人口は1億2,000万人でありますが、これが現在の出生率1.何%かの出生率から試算をしますと、100年後にはもう5,000万人になると言われています。総社市は、10万都市を目指していると言われますが、この計算でいくと100年後には総社市は3万弱になってしまいます。市長がおっしゃる市民が主役のまちづくりが、まさに重要なわけであります。人が多く集まってくる、人口がふえていく、住んで楽しい、安全で住みよいまちだというまちづくりには私は、この文化が一翼を担うというふうに思います。

 岡山の表町商店街、あそこを活性化をするということで、この大学の先生が、プロジェクト担ったそうでありますが、シンフォニーをつくられました。なぜシンフォニーかというと、シンフォニーにはサービス業がある、また文化ということで人がようけ集まる、そのことでこの表町商店街の活性化の成功の因になったというふうにおっしゃっていました。多くの人が、文化や芸術に親しむために集まります。私は、この合併を控えた今こそ、吉備文化で清音、山手もつながるためにも、このような取り組みが必要だと思います。市民会館のリニューアルしたことは、大いに喜ばしいことでありますが、先ほど検討中と言われましたが、私も財政上新しいものをつくるのは大変なので、既存の空き店舗を利用して総社市にはどことは申し上げませんが非常にそれに適する空き店舗がございますが、そういうものを利用して市民が気軽に立ち寄ったりできるギャラリー、先ほど市民会館をリニューアルしている間、総社市の文化の皆さんの発表の場であったものが1年延びてしまいました。例えば、こういうものがあれば、小さい館でありましたけれどもできたではないかなというふうに思います。商店街寄せ、笑いの駅、備中神楽などのふるさとの芸、そのものが楽しめたり、また子供も預けられて相談ができたりする子育て支援センターなどもある複合施設が必要ではないかというふうに思います。そこには、自然と人が集まり、活気が出てきます。本当の駅前の活性化につながるのではないかというふうに思います。これまで多くの先輩議員の皆様もこのような御提案をされたと聞いておりますが、私はこの合併を機にこういうこともぜひチャンスととらえて、取り組んでいっていただきたいというふうに思います。

 トップバッターで質問された萱原議員の質問には、鬼ノ城に10万人毎年訪れている、この10万人の人たちも、決して逃がしてはならないというふうに思うわけであります。先ほど条例に関しては、検討するというふうにおっしゃっていただきましたが、条例を制定する中で具体的なビジョンが立てられてまいります。ぜひ市長、100年後の総社市が着実に10万都市となるために、私はその一翼を担う文化芸術振興に力を入れるべきと思いますが、再度市長のお言葉で市長の思いをお聞かせいただきたいというふうに思います。

 健康日本21のたばこのことでありますが、いろいろ取り組みをしていることは10市の中でも県が非常に評価をしているというふうに、国からも評価をされているというふうに聞いております。ただ、現場の先ほど申し上げました1階に喫煙室を設けるかどうかという御答弁はいただけませんでしたので、再度そのことをお答えいただきたいと思います。

 また、これは総社市内の子供たちの健康を守る、受動喫煙を守るということからいきましても、総社市内での飲食店、禁煙コーナーを設けているところもありますが、そういったところに対する打診ができるものなのかどうなのか、非常に中学生、高校生が集まっているところで場所もあります。それが、総社市の行政として打診ができるものかどうかはわかりませんが、そのことも含めてたばこ政策、対策、どのようにお考えなのか、再度お尋ねいたします。

 シニアスクールに関しましては、教育長も元校長先生でありましたし、実現になればすばらしい講師として力を発揮していただける、すばらしいチャンスになると思います。また、そのような講義をシニアの皆様が受けられることもあると思いますし、ぜひ前向きに検討していただきたいというふうに思いますので、2回目の質問を終わります。



○議長(荒木勝美君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 3番頓宮議員の再度の御質問にお答えをいたします。

 地域新エネルギービジョンをこれから策定をしていくわけでございますけど、その中で考えてまいりたい。また費用対効果の点も含めて、考えていきたいと思います。また、地域通貨でありますとか、エコマネーといったものも研究をしてまいるように職員に今指示をしておるところでございますけど、続けて研究をしてまいります。

 文化政策でございますが、文化は世界共通であると言われておりますが、例えば音楽を聞いてもいい音楽は世界じゅうどなたが聞いてもいいし、すばらしい絵を例えばモナリザの絵を見てすばらしいと感じるのは万国共通でしょうし、雪舟さんの絵も多分そうだろうと思いますし、そういった意味においてこれからの世界の平和共存というキーワードには文化は欠かせないものと、そういうふうに認識をいたしております。平成13年2月に文化芸術振興基本法が施行されておりますが、その法律の趣旨もよく会得いたしまして、施策を進めてまいりたいと思います。駅前を含めて、ギャラリー、展示室等の御提言ございましたが、これらにつきましては研究をさらにしてまいります。100年後の総社市を見据えたビジョン、そういったテーマも総合的に考えてまいるべきだと、このように思いますので、文化面につきましては大切にこれからも取り組んでまいりたいと思います。

 健康日本21の関係ですが、1階に喫煙室をというお話でございましたが、原則的には全館禁煙に早くしなさいという御意見も多くいただいており、そういった中でよく検討をしてまいりたいと思います。



○議長(荒木勝美君) 教育長。

              〔教育長 ?田交三君 登壇〕



◎教育長(?田交三君) 3番頓宮議員の再度の御質問にお答えを申し上げます。

 シニアスクール開設に伴うメリット、これもいろいろございます。例えば思いやりの心の醸成であるとか、世代間の交流あるいはお年寄りの知恵の活用であるとか、校内暴力、非行の現象等々のメリットがございます。デメリットも幾らかあるようでございますが、新しいタイプの学校運営の中にあります特色ある学校づくりというふうなことで、今後学校側あるいは高齢者あるいは子供の状況、こういうふうなものから教室あるいは講師等を勘案しながら前向きに検討してまいりたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。



○議長(荒木勝美君) 3番頓宮美津子さん。

              〔3番 頓宮美津子君 登壇〕



◆3番(頓宮美津子君) 御答弁ありがとうございます。

 環境施策についてとシニアスクールはわかりました。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

 たばこの施策のことをもう一度確認させていただきますが、全面禁煙か喫煙室を設けるか御検討するという御答弁でしたが、もし全面禁煙のままで喫煙室を設けないとすれば、入り口にある灰皿はそのままということになりますと、先ほど私が申し上げた受動喫煙の防止にはとても残念な結果になるわけでありますので、その辺のところを踏まえていま一つ検討していただきたいなというふうに思いますので、2階にのみ喫煙室があるわけでありますが、ちょっと不公平なと思います。市民の皆様がそこで吸われるという部分ですね。少し、大変言いにくいことでございますので、苦しいんでありますが、市民の皆様の立場に立って考えるならば、やはり1階にも喫煙室は設けていただきたいと強く要望いたします。

 仕事中に絶対吸えないとなりますと、ストレスがたまってまいりますし、仕事にも愛煙家の方には影響するのではないかな。吸ってらっしゃる方で、やめたいと思ってらっしゃる方は今年度からのこの健康管理課で進めているたばこ対策、お医者様との講演とかすごく細かく配慮してる施策ですので、これを実施すればやめたいと思ってらっしゃる方はやめられるんではないかなというふうに思いますので、ぜひ市長お願いいたします。

 あと一点、文化施策のことでありますが、文化振興基本法には個人の子供たちあるいは大人でも人材育成にも国が補助金を出そうという、そういう施策もございます。総社市に新たな文化人を育成していくということも、そのビジョンの中にも取り入れられますし、今いらっしゃる偉大な文化人、芸術家の皆様にもさらに教養を深めていただくという、その施策も国が提案をしておりますので、ビジョンを通じて取り組んでいけることではないかなというふうに思います。ことしも文化庁主催の、これ希望者でありますが、能楽獅子舞を見学をして古典に親しむという、これもでも定員が30名でございます、文化庁よりの補助金ですので一切個人の負担はありませんが、こういったことも30名で終わるのではなく、ぜひ総社の子供はすべて文化一様に、希望者だけではなく受けられるような体制ができないかなというふうに思います。

 例えばこういうチラシを、世界一の無形文化遺産と決定された能楽獅子舞をあなたもどうぞっていうチラシを子供は持って帰りますが、これを見て子供がぜひ見たいと心からこれを見ただけで思うというのは非常に難しい部分であります。ですから、ある意味では全員対象にできる、そういう事業も総社市では考えられないだろうか、総社市の子供たちはすべて義務教育中に神楽を見ることができるとか、そういった総社市ならではのことを進めていくにはやはり条例制定が必要ではないかなというふうに思います。ぜひ前向きな検討をよろしくお願いいたします。

 以上で質問を終わります。



○議長(荒木勝美君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 3番頓宮議員の御質問でございますが、まず言われた順番にたばこの方から申し上げますが、先ほど申し上げたのは基本的には全館禁煙にしてほしいという要望がございますので、その方向で考えていくべきかなと、こう思っておりますが、1階の喫煙室でございますが、こちらの本庁舎の場合、中庭の吹き抜けの部分で今喫煙をしていただいております。雨の日も大きな傘がありますので、遠慮なく吸っていただいたら結構なんですが、今のところ当面あの場所とあるいはもう庁舎外のもう屋外で思い切り遠慮なく吸っていただくとか、そういった方向でございますので、御理解をいただきたいと思います。

 市の文化施策についてでございますが、文化芸術振興基本法において国の責務と地方公共団体の責務ということを定められており、こうした動きを受けて本市では先ほど申し上げました文化懇談会を設置し、本市の文化行政のあり方について御協議、御提案をいただき、本市が目指すべき方向、また具体的な施策なども踏まえ広く御検討いただいておるところでございます。文化行政のあり方ということを御協議、御提案いただくことになろうかと思いますが、最終的には新市の中で検討していくことになろうかと思いますので、今後の検討課題ということにさせていただきたいと思いますが、先ほどおっしゃった郷土の芸能文化等に触れ合う、そういったチャンスも含めて大切に考えてまいりたいと思っております。



○議長(荒木勝美君) この際、しばらく休憩いたします。約10分間。

              休憩 午後3時10分

              再開 午後3時21分



○議長(荒木勝美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、2番村木理英君の質問を許します。

 2番村木理英君。

              〔2番 村木理英君 登壇〕



◆2番(村木理英君) 議長に発言のお許しをいただきましたので、通告いたしております質問要旨につきまして一般質問をさせていただきます。

 最近、景気が多少上向いてきているというものの、まだまだ先行きが不透明感があり、それぞれの分野、それぞれの業界で勝ち組、負け組が鮮明になってきているとも言われております。我が国の基幹産業である自動車業界を例にとっても、非常に業績のいい会社もあれば、そうでないところもあるわけであります。

 三菱自動車を例にとってみますと、2004年度の見通しはリコール問題等で4月の新車販売が前年同期比で約20%もダウン、5月の軽自動車を含んだ新車販売台数は、前年5月より38.8%減るなど経営状態が非常に厳しい状態になってきているわけであります。5カ月連続で前年水準を下回っているわけであります。特にブランドイメージに左右されやすい乗用車は、25.4%減の1万446台と大幅減、うち小型車コルトは43%減となりました。

 日本自動車販売協会連合会が1日に発表した5月の軽自動車を除いた新車販売台数によると、三菱自動車は56.3%減の4,213台と過去10年間で最大の落ち込み幅となっており、愛知県の岡崎工場が生産を中止、製造拠点は倉敷市の水島製作所など2カ所に集約され、本社機能を京都市に移転、海外でもリストラを進め2006年度最終黒字を目指すというところであります。3月期連結決算は、2,100億円を超える純損失を計上しているわけであります。2005年度も巨額の純損失が見込まれている水島製作所は、岐阜県にありますパジェロ製造の子会社の12万台に比べますと圧倒的な規模を誇る同社最大の国内拠点であります。三菱関連で見てみますと、倉敷、総社市を中心に一次協力企業だけで約40社が創業しており、従業員数が1万4,500人に上り、同製作所社員と合わせると1万9,000人で県内製造従事者は2002年度で15万4,000人と岡山県全体の1割を超えておりますし、中国銀行のまとめでも同行と取引のある三菱自動車関連企業は、県内を中心に約300社に上り、家族の方々を含めますとすそ野の広さは県内事業所で最大級だと、このようにあります。同製作所は、1年間の製品出荷額が約6,000億円と、わずか1社で岡山県全体の1割のシェアを誇り、社員数も直接取引のある一次協力部品メーカーを合わせると約1万9,000人で、先ほど申し上げましたように県内の製造業従事者の1割を超えているわけであります。拠点工場の水島製作所は、従業員、協力会社も多く、地域経済に大きな影響力を持っているわけであります。

 そこで、総社市の工業状況を見てみますと、平成14年度は輸送用機械器具製造業の従業員数構成比が46.9%、製造出荷額が市全体で218億7,400万円のうち125億400万円となり、構成比は57.2%でした。総社市内で働いておられる方の約半数がウイングバレイで働いておられ、総社市の総出荷額の約6割をウイングバレイは占めているわけであります。法人市民税を見てみますと、ウイングバレイの占める割合は実に総社市全体の約3割を占めているわけであります。この割合から見ても、今さら言うまでもありませんが、本市における影響は大であると言えるわけであります。したがいまして、新聞紙上では石井県知事が関連企業の影響を注視し、県外での商談会など必要な対策を検討したいとコメントが載っておりましたし、倉敷市古市市長は計画の遂行は大変厳しいものがあると考えられるが、一日も早い再建を願うと激励されております。大原謙一郎倉敷商工会会議所会頭も、閉鎖されたら地元経済などへの影響が途方もなく大きかった、地元として三菱車購入などで支えていきたいと支援姿勢を見せておられます。

 そこで、お尋ねでありますが、本市の地元取引のある関連企業の本市における支援体制についてのお考えをお示しいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 以上で1回目を終わります。(拍手)



○議長(荒木勝美君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 2番村木議員の御質問にお答えを申し上げます。

 三菱自動車の問題ですが、非常に心を痛めております。元社長の責任が今問われておるところでありますが、おっしゃいましたように市内の関連企業に影響がなければよいがと願っておるところでございます。商工会議所とも連携を密にして、現状把握に努めていくと同時に、影響が出た場合には一般の金融機関より有利な条件で融資が受けられる県や総社市の中小企業保証融資制度を有効に活用していただき、経営改善の足がかりにしていただきたいと、このようにも考えております。

 なお、県も三菱自動車関連企業に対する経営や取引上の問題について対応するための相談センターを設置するなど、対策をされていると聞いております。本市としても、県の政策を企業経営者が活用できるように側面的に支援をしてまいりたいと、今後においても、また情報収集にも努めてまいりたいと、このように考えておるところでございます。

 一方、総社市といたしまして地場産業支援という観点から、ウイングバレイの関係等も含めて今まで公用車を購入する場合は、原則的に三菱自動車優先というふうな方針で臨んでまいりましたが、今後においてもそういう方針を貫いてまいりたいと、このように思っておる次第でございます。



○議長(荒木勝美君) 2番村木理英君。

              〔2番 村木理英君 登壇〕



◆2番(村木理英君) 御答弁ありがとうございました。

 全国的に見てみましても、三菱自動車と三菱ふそうの両者の車両を公用車として購入しないことを見合わせている県や自治体が相次いでいるわけであります。例をとってみますと、秋田市、岩手、長野、宮城県、仙台市、当面新規購入をしないことを決めておられますし、横浜市、そして山形県も同様な措置をとるというような発表がされております。先ほど市長は、本市におきましては公用車の支援を続けて積極的に行っていかれるという御答弁をいただきました。また、県で行われております支援制度を側面から支援していきたいという御答弁をいただきました。

 岡山県では、いろいろな支援策が今講じられておりまして、例えばこの4日に日産自動車のエンジン製造子会社、日産工機との商談会を22日に開くというようなことも発表されておりますし、来週に予定した豊田自動車グループとの商談会も前倒しにすると、そして仕事量の確保に向けて支援体制を強化するというようなことも発表されております。すばらしい技術力がある会社を地元がどのように支えていくか、行政がどういうふうに支えていくかということは本当に行政手腕を問われる非常に大切なことと考えますので、さらによく御検討をいただきたいと、このように思います。

 また、いわゆるこれは岐阜県知事のお言葉がございましたが、パジェロは岐阜県の名産だと名産品なんだと、絶対支えていかなければならないというような発言がありました。総社市、岡山県にとってみるとある意味では三菱の車はマスカット、白桃、そして三菱の車というぐらいの今までの名産品というか、そのような価値があったと思います。

 特に総社市の場合は、昭和39年に新産業都市に指定されて以来、昭和41年にウイングバレイが竣工されたわけですが、名実ともに三菱自動車、そしてウイングバレイとともに市政が歩んでこられたというような歴史があるわけであります。ここで、決してリコール問題に流されてしまって見放してしまうようなことがあってはならないと私は思います。総社市内にも、ウイングバレイ以外で例えばテクノパーク総社さんとかコアテックさん、東総社金属団地とか食品関係で言うとカルピスとか山崎パンとか、あとレンゴーさんとかユニチカさんとかいろいろあるわけですけども、地元でつくって売る生産品というのは、これはもう総社市の名産品であると同時に特産品であります、これは特産品。

 ですから、このリコール問題は総社市にとってはそのような意識を喚起する機会になるのではないかなと、私そういうふうに思います。ですから、県の側面支援という部分は確かに非常に大切な部分でありますが、いま一度振り返って総社市とそして三菱自動車、そしてウイングバレイ、その他地元企業の出荷されているものを見直して、そして支援してはぐくんでいくと、そのような体制づくりを改めて構築していただきたいなと、このように思うわけであります。

 きょうの議会始まって、先ほども松浦経済水道委員長とお話をさせていただきました。その際、経済水道委員長としても視察等利用して三菱本社に行って、そして経済水道委員長の口から三菱頑張れと、しっかりせいということを言っていただきたいなというようなお話もお願いを申し上げました。議会、そして市当局とやっぱり一丸となってそのような大きい動きを出していけば、今リコール問題で大きく揺れている三菱自動車が少しは元気になるんではないかなと、早く元気になってもらいたいなと、このように思います。議会と、そして市当局、市長と三菱本社へ激励訪問に行っても私はいいんではないかなと思います。それも一つの支援かなと、このように思いますが、市長のお考えをお示しいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(荒木勝美君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 2番村木議員の再度の御質問にお答えをいたしたいと思います。

 ピンチはチャンスという言葉がありますし、災い転じて福となすと、そういうふうな方向でプラス志向でぜひ三菱自動車並びに関連企業が無事カーブを描いて急上昇をすることを心から御祈念を申し上げたいと、このように思います。さらに、検討をということでございますけど、元社長が逮捕されたということでありますけど、私はこれは経営トップの考えが間違っておったということで、従業員に罪はない、ましてや関連企業に罪はないと、このように思います。罪を憎んで車を憎まず、これからも公用車を買う場合は三菱自動車を軸に考えてまいりたいと、このように思っております。

 さらに、今現在お話をいただいております国体室へ1台車を寄附してやろうかというお話がきのう舞い込んでまいりましたが、ぜひ三菱をと、このように今申し上げたところでございます。三菱自動車を一台でも多く買い支えていくことによって、私ども総社市民といたしましては応援をしていくということが一番の激励ではないかなと、そんなふうに考えておるところでございますので、皆様方の御協力もぜひお願いを申し上げたいと思います。私もマイカーを買う場合は、必ず三菱にしようと思います。



○議長(荒木勝美君) お諮りいたします。

 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

              (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(荒木勝美君) 御異議なしと認めます。

 よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。

 本日は、これをもって延会いたします。

              延会 午後3時39分