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岡山県 総社市

平成16年 3月定例会 03月03日−02号




平成16年 3月定例会 − 03月03日−02号







平成16年 3月定例会



          平成16年3月定例総社市議会会議録(第2号)



             〇平成16年3月3日(水曜日)

1. 開 議 平成16年3月3日 午前10時 2分

2. 延 会 平成16年3月3日 午後 4時50分

3. 出席または欠席した議員の番号及び氏名

   出席議員

   1番 津神謙太郎      2番 村木 理英      3番 頓宮美津子

   4番 橋本  茂      5番 小西 利一      6番 片岡 茂夫

   7番 多田 英章      8番 澁江 文男      9番 名木田正昭

   10番 秋山  聖      11番 加藤 保博      12番 光畑嘉代子

   13番 笠原 武士      14番 神崎  干      15番 松浦 政利

   16番 荒木 勝美      17番 山口 久子      18番 金池  徹

   19番 中村 吉男      20番 萱原  潤      21番 丹下  茂

   22番 西森 頼夫      24番 服部 剛司

4. 職務のため議場に出席した議会事務局職員の職氏名

   議会事務局長  塩 尻    司    同   次長  久 保    豪

   同 議事係長  三 村  和 久    同議事係主事  宇 野    裕

5. 説明のため出席した者の職氏名

   市長      竹 内  洋 二    助役      國 府  久 倶

   収入役     木 口  博 元    総務部長    守 長  健 尚

   生活環境部参与 秋 山  壮 市    保健福祉部長  大 村    稔

   経済部長    秋 山  庄司郎    建設部長    薬師寺  主 明

   消防長     高 田    稔    教育長     ? 田  交 三

   教育次長    丸 山  光 雄    総務部次長兼総務課長

                               守 安  道 夫

6. 本日の議事日程

   第1 一般質問

7. 議事経過の概要

   次のとおり







              開議 午前10時2分



○議長(萱原潤君) おはようございます。

 ただいまの出席23名全員であります。

 では、これより会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付いたしております日程表のとおり会議を進めてまいりますので、御協力を願います。

 なお、会議規則第51条第1項の規定による諸議案に対する質疑の通告期限を本日午後1時までと定めておりますので、通告されます方は時間厳守でお願いいたします。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第1 一般質問



○議長(萱原潤君) では、日程第1、一般質問を行います。

 一般質問は、お手元に配付いたしております一般質問通告者一覧表に記載の順序により、順次質問を許します。

 まず、12番光畑嘉代子さんの質問を許します。

 12番光畑嘉代子さん。

              〔12番 光畑嘉代子君 登壇〕



◆12番(光畑嘉代子君) おはようございます。

 議長より発言のお許しをいただきました。一般質問1日目、最初の質問者として複雑な思いいっぱいでここにおります。3月という月がそのようにさせるのでしょうか。さきに通告しています4点、子育て支援について、障害児・障害者施策について、平和行政について、児童虐待防止、DV、ドメスティック・バイオレンス対策についてお尋ねをいたします。

 最初は、子育て支援、乳幼児医療費助成制度の年齢拡大の考えはございませんかということで質問させていただきます。

 このことについては、何度も要望しております。2月2日に乳幼児医療費無料化を実現する岡山県連絡会、この代表者らが乳幼児医療費無料化制度拡充を求めて岡山県知事に要望書を出しております。これは新聞報道でもされていますけれども、2月18日に乳幼児医療費の補助対象を入院した場合に限り、これまでの3歳未満から就学前までに拡大する方針を明らかにし、ことし10月1日以降に入院した子供から適用する予定と新聞で報道されました。市長はこの記事を読まれてどのように思われたでしょうか、お伺いをいたします。

 次に、障害児・障害者施策についてお尋ねいたします。

 まず、障害児教育の進め方はどうかということです。

 我が国の障害児教育は、大きな転換期を迎えております。現在、義務教育では比較的重い障害を持つ子供たちが、障害児学校や通常の学校の障害児学級通級教室という障害児教育の制度のもとで学んでいます。しかし、その一方でLD、学習障害などいわゆる軽度発達障害の子供たちには特別な支援の制度が確立していません。軽度発達障害の子供への支援を抜本的に強めてほしいという声は、極めて切実な要求でございます。文部科学省は、こうした声に押されてLD、学習障害、ADHD、注意欠落多動性障害、多機能自閉症、知能面のおくれを伴わない自閉症の子供たちへの特別支援教育を開始する方向を打ち出しています。全児童・生徒の6%程度と推計され、その多くが通常の学級で学んでいます。そうした子供たちに支援を行うことは、すべての子供の教育を受ける権利を保障する上で、さらには障害を持つ人々の完全参加と平等を推進する上で重要なことです。しかし、これには大きな問題があります。従来規模の障害児教育の予算、人員のまま、これまでの数倍もの子供たちをゆだねるということになります。比較的重い障害の子供、軽度発達障害の子供など特別な教育を必要とするすべての子供たちへの支援を本格的に前進させることが課題となります。総社市ではどのように進めていかれるのでしょうか、教育長のお考えをお示しください。

 もう一点、障害児・障害者支援費制度についてお尋ねをいたします。

 これは市長にお尋ねいたします。このことについても、2度質問しています。その都度、準備はできている、問題点もない、対象者にもきちんと対応できている、このような答弁だったように思います。制度導入、約1年が経過しますが、2年目に何か課題を抱えることはないのでしょうか。ケアマネジャーは必要ないですか、サービスを受けるとき幾つかの中から選択することはできているのでしょうか、申請、契約ではなく、以前の措置制度を活用することができる場合もあるのでしょうか、約1年間の状況をお示しください。

 大きい3点目、平和行政について、平和都市宣言をした自治体として市民への啓発はどうかについてお尋ねをいたします。

 この平和行政についても、何度か質問しました。しかし、なかなか市民への啓発が推進されていないように思います。都市宣言、1つは1957年、昭和32年4月9日、世界連邦平和都市宣言、もう一つは1985年、昭和60年12月25日、総社市核兵器廃絶平和都市宣言です。

 3月1日、この日のことを御存じでしょうか。新聞の記事を少し読ませていただきます。「1954年3月1日、太平洋ビキニ環礁でのアメリカの水爆実験による日本漁船などの被災から、ことしは50年目に当たります」。国民的な原水爆禁止運動の契機になった3.1ビキニデーのことです。「ビキニ水爆実験は、マーシャル諸島の人々や危険水域外とされた海域にいた多くの日本漁船に深刻な放射能汚染をもたらしました。第5福竜丸の久保山愛吉さんが亡くなり、食卓から魚が消えて、核兵器の脅威に全国で怒涛のような原水爆禁止の署名運動がわき起こりました。翌55年には、原水爆禁止世界大会と原水爆禁止日本協議会、日本原水協が生まれました。以来、半世紀にわたる運動として発展し、核兵器廃絶の声が世界世論でも国際政治の場でも確実な流れとなる上で貢献してきました。このように3.1ビキニデーは、被爆国日本の平和運動にとっても、また国際的にも重要な意味を持つ日です」。

 私も、1度だけ、たしか8年前に参加したことがあります。原水爆禁止の署名がこの総社市で過半数を達成した年だったと思います。平和を愛する人たちが先頭に立ち、婦人会の役員さんの協力を得て地域ぐるみで署名運動を展開した成果でもありました。今、行政として何か行動を起こすときではないでしょうか、市長のお考えをお示しください。

 最後の質問、児童虐待防止、DV対策について、今までの取り組みの経緯はどうか、また今後の対応についてはどうかということでお尋ねをいたします。

 児童虐待、DV、毎日のように痛ましい、悲しい報道を目にします。総社市としても、取り組むべきことたくさんあると思います。今現在の取り組み、またこんなことでという相談を受けたことたくさんあると思いますけれども、その中身にも触れながら、市長の考え方をお尋ねをして、1回目の質問を終わらせていただきます。明確な御答弁をよろしくお願いいたします。(拍手)



○議長(萱原潤君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 12番光畑議員の御質問にお答えを申し上げます。

 子育て支援について、おっしゃいました新聞記事を見てどう感じたかということでございますが、それぞれの立場で子育て支援について対応されているという感じを受けております。

 次に、障害児教育については教育長の方からお答えをいたします。

 障害者施策について、支援費制度についてお答えをいたします。

 1年間の状況ということでございますが、居宅サービスについては、現在身体障害者28人、知的障害者46人、児童41人の支給決定をいたしております。御本人または御家族が希望されたサービスを必要なだけ使えるように、市といたしましても聞き取り調査時に、できる限りその要望を受け入れた形で支給決定を行うように努めております。そのため、必要に応じて支給量の変更決定も行い、柔軟に対応しております。サービス提供事業者も、近隣を含めれば不足している状況にはないと思いますが、施設サービスについては身体障害者施設に18人、知的障害者施設に81人が入所または通所されております。地域の入所については、希望する施設によっては即時の入所が難しいケースもありますが、この場合御本人や御家族が希望する施設を選択し、施設との話し合いの上で待機されておられますので、入所までの間は居宅サービスの利用をお勧めするなど、居宅での生活が可能な体制づくりに支援をしてまいったところでございます。

 次に、平和行政についてでございます。

 本市におきましては、世界唯一の被爆国として核兵器廃絶と人類共通の念願である恒久平和を求めて、昭和60年12月市議会において総社市核兵器廃絶平和都市宣言の議決をいただいております。その宣言を受けまして、本庁舎の敷地内、そして東総社中原本線と真壁井手本線との交差点及び昭和出張所にそれぞれ立て看板を設置し、市民の皆様への啓発を呼びかけているところでございます。

 市として何か特に手を打つ必要があるんではないかという御指摘でございますが、平和教育につきましては、例えば修学旅行の折、沖縄等へも行っておりますが、そういったときの場所をとらえて平和教育をやっておるというふうな実態でございます。また、昨年市役所のロビーにおいて被爆者の方のパネルの展示もいただいたところでございます。今後、さらに機会をとらえて平和教育の啓発、力を入れてまいりたいと、このように思います。

 次に、児童虐待防止、DV対策についてでございます。

 児童虐待防止についてでありますが、密室で発生する事件であるだけになかなか発見されにくいのが現状であります。本市では、平成12年度から児童虐待防止ネットワーク事業を実施して、その啓発等防止に取り組んできたところです。これにより、学校、民生委員、児童委員、児童相談所との連携が図れ、本市では大きな事件も起こらず、ある程度の成果があったものと考えております。

 児童虐待の防止には、早期発見、早期対応が大切であるということは言うまでもありません。学校、保育所あるいは医療機関等からの通報体制を整備し、万一事例を発見した場合には関係者で組織する検討会で対処することにしております。

 次に、DV対策でございますが、本市の状況として相談のあったものは数件でございます。相談のあった件数はわずかでありますが、実際には隠れた発生件数があるものと考えられますが、DVという事情から被害者はなかなか言い出せないケースが多く、被害者の保護のためには、まずは本人が言いやすい環境整備が大切であろうかと思います。実際の対応としては、母子自立支援員や家庭児童相談員による電話相談で受けるケースが多く、その後県等の関係機関と対処方法について検討し、しかるべき措置を講じております。今後も相談しやすい環境を整えるため、DV相談カード等によるPRを実施することと、被害者の一時保護及び自立の支援等も進めていきたいと考えておるところでございます。



○議長(萱原潤君) 教育長。

              〔教育長 ?田交三君 登壇〕



◎教育長(?田交三君) 12番光畑議員の御質問にお答えを申し上げます。

 障害児教育の進め方についてでございますが、平成15年3月に特別支援教育のあり方に関する調査研究協力者会議から、「今後の特別支援教育のあり方について」という提言がされました。この中には、障害の程度等に応じ特別の場で指導を行う特殊教育から、障害のある児童・生徒一人ひとりの教育的ニーズに応じて適切な教育的支援を行う特別支援教育への転換を図るということが示されております。

 特別支援教育とは、これまでの特殊教育の対象の障害だけでなく、その対象でなかったLD、学習障害、ADHD、注意欠陥多動性障害、高機能自閉症も含めて障害のある児童・生徒に対して、その一人ひとりの教育的ニーズを把握をし、当該児童・生徒の持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善または克服するために、適切な教育や指導を通じて必要な支援を行うものでございます。

 最終報告では、特別支援教育を支える上での具体的な仕組みといたしまして、多様なニーズに適切に対応するための個別の教育支援計画の策定、さらに校内や関係機関を連絡調整するキーパーソンである特別支援教育コーディネーターの指名、さらに質の使い教育支援をさせるネットワークである広域特別支援連携協議会等の設置の必要性が示されております。

 また、小・中学校においては、学校としての全体的、総合的な対応の必要性が指摘をされております。具体的には、LD、ADHD、高機能自閉症を含めてすべての障害のある児童・生徒について個別の教育支援計画を策定すること、すべての学校に特別支援教育コーディネーターを位置づけることが必要と指摘されました。さらに、特殊学級や通級による指導の制度を通常の学級に在籍した上での必要な時間のみ特別支援教室、これは仮の名前でございますが、その場で特別な指導を受けることも可能とする制度に一本化するための具体的な検討が必要であることも示されました。

 一方、盲・聾・養護学校については、障害の重複化や多様化を踏まえ、障害種にとらわれない学校設置を制度上可能にするとともに、地域の特別支援教育センター的機能を担う学校として特別支援学校の制度に改めることについて、法律改正を含めた具体的な検討が必要であるというふうなことが示されております。

 また、平成14年12月に示されました障害者基本計画の基本方針を受け、平成16年1月に国から小・中学校におけるLD、ADHD、高機能自閉症の児童・生徒への教育支援体制の整備のためのガイドラインが示されたところでございます。本市では、このガイドラインを参考に特別支援教育の体制づくりを進めてまいりたいというふうに考えております。



○議長(萱原潤君) 12番光畑嘉代子さん。

              〔12番 光畑嘉代子君 登壇〕



◆12番(光畑嘉代子君) それぞれに御答弁をいただきましたけれども、再質問させていただきます。

 まず、子育て支援の乳幼児医療費助成制度の年齢拡大の件でございます。

 これは本当に市長にさらっとお答えを流されてしまった感じがしますので、もう少し詳しく話したいと思いますので、よろしくお願いします。

 この総社市では、1997年7月からゼロ歳から3歳未満、また2002年4月から6歳未満まで年齢が拡大されています。仮に、対象年齢を就学前までとするなら1,700万円の負担増、このように、これは2003年3月議会のときの答弁にこういう答弁いただきました。岡山県は、今回入院のみの拡大です。これを総社市独自で通院も拡大できないものでしょうか。この場合、費用はどのくらいふえるのでしょうか。1,700万円というのは、これは入院も含めての金額でした。それを県がしてくれるわけですから、総社市独自で通院を拡大できないものだろうかと考えるのは私だけではないと思います。そこをきちんと御答弁いただきたいと思います。

 県内でも、本年度に入ってから金光町では10歳まで、倉敷市は5歳未満、加茂町は中学卒業まで、東粟倉村は小学校卒業まで無料化など、市町村でも随分と広がっています。過半数以上のところで、就学前までのところで市町村が無料になっています。総社市でも、ぜひ小学校入学になるまで無料にしていただけますように、もう一度市長の御答弁をよろしくお願いいたします。

 続きまして、障害児の教育の進め方について、もう少しお尋ねをしてみたいと思います。

 教育長の方から、いろいろな御答弁をいただきました。本当に今まで教室の中で、例えば落ちついて座っておけれない、うろうろするという子供さんたちいました。この子供たちは、何かあって落ちつきがないというふうに本当にずっと思われてきた部分です。この子供たちが発達障害というふうに言われ出したのは、そんなに日がたってないのではないでしょうか。ADHDの子供、本当に脳の動きに、働きに障害があるために注意を集中する力や考えてから行動するという力が弱いと指摘をされています。授業中に落ちつきがなかったり、周りからはとっぴと思われるような行動をとることがあります。そのために、友人関係がこじれて人間不信に追い込まれる場合もあります。周囲の大人が気をつけてこの障害を理解せずに、なぜじっとしていられないのか、このように怒り続けて子供の心を傷つけてしまいます。そうすることによって、一層深刻な状況に陥ることも少なくありません。保護者や教員は、周囲から子育てや指導の仕方が悪いからだと責められて自信を失う、こういう悩みも深刻でございます。

 子供の教育というのは、病気への処方せんとは違って、これこれの障害を持ってるからこういうふうに対応すればいいということでは済みません。子供は一人ひとりが違います。障害についての理解とともに、その子供の背負ってる悩みをきちんと正面から受けとめて丁寧にかかわる大人が必要です。子供の障害や状況をよく見て丁寧に成長を支える支援の体制をつくっていくこと、これが今学校に求められているのではないでしょうか。必要な人員の増員を行って支援の体制をつくること、今すぐに必要だと考えますが、どうでしょうか、お尋ねをいたします。

 また、学級の規模を小さくしなければ、人数がたくさんいればきちんと先生はその子供たちとかかわることができません。今の40人学級から、30人以下学級を早期に実現すべきではないでしょうか。

 また、すべての特別な支援が必要な子供全体を対象にすることです。障害がなくとも、在日外国人の子供、虐待等の困難を抱えてる子供、学習がおくれがちな子供なども特別な教育的支援を必要としています。また、比較的重い障害を持つ子供が通常の学級に籍を置く場合、障害にふさわしい支援がないケースもあります。特別な支援を必要とするすべての子供が、それぞれ必要にふさわしい教育が受けられるよう施策を拡充する必要があると考えます。

 現在の障害児教育の水準を低下させるのではなくて、障害児学級の廃止などの再編計画は抜本的に見直さなければならないと考えます。現在の障害児教育制度は、長い歴史を持って関係者のたゆまぬ努力の中でつくり上げられた大切な財産です。障害児教育のこうした経験や蓄積は、新しく始めるLD、ADHD、高機能自閉症などの子供への特別な教育的支援に積極的に生かされるべきではないでしょうか。

 日本共産党は、現在の障害児教育の発展を願って、次のように提案します。

 障害児学級の廃止計画は、中止にしなければなりません。文部科学省の再編の目玉の一つは、障害児学級の廃止です。障害児学級は、障害を持つ子供にとって大切な場です。担任の先生が安定的に配置され、丁寧に子供とかかわっているからこそ可能となるのです。こういう障害児学級廃止には反対をいたします。

 また、特別支援学校構想は関係者の合意に基づき必要な条件整備の中で進めなければなりません。現在、障害児諸学校は盲学校、聾学校、養護学校というように障害種別に設置をされています。文部科学省は、それらを特別支援学校に一本化すると言っています。一本化しても、それぞれの障害に対応できる教育条件が確保されなければ教育の後退は避けられません。このことも考えて、きちんと対応すべきだと考えます。

 また、障害児教育の内容、方法への不当な介入をやめることが必要です。文部科学省は、障害児教育の再編を通じて具体的な教育方法にまで口を出そうとしています。教育内容、方法への不当な介入は、教育基本法第10条が厳しく禁じております。教育内容や方法は、学問的な到達や関係者の合意を大切にしながら自主的に進めることを改めて確認する必要があると考えます。

 また、支援地域構想を実質あるものにしなければなりません。文部科学省は、地域全体で障害のある子供たちのさまざまな要求に柔軟に対応する体制をつくることを提案しています。障害を持つ子供の保護者は、放課後や休日に家庭以外の安心していられる場所や友人が地域に欲しいと願っています。また、医療的なサービスの拡充や経済的負担の軽減も切実な願いです。支援地域を、これを何よりもこうした要求にこたえるものでなければなりません。また、障害児教育をめぐる新たな国際的傾向をめぐってのことも大きな問題です。教育行政などの一部にインクルージョンを障害児学校や障害児学級の廃止、縮小を正当化するための根拠にしようとする動きがあることは決して見逃すことはできません。大切なことは、障害を持つ子供の基本的人権を根幹に据えて、障害によって発生する困難や必要に最も適切な対応ができる体制をつくることです。今求められていることは、こうした立場に立って通常の学級での特別な支援と障害児学校・学級の拡充をともに推進していくことではないでしょうか。教育長のお考えをお尋ねをいたします。

 次に、障害児、障害者への支援費制度についての考え方、市長から御答弁をいただきました。聞き取り調査もきちんとして支給変更もしている、また近辺の施設もあり、間に合っているのではないかとの御答弁をいただきました。障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会というものがあります。この協議会と日本障害者センターが、全市町村にアンケートを依頼しています。総社市でも回答していることと思います。制度利用のために申請した方が、予想以上に低い状況にあります。65歳以上の方は、介護保険制度で対応することとされたり利用できるサービスがないなどが原因として考えられます。事務量がふえたにもかかわらず職員増が見込まれない、また職員の専門性が発揮される職場づくりの問題からも適正な配置が望まれます。ケアプランの作成においては、6割も作成していないとの回答です。ケアプラン作成における地域生活支援センターなどの協力を位置づけていない、そもそも、センターを設置しないということが36%もあったように回答されています。この総社市の場合はどうでしょうか。

 また、従来の制度利用者優先、新規者除外の窓口対応という問題があります。新規利用を希望する障害者への啓発や情報提供、また申請への対応はきちんとできているのでしょうか、お尋ねをいたします。

 ショートステイという制度があります。これは、緊急にその利用が必要となりますが、申請していなければ利用できない可能性もあることから、新規利用者の申請者数も多くなってまいります。しかし、ショートステイ事業が不足の中でなかなかサービスを受けることができない現実もあります。この総社市ではどうでしょうか、お尋ねをいたします。

 また、障害者の方への家族介護依存、これが随分高いです。何らかの形で、家族の介護のあるなしに基づいて決定されていることはないでしょうか。これでは、せっかくある支援費制度を使うことはできません。支援費制度の実施に伴って、同一時間内に2つ以上のサービスを同時に利用することはできません。これまで事実上容認されていた通所施設利用者のデイサービスによる入浴サービスは利用できなくなっています。総社ではどのように対応しているのでしょうか。また、このようなケースはないでしょうか、お尋ねをいたします。

 大きい3点目、平和行政について、もう少しお尋ねをしてまいります。

 先ほど3.1ビキニデーのことを例にとって質問させていただきましたが、このことに対しての市長の御答弁は何もございませんでした。そもそも、この3.1ビキニデーをスタートとして、原水爆禁止世界大会が始まったわけです。そして、核兵器廃絶の署名運動、大きな運動となってまいりました。先ほども言いましたけれども、総社市でも過半数を達成しております。全国ではまだまだ過半数達成していないところもありますけれども、総社では皆さんの協力をいただきまして、早々と達成できたわけでございます。

 また、犠牲になった方の第5福竜丸の展示館がリニューアルしてオープンされました。この式典が、2月14日に東京でありました。第5福竜丸の展示をされているところ、東京夢の島の公園です。そもそも、原水禁世界大会の平和行進、この夢の島からスタートしてまいります。第5福竜丸の前からスタートということでございます。ここで記念式典がありました。この第5福竜丸は、東京湾の埋立地に捨てられて解体の危機にあることを全国に最初に知らせたのは、日本共産党が出している新聞「赤旗」でした。この報道が、保存運動が広がるきっけかになったわけでございます。

 今回のリニューアルの記念式典、これに俳優の吉永小百合さんがメッセージを寄せられています。「子供のころ、ニュースで知った第5福竜丸のこと、久保山愛吉さんの死は、私の心に深く残っています。そのことが、原爆詩の朗読を始めたきっかけの一つになっています。これからも、核兵器のない地球を取り戻すため、粘り強く頑張りたいと思います」。このように寄せられています。この吉永小百合さんの原爆詩の朗読、CD化されてますのでたくさんの方がお聞きになったと思います。

 また、今回新しく署名運動を起こそうという動きもございます。イラク派兵反対と核兵器廃絶を求める世界の流れを合流させて、核兵器廃絶の明確な約束の実行が問われる核拡散防止条約再検討会議が開かれる来年に向けて、協力、協働を広げて、草の根から核兵器廃絶への署名を推進して被爆者援護をと訴えていこうという大きな運動を進めようとしております。

 また、イラク派兵中止訴えデモ行進も全国各地でされています。この総社市でも、1月16日、石原公園を集会場として総社市役所前を通り、東中学校付近まで行進してまいりました。これは山陽新聞に写真入りで報道されましたので、多くの方が見られたことと思います。

 また、3月20日、これはイラク戦争開始1周年に当たる日ですけれども、国際共同行動として世界各国で集会等が催されます。総社市でも、連帯して集会、行進を計画しております。先ほどの市長の御答弁の中で、昨年パネル展示をしたとおっしゃられました。市役所ロビーを会場としての展示のようにおっしゃられました。ぜひこういうことにも、市民団体が要望されるとき市役所としてもロビーをお貸しいただけたらと願うものでございます。

 4番目の、児童虐待防止、DV対策についてもう少し質問を続けていきたいと思います。

 児童虐待、本当にどのケースでも共通しているのが、近所の人は知っていたけれども、保護者への遠慮があったり、保護者へのおそれがあったりしてなかなか行政、また通報ができていない、このようなことが報道もされておりますし、多くの例がそういうことなのかなとも思ってしまいます。

 大阪の岸和田市の事件では、児童相談所と学校の連携のまずさが指摘をされています。しかし、地域からの声を関係機関に届けるシステムづくりを怠った自治体、また地域全体の無関心も責めを負うべきではないだろうかとも言われています。

 岡山県の医師会が研修会を開かれたようです。これも2月14日、岡山市内で研修会を開いて、県内の産婦人科、小児科医、保健師ら約80人が妊娠時からの児童虐待予防の対応を学んだそうです。産後うつ病や精神障害を持った母親の早期発見と治療といった予防的対応が大切と話をされたようです。また、児童相談所の虐待相談は急増しており、実効性のある虐待防止市町村ネットワークの整備が急務などと話の中であったようでございます。

 総社市では、先ほど市長の答弁の中、平成12年からネットワークができています。これはことしも3万円の予算計上がされていますので、継続してされると理解をしております。しかし、総社市としてネットワークの立ち上げはできていますけれども、児童相談所との連係プレーなどはどうでしょうか、そのことも少しお尋ねをしたいと思います。御答弁をお願いいたします。

 またもう一方、DV対策のことでお尋ねをいたします。数件の相談があったようです。市長もおっしゃられたように、なかなか相談に行けれない、相談に行けれる人というのは少し気持ちが整理できた人だと思います。

 これも少し新聞報道にありますので、読ませていただきます。新日本婦人の会、これは新婦人ですけれども、これが新聞紙上でアンケートを実施して、次のような意見、また声が寄せられたことを報道しております。「夫から職場へ嫌がらせのファクスが送られてくる、携帯におどしの声が入ってくる、家を出るときには暴力を振るわれたけれども、病院には行かなかった、離婚裁判に入る、その費用も多額でつらいものがある、警察も、前もって相談したにもかかわらず何もしてくれない、2カ月たらい回しをされて、そのデリカシーのなさに涙が出た、周囲の人間からは、夫の扱いが下手なんだ、また負けて勝ちをとるわざがないからよ、このように言われた、同じ苦しみを味わった人間しかわかってもらえず、自分が悪かったのだと長い間思っていた、友人は、34歳のとき自殺をした、子供を持てないことの負い目、夫の言葉の暴力に苦しんでうつ病を克服できず、2度目の自殺で命を落とした、法律や行政の支援に加えて、女性の多様な生き方、子供を持たないことなどを含みます、これを理解して女性が自立して生きやすい場に社会がなってほしい」、このような声を寄せています。

 そして、この声や要望をもとに参議院共生社会調査会プロジェクトチームのメンバーに送ったものがあります。また、要望を発表もしております。その中には、暴力の定義を身体的、精神的、経済的、性的暴力にも拡大してほしい、DV法の対象に夫だけではなく、恋人や元恋人、同居人を加えてほしい、接近禁止命令の対象を親、兄弟、姉妹、友人にも広げてほしい、退去命令の期間を1年ほどに拡大してほしい、被害者への自立支援で財源を伴う国や地方自治体の支援強化をしてほしい、加害者処罰や真の更生につながるプログラムと教育、学校教育に人権教育、社会的な啓蒙を本格的に組み入れることなどを要望を出しております。このようなこと、本当に行政を挙げての支援の体制も必要ではないかと考えます。シェルターのような場所など支援体制が必要ではないでしょうか、市長はどのようにお考えになられるか、お示しをいただきたいと思います。

 これで再質問を終わらせていただきます。



○議長(萱原潤君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 12番光畑議員の御質問にお答えを申し上げます。

 子育て支援の乳幼児医療費制度につきまして、おっしゃいましたように岡山県におきましては乳幼児医療費公費負担補助制度の対象年齢を、平成16年10月から入院に限り就学前まで引き上げる改正案が示されております。入院に限りというところが残念なところでございます。通院も含めてということにしていただければ非常にありがたいところでございますが、岡山県においても377億円の財源不足というふうな現状でありますのでいたし方ないかなと、こんなふうに理解をいたしております。

 この県の乳幼児医療費負担補助制度の改正によりまして、本市におきましても入院につきましては6歳未満児までを就学前まで引き上げたいと考えております。入院につきましては、そういうふうに考えてございます。通院につきましては、6歳未満児までを就学前まで引き上げるということは現下の財政状況からも難しいと思いますし、また近隣の自治体等の状況も見ながら検討をいたしたいと、このように考えておるところでございます。隣の山手村、清音村においても6歳未満児までということになっておると思いますので、その辺との整合性も図って考えていきたいと、このように思います。

 乳幼児医療の予算的なものをちょっと申し上げますと、16年度予算で、ただいまのところ総社市ではゼロ歳から6歳未満までの関係で、補助額でございますけど、1億1,743万2,000円を計上いたしておるところでございます。

 次に、障害児教育については教育長から答弁いたします。

 支援費制度については、現状のスタッフ並びに国の法律制度のもとに万全の体制で臨んでおるところでございますが、詳細につきましては担当部長の方から答弁をいたします。

 平和行政についてでございますが、過去をさかのぼりますと多くの被爆された方を含め、戦争の犠牲となった方々の御冥福を改めてお祈りを申し上げたいと思います。おっしゃったいろいろの点も含めて検討しながら、平和への誓いを新たにしていきたいと、このように考えているところでございます。

 児童虐待防止、DV対策についてでございますが、これらにつきましても、今先ほど答弁申し上げましたように、市といたしましてもできる限りの支援体制といいますか、防止に向けて取り組んでいるところでございます。児童相談所とも深い連携のもとに、こういった防止に今取り組んでおるところでございますが、最後におっしゃいました学校教育、人権教育も含めて行政として考えてほしいという点でございますが、もちろんそのとおりだと思います。我が子に暴力を振るう、これも言語道断でございますし、またDVの場合、概して男性が女性に暴力を振るう場合が多いかと思いますが、その反対の場合はどうかちょっとわかりませんが、女性に暴力を振るうということは、私個人的な見解を申し上げるならばもう男の風上にも置けない、そんなふうに思いますし、特に学校教育を含めてこういったことはきちっとジェントルマンの教育をしていくべきだと思います。特に、夫婦相和すということをきちんと教えていく必要があるんではないかなと、こんなふうに思います。夫婦相和し、幸せな家庭が、平和な家庭がひいては平和な地域をつくり、平和な国をつくり、世界平和へと結びついていくと思いますので、家庭内の平和というものを改めて啓発といいますか、小さいときからのこういったことをきちんと教えていくようなシステムにしていくべきだと、こんなふうに思います。

 人権教育についても、本市といたしましてさらに力を入れて取り組んでまいりたい、特に人権教育については総社市として今後主体性を持って積極的に取り組んでまいりたいと、このように思っております。



○議長(萱原潤君) 教育長。

              〔教育長 ?田交三君 登壇〕



◎教育長(?田交三君) 12番光畑議員の再度の御質問にお答えを申し上げます。

 障害に応じて特別の場で指導する特殊教育から特別支援教育に転換をするため、中央教育審議会初等中等教育分科会が24日に制度的な検討を行う特別委員会の設置を決めました。LDやADHDなど軽度発達障害の子供への支援の仕組みのほか、障害の重度、重複化に対応し小・中学校への支援機能をあわせ持つ特別支援学校制度への移行も視野に入れまして、盲・聾・養護学校制度の見直しを審議をしております。主な検討事項といたしまして、小・中学校での特別支援教育体制の整備、2つ目に盲・聾・養護学校制度の見直し、3つ目にそれに伴う教員免許制度の、この3点のようでございます。この夏にも中間報告、年内には答申をまとめるというふうなことを聞いております。

 本市の状況でございますが、障害児教育を進めるために、しかも軽度発達障害児につきましての研修を深めなくてはならないというふうなことで、平成13年度から3カ年をかけまして軽度発達障害の子供たちの理解を深めるため、あるいは各学校の実態を把握するため、そして今後の子供たちの支援に生かせるためというふうなことで、市内全教職員の研修会を3カ年で持ちました。

 LD、学習障害、これにつきましては基本的には知的発達におくれはなく、聞く、読む、話す、書く、計算する、推論する能力のうち、特定のものの習得に著しい困難を示す状態を指しておると思います。それから、ADHDとは注意欠陥多動性障害と、こういうふうに言われておりますが、代表的な特徴といたしましては、不注意、多動性、衝動性、注意が持続しないあるいはじっとしていない、手足がそわそわするあるいは出し抜けに答える、順番が待てない、こういうことだろうと思います。叱責されることが多く、自信喪失にどうしてもなりやすい子供たちではなかろうかなと思っております。高機能自閉症とは、他人との社会的関係の形成の非常に難しさ、困難さといいましょうかあるいは言葉の発達のおくれ、興味や関心が狭く特定のものにこだわることを特徴とする自閉症のうち、知的発達のおくれを伴わないもの、こういうふうなものを言うのではなかろうかなというふうなことですが、こういうことにつきまして3年間かけて研修をさしていただきました。

 各学校には、特別支援教育を行うコーディネーターを校務分掌に位置づける手だても現在進めておるところでございます。

 さらに、特別支援教育スーパーバイザー、本年度1名雇用(後刻「来年度採用の予定」と訂正あり)をしていただきまして、いわゆる学校を回りまして特別支援を行う子供についての理解、研修を深めるという制度を今年度設けてまいりたいというふうに思っております。特別支援教育スーパーバイザーの職務といたしましては、特殊学級の担任教師あるいは特別支援教育コーディネーター、こういう方のスーパービジョン及びコンサルテーションを行うことあるいは幼稚園教育のコンサルテーションあるいは特別支援校内委員会の指導等々を予定をしておるところでございます。人員を1名ふやしたというふうなことになろうかというふうに思います。

 いずれにいたしましても、いろいろな障害児の子供を支援していくための課題がたくさんあるわけでございます。特に、御指摘のように特殊学級から特別支援教室への移行が特殊学級の成果、その継承になるかどうかというところにつきましては非常に不安があるところでございますし、課題もあるのではなかろうかなと思っております。また、特殊学級で培われた財産、これを特別支援教室がどのように継承していくのか、その具体像あるいはイメージがまだできていないという状況でございますので、これまた不安もあろうかと思います。また一方、交流教育を通して通常の学級と触れ合ってきた子供たちにとりましては、通常の学級に席を置くことはノーマライゼーションへとつながり、特殊教育の新たな段階というふうなことで歓迎をする声も聞かれるところでございます。

 いずれにいたしましても、個々のニーズに応じた指導を保障するための特別支援教室、これを準備することは、多様化する子供たちのニーズに対しても特殊教育が培ってきたノウハウの全体といたしましても、今後検討を要する課題ではなかろうかなというふうなことを思っております。

 いずれにいたしましても、特別支援教育を円滑に進めるのは市内の教育関係者の経験と実績、それに裏打ちされた人間愛と情熱ではなかろうかなというふうなことを思っております。それらを目標にしながら、今後支援をしてまいりたいというふうに思っております。



○議長(萱原潤君) 保健福祉部長。

              〔保健福祉部長 大村 稔君 登壇〕



◎保健福祉部長(大村稔君) 12番光畑議員の再度の御質問にお答えいたします。

 障害児(者)支援費制度についての、再度の御質問にお答えを申し上げます。

 サービスの利用状況についてでございますけれど、まず施設サービスでございますけれど、施設サービスにつきましては支援支給決定者全員が受給サービスを受けておりまして、施設的にも問題はないんではないかなというふうに考えておるところでございます。それから、居宅サービスでございますけれど、デイサービス、ショートステイ、それから居宅介護、ホームヘルプですけれど、それと地域生活支援、これらにおきまして支給決定者をしておる人の約50%が受給を受けておるというふうな状況になっておるところでございます。

 それから、これら申請者が予想以上に低いんじゃないかというふうな御指摘もございました。これにつきましては、今後とも支給制度の普及啓発活動、これの充実を図っていきたいというふうに考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(萱原潤君) 12番光畑嘉代子さん。

              〔12番 光畑嘉代子君 登壇〕



◆12番(光畑嘉代子君) もう一度質問させていただきます。

 乳幼児医療費の無料化のところですけれども、市長からゼロ歳から6歳未満までの予算をおっしゃられました。私が先ほど費用を聞きましたのは、岡山県が就学前までの子供さんの入院も拡大をしてくれる、市独自で通院も拡大できないだろうか、さっき市長できないとおっしゃられましたけれども、もしできるとすれば費用はどのくらいふえるのか、これをお尋ねしたわけですので、数字がわかりましたらお答えをいただきたいと思います。

 それから、障害児教育のことです。教育長からいろいろ詳しく御答弁をいただきました。何はともあれ、障害を持つ子供、またいろいろな障害、本当に一人ひとり違うと思いますけれども、1つの障害でも程度が本当に重い子、軽い子、いろいろいらっしゃいます。その子供たち、すべての子供たちにとって本当に公平に教育が受けれるようにできるのが一番だと思います。それをするためには、先ほど教育長のお言葉の中に教える側の先生たちの本当に愛情がなければなかなか難しいことだと思います。子供たちと、それと先生方が本当に一緒になってすべての子供に教育が行き渡るように推進していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 障害児・障害者支援費制度のことですけれども、今部長からも御答弁をいただきました。施設の方は全員受け入れが可能だと、全員受け入れている、しかし居宅サービスの方で申請の50%ぐらいの方が利用されているっておっしゃられました。というふうに私は聞いたんですけれども、あとの残りの50%の人というのは必要がなかったから利用してないのんか、それとも何かほかに理由があって利用できてないのか、それもちょっと御答弁をいただきたいと思います。

 本当に今までは措置制度で障害を持っている人から言わなくてもきちんとそういうふうなサービスを受けることができたんですけれども、この支援費制度がスタートしてからは障害を持つ人が個々でサービスをしてほしいということを言わなければ、これを受けることができません。そういうこともあわせて、先ほど部長もっと啓発をしていくとおっしゃられましたので、新たにこの制度を利用したいと考えている人にわかりやすい何か啓発方法を考えていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。

 3点目の、平和行政についてです。

 市長、さっきおっしゃられました、本当に平和というのは自分の家庭から、自分の家が平和でなければそれを地域に広げていくことはできない、これは皆さんよく御存じのことだと思います。平和の誓いを新たにしていきたいとおっしゃられました。ぜひその市長の言葉を忘れないようにいろんな面での平和の啓発活動をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

 また、新しく署名運動が起こると思いますけれども、そういうときにも行政の力、また皆さんのお力をいただけたらと思いますので、重ねてお願いをいたします。

 最後の質問のところでの児童虐待、またDV対策ですけれども、本当に弱い立場の人間がこういうふうな虐待をされたり、夫や恋人から暴力を振るわれてしまうということがあります。総社ではネットワークがきちんとできてる、ケースも余りないというふうな御答弁でした。しかし、本当に見えない暴力、虐待というものも忘れてはならないことだと思います。総社の方で相談がないから、ああ何もないんだということにはなりません。岡山にいて相談されてる方、倉敷の知り合いを頼って相談している方、多くのケースを耳にしてしまいます。ぜひこういうことが総社の中で本当に地域、また行政を結んでの、あとそれぞれの専門家とのネットワークもきちんとできて、この児童虐待がきちんと防止でき、またDVで泣く女性がふえないことを願ってやみません。

 3月8日には国際女性デーです。3月8日、本当に女性の権利が得られたという記念すべきところで、なぜDVがというふうなことを思ってしまいます。ぜひこの総社市においても、これはもうどこででもですけれども、きちんと行政が力を発揮して泣く女性、また本当に児童の虐待が防止できますようにもっともっと大きな力を発揮していただきたいことを要望いたしまして、質問を終わらせていただきます。



○議長(萱原潤君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 12番光畑議員の御質問にお答えをいたします。

 乳幼児医療費助成制度の年齢拡大についてでございます。就学前まで延ばすと約1,000万円の増ということに、これはあくまでも試算でございますけど、そういったことでございます。

 障害児教育、これについては教育長の方から再三答弁をいたしておりますが、総社市といたしまして特別にアシスタントといいますか、障害児教育のためにも市独自でこういった雇用もやっておるという現状もございますし、さらに一層力を入れて取り組んでまいりたいと、こんなふうに思っております。

 詳しくは、また教育長の方から答弁いたします。

 支援費制度についてでございますが、これも担当部長の方から答弁をいたします。

 居宅サービスの関係、それぞれの御家庭の事情もおありのようでございますので、平和への誓い、これはもう先ほど申し上げたとおりでございます。ただ、三位一体の改革でも予算は極めて厳しい状況でございますので、予算的なものを言われてもなかなか対応はちょっと難しいかなと思いますけど、総社市として平和を貫くという強い姿勢で臨んでまいりたいと、このように思います。

 児童虐待防止、DV対策について、弱い立場の方を守らなければならないということでございます。このことにつきましては、もしも女性に暴力を振るわれておられる方があったら、私はぜひともお話をいたしたいと、こんなふうに思いますけど、とにかく山本五十六じゃないですけど、「褒めてやらねば人は動かじ」ということでございますので、奥様をぜひとも褒めて褒めて褒めちぎって、しっかりと愛情いっぱいに接してあげるということが一番大切なことであって、それを短気を起こして暴力を振るうというようなことは絶対になさってはいけない、こんなふうに私は強く申し上げたいと、こんなふうに思います。そういった事例が総社市で起こりましたら、私自身も解決に向けて全力を挙げて取り組んでまいりたいと、こんなふうに思います。



○議長(萱原潤君) 教育長。

              〔教育長 ?田交三君 登壇〕



◎教育長(?田交三君) 光畑議員の再度の御質問にお答えを申し上げます。

 障害を持っておる子供たち個々のニーズに応じた指導、これを保障するために全力で指導をしてまいりたいというふうに思っております。

 先ほど、本年度特別支援教育コーディネーターのスーパーバイザーというふうなことを本年度採用しておるというようなことを申し上げましたが、来年度採用の予定でございます。訂正をさしていただきます。

 以上でございます。



○議長(萱原潤君) 保健福祉部長。

              〔保健福祉部長 大村 稔君 登壇〕



◎保健福祉部長(大村稔君) 光畑議員の再度の御質問にお答えを申し上げます。

 居宅サービスの受給割合が50%というふうなことで御説明させていただきました。その理由ですけれど、これにはいろいろ家庭の事情、そういうふうなことがあると思います。その詳細な内容は把握いたしておりませんけれど、家庭の事情等が主なものだというふうに考えているところでございます。そういうふうな利用の啓発、それから申請の啓発、これらもあわせて啓発をやっていきたいというふうに考えますので、よろしくお願いいたします。



○議長(萱原潤君) この際、しばらく休憩をいたします。約10分間。

              休憩 午前11時13分

              再開 午前11時24分



○議長(萱原潤君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、5番小西利一君の質問を許します。

 5番小西利一君。

              〔5番 小西利一君 登壇〕



◆5番(小西利一君) 議長より発言のお許しをいただきましたので、通告書に基づき一般質問をさせていただきます。

 まず第1点目ですが、合併後のまちづくりについてであります。

 三位一体の改革とは名ばかりの現政府による地方いじめの中、地方交付税の大幅カット、補助金の削減により、総社市の財政も苦しい状況に追い込まれています。そうした中で、昨年10月1日に発足した総社市、山手村、清音村との合併協議会は、毎月1回のペースで行われています。

 市長は、報道関係へのインタビューにおいて、今後のまちづくりについて質問を受けられております。新しいまちづくりのキーワードとして、環境、教育、健康、子育て支援であるとお答えになっておられます。それぞれについて、具体的な方策、施策をお聞かせ願いたいと思います。

 第2点目ですが、吉備路マラソンの中止についてであります。

 23回続いた吉備路マラソンが中止となりました。フルマラソン、20?ロードに続いてファミリーマラソンまでも中止が決定となり、非常に残念に思っている市民の声を代表してお尋ねいたします。吉備路マラソンの当初の意義、目的は何だったのでしょうか。その意義、目的が達成されたのであれば中止もやむなしと思うのですが、来年度の国体開催、そして天満屋の坂本直子選手の活躍とスポーツ全般、特にマラソンに対する関心が高まっている中での中止決定は残念でなりません。中止決定に至るまでにはそれぞれの場で議論がなされた結果だと思いますが、中止決定に至った経緯を市民の皆様にわかりやすく説明していただきたいと思います。サンロード吉備路のオープン、鬼ノ城西門の完成と、今こそ県内外の多くの人々に総社をアピールできる絶好のチャンスなのですから、復活させることは無理なのでしょうか。

 第3点目です。鬼ノ城駐車場へのアクセス道路の問題であります。

 いよいよ西門の完成も近づき、先日の山陽放送でのテレビ放映もあり、県内外を問わずたくさんの方が鬼ノ城を訪れると思います。しかし、休日、祝日に鬼ノ城に車で訪れた方の中、一部は上の駐車場までたどり着けず、やむなく引き返してこられた、そういう事態が発生しております。せっかく鬼ノ城の美しい景観を楽しみに来られても、現地までのアクセス道路が現状のままでは失望感しか残りません。砂川公園から上の駐車場までの道路整備状況は今後どうなっていくのか、歩行者、お年寄り、体の不自由な方への配慮を考えた解決策を早急に示さないといけないと思います。

 第4点目、教育関係施設での禁煙についてであります。

 昨年10月1日に、庁舎内はとりあえず分煙となりました。市長は、10月1日より庁舎内から灰皿をなくすことを約束されましたが、現状はいかがでしょうか。西庁舎エレベーター前の喫煙コーナーはひどい状況です。

 今回は、教育関係施設に目を移して質問させていただきます。昨年5月1日の健康増進法の施行に伴い、全国で学校敷地内禁煙の実施及び実施予定の自治体は100以上にも上っています。都道府県では、和歌山県は、2002年4月から全国で初めて公立学校敷地内全面禁煙を実施しています。あと、青森、秋田、宮城、福井、東京、静岡、愛知、岐阜、三重、愛媛、徳島、佐賀の14都県に及んでいます。政令指定都市の中では、仙台市、神戸市、広島市、名古屋市、京都市の6市、横浜、福岡市はただいま検討中であります。全国の市町村において、次々と公立学校敷地内の禁煙が実施されています。

 残念ながら、岡山県では小学校、中学校とも敷地内全面禁煙を実施されている学校は報告されていません。校長先生の裁量において個別に禁煙、分煙を実施されている学校は10校程度あると聞いております。総社市の現状はいかがでしょうか。私は、青少年の健全育成の観点からも、総社市が岡山県で最初の公立学校敷地内全面禁煙を実施する自治体になってはどうかと思います。

 以上の4点について明確なお答えをお願いして、第1回の質問とさしていただきます。(拍手)



○議長(萱原潤君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 5番小西議員の御質問にお答えをいたします。

 合併の関係でございますが、その前に名ばかりの三位一体の改革ということで御指摘といいますか、見解を述べられましたが、非常に苦しい状況でございます。三位一体とは、キリスト教の関係の言葉で「父と子と精霊の名において」と、こういうその3者のことを示すというふうに言われておりますが、そういったことだからこそ国の言われることは絶対信用できるんだろうなと、税源移譲はかなりあるだろうなと、こう期待しておりましたら15%しかないということで非常に苦慮いたしておるところでございます。

 そういった中にあって、合併はとにかく頑張って取り組んでまいりたい。合併することによって、さらに足腰の強い自治体となるように努力をしてまいりたい、また押しつけられた合併ではなくして、これが地域の再生のすばらしい好機につながると、こういった考え方で取り組んでおるところでございます。3市村の強い結びつきを生かして、きめ細かなまちづくりを進めていくことができる課題解決型の合併ということで、今取り組んでおるところでございます。特に、今日的な課題である環境、教育、健康、子育て支援などの課題につきましては力を合わせて取り組んでいかなければならないと、このように考えております。

 総社市も、これらの課題には精いっぱい取り組んできておるところでございます。環境においては、下水道事業などは無論のこと、公共水域の保全、地球温暖化防止対策、ISO14001、またごみの減量化、生ごみの堆肥化等の取り組みも行っているところでございます

 教育では、義務教育における情報教育の推進や環境教育、また水辺の楽校等を利用した体験学習、そして総合学習の時間を利用して英語教育等も取り入れておりますが、そういった中にあってきびじアリーナの新設、また総合文化センターのリニューアルといった施設整備にも取り組んでおるところでございます。

 健康では、「健康総社21」の策定がただいま行われているところでございます。また、介護拠点施設ふれあいセンターなどの整備の施設整備も行っておりますが、シモンイモ、キビミドリの特産品としての取り組み、そして有機無農薬に向けて地産地消、特に16年度からは不耕起栽培、有機無農薬の不耕起米を奨励をしてまいりたい、そういった取り組みをいたしておるところでございます。

 子育て支援では、ファミリーサポートセンターや学童保育の整備充実、先ほども光畑議員から子育て支援のいろいろ御指摘をいただきましたが、そういったきめ細かい施策の充実に力を入れております。また、幼稚園の3年保育の拡充、そういったところに力を入れておるところでございます。

 しかし、こういった課題については山手、清音、両村ともすばらしい取り組みをされておられます。山手村においては、すぐれた里山景観を守るため、また農業公社などによる農業を守るといったすばらしい取り組みがされておりますし、景観保全のためのゾーニングや全村公園化構想など独自の考え方で村づくりをやっておられます。また、清音村におかれましても「快適環境宣言」の村であり、環境の取り組みは本市以上のものがあろうかと思います。また、新エネルギーや環境浄化活動などへの積極的な支援など、水と緑を大切にする村づくりを進めておられます。こうした両村の村民参加によるきめ細やかな地域おこし、まちづくりには本市も大いに学ぶところ、取り入れていくべきところがあると考えております。

 新市における具体的な施策につきましては、今までの3市村での経過と実績を踏まえ、これから建設計画で協議されていくわけですが、そういったお互いのよいところを積極的に取り入れていくという謙虚な気持ちで取り組んでまいりたいと、このように考えておるところでございます。

 吉備路マラソンの中止についてでございますが、吉備路マラソンにつきましては、昭和56年4月、岡山県陸上競技場を発着点に約1,000人の参加者による第1回吉備路山陽マラソンが開催され、それ以降、名称、コースの変更などを重ねながら、平成5年2月の第13回まで岡山市で開催されたものでございます。その後、岡山市内の道路交通事情等により総社市で引き受けてほしい旨依頼があり、「94吉備路マラソン」から、昨年の平成15年2月開催の「2003吉備路マラソン」まで、計10回総社市を発着点を開催されたところであります。

 これまで大きな事故もなく大会が無事開催できたのも、大会ボランティア、沿道周辺の皆様、関係各位の絶大なる御支援御協力によるものであり、この場をおかりしまして厚く御礼を申し上げます。

 しかしながら、総社市も岡山市と同様国道、県道の整備が進み、車両の通行量の増加により交通規制にも無理が生じ、また参加者の増加に伴い、吉備路自転車道の道路幅員などからも、最大の課題である参加者の安全を確保することが困難な状況になったものであります。

 以上のことから、共催の岡山県、山陽新聞社、警察、吉備路マラソン実行委員会、推進委員会及び陸上関係団体と協議した結果、現コースでの吉備路マラソンの存続は極めて困難と判断し、中止といたしたところでございます。御理解を賜りたいと思います。

 なお、今後のファミリーマラソンについては、できるだけ早く検討してまいりたいと、このように考えておるところでございます。コース、いわゆる場所を変えてでもファミリーマラソンについてはどこかでやれないかなと、ただいま一生懸命検討しておるところでございます。

 次に、鬼ノ城西門の完成に伴い観光客が増加している現状について、道路整備の状況はどうかということでございますが、砂川公園から新山に至る道路、この道路しかないわけですが、状況等申し上げますと平均幅員3.0mということで、狭隘で見通しも悪く、勾配もきつく改良が必要な道路でございまして、平成13年度から整備計画を立て、延長2,153.5m、幅員4.0m、場所によっては5m確保できるところは確保するということで道路整備に着手いたしました。計画区域が鬼ノ城一帯を含んだ県立自然公園及び保安林であることから、自然植生調査、道路線形、道路勾配及びのり面等の構造について関係機関と協議しながら、自然に配慮した計画といたしております。改良工事は平成15年度から行っており、計画では平成18年度の完成を見込んで整備を進めておるところでございます。

 あと、教育施設の関係につきましては教育長の方から答弁をいたします。



○議長(萱原潤君) 教育次長。

              〔教育次長 丸山光雄君 登壇〕



◎教育次長(丸山光雄君) 5番小西議員さんの御質問にお答えをいたします。

 教育関係施設の敷地内の全面禁煙についてでございますが、現在総社市内の学校では校舎内の全面禁煙あるいは指定した場所でのみ禁煙する分煙化対策を行っております。敷地内の全面禁煙化までには至っていない状況でございます。しかし、教職員が自主的に取り組みまして全面禁煙としている動きなどもございます。こうしたことから、率先して受動喫煙を防止する環境づくりを進めるための努力を各園、各学校に求めていきたいと考えております。

 参考までに申し上げますと、幼稚園・小学校・中学校教職員の方の喫煙率、これは約14%となってございます。

 敷地内の全面禁煙に向けましては、教育委員会といたしましてもこれを重要な課題として取り組んでいきたいと、このように考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(萱原潤君) 5番小西利一君。

              〔5番 小西利一君 登壇〕



◆5番(小西利一君) 2回目の質問です。

 1点目のまちづくりについてですが、市長から御答弁いただきありがとうございました。

 環境、教育、健康、子育て支援、それぞれについて市長のお考えをお聞きしたわけですが、今回取り上げたこの環境、教育、健康、子育て支援、いずれの項目も大変重要な課題ばっかりです。今後のまちづくりについては、今挙げた4項目は非常に大切なわけではございますが、他の自治体の首長さんも必ず口にするキーワードなんですね。じゃあ、このキーワードを本当に実行していくためにはどういうことが大切かというのがいろいろ項目あるわけです。その中で、総社市として財政難の中、市長のリーダーシップをもとに市のビジョンに基づいた事業を行っていく必要があると思います。例えば、実施が困難になった先ほどの吉備路マラソンですね、例えで例を挙げればそうなんですが、実施が困難になった事業でも、その事業が市のビジョンに基づいたものであるなら、その困難に立ち向かう勇気と元気を持って市民の皆様に了解を得て事業を進めていく。こういうことが私はこういう逼迫した財政難の中で、やっぱり市長がリーダーシップを発揮し、市民の皆様に了解を得て進めていくことが大切じゃないかと思います。いろいろな項目がいっぱいあると思います。それは将来こういうまちのためには必要な事業だから少々赤字覚悟でもやるとかということで、市民の皆様に了解を得ていく、そういう姿勢が必要だと私は思うんですが、いかがでしょうか。

 2点目の吉備路マラソンですが、ファミリーマラソンの復活を検討中ということです。コース設定が非常に難しいという話も聞きましたが、合併すれば清音、山手村も含めた広域のコース設定も考えていただいて、早い復活を望んでおります。県内外から5,700人も参加する吉備路マラソンでありますし、健康づくりの一環としても重要な位置にあるし、観光行政の面からにおいても総社市を訪れた方が、やはりここのサンロード吉備路がオープンして、鬼ノ城の西門もあり、本当に絶好の今チャンスだと思うんです。それを市制50周年でもあるこの年に中止になってしまった。非常に残念だという声が、本当に市民の方から聞かれます。早急な復活をお願いしたいと思います。

 3点目の鬼ノ城の道路の件ですが、確かに道路の整備計画もできております。これはいろいろな議論があると思います。自然環境を守る方が大切でわざわざ幅員を広げる必要もないんじゃないかとか、それよりも逆に観光行政の面からいえば、大型バスが上の駐車場まで行けて楽に見れるというふうないろいろな両方の考え方もあると思います。その点で今の計画では、幅員を広げるということで計画されてるわけですけど、私の個人的な意見っていうのは砂川公園から上の駐車場まではある程度車の規制をして、ウオーキングのコースにして歩いていただく。これが健康づくりの一環からも一番いいんじゃないかと私は思ってますが、これもいろいろ自然の問題とか観光、両面あって難しい問題ではあると思いますが、今の現状のままでは、やはり下から歩いている観光客、ウオーキングの方は危険ですし、車のすれ違いもままならない状況なんで、あれだけテレビで放送されますと問い合わせもあると思いますし、車の量もふえると思います。そういう面で完成するまでの間、ある程度の具体的な措置をとっていかないと、先ほども言いましたように苦情ばっかりが来て、行ったけどつまらんというふうな話になってはしょうがないと思いますので、その点もよろしくお願いします。

 4点目の学校敷地内禁煙ですが、前向きに取り組んでおられる学校もあると思います。今後もそういう方向で進んでいっていただきたいとは思います。ちょっと例を挙げて言いますと、和歌山県は2002年4月からもう実施してるわけです。そのときに、敷地内禁煙をして学んだことというレポートが出ております。簡単にちょっと読ましていただきます。

 「敷地内禁煙に関して私が一番学んだことは、これは喫煙者にとって一番のメリットだということです。」禁煙者じゃないんです、喫煙者にとって。「実施されるまでは非喫煙者にはメリットだけど、喫煙者には少々我慢してもらわなければいけないと考えてました。しかし、実施してみると、多くの人が喫煙をやめ、本人、家族ともとても喜んでいます。たばこは一本吸うごとにリスクが高くなるのですから、たばこの吸えない環境がふえることは喫煙者にとってもメリットだったのです。隠れ喫煙室をつくり喫煙者に配慮している学校では、結局たばこをやめることができず、ずるずると喫煙を続ける結果になります。これは分煙でも同じです。分煙では喫煙量は多少減ることはありますが、思い切ってたばこをやめるという人はほとんどいません。分煙は非喫煙者を守ることにつながりますが、喫煙者を救うことはできないのです。職員室を禁煙にするかわり事務室などを喫煙室にしてしまった学校がありました。事務室には非喫煙者も働いているんです。これまで全職員が休むことができた休憩室が喫煙場所になったり、妊娠している先生方が休むところがなくなった例もあります。」

 そういった観点からも、学校は一応青少年の健全育成、教育の現場でありますので、先生方にちょっと酷な話かもわかりませんが、先ほどの先生方、総社市の現状、喫煙率を聞きますと14%、もう5人に1人以下ですね。ということは、割と先生方の賛成も得られて、保護者、PTAの方の了解も得られるんじゃないかと思いますので、前向きな対応、できれば全面禁煙ということを早いうちに実施していただけたらと思います。

 これで2回目の質問を終わります。



○議長(萱原潤君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 5番小西議員の再度の御質問にお答えを申し上げます。

 環境教育、健康、子育て支援、これは正確に言うたら、これは私が正月の首長対談で申し上げたんですけど、キーワードは「かきくけこ」でいきたいと。「環境、教育、健康、苦がなく子育て支援」と。苦労をなくして子育てができるような、そういったまちにしていきたいと、こういうことでございますけど、具体的にはこれからの新市の建設計画の中に盛り込んでまいりたいと、こんなふうに思っております。

 健康づくりに関連いたしまして吉備路マラソンのこと、いわゆるファミリーマラソンだけでも持続してはどうかということでございますし、私もそのように思っております。健康というものは、やはり運動と栄養と休養のバランスがとれて初めて健康ということになりますので、そういった意味からもぜひファミリーマラソンは何とか場所を変えてでも工夫して取り組んでいけたらなと、こんなことで今検討をしていただいております。できるだけ早く前向きな検討結果が出るようにしていきたいと、こんなふうに思っております。また、その節には、皆様方にいろいろと御協力をよろしくお願いいたします。

 鬼ノ城への、この道路の改良工事でございますけど、やはり自然環境を大切にしながら改良工事を進めていきたいということで、よく言われる1.5車線、2車線の道路はとても無理だということで、そういった考え方で待避所とか広げられるところは広げていくように計画にしておりますけど、無理をして広げないというふうなことで環境に配慮した道路整備ということで計画ができております。

 そういった状況でございますけど、やはりウオーキングゾーンとして歩いて上がっていただくのが理想的ではございますが、しかしながらバリアフリーの関係も配慮してまいらなければならない。したがって、足の弱い方あるいは高齢者の方々も西門のところまでごらんいただけるような、そういった配慮も今しておるところでございますので、あわせて考えていきたいと、こんなふうに思います。

 たばこの関係につきましては、教育施設でございますので、教育長の方からもう一度答弁をしていただきます。



○議長(萱原潤君) 教育次長。

              〔教育次長 丸山光雄君 登壇〕



◎教育次長(丸山光雄君) 教育関係施設の禁煙の関係でございますが、健康増進法でも受動喫煙の防止が定められておりまして、この精神からも、そしてまた先ほど小西議員さんの方から多くの実例を示されました。メリットもたくさんあるようでございますし、したがいましてこれらのことにつきましては、今後校長会等とよく相談、協議をしてまいりたいと思います。

 以上でございます。



○議長(萱原潤君) この際、しばらく休憩をいたします。再開を午後1時といたします。

              休憩 午前11時57分

              再開 午後1時0分



○議長(萱原潤君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、21番丹下茂君の質問を許します。

 21番丹下茂君。

              〔21番 丹下 茂君 登壇〕



◆21番(丹下茂君) 議長から質問のお許しをいただきましたので、私はこのたびの議会におきまして通告いたしております3点についてお尋ねをいたします。

 低迷を続けている社会経済の中、景気が少し上向きになったというものの、私たちの生活の中ではよくなるどころか厳しい日々の毎日であると感じております。こうしたときこそ「蔵の財よりも身の財、身の財よりも心の財、第一なり」と先人が言われており、心の財を養うことが求められております。心の財を積むには、一つには文化、芸術に触れていくことが大切であると思っております。そうした観点から、このたび文化、教育問題についてお尋ねをいたします。

 我が総社市は、古くから古代吉備文化発祥の地と言われているように、文化の宝庫であると思っております。例えば、弥生時代を中心とする集落の跡が発見された一倉遺跡、ここから出土した全国でも例の少ない人面紋土器、宮山古墳から出土した宮山型特殊器台、邪馬台国の卑弥呼が魏の国の皇帝から賜ったという三角縁神獣鏡などなどありますし、また後には1420年に赤浜で誕生したという雪舟、その雪舟が残した数々の書画など文化財がたくさんあります。これらのものを広く市民の皆さんに見て、知ってもらうためには、どうしても博物館が必要になります。そこで、県立博物館を総社へと誘致運動をいたしておりますが、現在の財政状況もあってなかなか目に見える形になっていないところでありますが、市長は博物館の誘致に向けて現在どのように努力されておられるのかお尋ねをいたします。

 次に、教育問題についてでありますが、市内の小・中学校の授業を年1回ぐらい公開授業としていくことはどうかという問題であります。広く一般の方々に見ていただいたり、他の諸先生方の研修等に役立つようにしてはどうかという問題でありますが、愛知県犬山市では16年度から全小・中学校で授業公開デーを設けて実施していくそうであります。この取り組みを考えたのは、都道府県教委の指導主事が授業を視察する学校訪問制度を再検討したことがきっかけで、数人の指導主事に授業を見てもらうのに事前に学校を挙げて準備をするのが実情のようであります。それならいっそのこと、学校の自立という観点から教員の総合研修や市民開放の場に活用しようということで広く一般公開を決められたようであります。

 内容について少し触れますと、計画では市内すべての14小・中学校が月1回とか1学期に1回程度、独自に公開日を設定し、公開する学級や時間帯も各学校が判断して行うというものであり、丸一日じゅうどのクラスでも見学自由とする学校もあるということです。もう少しつけ加えますと、犬山市が進めている少人数授業や同市作成の副教本を使った授業なども見学できるというものであります。そうした点を踏まえて考えてみてはと思いますが、いかがでありますか、お答えいただきたいと思います。

 大きく2つ目の質問として、消防長に消防行政についてお尋ねいたします。

 救急救命士の制度ができて、我が総社市もいち早く救急救命士の育成、増員に積極的に取り組んでこられていることは感謝にたえないところであります。そこで、このたび厚生労働省と消防庁の合同検討会で心臓が停止した患者の心拍回復効果ある医薬品エピネフリンという薬剤に限り、緊急搬送中の使用を認めるべきだとする意見を取りまとめ、厚生労働省は条件つきで2006年4月から使用を認めるという方針にしているようであります。その条件は、決められた講習を受けるということと投与の際は必ず電話で医師の指示を仰ぐというものであります。現在、救急救命士は、昨年4月から患者の心臓に電気刺激を与える除細動器を医師の指示なしで使用できるようになっており、多くの患者を助けているところでありますが、その上に薬剤使用ができるということは救命の確率がなお増すということになっていくと考えますが、その対応についていかがお考えになりますか、お尋ねをいたします。

 大きく3点目は、観光問題についてお尋ねをいたしております。

 市長も今議会の提案説明の中でおっしゃいましたが、鬼ノ城の整備事業も着々と進んでおり、西門の復元については本体工事もほぼ完了しており、西門周辺の角楼の整備、高石垣の修理などの工事をしている中で人々の注目を集めております。備中国分寺、宝福寺、豪渓の渓谷、数々の古墳群と昨年7月からオープンしている国民宿舎サンロード吉備路との関連性をどのように持たせ、総社の観光資源をどのように生かしていこうと考えられているのか、お尋ねをいたします。

 また、商店街の一角にある堀家、総社市の誇る洋画家堀和平氏の生家でもあり、江戸後期の白壁の蔵や格子戸など昔ながらの面影を保った家でもあります。2年前に総社市が寄贈を受けている建物でもありますが、こうした観光資源を今後どのような生かし方をし、点から線へと結びつけていかれようと考えておられるのか、お尋ねをいたしまして、1回目の質問といたします。(拍手)



○議長(萱原潤君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 21番丹下議員の御質問にお答えをいたします。

 県立博物館の誘致についてでありますが、県立博物館の誘致につきましては、平成10年に総社圏域の市町村及び民間団体で構成する「県立博物館を誘致する準備会」が設立され、平成12年には「県立博物館を誘致する会」へと新しく発足して、「県立博物館を吉備路へ」を合い言葉に官民力を合わした取り組みを行ってまいりました。県立博物館を誘致する会では、啓発用リーフレット、吉備路のお話の発刊、講演会の開催、啓発グッズの作成など、受け入れ地域としての吉備路のすばらしさの再発見と誘致の機運上昇のための宣伝啓発事業を中心に行っております。毎年開催しております吉備路再発見講演会では、なぜ新しい県立博物館が吉備路なのかについての内容も織りまぜ、多くの方々の参加をいただき好評をいただいております。また、市としましても、主要事業の一環として誘致実現に向けての県への要望、宣伝活動を行っております。

 一方、岡山県では、長引く景気の低迷等を背景とする新規大型事業の抑制により、現在のところ具体的な事業推進の動きは見えないものの、岡山夢づくりプランにおける吉備の国再発見プログラムの中の重点施策として位置づけられており、構想検討作業が進められることとなっております。総社圏域といたしましては、持続的な誘致運動は無論のこと、具体的な動きがあった場合、県立博物館はぜひとも吉備路へと真っ先に手を打つことができるよう、それに向けた市民意識の高揚等誘致に向けた事業をこれからも進めてまいりたいと思います。また、岡山県の事業推進状況の動向にも留意しながら誘致実現に向けた効果的な要望活動を行ってまいりたいと、このように思っておるところでございます。

 2番目は教育問題で、教育長の方から答弁いたします。

 消防行政については、消防長の方から。

 観光問題についてでございます。

 鬼ノ城の西門の復元により、多くの観光客が訪れることが予想されるところでございます。こうした時期をとらえて、岡山のイメージの桃太郎と総社の温羅伝説に結びつけ、伝説にまつわる史跡を訪ねるコースや歴史を訪ねるコースなどに取り組んでまいりたいと思います。また、これまではやすらぎの里として宣伝してまいりましたが、この機会に追加して「歴史と伝説の里」をキャッチフレーズに観光宣伝を展開してまいりたいと考えております。国民宿舎サンロード吉備路を拠点にこれまでの観光ルートを点から線に結び、面へと広げ、郷土芸能備中神楽、温羅太鼓等をごらんいただくことも計画し、宿泊客の増加に結びつけた滞在型の観光振興に努めていきたいと存じます。

 また、観光ルートについて市内循環バス、観光タクシーも視野に入れ、観光客の足にも配慮し、吉備路の魅力を十分に発揮できるよう検討してまいりたいと考えておるところでございます。

 次に、御寄贈いただいた堀家の住宅をどのように生かしていくのかということでございますが、この堀家の住宅につきましては、平成13年10月に東京にお住まいの堀堅三、宗一様から御寄附をいただいております。堀家の活用方法につきましては、基本的には寄附者からできるだけ現在の面影を残し、それにふさわしい活用を考えてほしいとの御意向をお伺いいたしておりますので、商家のたたずまいを残している数少ない建築物であることから、その方向で活用方法を検討してまいりたいと考えております。また、近くに総社宮、まちかど郷土館などもございますので、それらを含めての総合的な検討も必要であろうかと思います。

 先日、「堀家住宅の利用を考える会」からも活用についての御提案をいただいておりますが、市といたしましても内部で検討するとともに、有識者の方々にも御意見を求めてまいります。また、市議会、地元の方々とも御相談をいたし、より有効な活用方法を考えてまいりたいと、このように思っております。



○議長(萱原潤君) 教育長。

              〔教育長 ?田交三君 登壇〕



◎教育長(?田交三君) 21番丹下議員の御質問にお答えを申し上げます。

 市内小・中学校の授業を年1回ぐらい公開授業にして広く一般の方に見ていただいたり、他の先生方の研修等に役立つようにしてはどうかというお尋ねでございますが、学校の授業を保護者だけでなく地域の方にも公開をしていくことは、開かれた学校づくりの観点からも必要であるというふうに考えております。学校にとりましても、地域の方に学校教育の様子や子供たちの様子を知っていただくことは有意義なことだというふうに思っております。通常の授業参観日を地域の方に既に公開している学校も数校ありますし、総合的な学習の時間の発表会に地域の方をお招きしている学校もあります。また、一定の期間を設けてその期間は自由に授業参観に来ていただくという自由参観期間を設けている学校もございます。さらに、教職員の研修という観点からも、例えば小学校の教員が中学校の授業参観をする、逆に中学校の教員が小学校の授業参観をするなどすれば、大変有意義な研修の機会になるというふうに思います。

 しかしながら、広く一般の方に授業を公開することにつきましては、課題も幾つかございます。例えば、公開している学校の様子を見ますと、保護者以外の地域の方の参加は大変少ないという実態があるようですし、まただれでも自由に教室に入れるとなると、児童・生徒の安全確保の対策も十分行っていかなければならないと思います。これらの課題の解決策を考え、先ほど犬山市の例がございましたが、これを参考にしながらより多くの学校で実施できるよう検討してまいりたいというふうに思います。



○議長(萱原潤君) 消防長。

              〔消防長 高田 稔君 登壇〕



◎消防長(高田稔君) 21番丹下議員の消防行政について、2006年度から救急救命士が薬剤投与も可能となると聞くが実態はどうかの御質問にお答えをいたします。

 救急救命士は、救急救命措置といたしまして、先ほど議員からお話がありました心肺停止患者に対しまして、病院到着までに医師の指示を得て除細動あるいは器具を使っての気道確保、輸液の3行為が特定行為として認められております。この中で、平成15年4月から除細動につきましては、医師の指示なしで救急救命士が独自で判断し、処置できることになりました。

 御質問の薬剤投与につきましては、有効性、安全性について研究、検証が行われ、救急救命士に薬剤投与を認めることの適否につきまして厚生労働省で検討が行われたとこでございます。この中で、救急救命士の薬剤投与につきましては、医師の具体的な指示、救急救命士の追加講習などにより、知識、技能の習得など諸条件が必要とされております。しかしながら、除細動に比較をいたしまして、薬剤投与は危険を伴うという行為でございますから、一層の知識、技能の習得、そして地域とのメディカルコントロール体制の構築整備が必要であります。国のめどといたしましては、これらの条件整備が図られた上で、薬剤投与を2006年4月から認めるべきとされております。今後の動向を見ながら対応をしてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(萱原潤君) 21番丹下茂君。

              〔21番 丹下 茂君 登壇〕



◆21番(丹下茂君) 答弁をいただきましたが、いま一度お尋ねをしていきたいと思います。

 まず、第1項目の県立博物館の誘致運動についてでございます。

 今、市長の方からいろいろと答弁があったところでございますが、この点につきましては、総社で単独で博物館ということにはなかなか難しい問題であります。どうしてもそれなりの皆さんに見ていただける、また使っていただける、そういう博物館ということになりますと、県の博物館を誘致する以外にないというふうに、私個人的には思いますけれども、それに伴って多くの市民の方々の御支援もいただきながら誘致運動を進めていくということも必要かと思います。今後、引き続いて、この誘致の会の皆様方やいろんな市民の御協力をいただきながら、市長、積極的にひとつ知事の方へもアピールをしていただいて、県の方も財政状況が今非常に大変でございますから、すぐにすぐということにはならないと思いますが、何としてでもこの吉備路の地へ誘致できるように頑張っていただきたいというふうに思っております。

 それから、2点目のいわゆる学校の開放授業につきましては、今教育長さん答弁をいただいておりますけれども、ひとつ今の我々の感覚でしますと、例えば学習発表会ぐらいしか何か学校へ行ったらいけないのかなあという感じで、広く一般開放にも努力してるというふうにお聞きいたしましたが、いま少し広報活動といいますか、PRが少し要るのかなあという感じもいたしますので、より発展的にそこら辺努めていただけたらというふうに考えますので、要望いたしておきます。

 それから、2点目の消防行政につきましては、今消防長の方から答弁をいただいて、それに対応していくべく頑張っていくということでございます。現在、総社市の救急救命士、ちょっと私数の把握が間違ってるかもわかりませんが、9名から10名程度ではないかなあというふうに思います。こういった方々にいわゆる今度は講習を受けていただく、そして医師との連携も密にしていただくと、そういう中でこの薬剤投与が可能になってくるということになると、この講習を受ける時間にいたしますと、かなりのそういった時間も必要になってくるのかな。だとすると、そこら辺の計画的ないわゆる今の救急救命士の講習体系といいますか、そういったものも考えていく必要があるのかなあというふうに思いますので、ひとつしっかり頑張って市民の生命の維持のために引き続き頑張っていただけたらというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

 それから、今度は大きく3点目、今市長から答弁をいただきまして、いわゆる総社市内の数々ある観光資源のうち、今は点であってなかなか線の面あるいは面につながっていないんだという、いないんだというよりか線につなげていくんだという御答弁をいただきました。確かに、今から約10年ぐらい前だったと思いますが、観光問題について都会の若い女性を迎えていわゆるヤングプロポーサーですね、総社市の観光にいろいろとアンケート調査をした経緯があります。総社市に泊まっていただいて、観光地を見ていただいて、総社市の観光には何が足らないのかということでお答えいただいた経緯がございます。こういった経緯をどのように踏まえて、現在の観光問題を考えているのかなということもあります。なかなかこの観光に向けて、どうもいまいち努力が足りないのかなという気がいたしております。

 やっぱり人を集める、来ていただくというからには、PRはもちろん必要になってまいります。しかし、PRだけで今人が来てくれるかといったら、なかなかそういうときでもないというふうに私は思っております。どこの地に行っても観光地というところはあるわけです。じゃあ、そういう中で、なぜこの総社の観光を目当てに来られるのかという、目当てに来る一つのポイントが必要になってくるのではないかなあというふうに考えるわけです。

 そこで、私なりの提案といいますか、考え方からすると、例えば一度来ていただいた方にもう総社へは二度と来ないんだと、また来ようという気持ちにならないんだということじゃなしに、もう一回行こうと、あそこに行けば、何回でも行けばより一層のいろいろな日ごろ目に見えないところが見えてくるというふうになっていただくためには、どうそれをすべきかというところへ知恵を絞っていかなきゃいけないのかなあというふうに思うわけですが、そういった中で例えば総社市の鬼ノ城であるとか国分寺であるとか宝福寺であるとかいろんな観光資源があります。そういった一カ所一カ所を回ることによって、例えばポイント制度にして、ポイントをためていただくと。例えば、ポイントがたまると宿泊料が安くなるとかあるいはタクシーの使用料が何割か軽減されるとかあるいは総社の文化財愛護に努めていただいたということで表彰するとか、いろんな形で総社へ何となくもう一回行こうという気持ちになっていただくような策も、これは必要なんじゃないかなというふうに考えます。それから、総社で例えばいろんな市民祭りであるとかいろんなイベントをやっております。そういうところへ積極的に、一度来ていただいた方に、今度こういう行事をやりますと、ぜひとも時間があいたら総社へおいでいただきたいということで御案内を出すとかというふうに積極的に、やっぱりどういいますか、観光客の招待に向けて頑張っていく必要性があるのではないかなというふうに思います。

 それから、現在商工観光課の方で観光PR用のCDをつくっておられると思います。これ1枚今5,000円ぐらいでつくっていらっしゃるのかなと思うんですが、こういった総社の本当にいいところを収録したCD、例えばこういったものを今のサンロード吉備路の中で販売するとかあるいは観光記念に差し上げるとか、CDなんて今ごろは1枚100円も出せば十分にコピーできますから、そういった部分でやっぱり総社を積極的にPRしていく必要性があるのではないかなあというふうに考えますので、そういった点でもう少し力を入れていただきたいというふうに思います。

 ここに総社の市勢要覧という形で、これは総社市市制30周年のとき、いわゆる昭和59年に作成した市勢要覧であります。それから、これが平成2年のときに作成した市勢要覧であります。これが平成14年度に作成した市勢要覧の改訂版でございます。こういった表紙だけを見ても、総社のイメージっていうのは、何が一番我々イメージしてるのかというたら、大体こういったものでおわかりいただけるんじゃないかと思うんですが、これが広く一般の外へ向けてこういうイメージになってるのかというと、いま少しちょっと足らないのかなというふうに思います。

 それから、この中身を今度は見てみますと、観光についてどれだけこの市勢要覧の中で取り上げてるのかなと思ったら、この30周年とかあるいは平成2年ごろの観光資源というのは、もう毎年決められたような写真を形式的に載してるという印象にしか受けとめられないような内容の観光表示になっております。ところが、この14年度の改訂版におきましては、全ページ数が、これが45ページにわたってあるわけですが、そのうち総社市の文化ないし観光的なもので言ってるのが27ページございます。いわゆる半分以上がこの観光あるいは総社市の文化について、この市勢要覧では取り上げてるということになれば、それだけ総社市は文化、観光に力を入れようとしてるんだというふうに我々にはとれるわけです。そういった意味で今度はこれを形あるものに、今度は外へ向けてひとつやっていけば、必ず総社の観光人口というのは上昇していくんではないかなと。そのために今鬼ノ城の復元も本当に着々と進んでおりますし、それからこの観光案内所ですか、そういったところも今後、また整備もきちっとできていきますので、また道路整備も先ほどありましたように着々と18年度をめどに進んでいってるようではありますし、それをきちっとやっぱり総社へ滞在していただけるような面の部分、いわゆる点から本当に線に結びつけていくための、その面の部分をアイデアを出して進めていっていただきたいというふうに考えますので、どうかよろしくお願いいたします。



○議長(萱原潤君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 21番丹下議員の再度の御質問にお答えをいたします。

 県立博物館の誘致につきましては、私自身もいろいろと機会をとらえてお願いをしてきておるところでございますけど、今後も力を入れて取り組んでまいりたいと思います。皆さん方の御支援、御協力もぜひよろしくお願いいたします。

 観光行政について、サンロード吉備路を核といたしまして、滞在型の観光を目指しておるところでございます。御指摘の鬼ノ城、特に西門ができましたのであるいは国分寺、宝福寺等、豪渓など、総社の持つよさを一体的にゆっくりと楽しんでいただけるように、そういった工夫をこれからも続けてまいりたいと、このように思います。歴史、文化財、また自然とロマンあふれる、心がいやされる吉備路の里ということで、これからも関係の皆さん方とともに手を携えてしっかりとPRをしてまいりたいと、このように思います。サンロード吉備路は、おかげをもちまして今多くの方に御利用をいただいており、既にリピーターの方もおいでいただいておるというふうなことも報告を受けております。併設いたしております観光案内所、観光センター、そういったところも十分活用するように、これからも工夫をしてまいりたいと、このように思います。

 ポイント制度をしてはどうかということでございますが、JR西日本と提携をいたしまして、いい日旅立ちのシリーズの中で売り込んでいっていただこうかと、このように今考えておるところでございます。倉敷市さんも一緒に多分このJR西日本と協力、連携関係に今協議を御検討されておるんではないかなと思いますけど、ぜひ白壁の町倉敷と歴史の吉備路とあわせてしっかりとお楽しみいただけるように活用してまいりたいと、このように思います。CDも活用してまいりたいと、このように思っております。また、市勢要覧の方、いろいろとお褒めをいただきましてありがとうございます。今後ともいいものをつくっていくように、さらに努力してまいります。



○議長(萱原潤君) 教育長。

              〔教育長 ?田交三君 登壇〕



◎教育長(?田交三君) 21番丹下議員の再度の御質問にお答えを申し上げます。

 小・中学校の公開授業についてのことでございますが、先ほど申し上げましたように、通常の授業参観日、総合的な学習の時間の発表会、あるいは自由参観日の期間あるいは学習発表会あるいは運動会等公開授業をしております。特に、授業参観日につきましては、小学校におきましては年間に5回から8回程度実施をしております。中学校におきましては、3回から7回、それから自由参観の期間ですが、これを設けておりますのが小・中学校で9校、その中で地域の住民にも公開をしておるというのは5校ございます。校内の研究授業につきましては、多いところでは年間に10回というふうなところもございます。

 これらの行事につきましては、学校だよりあるいは学年だよりあるいは学級だより、こういうふうなものでお知らせをしておりますが、学校によりましては地域全体に学校の新聞をお配りし、その中に年間の行事を設定をし、お知らせをしておるところもあるようでございます。しかしながら、御指摘のようにPRにつきましては、不足であろうかというふうなことを思っておりますので、その点今後学校で実施できるようPRに工夫をしてまいりたいというふうに思います。



○議長(萱原潤君) 消防長。

              〔消防長 高田 稔君 登壇〕



◎消防長(高田稔君) 再度の御質問にお答えを申し上げます。

 救命率のさらなる向上を目指すためには、御指摘のように救急救命士の数の増加が必要であるというふうに考えております。この救急救命士の状況なんですけれども、救急業務の高度化の推進事業に基づきまして、計画的に研修を行っております。救急救命士は現在11名おります。12名目が今研修中ということで、3月末には研修を終え国家試験を受けることとなっております。この研修につきましては、14年度から2名ずつということで、今後も増強していきたいというふうに考えております。

 特に救急救命士の薬剤投与に関しましては、今後さらに高齢化の進展などに伴い、心筋梗塞など心肺停止患者の増加が予想され、心拍の回復に必要となる、先ほどおっしゃいましたエピネフリンを投与することによって心拍の再開による救命率の向上の効果が非常に期待をされているところでございます。何といたしましてもこれを行うに当たりましては、メディカルコントロールの構築が必要であります。地元の医療機関を初め救急救命センターを中心とした二次の医療機関、そして岡山県の救急搬送体制連絡協議会等により諸問題などを検討し、体制整備を進めているところでございます。

 いずれにいたしましても、住民の生命、身体の保護と救護体制の充実を期するためには、絶えず新しい知識と技術を習得して救命率の向上に努めていきたいというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。



○議長(萱原潤君) 次に、11番加藤保博君の質問を許します。

 11番加藤保博君。

              〔11番 加藤保博君 登壇〕



◆11番(加藤保博君) 議長より発言のお許しをいただきました。

 このたびは大きく2点について順次お尋ねをしてまいります。

 先ほどの丹下議員が文化の御質問をされたわけでありますが、丹下議員は観光面の方からの文化のそういう角度ではなかったかと。私は、文化面を重点にそれを観光につなげていくという、そういう視点で御質問をしてまいります。

 1点目は、文化を生かしたまちづくりということで、この総社市を全国に発信するために、その核は何に置いておるかということをお聞きいたしております。

 全国の自治体は、自分の市や町、村をいかにして全国にアピールしていくか。そういう観光面はもとより、文化振興の面などあらゆる分野で生かしていこうと、全国にアピールしていこうと、そういうことで必死であります。そのため、どの自治体も目玉になるもの、核となるものを探し、先ほども言われましたが、伝説一つで町おこしをしようとしている自治体もあります。また、町立や市立の地元の高校、そこの野球部を強くして、甲子園出場で全国に自分の町を知らしめる、そういう例も一端でありましょう。

 幸い我が市においては、そういう材料はあり余るほどであります。しかし、その中でも、やはり核となるものを見つけ出す必要があると思います。その核をどこに置いているかというお考えを、とりあえずお尋ねいたします。

 そして、その多くの材料の中で、画聖雪舟、この雪舟を総社市はどういう位置づけをしているか、お尋ねいたします。私は、総社と言えば雪舟しかないと考えておる一人でございます。近年雪舟という存在が、この総社市の中でも薄らいできていると、そう思われます。近年は、先ほどからもたびたび出ますが、鬼ノ城、鬼ノ城であります。鬼ノ城が前面に押し出され、市内では温羅まつりを初め、市民の方の大変な御活躍をもって劇団「温羅」、そして温羅太鼓と鬼ノ城を中心とした、そういうものが前面に押し出されております。これは決して否定するものでもなく、私といたしましても支援をいたしておるところであります。そういう状態の中、この雪舟の立場が薄らいできている。そこを市長はどうお考えか、お尋ねいたします。

 次に、名誉市民の推戴についてということでお尋ねをしてまいります。

 これは過去の御答弁に対し、その後の経緯と現在の市長のお考えをお尋ねしております。このことについては、平成10年の12月議会、そして平成11年の9月議会、2度にわたりこの議場で19番議員がお尋ねをしておるところであります。

 平成10年のときの市長の御答弁は、議会の御意見を聞いて考える、よく相談すると、そういう御答弁であります。そして、平成11年の9月議会のときには、「もう少したちますと、市制施行50周年記念もございますので、そういったものを一つの区切りとして考えていきたいと思っております」と、このような御答弁をされております。私もこの場で聞いておりますし、もちろんこの議事録にもその旨残っております。そして、このたびその市制50周年を迎えることになり、その記念事業が各方面で多岐にわたり計画されております。しかしながら、新たな方の名誉市民推戴のことについては、計画にのっておりません。議会の方へも何ら相談もありません。50周年のときに区切りとして考える、相談するという期限を示されての、ある意味今はやりのマニフェストのような公約であります。それをこの議場で我々議会に示されております。

 当時の質問の内容は、政治、経済、社会、文化、教育などあらゆる分野で、本市に著しく貢献してこられた、そして名誉市民としてふさわしい方が市内外を含めおられるのではないかと。そしてまた、11年のときには、行政面で貢献されてきたお方の実名まで出されてのお尋ねでありました。しかし、その御答弁とは裏腹で、その後議会の方へもお話もありませんので、ここで私がこういう質問をさせていただいとるわけです。市長は、この御答弁の後、どのように取り組まれたか、どういう考えをもって取り組まれたか、またその経緯をお聞かせ願えればと思うのであります。

 これで1回目の質問を終わります。(拍手)



○議長(萱原潤君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 11番加藤議員の御質問にお答えをいたします。

 総社市が全国に発信でき、自慢できるものといたしましては、歴史文化遺産がございます。中でも備中国分寺を中心とした吉備路風土記の丘一帯、また鬼ノ城を中心とする吉備史跡県立自然公園一帯は全国に誇れるものと考えております。この歴史文化遺産を生かしたまちづくりとしてサンロード吉備路の建設や鬼ノ城ふるさと自然のみち整備を進めてきたところでございます。これらの情報を全国に発信していきたいと考えておるところでございます。もちろん人物で申し上げますと、雪舟さんがあると、このように思います。

 画聖雪舟さんの位置づけはということでございますけど、雪舟さんにつきましては本市の出身で、世界的にも偉大な画家、このように思います。このため、平成元年からさまざまな顕彰事業に取り組んでまいったところでございます。一例を挙げますと、雪舟さんの足跡を訪ねてつくりました雪舟ビデオの制作、雪舟サミット、また雪舟の里総社墨彩画公募展、これ平成8年度からやっております。また、雪舟さんの生誕地の近くに「雪舟生誕の地公園」を計画をいたしておるところでございます。中でも墨彩画公募展につきましては、既に4回を開催し、レベルが高い公募展としての評価が定着しつつあり、全国に広くアピールしていると、このように思います。雪舟サミットにつきましては、市民レベルの交流が進められておるところでございます。今後とも、世界的に誇れる郷土の偉人として雪舟さんの顕彰を進めていきたいと、このように考えておるところでございます。

 次に、名誉市民の推戴についてでございますけど、御指摘のように過去議会において市制50周年というものを一つの区切りとして考えてまいりたいと、このように答弁をいたしております。本年が市制50周年でございますので考えてまいりたいと、このように思います。



○議長(萱原潤君) 11番加藤保博君。

              〔11番 加藤保博君 登壇〕



◆11番(加藤保博君) お答えをいただきました。

 核としては、備中国分寺周辺、そして鬼ノ城一帯ですか、そのあたりを全国発信できると、自慢にできるということで、そういう答弁であったように思います。歴史文化遺産が一番であると、そういうことでありますが、核ということをお尋ねしたんでありますが、今のお答えではそのあたりもう全部というような感じでありました。結局、その文化的、歴史的な材料がたくさんあり過ぎて、この核がぼやけてしまっているように思います。そして、この雪舟という位置づけは、全国的に知名度もあり偉大な人である、顕彰するためにサミットとか墨彩画公募展、ビデオ等をつくっているということで、そういう御答弁であります。

 雪舟サミットは、6市町村だけの交流であります。墨彩画展もほとんど絵の世界に生きようする、そういうお方が対象であります。雪舟というと墨彩画で世界的に有名であり、市長も先ほどおっしゃられておりましたが、教科書、歴史の本、美術の本、そういうことなどで国民の方、ほとんどが知っておられます。修行した宝福寺、それから涙でネズミの絵をかいたというような逸話、そして後に高僧となり中国へ渡り、その作品はほとんどすべて国宝であります。また、1956年にはウィーンで開かれた世界平和会議において、モーツァルト、ドストエフスキー、ハイネ、レンブラント、それらの芸術家、文化人とともに世界の代表的芸術家10人、その中の一人として選ばれております。旧ソ連とルーマニアにおいては、切手になっております。総社市でも、このルーマニアの切手を名刺の方に取り込みまして使用しております。私もこのように使っております。職員の皆様、議員の皆様も、この名刺はよくお使いになっておると、そういうところだと思います。

 先ほども申し上げましたが、総社には他の自治体がうらやむほどの歴史的文化遺産があります。多くの古墳、五重塔、宝福寺、総社宮、いろいろあるわけですが、先ほども言いました、それを全部を核ということになると全国発信するにはぼやけてしまう。あれもこれも発信しなくても、雪舟を主に発信すれば有効ではないかと、そういう考えを持っております。雪舟と言えば岡山の総社市、総社と言えばとりもなおさず雪舟だと、そういう手段をとるべきだと思います。

 総社にあるような、今るる先ほどからも上がっておりますが、いろんな歴史的遺産、文化遺産、全国にはそれはもう数え切れないほどあるわけでありまして、総社がとても太刀打ちできないような、そういう地域もたくさんあります。しかし、雪舟は一人しかおりません。その一人しかいない、だれでも知っている雪舟、これを中心に発信すれば総社の名前は自然に売れてまいります。

 ことしの1月に、委員会の視察で京都の八幡市へ行かせていただきました。総社市を紹介するのに、岡山と倉敷の近くだとか、古代吉備の平野だとか吉備路の一角だとか、また鬼ノ城のことも申し上げましたが、まだ鬼ノ城の方もそう全国に売れてないようでありましてなかなかわかってくださりませんでした。そこで、橋本元総理の以前の選挙区だということも申し上げましたが、ああそうですかというお答えでありました。最後に私の切り札といたしまして、「雪舟の生誕地です」、その一言を申し上げましたところ、「ええそりゃあすごい。すごいところですね。そうなんですか。ぜひ行きたいです」と、そういう感嘆の声ですぐ返事が返ってまいりました。知名度ナンバーワンですが、受け入れ側の私どもの方といたしましては、それに伴うまちづくりも施設も何もできていない現状ですから、そこでぜひお越しくださいとはなかなか言えなかった。それが現実であり、大変残念でありました。

 雪舟が生涯を閉じたところ、つまり終えんの地はうちの町だ、うちの市だというふうに何か諸説あるようでございます。しかし、生誕の地は、市内赤浜ということに位置づけられております。市長におかれましては、一昨年再度市長に就任された折、その当時、先ほども市長は雪舟のことを「雪舟さん。雪舟さん」と言われております。その雪舟ではなくて、あえて「雪舟さん」と呼ぶんだと、そして雪舟さんを前面に押し出し、総社をアピールしていくとこの議会でも、またいろいろな集会でも言われておりました。私も聞いております。そして、雪舟の交流事業とかで中国の方にも出向かれたように記憶しておりますが、その後についてどういうふうに取り組みをされているか、お考えをお聞かせ願えればと思います。

 そして、私は個人的には大変好きであった、この雪舟荘という名前、これはサンロード吉備路に名を変え、宝福寺のそばの雪舟荘ということでの関連もなくなり、観光客はおろか今では市民の中でさえ雪舟という名が薄らいできている、そういう状態だと懸念しております。

 サンロード吉備路の玄関やロビーに雪舟の像とかパネルとか展示のコーナー、特別コーナーがあるわけでもないし、せっかく半年間の間に10万人近くの方が来てくださったんです。中には県外の方も多数おられたと思います。そういう方たちに全くアピールができていない。一部何か総社市の紹介のボタンか何か押すと、先ほどの雪舟のビデオが流れるらしいですが、特別コーナーを設置してはどうかと、それを強く提案いたします。市長の御所見をお伺いいたします。

 また、できましたら、以前、総社駅前広場にありました少年雪舟像であります。縛られた罪人のようだからと、いろいろ御意見があったから、そういう御意見も尊重して取り除いたと、そういう話も聞いておりますが、それは雪舟を知らなさ過ぎる方の御意見であります。

 先日、山陰の境港市へ行ってまいりましたが、ここには「水木しげるロード」があります。直線で約何百メートルでしたか、800ですか、700ですか、道の両サイド、駅の中から電車からお化けばっかりです。もう全部お化けです。それで、平日ではありましたが、たくさんの人が歩いておられる。そこのまちの出身が水木しげる、漫画家です、お化けをかく漫画家です。それ一つでそのまちは潤っております。その一つでまちおこしをしております。ですから、総社市も以前のように、今度計画されております駅前広場、そこにもぜひ雪舟像、また総社市内の駅、公共施設、美袋の駅もあります、服部も全部雪舟の像、設置してはいかがでしょうか。提案いたします。

 くどいようですが、雪舟フェスタという祭りがあります。これは今はいつのまにかかすんでしまって、夏の市民まつりという、どこにでもあるような言葉で片づけております。本来の雪舟フェスタの意味する、このネーミングの意味、ここをよくお考えになって、実行委員会の方の都合もあるんでしょうが、行政の方もよく話をしていただきたい。要するに、雪舟の名は全国に知れ渡っておりますが、総社はほとんど知られていない。吉備路、吉備路という名を総社市は売ろうとすることはわかるんです。サンロード吉備路、きびじアリーナ、いろんなものに吉備路という名前をつけたり、吉備の平野をアピールはしますが、総社という名前を一向に前へ出そうとはしない。

 先ほど市長の御答弁でありました、今後「歴史と伝説の里」としてアピールしていくという御答弁が丹下議員のときにありましたが、私は「雪舟の里、総社」、この一言で済むと思います。その歴史と伝説の里とか何々の里と抽象的な言葉を使うから、全くぼやけてしまってるわけであります。原点に戻り、雪舟を生かして全国へ発信する、これを強く提言いたします。市長のお考えをお聞きいたします。

 次に、名誉市民の件であります。

 大変前向きな御答弁をいただきました。大変前向きな御答弁をいただき過ぎて多少戸惑っておりますが、これは計画の中には組み込まれていないわけですが、この16年度中に名誉市民の推戴について議会へ相談をして急遽取り組むというふうにとってよろしいんでしょうか。そこの明快な御答弁をお願いいたします。

 私は、この名誉市民の推戴の件については、合併後、今4名の方がおられますが、この方は新しくまちができたときにそのまま引き継がれるということが決定されております。議会の御意見もよく聞いてくださるということでございますので、提案したいと思います。この場でお名前を出してどうかと思ったわけでありますが、市長を初め当局を促す意味からもしてあえてお名前を出させていただきます。それは日本かな書道会の重鎮であり、第一人者の高木聖鶴氏であります。無論、高木先生に頼まれておるわけでもないですし、きょうこうして名前を出したということで、またこういうことを議会で発言したということで、後日きついおしかりを受けるやもしれません。それも覚悟であります。実績、貢献度からして、むしろ遅いくらいでありますと私は確信しております。

 高木聖鶴氏は、市内でお生まれになり、以来80年ずっとこの地に居を構えられ、ここ総社を拠点に活動されております。今や日本書道会を代表する地位にあり、その道を歩む方にとっては雲の上の人であります。しかしながら、現在でも総社の中央公民館、また西公民館で計月に5回も講座を受け持ってくださっております。

 先日、私の同級生の書道家と話す機会がありましたが、日本を代表する高木先生ほどの書道家が田舎の小さな公民館の講座に出向くなどは通常では考えられない。日本じゅう広しと言えども、恐らくお一人だけだと、そういう方であります。講座生はもとより市民にとってはまことにありがたい、恵まれた環境にあると思います。高木先生が、総社の地域文化発展のために、大変大きな御理解を示されている最たる例ではないでしょうか。市長は余りにも身近過ぎて先生の偉大さに気づいてらっしゃらないんではないかと、そう思います。

 先年、総社の市立図書館の3階で高木聖鶴先生の書道展がありました。東北から九州は宮崎県でしたか、日本各地より一目先生の作品を見ようと、この四千数百名の方がこの総社の地に足を運んでおられます。これは記憶に新しいところであります。市長は、昨年の2月ですか、銀座のシンボル的存在である銀座ワコーホールで催された先生の書道展に行かれたとお聞きしておりますが、これは市長、行かれたんですよね、市長。行かれたような御返事だったと思いますが、そのときの盛況ぶり、これは市長は肌で感じられておると思います。

 先日、インターネットで調べていただきました初日の入場者だけで5,000名、9日間の会期中の入場者は銀座ワコーホール始まって以来の数であったと、そういうことであります。総社市はいつ先生の記念館ができても十分なほどの六十数点の作品を、大作、貴重な作品をちょうだいいたしております。できれば、市立美術館でもあり常設展示をし、広く市民の方に見ていただければと思いますが、あいにくそういう施設を持ち合わせておりません。残念であります。

 高木先生は、日展の審査員を6度、そして芸術院賞、内閣総理大臣賞を初め数多くの授賞歴であります。そして、紺綬褒章受章すること6回、勲4等旭日小受賞も受けられておられます。また、岡山県の方からは三木記念賞、岡山県文化賞、そして日展常務理事を初め全国的にも、県内でも数え切れないほどの役職を担っておられます。

 るる申し上げましたが、この50周年記念事業の中で市長が考えてくださるとおっしゃっておられますので、それにふさわしいお方がおるぞという意味で、この場をおかりして提言さしていただいております。この50周年記念事業に大きな花を添えるという意味で、すばらしいことになろうかと思います。市長におかれましては、今の御答弁のように前向きな検討と我々議会への相談をしていただきたいと、そう思うものであります。

 終わります。



○議長(萱原潤君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 11番加藤議員の御質問にお答えをいたします。

 総社市のまちづくりの全国発信できる核ということでございますけど、地球規模で申し上げると核と言うても、鬼ノ城も国分寺もあるいは雪舟さんの関係も含めてあると思います。大体核というたら、原子と分子と中性子と、最近は質量わずかですけど電子もあるということですので、そのぐらいのものは、やはりPRをしていきたいと、このように考えておるところでございます。ずっと総社市の大きな方向として、そのような流れを引き継いできておりますので、そうしていきたいと、このように思います。

 私、雪舟さんにこの「さん」づけで呼ぶのは、やはり雪舟さんを偉大な方と、このように個人的にも思わせていただいておりますし、またそのように皆さんで顕彰していくべきではないかなと、そういうことで「さん」づけであえて呼ばさせていただいておりますけど、ゆかりのある町では大抵そのように呼ばれておると思います。

 なお、雪舟さん、中国へ渡っておられます。中国で2年余り勉強されておられますけど、とりわけ鎮江市、鎮江というまち、大きな200万人以上の人口を抱えたまちですけど、そこの金山寺というお寺で約2年修行されたという、こういった御縁がございます。鎮江市はお隣の倉敷市と友好縁組を結ばれておられますけど、私も一緒に一昨年連れていっていただきました。そういったこともあって、雪舟さんの御縁で民間交流をぜひお願いしたいという先方からのお話もございまして、今雪舟さんゆかりの宝福寺さんへもそういった点お伝えをいたしたところでございます。今、御快諾をいただいておりますし、ぜひともそういった関係で自治体同士の関係というのは、そういった友好縁組はございませんけど、民間交流の輪が大きく広がることを望んでおるところでございます。

 なお、よそへ行ったら水木しげるさんのいろいろ作品が、お化けが並んでおったぞということでございますけど、水木しげるさんは漫画の大家であろうかと思いますけど、雪舟さんは世界的なもう絵の中に禅の世界を取り込まれた、全然比べようもない大家だと、このように思います。したがいまして、雪舟さんのお力をかりてまちおこしをやりたいと、このように思いますけど、それにはやはりそれにふさわしいいろいろものを考えていかなければならないと、このように思います。雪舟さんのコーナーをというお話もございましたが、残念ながら総社市に雪舟さんのかかれた絵が、本物が今のところございませんので、そういったものをどのように皆さん方に案内をさしていただくか、それらにつきましてはこれからの課題として考えてまいりたいと、このように思います。総社市のお生まれということは、中国の地においても、たしか1420年でしたか、備中の国赤浜に生まれ、姓は小田、名は等揚ということで漢文できちっと中国にも記されておられますし、備中の国赤浜とは、もうすなわち総社市赤浜以外ございませんので、このことはきっちりと確認ができますので、我々誇りに思っていいと、このように思います。

 次に、名誉市民の関係でございますけど、名誉市民の推戴につきましては、50周年でございますし、ことしのテーマとして考えていきたいなと考えておりました。ただいまおっしゃられた高木聖鶴先生、非常にすばらしい方だと思いますし、私も個人的に尊敬をいたしております。数々の作品も市の方へ寄附していただきましたが、その御寄附の案内といいますか、そういったことには地元の金池徹議員がよく先生との話を市の方へお伝えをいただいておりますが、このたびまたサンロード吉備路に鬼ノ城の西門が新しくできたということで、たしか私完全に記憶してませんが、「絶頂の城頼もしき若葉かな」でしたですか、すばらしい句をまた御寄贈いただいております。総社市のこの書あるいは画含めて現在第一人者でもございますし、全国的にも著名な方ですし、ぜひとも前向きに検討していきたいと、このように思っております。また、その節には、皆様方に御相談を申し上げますので、よろしくお願いいたします。



○議長(萱原潤君) この際、しばらく休憩をいたします。約10分間。

              休憩 午後2時20分

              再開 午後2時31分



○議長(萱原潤君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 11番加藤保博君。

              〔11番 加藤保博君 登壇〕



◆11番(加藤保博君) 御答弁をいただきました。最後にいま少しお尋ねをいたします。

 今、10分ほど休憩がありましたが、議員の皆様、市長の御答弁がよく聞きとれないと、そういうお声が多いようでありますので、市長さんにおかれましては、明確に大きな声で御答弁をお願いいたしたいと思います。

 御答弁をいただいたんでありますが、なかなか雪舟を生かした全国発信のこととか、るるお尋ねをいたしたんでありますが、その地球上の規模からいえば、核は原子とか分子とか中性子とかこう物理学者のような御答弁をいただきまして、私は文化系でありますのでそういう難しい専門用語を使われますと全く理解できませんでした。何かもう煙に巻かれてしまって、これは一本とられました。

 最初の御答弁の中で、雪舟を顕彰する取り組みの中ですが、雪舟生誕地公園の用地を取得しておると、ほんでその整備を進めているという御答弁があったように思います。これは大変大きな問題で、このことをちょっと言い忘れておりましたので、再度お伺いいたします。

 この雪舟生誕地公園の用地でありますが、平成9年に約5,600?、価格は3億円であります。これを購入しております。約3億円であります。この雪舟生誕地公園整備事業といたしまして計画され、以来今日まで地上げをしただけで、最近ではインターの近くでありますので、県外の大型トラックが毎日何台もとまり、休憩もしくは仮眠をなされておると、そういう状態が6年、7年と続いております。運転手さんの間では、恐らく最高の休憩場所であり、かなり評判になっているんではないかと思います。市民の皆さんの血税を3億円も投入しながら、このありさまであります。

 また、一度観光バスが立ち寄ってるところを見られた市民にお伺いしましたら、その観光バスは5分もいなかったと、恐らくびっくりされ、また落胆されたことだと思います。観光会社の方も、もう二度と立ち寄らないんではないかと、総社市として大変恥ずかしいことだと思っております。

 市長は、雪舟さんに対しましては非常に前向きな御答弁、発言を先ほどからされておりますが、そこでお尋ねいたします。

 この雪舟生誕地公園の事業費は、当初土地代を含め、3億円を含めですよ、5億2,000万円の計画であります。平成12、13、14のこの3年間で完成する予定でありました。そして、財政的な事情でしょうが延期になり、14年作成の実施計画では、15、16、17年間の3年の間で、1,000万円の設計費、公園設計費だけが残っておりました。しかし、昨年発表された16、17、18の実施計画では、雪舟生誕地公園の文字は、この事業から消えてしまっております。総社市の多くの公的施設、新築移転をしてあいている土地、たくさんあります。また、御寄附をいただいたものの有効利用が決まらないまま、そのままの土地、それもあります。先ほどの堀和平の生家もしかりでございます。どれもある意味大変もったいない話でありますが、3億円もの大金を費やし、それを公有し、手つかずのまま放置して、そしてその計画すら宙に浮きとんざしてしまっている、これこそむだの一言であります。

 先ほど、市長はこの整備事業計画をしているというふうな御答弁でありましたが、実際は消えておるわけであります。そこをどうお考えか、いま一度御答弁をお願いいたします。

 総社市の東の入り口であります。インターからおりたところの玄関口の重要なスポットであります。その用地の一角には、地元赤浜地区を中心とした先人たちの多大な努力と浄財をもってして、画聖雪舟生誕の碑があります。昭和12年、13年ごろのことでありますが、その誕生の碑があるということで周辺を購入し、記念公園が計画されてきたものであります。同じように、宝福寺の雪舟禅師の碑があります。江戸時代から、地元の名士はもとより明治、大正、昭和と、犬養毅、頼山陽など、そうそうたる先人が画聖雪舟をたたえ、これらの碑を建立し、そして後世に伝えようとしてきております。しかし、現代の我々は、それをも忘れてしまっております。生誕地公園整備事業は、一刻も早く所期の目的どおり計画を立て直していただきたい、そう思うものであります。財政不如意につき、平成16年度の新規事業は基本的には凍結であります。しかし、この公園事業は、新規事業ではなく継続事業であると考えられます。それも含めまして、どういうお考えでありましょうか、お尋ねをいたします。

 今までは、総社に訪れた方に対しては、多くの歴史文化遺産の場所を教える程度の施策であります。国分寺がありますよ、宝福寺もあそこへあります、行ってみられりゃよろしいですが、観光案内所でもその程度であります。パンフレットは用意しておりますが、何ら施策として推し進めてはいません。それは、余り多くの歴史的遺産、昔からある遺産でありますから、その存在に甘えてしまっておるわけです。今度からは、拠点となるサンロード吉備路には多額の予算も投入しました、鬼ノ城整備しかりであります。今までは、行政は駐車場のトイレ、そしてごみの処理等で出費ばかりを重ねております。しかし、今後は行政で民間と協力し、集客に努力する時期であります。県立博物館の誘致を重点にするということは、もちろんであります。今の雪舟公園も含め、数ある歴史文化遺産を整備し、文化を生かしながら観光行政にも反映できる、そして市内外から県外から多くの方に来ていただき、宿泊していただく。丹下議員の質問にもありました、点から線へ、そして面へということにもなろうかと思いますが、例えば駅前もしくはサンロード吉備路を拠点として、観光タクシー、小型観光バス、それら等を市の方で考え、宝福寺、鬼ノ城、総社宮、国分寺等の歴史的文化遺産をめぐる、そういうお好みのルート、そういうものも検討する必要があろうと思います。これは観光行政の方になります。私の質問と多少ずれてまいりますので、このことはもうここらあたりにいたします。雪舟生誕地公園整備事業、このことについては、市長の明確な御答弁をお願いいたします。

 名誉市民については、市長の前向きな御答弁をいただきまして、大変期待するところであります。私が、この場でお名前を出したことにつきましては、私は早速おわびに参りますが、後日、市長並びに市議会の皆様の御理解が得られましたといたしましても、その選ばれた方が、議会で出たようなことを理由に辞退されるようなことがあるやもしれません。しかし、そこは竹内市長の持ち前の熱意と、それに大変期待するものであります。

 以上で私の質問を終わります。



○議長(萱原潤君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 11番加藤議員の御質問にお答えをいたします。

 雪舟さんの関係で、雪舟生誕地公園のことをおっしゃられました。赤浜地区の皆さんからも、一刻も早く整備をしてほしいという要望をお聞きいたしておりますし、できるだけ早く整備をいたしたいと、このように思います。非常に厳しい財政状況の中でございますけど、意を用いてまいりたいと、このように思います。

 先ほど申し上げました、商店街の中の御寄贈をいただきました堀家の住宅につきましても、御寄贈いただきました方の御意思を尊重しながら、活用の方向を探ってまいりたいと、このように思います。

 また、名誉市民の関係につきましては、先ほど申し上げましたように、高木聖鶴先生のお名前をおっしゃいましたが、私も個人的に尊敬申し上げておる方でございますし、また総社市といたしましても大変お世話になっておる方でございますし、失礼のないように、よく注意をして進めてまいりたいと、このように思っております。



○議長(萱原潤君) 次に、22番西森頼夫君の質問を許します。

 22番西森頼夫君。

              〔22番 西森頼夫君 登壇〕



◆22番(西森頼夫君) 議長のお許しをいただきまして、順次通告に基づいて質問を行います。

 まず、市町村合併であります。小西5番議員さんもおっしゃいましたが、合併することによって特例を国が設けた。しかし、ことしの交付税、補助金削減は、合併しても合併しなくても、地方自治体は大変であります。まさに三位一体のこの改革が、地方をどうとらえ、地方自治体をどう考えているのか、大変全国の首長さん、また議会の各位、こぞっての国に対する不満と怒り沸騰しております。そして、急遽それぞれの団体が、国に対しての仕打ちに要請行動が展開されていることは、報道で御承知のとおりであります。この総社市も、約1割ほどの交付税削減となっております。こうした中で、今準備が進められている市町村合併、本市の場合は山手、清音さんとの合併協議が進んでいるところでありますが、今市民の多くの皆さんが、合併するにつけてはどういうまちができるのか、どういう地域をつくっていくのか、これが最大の課題であります。同時に、また今市民が受けている恩恵、福祉や教育、暮らし向きの各分野の施策がどれだけよくなるのか、まさか悪くなることはないだろう、こういう期待をも持ちながら、不安も持っての合併についての関心であります。幾分か、山手、清音の住民の皆さんと比べて、総社市民の皆さんの関心は少し温度差があります。これはいたし方ないことだと思いますが、しかし法律が、もうあと一年という期限が迫った中における、市民は当然そこに目を向けるのは当然であります。そうした中で、その市民が持つ合併に対する見方、考え方、それが建設計画であります。どういうまちをつくるかという基本的な方向、計画、これがないと、よくなるのか悪くなるのかどっちを向くのか、市民の皆さんは判断もつきません。そういう意味で、この計画がいつごろ市民の目に見えるのか、いつごろ我々の前に提起されるのか、それをお示しをいただきたいと思います。

 いま一つは特例債、これは申し上げたように、この期に合併すればこれだけの借金を認めてあげる、まちづくりに使ってもよろしいという、いわゆる「あめ」の部分であります。しかし、これが既に報道で御承知のとおり、例えば特例債、使えるというのは、合併にかかわって必要な事業に対する借金であります。例えば、105億円の特例債事業を、この合併に伴って使うとしたら5%、5億円は市が負担しなさい、残る95%の約100億円、これを借金として認めてあげましょう、これが国の特例債に決められた制度であります。そして、その借りた100億円のうち、70%は国が地方交付税に算入してあげます。いわゆる交付税にして皆さんのところへお渡しをします、交付しますと、こうなっております。残る30%は市の方で返済をしなさいよと、これは利子がつきますから、約25億円の利子がつくと、市が持たなければならないのが37億円少々、これに事業費5億円がありますから、42億円ほどを市が負担をすると、となりますと、40%少々の負担になってくるわけであります。そして、一番怖い、不安なのは、この70%地方交付税に算入してあげますというこれが、果たしてどれだけ入るのか。今、どんどん既に減っております。これを幾ら算入をする、計算に入れてあげるということです、算入は。ストレートで市に出しますというのではないんです。その算入に入れていただいて、どんどんどんどんその辺地債も返さにゃいけんというあれですから、そうしたものに対してどれだけ返ってくるかというと、係数を掛けたら、ありゃまた減ったと、こうなってくるわけであります。

 したがいまして、この特例債、事業計画が出ないと、またその事業計画の中で、合併にかかわって必要な事業として県が認めてくれないと、国が認可をしないと、それが特例債が使える事業とは言えませんから、それらすべてが出そろうのは、まだ先になろうと思います。

 したがって、ここからは一定の憶測の議論にはなりますが、こういういい制度と盛んに宣伝をされていても、極めて中身は不安定な制度でありますから、極力この特例債は使わない。ことしの公債費、市が返す借金、一般会計だけでも32億円でしょう、5億円去年よりふえちゃった。これに特別会計を入れると、恐らく40億円もつぐらいになると思う。200億円の一般会計のうち32億円が借金返済でありますから、さらにますますこれらの借金を抱えると、3年据え置き10年償還ということになってくる制度ですから、一層その負担は後年にかかってくるという意味合いから、これからその事業に、計画に入りますから、そうした観点はきちんととらえて、心して事業計画の作成、これを定めていく必要がある、そういう意味合いから質問をしとるわけでありますが、いかがお考えか、お示しをいただきたい。

 同時に、この地方交付税、人口に対してそれぞれ補正があります。したがって、ちっちゃい町、人口の少ない町ほど、段階補正といいまして係数が大きいわけであります。しかし、10万人に近づくほど係数が小さくなりますから、これには交付税額が減額と、これは少し正しくありません、交付額の率が減率になる、こういう意味合いでありますので、ひとつ御容赦やってください。その意味合いで、人口が大きくなるにつれて、10万人に近づくにつれて係数が小さくなりますから、思うたより交付税がふえない、計算上、というようなこともあります。したがいまして、それに余り期待をかけて建設計画をつくったり特例債を使うということは冒険になりますので、そういう意味合いからの3点目であります、質問であります。

 次は、下倉の採石場崩落事故、13年、3年前の3月12日、突如として大きな崩落事故が起こりました。市も挙げて対策に取り組み、また地域の皆さんも、また総社市、多くの皆さんがボランティアとして復興事業に御協力いただいたところは、記憶に新しいところであります。3年たちまして、約40m山の土が低くなりました。要するに山が低くなりました。左側が崩落時の写真であります。奥の山が少し高い、大体同じぐらいですが、少し高いんです。それが崩落によって少し下がりまして、標高270mがてっぺんでありました。真ん中あたりに、まだ現在残っておりますが、このてっぺんがずり落ちて途中でとまっておりますから、てっぺんが低いところに今あるわけです。3年で約40m下がった。田中一郎さんがいらっしゃるのは下の方、予想は。これから、向こうをどんどん水平をカットしていく、順次その山を切り下げていって捜索をする、こういう計画であります。大体15年で到達するという、復旧計画検討委員会の見込みでありますが、果たして計画どおりにいくのかどうか、極めて不安であります。

 そこで、お尋ねするんですが、これは復旧計画と、こう名がついております。田中さんの捜索については、その復旧計画には一項はありますが、それが前面に出ていない。今回、第2次捜索をするということで、去年かおととし、ここを捜索に検討委員会が調査に入りました。しかし、2年たっても、ここを下から捜索することは極めて困難である、したがって当初の計画どおり上から順次切り下げていこう、この結論が再び出ました。したがいまして、田中一郎さんの捜索は二の次になっているのが現状であります。15年かけて山を切り下げていこう、そして復旧と同時に捜索をするという計画であると受け取っております。したがいまして、今の状況から見て、いつごろその捜索の見通しがあるのかということであります。

 また、県が設置してる対策委員会、検討委員会は、市が意見を反映する機会、場所があるのかどうか。例えば、下からは、さすがにまだ危険であります。しかし、横から、てっぺんのあるこの大きな土の山ですから、山を横から取り除くならばかなり捜索場所に近づくわけであり、またてっぺんの土を、今あちこちに置き場を探してそこに積んでいらっしゃいます。草田の入り口を今確保されたようでありますし、しかし県が本当にこの事業をより早く進めていこうとするならば、あちこち公共事業がある、この土を埋め立てに使うということは容易にできるわけであります。今始まりました豪渓の道路拡張、槙谷川を西に6m寄せて道を拡幅する例の難所でありますが、これらもかなりの盛り土が必要となります。だから、県がそうした事業にこの土を使うということになれば、もっと早く下がることができる、横からとることができるならば、さらにまだ早い、そういった現地の実態、実情を検討委員会に反映するのは、市の現地の声を上げない限りとても届くわけではない、そういう意味から、この事業に対してどうかかわっているか。

 したがって、3番目にある捜索方法の見直し、復旧工事の方法の見直しにつきまして、真摯に県の検討委員会に意見を求めていく、現地の状況を取り入れていただくような対応をしていく、これが必要であるんではないんかという意味から、質問をしとるわけであります。

 最後、3点目は同和事業の完了であります。御承知のように、長年続いた同和事業、昨年度2002年3月をもちまして、法が失効をいたしました。そして、同和対策は、人権問題として取り組まれていることは御承知のとおりであります。しかも、この人権は同和のみならず、もちろんさまざまな分野での意識差別、障害者や外国人やいろいろな分野から、幅広い人権問題の一環として同和問題に取り組まれておるのは、御承知のとおりであります。総社市としても、物的事業は完了している、既に前から延べ物的事業、個人的事業については既に凍結を、終了をしておることは承知しております。また、ことしの予算から、市長の御努力もありまして、唯一同和対策の逆差別的存在として残っておりました、団体における補助金がすべて中止となりました。打ち切りをしたわけであります。

 したがいまして、部落差別としての、また同和問題としての長年の取り組みは、ここでほぼ完全に終結をしたのであります。あと残っていることは、それぞれの市の機構の中にある対策室とかいろいろありますが、それからまた条例も、それぞれのものがまだ整理されておりません。集会所や教育何とか所があります。これら一つ一つ、一般施策に移行していくということがあって、初めて同和の完了宣言が成り立つわけであります。各団体との協議も必要でありましょう。こうした点について、どのような計画と見通しを持ってそれを進めていこうとしているのか、このことをお尋ねをし、より早く完了宣言ができる体制をつくっていくように求めることであります。

 以上、3点を質問して、第1回目の質問といたします。(拍手)



○議長(萱原潤君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 22番西森議員の御質問にお答えをいたします。

 まず、市町村合併についてでございます。市町村合併についての御質問でございますが、小西議員にもお答えをいたしましたが、新市建設計画はいつごろまとまるかというお尋ねでございます。これにつきましては、現在合併協議会事務局で作業を進めておるところでございます。3市村の法定合併協議会は、昨年10月から本年2月までに5回開催されております。2月の協議会で、建設計画に係るアンケート調査の結果について報告があったところですので、これから計画の案につきましては、主要な指標の見通し、計画の基本方針といった構想に当たる部分から、順次提案されていくものと考えております。そして、引き続き主要な施策や財政計画等について提案されるものと思われます。現在のスケジュールでは、合併協定書の調印が本年9月ごろを予定しており、そのためには、夏ごろまでに協議会で計画を作成する必要があります。そういったことから、正確な時期は明言できませんが、計画案の内容につきましては、早い時期に議会にお示しできるように努力してまいりたいと、このように思います。

 合併特例債につきましてですが、十分配慮しながら考えていかなければならないと、このように思います。先日、合併協議会で示されました3市村の住民アンケートの結果を見ましても、住民の皆さんがこのたびの合併に求めるものは、行革などによる行政組織のスリム化、職員、議員さんの削減ということが一番高くなっておりましたし、同時に現状に対する評価において、全体的に見た地域の住みやすさが大変高くなっておりました。この点が非常に特徴的ではないかと考えますし、この3市村の合併は、以前から申し上げてまいりましたように、ハード志向の発展型、開発型の合併ではなく、これからの厳しい時代を生き抜くために、まさにこれまでの強い結びつきと地域のアイデンティティーを生かしながら進める、きめ細かな行政サービスを効率的に進めていくための課題解決型の合併であると考えております。そういったことからも、いたずらにハード事業を進めるのではなく、3市村の一体性を高める事業、また3市村の均衡ある発展に資する事業を中心に、適正な事業執行を行っていくべきであり、これからの協議会における新市建設計画の協議におきましても、特例債の充当については、十分心がけていきたいと考えておるとこでございます。

 次に、地方交付税の関係ですが、交付税の算定基礎が、人口が10万人に近づくにつれて交付額が減額になるのではないかということでございますが、一般論としましては、地方交付税の算定基礎には人口のみならずさまざまなものが対象として含まれており、必ずしもそういうケースばかりではないと考えられます。しかし、国の三位一体改革の中で、地方交付税は平成16年度大幅に削減されており、平成17年度以降も、極めて厳しい状況であると考えております。新市建設計画におきましては、この計画の実効性を高めるためにも財政計画を定めることとしており、現在協議会事務局で作業を進めております。この作成に当たっては、新市建設計画に定められる主要事業、住民負担、サービス水準に関する調整方針に伴う財政影響、合併に伴う経費節減、国等による財政支援等を反映させることになると思われますが、歳入においては、地方交付税の占める割合が大きいことから、過大に見積もることのないように十分気をつけてまいりたいと考えます。

 次に、下倉地内の採石場で発生しました崩落事故についての関係でございますが、まず行方不明となられている方の捜索についての見通しでございます。現在、2次災害のおそれがあるため、捜索を中断いたしておりますが、岡山県の平成15年度下倉地内採石場復旧計画検討委員会が策定した変更復旧計画によりますと、山頂部の不安定な砂利、岩石層の撤去を平成15年度から平成17年度にかけて行い、その時点で地質の状態を調査するとともに計画の検討を行うことから、今のところでは行方不明となられている方の捜索に入れるのは、その後ということでございます。

 次に、県が設置している対策委員会に、本市の意見が反映されているかということでございますが、岡山県が設置しております対策委員会には、直接本市は関与いたしておりません。唯一、採石業者から県への採取計画申請に際し、本市として意見を述べております。それは、行方不明となられている方の一刻も早い捜索が可能となるような方法の検討をお願いをしたいということを、本市として意見を述べておるということでございます。

 次に、捜索方法の見直しはできないかということでございますが、さきに申し上げた変更復旧計画によりますと、平成17年度の段階で、土質の状態等調査する計画となっております。その調査の結果により、安全性の確保ができるか否かによって、今後の復旧計画が見直しされるものと思われます。いずれにいたしましても、一刻も早い発見を心から願っておる次第でございます。

 次に、人権についてでございます。

 まず、部落完了宣言はいつごろの予定かということでございますが、部落問題は憲法が保障する基本的人権にかかわる重要な問題であり、本市といたしましても、昭和44年に同和対策特別措置法が施行されて以来、平成14年3月に地対財特法が失効するまで、積極的にその解決に取り組んでまいりました。その結果、御承知のとおり物的事業は完了し、心理的差別についても着実に解消していると考えます。今後も、人権啓発、人権教育を積極的に推進し、差別のない明るい総社市が実現できるように、鋭意努力をしてまいります。同和行政終結宣言につきましては、特別対策は本来時限的なものであり、国におきましても平成13年度末で特別対策を終了し、一般対策に移行しているので、前向きに検討をしてまいりたいと考えております。

 次に、物的事業終了、運動団体補助金打ちどめ、部落差別意識はすべての人権課題で取り組むための機構の改革、条例の改正は進んでいるのかとのお尋ねでございますが、特別措置法が失効し、一般対策に移行をしたことにより、さまざまな人権課題に対応するため、平成14年7月に、事務分掌条例の改正及び室の名及び係の名称の変更を行っております。人権啓発を総合的に推進する必要から、人権教育及び人権啓発の推進に関する法律を尊重し、各種人権啓発を行ってまいりたいと考えております。今後におきましては、総社市が主体性を持ってこのことに取り組んでまいりたいと、このように考えております。人権啓発教育に関する施策を積極的に推進するため、全体の見通しの中で関係条例の改正を検討いたしたいと、このようにも考えておるとこでございます。差別のない明るい社会が、一刻も早く実現するように努力をしてまいりたいと考えておるところでございますので、御理解を賜りたいと思います。



○議長(萱原潤君) 22番西森頼夫君。

              〔22番 西森頼夫君 登壇〕



◆22番(西森頼夫君) 御答弁いただきました。

 2点ほど再質問をいたします。

 地方交付税、また後の質疑の中で申し上げますが、何はともあれ三位一体の改革がことしから3年間と、こうなっとんですね。これは初年度がこれだけの減額であります。倉敷市は20%の減額。もう全国あちこちで赤字の予算を組むところも、生まれとりゃしませんけど、つくろうとしたら県からしかられた言ようりましたけども、もうくくれんのですね、出と入が、そういう事態に陥っております。

 したがいまして、市長も申されたように大幅事業変更、縮小、余儀なくされる。これが、これから各議会でも国に対する要望が順次出されてまいりましょうが、国庫負担の廃止、縮小、交付税の見直し、そして税源移譲、この三者がばらばらになっとるわけであります。しかも、財源移譲といっても、財源ができる自治体はまだいいですけども、田舎に行くほど財源になるもとがないんですから、移譲されても何にもない、こういうことであります。大体、市民の皆さんから、国も銭が大変じゃから、そりゃしょうがねかろうなあ、削られてもと、こうなるわけでありますが、国民の皆さんが税金を納めてるのは国に58%、地方に42%という、国税が多いんですから。それは消費税やこうもうストレートに行きますからね。ですから、そういう国が集めたお金をどう使うか、仕事は、今度は逆に市町村、地方が67%、国の仕事は直接するのが39%ってなりますと、どうしても集めたお金を配分して公平に地方自治体が住民の生活に使うという、これが地方交付税という制度でありますから、これを一方的に削られたんではたまったものではない。だから、地方交付税法第3条総務大臣は財政需要額が財政収入額を超える地方団体、公平に、そして超過額を交付しなければならない。要するに、足らん分は地方交付税で渡しなさいと、こう定めてある。交付に当たっては条件をつけたり、使途の制限をしてはならない、これもきちんと決めてある。要するに、地方が自由に使える、こういうことであります。こういう法律を無視して財源を削るというのは、これはまさに政治そのものが大もとから崩れる、こういうことになります。したがいまして、詳しくは後にお尋ねしますが、こういう制度をきちんと守って、地方自治体を、国の政治を正していかなければならないと考えるわけでありますが、御見解があればお示しいただきたい。

 市長、その下倉の崩落事故、横から工事が、写真の中腹ですが、中腹からその崩落した土砂をとるのみ進められないか、工法をそちらに変えることができないかというのが1点、それからもう一つは、それがだめなら上から計画どおりいく、その上からおろす土砂を、県も協力をして使うところを探して、効率的に捜索というんか復旧工事が前に進むようにしていく、これが必要になる、早くできる、前に進む、田中さんに近づくことができる、こういうことでありますから、そういう意見を今度は今の制度として、市はその機会がない、場所がない、もちろん承知の上であります。この前の槙谷川の上流の産業廃棄物、議会の皆さんや地元の皆さんの尽力もあって、そして市長の努力もあって、あそこまで進んだものが中止になるということは、県政始まって以来のことであります。これはなぜここまで行ってとまったか、普通なら事前計画の段階でとまるんです。それがいよいよもうすべて済んで、通告の段階で中止を通告するわけですから、一見の勇断にも敬意を表する次第でありますが、そのときにも500m離れ、総社市は現場から離れとるから、総社市の意見やこ聞くようになっとらん、そうなんです。それを市長の意見を聞いた、これは変化が生まれたわけです。

 それから、下流の水利者の意見を聞きなさい、国会で質問を、私ども国会議員にしました。下流の住民の意見を聞くのは当然のこと、答弁が当時の厚生省からありました。したがって、それを受けて結論を出す1週間ほど前に、副知事が地元の人をお呼びになって、意見を聞いて決断を出したというのも大きな変化であります。ですから、制度はそうではありますが、今の実態から考えて、きちんとその実態と状況を届けていくのが、総社市、市長しかいないんです。したがいまして、そういうことも加味して、今のようにぼちぼちというか、ちょびちょび前へ行きょうたんじゃ、もうあそこは私毎朝あれを見て来よんですから。帰るときは晩ですけ、見えません。もう、なるほど何ぼか下がりょうりますけどね、何とかならんのか、あの下に田中さんがまだ寝てるんだと思うと、とてもじゃないけど心痛む。

 したがって、工法も考える、復旧のやり方も考える、これをしないと、とても21世紀の半ばまで、これがかかるんではないかというような気がしますので、ひとつ御意見をいただき、意見具申を、できることをひとつ研究をして、できることならば意見が反映できるように御努力いただきたいと、こう思うからの質問であります。

 3点目の人権については了解しました。機構も含めて順次着手をして、すべてが完了できる体制づくりを、より早く確実に進めていただくことを申し添えて、質問を終わります。



○議長(萱原潤君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 22番西森議員の御質問にお答えをいたします。

 三位一体の改革で、全国の市町村が、まさに悲鳴を上げておる現状というふうなことを新聞紙上でも報じられております。しかしながら、この制度とすれば、法律解釈とすれば、ただいまおっしゃられたような状況であろうかと思いますけど、いかんともしがたいとこでございますので、私どもの手の届かないところで、こういった改革がなされておりますので、市長会等を通じて強力に要望はいたしておりますけど、もう隔靴掻痒、非常に苦しい現状でございます。しかし、これは本市の財政担当の者にも言っておりますが、昭和20年8月15日、玉音放送があったけど、耐えがたきを耐え忍びがたきを忍んでという、そのときのことを思ったら、これは我慢できる現状だ、歯を食いしばって頑張れと、このように今言っておるところでございます。心を鬼にして言っておりますが、中身は火の車に近い状況でございまして、非常に苦しい状況ではございますが、さらに歯を食いしばって頑張っていきたいと、このように思っております。

 下倉採石場の崩落事故の関係につきましては、県の方へも再三お願いをいたしておりますが、さらに下倉地内採石場復旧計画検討委員会の方へも、何とかもっと期間、発見が早くできるような方策はないか、期間を短縮することはできないかお願いをしてまいりたいと、このように思います。

 しかしながら、現在この復旧作業を行っておるのは、採石場業者自身が懸命に努力をされておるという、そういう実態もあわせて御理解をいただいて、心からの復旧作業に向けての努力を見守っていく、そういった支援しかできませんが、一日も早く犠牲となった方が発見できますように、市としても全力を尽くしてまいりたいと、このように思います。



○議長(萱原潤君) この際、しばらく休憩をいたします。約10分間。

              休憩 午後3時24分

              再開 午後3時35分



○議長(萱原潤君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 この際、申し上げます。

 本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。

 次に、24番服部剛司君の質問を許します。

 24番服部剛司君。

              〔24番 服部剛司君 登壇〕



◆24番(服部剛司君) お許しをいただきまして、市長さんにお尋ねをいたします。

 毎回のことでございますが、市長の政治姿勢についてお尋ねをいたしておるわけであります。

 市長は就任以来、市民主役、市民のための市政が行われていると思われていますか。私は、市長の言動や施策のいろいろな面で、市長は、もうたびたびお尋ねすんですが、またたびたびお答えをなさいますが、本当に市民のための市政が行われているのかどうか、実践されていないという感じをいまだに持つわけでございます。6年間で、どのような箇所が市民本位、市民のための市政になったか、実績を上げてお示しを願いたいと、このように思うわけであります。今の、きょう質問なさいました各議員さんの質問に対しても、あちらこちらで、市長さん、常に頭の中にあるのは、昔の武将が言われる、戦いをするものは究極的には勝たねばならないという、いわゆる選挙ということが、あなたのですよ、市長さんの市長選挙というのが頭へこびりついて、すべてそれが原点になっているような発言がどうしても、あそこへ座って聞かしていただくと出てくるわけであります。どうして私はそういうように思うんかなと。私は15年3月15日に、市長さん、あなたは健康管理を十二分になさいまして、休まず、おくれず、一生懸命市役所へ来て仕事に取り組んでいらっしゃる、健康管理について、褒めて褒めて褒め上げてあげたいと、こういうようなことを言うたわけであります。

 それからもう一つ、市長になって、もう一度市長をやりたい、まだまだ市長を続けたい、負けたときには市長になりたい、4年間一生懸命市民のとこを歩かれた、そういうスタイルに対して、私は非常に敬意を表するもんであります。これは、褒めて褒めて褒めてあげてまことにしかるべきだと、こう思うんです。そういう姿勢を貫くと、これが市政に、いわゆる為政者として市の行政に生かされるならば、それは市職員さんがあなたの前で言った、ぴしっと市民のために仕事をするはずであります。私は、市の職員へ、あなたの選挙に対する考えが一日一日と移ってる、あなたの政治姿勢が。移らねば、またいけないんであります。しかるに、あなたの政治姿勢というのはとても大切なんであります。

 そこで、いつもあなたにお尋ねをしている。あなた言うたら、怒られる、市民の皆さんから。市長に対して何ちゅうことを言うんなら、こう言うて怒られるから、市長と改めます。市長さんにお尋ねをいたしてるんであります。

 この間も、ある人に聞きました。あそこにタイヤが捨ててあるから早うとりに来てくれというて、環境課へ言うたんか土木へ言うたんか知りません、その人が。あれは担当課へ言うたんじゃ、事にならんというて、後援会を通じて市長さんに直接言いなさい、明けの日にはとれとったと、こう言うんであります。そういうことがちまたでささやかれるという、これは市民のための役所でない、役に立つところでない。市長の、いわゆる私が今さっきから言ようる、市民に対する政治姿勢が少しずつぶれているんです。あなたがいろんな立場で市民に訴えている、その一言一言が、頭の心底にあることと口先で出ることとは違ってる。そう言わざるを得ないから、毎回市長の政治姿勢をお尋ねをいたしておるんであります。

 次に、総合病院の取り組みはいかにということであります。これがあなたのスタイルを、より如実に示しているのであります。なぜならば、今回の提案理由の説明の中で、またプロジェクトであります。それも職員によるプロジェクト、これはだめです。こんなものは職員でできるわけがない。法律が禁じとることでありますから、職員で幾ら、エックスじゃないですよ、プロジェクトですから、病院の。病院のことを職員で幾ら研究しても、どんなにもならんのです。市長を頭にすべての人というか、内外とは言いませんが、光畑議員、昔言われましたね、この部門の人、この部門の人、具体的には県の人とか学識者とか医師会とかあるいは企業とか、いろんな部署の人でプロジェクトチームを立ち上げて、大いに総社市へ来ていただくために、どうやったら来ていただけるか、市民が要望している総合的な病院、救命救急を含むんでありますが、どうしたら来れるかということをなぜ毎日やらなんだ。平成6年からですよ、あなた。それが6年、10年、14年、18年であります。選挙が目の前に来たら言うんです、病院のことを。

 議会へ、選挙前ではありませんが、これは公約上、あなたが条例を提出なさいました。誘致条例であります。議会は特別委員会を組んで、医師会の皆様などをお招きし、いろんな意見を聞きながら、一生懸命審議をいたしました。その審議期間中、定例会が3遍か4遍ありました。そのたんびに、議会は邪魔ばあするとかなかなか審議してくれんとか言われました。議会は一生懸命勉強して、平成13年6月議会で可決をいたしました。市長さんに一生懸命働いていただこうと、1年間の期限を切ったんです。その間、何もなさいません。条例ができたら、一生懸命死に物狂いで病院誘致に奔走するとおっしゃった市長であります。条例ができました、1年間待った、何もしない。選挙があった、条例が失効した、新しい条例をつくって立ち上げて一生懸命市民のために動くか、動かない、全然動かない。合併を目前にした今の時期、何が職員によるプロジェクトでありますか。市長みずから動かにゃいけん。あなたが言ようることが、どうもわからんのです、私は。それが政治姿勢にうつっておると言わざるを得ないんであります。病院の取り組みを、市職員でプロジェクトチームをつくって何をどのようにしようと考えとんですか。話にならんですよ、あなた。なあ、市長さん。

 合併について、本市の総合計画を忘れているんではないかということであります。議会も合併については協議し、平成17年3月を目途に清音、山手とということで、今協議会を立ち上げ、一生懸命協議をしていただいております。私どもの基本計画は、平成17年であります。この基本計画をさておいといて、今、さきの西森議員さんの合併協議会における建設計画、これを話ししたら、私はどうも順番が違うように思うんであります。この間、参考資料に、第3次総社市総合計画あるいはプロジェクトチームで検討をなさいました財政健全化計画、これらを見ますと、これは内部資料かもわかりませんよ、平成16年から平成20年と書いてある。自治法第2条4には、基本計画は議会の議決を経るべきである、このようにうたってある。しかるに、議会へ対して、合併があろうとなかろうと、総社市の今度の基本計画はこのように進んでいくんですよという協議をなぜしないのか。合併があれば余計せにゃいけん、協議会のことを言っとるんじゃねえんですよ、総社市議会のことを言っとるんですから。総社市議会で、今後総社市がこのようになっていくんですと、山手、清音さんが総社市さんと一緒にやりたいと言ようりますからっていうて協議会をつくって、そこでまた新たな圏域の建設計画を考えても結構であります。

 が、しかしながら財政計画と総社市の基本計画は、総社市議会で一生懸命見るべきであります。重複しとりますから、合併と。合併したら、総社市の基本計画がどのように動いてくるのか、全然西森さんが尋ねたように変わらないのか、今までの基本計画が全然変わらんよと、合併しても。そのままですよというんなら合併の必要がない。大きゅうなるだけのものでありますから。スケールメリットもない、1万人ふえるだけであります。岡山市は、玉野市といいようにいかないようになった。灘崎も自分でやろうかというような考えもある。吉備線延長、井原線、総社市と岡山一緒にやらんかと、スケールメリットあると、総社をいただけば政令指定都市になれるんじゃというような動きまで、岡山市には既にある、岡山市にですよ。ですから、うちはこのように合併がどういうになろうと県南がどういうになろうと、そんなこと関係ない。今、総社市、平成17年の最終を迎える基本計画はこのようにあるべきだというのを、ここでみんなに示して、合併が進んどるから合併の建設計画に乗るんだというようなことでなしに、この場で説明をし、協議を議会とする必要がありはしないかな、このように思いまして、合併について本市の総合計画を忘れてしもうとる、そういう気がしてならないのであります。

 それから、今議会に提案説明をなさいました。その中について、二、三、私の考えもあわせお尋ねを申し上げたい。

 まず、1点目は市制施行50周年であります。これをずっと読んでいくうちに、私も名誉市民の推戴、加藤議員さん、今おっしゃいましたが、この件について議会事務局へ尋ねに行った。名誉市民の推戴の委員会を市長は立ち上げたかと、選考委員会。聞いたことねえよと、こう言う。それで、この今期議会の提案説明を見ますと、市政の振興に御尽力をいただいた過去50年、方々に深甚なる感謝を申し上げます。よって、今月の28日に記念式典を行いますと、このように書いてある。言うことと書いとること、やっとることと違う。今、加藤議員には今年度中と、こういうなことで、16年度中と。最も大切な50周年の記念式典に、50年間ずうっといろいろお世話になった方々あるいは今大変市のために御貢献をいただいてる方々に対して、名誉市民の称号をなぜこの場で与えられないのか。言われればそのときに考える。時期が違う、当然にこの時期だと私どもはさきの質問で考えておりました。議会として考えていたと思います。名誉市民の推戴は50年の記念すべき日にあると、このように思っておったわけであります。しかし、今は加藤議員の質問に対してびっくりしたんであります。元市長の林徹さんは昭和50年、全日空社長の岡崎嘉平太さんは昭和60年、無形文化財保持者の大野昭和斎さんは平成6年、前知事の長野士郎さんは平成9年であります。それで、平成17年に50年の歴史を閉じるかもわからない、総社市の50年のセレモニーのときに名誉市民の推戴がないと、まことにおかしいんであります。今期定例会の提案説明としては、ふさわしくない文言が、と思います。

 4点目であります。鬼ノ城整備について、観光拠点としての鬼ノ城の性格を非常に強く打ち出されてきたなという感じがいたしております。私も、観光拠点にならざるを得ないなと、このように思います。きょうの議員さんの質問でも、いろいろな面からの御質問がありました。私、あの地域は、昔から思ってもおります、議会でも提案したことがございますが、自然植物園であり自然動物園にもう既になっておるんです、全体が。それですから、林間学校をしたらどうですかというようなことも言いました。地元の人は、鬼城山はいつの時期に噴火してできたものか知りませんが、あの山が700年代から、にわかにあのようなお城ができたもんではないと考えております、地元の人は。もう歴史は全然、200年ほど違うわけであります。桃太郎伝説を思うとるわけですわ、吉備津彦命と温羅の戦いを。ですから、700年代のあの築城は始まりでもいいんですけれども、もう少し夢を壊して文化財を調査し、史実に基づいた説明欄をつくるのであれば、サーキット場を建設したときに須恵器がたくさん出てきたり、いろんな食器類が、生活の跡が出てきておるわけでありますから、ブルドーザーで鬼ノ城を押しまくったときに。そのようなことを、事実に基づいた説明をし、今は城門をこしらえたと、その城門は七百何十年ごろですというものであるならばそれでいい。地元の人は、もう芋は芋のまま置いてえてくれえという部門が、鬼ノ城の真ん真ん中であります。そのほかは、生活をなさっている方もおるし、これだけ宣伝せられれば当然交通渋滞もあると、大いに道路も早く直してくださいよと、あれだけの何億、5億円から上になるんでしょうが、お金を使っておるわけですから、これは世の中の人に総社市の拠点としてみていただく必要があろうと、このように思うのであります。そこら辺、周辺整備のことばっかりが書いてありますので、周辺整備と時代の錯誤を起こさないようにお願いしたい、このように思うわけであります。

 5点目の国体であります。これも市長の話であります。市長が言わんと言えばそれだけでありますが、言わせていただきます。私は、この一番最後に、「市内の御家庭にお泊まりいただく、いわゆる民泊についても、現在御協力のお願いをしているところであります」と、このように書いてある。人いわく、民泊がなぜ進まないかと、いわゆる食事であります。選手の皆さん、監督の皆さん、応援の皆さん等の食事に困ると。お便所もある、おふろもある、畳ももちろんありますよと、今はどの家庭でも。食事に困って気を使う。市長はある会議で、そんなに食事を心配するなと、梅干しとたくあんがありゃええじゃねえかと、それで気に入らん人にはいんでもらえと、こういう発言をなさったとその人は言うんです。公の場でしたか言うたら公の場でしたと、こう言う。私はびっくりしたんであります、何たることならと。皆さん、済いません、時間が長くなって。早うやめようと思よったんですがね、言い出したらやまらんようになった。市長さん、言われんというたらそれだけです。私も録音テープ回してません。しかしながら、そういうことが口から出る、人の口から出る、提案説明にはこのように立派に書いてある、ここがあなたの政治姿勢なんです。

 7点目、国民宿舎サンロード吉備路、大いに御繁盛でまことにいい。私あっこの前をよく通りますが、非常にお客さんが多い。えかったですね、花公園にせずに、私はそう思います。拠点がいいんです、あっこは、場所が。それで、どうにもお金がないから、市民温浴施設をもうだれかの力をかりてでも、あの土地を貸してあげてあそこへつくっていただきましょう、だれかの力をかりて。総社市は金がない、市民の皆さんにゆったりと遊んでいただける施設をあの近くへ、あのへりへですよ、あの隣へつくっていただきましょう、温浴施設、いかがですか。

 9点目、立派な橋が15億円かけて下倉へできました。地域の皆さん、本当に喜んでいらっしゃるでしょう。いま一人不明の方を早く救出しようと、西森議員おっしゃいました、私もそのように思います。市長は、あの事故が起きたときに、災害対策本部をすぐさま設置なさいました。素早い動きでありました。そのときの気持ちを今思い起こせられまして、一日も早い救出ができますように、捜索ができますように御努力をしていただければ、西森議員がおっしゃったように、大きな岩も動くものと確信をいたすのであります。議会も応援をいたします。私はあの橋をかけるときに、あの槻部落の奥地、広大な緑と面積があります、水もあるはずであります。今後の活用方法は、この橋の奥があるかというお尋ねをいたしましたときに、今の時点で全然考えてないとおっしゃいました。私は立派な橋がかかったあの奥、活用方法をぼつぼつ考えるべきではないかなと、15億円と口で言えば簡単でありますが、相当なお金であります。これは何かいたさんことにはもったいないなという気がいたすわけであります。

 以上、提案に当たりましてのお話をするわけであります。

 次に、地方財政計画と三位一体の改革に係る本市への打撃について、市長の考えはどうかと。これも財政について、さきに議員さんからいろいろお尋ねがございました。大変なことだと私は思うんです、これは。三位一体になっとらん。もう議員さんおっしゃったとおりであります、今のところ。これからどのようにしていくのか、市長会あるいは議長会も、これに対しては徹底的にものを申していかねばいけんと、このように思っておるわけであります。昔流に言いますと、平衡交付金であります。税源移譲していただいても全然意味のない調査もあるわけで、私どもはどのような部門をどのように移譲していただくかによっては、少しは意味があるかなとも思いますが、そんなにない。大きなまち、政令指定都市以上とか特例市以上になりますと、これは国の関与が薄うなるわけですから喜ぶんだと思いますが、政治というものはそんなもんではない。弱いものを助ける、谷間を埋めていく、日の当たらないとこへ日を当てていくということでありますから、なかなか今の状況では、総社市なんかはもう全然意味のないことだなと、このように思うわけでありまして、市長のお考えをお尋ねするわけであります。今後どのように国に対してものを申されるか、市長さんが考えていらっしゃるかお尋ねをしておきたいなと、このように思います。合併に関して、合併特例債を受けた場合に、3市町村の今の交付税が、合併後何カ年か今の金額で約束ができるのかどうか、この辺だけちょっとお尋ねをしておきたいと思います。

 次に、最後、食の安全について、成り立つ農業、農村の活性化に向けてのグリーン・ツーリズムというようなことを書いとりますが、この考え、取り組みについて本市の考えをお尋ねしたい、このように思います。

 にわかに、食についての不安が多くなってきたわけであります。O157に始まりまして、BSE、鳥のインフルエンザであります。コイのヘルペス、本当に何を安全に食べられるのかなという心配をしなければならないというようなことになりました。日本農業を、国の施策として締めつけるばっかりすんであります。おいしい米をつくりなさいと、競争原理を農の現場まで持ってくる、そうするともう成り立っていかんのでありまして、これはもう自給率じゃというて言いながら、締めつけるから自給率が伸びるはずはない。もう輸入に頼らざるを得ないんであります、日本は。そのようなことをもう国が押しつけながら、言ようることはそうでない。それですから、総社市としても非常に困ると思うんですよ、農政については。農業に関して、専業農家の人数と1年間の市の農政に関する予算を割ると、商業、工業で納めていただいた税金の恐らく何十倍になるんじゃないんかなという気もすんです。商工業の皆さんが、一生懸命稼いで税を納めていただいておる。それに携わっている市民の方々の数でその金額を割るあるいは農業、専業農家はもう数が知れとんでありますが、専業農家の皆さんの数で農政にかかわる金額を割ると、これはすごい額になると思うんですよ、総社市の場合ですよ、よそは知りません。しかるに、農業というのは経済だけでは割り切れない、いわゆる経済政策だけでは割り切れないものがあるんです。なぜならば、食の安全保障という面があるからであります。総社市の自給率はどのようになっていくか、日本の国の自給率はどのようになっていくか、農業を一生懸命やっていただいて、農業で成り立つようなことを考えていく、そのために今までも相当な予算をつぎ込んでいただきました。しかしながら、中央では、ぐっぐっぐっぐっ締めつけて産地間競争をやらせる、あるいはいいものをつくらせようとして絞り上げる、そのようなことをやるからどうしても輸入に頼ってしまうと、そうすると安全を脅かされるという悪い循環になっております。市長の哲学的な食に対するお考えをお尋ねを申し上げたいと、このように思うわけであります。

 緑豊かな農山村地域において、その自然文化を人々と交流を楽しみながら、滞在型の余暇活動ができる場所として総社市の山間僻地を使っていただきたいと、このように思うのでありまして、市長さん、そのようなお考えがあればお聞かせを願いたいと思います。

 質問終わります。ありがとうございました。(拍手)



○議長(萱原潤君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 24番服部議員の御質問にお答えをいたします。

 かなり偏見と独断を持って言われて、毎度のことですけど、市民のための行政が行われてないということでございますけど、服部議員個人のための行政も行われておりませんので、それは自分の意のままにならないとしても、ひとつ御理解を賜りたいと思います。5万7,000人の幸せのために、日夜努力をいたしておる現状でございますし、また定例会のこの冒頭に、毎回私がどのような今施策を進めておるかということを、重点施策、主要施策については、今までも今回も含めて御説明を申し上げておりますので、どういったことをしておるかというようなことは、幼稚園が尋ねるというようなことじゃなくして、ひとつそれを議事録もひとつひも解いていただけたらと、このように思います。

 また、タイヤが転がっているとかなんとか、不法投棄のことをおっしゃられておるんだと思いますけど、もしそのような現実があるならば、担当課へそれぞれ通報していただいたならば、担当課は直ちに動くようになっておりますし、そのようにひとつお願いをいたしたいと、このように思います。市民が主役のまちづくりを基本において取り組んでいるところでございますし、今後においてもそのように基本的な考え方で取り組んでまいりたいと、このように思います。

 あと、総合病院の取り組みについてと、こういった御質問でございますが、今までの議会でもお答えをいたしておりますが、平成13年4月の岡山県保健医療計画で、県南西部保健医療圏の基準病床数は7,947床、既存病床数は9,283床で、基準病床数を大幅に超過しており、新たな病院建設は依然としてハードルは高く困難な状況にございます。緩和がしていただけるかと、このように期待もしておりましたしお願いもしておりましたが、緩和はされませんでした。したがって、ハードルは依然高い状況でございます。しかしながら、市民アンケートの結果からも要望の強い事項でございますし、特に救急医療体制の充実を望んでおる多くの方々がございます。今後も粘り強く取り組んでまいりたいと、このように考えております。そういった一環といたしまして、御指摘のプロジェクトチームをユニチカさんからいただいた土地を、こういった現状のもとでいかに活用していくか、活用方法について検討をしていこうということで、プロジェクトチームの設置を来年度予定をいたしておるところでございます。

 3点目の合併について本市の総合計画を忘れているとのことでございますが、忘れてはおりません。本市の施策の基本となっている総社市総合計画は、平成17年度まで策定しており、財政状況や諸事情により実現半ばのものもありますが、現在合併協議会において合併後のまちづくりをどのように進めていくかについて、新市の建設計画を策定しつつございます。この新市建設計画の策定については、各市村が施策の基本として策定している総合計画に掲載されている事務事業については、調整を行うとともに、当然に基本的なことは新市建設計画の中に引き継いでいることといたしておりますので、御了承を賜りたいと思います。

 4点目の提案説明要旨についてでございますが、先ほど申し上げましたように、慣例として主要事業の進捗状況等、定例市議会の議案の説明に先立ち御報告申し上げておるものでございます。その中で、御指摘になりましたが、私が申し上げたとおりでございまして、申し上げてないものについてはそのように御理解をいただきたいと、このように思います。

 特に、5点目のおかやま国体の準備状況について、民泊をお願いをいたしました。これは私が会合のたびに、できるだけ機会をとらえて、市民の多くの方に御協力をお願いしたいということから申し上げております。食事の件につきましては、私の朝の食事はこうだったということを申し上げて、私が梅干しに漬物にと、食べたものを申し上げました。日常食べておるものを、そのおうちで食生活しておるものを差し上げたらいいんじゃないんかなと、多分、それプラス幾らかの品物を、奥さん方は用意してくれると思いますけどということを申し上げたところでございます。うちの家庭でも、引き受けをいたすことにいたしておりますけど、そういった考え方で取り組んでまいりたいと、このように思っております。

 サンロード吉備路の中に温浴施設をということでございますが、大勢の方に御利用いただいて、多いときには1日1,000人の方がおふろに入っていただいておる状況でございますが、湯の量が、この地下からわいてくる温泉の量が、もうこれが限界でございますので、これ以上の方の施設をつくるということは、もう湯の量が足りなくなりますので現在のところ考えられないと、こういう現状でございます。御理解をいただきたいと思います。

 三位一体の改革についてでございますが、先ほど来答弁をいたしております。政治は弱いものの立場へ光を当てていくべきだと、そのようにおっしゃられましたが、まことにそのとおりだと、このように思います。しかしながら、今回三位一体の改革ではそういうことになってない、例えば東京都なんか全然その打撃がなくて、所得譲与税だけプラスされておるという状況でございますので、若干理想どおりにはなってないかと思いますけど、これも国の政策でございますので、やむを得ないものもあろうかと、このように思います。

 なお、交付税でございますけど、合併しても、今の合併する前の交付額が10年間は保障されておるということになっておりますので、これは国からそういうふうに通知を知らされておりますが、私はそれを信じてまいりたいと、このように思っておるところでございます。

 今回、平成15年度に比べますと、当初予算ベースで5億円の交付税の減、国庫補助負担金等で1億円余りの減ということで、合わせて6億円余りの減額となっておるところでございます。一方、ふえたのは所得譲与税で9,000万円ということでございます。したがって、約5億1,000万円の減額というふうなことでございます。他市のこともおっしゃいましたが、全国的に大変な状況にあろうかと、このように思います。しかしながら、歯を食いしばって頑張っていく以外にないと、このように思っておるところでございます。

 食の安全についての御質問でございます。哲学的に食に対する考え方をどのように持っておるかということでございますけど、人間、生きていくためには多くの命をいただかなくてはならないということがございます。極力、安全なものを市民の方々にお召し上がりいただくように、市としても配慮いたしたい、意を用いていきたいと、このように思っておるところでございます。健康食品とすればシモンイモ、こういったものも今新規作物の導入ということで考えておりますが、先ほども申し上げましたように、来年度から国の米の生産調整が面積割からトン数制限へと、生産量の制限へと、このように変更になりますので、国の政策にマッチさせながら、なおかつ安全なものを皆さん方に地産地消で、できれば有機無農薬のものをお召し上がりいただくように工夫してまいりたい。

 したがって、国の政策にマッチしながら、今申し上げたような条件を相入れるというのは、今のところ不耕起栽培による不耕起米が一番ベターではないかなと、そんなふうに思っております。耕さずに稲をつくるわけですが、耕した田んぼよりも、耕さないで稲をつくった方が、稲が根を張るのに力が要ります。したがって、稲が野生化して力強い根を張る、したがって上も丈夫なものができるということで、病気にもかかりにくい、肥料も米ぬかとかおからをやるだけでいいというふうに聞いております。そのかわり、収量は落ちるということでございます。1反当たり、5俵とか6俵しかできないということでございますけど、無理やり化学肥料で膨らました米よりも、自然の恵みだけで大きくなった米の方がはるかにおいしいと、そして無農薬で原則的にやりますので、いろいろアレルギーがある方とかにも安心して召し上がっていただけるというふうなことでございますので、これを総社市として奨励してまいりたいと、このように思っておるところでございます。そういった中で、BSEであるとか鳥インフルエンザであるとか、いろいろ現状としては問題が出ておりますが、基本的にはそういった主食の米を中心とした穀物を、より安全なものに、そして同時に付加価値も高めていきたい、総社市の不耕起米といえば有機無農薬でつくっとるでということを全国にアピールをすることによって、今の1俵1万幾らの取引額が、できればその倍以上になるように、ブランド化に持っていけるように努力をしていきたいと、こんなふうに思っておりますが、これには生産者の皆さんの協力がなくしてはできませんので、生産をされておる皆様方に、ぜひとも御協力をお願いをしたいと、このように思います。

 地産地消ということが言われておりますが、今現在、生産者、生産地、生産流通履歴等が容易に確認できる、トレーサビリティシステムの導入が進められております。こういったことを御確認いただいて、安全なものを食していただけるように、消費者の皆さん方においても御注意をいただけたらと、こんなふうに思っております。先ほど申し上げましたように、市とすれば生産者、JAの方々あるいは関係機関の御協力によりまして、そういった安心できる食材を供給するように努めてまいりたい、また食糧自給率の関係でございますけど、できるだけ荒廃田等をなくしていくように、荒廃田ゼロに近づけるように、今申し上げた、不耕起栽培等を有効に活用していただいて生産をしていただくようにお願いをしてまいりたいと、このように思います。

 グリーン・ツーリズムについての取り組みでありますが、近年、農業農村はその豊かな自然、景観、伝統文化等を生かしての都市住民の安らぎの場としての役割が注目されております。特に、中山間地域では、グリーン・ツーリズムを通じての地域振興が期待されております。都市と農村との心のふれあい、人的交流の面として、中山間地域を中心に、受け入れ側の理解と条件整備が整えば、今後取り組みについて検討してまいりたいと、このように考えておるところでございます。総社市の置かれておる自然の恵み、地理的条件を今後とも生かして、安全な食を提供できるような、そういった農業の振興を目指してまいりたいと、このように思います。



○議長(萱原潤君) 24番服部剛司君。

              〔24番 服部剛司君 登壇〕



◆24番(服部剛司君) お答えをいただいたとこでありますが、再質問をさしていただきたいと思います。

 あたかも私は自分を中心にというようなことをおっしゃいましたが、私は昭和45年から今日まで、余り私心を出さずに一生懸命地域のために頑張ってきた、そのようなつもりでおったわけでありますが、市長から見ればそのように見えたんかなと、反省もいたすとこもあるかもわかりません。私は市長に申し上げたのも、私が見てからこう思うあるいは市長の発言からこう思うということを申し上げたのでございまして、市長みずから反省があるとすればしていただきたいな、このように思います。もしなければ、これは総社市民の皆さんが、次の選挙で、市長さんに適格であるということがあるかないかということになるわけであります。

 次に、総合的病院の取り組みであります。これは、さきに私が議会で御質問をしたときの答弁を今おっしゃいました。そのときより全然変わってない、ハードルが非常に高い、しかしながら市民の要望も高いと。これは市長さん、あなたは市長になる前、平成6年から言わりょうたことでありまして、何も変わってない。今まで何もしてないから何もしてないよと、こういうて言よん。今さら、何が市職員をプロジェクトチームに編成させてまで考えることですか。今、あなたがおっしゃったことは、法的な根拠を持つ非常に難しいハードルであります。しかるに、プロジェクトチームをつくるのであれば、なぜもうちょっと早く、条例ができた時点でつくって、広く内外の皆さんの力をかり、あなたが陣頭指揮をとってやらなかったのかと、平成6年、平成10年、平成14年、平成17年、選挙であります、これ。17年でなければ18年であります。選挙を目前にして、この病院のことをあなた打ち出してくるから、奇異に感じるんです、私は。私はですよ。ほかの人はそう思わんかもわからん。私は思うから、市民の皆さんが電車の中でも、ああきょうは川崎病院へ行ってきてもう便利が悪い、乗りかえて、今までかかって一日仕事じゃと、こういうて言ようるわけです。市長さんは病院をつくる、つくる言うてくりょうるが、いつできるんかなと、こういうことを聞いたんであります。電車の中で、おばあちゃん2人が話ししょんの、ずうっと前であります。それですから、あなたの努力がおかしいよと、こう言う。努力がおかしい、努力してない、病院については。具体的に示していただきたい。病院については特に具体的に、こういうなことをこういうにやったんだということを示していただかんと、プロジェクトチームの意味がない、組まん方がよろしい。できんことはせん方がいいという意味ですよ。

 合併であります。合併協議会でやりゃあ、議会やこうはえかろうがというようなことに聞こえるんよ。でない、合併協議会と並行して総社のことは言わんといけんが、総社のことですから。建設計画を合併協議会で決めて、合併協議に反対するやつがいたじゃろう、私どもも。合併について調印せえと、議会で議決せえと言われて、合併協議会の建設計画がちょっと異議がありますよと言うたんでは、もう既に遅いんでありますから、総社市の基本計画がそのまま生きるんならそのままでいいですよ。それに、その事業に合併特例債が使えるんなら、何も言うことはありませんよ、そりゃ。そうでない、使ってもだめだ、使えもしない。しかしながら、この間の合併の全員協議会で市長は、架橋問題、高梁川の第2総社大橋あるいはユニチカとこちらの町中を結ぶ道路、清音村を結ぶ道路などというようなこと、具体的にあなたは全員協議会で言うわけじゃ、合併特例債が使える事業として、具体的に。それであるならば、辺地の私どものとこへも、公共下水道を布設してください、あるいは光ファイバーを布設してくださいぐらいなことは言いますよ、合併特例債で。言う立場がない。あなたは具体的に合併協議について言うわけですから、こういうことはこれでやりますといって。ほしたら、私どもは議会の一員としてお尋ねをしとるわけでありまして、総合計画を忘れてはいけませんよと。できるんならそれでいいですよ、合併を機に。

 それで、合併協議会はたびたび行われておりますが、いろんな協議をすると、9月までにいかほどの協議が残っとんですか、これから、9月までに。それを一括してずぼんとやられたんじゃ、私どもの議会は市民の皆さんに問われても何もわからん。今、5つや6つぐらいしか決まっとらんのでしょう、まだ100近くあるんじゃないんですか、合併協議会の議題が。あと幾らあるんですか、協議をしていただく議題が。5つや6つ、今決まっとんじゃけ、毎月1回ずつで今3月ですから、4、5、6、7、8と、あと5回ひきゃないんですよ。5回のうちに10ぐらいずつの議題を出しても50です。100あるとすれば20出さにゃいけんのですよ、一遍の会議に。それで、合併協議会の皆さんが協議して、ああ、ああ、ああってとんとんとんとやられて、あげくの果て総社市議会、いよいよ合併するけん、合併協議事項はこうですよと言われたんじゃつまらんよ、うちの議会は。ないに等しい、23人が。それじゃあ、だめだから、本市の基本計画を練りましょうやと、こう言よんです。山手、清音の議員は相当練っとりますよ、具体的に。合併特例債180億円、山手には幾らいただきたい、清音には幾らいただきたいぐらいのことを、もう既に村議会の皆さんは村長さんに言うとりますよ。うちは、こちらが言わさしてもらえん、合併協議会で話をしますと、こう言う、何もわからん。ほれで何もないんなら、合併せずに旧来の総社市を50年、60年、100年と、総社市を発展さしていけばいいと思う。合併するんなら、山手、清音と一緒に岡山へ行ってもええし、倉敷に行ってもええ。今まで市長も努力してきたんです、総社市のために、総社市存続のために。何もここでそんなに急ぐことはない。協議が終了した5つを見ても、合併後速やかに協議しますとか、合併後速やかに検討をしますとかということが幾らもあると、時間をかけて結論を出してない。項目の中にいっぱいそういうことがある。協議会の中でもそうなんです。これから議案がどれだけあるんかわからんが、具体的に数を尋ねますわ、とりあえず。合併協議会へ、今後議題は幾らあるんですか。

 山手、清音の職員さん、総社市の職員さん、これは給料体系をどのようにして何人になるんですか、総社の職員さんは。給料表はどねえになるんですか。地域を発展するために、地域の審議会、これは法定に認められるんですか、総社市の場合。そういうことが何もわからない。究極の行政改革であるから発表します、財政改革にもなるんです。それだけじゃ市長さん、いけんのんです、私たちの立場は、議員の立場として。ですから、この合併協議と並行して、総社市にも協議題が100あるんなら、その100を市議会へも示していただいて、総社市の議員さんは市民の代表の議会議員としてどのように考えますかと、今5つほど決まっとるが、もうあと9月までに、100ほどあるこの協議題について議員さんどう思われますかと、具体的に示してください。何も言わんね、言うたらうるせえけんかどうか知りません。言わずにおって、だっと9月に合併について議決せえじゃ言われると、私どもほんまに困りますよ、議場へおれん。議題が出たらすうっと出にゃいけん。議席を離れにゃ責任が持てん、そのようなことになりかねんですよ。合併協議会へ、今後議題として提出するのは幾らほどあるのか、お尋ねをしておきたいと思います。

 申しわけないですけどね、市長、市制施行50周年の記念式典の考え方が、本当に感謝の気持ちを込めるんであれば、これからでも遅くない。早急に、総社市のために今まで一生懸命やっていただいた方への感謝の気持ちをあらわすべきではないかなと、式典で。名誉市民の推戴であります。これはもう避けて通るのがおかしい。今からでも遅くない、私はそのように思う。これ、あえて答弁をなさいませんでしたから、お尋ねいたします。

 それから、食の安全であります。安全対策についてのお考えがなかった。安全に供給するように努めますということはあった。養鶏場がどのくらいあって、どんな状況になっているのかというようなことあるいはその他いろんな問題がありますが、O157のときにはもう心肝が、震え上がれるようなことがあったわけですが、この鳥のインフルエンザも怖いようですね、私も聞いてみますと。農が成り立つために有機無農薬栽培と、こう市長おっしゃいますが、この有機栽培というんがまことに怖いんであります。菜種かすとかもみ殻とか木くずとか、それから鶏ふんであります。これがまことに怖い、有機が。今まではよかった、有機。私、市長さんはどの程度農業をやられとるかわかりませんが、不耕起栽培が成り立たんというのは雑草からであります。雑草を開発できれば、雑草、稲の中に生える雑草、いわゆる水草と普通の畑草であります。それから、海外で生きている雑草であります。これが日本へ飛んでくるわけです。何で来るというと、飼料についてくる。もうそれは世界が一個になっとんであります。日本は海の離れ小島ではないんです、今は。それですから、不耕起栽培が成り立たないんであります。だれも耕運機で耕起したくない。それですから、今まで何十回、何百回となく、県の農場試験場はもう不耕起栽培をやってきた。簡単に市長おっしゃってはいけんのです。成り立たんのであります、雑草が多過ぎて。そういうことをね、市長、ぽっとこう言われます。あたかも耳ざわりはいいんで。しかし有機無農薬栽培というのは、米についてはまことに難しい。農が成り立たない最たるもんであります。それを簡単につるっと言われると、私は農家の小せがれ、水飲み百姓の子として生まれましたから、農はよう知っとんですよ、成り立たんの。市長、ひとつ食の安全と農が成り立つようにあるいは農村、中山間地域が活性化するように、お考えをいま一度お尋ねしたい。

 それから、皆さんの意見をよく聞いて、市長の思いとあるいは農が成り立つ条件とが大いに食い違ってるということを申し上げて、2回目の質問を終わります。



○議長(萱原潤君) 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 24番服部議員の再度の御質問にお答えいたします。

 昭和45年以来今日まで、地域のために頑張ってきたという、そういった言葉でありますが、                                                                                        



○議長(萱原潤君) 市長、発言を冷静にお願いいたします。



◎市長(竹内洋二君) (続)いやいや、事実を申し上げただけですけど、私はそういった実態の伴わないことを言われても、私は市民の多くの人がこういったことを現状を見ておる。やっぱり責任を持った行動をしていただきたいと、このように思います。

              (「一般質問に出される答弁じゃない。訂正しなさい」と呼ぶ者あり)

 いやいや。政治姿勢についての御質問でございますけど、この総合病院について、難しいということは先ほど申し上げました。そういった中にあって、水面下において、今まで粘り強く交渉を続けてまいりましたが、まだ現在のところ具体化に至っておりません。今後においても努力をしてまいりたいと思いますが、そういった中にあって、救急医療体制の充実という問題が大きく要望が出ております。こういったことに工夫をして対応すべきではないか、そういった考え方もあり、今後職員と英知を絞って対応してまいりたいと、このように考えておるところでございます。

 合併について、何もわからないという言葉を言われましたが、これはいかにも無責任じゃないかなと私は思い、一番大きい、総社市として今大きい課題であると、このように思いますが、しっかり勉強していただきたい。先進地の視察も含めて、私は幾らでも勉強できると思う。調査研究費として年間30万円、服部議員にも支給しておると思う。こういったものを有効に活用していただいて、私はもっともっと勉強していただく必要があるんではないか、そういったことを今感じました。

 合併については、今合併協議会を中心に、英知を絞って、合併してよかったなと言われるようなまちづくりを進めていこうということで、今懸命に努力をいたしておるところでございます。粗末なものをつくろうというふうな考え方の者は一人もおりません。総社市は無論のこと、山手村にも清音村にも、一生懸命にこの問題について取り組んでいただいておるところでございます。これから、合併協へかける議案の数が幾らあるか、具体的に私は何本か本数は今即お答えできませんが、今後、項目にして大きいものは約23項目というふうなことでございます。多少の変動もあろうかと思いますが、今提案中のものを含めると33項目ということでございます。合併につきましても、今後とも英知と努力をもって、すばらしい自治体が築けるように努力をしてまいりたいと、このように思います。

 食の安全についてでございますけど、鳥インフルエンザが心配されておりますが、この関係については、総社市内に約10万羽、鶏がおるそうでございますが、今のところ問題はないということでございますので、御理解をいただきたいと、このように思います。

 また、米、園芸、果樹等の生産者に対して、使用した肥料、農薬等を記録する栽培管理日誌、栽培防除管理日誌の記帳による適正使用をJAでは指導をしており、食の安全についての努力をしておるところでございます。

 不耕起栽培について、御指摘のように、草の処分といいますか、雑草対策が一番大きな課題であると、そのようにお伺いしておりますが、冬場に湛水をさせることとあるいは米ぬかをしっかり頒布といいますかまくことにより、かなりの部分が抑えられるということでございますので、試験的に一度お試しをいただけたらと、このように思います。安心して食することができて、なおかつ付加価値の高いものをということで取り組んでまいりたいと、このように思います。



○議長(萱原潤君) 50周年で推戴をという、あえてのお尋ねでしたけども、答えはありませんか。



◎市長(竹内洋二君) (続)先ほど、11番議員にお答えしたとおりでございます。

              (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(萱原潤君) 議事進行について。

 11番加藤保博君。



◆11番(加藤保博君) (自席発言)先ほど、服部議員の御質問に対し、市長の御答弁がありましたが、質問の内容と全く違う発言であったように思われます。服部議員個人のプライバシーのことであります。名誉にかかわることでございますので、もし事実関係その他について、服部議員に説明の時間を差し上げたいと思うのでありますが、いかがでしょうか。



○議長(萱原潤君) あのような発言でございますが、24番服部議員、いかがされますか。

 24番服部剛司君。



◆24番(服部剛司君) (自席発言)ただいま市長は私の答弁で、                                                                                                                                                                                                                                                                                                       申し上げておきます。



○議長(萱原潤君) 24番服部剛司君。

              〔24番 服部剛司君 登壇〕



◆24番(服部剛司君) 再質問さしていただきます。

 病院の件については、市長さん、水面下ではいけんのでありまして、あなたの思いからすれば、水面下でやっておると、市民からすれば何もしてないと、議会もそのように思うわけであります。それですから、今までの病院建設について、具体的な動きをお知らせ願いたい、何もしてないというんならしてないんで結構ですから。水面下というのはしてないととらざるを得ない、このように思うわけです。

 それから、合併について勉強せえとおっしゃりながら、私は何項目あるかわからんと、こう言う。市長さん、けろっとしとる。それで、部長があと二十何項目ですよと言うて。大きい項目はそうでありましょうが、今合併協議会の方へは23項目が提案せられとる。23項目のうちには十何項目の細部にわたる項目がある。そういうことがあるわけですから、議会へ23項目のうちには24項目の細部の項目がある、そこまでがこの合併協議会の新聞へは出とる。それで、あと20、30あるわけですから、それらについてはもう議会ではわからんのですよ、勉強せえ言うたとこで。あなたも知らんのに。議会も知らん、市長も知らんのじゃけえ。へで、示してくれ言うたら協議会で言う。それで、30万円、政務調査費を出しとるから勉強せえと、こう言う。勉強しょうりますが、一生懸命、しょうらんかな、あなたはそう思うんでしょう。私ばかりじゃないですから、議員は。私もさしていただいとりますが、市長から見れば本当に少しでしょう。しかしながら、市長も何項目あるかわからんと、こうおっしゃるんです。その項目のうちの細部の項目については余計わからんのじゃないかと、こう思うんです、私は。23項目のうち24項目、ちっちゃい項目があるわけですから、1つの項目について。ほやから、そういうことを議会へ示していただきたいと、こう言う。これ総務部長答えてください、もう市長はよろしい。

 以上であります。

              (「勉強しとらんと思いますけど、答弁よろしい」「ええ」「ほかの議員はしょうるんよ、ひとまとめにしちゃいけん」「部長ら、よう勉強しとんじゃろう」と呼ぶ者あり)



○議長(萱原潤君) 病院については市長の答弁でよろしいですか。

 市長、答弁願います。

 市長。

              〔市長 竹内洋二君 登壇〕



◎市長(竹内洋二君) 議長たっての御指名でございますので、御答弁を申し上げます。

 病院については具体的なところまで進展しなければ、皆さん方のところへ報告が、私はできないと思います。まだ、そこまでの交渉は進んでおりませんが、粘り強く交渉を進めてまいりたいと、このように思います。                                                                                                    

                                  

                                           

                      

                           



○議長(萱原潤君) 発言を停止してください。



◎市長(竹内洋二君) (続)はい、終わります。

              (「それから、議事録の。ちょっと議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(萱原潤君) 私の方から先に申し上げます。

                        その事実に基づきまして、議事録の精査は議長の権限においていたします。

 総務部長。

              〔総務部長 守長健尚君 登壇〕



◎総務部長(守長健尚君) 24番服部議員の再度の御質問の中で、合併協議会における検討項目の数の問題が先ほどございまして、市長から46項目程度になろうかと、こういうな御答弁を申し上げておるとこでございます。この数も、今後多少変動するということもございます。今までに協議をしましたこと、合併の方式でありますとか合併の期日、こういったことにつきましては既に御案内のとおりでありますが、今後事務組織の機構の取り扱いでありますとか一部事務組合の問題、農業委員会の委員の問題、いろいろ数こそございますが、ここでそれぞれの内容をすべて申し上げる資料を持ち合わしておりませんが、その都度私どもの協議会での、私どもと言いますか、3市村での合併協議会での協議方法は、一月前に提案をし、一月間の時間をとっていただいて、それぞれ市村で協議をし、法定協議会へその提案を持ってくると、こういうな決め方で、多少時間がかかるような審議方法かと思いますが、先ほど市長が申し上げましたように、9月ごろまでにはこういった協定の調印ができるような、こういう段取りで進めておりまして、今後毎月の定例会への提案する本数といいますか、件数もふえる場合もあるやもわかりません。その節には、それぞれの市村での会合の回数もふやしていただくというふうなことも起きるかもわかりませんが、一応日程の制約もございますので、そういった件数につきまして処理方をお願いしたいと、こういうなつもりでございます。

 以上でございます。

              (「議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(萱原潤君) 22番西森頼夫君。



◆22番(西森頼夫君) (自席発言)議長の先ほどの取りまとめで結構ですが、市長の事実誤認に基づく乱暴な発言は、12月議会に引き続き今回で、したがいまして、みずからの訂正をするように協議を議長にゆだねますので、後々していただきたい。



○議長(萱原潤君) 申し出わかりました。協議をいたしまして、あすの本会議においてその結果を御報告申し上げます。

 お諮りいたします。

 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

              (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(萱原潤君) 御異議なしと認めます。

 よって、本日はこれをもって延会することに決定いたしました。

 本日は、これをもって延会いたします。

              延会 午後4時50分