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岡山県 井原市

平成19年 3月定例会 03月05日−01号




平成19年 3月定例会 − 03月05日−01号







平成19年 3月定例会



        〇平成19年3月井原市議会定例会会議録第1号



・平成19年3月5日(月曜日)



              議  事  日  程

              午 前 1 0 時 開 議

 第1 会議録署名議員の指名

 第2 会期の決定

    諸般の報告

 第3 議案第1号から議案第43号(上程)

 第4 市長の提案説明

 第5 議員派遣の件

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              本日の会議に付した事件

 日程第1 会議録署名議員の指名

 日程第2 会期の決定

      諸般の報告

 日程第3 議案第1号から議案第43号(上程)

 日程第4 市長の提案説明

 日程第5 議員派遣の件

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              午前10時   開会



○議長(藤原清和君) 皆さんおはようございます。

 平成19年3月井原市議会定例会が招集されましたところ、ご多忙中全員ご出席くださいましてまことにありがとうございます。

 ただいまのご出席は25名で定足数に達しております。これより平成19年3月井原市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。

 これより日程に入ります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(藤原清和君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により議長において26番 乗藤俊紀君、1番 水野忠範君を指名いたします。

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△日程第2 会期の決定



○議長(藤原清和君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、あらかじめ議会運営委員会において内定されておりますとおり、本日から3月19日までの15日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(藤原清和君) ご異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は15日間と決定いたしました。

 なお、会期中の会議予定につきましては、一覧表としてお手元に配付いたしておりますので、ご了承をお願いいたします。

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△諸般の報告



○議長(藤原清和君) この際、諸般の報告を行います。

 まず、市長からの報告であります。

 報告第1号 市長の専決処分した事件(損害賠償額の決定)について及び報告第2号 井原市国民保護計画の策定についてであります。

 次に、監査委員からの報告で、平成18年11月分から平成19年1月分までの出納検査の結果の報告書が参っております。

 また、井原市が財政的援助をしている団体のうち、井原市太陽の会作業所に対する監査の結果が参っております。

 次に、議員派遣の件についてであります。

 会議規則第157条の規定により議長において議員の派遣を決定いたしましたので、ご報告いたします。これらの写しはお手元に配付いたしておりますので、ごらん願います。

 次に、去る2月14日、上田勝義君から議員辞職願の提出がありましたので、地方自治法第126条ただし書きの規定により、議長において同日許可いたしました。

 また、議員辞職により欠員となりました議会運営委員会委員に井口 勇君を選任いたしましたので、報告いたします。

 以上で諸般の報告を終わります。

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△日程第3 議案第1号から議案第43号(上程)



○議長(藤原清和君) 次に、市長から議案が送付されております。議案の写しはお手元に配付いたしておりますので、ごらん願います。

 これらの議案を一括上程いたします。

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△日程第4 市長の提案説明



○議長(藤原清和君) この際、市長の提案説明を求めます。──市長。

              〔市長 瀧本豊文君登壇〕



◎市長(瀧本豊文君) おはようございます。

 記録的な暖冬に、はや春本番を迎えた本日、3月定例市議会をお願いをいたしましたところ、議員の皆様方にはご多用の中おそろいでご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 さて、本定例市議会におきましてご審議をお願いいたします案件は既にご案内をいたしておりますが、議案の説明に先立ち、市政の基本方針と主要施策の大綱につきまして私の所信の一端を申し述べ、議員並びに市民各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

 我が国の経済状況についてでありますが、内閣府の2月の月例経済報告では、景気は消費に弱さが見られるものの回復しているとの基調判断が示されたところであります。これは、個人消費や輸出が横ばいにもかかわらず、企業収益と雇用情勢の改善を反映したものであり、先行きにつきましても原油価格の動向に留意する必要があるものの、企業部門の好調さが家計部門に波及し、景気回復が続くものと見込まれております。このため政府は、日本が目指すべき経済社会の姿と経済財政運営の中期的な方針を示した「日本経済の進路と戦略」を閣議決定し、新成長経済の実現に向けた取り組みを行うとともに、日本銀行とマクロ経済運営に関する基本的視点を共有し、物価の安定をベースに民間主導の持続的な成長を目指すこととしております。

 一方、地方では地方財政計画の規模が6年連続で圧縮される中、財務体質の改善はあるものの依然として収支不足を赤字地方債で補てんしている状況であり、将来の財政運営が強く懸念されているところであります。しかしながら、地方自治体は諸般の状況を見きわめ、行政課題を克服し、地域間競争に勝ち抜いていかなければならず、市民と行政が英知を結集し、活力に満ちた地域社会を形成していくことが求められております。

 こうした中にも、本市が合併してはや3年目に入ったわけでありますが、新市将来構想に基づく建設計画を着実に実行し、市域全体の均衡ある発展と一体感の醸成に取り組んでまいりたいと思っております。

 また、合併に伴う新たな行政需要に的確に対応するためには、財政の体力強化が肝要であり、行政改革はまさに待ったなしであります。現在、井原市第4次行政改革大綱及び集中改革プランを着実に実施しており、引き続き簡素で効率的な行政運営と安定的な財政基盤の堅持に努めてまいります。

 なお、合併時、一部積み残しとなっておりました公共施設の使用料につきましては、類似施設ごとの均衡を基本に新たな料金を設定し、新年度から適用することとしておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

 さて、国及び県の予算案についてであります。

 現在、国会で審議が進められている平成19年度の国の予算案は、平成23年度に国と地方の基礎的財政収支を確実に黒字化するとともに、簡素で効率的な政府を実現するため歳出改革路線を強化し、歳入歳出全般にわたる徹底した見直しを行い、予算配分の重点化、効率化を図った緊縮型予算として編成されたところであります。

 また、岡山県の平成19年度の予算案では、向こう5年間の中期行動計画の初年度となる新おかやま夢づくりプラン関連事業に25億円を盛り込むなど新たな展開の一方で、第3次行財政改革に基づく歳出削減が大きく、結果6年連続のマイナス予算として編成され、財源不足額も208億円と高い水準で、極めて厳しい財政状況が続いているところであります。

 一方、本市の平成19年度の予算案につきましては、財源確保が厳しい中にありましても、市全域の一体感を醸成するため、市民だれもが合併してよかったと実感できるまちづくりを念頭に、新市将来構想・建設計画に掲げる重点プロジェクトを積極的に推進するとともに、社会経済情勢の変化を踏まえ、緊急と考えられる施策に必要な経費の確保を図るため、優先順位の厳選と限られた財源の重点的、効率的な配分を基本に予算編成を行いました。

 その結果、一般会計予算案の規模は181億2,300万円となり、本年度当初予算額との比較では8.5%減となったところであります。

 また、特別会計は国民健康保険事業など9会計で177億8,225万円、水道、病院、工業用水道の企業会計では38億878万8,000円を計上しており、合わせて平成19年度の予算総額は397億1,403万8,000円となっております。

 それでは、新年度の主要施策につきまして、新市将来構想・建設計画に掲げる5つの基本目標に沿って、順次申し述べてみたいと思います。

 基本目標の初めは、「環瀬戸内経済文化圏の広域ネットワーク都市」づくりであります。

 まず、市域の一体的な交通基盤を整備していくため、県の財政支援等を有効に活用し、市道及び林道の整備を推進していきます。

 また、井原中心市街地においては、だれもが快適で安心して歩行できる安心歩行エリアの整備も進めております。

 次に、広域交通ネットワークの形成を図るための国道、県道の整備についてであります。

 国道313号の整備では、現在、旧NTT井原営業所前交差点から西の笹賀工区の工事を進めており、工事の終わった区間から順次供用開始を進めておりますが、新年度におきましても早期完成に向けて引き続き取り組んでまいります。

 また、芳井町の吉井から宇戸川の区間につきましては、歩道の整備を進めてまいります。

 県道の整備では、美星地区との重要な連絡道路である美袋井原線につきましては、西江原町加戸池付近など改良工事の早期完成を目指してまいります。

 また、芳井油木線、下御領井原線、黒忠明治線など、生活や産業に欠かせない道路の改良を進めますとともに、下御領井原線、上稲木東江原線など、交通量の多い通学路の安全確保に努めてまいります。

 次に、第1期分譲開始から2年が経過する四季が丘団地についてでありますが、118区画のうち102区画が分譲でき好評いただく中、新しい町並みが形成されているところであります。こうした中にも、団塊世代の大量退職がスタートする、いわゆる2007年問題への対応も視野に入れ、今秋にも第2期分譲ができるよう準備を進めてまいります。

 また、同団地内に、老人福祉施設偕楽園が4月に、また6月には民間のケアハウスが開園される運びであり、現在のせいび四季が丘保育園とともに、子供から高齢者までが交流でき、心豊かに暮らせる地域づくりと居住環境の整備になお一層努めてまいります。企業用地につきましても引き続き誘致に努めてまいります。

 次に、情報化の推進についてでありますが、地域情報通信基盤整備として、本年度より芳井、美星の両地域への井原放送ケーブルテレビ網の整備に着手しており、間もなく第1期の整備が完了するところであります。本事業は、新市建設計画のほか、第2次井原市情報化計画の重点事業として5カ年で整備することとしておりましたが、事業の重要性にかんがみ、平成20年度末までには大方の整備を完了したいと存じます。一体感の醸成を加速させるため、均一の情報サービスを提供してまいりますので、事業の優位性を高めるためにも多くの市民の活用をお願いいたします。

 基本目標の2番目は、「新しい活力を生みだす生活新産業創造都市」づくりであります。

 まず、商工業につきましては、戦後最長の景気拡大と言われたイザナギ景気をしのぐ回復基調の中にあって、地方にその実感は乏しく、市内企業もまた善戦されておられるものの、むしろ地域や業種によって格差拡大が続いている状況であります。

 そうした中、商業では井原市商店会協同組合とNPOボランティア団体が実施主体となり、高齢者対策の街中サロン開設の準備が進められており、空き店舗を活用した新しい試みと、大いに期待しているところであります。

 また、地場産業の活性化では、国、県及び関係機関との連携により、欧米をターゲットにテキスタイル及びアパレルの販路開拓戦略を展開し、期待する成果と反響を得たとの報告を受けております。

 次に、農林業につきましては、高齢化と担い手不足が深刻化する中、本市の特性を生かした農村環境の整備と農林業の振興に期待が高まっております。このため、特色ある農作物や畜産物等の育成と地産地消を推進するため、葡萄浪漫館、ごんぼう村ふるさと市場、星の郷青空市など拠点施設の連携を深め、さらに農産物等の生産、加工、販売活動の促進に努めてまいります。

 水田農業では、このたび地域水田農業ビジョンを見直し、新たな数値目標の達成に向け、担い手育成対策などに取り組んでまいります。

 また、基盤整備を初め、井原・芳井広域営農団地農道の早期開通を目指します。

 森林の保全及びその活用につきましては、治山、治水や水源涵養など、森林が持つ多岐にわたる有機的機能にかんがみ、森林の保育に努めますほか、森林活動体験などを通じて森林の大切さを啓発し、理解を求めてまいります。

 次に、観光についてでありますが、岡山県がJR6社とタイアップして、4月から6月の間、全国規模となる岡山ディスティネーションキャンペーンを実施いたしますが、それに先駆け、井原堤の桜まつりを市民との協働により充実させ、観光客の誘致と中心市街地のにぎわいの創出に努めます。また、観光資源の掘り起こしや特色あるイベントへの支援、観光情報の発信や広域連携の強化により、魅力ある観光行政を展開してまいります。

 基本目標の3番目は、「ゆとりと安心のライフスタイルを提案する生活拠点都市」づくりであります。

 まず、上水道につきましては、安全で安心な水を安定的に供給していくため、引き続き配水管布設がえなど施設の更新に取り組んでまいります。

 簡易水道におきましては、本年度の八日市地域への拡張整備をもって美星簡易水道統合整備事業が完了したところであり、芳井地区では生活基盤近代化事業により引き続き中央簡易水道の施設整備を推進してまいります。

 次に、公共下水道では、本年度約13ヘクタールの面整備を行っておりまして、これにより事業認可区域665ヘクタールのうち約481ヘクタールが完了する見込みであり、新たに面整備した区域の供用開始は本年7月の予定であります。新年度の面整備では、引き続き下出部、高屋、西江原地区を推進してまいりますほか、新たに東江原地区を手がけてまいります。また、芳井地区には汚水の受け入れに必要な工事を井原町新町から芳井町梶江の間で行いますとともに、梶江地内の面整備にも着手いたします。

 なお、浄化センターでは、水処理、電気設備の更新を行ってまいります。

 次に、環境についてでありますが、今日、生活排水等による河川の汚濁や廃棄物問題、地球温暖化など、さまざまな環境問題の対策が喫緊の課題となっています。

 本市におきましても、平成12年から資源ごみの分別収集を行うなど、ごみの減量化に努めておりますが、井原クリーンセンターからの焼却灰などを埋め立てている一般廃棄物埋立処分場では、残余年数が少なくなっています。このため、一般廃棄物等の適切な処理等に関する基本方針となる一般廃棄物処理基本計画を策定することとしております。

 河川環境につきましては、防災面から治水対策としての整備を進めていくほか、小田川の桜橋上流付近では、自然環境にも配慮した小田川出会いとふれあいの水辺づくり事業にも取り組んでおります。

 防災につきましては、治山、治水や危険箇所の整備を計画的に整備するとともに、総合防災訓練も市民参加のもと実施いたします。あわせて、災害時要援護者を把握するとともに、3月に配付する井原市防災マップを活用し、市民の防災意識の高揚に努めます。

 次に、消防、救急関係では、井原地区消防組合により、高機能消防司令センター併設の消防庁舎を拠点に順調に業務を遂行いたしております。件数に見る火災、救急の現状は、前年と比べいずれも減少しておりますが、引き続き防火啓発活動や救急講習会等を実施し、市民の防災意識の高揚を図るとともに、有事の際の迅速な対応により市民の生命と財産の確保に努めてまいります。

 次に、防犯につきましては、幼い児童や高齢者の痛ましい事件が全国で多発し、市内においても昨年1月の経ヶ丸逮捕監禁強盗致傷事件や6月の強盗殺人事件が発生し、多くの市民に衝撃を与えたところであります。今後こうした事件を再発させないためにも、市民の防犯意識や暴力追放意識の高揚に努めてまいります。

 こうした中、国際ソロプチミスト井原様から子ども見守りパトロールカーを寄贈していただけると聞いており、大変ありがたく、子供たちの安全確保のため、学校周辺や通学路等において有効に活用させていただきたいと考えております。

 基本目標の4番目は、「個性的な教育や芸術・文化がいきづく教育文化拠点都市」づくりであります。

 まず、学校教育についてであります。

 確かな学力と豊かな心の育成を継続して進めておりますが、配置している学習支援員により特別支援教育を実施してまいります。

 また、少人数指導やチームティーチングによるきめ細かな指導のほか、複式学級を持つ学校への指導支援を引き続き行ってまいります。

 そして、このたび川相小学校が歴史に幕を閉じ、芳井小学校に統合されるわけでありますが、川相地区の子供たちが安心して通学できるよう万全を期してまいります。

 次に、情報教育の設備整備に関しましては、大江小学校を初め小学校9校の教育用コンピューター264台を更新しますほか、幼稚園では管理用パソコンの配備台数をふやしますとともに、インターネットに接続いたします。これにより、すべての市立幼・小・中・高校において、インターネットを介しての情報のやりとりが可能となります。

 また、学校施設の整備では、井原小学校普通教室棟の大規模改造、地震補強工事を初め、高屋小学校、出部小学校等のネットフェンス新設、井原中学校、美星中学校の一部校舎における屋上防水更新工事など、安全性や耐久性の向上に努めてまいります。

 次に、社会教育の推進についてであります。

 本年、11月に岡山県で開催される第19回全国生涯学習フェスティバルまなびピア岡山2007に井原大会として参加いたしますが、それを契機に、生涯学習によるまちづくりの機運を高めますとともに、笑いと生涯学習をコンセプトに笑顔あふれるまちづくりに努めてまいります。

 また、星の郷ふれあいセンターの改修工事や地区公民館の施設整備の充実を図り、市民の自発的な学習活動を支援してまいります。

 文化面では、まず人物をテーマに一体感の醸成を図るため、井原市ゆかりの偉人をいま一度掘り起こし、市民向けの冊子を制作いたします。

 また、市民の芸術文化活動への支援のほか、井原市文化財センターにおいて文化財講座や体験学習を開催するなど、歴史の中から郷土を見詰めていただけるよう努めてまいります。

 鬼ヶ嶽につきましては、鬼ヶ嶽保存管理計画を早期に策定し、名勝鬼ヶ嶽の周辺整備に道筋をつけたいと考えております。

 芳井町史編さん事業では、資料編に続き通史編の発刊に取り組んでまいります。

 田中美術館では、現在入館者100万人達成記念として、本日を除く来る11日まで入館者を無料としており、多くのご来館をお待ちしているところであります。

 また、春の特別展「日本美術院、追求された日本の美」と、秋には23回平櫛田中賞受賞記念「保田春彦展」を開催し、日本芸術の粋を鑑賞いただけるよう企画してまいります。

 井原市民会館では、安全性の確保と利便性の向上を基本に開館以来の大規模修繕工事が完成し、市民の文化活動の拠点として多くの市民の皆様にご利用いただきたいと願っております。なお、リニューアルオープンを記念して、4月1日の市民芸能祭を皮切りに、NHKのBS公開番組や宝塚歌劇団OGの公演を計画しており、多数のご来館をお待ちしております。

 一方、スポーツ関係では、晴れの国おかやま国体の開催を契機に新体操競技を発展させるため、男子の躍動感あふれる競技力の向上に加え、新たな華麗な女子新体操の普及振興を手がけることとし、「新体操のまち井原」を強くアピールしてまいります。

 また、市長杯の競技種目を増設し、スポーツ振興による市民の体力強化と健康増進に努めてまいります。

 基本目標の5番目は、「ともに支え合い、いきがいの持てる元気創造都市」づくりであります。

 まず、病院事業についてでありますが、今日のさまざまな医療制度改革は、地域医療の確保にとって極めて厳しいものであると認識しているところであります。特に、医師の確保では、国の臨床研修医制度導入に始まり、医師の職場自由選択による都市部集中の流れが大きく、井原市民病院にも例外なく影響しているところであります。このような厳しい環境の中にも、市民病院の医療水準の維持向上を目指し、職員の英知を結集してまいりますとともに、医療関係団体との情報交換を密接に行い、地域医療の中核としての役割を担ってまいります。

 高齢者福祉につきましては、介護予防の推進と総合的な地域支援を行う拠点として、井原市地域包括支援センターを昨年4月に設置いたしましたが、以来、介護予防講習会や各種予防教室など重点的に取り組み、参加者は延べ2,000人に上り、また相談件数も2,000件を超えたところであります。今後とも、高齢者の多岐にわたるニーズに的確に対応していくため、窓口相談や介護予防の情報システム化により地域のネットワークを促進し、元気な高齢者のまちづくりに努めます。

 施設整備では、四季が丘に移転改築を進めております老人福祉施設「偕楽園」が完成間近となり、近日中に新しい施設でのサービスを開始する予定であります。

 また、地域密着型小規模特別養護老人ホーム「星の郷」は、6月開設に向け整備工事も順調に進展しております。井原老人福祉センターの改築には、利用者等の意見を最大限に反映いたしますほか、早期にプロジェクトチームを編成し、基本的な事項について検討してまいります。

 障害者施策につきましては、障害者自立支援法の施行に伴う制度の一元化によりサービス体系が再編されたところであり、制度の一大転換期でありました。これは、障害者の自立を支援する一方で利用者負担を求めるものであり、福祉現場において新たな問題が発生したところであります。今後は利用者負担の軽減と事業者への激変緩和措置に取り組んでまいります。

 次に、子育て支援少子化対策についてであります。

 保育園の保育料は、国が徴収基準を示す中、本市では現在約20%の軽減措置を行っておりますが、新年度からさらに園児1人当たり1,500円を基本に減額し、低所得者に配慮した料金設定を実施いたします。

 また、西江原複合施設の完成に伴い、甲南保育園では4月から定員を55名から90名に増員しますとともに、延長保育、障害児保育を開始いたします。このうち4、5歳児につきましては、幼・保の混合学級を編制し、保育に加え就学前教育を行うこととしております。

 また、この複合施設の2階部分には、地域活動の拠点である公民館を併設していることから、地域の人たちと園児の交流も期待されるところであります。

 さらに、井原保健センターの2階に設置しております集いの広場につきましては、4月から子育てアドバイザーを1名増員した2名体制とし、週4日から5日へと開設日を拡大し、子育て支援の充実を図ってまいります。

 次に、市民の健康づくりについてであります。

 井原、芳井、美星の3つの保健センターが地域の特性を踏まえ、市民それぞれのライフステージに応じた健康づくりを強力に推進してまいります。

 母子保健では、乳幼児医療費給付制度の対象を、新年度より現在の小学校就学前までから小学校3年生修了時までに拡大いたします。

 また、成人保健では、愛育委員や栄養委員と連携して、笑いと健康をテーマとした講演会の開催や笑いを取り入れた運動教室を展開し、健康寿命の延伸に努めてまいります。

 次に、ふれあいのあるコミュニティーの形成についてであります。

 市民の主体的な活動による魅力ある地域コミュニティーづくりを醸成するため、市民の自治意識と連帯意識の高揚に努め、地域の実情に合った特色あるコミュニティー活動を支援してまいります。

 また、ボランティア団体等による社会貢献活動が活発に展開される中、新たな公共の担い手としてNPO法人に期待が寄せられており、本市においても平成18年度2団体が認証されるなど、これら市民活動の自主性を尊重し連携してまいります。

 人権啓発の推進につきましては、引き続きあらゆる機会をとらえて取り組んでまいりますほか、すべての市民の人権が尊重され差別のない地域社会の実現に努力してまいります。

 また、男女共同参画社会の構築につきましては、いばら男女共同参画プランに基づき着実に推進してまいります。

 以上、平成19年度における予算編成及び主要施策につきましてご説明申し上げましたが、市民と行政の協働を実践するため、平成20年度から29年度までの10年間の新たなまちづくりの指針となる井原市第6次総合計画の策定に、昨年6月より市民委員50名の方とともに取り組んでおります。都市づくり、産業づくり、暮らしづくり、人づくりの4部会を設け、現在、将来都市像や基本目標を掲げた基本構想について検討をいただいており、12月市議会定例会への提案に向け取りまとめていく予定であります。

 また、この基本構想に基づき、具体的な施策を盛り込んだ基本計画の策定に引き続き取り組んでまいります。今回の計画では、事業の選択、集中により重点施策を明確にするとともに、これらに成果指標や数値目標を掲げることによって、施策や事業に評価を与え、むだのない効率的な行政運営を行える、そうしたシステムづくりを目指しております。

 また、市民と市が実行責任を共有し、力を合わせて望ましい地域社会を実現していく協働のまちづくり計画となるよう取り組んでおります。

 常に市政は市民のためにあることを基本に、市民対話型の協働のまちづくり市民推進室を開催し、市民本位でぬくもりのある行政運営に努めてまいりますので、議員各位並びに市民皆様のご理解とご協力をお願いを申し上げる次第であります。

 次に、本定例市議会におきましてご審議をお願いいたします諸議案につきましてご説明申し上げます。

 まず、予算案件についてであります。

 議案第1号は「平成18年度井原市一般会計補正予算(第5号)」であります。今回の補正は、主に芳井、美星地区情報通信基盤整備事業が国の平成18年度補正予算に採択され、また昨年末に急遽、新市建設事業に係る国庫補助金が本年度で打ち切られる旨の指針が示されましたことから、平成19年度以降に計画しておりました新市建設事業を前倒しすることとして所要の措置を講じております。その結果、補正額は9億2,940万円となり、補正後の予算総額は212億4,537万5,000円となったところであります。その主な財源といたしましては、国庫支出金及び市債等の特定財源と前年度繰越金を充当いたしております。

 以下、歳出の主なものについてご説明申し上げます。

 まず、総務費では、先ほど申し上げましたが、芳井、美星地区情報通信基盤整備事業を初めとする新市建設費に6億7,009万余円を計上しており、すべての事業につきまして繰り越しの予算措置をお願いしております。

 民生費では、国民健康保険事業特別会計及び介護保険事業特別会計繰出金に追加措置を講じておりますほか、現在四季が丘に建設中のケアハウス施設への施設整備費補助金1,424万余円を計上しております。

 衛生費におきましては、浄化槽設置整備事業費補助金813万円を追加計上しております。

 土木費では、道路新設改良事業及び交通安全施設整備事業につきまして繰り越しの予算措置をお願いしております。

 次に、議案第2号から議案第5号は特別会計補正予算についてであります。

 まず、議案第2号「平成18年度井原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」は、後期高齢者を対象とした新保険制度創設など、医療保険制度改正に伴うシステム開発等に係る経費を計上しておりますが、繰り越しの予算措置をお願いしております。

 議案第3号「平成18年度井原市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)」は、繰越金及び消費税還付に伴う補正をお願いしております。

 議案第4号「平成18年度井原市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」は、施設整備事業につきまして繰越明許の措置を講じております。

 議案第5号「平成18年度井原市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」につきましても、医療保険制度改正に伴うシステム改修に係る経費を計上しておりますが、繰り越しの予算措置をお願いしております。

 次に、議案第6号から議案第8号の財産区会計補正予算につきましては、基金積立金に伴う補正をお願いしております。

 次に、条例案件についてであります。

 議案第9号「井原市副市長定数条例について」は、地方自治法の一部改正に伴い井原市副市長の定数を定めるものであります。

 議案第10号「井原市職員定数条例の一部を改正する条例について」は、老人福祉施設偕楽園の移転新築に伴い、入所者への支援体制を整備充実させるため、職員の定数を改正するものであります。

 議案第11号「井原市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について」は、国家公務員の一般職の職員の給与に関する法律の一部改正等に伴い、所要の改正をするものであります。

 議案第12号「井原市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について」は、特殊勤務手当の見直しに伴い、所要の改正をするものであります。

 議案第13号「井原市特別会計条例の一部を改正する条例について」は、井原市土地区画整理事業特別会計の廃止に伴い、所要の改正をするものであります。

 議案第14号「井原市手数料条例の一部を改正する条例について」は、平成19年4月1日から岡山県より権限移譲される屋外広告物事務に関し、屋外広告物許可申請手数料を徴収するための所要の改正であります。

 議案第15号「井原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について」は、平成19年4月1日から国民健康保険税の税率を改正するものであります。

 議案第16号「井原市立幼児園条例について」は、幼稚園教育及び保育事業を一体的施設において行うことにより、就学前教育の充実を図るため、幼児園設置の条例を制定するものであります。

 議案第17号「井原市立小学校、中学校、高等学校及び幼稚園に関する条例の一部を改正する条例について」は、西江原幼稚園の移転等に伴い、各小学校等の所在地番を整理するものであります。

 議案第18号「井原市スクールバスによる児童、生徒及び園児輸送に関する条例の一部を改正する条例について」は、川相小学校の休校に伴い、同校学区児童を芳井小学校へ輸送するため、所要の改正をするものであります。

 議案第19号「井原市公民館条例の一部を改正する条例について」は、西江原公民館の移転等に伴い、各公民館の所在地番を整理するものであります。

 議案第20号「井原市簡易水道条例の一部を改正する条例について」は、給水区域を変更するものであります。

 次に、事件案件についてであります。

 議案第21号「岡山県広域水道企業団規約の変更について」は、地方自治法の一部改正に伴い、規約を変更するものであります。

 議案第22号「岡山県市町村総合事務組合の組合市町村数の増加及び規約の変更について」は、平成19年4月1日からの津山圏域消防組合の加入及び地方自治法の一部改正等に伴い、所要の改正をするものであります。

 議案第23号「黒木辺地に係る総合整備計画の変更について」は、黒木地区における市道改良舗装事業を追加するものであります。

 議案第24号「工事委託基本協定の変更について」は、日本下水道事業団との汚泥処理設備改築更新工事における協定金額の減変更であります。

 議案第25号「工事請負契約の変更について」は、井原市地域情報通信基盤整備工事請負契約における増額変更であります。

 議案第26号「岡山県広域水道企業団への出資について」は、同企業団への出資額を増額するものであります。

 議案第27号「市道路線の認定、廃止及び変更について」は、それぞれ認定2路線、廃止1路線、変更11路線であります。

 次に、議案第28号から議案第43号までは平成19年度当初予算についてであります。

 まず、議案第28号「平成19年度井原市一般会計予算」についてでありますが、歳出につきましては先ほど申し上げておりますので、ここでは歳入予算について概要をご説明申し上げます。

 自主財源の大宗をなす市税につきましては、税制改正により個人市民税の増収が見込めますことから、本年度当初予算額と比較して9.5%増の50億6,400万円を計上したところであります。

 一方、依存財源につきましては、所得譲与税が皆減となりますことから、地方譲与税を本年度当初予算額と比較して52.8%減の3億2,200万円、地方交付税を本年度当初予算額と同額の64億円、普通交付税の不足分を補うための臨時財政対策債を5億3,000万円計上しております。

 なお、収支の均衡を図るため、財政調整基金から繰り入れを行うこととしております。その結果、自主財源は66億5,300万円で歳入全体の36.7%を占め、一方依存財源は114億7,000万円で、その構成比は63.3%となっております。

 次に、議案第29号から議案第37号までは特別会計であります。

 まず、国民健康保険事業につきましては48億7,321万円を計上しておりますが、収支の均衡を図るため、税率改正に伴う自主財源の確保と保険給付費支払準備基金から3億986万8,000円の繰入措置を講じております。

 簡易水道事業では引き続き芳井地区における簡易水道建設事業費等で4億5,970万円を、食肉センター事業につきましては施設の管理運営に要する経費を計上しております。

 住宅新築資金等貸付事業では貸付金の回収や市債の償還に要する経費960万円を、老人保健医療事業では医療給付費等に58億8,040万円を計上しております。

 公共下水道事業につきましては24億5,540万円を計上して、浄化センター施設設備の改築更新工事を実施するほか、東江原町の汚水幹線及び下出部町、高屋町の汚水支線の整備を進めるとともに、芳井地区において特定環境保全公共下水道事業を推進することとしております。

 介護保険事業では、介護サービス及び介護予防サービス等に要する経費のほか、地域支援事業に係る経費等で40億7,870万円を計上しております。

 その他、芳井住宅団地開発事業に600万円、美星地区畑地かんがい給水事業につきましては、施設の管理運営に要する経費1,740万円を計上しております。

 次に、議案第38号から議案第40号までは企業会計であります。

 上水道事業につきましては維持管理及び施設整備等に要する経費を、病院事業につきましては医療機器購入等に要する経費を、また工業用水道事業につきましては維持管理等に要する経費を計上したところであります。

 次に、議案第41号から議案第43号まではそれぞれの財産区の管理運営に要する経費を計上しております。

 以上が今回提案いたしております議案の概要でありますが、詳細につきましては、いずれ日程に上がりました都度、私なり関係職員からご説明を申し上げたいと思います。

 なお、副市長の人事案件及び井笠地区農業共済事務組合規約の一部改正につきましては、本定例市議会の最終日に提案させていただきたいと存じますので、よろしくお願いをいたします。

 また、平成19年度の税制改正に伴う井原市税条例の改正につきましては、その法案の成立時期により本定例市議会に提案できない場合は、専決処分により対応させていただきたいと存じます。

 この機会に、若干のご報告を申し上げます。

 1月16日、岡山県市長会議並びに県市長会行政懇談会が岡山市で開催され、出席いたしました。

 翌17日には、小田川流域の2市1町行政連絡会議が井原市議会の引き受けで開催され、出席しました。

 1月24日、第23回平櫛田中賞選考委員会が東京都で開催され、出席しました。

 翌25日には、鉄道井原線等の所要事項を地元選出国会議員に提出しました。

 以上が報告でありますが、諸議案につきましては、何とぞご慎重にご審議の上、適切な議決を賜りますようお願いを申し上げまして、提案説明とさせていただきます。

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△休会の件



○議長(藤原清和君) お諮りいたします。

 議事の都合により、明3月6日を休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(藤原清和君) ご異議なしと認めます。よって、明3月6日は休会することに決しました。

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○議長(藤原清和君) 以上で本日の日程は終了いたしました。

 本日はこれをもって散会いたします。

              午前10時58分 散会







 ・平成19年3月5日(月曜日)



出席議員

  1番  水 野 忠 範   2番  内 田 美千子   3番  川 上 武 徳

  5番  宮 地 俊 則   6番  佐 藤   豊   7番  大 滝 文 則

  8番  上 本   昇   9番  井 口   勇   10番  森 下 金 三

  11番  田 辺 隆 則   12番  河 合 建 志   13番  鳥 越   勇

  14番  佐 能 直 樹   15番  三 宅 康 之   16番  石 井 敏 夫

  17番  谷 本 仲 弥   18番  猪 原 保 之   19番  鳥 越 孝太郎

  20番  川 上   泉   21番  志多木 茂 夫   22番  高 田 正 弘

  23番  藤 原 清 和   24番  森 本 典 夫   25番  藤 原 正 己

  26番  乗 藤 俊 紀

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欠席議員

  な  し

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出席した事務局職員

  局長      三  宅     伸   次長      金  高  常  泰

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説明のため出席した者

 市長部局

  市長      瀧  本  豊  文   総務部長    松  山  裕  郎

  市民生活部長  西  山  恒  男   健康福祉部長  久 津 間  憲  通

  建設経済部長  杉  原  健  介   水道部長    田  中     基

  総務部次長   毛  利  勝  博   市民生活部次長 鳥  越  愛  子

  健康福祉部次長 畑  地     泉   建設経済部次長 岡  田  明  男

  水道部次長   池  田  義  春   病院事務部長  池  田  孝  雄

  財政課長    国  末  博  之

 教育委員会

  教育長     佐  藤  勝  也   教育次長    高  木  千 代 子