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岡山県 玉野市

平成22年第 1回 3月定例会 03月08日−06号




平成22年第 1回 3月定例会 − 03月08日−06号







平成22年第 1回 3月定例会



         平成22年第1回玉野市議会定例会会議録 第6号



                          平成22年3月8日(月曜日)

議事日程 第6号

 平成22年3月8日(月) 午前10時開議

(質 問)(前会の続き)

第1 一般質問



本日の会議時間

 開議 午前10時0分

 散会 午後4時4分



本日の会議に付した事件

 議事日程と同じ



出席議員(22名)

 1番 広畑 耕一君     2番 井上 素子君     3番 松田 達雄君

 7番 宇野 俊市君     10番 浜 秋太郎君     11番 藤原 仁子君

 12番 河崎 美都君     13番 高原 良一君     14番 谷口 順子君

 15番 三宅 宅三君     16番 有元 純一君     17番 渚  洋一君

 18番 伊達 正晃君     19番 氏家  勉君     20番 熊沢 義郎君

 21番 三宅 禎浩君     22番 三宅 美晴君     23番 安原  稔君

 24番 三宅 一典君(遅参) 25番 北野 良介君     26番 藤原  貢君

 27番 小泉  馨君



欠席議員(なし)



説明のため出席した者

 市長      黒 田   晋 君   副市長     須 田 紀 一 君

 総務部長    西 村 薫 三 君   財政部長    山 崎 秀 樹 君

 市民生活部長  大 塚 秀 和 君   保健福祉部長  池 上   茂 君

 産業振興部長  垣 内 和 政 君   建設部長    芳 上 秀 夫 君

 上下水道部長  三 宅   穗 君   競輪事業局長  藤 原 英 明 君

 会計管理者   永 田   修 君   病院事業管理局長小 西 昭 典 君

 消防長     松 浦 秀 樹 君   監査事務局長  小 川 栄 一 君

 教育長     岡 本 和 徳 君   教育次長    尾 崎   勝 君

 総務課長    杉 本 成 司 君   財政課長    藤 原 敬 一 君

 生涯学習課長  村 木 哲 朗 君



事務局職員出席者

 局長      伊 東 孝 明 君   次長      花 岡 幸 二 君

 主幹      岡 野 真 道 君   主査      近 藤 雅 也 君







                              午前10時0分 開議



○議長(広畑耕一君) 皆さん、おはようございます。ただいまの出席は21人であります。

 これより、本日の会議を開きます。

 なお、本会議において報道関係者の議場内での撮影を許可しておりますので、あらかじめ御了承を願っておきます。

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○議長(広畑耕一君) 本日の議事日程は、お手元に配付の日程表のとおり、前回に引き続き一般質問を行うことにしております。

            ───────────────



△日程第1 一般質問



○議長(広畑耕一君) それでは、これより日程に入ります。

 日程第1の一般質問を行います。

 順序に従いまして安原稔君。

            〔安原 稔君 登壇〕



◆(安原稔君) おはようございます。

 それでは、通告に従いまして質問させていただきます。

 まず初めに、人材力の育成についてお伺いいたします。

 協働のまちづくり、行政も市民も我が町玉野市をどのような町にしたいのか、どのような町にするのか、行政も市民もともどもに考えなければならない課題であります。地方分権を叫ばれ、自分たちの地域は自分たちで守るとの理念で、私たちの玉野市を築いていかねばなりません。自立した職員と自立した市民による共同作業を築くため、今条例の制定をしておりますが、それに並行して、行政と地域住民の共同作業のあり方が審議されなければなりません。市民参加を言われ、参加型社会に向けた取り組みが開始され、5年目を進む黒田市政ですが、職員や市民の意識改革の実態をどう認識されているのでしょうか。

 また、市民の目線から考え、対応できる職員の育成は、各課で検討や具体的な取り組みがどうなされているのでしょうか。

 先般も、市民活動のあり方を視察してまいりました。行政の手の届かないところに民間のNPOがそのお手伝いをしています。玉野市では、そのNPOが非常に少なく、まだまだ知恵を出し合ってできる仕事は数多くあると考えます。そこで、市民活動支援課が具体的な地域の人材を育てる、各コミュニティごとに50名前後の方に、地域で何かしようと立ち上がってもらえるような、そういう人材をそろえることを手始めに、NPOの育成、市民活動支援課が手づくりで育成することをお願いしたいと思います。点から面へと地域の影響が具体的にふえるように、地域に根を張った活動ができないでしょうか。そのことが、玉野市活性化のかぎとなると考えますが、いかがでしょうか。

 また、市民の評価委員の方や市政モニターをしてくださった方、また女性議会で活躍された方など、行政に関係された方などを今後の市政運営に携わってもらえるような制度をつくってはどうでしょうか。そして、女性議会なども継続していくことによって、市政に関心を持ち、市民と行政の橋渡しとなる活動ができると考えますが、いかがでしょうか。

 また、職員の資質と能力を高めるために、職員に提案制度を義務化させて知恵を出し合う習慣をつくり、有志によるプロジェクトチームを結成させてソフトパワーを開発できる制度をつくってはどうでしょうか。

 また、日の出ふれあい会館がコミュニティ用の施設とはいうものの、不備な点が多く、現実は使用されておりません。市民ボランティア、NPOの活動を支援する設備、スペースを貸与し、インターネットで情報を集める、書籍などの資料を閲覧する、少人数で打ち合わせや交流をする、また印刷物などの作業をするなどに使える市民支援センターの設置をお願いしたいと思います。いかがでしょうか。

 次に、葬祭事業についてお伺いいたします。

 玉野市は、昭和48年から葬祭費無料、市民は市に対して有形、無形の貢献をしており、最後を少しでも報いるため、また葬祭の簡素化を図るために、葬祭消耗品の配布と葬具の飾りつけ、貸し出し等を実施しております。全国的にも珍しく、市民に大変喜ばれている事業でございます。

 玉野市はことし、焼却炉の改修や、葬儀ができるように新たに葬儀場を改修して、1日2回の葬儀が行えるようになります。21年度玉野市生活環境事業概要によりますと、平成15年の葬具の使用件数は507件、霊柩車の使用件数は573件、それが19年では、葬具の使用件数は342件、霊柩車の使用件数は512件、20年では392件と霊柩車使用613件と、民間の業者ができることによっての影響が顕著になっております。その背景に、町内会等の高齢化により、業者を利用する傾向が増加し、玉野市の葬儀料無料化が形骸化してしまうのではとの危惧も心配されております。そうした意味から、新しく葬儀場を改修したことを機に、玉野市の葬儀料無料の理念を再確認したいと思いますが、いかがでしょうか。

 また、生活習慣の変化や価値観の多様化によって、近年の葬儀のあり方が多様化しております。家族葬や直葬、お墓をつくらずに散骨したり、宇宙葬や僧侶を呼ばない音楽葬など、故人が生前に自分の葬儀のあり方を遺言して行う遺言葬などが出ております。また、核家族化など時代背景の変化に伴い、葬儀のあり方も多様化されているときでございますので、玉野市の葬儀のあり方に対する考え方はどのようにするのでしょうか。

 また、葬儀の際に法的に守らなければならないものは何でしょうか。

 また、今の霊園の募集状況と今後の霊園事業の計画はどうなのでしょうか。

 また、使用料の状況はどうなっているのでしょうか。特に永代使用料をいただいている割合はどうなっているのでしょうか。

 また、分骨をする場合の手続はどうすればよいのかお尋ねいたします。

 次に、災害時の対応についてお伺いいたします。

 平成16年9月に襲った高潮被害を多くの市民は忘れておりません。高潮対策の対応は、今どこまで完成しているのでしょうか。玉野市の沿岸部の状況をお知らせください。

 また、宇野では水門の設置や河川のかさ上げ等対策をとっていますが、雨量が22ミリまでは心配ないとの水門でございますが、具体的にはどこまで大丈夫なのか。現実的に満潮時と干潮時では判断が違ってくると思いますが、近年の雨量も常識外れの大雨をもたらしている関係から、実際にはどの程度の雨量がどの程度降り続けると許容量を超すのか、できましたら各地域ごとお知らせください。

 また、同じく田井地区でも、これは排水対策が待たれております。具体的な対応はどのようになっているのでしょうか。

 また、通信手段の改修等なされておりますが、災害時にどのようなシミュレーションをされているのかお伺いいたします。

 以上で1回目の質問を終わります。



○議長(広畑耕一君) 市長。

            〔市長 黒田 晋君 登壇〕



◎市長(黒田晋君) おはようございます。

 安原議員の御質問のうち、人材力の育成についてお答えをいたします。

 近年の地方分権改革により、国から地方への権限の移譲が進む中、基礎自治体である市の役割はますます増大をしてきております。これと同時に、市政に対する市民の関心は高まっており、単に行政サービスの利用者として意見を言うだけではなく、納税者として行政の活動を監視し、またまちづくりの担い手として市政に参加したいという意識が高まっているのではないかと考えております。

 このような状況の中、市民と市役所が協力してまちづくりを進めるには、市職員には一層高い意識と、市民と一緒になって考える力が求められていると考えます。そのための第一歩として、近年では新規採用職員を中心に、マリンホテルでの実地研修を行うなど、接遇能力の向上に力を入れてまいりましたが、新年度は接遇向上に向けたプロジェクトチームのようなものを設置して、全庁的な取り組みに広げてまいりたいと考えております。

 また、全般的な職員の人材育成に当たりましては、現在平成14年3月に策定した玉野市職員人材育成プランに基づいて毎年度の研修を行っているところではありますが、人材育成プランの策定から既に7年が経過し、市職員を取り巻く環境も大きく変化していることから、現在プランの見直しを行っているところであります。この見直しの中では、市職員として求められる能力や姿勢を明確にしてまいりたいと考えておりますが、議員から御指摘のあった、市民の目線から考え、対応できる職員といった項目もこの中に織り込みたいと考えております。

 新年度の研修は、見直し後の人材育成プランに基づき、研修や職場内での指導、育成を体系的、計画的に行い、市民から信頼される市役所を目指して、市民とともに考え、行動できる職員の育成に努めてまいりたいと考えております。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。

            〔総務部長 西村薫三君 登壇〕



◎総務部長(西村薫三君) 安原議員の御質問に順次お答えいたします。

 まず、人材力の育成についてのうち、地域の人材やNPOを育成する取り組みについてでございます。

 NPOの支援に当たっては、NPOとは正式な組織であること、利益を配分しないこと、非政府組織であること、自己統制されていること、自発的であることとされる定義や、利益追求でなく、ミッションと呼ばれるそれぞれのNPOが独自に設定した目標、いわゆる社会的使命の実現のために活動する特性を持った組織であることを考慮しなければならないと考えてございます。

 本市におけるNPOの認証状況は、平成22年3月1日現在14法人で、そのうち13法人が認証時の活動分野を保健・医療・福祉の増進としておりまして、そのほとんどが介護保険法、障害者自立支援法に定められた各種の事業を運営されております。この14法人という数も、県下他都市と比較して、決して多いと言える数ではありませんので、これまでもふるさとづくり事業の中でNPO法人設立支援を行ってまいりました。

 また、平成22年度から中央公民館で、人材育成を目的とした地域人づくり大学がスタートする予定でございますが、その中の地域生活サポーター養成コース、コミュニティビジネスコース、知っ得コース等を受講された市民の中から、新たな人と人とのつながりができ、それがボランティア団体、そしてNPO法人へと段階的に発展していくといった意識を高めていけるような側面的な支援を今後も実施してまいりたいと存じます。

 次に、行政に関係された方などを市政運営に携わってもらえる制度づくりについてでございます。

 開かれた市政の実現と市民参画を進めるため、各種の委員会等を設置し、市民の皆様に委員としてお入りいただき、さまざまな御意見をいただいておりますが、これらの委員会等は市政運営上大変重要な役割を担っております。そして、これらの委員会の委員の経験や、行政に関係された方などに今後の市政運営に携わっていただくという考え方につきましては、市民と行政の橋渡しを行うための一つの手法だと考えております。

 しかしながら、地方自治体におきましては、市政運営は二元代表制と言われておりますように、市長と市議会により行われ、特に市議会につきましては、市民の皆様の代表であり、まさに市民との橋渡し役を担われているのではないかと考えてございます。

 このような観点から、市政運営に当たりましては、まず市議会に御相談をさせていただき、御意見をいただきながら進めることが第一ではないかと考えております。

 また一方で、各種の委員会等につきましては、少しでも多くの方に御参加いただくことにより、行政情報の共有が図られ、また市民目線での市政に対する御意見や御提言をいただくことによりまして、市政への関心が高まり、参画意識の高揚が図られるんではないかと考えておりますので、今後もより多くの市民の方に御参加いただけるよう努めてまいりたいと考えております。

 次に、職員の提案制度について、義務化し、知恵を出し合う習慣をつくり、有志によるプロジェクトチームを結成させてソフトパワーを開発できる制度をつくってはどうかという御提案についてでございます。

 本市の職員提案制度は、事務改善活動の一環として、玉野市行政事務の効率化推進に関する規程に基づき、職員の自由な発想及び創意工夫により、事務の効率化や市民サービス向上を図り、職員が能力を発揮しやすい環境整備等を実現することを目的に、例年実施しているものでございます。

 実施の義務化という点につきましては、過去に義務化に近い形で実施した時期がありましたが、提案を出すことが目的となってしまい、制度の意義が薄れてきたことから、義務化については取りやめた経緯があったと聞いております。

 そのような状況から、現在は職員の自主的な取り組みを促す方針で制度を運用しているところでございます。最近は、応募件数が少ないという状況でございますが、日常業務においては、行政評価制度や予算編成作業の中で、それぞれの事務事業に対する改善や見直しが図られているところであり、事務改善制度の件数が少ないからといって、全く市役所の行政が何も改善されていないということではございません。

 この事務改善活動につきましては表彰の対象となることから、日常業務の範囲を超えた取り組みや、応募することによって組織内で幅広く効果を及ぼすような内容が求められるため、必ずしも件数をふやすことが制度の目的ではないと認識しております。

 しかしながら、職員の制度への周知がまだ十分でないことや、職員が応募しやすい状況でないことなどの原因もあり、件数の低下という結果があらわれているのではないかと問題意識を持っております。

 今後の事務改善活動につきましては、市役所全体に効果を及ぼすような提案に対する受け皿づくりとなり、また日常業務を行う中で、取り組みにくい改善活動を行うきっかけとなることにより、職員の自主的な活動を促進するという制度の目的に沿って、行政評価や職員研修など、各種制度の中での位置づけや相乗効果を意識し、市役所全体の活性化という視点から、より取り組みやすい制度となるよう運営方法を見直してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。

 次に、市民ボランティアやNPOの活動を支援する設備、備品を完備した市民支援センターの設置についてでございます。

 現在、日の出ふれあい会館は、コミュニティ活動の拠点施設として位置づける中にあって、玉野市コミュニティ協議会の会議、リーダー研修会等で御利用いただいておりますが、コミュニティ組織にまだまだ利用いただけないのが実態でございます。したがいまして、さらなる利用促進に向け、PRしてまいりたいと存じます。

 また、本市におきましては、保健福祉センター内にボランティアセンターを設置しておりますし、さらに各市民センターにおきましても印刷機の利用が可能な状況にございますので、今後もこれら既存施設をあわせて有効に活用していただきたいと考えております。

 次に、災害時の対応についての御質問のうち、通信手段の改修についてでございます。

 災害時における通信手段といたしましては、平成11年度よりNTTドコモの衛星携帯電話を16台運用してまいりました。来年度中にリース期間が満了することに伴い、さまざまな角度から検討した結果、他の自治体でも運用実績のあるMCA無線と、災害時に優先的に通話が可能な携帯電話を導入する方針といたしました。衛星携帯電話からMCA無線及び災害時優先携帯電話への変更の最も大きな要因としては、現在使用している衛星携帯電話は来年度中にリース期間が満了となることにあわせて、電波形式の変更により使用できなくなること、また阪神・淡路大震災、新潟中越大震災、岩手・宮城内陸地震などの大規模災害でも通信が継続され、低コストの市町村防災用無線として、消防庁からも活用を推奨されていることなどが上げられます。

 導入後の具体的な運用の仕方としては、現行の衛星携帯電話と同様、地震等の大災害が発生し、一般の電話回線がダウンした場合に、災害対策本部と拠点避難場所である各市民センター等との通信及び被災地域の状況を把握するための非常通信手段として使用することを想定してございます。

 以上、お答えとさせていただきます。



○議長(広畑耕一君) 市民生活部長。

            〔市民生活部長 大塚秀和君 登壇〕



◎市民生活部長(大塚秀和君) 安原議員の御質問のうち、葬祭事業についてお答えをいたします。

 まず、葬儀のあり方に対する考え方についてでございます。

 本市葬祭事業の無料制度につきましては、議員御紹介のありましたとおり、市民の皆様の最後に報いるとともに、簡素で厳かな葬儀に資することを目的といたしてございます。しかしながら、近年は住宅事情、葬儀形態の多様化や、地域とのかかわりの変化などを背景に、民間葬儀場を利用した葬儀がふえているのも現状でございます。

 こうした葬儀の執行につきましては、御遺族の価値観、宗教観、あるいは各地域などによっても異なりますので、一概に申し上げることはできませんが、本市といたしましては、簡素な葬儀を希望される方や、葬儀場所のない方々への便宜をお図りする手段として、引き続き葬祭事業の無料制度を継続してまいりたいと考えております。

 次に、葬儀の際に法的に守らなければならないことについてでございます。

 まず、死亡に関連した法的な手続といたしましては、死亡後7日以内に戸籍法に基づく死亡届を提出しなければならないこと、また火葬執行に当たりましては、墓地、埋葬等に関する法律に基づき、死亡後24時間以上経過した後でなければ火葬ができないなどの法的規制がございます。

 なお、火葬後の焼骨を墓地以外の空中や海中にまく、いわゆる散骨につきましては、葬送を目的としている相当の節度を持って行い、遺骨の遺棄を目的としない場合は、遺体損壊等として刑法に違反しないという法的解釈があるようでございます。

 いずれにいたしましても、葬儀の形式としまして、遺体や遺骨の取り扱いが多様化し、これまでにない新しい風習が生まれてまいりますと、各種法令等に抵触する可能性があると認識をいたしております。

 次に、霊園の募集状況と今後の霊園事業の計画についてでございます。

 深山公園内にあります玉野市霊園につきましては、新たに137区画を増設し、本年2月1日から12日までの間に永代使用者の募集を行いましたところ、135区画に150名の申し込みをいただきました。その後、申し込み条件の審査及び抽せんの結果、新規使用数として134区画を見込んでおります。現在は、永代使用料の入金等の猶予期間中であり、入金の確認ができた方から順次霊園使用許可書を発行してまいりたいと考えております。

 また、今後の霊園事業につきましては、今年度霊地の増設と永代貸し付けを行ったところでございますので、当面の間は新規の霊園増設は考えておりませんが、今後多くの市民の方々の御要望や市内の墓地需要の動向等に注視してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。

 次に、永代使用料についてでございます。

 本市の霊園につきましては、市税の滞納状況や遺骨の安置状況などに基づく審査をした後、永代使用料の入金が確認できた方にのみ使用許可書を交付しており、永代使用料の未納はございません。

 次に、分骨の手続についてでございます。

 墓地に埋葬されている焼骨のすべてを他の墓地へ移す場合は、改葬の手続が必要でございますが、焼骨の一部を移す場合には、分骨の手続が必要でございます。墓地埋葬等に関する法律施行規則第5条におきまして、焼骨の分骨を埋蔵し、またはその収蔵を委託しようとする者は、墓地等の管理者に規定する書類を提出しなければならないとされてございます。そのため、例えば玉野市霊園から分骨をする場合、霊園管理者である玉野市長あてに分骨の申請をしていただき、その後霊園管理者名で交付する分骨に関する証明書を移籍先の墓地管理者へ提出していただくことになります。

 なお、埋蔵されている焼骨を取り出す際に、埋葬されている墓地の使用者の同意を得ていない場合などは刑法に抵触する可能性があるなど、遺骨の取り扱いにはさまざまな状況が考えられますので、事前に担当課でございます生活環境課のほうに確認をしていただきたいと存じます。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 建設部長。

            〔建設部長 芳上秀夫君 登壇〕



◎建設部長(芳上秀夫君) 安原議員の御質問にお答えいたします。

 高潮対策の対応は今どこまで完成しているのか、また玉野市沿岸部の状況についてでございます。

 未来代表三宅宅三議員の御質問にお答えしたことと重複いたしますが、平成16年の台風16号で記録しました最高潮位に余裕高等を計算し、岡山県が高潮対策事業を行っているところでございます。平成21年度までの整備済み箇所は、宇野・築港地区、藤井地区、玉地区、高辺地区、日比・向日比地区、番田地区となっており、ほぼ予定工事を終了いたしております。

 次に、平成22年度以降の整備予定箇所は、渋川地区におきましては平成22年度に計画策定をいたしまして、平成23年度に着工し、平成26年度に完了見込みとなっております。

 築港地区旧スペイン村用地跡地側につきましては、平成22年度に完了予定でございます。

 胸上地区につきましては、平成19年度に調査設計をいたしまして、平成22年度に着工し、平成23年度に完了予定でございます。

 山田鼈頭(ごうとう)地区につきましては、平成10年度に事業着手をしまして、現在継続中となっております。

 後閑地区のゲート整備につきましては、公明党代表三宅一典議員の御質問にもお答えさせていただきましたが、岡山県と協議をし、早期着手に向けてお願いをしているところでございます。

 田井地区につきましては、宇野港各危険箇所のうちの一部として、的確な高潮対策を要望しております。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 上下水道部長。

            〔上下水道部長 三宅 穗君 登壇〕



◎上下水道部長(三宅穗君) 安原議員の御質問に順次お答えいたします。

 まず、雨量に対する許容量についてでございます。

 国の示します下水道施設計画設計指針に基づいて、計画排水区域内の降雨量により算出した計画雨水量によりますと、潮の干満を考慮しない状態では、特に問題のある地域はございません。しかしながら、比較的地盤高が低い地域につきましては、雨量よりも潮位の影響を大きく受けることになりますことから、これらの地域につきましては、河川等の最下流部に設置された樋門にポンプ等を設置することなどにより、高潮時の雨水排水対策を行う必要が生じてまいります。

 これらのことから、平成16年の一連の台風による高潮、大雨等の災害以降、下水道事業により整備に取り組みましたのは、平成19年に鳴滝川水系の浸水対策として完成いたしました宇野ゲートポンプ、また本年3月に完成予定の藤井ポンプ場がございます。これらの雨量に対する許容値は、宇野ポンプ場につきましては、議員御案内のとおり時間雨量22ミリの雨量に耐えられるよう設計されております。また、藤井ポンプ場につきましては、時間雨量24ミリの雨量に耐えられるよう設計されております。

 次に、田井地区の排水対策についてでございます。

 昨年3月の建設消防委員会協議会において御報告申し上げましたとおり、第1段階として、平成16年に甚大な浸水被害が発生した西浜、木之崎、三軒屋地区の浸水対策を補助事業として進めるため、現在雨水の全体計画の見直し作業を行っている状況でございます。その後、この計画に基づき、平成22年度には事業認可を受けるための委託業務に取りかかり、国、県等との協議を進め、事業認可取得を目指してまいりますので、御理解賜りたいと存じます。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 安原稔君。

            〔安原 稔君 登壇〕



◆(安原稔君) 御答弁ありがとうございました。

 では、順次再質問をさせていただきます。

 人材力の育成というんですか、いろいろ御答弁いただいたんですけど、1つ部長からも言われておりましたように、NPOの活動が、玉野は14法人でしたか、非常に他市に比べて少ないという状況でございまして、一つはこの人材をどうやっぱりつくっていくかということがかぎになると思います。そうした面で、今年度先ほど案内がありましたように、人づくり大学等を中央公民館でやっていただくということになっておるんですけど、市民活動支援課として、市民と直接交わる窓口がどういう対応するのかというのが非常に見えてきてないというふうに思うんですが、この点はどのように考えられとんでしょうか。今NPOに、育成に10万円の補助事業という形ではしとんですけど、具体的にそういう市民を直接はぐくんでいくようにしてもらいたいというのが私の思いなんですけど、その点はどんなんでしょうか。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。



◎総務部長(西村薫三君) 安原議員の再質問にお答えいたします。

 NPOを始め人材の育成の考え方といいますか、対応の仕方について、現在の市民活動支援課では、御指摘のように設立支援という格好で、設立の意思のある方に対して法人設立にかけての経費の負担をしているという、そういった状況でございますが、御指摘のように、やはりこれからは人材の掘り起こしとかストック化、こういったことももっとやっていかないといけないと思っております。

 今回、モデル的に中央公民館で人づくり大学を行いますが、そういった方のそういった人材も、やっぱり今後ストックしていく必要がありましょうし、やっぱり人と人とのネットワークといった関係で、1人の人材がストックされますと、その横のつながりも出てきますから、ぜひ今後御指摘のような点につきましても、ただただ設立支援をするんじゃなくて、掘り起こしをもっと積極的にするように、私も市民活動支援課のほうにもう少しハッパをかけてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(広畑耕一君) 安原稔君。

            〔安原 稔君 登壇〕



◆(安原稔君) ありがとうございます。

 市長も、市民とともに行動できる職員を育成していくというようなことも先ほど言われました。やはり、協働作業でこれからつくっていくということで、特にもう何回も地域分権とか、道州制とかということで、本当に自分たちの地域は自分たちで守るんだということを言いながら、実際に市民がそこまで思っているのかというたら、余りそういう認識に立ってないんです。だから、市民の側から見て、本当に市民参加型というのをせんといけんのんじゃろうかというような、そういうふうな点に対する意識啓発というのが非常になされてないということも私は考えられてるんで、ぜひ市の職員が市民の中に入って行動をともにしていく中でやっぱり協働の意識をつくっていく、そういうシステムを市民活動支援課が担っていかないといけないんじゃないかなと。

 各市民センターの館長とか、中央公民館の館長が非常に頑張っていただいて、そういう研修制度をつくっておりますけど、やっと来年度からそういう具体的な人材を育成していく取り組みが具体的になってきょんかなという気はするんですけど、市民活動支援課として、先ほど言いましたけど、やっぱり地域の中に潜って、コミュニティの会長等々、我が地域にはこれだけの人がおるんだというような、そういうやっぱり手づくりの支援を市民活動支援課にぜひお願いしたいと。

 特に視察なんかで行っても、NPOが非常に1%支援事業等で見させてもらいましたけど、やはり市民が喜んでいただけるようなNPOをたくさん立ち上げてるという状況です。

 この間も話の中で出たんですけど、例えばタクシーを利用して、NPOを立ち上げて、お母さんが保育園に迎えに行けないときにタクシーに電話したら、そこのタクシーの運転手さんが迎えに行ってくれて、お母さんが帰ってくるまで預かってくれると、そういうふうなNPOを立ち上げてやってるところもあるんです。ですから、本当に地域に潜っていきますといろんなニーズをやっぱり抱えてきまして、そういうニーズに対してこういうふうな形をしたいというような、そういうふうなセッティングというのはやっぱり市民活動支援課がやらないと、それは各市民センターで講座をやるというのと、人をそういう感じで直接はぐくんでいくというのは別次元だと思うんです。そういう面で、市民活動支援課という位置づけを、そういうとらえ方で運営することはできないか、来年度です、再度お尋ねしたいと思います。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。



◎総務部長(西村薫三君) 安原議員の再質問にお答えいたします。

 新年度の取り組みとして、もっともっと市民活動支援課の職員が地域に潜り込んでいってっていう御提言だと思うんですけど、その趣旨に関しましては、もう全くそのとおりだと思います。

 ただ、市民活動支援課の職員といっても限りがあるし、現在複数で各市民センター担当を設けてるんですが、若干職員といろいろ話をしても、どこまでやったらいいんかとか、各センターの館長との役割分担とかでちょっと悩んでるような部分があるように思うんです。ですから、その悩みの部分については、確かに館長をないがしろにしちゃいけませんけど、そこら辺の連携と、どこまでやれるかというあたり、もう少しコミュニケーションを図って、密接にしていきたいと思いますし、あわせてやはりこういったものは市民活動支援課、1つの課がやるんでなくて、市長もよく言ってますけど、全職員が各地域に入っていって、本当の善良な市民の模範となるような行動もこれからは求められていこうと思いますので、御提言の趣旨に少しでも近づけるように、新年度からはもっともっと地域に入り込んでいく、そういった姿勢を見せてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(広畑耕一君) 安原稔君。

            〔安原 稔君 登壇〕



◆(安原稔君) ありがとうございます。

 課題は多いんですけど、でも一つは、市民活動支援課の職員の皆さんが館長に気を使って自分たちが思い切り活動ができないという、今のお言葉を見ますと、そういう組織なら見直すほうがいいんじゃないですか。館長にそういうことも全部含めて、市民活動一切の権限というんですか。市民活動支援課をもうちょっと機能を、市民活動に関することは市民センターに分担して、再構築するということも一つの手だと思うんです。その辺はどんなんでしょうか。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。



◎総務部長(西村薫三君) 再質問にお答えします。

 市民活動支援課の職員が遠慮してると、私もそういう言い方をしましたけど、役割分担の中で、館長とのすみ分けという部分が若干消極的に動いているなという、私は職員との対話の中で感じております。ですから、もっと言えば、遠慮なくどんどん入り込んでいきゃあいいんですけど、そこらあたりの地域活動の拠点となる市民センターの位置づけ、市長はワンストップサービスで、そこで何もかんもできるだけやりたいという思いがあります。今のマンパワーにも限りがあるんで、そこらあたり、本来でしたら各市民センターにもっと職員が張りついて、いろんな対応ができればいいんですけど、今たちまちこの本議会でも申し上げてますように、職員が大量退職を迎えてる中で、OBの有効活用とか、こういったことをやりながらやってるわけですけど、行政にたけたOBをセンターに積極的に張りつけるとか、そういったやり方もあろうと思いますので、目に見えてどこまで改善されるかわかりませんが、御提言の趣旨と市民センターの拠点性の高まり、こういったものを一体となってやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(広畑耕一君) 安原稔君。

            〔安原 稔君 登壇〕



◆(安原稔君) ありがとうございます。

 だから、そういう面では市民活動支援課は具体的にどういう人材をつくるかという目標数値というの、数値というたらちょっと語弊がありますけど、やっぱり自分たちは何人の人間を人材としてつかんでますよというようなものを、やっぱり館長と一緒にテーブルついて協働作業すると。教育委員会が18名でしたか、18名の人材バンクを持っとんです。そんなんも含めて、文化、芸術も含めて、地域の要するにそういう人材をやっぱり市民活動支援課のほうで掌握して、我が玉野市にはこれだけの人材がおるんだという、そういう人材バンクを強化していくというところに一つ目標数値を持って市民活動支援課が取り組んでいただきたいなというふうに思います。要望として。

 それから、提案制度で運営方法を見直すというふうなことも言われておりますけど、見直しがかなり長引いておりますんで、もうちょっと具体的に進めていただきたいと。

 それから、コミュニティの支援活動センター、これも今もう全国的にふえてきょうります。福祉のところにもNPOがある言ようりますけど、もうほとんどが高齢化対策みたいな福祉関係が多いんですけど、やっぱり人材を育成しようと思えば、そういう方たちが自由に集まる場所というものをつくって、そこに本来は市民活動支援課が頭を突っ込めば、地域とは違うところで人は育てられると思うんです。だから、全市的なNPOというのは非常にはぐくみにくいです。やっぱり、市民センターが管理しょうるということになると。だから、そういう面で、市民活動支援課の活動内容と、全市的なやっぱり人材をつくっていくという面から、やっぱり市民活動支援センターというものです。そういう機能。日の出ふれあい会館を見ても、もう女性団体だけです。ほとんどもう限定された人が使ってるんで、やっぱり自由に民間の方がグループをつくって、NPOまでいかんにしても、任意の団体として自由に活動ができるというふうにしようと思ったら、市民センターでは使えません。そういう面では、もっとそういう市民参加をしていくような仕組みをつくらないと、もう黒田市政2期目ですから、いつまでも検討中が続くんではまずいんで、早目に形になるような施策をお願いしたいと思っております。

 それから、次に葬祭事業について、御答弁ありがとうございました。非常に民間の方たちがやるようになって、非常に高額になってきょうるんです。簡素化していくという趣旨なんですけど、私たちの先輩がつくったときには、葬儀屋の反対の中苦労してつくったということも聞いております。その中には、やっぱりオギャーと生まれてくるときはみんな裸です。亡くなるときも、もう財産も名誉も地位も全部なくなって、もう一人。そういう方たちが葬儀で、要するに例えば貧富の格差というんですか、貧富の差でえかったとか悪かったとか、そういう判断じゃなくして、やはり先ほど部長が言われましたように、玉野市にしっかりと貢献された方をお送りするという、そういうとらえ方からいくと、やはり皆さんの真心というんですか、そういう生前の思いを儀式としてやっていくわけであって、そこにお金をかけるからいいという風潮をなくすという意味で玉野市の無料化というものをつくったと思うんです。その理念というものはやはり続けていっていただかないと、一たん10円でも100円でも取るというたら、もう有料化の道を開くわけですから、それはもう受益者負担の理念。やっぱり、無料化していくのはそういう理念じゃないんです。受益者負担の理念でいくんなら、もう無料化にはできないと思うんです。その辺、市長はどのようにお考えなのか、ちょっとお答え願いたいと思います。



○議長(広畑耕一君) 市長。

            〔市長 黒田 晋君 登壇〕



◎市長(黒田晋君) 安原議員の再質問にお答えをいたします。

 以前にもこの壇上でお答えいたしましたとおり、先人が築き上げてきた無料化制度というものを、私は継続してまいりたいということを申し上げましたけども、その考え方に沿って、今後も葬祭事業を運営していきたいというふうに思っております。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 安原稔君。

            〔安原 稔君 登壇〕



◆(安原稔君) 御答弁ありがとうございました。

 そういう意味で、全国的に非常に珍しい一つの政策でもあるということで、ぜひこの理念、高く掲げていっていただきたいと思います。

 きょうの山陽新聞に「気になる一冊」という分で、私が買うたのが載ってましたんで、タイムリーかなと思ったんですが、この「気になる一冊」の中に取り上げられた本が「葬式は、要らない」という本です。島田裕巳さんという方が書いた本なんですけど、それに書いてるんですけど、日本の葬式は平均231万円かかっていると言われています。イギリスは12万円、韓国が37万円、アメリカは44万円、ドイツが20万円でしたか。日本は格段に高くなっていると。欧米の映画を見ても、葬式はシンプルでお金をかけているように見えない。日本は巨大な祭壇や生花、それから高額の戒名等にお金がかかっている。どうしてお金をかけないといけないのかと、そういうふうな趣旨で書かれておりました。私も、やっぱり結婚式でお金も200万円、300万円、結婚式の場合かかるんですが、その場合は新郎新婦の衣装代とか、参列者の食事、引き出物等、やっぱり参列者側にお金を使ってるという、そういうふうなところなんですが、葬儀の場合は、業者や僧侶、戒名などに多額の費用がかかるということをこの本では指摘しております。

 特に、最近はそういったことから、葬儀の見直し等がされております。また、核家族化されて、例えば都会に行って田舎にひとり住まいのお母さんがおって、そのお母さんが亡くなったという、そういう場合お葬式しないんです。核家族化しとるもんですから、お寺とも関係が切れたり、無宗教化されたり、そういうふうなところから、非常に都会では葬儀の見直し等がやられております。そういう点で、玉野市においても、祭壇は無料なんですが、音楽葬をしたり、例えば直葬──直接火葬して家族葬です──そうした場合の対応はどのように考えられているのかというのをちょっとお聞きしたいです。

 それから、祭壇と棺おけの費用、何ぼうで買うたんか、幾らで買うたんかです。祭壇、それから棺おけです。祭壇も何年ぐらいで償還さりょんか。玉野市の場合です。ちょっとその辺を教えていただけたらと思います。



○議長(広畑耕一君) 市民生活部長。



◎市民生活部長(大塚秀和君) 安原議員の再質問にお答えをいたします。

 最近、議員御紹介のとおり、葬儀の形というのが大分変化をしております。音楽葬であるとか、いろんな形でやられる場合には、先ほども御答弁いたしましたが、そういう地域の方に十分御迷惑にならない範囲で行っていただくというのが結構かと思います。

 また、斎場での待合室の使用につきましては、そういう少人数でやりたいとかということでございましたら利用していただいて結構かと存じます。

 また、市が設置しております祭壇等、消耗品もございますけど、棺おけの費用につきましては、ちょっと今手元に購入時の数字をちょっと持ち合わせておりませんので、後ほど確認いたしましてまた御報告をさせてください。よろしくお願いいたします。



○議長(広畑耕一君) 安原稔君。

            〔安原 稔君 登壇〕



◆(安原稔君) 例えば、音楽葬をしたいという場合は、やっぱり焼香のかわりにお花をお供えしたりすんです。ということは、祭壇なしでする場合もあったりするんです。その場合、お花をお供えするような台の準備をするかとか、そういうふうなことには対応できるんでしょうか。

 例えば、音楽葬をするというたときには、そういう音楽をかけるような装置、そういったものはどのようにお考えなのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。



○議長(広畑耕一君) 市民生活部長。



◎市民生活部長(大塚秀和君) 安原議員の再質問にお答えをいたします。

 音楽葬を、例えば斎場の待合で利用される場合、一応現在はそこを葬儀として使われる場合には、祭壇の台でありますとか、いろんなテーブル、いす等、必要に応じてセットをいたします。ですから、音楽葬をされる場合には、テーブルでお花を飾りたいとかという場合には、そういう備品もお使いいただけるようなスペースとか、備品は準備をいたしてございます。

 それから、先ほどの御質問のうち、祭壇の購入費用でございますが、約40万円。

 それから、棺おけでございますが、これ大きさがちょっと2種類ございまして、大体長さが180センチが7,000円、190センチが8,000円という種類がございます。また、そのほか消耗品等もその都度使っていただいておりますので、そういう消耗品なんかが大体1万円前後という状況で、市のほうで準備をいたしてございます。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 安原稔君。

            〔安原 稔君 登壇〕



◆(安原稔君) 御答弁ありがとうございました。

 ちょっと確認したいんですが、音楽葬は、今の音響設備はどうなのかということをちょっとお願いしたいんと、それから先ほどの法的な根拠です、1週間以内に届を出さんといけんという。遺体の処理については墓地、埋葬等に関する法律ということで、先ほども言われました、24時間たたなければ埋葬も火葬もしてはいけないと。それから、火葬は火葬場以外でしてはいけないと。それから、埋葬は墓地以外で行ってはならないと、この3つが決められとるということでございます。それ以外はしてもええということらしいんですが、葬式の無用を最初に唱えたんが白洲次郎というふうなことを書いておりましたが、その白洲次郎は、戒名不要、葬式無用という遺言を残して、家族もそのようにしたというふうな紹介がございました。

 埋葬するんならお墓以外だめだが、散骨をするとなると規定がなく、海や山にまけばお墓も要らないということで、葬送の自由をすすめる会というのが洋上で散骨をしたと。それを自然葬と呼んだということで、これは有名な石原裕次郎の分です。それで、法務省の刑事局は、葬送のために節度を持って行われる限り問題はないと、このように発表したと。近年は核家族化、無宗教化で、葬儀を行わないという人もふえており、またお墓を建てないという選択肢も生まれておると。最近では、インターネットを利用して、携帯電話に仏壇とかお墓を入れて、そこでお参りするとかというようなことも何か言われておるということで、非常に大変です。特に、散骨で植樹のときに木の下にまいて植樹葬というんですか。それから、宇宙のカプセルに入れて飛ばすのが一時テレビ出ましたけど、あれなんかも100万円でできるということで、非常に話題になったりしてるということで、やはりそういう形式等に今までのとらえ方がかなり変わってきたと。そのちょっと前は、人工ダイヤモンドにするというようなこともテレビで言っておりましたが、非常に葬式のとらえ方が簡略化をされておるという点でございますが、ちょっと話が長うなったんだけど、その辺、さっきの音楽葬の分、ちょっと若干お願いします。



○議長(広畑耕一君) 市民生活部長。



◎市民生活部長(大塚秀和君) 安原議員の再質問にお答えいたします。

 現在もそうでございますが、9月から新しい斎場の待合につきましては、スピーカー及びマイクについてはございますので、それを利用していただければと思います。

 ただ、音楽葬というのを想定して斎場待合はちょっと整備してございませんので、ただしそういう放送設備は、マイク、スピーカー等はございますので、利用していただいて結構かと存じます。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 安原稔君。

            〔安原 稔君 登壇〕



◆(安原稔君) 答弁ありがとうございました。

 できましたら、マイク、スピーカーだけでなく、やっぱり音楽がかかるような装置も検討していただきたいなと。

 なぜそういうふうな形になってきたのかということで、1つは、ここに書いてましたけど、戒名の習慣が庶民に浸透したのは、江戸時代に寺請制度というのが導入されたということで、それに伴って檀家制度が確立されたというんです。それはなぜかというたら、キリスト教というものを、要するに私はキリスト教ではないという証明をするためにその寺請制度というのができたと。当然、それによってお寺に近いということで檀家というのができ、その檀家にランクができて、総代とかというのができて、その総代なんかに、昔は名前がなかったということであれなんですけど、刀を帯刀できたり、そういって身分がだんだん上になって、格ができてきて、その格付と合わせて戒名も高いのが4つぐらいランクができたという、そういうようなことを書いております。

 そういうふうなことから、檀家制度、それから寺請制度の中で、そういう戒名のランクづけがなされ、それでだんだん庄屋よりも豪華にしたらいけんとか、そういう村の力関係、そうしたものができて、それが300年も続いてきたという、そういう流れの中で今の葬式の形態ができたというふうに書かれておりました。

 そういった面で、非常にお葬式がさま変わりしている中でございますが、本当に故人を弔っていくという面では、玉野市のこの葬祭無料という事業、本当に胸を張って進めていきたい、また頑張ってこのまま守っていただきたいというふうにお願いをしたいと思います。

 それから、続きまして災害のときでございますが、沿岸部の対策はできてるというんですが、もうちょっと詳しく教えてほしいんですけど、高潮のとき、この間避難勧告は出ませんでしたが、マイクで言よったんが聞こえなかったとか、いろんなんがあって、県がヘリコプターを出したんですかね。ヘリコプターで言よったんが、何かエンジン音は聞こえるけど、物を何言よんかわからんような感じでございましたけど、やはり最終的には避難を出すときの、市民にどうするかというのがまだ平成16年以後明確になされてないんです。その点、どうなっとんかということ。

 特に、たしか高潮のときのサイレンが決まってましたよね。ちょっとそれを教えてもらいたいんと、そのサイレンが玉野市はどういうところについて、どうなっとんか。例えば、小学校、中学校、それから会社関係です。そういう協力体制はどうなっとんか、ちょっと教えてください。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。



◎総務部長(西村薫三君) 安原議員の災害の周知といいますか、警報等につきまして私のほうからお答えいたします。

 先般、津波の警報が出た際には広報車を回しました。確かに御指摘のように、ちょっと聞き取りにくいという電話も入っております。今後のそういう課題といいますか、反省点としては、なるべくゆっくり回って、大きな声で話すというのがもう基本かと思うんですけど、やはり気象状況とか風とかによって、なかなかそこらあたりが家の中からは、特に冬場なんか閉めますから、聞き取りにくかったんかなというふうに思いますので、今後も工夫していきたいと思います。

 それから、状況等によりまして、例えば今回は広報車と消防本部の車で対応したんですけど、もっともっと危険度が高いとか、内陸部にも入るような場合には、消防団のそういった御協力も得たいというふうに思っております。

 あとそういう吹鳴というんですか、鳴らす警報等につきましては、通常分団がありましたらそういったところにも対応していただきますし、それからコミュニティの関係で無線といいますか、コミュニティで放送されてますような、ああいう施設があるところはいけるんですが、それ以外は会社関係とまでいくとなかなか今、この間三井造船の玉野事業所とそういう防災の関係の協定も結びましたので、今後さらにそういった基幹産業との連携も図られると思いますが、なるべくそういった会社、民間企業、それからあと避難ビルの関係でも、マリンホテルとか、そこのTSUTAYAの駐車場とかもやってますので、その状況を、災害の危険度、それからどういった災害が想定されるか、地震とか、津波とか、高潮とか、強風とか、そういった内容によって災害対策本部のほうにおきまして適宜判断して、広報とか避難勧告のやり方についてはその都度協議してやっていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(広畑耕一君) 安原稔君。

            〔安原 稔君 登壇〕



◆(安原稔君) ありがとうございました。

 私、災害時のときのシミュレーションを聞いとったと思うんじゃけど、これ答えなかったな。それ後で教えてほしいんじゃけど、要するに災害が起こったときに、どの程度今玉野市の能力で市民に緊急通告ができるかというのが知りたいんです。だから、分団にある、例えばサイレンで、どの程度のエリアの人が緊急なんだということが認識できるのかというのを知りたいんです。そこら辺の計画ができてないんでしょうか。

 それから、あわせて聞きますけど、例えば災害のときに赤ちゃんのミルクとか、それから慢性の病気の方のお薬とか要った場合、どういうふうな手だてを考えとんかとか、もう16号なってから相当経過しとんで、その辺の具体的な市役所が動く手順というのはどういうふうなもんがあるんか教えてください。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。



◎総務部長(西村薫三君) 再質問にお答えします。

 市役所の手順につきまして、いろいろ断片的にお聞きになっていらっしゃるんで、ちょっとどこからお答えしたらいいんかなという悩みはあるんですけど、一応一般災害編と地震災害編の、こういった防災計画がつくられておりまして、今おっしゃられたような医療関係でしたら、医療関係のところで対応していくような医療計画というのがありまして、そちらで対応していくという格好になってます。だから、例えば災害対策本部の中で議論して、すぐ立ち上げますが、常にこういった防災のマニュアルがありますんで、それに基づいた対応というのをやっていきますので、じゃあ赤ちゃんのミルクはどうかとか、それから医療がどうかと言われれば、その部分についてはお答えできますけど、全体についてじゃあどういったことが今一番求められてるか。

 まず啓発。余りここで危ない、危ない言っても、飛び出られても困るから、この程度でしたらここまでとか、その災害が想定されるところで、一応シミュレーションを我々としてはつくってやっております。

 以上、お答えとさせていただきます。

 あと能力といいますか、吹鳴をしてのどの範囲に伝わるかにつきましては、ちょっと消防長のほうから答えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(広畑耕一君) 消防長。



◎消防長(松浦秀樹君) 安原議員の再質問にお答えします。

 消防団のサイレン吹鳴でも、全地域に聞こえるとは限りませんので、これはどこまで聞こえるというて、具体的にちょっと今のところ私のほうで申し上げることはできませんので、済みませんがよろしく御答弁とさせていただきます。済みません。



○議長(広畑耕一君) 安原稔君。

            〔安原 稔君 登壇〕



◆(安原稔君) 16号で約2,000世帯ですか、つかったんですが、やっぱりマニュアルではある言うんですけど、ぱっとなったときにぱっと動けるようなものがないんじゃないかなと私は危惧すんです。サイレン鳴らしたらどの程度の人がわかるというふうなこともつかんどらん。それを、例えばそれ以外の人は、例えばメールマガジンで何人ぐらい啓蒙したとか、何か本当に玉野市の災害対策で、市民には自主防災つくれ言ようりますけど、玉野市として何をしてるのかというのが、非常に不明確なというんですか、起こってみんとわからんというような。

 例えば、この間16時に水門閉めましたよね。あのときは、干潮は5時21分だったんです。雨が例えば降って、1時間に80ミリも降るような雨のときには、1時間20分も前に水門閉めてしもうたら、その雨がどの程度なって影響を及ぼすのかということを考えて16時にしたのか、その辺の根拠もちょっと知りたいんですけど。そういうマニュアルがあるんですか、本当に。



○議長(広畑耕一君) 建設部長。



◎建設部長(芳上秀夫君) 安原議員の再質問にお答えいたします。

 先日の津波につきましては、いろんな情報が流れておりまして、1メーターから3メーターとかというふうなテレビ報道もありましたが、津波に関してどこまで上がってくるかわからない部分で、議員さんがおっしゃったように、ちょうど干潮時期と重なりましたので、TPでいって1メーター上がったとしてもまだ0.36ということで、まだ2メーターほどの余裕がありました。しかしながら、その第2波、第3波は高いということがありましたので、県のほうと建設部のほうで相談しまして、じゃあいつ閉めようかと。

 雨については、もう大した雨が降るというような予報がありませんでしたので、4時にそれぞれの樋門を閉めて、それもおくれてくるという可能性がありますから、夜中まで、満潮時期まで危ないんじゃないかという予想も立ってましたので、それまで閉めて、次の日にあけるというふうな結果になりました。

 以上、お答えとします。



○議長(広畑耕一君) 安原稔君。

            〔安原 稔君 登壇〕



◆(安原稔君) 御答弁ありがとうございました。

 それから、私がシミュレーションどうなっとるのかというのを聞きたいのは、雨が降ったときに1時間も前に閉められたんじゃあね。

 それから、宇野でも何ミリ雨が何時間降ったらどうなるんかというものは、幾らかシミュレーションでつくっとんですか。ちょっとお答えください。



○議長(広畑耕一君) 上下水道部長。



◎上下水道部長(三宅穗君) 安原議員の再質問にお答えいたします。

 宇野地区での、どの程度の雨が何時間降って、そのときにどうなるんだというシミュレーションをしてるかということでございますが、シミュレーションといいますか、先ほども御答弁させていただきましたように、先般来設置したポンプ等につきましては、時間雨量、これは平均降雨量22ミリということでございます。ですから、1時間に22ミリの雨が継続的に降っても耐え得るだけのものはあると。

 ただ、先ほど議員さんからも質問あったと思いますが、最近はゲリラ豪雨というようなこともあって、時間雨量が100ミリを超すとか、そういった事例もあるようですが、そこまでの雨量に対応するだけの能力は持ってないと。したがいまして、もし短時間に相当の、50ミリを超すような雨が降るとかということになると、例えば20分ぐらいで能力を超すとか、40分ぐらいまではもつということはあり得ますが、そういった能力を超せば、当然浸水等というのも考えられると。

 ただ、何分で何ミリの雨が降ったらというような、具体的な細かいシミュレーションというのは、ちょっと今ございませんので、以上でお答えとさせていただきます。



○議長(広畑耕一君) 安原稔君。

            〔安原 稔君 登壇〕



◆(安原稔君) ありがとうございました。

 これ以上聞いても議論の繰り返しになると思うんですけど、やはり地域ごとのシミュレーション、それをやっぱり対策本部立ち上げる以前の情報として、ぜひ整理していただきたいなというふうに思います。

 それから、もう16号台風以来、市民に情報を提供するということは、もう西村部長も再三再四答え続けて、いつまでになったら市民に情報を提供するようなシステムができるんかという、きょうは余り言いませんけど。サイレン一つとっても、非常に状況がわかってないと。やっぱり、市民はそこに書いとる、災害対策マニュアルに書いとるようなことができとるというても、聞かれたら、これはこうです、これはああですというふうなことが即答できるような体制でないと、緊急時に役に立たないんじゃないかということで言わせていただいとんで、そういうお年寄りが大変な状況になったときに、玉野市として本当にどの程度のものを準備してますよみたいなものは、もうそろそろ答えがある程度できてもいいんじゃないですか。基本はやっぱり16号台風です。やっぱり、玉野市の災害。それから数えて、何年たったらどうするんかというものがやっぱり見えてこないというものがちょっとありますので、ぜひ検討していただきたい、要望にかえさせていただいて、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(広畑耕一君) 次に、藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) 会派未来の藤原仁子でございます。

 通告に従いまして、1回目の総括質問をさせていただきます。また、再質問よりは一問一答で順次質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 黒田市長におかれましては、2期目に入られてからの初めての年度の予算案を組むに当たり、財政逼迫の本市予算の中で、いろいろと工夫や気遣いを感じさせる、攻めの市政運営にかじを切っていただきありがとうございました。まだ予算が承認されてはおりませんが、特に子供医療費の中学3年までの拡大は画期的なことで、子育ての最中の保護者にとりましてはありがたいことだと思います。御英断、感謝申し上げます。教育、子育て支援につきましても、目を向けてくださっているのが十分感じられる予算案になっていて、心強く感じました。

 昨年の12月議会で私がお願いいたしました35人学級の4年、5年生への拡大につきましても、単独市費により4年生まで拡大し、基礎学力の一層の定着と基本的な生活習慣の確立を図れるようにしてくださったこと、また今年度より小学校の希望児童を対象に、放課後等を利用し、公民館や学校などで主に算数の基礎的内容の学習支援を行うおさらい会を開設すること、地域活動におけるさまざまな場面で活躍できる人材の育成を図るため、活動に役立つ知識や技能の習得を行う地域人づくり大学を中央公民館に開講するなどの政策は、窮屈な財政状況の中でも、未来の玉野を背負っていく人に投資をするという黒田市長の意気込みを感じるもので、十分とは言えませんが、心意気はよしと感じ入りました。

 そこで、22年度にいろいろ行われる施策の中の幾つかについてお伺いいたします。

 今年度、新しく始まる地域人づくり大学事業に320万円という大きな予算がついております。その講座などの具体的な内容についてお教えください。特に生活支援サポーター養成コースというのがあると聞きましたが、地域生活サポーター養成コースとの違いなどについてもお教えください。

 次に、コミュニティバス事業についてお伺いいたします。

 21年3月議会で、谷口順子議員と浜秋太郎議員が、とても詳しくシーバス事業について質問や質疑をなさっておられました。そういう中で、私がまたシーバス事業について質問をするのもなんなんですが、年が明けて、市民センターを通じてシーバスについてのアンケートが市民の方々に配布され、市民の方々が皆さんアンケートにお答えになっておられます。

 その中で、シーバスを現在利用されている何人かの人たちから、シーバスはどうなるんとか、シーバスがこんなに赤字じゃったなんて知らなんだわとか、市は廃止したいからアンケートをとりょんじゃろうかとか、シーバスはどうしてもねえと困るわ。ねえと買い物や医者にも行けんがという声が上がったり、また現在利用していない人たちからも、私は今は車を運転してるから必要は感じてねえけど、お年寄りの人たちのためにも、幾らお金がかかってもせにゃあいけんわとか、今は乗ってないけど、いつまでも車を運転できるかわからんから、シーバスは続けてくれにゃあいけんわとか、逆に、がらがらで走っとんじゃから、のうなっても仕方がねえがとか、今利用している人たちにはタクシー券あげりゃあええがなど、いろいろな声が寄せられています。

 市長は、22年度の市政運営の基本方針の中で、高齢者が地域で自分らしく生き生きと暮らすための環境整備として、移動の自由の確保が大変重要でありますので、現在本市の交通対策の根幹をなしておりますシーバスのあり方を見直すとともに、利用可能なあらゆる交通手段を視野に入れ、これらをトータルコーディネートし、高齢化社会に対応できる地域交通システムの構築に向け取り組みを進めてまいりますとおっしゃっておられますが、今後このシーバスについてはどのようにされるおつもりなのかお伺いいたします。

 また、地域交通システムについて、どのような方向性を目指しておられるのですか。今年度発足させたいとおっしゃっておられる検討委員会は、どういうメンバー構成で、いつごろ立ち上げるおつもりなのか、もう既に動き出されておられるのか他の自治体の幾つかで行われておりますディマンドタクシーについて、どのように考えられているのかお伺いいたします。

 次に、特別支援教育について何点かお伺いいたします。

 昨年12月議会でも、特別支援教育については質問させていただきましたが、現在各学校で情緒障害児の人数が激増し、大きな問題になっております。障害の程度にもよりますが、時に学級崩壊の一因になっている場合もあったりしておりますが、子供さんも保護者の方々も、本当に悩んで苦しい思いをされております。保護者の方々にとっては、自分の子供は宝物です。その子が楽しく明るく学校生活を送ることができるように、どのような努力も惜しまないというのが、保護者の方々の本当のお気持ちです。

 自分たちの学区の学校に情緒障害児がない保護者の方々は、情緒障害児学級の開設を強く望んでおられますが、各学校で該当する児童が3名以上、それも、できた際には必ずお世話になりますという保護者の方の判こというか、そういう確認がとれていないと開設されない、その3名という縛りがあるため、なかなか学級が開設されないというのが現実です。そのため、せめて通級学級だけでもつくってほしいという保護者の方々の要望が教育委員会に上がっているとお聞きしましたが、どうなのでしょうか。また、それを受けて、市側はどのようにされたのでしょうか。新年度、情緒障害児通級学級は開設されるのでしょうか、お伺いいたします。

 次に、障害児教育支援員のことについてお伺いいたします。

 昨年の12月議会で、私は教育支援員のことについて何点か質問させていただきました。その中で、特に支援員の増員と待遇改善について強く要望させていただきました。今年度の予算案の中では、その2点はどうなりましたでしょうか、お教えください。

 さて、話が変わりますが、ここで私は現在岡山市の光南台公民館で行われている主催講座の人・ふれあい・ひろばというものを紹介させていただきます。

 この講座は、主に情緒障害児のお子さんをお持ちになっている保護者の方々を対象にした講座で、もう3年近くも続いている講座で、実績もあり、悩みを持った保護者の方々が毎回30名ぐらい集まってくる評判の講座です。ここに、にこにこ通信ていうこの通信があるんですけど、それはその講座の機関紙というか、その講座に来ておられる父兄の方が、子供さんの詩とか、それから自分の思いなんかをつづった機関紙なんですけど、この講座は岡山市の北、建部町のほうから、南はもう県外の香川県のほうからも、フェリーに乗って人々が来ております。今までに延べ1,500人の方がこの講座を受けられている、本当に評判の講座なんです。

 指導されてるのは、「ぼくの場所」という、こういう本なんですけど、これは「ぼくの場所」という分で、軽度発達障害児児童の詩を集めた本でございまして、その詩の後にその著者の方が、このときのこの詩の児童の気持ちはこういうことで、こういう対応をしたらいいですよというふうなことを書いとる本です。教育関係者の中では、何人か評判になっておりまして、何人か読んでますっておっしゃる先生もいるぐらい評判の本なんですけど、この本を書かれた方で、親身になって、かつ保護者の身になって相談に乗ってくださるので、皆さん喜んで毎回参加し、思いのたけを十分におっしゃっておられます。

 この講座が評判とってるのも、もちろん指導されてる先生の個性にもよりますが、来られる方が広範囲に大勢来られるというのは、聞いてほしい、相談に乗ってほしいと思っておられる保護者の方が多く、また悩みが深いことだと思われます。皆さん本音で子供の行動のことや、悩んでおられることを言い、帰るときには、これで元気をもらったと言って帰られる方もいらっしゃいます。私は、こういう講座を玉野市にもぜひ開設していただき、悩んでいる保護者の力になっていただきたいと心から思っております。行政は公僕なのですから、いろんな方々の要望に沿うようにすることが求められており、またその要望も大多数の方々の要望を酌んでいくことが大事だということはもちろん承知しておりますが、弱い立場の方々にも優しい目線を注いでいただいて、このような講座の開設をぜひぜひ前向きに検討していただきたいと御紹介いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

 次に、市役所窓口での対応についてお伺いいたします。

 黒田市長になられてから、従来何カ所も回っていた手続が1カ所に集約されて便利になったという声を聞いております。例えば、母子家庭の方がそういう手続をする場合には、どの課へ行って手続をしたらよいのかお教えください。また、そこではどのような手続がなされるのでしょうか、流れをお教えください。

 市長には、シーバスのあり方、ディマンドタクシー等、地域交通システムの方向性と、検討委員会についての市長の存念をお聞かせください。

 また、先ほど私が紹介しました、保護者を中心とした母の会のような講座についてはどのようにお思いになられますか。きょう聞いてすぐには決められないでしょうが、答えれる範囲で結構なので、存念をお聞かせください。

 以上で1回目の質問を終わらせていただきたいます。



○議長(広畑耕一君) 市長。

            〔市長 黒田 晋君 登壇〕



◎市長(黒田晋君) 藤原仁子議員の御質問のうち、平成22年度市政運営についてお答えをいたします。

 まず、地域人づくり大学の講座等の具体的な内容についてであります。

 平成22年度から中央公民館で開講いたします地域人づくり大学は、5月16日の日曜日に開講し、開校記念特別講演を行う予定といたしております。本議会初日の未来代表三宅宅三議員の御質問にもお答えしておりますが、地域人づくり大学では、地域生活サポーター養成コース、コミュニティビジネスコース、知って得する、略して知っ得コースの3つのコースを用意いたしてございます。

 講座等の具体的な内容といたしましては、地域生活サポーター養成コースでは、生活支援サポーター養成講座、シニア世代いきいき講座おやじ塾、傾聴ボランティア養成講座、普通救命講習の4つの講座を予定いたしております。

 この中で、生活支援サポーター養成と地域生活サポーター養成との違いについてでありますが、地域生活サポーター養成コースのカテゴリーの中の一つが生活支援サポーター養成講座であり、日常生活の上でちょっとした困り事等を支援するための知識、技術等を学ぶ講座であります。

 また、コミュニティビジネスコースでは、NPO基本講座、NPO立ち上げ支援講座、コミュニティビジネス基本講座、子育て応援タクシーなどのコミュニティビジネス成功事例講座を幾つか用意をしております。

 知っ得コースでは、メモリアル講座といたしまして、玉野歴史ロマン夜塾、夜にやるという塾でありますけれども、マンスリー講座といたしましては、裁判員制度を知ろう、ジェネリック医薬品とは、ゆかたde変身!花火ナイト、生誕200年聴いて・知って・楽しめるショパン、ノルディックフィットネスウオーキングを楽しもう、岩盤浴とからだ等々、毎月テーマを変えて、多様な角度から講座を予定しております。市民の皆様が選択して、楽しく学ぶことができる内容を用意いたしております。

 次に、議員の御紹介のありました岡山市立光南台公民館の主催講座、人・ふれあい・ひろばと同じ講座が本市で開催できないかについてであります。

 私も、先ほど御紹介をいただきました人・ふれあい・ひろばが発刊しているにこにこ通信を読ませていただきました。地区の主任児童委員さんがアドバイザーとなり、軽度発達障害について理解を深め、お互いに情報交換や実際に困っていること等、お茶を飲みながらざっくばらんに話し合える交流の場として、座談会形式で定着している取り組みはすばらしいことだと思います。

 発達障害の取り組みへの貴重な御提案であると考えますが、現在特別支援教育は学校教育課、社会福祉事務所、健康増進課等が進める特別支援教育ネットワーク連絡協議会による地域連携や、発達障害のある子供及び保護者の相談に応じる玉野発達障害者支援センター等の各関係機関との連携、特別支援学級の親の会であるあすなろ会の保護者による取り組み等により、総合的に推進されております。保護者支援のための講座開設は意義あるものと思いますが、現在の取り組みの中で保護者支援も進んできていると聞いておりますので、どのような形の支援が望ましいか、総合的な取り組みの中で検討してまいりたいと考えております。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。

            〔総務部長 西村薫三君 登壇〕



◎総務部長(西村薫三君) 藤原仁子議員の御質問のうち、コミュニティバス事業についてお答えいたします。

 まず、シーバスと地域交通システムの方向性は関連いたしますのであわせて申し上げますが、事業から10年が経過したシーバスの今後の見直しも視野に入れ、高齢化社会に対応できる地域交通システム構築に向けた検討委員会の設置を考えております。

 この検討会議では、本年1月から始めましたアンケート調査の結果やシーバスの乗降調査などのデータ、他市の公共交通体系などを参考にしながら、市民ニーズに沿って観光や経済活動にも配慮した移動の不自由さを感じない、シーバスも含めた新しい公共交通システムの構築を議論してまいりたいと考えております。また、その会議では、利用者の需要と欲求に沿ったディマンド型の交通や、通勤、通学に適した目的地まで直線的に利用者を運ぶシャトルバス型交通の検討、また路線バス、特急バスやJR宇野線との連携などを考慮した新しい公共交通システムが議論されるものと考えております。

 次に、検討委員会のメンバー構成と立ち上げ時期につきましては今議会の総務文教委員会で御協議申し上げる予定といたしておりますが、メンバーは住民代表や交通事業者等を考えております。

 また、時期につきましては、委員を選定した後、平成22年度のできるだけ早い段階で立ち上げたいと考えております。

 最後に、ディマンドタクシーについてでありますが、利用者の欲求に従って、自宅から目的地までタクシーに比べると低料金で利用できるメリットがある反面、乗り合い式であることから、時間どおりに目的地に到着できない場合があり、自宅まで迎えに行く場合には、登録制で予約も必要であることから、導入地域では一々予約が面倒だというような声も上がっているようです。

 また、ディマンドタクシーにつきましては、全域にサービスを行う場合、観光や仕事で本市に訪れた方々は、予約や登録ができないために利用できない不都合もあります。

 さらに、タクシー事業者に対する事業圧迫の問題もあり、国土交通省から事業者の合意構成が不可欠であるなど、導入に当たって慎重論も昨今では出ております。

 しかしながら、市民の利便性を考えた場合には選択肢の一つであり、先ほども申し上げましたが、シャトル式交通などの検討や他の交通連携も考慮して、総合的に検討していく必要があると考えております。

 いずれにいたしましても、地域交通は、市長が申し上げてますように、動く公共施設だということで、なくてはならない生活基盤だと考えております。最重要課題だと認識しておりまして、我々としても全力で取り組んでいく覚悟でございますので、よろしく御理解賜りたいと存じます。

 以上、お答えとさせていただきます。



○議長(広畑耕一君) 教育長。

            〔教育長 岡本和徳君 登壇〕



◎教育長(岡本和徳君) 藤原仁子議員の御質問のうち、特別支援教育について順次お答えいたします。

 まず、自閉症、情緒障害に対応した通級指導教室の開設についてでございます。

 保護者の方々から、自閉症、情緒障害に対応する通級指導教室開設要望を受け、現在県教育委員会に対して、新設を強く要望しているところでございます。正式決定は後日となりますが、これまでの協議を通して、教育委員会といたしましては前向きな回答が得られるものと考えております。

 次に、特別支援教育支援員の増員と待遇改善についてでございます。

 特別支援教育支援員は、当初予算比で来年度は今年度と比べて3名の増員予定となっております。本議会において、未来代表三宅宅三議員にお答えいたしましたように、特別支援教育に係る学校・園への人員の配置は、支援員の配置数をふやすだけでなく、定数加配の教員や非常勤講師の配置等を総合的に判断して実施いたしております。また、支援員を有効に活用するためには、専門家による指導や支援、関係機関との連携、保護者等に対する相談体制の充実、職員の資質の向上などを組み合わせ、総合的に推進していかなければならないものであり、今後ともさまざまな施策を推進する中で、支援員増員について取り組んでまいりたいと考えております。

 支援員の待遇改善についてでございますが、昨年9月の総務文教委員会での御指摘を受けて関係部局と協議を進めており、改善案について本議会の総務文教委員会においてお諮りすることといたしております。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 市民生活部長。

            〔市民生活部長 大塚秀和君 登壇〕



◎市民生活部長(大塚秀和君) 藤原仁子議員の御質問のうち、市役所の窓口対応についてお答えをいたします。

 現在住民子育て課では、住民票等の異動に伴いまして、子育てに必要な手続が迅速かつ確実に対応できますよう、住民票等の異動手続を行います住民係と、母子家庭の相談や手続などを行います子育て支援室の窓口を隣接した形で設置し、手続等に不備がないように、連携を密に対応いたしてございます。

 お尋ねの母子家庭の場合に関する手続につきましては、基本的に子育て支援室におきまして、それぞれの御家庭の事情を伺いながら、必要に応じて児童扶養手当でありますとか、ひとり親家庭等医療費などの手続などを行っております。また、教育委員会、社会福祉事務所、保険課など、住民子育て課以外で手続が必要なものにつきましても、ひとり親家庭のしおりなどの資料をお渡しいたしまして、確認を行いながら、手続が必要とされる担当部署等へ御案内させていただいてございます。

 今後につきましても、窓口担当職員用に作成いたしてございますマニュアルに従いまして、迅速かつ確実な対応に努めてまいりたいと存じます。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) それでは、コミュニティバス事業についての再質問をさせていただきます。

 総務部長は、先ほどコミュニティバス事業について、一たんもうさらにしてというか、新たに玉野市民の皆さんが利用しやすい形で組み直すという意味のことを言われたと思うのですが、私も住民サービスの観点から、多少お金がかかっても、やはり続けなければならないと思っておりますが、このバス事業については、本当に一言では言えないいぐらい問題がいろいろあるようです。

 例えば、循環系路の問題、それからバスの時刻表の関係の問題です。それから、費用対効果の問題など、いろいろあります。その何点かを質問させていただきます。

 まず、シーバス事業の赤字についてですが、18年度より今年度までの赤字額をざっとお教えいただきたい。それからまた、運賃収入についてもお教えください。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。



◎総務部長(西村薫三君) 藤原仁子議員の再質問にお答えいたします。

 シーバス事業の赤字額ということでございますが、赤字といいますのが、事業経費全体から運賃収入を差し引いたものを両備バスに補助金という格好で拠出しております。この補助金の額で申し上げさせていただきたいと思いますが、18年度は約7,220万円、19年度が6,498万円、20年度は約6,491万円、そして今年度は当初予算ベースで6,390万円を見込んでございます。

 それから、運賃収入につきましては、平成18年度は約1,395万円、19年度は約1,262万円、20年度が約1,310万円、そして今年度につきましては、当初予算ベースで1,195万円の運賃収入を見込んでございます。

 以上、お答えとさせていただきます。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) 御答弁ありがとうございます。

 予算案の中で、今年度6,321万円の見積もりが予算計上されていると記憶しておりますが、間違いございませんでしょうか。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。



◎総務部長(西村薫三君) 再質問にお答えいたします。

 平成21年度乗り合いバス事業の予算額は、先ほど申し上げましたとおり約6,390万円でございます。

 以上、お答えとさせていただきます。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) 済みません、私が聞き方が悪かったですね。

 この3月予算の予算計上されている22年度のことをちょっと6,321万円とお聞きしたんですが、済みません、よろしくもう一度お願いいたします。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。



◎総務部長(西村薫三君) 済みません、ちょっと議案との関係がありまして、議案質疑という問題もあるとは思うんですけど、今年度の見積もりは確かに6,321万円の見積もりでございます。よろしくお願いします。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) 済みません、ちょっと私がなれないもので、何か議案質疑に関する数値は余り。済みません、申しわけありません。

 毎年の補助額っていうのは運賃収入を引いたものなので、20年度で言うと両備バスに支払う金額は6,491万円足す1,310万円で7,801万円ということになります。乗客というんですか、運賃収入は1,310万円ですが、障害者の方は100円で、また付き添いの方も100円、子供も100円で、6歳未満の方は無料なので一概には言えないと思うんですけど、1,310万円を単純に大人として200円で割りますと、6万5,500人ということになります。7,801万円を6万5,500人で割ると1,190円ということになりますので、簡単に言うと、200円の収入を上げるために1,190円費用がかかってるということになると思うんですけど、間違いございませんでしょうか。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。



◎総務部長(西村薫三君) 藤原仁子議員の再質問にお答えいたします。

 数字が細かいんでございますが、平成20年度にシーバスを利用いただいた方が7万9,289人でございました。総事業費が約7,800万円ですので、この7,800万円を7万9,289人で割りますと約980円となります。運賃は、単純に言いますと200円ですから、この差額は780円、これが市の負担というふうな数字になろうかと思います。

 以上、お答えとさせていただきます。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) 御答弁ありがとうございます。

 随分費用対効果が悪いように思われるのですが、市側の見解はどのように思われてるんでしょうか、お伺いいたします。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。



◎総務部長(西村薫三君) 藤原議員の再質問にお答えいたします。

 その費用対効果、こういった面で最初冒頭御質問の中でおっしゃいました、いろんな意見があります。私も見てて、がらがらで走ってるのを見ると、何かもったいないなという気がするときもありますし、そういった面で、確かにでもシーバスというのは、10年たって玉野市にはやっぱり定着したインフラでございますので、今後どういった形で市民に提供するのが一番費用対効果が高まっていくのか、それを今後検討して、見直していきたいというふうに考えてございます。

 以上、お答えとさせていただきます。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) 済みません。両備バスへ支払っている7,800万円っていう金額は、大変な金額と思われますが、どういう明細になっているのでしょうか。こういう数値は、何か質疑で聞くものらしくて、どうも私がそういうことになれないものですから大変申しわけないんですが、何か20年3月の予算で、こちらにいらっしゃる議員の方々はほとんど御存じだと思うんですけど、私は昨年ちょっと当選したもので、まだその数値がよくわかっておりませんので、申しわけありませんが大体ざっとで結構なんで、どういうお金がかかってるのか、ちょっとお教えいただけますか。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。



◎総務部長(西村薫三君) 再質問お答えいたします。

 今、御指摘のありました20年度における補助金の内訳について、これは資料で既にお出ししてありますので、その中から申し上げます。

 人件費が4,420万円、それから修繕費が440万円、諸税が49万円、保険料が91万円、乗客異動補てんとして路線助成金というのがございますが719万円、燃料費が645万円、車両費270万円、その他合計しまして7,493万円から運賃収入を差し引いた金額に消費税を加えた額で、6,491万円を補助金として交付いたしてございます。

 以上、お答えとさせていただきます。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) 昨年3月議会で、谷口先生と浜先生が質問と質疑をされております。その中で、その数値を引用させていただきますと、人数は9.3名で人件費は4,420万2,000円ということでした。正社員が4名で、OBの嘱託の方が5.3名ということですが、これは間違いございませんか。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。



◎総務部長(西村薫三君) 再質問にお答えいたします。

 人件費の内訳ですが、9.3人で4,420万2,000円でございます。9.3人の内訳は、正規運転手が4名、再雇用者が5.3名でございます。

 以上、お答えとさせていただきます。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) 私は、ちょっと会社の経営者じゃないのでよくわかりません。間違ってるかもしれませんが、シーバスの1人の大体運行時間というのが6.7時間で、車庫からの出発や洗車の時間を入れても8時間で十分だと思われます。私が計算してみたんですが、シーバスは4台運行しておりますので、8時間掛ける4で32時間ということで、それが1週間で224時間。1人の運転手の1週間の勤務の上限の40時間で割ったとしましても5.6になります。病気になったり、自己都合で休むこともあるので、多目に見積もって6.5人から7人いれば十分に回していけるんじゃないかなと私は思ったんですが、どんなんでしょうか、お教えください。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。



◎総務部長(西村薫三君) 再質問にお答えいたします。

 その人件費という問題、御指摘のように単純に割って機械的に出せれない部分もあるかと思います。特に運転手となりますと、人命を預かる、また長年経験を積んだ方じゃないとバスの運転手としては採用されないというような、技術の問題もあるとは思うんですが、いずれにしても半分以上が人件費であるということにつきましては、所管の委員会からもいろいろ御指摘を受けてございまして、これは6月の総務文教委員会でも報告させていただいてるんですが、人件費部分につきましては、当初予算額より174万円削減するということで、両備とも協議をさせていただいたりして、我々としてもいろいろ交渉の中で節減には努めているところでございます。

 以上、お答えとさせていただきます。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) 済みません、申しわけありません。ちょっと議論がかみ合ってないようなんですが、もちろん正社員の方も、OBの方も、運転手をなさっとった方なので、私は7人ぐらいだとして勝手に計算してみたんですけど、正社員の方が一般的に年収500万円として、4人で2,000万円で、OBの方が3人もいれば、年金をいただきながら200万円として600万円、それで人件費としてそれを合わせ2,600万円です。あと保険料の分担分とか、いろいろもろもろ要ったとしても3,000万円ぐらいあれば十分人件費がいけるんじゃないかなあと私は勝手なんですけど思ったんですけど、もう両備に支払ってる金額は大方4,500万円なんで、1.5倍ぐらい何か私らが思っておる金額より人件費としてたくさん払ってるんじゃないかなと思ったんです。

 先ほど総務部長さんがおっしゃって、今年度ですか、171万円ぐらい下げてというふうなお話があったんですけど、人件費が高いという認識は、当局のほうはお持ちになってるんでしょうか。大変失礼な質問なんですが、お答えいただけたらと思います。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。



◎総務部長(西村薫三君) 再質問にお答えいたします。

 人件費が高いというのと、先ほどの御質問にありました、人数が本当に9.3人必要なんかというようなことも含めまして、両備と協議して、積算の根拠として現在7名ということで合意に至ってございますので、我々としても若干高いのじゃないかなということは申し入れさせていただいてございます。

 以上、お答えとさせていただきます。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) 済みません。先ほどの路線助成金719万円という数字があったと思うんですが、大きな金額ですが、どういう意味のお金か御説明ください。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。



◎総務部長(西村薫三君) 再質問にお答えいたします。

 路線助成金の件ですが、これは先ほど言いました両備との交渉の中で、人件費以外の部分について縮減をいろいろお願いしているところでございまして、他の自治体のバス事業の取り組みとか、こういう中身について今までも交渉しております。この部分につきましては、これは本来コミュニティバス事業が行くことによって、ほかの路線バスが影響を受けますので、それで安い料金を設定しているという、200円という設定をしてますので、その影響を少しでも補てんをするという趣旨でございまして、数式で言いますと、影響見込み平均運賃額に見込み影響人員に2分の1を掛けると、非常に細かい数字ですが、そういった根拠で路線助成金というものを支払わさせていただいてございます。

 以上、お答えとさせていただきます。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) 御答弁ありがとうございます。

 つまり、シーバスが運行することによって、両備バスの路線バスが影響を受けるので、その差額というか、減った分の人数を両備バスが補てんしてくれということですね、簡単に言うと。それは、人数の根拠っていうのは、どういうことで示されているんですか。例えば、シーバスはもう10年運行してるんですが、多分11年度から運営したと思うんですが、11年度以前の路線の人数を基準に考えておられるんでしょうか。



○議長(広畑耕一君) 議事の都合により休憩します。

                               午前11時59分 休憩

                               ─────────

                               午後1時0分 再開



○議長(広畑耕一君) 午前中に続き会議を開きます。

 総務部長。



◎総務部長(西村薫三君) 藤原仁子議員の再質問にお答えいたします。

 路線助成金に関して、根拠はどうなってるのかという御質問だったと思います。

 10年前、こういったいろいろ条件を決める際に、その当時あった規定の路線バスの約65%が影響を受けるんでないだろうかというような交渉の中で議論が行われたようです。それから、申し上げますと、影響見込み平均運賃額というのを、310.6円というのを出してます。影響見込み人員というのを、1日当たりが129人で359日。営業日だと思うんですけど、出して、それら掛け合わせた後に2分の1というような、だから影響の65%の半分を補てんしましょうというような交渉が成り立ったようにお聞きしてございます。

 以上、お答えとさせていただきます。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) 御答弁ありがとうございます。

 路線助成金のことについてはわかったんですけど、私の言い方が悪かったんで、済みません。

 例えば、先ほど129人おっしゃいましたけど、それは10年ほど前の人数のカウントで129人で、それから交通の事情が随分変わってきてると思うんですけど、バスを利用される方もだんだん少なくなっておりますし、その人数を何年かごとに見直すようなことはあるんでしょうか。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。



◎総務部長(西村薫三君) 再質問にお答えいたします。

 この算式につきましては、この10年間基本的には同じ数字を使わさせていただいてございます。

 以上、お答えとさせていただきます。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) 済みません。そうすると、路線助成金の719万円ということは、ほとんどこの10年変わらずお支払いしてるということで間違いございませんね。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。



◎総務部長(西村薫三君) 再質問にお答えいたします。

 そのような経過でございます。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) わかりました。私はこの路線助成金というのは、そういうふうに言われると、ああそうかと思うんですけど、普通考えて、そういうふうなお金を払う必要があるものなのかなと思うんです。市といえども、皆さんからお預かりしてる大事な税金なんですから、何もこんなことを言うのは申しわけないんですけど、両備バスからこうこうこれだけのお金が要りますと言われて、はいはい言うて、唯々諾々と支払うんじゃなしに、もう少し値切るというか、他の自治体と連絡をとり、研究していただけたらと思います。同じようなバスを4,000万円前後で運用されてる同規模の自治体もたくさんあるようにお聞きしておりますので、よろしくお願いいたします。

 それから、シーバスのあり方を考える検討委員会ですが、先ほど総務部長のお話で、22年度のできるだけ早い段階でやりたいというお話がありました。メンバー構成についてもざっと言ってくださったんですけど、18年に玉野市コミュニティバス事業運営懇談会というものを設置したというように聞いておりますが、メンバー構成はそのときとどのように違うのでしょうか、概略でお教えいただけたらと思います。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。



◎総務部長(西村薫三君) 再質問にお答えいたします。

 10年前のバス事業の運営懇談会っていう名簿が今手元にあるんですけど、どちらかというと利用者側です。学校の関係とか、老人クラブとか自治会、コミュニティ関係の方がほとんどでございます。

 今回立ち上げようとするのは、地域交通という一つの基盤、いわゆる生活基盤、市の財産、そういったことで考えますから、事業者も入っていただく必要がありましょうし、学識経験者とか、それからもちろん利用者、団体、各種さまざまな方に入っていただいて御議論いただく必要があろうと思います。

 御指摘のように、両備とだけのやりとりでないんで、それからいろんな声も10年たって出てきてますから、そこら辺の意見が集約できるような形、それと規制等も、先ほど言いましたように、例えばオンディマンドでいきますと、タクシー業界の方の了解も要りますし、それから交通規制、地域交通となりますと、警察の関係の交通規制の問題もありますから、そういったところも含める必要があろうかと思っております。

 以上、お答えとさせていただきます。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) お答えありがとうございます。

 住民利用者の代表っていう表現がありましたけど、どういう人たちを考えられてるんでしょうか。



○議長(広畑耕一君) 総務部長。



◎総務部長(西村薫三君) 詳細につきましては、まだこれから所管の委員会のほうに御相談申し上げようと思ってるんですが、通常よく利用される方となると、どうしても高齢者が多いです。それから、あと子供さんなんかも結構利用されてるんですが、子供さんを入れるべきかどうか、ちょっと意見の問題もありますが、また逆に利用してない方もいるんです。それはなぜ利用してないかという問題も、もっと利用を上げないといけませんから、どうしたら利用が上がるかという格好で、やっぱり住民の方、それから公募も要るのかなと思ったりもしますが、この辺はちょっとまだ議論の余地がありますんで、この定例会で十分市民代表の皆様との意見交換の上、決定していきたいと思ってます。

 以上、お答えとさせていただきます。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) ありがとうございました。

 住民の代表っていうのは、大体立派な方が選ばれることが多くて、そういう立派な方は大抵運転なんかをなさって、本当の意味でシーバスを利用してる足のない人の声が届きにくいということがあるので、私としては運転のできる方ばかりが住民代表になることがないよう、実際に乗る足のない弱い立場の方々の意見が反映できるようなメンバー構成を考えていただけたらと思います。

 それから、ディマンドタクシーについては、先ほど総務部長さんが、特徴と長所、短所を述べてくださいましたので、もう省略させていただきまして、検討委員会でこの新しい交通体系については十分議論していただき、市民の方々が十分納得をされて喜んでいただけるような交通体系になるよう、よろしくお願いいたします。

 済みません。それでは、特別支援教育の再質問に移らせていただきます。

 先ほど、特別支援の通級教室の話をしたときに、教育長さんからお話をいただきました。県教委の感触は前向きというか、いいんじゃないかというお話をいただいたんですが、この設置については大体いつごろわかるんでしょうか。



○議長(広畑耕一君) 教育長。



◎教育長(岡本和徳君) 藤原仁子議員の再質問にお答えをいたします。

 今、教育委員会としましても、県教育委員会と最終的な詰めを行ってるところではございます。できるだけ早い時期に、そういった正式なほぼ確定した通知をいただけるものと考えております。その段階で、関係者の皆様、それから保護者の皆様にも伝えてまいりたいと思いますので、御理解を賜りたいと存じます。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) 済みません。もちろん、この4月からに間に合うという返事なんでしょうか。



○議長(広畑耕一君) 教育長。



◎教育長(岡本和徳君) 藤原仁子議員の再質問にお答えいたします。

 玉野市教育委員会といたしましても、4月からスタートできるようにということで、今全力を尽くしてるところでございますので、御理解を賜りたいと存じます。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) それでは、まだわかりませんが、できた場合と仮定しまして、もしできたとして、拠点校はどちらになるんでしょうか。また、通級教室ができた際には、大体何人の児童が通級の予定でしょうか。



○議長(広畑耕一君) 教育長。



◎教育長(岡本和徳君) 藤原仁子議員の再質問にお答えいたします。

 先ほどもお答えいたしましたように、まだ未確定な段階でございます。先ほど申しましたように、設置がほぼ確定した段階で、関係者の皆様及び保護者の皆様にお伝えをしたいと思いますので、御理解を賜りたいと思います。

 それから、通級教室ができた際の児童の希望の数なんですけれども、県のほうへは今23名ということで交渉をしている段階でございます。

 ただ、最終的には保護者がどういうふうに判断されるかいう問題がありますので、現在は23名の希望ということで御理解賜りたいと存じます。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) 現在、各学校で学級が設置されるためには、先ほど言いましたように3名の児童が入級することが条件になっているようでございます。

 しかし、まだ保護者の中にも、入れたいけどちょっとといって、二の足を踏まれている方々もいらっしゃいます。周りの方々の無理解や誤解、偏見がなくなり、子供たちが生き生きと過ごす学級が一日も早くできるよう、市側と学校側が緊密に連絡をとってくださるよう、強く要望いたします。

 さて、12月の議会で要望いたしました支援員の人数、待遇のことですが、人数については先ほど教育長のほうから3名増っていうお話がございました。18年から見ましたら、6名、9名、3名、3名っていうふうになってるんですが、3名のうちの2名は、早くに前送りというんか、今年度の分を早くに出してくれて、昨年の10月に2名つけてくださってるので、この3月末からというと実質1名増っていうことで、何となしに3名っていったらそうでもないんですけど、1名っていったらちょっと何か不満の残るような結果でございますが、財政逼迫の折から努力はしてくださったものと思いますが、1名増というのは何か少ないように思えるのですが、学校からの要望がなかったのでしょうか。それとも、予算の関係なのでしょうか。

 宅三議員の質問の返答の中で、教育長は、人数だけふやせばよいというものではないと述べられておられましたが、どういう意味だったのでしょうか、それも含めて理由をお聞かせください。



○議長(広畑耕一君) 教育長。



◎教育長(岡本和徳君) 藤原仁子議員の再質問にお答えをいたします。

 支援員の配置につきましては、各校から要望をいただいております。そういった要望の中で、緊急性の高さや、それから支援員の配置による効果がどのように期待されているか。それから、教職員の支援で対応できるか等の視点から、緊急性の高い順番から判断をさせていただいております。教育委員会といたしましては、特別支援教育は支援員の配置数をふやすだけではなくて、定数加配の教員、例えば35人学級も含めてですけれども、それから県の加配も含めてです。それから、非常勤講師等の人員配置による支援、それからサポートチーム等の専門家による支援、それから関係諸機関等との連携、それから保護者等に対する相談体制の充実、教職員の資質向上など、総合的に推進してこそ成果が上がるものと考えております。

 そのため、予算につきましては、特別支援教育に係るそれぞれの事業の必要性を総合的に判断しながら、予算要求をいたしております。支援員増員につきましては、今後とも総合的な視点で推進してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) ありがとうございます。

 今後もぜひ支援員の増員をよろしくお願いいたします。

 さて次に、特別支援を必要としている子供さんをお持ちになってる保護者の方を対象にした講座のことですが、先ほど総括質問の中で触れさせていただきまして、市長さんのほうより温かい目線での御返答をいただきました。

 ざっとどういうものかを御紹介させていただきますと、非常に和やかな雰囲気の中で行われておりまして、私も紹介してくださる方がいらして行っております。初めこの話を聞いたとき、イメージがつかめないというか、よく状況がつかめなかったものですが、行ってみて、話を聞いて、その場に入ってわかりました。全国的に見て、子供さんを対象にした児童デイサービス、また例えば玉野市で言うと、NPO法人のじゃんぷえいどさんが行っているすてっぷやじゃんぷのようなものですが、こういうものは割かしどこの自治体にもたくさんあるようでございますが、このように保護者に向けての相談会というか、母の会的な座談会のようなものは余り聞いたことがございません。悩みを言うところがない、悩みを聞いてほしい、相談に乗ってほしい、自分の子供だけどうしてこうなのかとか、苦しい気持ちを聞いてほしい、わかってほしい、これを言っては差しさわりがあるかもしれませんが、学校の先生はちっとも頼りにならない、本気で取り合ってもらえないとか、先生がうちの子供を差別しているとか、いろんなことをおっしゃっております。気持ちがぐちゃぐちゃになって、自分でもこんなことを言ってはいけないと思いながらどうしようもない。気持ちの持っていくところがなくて、子供や家族に当たってしまって、もう後は自己嫌悪の塊と言っておられます。そういう保護者の心の叫びをすくい上げて講座という形、私は形はどうでもいいと思ってるんですけど、講座という形で専門の相談員をつけて、悩んでいる人たちがいろんな話をしたり、悩みを言い合う場所を提供したという意味で、この光南台公民館の講座は画期的なことだと私は評価しております。

 市長は、高齢者の力になったり、玉野市を背負っていける人材をつくっていくという観点から、予算をつけて今年度人づくり大学という講座を開講されるようですが、私はこの講座も、形は違いますけれども同じだと思うんです。高齢者の方々の助けにはならないかもしれませんが、玉野の未来を背負っていく子供たちへの形を変えた応援、支援だと思うんです。だから、生意気なようですが、子供たちをどうこうする場合には、やはり親を始め周りの人の視線っていうんか、周りの人たちが変わらなければ絶対にだめなんです。じゃんぷやすてっぷで、先生方がもう一生懸命決まりを守るということを何時間にもわたって指導されております。

 ただ、何時間かしてそういうふうにしたとしても、周りの方々の対応でだめになることがあるんです。私は責めてるんではなく、もうこの保護者の方々がともに勉強して、子供の特性を理解して一緒に歩んでいく、そういうことが本当に大事なことだと思っております。そういう勉強は、カウンセラーの方が20分か30分1対1で説明するより、人・ふれあい・ひろばのようにみんなの話の中で、また自分の子供の問題点を素直に言って、周りのみんなから返ってくる、あんたそういうときにはこうしたらいいよとか、うちの子供はそうじゃったけど、こうじゃったんよ、じゃからやってごらんというような、みんなから返ってくる返答の中でだんだん学んでいくものなのです。そうして悩んでいるのが自分だけではない、また相談に乗ってもらえる友達がいる、そういう連帯感が生きていく上での力になると思うんです。

 ちょうど私の周りでちょっとそういう子供さんがおられる御父兄の方がおられて、何か相談員の人はいないんですけど、母の会の何人かで定期的に集まって会合を持っとられる人がおるんですけど、自分が一人っきりじゃない、とにかく友達がおるっていうことがすごく心の支えになるとおっしゃっておりました。だから、そういう観点から、ぜひもう玉野市でも縦割り行政じゃなしに、皆さんで相談して、そういう取り組みをすることをぜひぜひ検討していただきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

 それから、済みません。じゃあ次に、窓口の対応についての再質問をさせていただきます。

 先ほど総括質問の中で、私は市役所の窓口の対応のことについて質問をいたしました。それには実はわけがございまして、ごく最近私の知り合いの方と教育委員会との間で少し問題がございました。それは、就学援助についてであります。その方はずっと前に離婚され、2人のお子さんを抱えて働いておられまして、子供さんが4年生になるまで就学援助を受けておられましたが、ある事情で玉野市を留守にすることになり、一たん就学援助が打ち切られました。子供さんが6年生になるときに、また玉野市に帰ってこられて、母子手当等いろいろな手続に市役所に来られ、手続をしたそうです。その折にその窓口の方が、これで手続はすべて済みましたとおっしゃったので、その方はすべて済んだと思い込んだそうです。

 ところが、前は学校から何かいろいろ書類をもらってきていたのがなかなかもらってこない。子供に言うと、みんなもらってねえよって言うので、おかしいなと思いながら、通帳には玉野市から何らかのお金が毎月いろいろ入ってくるので、おかしいなと思いながら気がつかなかったらしんです。学費が引かれたその次の月に、私も通帳を見せていただきましたが、ひとり親と印字されて似たような金額が入ってくるので、今ごろは何か変わったんだなと思っていたというんです。決定的におかしいと思ったのは、いつまでたっても修学旅行のお金が入ってこないので、その月に506円入ってきたので、これは絶対におかしいと。それで初めて住民子育て課に連絡すると、入っていたのはひとり親の医療費の戻りだということがわかりました。本人はびっくりして教育委員会にかけ合いに行きましたが、手続をしていないのでできませんの返事しかもうもちろんいただけません。それで、就学援助の手続もできているんですかってその方がお聞きになれば一番よかったんですが、そう聞かなかったんですから、その方が悪いのはわかっとんですけど、本人からいうと、すべて済んだと言うから、できているものと思うがなあ、先生とおっしゃるんです。窓口で、せめて就学援助の手続をされる場合は教育委員会のほうに行っていただかなければなりませんと言うてくれたら、市役所に来とんじゃから何ぼうでも行くのに、本当お役所仕事なんじゃからと言って怒っておられました。先生、窓口に手続に行ったりする人は大抵お金に困っとんじゃから、窓口で手続のことを教えてくれなんだら、就学援助の、私はまあ4年までもらよったからそういう制度があることはわかっとるけど、就学援助の制度があることもわかりゃあせんが。学校が教えてくれるはずですと市役所は言うたけど、学校は何も教えてくれりゃあせなんだとその人は言っておられました。

 この案件は、もう住民子育て課にももちろんミスというか、瑕疵はありませんし、教育委員会も手続してないんですから、何ら瑕疵はございません。言葉をかえて言うならば、こういう方に対する優しい目線がないというか、そういうことなんです。窓口の人たちに、何もかんもせえっていうのは酷な話だと言われる方もおられるので、私は窓口にマニュアルを置いて、常にチェックしながら対応する体制にしていただけたらと思うのですが、どうでしょうか。先ほど市民生活部長さんが、マニュアルを置いてどうのこうのというお話はされとったので、そういうマニュアルはしておられるのかもしれませんが、どうなのでしょうか、お教えください。



○議長(広畑耕一君) 市民生活部長。



◎市民生活部長(大塚秀和君) 藤原仁子議員の再質問にお答えをいたします。

 市役所の窓口対応についてでございますが、先ほども答弁いたしましたとおり、住民子育て課の窓口では窓口担当職員用に作成しておりますマニュアルがございます。そのマニュアルに従いまして、ひとり親家庭のしおりというものも作成しておりますので、そういうものも配布をしながら、見ていただきながら、その中の一件一件についてもできるだけ確認をしていただきながら手続を行っております。

 今後につきましても、そのマニュアルをより徹底いたしまして、迅速かつ確実に対応していきたいというふうに考えてございますので、また御紹介のありました就学援助制度の件でございますが、そういう案内につきましても、学校から児童を通じて各家庭に配布をされているとお聞きしておりますので、そういう対応を今後も十分漏れなくさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 藤原仁子さん。

            〔藤原仁子君 登壇〕



◆(藤原仁子君) わかりました。ありがとうございました。

 ちょっとつけ加えますと、先ほどの就学援助のことなんですが、学校側は新1年生なんかに上がるときに出すだけで、ちょうどその方は経過が途中だったから、新たな説明はしてもらえなかったというふうなことをおっしゃってましたので、転入、転出やこうのときとか、新1年生だけじゃなしに、新たに来られたときにはこういう制度がありますということを学校側から言っていただけるようにしていただけたらと思います。

 それから、そのマニュアルの件ですが、マニュアルがあるということは結構なんですけど、結局その方の場合には言ってもらえなかったということですから、そのマニュアルが機能していなかった、言葉は悪いんですけど、機能していなかったということですから、部内で、また課内で、原点に立ち上って、もう一度こういうことの、漏れのないように、泣く方が出ないような対応をお願いいたします。今年度からは1階ロビーに総合案内窓口を設置していただけるということなので、その窓口の方にそういうマニュアルを熟知していただいて、十分手続漏れのないようにしていただけるものと期待しております。どうぞよろしくお願いいたします。

 これで私の質問を終わりにしたいと思います。ありがとうございました。



○議長(広畑耕一君) 次に、河崎美都さん。

            〔河崎美都君 登壇〕



◆(河崎美都君) それでは、通告に従いまして2点質問をさせていただきたいと思います。

 私は、今回久しぶりの登壇でありまして、ちょっと浦島的でありますが、それは皆様からの温かい御推挙によりまして副議長という要職につかせていただいたため、登壇の機会を得なかったということが主な理由であります。おくればせながら、在任中にお寄せくださいました御指導と御協力に対し、心から御礼を申し上げておきたいと思います。今後は、必要に応じ質問をさせていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、黒田市長、あなたはこのたび無競争で2期目を迎えられ、過日は基本方針の中で、市民が住んでいて誇りを持てる玉野市をつくっていくと述べられたのでありますが、議場で伺っていて、さらなる財源の確保は必要であるものの、1期目で自主自立をなし遂げられ、いよいよ動き出されたなと思いました。今や激しい都市間競争の時代であります。限りない郷土愛と先見性を持って、玉野を守り、育てていただきたいと思います。

 私は、そのあなたに1つだけ自覚してもらいたいことがあります。それは、来年市制施行70年を迎える長い長い玉野市制の歴史の中で、黒田市長、あなたが初めて市民サイドで選ばれた市長であるということであります。今までは大きな力を有する企業が推薦し、応援した者以外が市長に就任したという例がないからであります。選管に調べていただいた資料に基づいて申し上げますと、後に岡山市長になられた弁護士の寺田熊雄氏、有能な助役であった青井洋三郎氏、県議であった私の父もその一人でありますが、企業の推薦がなかった方々は皆さん惜敗をされているのであります。したがって、市民サイドで選ばれた黒田市長は、玉野市政にとってこれらの方々が果たし得なかった画期的、歴史的な市長であります。玉野市に新しい一ページを築いた初めての市長であるのであります。このことを胸に刻まれて、大変難しい時期ではありますが、市民の強い後押しがあるという自覚と誇りを持って、市民のため、地方自治発展のため、御精励賜りたいのであります。

 そこで、質問の第1でありますが、宇高航路を廃止するというフェリー問題に関連してお尋ねいたします。

 過日4日に、国道フェリー株式会社のほうは、市民の強い要望により、高速道路料金の決定がなされるまでの間営業を継続するとの内容で、廃業届を取り下げる届け出が運輸局になされましたが、去る2月12日に、フェリー業者2社による宇高航路は廃業するという発表で、玉野には激震が走りました。市民にとっては青天のへきれきでありました。私は、市議会議員3期目にして、当たり前のことが当たり前でなくなるという、そういうことが本当に起こり得るという、厳しい現実を身をもって体験いたしました。100年の歴史を持つこの高松への大動脈がなくなってしまうことは、大きな落胆であり、失望であり、何とも言えないむなしさを覚えたものであります。

 私たち玉野市民にとって、高松は身近な存在であり、地縁、血縁のある方も多く、また讃岐うどんに代表される食文化も、玉野市民には広く浸透いたしております。市内には、香川県人会があるくらいであります。それらを遠ざけるということになれば、まことに理不尽なことでもあります。市長は、1%でも存続の可能性があるならば、最後まであきらめないとおっしゃっておられましたが、私も全く同感でありました。

 しかし一方で、このことを教訓として、たとえ何らかの形で宇高航路が延命できたとしても、当面存続ということであり、決して恒久的なものではありません。いつの日かまた突然今回のようなことが起こり得るという覚悟と準備はしておく必要があるように思います。

 そこで、将来を展望して、私は重要施策である宇野港宇野地区の今後のあり方と、それを踏まえた形での中心市街地の方向性についてお尋ねいたします。

 まず、重要港湾であります宇野港、とりわけ宇野港宇野地区は、人流港として整備が進められ、今日に至っております。しかし、宇高航路が廃止になれば、24時間眠らない港、四国の玄関口といったキャッチフレーズが使えなくなる可能性があるのです。宇高航路以外の宇野港宇野地区が有している港湾機能は、直島、豊島、小豆島など、島々への拠点機能と、毎年入港しております「ぱしふぃっくびいなす」などの大型旅客船も着岸可能な旅客船バースであります。私は、決して望んでいるわけではありませんが、来るべき日に備えて、これらの機能をさらに強化しておく必要性を強く感じております。既に両備ホールディングスの御協力で、11月には大型豪華客船の「飛鳥?」が入港する手はずになっているそうですが、今後の宇野港ポートセールス等についてどのようなお考えであるのか、具体的な取り組みについてお示しいただきたいと思います。

 一方で、私は以前から、市外から玉野市に来られた方に対して、玉野市の中心地はここですよと胸を張って言える地域、すなわち玉野市の顔づくりが最大の課題であると何回か主張し、質問してきました。このたびの事態を受け、私の言う都市機能の市街地集約と、中心市街地のにぎわいの回復の双方を一体的に取り組む形での、中心市街地の策定と形成がぜひとも必要であるということであります。市長は、市政運営の基本方針で、目標値や具体的な活性化事業を盛り込んだ中心市街地活性化基本計画の策定に着手してまいりたいと述べられておりますが、現段階で宇高航路廃止を視野に入れた形での中心市街地のあり方をどのように考えているのかお尋ねいたします。

 次に、玉野の年間行事の最後を飾る渋川観光協会並びに玉野市観光協会主催による西行まつりについてお尋ねいたします。

 西行まつりは、その昔、かの西行法師が渋川を訪れて、歌を1首詠んだということから、現地にその歌碑が建てられており、それにちなんで毎年西行法師の命日に、市長も出席して行われている文化の薫り高いお祭りであります。その西行の歌は、昔渋川が浦田と言われておりましたところから、「おり立ちて浦田に拾ふ海士の子はつみよりつみを習ふなりけり」というものであります。

 私は、市の行事にはできるだけ出席し、市民の皆様とともに楽しいひとときを過ごすように心がけておりますが、なぜかこの西行まつりは、西行うどん、西行クイズラリー、西行ビンゴゲームなど、盛りだくさんの行事があるにもかかわらず、物足りなさを感じていたのであります。

 ところが、昨年西行まつりに参加した際、歌碑の前に立ち歌を読み直したときに、あ、これだということに気がつきました。それは、西行といえば短歌だ、短歌を募集して、西行賞を出してはどうかということであります。歌の内容は、題詠部門が玉野にちなんだ歌と、雑詠部門の2つとして全国に呼びかけ、応募作品の中から優秀なものを選び、マリンホテルで表彰式を開き、市長から西行賞を贈るという案であります。岡山市には坪田賞、倉敷には良寛賞、高梁には比庵賞があるように、我が玉野には西行賞を設けてはどうかということであります。

 来年度は、市制70周年を迎えるということでさまざまな行事も計画されているようですが、三宅宅三議員が指摘されたように、継続性のあるものがないようですし、岡山県が主催する国民文化祭に当たり、玉野では全国小倉百人一首大会も開催されますので、ちょうどよい機会ではないかと思います。募集を全国に発信すれば、西行賞も他の賞に負けることなく、恐らく毎回数百首の応募があるものと思います。そうすれば、玉野は全国に知られるところとなり、渋川は夏だけではなく年間を通しての新たな観光地になるものと思います。そして、西行まつりには市内の限られた人だけでなく、県外からのお客さんも大勢来るようになり、マリンホテルは宿泊客で満室になると思います。

 西行といえば、よく知られている歌の一つに、「願わくは花のもとにて春死なんそのきさらぎの望月のころ」があるように、その文学的評価が坪田、良寛、比庵にまさるとも劣らぬものであることは、彼の作品が千載集や新古今集に収録されているものだけでも142首に及んでいることで明らかであります。

 今のNHK大河ドラマ坂本龍馬とともに活躍した幕末の志士にも大きな影響を与えており、わけても高杉晋作は大の西行ファンで、西行が東から西へ出かけるので西行と号したのにあやかって、晋作は西へ行く人を慕いて東行くとして、西から東へ向かうので東行と号したほどであったと聞きます。

 さて、西行ですが、平安時代末期から鎌倉時代初期の人で、1118年の生まれで、亡くなったのは1190年ですから、はるか昔の人であります。血筋は藤原秀郷の子孫で、左兵衛康清の子で、俗名を佐藤義清といいます。鳥羽法皇北面の、今で言うイケメンの武士で、崇徳上皇にも知遇を得た教養人で、出家する前から歌人として名声の高かった人物であります。

 一説によると、やんごとなき人との失恋から出家したとも言われておりますが、原因未詳のまま山野に放吟し、行脚流離の生涯を終えたということであります。俳人に例えれば、芭蕉といったところになるのかもしれません。

 西行は文化勲章受章作家である瀬戸内寂聴が最も好きな歌人としてよく取り上げられているように、今でも若山牧水と並んで全国で最もファンの多い歌人であります。西行賞の設立は、玉野市民のみならず西行ファンや全国の短歌愛好家から喜ばれるものと確信いたします。玉野市は、西行賞の創設のための委員会を設置され、審査委員選任、西行賞のほか佳作、入選作を何作にするのか、表彰式の会場等の協議を進められ、市制施行70周年を期して西行賞の制度を創設されてはと思いますが、市長の御所見を賜りたいと思います。

 以上で1回目の質問を終わります。



○議長(広畑耕一君) 市長。

            〔市長 黒田 晋君 登壇〕



◎市長(黒田晋君) 河崎議員の御質問にお答えをいたします。

 まず、御質問の前に、市民目線に立った行政運営をということでありましたけれども、もちろん当然のことでありますけれども、これまで以上に情報公開と説明責任を、ますます利用者の目線というか、市民の目線に立って図っていきたいというふうに思っております。

 それでは、宇野港宇野地区の今後のあり方と、それを踏まえた形での中心市街地の方向性についてお答えをいたします。

 まず、宇野港ポートセールス等の具体的な取り組みについてであります。

 宇野港宇野地区第一突堤の大型旅客船バースには、議員御紹介のとおり、平成18年度に供用開始して以降、毎年20回前後の旅客船が入港し、人流港としてのもう一つの魅力を発揮しているところであります。

 この旅客船を誘致するポートセールスにつきましては、岡山県と玉野市を事務局として、港湾や観光などの関係団体等で組織しております宇野港航路誘致推進協議会で、主に在京の船会社や海外の船会社を集めて開催されるコンベンションに参加し、セールスしてまいりました。この結果、国内で運航している4隻の旅客船のうち3隻、「ふじ丸」、「ぱしふぃっくびいなす」、「にっぽん丸」はたびたび宇野港に入港いただいておりますが、国内最大の旅客船である「飛鳥?」はいまだに入港をいただいておりません。今回の「飛鳥?」は、大型旅客船バースが完成した平成18年以来の県、市共通の悲願でありましたので、私みずからも船会社を回り、ポートセールスを行った結果、この11月に入港が決まり、実現に近づいた経緯がございます。今後も、場合によっては私みずから各船会社に出向き、積極的なポートセールスに努めてまいりたいと考えております。

 また、今後の宇野港の活性化を図る方法といたしまして、集客の見込める直島を前面に押し出したポートセールスを積極的に行うとともに、直島を本市の観光振興施策の重要なファクターとしてとらえ、本市の交流人口の増加に、ひいてはまちづくりの活性化につなげてまいりたいと考えております。

 次に、宇高航路の廃止と中心市街地のあり方との関係についてでございます。

 計画策定のスケジュールにつきましては、民間の核となる事業に中止、延期といった根本的な影響はないと思われますことから、現段階のスケジュールで進めてまいりたいと考えております。

 中心市街地のあり方そのものにつきましては、現時点では宇高航路が当面存続できる見通しとなったため、廃止を視野に入れた中心市街地のあり方については想定をしておりません。万が一廃止となったならば、交流人口のあり方などに関する施策やまちづくりの基本コンセプトを少なからず変えていかなければならないため、今後も恒久的な航路存続に向け、関係機関と協議をしてまいりたいと考えております。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 教育次長。

            〔教育次長 尾崎 勝君 登壇〕



◎教育次長(尾崎勝君) 河崎議員御質問のうち、市制施行70周年を期して、西行賞の制度を創設されてはどうかについてお答えいたします。

 議員御案内のとおり、平安時代の末、西行法師が四国行脚の際に渋川に立ち寄ったことは玉野市史にも記述されておりまして、現在渋川におきまして、例年は法師の命日とされております2月16日に合わせて西行まつりが実施されております。

 なお、今年度は昨日3月7日に、マリンフェスティバルのファイナルセレモニーに合わせて実施されておりました。

 ことしの秋に開催されます国民文化祭におきまして、本市で開催いたします小倉百人一首かるた競技全国大会に使用しますかるた札にも西行法師の和歌が詠まれておりますことから、議員御案内のとおり、西行法師の名前は全国に知られているところでございます。

 教育委員会としましては、国民文化祭開催につきましては、この事業が一過性の取り組みで終わるのではなく、何らかの形で継続できるよう努力してまいりたいと考えますことから、西行賞の設定も含めまして、今後文化関係団体を始め関係団体と検討してまいりたいと考えております。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 河崎美都さん。

            〔河崎美都君 登壇〕



◆(河崎美都君) 御答弁ありがとうございました。

 それでは、順次再質問をいたします。

 私は、フェリーがなくなるかもしれないということを前提として質問をさせていただきましたが、市長は、あくまで存続を求めていくからということでは答えになりません。廃止になってからでは遅いのであります。なぜなら、その分市政におくれをとってしまうからであります。その責任はどう考えられるのでしょうか。

 フェリーの存続は多くの市民が希望いたしておりますし、存続するのがそれは一番よいというふうに私も思っておりますが、しかし一方でなくなった後のことを心配している市民もまた大勢いるのが事実であります。どちらが多いか、調べてみないとわかりませんけれども、私は雲行きが怪しくなった現状から、なくなった後のことを視野に入れた転ばぬ先のつえを考えたほうがよいという方のほうが、圧倒的に多いのではないかと思います。恐らく、市役所内部でもそういう声があるのではないかと思いますが、市長は市民の意見を聞きながら市政の運営に努めると言っておられますけれども、言っていることとやっていることが少し違うのではないかなというふうに思います。

 先日、小泉議員から、黒田市長は危機感がないと批判されておられましたが、私は今回の件では、判断力が乏しくなっているのではないかなと言わざるを得ません。市長は答弁の中で、先ほど万一廃止になった場合は、交流人口のあり方など、施策やまちづくりの基本コンセプトを変えていかなければならないというようなことをおっしゃいました。それは、廃止されるということになれば変更やむなしということを認めておられるということであります。その上で、だからフェリーの恒久存続を求めると言われているわけですけれども、そこが変ではないかなと思います。だから、今回のこの件に懲りて、直ちに万一廃止になったときのことも視野に入れて、あらゆることを検討してまいります、あるいはそのときはこういうふうにいたしますというようなことを答えるのが御答弁ではないかなと思いますが、いかがでしょうか。宇野港宇野地区の今後のあり方と、それを踏まえた形での中心市街地の方向性について、どうされるのか再度御答弁をいただきたいと思います。



○議長(広畑耕一君) 市長。

            〔市長 黒田 晋君 登壇〕



◎市長(黒田晋君) それでは、河崎議員の再質問にお答えいたします。

 危機感がないじゃないかということでありますけれども、それと同時に市民の声にこたえるということについての御指摘だったと思うんですけども、今回我々として、最悪の場合というのはもちろん想定していかないといけないということは当然のことでありますけども、協議会を設置して、まず庁内へ設置して、その中で考えてきたわけですけども、市民の方々の圧倒的な声といたしましては、とにかく何が何でも航路を存続してもらいたいという、聞こえてくる声がそうだったのかもしれませんけども、それにこたえることがまず第一だろうというふうに考えております。それに基づいて、1%の可能性でもあればということで、ありとあらゆる策を講じている途中で国道フェリーからああいう発表があって、当面は何とかなるだろうというようなことで、まさに当日各社に出した私のコメントが如実にあらわしていると思うんですけども、手放しでは喜べないということを申し上げております。当面の航路存続が決まっただけで、今後の道路料金の新体系が発表されれば、まさにまた同じことの繰り返しになるかもしれないし、そうした場合にいろんなことを想定しないといけないんですけども、想定になりますけど、我々が想定してるのは、まずは毎日、きょうもそうですけども、通勤、通学、通院、買い物等々で利用されてる方がいますから、まずはこの方々が困らないような方策を考えないといけないという、これが最優先だろうというふうに思っております。これはごく短期のことになりますけども。

 それと、今おっしゃられてるような宇野、築港の中心市街地のまちづくりだとか、そういったものはまたちょっと時間軸が違ってくるんですけども。

 現在の中心市街地の活性化協議会の様子を見ておりますと、まだ細かい議論になっておませんけども、高松からの交流人口をかなり多く依存してるような計画になっておりませんから、そういう意味では、数字的な修正は幾らか影響は出てくると思いますけれども、今の中心市街地の皆さんがおっしゃられてるのは、直島、豊島、小豆島あたりの島嶼部との連携を少し模索されてるようなことで議論は進んでおりまして、それとは別で、繰り返しになりますけど、我々は最悪の場合はどうやって対応するかというのは、やっぱり常に考えていかないといけないというふうに思っております。もし、それを想定せずに安易な気持ちで、何とかなるだろうということで市政運営に臨むと、まさに議員がおっしゃられた責任という問題が出てきますから、後々起こるであろう責任の問題も含めて、当然危機感を持ってこうした問題には取り組んでいきたいと、今でも思っておりますし、これからもその気持ちは継続して持っていかないといけないというふうに思っております。

 御質問にあった、じゃあその場合の計画っていうか、中心市街地とかまちづくりの計画をつくってるのかというと、今現在はそこまでの計画までには至ってないということであります。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 河崎美都さん。

            〔河崎美都君 登壇〕



◆(河崎美都君) 御答弁ありがとうございます。

 先ほどちょっと聞き漏らしたんですけれども、民間の核になる企業の事業に変更がないので、スケジュールはこのままいきますというような御答弁だったと思うんですが、現行でのスケジュールにつきまして、具体的にちょっとお示しをいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(広畑耕一君) 産業振興部長。



◎産業振興部長(垣内和政君) 河崎議員の再質問にお答えいたします。

 中心市街地活性化の基本計画を、新年度予算をお認めいただけましたら、早急にそれに取り組んだ経験のあるコンサルあたりへ委託へ出しまして、基本計画の枠組みをつくっていく必要がございます。これは、あくまでも対象となります地域の定住人口、交流人口等を今後行います基本施策、いろんな施策を積み上げた場合、どこまで伸ばすことが可能かと、こういったものを計画に盛り込んでいく必要がございます。アイデアとしては、市の職員でいろんな施策は出していけるんですが、これを具体的に国のほうで受け取っていただけるような形へ計画書を持っていくためには、やはり専門知識とか経験が必要になりますので、この点についてはコンサルタントヘ委託せざるを得ないと。

 この見込みといたしましては、できますれば23年度内にはその計画等が認められるところまで持っていきたいんですが、ただ素案が策定後、これまでの他市の事例を見ますと、策定後にも3カ月程度の国とのやりとりが必要になると伺っておりますので、このあたりはすべてこれから新年度におきまして、これまで準備してきたものをどう生かしていけるかにかかっていると思ってございます。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 河崎美都さん。

            〔河崎美都君 登壇〕



◆(河崎美都君) 御答弁ありがとうございました。

 さまざまな諸事情のある中で、いろいろと積み上げて、23年度までには基本計画策定をしたいというような御答弁であったかと思いますが、今回の問題などによりまして、先ほども市長に申し上げましたように、事業がおくれることのないようによろしくお願いをしておきたいと思います。

 次に、ポートセールスについてであります。

 市長みずからが船舶会社に赴いて、宇野港への大型客船入港を働きかけておられるそうですが、その御努力を多とするものであります。また、一定の成果も上げておられます。

 しかし、港を有する他市の状況を見ましても、どの市にもポートセールス協議会が設置されていたり、新潟市では企業立地ポートセールス課というものを設置されておられまして、全市を挙げての取り組みがなされていたりしているものであります。玉野市には、先ほど市長もおっしゃっておられましたが、県との協議の中で、宇野港航路誘致推進協議会がございますけれども、宇野港の魅力を発信するですとか、その活動を報告するというようなホームページも、私探したんですが、見当たらないというようなことで、もっと探しゃああるんじゃと言われたらお示しをいただきたいんですけれども、普通に検索しただけではちょっとこれは出てこなかったということでありますので、そうしたことで宇野港の魅力を発信していけるのかなという気がいたしておりますので、今後は玉野市を挙げてのポートセールスが必要であると考えておりますが、いかがでしょうか。

 また、四国の玄関口としての機能に基づくにぎわいは、宇高連絡船に端を発した自然発生的になされたものでありまして、今日ではその使命を終えつつあります。これからは、最近注目を浴びております直島に代表される瀬戸内海の島々の拠点としてのポテンシャルが高いので、大型船のみならずということで、先ほど市長もおっしゃっておられましたが、諸島部、直島、豊島、小豆島との協議会やさらなる利用促進、またほかの航路の拡充や宇野港への道路交通網の整備による、宇野港を生かしたにぎわいの創出が必要と考えますが、いかがでしょうか。

 さらに、国際芸術祭の期間中、玉野市を通過するだけではなく、少しでも滞在していただく工夫も必要だと思いますが、いかがでしょう。

 渚議員の質問に対して、市は日陰を提供するということをおっしゃっておられました。それも親切でよいかもしれませんけれども、しかし日陰を提供するだけではどうなんでしょう。7月からですか。7月には大勢の方々が玉野市に来てくださるということが、もう既に今わかっている状態であります。このようなチャンスを玉野市はみすみす逃すんでしょうか。そんな手はないんじゃないかなと思います。

 例えば、私が思いつきで申し上げますけれども、現実するかどうかはわかりませんが、思いつきといたしましても、宇野港で例えばいしいひさいちさんのデザインを玉野市70周年の記念のキャラクターを現在作成していただいておりますけれども、そのような玉野のキャラクターグッズを作成し、販売する。また、暑い中での来客の方に対しましては、船の待ち時間に商業高校生がつくった紫芋ロールや冷たい飲み物を販売する。現在、これも進行中でありますけれども、たくさん応募いただいている港フェスティバルで決定される玉野市B級グルメの屋台を港に出す。玉野の史跡の情報を発信する。また、先ほども申し上げましたが、いしいひさいちさんや、それに有名な漫画家で一条ゆかりさんもいらっしゃいます。出身者の玉野の方々に玉野市内の名所などを書いていただいて、その絵はがきを販売するなどなど、いろいろなことが思いつくわけでございます。

 私は、市長はもっと玉野を経営しているというような感覚も持っていただきたいと思うのでありますが、いかがでしょうか。何かお考えがございましたら、お伺いをいたしたいと思います。

 ローマは一日にしてならずという言葉がございますように、日々わずかな努力がやがて大きな成果を生むと思いますが、いかがでしょうか。御答弁をお願いいたします。



○議長(広畑耕一君) 産業振興部長。



◎産業振興部長(垣内和政君) 河崎議員の再質問にお答えいたします。

 ポートセールスに関してインターネットで検索いただいたんだけど、すぐに見つからないということでございます。

 恐らく、航路誘致推進協議会のほうでは、私も特段ちょっとインターネットで記憶がございませんが、宇野港推進協会のほうで物流とか人流に関しますそういったものをDVDで作成いたしまして、現在はインターネットでその動画を見ていただくようなことにはなっております。ただ御指摘のとおり、これらの関連性といいますか、リンクがしっかりできているかとかそれぞれのポートセールスに関する情報発信が、本当の意味で見ていただける方に利用しやすい状態になっているかといえば、かなり御指摘のとおり疑問がございます。この点につきましては、いただいた御提案等を含めまして、今後とも改善には努めてまいりたいと思っております。

 また、そういった航路の誘致につきましては、こういった各協議会とかそれから宇野港振興協会とかいろんな関係の団体と協力しもって、市長もトップセールスに積極的に動いていっていただいておりますので、今後ともさらなる誘致には努めてまいりたいと思っております。

 また、国際芸術祭でいろいろ御提案いただきました。市のほうでは、基本的な枠組みといたしましては、国際芸術祭に係る島嶼部の方々、玉野市民の方々が不便を感じないようにしていただくのが第一義でございまして、その次には当然、大勢国内外から来られるお客さんに快適な旅を過ごしていただいて、そして玉野の好印象を持ってお帰りいただくと。このために必要な施策というのはいろいろ講じる必要があると思いますし、せっかくの機会ですから、いろんな形で情報発信はしていきたいと思っております。

 さまざまな点で御提案をいただいておりますが、そういったものも含めまして、これは行政がすべて役割を果たせるわけではございませんので、当然、観光協会さんとか関係のところと役割分担をそれぞれしながら、せっかくの機会を生かしていくという基本姿勢は議員の御指摘のとおりに私どもも持ってございますので、今後とも余り期間がございませんので、とりあえず後手にならないようなハード面、ここへちょっと今は注目しておりまして、ソフト面も平行で別の県の機関等との協議の中では進めていってございます。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 市長。

            〔市長 黒田 晋君 登壇〕



◎市長(黒田晋君) それでは、河崎議員の再質問にお答えします。

 経営感覚を持ってということでありますから、この瀬戸内国際芸術祭に限らず玉野という町を考える中で、玉野の知名度を上げていくというのが少子・高齢化対策にしても企業誘致にしても、基本的にはすべてがそこに通じるということをよく御答弁させていただいておりますけれども、そういう意味では今回の瀬戸内国際芸術祭というのは、我々が備えをしなくてもウン十万という方が玉野に訪れる機会でありますから、先ほど部長が御答弁申し上げましたように、まずは生活者の方を守っていく中で、それが確保されれば県の観光物産課始めあらゆる方々と御相談をしながら、とにかく岡山県玉野市というのを、宇高航路がなくなる町というので有名になりましたけれども、そうじゃなくっていいイメージの玉野市というのをしっかり発信していくことが、ひいては落ちるものも落ちていって経営感覚的なものにもなってくるのかなというふうに思っております。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 河崎美都さん。

            〔河崎美都君 登壇〕



◆(河崎美都君) 御答弁ありがとうございました。

 先ほどのフェリーの問題に関してもそうなんですけれども、私が転ばぬ先のつえ論を申し上げました。市長は、内心よくわかっておられたようであります。また、先ほどの何十万人というような方が玉野に来られるというチャンスをとらえるということを申し上げましても、市長はよくわかってらっしゃるのに、それ以上のことを余り言われないんですよね、いつも。よくわかっていらっしゃるんでしたら、ぜひそういうところはリーダーシップを持って、さあいくぞと市民の皆さんを、後援いただいてるんですから、後ろにおりますから市民みんなが。そういうときには、ぜひリーダーシップを発揮していただいて、情報発信またさまざまなことに出おくれることのないように取り組んでいただけるように強く要望いたしまして、この件は終わりたいと思います。

 次に、西行まつりについて再質問をいたします。

 先ほどの御答弁では、西行賞の設定も含めて小倉百人一首のような、そういう国民文化祭の行事なんかを残していきたいというような御答弁であったと思いますが、念を押しておきたいんですけれども、西行賞は設けるということでしょうか。ほかの事業も、設けるけど検討するということでしょうか。お伺いをいたします。



○議長(広畑耕一君) 教育次長。



◎教育次長(尾崎勝君) 河崎議員の再質問にお答えいたします。

 西行賞につきましては、議員が御案内のありました坪田譲治文学賞、それから清水比庵大賞、聖良寛文学賞、この中で一番近いのが清水比庵大賞じゃないかと私ども考えております。これにつきまして調査研究しまして、前向きに検討いたしたいと存じます。

 以上、お答えとします。



○議長(広畑耕一君) 河崎美都さん。

            〔河崎美都君 登壇〕



◆(河崎美都君) 御答弁ありがとうございました。

 前向きに検討するということでありますので、大変に期待をしておりますし、よろしくお願いしたいと思うんですが、短歌人口というのは玉野市だけでも300人はおられると言われているようであります。それはそれは多いということでありますので、そのことも念頭に置いていただきまして、西行賞については外すことのないようによろしくお願いをしたいと思いますけれども、昨日行われました西行まつりでありますが、昨日の開催で18回目ということでありました。西行まつりの開会式で、昨日私も参加させていただきましたが、観光協会の與田会長も、途中で2回台風災害で開催できなかったんだけれども、本当はことし20歳なんですよということをおっしゃっておられました。18年も継続して実施されている玉野市のお祭りであります。観光協会とボランティアの皆さん、そして地元の方々の御協力によって続けられているお祭りであります。

 また、昨日は西行法師についてということを演題にいたしまして、教育委員の榧先生の講演があり、その中でも西行まつりの充実についてということで、西行賞を設置してはどうかというような御提案もされたというふうに伺いまして、私も大変心強く思ったところでございます。この西行賞については、まちおこしということにも大変関係をいたしますので、市長はどのような御所見をお持ちなのかお伺いをしたいと思います。



○議長(広畑耕一君) 市長。

            〔市長 黒田 晋君 登壇〕



◎市長(黒田晋君) 河崎議員の再質問にお答えいたします。

 基本的には教育次長がお答えをしたとおりで、どう思われますかという意見交換をしたときに、西行賞というものが実現できればいいですよねと。ただし、他の一番近いというような事例もしっかりと研究して、前向きにやりましょうという話をしてあります。それは今、議員がおっしゃられたように西行まつりが本当なら20回、今回が18回だったわけですけど、西行さんにまつわるお祭りを18年も続けてるっていうのは一つの重さがあると思いますし、それと同時に先ほどの玉野の知名度アップの中で、玉野を売り出す戦略の一つにもなるのかなというふうに思っておりまして、一部打ち合わせの中身でいいますと、もし実現できれば、今回御紹介があった瀬戸内寂聴さんであるとかそういった方に審査員を務めていただけるようなことになれば、よりグレードも上がって、そう簡単にはいかないんでしょうけれども、そういうせっかくやるとなるならしっかり調べて、話題性のあるものを前向きに検討してくださいというお話をしております。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 河崎美都さん。

            〔河崎美都君 登壇〕



◆(河崎美都君) 市長からも大変前向きな御答弁をいただきましてありがとうございました。来年の西行まつりでは西行賞が設置、創設されまして、西行まつりがさらに充実していることを確信をいたしまして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(広畑耕一君) 次に、松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) 日本共産党市議団の松田達雄でございます。

 それでは、通告に従いまして質問いたしますので、御答弁をよろしくお願いいたします。

 まず1点目は、槌ケ原地区のハローズ等大型店開発計画についてお尋ねします。

 槌ケ原地区に計画されている大型店開発は、玉野市内のメルカ、天満屋に匹敵する大規模複合店舗であります。この開発計画が実行されれば、これまで振興支援してきた市内中小商店、商店街にはかり知れない深刻な影響を及ぼし、市内商業者、市民を一層苦境に陥れることになります。市開発条例が規定する道路境界から50メートルの区域、床面積500平米以内の原則的な開発許可範囲を基本に規模を縮小すべきものと考えます。大型店開発を呼び込む原因となった市開発行政の責任は極めて重大です。中小商店、商店街の振興支援策とは相入れない、この大型店開発計画について、市長の所見をお聞かせください。

 この開発計画で最も影響を受ける開発予定地に隣接する団地町内会、住民は、住環境悪化を心配し、規模縮小、計画の見直しを要望し、同時に(株)ハローズ側の開発手法や団地住民への対応に不信を抱き、計画の賛否をめぐって地域の中で一定の混乱も生じています。市開発条例の運用基準が規定する、開発行為が行われる周辺住民等の積極的な協力が得られるその見通しがない以上、開発計画を一たん白紙に戻し、早期に収拾を図る必要があると考えます。そして、市開発条例を原則的な許可基準の範囲を基本に、適正なものに見直すよう求めますが、今後どのように対応されるのかお聞かせください。

 次に大きな2点目です。高齢者福祉施策についてお尋ねします。

 その1。特別養護老人ホーム等の介護保険施設への入所待ちの深刻な待機者問題について、私は2009年9月議会で質問をし、その問題点を指摘して改善を求めました。市当局は、重複申込者を除き待機者数を含めた実態把握が十分できてない。この点については、年に1回程度は待機者の方の実態調査を実施する意向を明らかにしています。その後、どのように検討され、いつどのような方法で実態調査をされるのかお聞かせください。

 その2。また、待機者の方、その家族の方から早期入所を願う切実な相談等に対して相談窓口を明確にし、相談内容をきちんと把握し、適切な対応が求められます。今後、窓口を明確にわかるようにしたいと答えられています。どのように改善されるのかお聞かせください。

 その3。県内他都市との比較でも、要介護2以上の認定者数に対する特別養護老人ホームなどの介護保険施設、介護居住系サービス施設の整備状況がおくれていること、現時点での整備水準も、また平成26年度末に向けた整備目標も低い問題点を指摘しましたが、この点どのように認識をされ、今後どのように見直し改善されるのか。

 そして最後になりますが、2009年9月議会の私の決算質疑で取り上げた給食サービス事業について、安否確認や健康把握など有益な事業と認識しているとのことであります。約1,900世帯のひとり暮らしの高齢者世帯に対して、実質的にどの程度の世帯がこの給食サービスを受けておられるのか。また、他市の先進事例を参考に自己負担額の1食現行500円を引き下げてもっと利用しやすくし、利用者数をふやすなど事業の改善が必要と考えますが、今後の対応についてお聞かせください。

 以上で1回目の質問を終わります。



○議長(広畑耕一君) 市長。

            〔市長 黒田 晋君 登壇〕



◎市長(黒田晋君) 松田議員の御質問のうち、槌ケ原地区のハローズ等大型店開発計画についてお答えをいたします。

 現在提出されております計画は、都市計画法を始めとする各種法令及び玉野市都市計画法に係る開発行為の許可の基準に関する条例、いわゆる開発条例の許可要件を満たしているかどうかにより判断すべきものと考えております。

 なお、大規模小売店立地法におきましては、市や地域住民や商店者が意見できますのは、地域経済調整としてではなく環境面、交通面等あくまで大型店の立地による生活環境上の問題に関するもに限られており、出店を実質的に規制できるものではございません。しかしながら、大型店出店により地域の商店に大きな混乱をもたらすことが想定されます場合には、出店者に対し地域への説明を十分行うよう指導することも市の役割であると認識をしております。

 また、現在業者側から開発行為事前協議申出書が提出されており、市といたしましては地元協議をしっかり行うよう指導の上、地元の積極的な協力が望めない場合は当該申し出の取り下げをするよう通知しているところであります。

 なお、業者からの申請取り下げがあった場合の今後の対応等についてでございますが、周辺環境の悪化を招かないという現在の観点のほか、玉野市全体のまちづくりとしてどうするのが最適か、検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 保健福祉部長。

            〔保健福祉部長 池上 茂君 登壇〕



◎保健福祉部長(池上茂君) 松田議員の高齢者福祉施策についての御質問に順次お答えいたします。

 まず、1点目の特別養護老人ホーム等の施設待機者の実態調査についてでございます。

 介護保険施設等の待機者の把握につきましては、これまでは年に2度、1月末と7月末現在の状況を施設に依頼して取りまとめており、それぞれ4月と10月の「広報たまの」及び玉野市ホームページに待機者情報として掲載してございました。しかし、これらは複数施設との重複した申し込みが含まれた数でありますことから、市といたしましてはより正確な状況を把握するため、本年1月末現在の調査におきまして、特別養護老人ホームに限ってではございますが待機者の被保険者番号等の情報を用いて名寄せを行い、実質的な待機者数の把握に向け、現在取りまとめを行っているところでございます。

 また、特別養護老人ホーム以外の施設及び居住系サービス事業所につきましては、関係施設からの情報提供が必要でありますことから、それら各施設の実質的待機者数の把握に向け、各事業所との調整を今後進めてまいりたいと考えております。

 次に、2点目の待機者の方、その家族の方からの相談に対する相談窓口の明確化についてでございます。

 施設入所の相談が必要になるケースといたしましては、退院による入所希望、本人の急な状態悪化等による入所希望及び介護者等の生活環境の変化による入所希望など、さまざまなケースが考えられます。こうした施設入所の相談窓口といたしましては、当該施設以外では主に市、地域包括支援センター、介護保険事業所、医療機関等において個別に相談を受け、相互に連携を図りながら対応しているところでございます。

 施設入所は本人の心身の状態及び家族、住居等の生活環境などの状況を勘案し、サービスを受ける必要性、緊急性を優先して事業所により判断されるものでありますことから、市の窓口等に相談に来られた方には、こういった事情を説明した上で早急に施設へ申し込みいただくようお願いしているところでございます。

 しかしながら、相談が必要な状況になってもどこに相談に行けばいいのかわからないという市民の声もお聞きしていることから、今後につきましても、市民の方々が必要となった際に退院予定である場合は担当の主治医やソーシャルワーカーに、在宅である場合は市や地域包括支援センターまたは施設に直接など、どこに相談すればよいのか明確にわかるよう、介護認定申請時や出前講座等さまざまな機会をとらえ、パンフレットを活用することなどにより周知を図ってまいりたいと考えております。

 こうした取り組みでおおむねのケースは対応可能と考えますが、切実な状況であるにもかかわらず、何らかの事由によって対応が図られない場合には、保険者として市が御相談に応じることとなります。

 次に、3点目の介護保険施設、介護居住系サービス施設の現時点での整備水準及び平成26年度末に向けた整備目標についてでございます。

 議員御指摘のとおり、本市におきましても、高齢化の進展に伴い施設待機者数が増加していることから、その解消は重要な課題と考えております。

 市といたしましては、平成21年度から平成23年度までの第4期事業計画における特別養護老人ホーム及び認知症高齢者グループホーム、合わせて210床の整備目標の達成に向け、年次計画の着実な実施を図ってまいりたいと考えておりまして、当面第4期計画における施設整備により、一定の成果が期待できるものと考えております。

 また、平成23年度に策定予定の平成24年度から平成26年度までの第5期事業計画における施設整備計画につきましては、今後の要介護認定者数や施設待機者数の推移、並びに施設整備に伴う保険料への影響等を勘案しながら慎重な検討が求められるものと考えており、今後の参酌標準など指針の見直しに係る国の動向及び県内他市の動向等を注視しながら、検討を進めてまいりたいと考えております。

 いずれにいたしましても、施設入所に関する国の指針があることや、保険料の上昇も抑えなければならないといった状況の中では、玉野市独自で施設を拡充することには限りがございますことから、引き続き国に対し介護保険財政の健全な運営や介護サービスの基盤整備に係る財政措置等制度の抜本的見直しに向け、全国市長会などさまざまな機会を通じて要望してまいりたいと考えてございます。

 次に、4点目の給食サービスについてであります。

 給食サービスの利用につきましては、利用者登録をしておられる方は平成16年度707人、17年度243人、18年度256人、19年度235人、20年度249人となっており、本年度は本年1月末で253人であります。

 また、利用された延べ人数、食事数は、平成16年度3,998人、2万2,059食、17年度3,399人、食事数は1万7,566食、18年度2,524人、1万2,925食、19年度1,986人、1万8食、20年度1,435人、7,530食で、本年度は本年1月末で1,032人、5,209食となっており、先ほどの利用登録者数の横ばい状態と比べ、実利用者数は年々大幅な減少となっております。

 なお、この登録者数には従来からの継続登録の方も含まれておりますが、新規登録の方につきましては平成16年度11人、17年度47人、18年度21人、19年度19人、20年度14人となっており、本年度は本年1月末で9人となっております。

 昨年9月の決算質疑で松田議員からの御指摘を踏まえ、本市の過去の事業内容を調査いたしましたところ、自己負担400円、市負担650円、1食当たり計1,050円での実施であったものが、自己負担を100円アップの500円とした平成18年ごろからが、この利用者数の減少傾向の始まった時期と合致することが判明しております。

 しかし、本市におきましては、この給食サービス事業は利用者数が減少傾向にあるとはいうものの、調理の困難な高齢者の方の利便性を高めるのみでなく、独居高齢者の方などの安否確認という大きな役割を担っていると承知しており、今後も継続して実施してまいりたいと考えております。

 こういったことから、私どもも個人負担額の軽減による利用しやすい金額への改善などの工夫により、利用者数の増加につなげていくことが望ましいと考えますが、その場合でもメニュー内容自体を見直すことで市の支出額をふやすのではなく、現行どおりまたは一定額を引き下げるなど、全体的に1食当たりの単価を引き下げる等の工夫もあわせて行う必要があるのではないかと考えます。

 これらの問題も含め、今後実際に利用している高齢者の方や事業実施を委託しております事業所並びに厚生委員会を始めとした市議会からの御意見等をお伺いするとともに、できる限り早い時期に給食サービスの利用者が多くて先進地と言われている倉敷市を訪問するなど、調査検討を行ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 以上、お答えとさせていただきます。



○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) 御答弁ありがとうございました。

 それでは、再質問させていただきます。

 槌ケ原地区の大型店開発の計画の、案の段階なんでしょうけども、その問題についてですけども、私はこの問題は今後の玉野市のまちづくりの方向性が問われているというふうに思っております。それなぜかといいますと、今議会でもいろいろ出ましたけれども、まさに少子・高齢化、超高齢化社会に突入していくと。しかもそれだけではなくて、人口減少社会にも日本全体なっている中で、じゃあこの人口6万6,000ほどの玉野市が今後、将来5万台になるかもわかりません。そういうさなかでどんなまちづくり、つまり高齢者の方も子供たちも含めて、安心して暮らせるまちづくりをするのかということの方向性が今問われてるんだというふうに思っております。

 その観点から幾つか聞きたいんですが、1つは残念なことに商店街の皆さん方、極めてこれまでの郊外店の大型店の出店ラッシュの中で、もちろん原因はそれだけではないですけども、主要の原因がそういう中で、本当に今、玉野市の商店街は疲弊をしております。しかし、それでもまだ頑張っている業者の方もおられると思うんです。その点について、どんなことを現実にまちおこしの中で、築港商店街、玉商店街の方々頑張ってられるのかと。それは田井地区でも商店街あるんでしょうけども、産業振興部長お答えいただいたらと思うんだけど、その上でこんな大型の新たな大型店の出店が市内の商工業者や市民の方を本当に苦境に追い込むということについて、だれひとり市の幹部の職員の方々、またそのことによって反対の声が上がるということに気がつかなかったのかと。これが情けないんです、私は残念なんです。これについては、3日の新聞にも商店街の方々が4,500人ぐらいの署名を集めて、規模の縮小をお願いしたいと。しかも、それは開発条例の基本にかかわるところの500平米の店舗面積、そして道路境界から50メートルの範囲ということで、それを基本にお願いしたいというようなたしか要望だったというように思うんですけども、この点をどうそれぞれの皆さん方は考えて、この槌ケ原地区の大型開発を検討されたんですか。全く視野になかったんですよね、多分。もう信じられないというか、残念なというか。中小商工業者の方々の立場をどう考えられとんかと思うんですよ。

 建設部長、産業振興部長、市長にそれぞれ、これが一番ポイントなんですよね。もちろん、もう一個ありますよ、地域住民の方の環境悪化はありますが、それは後でお尋ねしますんで、それぞれお3人の方々の御答弁をお願いしたいと思います。



○議長(広畑耕一君) 市長。

            〔市長 黒田 晋君 登壇〕



◎市長(黒田晋君) 松田議員の再質問にお答えします。

 先見性がないというか、十分読み切れてないというふうに御指摘をいただくかもしれませんけれども、最初そもそもこの条例をつくった段階でのお話を、この間、きょうも双方陳情に来られたときにお話をしてるんですけれども、荘内地区の方から、長年にわたって荒廃している農地があると。それと同時に、今議員もおっしゃったように、超高齢化社会を迎える中で、できれば歩いていけるところへ商店があれば、大変地域としてもありがたいと。そうしたことをすべて勘案する中で、何とか方法が考えられないかというようなもとで玉野市の開発条例をつくっておりまして、そうした中での今回出てきた案が想像以上に大きな案であったということは、紛れもない事実であろうというふうに思います。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 建設部長。



◎建設部長(芳上秀夫君) 松田議員の再質問にお答えします。

 開発条例のほうにつきましては、今市長が申しましたとおり、同じように土地利用ができないかということで開発条例をつくりました。その中で、規模につきましてはどこまでできるかという規定といいますか、その部分につきましては、追加の部分につきましては審議会にかけるという話、それから地元の協力も得られる、環境の悪化を招かないというふうないろいろな条件をつけた上で、開発ができるという規定をつくっております。

 この店舗についての商店関係のことについては、産業振興部長のほうにお任せします。

 以上、お答えとします。



○議長(広畑耕一君) 産業振興部長。



◎産業振興部長(垣内和政君) 松田議員の再質問にお答えいたします。

 中小企業の方々が大規模店の出店に際して苦境に立たされることにつきましては、想像にかたくないといいますか、そういうことは想定されたと思いますが、ただそれをもってそれでは出店をとめることができるかといいますと、今御存じのとおり、大規模立地法の絡みで地域的な需給関係をもって、そういったものを勘案して判断してはならないというふうになってございますので、私どもとしては、お困りになられる中小の方がいらっしゃいましたら、そちらに対するできる限りの支援策を今後とも検討してまいりたいと存じます。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) ありがとうございます。

 話がちょっとこうすりかわってるように思うんですよね。今、産業振興部長がおっしゃったのは、大店立地法、大規模小売店舗立地法、これの第13条をきちっと読んでくださいよ、後でお願いします。持っとられると思うんですが、第13条には規制されてますよね。商業調整で大企業の出店に対して地方公共団体が規制をしちゃあならんというのはありますよね、確かに。しかし、それ以前のいわゆる大規模店舗法、大店法、そのときには商業者との調整をしながら需要関係を勘案してやりなさいと。ところが、アメリカや大手市場の圧力によって、自民党政治のときにこの大店法が変えられて、まちづくり三法という形で大店立地法になったんですよ。そんなこと、今問うとるわけじゃないでしょう。

 だから、何も玉野市が開発条例つまり荘内地区の開発条例に手をかけなかったら、あるいはかけとっても50メートルの範囲でとどめとったら、何も市が13条で云々かんぬんすることはないじゃないですか。私が問題にしてるのは、わざわざ大規模店を呼び込むような条例に改正したことに問題があるということを言ってるんですよ。13条は困っとんです、どの商店街でも。

 だからこそ、これまでもどんどんどんどん郊外店が進出してきたから、多くの町の商店街が疲弊してるんですよ。そのために、2006年のときに大店法、つまりまちづくり三法を見直して、1万平米を超える大型店については、郊外の出店については原則規制したんですよね。規制したんですよ。

 じゃあこれを見てくださいよ。これ、事前協議に載しとる資料です。一番新しい分ですよ。これ9,968平米ですよ、店舗面積が、ここに書いてある、足したら。飲食店もわずかありますけど。これ50メートルからいくと、物すご出てますでしょう。それで、9,900というて1万平米の規制にぎりぎりですよ。しかも、50メートルはこの範囲ですから、これからだあっと出とんですよね。こういうことができる条例をつくったことに問題があると、私は指摘しょんですよ。

 さっきから産業振興部長、話をすりかえることばあされとるから、第13条についてもきちっと説明がない。そんなこと今言ってるんじゃないですが。もともとそれがために、地方公共団体が地元の商店街や商店を守ろうとするために、何らかの商業調整の手を加えたいけど、それを加えちゃならないということを政府が決めちゃったんです、この13条で。だから、これを変えてほしいというのは、全国の商店街や中小商店の皆さんの声ですよ。そんなことはわかってますよ、私は。

 それを逆に玉野市が、そんな13条どうでもいいんですよ、こういうことでどっと来るようなんをつくったのに、皆さんは何で市内の中小商店の立場の皆さんの痛みをわからなかったかということが、私は不思議でならないんですよ、残念で。それについて答えてくださいと。

 しかも、今議会ではお話があったでしょう。玉野市が1億円を出資したメルカ、街づくり株式会社の経営状態も大変厳しいと。そこに入っとられるほんまに小規模の商店の方々、テナント業者の方々も厳しいと。こういう中で、これだけの店舗が出てきたらどれだけの影響を受けると思いますか。言うまでもないでしょう。

 それを、あなた方の条例がそういう仕組みにしちゃったんじゃないですか。しかも、議会と全く離れてやったわけですよ、結果として。だから、それを軌道修正するのは当たり前の話なんですよ。それをよそごとみたいに今も言ってるじゃないですか。13条なんか全然関係ないでしょう。だって、この条例を規定どおりきちっとはめ込んだら、13条何も関係ないですよ。全く何も手が加えられてないのに、郊外店に例えば9,000平米のができると、店舗が。そのときに、13条の規定があるから地方公共団体、市町村は商業調整はしちゃあならんと。生活環境にだけ、環境面にだけ調整しなさいよという規定なんですよ。これ、もうとんでもない規定なんですよ。13条、御存じでしょう。ちゃんと御説明ください。だから、この点についてどう考えているのか。だから、それはむしろ建設部のほうの問題じゃないですか。それか農業委員会を絡めた農業行政の問題でしょう、耕作放棄地ですから。お答えください。



○議長(広畑耕一君) 産業振興部長。



◎産業振興部長(垣内和政君) 松田議員の再質問にお答えいたします。

 13条に関しましては、松田議員が今再質問で御説明いただきました、そのとおりなんですが、私の立場で申し上げておりますのは、要はそういったものが法的に商業振興の立場で何ができるかと問われてると理解しておりましたので、そういったときには私どもとしては、13条によりまして特段それをもって反対するというわけにはまいりませんということを申し上げたつもりでございます。

 ですから、それが市全体の立場でどうかという問いになりますと、また話は変わってくるんですが、商業振興もしくは先ほど再質問の中で少し触れられました耕作放棄地とか、そういった農業委員会のサイドでの見解をお尋ねいただきますと、それぞれの法律の枠内でしか私どもは行動することはできない、もしくは説明することができないということを申し上げたつもりでございます。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) ちょっと話を先に進めますが、市長、先ほどのお話で槌ケ原地区から要望が出たという話ですね。それについては平成18年9月に出てるんですが、この内容についてはちょっと後で御説明ください。どなたがわかるんですかね。どういう嘆願書が出たのか。これは議会でも何度か言われてますので、改めてお尋ねします。先に、じゃあお願いします。



○議長(広畑耕一君) 建設部長。



◎建設部長(芳上秀夫君) 松田議員の再質問にお答えいたします。

 その当時の嘆願書を今持っておりませんので、どういう内容でというのはあれですけど、耕作放棄地であったりいろんな今未利用の土地といいますか、そういうところが何か開発できないかと、開発というよりは利用ができるような施策はないのかというような要望をいただいたと認識しております。

 以上、お答えいたします。



○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) 私が情報公開条例に基づいていろいろ資料をいただいたんで、建設部はそれをもう用意されとるという前提でお話ししたんですけれども、実はここにある嘆願書、黒塗りですから。ただ、これに書いとるのは地区土地所有者代表ということでずっと列挙されてるんです。この嘆願書は、私たちが所有する岡山県玉野市槌ケ原地区云々の土地は、要するに水はけも悪いしいろいろあるんで耕作放棄地になって荒廃していると。だから、この地区を土地利用が可能となる施策にしてほしいと。つまり、市街化区域の編入等を講じていただきたいという要望なんです、これ読む限り。ということは、この段階では商業施設の建設なんてことは要望ないんです。

 私は、だからここからいうと、要するに土地の所有者の方々が、確かにかなり広い4ヘクタール超えるぐらいの荒廃した農地ですから、何とか開発したいというのはわかりますよ。開発できるということは、これ地権者ですから当然売れるわけですよ、土地が。これ何人の地権者の方々がおられるんですかね、この中に。これちょっとお答えください。

 そして、この嘆願書から後、半年後に条例ができたんです。それもちょっと部長あわせて、つまり19年の3月議会に基本条例ができて、同じ19年の9月議会に改正条例ができて、槌ケ原地区を道路境界から50メートルという枠を決めたんでしょう。これについての経過もちょっとあわせてお聞かせください。



○議長(広畑耕一君) 建設部長。



◎建設部長(芳上秀夫君) 松田議員の再質問にお答えいたします。

 先ほど紹介ありましたように、線引きとかいろんなことを考えて、とにかく利用がしたいということだったと思うんですが、御存じのように線引きにつきましては岡山県南広域に入っておりますし、非常に難しいということで、じゃあ何ができるのかということで、岡山市、倉敷市のように地域を定めて開発ができる規定をつくろうということで、槌ケ原をメーンに考えたわけじゃありませんが、国道、県道に面している市街化に隣接したところで市内の場所を探した結果、槌ケ原地区と深山の入り口、それから山田の塩田のところ、そういうところを選んで指定をしたというふうに認識しております。

 それから済みません、地権者の数なんですが、ちょっと何人かというのは認識しておりません。

 以上、お答えとします。(松田達雄君「産業振興部長は知っとられる」と呼ぶ)



○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) 地権者の方の数は、私の聞いた範囲では二十数名というように聞いとんです。結局、地権者の方々の気持ちはもちろんわかります。本当にほかに使い道がないということで、何とか開発できたらいいと、それはだれでもそう思います。ただ、その際の開発に対して、じゃあ4ヘクタール近いところの地権者の方々ですよ、多分嘆願書出されたのはね。じゃあそれだけの範囲の開発をもともと考えられとったのかということにもなってくるんじゃないですか。

 しかも、地域に歩いて買い物できる店をつくってほしいというのは、私が言いました、これからの超高齢社会のもとでは当然必要なんですよ。市長が考えられているような交通手段のあり方も今後検討していって、乗り合いタクシーのようなのも含めて、交通弱者の方々の足を守るということは極めて重要です。しかし、できるだけ歩いて買い物できる店も欲しいと、当然ですよね。だけど、こんな大きな店舗が出てきたら、槌ケ原地区の方にとっては確かにいいかもわかりませんけど、これ多くの中小商店が地域からなくなっていく可能性もあります。デフレ不況ですよね。これが出ることによって、もうつぶし合いになっちゃうんじゃないですか、もちろん。その点についてはどうお考えなのかという点では、これだけの開発を検討するときには、当然産業振興部も建設部も、その他の部署も議論されとるでしょう、どうするかということで、事前打ち合わせの中で。そのときに、なぜ商業者の影響を論議しなかったかということを私は問題にしとんですよ。

 どこの自治体でも、基本的には地元の中小商店の皆さんや商店街の皆さんのことを考えるんですよ。ほんなら二十数名の地権者の方は、これ売れるからいいと。それで多くの中小商店で勤めてる人は3,000人から以上おりますよ。700人近い商店数がありますよ。そういう方々のマイナスになる、不利益になることについてはどう考えられとんですか。それ全く論議されてないから問題にしたんですよ、私は。これについては再度お答えください。

 皆さん方、事前に調整されて、これ回ってきとるでしょう。この計画についてどうなのかということは。農業関係では産業振興部長も知っておられるし、建設部も知っておられるし、これどう考えられておられたかということをあわせてお聞かせください。



○議長(広畑耕一君) 産業振興部長。



◎産業振興部長(垣内和政君) 松田議員の再質問にお答えいたします。

 影響があるというのは、私も先ほど御答弁申し上げましたとおり、大規模が出店されますと中小の商店にはかなりの影響があるだろうと、これは想像にかたくないことでございます。恐らく、ちょっと私も昨年の4月から当所管に参っておりますので、その協議の場には残念ながら出席しておりませんので、その臨場感はないので恐縮でございますが、恐らく担当部長として当時の部長が考えただろうと思われますことは、そういった多大な影響がありますが、それをもって出店を産業振興部の立場でどうこう申し上げるのはちょっと言いづらいと。法的な要件としては、その理由をもって出店が適さないとか、そういう判断にはちょっと至らないんじゃないかという見解をお持ちだったんじゃないかとは思っております。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 建設部長。



◎建設部長(芳上秀夫君) 松田議員の再質問にお答えします。

 建設部のほうでは、まちづくり三法といいますか、そのことによって都市計画法では、先ほどありました大規模集客施設、スーパーに限らず映画館であるとかそういうものについては、1万平米を超えるものについては商業地域近隣、それから準工業地域、そこしかできないというふうになっております。

 それから、大店法、立地法のことにつきましては先ほど産業振興部長が言いましたような経過でございますし、それからうちの開発条例というのは議会で承認され、今告示しておりますが、その内容についてどこまで規制ができるかというよりは、今の状況では法律、それから今の都計法、それからうちの開発条例によってどこまでという規制がございませんので、今の段階では協議を受けざるを得ないというふうに考えておりますが、まだ事前協議の段階で、先ほど言いましたように内容についてはまだ細かく審査をする段階ではありませんので、今出てこれからそれが協議になるかどうかという条件つきのところで、今問題が起きてるというふうに認識しております。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) 結局、こういう計画が事前に協議される中で、市の幹部の皆さんは、荒廃した4ヘクタール程度の農地の地権者の方から強い要請があるから、それに何とかこたえてあげにゃあいけんという気持ちで進んだんだけども、市内の商店街や中小商店の方々のことについてはほとんど何も考えてなかったということなんでしょうね、結果的に、今の議論からしたら。そんな商工行政、いろんな形で支援してきとるのに、そんな商工行政が市内にあっていいんだろうかというように私は思っております。これはもう必ず市長、改めてちょっとお答えいただきたいんですけども、改善をしていただきたいと。これは3,000人を超える従業員を持ち、大勢の店舗を構えてる方々が何とか頑張りょんですよね。その何とか頑張りょうることについて評価せずに、つまりその方々は物すごくマイナスになって不利益をこうむるんですよ。それで、二十数名の地権者の方が最も熱心ですよね。そりゃあそうですよ。売れたら相当の利益があるわけですよ。もう何にも使い道のないところですから。

 だから、そちらのほうを優先するのか、それじゃあ被害をこうむる方々を優先するのかを考えたら、おのずと回答は出てくるでしょう。もともと開発できてないところですから、一たんこれ白紙に戻して、じゃあ条例の中で、限界のある中でどうなのかとか、あるいは今後の県の広域的な見直しの中でさらに市街化として宅地ができるんならいいんですよ、ある面では理解できます。あるいは企業が誘致されて、つまり工場とか公害のないようなものが誘致されるなら何の問題もないんですよ。大型店が出店されることが大問題になってるわけですから、これについてやっぱりきちっとしていただきたいと思うんです。

 それで、ちょっと第2の問題に移りますけども、じゃあ住民の方々、とりわけ隣接されとる団地の方々に対するいろいろ混乱がありますけれども、今実態としてはどうなんですか。やりとりがあるんでしょう。

 私はたしか去年の3月議会でも、業者と周辺団地住民との間で調整ばかりさせると、結局圧力になるんじゃないかと。だから、いつかの時点ではっきり計画について市は判断せにゃあならんだろうということを言いましたよね。だから、それについて今現状としてはどうなのか、これをお答えいただきたいと思います。



○議長(広畑耕一君) 建設部長。



◎建設部長(芳上秀夫君) 松田議員の再質問にお答えいたします。

 今の現状でございますが、業者のほうから事前協議の申請がなされました。そのときには、まず町内会の会長さんの判もありましたので受けました。しかし、すぐそれが無効であるという、反対される方もおりまして、どちらがどうかというのがうちのほうで判断がなかなかできませんから、両方から一応事情を聞いた上で、結果的には積極的に参加してるとは思えないという状況ですので、さらに協力度合いを進めてくださいというお話をしております。そして、その協力をしてもらうということで努力をしてもらうんですが、結果的にもうそれができないということになれば取り下げをしてくださいということで、今文書を出している状況でございます。

 以上、お答えとします。



○議長(広畑耕一君) 市長。

            〔市長 黒田 晋君 登壇〕



◎市長(黒田晋君) 松田議員の再質問にお答えをいたします。

 今年度からですけれども、いしいひさいちさんのデザインで玉野市内にしっかりとお金を落としてもらおうということで、地域商品券ですとか、とにかく玉野の商店を何とか援助できないかというような施策を展開をしております。そんなことをやりながら、こうした大型店舗ができてくることに、どう考えているんだということでありますけれども、今内部で議論しておりますのが、私もまだ知識不足で結論に至っておりませんけれども、事前協議というものがどれまでの範囲が事前協議なのかというのを明確に出してくれということをしております。法的にどこで相談したのが事前協議なのか、それとも書類がちゃんと出てきて協議したのが事前協議なのか、そこの法的な根拠をしっかりと持って、今回先ほど一番最初に申し上げましたように、積極的な協力が望めない場合は申し出の取り下げをしてくださいと今通知をしておりますけれども、今問題となっている50メートルを超える範囲のことでありますとか、それとか玉野市内の商店に与える影響でありますとか、いろんな条例として本当にこの問題、きょうの松田議員のみならず多くの方に取り上げていただいて、条例としての問題点もいろいろ指摘をされておりますから、そうしたものを仮に軌道修正するとして、じゃあそれは今おっしゃられたように真っ白な形からなら可能だと思いますけども、そうした意味ではそこの事前協議というものの法的な根拠をまず明確にしてくれという今指示を出しておりますし、玉野市の商店の振興施策というのを日々やっておりますから、そうしたことにもやっぱり影響が出ないような開発でなくてはならないというふうに思っております。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) 事前協議については、確かに市長のおっしゃるとおりなんです。はっきりさせにゃあいかんのんですけど、既に20年3月から事前協議をやられとんですよ。ハローズ側が出てこられて、きちっと1回目からも協議を進めとんです。部長これ多分、時系列的にこの経緯は見ておられると思うんですけど、何回ぐらい会うとるか全部わかっとるはずなんで、後で御披露ください。相当協議されてますよね。だからこそ、かなり詳しいここまでのものができたわけですよ。ここまでのものがね。

 さっき聞き忘れたんですけど、産業振興部長、これ駐車場の駐車の台数が435台いけるんです。メルカ、天満屋、これ合わせて駐車何台できるかということで、大体この規模のイメージがわかってくるんです。あと、お答えください。よろしく。



○議長(広畑耕一君) 議事の都合により休憩します。

                               午後3時0分 休憩

                               ─────────

                               午後3時25分 再開



○議長(広畑耕一君) 休憩前に続き会議を開きます。

 産業振興部長。



◎産業振興部長(垣内和政君) 松田議員の再質問にお答えいたします。

 天満屋ストアとメルカの駐車場の駐車可能台数でございますが、1階が103、3階が80、屋上階が217で計400台収容可能でございます。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 建設部長。



◎建設部長(芳上秀夫君) 松田議員の再質問にお答えします。

 開発行為の事前協議でございますが、これにつきましては昨年の11月13日に出されております。それ以前にも事前の事前といいますか、こういうことができるのかどうかというのは、それぞれ例えば道路であれば国道事務所、それから県道、それから公安委員会等々に問い合わせは事業者のほうからして、こういうことができるかどうかというお尋ねはしてると思います。市に対しても、境界立会、これは事前の協議には入りませんが、境界立会とかそういうことについては来ております。

 それで、今事前協議が出された時点でとまっておりますが、これがいろいろな提出書類がありますが、それが地元の協力も得られているということになれば次の段階へ進みまして、関係課による内部協議、農林でありますとか都計、土木、環境、それぞれの開発区域及び周辺地区も含めて必要な条件をそれぞれ決めていきたいと。

 それから、協議の視点でございますが、自然保護、緑地保全、公害防止等々について協議をすると。それから、地元の意向が確認をしたいと。積極的な協力を得られているという申し出があるんですけども、それについても度合いの確認をするということで、そういうことが全部整いますと、審議会の諮問の準備を始めるということで審議会にかけまして、そこで答申を受けたものの中でもし変更があれば承諾をしないということになれば、どこを訂正してもらうか。それとも、もう承認しないということになれば、その時点で取り下げもあり得るということです。

 それから次に、それが決定をしますと、今度は本申請ということで開発許可申請を事業者が出すという手順になっておりますので、今の時点でその地元の了解を得られたからといって、着々と進むものではございません。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) ありがとうございました。

 その地元との調整ですが、私は地元とのつまり隣接地区の町内会、住民の皆さんとの積極的な協力が得られるという点での可能性がほとんどないんじゃないかと、以前に議会でお願いして、それを市として地元の町内会の方々と業者との間だけでいつまでもやりょうたら、それは圧力になってくるんじゃないかと。ほんなら、現状でいろいろ聞いてみますと、いろんな形で計画を推進をしようとする側の方々からいろんな工作がなされてると。激しいのは、個人名まで挙げられて反対派だというようなことであれこれというようなこともやられてるようなんで、もうこういう圧力をいつまでも、やっぱり住民の間で混乱を招くということはこれはやっぱりよくないわけですよ。そういう点でどうなのかと。

 つまり、市として現時点で積極的な協力を得られる可能性があると思ってられるんですか。ないんじゃないですか、ほぼ。だから、その辺のいきさつについて隣接町内会からの申し出も出てきとられると思うんですけど、どう考えられとる。それで、じゃあそのことが現在のままの状況が続くということになったら、いつここの条例の取扱基準、第8条ですか、開発業者は協議が調わない場合は協議の申し出の取り下げを行うものとするという、これにのっとっていつ協議の取り下げをしてもらうのかと。そのことによって、今度は一たん白紙に戻して、今までの論戦の中でお話があったように、内規的なものを決めるのか、条例をもう一遍根本的に見直すのか、そういったところからきちっとしたものに、適正なものにしていく必要があると思うんです。

 部長は、もう今まで業者との話し合いでそういう方向行ってるから、今さらこの件については内規をつくったりできないんだと、ガイドライン的なものはつくれないんだというようなことをおっしゃったですよ。市長は、つくっていく方向で進めたいとおっしゃったわけです。その辺も含めて、幾つか聞きましたけども、お答えいただきたいと思うんです。よろしくお願いします。



○議長(広畑耕一君) 建設部長。



◎建設部長(芳上秀夫君) 再質問にお答えいたします。

 住民のほうの理解度はどうかという話でございますが、いろんな情報が耳には入ってきますけれども、それが正しいかどうかという判断はうちのほうではできませんし、いろんな中傷であったりビラであったり、いろんなものが飛んでくるようですが、それに対してうちが一々反応してどうなんだという話はしてませんし、できる立場でないということから、一切そのほうについてはうちは聞いてません。

 今、じゃあどういう状況なのかというお話ですが、そういう中で判断した中で、積極的に皆さんが参加しているとは言えないという立場をとってますので、その辺につきましてはどちらの味方をするわけにもいきませんし、うちは認可を出すほうの立場ですから間に入って話をするつもりもございませんし、事業者のほうが積極的に協力を得られるように努力をしてくださいという話だけでございます。

 それから、条例の例えば変更とか規約の変更とかということでございますが、今のところそういう話が進んでますし、これで例えばうちが期限を切って、いつまでに協力が得られる体制がなかったら取り下げなさいという話にしたとしても、その事前協議が取り下がっただけであって、その事業を進めるかどうかというのを業者が全くなしにするという話にはならないというふうに考えておりますので、どの時点でその条例を改正するかというのはまだこれからの検討課題かというふうに考えております。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) ありがとうございました。

 住民の積極的な協力を現時点では得られてないというふうに判断したらいいんですか。住民の積極的な協力を得られてないから、この計画については前に進んでないというふうに判断したらいいんですかということ。それで、じゃあ住民の積極的な協力が得られるというこの基準、どうしたらこれが得られるようになるんですか。



○議長(広畑耕一君) 建設部長。



◎建設部長(芳上秀夫君) 再質問にお答えします。

 今のところ、周りの地区につきましては協力したいということが文書でも出ておりますが、直近の団地、ここについては先ほど申しましたように、最初に提出されたときには前町内会長さんが判を押されて出されたんですが、それのすぐ撤回が次の町内会長さんから行われてると。その町内会についてもどちらが正しいかという判断もうちはしてませんし、ただそういういろいろなもめごとがあるというのを客観的に見ると、全体的に皆さんが積極的に協力をされるというふうには判断できないというふうに認識しております。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) それでは、今の状態をいつまで続けるんですか。団地の住民の方々にずっと圧力をかけるのを皆さん方承知の上で、ずっと検討しなさいということをされるんですか。お聞かせください。いつ、これ収拾つけるんですか。



○議長(広畑耕一君) 建設部長。



◎建設部長(芳上秀夫君) 再質問にお答えします。

 今の時点では期限を事業者のほうに切っておりませんで、協力が得られるように説明会なりいろんなことをして努力をしてくださいという話でございますが、地元のほうの話もそうですが、内容について説明会とかそういうことをまだはっきりしたことにはなってないということなんで、そういう説明会ができるかどうかというのはこれからの事業者の努力かなとは思ってますが、いつまでもするというんじゃなしに、業者のほうについてはうちが口頭では、もう協力が得られないのであれば取り下げをしてくださいということは再度申しておるというふうに思っております。

 以上、お答えとします。



○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) ことしの1月28日の時点で、当該隣接団地の町内会から要望書を受け取ってますよね。どういう中身ですか。



○議長(広畑耕一君) 建設部長。



◎建設部長(芳上秀夫君) 再質問にお答えします。

 ちょっと要望書がたくさんあるもんで、どの要望書かというのが……(松田達雄君「一番新しい分」と呼ぶ)

 申しわけありません。ちょっとすぐ出てこない。ちょっとどの分か、内容がわかればわかると思います。



○議長(広畑耕一君) 暫時休憩します。

                               午後3時36分 休憩

                               ─────────

                               午後3時37分 再開



○議長(広畑耕一君) 休憩前に続き会議を開きます。

 建設部長。



◎建設部長(芳上秀夫君) 再質問にお答えします。

 どうも済みません。ハローズ等の出店等の計画についての要望書ということで、ハイライフ秀天橋町内会会長、副会長から要望書が出ておりまして、ハローズに対し不当な手法を繰り返してきたことを批判し、市としても今後一切協力できない旨を通告し、引導を渡すこと。それから、デマによって周辺につくり出された風潮を取り除く取り組みをするなど、住民が安心して暮らせる状況をつくるための手助けをすることということで要望書が参っております。

 以上、お答えとします。



○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) 情報公開条例でいただいた資料では、1月27日付で52軒中43名の出席で、当該隣接団地町内会の、7名委任状で43名出席のうち賛成40軒、棄権3軒ということで可決をされて、市長に対してハローズに毅然とした対応を求めるということと、さっきのお話ですね、風評被害を解決してほしいということと同時に、ハローズに対しても通告書を送って、もうこのようなやり方については耐えられないということで、協力、同意はあり得ないというのを出しておられて、これ町内会の総会ですから上下関係があるとか損得関係があるわけじゃないですから、この計画を推進される方が例えば4人でも5人でもおられて、賛否とって賛成側の人だったら、だっとこれ過半数になりますよ。これは情報公開で見た資料ですから、この報告によりますと52軒中43軒が出席して、そのうち3軒が棄権して40人がこれについて賛同したと、挙手でやられとんでしょう。こういうことになっとるように、建設部長は理解されてないんですか。これ情報公開条例でいただいた資料の中に書いとんですよ。ちょっとお答えください。



○議長(広畑耕一君) 建設部長。



◎建設部長(芳上秀夫君) 再質問にお答えいたします。

 これにつきましては、今の会長、副会長なんですが、前の会長、副会長さんが新しい町内会の会長、副会長については認めてないというまた文書が参ったりしております。弁護士に相談したところ、その新しい町内会が前の町内会長を欠席で行ったということについてはちょっと薄いんじゃないかということで相談を受けてるということもお聞きしておりますので、まだはっきりした何対何というふうにはうちは判断をしておりません。

 以上、お答えとします。



○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) 町内会のごたごたのことまで、私よくわかりませんよ。ただ、ここへ出されとる資料からいいますと、これ全員に連絡されとんですよね。それで出席者が40名ですよ。ですから、もと町内会の方とか、今おっしゃっとったような勝手に町内会長がかわったとかなんとかそんなややこしいこと私は知りませんよ。少なくても、その団地の大方の方々にすべて御案内して40名が出席したんだから、当然町内会長さん、もとの、奥さんかどなたかが代理で出とるかもわかりません。だから、そんなごちゃごちゃ私わかりません。ただ、少なくともこの事実に対して賛同を得られる見通しないんじゃないですか。どうされるんですか、これ。いつまでこれ保留のままにして、またややこしいごたごたを、混乱を地域住民の方に与えるんですか。お聞かせください。



○議長(広畑耕一君) 建設部長。



◎建設部長(芳上秀夫君) お答えいたします。

 この内容につきましても、ハローズのほうにも会長、副会長さんから通告をしているようでございます。その内容につきましてもここにはございますが、もう協力はしないということで通告をしているということですから、それに対しての事業者側からのまだ連絡をいただいておりません。

 先ほど申しましたように、例えば期限を切って、うちがいつまでに取り下げてくれということで申請書は取り下げるにしても、あとその事業の継続をどうするかというのはまだわかりませんので、うちのほうがその時点で条例をいらうということはまだ難しいというふうに考えております。

 以上、お答えとします。



○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) じゃあ話を前に進めますけど、これ4ヘクタール以上の開発についてはいつ検討されたんですが。18年9月、要望が出たでしょう、地権者の方を中心に。嘆願書ですよ。これについて、当然相当以前から4ヘクタールの開発の検討をされたんでしょう。それを地権者の声にこたえて、この開発条例ができたんでしょう、結局。お聞かせください。これ始め50メートルと言ようたのがぼっこ広がっとるから、これは聞きょんですよ。



○議長(広畑耕一君) 建設部長。



◎建設部長(芳上秀夫君) 再質問にお答えします。

 18年の要望のときには、そういう4ヘクタールとかという話じゃなくて、線引きを変えてほしいとか、そこの土地利用ができる方法はないかということで、玉野市がその開発条例をつくった時点のときには、その4ヘクタールありきでつくったものではございませんで、開発ができるという条例をつくったと認識しております。

 以上、お答えとします。



○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) 建設部長、途中でかわられたから詳しい御事情ないでしょうけど、県に嘆願書と一緒に出した書類の中には住宅開発も含めて4ヘクタールから6ヘクタールの開発計画をもともと市のほうでつくっとんですよ。資料ちゃんとありますが。わかっとられんのですか、内容について。前建設部長から聞いとられんですか。それじゃあもう、これ以上聞いても仕方がないですけどね。つくられとんですよ、資料を。ちゃんとあるんです。

 だからそういう点では、今の話の一番割を食う地域住民の方々のことを、じゃあ建設部としてあるいはそのほかの部の人として、そこへなぜもっと早くに連絡しなかったんですか。農業委員会へ出されたのが20年の9月議会ですよね。私はそのときに初めて知ったんですよ。計画、ほぼこれと同じ図面です。なったときに地元の方々は、つまりここの団地の方々は何も知らなかったんですよ。それで次の年の21年2月か3月に説明会やっとんです。何でそんなにおくれたんですか。業者任せじゃいけないでしょう。どうなんですか。



○議長(広畑耕一君) 建設部長。



◎建設部長(芳上秀夫君) 再質問にお答えします。

 開発につきましては市が開発するものではございませんから、事業者が開発するということなんですが、それから順番につきましては、どこを事業者が先に説明するかといいますか、隣接者に先に説明をするのか、地権者とある程度話がついて土地が買えることがある程度見込みがないと、地元町内会に話をして了解をもらった後で地権者に行って2軒ほど売らんということになれば、全くストップしてしまいますので、どちらが先かというのはちょっと非常に難しいところがあろうかと思いますので、その辺で土地が買えるという状況がある程度煮詰まってから、その地元の話し合いがあったというふうにお聞きしております。

 以上、お答えとします。



○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) それじゃあ、ちょっと話を前に進めますけど、条例の中身については前回の議会の中で建設部長は不手際があったとおっしゃってます。それで、要するに説明責任も果たしてないという内容のことも言われてます。ちょっと読んでください。

 私たち議会は住民の代表ですから、条例にかかわってきちっと責任持ちますよね。19年3月に出された条例は骨格を決める条例でしたね、開発条例です。19年の9月議会に出された条例が槌ケ原地区を決めた条例ですよね。そのときに私自身も含めて質疑しました、2人しました、宇野議員もしました。50メートルの範囲でどうなんですかということでいったら、当時の建設部長はもうはっきり言わなかったですよね。答えなかったんですよ。それでまあ、以前言うたようにスーパー程度ならいいけれども、大規模店は難しいという建設消防委員長の委員会報告が出されたわけですよね。

 岡山市の例ですけど、指定区域50メートルの幾つかの道路で指定されてます、50メートルの範囲を。そして、岡山市は1筆の土地に限って半分以上がかかっておったら、若干出る分については、これはもう審議会に諮ることなくこれは認めましょうということでちゃんと規定されてるわけです。ただ、これは内規でしてます。だから、これ超えたからというて審議会かかりません。

 だから、このB、C、Dの地区については、この50メートルの範囲からオーバーしてませんから、過半の中だからいいと。しかし、A地区についてはこれは50メートルをはるかに超える、これは当然認めませんと。1筆の土地ですよ。しかし、ここにちょっと注意事項書いとんのは、これ分筆した場合はこれが50メートルの過半の範囲に入っとったら大丈夫だということにしてるんです。

 つまり、これは議会の議決を経て、この1筆の土地の分については決めてるんですけど、これをオーバーするのはこの過半については内規で決めとんです。取扱要綱と書いてます。取り扱いについて決めとる。

 玉野市は、これたとえ1メートル出ても審議会にかけるというお話ですよね。だから200メートル出てもいいということになったんです。だから、この条例に私は欠陥があるということを言ったんですよ。岡山市は明確に規定されとんですよ、そういう意味では。だから、この点について条例の欠陥を直さないと、もう今後にも全部問題起きてきますよ。これ300メートル奥行き行っても開発審議会にかけますと言ようる。だって、市議会が住民の代表で審議する際に、岡山市は例えばここに溝がある、ここで開発を認めますというのは議会にちゃんと示しとんですよね。だから、議会の権限がそこで果たせるわけですよ。しかし、こんな中身の部分でどこまでもいいようなことをしたら、議会なくたっていいことになっちゃうんです。

 それで、ましてこの間の質問の中では、取扱基準にしたって、それから運用基準についても市議会に全然かけてないでしょう。だから、執行部がもう勝手気ままにつくって、ここの開発推進のためにつくったような中身になってるんじゃないですか、結果としては。だから、この点についてはこのガイドラインを早期に決めるということを市長もおっしゃっとんですけど、どこまで検討されとんですか。いつできるんでしょうか。お答えいただきたいと思います。



○議長(広畑耕一君) 建設部長。



◎建設部長(芳上秀夫君) 再質問にお答えします。

 ちょっと不手際というのが条例の不手際という意味ではなくて、1つお断りしなきゃならないのは、多分前回の議会で不手際と私が答弁したのは、先ほど言いましたような説明の仕方が足りなかったということについては不手際があったかもしれないということで答弁をしたというふうに記憶しております。

 それから、先ほどの1筆の土地のことについては議員さん御紹介のとおりでございまして、岡山市は政策審議会、うちの場合は開発審議会でございますが、玉野市の場合は今言うように50メーターを例えば極端な場合1センチ超えてもかけなければならないと。岡山市は、過半について1筆の土地であれば、政策審議会にかけなくてもそこでもうすぐオーケーが出るというお話だと思います。

 玉野市ならどこまででも行けるんじゃないかというお話でございますが、建物については先ほど言いましたように法律のほうで1万平米というのが決まっておりますし、その条件としては環境の悪化を招かないとか地元の調整が要るとかというふうに条件がいろいろありますので、直ちにどちらが正しいかと言われてもちょっとその判断には苦しみますが、その内容を変える気があるのかということでございますが、その内容についてはこれから検討はしてまいりたいと思いますが、内規等について議会で決めてないじゃないかということなんですが、その内規とか取扱要綱については、委員会に報告という形で上がっているというふうに認識しております。

 以上、お答えといたします。



○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) この19年3月と同時に19年の9月議会でのこの条例改正のときには、すべての議員がこれに賛成しました。そして、私の質疑と宇野議員の質疑があったんですけど、宇野議員は住民に不利益を与えるような条例ではないだろうかというて質疑されとんですよね。当時の建設部長は、住民に不利益を与えるようなものじゃないと。単なる用途の変更と区域を決めただけだという答弁をされとんです。結果的には、その大型商業施設の開発によって、商店街を始めとしたところに住民の不利益を与えるようになるんです。これ、どういうふうに理解したらいいんですか。これも当時の建設部長の答弁が全く実態とは違うことになっちゃうじゃないですか。

 だったら50メートルの範囲で、市長がおっしゃったように高齢化になる場合、私ももちろん言いましたけれども、歩いて買い物できる店は幾らでも出てくるんじゃないですか。50メートルで500平米の範囲の基本にしたら。若干出るぐらいのことなら世話ないでしょう。だって、もともとそのためにつくった条例じゃないですか。だれも200メートルも奥に行くなんて、もうだれも想像もしてない。だから、どういうことを想定してるんですかというて私は聞いたんですよ、何度も。何も答えなかったんですよ、当時。

 だから、住民に不利益を与えるということについても、結果的には不利益を与える条例になっとるじゃないですか。だから市民の中に混乱を生じたんじゃないですか。地権者の方々はぜひ売りたい。それで、商店街の人が一番被害を受けるから何とかしてほしいという声があって混乱を招いてる。それで消極的賛成論としては、歩いて買い物行く店がないから、あの周辺に、スーパー程度の店なら欲しいということで、私どもが言ってるのは50メートルの範囲、500平米の店舗ならいいじゃないかと何度も言ってるんです。そして、その隣接の団地の方々も、それはやってくださって結構ですと言ってるんですよ。こんなに広過ぎるから、一番影響受けるのはもちろん団地でしょう。ここは軟弱地盤ですよ。こんだけの土地を埋め立ててコンクリートにした場合、この団地がどれほど浮き沈みするか、まだわかりませんよ、現状は。それから、もちろんポンプを据えてどうこうと言ってますけれども、どこまで影響を受けるかということはまだ十分検討できてないですよ。

 ですから、条例の基本に立ち戻れるということについて、何で建設部長はこだわるんですか。業者に肩入れし過ぎとんじゃないですか、中身とすれば。もうここまで来て前に行ってないですよ。じゃあ少なくとも、あとの一、二カ月の間に話し合いがつかずに積極的な賛成が得られんのなら、市としてはもう取り下げをしていただきますと、一たん、これ白紙に戻さにゃあいかんでしょう。住民に不利益ないって言っとんですよ、答弁では。あなた方、どう責任とるんですか、この問題を。地権者の方々や消極的賛成の方々は理解できますでしょう、消極的賛成は店舗ができるんですから、するなとは言ってないですから。きちっとした答弁をしてくださいよ、もう。業者に肩入れし過ぎる答弁じゃないですか、そういうふうな印象が。どういう話を業者と今までされとんですか、ほんなら。話がおかしいでしょう。ここまで1年以上たっとんですよ、私が質問してから。もうはっきり言うべきでしょう。協力的な賛成が得られてないんだから、現実に。御答弁ください。



○議長(広畑耕一君) 建設部長。



◎建設部長(芳上秀夫君) 再質問にお答えいたします。

 先ほどの発言の中で訂正をさせていただきたいと思います。内規については委員会へは御説明をしてないということです。済みませんでした。

 それから、業者のほうに味方をしているという議員さんの発言なんですが、私どもは認可をする立場ですので、そういう面では公正にどちらも、住民側に立つでもなし、業者側に立つでもなし、法に照らし合わせて正々堂々と許可を与えたいというふうに考えております。

 それから、全くもう進展がないじゃないかというお話なんですが、私どもの認識では事業者が、ボタンのかけ違いかもしれませんが、地元とゆっくり説明会を持つ機会がもうできなかったと。できなかったというのが、もう説明は聞きませんというお話ですから、1回目の話の後は話し合いをしてませんから、条件とか何が悪いのか、排水の問題であるとか光公害であるとかいろんな問題が上げられておりましたけども、それの解決策を話をまだしてないという状況ですので、その辺がお話ができてはっきりとお答えが返ってくれば、当然撤退ということになろうかと考えております。

 それから、大きさにつきましては、そこへ例えばそれだけのものができて水はけがどうなるのかとか、それから土地が隆起するするんではないかという部分については、いろんな調査をした結果、得られることであって、今出てきている図上でもうここは影響があるからだめよというふうな判断はうちのほうではできませんので、その資料をもとに事前協議が調えばという話になろうかというふうに考えております。

 以上、お答えとします。



○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) 事業者の方と団地住民の方の話し合いが1回あったか2回あったかは知りませんけど、どうあっても今日1年もたって、いまだに積極的な協力を得られている状況ではないことは、もう部長先ほど認めてますよ。混乱はあるんだと。かえって混乱が起きとんですよ。だったら、ここへ至ってまだ事業者との話ができてないから、事業者の側に立ったような物の言い方するから事業者の肩入ればかりし過ぎるんじゃないですかと言ってるんですよ。もう今日に至って協力が得られてないんだったら、いついつまでにもう得られんのでしたら、この計画については白紙に戻すということがなぜ言えないんですか。

 じゃあ結局あなた方がつくった条例によって、地域住民に混乱をますます招いとることになるんじゃないですか。そこをはっきりさせてください。



○議長(広畑耕一君) 建設部長。



◎建設部長(芳上秀夫君) 再質問にお答えします。

 期限を切るのは正しいかどうかという判断なんですが、例えば期限を切ったばっかりに地元のまたいろんな中傷合戦が始まったりとかという可能性もございますので、今は冷静に出しておりますので、業者のほうには協力が得られない場合は早く取り下げてくださいという指導もしておりますし、それを待つと。

 それから先ほど言いましたように、取り下げがあっても事業がどうかというのは事業者さんの判断ですから、そこをまだ進めるつもりがあるのか、撤退してしまうかというのはうちのほうではわかりませんので、これから先、条例なり規則なりをいらうようであれば、慎重にやっていきたいというふうに考えております。

 以上、お答えとします。

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○議長(広畑耕一君) この際、会議の延長について申し上げます。

 本日の会議はしばらく延長したいと思いますので、よろしくお願いします。

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○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) もう時間もありませんので、いずれにしても市長、しっかりこの状況を見ていただきたいと思うんです。結局、市の開発条例を欠陥のあるざる法にしたために、結局地域住民にも混乱を招き、そしてその市内の中小商業者の間、商店街の間にも混乱を招いたわけですよ。この責任はすべて私は市にあると思ってるんです。だって、業者との間できちっとしたこういう取り決めの分を言ってないし、商業者の間での摩擦が起きるだろうということも全く皆さん認知されてなかったということなんで、私はもう早々にこれは決着をつける方向へ持っていただくように強くお願いしときます。

 もう4分ほどしかありませんが、次の高齢者福祉のほうにちょっと回らせていただきたいと思うんです。

 実は1点だけお尋ねしたいんですけど、給食サービスの問題ですね。これ部長のお話では利用者が少ないと、値段が500円1食かかるのでというお話だったんで、これは当然350円かそこそこに下げていただくということで利用者をふやす方向で検討してくださると思うんですが、これいつごろ見直しをかけるんですか。私は、やっぱり早くしないと結局わずかな人しか、独居の人しか当たってないんで、倉敷の例も参考にするとおっしゃってるんですけれども、いつごろの時期をめどに見直しをかけようと思っているのか、この点ちょっとお聞かせください。



○議長(広畑耕一君) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(池上茂君) 松田議員の再質問にお答えいたします。

 私どもも、できるだけ早い時期に見直しは行いたいと考えてございますが、こういった給食等の製造事業者とか配送事業者、数多くございますので、それらとの調整もございます。一応、平成22年度の年度内での見直し実施を目指して、努力していきたいと考えております。

 以上、お答えとさせていただきます。



○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) ありがとうございます。

 年度内の見直しということですので、ぜひ倉敷市がかなり1週間に何遍も給食サービス、1人の方に3日も4日もやっているそうなんで、ぜひそれを調べていただきたいと、それを参考にしていただきたいと思います。

 それから、特別養護老人ホーム等の施設整備の問題については、私が議案の質疑等々で明らかにしたように、他の総社、高梁その他の自治体に比べて26年度の目標値も極めて低いわけです、第5期事業計画の終了時についても、参酌基準にこだわり過ぎて、国の。ですから、私は第4期計画がもう既に立てられとんで、それを今直ちに変更してそれを引き上げるということにはなかなかならないと思いますけど、現在の第4期の事業計画によって特別養護老人ホームやあるいはグループホームを早期に目標達成するということを、これをやっていただくと同時に、26年度に向けて大幅に引き上げをしないと、他の自治体の特別養護老人ホームなどの介護施設に比べてると極めて低くなると、まま推移するというふうに思っております。ですから、この点だけ、部長のもう一度考えや決意についてお話をいただきたいと思います。



○議長(広畑耕一君) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(池上茂君) 再質問にお答えいたします。

 第5期事業計画に向けて、今後どういった考えで臨みたいのかという御趣旨のお尋ねだと思いますが、国の参酌標準、当然松田議員おっしゃるように、県内他の自治体において必ずしも遵守、すべての団体がしているわけではないというのは我々も承知いたしております。さりとて参酌標準、一応あるということです。

 それからもう一つ、施設整備というのが介護保険料にも結構厳しく響いてくるものであります。そういったことも踏まえまして、総合的な見地から今後検討を行っていきたいというふうに考えてございます。

 以上、お答えとさせていただきます。



○議長(広畑耕一君) 松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) ありがとうございました。

 もうこれで終わりますけれども、市長ぜひ大型店開発問題については、中心市街地活性化計画も玉野市立てようとしているわけですから、それとの整合性をとるということや、これ以上競合が激しくなれば、ほんまにもうつぶし合いになって、玉野市の中心市街地どころか商店街も一層厳しい状態に追い込まれることはもう明らかなんで、やっぱりきちっと全体のまちづくりのバランスをとって、しかも今度の高齢社会に向けての地元に歩いて買い物できる店をつくるというその位置づけからも重要だと思いますので、適切な対応をお願いして私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(広畑耕一君) この際、お諮りします。本日の質問はこの程度にとどめ、残りの質問は明日にしたいと思いますが、御異議ありませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(広畑耕一君) 御異議なしと認めます。

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○議長(広畑耕一君) それでは、次の本会議は明9日午前10時から開いて一般質問を続けることにします。

 本日はこれで散会します。御苦労さまでした。

                              午後4時4分 散会