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岡山県 玉野市

平成 6年第3回 6月定例会 06月16日−04号




平成 6年第3回 6月定例会 − 06月16日−04号







平成 6年第3回 6月定例会



         平成6年第3回玉野市議会定例会会議録 第4号



                           平成6年6月16日(木曜日)

議事日程 第4号

 平成6年6月16日(木) 午前10時開議

(委員長報告)

第1

 議案第45号 平成6年度玉野市一般会計補正予算(第1号)      (各委員会)

 議案第46号 平成6年度玉野市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)

                                  (厚  生)

 議案第47号 玉野市立公民館条例の一部を改正する条例        (総務文教)

 議案第48号 国民健康保険料の賦課総額の決定について        (厚  生)

 議案第49号 玉野市営住宅条例の一部を改正する条例         (建  設)

 議案第50号 工事請負契約の締結について(日比ポンプ場建設工事)  (  〃  )

 議案第51号 公有水面埋立てに関する答申について          (  〃  )

 議案第52号 公有水面埋立てに関する答申について          (  〃  )

 請願第1号 健康保険で良い入れ歯のできるよう政府に意見書の提出を求める請願書

                                  (厚  生)

 請願第6号 十禅寺山開発(資材置場築造)防止についての請願書   (産  業)

 請願第7号 消費税の税率引上げ反対を決議し政府への意見書提出を求める請願書

                                  (総務文教)

(議員提出議案=委員会審査省略予定)

第2

 議員提出議案第3号 坂本弁護士一家失跡事件の早期解決を求める意見書案

(継続審査申出事件)

第3

 請願第1号 保育所措置制度の維持・拡充を求める意見書提出の請願書 (厚  生)



本日の会議に付した事件

 議事日程と同じ



出席議員(27名)

 1番 西野 博子君      2番 河井 康夫君      3番 湯浅 慎司君

 4番 松田 達雄君      5番 井上 素子君      6番 安原  稔君

 7番 氏家  勉君      8番 藤原  貢君      9番 伊達 正俊君

 10番 礒本 和巳君      11番 岡田 守正君      12番 三宅 禎浩君

 13番 香西 圭二君      14番 三宅 美晴君      15番 三宅 一典君

 16番 兼光 一弘君      17番 井上 正登君      18番 岡田 敏郎君

 19番 鳴坂栄太郎君      20番 中谷 幸晴君      21番 向井 資浩君

 22番 藤原 正己君      23番 住吉 良久君      24番 立花 正和君

 25番 小泉  馨君      26番 熊沢 義郎君      27番 室岡 鎮雄君



欠席議員(なし)



説明のため出席した者

 市長      山 根 敬 則 君     助役      上 杉 萬 里 君

 収入役     宮 田 欣 次 君     企画部長    川 合 紀 章 君

 総務部長    迫 田 志 之 君     財政部長    森 田   修 君

 市民生活部長  山 田 海紀男 君     社会福祉事務所長依 田 司 朗 君

 産業振興部長  岡 崎 太 洋 君     建設部長    兼 松 信 行 君

 建設部参与   近 藤 裕 昌 君     上下水道部長  安 井 弘 典 君

 競輪事業局長  三 井 康 弘 君     市民病院事務局長高 畠 育 正 君

 消防長     石 井 喜久夫 君     選挙事務局長  下 津   昇 君

 教育長     信 原 定 治 君     教育次長    岡 本 忠 良 君

 企画課長    藤 田 和 明 君     人事課長    桑 原 泰 二 君

 財政課長    大 野 豊 之 君     総務課長    氏 家   勇 君

 税務課長    近 藤 良 之 君



事務局職員出席者

 局長      鴨 生 忠 夫 君     次長      津 尾 弘 巳 君

 参事      難 波 一 昭 君     主幹      伊 東 孝 明 君

 主幹      藤 原 英 明 君     主事      岡 本   隆 君







                               午前10時0分 開議



○議長(小泉馨君) 皆さんおはようございます。ただいまの出席は27人であります。

 これより本日の会議を開きます。

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○議長(小泉馨君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしております日程表のとおり、先般各委員会へ付託の案件について、各委員長の報告を受けて審議し、続いて議員提出議案1件を付議し、今期定例会の日程を終了する予定であります。

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△日程第1 議案第45号〜議案第52号 請願第1号 請願第6号 請願第7号



○議長(小泉馨君) これより日程に入ります。

 日程第1の諸議案8件と請願3件を一括して議題とし、各委員長の報告を願うことにいたします。

 まず、厚生委員長の報告を願います。

 鳴坂栄太郎君。

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            〔報告書は末尾に掲載〕

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            〔厚生委員長 鳴坂栄太郎君 登壇〕



◆(鳴坂栄太郎君) 厚生委員会の報告を申し上げます。

 本委員会は、去る6月13日に開催し、付託されました案件について慎重に審査いたしました。結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、議案全件をいずれも可決すべきものと決定し、継続審査中の請願1件を不採択と決定いたしております。

 以下、審査の概要を申し上げます。

 まず、議案第45号平成6年度一般会計補正予算(第1号)中の本委員会所管事項でありますが、款2総務費中の総務管理費に、玉の市民会館前の県道玉野福田線交差点改良工事に伴う公衆トイレ、工作物等の撤去費用が措置されていますが、審査において各委員より、トイレ撤去に伴う代替トイレの設置についてただしました。

 説明によりますと、撤去に当たって、移転、新築、市民会館別館トイレの利用等々、種々検討したが、移転については建設費や景観上の問題がある。また、駐車場敷地内への新築については、土地所有者の同意が得られない。そのため、撤去後は市民会館別館のトイレを使用してもらいたい。ただし、夜間の利用については、別館管理上使用はできないとのことでありました。

 委員より「交差点の改良は地区住民の長年の要望であり問題ないが、現在市民が利用している公衆トイレの代替トイレを設置しないのは不便であり、また周辺では夜間の行事も多く、別館トイレが利用できないのは問題である」「規模は小さくても代替トイレを設置すべきだ」「別館トイレを外部から利用できるよう改修すべきだ」等々の意見が出され、種々論議した結果、代替トイレについて早急に研究・検討し、当局としての結論を出すよう要請し、本費目を了承いたしました。

 次に、款3民生費の心身障害者福祉費で措置されている進行性筋萎縮症者措置委託料1名分でありますが、本件は今まで児童福祉法で措置していたが、該当者が18歳に達したので、国と市で費用を案分し措置したもので、別段異議なく了承し、本議案を可決すべきものと決しました。

 次に、議案第46号平成6年度老人保健医療会計補正予算(第1号)でありますが、本件は平成5年度に概算交付を受けていた老人医療費の確定に伴う精算措置であり、別段異議なく可決すべきものと決定いたしております。

 次に、議案第48号国民健康保険料の賦課総額の決定について申し上げます。

 本件は、平成6年度の国民健康保険料の賦課総額を、昨年より約1,000万円増の14億4,147万6,000円に決定しようとするものであります。

 当局の説明によりますと、5年度の国保事業の決算見込みは、単年度収支で約9,400万円の黒字決算となる見込みである。また、6年度の見通しについては、本年4月に診療報酬の一部改定があり、さらに10月にも再度改定が予定されており、医療費の増高が見込まれるが、5年度と引き続き同額の保険料で運営できると考えているとのことでありました。

 当局より関係する資料の提出も得、種々論議いたしましたが、一委員より「保険料の据え置きは評価できるが、依然として県下10市の中で最高の保険料であり、ここ数年の黒字決算の現状から保険料の引き下げは可能である。よって、本議案には反対である」との意見がありましたが、採決の結果、可決すべきものと決定いたしました。

 次に、平成5年3月定例会より本委員会に付託の請願第1号健康保険でよい入れ歯のできるよう政府に意見書の提出を求める請願書について申し上げます。

 本件は、昨年3月に付託を受けて以来、種々論議をしてきました。本定例会中の委員会においても慎重に審査を行った結果、一委員より「高齢者の切実な要求であり、採択すべきだ」との意見が出された一方、「報酬だけが原因ではない、技術の問題もある」「4月に診療報酬の一部改定があり、10月にも予定されている」「入れ歯だけでなく、現行の歯科医療全体に対する保険制度を抜本的に見直すべきである」等々の意見が出され、採決の結果、本請願を不採択と決定いたしました。

 以上、厚生委員会の報告を終わります。



○議長(小泉馨君) 次に、産業委員長の報告を願います。

 藤原貢君。

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            〔報告書は末尾に掲載〕

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            〔産業委員長 藤原 貢君 登壇〕



◆(藤原貢君) 産業委員会の報告を申し上げます。

 本委員会は、去る6月13日に委員会を開催し、付託されました案件につきまして慎重に審査いたしました。結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、議案第45号を可決すべきものと決定し、請願第6号を趣旨採択すべきものと決定いたしました。

 以下、審査の概要を申し上げます。

 議案第45号一般会計補正予算のうち、本委員会所管の款6農林水産業費の国土調査費198万9,000円につきましては、本年度の事業費確定に伴う追加措置とのことであり、別段異議なく本費目を了承いたしました。

 次に、請願第6号十禅寺山開発(資材置場築造)防止についての請願について申し上げます。

 本件につきましては、審査の参考に資するため現地調査を行うとともに、経過説明を受け、慎重に審査いたしました。審査の過程で、本件の請願趣旨については十分理解できるので採択すべきだという意見、採択については種々問題もありできないが、地元住民を支援する意味からも議員発議にて意見書を提出すべきだという意見、事態の進行をもう少し見きわめる必要があるため継続審査にすべきという意見、等々種々論議がなされましたが、当産業委員会の総意といたしましては、法的に整備された申請を許可しないということもできない。しかし、地区住民の十禅時山の自然を守りたいという熱意、また開発に伴う不測の災害に対し地区住民が非常に不安を抱いていることも理解できるため、本請願を趣旨採択とすべきものと決定いたしました。

 以上、産業委員会の報告を終わります。



○議長(小泉馨君) 次に、建設委員長の報告を願います。

 井上正登君。

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            〔報告書は末尾に掲載〕

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            〔建設委員長 井上正登君 登壇〕



◆(井上正登君) 建設委員会の報告を申し上げます。

 本委員会は、去る6月13日に委員会を開催し、付託されました諸議案5件について審査を行いました。結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、全件可決すべきものと決定いたしました。

 以下、審査の概要を申し上げます。

 まず、議案第45号一般会計補正予算(第1号)の歳出のうち、款8土木費についてでありますが、これは地方特定道路整備事業の追加配分に伴い、築港南崎線第4工区のうち70メートルについて歩道工、植樹帯工を行うもので、別段異議なく了承いたしました。

 次に、議案第49号玉野市営住宅条例の一部を改正する条例でありますが、本件については、一定の基準により家賃設定するとの説明であるが、工事費から逆算すると設定金額が低いのではないか。入居変更を希望する人にとって、3万7,000円というのは差が大きいのではないか。若い人たちにも入居しやすい条件整備をしてはどうか、といった質問が出されました。

 答弁によりますと、家賃設定においては一定の基準により算出しているが、第1期工事で完成している同団地内の同種、同規模の住宅との均衡を考慮し決定した。また、家賃激変については、5年の傾斜家賃を採用し対応している。入居資格の緩和については、市長会を通じて国へも要請しているとのことであり、提出されました資料等を参考に審査した結果、本件についても可決すべきものと決定した次第であります。

 続きまして、議案第50号工事請負契約の締結議案につきましては、日比ポンプ場建設工事にかかわるものでありますが、提出された資料を参考にし、現地視察を行い審査した結果、別段異議なく可決すべきものと決定いたしました。

 続きまして、議案第51号及び議案第52号の公有水面埋立てに関する答申についてでありますが、51号については運輸省第三港湾建設局の施行により宇野港、宇野地区にふ頭用地を造成しようとするものであり、52号については県施行により同地区にふ頭用地、交流施設用地、緑地等を造成するための埋め立てとの説明であり、両件とも可決すべきものと決定した次第であります。

 以上、報告を終わります。



○議長(小泉馨君) 次に、総務文教委員長の報告を願います。

 礒本和巳君。

            ───────────────

            〔報告書は末尾に掲載〕

            ───────────────

            〔総務文教委員長 礒本和巳君 登壇〕



◆(礒本和巳君) 総務文教委員会の報告を申し上げます。

 本委員会は、去る6月13日に委員会を開催し、付託されました案件について審査をいたしました。結果につきましては、お手元の審査報告書のとおり、議案全件いずれも可決すべきものとし、付託されました請願1件を不採択とすべきものと決定いたしました。

 以下、審査の概要を申し上げます。

 まず、議案第45号平成6年度玉野市一般会計補正予算(第1号)中、第1条の歳出のうち、款10教育費、小学校費につきましては、荘内小学校の給水管を全面的に布設替えするものでありまして、別段異議なく了承いたしました。

 また、中学校費では、外国語教育の充実を図るため、新たに外国人講師1名を追加配置するものであります。委員会といたしましては、今後とも、より一層の外国語教育の充実に向けて努力を要請し、了承いたしました。

 また、高等学校費は、私立商業高校の現在地での工事拡張の可能性について調査するものであります。本件に関し、一委員より商業高校の改革に当たっては、現在地にこだわらず、移転を含めて抜本的に考えるべきではないかとの意見がありましたが、委員会といたしましては、とりあえず調査を行うことについては別に問題はないのではないかという意見が多数であり、了承することにいたしました。

 次に、歳入について申し上げますが、それぞれの事務事業に見合う財源措置でありまして、別段異議なく了承いたしました。

 また、第2条の地方債の補正につきましても、別段異議なく了承いたしました。

 次に、議案第47号玉野市立公民館条例の一部を改正する条例につきましては、田井市民センターの移転に伴い所在地を変更するための条文整備でありまして、別段異議なく可決すべきものと決しました。

 次に、請願第7号消費税の税率引き上げ反対を決議し政府への意見書提出を求める請願書につきましては、一委員より採択すべきものであるとの意見がありましたが、税制改革に当たっては、税制度全体を見直す観点に立って考慮すべきであり、消費税率引き上げのみをとらえて反対すべきではないとの意見が多数であり、採決の結果、不採択にすべきものと決しました。

 なお、本委員会に参考送付されました陳情等4件のうち、第14号坂本弁護士一家拉致事件についての厳正且つ迅速な捜査を要請する意見書の提出を求める陳情書につきましては、このような事件は、平和で安全な生活を営む国民を不安に陥れるものであり、一刻も早い解決が望まれるという意見で一致し、別途総務委員会所属議員全員の発議により、議員提出議案を提出することとなりましたことを申し添えておきます。

 以上、総務委員会の報告を終わります。



○議長(小泉馨君) 以上で、各委員長の報告は終わりました。

 ただいまの各委員長の報告に対して、一たん休憩をして、質疑または討論の通告を受けることにいたします。

 それでは休憩いたします。

                               午前10時18分 休憩

                               ─────────

                               午前10時19分 再開



○議長(小泉馨君) 休憩前に引き続いて会議を開きます。

 これより質疑に入るわけですが、ただいまのところ通告はありません。

 質疑はありませんか。

            〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小泉馨君) これより討論に入ります。

 通告がありますので発言を許します。

 井上素子さん。

            〔井上素子君 登壇〕



◆(井上素子君) 私は、議案第48号の反対討論と議案第52号に関する意見を述べたいと思います。

 まず、議案第48号国民健康保険料の賦課総額の決定についてです。昨年度も国保加入者の市民は県下最高の保険料の負担を強いられました。一方国保会計は、平成2年度の値上げ以来毎年4年間も黒字を続けて、平成5年度末では、基金も含めますと4億1,592万6,000円の黒字決算となっています。これは、見込みも入ってます。これは、毎年賦課総額の決定の際に、前年度の収支残を全額繰り越しとしないで、例えば昨年度で見てみるならば、平成4年度の収支決算では1億7,736万8,000円、基金も入れると3億2,300万円もあるにもかかわらず、繰越金を1,000万円と抑えて保険料の必要額を立てるというやり方を行ってきました。当然保険料の必要額は高くなり、賦課総額を押し上げてきました。そして、市民への高額保険料となって、負担を強いられてきました。こうしたことが続いてきた結果の黒字が、4億1,500万円にものぼる黒字となってあらわれています。

 平成6年度の予算では、当初予算では、こうしたやり方を改めて、一応当初予算には1億5,000万円の繰り越しを見込んで保険料必要額を出していることの改善点は認められますが、収支決算見込みでは2億6,600万円もあるようです。ほか、1億4,900万円の基金もあるわけですから、基金は一応今回さておいたとしても、まだあと1億円の繰越金があるわけですから、賦課総額はあと1億円引き下げることができるというふうになる。つまり、国保料の軽減が可能な財政状況であるということではないでしょうか。

 もう1点は、一般会計の繰り入れがなされていないための保険料必要額になっているということです。賦課総額を決定する際の2号相当額、つまり老人の医療費にかかわる額が年々ふえています。これは、国保の加入者の世帯数が、加入者そものは減ってはいるんですが、世帯数がふえている。老人の加入者がふえているから、これに連動して、当然国保の加入者に医療費の負担がかかってくるということになっています。しかし、これを国保の加入者だけに負担させることについては道理が合いません。当然、一般会計から補うべきだと思います。市民の負担を軽減し、県下最高の高額保険料を改善していくためにも、一般会計からの繰り入れをするべきと考えます。

 以上の2つの理由で、議案第48号の反対討論といたします。

 議案第52号公有水面埋立てに関する答申については、表決に加わらない旨の理由と意見を述べさせていただきたいと思います。

 宇野港、宇野地区の改修整備については、現在の老朽化した状態や、また連絡船もなくなった後の宇野港の機能や役割の変遷から見ても、整備については当然必要だと考えています。しかし、レクリエーション施設用地の埋め立て理由に見られるように、株式会社スペイン村により計画されている集積型文化娯楽施設のフィッシャーマンズワーフの一部が、本埋め立て計画にかかる区域であり、埋め立てにより用地を確保せざるを得ないというふうに、限定的に埋め立て後の土地利用目的を明らかにしています。これではまさに、公共が特定の民間企業のために公有水面を埋め立てて上げることと同じであります。こういった限定的利用目的、特定企業の利便を前提とした公有水面の埋め立てはあり得ないはずであります。

 さらに、この限定的な利用目的は、広く関係者や市議会の同意を得るという手続を取るからには、当然目的に拘束された利用がなされなければなりません。とするならば、その利用がスペイン村計画の一部としてなされるのであれば、私たちは、そのスペイン村計画そのものが市民の合意を得たものであるとは考えておりません。しかも、その計画の立ち上がりも全く不透明で見通しも立っていない、まさに幻の計画、挫折した計画のために、貴重な玉野の中心地、しかも交通の要衝の地をいつまでも放置させられることは、まちづくりの上でも重大な損失だと考えます。企業の身勝手な御都合でまちづくりが振り回されるのではなく、住民の合意、住民参加のまちづくりを進める方向へ進めるべきだと考えます。限定的な利用目的が、今後のまちづくりに障害となってしまうことも大いに懸念する点です。

 以上の理由で、特にレクリエーション施設用地の埋め立て必要理由を認めることはできません。全体的な宇野港、宇野地区再開発の必要性は理解できることですので、一部分の問題点につき、この議案については表決には加わらないことを述べさせていただきます。

 以上です。



○議長(小泉馨君) 次に、松田達雄君。

            〔松田達雄君 登壇〕



◆(松田達雄君) それでは、私は請願第1号と第7号の不採択に反対して討論を行います。

 まず、請願第1号は、高齢化社会に向かい「健康で良い入れ歯を」という多くの切実な声にこたえて、診療報酬の改善を求めるものであります。

 入れ歯が合わないなどという問題は、保険料で支払われる診療報酬が低いために、歯科医師、並びに歯科技工士が手間暇かけて製作、調整等を行うことができないところに原因があります。入れ歯のよしあしが使用する人の健康に大きな影響を及ぼすことは、言うまでもありません。お年寄りに快適な食生活を保証するためにも、保険で良い入れ歯ができるようにすることは極めて重要です。

 本請願と同様のものが、既に県下64市町村、8割を超える議会で採択され、また同様の請願の国会提出において、社会党、公明党、民社党、自民党、共産党の各党の国会議員が紹介議員となっていることを見ても、不採択にする合理的な理由はありません。むしろ、高齢者の保健医療の充実の見地から積極的に賛成し、採択すべきものと考えます。県下議会の状況等を考えるならば、本市で不採択にすることはその見識とレベルが問われるものであり、本請願を採択するよう強く求めるものであります。

 次に、請願第7号の消費税の税率引き上げ反対を決議し政府へ意見書提出を求める請願についてであります。

 請願趣旨説明でも述べておりますが、消費税は逆進性の強い最悪の大衆課税、不公平税制であり、税率引き上げには圧倒的多数の国民が反対しています。それは、細川前首相が国民福祉税7%構想を打ち出し、国民の総反発に遭って、たちまち引っ込めざるを得なかったことを見ても明らかではありませんか。しかも、昨年の総選挙のときに、連立与党の中で消費税率引き上げを公約した党は一つとしてなく、逆に公明党、民社党、政権離脱をした社会党も税率引き上げ反対を公約にして戦いました。国民への公約違反は明白です。国民生活に深刻な影響を及ぼす、消費税率大幅引き上げのような重大問題を、国民の意を問うことなく強行することは到底許されません。国会解散、総選挙で国民に信を問うべきであります。

 7%税率で標準の勤労世帯で、年平均負担額は約25万8,000円になり、最大の被害者は年金や貯金を頼りに暮らしている高齢者であります。高齢化社会のためなどというのは、まやかしに過ぎないことは明らかです。

 今必要なことは、大企業、高額所得者優遇の不公平税制を正し、世界第2位の規模に膨れ上がっている軍事費の削減など、国民の立場に立って、思い切った歳入歳出の見直しをすることです。そうすれば、10兆円規模の財源を確保することは十分に可能です。羽田内閣連立与党が消費税率7%以上の大増税をもくろみ、緊迫した情勢であることを考えれば、消費税率引き上げ反対の請願は時宜を得たものであり、採択することは市民多数の切実な声にこたえるものであります。

 逆に本請願を不採択にすることは、議員各位が税率大幅引き上げに賛成することを意味し、市民の願いに背を向けることになり、市民の厳しい批判を受けることは必至と考えます。

 以上で、反対討論を終わります。



○議長(小泉馨君) 以上で、通告による討論は終わりました。

 ほかに討論はありませんか。

            〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小泉馨君) それでは、これより採決に移ります。

 まず、議案第45号から議案第47号までの諸議案3件を一括して採決いたします。

 お諮りいたします。ただいまの諸議案3件を各委員長の報告のとおり、可決することに御異議ありませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小泉馨君) 御異議なしと認めます。よって、いずれも可決されました。

 次に、議案第48号国民健康保険料の賦課総額の決定についてを採決いたします。

 本件は、起立により採決いたします。

 本件を可決することに賛成の方は、起立を願います。

            〔賛成者起立〕



○議長(小泉馨君) 起立多数であります。よって、本件は可決されました。

 次に、議案第49号から議案第51号までの諸議案3件を一括して採決いたします。

 お諮りいたします。ただいまの諸議案3件を各委員長の報告のとおり、可決することに御異議ありませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小泉馨君) 御異議なしと認めます。よって、いずれも可決されました。

 次に、議案第52号公有水面埋立てに関する答申についてを採決いたします。

 本件は、起立により採決いたします。

 本件を可決することに賛成の方は、起立を願います。

            〔賛成者起立〕



○議長(小泉馨君) 起立多数であります。よって、本件は可決されました。

 次に、各請願の採決に移ります。

 まず、平成5年3月定例会で付託の請願第1号健康保険で良い入れ歯をできるよう政府に意見書の提出を求める請願書について採決いたします。

 本件は、起立により採決いたします。

 本件の委員長の報告は、不採択であります。

 本件を委員長の報告のとおり、不採択とすることに賛成の方は起立を願います。

            〔賛成者起立〕



○議長(小泉馨君) 起立多数であります。よって、本件は不採択と決しました。

 次に、本定例会で付託の請願第6号十禅寺山開発(資材置場築造)防止についての請願書について採決いたします。

 本件の委員長の報告は、趣旨採択であります。

 お諮りいたします。本件を委員長の報告のとおり、趣旨採択とすることに御異議ありませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小泉馨君) 御異議なしと認めます。よって、本件は趣旨採択と決定いたしました。

 次に、請願第7号消費税の税率引き上げ反対を決議し政府への意見書提出を求める請願書について採決いたします。

 本件は、起立により採決いたします。

 本件の委員長の報告は、不採択であります。

 本件を委員長の報告のとおり、不採択とすることに賛成の方は起立を願います。

            〔賛成者起立〕



○議長(小泉馨君) 起立多数であります。よって、本件は不採択と決しました。

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△日程第2 議員提出議案第3号



○議長(小泉馨君) 次に、日程第2の議員提出議案1件の審議に入るわけですが、本件は委員会の審査を省略して審議いたしたいと思いますので、あらかじめ御承知を願っておきます。

 日程第2の議員提出議案第3号坂本弁護士一家失跡事件の早期解決を求める意見書案を議題といたします。

 発議者の趣旨説明を願います。

 礒本和巳君。

            〔礒本和巳君 登壇〕



◆(礒本和巳君) 趣旨説明を申し上げます。

 それでは、議員提出議案第3号の坂本弁護士一家失跡事件の早期解決を求める意見書案について、趣旨説明を申し上げます。

 御承知のように、横浜弁護士会所属の坂本弁護士一家3名が、平成元年11月4日以来行方不明となって既に4年余りが経過した現在も依然として真相解明に至らず、一家の安否が気遣われているところであります。

 このような事件は、平和で安全な生活を営む多くの国民を不安に陥れるものであり、第二第三の事件を引き起こさないためにも、この事件の早期解決が望まれます。

 したがいまして、警察庁において、この事件の重大性に鑑み、より一層充実した捜査体制及び緊密な広域捜査体制で強力な捜査を継続されるよう要請しようとするものでありまして、総務文教委員会所属委員全員で本議案を提出した次第であります。

 何とぞ、よろしく御賛同賜りますよう、お願い申し上げます。



○議長(小泉馨君) 本件に対して質疑、意見はありませんか。

            〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小泉馨君) それでは、お諮りいたします。本件を可決することに御異議ありませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小泉馨君) 御異議なしと認めます。よって、本件は可決されました。

 ただいま可決されました意見書につきましては、議長において文案に記載の関係先に送付し、その実現方を要望することにいたします。

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△日程第3 継続審査申出事件



○議長(小泉馨君) 次に、日程第3の継続審査の申し出の件を議題といたします。

 日程表記載の請願について、所管の委員長からお手元に配付の申出書のとおり、閉会中の継続審査の希望があります。

 お諮りいたします。ただいまの請願について、この申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小泉馨君) 御異議なしと認めます。よって、ただいまの請願第1号は閉会中の継続審査とすることに決しました。

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○議長(小泉馨君) ただいままでの議事をもちまして、今期定例会の日程はすべて終了いたしました。

 これで会議を散会し、第3回定例市議会を閉会いたします。

 御苦労さまでございました。

                               午前10時38分 閉会







 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。



   玉野市議会 議   長 小 泉   馨



         議   員 三 宅 禎 浩



         議   員 三 宅 美 晴