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岡山県 津山市

平成23年12月定例会 12月09日−06号




平成23年12月定例会 − 12月09日−06号







平成23年12月定例会



                             平成23年12月津山市議会定例会

                議 事 日 程(第 6 号)



 〇平成23年12月9日(金)午前10時開議

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│ 日程番号 │       会  議  に  付  す  る  事  件        │

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│     │ 〇議案質疑・一般質問                          │

│ 第 1 │   議案第43号〜議案第68号(26件)                │

│     │  (原行則君、近藤吉一郎君、安東伸昭君、末永弘之君)          │

│     │ 〇委員会付託                              │

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│     │ 請願第6号〜請願第11号(6件)                    │

│ 第 2 │ 〇一括上程                               │

│     │ 〇委員会付託                              │

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 〇散 会



                本日の会議に付した事件

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│ 議 事 日 程 と 同 じ                             │

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                                      津議第824号

                                   平成23年12月9日



   津 山 市 議 会 議 員 殿



                       津山市議会総務文教委員長 野 村 昌 平 印

                         〃  厚生委員長   津 本 辰 己 印

                         〃  産業委員長   森 岡 和 雄 印

                         〃  建設水道委員長 岡 安 謙 典 印



                委 員 会 招 集 通 知



 下記により、それぞれ委員会を招集しますから御出席ください。

                      記

1. 日時及び場所

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  │ 月  日 │ 時  刻 │ 委  員  会  名 │  場       所  │

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  │      │ 午前10時 │ 総 務 文 教 委 員 会 │ 第 1 委 員 会 室 │

  │12月12日│   〃   │ 厚    生 委 員 会 │ 第 2 委 員 会 室 │

  │  (月)  │   〃   │ 産    業 委 員 会 │ 第 3 委 員 会 室 │

  │      │   〃   │ 建 設 水 道 委 員 会 │ 第 4 委 員 会 室 │

  ├──────┼──────┼────────────┼─────────────┤

  │      │ 午前10時 │ 総 務 文 教 委 員 会 │ 第 1 委 員 会 室 │

  │12月13日│   〃   │ 厚    生 委 員 会 │ 第 2 委 員 会 室 │

  │  (火)  │   〃   │ 産    業 委 員 会 │ 第 3 委 員 会 室 │

  │      │   〃   │ 建 設 水 道 委 員 会 │ 第 4 委 員 会 室 │

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2. 案    件

  付託議案及び閉会中継続調査事件







                                     津議第825号

                                  平成23年12月9日



   津 山 市 議 会 議 員 殿



                津山市議会広報調査特別委員長     末 永 弘 之 印

                  〃  議会活性化調査特別委員長  竹 内 靖 人 印



              特 別 委 員 会 招 集 通 知



 下記により、それぞれ委員会を招集しますから御出席ください。

                      記

1. 日時及び場所

  ┌──────┬──────┬────────────┬─────────────┐

  │ 月  日 │ 時  刻 │ 委  員  会  名 │  場       所  │

  ├──────┼──────┼────────────┼─────────────┤

  │12月14日│午前10時 │広報調査特別委員会   │ 第 3 委 員 会 室 │

  │  (水)  │午後1時15分│議会活性化調査特別委員会│ 第 3 委 員 会 室 │

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2. 案    件

  閉会中継続調査事件







                            平成23年12月津山市議会定例会

                                  平成23年12月9日



                審  査  付  託  表



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  │総務文教委員会│

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議案第43号 平成23年度津山市一般会計補正予算(第2次)のうち総務文教委員会の所管に属する事項

議案第47号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例

議案第48号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例

議案第49号 津山市特別会計条例の一部を改正する条例

議案第59号 津山市公民館条例の一部を改正する条例

議案第60号 津山市奨学基金条例

議案第61号 津山市スポーツ振興審議会条例の一部を改正する条例

請願第 8号 「総合屋内25mプール」建設に伴う請願書

請願第 9号 新大型給食センター建設反対の請願

請願第10号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の採択要請について



  ┌───────┐

  │厚 生 委 員 会│

  └───────┘



議案第43号 平成23年度津山市一般会計補正予算(第2次)のうち厚生委員会の所管に属する事項

議案第46号 平成23年度津山市介護保険特別会計補正予算(第2次)

議案第50号 津山市犯罪被害者等支援条例

議案第51号 津山市斎場条例の一部を改正する条例

議案第52号 津山市墓地等の経営の許可等に関する条例

議案第53号 津山市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例

議案第63号 指定管理者の指定について



  ┌───────┐

  │産 業 委 員 会│

  └───────┘



議案第43号 平成23年度津山市一般会計補正予算(第2次)のうち産業委員会の所管に属する事項

議案第44号 平成23年度津山市食肉処理センター特別会計補正予算(第1次)

議案第54号 津山市農業研修施設条例の一部を改正する条例

議案第55号 阿波山村開発センター条例の一部を改正する条例

議案第56号 津山圏域雇用労働センター条例の一部を改正する条例

議案第68号 字の区域の廃止等について

請願第 6号 「姫新線坪井駅のトイレ設置」に関する請願



  ┌───────┐

  │建設水道委員会│

  └───────┘



議案第43号 平成23年度津山市一般会計補正予算(第2次)のうち建設水道委員会の所管に属する事項

議案第45号 平成23年度津山市下水道事業特別会計補正予算(第1次)

議案第57号 津山市下水道条例の一部を改正する条例

議案第58号 津山市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例

議案第62号 津山市簡易水道事業給水条例及び津山市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例

議案第64号 指定管理者の指定について

議案第65号 指定管理者の指定について

議案第66号 指定管理者の指定について

議案第67号 指定管理者の指定について

請願第 7号 津山駅前地区に「公共下水道を早期に設置することを求める」請願

請願第11号 市営住宅小原団地の解体撤去と跡地の有効利用に関する請願







                           平成23年12月津山市議会定例会資料



                継続審査中の請願書一覧表



  (建設水道委員会)


平成23年度請願第 2号南部第一中継ポンプ場の伏見町地内設置予定の変更を求める請願書






           出席・欠席または遅参・早退した議員の番号・氏名

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│ 議席 │         │ 出席 │ 遅参 │ 議席 │         │ 出席 │ 遅参 │

│   │  氏   名  │   │   │   │  氏   名  │   │   │

│ 番号 │         │ 欠席 │ 早退 │ 番号 │         │ 欠席 │ 早退 │

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│  1 │ 小 椋   多 │ 出席 │   │ 15 │ 河 本 英 敏 │ 出席 │   │

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│  2 │ 津 本 憲 一 │ 〃 │   │ 16 │ 野 村 昌 平 │ 〃 │   │

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│  3 │ 秋 久 憲 司 │ 〃 │   │ 17 │ 森 岡 和 雄 │ 〃 │   │

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│  4 │ 原   行 則 │ 〃 │   │ 18 │ 松 本 義 隆 │ 〃 │   │

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│  5 │ 黒 見 節 子 │ 〃 │   │ 19 │ 北 本 周 作 │ 〃 │ 遅参 │

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│  6 │ 村 田 隆 男 │ 〃 │   │ 20 │ 津 本 辰 己 │ 〃 │   │

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│  7 │ 安 東 伸 昭 │ 〃 │   │ 21 │ 西 野 修 平 │ 〃 │   │

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│  8 │ 山 田   誠 │ 〃 │   │ 22 │ 吉 田 耕 造 │ 〃 │   │

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│  9 │ 田 口 慎一郎 │ 〃 │   │ 23 │ 木 下 健 二 │ 〃 │   │

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│ 10 │ 中 島 完 一 │ 〃 │   │ 24 │ 川 端 恵美子 │ 〃 │   │

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│ 11 │ 近 藤 吉一郎 │ 〃 │   │ 25 │ 森 西 順 次 │ 〃 │   │

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│ 12 │ 竹 内 邦 彦 │ 〃 │   │ 26 │ 岡 田 康 弘 │ 〃 │   │

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│ 13 │ 岡 安 謙 典 │ 〃 │   │ 27 │ 久 永 良 一 │ 〃 │   │

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│ 14 │ 竹 内 靖 人 │ 〃 │   │ 28 │ 末 永 弘 之 │ 〃 │   │

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           説明のため出席した者の職氏名

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│  職   名  │  氏     名  │  職   名  │  氏     名  │

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│ 市長      │  宮 地 昭 範  │ こども保健部長 │  清 水 厚 子  │

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│ 副市長     │  大 下 順 正  │ 産業経済部長  │  光 井 俊 之  │

├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤

│ 教育長     │  田 村 芳 倫  │ 産業経済部参与 │  中 島   健  │

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│ 特別理事    │  田 口 順 司  │ 都市建設部長  │  高 山 文 秀  │

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│ 水道事業管理者 │  豊 岡 俊 介  │ 地域振興部長  │  西 山 公 二  │

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│ 総合企画部長  │  常 藤 勘 治  │ 加茂支所長   │  岡 田 邦 男  │

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│ 総務部長    │  土 居   孝  │ 阿波支所長   │  保 田 知 良  │

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│ 総務部参与   │  岸 川 洋 一  │ 勝北支所長   │  河 本 誠 二  │

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│ 財政部長    │  西 田 秀 之  │ 久米支所長   │  田 村   修  │

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│ 財政部参与   │  杉 浦 良 久  │ 会計管理者   │  野 上 二 郎  │

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│ クリーンセンター│  村 上 祐 二  │ 水道局参与   │  長 森 健 樹  │

│ 建設事務所長  │           │         │           │

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│ 環境福祉部長  │  和 田 賢 二  │ 学校教育部長  │  今 井 元 子  │

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│ 環境福祉部参与 │  高 宮 歳 雄  │ 生涯学習部長  │  行 田 裕 美  │

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│ 環境福祉部次長 │  井 上 純 輔  │ 総務部総務課長 │  野 口   薫  │

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           職務のため出席した事務局職員の職氏名

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│  職   名  │  氏     名  │  職   名  │  氏     名  │

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│ 局長      │  坂 手 宏 次  │ 係長      │  平 井 広 隆  │

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│ 次長      │  金 島 真 一  │ 主査      │  山 崎   悟  │

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│ 主幹      │  山 本 幸 江  │ 主任      │  美 若 辰 徳  │

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   会議場所  津 山 市 議 会 議 場







                                   午前10時00分 開議



○議長(西野修平君)

 おはようございます。

 御着席を願います。

 皆様方には連日御苦労さまでございます。

 これより12月津山市議会定例会第6日目の本会議を開きます。

 ただいまの出席議員は27名であります。遅刻届が北本周作君から出ております。

 本日の議事日程は、お配りいたしておりますとおり2つの日程といたしております。



△日程第1  議案質疑・一般質問



○議長(西野修平君)

 これより日程第1に入り、「議案質疑及び一般質問」を行います。

 昨日に引き続き順次質問を許可いたします。

 4番、原行則君。



◆4番(原行則君) 〔登壇〕

 おはようございます。公明党の原行則でございます。

 議長より許可をいただきましたので、通告により発言させていただきます。

 まず冒頭に、3・11東日本大震災より、はや9カ月が経過しようとしています。先日国会で、本格的な東日本の被災地、被災者の復興を盛り込んだ12.1兆円の第3次補正予算が成立いたしました。未曾有の壊滅的な被害からの復興予算としては、大変遅きに失した感がいたしますが、これからいよいよ本格的に国を挙げて復興をなし遂げ、また我々国民も一丸となって支え合い、支援していかなければならないと訴えておきたいと思います。

 それでは、通告によって質問に入らさせていただきます。

 まず最初に、経済、産業、雇用関連についてお聞きします。

 ギリシャの財政破綻寸前の問題に端を発したユーロ諸国の財政危機は、金融市場を混乱させ、イタリアに飛び火し、ギリシャ、イタリアの両国首相は辞任に追い込まれ、新政権が発足し、財政再建に取り組む姿勢を打ち出し、一度は収束の方向へと進んでいるように見えましたが、ドイツ、フランスを初めユーロ諸国の金融支援における政治的一致意見がまとまらず、市場の動揺はおさまらないまま、スペイン、ポルトガル、ベルギーまでの国債が売られ、一時イタリアの10年物国債の利回りは、財政危機に陥る目安とされる7%を超えました。まさに今、ユーロ債務危機が深刻な状況にあります。

 このことは、日本にとっても対岸の火事では済まされず、ドル安、ユーロ安、株安、そして円高を誘発し、我が国の経済にも悪影響を及ぼしています。東日本大震災による部品の供給不足から立ち直りつつあった多くの製造業は、今度は激しい円高に見舞われ、工場の再編や海外への移転などによって我が国の産業空洞化が進み、雇用の喪失が今一番懸念されております。

 10年以上に及ぶデフレ経済の中、雇用状況が津山市においても一番心配です。津山地域の中小企業を初め大企業製造業の現状、雇用状況をどのように把握されているのか。9月議会でもこのことを質問いたしましたが、そのときは今のところ影響は出ていないとのことでした。

 そこで、お聞きいたします。9月以降も円高水準は、政府、日銀の市場介入にもかかわらず、依然1ドル70円台の円高が定着しています。9月より3カ月が経過しましたが、市内企業の現状、雇用状況はどのように把握されているのか、お答えください。

 特に、雇用については、広域の雇用労働センターがハローワークとタイアップして就職支援に力を入れていると思いますが、雇用労働センターの雇用対策と成果についてお聞きいたします。

 また、ことしの津山地域の大学、高校生の就職内定状況はどうか、また市外、県外の大学、専門学校などからUターンして津山地域で就職する学生はどれぐらいいるのか、お示しください。

 次に、教育関連で、食物アレルギー対策及びエピペンについてお聞きいたします。

 ハチに刺され、急激なアレルギー反応が出た経験のある人が2度目に刺されたときや、食物アレルギー反応が出たとき、体内で激しい反応を起こす現象をアナフィラキシーショックと呼ばれています。ハチ毒のアレルギーでは極めて強い反応が起こり、嘔吐、寒気、全身のじんま疹といった全身症状から、呼吸困難、血圧低下、意識障害などのショック症状があらわれ、著しく重いアレルギー反応が生じた場合、死に至ることもあり、年間30人から40人の死亡が確認されています。食物アレルギーも、最悪の場合はこのような症状に至ります。

 そのような場合、30分以内のアドレナリン製剤の注射が必要になります。アメリカでは、1980年代より販売されているアドレナリン注射薬がありますが、日本ではハチ刺されによる重篤なアレルギー症状であるアナフィラキシーへの対応のため、2003年に野外でも緊急の注射が可能なアドレナリン注射薬エピペンの使用が初めて許可され、2006年からはピーナッツ、そばなどの食物アレルギーによるアナフィラキシーにも使用できるようになりました。しかし、一般市民にはこのようなエピペンの存在や、どこで手に入れるのか知られていないのが現状であります。

 私が今回特に取り上げたいのは、学校における食物アレルギー対応であります。2008年4月25日に文部科学省より、学校アレルギー疾患の児童・生徒にどう対応すべきかをまとめた初のガイドラインが発表され、その中でアナフィラキシーショックに対処する自己注射エピペンを、本人にかわって教職員が打つことは医師法に違反しないとする初めての見解が示されました。学校内でのこのような事態に対処するために、教職員が情報を共有し、緊急時に対応できるように準備しておくことが重要であると考えます。

 そこで、教育長にお尋ねいたします。市民、子供の命を守るため、この自己注射が可能なアドレナリン製剤エピペンの効能、入手方法、対応できる医療機関等の情報を周知すべきであると思いますが、所見をお聞きいたします。

 市内の児童・生徒でアレルギー除去食対応の子供は何人いるのか、またその給食対応は。過去に食物アレルギーを発症した例はどれくらいあったのか、またその対応は。教職員へのエピペンの使用についての知識、子供の情報は徹底されているのか、お聞きします。

 3番目に、農林業の鳥獣被害についてお尋ねいたします。

 年々ふえる鳥獣被害に、今農林業者は大変に困っております。イノシシやニホンジカが年々里のほうにおりてきて、夜中に民家の周りを走り回っているような状況です。トタン、電気さく、金網メッシュ等々の防護さくを張りめぐらしてはいますが、イノシシも学習効果があるらしく、なかなか手に負えないようです。先般の新聞報道では、岡山県の2010年度の農林業の鳥獣被害は4億6,600万円であったということですが、津山市のイノシシ、シカ、ヌートリアなどの鳥獣被害額とその捕獲数は幾らなのか、過去3年くらいの統計があればお答えください。

 11月22日に美作県民局と市町村による美作地域鳥獣被害防止対策連絡協議会が開催されたとのことですが、どのような対策が話し合われたのか、お聞きいたします。

 私は、被害対策には、根本的な数を減らす個体の捕獲が重要であると考えています。県は、被害対策のために狩猟期間の延長、捕獲頭数の上限撤廃など、規制を大幅に緩和すると発表しています。そして、生息がふえ、被害に歯どめがかかっていない状況なので、規制を緩和し捕獲しやすくすることで、農林被害の軽減につなげたいと言っておりますが、津山市としてはどのように考えているのか、お答えください。

 以上で登壇での質問といたします。再質問があれば、自席で行います。〔降壇〕



○議長(西野修平君)

 教育長。



◎教育長(田村芳倫君)

 私のほうからは、学校におけるエピペンの情報周知についてのお尋ねに対してお答えしたいと思います。

 エピペンは、アナフィラキシー症状を発症する患者の程度によって、医師から個別に処方されるものであります。学校では、アレルギーのカルテとも言える学校生活管理指導表を活用して、学校長や養護教諭に個別に説明しているところであります。さらに、現在アレルギーに関する具体的な手引書を作成しておりまして、全小・中学校に配付を予定しております。

 また、アナフィラキシー症状は、生死にかかわる重篤な状態に陥る場合がありますので、エピペンとは何か、だれがエピペンを持っているのか、処方している医療機関と医師はだれであるかなどの情報を関係者で共有していくことは、非常に重要であると考えております。学校では、保護者、医療機関、消防などと連携し、緊急事態に備えて情報の共有と対処法の周知に取り組んでいきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(西野修平君)

 学校教育部長。



◎学校教育部長(今井元子君)

 私のほうからは、3点の御質問にお答えをいたします。

 まず、アレルギー除去食の対応状況でありますけれども、津山市の学校給食では、卵、乳製品、小麦、大豆、ゴマ・ナッツ類、エビの合計6種類の除去食を実施しております。9月現在で対象者は、小学生が36人、中学生が15人の合計51人ございます。そのほかに、除去食以外の対応として、牛乳の飲用中止が51人、主食の中止が10人、給食そのものの中止が3人という状況でございます。

 次に、アレルギーの発症事例数とその対応についてでありますけれども、教育委員会が把握しております事例としては、過去2年間に3件の報告を受けております。3件とも食後に運動したことで発症して、医療機関を受診しておりまして、うち1件はアナフィラキシーショック症状を起こしました。幸いにも級友や養護教諭、学校長などの連携がよくて、救急搬送されまして、非常に対応が早かったために、血圧が下がるなどの症状が出ましたけれども、大事に至ることがありませんでした。

 このことを教訓にいたしまして、学校関係者や保護者、児童・生徒にも食物アレルギーについて理解を深め、緊急時の対応に役立ててもらえるよう、今年度、津山市医師会の協力をいただいて、食物アレルギーの手引を作成しているところであります。

 最後に、教職員へのエピペンに関する情報の徹底でございますけれども、アレルギー疾患のある子供たちの学校生活を安全・安心なものにするためには、保護者、教職員、学校医、主治医、消防署などが情報を共有し、対応いたしておりますけれども、その中でやはり教職員の対応が重要であるというふうに考えております。

 とりわけアナフィラキシーのように緊急の対応を要する場合に備えて、教職員のだれが発見者になっても、エピペンの使用を含めて適切な対応がとれるように、文部科学省が監修し、日本学校保健会が作成いたしました学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドラインというものに基づきまして、教職員への情報提供と周知を図っております。現在作成中の食物アレルギーの手引を早期に完成させて、学校に配付いたしまして、アレルギー症状に関する事例や具体的な対処法など、さらなる周知を図っていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(西野修平君)

 産業経済部長。



◎産業経済部長(光井俊之君)

 経済、産業に関しまして、2つの御質問にお答えしたいと思います。

 まず1点目でございますが、円高が続く中での市内企業の現状についてお答えしたいと思います。

 ことし11月末から12月初めにかけまして、商工団体及び市内企業30社へ聞き取り調査を行っております。その中で、円高の影響が出ている企業の声としまして、製造業では、円相場は1ドル90円台で推移しないと利益が出ない、発注先が海外の安い資材等にシフトしているため、受注できず、価格競争が激化しているなどがあります。また、小売業では、大手小売業者が円高差益還元セールを実施することで、小規模小売業者の売り上げに影響が出ているなどがございます。一方では、機械部品製造業の一部では、震災の影響により国内受注が増加し、円高の影響を受けてない企業もあると伺っております。

 いずれにしましても、ことし9月の調査時点より、円高の間接的な影響が市内の企業においても出始めていることがうかがえます。

 2点目としまして、雇用労働センターの雇用対策と成果についてお答えしたいと思います。

 同センターでは、津山広域事務組合が広域の雇用行政の拠点施設として、ハローワーク津山や雇用関係団体、学校などと連携し、さまざまな雇用対策業務を行っております。その具体的な業務としましては、求人企業と求職者とのマッチングを図るため、きめ細かいサポートを行う無料職業紹介や、定住促進のための定住フェア、UIJターン相談会などへの出展、県北企業への若年層の就職を促進するため、企業ガイドみまさかの編集、発刊、新規学卒者の地元就職促進のための企業説明会等、就職面接会、就職支援セミナーの開催などを実施しております。

 その成果でございますが、無料職業紹介の業務では、昨年度の相談件数が1,408件、うち紹介数が448件、就職決定数が159件という実績であります。また、企業ガイドみまさかの編集、発刊の業務では、昨年度掲載事業所数が105件、発行部数が5,000部という実績でございます。また、企業説明会、就職支援セミナーの業務では、昨年度の参加企業数が説明会は49社、セミナーは33社、参加学生数が説明会は132人、セミナーは322人という実績でございます。

 次に、津山地域の大学生及び高校生の就職内定状況についてでございますが、ことし10月末現在で、高専、大学生などの就職内定率は38.9%であり、昨年現在よりも5.4ポイント減少しております。また、高校生の就職内定率は65.4%でありまして、昨年時より4.3ポイント増加しております。

 また、市外、県外の大学などの津山地域へのUターン就職の状況についてでございますが、就職者数については調査データがなく、申しわけありませんが捕捉できておりませんが、学生のUターン就職支援を目的としまして津山広域事務組合が実施しております、津山圏域外の大学などで卒業後に地元就職を希望する学生を対象にしました就活学生登録の登録者数は、平成21年度が148人、平成22年度が135人となっております。ただ、この方々の就職状況の追跡調査は困難でありますので、実際にこの地域に就職されたかどうかの把握はできておりません。

 以上です。



○議長(西野修平君)

 産業経済部参与。



◎産業経済部参与(中島健君)

 私のほうには3点御質問をいただいております。

 まず、津山市の鳥獣害被害についてのお尋ねでございます。

 過去3年間の被害額について、歴年で申し上げます。平成20年、農業関係が410万円、林業関係が660万円の合計1,070万円、また平成21年は、農業関係が940万円、林業関係が480万円の合計1,420万円、平成22年は、農業関係が1,320万円、林業関係が450万円の合計1,770万円となっておりまして、毎年増加をしているところでございます。

 なお、捕獲頭数につきましては、これは有害鳥獣駆除班による捕獲頭数となりますけれども、これは年度ごとにイノシシ、シカ、ヌートリアの順でお答えをいたしますと、平成20年度、イノシシが366頭、シカが32頭、ヌートリアが63頭、それから平成21年度は、イノシシが337頭、シカが56頭、ヌートリアが151頭、平成22年度は、イノシシが751頭、シカが63頭、ヌートリアが133頭となっております。

 次に、11月22日の美作地域鳥獣被害防止対策連絡会議において、どのような対策が話し合われたのかとの御質問でございますけれども、この会議には、美作地域の市町村、美作県民局、農協、農業共済、また猟友会等が参加をしておりまして、情報提供や意見交換を行ったものでございます。参加団体による被害防止対策の取り組み状況につきまして意見交換を行い、鳥獣被害防止の連携を図ることを目的としたものでございました。

 最後に、県の管理計画の規制緩和を受け、津山市はどのように考えるのかとの御質問でございますけれども、県は被害対策として、保護管理計画において狩猟期間が例年11月15日から翌年の2月末日であったものを3月15日まで延長し、15日間延長しております。また、シカの捕獲頭数を従来の1日当たり雄1頭、雌2頭から今回無制限とし、またくくりわなの直径も12センチから15センチに緩和するとしております。

 そのため、県は今月の12月21日にツキノワグマ、ニホンジカ及びイノシシの保護管理計画に係る公聴会の開催を予定をしておりまして、その場で管理計画変更内容についての意見交換の後、正式に決定することとしております。管理計画の変更が決定となれば、本市といたしましても計画に従って対応してまいりたいというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(西野修平君)

 4番、原行則君。



◆4番(原行則君)

 3つの点について質問いたしまして、それぞれの御答弁をいただきました。あと少しだけですが、再質問を少しさせていただきます。

 まず、経済・雇用状況でありますけれども、先ほど登壇でも言いましたけれども、9月の議会でも同じようなことを質問いたしました。そのときは、市内企業の多くは国内取引が主で、今の段階では余り円高による直接的な影響は出ていないという答弁でしたんですが、そしてこのままの円高が長期化すれば、取引先の海外シフトや受注の減少が進み、経営に影響が出ることが予想されるという答弁でした。今まさに9月から3カ月がたっておりまして、円高水準もずっと同じような水準でありまして、今まさにそのような状況に入っているんではないかというふうに危惧をいたしております。

 今回の円高は8月から急激に進みまして、70円台に突入し、現在に至っております。特に、日本企業の得意といいますか、そういった先端分野の電器とか液晶関係、太陽光パネル関係も、やっぱり新興国の中国などの大量生産で、今本当に在庫の山だというふうに聞いております。

 日本企業は、現在中国、韓国、またアジアの新興国と闘い、そしてその上に今回の強烈な円高との闘いを余儀なくされております。このことは、一自治体、一行政府だけでこれががらっと変わるというようなものではございませんけれども、やはり地方は地方、地元は地元でいろいろなことを考えていかなきゃいけないと思います。

 若干、先ほども答弁ありましたけれども、工作機械とか製造業機械関係装置、それからまたこれから復興予算、特に東日本大震災はこれから本格的な需要が高まりますので、そのようなことも期待されますが、東日本の復興需要がこの津山にどれぐらいまで来るかというのはちょっとわかりませんけれども、日本全体とすれば、そういったことは少しはこれから期待できます。

 しかし、津山市は津山市として、地元の企業を大切にして、市でできることは惜しまずやると。また、情報の提供、親密な連携をとる、こういうことはできますので、しっかりとその辺は担当者、また市長も現場を歩いて、津山市としてもバックアップしていくという強い姿勢で臨んでいただきたいと思います。このことについて、市長の決意をお聞かせください。

 それから、雇用労働センターですけれども、これは広域で運営されておりまして、1市5町ですか、これは雇用の安定と労働者福祉の増進のために機能しております。今回は特に雇用労働センターの就職支援ということについて質問いたしましたけれども、昨年の実績で相談件数が1,408件、そして就職決定が159件就職ができたということで、本当によくやられていると私も思っております。

 雇用労働センターの特徴といいますのは、就職支援にいたしましてもハローワークと違いまして、やっぱり相談員が親身になってその求職者に懇切丁寧に、その人の適性とか悩みとかそういったこともしっかりと相談に乗って、就職につなげていると、ミスマッチの解消をしているというようなことで、非常に私は頑張っているんだろうと思います。

 ところが、今現在、この場所も相談員の方が1人、ちょっと過去のことはちょっとわかりませんけど、ずっと1人かどうかはわかりませんが、現在1人ということで、1,400件、500件というようなやっぱり相談件数があって、相談員が1人というのは、なかなかやはり厳しいんじゃないかと思いますので、やはりこの辺のきめ細やかな相談員というものをもう少し充実する必要があると思います。

 これは広域事務組合ですので、市長の一存でももちろんできませんので、ここは管理者である市長の御所見も聞いてみたいと思います。

 それから、エピペンのことですけれども、このエピペンというのは、ハチ毒とか食物アレルギー、先ほど言いましたけれども、そういったアナフィラキシーショックの症状のときに使用するということで、1本が1万円ちょっとするんですけれども、そして有効期間が1年ということで、1年ごとに買いかえなきゃならないということで、今まで非常にこれを所持していた親御さんの負担もかさんでいたということなんです。

 これは以前から、重いこのような症状を持つ子供の親たちからも、保険適用の声がずっと上がっていまして、今回9月よりこれが保険適用になりました。こういうことで、津山市内の小・中学校に食物アレルギー対応の子供が今51人いらっしゃるということですけれども、学校としても十分気をつけていただいて、思います。

 そして、この市内で子供たちの中でエピペンを現在持参している子供は何人いるのか、また学校としてエピペンの常備というのはできないのか、お聞きしたいと思います。

 そして、あとは鳥獣被害です。

 先ほど御答弁ありましたけれども、鳥獣被害額が平成20年が1,070万円、平成21年が1,420万円、平成22年が1,770万円と年々増加しております。また、捕獲数も、イノシシ、シカ、ヌートリアとも年々増加しておりますが、この被害対策について、登壇でも私も言いましたけれども、根本的に動物の個体数を減少させるということが効果があると思っております。

 県はそのために、猟期の延長や捕獲頭数の上限の撤廃をいたします。そして、狩猟期の捕獲数をふやすことを目指しておりまして、猟期以外に駆除班として捕獲するのは猟友会の方ですけれども、その猟友会の現場といいますのも非常に高齢化して、なかなか新しい方が入ってこないというのが現状のようです。駆除班としても、より多く捕獲できるような対策を市として考えていかなければならないと思います。

 県は、猟友会がこういうことができるように、大幅に規制も緩和しておりますけれども、現実その一方で、やっぱり猟銃の所持ということは、管理監督官庁は警察ですので、特に最近は事件も多いので、大変ここ数年来、管理、規制が厳しく行われているようであります。猟銃がなかなか所持しにくくなっているというのも、新しく会員がふえないという原因の一つのようであります。

 同じ県の行政機関ですけれども、やることは結果としては反対方向になっておると。でもそれは、それぞれの組織としてそれぞれの任務がありますので、いたし方ないことでもありますけれども、津山市としては、ちょっとここでお尋ねしますが、津山市として市内のイノシシ、シカなどの被害で困っている市民のために、より多く捕獲できるような対策は何ができるか、お聞きいたします。

 それと、今年度より保護司会の働きでヌートリアの捕獲作業が市内全般で行われて、大きな成果を出されていると聞いておりますが、その内容がわかればお知らせいただきたいと思います。

 以上、再質問といたします。



○議長(西野修平君)

 市長、登壇。



◎市長(宮地昭範君) 〔登壇〕

 おはようございます。

 原議員の再質問にお答えをいたします。

 円高の影響で苦しんでおる市内企業に対する、津山市のバックアップについてのお尋ねでございます。

 これまでも非常に厳しい経済情勢の中で、市内企業に対してはさまざまな緊急経済対策を実施するなど、可能な限りの支援を行ってまいりました。また、私自身も市内企業を訪問をいたしまして、市内企業の現場の声をお聞きしながら、産業支援の施策に反映をしてきたところでございます。

 議員御指摘のとおり、円高の影響が市内企業に出ていることは憂慮するところでございまして、今後とも市内企業の現場の声を十分聞きながら、津山市としてでき得る施策に取り組んでいく所存でございます。

 次に、雇用労働センター内における無料職業紹介センターの人材体制を充実してはとのお尋ねでございます。

 無料職業紹介センターにつきましては、津山広域事務組合1市5町で設置をいたしておりまして、議員がおっしゃいましたように、私が同組合の管理者を務めさせていただいております。

 この事業につきましては、定住化促進対策におきまして有効な施策でございまして、需要も多ゆうございます。今後も相談件数の増加が想定されます。また、先ごろ公表されましたハローワーク津山管内の有効求人倍率は改善をいたしておるものの、新規学卒者の雇用情勢は、昨年に続き非常に厳しい状況であると認識をいたしております。御指摘をいただきました、同センターに経験豊富な相談員を設置をいたしまして人員充実を図ることにつきましては、課題であると十分認識をいたしております。

 現段階におきましては、雇用を取り巻く課題に対応していくためには、無料職業紹介センターの事業を今以上に住民に周知するとともに、雇用労働センターの職員が一丸となりまして、その機能を充実をさせていくことが重要であると強く感じておりますので、御理解のほどよろしくお願いを申し上げます。

 以上でございます。〔降壇〕



○議長(西野修平君)

 学校教育部長。



◎学校教育部長(今井元子君)

 私のほうからは、エピペンにつきましてのお問いに対しましてお答えをいたします。

 小・中学校で、エピペンの所持者はどれくらいいるのかというお尋ねでございました。津山市内の小・中学校におきまして、エピペンを所持している人数は2人でございます。小学校に1名、中学校に1名ございます。

 次に、エピペンを学校で常時保管できるかという御質問でした。児童・生徒がアナフィラキシー症状になった場合、エピペンを素早く使うには、本人が持っておくということが基本であると考えております。そのことから、学校に常備する性格のものではありませんけれども、学校にいる間はすぐ取り出せる場所に保管することが必要であります。その管理につきまして、本人、保護者、教職員で十分話し合いをして、すぐに使えるようにしておくことが重要であるというふうに考えております。

 以上です。



○議長(西野修平君)

 産業経済部参与。



◎産業経済部参与(中島健君)

 イノシシ、シカなどによる被害防止や、より多く捕獲できるような対策は何かと、こういった御質問でございますけれども、保護管理計画の変更により猟期が長くなり、またシカの捕獲頭数が無制限となることによりまして、狩猟者による捕獲頭数の増加が期待ができるところでございます。猟期外の捕獲につきましては、有害鳥獣駆除班にお願いをしておりますけれども、新しい加入者が少ないのが現状でございまして、少しでも駆除班加入者をふやしていけるように、現在班長会議等を通じて班員の確保をお願いをしているところでもございます。

 捕獲頭数増加対策といたしましては、わなでの捕獲増も目指しておりまして、平成22年度より有害鳥獣駆除班に対し、わなの製作費等の補助を行っておるところであります。また、ヌートリアのわなは、平成22年度には駆除班に60個補助いたしております。捕獲頭数の増加に向けまして、駆除班と連携し、意見交換を行い、より効率的に駆除できるように頑張ってまいりたいと考えております。

 また、被害防止といたしまして、地域ぐるみによる被害防止活動への取り組みや、侵入防護さくの整備が必要であります。本市におきましては、防護さく設置助成も行っておるところでございます。本年度から受益戸数が3戸以上の営農集団組合等の団体で取り組めない方、そういった方を対象に、個人でも補助金の対象として取り組めるようにした結果、団体では26件、個人では140件の設置助成を行っているところでございます。

 鳥獣による農作物等の被害防止のために、防護と捕獲が一体となった取り組みを今後も進めてまいりたいと考えております。

 最後に、ヌートリアの捕獲作業の内容と成果についてでございます。

 この事業は、平成21年度において岡山県が県内全域を対象に実施をいたしましたヌートリア集中捕獲事業の実施を踏まえ、今年度緊急雇用創出事業を活用して、津山地区保護司会に委託をし、市内全域で捕獲駆除を実施しているものでございます。

 作業内容につきましては、市内を中学校区の8ブロックに区分をいたしまして、1ブロックにつき約2週間をかけて、河川あるいは水路、ため池等にわなを設置し、捕獲を行っておるものであります。約2カ月間で市内一円の作業が一巡いたします。また、農家等からの被害情報に対しても、随時捕獲対応をしております。本年5月中旬から作業は開始をしておりまして、現在4巡目を実施をしておりますけれども、現在のところ捕獲頭数は約1,300頭となっております。なお、作業期間は、来年3月までを予定をいたしているところでございます。

 以上でございます。



○議長(西野修平君)

 4番、原行則君。



◆4番(原行則君)

 それぞれの御答弁をありがとうございました。

 市長につきましては、先ほど市内企業、しっかりと本市でできることは何でもやってサポートしていくという力強いお言葉と認識いたしましたので、よろしくお願いいたします。

 それから、エピペンについては、教育長にも現場の先生方にしっかりと周知徹底していただくようにお願いいたします。

 それから、鳥獣被害ですが、捕獲対策といいますか、駆除班の強化ということもしっかりとお願いしたいと思いますし、先ほどヌートリアの捕獲数が、当初登壇での質問のときに平成22年度が133頭ということでありましたけれども、今回保護司会の皆様方の働きによって、現在で1,300頭ヌートリアを捕獲しているということで、これはまだ来年3月まで続くということで、非常に大きな成果を出されていると思います。また、こういったこともしっかりと取り組んでいただきたい、このように思います。

 それからもう一つだけ、済いません、再々質問を行わさせていただきます。

 鳥獣被害についてですけれども、去る11月28日に岡山県庁で、国の第11次鳥獣保護事業計画の基本方針に基づき、鳥獣による農林水産被害防止対策推進会議が開かれ、農林水産省の平成24年度の予算概算要求の状況についての話があり、その中で鳥獣被害防止策の予算及び事業内容が提示されました。この中で、平成24年度津山市において被害防止対策として取り組んでいける事業はどのようなものがあるか、参与にお聞きいたします。



○議長(西野修平君)

 産業経済部参与。



◎産業経済部参与(中島健君)

 再々質問にお答えをいたします。

 農林水産省の平成24年度予算概算要求で示されている事業のうち、本市において取り組める事業はとの御質問でございます。

 本市におきましては、平成22年度に津山市鳥獣被害防止対策協議会を設立をいたしまして、本年度国の鳥獣被害防止対策事業に取り組んでおります。そして、電気さく等の防護さくの設置も行っているところでございます。来年度につきましても、本年度実施をいたしました事業の要望を引き続き行っているところでございます。

 また、鳥獣被害対策の人材育成等に関する事業も、国において用意をされております。この事業につきましては、先ほどもお答えをいたしましたように駆除班の人数が非常に少ないと、そういった現状がございますので、駆除班の加入者をふやしていけるよう、現在班長さん等にお願いをしておりますので、このこととあわせて今後研究してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(西野修平君)

 4番、原行則君。



◆4番(原行則君)

 では、最後にいたします。

 雇用ということで、雇用労働センターが先ほどのいろいろな雇用についての支援の働きをされております。今、これは全国的なんですけれども、雇用の現場というのは非常にミスマッチが多いと言われております、特に新卒とか若者の。津山から卒業して、東京とか大阪とか大学、専門学校等に出られる方が、ちょっと統計を私承知しておりませんが、何百、数百人ぐらいいらっしゃると思うんですが、彼らはやはり大学とか学校を出たら、だれでもそうですけれども、大手企業とか上場企業とか有名企業とか、やっぱりまずそういう企業を東京とか大阪で就職訪問、就活をされるわけですね。やはりそういう企業でしたら、1人とるのに何十倍というようなやっぱり競争率になると思います。

 そこで、一方で津山地域でも本当に、もちろん中小企業ですけれども、そんな全国的に名は知れてないかもしれませんけど、本当にきらっと光るようなすばらしい企業もたくさんあります。そういったことを雇用労働センター、これ新しい、今回最近もらいましたけど、企業ガイドを発行されておりまして、そういったことをこの雇用労働センターが、県外へ出ている学卒される方にしっかりと情報を提供して、やはり地元にもいい企業がたくさんあるんだと、それで地元に帰って働きたいと思われるような支援、そういったアピールをこれからどんどんしていただきたいと思うんです。本当に、もう大きいだけがいいとは限りません。地元できらっと光るそういったところに、地元の経営者の方々も、なかなかやっぱりそういう全国からもちろんそういう人材がなかなかとれませんけれども、地元を卒業して外で勉強したそういった人材が欲しいという声も聞いております。

 そういったことで、なるべく外に出て勉強しても、地元に帰って就職して、地域のために活躍してくれるそのような人材を津山地域にどんどん引き寄せるような対策というのがこれから必要になってくると、このように思いますので、そこについては市長、ぜひ津山の地域、津山の光る企業に若者をどんどん取り入れるような対策をよろしくお願いしたいと思います。

 これで質問を終わります。



○議長(西野修平君)

 以上で4番、原行則君の質問を終わります。

  〔14番竹内靖人君「議長、14番関連」と呼ぶ〕



○議長(西野修平君)

 14番、竹内靖人君。



◆14番(竹内靖人君)

 ちょっと4番、原議員の質問の中にありました鳥獣被害についてお伺いをしておきたいと思います。

 先ほど来、狩猟をしてくださる人が非常に減っていきょんだということをお聞きしました。ただ、今聞いていますと、狩猟頭数というのがどんどんふえてきておりまして、今お聞きをしておりますのに、その肉処理に非常に困るということを聞いております。新聞等で拝見しますと、他市の自治体では共同処理場といいますか、そういうような形の中で肉の使い方、活用の仕方について研究されとるようでして、津山市においても、ただとってみんなで分け合って食べるというようなことではなしに、何かうまい分別を考えていく、少しでも活用できる方法をぜひ考えてもらいたいなと思いますけれども、先般も美作市のほうではクマの話がありましたけれども、シカ、イノシシ、ヌートリアはちょっといかがかと思いますが、ぜひ産業経済部の中で検討していただいて、県北の名産とまでいくかどうかわかりませんが、何かお知恵を出していただきたいということをお伝えしたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(西野修平君)

 産業経済部参与。



◎産業経済部参与(中島健君)

 先般私も、この鳥獣被害防止の別途の会議がございまして、ちょっと出席をさせていただいとったんですけれども、同じような問題の提起がございまして、捕獲頭数がふえてくるのは結構なんですけれども、議員言われるように後処理といいますか、実際イノシシ等は体がでかいもんですから、山で撃って殺した肉を、その場で血抜きをして解体をするといったら、あと今度はその血液とか内臓が山に残ると。要するに環境被害が発生をしておると。肉の処理もそうなんですけれども、1つ環境問題が勃発をしていると。そういったこともあわせて困ったなと、今後いい改善の方法をちょっとみんなで話し合って研究してまいりましょうかと、そういったこともございましたし、それから肉につきましても、イノシシ等は従来よりシシなべとかステーキとかそういった料理方法がまだあるから、まだいいんですけれども、シカは脂分が非常に少ない赤身の肉なもんですから、なかなかその料理方法というのがないと。これについては県もレシピといいますか、シカ肉を食べていただけるようなそういった調理方法等も提示を今されかけておると、そういったこともお聞きをいたしております。

 ですから、今後においてはただとるだけではなしと、いかに肉の需要をふやして、おいしい料理方法をつくって、それで食べていただけるような、そういった循環をするような施策も今後も考えていかなくちゃならないんじゃないかなと、そういうふうに考えます。

 答弁になるかどうかわかりませんけれども、以上でございます。



○議長(西野修平君)

 14番、竹内靖人君の関連質問を終わります。

 次の質問を許可いたします。

 11番、近藤吉一郎君。



◆11番(近藤吉一郎君) 〔登壇〕

 失礼いたします。議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして質問させていただきます。

 まず最初に、住宅マスタープランについて質問させていただきます。

 地域社会は、大きな転換期を迎えています。津山市においても人口減少、少子・高齢化社会の進行、地域コミュニティーの衰退、中心市街地の空洞化などが同時並行で進んでいます。特に、住宅事情を見ますと、民間賃貸住宅の家賃負担や、低い水準の住宅環境に悩まされている世帯が多い一方で、膨大な空き家が発生しつつあります。

 だれもが安全・安心に暮らせる住まいづくりが、住宅施策の基本であると思います。したがって、いろいろな事情で住宅の確保にお困りの方が適切な住宅を確保できるように、ハード、ソフト両面のしっかりとした住宅セーフティーネットの構築がとても重要であると考えます。

 そして、住宅セーフティーネットを構築する中心手段は、市営住宅です。津山市は市営住宅として現在63団地、管理戸数1,078戸を管理していると聞いております。ところが、現在は建物の老朽化が非常に進んでいるという実態があります。限られた昨今の津山市の財政事情を考えますと、さらに一層の効率的な市営住宅の運営が必要とされております。住宅の適正な管理及びその再生も大きな課題となっております。

 そこでお尋ねいたしますが、市営住宅の現状と整備、基本計画についてどうお考えなのか、お尋ねいたします。

 次に、公共交通についてお尋ねいたします。

 昨今の高齢化進行の中で、全国的にバスなどの公共交通の充実が重要な課題となっております。特に、地方都市での急速な高齢化の進行は深刻で、津山市も例外ではなく、交通弱者である高齢者にとって、バスが重要な交通手段であるということは言うまでもありません。

 しかしながら、現在津山市のバスのほとんどが民間運行であり、全路線が赤字の状況で、津山市等が支援することで運行できている状況であると仄聞いたしております。さらに今後、合併特例の終了による地方交付税の減額に加えて、クリーンセンターの建設、土地開発公社の問題があり、今後の津山市の財政状況の悪化は想像以上に深刻で、現在のままではバスの運行に対する現在の支援は難しい状況でありますが、交通弱者の足として、私は公共交通の重要性、そして必要性を強く感じます。

 そこでお尋ねいたしますが、当局はバスの重要性、必要性をどのように感じておられ、どのように対応していくのか、見解をお尋ねいたします。

 次に、教育委員会の関係に関してお尋ねいたします。

 私は、市民が生涯にわたって健康で活力ある生活を送るために、スポーツは極めて重要なものだと思っております。とりわけ青少年が自己の発育、発達の程度にふさわしいスポーツ活動を行うことは、体力の向上など心身の健全な発達を促進するのみならず、生涯を通じてスポーツ活動を実践していく上での基礎づくりや、競技力の向上などにとっても大きな意義があるものだと考えます。

 しかしながら、運動部活動を初め青少年のスポーツ活動については、一部に勝利至上主義の弊害が生じている例なども指摘がなされる場合もあり、また近年の生徒、部員数の減少や、それに伴う教員、顧問数の減少、生徒のスポーツニーズの多様化などにより、今後運動部活動を初め青少年のスポーツ活動をどのように展開していくのかの検討が求められているところであります。

 平成9年、文部科学省の運動部のあり方に関する調査研究報告では、中学校のすべてで運動部が設けられ、中学校で73.9%の生徒が何らかの運動部に所属し、1校当たりの運動部数と1部当たりの部員数は、中学校で約15部、約30人で、自分の学校の運動部の活動状況について校長に聞いたところ、98%が活発であるとの答えであったというものでした。

 そこでお尋ねいたしますが、津山市内8中学校の運動部に所属している状況はどうでしょうか。また、市内の中学校での運動部のみならず文化部を含めて部活動への入部のあり方は、原則全員入部となっているのか、希望者だけ入部なのか、あるいは一部分の参加でよいのかなど、どうなっているのでしょうか。

 さらに、全国的には83%の中学校で、部活への入部希望に関しては生徒の希望どおりで、ほとんど調整していないという状況のようでありますが、津山市の状況はどうでしょうか、お尋ねいたします。

 次に、生涯スポーツという言葉が大きく取り上げられるようになって久しい状況ですが、生涯スポーツは、国民各層の参加ということで、高齢者、青少年スポーツといった年齢や社会各層にとらわれることのなく、子供から高齢者まで幅広い人たちがスポーツに取り組むことだと私は考えています。だれもがいつでもどこでも気軽に取り組める環境の整備が、今後の課題ではないでしょうか。

 さきの9月議会においては、竹内邦彦議員の質問に対して、学校の体育館の使用状況に関し、使用に対しての一定のルールを検討しているとの答弁がございました。本会議では、2日目の津本辰己議員からも、使用に関して応分の負担の質問で、体育館、運動場、プール等の学校施設に関してのお尋ねもありました。スポーツを行うための環境において、その場所の確保は重要なものであります。

 そこでお尋ねいたしますが、現在検討中という状況もあろうかと思いますが、学校施設を学校以外で使用している現状の課題はどのようなことが発生しているのか、またその対応としてのルールとはどのようなことなのか、お聞かせください。

 次に、本年度は北陵中学校の体育館の耐震補強工事や、津山西中学校の武道場の新築工事が実施されております。当然、工事期間中はその使用ができないということで、各中学校の特に運動部活動には直接影響があり、教育委員会でも津山高専や美作大学に協力要請をなされたり、津山総合体育館の使用援助など一定の措置と、学校の工夫で対応されていると仄聞いたしております。他市では、使えないときは使えませんといった対応が多いと聞いておりまして、宮地市長を初め教育委員会の対応は温かいなと率直に感じております。

 このような耐震化事業の推進は全国的課題であり、津山市においても同様であります。4次総合計画後期実施計画発表前ということでありますが、耐震化事業の推進に対しての教育委員会の取り組みの方向性についてお聞きいたしまして、登壇での質問を終わります。〔降壇〕



○議長(西野修平君)

 都市建設部長。



◎都市建設部長(高山文秀君)

 市営住宅の現状及び整備基本計画についてのお尋ねでございます。

 現在の本市における市営住宅等の整備基本計画は、平成17年2月の市町村合併を受け、平成21年3月に策定をした津山市住宅マスタープランに合わせ策定した、津山市市営住宅等ストック総合活用計画に基づいております。

 市営住宅等の現状についてでございますが、このストック総合活用計画を策定したときの調査では、全体の6割近くが耐用年数を経過をし、老朽化が進んでいる状況でございます。

 今後の方針でございますが、耐用年数を経過したものから随時新規入居を取りやめ、政策空き家として用途廃止を行い、最終的には大規模団地をもとに、地域性を考慮した集約を図るものでございます。集約する大規模団地につきましては、状況により建てかえ、個別改善等の手法を検討していくものでございます。

 以上でございます。



○議長(西野修平君)

 産業経済部長。



◎産業経済部長(光井俊之君)

 公共交通に関しまして2点お答えしたいと思います。

 まず、バスの重要性、必要性についてでございます。

 議員御指摘のように、急速な高齢化は津山市においても深刻でございます。免許返納等もあり、高齢者の交通弱者にとって、日常生活の移動手段となるバスは、今後ますます重要性は高まると考えております。またさらに、必要なものであるというのも認識しております。

 一方で、お話にありましたように、津山市の今後の財政状況の悪化は、諸般の事情により想像以上に深刻でございまして、現状のままではこれまでの支援を続けていくことは困難でないかと私どもも危惧しております。そして、著しいサービスの低下も懸念されております。

 そこで、対応ですが、平成21年度から取り組んでおります公共交通の見直し事業は、さらに重要性、必要性を増してくるバスについて、路線の重複等の無駄を排除して効率的な再編をすること、そして便利なものとして利用を促進し収入をふやすことで、今後の厳しい環境下での維持継続していくことを目的として取り組んでいることを御理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(西野修平君)

 学校教育部長。



◎学校教育部長(今井元子君)

 私のほうからは、3点の御質問についてお答えをいたします。

 まず、中学校の運動部に関する質問でございました。

 市内の8つの中学校の運動部の所属状況についてでありますけれども、現在男子の加入率は84.9%、女子の加入率は63.8%、全体にいたしますと74.6%の加入率であります。非常に活発に活動いたしております。

 この部活動の入部のあり方についてでございますが、8中学校とも希望者だけの入部ということになっておりまして、入部希望に関する調整もしておらず、生徒の希望どおり入部できておるのが状況でございます。

 次に、学校施設利用についてのどのような課題があるのかという御質問でございました。

 近年、体育館の利用におきましては、学校の使用でも禁止しているんですけれども、ソフトボールやサッカーボールなどを直接ぶつける行為によります壁やステージ下の扉の損傷、また照明器具の破損などが多く見受けられます。特に、壁などをとめておりますくぎが、ぶつかった衝撃で少しだけ頭がのぞいた状況などは、子供たちのけがにすぐ結びつくおそれがありますので、その対応をいかに図るかということに苦慮をいたしております。また、修繕経費も必要となりますが、原因者の特定が難しいということがございます。

 また、夜間利用が深夜まで及ぶことで、学校の近隣の住民の方から、直接的な騒音や利用者の車の音などの苦情が寄せられている状況もございまして、利用時間の問題もございます。

 それらの対応としてのルールづくりに関するお答えでございますけれども、学校開放事業は、市民のスポーツ、文化の振興や地域コミュニティーの活動の場として、多くの市民に親しまれている事業でございます。こういった観点で、住民生活も尊重しながら、学校施設が学校教育上支障が生じないことを考慮して適切に活用できるよう、課題整理を行いたいというふうに考えております。現状では子供の安全を最優先として、体育館内部の点検件数をふやすなど、そのような対応を行っているところでございます。

 夜間の施設利用では、教職員等もいない状況でございますので、御使用に当たりましては、より楽しく、より大切に使用していただくことを切望いたしているところでございます。利用に対します御負担の件もございますけれども、教育委員会といたしましては、施設利用に関する一定のルールもセットとしてお示しをしたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(西野修平君)

 11番。



◆11番(近藤吉一郎君)

 耐震がある。



○議長(西野修平君)

 答弁漏れ、はい。



◎学校教育部長(今井元子君)

 失礼いたしました。

 最後に、耐震化事業の推進に関する教育委員会の考え方はというお尋ねでございました。

 津山市におきます小・中学校の耐震化は、議員御承知のとおり、平成20年度から本格的な工事を実施している状況でございます。本年度末の耐震化率で申し上げますと、74%となる見込みでございまして、残り26%の棟につきましても、設計や工事など所要の事務や事業を推進してまいりたいというふうに考えております。

 御指摘のように、第4次総合計画後期実施計画の策定中でございますので、具体的な内容となりませんけれども、一日でも早く耐震性を確保し、子供たちが安心して生活できる環境づくりに努めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(西野修平君)

 11番、近藤吉一郎君。



◆11番(近藤吉一郎君)

 それぞれ御答弁をいただいた中から、再質問させていただきます。

 市営住宅については、基本的に大規模団地に集約を図るとのことですが、旧津山市のいわば中心部に当たる小原団地について特にお尋ねいたします。

 この小原団地については建てかえ計画がないと聞いておりますが、この場所は津山市のまちづくりの視点からも、非常に重要な場所であると考えます。今議会に連合町内会西苫田支部が、お住まいの高齢者等には具体的な配慮を行った上で、早期の解体、撤去並びに跡地を市財政のため住宅地として活用する旨の請願を出されています。この小原団地について、現状と今後の方針はどうなっているのか、お尋ねいたします。

 次に、公共交通についてですが、9月議会でもお尋ねしましたが、小原、一宮方面の見直しはどのようになっていますか。過去に北部循環線が地域の要望により運行しましたが、利用がなく、1年足らずで廃止しましたが、現在地域の特に高齢者の方々から、北部循環線を望む声をよく聞いております。

 そこでお尋ねいたしますが、小原、一宮方面の見直しの進捗状況はどのようになっているのか、また乗り継ぎ等が不便で、近くに停留所がなく困っているということも聞いておりますが、このことについての改善策も重ねてお尋ねいたします。

 次に、教育についてですが、平成24年度、いよいよ中学校の新学習指導要領が本格実施となります。これまでにも増して生きる力をはぐくむことが重要視されていることは、周知のごとくです。生きる力とは、端的に言えば知徳体のバランスのとれた力のことであり、これからの変化の激しい社会を生き抜いていく次代を担う子供たちにとって、非常に重要な力であることは間違いありません。

 豊かなスポーツライフの入り口と言えるのが、中学校時代の部活動、いわゆる運動クラブだと言っても過言ではありません。恐らく大人になってからも、多くの方々がそうであるように、学生時代の部活動の体験、思い出、仲間は、一生の宝物になっているんではないでしょうか。登壇で津山市の部活動の状況をお聞きしましたが、いま少しお尋ねいたします。

 運動部の新設及び学年途中の転部の扱いについてお伺いいたします。

 新たに部を新設する場合だと、最初は同好会として認めるとか、指導者さえいれば初年度から認めるなど、全国的にもこのような扱いも差があるように聞いておりますが、津山市の場合はどうでしょうか。同様に、学年途中での部を変わるいわゆる転部に関しては、どういう対応となっているのでしょうか、お尋ねいたします。

 次に、充実した部活動が体験できていない、あるいは中学校に入学した時点でやりたい種目の部がないため部活動に参加しない、いわゆる帰宅部になっている状況があるようにも仄聞いたしております。とりわけ全国的には、女子の部活動、運動離れは深刻な問題でもありますが、津山市の状況はいかがでしょうか。

 また、専門外の部活動の指導を担当することにより、現場の先生方にも過重な負担が強いられている面もあるとも仄聞いたしております。中学校では、教科別による授業が構成されるため、部活動での教員配置がなされていないことは重々承知しておりますが、中学校の部活動、運動部の担当教員で、現在の担当している種目が自分自身の経験のある種目、つまりは専門種目である率はどれくらいでしょうか。

 仮に指導者の問題で部活が行えないような状況があるとすれば、津山市には生涯スポーツを主体的に、かつ総合的に推進する体育協会が存在いたします。そして、その体育協会には24の専門種目の連盟、協会が存在しています。このような生涯スポーツの力、地域の力を有効に活用した新しい部活動のあり方等を研究してみてはどうでしょうか、お尋ねいたします。



○議長(西野修平君)

 都市建設部長。



◎都市建設部長(高山文秀君)

 市営住宅について、小原団地の状況と今後の方針についてお尋ねでございます。

 小原団地は、昭和34年から昭和39年にかけ建設をされ、木造平家が24戸、ブロック造平家が73戸、計97戸でございまして、現在入居が60戸で、空き家率は約4割でございます。この小原団地は、ストック総合活用計画により用途廃止を決めており、平成14年4月から既に新規入居を取りやめております。また、他の市営住宅や民間賃貸住宅への転居費用を補助する制度を設けて、空き家促進に努めておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(西野修平君)

 産業経済部長。



◎産業経済部長(光井俊之君)

 公共交通につきましての再質問にお答えしたいと思います。

 まず、小原、一宮方面のことでございますが、9月議会においてもお答えさせていただきましたように、この地域につきましては、既に高田循環線、田辺横野線、津山スポーツセンター東一宮車庫線と、他の地域と比較しましても相当数の運行がある状況でございます。まずはこの利用をお願いしたいと考えております。

 それから、乗り継ぎと停留所の件でございます。

 まず、乗り継ぎについてですが、乗り継ぎをなくすため、直通の便を要望に応じまして運行することとなりますと、結果として同じ路線を重複して運行することとなり、乗車密度が落ち、さらなる公金投入の必要性が出てまいります。乗り継ぎについては、現行で続けていきたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

 停留所についてですが、料金は安いけれど駅がまばらなのがJR、ドア・ツー・ドアで便利ですけど料金が高いのがタクシーでございます。バスはこの中間に当たるもので、すべての方のおうちから便利になるように停留所を設定するということは非常に困難なことと考えておりますので、この点につきましても御理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(西野修平君)

 学校教育部長。



◎学校教育部長(今井元子君)

 それでは、中学校におけます運動部の新設、学年途中の転部の扱いについてです。

 部の新設につきましては、生徒のニーズ、現在活動している部員数や活動場所、教員数などの状況を十分に考慮いたしまして、各学校で総合的に判断をいたしております。なお、津山市の中学校の場合、教職員が責任を持って指導するということにしておりますので、同好会の活動は認めておりません。また、学年途中のいわゆる転部につきましては、可能でございます。

 次に、女子の部活動、運動離れの状況でございますが、運動部の女子の加入率は、全国平均とほぼ同じでございます。しかしながら、学校現場では、女子の運動離れの傾向は若干あるなという感想を持っております。

 運動部の担当教員で、担当している種目が自分の専門種目である率はどれくらいかという御質問でした。

 専門種目といった場合、どの程度であれば専門種目というのかという判断がなかなか難しいことがございますので、その種目を全く経験したことのない教員が担当している部ということで答えさせていただきます。それを言いますと、市内8中学校で108あります部のうち、15の部が未経験者が担当している部でございます。

 次に、生涯スポーツの力、地域の力を有効に活用した新しい部活動のあり方は考えられないかという御質問でした。

 部活動ですけれども、各学校で生徒数、学校施設等など総合的に判断をして、その運営をいたしております。専門的な指導者がいない場合は、現在でも5つの中学校で10名の外部の専門家に指導していただいておりまして、効果も上がっているというふうに聞いております。

 しかしながら、学校の教育方針と外部指導者との指導方針との調整ができないというこういう場合もございまして、部活動の運営に課題が生じることもあります。このような状況も踏まえまして、外部指導者の有効な活用等につきましては、今後も研究をしてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(西野修平君)

 11番、近藤吉一郎君。



◆11番(近藤吉一郎君)

 小原団地は、現在97戸のうち60戸が入居しているとのことですが、最終的な解体撤去まで当局としてはどのような目途をお持ちなのか、お答えください。

 次に、北循環線ですが、先ほども言いましたが、高齢化が著しく進み、今後も増加傾向にあることは事実であります。地域の高齢者の方の要望も日増しに強くなっております。ぜひ交通弱者の方が喜んでいただけるような施策を取り組んでいただきたいと強く思いますが、このことについて再度当局の見解をお尋ねいたします。

 次に、文科省の調査において、現在の運動部に所属した理由を聞いたところ、最大2つまで回答可能という条件で、49.8%がそのスポーツを楽しみたかったから、42.3%がそのスポーツがうまくなりたかったから、23.4%が体を鍛えたかったからの順でありました。子供たちが興味を持ち、やってみたいというスポーツができる環境を整えることが、より充実したスポーツライフを送れる環境の入り口となるのではないでしょうか。

 保健体育審議会答申では、運動部活動は学校教育活動に位置づけ、顧問を初めとして学校が関与することにより、生徒のスポーツ活動と人間形成を適切に支援することに、生徒の明るい学校生活を一層保障し、生徒や保護者の学校への信頼感をより高めることにつながっているとも述べられていますが、津山市内ではやってみたいスポーツが部活としてない学校や、生徒の減少などから部の数を減らしていかなければならない学校など、多様な問題もあると聞いております。生徒の部活に対する要望調査を適時行い、より充実させることが、部活動に対する満足感を高め、豊かな学校生活を保障することにつながるものと考えますが、いかがでしょうか。

 学習面の課題や問題行動等調査についてさまざまな論議がありますが、学校と地域の連携、協力、そして充実した中学校生活、部活動が子供たちに保障してあげれるよう、ともに努力していただきたいと考えます。

 部活動に対して、指導面では国や県の事業を利用した個人的な外部人材の活用がなされていることは存じ上げていますが、そのような一時的、個人の力量に頼る不安定な活動ではなく、恒常的、組織的な津山ならではの部活動支援をぜひとも研究していただき、モデル事業として2年なり3年の短期的なスパンで研究を始めることを提案いたします。私が提案した取り組みが実現すれば、そのような課題の解決の一端にもなるのではないかと思いますが、このことに対しての当局の見解をお尋ねいたします。ぜひ、子供たちの豊かな学校生活を保障するための工夫をお願いしたいと思います。



○議長(西野修平君)

 都市建設部長。



◎都市建設部長(高山文秀君)

 小原団地の解体撤去に向けての目途についてお尋ねでございます。

 小原団地は、先ほどもお答えをいたしましたように、まだ6割の入居世帯がございます。市営住宅全体のアンケート調査でも、全体の6割強の方が、家賃や立地環境への愛着などの理由により、そのまま住み続けたいと、このように答えておられます。こういった状況の中では、早期解体撤去は困難な状況でございます。

 しかし、今後も早期用途廃止に向け、転居補助制度の活用を図り、団地内での移転整理等も検討し、入居者の御理解をいただくよう努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(西野修平君)

 産業経済部長。



◎産業経済部長(光井俊之君)

 高齢化の進行に伴い、バス運行についての要望が増していることについてでございます。

 こうした要望は、他の地域においてもたくさんいただいております。実際利用していただけることとは別の問題と認識しております。顕著な例が、先ほどお話がありました北部循環線で、要望によりまして運行をしましたが、実際にはほとんど利用がなく、1年足らずで廃止したという苦い経験も持っております。

 そこで、今回の再編の取り組みでは、回数券などを町内で購入していただき、利用の協力をしていただいて乗り入れをするということも実施いたしました。今後はこういった現実的な御要望をいただき、現在の路線をより利用していただきやすい経路に組み直していくという方向で、改善を図ってまいりたいと考えております。

 今回の計画では、北循環線といった具体案は示すことはできておりませんが、新しい道路の建設も進んでおります。このことも踏まえて、近い将来、より便利な、そして利用者に喜んでいただける路線に見直し、整理できればと考えております。そういったことで努力していきたいと思いますので、御協力よろしくお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(西野修平君)

 学校教育部長。



◎学校教育部長(今井元子君)

 部活動が豊かな学校生活を保障することにつながるよう、津山ならではの部活動支援のあり方を研究してみればという御提案でした。

 現在、各校で行われております外部指導者を有効に活用する取り組みにつきまして、市内各学校で情報交換等を行いながら、関係団体との連携を検討することを含めまして、今後研究してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(西野修平君)

 11番、近藤吉一郎君。



◆11番(近藤吉一郎君)

 ただいま学校の部活動についてそれぞれ答弁いただきました。が、一つの例として水泳競技があります。美作地区の今年度の中学総体から、水泳競技がなくなったという話も聞いております。津山は昔から水泳の盛んな地域であり、今でも多くの子供たちが日々練習を行っております。そして、中学生の競技者も多いとのことです。こうした子供たちの鍛錬を発表する場を学校の都合で奪うことは、教育的にも正しいのかという気がいたします。そして、水泳競技者は、美作地区中体連の優秀選手からも外れています。このように学校の部活動についてはいろいろと課題があるわけであり、津山市としてもこうした動きに注意していただき、教育活動の一環として力を入れていただきたいと思います。

 また、津山にはいろいろと小学校のスポーツ、地域で活動している子供たちがいます。そして、その子供たちがその中学校でやはり部活、その自分がしたい競技をしたいですが、その競技がない、だから仕方なく帰宅部の子供もいるわけです。本当に自分のしたい競技を、したいことなのに、なぜそういう活動の場を学校は与えてくれないんでしょうか。

 市長、教育長、ぜひそのようなことを踏まえまして、水泳だけじゃないんです。ハンドボールもそうなんですよ。結果を出している子供たち、その子供たちが、いざそこでその学校で頑張りたい、でもその活躍する場がない。私は非常にその子供たちとか関係者の方から話を聞きまして、非常につらいというか、ちょっと無念さを感じております。ぜひそのことを踏まえて、子供たちがよりよく学校で活躍できる場をつくっていただきたいことを要望いたします。

 次に、住宅は欠くことのできない生活の基盤であり、憩い、安らぐことのできるかけがえのない空間です。国の住宅施策においても、住宅の量の確保から、質の向上を図る施策として転換していると聞いております。本市の市営住宅においても、高齢者や障害者、子育て世帯等に十分配慮した、福祉施策と連携した住宅政策の実施を強く要望いたします。

 さて、最後のお尋ねをさせていただきます。

 津山市住宅マスタープランでは、町なか居住の推進や中心市街地での民間賃貸住宅の利用促進、同じく住宅取得や建てかえの支援についても指摘しております。そして、これらの施策は、中心市街地活性化基本計画の認定が、実施するための条件になるとも聞いております。

 今議会における映画館の誘致や中心部の空き家対策といった中心市街地活性化関連の論議を聞いていると、中心市街地の活性化に対する当局の取り組み、そして姿勢が私には正直見えてきません。もちろん、厳しい経済状況もその大きな理由だとは思います。また、副市長や担当部長が答弁されたように、民間がしっかりとやるべきことはやる必要があるとも思います。ですが、官と民がそれぞれの主張を繰り返すだけで、結局何も前進もなかったのが、前市長時代からのこの数年の結果と言えるんではないでしょうか。

 聞くところによりますと、中心市街地活性化基本計画は、平成19年に富山市と青森市が最初に認定を受けてから、既に100を超える自治体が認定されています。私の疑問は、なぜ津山市が100の中に入れないのでしょうか。他の自治体ができるのに、なぜ津山市はできないのでしょうか。津山駅前、そして今津屋橋から商店街のシャッター通りは、今のままで本当によいのでしょうか。やはり100を超える自治体と同様に、当局は行政の最も重要な仕事の一つであるまちづくりに取りかかるべきではないでしょうか。私は率直にそう思えてなりません。

 そこでお尋ねいたしますが、今年度中に策定するとしていた中心市街地活性化基本計画はどうなるのでしょうか。宮地市長の中心市街地に対する考え方と、これまでの取り組みに対する感想を含めて、市長の率直な思いをお聞きいたしまして、私の質問を終わります。



○議長(西野修平君)

 市長、登壇。



◎市長(宮地昭範君) 〔登壇〕

 近藤議員の御質問にお答えをいたします。

 中心市街地の活性化にかかわる問題でございまして、私の今後の考え方、そしてこれまでの取り組みに対する感想を含め、率直な思いを聞きたいと、こういうことでございます。

 率直な感想を一言で言いますと、本当にこの重大な課題であるにもかかわらず、ずっとほったらかしにしてこられたことに対しては、非常に大きな憤りを感じておる、このことは十分感じておるところでございます。多少長くなりますけれども、お許しをいただきたいと、こういうふうに思っておるところでございます。

 まず、中心市街地に対する私の考え方についてでございますけれども、中心市街地の活性化は、津山市における長年の懸案と認識をいたしておりまして、シャッター通りが続く現状を、先ほど申し上げましたように、私といたしましても非常に残念に思っておるということでございます。

 また、中心市街地の活性化につきましては、商工会議所を筆頭に多くの要望をいただいておるところでございますけれども、先般大手町の基準宅地価格が15.1%の大幅な下落となっておりましたように、非常に厳しい現状が数値的にもあらわれる結果となっておるところでございます。

 こうした現状につきましては、市民だけではなく、東京やあるいは大阪にお住まいの地元出身者からも、津山駅前を初めとして嘆かわしい旨の御指摘をいただく機会が非常に多うございます。私といたしましても、再整備の必要性を痛感をいたしております。

 それでは、本市の中心市街地活性化はどのように進めるべきでありましょうかということでございます。中心市街地活性化基本計画の認定を受けました自治体は、全国で105市、108計画となっておるようでございます。近隣の自治体におきましては、鳥取市、米子市、倉敷市などが認定を受けておるようです。

 しかしながら、認定を受けた自治体の中にも、成功事例とされる計画があるのに対しまして、活性化の指標となります数値目標の達成に苦慮している自治体もあると聞いております。また、認定条件でもございます中心市街地活性化協議会の設立数は、現時点において151でございますけれども、この数字と認定数を比較すれば、苦心を重ねる他の自治体の姿もうかがえるところでございます。

 このように新基本計画の策定につきましては、多くの自治体が抱える共通の課題への対策であるものの、計画認定と達成は容易ではなく、非常に厳しいハードルを乗り越えるためにも、これまでの取り組みの再確認を行う必要があると、このように思っておるところでございます。

 したがいまして、中心市街地活性化基本計画の策定につきましては、官と民がいま一度熟慮を重ねる意味でも、もうしばらく時間をかけまして課題を克服することが、現状を踏まえた選択ではないか、このように思っておるところでございます。

 それでは、中心市街地活性化基本計画はどのような性格のものかを改めて申し上げますと、基本計画は、内閣総理大臣が認定をいたすものでございまして、事業の内容が合理性を有し、かつ一定の確実性を持って、都市機能の拡充と活性化に資することを裏づける計画にする必要がございます。また、基本計画は、あくまで国の支援措置等を受けるために策定するものでございまして、言いかえれば活性化を図るための手段とも言えます。逆に、活性化するための事業がなければ、必然的に認定を受けることができませんで、認定自体に意義を見出すこともできません。

 このように、これまでの取り組みにつきましては、基本計画の性格とは別に、認定自体が目的化した背景もございまして、今後の取り組みにおきましては、副市長や担当部長から答弁申し上げているように、原点に立ち返り、真に必要な事業の精査や組み立てを行う考えでございます。

 最後に、中心市街地活性化基本計画の今後についてでございますけれども、新基本計画の方向性は、既存都市機能の再活用、具体的には津山駅や津山城周辺の整備、そしてアルネ津山の利活用を軸に、都市機能の拡充につながる施策を加味し、その結果を面的に広げていくものになると、このように判断をしておるところでございます。

 また、新基本計画は、後期実施計画との整合を図り、かつ主要事業の具現化を図るための手段と位置づけられるものでございまして、主要事業の実施に合わせた期間の設定も必要であることから、これまでのスケジュールについては、前に一歩を踏み出すためにも見直しを図ることといたします。

 なお、中心市街地の活性化は、部局を横断する事業であるとともに、今後の取り組みがますます重要になってくると認識をいたしております。したがいまして、中心市街地活性化基本計画の策定につきましては、本市の推進体制の強化を行い、関係機関との連携につきましても再構築を図りながら、来年度中の認定を目指し、しっかりと取り組む考えでございます。

 以上でございます。〔降壇〕



○議長(西野修平君)

 以上で11番、近藤吉一郎君の質問を終わります。

 次の質問を許可いたします。

 7番、安東伸昭君。



◆7番(安東伸昭君) 〔登壇〕

 安東です。議長の発言の許可をいただきました。通告に従い、2つの点について質問を申し上げます。

 最初に、事業仕分けの件です。

 この11月に第2回目の津山市版事業仕分けが実施されて、市民評価委員より15の事業の仕分けが行われ、今結果が公表されているところです。ここでは初回、平成23年1月22日に行われた第1回の事業仕分けの中で、トップバッターとして当たった「広報つやま」の発行事業についてお尋ねいたします。

 事業仕分けの結果、これは市が実施、要改善でした。そして、今後の方針及び方針策定の理由等は、ホームページにも掲載されているところですが、期間が明記されておりませんでした。現在、アンケート結果を取りまとめていると承知しておりますが、1月22日──要は平成22年度です──に実施した内容が、10カ月もたって今アンケート実施です。私の受けとめ方としては、遅い。この時期まで何をしていたの、そしてこの検証結果というか方針について今後どう反映される、そういう思いになりました。

 そこで、質問です。事業仕分けの判定を受けて方針を掲載してからここまで、時間経過10カ月以上たっております。私が思うには、何か問題が、課題があったのということです。この点についてお尋ねいたします。

 次に、学校給食に関する質問をいたします。

 過去に多くの先輩議員の皆さんが質問されています。ネット上で公開されている平成6年から平成23年9月、前回までの議会の議事録で給食という言葉を検索してみると、出なかったのが平成6年3月、平成8年3月、この2回のみでございます。実に18年間、72回の定例会が行われているわけですが、その中で70回、給食という言葉がこの本会議で出ております。

 私は、この6月から本議場の席に座ることになりましたが、学校給食に関してこんなに論議されているのを初めて知りました。そして、この12月定例会でも、5名の議員の皆さんが質問されました。学校給食ということは大きな事業というとらえ方はしますが、またその中に課題も多く残されて事業が進んでいるんじゃないか、なかなか課題が解消されていない事業、疑問を抱きます。本議会を含め、過去に同じような質問をされたと承知しておりますが、ここでお尋ねさせていただきます。

 切り口を変えて質問としますが、既に先ほども申し上げたように5人の方が質問されております。同じような質問に対して同じような答弁であれば、はっきりと既に何日の〇〇議員さんの答弁と同じです、そういうふうにして簡略にしていただいて結構です。

 まず、直接関係する担当部に質問申し上げ、その後最後に私の希望として、これまでの議論、そして私の質問と議論を踏まえ、市長の御見解を答弁いただきたいと考えております。

 第1点は、学校給食における食材購入比率についてです。

 昨日、秋久議員が質問されました。平成18年から岡山県保健体育課が、岡山県産食材購入比率調査を実施しております。食材の使用品目数ということの集計の比率でございますが、年2回、6月と11月に調査し、岡山県のホームページにも公開されているところです。昨日言われましたように、残念ながら津山は下位ランク、平成22年までの平均で見ると、約40%の平均で25番目、下から3番目です。平成22年度の1年間の実績でいくと34.1%、26番目です。当然、1位がいればビリもいます。ただ、この34%という数値、これを担当部ではどのように受けとめておられるか。

 この同じ質問を産業経済部にします。津山市学校給食の岡山県産比率、利用率、これが40%をどうとらえているか、お答えいただきたいと思います。

 次に、給食残渣についてお尋ねします。

 岡安議員さんが質問されております。平成22年度は小学校6.1%、中学校15.1%。単純平均はできませんが、加重案分でちょっと平均すると、全体で8.8%の残渣があります。

 学校給食の事業費ということで、これについて切り口を変えてちょっと調べてみましたら、食材購入費と燃費等で4億5,000万円、調理をするための人件費、委託費等で5億3,000万円、合計9億8,000万円、これが給食事業費として私はとらえました。先ほどの8.8%を掛けると8,600万円強、これが年間に捨てられるというか、残渣として廃棄される量になります。金額に置きかえたんですが、1日当たりにすると43万円相当額が廃棄されているということです。この平成22年度の結果を踏まえ、どのように分析され、本年度平成23年度ではどのような対策を講じておられたか、お尋ねいたします。

 3点目ですが、津山市の学校給食施設等整備計画案についてです。

 初日に黒見議員さんから質問がありました。私は、整備計画案の市民意見の募集について質問いたします。

 きょう本日で意見募集は締め切られますが、ホームページ、学校等を通じて保護者に配付され、市民意見を募集しておりますが、率直に言って内容が乏しい計画書案で意見を求めているように私は感じました。本来の計画書の中には、事業収支とか配送計画、設備の詳細、そして配送整備というのが一番必要になってくるんですが、配送の計画ですね、その辺も書いてない、そういう内容の中で意見書を求めている。市民の皆さんにどういう内容の意見を求めているか、その点についてお尋ねしたいと思います。

 意見書が5月に出され、それを11月に計画案が策定されました。私は、前回の議会、9月議会を聞かせていただきながら、市としてどういう計画になるのか、本当に大きな期待を持っておりました。ただ残念ながら、その期待に沿うような計画書が出ておりません。意見書の内容を若干変更したような形で出ておったと、これで計画がいいのかなと、そういう思いがしました。そういうことで、この意見を求めた理由、どういうふうな目的、それについてお尋ねします。

 以上、登壇での質問とし、細かい点、関連については自席にて行わさせていただきます。〔降壇〕



○議長(西野修平君)

 総合企画部長。



◎総合企画部長(常藤勘治君)

 「広報つやま」事業に関しまして、第1回事業仕分けの判定を受けて方針を発表した後、アンケートを実施するまでに時間がかかり過ぎているのではないかという御質問でございます。

 このアンケートの目的でございますが、広報紙に対する市民ニーズを把握することでございます。アンケート結果は、平成24年度に行います広報紙の紙面のリニューアルに反映をいたします。このため、アンケートの実施時期を10月と計画いたしまして実行したものでございます。議員のおっしゃられる遅いということではございません。

 「広報つやま」発行事業に限らず、要改善と判定されました事業の見直しにつきましては、行革の実行計画に追加をいたしまして、実施時期等を明確にした上で、その実施状況の確認、公表も行ってまいります。

 以上であります。



○議長(西野修平君)

 学校教育部長。



◎学校教育部長(今井元子君)

 私のほうからは、給食に関しまして3点の御質問にお答えをいたします。

 まず、学校給食で地場産食材の使用率が低い状況をどう受けとめているのかというお尋ねでございました。

 議員がお示しのとおり、この調査は毎年6月と11月にそれぞれ1週間ずつを、それぞれの自治体のほうで抽出をいたしまして、食材の使用品目をまとめたものでございます。確かにこの期間におきまして、本市の地場産食材使用率は、他の自治体と比較して低いということは事実であります。しかしながら、6月と11月に1週間ずつだけが地場産の食材を使うものではございませんで、1年を通した使用実績が重要というふうに考えております。地場産の定義であります県内産と津山市産の年間使用状況を独自に集計いたしまして、活用をいたしております。

 次に、残菜調査結果をどのように分析し、対策を講じたか、実態を関係者へ伝えたかという御質問でした。

 残菜調査結果の分析につきましては、3日目の岡安議員にお答えをしたとおりでございますが、学校給食は成長期の小・中学生に必要な栄養摂取量をもとに献立を作成して、提供をしております。そのことから、残食をなくす取り組みが重要と考えまして、給食アンケートや食生活の調査もあわせて実施をいたしまして、継続した食指導や献立の改善に努めているところであります。

 また、子供たちや保護者への働きかけにつきましては、学校と連携した取り組みが必要であることから、クラスごとのデータを含めまして、分析結果は学校へお送りをいたしております。

 最後に、学校給食施設等整備計画案は、どのような意見を求めようとして意見募集をしているのかというお尋ねでした。

 将来にわたりまして子供たちに安全・安心な学校給食を安定的に提供していくために、給食施設の再整備は不可欠と考えております。この計画案は、施設整備に当たりまして、具体的な実施方式や設備内容などについて、津山市学校給食食育将来計画、それから学校給食施設等整備検討委員からの意見書、これらを参考に検討を重ね、作成をいたしました。今回の意見募集は、この計画をよりよいものにするために、市民、関係者の皆様から広く御意見、御提案をお寄せいただくものでございます。



○議長(西野修平君)

 産業経済部参与。



◎産業経済部参与(中島健君)

 学校給食における県内産食材の利用について、産業経済部のほうもコメントをということでございます。

 農業振興サイドでは、学校給食における地域食材の確保を、安全で安心な地場産の農産物の生産拡大の好機と、こういうふうにとらえております。JA等とも連携し、現在取り組んでおります。しかしながら、学校給食におきましては、短時間で大量の食材の調理をする必要があります。器具等を使用しているために、食材の大きさや形、また品質などがそろっていなければならない、そういうことから、農家へ推進をする上で一つの課題となっているところでございます。

 そこで、本市におきましては、津山農協の協力のもと、地場産農産物を食材として提供しやすいそういった環境を整備するために、本年10月、生産者が野菜を出荷する際の参考として使用する規格表を作成をいたしまして、JAつやま学校給食部会等に配付をしておるところでございます。今後、この規格表を生産者等の参考として活用していただくことで、学校給食における地場産食材の利用促進を図るとともに、地場農産物の生産拡大と地産地消の取り組みも一層進めてまいりたいと、そういうふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(西野修平君)

 7番、安東伸昭君。



◆7番(安東伸昭君)

 答弁ありがとうございました。

 事業仕分けについては、遅くない、明快な御答弁いただきました。しっかりと体制を整えて、要改善に即応するようにやってください。ただ、平成23年度の事業仕分けの結果についても、要改善の結果が14とございます。市民にわかるように明快な実施方針を立てて、特に実施時期、これは明快にした上で平成24年度を迎えてください。よろしくお願いします。

 それから、岡山県産給食の使用についてですが、先ほど答弁いただきました。津山市の学校給食用地産地消野菜規格表、これが平成23年10月、先々月でき上がりました。JAに配付されているという報告ですが、つくっただけではいけません。これからがこの規格がどのように活用されるかを十分検証していただきたいと思います。そういう意味で、平成24年度の学校給食の岡山県産の調査結果、楽しみにさせてください。11月ぐらいには出ると思いますので、よろしくお願いします。

 給食関係については、後ほど総括をさせていただきますので、まず食材購入に関する関連ということで質問させていただきます。

 ただ、秋久議員さんも言われたように、数字が出ると非常にわかりづらいということもありまして、私のほうでちょっとあれですが、グラフを用意させていただいて、皆さんのところにお配りをさせていただきました。資料1を見ていただきたいと思います。ちょっとこういう大きなものなので、遠くからも見えるようにしますが、遠くから見ていただくと流れがわかります。この表を見ると、これは平成22年度のグラフですが、倉敷市が一番多く出ております。57.2%。それに対して津山市は、右の端のほうに34.1ということであります。実にその比率の差、23%です。先ほども答弁いただきましたけど、6月と11月の2回、調査期間としては10日間の調査結果のようですが、私はこのデータも重く受け取るべきだと思っております。

 先ほど冒頭で申し上げましたけど、概算で4億5,000万円の食材購入費に当たるとしたら、20%を単純に掛けると9,000万円です。残渣が8,600万円。何かよく似てる数字になるんですが、確実な需要があるのに、なぜ伸びないのか、何が原因なのか。

 参考までに、津山市の農産物販売所3カ所、サンヒルズ、久米の里、勝北のほほえみ彩菜、そこの総売り上げを聞いてみました。十分に販売量はあるような数字が出ております。

 ということで、この調査結果を関連部に提示し、皆さんのほうで疑問になったことをいろいろ考えられたか、それについて見させていただきました。過去の答弁では、「地場産の食材の優先利用に一層努めてまいりたい、このように考えております。」これは平成21年の12月の議会。「関連機関との連携体制をとりまして、JAつやまや生産者団体、学校給食課などの関係者が定期的に野菜の自給率向上や安定供給に向けまして、生産者や消費者の立場で話し合いを行っております。」それ以外にもあるんですが、非常にこれを聞くと、進むべき話だなと思いました。

 もう一方、平成18年のおかやま夢づくり、岡山県が策定している分ですが、その場合、岡山県産の使用率の目標値を40%にしておりましたが、平成20年度に見直しを行い、平成23年度、本年度末に47%に目標値を変更しております。一方、津山はこういう状態ですから、40%というふうに変わっておりません。そういった中で、質問を申し上げます。

 いろんな条件はあると思いますが、今岡山県産の給食材料を使うの、この40%というのが限界なんでしょうか、その辺についてまずお尋ねいたします。

 次に、給食残渣についてお尋ねいたします。

 これは、裏側を見ていただいたらわかります。参考のほうを見てください。ここにも用意しているんですけど、ちょっと見ていただけない。これについては、中学校の残渣についてあらわしたグラフです。今井部長さんもお答えになったように、非常に牛乳がようけ、頭一つというか、大分出てます。それから、副菜が出ておりますが、ちょっと比較してみると、35%を超えているような数字がなっております。

 ということで、それを全体にして小学校、中学校をまとめたグラフが一番上にございます。あえて比較するということはよくないかもしれませんが、下のセンターごとの比較を見てください。この平均値は約8.8%は冒頭申し上げましたけど、ずっとぬきんでてるところがあります。

 これを見られてどう判断されるか、それについて皆さんがこれを見て御意見を言えばいいことですんで、私はあえてここでは申し上げませんが、今回岡山県は、給食100周年を迎えておられます。矢掛町で100周年の記念式典が行われたんで、どんな話が出るのかなということで参加しました。来賓の中で、矢掛町長さんが祝辞の中でお話がありました。町長が栄養士の人に、学校給食のカロリー計算は、全部食べたときの数値かと問われたそうです。ここでも残菜は問題になっていると直観しました。

 そういうことで、ここの飛び抜けている戸島の学校給食センター、これについてなぜか。私だけではないと思いますので、このデータを受けて平成23年度はどのような対策をとられたか、この点についてお尋ねいたします。

 以上です。



○議長(西野修平君)

 学校教育部長。



◎学校教育部長(今井元子君)

 それでは、再質問にお答えをさせていただきます。

 県内産の給食食材の使用率が伸びない根本原因は何か、使用率アップは難しいのかというお尋ねでございました。

 4日目の秋久議員にもお答えをいたしましたが、この件につきましては、学校給食の担当部としても、地場産食材をなるべく多く使用するように努力をしているところですけれども、議員も御指摘のとおり、たくさんの原因がございます。根本原因という視点で特定することは、なかなか困難であるなというふうに考えております。

 このお示しいただいたグラフにもありますように、平成22年度は34.1%ですけれども、それまでは徐々に徐々に上がってきておりまして、平成21年度は44.7%でございましたので、平成27年度の目標40%は達成できるのではないかなというふうに考えておりますけれども、たくさんの原因がありますので、今のところは平成27年度40%の目標達成に向けて、地場産食材の使用を拡大を努めてまいりたいというふうに考えております。

 次に、戸島学校食育センターの残菜の数値が高いのはなぜか、それに対してどのような対策、対応をしたのかというお尋ねでした。

 グラフをつくっていただいておわかりのように、小学生に比べますと、中学生の残食率はかなり高い状況がございます。それもありますので、戸島の学校食育センター、先ほどのグラフの裏側のほうを見て参考にさせていただきたいんですけれども、下側の数字、それぞれの中学校の名前が出ておりますが、この残食の多いところが、左から5番目までがすべて戸島の食育センターから配送されているものでございまして、受け持ち校の中学生の数が圧倒的に多く、全中学生の約85%を占めておって、そのことが数値を上げている原因ではないかというふうに考えております。

 現在、献立内容が異なるために、全体を同一に比較した分析はできませんけれども、個々の子供の食べられる量に応じた配食をするなどの食指導を実施をしているところでございます。



○議長(西野修平君)

 7番、安東伸昭君。



◆7番(安東伸昭君)

 御答弁をいただきました。その中にいろいろとお話がありました。高いから上げているという、その計算式を言ってるわけじゃないんです。なぜここが高くなるかということについて質問したかったんで、それについてはまた後日お話をいただきたいと思います。

 それともう一つ、これは質問しませんが、先ほど44%というふうに平成21年度は言われて、それから平成22年度が34になった。気候とかいろいろあると思うんですけど、10%落ち込むということについては、予算のときでも10%落ちたら目をむいてみんな話をします。そういったことを明快に答えるようにしないと、給食というのは進まないというふうに思います。

 これは質問はあれしますが、3つ目ということで、給食施設の設備の計画案、これについて答弁をいただきたいと思います。先ほど一緒のようなことを言いましたんで、要は9月の議会で意見書を検証して整備計画案がまとめられました。私は、この計画案について納得ができません。

 一つの例として、周南市の学校給食センター、これがホームページに公開されておりまして、基本計画を見ました。内容に給食センターの配送計画、ランニングコスト、概算工事費、建設スケジュール、施設等の整備計画の備品ですね、そういったもんが明記されております。津山市はこれら一切ありません。あったのは、一つにするという数字です。

 運営コスト削減については、新聞記事や先日の答弁等でわかりました。山陽新聞の記事には、ツーセンター方式にすれば、現行より年間8,300万円の運営経費を抑えられる。ただ、先日答弁いただいたときには8,600万円という数字が出ました。小さい格差だとは思いますが、1つの計画書で2つも数字が上がってくるというのがまた疑問。こんな計画で実施ができるのか、そういうことで質問申し上げます。

 給食センターの整備計画の今後のスケジュール、これについて、案をとっただけなのかどうか、そういうふうな説明をお願いします。

 次に、検討委員会等でいろいろ出たと思います。戸島の給食センターの検証、これがなくしてなかなか進まないと思いますんで、こういう検証のスケジュール並びに協議組織、それについてお尋ねします。

 もう一点、8,300万円か8,600万円の経費削減の内訳、これについてお尋ねいたします。よろしくお願いします。



○議長(西野修平君)

 学校教育部長。



◎学校教育部長(今井元子君)

 御質問にお答えをする前に、議員御指摘のように2センター方式でのランニングコスト抑制額について、1日目、黒見議員の答弁の折に私が8,600万円と申し上げましたが、これは私の勘違いでございまして、正しくは8,300万円でありますので、この場をかりて訂正をさせていただきたいと思います。大変失礼いたしました。

 それでは、安東議員の再質問にお答えをしたいと思います。

 まず、学校給食施設等整備計画の策定スケジュール等でございます。

 スケジュールにつきましては、詳しくを1日目、4番目の黒見議員にお答えをいたしましたが、現在公表しております計画案は、津山市としての整備方針と考え方をお示しをしております。本日まで意見募集を行っております。そのお寄せいただいた御意見や御提案に対し、市として考え方をお答えをし、本年度内に計画を策定したいと考えております。

 次に、戸島学校食育センターの検証についてでございます。

 戸島学校食育センターの業務実施状況につきましては、検討委員会の中で検証をしてきました。その中で課題となりました調理後2時間以内に給食できるようにする対策、またアレルギー専用調理室の整備につきまして、計画案でお示ししております。また、委託業務につきましては、今後専門家を加えた体制での検証も進めていきたいと考えております。

 次に、経費削減の根拠でございますけれども、加茂、勝北、久米センターと単独校12小学校で衛生管理上必要な増改築を施し、業務を継続するといたしました場合と、新しいセンターを建設した場合のランニングコストを比較して算出をしたものでございます。

 以上でございます。



○議長(西野修平君)

 7番、安東伸昭君。



◆7番(安東伸昭君)

 ちょっと時間が過ぎますが、済いません。答弁をいただきました。いろんなところにありますが、私は例えば先ほど経費削減、8,300万円をお尋ねしましたけど、計算式を言ってんではないんです。経費削減と聞いたら、人件費が幾ら、水道光熱費等が幾ら、管理経費が幾ら、合計して幾らの試算というふうに答えていただきたいと考えております。私がサラリーマン時代にこんな回答をしたら、即その事業からおまえやめえということで外されます。計画書を作成する段階で、社内等で計画概要を説明したりすることもあります。そういったときには何倍もの資料を持っていって、いつでも答えれるように、何が出てくるかわかりません、それに対応していろんな調べ方をしております。そういうことで、人件費等、非常に難しいところもあると思いますので、この答えは後でちょっとお尋ねしたいと思います。

 ただ、私が言いたいのは、この議会で建設コスト14億円、経費削減コスト8,300万円、こういうもんが出ております。これらは概算の積算根拠がないと出ない話です。そういうことで、こういう計画書にこういう数値が出ておるんであればしっかり明記していく、そういうことが必要だと思います。

 そういった中で、こういう内容を踏まえた形で、ちょっと最後に市長にお尋ねいたします。

 私は、計画書に記載の4次総合計画後期計画中に、課題解消の給食施設整備を明記する、これには賛成させていただきます。ただ、多くの検証が残っております。新センターを1カ所に決めつけた計画、現段階では非常に賛成できません。議会に計画書の議決権のないことは知っておりますが、スタンスをしっかり固めた上での計画であれば何も言いませんが、どう見ても今の現状の計画書案は、私にとっては不完全ではないかととらえております。インターネットでも公開されております。全国の人が目に触れます。津山市はこんな計画で事業を進めてんのかと、逆に不安が先に立ってまいります。

 そこで、大変申しわけありません、市長のほうに御質問します。この整備計画案について、ツーセンター方式で津山市の給食事業を進められるのか、1万人の子供たちのために検証の余地はないのか、この点についてお尋ねいたします。よろしくお願いします。



○議長(西野修平君)

 市長、登壇。



◎市長(宮地昭範君) 〔登壇〕

 安東議員の御質問にお答えをいたす前に、非常に熱心に質問されておられる姿に感銘を受けております。まことにありがとうございます。質問の仕方というのは本当にいろんなスタイルがあるなと、こういうふうに実は思ったところでございます。

 実は、整備計画案における第2センター方式で事業を進めるのかと、こういうような方向、また検証の余地はあるのかと、こういう御質問でございます。

 実は、給食センターの整備につきましては、市民の皆さん方からの大きな要望や、また今議会での議員からの御意見などを真摯に受けとめさせていただきまして、丁寧に説明させていただきながら、今後の計画策定を進めてまいろうと、こういう決意でございます。

 実は、ここに新聞のコピーを持ってきておりますけれども、「給食センター新設問題、記者の目」と、こういう記事がございまして、これは私が相談したわけじゃないんですけど、本当に私の今の気持ちを率直に書いていただいとりますな。強引な手法はとらないと明言と、学校、保護者の代表、有識者でつくるというふうに書いとりますけれども、手続的には既にレールに乗ったという発言はきのういたしました。しかし、子供の食に関する大きな問題だと、こういう認識を持っておるということを改めて答弁をさせていただきたいと、こういうふうに考えております。よろしくお願いします。〔降壇〕



○議長(西野修平君)

 7番、安東伸昭君。



◆7番(安東伸昭君)

 最後にさせていただきます。今本会議で3回も市長のほうに同じような質問をさせていただきまして、答弁をいただきました。大変失礼いたします。私は、過去にサラリーマン時代、上司から教えられたことがあります。事業を前に進めるためだったら、3回言ってくれと言われていました。最初は、そうか、2回目は、あら、以前聞いたことがあるな、3回目は、こりゃ本気だなと受けとめて真剣に考えると、そういうふうに言われました。今議会で3人の方がこの質問をされましたが、忘れないでください。

 それから、最後に、給食事業についての私の考えというか、提案を申し上げたいと思います。

 学校給食センターの施設整備、これは今津山にとっては大きなチャンス事業ととらえております。給食センターは、今後10年、20年と継続し、子供たちの食を提供する施設です。重大かつ責任ある事業です。初期投資は14億円強というふうに聞いておりますが、事業費としては、食材費、調理経費等を加えると、年間10億円です。20年間で200億円の事業になります。この本会議でちょっと話題になりました天守閣を割ってみると、6つも20年間で建ちます。1万人の子供たちの将来を担う事業としても、言い過ぎではありません。

 また、関係部を横断する事業です。農業、商業、教育、人事、財政、すべてがかかわります。

 そこで提案ですが、人数は仮定ですけど、二、三人のプロジェクトチームを編成して、この事業に取り組む体制をつくることを御提案申し上げます。しっかりとした計画をつくる上では、6カ月あれば十分と私は考えます。

 ただ、失礼なことを申し上げますが、部長、課長はアドバイザーに回ってもらい、今後10年、20年と津山市の職員として従事される人を充てる組織にすることが必要だと思います。中堅から若手です。

 私もサラリーマン時代に数件のプロジェクトを担当しましたが、最初は29歳のとき、15億円事業を2人で担当しました。責任という大きなプレッシャー感じますが、完成するまでの手順、外部との交渉、内部交渉、近隣交渉、資金計画、そして役員会での報告、その中で得るものは大きいと思います。そして、部署を異動しても、担当した物件というのは常に動いております。状況はどうであるか、関心を持ち続けます。そこに責任感が生まれます。

 大変失礼ですが、担当部で行うと、そつなく無難にが前に出て、大胆な事業はできないと考えます。今回の給食施設整備事業は、数多くの検証を必要と考えておりますので、早期にプロジェクトチーム設置に向けて御検討をお願いしたいということで、私の質問を終わります。

 以上です。



○議長(西野修平君)

 以上で7番、安東伸昭君の質問を終わります。

 この際、会議をしばらく休憩いたします。

 再開は午後1時30分といたします。

                                   午後0時25分 休憩

─────────────────────────────────────────────

                                   午後1時30分 再開



○議長(西野修平君)

 御着席を願います。

 休憩前に引き続き会議を再開します。

 次の質問を許可いたします。

 28番、末永弘之君。



◆28番(末永弘之君) 〔登壇〕

 通告に基づいて、まずクリーンセンターについて質問しますが、本会議冒頭市長は、事業を具体的に推進しながら、修正すべきを修正すると述べられましたが、修正だけでは終わらない課題の一つが残土処理地、いわゆる産廃の掘り起こし地点の土壌調査です。埋められていた物質から見て、かなり高い確率で鉛など重金属、アスベストなどの有害物質が出ると思われます。仮に環境基準を超えて有害物質が見つかったらどうするのか。このまま工事を推進していくと、修正ではなく、考え直す課題となると思いますが、どうされますか。

 次に、領家の申請書類は、明らかに間違いがあるわけです。間違いを間違いのままにしてなし崩しに領家での事業推進をするというのは、将来禍根を残すことになると思いますが、申請書類の間違いさを正さないと前に行けれない、このように思いますが、どう正すかお尋ねをいたします。

 次に、土地買収問題ですが、今土地買収が領家での事業をせざるを得ない大きな要因になっているのだろうと思いますが、土地買収の経過を見てみますと、平成22年1月14日の一部事務組合臨時議会で、秋山議員、松本議員、私と3人が、市長選挙が終わるまで土地を購入するなとの趣旨を質問していますが、当時の管理者桑山さんは、ごみ処理施設は喫緊の課題であり、早期実現が望まれているという趣旨の答弁で、市長選挙前とか後に買うとかの直接の答弁を避けてきました。

 実は、この臨時会では、とてもいやらしい手口が計算されていたわけです。それは、土地買収価格約4億5,000万円の根拠になる土地鑑定結果を示せと事前に言いましたが、出さないと言い切ってきました。仕方なく議会の調査権を使って鑑定結果資料を出させるかと本会議質問を考え、議員で鑑定書を出させてもらおうと考えていました。その質問書を打ち合わせの必要性から当局に知らせたわけです。そうしますと、とてもいやらしいやり方で、今でも腹立たしい限りですけれども、本会議直前の全員協議会で突然鑑定書を提出してきたわけです。あっけにとられました。桑山さんは、私の質問の準備、段取りを根底から奪ってしまったわけです。にっちもさっちもいかないとは、まさにこのことです。仕方ありませんから、なぜ質問直前に資料を出すのか、こういう質問でお茶を濁す結果になりました。

 鑑定資料を出すという連絡をしてくれていたら、議会質問を変えることができた。例えば1月6日には、問題の土地買収の仮契約をしていることの子細を調べ、市長選挙が終わるまで実行するなとの附帯決議をつけようと議会全体に問いかけることなどはできた。そのときは鑑定書をどうやって出させるか、これに全神経が集中していまして、直前に出されたのでは、一番肝心な質問内容を変える力はありませんでした。今でもあのときの桑山手口を考えると、くそっと思います。

 こんな経過で土地買収が決まり、議決の翌日には本契約、登記変更となったわけですが、これを何とかもとに戻すという方法はありませんかとまずお尋ねいたします。

 次に、領家との覚書を一度白紙にして基本協定を結ぶということですが、これで福岡地域の皆さんとの話し合いは多少前向きになる可能性が生まれたと思いますが、それはそれとして、横山の埋立地跡をどうするかは、津山市政の一つの大きな課題です。掘り起こして整理することはできないか、お尋ねします。

 領家については、環境アセスの実施に当たり、実施方法の縦覧があり、住民から意見として質問や疑問が提出されておりますが、その後どうなっておりますか、そしてこれからのスケジュールはどうなりますか、答えてください。

 次に、市民の暮らし、治安の問題ですが、まず暴力団排除条例についてです。

 指名業者の扱いについて、岡山県警にチェックをしてもらいましたか。してもらっていましたら、その結果を教えてください。

 次に、放射能汚染と島根原発、人形峠ウラン廃棄物についてですが、測定器の購入する予算が提案されています。ここで購入する器具はどんなものなのか、そして水道水とか土壌汚染などが検査できるものかどうか、教えてください。

 今までに市民から不安の声を聞くなどの実態があれば、それもあわせて教えてください。

 そして、人形峠のウランの廃棄物について、現状はどのように処理されているのか教えてください。

 放射能汚染と関連して、水道水の不安解消という点で、岡山県が旭川水系について測定を行っているそうですが、人形峠とかかわり合いのある吉井川水系はしていない、その理由がわかれば教えてください。

 そして、岡山県広域水道企業団は、吉井川から取水していますが、どのような検査体制になっているのか教えてください。

 米軍の低空飛行による土蔵の崩壊事件、もう10カ月を過ぎてしまいました。日米政府は、問題の解決をしようとしておりません。現状はどうなのか、答えてください。

 それと、防衛省は現地に入ってきましたが、アメリカ軍はまだ来ません。せめてパイロットぐらいは現地に来るよう津山市として要請ができないか、お答えください。

 市民の平穏な暮らしを脅かすと思える課題、陸上自衛隊と米陸軍が来年の初めに予定している共同指揮所訓練ヤマサクラ作戦というのが、机上の作戦と言われていますが、この作戦は、仮想敵国が日本海から島根、鳥取から上陸して津山盆地に入ってくる、その敵国を津山盆地で日米共同軍が迎え撃って、敵国を撃破するまで戦う、こういう想定になっておるんです。こんなことが検討されているということは、まさに恐ろしいことで、市民には知らされていませんが、明確になればとても不安でたまりません。こんな作戦を考えるなと言うべきだと思いますが、宮地市長の見解と、この共同指揮所訓練なるものの実態をわかる範囲で答えてください。

 次に、教育問題。

 最近の教育のあり方の論議を聞いていますと、教育の自由な選択とか子供の自立、みずからの選択の道など、さももっともらしい言葉を使いながら、実はその言葉どおりではなく、特定のイデオロギーの中に子供たちというか教育を入れ込んでしまうのではないかと私は危惧をしております。何よりも点数がとれる子、できる子と、点数がとれない子とに選別される方向、テストの点数だけとれば子供の教育が進んでいると思う人たち、そして貧困を含めた教育の差別化などに拍車がかかると思っておりますが、一般的にこうした教育のあり方をどう把握されておりますか、教育長の見解をお尋ねします。

 あわせて、教育の本来の責務と言うべき一人一人の子供を大切にする教育とは、子供たちが意欲がわく、わかる教育とはどのようなあり方だと思われておりますか、お答えください。

 こうした動きと関連して、中高一貫校を県北へ、津山地域へという方向が定められようとしております。自分の子供を選ばれた超エリートコースへの道を選択させようとする親心から見れば、一つのあり方かもしれませんが、例えばできると仮定して、40人クラスで2クラスつくるとしましょう。お聞きしますと、津山の小学校が28校、津山以外が60校、合計が88校です。それぞれの小学校で一番できる子供が中心となって、1人ずつ行けれない数字であります。1つの小学校から2人は無理なんです。1つの小学校から1.3人ぐらいでしょうか。

 ここから生まれる現象は、ほかの子供たちに競り勝って生きていくという競争心、しかも点数がとれるという競争心だけです。そこでは地域の和とか連帯とかということは完全に崩壊してしまいます。それでなくても、子供会活動とかお隣の幼なじみという習慣が少なくなりつつある社会です。とてもいびつな社会がますます推進されると思いますが、中高一貫校についての義務教育とそうでない教育を一つの学校にするわけですが、この学校は義務教育の範疇を超えたものになりますかどうですか、答えてください。

 さらに、小学校でできる子が引き抜かれていきますと、地域での子供同士の友達をつくっていくという意識も失われ、差別化が強まっていきます。さらに、よくできる子供たちがいない中学校となりますから、この中学校の平均点が低くなってきます。あわせて、生活指導、集団生活でのリーダー不足にもつながっていきます。こんなことを公教育の場で認めてよいものでしょうか、お答えください。

 最後に、せんだって秋久議員とのやりとりですが、給食センターに関係してのメールの件、明らかに住民運動に対する行政圧力であります。校長とか教職員の中には、単独校方式のほうがよいと思っている人たちもありますが、この人たちへの言論の封殺でもあります。何でそんなことが公教育の場でできるのですか、わかりやすく答えてください。

 これで登壇での質問を終わります。〔降壇〕



○議長(西野修平君)

 市長、登壇。



◎市長(宮地昭範君) 〔登壇〕

 末永議員の御質問にお答えを申し上げます。

 まず、土壌調査地につきまして、残土処理地を掘り起こした箇所から、仮に環境基準を超えて有害物質が見つかると、工事を推進していくとすれば、修正ではなく考え直す課題となるが、どうするのかとのお尋ねでございます。

 組合では、平成15年から施行されました土壌汚染対策法に準拠いたしまして、土壌調査を実施いたしまして、残土処理地を含めまして全部の調査地点において安全性を確認をいたしております。また、今後も施設の建設を安全・安心に進めるために、より丁寧な対応を行うことを目的といたしまして、必要な調査を実施し、土壌の安全性を確認しながら工事を行う必要があると、このように考えております。

 今までの組合の調査結果を見ますと、造成時の調査で環境基準を超えた土壌汚染につながる可能性は少ないと考えておりますけれども、仮に調査結果が環境基準を超えた場合につきましては、法令などに基づきまして適切な対応をとってまいりたいと、このように考えておるところでございます。

 次に、公募条件から見たら間違いがある申請書類を間違いのままにして領家で事業を推進することは、将来に禍根を残すことになり、申請書類の間違いを正さないと前に進めないと思うが、どのように正すのかとのお尋ねでございます。

 提出をされました申請書と位置図などの添付書類をもって、いま一度客観的に判断したときに、申請を白紙に戻しやり直すという結論に達することはできないとのことは、9月定例会でもお答えをいたしましたとおりでございます。今後事業を進める中で、管理者会に課題として提案をしてまいろうと、このように考えております。

 次に、質問直前に資料が出され、論議ができない状況で土地の買収が決まり、議決の翌日には本契約、登記変更となったが、もとに戻す方法はないのかとのお尋ねでございます。

 この件につきましては、土地の所有につきましては、私の見解はたびたび述べておりますけれども、土地の売買契約につきましては、津山圏域資源循環施設組合議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づきまして、議案として上程し、議決をいただいておるところでございまして、私の力ではもとに戻すことはできないと、このように考えておるところでございます。

 次に、米軍機の低空飛行による土蔵倒壊被害の救済措置についての現状についてでございます。

 本年3月2日に被害発生後、津山市といたしましては、外務省及び中国四国防衛局に対しまして、事案の調査と土蔵倒壊との因果関係が認められる場合の補償について要望書を提出するとともに、機会あるごとに中国四国防衛局を通じまして、国に対しまして早急な対応を求めているところでございます。

 現状についてでございますけれども、本件につきましては極めてまれなケースでございますために、現地調査は既に終えておりますけれども、因果関係等については専門家の意見聴取を踏まえて、慎重に検討しているとの報告を受けておるところでございます。本市といたしましては、今後も早急に因果関係を明らかにした上で、適切な補償を行うよう申し入れを行ってまいろうと、このように考えておるところでございます。

 現場実証のために、米軍機のパイロットに来るよう要請はできないかについてでございますけれども、津山市といたしましては、低空飛行の事実関係及び因果関係等につきまして、国による調査と検討の推移を見守っておるところでございます。米軍機のパイロットは来ていただきたいという思いはあるわけでございますけれども、なかなか難しいと、こういうふうにも思っておるところでございます。

 次に、陸上自衛隊と米陸軍が来年初めに予定をしております共同指揮所訓練ヤマサクラ作戦に対する市長の見解と実態についてのお尋ねでございます。

 私の個人的な思いからしますと、米軍が日本原演習場を使用して共同訓練をするということは、いかがなものかという思いもございます。しかし、市長としての公人の立場で申し上げれば、これらの訓練が日米安保条約のもとに国策として行われること、そして勝北地域の住民の皆様方が長年の御苦労の中で共存共栄を選択されている現状におきまして、これを尊重し、対応することが役目だと、こういうふうにも思っておるところでございます。

 お尋ねの訓練でございますけれども、去る11月16日の中部方面総監部広報室の発表によりますと、平成23年度日米共同方面隊指揮所演習を、平成24年1月下旬から2月上旬に伊丹駐屯地において実施するというものでございます。陸上自衛隊及び米陸上部隊が、それぞれの指揮系統に従いまして共同して作戦を実施する場合における方面隊以下の指揮幕僚活動を演習し、その能力の維持、向上を図ることを目的にしているとのことでございますけれども、この共同指揮所演習の詳細な内容については、公式に明らかにされておりません。議員が指摘しておられますヤマサクラ作戦と称する名称も含めて、内容については十分な把握ができておらないところでございます。

 しかし、今回は日本原演習場を使用した訓練は実施しないとの連絡を受けておりますので、市民生活にこの訓練が影響を及ぼすことはない、このように思っております。

 また、こうした机上での訓練は、津山盆地に限らず、日本全国各地におきましていろいろな状況を想定して定期的に行われるものと聞いておるところでございます。

 以上でございます。〔降壇〕



○議長(西野修平君)

 クリーンセンター所長。



◎クリーンセンター建設事務所長(村上祐二君)

 私からは、環境アセスの関係に対して御答弁申し上げます。

 まず、縦覧は、環境アセス現地調査を実施するに当たり、広く皆さんに調査や評価の方法をお示ししたものでございます。縦覧の際に皆様方からいただきました質問や疑問は、岡山県のほうに報告いたしております。

 次に、現在の状況でございますが、先ほどの組合の実施計画とそれに対する先ほどの意見や疑問に対し、岡山県知事から意見書をいただいております。それらを参考にして、現在環境影響評価書案を作成しているところでございます。皆様からの質問や疑問は、その環境影響評価書案に反映されることとなり、この評価書案を縦覧していただく際に、その図書の中の事業者の見解という項目で回答させていただくこととしております。

 次に、今後のスケジュールについてでございます。

 本年度末に環境影響評価書案の縦覧を行い、再度広く皆さんから意見として質問や疑問をいただく予定といたしております。その後、この環境影響評価書案とこの案に対する質問や疑問に対し、再度岡山県から意見書をいただき、それを参考に、来年の11月ごろ最終的な環境影響評価書を作成する予定でございます。

 以上です。



○議長(西野修平君)

 総務部長。



◎総務部長(土居孝君)

 購入を計画している放射線の測定機器についてのお尋ねにお答えをいたします。

 まず、放射線測定の機器類につきましては、測定をする対象物によりまして数多くございます。今回本市では、大気中のガンマ放射線の測定を主たる目的に、持ち運びが可能なサーベイメーター測定器1台の購入を計画いたしております。土壌や水道水につきましては、測定の対象といたしておりません。これらの測定につきましては、高額な機器類、そして専門的な分析のための知識が必要であるため、専門機関や民間の事業者に依頼するのがよいのではないかと考えております。

 続きまして、市民の皆様からの放射能に対する不安の声などがあるかとの御質問にお答えをいたします。

 本年3月の福島原発事故の発生当初におきましては、不安の声や放射線への問い合わせなどがございましたけれども、最近では測定の要望等も含めて市民の皆様からの声は聞かなくなっております。

 続きまして、人形峠のウラン廃棄物について、現状はどうなっているのかとのお尋ねでございました。

 この人形峠の環境技術センターにおきましては、現在廃止をされる核燃料施設の解体を安全に進めるための技術開発を行いながら、この施設のウラン濃縮機器類の破棄や研究施設の解体を行っているとお聞きをいたしております。

 さて、このウラン廃棄物についてでございますけれども、高度な耐震性を持つ廃棄物ドラム缶に入れ、転倒防止のためワイヤーロープで固定されておりまして、また六弗化ウランにつきましては、厚さ1.6センチの鋼鉄製の強固な容器に封入し、保管されていると聞いております。これらの容器が保管されている貯蔵庫につきましては、震度7の地震に耐え得る構造を有し、放射性物質を遮断するフィルターが設置をされるなど、安全対策を施しているとの報告を受けておるものでございます。

 以上です。



○議長(西野修平君)

 財政部長。



◎財政部長(西田秀之君)

 暴力団排除条例に関連いたしまして、指名業者のチェックを岡山県警にチェックをお願いしたのかということでございますけれども、指名業者が条例に違反しているかどうかを判断するためには、業者の役員や従業員が暴力団員などであるか否か、また暴力団及び暴力団員などと社会的に批判されている関係を有しているか否かを判断しなければなりません。現在、市が保有しております指名業者の書類により、条例に違反するかどうかを判断することは、極めて困難であると考えております。

 そこで、11月の条例施行に合わせまして速やかに対応するため、10月には指名業者から暴力団排除条例第6条に基づいた誓約書を提出していただいております。また、請負契約書に、条例に反する違反があった場合には、市が契約の解除ができるという条項を追加いたしました。

 現在、岡山県警に対して指名業者のチェックを依頼しておりません。誓約書とか契約の解除とかということが、速やかに条例の目的を達成するためには実務的に有効な手法であると判断して対応しております。市民の方などからの通報により、個々の具体的な事例が発生した場合は、岡山県警に対して照会を行いまして、確認するということが必要であると考えております。

 以上でございます。



○議長(西野修平君)

 水道局参与。



◎水道局参与(長森健樹君)

 水道水の放射性物質の測定についての御質問でございますが、文部科学省が福島原発の事故を受けまして、環境放射能水準調査の一環といたしまして、各都道府県1カ所の水道水の放射性物質の測定及び測定データの公表をするよう要請しておりまして、岡山県では放射性物質の測定機器を所有しております岡山県環境保健センターの水道水を使用しまして、放射性物質を測定しているわけでございますが、岡山県環境保健センターの水道水の水源が旭川であるということでございます。

 なお、吉井川を水源といたしました水道水の放射性物質の測定は行われていませんが、人形峠とのかかわりにおきまして、人形峠センター周辺の環境保全、監視をするために、動力炉・核燃料開発事業団人形峠事業所周辺環境保全等に関する協定に基づきまして、岡山県が毎年津山市内の吉井川の放射性物質──ウラン、ラジウム、ラドン等でございますが──の測定を行っております。岡山県環境放射線等測定技術委員会におきまして、測定結果には異常値は認められないとの評価が出ております。

 次に、岡山県広域水道企業団の水質検査体制でございますが、水道法に規定されております濁り、味、臭気、重金属類など50項目につきまして、水質基準に基づく検査を実施しておりますが、放射性物質に関しましては検査項目にありませんので、現在測定を行っておりません。

 以上でございます。



○議長(西野修平君)

 環境福祉部参与。



◎環境福祉部参与(高宮歳雄君)

 末永議員の御質問にお答えをいたします。

 その前にまず、横山の最終処分場を初め廃棄物処理施設の地元の皆様には、本当に長い間御理解と御協力を賜り、厚くお礼を申し上げます。

 さて、横山の最終処分場を掘り返して整理すること、いわゆる再処理についてでありますが、最終処分場を掘り起こすことになると、3つの大きな課題があると認識をいたしております。第1に、掘り起こしの際に、焼却灰に含まれるダイオキシン類、重金属類が周辺に飛散するおそれがあるなど、作業及び安全確保の困難性であります。第2として、掘り起こしたものをどのような設備で処理するかなどの処理の困難性であります。そして第3として、再処理には相当な年数を要すること、そしてそれに伴う経費が巨額になるということでございます。このような大きな課題があることから、現時点では困難であると考えておりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。

 以上でございます。



○議長(西野修平君)

 教育長。



◎教育長(田村芳倫君)

 私のほうからは、教育問題にかかわりまして答弁させていただきます。

 まず、一般的な教育のあり方についての見解をということでありますが、戦後一貫して憲法・教育基本法体制のもとで、教育の機会均等、学力水準の維持向上を基本理念としてまいりました。言葉をかえて言いますと、日本のどこで生まれようと、どんな家庭に生まれようと、すべての子供たちに平等な教育が行われるということであります。2006年の教育基本法改正などに見られますように、教育の枠組みは大きく変わりましたけれども、これからもこの理念を堅持していくということが大切であるというふうに考えております。

 次に、一人一人の子供を大切にする教育とは、子供たちが意欲がわく、わかる教育とはどのようなあり方かということでありますが、私は議員がおっしゃる子供を大切にする教育、わかる教育を言いあらわす言葉として、楽しい学校、わかる授業を掲げてまいりました。楽しい学校というイメージにつきましては、何より子供たちが主人公として大切にされる学校であります。そして、学校は子供たちが生き生きと学び、楽しく遊び、友達をつくり、自分であることに誇りを持ち、夢と希望をはぐくむ場であるというふうに考えてまいりました。

 次に、中高一貫教育校は、義務教育の範疇を超えたものになるのかということでありますが、中高一貫教育校は、中等教育の多様化を一層推進し、生徒の個性をより重視した教育を実現するためということで、現行の義務教育制度を前提としつつ、中学校と高等学校の制度に加えて中高一貫教育制度を選択的に導入することとし、新たな学校種として学校教育法に基づいて設置されるものであります。

 高校入試がないので、ゆとりのある教育が実現できることなど利点も上げられておりますが、一方、義務教育である中学校とそうでない高校を一つの学校に含めることには多くの矛盾がある、中高一貫校の創設は、学校の複線化が義務教育に及ぶことを意味し、中学校と高等学校間における学校設置者の調整の問題もあり、公立中学校、高校、中等教育学校の間で学習条件のさまざまな格差が生じるというような危惧も指摘されてるところであります。

 次に、公教育で認めてもよいのかということでありますが、中高一貫教育校は、法に基づいて県教委が設置するもので、生徒、保護者のニーズにこたえようとするものであります。岡山県高等学校教育研究協議会の提言では、議員御指摘の懸念も含めて、地域の公立中学校への影響や、高い志願倍率により多くの不合格者が生じること、受験競争の低年齢化を招くことなどが危惧されると述べております。また、県北に設置する場合は、周辺の学校に与える影響が最小となるよう、学校規模等を検討するようにとも述べられております。県教委が県北地域へ設置を決定されれば、津山市教育委員会としても、今回の提言で示された懸念等の改善を県教委に働きかけてまいりたいというふうに考えております。

 次に、言論の封殺ということでありますが、秋久議員にもお答えいたしましたけれども、今回の教育委員会の対応につきましては、署名文書を子供を通じて各家庭へ配付するということはふさわしくないということを校長に伝えたものであります。特に表現の自由を規制しようとするものではありません。また、言論の封殺を意図したものでもありません。表現の自由や人権に係ることにつきましては、慎重に対応していかなければならないというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(西野修平君)

 28番、末永弘之君。



◆28番(末永弘之君)

 まず、答弁をいただいたわけですけれども、土壌調査、危険は少ないという意味の判断のようです。私は逆に、現地を何回か見てきました。鼻をつくにおいもかぎました。掘り起こしの跡を確認もしてきました。クリーンがもとの地権者を含めて検査したのは、掘り起こす前なんです、産廃のあの跡地は。産廃のところは、私は登壇でも言いましたが、有害物質が出る確率が非常に高い。仮に砒素や鉛、アスベストなどが出たら、法令に基づいてやるという答弁もありましたけれども、大変な工事費と費用、造成費がかかります。この土壌調査はいつごろやられるのか、所長に再度お尋ねします。

 もう一点、最終処分場を2期に分けた工事というのが冒頭提案されてきましたが、例えば15年後、20年後であっても、もう一つの最終処分場をつくるときに、うまく国の交付金がもらえるのかどうか若干気になるところで、お答えいただければと思います。

 そして、この土壌調査、登壇でも言いましたが、領家をやめるかやめんかという英断をもう一遍求められるケースに私は発展するというふうに危惧をしているわけです。重ねて市長、もう一遍尋ねます。そうなったらどうしますかともう一遍答えてください、しつこいようですが。

 土地買収の件、裁判が行われております。私の力ではどうにもならんということはわかりました。申請書類の間違いを裁判で指摘される可能性があるということをとりあえず言っときます。

 土地の代金については、明らかに高過ぎるという結論が出ると私は信じております。

 この裁判で桑山さんが被告へ補助参加してきました。そして、何を言ようるかというたら、自分が管理者として被告本人であったときと同じ主張を、弁護士を通じて繰り返し繰り返し述べてきたわけです。そして、すべてのことを裁判所の判断ですからといって弁護士を諭す、こういう裁判を繰り返してきました。その結果、やっと22日に私どもが望んでおる鑑定士が決まっていくということになります。この桑山さんの補助参加というのは、明らかに裁判を長引かすための手法だと私は思っておりますが、田口特別理事でいいと思います、どう思われますか、お答えください。

 鑑定人が22日に決められて鑑定が始まる、ここまで裁判が来たわけです。市長、これもあわせて答えてください。領家で事業を推進しとる最中に、あんたがしょうる土地は高過ぎるよという結論が出る。さらに可能性として、入り口がちょっとだけおかしいよということを裁判所が言うてくれる可能性も出てきた。こうなったらどうしますか。これももう一遍答えてください。間違いは間違いとして正すだけじゃおさまらんということが言いたいわけです。

 さて、横山問題の答弁をいただきました。掘り起こしたときの有害物質の飛散が心配、そんなものが埋まったままでええんですかというてお尋ねしときます。

 この埋立地問題が、実は過去のものではなく、現実政治にさまざまに影響を及ぼしとる、つめ跡と言うべき現象をつくり出しとる、住民感情を逆なでするような事態も一部起こされておるのでありませんか。私は、どうあってもやっぱり整理する、解決する、こういう行政姿勢がないと、もろもろの地域の問題も解決しない、いつまでも尾を引いてしまう、こう思えて仕方がありません。

 そして、地元と約束をしております幾つかの周辺整備事業と言われるものを、私はかつて指摘したことがあります。住宅建設問題では、そのあり方、建設の場所などを再検討してもらう必要があると思いますが、周辺整備事業を実施もして、早く全体で落ちつかせる必要がある、こう思うんですが、どう思いますか。副市長でも結構です、答えてください。

 福岡連合町内会とか対策委員会との話し合いがどうなっているかということも、あわせてお聞きします。

 ちょっともとへ戻りますが、アセスについては、個々の質問をした人には答えをせんというふうに理解したらええんですか。するということを私は聞いてきたんですが、どうでしょうか。

 土蔵崩壊の米軍機との課題ですが、私も何度か交渉もしてきました。アメリカに現地に一回来てもらいたい。市長、もう一遍、来てくれということを言うてください。そして、一日も早い解決をこれはお願いしときます。

 さて、暴力団との関係で、入札参加者を調査してもらうことの必要性、先ほど答弁であったことを聞くと、まさに談合があるがなという見解と同じなんですね。業者の側に、あなたは談合しておりますかというて聞いた。今度は暴力団と関係がありますかというて聞いた。だれがあると言う者がおりますかね。ありませんというて回答もらいますわ、だれも。事実、そういう答弁になった。これで満足してもええんですか。それが正しいんですか。正しいとすれば、いろんな問題は社会で起こりゃしませんよ。しっかりと行政対応が必要。何で県警に指名業者全部を抵触するかせんか調べてもらえんのですか。県は、津山市から言うてきたら調べにゃいけんでしょうがなといって言よんですよ。あえて言っときます。市長の見解をこれ求めます。

 放射能汚染、水道も含めて、技術者の養成、高額、こういうことで直接津山市や水道局が、あるいは岡山県の広域水道企業団も含めてなかなか困難という意味の答弁でした。これからあり方として、水、土壌汚染あるいは学校などで使う給食も含めた食材、これらに私は日本じゅうが放射能で侵される危険性を持っとる、このように思います。

 答弁でありました専門的な知識、率直に申し上げて、専門の高等学校、大学あるいは工学部を卒業した学者の専門知識を私は求めておるんではないと思います。現在の津山市の職員、水道局の職員、勉強会とか定められた一定の講座を受講すれば、それはそれとして専門官の知識、機械の使い方などはわかると思うんです。また、そうなっとると思うんです。この技術が習得できるはずですが、技術を習得する方法について、部長、もう一遍教えてください。

 かなり高額であっても、放射能の大気汚染、あるいは将来海の水、魚、この汚染などについて、津山市及び水道局、岡山県水道企業団、いろんなことの測定ができる能力を持ってもらいたい、こう思えて仕方がないんですが、このことについて市長及び水道事業管理者の見解をお尋ねします。

 ヤマサクラ作戦と称するもの、先日防衛省と外務省に私も直接申し入れをしてきました。公然となってないと言われますが、8月の末までは作戦命令001、こう称して情報ネットワークAPANで公開しとったんです。9月になってこれが消えました。だから、必ずしも非公開じゃないんです。そもそもで言うと、こういう訓練、いかに机上とはいえ、計画を持ってもらったら困ると、市長、言うべきではないんでしょうか。

 あの計画を見てみますと、本当にぶざまでかなわないのは、仮想敵国が日本海から鳥取、島根から上がってきて津山を通るとこうなっとる。本当言うたら、日本海の境界線か海から陸へ上がるところでやっつけてしもうてくれにゃいけんのですよ。そこへ資料を私が1部渡したと思う、書いとるでしょう。津山盆地まで何にもせんと書いとんじゃから。こんな計画がどこにあるんならな。そして、津山盆地に来て初めて、日本とアメリカ軍が手を結んで敵国を撃墜すると書いとんでな。何で津山盆地で撃墜してもらわにゃいけんのならな。これが市民の不安を解除するためには、市長としてそんなことをしてもろうちゃいけんがと、こういうて日本とアメリカの政府に言うべきじゃありませんか。幾ら机上とはいえ、そう言うべきだと思いますが、市長の見解をお尋ねしておきます。

 さて、教育問題ですけれども、話題になってきております。全力学力テスト、小学校で36位、これを10番以内に入れる、一生懸命です。一方、小・中学校の暴力行為と小学校の不登校の発生率は、全国でトップ。これも直さにゃいけん、こう言っとります。おかやま夢プラン、どこを読んでみても、結局は点数だけをとるという教育プランになっとるんじゃないんでしょうか。確かに点数をとることが悪いんじゃないんですよ。それはそれでいいかもしれませんが、それだけのことではいけない。そうなってくると、結局点数がとれる子と点数がとれない子とに選別をしてしまう、こういうことになってしまうと思いますが、いかがでしょうか。

 この教育のあり方、国際競争の中で、先ほど答弁にもありました選択、自由という言葉の中で、日本企業が生き延びるための人材教育をつくるというのが今の教育の柱になってしまいました。ですから、一握りだけの社会のリーダーが必要になってきたんです。これをエリート教育で補っていく、この枠組みの中で中高一貫校の枠組みができてきた、このように私は思えて仕方がないんです。頑張らないのは、教育長、だめな人間なんですか。

 生徒の学力低下の問題は、子供たちだけ、家庭だけの責任なのかどうか。日本じゅうの国民生活全般をめぐっての今問題になっとる貧困という課題、この社会的な現象と教育の関係は無関係ではない、無視できない関係があると私は思っております。これに逆行して学校の序列化と、できない子を切り捨てていく教育になってしまうんじゃありませんか。この点での教育長の再度の見解をお尋ねします。

 さらに、中高一貫校に行くとなると、中学校におけるよい意味でのリーダーが、各小学校から1人ずつこの中高一貫校へ引き抜かれる。地域のリーダーが少なくなる、いなくなる。中学校が多少レベルが落ちていくんじゃないかと言っとんです。こんなことを公教育でやってもええんかと言っとんです。もう一遍答えてください。

 メール問題の答弁がありました。何でそんなことをせにゃいけんのならな。いかなる理由があろうとも、教育委員会から各学校に、確かに子供が云々ということがあるかもしれんけれども、学校を通じてと書いとんですな、子供とは書いてない、メールの中には。およそ考えられることじゃないですわ。まあ、もう答えはしんどいでしょうから、教育者として、人として、人間としてやるべきことではない、断じておきます。これだけは注意しときます。あとは答弁してください。



○議長(西野修平君)

 市長。



◎市長(宮地昭範君)

 それでは、末永議員の再質問につきましてお答えを申し上げます。

 まず、土壌調査についてでございます。

 有害物質が出たら、もう一度市民的論議が必要になると思うが、その場合の市長の決意はと、こういう御質問でございますけれども、仮に残土処理箇所から有害な物質が出た場合につきましては、適切な措置を講じた上で安全に作業を進めていきたいと、このように考えておるところでございます。

 次に、領家で事業を推進しているときに、裁判で土地代金が高過ぎる、このような判決、さらに申請書類が間違いであるなどの判決が出たら、市長の政治手腕、判断ミスという結果にもなりかねないが、どうするのか、このようなお尋ねでございます。

 現在係属されております金員支出差しとめ等請求訴訟は、新クリーンセンター用地購入費につきまして、原告が適正な額と考える2億円との差額などを、津山資源循環施設組合の損害として前所有者と前管理者に賠償請求せよというものでございまして、今後原告の申し出による不動産の再鑑定を経まして判決が下されるものと考えておるところでございます。組合といたしましては、出されました判決につきまして管理者会におきまして内容を精査し、対応していくこととなるわけでございます。

 次に、岡山県警へ入札参加業者を調査してもらうことが必要だと、しっかりとした行政対応が必要とは思わないかということでございますけれども、暴力団排除条例が施行されました11月1日時点では、早期の対応が必要なことから、先ほど契約監理室長が答弁をいたしました対応をしておるところでございます。

 現在保有しております名簿では、住所などの項目がないため、チェックが大変困難でございます。したがって、チェックが容易にできるよう様式を変更した上で、平成24年度の入札参加資格の申請書を受け付け、指名業者から提出をされました名簿を岡山県警に提示をいたしまして、津山市暴力団排除条例に抵触しないかどうかチェックしてもらうよう契約監理室に指示し、対応させたいと思っておるところでございます。

 次に、津山市も土壌、食品などの測定ができる放射能測定器を配置すべきではないかについてでございます。

 土壌、食品などの放射線測定には、ゲルマニウム半導体検出器という2,000万円前後の高額な分析機器を必要といたすということでございます。また、分析のための専門知識も必要なことから、本市といたしましても測定が必要と判断した場合につきましては、岡山県との連携を図りますとともに、民間専門業者への依頼という方法で検討してまいりたいと、このように考えております。

 次に、議員が得た情報では、ヤマサクラ作戦は日本海に敵軍が上陸し、日米共同軍が津山あたりで敵軍を迎え撃つ想定と、このように聞いておるということでございます。仮にそうだとすれば、それに対する市長の見解はと、また反対すべきではないかとの御質問でございます。

 仮定の話、それより以前に私どもの情報不足というものが多少あるかもしれませんけれども、仮定の話になかなかお答えするのは難しいことでございますけれども、津山地域が戦場として想定されているとすれば、不快に思いますし、いかがなものかと、この気持ちには変わりはございません。

 が、登壇でも申し上げましたとおり、この共同指揮所演習の内容の詳細については、津山市を初め他の自治体にも通知をされておりません。そのために具体的に想定される条件や状況もわかってございません。したがいまして、反対とか中止せよという意見を述べるのは非常に難しく思っておるところでございます。重ねて御理解をお願い申し上げたいと思います。

 以上でございます。



○議長(西野修平君)

 副市長。



◎副市長(大下順正君)

 横山の最終処分場について、地元の対策委員会との関係についてということでお答えをさせていただきます。

 まず、最終処分場の維持管理につきましては、専門知識を持った専門家の評価を毎年受けております。その評価結果を、地元町内会長の方々で構成いたしております津山市廃棄物処理場対策協議会へ定期的に報告を行っておると、こういうことでございます。またあわせまして、この協議会の中で最終処分場の維持管理に対する御意見をいただいておると、こういう状況でございます。

 また、この協議会へは市長も出席いたしまして、最終処分場あるいは新クリーンセンターについての意見交換を行いまして、地元と行政の相互理解が深まるよう取り組んでいると、こういう状況でございます。

 以上であります。



○議長(西野修平君)

 特別理事。



◎特別理事(田口順司君)

 桑山氏の訴訟参加についてお答えを申し上げたいと思います。

 地方自治法におきましては、住民訴訟に関する規定の中で、住民訴訟が提起された場合は、損害賠償請求の対象となる相手方、ここでは桑山さんあるいはENAでございますけれども、これらのものに対して訴訟告知をしなければならないという規定になっております。この規定に沿いまして、組合といたしましては訴訟告知を行った結果、本年4月に桑山氏が補助参加をいたしたものでございます。

 桑山氏の訴訟参加の動機につきましては、御本人のお考えに基づくものでございますので、憶測で私どもがお答えをすることはできませんけれども、この要件であります訴訟の結果に利害関係を有する第三者であるという件は満たすものでございまして、補助参加を権利として尊重しなければならないと、このように考えております。

 しかし、訴訟における攻撃防御人が増加するわけでございますので、訴訟の進行に影響を与えることは大いに懸念されるところでございまして、被告である組合といたしましては、裁判所に対して迅速な訴訟指揮を期待するものでございます。

 以上でございます。



○議長(西野修平君)

 水道事業管理者。



◎水道事業管理者(豊岡俊介君)

 水道水の放射能汚染の測定についての見解をということでございます。

 さきの福島原発の事故によります水道水の放射能汚染の問題を受けまして、特に議員からも御指摘がございましたが、島根原発から100キロの距離にある本市でありますし、また核施設、核関係の施設といいますか、人形峠がありますそういう位置関係にありますことを考えますと、これらへの危機管理対策が非常に重要であるということを改めて認識をいたしました。それまで常に水道は安全な水を第一とするということを申し上げてきましたが、この水道水の放射能汚染に対する危機管理意識といいますか、これが希薄であったと、これを機会として率直に反省をしたところでございます。

 そこで、その対応策としてですが、まず必要となるのが、御指摘の水道水の放射性物質の水質検査であります。御承知のとおり、水道は主に河川の表流水を原水としておりますから、やはりこれは津山市だけの問題ではありませんので、いわゆる吉井川の水を利用する他の市町村を含めた広域的な共通課題としてとらえるべきであるというふうに考えております。したがいまして、各市町村の水道事業が独自に測定器を備えて検査体制を整えるというよりも、広域的な対応のほうが合理的でありますので、その考えのもとで、既に私どもは岡山県あるいは岡山県広域水道企業団に対しまして、水質検査の実施を働きかけてきております。

 なお、そうした中でも、大気中の放射性物質が基準値を超えるなどの異常が起こった場合に備えまして、既に受け入れ可能な民間検査機関に問い合わせをいたしまして、この受け入れが可かどうかということも調査を行っております。水道局といたしましては、独自にでも測定が必要であると判断した場合には、このような民間の検査機関に測定を依頼することというふうにしております。

 いずれにいたしましても、市民の皆さんの信頼と安全の確保に努めてまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(西野修平君)

 環境福祉部参与。



◎環境福祉部参与(高宮歳雄君)

 末永議員の再質問にお答えをいたします。

 飛散すると困る有害物質を埋めたままでよいのかとの御質問でございます。

 これにつきましては、そもそも最終処分場の目的は、自然の浄化能力を活用して、長期間を要しますが、埋立物を無害化、安定化することにあります。これを掘り起こすことになれば、無害化されていない段階の物質が大気中に飛散し、環境基準が遵守できないことに加えまして、周辺が汚染されるという大きなリスクが予見をされます。

 現時点では、最終処分場の維持管理基準に基づいて、浸出水の処理や、放流水、地下水、ダイオキシン類など各種調査を実施しておりまして、すべての項目で基準値以内となっております。今後とも引き続き適正な維持管理に努めてまいります。

 次に、横山の最終処分場問題を整理するあるいは解決するという行政の姿勢が必要ではないかとのお尋ねでございます。

 この点で、領家との関係を考えますと、地元の皆様の心情は理解をするものでございます。ごみ処理は、少し前までは燃やすあるいは埋め立てることしかございませんでした。現在のごみ処理技術は進歩してきており、焼却灰につきましては、埋め立てることに加えまして、セメント原料化、スラグ化あるいは山元還元などの種々の方法により、再資源化が可能となってきております。このことについて地元の皆様方に御理解をいただくことが重要であり、説明に努めていく必要があると認識をいたしております。

 最後に、住宅整備についてのお尋ねでございます。

 これにつきましては、地元の声もお聞きする中で、整備手法等について、市役所内の関係部署と連携をいたしまして検討をしておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(西野修平君)

 クリーンセンター所長。



◎クリーンセンター建設事務所長(村上祐二君)

 私からは、再質問3点にお答えをいたします。

 まず、アセスの回答でございます。現在のところ、同じような質問はまとめるように考えております。

 次に、残土処理地の調査の時期でございます。残土処理地の土壌再調査につきましては、造成工事の前に調査をしたいと考えております。具体的な時期につきましては、明確になりました時点でお知らせをしたいと考えております。

 最後に、最終処分場の件でございます。現在、2期30年の計画でございます。したがいまして、2期目の必要な時期になりましたら、交付金をいただく手続をしたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(西野修平君)

 総務部長。



◎総務部長(土居孝君)

 津山市として、放射能汚染に対応できる技術者を養成すべきではないかとの御質問にお答えをいたします。

 先ほどもお答えをいたしましたけれども、本市といたしましては、大気の測定を目的とする携行型の測定機器を1台整備し、操作方法や知識などを習得する計画を持っておりまして、専門機関に対して職員研修をお願いしたいと考えております。

 また、水質や土壌、食品などの測定を目的といたします高機能の測定分析機器類の取り扱いにつきまして、特別な資格は不要でございます。しかし、測定や分析に当たりましては、物理や化学の基礎的な知識に基づいて、文部科学省や厚生労働省が定める方法を正確に理解した上で実施ができるレベルの高い専門能力を必要とするということから、議員御提案の専門技術者の養成につきましては難しいものと考えております。

 以上です。



○議長(西野修平君)

 教育長。



◎教育長(田村芳倫君)

 おかやま夢プランにつきまして、結局点数がとれる子ととれない子に選別していくことになるのではないかということでありますけれども、先ほど申し上げましたけれども、私は子供を大切にする教育、わかる教育を掲げてまいりました。したがいまして、学力向上につきましても、一人一人の子供を適切に指導し、どの子の学力も高め、その結果、学校全体の学力が向上していくということを目指しております。学力向上の推進が、単に点数だけによる子供の評価や選別につながることがないよう、楽しい学校、わかる授業づくりを推進してまいりたいというふうに考えております。

 次に、中高一貫教育校が学校の序列化、できない子の切り捨てにつながるのではないか、いい意味でのリーダーがいなくなることになるのではないかということでありますけれども、それについての見解でありますが、議員が御指摘の点につきまして、私も全く同様の危惧を感じておりまして、心を痛めております。

 また、特に子供の貧困につきましては、最も心配しているところであります。長引く不況の中で経済格差が広がっておりまして、その経済格差が教育格差となり、その結果がさらに格差社会を生んでいくという悪循環に陥るということを一番心配しております。そして、子供たちの夢や希望が奪われていくのではないかということを最大の懸念として考えております。

 何度も繰り返ししているところでありますけれども、中高一貫教育校が設置されるということになれば、懸念される事柄が最小限になるように努力してまいりたいというのが、私の今言えることであります。



○議長(西野修平君)

 28番、末永弘之君。



◆28番(末永弘之君)

 教育長に、これは考えがあれば答えてくださいという程度にしておきますが、先ほども言いました、最近の教育論というのは企業の論理、人材育成の論理なんですね。そこには競争主義、成果主義、この教育です。この結果、子供のいらいら、むかつき、学びからの逃避、こういった現象がますますふえとるんじゃないかと私は思っております。競争に強い子供を育てる教育、これは人間の心を無視する教育になってしまって、悲しいと私は思っております。中高一貫校などはやめて、子供を人材という立場で育てるのではなくて、確かな学力と豊かな人間性を培った一人の個性を持った人間として育てる、社会で生きていける基礎の力をつけていく、こういう教育が望ましいと思うんですが、あえて教育長、見解があれば答えてください。

 さて、幾つかのことで、時間が余りありませんから飛ばすものもあると思いますが、まず土壌調査のことです。時期はまだ正確に言えんということですが、早くやってください。

 クリーンセンター全体の問題で、市長あるいは副市長、理事、所長、聞いてもらいたいんですが、これから領家がどうなっていくんか、平成27年12月には稼働できるのかもしれません。しかし、指摘したような課題を含めて未解決の問題を抱えたままです。答弁にあったような結論になるのかもしれません。逆に、1つだけでも私の言うような結果が出るのかもしれません。圏域の問題ですから、あえてきょうは触れませんが、鏡野町を忘れたままの申請書だったわけです。このことも解決が必要なんです。

 久米連合町内会が申請をした本人だと、失礼ですが、ここにおられる山田さんも関係者としていつも言ようるじゃありませんか。これをひょっと裁判で申請がおかしいと裁かれる可能性が出てきとんですよと、こう言っとんです。それに桑山さんが補助参加してきて、あれやこれや言って裁判が長引くと。桑山さんをかぼうとるとは思いませんけれども、どうも今の理事の答弁などを聞くと何となく、仕方がないという意味があったんだろうと思うんですけど、かばうような感じです。今ここへ来てかばう必要はないと、こう思うんです。

 こういった感じで私の指摘したようなことが1つでもできたら、今宮地さんが領家で事業推進すると言っとんですけれども、その宮地市長の政治判断、政治手腕というミスが結果として話題になる、このことを私は本当に危惧しとんです。

 そして、答弁があれば答弁してください。忘れてもらったら困るのは、こういうことを今の時点でも指摘しておる人間がおるんだよと、これはきっちりと記憶にとどめとってください。どうされるか、何かありましたら、市長答えてください。

 横山の問題。いつまでも尾を引く、解決しがたい難しい問題であります。埋立問題を整理しないと、しかしもめごとは未来永劫に続くんです。宮地市長の英断で、50年かかっても構わんじゃありませんか。50年後までにこうやって整理しますというて言うてみなさいね。すっきりするでな。どうですか、もう一遍答えてください。

 暴力団排除の問題、本気でなくする努力をしてくださいとお願いしときます。

 放射能、技術者の育成の問題。想定内か想定外かいろいろあります。私が言ようるのは、想定できるから想定内の問題言よんです。今は想定できんことでも解決せえという時代なんですよ。想定内の問題だったら、少なくともお金がかかろうと、多少難しい勉強をしなきゃいけんだろうとも、大学院の卒業証を取れと言よんじゃないんじゃから、一定の講義を受けたら取れると言よんですから。民間へ委託したり県と連携して解決するのも一つの施策でしょうけれども、委託ばっかりするんじゃなくて、職員みずからが、津山市みずからが、水道局みずからがその能力と力を持てと言よんです。これが津山の地域ブランドになるんじゃないんかな。全国で、津山へ行ってみんさい、ごっつい職員がおって、放射能なら任せと言ようるでと。人が来るでな、今の時代。このくらいのことをやってみなされとこう言っとんです。何かあったら、市長、豊岡水道事業管理者、答えてください。

 ヤマサクラ作戦、実に情けないじゃありませんか。津山で迎え撃つのを黙っとくんですか。何とかとめてください。敵国を迎えるんなら、日本海か海の中の境界線でやれと言え、こう言いたいんです。何で言えんのですか。どうしても私は、いかに机上の作戦とはいえ、津山でやってもろうたら困る、この声ぐらいは伝えてもらいたい、こういうように思うんですが、市長の見解をお尋ねします。



○議長(西野修平君)

 市長。



◎市長(宮地昭範君)

 末永議員の御質問でございますけれども、まずクリーンセンターの建設に当たっての問題、私の政治手法等についていろいろと御心配をいただきまして、その点では大変感謝をいたしておるところでございます。

 新クリーンセンター建設の推進におきましては、先ほどお話ございましたように、私自身は前市長、管理者のやり方をかばうとか、そういうことは一切考え、また思ったことはございません。逆に、なぜ前管理者はその立場において、住民の皆さん方とのお話し合い、あるいは議員から反対が出たら、それらに対して真摯にお話し合いをする姿勢、そういったことをやらなかったのかなと、こういうことを考えますと、非常に残念でなりません。ここまで事業が混乱をしてきた、このことについては本当に、言いたくはないんですけれども、前任者に非常に大きな責任がある、こういうふうに指摘をいたしておきたいと、このように思います。

 昨日も議員のほうから、一部の議員が御指摘がございましたけれども、市長選挙にだれも出なかったから私が出たのではなしに、私は問題意識を持って、このような政治手法を改めると、こういう立場で出たということを議員の皆さん方については十分御理解をいただきたい、その上での発言をお願いしたい、こういうふうに思っておるところでございます。

 さて、私でございますけれども、市長就任以来、クリーンセンター建設におきます前市長の強引な政治手法、強引な事業の推進方法を改めまして、あくまでも反対をされておる皆さん方との対話により、いろんな意見などをお聞きをしながら、職員と議論をして進めていこう、こういうことを心がけてきたつもりでございます。また、その考え方については、これからも十分に心してやっていこうと、こういうふうに思っておるところでございます。

 それから次に、水問題が出ましたですね。津山ブランドの研究についてのお尋ねでございますけれども、市民にとって安全・安心なまちづくりを進めていくことにつきましては、私のまちづくりの大きな柱と、こういう認識をいたしておりまして、先ほど議員のほうから御提案いただきましたことも参考にさせていただきたいと、このように考えておるところでございます。

 それから、実は米軍機の低空飛行による土蔵の倒壊の問題でございます。

 これは、実は私は専門家じゃないんですけれども、現場へ行きまして、私はこれが原因だということは確証があるんです、私の思いがね。それらの思いをまた防衛施設局のほうに行きまして声を大にして叫んでみたいなと、こういうふうにも感じております。いずれにいたしましても、10カ月も経過しておると、こういうような状況は非常に私自身も時間がかかり過ぎておる、こういうように思いますので、被災をされた方の立場に立ちまして、力いっぱいそういった要望も含めていこうと、こういうふうに思っておるところでございます。

 それから、例の津山におけます図上訓練ですね、これについても本当にえらいことになったなと、こういうふうな認識が私はございますので、いろんな御指摘ございますけれども、はいわかりましたと、こういうことをお答えしにくいんですけれども、ひとつ私のこの胸の中をひとつ御理解をいただけたらと、こういうふうに思っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(西野修平君)

 水道事業管理者。



◎水道事業管理者(豊岡俊介君)

 放射能問題で、津山の水道局を全国にというふうなお話がございましたが、この水質の検査のレベルアップをしていくということは、とても重要なことであるというふうに思います。この具体的な当面する問題としては、先ほど申し上げましたように、共同でのこの放射能汚染の対策をまずは確立をしていきたいと、さらには独自にでも民間での検査機関において、担保もきちっととっておきたいというふうな考え方でございます。

 ただ、今回議員から御指摘をいただきまして、実は水道局の中でも真摯にこのことについて議論をいたしました。それで、先ほど来、この放射線の内容を調べる機械というのは非常に高級で、高度で、専門知識を要するということなんですが、私どももいろいろとインターネットなりあるいは電話で問い合わせをするなり、いろんなところで調査をいたしました。しかし、職員の中からも、岡山の環境保健センターで実際にやっているんですから、一度行ってみて、どういう機械でどれだけの専門性が必要なんか、非常に難しい問題であるとは思いますが、とりあえず百聞は一見にしかずじゃありませんが、職員で行ってみようという声が上がりまして、そのことを既に県のほうに連絡をとりまして、日程はまだ決まってはいないと思いますが、どこまでその成果が出るかどうか別にして、そういった意欲といいますか、そういうものを持っているということでございます。そういうふうに現在は考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(西野修平君)

 環境福祉部参与。



◎環境福祉部参与(高宮歳雄君)

 横山の最終処分場の再処理についての再々質問をいただきました。

 これにつきましては、先ほども御答弁を申し上げましたように、現段階におきまして、現在の再処理技術では大きな課題があるため、困難であると私どもは考えております。このため、水処理施設等最終処分場に関連する施設の管理運営状況につきましては、逐次地元のほうに定期的な報告を行っております。また、本年度からは津山市のホームページでも情報公開をしておるところでございます。

 今後とも維持管理を徹底するとともに、情報公開に努め、地元の方々に安全・安心な暮らしをしていただけるよう真摯に努めてまいりますので、何とぞ御理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。



○議長(西野修平君)

 教育長。



◎教育長(田村芳倫君)

 先ほど議員がおっしゃいました事柄につきましては、まさに本来の教育の姿だというふうに認識しております。あえて近年の風潮を申し上げますと、教育の中でもやはり市場主義的な競争原理が持ち込まれるようになったというふうに感じております。その結果、自己責任ということが強調されるようになりまして、教育の中でも私ごと性ということが強まってきているのではなかろうかというふうに思っております。そういう意味で、最初に申し上げました教育における機会均等、あるいは言葉をかえますと教育機会の平等ということにつきまして、みんなで考えていっていただきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(西野修平君)

 28番、末永弘之君。終結に御協力ください。



◆28番(末永弘之君)

 済いません。時間がありませんので、まず横山問題ですけれども、率直に言って、もう物事の種を残さんほうがええよということをもう一遍言うときます。早う解決しんさいということ。

 土蔵崩壊ですが、1年たって何にもなかった、因果関係がなかったじゃたまりません。泣こうにも泣けれません。このことを市長よう肝に銘じて、これからの話し合いを強めてください。

 それから、ヤマサクラ作戦。ここへ作戦図があるんです。ちょっと時間が延びますが、津山盆地に入るまでは、彼(敵国)、我れ(日米軍)ともに路外機動困難と書いとる。すなわち、津山盆地までは何にもできんけれども、津山盆地で迎え撃つと書いとる。これをこの間外務省と防衛省に行っていろいろ聞いたんじゃ。うそとは言わんのよ、この計画は。しかも、途中で言いましたように、8月末まではAPANというネットで公開しとったんじゃ、こんなするほどの資料です。それをなぜか消してしもうたんよ。それで、机上の作戦じゃ、地方自治体には言うとらんじゃということを言い出した。あるんじゃ、この計画は。ないと言わんのじゃから、直接話をしても。

 ですから、河辺のインターでけんかしてくれんでもええんじゃといって私が言うたん。インターの近くはうちの家があって困るんじゃというて。笑い話ですが、今でも日本原のあの日米共同訓練の市街地作戦のど真ん中には、末永商店があるんでな。何で末永ばあやっつけるんならというて防衛省に言ったら、黙っとりました。

 いや、赤も黒も言やあしませなんだ。黙っとりました。

 これが日米共同演習のシナリオなんです。何で津山盆地を選ばにゃいけんのならって、市長、大きな声をして怒ってください。このことをお願いして、質問を終わります。

  〔8番山田誠君「議長、関連」と呼ぶ〕



○議長(西野修平君)

 8番、山田誠君。



◆8番(山田誠君)

 御指名をありがとうございます。

 市長には常日ごろから頭の隅に山田を置いてくださいまして、大変ありがとうございます。今回はヤマサクラ作戦について申し上げておきたいと思います。

 私は、末永議員がおっしゃるとおりで、この津山近辺でどんぱちする必要は一切ない。舞鶴には海軍がおり、米子には米軍もおります。そしてまた、日本海にはイージス艦が1台か2台は浮かんでおります。そういう中ですから、ぜひ日本海側での戦線を構築していただくように、市長から強く防衛省に申し入れをしていただきたいと思います。市長は、自衛隊基地反対闘争の筆頭にも立たれておられた方ですから、ぜひそれは元気よく頑張っていただきたい。

 お聞きしたいのは、いつからそういうぐあいに自衛隊基地を認めるほうに転身したんかもあわせてお聞きして、お答えをいただきたいと思います。

 以上。



○議長(西野修平君)

 市長。



◎市長(宮地昭範君)

 ありがとうございます。また非常に有意義な質問をいただきました。

 私は、今あなたの言い分聞きますと、自衛隊に反対しとったから、余計に言いにくい面がありますよということも……。

  〔8番山田誠君「いつから転身されたんかなということ」と呼ぶ〕



○議長(西野修平君)

 静かにしてください。



◎市長(宮地昭範君)

 いやいや。それじゃあ、あなたが、聞きますけれども、大阪府知事を、大阪市長、聞きたいと思います。



○議長(西野修平君)

 静粛にしてください。質問に答えてください。



◎市長(宮地昭範君)

 もうそんなくだらん質問せんようにしてください。

 以上でございます。



○議長(西野修平君)

 山田誠君の関連質問を終わります。

 以上で通告による質問、質疑は終わりました。

 これをもって質問、質疑は終結といたします。

 ただいま議題となっております諸議案の審査につきましては、それぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。

 審査付託表はお手元に配付のとおりであります。



△日程第2  請願第6号〜請願第11号



○議長(西野修平君)

 次に、日程第2に入り、請願第6号から請願第11号までの6件を一括上程議題といたします。

 これら請願書は、去る12月7日の会議の際に配付いたしておりますとおりであります。

 この際、お諮りをいたします。

 ただいま議題となっております請願6件の審査は、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(西野修平君)

 御異議なしと認めます。

 よってさように決しました。

 審査付託表はお手元に配付のとおりであります。

 なお、審査付託表には議案及び請願をあわせて記載しておりますので、御了承をお願いいたします。

 これをもちまして本日の日程は終了いたしました。

 運営予定に従い、12月12日から14日までは委員会審査とし、お手元に配付いたしております各委員長の招集通知によって審査をお願いいたします。

 12月10日及び11日と、15日から19日までは休会とし、次の会議は、来る12月20日午前10時から議会運営委員会、11時から全員協議会、午後1時から本会議を開きます。

 本日御出席の皆様には別途通知はいたしませんので、御了承をお願いいたします。

 本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。

                                   午後2時58分 散会