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岡山県 倉敷市

平成14年第3回 9月定例会 09月12日−04号




平成14年第3回 9月定例会 − 09月12日−04号







平成14年第3回 9月定例会



     第3回倉敷市議会(第3回定例会)会議録(第4号)



開議・散会年月日時

  開 議  平成14年9月12日  午前10時 2分

  散 会  平成14年9月12日  午後 1時17分



出席議員(42名)

  2番 大 月 満智子 3番 牧 野 規 子 4番 森 分 敏 明

  5番 三 村 英 世 6番 浜 口 祐 次 7番 生 田   寛

  8番 今 川 鉄 夫 9番 渡 辺 和 生 10番 大 野   治

  11番 木 村 圭 司 12番 津 崎   賢 13番 田 辺 昭 夫

  14番 梶 田 省 三 15番 斎 藤 武次郎 16番 赤 木 裕 介

  17番 平 井 弘 明 18番 原     勲 19番 遠 藤 康 洋

  20番 大 橋   賢 21番 倭   正 文 22番 藤 川 武 正

  23番 真 田   護 24番 秋 田 安 幸 25番 小 山 博 通

  26番 宇 野 一 夫 27番 今 井 仁 三 28番 笹 田 富 夫

  29番 原 田 健 明 30番 森     守 31番 雨 宮 紘 一

  32番 秋 山   正 33番 矢 野 秀 典 34番 藤 原 秀 彦

  35番 難 波 辰 史 36番 荒 木 俊 二 37番 大 本 芳 子

  38番 片 沼 靖 一 39番 佐 藤 憲 雄 40番 北 畠 盛 喜

  41番 岡   健太郎 42番 曽 根 房 夫 43番 岡   良 夫



欠席議員(1名)

  1番 大 塚 俊 子



説明のため出席した者

  市長      中 田 武 志  助役      中 戸 哲 生

  助役      松 尾 武 司  収入役     中 田 友 楠

  総務局長    岡   武 夫  市民環境局長  渡 邉 二 郎

  市民環境局参与 赤 澤 正 巳  保健福祉局長  宇 野 音 平

  経済局長    浅 野 伸 夫  建設局長    武 林 修 已

  建設局参与   守 屋 政 幸  競艇事業局長  大 森 仁 志

  消防局長    佐 藤 達 海  市長公室長   高 尾 弘 之

  企画政策室長  長 久 捷 郎  総務部長    国 重 満 夫

  財務部長    三 宅 賢 一  総務部次長   藤 田 秀 徳

 水道局

  水道事業管理者 小松原 慶 一

 教育委員会

  教育委員会教育長職務代理者    教育長     田 中 俊 彦

          藤 井 淑 子

  教育次長    千 田 穣 一

 選挙管理委員会

  選挙管理委員会委員長

          藤 原 健 補

 監査委員

  代表監査委員  守 谷   麗

 農業委員会

  農業委員会農政部会長

          梶 田   誉



出席した事務局職員

  局長      溝 手 浩 藏  次長      土 岐 孝 一

  議事調査課長  内 藤 知 明  議事調査課長補佐大 津 正 昭

  議事調査課主任 宮 原 直 美  議事調査課主任 浅 野 恭 子



本日の日程

 1. 開 議(午前10時)

 2. 質 問

  〇 10番 大野  治

  〇  2番 大月満智子

  〇 37番 大本 芳子

 3. 散 会



本日の会議に付した事件

 質  問







            午前10時 2分  開 議





○議長(岡良夫君) 皆さんおはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。

 ただいまの御出席は40名、会議は成立いたしました。

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△質問



○議長(岡良夫君) それでは、前日に引き続き質問を行います。

 初めに、10番 大野 治君。

            (10番  大野 治君  登壇)



◆10番(大野治君) (拍手)おはようございます。新政クラブの大野 治でございます。3日目トップバッターとして頑張ってまいりたいと思います。

 早速、通告に従いまして質問を始めさせていただきます。

 通告1項目めは、住基ネットについてであります。

 先日、田辺議員より質問がありましたが、質問のポイントが若干違いますので、そのまま質問させていただきます。

 8月5日から住民基本台帳ネットワークシステムが稼働いたしました。略称「住基ネット」であります。新聞、テレビなどでは、「一部の自治体が参加していない」とか「情報漏れが心配」といった内容が報道され、市民の皆様がこのシステムについて不安に感じているとの声を耳にしております。市民の皆様に対し、このシステムについてより理解していただく取り組みが必要ではないかと思います。

 住基ネットの情報は本市の広報紙でも、「市町村が持っている住民基本台帳を、国・県の指定する情報処理機関をネットで結び、住所、氏名、性別、生年月日及び住民票コードにより全国共通の本人確認を可能にするシステムで、将来の電子政府、電子自治体を実現するための基礎になるもので、8月5日から稼働します。情報漏れなきよう万全を期します」といったシステムの概要が説明されてあったと思います。市民の皆様が心配されている情報管理体制などに対して、具体的な取り組み内容の説明が不十分であったと思っています。したがって、情報漏れは大丈夫か、どのように管理するのかといった疑問につながっていると思います。

 そこで、以下の点について御答弁願いたいと思います。

 1件目、8月5日に本市と国、県、他市町村との接続がされ、稼働時のトラブルはなかったと聞いております。先日の田辺議員への答弁で、市民からの質問や苦情の内容が823件あったことなどを聞きました。そこで、これらの苦情に対してどのように対処されたのかをお聞かせ願います。

 2件目、セキュリティ対策についてお伺いします。ある新聞の情報によりますと、調査した約200社の民間企業の18%で、企業秘密漏えいが起きているということです。そのために民間企業では情報システム面で、不正アクセスの監視、電子メールの監視、情報の暗号化などを、また社内管理面では、機密保護の指針策定、機密書類の管理強化、社員教育の強化、退職者や社員との守秘義務契約、罰則規定の厳格化などの対策をしているというものであります。そこで、行政は民間企業と同じとは思いませんが、どのような対策を打たれ情報の漏えいを防ごうとしているのか、ハード面、ソフト面での対応についてお聞かせ願いたいと思います。

 3件目、コンピュータや情報端末には故障がつきものであります。先日、防衛庁とある電器メーカーとの間で、人に関係した情報漏えいが問題になりました。人の教育やメンテナンス業者などに対する指導・監督はどのようにされるのか。また、システムで異常が発生したときなどの危機管理対策はどうなっているのか、お聞かせ願います。

 4件目、こうした情報管理体制など市民への不安解消の説明、PRを十分していただくようお願いし、この件は要望にしておきたいと思います。

 以上3件につきまして、わかりやすく御答弁をお願いしたいと思います。

 通告2点目は、建設行政について2件質問いたします。

 1件目は、防災対策についてであります。

 最近のバケツをひっくり返したような雨や一地域に集中して降る雨は、熱帯地方で言うスコールであると言われています。こうした異常な気候の原因は、地球温暖化の進行に伴うものだとかエルニーニョによるものだと言われております。本市は、おかげさまで天災には無縁と言われるぐらい恵まれており、台風の通過コースからも外れることが多いようです。逆に、ことしは雨が降らず渇水の状況であります。しかし、災害が少ないからといって、災害に対する備えを怠るわけにはいきません。他市の災害や苦労されている状況を見て、本市に当てはめ、災害防止対策を進めていくことが必要であると思います。

 そこで、私が相談を受けているのが本町地区の一部で、本市で最も早く下水道の整備がされている地区であります。この地区は、下水配管と同様に道路の側溝についても埋設配管に変更され、言うなれば汚水と雨水が同じ配管で流されているわけであります。住民の人に言わすと、この埋設配管にしてからというもの、最近のスコール的な雨で排水が間に合わず、低地にある住宅地に雨水が集中し、結果、床下浸水という信じられない状況が起こっているということであります。この地区の住民は、雨が少し多く降ると、床下浸水しないかと心配ばかりしているとのことです。こうした生活の不安を取り除くのが行政の仕事であります。予算の厳しいときで難しいとは思いますが、あらゆる角度からの対策を検討され、早急に対策を実施していただきたいと思います。

 2件目は、施設の老朽化対策についてであります。

 先日、岡山県の10市の市会議員を対象に研修会が開催され、「地方分権と人づくり」と題して地方分権改革推進会議委員の竹内 佐和子氏が講演されました。地方分権に向けた市の取り組み姿勢や市町村合併の進め方まで、多岐にわたる提言を聞かせていただきました。中でも、特に今から取り組みをしておく必要があると思ったのは、公共工事でつくった施設の維持管理についての指摘であります。

 コンクリートでつくった橋は、老朽化すると落下する心配がある。新しい施設をつくっていくのもよいが、老朽した施設の補修していくことを考えなければならない。補修により今後50年はもつという補修技術、そして老朽化した橋を見定めて補修を順序・効率よく実施していく技術、こういった技術こそが、今言うハイテク技術そのものである。したがって、橋が老朽化し落下するようになってからでは遅過ぎる。今からこうした技術者を養成していくべきであるということでした。

 最近の新聞にも、新幹線の高架の一部が道路に落下したとか、トンネルの壁が落ちたという報道がされているのを皆様も覚えておられるものと思います。市が管理している橋は多数あると思います。将来を見越した人づくりと、橋などの補修技術レベル向上に向けた取り組みなど、検討していかなければならないと感じました。執行部の御見解をお聞かせ願います。

 通告3項目めは、福祉政策についての2件の質問を予定していましたが、1件目の介護保険料については、初日に田辺議員が同じ質問をされ、回答されていますので、この質問は取りやめさせていただきます。

 2件目は、介護サービスの苦情処理についてであります。

 これも新聞の情報でありますが、「介護保険の利用者や家族から、苦情を言いたいが、手続がわからない。苦情を申し出たが、結果に納得がいかないといった戸惑いや不満がふえている」との内容でありました。介護保険制度がスタートして3年目、安心して老後が過ごせる制度にしていくのは、利用者の苦情をいかに改善し、よい制度にしていくことだと思います。現在、介護保険の利用者もふえてきているとのことであり、利用者の皆さんの疑問や不安などをつかむ努力をしてほしいと思います。

 そこで、本市の苦情処理の実情はどうなっているのか、次の点についてお聞かせ願いたいと思います。

 まず、苦情処理の窓口はどこに設置しているのか。相談件数と処理件数、進行中の案件は何件か。各福祉施設への苦情・相談窓口のPRはどうしているのか。苦情を受けると、どう処理を進めるのか。国保連への改善要請件数はあるのか。サービス事業者への苦情の改善要請は何件か、改善された件数は。以上の点について教えていただきたいと思います。

 通告4項目めは、市民生活関係について2件の質問をいたします。

 1件目は、広報紙についてであります。

 地区によっては、広報紙の配布がされていない家庭があると聞きました。現在の配布要領を調べてみますと、地域に配布組織があり、配布者が決まっております。この組織、配布者に対し、年1回配布数を確認し、変更ある場合は変更数を報告してもらうようになっています。そして、この報告された配布数により、配布料金──年間1件当たり180円でありますが、これを1年分一括して支払うということでした。したがって、配布部数管理は地域頼りの状態ということです。しかし、現在のシステムが悪いとばかりは言えないと思います。考え方によっては、管理コストを最低限にできている節約型のシステムであるとも言えます。ただ、広報紙は、市当局と市民を結ぶ非常に大切な機関紙であります。市民に必要な情報を知ってもらい、それに基づいて市民に支援や協力をしてもらうことも記載しています。したがって、市民がこの広報紙を配布してもらうかもらわないかでは、行政サービスの授受に影響する内容であると思います。市民の知る権利からも、いま一度配布要領の見直しをしていただきたいと思うわけであります。

 そこで、1点目の質問ですが、現在配布している地区で配布漏れはないかの再調査と、途中の転入転出に対し、いま一度配布精度を高める方策を考えるべきではないかということです。例えば、毎年3月の部数把握は、配布地区の新築や転入転出はないかを調査するときと位置づけ、配布漏れはないかと徹底的に調査してもらいます。通常月の配布時は、御近所の情報などにより配布部数に変更があるごとに、事前に渡しているはがきにより増減を報告してもらうといった対応などを検討していただきたいと思います。

 この項2点目の質問ですが、広報紙に民間企業や商店の広告を掲載して、経費の低減を図ってはどうかということであります。こうした取り組みを中核市では4市が実施しており、岡山市は本年7月より掲載しているということであります。担当者の弁では、実施しても市民の違和感はないようだとのことであります。ただ、掲載する広告内容については、掲載基準や審査会での審査をした上で掲載しているとのことです。本市でも予算が厳しい状況であります。広告を掲載すべきと思います。

 以上、2点について執行部の御見解をお聞かせ願います。

 2件目は、条例の改定時期についてであります。

 先日市民より、水島地区の墓地利用について問い合わせがありました。この墓地は、新設道路に関係した墓地の代替え墓地として整備されたものであると聞いております。このたび、水玉ハイウエーと県道倉敷西環状線、俗に言う100メートル道路が接続し、この地区の道路、墓地整備は終了したものと思います。そこで、この地区の住民より、空き墓地もあるようだから墓地を貸してもらえないかとの問い合わせがあり、窓口で墓地を貸してほしいとの声があるがと相談いたしました。そのときの回答は、「市民の皆さんに公平にしなくてはならないので、公募し、応募が多い場合は抽せんとなります」、そして貸す条件はこれこれですとこの墓地の取り扱いについて説明を聞くと、次の点に問題があると思ったわけであります。

 1点目の質問でありますが、現在この墓地は更新時期に当たります。そして、この墓地を市民に貸す条件が条例で決められておりますが、20年前に設定された内容であります。これをそのままの更新の条件としており、本市の他の墓地の貸す条件とかけ離れた条件であることがわかりました。これは最近の開発している墓地公園、市では墓園と呼んでいるように、花が植えられ、公園と呼べるだけにきれいな環境であります。他方は、墓地そのままであります。使用期限にも、墓園は永代使用でありますが、墓地は20年間であり、差があります。この差を考えても、同じ面積でコスト比較をしてみますと、墓園は30万円台、他方は3,000円となっております。これでは差があり過ぎると思った次第であります。

 もともと条例は、市民に対し、だれでもが公平公正になるよう整備されているもので、国で言う憲法であります。しかし、その中身について、その時代、そのときの適正な水準に見直すことは当然ではないかと思います。いつまでも見直しをしていないと、見直したときに大きな金額差となり、市民から批判を受けることになると思います。そこで、条例を定期的に見直すような管理の仕組みをつくるべきと思います。

 2点目の質問でありますが、職員の教育という視点からの問題であります。

 このたびの更新時にこの条例の内容を見たときに、これはおかしいなとか、この水準でよいのかなといった疑問を持ったものと思いますが、この疑問を生かせなかったことに対し、いま一度職員の意識改革をしていただかなくてはならないと思います。公平公正で的確な判断ができる職員になっていただきたいと思うわけで、この点についても御見解をお聞かせ願いたいと思います。

 この項は、条例ということで市の憲法に当たる問題でもあり、中田市長の御答弁をお願いしたいと思います。

 以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手)



○議長(岡良夫君) 答弁を求めます。中田市長。

            (市長  中田 武志君  登壇)



◎市長(中田武志君) ただいまの御質問にお答えを申し上げます。

 市民生活関係ということで、水島の墓地に関連されて条例にかかわる問題等御指摘をいただきました。墓地問題については後ほど具体的に担当からお答えさせていただくとして、条例関連につきまして私からお答えを申し上げます。

 御存じかもわかりませんが、倉敷市の条例、規則、要綱、こういったものは合計、合わせまして約1,200件。私もびっくりしたんですけど、随分たくさんあります。管理はそれぞれの担当部署という現在仕組みになっております。そして、これは当然のことでありますけれども、我々公務員が職務を執行するに当たりましては、国の法律、議会で御議決をいただいた条例、あるいは関連して規則、要綱等、こういったものが基本のよりどころになるわけでありますから、その内容の確認、点検というのは、常時日常的に業務を遂行する中で行われていくべきものというふうに理解をいたしております。

 とりわけ手数料とか、あるいは使用料など金額の改定を伴う、そういった内容のものにつきましては国の基準の改定、あるいは物価の変動等を踏まえまして定期的、あるいは適宜に見直しを行って御議決をいただきながら、市民の皆様方への負担の公平性を確保するという努力をしてきているわけであります。

 しかし、条例の内容が、今御指摘を具体的にいただいたわけでありますけれども、現実の実態に照らし合わせて余りにもかけ離れているといったようなときには、これは御指摘がありましたように、時期を失することなく見直すということが必要であります。条例とか規則とか要綱とかというのは、議会の皆様方に直接かかわる内容でもあるし、市民の権利・義務にかかわる大変重要な案件でありますから、その取り扱いについては常々庁議で協議をし、遺漏のないようにという指導もさせていただいているわけでありますけれども、今回御指摘をいただいたことで、さらに徹底していないというような部分もありますので、今後ともこれは庁議の席でそういったことをしっかりと管理させていただく、そういう仕組みで進めさせていただきたいと思っておりますので、反省も含めて申し上げたいと思います。

 それから、職員の教育について、これも関連した話でありますけれども、公平公正で的確な判断能力を有する職員というのが一番大事でありまして、その教育につきましては、職員研修所が行っております採用3年目研修あるいは新任係長研修等、さまざまな研修の中で問題解決能力養成ということで行ってきております。また日常的には、常時所属長が部下を育成する中で行ってきたところであります。とりわけ、中核市移行ということに際しまして問題解決、あるいは問題発見、意識改革も含めて、そういった職場研修を数多く進めて積み上げてきたわけでありますけれども、職員の意識改革というのは本当になかなか、一朝一夕に見た目の効果が上がるというものでも決してない。やはり研修というのはエンドレスで、常時継続して実施していくということが本当に必要だなというふうに思っておりまして、今後とも公平公正な行政を展開する上での問題解決のできる職員の育成とか、あるいはそういったことにかかわる職場環境の醸成と、こういったことに特に力を入れてこれからも一層頑張っていきたいと思っております。

 その他の御質問につきましては、担当からお答えいたします。



○議長(岡良夫君) 渡邉市民環境局長。

            (市民環境局長  渡邉 二郎君  登壇)



◎市民環境局長(渡邉二郎君) 住基ネットについて3点の御質問がありました。順次お答えをさせていただきます。

 まず1点目の、市民からの質問や苦情、御意見についてどのように対処されたかということでありますが、住基ネットが8月5日スタートしまして、今月4日までに823件の質問や御意見、苦情電話がありました。先日市長がお答えしましたように、主なものは、システムの概要、あるいは番号が漏えいしたらどうなるのかといったもので、臨時電話を増設し、個々具体的にこのシステムの制度面、技術面、運用面からの安全性等を説明し、理解を得るべく対処いたしました。

 次に、2点目の情報の管理体制、いわば漏えい防止策についてでありますが、ハード面では、安全性の高い専用回線を使い、全国で3,000カ所以上のファイアウォール──いわゆる不正侵入防止装置でございますが──を設置し、ICカードや暗証番号による操作者の厳重な確認を行うとともに、通信記録の7年間保存等の防止策を講じております。また、ソフト面では、守秘義務の徹底を図るべく担当職員の教育・研修に努めてまいります。

 次に、3点目の故障、定期メンテ、異常時の危機管理対策についてでございますが、倉敷市におきましては、住基ネットにかかわる事務処理を適正かつ確実に実施し、個人情報の漏えい等を防止するために「倉敷市住民基本台帳ネットワークシステムセキュリティ管理規程」を定め、この業務に従事する職員及びメンテナンス業者の研修を初め、機械的障害あるいは情報漏えいのおそれがある場合など重大な事態が生じた場合には、セキュリティ会議を開催し、国、県とも対策を協議し、対応してまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。



○議長(岡良夫君) 守屋建設局参与。

            (建設局参与  守屋 政幸君  登壇)



◎建設局参与(守屋政幸君) 建設行政のうち、防災対策について、特に本町地区の浸水対策を早期に実施されたいとの御質問をいただきました。お答えを申し上げます。

 本町地区を含む旧倉敷市街地は、雨水と汚水を一緒に処理する、いわゆる合流式下水道として昭和30年に事業着手をいたしております。昭和54年におおむね整備が完了いたしております。当地区の雨水は倉敷川に放流されておりますが、降雨量が非常に多い場合倉敷川の水位が高くなり、自然流下での放流が困難となり、一部の地区において浸水が生じております。この地区の浸水対策につきましては、雨水管渠、雨水ポンプ場の建設が新たに必要でありますが、用地の確保や幹線ルートなどに解決すべき問題があり、現在まで抜本的な対策に至っておりません。

 平成14年度より新たに国の重点施策の一つとなりました合流式下水道の改善事業について、本市におきましても平成15年度より調査し、計画書を策定するなど検討することといたしておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(岡良夫君) 武林建設局長。

            (建設局長  武林 修已君  登壇)



◎建設局長(武林修已君) 建設行政についてのうち、施設の老朽化対策についての御質問にお答えを申し上げます。

 議員御指摘のとおり、今後ますます増加いたします公共施設等の老朽化に対する取り組みは、より高い安全性と耐久性を確保する上で重要な課題であると認識をいたしております。本市におきましてもこの対策として、橋の補強工事、トンネル内のコンクリート落下防止の点検や補修、また建築物の点検や地震に対する構造物調査等を実施しているところであります。今後とも国及び関係機関の技術基準等の動向を踏まえながら、構造物の劣化診断や構造物が長期間使用できる補修方法等の高度な技術力を養い、公共施設の安全管理に努めてまいりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(岡良夫君) 宇野保健福祉局長。

            (保健福祉局長  宇野 音平君  登壇)



◎保健福祉局長(宇野音平君) 介護サービスの苦情処理の実情についての御質問に順次お答えいたします。

 まず、苦情処理の窓口は、本庁介護保険課2名、児島、玉島、水島支所の保健介護課各1名の計5名で対応しております。

 次に、相談件数につきましては、平成12年度3,142件、平成13年度3,075件、平成14年度8月末現在は──概数ですが──約1,500件となっております。現在進行中の案件はございません。

 続きまして、各福祉施設への苦情・相談窓口のPR方法につきましては、広報紙や介護保険に関するパンフレット等に掲載し、PRしております。

 次に、苦情処理につきましては、まず市の窓口で対応しております。市町村域を越える苦情につきましては国保連合会の苦情処理委員会で対応し、介護保険認定にかかわる不服申し立てにつきましては県の介護保険審査会で対応することになっております。

 最後に、国保連合会への改善要請並びにサービス業者への改善要請につきましては、現在のところございません。

 以上でございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(岡良夫君) 高尾市長公室長。

            (市長公室長  高尾 弘之君  登壇)



◎市長公室長(高尾弘之君) 広報紙についての御質問にお答えいたします。

 広報紙の配布につきましては、広報紙配布地区世話人設置要綱に基づいて約4,700人の世話人の方々に配布していただいております。毎年3月に配布部数の調査を行い、更新をいたしておるところでございます。

 年度途中で配布人や配布部数の変更を生じたときは、その都度地区代表者や世話人からの連絡により、配布漏れのないように努めております。

 配布漏れの原因としましては、町内会等への未加入や配布方法を知らなかった場合が考えられます。その対策として、転入者には、市民課での転入手続時に市民便利帳と広報紙配布の案内などを配り周知を図っております。また同様に、住宅やアパートの新築等に際しましても、建築確認申請時に施工主へ広報紙の配布について案内をしております。さらに、インターネットのホームページにも広報紙を毎月掲載し、広く情報提供を行っておりますが、広報紙を全世帯に配布することは理想でありますので、御提言にありますように配布漏れのないよう、今後随時きめ細かく配布部数の管理・調査などを行っていきたいと考えております。

 次に、御提言いただきました広報紙への企業等の広告掲載でありますが、市内商工業の振興や活性化にも効果が期待できると考えられますので、前向きに検討してまいりたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。



○議長(岡良夫君) 赤澤市民環境局参与。

            (市民環境局参与  赤澤 正巳君  登壇)



◎市民環境局参与(赤澤正巳君) 墓地条例の見直しについてお答えします。

 墓地、墓園の使用料につきましては、それぞれの箇所の設置年代、あるいは駐車場、水道といった便益施設の有無により、料金が異なっているのが現状でございます。このうち、使用期間が20年で更新の市有墓地につきましては、使用開始から長い年月を経過した現在、公有財産の公平使用という観点から見直しが必要と考えておりまして、御指摘のありました水島地区を含め、墓地条例の見直し作業を現在進めているところでございます。よろしくお願いします。



○議長(岡良夫君) 次に、2番 大月 満智子君。

            (2番  大月 満智子君  登壇)



◆2番(大月満智子君) (拍手)おはようございます。公明党倉敷市議団の大月でございます。

 それでは、質問に入らせていただきます。

 まず、保健福祉について2点お尋ねをいたします。

 1つ目は、高齢者の人材派遣についてお尋ねをいたします。

 厚生労働省は少子化対策として、高齢者に短期の仕事を提供する全国シルバー人材センターを活用し、働く親の子育て支援に乗り出すことになりました。本市でも育児支援には、働く親の子供を預かるファミリー・サポート・センターがありますが、サービスを提供する側もみずから子育て中のケースも多く、本市でファミリー・サポートを利用している中で一番利用度が多いのは、夕方5時以降、いわゆる学童保育後の時間であります。高齢者なら、子育てを既に終えていて家事負担が少なく、十分な対応が可能ではないかと考えられますし、豊富な経験や知識を活用した地域活性化にもつなげると思います。取り組みについてお考えをお聞きしたいと思います。

 2つ目、健康意識の向上についてお尋ねをいたします。

 いろいろの健診の啓発として、4月に健康ガイド、5月に郵便による受診票、そして毎月の「広報くらしき」で年3回にわたって行われております。自分の健康は自分の責任で早期発見、早期治療がモットーでありますが、40代、50代は働き盛りであり、健康に自信があれば、なかなか健診を受けないのが現状であります。ことしからは申し込みのシステムがはがきなどに変更になり、ここ数年、平成10年以降は、基本健康診査の受診率は年々下がっております。また反対に本市の国保の医療費は、平成11年度は513億円、介護保険が導入された12年は504億円、13年度は530億円となって、1人当たりで金額を見ても、全国平均よりも、また岡山県平均よりも大きく上回っております。生活習慣病を予防し健康寿命を高めるためにも、40代、50代の節目に健康に対する意識改革を促し、受診率を高める方法が必要ではないかと思われます。どのようなお考えでしょうか、お尋ねをしたいと思います。

 次に、生涯学習のいきいき子どもボランティアについてお尋ねをいたします。

 現在本市では、この4月から完全学校週5日制導入を受けて、地域とそこに住む児童との連携と多様な学習の形態として、いきいき子どもボランティアの募集をされております。地域の方がさまざまな経験を生かし、教育のサポーターとして指導するこの場は、週5日制の趣旨である諸活動に主体的に取り組める子供の育成や、また地域や家庭での育児の充実など、本来あるべき姿に合致したものであります。これに携わる大人たちの生きがいにもつながると思われます。子供たちが人との接し方を学び、引きこもり防止にも役立てればと思います。私個人といたしましても、すばらしいものだと思っております。

 そこでお尋ねしたいんですが、ことしは25小学校区で募集をしたと聞いておりますが、その募集状況とか活動状況をお知らせください。また、他の小学校区では今後どのような形態になるのか、予定がありましたらお伺いいたします。学童保育などからの要望があれば支援を受けられるのかどうか、この3点についてお聞きしたいと思います。

 次に、短大について、これは昨日他の議員さんからも質問があり、重複するかと思いますが、よろしくお願いします。

 最初に、環境の整備と改善についてお尋ねをします。

 9月の補正予算に717万円が計上されておりますが、どのような計画があるのか、お尋ねをします。

 次に、昭和43年に倉敷の保育専門学院の夜間部として設立をされた現在の保育学科ですが、開校以来34年が経過をしており、全体的に老朽化が進んでおります。教室も空調が悪く、いすとか机も小さく、大学の教室と思うにはほど遠い感じがいたします。図書室も同じような状態であり、閲覧場所も狭い空間しかありません。そして、平成6年に新たに服飾美術学科が開設をされ、現在に至っております。その新館にある学生ホールは、昼食を食べるにも自動販売機だけのものであり、夢もなく、潤いもなく、くつろげる雰囲気ではありません。学生のニーズを的確に踏まえて早急な解決策が必要であり、予算化を要望したいと思います。

 開校して34年を経過している古い建物については、修理や修繕をやっても追いつかず、建て直しを検討する時期が来ていると思われます。予算化を要望した件とあわせて、トータル的にどのようにお考えでしょうか、お聞かせください。

 今後の課題についてお尋ねします。

 芸術や文化の薫り漂う倉敷市において、公立大学としての短期大学の発展が重要に思われます。現在18歳人口の減少により、女子学生の4年制大学志向や専門学校などへの進学により、短大を取り巻く状況は大きく変わってきております。希望ある大学生活を魅力あるものにしていくためにも、来年から始まる専攻科への充実が期待されます。そして次は、短大を存続させるためにどのようにお考えでしょうか、お尋ねしたいと思います。

 以上で私の質問を終わります。よろしく御答弁ください。(拍手)



○議長(岡良夫君) 答弁を求めます。宇野保健福祉局長。

            (保健福祉局長  宇野 音平君  登壇)



◎保健福祉局長(宇野音平君) 保健福祉に関する御質問の中で、まず1点目の高齢者の子育て支援に関する御質問にお答えいたします。

 高齢者の方に経験を生かして子育てを支援していただくことは、まことに意義のあることでございます。シルバー人材センターでは現在育児サービス促進事業を実施しておりますが、現在のところ、会員の申し込みがないのが現状でございます。今後、会員の募集をさらに進めてまいりたいと思いますので、何とぞよろしくお願いいたします。

 続きまして、健康意識についての御質問にお答えします。

 健康意識の啓発につきましては、平成13年度の基本健康診査の受診者数は3万1,950人で、受診対象の約35%の受診率となっており、十分とは言えない状況であります。今後初めて対象となる40歳の節目の人に焦点を当てた啓発につきましては、個別に送付している受診券に健康診査の大切さを強調するなど鋭意努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(岡良夫君) 千田教育次長。

            (教育次長  千田 穣一君  登壇)



◎教育次長(千田穣一君) いきいき子どもボランティアについての御質問にお答えします。

 いきいき子ども支援推進事業につきましては、ボランティア・ワン市民会議と連携しながら、各小学校区に設置するいきいき子ども支援の会と教育委員会内に設置するいきいき子ども支援センターによって推進してまいります。いきいき子ども支援の会につきましては、現在25小学校区で発足しボランティアの募集を行っており、400名を超えるボランティアの方に登録していただいております。このボランティアの方々によって、おもちゃづくり、親子料理教室などの体験学習が実施されています。学年の異なる子供同士の交流、地域の方々との交流の中で、こうした具体的な体験を通して、子供みずからが生活感覚や判断力などをはぐくんでいくものと考えております。

 また、25小学校区以外の地域につきましては、今年度実施小学校区の情報を提供したり、研修会に参加していただいたりするなど啓発に努め、事業の拡大を図ってまいりたいと考えております。

 次に、いきいき子ども支援センターは、学区にとらわれず全市で活動する個人ボランティアを登録しております。お尋ねの学童保育からの派遣要請を初め、学校や子供会などからの要請にも対応していきたいと考えております。よろしくお願いします。



○議長(岡良夫君) 岡総務局長。

            (総務局長  岡 武夫君  登壇)



◎総務局長(岡武夫君) 短期大学の修学環境の整備・改善と今後の課題につきまして、3点の御質問をいただきました。順次お答えいたします。

 まず1点目の今回の補正予算717万円でございますが、平成15年度の保育学科、服飾美術学科の専攻科設置に要する経費でございます。内訳は、現在倉庫、クラブ室として使用しております2部屋を教室に改造するための経費と、黒板、教卓などの備品購入費でございます。

 次に、老朽化した施設につきましては、緊急性、必要性などを考慮しながら計画的に整備を進めてまいります。また、学生の憩いの場といたしましては、現在の学生ホールにつきまして、学生の意見等も参考にしながら整備を検討してまいります。また、全面的な建てかえのお話がございましたが、今のところ考えておりません。

 最後に、短大の将来像につきましては、昨日もお答えいたしましたように、第5次総合計画前期基本計画における新学科の増設、4年制への改組、また国が進めております大学の法人化のあり方等、総合的に考慮いたしまして市立短期大学のあり方を検討してまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いたします。



○議長(岡良夫君) いいですか──。

 暫時休憩いたします。



            午前10時55分  休 憩



            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



            午前11時 8分  開 議





○議長(岡良夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 続いて、37番 大本 芳子君。

            (37番  大本 芳子君  登壇)



◆37番(大本芳子君) (拍手)日本共産党の大本 芳子でございます。

 通告に従いまして御質問をいたします。

 まず第1の問題は、私ども共産党市議団が学校・公園・不法投棄現場を調査した、その調査結果に基づいて質問をしてみたいと思います。

 第1の問題は、学校視察を終えてであります。

 8月の学校の夏休みを利用いたしまして、市内の学校訪問をいたしました。視察してみて、やはり思うのはトイレの問題です。昨年の9月議会でもこの問題を取り上げました。あのとき私は、暗い・臭い・汚いトイレの改修、こういうふうに申し上げましたけれども、今回の視察でさらにそれに狭いをつけ加えたい、このように思います。トイレが狭いということは、さきの中学生議会でも取り上げられた内容であります。

 そこでお尋ねいたしますけれども、教育長はこの実態をどう認識され、今後のトイレ改修計画に生かしていくのか、この点についてお尋ねをいたします。

 次に、学校図書館についてであります。

 今回の私どもの調査の大きな柱の一つに学校図書館の問題があります。学校に行ってみまして、司書の皆さんが調べ学習などへの対応に随分努力をされておる。その努力を見まして、本当に心強く思ったわけです。さきの6月議会で私が交付税にかかわって図書費の増額を求めたところ、教育長は、現在では基準に達しているので、その必要はない、こういうふうなことを言われましたけれども、私は、わざわざ国が地方交付税で対応すると言っているのに、なぜ上乗せをしないのか全く解せません。

 そこでお尋ねいたしますけれども、本市の図書費の算出式、これを明確にしてほしいと思います。児童・生徒の数が少なくても、必要なものは必要なのです。そのことが教育長には全く理解できていないのではないか、このように思えてなりません。

 次に、私はここに今、ある小学校の学校5日制に関連して保護者に求めたアンケートの結果を持っておりますけれども、その第1位は休日の学校開放です。

 そこでお尋ねいたしますけれども、学校図書館の休日開放についてどう考えておられるのか、お尋ねをしたいと思います。

 次に、学校施設全体についてであります。

 文部科学省は学校のクーラー設置を、やっと重い腰を上げて実施することを打ち出しましたが、本市ではこれをどう実施していくのか、お尋ねしたいと思います。

 同じく、国が打ち出しました学校施設の耐震調査、3年以内にということでありますけれども、どういう方針で臨むのか、お尋ねしたいと思います。

 私たちは、学校訪問の最後に玉島北中学校に行きました。私は玉島北中学校につきましては、オープン時とそれからもう一回と今回と3回参りました。行くたびに、これが同じ市内の学校かという、他校と比較してみて、その俗に言う飛びっきりのよさ、これに驚きます。学校の4つの柱がありますけれども、その中でインテリジェント・スクールという項目があります。豊かな居住性と自然との調和、多機能・高性能化された教育機器、校内LANによる資料の検索、こういうのがあります。240席のランチルーム、生徒ラウンジ、学年フロア、コンピュータが110台、LDオートチェンジャー144枚、AVコーナー3カ所、教材提示装置10台、50インチテレビ5台、29インチテレビ31台、ビデオプロジェクター1台、そしてエレベーター、さらに広々とした本当に快適な、私たちが理想としております明るいトイレ、屋外に目を向けますと、現在使われていない茶室、野鳥の観察コーナー、生け垣、まことに至れり尽くせりであります。施設がいいにこしたことはありません。しかし、余りにも市内の他校の施設とかけ離れ過ぎている、行政にバランス感覚がない、このように私は申し上げたいと思います。

 さきにも述べましたけれども、例えば他校では、コンピュータは生徒2人に1台、つまりコンピュータ室が40人入る部屋といたしますと、コンピュータ約20台、これが今平均なのですけれども、玉島北中学校では110台あります。実に5倍。教育現場でこんな不公平があってよいのか、私にはこのように思えてなりません。他校の建設費の約2.5倍の建設費をかけたこの玉北施設、不公平感はあっても、しかし教育施設にお金をかけたのだからと百歩譲ったとして、それでは今建てかえ中の多津美中、北中に準ずるのでしょうか、お尋ねをいたします。

 最後に、玉島北中学校の教科教室型について、一人一人の専用机やいすがありません。私は視察してみて、これでは個々の生徒の居場所がないのではないか、こういうふうに思えてなりませんでしたけれども、これについてどう思っておられるのか、お尋ねをしたいと思います。

 次に、公園ウオッチングをいたしました。私は玉島に住んでおりますので、玉島を担当いたしました。玉島地域に105カ所の公園があります。で、私は公園の中に焼却炉や焼却用のドラム缶がある公園を選んで10カ所ウオッチングいたしました。そこの中で気づいたことを述べて質問をいたします。

 まず、玉島中央公園、これは交通公園ということでスタートいたしましたが、信号機はあるけれども、何年も前から電気が来てない。信号機の役目は全然果たしておりません。真ん中に踏切らしきものがありますけれども、全然これも機能しておりません。焼却炉にはごみがあふれ、野犬が来る。交通公園としてこれをずっと生かしていくのならば、しかるべき改善を求めたい。改めて、この公園の位置づけをお尋ねしたいと思います。

 次に、円通寺公園であります。最近は桜の木も大きくなりまして、春には大勢の方々が花見に来られます。しかし、残念ながら多目的トイレ、これがありません。そして中腹にある1カ所のトイレ、戸が外れて、これをロープでくくりつけてとても使えた状態じゃありません。老朽化した焼却炉には、食べ残ったトレーやその他のごみがいっぱい。排水路は壊れたまま。円通寺は、良寛ゆかりの地であり、玉島の観光の目玉であります。その公園がこのようなありさまです。この実態をどう改善するのか、お尋ねをいたします。

 私は、これを終えてみて思ったのは、公園管理は今、倉敷、水島、これは本庁で行っておりますけれども、玉島と児島は支所で対応をしております。管理費が余りにも少な過ぎる、私はこのことを申し上げ、一体どうするのか、お尋ねをしたいと思います。

 この項の最後に、放置自動車対策についてお尋ねをいたします。

 私は窓口がわからないので、最初環境部へ、市内の放置自動車の全体把握はどうなっているのかお尋ねをいたしましたら、建設局の道路管理だと言う。そこで、道路管理に尋ねました。市内の放置自動車の表を持ってこられた。しかし、その表が全く、私が知り得ていることの台数から数えても全然合っていない。この数は合っておりませんよと私が言いますと、これは平成11年からの数なので、それから前のは抹消しているというのです。こんな事務的な対応はないと私は驚きました。

 今、玉島の図書館前の駐車場に皆さん行ってごらんになったらわかると思います。何月何日、「7月14日までに撤去してください」という張り紙がありますけれども、これと同じくが、もう2年も3年も前から同じことを張ったのが、日にちは違いますけれどもね、ついております。それで、余りにもこのずさんな市の対応、もう市民は腹の立つのを通り越して、あきれ返っております。最近の倉敷市政にはこういう点が目立ちます。こういう積み重ねを経て市民は市政不信となる、私はこのように思います。直ちに全市的実態把握をして、速やかな撤去を求めるものでありますが、お考えをお聞きしたいと思います。

 次に、福祉行政についてであります。

 去る7月3日に市内の公立保育園で、熱いスープが園児にかかり、3人が負傷するという悲しい事故が起こりました。この事故を関係当局はどう受けとめ、今後この教訓をどう生かしていくのか、お聞きしたいと思います。

 今、保育園では、定員の25%オーバーまでは認めるということで、市内の公私合わせて85園の中、定員内でおさまっている保育園はわずかに15です。市内保育園の85%が定員オーバー。ひどいのは、定員60人に対して80人という園もあります。明らかに過密保育です。それに対する指導措置はどのようになっておるのか、お尋ねをいたします。

 保育室は最低基準等で守られておりますけれども、調理室はそのようになっていないと思います。とりわけここ数年、O−157対応で食器洗浄器、あるいは冷凍庫など大型機器がふえております。その分だけ調理室は狭くなっております。その上に定員の25%オーバーまでよしとするのですから、調理室は勢い狭くなります。市はこの点をどう認識され、改善するのか、お尋ねいたします。

 また、人的面におきましても調理現場では、パート、臨時、正規と非常に複雑な構成になっております。私は正規職員を充実することを強く求めたいと思います。

 最後のこの事故に関してですけれども、当局及び園はひた隠しをしておりました。私は保護者から聞いて初めて知ったのです。子供が保育園から帰って、「きのう救急車が来た。物すごう何々ちゃんは水をかけたんよ」いうことを帰ってお母さんに言うたらしいですね。そういうことから私は初めて知ったわけなんです。関係部署にこのことを話しますと、「委員長が海外へ出張していたので」と、まことにピンぼけの答弁です。こんな大切なことをひた隠ししていた当局の態度、私は限りなく不信感を持ちます。なぜそんなことになったのか、お尋ねをしたいと思います。

 この項の最後に、児童扶養手当の大改悪について申し上げます。

 基本的には、これは国の問題です。しかし、今回の改正で、本市では今まで全部支給、4万2,370円支給されていた人、2,491人がこの大改悪によって1,839人と、実に652人の人が全額支給から一部支給に変わるわけです。例えば、母と児童1人の場合、総収入が130万から204万の世帯で、月額1万1,000円もの減額になります。これはもう弱い者いじめの最たるものです。とりわけ本手当の受給世帯全体が低所得層が多いという中で、この減額は一層そういった世帯に大きな影響を及ぼしてまいります。また国は、減額になった分については貸し付けをするとしておりますけれども、借りたものは返さなくてはならない。しかも、5年以内ということです。その生活実態から見て、5年以内で返済できるような余裕はありません。こんな弱い者いじめの大改革、到底私は容認することができません。市はこの制度の大改悪をどう認識し、制度改悪のため影響を受ける人々をどう守っていくのか、この点についてお尋ねをしたいと思います。

 次に、福祉施設の情報開示についてお尋ねをいたします。

 市内の老人福祉施設に入所している方の家族、その方は兵庫県に家族はおられますけれども、入所者の処遇をめぐって施設の運営について情報開示を求めたところ、入所者の家族は市内居住者でないので、本市の情報公開条例では請求できないのではないか。ちなみに本市の条例では、市内居住者あるいは市内に事務所を持っている者、このようになっております。これでは開示請求ができないという相談を私は受けました。そこで、私は岡山市を調べてみました。岡山市は、ここが「何人も」ということになっております。ケアハウスなど施設利用者が広域化しており、本市も市内に限定するのではなく、「何人も」に変えるべきではないかと思いますけれども、これについてのお考えをお聞きしたいと思います。

 次に、「懸案事項その後の対策」と題しまして、人工島についてお尋ねをいたします。

 私は、人工島の問題をたびたび、節目節目でこの場所から問題提起をしてまいりました。関係地区の方々からは、夜となく昼となく走る大型車の問題、いつ夜中に落ちてくるかわからない、おちおち寝られない、こういうことも聞いてまいりまして、私はその対策の一つとして大型車の高崎土手への通行を禁止することを求めましたけれども、その後これはどうなっているのか、お尋ねしたいと思います。

 次に、人工島の使途の問題、使い道の問題です。

 私は先日、岡山ジョセイ新聞社、これは女性じゃないんです。ジョセイ、片仮名で書いたジョセイ新聞社の「こんにちは新聞」、これの7月19日発行の倉敷版496号、これを読んで驚きました。この中に石井知事のお話がありまして、知事が水島エコワークスの問題を、るるガス化溶融炉の問題を話されて、その後ですけれども、見出しは「広がる埋立区域、人工島を「エコタウン」に」、こういうことです。知事の話を少し読んでみます。

 「「水島港玉島ハーバーアイランド」できておりますね。これは人工島なんです。ここで、エコタウンを設置したいと、こう考えておるんです。岡山県には、三菱自動車という大変大きな自動車工場がありまして、自動車の、今の廃棄物処理の問題が出てきましたでしょ。ですから、この自動車のリサイクル法の施行ということを踏まえて、そのリサイクル工場を新しく人工島につくりたい、ということでお話をしているんですが、これはここから、また我々が、住民の皆さん、それから地元の皆さんとお話をしていかなければいけないわけです。まあ、期待をしておりましたのは、最新鋭のいろいろな工場を地元の方は期待しておられる。それがごみの工場が来るということになったときに、期待しておられるものと大きく違いますでしょ。落差があるものだから、そこのところを少し、これから関係の方々に説明をして」、こういう文章があります。

 私は、もうこの文章を読んでびっくりしました。それと呼応するように、今岡山県がエコタウン事業を募集しております。期日は8月12日から──もう済みました──9月10日までということで、事業の内容、リサイクル法に対する事業、建設リサイクル、食品リサイクル、自動車リサイクル、こういったリサイクル事業、もう既に県では募集をしておるわけです。この事業内容、ここまで話が進んでいるのかと私はびっくりしました。これは市内の、例えば自動車リサイクル法に基づく工場が来るとしますと、これはもう大変な問題です。自動車リサイクル法関連法案については、次の機会にその問題点を指摘したいと思いますけれども、私は人工島は地元倉敷市へ、とりわけ玉島に夢を与えるものではない、そういうことを今まで言い続けてまいりました。それがますます現実のものとなってきておる、このように思います。県のエコタウン構想について、市長は承知しておるのかどうか、これについてお尋ねをしたいと思います。

 次に、本市が今進めておりますごみ処理基本計画の改定についてであります。

 それによりますと、ペットボトル、トレー以外の廃プラスチックは、これからも分別せず今までどおり燃やすということです。このことは当初の基本計画から見ると、大後退です。いよいよ始まったガス化溶融炉への帳じり合わせ、私はこのように思います。明らかにこれは「分ければ資源、まぜればごみ」、この標語はガス化溶融炉を選んだ倉敷市で通用しなくなってきておるのではないか、子供たちへの環境教育はこれからどうするのか、そのように思えてなりません。まさに子供たちに、費用対効果でこれを選びましたとは言えないと思います。時代に逆行するごみ処理基本計画の改定案、これからどんどん改定に改定を進めて、分別収集を行わないとする計画になるのではないか、このように思えてなりません。なぜならば、分別が進みごみが減れば、ガス化溶融炉へ日量300トンのごみが担保できなくなるからです。水島エコワークスに対してそれが調達できなければ、そのリスクは市が負う、これがPFI方式なのです。市長はこの改定案についてどう思うのか、お尋ねをしたいと思います。

 以上で私の質問を終わります。



○議長(岡良夫君) 答弁を求めます。田中教育長。

            (教育長  田中 俊彦君  登壇)



◎教育長(田中俊彦君) 学校に関係する5つの点について、順次お答えをしたいと思います。

 まず1つ目ですが、トイレについての御質問でございます。

 私も夏休みに幾つかの学校、公民館、それから支所等を回らせていただきました。それで行ったところは大体見てはきたわけでございますが、洋式のトイレブースを広くするためには、仕切りの壁や上下水道のやりかえ、また便器の数の減少など、総合的に検討する必要があるわけでございます。今後とも状況に応じて適切な空間がとれるように、順次計画的に改修を行ってまいりたいと思っております。

 2つ目ですが、国は10年計画で家庭におけるエアコンの普及率などを考慮して、学習環境の改善を図るために、学校の普通教室などの冷房化を進める意向を示しております。倉敷市といたしましては、新たに創設される補助制度を活用して今後の対応について研究をしてまいりたいと考えております。

 続いて、3つ目ですが、学校施設の耐震診断についてでありますが、昭和56年の新しい耐震設計法以前に建設された対象棟数は、校舎棟で141棟、屋内運動場で48棟であります。これらを3年間で実施するとなると、年に校舎棟で47棟、屋内運動場で16棟実施する必要があります。これらの建築年数の古いものや傷みの進んでいる棟から順次年次計画を立てて、できるだけ早く実施してまいりたいと考えております。

 4つ目ですが、玉島北中学校の総括、それから現在建築中の多津美中はどのようなというふうなお尋ねでございますが、玉島北中は、岡山県のクリエイティブタウン計画の本市の第1号として、豊かで個性的な学習空間の創造を目指して建設されたものであり、特色ある教育を目指したものであります。今後ともこの施設を活用し、思考力、判断力、表現力等の能力を重視した生徒の個性を伸ばす教育を推進し、また施設の開放による学習の拠点として、今後も地域の方々との交流の場となるよう努めてまいりたいと考えております。

 教科教室型の授業は、各教科の特色を生かした学習環境づくりや授業の工夫が可能であり、生徒の学習に対する意欲を高め、わかりやすい授業を行うことができます。また、自主的な教室移動等により、生徒の自主性や責任感が高まるなどの成果が上がっております。

 生徒の居場所の問題につきましては、一人一人を大切にした温かい人間関係づくりができるよう、休憩時間にオープンスペースでの友達や教師との触れ合いを大切にするなど、工夫をしてきております。また平成15年3月末の完成で現在建築中の多津美中におきましても、同様に教科教室型の授業形態を考えております。今後とも生徒の気持ちや教職員の考えを重視して、一層よさを生かしてまいりたいと思っておりますので、御理解をお願いしたいと思います。

 最後に、5つ目ですが、学校図書館についてのお尋ねにお答えをしたいと思います。

 本市の平成13年度の学校図書館の蔵書達成率は、小学校で105%、中学校で96%となっております。本年度の図書購入費は、小学校、中学校合わせて4,572万円となっており、地方交付税の積算に基づく額を上回っております。各学校の配分につきましては、学校割と生徒・児童割で行っております。今後とも、学校図書費の増額に努力してまいりたいと考えております。

 現在、多くの小学校では普通教室や多目的教室に本を分散配置して活用を図っており、今後も工夫をしてまいりたいと思っております。学校図書館の開放につきましては、小学校7校、中学校1校で、平日に地域開放し閲覧や貸し出しを行っております。休日の開放につきましては、管理上の課題もあり現在開放しておりませんが、どのような方法があるか、今後も考えてまいりたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いをいたします。



○議長(岡良夫君) 武林建設局長。

            (建設局長  武林 修已君  登壇)



◎建設局長(武林修已君) 建設局に関します御質問に順次お答えを申し上げます。

 まず、視察して思うことのうち、公園につきまして3点のお尋ねをいただきました。

 第1点目、公園の管理についてでありますが、現在市内には総合公園から遊園までを合わせますと804カ所の公園があります。これらの公園の管理につきましては、主に地元町内会、老人会、公園愛護会、シルバー人材センター等に清掃、除草、簡易な樹木の剪定等を委託しておりますが、高木の剪定、遊具、フェンスの修理等につきましては業者に発注しております。特に遊具等の壊れて危険なものにつきましては、公園利用者の安全を確保するため早急に修理を行っております。

 議員御指摘の便所、ベンチ等の、老朽化により古く汚くなった施設の修理につきましては積極的に取り組んでいますが、十分とは言えません。今後とも施設の現状把握を行いまして、適正な管理に努めてまいります。

 次に、2点目の玉島中央公園についてでありますが、玉島中央公園にある交通広場につきましては、設置当時は幼稚園等の児童を対象に交通安全指導するため多く利用されておりましたが、現在はほとんど利用されていない状況となっております。今後、この広場の利用方法を検討したいと考えています。

 3点目の円通寺公園に多目的トイレが必要ではとのお尋ねでありますが、円通寺公園には、現在開設されております6.5ヘクタールの中にトイレを6カ所設置しておりますが、御要望の高齢者や障害者、また妊産婦、乳幼児連れ等、すべての人々が利用できる多目的トイレは設置されておりません。今後、現状のトイレの利用状況等を勘案しながら設置について検討してまいりますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、「懸案事項その後の対策は」のうち、人工島に関連して、高梁川右岸の市道高梁川堤防線の大型車両の規制についてでありますが、このことにつきましては、現在玉島警察署初め関係機関と協議を行っており、当面の対策として、市といたしましては水玉ブリッジライン、水島大橋より南につきまして、夜間の21時から朝6時までの交通規制を要望しているところであります。この規制を実施するためには、通行の安全確保等から道路両側の区画線の引きかえが必要であり、現在この準備をしており、できるだけ早く実施し、早期に規制が行われますよう公安委員会へ要望してまいりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(岡良夫君) 浅野経済局長。

            (経済局長  浅野 伸夫君  登壇)



◎経済局長(浅野伸夫君) 放置自動車に関しての御質問にお答えいたします。

 玉島図書館前の駐車場への放置自動車につきましては、美観を損ねるばかりでなく、利用者の方々に大変御迷惑をおかけいたしております。これまでは警告書により撤去を求めてまいりましたが、放置されたままの状況であります。今後は倉敷市放置自動車の発生の防止及び適正な処理に関する条例に基づきまして、放置されている自動車の所有者等の調査をいたしまして、年度内を目途に順次撤去する方向で対応してまいります。

 また、放置自動車に関する市民からの問い合わせにつきましては、その問い合わせを受けた職員がその内容を十分把握いたしまして、関連部署とも協議いたしまして、その結果を問い合わせのあった市民の方に回答できる体制づくりを考えてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(岡良夫君) 宇野保健福祉局長。

            (保健福祉局長  宇野 音平君  登壇)



◎保健福祉局長(宇野音平君) 保健福祉行政についての御質問に順次お答えいたします。

 まず、保育園児のやけど事故についての御質問のうち、この事故に関して市はどのような教訓を得たのかということについてでございますが、安全管理につきましては、平素から機会あるごとに指導してまいりましたが、今回起きてはならない事故が発生し、まことに申しわけなく思っております。今後、安全管理項目に配ぜん項目を加える等、チェック機能の強化を図り再発防止に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

 次に、過密保育から起こった事故ではないかとの御質問についてでございますが、保育所の入所につきましては、保育室の面積や職員数等、保育所最低基準を確保している園において入所円滑化制度により対応しております。調理室についての基準面積は示されておりませんが、調理業務をする上で支障のない面積は確保できていると考えております。また、保育士、調理員などの職員の配置につきましては、国で示された配置基準にさらに市独自の加配により対応しております。

 次に、所管委員会への報告が遅いのではないかという御質問でございますが、今回事故の対応に追われまして報告がおくれましたことにつきましては、申しわけなく思っております。今後は速やかに対応してまいりますので、よろしくお願いいたします。

 次に、児童扶養手当についてでありますが、児童扶養手当は、父親のいない家庭の児童や実質的に父親が不在の状態にある家庭の児童を養育する母親等に支払う手当であります。今回の児童扶養手当制度の改正は、全部支給されていた低所得者の一部の人が一部支給となり、支給される手当額が減額されます。児童扶養手当の支給世帯は低所得者層が多く、減額されると生活に多大な影響を及ぼします。そのため、8月1日に行われました地元選出国会議員との市政懇談会におきまして、従来どおりの支給を行うよう要望を行ったところでありますので、御理解をお願いいたします。

 今回の改正により手当額が減額となる受給者に対し、新たに特例児童扶養資金が創設されました。その資金は5年間無利子で、減額となった手当の差額を貸し付ける制度であり、貸付総額が5万円までは、保証人が不要となっております。なお、相談窓口につきましては、本庁児童福祉課、各支所社会福祉事務所で対応しておりますので、よろしくお願いいたします。

 続いて、福祉施設利用者への情報公開についてでありますが、福祉施設の入所者の御家族につきましては、市外の方であっても、一般的に情報公開条例に言う利害関係を有する人として当該施設に関する文書の開示請求ができるものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(岡良夫君) 岡総務局長。

            (総務局長  岡 武夫君  登壇)



◎総務局長(岡武夫君) 情報公開条例について、請求権者を「何人も」とすべきではないかという御質問にお答えをいたします。

 倉敷市情報公開制度審議会におきまして、情報公開条例の請求権者については、倉敷市という地方自治体の制度である以上、市民を基本として一定の基準を設けるべきであるとの答申をいただきました。このため、請求をすることができる者は、市の行政活動が影響を与える範囲内の者に限るとの考えにより、市内に住所のある人、市内に勤務または通学をする人、市内に事務所等のある法人、それから市の事務事業に利害関係を有する人などを請求権者としておりますので、御理解を賜りますようよろしくお願いいたします。



○議長(岡良夫君) 赤澤市民環境局参与。

            (市民環境局参与  赤澤 正巳君  登壇)



◎市民環境局参与(赤澤正巳君) 御質問ありました2点についてお答えします。

 まず、エコタウン構想でございますが、エコタウン事業とは、県から入手した資料によりますとゼロ・エミッション構想、これはある産業から出てくるすべての廃棄物を新たに他の分野の原料として活用し、あらゆる廃棄物をゼロにすることを目指す構想でございます。

            (「もう少しゆっくり」と大本議員発言する)

 はい。(笑声)これを地域の環境調和型社会形成の基本構想として位置づけ、先進的な環境調和型町づくりを推進することを目的として、平成9年度に現在の経済産業省と環境省により創設された制度であります。具体的には、それぞれの地域の特性に応じて都道府県または政令指定都市が作成したプランについて承認を受けた場合、先進的なリサイクル事業への国の助成もあり、平成14年5月現在、全国で16の地域が指定を受けているとのことでございます。

 先ほどお尋ねありました人工島に関連しまして、いろいろお話がありましたような詳細な内容については把握しておりません。

 次に、プラスチック類の容器包装をガス化溶融処理しようとしているのは、ごみの分別収集・リサイクルに逆行しているではないのかというお尋ねでございます。

 PFI事業により整備を進めておりますガス化溶融炉においては、処理するごみを燃料ガスとして回収し、リサイクルを行うこととしております。このようなガス改質技術は国の計画により、容器包装リサイクル法のその他のプラスチック類容器包装の再商品化技術の一つとして位置づけられております。従来では、その他のプラスチック類容器包装からペレット状にしてプラスチック原料を取るとか、油化によりボイラー燃料等として利用すること、高炉還元剤を得ることなどがリサイクル、つまり再商品化技術として認められておりましたが、新たにガス改質技術もこの商品化技術として認められたものでございますので、御理解をお願いします。



○議長(岡良夫君) 中田市長。

            (市長  中田 武志君  登壇)



◎市長(中田武志君) エコタウン構想について、市長は承知しておったんかというお尋ねをいただきました。

 今、直接担当の参与から御説明申し上げたとおりでありまして、担当部局は県から資料を取り寄せて内容を勉強したと、そこでとまっているわけなんですね。で、私のところへも担当者から、県の方でこういう構想がおありのようですよという資料が提示されましたので、内容については承知しておりますが、まだ現段階では具体的な説明、協議はありませんので、御理解をいただきたいと思っています。



○議長(岡良夫君) 暫時休憩いたします。



            午前11時51分  休 憩



            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



            午後 1時 3分  開 議





○議長(岡良夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 37番 大本 芳子君。

            (37番  大本 芳子君  登壇)



◆37番(大本芳子君) 再質問をいたします。

 玉島の北中建設は、あれは岡山県でただ一つのクリエイティブタウン計画だ。ということは、あとの建設はああいうわけにはいきませんよということを言われたんだと思いますけれども、あのクリエイティブタウン計画ほど、問題のあるむだ遣いはありません。例えば、設計も建設も全部入札でないんですから、随契です。相手の言いなりなんです。だから、そのとき私たちは、これは問題がある、このように指摘をしたわけなんです。今度の議会に、全協に中期財政試算出ましたけれども、そのときにも私たちは、これは問題があると言いました。そしてまた玉島人工島をつくるとき、建設に伴って漁業補償、漁業補償は本来県がしなくてはならない。その漁業補償まで市がやった。そのときも私はこの場から、これは問題だと、このように言いました。また県有施設、水島サロン初め県有施設、本来県が持たなくてはならないようなことにも、市は肩がわりをしてお金を出しております。チボリへの関連の出資、出費、あるいはまた大学の同時2校誘致、それに伴う大盤振る舞い。そのときそのとき私たちは言いました、これで倉敷市の財政は大丈夫なんですか。そのとき市長は何と言われました。倉敷の財政はびくともしない、大丈夫だと。そのように言いながら、この議会に中期財政試算を出してきた。あの中身を見ると、もうこんなに大変なんですから、もう市民の皆さん、もう何もできませんよみたいに、反面おどし的な中身です。そういう財政試算を出す前に、過去のそういった放漫的な市政運営に対するあなたの反省、真摯なそういう態度を市民に表明すべきだと思うんです。

 財政が苦しいときには、市民、行政一緒になって心を一つにしなくてはなりません。そういうときに、過去の放漫運営に対する反省がなされたならば、市民はああそうかと力を合わすかもわかりませんが、そういう態度がみじんも見られない。私はこのことを残念に思えてなりません。市長の反省の弁を聞きたいと思います。以上です。



○議長(岡良夫君) 中田市長。

            (市長  中田 武志君  登壇)



◎市長(中田武志君) ただいまの御質問にお答えを申し上げます。

 先般、議会の冒頭、全協で平成15年から17年に至る3カ年間の中期財政試算を発表させていただきました。内容的には、御指摘がありましたように大変厳しい内容のものに相なったわけでありますけれども、これはあのときにも御説明いたしましたように、現行の幾つかの条件を前提にした上の試算ということでありますから、その点は御理解をいただきたいと思いますが、基本的にはやはり長期に低迷する景気の停滞、あるいは予想以上に深刻化したそういう状況がこういう状態を招いたということでありまして、これは倉敷市だけでなくって、他の自治体でも同様の事情であります。

 本当に、今自治体をめぐる行財政というのは非常に厳しい状況でありますから、そういう意味でも、先日お話ししましたように、そういう意味での市町村合併というのは、ある意味では避けて通れない道というふうに私も理解をしているわけでありまして、厳しい情勢の中でどうやって市民生活を守って、長い歴史と伝統に培われたその自治体の固有の特徴をどう伸ばしていくかというのは、大変重要な課題だと思っております。

 確かに言われる大型事業は、代々の市長によって政策として受け継がれて取り組んできたわけでありますけれども、いずれも私は倉敷市にとってはどうしても必要な事業であると、そういう認識の上に立って、議会の皆様方とも細かく協議をさせていただきながら計画推進に当たってきたわけでありまして、必ずしもそれが私は放漫行政であったとは思っておりません。ただ、結果として今のような財政状況に相なった関係で、そのことが一つの原因かというふうな御指摘のようでありますけれども、必ずしも私はそうは思っておりませんで、優先的な、あるいは全体としての効率的な財政運営の中で、今までは関係職員ともどもに全力で取り組んできた経緯があるということを、ぜひ御理解をいただきたいと思っております。よろしくお願いします。



○議長(岡良夫君) 37番 大本 芳子君。

            (37番  大本 芳子君  登壇)



◆37番(大本芳子君) 私は、今日の財政危機を招いたすべての原因が今までの放漫経営にあったとは言っておりません。その要因の一つであるということを言ったわけなんです。だから、それについては、確かにそうじゃありませんか。人工島のときの漁業補償、何で倉敷がせんといけんのですか。クリエイティブタウン計画については、あなた自身この場から、もうあれはやらないと言ったじゃありませんか。そういうことを私は言っておるんですよ。だから、そういった放漫経営が、すべて今の財政危機を招いたとは決して言ってない。しかし、その要因の一つではあったということを言っているんです。これについて答弁してください。

 さらに、私は冒頭、学校・公園・不法投棄現場を視察して、その問題点を指摘して改善を求めましたけれども、今の中田市政、私は足が地についてないと思うんです。新しい行政課題に翻弄されぎみ、そのように思えてなりません。しかし、それは市民ニーズが多様化して、行政課題もまた広がってきておる中、やむを得ない部分もありますけれども、しかし、質問の冒頭申し上げたようなことが市内いろんなところにあるわけなんです。足元に地がついていなくって、身近なことがおろそかにされておる、このように思えてなりません。新しい年度が始まります、さらに。その新しい年度への予算編成は、そうしたことを反省し生活密着型の予算編成、これを強く求めたいと思いますけれども、これについて市長の決意を伺いたい。以上でございます。



○議長(岡良夫君) 中田市長。

            (市長  中田 武志君  登壇)



◎市長(中田武志君) 失礼しました。ただいまの御質問にお答えをいたします。

 非常にお答えにくい質問だとは思いますけれども、例えば玉島北中のクリエイティブタウン構想、県との協議の中で取り組まれた先進的な一つの事例というふうには私も評価いたしておりますが、あるいは今の玉島ハーバーアイランドの漁業補償が、市の負担分がどのぐらいあったんかいうのはちょっと定かじゃありませんけれども、そういった話があったように私も記憶いたしておりますけれども、それを、私がその後を踏襲して同じようなことをやらないというのは、これは市長としての政策変換でありますから、その辺は新しい私の「住み続けたいまち 倉敷」づくりという、その基本の政策に合わせて私自身が打ち出す政策ですから、これはそういうふうに御理解をいただかないと、私も困るわけであります。

 財政状況が非常に厳しいし、住民ニーズは非常に多様化してきておりますし、あるいは国政の課題も、IT革命からさまざまなたくさんの課題を抱えておるそういう状況の中で、確かに現象的にはいろんなところへ行政の幅を広げますから、あれもこれも、あれもこれもということがあるかもわかりませんが、しかしあれもこれも、あれもこれもやらないといけない、そういう住民ニーズも今あるわけでありまして、私が進めておる中田市政が、足が地についていないとは決して思っておりません。むしろ私は逆に、本当に職員上がりの現職でありますから、必要以上に地味で、必要以上に堅実で、派手さがない。逆に言えば、そういうところが私の特徴かと思っておりますので、これも今まで何遍も言われてきたことでありますから、繰り返して申し上げるまでもないんですけれど、そういうものとして御理解をいただきたいと思っております。

 最後の御質問ですけれども、住民生活に密着した予算編成と、一番重要だと思っております。特にこの議会でも、先日御説明いたしましたように、特に本年度の予算編成に当たりまして、福祉関係はともかくとして、土木、農林等の単独公共で大変皆さん方に御迷惑、御心配をおかけしたわけでありますが、その後の財源確保という努力の中で、この議会で、十分ではありませんけれども、その責めをふさがせていただくという意味で多少の肉づけをさせていただいた、その姿勢をぜひ評価していただきたいと思いますし、来年度以降の予算編成に当たりましては、もっともっと細心の注意を払いながら住民生活に密着した、そういう予算編成を心がけることは、もう御指摘を待つまでもなく当然のことだというふうに考えておりますので、御理解をお願いしたいと思います。



○議長(岡良夫君) 以上で本日予定の質問を終了いたしました。

 本日はこれにて散会し、次会は明13日午前10時から再開いたします。



            午後 1時17分  散 会