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岡山県 倉敷市

平成14年第1回 2月定例会 03月06日−07号




平成14年第1回 2月定例会 − 03月06日−07号







平成14年第1回 2月定例会



     第1回倉敷市議会(第1回定例会)会議録(第7号)



開議・散会年月日時

  開 議  平成14年3月6日  午前10時 3分

  散 会  平成14年3月6日  午前11時40分



出席議員(43名)

  1番 大 塚 俊 子 2番 大 月 満智子 3番 牧 野 規 子

  4番 森 分 敏 明 5番 三 村 英 世 6番 浜 口 祐 次

  7番 生 田   寛 8番 今 川 鉄 夫 9番 渡 辺 和 生

  10番 大 野   治 11番 木 村 圭 司 12番 津 崎   賢

  13番 田 辺 昭 夫 14番 梶 田 省 三 15番 斎 藤 武次郎

  16番 赤 木 裕 介 17番 平 井 弘 明 18番 原     勲

  19番 遠 藤 康 洋 20番 大 橋   賢 21番 倭   正 文

  22番 藤 川 武 正 23番 真 田   護 24番 秋 田 安 幸

  25番 小 山 博 通 26番 宇 野 一 夫 27番 今 井 仁 三

  28番 笹 田 富 夫 29番 原 田 健 明 30番 森     守

  31番 雨 宮 紘 一 32番 秋 山   正 33番 矢 野 秀 典

  34番 藤 原 秀 彦 35番 難 波 辰 史 36番 荒 木 俊 二

  37番 大 本 芳 子 38番 片 沼 靖 一 39番 佐 藤 憲 雄

  40番 北 畠 盛 喜 41番 岡   健太郎 42番 曽 根 房 夫

  43番 岡   良 夫



説明のため出席した者

  市長      中 田 武 志  助役      中 戸 哲 生

  助役      松 尾 武 司  収入役     中 田 友 楠

  総務局長    岡   武 夫  総務局参与   小 野 良 郎

  市民環境局長  池 田   昇  保健福祉局長  宇 野 音 平

  経済局長    浅 野 伸 夫  建設局長    武 林 修 已

  建設局参与   守 屋 政 幸  競艇事業局長  大 森 仁 志

  消防局長    原 田 洋一郎  市長公室長   高 尾 弘 之

  企画政策室長  長 久 捷 郎  財務部長    宇 野 邦 宏

  総務部次長   森 安   弘

 水道局

  水道事業管理者 小松原 慶 一

 教育委員会

  教育委員会委員 藤 井 淑 子  教育長     田 中 俊 彦

  教育次長    千 田 穣 一

 選挙管理委員会

  選挙管理委員会委員長

          藤 原 健 補

 監査委員

  代表監査委員  守 谷   麗

 農業委員会

  農業委員会農地部会長

          岡 田 弘 希



出席した事務局職員

  局長      高 尾 明 義  次長      土 岐 孝 一

  議事調査課長  内 藤 知 明  議事調査課長補佐大 津 正 昭

  議事調査課主任 入 木   孝  議事調査課主任 浅 野 恭 子



本日の日程

 1. 開 議(午前10時)

 2. 質 問

  〇 18番 原   勲

  〇  8番 今川 鉄夫

  〇 22番 藤川 武正

  〇  2番 大月満智子

 3. 散 会



本日の会議に付した事件

 質  問







            午前10時 3分  開 議





○議長(岡良夫君) 皆さんおはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。

 ただいまの御出席は40名、会議は成立いたしました。

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△質問



○議長(岡良夫君) 前日に引き続き質問を行います。

 初めに、18番 原 勲君。

            (18番  原  勲君  登壇〕



◆18番(原勲君) (拍手)皆さんおはようございます。

 通告に従いまして質問させていただきたいと思います。

 まず最初に、国体の諸問題につきまして、皆さん御承知のとおり来る2005年──平成17年度9月には、第60回国民体育大会「晴れの国おかやま国体」が開催されます。これは我が岡山県にとって、まことに名誉なことであり、また責任重大なことであります。本市におきましても、夏季、秋季、合わせて9種目の競技が行われることとなっており、現在、3年後の開催に向けて市長及び関係当局の御尽力のおかげで、国、県からの協力も得ながら着々と計画を遂行していただいているところであります。そして、この大会が倉敷をアピールする絶好の機会だということは言うまでもありません。今回の岡山国体は、我が倉敷のさらなる発展に大きな波及性をもたらしてくれる大きな催しであり、最善の注意を図って計画を実行していかなくてはならないと考えます。

 そこで、質問に移らせていただきますが、第1点目は、幹線道路網の整備についてであります。

 本市は本国体に向けて、現在、会場の整備、情報通信基盤の整備などさまざまな分野の環境整備が行われておりますが、中でもこの幹線道路網の整備については、特に早急に実施しなければならない課題であります。中でも、本大会の主会場ともなります児島地区への連絡道整備計画の中に、倉敷と児島を結ぶ短絡道船倉・曽原線事業の促進がありますが、進捗率、またインター杯、本大会と残された期間はわずかしかありませんが、本当に完成できるのか、お尋ねします。

 御承知のとおり、本国体の本大会は平成17年開催ですが、現時点では、既に用地買収も済み工事に取りかかっていなければならない時期だと思います。しかしながら、まだ目に見えるような大きな動きもあるように思えません。この件につきまして明快な答弁をいただきたく思います。

 2点目は、1点目の質問に関連して駐車場用地の確保についてお尋ねします。

 この件につきましては、幹線道路網の整備と連動して綿密な計画を立てておられると思います。しかしながら、現代の車社会を考えますと平成17年度の本大会開催時には、予想以上の交通量があったときのことも想定した駐車場用地の確保をしておかなくてはならないと考えます。この件につきましてどのようにお考えか、お聞かせいただきたく思います。

 続きまして、本市の少子化問題について質問させていただきます。

 ことし1月30日に厚生労働省、社会保障・人口問題研究所より発表された将来人口推計によりますと、日本の総人口は2006年に1億2,744万人のピークを迎え、そのわずか44年後──2050年には1億59万人に減少し、2100年には6,414万人まで半減すると予想されております。そのような中、1年間に生まれる子供の数は2014年に99万9,000人と100万人を割り込み、2050年には66万7,000人程度という、一般に特殊出生率が2.08を下回ると少子化と言われますが、今回の2050年の推定率は1.39とされており、驚異的な数字となっております。

 では、なぜこの少子化が近年急速に進んだのでしょうか。それは男女雇用均等などの影響による晩婚化、未婚化という見方、また既婚者でも仕事と育児の両立への不安、不況に伴う将来の不安という見方が今まで主な理由として考えられてきました。そしてその打開策として、国においてはエンゼルプランなどに基づきさまざまな育児支援策が講じられ、本市においても市長及び関係当局の御尽力で、少子化対策推進本部を中心に少子化対策の企画及びくらしき子どものすこやか育成プランの推進を急速に実行し、昨年4月には総合保健福祉施設くらしき健康福祉プラザを開設、その中で子育て支援センター事業も着々と成果を上げられていることとお伺いいたします。しかしながら、今回、新将来推計人口では、欲しい子供の数と実際に産む数に開きがあると指摘されており、本市においても緊急に調査し、打開策を検討する必要があるように考えられます。そして逆に、65歳以上の人口は2025年には3,473万人と、2000年度の2,240万人から1,233万人もふえ、2050年には3,586万人と、2000年の2,240万人と比べて6割近くふえるという、まさに逆ピラミッド型の人口構造になるわけです。そのため今後、この少子化問題には、ますます真剣に取り組んでいかなければならないのは必至であります。

 そこで、第1点目の質問です。国では、育児支援策について積極的に策を講じようとする動きが見えますが、我が倉敷市としては、本件において今後独自の施策を講じていく予定はありますでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。

 2点目は、くらしき健康福祉プラザにおいて、現在子育て支援センター事業を行っておりますが、よく若い親御さんから「子育て支援センターって何」と聞かれることがあります。倉敷市民のための施設なのですが、まだまだ皆さんに十分理解していただいているとは考えづらい部分があり、さらに本施設の必要性を訴えることが必要に思いますが、当局としては、今後どのように市民に浸透させていく予定かをお聞かせ願いたいと思います。

 次に、田の口・赤崎の市道の廃止についてであります。

 この道路は、児島中国銀行の西側と架橋記念館の間を走っている道路であります。この道路により味野公園、いわゆる橋の公園と架橋記念館が分断されて、一体感がなく、施設として機能していない状況であります。この周辺の整備計画については、ファッションタウン児島推進協議会の中の駅周辺1キロ総合計画委員会の中でもいろいろ議論されているところでありますが、この道路は、まず廃止が先決ではなかろうかと考えますが、御答弁をお願いします。

 以上で私の質問を終わります。(拍手)



○議長(岡良夫君) 答弁を求めます。中戸助役。

            (助役  中戸 哲生君  登壇)



◎助役(中戸哲生君) お尋ねのうち、国体問題と、それから建設行政についてのお尋ねにお答えいたします。

 まず、国体の関係で、幹線道路の早期完成をということでございましたけれども、この都市計画道路船倉・曽原線の整備につきましては、全線4.5キロございますけれども、県と市で事業分担をして実施をいたしておるところでございます。

 このうち、市施行分につきましては、粒江小学校の北側になりますが、県道の藤戸・連島線からインターチェンジの方へ向けまして2キロメートルが市の施行分でございまして、平成12年度に国の事業採択を受けまして以後、測量等々実施いたしまして、平成13年7月から用地買収に取りかかっておりますが、ただいま現在約60%の用地買収を完了いたしております。これから約500メートルぐらいのトンネルが途中ございますが、この坑口までの工事をこれから発注いたしまして、14年度には引き続き残りの用地買収を進めるとともに、このトンネルの工事に着工したいというふうに考えております。

 それから、県の施行分につきましては、今の県道藤戸・連島線から北へ向けて国道2号までの間、約2.5キロメートルが県の施行分でございますが、これにつきましては、ただいま現在約80%の用地買収が済んでおるというふうにお聞きいたしております。いずれにいたしましても、国体に向けまして、早期完成を目指して今後も鋭意努力してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 それから、国体に備えて駐車場の用地の確保が必要ではないかというお尋ねでございますが、まさにそのとおりでございまして、この第60回の国民体育大会の開催準備につきましては議員の皆様方にも大変御協力をいただいておりまして、厚く御礼を申し上げたいと思いますが、今回の国体では、本市の夏季大会、それから秋季大会、合わせまして9競技が行われるわけでございますけれども、大会の期間中に来倉される選手、監督、そして大会役員の方々、夏季、秋季ともにピーク時には1日5,000人ぐらいの方が行き来されるのではないかというふうに思っておりますが、これに応援の方々を含めますと、かなりの方の移動が考えられるわけでございまして、平成13年3月に岡山県の方で実施いたしております輸送交通基礎調査を見ましても、会場までの交通手段としては、やはり乗用車を利用するというふうな方が非常に多いというふうな結果になっております。したがいまして、この国体の開催するに当たりまして、この駐車場問題は非常に重要な問題の一つというふうに考えておりまして、平成14年度には公共用地、それから民有地も含めまして、駐車場の適地調査を実施していきたいというふうに考えております。

 一方、倉敷市準備委員会・輸送交通専門委員会というのがございますが、こちらでも輸送基本計画の中で、一般観戦者等への公共交通機関利用の呼びかけ、あるいはパーク・アンド・ライド方式の導入等々も検討いたしておりますが、いずれにいたしましても来倉される方々、それから地元の方々にとりまして、交通渋滞による影響が出ないように万全を期したいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 それから、味野公園との間の道路の廃止ということでございますが、これは昭和63年でございますから今から14年前ということで、大変なロングランになっておりまして申しわけないと思っておりますが、瀬戸大橋記念事業の一環といたしまして、元下津井電鉄の児島駅がございましたが、その児島駅を南の方へ移動いたしまして、その児島駅の跡地をカルチャーゾーンとして整備しようということで、文化ゾーンとして整備しようということで架橋記念館、それから味野公園──これは通称橋の公園と申しておりますが、この味野公園と市営駐車場を、これは計画どおり既に整備が終わっておりますが、この架橋記念館とそれから橋の公園の間の県道、当時は国道430号でございましたが、これを用途廃止いたしまして文化ゾーンを一体的に利用しようという計画にしておりましたけれども、そういったことで平成4年には国道430号を市道に、その東側に新しい道路ができた、都市計画道路が完成しましたので、それを機に国道から市道へと移管はもう既に完了しておりまして、その際に沿線の皆さん方に、廃止ということでいろいろ御協議をさせていただきましたけれども、なかなかこの道路が、当時は味野の中心の道路であったということもあって、なかなか同意が得られないというふうな状況で今日まできたわけでございますけれども、最近沿線の関係の皆さん方の理解も得られる状況になってまいりましたので、これから関係者の皆さん方の最終的な同意が得られ次第、用途廃止に向けての作業を進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(岡良夫君) 宇野保健福祉局長。

            (保健福祉局長  宇野 音平君  登壇)



◎保健福祉局長(宇野音平君) 福祉行政についての2点の御質問にお答えいたします。

 まず、育児支援策についてでありますが、本市の子育て支援事業につきましては、くらしき子どものすこやか育成プランに基づき、延長保育、一時保育、休日保育、夜間保育などの保育サービスの充実に努めるとともに、病気回復期の児童等に対する乳幼児健康支援一時預かり事業を実施してまいりました。また、母親の育児不安等を解消するため、各保育園で育児相談を実施するとともに、倉敷市子育て支援センターや民間保育園で実施している地域子育て支援センターを拠点に、在宅の子育て支援を行っております。

 今後の施策につきましては、学識経験者や児童福祉関係者等で組織する倉敷市少子化対策市民会議や倉敷市社会福祉審議会・児童福祉専門分科会の中で検討してまいりたいと思っております。

 次に、くらしき健康福祉プラザの子育て支援センター事業についてでありますが、くらしき健康福祉プラザでは健康づくり事業を初め、機能訓練事業、子育て支援センター事業など、子供からお年寄りまですべての市民の健康と福祉を支援するための事業を展開しております。

 御指摘の子育て支援センターでは、育児不安を抱える母親等の相談のほか、子供と楽しく遊びながら育児の仕方について学べる場の提供、子育てサークルの支援などを行っており、健康福祉プラザの中でも最も利用者が多く、平成14年2月末現在延べ2万1,000人を超える利用状況となっております。この子育て支援センターにつきましては、これまでも広報紙等でPRしてまいりましたが、さらに子育て中の多くの皆様に利用していただくため、この3月17日に倉敷市保健所・くらしき健康福祉プラザ1周年祭を開催するなど、あらゆる機会や手段を通じてPRに努めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(岡良夫君) 次に、8番 今川 鉄夫君。

            (8番  今川 鉄夫君  登壇)



◆8番(今川鉄夫君) (拍手)皆様おはようございます。けさはどうも冬の逆戻りのような肌寒い感がいたしますけれども、引き続き皆さん方大変御苦労さまでございます。

 私は、新政クラブの今川 鉄夫でございます。今定例議会は、前段で各会派の代表者によります代表質問が行われ、すべての分野にわたって質問され、一般質問内容に大変苦慮いたしましたが、少し視点を変えて市長初め執行部の皆さんにお尋ねをしてみたいと、このように思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。

 ことしは21世紀の2年目、昨年は新世紀のスタートの年として、世界平和と希望に満ちた明るい年であってほしいと多くの国民は願っていたはず。しかし、現実は悲しい出来事の多かった1年だったと思います。その悲しい出来事は皆さんも御承知の、世界的にいまだに不安を与え続けているニューヨークの多発テロ事件から始まったテロ問題、そしてアフガニスタンへの報復攻撃と炭疽菌事件、このことは日本にとって対岸の火事と受けとめているとしたら、それは余りにも危険なことではないでしょうか。いつ何どき日本にもテロ事件が起きるかもしれない、そういった状況にあることを国民一人一人が認識しておかなくてはならないと思います。

 また、国内に目を向けますと、池田市の小学校での児童殺傷事件、実の母親が、また父親が子供を虐待し、そのあげく殺してしまう。何と悲しい情けない事件、そして狂牛病騒ぎ、どれも暗い出来事ばかり、その上にますます深刻化している過去最大の失業者数、これからの日本丸は、そして地球はどうなるのであろうか、不安と心配は増すばかりの昨今。であるならば、少しでも明るい希望の持てる倉敷市にしなければならないのが、市長を初めとする執行部と我々議員の義務と責任であると思います。

 したがって、倉敷市民のための市政を進める上において、ぜひ今後参考にしていただきたい意見、要望を申し上げますので、市長を初め執行部の前向きの取り組みを期待し、私も微力ではありますが、頑張ってまいりたいと、このように思っております。

 それでは、本論に入らさせていただきます。

 まず1点目、地域における雇用創出について。

 いよいよ、本年4月より倉敷市も中核市の仲間入りをします。そこで、市長を初め我々議員と、そして市民が一丸となって住み続けたい倉敷市にしなくてはならないと思います。

 さて、倉敷市は江戸時代の徳川幕府の天領地として栄え、その後大原家の支援によって繁栄した旧倉敷と、学生服の町として栄えた児島、戦後目まぐるしい工業の発展により開発された水島工業地帯、酒蔵と港で発展した玉島、いずれも倉敷市が全国に誇れる財産であり、それによって多くの市民が今日まで生活を支えてきました。しかし、その財産も、時の流れと社会情勢の悪化により一段と厳しい環境となっている。これも倉敷にとっては大きな課題、早急に手だてをしないと本当にだめなことになると思います。

 そうした情勢下にあって、本日は、地域雇用創出が特に緊急課題であると、このように思いますので、この点について市長初め執行部に私の思いを申し上げ、ぜひ早急に対応していただきたいと思います。

 民間企業は今生き残りをかけ、今日まで企業戦士として身を粉にして働き、日本経済発展に貢献してきた中高年層に対し、やむなくリストラ策を導入、その結果、ますます高齢者の雇用はかってない厳しい状況にある。そして、新卒者の就業の場も同様に減少しています。今日では、社会不安要因の第1位が雇用問題であると言われています。国政として今日まで対策をしてこられておりますが、その成果がどうであるかについては避けさせていただくとして、我々の一番身近なところから、まず雇用拡大に向けて努力しなければならないと思います。

 それぞれの民間企業では、人員削減にあわせてワークシェアリングの手法を導入し、賃金より雇用優先で取り組んでいるところもあります。そこで、倉敷としてもこのワークシェアリングを活用し、地域に新しい雇用を生み出すことをしなければならないのではないでしょうか。既に地方行政の責任と位置づけて、導入もしくは準備を進めているところもあります。

 ところで、倉敷市現職員の年代別分布から見ると、50歳代が全職員のほぼ38%を占めている。その人たちが大量退職する時期が既に始まっており、今後毎年120名から190名もの多くの方が退職をします。先日の代表質問の中で、市長は行政改革を進める目玉の一つとして職員の削減を述べておられました。確かに行政の業務を委託すれば、職員を少なくすることは当然の考えであると思いますが、しかしその補充はいずれにしても必要となります。

 そこで、その職員を先行採用し、若者の雇用の場を少しでも拡大されるべきと思います。なぜそのことを申し上げるかといいますと、昨年12月定例議会において、本年4月から定年退職者の再任制度を条例化しました。その際、市当局は人件費の増にしてはならない、したがって新規採用数を減員して調整することを考えておられると思います。これでは高齢者へのワークシェアリングになっても、若者には逆にしわ寄せの何物でもない。また、企業のリストラにより中年層の優秀な方々が職を求めておられます。この優秀な人材を見逃す手はない。私は、昨今の社会情勢だからこそ、より優秀な人材が多く確保できる絶好のチャンスであるというふうに思いますが、いかがでしょうか。

 特に中年層の採用については、年齢的な問題があると思いますが、そんなことにこだわっていては優秀な人材は確保できない。今こそ倉敷市として、中期的要員計画を立てて若者の先行採用とそして優秀な中年層を中途採用し、即戦力として活躍してもらうことが、多様化している市民ニーズにこたえることになるのではないでしょうか。いずれにしても、市長と執行部の概念を変えてもらうしかない。先日も、各民間企業に対して雇用創出をお願いしているというふうに述べておられましたが、私は企業への要請だけでなく、行政としても雇用拡大の責任があると思います。したがって、緊急雇用対策の一つとして、倉敷市みずからが努力をしなければならない今ときではなかろうかと、このように思います。この点につきまして、市長のお考えをぜひお聞かせをいただきたいと思います。

 通告の2番目、市民サービスの利便性について述べたいと思います。

 市民へのサービスが地方行政の基本であります。そのサービスもさまざまなものが考えられますが、この質問は、一昨年の9月議会で要望として一度申し上げましたけれども、今回は要望でなく、ぜひ早急に対応されるべきと、この思いで申し上げたいと思います。

 どうあれ市民サービスは、まず市民が安全と安心で日常生活が送れるようにすること、また一方、市民の行政手続が手軽にできるようにすること、この2つにあると思います。

 そこで、本日は、市民にとって一番多くかかわりのある住民票と印鑑証明の交付については、既に自動交付機の設置が本庁、支所、また出張所、さらにイオン倉敷、倉敷駅前にされていますが、さらに市民への利便性を進めるべきだと思います。私はその1つに、以前申し上げた市民課の窓口の開設時間を19時まで延長する日を週に2日程度考えてはいかがでしょうか。それによって、会社帰りに自動交付機以外の手続もできるようになることが、サービスの向上ではないでしょうか。その対応については、職員の時差勤務等の工夫、そして職員の意識改革が当然必要となります。ぜひ他市に先んじてひとつ検討していただきたいと思います。

 また、岡山市においては、本年3月より郵便局で住民票と印鑑証明等の交付を始められました。これも市民サービスの新しい手法であり、特に高齢者にとってはより便利になると思います。このような新しい手法を導入し利便性をより高めることが、さらに市民の立場に立った行政であり、これから求められる姿ではないでしょうか。ひとつ市長の前向きの御判断、英断をお願いをしたいと、このように思います。

 通告の3番目、中高一貫教育の新設についてお尋ねをいたします。

 子供の教育については、学校におけるいじめ、そして不登校問題、さらに教育のあり方についての課題を抱え、今では社会問題となっていると思います。そうした中で教育関係者と親は、もちろん対応に頭を痛めているのが現状ではなかろうか。なぜこんな状況になったのか、その原因はさまざまな要因の積み重ねによるものと思われますが、いずれにしても子供自身が受験地獄で悩み苦しんでいる、その実態が果たしてよい影響を与えているだろうか。子供は成長期をいかに過ごすか、大変重要であります。そんな問題ある社会をつくったのは大人であること、そのことをだれが気づき、だれが対策を考えるのか。もちろん親であり、大人社会である行政にもあると思います。

 昨今、なぜ心豊かな、他人への思いやりある人間が少なくなってきたのか。この原因は幾つか潜在的にあるとしても、本来人間の持っている素直さ、優しさが受験というものでゆがめられてはいないでしょうか。私は悪影響を大なり小なり及ぼしていると思います。

 そこで、倉敷市も岡山市に負けないような、すばらしい中高一貫教育を確立し、心にゆとりのある子供たちを少しでも多く世に送り出そうではありませんか。どうか将来日本を背負って立つ若者に、温かい手を差し伸べてやってほしいと思います。そこで、倉敷市における中高一貫教育についてのお考えがあれば、ぜひお聞かせをいただきたいと、このように思っております。

 以上3点につきまして、市長を初めとする執行部の前向きの回答がこれからの倉敷市における方向づけになり、「住み続けたいまち 倉敷」へとつながるものと確信をいたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手)



○議長(岡良夫君) 答弁を求めます。田中教育長。

            (教育長  田中 俊彦君  登壇)



◎教育長(田中俊彦君) 中高一貫教育の新設についてのお尋ねにお答えをいたします。

 議員御指摘のように、中高一貫教育には、高校入試の影響を受けずに、ゆとりのある安定的な学校生活を送ることができる等の利点があります。現在、岡山県内の公立学校では、2カ所で中高一貫教育が行われており、平成14年4月からは、県立岡山操山中学校、岡山操山高等学校で新たに開設をされます。

 倉敷市としましては、昨年11月に開催された地元選出の県会議員との市政懇談会や、県知事を迎えて倉敷振興局管内で開催された地域サミットの中で、倉敷市内にも岡山操山中学校、岡山操山高等学校のような併設型の県立中高一貫教育学校の設置を県へ要望しております。また、本年1月にも県教育委員会へ要望いたしました。今後も、設置に向けて強く要望してまいりますので、御理解のほどよろしくお願いをいたします。



○議長(岡良夫君) 岡総務局長。

            (総務局長  岡 武夫君  登壇)



◎総務局長(岡武夫君) まず、地域における雇用創出についてでございます。

 お尋ねは、職員の定年退職者の再任用制度は若者の雇用にしわ寄せが来るのではないか、計画を立てて若者の先行採用と中年層の中途採用をすべきではないかということでございますが、お答えをいたします。

 定年退職者の再任用制度については、さきの12月議会で説明をさせていただきましたが、年金受給年齢の引き上げに合わせた制度でありまして、今後日本社会は、若年層から高齢層に至るまでマンパワーとなって働かざるを得ない状況になっていくわけでございます。

 議員の御指摘がありましたように、本市職員の年齢別分布──年齢構成でございますが、これを見ますと50歳以上の職員が多く、40歳前後の職員が少ないという状況がございます。これは昭和42年の3市合併や昭和37年の国体時に、大量採用した職員が高齢化したためでございます。将来的に年齢構成がよくなるように検討しているところでありますが、今後定員適正化計画を着実に行っていくと同時に、中期的に計画的に職員の採用を行っていく必要があるというふうに考えております。また、40歳前後の年齢層が少ない面をカバーするためには、中途採用を実施していく必要がございます。

 今後、市の業務の中で、どういう分野でどういう業務に従事させるか、また民間でどのような業績や技能に着目して採用するかも考えながら、中年層の採用を実施に向けて検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 次に、市民サービス利便性についてでございます。

 高齢者などの市民サービスのため、住民票や印鑑証明等の交付のために郵便局を有効に活用してはどうかというお尋ね、御提言についてでございますが、市民の利便性の向上を図る上で大変有益であるというふうに認識いたしております。そのため、本年2月7日に関係部署──4課でございますが、この4課の職員で構成する郵便局ワンストップサービス等検討チーム、これを発足させまして、できるだけ早期に実施できるように考えております。

 今後、市民サービスの均等化、公平化を念頭に、県内で既に実施しております都市、岡山市、これは3月1日からでございます。それと備中町、2月24日からサービスを開始しております。こういった都市の現状等も調査し、本市のどの地域に導入すべきかなどについて、前向きに検討を進めていきたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。



○議長(岡良夫君) 池田市民環境局長。

            (市民環境局長  池田 昇君  登壇)



◎市民環境局長(池田昇君) 市民課窓口の開設時間の延長につきましてお答えいたします。

 市民課業務のうち、現在時間外で行っております住民票などの交付につきましては、自動交付機、6カ所でありますが、この自動交付機により平日は夜7時までと、土曜、日曜日につきましては午後5時まで対応し、市民サービスに努めているところでございます。また、戸籍の届け出事務につきましては、本庁及び児島、玉島、水島の3支所で24時間受け付けをいたしております。

 窓口開設時間を延長してはどうかというお尋ねでございますが、自動交付機での平日、夜間の利用も、1日平均2.8人と低調でありますし、窓口を延長しますと庁舎管理の問題や、ケースによりましては市民課での手続と同時に、児童手当等の手続をするとか、介護保険の手続をするとか、あるいは転入学の手続をするとか、市民課だけでは対応し切れない事務も出てまいります。そのため、こうした場合は関連部署の窓口も開設するか、後日、市役所に再度訪問していただかなければなりません。窓口開設時間の延長につきましては、対費用効果も考えまして慎重に検討していかなければならない問題であると認識しておりますので、御理解を賜りたいと思います。



○議長(岡良夫君) いいですか──。

 暫時休憩いたします。



            午前10時45分  休 憩



            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



            午前11時 3分  開 議





○議長(岡良夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 続いて、22番 藤川 武正君。

            (22番  藤川 武正君  登壇)



◆22番(藤川武正君) (拍手)清風会の藤川でございます。

 先に今川君が言うてしまいましたので、こりゃ力入れたなと思いよりましたが、とにかくけさ非常に寒かった。そして、きのうも寒かった。寒いと同時に、寒いことが続いたと思えば新しい春が来るようなことでございますが、寒かったり暑かったり、とにかく人間の心には非常に複雑な問題がございますが、寒かったり暑かったりするたびに刻々と大自然は間違いなく春を迎えることに、準備に忙しいということでございます。

 しかし、その反面、我が社会においては非常に難しい問題が多々ございまして、犯罪がとにかく多い。犯罪が非常に多いということは、日本の議会も断然これは阻止せねばならないことでありますが、議会の皆さんも団結して、とにかく市民の不安を取り除くと、こういう考えで皆さんとともに力を入れて世の中から犯罪を取り除くためには、とにかく私は一番に必要なことがある。それは、とにもかくにも教育長のような立派な方が指導してもらって、そうして皆さんを指導してもらうことによって、社会を最も明るくするということに全力を挙げていただきたいと、かように思っております。

 とにかく、それから本題に移ります。

 大変世の中が騒がしい。そして、一般の常識では到底理解できないことが次々と起こっております。この殺伐たる世の中で、事件もまた大東京を中心として、種々地方にまでその犯罪が及んでおります。わずか16歳の少年が集団で人を撲殺するということが起こっておりますが、本当に悲しい事実でございます。我々自身が現実をよく見詰めて、そうして市民の皆さんとともに少しでも犯罪を少なくするように努力しなければならないと、かように思っております。

 長引く景気低迷の中で、新聞、テレビにおいては、日々殺伐とした事件が起きております。去年を振り返ってみましても、非常に暗いニュースばかりでございます。そういうことが多く印象に残っております。そういった中で数少ない明るいニュースを我々に提供してくれたものは何か。それはアメリカ・メジャーリーグ、シアトルマリナーズの華々しい活躍をしたイチロー選手、そして──笑うな、おい、笑わずに聞きねえ。(笑声)イチロー選手、そうして同じく佐々木選手、そうして高橋 尚子選手など、いろいろの選手が皆さんの希望と、そして現実の問題として大きな力を与えてくれているものは、いわゆるスポーツであります。ことしは、いよいよ日韓共催によるサッカーのワールドカップが開催されます。全国各地においてキャンプ地の誘致が行われ、行政、市民一体となって盛り上がりを見せております。また、ことしは冬季オリンピック、2月9日にありましたが、25日で終わりになりましたが、これは皆さんが誘致合戦に力を燃やし、とにかく我が方に開催を迫って、幾つものドラマが生まれております。

 しかし、そういったスポーツ選手に、我々倉敷市出身の選手が非常に少ないということでございます。全国レベル、世界レベルに目を向けましたとき、倉敷出身の選手がなかなか育たないという非常に情けない現状であります。折しも岡山県において、来る平成17年に第60回国民体育大会が開催されます。この国民体育大会には、県はもとより倉敷市においても選手強化に向けて支援、指導体制を邁進しておるところでございますが、倉敷市第5次総合計画のもとにスポーツ事業振興団と提携して、市民の多様なニーズに努めることに、各種スポーツ教室や事業所など、スポーツ意識の高揚と市民の活動に支援を求めております。また、指導者の育成と資質の向上に努めることに、各種スポーツ団体の支援を特に望んでおります。そして、国際水準に高める関係団体への支援体制の強化に努めてまいります。これは多分に国体を意識したものであるわけでございますが、果たしてその推進がどの程度の効果を上げているのか、また現在の強化プランによりますれば、それで十分なのか、どの程度の期待ができるものか、具体的な率はなかなかつかめない。されど、しかもさらに言えば、このスポーツ選手並びに指導者の育成と強化が、単に国体だけのものにとどまらず、的確に、最初に申し上げましたように、全国レベル、世界レベルのアスリートの育成に備えるものでなくてはならないと思うのであります。そのためには育成プランのレベルアップも必要でしょうし、精神面、あるいは医学的、科学的な、専門的な強化育成プラン等必要となるものでありますから、そのあたりの状況について教育長は少し見解があれば、お聞かせを願いたいと思うのであります。

 また、国体に限らずスポーツにおいては、周りの応援、支援団体が一生懸命に応援することによって、選手そのものは一生懸命になるのでありますから、それはぜひ期待しなければならないと思うのであります。選手だけが、ただそのメダルを取るために一生懸命になるということでなく、とにかくレベル一般を上げることによって、いわゆる犯罪を少なくする、その犯罪を少なくする方へ向かっていっていただきますように、これはお願いする次第でありますが。

 先日、阪神タイガース第29代監督に倉敷市出身の星野 仙一氏が任命されました。我々市民にとっては大変に喜ばしいことでございます。星野 仙一氏は、言うまでもなく倉敷市出身でも倉敷商業出身、明治大学を経て、中日ドラゴンズのエースとして活躍された方でありますが、近い将来、彼に負けない、例えばメジャーリーグに挑戦するような選手が必要であります。ヨーロッパで活躍するサッカー選手、マスターズで活躍するゴルファーなど、倉敷市を将来背負って立つ子供たちに夢を与え、多くの可能性を持つ子供を育てるということが、倉敷市の環境についてもますますよい実情ではないかと思うのであります。そのためには行政も民間も企業も一体となったスポーツ環境を、一日も早く確立していただけるものと思います。そうした生き方が青少年に夢を与え、少しでも犯罪を少なくするように、それに通ずるようにと思うのであります。この点、当局はどのような考え方を持っているのか、御所見を伺いたいと思うのであります。

 次に、交通問題について申し上げます。

 倉敷駅の立体交差、橋上駅の問題については、大勢の職員たちが中心になって橋上駅から見直しをして、線路を上に上げる、そのことについては一生懸命になっておられますが、1年や2年では到底できない、私はかように思っておりますけれど、いわゆる行政改革はできないということでございますから非常に難儀をしておることがございます。橋上駅からちょうどホームにおりるところへエスカレーターの必要があると思うのでありますが、これはすぐ多くの難問題があると思うので、建設に身を置く私といたしましては、とてもなかなかできないということでございますから、そりゃできなければしようがないなと思っておりますけれど、できるだけお年寄りやそうして足の不自由な方、私もそうでございますが、足の不自由な方は、上りより下りが一番問題があるんでございますから、できれば2年や3年で区画整理ができないということになれば、これはぜひ考えていただいて、一個でもいいからエスカレーター取りつけてもらいたいと、かように思っております。種々問題がございますけれどもそれなりに、とにかく皆さんが上がってホームにおりる線を、ぜひ一つだけでもいい、お願いしたいと思うのであります。

 それから、伯備線の踏切のことについてでございますが、とにかくイオンという一大ショッピングセンターができましてから、交通がいよいよ煩雑になって、いろいろ土曜、日曜には通れん、その土地は通れんことになっておりますから、それを何とかしてスムーズに通れるようにお願いしたいと、こういうように思っておりますが、ちょうど清音の川辺橋の辺からずうっとこういうように来まして八幡山のふもとを通って、県道でございますから川辺橋から八幡山のふもとを通って、その高梁川の真ん中、ショッピングセンターの中間ごろに橋をかける計画があったと思うのでありますけれども、それを何とか成就してもらいたいと、かように思っております。

 次に、倉敷市の周辺の放置自転車についてでありますが、これはことしの正月、西宮市に行きましたところ、放置自転車にはほとほと困っておりますということでございましたが、一番最盛期には2万2,000台自転車を放置しておりましたけれど、それにつきましてボランティアでその自転車を取り除く方法に出たそうでありますけれど、市がボランティアでしてくれる方に対して身分証明書を出し、そして腕章をはめてその衝に当たるそうでございますが、できればその駅周辺に放置している自転車を、とにかく公園、広場、もしくは道路にはんらんする自転車を一生懸命に取り除く方法を考えねばならないと、かように思って、その国から援助金が少し出るそうでございますから、援助金が出ると同時に、皆さんの総力を挙げて町を美化する方法に向かって対処していただきたいと、かように思って、今度4月からその効果を進めていく関係だそうでございます。できれば放置自転車を公園や、そして道路や、いろいろいつでも目につくはずでありますから、これをきれいにするということがとにかく必要なと思うのであります。そういうことで質問を終わります。ありがとう。済みません。(拍手)



○議長(岡良夫君) 答弁を求めます。田中教育長。

            (教育長  田中 俊彦君  登壇)



◎教育長(田中俊彦君) スポーツ振興についての御質問にお答えをいたします。

 昨年の大リーグにおける日本選手の活躍、それから高橋 尚子選手のベルリンマラソンにおける世界記録の樹立、また星野 仙一氏の阪神タイガース監督就任などは、不況の中にあってスポーツを通じ市民に明るい話題を提供して、青少年にも大きな夢を与えたと思います。

 議員御提言のとおり、平成17年岡山国体の開催を契機として、将来の倉敷市を背負って立つジュニア選手の育成に力を注ぐことは、岡山国体はもちろんのこと、その後のスポーツ振興にも大いに役立つものと思われます。スポーツ振興を目指したジュニア選手の育成については、スポーツ振興基金が設立されました平成2年からいち早くその育成に努めておりまして、全国大会で活躍をするジュニア選手も育ってきております。今後、その活躍が大いに期待されるところであります。

 また、各種スポーツ競技が青少年の健全育成に果たす役割は大きく、今後も積極的にスポーツ振興を図り、青少年の健全育成に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(岡良夫君) 長久企画政策室長。

            (企画政策室長  長久 捷郎君  登壇)



◎企画政策室長(長久捷郎君) 交通問題についての中、倉敷駅へエスカレーターの設置についてお答えいたします。

 エスカレーター等の設置については、いわゆる交通バリアフリー法により、JR西日本が事業主体となり、国、県、市からの補助金を得て設置するものであります。倉敷駅へエスカレーターの設置をとのことでありますが、倉敷駅は1日平均約3万5,000人もの乗降客があり、市内でも最も重要な交通拠点の一つでもあり、バリアフリー化は必要なものと考えており、常々JRへお願いしてきたところであります。現在倉敷駅は、駅舎を含めた付近を高架にする連続立体交差事業の問題もありますが、エスカレーターの設置については、引き続きJR西日本へ要望していきたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。



○議長(岡良夫君) 池田市民環境局長。

            (市民環境局長  池田 昇君  登壇)



◎市民環境局長(池田昇君) 放置自転車の対策につきましてお答えいたします。

 本市におきましては、平成2年から倉敷市自転車等放置防止条例に基づきまして駐輪マナーの向上に努めておるところでございます。特に倉敷駅周辺は県内外からの観光客も多く、スムーズな交通の確保、美観上の問題、また緊急事態発生時における防災・救急活動を阻害しないために、駅周辺を自転車等放置禁止区域に指定し、現在シルバー人材センターへ駐輪マナーの指導を土・日を含め毎日お願いいたしており、月2回程度、長期放置の自転車等の撤去を実施し、年間約1,000台の自転車、原付バイク等を撤去いたしております。また、新倉敷駅、茶屋町駅におきましても、シルバー人材センターへ委託し、日曜日以外は全日マナー向上に努めておるところでございます。

 お話がありました西宮市におきましては、地元町内会3団体がボランティアでマナーの指導を実施しているようでございますが、本市におきましても他都市の状況調査を進め、参考にしながら、地元町内会やボランティア団体等の理解と協力が得られるのであれば、お力添えをいただく方法を検討させていただきますので、御理解を賜りますようお願いいたします。



○議長(岡良夫君) 武林建設局長。

            (建設局長  武林 修已君  登壇)



◎建設局長(武林修已君) 交通問題のうち、酒津踏切についての御質問にお答えを申し上げます。

 議員御指摘のとおり、主要地方道倉敷・清音線の酒津踏切につきましては、朝夕のピーク時には大変混雑しているのが現状であります。このため、平成8年度から岡山県において交通渋滞の緩和策の一環として、市内西岡地内から浅原地内、清音村を経由して総社市に至る県道倉敷・総社線の整備を進めております。現在、倉敷市分の用地交渉を行っているところであり、2月末までの進捗状況は、事業費ペースで約40%とお聞きしております。

 また、議員御要望の倉敷市から船穂町、真備町を経由して総社市に至る新たな道路の整備につきましては、市政懇談会や2市2町で構成する倉敷・船穂・真備・総社線建設促進期成会等で岡山県へ要望しているところであります。しかしながら、高梁川橋梁や柳井原堰の建設との調整等の問題もあり、現時点では早期整備は困難な状況と思われますが、今後とも引き続き岡山県へ要望してまいりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(岡良夫君) 続いて、2番 大月 満智子君。

            (2番  大月 満智子君  登壇)



◆2番(大月満智子君) (拍手)失礼いたします。公明党倉敷市議団の大月 満智子でございます。

 それでは、質問に入らせていただきます。

 最初に、ブックスタートの進捗状況についてお尋ねをいたします。

 ブックスタートは、乳幼児期の健診時に参加した赤ちゃんと親に対して、絵本や子育て情報、また読み聞かせアドバイスなど一式が入ったパックを渡し、赤ちゃんと親が絵本を介して心を通わせたり、絵本を読む楽しさを伝えていく活動であります。この運動は、2000年の子ども読書年を機に始まっております。

 日本でのブックスタート運動の進め方や効果などを、東京の杉並区のある保健センターでの協力で調査が行われました。その結果、「一式が入ったパックはぜひ配布をしてほしい」と言う人と、「配布があってもよい」と答えた人を合わせると全体の86%を占めております。パックは、受け取った親たちは好意的で、続けてほしいとの強い要望があることがわかりました。パックの中身は、6割から8割近くの親が満足をしておりました。また、配布時期はいつがよいのかについては、生後4カ月ごろが最も多く、その上で、言葉を話し始めたり絵本のことがわかるだろうなと思われるころ、遅くとも1歳前の配布を強く望んでおります。また、親の気持ちの変化として、1つ、子供が絵本を楽しむ時期を早く考えるようになった。2つ、子供を図書館へ連れていきたいと思った。3つ、育児ストレスが少なくなったなどの効果が出ております。

 岡山県下でも邑久町や西粟倉村など、全国34の市町村で始まっており、ことしの4月から実施する自治体は150以上になる予定です。この150の中には玉野市も含まれており、津山市では予算の都合上、本は渡しておりませんが、あらゆる機会を通してアドバイスを提供しております。西粟倉村の活動の様子は、2月7日に行われました全国大会で発表されております。

 本市でも、昨年9月に牧野議員が質問をしております。その答弁の中から質問をさせていただきます。

 1つ目、「他市の状況を踏まえて調査研究を進めてまいります」と答弁をいただいておりますが、何か調査研究の結果がありましたら、(笑声)お聞かせください。

 2つ目、「子育て支援活動の中で機会あるごとにブックリストの配布を行っております」と答弁をいただいておりますが、私が参加している1・6健診、3歳児健診や育児相談のボランティアでは目にしておりません。どの支援活動で配られているのでしょうか、お尋ねをいたします。

 3つ目、本市にとってスタートさせるのにはどの方法が一番よいのかなどなど、準備段階として保健婦さん、図書司書さん、保育士さん、ボランティアの方々の協力を必要といたします。そのために推進協議会とか推進委員会などの発足は必要と思われますが、発足をさせるつもりがあるのかどうか、お尋ねをしたいと思います。

 次は、要望になりますが、本市のブックスタート事業が始まるまでに時間がかかるようであるなら、母子健康手帳配付のときやマタニティー教室等で絵本リストなどを渡していただき、妊婦のお母さん方に乳幼児期の子育てに必要なことを理解していただき、あらゆる機会を通して進めていただきたいことを望みます。

 国の中央教育審議会でも、今までは大学の中だけで語られてきた教養教育について、発想を転換し、幼児期から成人まで幅広い年代で必要だとして、各段階で教養を身につける方策を提言しております。答申では、幼児期から大学までを通して国語や読書の重要性を指摘しております。幼少年期は、家庭では絵本や昔話を読み聞かせ、学校では名文や詩歌の素読や暗唱、朗読を進めております。

 ことしから、4月23日が「子ども読書の日」と決定をされております。「本が死ぬとき暴力が生まれる」と言われますが、人間形成の基礎づくりである乳幼児期に絵本に親しみ、心の健康にも目を向けてもらい、読書の習慣を身につけて、学童期の基礎学力の向上にも連動していければ幸いだと思います。どうかよろしく御答弁をいただきたいと思います。

 次に、ITの質問に移らせていただきます。

 1つ目、本市のホームページのバリアフリー化についてお尋ねをいたします。

 我が市でもホームページが開設され、大変見やすくできていると思います。パソコンを使ってホームページの検索などを利用するインターネットの人口は、我が国でも昨年末で約4,700万人に達し、急速な勢いでふえ続けております。その一方で、障害者や高齢者などが利用しやすいホームページの普及はおくれておりますし、障害者への配慮を考えていただきたいと思います。特に国や地方自治体などのホームページは、年齢や身体的な条件に関係なく、だれでも手軽に利用可能であることが必要であり、バリアフリー化への取り組みを求めたいと思います。

 例えば、視覚障害者においては、音声読み上げソフトを使うとか、画面の文字拡大とか、色の識別をはっきりさせるとか、またマウスが使えない人にはキーボードだけで操作できるなど、さまざまなバリアフリー化が必要となってきます。本市の取り組めるものから順に進めていただきたいと思いますが、どのようなお考えでしょうか、お尋ねをしたいと思います。

 次に、IT講習の指導者育成についてお尋ねをいたします。

 昨年実施されましたIT講習では、本市でも2万人近い人が受講し、私もお世話になった一人でございます。4日間で12時間の講習では、一通りのメニューを流れに従ってすうっと眺めたという感じでありました。教室にいる間は、つまずくと指導員さんがすぐ来てくださり、あっという間に画面がきれいになり皆さんについていけますが、つまずいたとき、ゆっくりと教えていただきたいし、その場所を繰り返し繰り返し練習をしたいというのが本音でございますが、時間にも制限がありますし、家に帰るとパソコンの機種も練習したのと違います。壊れたらどうしようかと心配が先に立って、なかなか練習になりません。自由に操作ができるようになるために、わからないところをアドバイスをしてくれるボランティア指導者の育成は考えておられるのでしょうか、お尋ねをしたいと思います。よろしく御答弁をお願いいたします。

 以上で質問を終わらせていただきます。(拍手)



○議長(岡良夫君) 宇野保健福祉局長。

            (保健福祉局長  宇野 音平君  登壇)



◎保健福祉局長(宇野音平君) ブックスタートの導入の進捗状況についての御質問にお答えいたします。

 ブックスタートの調査研究につきましては、実施市町村からその内容についての資料の収集などを行いながら検討いたしております。

 なお、議員の御提言しておられます推進委員会の発足は、現時点では考えておりませんが、ブックスタートのあり方について、9月議会の御提言により教育委員会と協議を行っており、いましばらく検討する時間をいただきたいと思います。

 また、ブックリストの配布につきましては、現在ふれあい子育て教室や育児相談の場で行っておりますが、すべての人に渡っていない状況が見受けられますので、今後は議員御指摘の母子健康手帳交付時に配布するよう前向きに検討してまいりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(岡良夫君) 岡総務局長。

            (総務局長  岡 武夫君  登壇)



◎総務局長(岡武夫君) ITについて2点の御質問にお答えいたします。

 まず、本市のホームページのバリアフリー化についてでございますが、本市のホームページの作成に当たりましては、例えば選択する画面は余り小さくしないとか、文字につきましても適切な大きさにする。また、画面操作によって文字を拡大できるようにしております。なお、音声対応につきましては、ホームページの画面を読み上げるソフトにより可能になっております。現在では、このソフトを利用してインターネットを楽しんでおられる視覚障害者の方も多くおられます。今後とも、障害者やお年寄りの方に配慮したホームページにしたいと考えております。

 次に、ITボランティアの育成についてでございますが、本市では平成12年度から13年度にかけまして、今お話がありましたように、約2万人の市民の方がIT講習会を受講され、インターネットやメールなどを楽しんでおられます。しかし、パソコンの故障時の対応や新しい機能の習得など、次のステップの要請も多くあります。また、気軽に相談できる仕組みも必要になってきております。そのため、ボランティア・ワンを推進する本市といたしましても、平成14年度からIT講習会の中でパソコンの操作など、気軽に相談できるITボランティアの育成のための講習会も予定しておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(岡良夫君) いいですか──。

 以上で本日予定の質問を終了いたしました。

 本日はこれにて散会し、次会は明7日午前10時から再開いたします。



            午前11時40分  散 会