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岡山県 倉敷市

平成13年第3回 6月定例会 06月15日−05号




平成13年第3回 6月定例会 − 06月15日−05号







平成13年第3回 6月定例会



     第3回倉敷市議会(第2回定例会)会議録(第5号)



開議・散会年月日時

  開 議  平成13年6月15日  午前10時 4分

  散 会  平成13年6月15日  午後 2時 4分



出席議員(41名)

  2番 大 月 満智子 3番 牧 野 規 子 4番 森 分 敏 明

  5番 三 村 英 世 6番 浜 口 祐 次 7番 生 田   寛

  8番 今 川 鉄 夫 9番 渡 辺 和 生 10番 大 野   治

  11番 木 村 圭 司 12番 津 崎   賢 13番 田 辺 昭 夫

  14番 梶 田 省 三 15番 斎 藤 武次郎 16番 赤 木 裕 介

  17番 平 井 弘 明 18番 原     勲 19番 遠 藤 康 洋

  20番 大 橋   賢 21番 倭   正 文 22番 藤 川 武 正

  23番 真 田   護 24番 秋 田 安 幸 25番 小 山 博 通

  26番 宇 野 一 夫 27番 今 井 仁 三 28番 笹 田 富 夫

  29番 原 田 健 明 30番 森     守 31番 雨 宮 紘 一

  32番 秋 山   正 33番 矢 野 秀 典 35番 難 波 辰 史

  36番 荒 木 俊 二 37番 大 本 芳 子 38番 片 沼 靖 一

  39番 佐 藤 憲 雄 40番 北 畠 盛 喜 41番 岡   健太郎

  42番 曽 根 房 夫 43番 岡   良 夫



欠席議員(2名)

  1番 大 塚 俊 子 34番 藤 原 秀 彦



説明のため出席した者

  市長      中 田 武 志  助役      中 戸 哲 生

  助役      松 尾 武 司  収入役     中 田 友 楠

  総務局長    岡   武 夫  総務局参与   小 野 良 郎

  市民環境局長  池 田   昇  保健福祉局長  宇 野 音 平

  経済局長    浅 野 伸 夫  建設局長    武 林 修 已

  建設局参与   守 屋 政 幸  競艇事業局長  大 森 仁 志

  消防局長    原 田 洋一郎  市長公室長   高 尾 弘 之

  企画政策室長  長 久 捷 郎  財務部長    宇 野 邦 宏

  総務部次長   森 安   弘

 水道局

  水道事業管理者 小松原 慶 一

 教育委員会

  教育委員会委員 仁 科 省 吾  教育長     田 中 俊 彦

  教育次長    千 田 穣 一

 選挙管理委員会

  選挙管理委員会委員

          内 田 久 子

 監査委員

  代表監査委員  守 谷   麗

 農業委員会

  農業委員会会長 吉 田 吟之介



出席した事務局職員

  局長      高 尾 明 義  次長      土 岐 孝 一

  議事調査課長  内 藤 知 明  議事調査課長補佐大 津 正 昭

  議事調査課主任 入 木   孝  議事調査課主任 浅 野 恭 子



本日の日程

 1. 開 議(午前10時)

 2. 質 問

  〇 37番 大本 芳子

  〇 16番 赤木 裕介

 3. 追加議案上程

    議案第129号・議案第130号

     提案理由説明、質疑

 4. 委員会付議(一部議決)

 5. 散 会



本日の会議に付した事件

 質  問

 議案第129号 平成13年度倉敷市一般会計補正予算(第3号)

 議案第130号 平成13年度倉敷市下水道事業特別会計補正予算(第2号)

 請願第  3号 「自然エネルギー発電促進法」の早期制定を求める意見書の提出について

 請願第  4号 一人ひとりにゆきとどいた教育を実現するため,教育予算を拡充し,義務教育費国庫負担制度堅持を求める意見書の提出について

 請願第  5号 男女共同参画社会基本法に基づき業者婦人の施策の充実を求める意見書の提出について

 請願第  6号 男女共同参画社会基本法に基づき業者婦人の施策の充実を求める意見書の提出等について

 請願第  7号 「乳幼児医療費無料化制度の国の制度化」を求める意見書の提出について







            午前10時 4分  開 議





○議長(岡良夫君) 皆さんおはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。

 ただいまの御出席は39名、会議は成立いたしました。

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△質問



○議長(岡良夫君) それでは、前日に引き続き質問を行います。

 初めに、37番 大本 芳子君。

            (37番  大本 芳子君  登壇)



◆37番(大本芳子君) (拍手)日本共産党の大本 芳子でございます。

 通告に従いまして御質問いたしますが、順番を変えまして、市長の政治姿勢を最後に持っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 さて、6月23日から1週間、国で決めました男女共同参画週間です。そこで私は、それを前にして倉敷市の男女共同参画条例を改めて読んでみました。そして、岡山市がこの6月議会に提案しております条例と読み比べてみました。岡山の場合は、条例そのものの名称も「男女共同参画社会の形成の促進に関する条例」と、はっきり男女共同参画社会の形成を推進する、こういうふうに銘打っております。前文、第1章、第2章、第3章、第4章、第5章から成り立っており、前文でははっきりと岡山市の決意、つまり「市、市民及び事業者が協働して男女共同参画社会を早期に実現することを決意し、この条例を制定する」と、このように市の立場をはっきりとしております。また、岡山の場合、第3章で男女共同参画社会の形成を阻害する要因の排除、そして第4章で推進体制もはっきりと明記しております。倉敷の場合、このような具体的表現がなく、絵にかいたもちだと言われても仕方がないのではないか、そういうふうに思えてなりません。

 そこで、お尋ねいたしますけれども、本市の条例にも男女共同参画社会の形成を阻害する要因の排除、あるいはまた推進体制を明記する、こういうふうに提案するものですけれども、いかがでございましょうか。

 次に、センターの相談についてでありますが、この1年間で522件、月平均で43件の相談があります。その中で最も多いのが対人関係の悩み114件、その次が離婚、暴力と続きます。これらの相談は、電話だけで対応できるものではないことははっきりしております。ところが、本市の場合、面接相談しようにも場所がない。わざわざ時間を割いて来られた方に、「場所がないのでもう一度帰って電話をしてください」、こういう実態まで生まれております。

 本市の男女共同参画条例を実施するその拠点──ライフパークの中に団体交流室、これを3つに仕切って、その3分の1のスペースしかありません。ところが、私、ここに岡山市の資料を持っておりますけれども、岡山市ではきちんと男女共同参画社会推進センター「さんかく岡山」というのがあります。中身は、相談室とか、あるいはミーティングルーム、あるいはファミリーサポートセンターの受付、会議室、情報コーナー、図書・ビデオの閲覧・貸し出し、こういう施設を整えております。倉敷市と比べて大きな違いです。このことを市長さんはどう受けとめ、第5次総合計画の中にもその拡充をと、うたっておられますけれども、今後これをどうしようとするのか、お尋ねしたいと思います。

 かって本市においては、たしか今田教育長時代に、私がこの場からその問題を提起いたしますと、今度つくる社会教育センター、つまり今のライフパークですけれども、あの中のワンフロアをこれに充てる、そう言っておられたので随分私も期待をしておりましたところ、できたら、ほとんどではなく、その部屋すらありません。そういう状況ですので、ぜひともこれの具体化をお願いをしておきたいと思いますけれども、いかがでございましょう。

 次に、DV──ドメスティック・バイオレンス、つまり配偶者などへの暴力への対応です。これについても岡山県から倉敷市としての独自対応が求められたという指示があったと聞いておりますけれども、倉敷市ではこのドメスティック・バイオレンス、配偶者などへの暴力、これについての対応をどうするのか、お尋ねをしたいと思います。

 岡山市では、先ほど述べました参画条例の中の第3章の23条で被害者の緊急一時保護、あるいはその24条では被害者の保護及び自立支援、そして25条では配偶者からの暴力の発見者による通報などなども明記しております。まさに倉敷市のこの対応の違い、私はそのように思えてなりません。

 私自身の議員活動の中でも何人もの方々からそういう相談を受けたことが過去あります。しかし、公的支援、保護は全くなく、個人の努力でしか対応できなかった、そういう経験があります。今こそ、昔で言う駆け込み寺的なもの、つまりシェルターの必要性を痛切に思いますけれども、本市ではどうするのか、お尋ねをいたします。

 次に、各種審議会、政策決定の場へ女性をと、たびたび言ってまいりました。そこで、私、倉敷の審議会、市内の審議会103、この中身を調べてみました。3職兼務、これが51人、そのうちの21人が女性です。4職兼務、14人おられます。うち女性が1人。5職以上兼務、男性が13人、女性が4人で、圧倒的に男性が多い。この中にも男女の差が歴然としております。今後、各種審議会、政策決定の場へ女性を進めるためにはどうするのか、お尋ねをしたいと思います。

 最後に、国の定めた男女共同参画週間、本市ではどういうふうに取り組みを進めるのか、お尋ねをしたいと思います。

 通告の2番目、「保健所政令市になって」、これについて2点お尋ねをいたします。

 その第1点は、産廃行政とのかかわり、つまり弥高山の問題です。

 弥高山の産廃問題は、県から移管された段階でそれを引き継ぎ、継承するのが当然だと私は認識しておりましたし、議場の皆様も当然それが当たり前だと思っておられると思います。しかし、現状はそうはなっていない。振り出しに戻った、そういう感を強くするものです。以下、問題点を挙げてみますと、瀬崎組に違法に堆積されておる廃プラスチック、どんなものがどれだけあるか、県からの引き継ぎは全くされておりません。また、エイトの灰がどれだけあるのかも引き継ぎをされておりませんし、市の方から聞きもしない、県も言わない、こういう状態です。また、瀬崎組の問題で私たちの調査によれば、点滴のチューブ、その容器、あるいは内視鏡等で使うレントゲンフィルム、そういうものが堆積されている廃プラスチックの中から見つかりました。一体こういう医療廃棄物まがいのものがどこから搬入されたのか、市はそれすらつかんでいないのであります。このようなことで、さきの中核市問題でのやりとりの中で、「保健所政令市の移行はおおむねスムーズにいった」、市長はこのように言われました。市長は、改めてこれについてどう思っておられるのか、お尋ねをしたいと思います。

 また今後、瀬崎組に対して、あるいはまた前述のエイトについてどう対応しているのか、お尋ねをいたします。また、瀬崎組の農地法違反、都市計画法違反、建築基準法違反。このうちの都市計画法違反、建築基準法違反、いまだに解決されておりません。農地法違反ももちろんですけれども、先ほど申し上げました都市計画、建築基準法違反、これについてはほとんど動きがありませんが、どう対応するのか、お尋ねをいたします。

 次に、保健所の跡地利用ですけれども、旧南保健所、旧西保健所、ともに利用法が決まりまして、障害者支援センターとして来年の4月からオープンするということですけども、今回その施設整備費2,700万円、このたび提案されております。聞くところによると、今回の提案2,700万円は、福祉施設に見合ったものにするための消防法、建築基準法をクリアするための経費だということですが、福祉施設に欠かせないエレベーターの予算がついてないのはなぜでしょうか、お尋ねいたします。

 次に、この2つの施設の運営、つまり実施主体についてお尋ねをいたします。

 いずれも、3つの障害を対象とする施設だそうですけれども、全国的に3障害一緒の施設は北九州市と高知市の2カ所ぐらいだと聞いております。全国的にも珍しい、こういう施設になるんだと大勢の方々期待をされておりますけれども、先ほど述べましたように3障害一緒になる、この非常に難しい運営が予想されますけれども、一体どこが実施主体になるのか、お尋ねをしたいと思います。

 次に、私どもは玉島美術館、つまり遥邨記念館的な市立美術館の分館問題についてお尋ねをいたします。

 私は、たびたびこの議会で取り上げましたし、議場の大勢の皆さん方もぜひ遥邨記念館的な美術館を玉島へ、こういう声がありました。なぜ今まで具体化もせずにこのままなのか、お尋ねをしたい。そういう状況の中で6億3,000万もかけて東大橋邸を購入する。意義はわかります。わかるけれども何かすっきりとしない、複雑な心境は私だけではないと思います。

 うわさですけれども、岡山市の美術愛好家の中で、倉敷市がもたもたするのなら、ぜひ岡山市へ持ってこようという運動もあるそうです。また、かって円通寺公園に、かって文化振興財団の常任理事をされておられましたか、安藤 忠夫先生が、建築家のあの有名な、あの先生の設計による遥邨美術館をつくるといううわさがパアッと県内に流れたことがある。そのうわさを聞いて、笠岡の竹喬美術館、倉敷に負けたらおられないといって5億か6億かけて、さらに美術館を充実させたそうです。ところが、その本家本元の倉敷ではまだ何もやっていない。笑うに笑えない、そういう話も聞いております。

 それはさておき、この際お尋ねをいたしますけれども、何が障害で進まないのか、私は次の提案をしたいと思います。ほかに玉島には遥邨先生のほかにも大勢郷土ゆかりの作家がおられます。こういう方々の作品も広く展示できるような、そういうものを基調とした、市が基本計画的な素案をまずつくって、その素案をたたき台として広く市民の意見を聞く。例えば──例えばです。策定委員会的なものをつくって一歩でも二歩でも前進をさせていただきたい、このことを提案するものですけれども、いかがでございましょうか。

 次に、市長の政治姿勢についてお尋ねをいたします。

 主にPFIについてお尋ねをいたします。PFI──民間資本で、本市の場合ごみ処理施設をつくって、市はその利用料を払う、そういうものですけれども、これについてお尋ねをいたします。

 その第1点は、PFI法第8条には、特定事業の選定やVfM──また荒木議員にしかられますけれども、バリュー・フォー・マネー、つまり支払いに対する最高の価値あるサービスの提供、ややこしいことですけれども書いているんです──による評価は公表する。こういうふうになっておりますけれども、いつ、何をもって公表とされたのか、お尋ねいたします。

 2つ目、PFI法の基本方針では、公平性の確保、競争性の確保がありますけれども、とりわけ、その中の競争性の確保はほとんどありません。ここに市が用意をしたという土地があります。予定地ですけれども、ここですけれども、ここへ行くには、まず川鉄さんの西門を通らなくては行けません。西門を通って、川鉄さんの敷地を通って行かなくてはなりません。こういうことで競争性が確保できておるのでしょうか。私は疑問に思えますし、これをもって我が党の田辺議員が、非常にできレース的だという表現をしたのです。競争性が保たれておるというのならば、その根拠を示していただきたい、このように思います。

 また、質問の3番目、実施方針によりますとSPC、つまり民間事業者とそれから官、つまり官民分担案、それがあります。この間、5月15日に出された実施計画ですけれども、15日に出された倉敷市・資源これこれの実施方針ですね。この中の事業にかかわるリスクと官民分担というのがあります。

 その1、制度・法令変更リスク。リスク──危険度といいましょうか。それは官が持つ。市が持つとなっております。これは大変なことだと思います。20年間にわたって関係法令や許認可や税制、料金制度等の変更があると、その場合のリスクはすべて市が負うとはっきり書いております。

 2つ目の分担、政治リスクとあります。つまり首長の交代──市長の交代ですね。政策方針の転換、議会の承認、財政破綻等による支援、債務不履行などにかかわる操業中止、コスト増大リスク、これについてはすべて官が負う。こういうふうになる。市長さん、20年間市長をなさるおつもりですか。それならばわかりますけれども、首長が交代した場合、政策方針が変わった場合、そのリスクは官が負う。こういうふうになっております。今議場におられる議員の皆さん、20年議員をされるのならば、これについて同意されても私はわかりますけれども、20年間そのリスクはすべて官が負う。私はこれは大変な中身だと思います。

 また、不可抗力の場合のリスク、これも官が負う。地震国日本で、あの危険物が堆積しております水島コンビナート、こういう中で何が起こるかもわからない。20年間の間に不可抗力があった場合、これについて、もし設計変更や延期・中止にかかわるリスク、すべて官がリスク分担、つまり市が負担をするということ、これらすべてが市の委託料にはね返ってきます。

 こういうふうに考えていきますと、市側の財政負担がどのようになるのか、予測はできません。そういう危惧があります。市側の財政負担が歯どめなく、際限なく膨れ上がる可能性をはらんでおります。だから私たちは、債務負担行為0円ということはまことに無責任な提案だ、事業期間全体にわたる財政負担の見通しを示せ、このように言っておるのです。それが示せない計画は無責任以外の何物でもない、

            (「そのとおり」と呼ぶ者あり)

 このように思えてなりません。

 質問の5点目は、PFI法の第19条に関してです。知識の普及、情報の提供を行い、住民の理解、同意及び協力を得るための啓発活動を促進する。こういうふうに規定をしておりますけれども、市は今まで市民や住民に対してどんな啓発活動をしてきたのでしょうか、お尋ねをいたします。

 以上、5点にわたってPFIに対する市長の基本的な視点お伺いをしたい、そして確認をしたいと思います。

 次に、チャレンジ県政研究、平成11年度の報告書との関連についてお尋ねをいたします。

 松尾助役は、今回のPFI方式によるガス化溶融炉によるごみ処理法は、「そのヒントは、確かにチャレンジ県政政策研究会から得た」、そういうふうに言われましたけれども、私はこれを読んでびっくりしましたが、初めにPFIあり、初めにガス化溶融炉あり、初めに水島コンビナートから排出される産廃処理ありきだと私は思いました。以下、検証してみます。

 ここにチャレンジ県政政策研究会、平成11年度の報告書を持っております。平成11年10月27日出されております。その中の1ページ、一廃と産廃を一括処理するガス化溶融炉をPFI方式で整備する。ちゃんとこの中に書いてあります。そして、その9ページには、いずれも立地企業が設置をして、運営主体となる見込み。これにこういうガス化溶融炉をつくれば、水島地域でほぼすべての種類の廃棄物に対応できる。こういうふうに書いてある。そしてまた場所についても、水島地域が高速交通網の結節点であるという地の利を生かした広域的な展開が可能だ。ちゃんとここに書いております。そしてさらに、その11ページには、従来の第3セクとの契約方法の違いということで、長期にわたる一廃処理委託契約を結ぶ(倉敷市の債務負担行為が必要)。ちゃんとこれには、それに書いております。そして御丁寧に、経営は民間でやって、行政側は監督者の立場に徹する。こういうこともはっきりと書いております。

 だから、松尾助役はヒントにしたと言われますけれども、これが下敷きであるということは、もうこの中身を見たら明らかです。それができレース的だと私たちは言ったのであります。だから、先ほども申し上げましたように、できレース的でないというのならば根拠を示していただきたい、このように思います。

 次に、一般質問初日の日に大企業出身の浜口議員さんが、PFIにこたえられる企業は、その技術力、資本調達ができる企業では云々の発言がありました。私はそれを聞いておりまして、まさに資本の論理をひけらかしたこの発言に弱肉強食の世界を思い、そこまで言うのか、こういう感を強くいたしました。これを受けて市長さんは、今後いろいろな分野への導入を、こういうふうにほのめかされましたけれども、それならお尋ねをいたしますけれども、技術、資本面で弱い中小企業、どうなるのでしょうか。まさに、大企業栄えて民滅ぶではないか、このように思います。この点、地域経済政策にとって重要な視点ですので、市長さんの見解を求めたいと思います。

 以上で私の第1回目の質問を終わります。(拍手)



○議長(岡良夫君) 中田市長。

            (市長  中田 武志君  登壇)



◎市長(中田武志君) ただいまの御質問にお答えをいたします。

 まず第1点は、男女共同参画条例にかかわって、岡山市の例もお話しになりながら具体的な御質問なり、御提案をいただきました。

 倉敷市の場合は、ことしの4月から施行したとはいいますものの、制定は昨年でありましたから、岡山市よりかなり先行して対応したということでありまして、必ずしも内容的には御指摘のような部分が、否定できないものがあろうかと思いますが、特に御指摘がありました男女共同参画社会の形成を阻害する要因の排除ということにつきましては、倉敷市の条例の中でも第7条に性別による権利侵害の禁止。いわゆる性別による差別的な取り扱いとか、あるいはセクハラとかドメスティック・バイオレンスに対する禁止行為というのを規定いたしておるわけでありまして、規定の仕方が弱いと、岡山市と比べても非常に弱いという御指摘もいただいたわけでありますが、そういった各部分につきましては、くらしき男女共同参画プランという、そのプランの中で補強して強化していきたいというふうに考えております。

 相談支援体制についていろいろ御提言をいただきました。電話相談業務で対応しているわけで、面接に十分対応し得るだけのスペースとか、そういったものもないじゃないかという御指摘でありますが、この問題につきましては、相談内容そのものにつきましても、今の電話相談だけではとても対応できないと、これからの社会に対してはということで、一応来年度から弁護士とか、あるいは臨床心理士の方を入れた専門相談、こういった形で相談体制を強化していきたいと考えております。一番問題なのは、御指摘がありました場所の問題でありまして、大変狭くて、本当にこれは十分な活動ができ得ないという事実がありますので、現在担当の部局で適当なところをとにかく一生懸命検討しろという指示をいたしております。どういったところが候補に挙がってくるか、よく担当部局と相談しながら適当な場所にやはり移転をすることが必要であろうという認識であります。

 それから、被害者の緊急一時保護につきましては、県の女性相談所、あるいは今の警察署等の関係機関と連携を図りながら、いろいろ進めていかないといかんわけでありますけれども、直ちにこれもつくるということが不可能でありますので、当面は県の施設を共用させていただきたい。本市独自の避難施設につきましても、相談内容の具体的な状況を見きわめながら検討していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 それから、弥高山の産廃問題につきましては、後ほど担当局長から詳細な御説明を申し上げる予定でありますけれども、保健所政令市へ移行した時点で、県との間で不法堆積物として残っておる瀬崎組の廃プラを中心とした産業廃棄物、それから同じく不法堆積物として残っておる株式会社エイトの焼却灰、こういった問題につきましては、これからの事後処理についても懸案事項として県、市協力し合って、お互いに誠意を持ってこの問題に対応するという覚書を交わしているところでありまして、具体的な対応としては、県からの職員派遣ということもいただいて、県、市一体になってこれは対応を進めているわけであります。できるだけ改善命令に基づいて、早急な撤去を今後とも強く指導していきたいと思っておりますし、また県が代執行で行いました株式会社トダのシュレッダーダストの跡地については、二度と不法堆積、不法投棄が行われないような監視も十分やっていく必要があります。

 さらに、問題は、残されているものが今後どういう形で周辺住民に影響していくかということが、やはり一番気になるわけでありまして、例えば真備町側への排水、どう言ったらいいんですか、汚水が流れていくとかいうような問題が非常に心配もされますし、そういった面では、環境調査につきましては、県と市が一体になって十分対応を進めていかなければいけないというふうに思っております。

 この産業廃棄物問題というのは、保健所政令市へ移行した時点での大変重要な懸案事項としての課題という受けとめ方で、知事との間でも、県と市が誠意を持って、今後ともこの問題については積極的に対応しようという構えで進んでいっておりますので、御理解をいただきたいと思っております。

 それから、PFIの──横文字が今回多くて本当に大変申しわけないんですけれども、いわゆる民間活力を積極的に導入する手法による新しいごみ焼却施設の建設事業ということになろうかと思いますが、これはお話にもありましたけれども、この事業の推進というのは、特に公平性と透明性を一番重視しながら事業を進めていくということが何よりも

            (「競争性」と大本議員発言する)

 大事であります。我々も常にそのことを念頭に置いて進めてきたわけであります。本年の2月に発表いたしました事業概要でも、民間の事業者の方々が参加しやすい環境をつくる。そして公平性を確保するということのために、事業用地を市としても確保したものであります。

 ただ、今その事業用地についてもいろいろ問題点の御指摘があったわけでありますが、確かに市が用意いたしました事業用地は、民間企業の敷地内道路を通行するということになるわけであります。しかし現実は、市が用意をいたしました事業用地のその隣接地は、既に岡山県環境保全事業団が産業廃棄物最終処分場を運営している場所でもありますし、またあわせまして、水島リンクスという一般市民向けのゴルフ場にも利用されているということでありまして、不特定多数の方々の車両がこの企業内道路を現実に通行している。そういう実態があるわけでありまして、この企業内道路を通るという、そのことだけで特定企業のためのものとかいうような理論には当てはまらない、というふうに我々は解釈をいたしておるところであります。

 それから、住民への啓発活動ということについて、確かに御指摘のようにPRというのは、本当にこれはもう限度がない行動でありますから、もう幾らやっても

            (「行動してないよ」と呼ぶ者あり)

 切りがない。やればやるほど効果があるというものであるわけですけれども、そういった意味から考えると、やはり倉敷市の場合、多少手が薄かったことは否めません。それはもう確かであります。私がこのごみ焼却施設、ごみの処理施設の建設にPFI手法を採用して取り組んでいくという意向表明をさせていただいたのが昨年の2月議会でありまして、その後、昨年の12月には、専門コンサルへ委託をさせていただくための委託費の議決もいただいたということで、その間の経緯は、議会のいろんなケーブルテレビの報道とか、あるいは一般の新聞報道で、それなりにはPRをしていただいているわけでありますが、そして専門のコンサルの御指導、あるいは御助言をいただきながら事務を進めてまいったわけでありまして、その進行の節目節目では所管の委員会へも、いろいろ御報告なり御協議をさせていただいて、御助言も御指導もいただいてきたということであります。ただ、一般の市民の方への積極的なPRという点では、なかなかその事業内容がそこまでPRできるような進捗がなかったという点もあるわけですけれども、欠けていた部分は十分反省をして、これから積極的に対応していきたいと思っております。

 それから、先般、担当松尾助役からチャレンジ県政との絡みの御答弁があったわけでありますけれども、チャレンジ県政というのは、石井知事に対する若手・中堅職員の研究組織の提案グループと、こういうことになるわけでありますが、確かに我々もそれが一つのヒントになったということには、そういう理解をいたしております。それを受けて、県当局と市の間でこの問題について積極的な打ち合わせ協議、あるいは環境保全事業団との協議、そういったさまざまな過程を踏まえて現段階まで進んできたわけでありますが、基本的には、当該事業は倉敷市が実施主体ということで、議会の皆さん方との御協議の中で事業が進められてきたという理解でありますので、御理解をいただきたいと思います。

 PFIという新しい手法は、さまざまな形で今後公共施設を整備する場合に使えるという判断を私もいたしておりますけれども、しかし、それは事業の内容によって、何をどうつくるかという内容によって、手法の適用の仕方が変わってくるわけでありまして、必ずしも技術力とか、あるいは資本力というのはもちろん大事ですけれども、しかしそれは必ずしも中小企業を排除するというものではないと考えております。何をどう展開するかということによっては、十分それなりの技術力や資本力は当然必要であると考えますけれども、中小企業だからといって、それが対象から排除されるというものでは決してないという認識でありますので、よろしくお願いいたします。

 その他の御質問につきましては、担当からお答えいたします。



○議長(岡良夫君) 中戸助役。

            (助役  中戸 哲生君  登壇)



◎助役(中戸哲生君) 玉島美術館の件についてのお尋ねにお答えをしたいと思います。

 議員おっしゃるように、たしか7年前であったと思うんですが、円通寺公園の中に建設をするという話が浮上したわけですけれども、これは正式にテーブルにのる、そういった議論の場もなかったわけですけれども、当然皆さん方の合意も得られないまま立ち消えになったという経緯がありますけれども、その後、建設場所等々、それからまたここに至っての厳しい財政状況の中で、話が前に行ってなかったということ、そういった理由はあるにいたしましても、今日まで非常に長い間計画が全く進展していないということにつきましては、まことに申しわけなく思っております。

 今後は議員御提案のように、この計画を議論する場と申しますか、各方面の方々に入っていただいた策定委員会のようなものを設置いたしまして、これから早急に、年度内にはと思っておりますけども、そういったことを設置いたしまして、建設の場所、あるいはどういった形の美術館にしたらいいのかといったようなことも、その中でいろいろと御協議をいただきながら、玉島の町づくりの一環として、この美術館の建設について計画を固めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(岡良夫君) 松尾助役。

            (助役  松尾 武司君  登壇)



◎助役(松尾武司君) PFI事業につきまして、市長がお答えした以外でお答えさせていただきたいと思います。ただ、ちょっと通告がなかった内容もございますんで、大まかなお答えになるかもわかりませんけれども、お許しいただきたいと思います。

 まず、チャレンジ県政の報告にヒントを得たというのは、先ほど市長がお答えしたとおりでございまして、ただ具体的に、今皆さん方にはお示しいたしております資料等ごらんになっていただければわかりますけれども、例えばごみの処理量、チャレンジ県政の数値とはかなり変わっております。といいますのは、一つの方向づけでございまして、一廃と産廃をどれぐらい処理してという、チャレンジ県政の場合アバウトな、いわば大まかな試算でございます。ですから、一般廃棄物のカロリー、それから産業廃棄物のカロリーをいろいろ考えた上でのああいう数字ではないはずでございます。一つの方向づけのヒントということでございます。

 それから、3つ例を挙げられましてリスクの問題をおっしゃられましたけれども、こういうリスクがあった場合、これを委託料に上乗せするという意味じゃございません。これは委託料から外すという意味ですから、これを織り込んだ委託料の単価計算にはならないということで御理解いただきたいと思います。

 それから、バリュー・フォー・マネー──VfMをいつ公表したかということでございますが、これは皆さん、お手元に初日にお配りいたしまして、13億5,000万という数字を入れたものでございます。

            (「私らが言うて配ったんじゃが」と大本議員発言する)

 おっしゃるとおりでございます。

 それから、チャレンジ県政の報告を土台いいますか、ヒントにいたしておりますので、基本的には水島臨海工業地帯の産業廃棄物と倉敷市で処理します一般廃棄物とのかかわりを、これは重視いたしておりますので、最初から事業概要書に記載しておりますように、場所をもう水島臨海工業地帯という指定をさせていただいております。そうした中での競争性はいろいろ、最初この事業概要書をプラントメーカー等にお示ししたときに、いろいろな反応がございまして、必ずしも水島臨海工業地帯だから競争性がないということはないと私は思っております。以上でございます。よろしくお願いします。



○議長(岡良夫君) 池田市民環境局長。

            (市民環境局長  池田 昇君  登壇)



◎市民環境局長(池田昇君) まず最初に、各種審議会への女性の登用のお尋ねがありました。この件に関しましては、従来から女性プラン、今は男女共同参画プランと申しておりますが、当時は女性プランという名称で努力目標を30%に持っていっていたわけでございますけれども、現在もう30%にほぼ近づいておりますけれども、まだ30%までは達成してない状況があります。

 今年度初めて国におきまして、6月23日から1週間、男女共同参画週間というのが定められております。本市ではこの週間行事の一環といたしまして、6月23日から地域リーダー養成講座というものを実施する予定にしております。受講者は30名でございますが、こういう受講者の中からも審議会等への登用も考えておるところでございまして、今後さらに女性の登用率の向上に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 次に、弥高山産廃問題でございますが、まず県からの業務移管に伴う引き継ぎについてでございますが、このことにつきましては、産業廃棄物業務の研修及び重点課題の引き継ぎのため、1年間市の職員を派遣いたしまして、また現在も県から職員を迎えまして、合同立入調査などにより十分な引き継ぎを行っているところでございます。

 次に、瀬崎組についてでありますが、移管時点での堆積量は、目測による推計で2,200トン、堆積した中身は主に廃プラスチック類と認識しておりまして、県との合同の立入調査や写真等で増加していないことを確認しております。この違法な堆積に関しましては、県が既に廃棄物の撤去を命じた改善命令を発しているところでありまして、本市といたしましても強力に撤去を求めることとしており、今度は文書をもちまして改善命令の履行を促してまいりたいと考えております。

 次に、株式会社エイトの焼却灰につきましては、4カ所の投棄箇所のうち、掘り起こしが行われております1カ所につきまして県から撤去の改善命令が発せられておりまして、現在撤去が続いているところであります。県から移管後現在までに、計6回にわたり約250トンが排出されまして、現場には約350トンが残されているという状況でございます。今後とも引き続き命令の履行を強く求めていくとともに、その他の3カ所につきましても強く撤去に向けた指導をしてまいることとしております。どうぞよろしくお願いします。



○議長(岡良夫君) 武林建設局長。

            (建設局長  武林 修已君  登壇)



◎建設局長(武林修已君) 弥高山産廃問題のうち、都市計画法、建築基準法違反についての御質問にお答えを申し上げます。

 御指摘の違反建築物につきましては、平成10年4月に都市計画法及び建築基準法に違反している事実が確認されて以来、これまで口頭及び指示書により指導を実施してまいりました。その結果、昨年、建築物の撤去に応じるとの回答がございまして、鉄骨づくりの建物につきましては撤去されたところでありますが、なお簡易な建物はいまだ撤去されていない状態にあります。今後につきましては、当該産業廃棄物処理施設の所管部署と連携を図りながら早期に是正に努めてまいりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(岡良夫君) 宇野保健福祉局長。

            (保健福祉局長  宇野 音平君  登壇)



◎保健福祉局長(宇野音平君) 保健所跡地利用の御質問にお答えいたします。

 保健所跡地利用につきましては、西保健福祉センター跡地は、精神障害者の地域生活支援センター、精神障害者共同作業所、心身障害者福祉作業所等を計画しております。南保健福祉センター跡地は、身体障害者の地域生活支援センター、精神障害者共同作業所、訪問看護センター等を計画しているところでございます。

 エレベーターの設置に関してでありますが、今回の計画は、事務所建物から福祉施設として利用するために必要な消防法、建築基準法に基づく改修が主なものとなっております。エレベーターの設置につきましては、利用状況等も踏まえまして今後検討してまいりたいと考えております。

 先ほど申しましたいずれの施設におきましても、障害者地域生活支援センターは、身体、知的、精神の3障害を対象とした事業展開を行う考えであります。この支援センターの運営につきましては国の事業要綱で、「精神障害者支援センターについては、地方公共団体が実施する場合は、県知事が適当と認める団体に対し委託することができる。また、身体障害者支援センターについては、社会福祉法人等であって、適切な事業運営ができると市長が認めるものに委託することができる」となっております。市といたしましては、障害者や家族の意向を最大限尊重すること、地域に根差した支援センターであること、また行財政の効率化の観点等を踏まえまして、民間活力を導入した管理運営を考えております。

 なお、支援センターの事業は、精神障害者、身体障害者の地域支援事業並びに障害者の自主訓練活動事業、福祉作業所、共同作業所の事業に活用いたす予定にしております。そのうちの障害者の自主訓練活動事業、福祉作業所、共同作業所につきましては、家族会等の団体に運営をお願いいたすことを考えております。精神障害者生活支援事業につきましては、ただいま検討中であります。御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(岡良夫君) 大本 芳子君。

            (37番  大本 芳子君  登壇)



◆37番(大本芳子君) 残りが7分しかありませんが、再質問を行います。

 まず、倉敷市の参画センター的なもの、市長さんは担当課へ言われましたけれども、もうこれは担当課だけの問題ではどうにもならないんです。市長さんが積極的にこれについては取り組むという、それが今求められておるんですから、これについて市長の決意を伺いたい思います。

 次に、弥高山の問題ですけれども、スムーズにいったいうふうに市長が言われたから、あえて私は、こんなに問題点がありますよと言った。そしたら市民環境局長が、県へ職員を派遣したし、県の人ももろうたからスムーズにいった。まことに話はおかしいのです。弥高山の産廃物が、どんなものがどれだけあるのかというものを県と引き継ぎをしていないと私は言ったんですから、そのことについてもう少しきっちりと答えていただきたい、そのように思います。

 いずれにいたしましても、中核市の移行までには、行政代執行も視野に入れてこれをやらなければならないと私は思います。この解決が、中核市移行への各種の事業の移管の試金石ではないか、このように思いますので、これについての決意を伺いたい思います。

 それから、保健所の跡地問題ですけれども、これには先ほど私も、ここに「市町村障害者生活支援事業の実施について」という、当時の厚生省社会援護局長通知を持っておりますけれども、確かに「市町村──地方公共団体、社会福祉法人、または適切な運営ができると認められるものに委託する」、こうなっております。で、先ほどは民間活力を使用して、そういうふうにすると言われたんですけれども、この団体が適切な事業運営ができると認められる、何をもって、何を根拠としてそのように言われておるのか、お尋ねをしたいと思います。

 さきの、これは6月9日の山陽新聞、「運営は、市内の障害者団体5団体で組織する運営委員会に委託する」、こういうふうに書かれておりますけれども、それらの団体が適切な事業運営ができると認められるという、その根拠です。それを示していただきたい思います。

 玉島の美術館については、大変踏み込んだ答弁をいただき、ありがとうございました。

 次に、PFIの問題についてですけれども、いずれにしましてもPFI促進法は、財界が最も歓迎して、積極的な推進を求めて準備してきたものです。公共事業の大盤振る舞いという従来型の経済政策は、今、もう国でも地方でも財政赤字によって完全に行き詰まっておる。PFIは、その行き詰まりを打開するために、公共事業の予算の当面の支出を当面は回避しながら、従来型の公共事業を続ける代替の役割を担うものです。自治体が行うべき中心的な住民サービス事業を放棄して民間に肩がわりさせて、その結果として、長期的に見て民間事業への公的支出の増大によって、さらに財政悪化をもたらす、長期にわたる住民負担を招く、そういうものであることは明らかです。

 先ほど、私がリスクの問題について指摘したら、そのいろんな官が負うリスクについては、利用料にははね返ってこないと言われたけど、それでは利用料にはね返らずに、どういう形ではね返ってくるんですか、具体的に言ってください。利用料にはね返らないのは、もっとそれは大きな問題ですよ。それについて的確なる御答弁をいただきたい思います。

 あと2分ありますので、以上です。



○議長(岡良夫君) 中田市長。

            (市長  中田 武志君  登壇)



◎市長(中田武志君) 再質問にお答えいたします。

 男女共同参画相談支援センターの場所の問題について、担当の方でいろいろ検討さしているというふうに申し上げたら、おしかりいただいたんですけれども、実際にはやはりかかわっていらっしゃる方々との実情の調査とかそういった、あるいは今後の利用の形態を踏まえた御意見等の聴取も大変重要でありまして、担当部局を中心に場所の選定も含めて、そういった問題の協議をしろということを言っているわけで、私が、責任がそれによって逃れるという意味のものではありませんので、御理解をいただきたいと思います。

 それから、弥高山の産廃問題については先ほども申し上げましたように、移行時点までに県の責任において代執行できるものは、全部そういう形で対応してほしいという要望を強く県へ申し入れをしてきたわけでありますけれども、大変残念ながら、瀬崎組の不法堆積物、廃プラスチック類を中心とした産業廃棄物、それからエイトの焼却灰、この2つについては、撤去にかかわる改善命令が出された段階で現在市へ移管されている。株式会社トダの分については、県が代執行を行ってシュレッダーダスト、これはもうほとんど全部撤去したという状況でありますが、先ほども申し上げましたように残された部分については、県、市共同責任の中で、これからも引き続いて対応していくという取り決めをいたしております。実際に埋まっているもんですから、中身がよく、それはつかめません。調べろと言われても、実際にはなかなか難しいわけで、先ほど局長が言いました瀬崎組の不法堆積物2,200トンも、目視による推測ということにならざるを得ませんので、御理解をいただきたいと思いますが、いずれにしましても、県の担当職員とも、倉敷市へも派遣いただいて、ともどもにこの問題については一生懸命誠意を持って対応しておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 ただ一つ、私と意見が少し違いますのは、このことはできるだけ早い段階で実現をすることが望ましいわけで、またそういう努力はせにゃいかんですけれども、必ずしも中核市移行の前提という認識はいたしておりませんので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(岡良夫君) 松尾助役。

            (助役  松尾 武司君  登壇)



◎助役(松尾武司君) PFIにつきまして、再質問にお答えいたします。

 利用料にはね返るかどうかという件でございますけれども、私が申し上げましたのは、議員おっしゃられました、3つのリスクの例をおっしゃられましたけれども、そうした事態があったときに、それじゃどれくらい、事業者といいますか、その企業の方は負担するかという織り込みの仕方がないわけです。将来、天災がどれぐらい起こった経費をこの事業費の中に見込むかとか、運営費の中に見込むかとか、それはできないわけですから、これは今まで市が公共施設をつくった場合でも、そういう天災とかのリスクはすべて市が、官が負っているわけですから、それと同じ状況を御想像いただけたら、ありがたいと思います。そういう意味では、今までどおりだとお考えいただきたいと思います。御理解いただきたいと思います。

            (「いいわ」と大本議員発言する)(笑声)



○議長(岡良夫君) 池田市民環境局長。

            (市民環境局長  池田 昇君  登壇)



◎市民環境局長(池田昇君) 弥高山の産廃が、どんなものがどれくらいあるかというお尋ねでございますが、瀬崎組の関係では、内容は廃プラが主体でありまして、

            (「そんなこと言ようらんよ、県からの引き継ぎを受けてない言ようんじゃ」と大本議員発言する)

 その他に解体に伴って生じた木くずや古い畳などが約2,200トンあります。で、行政代執行のことを視野に入れてというお尋ねでありますけれども、周辺の水質調査でも問題がないことから、直ちに生活環境の保全上支障はないものと認識しております。



○議長(岡良夫君) 大本 芳子君。

            (37番  大本 芳子君  登壇)



◆37番(大本芳子君) 答弁するときには、人の質問の趣旨をよく聞いてから答弁してください。私は県からの引き継ぎを受けていない例として取り上げただけで、何ぼあるかということは今、先ほど市長答えられたじゃありませんか。よく聞いて答弁をしてください。

 さっき助役がPFIの問題で言われた制度・法令変更リスク、政治リスク、あなたは不可抗力だけを取り上げとる。私は3つ言うたんですよ。制度・法令変更リスク、あるいは政治リスク──首長が交代した場合。例えば、恥ずかしいですけど、私なら私がまあ市長になったとしますわ、(笑声)例えば。絶対ないことですけれども、私が、もうあれはやりませんと言うたとします。そうしたら、そのリスクは全部自治体が負うんですよ。そういう中身になっている。だから、あなた20年市長されるんですかいうて私尋ねてるんです。されないのならば、そういうことは無責任ではありませんか、こういうふうに言っておるのです。だから、もうPFIについては、もう事ほどさように答えられないということを確認をいたしました。

 いずれにいたしましても、ごみの処理は市民の暮らしに直結した重要課題です。そして市民の税金から、



○議長(岡良夫君) もう時間がありませんので。



◆37番(大本芳子君) (続)大きな財政負担をしなければならない。

            (発言する者あり)

 だから、そういう大切な、



○議長(岡良夫君) 大本先生、大本議員、もう。



◆37番(大本芳子君) (続)溶融炉の建設があるわけですから、



○議長(岡良夫君) 時間ありません。



◆37番(大本芳子君) (続)一般ごみと産廃を一緒にする。



○議長(岡良夫君) ちょっと大本……



◆37番(大本芳子君) (続)全国的にもそういう施設はないわけですから、



○議長(岡良夫君) もう時間が過ぎましたんで。

            (発言する者あり)



◆37番(大本芳子君) (続)そういう施設をつくること、だからこそ慎重な審議が要る。また、環境問題にしてもですよ。



○議長(岡良夫君) ちょっと。

            (発言する者あり)



◆37番(大本芳子君) (続)とりわけ重金属がどうなるのか、水に流れてどうなるのか、そういうことも確認をされていないんです。



○議長(岡良夫君) ちょっともう持ち時間過ぎましたから。



◆37番(大本芳子君) (続)ちょっと話の途中ですから。

            (笑声)(発言する者あり)



○議長(岡良夫君) 何ぼ時間、途中でも時間が過ぎたわけですから。



◆37番(大本芳子君) (続)それぐらい、話の主語と述語があって、まだ主語を言っている。述語ぐらい言わしてくださいな。(笑声)



○議長(岡良夫君) そしたら、簡単にすっと。



◆37番(大本芳子君) (続)いずれにいたしましてもね、

            (「もう時間ないよ」と呼ぶ者あり)

 公表も、マスコミをもって公表した。公表は公にするんですから、マスコミだけじゃないですよ。市民の公表何もしてないじゃありませんか。

            (「議長」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し)

 そういうことが許されないと言っているんです。



○議長(岡良夫君) おーい、もうそれを全部読むんじゃなしに。



◆37番(大本芳子君) (続)いや、読みよらん。読みよらんです。



○議長(岡良夫君) もう時間が済んだんですから、もうすぐに終わってください。



◆37番(大本芳子君) (続)百歩譲って、PFIがいい悪いは別としても。



○議長(岡良夫君) いや、もう時間が済んだんですから。



◆37番(大本芳子君) (続)PFI法で言われている守らなければならない手順。

            (「大本さんルールを守りましょう」と呼ぶ者あり)



○議長(岡良夫君) ルールを守りましょう。



◆37番(大本芳子君) (続)それを守らないということが問題だと。

            (「休憩」と呼ぶ者あり)

 いやいや、これからの20年の倉敷を決めるんですから。

            (「暫時休憩……」「休憩じゃ」と呼ぶ者あり)



○議長(岡良夫君) 暫時休憩します。

            (「今ゼロになっておるだけですから、5分も6分も過ぎとりゃしません。そういう問題だということです」と大本議員発言する)

            (「みんなの約束守れ」と呼ぶ者あり)

            (「何言ようん、今零になった。今です」と大本議員発言する)

            (「当たり前じゃねえか」と呼ぶ者あり)

            (「何を言ようん。大事なことですから」と大本議員発言する)

            (「大事でも、約束が……」と呼ぶ者あり)

            (「以上で私の質問を終わります」と大本議員発言する)(拍手)



            午前11時12分  休 憩



            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



            午前11時27分  開 議





○議長(岡良夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 答弁を求めます。宇野保健福祉局長。

            (保健福祉局長  宇野 音平君  登壇)



◎保健福祉局長(宇野音平君) 保健所の跡地でございますが、民間委託し、適正な事業運営ができるかとのその根拠についてでございますが、その団体の役員構成、事業計画、実績等を精査し、委託先を考えてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(岡良夫君) 次に、16番 赤木 裕介君。

            (16番  赤木 裕介君  登壇)



◆16番(赤木裕介君) (拍手)青空市民クラブの赤木 裕介でございます。今議会質問の最終日、そして私が最後になりました。

            (「頑張れ」と呼ぶ者あり)

 はい。(笑声)最後は、大相撲でいいますと横綱が出ますし、寄席なら真打ちが出るとこなんですが、先輩、同僚議員が多くの質問について既に発言をされまして、だんだんとなくなってきております。出がらしのお茶のような感じですが、張り切ってやらせていただきたいと思います。

 最初に、無公害、クリーンエネルギーの確保についてというテーマでお尋ねをいたします。

 無公害、クリーンエネルギーの確保を目指して、自治体で積極的に取り組む動きが全国的に展開をなされております。風力を利用するもの、あるいは潮の流れを利用するもの、あるいは海水の温度差を利用して発電するものと、さまざまなやり方が地域性に合った方法を試みとして取り組まれております。

 通常時の利用想定だけではなく、非常時、災害時をも想定した無公害エネルギー源の確保は極めて重要であり、また急がれるべきと考えます。阪神・淡路大震災より、早いものでもう6年が経過をいたしました。しかし、我々の記憶の中には、きのうのように鮮明に記憶されております。あのときも非常食、あるいは非常用の飲料水、毛布などと同じように電力の確保の重要性が認識をされたと思います。そこで、私は市の施設の屋根、壁面等を利用して太陽光発電システムの計画を進めるべきと思いますが、いかがでございましょうか。

 なぜ太陽光発電なのか。石井知事さんもおっしゃっておる「晴れの国おかやま」だからであります。気象庁の発表したデータを見ましても、全国都道府県の県庁所在地の中で、岡山が全国一降水日数が少ないという数値が明確に示されております。その岡山県下の中でも、津山よりも、備前市よりも、笠岡市よりも、我が倉敷市が降水時間が少ないというデータが残っております。つまり、全国一雨の降る時間の少ない町倉敷ということが言えようかと思います。であれば、当然太陽光発電ということではなかろうかと私は思います。地域新エネルギー導入促進事業、あるいは次世代都市整備事業などの国の支援を、積極的にこの制度を利用し計画をされるべきと考えます。

 都窪郡清音村立清音小学校、この学校では校舎屋上に環境調和型防災太陽エネルギー供給施設整備事業という、ちょっと長い名前の制度なんですが、この国の制度を利用してソーラーシステムが設置をされております。

 数日前の新聞で報道されておりますが、ドイツでは今後30年間の間に、現在19基運転している原発を、すべてとめる計画に正式になったそうであります。ドイツ国内の3分の1の電力消費をカバーしているんだそうでありますが、原発の是非は別として、無公害、クリーンエネルギー確保に向けて、今後なお一層の努力がなされるべきであろうというふうに考えます。当局のお考えをお聞かせ願いたいと思います。

 次に、バリアフリーについてお尋ねをいたします。

 広くバリアフリーという言葉が定着をいたしました。また、認識も大きく変わってまいりました。大変喜ばしいことと思っております。バリアフリーといいますと、段差を解消するとか、スロープをつけるとか、あるいはエレベーターを設置して利用できるようにするとか、車いすマークのついたトイレを設置するとか、すぐにそういうことが思い出されようかと思いますけども、小さなことから、すぐにできることからまず行動する、行ってほしいと、このように思います。県の施設においては、県福祉のまちづくり条例に基づいて、県庁、振興局などでバリアフリー化を図る改修工事が積極的に進められるそうであります。

 本市でも、従来軽視されてきたのではないかと思われることに、床の仕上げ材があろうかと思います。つるつるに研ぎ出された石材であるとか、ぴかぴかのPタイルなど、まさにバリアフリーに逆行することが今でもどんどん行われている、このように思います。特に設計・工事に携わる担当課の方々には、今後も十分に配慮していただきたいと、このように思います。従来から私はこの場からも何度か申し上げました市民会館の床のPタイルであるとか、市立美術館の手すりのない階段などは大変な不評であることを、改めてもう一度この場から本日申し上げます。技術職集団であります、いわゆる専門的見地から意見の言える方々の建築部の方々には、特に積極的にかかわっていただいて、今後優しい町づくりの大いなる進展を望んでおります。お考えをお聞かせいただきたいと思います。

 この項2点目、視力障害者バリアフリーについてお尋ねをいたします。

 4月より福祉プラザがオープンをいたしました。倉敷駅からの連絡バスの時刻表のお知らせが少々遅くなったかなという気がいたしております。その時刻表が点字で示されたものは、それよりもっと遅くなりまして、数日前に希望される方々のお宅に配布されたというふうに聞いております。この点字の発行物、どの程度の数がどの程度の範囲で配布されているのでしょうか。倉敷市から出されている発刊物のうち、どういう実態になっているのでしょうか、お尋ねをいたします。

 また、岡山市でも点字で作成されたものを配布されているように当然思いますが、例えば岡山駅からの主要路線のバス時刻表など、相互に利用ができる、利用し合える、そういう形にはならないでしょうか。ぜひ、現在そういうお話が全くなければ、今後御努力をいただきたいというふうに思いますが、お考えをお聞かせ願いたいと思います。

 最後に、教育行政についてお尋ねをいたします。

 教育行政につきましては、このたびの質問戦の中でも既にもう幾人かの先輩、同僚議員からお話が出ました。申し上げることがだんだんなくなってはおるんですが、倉敷市教育委員会も新教育長さんをお迎えして、従来からの悪習慣を断ち切って、活力あふれる信頼できる倉敷市教育委員会に、まさに生まれ変わっていただけるものと期待を申し上げております。

 今議会でも、私と同じような期待感から既に何人もの方がお尋ねになりましたが、1点のみ申し上げ、お尋ねをさせていただきます。

 私ども青空市民クラブでは、今会派として、35人学級を今後目指すべきという目標設定をいたしておりますが、新教育長さんは1クラスの適切な児童・生徒数をどのようにお考えになっておられるでしょうか、お尋ねをし、質問を終わります。(拍手)



○議長(岡良夫君) 田中教育長。

            (教育長  田中 俊彦君  登壇)



◎教育長(田中俊彦君) 御質問のうち、2点についてお答えをいたします。

 まず第1点、市立美術館の中央階段の手すりを手で握れるものにできないかという御質問ですが、当美術館にはさまざまな年齢層の方々が来館されており、安全に移動し鑑賞していただくためには、階段の手すりは必要と考えております。議員御提言の中央階段の手すりについては、早急に改善したいと思います。よろしくお願いいたします。

 次に、1クラスの児童・生徒の人数はということですが、1クラスの適切な児童・生徒数についてですが、現行の40人より少ない人数で学級編制はと、これは国や県とのかかわりがあって、現段階では難しい状況であります。しかし、小学校においては国語、算数、理科、中学校においては数学、理科、英語の教科を中心に、通常のクラスとは少ない人数の学習集団で少人数授業を行ったり、複数教員による協力的な指導をしたりすることは、より学習効果を上げることになると考えております。国においても、本年度から第7次の公立義務教育諸学校教職員定数改善計画が5年計画でスタートしており、現在倉敷市内の小学校12校、中学校13校において、1つの学級を2つに分けての少人数によるきめ細かい指導を行っております。また、2人の教員が協力して授業に取り組むチームティーチングも取り入れて、一人一人の児童・生徒を大切にした教育の推進をいたしております。今後とも、きめ細かい指導ができるよう教員の加配を県教育委員会に要望してまいりますので、御理解のほどお願いいたします。以上です。



○議長(岡良夫君) 池田市民環境局長。

            (市民環境局長  池田 昇君  登壇)



◎市民環境局長(池田昇君) 無公害エネルギーの確保で、太陽光発電システムを市の施設等に導入してはどうかという御質問にお答えいたします。

 今日、社会経済活動の拡大に伴う資源エネルギーの大量消費による地球温暖化など、さまざまな環境問題が発生しており、平成11年4月に地球温暖化対策の推進に関する法律が施行され、国において太陽光発電等のクリーンエネルギーの利用を積極的に推進しております。本市といたしましても、平成12年に策定いたしました倉敷市環境基本計画におきまして、太陽光を利用した発電設備を公共施設に導入することとしております。クリーンエネルギーの中で、太陽光、風力、波力等がありますが、本市の気候的条件や効率性を勘案した場合、議員御提言のとおり、現時点においては太陽光発電が最も適した方法であると考えております。今後、具体的にどのような形で公共施設に導入できるのか、また災害時の非常用の設備として活用が可能かということも含めて、鋭意調査検討してまいりたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(岡良夫君) 武林建設局長。

            (建設局長  武林 修已君  登壇)



◎建設局長(武林修已君) バリアフリーのうち、公共施設の床材等についての御質問にお答えを申し上げます。

 公共施設の床材につきましては、利用者、用途、耐久性、維持管理等に配慮いたしまして、快適で安全な公共建物の建設となりますように心がけてまいりました。御指摘のことにつきましては今後とも、平成9年度に制定されました倉敷市福祉のまちづくり条例の趣旨に基づき、高齢者、障害者等に配慮して、床はぬれても滑りにくい材料を使用し、段差解消のためのスロープの設置や必要な箇所には手すりを設けるなど、利用者に優しい施設の建設に努めてまいりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(岡良夫君) 宇野保健福祉局長。

            (保健福祉局長  宇野 音平君  登壇)



◎保健福祉局長(宇野音平君) バリアフリーの御質問の中で、点字バス時刻表の配布についてお答えいたします。

 倉敷駅から市庁舎、くらしき健康福祉プラザまでの点字時刻表を作成し、各福祉事務所の窓口並びにくらしき健康福祉プラザの窓口に用意いたしております。また、「広報くらしき」の要約版を毎月点字翻訳しており、5月号「広報くらしき」で点字バス時刻表を掲載したものを御要望のある視覚障害者世帯に送付いたしております。

 次に、現在点字翻訳いたしているものは、「広報くらしき」を初め、介護保険制度、ごみの出し方、点字図書、料理講習会献立表、カレンダーなどであります。特にカレンダーにつきましては、利用者から御好評をいただいております。また、視覚障害者の要望にこたえ点字翻訳も行っており、今後ともきめ細かな対応に努めてまいります。

 なお、点字翻訳したものを岡山市と交換し、有効利用することにつきましては、今後協議してまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。



○議長(岡良夫君) 赤木 裕介君。

            (16番  赤木 裕介君  登壇)



◆16番(赤木裕介君) 1点のみ要望をさせていただきます。

 先ほどバスの時刻表を点字でということを申し上げました。これがそうなんですけども、これも市役所の障害福祉課の職員がつくっているわけではありません。また、活字印刷と違いまして、大量生産ということがなかなかできにくい性格があるようにお聞きをしております。ボランティアの方につくっていただいておると思います。そういうことですので、市長初め執行部の皆さんには、ボランティア団体、あるいはボランティアに参加をされる方々への支援、応援というものを、引き続きお気持ちを持っていただきたい、このように思います。ボランティア団体の方々にお世話になっている、そのことを常に忘れないようにしていただきたい、このように思います。要望とさせていただきます。



○議長(岡良夫君) 以上で予定の質問をすべて終了いたしました。

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△追加日程第1 議案   2件



○議長(岡良夫君) ただいま議案第129号 平成13年度倉敷市一般会計補正予算第3号外1件が提出されました。

 これを日程に追加し、議題とすることに御異議ございませんか。

            (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡良夫君) 御異議ないものと認め、議案第129号 平成13年度倉敷市一般会計補正予算第3号と議案第130号 平成13年度倉敷市下水道事業特別会計補正予算第2号の予算案2件を追加日程第1に追加し、直ちに議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。中田市長。

            (市長  中田 武志君  登壇)



◎市長(中田武志君) ただいま追加御上程いただきました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。

 議案第129号 平成13年度倉敷市一般会計補正予算第3号は、財団法人倉敷市開発公社への委託事業につきまして債務負担行為の補正をいたすものであります。

 このことにつきましては、去る6月7日の市議会全員協議会におきまして御説明いたしましたとおり、観光・文化拠点施設整備事業費6億3,000万円の土地購入費に伴うものであり、これに要する事業資金を財団法人倉敷市開発公社が金融機関から借り入れる場合の損失補償と元利償還金につきまして、債務負担行為をいたすものであります。

 次に、議案第130号 平成13年度倉敷市下水道事業特別会計補正予算第2号は、公共下水道終末処理場から発生する汚泥の中間処理を委託するための下水汚泥処理委託事業費につきまして、債務負担行為の補正をいたすものであります。

 この件につきましては、債務負担行為の計上時期に不手際を生じ、大変御迷惑をおかけすることとなり、まことに申しわけなく思っております。

 以上、ただいま追加御上程いただきました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げましたが、何とぞ御審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(岡良夫君) 説明を終わります。

 暫時休憩いたします。



            午前11時51分  休 憩



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            午後 1時56分  開 議





○議長(岡良夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 先ほど上程いたしました案件に対して御質疑はございませんか。29番 原田 健明君。

            (29番  原田 健明君  登壇)



◆29番(原田健明君) 青空市民クラブの原田 健明でございます。

 議案第129号について質問をいたします。

 この議案にあります、平成13年度倉敷市一般会計補正予算第3号のこの議案は、債務負担行為の補正予算でございますけれども、この中身について2点お尋ねをいたします。

 まず、この中身についてでありますが、現時点では、先日来の質問戦の中で明らかになっておりますように、使用目的がはっきりしていない現時点におかれましては、この予算執行について具体的な計画ができるまで予算の執行を延ばすことを強く要望するわけであります。その理由といたしましては、市内に数多くあります不動産業者等の意見によりますと、市の評価しております固定資産評価額はともかくといたしまして、実際の町での取引については、坪当たり50万ないし60万ぐらいが妥当ではないかという意見もございますし、市内で今御商売をなさっておられる方たちにつきましては、もう商店街もシャッターがおりているところが非常にたくさんあって、土地の価格が非常に下がり切ってしまっておるということで、借家等の貸借関係も大変厳しい状況があるということで、現在下がり切っております土地の価格を、市のこの売買行為によって、土地の価格が一遍に逆戻りをするようなことをしてしまうのではないかという意見もあるわけでございまして、この予算につきましては、具体的な計画ができるまで予算の執行を引き延ばしていただきたいということを要望いたします。これは要望にとどめますけれども。

 次に、6億3,000万円の利息について、倉敷市はこれを買い上げるといたしましたら、年間6億3,000万円に対してどれだけ1年間に利息を支払うのか。また、土地開発公社等でこれまでに眠っている土地がたくさんあるわけでございますけれども、トータルいたしまして、平成13年度にこれらの購入されております土地に対する利息は1年間どれだけ払うのか、その内容について説明を求めたいと思います。以上で質問を終わります。(拍手)



○議長(岡良夫君) 岡総務局長。

            (総務局長  岡 武夫君  登壇)



◎総務局長(岡武夫君) 今回買収を予定いたしております6億3,000万円に対する利子は、現時点の金利でございますが、年間約360万円でございます。

 次に、平成13年度に本市が公社に対しまして補てんを予定いたしております償還金は、利子が5億1,700万円となっております。以上です。



○議長(岡良夫君) 質疑を終わります。

 では、本日議決をいただきます案件についてお諮りいたします。

 日程第9 議案第128号 倉敷市市税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。

            (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡良夫君) 御異議ないものと認め、本案は原案のとおり承認されました。

 次に、日程第10 報告第4号 財産の信託に係る事務の処理状況についてから報告第12号 平成12年度倉敷市水道事業会計予算繰越についてまで報告9件は、原案のとおり了承することに御異議ございませんか。

            (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡良夫君) 御異議ないものと認め、報告9件は原案のとおり了承されました。

 続いて、委員会付議についてお諮りいたします。

 日程第5 議案第111号 平成13年度倉敷市一般会計補正予算第2号から議案第116号 平成13年度倉敷市介護保険事業特別会計補正予算第1号まで予算案6件、日程第6 議案第117号 倉敷市在宅介護総合支援センター運営協議会条例の制定についてから議案第121号 倉敷市公民館条例の改正についてまで条例案5件、日程第8 議案第123号 玉島乙島字新湊の土地の確認及び同地の区域についてから議案第127号 モーターボート競走施行に伴う場外発売事務の委託に関する協議についてまで事件案5件、追加日程第1 議案第129号 平成13年度倉敷市一般会計補正予算第3号と議案第130号 平成13年度倉敷市下水道事業特別会計補正予算第2号の予算案2件、以上都合18件は、お手元に配付の付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託することに御異議ございませんか。

            (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡良夫君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。

 なお、今期定例会において受理いたしました追加日程第2 請願第3号 「自然エネルギー発電促進法」の早期制定を求める意見書の提出についてから請願第7号 「乳幼児医療費無料化制度の国の制度化」を求める意見書の提出についてまで請願5件は、お手元に配付の付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたしましたから御報告いたします。

 本日はこれにて散会し、次会は来る22日午前10時から再開いたします。



            午後 2時 4分  散 会