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岡山県 岡山市

平成 8年 6月定例会 06月12日−01号




平成 8年 6月定例会 − 06月12日−01号







平成 8年 6月定例会

    平成8年6月定例岡山市議会

    議 事 日 程  第1号

       6月12日(水)午前10時開議

第1

 会期の決定について

第2

 報第27号 平成7年度岡山市一般会計継続費繰越計算書について

 報第28号 平成7年度岡山市一般会計繰越明許費繰越計算書について

 報第29号 平成7年度岡山市下水道費特別会計繰越明許費繰越計算書について

 報第30号 平成7年度岡山市宅地造成分譲事業費特別会計繰越明許費繰越計算書について

 報第31号 平成7年度岡山市住宅新築資金等貸付事業費特別会計繰越明許費繰越計算書について

 報第32号 平成7年度岡山市公共用地取得事業費特別会計繰越明許費繰越計算書について

 報第33号 平成7年度水道事業会計予算繰越計算書について

 報第34号 専決処分の報告について

 報第35号 専決処分の報告について

 報第36号 専決処分の報告について

 報第37号 専決処分の報告について

 報第38号 専決処分の報告について

 報第39号 専決処分の報告について

 報第40号 専決処分の報告について

 報第41号 専決処分の報告について

第3

 甲第122号議案 平成8年度岡山市一般会計補正予算(第2号)について

 甲第123号議案 平成8年度岡山市下水道費特別会計補正予算(第1号)について

 甲第124号議案 平成8年度岡山市公共用地取得事業費特別会計補正予算(第1号)について

 甲第125号議案 平成8年度岡山市財産区費特別会計補正予算(第1号)について

 甲第126号議案 平成8年度岡山市老人保健医療費特別会計補正予算(第2号)について

 甲第127号議案 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 甲第128号議案 岡山市福祉地区及び福祉事務所設置条例の一部を改正する条例の制定について

 甲第129号議案 岡山市放置自動車の発生の防止及び適正な処理に関する条例の制定について

 甲第130号議案 岡山市建築協定条例の一部を改正する条例の制定について

 甲第131号議案 工事請負契約締結について

 甲第132号議案 工事請負契約締結について

 甲第133号議案 工事請負契約締結について

 甲第134号議案 工事請負契約締結について

 甲第135号議案 工事請負契約締結について

 甲第136号議案 不動産の買入れについて

 甲第137号議案 訴えの提起について

 甲第138号議案 和解及び損害賠償の額を定めることについて

 甲第139号議案 字の区域の廃止について

 甲第140号議案 公有水面埋立てにより生じた土地の確認及び町の区域への編入について

 甲第141号議案 公有水面埋立てについて

 甲第142号議案 市道路線の認定について

 甲第143号議案 市道路線の認定について

 甲第144号議案 市道路線の認定について

 甲第145号議案 市道路線の認定について

 甲第146号議案 市道路線の認定について

 甲第147号議案 市道路線の認定について

 甲第148号議案 市道路線の認定について

 甲第149号議案 市道路線の認定について

 甲第150号議案 市道路線の認定について

 甲第151号議案 市道路線の認定について

 甲第152号議案 市道路線の認定について

 甲第153号議案 市道路線の認定について

 甲第154号議案 市道路線の認定について

 甲第155号議案 市道路線の認定について

 甲第156号議案 市道路線の認定について

 甲第157号議案 市道路線の認定について

 甲第158号議案 市道路線の認定について

 甲第159号議案 市道路線の認定について

 甲第160号議案 市道路線の認定について

 甲第161号議案 市道路線の認定について

 甲第162号議案 市道路線の認定について

 甲第163号議案 市道路線の認定について

 甲第164号議案 市道路線の認定承諾について

 甲第165号議案 市道路線の廃止について

      …………………………………

会議に付した事件

 日程第1 会期の決定について

 日程第2 報第27号〜報第41号

 日程第3 甲第122号議案〜甲第165号議案

      ──────〇──────

出席議員(54人)

           1番  辻 野 喬 雄君

           2番  田 畑 賢 司君

           3番  崎 本 敏 子君

           4番  藤 沢 和 弥君

           5番  坪 井 貞 夫君

           6番  大 下 隆 章君

           7番  太 田 正 孝君

           8番  柴 田 健 二君

           9番  向 井 英 雄君

           10番  三 木 亮 治君

           11番  伏 見 源十郎君

           12番  服 部   勇君

           13番  井 村 嘉 久君

           14番  奥 野 三四志君

           15番  華 房 美 衛君

           16番  串 田   務君

           17番  楠 木 忠 司君

           18番  近 藤   昭君

           19番  浅 野 秀 孝君

           20番  吉 本 喜 一君

           21番  貝 原 信三郎君

           22番  梶 原 昌 一君

           23番  垣 下 文 正君

           24番  佐々木 清 巳君

           25番  石 原 奐 治君

           26番  宮 武   博君

           27番  高 津 利 明君

           28番  有 井 靖 和君

           29番  則 武 宣 弘君

           30番  田 尻 祐 二君

           31番  若 井 達 子君

           32番  羽 場 頼三郎君

           33番  寺 田 和 子君

           34番  横 田 悦 子君

           35番  堀 川   進君

           36番  磯 村   博君

           37番  高 木 悦 夫君

           38番  土 肥 啓 利君

           39番  川 田 敏 幸君

           40番  宮 川 日 吉君

           41番  山 田 録二郎君

           42番  太 田   稔君

           43番  磯 野 昌 郎君

           44番  吉 田 政 司君

           45番  山 田   勇君

           46番  福 原 弘 子君

           47番  苦 水 重 徳君

           48番  内 田 宏 哉君

           49番  脇 本 一 郎君

           50番  田 中 昭 三君

           51番  大 橋 英 雄君

           52番  藤 原   貢君

           53番  河 合 和 成君

           54番  花 岡   薫君

      ─────────────

説明のため出席した者

      市     長  安 宅 敬 祐君

      助     役  森 末   京君

      助     役  宮 崎 正 壽君

      収  入  役  三 宅   襄君

      参     与  山 本 俊 介君

      参     与  中 村 清 司君

      総 務 局 長  菱 川 公 資君

      参     与  馬 場 克 彦君

      財 政 局 長  井 上 宜 也君

      保 健 福祉局長  角 田   誠君

      環 境 事業局長  有 森 恭 江君

      経 済 局 長  山 本   宏君

      都 市 整備局長  小 塚 雅 史君

      参     与  木 野 義 明君

      下 水 道 局 長  佐 藤 泰 治君

      西 大 寺支所長  河 本 明 治君

      水道事業管理者  遠 藤 嘉 昭君

      消 防 局 長  太 田 力 男君

     選挙管理委員会

      委  員  長  服 部 忠 文君

      事 務 局 長  天 久 嘉 弘君

     監 査 委 員

      委     員  槌 田 邦 夫君

     農 業 委 員 会

      委     員  八 田 澄 治君

     教 育 委 員 会

      委     員  高 田 武 子君

      教  育  長  戸 村 彰 孝君

      ─────────────

出席した議会事務局職員

      局     長  橋 本 豪 介君

      次     長  斎 藤 泰 清君

      議 事 課 長  岡 崎 彰 信君

      調 査 課 長  岡 田 登志男君

      総務課課長代理  本 山   勇君







      午前10時0分開会



○議長(花岡薫君) 皆さんおはようございます。

 本日平成8年6月定例岡山市議会が招集されました。

 ただいまの御出席は52名であります。

 これより6月定例岡山市議会を開会し,本日の会議を開きます。

      ─────────────



○議長(花岡薫君) 会議録署名議員に石原議員,田尻議員のお二人を指名いたします。

      ─────────────



○議長(花岡薫君) 本日の議事日程はお配りいたしておりますとおりでございます。

      ─────────────



○議長(花岡薫君) この際御報告申し上げます。

 お配りいたしておりますとおり,市長から地方自治法第243条の3第2項の規定により,岡山市土地開発公社,財団法人岡山市建設公社,岡山都市整備株式会社,財団法人岡山市シルバー人材センター,財団法人岡山市スポーツ・文化振興財団,財団法人岡山市ふれあい公社,財団法人岡山市水産協会及び財団法人岡山市下水道公社に関する経営状況説明書が提出されましたので御報告申し上げます。

 重ねて御報告申し上げます。

 お配りいたしておりますとおり,監査委員から定期監査,行政監査及び例月現金出納検査の結果について報告があり,また市長から陳情の処理経過及び結果について報告がありましたので,御報告申し上げます。

      ──────〇──────



△日程第1 会期の決定について

      ─────────────



○議長(花岡薫君) 日程に入ります。

 日程第1は会期の決定についてであります。

 お諮りいたします。

 本定例市議会の会期は,本日から6月27日までの16日間といたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(花岡薫君) 御異議なしと認めます。よって,会期は本日から6月27日までの16日間と決定いたしました。

      ──────〇──────



△日程第2 報第27号〜報第41号

      ─────────────



○議長(花岡薫君) 日程第2に入ります。

 日程第2は報第27号平成7年度岡山市一般会計継続費繰越計算書について以下15件の報告についてであります。

 これらを一括上程し,市長から説明を求めます。

     〔市長安宅敬祐君登壇〕



◎市長(安宅敬祐君) ただいま御上程になりました報告について御説明申し上げます。

 まず,報第27号から報第33号までは,いずれも平成7年度の継続費繰越計算書,繰越明許費繰越計算書または予算繰越計算書で,経費の性質上または年度中途の避けがたい事由により,平成7年度に支出を終わらなかった事業について,平成8年度に繰り越して執行するため,その内容について報告するものであります。

 次に,報第34号から報第36号までは,いずれも工事請負契約について,契約金額を変更したものであります。

 まず,報第34号は,笹ケ瀬左岸幹線(16工区)築造工事について,土質条件の相違により日進量が低下したため,報第35号は,笹ケ瀬右岸幹線(3工区)汚水管埋設工事について,土質条件の相違により土どめ工法の変更をしたため,また報第36号は,高柳幹線(1工区)汚水管埋設工事について,地下埋設企業者と再協議の結果,防護工の変更をしたため,いずれも契約金額を増額したものであります。

 次に,報第37号から報第41号までは,市道の管理瑕疵による事故または交通事故について,いずれも相手方と和解し,損害賠償の額を決定したものであります。

 まず,報第37号及び報第38号は,いずれも市内城東台南一丁目地内の市道古都南方113号線において,鋼製ふたが落下していたため,軽自動車が落輪し破損した事故について,次の報第39号及び報第40号は,いずれも第2事業所使用の市有自動車が,市内野田二丁目地内で普通乗用自動車と衝突し,そのはずみで双方の車両がそれぞれ他の車両及び店舗外壁に接触した事故について,また報第41号は,消防団妹尾第1分団使用の市有自動車が,市内箕島地内の市道において,消火活動に必要な水利を確保するため後進中,側道から進入してきた普通乗用自動車に接触し,同車が破損した事故について,それぞれ相手方と和解し,賠償額を決定したものであります。

 なにとぞよろしくお願い申し上げます。



○議長(花岡薫君) 以上で日程第2の報告を終わります。

      ──────〇──────



△日程第3 甲第122号議案〜甲第165号議案

      ─────────────



○議長(花岡薫君) 日程第3に入ります。

 日程第3は甲第122号議案平成8年度岡山市一般会計補正予算(第2号)について以下44件の議案についてであります。

 これらを一括上程し,市長から提案理由の説明を求めます。

     〔市長安宅敬祐君登壇〕



◎市長(安宅敬祐君) 平成8年度補正予算案並びに関係議案の御審議をお願いするに当たり,その大要と,併せて当面する市政の重要課題に対する私の所信の一端を申し述べ,市議会並びに市民の皆様の御理解と一層の御協力を賜りたいと存じます。

 今年は,春先から異常低温の日が続き,農作物等への影響が心配されましたが,次第に本来の季節の歩みを取り戻し,薫風さわやかな新緑の季節もあわただしく過ぎて,このところ,6月らしい梅雨空と蒸し暑い日が続いております。

 さて,都市の活力と市民生活に大きな影響を及ぼす地域経済の動向をみますと,昨年後半あたりから,徐々に景気回復の兆しがみられるようになっておりますが,その足取りは鈍く,むしろ公共投資に支えられた面が強いとされており,全般的にまだ十分な回復軌道にのっていない状況にあります。しかしながら,製造業等のリストラの進展と予想外の円安,さらにアジアと米国の景気の拡大に支えられて,比較的順調な足取りを保っており,今後とも,着実な景気回復の歩みが期待されるところであります。

 本市においては,中核市移行という大きな節目の年であると同時に,「グリーンライフ岡山の創造」を合言葉とした,平成7年度からの新しい3か年実施計画の2年目がスタートしたところであり,その着実な推進を図っていくとともに,いよいよ来年に迫った岡山城築城400年を目前にして,これに向けた準備の仕上げをしていくべき年でもあり,市議会をはじめ,市民並びに報道関係の皆様方の御協力をいただきながら,来年に向けて幅広い活動を展開してまいる所存であります。

 では,次に当面する市政の重要課題に係る取組状況等について申し上げます。

 本市は,4月1日から待望の中核市へ移行いたしました。当日は,市庁舎玄関前において,市議会からも議長をはじめ多くの議員に御参加いただいて,中核市移行式を行い,中核市としてのスタートを切りました。ここに至るまでには,地方自治法第252条の24の規定に基づく中核市への指定の申出に際しての市議会の同意議決をはじめ,国・県への要請等,市議会におかれましても,各般にわたり格別の御理解と御尽力をいただきましたことに対しまして,この場をお借りして,厚くお礼を申し上げる次第であります。

 また,4月26日には,岡山県選出の国会議員,吉田弘正自治事務次官,澤井安勇岡山県副知事をはじめ,多くの御来賓の方々の御列席のもとで中核市移行記念式典を行うとともに,前内閣官房副長官で,中核市制度研究都市連絡協議会相談役の石原信雄氏にお越しいただいて,「まちづくり新時代 中核市・岡山」と題して,記念講演をいただきました。石原氏からは,中核市移行を契機としたこれからの岡山市のまちづくり,地方分権の受け皿としての中核市岡山への期待等について,私たち行政関係者だけでなく,広く参加者一同にとって示唆に富んだ内容の御講演をいただいたところであります。

 こうして,「まちづくり新時代」のキャッチフレーズのもと,本市は中核市の歩みを始めたわけですが,私は中核市移行による事務権限の移管に伴い,責任の重大さを痛感するとともに,市民の期待に応えていけるよう,全職員が一丸となって新たな目標に向かって邁進してまいりたいと,今一度思いを新たにしているところであります。

 中核市が誕生したことにより,全国の666の市のうち,政令指定都市12市とともに中核市12市が,地方自治制度上においても,一般の市とは異なる位置づけがなされることになりました。中核市へ移行することで,本市は名実ともにAクラスの都市になったわけですが,中核市移行のメリットを最大限に生かしながら,中四国地域の中枢都市にふさわしい風格のある都市づくりを進めていくことが重要であると考えております。

 中核市移行に伴う移譲事務につきましては,移譲された事務を円滑に処理することはもとより,地域の特性を生かしたまちづくりや,市民の立場に立ったきめ細かな保健福祉サービス等を積極的に進めていく必要があり,平成8年度においては,こうした観点から,寝たきりの高齢者が,最低週1回の入浴サービスを受けられるようにするための「ホッと入浴サービス事業」や,痴呆性高齢者の共同生活を支援するための「グループホーム運営費助成事業」を市独自の事業として創設したわけですが,これからも移譲された権限をさらに広く生かすという考え方のもとに,岡山市らしい個性あふれた都市づくりを展開してまいりたいと考えているところであります。

 中核市制度は,あくまでも地方分権を進めていく上での第一歩であり,より主体的なまちづくりを進めていくことができるように,今回,中核市に移管された保健福祉分野を中心とした事務に加えて,まちづくりに関する分野をはじめ,身近な市民生活に直接関係する分野については,さらに幅広い事務権限の移譲を求めていくとともに,合わせて自主的,自立的な都市づくりに必要な財源措置についても,引き続き要望していかなければならないと考えております。

 こうしたなかで,5月27日には,中核市候補市を含む28市により組織されている「中核市制度研究都市連絡協議会」とは別に,このたび中核市に移行した12市で「中核市連絡会」を設立したところであり,当面,これら中核市12市が相互に協調,連携しながら,国に対して,地方分権の推進をはじめ,中核市制度の充実強化,所要の財源措置等について要望していくこととしております。

 地方分権推進問題につきましては,戦後,地方自治制度が確立されて以来,長らく続いた地方自治の枠組みを根本から見直して,地方分権時代にふさわしい新たな地方行政の仕組みを構築していくことが求められております。去る3月29日には,機関委任事務の廃止を盛り込んだ「地方分権推進委員会」の中間報告が示されて,現在,機関委任事務廃止後の地方公共団体が担う事務の整理をはじめ,必置規制や国と地方の財政関係の見直し等に関して,各省庁とのヒアリングを行うなど,年内における地方分権推進計画指針の策定と内閣総理大臣への勧告に向けて,具体的な検討作業が行われていると聞いております。今後とも「地方分権推進委員会」の審議の動向等を見守りながら,地方分権時代のリーダーである中核市の一員として,こうした動きに的確に対応してまいる所存であります。

 次に,行財政改革の推進について申し上げます。

 バブル経済の崩壊と景気低迷の長期化等により,厳しい行財政運営を余儀なくされるなかで,平成6年10月7日付けの自治事務次官通知により,すべての地方公共団体において行政改革大綱を策定し,積極的に行財政改革に取り組むよう指示があり,これに基づいて,本市においても昨年2月28日に「豊かでゆとりあるくらしをめざす市政懇談会」を再開し,地方分権時代に対応した行財政運営の基本方針について諮問をしたところであります。

 懇談会におかれましては,市の行財政運営の全般にわたり計10回の審議を重ねられ,3月29日に答申をいただいたところであります。本市においては,昭和57年以降,行財政改革は一過性のものではなく,継続して取り組むことが重要であるとの認識のもとに,これまでも,毎年度,行財政運営改善推進事項を定めて精力的に取り組んできたところでありますが,この度の答申を受けて,あらためて本市を取り巻く社会経済情勢の変化等を踏まえて,概ね3年程度を目途とした行財政改革大綱をこのほど策定したところであります。

 今後は,この大綱に基づいて,年次的に行財政運営全般にわたる見直し,改善を積極的に進めていくこととしており,特に従来から継続して取り組んできた事務の改善・合理化,経費節減等の緊縮型の行財政改革はもちろんのこと,職員の意識改革の推進等により,地方分権時代の中核市にふさわしい,質の高い行政システムの構築をめざしてまいりたいと考えております。

 次に,地域行政推進体制について申し上げます。

 昭和44年から50年にかけての周辺11市町村の合併により,当面の激変緩和措置として設置された支所について,人口分布や地域的な配置からみてアンバランスになっていること等から,そのあり方を見直す必要があることは,各種答申等で再三の指摘を受けてきており,市行政を推進していくうえで年来の懸案事項とされてきたところであります。私が市政を担当させていただくようになってから,平成5年11月の「豊かでゆとりあるくらしをめざす市政懇談会」の「市行政のあり方について」の答申のなかで,市域全体の均衡ある発展と行政サービスの均等化を図っていくために,現行支所のあり方を見直すべきとの御指摘をいただいております。

 このため,総合支所構想の前提となる地域割に関して,平成7年6月議会において議決をいただいた「岡山市地域割審議会条例」に基づいて,同年7月18日に「岡山市地域割審議会」を設置して,総合支所の所管区域等について諮問いたしました。審議会におかれましては,本年3月までに計10回にわたり精力的に御審議をいただき,3月29日に,6分割の地域割案と総合支所の大まかな設置場所に関する答申をいただいたところであります。

 この地域割案については,さまざまな観点からの議論が行われ,地域住民の方々からもさまざまな要望,陳情等が出されたわけでありますが,審議会がこれらの議論や陳情等を十分に考慮され,また,これからの岡山市の都市づくりのための行政体制のあり方を勘案されたうえで取りまとめられ,答申していただいたことを考えますと,今後,私としては,総合支所の区割についてはこの答申に基づくべきものと考えております。

 どうか,議会におかれましても,私の考えに対しまして格別の御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。

 本年度は,この答申に基づいて,総合支所の具体的な設置場所,組織,配置人員,財政計画,総合支所の機能を補完する連絡所の配置等について詳細な検討を行い,これらを取りまとめた「総合支所整備計画」を策定することとしており,庁内に「総合支所整備推進委員会」を設置して,具体的な検討を開始したところであります。

 総合支所は,中核市への移行と今後の地方分権の進展に伴い,さらに事務権限が拡大することが見込まれることから,これらに適切に対応していくための受け皿としていくとともに,将来の政令指定都市を展望した場合の,本市における地域行政推進体制の整備の柱となるものであり,着実に推進してまいりたいと考えております。

 次は,岡山市の長期的なまちづくりの指針となる新しい総合計画の策定について申し上げます。

 現行の岡山市第3次総合計画は,市制施行100周年という節目の年である平成元年度に,「瀬戸内にかがやく人間・拠点都市 岡山の創造」を都市づくりの基本理念として策定したもので,平成元年6月に,21世紀初頭を目標とした基本構想の議決をいただいており,これを受けて,平成2年1月に平成元年度から平成12年度までの12か年を計画期間とした基本計画を策定しております。この基本構想・基本計画に基づいて,平成4年度からは,「グリーンライフ岡山の創造」を合言葉とする3か年の実施計画を,逐次策定しており,この実施計画に基づいて,すべての市民が真に豊かさとゆとりを実感できる社会の実現に向けて,さまざまな施策を推進してきたところであります。

 しかしながら,計画策定後7年を経過して,その間に予想を上回る早さで少子・高齢化が進展するとともに,環境問題の深刻化,国際化,高度情報化の進展など,社会経済環境が急速に変化していることから,国においては,現在,新たな全国総合開発計画の策定に取り組んでいるところであり,また,岡山県においても,こうした状況を踏まえて本年4月に第5次総合福祉計画が策定されたところであります。

 本市においても,平成8年度中に予定されている中国横断自動車道の全線開通により,日本海から太平洋に至る南北軸が完成するとともに,本四三橋時代の到来など,広域高速交通網整備の進展による新たな「交流の時代」への対応が必要となっていること。また,中核市として,地方自らの選択と責任のもとに展開される新しい地方の時代に対応しながら,政令指定都市をも展望して,都市経営基盤づくりに取り組む必要があること。さらに,現在,取り組んでいる岡山城築城400年,後楽園築庭300年を契機とした新しいまちづくりや,平成17年の第60回岡山国体の開催に向けての取組が必要なこと。加えて,都心の空洞化,産業の空洞化等,顕在化してきた問題への対応や,県都として,これまで以上に周辺市町村を含めた広域的な視点に立った都市づくりが求められていること等,新たに対応すべき課題等が生じております。

 こうした新しい課題等に適切に対応しながら,将来に向けて,市民とともに歩む,市民が主体の都市づくりを推進していくため,平成8年度から2か年をかけて新たな総合計画の策定に取り組むこととしており,既に,計画策定に向けての全庁的な推進組織として,「総合計画策定検討委員会」を設置して,具体的な検討作業を進めているところであります。また,内部作業と並行して,多くの市民の方々から御意見をいただき,より市民に身近な計画とするため,「新しい総合計画と総合支所について市民と語る会」を開催することとしております。

 なお,総合計画と総合支所の二つをこの語る会のテーマとしたことにつきましては,総合計画の「地域別計画」を策定する場合には,総合支所の地域割を前提とすることが必要であり,また,この総合支所の設置とそれに関連した地域の発展が総合計画の重要部分になる等,この二つはお互いに密接不可分の課題であるためであります。

 次に,ごみ問題への対応につきまして,当面の状況を申し上げます。

 ごみ問題につきましては,御案内のとおり本年3月31日をもって「ごみ非常事態宣言」を解除したところでありますが,引き続き,循環型の「ごみゼロ社会」をめざして,ごみ処理対策を強力に推進していく必要があると認識しており,現在,いくつかの候補地を調査しております新たな最終処分場用地の早期確保に努めるとともに,ごみ処理対策の新たな拠点施設となる東部クリーンセンターの早期建設に向けて,積極的に取り組んでいく所存であります。

 一方,ごみ処理対策と合わせて,本年10月から施行を予定しております「岡山市環境美化条例」に基づいて,市と市民,事業者等が一体となって,空き缶,空きビン,たばこの吸いがら等の散乱防止,清掃活動の促進,意識啓発の推進に努める等,地域の環境美化対策を一層推進していくこととしております。

 また,本年1月に「岡山市廃棄物減量等推進審議会」から答申をいただいておりました放置自動車対策につきましても,地域の美観を保持し,良好な都市環境を形成するとともに,市民の快適な生活環境の維持を図るため,本議会に「岡山市放置自動車の発生の防止及び適正な処理に関する条例」の制定に係る議案を提出させていただいております。

 この条例の主な内容は,放置自動車に関して,市民,事業者,土地の所有者等及び本市の責務を定め,自動車の放置を禁止するとともに,市民からの通報があった場合の調査,放置自動車の撤去,廃物認定とその処分等を規定することにより迅速な処理を可能とするものであり,合わせて放置自動車の発生を抑止するため,撤去命令に違反した者に対する罰則についても定めております。本議会において,御議決をいただきましたら,6か月間の周知期間をおいて来年1月から施行してまいりたいと考えております。

 一方,ごみの最終処分場として,昭和56年6月から平成3年6月までの10年間使用してまいりました旧山田最終処分場は,埋立完了後,都市公園として総事業費約12億円で整備を進めてまいりましたが,3月24日に完成し,山田グリーンパークとして本年度から使用を開始いたしました。

 この山田グリーンパークは,広さ約8ヘクタールで,テニスコート3面に,軟式野球場,サッカー場兼ソフトボール場をはじめ,ちびっこ広場やわんぱく広場,112台収容の駐車場などを整備しており,ごみの最終処分場跡地を活用したスポーツ広場としては,市内で最大規模のものであります。今後とも,余暇・レクリエーション活動やスポーツ活動等,幅広い市民の方々に積極的に利用していただきたいと考えております。

 次に,岡山城築城400年関連事業の取組状況について申し上げます。

 21世紀に向けて,本市の魅力あふれる都市づくりを一層推進していくため,全市を挙げて取り組んでおります岡山城築城400年関連事業につきましては,記念事業がスタートする平成9年1月1日まであとわずか6か月余りとなりましたが,本年度は「岡山城築城400年関連事業推進協議会」の事務局体制を大幅に強化したところであり,推進協議会を中心に,今後,市民へのPRも兼ねて,全市的な盛り上がりを図っていくため,さまざまなプレイベントを展開していくこととしております。

 こうしたなかで,岡山市連合婦人会からは,本年度が結成50周年に当たることから,これを記念して,5月13日に「岡山城本丸復元模型」の寄贈をいただいたところであり,築城400年のPRを兼ねて,来庁される市民の方々に見ていただけるよう,市庁舎1階の玄関ホールに展示させていただいております。

 関連事業のうち,まず,岡山城下町の礎を築いた戦国武将,宇喜多直家,秀家父子にスポットをあてた歴史小説の作成につきましては,直木賞受賞作家で,最近では織田信長を描いた「下天は夢か」がベストセラーとなった,歴史小説の第一人者である津本陽氏に執筆していただくことが決定しており,深井国氏の挿絵により「備前物語」の題名で,来る6月15日から地元新聞の紙上に連載される予定であります。

 また,事業のPR・広報活動や平成9年末まで繰り広げられる各種イベント等で活躍していただくキャンペーンレディについても,4月15日から5月15日にかけて募集したところ,170名の方の応募があり,5月24日の最終選考の結果,8名の方を決定し,今月15日の「200日前セレモニー」からデビューすることとなっております。

 一方,「平成の大改修」と銘打って,昭和41年の再建以来の大規模改修を行ってきた岡山城の外装工事が終了し,金の鯱も鮮やかな天守閣がその雄姿を現したところであります。また本年3月からは,水質の汚濁が深刻化している内堀の文化財調査として水抜きを行っており,その成果に基づいて内堀全体の浚渫工事を施工することとしておりますが,今後,旭川からの清水導入による水質浄化対策にも取り組んでまいり,岡山城の魅力を一層高めて,市民に親しまれる水辺空間として整備してまいりたいと考えております。

 来る6月15日には,プレイベントの節目となる「200日前セレモニー」を予定しておりますが,石山公園での式典における「200日前夢宣言」,岡山市出身の小六禮次郎氏の作曲されたテーマミュージックの発表,キャンペーンレディーの愛称の発表と紹介等を行うとともに,キャッスルファンタジーナイトと題して,岡山城のそばの旭川の水を噴き上げた巨大ウォータースクリーンを用いて,シンセサイザーとレーザー光線を合わせた幻想的な映像によるショーや天守閣のライトアップなどが繰り広げられる予定であります。

 また,犬島を舞台とした「犬島石絵巻・岡山城ストーンヒストリー」や,戦国武将宇喜多直家が生まれてから岡山城主になるまでを描いた時代絵巻「宇喜多直家国とり物語」等についても,現在,鋭意準備を進めているところであります。

 当面の主な取組状況は,以上申し上げましたとおりでありますが,このほかにも新しいプレイベントを組み合わせて,本年を「熱気づくり」の時期として,さまざまなPR・広報活動の展開により全市的な関心の盛り上がりを図っていくとともに,インターネットをはじめ,あらゆる機会をとらえて,県内,県外への情報発信・PRに努めてまいる所存でありますので,市議会の皆様方におかれましても,引き続き格別の御支援,御協力を賜りますようお願い申し上げます。

 次は,都市づくりの基幹でもある都市交通体系の整備状況について申し上げます。

 去る3月28日に,岡山県が昭和53年度に着工して以来,吉備高原都市と本市を結ぶ幹線道路として整備を進めてきた吉備新線(主要地方道岡山賀陽線)が全線開通し,同時に国道53号岡山北バイパスの第2期区間(横井上−栢谷間)も開通したことで,岡山空港や山陽自動車道等がネットワーク化され,中心市街地からのアクセスの改善と日常的な交通渋滞の緩和が期待される等,北部方面の交通体系が一段と整備されたところであります。

 また平成8年度中には,中国横断自動車道岡山米子線の岡山総社インターと北房ジャンクション間が開通する見込みであり,本市を取り巻く広域交通網が飛躍的に整備されることになり,中四国地域における拠点性が一層高まるものと予測されており,今後とも,広域交通網の整備に対応した市街地の幹線道路の整備促進等,都市交通体系の早期整備を急ぐ必要があると考えております。

 こうしたなかで,市街地を分断して走り,慢性的な交通渋滞を引き起こしているJR宇野線につきましては,その解消を図るための大元駅付近連続立体交差事業が,去る3月26日に岡山県都市計画地方審議会で承認され,4月5日付けで建設大臣の認可を経て都市計画決定されたことから,今後,岡山県と協力しながら,仮線用地の買収等,事業の進展に向けて鋭意取り組んでまいりたいと考えております。

 次に,第60回国民体育大会秋季大会の主会場用地の確保に係る取組状況について申し上げます。

 平成17年に岡山県で開催されることになっております第60回国民体育大会秋季大会の主会場用地につきましては,県において,昨年9月5日に,本市の古都南方・下地区と決定されたところであります。そして,この場所の決定が岡山市において用地を確保することを前提条件とされていることから,市としては,地元関係者の全面的な協力のもとに,主会場の区域を決定するために必要な地形測量,地質調査について,昨年11月から,財団法人岡山県開発公社に委託して作業を進めてまいりました。

 その結果,山地部の一部において硬岩質の岩盤の存在が判明したため,本年3月から調査区域を拡大し,ボーリング調査を追加して実施してまいりました。これらの調査結果については,先般,岡山県開発公社から本市に対して中間報告がなされたところであります。これらの結果を踏まえて,今後,県との協議,調整を精力的に進めて早急に区域を決定したうえで,地権者との用地交渉に入りたいと考えております。

 次は,農業・農村活性化に向けての新たな取組について申し上げます。

 平成5年12月から,総事業費約10億円で整備を進めてきた牧山クラインガルテンが完成し,3月30日に開園いたしました。緑豊かな金山山系の山懐,旭川の清流に面した牧山地区に整備された牧山クラインガルテンは,都市住民とのふれあい,地域の特性を生かしたイベントの開催,農地の多面的な活用等により,農業・農村の活性化を図っていこうとするもので,国内でも最大級の市民農園であります。総面積約7ヘクタールの農園は,自然との共生に配慮して,従来の水田の形状をできるだけ生かしながら,ラウベ付き農園91区画,普通農園357区画,リフレッシュ農園24区画,プランター農園12区画の合わせて484区画の農園に,クラブハウス,ふれあい広場,駐車場等の施設を配置しております。既に7割の区画が利用されており,休日には家族連れでの野菜づくりなど,土とふれあう多くの市民の姿が見られ,今後,地域の活性化にも大きな役割を果たすものと期待されております。

 市民が身近に自然の営みや豊かさにふれることのできる場として,クラインガルテンを積極的に活用していただくとともに,こうした活動を通じて都市と農村の交流の輪が広がることを期待しているところであり,今後とも,地域の特性を生かしながら,都市近郊における農業・農村の活性化を推進してまいりたいと考えております。

 次は,学校教育の充実に向けた取組について申し上げます。

 平成7年8月22日に,教育長から「岡山市立学校施設機能検討委員会」に対して,地域社会ニーズにこたえていく学校施設機能のあり方について諮問し,特に「今日の地域社会のニーズにこたえる方策について」及び「学校規模と教育条件の適正化について」の2点について意見具申をお願いしたところ,3月29日に「学校施設のあり方並びに学校規模と教育条件の適正化について」と題する第1次答申が示されたところであります。

 今回の答申は,まず当面の問題である岡山市立浮田小学校の分離校問題に焦点を絞り,さまざまな観点から慎重に御審議をいただいた結果,浮田小学校のプレハブ校舎を解消し,教育環境を整備するためには,城東台西三丁目地内にある岡山市所有の学校用地に小学校を早期に新設することが望ましいこと。合わせて,浮田小学校についても,学校教育の充実に資するとともに,地域の教育施設として地域住民のニーズにこたえる方向で検討し,適切な対応をすることが望ましいとの答申が示されたのであります。今後は,この答申を受けて,できるだけ早期に新しい小学校の建設に取りかかれるよう,基本計画の策定に取り組んでまいりたいと考えております。

 次に,本年度から開校した操明小学校について申し上げます。

 平成8年度から操南小学校の分離新設校として開校した操明小学校は,鉄筋コンクリート造4階建(一部5階)の校舎の1階に,屋内体操場及び職員室等と操明幼稚園が入り,2階から4階は各学年ごとに教室と廊下との境のないオープンスペース方式として,それぞれ普通教室4室を配置するとともに,敷地の有効利用を図るため,屋上部分に25メートルプールを設置しております。オープンスペース方式とすることで,多様な学習活動を可能とする学習空間を生み出すとともに,内装についてもできるだけ木質化を図り,温かさ,柔らかさが感じられるものとしております。また,建物と室の配置についても,地域への開放を考慮したものとする等,まったく新しい視点に立って建設されたものであり,従来の校舎のイメージを一新するものであります。

 今回の操明小学校を,これからの校舎の一つの実験的モデルとしながら,心身ともに健全な児童生徒を育成していくための,望ましい教育環境の整備のあり方はいかにあるべきかを考えるなかで,学校教育施設の一層の整備充実に努めてまいりたいと考えております。

 以上,当面する市政の重要課題に対する取組状況等について申し述べさせていただきました。

 冒頭,申し上げましたように,本市は本年4月1日から中核市への移行を果たし,平成9年の岡山城築城400年,平成12年の後楽園築庭300年,平成17年の第60回岡山国体等を大きな節目としながら,21世紀初頭における政令指定都市をも展望して,いよいよ都市づくりの新たな展開をめざすべき時期を迎えています。また,住民の価値観の多様化,ニーズの変化等に適切に対応しながら,個性と魅力にあふれた街づくりを進めていくことが重要な課題となるなかで,地方分権の動きが今後ますます加速されることは確実とみられています。

 私は,こうした動きを的確にとらえながら,「市民が真に豊かさとゆとりを実感できる街づくり」や「地域なくして市政なし」の考えのもとに地域間のバランスのとれた発展を推進してまいりたいと考えているところであり,恵まれた地域資源を積極的に活用しながら,中核市として全国に誇りうる都市をめざして,市民と一体となって都市づくりを進めてまいる所存であります。

 市議会をはじめ,市民並びに報道関係の皆様方の一層の御協力と御支援を賜りますよう,お願い申し上げる次第であります。

 続きまして,ただいま御上程になりました各議案について御説明申し上げます。

 まず,甲第122号議案から甲第126号議案までは,平成8年度一般会計及び4特別会計の補正予算についてであります。今回の補正予算のうち一般会計につきましては,国・県支出金の確定に伴う事業費及び緊急やむを得ない事業費などを中心に所要の措置をしようとするものであります。

 その主な内容を申し上げますと,総務関係では,岡山コミュニティ放送株式会社(仮称)出資金1,000万円,衛生関係では,健康づくり推進事業費200万円,放置自動車対策費500万円余,農林水産業関係では,各種作物栽培奨励事業費900万円余,商工関係では,地場産業振興事業費1,400万円余,教育関係では,小学校施設整備事業費2,000万円などを計上し,総額で1億2,000万円余を補正しようとするものであります。これらを賄う財源といたしましては,市税,国・県支出金等の財源をもって措置しようとするものであります。

 次に,特別会計でありますが,下水道費につきましては,国庫補助金の確定等による管きょ,ポンプ場及び処理場に係る公共下水道施設整備費として2,400万円余,公共用地取得事業費では,決算剰余金の確定等に伴う用地取得費枠の拡大として10億9,000万円余を計上するとともに,財産区費,老人保健医療費につきましても,それぞれ所要の措置を行い,補正総額で12億3,800万円余を計上しようとするものであります。

 続きまして,予算案以外の各議案について御説明申し上げます。

 甲第127号議案から甲第130号議案までは,いずれも条例の制定又は改正についてであります。

 まず,甲第127号議案は,地方公務員災害補償法施行規則の一部改正に伴い,議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正しようとするものであり,甲第128号議案は,西大寺ふれあいセンターの完成に伴い,西大寺福祉事務所を同施設内に移転するものであり,甲第129号議案は,放置自動車の発生の防止及び適正な処理について定め,放置自動車により生ずる障害を除去することにより,市民の快適な生活環境の維持を図るため,岡山市放置自動車の発生の防止及び適正な処理に関する条例を制定するとともに,岡山市放置自動車廃物判定委員会委員の報酬及び費用弁償の額を定めるものであり,甲第130号議案は,都市計画法の改正による住居系用途地域の細分化に伴い,岡山市建築協定条例の一部を改正するものであります。

 次に,甲第131号議案から甲第135号議案までは,いずれも工事請負契約を締結するものであります。

 まず,甲第131号議案は,岡山市営芳田団地共同住宅新築工事について,アイサワ工業・蜂谷工業・山陽工務店特定建設工事共同企業体と,25億3,380万円で,甲第132号議案は,岡山市営芳田団地共同住宅新築電気設備工事について,日鉄エレックス・長尾電気工業特定建設工事共同企業体と,2億9,870万円で,甲第133号議案は,岡山市営芳田団地共同住宅新築機械設備工事について,新菱冷熱工業・中央設備特定建設工事共同企業体と,3億9,140万円で,甲第134号議案は,岡山市立津高公民館新築工事について,蜂谷工業と,2億9,664万円で,甲第135号議案は,岡山市中央卸売市場構内電気配線設備改修工事について,新生テクノス・平和電気特定建設工事共同企業体と,2億909万円で,それぞれ工事請負契約を締結するものであります。

 次に,甲第136号議案は,岡山市立御南小学校の校舎等を買い入れるものであり,甲第137号議案は,住宅使用料等相当額の支払義務の履行を訴訟手続により請求するものであり,甲第138号議案は,第2事業所使用の市有自動車が,野田二丁目地内において普通乗用自動車と衝突し,運転者が負傷し,双方の車両が破損した事故について,相手方と和解し,損害賠償の額を定めるものであります。

 次に,甲第139号議案は,本市が造成分譲した東ケ丘団地(第2期)内の道路敷地を登記簿上確定するため,当該区域内の字の区域を廃止するものであり,甲第140号議案は,公有水面埋立てにより本市の区域内に新たに土地が生じたので,これを確認し,町の区域に編入するものであり,また,甲第141号議案は,市内久々井地先公有水面埋立てに係る岡山県知事からの諮問に対し,本市の意見を述べるものであります。

 次に,甲第142号議案から甲第163号議案までの22議案は,いずれも市道路線の認定についてであり,甲第164号議案は,中国横断自動車道の側道の管理引継に伴い,本市の区域内に総社市の路線を認定することについて,同市の要請に応じてこれを承諾するものであり,また,甲第165号議案は,市道路線を廃止するものであります。

 以上をもちまして提案理由の説明を終わらせていただきます。

 なにとぞよろしく御審議くださいまして,御議決を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(花岡薫君) ただいま市長から提案理由の説明がありました。

 これに対する質疑は後日お願いいたしますので,御了承を願っておきます。

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○議長(花岡薫君) お諮りいたします。

 議案検討のため,明6月13日から6月16日までの4日間,本会議を休会いたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(花岡薫君) 御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。

      ─────────────



○議長(花岡薫君) 次の本会議は6月17日午前10時に開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。

 御苦労さまでございました。

      午前10時48分散会